女優の武田玲奈が25日、都内で自身3冊目となる写真集『Rubeus』(小学館)の取材会を開催。24歳の抱負を語った。7月27日に24歳の誕生日を迎える武田。当日は仕事が入っているようで「(お祝いは)まったくしないです。今年は日付が変わる前に寝てみようかな。仕事ですし、寝て過ごすのはありかも」とカウントダウンはしない予定。抱負を聞かれると、「健康に気をつけつつ、感謝を忘れずに、自分の意見をしっかり言える大人になれたら」と話した。中村和孝氏、笠井爾示氏、田口まき氏、川島小鳥氏の4人のカメラマンが参加し、それぞれ異なる武田の表情を捉えた写真集。「撮影時期もバラバラで、カメラマンさんによって撮影の雰囲気が全然違った。時系列もバラバラで、1番古くて2年前の写真。そこから最近の写真を掲載しています。カメラマンさんによってテイストが違うので表情の違いを楽しめる」とアピールする。また、前作の写真からは「表情が変わってきていると思う」と分析し、「徐々に大人になっているなと実感している。このまま、いい年のとり方をしたい」とも話した。今夏にやりたいことは「このご時世ですが、それをなしに考えたら」と前置きした上で「ダイビングをやりたい。海に潜りたいですね。海も山もどっちも好きですが最近は海が好き」と明かした。
2021年07月25日2021年7月11日、タレントの武井壮さんがTwitterで呼びかけた内容に、反響が上がっています。以前からTwitter上で、SNSの正しい使い方やコロナ禍で疲弊する人々へのエールなど、積極的に発信してきた武井さん。今回、「人を貶める歪めたネットニュースや、誰かをなじる言葉ではなく、みんなの温かい部分やきれいな言葉を読みたい」という想いから、こんな問いかけを行いました。みなさん最近会えて一番嬉しかったひとは誰ですか??どうしてですか??暖かいお話聞かせてください— 武井壮 (@sosotakei) July 11, 2021 「あたたかい話を聞かせて」という呼びかけには、なんと200件を超えるコメントが寄せられています。・独り暮らしをする長男が時間を見つけて帰ってきてくれた。久しぶりだったので本当に嬉しかったです。・1年前に亡くなった親友が、夢の中に出てきてくれたことです。夢でも、幸せなひと時だったなあ。・関係ないかもしれませんが、仕事の帰りに大きな虹を見つけたことです!きっと、少しでもインターネットが素敵な場所になるように、という想いからこんな呼びかけを行ったのでしょう。さらに意外な著名人から反応も武井さんの呼びかけに反応したのは、一般人だけではありません。実業家の、前澤友作さんも武井さんの投稿にこう反応しました。20年前お世話になっていた印刷会社の多田さんです。カタログ通販を始めたばかりの創業まもない我々の会社を信用してくださり、無茶な発注にも対応いただいたり、いろんなことを教えていただきました。あの時きちんとお礼が言えてなかったので、20年越しでお会いして感謝をお伝えできて嬉しかったです。— 前澤友作┃お金贈りおじさん (@yousuck2020) July 11, 2021 「昔、お世話になった恩人に20年ぶりに再会できたこと」とつづる前澤さん。これらのコメントを読んだ武井さんは「汚い言葉が減らないなら、きれいな言葉を増やそう」と締めくくっています。さまざまな情報を瞬時に知ることができる、インターネット。しかし、その便利さの裏で誹謗中傷や、根拠のない情報の拡散などは後を絶ちません。2020年には誹謗中傷がきっかけで有名人が亡くなるニュースなどもありました。武井さんの一連の呼びかけには「大切なことですね」「ネットはそうあるべき」「素晴らしい行動」などの声も寄せられ、多くの人にとって考えるきっかけになったようです。武井さんの想いが、1人でも多くの人へ届いてほしいものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年07月13日フリーアナウンサーの鷲見玲奈が15日、東京・渋谷区で行われたテーラーメイド ゴルフ新アンバサダー発表会に出席。爽やかなミニスカートのゴルフウェアで登場し、会場を魅了した。ゴルフ番組にも出演する鷲見はこの日、報道陣を目の当たりにして「こんなにもたくさんの方が来てくれているのにビックリした。(報道陣が大勢入るイベントへの参加は)フリーになって初めてかも」とニッコリ。ゴルフの行くときのウェアのこだわりを問われて「今日みたいな紺と白の、色をまとめた優等生な感じのコーディネートも好きだし、イエローとか華やかな感じもテンションが上がるので好き。(ゴルフウェアは)なかなか着られない感じじゃないですか。ここぞとばかりに、普段できないコーディネートをして楽しむ、非日常を味わう感覚で選んでいます」と答えた。また、最高の瞬間を問われて「去年ゴルフを始めたばかりで経験が浅い。初めて去年1回だけ、自力でバーディをとれた。すごい嬉しかった。ついつい飛び跳ねそうになったけど、教わったばかりのマナーとして、グリーン上では静かにしないといけないということで、グッと気持ちを抑えました」と喜んだ。イベントには、鷲見とともにアンバサダーに就任した俳優の岸田タツヤ、契約プロであるゴルファーの諸見里しのぶと塩見好輝も出席した。会場では2022 春夏アパレル展示会も実施。ゴルファー向けブランド「TOUR Taylormade」と、日常生活向けブランド「CLUB Taylormade」が展開された。
2021年06月15日映画『るろうに剣心 最終章 The Final / The Beginning』(公開中)のグランドフィナーレイベントが4日に都内で行われ、佐藤健、武井咲、青木崇高、土屋太鳳、有村架純、村上虹郎、北村一輝、江口洋介、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。この日は同じ場所でまず「The Final」大ヒット舞台挨拶が行われ、佐藤、武井、青木、土屋、江口、大友監督が登場。その後「The Beginning」公開初日舞台挨拶に佐藤、有村、村上、北村、江口、大友監督が登場した。続けて舞台挨拶が行われることから、「The Final」メンバーから「The Beginning」メンバーへの質問を求められ、武井は「有村さんに、薫が『The Final』で(有村演じる)巴さん寄りの髪型になっていたことについて、『巴に似せた薫はどうだったか』聞きたい」と語る。撮影中の様子について、佐藤は「大友監督がシーバーで『もっと巴みたいにして!』という指示を出していたのを武井さんが漏れ聞いてた」と明かし、武井も「すごい気になってて、ヘアメイクさんが何度も来るんですよ。剣心(佐藤)にも『前の薫と髪型違くない?』とか言われて」と明かす。「縁(新田真剣佑)にとって(巴の姿が)フラッシュバックするような存在であったり、色んな思いがあるとは存じていたので……」という武井だが、自身の質問について「重たいよねえ」と苦笑も。佐藤が「メンタルがすごいよ。本人によう聞けるな! 絞り出して1番聞きづらいことを聞いてる。『私、合格ですか?』って」とつっこむと、武井は「そういうのじゃない! 『私、合格でしょうか……?』って」と言い方を訂正する。大友監督は「いいんじゃないですか、バチバチやって下さいよ」と面白がり、武井は「先に謝っておきます、すいません!」と頭を下げた。武井からの質問を「The Beginning」公開初日舞台挨拶で受けた有村は、「あの、とても美しかったです」と答え、なぜか佐藤は「ありがとうございます」と感謝する。有村は「『美しい』にも理由があるんですけど、巴と薫さんの性格にはきっと違ったものがあると思うんです。巴からみた薫さんはすごく無邪気だったり素直だったり、巴にないものをたくさんもっていらっしゃるので、とてもまぶしい人なのではないかなと思いました」と推測。佐藤は「うちの薫がすいませんでした」と質問のことを謝罪していた。
2021年06月04日二階堂ふみ主演のラブコメディドラマ「プロミス・シンデレラ」に、松井玲奈と金子ノブアキが出演することが明らかになった。本作は、夫から一方的に離婚を告げられ、無一文、無職、宿無しになった人生崖っぷちアラサーバツイチ女子が、お金持ちで性格のすこぶる悪い男子高校生に目をつけられ、お金と人生を賭けた“リアル人生ゲーム”を繰り広げていく物語。主人公・桂木早梅を二階堂さん、早梅に“リアル人生ゲーム”を仕掛ける高校生・片岡壱成を眞栄田郷敦、壱成の兄・成吾を岩田剛典が演じることがすでに決定している。松井さんと金子さんが演じるのは、早梅、壱成、成吾の三角関係をかき乱すキャラクター。成吾に一途に想いを寄せる人気芸者の菊乃(本名:加賀美明)を演じるのは、連続テレビ小説「エール」では二階堂さんと姉妹役で共演した松井玲奈。菊乃は、芸者として旅館「かたおか」に出入りする一方、成吾と深く繋がりがある様子の謎多き魔性の女。早梅に激しい嫉妬心を抱いており、早梅がどん底に落ちる姿を見てやろうと裏で画策中。「菊乃は早梅の恋敵。二階堂さんとは朝ドラで仲の良い姉妹役を演じていましたが、今作では姉妹喧嘩ではなく、物語のスパイスになる火花ほとばしる恋のバトルを繰り広げることになります」と役柄について語った松井さんは、「最後まで楽しみながら、ぶつかっていきたいと思います」と意気込む。また、旅館「かたおか」の茶房で働く明るくお調子者のマスター・黒瀬洸也役で金子ノブアキが出演。『クローズZEROII』や「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~」、「エール」にも出演した金子さんが今回演じる洸也は、大人の男性として頼れる存在だが、女の子好きな一面があり、早梅にも早速ちょっかいを出すという役どころ。金子さんは「日々の息抜きに楽しく観ていただける様、チーム一丸となって取り組みたいと思います。宜しくお願いします」とコメントしている。火曜ドラマ「プロミス・シンデレラ」は7月、毎週火曜日22時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年06月01日フリーアナウンサーの鷲見玲奈が15日、インスタグラムを通じて「軽率な行動をとってしまった」と謝罪した。15日配信の『NEWSポストセブン』で、緊急事態宣言下の居酒屋デートが報じられた鷲見。相手は交際中の一般男性で、時短営業要請の20時を過ぎても退店せず、23時頃に店を出たという。これを受け、鷲見はインスタグラムで「今回、全国各地で緊急事態宣言が出され、多くの方々が、感染拡大を抑えるために努力している中、軽率な行動をとってしまったことにつきまして、深く反省しております。誠に申し訳ありませんでした」と猛省。「今後、私自身、日々の生活と行動を見つめ直し、今回のことを決して忘れずに行動をしてまいります」とつづっている。
2021年05月16日フリーアナウンサーの鷲見玲奈が、13日発売のフィットネス総合誌『Tarzan』(マガジンハウス)810号の表紙に登場する。昨年3月にテレビ東京を退社し、フリーアナウンサーとして活動を始めた鷲見。幼少期から新体操、サッカー、ダンスなど様々なスポーツに親しんできた特技を生かし、ゴルフ番組や『炎の体育会TV』(TBS系)のレギュラーに抜擢されるなど、アナウンサーの枠を超え活動の幅を広げている。今回の『Tarzan』は「可動性UPストレッチ」特集。運動神経抜群で、トレーニングにも励んでいるという鷲見が挑戦するのは、美ボディにさらに磨きをかけるための「ヨガ・ストレッチ」だ。日頃のトレーニングの賜物といえる、スラリと引き締まったカラダを最新のヨガウエアで包み、要求されるポーズの数々をこともなげにこなしていく。実は意外なことに「カラダが硬く」「ポーズ中はとてもキツかった」というが、そんな様子は微塵も見せずに披露した美しいポーズの数々は、指導したヨガインストラクターも唸る完成度の高さ。インタビューでは、「人前に立つ仕事」ならではの、日々のカラダ作りのコツを語っている。鷲見は「ヨガは大学生の頃に通っていたジムのスタジオプログラムで少しだけ経験がありますが、今回挑戦したヨガは全く違いました。膝の角度をあと少し変える、そのあと少しが一番キツいけど、その域に挑むかどうかで伸び具合が大きく変わる。正しいやり方を忠実に実践すると体感が全く違うことを実感しました。正直、全ポーズ、キツかったです(笑)」とコメントしている。
2021年05月10日元テレビ東京の局アナで、フリーアナウンサーの鷲見玲奈が、様々なフィールドで個性を発揮し、熱い視線を浴びている。「第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER」(TGC)ではMCを務めたが、モデルばりの美貌やスタイルに注目が集まった。鷲見は本田翼主演のスペシャルドラマ『アプリで恋する20の条件』(21)で女優デビューも果たし、バラエティ番組でも、奔放かつ飾らないキャラクターを炸裂させている。そんな彼女が今後チャレンジしたいことや、憧れの女性像について語ってくれた。TGCには、レース使いがセクシーな白のタイトなワンピースで登壇した鷲見。「TGCはお客さんとして来たことはあったのですが、こうして自分がステージに立たせていただけるなんて、夢のような気持ちでした」と喜びをかみしめていた。フリーに転身してからの1年を振り返り、鷲見は「局アナ時代もいろんなことを経験させていただきましたが、まだまだやってないことがたくさんあったんだと驚きました。今年はもっとさらにいろいろなことにトライしつつも、これまで経験したことを積み重ねていければと思っています」と仕事への意欲を見せる。実際にいろんなフィールドで活躍している鷲見だが「自分はあまり変わらないようにしようという意識のほうが強いです。だからフリーになっても、地に足をつけて、これまでどおりやっていきたいなと思っています」と肩肘張らずにいる姿勢も好感が持てる。また、フリーになってから気づいたことも多いとか。「これまでは慣れ親しんだ会社の人たちとの仕事が多かったのですが、フリーになってからは初めてとなる方とのやりとりも多いので、一つ一つの縁を大事にしていかないといけないなと思っています」フリーとなって戸惑ったことについては「確定申告です」と苦笑する。「私はお金のことが、会社員時代からよくわかっていなくて。先輩である宇垣美里アナウンサーに『この保険どうしてます?』と聞いたり、税理士さんのアポの取り方などについてアドバイスをいただいたりして、乗り越えることができました」今後の女優業については「これまでずっとNGなしで、いただいたお仕事を全力でやってきたのがこの1年でした。だから今後、演技のお仕事などをまたいただけたら、ぜひやってみたいです」と前向き。ちなみに、やってみたい役は「いじわるな役とか、なにかをいじめる役などをやってみたいです」とのことだ。■鷲見玲奈(すみ・れいな)1990年5月12日生まれ、岐阜県出身のフリーアナウンサー。2020年3月末にテレビ東京を退社し、フリーに。2020年に集英社のデジタルコンテンツ表彰、「グラジャパ!アワード2020」で話題賞を受賞。2021年、日本テレビ系スペシャルドラマ『アプリで恋する20の条件』で女優デビュー。
2021年04月29日和月伸宏氏の同名コミックを実写化した映画『るろうに剣心』シリーズが、ついに最終章を迎える。2012年の『るろうに剣心』に続き、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作で、幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた緋村剣心(佐藤健)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描いている。コロナ禍での延期を経て公開された『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(2021年4月23日・6月4日公開)は、原作では最後のエピソードとなる「人誅編」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶編」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。今回は、第1作からヒロイン・神谷薫を演じ続けてきた武井咲にインタビュー。シリーズ10周年を迎え、自身の環境にも変化があった武井は、同作について何を感じていたのか。○■薫の気持ちを自分の中に組み込んでいく——10年間という大きなスパンでたどり着いた「The Final」への思いを教えて下さい。薫の変化や自分自身の変化を感じたことはありましたか?今回の「The Final」は、薫が初めて剣心の過去を知る部分も描かれていて、剣心に昔、妻がいて、その人を自分の手で殺めてしまったということに強烈な衝撃を受けます。現代の女性だったら、思ったことをパッと口に出せたり態度に出せたりするけど、この時代ではきっとそういう風にいかないだろうと考えました……。私が演じていなかった間も、剣心と薫は神谷道場でどう過ごしてきたんだろうなという想像をしたり、長い時間一緒にいる中で「自分の知らない剣心がいたんだ」という衝撃を乗り越えていく姿が、すごく新鮮に映っていると思います。——剣心のことを受け止める薫を演じられたのは、ご自身の成長があったからでもありますか?この作品の撮影に入る前に大友監督とお話しましたが、私の生活にも変化があったから、どう受け取られているんだろうという不安もありました。でも、久しぶりにお会いしたときに、あたたかく「おめでとう」と言ってくださって。娘が生まれたことにも喜んでくださって、「女優さんは自分の生き様がお芝居につながっていくし、今回の薫にもうまく活かせるんじゃないかな」と言ってもらえたのがすごく嬉しかったです。薫が剣心の過去を知る衝撃を、今の私が演じるからこそ、成長した薫を見せられるんじゃないか……と言っていただいて、ものすごく心強かったです。フラットに考えることができて、思ったまま素直に演じて大丈夫なんだと思うことができました。——武井さんは「The Final」に出演されていますが、逆にご自身の出演されていない「The Beginning」を見たときは、どんな感想でしたか?「The Beginning」は台本も読んでいなかったので、映画でどういうストーリーになっているのか、どういう描き方をされるのかも知らなかったですし、巴さん(有村架純)のビジュアルも「The Final」の縁の部屋の肖像画で初めて見たんです。本当に薫のような気持ちで、巴さんのことも受け入れてはいるんだけど、目の当たりにするとなんだか変な気持ちになりました。でも、薫は「The Beginning」の時間を過ごした剣心のことを知って、剣心と一緒にいるわけですし、薫と同じような気持ちを自分の中に組み込んでいく感覚でした。剣心に寄り添い理解していく、という気持ち。私も「The Beginning」を見ながら、今までのことが一つ一つ、クリアになっていきました。今まで剣心から聞いただけのお話じゃなくて、映像を目の前にすると、すごい傷を背負った人だったんだなと改めて思いました。またシリーズを見返したくなってしまって、見事に大友さんの誘惑に乗ってしまいました(笑)。——「The Beginning」で佐藤さんは10代を演じていましたが、その姿についてはどんな感想でしたか?「The Final」と同じ時期に撮影していたはずなのに、幼く見えていたので驚きました。「The Beginning」の健さんに現場でお会いする機会もあって。「The Beginning」の剣心は別人なくらいに暗く、痩せていて、いつもと違う雰囲気で、とても小さく見えました。○■10年で感じた作品の重み——一方で佐藤さんはオンラインイベントの時にも、10年間の武井さんの変化を思って「会うのが怖かった」とおっしゃっていました。剣心メンバーはみんな、10年ずっと離れていても互いに気になる存在で、一緒にいるような気持ちなんです。青木(崇高)さんとは毎年、年賀状のやりとりで互いの状況をやりとりしたりしていて、本当に親戚のような感覚。私はその中でも10代だったから、きっと皆さんの中では子どものイメージが大きかったのだと思います。お芝居の経験も浅い時期にこのような大作に出演して、子猫が入ったような頼りない存在だったと思うんですけど、そこから20代になって、結婚して子どもを産んで再会したことで、緊張させてしまったところはあったのかもしれません。実際、変わることはそんなにないですし、私自身いつも通りで来たんですけど、10代から20代への変化もあったから「どんな感じなんだろう」と恐れられてたんじゃないかな(笑)。でも、撮影に入るとすぐに感覚が戻りました。——この10年を経たことで、改めて『るろうに剣心』という作品や周りの方について気付いたことなどはありましたか?やっぱり、重みです。私が10代の時は、よくも悪くも作品の重みを理解しきれなかったからこそ、よりぶつかることが出来たのだと思います。もちろん大きな作品だと理解していましたが、10代の時と今とでは感じる重みが全然違うし、健さんがこれだけの責任を背負って演じられていたんだなと思うと、想像もできません。今の自分ですら剣心のような役を演じるという図が想像できないですし、そんな役を20代前半で演じられていたなんて。恐ろしいほどのプレッシャーを抱えながらも、それを感じさせないように現場では柔らかく穏やかにいらっしゃったので、さすがだなと思いました。——ちなみに、もし武井さんが戦闘シーンに参加するとしたら「この技をやってみたい」とか…。裏側を知っていると、もう、無理です!(笑) 今回の縁との戦いは、今までとも全然違う戦いになっていて、敵であって敵でない相手に対して、剣心の思いが乗ったアクションになっています。すごく大きな一つの見所です。でも、私はちょっと……。——「できないと思うくらいすごい」といった感じでしょうか?「できないと思う」じゃなくて、「できない」です!(笑) 本当に、到底できないようなことをされているんです。——『るろ剣』はコミックの実写化作品で、ヒットの要因に美術などの力もあると思いますが、実際に現場で見て驚いたことはありましたか?強烈に覚えているのは、剣心たちと歩いた「赤べこ」からの帰り道(広島県たけはら町並み保存地区)です。もともと風情のある場所だったんですけど、さらに町ごと美術で飾られていて、エキストラにも地元の方が参加してくださったりしていて、すごいことだなと思いました。撮影の前はまだ『るろうに剣心』の発表がされていなかったから、「佐藤健の超大作映画のロケ、エキストラ募集」という感じだったと思うんですが、もう絶対に『るろ剣』しかないですよね(笑)。皆が「あれしかない」という作品であるところも偉大だし、町ごと『るろ剣』ワールドに染めた美術も、素晴らしかったです。——改めて、『るろ剣』シリーズの最後を迎えることについても、お気持ちを伺えれば。もちろん寂しいです。一ファンとしては、ぜひまたやってもらいたいです。健さんは、大変ですけど(笑)。実写化するというのにとても大きなハードルがあった作品だったと思うのですが、今「The Final」の公開を迎えられるということが嬉しいし、世界中の方たちがこの作品を楽しみにしてくれていると思うと、ドキドキワクワクする気持ちでいっぱいです。■武井咲1993年12月25日生まれ、愛知県出身。2007年、雑誌「セブンティーン」の専属モデルとしてキャリアをスタート。2008年に『櫻の園-さくらのその-』で映画デビュー。『るろうに剣心』シリーズ(12年/14年)で、幅広い層から支持される。『愛と誠』『今日、恋をはじめます』(12)、ドラマ「黒革の手帖」「今からあなたを脅迫します」(17年)などに出演。
2021年04月28日飾らない自分の言葉で、なんと豊かに表現できる人なのだろう。松井玲奈さんの食にまつわる初のエッセイ集『ひみつのたべもの』は、世代・性別を問わず、多くの人に彼女の魅力を届けるに違いない。本誌で連載した25回分に加え、25本を書き下ろした贅沢な一冊だ。「エッセイを書くことが好きで、連載を持つことは夢のひとつだったので、お話をいただいた時は“あ、実現する”と嬉しかったです。食べ物にまつわる話が大好きなので、私から食に関するエッセイにしたいとお願いしました」幼い頃から現在までの様々な食の思い出。小さい頃の食の思い出から一人暮らしでの自炊、友人との食事、旅先の食べ物、さらに……語る内容のバリエーションの豊かさと、話の広げ方の上手さに驚く。「生きていく上で食は切り離せないものだから、いろんな切り口がある。公開日記みたいな感じで届けることができたら、と思っていました」松井さんは小説執筆ではあえて自分とは異なる人たちを描いている。だがエッセイとなると、まさに自分自身を書くことになる。「小説は自分とは切り離して楽しんでもらいたいと思いますが、それとは別に、長いことブログを書いていて、それも好きだったんです。何かを伝えたい気持ちもあったし、私自身が記憶力がよくないので書き留めておきたいという気持ちもありました。今回はエッセイという形で、自分という人間にもいろんな面があって、こういうことを感じているんだなって、受け取ってもらえたら嬉しいです」というように、松井玲奈という多面体が見えてくる本作。もちろん、料理をする話も多い。白菜餃子やホイル焼きなど、作り方にも簡潔に触れられていて、これなら読者もすぐ真似できる。そのなかで意外なメニューが、「ランチパック」の深煎りピーナッツ味で作ったフレンチトースト。「家にあるもので何が作れるのか考えるのが好きで、これはある日ひらめいたんです。すごく美味しいですよ(笑)。ランチパックは優秀で、中のピーナッツクリームがとろっと溢れ出て、お店の味みたいになる。後で知ったのですが、前にSNSで話題になったらしくて、知っている人は知っていたみたいです」高級食材ではなくランチパックというところに親しみをおぼえるが、コンビニの話題も結構出てくる。「愛知の実家から東京に通ってホテル生活をしている頃、忙しくてコンビニの新商品を見ることしか楽しみがないという、闇が深い時がありました(笑)。これは新しいなとか、これは愛知では売っていないなと確認していました。今でもコンビニに新商品が入る火曜日は楽しみです」『ひみつのたべもの』目玉焼きの食べ方、家族との食事、苦手な食べ物、好きなお店……。幼少期から現在に至るまでの食にまつわるエピソードを素直な言葉で綴り、飾らない人柄と文才がにじみ出るエッセイ集。マガジンハウス1540円まつい・れな芸能界で幅広く活動するなか、2019年に短編集『カモフラージュ』で小説家デビュー。第2作となる連作集『累々』(共に集英社)が今年刊行されたばかり。主演映画『幕が下りたら会いましょう』がこの秋公開予定。ワンピース¥34,100(フィーニー TEL:03・6407・8503)※『anan』2021年4月28日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・山口香穂ヘア&メイク・白石久美子インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2021年04月22日2021年3月21日、二度目の緊急事態宣言が解除されてからもまん延し続ける、新型コロナウイルス感染症。感染者数が増える実情を受け、東京都は同年4月9日、まん延防止等重点措置を適用しました。このまん延防止等重点措置の影響で、飲食店が営業時間を20時までに短縮せざるを得なくなっています。武井壮の『例え』に共感情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、まん延防止等重点措置が適用される中、『コロナ疲れ』ともとれる人々の実態を報道。一部の人々の間では、会議やパーティができるスペースを時間単位で借りられる『レンタルスペース飲み』が流行しているそうです。※写真はイメージレンタルスペースは、飲食店の営業時間が終わった後も利用可能とあって、深夜や朝方まで活用されている現状が取り上げられました。同番組のMCを務める俳優の谷原章介さんは、レンタルスペース飲みに難色を示しつつ、「自粛生活でみんなストレスが溜まっている感じがする」と意見。谷原さんの発言に共感する姿勢を見せ、武井さんは次のように述べました。みんな今、例えばスポーツでいうと、「お前らいいっていうまで走ってろ!」といわれているようなもんで。そうすると何が起きるかっていうと、いつ終わるか分からないからゆっくり走るんですよ。人によっては早く走れるけど。それはやっぱり、ゆるんでくるっていうことなんですよ。だけど、「1キロ本気で走ってこい!」っていったら、めちゃめちゃタイムが上がったりするわけですよ。だからゴールがあるとか、見極めができるとか…限りがあると人は頑張れるけど、今みたいな「10周終わったらあと5周走ってこい」っていわれるんだと思うと、とにかくこうなるんだろうなっていういい例ですよね。めざまし8ーより引用緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などに振り回される、人々の気持ちをスポーツに例えた武井さん。武井さんの意見に、ネット上では共感の声が相次ぎました。・これは結構大事な指摘。ウイルスが相手なのでゴールは見えないと考えるのが誠実だと思うし、それなら持続可能な範囲でしかやれない。・武井壮さんに共感。ゴールが見えなければなまける人、力を抜く人はいるもの。・「なるほど!」って思うくらいにぴったりな表現。「いつまでかは分からないけど走ってこい」っていわれたら、たしかにゆっくり走るわ…。しかし、相手は目に見えないウイルス。終息という『ゴール』は、誰にも分からないというのも事実です。同月19日に400人を上回る感染者を確認した東京都は、早ければ今週中にも三度目の緊急事態宣言を要請する可能性があることを示しています。どんな立場であれ、『コロナ疲れ』を感じている人は多いはず。日本政府の決断を求めるだけでなく、非接触で楽しめるオンラインで飲み会を開くなど、一人ひとりが周りに声をかけ合って乗り越えたいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月20日タレントの武井壮が、9日と11日にYouTube公式チャンネル『武井壮百獣の王国』で行った生配信で、芸能界の不正疑惑問題に言及した。9日の生配信で、視聴者から「マリエさんが島田紳助さんにパワハラをされたという動画を出しました。日本の芸能界について話してほしいです」との声が寄せられ、「今はあまりそんなことないよ。昔はそういうことがあったんでしょうね。俺はそういう現場を見たことがないからあまり分からないけど、昭和・平成とかの初期ぐらいの頃とかそんなこともあったのかな」とコメント。「コンプライアンスとか今ほど厳しくない時代だったから、100%パワハラで無理矢理体を要求して番組に出させるみたいな感じということよりも、お互いのしがらみがあったんじゃないの? でも、今の芸能界はそういうことをやったらすぐに終わるから。今はそんなこと無理じゃない? パワハラをして女の子を自分の手ごめにして、『なんとか俺の番組に出すから』なんて、今はほぼ無理じゃない?」と投げかけ、「『芸能界はそんなところだ』と言われても、全然そんなところじゃないですよ。すごい健全なところだし」と主張した。そして、「結局お仕事をしているのは人間同士。芸能界が本当に力のある人間だけが、上からの順位で番組に出ているとかではないですから。当然、使う側も作る側も出る側も人間の好き嫌いがあって」「(互いの)要望が噛み合った人が出ていると僕は思っているので、仕事をいっぱいもらっている人はそういうふうに人に呼ばれやすい、人が呼びたいと思っている人が出ていると思う」と分析。「面白いとか能力が高いとかいろんな見識があるとか、そういった人たちが今は求められている時代だと思うので、そんなにおかしなことでテレビ出演は決まってませんし、芸能事務所とテレビ局がガチガチで人を干したりするのは、昔のように横行している時代は終わったと思う」と推測した。11日の生配信では、この「芸能界は健全なところ」発言に対して、視聴者から「理想論というか空論」と指摘され、「そりゃあ、そうだよ」と認めた武井。その発言の真意について、「どんな業界もそうだけど、全員が健全じゃないと『健全』とは言えないのかな? と俺は思うけどね。どんな業界でも不正をしてしまう人はいるし、政治もそうだし、教職もそう。警察官や会社員だって不祥事、違法行為もする。でも、芸能界で不祥事やあまり美しくないニュースが流れた時は目立つのよ。世の中の人の目にすごく触れるから、すごい悪いところみたいに思われがちだけど、俺がそういうコメントをしたのは別に『芸能界の全員が健全でクリーンな場所ですよ』というためではなく、一部そういう人たちもいるかもしれないよねということ。一部でそういう風紀が乱れたり、違法行為をしたり、そういう人たちがいるのはもう分かってるじゃん。ニュースになったりしてるんだから。そんなこと、俺だって分かってる」と訴えた。さらに、「そんなこととは無縁に誠実に仕事に向き合っている人も、どの業界も一緒だけどいるから。みんながそういう汚い思いで仕事をしている業界じゃない。そこに腹が立っているのよ」と吐露。「それはマリエがどうとか、関係無しで話をしているのよ。マリエが発言をして、誰かが救いの手を差し伸べるのは全然良いことだと思う。本当にそんなことがあるなら、悪しき慣習だから無くしていくべきだと思う」とマリエが告発した思いにも寄り添いつつ、「俺が『芸能界はそんな場所じゃないよ』と言っているのは、『全員がそんな人間じゃないよ』ということ。そんなことを全くせずに、ちゃんと仕事をとっている人は山のようにいるし、そんなことで出演者と付き合ってない制作の人も山ほどいて、すてきな思いで仕事をしている人もすごくたくさんいるから」と理解を求めた。また、「俺は年間1,000本ぐらい番組とか芸能の仕事をやって、10年間で1万本ぐらい出ているけど、そんな汚い仕事の取り方したことは1度もないし、そんな現場を生で見たことは1回もない」と自身の経験も踏まえ、「そんなの(不正行為)が芸能界の当たり前じゃないし、それがもしいたとしたら、そっちが異常な話」「『全員が聖人』だなんて言っていることではない」と補足してこの話題を締めくくっていた。
2021年04月11日『るろうに剣心 最終章 The Final』IMAX公開記念イベントが8日に東京・グランドシネマサンシャインで行われ、佐藤健、武井咲、新田真剣佑、大友啓史監督が登場した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12年)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』(14年)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに縁(新田真剣佑)との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、"十字傷の謎"に迫る「The Beginning」の2部作となる。「お聞き苦しい声で申し訳ないですけど……」と苦笑する武井は、まさかのハスキーボイスで登場。「以前試写で見た時よりもアクションの細かいところまで見ることができて、さらに臨場感を感じました。前作の時もそうですけど、大友さんと、大友組のスタッフの皆様、そして剣心の佐藤健さんに食らいついていけば、こんなに素敵な景色を見させてもらえるんだなととても幸せです」と心境を表した。印象に残った場面としては「弥彦が泣いてる所がグッときました」と薫らならではの視点も。また「IMAXにちなみMAX/極限と思えるエピソード」を聞かれると、佐藤は「食事制限がキツかったですね。『The Beginning』の時にやってたんですけど、映画って大変な分、ストレスを発散したいので、撮影終わりに皆で焼き肉に行ったりすることが非常にガス抜きになって大切な時間で、今までのシリーズはそうしてきたけど、『The Beginning』では、ほぼほぼ行ってない」と明かす。「そうすると、内にこもっていくんですよね。現場で食べる一粒二粒のチョコレートが唯一の癒やしで、しんどかったですね」と振り返った。一方武井は「今日朝から、ずっと何も食べてない。今、極限。空腹です」と告白。イベントが終わった後に食事を摂ることを楽しみにしているそうで、食べたいものは「焼き肉」と元気に答えていた。
2021年04月08日インターネットの普及にともない、世の中にはさまざまなネットニュースが配信されるようになりました。情報として参考にできるものもあれば、書かれている内容が事実か判断のつかない記事も数多く存在しますよね。2021年3月19日に、タレントの武井壮さんがTwitterを更新。ネットニュースにまつわる持論を展開しました。武井壮「誰もが未熟なんだから」ネットニュースを読む際に、武井さんが気を付けていることは…。ネットニュース『だけ』を見て誰かを『悪人』だと思うことは絶対にしないようにしていますそれと、ひとつの出来事や失言だけでも判断しないようにしています『誰もが未熟』なんだから— 武井壮 (@sosotakei) March 18, 2021 武井さんは、他者が起こしたトラブルなどの出来事について、ネットニュースに書いてある内容だけでは判断しないように努めているそうです。また、人間は誰しも完ぺきではないことに触れ、「1つの出来事や失言だけで判断しないようにしている」とつづりました。投稿に対し、ネット上では次のようなコメントが寄せられています。・さすが武井さん。心の広さも百獣の王並み。・その通りだと思う。ほんの一部分だけ切り取って報道されることもあるしね…。・正論ですね。実際にそうあろうとするのは、なかなか難しいけど、大切な姿勢だと思います。誰もが場所や時間に限らず、多くの情報を受け取れる社会になったからこそ、受け取る側にも適切な判断が求められているのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年03月20日なぜこんなにいろんな立場の人間をリアルに描けるのだろう。そんな感嘆の溜め息が漏れるのが、松井玲奈さんの小説第2作『累々』だ。いくつかの男女の光景に隠された秘密。期待の第2作。「誰にでも、この人には見せるけれどあの人には見せない顔、というものがあると思います。今回は、そうして人が無意識に使い分けている顔について、物語にしてみました」さまざまな男女の光景が描かれる全5話の連作短編集。最初に思いついたのは第3話、パパ活する女性が登場する話だったという。「SNSでパパ活している女の子たちのアカウントに出合ったんです。見ていると、自覚がないままにデートする“パパ”に見せる顔と友達に見せる顔を変えていて、それがとても興味深かったんです」視点人物はそんな女の子たちとデートする男性だ。恋愛シミュレーションゲームの行動の三択画面を思い浮かべながら行動する彼がユニーク。「女の子たちとリアルな関係を求めているのにうまく接することができず、ゲーム感覚で攻略する男性の話にしたら面白いかなと考えました」攻略にも慣れてきたはずが、新たに出会ったユイという少女は難攻不落で…。この二人の顛末が描かれる。第1話は、恋人からプロポーズされたのに乗り気になれない23歳の小夜の話だ。「昔は20代前半が結婚適齢期とされていましたが、今はもう少し年齢を重ねてからと感じます。そんな時代に、23歳で結婚の話が出て、未来のビジョンが見えずにいる女性の話です。その状態とどう向き合うかは、この本のスタートの話としてとても大切な部分でした」2話目の「パンちゃん」では、獣医の青年がセフレの女性とラブホテルで密会。密室の中でのパワーバランスの変化の描き方が巧みだ。前述の第3話は、実は最後にサプライズあり。それを踏まえて読む第4話では、美大生の女性が一方通行の恋に苦しむ。これは実際に美術大学に行って取材したのだそう。そして第5話で、読者は著者の企みの全貌を知ることになる―。どの登場人物も著者を連想させない、むしろまったく異なるキャラクターであることが印象的だが、「意図的にそうしています。自分が経験したことを物語に落とし込むことはできるけれど、そうすると“松井玲奈”というフィルターを通して読まれてしまうのがもどかしいというか。それより作品自体だけで楽しんでもらいたい気持ちが強いです」それでここまで違う人物たちを描けてしまうのだから驚きだ。「書いていて気付いたのですが、これまでいろんなお芝居のなかで自分ではない人にいっぱい出会ってきたことが、経験として積み重なっている気がします」さまざまな表現の場を持つなか、小説という創作については、「お芝居や音楽は先に台本や曲があって、みんなで大きく膨らませていく感覚ですが、小説を書くことはゼロから始めて、自分の中にあるものを削っていく作業。向いているかは分からないけれど、好きな時間です」今後は“希望的観測として”長編も書けたらとのこと。熱望します。まつい・れな1991年生まれ。ファンクラブの会報誌に書いたショートショートが編集者の目に留まって依頼を受け、本格的に小説の執筆を開始。2019年に短編集『カモフラージュ』でデビュー。写真・chihiro.『累々』23歳でプロポーズされ戸惑う小夜、恋人がいるのにセフレと逢瀬を重ねるパンちゃん、パパ活にいそしむユイ…。巧みさに唸る連作短編集。集英社1400円※『anan』2021年3月17日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2021年03月15日フリーアナウンサーの鷲見玲奈が28日、オンラインで開催されたファッションイベント「第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER」(TGC)にMCとして初出演した。お笑いコンビ・EXIT(りんたろー。、兼近大樹)とともにMCを担当した鷲見。イベント前半は白一色のミニワンピースを身にまとい、後半になると赤いノースリーブワンピースに衣装チェンジ。胸元がざっくり開いたデザインで上品に肌見せし、色気を放った。また、学習塾「武田塾」のステージでは、巫女姿でランウェイを歩き、お笑いコンビ・ティモンディ(前田裕太、高岸宏行)、EXILE/GENERATIONSの関口メンディーとともに、受験生にエールを送った。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。なお、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、昨年2月開催の第30回から3回連続で、無観客・オンライン配信での開催となった。撮影:蔦野裕
2021年03月01日フリーアナウンサーの鷲見玲奈が28日、オンラインで開催されたファッションイベント「第32回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2021 SPRING/SUMMER」(TGC)にMCとして出演した。鷲見はTGC初登場にして、お笑いコンビ・EXIT(りんたろー。、兼近大樹)とともに初のTGC司会担当。冒頭、3人でランウェイを歩いて登場。鷲見は白一色のワンピース姿で美貌を放ち、視聴者に向けて「盛り上がっていきましょう!」と呼びかけていた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年8月から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。なお、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、昨年2月開催の第30回から3回連続で、無観客・オンライン配信での開催となった。撮影:蔦野裕
2021年02月28日2021年2月現在、『あだ名禁止』というルールが、全国の小学校で広がりつつあるといいます。これはいじめを防止するという観点で実施されているもので、一部の小学校では校則で禁止にされていたり、名前に『さん』付けを求められたりしているそうです。『あだ名禁止』ルールに武井壮が…?同月26日、タレントの武井壮さんがTwitterを更新。あだ名を禁止するルールについて、次のようにつづっています。あだ名禁止色んなことあって社会性を学ぶんじゃないのかなあ?オレは子供の頃から鍛えて身体強かったからあまりいじめられたり弱い立場になった事ないから嫌な気持ちの人のこと分かんないと思う『強い子は弱い子や仲間に入りにくい子を守りなさい』って全員で毎日話せたらいいと思うんだけどなあ— 武井壮 (@sosotakei) February 26, 2021 現場はそんな簡単じゃないからあだ名被害を受けてる子のために禁止するのもひとつなんだろうね教育、家庭や学校でもっと根本的に素敵な思いやりある人を育てられる形ってどんなのが理想なんだろうなあむずかしい— 武井壮 (@sosotakei) February 26, 2021 子供の頃から身体を鍛えていたこともあり、いじめられた経験がないという武井さん。「『強い子は弱い子や仲間に入りにくい子を守りなさい』と全体に伝えていけたらいいのでは」と持論を述べつつも、教育現場の大変さに理解を示していました。武井さんは、あだ名禁止のルールに疑問を抱くのと同時に、「『いじめ』という問題自体を、どのように解決するのが理想か」について頭を悩ませたようです。武井さんのツイートには、さまざまなコメントが寄せられています。・人権を侵害するようなあだ名もあるので、難しいですよね。私は学生の頃、禁止にしてくれたほうがよかったなと思います。・僕は少しいじめに遭っていましたが、不快でなければあだ名はよいものだと思う。禁止にしても、ギスギスが増える気がするなあ。・その通り。根本的な問題を解決することが大事。なくすべきは『あだ名』ではなく、『いじめ』ですよね。あだ名禁止のルールは、賛成派、反対派で意見が分かれているようです。しかし、『いじめ』という根本的な問題がなければ、このような議論が生まれなかったのも事実。そして、いじめは学校だけでなく、大人社会でも起こっています。いじめをなくすためにも、一人ひとりが他人を傷付けない言動を心がけることが大切だといえます。[文・構成/grape編集部]
2021年02月28日新型コロナウイルス感染症の流行は、いまだとどまるところを知りません。コロナ禍の中、さまざまな人が明日への不安を抱えていることでしょう。2021年2月1日、タレントの武井壮さんがTwitterを更新。内容に反響が寄せられています。武井壮「こんな時代にさ…」コロナ禍で苦しむ飲食店を支援するため、自身のTwitterやYouTubeチャンネルで店舗の宣伝を行う武井さん。また、世の中の人が知りたい内容を医療従事者へ投げかけ、情報を集めるなど精力的に活動しています。そんな中、武井さんはある『考え方』を投稿。Twitterで「その通り」と共感の声が相次いだ言葉が、こちらです。こんな時代にさ今日をなんとか意義のあるものに自分の未来を素敵なものにするために新しい知識とか、新しい技術とか成長できて世の中に求められる力を毎日磨こう忙しくてなんにも手に入れられない時はせめて鍛えて走って強くなろう— 武井壮 (@sosotakei) February 1, 2021 武井さんは、「こんな時だからこそ未来の自分のために、新しい知識や技術を磨こう」と呼びかけたのです。それに加えて、気分転換にも最適な身体を強くするトレーニングも勧めています。暗いニュースが多い中でも「目の前のことだけではなく、未来を見て前向きになってほしい」という武井さんの想いが垣間見えますね。ネット上では、メッセージに対してさまざまな声が上がっています。・暗いニュースが多く、なんとなく落ち込むことが多いですが、武井さんの言葉で元気がでてきました!・確かに、こんな時こそ自分のために時間を使うのって大事かもしれませんね。・新しい本を読んでみたり、階段を使ってみたりするなど、1日1日の積み重ねが大事ですよね。不安や暗い気分の解消方法は、きっと人それぞれのやり方があるでしょう。その中で、勉強やトレーニングなどの『これからの自分のためにできること』を始めてみるのも1つの手です。武井さんの言葉のように、少しでも今とこれからを豊かに生きられるようにしたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月01日元陸上競技選手としての輝かしい経歴を持っている、タレントの武井壮さん。情報番組やTwitterでの深いコメントが好評を博し、コメンテーターとしても活躍の場を広げています。そんな武井さんは、ある日『デビュー当時からのファン』に出会ったそうです。武井壮がファンにいわれた『衝撃的なひと言』2021年1月16日、武井さんはTwitterにファンとのエピソードを投稿。ある日、街を歩いていた武井さんはファンに話しかけられたといいます。芸能人が街でファンに声をかけられるのは、よく聞く話です。しかし、デビュー当時から武井さんを応援しているというファンは、まさかのひと言を発したのだとか。街で『城田優さんですよね!デビューの時から大ファンなんです!!』って言われた。。名前が五文字って事以外まるで共通点がない。。。— 武井壮 (@sosotakei) January 16, 2021 なんと、自称『デビュー当時からのファン』は俳優の城田優さんと勘違い!外見や経歴は大きく異なるため、武井さんもあまりの共通点のなさに「どうして間違えたんだろう」と驚いてしまったようです。まさかの勘違いに、武井さんだけでなく多くの人が笑ってしまいました。・お2人の優しさや心の強さは共通していると思いますよ!・確かに、それぞれ違うタイプの男前ではありますけど…。・「どんな勘違いだよ!」って笑ってしまった。もしかすると、大好きな武井さんに会えた喜びのあまり、緊張して名前をいい間違えてしまったのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年01月17日2021年1月8日から、東京都を含む1都3県に緊急事態宣言が再発令されました。菅義偉首相は、感染リスクが高いとされる飲食店を中心に、営業時間の短縮を要請。対して、多くの店舗から「経営が苦しい」といった悲痛な声が上がっています。武井壮が飲食店を救う『10万円企画』を始動そんな中、タレントの武井壮さんが、飲食店に10万円を支払うという企画を開始しました。実際に武井さんが1人で飲食店を訪れ、その店の特別メニューや素敵なエピソードを紹介。ご飯を食べたり話を聞いたりする代わりに10万円を支払い、その動画を武井さんのYouTubeチャンネルへアップするという内容なのだそうです。【コロナ限定スペシャルメニューを武井壮に食わせてくれ!!】飲食店の皆さんコロナで集客も大変かと思いますなのでお休みの日や昼休み、もしくは暇な時間帯1時間貸切などで武井壮に10万円で出す勝負のシェフ渾身のメニューを食わせてください!都内でYouTube撮影OKなら武井壮が向かいます!— 武井壮 (@sosotakei) January 9, 2021 高級な物でなくても、心温まるエピソードや、そのメニューへの思いなど聞かせてくれてもいいし、お店の歴史をなくしたく無い思いを話してくれてもいいですよ^_^逆にこんなの食わせてやる!という豪華メニューも歓迎です!10万円以上と判断した場合、その額をお支払いします!!是非リプください!— 武井壮 (@sosotakei) January 9, 2021 武井壮、「売名行為」「再生回数稼ぎですか」などの批判に対し…?武井さんがTwitterでこの企画を発表すると、その内容に賛同する人が多かったものの、中には「売名行為」「YouTubeの動画再生回数稼ぎのためですか」といった批判的な声も寄せられました。批判に対し、武井さんはこのように反論しています。今回の10万円企画が売名行為とか言われてるけど笑その通り!お店の名前をバンバン売ってテイクアウトとかおひとり様してくれる人増えたらいいよね!!オレもYouTubeで宣伝して収入入れば無限ループでずーっとできるサポートだから!ガンガンみんなで名前売ってくださいな!!— 武井壮 (@sosotakei) January 9, 2021 武井さんは「売名行為」という言葉に対し「その通り!」と一蹴。飲食店の名を売ることが目的であり、さらに自身のYouTube動画の再生回数が増え、武井さんの収入につながれば、その売り上げを利用してこの企画を続けたいという考えを示しました。さっそく企画第1弾が…!行動力に驚く声もその後、Twitterで企画主旨を投稿した約10時間後には、第1店舗目の動画を公開した、武井さん。静岡県伊豆の国市にある『POMODORO』というイタリアンの店に訪れ、料理に舌鼓を打ちました。武井さんは食事中にはひと言も発さず、身振りだけでおいしさを伝えるなど、感染対策を徹底。動画の最後では宣言通り、10万円を支払っています。動画の中で武井さんは、今後も企画を続けていきたいと語りました。東京だけでなく、いろいろなところに、この10万円企画でごはんを食べに行けたらいいなと思います!武井壮百獣の王国ーより引用一連の武井さんの行動に対し、ネットからは称賛の声が高まっています。・私も飲食店を経営していて苦しい状況。明日をどう生き抜くかという戦いです。そんな中、武井さんの優しい心に涙が出ました。・何をしても批判する人はいますね。でも、それに堂々と反論できる武井さんはかっこいいです。スカッとしました!・武井さんの行動力に感動。フットワークが軽すぎてびっくり。お疲れ様です!・まさに有言実行ですね。僕も武井さんの動画を見ることで、微力ながら応援します!武井さんのように、感染対策を徹底しながら、お互いにどうすれば助け合うことができるのか考えたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月10日ボクシングのWBO世界スーパーフライ級世界王者、井岡一翔選手のタトゥー問題が議論を呼んでいます。2020年12月31日、プロボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで、井岡選手が田中恒成選手を制し、2度目の防衛に成功しました。しかし試合中、井岡選手の左腕にあるタトゥーが露出。日本ボクシングコミッションのルールに違反しているとして、問題になっているのです。SNS上では「個人の自由ではないか」「タトゥー禁止なんて、時代錯誤がすぎる」といった声が上がる一方で「ルールなのだから仕方ない」といった意見も寄せられました。そんな中、タレントの武井壮さんがTwitterに投稿したコメントが話題になっています。タトゥー、オレは基本まず事前にあるルールは守るべき派異論があるならルールを変えてからタトゥー入れるべきやなと思うタトゥー入れる事は『悪い事』ではない、でも日本には罪人への刑罰として『刺青』の文化や、反社会勢力の方の多くが刺青をしている事から嫌悪感がまだあるのは仕方ないと少し思う— 武井壮 (@sosotakei) January 6, 2021 「ルールは守るべき派」だという武井さん。タトゥーを入れることは悪くないとしながらも、日本では『刺青』というと、反社会的勢力を連想させ、「嫌悪感を持つ人がいるのは仕方のないこと」とつづっています。武井さんの投稿に対し、さまざまな意見が上がりました。・正論だと思う。ルールはまず守ろう。タトゥーの善悪の話をしてるのではなくて、そもそも決められたルールなんだから守らなきゃ。・タトゥーを入れるのは個人の自由だからいいにしても、試合のルールとして禁止されてるなら、従わないといけないと思う。・賛同します。タトゥーを入れる入れないは自由だけど欧米圏と日本では文化が違いすぎる。・いろいろなルールや価値観を、新しくアップデートしてくのも大事だと思う。タトゥーに寛容な欧米の文化と異なり、日本ではまだタトゥーに対して違和感や嫌悪感を持つ人も多いでしょう。井岡選手の件をきっかけに、今後議論が進み、タトゥーに対する考え方は少しずつ変わっていくのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月07日日本でも感染拡大している、新型コロナウイルス感染症。2021年1月6日、ついに東京都内の新規感染者数が1500人を超えました。急激な感染者数の増加を受け、菅義偉首相は首都圏1都3県を対象とした緊急事態宣言の発令を検討していることを表明しています。また感染拡大防止を目的として、飲食店の閉店時間を午後8時に前倒しするよう意見が一致したことが報じられました。厚生労働省は『感染リスクが高まる5つの場面』の1つとして、複数人での食事を例に挙げています。食事伝いであったり、飛沫であったりと、会食は感染リスクが高いといいます。『飲食店の時短営業』に武井壮が持論を展開午後8時以降は、多くの人が飲食店を利用する時間帯。そのため、政府は時短営業の要請をすることにしたのでしょう。しかし、客が多い時間帯に営業できないとなると、当然ながら飲食店の利益は下がってしまいます。首都圏1都3県の飲食店からは「経営が厳しい。店が潰れてしまう」「そんな時短営業に意味があるのか」といった批判的な声も上がっているようです。同日、タレントの武井壮さんがTwitterを更新。飲食店の時短営業について、持論を展開しました。飲食店の時短より、おひとり様限定にして交流を目的とした飲食を制限する方が効果があると思うんだよなあ。。飯屋でマスク外して長時間至近距離でお喋りしながら食べるから良くない訳だから。。詳しい方とかどう思いますか??間違ってたら教えてもらえません?— 武井壮 (@sosotakei) January 6, 2021 団体無し売り上げ下がる!なら感染広がってこのままがいいのか、感染抑えて売り上げは減るけど営業はできて、限定的な補助金で乗り切れて、負担も少なくて、おひとり様をより多く増やせる施策を各店舗が練る方が良いとおもうけどどうかね?会食でなくても飯は食えるとなれば激減は避けられないかな?— 武井壮 (@sosotakei) January 6, 2021 コロナ禍では不特定多数での食事が問題視されているため、武井さんは「飲食店を1人客限定にすればいいのでは」と提案。1人で食事をするのであれば、誰かと皿を共有したり、会話をしたりすることがないため、感染リスクは下がることでしょう。複数人や団体の客を拒否する必要があるため、どちらにせよ売り上げに響く可能性はありますが、仕事帰りに1人で外食をする人は飲食店を利用するはずです。武井さんの意見に対し、共感する意見や疑問視する声など、いろいろな考えが集まっています。・同じことを思っていました。飛沫感染が防げるのであれば、飲食店も営業していいのではないかと。・でも、なんで飲食店に行くかっていうと誰かと楽しく食事をするためだしな…。それなら飲食店には行かないかも。・お1人様向けって結構需要あると思うんですけどね。夜になったら食事する場所がないのは独り身としてもつらい。・1人客限定にしても、他人としゃべるのを防げるだろうか?酒が入ったら知らない人相手でも会話しちゃいそう。感染拡大防止と経済を天秤にかけている状態が続く、日本。クリスマスや年末年始に会食をした人は少なくないといいます。コロナウイルス発生からおよそ1年の時間が経ったことで、人々の警戒心が弱くなっている可能性もあるでしょう。今一度、マスクや手洗いうがいといった基本的な感染対策を意識し、一人ひとりが気を引き締めなければなりません。[文・構成/grape編集部]
2021年01月06日クリスマスにプレゼントを届けてくれるサンタクロースは、多くの子供にとって夢のような喜びをもたらしてくれる存在でしょう。しかし、一方で「我が家にはサンタクロースが来なかった」「クリスマスにはさびしい思いをした」という声も。クリスマスに苦い思い出を抱く人は少なからずいます。サンタクロースが嫌いだった武井壮幼い頃に、両親の離婚を経験している、タレントの武井壮さん。幼いうちから家にサンタクロースが来なくなったことがきっかけで、その存在を嫌いになってしまったそうです。その後、武井さんは自分で貯めたお金を握りしめて店に行き、大人たちと同様に並んで、欲しかったロボットのおもちゃを購入。クリスマスにはそのおもちゃで遊んだのでした。子供の頃、早めにやって来なくなったサンタクロースが嫌いで自分で貯めたお金で地元亀有のおもちゃ屋『くさま』に並んでクリスマスに超合金のロボットを買って遊んだ大人になったら髭の生えてないサンタがたくさんやってきた来ないサンタのプレゼントは『生きる力』だったのかな メリークリスマス— 武井壮 (@sosotakei) December 25, 2020 他人から与えられるプレゼントは嬉しいものですが、汗水流して働いて、自分の力で手に入れたものは、また違った感動をもたらすはずです。武井さんは、当時のことを振り返り「来ないサンタからのプレゼントは『生きる力』だったのかな」とつづっています。ネット上では、武井さんのエピソードに対し、次のようなコメントが寄せられました。・武井さんの発想が素敵だと思う。・心にしみた。すぐに手に入るのではなく、未来につながるプレゼントをもらったと考えると深いね。・涙が出てしまった。世界中のサンタクロースが来ない子供たちのもとに『生きる力』が届きますように。ある程度、環境に左右されやすい子供の時と比べて、大人になると選択肢が増え、自分の力で人生を変えていくことができるようになります。子供の頃の経験が、未来の自分に影響を及ぼしたり、成長につながったりすることもあるでしょう。悲しさや胸の痛みが、いつの日か得難い経験として、自分の中で整理できたなら…と思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2020年12月26日武井壮さんがYouTubeチャンネル『武井壮百獣の王国』で、自分の経験談を元に語った『大人の育て方』を公開しています。過去に行われた講演を公開した形の動画ではあるものの、その内容から注目を集めている動画…多くの人に影響を与えるであろう内容をぜひご覧ください。武井壮さんは、2015年8月『世界マスターズ陸上競技選手権』(4×100mリレー/40~44歳の部)で優勝したり、動物の倒し方を考えたり、ジャングルでサバイバルをやったりと、地上最強の百獣の王を目指してさまざまな挑戦を続けています。そんな武井壮さんですが、幼少期は母親も父親もいない環境で、兄弟2人で家事をこなしながら学校に通うという生活をしていたそうです。そのような生活でいろいろな我慢をしてきたこともあり、「大人になったら絶対に自分の好きなことをやって暮らしていく」と決めた武井壮さんは、大好きなスポーツでトップになってお金を稼ぐことを目指しました。そして、実際に陸上競技・十種競技で日本チャンピオンに。ところが、スポーツで日本一になるだけではお金を稼げないという事実に直面したといいます。そこから、「どうやったらお金を稼げるようになるのか」を考えるうちに、「どういったことに社会的価値があるのか」を悟ったようです。スポーツ好きの子供を持つ親にとって考えさせられる話でした。親は子供に好きなことを思いっきりさせてあげることだけでなく、「自分がやっているスポーツがどんな経済価値・社会的価値を持っているのか」を教えることも大事な務めなのかもしれません。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年12月24日「36でしょ、今?俺も36のときは、誰も俺のこと知らなかったから。俺は39歳でデビューだからーー」武井壮(47)は、みんなのたかみち(36)にこう語りかけた。「世の中には(人を楽しませる力があるのに)知られてなくて力を発揮できていない人っている。俺も実際そうだったからーー。たかみちの明るいキャラクターだったら、番組に出ればぜったい認知されるし、いまそういうお仕事している人と遜色ないことができると俺は思っている」尊敬する人からそんな言葉を贈られて、たかみちは大きな体を震わせ号泣した――。■NHKの子供向け番組、初の“マスター”みんなのたかみちという芸人がいる。185センチの長身に、アフロっぽい髪型とオーバーオールがトレードマーク。芸歴は15年目。最近はピン芸人として活動することが増えたが、「プリンセス金魚」というコンビを組んでいる。全国区の番組に出たこともあるが、けっして知名度は高くない。だが、ひとたび“舞台”に上がれば、観客たちは腹を抱えて笑い、万雷の拍手をたかみちにおくる。今を時めく芸人も人気ユーチューバーでも、これほどの笑い声は集められないかもしれない。小さなお客さんたちを前にした舞台ではーー。みんなのたかみちは子供の前で抜群の強さを誇る芸人だ。今年8月には、2組の芸人がネタを披露して子供の投票で勝敗を決める「わらたまドッカ〜ン」(NHK Eテレ)という番組で、番組史上初の「わらたま芸人マスター」に輝いた。4勝した者に与えられる「マスター」の称号。4回以上出演した者のなかには、テツandトモやアンガールズ、小島よしお、ジャングルポケット、オジンオズボーンなど、たかみちよりもずっと知名度のある芸人も含まれている。だが、4戦4勝で誰よりも早くこの称号にたどり着いたのは、たかみちだった。「子供は自分が好きなものが好き。知名度がなくても『誰やねん』てならずに、おもしろいと思えば笑ってくれますから」コテコテの関西弁で、そう語るたかみち。子供に愛され、武井壮も手放しで褒めるたかみちだが、もともとはまったく違うタイプの芸人だった。プリンセス金魚は、たかみちと大前りょうすけ(36)の、京都の中学の同級生によって2005年に結成されたコンビだ。端正の顔立ちの大前が妄想ぎみにボケて、たかみちがハイテンションにツッコむというのが得意のスタイル。デビュー3年目の2008年にはNHK新人演芸大賞の決勝に進出。ナイツやオリエンタルラジオ、天竺鼠など、そうそうたる顔ぶれと競っている。すぐに関西お笑い界の期待の星として注目を集めた。「いちばん多いときは関西ローカルの番組で5、6本レギュラーがあったと思います。バイトせんでも食うていけるようになりましたし、街を歩いてたら、女の子に声かけられたり、劇場の前で出待ちしてもらえたり(笑)。でも、ずっと悔しい気持ちが消えへんかった。ご飯とか食べてても、隣のテーブルから聞こえてくるのは、やっぱり全国放送のお笑い番組の話が多いやないですか。いつか東京で勝負せなあかんという気持ちがあったんです」2013年、満を持して東京に進出する。「ロンドンハーツ」(テレビ朝日)や「『ぷっ』すま」(テレビ朝日)などの人気番組に出演する機会にも恵まれたが、ブレイクには至らない。ほどなくして、バイトも始めた。上京して4年目、“お笑い第7世代”たちが頭角を現しつつあった2016年。浮上のきっかけが見つからないなか、相方の大前が東海地方のラジオ番組のパーソナリティに抜擢された。月曜から金曜まで毎朝7時からの生放送。大前は名古屋に拠点を移すことに。一緒に名古屋に行けば、プリンセス金魚としての仕事も得られたかもしれないが……。「相方はちゃんと現実を見てたと思います。僕は“夢見る夢子ちゃん”なんかもしれませんね。まだ東京でやり残したことがあると思った。ピンネタもやってないし、ロケ芸人とか何かしら可能性が残ってるんちゃうかって」たかみちは1人東京に残ることを選んだ。2016年10月、プリンセス金魚は“遠距離コンビ”になった。定期的にコンビで漫才を行う機会はあるが、普段の舞台には1人で立たなくてはならない。「地獄みたいでしたよ(笑)。もうずっとスベってたんで。漫才にはツッコミがあるけど、ピンの芸だとボケだけで笑わせないといけない。漫才とはぜんぜん違った……。コントやったり、歌ネタや漫談やったり、1年ぐらい迷走していましたね」ピンで舞台に立つようになっておよそ1年、道が見つかった。お笑いコンビ・土佐兄弟の“弟の方”、有輝(26)と喫茶店で話しているときに「たかみちさんは“切ない系”のネタが合うと思いますよ」と言われた。「“切ない”ことって何かなと考えたんです。昔、ファミレスで、相方が『トイレ行ってくるわ』と立って、30分くらい帰ってこなかった。不思議に思って『いまどこおんの?』と電話したら『家』って言われて、こっちは『帰ったん!?』となったことを思い出しました。それと、幼稚園ぐらいのころ、遊園地で両親がふざけて僕から離れて物陰に隠れたことがあった。置いていかれたと思ったときの、あの心細さを思い出したんです」そこから生まれたのが「帰ったん?」という異色のネタだ。一緒にいたのに、いつの間にか帰られてしまう。あり得そうなシチュエーションから始まり、とんでもないタイミングでも置いていかれる。残されたたかみちはそのたびに「帰ったん?」と切ない顔をする。これを舞台でやったら、ピンで芸をするようになって初めてウケた。「寝てたん?」「食べたん?」など、「帰ったん?」から派生した“切ない瞬間”シリーズは十八番のネタとなった。そんなとき、このネタを観た番組スタッフから「わらたまドッカ〜ン」のオファーがきた。「『帰ったん?』は子供にウケるネタだと思ってなかったんですが、めちゃくちゃウケたんです。 2回目出たときにも、ウケて。このときはじめて『自分は子供にもいけるんや』と気付きました」だが、その自信はすぐにくじかれることになる。知り合いのすすめで、保育園でネタを披露する機会を得たが……。「ぜんぜんダメでした(笑)。『わらたま』の子らは小学生が多い。保育園の子はもっと小さかった。甘く考えてたんですよ。“子供ってなんでも笑うやろ”と思ってたから。ちゃんと向き合わなあかんと思いました」セリフが聞きとりづらくても、ネタがわかりにくくても、大人は想像力で補ってくれる。だが、小さな子供はそんなことはしてくれない。声の大きさに、話すスピード、身振り手振りまで、すべて見直した。そうして挑んだ“リベンジ戦”は子供たちの笑顔であふれた。たかみちは頻繁に保育園や幼稚園に呼ばれるようになった。仲のいい芸人仲間と、子供向けのイベントも開催するように。飽きさせないように、ゲームを考案したり、歌も作ったりした。「ほかの芸人に『もっと大人を笑かしていきましょうよ』みたいに言われることもあります。でも、子供を笑かすってめっちゃ深い。学ぶことは多いんです。それに、子供だけを笑かしても、実はあかん。子供たちの後ろではお父さんやお母さん、先生とかが見てますから。子供たちだけ喜んでも、大人もおもしろくないと、次は呼ばれません」子供を笑わせられるようになると、大人向けの舞台でも笑い声が増えた。自分がおろそかにしていたものが改善され、ネタの完成度は上がっていった。小さな観客たちの舞台から学んだことは多かった。自分のネタに自信を深めつつあったなか、コロナがきた。多くのイベントが中止になった。ライブやイベントを主戦場とするたかみちにとって、死活問題だ。なにより、ネタを人に見てもらう機会がなくなった。「どうしようと思って、インスタライブの配信を毎日することにしました。夕方、ご飯を食べたタイミングでお母さんとかと一緒に観てもらえるように、子供向けに自分で作った歌を配信することにしたんです」だが、なかなか再生数は伸びない。ライブ視聴者が一桁のときもあった。そんななか、武井壮が自分のYouTubeチャンネルにたかみちを出演させてくれた。そこでかけられたのが冒頭の言葉だ。武井はたかみちのやっていることをずっと見守り、おもしろいと評価してくれていた。涙が止まらなくなった。「ほんまありがたいですよ。武井さんは少しでも宣伝になればって、僕の名前と写真がラッピングされた原付スクーターをプレゼントしてくれて。今後コロナがどうなるかわかりませんが、頑張るしかないですよね。1月3日の『わらたま』のスペシャルで僕のこと取り上げてくれるそうです。とにかく、いろんな人にネタをみてもらいたい。来年2月15日には『ワタナベお笑いNo.1決定戦 2021』の決勝もありますから、予選を勝ち抜いて出たいですね。最終的には常にテレビに出ているような芸人になりたい。まだまだ道は遠いですけど」相方のラジオは好評を博し、今や大前は東海地方で複数のラジオ番組のパーソナリティを務める売れっ子だ。地元テレビの出演機会も増え、東海地方では誰もが知る顔になりつつある。一方、みんなのたかみちは……まだまだ道を模索中。「36のときは誰も俺のこと知らなかったから」。いつか笑いながらそう言える日がくることを信じて、夢を追いかけている。【PROFILE】みんなのたかみち(プリンセス金魚)ワタナベエンターテインメント所属。本名・高道淳史。1984年5月30日、京都生まれ。京都産業大学在学中に、大前りょうすけとプリンセス金魚を結成。趣味は少女漫画鑑賞で、蔵書は1千冊を超える。自分のYouTubeチャンネルで2020年内に登録者3,070(みんなの)人に届かなければ3,070kmマラソンを走るという企画にチャレンジ中。
2020年12月18日「第44回ホリプロタレントスカウトキャラバン決選大会」が12日、都内で行われ、愛媛県出身で千葉県在住の山崎玲奈さん(13歳)がグランプリに輝いた。深田恭子や綾瀬はるか、石原さとみら数多くのスターを輩出している同オーディション。「ミュージカル次世代オーディション」をテーマにした44回を数える今年のオーディションには、19,115人の男女が応募し、リモート審査、地方予選、合宿審査を経て10人のファイナリストを選出。この日の決選大会に10人のファイナリストがダンス審査、演技審査、歌唱審査に臨み、千葉県在住で中学2年生の山崎玲奈さんがグランプリに選ばれた。名前を呼ばれて笑みがこぼれた山崎さん。スペシャルアンバサダーを務める市村正親から花束を手渡された際に同じ誕生日だと明かされた山崎さんは「グランプリを獲れてすごく嬉しいんですけど、市村さんと同じ誕生日だと聞いてすごく驚きました。今度共演できたらと思います」と再会を約束し、「すべての審査において思いっきり楽しめました。グランプリという賞を獲れて心からうれしいです」と審査を楽しんだという。審査員を務めた演出家の宮本亜門から「あなたは天才! これから大きなプロの世界で揉まれて初心を忘れず自分を信じていけば、世界へ行けると思います」と絶賛された山崎さん。今後の抱負として「ミュージカルだけじゃなくて映画やドラマにも出られる女優さんになりたいです」と力を込めた。次世代のミュージカルスターを発掘することを目的にした今回のコンテスト。「ラッキーというのはすごくありました。ミュージカルは見るのもやるのも大好きで、今回(応募要項を)見て絶対受けたいと思いました。愛媛では小学校4年生ぐらいからミュージカルスクールに通って、稽古をしていくうちに楽しくなって職業にしたいという思いが深まってオーディションを受けるようになりました」とミュージカルとは幼い頃から縁があったという。また、同コンテストのグランプリとなった人は、事務所の大先輩にあたる和田アキ子と『アッコにおまかせ!』(TBS系)であいさつするのが恒例となっている。「今日と和田にあいさつするのはどちらが緊張する?」という質問に「和田さんにあいさつだと思います」とこの日の審査は緊張しなかったという彼女も、翌日に控えた和田との初対面に戦々恐々としていた。なお、特別賞の17LIVE賞には京都府出身の高校3年生・佐竹桃華さん(17歳)を選出。山崎さんと佐竹さん以外のファイナリストは以下の通り。兵庫県出身の中学3年生・久慈愛さん(15歳)、埼玉県出身の中学3年生・増田ふくさん(15歳)、大阪府出身の高校3年生・光安なづなさん(18歳)、福岡県出身の高校3年生・古賀まいさん(18歳)、静岡県の小学校6年生・洞桃香さん(12歳)、神奈川県出身の高校3年生・田中海咲さん(17歳)、東京都出身の大学1年生・山本咲希さん(19歳)、東京都出身の大学2年生・宮山翼さん(20歳)。
2020年12月13日武井咲がドラマ復帰するドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行~」に渡部篤郎、毎熊克哉、安達祐実、風間杜夫の出演が決定。武井さん演じる“元子ママ”の前に立ちはだかる。武井さんが“稀代の悪女”と呼ばれるにふさわしい、凛とした佇まいと妖艶な仕草で視聴者を虜にし、体当たりで挑んだ「黒革の手帖」から3年。武井さんにとって記念すべきドラマ復帰作となるドラマスペシャルでは、刑期を終えた元子が心機一転、古都・金沢で新たなスタートを切るところから描かれる。「恋はつづくよどこまでも」や「妖怪シェアハウス」などのドラマで独特の存在感を発揮し、いま注目を集めている毎熊さん。今作では金沢で派遣社員として働く男・森村隆志を演じる。父親を自殺に追い込んだ人物への復讐心に燃える森村は、金沢にやってきた元子と出会い、その後の人生を大きく左右する出来事に直面することになる。安達さんが演じるのは、金沢の高級クラブ「アルテローズ」のママ・板橋レイナ。店に入ってきた元子に早々にママの座を奪われ、プライドを傷つけられたレイナはどうにか元子を追い落とそうと、ある策を企てる。その確かな演技力と安定感で、数々の作品を彩り続けている安達さんが「黒革の手帖」でどんな存在感を見せてくれるのか、期待が高まる。ベテランの風間さんが演じるのは、金沢に妻と旅行に来ていた佐藤良樹という男性。ある事情から同じ旅館にやってきた元子たちとの出会いが、佐藤の人生を揺るがすことに!そして、総売上1千億円を誇る神代ソリューションズのCEO・神代周吾を演じるのは渡部さん。金沢にやってきた元子を自身が経営する高級クラブ「アルテローズ」に入店させたのも、毎熊さん演じる森村の父親を死に追いやったのも、すべて彼の差配。つまり今回のスペシャルの最大のキーパーソンといえる存在だ。渡部さんは主演の武井さんについて、「お芝居をしていて隙がない。それが武井さんの力であり、魅力なのだと思います」と語り、「武井さんの演じる元子は“悪女”ではありますが、ご覧になる皆さまにはむしろそんな風に見ていないのではないでしょうか。“悪女”と言われる元子が痛快に上り詰めていく様を見て、また楽しんでいただけたら」と期待を込める。また、注目俳優・毎熊さんは「たまたま出会った悪魔のような男(神代)によって人生を変えられてしまうんです。なので、もしこうなっていなかったら森村はどんな男だったのだろう、ということを考えながら演じました」と明かす。さらに、「元子は森村よりも遥かに強い人間で、なかなか強くなれなかった森村が元子と接したことで次への一歩を踏み出すことができたのではないでしょうか」とコメント、「かなり低いところまで落とされてしまった男が元子と出会って、どんな風に変化をするのか、その波を楽しんでいただけたらと思います」と語った。安達さんは「黒革の手帖」は「とても好きな世界観だった」と言い、「レイナは躍起になって元子に対抗しようとしているんだけど、やっぱり元子は一枚も二枚も上手なんです。逆にそこがレイナの人間臭くて、かわいい部分なのかもしれませんが…」とキャラクターをフォロー。久々のドラマ出演となる武井さんには「相変わらずのすごい迫力ですし、レイナも含めた女同士の戦いもまた楽しんでいただけると思います。そしてその女性たちを取り巻く人々の裏には、ある陰謀も。いろいろな視点から楽しんでいただくことができる作品だと思います」とアピールした。そして風間さんは撮影チームに「連ドラで培われた絆が現場に行き渡っている。コロナ禍での撮影だからこそ、信頼関係が際立って見えた」と太鼓判。武井さんについても「高校生の制服姿がついこの間のような気がするのに、複雑な役柄を演じて見事なのには、女優としての成長に目を見張るばかりだ」と明かしている。ドラマスペシャル「黒革の手帖~拐帯行~」は2021年1月7日(木)20時~テレビ朝日系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年12月08日2020年11月29日、タレントの武井壮さんはTwitterを投稿。その内容が反響を呼んでいます。武井さんは、スポーツ競技の指導者が、試合に負けた選手に『しがちな対応』について、苦言を呈しました。試合に負けた罰に『グランド10周走ってこい』なんてのは指導じゃねえ。。試合に負けたら各選手に必要な能力を分析して、それを獲得するのに必要で有効なトレーニングや技術練習を与えて、栄養補給の知識を与えて、休養時のデータを取らせて、体を育てつつ技術を上げ、自分は戦術を学ぶもんじゃないか?— 武井壮 (@sosotakei) November 28, 2020 部活動などで試合に負けた際、指導者が選手に「グラウンドを10周走らせる」といった行為はよく聞かれます。武井さんはこれを批判し、指導者がすべきなのは「分析と戦術を学ぶこと」だと話しました。ネット上では、投稿に賛同する声が相次いでいます。・正論に拍手。いまだに根性論がまかり通っている。息子の部活顧問にアナウンスしたいくらいです。・罰を受けるべきは指導者です。そもそも『負けた罰』という意味がよく分かりませんね。・本当にその通り。負けたら指導者の力不足。勝利は選手の頑張りです。・負けると罰が待っているとなると、「罰を受けないために失敗しちゃいけない」と思ってスポーツを楽しめなくなる。負けた選手を責めるのでなく、次の時のためにしっかり対策をすることの大切さを述べた武井さん。スポーツだけでなく、さまざまな分野でいえることかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2020年11月30日2020年11月24日、タレントの武井壮さんがTwitterを更新。その内容に「とても大事なこと」「その通り」などの声が相次いで寄せられました。陸上・十種競技で日本チャンピオンなどの記録を持つ武井さん。どんな目標も突破してきたのかと思いきや、これまで何度も目標を立てては諦めてきたというのです。しかし、諦めてもあることだけは一度もしたことがないといいます。それは…。オレは何度も目標を立てては諦めてきたけど、辞めたことは一度もない今ダメなら一度諦める、経済的にダメならいつかできる時に、人がいなければ出会いに行ってから、知識が足りなきゃ学んでから、強さが足りなきゃ鍛えてから。そうすることで何度でも挑戦できて適したタイミングでチャレンジできる— 武井壮 (@sosotakei) November 24, 2020 「諦めたことはあっても、やめたことは一度もない」と明言する武井さん。挑戦に適したタイミングが来るまで待ってチャレンジすることの大切さを訴えました。投稿には称賛の声が相次いでいます。・やめると諦めるの違いですね。読んでて涙が出てきた。・めちゃくちゃかっこいい!このコロナ禍だからこそ、余計心に響く。・目標を実現するためにそのモチベーションを持ちつづけるのって、すごいことだよね。・とても大事なことだと思います!努力は裏切りませんね。『やめたことは一度もない』と強くいい切れるのは、常に武井さんが意識しているからでしょう。結果を残すには、タイミングを見計うのも大切。何かにチャレンジしようと思っている人は、じっくりとその時を待って、挑戦してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2020年11月24日