2018年に『じっと手を見る』、2019年に『トリニティ』が直木賞候補となった窪美澄さん。今年の7月には、短編集『夜に星を放つ』で第167回直木賞を受賞されました。現在、56歳の窪美澄さんは、どのような生活を送りながら、日々、どんな想いで執筆に取り組まれているのでしょうか。インタビュー2回目の今回は、『夜に星を放つ』の収録作の執筆エピソードなどを伺いました。★前回:56歳のシンママが築き上げた世界観がすごい!直木賞受賞の報告LINEは息子にするも未読… #窪美澄さん 1「湿りの海」は読者の賛否が分かれる作品――4編目に収録されている「湿りの海」の主人公は、離婚した妻子への想いを断ち切れない37歳のバツイチの男性で、アマチュアの天文学者でもある画家が月の表面を描いた絵画“湿りの海”がモチーフとなっています。窪さん他の媒体で絵をテーマにしている連載があり、その執筆過程で“湿りの海”の絵を知りました。ただ、その連載では使えないなと思い、別の機会に取っておいたんです。今回の作品のご依頼を受けたときに、“湿りの海”の絵を使ってみようと思いました。――絵をきっかけに、どのように物語が立ち上がっていったのでしょうか。窪さん“湿りの海”の絵から、距離感を持って断絶されている人、というイメージが浮かんできたように思います。そこからさらに、月ほど遠いところにいる人たちに見捨てられてしまった男、という具体的な人物像が生まれていきました。――「湿りの海」は、読み進めるうちに、主人公の孤独感のようなものが胸に迫ってくる作品でした。窪さんありがとうございます。私自身、この小説は『夜に星を放つ』の5編の中で一番好きな作品で、ひとりの男性がどうにもならない距離感のようなものを抱えてあぜんとしている様子を描けてよかったなと思っているんです。でも、読者の方との交流会では、若い女性の読者さんから「この主人公、大嫌いです」と言われました(笑)。――なぜ、嫌われてしまうのでしょうか?窪さん先日、取材にいらした女子大生の方は彼のことを、バツイチの上に隣りの奥さんにもちょっかいを出す軽い男と捉えていたようです。主人公をイヤな男性に描いたつもりはないのですが、でも、「この人、嫌い」というのも読者の方の正常な反応ですから。特に若い世代の女性の方は、お付き合いをする対象と考えたときに主人公のような男性はあり得ない、ということなのかもしれないですね。窪さんの実体験から物語が立ち上がっていった――5編目の「星の随に」は、父親の再婚相手との関係に悩む小学生の男の子と高齢の女性との交流を描いた作品です。窪さんこの小説は私の実体験がモデルになっているんです。すでに新型コロナの流行が始まっていたころ、当時、住んでいたマンションのエントランスで小学生の男の子が泣いていたんですね。そのエントランスでは子どもが遊んでいることが多いので、初めは友だちと喧嘩でもしたのだろうと思っていたんです。でも、尋常ではない泣き方でしたし、彼はひとりだったんですね。どうしようかと迷ったのですが、思い切って声をかけてみたんです。そしたら、お父さんに叱られて部屋を出るように言われた、と言うんです。「どうして叱られたの?」と尋ねると「僕が騒ぐと赤ちゃんが泣いちゃうから」って、しゃくりあげて涙を流すんです。ずっとエントランスにいるわけにもいきませんし、「おばちゃんが一緒に行って謝ってあげるから、お部屋に戻ったほうがいいよ」って言ったんです。すると、彼は「僕のお母さんは隣りの駅に住んでるんだけど、なかなか会えないんだ」って、少しだけ身の上話を打ち明けてくれたんです。その話を聞いて、なるほどと思いました。この男の子の家は離婚家庭で、お父さんが再婚して新しいお母さんがいて、赤ちゃんが生まれて、でもなんとなく、家族がうまくいっていない。そんな気がしたんです。――窪さんは実際に男の子を部屋まで連れて行ったのでしょうか?窪さん玄関先でお父さんにお子さんをお渡ししました。とても若いお父さんで、リモートワーク中だったのか、非常に疲れている様子でした。その男の子とはそれきりなのですが、自分のしたことはあれでよかったのだろうかという想いがずっと頭の中にあり、なかなか決着がつかなかったんです。そうした想いがこの作品の始まりです。――小説の中には、小学生の男の子・想くんと交流をする高齢女性・佐喜子さんが「つらい思いをするのはいつも子どもだけれどもね。それでも、生きていれば、きっといいことがある」と語りかける場面があります。佐喜子さんの言葉には、窪さんの想いがにじみ出ているようにも感じられます。窪さん実はその後、男の子のお父さんを見かけたことがあるのですが、やっぱり疲れている様子だったんです。コロナ禍によって大人が余裕を奪われてしまい、そのしわ寄せが子どもにいっているように感じています。『夜に星を放つ』は穏やかな一冊――改めて振り返ってみると、『夜に星を放つ』はどのような一冊に仕上がったと捉えていらっしゃるのでしょうか?窪さん私のこれまでの本と比べると、穏やかな一冊に仕上がったように思います。というのも、収録されている作品を執筆している時期に、割と重めの連載を抱えていたんですね。だから、この本の短編に関しては穏やかなものを書こうと心に決めていたんです。――受賞時のインタビューで「短編を書くのに苦労している」という主旨のことをおっしゃっています。例えば、どのようなご苦労があるのでしょうか?窪さん短編は短い作品なので、簡単に書けると思われがちなんですね。でも実際は、長編と同じくらい気をつかうんです。短編は400字詰め原稿用紙で50枚~60枚程度のボリュームなのですが、この中で物語を始めて終わらせるというのは、難しい点の一つです。それに、枚数に制限があるので、登場人物の心理や生活ぶりなどを詳細に書き込むことができないんですね。どこまで情報をそぎ落としていくか、というのも難しい点です。――年表のようなものを作ったりもするのでしょうか?窪さん短編の場合は、年表を作ることはないですね。でも、登場人物に関しては、どのあたりの世代の人なのか、どこに住んでいるのか、普段何を食べているのか、といったことついては一応、設定をしています。――一つの短編を書き上げるまでにどれくらいの時間がかかっているのでしょうか?窪さん原稿に取りかかると5日くらいで書き上げるのですが、その前に下書きを書いたり、プロットのようなものを立てたりもしますから。3週間から4週間くらいはかかっているように思います。<窪美澄さんプロフィール>1965年東京都生まれ。2009年「ミクマリ」で女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞。受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』が、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位、2011年本屋大賞第2位に選ばれる。同年、同書で山本周五郎賞を受賞。2012年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞、2019年『トリニティ』で織田作之助賞を受賞。その他に『さよなら、ニルヴァーナ』、『よるのふくらみ』、『やめるときも、すこやかなるときも』、『じっと手を見る』、『私は女になりたい』、『朔が満ちる』など著書多数。<著書>『夜に星を放つ』窪美澄著/文藝春秋1400円+税著者/熊谷 あづさライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。週刊誌や月刊誌、健康誌を中心に医療・健康、食、本、人物インタビューなどの取材・執筆を手がける。著書に『ニャン生訓』(集英社インターナショナル)。
2022年09月28日俳優の窪塚洋介が13日、都内で行われたティファニー「ブルー ブック 2022:ボタニカ」ガラ イベントに出席した。同イベントは、植物の美を表現した最新作「ブルー ブック 2022:ボタニカ」の日本での初お披露目を祝したもの。窪塚は105カラットのターコイズを用いたネックレスなどを着用。「ダイヤモンドが印象深いブランドですが、ターコイズをあしらった植物的なモチーフのものをつけさせていただけてうれしいです」と感想を述べた。そして、「実は僕、結婚指輪もティファニーさんなんです」と明かし、「石って力があるものなので、存分にこういう機会にエネルギーをいただける気持ちにもなるし、こういう場所で皆さんの前でお披露目できる場所にいられて幸せだなと思います」とコメント。ジュエリーを身につけて出かけたい場所を聞かれると、「世界的な舞台であったり、そういうシチュエーションのときに、それが似合うもしくは着こなせるような俳優であったり男でありたいなと思います」と語った。イベントにはそのほか、ティファニー グローバルアンバサダーのROSE (BLACKPINK)やティファニー ジャパンフレンドの三吉彩花をはじめ、UTA、寺島しのぶ、町田啓太、吉岡里帆、齋藤飛鳥、滝沢眞規子が参加した。撮影:加藤千雅
2022年09月13日美しく繊細な世界観に定評のある演出家・荻田浩一が長年温めてきた、知る人ぞ知る手塚治虫の『アラバスター』をベースに、個性豊かなキャストと共におくるオリジナルミュージカル『アラバスター』の上演が決定した。本公演の原作『アラバスター』は、1970年から1971年にかけて『週刊少年チャンピオン』に連載された作品で、美しいものを妬む、人間の深い心の闇を鋭く描いたSF犯罪サスペンスである。手塚治虫自身が“嫌悪する作品”として挙げている一方で、連載時からのファンも根強く存在している異色作だ。【アラバスター】には、自身のソロコンサートのほか、舞台やミュージカルで活躍するLE VELVETSの宮原浩暢が決定。ヒロイン亜美に思いを寄せる少年【ゲン】に、ダンスボーカルユニットLeadのメンバーとして活動しながら、ミュージカル等でも活躍する古屋敬多、アラバスターを追う冷酷無慈悲な捜査官【ロック】に矢田悠祐が抜擢。そのほか、亜美の養い親である元検事の【小沢ひろみ】と【力仁】の親子をAKANE LIV、馬場良馬がそれぞれ演じる。更に、治田敦、田村雄一、遠藤瑠美子、穴沢裕介、岩橋大が名を連ね、歌とダンスに一層深みを与える。そして、ヒロインの【亜美】を、宝塚歌劇団・月組トップスターとして活躍し、退団後も舞台や映像で幅広く活躍する涼風真世が務める。涼風は、「荻田さんWORLD(世界観)を信じ、透明な身体を持つ「亜美」として生きる覚悟です」と意気込みを語った。透明な身体を持つ亜美を、七色の声を持つ涼風がどう表現するのか、新たな表現方法にも注目だ。とある時代の日本。人や動物が透明あるいは半透明にされる奇妙かつ無差別なテロルが蔓延っている。正体不明の、まさに見えない敵であるテロリストは、ただ自ら名乗りを上げて大胆に犯行声明をぶちまける。その名はアラバスター。黒衣の下に半透明の身体を隠す男。アラバスターの仲間には眼球以外は透明な肉体を持つ少女・亜美がいる。謎めいた存在のアラバスターと亜美を中心に、愛憎に翻弄され、運命の渦に巻き込まれていくのは、亜美に思いを寄せる少年ゲン、亜美の養い親である元検事の小沢ひろみと力仁(通称カニ平)の親子、そしてアラバスターを追う冷酷無慈悲な捜査官ロック。まだ偏見と差別に満ちた世界に、「異形」に生まれたが故の懊悩が価値観や美意識に対する反逆となり、やがては苛烈な攻撃へと転じ、狂気に蝕まれた悲劇へと暴走していく。アラバスターの哀感に溢れた挽歌が、いま慟哭のように深く鳴り響く。人間の奥底に潜む“復讐・憎悪の心”と“歪んだ愛”を主題とし、欲望が渦巻く世界で翻弄される人々の運命を描いたミュージカル『アラバスター』。東京公演は6月25日(土)~7月3日(日) 東京芸術劇場プレイハウスにて、大阪公演は7月10日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される。<上演決定に際してのコメント>●宮原浩暢(LE VELVETS)【アラバスター役】人間の深い闇を描いたSF犯罪サスペンス、手塚治虫原作、そしてオリジナルミュージカル、これを聞いて心が躍らない訳はありません。裏切り、復讐、嫉妬から生まれた自らの歪んだ正義を振りかざし罪を犯していく渦中の人物アラバスター。全身全霊で役を生きたいと思います。そして、魅力溢れる役者達と共に、皆様をアラバスターの暗い影の世界へ誘っていきます。●古屋敬多(Lead) 【ゲン役】ゲン役で出演させていただきます、古屋敬多です。手塚治虫先生の隠れた名作といわれる『アラバスター』そのオリジナルミュージカルに出演出来ることをとても嬉しく、光栄に思います。社会に反発しながらも自分の正義に従い、強い意志で行動を起こすゲンは物語を動かすきっかけとなる人物のひとりです。そんなゲンを演じることは僕にとって新たな挑戦となりますが、魂燃やして全力で頑張りたいと思います。●馬場良馬【力仁役】皆様はじめまして馬場良馬と申します。僕は小学生の時に図書館で手塚治虫先生の漫画を読み漁っていた時代があるので、この作品に出演出来る事とても嬉しく思っています。ミュージカルに出演する機会があまり無いので不安もありますが精一杯努めて、この『アラバスター』の素敵な世界観を皆様にお届け出来る様頑張ります。●矢田悠祐【ロック役】ロック役を演じさせて頂きます。矢田悠祐です。今回演じるロックは美醜に異常な拘りを持った捜査官です。ロックはとんでもないナルシストなので、その発言に負けないように今からお肌のケアなどもしっかりしていこうと思います。皆さんにいい意味で嫌われるように頑張ります。●AKANE LIV【小沢ひろみ役】子供の頃、テレビで放映された「火の鳥」を観て、壮大なスケールで描かれた人間の愛、美、醜を表現したアニメに初めて触れ、凄い衝撃を受けました。今作も、人間の深い内面、闇を描いた作品。素晴らしいスタッフ・キャストの皆様と共に手塚先生ワールドに参加できる事を感慨深く嬉しく思います。●涼風真世 【亜美役】新たな表現舞台にチャレンジできることに感謝の気持ちを忘れず、荻田さんWORLD(世界観)を信じ、透明な身体を持つ「亜美」として生きる覚悟です。皆様、ミュージカル『アラバスター』ご期待ください。▼公演概要【タイトル】 ミュージカル『アラバスター』【原作】 手塚治虫【脚本・演出】 荻田浩一【音楽】 奥村健介【企画協力】 手塚プロダクション【出演】宮原浩暢(LE VELVETS) / 古屋敬多(Lead)馬場良馬 / 治田 敦田村雄一遠藤瑠美子穴沢裕介岩橋 大 / 矢田悠祐AKANE LIV / 涼風真世【日時 / 会場】6月25日(土)〜7月3日(日) 東京芸術劇場プレイハウス7月10日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ【席種】S席(パンフレット付き)13,000円(税込) / S席:11,000円(税込) / A席:7,000円(税込)【チケット発売日】先行発売:5月17日(火)12:00〜一般発売:6月12日(日)10:00~【主催】 ミュージカル『アラバスター』製作委員会【問い合わせ】 東京公演:公演事務局 (営業時間:平日10:00~17:00)大阪公演:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日・土曜11:00~16:00)【公式HP】 ※手塚治虫と手塚プロダクションの「塚」は、正式には「ヽ」がつく旧字表記
2022年05月16日アニメーション業界を舞台にしたお仕事映画『ハケンアニメ!』より、漫画家・窪之内英策が吉岡里帆演じる主人公・瞳を描き下ろしたコラボビジュアルが公開された。吉岡さんが演じる瞳は、一世一代の大チャンスを掴んだ新人アニメ監督。イラストは、瞳が真剣な表情で制作に打ち込んでいる姿が描かれ、トレードマークともいえる眼鏡やポニーテール、タブレットに絵コンテを描く際に使う愛用のペンなど、“アニメ監督・斎藤瞳”らしさが細部まで表現されている。このイラストを手掛けたのは、「ツルモク独身寮」「ワタナベ」「ショコラ」や、日清カップヌードルのCM「HUNGRY DAYS」のキャラクターデザインで知られる窪之内さん。本作では、瞳が手掛ける劇中アニメ「サウンドバック 奏の石」のキャラクター原案を務めている。今回のビジュアルについて「大変嬉しく思っております」と喜んだ吉岡さんは、「タッチが柔らかく温かみがあり、斎藤瞳の内なる闘志も感じられるイラストで、初めて見た時は嬉しくて飛び跳ねたくなるような気持ちになりました!色味や細やかな毛の流れ、上着のクタッと感など、好きなポイントが本当にたくさんあります。まさかこんなご褒美が待っているとは!」とコメント。窪之内さんは「以前から吉岡里帆さんの横顔は美しいなと感じていたので、描く機会をいただけて嬉しかったです」と言い、「普段の煌びやかな吉岡さんとは違う、劇中で演じる『斎藤瞳』の静かな剥き出しの情熱をその横顔にしたためました」と思いを語っている。なお、本ビジュアルは『ハケンアニメ!』一部上映劇場にも掲出中だ。『ハケンアニメ!』は5月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ハケンアニメ! 2022年5月20日より全国にて公開©️2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
2022年05月13日●「俳優の仕事は奥が深いなと思うばかり」『ファイトソング』秘話も俳優でモデルの窪塚愛流が、3月21日に開催された「第34回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2022 SPRING/SUMMER」(TGC)に初出演。「ランウェイを歩くのが夢でした」と喜びを口にした窪塚だが、俳優としても先月まで放送されたTBSドラマ『ファイトソング』で“芸人の卵”を演じ、注目を浴びた。幼い頃から父・窪塚洋介の大きな背中を見て、芸能界に憧れを持ったという彼が、仕事に対する並々ならぬ情熱や家族への想いをたっぷりと語ってくれた。2020年にモデルとしてのキャリアをスタートさせた窪塚だが、なかでもTGCはすごく楽しみにしていた一大イベントだったそうで、「緊張しましたが、本番直前にはそれが全部楽しみに変わり、歩いている時はとても幸せな気分でした」と興奮しながら喜びを口にした。もともとプレッシャーには強いタイプなのか? と聞くと「そうではないです」としながらも「プレッシャーをエネルギーや楽しさに変えられるのかもしれないです。TGCもすごく緊張しましたが、せっかく素敵なジャケットを着て1万人以上の前でランウェイを歩ける機会なので、おどおどして歩くなんてもったいないと。だからすべてを飲み込んで自分のエネルギーにして、自信満々で胸を張って歩こうと、すぐに切り替えました」と言うから頼もしいかぎりだ。とはいえ、オンオフの切り替えは下手だと言う。「ここからは遊び、ここから仕事と、メリハリをつけるのは苦手で、そこは数日前に父から怒られたばかりです。でも、落ち込んだ時の気持ちの切り替えは早いほうで、例えば失恋した時も激しく落ちますが、3日経ったら普通の状態に戻ります。たぶん、ネガティブな方向に向かっている自分が嫌いなんです。そういう自分にいら立つから、フラットな状態に戻そうとするのかもしれません」俳優としては、2018年公開の『泣き虫しょったんの奇跡』でデビューを果たしたが、本格的に俳優活動を始めたのは昨年からだ。特にTBSのドラマ『ファイトソング』で演じた、お笑い芸人を目指す俊哉役では、フレッシュな存在感を発揮した。昨年から成長できたことについて聞くと「正直なところ、自分が成長できたという実感はあまりなくて。俳優という仕事を始めた時も今も、頑張ろうという気持ちは変わりませんが、知れば知るほど、俳優の仕事は奥が深いなと思うばかりです」と述懐。「でも、だからこそすごく楽しい。やればやるほど難しいとも思いますが、SNSでいろんな人が、自分の出演したドラマや映画のシーンを切り取って載せてくれているのを見かけると、すごくうれしい気持ちになります」と反響を喜んでいる。若林時英演じるヒデと共に、ハウスクリーニング店で働きながら、お笑い芸人になるという夢を追いかけていく俊哉。演じた感想を聞くと「まずうれしかったのは、関西弁で演技をすることが許される役だったこと。僕は関東出身ですが、関西育ちなので、普段もベースは関西弁なんです。あとは、お笑いのネタのほとんどを自分たちで考えていたことです」と驚きのエピソードも明かしてくれた。ネタは若林と2人で相談しながら作ったそうで、「自分たちで考えたネタが劇中で使われることにプレッシャーを感じましたが、全力を尽くしました。2人で作り上げたネタだったので、愛着も湧きましたね。面白くないけどすごく頑張っているというのが僕たちの持ち味だったので、ちょうど良かったのかもしれません。いろんな意味ですごく勉強になりました」と述懐。「その時に、人を笑わすことって本当に難しいなと感じ、お笑い芸人の方って本当にすごいなと思いました」と芸人への尊敬が増したという。●「いろんな役ができるカメレオン俳優に」モデルとしての目標も語る俳優を始めて以降、壁を感じたことがあるか? と尋ねると「常に四方八方に壁はあります。越せたかなと思ったらまた違う壁が立ちはだかるというか、自分で壁をちゃんと越えられたのかどうかもわからないです」と告白。叔父の窪塚俊介も俳優で、もう1人の叔父はレゲエミュージシャンのRUEEDということもあり「僕は幼い時から芸能界と近かったので、憧れていたんだと思います」とも。「母も芸能活動こそしてなかったのですが、元ダンサーで、人前でパフォーマンスをしていましたし、それらが僕が幼い頃から見てきた大人の世界でした。小さい頃はままごとでお花屋さんやお寿司屋さんを真似していたみたいで、やはり家族の背中を見て引っ張られました」父の仕事に向き合う姿勢にも感化されたそうだ。「どこに憧れていたかと言うと、俳優やモデルということだけではなく、それ以前に父がお仕事をすごく楽しんでいた点です。父が仕事についてネガティブな発言をしているところを僕は1回も見たことがなくて。もしかしたら僕の前で言ってなかっただけかもしれないのですが、僕は小さい頃から、世の中にはこんなに楽しくて、こんなに素敵なお仕事があるのかと思っていました。仮に家族全員が農家だったら、絶対に農家になっていたと思います。僕はただ、親に憧れていたのかなと」決して親に勧められたわけではなく、最終的に芸能界に入ろうと決めたのは彼自身だったが、高校時代の環境にも左右されたと言う。「僕が通っていた高校では、スポーツや芸能活動など、いろんな場所で活躍している人たちがたくさんいました。『明日は東京や』とか、『大阪でライブやねん』とか話しているのを聞いて、どこか自分だけが置いていかれている気持ちになってしまい、そこでスイッチが入りました。いい意味で、クラスのみんながライバルであり、負けたくないと思ったんです。そういう気持ちが積み重なり、爆発してこうなりました。きっかけをくれたのは父親ですが、道を切り開いたのは自分です。僕は今のお仕事がすごく好きです」将来的に目指すべき理想像や夢については「まずは、いただくお仕事を1つずつ丁寧に、自分ができる最大限の力で向き合っていきたい。そして、僕に期待してくださった方々にちゃんと応えられるようになりたいです」と言う。「まだ、自分がこうなりたいという明確なものは決まってないし、自分自身に一生満足しないとも思いますが、ユーモアに溢れつつ、誠実な大人になりたいです。また、英語も話せるようになりたい。モデルとしてはいろんな服を着こなして、コレクションにも出てみたいし、俳優としてもいろんな役ができるカメレオン俳優さんになりたいです」と熱く語る窪塚。真っ直ぐに未来を見据える眼差しが、なんともまぶしかった。■窪塚愛流(くぼづか・あいる)2003年10月3日生まれ、神奈川県出身。2018年に映画『泣き虫しょったんの奇跡』で俳優デビュー。2020年よりモデルとしても活動し、2021年から本格的に俳優活動を開始。主な出演作はドラマ『ネメシス』(21)、『あのときキスしておけば』(21)、『この初恋はフィクションです』(21)、『ファイトソング』(22)、映画『麻希のいる世界』(22)など。現在、Huluオリジナル『神様のえこひいき』が配信中。
2022年04月20日女優の長澤樹、俳優の窪塚愛流が17日、沖縄・那覇の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第14回沖縄国際映画祭」のレッドカーペットイベントに参加した。新型コロナウイルスの影響で過去2年は開催せず、今回、感染予防・拡大防止に努めて3年ぶりに開催された「国際通りレッドカーペット」。宮嶋風花監督最新作『愛のゆくえ』(2023年公開予定)に出演する長澤樹と窪塚愛流は、宮嶋監督とともにカーペットを歩いた。長澤も窪塚も、初の沖縄国際映画祭参加で、レッドカーペットを歩くのも人生初めて。長澤は「すごく緊張したんですけど、たくさん手を振ってくださったり拍手をしてくださったり、すごく楽しかったです。ずっとテレビで見ていたのでうれしいです」と笑顔で感想を語った。窪塚も「夢のレッドカーペットだったので心の底からうれしく思っています」と喜び、「最初は緊張していたんですけど、皆様から応援のメッセージをいただいたり、手を振ってくれる方がいたので、とてもうれしく、緊張がほどけました」と振り返った。2009年にスタートした「沖縄国際映画祭」は、沖縄全域を舞台にした総合エンタテインメントの祭典。第14回となる今年は、4月16日~17日の2日間、オンラインコンテンツも交えて開催。沖縄県が本土復帰50周年の節目ということもあり、沖縄を舞台にした作品を那覇市・桜坂劇場にて上映し、本土復帰50周年企画展示も実施する。
2022年04月17日俳優の窪塚洋介の長男で俳優・モデルの窪塚愛流が16日、「島ぜんぶでおーきな祭 第14回沖縄国際映画祭」で行われた映画『愛のゆくえ』制作発表に、女優の長澤樹、宮嶋風花監督とともに登壇した。宮嶋監督は、「第10回クリエイターズ・ファクトリー」において、『親知らず』でグランプリを受賞。さらに、「クリエイターズ・ファクトリー」歴代受賞者による商業デビューをかけたワークショップを勝ち抜き、商業映画での監督デビューを果たす。『愛のゆくえ』は、孤独な少年少女が愛を探し続ける物語で、主人公・須藤愛を長澤樹、愛の幼なじみ・伊藤宗介を窪塚愛流が演じる。撮影は今年1月に北海道で実施したという。この日の制作発表でフッテージ映像がお披露目され、初めて見た窪塚は「皆様方と大きいスクリーンで、監督と長澤さんと一緒に見られたことを心の底からうれしく思っています」と感激していた。また、窪塚は本作について「この作品の題名にもある通り、愛……僕はこの世界中の人々、この世界に生きている動物すべてに愛は備わっていると思う。でも愛と宗介は、その愛が未完成で形にもなっていない状態で、いろんな人に会って、いろんな人からいろんな愛をもらって、それを自分の愛にする映画だと思っています」と紹介。さらに、「僕自身、初めての映画祭で、すごくワクワクして、楽しみにこの日を待っていました。そしてこうやって皆様方と『愛のゆくえ』についてお話しすることができてとてもうれしく思っています」と映画祭初参加の喜びを述べ、「多くの方々に見ていただきたいと思っていますので、ぜひご覧ください」と呼びかけた。『愛のゆくえ』は、2023年公開予定。
2022年04月16日池井戸潤の小説を実写化する映画『シャイロックの子供たち』が、2023年2月17日(金)に公開される。池井戸潤の小説を“完全オリジナルストーリー”で実写映画化原作の『シャイロックの子供たち』は、『半沢直樹』『陸王』『アキラとあきら』など数々のベストセラーを生み出してきた池井戸潤による人気小説。銀行で起きた現金紛失事件を主軸に、行員たちの人間模様を描いた群像劇だ。2022年秋にはドラマ化することでも話題となっているが、映画版では、小説ともドラマとも展開が異なる、完全オリジナルストーリーを展開する。<映画『シャイロックの子供たち』あらすじ>東京第一銀行・長原支店で起きた、現金紛失事件。お客様係の西木は、同じ支店の愛理と田端とともに、事件の真相を探る。一見平和に見える支店だが、そこには曲者揃いの銀行員が勢ぞろい。出世コースから外れた支店長・九条、超パワハラ上司の副支店長・古川、エースだが過去の客にたかられている滝野、調査に訪れる嫌われ者の本店検査部・黒田。そして一つの真相にたどり着く西木。それはメガバンクにはびこる、とてつもない不祥事の始まりに過ぎなかった。主演は阿部サダヲ、豪華俳優陣が集結『シャイロックの子供たち』の実写映画化には、豪華俳優陣が集結。主演の阿部サダヲをはじめ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介らが参戦する。■主人公・西木雅博(にしき・まさひろ)...阿部サダヲ東京第一銀行・長原支店のベテランお客様係。同じ支店で働く北川愛理、田端洋司とともに、銀行内で起こった現金紛失事件の裏側を探っていく内に、あるとてつもない事実にたどり着いていく。穏やかな人柄で課内を明るく盛り上げようと砕けた態度を見せることもある一方、部下たちが感じる些細な違和感にもしっかりと気付くなど洞察力が鋭い一面も。■北川愛理(きたがわ・あいり)...上戸彩支店に籍を置く西木の部下。西木に「俺が知る限り、最も堅実な行員です」と言わしめる、真面目で誠実な女性行員。正義感が強いが、支店で起きた現金紛失事件では犯行を疑われてしまう。■田端洋司(たばた・ようじ)...玉森裕太営業として投資信託などを担当している行員。パワハラが横行する現在の職場に少々不満を抱えながらも、一生懸命支店のために働いていた。現金紛失事件に関与する人物として故意・過失を問わず疑われることになった田端は、この事件をきっかけにメガバンクの闇に蔓延る真相を突き止めていく。■九条馨(くじょう・かおる)...柳葉敏郎出世コースから外れた長原支店支店長。■古川一夫(ふるかわ・かずお)...杉本哲太長原支店のパワハラ副支店長。■滝野真(たきの・まこと)...佐藤隆太長原支店のエース。■石本浩一(いしもと・こういち)...橋爪功滝野に近づく不動産会社社長。■沢崎肇(さわざき・はじめ)...柄本明長原支店の客。映画オリジナルキャラクター。■黒田道春(くろだ・みちはる)...佐々木蔵之介事件をきっかけに長原支店に調査に訪れる、嫌われ者の東京第一銀行本部検査部。主題歌はエレファントカシマシ主題歌は、エレファントカシマシが書き下ろした新曲「yes. I. do」。すべての闘う人たちへエールを贈るような楽曲が、物語に彩りを添える。『空飛ぶタイヤ』チームが再集結制作陣は、池井戸潤作品を初の映画化を手掛けた『空飛ぶタイヤ』チームが再集結。本木克英監督がメガホンを取る。【詳細】映画『シャイロックの子供たち』公開日:2023年2月17日(金)原作:池井戸潤『シャイロックの子供たち』(文春文庫刊)出演:阿部サダヲ、上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、柄本明、橋爪功、佐々木蔵之介監督:本木克英脚本:ツバキミチオ主題歌:エレファントカシマシ「yes. I. do」(ユニバーサルシグマ)
2022年03月03日ベストセラー作家・池井戸潤原作、累計発行部数50万部突破の『シャイロックの子供たち』(文春文庫)が、2022年にWOWOWでドラマ化することが決定した。池井戸潤が「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、作家人生の転機として位置付けてきた本作。タイトルの「シャイロック」とは、シェイクスピアの戯曲『ヴェニスの商人』に登場する、強欲な金貸しのこと。本作は、銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮らすことの幸福と困難さを鮮烈に描いた群像劇である。物語の舞台となる東京第一銀行・長原支店は、中小零細企業が主な取引先の小さな店舗。出世街道を外れた課長代理・西木雅博をはじめ、家族を支える真面目な女性行員、エリートで策略家の支店長、業績のためにはパワハラも辞さない副支店長、業務課のエースなど、個性豊かで一癖ある行員たちが皆それぞれの事情や葛藤を抱えながら働いていた。そんなある日、長原支店で100万円の現金紛失事件が発生する。女性行員が犯人として疑われるが、紛失事件を追っていたはずの西木が突然失踪してしまう。現金紛失事件と西木の失踪。2つの謎と長原支店の行員たちの物語が交錯し、やがて現金紛失事件の裏に隠された不正が明らかに。そして西木が姿を消した驚きの真相とは。WOWOWでは、池井戸作品がまだ連続ドラマ化されていなかった2009年に『連続ドラマW 空飛ぶタイヤ』(2009年 / 全5話)を映像化し、その年のドラマ賞を席巻。それ以来『連続ドラマW 下町ロケット』(11年 / 全5話)、『連続ドラマW 株価暴落』(2014年 / 全5話) 、『連続ドラマW アキラとあきら』(2017年 / 全9話)、『連続ドラマW 鉄の骨』(2020年 / 全5話)など、数々の池井戸潤原作ドラマを世に送り出してきた(※いずれもWOWOWオンデマンドにて全話アーカイブ配信中)。監督は鈴木浩介、脚本は前川洋一が務め『連続ドラマW アキラとあきら』や『連続ドラマW 鉄の骨』に続いて再び池井戸作品でタッグ。なお、主人公・西木をはじめとする登場人物たちを演じるキャストは今後発表されるという。『シャイロックの子供たち』2022年放送・配信スタート公式サイト:
2022年02月17日俳優のオダギリジョーと窪塚洋介が出演する、サイバーエージェント・Winticketの新CM「8時半だよ。競輪集合。」編ほか2本、WEBCM「センス」編ほか3本が、15日より公開される。新CMは、オダギリと窪塚の高架下での出会いを描く「8時半だよ。競輪集合。」編、居酒屋に長居して店主に怒られる「11時半までだよ。競輪集合。」編、2人が競輪ポーズで絶叫する「ポーズ」篇の3本と、センスがあるかないかで食い違う「センス」編、息ぴったりの会話を繰り広げる「1,000pt」編、窪塚が意外な一面を見せる「AI予想」篇、窪塚が牛丼屋の店員に絡む「チャージ」編のWEBCM4本と計7本の連作となっている。「8時半だよ。競輪集合。」編では、オダギリと窪塚が「街が眠りだす頃」「俺たちの時間が、動きだす」というナレーションをバックに、人混みの中を颯爽と歩く。そして高架下で出会うと、オダギリの「8時半だよ。」に、窪塚が「競輪集合。」と応える。「センス」編は、屋台で競輪レースを楽しむ窪塚が「いけ! 逃げ切れ! よっしゃー! 獲った!」「センスあるかも」と自画自賛する。それに対しオダギリは「ないないない」と否定したかと思うと「センスしかない」とベタ褒め。窪塚は照れながら「ジョ〜ちゃ〜ん」と肩を抱き、オダギリも「ようちゃ〜ん」と笑顔で返す。するとオダギリが「俺もセンスあるよな」と聞くと窪塚は「ないないない」「ほんとにない」と真顔で答え、オダギリは突っ込む。オダギリと窪塚は今回が初共演となり、握手を交わして挨拶するところから撮影はスタート。監督からディレクションを受けながら撮影について話し合ううちに打ち解けた様子で、監督からの難しい演出に「難しそうだから、(撮影を)明日にしますか⁉」と窪塚が冗談をいい、オダギリを笑わせていた。また、屋台での撮影シーンでは、おでんをつつきながらの会話で次第に意気投合したようで、「ジョ~ちゃ~ん」「ようちゃ~ん」とお互いを呼び合うシーンでは監督から「イチャイチャしてる(笑)」と言われるほどだった。■オダギリジョー&窪塚洋介インタビュー――お2人は今回が初共演ですが、お互いの印象は?窪塚:すごくシンプルというか、僕が最初にジョーくんに持ってたイメージのまんまというか。ストレートで朴訥とした方だったんで、すごく⼀緒に仕事しやすいし、自分もシンプルにいられるなっていう感じです。オダギリ:僕はもう大遅刻したんですよ、この日。だからやばいなと思って、出会いから謝らなきゃいけないなっていう。でも全く怒ってなくて、広い心で受け止めてくれて、優しい人だなと思いました。――どんな風にWINTICKETを楽しみたいですか?窪塚:あんまりギャンブルやる方じゃないですけど、これを機にやるなら、当たるも八卦当たらぬも八卦、当たればラッキーだし、当たらなかったら経済を回すお布施をしたんだなと思うかな。オダギリ:僕もあんまりギャンブルをする方ではないですけど、せっかく夜なんで、友だちと集まってみんなで予想し合うみたいな。ゲーム性も増すでしょうし、お酒を飲んでリラックスしながらのエンターテイメントとしても考えられると思うので、夜の過ごし方の⼀つの提案みたいなことになるんでしょうね。――普段の夜の時間の過ごし方は?窪塚:昨日も(オダギリさんと)話してたんですけど、1人で酒飲むよねみたいな話してて。そこで意気投合したってとこありますね。飲みながら1日を振り返ったりするんですか?オダギリ:映画見たりとかTVぼーっと⾒てたりとか、最近は気分転換も含めて書く作業みたいなことが多いですかね、脚本とか。――「センス」編であったセリフのように、自身に「センスある」と感じることは?オダギリ:滅多に料理はしないんですけど、ふとしたときの「これ⼊れたら絶対うまくなる」っていう。あれって、センスですか? ですよね。それはなんかちょっと、たまに来ますね。窪塚:自分のメンテナンスというか、フラットなところに持っていく、(マイナスな状態から)ゼロに戻すみたいな作業は昔からやってきたけど、コロナが流行り出してからより本格的にやっていて。そうすると酒飲んでぐだぐだになってもリカバーが早かったりとか、軽快に元気に過ごせているから、そういうバランスを取るセンスはあるんじゃないかなあと思ってます。――コロナ禍で競輪に初挑戦する人が増えていますが、今後初挑戦したいことは?窪塚:(オダギリさんが)自分で監督された話をちょっと聞いて、昔から興味はあったんで、そこに何ていうか、いいきっかけをもらったのかなっていうのはなんとなく思ってます。オダギリ:僕は本当に夢というか、ちょっとまだまだ現実的ではないですけど、農業をやりたいです。窪塚:俺もです。それ。オダギリ:やっぱり人間として、土とか自然みたいなものから離れない方がいいなという気がしちゃいますね。
2021年12月15日広島ホームテレビでは2021年12月30日(木)よる11時50分~年末特別番組 として勝ちグセ。カープSPONEYEAR~小窪哲也、栗林良吏が走り抜けた2021年~を放送します。内容2021年はコロナ禍の中での1年だった。1年遅れで開催された東京オリンピックは、無観客試合となった。プロ野球は、観客制限が敷かれ、カープからは感染者も発生、試合中止を余儀なくされた。まさに、激動の1年。この1年を、プロ野球を両極端なステージで過ごした2人がいる。小窪哲也PL学園、青山学院大、さらには大学日本代表と、主将を務め、プロの世界へ。2016年、25年ぶりに優勝を果たしたシーズン、彼は選手会長を務めた。そして、2021年シーズン、球団から示されたのは、指導者への道。しかし、彼が選んだ「2021年」は、もう一度、プロを目指すという1年だった。栗林良吏決して有名選手として育ってきたわけではない。投手転向は高校時代。名を知られるようになったのは大学時代からだ。しかし、大学4年時、志望届を出しながら、プロの声はかからなかった。社会人での活躍が認められ、プロの世界へ。そして、ルーキーイヤー「2021年」を迎えた。プロ野球の世界を離れた者、プロの世界に足を踏み入れた者。どこからも声がかからなくても、現役にこだわり続け、駆け抜けた1年。新人記録を塗り替え、日本代表のクローザーとして金メダルを勝ちとった1年。プロ野球という存在を、両極端な視点で見つめた2人。カープの2021年シーズン、そして、両者が駆け抜けた1年を描きます。聞き手:榮真樹(広島ホームテレビアナウンサー) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月10日俳優の窪塚洋介が、ライフスタイルマガジン『GOODA(グーダ)』Vol.62(ブランジスタメディア)表紙&巻頭グラビアに登場している。ファッションページでは、窪塚本人が「艶」「アーバン」「モノトーン」という3つのお題をもとに私服を使ってスタイリング。茶目っ気と大人の色気が共存する上質なコーディネイトを披露している。インタビューでは、今号の特集であるeバイクに自分と息子・窪塚愛流も乗っていることや、最近ハマっているという“腸活”で1日1.5食を摂ることを心がけていると話した窪塚。また、出演作を選ぶ基準を聞かれると、「胸のドキドキが基準です。20数年、俳優をやってきているので、引き受けて後悔しないか、何となく分かるんですよ」と明かしている。「表現の可能性を追求し生涯『今』を更新したい」と題した、森山未來のインタビューも掲載。森山が主演を務める映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』について、今回の役づくりやタイトルにある「大人になる」ということ、さらに今までとこれからの10年の「森山未來の表現」、モノにまつわる話を聞いている。
2021年11月15日無料で読める電子雑誌を発行する株式会社ブランジスタメディアは、窪塚洋介さんが表紙・巻頭グラビアを飾る、ライフスタイルマガジン「GOODA(グーダ)」Vol.62を公開いたしました。■ ■窪塚洋介さん、森山未來さんが登場■ GOODAVol.62 手にするだけで毎日ちょっとハッピーな気持ちになれる。そんなとっておきを紹介している「GOODA」。eバイクを特集した今号の表紙には、2017年にマーティン・スコセッシの監督作「Silence-沈黙-」でハリウッドデビューを果たし、2020年にはBBCとNetflixの共同制作シリーズ「Giri/Haji」にも出演している俳優・窪塚洋介さんが登場します。「艶」「アーバン」「モノトーン」という3つのお題をもとに窪塚洋介さん本人が、私服を使ってスタイリングしたファッションページは、茶目っ気と大人の色気が共存する上質なコーディネイトで、窪塚ワールド全開といった仕上がりに。窪塚洋介がいま着たい秋冬コーデというべきスタイリングは必見です。インタビューでは、今号の特集であるeバイクについて、自身を含め息子も乗っていることや、最近ハマっているという“腸活”では1日1.5食を摂ることを心がけていることを話してくれた。また、舞い込む多くのオファーから、どうやって出演作を選んでいるのか?という質問に対しては「胸のドキドキが基準です。20数年、俳優をやってきているので、引き受けて後悔しないか、何となくわかるんですよ」と、キャリアを積むことで、勘が働くようになっていることなどを話してくれた。そのほか、eバイク特集として、車体の選び方、乗るときのファッション指南、あると便利なグッズ紹介、街角スナップなど、これからeバイクに乗る人のための情報のほか、『表現の可能性を追求し 生涯「今」を更新したい』と題した森山未來さんのインタビューも掲載。11月5日公開の映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」に主演する森山さんに、今回の役づくりやタイトルにある大人になることについて、さらに今までとこれからの10年の「森山未來の表現」、モノにまつわる話を聞いています。稀代の表現者・森山未來の頭のなかが垣間見えるインタビューです。ぜひご覧ください。■ 俳優・窪塚洋介が披露するガチ私服スタイリング! 「艶」「アーバン」「モノトーン」という3つのお題をもとに窪塚洋介さん本人が、私服を使ってスタイリング。茶目っ気と大人の色気が共存する上質なコーディネイトで、窪塚ワールド全開といった仕上がりに。窪塚洋介がいま着たい秋冬コーデというべきスタイリングをご覧あれ。■ スペシャルインタビュー日々に感謝すれば Everything's gonna be alright. 窪塚洋介のルーティーン バイクよりもエコで自転車より圧倒的に手軽でラク。それが新しいモビリティとして注目を集めるeバイク。デンマーク発のeバイクブランド「MATE. BIKE」のアンバサダーを務める俳優・窪塚洋介さんにeバイクの魅力を語ってもらった。また健康への意識が高まったことで、最近、ハマっているという“腸活”についても聞いた。また、窪塚さんからのコメント付きファッション撮影&インタビューのメイキングムービーも公開中!窪塚洋介さんの撮影&インタビュームービー: 動画1: ■ 森山未來インタビュー表現の可能性を追求し、生涯「今」を更新したい 俳優、ダンサー、パフォーミングアーティストと、多彩に活躍する森山未來さん。11月5日公開の映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」に主演する森山さんは、2011年に大ヒットとした映画「モテキ」以来、10年ぶりの恋愛映画への出演。今回の主人公の役づくりやタイトルにある大人になること、さらに今までとこれからの10年の「森山未來の表現」、モノにまつわる話も聞いた。■ ライフスタイルを刺激する厳選アイテム 「ファッション」「インテリア」「ライフ」「アウトドア」「グルメ」「家電」「健康・美容」「ギフト」「キッズ」の9のジャンルに分けて、こだわりアイテムをオススメしています。<電子雑誌「GOODA(グーダ)」 概要>好きなモノに囲まれて暮らしたい。そんなモノにこだわる男のためのライフスタイルマガジン。著名人のこだわりに迫るインタビューをはじめ、インテリア、ファッションなどのさまざまなアイテムのほか、ハウツーなども紹介。楽天市場から読者向きのアイテムをセレクトしているのも魅力のひとつ。パソコンはもちろんスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でも最適な形で閲覧可能です。<株式会社ブランジスタメディア 会社概要>URL : 本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシィーズスクエアビル代表者 :代表取締役社長 井上秀嗣事業内容 :電子雑誌出版・電子広告株式会社ブランジスタメディアは、株式会社ブランジスタ(東証上場6176)のグループ企業です。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年11月15日パワースポットともいわれることが多い、神社。茨城県鹿嶋市にある『鹿島神宮』もまた、パワースポットといわれており、長い歴史の由緒のある神社です。鹿島神宮は、本殿・幣殿・拝殿・石の間が、国の重要文化財に指定されています。東京ドーム15個分ほどの広さの境内には、さまざまな見どころがあり、多くの人が訪れているそうです。ひらゆい(@yuiphoto2)さんは、鹿島神宮の御手洗池を撮影。「美しすぎる」と反響が上がった写真がこちらです!茨城にある神秘的な池 pic.twitter.com/QhZ3uFcT6J — ひらゆい (@yuiphoto2) August 23, 2021 1日に40万L以上も湧き出る水でできた池は、水の底まで澄み渡っています。鹿島神宮のウェブサイトによると、以前は参拝をする前にこの御手洗池で禊(みそぎ)をしたのだとか。パワースポットといわれる所以が分かるような1枚に、多くのコメントが寄せられています。・絵画かと思った!めちゃくちゃきれいですね。・茨城県民なのに知らなかったです。気になる…。・美しすぎる!ずっと行ってみたいと思っていた場所です。・自分が撮った写真と全然違う…すごいや!写真を見るだけで、なんだか運気が上がりそうな気がしますね![文・構成/grape編集部]
2021年08月25日この記事を書いた編集部員みなさまこんにちは。月曜担当の宿坊です。今日はどこで飲もうかな~と今宵のひとときを思うとき、特定のお店ではなく、歩きたくなるエリアが思い浮かぶこと、ありませんか?私の場合、それは「西荻窪」なのです。なんだか好きで、なんだか今日も行きたい気がする。「ワイン飲め0<」……そうだ、【CICLO】に行こうそうして足取り軽くバスに乗りこみ、向かった西荻窪。現れた「ワイン飲め0<」は、気になっていた【CICLO】さんです。ガラス張りの外観にもズキュンときてしまう。こういう出合いが、西荻窪には多いような気がします。扉を開けると、ガラスケースに並んだ魅惑のスイーツたちがお出迎え。10:00~16:00はコーヒーとドルチェが楽しめるお店のようです席から臨むのは数え切れないほどのワインが並ぶ絶景。これは必ずおいしいワインと出合えるはず数種類の素敵な「こんばんは」に迎えられながら、L字型カウンター席の一番奥に通してもらいました。「いらっしゃいませ」ではない挨拶をしてもらえるだけで、お店との距離が近づいた気がしてズキュン。店内は外から見るよりも奥行きがあり、周りのお客さんとの間隔を保てて安心感がありました。本日のメニュー。どう考えてもここからいくつかだけを選ぶのは至難の業であるなんとも魅力的な品々。眉間にしわをよせながらうなっている私を見かねて「おひとりさまには特別に前菜盛り合わせもできますよ」とお店の方が声をかけてくれました。ズキュン。お言葉に甘えるとともに、合わせてスパークリングをお願いしました。イタリアのスパークリングワイン『Costadilà Bianco』。通称『ぐるぐる』『冷たい前菜の盛り合わせ』スパークリングは2種類から選ばせてもらえました。選んだのは通称『ぐるぐる』だというこちら、ラベルからもうズキュンでした。柑橘が香るすっきりとした飲み心地で、マスカットのような印象。フレッシュな果実をそのまま味わっているかのような豊かさを感じます。前菜の『ナスのカポナータ』は、旬ならではのトマトの甘みが幸せで、とろっとしたナスとナッツの香ばしさとの相性もよく、罪深いほどにお酒が進みます。『ブッラータチーズ』は上にトリュフが添えられていて、チーズの酸味に続いてふくよかに香ります。こちらもイタリアの白ワイン『Note di Bianc 2020 Alessandro Viola』続いて白ワインをお願いすると、今度は3種類から選ばせてくれました。ソムリエの方が「シチリアの人々は、こういうワインを飲んでいるんだなって感じますよ」とおっしゃっていたのが印象に残ったこちら。なるほどレモンをものすごく感じます。酸味が白ワインというよりレモンのそれで、こんな暑い日にキンっと冷やして飲めることは、なんと贅沢で幸福なのでしょう。『温かい前菜の盛り合わせ』外カリカリ、中ジュワ~な幸せ前菜左側は『ズッキーニのフリット』。ナイフを入れると、まるで肉汁のようにズッキーニの水分がじわあと衣を濡らします。なんてみずみずしいのだ……!旬野菜のありがたみを思わずにいられません。右は牛タン。シンプルな調理だからこそ引き出せるおいしさ、そしてバルサミコの酸味がお肉の旨みを引き立てています。『ジロール茸とアサリの軽いクリームソースパッケリ』やっぱりパスタも外せないなとオーダーしたこちら。パ……パッケリ?どんなものだろうと想像を膨らませていると驚きます。パスタにナイフとフォークを使うのは初めての経験でした。もっちもちのパッケリに軽めのクリームソースが絡んで、キノコとアサリの旨みが、みるみる白ワインを減らしていきます。ナッツやレーズンの入ったアイスクリームはシェフの心遣いで本当は『鶏バター』も既に注文していて、シェフに「ガラスケースのデザート食べられるんですか?」と聞いたり、もっともっと食べる気満々だったのですが、ゆっくりパッケリを味わっていたらお腹はパンパンに。見かねたソムリエさんが気を遣ってくれて、まだつくっていなかった『鶏バター』は次回に、としてくれました。そんなやさしさにもズキュン。せめてデザート食べたかったなぁ悔しい……という表情になっていたのでしょうか。シェフが一口サイズのアイスを出してくれました。ズ……ズキュン……!後にも先にも、ひとり飲みでこんなに嬉しくなってしまうことはありません。私の胸をときめかすポイントは、内装のあちらこちらにも料理やワインがおいしいのはもちろんでしたが、こんなにもゲストの心を打つサービスが行き届いているお店に出合えたことが、何よりも嬉しかったです。西荻窪はやっぱり最高。外まで見送ってくれたシェフが、「お仕事がんばってくださいね」と一言。ズキュン。ちょっと泣いちゃいそうになりながら、夏の夜風が火照った顔に心地よい帰り道でした。CICLO【エリア】荻窪【ジャンル】イタリアン【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】5500円【アクセス】西荻窪駅 徒歩5分
2021年08月16日日本庭園といえば、コイが泳ぐ池を思い浮かべる人は多いことでしょう。美しいニシキゴイが泳いでいる池は欧米では『Koi Pond』と呼ばれ、日本庭園が好きな人たちに人気があります。庭にコイの池を手作りした男性アメリカに住むクリス・マーケルさんは庭園が大好きなのだそう。彼は13年前、自宅の庭に「コイが泳ぐ池を作ろう」と決めました。何もないところに大きな穴を掘り、文字通り手作りで池を作り始めたクリスさん。そして13年後の2021年、彼は完成した池の動画をTikTokに投稿しました。するとその動画に160万件を超える『いいね』が集まったのです。こちらが現在のクリスさんの庭の様子です。@crismarkel##koi ##koipond ##gardenguy♬ The Shire: Concerning Hobbits (From Lord of the Rings) - San Fernando Symphonic Assemblyたくさんの木や花に囲まれた池。そこには色とりどりのニシキゴイが元気に泳いでいます。池をバックにほほ笑むクリスさんはとても嬉しそうですね。この動画を見た人たちからは、クリスさんへの称賛と祝福の声が上がっています。・感動した!なんて美しい庭園だ。・彼の誇らしげな顔が最高だね。・カエルは、このビデオのために雇われた俳優かな?・この庭でのお茶会に招待してほしい。池の周りの植物や灯ろうなど、随所にクリスさんのこだわりが感じられます。また動画を撮っている時にちょうど池に飛び込んだカエルが、まるでのどかさの演出のようですね。13年かけて、見事なコイの池を作ったクリスさんですが、最初の1年は土が崩れてしまうなど失敗続きだったそう。それでも諦めずに試行錯誤を繰り返した結果、ついに完成した自慢の池なのです。クリスさんが庭のお気に入りの1つだと話すのはイロハモミジの木。秋には紅葉が池と相まって美しい光景になるのでしょう。日本から遠く離れた国で、こんなにも日本庭園を愛してくれている人がいるなんて嬉しいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年08月06日●19年ぶりドラマ主演で座長のやりがい実感映画を中心に俳優として活躍し、2017年に『Silence-沈黙-』でハリウッドデビューも果たした窪塚洋介(42)。『GO』(2001)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を史上最年少で受賞した確かな演技力と独特のオーラで、多くの人を魅了し続けている。「LINE NEWS」の縦型動画プロジェクト「VISION」で配信中のドラマ『上下関係』(毎週金曜18:00更新。全10話)で19年ぶりにドラマ主演を務め、座長の責任や楽しさを改めて感じたという窪塚にインタビュー。俳優としても1人の人間としても経験を重ねてきたことで見えてきた座長の役割とは。また、「人生楽しくハッピーに」という自身のモットーや、些細なことで怒っていた過去の自分からの変化も語ってくれた。本作は、上下関係に厳しい田舎から上京した本田小夏(河合優実)が、一人暮らしに選んだアパート「メゾンピルグリム」に住む、クセのある“下層”の人間たちとの間で起こる不可解な事件を通し、アパートに隠された謎や驚愕の真実を突き付けられるミステリードラマ。窪塚は、アパートの屋上でソファーを置いて優雅に過ごす謎の男・カワサキを演じ、そのほか大島優子、降谷建志、田中麗奈、でんでん、板尾創路らも出演する。窪塚は、『ロング・ラブレター~漂流教室』(2002/フジテレビ)以来のドラマ主演で、座長のやりがいを実感。「(共演者との)絡みは河合ちゃんだけでしたが、スタッフとはずっと一緒にいたので、自分のやる気や感謝の思い、楽しむということを、初日からどんどんシェアすることを心がけました」と明かし、「みんなモチベーション高く、声を出し合って盛り上げていくことを意識し、いい感じに温度を保てていた。熱すぎてもよくないし、低すぎてダレるのも絶対よくない。ちょうどいい温度をキープできた現場でした」と手ごたえを語った。現場全体のことを考えた座長としての振る舞いは、経験を重ねる中で意識できるようになったという。「最初の頃は自分の芝居のことでいっぱいいっぱいでしたが、座長やそれに近い役をずっとやってきて、いい作品を作ることを一番に考えられるように。そのために自分がボケた方がいいならボケるし、怒った方がいいなら怒るし、そういう匙加減は徐々に身についてきたものだと思います」。また、作品ごとに学びがあり、斬新な縦型ドラマである『上下関係』への出演も大きな刺激に。「いろいろな可能性を感じている」と言い、「縦型だし、1話10分だし、テレビドラマとは全然違う。新しい時代のエンターテインメントの形。これから出てくる子たちに何かしら影響があるかもしれないので、いい礎となるような作品になれたらうれしい」と期待を寄せた。メガホンをとったのは、映画やミュージックビデオなどでタッグを組み、10年以上の付き合いになる柿本ケンサク氏。窪塚は、柿本氏によって引き出されるものがあると言い、「常に成長して進化している男。今回は、広告的なセンスや画作りはもちろん、僕ら一人ひとりの芝居とちゃんと向き合って、ハートで感じて映してくれた。とても懐も深く、こちらの意見も聞きながら進めてくれて、そういう呼吸も気持ちよかった」と満足した表情を見せた。さらに、本作のストーリーに触れ、「上下関係があったほうが自分の居場所がわかるのかなと思うこともあるけど、それで苦しんだり窮屈に感じたりしているのであれば、自分の中に基準を持って、自分が自分でいることができれば、どんな時代でも生きやすいのかなと。それに気づいたり、再認識したりするきっかけの一助になればうれしい」と語った。●期待しないことで心穏やかに「怒らなくなった」1995年にドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)でデビューしてから26年、42歳になった窪塚。自身のモットーを尋ねると、「人生は1回なので、なるべく楽しく、なるべくハッピーに、というのはいつも思っています。今日は今日だけだし、この時間も1回しかないので、どうせだったら楽しまないともったいない」ときっぱり。前向きに楽しむことは若い頃から意識していたそうで、「だからこそ文句を言ったりもしていた。世の中や社会に期待していたから、期待通りにならなくて怒ることがあった」と尖っていた過去を振り返り、「時代や社会、人のせいにして、自分の中で自分の基準や、自分というものがなかったから怒っていたのかなと。だんだん自分がわかってきて、誰かに聞かなくても自分が幸せかどうか、自分が間違っているか正しいかというのもわかるようになってきて、怒らなくなったのだと思います」と分析する。「期待しない」ことで心は穏やかに。「いいことがあれば倍うれしいし、よくないことも最初からそうだと思えば怒らない。そのほうが楽しく生きられる」と言い、「昔の自分であれば、今ならオリンピックにも腹が立っていただろうし。もちろん選手に罪はないですが、飲食店が大変な状況にあり、アーティスト達もライブができない状況が続いている中で、今やるのかよって声高になっていたと思いますが、今は、そういうものでしょ、と思える」と語った。年齢を重ねていく中で、このような境地にたどり着いたというが、コロナ禍で始めた腸活による変化も大きいという。「腸がすべて。腸活を始めてから、心も体もいい状態になり、人生をより楽しめるようになりました」。40代に突入した今、ベストな状態を見つけ出した窪塚。「愛する人たちと仲間たちと一緒に楽しくハッピーに生きていけたらいいなと。僕が文句ばっかり言っていたら周りの人もそれが溜まってしまうので、ハッピーなものや自分がいいと思うものを出して生きていきたい。それが巡り巡ってまた自分に返ってくると思うし」と、今後も楽しむことを第一に。また、海外作品に出演予定であることを明かし、「大きい作品が入ってきそうなので今年はそれを頑張って、それを経てまた自分がどこに立っているのか、どう思っているのかを楽しみたい」と新たな挑戦に心を弾ませた。■窪塚洋介1979年5月7日生まれ、神奈川県横須賀市出身。1995年にドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ)でデビュー。ドラマ『GTO』(1998・フジテレビ)や『池袋ウエストゲートパーク』(2000・TBS)で注目を集め、映画『GO』(2001)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を史上最年少で受賞した。『Silence-沈黙-』(2017)でハリウッドデビュー。近年の出演作は、映画『みをつくし料理帖』(2020)、『ファーストラヴ』(2021) 、『全員切腹』(2021)、BBC×Netflix『Giri/Haji』(2019)、舞台『怪獣の教え』(2015・2016)など。
2021年08月06日俳優の窪塚洋介が27日、都内で行われたスマートフォン向けサービス「LINE NEWS」の動画プロジェクト「VISION」で配信されるドラマ『上下関係』完成披露発表会に出席した。上下関係に厳しい田舎から上京した本田小夏が、一人暮らしに選んだアパート「メゾンピルグリム」に住む、クセのある“下層”の人間たちとの間で起こる不可解な事件を通し、アパートに隠された謎、さまざまな上下関係が浮き彫りにする驚愕の真実を突き付けられるミステリードラマ。アパートの屋上にソファーを置き優雅に過ごしている謎の男・カワサキを演じた窪塚は、『ロング・ラブレター~漂流教室』以来19年ぶりのドラマ主演。「浦島太郎みたい」と笑い、「自分からしたらそんなに経っているのかという感じ。短い期間の撮影だったけど、座長の責任や楽しさがあって、改めて楽しんでいたんだなと思い返しています」と久々の現場を語った。本作には、プライベートで親交が深い、ロックバンドDragon Ashのボーカル・降谷建志も出演している。降谷が出演を決めた理由を「洋介が友人だから。彼の判断基準を信頼している」と明かすと、窪塚は「あざっす」と笑顔で感謝。2人は2017年の映画『アリーキャット』での共演をきっかけに距離が縮まり「仲良くなった」という。窪塚は「10年ごとに仕事できたら楽しそうって話していたら4年しか経ってなくて、2人とも全然変わってねぇ(笑)。建志くんは安心感あるし、今回もお世辞抜きにめちゃくちゃかっこいい。建志さんのかっこよさがより際立っている作品」と“親友”を称賛した。主人公を演じる河合優実は、デビュー3年目の若手女優。窪塚をはじめ田中麗奈、大島優子、板尾創路ら先輩と共演した。河合は「毎日毎日、レジェンドと対峙するという撮影で、盗めるものは盗もうと思って挑んだ。最初は面白がる余裕なかったけど、それぞれの道を極めてきた方々なので、積み重ねたものをこう表現するんだと勉強になった。撮影は8日間で短かったけど、長くて濃く感じた」と充実の表情を浮かべていた。発表会にはそのほか、大島優子、田中麗奈、でんでん、板尾創路、柿本ケンサク監督も登壇した。ドラマは7月30日午後6時より配信スタート。毎週金曜更新で1話約10分、全10話。
2021年07月27日イギリスのロンドンにある湿地保護区、『ロンドン・ウエットランドセンター』には野生のカモが暮らしています。ある日、アリスさんは池を泳ぐカモの親子を見つけました。きれいに1列になって母ガモの後をついて泳ぐ子ガモたち。すると母ガモが突然、目の前から消えてしまいます!一体何が起きたのかは、こちらをご覧ください。「あれ?ママがいない!ママ、どこ?」子ガモたちは水中に潜った母ガモを探してキョロキョロ。そして母ガモが顔を出すと、「あ!ママがいたー!」というようにお母さんのほうへまっしぐら!なんてかわいらしいのでしょうか。実は母ガモは遊んでいるのではなく、こうして水の中でエサをとっているのだそうです。この動画を見た人たちからは、さまざまな声が寄せられています。・いないいないばあっ!・かわいすぎる!・ユーモアのセンスがあるお母さんだ。なんだか子供たちを相手に母ガモがかくれんぼをしているようにも見えます。お母さんを必死に追いかける子ガモたちがとてもかわいらしくて、何度でも見たくなってしまいますね![文・構成/grape編集部]
2021年07月16日俳優の窪塚洋介さんの妻であるPINKYさんが、『主人の優しさ』というタイトルで更新したブログの内容が反響を呼んでいます。窪塚洋介、宅配業者への気遣いに反響ブログの冒頭で「いつの間にか玄関に置かれていた、主人の優しさ」とつづったPINKYさん。窪塚さんが、宅配業者に向けて大量の水のボトルを玄関前に置いていたことを報告しました。水が入ったダンボール箱には、「いつもありがとうございます。ご活躍様です。どうぞご自由にお持ち帰りください」と宅配業者に向けたメッセージが書かれていたといいます。窪塚さんの優しさを目の当たりにし、PINKYさんもまた、ブログを通して宅配業者に向けた感謝のコメントをつづりました。宅配業者の皆様、暑い日も雨の日も寒い日も、いつもありがとうございます。PINKY Official blogーより引用夏の暑さも増し、さらにマスクを着用しての配送は、宅配業者にとって少なからず負担になっていることでしょう。そうした宅配業者に向けた窪塚さんの気遣いは反響を呼び「こうしたささやかな優しさを大切にしたい」と称賛のコメントも目立ちます。・「ご苦労様」ではなくて「ご活躍様」。いい言葉ですね!・真似したいぐらい素敵。宅配業者さんも嬉しかったと思います!・内面までイケメン。宅配業者の人たちの仕事は、私たちの生活を支えてくれています。日常を支えてくれている人たちの存在を忘れず、ちゃんと感謝の気持ちを伝える窪塚さんの姿勢を、私たちも見習いたいと思わされますね。[文・構成/grape編集部]
2021年07月14日池松壮亮が『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『ぼくたちの家族』などの石井裕也監督と再びタッグを組んだ『アジアの天使』。この度、池松さん演じる主人公と“兄”役のオダギリジョー、韓国で出会う元アイドル役のチェ・ヒソをとらえた【兄弟編】【恋愛編】2つの特別映像が解禁された。【兄弟編】最愛の妻を失い喪失感を抱える小説家の青木剛(池松さん)は8歳のひとり息子・学を連れ韓国へ渡った。疎遠になっていた兄・透(オダギリさん)から「韓国で仕事がある」という言葉を頼りにしたが、あてにしていた仕事は最初からなかったことが判明。代わりに韓国コスメの怪しげな輸入販売を持ちかけられるが、その事業も失敗。剛たちは、藁をも掴む思いでソウルから北東部にある海沿いの江陵(カンヌン)を目指す。妻を失い深い悲しみと向き合ったからこそ、言葉や文化を超えて人と人が分かり合おうとすることをあきらめない剛と、剛とは対照的な、いい加減に見えるがどこか憎めない飄々とした兄の透との息の合った掛け合いのシーンが映し出された本映像。江陵に向かう電車の中で黙々と小説を書く剛と、暇を持て余したように剛の後部座席からパソコン画面をのぞき込みちょっかいを出し始める透。うんざりしている剛をよそに「うるさくてもお兄ちゃんは言うべきことは言うよ」と話しかけ、続けて「お前の小説全然売れないな、ていうかお前旅が好きだよな、だから韓国まで来たんだろ、いや違う、生活に困ってたのか」と言う。剛はたまらなくなり「お前マジ勘弁してくれ、そのデリカシーの無さやばいぞ、お前のせいでこんな事態になっているんだぞ」と淡々と詰め寄るが、透はのらりくらり「お前って言うな、お兄ちゃんと言え」と適当にかわしてしまう。この池松さんとオダギリさんが織りなす兄弟ならではの軽快なやりとりも本作の魅力の1つ。疎遠だった兄弟は、この旅を通してどんな変化を見せるのか注目だ。【恋愛編】ソウルのショッピングセンターの一角で、剛は観客のいないステージに立つソル(チェ・ヒソ)を目撃する。元・人気アイドルで歌手のソルは、自分の歌いたい歌を歌えずに悩んでいたが、若くして亡くなった父母の代わりに、兄・ジョンウ(キム・ミンジェ)と喘息持ちの妹・ポム(キム・イェウン)を養うため、細々と芸能活動を続けていた。市場で再びソルを見かけた剛は言葉が伝わらないことを知りながら、泣いているソルをほっておけず、「大丈夫ですか」と日本語で話しかける。ソルは剛に気づくが、自分を見ながら笑っている剛に対して「なに笑ってるのよ!」と一蹴。その後、江陵行きの列車で再会した剛とソルは、それぞれの行き先を目指しながら旅を共にすることに。ソルの「あなたは私の言葉が理解できないからこっそり弱音をはいているだけ」と剛につぶやく。そして剛は言葉が分からないながらも、サングラス奥のソルの悲しげな表情を心配し寄り添っていく。映像には、旅を共にするうちに、同じ痛みを抱えていたこと、2人とも“天使“を見たことがあったことなど、しだいに距離が縮まっていく2人の様子が映し出されている。「あなたは私の運命の人なの?」最後に流す2人の涙の理由とは――。剛とソルの関係の行方も見逃せない。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年06月15日映画『アジアの天使』より、公開に先駆けて池松壮亮、チェ・ヒソ、佐藤凌の撮影の合間を映し出すメイキングムービーが到着した。池松さんが演じているのは、主人公のシングルファーザー、青木剛。その息子・学役は、子役の佐藤凌が演じ映画デビュー。そしてチェ・ヒソは、元アイドルで売れない歌手のチェ・ソルを繊細に演じている。到着したメイキング映像では、食卓を囲むシーンの合間に、つまみ食いをする佐藤さんとそれを見ている池松さんとチェ・ヒソ。まるで家族のような、ほっこりする撮影の裏側が公開。クランクアップ後の挨拶では、思わず涙する佐藤さんの姿も収められ、そこへすかさずチェ・ヒソが寄り添い、抱きしめる微笑ましい一幕も。オール韓国ロケで挑んだ本作。舞台で演技経験を積んだ佐藤さんは、今回オーディションで選ばれ、母親と一緒に韓国に渡り、2020年2月から1か月半に及ぶ韓国での撮影を行った。まだ8歳の佐藤さん。撮影中は、母親と二人三脚で演技の練習をして撮影に臨んだそうで、演じた役については「お母さんを亡くした学は、お母さんに会いたいと思っています。韓国に渡ってとても勇気がある子だと思います」と話し、思い出に残っているシーンは“学が海を見に行くシーン”だといい、「学は、海にいったらまたお母さんにまた会えるんじゃないかと思っているんです」と代弁。さらに、学が大切に持っている海辺での家族写真についても触れ、学がところどころで写真を眺めるシーンが印象的だとも語っている。そして佐藤さんは、池松さんについて「僕の撮影が終わるまで待っててくれたり、オレンジジュースを買ってくれたり、本当に優しくしてくれました」と撮影の合間も池松さんは父親ぶりを発揮していた様子。一方、池松さんも佐藤さんについて「まだ8歳の凌が韓国にきて、初めて映画という冒険に参加していましたので、僕自身も、凌自身もこの撮影が人生の特別な時間になったらいいなと思っていました」と話し、「父親としてなのか、同じ俳優としてなのか、男としてなのかは分かりませんが、凌の成長を見たかったというのはあります」と思いを明かしている。『アジアの天使』は7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:アジアの天使 2021年7月2日よりテアトル新宿ほか全国にて公開
2021年06月08日1998年に放送され、人気を博したテレビドラマ『GTO』(フジテレビ系)。俳優の反町隆史さんが主演を務めたほか、当時はまだブレイク前だった窪塚洋介さん、小栗旬さん、池内博之さんや山崎裕太さんたちが生徒役で出演するなど、豪華なキャストが集結していました。あれから約20年…『GTO』に出演していた生徒役たちが、久々に集結!大人になった現在の姿に、当時リアルタイムでドラマを見ていたファンから「懐かしい」と歓喜の声が上がっています。窪塚洋介『GTO』共演者との集合写真を公開約20年ぶりに集結した『GTO』生徒役の写真を公開したのは、劇中で菊池善人役を演じていた、俳優の窪塚洋介さん。写真には、窪塚さんをはじめ、村井国雄役の池内博之さん、渡辺マサル役の山崎裕太さん、そして水樹ナナコ役の希良梨さんの4名が写っています。ドラマ放送時の若々しい出演者たちの写真も一緒に公開されており、見比べると、約20年という時間の経過をより一層感じられることでしょう。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る YOSUKE KUBOZUKA(@yosuke_kubozuka)がシェアした投稿 1998年に放送された『GTO』の主題歌で、反町さんが歌う『POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜』にかけ「いいたいこともいえないこんな世の中ですが、同窓会」と、つづった窪塚さん。時が経っても変わらない絆に、感慨深げな声も寄せられています。・小栗くんが幼い!・当時毎週欠かさず、見ていました。『GTO』といえば、やはり反町さんの主演版でしょう!・世代すぎて、懐かしさで泣きそうになる~。20年も経てば、多少なりとも人は変わるもの。しかし、こうして今も『GTO』の出演者同士で集まる姿を見ていると、大切なものほど変わらないのだと思わされますね![文・構成/grape編集部]
2021年05月26日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の世界的な流行によって、1年の開催延期が決定された東京五輪。開催日は2021年7月23日に変更されましたが、同年5月現在、コロナウイルスは終息するどころか、さらに感染を広げています。東京五輪を開催すれば、世界中の選手が来日する上、多くの医療従事者が協力を求められることに。開催に対し、「今はそんな場合ではない。中止にするべきだ」という声が相次いでいます。東京五輪の反対意見ついて、池江璃花子選手が持論を展開白血病の治療で一度は東京五輪の代表の座を逃したものの、開催の延期によって奇跡的に内定をつかんだ競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手。同月7日、池江選手はTwiterで「辞退してほしい」「開催の反対に声を上げてほしい」といった意見が寄せられていることを明かしました。そういった東京五輪の開催反対を求める声に対し、池江選手は丁寧な言葉で持論を展開しています。いつも応援ありがとうございます。Instagramのダイレクトメッセージ、Twitterのリプライに「辞退してほしい」「反対に声をあげてほしい」などのコメントが寄せられている事を知りました。もちろん、私たちアスリートはオリンピックに出るため、ずっと頑張ってきました。ですが、↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 今このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然の事だと思っています。私も、他の選手もきっとオリンピックがあってもなくても、決まったことは受け入れ、やるならもちろん全力で、ないなら次に向けて、頑張るだけだと思っています。1年延期されたオリンピックは↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 期待に応えたい一心で日々の練習をしています。オリンピックについて、良いメッセージもあれば、正直、今日は非常に心を痛めたメッセージもありました。この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちは皆さんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人に当てるのはとても苦しいです。↓— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 長くなってしまいましたが、わたしに限らず、頑張っている選手をどんな状況になっても暖かく見守っていてほしいなと思います。— 池江 璃花子 (@rikakoikee) May 7, 2021 池江選手だけでなく、きっと多くの選手がコロナ禍での開催に不安を感じているでしょう。しかし、五輪開催の決定権は選手にはありません。現在も選手たちは、私たちと同じように感染や重症化のリスクにおびえながら生活を送っています。決定権のない選手にそういった言葉を投げかけるのは、見当違いといえるでしょう。一連の投稿に対し、合計でおよそ40万件もの『いいね』が寄せられました。文章を通して、池江選手のもどかしい気持ちは多くの人に伝わったようです。・選手個人にそんなことをいってもね…。企業の不祥事で社員を叩くようなものでは?・五輪開催反対の気持ちは分からないでもないけど、選手に「辞退しろ」というのは違うでしょ。・すごく言葉を選んで発言してるのが伝わってくる。お門違いの批判だよ…。五輪は多くのアスリートにとって世界の頂点であり、あこがれの場所。だからこそ、今の状況は心苦しいものでしょう。「今やるべきことをまっとうし、応援してくれる人の期待に応えたい一心でいる」という池江さんの言葉は、きっとほかの選手も同じはず。東京五輪がこの先どうなるかは分かりませんが、懸命に練習している選手個人に中止を求める声がなくなることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2021年05月08日競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手が、2021年4月8日、東京五輪の400メートルリレーの代表に内定。池江選手は、同月4日にもメドレーリレーで代表に内定しており、今回で2つ目の日本代表入りとなります。競泳・池江璃花子選手が東京五輪代表に白血病回復からの内定に「素晴らしい奇跡」この日、女子100メートル自由形で優勝し、2冠を達成した池江選手。2019年2月に、白血病であることを公表していたため、競泳で復活した姿は多くの人の心を打ちました。ネット上では「おめでとう!」「暗い話題が続く中でいいニュース!」などの声が上がっています。池江さんの輝く姿は、同じく白血病を患っている人たちへの励みにもなるでしょう。これからも、努力し続ける池江選手を応援したいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年04月08日2021年4月4日、競泳の池江璃花子(いけえ・りかこ)選手が、東京五輪の代表に内定しました。池江選手は100mバタフライ決勝で57秒77の記録を打ち出して優勝。また、400mメドレーリレーの派遣標準記録を突破しています。インタビュー中では感極まり、美しい涙を流した池江選手。代表の内定について、このようにコメントをしています。「57秒台が出るとは思わなかったし、リレーの派遣標準記録も切れると思わなかった。一番戻ってくるのが時間がかかる種目だと思っていた。優勝も狙っていなかったけど、何番でもここにいることに幸せを感じようと思った。仲間たちが全力で送り出してくれて、とても幸せ。本当にうれしかった。言葉にできない。ものすごく自信がついたレースだった」サンケイスポーツーより引用池江選手は2019年2月に、白血病であることを公表。当時、東京五輪は2020年に開催が予定されていたため、多くの人から惜しむ声が寄せられていました。五輪は多くのアスリートにとって、目標といえる大会です。池江選手は白血病の発覚に加え、東京五輪への出場が絶望的だったことに大きなショックを受けたことでしょう。つらい治療を乗り越えた後、リハビリや練習に励んできた池江選手。今回の内定に対し、多くの人から祝福する声が寄せられています。[文・構成/grape編集部]
2021年04月04日窪塚洋介が家族とGAP SPRING’21キャンペーンビジュアルに登場。リンクコーディネートを取り入れたビジュアルが公開された。フォトグラファーのレスリー・キーが撮影した今回のビジュアル。モデルには俳優・アーティストの窪塚洋介さん、長男で俳優・モデルの窪塚愛流をはじめ、妻と長女も登場。出演にあたり窪塚洋介さんは「家族でモデルの仕事をしたことがなかったので、普段から着るブランドだしいい機会だと思いました。カメラマンがレスリーだったので、昔から家族写真を撮りたいと言ってくれていたこともあり絶好の機会だなと思いました」とコメントしている。また、窪塚一家のほかにも、タレント・コメディアンの出川哲朗、女優・歌手のすみれ、YouTuber・モデル・タレントのよしミチのビジュアルも登場。それぞれの個性やオプティミスティックなスタイルを表現している。なお、本キャンペーンビジュアルは全国のGapストア、Gap公式オンラインストアやソーシャルアカウント、デジタルメディアで随時公開していく。(cinemacafe.net)
2021年03月16日松竹が3月13日(土)の19:00より、桐生麻耶、尾上菊之丞、荻田浩一による一夜限りのトークライブ「桜咲く夜~歌劇家話」を生配信することが決定した。松竹はコロナ禍における自粛生活が続く中、歌舞伎座ギャラリーで好評を博していた「歌舞伎夜話(かぶきやわ)」のステイホーム特別版として、オンライン配信による「“家”話(やわ)」企画を昨年5月より開催し、「歌舞伎家話」や「紀尾井町家話」といった人気企画を生み出してきた。これまでにない顔合せによる貴重なトークに、舞台上では見られない俳優やスタッフの生の声、素顔が垣間見られる特別な空間、真剣に舞台に向き合う姿に熱い支持が集まり、多くの人に注目されている。そして新たな「家話」企画である「桜咲く夜~歌劇家話」は、“華やかなレビューの世界”を、豪華出演陣が存分に語らう一夜限りの特別配信企画。出演は、来年に創立100周年を迎えるOSK日本歌劇団のトップスター・桐生麻耶、日本舞踊尾上流四代家元にして、歌舞伎舞踊からジャンルを超えたコラボレーションなど幅広く活躍する尾上菊之丞。宝塚歌劇団出身で、独特の世界観と美意識で観る者を魅了する人気演出家・荻田浩一。これまで歩んできた道も異なる3人が一堂に会し繰り広げるトークは、歌劇の魅力から、女性が演じる男役の魅力やその楽しみ、日本舞踊家から見る歌劇の世界、レビュー制作の裏側など、ここでしか聞くことができない話題から、コロナ禍における舞台への想いなど、今だからこそ聞きたい想いや制作秘話が展開される予感だ。華麗なるレビューの世界を創り上げる3人による魅惑のトークに期待してほしい。また、コロナ禍での公演中止を経て一年越しの開幕となった「レビュー春のおどり」が、ついに東京・新橋演舞場(3月26日~28日)でファイナルを迎える。31日をもって特別専科へ移籍する「唯一無二の男役・桐生麻耶」のトップスターとしてのラストステージだ。なお、尾上は第1部『ツクヨミ~the moon~』構成・演出・振付を担当、荻田は第2部『Victoria!』作・演出を担当している。さらに、「桜咲く夜~歌劇家話」の配信に合わせ、尾上が演出を務めた2017年上演『桜鏡~夢幻義経譚~』(桐生麻耶出演)舞台映像配信も行う。「春のおどり」のオンライン配信は史上初。こちらも合わせてチェックしよう。●桐生麻耶菊之丞先生、荻田先生と改めて3人でお話しするという機会はあまりなかったので、今から楽しみです。お二人ともこちらが感動するくらいに真摯に舞台や人と向き合ってくださる。こうでなくてはなぁ……と思いました。普段は聞けない事を勇気を出して聞いてみようかなぁと思います。それも踏まえて演舞場でまた一味違う角度からステージをお楽しみいただけると嬉しいです! 楽しみにしていてくださいませませ!!【配信概要】「桜咲く夜~歌劇家話」配信日時:3月13日(土) 19:00開始(70分程度を予定)出演:桐生麻耶、尾上菊之丞、荻田浩一司会:戸部和久(「レビュー 春のおどり」第一部『ツクヨミ~the moon~』脚本)配信場所:イープラス「Streaming⁺」チケット:2,000円(税込) / 3月6日(土) 10:00発売開始※有料配信チケットは、3月20日(金) 20:00 まで発売。※配信開始後、配信終了後に購入の方も3月20日(金) 23:59 までアーカイブ視聴できます 。購入方法:「イープラス 歌劇家話」で検索<視聴価格(税込)>1.トークライブ「桜咲く夜~歌劇家話」: 2,000円2.舞台映像配信『桜鏡~夢幻義経譚~』:1,000円3.トークライブ+舞台映像 セット券:2,700円販売期間:3月6日(土) 10:00発売開始~3月20日(金) 20:00まで発売視聴期間:3月13日(土) 19:00~3月20日(金) 23:59 までアーカイブ視聴可能配信場所:イープラス「Streaming⁺」
2021年03月06日北川景子がMV初出演したUruの「ファーストラヴ」MVに、窪塚洋介の息子・窪塚愛流が参加していたことが分かった。「ファーストラヴ」は、Uruさん渾身の書き下ろし楽曲で、現在公開中の映画『ファーストラヴ』の主題歌となっている楽曲。先日公開されたMVは、北川さん出演×堤幸彦原案・監督による完全撮り下ろし。由紀(北川さん)がひとり思い悩んでいた中学生の頃を回想するという、映画の後日談ともいえるアザーストーリーとなっている。本編同様、菊地麻衣演じる中学生時代の由紀がふと顔を上げると、通りすがりの男の子がこちらを振り返り見つめる。若き日の我聞を彷彿とさせる彼の笑顔に、硬くこわばっていた由紀の表情も思わずほころぶ。思春期の淡い記憶と現在が交錯する、エモーショナルな映像だ。本映像に登場するこの男の子こそが、映画では由紀の夫・我聞を演じている窪塚洋介さんの息子で、俳優・モデルの窪塚愛流さん。MV初出演という窪塚愛流さんは「初めてこの曲を聴いたときに気持ちが揺さぶられ、心を何かにつかまれるようで感動しました。ミュージックビデオに出たいという夢が実現できてとても嬉しいです」と参加を喜び、「(堤監督からは)ひとつひとつ丁寧に指導していただき、父とは真壁我聞という役がどんな人生を送ってきたのかを話して、『楽しんで』と言って送り出してもらい撮影に臨みました」と充実した撮影だったようだ。『ファーストラヴ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2021年02月15日2月10日(水)にリリースされたUruのニューシングル「ファーストラヴ」のMVに窪塚洋介の息子である窪塚愛流が出演していることが発表された。「ファーストラヴ」は2月11日公開の映画『ファーストラヴ』のためにUruが作詞・作曲を手がけ書き下ろした楽曲。タイトルを考えるにあたり、「これ以外のタイトルが見つからない」として映画と同名のタイトルを冠した1曲だ。先日公開されたMVは、今回がMV初出演となる北川景子と堤幸彦原案・監督による完全撮りおろし映像で、北川が演じる由紀がひとり思い悩んでいた中学生の頃を回想するという映画『ファーストラヴ』の後日談ともいえるアザーストーリーとなっている。そして、菊地麻衣が演じる中学生時代の由紀が川沿いを俯きながら歩き、ふと顔を上げると通りすがりの男の子が。彼を演じているのが、窪塚愛流だ。窪塚洋介が演じる我聞の若き日を彷彿とさせるその男の子が、やさしく微笑みかけるその笑顔に、硬くこわばっていた由紀の表情も思わず綻ぶ。思春期の淡い記憶と現在が交錯するMVは、そのエモーショナルな仕上がりに大きな反響が巻き起こった。窪塚愛流は、「初めてこの曲を聴いたときに気持ちが揺さぶられ、心を何かにつかまれるようで感動しました。ミュージックビデオに出たいという夢が実現できてとても嬉しいです」とコメント。また、「堤幸彦監督、そして僕の父も出演している作品ということで、とてもワクワクしていました。今回、(堤監督からは)ひとつひとつ丁寧に指導していただき、父とは真壁我聞という役がどんな人生を送ってきたのかを話して、『楽しんで』と言って送り出してもらい撮影に臨みました」と充実の撮影を振り返っている。映画の物語ともリンクする淡い思い出が映し出されたこのMVと、窪塚洋介・愛流のクロスオーバーを味わっていただきたい。◆Uru 「ファーストラヴ」 MUSIC VIDEO窪塚愛流コメント初めてこの曲を聴いたときに気持ちが揺さぶられ、心を何かにつかまれるようで感動しました。ミュージックビデオに出たいという夢が実現できてとても嬉しいです。堤幸彦監督、そして僕の父も出演している作品ということで、とてもワクワクしていました。今回、(堤監督からは)ひとつひとつ丁寧に指導していただき、父とは真壁我聞という役がどんな人生を送ってきたのかを話して、『楽しんで』と言って送り出してもらい撮影に臨みました。【リリース情報】Uru「ファーストラヴ」発売 / 配信中・初回生産限定盤(CD+BD) / 2,200円(税込)トールサイズデジパック仕様・通常盤(CD)/ 1,200円(tax in)初回プレスカラートレイ仕様CD購入: 配信リンク: <CD収録曲>1. ファーストラヴ2. 無機質3. ドライフラワー4. Break Self -cover ver.5. ファーストラヴ -instrumental-<BD収録内容>Uru Online Live 2020「あなたと私」1. 今逢いに行く2. あなたがいることでMUSIC VIDEO3. Break4. 振り子<購入者特典>Amazon.jp:通常盤絵柄メガジャケ(24cm×24cm)HMV:オリジナルカードスタンド対象店舗:B3ポスター
2021年02月15日