EXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチと日本酒界の革新的なひと蔵として多くの支持を集める新政酒造のコラボ日本酒〈陽乃鳥橘〉のリリース情報が、『Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)』12月号(11月6日発売)の連載を通して発表された。橘ケンチはEXILE/EXILE THE SECONDのパフォーマーとしてはもちろん、日本酒をライフワークとしながらここ数年様々な活動を通して造詣を深めてきた。「現代の日本酒の味わい深さを始め、日本各地の文化の拠点となっている酒蔵さんの魅力を多くの方に知っていただきたい」との変わらぬ想いを持って、多くの実力派酒蔵や日本酒の現在を紡ぎ続けるキーパーソンとの対話を積み重ねてきた。来る2020年に迎える所属事務所LDHによる6年に一度の一大イベント『LDH PERFECT YEAR 2020』を前に、現在も精力的に各地の酒蔵へと足を運んでいる。このたび、共演を果たした新政酒造も日本酒に傾倒する中で親交を深めてきた蔵のひとつであり、橘自身が味や酒質はもちろん酒造りに対する哲学に感銘を受けていた佐藤祐輔氏を筆頭に、足しげく通うことで気心を通わせた蔵人との造りを今シーズンも4月と5月の2カ月に渡って各数日ずつ敢行。その間には、昨季同様ラベル・デザインについても実際にディスカッションを交わした上で、橘が日本文化に従事していく際のキーワードとなる〈橘〉の名称を銘柄名に冠した。そして、昨年末飲食提供用の1本として実現したコラボレーションに続く2度目の共演にして、ついに〈陽乃鳥橘〉が完成、店頭での販売の運びとなった。今回用意された〈陽乃鳥橘〉は限定数となっており、シリアルナンバーを付記した上でGINZA SIX地下2階に店を構えるIMADEYA GINZAにて12月7日(土)より発売を開始する。飲食提供としては、橘ケンチプロデュースによる新店舗LDH kitchen IZAKAYA AOBADAIの他、指折りの名店にて予定しているとのこと。さらに、お披露目の場所としてもGINZA SIX13階のTHE GRAN VIP(THE GRAN GINZA内)で行うことが同時告知された。佐藤氏と橘のトークを楽しめるこちらは、デリバリーを前にした12月2日(月)に最速での試飲を行う他、希望者には先行販売を企画している。●橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)コメント昨年に続いて造りに行かせていただいたんですが、甑(こしき)が新しくなっていたり、最も手間のかかる蓋麹を採用していたり、新政酒造さんの造り自体が1年の間に進化していました。それだけに初年度のような気持ちで臨ませていただいた2年目のボトルが、〈陽乃鳥橘〉になります。手前味噌かもしれませんが、完成した1本は抜群に美味しい。貴醸酒ですが甘すぎず、本来の陽乃鳥よりも酸味が高くて、その分奥行きを感じます。仕込みには亜麻猫のオーク樽や杉樽熟成を使っているので、いろんなテキスチャーが何層にも積み重なって1本のボトルとして表現されており、何年か経つとより複雑味を増すのではないかと思います。販売はIMADEYAさんと取組ませていただいていて、店頭ではGINZA SIX店のみのお取り扱いになります。さらに、今回発売前に誰よりも早くお酒を体感できるプレミアムな会を用意しました。ボトルを出させていただく責任に加えて、体験の価値を僕なりに提案させていただきたいと考えて、GINZA SIX13階のTHE GRAN VIPという特別な場所でイベントを企画しましたので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思っています。●佐藤祐輔(新政酒造代表取締役社長)コメント弊社で2年目の造りになりましたが、ケンチさんは勘のいい方である上に初年度よりも酒の知識が増えたこともあり、改めて手慣れた作業に蔵人も驚いていました。他のお蔵さんで造りを体験されたことも大きかったのだと思います。昔から酒屋萬流と言われるほど各蔵にいろんな造りがあり、それが多様性を生んでいる。弊社の蔵人はうちしか経験できていないといったことを考えると、むしろケンチさんのようなスタイルが求められているのかなとも思います。仕上がった陽乃鳥橘は、予想以上によい出来になったと思います。酒質はいつもの陽乃鳥よりも酸味が高く、オーク樽に入っているので味わいも柔らかくなっています。実験酒としても、思惑を超えるレベルの高い酒になったと感じています。また、酒の会を始めLDHさんの日本酒部などケンチさんの活動のおかげで、日本酒をたしなんでくださる方や好印象を抱いてくださる人が増えているのはまちがいありません。今後さらに励んでいただいて、いずれご自身で設計して自由に酒造りをやれるように学んでいただけたら、ますます日本酒ファンは増えていくのではないかと期待は膨らむばかりです。■橘ケンチ×新政酒造コラボ日本酒〈陽乃鳥橘〉リリース情報銘柄名:橘ケンチ×新政酒造コラボ日本酒〈陽乃鳥橘〉販売店:IMADEYA GINZA東京都中央区銀座6丁目10-1GINZA SIX地下2階公式サイト: 酒販店店頭予定価格:5,000円(税抜)飲食店提供予定価格:未定(各飲食店の規定に準ずる)販売開始:12月7日(土)予定※価格や開始時期他変更の可能性がありますので予めご了承ください※販売店舗含む詳細は酒販店IMADEYA公式HP等をご覧ください■『新政酒造佐藤祐輔氏を招く〈陽乃鳥橘〉トーク&最速試飲販売イベント』日程:12月2日(月)予定場所:THE GRAN VIP東京都中央区銀座6丁目10-1GINZA SIX13階 THE GRAN GINZA公式サイト: 定員:40名(予定)主催:『Discover Japan』編集部詳細:『Discover Japan』最新号及び公式サイト: ※店舗や人数他変更の可能性がありますので予めご了承ください■『Discover Japan』12月号発売日:11月6日発売発売元:株式会社ディスカバー・ジャパン
2019年11月06日EXILE/EXILE THE SECONDのパフォーマー・橘ケンチが監修を務める「LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI」において、橘自身が魅了されたという福井県嶺北の食材と日本酒を提供する「越前福井フェア」「黒龍酒蔵の会」が実施されることになり、11月5日に橘が会見に出席した。橘は福井との関わりを持つことになったきっかけについて、以前、「錦織」という名で同じ場所で店舗が営まれていた際に「何度か福井の人々がいらしてくださって、『福井に遊びに来てください』と言われて、何度か足を運び、すっかり魅了されました」と明かす。ちょうど「IZAKAYA AOBADAI」をオープンするタイミングということもありフェアの実施を決めたという。自身、何度も福井を訪れ、飲食店や酒蔵、名所にも足を運んだが「福井の食材って東京にいるとあまり聞かないかもしれないけど、実際に訪れると、全てがおいしいんです」と強調!とくに11月6日には越前ガニ漁が解禁となるが、同店舗でもイチオシのメニューはやはり越前ガニ!「地酒と合わせていただければ。8種類くらいメインがあって、日替わりで変わっていくことになると思います。(期間中)全部で20種類くらいは体験できると思います」と語った。単に食材を東京の店で紹介するだけにとどまらず、福井の町おこしにも積極的な橘。雑誌の企画で自ら福井の歩き方マップの作成にも携わっており「東京からだと3時間くらいで着きますが、それくらいかけていく価値がある場所です。土日の小旅行に最適」とアピール。さらに北陸新幹線の福井県内(敦賀)開業が4年後の2023年に迫っていることに触れ「いま、(福井では)いろんな準備が進んでいるので、僕ももっと足を運んで魅力を伝える手助けをするなど何かしら貢献ができたら」と語っていた。10月1日にはかねてより交際していた女性との入籍を発表したが「いろんな人から(祝福の声を)いただいて、嬉しいです」とニッコリ。まだ夫婦で福井を訪れたことはないそうだが「いつか行きたいです。(現地で訪れたい場所は)まずは自分が作成したアップをたどるところから(笑)」と思いを馳せていた。取材・文・写真=黒豆直樹「LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI」越前福井フェアは11月9日より開催。
2019年11月05日11月15日公開の映画『わたしは光をにぎっている』のスペシャルトークイベントが10月31日、東京・高円寺の小杉湯で行われ、主演の松本穂香、主題歌のカネコアヤノ、中川龍太郎監督が出席した。本作は、『四月の永い夢』で第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した新鋭・中川龍太郎監督の最新作。なんとなく上京したが、仕事も人付き合いもうまくいかない20歳の澪を主人公に、古い銭湯を手伝い始めて昔ながらの商店街の人たちとも交流するようになる澪は、少しずつ都会の暮らしにも喜びを見出していく、というストーリーだ。主人公の澪を松本穂香が熱演。また、主題歌「光の方へ」をカネコアヤノが担当している。物語の舞台が銭湯ということで、この日のイベントは高円寺にある小杉湯で実施。松本とカネコはこの日が初対面で、お互いの印象について聞かれると、松本が「ずっと聴かせていただいてます。他の曲も聴かせていただいているので、ちょっとドキドキしています」と緊張した素振りを見せると、カネコは「やっと会えたという感じですね。可愛いです」と笑顔を見せた。また、カネコが大好きだというラストの「お風呂のお湯をすくうシーン」について松本は「監督さんが『お湯を慈しむように』と素敵な表現で演出されました。この時はファンタジーみたな夢の世界で、お湯を出す瞬間に現実に戻るという演出方法でした。ラストシーンにカネコさんの曲が流れた瞬間が大好きで、そこでやっと完結するというか、澪の未来が見えてよかったです」と満足げ。また、今回演じた澪という役柄を演じる上では「何もしなかったですね。お酒を止めようとか何かを止めようとか制限することでもっとお芝居に出せるんじゃないかと思ったりするんですが、自分に圧をかけないでいようと思って"まんま"でいました。今回は何もしなかったです」と自然体で演じたという。イベントの最後には主題歌「光の方へ」をカネコが弾き語りで熱唱。それを横で聴いていた松本は「素晴らしかったです。私、泣きそうで本当に最高です。救ってくれるというか寄り添ってくれる感じがしました」とカネコの歌声に感動した様子。対するカネコは「寄り添うというか、少しでもそういう感じになればと思っているので、そう言ってもらえるとうれしいです」と笑顔を見せていた。映画『わたしは光をにぎっている』は、11月15日より全国公開。
2019年11月01日女優の松本穂香が23日、都内で行われた主演映画『わたしは光をにぎっている』(11月15日公開)の完成披露舞台挨拶に出席した。同作は、平凡ながらも都内で居場所を見つけ、必死に生きる若者を描いた物語。主人公の澪を演じた松本に、中川龍太郎監督から「この映画は、翔べない時代の『魔女の宅急便』。松本さんはジブリのヒロイン系」と絶賛されると、松本は「すごくいい表現ですね」とご満悦な様子でにっこり。松本は「私もあまり器用ではないので、脚本を読んでいても刺さってくるものがあったりした。監督はそういうところもあって澪を演じさせてくれたのかな」と役について振り返ると、中川監督は「根っこにある気の強さみたいなものは、松本さんにも、澪にもあるように感じますね。僕は、松本さんに『澪は私だから』って怒られましたから」と現場での暴露話を交えながら語り始めると、松本は「そんな言い方はしてないです。捏造です」と苦笑いを浮かべていた。同作では、慣れない環境の中でも、人との交流を通じて奮闘していく主人公を演じた松本は「生きづらい世の中になってしまっているかなと思いますが、だれにでも居場所はあると思います。それが見つかるのはいつになるのかはわからないですけど、この映画の中に素敵な光が散りばめられているので、ぜひ最後まで楽しんでください」とメッセージを送っていた。イベントにはそのほか、渡辺大知、徳永えり、光石研が出席した。
2019年10月24日若手女優・松本穂香が、「ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル」で本シリーズ初出演を果たすことが決定。参加への喜びを語るコメントも到着した。『恋は雨上がりのように』、「この世界の片隅に」、連続テレビ小説「ひよっこ」などに出演する松本さんが参加するのは、本作のドラマパート「机と海」。念願の一人暮らしを始めることになった真佐美は、職場の先輩・有希と共に引っ越し作業を行っている。新居の家具は、リサイクルショップをまわってそろえたお気に入りのものばかりで、特に机は一目ぼれして購入したものだった。引っ越し初日の深夜、ガタガタっと物音がして驚く真佐美。特に気にも留めなかったが、その後も金縛りにあったり、父が原因不明の体調不良で入院したりと、身の回りで不幸が立て続けに起こる。真佐美から相談を受けた有希は、ある女性を紹介。彼女は、真佐美が最近机を買ったことをズバリと言い当て、深夜3時に九十九里浜の砂浜で机を燃やさないと真佐美の命にかかわると真剣に語るが…というあらすじ。松本さんは、身の回りで不幸が立て続けに起こるウエディングプランナー・田中真佐美を、先輩・川島有希は「ほん怖」2度目の出演となる足立梨花が演じる。今回「ほん怖」初出演となった松本さんは「“やったー、『ほん怖』決まりました!”と、周りの人に自慢しました(笑)。昔からずっと見てきた作品で、出演できるとは考えてもいなかったので本当にうれしかったです」と参加への喜びを語り、ホラー好きだという松本さんは「夜中に海岸で机を燃やすというシーンは見たことがないので印象的でした。ホラーシーンの撮影はCGなどで処理するのかなと思っていたら、割とアナログな撮影方式でちょっと驚きました(笑)。でも、このアナログ感が、『ほん怖』独特の怖さを生み出しているんじゃないかなと感じました」と撮影の印象を明かす。そして「本格ホラードラマは初めての挑戦なので、叫び声や叫び方に注目していただきたいです」と見どころを語り、「たぶん、人生で初めて叫びました(笑)。題材も斬新なので、皆さんに怖がってもらえると思います。是非、楽しんで下さい」とコメントしている。一方、「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2015」の「奇々怪々女子寮」以来、4年ぶりの登場となる足立さんは「今回、机が物語のカギを握るアイテムとなっていますが、実際にありえる話だなと思って、台本を読んだ後に自宅の机を見返してしまいました(笑)。意外とリアルなお話なので、机だけではなく自宅にある家具を調べたくなりました(笑)」と台本を読んだ印象を語る。また初共演となった松本さんについては「現場でうるさくしすぎて、嫌われていないかなと心配です(笑)。松本さんお一人での撮影の際に、監督の横でモニターを見ていたんですが、監督が“(松本さんのことを)天才だなぁ”と言っているのを聞いて、後ろから“ですよね”と大きくうなずいてしまいました」と撮影のエピソードを明かしている。これまでに発表された「ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル」ドラマパート佐々木蔵之介×佐野勇斗「肩の女」脱サラして夢のラーメン店をオープンさせた氷川武彦(佐々木蔵之介)だったが、客足はさっぱり。場所も味も悪くないはずなのに、客が全く来ない理由に氷川は何となく気づいていた。それは、アルバイトの立花恵介(佐野勇斗)の肩に、“上半身だけの女”が絡みついていること…。恵介を辞めさせれば…しかし、明るく人の良い恵介をクビにすることをためらう。そこで氷川は、恵介の肩を塩で清めようとするがうまくいかない。すると、今度は店内に“下半身だけの女”が現れ、それぞれに塩を投げつけると彼女たちは姿を消し、その後、店は満員になるほど繁盛。しかし、氷川がベッドに入ると下半身だけの女が現れ…。中条あやみ主演「赤い執着」半年前に事故で両親を亡くし、幼い妹の彩花(粟野咲莉)と生活する宮岡真衣(中条あやみ)は、ある日、仕事からの帰路に自分の住む団地のエレベーターから出ると、何か気配を感じる。団地の下を見ると、全身真っ赤な女がこちらを見上げている…。同じ団地の住人だろうと思った真衣は、バイト先の常連客・吉岡(昴生)にも笑い話のように話した。しかし、吉岡の職場の後輩・大谷(泉澤祐希)から突然「最近、何かおかしなこと、なかったですか?」と聞かれる。そして、この赤い女によって、身の毛もよだつような恐怖が真衣に襲いかかる――。佐藤健主演「汲怨のまなざし」妻・あすか(阿部純子)、息子・サトシ(森優理斗)と共に平凡ながらも幸せに暮らしている宮崎孝史(佐藤健)は、ある日公園でサトシと一緒に遊んでいると、不気味な女を見かける。その後も仕事帰りの道や、出勤時のバスの車内でも、その不気味な女を見かけるように。そしてある晩、ベッドで背中に何かがピタリと張り付いてくるような気配を感じ、おそるおそる孝史が背後をふり返ると、そこには血のような眼を持つ不気味な女が…!「ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル」は10月12日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2019年10月09日EXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチ監修によるガイド小冊子『SAIJO SAKE TOURISM』が完成したことを受け、9月27日(金)よりフリーペーパーとして配布が開始されることが発表。あわせて、橘のコメントが公開された。この度完成したガイド小冊子『SAIJO SAKE TOURISM』は、経済産業省の委託事業であり、2018年に起こった西日本豪雨被害に対する復興支援プロジェクト『HASHIWATASHI PROJECT』のプロデュース支援事業の一環として進められたもの。橘はプロデューサーとして一般公募された中国エリアの企業の中から、岡山県・丸本酒造及び広島県・賀茂泉酒造の2酒蔵会社と取組みを実施。岡山の丸本酒造とは田植えと稲刈を共に行い、無農薬田復活のサポートを行っており、広島では賀茂泉酒造を含めた東広島市西条の魅力を再発見すべくこの1冊を介してPRを担った。まず1月に橘自身が視察のために西条を訪問し、関係各所との協議を重ねながら、賀茂泉酒造・前垣氏からの「改めて西条のいいところを発信することで街を活性化させて、西日本豪雨の風評被害を含めて拭い去って欲しい」という言葉を受けてガイドブックの制作を提案。7月の再訪時には、「世代を問わず街のみなさんと共に冊子を創り上げたい」という橘の想いから、西条酒造協会に加えて広島大学の学生団体maho Labo.の協力の元、編集チームを組んだ上で人と人が想いを醸す醸華町の取材を行った。【関連リンク】 maho Labo.()実際に『SAIJO SAKE TOURISM』のページをめくると、西条や安芸津エリアの酒蔵紹介に始まり、注目のスポットも掲載している他、西条酒造協会の8蔵を巡った証としてスペシャル・ラベル・ステッカー“SAKE BREWERY LABEL”を貼りつけるページもあるなど、手に取った読者自らでこの本を完成させることができるという趣向が凝らされている。また橘は、「今後は酒造協会やmaho Labo.のみなさんにこの本をお預けして、よきタイミングで新しい情報を更新しながら受け継いでいっていただけたら嬉しいです」と、日々活性化していく街と同様にガイドブック自体もアップデートできる余地を残して地元に託すことを表明した。配布は9月27日(金)より、主に東広島市及び西条の関係施設にてスタートする。部数は限定10,000部で、東京銀座のひろしまブランドショップTAUやLDH kitchen IZAKAYA AOBADAIでも一部取り扱う予定だが、数に限りがあるとのことなので、気になった方は早めのチェックが必要だ。さらに、『SAIJO SAKE TOURISM』の配布開始告知と時を同じくして、東広島を舞台に、例年2日間でおおよそ25万人もの日本酒好きが集まる『酒まつり2019』の2日目、10月13日(日)の出演決定もアナウンスされている。ぜひこの秋は『SAIJO SAKE TOURISM』や『酒まつり2019』をきっかけに東広島市及び西条の魅力を再発見してみるのはいかがだろうか。橘のコメントは下記。■橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)西条は酒の都としてクローズアップされることが多いと思うんですが、この1冊は日本酒だけのものにはしたくありませんでした。なぜなら、そこに生きている人や自然、いろんなものがクロスオーバーしている様を落とし込みたかったから。それを最も象徴するのが日本酒という捉え方でした。そうして世代を問わず多様な考え方に触れた時に、改めて誰もが活気を持って生きている街だと実感しました。もしも手に取ってくださったみなさんが醸華町のいたるところにあるわくわくする気配を少しでも感じ取ってくださったら嬉しいです。そして、さらに活性化していく街同様に、この小冊子が受け継がれていくものとなればと願っています。■LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI『西条酒蔵フェア』橘監修による注目の新店舗LDH kitchen IZAKAYA AOBADAIでは、『SAIJO SAKE TOURISM』の配布開始を受けて東広島市西条の酒蔵フェアを開催。期間は日本酒の日10月1日(火)から『酒まつり2019』閉幕の翌10月14日(月・祝)まで。催事名:LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI『西条酒蔵フェア』実施店舗:LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI期間:2019年10月1日(火)~14日(月祝)予定【関連リンク】 LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI『西条酒蔵フェア』()■『酒まつり2019』小冊子『SAIJO SAKE TOURISM』でフォーカスした東広島市を舞台に、2日間でおおよそ25万人近い来客者がある日本酒界の一大イベント。“La chic(らしく)”をテーマに開催される2019年は、HASHIWATASHI PROJECTや酒サムライとしての繋がりを含め、橘がポスターやホームページといった公式ビジュアルを担った。橘のトークイベントへの出演は10月13日(日)。イベント名:『酒まつり2019』開催日:2019年10月12日(土)及び10月13日(日)会場:JR西条駅周辺【関連リンク】 『酒まつり2019』()
2019年09月24日橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)と福岡県の白糸酒造のコラボレーションによる日本酒“橘六五”のリリースが決まった。橘はEXILE/EXILE THE SECONDのパフォーマーとしてはもちろん、日本酒をライフワークとしながら、ここ数年様々な活動を通して日本文化への造詣を深めてきた。「現代の日本酒の味わい深さを始め、日本各地の文化の拠点となっている酒蔵さんの魅力を多くの方に知っていただきたい」という橘の想いは、多くの酒蔵との信頼構築の原動力となってきた。白糸酒造は、酒造好適米・山田錦、有数の産地として名高い福岡県糸島地区にある安政2年(1855年)創業の酒蔵。現在の代表銘柄のひとつである“田中六五”は、地元産の山田錦65%精米を特性としている。今回のコラボのベースとなったのも、その“田中六五”。橘は2月の麹造り、3月には古式の上槽法・ハネ木搾りを体験。「伝統とモダンが絶妙なバランスで混ざり合っている白糸酒造。糸島という場所を誇りに思う気持ちはこんなにも美味しいお酒を生み出すのか」(橘)との気づきを得ながら、蔵人と造りや蔵開きをともにした後、この秋、パッケージに橘が日本文化に従事していくことを表す〈橘〉の名称を改めて冠した〈橘六五〉を完成させた。販売については、住吉酒販庄島氏とも協議を重ねた上で、三酒の神器を裏テーマに、“荒走り”、“中汲み”、“責め”の3本1組、限定800セットでのリリースが決まった。橘ケンチ監修のLDH kitchen IZAKAYA AOBADAIにて10月1日(火)から行う4日間の先行提供の後、住吉酒販本店及び各支店にて10月5日(土)より特別ボックス仕様で発売予定となっている。さらに、発売日の週末10月5日(土)6日(日)には白糸酒造及び住吉酒販の地元・福岡にフォーカスした、橘、田中杜氏、庄島氏の3者による六本松蔦屋書店でのトークイベントや、蔵元と酒と料理を楽しむ橘六五の会といった催しも予定されている。イベントへの応募の詳細は、住吉酒販各店、『Discover Japan』公式サイトなどで、それぞれ順次告知がスタートする予定となっている。●橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)コメント秋田の新政酒造さんとの亜麻猫橘、京都の松本酒造さんとの守破離橘という2つのコラボを経て、次にご一緒させていただきたい蔵元さんを考えたとき、以前から懇意にしてくださっている白糸酒造の田中さんがすぐに頭に浮かびました。くわえて、自分自身が日本文化に従事していくことを表す〈橘〉の名を育てていく意味でも、福岡の田中さんとともに九州エリアへ想いを伝えたかったというのもあります。その白糸酒造さんは、昔からの伝統的な技法・ハネ木搾りを続けている由緒ある蔵でありながら、若い蔵人さんがモダンな現代蔵でいいペースで仕事をされているのも印象的でした。また、代表銘柄のひとつである田中六五では普段上槽した後の搾りで出る荒走り、中取り、責めを1本のお酒にして出すそうなんですが、今回〈橘六五〉は荒走り=First、中汲み=Second、責め=Thirdとそれぞれをボトル詰めして3本1組にさせていただきました。ぜひ3種を飲み比べていただいて、『搾って出てくる順番でこんなにも違うんだ』と味わいの差を体感してみて欲しいです。そして、このお酒が生まれた糸島を想像しながら福岡でのイベントを楽しみにしていただきつつ、〈橘六五〉がみなさんの新たな日本酒ライフのお供になれたらいいなと思っています。●田中克典(白糸酒造杜氏)コメント当蔵で主要な造りの工程すべてに関わっていただくのは初めてのことだっただけに、どのように作業を行っていただくかをとても考えました。というのも、弊社は他の酒蔵さんよりも少しだけ手作業が多いので、慣れるまでは難しかったと思います。ただ、実際の仕事ぶりや周囲への配慮もすばらしく、お互い気持ちよく造りをできたと思います。今回3本セットの日本酒として完成した〈橘六五〉は、3種類すべて味が異なりますが、糸島の水の個性に裏打ちされた弊社の特徴がよく出ていると思います。全体的に味幅のある六五らしさを兼ね備えつつ、橘ケンチのエッセンスが加わったバランスのいい酒になっています。同じタンクのお酒を箇所ごとにわけて瓶詰めした上3本で販売するという、業界でもあまりない試みだと思います。ぜひ3本それぞれの違いと日本酒の奥深さを併せて体感してもらえたら幸いです。蔵としては、今後も福岡の定番酒という目標を引き続き求めながら、白糸酒造なりの表現で進んでいきたいと考えています。そして、日本の伝統文化であり日本人の誇りでもある日本酒の美味しさやすばらしさを、日本酒を愛するケンチさんの発信力によって多くの方たちに伝えていっていただきたいです。■橘ケンチ×白糸酒造コラボ日本酒〈橘六五〉リリース情報銘柄名:橘ケンチ×白糸酒造コラボ日本酒〈橘六五〉販売店:住吉酒販本店(福岡)及び各支店(公式HP) sumiyoshi-sake.jp()酒販店店頭予定価格:8,000円(税抜)予定店頭販売形態:3本1組/限定800セット予定飲食店提供価格:未定(各飲食店の規定に準ずる)販売開始:2019年10月5日(土)予定※3本1組での販売予定価格になります※価格や販売開始時期他変更の可能性がありますので予めご了承ください※販売店舗含む詳細は各酒販店の公式HP等をご覧ください
2019年09月13日EXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチが6日、東京・目黒区の青葉台で行われた「LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI」プレス発表会に出席した。8日にグランドオープンを迎える同店は、都内を中心に13店舗の飲食店を展開するLDH kitchenの新ブランドとして、日本酒とそばがカジュアルな立ち飲みや座敷エリアで楽しめる「NEO角打ち」を売りに、「日本文化を『遊ぶ』『愉しむ』『再発見』」をテーマに掲げている。日々精力的に各地の酒蔵へと足を運ぶ橘がプロデュースを手掛け、地域性に着目したペアリング提案や、かるた絵札を使った会計など、日本古来の居酒屋文化にエンタテイメント性を掛け合わせている。雑誌で連載を持つなど、日本酒と縁が深い橘。EXILE・HIROから、「日本酒であればケンチにお願いしよう」とプロデュースを任されることになり、これまで巡った酒蔵の中から厳選した日本酒を揃えたという。店内は木の温もりを基調とし、グレーの畳でモダンな雰囲気を演出。橘は、HIROの反応を「内心ドキドキでしたが、めちゃくちゃ喜んでいただけて」とうれしそうに振り返り、「奥の座敷をすごく気に入られた」と明かした。LDHが事務所を構える場所にも近い中目黒駅が最寄り駅となっていることから、「中目黒の遊びのルートの1つに加えてほしい」「日本人の方はもちろん、海外からいらっしゃる方にもぜひ訪れてほしい」と願う橘。EXILEといえば「レモンサワー」が代名詞となっているが、「レモンサワーは大好きで、今でももちろん飲みます。このお店でも青葉台レモンサワーを開発しました。ベースは日本酒で作っています」とアピールし、「レモンサワーラブは変わらない」と笑顔を見せて笑いを誘っていた。
2019年09月06日9月20日公開の映画『おいしい家族』のヒット祈願! 特別上映会が8月31日、都内で行われ、主演の松本穂香をはじめ、板尾創路、浜野謙太、笠松将、ふくだももこ監督が出席した。本作は、第40回すばる文学賞受賞・ndjc2015選出など、文学・映像両才能を発揮している新鋭作家ふくだももこの長編初監督作品。主人公の橙花を演じるのが松本穂香で、長編映画初の主演を務める。亡き妻の服を着て暮らす橙花の父・青治には板尾創路、青治のパートナーでお調子者の居候・和生には浜野謙太が熱演しており、人も気候も穏やかな島を舞台に、新たな家族像を描き出す。主演の松本は「ふくだ監督はとにかく一番楽しんでいたのを覚えています。現場で良いアングルがあったら『ええやん! ええやん!』と自信満々で先陣切ってやってくれたので、私たちも安心して最後までやれました」とふくだ監督に感謝し、「(ロケ地の)新島は、周りから遮断された場所だったので、余計なものがなくて純粋に役に入れたんじゃないかなと思います」と振り返った。ふくだ監督の短編映画『父の結婚』(2016年)と同じ役を演じた板尾も「島で生活をともにして素顔を見ていたので、合宿しているような感じでした。島で数日間一緒に過ごしたということが、映画に出ていたと思います」と話した。舞台あいさつの最後にはふくだ監督の母によるふくだ監督への手紙を松本が代読するというサプライズも。それに思わず涙を流したふくだ監督は「誕生日会か」と照れながらも「私は両親と血の繋がりがない養子なんですが、産んでくれた人も含めて色んな人に優しくしていただいて生きてきました。ですからこういう映画を撮って色んな人に返していかなければという気持ちが強く、見てくださった皆さまにちょっとでも感じてもらえたらうれしいです」と感激しきりだった。映画『おいしい家族』は、9月20日より全国公開。
2019年09月01日2020年秋公開の映画『みをつくし料理帖』の第2弾キャスト発表、現場記者会見が28日、東京・成城の東宝スタジオで行われ、主演の松本穂香をはじめ、若村麻由美、浅野温子、藤井隆、石坂浩二、角川春樹監督が出席した。8月21日にクランクインした角川春樹監督の最後の監督作品となる映画『みをつくし料理帖』。会見には、既に発表されている主演の松本穂香をはじめ、松本が演じる澪と江戸で一緒に暮らすご寮さん・芳役の若村麻由美、澪が暮らす長屋の住人・おりょうの浅野温子、戯作者・清右近衛門を演じる藤井隆、そして澪の料理の才を見出し、女料理人として澪を雇い入れる「つる家」の店主・種市役の石坂浩二と角川春樹監督が出席した。すでに1週間ほど撮影が進んでいる本作。松本は「監督は『とにかく穂香の感じるままにやって欲しい』と言ってくださり、すごく信じてくれるというか、とても自由に楽しくやらせていただいています」と話し、「緊張はしますけど、『みをつくし料理帖』は私自身好きな作品ですし、澪という人がすごく好きなので、その気持ちがあれば大丈夫かな? という気持ちでやらせてもらっています」と胸を張った。石坂は「江戸時代はアルミのお鍋はないので、澪は筋肉がつくと心配しているんですが、それは上手くて格好は一丁前。さすが女優さんです」と称賛しつつ、「味の方は分かりません」と笑いを誘う一幕も。石坂のコメントに笑顔を見せた松本は「料理の筋はないかもしれませんが、少しずつ教えていただいてちょっとは身についていると思います」と自信を見せた。2009年公開の映画『笑う警官』以来、10年ぶりにメガフォンを執った角川監督。「全く違和感を感じていないですね。10人の監督がいれば10人の演出法があります。私は演技の上手い下手という以前に、役をどう演じるのかという解釈や読解力が大事だと思っています。(松本らキャスト陣は)見事に深く役を読んでいるなと大変感銘するのと同時に、毎回毎回どのように演じてくれるのか、舞台の演出をしているような感じですね。撮休の度に早く現場に戻りたいと思ったのは初めての体験です」と手応えを感じているという。主演の松本については「間違いなく松本穂香という女優にとって、代表作になると思いますね。石坂さんや温子、若村に育ててもらっていると思いますし、幸せな環境で映画を撮っています。何より彼女が持っている地の部分は健気で明るくて前向き。『お前は何を感じる? お前の思った通りにやってみな』というやり方で、それが見事に決まっていると思いますね」と太鼓判を押していた。映画『みをつくし料理帖』は、2020年秋の公開予定。
2019年08月30日橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)と現在の日本酒界を牽引する気鋭酒蔵のひとつである松本酒造によるコラボレーション日本酒「守破離橘」の発売が発表された。パフォーマーとしてはもちろん、日本酒をライフワークとしながらここ数年様々な活動を通して造詣を深めてきた橘ケンチ。多くの実力派酒蔵や日本酒の現在を紡ぎ続けるキーパーソンとの対話を積み重ね、来る2020年に迎える所属事務所LDHによる6年に一度の一大イベント『LDH PERFECT YEAR 2020』を前に、現在も精力的に各地の酒蔵へと足を運んでいる。この度、共演を果たした松本酒造も日本酒はもちろん食文化を介して絆を深めてきた蔵元のひとつであり、「日本酒や食に対する考え方への共感はもちろん、世代も近く音楽的な共通点も多い松本酒造の杜氏・日出彦さんとは、いつか一緒に取組をしてみたいと出会った当初から考えていました」(橘ケンチ)との想いの元、守破離IDシリーズとしてボトルを形にした。守破離IDシリーズは、日本酒のアイデンティティ(ID)を表す重要なエレメンツのひとつである“お米”に特化、田んぼ別に醸した松本酒造を象徴する銘柄のひとつであり、「酒米の育った田んぼの環境を含めて存在証明を可能にした日本酒」となっている。「守破離橘」も兵庫県産の山田錦を使用、この作品のみに与えられた番地=「ID-597」を冠した。田んぼの環境によってそれぞれのお米自体が持つ異なる個性は造りにも反映されており、しっかりと味わいとして落とし込まれている。2月の麹造り、3月の搾りに加えて、ラベル・デザイン案に至るまで主要な工程を実際に蔵人とともに作業した上で、橘ケンチが日本文化に従事していく際のキーワードとなる“橘”の名称を改めて冠した「守破離橘」として完成した。さらに、橘ケンチプロデュースによる注目の新店舗LDH kitchen IZAKAYA AOBADAIがオープンされることが決定。日本酒とそばをテーマとした“NEO角打ち”を標榜しており、LDH kitchenによる新ブランドとして9月8日(日)にグランド・オープンを迎え、ソフト・オープンとなる8月27日(火)より他に先行して「守破離橘」の飲食提供が始まることとなっている。同店では、今後松本酒造の松本日出彦杜氏を招いて開催する「守破離橘」の酒の会も予定されているとのこと。また、「守破離橘」をどのような方法で堪能できるのかとの最も気になる点に関しては、前述のLDH kitchen IZAKAYA AOBADAIといったお店で順次始まる飲食提供に加えて、はせがわ酒店(東京)及び酒のやまもと(大阪)という名門酒販店2ショップにおいて9月8日(日)よりボトル販売もスタートする予定だ。●橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)コメント日本酒にハマッて最初に買ったお酒が松本酒造さんの澤屋まつもとSAIDOであり、当初からいつか一緒に取組ができたらとの想いを持っていました。そんな気持ちをお伝えしながらお会いする機会を重ねて、昨年いい田んぼが確保できたとのご連絡をいただき、今回の造りに入らせていただくことになりました。チーム一丸となった酒造りにひとりの蔵人として参加させていただくのは緊張感のあるものでしたが、でき上がったお酒は杜氏の日出彦さんから今季一番かもしれないとの太鼓判をいただくほど美味しく仕上がっています。昨年は飲食提供のみでしたが、今年からより多くの方々に手に取ってご家庭でも飲んでいただけるようになっています。IDシリーズとして別の番地とともに店頭に並びますので、松本酒造さんが目指されている田んぼ由来の日本酒という取組を体感してみてください。そして、日本酒の美味しさや奥深さに触れるきっかけの1本になれたらと望んでいます。また、この「守破離橘」のリリースと時を同じくして、新たに日本酒に注力するお店LDH kitchen IZAKAYA AOBADAIが生まれます。ここでの記念すべき第1回目の酒蔵の会が「守破離橘」の会になりますので、併せてご期待いただけたらと思います。●松本日出彦(松本酒造杜氏)コメント当蔵ではこのような形で造りに入っていただくコラボレーションはこれまで行っていませんでしたが、今回は私のDJの師匠でもある方との御縁も含めて実現いたしました。そんなコラボの肝となった兵庫県産山田錦はID-597になります。毎年使わせていただく田んぼが少しずつ増えている中で、とてもいい区画の田んぼがまとまってきました。その内のひとつのロットであり、ケンチさんにはいい場所を選んでいただけたと思います。酒造りも、ほぼすべての工程をやっていただきました。その上で、弊社スタッフもケンチさんに説明しながら従事することで、普段の仕事を言語化できるようになったことはありがたい経験になりました。実作業では動きが早く綺麗で仕事も丁寧であり、何よりも私が言葉で説明している内容を現場で体感していただいたことで、守破離の持つ日本酒に対する切り口を共有していただけたように思います。また、私は日本酒造りの中でチーム力を大切にしているのですが、ケンチさんもチームの一員だと思っています。完成した「守破離橘」をテイスティングしたところ、いい酸味と旨味が乗っていてかなり美味しいです。ぜひ多くの方にこの1本を堪能していただけたらと思います。■橘ケンチ×松本酒造コラボ日本酒「守破離橘」銘柄名:橘ケンチ×松本酒造コラボ日本酒「守破離橘」販売店1(東京):はせがわ酒店公式サイト: 販売店2(大阪):酒のやまもと公式サイト: 酒販店店頭価格:2700円(税抜)販売開始:2019年9月8日(日)予定※価格や開始時期他変更の可能性がありますので予めご了承ください※販売店舗含む詳細は各酒販店の公式HP等をご覧ください
2019年08月22日松本穂香が主演する、海外からも注目を集める新鋭・中川龍太郎監督の最新作『わたしは光をにぎっている』。その公開日が11月15日(金)に決定し、ポスターと予告編が解禁となった。監督は、デビュー作からこれまで海外の映画祭で数々の賞を受賞し、前作『四月の永い夢』(’17)が第39回モスクワ国際映画祭で2冠に輝いた中川龍太郎。そして主人公の宮川澪を演じるのは、「この世界の片隅に」の情感あふれる演技で存在感を放ち、声優として『きみと、波にのれたら』ほか、『酔うと化け物になる父がつらい』『おいしい家族』など出演作が絶えない松本穂香。出来上がった本編を観て「自分が出ている作品なのに、こんな風に泣いたのは初めてのことでした。この映画に出会えてよかったです」と語る、まるで分身のような役で、風景に溶け込む透明感溢れる松本さんの姿は、岩井俊二監督の名作『四月物語』(’98)のヒロインだった女優・松たか子を彷彿とさせるという絶賛の声が早くもマスコミから寄せられている。共演は渡辺大知、徳永えりら若手実力派と、光石研、樫山文枝ら日本映画のオーソリティーたち。主題歌は、伸びやかな歌声が心に波紋を広げるカネコアヤノの「光の方へ」。中川監督が「翔べない時代の魔女の宅急便」と語る本作では、都会の中で居場所を見つけ、現代を生きる若者の姿を丁寧に描いていく。予告編では、亡き両親に代わって育ててくれた祖母・久仁子の入院を機に東京へ出てくることになった澪が、「目の前のできることから、ひとつずつ」という久仁子の言葉をきっかけに、居候先の銭湯を手伝うようになる様子が…。昔ながらの商店街の人たちとの交流も生まれ、都会の暮らしの中に喜びを見出し始めたある日、その場所が区画整理によってなくなることを聞かされた澪は「しゃんと終わらせる」決意をする。「どう終わるかって、たぶん大事だから」と語る澪の、序盤とは別人のような心境の変化にも注目してほしい。『わたしは光をにぎっている』は11月15日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:わたしは光をにぎっている 2019年全国にて公開予定©2019 WIT STUDIO / Tokyo New Cinema
2019年08月17日グラビアアイドルの橘更紗(たちばな さらさ)がこのほど、東京・秋葉原のソフマップで最新イメージDVD『桜咲く愛』(発売中 4,104円税込 発売元:ギルド)の発売記念イベントを行った。昨年11月に1stDVD『さらさら』でデビューを果たした現役女子大生グラドルの橘更紗。15年間バレエで鍛え抜いた魅惑的なウエストラインに加え、バストもEカップという凹凸ボディーが魅力の21歳だ。通算3枚目となる最新作は、今年4月に千葉と都内のスタジオで撮影。新任教師に扮した橘が、生徒と禁断の恋を繰り広げるというシチュエーションもので、随所で凹凸ボディーを披露している。純白の爽やかなビキニ水着姿で報道陣の取材に応じた橘は「今回は先生と生徒の恋物語で、私は新任教師を演じました。回想シーンでは学生時代の甘酸っぱいセーラー服を着たシーンもあります」と制服姿も見どころだと語り、「先生の時は理科室でイケないことをしちゃいました。メスシリンダーをこんな風に使うのかと(笑)。それはDVDを見てのお楽しみですけどね」とアピール。さらに、「王道ですが、男子生徒の憧れだ思う保健室のシーン」がおすすめといい、「保健室にいる先生は他の先生とは違うと思うんです。保健室のベッドであんなことやこんなことが繰り広げられますよ」と紹介した。同DVDでは初めて酔っ払ったシーンも収録している。「お酒に酔っ払っているシーンはちょっとエッチ度が増しているかな」と振り返りつつ、どんな男性と飲みたいかという質問には「私はお酒があまり強くないので、同じくらいに酔っぱらってくれる人がいいですね。私より先に酔っ払ったら、置いて先に帰るかも」と話して笑いを誘っていた。
2019年08月15日グラビアアイドルの橘更紗(たちばな さらさ)が、最新イメージDVD『桜咲く愛』(4,104円税込 発売元:ギルド)をリリースした。昨年11月に1stDVD『さらさら』でデビューを果たした現役女子大生グラドルの橘更紗。15年間バレエで鍛え抜いた魅惑的なウエストラインに加え、バストもEカップという凹凸ボディーが魅力の21歳だ。通算3枚目となる最新作は、今年4月に千葉と都内のスタジオで撮影。新任教師に扮した橘が、生徒と禁断の恋を繰り広げるというシチュエーションものとなっている。橘曰く、最新作のサブタイを入れるとしたら「憧れの先生との少しエッチな愛の物語」と語るように、本作での橘はセクシー女教師を熱演。女教師をイメージさせるスーツ姿から体操着まで、様々なコスチュームを着用した橘が堪能できる。「以前から着たかった男子の憧れ、保健室の先生の衣装」がオススメだそうで、「中の下着もセクシーで可愛くてお気に入りです」という。すべてのシーンにおいて、男性の妄想が膨らむシーンを見せてくれる。なお、同DVDの発売を記念したイベントが8月10日、東京・秋葉原のソフマップAKIBA 4号店 アミューズメント館(16:00~)で開催される。
2019年08月07日女優・松本穂香を主演に迎えた高田郁のベストセラー「みをつくし料理帖」が映画化、2020年秋に公開されることが決定。角川春樹最後の監督作となる。時は享和2年。大坂。8歳の澪と野江は、暮らし向きが違えども仲の良い幼なじみだった。「何があってもずっと一緒や」。その約束の夜から、大坂に大洪水が襲う。それから時は流れ、江戸の神田にある蕎麦処「つる家」に、女料理人として働く澪の姿があった。あの大洪水で両親を亡くし、野江とも離れ離れになってしまった澪は、「つる家」の店主・種市に助けられたのだった。種市に天性の料理の才を見出され、女でありながら料理人として働き、やがて「つる屋」の看板料理を見出していく。たちまち江戸でも評判になっていく店にある日、吉原の扇屋で料理番をしている又次という強面の男がやってきて、吉原で頂点を極めるあさひ太夫のために澪の看板料理を作ってくれと頼む。そして、この日を境に運命の歯車が動き出す――。“巨匠プロデューサー”最後の監督作『犬神家の一族』(’76)を皮切りに、『人間の証明』(’77)、『時をかける少女』(’83)など1970年代から映画の黄金時代を築き上げた巨匠プロデューサー・角川春樹。自らメガホンをとった作品としては、本作が8本目となる。御年77歳を迎える角川監督が、生涯最後の監督作として選んだ本作は、これまでにシリーズ全10巻が刊行、累計400万部を超える大ベストセラー小説。2012年と2014年には北川景子主演でスペシャルドラマ化。2017年には黒木華主演で連続ドラマ化されるなど、老若男女問わず愛され続けている不朽の名作が、今回「みをつくし料理帖」刊行10周年を記念し、劇場版映画に。本作では、幾度となく訪れる艱難辛苦を乗り越えながら、料理に真摯に向き合い、運命を切り開いていく女料理人の成長と、不変の友情を描いた爽快な物語が描かれる。主要キャスト決定&コメント到着さらに今回、メインキャスト3名も発表。まず、主演に抜擢されたのは、「この世界の片隅に」が注目を集め、『おいしい家族』『酔うと化け物になる父がつらい』など今年映画の公開を続々と控える松本さん。料理の才を見出され、女でありながら料理人として働く主人公・澪を演じる。主演抜擢に「初めは驚きましたが、いまは澪を演じられる幸せな気持ちでいっぱいです」と心境を明かした松本さん。「澪という人は、芯の強さ、周りを包み込むような優しさをいっぱいに持っている人だと思っています」と今回演じる人物について明かし、「そんな澪を演じることで、物語の中に流れるあたたかさを、観てくださる皆さんにも感じて頂けるように、精一杯頑張りたいと思います!」と撮影へ向けて意気込みを語っている。そして、澪と幼なじみの野江役を、連続テレビ小説「半分、青い。」で大きな注目を集め、秋に『ハルカの陶』で映画初主演を果たす奈緒。江戸の吉原で頂点を極めるあさひ太夫を守る男・又次を中村獅童が演じる。奈緒さんは「『みをつくし料理帖』に参加させて頂けること、さらにずっと憧れだった太夫の役を演じられることが嬉しくてたまりません。自分自身にとって沢山の挑戦がある役ですが角川監督から頂いた『凛』という言葉を胸に、松本穂香さんはじめ素敵な共演者の皆様とご一緒できる贅沢を丁寧に楽しみたいと思います」とコメント。獅童さんは「本格的な時代劇が少なくなっている昨今ですが、しっかりした時代劇をお見せできるよう頑張りたいと思います」と意気込み、「僕が演じる又次という人物は非常に男らしく、心根が優しい男だと感じています。奇を衒うことなく、真っ直ぐな気持ちで演じることができたらと思います」と語っている。『みをつくし料理帖』は2020年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年08月06日ふくだももこ監督『おいしい家族』に出演する松本穂香さんに、映画の見どころ、撮影秘話についてお聞きしました!「映画の主演は初めてで、私でいいの?という気持ちはありつつも、脚本を読んだらとても面白くて。この作品に出られるっていうのが、すごく嬉しかったんです」舞台はとある島。松本穂香さん演じる橙花が久々に帰省すると、「母になる」と宣言した父が待っていた。そんな意表を突く始まりながら、最後には心温まる物語。その指揮をとったのが、新進気鋭のふくだももこ監督だ。監督は、松本さんのことを“妹みたい”と話すほど、意気投合した模様。「新鮮でした。20代の監督はいても、お会いするのは男性が多くて。年齢が近い女性監督とはお会いするきっかけがなかったので。ふくだ監督はストレートに物事を伝えてくれるから、私も素直に応えられました。でも、お姉ちゃん感はないかな(笑)。いい意味で抜けていて、姉よりいとこですね」とはいえ、親交が深まったのは映画の完成後。撮影中は適度な距離感があり、それは演じた橙花という役に没頭していたから。「ツンツンした役柄もあり、私が現場に一番馴染んでなかった。正直、監督とコミュニケーションをとった記憶もなくて(笑)。毎回、役に必死になってしまうんです」撮影中は、ドラマの役作りも並行して行っていた。それほど役に没頭するなら、さぞ大変だと思いきや、当の本人は涼しい顔。「作品によって場所も人も違いますし、衣装やメイクも違うから、自然とそうせざるを得ないんです。自分で役を切り替えるというより、周りのみなさんに作ってもらっている感じが強いですね」監督のアドリブにも全力で対応。それは、「純粋に面白いものが好きだから」とも。「やらない手はありません。面白いと思うことには乗っかっていきたいんです。でも最近コント番組に出演させていただいて、人を笑わせることが一番難しいと気づいて。前は舐めてかかってたんだなって(笑)。難しいからこそ好きでもあるんですけどね」この松本さんの言葉のように、“好きなことには正直でいてもいい”。この映画には、そんなメッセージが込められている。「私は、好きなことは好きと言える性格。でも、もし好きな人の嫌いなことが好きだったら…。大きな声で言えるかはわからないけど(笑)、好きと言うことは間違ったことではないと思うんです。好きなことに一生懸命でいることは素晴らしいことだと、改めてこの作品が気づかせてくれました」『おいしい家族』夫と別居中の橙花が、母の三回忌で故郷の島に戻ると、亡き母の服を着て出迎える父・青治(板尾創路)の姿が。最初は受け入れられない橙花だったが…。好きなものを今まで以上に大切にしたくなる作品。監督・脚本/ふくだももこ出演/松本穂香、板尾創路、浜野謙太ほか9月20日より全国公開。©2019「おいしい家族」製作委員会まつもと・ほのか1997年2月5日生まれ、大阪府出身。連続テレビ小説『ひよっこ』で注目を集め、その後続々とドラマやCMに出演。映画『わたしは光をにぎっている』が年内公開予定。ワンピース¥34,000(Y.M.Walts/MARVIN&SONS TEL:03・6276・9433)バレッタ¥7,000(NORTH WORKS/UTS PR TEL:03・6427・1030)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年8月7日号より。写真・杉江拓哉(TRON)スタイリスト・李 靖華ヘア&メイク・尾口佳奈(KOHL)取材、文・野村紀沙枝(by anan編集部)
2019年08月01日京極夏彦の人気小説を原作にした舞台「魍魎(もうりょう)の匣(はこ)」が6月21日に開幕、それに先がけ公開ゲネプロと囲み会見が行われ、会見には、主演の橘ケンチ、内田朝陽、高橋良輔、北園涼、高橋健介、紫吹淳、西岡徳馬と演出の松崎史也が登壇した。【チケット情報はこちら】原作は、京極夏彦の「百鬼夜行シリーズ」の中でも特に最高傑作の呼び声が高い作品。戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、癖のある魅力的な登場人物と、民俗学や論理学、妖怪などさまざまな分野の薀蓄(うんちく)がぎっしりと詰め込まれた不思議な世界観が人気のミステリーとなっている。会見では、演出の松崎が「フィクションやエンターテインメントが担う役割のひとつに“現実世界を生きる支えや備えになること”があると思っているのですが、この作品によってお客様の中に支えや備えがひとつ加わればいいなと思います。俳優・橘ケンチの代表作になると思っていますし、役者がみんな素晴らしい」とコメント。中禅寺秋彦役の橘ケンチは「京極夏彦先生はこの舞台化を喜んでくださって、いろいろな言葉をいただいたのですが、特に感動したのは“皆さんの思う「魍魎の匣」をやってください。それがおもしろければ僕は何も言うことはないです”という言葉です。それでものすごい責任とプレッシャーを感じたのは正直なところですが、先生に託していただいたということで、改めて気合いが入りました」と明かした。木場修太郎役の内田は「残酷な表現もホラーな部分もありますが、とても文学的。役者が色っぽい作品だと思います」、関口巽役の高橋(良)は「たくさん素敵な台詞を言うので、ひとつひとつ大切にお届けできれば」、榎木津礼二郎役の北園は「身近に起こり得る話だと思うので、お客様が観て何を思うのか、すごく楽しみです」、鳥口守彦役の高橋(健)は「言葉だけでの闘いの作品で、それが魅力のひとつ。その楽しさを皆さんにも味わっていただけたら」、柚木陽子役の紫吹は「今までは“愛”をテーマにしたハッピーな作品が多かったのですが、今回は愛は愛でも“歪んだ愛”で、こんな愛の表現もあるんだなと私自身も新たな扉を開きました」、美馬坂幸四郎役の西岡は「さっき北園くんは“身近に起こり得る話”だと言ったけど、こんな話が起きたら困るな」と笑いつつ「(原作が)人間の発想としてなかなかない仕組みで、それがすごく力強く大きいので、俳優たちはそこに負けないように芝居しないといけない。そんなエネルギーのある演技を皆さんにお届けできたら」とそれぞれ語った。舞台「魍魎の匣」は6月30日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、7月4日(木)から7日(日)まで兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeにて上演。取材・文:中川實穂※「西岡徳馬」の「徳」は旧漢字が正式表記です。
2019年06月26日原作は京極夏彦の小説、主演はEXILE/EXILE THE SECOND の橘ケンチが務める舞台「魍魎(もうりょう)の匣(はこ)」が6月21日に開幕。開幕前、その稽古場を取材した。【チケット情報はこちら】原作は、京極夏彦「百鬼夜行シリーズ」の2作目。戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、「憑物(つきもの)落とし」を副業にする古本屋、鬱気味の冴えない小説家、推理をしない探偵などの癖のある登場人物と、民俗学や論理学、妖怪などさまざまな分野の薀蓄(うんちく)がぎっしりと詰め込まれた不思議な世界観が人気のシリーズで、発行部数は累計1,000 万部を突破。本作はその中でも最高傑作との呼び声が高い作品で、日本推理作家協会賞を受賞したほか、映画化、コミック化、アニメ化もされている。舞台版では脚本を畑雅文、演出を松崎史也が手掛ける。この日は最初から最後までの通し稽古が行われていた。物語は、元女優の陽子(紫吹淳)の娘・加菜子(井上音生)が電車に轢かれるという事件から始まっていく。加奈子は重体となり、とある研究所に入院するも、陽子や、研究所所長の美馬坂(西岡徳馬)、刑事の木場(内田朝陽)らの前で忽然と姿を消してしまう。同じ頃、バラバラ遺体が次々と見つかるニュースが世間を騒がせていた。それらの出来事に思わぬ方向から関わることになっていくのが、小説シリーズでお馴染みの登場人物、鬱気味の冴えない小説家・関口巽(高橋良輔)、「推理をしない」探偵・榎木津礼二郎(北園涼)、編集記者兼カメラマン・鳥口守彦(高橋健介)ら賑やかな面々。彼らのやりとりは軽快で、作品をテンポのいい観やすいものにしていた。そんな彼らが集めてきたヒントを、その蘊蓄とセンスで鮮やかに解決へと導くのが、古書店「京極堂」の店主で神主にして陰陽師でもあり「憑物落とし」を副業にする、橘演じる中禅寺秋彦だ。中禅寺が登場すると一気に空気が動き出し、爽快感すら感じるほど。どんなときでも飄々としているのが魅力だが、クライマックスの瞬間は違う表情を見せ、印象的だった。冒頭から謎が散りばめられ、京極作品ならではの印象的な台詞、ドキッとするような演出が続いていく本作。衣裳などビジュアルの完成度も高く、文学的な空気の漂う美しい舞台となっている。花王おさむや坂井香奈美ら脇を固めるキャストにもぜひ注目してほしい舞台「魍魎の匣」は、6月21日(金)から30日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、7月4日(木)から7日(日)まで兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeにて上演。取材・文:中川實穂※「西岡徳馬」の「徳」は旧漢字が正式表記です。
2019年06月25日舞台『魍魎の匣』の公開ゲネプロが21日に東京・銀河劇場で行われ、橘ケンチ、内田朝陽、高橋良輔、北園 涼、高橋健介、紫吹淳、西岡德馬、松崎史也(演出)が取材に応じた。同作は、京極夏彦による同名小説を舞台化。戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、癖のある魅力的な登場人物と、民俗学や論理学、妖怪など様々な分野の薀蓄がぎっしりと詰め込まれた「百鬼夜行シリーズ」の中の1冊で、古本屋を営む「京極堂」こと中禅寺秋彦(橘)が「憑物落とし」を駆使して謎に包まれた事件を解き明かしていく。橘は「はじめてお会いしたんですけど、今年が作家生活25周年で本当に舞台化を喜んでくださっていて、顔合わせの時にもわざわざお越しいただきまして」と明かす。京極からは「みなさんの思う魍魎の匣をやってください。それが面白ければ何も言うことはないです」と言葉をかけられ、感動したという。さらに京極の自宅にも招かれたという橘は、「本が好きなもので、日本一の書斎という噂は聞いておりまして。ものすごい書斎でした。本棚に"みっしり"詰まっているんですよ、本が」と同作の中でも印象的なフレーズを用いながら説明。「人生を彩った財産を所蔵されていて、京極先生のスタンスが生きているんだと思いました」と振り返った。また、北園は「舞台で行われていることですけど、身近に起こりうる内容になってると思うので、観た後に何を思って帰るのか」と気にしつつ、「榎木津礼二郎として、舞台上で子供のようにはしゃげたら」と意気込む。そんな北園の言葉に、西岡は「京極夏彦先生の傑作ですけど、こんな話がありえたら困る。人間の発想ではなかなかできない」と苦笑していた。いつもキャスト飲み会の幹事をしているという高橋健介は、紫吹から「彼がワンちゃんのように動いてくれて」と評され、内田から「紫吹ちゃんのワンちゃん、よかったな」とからかわれる。さらに紫吹は、主演の橘について「主役なのに、いの一番に立ってご挨拶してくれて、率先して『お稽古場のおトイレ掃除をしましょう』と言って。本当に彼がお手洗いを掃除している姿を見まして。びっくりして! こんな人見たことない。トイレ掃除をしている様もかっこいいんですよ。ビジュアルってすごい」と絶賛。橘は「稽古場のトイレに、なかなか清掃が入らなくて、『定期清掃が入らないので丁寧に使いましょう』と張り紙もされていたんです。はじめは普通に使っていたけど、最後まで汚れ続けていったらやだなと思って」と事情を説明。「交代でやるようになって、最後気持ちよかったね」と語ると、内田も「部長みたいな感じです。でもあれ、結構いい思い出ですよ」と同意し、周囲のキャストも頷いていた。紫吹は「本当にびっくりしましたよ。こうやって掃除して『おつかれさまっした~!』と言われた時は」と、スタイリッシュにトイレ掃除する橘の姿を再現。「このビジュアルですよ、想像してみてください!」と訴えると、橘は「本番前にトイレ掃除の絵はあまりイメージしてほしくない」と苦笑し、紫吹は「何をしてもかっこいいということで」とフォローしていた。
2019年06月21日EXILE / EXILE THE SECONDの橘ケンチが主演を務める、舞台『魍魎の匣』のビジュアルが14日、公開された。同作は、京極夏彦による同名小説を舞台化。戦後間もない昭和20年代後半を舞台に、癖のある魅力的な登場人物と、民俗学や論理学、妖怪など様々な分野の薀蓄がぎっしりと詰め込まれた「百鬼夜行シリーズ」の中の1冊で、古本屋を営む「京極堂」こと中禅寺秋彦が「憑物落とし」を駆使して謎に包まれた事件を解き明かしていく。今回公開されたのは、橘演じる中禅寺秋彦のビジュアル。「憑物落とし」の際の京極堂を想起させる黒足袋と赤い鼻緒、着流しと晴明桔梗を染め抜いた羽織を身にまとった姿となっている。同作にはほか、内田朝陽(木場修太郎役)、高橋良輔(関口巽役)、北園涼(榎木津礼二郎役)、高橋健介(鳥口守彦役)、坂井香奈美(楠本君枝役)、吉川純広(久保竣公役)、平川結月(楠本頼子役)、井上音生(柚木加菜子役)、加藤里保菜(中禅寺敦子役)、田口涼(雨宮典匡役)、倉沢学(須崎太郎役)、津田幹土(増岡則之役)、船木政秀(青木文蔵役)、小林賢祐(福本役)、中原敏宏(里村絋市役)、新原ミナミ(寺田サト役)、花王おさむ(寺田兵衛役)、紫吹淳(柚木陽子役)、西岡德馬(美馬坂幸四郎役)が出演する。東京公演は、天王洲 銀河劇場にて6月21日〜30日。神戸公演はAiiA 2.5 Theater Kobeにて7月4日〜7月7日。(C)舞台「魍魎の匣」
2019年05月14日アルコールに溺れる父を持つ作者の実体験によるコミックエッセイを、松本穂香と渋川清彦のW主演で実写化する『酔うと化け物になる父がつらい』。この度、恒松祐里、濱正悟、浜野謙太ら全キャストが発表された。松本さん演じる主人公・サキの親友・ジュン役に、連続テレビ小説「まれ」、「5→9~私に恋したお坊さん~」の恒松祐里。現役東大生で小説家志望、サキに出会ってから猛アタックをかけ付き合う中村聡役に、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」宵町透真/ルパンブルーの濱正悟。田所トシフミ(渋川さん)の同僚・木下役に、『婚前特急』「好きな人がいること」、連続テレビ小説「まんぷく」でも話題となった浜野謙太が決定。恒松さんは、ジュンについて「明るくてお節介おばさんのような一面のある子」と説明し、「そのオバさん感を出す為に撮影中は家でひたすらおばさんの動画を検索して役作りをしました」とまさかの役作りを明かしている。また「戦隊ドラマ出演後、初のお芝居の現場で非常に刺激的な役どころでした」とふり返る濱さんは、「原作、台本を読ませて頂き、お酒を呑む機会が多い自分にとって、よく考えるべきテーマだと感じました」と感想。さらに浜野さんは「切り口が最高に切なくてでも可笑しくて、こういう物語は役者さんの味わい深さが試されるんだと思うんですが、そういう現場で渋川さんとご一緒できてとにかく幸せでした。渋川さんの味わいを全身で浴びて酔っ払い、いいほろ酔い状態でした。気持ち良かったぁ~。いや嘘っ、一瞬化け物になりました。辛かった~。下戸の役なんですが」と撮影をふり返っている。そのほか、父・トシフミの麻雀仲間の3人組役で、宇野祥平(白石役)、森下能幸(發田役)、星田英利(中谷役)。彼らが集う「スナック幸子」のママを安藤玉恵。さらに、物語の鍵となる“ある場面”には、オダギリジョーが出演するという。『酔うと化け物になる父がつらい』は2019年度、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:酔うと化け物になる父がつらい 2019年度、全国にて公開予定©「酔うと化け物になる父がつらい」製作委員会
2019年04月08日松本穂香が主演を務める、前作『四月の永い夢』で世界的に注目を集めた中川龍太郎監督の最新作『わたしは光をにぎっている』が公開決定。さらに、中川監督としては2作品連続でモスクワ国際映画祭の特別招待作品として正式出品されることも決まった。物語宮川澪は、20歳。両親を早くに亡くした彼女は、長野・野尻湖のほとりのこじんまりした民宿を祖母と2人で切り盛りし、淡々とした日常を送っていた。しかし祖母の入院を機に民宿を閉めざるを得なくなり、父の親友であった京介を頼って上京、彼がひとりで経営する都内の銭湯の元で居候をすることになる。職を探すが、都会の空気にうまくなじめない澪は、徐々に銭湯の仕事を手伝うように。映画監督の夢を持つ銀次や会社員の美琴など、銭湯にたむろする常連客たちと次第に親密になる澪。銀次の映画を観たり、美琴に飲み会に誘われたりと、東京での日々が少しずつ楽しくなっていく。しかし、区画整理のため銭湯が近いうちに閉店する運命にあることを知った澪は、ある決断をするのだが…。2019年飛ぶ鳥を落とす勢いの松本穂香、主演映画が海外初出品主演を務めるのは、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロイン(有村架純)の同僚・澄子役を演じ、TBSドラマ日曜劇場「この世界の片隅に」では主人公すず役を務め上げ、一躍脚光を浴びた松本穂香。映画『チワワちゃん』『君は月夜に光り輝く』から『酔うと化け物になる父がつらい』『おいしい家族』、声優として『きみと、波にのれたら』など出演作が絶えず、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの実力派若手女優。また今回、本作は第41回モスクワ国際映画祭への正式出品も決定。メガホンをとった中川龍太郎監督といえば、1990年生まれの29歳の新進気鋭監督。東京国際映画祭の公式部門のひとつで、日本のインディペンデント映画を積極的に紹介する「日本映画スプラッシュ」部門で『愛の小さな歴史』、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』と2年連続出品を最年少で果たし、注目を浴びた。今回は、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した前作『四月の永い夢』(’17)に続いて2作品連続での出品。さらに、松本さんは主演映画の海外映画祭上映は初めてとなり、大きな期待が寄せられている。松本穂香「監督が紡ぐセリフは優しくて、映画の中に溢れる光はとても美しい」松本さんは本作に参加し、「私たちの暮らす世界はとても儚くて、だからこそ美しいのだと、映画を通して改めて感じました。中川監督が紡ぐセリフは優しくて、映画の中に溢れる光はとても美しいです。色んな視点から楽しんでもらえる映画になっていると思います」と心を込めてコメント。この度のモスクワ国際映画祭出品については「海外での上映はひとつの目標でもあったので、とても嬉しくもあり、海外の人に受け入れてもらえるのかという不安もあり、ドキドキでいっぱいです。堂々と自信を持って参加したいと思います」と期待を寄せている。中川監督「ささやかな『魔女の宅急便』になっていますように」「祖母の代からずっと通っていた近所のお豆腐屋さんが潰れた。学生時代にいつも通っていた銭湯も潰れた。伝統的なものが高級な文化としてしか残らないのだとしたら、日本に暮らしている多くの高級なものとは無縁の僕たちは、この国で生まれ、生きていることの思い入れをどうやって守ったらいいのでしょうか。そんな想いをきっかけに、“子供のまんまでいたい”女の子が、自分の力でどうやって新しい居場所をつかみとるのかを描きました」と、中川監督は作品の経緯をコメント。「この小さな物語が現代日本を舞台にした、ささやかな『魔女の宅急便』になっていますように」と思いを込める。モスクワ国際映画祭については、「モスクワの皆さんと再会できることが楽しみです。今の日本以上に先の見えない世情にあって、ロシアは街の様相も刻々と変わっていると聞きます。この映画が、まさに激動の隣国・ロシアの人々にどう受け止められるのか、ドキドキしています」と言う。「この映画が、これまでの映画のように1つでも多くの文化で生きる人々に届きますように。そして、その声を養分にして、日本の観客の皆様と豊かなコミュニケーションがとれたら嬉しい」と語っている。『わたしは光をにぎっている』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月03日元欅坂46で女優の今泉佑唯が、松本穂香と渋川清彦のダブル主演映画『酔うと化け物になる父がつらい』(2019年公開)で映画初出演を果たす。同作は、秋田書店のWEBサイト・チャンピオンクロスで連載されたノンフィクションコミックエッセイ(菊池真理子著)を実写化。毎日アルコールに溺れる父(渋川清彦)、新興宗教信者の母(ともさかりえ)のもとに生まれた主人公・田所サキ(松本穂香)は、酔って「化け物」になった父の奇行に悩まされ、母の孤独に触れながら、未来を見つけていく。今泉が演じる田所フミは、崩壊していく家庭の中でも笑顔を絶やさず、父の奇行を前に動揺する姉・サキを明るく支え続ける役柄。快活さと利発さで周囲からも人気を集めるフミが、中学生から大人の女性へと成長していく姿を体当たりで演じる。昨年、欅坂46を卒業した今泉。女性ファッション誌『ar』のレギュラーモデルを務めるほか、TBS系ドラマ『グッドワイフ』の第6話で秘書役を演じるなど、卒業後は女優としても活動の幅を広げている。初の映画撮影を終え、「分からないことだらけで初日から躓いてしまい、不安でいっぱいでしたが、無事に終えることができて少しほっとしています」とコメント。「自分自身とほんの少しだけ重なる部分があり、共感できたり、でもいつも明るく振る舞うフミちゃんにどこか胸が苦しくなってしまう場面もありました」と役柄と撮影を振り返った。また、姉妹役で共演した松本穂香については、「緊張している私を見て優しく声を掛けてくださったり、アドバイスをしてくださって嬉しかったです。本当のお姉ちゃんのような存在でした」と感謝。「お酒が好きな人、そうでない人。人それぞれですがこの映画を観てきっと共感できる部分がたくさんあると思います。ぜひ、観ていただけると嬉しいです」と呼びかけている。
2019年03月20日EXILE / EXILE THE SECONDの橘ケンチが21日、都内で行われた「未来日本酒プロジェクト事業発表会」に、賀茂泉酒造 代表取締役 副社長 前垣壽宏、丸本酒造 六代目当主 丸本仁一郎、ディスカバー・ジャパン 統括編集長 高橋俊宏とともに登場した。同プロジェクトは、昨年7月の西日本豪雨の被災地域の復興を目的に、「HASHIWATASHIプロジェクト」事務局が主催し、橘がプロデューサーに起用された。LDH アジアの担当として世界各地に行くたびに、「自分はまだまだ日本を知らないなと痛感する機会が多かった」という橘。日本酒の酒造を巡ることをライフワークにし、すでに50以上は回っているという。日本酒にのめり込み、ディスカバー・ジャパンでも連載を持っている橘のおかげで、高橋編集長は「若い女性の方のファンの方々からの日本酒の魅力への気づきを肌身に感じている」と明かした。前垣氏も「お酒の試飲会をしているときに、若い女性の方が来られて『広島に遊びに行きます』と。EXILEさんのパフォーマンスを見にいくということで、自慢げに『会ったことあります』と(橘の)写真を見せたら、驚かれて。『ケンチさん、酒サムライだよね』と知っていたし、普段接しない方に、魅力を届けていただける」と期待した。また丸本氏は「初めてお会いした時に雷に打たれたようなショックを感じました。香るようなオーラが出てらして」と絶賛。「日本酒をこれから引っ張っていくのに、人間力そのものが素晴らしい輝きだなと思った」と語ると、橘は「恐縮です」と照れた様子を見せていた。普段メンバーで集まって飲みに行くこともあるというが、特に多いのは「AKIRAとか、(小林)直己とか。TETSUYAに至っては地元が一緒で付き合いも長いので、ごはんに行くことも多いです」と明かす。普段の飲み会では「レモンサワーが多いかもしれない」というが、「それを日本酒に変えていこうかと思ってます」と野望を語った。
2019年02月21日「JR SKISKI」でも共演中の若手俳優・松本穂香と伊藤健太郎が、海辺の街を舞台にした湯浅政明監督最新オリジナルアニメーション映画『きみと、波にのれたら』に出演することが決定した。大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港と出会い、2人は恋に落ちる。しかし、港は海の事故で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子が、ある日ふと2人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。再び会えたことを喜ぶひな子だが…。「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太と女優・川栄李奈がW主演する本作。今回出演が決定した2人が演じるのは、片寄さんと川栄さんが声をあてる港とひな子に関わる重要なキャラクターだ。連続テレビ小説「ひよっこ」や「この世界の片隅に」注目を集め、CMでのコミカルな演技も話題、現在は主演ドラマ「JOKER×FACE」が放送中といま大注目の松本さんが演じるのは、港の妹・洋子。声優初挑戦となる今回、誰に対してもぶっきらぼうな態度を取るも、兄を慕っているという役柄を演じる。一方、「今日から俺は!!」の熱演が話題となった伊藤さんが演じるのは、港の後輩で新人消防士の川村山葵(かわむら わさび)。人懐っこい性格で、消防士としてはまだ半人前。港を慕っている後輩という役柄に挑戦する。「アニメの声優に挑戦してみたいとずっと思っていた」と語る松本さんは「純粋にすごくうれしかったです」と出演を喜び、「起こってしまう事はすごく悲しいことなんですが、そこで立ち止まらずに、皆が前を向いて、すごくポジティブで観ている人をきっと元気付けられる素敵な映画になっていると思うのでたくさんの人に観ていただきたいです」とコメント。今回、アニメーション映画への声の出演としては2作目となる伊藤さんは「全世代が楽しめる作品ですが、特に山葵のように、すごくもがいて頑張っているのに、仕事がうまくいかないとか、気持ちをうまく伝えられない人はたくさんいると思うので、そういった方々に観て頂けると嬉しいです」とアピールしている。『きみと、波にのれたら』は6月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:きみと、波にのれたら 2019年6月21日より全国にて公開©2019「きみと、波にのれたら」製作委員会
2019年02月18日「運命日」占いが大人気の占星術家・橘さくらさん。2019年の運勢を聞いたインタビューの後編です。前編では今年の全体的な流れや世間の関心が集まりそうなこと、スポットライトが当たる人物をお伺いしましたが、今回はお待ちかね、2019年の恋愛運をお届けします。併せて12星座別のメッセージもご覧ください。■今年の恋愛は“夢を持って現実的に”2019年の恋愛運は、こんな傾向になるそうです。「これは特に片思いの相手がいる場合ですが、①人は信じたいように信じる②人はよほどのことがない限り、他人に本当のことは言わない。③相手の言葉ではなく、行動を見て判断する、この3つを忘れないようにしたいですね。特定のお相手がいない場合も、“夢を持ちつつも現実的に”パートナー探しをしてください。なお、海外旅行をすると、パートナーとの関係がより深まりますし、お相手を探している方には思わぬ出会いがあるかもしれません」恋愛においても夢ばかり見ないで、現実的に考えることが重要なんですね。そして「運命日」には旅行へ。見知らぬ土地での、運命的な出会いに期待しましょう。■12星座別の一言メッセージ最後に、星座別のアドバイスをいただきました。ぜひ参考にしてくださいね。◎牡羊座――新しいことを模索3月上旬まで、新しいことを模索するようにしましょう。この新しい事柄には、これまでのあなたの人生を塗り替えるほどの影響力があります。◎牡牛座――自分を変える安心、安定を求めると、おそらくうまくいきません。自分を変えようとしてください。もし変わることができたなら、全てはうまく進むことでしょう。◎双子座――価値ある人間関係が楽しんでください。価値ある人間関係をたくさん築けます。人生上、キャリア上、とても重要な契約を結ぶことになりそうです。◎蟹座――ユニークな人を味方にユニークな人、斬新な発想をする人を味方につけて。彼らはあなたの今後の人生のキーマンになります。◎獅子座――大きな博打に出よう人生上、キャリア上の大きな変化の年。大きな博打に出るようにしましょう。4~5月にポジティブなことがありそう。◎乙女座――迷わず突き進む「イイ!」と思ったものにチャレンジしましょう。突き進むことに迷わないで。恋愛では、思いがけないロマンスの可能性が。◎天秤座――新しい収入源を考えて不労所得など、新しい収入源を考えましょう。また、SNSを使うことで、人生の幅が広がりそうです。◎蠍座――3つの肩書きを持つ「肩書き」を3つ持つようにしましょう。あなたの才能、個性を開花させれば、豊かな広がりのある人生が待っています。◎射手座――旅するように生きる人生を旅するように生きましょう。文化的教養を身につけたり、専門性の高い分野に関心を持ったりするとよさそうです。食べすぎ、飲みすぎに注意。◎山羊座――自分の楽しみに忠実に自分の楽しみに忠実に生きてください。心惹かれるものにはオープンな気持ちで。それ相応の覚悟は必要ですけどね。◎水瓶座――収穫のとき過去にまいた種を収穫するときです。自分の所属するソサエティや知人、友人から素晴らしいものを受け取るようです。◎魚座――夢を見て夢を見てください。海外旅行をするのもいいし、オープンカレッジや大学に入り直すなど、高等教育を受けるのもいいでしょう。■夢も恋愛も“現実的”な1年に2019年は、夢も恋愛も“現実的に”がキーワードのようです。ぜひ、橘さくらさんからのアドバイスを活かして、幸運を引き寄せてくださいね。橘さくら「王様のブランチ」をはじめ、雑誌・ブログなどで続々と紹介された話題の占星術家。四柱推命、算命学、カバラなど幅広い占いに精通。ファッション、マスコミ業界から火がつき、個人鑑定は500人待ちという、最も注目されている占い師。
2019年02月06日「運命日」占いが当たると話題の占星術家・橘さくらさん。ココロニプロロ編集部にも「びっくりするくらい当たっている」「『「運命日」占い』に書かれていた通りのことが起きた」といった声が寄せられています。そこで、占星術的に読み解く2019年の全体的な動きや、関心が集まりそうなことなどについて、橘さんに伺いました。今年は希望がふくらむ年になるようですが、気をつけたい点も。それはどんなことなのでしょう?■2019年は希望がふくらむ年にまず、2019年はどのような年になるのかをお聞きしました。「2019年、希望の担い手である木星が、木星のパワーを増幅させる射手座で輝きます。そもそも木星は拡大の星ですから、その影響によって例年よりも夢や希望がふくらむ年になるでしょう。ただ、木星に対し、魚座の海王星がスクエアを取るため、夢ばかり見て、具体的に何もせずに終わったり、現実逃避ばかりで終わったりする場合も。特に乙女座さんはその傾向が強いですね。でも安心してください。現実的に考え、行動すれば発展していきます。例えば、最初の案出しのときだけは大きな夢や希望をイメージしてもいいのですが、現実的に計画を立てるときには冷静になりましょう。実現させるためにはどのくらいお金がかかるのか、その内容は違法ではないか、安全策はあるのかなど、“現実的に考えられるのであれば、夢を見てもいい”のが2019年です」夢を見るなら現実的に……ということですね。■医学・学術・文化的な教養・音楽・動物が注目されそう星の影響によって具体的に関心が集まるテーマは?「方向性としては、木星に射手座が入ったことで、木星のパワーが増幅するので、射手座が象徴する以下のテーマに関心が集まるでしょう。学術、医学、高等教育、バイク、旅客機のようなスピードのあるもの、アウトドア、音楽(楽器、バンド活動、ロック、クラシック)、それから、文化的な教養という意味では、習い事や各種セミナー、そしてまた、動物に関わることを余暇の時間に楽しんだりするといいですね。なお、一旦、牡羊座に戻った天王星が、正式に牡牛座に入り、山羊座の土星、冥王星と美しいリンクを形成することから、権利ビジネス、資格の取得、植物、食べ物、職人、農業、金融、不動産、税金に関する事柄、政府系機関の関わるプロジェクト、政治家の開くセミナーへの参加も注目を集めそうです」音楽関連の話で言えば、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットも、この星回りが影響していると考えられるそうですよ。■2019年の流れと注意したい日具体的にはどんな流れがありそうか、注意日とともに教えていただきました。◎昨年、問題が浮上した人は?「2018年の8月下旬か9月下旬から何かが始まり、さらに12月のクリスマスの頃から 2019年1月20日までの約1ヶ月の間に、それがシリアスになったという心当たりがある人は要注意です。そういう方は、2019年3月6日までが調整期間と考えてください。その後は2019年12月から2020年の3月に発展、さらに3ヶ月先の2020年7月から12月、この辺りで決着がつくでしょう」◎3月6日までは準備のとき「それ以外の人も、クリスマスから1月20日までの期間に動きがあった場合は、やはり3月6日までは準備・調整期間。幸せなことであっても、大変なことであっても、どちらの場合も慌ただしくなりそうです。変革の星・天王星が正式に牡牛座へ移動するので、ここから新しいステージが始まります。2018年にほんのり見えた新しい世界が、3月6日から具体的に構築されていくでしょう」◎4月中旬以降、大きな決断をする?「4月20日~5月の中旬には物事が大きく動き出します。主にいいことがあるようです。この時期は覚悟を決めるときでもあります。キャリアの変更や、起業、海外への移住といった決断をする人が多くなるかもしれません。5月16日~7月下旬くらいまでは、今、不穏なものを抱えている人は大変な事態になりそう。特に気をつけたいのは6月15日、19~20日、7月3日、10~17日、21日です。基本的に現状維持はできないと思ってください。ですから、この先が不安なら、多少なりとも自分で変える努力をしたほうがいいですね。ただし、起業や結婚など、ポジティブなことなら問題ありません」気をつけたい日は手帳にマークしておくといいかもしれません。「あのとき、何かあったかな?」と振り返る際も役立ちそうです。■スポットライトが当たる人は?人物で言えば、どんな方が注目されるのでしょうか?「大学教授のような文化的な教養を好む、第一線の人物が注目を集めます。このような人の近くにいれば、恩恵がもたらされるでしょう。なお、そういう方って、いい意味で研究以外のことは目に入らない分、人間の本質は基本的に善だと考えている場合が多いんですね。みなさんも今年はそんなふうに人に対して寛容でいたほうが、物事が円滑に回ると思いますよ」身近に“文化的な教養を好む、第一線の人”がいたら、離れないようにしたいものです。後編は2019年の恋愛運、そして12星座別のメッセージをお届けします。お楽しみに!橘さくら「王様のブランチ」をはじめ、雑誌・ブログなどで続々と紹介された話題の占星術家。四柱推命、算命学、カバラなど幅広い占いに精通。ファッション、マスコミ業界から火がつき、個人鑑定は500人待ちという、最も注目されている占い師。
2019年02月05日若くして独自の世界観を持ち、抜群の演技力でドラマ『この世界の片隅に』の主役に抜擢。現在もっとも注目される女優・松本穂香が、夜の街で柄×柄のコーディネートに身を包む。夜の光の中で。松本穂香の柄on柄スタイル。【計算されたシルエットなら、タイプの異なる総柄もマッチ】ビッグシルエットのジャケットに、コンパクトなオールインワンとニットで中をスッキリとまとめて。レオパードとマルチボーダーの派手めなアイテムも、シックなチェックジャケットで大人びた雰囲気に導く。ジャケット¥92,000(ジョンローレンス サリバンTEL:03・5428・0068)ニット¥44,000(ラグ&ボーン/ラグ&ボーン 表参道TEL:03・6805・1630)中に着たヒョウ柄オールインワン¥49,000(アー・ぺー・セー/アー・ぺー・セー カスタマーサービスTEL:03・3710・7033)【透け素材を羽織ることで、全体に抜け感をプラス】柄アイテムのレイヤードは、ダークトーンとライトカラーのバランスが鍵。ギンガムチェックシャツ¥42,000(ラムシェ/ブランドニュースTEL:03・3797・3673)中に着たラメニット¥49,000(ラグ&ボーン/ラグ&ボーン 表参道)スカート¥28,000(グレースコンチネンタル/グレースコンチネンタル 代官山本店TEL:03・5456・0209)ベルト¥2,800(サスペンダーファクトリー/ビームス ボーイ 原宿TEL:03・5770・5550)ブーツ 参考商品(ホープ/ブルーベル・ジャパンTEL:03・5413・1050)ソックスはスタイリスト私物【インパクトの強い色柄をインナーにしのばせて】スウェーデン発の注目ブランド『ホープ』のアイテムをレイヤリング。強めのカラーの組み合わせに、白ベースのロングコートを配してエッジーな印象をほどよく中和。首元と袖口からちらりと覗かせたシャツは、水彩画のような花柄がアーティスティックな佇まい。トレンチコート¥100,000ジャンプスーツ¥62,000中に着たシャツ¥38,000(以上ホープ/ブルーベル・ジャパン)ブーツ¥74,000(ジョン ローレンス サリバン)【パキッと決めたいときは、彩度の高い色をチョイス】はっきりしたラインが目を引く、ストライプとチェックの総柄アイテムを重ねた上級スタイル。落ち着いた配色になりがちな冬シーズンも、明るいトーンのマルチカラーで周囲と差がつくスタイルに。オーバルモチーフのビッグイヤリングで、さらに個性を際立たせて。ストライプシャツ¥48,000イヤリング¥20,000(共にザ ダラス/ザ ダラスラボ.TEL:03・5491・7331)中に着たチェックシャツ¥45,000(デレク ラム 10クロスビー/ブランドニュース)まつもと・ほのか1997年2月5日生まれ。大阪府出身。女優。主演ドラマ『JOKER×FACE』(CX)が1月14日からスタート。1月18日から映画『チワワちゃん』、3月15日から映画『君は月夜に光り輝く』と、出演作が相次いで公開予定。また、JR SKISKIのイメージキャラクターに就任。※『anan』2019年1月16日号より。写真・岡田 潤(bnm)スタイリスト・木津明子ヘア&メイク・村上 綾(by anan編集部)
2019年01月09日佐野玲於(「GENERATIONS from EXILE TRIBE」)と松本穂香が出演する、「ティファニー(TIFFANY)」と「ゼクシィ」がタッグを組み制作したショートフィルム「TIFFANY BLUE」が本日11月2日(金)より公開された。ブライダルジュエリーとしても圧倒的人気を誇る「ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク」と、結婚情報サービス「ゼクシィ」が贈る、ある一組のカップルのプロポーズまでを描いたショートフィルム「TIFFANY BLUE」の第2弾となる本作。第1弾は成田凌と杉咲花を迎え制作、動画再生回数は700万回を突破した。今回キャストには、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」のメンバーとして活躍し、『虹色デイズ』では主演を、村上春樹原作『ハナレイ・ベイ』にも出演し、俳優としても注目が集まる佐野さんと、「この世界の片隅に」への出演が大きな話題となり、今後の活躍にも期待高まる松本さんが共演。佐野さんが美容師を志す青年役を、松本さんが彼と遠距離恋愛中の彼女役で出演している。遠距離恋愛のカップルがすれ違う様子や、学生時代の2人の日々も描かれた本作。ネットでは、「私もこんなプロポーズされてみたかったです」「普通に泣ける。感動。 いいな。こんな感じ」「メッチャ感動した」「自然すぎて、これはリアルかしらと勘違いしちゃうほどに…」「さらに玲於が好きになった」と感動したというファンが続々。さらに、2人はそれぞれ“レオ”・“ほのか”として出演しており、「本名呼びも最高」「リアルすぎてつらい」といった反応も寄せられている。なお、企画・脚本・プロデュースは第1弾に引き続き、数々の映画で企画・プロデュースを手掛ける川村元気。映像ディレクターには、油彩画家で映像監督の柳沢翔。撮影監督にはクリストファー・ドイル迎えた。(cinemacafe.net)
2018年11月03日GENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於と、女優の松本穂香が出演する、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクと結婚情報サービス『ゼクシィ』によるショートフィルム“TIFFANY BLUE”が2日より公開された。今回は都内の美容室でアシスタントとして働く20代男性(佐野)に会いに来る遠距離恋愛中の彼女(松本)。クリスマスも仕事の彼の家で、昔彼が描いた絵がバラバラになっていたのを見つけた彼女は、「美容師やめちゃうの?」と声をかける。すれ違う2人だが、富山へ帰る彼女に渡されたティファニーのブルーボックスが、2人をつなぐ……というストーリーに。同作は昨年成田陵&杉咲花が出演し、700万回の再生回数を突破したショートフィルム『ティファニー・ブルー』の第2弾。映画プロデューサーで小説家の川村元気が企画・脚本・プロデュースし、世界三大広告祭での受賞歴を誇る柳沢翔が映像監督、ウォン・カーウァイ作品のカメラマンとして活躍するクリストファー・ドイルが撮影監督を務めた。音楽はイギリス・ブライトンで結成された注目バンド、 Fickle Friends の『Hard To Be Myself』『Glue』や、世界中から注目を浴びるNoah KahanとJulia Michaelsによる 『Hurt Somebody』がストーリーを盛り上げる。
2018年11月02日