麻生周一の異色の大人気ギャグコメディ漫画を山崎賢人主演で実写化する『斉木楠雄のΨ難』。この度、本作の新たな出演キャストとして橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗の参加が決定。またキャストたちがそれぞれ扮したキャラクタービジュアルも到着した。PK学園に通う高校生・斉木楠雄(さいきくすお)。ひとりで目立たず、普通に生きたいのに、彼が隠しているのはとんでもない超能力。年に1度の文化祭「PK祭」の日、穏便にやり過ごしたいだけなのに、ワケありのクラスメートたちに囲まれて――。原作は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の累計発行部数450万部を超える同名人気作。世界を滅ぼすことができるぐらいとんでもない超能力を持ちながら普通の生活を望む高校生など、特異なキャラクターが集結し、週刊少年ジャンプ連載陣の中で異彩を放っている。そんな原作の魅力の虜になり、映画化を熱望したのが、『銀魂』や「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一。今回は脚本と監督を兼任し、実写化に挑む。また、主人公・斉木楠雄役を演じるのは、監督自ら口説かれるほどの熱烈オファーを受けた山崎さん。コメディ映画に初主演の山崎さんは、監督の期待を上回る、これまでのイメージからは全く想像もできない新境地へと突入する!さらに今回、福田監督が思い描く本作の世界を創り出すため、山崎さんだけでなく豪華キャスト陣も集結。斉木に想いを寄せる照橋心美役に橋本さん、斉木の相棒を自称するバカ・燃堂力役に新井さん、闇の組織と戦っている設定の中二病・海藤瞬役に吉沢さん、熱血の学級委員長・灰呂杵志役に笠原さん、見た目は真面目だけど元ヤンの窪谷須亜蓮役に賀来さん、騒動を巻き起こしがちの大人気イリュージョニスト蝶野雨緑役にムロさん、ちょっとエロい校長・神田品助役に佐藤さんが扮する。山崎さんは、「念願の福田組でお芝居できたことがものすごく楽しかったです。笑いを堪えるのが地獄でしたし、表情筋がバグりそうになったこともありました。人を笑わせることがどれだけ、難しいことか思い知りました。いままでにない初めてのジャンル、 いままでにないお芝居に挑戦できたと思います」と話し、橋本さんは「“宇宙一可愛い”というキャッチコピーがあるのに、表に出ない心の声がすごいという、ギャップが大きい照橋心美を演じるのは難しかったけど、すごく楽しかったです」とコメント。また山崎さんとは初共演の橋本さんは、「斉木が好きだけど気持ちを隠してつきまとうテンションの高い照橋に対して、とにかく冷たい斉木楠雄といういままでにない山崎さんが見れます(笑)でも山崎さん始め、初日からこんなにもボケるのかと言うぐらい、キャスト全員がハジけていますので、ぜひ楽しみにしてください!」とメッセージを贈った。また連載当初から毎週欠かさず原作を読んでいたという吉沢さんは、「実写化はありえないと思っていましたが、もしするなら海藤は自分がやりたいと思っていました。運命を感じました」と大喜び。同じく原作が好きだと言う笠原さんは、「参加できる驚きと嬉しさと、30代で高校生ができる不安と嬉しさと、PK学園は様々なキモチの交差点でした」と心境を明かし、ムロさんは「監督から役作りがいらないぴったりの役があるとのこと連絡を受け、蝶野雨緑という、胡散臭い嘘臭いマジシャン役を引き受けさせてもらいました。撮影したところ、すこぶる適した役でした」と自信を見せた。そしてロケ場所には2時間半かけて行き、撮影は4分くらいだったと明かした佐藤さんは、「とにかく橋本環奈が可愛くて可愛くて、2時間半の甲斐がありました。撮影に行ったというよりは橋本環奈を拝みに行きました」とコメントを寄せた。併せて公開されたのは、再現度高いキャラクタービジュアル。斉木楠雄のピンクの髪の毛、燃堂力のケツアゴなど、全く違和感のないその再現度は、撮影現場を訪れた原作者の麻生氏を唸らせるほど。新井さんは「剃りと眉毛が元に戻るまでの期間、何の仕事もできなかったので、麻生先生に補償金頂きたいです」と話し、賀来さんは「元ヤンのキャラクターということで、メンチを切りすぎて顔の筋肉が少々おかしくなりましたが、とても楽しい撮影でした」と語っており、原作ファンも必見のビジュアルとなっている。さらに同時に、山崎さんの「山崎賢人、実写やりすぎじゃね?と思いましたね」というナレーションから始まる特報映像と、ティザービジュアルも到着している。『斉木楠雄のΨ難』は10月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年03月15日女優の橋本環奈が出演する「ぷっちょ」の新テレビCMで、新作アニメーション映画『SING/シング』(3月17日公開)とコラボレーションした「またやっとるわ篇」が、11日より全国にて放送開始される。大ヒット映画『ミニオンズ』を手掛けたイルミネーション・エンタテインメント製作の映画『SING/シング』は、豪華キャストと時代を超えた大ヒットソングが詰まった今春の話題作。同映画とコラボレーションした新CMで橋本は、スターを目指して歌唱コンテストに挑む動物たちと、"SING(歌)"を通して共演。パワフルなパフォーマンスとキュートな表情を連発し、ぷっちょと『SING/シング』の楽しい世界観を表現している。舞台は、とあるスーパー。音楽をバックに軽やかにステップを踏んでいる橋本は、くるりとターンしながら店内を移動し、ぷっちょをひと口食べると妄想が広がる。ここで、『SING/シング』予告編よりブタのキャラクター・ロジータが、橋本と同じ衣装を着て、橋本と同じように歌って踊るシーンがインサート。 妄想から現実に戻ると、山積みのぷっちょ売場の上をジャンプして飛び越えた橋本が、ニースライディングで着地する。 すると、店員役に扮したぷっちょくんが「またやっとるわ」と一言。最後にぷっちょを掲げた橋本が「ぷっちょ」と笑顔で歌い、ステージの幕が閉じる。この新CMで、歌あり、ダンスあり、ド派手なアクションありの新境地に挑んだ橋本。山積みになったぷっちょの売場の上をジャンプして飛び越えるシーンでは、競技用のトランポリンを使用し、「人生初のトランポリン」に挑戦した。「やーっ」「ひょおっ」と気持ちよさそうにジャンプしていたが、指導の先生によると、真っすぐ高く跳ぶためには常に体幹を意識しないといけないのだとか。実際、「けっこうキツイ」と漏らした橋本の額からは、ほんの数分で汗が流れていたという。撮影後には、この日が18歳の誕生日だった橋本に、花束とバースデーケーキが贈られた。「キャー、うれしい!」と歓声を上げた橋本は、制作チームを全員集め、感謝の気持ちを込めて記念撮影。「大好きなぷっちょのCM撮影が、誕生日と同じ日なんて……とても素敵な一日になりました。皆さん、本当にありがとうございます!」と感謝の思いを伝えた。
2017年03月10日初野晴の人気青春ミステリー小説を映画化した『ハルチカ』の初日舞台挨拶が3月4日(土)、都内で行われ、「Sexy Zone」の佐藤勝利、橋本環奈、小出恵介、恒松祐里、清水尋也、前田航基、市井昌秀監督が出席した。美形で頭脳明晰なハルタ(佐藤さん)と、気は強いがポジティブで天真爛漫のチカ(橋本さん)は幼い頃に引っ越しで離れ離れになっていたが、高校で再会。チカは憧れの吹奏楽部が廃部寸前と知ると、ハルタを巻き込み、部員集めに奔走するが…。この日は、本作を支えた佐藤さん&橋本さんに対し、市井監督からサプライズの卒業証書が授与され、佐藤さんは「卒業しちゃいました!ビックリしていますけど、うれしいです。優しい皆さんに支えられて感謝しています。僕にとっては初めての映画で、初日も初めて。全力の青春をぶつけたので、ぜひ受け取ってください」と感激しきり。橋本さんは昨日(3月3日)、日本アカデミー賞の授賞式に出席したため、同日行われた高校の卒業式に出席できなかったといい「監督から卒業証書をいただき、うれしいです。頑張って良かった!」と満面の笑み。撮影から約1年が経ち、「その間、早く観ていただきたい気持ちがありましたが、いまは終わっちゃうのがさみしい気持ちです」と公開初日を迎えて、複雑な胸中も明かしていた。印象的なシーンを聞かれると、「校門でビラ配りするシーンで、チカからバシっと蹴られるんですよ。幼なじみの距離感が出ていると思います」(佐藤さん)、「観ただけで、2人の距離感がわかる大事なシーン。あんなに蹴っていて、自分でも引きました」(橋本さん)。本気の蹴りは、市井監督の指示だといい「鬼になりました」と釈明していた。『ハルチカ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年03月04日アイドルグループ・Sexy Zoneの佐藤勝利と女優の橋本環奈が4日、都内で行われたW主演の映画『ハルチカ』(3月4日公開)の初日舞台あいさつに、共演の恒松祐里、清水尋也、前田航基、小出恵介、市井昌秀監督とともに登場した。原作は、累計55万部を記録している小説家・初野晴による同名シリーズ。幼なじみの上条春太(ハルタ)と穂村千夏(チカ)が、高校内で起こるさまざまな事件を解決しながら、弱小吹奏楽部のメンバーを集め、コンクール出場を目指す様子を描く。先生役の小出は「この映画、最初実はボーイズラブの香りもあるって話だったんですよ」と明かした。原作では、ハルタ、チカ、草壁先生の三角関係が描かれていたが、映画ではその要素がなくなっているため「それで僕は引き受けたんですけどね。そのパッケージだと思って、あっと思って」と、残念そうな様子を見せた。橋本が「だって、クランクアップの日、チューしてましたよね」と暴露すると、佐藤は「言っちゃダメだって!」と慌てた様子に。清水が「『絶対に言わないで』って言われた」と語ると、前田は「『絶対言わないで』っていう方がリアルですよ」とツッコミ、佐藤は「ふざけてですよね」と弁解していた。小出がさらに「(ダチョウ倶楽部の)上島さんがよくやる、喧嘩してキスみたいなくだりがあって、一時期流行ったんですよね」と説明すると、生徒役の俳優陣が「流行ってないですよ!」と驚き。小出と前田も同じようにキスをしたことが明かされたが、小出は「僕は勝利くんとの記憶しかないよ」と前田のことを忘れており、佐藤から「ガチじゃないですか」と呆れられていた。小出は最終的に「この映画自体は、非常に爽やかな吹奏楽の青春です」とまとめたものの、周囲から「説得力ない」と突っ込まれていた。また、監督からは佐藤と橋本に向けてサプライズで卒業証書が授与された。橋本は「昨日卒業式で出られなかったんですけど、『ハルチカ』で卒業証書、しかも監督から受け取ることができて、すごく嬉しかったです」と感謝。佐藤は「卒業証書をいただいて本当に嬉しいですけど、卒業したくないなって気持ちもあって」と心情を吐露し、「卒業したら実際にはいろんなものがスタートすると思うので、春の一歩というか」と表現した。そして「大ヒットに向けて、僕たちの一歩もスタートしていけたら」と意気込みを語った。■卒業証書文面(佐藤)佐藤勝利殿貴方は、座長として皆を引っ張り、本日の公開まで全力で駆け抜けてきたことをここに証します。ハルタ役の貴方には、本作の中で最も演奏曲数が多く、しかもホルンという世界一難しい金管楽器に挑戦していただきました。練習初日から見事に音を出し先生を驚かせましたが、実は誰よりも練習を重ね努力してきたことを私たちは知っています。真夜中の寒空の下で撮影した「サリーガーデン」の音色は、今も私たちの胸に焼き付いています。どんなに高いハードルを用意しても、求めた以上のところを見据えて必ず到達し、静かで優しいけれども実は一番の情熱家な貴方に、チカと吹奏楽部を引っ張るハルタの姿を重ねました。きっと映画初主演というプレッシャーも、不安も大いにあっただろうと思います。それでも貴方は一切それをまわりに見せず、本日の公開まで全身全霊を傾けてくれました。初主演作品として映画『ハルチカ』が貴方のこれからの人生の糧となり、そして映画自体もこれからたくさんの人を勇気づけ、愛されて続けていくことと思います。1年間、本当にお疲れさまでした。映画ハルチカチーム一同■卒業証書文面(橋本)橋本環奈殿貴方は、座長として皆を引っ張り、本日の公開まで全力で駆け抜けてきたことをここに証します。チカ役の貴方には、経験者でもなかなか吹けないほどの、とびっきり難しいスコアを用意しました。それはまさしく貴方にとって、厳しい試練だったと思います。撮影の合間も映画の中のチカさながら、教室や廊下の隅で繰り返し練習する懸命な姿に、スタッフも刺激され背中を押されました。「きっとできる」と信じて、見事に吹ききったときの喜びは、映画に新鮮なまま焼きつかれていて、この映画と出会った人を励ましてくれるでしょう。休みのない過酷なスケジュールでも屈託ない笑顔で現場に入り、キャストにもスタッフにも明るく話しかけ笑顔で帰っていく、どこにいても貴方がいるところは明るく輝いていて、廃部寸前の吹奏楽部を春田と一緒に立て直した、まるで太陽の光のようなチカそのものでした。この春、貴方は高校を卒業しますが、どうかいつまでも、その明るい笑顔でたくさんの人を幸せにしていってください。映画ハルチカチーム一同
2017年03月04日女優の橋本環奈(18)が3日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第40日本アカデミー賞の授賞式に出席し、新人俳優賞のスピーチで女優としての覚悟を語った。『セーラー服と機関銃-卒業-』での受賞。昨年は『暗殺教室 ~卒業編~』に出演し、今年も『ハルチカ』(3月4日公開)、『銀魂』(7月14日公開)など話題作への出演が続く。3月で高校を卒業、所属しているアイドルグループ・Rev. from DVLが3月31日をもって解散することが決まっているなど転機を迎えている。登壇した橋本は、「名誉ある賞をいただけたのは、『セーラー服と機関銃-卒業-』に関わったすべてのみなさまのおかげだと思います」と周囲の支えに感謝。「名だたる女優さん方が演じてこられた役。喜びもあったんですけど、重圧もあって。本当に自分らしい星泉を演じようと思いました」と撮影を振り返り、「この賞を励みとして、謙虚に誠実に映画界と演技の道に人生を捧げる覚悟で、これからも日々精進して参りたいと思っています」と決意を新たにした。同賞は橋本のほか、杉咲花(『湯を沸かすほどの熱い愛』)、高畑充希(『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』)、岩田剛典(『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』)、坂口健太郎(『64-ロクヨン-前編』『64-ロクヨン-後編』)、佐久本宝(『怒り』)、千葉雄大(『殿、利息でござる!』)、真剣佑(『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』)が受賞した。
2017年03月03日映画監督に、出演役者の印象を伺っていく「監督は語る」シリーズ。今回とりあげるのは、橋本環奈(18)だ。2013年に撮影された1枚の写真から瞬く間に全国に名を響かせ、数々のCMやテレビ番組に出演するようになる。映画作品では、大ヒット作『暗殺教室』(15)、『暗殺教室~卒業編~』(16)に出演したほか、『セーラー服と機関銃-卒業-』(16)で初主演を飾り、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞に選出され、2017年は『銀魂』公開も控える。この度公開される映画『ハルチカ』(3月4日公開)では、吹奏楽部を復活させるために奔走する勝気な高校生・穂村千夏(チカ)を演じる。○橋本環奈の印象環奈ちゃんは、コロコロコロコロ表情が変わって、もともと持っている部分がすごくチカに近かったと思います。本当に元気で活発で明るい女優さんです。彼女自身も、今回演じてもらったチカと同じようにすごく負けず嫌いなんですよね。自分がフルートをうまく吹けないことのもどかしさや、ハルタに負荷をかけてしまっていたということで、感情を露わにして走ったり泣いたりするシーンがありましたが、自分の弱いところを出すというのは、なかなか苦手だったみたいです。おそらくもともと、環奈ちゃんにあんまりない弱い部分だったんだと思うんですよね。すごくこだわって何回も撮らせてもらったんですが、あまりにできなくて、泣いてしまうくらい。でも最終的に、そこでしっかり弱い部分を吐き出したからこそ、良いシーンになったんじゃないかと思います。○撮影現場での様子環奈ちゃんはすごく笑うし、とにかくずっと、いっぱいしゃべっていましたね。もちろん勝利くんとツートップの座長的な立場として、意図的に場を和ませる部分もあるかもしれないですけど、基本的には現場でも休憩中も、話に花が咲いていました。そのおかげで、みんなが楽しくなる明るくなる雰囲気ができていました。楽器を教えていただく方や、プロデューサーのこだわりもあり、環奈ちゃんをはじめとした生徒役の方々には、かなりリアルに高校生の吹奏楽部を演じてもらいました。そこは本当に徹したので、生々しく見えると思います。ハルタとチカのやりとりも、幼なじみの空気感を出してもらうことができましたね。○映画『ハルチカ』でのおすすめシーン環奈ちゃんの見せる弱い部分については、新しい引き出しだと思うので、そこはすごくおすすめです。これは全員に言っていたことですけど、変に「青春映画だからこうしよう」と枠にはめるのではなく、目の前で本当に起こっている芝居を重視しました。セリフの意味自体はくみ取りつつ、キャッチボールしながらですけど、生々しく動きながら距離が縮まるということを大事にしました。やっぱり予定調和なやりとりはスクリーンで見抜かれますし、常に気を使った部分です。(C)2017「ハルチカ」製作委員会
2017年03月03日「環奈ちゃんだったから」、「勝利くんがいたから」。インタビュー中には、何度か互いの存在を感謝し合うような会話が交わされた。弱小の吹奏楽部で湧き起こった人間ドラマ、淡い恋を爽やかに描いた映画『ハルチカ』にW主演した佐藤勝利(Sexy Zone)と橋本環奈。美しい2人の取り合わせを見ると、めくるめく恋愛模様を期待してしまうが、実のところ、息の合ったバディムービーであり、情熱をはらんだスポ根的要素が強い。クランクイン前から楽器の練習をおよそ4か月続け、市井昌秀組で新たな経験を重ねた2人は、役を演じたのではなく、役を「生きた」と声をそろえた。「最初は敬語から始まりました。でも幼馴染みの同級生役だったので、やっぱり敬語はなしで話すことになって。撮影に入っていくうちに、だんだん吹奏楽部の皆とも仲良くなって、勝利くんはハルタとして、私はチカとして生きていたので、気づいたら役名で呼んでいました。…よね?」(橋本さん)「うん。胸キュンならぬ、吹奏楽と胸キュンを掛け合わせて吹キュン(スイキュン)ポイントももちろんあるんですけど、何より本当の吹奏楽部ができたという感じがしました。僕は部活や吹奏楽をやったことがなかったけど、いい経験になりました。本当に、強く友情を感じました」(佐藤さん)単行本4冊、文庫本4冊が刊行され、シリーズ累計で60万部を超える、初野晴による大ヒット小説の実写映画化となった本作で、初顔合わせとなった2人。佐藤さんは成績優秀、眉目秀麗ながら、ちょっと頼りないホルン奏者のハルタを、橋本さんはお転婆でまっすぐな愛くるしい、フルートのビギナーのチカに扮した。佐藤さんは、橋本さんの印象について、「環奈ちゃんは明るくて、みんなが周りに集まるというか。撮影に入る前もそういう印象だったんですけど、撮影が終わってもチカと環奈ちゃんの印象はほぼ変わらなかったです」と告げれば、対する橋本さんは、「勝利くんはクールなイメージがあったんですけど、実際はすごく楽しくて、明るくて。撮影現場でも、ハルタの存在があるから、皆がまとまっていました」と、芝居をする上で最高のチームワークだったと微笑み合う。物語は、廃部寸前の吹奏楽部を立て直したいと願うチカが、幼馴染みのハルタを強制的に部員にさせ、人員を集めようと奔走する。集まった部員たちは、肩を痛めた元野球部や、吹奏楽部崩壊の歴史を知る元部員のカップル、登校拒否中のワケあり男子など、キャラクターの濃い面々がスクリーンをにぎやかに彩る。徐々に人が集まり友情が深まっていく感じは、現場も同様だった。橋本さんは、「実際に、撮影もだんだん人が増えていく感じでした。私と勝利くんは最初から部員ですけど、皆は部員になる前となった後では、演技というか、気持ちが違ったんじゃないかなって感じました」と話すと、横から佐藤さんが、「みんな早く入りたそうだったよね。仲間にしてくれって言ってたし(笑)」と、吹奏楽部の結束を楽し気にふり返った。楽器に初挑戦となった両者。譜面を読み、音を出し、メロディーを奏でるまで、血のにじむような努力を重ねた…のかと思いきや、佐藤さんは、「(ホルン経験者という役どころの)ハルタとしてのビジョンが高い位置にあったので、ちょっとドキドキしながら始めました。でも、最初の練習日にホルンの先生も驚くぐらい、いい線にいけたんです(笑)。時間をかければハルタに近づけるなという予感がしたので、練習をたくさんしようと気合いが入りました」と、ホルンとの相性のよさを告白。とはいえ、演奏することへのイメージのギャップはかなりあったと言い、「始まる前は、こんなに体力を使うものだとは思っていなくて…。吹奏楽の楽器って、本気で吹くと1時間でバテるぐらいなんです。本当に体力を使いました」と、悪戦苦闘の様子を語った。佐藤さんの熱弁を受けて、橋本さんは言う。「私の場合は、1~2回練習に行ったときに、“時間のない中で、すでにハルタは10回練習に来ています”っていうプレッシャーをかけられました(笑)。でも、そうやって(ハルタが)一生懸命やっているから、自分の気持ちも高まってくるというか、“やらなきゃ”っていう気持ちがありました。いい意味でライバルだと思っていました」と、腱鞘炎一歩手前まで練習に励むという意地を通した。佐藤さんも、「吹奏楽部は文化部として扱われているけど、運動部に近いよね」と、練習を重ねるしんどさと壁を痛感していた。そして、意外にも本作が映画初主演となった佐藤さん。「ドラマの経験はありましたが、初めて出た映画作品で、初主演。それこそ、初めてスクリーンに映っている自分の姿を観て、何か…特別なものを感じましたね」と感無量の表情。初めて尽くしだった佐藤さんが中でも感極まったのは、ひとりでホルンを練習するシーンのクランクアップの日だった。本人は「恥ずかしい思い出なんですけど…」と、実はこの日に大号泣したことを打ち明けてくれた。「これまでのやってきたこととかを思っていて、いろいろな気持ちがありました。あとは、僕より2時間早く(撮影を終えて)クランクアップしていた環奈ちゃんが、寒い中、夜中なのにずっと待っていてくれたんです。それもすごくうれしかった」。その日は、橋本さんにとっても忘れ難い1日となった。「ハルタとチカがクランクアップの前日に、みんなが(クランクアップして)いなくなっちゃっていて。私は前日に大号泣しちゃって、泣き疲れていたんです(笑)。でも、その泣き疲れる気持ちの焦燥感というか、切なさみたいなものは、そのまま大事にしていました。勝利くんのクランクアップのときも、待っている感覚ではなくて、こっそり影で撮影を見ていたんです。ホルンがものすごく悲しい音色で心に響いて…私だけじゃなくて、監督もすごく感動していました」。2人や皆の奏でる音が、魂の旋律のように刻み込まれた『ハルチカ』。「ハルタとチカとして過ごした時間と雰囲気は、スクリーンに出ていると思います」と、また声を合わせる佐藤さんと橋本さんだった。(text:Kyoko Akayama)■関連作品:ハルチカ 2017年3月4日より全国にて公開(C) 2017「ハルチカ」製作委員会
2017年03月02日リリー・フランキーが主演を務め、亀梨和也、橋本愛、中嶋朋子、佐々木蔵之介ら豪華俳優陣で三島由紀夫の異色SF小説を映画化する『美しい星』。本作の劇中曲として、『千年女優』『パプリカ』や「ベルセルク」シリーズの音楽で知られるアーティスト・平沢進の名曲「金星」が提供されていることが判明。橋本さんが惹かれるミュージシャン役の注目俳優・若葉竜也とデュオの相方役の樋井明日香が歌声を披露していることが分かった。大杉重一郎(リリー・フランキー)は予報が“当たらない”ことで有名なテレビ気象予報士。悪くない仕事、悪くない暮らし、悪くない家族関係(妻・息子・娘)、悪くないはずの人生。そんなある日、重一郎はあるものと遭遇する。それは空飛ぶ円盤!?「自分は火星人。世界を救うためにこのホシに遣わされたのだ」。重一郎のなかに“火星人”が覚醒する。そして、息子の一雄(亀梨和也)が水星人、娘の暁子(橋本愛)が金星人として次々目覚める。それぞれの母星から使命を受け取った家族は、それぞれのやり方で世界を救おうと奮闘しだすが、やがて様々な騒動に巻き込まれ、傷ついていくーー。三島文学の中でも異色のSF小説を現代設定に大胆脚色し、『紙の月』『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督がメガホンをとった本作。自分たちは宇宙人であると覚醒した平凡な家族が、「美しい星・地球」を救う使命があると信じ、それぞれに奮闘しはじめる物語。今回、その独創的世界を紡ぐ劇中曲が平沢進の「金星」に決定。平沢さんは80年代を席巻したテクノポップバンド「P-MODEL」にて活動後、2000年以降は『千年女優』(’02)『パプリカ』(’06)といった今敏監督のアニメーション作品や「ベルセルク」シリーズ、ゲーム音楽などで独自の音楽世界を提供し、熱狂的なファンを獲得。近年では「P-MODEL」がアニメ「けいおん!」の元ネタでは?という話題がネットを賑わせている。撮影中、主演のリリーさんは「リアルタイムで聴いていた」と話しており、吉田監督もまた「ぼくのものの考え方の半分くらいを作った人」と尊敬してやまないアーティストだ。そんな平沢さんの「金星」は、1989年のソロ転向時に発表した曲。その繊細でイマジナブルな歌詞と異国情緒あふれるメロディーは、劇中で大杉家の長女・暁子(橋本さん)がストリート・ミュージシャンの竹宮薫(若葉さん)に出会い、一瞬で彼に激しく惹かれるという設定に劇的な説得力を与えている。「金星」は竹宮とその相方・イズミ(樋井さん)のデュオの持ち歌という設定になっており、2人は美しい歌声と演奏を披露している。<以下、コメント>■平沢進自分が演奏し、歌った楽曲がスクリーンから流れてくるのを聞くのは慣れていますが、今回のような経験は初めてです。奇妙で得体の知れない現実感を味わいました。まるで知らない国で迷子になり、自分の庭に埋めたはずの種が知らない民家の窓辺で花咲いているのを目撃したような感じです。■吉田大八(脚本・監督)平沢進さんは、僕が高校生のころからずっと聴いてきて、ものすごく影響を受けたミュージシャンです。だから金星人の暁子が竹宮と出会うきっかけを歌と決めた瞬間、その歌は平沢さんの名曲「金星」以外にありえない!と興奮しました。大好きな曲がズバリのタイトルなんだから、それは当然そうなりますよね(笑)。そして歌詞まで勝手にシナリオに書き込んで、なんとかお許しが出るように祈ってました。ホントにそういうミーハーな理由です。(談)■橋本愛(大杉暁子役)最初にシナリオを読ませていただいた時に「金星」は監督がオリジナルで書いた曲だと思って、よくこんな絶妙な歌詞を書けるなあと思っていたら既存の楽曲で、それから平沢さんのオリジナルを聴いて、すごくはまりました。映画の冒頭でライブを観に行くシーンで、若葉さんが「金星」を歌っていて、好きな歌を生で聴けて、やっぱり音楽っていいなあって思ったのが印象に残っています。■若葉竜也(竹宮薫役)平沢進さんの「金星」という名曲を歌うというのは、相当なプレッシャーでした。平沢さんの唄う金星を何度も何度も聴き込んで、歌詞とメロディーはもちろん、ブレスのタイミング、歌詞の強弱も頭に叩き込んだ上で、竹宮として平然と、そしてサラッと歌いきりました。吉田大八監督からのチクチクとさりげないプレッシャーを感じながら、必死に食らいついた『美しい星』です。『美しい星』は5月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月28日初野晴による青春小説シリーズを実写映画化した『ハルチカ』の公開直前イベントが2月23日(木)に都内の高校にて開催され、「Sexy Zone」の佐藤勝利と橋本環奈が出席。吹奏楽部の生徒116人とともに生演奏に挑んだ。この日参加したのは、映画公開を記念して全国の中・高校の吹奏楽部を対象に行った、演奏動画企画の受賞校・私立岩倉高校と、本作に演奏協力した柏市立柏高校の吹奏楽部の生徒116名。劇中でホルンを担当している佐藤さんとフルートを担当している橋本さんは、楽器を携えて緊張の面持ちで登場した。佐藤さんは「楽しみにして来ました」と笑顔を見せたものの、「映画の撮影より(吹奏楽部の)人数が多くて、緊張しています。どうしよう」と心境を吐露。橋本さんも「人前で演奏するのは約1年ぶり。緊張します」と苦笑いを浮かべ、「でも同級生の方も多いので“吹キュン”しに来ました。116名のみなさんと一緒に美しいハーモニーを奏でられたら」と意気込みを明かした。演奏曲は、映画オリジナルテーマ曲「春の光、夏の風」。現役高校生の吹奏楽部員が演奏を始め、中盤のパートから佐藤さんと橋本さんが演奏に加わった。一同が緊張しながらも、素晴らしいハーモニーを会場いっぱいに響かせ、大きな拍手を浴びていた。演奏を終えた佐藤さんは「泣きそうです!」と感激し、「みなさんの演奏が素晴らしすぎて、出て行くのが怖かった。みんなと一緒にできて吹奏楽って本当にいいなと改めて思いました」と達成感もたっぷり。橋本さんも「ホッとしました!感無量です」と喜びをあふれさせていた。佐藤さんが緊張しっぱなしの吹奏楽部員たちを見て、「みんな!やり切ったじゃん!」と心をほぐすように声をかける一幕も。橋本さんはそんな佐藤さんの撮影秘話として、「コンクールのシーンで、吹奏楽部20人のメンバーみんなはクランクアップだった。ずっと演奏し続けて大変なシーンだった」と述懐。「撮り終わった後は『寂しいな』と思っていた」そうだが、「そうしたら勝利くんが『演奏していいですか』と言ってくれて、監督やスタッフさんに向けてもう一回みんなで演奏をしたんです」と佐藤さんが先頭となって、スタッフたちのために演奏を披露したと言う。橋本さんが「監督は泣いていました」と明かすと、佐藤さんは「みんなにいい人と思われたかったんです」と照れ隠しをするようにコメント。「いい思い出ですね」と目を細めていた。『ハルチカ』は3月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハルチカ 2017年3月4日より全国にて公開(C) 2017「ハルチカ」製作委員会
2017年02月23日アイドルグループ・Sexy Zoneの佐藤勝利と女優の橋本環奈が23日、都内高校で行われた映画『ハルチカ』(3月4日公開)の公開直前イベントに登場した。原作は、累計55万部を記録している小説家・初野晴による同名シリーズ。幼なじみの上条春太(ハルタ)と穂村千夏(チカ)が、高校内で起こるさまざまな事件を解決しながら、弱小吹奏楽部のメンバーを集め、コンクール出場を目指す様子を描く。イベントには、映画オリジナルテーマ曲「吹奏楽のための狂詩曲第1番『春の光、夏の風』」の演奏動画を募集した「ヤマハコラボ企画 来たれ、吹奏楽部! 春の吹部勧誘バトルカップ」で「ハルチカ賞」を受賞した私立岩倉高校と、本編中の演奏に協力した千葉県柏市立柏高校が登場。劇中でホルンを担当した佐藤、フルートを担当した橋本とともに、テーマ曲の演奏に挑んだ。ホルンパート、フルートパートのソリ部分から登場した2人は116人の生徒たちとともに演奏しきった。演奏を終えた佐藤は「泣きそうです」と感無量の様子。「みなさんが素晴らしすぎて、出るのが怖かったんですよ」と恐縮し、「みなさんがうまくて後押しされたというか。吹奏楽って本当にいいなと改めて思いました」と笑顔に。また、2人を見つめて固まっている生徒たちを「みんな~! やりきったじゃん!!」と煽っていた。橋本は「とにかくホッとしました」と安堵を見せる。「しっかりハルタ君(佐藤)の音を聞きながらつなげられるように頑張った」と演奏を振り返り、「116人のみなさんの音が後ろから聞こえてきて、一緒に演奏できて良かったなと思います」と笑顔を見せた。本気で吹奏楽の練習をしていたという出演者陣。主演2人をのこしてほぼ出演者がクランクアップするときには、佐藤が提案し、スタッフや楽器の先生に向けて生徒役全員で演奏、監督は涙していたという。エピソードを明かした橋本が「さすがです」と褒めると、佐藤は「みんなにいい人って思われたかった」と照れ隠しをしながら、「いい思い出ですね」としみじみ振り返った。また、「世界一難しい楽器」と言われるホルンに誇りを持っていた佐藤だが、この日フルートを練習する橋本を見て「フルートの方が難しいんじゃ」と疑問を持ったという。佐藤は両手の運指が必要なフルートについて「間近で練習を見てたら『あれ? (ホルンが一番難しいというのは)違うかも』って」と苦笑。撮影中も「フルートとか。前の方に座れていいなあって」と思っていたことを明かし、「思うよね! ホルンのみんな!」と、高校生たちに語りかけていた。さらに「(橋本と楽器を)交換します、いつか」と宣言していた。
2017年02月23日吹奏楽をテーマにした青春ムービー『ハルチカ』に出演する「Sexy Zone」佐藤勝利、橋本環奈、小出恵介らが、2月20日(月)今夜放送される「ネプリーグ」に出演。デヴィ夫人らと平均年齢40歳差の世代間クイズバトルに挑む。「ネプリーグ」は「ネプチューン」の名倉潤、原田泰造、堀内健が司会を担当し、出演者がチームを組んでクイズ&ゲームに挑むバラエティ番組。今回ゲスト出演する『ハルチカ』チームには3人のほか、原田さんと堀内さんが加わり、名倉さん、秋野暢子、神保悟志、デヴィ夫人、渡辺正行らで構成される「大御所チーム」と競い合う。今回の1stステージとなる「音読ルーム」では過去に「100万円獲ったことがある」と自信満々の佐藤さんに対し初クイズ番組だという橋本さんが小学校・図工の問題でまさかの放心状態に。次のさまざまなモノの割合を答える「パーセントバルーン」では超人気アイドルの橋本さんに小出さんが突如エロキャラを発動させる場面も。そして3rdステージの「ハイパーボンバー」では大御所チームがため息を連発するなか、『ハルチカ』チームの佐藤さんも難問画像問題に大絶叫。平均年齢差40歳という“世代対決”はどちらに軍配が上がったのか。予想だにしない結末をお見逃しなく。佐藤さん、橋本さん、小出さんらが出演する映画『ハルチカ』は3月4日(土)より公開にて公開。初野晴による大ヒット青春小説シリーズを『箱入り息子の恋』『僕らのごはんは明日で待ってる』の市井昌秀監督が映画化する本作。美形で頭脳明晰な上条春太(ハルタ)と、気は強いがとにかく前向きで天真爛漫な性格の穂村千夏(チカ)。2人は小学校3年生のときにハルタが引っ越してしまうまで、幼馴染だったが、高校の入学式で久しぶりの再会を果たす。ずっと憧れていた吹奏楽部に入部しようと張り切るチカだったが、なんとある事件をきっかけに廃部寸前!大好きなフルートを諦めきれず、チカはハルタを引っ張って部員集めに奔走するが、そこには1つの謎と切なくも悲しい人間ドラマがあった――という“吹キュン”純愛ストーリー。ハルタを佐藤さんが、チカを橋本さんが演じ、新任の音楽教師で吹奏楽部顧問の草壁信二郎を小出さんが演じる。フレッシュなキャストと大御所の世代間バトルで盛り上がる「ネプリーグ」は2月20日(月)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ハルチカ 2017年3月4日より全国にて公開(C) 2017「ハルチカ」製作委員会
2017年02月20日女優の橋本環奈が6日、ブログを更新し、自身が所属するアイドルグループ・Rev. from DVLの解散について心境を明かした。橋本は「Rev.from DVLは3月31日(金)をもって解散させて頂きます。このような形で突然の報告となってしまい、本当にすみません」とファンに謝罪。「今回の事でメンバーみんなだけで話し合ったりもしました。解散と言うより私達の中では、一人一人の卒業という想いが強いです」と説明し、「メジャーデビューしてから3年、皆様に支えて頂いて今があります」「Rev’sFanの皆さんは私達の誇りです。本当にありがとうございます」と感謝の思いを伝えた。そして、「私自身、今年の3月で高校卒業になります。そんな中で昨年から私だけが参加出来ないイベントも増えてきたり、時間的に両立するのも難しいと思いました。自分の夢を追いかけていきたいと思いました」と自身の変化を告白。「このメンバーだから私は今までやってこれました。本当に家族のような存在で暖かい場所でした。どんな事を言われようとも私の事を最後まで信じてくれていたし、私もメンバーの事をずっと信頼しています。長年一緒にいるのに話はつきないし、よくお泊まりもするし、少しでも長く一緒にいました」とメンバーへの思いもつづった。最後の日となる3月31日に福岡のドラムロゴスで解散ライブを行うことも発表されたが、橋本は「メンバーそれぞれの意志がしっかり詰まったLiveになっていて、足を運んで頂けると嬉しいです」とメッセージ。「3月31日の最後の日まで、思いっきり全力でRev.らしく走っていきたいと思います。最後まで応援よろしくお願いします」と呼びかけた。
2017年02月06日橋本環奈が所属するアイドルグループ・Rev. from DVLが3月31日をもって解散することが6日、公式サイトにて発表された。Rev.from DVLは2003年、福岡博多においてその前身となるDVLを結成。2011年にRev.from DVLに改名、本格的なダンス・ヴォーカルユニットとしてグループ活動を開始し、2014年4月16日には「LOVE-arigatou-」でメジャーデビューを果たした。公式サイトでは、「メジャーデビュー後3年を経過した現在、ある者は就職、ある者は進学、またある者は新たなる道を模索するべく自らを見直す為の時間を要するという、それぞれがそれぞれ人生の岐路に立つ時期と相重なり、グループ並びに個人個人の未来についてメンバー全員と運営事務局との話し合いを重ねました結果、誠に残念ながら袂を分かつ『解散』という形の、それはメンバーそれぞれが新たなる人生の章を歩み始める『別れ』を選択するという結論に至りました」と解散理由について説明。「このような突然のお知らせにさぞ驚かれ、またメンバー同様に寂しさを抱いて下さるファンの皆様も大勢いらっしゃるとは思いますが、何卒 各メンバーの新たなる人生の選択と、未来に向かって進もうという決意と想いを、御理解頂けます様お願い申し上げます」と呼びかけている。また、解散に際し、最後のCDとなるベストアルバムをリリースし、解散ライブを行うことも発表。ライブは3月29日に東京・赤坂ブリッツにて、3月31日の解散当日は福岡ドラムロゴスにて開催する。
2017年02月06日女優の橋本環奈が1日、都内で行われた映画『ハルチカ』(3月4日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、共演の佐藤勝利(Sexy Zone)、恒松祐里、清水尋也、前田航基、小出恵介、市井昌秀監督とともに登場した。原作は、累計55万部を記録している小説家・初野晴による同名シリーズ。幼なじみの上条春太(ハルタ)と穂村千夏(チカ)が、高校内で起こるさまざまな事件を解決しながら、弱小吹奏楽部のメンバーを集め、コンクール出場を目指す様子を描く。3日に18歳の誕生日をむかえる橋本にケーキが運ばれると、サプライズのお祝いとなった橋本は興味津々でケーキに釘付けに。さらに作中でホルンを担当する佐藤が「ケーキだけじゃなくて演奏しようかなと。環奈ちゃんのバースデーのために練習してきたので」と明かすと、「うそ、本当に!? すごい!!」と、目を大きく見開いて驚いていた。佐藤の堂々とした演奏に、橋本は「素敵な18歳を迎えることができます。ありがとうございます」と頭を下げた。また、”吹(すい)キュン”というキャッチフレーズの説明を求められた橋本は、「まず"胸キュン"があるじゃないですか。"吹奏楽"があるじゃないですか。ummm! 吹キュンです!!」と”PPAP”風に説明。佐藤も「流行ってるやつだ!」と驚く結果となった。橋本は最後に、「異なる楽器や音色が混ざり合って一つの旋律を奏でる、吹奏楽と青春ってすごく似てるんじゃないかと思います」と同作から受けた印象を語った。「青春とは多くの人や矛盾に満ちた社会に初めて直面して、一人の人間として悩んだり苦しんだりして成長していく時期なんじゃないかなと思います」と持論を展開し、「リアルな青春がしっかり詰まっている映画」と同作をアピールした。
2017年02月01日“吹キュン”青春映画『ハルチカ』完成披露試写会舞台挨拶が2月1日(水)、都内にて行われ、W主演を務めた佐藤勝利(Sexy Zone)、橋本環奈らが登壇した。2日後の2月3日に18歳の誕生日を迎える橋本さんに、サプライズでハッピーバースデーの曲をホルン演奏した佐藤さん。自身の腕に「才能しか感じなかった(笑)」と冗談めいて話していた佐藤さんだったが、安定した音色を奏でた。橋本さんも「すごかったです!勝利くんのホルンを久しぶりに間近で聴いたのも、ハッピーバースデーも弾けるんだなっていうのも、うれしいです!」と、ビッグスマイルを広げた。『ハルチカ』は初野晴による大ヒット青春小説「ハルチカ」シリーズを映画化。幼馴染の優しく思いやりのある美男子ハルタ(佐藤さん)と、気が強くて明るく元気なチカ(橋本さん)が吹奏楽部に入り、部員らとの交流や音楽を奏でることにより、成長していくストーリー。映画初出演にして初主演を飾った佐藤さんは、本作について「キュンキュンするシーンがたくさんあって。今回、映画では“吹キュン”と言っているんですけど、環奈ちゃんが何かを説明してくれます」と触れた。橋本さんは、「“吹キュン”とは、まず胸キュン、と、吹奏楽。ウン!“吹キュン”です!」と、ピコ太郎さんの「PPAP」を真似て説明してみせた。佐藤さんは「流行ってるやつだ!」と興奮し、その後しばらく壇上では「ウン!“吹キュン”」と出演者がやりあう場面が続いた。部員らを指導する先生役として参戦したのは小出恵介。和気あいあいとした若手俳優陣を前に「10代の方が多いので、現場がキラキラしていて。本当素敵で…」と遠い目。さらに「楽器の練習もほぼ全部リアルで、勝利くんなんか血を流しながらホルンを吹いていましたから…」と小出さんが話せば、佐藤さんは「いや!流していない!」と焦り、続けて「血を吐いていて」とかぶせると、佐藤さんが「そんなことあったら大変ですよ!」と爆笑し、部員のみならぬ『ハルチカ』チームの仲の良さを発揮していた。ほか、完成披露試写会舞台挨拶には、恒松祐里、清水尋也、前田航基、市井昌秀監督が登壇した。『ハルチカ』は3月4日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ハルチカ 2017年3月4日より全国にて公開(C) 2017「ハルチカ」製作委員会
2017年02月01日アイドルグループ・Sexy Zoneの佐藤勝利が1日、都内で行われた映画『ハルチカ』(3月4日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、共演の橋本環奈、恒松祐里、清水尋也、前田航基、小出恵介、市井昌秀監督とともに登場した。原作は、累計55万部を記録している小説家・初野晴による同名シリーズ。幼なじみの上条春太(ハルタ)と穂村千夏(チカ)が、高校内で起こるさまざまな事件を解決しながら、弱小吹奏楽部のメンバーを集め、コンクール出場を目指す様子を描く。ホルン担当だった佐藤は、半年間の猛練習で映画に臨んだ。小出が「血を流しながらホルン吹いてましたから」とボケると、佐藤は「流してない!」と素早くツッコミ。小出はさらに「(勝利は)血を吐きながら。『うわあっ!! 俺はホルンを……』みたいな」と練習の様子を捏造し、周囲から否定されていた。世界一難しいと言われるホルンだが、「最初のレッスンから音が出ちゃいまして」という佐藤。「かっこいいなと思いながら。自分でも」とニヤリとしながら、「才能しか感じなかったですね」と自信を見せた。市井監督も「本当にみんな、ひたむきにめちゃくちゃ頑張ってて」と、出演者陣の撮影中の努力を明かした。W主演となった橋本が3日に誕生日を迎えるため、舞台挨拶では佐藤のホルン生演奏がサプライズでプレゼントされた。楽器を手にした佐藤は「水がちょっと入っちゃってて、大丈夫かな。本当に吹くから……」と心配そうな様子で、万全を期すため、一旦はけて調整することに。前田がトークでつなぐ中、再度現れた佐藤は”Happy Birthday to You”を演奏し、集まった観客が演奏に合わせて歌った。誕生日を祝ってもらった橋本は、「(佐藤が)Happy Birthdayも弾けるんだって、びっくりしました」とホルンの腕前に驚き。「素敵な18歳を迎えることができます。ありがとうございます」と感謝の気持ちを表した。堂々とした演奏を披露した佐藤は、「ちょっとだけ良くないとこがあったかもしれないんですけど、気持ちで」と完璧主義な一面をのぞかせつつ、「本当に吹けるんですよ、僕!!」とアピールしていた。
2017年02月01日主演に橋本愛、共演に永野芽郁と染谷将太が集結した『PARKS パークス』。この度、橋本さんが歌う劇中歌「PARK MUSIC」が入った予告編が公開された。井の頭公園脇のアパートで暮らす大学生・純(橋本愛)の元に、亡くなった父の昔の恋人佐知子(石橋静河)を探す高校生のハル(永野芽郁)がやってきた。ハルと一緒に佐知子を探すことになった純。恋人の家を探し当てるも、しかしその家には孫のトキオ(染谷将太)がいて、彼女の死を告げられる。だが、彼女の遺品のオープンリールテープがあるのをトキオが発見。そこには、ハルの父親たちのラブソングが録音されていた。50年前に作られたその曲は、テープの状態から途中までしか聴くことができない。その続きを自分たちで作ろうと3人は…。本作は、井の頭恩賜公園の開園100周年を記念して作られた、井の頭恩賜公園と吉祥寺を舞台にした青春音楽映画。また本作の監督を始め、脚本・編集を『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』や「SKE48」のミュージッククリップなどを手掛けるの瀬田なつきが務め、橋本さん、永野さん、染谷さんのほか石橋静河、森岡龍、佐野史郎らが脇を固める。このほど到着した予告編では、劇中歌「PARK MUSIC」が初公開!楽曲は、主演の橋本さんが染谷さんと映画の中で結成するバンド「PARK MUSIC ALLSTARS」のボーカルとして歌う劇中歌で、音楽監修のトクマルシューゴが作曲・制作を手掛けたもの。残念ながら今回の予告編では聞くことはできないが、染谷さんもラップで参加。そしてそのラップは、人気バンド「cero」の高城晶平がリリックを手掛けている。また、劇中歌「PARK MUSIC」や、「相対性理論」が歌うエンディングテーマ「弁天様はスピリチュア」も収録されたオリジナルサウンドトラックが4月5日(水)より発売されることも決定。なお「PARK MUSIC」は、発売に先駆け、2月下旬より配信予定もされている。さらに、2月11日(土)からは本作の特典付き前売券も発売決定。テアトル新宿、吉祥寺オデヲン、シネ・リーブル梅田にて購入の方には、本作特製ポストカードがプレゼント。また各劇場先着30名様には、劇中にも登場する長場雄のイラスト入り眼鏡拭きor缶バッジが用意されている。『PARKS パークス』は4月22日(土)よりテアトル新宿、4月29日(土)より吉祥寺オデヲンほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年02月01日橋本愛、永野芽郁、染谷将太を迎え、今年開園100周年を迎える井の頭恩賜公園と、吉祥寺の街を舞台に贈る映画『PARKS パークス』。このほど、公園の緑と青空に包まれ、橋本さん、永野さん、染谷さんが勢揃いするポスタービジュアルが解禁となった。ある日、吉祥寺に住む大学生・純(橋本愛)の元に、亡くなった父の昔の恋人・佐知子(石橋静河)を探す高校生のハル(永野芽郁)がやってきた。ハルと一緒に佐知子を探すことになった純は、佐知子の孫・トキオ(染谷将太)と出会い、すでになくなっていた佐知子の遺品からオープンリールテープを見つける。そこには、ハルの父・晋平(森岡龍)と佐知子の歌声が録音されていた。途中で切れてしまったその曲を、純、ハル、トキオの3人は完成させようと試みる。佐知子たちの生きた1960年代と、純たちが生きる2017年の吉祥寺。いま、公園と街を通して2つの時代の音や物語が重なり合い、新しい歌が生まれていく――。染谷さん主演の『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』や『5windows』で注目を集めた瀬田なつきが監督・脚本・編集を務める本作。歌がキーとなる本作の音楽監修を、独特の世界観を持つポップミュージシャンのトクマルシューゴが務めることも話題を呼んでいる。主人公・純役には、『バースデーカード』『古都』などに出演する橋本さん、純の前に突然現れるハル役には『俺物語!!』や「真田丸」での活躍に加え、『ひるなかの流星』『帝一の國』など話題作を次々と控える永野さん、そしてトキオ役を『海賊とよばれた男』『3月のライオン』ほか、2018年公開のチェン・カイコー監督による日中合作『空海―KU-KAI―』で主演に抜擢された染谷さんが務める。このたび解禁となったビジュアルは、青空の下の井の頭公園の緑と弁天池をバックに、ギターを手にマイクの前に立つ橋本さん、いまにも軽快なリズムが聞こえてきそうな様子の染谷さん、真剣な表情を見せる永野さんが勢揃いしたもの。青春音楽映画を彩る、キュートでポップなビジュアルに仕上がっている。『PARKS パークス』は4月22日(土)よりテアトル新宿にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月06日今年7月公開となる実写版『銀魂』。この度、本作に出演する小栗旬、菅田将暉、橋本環奈から、新年のご挨拶として“銀魂音頭 お正月篇”と題した動画が公開された。江戸時代末期、日本の鎖国を解放したのは、黒船ではなく宇宙船だった!?宇宙からやってきた「天人」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。そんな時代に侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時と、ひょんなことから出会った新八と神楽が営む万事屋の周りで起こる事件や騒動の数々。果たして、今日はどんな事件が起きるのか――?原作は、累計発行部数5,000万部以上を記録した、空知英秋による同名漫画。脚本・監督を「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一が務め、キャストには主人公の銀時を演じる小栗さんをはじめ、新八役に菅田さん、神楽役に橋本さん。さらに長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、中村勘九郎、柳楽優弥、新井浩文、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、堂本剛ら超豪華キャストが集結!坂田銀時、志村新八、神楽のキャラクタービジュアルの解禁時には、瞬く間に大盛り上りとなり、解禁された特報は1日で公式Twitterでの再生回数が150万回突破と大反響を呼んでいる。このほど到着したのは、これまで解禁されてきたキャラクタービジュアルやティザーポスター、特報の“かっこいいモード”(?)からは打って変わり、新年のめでたさ全開、とてもご機嫌な様子が収められた映像。「あけまして、おめでとうございます!」と元気な挨拶で登場したのは、銀時、新八、神楽の3人。そして「そーれっ!」の掛け声とともに、“銀魂音頭”と名付けられた歌を歌い、満面の笑みを浮かべ何やら楽しげに踊っている。さらに、岡田さん演じる攘夷志士・桂小太郎のペット、地球外生物の“エリザベス”も初登場!「あけおめ」のプラカードを手に、銀魂音頭を盛り上げている。なお本楽曲は、「作詞:小栗旬、作曲:橋本環奈、振り付け:菅田将暉」と3人による共同制作。今回公開となった映像は“お正月篇”と銘打たれており、第2弾も…?と期待が高まる。『銀魂』は2017年7月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年01月01日東京ばな奈の姉妹品『東京ばな奈カステラ「見ぃつけたっ」』が新登場。東京駅限定で、2016年12月15日(木)より発売される。「東京ばな奈カステラ」は、東京土産の定番『東京ばな奈「見ぃつけたっ」』の姉妹品。「東京ばな奈」と同様バナナの形をした菓子だが、伝統的な製法により作られた正統派のカステラだ。音速よりも速い水の流れであらゆるものを自在にカットする“水流カッター”によって、大きな一枚のカステラから、バナナ型を切り出すように作られる。バナナの香りはカステラの下に敷いたザラメにつけ、カステラ全体にほのかに漂うようにした。4個入りと8個入り、12個入りの3種類の販売。帰省や集まりに持参するお土産の参考にしてみては。【詳細】『東京ばな奈カステラ「見ぃつけたっ」』発売日:2016年12月15日(木)販売場所:東京駅価格:4個入り 648円(税込)、8個入り 1,134円(税込)、12個入り 1,728円(税込)【問い合わせ】お客さま窓口0120-384-440
2016年12月15日来年開園100周年となる井の頭恩賜公園と吉祥寺を舞台にした映画『PARKS パークス』が、来年4月22日(土)に公開されることが決定。主演には橋本愛を、共演に永野芽郁、染谷将太を迎えることも分かった。ある日、吉祥寺に住む大学生・純(橋本愛)の元に、亡くなった父の昔の恋人佐知子(石橋静河)を探す高校生のハル(永野芽郁)がやってきた。ハルと一緒に佐知子を探すことになった純は、佐知子の孫・トキオ(染谷将太)と出会い、すでになくなっていた佐知子の遺品からオープンリールテープを見つける。そこには、ハルの父・晋平(森岡龍)と佐知子の歌声が録音されていた。途中で切れてしまったその曲を、純、ハル、トキオの3人は完成させようと試みる。佐知子たちの生きた1960年代と、純たちが生きる2017年の吉祥寺。公園、街を通して、2つの時代の音や物語が重なり合い、新しい歌が生まれる、爽やかな青春音楽映画。吉祥寺で一人暮らしをする大学生の主人公・純役に、『告白』で注目を集め、『バースデーカード』『古都』などに出演する橋本さん、順の前に突然現れたハル役には『俺物語!!』や「こえ恋」、来年には『ひるなかの流星』や『ピーチ・ガール』など話題作の公開を控える永野さん、トキオ役には『寄生獣』『さよなら歌舞伎町』、そして2018年公開の日中合作映画『空海―KU-KAI―』では空海役に抜擢された染谷さんが務める。また本作の監督を始め、脚本・編集を映画監督だけでなく、「SKE48」などのミュージッククリップも担当する瀬田なつきが手掛ける。さらに、今回の発表に併せて、本作のエンディングテーマに唯一無二の世界観で注目を集め続ける、「相対性理論」の「弁天様はスピリチュア」に決定。「相対性理論」の最新作「天声ジングル」に収録されているこの曲は、2014年に閉館した吉祥寺の映画館、バウスシアターの解体直前に館内で行われたセッションを基に作られ、監督が本作製作スタート時から聞いていた楽曲だそう。また本楽曲は、現在吉祥寺・井の頭公園で定期放送としても流れているゆかりの楽曲だ。『PARKS パークス』は2017年4月22日(土)よりテアトル新宿にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月08日アイドルグループ・Sexy Zoneの佐藤勝利と、女優・橋本環奈がW主演する映画『ハルチカ』(2017年3月4日公開)の予告映像が7日、公開となった。原作は、累計55万部を記録している小説家・初野晴による同名シリーズ。幼なじみの上条春太(ハルタ)と穂村千夏(チカ)が、高校内で起こるさまざまな事件を解決しながら、弱小吹奏楽部のメンバーを集め、コンクール出場を目指す様子を描いており、『ハルチカ~ハルタとチカは青春する~』のタイトルでTVアニメ化もされている。この度解禁となった予告映像では、気が弱くて泣き虫なハルタと、気が強くて負けず嫌いなチカが偶然高校で再開し、廃部寸前の吹奏楽部を立て直そうと奔走する姿が映っている。また、フルート初心者のチカが涙する姿や、練習中に突然倒れてしまうハルタの姿も。ハルタがチカをそっと抱き寄せる、イヤホンで一緒に音楽を聴くなど、密着度の高い映像も確認することができる。TwitterなどのSNSでは、公開された予告に映る佐藤と橋本の美しさが「美の暴力」と話題に。「予告だけで目が満足した」「映画のスクリーンが割れてしまう」など、心配の声もあがっている。
2016年12月07日映画初出演となる佐藤勝利(Sexy Zone)と実写『銀魂』も話題の橋本環奈がW主演を務める『ハルチカ』。幼なじみの2人が吹奏楽部に入り、音楽を通して気持ちをつなげてゆく“吹キュン”純愛ストーリーとなる本作から、待望の予告編が解禁となった。本作は、初野晴による大ヒット青春小説シリーズを、夏帆×星野源『箱入り息子の恋』や、中島裕翔×新木優子『僕らのごはんは明日で待ってる』を手がける市井昌秀監督が映画化。ちょっぴり頼りないけど気の優しい美男子ハルタと、気が強くて明るく元気な女子高生のチカ。高校の入学式で運命的な再会を果たした2人のキャラクターと関係性を軸に、映画オリジナルストーリーとして、音楽が恋愛や友情をつなぐ“ハルチカ”ワールドを描き出す。このたび解禁となった予告編では、気が弱くて泣き虫なハルタ(佐藤さん)と、気が強くて負けず嫌いなチカ(橋本さん)という幼なじみの2人が、廃部寸前の吹奏楽部を立て直そうと奔走する姿を映し出す。音楽一家に育った芹澤(恒松祐里)、部員をまとめようと奔走する部長の片桐(前田航基)とその彼女・わかば(二階堂姫瑠)、野球部で肩を痛めた宮本(平岡拓真)、チューバソロコンサート入賞の実力を持つ妙子(上白石萌歌)、登校拒否中のカイユ(清水尋也)など、個性豊かな"ワケあり"のメンバーたちに声をかけ、部員を集める2人。徐々にメンバーが揃っていく中、かつて将来を嘱望される指揮者だった教師、草壁信二郎(小出恵介)が顧問に加わり、コンクール出場に向けて突き進んでいく。しかし、部にとっても、2人にとっても大きな試練が待ち受ける。みんなになかなか追いつけず涙するフルート初心者のチカ、そして、練習中に突如倒れてしまうハルタ。多感な高校生たちが経験する不安や挫折、そして幼なじみの友情が淡い初恋へと変わる瞬間と、ある秘密が明かされ…。コンクール本番の日が迫る中、果たして彼らは、試練を乗り越えられるのか?ハルタとチカの関係は?予告編映像の後半で流れる、本作オリジナルテーマ曲でもある「吹奏楽のための狂詩曲 第1番『春の光、夏の風』」が、 “吹キュン”ラブストーリーをいっそう盛り上げていく。また、合わせて解禁となったポスタービジュアルは、予告編でも印象的だったワンシーン、バスの車中でキス寸前まで顔が近づく“窓ドン”に心ときめくハルタとチカの姿をとらえたもの。「響き出す、2人の青春」というキャッチコピーと、見つめ合う2人の眼差しから、幼なじみ同士の間に芽生えた「近くて遠い、トクベツな感情」を感じることができる。なお、12月10日(土)からはインターネットで座席指定ができるカード型前売り券ムビチケカードが上映劇場にて発売開始。先着特典として、ハルタ(佐藤勝利)とチカ(橋本環奈)の楽器を吹く爽やかな姿が映る青春クリアファイル(A4サイズ/両面デザイン)が付属する。『ハルチカ』は2017年3月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月07日女優の松雪泰子、橋本愛、成海璃子が9日(水)、都内で映画『古都』の完成披露試写会に艶やかな着物姿で登場。松雪さんは、成海さんから「晴れ女」と認定された。同作は、作家・川端康成による小説「古都」の舞台を現代の京都に移した母子の物語。松雪さんが一人二役で母親を演じ、その娘を橋本さんと成海さんが演じる。成海さんは松雪さんの印象について「晴れ女で、凄く強力なパワーがある。松雪さんが登場した瞬間に空が明るくなって驚きました」と紹介。それに松雪さんは「私は凄い晴れ女です」と認め「別の作品で沖縄に行ったときに、梅雨時期だったけれど雨がやんでいましたから」と得意顔だった。一方、橋本さんは京都ロケをふり返り「お茶だったり、日本舞踊だったり、京都弁だったり、すべてが初めてで大変というよりも時間をかけて鍛錬しなければいけなかった。終わってからは不安と反省しかなかったけれど、必死にやりました」と報告。松雪さんには「所作もお綺麗でしなやか。日本の女性という感じで素敵だった。その隙間に見える芯の強さを松雪さんから感じられて、そのしなやかさとカッコよさに惚れました」と惚れ惚れ。その松雪さんも「未知の世界に対する不安を抱えている娘の揺れ動く感情を、愛ちゃんは凄く素敵に演じてくれた。一緒にお芝居をする中で、芯の強さ、思いが静かな中にあっても伝わってきた」と絶賛していた。『古都』は11月26日(土)より京都先行上映、12月3日(土)から全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月09日映画『バースデーカード』のヒット御礼舞台挨拶が10月30日(日)、都内で行われ、主演の橋本愛と恋人役で共演する中村蒼、メガホンをとった吉田康弘監督が登壇。ハロウィンにちなみ、高さ2メートルを超えるカボチャの巨大バルーンと写真撮影を行った。10歳のときに愛する母親を病気で失ったヒロイン・紀子(橋本さん)が、亡き母親から毎年届くバースデーカードに励まされながら、成長を遂げるハートウォーミングな一作。母親を女優の宮崎あおいが演じている。劇中には恋人同士の中村さんと橋本さんが、バイクを2人乗りするシーンがあり「多分、バイクに乗ったのが初めての経験。怖かったし、事故ったらどうしようと…。もう2度としないと思います」と橋本さん。一方、ハンドルを握った中村さんは「免許は持っていたんですが、完全にペーパーで(苦笑)。都内で練習して臨んだんですが、実際はえげつない坂道で。なかなかエンジンがかからないこともあった」とロケ地となった諏訪での悪戦苦闘をふり返った。そんな2人は共演した感想を聞かれると、「中村さんがとてもかわいい手紙の渡し方をされていて、(年下だが)私がお姉さんになればいいんだなと答えが出た」(橋本さん)、「大人っぽいイメージをもっていて、僕より精神年齢は上かなって思っていましたが、(撮影当時)19歳らしい明るい面もあって意外だった」(中村さん)。また、最近感じた幸せについて、橋本さんは「最近、いままで一番おいしいと思っていたカレーうどんを超える味を見つけて、とても幸せ。更新されました!」とニッコリ。中村さんは「寒くなってきたんで、お風呂にお湯を張って入りました」と小さな幸せを語っていた。『バースデーカード』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月30日熊本県出身者で製作され、期せずして今年の熊本地震前の風景を映像の中に記録することとなった映画『うつくしいひと』が東京国際映画祭にて上映された。行定勲監督、橋本愛、姜尚中、高良健吾、米村亮太朗が舞台挨拶に登壇し、改めて復興を訴えた。もともと、「くまもと映画プロジェクト」として熊本を舞台に、行定監督をはじめ、熊本にゆかりのある人々の手で製作された本作。熊本県内の美し景色を背景に大学生の透子、探偵、謎めいた中年男らのドラマが展開していく。撮影は昨年の10月に行われ、その後、今年4月に震災が発生。期せずして熊本城をはじめ、映画の中に、震災前の熊本の姿が刻まれることになったが、行定監督は「改めて、映画には記憶する力というものがあるというのを感じました」と語る。出演者は全員、熊本出身だが、中でも謎の中年男に本職の俳優ではなく、政治学者の姜さんを、行定監督はあて書きする形で起用! 行定監督は「(映画を見た)岩井俊二監督から『姜さん、普通に演技してたね』と連絡が来ました(笑)。最初は大変だったんですよ。セリフあるのに、それを知らなった。台本を事前に渡してたのに(苦笑)。愛ちゃんに(姜さんの芝居を)受けてもらわないといけないけど、20テイクくらいやった。『姜さん、声がいいんだから、渋くやってください』と言ってもかわいくやっちゃう(笑)」と現場での様子を明かした。姜さんは「(役柄は)通行人くらいのつもりだった」とまさかのメインキャストでの出演への驚きを口にし「いま思うと、ナレーターがよかった…」と釈明し、行定監督からは「ナレーターは難しいですよっ!」とツッコミが飛んでいた。橋本さんは、姜さんとの共演について「動物的でした! (橋本さんは女優として)経験があるので、動物にはかなわない! 車に乗って2人でドライブするシーンでは、ずっとおしゃべりしてて、行定監督の話で『監督の作品からノスタルジーを感じる』とおっしゃっていて、私も、同じ何かを感じてて、そうやってお話ができてよかったです」とふり返った。また、高良さんは「行定さんと『熊本で撮りたいね』と話してて、夢がひとつ叶いました。まさか震災が起こるとは思わず撮っていましたが、震災前の景色を記録として残せてよかったと、震災から半年経ったいま、改めて思います」と語る。また、続編の制作が既に決定っしているが「震災後の“いま”の熊本を残す意味があると思うし、それで熊本に恩返しすることができれば」と故郷への強い思いを吐露。今回、高良さんは探偵を演じたが「僕がこの世界に興味を持ったきっかけはドラマ『私立探偵 濱マイク』だったので、今回の『濱マイク』を見直して、ちょっと真似してます(笑)」と明かした。橋本さんは、映画に刻まれた故郷・熊本の風景の中でも「菊池渓谷」を特に印象深い景色に挙げ「美しくて素晴らしい。あんな美しい場所を(映像に)残せてよかった。ぜひ見た方々に行ってみてほしい」と呼びかけた。この日は、映画にも登場する人気キャラ・くまモンも登場したが、ハイテンションのくまモンに行定監督は「元気すぎる!発情期(笑)」とツッコミを入れ、会場は笑いに包まれる。まもなく続編の撮影がスタートするが、監督は改めて「(震災の記憶を)風化させず、忘れずに、映画を見て熊本との距離を縮めてもらって、遊びに来てもらいたいです」と訴えた。(text:cinemacafe.net)
2016年10月27日女優の橋本愛が22日、都内で行われた映画『バースデーカード』の初日舞台あいさつに、ユースケ・サンタマリア、須賀健太、中村蒼、宮崎あおい、篠川桃音、星流、吉田康弘監督とともに登壇した。同映画は、毎年届く"バースデーカード"に書かれたメッセージを通して、亡くなった母親と遺された家族との絆や深い愛情を描いた珠玉の感動作。この世を去った母から毎年送られてくるバースデーカードを通して成長していく主人公の紀子を橋本が演じ、紀子が10歳のときにこの世を去った母親の芳恵を宮崎が演じる。そんなストーリーにちなみ、最近、自身が成長したなと思ったことを聞かれると、橋本は「水の味がわかるようになった」と言い、ユースケから「すごくねえ」と興味を持たれると「この水、不味いとか美味いとか、柔らかい、硬いって…」と説明。あまりにも普通の回答に、ユースケは「それ、結構な人わかるよ(笑)」と笑い飛ばして会場の笑いを誘った。また、宮崎は「成長したなと思うところはないですけど」と前置きをしつつ、「年を重ねてよかったなと思う部分では、周りの人がどれだけ考えてくれているかとか、動いてくれているかということを、多少、察することができるようになってきたことかなと思うので、周りの人に感謝することが増えたのはよかったなと思います」とコメント。あまりにもちゃんとした回答に、ユースケは「本当は俺も今みたいなことを言いたかった」と吐露して再び会場を沸かせた。さらに、キャストからキャストへ手紙を披露する企画も行われ、宮崎宛に手紙を書いてきた橋本は「母子という設定にも関わらず、一緒にお芝居する機会がほとんどなくて悔しいなと思っていましたが、だからこそ(共演した)1シーンでは、とても貴重で大切で、私にとっては宝物のような時間になりました。一緒にキャンペーンを回っていて、宮崎さん自身がとても愛情深い人なんだなと思いました。これかもずっと尊敬しています。いつか会話のお芝居ができますように。今後ともよろしくお願いします」と読み上げ、手紙を受け取った宮崎も「こちらこそ今後ともよろしくお願いします」とニッコリ。須賀から手紙をもらったユースケも「企画とはいえすっごい嬉しいですね。書くことになったとはいえ、真剣に書いてくれたんでしょ。すごく嬉しいです」と喜んでいた。
2016年10月22日グラビアアイドルの橋本マナミが、19日に放送されたインターネットテレビ局・AbemaTVのバラエティ番組『おねだりプリンセス』(毎週水曜20:00~22:00)に出演し、セクシーなおねだりを披露した。同番組は、毎週違った美女が"姫"となり、アシスタントの"じいや"と一緒に、登場するゲストからおいしい食事を"おねだり"してごちそうしてもらい、その金額を競い合うという内容。今回は、"姫"に橋本マナミ、"じいや"にレイザーラモンHG、そしてゲストとしてレイザーラモンRGが登場した。橋本は、グリーンのセクシーなワンピースを着て登場し、ごちそうしてもらう目標金額は1万円と宣言。「ガツガツいきます! もしゲストに響かなかったら脱ぎ捨てますから! 脱ぎ捨てればいいんでしょ!」と意気込んだ。その発言にHGは、「姫がもっと脱ぎ捨てる場所はあります!」と冷静にツッコんだ。橋本とHGは代官山の人気焼き肉店に到着すると、ドナルド・トランプ氏に扮したRGさんが登場。早速橋本は牛一頭からわずかしかとれない「プラチナタン」をおねだり。最初はしぶっていたRGだったが、橋本がRGさんの耳元でささやいたり、肩に頭をのせるなど、セクシーなおねだりを披露し、注文することができた。そのセクシーさに、視聴者からも「かわいすぎる」「エロい」などコメントが多数寄せられた。2件目の老舗フレンチレストランに移動してからも、橋本からのセクシーなおねだりは続き、RGはメロメロ。1杯1,000円のレモネードや、キャビアなどを頼むことに成功し、橋本はそのおいしさに大興奮していた。さらに、"愛人にしたい女NO.1"とよばれる橋本のセクシーさが話題になると、橋本は「女豹腕立てとか椅子を使ってすごい腰を回したりします」と実際に披露しながら説明。色気たっぷりな体勢に男性陣は大盛り上がりだった。
2016年10月20日亡き母から、誕生日ごとに届く10通のバースデーカードを通して、母の愛、子への想い、そしてそれを受け取る子どもたちの成長を、温かい視点で描いた家族愛の物語『バースデーカード』。脚本を通して役が語りかけてきたと話す、娘・紀子を演じた橋本愛と、作品を観たばかりで感動が抑えきれないという父親役ユースケ・サンタマリアが、映画の魅力、そしてここだけの裏話を披露してくれた。父と娘を演じた2人。賑やかで楽しい父親の横で、その話を笑いながら聞いている美しい娘という、スクリーンで見せる父娘とはひと味違った表情を見せてくれる。まずは、出演作を観てからインタビューを受けるのはあまりないというユースケさんが、“例外的”な思いを寄せることになった理由から。ユースケ:実は、自分が出たものを観られないという病にかかっていて(笑)、撮影が終わるとそのお仕事は終わりというのが普通。でも、この作品はPRのために愛ちゃんが僕の番組にも出演してくれたとき、主演を務めた女優さんが、これほど満足しているなんてどんな作品なんだろうと興味がわいた。この物語がとても好きだったこともあって、これはと思い、珍しく出演作を観たんです。いま、すごく温かい気持ちに包まれていて。もし自分が出演していなくても、何度も観返すような大事な作品になるだろうな。橋本:私の気持ちが伝わったことも、主演作をそこまで言ってもらえることも、すごく嬉しいです。ユースケ:ぜひ観てくださいという気持ちが伝わって来たよ。橋本:私は正直だから(笑)。ユースケ:そうなんだよ、愛ちゃんは正直者だからね。きっと作品が嫌いだったら、そもそもPRのために僕の番組に来てくれないよね(笑)。そこで思わず大笑いする橋本さんを見ながら、ユースケさんが続ける。ユースケ:だって、今日も服装からして気合いが違うでしょ。一緒にばっちり決めたしね。お母さんが若くして亡くなる話なんて、あざとくなりがち。宣伝だって、感動作とか、泣けるとかを強調しがちだけど、この映画に絶対にそういうのはいらないよ。橋本さんは、脚本が完成する前の早い段階から、映画の制作にかかわっていたそう。橋本:家族の愛を描いた、こういう王道の物語に出演するのは自分の中ではとても珍しいと感じましたし、未知の世界だったので怖さもありました。でも、その恐怖を慎重に取り除いて臨んだんです。王道の映画なのだけれど、斜めから見る隙も与えない。ひとつの感動的な愛を伝えるという目的にみんなが一緒に向かっていった結果、ちゃんと思いが伝わる作品になったと思える仕上がりになりました。ユースケ:共感できない人なんていないんじゃないかというほど普遍的。2時間ちょっとの上映時間ってけっこうな長さなのに一切飽きさせない。すべて必要なシーンだけでできている作品。それでもけっこう切っているんですけどね。僕が気に入っていたセリフなんかなくなっていたけど。橋本:そうなんですか!ユースケ:でも、それは必然だと思える。俳優である僕が“このセリフが好きだから残して”というのはエゴだからね。監督のセンスは素晴らしいし、完成作品を観て改めて実感したよ。橋本:私は、出演が決まる前に脚本を読ませて頂いて、亡き母からの手紙をこれだけ従順に受け入れていると、手紙がもらえなくなったとき、紀子が自分の足で立って生きていけるのかが分からなくて怖いという感想は監督に伝えました。それで、19歳で手紙を読まずに反抗するというシーンを作ってもらったんです。最初にいただいた脚本はかなり余白があったし、オリジナル脚本なので、変えていただいたところもありますね。ユースケ:知らなかった。そうだったんだ。愛ちゃんの意見でこういう物語になったんだ。反抗するシーンはとても大事だよね。そこで初めて亡き母からもらう手紙に疑問を抱く。19歳ってそういう年代。手紙が亡き母と自分を繋ぐとても大切な存在なだけに、手紙が来なくなったときどうなってしまうんだろうという不安の表れ。このエピソードがあるとないとでは全然違ったと思うな。橋本:実は最初の脚本を読んで、結婚相手がこういう男性では、とても好きになれないという、わがままも言いました(笑)。ユースケ:そうなの!中村蒼くんが演じた相手役の立石純くん、愛ちゃんの意見でああいう素敵な青年になったんだ。だって、父親としてアイツだったら娘をとられてもしょうがないもん。まあ、それでも嫌だけど(笑)。亡き愛妻の忘れ形見にして、男手ひとつで育て上げてきた愛娘。幸せを願っているけれど、本心では嫁にやりたくないという父の複雑な親心を、ユースケさんは見事に表現している。ユースケ:実は、不思議なくらい葛藤があった。僕、けっこうドライなほうなんだけどな。作品を観てびっくりしたのは、紀子の結婚式のシーン。バージンロードで娘を花婿に渡した後、幸せそうにしている新郎新婦の後ろで、僕がすごく苦しそうな顔をしてるの(笑)。あんな顔をしてるつもりなかったんだよね。ちょっと微笑んでいるぐらいのつもりだったのに。監督から、“紀子がついに嫁に行くというシーンですから”と念を押されていて、どっぷり入り込んでいたら、あんな顔になっていて。すっかり寂しい父親になっていました。僕としては、珍しいくらい。橋本:私も自然に紀子になっていましたね。脚本が完成する過程も観てきたこともよかった。すぐれた脚本だったので、人と人との会話がちゃんと成り立っていたし。脚本からキャラクターの声がきこえてきたから、その声を代弁して喋っていたという感じですね。こんなときに女の子はこうするということが、とてもよく描かれていたんです。それに、撮影当時、私自身が19歳だったので、同じ年代の紀子はとても親しみが持てたし、年齢による変化もよく分かったから、無理やり納得できないところを力技でもっていったというシーンはひとつもないですね。ユースケ:完成した脚本を現場で大幅に変えることはなかったけれど、ちょっとした言葉を付け足したり、語尾を除いたりとか、そういうちょっとしたことはあったよね。ただ、それが許されていたのは有難かった。たかだかひとことの違いでも、これでこのシーンは完成した、と思える理由になるものだから。そういうところからも、監督が俳優を尊重し信頼してくれていたのは分かった。もちろん僕らも監督はじめスタッフを信頼していたし。そういうものの積み重ねが、作品を作っていくと実感できる作品だった。そんな制作途中でのやりとりについて語り合ううち、話はいつしかタイトルへ。ユースケ:いまでこそ『バースデーカード』というタイトルに落ち着いたけれど、ほかにも案があったんだよね。愛ちゃんはどれがよかったの?橋本:ほかにありました?ユースケ:あったよ。『バースデーカード紀子の〇〇』とか、『バースデーカード君のまわりには何がある?』とかさ。副題を入れるのは、日本映画界の悪しき習慣で。橋本:そう、君のまわりに…(笑)。現場では『バースデイ・カード(仮)』だったんですよね。ユースケ:そう、『バースデーカード君のまわりには何がある?』もいいタイトルだけど、なんだか想像できちゃう。だから、僕は絶対に『バースデーカード』がいいと押していたんです。これでいくんですよねって念押しして。日本の映画もドラマも、タイトルで説明し過ぎ。ヒントだけで、ちょっと謎めいていたほうが絶対潔いし、お客さんの興味をそそるよって、俺はずっと言っていたんです。あんまりしつこく言うものだから、製作サイドが“じゃあ、これでいきます”と(笑)。橋本:じゃあ、これはユースケさんが推薦したタイトルだったんですね!(笑)ユースケ:ロビー活動をずっとやっていたの、待ち時間に。橋本:確かに、日本ではサブタイトルをつける傾向にありますからね。素晴らしい作品ほど、いろいろな細工をしなくても観客にきちんと伝わるはずだという、ユースケさんの強い思いが感じられるエピソード。感動させるための映画ではなく、感動を呼び起こすことのできる力を持った作品だという自負があるからこそ、余計なものは付け加えたくないという気持ちになったのだろう。母との死別という悲しい話がベースにある作品だが、本作を観ていると、別れる悲しみ以上に、人生で愛すべき人と出会えた喜びというものを感じる。橋本:私は人の死に立ち会ったことがまだないんです。家族が存在していることが当たり前になっている。だから、もし大事な人たちが明日居なくなったら、後悔することがあるかもしれないと考えてしまって。でも、後悔することがあるだろうと知っているのに、じゃあそうならないようにいま、愛や感謝を伝えておくことができるかというとそれはちょっと恥ずかしいと思ってしまう。自分の中にある、そんな愚かさを痛感するきっかけになりました。劇中には、紀子がとある質問をして母を悲しませてしまったことをずっと後悔しているというくだりがあるんです。それは当たり前の幸せがある毎日がいつまでも続くと思ってしまう、人間の普遍的な愚かさを映し出してもいるんでしょうね。ユースケ:でも、単なる悲しい物語じゃないのが、この作品の凄いところだよね。愛する人が亡くなる。そんな大きな出来事が冒頭にあるけれど、遺された家族は大きな悲しみを共有しているからこそ、すごく強く結びついていて、その中心には亡き母がいる。母が遺したものが家族にとってはものすごく大きくて、常に近くにいてくれると感じられる。常に彼女の気配があるんだよね。最後には、そんな母と家族の思いが繋がるシーンも待っている。ユースケ:それを表現できるのが映画のマジックであり、本作のマジックでもあるんだと思う。実はそのシーン、すごく待たされたんですよ。最初は1時間待ちですって言われていたのに、“何ならどこかに出かけてもOKです”と言われるぐらいの待ちになって(笑)。昼寝して起きてぶらぶらしていたのに、まだ撮ってる。何やっているんだろう?と不思議だったんですが実際に映画を観て、これは時間がかかって当然だし、待つ価値があったなと思うほどグッとくるいいシーンだった。そこもぜひ注目してもらいたいです。橋本:そうですね。できることはやったので、あとは多くの方に観てもらうことに勝負をかけています!愛する人との別れと、そこから生まれる喪失から、人は決して避けらない。そんな運命ゆえ、どうしても生まれる悲しみや後悔。でも、終盤に亡き母から届いた1通の手紙には、「思い通りじゃなく、後悔があっても、人生に満足している」と書かれている。すべてを抱えて生きていく…そんな人間の強さや愛しさがこの作品には詰まっている。(text:June Makiguchi/photo:Nahoko Suzuki)
2016年10月20日川端康成原作の名著を、原作では描かれなかった大人になった主人公たちの物語として、松雪泰子と橋本愛&成海璃子という豪華共演で映像化した『古都』。このほど、予告編と本ポスターが解禁となった。京都伝統の呉服屋で生きる姉・千重子と、北山杉の里で働く妹・苗子。双子の姉妹を松雪さんが一人二役で演じ、それぞれの娘役で橋本さん、成海さんという若手実力派が共演、そのほか葉山奨之、伊原剛志、奥田瑛二ら豪華キャストが脇を固めている本作。届いた予告編では、松雪さんが演じる生き別れた双子の姉妹、千重子と苗子が母親となってからの姿からはじまり、京都とパリ、二つの古都を舞台に母と娘の人生が交差する。千恵子は夫・竜介(伊原さん)と共に、20年前に先祖代々続く「佐田呉服店」を継ぎ、京都・室町で穏やかな暮らしを守り続けている。就職活動中で一人娘の舞(橋本さん)は、一流商社の二次面接を控えていた。一方、京都のはずれの北山杉の里で夫と林業を営む苗子は、絵画の勉強のためパリに留学した娘の結衣(成海さん)を陰ながら応援していた。予告編映像の中盤では、そんな2人の娘がそれぞれ人生の“岐路”に立たされ、娘とともに母もまた苦悩する姿を映し出す。進路に対する意見の相違から「お母さんが気にしてるのは、この佐田の家の顔やろ!」と言い捨てる舞、そして、スランプに陥り、「何を描けばいいかわからない」と涙する結衣。松雪さん演じる2人の母は、伝統を守り続けてきた自身の人生に思いを馳せ、娘の未来のために何をしてやれるのか、苦悩する…。その映像を彩るのは、フジテレビ系月9ドラマ「ラヴソング」の劇中歌に抜擢されたことでも注目を集める、シンガーソングライターの新山詩織が唄うエンディング曲「糸」。彼女の優しい歌声が映像を盛り立て、中島みゆきの歌詞の世界観がぐっと心を掴む、感動的な仕上がりとなっている。また、京都市全面バックアップのもと、オールロケが行われた映像には、日本最古の人工林である北山杉、嵐山、文化財指定された町家などが映し出され、京都らしい美しい風景にも目を奪われる。併せて解禁された本ポスターでは、松雪さんの凜とした着物姿が印象的。「この運命に、生きる――。」という言葉と、千重子の思慮深くも力強い眼差しに、日本の伝統に生きることを選んだ母の生き様が投影されたかのようなビジュアルとなっている。『古都』は11月26日(土)京都にて先行公開、12月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月11日