公開中の映画『スパイの妻<劇場版>』における東出昌大(32)の演技が話題だ。太平洋戦争前夜を舞台にした本作。東出が演じるのは蒼井優(35)演じる主人公の福原聡子の幼なじみで憲兵の津森泰治だ。津森は貿易会社を営む福原優作(高橋一生・39)とその妻・聡子夫婦と懇意にしていたが、国家機密を正義のため世に知らしめようとする優作たちを追い詰めていく。東出の冷徹な演技に対し《馴染みの好青年から冷徹な仮面を被った軍人へ変貌する東出さんの演技が素晴らしい》《怖い雰囲気がよく出ている》《東出の不気味さが良い》とネット上では称賛の声が上がっている。本作で第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を獲得した、監督の黒沢清(65)も、東出を評価。『スパイの妻』の舞台あいさつで、東出について「僕は大好きなんです。ご本人嫌がるかもしれないんですけど、“怪しい”んです。妖の“妖しさ”もあって。あらゆる面の“あやしさ”を持っている」と語った。今年1月に唐田えりか(23)との不倫が報じられ、8月には杏(34)との離婚を連名で発表した東出。本作のほかにも、出演作の公開を控えるが、スキャンダル発覚からそれほど時間をおかず多くの作品に出演する姿勢には、まだなお疑問の声も多い。《こんなに出てこられるのは、ちょっとまだ無理》《東出昌大が復帰してるのほんと謎》《渡部は、奥さんが許しているからいいけど、普通に出ている東出は不快極まりない》「元妻の杏さんも、8月の離婚後、来秋のTBS系日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』へ出演が決定するなど徐々に活動を増やしています。しかし、杏さんは3歳の双子の女児、2歳の長男を一人で育てており、育児と芸能活動を両立していくには苦労も多いでしょう」(芸能レポーター)加えて不倫相手であった唐田もメディアには姿を見せていない。今年7月、本誌は唐田の姉に取材。「女優復帰は厳しいのではないか、という声もあります」という記者の問いに、「このまま引退ということはないはずです。それでは本人はもちろん、家族も悔しすぎます」と答えている。しかし、復帰の目途ははまだたっていなさそうだ。これについても《唐田は復帰できないのに東出は仕事がある意味が分からない、不祥事があると女性は干されるのに男性は仕事があるのか》と、当事者二人の露出の差に疑問の声が上がる。二人の女性を裏切った東出に対する世間の目はまだまだ厳しいようだ。
2020年11月27日蒼井優主演、黒沢清監督とタッグを組んだNHKドラマを、新たに劇場版として構築した映画『スパイの妻』より、劇中場面写真が到着した。蒼井さんが、高橋一生と『ロマンスドール』に続いて夫婦役を演じた本作。6月にNHK BS8Kにて放送されたドラマを、スクリーンサイズや色調を新たに劇場版として構築した。今回到着した場面写真には、蒼井さん演じる聡子が、夫・優作(高橋さん)に背を向け、内に秘めた思いを発しようとするシーンや、床に崩れ落ちながらもお互い見つめ合う場面など、夫婦の印象的なシーンが切り取られている。また、太平洋戦争開戦間近の日本を舞台にした本作。軍服に身を包んだ神戸憲兵分隊長・津森泰治(東出昌大)の姿も。さらに、聡子が疲れ切った優作の甥・竹下文雄(坂東龍汰)からあるノートを受け取り、困惑の表情をみせる場面、複数の拳銃を向けられる場面など、ミステリアスな雰囲気の場面写真も到着した。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年07月22日蒼井優主演、映画『スパイの妻』が、2020年10月16日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開。第77回ヴェネチア国際映画祭においては、銀獅子賞(監督賞)を受賞した。太平洋戦争間近の日本が舞台、“時代”に翻弄される夫婦を描くNHK BS8Kで放送された同名ドラマが、スクリーンサイズや⾊調を新たにした劇場版の公開が決定。『旅のおわり世界のはじまり』『散歩する侵略者』などを手掛けた黒沢清がメガホンを握り、太平洋戦争開戦間近の日本で時代に翻弄されていく夫婦の姿を描いた、手に汗握るミステリーエンタテインメントだ。映画『スパイの妻』あらすじ1940年、神戸で貿易商を営む優作は、赴いた満州で偶然恐ろしい国家機密を知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。聡子は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに生きることを心に誓う。太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく……。主演・蒼井優、高橋一生が再び夫役に福原聡子役:蒼井優主演の蒼井優が演じるのは、スパイ容疑を掛けられた夫の妻である聡子役。自らが“スパイの妻”と罵られようとも、愛する夫と共に生きることを誓う、芯の強い女性を演じる。福原優作役:高橋一生またそんな聡⼦の夫役・勇作を務めるのは、『ロマンスドール』に続き蒼井と“夫婦役”を演じる高橋一生。1940年、満州で恐ろしい国家秘密を偶然知ってしまったことで、正義感から事の顛末を世に知らしめようとするも、反逆者の疑いを掛けられてしまった男を演じる。その他、物語のカギを握るキャスト陣は下記の通り。駒子役:恒松祐里金村役:みのすけ竹下文雄役:坂東龍汰玄理役:草壁弘子野崎医師役:笹野高史津森泰治役:東出昌大映画音楽を⻑岡亮介が担当音楽を手掛けるのは、「ペトロールズ」のリードボーカル&ギターであり、「東京事変」のギタリストとしても活動している⻑岡亮介。映画音楽初デビューとなる彼が、その優れた音楽センスによって、物語の世界観をより一層広げていく。第77回ヴェネチア国際映画祭で快挙カンヌ・ベルリンと並ぶ世界三大映画祭のひとつであるヴェネチア国際映画祭において、銀獅子賞(監督賞)に輝いた本作。日本映画としては、2003年の北野武監督『座頭市』以来17年ぶりの快挙となる。黒沢清監督は、「スタッフと俳優の力が最高のかたちで組み合わさった結果だと思っています。映画の可能性は無限なのだと、この歳になって実感しました。」とコメント。また映画に出演した蒼井優・高橋一生からも喜びの声が寄せられている。作品詳細映画『スパイの妻』公開日:2020年10月16日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー監督:黒沢清脚本:濱口竜介、野原位、黒沢清音楽:長岡亮介出演:蒼井優、高橋一生、東出昌大、坂東龍汰、恒松祐里、笹野高史配給:ビターズ・エンド配給協力:『スパイの妻』プロモーションパートナーズ
2020年06月22日黒沢清監督が蒼井優を主演に迎え、スーパーハイビジョン“8K”で撮影するドラマ「スパイの妻」がこのほど完成したことが分かった。1940年、太平洋戦争前夜の神戸。福原聡子(蒼井優)は満州へ赴いていた夫・優作(高橋一生)の帰りを待ちわびていた。ところが帰国後、幼なじみの憲兵・津森泰治(東出昌大)から呼び出され、夫が満州から連れ帰った女の死を告げられる。嫉妬心に駆られた聡子は、夫の行動を疑う中、彼が持ち帰った重大な秘密を目にしてしまう――。本作は、戦争という時代のうねりに翻弄されながらも、自らの信念と愛を貫く女性の姿を描くラブ・サスペンスドラマ。主演の蒼井さんと高橋一生が夫婦役で共演するほか、坂東龍汰、恒松祐里、みのすけ、玄理、東出昌大、笹野高史らが出演している。今回の完成を受けて、神戸の貿易商の夫をもつ福原聡子役を演じた蒼井さんは「この時代の女性を演じるのは今回が初めてだったのですが、思い描いたところに自分が行けているのか、どこか感覚が凝り固まっているのではないか、と常に自分を疑いながらの撮影でした」と慎重に撮影を行ったよう。また「黒沢監督は、立ち位置と動きを決めてくださって、そこからどうするかは、演じる側の俳優に委ねられるため、終始『正解は何だろう?』と思いながら演じていました。正解を当てに行くというよりは、不正解を知っていくことで役を形作っていくことができたように思います」とふり返っている。今回、初めての黒沢組参加となった聡子の夫役の高橋さんは「監督の世界観は非常に明確でしたので、動きの指示や細かな機微において、提示されたものの中でどれだけの事が出来るか、楽しみながら取り組むことができました」と参加した感想を語る。さらに「この時代の人間を演じるならではの、現代的な口調ではない台詞群を、どう解釈して出力するかという作業は、個人的にも面白い体験でした。また、撮影終盤には、大掛かりでクラシックなオープンセットを前に、百人以上のエキストラの皆さんが行き交う中で、1カットの非常に長いお芝居をやらせていただきましたが、各部署のスタッフの方々が動いていることを感じてここに参加させていただいていることの感謝と興奮がありました」と言い、「蒼井さんはお芝居で会話が出来る方なので、とても安心して刺激的な経験が出来たと思っています」とコメント。演出を手掛けた黒沢さんは「何より主演俳優二人が渾身の演技でこの時代のリアリティを体現してくれたこと、そして各スタッフたちがそれを支え、超濃密でどこか神秘的な8K映像が見る者をたちまち1940年代の日本へといざなってくれたこと、全てが最高のかたちで結びつきました。このような幸運な経験は、私の長いキャリアの中でも初めてのことです」と自信をみせている。「スパイの妻」は6月6日(土)14時~BS8Kにて放送。(cinemacafe.net)
2020年05月21日俳優・高橋一生が、8Kで制作中の蒼井優主演×黒沢清監督スペシャルドラマ「スパイの妻」に出演することが決定した。1940年代の神戸を舞台に、戦争という時代の大きなうねりに翻弄されながらも、自らの信念と愛を貫き通そうとする女性の姿を描く本作。濱口竜介が、野原位、黒沢監督と共に脚本を担当した。現在公開中の『ロマンスドール』では蒼井さんと大人のラブストーリーを紡いでいる高橋さんが今作で演じるのは、蒼井さん演じる主人公・福原聡子の夫で、神戸の貿易商「福原物産」の社長・福原優作。高橋さんは「クラシックな物語性と新しい試み。リズムに還元されてしまいそうな劇的な台詞の数々。初めての黒沢組は終わって欲しくない程充実した時間の中でお芝居をさせていただきました」と撮影をふり返り、「この作品の完成が心から楽しみです」と期待を寄せている。また音楽は「ペトロールズ」のフロントマンであり、「東京事変」では浮雲の名で活動するギタリスト、長岡亮介が担当することも決定。「欲しいなと思うものを自分勝手に夢想して、そのイメージを歌や演奏に気ままに落とし込んでいく、自分が作る音楽は大体そういう感じでした。今回は作品が放つイメージに自分のイメージを重ねていく、という初めての作業。興味深く加わらせていただきました。シンプルに、を心がけました」とこれまでとは違っていることを告白している。ストーリー1940年、第二次世界大戦前夜の神戸。時代の不穏な空気を感じ取っていた貿易商・福原優作(高橋一生)は、妻・聡子(蒼井優)を残し、甥である竹下文雄と共に満洲に赴く。優作は偶然そこで目にした非道な行いを世界に知らしめなければならないと心に決め、行動に移そうとする。その頃、聡子は幼なじみである憲兵・津森泰治に呼び出され、優作が満州から連れ帰ったという女の死を告げられる。嫉妬に駆られた聡子は優作を問い詰めるも、やがてその意志を知り、彼の身の安全と2人の幸せのために驚くべき行動に出る。幸福で平穏な日常が戦争という時代の波に翻弄される中、果たして、聡子と優作がたどり着く運命とは?スペシャルドラマ「スパイの妻」は6月、BS8Kにて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年02月14日「津森千里の仕事展」が、21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3にて2018年10月6日(土)から10月24日(水)まで開催される。「津森千里の仕事展」は、1990年にツモリチサトがスタートしてから現在にわたるまでの活動の軌跡を追う展覧会。過去のアーカイブ作品やコラボレーション作品、そして津森本人によるプリント作品を紹介する。デビューより変わらず伝えてきた、プレイフルでドリーミーな世界を体感することができる。また、ツモリチサトがローンチする前、1983年に「イッセイ スポーツ」よりローンチし、一大ブームを巻き起こしたブランド「I.S. chisato tsumori design」が復活する。会場限定アイテムを販売予定だ。【開催概要】津森千里の仕事展開催期間:2018年10月6日(土)~10月24日(水)場所:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内TEL:03-3475-2121入場料:無料
2018年10月04日写真家・山崎泰治の写真展「SIGHT」が、東京都港区海岸のGallery 916 smallで開催されている。同展では、静かな自然の美しさをとらえ、みずみずしい空気を写した「SIGHT」シリーズを展開する。自然のなかを一日中歩いていながら、シャッターを押さない日もあったという山崎。自然の流れと山崎自身の行動が調和した一瞬を撮った写真のなかから6点を大判プリントにて展示する。04年、写真家・上田義彦に師事後、08年で独立した山崎泰治。09年には、リコーイメージングスクエア銀座で行われた「Editors’Choice 雑誌が選ぶ、今最も期待する若手写真家展」に選出されたほか、雑誌『コマーシャルフォト』の特集「NEW COMERS~今、注目の4人の写真家たち~」や、『PHaT PHOTO』の特集「今、この写真家と仕事がしたい」にも選ばれている。山崎は同展での展示作品について「自然の中に足を踏み入れた。そこには僕の存在など全く影響しないほど、静かに強く美しい景色。光、風、音、関わるすべての物事が調和して、留まる事なく、常に流れ続ける。そのことだけを美しいと思い、自然に写真を撮った」とコメントしている。期間は12月27日まで。【イベント情報】「SIGHT」会場:Gallery 916 small住所:東京都港区海岸1-14-24会期:12月4日~12月27日休館日:月曜日(※祝日を除く)時間:平日は11:00~20:00、土日祝は11:00~18:30料金:一般800円、学生・シニア500円、高校生300円
2015年12月05日