シュー・グァンハンと清原果耶がW主演する、藤井道人監督の日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』より本ビジュアルが解禁された。また本作が3月28日(木)から行われる第48回香港国際映画祭に出品されることが発表となった。本作は、台湾の超人気スター俳優シュー・グァンハン演じるジミーと、日本の若手実力派女優、清原果耶演じるアミが【日本×台湾】【18年前×現在】を舞台に紡ぐ、切なくも美しいラブストーリー。この度解禁されたのは、ジミーとアミが18年前の台湾でひと夏を共に過ごした青春の1ページを切り取ったエモーショナルな本ビジュアル。本ビジュアルでは、【18年前】のアミとジミーが青春のひと時を共に過ごす姿に加え、普段は明るく天真爛漫なアミが遠くを見つめ切ない表情を浮かべる様子と、2人で過ごした日々に想いを馳せる【現代】のジミーを映し出す。さらに、本作が3月28日(木)から4月8日(月)まで開催される第48回香港国際映画祭のカレイドスコープ部門に正式出品されることが決定。これまでも同部門には『エゴイスト』や『さかなのこ』などの話題作が出品されている。映画祭への正式出品をうけて藤井道人監督は「『青春18×2』が香港国際映画祭で上映出来ること、心から嬉しく思います。本作は、僕にとって初めての国際プロジェクトであり、僕のルーツの一つである台湾の仲間たちと映画を作れたことは、人生の財産です。『人生という名の旅』を皆さまと映画を通して分かち合い、本作が皆さまの心に残ってくださることを願っています」と“監督人生第二章の始まり”と位置付けたこの国際プロジェクトが世界に向けて放たれることに喜びを語った。世代を問わず感動必至の本作が、日本での公開を控え、世界でどのように受け止められるのか期待が高まる。『青春18×2 君へと続く道』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年03月08日第26回PFFスカラシップ作品『すべての夜を思いだす』(監督・脚本:清原惟)の初日舞台挨拶が3月2日、東京・渋谷ユーロスペースで行われ、清原監督をはじめ、出演する兵藤公美、大場みなみ、内田紅甘、遊屋慎太郎が登壇した。PFFアワード2017のグランプリを受賞した初長編『わたしたちの家』(2017) で国内外から注目を集めた清原監督が、東京郊外の街・多摩ニュータウンを舞台に、世代の異なる3人の女性それぞれの“ある日”を温かいまなざしでつづったドラマ。『わたしたちの家』に続き、ベルリン映画祭のフォーラム部門に正式出品された。昨年9月には全米で先行公開もされた本作が、いよいよ日本に“凱旋”。清原監督は「すごくうれしいですし、うれしさと同時に、どのように皆さんに受け取っていただけるのかドキドキしている。ぜひ感想を聞かせていただければ」と観客に呼びかけた。清原惟監督撮影が行われた多摩ニュータウンは、清原監督が生まれ育った地でもあり、「計画された都市というイメージが強いですが、実際には地域の人たちが、自分たちの手で良くしようという歴史がさかんだった。その空気がいいなと思いました」と深い思い入れ。「みんなで散歩するみたいな撮影ができればいいねと話していた」といい、撮影中に声をかけた住人たちが、エキストラとして映画に出演したこともあったと明かした。また、劇場パンフレットは、清原監督自らリソグラフで“手作り”しており、「編集、デザイン、製本もして。建築や音楽など、いろんなジャンルの素晴らしい執筆陣に(文章を)書いていただき、地図や散歩マップもついている」と本作ならではの試みも紹介。舞台挨拶終了後には、劇場ロビーで清原監督が、パンフレットを販売したり、サインに応じたりと、公開初日に駆けつけたファンと交流していた。友人からの転居届を手に、見知らぬニュータウンに足を踏み入れる女性を演じた兵藤は、「リアルな生活が映っている。一見、ゆるりとした作品だが、“太古”ともつながったり、ダイナミックな体験をした」。ガス検針員を演じた大場は、ユーロスペースがある建物の1階に、かつてあったカフェで働いていたといい「この作品も街と土地の記憶を描いていて、リンクしている」と、兵藤同様に、本作に“地形と歴史の連なり”というテーマ性を見出していた。兵藤公美大場みなみ内田は「撮影自体はタイトなスケジュールで、(クランクアップ後)3カ月で完成披露。すごいスピードだと思ったら、北米に行っちゃって(笑)、今日こうして初日を迎えた」と感激の声。遊屋は「音が本当にすごく良いんですよ。映像には映っていないけれど、そこにあるはずのものを感じさせる音がたくさんあって。それはすごく豊かなことで、劇場でしか味わえない」と音響の魅力を語っていた。内田紅甘遊屋慎太郎取材・文・撮影=内田涼<作品情報>第26回 PFFスカラシップ作品『すべての夜を思いだす』3月2日(土) 全国順次公開公式サイト:
2024年03月03日台湾の俳優 シュー・グァンハンと女優・清原果耶がW主演を務める映画『青春18×2 君へと続く道』(5月3日公開)の場面写真が1日、公開された。○■映画『青春18×2 君へと続く道』、新規場面写真5点公開今回公開されたのは、はジミー(シュー・グァンハン)とアミ(清原)の距離がぐっと近づく“恋の始まり”を予感させる18年前の台湾でのカットと、大人になったジミーがアミの生まれ育った町を目指す旅路を収めた3枚の場面写真。まずジミーが出会ったのは18歳の青年・幸次(道枝駿佑)。ジミーがアミと共に青春時代を過ごした時と同じ18歳という年齢であり、一人旅という共通点を持つ2人はあっという間に距離を縮め、ひと時の間だけ旅を共にすることになる。幸次を演じた道枝はグァンハンについて「現場で日本語が分からなかったりした際、お力になれたらいいなと思っていたのですが、僕の力なんて必要ないぐらい日本語がすごいお上手で、さすがだなと思いました!」と語る。幸次に旅の休息地としておススメされたネットカフェで店員として働く由紀子を演じた黒木華も「母国語ではない言葉で気持ちを伝えることは難しいと思いますが、素直に演じられていて、とても素敵だなと感じました」と、日本語を使いこなしながら慣れない土地での撮影も難なく乗り越えるグァンハンの姿に感嘆していた。さらに、アミを演じた清原も「初めてお会いしたときは、オーラが凄かったというか『スターの方だ!』と思いました。撮影のはじめから、積極的にコミュニケーションをとろうとしてくださって、本当に紳士的で優しい方でした。ちょっとした休憩の時も、椅子に私を先に座らせないと本人が座らないっていうくらい優しく気を遣ってくださる方でした」と感謝する。「一方で、台湾パートで他のキャストの皆さんと揃った時には、いたずらっ子のように無邪気に笑ってらっしゃる瞬間もあって。お互いに言葉を教えたり教わったりしながら、コミュニケーションをとりました」と明かした。【編集部MEMO】映画『青春18×2 君へと続く道』は、藤井道人監督の最新作で初の国際プロジェクトとなる日台合作映画。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2日本慢車流浪記』にインスパイアされたスター・チャン・チェンが企画し、「日本×台湾」「18年前×現在」を舞台に国境と年月を超えた切なくも美しいラブストーリーが繰り広げられる。(C)2024「青春18×2」Film Partners
2024年03月01日藤井道人監督・脚本の日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』より場面写真が解禁。さらに清原果耶とダブル主演を務めるシュー・グァンハンの魅力について監督とキャストのコメントが到着した。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作とし、日本映画界がいま最も注目する藤井道人が脚本・監督を務める本作。主人公ジミーを演じるシュー・グァンハンは、アジアを代表するスター俳優。彼の知名度と人気を一気に押し上げた作品とも言えるラブ・ミステリードラマ「時をかける愛」は、世界累積再生回数が10億回を記録。同作によって台湾のテレビ賞「電視金鐘奨」で最優秀主演男優賞にノミネートされたほか、韓国でも人気が沸騰し、わずか半年間で10社の広告モデルに起用されるなど、スターダムを駆け上った。昨年公開され第96回米アカデミー賞国際長編映画賞部門の台湾代表にも選出され、台湾映画史上第7位となる興行収入3.6億台湾ドル(約16億円)超え爆発的ヒットを記録した映画『僕と幽霊が家族になった件』では主演を務め、スタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』の台湾公開の吹き替え版では、菅田将暉演じたアオサギ役の声も担当している。今回のキャスティングについて藤井監督は「ジミーを誰にしようかと考えていた時に、台湾にいるほぼすべての知り合いが『シュー・グァンハンが、今すごいぞ』と言ってきたんです。そんなに言うならと会ってみたら、とてもナイスガイで。初めて会った時、彼は32歳だったんですけど、大人にも見えるし、すごく若くも見えた。この映画では、18歳と36歳のジミーが出てきますが、どちらも同じ人に演じてもらいたいという想いがあったので、彼にお願いしました」とコメント。さらに「今回の撮影は日本パート→台湾パートの順番でしたし、監督もなかなかしつこいので(笑)、グァンハンは慣れない環境下でいつもと違うストレスがかかる中でのお芝居だったかと思います。でも本当におおらかに、かつ粘り強く付き合ってくれました。『監督が本当に納得できるものを撮るまで何回でも付き合うから、僕に気を遣わないでほしい』と言ってくれて、本当に有り難かったです」と語っている。この度解禁となった場面写真では、ジミーとアミの距離がぐっと近づく“恋の始まり”を予感させる18年前の台湾での2枚に加え、大人になったジミーがアミの生まれ育った町を目指す旅路を収めた3枚の新規場面写真も一挙解禁。個性豊かな人物たちとの一期一会の出会いを写し出す。旅先でまず出会ったのは18歳の青年・幸次。ジミーがアミと共に青春時代を過ごした時と同じ18歳という年齢であり、一人旅という共通点を持つ2人はあっという間に距離を縮め、ひと時の間だけ旅を共にすることに。そんな幸次を演じた道枝駿佑はグァンハンについて「現場で日本語が分からなかったりした際、お力になれたらいいなと思っていたのですが、僕の力なんて必要ないぐらい日本語がすごいお上手で、さすがだなと思いました!」と語る。幸次に旅の休息地としておススメされたネットカフェで店員として働く由紀子を演じた黒木華も「母国語ではない言葉で気持ちを伝えることは難しいと思いますが、素直に演じられていて、とても素敵だなと感じました」と、日本語を使いこなしながら慣れない土地での撮影も難なく乗り越えるグァンハンの姿に感嘆していた様子。さらに、ジミーと共に青春の1ページを紡ぐバックパッカーのアミを演じた清原さんは「初めてお会いしたときは、オーラが凄かったというか『スターの方だ!』と思いました。撮影のはじめから、積極的にコミュニケーションをとろうとしてくださって、本当に紳士的で優しい方でした。ちょっとした休憩の時も、椅子に私を先に座らせないと本人が座らないっていうくらい優しく気を遣ってくださる方でした。一方で、台湾パートで他のキャストの皆さんと揃った時には、いたずらっ子のように無邪気に笑ってらっしゃる瞬間もあって。お互いに言葉を教えたり教わったりしながら、コミュニケーションをとりました」とそのスター性に魅了されたことを告白。日本人キャスト陣も唸らせるその誠実さと演技力で、初恋に心躍らせる18歳の初々しさと、人生の酸いも甘いも噛みしめる大人の魅力を漂わせる36歳のジミーを見事に演じ分けるグァンハンの好演に、一足先に試写を鑑賞したマスコミ・関係者からも「同一人物とは思えなかった」「ジミーがずっと心に残る」などの声も続々とあがっている。『青春18×2 君へと続く道』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年03月01日藤井道人が監督・脚本を務めた日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』より場面写真が解禁された。台湾の超人気スター俳優シュー・グァンハン演じるジミーと、日本の若手実力派女優、清原果耶演じるアミが【日本×台湾】【18年前×現在】を舞台に紡ぐ、切なくも美しいラブストーリー。本作のタイトルにちなみ、「18×2 LETTER」として、毎月18日に本作の新情報が解禁となることが決定。その第一弾としてこの度、【18年前の台湾】で青春のひと時を過ごすジミーとアミの姿や、初恋の記憶を辿るために【現代の日本】を旅するジミーの姿を、2か所の美しい情景と共に映し出す場面写真8枚が解禁となった。台湾の場面写真には、初めて訪れた台湾の観光地で一人旅を満喫するアミの姿や、バイクの2人乗りデートでジミーとアミが互いに想いを寄せ合う様子、そして「願いが叶う」と有名なランタンに2人の想いを乗せて空へと飛ばすジミーとアミの姿など、どこか懐かしさを感じさせる2000年代の台湾を舞台に、甘酸っぱい恋と2人の青春の1ページを切り取ったような微笑ましいシーンの数々が映し出されている。そして日本の場面写真には、18年後、36歳になったジミーが東京の駅構内で人混みの中にいる姿や、アニメ「SLAM DUNK」のオープニングに登場する踏切で“聖地巡礼”に訪れる様子、さらに初恋の記憶を辿る旅の道中で意気投合した18歳のバックパッカー・幸次(道枝駿佑)と連絡先を交換する様子など、日本の美しい風景や旅の道中での出会いが映し出されている。2人が共に過ごした幸せな日々を映し出したかのように温かみのある台湾の場面写真と、大人になったジミーが一人で旅をする切なさがにじむ日本の場面写真。その色味の対比から、18年前の台湾で過ごした思い出と、現在の日本を旅するシーンが印象的に行き来する本編への期待が高まる。『青春18×2 君へと続く道』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2024年02月18日清原果耶、瀬戸康史らが出演するドラマ「透明なゆりかご」が、1月28日(日)より一挙再放送される。本作は、累計380万部突破の漫画「透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記」のドラマ化。町の小さな産婦人科医院を舞台に、ひとりの感性豊かな少女の目線で“命とは何か”を問い、見つめる物語となっている。本作の主人公で高校の准看護学科に通う青田アオイを清原さんが演じるほか、由比産婦人科の院長・由比朋寛役で瀬戸さん、アオイの母役で酒井若菜、先輩看護師役で水川あさみ、ベテランの看護師長役で原田美枝子らが出演している。第1話「命のかけら」1997年夏。アオイ(清原果耶)は、看護師見習いとして由比産婦人科へやって来た。中絶手術の現場を目撃して衝撃を受けるが、初めて出産にも立ち会い、心を揺さぶられる。院長・由比(瀬戸康史)、看護師・紗也子(水川あさみ)や榊(原田美枝子)らが妊婦と向き合う中、田中さん(安藤玉恵)という女性が訪れ――。▼NHK総合テレビ「透明なゆりかご」(全10回)再放送日程1月28日(日)午前0時30分から 第1回から第4回(土曜深夜)1月29日(月)午前0時25分から 第5回から第8回(日曜深夜)1月30日(火)午前1時20分から 第9回・最終回(月曜深夜)※放送時間が変更になることがあります(シネマカフェ編集部)
2024年01月23日清原果耶が主演を務めた舞台『ジャンヌ・ダルク』のオンデマンド配信が、2024年1月4日(木) よりスタートした。2023年11月から12月に東京・大阪で上演された本作は、ジャンヌ・ダルクというひとりの少女が時代や政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの“生”に焦点をあてた人間ドラマであり、歴史スペクタクル。清原とともに時代を生き抜くシャルル7世を演じた小関裕太をはじめ、映像のみならず舞台をもよく知る俳優陣が集結。劇団☆新感線の座付き作家である中島かずきの脚本を、白井晃による演出、世界的に活躍する三宅純の音楽で壮大な劇世界を創りあげた。このたび配信されるのは2023年12月15日(金) 公演の模様で、購入後2024年1月10日(水) まで視聴することができる。<配信情報>舞台『ジャンヌ・ダルク』オンデマンド配信演出:白井晃脚本:中島かずき(劇団☆新感線)音楽:三宅純原案:佐藤賢一 参考文献『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』出演:清原果耶/小関裕太/福士誠治島村龍乃介深水元基山崎紘菜坪倉由幸(我が家)野坂 弘ワタナベケイスケ粟野史浩りょう神保悟志岡田浩暉/榎木孝明他収録日:2023年12月15日(金)チケット情報:()公式サイト:
2024年01月04日藤井道人監督の初の国際プロジェクト、日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』より、ティザービジュアルと特報映像が到着した。本作は、台湾で話題となった紀行エッセイを原作に、チャン・チェンが映画化を企画、藤井監督が脚本も務め、台湾のグレッグ・ハンと日本の清原果耶、2人の俳優を主演に迎えたラブストーリー。完成したティザービジュアルは、18歳の高校生ジミー(グレッグ・ハン)と22歳のバックパッカー・アミ(清原さん)が電車に乗っているワンシーンを、本作の撮影監督でもある今村圭佑が切り取った。イヤホンで同じ音楽を聴きながら、どんな思いを抱え、どこに向かっているのか。「私たち、どんな大人になるんだろう」というキャッチコピー、そして2人の表情からも、初恋のもどかしさと不安定な2人の未来を感じさせる。併せて公開された映像では、「あの時、想いを伝えていたら、未来は変わっていただろうか」と、現在のジミーの言葉から始まり、18年前の台湾での2人の出会い、過ごした時間、交わした約束が映し出される。また、本作の音楽を担当する大間々昂が、この特報用に楽曲をアレンジ。その余韻とともに、最後に流すジミーとアミそれぞれの涙が、切なすぎる物語を予感させる。『青春18×2 君へと続く道』は2024年5月、TOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春18×2 君へと続く道 2024年5月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©️ 2024「青春 18×2」film partners
2023年12月20日11月28日に開幕した清原果耶の初舞台『ジャンヌ・ダルク』より、舞台写真と開幕直後の清原果耶からコメントが到着した。本公演はおよそ600年前、長きにわたるイングランドとの戦争(百年戦争)に疲弊したフランスに颯爽と登場し目覚ましい活躍を遂げた後、わずか2年で火刑によりその命を散らしたジャンヌ・ダルクという一人の少女が、時代や政治に翻弄されながらも自らの信じるものを掴みとっていくまでの「生」に焦点をあてた人間ドラマだ。主演のジャンヌ・ダルクを演じ座組を率いる清原は、初舞台とは思えない堂々とした姿で舞台に立ち、大旗を翻しながらフランス軍を率いていく。そのジャンヌに導かれ王座に就くシャルル7世を演じる小関裕太は、若き王太子ならではの迷いや葛藤を繊細な演技で表現。出演者にはジャンヌと共に戦う傭兵レイモン(坪倉由幸)、ケヴィン(島村龍之介)、ジャンヌと敵対するイングランド側のベッドフォード公(岡田浩暉)、タルボット(福士誠治)、シャルルを支える王妃マリー(山崎紘菜)、継母のヨランド(りょう)、彼女らと対立しジャンヌを敵対視するラ・トレムイユ卿(神保悟志)、ジャンヌを異端審問にかけるコーション司教(榎木孝明)と実力派の俳優が揃った。本公演は、12月17日(日) まで東京建物Brillia HALL、12月23日(土) から26日(火) に大阪・オリックス劇場で上演される。12月24日(日) 17時の追加公演では「クリスマスイブ・アフタートークショー」を開催。小関裕太、福士誠治、坪倉由幸が登壇し、ここでしか聞けない話が披露される。■清原果耶 コメント無事に初日公演を終えました。今までに感じたことがない興奮と心臓の音が聞こえてきそうなくらいの緊張。あんなにも贅沢な時間を親愛なるスタッフ・キャストの皆さま、そして劇場へお越しくださった皆さまと共有出来たことを幸せに思います。千秋楽まで、進化を続けながら駆け抜けてゆけるよう精進してまいります。<公演情報>舞台『ジャンヌ・ダルク』演出:白井晃脚本:中島かずき(劇団☆新感線)音楽:三宅純原案:佐藤賢一 参考文献『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』■出演清原果耶小関裕太福士誠治島村龍乃介深水元基山崎紘菜坪倉由幸(我が家)野坂弘ワタナベケイスケ粟野史浩りょう神保悟志岡田浩暉/榎木孝明 他■東京公演2023年11月28日(火)~12月17日(日) 東京建物Brillia HALL■大阪公演2023年12月23日(土)~12月26日(火) オリックス劇場※12月24日(日) 追加公演/クリスマスイブ・アフタートークショー付チケットはこちら:()公式HP:
2023年12月05日差し入れ上手で知られるJO1のリーダー與那城奨(よなしろ・しょう)さんと、最年少メンバーの豆原一成(まめはら・いっせい)さん。おふたりが“手みやげ”に関するエピソードを語りました。左から、與那城奨さん、豆原一成さん。豆原一成さん(以下、豆原):奨くんは毎年、僕の誕生日に靴をくれるんですよ。去年もらった靴も履き潰すくらい履いたけど、今年もすごくいい靴をもらいました。與那城奨さん(以下、與那城):前に欲しいものを聞いたら、具体的に返ってこなくて。だから僕が好きなスニーカーを贈ることにしてるんですよ。今って色とかカスタムできるから、まめをイメージしたものを毎年贈ってます。豆原:僕は何もあげたことがないのに(笑)。與那城:でも、まめはあげた靴をちゃんと履いてくれるからうれしいよ。豆原:今日は(川西)拓実くんがくれた靴を履いてきたんですけど、メンバーが僕にくれる靴はすごくいいんです。今年の奨くんの誕生日にはさすがに何か贈りたいけど、僕はプレゼントを選ぶのが苦手で。奨くんは、僕がドラマの撮影をしている現場にも差し入れをしてくれたんですが、出演者の分だけじゃなく、なんとスタッフさんたちの分のケーキも買ってきてくれたんですよ!大きな箱2つ分にケーキがたくさん入ってて!それをわざわざ自分が出ているわけでもない作品の現場に持ってきてくれたんです。そんなことしてくれる人、なかなかいないですよね。本当にやさしい!與那城:まめだけじゃなくて、拓実と(白岩)瑠姫の撮影現場にも差し入れしに行ったかな。僕は単純にメンバーが演技してる現場を見るのが好きなんです。まめの時もそうで、現場を覗きに行くついでに、何か持っていこうかと。単にその時の思いつき。たまたま現場の近くで老舗のケーキ屋さんを見つけたので、スタッフさんも含めて現場に何人いるのかマネージャーさんに確認して、撮影の時って大変だから甘いものが食べたくなるかなと考えたりして、ケーキにしたんですよね。豆原:あの時、小池栄子さんが、めちゃくちゃ喜んでいました!與那城:小池さんがケーキを食べてる写真が送られてきましたね(笑)。僕たちはメンバー全員のスケジュールを共有しているので、近くで撮影しているなら、じゃあ行くかって。豆原:いやあ、それで、じゃあ差し入れ持っていこうとはなかなかならないですけどね(笑)。差し入れをする社長を見てかっこいいなと思った。與那城:事務所の社長がよく現場に差し入れを持ってきてくれるんですよ。それを見て、すごくかっこいいなと思って。特に用事もないのにふらっと現れて、「がんばってね」ってさらっと置いていく。それを見て、俺もやろう!ってなった(笑)。豆原:それで本当に実践しちゃうのがかっこいいですよね。與那城:まめの時はスイーツにしたけど、朝だったらパンでもよかったかも。拓実の現場に差し入れした時は近くにスタバがあったから、大きいサイズのコーヒー(スターバックス コーヒートラベラー)を持っていったんだよね。豆原:現場によくありますよね。與那城:スタバに並んで、その大きいコーヒーとフードを「ここからここまで全部ください」って(笑)。でも頼む時、お店に申し訳なくて「今からたくさん注文するんですけど、大丈夫ですかね?」ってちゃんと事前に断りを入れました。豆原:気遣いがすごい!映画(劇場版 仮面ライダーリバイス)の時は現場が遠かったから来られなかったんだよね。與那城:映画の撮影場所は遠方が多いからね。それで瑠姫がずっと文句言ってたんだよ。自分の現場には来ないのかって(笑)。その後、取材の日に差し入れしに行ったらめちゃくちゃ喜んでくれたんだけど、瑠姫だけじゃなくて現場の皆さんも拍手で迎えてくれて、めっちゃ恥ずかしかった!豆原:僕はおいしいお店も知らないし、選ぶセンスにも自信がないから、差し入れってしたことないんですよ。差し入れするようなメンバーは奨くん以外にいないし、わざわざ僕がする必要もないかなって。でももし奨くんが一人で撮影することになった時は、今度は僕が絶対差し入れ持っていきます!贈った人に喜ばれると自分もうれしい。與那城:デビューしたての頃に、幼なじみから誕生日プレゼントにコーヒー用のグラスをもらったんだけど、僕はコーヒーが好きだからうれしかったな。今も愛用してます。豆原:僕は18歳の時に母からもらった財布を今も使ってますね。革の財布なので、長く使うほどに味が出てきていて。母からは、もう自分の稼いだお金で買えるんだからいい財布に買い替えたらって言われるんですけど、母からもらったものだし、僕はこの財布がいいんです。與那城:僕は財布はすぐ飽きて買い替えちゃうなあ。豆原:僕はプレゼントをもらったことも、あげたことも、家族とメンバーくらいしかないんですよ。(照れくさそうに)そういえばつい先日、姉の誕生日だったんですけど、僕も21歳になったことだしと思って、生まれて初めて姉に誕生日プレゼントを買いました。プレゼントするなら何がいいと思う?ってメンバーのみんなに相談して、いろいろ考えた結果、Apple Watchにしました。アリーナツアーの広島公演に家族が観に来てくれて、その時に渡したらめっちゃ喜んでくれて…僕もうれしかったですね。與那城:僕は弟と妹がいるので、正月に帰るたびにおねだりされるんですよね。でもただ普通に何か買ってあげるのも面白くないから、アプリでルーレットを作って、そこに金額をあてはめて、なかにはハズレとか、逆に親にいくらあげるとかっていう項目も入れて遊ぶ(笑)。そうすると、毎回すごく盛り上がるんですよ。最終的には結果にかかわらず、最高金額分くらいあげちゃうんですけどね。豆原:やっぱりやさしい。與那城:僕がもらう立場だとしたら、何をもらってもうれしいけど、部屋に飾る系のものがうれしいかも。インテリアってその人のセンスが問われるから、自分では選ばないものも宝くじ的な感じで面白がれるというか。豆原:僕は、もらうとしたら自分では絶対に買わないであろう面白いものがいいです(笑)。ちょっとひとクセあるようなもの。自分がプレゼントを考えるのが苦手だから、もらう時は相手に任せたいタイプですね。與那城:逆に自分が何かプレゼントする時はやっぱり食べ物とかのほうが気兼ねなく贈れますよね。僕は、実際に自分が贈る立場の時は相手に欲しいものを聞くほう。まめにプレゼントした靴も、事前にデザインを見せていますし。相手のことを考えて、自己満足にならないように気をつけようと心掛けています。よなしろ・しょう(写真左)1995年10月25日生まれ、沖縄県出身。JO1の最年長でリーダー。今年は沖縄問題を取り上げたドラマ『フェンス』や品川ヒロシ監督の映画『OUT』出演で話題に。ニット¥29,700(フラグスタフ)ロンT¥8,800(サノバチーズ TEL:03・6427・1986)パンツ¥9,060(エジュクロasclojapan@gmail.com)靴¥42,900(セサ フットウェア/ノウ ショールームhello@ontheparkstreet.com)靴下はスタイリスト私物まめはら・いっせい(写真右)2002年5月30日生まれ、岡山県出身。目下肉体改造中で、栄養バランス抜群の手作り朝食がファンの間で話題に。癒しは実家の愛犬“まる”。俳優としても活動中。カーディガン¥41,800(ダイリクinfo@dairiku-cinema.com)シャツ¥26,400(カネマサフィル/カネマサトウキョウ オフィス TEL:03・5784・1602)パンツ¥30,800(タンジェント TEL:050・5218・3859)靴¥23,100(ティンバーランド/VFジャパン TEL:0120・953・844)靴下はスタイリスト私物※『anan』2023年11月22日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・ダヨシヘア&メイク・西尾さゆり佐々木美香取材、文・尹 秀姫酒井美絵子(by anan編集部)
2023年11月22日一面の花畑が圧巻!新井恵理那さんは今年4月、キャスターを担当する朝の帯番組『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)で、結婚と妊娠を発表。7月から産休に入り、10月上旬に第一子を出産したことを報告しました。出産から一ヶ月が経ち、そろそろ赤ちゃんとお出かけもできる頃。新井さんは9日に自身のInstagramを更新し、「おかげさまで無事に外出できるようになったので、ちょこっと遠出」と、国営ひたち海浜公園へコキアやコスモスの美しい花畑で赤ちゃんとの2ショットを投稿しました。「まぁるくてふわふわ頭が、そっくりでかわいかったです笑」と綴り、丸い赤ちゃんの頭は確かにコキアのよう……かも?もう見ごろは少しすぎてしまっていたそうですが、グラデーションになった花畑は美しく、「夕日に染まった景色には癒やされましたよ」とのこと。秋は暑くもなく寒くもなく、赤ちゃんとのお出かけにもぴったりのシーズン。新井さんは「外気の清々しさをもっと感じたいな♪小さなコキアちゃんにも、これからいろんな世界を見せてあげたいです♪」と記していました。赤ちゃんとの外出、何を着せる?新生児のうちはまだ体温調節がうまくできず、また、月齢が小さいうちは感染症などへの抵抗力が不十分なので病気にかかるリスクも高い状態なので、赤ちゃんの健康状態を確認できる1ヶ月児健康診査(1ヶ月健診)までは赤ちゃんの外出は極力控えることがベターです。1ヶ月健診で特に成長や健康に問題がないとわかれば、外出をしても大丈夫。外出時間は、最初のうちは数分程度から始めて、少しずつ時間を延ばしていきます。日常の買い物でスーパーなどへ行くときは混みあっていない時間を選び、低温や高温など温度変化があるエリアはなるべく避け、短時間で済ませたほうが良いでしょう。赤ちゃんの外出でどんな服を着せればよいのか悩む人も多いですが、今の季節であれば短肌着また長肌着の上にカバーオールがよいでしょう。少し寒くなった時のために、おくるみなども用意しておきましょう。もう少し寒くなる頃には、短肌着または長肌着の上にカバーオール、そしておくるみやベストを着せましょう。厚着に気をつけて、室内に入ったら上着を脱がせて体温調整してあげましょう。参照:【医師監修】外出はしてもOK?生後1ヶ月の赤ちゃんの特徴
2023年11月10日和菓子店「ヒガシヤ(HIGASHIYA)」創業20周年を記念したスイーツの第2弾として、ジャパニーズウイスキー「イチローズモルト」とコラボレーションしたひと口果子「時の恵み」を、2023年11月8日(水)から12月6日(水)までの期間限定で発売する。ヒガシヤ×イチローズモルトの限定和菓子「時の恵み」ヒガシヤは、創業20周年を記念し、和菓子とは異なる分野で活躍する4ブランドとのコラボレーションを実施。第1弾に続く第2弾は、国内外で高い評価を得るジャパニーズウイスキー「イチローズモルト」とのコラボレーションによるひと口果子「時の恵み」を用意する。「時の恵み」は、3種の希少なウイスキーを厳選し、その個性豊かな風味が引き立つよう、相性の良い餡と合わせたひと口サイズの和菓子。上品な甘さの餡と、ふわりと香るウイスキーのハーモニーを楽しめる、大人のスイーツとなっている。THE PEATED「こし餡+ウイスキー羹」熟成により深まるやわらかな燻製香とまろやかな甘さのあるウイスキー本来の味わいを愉しめるよう、こし餡と合わせた1品。PX Sherry Cask「つぶし栗+ウイスキー羹」シェリー樽で熟成させることで干し葡萄のような甘さとフルーティな味わいをまとったウイスキーと好相性の栗餡をあわせた1品。Bourbon Barrel「胡桃餡+ウイスキー羹」バーボン樽で熟成させたウイスキーならではのバニラのような甘さとさわやかな青林檎のような風味を引き立てる、胡桃餡と合わせた1品。ヒガシヤ創業20周年を記念したコラボレーションなお、2024年2月には第3弾としてイソップ(Aēsop)とのコラボレーションを展開。第4弾では三重・木屋正酒造の日本酒「而今(じこん)」とタッグを組む。【詳細】ヒガシヤ×イチローズモルト ひと口果子「時の恵み」販売期間:2023年11月8日(水)~12月6日(水)販売店舗:ヒガシヤギンザ(東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル2F)、ヒガシヤマン(東京都港区南青山3-17-14)、ヒガシヤマン 丸の内(東京都千代田区丸の内1-4 -5 三菱UFJ信託銀行本店ビル1F)、公式オンラインショップ価格:2,808円内容量:1箱 6個入箱サイズ:縦26.5cm ×横4.5cm ×高さ4cm 木箱入(巻紙)日保ち:4日(要冷蔵)■ヒガシヤ 第3弾以降のコラボレーション予定・第3弾 ヒガシヤ×イソップ販売期間:2024年2月4日(日)〜5月4日(土)・第4弾 ヒガシヤ× 而今販売期間:2024年5月5日(日)〜8月6日(火)※内容は変更となる可能性あり。【問い合わせ先】ヒガシヤTEL:03-6261-9300
2023年10月27日ジャンヌ・ダルク――15世紀のフランスで神の“声”を聞き、戦いに身を投じた少女。裁判にかけられた彼女は魔女とされ、火あぶりの刑に処されて亡くなったものの、後世名誉が回復されて1920年にはフランスの守護聖人のひとりとなっている。そんな彼女の物語を描いた舞台が、劇団☆新感線の座付き作家である中島かずきの脚本、白井晃の演出による『ジャンヌ・ダルク』。堀北真希を主演に迎えて2010年に初演、2014年の再演では有村架純が主演。ふたりとも、本作が初舞台だった。そして2023年、やはりこれが初舞台となる清原果耶の主演で3度目の上演が決定。短くも激しい彼女の生きざまを、私たちはまた目撃することとなる。皆さんの抱くジャンヌを体現できるように故郷を蹂躙されるなかで聞いた声に従い、フランスの王太子・シャルルの下に赴いて、イングランドからフランスを解放するため戦った彼女。シャルル(即位してシャルル7世となる)を演じる小関裕太は、清原について「ミステリアスさや淡さ、切なさを観る者に想像させる雰囲気をもっている。皆がジャンヌ・ダルクにイメージする “芯があって信じるものに向かっていく”姿勢が合うと思う」とコメント。この言葉に、思わず納得させられる人は多いに違いない。清原果耶という俳優の持ち味を考えると、ジャンヌはまさにはまり役となるのではないだろうか。清原自身も「皆さんの抱くジャンヌを体現できるように、がんばります」と意欲をうかがわせた。清原も小関も、初演・再演の映像を観てさまざまなことを感じたよう。「ジャンヌの強さとはかなさが両立しているところに、すごく惹かれました。たぶん私と同じように多くの方がそれを魅力的だと思われたから、初演も再演もたくさんの方々が観に来てくださったんだろうなって思います。たくさんの人を導いていくカリスマ性みたいなものを、私も皆さんと一緒に作り出していけたらな、と」と清原は言う。小関は映像を観た後に台本を読み、「演じる方によってジャンヌはそうとう変わるだろうと感じました。それにこの物語は “声”っていうワードがテーマになっている。神の声だけでなく、ジャンヌの声、シャルルにとっての聞きたい声、聞きたくない声、親や周りの声。そういう “声”の象徴になっているのがジャンヌで、芯の強さと共にメッセージ性を抱えた少女だと思った」のだとか。一方、清原は同じ事務所の先輩ながら今回が初対面という小関に対して、「穏やかで、清らかで、柔らかいイメージ」を抱いていたという。その印象は、繊細な表情を見せる序盤のシャルルにぴったり。「シャルルって『怯えている王』みたいに書かれることが多いので、『シャルルっぽい』と言われるとちょっと……」と複雑な表情を見せた小関だが、そのシャルルがジャンヌの登場によって王として成長し、ついには“勝利王”と呼ばれるまでになる変化・成長の過程こそが、要と言えるのではないだろうか。きっと小関は、豊かな奥行きをもってそれを表現してくれることだろう。清原も、初演・再演で「シャルル役の印象がまったく違っていたので(初演:伊藤英明、再演:東山紀之)、今回小関さんが演じるのが楽しみです」と、彼ならではのシャルル像に期待を寄せる。また、ふたりを支えるキャストも大きな見どころ。りょう(ヨランド・ダラゴン)、岡田浩暉(ベッドフォード公)、福士誠治(タルボット)、深水元基(アランソン公)、山崎紘菜(マリー・ダンジュー)、坪倉由幸〈我が家〉(傭兵レイモン)など映像・舞台で多彩な活躍を見せる顔ぶれに加え、フレッシュな荒木飛羽(傭兵ケヴィン)、ベテランの風格と安定感を見せる榎木孝明(コーション司教)、神保悟志(ラ・トレムイユ卿)と、「これは期待するしかない」という俳優陣が結集した。舞台『ジャンヌ・ダルク』主要キャスト清原は以前映画で共演した深水との再会を喜び、小関もドラマに続いて山崎と共演。さらに小関は、初共演となる義母・ヨランド役のりょうに「すごくミステリアスで、強いビジュアルが印象的ですし、お芝居を合わせた時にどんなものが生まれるのか楽しみにしています」と期待を語った。白井演出作品でしばしば強い印象を残すアンサンブルの迫力は今回も健在、総勢約100人というめったにない大人数の出演者によって劇場内に満ちあふれる熱量は、まさに生の演劇空間の醍醐味を味わわせてくれるだろう。ワクワクへの挑戦をこの舞台で俳優としてデビューする前にミュージカルのレッスンを受けていたという清原。「歌ったり踊ったりするのが好きだったので、いずれ舞台をやってみたいと思っていた」そう。演出の白井晃から、3度目の上演にあたって清原にはジャンヌが合うだろうと話がいき、「きっとご縁がつながったんだろうから、がんばりたい」と満を持しての初舞台・初主演に武者震いする。思い切った決断にも思えるが、「自分が良いと思ったものを信じたい。(参考として)いろいろな人の意見は集めますけど、結局決めるのは自分。後悔しない道筋を選べば良いと思う」と本人はきっぱり。その潔い決断の基となる感覚は、ふたりにとって相通じるものがあるそう。それを小関は「ワクワク」と語る。「初めての経験で大変だとしても『これを経験した後にどういうものが見えているんだろう』とワクワクできることを選びたい。最近はずっと未知への挑戦をしているような気がしますが、達成感があるから良いかな」と笑った。そんな小関にとって、今回はミュージカル『わたしは真悟』(2016年/演出:フィリップ・ドゥクフレ、演出協力:白井)以来となる白井とのタッグで思うところがあるよう。「前回、愛ある鞭をたくさんいただいて、こてんぱんにされたんですよ。各現場で学びがあるなかで、舞台の基礎について改めて考えたし視野が広がった。すごく濃厚な時間でした。白井さんとまた一緒にひとつの作品を創る体験をしたいと思っていたので、今回ようやくタイミングが合いました」と語った。映像を観て印象に残った場面を聞くと、清原は「ジャンヌは戦わせてもらえない、剣を振れない葛藤や悔しさがある。そういう『自分も』という意思を前面に押し出すシーンは、自身が基盤としてもっている軸、しなやかさみたいなものを感じとることができて好き」だという。「僕は戴冠式のシーン、あと同じようなシチュエーションだけどジャンヌとシャルルが初めて会うシーンですかね。すごく神秘的で、のちのち明かされる秘密が詰まっている。実際のヨーロッパの戴冠式の様子から考えると、城と戴冠式を行う大聖堂とはすごく離れているけど、わざわざそれだけの移動をして行うほどの大切なイベント。その神秘性が素敵です」と小関も語った。さらに見どころとして、小関は章ごとに新しい事実が明かされていくという台本の構造、そして複雑な人間模様を挙げる。「対立していたのかと思いきや実は仲間だったとか、信頼しあっていたとか、その逆だったとか。観る人によって関係性が違って、いろいろ感じられると思います。そしてジャンヌはフランス・イングランド両国に求められている存在だという、皮肉さや面白さみたいなものがストーリー展開の中でうまく描かれている」という。初舞台に向けて基礎体力向上を図りたいという清原と、小関の意外な共通項は「今一番ほしいのが自転車」だという。ジャンヌとシャルルには全然関係ない話だけど、と笑い合うふたりは、既に息の合ったコンビぶりを見せる。このふたりを中心としたカンパニーで、「今はまだどうなるのか本当に未知数ですけど、ジャンヌに突き動かされながら一緒に全うできたら」という清原がどのようなジャンヌを見せるのか。期待は高まるばかりだ。公演は11月28日(火)〜12月17日(日)、東京建物 Brillia HALLにて。その後、12月に大阪公演あり。ぴあアプリでは清原果耶さんと小関裕太さんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。取材・文:金井まゆみ撮影:You Ishii清原果耶:ヘアメイク:(清原)牧野裕大、(小関)佐々木麻里子スタイリスト:(清原)井阪恵、(小関)吉本知嗣<公演情報>舞台『ジャンヌ・ダルク』演出:白井 晃脚本:中島かずき(劇団☆新感線)音楽:三宅 純監修・原案:佐藤賢一(参考文献『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』出演:清原果耶小関裕太福士誠治荒木飛羽深水元基山崎紘菜坪倉由幸(我が家)野坂 弘ワタナベケイスケ粟野史浩りょう神保悟志岡田浩暉榎木孝明【東京公演】2023年11月28日(火) 〜12月17日(日)会場:東京建物 Brillia HALL【大阪公演】2023年12月23日(土)〜12月26日(火)会場:オリックス劇場チケット情報:公式サイト:
2023年10月13日藤井道人が監督・脚本を務めた日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』が、2024年5月3日(金)に劇場公開される。シュー・グァンハン(グレッグ・ハン)、清原果耶がダブル主演。藤井道人が監督・脚本、初の日台合作映画映画『青春18×2 君へと続く道』は、『余命10年』を世に送り出してきた藤井道人が手掛ける初の国際プロジェクトとなる作品。台湾で話題を呼んだ紀行エッセイ『青春18×2 日本慢車流浪記』にインスパイアされた、映画スターのチャン・チェン(張震)が映画化を企画し、藤井道人とタッグを組んだことで“日台合作”プロジェクトがスタートした。国境と時を超えた初恋を辿る旅映画『青春18×2 君へと続く道』で描かれるのは、日本と台湾の国境と“18年”の時を超えて初恋の記憶をたどる旅。18年前の台湾で始まった、ジミーとアミのラブストーリーを紡いでいく。尚、撮影は米津玄師「Lemon」のMVなどを手掛け、藤井道人と数々の作品でタッグを組んできた今村圭佑が担当。日本と台湾でオールロケを敢行し、日本と台湾の四季折々と移り行く時代の風景、岩井俊二の『Love Letter』にオマージュを捧げるシーンなど、エモーショナルかつノスタルジックな世界観を映し出している。台湾の俳優シュー・グァンハン×清原果耶がW主演主人公のジミー役を務めるのは、2023年の主演作がヒットを記録し、台湾最大の映画賞“金馬賞”の主演男優賞にノミネートもされた台湾の俳優、シュー・グァンハン(許光漢/グレッグ・ハン)。話題の韓国ドラマへの出演や、台湾で公開されるスタジオジブリ『君たちはどう生きるか』のアオサギ役の吹き替え声優を務めるなど幅広く活躍している。また、もう1人の主人公・アミ役は、『1秒先の彼』や『片思い世界』など、話題作への出演が続く清原果耶が演じる。主人公・ジミー…シュー・グァンハン(グレッグ・ハン)18年前、日本から来た4つ年上のバックパッカー・アミとバイト先のカラオケ店で知り合い、ともに働くうちにアミに恋心を抱く。2人の距離は縮まっていったが、突然アミが帰国してしまう。時を経て、36歳になったジミーは、代表を務めるゲーム会社を解任され、失意の中帰省。実家でアミから18年前に届いたハガキを見つけたことで、初めての日本への一人旅に出る。主人公・アミ…清原果耶18年前にバックパッカーとして台湾を訪れ財布を無くしてしまったことで、高校生のジミーと同じカラオケ店で住み込みで働くことに。ひと夏をともに過ごすが、突然日本に帰ることになり、その際に、ジミーから“ひとつの約束”を提案される。絵を書きながら世界中を旅することが夢。幸次…道枝駿佑明るく天真爛漫な性格の18歳の青年。ジミーが長野県飯山線の電車の中で出会うバックパッカー。ジミーと意気投合し、辺り一面雪景色が広がる駅での途中下車にジミーを誘う。由紀子…黒木華ジミーが立ち寄る新潟県長岡市にあるネットカフェのアルバイト店員。ジミーが制作したゲームで遊んでいたところ、ジミーに話しかけられる。偶然見かけた「にいがたランタン祭り」にジミーを案内する。中里…松重豊アミが生まれ育った町の住人。アミが生まれ育った福島県只見町に降り立ったジミーに出会い、アミの実家まで送り届ける。アミの母親…黒木瞳アミの故郷である、福島県只見町に暮らすアミの母親。ジミーが回り道の末に辿り着いたアミの実家で、ジミーを迎え入れる。主題歌はMr.Children「記憶の旅人」映画『青春18×2 君へと続く道』の主題歌は、Mr.Children の「記憶の旅人」。監督の藤井道人が10代から愛聴するバンドであり、自ら主題歌に、と熱望したことからタッグが実現したという。香港国際映画祭に出品へ映画『青春18×2 君へと続く道』は、2024年3月28日(木)から4月8日(月)まで開催される第48回香港国際映画祭のカレイドスコープ部門に出品。これまでにも、『エゴイスト』や『さかなのこ』などが出品された部門となっている。映画『青春18×2 君へと続く道』あらすじ始まりは18年前の台湾。高校生のジミーは、バイト先に現れた日本のバックパッカー・アミとともに、ひと夏を同じ店で働き過ごすことになった。次第にジミーはアミに淡い恋心を抱き、夜道をバイクで2人乗りしたり、映画を観に行ったりと、2人の距離は縮まっていった。しかし突然、アミが日本に帰ることに。気持ちの整理がつかないジミーに、アミは“ひとつの約束”を提案する。時が経ち、あるきっかけで久々に実家を訪れたジミーは、日本に戻ったアミから18年前に届いたハガキを見つける。初恋の記憶がよみがえったジミーは、過去と向き合い、今を見つめるため、初めての日本での一人旅へ。アミとの思い出の曲を聞きながら列車に乗り、ジミーが向かうのは彼女の故郷。ジミーはアミとの再会を果たせるのか。【作品詳細】映画『青春18×2 君へと続く道』公開日:2024年5月3日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開出演:シュー・グァンハン、清原果耶、ジョセフ・チャン、道枝駿佑、黒木華、松重豊、黒木瞳監督:藤井道人脚本:藤井道人エグゼクティブ・プロデューサー:チャン・チェン配給:ハピネットファントム・スタジオ原作:『青春18×2 日本慢車流浪記』
2023年10月10日俳優の草なぎ剛が主演を務める映画『碁盤斬り』(ごばんぎり)が、2024年5月に全国公開されることが25日、発表された。さらに、追加キャストも発表され、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼の出演が明らかになった。『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した草なぎを主演に、第42回日本アカデミー賞優秀監督賞受賞の『孤狼の血』など映画界で高い評価を受け、本作が自身初の時代劇となる白石和彌監督がタッグを組んだ、古典落語をベースにした本作は、ある冤罪事件によって娘と引き裂かれる男による、父として武士としての誇りを賭けた復讐を描くヒューマンドラマ。冤罪事件を起こした浪人・柳田格之進(草なぎ)は藩を追われ、娘とともに貧乏長屋で今日の米にも困る暮らしをしている。落ちぶれても武士の誇りを捨てておらず、とりわけ嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、正々堂々と嘘偽りない勝負を心掛けている。あるきっかけで明かされた真実に、格之進は激高し仇討ちを決意する。だがそれは、父娘が引き裂かれることを意味していた。このたび追加キャストが発表。格之進(草なぎ剛)の一人娘・お絹役に清原果耶、萬屋の手代・弥吉役に中川大志、彦根藩の藩士の梶木左門役に奥野瑛太、萬屋の番頭・徳次郎役に音尾琢真、町の親分の長兵衛役に市村正親、格之進と因縁のある武士・柴田兵庫役に斎藤工、半蔵松葉の大女将・お庚役に小泉今日子、萬屋の亭主・萬屋源兵衛役に國村隼が決定した。追加キャストのコメントは以下の通り。○■清原果耶いつか草なぎさんとご一緒したいと抱いていた想いが今作で叶ったことを撮影が終わった今でも嬉しく思っています。現場で私が緊張していると「お絹ちゃんは僕の娘だから」と草なぎさんが声をかけてくださいました。草なぎさん演じる格之進の娘であるお絹は、父を敬い、自分のやるべき事へ邁進出来る素直な女の子です。格之進とお絹の確かな絆に触れながら育んだ時間は、何にも変え難い温かなものでした。錚々たるキャストの皆さまの背中を追いかけながら、白石監督をはじめとするスタッフの皆さまと紡いだ日々が、沢山の方々に届きますよう願っています。○■中川大志白石監督とはいつかご一緒したいと、常々いろいろなところで口にしていました。そんな白石組の初めての時代劇作品に参加できることに興奮しました。些細なことなのに、大人になったからなのか、組織の中にいるからなのか、素直に言い出せない。そんなキッカケが気付けば飛躍して自分だけでは収まりのつかないことになってしまっている。落語の噺がベースの今作は、現代人の我々にも共感出来るポイントが沢山ある、身近なところで起こり得るストーリーです。監督が、先人へのリスペクトを持って作り上げた今作は、世界のお客様にも見ていただきたい、日本の時代劇になると思います。○■奥野瑛太梶木左門役をやらせて頂きました奥野瑛太です。これだけの豪華なメンバーに囲まれて時代劇に参加できた事大変嬉しく思います。 殊に草なぎさんは、物心ついた頃からブラウン管を通して拝見しておりましたので、今回現場で自らが梶木左門として執拗に柳田様(草なぎさん)の背中を追いかけている事に若干の違和感とかなりの興奮を覚えました。比喩的な意味でも物理的にも、劇中ではかなり背中を追いかけていると思います。 その都度、気配や色を変えていく背中を。 それはそれは心地の良い広い背中でした。歴史上これほど武士の背中を見た人はいないのではないかと思うくらい堪能させて頂きました。ありがとうございました。○■音尾琢真私としましては、いつもお世話になっている白石和彌監督の、時代劇という新たなチャレンジにまたご一緒させていただけるということだけでも幸せであるのに、草なぎ剛さんとシーンを共にできるという光栄極まりない日々でございました。撮影中はカメラや照明などのセッティング中にずっと立ったまま待っておられる姿を拝見し、私なんぞは、ただだらしなく座って着物が着崩れていく様が情けなく思えた記憶がございます。初めて現場を共にする共演者の方がどのように演技を仕上げていくのかを見ているのが趣味と言える私なのですが、草なぎさんは瞬発力が凄まじく、用意したものに拘らずに撮影現場であらゆる物事を感じ取って空間に溶け込んでいくというスタイルと見受けられました。研ぎ澄まされた感性と経験のなせる技であると感服した次第です。映画「碁盤斬り」どうぞよろしくお願いいたします。○■市村正親白石監督の映画を色々観ていて、白石監督がどういう監督さんか知るためにも映画に参加させていただきました。とてもいい人で、非常に気が合うので本当に楽しかったです。今後、市村が演じる役が必要だなと思ったらどんどんお声をかけてくださいね笑草なぎくんはドラマで一緒になったこともあるけれど、映画では 2 度目の共演です。「ホテルビーナス」のときは全編韓国語でしたが、今回は日本語だったので楽だったね笑草なぎくんの芝居を間近に見ながら、芝居をし、作品に参加できたのは楽しかったし、光栄で嬉しかったです。完成を心より楽しみにしております。○■斎藤工混沌とした現代と、厳しくも儚い本作の世界を生きる人々とが、何処か力強く入り混じる瞬間が幾度もありました。そして、現場でお会いした剛さんは、草なぎ剛では無く、柳田格之進そのもので、静かに鳥肌が立ちました。『碁盤斬り』は、白石和彌監督ならではの、エグみと深みを含んだ美しい時代劇になっていると思います。同時に、草なぎ剛さんの新たな表題作に参加出来た事を、心から光栄に思います。○■小泉今日子美しくて、優しい、そして迫力のある世界。既視感のない時代劇になっていると思います。私も完成が楽しみでなりません。芸歴は長いのに京都の撮影所が初体験の私でした。ようやく映画俳優に仲間入り出来たような気分です。○■國村隼私はこの映画に関わる以前は全く知らなかった囲碁の世界でした。撮影が進むうち、最も興味を唆られていったのが【碁敵(ごがたき)】という言葉。ひとつの盤面上に展開する実人生をもかけた勝負の世界。その囲碁の世界で得るものは、友情ともまたライバルとも違う、人生に於いて特別な人と出会ってしまう事。この映画「碁盤斬り」は正にその事を描いています。そして私は草なぎ剛さんと出会った、ということですね。
2023年09月25日眠れないほどの痒みに悶絶 この投稿をInstagramで見る 新井恵理那(@elina_arai)がシェアした投稿 新井恵理那さんは今年4月、キャスターを担当する朝の帯番組『グッド!モーニング』で、結婚と妊娠を発表。出産は秋を予定しており、6月末に同番組で「来週からはお休みに入らせていただきます」と産休入りを報告しました。8年間にわたり平日朝は3時起きの生活だったという新井さん。YouTubeにアップした近況動画では、「なんとなく自分の中では、ご無沙汰してますって感じ」と笑い、「産休中ですが朝は絶対『グッド!モーニング』の時間には起きる、と自分に課してる。今のところできてる」といいます。お腹の赤ちゃんは元気に健康に育っているそうで、音楽が好きなのか「音が鳴っているとリズミカルに動く」よう。というのも、サザンオールスターズのライブ動画を見ていたときにパワフルな胎動を感じ、「一定のリズムを刻んで動いていた」そうです。一方、新井さん自身の体調はというと、周囲からは「顔色や肌ツヤがすごくいい」と言われるものの、お腹など見えない部分にはたくさんの湿疹ができ、大変だったのだそう。最初はおへその周りにちょっとだけあった湿疹が、痒くて掻いていたらどんどん広がってしまい、お腹全部が真っ赤になって「痒くて痒くて毎日眠れなくて、特に寝ていると無意識に掻いちゃってもっと痒くなって……」というほどひどい状態に。痒みを抑えるため氷で冷やすと少しウトウトできるものの、やはり痒みで目が覚めて……を繰り返し、「何日も眠れない感じが続いてたんで、わりと病んでた」という新井さん。最終的には病院でもらった薬が効き、今はだいぶ痒みがおさまったといいます。妊娠中は皮膚が痒くなりがち妊娠中は皮膚が敏感になり、大きくなるお腹などでは皮膚が伸ばされ、痒みを感じやすくなります。痒みを引き起こしたり悪化させたりするのは、やはり乾燥や刺激など。妊娠中は保湿を心がけ、体を洗う洗浄料や下着なども低刺激なものにするなど、早めの対策をおすすめします。また、妊娠中にかかりやすい痒みを伴う疾患もあります。湿疹などはないのに全身に痒みが出る「妊娠性皮膚掻痒(そうよう)症」は、妊娠中にみられるもので、ホルモン増加や胆汁の流れが滞ることなどの影響で起こるとされています。中でも、発疹を伴う 「妊娠性痒疹(ようしん)症」では、ポツポツとした赤い皮膚のもりあがり(丘疹)が、腕の外側、手の甲、お腹や背中などにパラパラとちらばってでき、強い痒みがあります。そのほかにも、妊娠中に痒みが出る疾患があり、強く掻きすぎてしまうと、傷になったり、色素が沈着することもあります。かかりつけ医や妊娠中であることを伝えた上で皮膚科医に相談し、時期と症状に応じて塗り薬などを処方してもらいましょう。参照:【医師監修】かゆみ、シミ…妊娠中の肌荒れの原因と対策は?【皮膚科医監修】妊娠線がかゆい!原因と効果的な2つの対策・予防法
2023年09月06日タレントの西村歩乃果が、発売中のマンガ誌『週刊ヤングマガジン』(講談社)39号のグラビアに登場している。西村は1995年1月28日生まれ、神奈川県出身。アイドルグループ・ラストアイドルを卒業後、恋愛リアリティショー『オオカミちゃんには騙されない』出演などで話題を呼んでいる。3年ぶりに同誌に登場となった西村は、本誌グラビアで初水着に。ヘルシーだけど色っぽく、可愛いけどセクシーに魅了した。
2023年09月02日清原果耶の初舞台「ジャンヌ・ダルク」から新たにポスタービジュアル、全キャストの扮装写真とコメントが公開された。2010年、2014年に続き、3度目の上演となる本作は、ジャンヌ・ダルクという1人の少女が、時代や、政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの“生”に焦点をあてた人間ドラマであり、歴史スペクタクル。3度目の上演は初舞台・初主演となる清原さんに、小関裕太をはじめ、出演者はオール新キャスト。りょう、岡田浩暉、福士誠治、深水元基、山崎紘菜、坪倉由幸、粟野史浩、野坂弘、ワタナベケイスケら、映像のみならず舞台をもよく知る実力派が集うほか、今後の飛躍が期待される若手で初舞台となる荒木飛羽が重要な役どころを演じ、さらに榎木孝明、神保悟志と、経験豊富なベテランも加わり、壮大な劇世界の骨組みを担う。キャストよりコメント到着清原果耶今回の舞台のお話をいただいて、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりました。舞台に挑戦してみたいという気持ちは、このお仕事を始めてからずっとありましたし、まさか「ジャンヌ・ダルク」に参加出来るだなんて思いも寄りませんでした。ジャンヌのように沢山の人々を導いていく力を自分が持てるだろうか、そして最後まで懸命に生きてその勇姿を届けられるのかなと、稽古がまだ始まっていない今から緊張や不安を感じてはいるのですが、演出の白井晃さんをはじめとするスタッフキャストの皆さんの言葉や生き様を目に焼き付けながら、皆さんと一緒に作るこの舞台を楽しめれば良いなと思っています。ジャンヌが信じる道を全うしようと生きていく中で、様々な恐怖や葛藤、そして孤独も抱えていたはずです。1人の少女ジャンヌにどこまで寄り添い一緒に戦うことが出来るのか、沢山の方々のお力をお借りして、新たな「ジャンヌ・ダルク」をお届け出来るよう励みます。小関裕太/シャルル7世役小関裕太/シャルル7世役7年ぶりに白井晃さんとご一緒できることがまず嬉しいです。白井さんは観客の目線を操る魔術師。映画でいうところのカメラワークが天才的で、ちょっとひねくれた視点で見ようとしても、つい「あそこを見たい」と思わされてしまいます。再演の際の映像を観て、出演者の多さ、その動きの面白さ、すごい迫力に、「こんな壮大なプロジェクトに声をかけていただいたんだ」と、あらためて光栄に感じました。清原果耶さんとは今回が「はじめまして」ですが、いくつかドラマを拝見して、まとう雰囲気も声も、その人にしかないもので、素敵だなと感じていました。映像の中で輝いていた清原さんが舞台でどう変化し、どんな表情を見せてくださるのかも、とても楽しみです。目の前にそのキャラクター、その人がいるという事実の重さ、緊張感や躍動感こそが舞台の魅力。僕も、映像の画面を通じて伝えるのとは違う、舞台ならではの味わいを持ったシャルル王を演じたいなと意気込んでいます。福士誠治/タルボット役福士誠治/タルボット役タルボット役を演じます福士誠治です。ジャンヌ・ダルクという名作に出演出来ること、本当に光栄に思うと共に、戦乱の中生き抜くジャンヌにどう壁として立ちはだかるのかワクワクします。中島かずきさんの脚本はその時を生きるセリフを書いてくださるのでタルボットの葛藤をしっかりと表現していきたいです。そして白井晃さんの演出を受けるのは今回が初めてなので、何よりも楽しみです。みなさん、歴史の瞬間をお見逃しなく!荒木飛羽/傭兵ケヴィン役荒木飛羽/傭兵ケヴィン役初舞台で「ジャンヌ・ダルク」に参加できることに嬉しさと緊張と色んな感情が溢れています。全てが初挑戦なので一つひとつを噛み締めながら、傭兵ケヴィンを演じていきたいと思います。スタッフ、キャストの皆さんと一緒に舞台を作る時間を大切にし、「ジャンヌ・ダルク」の世界を、多くの人に届けられるよう頑張りたいです。深水元基/アランソン公役深水元基/アランソン公役ジャンヌと同じフランス軍のアランソン公を演じさせて頂けるなんて嬉しい限りです。ジャンヌを認め、共にイギリス軍と戦い、奇跡を見る。ジャンヌをしっかりと支えたいと思います!ストーリーがハードなだけに、熱量持って挑まなければならない。体力的にも大変そうだ。気合い入れますよ!お客様も覚悟して観に来て下さいね(笑)山崎紘菜/マリー・ダンジュー役山崎紘菜/マリー・ダンジュー役私自身、舞台の経験が浅いので、この壮大なドラマの中で、マリーとして、そしてフランス王妃として、立派に舞台に立つことができるのか不安もありますが、日々学ばせていただきながら、シャルルを支える良き妻に成長していけたらと思います。マリーは登場人物の中で一番、現代の私達に近い感覚を持っている女性だと思うので、多くの方に共感していただけるのではないかと思います。陰謀や思惑がうごめく宮廷の中で、彼女らしく15世紀のフランスを懸命に生きたいです。坪倉由幸/傭兵レイモン役坪倉由幸/傭兵レイモン役こんなに壮大なスケールの舞台で、こんなに豪華なキャスト・スタッフの皆さんとご一緒できるなんてとても光栄です。今まで何度か舞台をやらせていただき、僕が演じてきた役柄はどこか情けなかったり、頼りなかったり、いい加減だったり、笑いを誘う要素が多かったんですが、今回演じさせていただく傭兵レイモンは全く逆です。カッコイイです!不安です。頑張ります!野坂弘/サントライユ役野坂弘/サントライユ役「なぜ今なのか?」について考えています。例えばホモソーシャル規範の下、若い女性が偶像化された果てに切り捨てられる構図。また美談として消費する際には個人を"尊重"し、一方では声を上げる個人は抑圧し続ける構図。それらは遠くの事からすぐ足元の事まで、未だ多くの社会構造に重なると感じます。そんないま今作を上演する意味や、社会の構造を変える方法を必死に考えながら、自分に出来ることを実践したいと思っています。ワタナベケイスケ/クルパン役ワタナベケイスケ/クルパン役『楽しみと少しばかりの恐れ』というのが、出演させていただく際の偽らざる感想です。演劇体験はいつだって特別で且つ身近にあって欲しいものですが、その中にあって本作品は特別な体験ができる気がしております。なにせ、90名を超えるキャストでお送りするわけですから、きっと今までにない空間が待っているんだと思います。それはとても楽しみですし、少し恐ろしくもあります。是非、一緒に特別な時間を共有できますように。粟野史浩/ラ・イール役粟野史浩/ラ・イール役ジャンヌ・ダルクに出演することになり、昔ある演出家から言われたことをふと思い出しました。『その場にいてください。その場で生きてください。その場で皆が支えあってください。』と。今回は、この言葉の中の『支えあって』が大切なことになると思います。なので、自分の役を演じるうえで、ジャンヌ・ダルクの強さを、切なさを、儚さを、悲しさを、全力で支えることをここに誓います!(笑)りょう/ヨランド・ダラゴン役りょう/ヨランド・ダラゴン役壮大な歴史劇で、多くの人を魅了している『ジャンヌ・ダルク』に参加させていただけることを光栄に思います。大勢の兵士や民衆と共に、一つの作品を創り上げていくことが楽しみです。久しぶりに、熱気あふれる強い作品になると思います。ぜひ、熱狂しに劇場へお越しください。お待ちしております。神保悟志/ラ・トレムイユ卿役神保悟志/ラ・トレムイユ卿役前回の公演を拝見させて頂いた時に、その迫力に圧倒させられた事をよく覚えております。まさかその再演に出させて頂けるとは夢にも思っておりませんでした。是非、今回の公演でわたしが前回感じた迫力と感動をひとりでも多くの方々に感じて頂ければ幸いです。岡田浩暉/ベッドフォード公役岡田浩暉/ベッドフォード公役曇天の雲間から一筋に差し込む神々しい光の様なジャンヌ。その周りでうごめく人間社会。神秘的で躍動感溢れる物語。といったイメージがあります。初めての中世のヨーロッパもので、衣装に触れること、世界に入れることがとても楽しみですし、演出の白井晃さんをはじめ、キャストの方々とご一緒できるこの機会に感謝しています。榎木孝明/コーション司教役榎木孝明/コーション司教役物語は中世ヨーロッパのキリスト教国での実話です。ジャンヌ・ダルクの名前は誰もが知っていても、その歴史の実態は日本人にはあまり馴染みがありません。今回はジャンヌと敵対するコーション司教役とあって、時代背景をしっかり把握して役を作り込んでいかねばと思っています。さてどんなコーションが出来上がりますやら。そして清原果耶さんをはじめ初共演の方も多く、今からとても楽しみです。舞台「ジャンヌ・ダルク」は11月28日(火)~12月17日(日)東京建物Brillia HALL、12月23日(土)~12月26日(火)オリックス劇場にて上演。(シネマカフェ編集部)
2023年08月07日舞台『ジャンヌ・ダルク』が2023年11月28日(火)から12月17日(日)まで東京建物 Brillia HALLで、12月23日(土)から12月26日(火)まで大阪・オリックス劇場で上演される。主演は清原果耶。フランスの若き救世主ジャンヌ・ダルクとは?ジャンヌ・ダルクは、今からおよそ600年前、長きにわたるイングランドとの戦争(百年戦争)に疲弊したフランスに颯爽と登場し、目覚ましい活躍を遂げた後、わずか2年で火刑によりこの世を去った少女。19歳という若さでその命を散らしたジャンヌ・ダルクは、神の声を聞く聖女、勝利をもたらす女神、信仰と信念を守り抜いた殉教者などと称され、今なお多くの人々を魅了し続けている。羊飼いの娘でありながら、国王や軍に関わる人々がなぜ彼女を認めることになったのかなど、数々の謎を纏った女性でもあり、これまでに絵画、小説、映像、舞台とあらゆる作品の題材として取り上げられてきた。2010年初演の『ジャンヌ・ダルク』を再々演今回上演される舞台『ジャンヌ・ダルク』は、2010年に初演された作品。ジャンヌ・ダルクという1人の少女が、時代や政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの「生」にフォーカスした人間ドラマであり、総勢100名の出演者による壮大な歴史スペクタクルだ。演出は白井晃、脚本は中島かずき、音楽は三宅純が担当。彼らは『ジャンヌ・ダルク』で初タッグを組み、その後、ベートーヴェンの半生を描いた『No.9-不滅の旋律-』、死刑執行人サンソンの実相に迫る『サンソンールイ16世の首を刎ねた男—』と足掛け10年以上にわたり、実在の人物を題材にした大作を手掛けてきた。清原果耶がジャンヌ・ダルクにそんな『ジャンヌ・ダルク』が、2014年以来、9年ぶりに再演されることに。主演は、朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』で主人公を演じた清原果耶。清原は、『ジャンヌ・ダルク』において舞台初出演に挑む。小関裕太がフランス王シャルル7世そして、ジャンヌの後押しを受けて王となり、後には彼女の命運を握ることになるフランス王シャルル7世を演じるのは小関裕太。さらに、りょう、岡田浩暉、福士誠治、深水元基、山崎紘菜、坪倉由幸、粟野史浩、野坂弘、ワタナベケイスケら実力派キャストや、榎木孝明、神保悟志といったベテラン陣も出演する。登場人物ジャンヌ・ダルク…清原果耶わずか13歳で神の啓示を受けたという少女。イングランド軍との戦争で窮地に陥ったフランス軍に颯爽と現れ、鼓舞し勝利をもたらす。やがて捕えられ、異端者として火刑に処されてしまう。シャルル7世…小関裕太自らの出生をめぐる事情もあり、自信のなさ、頼りなさが目立つ王太子。ジャンヌの後押しを受けてフランス国王となり、やがては“勝利王”とまで呼ばれる人物に成長する。タルボット…福士誠治傭兵ケヴィン…荒木飛羽アランソン公…深水元基マリー・ダンジュー…山崎紘菜傭兵レイモン…坪倉由幸(我が家)サントライユ…野坂弘クルパン…ワタナベケイスケラ・イール…粟野史浩ヨランド・ダラゴン…りょうラ・トレムイユ卿…神保悟志ベッドフォード公…岡田浩暉コーション司教…榎木孝明舞台『ジャンヌ・ダルク』あらすじ物語は、1431年、フランス国王・シャルル7世のもとに、ジャンヌ・ダルクの最期を見届けた兵士が報告に訪れる場面からスタート。イングランド軍との戦争で窮地に陥ったフランス軍の前に突如現れ、勝利をもたらしたジャンヌ・ダルクは、やがて捕えられ、異端者として火刑に処されたのだった。遡ること3年。ジャンヌは故郷ドムレミ村でイングランド兵の襲撃に遭うが、“神の声”に導かれるように敵に立ち向かい、難を逃れる。傭兵レイモンとケヴィンの助けも得た彼女は、これを機に「フランスを救え、フランス国王を救え」と繰り返し語りかける神の声に従い、王太子・シャルルとの謁見を求めて行動することに。そして1429年、遂にシャルルとの謁見を果たすことになったジャンヌ。自ら甲冑を身に着け戦に身を投じると、イギリス軍の砦となっていたオルレアンを奪還。彼女の存在と活躍は自信を持てずにいたシャルルを勇気づけ、正式な戴冠式を行う後押しともなった。そしてランス大聖堂にてシャルルの戴冠式を実施。そこにジャンヌも列席したが、振り返ればこの時が、彼女の生涯の頂点でもあった。“神の声”がジャンヌにもたらしたものは何か?命を繋ぐ機会を与えられながらも、死を受け入れる道を選んだのはなぜか?ジャンヌ・ダルクの知られざる“生”の物語とは?【詳細】舞台『ジャンヌ・ダルク』演出:白井晃脚本:中島かずき音楽:三宅純出演:清原果耶、小関裕太、福士誠治、荒木飛羽、深水元基、山崎紘菜、坪倉由幸、野坂弘、ワタナベケイスケ、粟野史浩、りょう、神保悟志、岡田浩暉、榎木孝明、他■東京公演期間:2023年11月28日(火)~12月17日(日)会場:東京建物 Brillia HALL住所:東京都豊島区東池袋1-19-1チケット料金(全席指定):SS 席 20,000円※1階前方2列センターブロック パンフレット・オリジナルグッズ付き、S席 13,500円、A席 9,800円、学生席 5,000円チケット一般発売日:2023年9月9日(土)10:00~予定■大阪公演期間:2023年12月23日(土)~12月26日(火)会場:オリックス劇場住所:大阪府大阪市西区新町1-14-15チケット料金(全席指定):S席 13,800円、A席 7,800円チケット一般発売日:未定※未就学児入場不可。ひざ上での鑑賞不可。【問い合わせ先】東京公演:キョードー東京TEL:0570-550-799(平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)大阪公演:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~18:00/日祝休業)
2023年07月31日電車やバスには、バリアフリー整備を目的とした優先席が設けられています。高齢者や妊娠中の人、障害のある人といった、座席を必要とする人の利用を優先する座席であり、車内では「優先席を必要とする人がいた場合は、お譲りください」といったアナウンスが流れていますよね。あくまでも『優先』のため、健常者も利用することが可能。他者を思いやる心によって成り立つシステムといえるでしょう。また、優先席以外の一般座席でも、座席を必要とする人に譲ろうとする気持ちは大切です。新井恵理那、『妊婦に座席を譲らない人』にモヤモヤ2023年7月28日、アナウンサーの新井恵理那さんが自身のYouTubeチャンネル『新井恵理那channel』を更新しました。同年4月に一般男性と結婚し、妊娠中であることを報告した、新井アナ。今回の動画では『同級生ママトーク』と題して、『子育ての先輩』である高校時代からの友人と、妊娠中の生活について想いを明かしました。新井アナは妊娠をしたことで、幸せなエピソードが増えたと同時に、つらい出来事に遭遇することもあるといいます。中でも新井アナがショックを受けたのは、電車での移動中。真剣な面持ちで、このように意見を述べました。電車の中とかも、みんなさ、スマホばっかり見てるし、「周りをあえて見ないようにしてるんじゃないか」っていう感じとかもやっぱあって。なんか、あたしもだけど、ほかの妊婦さんとかが立ちっぱなしなのとかも見て、周りの人全然周りを見てないし、気付かないようにしてるってのが結構ショックっていうか…。新井恵理那channelーより引用心身ともに大きな負担がかかる、妊娠。お腹が大きくなっていない状態でも、体内ではさまざまな変化が起こっています。そのため各自治体は、装着者が妊婦であることを可視化する『マタニティマーク』を配布し、交通機関などを利用する際に身に着けるよう推奨しているのです。いざ自分が妊婦の立場になることで、妊娠している人の存在に気付きやすくなったと同時に、座席を譲らない人の多さが気になるようになったという、新井アナ。そんな現状に悲しみを抱き、座席が空いた際、妊婦が近くにいた場合は、「空いていますよ」と積極的に声をかけるよう心掛けているといいます。「妊婦に席を譲る人が少ない」の意見に、賛否の声1人の妊婦の立場から、日常生活での疑問を挙げた、新井アナ。動画を見た人たちからは、さまざまな意見が寄せられています。【共感する声】・幼い子供を育てる母親です。確かに、現代は「妊婦を助けよう」という気持ちが全体的に薄れているようにも感じることがありますね…。・お腹が大きくなっていないと、なかなか気付いてもらえませんよね。自分から「譲っていただけませんか」と声をかけるのが、いいように感じます。・批判的なコメントを読んで、「これだからマタニティマークを付けにくいんだよな」と思った。なんて冷たい社会…。【疑問視する声】・『譲ってくれない人たち』にも、見た目では分からない事情があるかもしれない。体調が悪い人や、疲れきっている人もいるって考えてほしい。・スマホを見て何が悪いの?遊んでいると決めつけてる?体調が悪くて連絡をしたり、病院を探している人もいるかもしれないのに。・マタニティマークを付けていても、どうしても気付けないことがあるので、声をかけてもらえると助かるなあ。前述したように、優先席も含めたすべての座席に『譲らなくてはならない』という強制力はありません。善意に頼ったシステムであることに加えて、座席を必要としている人かが見た目では分かりづらいからこそ、立場によって意見が異なるのでしょう。きっと大半の人が、困っている人がいたら助けたいと思う心を持っているはず。他者を理解し、お互いに歩み寄ろうとする気持ちが、解決の糸口になるのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年07月30日清原果耶の初挑戦・初主演となる舞台が、2010年と2014年に続いて今年、3度目の上演となる「ジャンヌ・ダルク」に決定。共演の小関裕太ほか豪華キャストも一挙解禁となった。17歳で歴史上に鮮烈に登場し、2年後には火刑に処せられ、わずか19年の人生で散ったフランスの救世主ジャンヌ・ダルク。信念を貫く強さを持つ若き少女の人生を、演出・白井晃、脚本・中島かずき(劇団・新感線)、音楽・三宅純、原案・監修を佐藤賢一(直木賞作家)というトップランナーが手を組み、さらに総勢100人の出演者が躍動する戦闘シーンをスペクタクルに描く。今回、ジャンヌ役として白羽の矢が立ったのは、清原果耶。その繊細な感受性、芯の強さを感じさせる存在感は、毅然として純粋無垢なラ・ピュセル(乙女)とも呼ばれるジャンヌ・ダルクにも通じるところがある。初舞台となる本作ではフレッシュな感性を持って、自らの道を選びとるヒロインと向き合う。あらたなジャンヌ像、あらたな俳優・清原果耶の顔に期待できそうだ。新時代の「ジャンヌ・ダルク」は清原さん、小関さんに加え、今回は2人を支えるキャスト陣も全員初参加。りょう、岡田浩暉、福士誠治、深水元基、山崎紘菜、坪倉由幸、粟野史浩、野坂弘、ワタナベケイスケら、 映像のみならず舞台でも活躍する実力派が集い、今後の飛躍が期待される若手、荒木飛羽が重要な役どころを演じ、さらに榎木孝明、神保悟志と経験豊富なベテランも加わって、壮大な劇世界の骨組みを担う。まっすぐな意志と純粋さを持ち、戦乱の世を駆け抜けたジャンヌ。平成から令和へ、コロナ禍も経て再創造される新生「ジャンヌ・ダルク」には未来への祈り、希望が込められている。舞台「ジャンヌ・ダルク」【東京公演】は11月28日(火)~12月17日(日)東京建物 Brillia HALL、【大阪公演】12月23日(土)~12月26日(火)オリックス劇場にて上演。(シネマカフェ編集部)
2023年07月22日舞台『ジャンヌ・ダルク』が11月から12月にかけて東京・大阪で上演されることが決定した。2010年、2014年に続き3度目の上演となる本作。17歳で歴史上に鮮烈に登場し、2年後には火刑に処せられ、わずか19年の人生で儚く散ったフランスの救世主ジャンヌ・ダルク。若き少女でありながら、信念を貫く強さを持ちえた彼女の人生を、演出:白井晃、脚本:中島かずき(劇団☆新感線)、音楽:三宅純、原案・監修:佐藤賢一(直木賞作家)というトップランナーが手を組み、さらに総勢100人の出演者が躍動する戦闘シーンをスペクタクルに描く。今回ジャンヌ役を演じるのは、本作が初舞台となる清原果耶。フレッシュな感性を持って、自らの道を選びとるヒロインと向き合う。また、ジャンヌの後押しを受けて王となり、後には彼女の命運を握ることになるフランス王シャルル7世役を小関裕太が務める。そのほか、りょう、岡田浩暉、福士誠治、荒木飛羽、深水元基、山崎紘菜、坪倉由幸、粟野史浩、野坂弘、ワタナベケイスケ、榎木孝明、神保悟志がキャストとして名を連ねている。■清原果耶 コメント今回の舞台のお話をいただいて、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりました。舞台に挑戦してみたいという気持ちは、このお仕事を始めてからずっとありましたし、まさか『ジャンヌ・ダルク』に参加出来るだなんて思いも寄りませんでした。ジャンヌのように沢山の人々を導いていく力を自分が持てるだろうか、そして最後まで懸命に生きてその勇姿を届けられるのかなと、稽古がまだ始まっていない今から緊張や不安を感じてはいるのですが、演出の白井晃さんをはじめとするスタッフキャストの皆さんの言葉や生き様を目に焼き付けながら、皆さんと一緒に作るこの舞台を楽しめれば良いなと思っています。ジャンヌが信じる道を全うしようと生きていく中で、様々な恐怖や葛藤、そして孤独も抱えていたはずです。1人の少女ジャンヌにどこまで寄り添い一緒に戦うことが出来るのか、沢山の方々のお力をお借りして、新たな『ジャンヌ・ダルク』をお届け出来るよう励みます。■小関裕太 コメント7年ぶりに白井晃さんとご一緒できることがまず嬉しいです。白井さんは観客の目線を操る魔術師。映画でいうところのカメラワークが天才的で、ちょっとひねくれた視点で見ようとしても、つい「あそこを見たい」と思わされてしまいます。再演の際の映像を観て、出演者の多さ、その動きの面白さ、すごい迫力に、「こんな壮大なプロジェクトに声をかけていただいたんだ」と、あらためて光栄に感じました。清原果耶さんとは今回が「はじめまして」ですが、いくつかドラマを拝見して、まとう雰囲気も声も、その人にしかないもので、素敵だなと感じていました。映像の中で輝いていた清原さんが舞台でどう変化し、どんな表情を見せてくださるのかも、とても楽しみです。目の前にそのキャラクター、その人がいるという事実の重さ、緊張感や躍動感こそが舞台の魅力。僕も、映像の画面を通じて伝えるのとは違う、舞台ならではの味わいを持ったシャルル王を演じたいなと意気込んでいます。■演出:白井晃 コメントたった一人の少女が、民衆の心を動かし、王宮を動かし、軍隊の先頭に立って失地回復をする。その原動は何だったのか。そして、その少女を火刑にかける人々の心の変化とは。そんな思いで、13年前にこの作品に臨みました。そのためには、民衆、兵士、学僧などを演じる多くの出演者が必要となり、総勢100名を超えるスペクタクルになりました。今、もう一度、この舞台に臨むことになりました。今回の再構築にあたり、清原果耶さんという最高のジャンヌ・ダルクと素晴らしい新キャストを得て、新たな物語が生れます。この10年間の間に世の中は大きく変わりました。人の心のありようも大きく変化しました。一人の少女の物語は、私たちに新たな生きる意味と希望を与えてくれる気がしています。大きな「生」のエネルギーを、キャスト、スタッフ、そして、観客の皆さんと作りたいと思います。■脚本:中島かずき コメント『ジャンヌ・ダルク』を次に上演する時は、清原果耶さんにお願いしたい。それだけのパワーを感じる。近年の彼女の活躍を拝見して、勝手にそう思っていた。しかし、この芝居は大勢のエキストラを集めて上演する作品だ。今の状況ではなかなか再演は難しいだろう。自分の夢物語として胸のうちに収めておいた。ところが、プロデューサーから「『ジャンヌ・ダルク』を再演します。主演は清原果耶さんです」という連絡をいただき驚いた。誰にも言ってないのに。以心伝心とはこのことか。夢がかなった。彼女を支える共演陣も芸達者な人達が集ってくれた。感謝しかない。もちろん演出白井晃・音楽三宅純のお二人も、ますますダイナミックで精緻な舞台を作り上げてくれるだろう。世界中が不安定な今だからこそ、己の信仰心をよすがに、たった一人で世界と対峙する少女の物語を舞台に上げる意味がある。改めてそう思っている。■音楽:三宅純 コメント初演から13年、その間に世界が体験した事象を思うと感慨深いです。今まで私が関わらせていただいた熊谷プロデューサーの作品は、強固な意志を持ち、数奇な運命に対峙し、時代に翻弄されつつ、過剰な人生を駆け抜け、自らを燃焼し尽くした類稀な人物の物語でした。神の声を聴き、民衆の心を掌握し、数万の兵を率いて国の危機を救い、ついには文字通りの燃焼=火刑台で処刑されるに至った、神秘なる少女ジャンヌの起こした奇跡はその最たるものです。加えて、この作品は初演以来、「今の時代を象徴するきらめきを持つヒロイン」をキャストに迎えて来ました。今回の抜擢がこの舞台にどのような進化をもたらすのか、期待に胸が高まっています。<公演情報>舞台『ジャンヌ・ダルク』演出:白井晃脚本:中島かずき(劇団☆新感線)音楽:三宅純監修・原案:佐藤賢一(参考文献『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』【出演】清原果耶/小関裕太/福士誠治 荒木飛羽 深水元基山崎紘菜 坪倉由幸(我が家) 野坂弘 ワタナベケイスケ 粟野史浩りょう 神保悟志 岡田浩暉/榎木孝明 他【公演日程】東京公演:11月28日(火) 〜12月17日(日) 東京建物 Brillia HALL大阪公演:12月23日(土)〜12月26日(火) オリックス劇場公式サイト:
2023年07月21日俳優の清原果耶が、舞台『ジャンヌ・ダルク』の主演を務めることが21日、明らかになった。同作は演出:白井晃、脚本:中島かずき(劇団☆新感線)、音楽:三宅純、原案・監修:佐藤賢一により2010年に初演を迎え、2014年に再演、今回が9年ぶり3度目の上演となる。ジャンヌ・ダルクという1人の少女が、時代に、政治に翻弄されながらも、自らの信じるものを掴みとっていくまでの「生」に焦点をあてた人間ドラマであり、歴史スペクタクルを描く。今回、ジャンヌ役として白羽の矢が立った清原は、初舞台に挑戦。繊細な感受性、芯の強さを感じさせる存在感は、純粋無垢なラ・ピュセル(乙女) ジャンヌ・ダルクに通じるところがあり、フレッシュな感性を持って、自らの道を選びとるヒロインと向き合う。迷い、成長するフランス王 シャルル7世役には小関裕太が決定し、ジャンヌの後押しを受けて王となり、後には彼女の命運を握ることになる。2人を支えるキャスト陣も全員初参加で、タルボット役に福士誠治、傭兵ケヴィン役に荒木飛羽、アランソン公役に深水元基、マリー・ダンジュー役に山崎紘菜、傭兵レイモン役に坪倉由幸(我が家)、サントライユ役に野坂弘、クルパン役にワタナベケイスケ、ラ・イール役に粟野史浩、ヨランド・ダラゴン役にりょう、ラ・トレムイユ卿役に神保悟志、ベッドフォード公役に岡田浩暉、コーション司教役に榎木孝明と様々なキャストが集った。作中では100人を超す出演者が劇場狭しと躍動する戦闘シーンも見どころとなっている。東京公演は東京建物BrilliaHALLにて11月28日〜12月17日、大阪公演はオリックス劇場にて12月23日〜26日。○清原果耶 コメント今回の舞台のお話をいただいて、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりました。舞台に挑戦してみたいという気持ちは、このお仕事を始めてからずっとありましたし、まさか『ジャンヌ・ダルク』に参加出来るだなんて思いも寄りませんでした。ジャンヌのように沢山の人々を導いていく力を自分が持てるだろうか、そして最後まで懸命に生きてその勇姿を届けられるのかなと、稽古がまだ始まっていない今から緊張や不安を感じてはいるのですが、演出の白井晃さんをはじめとするスタッフキャストの皆さんの言葉や生き様を目に焼き付けながら、皆さんと一緒に作るこの舞台を楽しめれば良いなと思っています。ジャンヌが信じる道を全うしようと生きていく中で、様々な恐怖や葛藤、そして孤独も抱えていたはずです。1人の少女ジャンヌにどこまで寄り添い一緒に戦うことが出来るのか、沢山の方々のお力をお借りして、新たな『ジャンヌ・ダルク』をお届け出来るよう励みます。○小関裕太 コメント7年ぶりに白井晃さんとご一緒できることがまず嬉しいです。白井さんは観客の目線を操る魔術師。映画でいうところのカメラワークが天才的で、ちょっとひねくれた視点で見ようとしても、つい「あそこを見たい」と思わされてしまいます。再演の際の映像を観て、出演者の多さ、その動きの面白さ、すごい迫力に、「こんな壮大なプロジェクトに声をかけていただいたんだ」と、あらためて光栄に感じました。清原果耶さんとは今回が「はじめまして」ですが、いくつかドラマを拝見して、まとう雰囲気も声も、その人にしかないもので、素敵だなと感じていました。映像の中で輝いていた清原さんが舞台でどう変化し、どんな表情を見せてくださるのかも、とても楽しみです。目の前にそのキャラクター、その人がいるという事実の重さ、緊張感や躍動感こそが舞台の魅力。僕も、映像の画面を通じて伝えるのとは違う、舞台ならではの味わいを持ったシャルル王を演じたいなと意気込んでいます。○演出:白井晃 コメントたった一人の少女が、民衆の心を動かし、王宮を動かし、軍隊の先頭に立って失地回復をする。その原動は何だったのか。そして、その少女を火刑にかける人々の心の変化とは。そんな思いで、13年前にこの作品に臨みました。そのためには、民衆、兵士、学僧などを演じる多くの出演者が必要となり、総勢100名を超えるスペクタクルになりました。今、もう一度、この舞台に臨むことになりました。今回の再構築にあたり、清原果耶さんという最高のジャンヌ・ダルクと素晴らしい新キャストを得て、新たな物語が生れます。この10年間の間に世の中は大きく変わりました。人の心のありようも大きく変化しました。一人の少女の物語は、私たちに新たな生きる意味と希望を与えてくれる気がしています。大きな「生」のエネルギーを、キャスト、スタッフ、そして、観客の皆さんと作りたいと思います。○脚本:中島かずき コメント『ジャンヌ・ダルク』を次に上演する時は、清原果耶さんにお願いしたい。それだけのパワーを感じる。近年の彼女の活躍を拝見して、勝手にそう思っていた。しかし、この芝居は大勢のエキストラを集めて上演する作品だ。今の状況ではなかなか再演は難しいだろう。自分の夢物語として胸のうちに収めておいた。ところが、プロデューサーから「『ジャンヌ・ダルク』を再演します。主演は清原果耶さんです」という連絡をいただき驚いた。誰にも言ってないのに。以心伝心とはこのことか。夢がかなった。彼女を支える共演陣も芸達者な人達が集ってくれた。感謝しかない。もちろん演出白井晃・音楽三宅純のお二人も、ますますダイナミックで精緻な舞台を作り上げてくれるだろう。世界中が不安定な今だからこそ、己の信仰心をよすがに、たった一人で世界と対峙する少女の物語を舞台に上げる意味がある。改めてそう思っている。○音楽:三宅純 コメント初演から13年、その間に世界が体験した事象を思うと感慨深いです。今まで私が関わらせていただいた熊谷プロデューサーの作品は、強固な意志を持ち、数奇な運命に対峙し、時代に翻弄されつつ、過剰な人生を駆け抜け、自らを燃焼し尽くした類稀な人物の物語でした。神の声を聴き、民衆の心を掌握し、数万の兵を率いて国の危機を救い、ついには文字通りの燃焼=火刑台で処刑されるに至った、神秘なる少女ジャンヌの起こした奇跡はその最たるものです。加えて、この作品は初演以来、「今の時代を象徴するきらめきを持つヒロイン」をキャストに迎えて来ました。今回の抜擢がこの舞台にどのような進化をもたらすのか、期待に胸が高まっています。
2023年07月21日台湾で大ヒットを記録した『1秒先の彼女』の日本版リメイクとして、男女の設定を入れ替え、宮藤官九郎の脚本を山下敦弘監督が映画化した『1秒先の彼』が公開中だ。何をするにも他人よりワンテンポ早い郵便局員のハジメと、常に周りよりもワンテンポ遅いヒロインのレイカを中心に織りなされるラブストーリーだ。ハジメのようなせっかちなタイプか?それともレイカのようなのんびり屋さんか?という問いに「遅くはない気がしますね。わりとクイックに動くタイプです」と語るのは、レイカ役の清原果耶。NHKの朝ドラ『おかえりモネ』のヒロインをはじめ、近年、次々と話題のドラマ、映画に出演する彼女だが、“タイムラグ・ラブストーリー”と称される本作、そして宮藤官九郎ワールド、朝ドラ『なつぞら』以来の岡田将生との共演にどのような思いで臨んだのか?映画を観終わって、こんなに清々しい気持ちになるんだ!?――オリジナルの台湾版映画『1秒先の彼女』を見てどんな印象を受けましたか?清原普段、あまりファンタジーとか、そういうジャンルの映画を選んで観ることがないことも理由の一つなのかもしれないのですが、今回、リメイクにあたってこの作品を拝見して、とってもワクワクしました。これまでサスペンスだったり、どちらかというとダークな映画を好んで観てきたんですけど…(笑)、これを機に色々なジャンルの映画を観たいなと思えるような素敵な映画でした。――ダークな映画を好んで観る……?清原深く考えることが趣味というか、クセのようになっていた時期があって、そうしやすいこともあって、わりと暗めの映画を一時期よく観ていましたし、今でも好きです。なので『1秒先の彼女』を観て、ビックリしました。映画を観終わって、こんなに清々しい気持ちになるの!?と(笑)。映画って気持ちを集中させて観るものだという先入観もあったし、どうしても眉間にしわが寄りがちだったのですけど、この映画は観終わったときにすっと立てたんです。「あ、カラダ軽っ!」って感じました。――男女の設定が逆転した日本版の脚本を読まれていかがでしたか?清原すごく温かい映画ができるのだろうなと思いました。レイカちゃんのキャラクターも、「たぶん、これくらいのスピードの流れで進んでいくのだろうな」ということが感じられて読みやすかったです。お話としては、“タイムラグ・ラブストーリー”とありますが、このふたりだからこそ訪れた奇跡を魅力的に描くことがこの作品なのだろうなと思いました。京都の街並みと普段の日常のシーンと、特別な時間の対比がきっとこの物語の魅力なのだろうと。(C)2023『1秒先の彼』製作委員会――宮藤官九郎さんの脚本ならではの面白さや魅力は感じましたか?清原クドカンさんの脚本を読ませていただいたのは今回が初めてだったので、“ならでは”の部分を私が自分の言葉で言えるかというと難しいのですが、岡田さんによると、クドカンさんの脚本はト書きが少ないそうです。ト書きが少ないということは、会話が多い――つまり、会話劇が脚本の魅力なのだ、ということをおっしゃっていて。でも、レイカちゃんはあんまりしゃべる役ではなかったので「あぁ、クドカンさんのセリフを余すところなく堪能したかった!」と思いつつ(苦笑)。読んでいると、ハジメが妹カップルと話すところだったり、郵便局で同僚と話すところだったり、確かにあのテンポ感はクドカンさんの脚本があるから生まれるのだなと思って、ちょっとうらやましいなぁと思ったり。もしまたクドカンさんとご一緒させて頂ける機会があったら、いっぱいしゃべる役だったら楽しいだろうなぁと思いました。――レイカというヒロインについてはどんなことを感じましたか?清原レイカちゃんは喜怒哀楽を言葉や表情に出すことが多い女の子ではないのですけど、でも好きなことはあって、カメラをやっていたり、好きな人がいたり、ちゃんと自分の思うように風に乗って生きている女の子だなと思ったし、そこが魅力であり個性なのだなと思いました。――これまで、芯の強い女性を演じることが多かったかと思いますが、周りよりワンテンポ遅く、静かにハジメを見守るレイカという役は難しい部分もあったのでは?清原レイカにも真っ直ぐで芯のある部分はあるので、そこをうまく合体させてできたらいいなとは思っていたのですけど、普段、レイカのようにおっとりしているかと言われたらそうではないので……(笑)、現場に入ってすぐの頃は「“ワンテンポ遅い”ってどういうことなのだろう?何をしたら良いだろう?」というところから悩んで、パンっと(スタートの)音が鳴っても3秒待ってみたり、そういう(演技をする上での)設計図のようなものはあったかもしれません。岡田将生さんは、やっぱり“お兄ちゃん”という感じで安心する――ハジメ役の岡田将生さんとの共演についてお聞かせください。清原岡田さんとは作品をご一緒したのは『なつぞら』以来で、その後、授賞式のために花束を渡しに来てくださったりしたことがあったのですけど、(『なつぞら』では)お兄ちゃんと妹という役柄だったので“お兄ちゃん”という印象が消えなくて……(笑)。レイカとして現場にいたときは、想いを寄せるハジメくんのことを考えていましたけど、最近、取材でお会いするとやっぱり“お兄ちゃん”という感じで安心するというか「岡田さんがいるから今日のインタビューは大丈夫そう」って勝手に信頼を寄せています(笑)。以前、ご一緒したときから変わらず、とっても優しいです。(C)2023『1秒先の彼』製作委員会――今回、想いを寄せる相手役として共演されて、新たな発見はありましたか?清原私は変わらないなって思ったのですけど……。『なつぞら』のときは数日間しかいなくて、あまりしゃべる役柄でもなかったのでお話する機会が少なかったのですが、今回、バスのシーンでずっと一緒にいて、岡田さんに「こんなにしゃべる人だと思わなかった」と言われて。「え?ホントですか?ベラベラしゃべっています」という感じで、「意外だった」と言われたことがこちらも意外でした(笑)。――登場人物のひとりが「世の中のスピードについていけなくなった」と語るシーンがあります。清原さんも忙しい日々を送られていますが、そんな中でも大切にしていることはありますか?清原私はちょっとでも体の不調を感じたり、寝起きや寝つきが悪いと感じたら「あ、もしかしたらどこかで無理してるかも……」「ちょっと休まないと」と、そういうサインを無視しないように気をつけています。スピードを求められる場所で生きていて、そこに居続けなくてはいけないかもしれないけど、そのままじゃ体も心も疲れてしまうので、自分で自分のことを気にかけることが(仕事とプライベートの)両立のポイントなのかもしれないなと思っています。最近、現場にマイ水筒を持っていくことを始めたのですけど、これも自分の調整のひとつですね。できる範囲でやっていこうと思っています。今日は(取材で)いっぱいしゃべるので、喉に良いお茶を入れています(笑)。――今、俳優という仕事のどんなところに面白さややりがいを感じていますか?清原現場がとにかく好きです。前段階の準備も、普通に生きていたらなかなか体験できないことも多いので楽しいのですけど、台本を手に“役柄”で生きる現場がものすごく楽しいです。ひとつの作品を作り上げるために、みんながそこにいるって実はすごいことで、当たり前じゃない――映画は当たり前には生まれないのだなと思います。その現場に責任を持って参加できるありがたみをすごく最近感じます。――目標や目指す俳優像などはありますか?清原明確な俳優像というのはないのですけど、今口にしたようなことをちゃんと忘れずに思い続けられる人でありたいし、岡田さんを見ていると、もっと周りのことを見てみんなの思いをくみ取れる人間に自分もなりたいなって思います。まだまだ今は自分のことだけで必死ですけど、より視野を広げられたらいいなと思います。取材・文:黒豆直樹撮影:川野結李歌ヘアメイク:面下伸一(FACCIA)スタイリング:井阪恵(dynamic)『1秒先の彼』7月7日(金)公開ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント清原果耶のサイン入りチェキを1名様に!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2023年07月12日映画『1秒先の彼』(7月7日公開)の公開記念舞台挨拶が8日に都内で行われ、岡田将生、清原果耶、荒川良々、羽野晶紀、山下敦弘監督、宮藤官九郎(脚本)、柊木陽太、加藤柚凪が登場した。同作は監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組み、台湾のヒット映画『1秒先の彼女』をリメイクした。京都を舞台に、何をするにも人より1秒速いハジメ(岡田将生)と、1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語を描く。七夕の後ということで、キャスト陣は涼しげで大人な浴衣姿で登場。この日はハジメとレイカを演じた2人の子役もサプライズ登場し、会場を沸かせた。加藤は手紙の中で「蚊を捕まえられないところは、レイカちゃんと似ています。家に小さい虫がいると捕まえようとするけど、映画の中の子供のレイカちゃんみたいになっちゃいます。大人のレイカちゃんはどうですか? 蚊は捕まえられますか?」と質問。清原は意外な問いかけに驚きつつ「捕まえられるようになりました」と答え、改めて「手紙を書いてくれるなんて思ってなくて。本当に顔を合わせる程度しか会えてなかったので、すごく嬉しいです」と喜んでいた。カンヌで脚本賞を獲った『怪物』でも話題の柊木は、岡田に「今は変顔は得意ですか? 僕は、この撮影で変顔するのにとても苦労しました。どうやったら面白く演じられるんだろうとしばらく悩みました。岡田さんみたいに、クセのある役でも憎めない愛されキャラを演じられるように頑張りたいです」と手紙を読み上げる。岡田は「手紙って素敵だなと思いました。本当にどの方からいただいても、手紙というものはなんかすごく心に沁みるなと思いました」としみじみとしつつ、変顔については「後で、裏でね。ここではやらない」と苦笑していた。
2023年07月08日出産は秋ごろを予定 この投稿をInstagramで見る 新井恵理那(@elina_arai)がシェアした投稿 新井恵理那さんは今年4月、自身がキャスターを担当する朝の帯番組『グッド!モーニング』にて、結婚と妊娠を発表。8年にわたって、番組出演のため朝3時起きの生活を続けてきて、良い出会いがなかなかなかったそうですが、昨夏に友人の紹介で出会った男性と意気投合し、今年2月に結婚していたと明かしました。30日の番組では、最後に「この秋に出産を予定しておりまして、来週からはお休みに入らせていただきます」と、産休入りを報告。復帰時期は未定だといいます。レギュラー出演していた『新・情報7days ニュースキャスター』(TBS系)は、5月末の放送を持って卒業していました。「たぶん昨日、熱中症になりました、、、」妊娠してからも毎朝の帯番組キャスターをはじめ、忙しく仕事をこなしていた新井さん。6月27日には、Instagramのストーリーズで「たぶん昨日、熱中症になりました、、、が復活できた!」と、体調を崩していたことを明かしていました。その後のInstagram投稿によると、26日の生放送を終えてから、テレビ朝日アナウンサーの斎藤ちはるさん、住田紗里さんとカフェのテラス席でランチをとって帰宅したところ、体調がおかしいことに気づいたといいます。「楽しくて時間を忘れてしまい…数時間。ジメジメっとしてなんだか暑いな、くらいの感じで過ごしていましたが、直射日光じゃないしまあ大丈夫か、といった体感で」「帰宅して気づいたら、これは、、、熱中症になってました」「暑くて、お腹は張って苦しいし、呼吸が浅くなり、経口補水液を飲んでも気持ち悪くて戻しそうになり…急いで首、脇、太ももの付け根を冷やして横になりました」(新井恵理那さんInstagramより)翌朝の出勤まで半日、水分を補給しながらぐったり横になっていたという新井さん。「幸い意識はあるし自分で水分をとることができたので、救急車を呼ぶまでには至らなかったけど、これはまずい、と思いました」と、いつもとは違う体調に不安な時間を過ごしたようです。新井さんは「妊娠中は体温が高くなっているから、熱中症になりやすい、ということも、わかっていたようでわかっていなかったです…すごく反省です」と振り返り、出演番組ではいつも熱中症の危険性や対策を伝えているため、「熱中症対策を、って耳タコで、わかってるよ!と思うかもしれませんが、みなさん、本当にお気をつけください」と呼びかけていました。妊婦さんは暑さに弱くなってる?妊娠中は、妊娠前と比べて暑さを感じやすくなります。体がほてったように感じられ、「夜の寝苦しさが特につらい」という妊婦さんもいるでしょう。成人女性の基礎体温は通常、低温相(低温期)と高温相(高温期)の2層に分かれています。排卵から生理の開始までは高温相が続き、妊娠していなかった場合はそこから基礎体温はぐっと下がり、低温相を示すのが一般的です。ただし、妊娠するとしばらくの間高温相が続いた状態になります。また、妊娠中は基礎代謝量が増加します。基礎代謝量とは生命活動を維持するために必要な最低限のエネルギーのことです。基礎代謝量の増加に伴い、エネルギー消費量、つまり消費するカロリーも増加します。エネルギー消費量が多いと体内で熱が多く産生されることになるので、妊婦さんは暑がりになる傾向があります。妊娠中は夜に眠りが浅くなって、睡眠不足になる人もいます。睡眠時間が短いまま翌日体を動かすと体温が高くなり、汗の量も多くなり、体温調節機能も低下します。睡眠不足は熱中症のリスクを上げるのです。屋外ではなく室内でも、熱中症になります。冷房をつけ、必要に応じて扇風機を使ったり、遮熱カーテンを使ったりして、暑さを和らげましょう。屋外では帽子や日傘を使い、なるべく日陰にいるようにして、あまりに暑い時には涼しいところに移動するようにしてください。保冷剤や冷たいタオルなどを使うのも効果的です。参考文献環境省「熱中症環境保健マニュアル2022」
2023年06月30日その年の台湾のアカデミー賞を最多受賞した映画『1秒先の彼女』。男女の設定を入れ替えたリメイク版『1秒先の彼』が公開される。なにをするにも1秒早い郵便局員のハジメと、1秒遅い大学7回生のレイカの物語。清原果耶さんはおっとりヒロインを瑞々しく演じていた。清原さんにとっては初の宮藤官九郎脚本である。レイカでいるときはのんきに緩やかに生きていました。「寡黙なレイカちゃんも、大学の部室に住んでいたり、気になる人についていったり、実は個性の強いキャラクター。でも、それを上回るくらい魅力的で特徴的な人たちがたくさん登場しているんですよね(笑)。完成作を拝見して、温かい映画ができたなあと思っています」せっかちで少々いけずだが憎めないハジメ(岡田将生)を筆頭に、郵便局の同僚たち(伊勢志摩、松本妃代)、ガングロギャルの妹(片山友希)とその彼氏(しみけん)、荒川良々演じるバスの運転手までキャラの立った人物が大集合。宮藤流笑いのエッセンスが満載なのである。「レイカちゃんは、どこか“なるようになる”と思っている、ふわっと柔らかい空気をまとった女の子。強いところもあるけれど、それを覆うくらいの優しさを持てたらいいねと監督と話していました。レイカちゃんでいるときは、どこかのんきで緩やかに生きていた気がします」しかし、1秒テンポが遅いという演技は思いのほか苦労したのだとか。「映像では、1秒動作を遅らせるだけでは遅いようには見えないんです。何かが起きて振り返るのでも、間を2~3秒おいてゆっくり動かないといけなくて。細かなタイミングを測ってお芝居を組み立てていくのは難しく感じることもありました」物語の舞台は京都。市内に限らず、京都の各所でロケをした。清原さんは京都弁に挑戦している。「すぐさま言いたくなるようなセリフでも、方言指導の先生に『京都に生きるレイカちゃんだったら、ここはもう少しゆっくり言うかも?』と京都の方の人となりも教えていただき、学びの日々でした。町家も、平安神宮も天橋立も、空気が澄んでいるような気がして、リラックスできる場所でしたね」本作は、フィルムカメラやラジオ、手紙など、アナログなモチーフがファンタジックな世界を彩っている。SNS世代の清原さんからすれば、あまりなじみのないものかと思いきや、そうでもなかった様子。「手紙は私も大好きで、よく書いてプレゼントに添えたりしています。レターセットやポストカードはすぐ買ってしまいますし、むしろSNSのほうが疎いかもしれません(笑)。手書きの文字は気持ちを載せられるからよいなあと思います」ご自身はレイカとは逆で、思い立ったらすぐ行動に移す即行型。大変な役柄を演じるときも、苦しんだこともひっくるめて楽しみたいと考えるような、明るく清々しい方でした。『1秒先の彼』いつも人より1秒早いハジメ。ある日、楽しみにしていたある大切な1日が消えてしまったことに気づく。ことの真相を探ろうとするのだが…。原作/チェン・ユーシュン『1秒先の彼女』監督/山下敦弘脚本/宮藤官九郎7月7日より全国公開。©2023『1秒先の彼』製作委員会きよはら・かや2002年1月30日生まれ、大阪府出身。主な出演作品にドラマ『おかえりモネ』(NHK ’21)、『ファイトソング』(TBS’22)、映画『護られなかった者たちへ』(’21)、『線は、僕を描く』(’22)など。シャツ¥30,800(BAUM UND PFERDGARTEN/S&T TEL:03・4530・3240)パンツ¥62,700(BY MALENE BIRGER/S&T)イヤリング¥24,200(Jouete TEL:0120・10・6616)バングル¥57,200(CASUCA PLATA/CASUCA表参道本店 TEL:03・5778・9168)※『anan』2023年6月28日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・井阪 恵(dynamic)ヘア&メイク・面下伸一(FACCIA)インタビュー、文・黒瀬朋子(by anan編集部)
2023年06月25日京都を舞台に、何をするにも人より1秒早いハジメ(岡田将生)と1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る『1秒先の彼』。この度、本ビジュアルと90秒予告、さらに一足先に本作を観た大久保佳代子、シソンヌじろう、佐久間宣行ら著名人からの応援コメントも到着した。解禁された90秒予告は、ハジメがデートの約束をするも、目覚めるとなぜか翌日になるシーンから始まる。<覚えのない自分の写真><異常な日焼け><見知らぬ鍵><謎の手紙>。ハジメの身に起こる数々の不可解な出来事は一体…?そして後半では、消えた1日の秘密を握るレイカの視点に切り替わる。ハジメが勤める郵便局に毎日やってくるレイカは、手をつないで歩くハジメと路上ミュージシャン・桜子の様子を遠くから見つめていた。タイミングを逃し続けてきた2人の時間が重なるとき、起きる奇跡とは?レイカの「ありがとう、心の中で寄り添ってくれて」などの印象的なセリフと、幾田りらの主題歌「P.S.」に彩られ、甘酸っぱい恋の行方を予感させる予告となっている。また映像には、ハジメが恋に落ちる桜子(福室莉音)、バス運転手(荒川良々)、写真店店主(笑福亭笑瓶)、ハジメの妹とその彼氏(片山友希・しみけん)、ハジメの母(羽野晶紀)も登場。ハジメとレイカをとりまく個性強めな人々の姿も垣間見え、ストーリーの広がりに期待が高まる。併せて解禁となった本ビジュアルは、ハジメとレイカの優しくまっすぐな視線が印象的。2人の何気ない日常の姿が散りばめられており、“人とタイミングがずれる”ハジメとレイカに愛おしさすら感じさせる、キュートでポップな仕上がりとなっている。さらに、本作を一足先に鑑賞した著名人から推薦コメントが到着している。<著名人コメント(順不同/敬称略)>■大根仁(映像ディレクター)ONビートの宮藤官九郎とOFFビートの山下敦弘。映画さながらテンポのズレが生み出したこのNEWビート映画は、忘れかけていた“映画を観るという幸福な時間”を取り戻してくれる。そしてそれは映画館のスクリーンでしか味わえない。■大久保佳代子(タレント)優しい温かな気持ちになりました。「消えた一日」の理由にも、その通りと納得。ノスタルジック感が漂う京都の街でこの塩梅のファンタジー、大好きです。■佐久間宣行(テレビプロデューサー)目的地を行き過ぎたり、間に合わなかったり、見失ったりしても、人生は続く。いつもタイミング合わないことばかりの人たちへ。あなたの心が軽くなるような魔法がこの映画にはかかっている。■シソンヌじろう(芸人)僕は神様を信じている。日々モノに話しかけるし、もしかしたら異世界に通じるのでは、と壁と柱の間の狭い隙間を通ってみたりする。だから映画で描かれている一日もすんなりと受け入れることができた。40代のおじさんでは僕だけかもしれない。岸朝子さんが見たら「大変美しゅうございます」と感想を言うのではないでしょうか。何かを発信することで何千何万の視線を浴びることよりも、レイカのように静かで美しい生き方を選びたい。その思いは届いて欲しい人に届くのだから。■宇垣美里(フリーアナウンサー・女優)少し不思議な京都に住まう、人とは少しテンポのずれた二人が、かわいくて、微笑ましくて、愛おしくて。岡田将生のヒロイン力と清原果耶の切ない健気さにそれぞれ5億点です!■ふくだももこ(映画監督・小説家)クドカン×山下敦弘であの傑作をリメイク!?どうなるの?2人は合うの?合わないの?そんな不安を開始5分で蹴散らしてくれる岡田将生。「京都はこの四角の中が洛中、外側は洛外~!」これぞ、みんなが大好きな岡田将生!山下敦弘、宮藤官九郎、岡田将生ファンの各位、絶対見た方が良いです。■浅田政志(写真家)レイカが写真を撮る、とあるシーンが頭から離れない。写真撮影の可能性を、宇宙にまで広げてくれた感じがした。■SYO(物書き)適者生存の世で、画一的な正しさを刻むメトロノーム。添えない人間は静かに緩やかに、容赦なく排斥されて。でもこの映画は、現実から我々を純な時間に連れ帰る。やさしくて、おかしくて。生来の呼吸を取り戻す魔法。■東紗友美(映画ソムリエ)成長しなくていい、変わらなくていい。あなたは、あなたのままで。そう教えてくれるこの映画はどこまでも優しい。''今''の自分を抱きしめてくれる。どこまでも可能性が広がるこの物語は私たちの人生までも祝福してくれているようだ。■中井 圭(映画解説者)リアリティを誇示する作品が増える中、リアリティから適切な距離をとることこそ重要な本作。緻密に設計された絶妙なバカバカしさにより、純度の高い感情を抽出することに成功した。■きさらぎ尚(映画評論家)少し先でも遅れても、愛すべきパーソナリティとして、まるっと受け入れているこの物語は時差が生む笑いが、だからこそどこか優しく楽しい。タイムパフォーマンス優先の今の世の中には、とにかく心がほぐれる。■松崎健夫(映画評論家)人よりもワンテンポ早い彼と、人よりもワンテンポ遅い彼女のごとく、ややミスマッチに思える宮藤官九郎脚本のリズム感と、山下敦弘監督のオフビート感。このふたつが調和した心地よさたるや!『1秒先の彼』は7月7日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:1秒先の彼 2023年7月7日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年06月16日JO1の與那城奨、大平祥生、金城碧海が、映画『OUT』に出演することが発表された。本作は、累計発行部数650万部を突破している同名ヤンキー漫画の実写映画。“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也が、少年院から出所し、地元から遠く離れた叔父叔母のもと、焼肉店・三塁で働きながらの生活を始める。次喧嘩をすれば一発アウトな彼の前に現れたのは、暴走族「斬人」副総長の安倍要。この出会いが達也の壮絶な更生生活の始まりだった――。暴走族「斬人」特攻隊長の長嶋圭吾役の與那城は「一番苦労したのは、1対1で闘うシーン。手数も多いですし、かつ1対1なので、どううまく見せることができるかという点は難しかった。僕より大きい相手で、そのパンチを受け止めて、それに勝たないといけない、一番の山場だったと感じています。ものすごくパワフルな、そしてカッコイイ作品になっていると思います!ぜひ劇場で御覧ください」とコメント。また、「斬人」親衛隊長の目黒修也役の大平は「格闘技はやったことが無いので基本動作から教えていただき、正直大変でした(笑)。自分とは真反対で、それが逆に楽しめました。チームで心を込めて頑張ったので是非見に来てください!沢山楽しんでください!」と語った。そして「斬人」期待のルーキー沢村良役の金城は「元々鍛えているというのはあったんですが、更に動ける体に仕上げました。あとは、斬人メンバーの気持ちになって、というメンタル的な部分を鍛えました。僕自身、まだまだ俳優としての経験が浅くて何が正解か分からない状態で僕なりに精一杯演技させていただいたつもりです。皆さん是非劇場に足を運んで沢山観て下さい!」とコメントした。なお3人は本作が実写映画初出演となる。監督を務める品川ヒロシは、「3人ともダンスが上手いので絶対にアクションは出来ると信じていました。実際3人のアクションのキレは相当すごいです。沢村役の金城碧海くんは空手の有段者な上にもちろんダンスも上手いので、とにかくアクションがメチャクチャいい。圭吾役の與那城奨くんは、筋肉がやばい。木刀を構えた時の前腕の筋肉に浮かび上がる血管に惚れました。目黒役の大平祥生くんは、スピードとボクシングのダッキングが上手い。綺麗な顔立ちでスイスイと敵役のパンチを避ける姿は惚れ惚れする」とそれぞれを絶賛した。映画『OUT』は11月に公開される。與那城奨、大平祥生、金城碧海、品川ヒロシ監督のコメント全文■與那城奨・ご出演が決まった際のお気持ちメンバーと一緒にオーディションに参加しました。初めてのヤンキー映画で、アクションも含め、いつもの自分とは180度違うキャラクターでびっくりしました。撮影をしていくうちに圭吾になっていけたんじゃないかなと思います。・脚本・原作コミックを読まれて、どのようなお気持ちで撮影に挑まれましたか?品川監督の『ドロップ』に登場する井口達也の物語ということだけは知っていたんです。その中で、まさか!こんなにも!闘うなんて思ってもいなかったです(笑)。とにかく原作を全巻読んで、圭吾がどういう人物なのかを研究しました。演じた圭吾が特に強いキャラなので、そこは意識して撮影に挑みました。・今回の役どころを演じられていかがでしたでしょうか?元々、僕たちはダンスをやっていて、筋トレもしているんですが、やはりアクションになると、勝手が違う。動きを覚えて、かつ相手と合わせないといけない。最初は苦労しましたが撮影を重ねるうちに掴んでいけた感覚があります。(メイク完了後初めて自分をみて)「誰だ!?僕は誰なんだ……??」と(笑)。品川監督が、「圭吾だねぇ」と言ってくれたのが嬉しかったです。・品川ヒロシ監督について映画の出演自体初めてでしたので、撮影に入る前は勿論不安はありました。どの様に演じたらいいのか、セリフの言い回しなど、監督に確認して、話し合いながら、監督が思うものを表現していきました。アクションについては、監督が動けるので、様々追加されていて(笑)。そこに僕も対応できるようについてはいったんですけど、監督すごいです!・撮影はいかがでしたか?一番苦労したのは、1対1で闘うシーン。手数も多いですし、かつ1対1なので、どううまく見せることができるかという点は難しかった。僕より大きい相手で、そのパンチを受け止めて、それに勝たないといけない、一番の山場だったと感じています。・ご共演の、JO1メンバーについて僕と碧海は元々格闘技をやっていて、祥生は経験が無い。アクション練習では、アドバイスしあいながら事務所の練習場で、ミットや刀を使って、3人で協力しながらやっていました。・本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いしますものすごくパワフルな、そしてカッコイイ作品になっていると思います!ぜひ劇場で御覧ください。■大平祥生・ご出演が決まった際のお気持ちオーディションに受かって本当に嬉しかったです!目黒はかっこいい役だと思っていたので、めちゃくちゃ嬉しかったです。・今回の役どころを演じられていかがでしたでしょうか?役作りは?格闘技はやったことが無いので基本動作から教えていただきました。正直大変でした(笑)。自分とは真反対、喧嘩はしないし、「おらぁ!!」とか言わないですし(笑)。それが逆に楽しめました。ジムへ行って筋トレをやり出してから「デカくなったね」「ちょっと脱いでみてよ」「いい感じになってきたね」と言われることが。目黒の格闘技のアクションがボクシングスタイルなんですが、役作りでしっかり練習した事が僕的には大きかったです。・品川ヒロシ監督について監督は格闘技が出来る方なので、その場で教えていただく事が多く、「自ら教えてくださるんだ!」と、頑張ろうと思いました。現場の士気を下げないように盛り上げてくださる方で、凄く勉強になりました。・撮影はいかがでしたか?スクラップ工場のアクションシーン、あの日は寒い日だったんですが何も寒くなくて。アクションに必死で、絶対にここで良いシーンをという気持ちが強くて、常に練習しておかないと気が済まなかったです。一番大変な日でしたけどずっと集中していました。今回アクションをやってみて凄く楽しかったので、これからも続けていきたいと思います。・本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いしますチームで心を込めて頑張ったので是非見に来てください!沢山楽しんでください!■金城碧海・ご出演が決まった際のお気持ちこういう経験をさせていただけることがアーティスト活動をしていく中で普段は無いんです。品川組は今回が2作目なんですが、いつかまた一緒に仕事できたらなって思っていた矢先、お話をいただき、本当に嬉しくて。ガッツポーズして「よっしゃー!」みたいな。ありがとうございます!と感謝して挑む作品になりました。・脚本・原作コミックを読まれて、どのようなお気持ちで撮影に挑まれましたか?沢村は、最初は会話も少ないですしあまり目立たない役ではありますが、後々キーパーソンになってくる。今回のキャラクターを演じる上で、それまでの雰囲気や、感情など、原作にはない部分、そこをどう見せていくかも考えました。・役作りについて元々鍛えているというのはあったんですが、更に動ける体に仕上げて。あとは、斬人メンバーの気持ちになって、というメンタル的な部分を鍛えました。・撮影はいかがでしたか?品川組はめちゃくちゃ温かくて、フランクに接してくださる温かい人達ばかり。撮影に対してもそうですが、僕たち演者に対しての指導も暖かく、優しく、そして撮影の場を作ってくださるんです。感謝しています。・ご共演の、JO1メンバーについてJO1メンバーと演技で共演するのは初めて。JO1としての顔というよりは役者として演じている彼らの姿を見て、とても勉強になりました。メンバーがいると精神的にも落ち着きました。祥生と奨くんと三人でまた何かやりたいです。・本作をこれからご覧になる皆様へメッセージをお願いします今回、僕と大平祥生と與那城奨の3人がJO1から作品に参加させていただいています。僕自身、まだまだ俳優としての経験が浅くて何が正解か分からない状態でしたが僕なりに精一杯演技させていただいたつもりです。皆さん是非劇場に足を運んで沢山観て下さい!■品川ヒロシ監督まず3人とも見た目が似ている。そして3人ともダンスが上手いので絶対にアクションは出来ると信じていました。実際3人のアクションのキレは相当すごいです。沢村役の金城碧海くんはWOWOWのドラマ版『ドロップ』にも出てもらっていて、空手の有段者な上にもちろんダンスも上手いので、とにかくアクションがメチャクチャいい。圭吾役の與那城奨くんは、筋肉がやばい。強さに説得力が欲しかった。木刀を構えた時の前腕の筋肉に浮かび上がる血管に惚れました。目黒役の大平祥生くんは、スピードです。そしてボクシングのダッキングが上手い。その中性的で綺麗な顔立ちでスイスイと敵役のパンチを避ける姿は惚れ惚れする。それぞれの形の、それぞれの友情。バカで笑えるシーンもあるけれど、アクションシーンは派手なのはもちろん。痛みを意識しました。原作のアクションシーンを再現し、さらには映像の魅力を出すために、全員必死で挑みました。劇場で興奮してください。映画『OUT』與那城奨、大平祥生、金城碧海 コメント映像<作品情報>映画『OUT』11月全国公開公式サイト:『OUT』製作委員会
2023年06月14日俳優の岡田将生と清原果耶がW主演を務める映画『1秒先の彼』(7月7日公開)の本編映像が9日、公開された。同作は監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組み、台湾のヒット映画『1秒先の彼女』をリメイクした。京都を舞台に、何をするにも人より1秒速いハジメ(岡田将生)と、1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語を描く。この度、ハジメとレイカの人物像が分かる本編映像が公開された。人より1秒速いハジメと1秒遅いレイカ。まったく違うふたりのこれまでの生い立ちが明かされる本編映像となっている。京都に生まれたハジメはいつも人より1テンポ速く、徒競走ではフライングスタート。テストでも誰よりも早く名前を書き問題を解き始めるが、成績はあまり良くない。記念写真を撮ると必ず目を瞑り、毎朝目覚まし時計が鳴るよりも前に目を覚ます。一方で、人より1秒遅いレイカは天橋立のある街・京都の宮津の生まれ。徒競走では遅れてスタート。テストでもゆっくり名前を書き始めるが、成績はあまり良くない。そんなレイカの趣味はカメラで、父親から譲り受けた古いカメラを大事に使っているが、動いているものを撮るのは苦手としている。留年し続けて現在大学の7回生のレイカはカメラ屋、スーパーのアルバイトを掛け持ちし、学費を稼ぐ苦学生で、スーパーで売れ残った総菜を持ち帰り食費を浮かせている。キャラクターが正反対で、一見交わることがないように見えるハジメとレイカが、今後どのように関わっていくことになるのか気になる内容となっている。また合わせて未解禁写真も公開された。記念写真で必ず目を瞑ってしまうハジメの中学生時代の写真は、岡田将生と山下敦弘監督が初めてタッグを組んだ『天然コケッコー』の劇中写真をあえて半目にアレンジして使用している。ハジメの幼少期を演じるのは、先日カンヌ国際映画祭脚本賞を獲得し話題の『怪物』で、メインキャラクターのひとりを演じ注目を集める柊木陽太で、岡田と瓜二つな記念写真の写り方を披露している。そして普段は大人びた役を演じることが多い清原果耶の、2つ結びがかわいらしい制服姿を切り取った写真も。どことなく地味さ漂うハジメとレイカの姿が見える写真となっている。(C)2023『1秒先の彼』製作委員会
2023年06月09日