『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督の新作映画『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』が秋に日本公開されることが決定した。その他の情報ある家族の物語を、同じキャストで12年に渡り撮り続けて完成させた『6才の…』で数々の映画賞に輝いたリンクレイター監督が「あの12年間の続きになるような、大人の扉を開けるひと時を描いている」というのが新作『『エブリバディ・ウォンツ・サム…』だ。1980年の夏を舞台に、野球推薦で大学に入学することになったジェイクの新学期直前の3日間を描いた作品で、ブレイク・ジェナー、ゾーイ・ドゥイッチ、グレン・パウエル、タイラー・ホークリンらが出演する。『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか今秋ロードショー
2016年07月14日『スター・トレック』『アンストッパブル』のクリス・パインが主演を務めた『ザ・ブリザード』のブルーレイとDVDが発売されたのを記念して、本編映像の一部が公開になった。荒れる海の上で、“究極の決断”を迫られる主人公の姿をとらえた緊迫感あふれる映像だ。公開された本編映像の一部本作の舞台は、1952年2月のマサチューセッツ州のケープコッド沖。その日、シーバートが機関士を勤める巨大タンカーが航行中の海域に最大規模のブリザードが襲来し、衝撃で溶接部分から船がふたつに裂けてしまう。その頃、一等水兵のバーニーは彼らの救出を命じられるが、隊員はたったの4人しかおらず、定員12人の小型救助艇で出動するも、波は高く、凍てつくような寒さで、大波でコンパスを失ってしまう。このほど公開になったのは、やっとタンカーにたどり着いたバーニーたちが、乗組員を救助するシーン。嵐のせいで波は高く、船が揺れに揺れる中で、乗組員たちはバーニーの救助艇に乗り込もうとする。しかし、生存者は32人で、救助艇の定員を大幅にオーバーしている。さらに船は荒波によって破損しており、無理に乗せれば沈没する可能性もある。また、仮に全員を乗せることができたとしても、バランスの悪くなった救助艇で、荒波を乗り越えて沖まで帰還することは困難だろう。誰も助けのない大海原の真ん中で、決断を迫られたバーニーの表情が印象に残る映像だ。本作は実話を基にした物語で、当時の様子を再現。極限状態に追い込まれても、決してあきらめることなく人命救助にすべてをかけようとした者たちの感動のドラマが描かれる。『ザ・ブリザード』ブルーレイ(デジタルコピー付き) 3800円+税ブルーレイ3Dスーパー・セット(2枚組/デジタルコピー付き 5800円+税DVD 3200円+税発売中デジタルも配信中
2016年07月14日公開中の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』が日本でも公開され、好評を博している。本作は、『アリス・イン・ワンダーランド』の“続編”という位置づけだが、製作者たちは“新しい物語”を描くことに注力したようだ。キャストと監督が語る特別映像が公開になった。公開された特別映像『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズは、ルイス・キャロルの小説の世界観を基に、主人公アリスが不思議な国“ワンダーランド”で冒険を繰り広げる作品だが、このほど公開になった映像でジェームズ・ボビン監督は「新しい物語だ。新しい役柄や世界を披露したい」と語る。前作はまだ少女のアリスが、ワンダーランドでの冒険を通じて成長し、自分の意思で自身の進むべき道を選び取るまでが描かれたが、本作では“時間”をテーマに大人に成長したアリスが現在の自身の環境を見つめなおしていくドラマが、ワクワクする冒険と共に描かれる。さらに“時間を逆行する冒険”というモチーフを取り入れたことで、前作に登場したキャラクターを“そのまま”使うのではなく、過去や変化になったきっかけをイチから創造。前作を観ていない観客でもすべてのキャラクターの事情や変化が楽しめるのが大きな特徴だ。映像には、色鮮やかなワンダーランドや歯車がひしめきあう“タイムの城”など華麗な本編カットや、ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイらのインタビューを収録。前作とは異なる展開や、人物造形の一端を垣間見える映像がたっぷりと収録されており、なぜスタッフたちが長いインターバルを経て、“新しい”作品を製作したのかが伺える内容になっている。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』公開中
2016年07月13日ディズニー・アニメーション・スタジオの新作映画『モアナと伝説の海』の公開日が来年3月10日(金)に決定した。本作は『リトル・マーメイド』や『アラジン』を手がけたロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督の新作で、ディズニーの新たなヒロイン“モアナ”の神秘的な冒険が描かれる。その他の写真本作の主人公モアナは、美しい南の島で暮らす16歳の女性。幼い頃にある体験がきっかけで、海と運命的な絆で結ばれた彼女は、神秘的な冒険に旅立つ。クレメンツ&マスカーのコンビはこれまでに数々の名作とヒロインを描いており、モアナも長年に渡って愛されるヒロインになることが期待される。また劇中の音楽を、『ライオン・キング』のマーク・マンシーナと、トニー賞に輝いたリン=マヌエル・ミランダが手がけることも決定。劇中の音楽も注目を集めることになりそうだ。『モアナと伝説の海』2017年3月10日(金) 全国ロードショー
2016年07月13日『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』などピクサー作品を手がけてきたアニメーター、ダグ・スウィートランドが監督を務める新作アニメーション映画『コウノトリ大作戦!』が11月に公開されることが決定し、特報映像が公開になった。本作は、昔から“赤ちゃんを運ぶ幸運の鳥”といわれるコウノトリが“赤ちゃんお届け大作戦”に挑むアドベンチャー作品だ。公開された特報映像本作の主人公ジュニアは、宅配便会社で働くコウノトリ。しかし、彼が働くコウノトリ宅配便社は、ある事件をきっかけに、赤ちゃんのお届けを禁止し、小包の配達など売上重視の方針を採っていた。しかし、ある日、思わぬ手違いから誕生した人間の赤ちゃんと対面したジュニアは、赤ちゃんの可愛さにメロメロになり、会社に内緒で危険に満ちた“赤ちゃんお届けの旅”にでる。ポスタービジュアルにはキュートな赤ちゃんを口にくわえ、空を飛ぶジュニアの姿が描かれており、特報映像には、弟をほしがる少年ネイトや、「赤ちゃんのお届けは禁止」を通達するコウノトリ宅配便の社長、ジュニアと一緒に行動する女の子・チューリップ、“赤ちゃん好き”のオオカミたちなど主要キャラクターが登場。次々に起こるおかしなトラブルに巻き込まれながらジュニアは無事に“赤ちゃんと幸運”を運べるのか? ワクワクする冒険が描かれることになりそうだ。『コウノトリ大作戦!』11月3日(木・祝)全国ロードショー!!
2016年07月13日『カンフー・パンダ2』の監督ジェニファー・ユー・ネルソンが、ライブアクション映画『Darkest Mind』の監督に決まった。アニメ以外を手がけるの、これが初めてだ。その他の情報若者向け三部作小説の映画化でフォックスが製作配給する。プロデューサーは、『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィ。映画はスーパーヒーロー物に、『スタンド・バイ・ミー』のような成長物語の要素を合わせたものになるらしい。伝染病のせいでアメリカの多くの子供が死んでしまい、生き残った若者は、不思議なパワーを持つようになったという舞台設定。危険すぎると思われる若者は家族から引き離されて、一箇所に集められる。1作目の主人公は、そこから逃げ出す16歳の少女。キャスティングはこれから決まる。ネルソンの最新作は、今年1月北米公開された『カンフー・パンダ3』。中国でも同時公開され、記録的なヒットとなっている。文:猿渡由紀
2016年07月13日ユニバーサルが新しく立ち上げようとしているモンスター映画のシリーズに、ハビエル・バルデムが出演することになりそうだ。『フランケンシュタイン』への出演について話し合っているようだが、ヴィクター・フランケンシュタイン役なのか、彼のモンスターなのかは、わかっていない。その他の情報ユニバーサルの新しいモンスターシリーズでは、すでに『The Mummy』にトム・クルーズとラッセル・クロウの出演が決まっている。クロウの役はジギル博士で、バルデムも当初、この役に興味を示していたらしい。『The Mummy』はすでに撮影に入っている。北米公開は来年6月9日。監督はアレックス・カーツマン。バルデムは、今年5月のカンヌ映画祭で上映されたショーン・ペン監督作『The Last Face』に出演。次回作は『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッド・メン・テル・ノー・テールズ』。文:猿渡由紀
2016年07月12日『スター・ウォーズ』サーガの知られざる物語を描く映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の新画像が公開になった。その他の写真『スター・ウォーズ』サーガは、“エピソード”で束ねられた物語だけでなく、そこでは描かれることがなかったドラマや物語が、映画、ドラマ、小説、コミック、アトラクションを舞台に描かれてきたが、『ローグ・ワン…』は、最初に劇場公開された映画『スター・ウォーズ』でレイア姫がR2-D2に託した帝国軍の巨大要塞“デス・スター”の設計図を反乱軍が入手するまでの熾烈な戦いを描く。このほど公開になったのは、これまでのシリーズに繰り返し登場してきた兵士ストームトルーパーと、黒いカラーリングのデス・トルーパーの画像。デス・トルーパーは、ダース・ベイダーの部下でベイダーを出しぬこうとしているオーソン・クレニックが率いる兵士で、詳細なことはわかっていない。また、本作にダース・ベイダーが登場することがすでに発表されており、監督のギャレス・エドワーズは撮影中「情報セキュリティの関係上、本当はいけないことなんだけど自分を抑えられなくて…ケータイのカメラで写真を撮りまくってしまったよ」とコメント。ベイダー卿がどのシーンに、どのぐらい登場するのかはわからないが、監督・スタッフ・キャストにとっても“ベイダー復活”は大きなイベントになっているようだ。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』12月16日(金) 全国ロードショー『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』2017年12月15日(金) 全国公開
2016年07月12日J・K・ローリングが原作と脚本を手がける『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の特別映像が公開になった。ローリングが“ファンタビ”について解説する映像のほか、初公開のシーンも登場。タイトルにもなっているビースト=魔法動物の登場シーンも収録されている。公開された特別映像本作は、ハリー・ポッターやハーマイオニーたちがホグワーツ魔法学校の授業で使っていた教科書“幻の動物とその生息地”を編纂した魔法使いのドラマで、1926年のニューヨークを舞台に、英国人で魔法動物学者のニュート・スキャマンダーの運んでいたトランクに入っていた“魔法動物”がカバンの外へ逃げ出したことから、大混乱が起こる様を描く。「私の物語の主人公はみな、孤独感や疎外感を抱いている」と分析するローリングは、本作の主人公ニュート・スキャマンダーも同様で、「ハリーを書きながら、私はニュートに興味をもった」と振り返る。映像では、彼女の解説にあわせて映画のシーンが紹介され、ニュートがもつ不思議なトランクの“中身”も明らかになる。そこにいるのは、魔法動物たちで、映像では植物のような“ボウトラックル”など不思議な生き物たちが次々に登場。なじみのないアメリカ社会に足を踏み入れ、孤独感と疎外感を感じているニュートは、トラブルを解決する過程できるのか? 映像には主要なキャラクターたちがアッと驚く魔法を披露する場面も登場している。本作は11月の公開に向けて、様々なイベントが行われており、今月31日(日)にはハリー・ポッターの誕生日を祝うスペシャルイベントも企画されている。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』11月23日(水・祝) 全国ロードショー
2016年07月12日長編アニメーションとして全米歴代ナンバー1のオープニング記録を樹立し、快進撃を続けるディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』の日本公開が迫るなか、前作『ファインディング・ニモ』から続投し、日本語版のキャストを務める室井滋(ドリー役)と木梨憲武(マーリン役)が取材に応じ、本作を生み出したピクサー・アニメーション・スタジオの魅力を語った。その他の写真物語の舞台は、前作で小さなニモが大海原で奇跡の冒険を果たした1年後。今度は忘れんぼうのドリーが、かすかな記憶を頼りに、愛する家族を探す旅に出かけることに。ドリーの親友であるニモ、そしてニモの父親・マーリンは無謀ともいえる彼女の冒険に同行するが…。果たして、ドリー出生の秘密とは?再び、奇跡と感動のドラマが幕を開ける。「続編の噂は聞いていましたが、まさかドリーが主人公だなんて、驚きましたね。私も年齢を重ねて、忘れっぽくなっていて(笑)、周りから『ドリーみたい』って言われるんですよ。ただ、ドリーが素敵なのは、忘れっぽい性格的なハンデを自分の個性にしているところ。例えば、直感力がすごかったり。そんな姿に勇気づけられますね」(室井)「僕自身が続編を待ち望んでいたから、マーリンをまた演じられることも含めて、とにかくうれしいの一言ですよ。マーリンは相変わらず、おせっかいで心配性だけど、息子(ニモ)の成長を誇らしくも思っている。誰もが冒険を通して、自分を発見するメッセージ性もいいですよね。人間、自分のことが一番分からないものですから」(木梨)今年、創設30周年を迎えたピクサー・アニメーション・スタジオ。その魅力は「発想力のすごさ」だと語る室井は、『モンスターズ・インク』や昨夏大ヒットした『インサイド・ヘッド』を例に挙げ、「日常生活で埋もれがちな空想や想像を、純粋なまなざしで形にしてくれる。実は昨晩、巨大なUFOが温泉に浸かっている夢を見たんですけど(笑)、ピクサーなら面白い映画にしてくれるかもしれないなって」と声を弾ませる。長編第1作である『トイ・ストーリー』からのピクサーファンだという木梨は、「室井さんがおっしゃる発想力はもちろん、『もしかしたら…』『きっとそうだ!』って刺激してくれるストーリーが大人にも子どもにも響くんですよ」としみじみ。また、『ファインディング・ドリー』では映像の進化にも驚かされたそうで、「タコの動きがすごいですよ!全体的にも前作からレベルアップしていて、1回見ただけではすべてを見切れない」と熱弁した。『ファインディング・ニモ』フジテレビ系 7月15日(金) 21:00~22:57※一部地域を除く『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー取材・文・写真:内田涼
2016年07月12日2016年7月9日、10日の全国映画動員ランキングは、ローランド・エメリッヒ監督による20年ぶりの続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(全国360館)が初登場1位になった。その他の情報&画像本作は、1996年に公開されて世界的大ヒットを記録したSF大作『インデペンデンス・デイ』から20年後を舞台に、人類を滅ぼすためにやってきた新たな侵略者との戦いを描くもの。ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマンなど前作の主要キャストも再登板する。2位は『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(全国354館)。3位は『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』(全国289館)。TOP3圏内にいた『ズートピア』(全国339館)は公開12週目で4位になった。そのほか初登場10位に『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』(全国44館)が入っている。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』2位『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』3位『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』4位『ズートピア』5位『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』6位『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』7位『貞子vs伽椰子』8位『64-ロクヨン- 後編』9位『日本で一番悪い奴ら』10位『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.
2016年07月11日イルミネーションのアニメ映画『ペット』が、北米公開最初の3日間で1億320万ドルを売り上げ、3週連続1位だった『ファインディング・ドリー』を押しのけて首位に輝いた。その他の写真『ペット』の首位獲得は予測されていたが、この数字は予想を大きく超えるものだ。イルミネーションは、ほかのアニメスタジオよりも製作費を低く抑えることでも有名で、今作も7,500万ドルしかかけておらず、スタジオにとって大きな利益を上げるのは確実。『怪盗グルーの月泥棒 3D』や、そのスピンオフ『ミニオンズ』を成功させてきたイルミネーションの代表、クリストファー・メレダンドリは、これでまたハリウッド内のパワーを強めることになりそうだ。『ペット」の主人公はニューヨークで飼い主の女性と幸せに暮らす犬のマックス。ある日、飼い主が、シェルターから別の犬を引き取ってきたことで、マックスの生活は大きく変わる。映画にはほかに猫やウサギ、鳥なども登場し、スタジオは関連商品からも収益を見込めそうだ。『ペット』同時上映『ミニオンズ:アルバイト大作戦』8月11日(木・祝)全国ロードショー文:猿渡由紀
2016年07月11日ディズニー/ピクサーの新作映画『ファインディング・ドリー』が間もなく公開になる。本作は、名作『ファインディング・ニモ』の続編だが、今にいたるまで『…ニモ』は繰り返し観賞され、ファンを増やし続けている。『ファインディング・ドリー』/その他の画像『…ニモ』は、ピクサー・アニメーション・スタジオ5本目の長編作品として2003年5月に全米公開され、日本では同年の12月に公開された。監督を務めたのはアンドリュー・スタントン。彼は『トイ・ストーリー』の製作中に、当時5歳だった息子と海洋自然公園に行った際、自分が子どもに向かって「あれをしてはいけない」「それは危ない」とばかり言っていることに気づき、“水の中”を舞台に“心配性の父親”が活躍し、成長するストーリーを長い時間をかけて練っていった。映画の主人公は、カクレクマノミの父親マーリン。かつてオニカマスに愛する妻と誕生前の子どもたちを奪われたマーリンは、たったひとり助かって成長した息子ニモのことが心配で、とにかく過保護に育てている。しかし、そんな父にニモは反発。ひとりで大海原へと飛び出すが、人間に捕らわれてしまう。誰よりも息子を愛するマーリンは、ニモを探しだすため、大冒険に出かけていく。ニモがどこに行ってしまったのかわからないまま、大海原に飛び出したマーリンが偶然に出会い、行動を共にするのが、ナンヨウハギのドリーだ。ドリーは、極度の忘れんぼうで、ほんの少し前のことでも忘れてしまうが、彼女はなぜか人間の言葉が読めるため、マーリンを助け、ニモを探す冒険に出る。『…ニモ』は公開されると爆発的なヒットを記録。当時のピクサー作品の興行収入記録を大きく塗り替える成績をおさめ、第76回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した。さらに、2012年には3D版が公開になった。スタントン監督はもちろん、3D版の製作にも関わっているが、映画が完成してから、3D版を製作するまで、ほとんど『…ニモ』を観返していなかったそうだ。「いろんなことを忘れてしまっていた。ニュアンスなどすっかり忘れていたんだ。その時に、僕の無意識下に入り込んだんだろう。というのは、その後ずっとドリーのことばかり考えてしまうんだ」やがて、スタントン監督は、2003年には想像すらしていなかった新作に着手する。タイトルは『ファインディング・ドリー』。忘れんぼうで、自分の過去も忘れてしまったドリーが主人公の新たな物語だ。『ファインディング・ニモ』フジテレビ系 7月15日(金) 21:00~22:57※一部地域を除く『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー
2016年07月11日ディズニー/ピクサーのヒット作『アーロと少年』のブルーレイやDVDが収録されたMovieNEXが発売されたのを記念して、本作に参加したフィルムメイカーがピクサー・アニメーション・スタジオの魅力を語る特別映像が公開になった。『アーロと少年』/動画『アーロと少年』は、弱虫の恐竜アーロと、ひとりぼっちの少年スポットが大冒険を繰り広げる物語。このほど公開になった映像に登場するアロンソ・マルティネスは、2008年にピクサーに入り、テクニカル・ディレクターとして活躍。『カールじいさんと空飛ぶ家』『インサイド・ヘッド』ではキャラクター・モデリングとアーティキュレーション(関節)のアーティストを手がけ、本作でもスポットや恐竜ブッチのキャラクター・モデリングを務めた。ピクサーはこれまでに数々のヒット作、名作を発表してきたが、1作に長い時間をかけ、ストーリーとキャラクターづくりに膨大な時間とアイデアを投じることで知られている。マルチネスは映像でスタジオの魅力を“社会に影響を与える作品を作れる”、“常に挑戦できて最先端の技術が使える”、“家族的な雰囲気”の3つにわけて解説。また、本作に登場するキャラクター個性的な動きについても“つくり手”の立場から解説している。MovieNEX『アーロと少年』発売中デジタルも配信中発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2016年07月11日『once ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督の新作『シング・ストリート未来へのうた』が公開されている。本作は1980年代のアイルランド・ダブリンを舞台に、バンド活動に青春をかけ、未来を切り開こうとする若者の姿を描いたドラマで、爽やかな感動と、青春時代特有の“もどかしさ”が巧みに描かれている。その他の画像本作の主人公はもっと若い少年コナー。80年代のダブリンは不況に見舞われていて、コナーの父親も失業中。そこでコナーは学費の安い公立学校に転校させられる。不良のたまり場に放り込まれ、学校イチの荒くれ者に目をつけられ、散々な目に遭うコナーは、兄と一緒にテレビで観たデュラン・デュランのミュージックビデオに心を奪われ、校門の向かいのアパートで暮らす年上の美女ラフィーナに思わず「僕のバンドのビデオに出ない?」と声をかけてしまう……バンドも組んでないのに! そこでコナーはメンバー集めを開始する。バンド、80年代のキラキラとした音楽、憧れの年上の女性、友情、青春……カーニー監督は「僕が主人公の年頃にやりたかったけれど、できなかったすべてを映画の中で実現した」と説明する。「この映画が何を言いたいかっていうと、幼い頃に何が起きたとしても、いじめっ子に狙われても、宿題をやらなくても、彼女がいなくても、ヘッドホンから音楽が流れていればそれで大丈夫だったんだってことだ」それだけに劇中に流れる音楽は入念に選ばれた。80年代の名曲が次々に登場し、コナーたちが組んだバンド“シング・ストリート”のオリジナル楽曲がそこに加わる。「80年代の音楽みたいなキャッチーでサビが印象に残る、素晴らしい音楽にしたかったんだ。コピーではなくオリジナルの音楽としてね」映画は、複雑な環境の中で音楽に没頭し、未来を掴んでいこうとする姿が描かれる。一方で、ダブリンから海の向こうのイギリスに寄せる想い、生演奏ではなくミュージックビデオを通じて音楽に触れる環境、ギターを叩き壊すのではなくド派手なメイクと衣装によって“ロック”に近づこうとするアプローチなど、映画全編に渡って“もどかしさ”がみなぎっている。「僕が子供の時、自分のバッグを赤ちゃんのように抱きかかえている女の子がいたんだ。独特の色気があった。彼女が13歳で、僕が12歳の頃の話だ。毎日、彼女とすれ違うんだけど、彼女に近づき、話しかける勇気がなかった。この映画は、そんなに若い年頃で誰かに話しかけ、好きな人に自分の存在をわかってもらうことがどんな気分なのかという話なんだ。この女の子に近づいたときに次に何が起こるのかは予想できないんだ。その瞬間自分が弾けてしまいそうな感じになるんだ。この映画の撮影中は毎日その感覚が蘇ってきたよ」この映画を観た観客の多くが、カーニー監督と同じように、青春時代にしか味わえない“弾けてしまいそうな感じ”を体験できるはずだ。『シング・ストリート未来へのうた』公開中
2016年07月09日『冬の小鳥』のウニー・ルコント監督の6年ぶりの新作『めぐりあう日』が今月末から公開になる前に、監督のコメント動画が公開になった。監督が、本作の原題“あなたが狂おしいほどに愛されることを、私は願っている”について語っている。公開された特別映像本作の主人公は、産みの親を知らずに育ち、自身の出生の秘密を求めて、息子と港町ダンケルクにやってきた理学療法士の女性エリザ。彼女は息子の通う学校で働く中年女性アネットに出会ったことをきっかけに、これまでの人生や、母に対する想いを見つめなおしていく。本作の原題“あなたが狂おしいほどに愛されることを、私は願っている”は、アンドレ・ブルトンの著書『狂気の愛』の一節からとられた。映像ではルコント監督がこの言葉を知ったきっかけや、映画に起用したいきさつ、この言葉に対する想いが語られている。ちなみに、この言葉は映画のテーマをそのままあらわすものではないが、劇中のあるシーンでも使用されており、監督が本作を創造していく上で、原題が大きな役割を果たしたことは間違いなさそうだ。『めぐりあう日』7月30日(土)より 岩波ホールほかにて全国順次ロードショー
2016年07月08日ウディ・アレンの次回作に、ジャスティン・ティンバーレイクが出演することがわかった。ほかに、ケイト・ウィンスレット、ジム・ベルーシ、ジュノ・テンプルも出演する。その他の画像タイトル、ストーリーなどはわかっていないが、物語の舞台は1950年代のようだ。ロケ場所はニューヨークで、撮影はこの秋スタートする。今作は、ウディ・アレンの48本目の映画になる。アレンの最新作は、今年のカンヌ映画祭で上映された『Cafe Society』。北米では今月15日に公開される。アレンは、最近、初のテレビシリーズを撮り終えたところ。6話からなるシリーズで、今年後半、アマゾンで配信される。ティンバーレイクが映画に出演するのは、2013年の『インサイド・ルーウィン・デイヴィス名もなき男の歌』以来。今年11月北米公開されるドリームワークス・アニメーションの『Trolls』では、声の出演をしている。文:猿渡由紀
2016年07月08日チャールズ・ブロンソンの人気作をジェイソン・ステイサム主演でリメイクした『メカニック』の続編『メカニック:ワールドミッション』の予告編映像が公開になった。殺人の痕跡を残さない完璧な仕事ぶりから“メカニック”の異名をもつ殺し屋を演じるステイサムが、身体をはった超絶アクションに挑む映像だ。『メカニック:ワールドミッション』/予告編本作の主人公“メカニック”ことビショップは殺し屋稼業から足を洗っていたが、何の罪もない女を人質にとられ、やむなくビショップと共に暗殺者として育てられた兄弟子クレインの依頼を受けることに。しかし、彼はこのヤマに成功しても失敗しても死が待っていることを知る。絶対絶命の状況に追い込まれたビショップは、自身と共に訓練を受け、手のうちをすべて知り尽くしているクレインを相手にミッションに挑む。ステイサムはこれまでも長身と圧倒的な身体能力を生かして、数々のムチャなアクションに挑んできたが、このほど公開になった映像では高層ビルに備え付けられたプールで泳ぐターゲットをしとめる超絶アクションが登場。男がなぜこんな危険な場所で泳ごうと思ったのか謎だが、ターゲットは悠々とプールを進み、やがて、水に揺れるドヤ顔のステイサムに遭遇する。その後も、爆風をかいくぐり、ロープウェイからダイブするなどステイサムの“やりすぎ”アクションが連発。名優トミー・リー・ジョーンズ、ジェシカ・アルバの出演シーンも収録されている。『メカニック:ワールドミッション』9月24日(土) 全国ロードショー
2016年07月08日ミシェル・ウィリアムズが『The Greatest Showman On Earth』への出演を交渉している。ヒュー・ジャックマンがプロデューサーと主演を兼任するミュージカル映画で、彼が2009年から企画してきた情熱のプロジェクトだ。その他の情報リングリング・ブラザース&バーナム・アンド・ベイリー・サーカスの創業者の物語を語るものだ。ほかにザック・エフロンも出演交渉をしている。監督はマイケル・グレーシー。ジャックマンは現在、『ウルヴァリン』3作目を撮影中。監督はジェームズ・マンゴールド。北米公開は来年3月3日。ウィリアムズの次回作は、今年1月のサンダンス映画祭で上映された『Manchester by the Sea』。ウィリアムズの演技は絶賛されており、オスカー候補入りの可能性もささやかれている。北米公開は11月。エフロンの最新作は、今週末北米公開されるコメディ『Mike and Dave Need Wedding Dates』。文:猿渡由紀
2016年07月07日黒澤明監督の名作『七人の侍』と、リメイク作『荒野の七人』を原案にした新作映画『マグニフィセント・セブン』が来年1月27日(金)から公開されることが決定した。オスカー俳優デンゼル・ワシントンが主演を、ワシントンと3度目のタッグを組むアントワン・フークアが監督を務める。その他の情報本作は、復讐のために雇われた賞金稼ぎ、ギャンブラー、スナイパー、ハンター、暗殺者、流れ者、戦士の7人が悪に立ち向かう中で、報酬以上の目的に気づき、街を守るために決死の闘いに挑む姿を描いた大作映画。ワシントンのほか、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホン、ヴィンセント・ドノフリオ、ピーター・サーズガード、ヘイリー・ベネットらが出演する。『マグニフィセント・セブン』2017年1月27日(金) 全国ロードショー
2016年07月07日全米で3週連続No.1ヒットを記録しているディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』の七夕プレミアが7月6日、東京・日本橋三井タワーアトリウムで行われ、日本語版のキャストを務める室井滋(ドリー役)と木梨憲武(マーリン役)、上川隆也(タコのハンク役)、中村アン(ジンベイザメのデスティニー役)、そして日本語版の海洋生物監修を務めたさかなクンが出席した。その他の画像2003年に公開され、現在もディズニー/ピクサー作品として国内歴代1位の成績を維持する『ファインディング・ニモ』の13年ぶりとなる続編。小さなニモの奇跡的な冒険から1年を経て、今度は忘れんぼうのドリーが、生き別れになった家族を探しに大冒険を繰り広げる。前作から続投する室井は「100%、200%満足してもらえる作品」とアピールし、木梨も「すごいストーリーに、すごい映像。間違いなく見たほうがいい」と自信を示した。七夕のお願いごとを聞かれると、木梨は「『ファインディング・マーリン』、あるかなあ」と自身が演じるマーリンを主人公に据えた“続編”に意欲満々。室井もドリーとの再会を願い、「(タコの)ハンクは足が7本なんですよ。だから、ハンクの足を探す『ファインディング・ハンクの足』もいいかも」とこちらもシリーズの継続に期待を寄せた。この日はナンヨウハギ(ドリー)、カクレクマノミ(ニモ、マーリン)が泳ぐ映画とコラボしたアートアクアリウムがお披露目され、さかなクンが両種の生態をギョギョっと解説。「普段はイソギンチャクと仲良く暮らすニモとマーリンが、外の世界に飛び出る姿に勇気をもらった」と熱弁した。また、室井から「ナンヨウハギと、カワハギは違うの?」と質問されると、「ナンヨウハギはスズキの仲間、カワハギはフグの一種で、猫とモグラくらい違います」と説明した。『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年07月06日マーティン・スコセッシとミック・ジャガーが製作総指揮を務める海外ドラマ『VINYL-ヴァイナル- Sex,Drugs,Rock’n’Roll&NY』が11日(月)からスターチャンネルで独占日本初放送されるのを記念して、5日に渋谷VISIONで第1話『人格の危機』の爆音上映イベントが開催され、ピーター・バラカン、OKAMOTO’Sのオカモトショウとオカモトレイジがトークイベントに登壇した。その他の写真『VINYL-ヴァイナル-』は、1970年代の音楽産業を題材に、ロックやパンク、ファンクなど新しい音楽ジャンルの波と、さまざまな文化が入り乱れた激動の時代を赤裸々に描いたHBO製作のドラマ。ニューヨーク・ドールズ、レッド・ツェッペリン、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドなど、実在のアーティストたちが重要なキャラクターとして登場するほか、彼らのライブパフォーマンスや当時のニューヨークシーンを忠実に再現している。音楽評論家のピーター・バラカンは、「劇中に登場する落書きひとつとっても、70年代の当時は30秒で落書きを描かないと警察にすぐ捕まってしまったそうなので、このドラマではそれを再現すべく、スコセッシが“30秒で描ける落書き”をスタッフに命じた、というこだわりの演出がされている」と裏話を暴露。その話を聞いたOKAMOTO’Sのふたりは「劇中に出てくる『ストゥージズは好きだけどイギー・ポップはイマイチ』というくだりは、きっと当時の若者のリアルな感情なんだろう」と印象を語った。本ドラマでは、大御所から若手まで豪華アーティストによる新録曲が数多く使用されており、『VINYL-ヴァイナル-…』オリジナル・サウンドトラック・シーズン1は7月27日(水)にリリースされる。海外ドラマ『VINYL-ヴァイナル- Sex,Drugs,Rock’n’Roll&NY』STAR CHANNEL【STAR1プレミアム(字幕版)】7月11日(月)スタート(毎週月曜23:00ほか)【STAR3セレクト(二ヵ国語版)】7月13日(水)スタート(毎週水曜23:30ほか)(C)2016 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO(R) and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2016年07月06日『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフンが、『007 スペクター』の監督をオファーされつつ、断っていたことがわかった。プロデューサーは、『スカイフォール』を成功させたサム・メンデスを望んでいたが、当初、メンデスは続投を断った。しかし最終的にメンデスは考えを変え、『スペクター』を監督している。その他の情報断った理由をレフンは、「シリーズ物には興味がない」と説明している。次回作の『The Avenging Science』はスパイ物で、「スペクター」の脚本家ニール・パーヴィスとロバート・ウェイドが執筆したものだが、このやり方なら「自分のやりたいようにできる」と語っている。レフンは『ワンダーウーマン(原題)』の監督も断ったとのことだ。レフンの最新作は、現在北米公開中の『ザ・ネオン・デーモン(原題)』。文:猿渡由紀
2016年07月06日10月公開のマット・デイモンが主演作『ジェイソン・ボーン』の新ビジュアルと、映画の注目ポイントが30秒に凝縮された新映像が公開になった。自身も記憶を失ってしまった謎の男ジェイソン・ボーン。新章の開幕を告げる本作では彼の“父親”の存在が物語上、重要な役割を果たすことになりそうだ。『ジェイソン・ボーン』/衝撃の新映像このほど公開になった映像では、これまで以上に激しいアクションシーンの数々が描かれ、姿を見せたと思ったら、いつの間にか行方をくらましてしまうボーンを追うCIAの存在も描かれる。彼らの目的は、ボーンを発見し、その存在を消すこと。しかし、ボーンは圧倒的な身体能力を駆使して追っ手をかわし、自身の謎を解こうと世界を駆け巡る。映像にはボーンが何者かに向かって「父はテロリストに殺されたはずだ」と問い詰める場面が登場。新作ではボーンに関する新たなエピソードが描かれるようだ。『ジェイソン・ボーン』10月7日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国公開
2016年07月06日13年ぶりに製作されたシリーズ最新作『X-ファイル2016』の特別バージョン予告編映像が公開になった。ネット界では「バルス!」と並ぶあの名台詞「(モルダー)あなた疲れてるのよ」が、風間杜夫&戸田恵子の吹替版で登場する。公開された予告編映像『X-ファイル2016』(全6話)は、すでに2019万人が視聴し、全米視聴率歴代ナンバー1&世界最高視聴率記録を樹立した話題作。オリジナル・シリーズの独創的なストーリーをさらに発展させ、UFO、エイリアン、拉致、未確認生物、都市伝説、神話などをテーマに、フォックス・モルダー(デイビッド・ドゥカブニー)と、ダナ・スカリー(ジリアン・アンダーソン)が怪事件を調査していく。このほど公開になった予告編映像は、新シリーズ第1話目の後半に登場するモルダーとスカリーの会話を抜粋したもので、超常現象に傾倒するあまり、事あるごとに不思議なことや陰謀じみた話をするモルダーに対して、スカリーが「モルダー、あなた疲れてるのよ」と諭している。すべては疲労のせいで、そんなことは妄想だと言うスカリーのこの台詞は、長年ネットスラングとして使用されており、『X-ファイル』ファンの間では、この台詞は本当にあったのか?とDVDを見返し検証する人が現れるなど、さまざま憶測が飛び交ってきた。実はオリジナルのシーズン1ではこのようなセリフは使われていなかったが、新シーズンの吹替版にはこの名台詞が登場しておりファンにはたまらないワンシーンになっている。『X-ファイル2016』ブルーレイ(2枚組):6000円+税DVD(3枚組):4752円+税『X-ファイル』コレクターズブルーレイBOX(57枚組)発売中レンタルリリース中デジタル配信中
2016年07月06日ディズニー/ピクサーのヒット作『アーロと少年』のブルーレイやDVDが収録されたMovieNEXが本日リリースされたのを記念して、MovieNEXだけに収録されているボーナス映像が公開になった。公開されたボーナス映像本作は、不慮の事故で父を失い、さらには激しい川に流されて自分も迷子になってしまった弱虫の恐竜アーロと、ひとりぼっちの少年スポットが大冒険を繰り広げる物語で、このほど公開になったのは、ふたりがかくれんぼをして遊ぶ場面だ。ふたりは言葉が通じないが、共に遊び、旅を続ける中で、お互いの境遇を知り、絆を深めていく。映像には、少し臆病でドジなアーロと、俊敏で愛らしいスポットの魅力が感じられる場面がたっぷりと収録されている。MovieNEX『アーロと少年』発売中デジタルも配信中発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2016年07月06日イランの映画監督アッバス・キアロスタミが亡くなった。76歳だった。キアロスタミは、今年初め、イランでガンの手術を受けており、先週から治療のため、パリに滞在していた。その他の情報キアロスタミはテヘラン生まれ。美大を卒業後、子供のための国営組織に入り、映画制作部を創設する。監督デビュー作は、1970年の『パンと裏通り』。1997年の『桜桃の味』でカンヌ映画祭の最高賞パルムドールを受賞。代表作に『友だちのうちはどこ?』(1987年)、『ホームワーク』(1989年)、『そして人生はつづく』(1992年)、『トスカーナの贋作』(2010年)などがある。最近作の『ライク・サムワン・イン・ラブ』(2012年)は日仏合作で日本を舞台に、奥野匡、高梨臨、加藤亮など日本人キャストで撮影され、カンヌ映画祭でコンペ作として上映された。キアロスタミは、つい最近、米アカデミーから新会員に招待されたばかりだった。文:猿渡由紀
2016年07月05日ディズニー/ピクサーの新作映画『ファインディング・ドリー』の日本語版で、エンドソングの歌唱を担当する八代亜紀が“本人役”で声の出演を務めることが発表になった。オリジナル版ではシガニー・ウィーヴァーが本人役で登場している。公開された映像『ファインディング・ニモ』では、カクレクマノミの父マーリンが、行方不明になってしまった息子ニモを探して大冒険を繰り広げる姿が描かれたが、新作はニモの親友ドリーが幼い頃にはなればなれになってしまった家族に出会うために、旅立ち、人間の世界を舞台に冒険するドラマが描かれる。このほど公開になったのは、ドリーが、八代亜紀の声に誘われて海上へと泳いでいくシーン。ピクサーのアニメーションに「こんにちは。八代亜紀です」というセリフが重なる衝撃的な映像だが、各国版で有名スターがこの部分を担当しているそうだ。「アニメーションで八代亜紀役の出演は初めてでした。八代さん!とドリーが言うセリフにはびっくりしましたね」という八代は「監督に八代亜紀の“声”のまま淡々とした感じでと言われたんです。歌ではずっと抑揚をつけるということを何十年もしていますから、抑揚がいらないと言われてとても難しかったですね」と収録を振り返った。八代はエンドソング『アンフォゲッタブル』の歌唱も担当しており、歌とナレーションでドリーの冒険を彩る。『ファインディング・ドリー』7月16日(土) 全国ロードショー
2016年07月05日ディズニー/ピクサーのヒット作『アーロと少年』のブルーレイやDVDが収録されたMovieNEXが今月6日(水)にリリースされる前に、本作を手がけたピーター・ソーン監督のインタビュー映像が公開になった。インタビュー映像ソーン監督はピクサーで、ストーリー、アート、アニメーションのすべての部門で働いた経験を持ち、声優まで務める実力派で、満を持して新作の監督に就任したが、映像では「監督の話が来た時は本当に不安で怖かった」と振り返る。しかし、ソーン監督は停滞していたプロジェクトを見直して、ムダな部分を的確に指摘し、ストーリーやキャラクターを整理。観客の心に響くドラマに注力して、映画を完成させた。本作は、巨大な隕石が地球に衝突することなく、恐竜と人間が共存している世界が舞台。不慮の事故で父を失い、さらには激しい川に流されて自分も迷子になってしまった弱虫の恐竜アーロは、ひとりぼっちの少年スポットに出会い。友情を深めながら故郷を目指して冒険に出かける。劇中に登場する大自然の描写は、入念にリサーチを重ねた上でアニメーションが制作され、アーロの感情の揺れ動きに重なるように姿を変えていく。本作では極力、セリフに頼らずに、キャラクターの表情や動き、背景にある自然の変化でドラマが描かれており、監督がもっとも気に入っているシーンも、映画の終盤に登場するセリフのないシーンだという。MovieNEXでは、映画館では1度しか観ることができなかったシーンも、何度も観賞することが可能になるため、映画館では気づかなかったアーロとスポットの感情の変化や細やかなドラマを発見し、さらに深く楽しむことができるのではないだろうか。ちなみにMovieNEXには本編だけでなく、製作の舞台裏やキャラクターの魅力を紹介するドキュメンタリーや、音声解説も収録される。MovieNEX『アーロと少年』デジタル先行配信中7月6日(水) 発売発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2016年07月05日公開中の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の特別映像が公開になった。日本オリジナル版の映像で、スマートフォンの画面を模した縦型の動画で、映画のタイトルにもなっている“時間”がモチーフになっている。公開された特別映像このほど公開になった動画は、スマートフォンの中に流れていた時間が“おかしく”なり、アリスが親友マッドハッターを助けるために冒険に旅立つ、というもの。アイコンが並ぶホーム画面や、メッセージアプリにアリスやハッター、白の女王らが登場する。映画ではアリスは時間をさかのぼる旅に出るが、時間の番人タイムから、過去の出来事を変えてはならないと警告される。彼女が過去を変えてしまえば、時の流れが“おかしく”なり、ワンダーランドが危機に陥るからだ。しかし、アリスが時間をさかのぼる目的は親友ハッターを過去の悲しい出来事から救うこと。ワンダーワンドの時間は正しく流れ続けるのか、それとも今回の動画のように“おかしく”なってしまうのか?ちなみに今回の特別動画には“隠れミッキー”も仕掛けられているそうだ。『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』公開中
2016年07月04日