ミュベール(MUVEIL)が、2018プレフォールコレクションでコラボレーションした写真家・榊原俊寿の写真展を開催。「CHATS」をテーマに、6月1日から24日まで、南青山にある「ギャラリーミュベール(GALLERY MUVEIL)」にて行われる。ミュベールの2018プレフォールコレクションは、1960〜70年代に活躍した女優のロミー・シュナイダー(Romy Schneider)をミューズに迎えた。ロミーの出演作である『ポッカチオ’70』にたくさんの子猫が登場したことから、写真家でペットトリマーでもある榊原とのコラボレーションが実現。クラシカルな時代背景にミュベールらしい遊び心を取り入れた今シーズンのアイコンとなる、猫のプリントTシャツやセーターが誕生した。同展では、ミュベールデザイナー・中山路子の心を深く動かした榊原の作品を展示。猫や犬の自然な姿を造形的に撮影した写真からは、彼の愛情に満ちた視線がはっきりと見てとれる。また会場には、「CHATS」をテーマにしたスペシャルな雑貨など限定アイテムも登場する。期間中、ギャラリーミュベールでは2つのワークショップも開催。6月10日には、ギャラリーミュベールで刺繍教室の講師を勤めるデザイナーによる「ネコ刺繍のワークショップ」、6月14日にはフランスの手芸材料店「ラ・ドログリー(la droguerie)」の代表・スージーが来日して、ワークショップを行う。さらに、オフィスで飼い主のいない猫を保護し、保護猫をモデルにした雑貨屋コーヒーを販売している「LOVE & Co.」のポップアップショップも同時開催。利益の一部は、保護活動費に充てられる。【イベント情報】榊原俊寿 写真展「CHATS」会期:6月1日〜6月24日会場:ギャラリーミュベール(GALLERY MUVEIL)住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山 B1F時間:11:30〜20:00
2018年05月30日ミュベール(MUVEIL)は、2018年プレフォールコレクションでコラボレーションした写真家・榊原俊寿の写真展を実施。2018年6月1日(金)から6月24日(日)まで、ギャラリー ミュベールにて開催する。1960~70年代に活躍した女優、ロミー・シュナイダーをミューズに、クラシカルなムードの中にミュベールらしい遊び心を効かせた2018年プレフォールコレクション。彼女の出演作「ボッカチオ’70」でたくさんの子猫が登場したことから、写真家・榊原俊寿の作品を取り入れた。彼の作品と出会ったデザイナーの中山路子は、これまでに感じたことのないような猫たちの魅力に引き込まれたという。榊原が捉える犬や猫の表情は、彼が動物たちに向ける愛に満ちた視線がはっきりあらわれ、それにこたえる自然な姿が造形的に映し出されている。今回の写真展では、中山の心を動かした彼の作品のすごさを体感できることだろう。なお、写真展に合わせて2018年プレフォールコレクションに登場した猫モチーフのTシャツが登場。そのほか、会期中は、ギャラリーミュベールの刺繍教室の先生でもある刺繍デザイナーの田口によるネコ刺繍のワークショップ、利益の一部を保護活動費に充てる保護猫をモデルにしたコーヒーや雑貨の販売も行う。【詳細】MUVEIL×写真家「榊原 俊寿」EXHIBITION※「LOVE & Co.」限定ストア同時開催開催期間:2018年6月1日(金)から6月24日(日)会場:ギャラリー ミュベール住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山 B1FTEL:03-6427-2162■会期中イベント・ネコ刺繍ワークショップ開催日:6月10日(日)・フランスの手芸材料店「ラ・ドログリー」代表スージーさんによるワークショップ開催日:6月14日(木)
2018年05月27日パスザバトン表参道店内のパスザバトンギャラリー(PASS THE BATON GALLERY)では、美術家でありイラストレーターの元永彩子による展覧会「piece of old tale」を、5月24日から6月17日まで開催。私たちのまわりにひろがるいつものシーンを、独自の視点とインスピレーションにより描き、マニアックな世界観をつくりだすアーティスト・元永彩子。繊細な線と丁寧な配色で描かれる、普通のようでそうではない、どこか少しだけ不可思議で魅力的なその世界は、「きっとこれは私たちのいつもの世界のどこかに存在する。」と、見る側の想像力を掻き立てる。本展は、そんな彼女がPASS THE BATONのためだけにイラストを描きおろしたオリジナルアイテム「piece of old tale」の発売を記念した、スペシャルエキシビション。世界の8つの童話のシーンを切り取って描かれたオリジナルのイラストで表現される童話の世界は、彼女の少しの想像力というエッセンスを加えることで、登場する動物にユーモアとアイロニーを与え、それぞれのストーリーを雄弁に語らせ、心を和ませる。貝の火(2,600円)今回発売されるのは、使用には支障がないものの日本の厳しい基準により販売されなかった業務用食器を使用したテーブルウエア。5月24日からパスザバトン表参道にて先行販売開始、6月1日からはパスザバトン丸の内、京都祇園店、オンラインにて販売される。また本展の会期中は、植物標本やテーブルクロス、楽譜、ハンカチ、人形用の着物、本の扉、つぎはぎの布、衣服のパターン紙などのアンティークに、人や動物を構成したドローイングや刺繍作品の展示も行う。【イベント情報】piece of old tale会期:5月24日〜6月17日会場:PASS THE BATON GALLERY住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館 B2F パスザバトン表参道店内時間:11:00~21:00(日曜・祝日は20:00まで)
2018年05月22日パフォーマンスグループ、AAAの宇野実彩子が3日、東京・渋谷のSHIBUYA TSUTAYAで写真集『about time』(発売中 2,592円税込 小学館刊)の発売記念イベントを行った。写真集『about time』の発売記念イベントを行った宇野実彩子人気グループ、AAAのボーカルとして活躍している宇野実彩子が、約2年ぶりとなる写真集をリリース。"大人の恋"をテーマにした同写真集は、昨年11月に訪れたというアメリカ・ニューヨークでロケが行われ、ファンから愛される眩しい笑顔はもちろん、初めて見せるセクシーな仕草も収録されるなど、宇野の魅力が凝縮された1冊となっている。ロケ地となったニューヨークでの撮影について宇野は「怒涛のスケジュールだったんですが、ニューヨークで撮りたいという思いが強かったので、限られた時間の中、スタッフさんと協力してグッと集中した撮影期間でした。1人でセントラルパークを歩いた時はニューヨークに酔いしれましたね」と振り返り、「私は32歳ですが、大人の女性としての自信を持っていられました。そんな私の今が、この写真集に閉じ込められています」と写真集を紹介。中にはセクシーな仕草も披露しているが、「女性も男性も楽しでもらえると思いますよ。大人の女性の色気を感じ取ってもらいたいと思います」とセクシーアピールも忘れなかった。"大人の恋"がテーマの同写真集。それにちなみ、自身の恋愛観を問われて「色々思いますけど、一番求めるものは生き抜いていく強さかなと思っています。見た目とか性格とか、分かりやすいことはありますけど、一緒に過ごしていくのなら、どんなことがあっても生き抜いてく強ささえあれば幸せなんじゃないかなと思いますね」と相手に対する条件をあげた宇野。そんな彼女に「イケメンじゃなくてよい?」と報道陣が投げ掛けると「それはどうでしょうね(笑)。イケメンに越したことはないと思いますけど、年々キャパを広げている感じはありますね(笑)」と話していた。
2018年03月04日「AAA宇野実彩子」美しすぎるすっぴんを公開!人気グループ「AAA」のメンバー宇野実彩子が、インスタグラムですっぴんカットを初公開し、美しすぎるすっぴん!と話題を呼んでいます。話題の写真は、3月1日に発売される宇野実彩子の写真集「about time」からの先行公開カット。写真集の発売を控えて、自分のインスタグラムで5日前からカウントダウン式で公開していた中の1枚。「#実はすっぴん」「#ほんとだよ」のハッシュタグを付けて投稿されたすっぴんカットに、「可愛すぎる」「綺麗すぎる」「信じがたいくらい美しい」「女神」などファンは悶絶! 透明感のある素顔に絶賛の嵐となりました。30代の宇野が語る「大人の恋」も収録。「about time」は宇野実彩子にとって30代初の写真集となり、全編ニューヨークで撮り下ろしたこだわりの作品です。ティファニーなどラグジュアリーブランドも協力し、「大人の恋」をテーマに、本人が初めて「恋」について赤裸々に語ったロングインタビューも収録されています。写真集発売イベントは3月3日にSHIBUYA TSUTAYAにて開催予定。その後京都・大阪・名古屋と順次予定しているのだそう。気になる方はHPで最新情報をチェックしてみてください。
2018年02月28日ダンス&ボーカルグループ・AAAの宇野実彩子が28日、自身のインスタグラムで初のすっぴんカットを公開し、反響を呼んでいる。すっぴんカットは、3月1日に発売される宇野の写真集『about time』からの先行公開カット。写真集では初のすっぴん姿も収められるとされていたが、このたびお披露目された。投稿では「いよいよ明日発売です」とコメントし、「#実はすっぴん #ほんとだよ」とハッシュタグを添えた。このすっぴん姿に、ファンからは「可愛すぎる」「綺麗すぎる」「すっぴんが美しすぎる、、、」「信じがたいくらい美しい」「女神」「え!すっぴんなんですか!!!」「すっぴんでこれはきれすぎ!」「スッピンに見えない!!綺麗すぎる!!!」など、絶賛の声や驚きの声が寄せられている。この写真集は宇野にとっては30代初の写真集で、全編ニューヨーク撮り下ろし。ティファニーなどラグジュアリーブランドも協力し、「大人の恋」をテーマに「恋」について赤裸々に語ったロングインタビューも収録されている。写真集の発売を控え、宇野は5日前から写真集の先行カットをインスタグラムでカウントダウン式で公開中だ。
2018年02月28日ドレスキャンプ(DRESSCAMP)と人気アーティスト「AAA」のメンバーである宇野実彩子がコラボレーション。バッグコレクションが2017年12月20日(水)より販売される。登場するのは、宇野らしい“大人かわいい”バッグ全6型。「ハートスタッズ」シリーズは、ゴールドとピンクゴールドのスタッズでデザインされたハートマークが中央にデザインされており、日常使いにぴったりのトートバッグやミニバックパックに加え、パーティバッグの3型が揃う。ブラックとブルーの2色展開となっている。一方、パステルカラーのファーがあしらわれた冬にぴったりの「ファー」シリーズ。こちらはハンドバッグやチェーンストラップのクラッチバッグ、そしてポーチが展開される。【詳細】宇野実彩子 x ドレスキャンプ発売日:2017年12月20日(水)※12月14日(木)よりシフォンオンラインストアで先行予約価格:・「ハートスタッズ」シリーズトートバッグ 15,000円、ミニバックパック 15,000円、パーティバッグ 18,000円・「ファー」シリーズハンドバッグ 15,000円、クラッチバッグ 12,000円、ポーチ 6,000円取り扱い:シフォン ヴィーナスフォート店、シフォン オンラインストア、他全国取扱い店、量販店、ドン.キホーテなど
2017年12月18日男女6人組のグループAAAの宇野実彩子が19日、都内で行われた映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』(11月3日公開)の日本最速試写会に登場した。『マイティー・ソー』シリーズの最新作となる本作。死の女神・ヘラに故郷を奪われたソーは、盟友のハルクや宿敵のロキらと型破りのチーム"リベンジャーズ"を組んで、ヘラに究極のバトルに挑む、というストーリーとなっている。マーベル作品初心者という宇野は、"マーベルコーデ"に身を包んで登壇。本作について「初心者の私でもすごい分かりやすい。見ていて思いっきり痛快なところもたくさんあったし、笑えるところもふんだんにあって長く感じなくてあっという間でした」と『マイティー・ソー』の世界に魅了された様子。本作で誕生したソーとハルクの新しいコンビについては「二人のギクシャクした不器用な仲直りが可愛かったですよ。強い2人なのに、喋ると不器用で可愛いなって思いました」と感想を語った。また、ソーらキャラクターの中で異性としての理想的なキャラクターについて「『アベンジャーズ』の時のソーは金髪で長髪でしたよね。今回は髪を切って、より爽やかなルックスになっていました。すごく厚い筋肉で、申し分のない美しい身体を兼ね備えていて、守って欲しいなって思いますね。ハルクはちょっとマッチョ過ぎるかな(笑)」とソーのような細マッチョがお好みのようだった。宇野が大好きだというソーとハルクの前に大きく立ちはだかるのが、死の女神・ヘラ。「怖かったですね。ソーを前にしてあの強さは驚きで、あんなに強くて冷たい美しさがある感じが魅力的だけど怖かったです」とヘラの強さに驚きを隠さず、「髪をかき上げて変身する瞬間は真似したくなりましたよ。とても魅力的な悪役でしたね」とヘラを演じたケイト・ブランシェットを絶賛していた。なお、イベントには、アーティストのPUNPEE、アメコミライターの光岡三ツ子も出席した。映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は、11月3日より全国公開。
2017年10月20日パフォーマンスグループ、AAAの宇野実彩子が7月31日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店でフォトブック『Bloomin’』(発売中 3,000円税抜き 小学館刊)の発売記念イベントを行った。AAAのボーカルとして活躍している宇野実彩子の通算4枚目となる同フォトブックは、20代最後の姿を切り取ったもの。ファンを癒す眩しい笑顔はもちろんのこと、これまで誰にも見せたことがないセクシーな表情まで、完全撮り下ろしの144ページで構成されている。白のシースルーシャツに赤のミニスカート姿で報道陣の取材に応じた宇野は「撮影した時は29歳でしたが、一生懸命生きてきたこれまでの経験を生かして、いろんな感情や心を身体と表情を使って表現しました。今までの写真集よりは大人で女性としての楽しみや華やかさ、色気を閉じ込めた作品になっています」とフォトブックを紹介。お気に入りを横乳全開のノーブラでオーバーオールを着た写真をあげて「大人セクシーにオーバーオールを着てみました。元々は予定していなかったんですが、今の私ならオーバーオールをどう着るんだろうと思ったらそうなりました(笑)」とセクシーさアピールしながら「今までのAAAのライブに来てくれたファンからは驚きが多いですし、実際に私のことを知らなかった方も興味を持っていただけたので、本当にうれしいですね」とリアクションの多さに満足げだった。7月16日には30歳の誕生日を迎え、「自分を初めてちゃんと受け入れて好きになれている気がします」と心境の変化を告白。「仕事もプライベートも脂が乗った女性として思いっきり謳歌したいです」と30代の目標を語った。自身の恋愛や結婚の話題になると「全くないですが、出会いは急に訪れますので、電撃っていうことが無きにしも非ずかも」と含み笑いを見せつつ、「この前伊藤千晃ちゃんと渋谷を歩いていたら、ナンパされました(笑)。久しぶりの感覚で動揺しましたが、うれしいと思う自分たちを確認しあって笑ってましたね」と明かしていた。
2016年08月01日秋といえば、ハロウィン! ここ数年、盛り上がり方がどんどん加速しています。仮装やホームパーティは非日常体験ができて楽しいものの、六本木や渋谷の街中へ繰り出すにはちょっと抵抗があるかも…。そこで今回は、スペシャルな女子会やサプライズプロポーズの演出などを手がける、アニバーサリープランナーの田中彩子さんに、“オトナ女子がハロウィンを楽しむコツ”を教えてもらいました!■ポイント1:世界観にこだわる仮装はもちろん、飾りつけやメイク、食べものもテーマを決めてトータルコーディネートしましょう。ちょっぴりお金をかけて、話題のスイーツなども用意すれば、とことんハロウィンパーティを楽しめます。■ポイント2:コスプレ大会にならない仮装仮装は奇抜さをねらうのではなく、オトナの魅力を出せるコスチュームを選ぶのがコツ。たとえば伝説のハリウッドスターなど、カッコいい人生を謳歌した女性になりきって、いいオンナを気取っちゃいましょう!また、かわいさだけでなく、トレンドもチェックするのが大人なセレクトです。今年でいうなら、フリンジやフォークロア調のもの。あくまで露出は少なめにして、さりげなく取り入れることで、そこまで気合いを入れずに非日常感が楽しめますよ。■ポイント3:準備は賢く、ネットを利用といっても、仕事にプライベートに忙しいのがオトナ女子。そんなときは、ネットを上手に活用して、賢く準備をしましょう。食べものや飲みものといった食品から、装飾や衣装まで、空いている時間にすべて一気にそろえられます。また、食べものは冷凍食品を選んでおけば、突然のリスケにも対応できて便利!気軽にハロウィンパーティができますよ。■田中彩子さんがスタイリングを担当 楽天のハロウィン特集が便利!今回、お話を伺ったアニバーサリーコーディネーターの田中彩子さんのセンスを真似したい! という方は、田中さんがスタイリングを担当した 楽天市場の「ハロウィン特集 2015 」をチェック!仮装やデコレーションのコツも参考になります。また、楽天市場には今年注目の悪役(通称『ヴィランズ』)の仮装グッズもたくさん。ヴィランズの衣装はどれもシックなカラーリングで、大人な女性こそ着こなせる衣装かも。そして特集内では、田中さんが提案する今年のハロウィントレンドスタイルを公開! みんなのお気に入りスタイルを決める投票に参加すると、楽天スーパーポイントがプレゼントされるうれしい特典もあります。さらに、ハロウィン当日がせまった10月24日には、二子玉川ライズ・玉川高島屋と合同で「二子玉川HELLOWEEN PARTY powered by 楽天」を開催。オンラインの投票企画で登場するハロウィントレンド商品やデコレーションが実際に見られるブースが用意されます。今年9月に楽天グループが二子玉川に引っ越しして、初のハロウィンということですが、二子玉川ならではの大人から子どもまで楽しめるカジュアルで参加しやすいイベントになりそうです。これまでハロウィンに参加したことがなかった人も、ぜひ今年はオトナ女子の楽しみ方を参考にハロウィンを満喫してみては? スペシャルな時間が過ごせそうです。・ 楽天市場 ハロウィン特集2015「大人のハロウィン コーディネート対決」
2015年10月01日経済キャスターの鈴木ともみです。今回は、榊原英資さんの新著『鎖国シンドローム 「内向き」日本だから生きのびる』(集英社)をご紹介します。政治・経済、社会、明日の日本を担う若者までもが「内向き」だといわれる昨今の日本。停滞、迷走する日本の将来はこのままで本当に大丈夫なのか? と皆が不安を抱くなか、同書は、これからの日本のあるべき姿をしっかりと描き出しています。日本が「鎖国」モードに入るということは、決して後ろ向きな選択ではなく、むしろ前向きな方向性でもあるのです。凝り固まった私たちの常識を覆し、日本人の誇るべき資質を再認識させてくれる珠玉の一冊です。鈴木 : 「失われた10年、20年」と言われ、停滞、迷走する政治・経済、社会が慢性化し、誰もが不安を抱いてしまう時代が続いていますが、同書を読むと、とても穏やかな気持ちになりますね。「鎖国」という言葉からは、どうしても閉鎖的で保守的なイメージを持ってしまいますが、実はこれまで日本は歴史的に江戸時代だけでなく、何度も「鎖国」モードを経験しているということを知りました。榊原 : そうなのです。いわゆる鎖国時代と言うと、皆さん江戸時代を思い浮かべますが、必ずしもそれだけではありません。日本の過去2000年の歴史においては「鎖国的な時代」というものが、何度も繰り返されており、主に4つの時代がありました。鈴木 : その「鎖国時代」と反対に「開国時代」というのがあって、日本は開国と鎖国を繰り返してきたという分析は、とても興味深いものです。榊原 : 日本の歴史を長期的な視野で眺めると、「開国時代」と「鎖国時代」を繰り返すことで、社会が変化し、磨かれ、成長してきたということがわかります。開国時代に海外の最新情報や外来文化を取り入れ、鎖国時代に、それらの情報をもとに、独自の解釈や改良を加えて、日本特有の社会やシステム、文化を構築します。そして、その現象はある意味「日本化」と呼んで良いものだと言えるのです。鈴木 : そもそも、日本特有の「鎖国時代」が繰り返し訪れる背景には、何があるのでしょうか?榊原 : そこには、日本人特有の精神性「鎖国メンタリティ」が存在します。この「鎖国メンタリティ」には状況や環境によって強弱があり、弱まる時代には海外を意識して開国モードになる、強まる時代には海外との交流が減り、内向きモードになります。鈴木 : 他の国には見受けられない、その日本人特有の精神性である「鎖国メンタリティ」は、日本という国が、一度も外国に征服されたことがないという歴史に起因するものだそうですね。鈴木 : 日本は、鎖国の時代に社会や文化を熟成させるモデルができ上がったわけですね。榊原 : そうなのです。「鎖国メンタリティ」は、新たな拡大や成長を求めるというよりは、「内向き」な成熟を求めるものです。それにより、日本は安定的で幸福な社会を形成することができました。鈴木 : 一方で、その「鎖国メンタリティ」が及ぼす弊害についてもご指摘されています。企業ガバナンスと「鎖国メンタリティ」の関連性について、オリンパス事件や大王製紙事件などが起こった原因には、企業の隠蔽体質があると分析されていますね。鈴木 : 1990年代以降の急速なグローバル化に、日本特有の鎖国メンタリティがそぐわない一面もあるわけですね。その1990年代に日本は「失われた10年、20年」と呼ばれる時代に入っていきます。榊原 : 90年代は、バブルの崩壊、金融システムの崩壊と長期的な二つの危機に直面しました。その状況下で、大型の公共事業対策などで景気を下支えしましたし、私も直接政策対応に関わっていましたが、95年4月には1ドル=80円を切っていた為替レートも日米の協調介入により9月には100円台に戻したのです。この90年代の政策対応は最近になって再評価されるようになりましたが、当時は、アメリカのローレンス・サマ―ズ財務副長官ら海外からは辛辣に批判され、国内でも悪い評価をされていました。その悪評の背景には日米の成長格差があったわけです。ただ、その成長格差と言うのは、今考えれば、アメリカは金融バブル下にあり、一方の日本は成長国家から成熟国家へと移ったということによるものだったのです。ですが、当時は「失われた10年」に入った日本、大きく成長し続けるアメリカという対比で、日本が一方的に非難されていました。鈴木 : 「環境」「安全」「健康」においては、日本は世界のなかでトップランナーと言えるのかもしれませんね。榊原 : そうなのです。それは成熟国家である証です。日本が成熟社会のモデルとして先進国の先頭に立つようになったのです。ですが、日本人の多くが成長を求め、成熟への戸惑いを感じ、それが社会全体の閉塞感につながっています。確かに企業が海外に進出し成長していくことは必要だと言えます。しかし、日本の社会全体を成熟から成長路線へと戻す必要はないのです。無理に成長政策を打ち出せば、バブルを生みかねない。成熟は、決して停滞でも迷走でも閉塞でもないのです。鈴木 : 私たちのなかには「成長し続けなくてはいけない…」という強迫観念みたいなものがありますよね。榊原 : 成長しなければならないわけではありません。豊かな成熟国家となった日本は、経済成長率で他国と競争する必要はありません。人口が減少していくなかでは1%成長で十分であり、むしろ、一人ひとりの生活の質を上げていくことが求められているのだと思います。そして、この洗練された成熟国家としての日本のモデルをもっと世界にアピールし、発信していくことも大切です。鈴木 : 成熟国家として安定させるためには、やはり、食料=農業、エネルギーの改革が必要となってくると思うのですが…。榊原 : エネルギーについては、地震と火山の国である日本では地熱の開発が有力でしょうね。また海に囲まれていますから海洋熱発電やメタンハイドレードにも期待が寄せられています。また、農業や漁業は衰退産業とされていますが、私は、まだまだ成長産業になり得る可能性を秘めていると感じます。鈴木 : 旧態依然とした考え方を転換すべき点はいろいろとありそうですね。例えば雇用の在り方や定年制についてなど…。榊原 : そうですね。年功序列により、年齢で定年退職を迎えるシステムは、例えばゼネラリストの世界では必要かもしれませんが、手に職や技術を持った職人、特別な知識を持ったスペシャリストの世界では、人的資源の放棄にもなります。スペシャリストたちの技術が韓国などの外国企業に流出しているケースも多々あるのです。各々の分野のスペシャリストには、定年制で一律に退職させるのはやめるべきなのではないかと思います。鈴木 : そういった改革、改善点があるなかで、日本特有の「鎖国メンタリティ」を活かしながら、世界に誇れる成熟国家としてのモデルを発信していきたいものですね。そうすれば、世界における日本の在り方や位置づけ、つまりは私たちの役割や居場所も確立できるのではないでしょうか。将来に向けての勇気をいただくことができました!今日はお忙しい中ありがとうございました。榊原 : ありがとうございました。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日榊原郁恵、早見優、松本伊代、石野真子の4名が、元アイドルグループ《ミューズ》のメンバーに扮する舞台、『ミュージカル「ヒロイン」~女たちよタフであれ~』の制作発表が10日、都内で行われた。会見には今回新たに参加する川﨑麻世とダレアレ悟も登壇した。『ミュージカル「ヒロイン」~女たちよタフであれ~』チケット情報この舞台は2011年2月に上演され、元アイドルたちの役を本物の元アイドルたちが演じることでも話題となった。今回は再演を望むファンの声に応え、新たなストーリーで上演される。会見ではフリフリの衣裳に身を包んだ榊原、早見、松本、石野が歌も披露。“大人可愛い”魅力を振りまき、それぞれ意気込みを語った。「おばさんトークが炸裂するとても楽しい現場です。本番中も、毎日生のオンステージを聞いているようで楽しかったです。初演の時は、また上演することになるなんて思ってもいませんでした。前回のストーリーの1年後のお話になりますが、舞台が成長していっているようで嬉しいです」(榊原)。「昨年の舞台では、最後に『ヒロイン』を歌ってフィナーレだったんです。最初の頃は照れくさかったけど、コンサート会場のように客席が盛り上がってくれたので、アイドルグループ《ミューズ》になりきっていつも楽しんでいました。70年代、80年代を生きてきた方たちには、絶対にエンジョイして頂ける作品だと思います」(早見)。「今回は新しいストーリーでセリフや歌も変わるので、またイチからのスタートになりますが、みんなにご迷惑をかけないよう頑張りたいと思います。本番では客席の方と楽しみたいですね!」(松本)。「昨年の稽古では差し入れにクッキーを焼いてきてくれる人もいたんですが、みんなで励ましあい、協力しあいながら頑張っていました。本番を観てくれた方からは、“とても楽しかったよ!”という感想をたくさん頂くことができたので、今年もみんなで楽しい舞台を作っていきたいと思います」(石野)。また、共演の川﨑は「みんなのことはデビュー当時から知っているので、この作品への出演の話を頂いた時は“やったー!”と懐かしい気持ちになりました」とコメントし、アイドル時代の思いが去来したようだ。公演は2月16日(木)から2月23日(木)まで東京・博品館劇場にて上演。その後、2月27日(月)熊本・崇城大学市民ホール(熊本市民会館)、3月8日(木)大阪・森ノ宮ピロティホール、3月15日(木)愛知・中日劇場にて公演が行われる。チケットは発売中。
2012年01月12日「女子高生」「ケータイゲーム」、そして「怨霊」。世界に発信しうる、3つの日本文化をテーマにしたホラー映画が誕生!フレッシュな若手ぞろいのキャストから、今回は主役をつとめたセブンティーンの人気モデル・広瀬アリス、吉谷彩子、高畑充希のインタビューをお届けする。●映画が感想して今のお気持ちをお聞かせ下さい。広瀬:初主演ということもあって、色々緊張したり、プレッシャーもあったのですが、自分で作品を見て早く色んな人に見てもらいたいな、と思ったので、今は完成して嬉しいです。吉谷:私はホラー映画はこれで3本目になるんですけど、色々やった中でも今回はかなり上位に入る怖さです。ホラーという部分もあるのですが、友情が見える部分があるので、そこを注目して頂きたいです。高畑:完成して…、単純に「早っ!」と思いました(笑)今年の4月にみんなで長野で合宿しながら撮ったので、それからそんなに経ってないと思うのに完成披露試写会ってなって、ちょっとまだ実感が湧かないです。でもふだん(撮影中本当の)合宿みたいに撮っていたので、そこの仲の良さがにじみでていて、それが嬉しかったです。●ホラー映画ならではの苦労した点は?広瀬:怖いもの、血を見たりびっくりするシーンはやっぱり苦労しましたよ。ネタばれになりますが最後の残虐なシーンは一度はやってみたかったんです。今まではずっと普通の女の子が多かったので、ちょっと危ない役をやってみたかったので、思いっきりやってみたら監督に「こうゆう系もいけるね」と言われてちょっと嬉しかった半面複雑でした。高畑:私は血のりの量が本当にすごくて!完成したもの見てみたらあれ?こんなものだっけ?と思いましたけど、あれってすぐ乾いてしまうのでテカリを出すために何度も上からつけたしてるんです。だからテイクを重ねるごとにどんどん血の量が増え、血のりの鎧をまとっているみたいでした(笑)そんな私が大量の血のりをかけられてるときに誰かがセリフを間違えてもう1テイク撮ることになって、「アイスおごるから!」って話しになりました。あれ誰だっけ?広瀬:あったね!誰だっけ?私かな?吉谷:いや私じゃない?玲那かな?高畑:玲那か!あそこは絶対間違えたらあかんのに…!(笑)吉谷:みんな血のりとか付いたまま寝るので本当に怖いんですよ!本物の死体みたいでした。高畑:写真いっぱい撮ったよね!死体の山みたいだった!吉谷:私は崖から飛び降りるシーンがあったんですけど、高さが結構あって怖かったです。水が透き通ってるから湖の中に枝とか見えて刺さるんじゃないかなって思ったし。一応中にウェットスーツ着てたんですけど、結局中に水入ってきてしまって。でもやっぱりとにかく怖かったです。高畑:でもナイスダイブ!ってみんなから拍手が起こったよね!吉谷:ありがとうございます(笑)●撮影中に怪奇現象が起きたって聞いたのですが本当ですか?広瀬:本物の心霊写真が撮れたって話がありました。吉谷:あれ本当なの?広瀬:本当らしい。吉谷:私は知らないです。みんなでお昼食べてるときに時計の針が急にぐるぐるぐるって回りだしたんです。あれは怖かった。高畑:そんなのあったの?広瀬:あった!2回くらいあった!高畑:扉の下に影がバッて走ったことがあったよね。アリスが絶叫して飛び込んできたけど、あれネズミがいたんだと思う(笑)広瀬:普段だったらそんなにびっくりしないのに…。あのときはすみません。高畑:でもたぶん、ホラー映画撮ってるからなんでもないことも怖く感じたりするようになってたんじゃないかな。●普段不思議な体験したことありますか?広瀬:撮影終わってから家に帰ってご飯食べて食器片付けてるとき、急に包丁だけばーんって落ちてきたんです!高畑:呪われてるね吉谷:うん、それ呪われてるね(呪われてる、呪われてる、とそれぞれ繰り返す高畑と吉谷)吉谷:私はホラー映画よくやるんですが、本当に自分には霊感がないんだなって思います。本当に何も感じないし何も起こりません(笑)作品情報『Lost Harmony』2011.12.3(土)ロードショー配給:ゴー・シネマ
2011年12月01日