『最後の決闘裁判』で『グッドウィル・ハンティング』以来24年ぶりに脚本を共同執筆し、共演したベン・アフレック&マット・デイモンの親友コンビが、再びタッグを組むようだ。「Variety」誌によると、2人はAmazonの新作映画で共演、脚本、製作を担当。ベンは監督も務めるという。同作のタイトルは未定だが、バスケットボール界のレジェンド、マイケル・ジョーダンと1980年代に契約を結んだスポーツブランド「ナイキ」のスポーツマーケティングに焦点を当てる物語とのこと。ベンは「ナイキ」の共同創業者のフィル・ナイト、マットは当時不可能だと思われたジョーダンと「ナイキ」の契約を実現させた同社の重役ソニー・ヴァッカーロを演じる。なお、あくまでも物語は「ナイキ」の重役を中心として進み、ジョーダン役は登場しない模様。ヴァッカーロは、ジョーダンの両親――とりわけ影響力があり活動的な母親、元コーチ、アドバイザー、友人などジョーダンの周囲の人たちを“攻略”していった人物で、映画の主人公は彼になる模様。ベンがマットを監督するのは初めて。製作はAmazonスタジオのほか、Skydance SportsとMandalay Pictures。ツイッターでは「『グッドウィル・ハンティング』級のすばらしい脚本になるといいね」「ジョーダンを登場させないで、ジョーダンと契約した物語をどうやって描くのかが興味深い」などのコメントが寄せられている。(Hiromi Kaku)
2022年04月21日映画『ジーリ』の共演がきっかけで2002年から2004年まで交際・婚約していたベン・アフレックとジェニファー・ロペスが、再び婚約したことがわかった。2人は2021年4月に復縁していた。ジェニファーが公式サイト「On The JLo」のニュースレターで報告した婚約の詳細によると、「土曜日の夜、私が地球上で一番好きな場所のお風呂(泡風呂)に入っているとき、愛する美しい人が膝をついてプロポーズしてくれた」とプロポーズのシチュエーションを明かした。「まったく予想していないことだったから、ただ彼の瞳を見つめた。笑みと涙が同時に込み上げてきた。あれから20年経って、同じことがまた起きているというのを理解しようとしながら。完全に文字通りの無言状態。そうしたら彼が『それはイエスってことなの?』と聞くので、私は『イエス。もちろんイエス』と言った」と感慨深げにつづった。「派手さは全くなかったけれど、想像をはるかに超える最高にロマンティックなことだったーー穏やかな土曜日の夜の家で、2人の人間がお互いのためにいつでも寄り添うと誓う。とてもラッキーな2人。私たちは真実の愛のセカンドチャンスをつかんだ」。ベンはジェニファーとの1回目の破局後、ジェニファー・ガーナーと結婚し3人の子どもをもうけて離婚。その後はテレビのプロデューサーやアナ・デ・アルマスとの交際が報じられた。ジェニファーはマーク・アンソニーと結婚し、双子をもうけて離婚。バックダンサーと交際後、ベンと復縁する直前までアレックス・ロドリゲスと交際・婚約していた。(Hiromi Kaku)
2022年04月13日ベン・アフレックとアナ・デ・アルマスが共演、『太陽がいっぱい』のパトリシア・ハイスミスの同名小説を映画化したエロティック・スリラー『底知れぬ愛の闇』(原題:Deep Water)が、3月18日(金)からアメリカ、中国、ロシア、中東を除く世界各国でPrime Videoにて独占配信されることになった。『幸福の条件』『運命の女』『危険な情事』といった作品が世界中で話題を呼んだエイドリアン・ライン監督にとって、20年振りの監督作。ベンとアナが主人公のヴィック・ヴァン・アレン、メリンダ・ヴァン・アレン夫婦を演じる。物語は裕福なニューオーリンズに住んでいる夫婦の結婚生活が恨みや嫉妬、不信感の重圧に耐えられず、崩壊していくところから始まる。お互いの駆け引きや心理戦(マインドゲーム)が積み重なり、メリンダの不倫相手が行方不明になったところで物語は一気に命を懸けたゲームへ…。刺激的で複雑な感情を見事に描写したベンとアナの演技やエロティック・スリラーのジャンルで多く称賛されている監督によって製作された本作は、物語が進むにつれて主人公の人格が変わっていく模様が描かれており、視聴者の注目を引くことになりそうだ。2人のほか、トレイシー・レッツ、レイチェル・ブランチャード、ダッシュ・ミホク、リル・レル・ハウリー、ジェイコブ・エロルディ、フィン・ウィットロック、クリステン・コノリーが共演する。『底知れぬ愛の闇』は3月18日(金)よりPrime Videoにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年03月08日絶賛公開中の映画『最後の決闘裁判』で脚本を担ったベン・アフレックとニコール・ホロフセナーのインタビュー映像が到着した。アカデミー賞作品賞を受賞した『グラディエーター』などの名匠リドリー・スコット監督が、アカデミー賞脚本賞を受賞した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のマット・デイモンとベン・アフレックが黒澤明監督の『羅生門』から影響を受け24年ぶりにタッグを組んで参加した脚本を映画化。マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック、そして2019年にエミー賞主演女優賞を受賞した注目の演技派女優ジョディ・カマーという豪華キャストを迎え、歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー『最後の決闘裁判』が日米同日の10月15日に公開された。舞台は14世紀フランス。権力と地位を求めて苦闘する騎士ジャン・ド・カルージュ(マット・デイモン)の美しき妻マルグリット(ジョディ・カマー)が、夫の友人であり、宮廷から寵愛を受ける家臣ジャック・ル・グリ(アダム・ドライバー)に乱暴されたと訴える。だがル・グリは無実を主張し、目撃者もいない。真実が藪の中へと消えかけたとき、マルグリットの生命を賭けた闘いは“決闘裁判”へと委ねられた。それは、フランス国王が正式に認めた、神による絶対的な裁き。勝者は正義と栄光を手に入れ、敗者はたとえ決闘で命拾いしても罪人として死罪になる。そして、もしも夫が負ければ、マルグリットまでもが偽証の罪で火あぶりの刑を受けるのだ。遂にカルージュとル・グリの死闘の火蓋は切られる。24年ぶりにタッグを組んだデイモンとアフレックは女性視点の必要性から『ある女流作家の罪と罰』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされた女性脚本家ニコール・ホロフセナーを迎えて、それぞれがカルージュ、ル・グリ、そしてマルグリットの視点を担当することで、三者三様のドラマを効果的に表現できるようにコラボレーションをして作り上げた。三幕構成で綴られるリドリー・スコット版『羅生門』である。今回公開となったインタビュー映像では、アフレックとホロフセナーがその脚本を作り上げていくプロセスを明かしている。「マルグリットの物語を書くことから始めたけど、別々に書いたり、シーンを交換してそれぞれのシーンを批評したり、最終的には、お互いが別の人の担当部分にも取り組んでいたの。マット、ベン、ジョディは、各シーンについてそれぞれが意見をもっていた。本当に楽しい共同作業だったわ。『良くない』や『最高』など、率直に意見を言い合えていたの。」と振り返るのは、ホロフセナー。そしてアフレックは、今回40年来の親友デイモンと24年ぶりの共同執筆について「尊敬する他のアーティストの影響を受けることができてとても楽しかった。」と述懐。さらに「真の贈り物!」と表現するほど、ホロフセナーやカマー、ドライバーらと共に時間を過ごすことで豊かになれたそう。また、劇中では騎士カルージュとカルージュの主君ピエール伯(ベン)として対立する間柄でありながら、「僕たちはよく会って、話しているから、友達と一緒に働けるのは最高の気分だよ。好きではない人と働くより、無限大によりワクワクするし、インスピレーションを得られる」と、デイモンとの共演シーンについても嬉々として語っている。映像は、マルグリットの並外れた強さを称えつつ、「日本の観客には映画を観に行ってもらえたら嬉しい。説得力のある映画だと感じてもらえると思う」とアピールするアフレックの日本向けのメッセージで締めくくられている。『最後の決闘裁判』インタビュー映像『最後の決闘裁判』公開中
2021年10月20日2015年に「Esquire」誌に掲載され全米雑誌大賞を受賞したエッセーを、ケイシー・アフレック、ダコタ・ジョンソン、ジェイソン・シーゲルの共演で映画化した『Our Friend/アワー・フレンド』。この度、原作者マシュー・ティーグからキャスト陣へのインタビューコメントが到着した。実体験を正直なまでに、そして斬新な切り口で綴られたマシューのエッセーが大反響を呼び、映画化された本作。「方々から映画化の話が舞い込んできたけど、はじめは『自分だけのものにしておきたい』と思っていた」というマシューだが、プロデューサーの並々ならぬ熱い思いを伝えられてから数年が経ち、ついにプロジェクトが動き出す。誰よりも愛した妻と、誰よりも理解をしてくれた大切な友人には、それぞれダコタ・ジョンソンと、ジェイソン・シーゲルが起用された。映し出される物語は実直でとてもパーソナル、親密なものだが、自身の体験が映画化されることをどのように受け止め、感じたのか。実際に生活をしているアラバマ州・フェアホープで敢行された撮影現場にも訪れ、その製作過程を目にした原作者マシュー本人に聞いた。原作者マシュー・ティーグ(中央)「ジェイソン・シーゲルの起用は見事だと思いました。というのも、彼はデインにとてもよく似ているから(笑)。二人ともユーモアがすごくあって、でもそれは決して人を傷つけたりするようなものじゃない。とても温かくて、思いやりのある人たちです。ジェイソンを見ていると、『デインならこうするよな』と思うことが何度もありました。それはジェイソンのスキル、ちょっとした瞬間のかけがえのなさを見せてくれるガブリエラ(・カウパースウェイト)監督の演出に加え、ブラッド・イングルズビーの脚本が大きかったと思います。ブラッドは本当にキャラクターを見事に捉えてくれていたから」とマシュー。「うちに住み込みを始めたデインが、掃除をしたり、娘たちのためにサンドウィッチを作ってくれたり、僕としては恥ずかしい事ですが、父親の代わりに率先して動いてくれるところは本当にそっくりでした。デインは子供たちの親ではないけど、親がやるべきことも、その狭間みたいな役割を引き受けてくれた。あのたりのシーンはすごくリアルに感じました」とふり返る。また、ダコタについては「正直に言うと『フィフティ・シェイズ』(シリーズ)は観ていないんです」と明かす。「だからそのイメージはありませんでした。実際に会ってみると、とても温かくて、フレンドリーで、思いやりに溢れていた。彼女がこの役を演じることに安心感を覚えました。スクリーンの外でみせてくれた彼女の姿は、どんな人なのかをよく表していると思います。テイクとテイクの間にみせてくれるちょっとした芝居が面白かった」と語り、「子供たちと遊んでいたり、抱き合ったり、家の中でかくれんぼをしたり。ほんのわずかな間でも母親のような役割を果たしていた。彼女は本当に母親になり切っていてその姿をみてニコルを思い出しました。娘たちと楽しそうにしているのを見るのはとても感動的でした」と、心動かされたことを告白。そして「ニコルが亡くなった時、死のあり方について誰からも本当のことを教わってこなかったことに気付いた。だからこの映画では、たとえ動揺するような内容であっても、正直に語ってほしいと願いました。撮影中に友人から『ニコルがみたらきっと気に入ってくれるはず』と言ってもらえて、確かにそうだと思えた。きっと彼女は自分の物語がこのようにして語り継がれ、多くの人の役に立てることできたと喜んでくれるに違いない」と本作への手応えを改めて語っていた。『Our Friend/アワー・フレンド』は10月15日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Our Friend/アワー・フレンド 2021年10月15日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© BBP Friend, LLC – 2020
2021年10月17日マット・デイモンとベン・アフレックが24年ぶりに脚本家としてタッグを組んだ『最後の決闘裁判』。親友マットと因縁ある役柄で火花を散らすベン、2人の貴重な金髪姿をとらえた場面写真が到着した。24年前、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で本作同様に共同脚本を手掛け、第70回アカデミー賞脚本賞受賞を果たしたマットとベン。下積み時代を経て、長年の親友同士である2人は着実にスターとしての階段を駆け上がり、映画界にとってなくてはならない存在となって名を馳せてきた。本作では、日本が誇る黒澤明監督の『羅生門』から影響を受け、親友同士の2人が24年ぶりに共同脚本に挑んだことも話題のひとつ。いまだ歴史家たち間で物議を醸すフランス最後の決闘裁判を、事件を告発した被害者マルグリット(ジョディ・カマー)、被害者マルグリットの夫カルージュ(マット・デイモン)、訴えられた容疑者ル・グリ(アダム・ドライバー)という登場人物3人の視点で、1つの事象を描く3部構成となっているのが最大の特徴。マット演じる騎士カルージュの主君であり、王の従兄として絶大な権力を持つピエール伯を演じたのがベン。女好きで常にワインを手にし、アダム・ドライバー演じるお気に入りの従騎士、ル・グリを依怙贔屓。カルージュが得るはずだった土地の所有権をル・グリへの報酬として贈呈したり、カルージュが父から受け継ぐはずだった長官職をもル・グリに任命してしまうという横暴ぶりで、カルージュとは常に因縁を抱える役どころとなった。そんなピエール伯に対し、マット演じるカルージュは、戦場における勇気と技量で他者から尊敬されてきたものの、頑固で無骨な軍人気質で、軽薄なピエール伯とは反りが合わない。ル・グリに肩入れするピエール伯に怒り心頭で、騎士として主君に忠誠を誓いながら、あまりの処遇に王宮へ直談判するほどの仲違いを起こしてしまう。現実世界では同じ夢に向かって切磋琢磨してきた親友同士でありながら、劇中では熾烈な火花を散らす関係性になっている点に注目。さらに本作では、マットとベンの2人とも金髪姿となっており、ヴェネチア国際映画祭では、ベンが自身の金髪姿に対し「僕はブロンドのカツラをかぶりました(笑)」とコメントし、笑いを誘うひと幕もあった。『最後の決闘裁判』は10月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最後の決闘裁判 2021年10月15日より全国にて公開© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2021年10月12日2016年にベン・アフレックが主演した『ザ・コンサルタント』の続編が、ついに製作されることが分かった。監督のギャヴィン・オコナーが「CinemaBlend」のポッドキャストで明かした。オコナーは『ザ・コンサルタント』のあと、2020年に再びベンを主演に起用し『ザ・ウェイバック』を監督。「『ザ・ウェイバック』の続編はありませんが、『ザ・コンサルタント』の続編を作ることになりました。本当につい最近契約したばかりなんです」と話した。公開から5年も経って続編製作が実現することに、オコナー監督は感慨深げなコメントをしている。「『ザ・コンサルタント』をもう一度やる…私はずっと(この作品を)3本撮りたかった。2本目は、彼(主人公のクリスチャン)の弟(ジョン・バーンサル演じるブラクストン)の物語をもっと組み入れて。だから、2本目はバーンサルの出演シーンがもっと長くなるでしょう。3本目については、私は『Rain Man on steroids』(パワーアップ版レインマン)と呼んでいるのですが、この変わった兄弟の話です。バディ映画になるでしょう」と今後の構想も明かしている。『ザ・コンサルタント』(C) APOLLOとは言え、現在のところ確実なのは、続編(2本目)が作られるということと、ベンが引き続き出演するということだけだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ザ・コンサルタント 2017年1月21日より全国にて公開© 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2021年09月03日全米雑誌賞に輝いた傑作エッセーを、ケイシー・アフレック、ダコタ・ジョンソンら出演で映画化した『Our Friend/アワー・フレンド』。この度、本作の場面写真と、舞台女優・ニコルを演じたダコタからコメントがいち早くシネマカフェに到着した。ダコタが演じているニコルは、ケイシー扮するジャーナリスト、マットの妻で、2人の幼い娘を育てながら懸命に毎日を送っていた。しかしある日突然、末期がんの宣告を受け、生活が一変してしまう…。今作の原作者であるマシュー(マット)・ティーグは、当初、エッセーの執筆に際し「あまりにも平凡で日常的なものになるのではないか」と案じていたそうだが、ダコタはのちにふり返って「(エッセーは)今までほかに見たことのない美しさと正直さがあって、そして勇気あるストーリーだった」と語っている。「あそこまでの思いやりと勇気ある決断…この映画でのそれらの描かれ方はとても美しいと思った。出演を決めた。登場人物、彼らの関係性。このストーリーは、多くの人が共感できるものだと感じた」と印象を明かしている。舞台は、海岸に沿った自然豊かなアラバマ州・フェアホープ。今回、美しい小さな町で過ごすかけがえのない日々を切り取った場面写真も到着。マットやニコルの親友デイン(ジェイソン・シーゲル)、そして子どもたちの姿を捉えており、共に過ごしたその親密な時間が、子どもたちの笑顔から伺い知ることができるようだ。『Our Friend/アワー・フレンド』は10月15日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:Our Friend/アワー・フレンド 2021年10月15日より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開© BBP Friend, LLC – 2020
2021年08月02日親友同士のマット・デイモンとベン・アフレックが、リドリー・スコット監督作『The Last Duel』(原題)で『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来24年ぶりの共演を果たした。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』では脚本を共同執筆し、アカデミー脚本賞を受賞した2人。今作では2人とともに『おとなの恋には嘘がある』のニコール・ホロフセナーが脚本を手掛けた。エリック・ジェイガー著のノンフィクション「決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル」が基になっている。舞台は14世紀のフランス。騎士のジャン・ド・カルージュ(マット)は、戦地から帰ってくると妻マルグリット(ジョディ・カマー)が自身の親友の騎士ジャック・ル・グリ(アダム・ドライバー)に強姦されたと知る。火曜日に公開された予告編では、ジャックがこの件を否定し、マルグリットが「私は事実を話している」と訴え、ジャンがシャルル6世にジャックとの決闘を直訴する姿が描かれている。キャスティングについては、当初ベンがジャック役を演じることが報じられており、“リアル親友同士の決闘”が期待されたが、ベンはスケジュールの都合で出番が少なめの伯爵役を演じることになり、アダムが引き継いだ。ファンの予告編への感想は「やっぱりリドリー・スコットの歴史モノは最高!」「ジョディ・カマーのアカデミー賞間違いなし」「キャストが素晴らしい。楽しみ!」など。『The Last Duel』は10月15日に全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2021年07月21日ベン・アフレックとアナ・デ・アルマスが交際から1年経たずして破局したという。2人は共演作『Deep Water』(原題)で出会い、交際をスタート。昨年3月にアナの故郷で目撃され、その後は堂々とイチャついている姿が毎日のようにSNSをにぎわせ、「いい加減うんざり」という声も上がるほどだった。コロナ禍における自主隔離生活ももちろん一緒。アナは、ベンと元妻ジェニファー・ガーナーの子ども3人とも良好な関係を築いていたため、破局には驚きだ。「Daily Mail」紙によると、別れを告げたのはアナの方。破局が決定的になるやいなや、ベンの自宅の外のごみ箱に、アナの等身大のパネルが捨てられてしまった。このパネルは昨夏アナがベンの子どもたちと一緒に遊んだときに使われていたものだった。関係者は「彼らの関係は複雑でした。アナはロサンゼルスを拠点にしたくなかったのに対し、ベンは子どもたちが住んでいることからロサンゼルスに住む必要がありました」と語っている。昨年11月、『Deep Water』の一部シーンの撮り直しを行った際、アナはダイアモンドの指輪を身につけていたため、2人の関係がさらに進展したのかと思われた。しかし同作で2人は夫婦を演じており、役を演じるための単なる小道具だったようだ。(Hiromi Kaku)
2021年01月19日「スターチャンネル」映画レーベル“STAR CHANNEL MOVIES”から2021年以降公開予定の新作ラインアップが発表。1月8日(金)公開のカトリーヌ・ドヌーヴ主演のフランス映画『ハッピー・バースデー 家族のいる時間』を皮切りに充実したラインアップとなっている。“STAR CHANNEL MOVIES”は、日本初の映画専門チャンネルとして、長年にわたり数多くの作品を放送し続けてきたスターチャンネルの映画レーベル。2021年公開作品としては、ダコタ・ジョンソンとケイシー・アフレック共演でがんに侵された妻とその夫と子どもたち、そして彼らを支え続けた“親友”の実話を映画化した『Our Friend』(原題)や、アウシュヴィッツから脱獄して世界に収容所内の虐殺を訴えようとした2人のユダヤ人の実話を描いた『The Auschwitz Report』(原題)、ホロコーストサバイバーの女性が収容所で自分を痛めつけたナチスの男らしき人を街で見つけ、復讐を画策するノオミ・ラパスとジョエル・キナマン共演の『The Secrets We Keep』(原題)など、映画ファンの注目作が多数待機。また2022年以降には、クリステン・スチュワートがダイアナ元妃を演じる『Spencer』(原題)や、『シンデレラ』のリリー・ジェー ムズが1990年代に男装して銀行強盗を繰り返した実在の女性をモデルにしたヒロインを演じる『Peggy Jo』(原題)などが控えている。カトリーヌ・ドヌーヴが一家をまとめる母『ハッピー・バースデー 家族のいる時間』1月8日(金)より公開カトリーヌ・ドヌーヴ主演、セドリック・カーン監督作。個性豊かな家族が繰り広げる、愛おしくもほろ苦い人間ドラマ。「ベルリン・アレクサンダー広場」をリブート『Berlin Alexanderplatz』(原題)2021年公開ファスビンダー監督によってテレビ映画化もされた、現代ドイツ文学の傑作として知られるアルフレート・デーブリーンの「ベルリン・アレクサンダー広場」を現代版にリブート。製作はプランB『Brad’s Status』(原題)2021年公開ベン・スティラー主演、プランB製作。申し分ないキャリアと幸せな家庭を手に入れているブラッドは、大学の旧友の活躍を見て自分を卑下するように。そんな中、彼は息子と共に大学見学ツアーに出かけるが…。アウシュヴィッツを脱獄『The Auschwitz Report』(原題)2021年公開1942年にアウシュヴィッツに移送されたスロバキア系ユダヤ人フレディとウォルターの実話を基に描いたドラマ。緻密な計画により脱獄した彼らは、スロバキアとの国境を越え収容所内での虐殺を訴える。ノルウェーのユダヤ人一家描く『Betrayed』(原題)2021年公開ナチス政権下ノルウェー。エスカレートする反ユダヤ主義の中で、ブラウデ一家は平凡な日常を奪われ、迫害されていく。そして1942年11月26日、532人のユダヤ人を乗せた貨物船がアウシュヴィッツへと出発する。実話に基づく衝撃のストーリー。ダコタ・ジョンソン主演『Our Friend』(原題)2021年公開アメリカの「Esquire」誌に掲載された手記を実力派キャストで映画化。がんに侵された妻とその夫と子どもたち、そして全てを犠牲にして彼らを支え続けた“親友”の15年にわたる関係を描いた実話。ノオミ・ラパス×ジョエル・キナマン『The Secrets We Keep』(原題)2021年公開ホロコーストを生き延びたマヤは街中である男を見かけ、かつてビルケナウ収容所で彼女を痛めつけたナチスの男ではないかと疑い始める。そして真実を突き止めるため、マヤは彼を誘拐監禁するのだが…。東京国際映画祭で2冠『Only the Animals』(英題)2021年以降公開2019年東京国際映画祭で『動物だけが知っている』として上映され観客賞、最優秀女優賞を受賞した多元焦点ミステリー。フランスの雪国で起こった女性殺害事件を中心に世界各国で人間ドラマが展開する。ブラックコメディ『My Neighbor Adolf』(原題)2021年以降公開1960年のブラジルを舞台に、ホロコーストサバイバーの近所にヒトラーそっくりの男が引っ越してくる騒動を描くブラックコメディ。ホロコーストを生き延びた老人ポルスキー(デヴィッド・ヘイマン)は、隣人(ウド・キア)が生き延びたヒトラーではないかと疑い始め…。リリー・ジェームズが銀行強盗に『Peggy Jo』(原題)2022年以降公開リリー・ジェームズが1990年代に男装して銀行強盗を繰り返した実在の女性ペギー・ジョーをモデルにしたヒロインを演じるクライムラブストーリー。監督はフィリップ・ノイス。クリステン・スチュワート主演『Spencer』(原題)2022年以降公開クリステン・スチュワートがダイアナ元妃役に、監督を『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のパブロ・ララインが務め、ダイアナ元妃がウィンザー一家と過ごした最後のクリスマス休暇を描く。没後25年のドキュメンタリー『Diana』(原題)2022年以降公開没後25年、ダイアナ元妃の早すぎる死と彼女の生涯を、アーカイブ映像とともに新たな世代に伝えていくドキュメンタリーも登場。監督はエド・パーキンズ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハッピー・バースデー家族のいる時間 2021年1月8日よりYEBISU GARDEN CINMAほか全国にて公開©Les Films du Worso
2020年12月18日『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『ジャスティス・リーグ』でバットマンを演じたベン・アフレックが、エズラ・ミラー主演映画『The Flash』(原題)で同役を再演するという。ベンは先週末に脚本を受け取り、出演を決めたとのこと。「Vanity Fair」誌が報じた。関係者によると、この数か月、製作陣がベンに『The Flash』に興味を持ってもらえるように誘いかけ、脚本を手にしたベンがついに再びバットマンスーツを身につける決意をしたのだという。監督を務めるアンディ・ムスキエティは、『The Flash』にベン演じるバットマンが出演することについて、「彼は映画の感情に訴える部分で重要な役割を果たします。バリー(フラッシュ)とアフレック演じるウェイン(バットマン)の交流や結びつきは、かつて見たことのない感情レベルをもたらすことでしょう」とコメントしている。バットマンとしてカムバックするのは、ベンだけではない。『バットマン』『バットマン リターンズ』で主演したマイケル・キートンも、バットマン役で『The Flash』に出演することを「The Wrap」が6月に伝えている。本来、ベンはバットマン単独映画で主演・監督・脚本を務める予定だったが降板し、新たなバットマンにロバート・パティンソンが就任。現在は新型コロナの影響で撮影を中断しているが、9月に再開の見込み。バットマン役からは卒業したものと見られていたベンが再演を決めたことは驚きだ。(Hiromi Kaku)
2020年08月21日8月15日、ベン・アフレックが48歳の誕生日を迎えた。交際中のアナ・デ・アルマスが、ハートマークの絵文字のみを添え、インスタグラムに2人の白黒セルフィーを投稿。微笑むアナの後ろでベンは満面の笑みを見せている。今年3月、2人はアナの母国キューバを一緒に訪れ、交際が発覚。コロナ禍における外出自粛期間も一緒に過ごしており、常にパパラッチの的となってきた。イチャつく姿がメディアに掲載されるたびに、「もうこの2人の姿はうんざりするくらい見た」「ほかにカップルはいないの?」と敬遠されるほど。しかし、2人の方から交際をアピールすることは少なく、アナがその関係を「インスタ・オフィシャル」にしたのは5月1日、自身の誕生日の翌日だった。そして今回はベンの誕生日で約3か月ぶり2ショットを公開。ゾーイ・ドゥイッチやジェイミー・リー・カーティスらが、コメント欄でハートの絵文字で祝福している。「People」誌によると、アナはベンの誕生日にBMWのバイクをプレゼント。おそろいのヘルメットを着用し、運転するベンの後ろで両手を上げてピースするアナの姿が激写された。足元も色違いのスニーカーというペアルックぶりだった。(Hiromi Kaku)
2020年08月18日ヴェネチア映画祭のラインナップが発表になった。昨年の金獅子賞は『ジョーカー』だったが、コロナでアメリカからの渡航が難しいことも受け、今年はハリウッドの存在感が薄い。一方で、これまで批判が多かった、女性監督の作品が少ない問題は、今年、かなり改善されている。コンペに入ったのは、フランセス・マクドーマンド主演、クロエ・ジャオ監督の『Nomadland』、黒沢清監督の『スパイの妻』、ヴァネッサ・カービー、シャイア・ラブーフ出演の『Pieces of A Woman』、ヴァネッサ・カービー、ケイシー・アフレック出演の『The World to Come』など。また、ホライゾンズ部門で上映されるソフィア・コッポラの姪ジア・コッポラの『Mainstream』には、アンドリュー・ガーフィールドが出演する。アウト・オブ・コンペ部門では、ヘレン・ミレン、ジム・ブロードベント出演の『The Duke』が注目される。ヴェネチアは、コロナ勃発後に開催される初めての映画祭。これに先立つサウス・バイ・サウスウエスト、トライベッカ、カンヌ映画祭はすべてキャンセルとなり、ヴェネチアよりやや遅れて始まるはずだったテリュライドも、最近になってキャンセルを発表している。ヴェネチア映画祭は9月2日から12日まで。文=猿渡由紀
2020年07月29日オーシャンズ11とは?凄腕の泥棒で詐欺師でもあるダニエル・"ダニー"・オーシャンは、窃盗罪で4年間服役していたニュージャージーの刑務所から仮出所した。仮釈中の規則を無視して、ロスアンジェルスに住む仲間のラスティ・ライアンに会い、服役中に企てていた新しい盗みの計画を打ち明ける。それはラスベガスの3大カジノ「ベラージオ」・「ミラージュ」・「MGMグランド」の金が集まる地下巨大金庫の現金強奪計画だった。ネバダ州カジノ委員会の規制により、カジノには客の掛け金を賄う現金を保有する必要があったことから、ボクシングのタイトル・マッチ当日には少なくとも1億6000万ドル以上の巨額の現金が集まることを知り、カジノセキュリティに詳しいベガスの大富豪ルーベン(エリオット・グールド)、ほか全米から8人の犯罪スペシャリストが集結。ミサイル基地並の強固なセキュリティシステムに挑む。ダニエルオーシャン役ジョージクルーニー風主人公。作戦のリーダー兼立案者。その腕前から裏世界では有名な泥棒、詐欺師として名を馳せており、さまざまな人脈を持つ。高い位置まで刈り上げていますがトップに長さがあって短くてもアレンジができスーツにも合わせられます!外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。※リンク先とはスタイル名が異なります!ダニエルオーシャン役ジョージクルーニー風を見るラスティライアン役ブラッド・ピット風オーシャンの右腕で、チームのNO.2。オーシャン同様に交友関係が広く、経験豊富。仲間のスカウトをしていく。オーシャンが刑務所に入ってからはハリウッドの若手俳優にイカサマポーカーを教えていた。サイドはこめかみラインまで刈り上げてバックも高い位置まで刈り上げてるので爽やかなスタイルになります!お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルを得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。※リンク先とはスタイル名が異なります!ラスティライアン役ブラッド・ピット風を見るルーベンティシュコフ役エリオット・グールド風ベガスのカジノホテル経営者で資産家。ラスベガスの裏に顔が利く一人で、オーシャンの駆け出しの頃の恩師でもある。同業者のベネディクトに自分のカジノホテルの一つを潰されてしまったため、ベネディクトを快く思っていない。作戦のスポンサーとして資金面をサポートする。外国人のような柔らかいくせ毛のようなスタイルが得意です。刈上げも絶妙な刈上げラインで外国人感を出すことができます。※リンク先とはスタイル名が異なります!ルーベンティシュコフ役エリオット・グールド風を見るバージルモロイ役ケイシー・アフレック風双子のモロイ兄弟の兄。弟との仲は悪いが何故かいつも一緒にいて、仕事は基本的に弟と一緒。ラジコンなどの操作に長ける。弟と共に潜入や変装も行う。パーマは外国人のくせ毛の雰囲気をだしてくれます。外国人のような柔らかいくせ毛のようなスタイルが得意です。※リンク先とはスタイル名が異なります!バージルモロイ役ケイシー・アフレック風を見るタークモロイ役スコットカーン風双子のモロイ兄弟の弟。兄との仲は悪いが何故かいつも一緒にいて、仕事は基本的に兄と一緒。主にドライバーを務めるが、兄と共に潜入や変装も行う。長さはありますが、清潔感もあります。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。※リンク先とはスタイル名が異なります!タークモロイ役スコットカーン風を見るリヴィングストンデル役エディジェイミソン風電気・通信・メカニック専門家。作戦に参加する前はFBI組織犯罪対策部の嘱託として電子技師をしていた。いつもどことなく挙動不審でオドオドしており、焦ると大量に汗をかく癖がある。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルをとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。※リンク先とはスタイル名が異なりますリヴィングストンデル役エディジェイミソン風を見るライナスコールドウェル役マット・デイモン風シカゴで『黄金の指を持つスリ』と呼ばれている青年。伝説的な泥棒『ボビー・コールドウェル』の息子。電車でサラリーマンの財布を狙うというつまらない生活を送っていたが、この仕事で父を超えられるというオーシャンの言葉で参加を決める。メンバーの中では若く経験が少ないことから計画では地味な役回りばかり任せられることに苛立ち、独断で行動して計画を何度か危機に陥れる。トップの髪は片方のサイドに流すことにより分け目の位置を調節したりすることでワイルドからセクシーまで雰囲気を変えることが出来ます。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。※リンク先とはスタイル名が異なります!ライナスコールドウェル役マット・デイモン風を見るテリーベネディクト役アンディガルシア風オーシャンが狙う3つの巨大カジノ「ベラージオ」、「ミラージュ」、「MGMグランド」のオーナー(ちなみにどれも実在するカジノホテルである)。表の顔は有能なカジノ経営者。しかし裏の顔は、プライドを潰された時は容赦なく相手を抹殺する、冷酷非道な男。周りは刈上げ外国人風なサイドバック仕上げとなっております。外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。※リンク先とはスタイル名が異なります!テリーベネディクト役アンディガルシア風を見るイエン役シャオボーチン風バーナム・サーカスの中国雑技団曲芸師で非常に小柄な中国人だが、俊敏な運動神経と柔軟な体を持つ。英語は理解できるものの、基本的に中国語しか話さない。サーカス公演時のパフォーマンスを見たオーシャンから"あいつで決まりだ"と高い評価を受けている。サイドを短くしてバックはサイドより長く残すことでメリハリがありかっこよく決まります!外国人のようなスタイルが得意です。お客様に外国人の方が多いのでクセ毛を活かしたスタイルもとても得意としてます。クセ毛でお困りの方是非一度お越し下さい。※リンク先とはスタイル名が異なります!イエン役シャオボーチン風を見るこれを見てオーシャンズ11の仲間になりましょう!!随時スタイル、記事を更新します!リンクはこちらまで▼
2020年04月03日現地時間10日、第92回アカデミー賞受賞式が米ロサンゼルスのドルビーシアターで開催され、『ジョーカー』のホアキン・フェニックス(45)が主演男優賞を獲得した。PEOPLE誌が受賞の際のスピーチについて報じている。’93年、19歳の時に敬愛する兄リヴァーさんを突如失い、長く失意の底に囚われていたホアキン。兄と比較されながらも、俳優として確かな実力を備えていた彼は、ハリウッドでの存在感を徐々に強めていった。しかし’08年、「俳優を引退してラッパーになる」と宣言し、表舞台から姿を消す。寝耳に水の展開に家族や友人はうろたえ、ファンは悲しみ、メディアは奇行を繰り返すホアキンを追いかけ回した。2年後、ラッパー宣言に始まる一連の行動が、ケイシー・アフレックが監督を務めるフェイク・ドキュメンタリー『容疑者ホアキン・フェニックス』(’10年)の“仕込み”であったことが明かされる。2年もの間周囲を完全に騙したホアキンは、各方面からの怒りを買い、扱いにくい“お騒がせ俳優”というレッテルを貼られてしまう。そんな過去もあって、受賞した場合はステージで何かしでかすのではないかと心配するファンもいたが、過去の自分と向き合った真摯なスピーチを披露した。「僕はこれまでずっと悪党でした。自分勝手で、時に残酷で、一緒に仕事をするのが難しい人間でした。今ここにいるたくさんの人々に感謝します。2度目のチャンスを与えてくれたことに。そして、自分が最高の状況にあるときにこそ、人は助け合うべきだと思います。過去の過ちを取り消すときにではなく、お互いの成長を助け合うとき、お互いを教育し合うとき、お互いを贖罪へと導くときに。これこそが最高の人間性です」そして目に涙を浮かべ、声を詰まらせながら「兄が17歳の時、この歌詞を書いたんです。愛をもって人を助けよう、そうすれば平和が訪れる、と」。兄リヴァーさんの遺した言葉を引いて、ステージを後にした。
2020年02月10日世界中で記録的大ヒットとなり、日本でもすでに興行収入45億円を突破し社会現象となっている映画『ジョーカー』。主演のホアキン・フェニックスは、その鬼気迫る演技で本年度アカデミー賞主演男優賞の大本命といわれている。そんな彼が、過去に私財数億円と2年間の仕事を放棄して作り上げた衝撃のフェイク・ドキュメンタリー『容疑者、ホアキン・フェニックス』が、2020年1月17日(金)より緊急再リリースされることが決定した。全米が激怒した!? 俳優引退&ラッパー転向を宣言した2年間の壮絶な記録?ホアキンには、『ジョーカー』よりもずっとリアルで、そのあまりに壮絶な演技のために全米中の人々をダマしてしまった“真の最高傑作”が存在していた。2008年、『グラディエーター』『ウォーク・ザ・ライン』で2度もオスカー候補に選ばれ、すでに世界的スターとして知られていたホアキンは突如として「俳優引退」と「ラッパー転向」を宣言、表舞台から忽然と姿を消す。以来、風貌は変わり果て、薬物中毒のうわさまで広まった彼の姿にファンは涙し、心配していた。しかし、2年後に事態は一変。引退宣言以降の彼を記録し続けた“ドキュメンタリー”として本作が公開、その後すぐ、ホアキンはなんと全てが監督を努めたケイシー・アフレックと仕掛けた壮大なウソで、世間をダマすための実験だったと打ち明けたのだ!その結果、映画はファンの怒りを買い興行的にも鳴かず飛ばず。日本でも2012年に限定上映されたが、成功を収めることなく、すでに数年前に配給権も消失。DVDも絶版状態となっていた。数億円の私財と2年間の仕事を放棄した、これぞ“真の最高傑作”!?だが、映画ファンや批評家の間では、数多くのセレブや友人たちを含め、米国中を完全にダマしてしまった本作こそが、俳優ホアキン・フェニックスの、そしてケイシー・アフレックの紛れもない真骨頂で最高傑作であるとの声も。このフェイク・ドキュメンタリーの中で“常軌を逸してしまった自分”を演じるホアキンの怪演はまさに“リアル”で、相棒ケイシーの回すカメラの前で幾多の奇行、乱行を繰り広げ、本気で彼を心配したベン・スティラーがわざわざ彼の自宅を訪れるシーンも収められている。いま、『ジョーカー』の大ヒットでホアキンへの注目が急上昇する中、多くのファンや報道関係者から問い合わせが殺到したことから、日本の配給元は急きょ権利元と再契約交渉を行い、新たな価格設定でDVDの再発売を決定。また、配信も決定している。『容疑者、ホアキン・フェニックス』は2020年1月17日(金)よりDVDリリース、各動画配信(VOD)プラットフォームにて2020年1月1日(水)より順次配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:容疑者、ホアキン・フェニックス 2012年4月28日よりシネマライズほか全国にて公開© 2010 Flemmy Productions, LLC
2019年11月20日主演作『ジョーカー』が、第76回ヴェネチア国際映画祭にて最高賞の金獅子賞を獲得。続く第44回トロント国際映画祭では、今年から新設された俳優に対する功労賞「トリビュート・アクター・アワード(TIFF Tribute Actor Award)」をメリル・ストリープとともに初受賞したホアキン・フェニックス。彼が『ジョーカー』で演じたのは、ジャック・ニコルソンやヒース・レジャーなど名優たちが演じてきた不気味で極悪非道なジョーカー像とは少し異なる。生きづらさを抱えた孤独な男が“悪のカリスマ”ジョーカーへと変貌していく物語を、“独壇場”ともいえる形で演じ切った彼は、いまアカデミー賞に最も近い俳優のひとりだ。3度の同賞ノミネートを誇る壮絶な演技派ホアキンのキャリア史上最高と呼ぶにふさわしい、『ジョーカー』までの道のりをふり返った。転機となった亡き兄リヴァーとの秘話を告白『グラディエーター』で傲慢で嫉妬深いローマ皇帝を怪演し、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』では吹き替えなしで歌やギターを披露、『ザ・マスター』ではカリスマ教祖に見せられる元海兵隊員を演じて、助演と主演で計3度もアカデミー賞にノミネートされたホアキン。1974年10月28日、プエルトリコ生まれ。23歳の若さで急逝した俳優リヴァー・フェニックスを兄に持ち、姉のレイン、妹のサマーも女優として活動していた役者一家。母親は米TV局NBCの職員であり、8歳からホアキンも演技の道へ。1986年、12歳のとき“リーフ・フェニックス”の名義で『スペース・キャンプ』で映画デビュー。キアヌ・リーヴスも出演していたロン・ハワード監督『バックマン家の人々』(’89)で注目を浴びたが、その後活動を休止する。そんな彼が図らずも、再び世間の目を集めることになったのが、1993年の“ハロウィーン”10月31日だった。当時ジョニー・デップが共同所有していたナイトクラブ「ザ・ヴァイパー・ルーム」で兄リヴァーが薬物の過剰摂取により急死、一緒にいたホアキンが救急車を呼んだといわれる。19歳の誕生日の直後の出来事だった。先日、トロントでの「トリビュート・アクター・アワード」授賞式では、ウィレム・デフォーがまだ紹介している最中に登場して笑いを誘っていたが、スピーチでは母親や家族らに対して、とりわけ兄リヴァーについて語った言葉が多くの映画ファンを涙させることになった。それはホアキンが15、16歳ごろのこと。『ジョーカー』でも共演するロバート・デ・ニーロ主演、マーティン・スコセッシ監督の『レイジング・ブル』(’80)のVHSテープを持って帰宅したリヴァーは、ホアキンに映画を見せ、翌朝起きてからもまた見せたのだという。「お前はもう一度演技をやるんだ。これがお前のやるべきことなんだよ」、そうホアキンに話したことを明かし、リヴァーのおかげで「演技が素晴らしい人生を与えてくれた」ことに涙を浮かべながら感謝を述べていた。ハリウッドで将来を期待されながら亡くなった兄リヴァーへの想いを、ホアキンがこうした場で語るのはおそらく初めてのこと。兄に背中を押されて再び歩んだ俳優人生の過渡期に出会った象徴的なキャラクターに、悩みながらも全身全霊で挑んだ自信をも覗かせていた。名匠、鬼才に愛される演技派へと真っすぐに成長…とは行かず!?1995年になって、兄リヴァーを『マイ・プライベート・アイダホ』に起用していたガス・ヴァン・サント監督のもと、ホアキン・フェニックスとして『誘う女』で俳優復帰。オリバー・ストーン監督の『Uターン』などをへて、ニコラス・ケイジと共演したジョエル・シュマッカー監督作『8mm』(’99)では放送映画批評家協会賞助演男優賞を受賞、2000年にリドリー・スコット監督『グラディエーター』と出会い、M・ナイト・シャマラン監督の『サイン』『ヴィレッジ』から、新米消防士を演じた『炎のメモリアル』のように若手スター俳優らしい作品や実際の大虐殺を描いた『ホテル・ルワンダ』など話題作に次々と出演した。だが、2008年10月、突如ホアキンは俳優業を引退してラッパーになると宣言!激太りに伸ばしっぱなしのヒゲと髪、相次ぐ奇行などで大騒ぎとなったが、実はそれはすべて前代未聞の壮大なドッキリ、ケイシー・アフレック(妹サマーの当時の夫)が監督したモキュメンタリー『容疑者、ホアキン・フェニックス』のために仕組まれたものだった。約2年間、「ヤラセではないか」と言われながらも、実際に俳優のオファーをすべてキャンセルし、私財を投げ打って“ラッパーになりたいホアキン・フェニックス”を演じ切ったホアキン。しかし、すべてフェイクだったという事の顛末にはマスコミや同業者、ファンまでが激おこに…。結果的に干されることになってしまった。それでも2012年、ポール・トーマス・アンダーソン監督『ザ・マスター』にて完全復活。体重を絞って臨んだ彼の演技も高く評価され、第69回ヴェネチア国際映画祭では“教祖”役のフィリップ・シーモア・ホフマンと男優賞を分け合い、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされることになった。アンダーソン監督とはその後、『インヒアレント・ヴァイス』(’14)でも再タッグを組んでいる。ニコール・キッドマンに愛されたかっただけなのに…『誘う女』(1995)もしも現在なら、SNSで話題騒然となっていただろうイケメンぶりを見せる、“ホアキン・フェニックス”が世に知られることになったガス・ヴァン・サント監督作。“TVに映らなければ生きている意味がない”という自意識過剰で自己中心的な、お天気キャスターのスーザン・マレットに、ある目的のために利用される高校生のジェームズを演じた。とてつもない野心と腹黒さを持った大人の女性にセックスによって翻弄されていく、若きホアキンの熱演は必見。ラッセル・クロウが憎くてたまらない皇帝に…『グラディエーター』(2000)古代ローマ帝国を舞台にしたリドリー・スコット監督による超大作。父である皇帝から信頼の厚い騎士マキシマス(ラッセル・クロウ)に激しい嫉妬の炎を燃やし、彼を陥れ、父を暗殺して皇帝の座についたコモドゥスを演じた。ヴィラン的な役回りながら、どこか寂しげでセクシーなのがさらに罪深い。半裸で勇ましく剣を振るうシーンもあり、24キロも減量したというジョーカーとの体格差を比べてみてほしい。兄への想いが重なる…『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005)1950年代にプレスリーらと共に人気を博した伝説的カントリー・ミュージシャン、ジョニー・キャッシュを、同じくシンガーのジューン・カーターを演じたリース・ウィザースプーンとともに、歌もギターも吹き替えなしで演じ切った。父親との確執と、音楽を教えてくれた兄の死に責任と痛みを感じているジョニーの姿が、ついホアキンと重なってしまう。ゴールデン・グローブ賞に加えて、グラミー賞も受賞した。警察一家の爪弾き者に…『アンダーカヴァー』(2007)『アド・アストラ』のジェームズ・グレイ監督とは『裏切り者』(’00)、本作『アンダーカヴァー』、『エヴァの告白』(’13)など4作品で組んでいる。マーク・ウォールバーグとともに製作総指揮にも名を連ね、マークが警察一家の優秀な兄、ホアキンがそんな兄にコンプレックスを抱えて夜の世界で働く弟を演じた。タイトルは「潜入捜査」の意味だが、むしろ家族愛と正義という名の復讐の物語。1988年のニューヨーク・ブルックリンが舞台で『ジョーカー』の世界と近しい空気感がある。ホアキンの繊細な演技はもちろん、エヴァ・メンデス(現在はライアン・ゴズリング夫人)とのラブシーンにも注目。ルーニーに振られ、スカヨハのAIに恋…『her/世界でひとつの彼女』(2013)ホアキン演じる主人公セオドアが、自身に最適化された最新AI型OS“サマンサ”を利用するうちに恋に落ちてしまう設定と、その声の主をスカーレット・ヨハンソンが演じたことで話題に。スパイク・ジョーンズ監督が自ら手がけた脚本はアカデミー賞に輝いた。婚約者のルーニー・マーラとの初共演作だが、演じたのは離婚調停中の妻…。彼女への想いを引きずりながら、AIに恋していく孤独な男をとてもナチュラルに演じたホアキンがキュート。肉体からキャラクターを表現する…『ビューティフル・デイ』(2017)『少年は残酷な弓を射る』のリン・ラムジー監督のもとトラウマを抱えた退役軍人の殺し屋を演じ、第70回カンヌ国際映画祭男優賞に選ばれ、ラムジーも脚本賞を受賞した。その男は行方不明の少女たちを捜し出し、ハンマーを手に関係者はすべて消すのが仕事。だが、時折フラッシュバックで戦地での壮絶な体験や、幼児期の記憶が…。年老いた母の世話をしながらのつつましい暮らしや、全身傷だらけで筋肉のたるみ方がリアルな肉体が表現する人物像は『ジョーカー』を思わせる(体格は全く違うけど)。2019年は公開作続々の“ホアキンYear”ガス・ヴァン・サント監督最新作で、ルーニーとの共演作『ドント・ウォーリー』(順次公開中)では車いすの風刺漫画家ジョン・キャラハンに。自暴自棄になっても、周囲の人々の優しさと風刺漫画によって前向きになることができたキャラハン。辛辣なユーモアで知られたキャラハンだが、コメディアンを夢見る『ジョーカー』のアーサーはいかに!?同じくルーニー共演『マグダラのマリア』(配信中)は、長らく罪人扱いだったマグダラのマリアをイエス・キリストの使徒のひとり、そして復活の証人として初めて描いた作品。マリアをルーニー、イエスをホアキンが演じて恋に落ちてしまったのだから、これはもう運命というほかない。さらに『ゴールデン・リバー』(順次公開中)では、ジョン・C・ライリーと悪名高いシスターズ兄弟に。粗暴でありながら、どこか間の抜けたところもある人間くさい殺し屋役は真骨頂だ。フランスのジャック・オーディアール監督による西部劇は、本流の西部劇とはひと味違うところも魅力。そして『ジョーカー』が、10月4日(金)に日米同時公開を迎える。アメコミ史上最も有名で凶悪なヴィランの誕生物語で、ホアキンは一体どんな衝撃を与えてくれるのか。ただ、本作ではバットマンとの宿命は匂わされているものの、アメコミ作品であることをあまり感じさせない点が特徴的。あくまでも社会から爪弾きにされた、“笑顔でいる”ことしかできない、愛を求める男の凋落人生と考えれば、ホアキンにとって最高のハマり役といえるのだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年10月01日トロント映画祭2日目、観客を本当に泣かせる映画が、早くも上映された。ダコタ・ジョンソン、ケイシー・アフレック、ジェイソン・シーゲルが主演する『The Friend』だ。原作は、米『Esquire』誌に掲載された記事。執筆者マシュー・ティーグの妻ニコールがガンで亡くなる時、ふたりの長年の友人であるデインは、彼らの家に住み込み、最後まで献身的に家族のために尽くしてくれた。当初は2週間程度のつもりで仕事を休んできたのだが、それが無期限になるうちに、彼は恋人から捨てられることにもなる。デインが、良い歳になってもバイトの延長のような職にしか就いていないこともあり、本当の事情を知らない仲間には、単にタダで住めるから住み込んでいるのかとバカにする人もいた。だが、ティーグ一家は、デインなくしてあの悲劇を乗り越えられなかったのだ。だから、マシューは、すべてが終わった時、妻よりも友達に焦点を当てた記事を書いたのである。デイン役にコメディで知られてきたシーゲルをキャスティングしたのは、今作の最高の勝因だろう。彼が放つ良い人のオーラとユーモアが、重くなりがちなテーマに明るいニュアンスをプラスし、アフレック演じるマシューとの友情に信憑性をも与えるのだ。アダルト向け恋愛映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で知名度を上げたジョンソンにとっても、これは本当の演技力の見せどころ。公式上映後の舞台挨拶でジョンソンは、「この映画からは、これまでにないほど大きなことを学ばせてもらいました」と、今作の後は、自分が他人にいかに多くのことをしてあげられるのかを意識して生きるようになったと語っている。また、舞台にはマシュー本人も登壇し、ニコールとの間に持つふたりの娘のことは「元気にしています」と述べた。娘たちは、完成前に映像を多少見せてもらってもいるそう。映画でマシューを演じたアフレックは、出席しなかった。『The Friend』は、日本でも公開が決まっている。取材・文=猿渡由紀
2019年09月09日ハリウッドを代表する名優ロバート・レッドフォードの俳優引退作として話題の『さらば愛しきアウトロー』。この度、本作のデヴィッド・ロウリー監督と3度目のタッグとなるケイシー・アフレックが、念願のレッドフォードとの共演について語るインタビュー映像がシネマカフェに到着した。ロウリー監督作品は、『セインツ-約束の果て-』『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』に続く3作目の出演となるケイシー。本作では、レッドフォード演じる銀行強盗フォレスト・タッカーの事件の担当を任され、ひとりで彼を追うジョン・ハント刑事を演じている。レッドフォードと共演のチャンスを得たことについてケイシーは、「アメリカの宝であり伝説。皆の憧れだ。人間として素晴らしいし、才能にあふれた俳優でもある。だから共演する機会を逃す手はなかった」と語る。昔から彼のファンであり、『ナチュラル』『スティング』『大統領の陰謀』『逃亡地帯』『大いなる勇者』『リバー・ランズ・スルー・イット』など、好きな作品を次々とあげながら、「同じ俳優としては希望を感じられるんだ。どうやって努力して、キャリアを積めばいいのか。彼が示してくれたからね」と憧れだけでなく、俳優として尊敬の思いも語るケイシー。実際にレッドフォードと共演してみて、「すごくドキドキした。どのシーンも彼が入ると輝きを増すんだ。本人に魅力があるのはもちろん、優秀で経験豊富な俳優だから、役に説得力がある」と、その存在感やスター性に圧倒されたとふり返る。また、俳優だけに留まらないレッドフォードの活躍については「出演や監督で良質な映画を生み出し(てき)た。例えば『普通の人々』など(がそのひとつ)だ。それにサンダンス・インスティテュートを設立して、若い映画監督や脚本家、製作者を支援してきた」と映画界に数々の貢献をしてきたことを語る。例えば、あのコーエン兄弟やスティーブン・ソダーバーグ、クエンティン・タランティーノ、近年ではデイミアン・チャゼルなどもサンダンス映画祭で頭角をあらわした。さらに、自身が演じるジョン・ハント刑事については「過去の犯罪をつなぎ合わせ、答えにたどり着いたんだ。多発した銀行強盗の犯人はフォレストだとね。実際彼に手錠をかけたのはジョンじゃないけど、事件を解くのに大きな役割を果たしたのは事実だ」とハント刑事のキャリアで大きな位置を占める出来事だとコメント。その“フォレスト”については、「一種の理想像を心に抱いてたんだと思う。“暴力を使わない生涯現役の銀行強盗”だ。捕まることもどこかで望んでた気がする。彼なりの美学だ」と分析。映画で描かれている2人について、「2人の生き方を見てほしいね。ジョン・ハントとフォレスト・タッカーの人生だ。彼らはある種互いを補い合ってる。でもとにかく楽しい作品だ」とインタビューを締めくくる。捕まえたいという思いの反面、フォレストの生き方にも魅力を感じているジョン・ハント刑事を演じるケイシー・アフレック。その演技には、アメリカの宝であり伝説のアウトロー、レッドフォードへのリスペクトが存分に込められている。『さらば愛しきアウトロー』は7月12日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さらば愛しきアウトロー 2019年7月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2019年07月05日ハリウッドを代表する名優ロバート・レッドフォードの最新作であり、俳優引退作となる『さらば愛しきアウトロー』から、ケイシー・アフレックの新場面写真がシネマカフェに到着した。今回到着した場面写真に映し出されているのは、大人の落ち着いた色気が漂うイケメン俳優ケイシー・アフレック。幼い頃から子役として活躍し、『ジェシー・ジェームズの暗殺』でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、演技派俳優として認められる。その後数々の映画に出演し、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』では、心を閉ざして孤独に生きる主人公リーを演じ、その繊細な演技がアカデミー賞主演男優賞をはじめ、ゴールデン・グローブ賞、英国アカデミー賞など数々の賞に輝いたことは記憶に新しい。本作で彼が演じるのは、銀行強盗を犯したロバート・レッドフォード演じるフォレスト・タッカーの事件を上司からの命令で担当を任され、ひとりで追うジョン・ハント刑事。場面写真には、自身が務める警察署のデスクで真剣な表情で電話をしている姿や、暗い室内で考えに耽っている様子、そして窓辺のブラインド越しに眩しそうに外を眺め、渋めでワイルドな雰囲気を醸し出す刑事としての一匹狼のアウトローな姿が収められている。そのほか、チカ・サンプター演じる妻のモーリーンの肩を抱き寄せ仲睦まじい様子でレストランを歩いている姿や、息子と一緒に銀行の窓口にいる姿など、家族たちとの微笑ましい場面も切り取られている。さらに、夜遅くまで働くハントが40歳の誕生日を職場で迎え、会社の同僚たちから小さなケーキでお祝いされている姿も。カッコいい姿から一転、ちょこんと机にうつ伏せながら、少し寂しそうな表情でローソクの火を見つめる可愛らしい姿のギャップには胸キュン必至だ。実在した伝説の銀行強盗犯を描いた愛と犯罪と逃亡の一大エンターテインメント。タッカーを捕まえたいという思いの反面、フォレストの生き方にも魅力を感じている姿を演じるアフレックの演技にも注目してみて。『さらば愛しきアウトロー』は7月12日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:さらば愛しきアウトロー 2019年7月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2019年06月12日『愛と哀しみの果て』『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』などに出演、ハリウッドを代表する名優ロバート・レッドフォードの最新作であり、俳優引退作となる『THE OLD MAN & THE GUN』(原題)が、『さらば愛しきアウトロー』の邦題で7月12日(金)より日本公開されることが決定した。80年代アメリカ。紳士的な犯行スタイルで、銀行強盗と16回の脱獄を繰り返した伝説の銀行強盗フォレスト・タッカー。事件を追うジョン・ハント刑事は、一度も人を傷つけず2年間で93件もの銀行強盗を成功させた彼の仕事ぶりに魅了され、仕事に疲れるだけの毎日から逮捕へ向けて再び情熱を取り戻す。フォレストが堅気でないと感じながらも、心奪われてしまった恋人もいた。そんな中、フォレストは仲間と共に金塊を狙った大仕事を計画するが――。1960年にデビュー、『明日に向って撃て!』(’69)で一躍大ヒットを記録、『スティング』(’73)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、その実力が認められたロバート。60年に及ぶ俳優人生の最後に演じるのは、16回の脱獄と90回以上の銀行強盗を繰り返した、実在した伝説のアウトロー、フォレスト・タッカー。1980年代初頭、アメリカ。ポケットに入れた拳銃をチラリと見せるだけで、微笑みながら誰ひとり傷つけず、目的を遂げる銀行強盗タッカー、74歳。銃は使うが誰も撃たないという掟を貫き、自分が一番楽しみながら、好きなことに全てを捧げたタッカー。その生き方に自らの映画人生を重ねたことが、ロバートが彼を最後の役に選んだ理由だという。公開決定と併せて到着した日本版ビジュアルでは、銃を構えるポーズをとるロバートの姿と、「ポケットに銃を、唇に微笑みを、人生に愛を。」と、全ての映画ファンへのメッセージのようなキャッチコピーが記されている。キャストには、『オーシャンズ』シリーズのケイシー・アフレック、『イン・ザ・ベッドルーム』のシシー・スペイセク、『リーサル・ウェポン』シリーズのダニー・グローヴァー、そしてシンガーソングライターで俳優のトム・ウェイツが集結。監督は、ロバートが若い才能を支援するために設立したサンダンス映画祭で頭角を現した『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィッド・ロウリーが務める。『さらば愛しきアウトロー』は7月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年04月05日ティモシー・シャラメと並ぶ若き実力派ルーカス・ヘッジズを主演に、その両親役でニコール・キッドマン、ラッセル・クロウというアカデミー賞俳優が脇を固める『ある少年の告白』。自らが同性愛者であることに気づいたある少年が、両親の勧めで同性愛を“治す”矯正セラピーに参加する、という衝撃の実話を元にした本作は、俳優でもあるジョエル・エドガートンのメガホンにより、自分を受け入れ“ありのままでいること”の大切さや、親子の絆を再発見するまでを描き、豪華キャストたちの真骨頂ともいえる演技を目にすることができる。そんな彼らが過去に紡いできた、本作につながる家族の愛を描いた出演作を紹介する。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』弱冠20歳でアカデミー賞ノミネート!ルーカス・ヘッジズアメリカ・ボストン郊外で便利屋として暮らしていた主人公リーが、兄の死をきっかけに故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーへと戻り、親を亡くした16歳の甥パトリックの後見人となることに戸惑いながらも、過去の悲劇と向き合っていくヒューマンドラマ。大切な人を亡くした喪失感や悲しみとの向き合い方、家族のあり方を描き、第89回アカデミー賞では作品賞など6部門にノミネート。監督ケネス・ロナーガンが脚本賞、ケイシー・アフレックが主演男優賞を受賞した。パトリックを演じたルーカスも、その見事な演技でその名を一躍世に知らしめ、弱冠20歳にしてオスカー候補に。主人公の元妻役にミシェル・ウィリアムス、プロデューサーにはマット・デイモン。彼らと仕事ができることに、喜びのあまり叫んでいたというルーカス。彼の役者人生の中で貴重な経験となり、転機となった作品をぜひ。『スリー・ビルボード』母の思いを受け止める…成長したルーカスが多感な青年を熱演第90回アカデミー賞では、孤独に奮闘する母親・ミルドレッドを演じたフランシス・マクドーマンドが主演女優賞、差別主義の警察官を演じたサム・ロックウェルが助演男優賞と2部門を獲得。何者かに娘を殺された主婦のミルドレッドが、犯人を逮捕できない警察に業を煮やし、抗議のために町はずれに巨大な3枚の広告看板を設置する。それを快く思わない警察や住民といさかいが絶えなくなり、事態は思わぬ方向へ...。母親の身勝手ともいえる行動に傷つき、口喧嘩をしながらも、姉を失い、母親を理解しようと苦悩する息子・ロビーを、ルーカスが抑えた演技で熱演。複雑な感情を抱える青年を演じたルーカスは、『ある少年の告白』でさらに磨きのかかった演技を見せる。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』家族のかたちとは…ニコール・キッドマンが母として魅せる演技インドで迷子になった5歳の少年サルーが、25年後にGoogle Earthで故郷を探し出したという実話を、『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテル、『キャロル』のルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華キャスト共演で映画化したヒューマンドラマ。サルーを養子として引き取る母親をニコールが演じ、『ある少年の告白』同様、モデルとなった人物の体形や歩き方まで再現する、こだわり抜いた演技を披露。育て親として深い愛情を注ぐ母親を熱演したニコールは、アカデミー賞助演女優賞にノミネート。彼女の母親としての芯の強さ、子どもを支える愛の深さは、『ある少年の告白』へも生かされており、各界から高い評価を得ている。『パパが遺した物語』優れた脚本にラッセル・クロウも涙!家族の無償の愛を描く感動作『幸せのちから』のガブリエレ・ムッチーノ監督が、ニューヨークを舞台に父と娘の絆を描いた。事故で妻を失った小説家のジェイクが幼い娘との愛しい日々を綴った遺作と、成長した娘をめぐる、喪失と愛の物語が感動を呼んだ。『レ・ミゼラブル』で共演したラッセル・クロウとアマンダ・セイフライドが父娘役に。脚本を読んで涙があふれたというラッセルは、当時のインタビューで「自分の仕事にルールを設けていて、感動しなければ絶対に引き受けない」と答えている。最新出演作『ある少年の告白』ではそうした物語の力強さに加え、エドガートン監督との仕事に惹かれて出演を即決。同作ではルーカス演じる主人公の父親に扮し、彼が放つラストの台詞にこらえきれず涙する人が続出。ラッセルだからこそ演じることができた、父の姿は必見!『Mommy/マミー』奇才グザヴィエ・ドランが贈る!母と息子の不器用な愛の物語世界中から熱視線を浴びるグザヴィエ・ドランの監督第5作。第64回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門に出品され、大御所ジャン=リュック・ゴダールの『さらば、愛の言葉よ』と並んで審査員特別賞を受賞した。主人公は15歳の息子スティーヴを育てる、気の強いシングルマザーのダイアン。スティーヴはADHD(注意欠如・多動症)のため、普段は純朴だが、一度スイッチが入ると攻撃的な言動を抑えられなくなる。あるとき、隣家に住む女性教師カイラと親しくなったことから、少しずつ日々に変化が訪れ...。人間の本質に焦点を当て、一貫して母と息子のテーマを撮り続けるドラン。彼にしか表現できない人物描写は映画界から高い評価を得ている。また、子役から活動してきた彼は『ある少年の告白』では俳優として参加、同性愛者であることを公表している彼の発するセリフの1つ1つは“完璧な人間はいないからこそ、他人を理解すること”の大切さを、表現者として教えてくれる。ぜひスクリーンで、彼の久々の演技を堪能してみて。『ある少年の告白』は4月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ある少年の告白 2019年4月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開Ⓒ2018 UNERASED FILM, INC.
2019年03月31日ティモシー・シャラメが『君の名前で僕を呼んで』の大ブレイク以前に出演した青春SFスリラー『シークレット・チルドレン禁じられた力』が、1月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷で行われる「未体験ゾーンの映画たち2019」にて公開。この度、本作の場面写真やメイキング写真がどこよりも早くシネマカフェに到着。さらに同劇場では、鑑賞者に先着・数量限定でティモシーの美しさがほとばしる日替わりポストカードが配布されることが分かった。ルーニー・マーラ×ケイシー・アフレックの『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』の撮影監督アンドリュー・ドロス・パレルモが初メガホンを取った本作。『君の名前で僕を呼んで』で世界的スターとなり、新作『ビューティフル・ボーイ』では再びオスカー候補の呼び声も高いティモシーが主演した2015年の作品が待望の日本上陸となる。この度、公開されたビジュアルはスタッフと戯れるあどけない姿を見せるティモシーのメイキング写真を含めた3カット。超能力を持ち、過酷な運命に翻弄される主人公を演じるティモシーの思い悩み泣き叫ぶ表情や、孤独にも闘い続ける静かな力に満ちた瞳など、若くして2年連続アカデミー賞候補の呼び声高い彼の確かな演技力が伺える魅力的なビジュアルだ。また、配布が決まったポストカードの数々は、1月18日(金)の初日から1週間、金・月・木曜は海外版ポスタービジュアルをフィーチャーした「しっとりシャラメ」。土・火は妹役のキーナン・シプカと並び、燃え盛る炎を鋭い目で見つめる「しっかりシャラメ」。日・水は、森の中のオフショットでリラックスした表情の「にっこりシャラメ」というラインアップ(各数量限定)。なお、公開決定の発表からSNSを中心に大きな反響を呼び、多くの上映リクエストを寄せられたことから、名古屋センチュリー・シネマでの6日間限定上映も急遽決定。こちらでも日替りシャラメのプレゼントを企画中という。いまをときめく最旬スターの魅力が満載の、奇跡の1作をお見逃しなく。『シークレット・チルドレン禁じられた力』は1月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シークレット・チルドレン禁じられた力 2019年1月18日よりヒューマントラストシネマ渋谷「未体験ゾーンの映画たち2019」にて公開© 2014 ONE & TWO LLC
2019年01月15日映画『THE OLD MAN & THE GUN』(原題)が、2019年夏に全国の劇場で公開される。ロバート・レッドフォード最新作にして俳優引退作『明日に向かって撃て!』、『スティング』、1974年版の『華麗なるギャツビー』など、ハリウッド屈指の美男俳優として数多くの映画に出演しているほか、初監督作ながらアカデミー監督賞を得た『普通の人々』、若きブラッド・ピットの出世作ともなった『リバー・ランズ・スルー・イット』など、監督としても多くの作品を残しているレッドフォード。非発砲・非暴力、実在した伝説の銀行強盗犯を描くそんな彼の最新作であり、惜しまれつつも俳優引退作となる本作は、レッドフォード演じる実在の銀行強盗犯フォレスト・タッカーを描くクライム&ラブ・ストーリー。15歳で最初に投獄され、強盗と脱獄を繰り返した伝説の犯罪者タッカーは、海で囲まれたサン・クエンティン州立刑務所を手製のボートで脱獄するという突飛な経歴で知られる。また、特筆すべきその犯行スタイルは、発砲もしなければ暴力も振るわないという、強盗のイメージを覆すようなもので、礼儀正しく紳士的な老人だったという。この異質な犯罪者役を務めるレッドフォードは「脚本を読んだ時に、あまりに面白く、まるで夕日に向かって消えていくガンマンのイメージだと思い、これなら最後の作品にふさわしいと思った」と語っている。ケイシー・アフレック、トム・ウェイツら出演そのほか、タッカーを追う若き刑事ジョン・ハントをケイシー・アフレックが演じるほか、アカデミー賞女優シシー・スペイセク、ダニー・グローヴァー、ミュージシャンのトム・ウェイツも出演するなど、豪華俳優陣の共演にも要注目だ。『ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィット・ロウリー監督監督は、幽霊となり残された妻を見守る男を描いた異色のラブストーリー『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』のデヴィット・ロウリーが務める。作品情報映画『THE OLD MAN & THE GUN』(原題)公開時期:2019年夏監督:デヴィッド・ロウリー『ア・ゴースト・ストーリー』出演:ロバート・レッドフォード、シシー・スペイセク、ケイシー・アフレック原作:「THE OLD MAN AND THE GUN: And Other Tales of True Crime」デイヴィッド・グラン著 2018年© 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年12月10日若い世代にはなかなか醸し出せない、“大人の色気”。奇しくも11月は、独特の色気を放つ各国の40代俳優たちが新たな境地を見せる新作映画が目白押し。いま、“ホットすぎる”彼らに注目した。■『ヴェノム』11月2日(金)公開――トム・ハーディ<イギリス代表:41歳>スパイダーマン最大の宿敵であり、悪の魅力あふれるダークヒーローとして新たに誕生するマーベル最新作『ヴェノム』。10月5日(金)に全米4,250館で公開を迎えると、オープニング週末で興行収入8,000万ドルを記録し、全米初登場第1位に輝いた。2週目となる10月13日(土)の週末も全米で3,570万ドルの成績を上げ、2週連続No.1を達成している。主人公の正義感溢れるジャーナリスト、エディ・ブロックを演じるのは、『マッドマックス怒りのデス・ロード』の大ヒットで知られ、『レヴェナント:蘇えりし者』でアカデミー賞助演男優賞に初ノミネートされたトム・ハーディ。本作では、謎の生命体シンビオートに寄生され、ヴェノムへと化すエディによる豪快なアクションが大きな見どころとなっている。トム自身も撮影には相当苦労したようで「ファイトシーンやいろんなものを飛び越えるシーンもふんだんにあって、役者たちもできる限り参加することを求められたよ。ハーネスをつけて何かを登れるようであれば、自ら進んでやったしね。それこそがアクションだよ」と語り、スタントのみならず、自らも危険なアクションに挑戦したことで、映像から存分に伝わる緊張感とダイナミックさを表現した。41歳という年齢を感じさせないほどのエネルギッシュなアクション、ワイルドかつ繊細な演技、何よりその甘いマスクには、世界中が興奮せずにはいられないはず。■『人魚の眠る家』11月16日(金)公開――西島秀俊<日本代表:47歳>稀代のベストセラー作家・東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれた小説を映画化した『人魚の眠る家』。離婚寸前の仮面夫婦の元に、ある日突然、届いた知らせ。「娘がプールで溺れたーー」。愛するわが子は意識不明のまま、回復の見込みはないという。深く眠り続ける娘を前に、奇跡を信じる夫婦はある決断を下すが、そのことが次第に運命の歯車を狂わせていく。過酷な運命に翻弄されながら、狂気ともいえる行動でただひたすらにわが子を守り抜こうとする母親・播磨薫子を篠原涼子が熱演、その夫・播磨和昌を演じたのが、西島秀俊だ。『MOZU』シリーズや『ラストレシピ麒麟の舌の記憶』『散り椿』など、いままでに数多くのドラマや映画などに出演してきた西島さんは、ストイックな演技や鍛え上げられたマッチョな体型が魅力である一方、『オズランド笑顔の魔法おしえます。』などで見せる少年のようにくしゃっと笑った笑顔のギャップが、全世代の女性の心を鷲掴みにしている。今作での和昌は意識不明の娘を回復させるため、あらゆる手段を使って娘を助けようとするが、先に待ち受ける怒涛の展開に、彼の冷静さ、穏やかさは次第に失われていく。今回の衝撃と感涙の東野ミステリーでは、“娘を助けようと必死になるお父さん”として新たな西島秀俊を目撃できるはず。■『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』11月17日(土)公開――ケイシー・アフレック<アメリカ代表:43歳>『ムーンライト』や『レディ・バード』など刺激的な珠玉作を生み出している映画製作スタジオ「A24」が贈る、斬新ながらも、どこか懐かしいシーツ姿の幽霊が主人公の物語『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』。死んでもなお、愛する妻への想いを胸に、何十年もの時を彷徨い続ける幽霊の旅路を、切ない音楽とともに描く。不慮の事故死を遂げ、シーツ姿の幽霊となって彷徨い続ける夫を演じるのはケイシー・アフレック、夫に先立たれた妻を『キャロル』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したルーニー・マーラが演じる。ケイシーといえば『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞主演男優賞受賞しており、兄は俳優のベン・アフレック。どんな役を演じても、どこか哀愁漂う雰囲気を持っており、“もっといろいろな演技を見てみたい”と思わせるところが彼の魅力だ。シーツ姿の幽霊となってひたすら妻のことを想う彼の想いに、あなたもきっと胸が熱くなるはず。実力派の2人で描く、妻と幽霊の物語の行方に注目していて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヴェノム 2018年11月2日より全国にて公開© &TM 2018 MARVEL人魚の眠る家 2018年11月16日より全国にて公開Ⓒ2018「人魚の眠る家」 製作委員会A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー 2018年11月17日より全国にて公開©2017 Scared Sheetless, LLC. All Rights Reserved.
2018年10月21日長く続いた猛暑も収まり、ゆっくりと芸術を楽しめる秋が到来。邦画・洋画共に、この秋も注目作が多数公開を控えているが、中でもおすすめしたいのが、“姿の見えないピュアで切ない恋愛映画”2作品。何が幸せで何が不幸なことなのか、愛する人の姿は見えても自分の姿は見えないという視点から、“本当に大切なもの“を見つけ出そうとする2作品をまとめてチェック!◆“姿の見えない少年”と“盲目の少女”の恋の物語――『エンジェル、見えない恋人』1作品目は、『神様メール』『ミスター・ノーバディ』のメガホンをとった“ベルギーの至宝”ジャコ・ヴァン・ドルマルが製作総指揮を務める『エンジェル、見えない恋人』。本作は、目に見えない存在として生まれた青年“エンジェル”と、盲目の少女“マドレーヌ”が惹かれあう、とびきりピュアで切ない、小さな恋の物語。2人は声と匂い、気配や息遣い、体が触れ合った感触、そして相手への想いが凝縮されたシンプルな言葉で、互いの存在を求め合っていく。やがて、マドレーヌの視力が回復したときの葛藤、自分の秘密を打ち明けるべきか悩むエンジェルの焦燥が、観る者にもひしひしと伝わってくる。キャストには、美しく成長したヒロインのマドレーヌ役に、本作が長編映画デビューとなる新星フルール・ジフリエ。マドレーヌ役は、彼女を含めて幼少期、10代の思春期と3人の女優が演じているが、その切り替わりには気づかなかったという観客も居たほどで、少女から大人までの自然な成長は必見。そして、エンジェルの母親ルイーズ役には、『シンドラーのリスト』『わたしたちの宣戦布告』のエリナ・レーヴェンソンが演じる。見えない男の子エンジェルを語り部に、ほぼ全編彼の視点を通した映像世界で綴られていく本作。詩的で幻想味あふれる映像美に注目だ。◆自分のいなくなった世界で…ある男の切なくも美しい物語――『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』続いて、『ムーンライト』『レディ・バード』など話題作を続々と配給し続けている北米の映画会社A24が贈る、ケイシー・アフレックとルーニー・マーラの共演作『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』。本作の主人公は、なんとシーツ姿のゴースト。田舎町の小さな一軒家に住む若い夫婦のCとMは幸せな日々を送っていたが、ある日、夫Cが交通事故で逝去。妻Mは病院でCに遺体にシーツを被せて病院を去るが、死んだはずのCはシーツを被った状態で起き上がり、そのまま妻が待つ自宅まで戻ってきて――と、自分のいなくなった世界で残された妻を見守り続ける、ひとりの男の切なくも美しい物語を描く。キャストには、不慮の事故死を遂げ、シーツ姿の幽霊となって彷徨い続ける夫C役をケイシー、1人残され悲しみに暮れる妻M役をルーニーと、実力派が共演。『セインツ -約束の果て-』『ピートと秘密の友達』のデヴィッド・ロウリー監督が、幻想的で少し切ない物語を作り上げた。ファンタジックな印象を受ける2作品。ぜひこの秋は、切なくも美しいこの物語をチェックしてみて。『エンジェル、見えない恋人』は10月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野ほか全国にて順次公開。『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』は11月17日(土)よりシネクイントほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)■関連作品:エンジェル、見えない恋人 2018年10月13日よりヒューマントラストシネマ 有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開©2016 Mon Ange, All Rights Reserved.A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー 2018年11月17日より全国にて公開©2017 Scared Sheetless, LLC. All Rights Reserved.
2018年10月04日『ムーンライト』『レディ・バード』など話題作を続々と配給し続けている北米の映画会社A24が贈る、ケイシー・アフレックとルーニー・マーラの共演作『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』から、幻想的な場面写真が公開となった。■『セインツ -約束の果て-』の再タッグが実現!本作はシーツ姿のゴーストでもあり、自宅前の自動車事故で死んでしまう夫「C」を演じたケイシー・アフレックと、1人残され、悲しみに暮れる妻「M」を演じたルーニー・マーラといった、ハリウッドきっての実力派俳優による共演によって、彷徨い続けるゴーストの、時空を超えた旅路を紡ぎ出している。そして誰もが一度は目にしたことのある「幽霊」のイメージをそのままに、幻想的で少し切ない大人のゴースト・ストーリーを作り上げたのは、ディズニーの「ピートとドラゴン」のリメイク『ピートと秘密の友達』や、本作と同じく、ケイシー・アフレックとルーニー・マーラを迎えた『セインツ -約束の果て-』のデヴィッド・ロウリー監督。最新作では、自分のいなくなった世界で、残された妻を見守り続ける、ひとりの男の切なくも美しい物語を描き切った。すでにサンダンス映画祭の観客賞を筆頭に、世界各国の映画祭でノミネート&受賞を受け、米映画批評サイトRotten Tomatoesでは驚異の91%をたたき出している。■シーツ姿のゴーストを捉えた場面写真を公開今回解禁された場面写真では、子どもの仮装のような造形ながらもどこか幻想的な雰囲気を漂わせているゴーストの姿を捉えている。ケイシー・アフレック演じる「C」のゴーストは廃墟にたたずみ、少し寂しそうな姿を見せたり、美しい夜景を眺める様子を見せたりと、本作の魅力が存分に伝わってくる写真が目白押しだ。そしてルーニー・マーラ演じる「M」をそっと背後から見守るゴーストの姿や、まだ亡くなる前の「C」と「M」の2人が寄り添う姿が写し出された写真も確認できる。神話やファンタジーの要素をたっぷり詰め込んだ“壮大な愛”の物語をお見逃しなく。『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』は11月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー 2018年11月17日より全国にて公開©2017 Scared Sheetless, LLC. All Rights Reserved.
2018年09月27日TVプロデューサーのリンゼイ・シューカスと1年以上に渡り交際していたベン・アフレックに、新恋人ができたという。「プレイボーイ」誌のモデル、ショーナ・セクストンとのディナーデートが報じられた。38歳のリンゼイに対し、ショーナは22歳。46歳のベンにとっては娘にもなりうる年の差だ。「Us Weekly」誌によればディナーデートの日、ベンはボディーガードを大勢連れてマリブの和食レストラン「NOBU」に登場。緊張していたのか「堅苦しい雰囲気」を醸し出していたというが、ボーイへのチップは100ドルと太っ腹だった。昨年11月からニューヨークのマンションで同棲を始め、先月には一緒にプエルトリコに旅していたベンとリンゼイは、いつのまに破局していたのか…。ベン&ショーナのデート写真が出回ると、リンゼイが密かにインスタグラムのアカウントを削除していたことも発覚。別れてしまった可能性が高そうだ。ショーナとのディナーデートが報じられる直前、アルコール依存症と闘うベンは、友人に「健康にフォーカスしたハッピーな生活を送っている」、「いろんな集まりに参加したり、瞑想やヨガをやったりと、すごく努力している」と褒められたばかりだった。それは、リンゼイとの安定した関係によるものだと思われたが、新恋人のおかげ…?(Hiromi Kaku)
2018年08月20日映画『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』が、2018年11月17日(土)に公開される。『ムーンライト』配給の映画会社・A24によるゴーストストーリー『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』は、『ムーンライト』『レディ・バード』など話題作を続々と配給する北米の映画会社「A24」による、切なくも美しいゴーストストーリーだ。主人公である、どこか懐かしいシーツ姿のゴーストは、不慮の事故死を遂げた男。自分のいなくなった世界で幽霊となって、残された妻を見守り続けている。ケイシー・アフレック、ルーニー・マーラが共演シーツ姿の幽霊となり彷徨い続ける夫を演じるのは、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したケイシー・アフレック。夫に先立たれた妻を演じるのは『キャロル』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したルーニー・マーラ。また、監督を務めるのは、ディズ ニーの「ピートとドラゴン」のリメイク『ピートと秘密の友達』も⼿がけたデヴィット・ロウリー。同監督の『セインツ -約束の果て-』でも共演した、ケイシー・アフレックとルーニー・マーラ、2人の超実力派俳優が再集結する。ストーリー田舎町の小さな一軒家に住む若い夫婦のCとMは幸せな日々を送っていたが、ある日夫Cが交通事故で突然の死を迎える。妻Mは病院でCの死体を確認し、遺体にシーツを被せ病院を去るが、死んだはずのCは突如シーツを被った状態で起き上がり、そのまま妻が待つ自宅まで戻ってきた。Mは彼の存在には気が付かないが、それでも幽霊となったCは、悲しみに苦しむ妻を見守り続ける。しかしある日、Mは前に進むためある決断をし、残されたCは妻の残した最後の想いを求め、彷徨い始める――。詳細映画『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』公開日:2018年11月17日(土) 全国ロードショー監督:デヴィッド・ロウリー出演:ケイシー・アフレック、ルーニー・マーラ
2018年08月12日