「佳子さまのお歌からは、お姉さまの眞子さんとの変わらぬ絆の強さが伝わってきました」そう語るのは宮内庁関係者。歌会始の儀で佳子さまが詠まれたのは次のお歌だった。《窓開くれば金木犀の風が入り甘き香りに心がはづむ》このお歌について宮内庁はこう解説している。《佳子内親王殿下が、秋のある日にお部屋の窓を開けると、金木犀(きんもくせい)の香りが風にのって漂ってきました。甘い香りにふれて嬉しいお気持ちになったことを歌にお詠みになりました》お住まいのある赤坂御用地の自然を詠んだ歌だが、関係者のなかでは、この解説どおりに受け止めていない者も少なくないという。前出の宮内庁関係者が続ける。「自分のお気持ちを伝える場が少ない皇族方にとって、歌会始の儀は貴重な機会だからです」お歌に込めたメッセージという意味で、記憶に新しいのは’21年3月に発表された眞子さんの作品だろう。《烏瓜その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に》「烏瓜(からすうり)には『よき便り』という花言葉があります。その烏瓜が秋の色に染まる……。つまり、秋によい便りが来るようにと願われた歌なのではないか、とささやかれたのです。眞子さんと小室圭さんの結婚が正式に発表されたのは、それから半年後の10月1日でした。まさに“におわせ和歌”の内容が現実となったわけです。もちろん佳子さまも、眞子さんの和歌の“烏瓜の花言葉”が当時、注目を集めたことは強く意識されていたでしょう。また金木犀の開花時期は、9月中旬から10月下旬。お姉さまがついに結婚を勝ち取ったのと同じ時期です」金木犀の花言葉は「謙虚」「気高い人」「初恋」「真実」「陶酔」など。「ご家族の反対や国民の批判に負けることなく、小室圭さんとの『初恋』もしくは『真実の愛』を成就させた眞子さんを讃美する歌なのだといわれています」■天皇皇后両陛下も佳子さまの“結婚強行”にご懸念眞子さんの結婚問題が浮上して以降、佳子さまは、唯一の味方として姉を擁護するメッセージを発信されてきた。’19年に国際基督教大学を卒業された際に、宮内庁記者会の質問に答える形式で公表された文書には次のような言葉があった。《姉が結婚に関する儀式を延期していることについてですが、私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》当時、秋篠宮ご夫妻は眞子さんの“心変わり”を期待されていたという。そのような状況のなかで、“内親王という立場よりも、一個人としての希望が優先されるべき”、とキッパリ主張した佳子さまのコメントは国民を驚かせた。また昨年10月26日、眞子さんと小室さんが結婚会見に臨んだ日には、こんなコメントを。《結婚に関して、誤った情報が事実であるかのように取り上げられたこと、多くの誹謗中傷があったことを、私もとても悲しく感じていました。そのような中でも、姉と小室圭さんがお互いに支え合う姿を近くで見てまいりました。本日、2人が結婚できたことを嬉しく思っております》佳子さまの、自分の意思を貫き通した姉への讃歌は、和歌やコメントばかりではない。皇室ジャーナリストによれば、「結婚当日、秋篠宮邸を出発する眞子さんをご家族が見送り、佳子さまが眞子さんを優しく抱きしめられました。しかしその直後に、佳子さまは結婚会見場となったホテルで合流されており、“最後のお別れ”ではなかったのです。皇族方が人前で家族をハグすることは極めて異例のこと。つまり“あくまで私は姉の味方です”と、周囲に示されたかったのでしょう。また昨年11月、それまで眞子さんが出席していた『みどりの「わ」交流のつどい』の式典に、佳子さまがオンラインで臨まれました。その際、眞子さんから譲り受けた緑色のスーツをお召しになっていたのです」佳子さまが姉の結婚を応援していただけならば、すでに目的は達せられたはずだがーー。「眞子さんのスーツに、金木犀のお歌と、結婚後も眞子さん讃美を続けているのは、自分自身の将来へのお考えをお持ちだからでしょう。すなわち『私も姉のように“愛に生きる”』というメッセージととらえられても仕方がありません。そうしたご姿勢を天皇皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻も心配されているようです。以前から佳子さまは“皇室を出るためには結婚しかない”と、親しい方に気持ちを吐露されていると聞いています。金木犀のお歌には“甘き香りに心がはづむ”という言葉もありました。ご自身の未来の結婚にも思いを馳せられたのではないかと思います。ただ佳子さまが、眞子さんのように、周囲が反対するようなお相手との結婚を強行されれば、再び皇室は混乱に見舞われます。両陛下もそうした事態を危惧されているのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)“愛に生きる”ことを強く望まれている佳子さまに“心がはづむ”ような現実が訪れる日は、遠くないのかもしれないーー。
2022年01月27日’18年に延期が発表されて以降、なかなか進展しなかった眞子さんの結婚問題。しかし、国民の納得を得られぬままに儀式のない結婚へと突き進んだ。そんな、急展開の’21年を振り返るーー題して、小室眞子さん&圭さん「騒然の結婚劇」ハイライト10。【4月8日】論文級!4万字で金銭トラブル説明圭さんの母親と元婚約者の金銭トラブルについて、28枚の文書で経緯を説明。国民に受け入れられず、2日後に解決金の支払いを提案する事態に。【9月27日】帰国時のロン毛姿に賛否両論帰国した小室さんの浪人侍風ロン毛に多くの人が驚いた。ニューヨーカーらしいとの声も聞かれたが、入籍当日の髪形が注目された。【10月19日】洋装で“けじめ”の宮中ご参拝十二単で参拝する「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」も行われず、皇居・宮中三殿には洋装で庭上から私的に参拝。結婚を神前で奉告した。【10月23日】誕生日に意味深写真を公開30歳の誕生日写真には、歌会始で詠んだ烏瓜が写っていた。「よき便り」との花言葉から、結婚への気持ちを表していると言われた。【10月26日】まるでアナ雪!感動の姉妹ハグ結婚当日、秋篠宮ご夫妻と佳子さまが眞子さんをお見送り。佳子さまとのハグに「リアル・アナ雪」とネットで感動の声が上がった。【10月26日】質疑応答なし、結婚会見婚姻届の提出後に行った結婚会見。直前になり質疑応答をやめ、回答の一部を読み上げただけで残りは文書回答となった。国民全体が納得し祝福する状況には最後まで至らなかった。【11月6日】愛する祖父とのお別れ結婚直前、体調が急変した紀子さまの父・川嶋辰彦さんが11月4日に他界。家族葬が営まれた。【11月12日】金銭トラブルを解決!母・佳代さんに代わり、元婚約者男性と面会。金銭トラブルの解決金を支払う形で合意した。【11月14日】渡米時はダース・ベイダーTシャツ羽田空港から発つ際、小室圭さんのニットからダース・ベイダーがひょっこり。着ていたTシャツはネット上で高額転売された。【11月25日】誕生日会見で苦言を…圭さんを「娘の夫」「夫の方」と呼ばれた秋篠宮さま。結婚会見の形式についても苦言を呈された。膠着状態から一転、2021年は怒濤の展開だった。
2021年12月30日2021年10月、ご結婚される眞子さんを、佳子さまが抱きしめる姿が“まるでアナ雪”と感動を集めた。今回は、パーソナルカラーや骨格タイプの診断を行う株式会社カラークチュールの高橋利予先生(高ははしごだか)に、そんなお2人の骨格を分析してもらった。「眞子さんは一般的にはウェーブタイプと呼ばれる骨格。私はスイートソフトタイプと呼んでいますが、女性らしいフェミニンな服装がよくお似合いになります。小室圭さんとの結婚会見でお召しだったミントグリーンのワンピースは、眞子さんにとって大正解のファッションです」両肩のあたりからデザインされた、パイピングコードと呼ばれる縁取り。これがいちばんのポイントだとか。「丸みのあるポケットになだらかにつながるようにデザインされたパイピングコードが素敵です。スイートソフトタイプの眞子さまにぴったりの柔らかな雰囲気ですね。さらに、タックが入ったスカートは程よいふんわり感。“ソフトフィット”のラインが会見の場に相応しいきちんと感も演出された着こなしです」また、とくに意識するべきは“首元”だそう。「眞子さんの30歳のお誕生日に公開されたお写真ではボルドーのVネックを着てらっしゃいますが、スイートソフトタイプの方は深いVネックは苦手。首元の開きすぎには要注意です。鎖骨が見えるくらいのゆったりしたVネックやUネックのほうがお似合いになるので、結婚会見のときのワンピースの襟ぐりはベストです」妹の佳子さまも、眞子さんと同じスイートソフトタイプだという。「眞子さんも佳子さまも秋篠宮さまと同じ骨格タイプです。紀子さまはストレートタイプですが、それは悠仁さまに受け継がれているようですね」高橋先生は、2019年に公務で鳥取を訪れた際の佳子さまのファッションを絶賛!「スイートソフトタイプの方はロング丈のジャケットは苦手。その点、佳子さまのこのファッションは腰丈なのでお似合いですね。さらに、ノーカラージャケットもベストチョイス。眞子さん同様、襟ぐりは鎖骨が少し見えるぐらいのものがおすすめです」ただし、丈の長いスカートは要注意。「眞子さんは丈の長いスカートもお似合いですが、佳子さまは膝丈ぐらいまでのスカートがよいでしょう。パーソナルイメージによって同じスタイルでも少し変わってきます。眞子さん以上に“フェミニン系”がお似合いになるので、形もタイトよりフレア。素材でいえばレースなどもとてもお似合いだと思います。レースならタイトでもよろしいでしょう」お2人とも、ご自分に似合うファッションをしっかり分かっていらっしゃるようだ。【監修】
2021年12月29日小室圭さん(30)と結婚され、ニューヨークにて新生活を始めた小室眞子さん(30)と、ご結婚に伴い赤坂御用地をご出発される眞子さんとのハグが感動を集めた佳子さま(26)。《まるでアナ雪みたい!》とも称されたご姉妹の“顔相”を、日本で唯一、相貌心理学の教授資格を持つ佐藤ブゾン貴子先生が分析。11月29日には『あなたの顔には99%の理由がある』、12月23日には『ビジネスは顔が9割』と、2冊続けて新刊が発売された。相貌心理学とは、顔の輪郭やパーツ、肉付きなどからパーソナリティーを分析するものだ。「眞子さんは横顔が特徴的ですね。額は真っ直ぐですが、これは何事も熟考に熟考を重ねる“慎重さ”を表しています。たとえ失敗したとしても、その失敗さえも想定済み。すぐに次の方法をとるように事前にしっかり考えているということです。宇宙旅行で話題の前澤友作さんの横顔も同じタイプです」さらに眞子さんは、“外交欲求”が強いのだという。「眞子さんは輪郭がしっかりされているので、体力が豊富で活動的。自分の世界をどんどん広げていきたい、と願う方です」皇族として初めて国際基督教大学(ICU)にご入学された“パイオニア”的存在でもある眞子さん。“外交欲求”はそんなところにも表れているのかもしれない。続いて眞子さんの妹・佳子さまを分析。“慎重さ”が眞子さんとの共通点だとか。「行動を起こすまでにしっかり時間をかける方です。危険な橋を渡ることはありません」佳子さまといえばぱっちりとした大きな瞳が特徴的だが、相貌心理学においてもこの瞳がポイントだとブゾン先生は解説する。「大きな瞳は、目から入る情報にとても敏感ということを表しています。“どうしたら自分が綺麗に見えるか”をよくわかっていらっしゃいます」皇室のなかでも、とくに美意識が高い佳子さま。また、キュッと細い顎に比べて目から上の部分が印象的だという。「顔の上部は“思考ゾーン”といいますが、佳子さまはこの思考ゾーンが大きいため、しっかりとした理想を持っていらっしゃる。ご自身に対しても高い理想を求める方で、思い描く通りの自分でいたいと強く思う傾向をお持ちです」そして、今後気になるのは佳子さまのご結婚相手。佳子さまにはどんなお相手が合うのだろうか。「視覚からの影響を受けやすいというのは、言い換えれば目移りしやすいということ。常に新鮮な情報を求めます。ですから、佳子さまの強い知識欲、高い美意識を満たしてくれる方がいいのではないでしょうか」とても似てらっしゃるように見えるご姉妹だが、相貌心理学で分析すると、共通点はあるもののまったく違う結果となった。
2021年12月28日「あ、あそこじゃない!?小室圭さんと眞子さんが住んでいるところって!」現地で生活する日本人カップルだろうか。30代とおぼしき女性がタワーマンションを指さした。さらにその後、SNSにでも掲載するつもりなのか、マンションの前で笑顔で記念撮影をする日本人女性たちの姿も……。小室圭さんと眞子さんがニューヨークでの新婚移住生活を始めてから1カ月ほどが経過した12月12日の昼ごろの情景だ。夫妻の住むマンションは、すっかり地元の観光名所になってしまっていた。現地在住の邦字新聞記者はこう語る。「小室夫妻が住む、マンハッタンのヘルズキッチン地区には、ハドソン・ヤード(ショッピングモールなどもある複合施設)があります。ハドソン・ヤードへ行くついでに夫妻のマンションに立ち寄る人々も増えているのです。イギリスの大衆紙『デイリー・メール』が夫妻の住居をかなり詳細に報じ、その後、日本人や日系人を中心に、ネットで住所情報が拡散しています。眞子さんは自由に外出や買い物ができる生活を求めて、海外移住を決断したそうですが、ここまで有名になってしまうと、外出しづらくなってしまいますね……」しかし、この邦字新聞記者の心配は杞憂だったのかもしれない。小室夫妻が2人そろって自宅から現れたのは、この日の夕方だった。「(2人を)目撃したのは、ヘルズキッチンの自宅マンションから出てきたところです。(現地時間)12日16時ごろで、肩を並べて歩いていきました」(現地のカメラマン)当日はかなり冷え込んでいたというが、眞子さんもNYの冬の寒さに早くも順応しているのか、コートも着ず、グレーのニットだけという軽装。本誌は眞子さんがモスグリーンのコートを着ている姿も目撃している。この色はかなりお気に入りのようだ。この日は、眞子さんのスカートがモスグリーン、小室さんはニットがモスグリーンと“ペアルック”だった。夫妻の現地生活について前出の邦字新聞記者が続ける。「NY新居の最有力候補だった物件は、同じマンハッタンでも家賃80万円でした。しかし、その家賃が報じられたことと、小室さんの司法試験不合格が重なり、家賃40万円のワンベッドルームの物件に急きょ変更することになったと聞いています。アメリカにやってきた王族夫妻といえばヘンリー王子とメーガン妃です。そのイメージが強かったためか、私たちも小室夫妻の質素な生活ぶりには驚いています。いつも徒歩で移動しているようですし、着ているものもカジュアルなものばかり。WEBサイトでは眞子さんが購入したハンガーが注目されたこともありました。スリムで、クローゼットスペースを有効活用しやすい品だったからだそうです。小室さんが弁護士資格を得て、収入が上がるまでは、“倹約生活”を送っていくということなのでしょうか」■目撃されたNYラーメン店を取材すると……12月15日には東京スポーツも夫妻の“NY倹約生活”を1面で報じている。11月中旬の渡米直後に、日本の有名チェーン「一風堂」のNY店でラーメンをすすっていたという目撃談だ。確かにヘルズキッチンにある「IPPUDO」は夫妻のマンションから歩いて数分ほどの場所にある。NY在住の日本人ジャーナリストに取材を依頼した――。店は昔ながらのアパートメントビルの半地下にあった。店内にはバーもあり、飲みながらラーメンを待っている人々で混雑していた。平日だというのに席はすべて埋まっていて38分待ち。かなりの人気店のようだ。さっそくフロアマネージャーに、小室夫妻の来店情報について取材してみると……。「私も毎日この店に来ているわけではありませんし、残念ですが、勤務していた時間帯には(小室夫妻は)いらしていないのではないかと思います。しかし、日本のロイヤルファミリーが来てくださるのであれば、事前にご連絡いただければ敬意を表しておもてなしいたします」有名人もよく訪れるというが、当人からの要請がないかぎりは“特別扱い”しないのがNY流だという。日本発祥のチェーン店だが、前菜もオーダーすることができ、ラーメン店というよりは“ラーメンレストラン”というイメージ。日本人観光客はほとんどおらず、小室夫妻が人目を気にする必要もなさそうだ。ラーメンの値段は20ドル前後。ベジタリアン向けなのか“トーフチャーシュー”というトッピングもあった。チップも入れれば1人30ドル、約3,400円は日本の感覚では決して安くはないかもしれないが、故国を遠く離れた眞子さんにとって、“息抜き”にはもってこいの店なのではないだろうか。■新居の周囲ではヘイトクライムが3.5倍に「小室夫妻は何年も前からNY移住を計画していたそうです。しかし自宅の住所が知れ渡ってしまって観光地化してしまったこと、また『デイリー・メール』や『ピープル』などの有名海外メディアまで、その動向を記事にしていることは夫妻にとって誤算だったのではないでしょうか。さらに言えば、地域の犯罪件数の急増も計算違いだったと思います。小室夫妻のマンションはセキュリティはしっかりしていますが、一歩外に出ると安全とは言い難い状況です。特にアジア系に対してのヘイトクライム(人種や民族などを理由とした暴行など)は増えています。12月8日付の新聞でも54歳日本人女性看護師が地下鉄で黒人に襲われて入院した事件が大きく取り上げられていました」(前出・邦字新聞記者)ニューヨーク市警の資料によれば、この1年間(’20年12月から’21年12月まで)で発生したヘイトクライムはニューヨーク市全体で479件。前年が248件だったのに対し、倍近くになっている。小室夫妻が住む地域を管轄している分署内でも4件から14件と、3.5倍になっているのだ。また、この地域では殺人などは横ばいだが、軽犯罪や軽窃盗罪も急上昇している。夫妻のマンションから道を挟んだ向かい側では、ホームレスが店の前で寝ていたり、日だまりに暇そうな男性らが集まって、通行人たちに剣呑な視線を送っていた。「ヘイトクライム急増の理由の1つは、コロナ禍による経済悪化や人心荒廃だと思われます。『デイリー・メール』が道に迷う眞子さんの姿を報じていますが、いつ犯罪に巻き込まれてもおかしくない状況で、とても心配しています」(前出・邦字新聞記者)小室夫妻が移住生活の誤算を修正するためにはどうすればよいのだろうか。「まだ新居に入って1カ月ですが、新しい部屋を見つけるしかないと思います。もっと治安のよい地域でセキュリティも万全な物件に転居するためには、小室さんが弁護士になるか、眞子さんも働くかという収入アップが必要となりますが……」(前出・邦字新聞記者)希望の移住先で遭遇した“安全をお金で買わなければならない現実”に、元内親王は何を思うのか。
2021年12月21日「夢のようでまだ全然実感が湧いてないです。本当に現実かなと」こう語ったのは、漫才コンビ『錦鯉』の渡辺隆だ。43歳の渡辺と、50歳の長谷川雅紀からなる錦鯉。12月19日に行われた『M-1グランプリ2021』で優勝し、史上最年長の王者となった。お笑い界では“第7世代”と呼ばれる若手が躍進するなか、中年コンビの錦鯉が見事グランプリを獲得。その快挙に、ネットでは《ネタみて泣き笑いし優勝後にもらい泣きしました》《本当に今までの苦労が報われてよかった!》と祝福の声が後を絶たない。「錦鯉が活動を始めたのは’12年ですが、ともに芸歴はすでに20年を超えています。40歳を超えたころ、長谷川さんは『もう芸人を辞めようか』と考えるように。しかし、渡辺さんが『コンビを組もう』と誘って結成されました。昨年のM-1で初めて決勝に進出。そして、今年ついに優勝を果たしたという遅咲きのコンビです」(スポーツ紙記者)実は今年2月、渡辺の半生が注目されることとなった。キッカケは街頭で声をかけた人の住居を訪問する番組『家、ついて行ってイイですか?(明け方)』(テレビ東京系)。そこに渡辺の父である政夫さんが“たまたま”登場したのだ。番組で「40歳で運送業を始め、1週間に1、2回ほどしか家に帰れない生活を送っていた」と話した政夫さん。そんな日々を送るなか、妻が交通事故に遭い49歳で急死したと明かしていた。「実は渡辺さんのお母さんが亡くなったのは、彼が芸人の養成所に入って2年ほど経ったころなんです。20歳で芸人になると宣言したとき、お母さんは『勘弁してくれ』と大泣きしたといいます。活躍を見せる間もなくお母さんが亡くなったので、相当堪えたでしょうね」(テレビ局関係者)母の死を経たあとも渡辺にとっては“苦難の季節”だった。芸人としての芽が出ず、長らく下積み時代を経験したのだ。今年7月、『Real Sound』にアップされたインタビューで渡辺はコンビニや深夜のコールセンターなど、いくつものアルバイトを経験。そして、野菜市場の仕分けのバイトには今でも籍を置いていると話している。「ですが、錦鯉は昨年のM-1グランプリで4位にランクイン。人気に火がつき、現在はバラエティー番組を中心にテレビでも活躍を果たしています。あまりの忙しさから、渡辺さんは撮影中に『いま何の番組だっけ?』と考えることもあるほどだそうです(笑)。さらに今年11月には錦鯉2人の自叙伝『くすぶり中年の逆襲』も発売。大ブレイクのお陰で、給料も劇的に変化したといいます」(前出・スポーツ紙記者)渡辺の実の姉だというTwitterアカウント「みょん」さんは《ホントにおめでとう、天国の母も喜んでるよぉ!》と投稿している。壮絶な過去を乗り越えての快挙は、家族に多くの幸せをもたらしているーー。
2021年12月21日今年の10月26日。30歳となり、結婚会見に臨んだ眞子さんは、報道陣とカメラを前にして話し続けた。笑顔は少なく、終始硬い表情のままだった。「私たちは2人で新しい生活を始めることになります。これから生きていくなかで、また違った形での困難があると思います」祝福に包まれた婚約内定会見からわずか3カ月後の17年末、週刊誌報道で婚約者・小室圭さんの母親・佳代さんに関する金銭トラブルが明るみに。以降、結婚延期や小室さんの突然の渡米など、3年10カ月もの波乱の歳月を経た末に、眞子さんは悲願ともなっていたご結婚の日を迎えた。嫁ぐ日の朝、住み慣れた赤坂御用地の宮邸の玄関前。優しい色のバラのブーケを手にした眞子さんと、送り出すご家族が向き合う。「お健やかに」秋篠宮さまが声をかけ、「体に気をつけて」「お元気で」瞳を潤ませた紀子さまとの挨拶を済ませ、最後には佳子さまが姉に駆け寄りハグをして、眞子さまは家族との別れを終えた。こうして、ご誕生から長きにわたり、当時の「天皇家の初孫」として多くの国民から愛されてきた「眞子さま」は、皇室を離れ、民間人の「小室眞子さん」となった。■“お祖母さま”との別れは1時間以上にも。友人が漏らした言葉に上皇后さまは呟いた「長女との話し合いですね。それについては、結婚のことについては話をする機会はありません」19年11月、秋篠宮さまは誕生日会見で、こう述べられた。宮内庁による結婚延期の発表から、まもなく2年。同じ家に住みながら、こと結婚に関しては、父娘の関係がずっと平行線のままであることを認めるご発言だった。「このころ眞子さんは食卓を両親と共にすることすら嫌がり、紀子さまとも公務以外では口を利かず、日に日に亀裂が大きくなっていくような親子関係を前に、秋篠宮さまの酒量も増えたという報道もありました」(皇室担当記者)翌20年11月8日、秋篠宮さまの立皇嗣の礼が行われ、皇位継承順位1位の皇嗣となられた。その5日後には、眞子さんが文書を発表。《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》これが、ご両親の心を動かしたのだろうか。同じ月に行われた秋篠宮さまの55歳の誕生日会見では、「結婚することを認めるということです」これまでとは一転、初めての容認発言があった。ただし、「長女の結婚について反対する人もいますし、(略)特に結婚と婚約は違いますから」など、かえって以前にも増し、複雑な胸中が伝わる内容となった。「上皇陛下は、上皇后さまとのご結婚にあたって『どのような時にもお立場としての義務は最優先であり、私事はそれに次ぐもの』とおっしゃったといいます。一方、秋篠宮家では、眞子さまのご発言をはじめ、“公”より“私”を優先されているように見えてしまうのです」(前出・宮内庁関係者)そして今年2月19日、天皇陛下の記者会見では、秋篠宮家の婚儀についての言及があった。「眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」前出の皇室担当記者は、「この陛下のご発言は、眞子さまには、相当にショックな内容だったのではないでしょうか」しかし、その2カ月後、小室さんが28ページに及ぶいわゆる「小室文書」を発表するや、それを受ける形で、翌日には眞子さんが自身の気持ちを表明。「今回発表された文書を読まれて、いろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」前回の「生きていくために必要な選択」発言から、さらに小室さんとの結婚に突き進む意思を明確にしたのだった。「眞子さんが頑固というのは、秋篠宮さま譲り。これは上皇陛下も同じで、3代続いてのことなのです。そもそも、眞子さんがICUに行ったことがその表れ。頑固ということより、いったん決めたら貫くという意志の強さです。さかのぼれば、秋篠宮さまご自身が、昭和天皇の喪中にもかかわらず、ご婚約内定の発表を行い世間を騒がせたというご経験をお持ちなのです。そもそも秋篠宮さまの自主性を重んじる教育も、上皇陛下と上皇后さまのご成婚から始まった『開かれた皇室』の議論を、ご自分なりに解釈なさった結果なのではないでしょうか」(前出・皇室担当記者)家族問題カウンセラーの山脇由貴子さんは、「秋篠宮さまは、自由な教育のあまり、子供へのブレーキが利かなかったのかもしれません。常々、“自由”“自主性”を表明していらっしゃるからこそ、それを否定しづらかったでしょうし、“娘に嫌われてしまう”という思いもよぎったかもしれません。親としての弱さが、結果的に娘の意思を尊重しすぎてしまった可能性はあります」天皇陛下のご学友も、本誌にこうコメントを寄せた。「結婚の自由は皇族であっても認められるべきです。しかし、このような国民の納得を得られない結婚となった背景には、子育てについても自由を重んじてきた秋篠宮家の教育があったのではないかと思います。結果論でしかありませんが、大学もICUではなく学習院大学にいらしていたら、一時金の辞退や伝統の儀式を一切行わない結婚にもなっていなかったと思います。陛下も残念に思われていることと思います」秋篠宮ご夫妻は、眞子さんの結婚会見後に文書を発表。そこにはこうあった。《皇室への影響も少なからずありました。ご迷惑をおかけした方々にまことに申し訳ない気持ちでおります》秋篠宮家に近い人物は言う。「ご長女のご結婚に際して、『申し訳ない』というお言葉を述べなければならなかった秋篠宮ご夫妻のご心情を思うと胸が痛みます」父親の「ありのままに」という30年前からの教えと、娘の希求した「自由」は、本来なら一つになるべきものだが、皇室という世界のなかで、残念なことに、親子の思いは引き裂かれてしまった。10月の結婚会見前の数日間、眞子さんには、立て続けに親しい人たちとの別れがあり、そこでもいくつかのドラマがあった。18日の秋篠宮ご夫妻に続き、22日は天皇皇后両陛下を、25日には上皇ご夫妻を訪問。「秋篠宮邸でのご挨拶は、思いの外、短いものでした。結婚の儀式を行わない異例の決断なども含め、秋篠宮さまは、表向きは、眞子さんとの別れを最小限にとどめるという姿勢を示したのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんも、「秋篠宮さまは、かなり厳格な対応を取られていると思います。皇嗣として、これからの象徴天皇制の在り方を意識して、今回の問題で累が及ばないようにしているのではないでしょうか。本来は親として祝福したいところを、“公”の立場を意識されていると思います」そして25日の東京・高輪の仙洞仮御所での、眞子さんと上皇ご夫妻とのお別れの日。上皇后さまの友人で絵本編集者の末盛千枝子さんは、このときの滞在時間を知り、安堵したと語る。「眞子さんにとっては、ご結婚のまさに前日という慌ただしさの最中のことだけに、1時間以上とは、十分に長い時間に思えるのです。そのなかで、上皇后さまとしても、皇室を出ていかれる眞子さんに対して、祖母としてお伝えしたいことは、きちんとおできになったのではないかと思いました」面会を終えた眞子さんが退出するとき、上皇ご夫妻は車寄せまで見送られた。そして、眞子さんが車に乗り込む直前、上皇后さまは無言で抱きしめられたという。今回の眞子さんの結婚に関し、一切お言葉を発せず、見守るというご姿勢を貫かれた上皇后さま。別の友人は、以前交わした会話を本誌に明かしてくれた。「眞子さまは、初恋だから、仕方ないですね」友人がふと漏らした言葉に、上皇后さまは、「そうね……」と、静かに呟かれたという。その、重く響いたというひと言には、今回の結婚と、やがて遠い地へ旅立つ初孫“眞子ちゃん”への万感の思いが込められていたのではないだろうか。■眞子さんが幸せになることが、その選択が間違っていなかったという唯一の証しとなる「今後は、私たち国民も、皇族に“私”があることを意識すべきだと思います。一方で、天皇制がある限り、“公”の部分も残り続けます。私たちにとって、象徴天皇制はどうあるべきなのかを改めて議論する必要があります」前出の河西さんの言うとおり、今回の騒動がわが国の皇室の在り方に与えた影響は計り知れない。この先に控える佳子さま、そして悠仁さま(15)のご結婚。きたる12月1日には、天皇家の愛子さまも20歳となり、5日に成年式が行われると発表になったばかりだ。「佳子さまは、眞子さんと同じスタイルを貫くでしょうし、悠仁さまのご結婚にも大きな影響があると思います。そもそも皇室に嫁ぎたいと思う女性が現れるのかと心配されるところです」(河西さん)結婚会見後の賛否の議論もおさまりかけた10月末、小室さんの司法試験の不合格が判明。その後、11月4日に亡くなった母方の祖父である学習院大学名誉教授の川嶋辰彦さん(享年81)との別れも夫妻で済ませ、眞子さんは真新しいパスポートを持って小室さんと渡米。2月の小室さんの司法試験再チャレンジを、新妻として支えることになる。今回、証言やコメントをくれた人たちは、立場こそ違え、皆見守る気持ちは同じのはずだ。遠く離れたニューヨークでは困難もあるだろう。けれども、眞子さんが長年にわたり幸せであることが、ご両親、多くの人々を納得させ、その選択が間違っていなかったという唯一の証しとなる。愛を貫いた眞子さんの行く末に、自らが信じた「新しい生活」が待っていることを願いたい。
2021年11月28日「眞子」という名前には「ありのままに人生を歩んでほしい」というご両親の思いが込められていた。だが、長女はそれ以上の自由を望み、選んで、家を出ていった。父と娘の思いが引き裂かれたのは、その舞台が皇室という「特別な場所」だったからだ。仲むつまじく暮らしているように見えても、実はそれぞれの思いはバラバラで、いったん事が起これば、硝子のようにひびが入り、割れてしまうのだーー。「こわい〜」93年8月のことだ。秋篠宮さまご一家が、軽井沢を訪れたとき、紀子さまに抱っこされた1歳の小室眞子さんに、散歩中の大型犬が、突然、飛びかかるというハプニングが起きた。驚いてしがみつく眞子さんに、「お友達になりたいのね」紀子さまの母親らしい機転が利いたひと言で、傍らの秋篠宮さまもほほ笑み、一気に場が和む。このシーンは、その後も眞子さんの成長が報じられるたびに繰り返し私たち国民も目にすることとなり、動物好きで、いつも笑顔に包まれた秋篠宮さまご一家を象徴する場面のひとつとなった。——それから30年近くたった今年の10月26日。30歳となり、結婚会見に臨んだ眞子さんは、報道陣とカメラを前にして話し続けた。あの、幼い日に見せてくれた笑顔は少なく、終始硬い表情のままだった。「私たちは2人で新しい生活を始めることになります。これから生きていくなかで、また違った形での困難があると思います」祝福に包まれた婚約内定会見からわずか3カ月後の17年末、週刊誌報道で婚約者・小室圭さんの母親・佳代さんに関する金銭トラブルが明るみに。以降、結婚延期や小室さんの突然の渡米など、3年10カ月もの波乱の歳月を経た末に、眞子さんは悲願ともなっていたご結婚の日を迎えた。嫁ぐ日の朝、住み慣れた赤坂御用地の宮邸の玄関前。優しい色のバラのブーケを手にした眞子さんと、送り出すご家族が向き合う。「お健やかに」秋篠宮さまが声をかけ、「体に気をつけて」「お元気で」瞳を潤ませた紀子さまとの挨拶を済ませ、最後には佳子さま(26)が姉に駆け寄りハグをして、眞子さまは家族との別れを終えた。こうして、ご誕生から長きにわたり、当時の「天皇家の初孫」として多くの国民から愛されてきた「眞子さま」は、皇室を離れ、民間人の「小室眞子さん」となった。■息苦しい皇室での暮らしから抜け出したい。そんなとき眞子さまは小室さんと出会った「天性のものを失わず、自然に、飾ることなく、ありのままに人生を歩んでほしい」眞子さんの名前に込められた、ご両親の思いのとおり、秋篠宮家では、お子さまたちへの教育もまた、自然体だった。皇室ジャーナリストは、こう証言する。「ふだんからの挨拶や感謝などのしつけに加え、秋篠宮さまが何より大切になさったのが、お子さまたちの個性を尊重し、自主性を伸ばすという教育方針です。それが形になって現れたのが、大学進学。過去の皇室の慣例に従う学習院大学ではなく、眞子さんは、皇族として初めてICU(国際基督教大学)へと進学しました。秋篠宮さまとしても、その後の国際的な活躍もお考えになって後押しなさったのだと思います」やがて海外留学が実現するのが、大学3年の秋。イギリス・エディンバラ大学にて、9カ月にわたり、日本では味わえなかった解放感のなか、眞子さんはさまざまな初めての体験をする。学生寮での生活、スーパーでの買い物、親友との旅行……。本誌が当時入手した留学体験レポートには、こんな記述も。 《生まれて初めて単位を落とすという経験もした》 《肩の力を抜きつつも、色んな人に話しかけるのが大切なのだということが心からわかる経験だったと思う》皇室担当記者は語る。「この短期留学で、眞子さんは、初めて真の自由を実感したのではないでしょうか」在学中には成年となり、その記者会見で、眞子さんは結婚についてこう語っていた。「両親、特に父は、私の年のころには結婚を考えていたようですけれども、私はまだあまり結婚については考えたことはありません」これに対し、父親の秋篠宮さまは、2年後の誕生日会見で、眞子さん、佳子さまの結婚についての質問に、こうお答えになっていた。「娘ですので、近くにいてくれたらいいとは思いますけれども……」ICU卒業後には積極的に外国訪問を行うなど、眞子さんは皇族としての務めを果たしていく。「もともと“パパっ子”の眞子さんは、秋篠宮さまの教えに従い行動しながらも、同時に“自由に生きたい”との思いを強くしていったのでは。公務は真面目に、プライベートは自由にというのは、秋篠宮さま譲りの生活スタンスです。ときには、より活動的な性格の佳子さまと、お忍びでの買い物にも出かけたとも聞いています。息苦しい皇室での暮らしから早く抜け出したい、との思いを抱えていたのでしょう。そんなとき小室さんとの出会いがありました」(前出・皇室担当記者)ICUの同級生である小室さんからのプロポーズは、英国留学から帰国してわずか半年弱でのこと、共に22歳の若さだった。17年9月の婚約内定会見。眞子さんの発言は実に明快だった。「私の心は決まっておりましたので、プロポーズはその場でお受けしました」■祝福も批判も招いた結婚会見は、一人の人間として生きるための、皇室との「決別宣言」「私のことを思い静かに心配してくださった方々や事実に基づかない情報に惑わされず、私と圭さんを変わらずに応援してくださった方々に、感謝しております」10月26日の結婚会見で、眞子さんと小室さんが述べた言葉に「誠意を感じられなかった」と語るのは、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さん。「眞子さんであれば秋篠宮ご夫妻、圭さんであれば母子家庭で自分を育ててくれた母、それぞれへの感謝の言葉が出ないところに、本当の意味で喜べない雰囲気があったのだろうと感じました。また、結婚を許してくれた天皇陛下への感謝の言葉がなかったのは、いくら皇室を離れるにしても不自然でした。自分たちに好意的な人には感謝を述べ、そうでない人は誹謗中傷する人という構図を作って、皇室や国民を二分させてしまった面もあったのではないかと思います」これに先立ち、結婚の発表と同時に明かされたのが、眞子さんが“複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)”と診断されていた事実であった。皇嗣職大夫は病名公表に際して、こう説明した。 「中学生のころから、身近な方々やご自身に対する誹謗中傷と感じられる情報を日常的に目になさり、精神的な負担を感じておられた」眞子さんが中学生だった時期は、ちょうど当時皇太子妃だった雅子さまが適応障害での療養を始められたころと重なる。しかし、精神科医の和田秀樹さんの見立ては、また違う。「私は、眞子さんは発表された複雑性PTSDではなく、雅子皇后と同じ、適応障害ではないかとみています。この症状は一般にいう“うつ”とは違い、自分が適応できないものに対してだけ具合が悪くなります」さらに、そこに、あるメッセージを読み取ったというのだ。「えてして真面目な人が適応障害になりやすい。たまたま皇室という環境に生まれ育ち、これまではいわば仮面をかぶってきたけれど、ここにきて『一人の人間としてこうしたい』という意思表示をできた。つまりは一般家庭でいえば、健全な“自立”や“親離れ”の一環だと思うのです。子供が自分の好きな人を見つけて親離れしていくことを、親も理解しなければいけない。その意味では、秋篠宮ご夫妻のほうが、まだ子離れできていらっしゃらないのかもしれません」眞子さんの自由を求める思いに常に寄り添ってきたのが、同じ環境で育った佳子さまだ。ICU卒業時の文書でも、《姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》と回答され、眞子さんの結婚を後押ししているのだと、姉妹の絆の強さが改めて話題となった。作家の北原みのりさんも、結婚会見から、眞子さんのある覚悟を読み取ったと語る。「もう日本では暮らせない、という固い決意です。思春期に雅子妃の闘病を目撃したことよりも、私は、悠仁親王がお生まれになったことのほうが大きかったのではないかと思います。男児を産むことを求められ適応障害に苦しむ伯母ではなく、その求めに身を捧げようとする母の姿は、10代の娘にはどのように映ったのか。皇室に産まれた女性として、この国に関わって生きていくことに、早いうちから冷めていたのではないかと思えるのです。眞子さんにとって、自分らしく生きる唯一の選択肢が結婚だった。そこで結婚による皇室脱出計画を、小室さんに出会う前から練られていたように思えるのです」祝福と同時に批判も招いた結婚会見だったが、眞子さんにとっては、一人の女性、一人の人間として生きるための皇室との「決別宣言」だったのではないだろうかーー。
2021年11月28日10月26日、夫婦となった眞子さんと小室圭さんは結婚会見を行った。会見で、「私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」と語った小室眞子さん。婚約延期、一時金辞退、皇室の儀式は一切なし……。プリンセスの「異例」の結婚は、会見も「異例ずくめ」だった。皇室担当記者やファッションの専門家が気になった“異例”ポイントとは?【1】出発時のバラのブーケこの日、初めて報道陣の前に現れた際に注目を集めたのが手元のブーケ。「紀子さまと秋篠宮家の職員により用意されたものでした」(皇室担当記者)【2】感情あらわにしたハグ秋篠宮邸前でご家族とお別れ。「佳子さまとのご挨拶は感動的でした。皇族方が取材陣のいる前でハグをされるのは大変珍しいです」(同)【3】カジュアルなスーツ姿小室圭さんが会見時に選んだのはピンストライプのスーツ。「日本ではフォーマルな場は無地のスーツに無地のネクタイを締めるもの。また、ネクタイにディンプル(くぼみ)を作らないのは、お葬式の結び方。違和感を覚えました」(メンズスタイリスト)【4】壇上に花はなし会見は、皇居近くのホテル・グランドアーク半蔵門の「華の間」で行われた。「婚約内定会見時にはテーブルの上に花が飾られていましたが、今回は金屏風も花もありませんでした」(皇室担当記者)【5】結婚指輪は大きめ?会見中、ボリュームのある結婚指輪にも注目が。「地金が太めのカジュアルなものを選んでいました。ただ、圭さんの指輪はサイズが合っていないように見えたのが不思議でした」(ファッションライター)かつてのプリンセス、清子さんの会見では……。「’05年に行われた清子さんの結婚会見では、夫妻は結婚指輪はしていませんでした。典子さん、絢子さんも同様に指輪は外していました」(同)【6】最初と最後は声を合わせて会見冒頭と最後に声を合わせ、「どうぞよろしくお願い申し上げます」「ありがとうございました」と挨拶。「苦楽を2人で、という強い思いが感じられました」(皇室担当記者)前日に記者からの質問に対しての小室夫妻の質疑応答がなくなったと発表され、物議を醸していた今回の会見。当日は夫妻が自分たちの思いを綴った挨拶文を読み上げ、提出されていた質問には文書で回答する形になった。そのため当初約30分を予定していた会見は、約11分で終了することに。お祝いムードはなく、挨拶文にはご両親への感謝の言葉も、天皇皇后両陛下や上皇ご夫妻への直接的な言及もなし。結婚直後とは思えない会見となった。
2021年11月08日11月4日、眞子さんの祖父・川嶋辰彦さんが亡くなった。眞子さんと小室圭さんの結婚からわずか9日後のことだった。川嶋さんは先月19日に緊急搬送され、亡くなる前日まで眞子さんは足繁くお見舞いに通った。結婚から3日後には、小室さんと揃って病院を訪れることもあった。「川嶋さんが亡くなったのは昼前でした。紀子さまは眞子さんや佳子さまとともに、病院に駆けつけられました。眞子さんが病院を後にしたのは、14時50分ごろ。タクシーの後部座席に1人座っていましたが、目を伏せることもあり沈痛な面持ちでした。眞子さんも体調が万全ではないなか、最愛の祖父を失った心痛は計り知れません」(皇室ジャーナリスト)川嶋さんが学習院大学で経済学部教授を務めていた’90年6月、長女の紀子さまは秋篠宮さまと結婚。当時、川嶋さん一家は大学構内にある教職員用の共同住宅に住んでいたことから、紀子さまは「3LDKのプリンセス」とも呼ばれた。「川嶋さんは控えめな性格で、どんな人にでも優しく接する温厚な方。紀子さまの婚約内定の際も、記者からの祝福に『あたたかいお気持ち、大変ありがたく存じます』と答えていました」(前出・皇室ジャーナリスト)秋篠宮ご夫妻が結婚された翌’91年10月には、お2人の間に第一子となる眞子さんが誕生。上皇ご夫妻と同じように、川嶋さんご夫妻にとっても初孫だった。「眞子さんが生まれた際、川嶋さんご夫妻も宮内庁病院を訪れました。川嶋さんは取材陣の問いかけに応じなかったものの、柔らかな笑顔を見せていたといいます。また幼い頃から本が好きだった眞子さんに、川嶋さんは絵本や児童書を贈っていたそうです」(宮内庁関係者)そんな慎ましやかな川嶋さんは、眞子さんの結婚問題も最後まで静かに見守り続けてきた。「これまで川嶋さんが報道陣の取材などに応じることは、ほとんどありませんでした。おそらく、“皇室には迷惑をかけまい”といった気遣いがあったのではないでしょうか。眞子さんの結婚には反対の声も少なくなく、心配していたことでしょう。それでも、川嶋さんが公に意見を述べるといったことはありませんでした。生前、一部週刊誌からの取材についてもユーモアを交えつつ、丁寧に断っていました。最後まで眞子さんの気持ちを尊重していたのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)眞子さんにとって“理解者”でもあった川嶋さん。天国でも暖かく見守ってくれることだろうーー。
2021年11月05日秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんが結婚してから1週間あまり。まだ新婚間もない眞子さんに悲しい報せが届いた。11月4日、紀子さまの父で眞子さんの祖父・川嶋辰彦さんが亡くなったのだ。81歳だった。報道によると、川嶋さんが息を引き取ったのは昼前。紀子さまや佳子さまとお見舞いに訪れていた眞子さんは、14時50分ごろタクシーで病院を後にしたという。「川嶋さんが先月19日に緊急入院した際も、結婚を控えた眞子さんは紀子さまと佳子さまと病院に駆けつけていました。結婚後は小室さんを祖父に紹介するためなのか、夫妻でお見舞いに訪れたこともありました。その時は、少し後から佳子さまもいらっしゃいました。どこか心配そうな表情を浮かべた眞子さんを、小室さんが励ましていたそうです」(皇室担当記者)新婚生活をめぐっては小室さんがニューヨーク州の司法試験で不合格となり、今後の生活に影響を及ぼす可能性も出てきた。そのような生活面での不安を抱えながらも、眞子さんは祖父を案じ続けていたのだ。「川嶋さんが亡くなる前日も、眞子さんは1人で病院を訪れていました。結婚後は仮住まいのマンションからタクシーで外出する姿が見かけられていますが、伏し目がちでどこかぼんやりとしているような表情です。体調もまだ回復していないなか、渡米の準備にも追われていることでしょう。そのようななかで最愛の祖父を失った胸中は、察するに余りあります……」(前出・皇室担当記者)ネット上でも川嶋さんの訃報を静かに悼む声が広がっている。《長い人生、お疲れさまでした。心も体もゆっくり休ませてあげてください。ご冥福をお祈りします》《入院されたというお話からそれほど経っていなかったので驚きました。そんなに体調が悪かったとは……御冥福をお祈りします》《眞子さんのおじいさま亡くなったんだね結婚したばかりで眞子さん辛いね……》
2021年11月05日《小室圭さんが姉のことを大切に思ってくださっていることをありがたく感じています》眞子さんの結婚に、妹の佳子さまもお祝いコメントを贈られた。秋篠宮邸での別れの挨拶では、報道陣が見守るなか眞子さんをハグ。さらに結婚会見の会場となったホテルに駆けつけ、体調不安のある眞子さんに寄り添われた。姉妹の絆が感動を呼んだが、宮内庁関係者は秋篠宮ご夫妻との“温度差”が気になったという。「佳子さまは《小室圭さんのご家族が、穏やかな日々を過ごせるように》と、小室さんの母・佳代さんへのメッセージまで綴られたのです。秋篠宮ご夫妻は、皇室と小室家が結びつけられないよう、儀式を取りやめ、お言葉にも気を使っていらしたのに……」そんな自己主張の一方、“回答拒否”をされたこともある。大学卒業に際しての文書回答で、宮内記者会からの「(結婚の)お相手はいらっしゃいますか」との質問を、「このような事柄に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません」と、きっぱり拒絶されたのだ。言いたいことは言うけれど、プライバシーも守る――。そんな佳子さまの考え方は、これまでの皇族方とは一線を画している。象徴天皇制に詳しい名古屋大学大学院准教授の河西秀哉さんはこう語る。「プライバシーを尊重するという佳子さまの姿勢は、“個人の尊重”という現代社会の流れに沿ったものです。それを無理に押さえつければ、また今回のような事態につながる可能性もあります。“私”を尊重しつつ、皇族方にどこまで“公”を求めるのか、国民は考え直すべきかもしれません」戦後、皇族方は私生活を積極的に公開してきた。そんな「開かれた皇室」のあり方も、眞子さんや佳子さまの世代には受け入れがたいものなのか――。眞子さんの皇籍離脱で、皇室の人員はたった17人に。政府の有識者会議は、女性皇族が結婚後も皇室にとどまれるようにするべきと提言している。皇室典範が改正されれば佳子さまが秋篠宮家の“次期当主”となる可能性もある。「自由を求めて皇室を“脱出”された眞子さんに対し、佳子さまはあえて皇室に残り、皇族のままでも自由に生きられるよう“権利拡充”を訴えていくおつもりかもしれません。将来の天皇である悠仁さまの姉として、佳子さまの影響力も大きくなっていくはず。年長の皇族方は『皇室のあり方が変わってしまうのでは……』と心配なさっているようです」(前出・宮内庁関係者)佳子さまが皇室改革のリーダーになる日も近い!?
2021年11月03日「私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」。10月26日に行われた小室眞子さんと圭さんの結婚記者会見。婚約内定から約4年、ようやくこぎ着けた2人の門出に、日本ならず海外からも注目が集まった。国民感情に配慮し、皇室の儀式は行われず、一時金も支払われなかった今回の結婚。記者会見は、世間にどのように受け止められたのだろうか。そこで本誌は、ウェブ上で小室眞子さんと小室圭さんの結婚記者会見についてアンケートを実施(10月28日~11月1日)。497人から回答を得た。■7割超が会見に不満足まずは、結婚会見を受けて、眞子さんと圭さんの説明に納得できたか、そして2人の結婚を祝福したいと思えたかどうかを聞いた。【今回の結婚会見を受けて、2人の結婚の経緯について納得できましたか】納得できた:28.8%納得できなかった:73.2%【今回の結婚会見を受けて、2人の結婚について祝福したいと思えましたか】祝福したいと思えた:25.2%祝福したいと思えなかった:74.8%どちらの設問も、約4分の3が「納得できなかった」「祝福したいと思えなかった」と回答。当初、秋篠宮さまが結婚について望まれていた「多くの人が納得し喜んでくれる状況」には達しなかったようだ。次に、2人が結婚した今、小室さん夫妻の結婚についてどう思うかを聞いた。【小室眞子さんと小室圭さんの結婚についてどう思いますか?】賛成:15.3%どちらかというと賛成:10.7%どちらかというと反対:19.9%反対:54.1%賛成派が26%、反対派が74%という結果に。「女性自身」編集部が9月27日~10月1日に同様のアンケートを行った際は、賛成派が30.1%、反対派が69.9%で、会見前よりも反対派が4.1ポイント上昇。また、前回の調査では20代は賛成派が44.9%と、ほかの世代よりも多かったが、今回20代の賛成派は33.3%に減少した。■賛成派と反対派、それぞれが会見で感じたことは?会見に対しての賛否と、結婚への賛否はほとんど同じ割合となった。続いて、会見を見て、結婚賛成派と反対派が眞子さんと圭さんに対してどのような感想を抱いたのか、それぞれ見ていこう。【結婚賛成派】<眞子さんについて>「これまでほとんど発言する場がなかったために、様々な憶測で心苦しい思いをたくさんされたんだなと思いました」(30代女性/専業主婦)「ただ純粋に愛した人と結ばれたかっただろうし、祝福されたかっただろうし、これが一般の方なら何も言われなかっただろうな、と。要らぬ心労や苦労をせざるを得なかったぶん、本当に幸せになっていただきたいと思いました」(30代女性/会社員)「強い決意と、彼をこれ以上傷つけたくない、助けてあげたいという強い気持ちを感じました」(20代女性/医療関係者)<圭さんについて>「顔つきは歳相応に引き締まったけど、愛する人と結婚できた嬉しさが滲み出ていた気がしました」(50代女性・専業主婦)「『眞子さんを愛してます』の第一声が素晴らしいです!日本の男性にはなかなか言えない!」(70代女性・パート)「自身の金銭トラブルに関しては、顔がこわばる感じだった。結婚に関する内容は、笑顔が見られた。これだけ騒がれているのに、動揺が少なく、肝っ玉の持ち主だと感じた」(30代男性/会社員)【結婚反対派】<眞子さんについて>「かなり意志が強くて、どちらかと言えば全ては彼女が指揮をとっていた印象を受けました」(50代女性・会社員)「眞子さんが言う、誤解をしていた人に対しての敵意しか感じない。誤解でも、そのような報道が出るきっかけみたいなのはあるわけで、そこを心配している国民が多くいたのになあ。と思った」(20代女性/公務員)「天皇陛下や国民に対して感謝の言葉がなかったのと、民事介入したことを自白してしまったことが衝撃でした」(30代女性/専業主婦)<圭さんについて>「眞子さんの言いなりになっていたのかと思うと、残念。自分の問題に対して責任感がない。疑惑については、そんな事実がないのであれば、弁護士の卵らしく、証拠を並べて見せてくれたら、国民は納得したはずです。口頭で言うだけでは、納得しない」(60代女性/会社員)「眞子さんを本当に愛していらっしゃるならば眞子さんを始め眞子さんのご家族に恥をかかせないように己で行動を示すことです」(30代女性/アルバイト)「眞子さんを先に退出させ一人で質疑応答しても良かったのではないか」(50代女性/無職)■国民が、もっと説明してほしかったことまた、今回の会見は、2人が挨拶文を読み、事前に提出されていた質問に対しては文書での回答となった。会見でもっと説明を聞きたかった事柄として、以下のような意見が上がっている。「小室圭さんのお母さんの金銭問題のほか、圭さんに対する色々な疑惑について。事実と違うなら、どの内容が違うのか説明していただきたかった」(40代女性・会社員)「『圭さんのお母様の元婚約者の方への対応は、私がお願いした方向で進めていただきました』とは、具体的にどのような『お願い』かを聞きたかったです」(30代女性/会社員)「お2人が結婚に踏み切った今、ご両親や親族は現在何と言っているのか聞きたい」(30代女性/自由業・自営業)騒動を経て、今後の2人や皇室についてもさまざまな意見や疑問の声が寄せられた。「眞子さまが結婚後に何かあって小室さんと気持ちが離れたときに、眞子さまを誰がどうフォローしてあげるのかなとか心配な考えばかりが思い浮かびます」(50代女性・専業主婦)「皇室のこれからのあり方として、事実無根の話があるのなら反論しても良いと思います。天皇陛下が雅子さまを守った時のようにハッキリおっしゃることはとても良いことだと思ってます」(40代女性/専業主婦)「警備費をどのように負担するのか。元皇族という立場ゆえ、諜報機関やスパイなどにマークされては国際問題にも繋がりかねないので危険に思います」(20代女性/会社員)「現状我々国民の税金で成り立っている以上、不透明な資金の流れや皇室の威光で人を動かすことはあってはならないことですから、宮家の行動を会計含め監査する体制・組織作りが重要かと思います。象徴である以上、国民の中で懐疑的な意見が増え始めたら成り立たないシステムです」(30代女性/会社員)「異例ずくめ」となった結婚の余波は、まだ続きそうだ。
2021年11月02日結婚会見から3日後の10月29日、東京都内の病院を訪れたのは小室圭さん(30)と眞子さん(30)夫妻だった。この病院には眞子さんの祖父・川嶋辰彦さん(81)が入院中。眞子さんは夫となった小室さんを祖父に紹介したのだろう。宮内庁関係者はこう語る。「小室夫妻が病院に到着したのは18時過ぎ、少し遅れて佳子さまもいらっしゃいました。3人で川嶋さんをお見舞いしたのでしょう。19時ごろに病院を出るときには、どこか心配そうな表情を浮かべた眞子さんを小室さんが励ましていたそうです」小室さんは鮮やかなブルーのシャツの裾をボトムスに入れないカジュアルなスタイル。会見のときは髪をきっちりとセットしていたが、この日は前髪をおろし、終始、顔に笑みを浮かべていた。おそらくこのときには、小室さんは自身の司法試験の結果を知っていたことだろう。しかし落ち込んだ様子は見せず、逆に眞子さんを力づけていたというのだ。日本中に衝撃が走ったのは、この3時間後だった。宮内庁関係者が続ける。「22時ごろ、ニューヨーク州司法委員会が公式ホームページで司法試験合格者のリストを発表したのですが、小室圭さんは不合格だったのです。実はもともと小室さんは、結婚会見翌日10月27日に再渡米する予定だったそうです。しかし眞子さんはパスポートなどの準備に1カ月ほどかかります。そこで眞子さんが小室さんに日本滞在期間を延ばしてもらうようお願いしたと聞いています。ただ振り返ってみると、小室さんは司法試験に手ごたえを得ることができず、合格発表前に日本を離れようとしたのではないかという、邪推までできてしまうのですが……」■仮住まいは「ホテルでいえばスイートルーム」現在、眞子さんと小室さんは渋谷区内にあるサービスアパートを仮住まいとして新婚生活を送っている。この地域の宿泊施設に詳しい旅行代理店関係者は次のように語る。「おしゃれなブティックやカフェが立ち並ぶ青山通りにほど近い、高級住宅です。中長期滞在者向けですが1泊から利用することもできます。小室夫妻が滞在しているのは、ある棟の最上階です。その位置から推測すると、おそらく2つのベッドルームに、リビングやダイニングもついているタイプの部屋です。一般のホテルでいうところのスイートルームをイメージしてください。バスタブも大きく、天井も高いので、閉塞感は覚えないと思います」このサービスアパートの家賃は小室夫妻が支払っているという。「外国人にも人気のアパートで、施設の利用法や電気器具の使用法についても英語で表記されていることが多いですね。オーブンや大型食洗器も組み込まれたシステムキッチンに、大型冷蔵庫や電子レンジ、トースター、コーヒーメーカーも備えられています」(前出・旅行代理店関係者)キッチンはかなり充実しているいっぽうで、レストランはなく自炊をする必要がある。皇室担当記者はこう言う。「買い物は、宮内庁職員が代行すると報じられています。おそらく正規の職員ではなく、秋篠宮家が私的に雇用した職員と思われます。黒田清子さんの新婚時代も、仮住まいのマンションに天皇家が私的に雇用した職員が通い、お買い物のサポートなどをしていましたからね。眞子さんは結婚で皇室とは縁を切ったつもりでいるのかもしれませんが、“援助”は続いているのです」■10人の警察官が3交代制で警護を甘い雰囲気が漂っているであろう小室夫妻の仮住まい生活だが、一歩外に出ると、ピリピリとした緊張感に満ちあふれている。サービスアパートの小室夫妻の部屋の周囲では、SPたちが24時間体制で警護を続けているのだ。「警護は、警視庁警備部が指揮を執っており、ほかにも所轄署から人員を派遣してもらっています。建物の外に5~6人、建物の中に4~5人。あわせて10人ほどが3交代制で詰めていますので、1日にのべ30人ほどが身辺警護のために稼働していることになりますね」(警察庁関係者)眞子さんの渡米は11月中旬以降になる予定だという。「この体制を1カ月続けるとすると、警護費用は1千800万円ほどになるでしょうか」(前出・警察庁関係者)眞子さんと小室さんが外出する際には、さらに多くの警察官が出動することになる。「10月28日に小室夫妻は、東京都内の運転免許試験場を訪れています。眞子さんの国際運転免許証の取得や、小室さんの運転免許の更新などの手続きのためと思われます。アパートからは黒塗りのワンボックスのハイヤーで移動しましたが、助手席には女性SPが同乗していました。またその後ろには、セダンタイプの警察車両が続き、4人のSPが乗っていたのです。さらに運転免許試験場には5~6人の警察官が配置されていました」(前出・皇室担当記者)■司法試験不合格で今後さらなる援助が冒頭の病院のお見舞いも、ほぼ同じ警護レベルだった。外出時の増員を含めると、警護費用は2千万円にもなるだろう。民間人になったのだから、税金で警護をするのはおかしいのでは……。そんな批判の声もある。だが10月26日付の毎日新聞の報道によれば、眞子さんの警護について、ある警察幹部はこう語ったという。《皇籍を離脱されても、国内にいる限り、お守りするのが我々の仕事だ》眞子さんが望むと望まざるとにかかわらず、警察は小室夫妻を守り続けるのだ。実は、元皇族という立場である限り行われる“援助”は、日本での宮内庁職員による買い物代行や警護ばかりではないという。ニューヨーク在住の日本人ジャーナリストはこう語る。「眞子さんの渡米を前に、すでに何カ月も前から在ニューヨーク日本国総領事館のスタッフが動きだしています。警護体制から買い物をどこですべきかまで、綿密なリサーチを進めてきたのです」総領事館の動きについて、前出の宮内庁関係者はこう解説する。「外務省の指示があったということで、おそらく宮内庁から協力要請があったのだと思われます。宮内庁にも“元皇族のお世話”も仕事の一環という認識があるのです。通常では外務省への依頼は宮内庁の式部職が窓口になっています」本誌の取材によれば、小室夫妻の新居はマンハッタン島のアッパーウエストサイドにある高級アパートメントの予定だという。日本でいうところの2LDKで、家賃は約80万円。「小室さんが弁護士になれば年収2千万円ほど。眞子さんと共働きであれば、年間1千万円近くの家賃も支払いは可能でしょう。小室さんは司法試験に再挑戦するそうです。しかし、ずっと合格できずに法務助手の立場のままであれば、生活設計の見直しも必要となるでしょう」(前出・皇室担当記者)
2021年11月02日10月26日、秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚した小室圭さん。翌27日には眞子さんと運転免許試験場を訪れるなど、ニューヨークでの新婚生活に向けて準備を進めていた。ところが、新婚間もない小室夫妻に暗雲が立ち込める出来事が。なんと圭さんが、ニューヨーク州の司法試験で不合格となってしまったのだ。「試験を主催するニューヨーク州の司法試験委員会は、28日に合格者数を5,791人と発表しました。ですが29日にホームページで公表された合格者の名簿には、圭さんの名前がなかったのです。一方、名前が発表された合格者数は5,785人で、残った6人の名前は未公表でした。そのことから圭さんに、『名簿に掲載されていないだけで、合格している可能性もあるのではないか』といった憶測も飛び交っていました」(皇室担当記者)NHKによると圭さんの合否の結果を明らかにしたのは、圭さんが日本でパラリーガルとして勤務していた奥野総合法律事務所の奧野善彦弁護士。奥野氏は30日午前に、圭さんから電話で報告を受けたとのこと。圭さんは「今回の試験の結果は不合格でした。大変申し訳ございません」と謝罪し、「来年2月の試験に再びチャレンジします。努力を積み重ねていきます」と話したという。奥野氏は眞子さんとも話したといい、眞子さんは「小室さんの話をそのとおりに受け止めています」と夫の勉強を支える意思を示していたという。「圭さんは、今年5月にフォーダム大学のロースクールを卒業。その後、7月に司法試験を終えてからわずか1カ月あまりで、眞子さんと年内に結婚する方向で調整が進められていると報じられました。すでに圭さんはニューヨークの弁護士事務所『ローウェンスタイン・サンドラー』に就職し、法務助手として働いています。つまり、合格を見越した上で結婚を進めてきたのです」(前出・皇室担当記者)しかし圭さんが不合格となれば、描いていた眞子さんとのニューヨークでの新婚生活に支障をきたす恐れも出てくる。「すでに新居として、ドアマンが常駐する家賃80万円ほどのアパートメントを契約しているそうです。広さは約100平方メートルの2DKで、場所はマンハッタン島の西側にある高級住宅街のアッパーウエストサイド。治安がよい場所で知られており、公園や世界的にも有名な文化施設が多数あります。そのため育児に適している地域として、セレブも大勢住んでいます」(NY在住のジャーナリスト)弁護士の道から遠ざかってしまった圭さんに、果たしてそのような“セレブ生活”が維持できるのだろうか。「ニューヨークで余裕のある暮らしが成り立つのは、圭さんの収入があってこそでしょう。圭さんが弁護士資格を取得すれば、2,000万円前後の年収を得ることができると言われていました。しかし現在の法務助手のままだと、年収は600万程度だといいます。眞子さんもメトロポリタン美術館で働く可能性が浮上しており、そうなれば学芸員の年収は1,500万円だといいます。ですが夫婦の世帯年収が当初予定していた3,500万円から2,100万にまで下がってしまうとなれば、年間家賃1,000万円のアパートメントで暮らすのは厳しいのではないでしょうか」(前出・ジャーナリスト)圭さんが次回、司法試験を受けるのは来年2月。新婚早々にもかかわらず困難に見舞われた夫妻は、どのように乗り越えていくのだろうか。
2021年10月31日10月26日に結婚した小室眞子さん(30)と圭さん(30)。29日夕方に訪れたのは、祖父・川嶋辰彦さん(81)が入院している都内の病院だった。小室さんが川嶋さんのお見舞いに訪れたのは初めてのこと。今月19日に緊急入院した川嶋さんだったが、体調は回復してきているのか、小室さんと眞子さんはリラックスした表情だった。眞子さんはニットにスカート、小室さんは鮮やかなブルーのシャツに黒のジャケットというカジュアルな装い。実は病院には2人から少し遅れて佳子さまも到着していた。眞子さんと佳子さまといえば、結婚当日の秋篠宮邸の前での抱擁が話題になったが、3日ぶりの再会となった。「結婚会見のホテルにも佳子さまはいらっしゃいました。今後も佳子さまは、小室夫妻のサポートを続けていかれるのではないでしょうか」(宮内庁関係者)
2021年10月30日今年の歌会始で《烏(からす)瓜その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に》との和歌を発表した眞子さん。「よき便り」の花言葉を持つ烏瓜を詠んだその歌は、秋の結婚を暗示しているとも言われていた。長年の思いを実らせ、ついに小室眞子さんとしての新生活が始まる。そんな眞子さんと圭さんの写真ヒストリー30年ーー。■小室圭さん’91年10月5日、小室家の長男として誕生。好きな言葉は「LET IT BE」。趣味はスキー、バイオリン、料理。【冬休みは家族でスキーに】’98年、父の敏勝さん、母の佳代さんと長野県・菅平へスキー旅行に。この4年後、敏勝さんは他界。【インターナショナルスクールに進学】インター時代の1コマ。英語を身につけるため国際色豊かな学校を選んだ。■眞子さん’91年10月23日、秋篠宮家の長女として誕生。「眞」の字は「ありのままに人生を歩む」という願いから。スキーが好きで体育会系。【夏は軽井沢で過ごすのが定番】毎年夏にご一家で静養されていた軽井沢。眞子さんと佳子さまはよく姉妹でペアルックを。写真は’98年。【悠仁さま誕生で3姉弟のお姉さんに】’08年、1歳の悠仁さまと。結婚後も将来の天皇の姉という立場は変わらない。【“海外志向”の2人は留学説明会で意気投合】’10年、インターナショナルスクール卒業後、国際基督教大学へ進学。【眞子さんは2回イギリスへ留学】’12年の留学説明会が交際のきっかけに。眞子さんはエディンバラ大学へ。英国レスターにも約1年間留学。’14年【交際5年で婚約内定!しかし結婚は延期に……】圭さんが眞子さんにプロポーズしたのは’13年12月のこと。真剣交際を経て’17年9月に婚約が内定するも、佳代さんの金銭トラブル発覚で結婚は延期に。しかし、約4年間2人の愛は変わらなかった。【結婚前には各所へご挨拶に】18日、赤坂東邸で秋篠宮ご夫妻と眞子さんに挨拶し、元の勤め先へ。19日、結婚の奉告のため、洋装で皇居の宮中三殿を私的に参拝。22日、御所を訪ね、天皇皇后両陛下に感謝の気持ちを伝えた。逆境でも意志を貫いた眞子さん。最後の誕生日写真で一緒に写っていたのは、熟した烏瓜うりだった。
2021年10月30日秋篠宮家の長女・眞子さん(30)が10月26日、小室圭さん(30)と結婚された。さらに当日、眞子さんが妹の佳子さまと抱きしめ合うシーンが。その“姉妹愛”は大きな反響を呼んでいる。同日、午前に婚姻届が受理され皇籍を離脱し、民間人になった眞子さん。生まれてから殆どの時間を過ごした赤坂御用地も離れることに。午前10時過ぎ、眞子さんは玄関で父親の秋篠宮さまと母親の紀子さまへ挨拶。そして佳子さまと一礼し合うと、佳子さまは両手を広げて眞子さまに力強くハグされたのだ。皇族から離れる眞子さんを万感のハグで送り出された佳子さま。この姿には《尊すぎる》《泣ける》といった感動の声が相次ぐ形に。さらに、あるディズニー映画を思い浮かべる人もいたようだ。それは『アナと雪の女王』だ。アレンデール王国に住む雪や氷を作り出す魔法の能力を持った姉・エルサと魔法は使えないが明るい妹・アナとの絆を描いた大ヒット作だ。佳子さまは眞子さんの結婚に際し、こうコメントを発表している。《姉は、これまでもこれからも、自分にとってとても大切な存在です。一緒に楽しい時間を過ごせましたし、姉がいてくれたおかげで救われた気持ちになったことが多くありました。心から感謝しています。また、小室圭さんが姉のことを大切に思ってくださっていることをありがたく感じています》アナとエルサのように立場の違う2人が互いに支えあう眞子さんと佳子さま。さらに、映画ではアナとエルサの抱擁シーンもあることから、ネットでは2人の関係性に「リアルアナ雪!」と感動する声が上がっている。《眞子さまと佳子さま……まるでアナ雪の王女・エルサとアナ姉妹のようで感動した、、》《眞子さま佳子さまリアルにアナ雪だ〜》《眞子さまと佳子さまの姉妹愛ママ目線から見ると泣けるリアルアナ雪》また眞子さんのお名前には「自然に飾ることなくありのままに人生を歩む」という秋篠宮ご夫妻の願いが込められている。そして、『アナ雪』の主題歌といえばご存知『レット・イット・ゴー~ありのままで~』だ。その“ありのままを大切に”という共通点から、ネットでは《眞子さまはありのままを生きることにしたんだね》《ありのままに、強く生きてください!おめでとうございます》といった声も上がっている。実際、眞子さんと佳子さまは’19年12月に『アナ雪2』を映画館で鑑賞されている。二人は抱き合ったとき、アナとエルサの姉妹の絆を思い浮かべたかもしれない。
2021年10月27日日本中が注目した、小室圭さんと秋篠宮ご夫妻の長女である眞子さまの結婚会見。2021年10月26日に開かれた同会見では、眞子さまの体調を考慮し、質疑応答の手順を省く形で行われました。小室圭さん・眞子さま、会見で明かした結婚への思い【全文】同日放送の情報番組『news every.』(日本テレビ系)では、2人の結婚会見を解説を交えて特集。番組MCを務める同局の藤井貴彦アナウンサーは、「緊張感が、見ているほうにもうつってきました」とコメントし、さらにネットの誹謗中傷に対しても持論を展開しました。誹謗中傷の危険性について何度も訴えてきた藤井アナ宮内記者会と日本雑誌協会、そして日本外国特派員協会が事前に提出した質問に対する回答文書内で、今後の一番の不安点をあげていた眞子さま。そこには、眞子さまご自身の家族、小室さんや小室さんの家族に対する誹謗中傷が続くのではないかという不安が記されていました。藤井アナは、眞子さまが明かした不安に対して視聴者に呼びかけを行うとともに、改めて祝福のコメントを送っています。多くの方が、もしかすると心の中に『ご批判』の思いを持っていらっしゃるかもしれないんですけども、みなさんの大切な言葉をSNS上で浪費することがないようにと願っています。まずは眞子さん、誕生日とご結婚と、これからの未来、本当にいいものになるようにと願っております。おめでとうございます。news every.ーより引用2人の会見映像を見て、「もうこの後は、2人の問題になっているんじゃないかと思います」とも語っていた、藤井アナ。これまでにも、誹謗中傷や言葉の暴力の危険性について、番組を通じてたびたび訴えてきた藤井アナの言葉は多くの視聴者の共感を呼んでいます。・本当にその通り。眞子さまに限らず、相手が誰であっても誹謗中傷はしていいものではない。・相手の心に寄り添える藤井アナ、素敵です。・的確に、それでいてやんわりと指摘する藤井アナの言葉は、心に響く。藤井アナがいうように、言葉とは本来大切なもののはずです。言葉1つで、相手を傷付けることも、逆に幸せにすることもできます。眞子さまや小室さんに限らず、人の言葉で理不尽に傷付けられることがない世の中になることを、多くの人が願っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年10月27日10月26日午前、秋篠宮家の長女・眞子さまが小室圭さんと結婚。婚姻届が受理され、同日午後、“小室眞子さん”として圭さんと結婚会見に臨んだ。17年9月に行われた婚約内定会見では、ミントグリーンのワンピース姿が話題を呼んだ眞子さん。今回選んだのは同じく寒色系の、淡いブルーのワンピースだった。ファッションライターの味澤彩子さんは、婚約内定会見との違いについてこう語る。■婚約内定会見より大人っぽく「4年前のワンピースは肩がふんわりした袖で、ボトム部分がタックで広がるフレアラインと愛らしい印象だったのに比べ、今回のワンピースは同じく膝丈ながら、ボトムス部分はすっきりとしたデザインで全体的に落ち着いたイメージに。ボレロを羽織っているかのように見えるパイピングが程よくエレガントなアクセントになっています」さらに、ジュエリーにも変化が。「一連のパールネックレスは前回と同じとお見受けしますが、イヤリングは揺れるタイプから落ち着いた印象の一粒パールに。総じて、大人っぽく洗練された雰囲気に変わっていることが印象的でした」■スーツに表れた自由な空気一方、小室圭さんはストライプのスーツに紺色のネクタイを合わせていた。この装いに、味澤さんは違和感を覚えたという。「公式な場では通常、無地のスーツ、無地のネクタイが適しているので結婚記者会見という場でのTPO的には不思議な感じはありました。フォーマルな眞子様に比べてカジュアルな印象です。前回の婚約記者会見時もピンストライプのスーツを着ていたので、ここぞというときの勝負スーツがピンストライプ柄なのでしょうか。前回は、レジメントストライプのネクタイ、レギュラーカラーのシャツを合わせていて若々しい印象。今回は上級者な小紋柄のネクタイになり、こなれた雰囲気に。全身を通して、古臭い日本の慣習にとらわれずに自由に生きている空気が感じられました」■結婚指輪は意外にもカジュアルそして、注目を集めたのが、お二人の結婚指輪。赤坂御用地の御仮寓所を出発する際は眞子さんの指には何もつけられていなかったが、会見時には左の薬指に葉っぱのようなデザインが施された指輪が。圭さんの指輪にはキルティングのような紋様が入っていた。「地金にボリュームがありカジュアルな印象だったのが意外でした。圭さんとのペアリングもマルコム ベッツのタフな太めリングでしたので、きっと長くつける結婚指輪はお二人の好みを重視して選んだのではないでしょうか。ただ、圭さんの指輪が第二関節のあたりまで上がってきていて、サイズが合っていないようだったのが不思議でした」会見後、車で新居に向かう際には束ねていた髪をおろし、洋服も着替えていた眞子さん。今後は自由な生活が待っている。
2021年10月27日2021年10月26日、秋篠宮ご夫妻の長女である眞子さまが、婚約内定から4年余りを経て、小室圭さんとご結婚されました。皇室から離れ、今後は『小室眞子』さんとして、新たな人生を歩むことになる眞子さま。この日、婚姻届けを提出したお2人は、記者会見で結婚についてのお気持ちを述べました。眞子さまの会見最後の言葉に、多くの人が胸を締め付けられた理由眞子さまの体調を考慮した結果、今回の会見では質疑応答の手順を省くことに。ご結婚についての考えや、皇族としての30年間について。そして、これまで関わってきた人への感謝の気持ちを述べた眞子さまは、最後にこのように思いを明かしました。今、心を守りながら生きることに困難を感じ、傷付いている方が、たくさんいらっしゃると思います。周囲の人の温かい助けや支えによって、より多くの人が心を大切に守りながら生きていける社会となることを、心から願っております。同月1日、複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)との診断を受けられた眞子さま。宮内庁によると、眞子さまご自身やご家族、小室さんなどに対する誹謗中傷と感じられる出来事が原因だといいます。また、今回のご結婚についてマスコミで頻繁に取り上げられ、世間から批判的な言葉が上がっていた点も関係しているでしょう。会見後、眞子さまの最後のお言葉に共感する声が上がりました。・本当にそう。この考えがもっと広まって、優しい社会になってほしい。・眞子さまのこれまでを考えると胸が痛む。なんて優しいお言葉だろう。・涙が出た。眞子さまの今後の人生も、幸せなものでありますように。会見後に書面での質疑応答を行った際、眞子さまは今後について「一番大きな不安は、私や私の家族、圭さんや圭さんのご家族に対する誹謗中傷がこれからも続くのではないかということです」と述べています。結婚して皇室を離れても、眞子さまは心を守り続けなくてはならないのかもしれません。これからは、眞子さまを含めた多くの人が、心を大切に生きていける社会になることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2021年10月26日《姉は、これまでもこれからも、自分にとってとても大切な存在です》10月26日、秋篠宮家の次女・佳子さまは、小室圭さんと結婚した姉の眞子さんに、祝福のコメントを発表された。佳子さまは《一緒に楽しい時間を過ごせましたし、姉がいてくれたおかげで救われた気持ちになったことが多くありました。心から感謝しています。また、小室圭さんが姉のことを大切に思ってくださっていることをありがたく感じています》と、姉夫妻への感謝の気持ちを綴られている。同日午前、眞子さんと小室圭さんの婚姻届けが自治体に受理された。’17年9月に婚約内定会見を開いてから4年あまり。ついに「小室眞子さん」としての一歩を踏み出したのだ。民間人となった眞子さんは午前10時すぎ、生まれ育った秋篠宮家に別れを告げることとなったが、とりわけ印象的だったのは佳子さまからの“エール”だった。宮廷の玄関口から姿を現した眞子さんは、淡いミントグリーンのワンピースに身を包み、手にはハンドバッグとチューリップの小さなブーケを携えていた。はじめに宮内庁皇嗣職の幹部職員や報道陣に向けて深々とお辞儀すると、眞子さんはご家族の方に歩み寄り、秋篠宮さま、紀子さまにそれぞれ三度ずつお辞儀した。最後に妹の佳子さまに頭を一度下げたその時、佳子さまが笑顔で両手を広げて眞子さんをハグされたのだ。眞子さんは佳子さまの顔を見て何度も頷くと、そのまま迎えの車へ乗り込んでいった。この光景に、Twitter上では《姉妹のハグ泣ける》《眞子さんと佳子さまのハグ、尊すぎ》と感動の声が相次いでいる。佳子さまは3歳年上の姉・眞子さんと、26年間、仲睦まじく過ごされてきた。眞子さんの結婚が延期されたあとも、“心強い味方”として眞子さんを応援する発言をされてきた。’19年3月、佳子さまは国際基督教大学(ICU)のご卒業に際した文書でも《姉は、小さい頃から私のことを非常にかわいがってくれましたし、いつでも私の味方でいてくれました。いつもありがとうと思っています》と眞子さんへの感謝を記されていた。さらに眞子さんの結婚が延期になったことについて、次のようにキッパリと主張されたのだ。《私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》佳子さまの願い通り、眞子さんは小室圭さんとの結婚を成就させた。離れ離れになっても、姉妹の絆は永遠だろうーー。
2021年10月26日2021年10月26日、正式にご結婚された秋篠宮ご夫妻の長女である眞子さまと小室圭さんが、そろって会見に臨みました。眞子さま現在、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、大変な思いをされている多くの方々にお見舞いを申し上げます。そして、困難の中にある人を助け、私たちの生活を支えてくださっている方々に、深く感謝申し上げます。本日、みな様にお伝えしたいことがあるため、このような場を設けました。私が皇族として過ごしてきたなかで抱いてきた感謝の気持ち、私たちの結婚を心配し、応援してくださった方々への感謝、これまでの出来事のなかで私たちが感じてきたことや結婚への思いなどについて、お話ししたいと思います。この30年間、 たくさんの方々に助けられ、見守られ、支えられてきました。心を込めて私と一緒に仕事をしてくださった方々に、心から感謝申し上げます。訪問した先々では、たくさんの方々が優しい言葉と笑顔で迎えてくださいました。直接お目にかかる機会のあった方も、お目にかかることのなかった方も、私に温かい気持ちを向けてくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。数々の出会いが私にとってどれほど大切であったか、到底いい表すことができそうにありません。これは、今後も決して変わらない思いです。私と圭さんの結婚について、さまざまな考え方があることは承知しております。 ご迷惑をおかけすることになってしまった方々には、大変申し訳なく思っております。また、私のことを思い、静かに心配してくださった方々や事実にもとづかない情報に惑わされず、私と圭さんを変わらずに応援してくださった方々に、感謝しております。私にとって圭さんはかけがえのない存在です。そして、私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした。小室圭さん私は眞子さんを愛しております。一度きりの人生を、愛する人とともに過ごしたいと思っています。これまで幸せな時もそうでない時も、さまざまな気持ちを2人で分かち合い、励まし合ってきました。この度の結婚に関してご迷惑をおかけしてしまった方々には大変申し訳なく思っております。いろいろなことがありましたが、眞子さんと一緒に人生を歩みたいという思いを持ち続けられたのは、眞子さんと、これまで周りで私たちを支えてくださった方々のおかげです。心から感謝申し上げます。会見では、小室さんの留学や、小室さんの母親と元婚約者との件についても語っています。眞子さま本日まで、私が公に発言する機会は限られてきました。そのために生まれてしまった誤解もあったと思います。一部の方はご存知のように、婚約に関する報道が出て以降、圭さんが独断で動いたことはありませんでした。例えば、圭さんのお母様の元婚約者の方への対応は、私がお願いした方向で進めていただきました。圭さんの留学については、圭さんが将来計画していた留学を前倒しして、海外に拠点を作ってほしいと私がお願いしました。留学に際して私は一切の援助をできませんでしたが、圭さんが厳しい状況のなか努力してくれたことを有り難く思っています。圭さんのすることが、独断で行われていると批判され、私の気持ちを考えていないといった一方的な憶測が流れる度に、誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、いわれのない物語となって広がっていくことに恐怖心を覚えるとともに、つらく悲しい思いをいたしました。厳しい状況の中でも、圭さんを信じ続けてくださった方々に感謝しております。小室圭さん私の母と元婚約者の方との金銭トラブルといわれている事柄について、詳しい経緯は本年4月に公表したとおりです。元婚約者の方には、公表した文書でも書いたように、これまでも折に触れて私と私の母からお礼を申し上げており、今も感謝しております。本年4月に解決金をお渡しすることによる解決をご提案したところ、母と会うことが重要であるというお返事をいただきました。しかし、母は精神的な不調を抱えており、元婚約者の方と会うことにはドクターストップがかかっています。そのため、私が母に代わって対応したいと思い、母の代理人弁護士を通じてそのことをお伝えしました。元婚約者の方からは、元婚約者の方の窓口となっている週刊誌の記者の方を通じて、前向きなお返事をいただいています。解決に向けて、私ができる限り対応したいと思います。 解決金を受け取っていただきたいという気持ちは変わっていません。この数年間、誤った情報があたかも事実であるかのように扱われ、誹謗中傷が続いたことにより、眞子さんが心身に不調をきたしたことを、とても悲しく思います。私の母も心身に不調をきたし、仕事を辞めざるを得ない事態にまで追い込まれましたし、身の危険を感じながら過ごしています。このような苦しい状況にあった私たちを助けてくださった多くの方々に、大変感謝しております。会見の最後に、2人はそろって今後の生活について改めて思いを明かしました。小室圭さん私は眞子さんと、あたたかい家庭を築いていきたいと思います。同時に、これからもできる限りのことをして、眞子さんをお支えしていきたいと思います。幸せな時もそうでない時も寄り添い合える、かけがえのない存在であり続けたいと考えております。眞子さま私たちは2人で新しい生活を始めることになります。これから生きていくなかで、また違った形での困難があると思います。しかし、これまでもそうであったように、2人で力を合わせてともに歩いていきたいと思っています。これまで私たちが自分たちの心に忠実に進んでこられたのは、お互いの存在と、励まし応援してくださる方々の存在があったからです。今、心を守りながら生きることに困難を感じ傷ついている方が、たくさんいらっしゃると思います。周囲の人のあたたかい助けや支えによって、より多くの人が、心を大切に守りながら生きていける社会となることを、心から願っております。今回の会見の前には、赤坂御用地を去る際に妹である佳子さまとの熱い抱擁も交す姿が目撃された眞子さま。眞子さまお見送り時の、佳子さまの行動に涙「涙が出た」「美しい光景」今後、眞子さまは皇室を離れることになりますが、新たな人生が素敵なものになることを秋篠宮ご夫妻と、佳子さまをはじめ、多くの人が願っているはずです。[文・構成/grape編集部]
2021年10月26日2021年10月26日、秋篠宮ご夫妻の長女である眞子さまが、小室圭さんと婚姻届けを提出され、正式にご結婚しました。同日、眞子さまと小室さんは、都内のホテルでご結婚についての会見を実施。眞子さまが複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)との診断を受けられたことから、当初予定されていた質疑応答は行わないことに。結婚についてのコメントを眞子さまと小室さんが述べる形での進行となりました。眞子さまの『お見送り』で、佳子さまが姉妹の抱擁これからは『小室眞子』というお名前で、新たな人生を歩むことになる、眞子さま。赤坂御用地を去る際、眞子さまは秋篠宮ご夫妻と、妹である佳子さまとお言葉を交わしました。その際、佳子さまは眞子さまに歩み寄ると、熱い抱擁をしたのです。眞子さまは皇室を離れることになるため、今後はご家族に会うことが難しくなってしまうかもしれません。血のつながった姉妹だからこそ、分かることもあるはず。姉である眞子さまを抱きしめる佳子さまには、きっといろいろな想いがあるのでしょう。お2人の『姉妹の熱い抱擁』はネットでも話題になり、多くの人から「涙が出た」「なんて美しい光景」といった反響が上がりました。秋篠宮ご夫妻と佳子さまは、きっと誰よりも眞子さまの新たな人生がよいものであるよう、祈っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年10月26日秋篠宮家の長女・眞子さまが“小室眞子さん”となる日が、刻一刻と近づいている。婚約内定会見で互いの関係を「月と太陽」にたとえたロマンチックな若き2人に、日本中が一躍歓迎ムードとなったのが17年9月のこと。しかし、わずか3カ月後に小室圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルが判明。そこから結婚にいたるまでの道のりは決して平坦なものではなかった。結婚延期など、異例づくめの事態に報道と国民感情は過熱。紆余曲折を乗り越えて、10月26日にようやく晴れの日を迎えられる。信念を貫き通した眞子さまだが、その意思の強さはご自身のきょうだい構成に由来するのではないかと、作家・心理カウンセラーの五百田達成氏は指摘する。『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』『察しない男 説明しない女』シリーズを著した氏に、眞子さまと小室圭さんの相性やそれぞれの性格について、 “生まれ順”をもとに考察してもらった。■長子ゆえの「道を切り拓く」パイオニア精神「眞子さまは昨年11月に『結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です』とお気持ちを表明なさっていますが、このお言葉をはじめとして、『長子』の特徴のひとつである“パイオニア精神”が全面的に出ている方だと思っています。『長子』は親にとって一人目のこどもであるため、上にきょうだいがいる『中間子』『末っ子』以上に親から全力の愛情を注がれやすく、その結果、愛された自負ゆえの“全能感”を持っている人が多い。この全能感に下のきょうだいたちへの“責任感”が合わさることで、『私が道を切り拓いていくんだ』といったパイオニア精神が芽生えるのです。だから、お小遣いの金額交渉といった“面倒ごと”を進んで引き受けるのは決まって『長子』で、『中間子』や『末っ子』は空気を読みつつタダ乗りするというのがよくある構図です。反面、どのきょうだい属性よりも“家”を守っていく意識も高くなるのが『長子』ですが、眞子さまの場合は事情が少し特殊です。父である秋篠宮さまは現在では皇子継承順位1位であられますが、もともとは兄と妹に挟まれた『中間子』。“お世継ぎ”の意識は希薄で、眞子さまたちにも“自由で現代的”な教育方針を与えられていました。くわえてご結婚後には苗字を獲得し、皇室を離脱するのが女性皇族の習わし。だからこそ眞子さまには、“家を守る”意識や親につき従う性質よりも、妹や弟の今後を思う“パイオニア精神”の方が強く性格に表れやすいのでしょう」■マイペースさが表れた “ストライプスーツ”一方、夫となる圭さんは「一人っ子」。「長子」以上に親の愛情を独占できるわけだが、どのような特徴があるのだろうか。「『長子』と同様な自己肯定感を持ちやすいのですが、きょうだいがいないぶん性格はきわめてマイペースになりやすいのが『一人っ子』です。新卒入社した三菱UFJ銀行を辞めてパラリーガルになったエピソードも、実に『一人っ子』らしいですね。秋篠宮ご夫妻へご挨拶に行った際も、物議をかもしたロン毛は散髪したものの、着用していたのは“ストライプ”のスーツ。ただ、単純に『常識がない』のではなく、周囲の空気を読むこと自体に、そもそもあまり価値を見出していない部分がありそうです。また『一人っ子』は親、特に異性の親とはべったりとした関係になりやすいのも特徴ですが、それは親自身も同じ。ですから佳代さんがどんな風に振る舞ったところで、圭さんがぞんざいに扱うことは今後もまずできないでしょうね」■眞子さまと圭さんの結婚相性は良好!似た部分があるという「長子」と「一人っ子」だが、2人の相性について五百田氏はこう分析する。「親にとって一人目の子供である『長子』と『一人っ子』は、自分の親や家のことを考えるもの同士なので、恋愛や結婚の相性は基本的に良好です。その上で結婚生活を円満に築くためにポイントとなりそうなのは、眞子さまが家庭の主導権を握ること。眞子さまは『長子』らしい責任感で、“自分たちの家庭”へのビジョンをはっきりと描かれていらっしゃるかと思います。一方で、いきなりNYに行ってしまうような『一人っ子』らしい圭さんは、おそらく家庭や将来の絵図は明瞭ではないのかなと。また『長子』にはひとたび腹をくくれば“ファイティングポーズ”ともいえるような意思の強さを発揮しますが、こうした傾向は眞子さまもお持ちのはず。だからこそ圭さんが適度に眞子さまの“尻に敷かれる”スタイルが、2人にはしっくりきそうです」結婚後は渡米する2人。皇室を出て、慣れない土地で新生活を始められる眞子さまに対し、世間では不安の声も大きいが、氏からは意外な反応があった。「皇室のなかにはまだまだ守旧的な価値観も根強いのに、眞子さまは東京大学総合研究博物館の特任研究員として働かれるなど、“現代的で自立した”女性でいらっしゃいます。たしかに現在は心配する国民も多いでしょうが、強い芯をお持ちの眞子さまですから、“家を離れる”選択は、ご本人に合った決断だといえるのではないでしょうか。さらにここで眞子さまが前代未聞の“一時金辞退”や結婚後すぐの海外移住をなさることで、佳子さまや愛子さまの未来をも拡げることになっているはず。まさに“パイオニア”ですね」一挙手一投足に注目を浴びながらもけっして諦めることなく、ついに思いを遂げられる眞子さま。その芯の強さは、渡米後の新婚生活でも発揮されることだろう。【PROFILE】五百田達成(いおたたつなり)米国CCE, Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー。東京大学卒業後、角川書店、博報堂・博報堂生活総合研究所を経て「コミュニケーション心理」「社会変化と男女関係」「SNSと人づきあい」「ことばと伝え方」をテーマに執筆・講演。11月9日に『超話し方図鑑』を上梓する。
2021年10月24日小室圭さんとの結婚を前に、10月23日、秋篠宮家の長女・眞子さまは30歳の誕生日を迎えられる。上皇ご夫妻の初孫として期待に応えてきた眞子さまが、前代未聞の騒動の当事者となってしまったのはなぜなのか……。秘蔵写真とともに振り返る。眞子さまが高等科1年生のとき、弟の悠仁さまがご誕生。女性天皇容認の議論はストップし、眞子さまは“将来の天皇の姉”になられたのだ。高校生のうちに海外ホームステイや単独ご公務も経験され、皇室一の“優等生”とみられるようになっていく。大きな転機となったのは国際基督教大学(ICU)への進学だった。学習院を離れ、自ら別の環境を選ばれた眞子さま。ICU入学から2年ほどで同級生の小室さんとの交際がスタート。自由を求めた決断によって、小室さんと出会ったのは必然だったのか。そして2度のイギリス留学で周囲の目を気にせずに過ごす解放感を味わった眞子さま。このころにはもう、小室さんとの海外生活を思い描かれていたのかもしれない。‘17年9月、ツーショットでの婚約内定会見。眞子さまは「小室さんは私を温かく励ましてくださる存在でございます」「最初に惹かれたのは,太陽のような明るい笑顔」と、笑みを浮かべてお答えになった。小室さんとの幸せな未来を信じて疑わなかったはずだ。しかし同年12月、小室さんの母・佳代さんの金銭トラブルが発覚し状況は一変。結婚延期という苦渋の決断を下された。金銭トラブルが未解決のまま小室さんが単身渡米したのは、一刻も早く弁護士資格を取得し眞子さまとのニューヨーク生活を実現させるためだったのか。結果的にこの選択が騒動を長期化させ、眞子さまは精神的に追い詰められていった……。《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》と、眞子さまが譲れない気持ちを文書で示された‘20年11月、秋篠宮さまも結婚を認めると明言された。それから10カ月、弁護士事務所への就職を決めた小室さんは満を持して帰国した。儀式なし、一時金辞退という異例の結婚となるが、2人にとってそれ以外の選択はなかったのか……。皇室、そして日本からも離れ、眞子さまは小室さんとの幸せを追い求める。
2021年10月22日秋篠宮家の長女・眞子さまは10月23日、30歳の誕生日を迎えられる。信念を曲げることなく、ついに小室圭さんとの結婚を成就される眞子さま。“まっすぐ”に歩んだ30年を秘蔵写真とともに振り返る。「かわいい顔して……。私に似て」眞子さまご誕生の翌朝、秋篠宮さまはお顔をほころばせた。‘91年10月23日に誕生されたご長女に、秋篠宮ご夫妻は「眞子」と命名された。「眞」には「自然のまま、ありのまま」の意味があり、秋篠宮さまは「自然に飾ることなく、人生を歩まれる」ことを願って名付けられたという。眞子さまが1歳くらいのころ、秋篠宮家の夜の日課はおやすみの挨拶回りだった。ナマズの水槽の前で紀子さまと「ナマズさん、おやすみなさい」と一緒におじぎ。カメや庭のハニワにまで「おやすみなさい」をして眠りにつかれていたという。“生あるものに対するいつくしみの心を育んでいこう”という、秋篠宮ご夫妻のお考えだったそうだ。初孫の眞子さまを、美智子さまはとくにかわいがっていらした。眞子さまが学習院初等科3年生のときに、ご養蚕について伝える手紙を綴られ《おととし眞子ちゃんは、このまゆかきの仕事をずいぶん長い時間てつだって下さり、ばあばは眞子ちゃんはたいそうはたらき者だと思いました》とお褒めになっている。心優しく真面目に、すくすくと成長された眞子さまは、皇室の“優等生”と呼ばれるほど熱心にご公務に取り組まれるようになる。そんな“まっすぐさ”は、幼少期の秋篠宮ご夫妻の教育、美智子さまを始めとする皇室の方々との交流のなかで育まれたのかもしれない――。
2021年10月22日10月26日、小室圭さんとご結婚予定の秋篠宮家の長女・眞子さま。ご結婚に伴い、皇族から一般国民となられることで、眞子さまのご生活はこれまでと一変する。「最も大きく変わるのは、戸籍を持たれることでしょう。皇族には戸籍がありません。その代わり、歴代の天皇・皇后、そして皇族の身分や系譜を記録した『皇統譜』があります」(皇室記者)婚姻届を出すときには戸籍謄本が必要だが、眞子さまの場合、皇統譜の謄本を提出されるという。「婚姻届が受理されると、眞子さまには新たな戸籍が作られ、名字を持ち『小室眞子』となり、皇統譜からも除籍されます。戸籍や免許証などの“本籍地”は小室圭さんと同じものになるでしょう」(皇室ジャーナリスト)今後はこれまでなかった選挙権も得られると語るのは、皇室制度に詳しい名古屋大学大学院人文学研究科・河西秀哉准教授。「ご結婚により、一般国民となられますので参政権を得ます。ただ、実際に眞子さまが選挙権を行使されるかどうかはわかりません」(河西准教授)選挙権を持っていても、選挙で投票するには、市区町村の選挙管理委員会が管理する名簿に登録されていなければならない。名簿に登録されるためには、基本的に3カ月以上、その市区町村の住民基本台帳に記録されている必要があるため、今回の衆議院選挙での投票はできなそうだ。■眞子さまならではのよからぬ“変化”も皇籍に残る両親との関係性は、通常、皇族が民間人になってもそれほど変わらないという。「皇室を離れられても、秋篠宮ご夫婦と親子関係であることは変わらないので、宮邸を訪れることはできます。高円宮家の次女・典子さんもご結婚後、島根県の出雲から東京に来られる際に、赤坂御用地内の高円宮邸に宿泊されることもあるようです」(皇室ジャーナリスト)河西准教授は、宮中晩さん会など、皇室のパーティにも出席可能だと語る。「上皇ご夫妻の長女・黒田清子さんも宮中晩さん会に出席されています。とはいえ、多くの国民からの祝福を受けていない現状、公の場へはご本人も出席しづらく、宮内庁側も呼びづらいのではないでしょうか。里帰りも自制される可能性があります」(河西准教授)一方で“お金の流れ”は厳しく監視される。女性皇族が民間に嫁ぐ際に支給される「一時金」(約1億4,000万円)を辞退された眞子さま。しかし今後、金銭的に困っても、秋篠宮家が援助することは不可能だという。「皇族が国から支給される皇族費は“皇族としての品位保持の資に充てるため”のものと法律で規定されています。たとえ親子でも、皇族費を民間人に分与することは許されません。孫が生まれておもちゃを贈るぐらいなら許されるでしょうが、生活費の仕送りはできないのです」(河西准教授)また、民間人となられても、しばらくは警護が付きそうだ。「黒田清子さんの場合、結婚後も数年間SPが付いていました。皇籍を離脱されたとはいえ、当時の天皇・皇后両陛下の一人娘です。眞子さまも皇位継承順位第1位の秋篠宮殿下の長女ですから、警護対象になって当然でしょう。日本から、お住まいになるニューヨーク市警に、警備をお願いする可能性もあります」(皇室記者)皇籍離脱で、最も変わるのは周囲の人間関係かもしれない。河西准教授は次のように懸念する。「日本よりニューヨークでのほうが平穏な生活が送れるとは限りません。自由になった2人に、いろんな人たちが近寄ってくるでしょう。なかには、元皇族というブランドを使ってビジネスをしようとする人も出てくるかもしれません」今年3月、イギリスのヘンリー王子&メーガン妃夫妻が、アメリカCBSテレビのインタビューで、王室の内情を暴露して大きな波紋を呼んだばかりだ。「今後、皇室の権威を日本以上に利用しようとする人たちが出てくるんじゃないか……。そういう心配があります」小室さんとの結婚で、眞子さまが得るものは果たしてーー。■【図解】眞子さま皇籍離脱で変わること
2021年10月21日駐日パラグアイ大使を迎え、並ばれた秋篠宮さまと眞子さま。10月5日、父娘でパラグアイ政府からの国家功労勲章伝達式に臨まれたのだ。勲章を受け取られる際にはほほ笑まれたお二人。だが皇室担当記者はこう語る。「今回の伝達式は、最後の父娘でのご公務になるようです。しかし公開された映像からは、ぎこちない印象を受けました。特に眞子さまが緊張されているようにお見受けしました……」ご結婚発表と同時に、眞子さまが“複雑性PTSD”と診断されたという事実が公表されたことは、国民だけではなく、令和の皇室にも衝撃を与えた。皇室担当記者が続ける。「10月7日には天皇皇后両陛下の側近である侍従次長が、『両陛下も心配されている様子とお見受けします』と、語りました」眞子さまの病名が診断された時期は明確にされていないが、宮内庁関係者は次のように語る。「紀子さまは’18年11月の会見で、眞子さまのご体調の異変についてこう言及されています。『長女は大丈夫だろうか、どのような思いで過ごしているだろうかと、私は、大変心配でした』。その後、皇室医務主管に相談され、精神科医の秋山剛氏による眞子さまのご診察にいたったのだと思われます。しかし今回の病名公表で私が気になったのは、診断結果が秋篠宮家の側近に伝えられるまで、かなりの時間差があったと思われることです」秋篠宮ご夫妻の側近トップ、加地隆治皇嗣職大夫は10月1日の会見でこう漏らしているのだ。「(ご結婚の日程が)なぜ、10月26日なのかということをいろいろお聞きしている中で、そういう話が出てきたものですから、びっくりしたところでございます」この発言について、前出の宮内庁関係者は首をひねる。「センシティブなご体調の問題ですから、秋篠宮ご夫妻も伏せていらしたのかもしれません。しかし側近トップにさえ、ごく最近までまったく知らされていなかったという事実にとても驚いています。ご病名公表がもっと早い時期であれば、ここまで長期間、眞子さまが国民の批判の矢面に立たされることもなかったのではないでしょうか。以前から秋篠宮さまは、事前に宮内庁職員と相談せず、独自に判断される傾向がおありでした。これまでの皇族のご結婚に関しては、お相手やその家族について、宮内庁が事前に綿密に調査していたのです。しかし、眞子さまの場合は事前の調査を行っていません。それは秋篠宮さまのご意向だったといわれています」ご自身の判断について秋篠宮さまがどうお考えになっているのかはつまびらかにされていない。しかし小室家が金銭トラブルを積極的に解決する姿勢を示さないなか、秋篠宮さまは“破談作戦”ともいえる動きを見せられるようになったのだ。「1つは“多くの人が納得できる状況にならないと納采の儀は行えない”とし、ご結婚のハードルを上げられたことです。秋篠宮さまとしては、時間をおくことで、眞子さまがお考えを改めるのではないか、というご期待もあったでしょう。また、さらに積極的に関与されたこともありました」(前出・宮内庁関係者)’18年に小室さんはニューヨークのフォーダム大学に入学。同大学のサイトでは小室さんのことを「日本のプリンセス・マコの婚約者」と紹介していたが、その後、削除されたのだ。「宮内庁が『内親王と小室氏は、まだ正式に婚約していない』と、フォーダム大学に指摘したのです。実はこれは秋篠宮さまのご指示だったそうです」(前出・宮内庁関係者)■秋篠宮さまは2つの立場の間で苦悩を続けられてしかし、小室さんが留学した3年の間、秋篠宮さまが期待された“眞子さまの心変わり”はなかった。そして眞子さまはご家族、小室圭さん母子やご自身に対するバッシングの期間も長期化したことで、複雑性PTSDを発症され、破談を目指されていた秋篠宮さまは“自滅”してしまうことに……。立教大学教授で精神科医の香山リカさんは次のように解説する。「複雑性PTSDの主な症状としては『自分の価値がないと思い込んでしまう』などがあります。眞子さまの自己肯定感が減少している状況ですので、ご結婚できないとなると、症状が悪化する可能性があることを医師は説明したと思います。ご家族としても、結婚を認めることで、自己肯定感を回復してもらおうと、お考えになったのではないでしょうか」皇嗣と父親という2つの立場の間で、秋篠宮さまは苦悩され続けてきたという。秋篠宮家に近い関係者は、こう明かす。「『私だって苦しい……』、そんなお気持ちは明らかでした。一時は一目でわかるほどお痩せになって、私もご心配申し上げました。いまも皇嗣殿下のお立場としては眞子内親王のご結婚に反対されています。しかし内親王がご結婚の儀式も一時金も辞退し、一人の女性として結婚すると決断された以上、憲法で保障されている結婚を反対されることはできないのです。もちろん父親として娘の体調を憂慮するお気持ちもあったでしょう。多くの国民の祝福を得られる結婚を実現できなかった、天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下にご心配をおかけしてしまった……、秋篠宮殿下はそんな懺悔の念にもかられているご様子です」“もっと早く宮内庁と協議していれば……”、秋篠宮さまは、そんな自問自答を繰り返されているのだろうか。
2021年10月14日2017年9月に大学時代の同級生・小室圭さんとの婚約内定が発表された、秋篠宮ご夫妻の長女である眞子さま。しかし、お代替わりの一連の儀式が終わる2020年までご結婚は延期に。その後も、関連する儀式の延期が行われています。そんな中、2021年10月1日に宮内庁は、眞子さまが医師から複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)との診断を受けられたと発表しました。眞子さまの病名公表を受け、カズレーザーが報道のあり方に苦言同月4日に放送された情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、眞子さまの病名公表について報道。宮内庁によると、眞子さまはご自身やご家族、小室さんなどに対する誹謗中傷と感じられる出来事が続き、ストレスを感じていたといいます。コメンテーターであるお笑いコンビ『メイプル超合金』のカズレーザーさんは、今回の件に対して持論を展開しました。複雑性PTSDということで、長期間にわたっていろんな心労が続いた結果…みたいなのを最近拝読したんですけれども。これって小室さんの自宅とかまで我々(マスコミ)はカメラ持ってって、張ってたりしてたじゃないですか。それが多分ピークになって…まあ今は張ってないとは思うんですけれども。こうやって眞子さまの話をするってなって、「眞子さまはこういう症例、病状です」っていう原因として、「我々にも(原因が)あるんじゃないの?」って話は、やっぱするべきなんじゃないですかね。めざまし8ーより引用週刊誌やマスコミによって小室さんや一時金の件だけでなく、プライベートな話題や、真偽不明な情報まで拡散された眞子さま。それらの報道によって、ネットからはご結婚に関する話題が拡散され、いろいろな意見が飛び交うようになりました。カズレーザーさんは、「眞子さまの心労の原因が自分たちマスコミにもあるとして、今回の件に向き合うべきではないか」と真剣な表情でコメント。続いて、司会である俳優の谷原章介さんも、「報道のこれからの姿勢が問われると思います」とカズレーザーさんの意見に同意しました。情報番組に出演する立場でありながら、マスコミに反省をうながすコメントをしたカズレーザーさんに、ネットでは称賛する声が上がっています。・ちゃんと客観視して、報道のあり方について指摘するのは素晴らしい。・マスコミの報道を無視せず、あえて触れたのはえらいと思う。・正論。今回の件に関する報道や誹謗中傷は、あまりにも醜かった。今回の件に限らず、著名人を報道する際のプライバシー侵害には多くの人が疑問を呈しています。カズレーザーさんがいうように、報道に関わる人たちが問題視し、考えることが重要なのではないでしょうか。カズレーザーさんに関する記事はこちら[文・構成/grape編集部]
2021年10月04日