ポカポカと暖かい日が続く毎日。寒い冬は敬遠しがちになっていたサラダも、この気候に合わせて解禁し、たっぷりと積極的に摂りたいものですね。今回はそんなサラダのご紹介です。 今が旬の、淡いきみどり色がとっても可愛い春キャベツ。やわらかくて甘みがあり、ぜひとも生で、サラダにして食べるのがおすすめです。栄養価も高い春キャベツは、芯の部分に多くビタミンが含まれています。葉と同様、捨てずに千切りにしていただきましょう。もちろんドレッシングは手作りで! ●桜春キャベツの粒マスタードサラダ 1~2人分・キャベツ…1/4個(100g程度)(ドレッシング)・粒マスタード…大さじ1・酢…大さじ2・砂糖…大さじ1・レモン汁…大さじ1・オリーブオイル…大さじ1下準備:(ドレッシング)の材料は合わせて、よく混ぜておく。1)キャベツを千切りにする。2)合わせておいたドレッシングで和えて出来上がり。シャキシャキ食感がお好みなら、ドレッシングは召し上がる直前に和えましょう。しんなりとして味のしみたものがお好みなら、和えたものを冷蔵庫でしばらく置いて。お好みにあわせてお召し上がり下さい。粒マスタードを加えることで、一気に見た目もオシャレに、味もあか抜けます。ソーセージに添える以外にも、粒マスタードはこうしてドレッシングや、ポテトサラダに混ぜ込んだりしても使えるので、常備しておくと便利ですよ。また、このサラダをさらにマヨネーズで和えてサンドイッチに挟めば、あっという間に“沼サン” の出来上がり! 今、インスタグラムで絶大な話題になっていますよね。マイルドな辛味の粒マスタードと、爽やかなレモン風味のドレッシングがさっぱりとしていて、見た目も味も春を感じる一品。材料さえあれば、とっても簡単に作れるので、春キャベツが美味しいこの時期に、食卓に何度も登場させたいものです。
2015年04月12日今が旬の春キャベツ。きゅっとしまった冬キャベツとちがい、葉がやわらかくて、しゃきしゃきと甘いのが特徴です。生のままでも、煮ても焼いてもおいしいのですが、なるべく素材のおいしさを堪能しながらシンプルにいただきたいものですよね。今回は食べやすい大きさに手でちぎった春キャベツに、釜揚げしらす、塩、ごま油を加えてレンジで加熱するだけ。あっという間にできるレンジ蒸しのレシピをご紹介します。まな板も包丁も使わず洗い物も少ないので、あともう一品欲しいときやちょっと一杯飲みたいときのおつまみにもおすすめです。それではさっそく作り方です。●春キャベツと釜揚げしらすのレンジ蒸し(2人分)<材料>春キャベツ…大2枚(約100g)釜揚げしらす…大さじ2ごま油…小さじ2塩…少々<作り方>1)春キャベツはひとくち大に手でちぎる。耐熱皿にのせ、塩、ごま油を加えてざっと混ぜる。2)釜揚げしらすをのせ、ふんわりとラップをして、電子レンジ600Wで2分加熱する。たったこれだけです! 塩とごま油の組み合わせで、ごはんにもお酒にも合うおかずになっています。さらに野菜たっぷりにしたい場合は、蒸しあがったところへひとくち大に切ったトマトを加えて和えるのもおすすめです。また、これだけでも十分ごはんがすすみますし、洗い物も少ないので、どんぶりにして朝ごはんやひとりランチにもいいですね。ご存じの通り、キャベツには胃腸の調子を整えるビタミンU(キャベジン)が多く含まれています。ちょっと胃の調子が悪い時や二日酔いのときにもいいかもしれません。もちろん、ビタミンCも豊富なので美肌や風邪予防にも欠かせません。旬の春キャベツをモリモリ食べて、体調を崩しやすい季節の変わり目を元気にのりきましょう!
2015年04月06日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「たっぷりキャベツの春巻き」を含めた全4品。春巻きはたっぷりのキャベツ入り! スープはあったか温麺を添えてできたて熱々を召し上がれ! たっぷりキャベツの春巻き キャベツのシャキシャキッとした食感を味わって! モヤシのヘルシー甘酢和え 食材は全て野菜! とってもヘルシーな一品です。 鶏肉入り温麺 食べるタイミングに合わせて素麺は加えましょう。 バナナ添えミルクカン 今回はバナナとゆで小豆を添えて和スイーツに! ⇒今日の献立一覧はこちら
2015年03月19日ビタミンが豊富で、調理の際も使い勝手のよいキャベツですが、小さな子どもが食べるには、シャキシャキとした歯触りがむしろ食べにくく、敬遠されてしまう野菜ではないでしょうか。さらに、一度買うとなかなか消費しきれず、気がついたら冷蔵庫の奥に埋もれている…ということも。キャベツの消費に悩んでいるというママは、意外と多いようです。そこで今回は、余ったキャベツを一気に調理し、子どもにも食べやすい味と触感を持つ一品を紹介します。■子どもでも食べやすい、キャベツとツナの簡単蒸し鍋のレシピ(対象年齢:2歳半くらい~)<材料>・キャベツ 1/2個・ツナ缶 1缶・ひき肉(鶏または豚) 70g・卵 1個・マヨネーズ 小さじ2・チキンブイヨン 1個・酒 大さじ3~4・水 1/2カップ・ニンニク 1片・オリーブオイル 適量・塩、こしょう 適量<作り方>1.キャベツは一口大のざく切りに、ニンニクはみじん切りにする。2.鍋にオリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを入れ、弱火にかける。3.ニンニクの香りがたってきたらキャベツを鍋底一杯に敷く。4.その上にツナ、ひき肉を全体に散らす。5.チキンブイヨン、マヨネーズを入れる。6.酒、水をまわしかけ、鍋のフタをする。7.中火にし、鍋のフタから蒸気が出てきたら、弱火にして約20分蒸す。8.フタを一旦開け、ひき肉の色が変わって火が通っていたら、卵を割り入れる。9.再びフタをして、さらに5分ほど蒸す。10.卵を崩すように全体をかき混ぜ、塩、こしょうで味を整えてできあがり。■キャベツとツナの簡単蒸し鍋をさらにおいしくするためのポイント使用する鍋は、できるだけフタとの密閉性が高いものを選ぶとよいでしょう。レシピには鶏または豚のひき肉と記載していますが、ツナとの相性を考えた上でのご紹介ですので、お好みで牛ひき肉にしてもかまいません。卵を割り入れた後の火を止めるタイミングですが、黄身がやや半熟状態のほうが、最後にかき混ぜた時に全体に黄身が絡みやすく味にまろやかさが出ます。ちなみに、我が家ではチキンブイヨンは化学調味料無添加のものを使用しています。市販の固形スープの素にも、化学調味料無添加の商品がありますので、小さな子どもさんが口にする料理にも安心して使うことができますよ。
2015年01月30日子どもの急な発熱に悩まされることもありますよね。なぜか夜中に発熱するケースが多く、病院に救急で受診しようか、それとも自宅で様子を見たほうがいいのかで困惑することもあるでしょう。何はともあれ発熱時には、熱を下げる対応をするのが第一。とはいえ、自己判断で解熱剤を飲ませるにはためらいがあるものです。■ヨーロッパやアフリカのキャベツを使った民間療法もヨーロッパでは、キャベツの外側の大きな葉をはぎ取り、子どもの頭をやさしく包み込む「キャベツ枕」が民間療法として用いられているようです。■なぜキャベツが熱さましに有効なの? キャベツには熱を吸収する効果があるといわれています。乳腺炎の時にもキャベツで湿布をするという処方を耳にした人も居るのでは?キャベツは、解熱作用や利尿作用に良いとされているビタミンU、βカロチンなど特殊なビタミン類や食物繊維を含んでいます。一般的に利用されているものとすると、熱を吸収する市販の冷却シートもありますが、皮膚が弱い子や乳児の場合、使用をためらってしまいますよね。座薬や飲み薬の解熱剤もありますが、医師の診断なくむやみに使うのは危険ですし、極力使いたくないというのがママの本音でしょう。■高熱の場合は迷わず救急へもちろん、自宅でできることを試しても、熱が下がるとは限りません。高熱が続く場合は迷わず救急へ行きましょう。熱の原因を知って対処することが第一です。【お詫びと訂正】一部、誤解を招く表現があったため、テキスト・本文ともに修正致しました。ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。2018年10月15日
2015年01月09日何かと慌ただしいこの季節、気付けば外食が続いて野菜不足…なんてことも。そんな時におすすめなのが、旬の春キャベツをたっぷり食べられる時短サラダ! 手作りドレッシングまで作ってもたったの5分という、ささっとできる時短メニューをご紹介します。みずみずしい旬の春キャベツは、ざっくりと手でちぎって生のままお皿に盛って食べるのがおすすめです。カリカリの香ばしいジャコと、春キャベツならではの甘くてやわらかい組み合わせが、やめられない止まらない美味しさで、モリモリと食べられてしまいます。ポン酢とごま油をあわせた即席ドレッシングをたっぷりかけてお召し上がり下さい。■手作りドレッシング&ザク切り春キャベツとジャコのサラダ(1人分)・春キャベツ…3~4枚・ジャコ…大さじ2・サラダ油…小さじ1・Aポン酢…大さじ2・Aごま油…大さじ1/2下準備:Aを合わせておく。 1)キャベツは水で洗い、水気をよく切ったら、食べやすい大きさに手でちぎりお皿に盛る。2)フライパンにサラダ油を熱し、ジャコをカリカリになるまで炒めたら、1)の上にのせ、Aを合わせたドレッシングをかけて出来上がり。 ジャコを炒めるのが手間な時は、そのままのせるだけでもOKです。最近では、あらかじめカリカリになったサラダトッピング用のジャコも販売されているので、そういったものを上手く活用すればさらに時間短縮になりますよ。作りたての、シャキシャキ食感の春キャベツサラダも美味しいですが、翌日のドレッシングがしみてしんなりした春キャベツサラダもまた美味しいです。多めに作ってドレッシングと和え、翌日にまた違った味わいを楽しむのもおすすめです。こんな春らしいメニューの時は、ランチョンマットやテーブルクロスを敷くとテンションが上がりますよ! 時間がない毎日でも、時短メニューとちょっとした工夫で春を楽しんでみてくださいね。
2014年04月24日柔らかくて美味しい春キャベツは、買ってきたら塩もみにしておくと色々使い回せる!今回はその塩もみキャベツを使い、平日の忙しい夜でも簡単に作れる、クリーム煮のレシピを。保存袋に、キャベツをちぎり入れ適量の塩を入れてよくもみます。そのまま冷蔵庫で保存。急いでいる時は重いお鍋などを上に乗せると早くしんなりします。わかめと酢のものにしたり、そのままごま油をかけて食べたり、しんなりしたキャベツは調理に使うにもばっちり。水気を絞って野菜炒めに入れれば水っぽくなく、美味しい仕上がりに。お味噌汁やスープに使えばすぐに柔らかくなり、しんなりしているので時短にもなります。 今回のレシピは忙しい夜に、5分で作れるクリーム煮です。ハムと桜海老からしっかり旨味が出るので、出汁いらず。もちろんお肉はなんでもOK。ひき肉や豚こま肉もおすすめです。クリーム煮ですが、生クリームは使わず無調整の豆乳を使うのがポイント。豆乳はヘルシーで、しっかり濃厚な味が楽しめます。雑穀米や玄米にかければ栄養も体にも優しく、美味しいですよ。うどんにも合うので、たっぷりかけてお召し上がり下さい♪夜遅くなってしまっても、罪悪感のないヘルシーで美味しいレシピです。ぜひお試しください。●春キャベツの中華クリーム煮(2人前)・ごま油…小さじ1・長ねぎ(青い部分)…1本分・ロースハム…50g・キャベツ(塩もみしたもの)…1つかみ・桜海老…3g・成分無調整豆乳…100cc・水…100cc・片栗粉…大さじ1・水…大さじ1・塩…適量1)長ねぎとハムは食べやすい大きさに切り、片栗粉は水で溶いておく。2)フライパンにごま油を中火で熱し、長ねぎをよく炒め、ハム、キャベツを入れてさっと炒める。3)豆乳、水、桜海老を入れて沸騰したら弱火にし3分煮込み、塩で味を調える。水溶き片栗粉を入れ、とろみが付くまで1分ほど煮込む。
2013年05月12日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「ソーセージと春キャベツの煮物」を含めた全4品。メインの煮物は柔らかくて甘い春キャベツをシンプルに。副菜のパプリカの彩りがキレイです! ソーセージと春キャベツの煮物 春キャベツの甘みがたっぷり! ソーセージを入れる事でボリュームもアップ! 焼きパプリカのマリネ 焼いて甘みが増したパプリカとビネガー、バルサミコ酢との相性がバッチリです。 水煮コーンのサクサク揚げ かりっと揚げた水煮コーンはお箸がすすむ一品です。 紅茶プリン ほんのりと紅茶の香りがする上品なプリンに仕上がります。 ⇒今週の献立一覧はこちら
2013年04月26日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「春キャベツ入りハンバーグ」を含めた全4品。今日はホワイトデー! メインは春キャベツを入れてひと工夫。デザートは簡単にできるチーズケーキで決まり! 春キャベツ入りハンバーグ 春を感じる野菜がたっぷり。ボリュームがあって食べ応え十分なハンバーグです。 ホウレン草のゴマ和え サッとゆでたホウレン草の水気は軽めに絞ってゴマダレを混ぜると、まろやかでやさしい味です。 ベーコン入りコーンスープ やさしいとろみが口に広がります。ベーコンの塩気も良いアクセントに。 グラスチーズケーキ すぐ出来て簡単おしゃれなデザートです。トッピングのジャムはお好みのものでもOK。 ⇒今週の献立一覧はこちら
2013年03月14日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「牛肉と春キャベツのオイスター炒め」を含めた全4品。春キャベツ、ウド……春の食材を使った炒め物をメインに。キュウリは山椒の香りが大人の味。 牛肉と春キャベツのオイスター炒め 春キャベツやウドなど旬の食材を使うことで季節を感じられる一品に。 厚揚げの熱々あんかけ だしの味をしっかり効かせたあんをかける上品な厚揚げ料理。 キュウリのピリ辛山椒和え 和える野菜をアレンジしてもOK! おつまみにもぴったりです。 納豆と豆腐のみそ汁 大豆イソフラボンがたっぷりな汁物。最後に大葉を効かせて。 ⇒今週の献立一覧はこちら
2013年03月12日福岡で焼き鳥屋に入り焼き鳥を頼むと、すっと出てくるキャベツをのせた大皿。キャベツなど頼んでいないのに、なぜなんだ?その理由を探ってみた。福岡を代表する食といえば、ラーメンにもつ鍋、そして焼き鳥だ。この焼き鳥が他の地域のものと違い、豚肉や魚介類、野菜など、鶏肉以外のメニューが豊富にそろっている。さらに決定的に違うのは、ざく切りのキャベツがオーダーしなくても出てくることだろう。初めて福岡の焼き鳥屋を訪れた人はこれに驚くのだ。やがて焼き鳥が焼き上がってくると、次々にそのキャベツの上に置かれていく。ははーん、これは刺し身のツマか洋食に添えられているパセリみたいなものかと早合点しそうになるが、実は違うのだ。テーブルに置かれたポン酢ベースのタレをキャベツにかければ、焼き鳥が運ばれてくるまでのつまみになる。焼き鳥がのったらのったで、焼き鳥の脂やタレがいいあんばいにキャベツに混ざり、さらにおいしいつまみに変身するのだ。思わずパクパク食べてしまい、お替わりしたくなるが、そもそもこれっていったいいくら?と気にもなる。けれど、心配はご無用。なぜならこのキャベツ、ほとんどの店でお替わり自由の無料サービスなのだ。でも、こんなおいしいサービス、いったい誰が始めたんだろう?九州でも有数の劇場、博多座。その東隣に焼き鳥店「天下の焼鳥信秀本店」がある。キャベツサービスを考案したのはその店主、安岡英雄さんだ。安岡さんは昭和39年(1964)に脱サラ。屋台の店主となったが、勉強のため各地を食べ歩いていた時、大阪の鉄板焼屋で生キャベツのサービスに出合った。ソースをかけただけの生キャベツだったが、鉄板焼にマッチしていて、これはいけると直感した。ただ、焼き鳥にソースは合わないので、試行錯誤の末にオリジナルレシピのポン酢を考案。お客に出したところ、大受けしたという。同時に、安岡さんは焼き鳥メニューを増やそうと、定番の鶏肉のほかにイカゲソやエビなどの魚介類やエノキなど野菜を使った肉の巻物を開発していった。こうしてメニューが増えるとさらに人気が加速して、他店でもいろいろ工夫する店が出始めた。串にささっていて食べやすく、野菜も魚介類も食べられるとなれば、女性のお客も増えてくる。女性といえばサラダが好きだが、サラダ感覚で食べられるキャベツがたっぷりあるのは好印象を与えた。また、焼き鳥には豚バラや牛タンなどこってりしたものも多いが、キャベツがあと口をスッキリさせてくれるばかりか、消化も促してくれる。となると食も進み、ビールもおいしくなるし、まさにいいことづくめというわけだ。そうした背景もあって、キャベツ人気は一気に広まり、その過程で、種類も豊富な今日の福岡・博多焼き鳥スタイルができ上がっていった。ところで、今年で創業48年を迎える信秀本店には外国からのお客も多い。最近は特に韓国からのお客が増えているという。それには、安岡さんのもとで修業した韓国人スタッフが、釜山やソウルで博多式の焼き鳥店を開業して人気を呼んでいることが関係しているようだ。なんと、安岡さんは韓国の地元メディアに大きく取り上げられ、韓国ではちょっとした有名人になっているというのだ。有名人のお店を訪ねたいと思うのは万国共通。もちろん、海を越えてもキャベツは大好評。というわけで、福岡の焼き鳥はいつの間にか世界にも羽ばたいていたのだった。● Information 天下の焼き鳥信秀本店 福岡市博多区下川端町8-8 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月04日福岡で焼き鳥屋に入り焼き鳥を頼むと、すっと出てくるキャベツをのせた大皿。キャベツなど頼んでいないのに、なぜなんだ?その理由を探ってみた。○タレをかければ絶好のおつまみに福岡を代表する食といえば、ラーメンにもつ鍋、そして焼き鳥だ。この焼き鳥が他の地域のものと違い、豚肉や魚介類、野菜など、鶏肉以外のメニューが豊富にそろっている。さらに決定的に違うのは、ざく切りのキャベツがオーダーしなくても出てくることだろう。初めて福岡の焼き鳥屋を訪れた人はこれに驚くのだ。やがて焼き鳥が焼き上がってくると、次々にそのキャベツの上に置かれていく。ははーん、これは刺し身のツマか洋食に添えられているパセリみたいなものかと早合点しそうになるが、実は違うのだ。テーブルに置かれたポン酢ベースのタレをキャベツにかければ、焼き鳥が運ばれてくるまでのつまみになる。焼き鳥がのったらのったで、焼き鳥の脂やタレがいいあんばいにキャベツに混ざり、さらにおいしいつまみに変身するのだ。思わずパクパク食べてしまい、お替わりしたくなるが、そもそもこれっていったいいくら?と気にもなる。けれど、心配はご無用。なぜならこのキャベツ、ほとんどの店でお替わり自由の無料サービスなのだ。でも、こんなおいしいサービス、いったい誰が始めたんだろう?○ヒントは大阪の鉄板焼屋から九州でも有数の劇場、博多座。その東隣に焼き鳥店「天下の焼鳥信秀本店」がある。キャベツサービスを考案したのはその店主、安岡英雄さんだ。安岡さんは昭和39年(1964)に脱サラ。屋台の店主となったが、勉強のため各地を食べ歩いていた時、大阪の鉄板焼屋で生キャベツのサービスに出合った。ソースをかけただけの生キャベツだったが、鉄板焼にマッチしていて、これはいけると直感した。ただ、焼き鳥にソースは合わないので、試行錯誤の末にオリジナルレシピのポン酢を考案。お客に出したところ、大受けしたという。○キャベツはいいことづくめ同時に、安岡さんは焼き鳥メニューを増やそうと、定番の鶏肉のほかにイカゲソやエビなどの魚介類やエノキなど野菜を使った肉の巻物を開発していった。こうしてメニューが増えるとさらに人気が加速して、他店でもいろいろ工夫する店が出始めた。串にささっていて食べやすく、野菜も魚介類も食べられるとなれば、女性のお客も増えてくる。女性といえばサラダが好きだが、サラダ感覚で食べられるキャベツがたっぷりあるのは好印象を与えた。また、焼き鳥には豚バラや牛タンなどこってりしたものも多いが、キャベツがあと口をスッキリさせてくれるばかりか、消化も促してくれる。となると食も進み、ビールもおいしくなるし、まさにいいことづくめというわけだ。そうした背景もあって、キャベツ人気は一気に広まり、その過程で、種類も豊富な今日の福岡・博多焼き鳥スタイルができ上がっていった。ところで、今年で創業48年を迎える信秀本店には外国からのお客も多い。最近は特に韓国からのお客が増えているという。それには、安岡さんのもとで修業した韓国人スタッフが、釜山やソウルで博多式の焼き鳥店を開業して人気を呼んでいることが関係しているようだ。なんと、安岡さんは韓国の地元メディアに大きく取り上げられ、韓国ではちょっとした有名人になっているというのだ。有名人のお店を訪ねたいと思うのは万国共通。もちろん、海を越えてもキャベツは大好評。というわけで、福岡の焼き鳥はいつの間にか世界にも羽ばたいていたのだった。● Information天下の焼き鳥信秀本店福岡市博多区下川端町8-8
2012年10月04日この時期に出回る春キャベツを豪快に芯ごと焼いた一品。主な材料は春キャベツとベーコンだけと思いっきりシンプルで簡単なので、この時期だけの味わいをぜひ楽しんで。マイティ節約料理研究家・日本ソムリエ協会認定ソムリエ東京都在住。都内の人気料理店で店長を務めたのちに結婚。2004年に趣味の節約を生かして、節約料理のブログを開設。「節約は明るく楽しみながら」をモットーに、愛する家族のため、節約しつつも安くてリッチな献立作りに励む。料理以外にも公共料金の節約術、ハンドメイドなどを公開したブログ『1ヶ月2万円の節約レシピ』が人気を集めている。節約をテーマとした雑誌やテレビ出演も多数。材料(2人分)春キャベツ 1/2玉 / ニンニク 1片 / ベーコン 4枚 / オリーブオイル 大さじ1 / 塩・ブラックペッパー 適量つくり方春キャベツは水でさっと洗い、半分に切っておく。フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが立つまでじっくりと加熱する。キャベツを並べ入れ、ひっくり返しながら全体に焼き色を付けていく。フライパンの空いたスペースに、半分の長さに切ったベーコンを入れて焼く。キャベツとベーコンが焼けたら皿に盛り付け、塩、ブラックペッパーを振り掛けて完成。「キャベツは芯を切り落とすとバラバラになってしまうので、芯を残したまま豪快に焼くのがコツです。春キャベツは葉がとってもやわらかでこの時期だけのおいしさがあります。ベーコンの旨味が加わり、シンプルながらオススメの一品です」(マイティさん)。注1 食材代は東京都内にあるスーパーの底値を基準に計算しています。注2 米や基本的な調味料は材料代に入れていません。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月02日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!野菜本来の甘みや旨味を引出した献立です。食後のデザートはバナナの甘みがおいしいココナッツドリンクで決まり! ・ソーセージとキャベツの粒マスタード煮 ソーセージとたっぷりの野菜を白ワインと粒マスタードで煮た、洋風煮物です。 ・焼きチーズパプリカ パプリカにたっぷりのピザ用チーズをのせて焼いた、ワインに合う一品。シンプルなだけに素材の旨味が感じられます。 ・簡単焼きカレーパン 食パンにレトルトのカレーをサンドしてトースターで焼きました。ブランチにもオススメ。 ・ココナッツバナナドリンク バナナとココナッツミルクの相性は抜群! 飲みたい時にすぐに作れるドリンクです。 ⇒今週の献立を一覧はこちら レシピ制作: E・レシピ
2011年07月19日わが家の近所のとんかつ屋さんはキャベツの千切りがお替り自由。家族みんな、いつも山盛りお替りします。でも、キャベツをお替りするのはお店限定。家で千切りするとゴワッとした仕上がりになり、家族の反応はイマイチ。(がんばって細く切ってるのに、、。)家庭ではなかなかできない、ふわふわキャベツ。それが簡単に作れるスライサーが登場しました。食材をサッサッと滑らせるだけで、極薄の千切りがみるみるできる!食卓に揚げ物メニューが増えそうな、話題のキッチングッズをご紹介します。包丁職人が作ったさすがの切れ味少ない油でカラッと揚がる、コンパクトな天ぷら鍋が今大人気。家庭で気軽に揚げ物メニューが作れるようになったことで、「千切りキャベツ」もにわかに需要が増えました。そこでSNSなどで話題になっているのが、誰でも簡単にふわふわキャベツが作れる「包丁職人が作ったキャベツスライサー」です。刃物産地である岐阜県・関市の包丁職人が手掛けたこちらは、とにかく切れ味がバツグン!ふわふわキャベツの決め手となる「均一に」「薄く」切る作業、包丁でやろうとすると高い技術と経験が必要になります。でもこのスライサーを使えば、誰でも簡単。目指したのは、従来のスライサーの半分の薄さ。極薄スライスなので仕上がりがふわふわ、また食材がつぶれないから舌触りも滑らかに。そんな美味しい千切りが、軽い力であっという間に作れます。▲玉ねぎだったら透けるような薄さ!均一な厚さで円形のままスライスできますよ他のキャベツスライサーと、どう違う?「包丁職人が作ったキャベツスライサー」の魅力は、切れ味だけではありません。他にはない使いやすさが、たくさん詰まっているんです。★1/4サイズのキャベツにぴったり幅95mmの刃はキャベツ1/4にぴったりのサイズです。かさばらず、だけどスライスするのに困らない、絶妙なコンパクト感。★ボウルに引っ掛けて固定できます本体裏の溝にボウルを引っ掛けることができ、安定してスライスできます。★食材が手に当たらないダウンハンドルハンドルが少し下がっていて、スライスする際に食材が当たりにくい形状に。★食材を最後までムダにしない専用ホルダー付き食材が小さくなるとスライスしにくいうえに、ケガの心配も。でも専用ホルダーを使えば、素手でつかむ感覚で食材を固定でき、最後まで安全に使いきれます。キャベツ以外でも活躍。広がるレパートリーせっかくの切れ味バツグンスライサー。キャベツ以外でも活用できると嬉しいですよね。<たとえばこんなお料理に>・オニオンスライス(透けるほどの薄さ)・野菜チップス(パリパリ軽やか)・マッシュルームサラダ(デリ風仕上げ)玉ねぎやじゃがいもは丸ごとスライスできますし、かぼちゃ・れんこんといった固めの根菜類のスライスもラクラク。さらに、かぶの千枚漬けや新生姜の甘酢漬けといった、普段あまり家で作らないメニューや、自家製ドライフルーツも、手軽にチャレンジ可能です。使ったあとは刃を隠しつつ付属品をまとめることができ、収納時の安全面にもしっかり配慮されています。軽い力でスルスル、スルスル、野菜の千切りが楽しくなる包丁職人が作ったキャベツスライサー。お家の揚げ物メニューがランクアップするだけでなく、レパートリーが広がって、日頃の野菜不足の解消にも役立ちそうです。 【ご紹介したアイテム】おうちの揚げ物メニューがランクアップする、包丁職人が作ったキャベツスライサー。お店みたいなふわふわの千切りキャベツが、誰でも簡単・スピーディーに仕上がります。⇒ 包丁職人が作ったキャベツスライサー 池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。
2001年12月05日