ハークスレイが展開する「ほっかほっか亭」はこのほど、「得牛焼肉弁当」を発売した。同商品は、甘辛い特製ダレで炒めた牛焼き肉、北海道産のじゃがいもを使用したコロッケ、唐揚げ、ミックスサラダ(キャベツ、ニンジン、水菜)を盛り付けたお弁当。添付のマヨネーズをつけると、味の変化も楽しめる。価格は430円。また、牛焼き肉が2倍(同社比)、ライス大盛りの「W(ダブル)盛」(580円)もあわせて販売する。平日限定のサービスとして、2月2日~27日までの10時~16時の間は、「得牛焼肉弁当」を390円(通常430円)、「W盛」を540円(通常580円)で提供する。いずれも、北海道、秋田県、宮城県、福島県、関東甲信越地方、東海・北陸地方、近畿地方(京都・滋賀・淡路島を除く)、中国地方の店舗で販売する。※価格は税込
2015年02月03日ロッテリアは29日、「神戸牛ハンバーグステーキバーガー(ペプシNEX M付き)」を数量限定で全国のロッテリアにて発売する。○日本三大和牛のひとつである神戸牛を使用したハンバーガー同社では2010年より、年に1度の"ご褒美"として、1年をしめくくる年末シーズン間近の「いい肉(1129)の日」にあたる11月29日より、期間限定商品として"ご褒美"バーガーを販売。さらに「毎月29日はブランド和牛バーガー」の日とし、日本各地の和牛を使用したバーガーを順次発売している。同商品は、ブランド和牛バーガーの第8弾。主役となるパティは、兵庫県内の指定生産者のもとで生まれた但馬牛の血統の子牛を、選び抜かれた飼料と清澄の水を与えて育てた神戸牛を使用。牛肉の肉粒感を味わえるよう約6mmの粗挽きハンバーグパティに仕上げた。また、味の決め手となるソースには、「神戸牛」を約8mmの粗挽きで使用し、淡路産オニオンソテーとトマトの自然な酸味が特徴の「神戸牛ミートソース」と、赤ワイン風調味料、ブイヨン、りんごなどを加え、じっくりと煮込み、濃厚で味わい深い味豊かな「デミグラスソース」の2種類のソースを合わせた。これらをジューシーな肉汁のうまみが染み込むよう、しっとりもっちりした米粉に風味豊かな金ごまを使用した特性バンズでサンドした、リッチなバーガーになっているという。価格は1,500円(税込)。
2015年01月20日宮下企画が運営する「パンとサーカス」(東京都新宿区)はこのほど、今年の干支にちなんで「羊」肉を使ったメニューを提供するフェアを開始した。羊肉は豚や牛に比べてカロリーが低く、栄養素が豊富な肉として注目を集めている。羊肉の脂肪は人体に吸収されにくく、コレステロールを減らす働きに優れているとされる「不飽和脂肪酸」も多く含んでいる。また、ビタミンB1や鉄分、カルシウムなども含まれているという。羊肉の「ラム」は、生後およそ1年未満の子羊のこと。それ以上の羊は「マトン」と呼ばれる。羊肉は独特な臭みが苦手という人も多いが、香りが強いのはマトンでラムはクセも少なく、欧米では高級品として珍重されている。同店では、肉の臭みをなくしうまみを引き出す下処理をほどこし、肉の専門店ならではの工夫を凝らした5種の羊メニューを提供する。「クラウンロースト」は、ラムラック(切り出す前のラムチョップ)を丸ごと焼き上げたもの。甘さをきかせたエストラゴンのソースを添えている。3~4人分で価格は6,000円。1日5食限定で提供する。「マトンモモ肉のケイジャンフリット 砂漠仕立て」(900円)は、あえて香りの強いマトンを使用し、ケイジャンスパイス(パプリカ・カイエンヌペッパー・ブラックペッパー・ガーリックパウダー・オレガノ・タイムなどを合わせたもの)を用いて仕上げた。「ペカンナッツと松の実を添えた熟成ラム肉のグリル」(2,600円)は、特有の臭みやクセを減らし、味わいを深めた熟成ラム肉を使用。香ばしいペカンナッツと松の実を添えて焼き上げた。羊の骨や肉汁から抽出したスープに、赤ワインを合わせたソースとともに提供する。「ラムスジ肉の赤ワイン煮込み ペコリーノ風味」(850円)は、ラムの肩芯、ももすじをたっぷりの赤ワインで2~3時間煮込んだ。仕上げには羊の乳のチーズ、ペコリーノ・ロマーノをかけている。「自家製・ラム肉のソーセージ」(900円)は、ミンチにしたラムの肩肉を羊腸に詰めたソーセージ。クミンと塩であっさりと味付けし、ラム肉ならではのうま味を味わえるようにしている。※価格はすべて税込
2015年01月09日ロッテリアは29日、「近江牛ハンバーグステーキバーガー(近江牛肉味噌ソース)」を発売する。数量限定販売の予定。○パティにもソースにも近江牛を使用同商品は、「ブランド和牛バーガー」の第7弾となる、パティに日本三大黒毛和牛のひとつとされる近江牛を約120g使用したハンバーガー。霜降り度合いが高く、特有の香りと肉の柔らかさをより味わえるよう、約6mmの粗挽きにしたハンバーグパティに仕上げた。また、ソースは近江牛を約8mmの粗びきにして使用し、甘みのある京桜味噌で肉の味わいが感じられる、上品でまろやかなソースに仕上げたという。さらに、赤ワイン風味、ブイヨン、りんご等を加えじっくり煮込んだ濃厚で味わい深い風味豊かなデミグラスソースを合わせ、これらをジューシーな肉汁の旨みが染み込むようしっとり、もっちりした米粉を使用した特性バンズでサンドした。価格は1,500円(ドリンクM付・税込)。
2014年12月24日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「トマト煮込みハンバーグ」を含めた全4品。ふんわりやわらかな煮込みハンバーグに、彩りキレイなサラダを添えて。 トマト煮込みハンバーグ トマトソースも手作りで! 子供から大人まで楽しめるハンバーグ! 紫玉ネギのサラダ 紫玉ネギの彩りキレイなサラダ! ホウレン草とミツバのゴマ和え ミツバがアクセント! 餅入り白みそ汁 白みその甘さがおいしいみそ汁! ⇒今日の献立一覧はこちら
2014年12月20日牛丼チェーン「吉野家」を展開する吉野家は9日、17日15時から主要商品25品目の価格を30円から120円引き上げると発表した。例えば、「牛丼 並盛」は現行の300円から380円に、「牛丼 大盛」は460円から550円に、「牛丼 特盛」は560円から680円に、「牛カルビ丼 並盛」は490円から590円に値上げする。なお、2014年10月29日に再発売した「牛すき鍋膳」の価格は据え置く。同社によると、牛丼の主原料である牛肉(ショートプレート)は、主要輸入国の米国で一昨年干ばつが発生し、その影響から出荷量が減少している一方、アジア市場での需要拡大から米国産牛肉の価格が高騰。今後も出荷量の漸減傾向に変化はない見通しであるほか、アジア市場での消費拡大がさらに進むと予想している。同社は、合理化によるコスト削減に取り組んでいるものの、企業努力だけで食材コストの上昇分を吸収することは困難となり、今回の値上げを決定したとしている。
2014年12月10日ローソンは10月28日、「パスタ屋 ほろほろ牛肉と赤ワインソースの煮込みパスタ」(税込460円)を6週間限定で全国の「ローソン」店舗(「ローソンストア100」「ローソンマート」を除く)にて発売する。同商品は、同社オリジナルパスタブランド「パスタ屋」から登場する「煮込みソースパスタ」シリーズ第1弾となる。チキンブイヨンに牛肉・香味野菜・赤ワインソース・トマトペースト・ソテーオニオンを加えて、煮込みと熟成を繰り返した濃厚なソースが特徴。柔らかく煮込んだ牛バラ肉、大きめにカットしたじゃがいも、にんじん、ぶなしめじを具材にし、北海道産マスカルポーネチーズをトッピングしている。麺に対するソースの割合を通常よりも2割多くしてあるという。
2014年10月30日吉野家は29の10時から、「牛すき鍋膳」および「牛チゲ鍋膳」を全国の吉野家で販売する。○最後まで熱々で食べられる「牛すき鍋膳」「牛チゲ鍋膳」を販売両商品は、昨年来販売され好評を得ていたメニュー。今回は熟成肉を使用し、さらにうまみを増して販売するという。「牛すき鍋膳」は、牛肉や多くの野菜を煮込んで食べる「牛鍋」が起源だという。吉野家の牛丼のルーツでもある「牛すき鍋膳」、また冬にふさわしいピリ辛ダレの「牛チゲ鍋膳」、どちらも火のついたコンロにのせて提供する。価格(税込)は、「牛すき鍋膳」「牛チゲ鍋膳」ともに並盛が630円、大盛は730円。「牛すき鍋(単品)」「牛チゲ鍋(単品)」はともに並盛530円、大盛630円。
2014年10月25日ゼンショーが展開する牛丼チェーン「すき家」は9月25日、「白髪(しらが)ねぎ牛丼」を発売する。同商品は、牛丼の上にたっぷりの白髪ねぎをのせ、醤油ベースのゴマ油が香るオリジナルのタレと、辛い黒こしょうをかけて仕上げた丼メニュー。2011年4月~2013年5月までレギュラーメニューとして販売しており、人気の商品であったという。販売終了以降も再販を願う声が多く寄せられていたことから、このほど復活しての販売となった。価格は、ミニが370円、並盛が410円、中盛・大盛が520円、特盛が620円、メガが760円。持ち帰りもできる。なお、同商品の導入に伴い、「ニンニク牛丼」の販売は終了となる。価格はすべて税別。
2014年09月19日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「牛ひき肉のフライパン焼き」を含めた全4品。牛ひき肉をフライパンで焼いてステーキ風に。赤ワインが似合う献立です。 牛ひき肉のフライパン焼き 牛ひき肉をフライパンでペタンコに焼くコツは落とし蓋! レンジ蒸しナスのマリネ レンジで蒸すのでとっても簡単! よく冷やしてもおいしいですよ。 オクラとトマトのスープ バターを少し加える事でコクと風味がアップ! コーヒー風味の白玉入りヨーグルト 白玉は半量にコーヒーを練り込んで! バナナと一緒にどうぞ! ⇒今日の献立一覧はこちら
2014年08月20日伊賀流忍者の里として知られる「赤目四十八滝」。ココで今、庶民的だけどぜいたくなご当地グルメが人気を集めている。ご当地のブランド牛「伊賀牛」を使った「牛汁」なるものだ。それって一体どんな料理なの? ということで、現地で食べ歩きをしてみることに。○牛汁が牛汁たる5つの条件さて、お店を紹介する前に、牛汁の定義を説明しよう。牛汁が牛汁たるためには5つの条件を満たしていないといけない。条件はこうだ。「1.肉は伊賀牛を使用すべし!2.基本は和風醤油出汁で、伊賀牛とネギを使用せよ!3.野菜などの具材はなるべく地元産を使用すべし!4.商品名は『名張牛汁』とすべし!5.店先にはのれんを掲示せよ!」ちなみに現在、三重県 名張の牛汁協会が制作している牛汁紹介webサイトでは、協力店として22の店舗が紹介されているが、ラインナップはバラエティーに富んでいて、レストランから焼肉店まで様々だ。○ゆずが香る一品はワンコイン価格!では、店の紹介にうつらせていただこう。最初は、少し本格志向でご紹介!訪れたのは「洋食モリワキ」だ。ココは伊賀牛専門店が営む洋食店で料理の品質には定評がある。とはいえ、牛汁は500円で提供。牛汁は醤油ベースに根菜類、タマネギやワカメなどの具材はスタンダードと言える。「うちの牛汁には、ゆず皮が入っています。この香りがポイントですね」とオーナー森脇秀典さんは自信満々。なるほどゆずの香りが牛の持つ重厚さを和らげてくれている。そして、肝心の伊賀牛はその日の切り落としの部位を使っているが、そもそも肉質がいいから味は文句なし!リーズナブルだが超ぜいたくな味わいが楽しめるぞ。●infomation洋食モリワキ三重県名張市中町鳥居前○「まかない飯」だからこそ、肉は切れ端に次に向かったのは、観光地「赤目四十八滝」の入り口にある「上田屋」だ。「牛汁ください!」とオーダーして出てきたのは具だくさんな汁物。ニンジン、チンゲンサイ、こまつな、ぶなしめじ、白ネギ。そして山芋のとろろが個性的だ。そこに伊賀牛の細切れがドンと入っているのだ。「肉はその日ごとに、ロースや脂身とかいろいろな部位が入っているよ」と言うのはオーナーの上田勝さん。上田さんによれば、牛汁はもともと名張の飲食店でよく出ていた「まかない飯」だったという。「だから、肉は切れ端が正解。部位も決まったものはないんだよ」。なるほどそう聞けば合点がいく。実際に食べてみるとスープをすすると牛のエキスがぐぐっと自己主張してくる。味付けは醤油味でこんぶやカツオでだしが効いていてじんわりと身体を温めてくれる。こちらは600円である。●infomation上田屋三重県名張市赤目町長坂707-1○伊賀牛をお米でコーティング最後は、同じ赤目四十八滝の入口にある、サツマイモでできた「へこきまんじゅう」で有名な「たまきや」だ。ココの牛汁は、何と驚愕の350円。そのリーズナブルさに驚きである!「伊賀米をもち状にして、その中に伊賀牛の甘辛く炊いたものが入っています」と説明するのは、玉置弘美さん。伊賀牛をお米でコーティングするとは、なかなかなアイデアだ。肝心のお味はシンプルな醤油味だけどかなりの個性派とみた。もちを崩すと牛汁がどわっと出てきて、味わいが丼いっぱいに広がる。もちも牛のエキスを吸って何とも味わい深い。ちなみにたまきやではいつも牛汁があるワケではないとのこと。じゃあどうすりゃいいかというと、「ひとりからでも予約できますよ」とのこと。うれしいサービスだ。●infomationたまきや三重県名張市赤目町長坂720-1庶民の味わい、だけど高級素材の伊賀牛を使用する牛汁。現在は名張市・伊賀市内で20軒以上の飲食店が取り扱っている。忍者の里に来たなら、是非牛汁でスタミナをつけよう!
2014年02月23日プレナスが展開する持ち帰り弁当のブランド「Hotto Motto (ほっともっと)」では、1月20日に「牛みそ玉重」、2月1日に「牛すきやき重」を新発売する。○半熟たまごを牛肉に絡める!「牛みそ玉重」は八丁味噌をベースに、赤味噌、白味噌の3種類の味噌を合わせたタレで牛肉を味付けし、ごはんに乗せた。味噌ダレで炒めた牛肉を別添の半熟たまごに絡めると、たまごの甘みと味噌の風味が合わさったまろやかな味わいが楽しめる。価格は500円。「牛すきやき重」は、牛肉を本醸造醤油と砂糖、みりんをブレンドした甘辛い特製のタレで仕上げ、ごはんの上に乗せた。甘辛い味付けの牛肉を別添の半熟たまごと絡めると、更に深みのある味わいとなる。価格は500円。
2014年01月17日名古屋の味噌煮込みうどんと、名古屋風カレーうどんの2つの業界に、新たな動きが出ている。この2大名物の合体ともいえる「カレー煮込み」なる新メニューが、着々と市民権を得つつあるのだ。○味噌煮込み同様、麺はゴワゴワ「カレー煮込みのプロジェクトは、私の所属する愛知県麺業青年会が2年前に立ち上げたものなんです」。そう説明してくれたのは、うどん店「勝美屋」店主の菰田好典さんだ。業界の若手らが新しい名古屋メシを作ろうと研究を重ね、愛知県麺類食堂生活衛生同業組合も巻き込んで、30店舗ほどのうどん店がプロジェクトに加盟。2011年から、それぞれの店で独自のカレー煮込みを提供している。分かりづらいのはその違いだろう。「一体何が違うの?カレーうどんの器が丼から土鍋に変わっただけじゃない?」当然そんな疑問を感じる人も多いだろう。しかしこれが全く違うのだ。麺からして異なることはあまり知られていない。カレーうどんの麺は、もっちりした普通のうどん麺。対して味噌煮込みの麺は、ほとんど生のゴワゴワとした麺なのである。カレー煮込みにも、当然、その麺が使われている。○トマトも一緒に煮込んだヘルシーカレー「勝美屋」はもともと名古屋風カレーうどんで定評のある店。同店が提供する「カレー煮込み」は850円で、自慢のカレールーを「煮込み」にアレンジしたもの。しかし、そのままだと煮込みの麺が水分を吸ってしまうので、トマトも一緒に煮込んだという。トマトの水分で、ちょうど良い案配になったというのだ。スープを口に入れてみよう。名古屋風カレーうどんならではの、どろっとした重厚さがある。鶏ガラと和風だしのうまみが先に来て、後から酸味と辛みが追いかけてくる。ゴワゴワ麺がスープに絡みついて一気にすすると火傷(やけど)しそうな熱さ。でも、つゆの重さも麺の硬さも丁度よく、クセになりそうな味わい。もうひとつの特徴が野菜の多さだ。ブロッコリーなど季節の緑野菜が見た目にも映え、干し大根のコリコリした食感も楽しい。「女性に気に入っていただけるようヘルシーにしてみたんです。おかげさまで好評ですよ」とは店主のコメント。他の加盟店でもカレー煮込みの認知度は高まってきているらしい。「2年かけてやっとカレー煮込みが定着しつつあります」そう菰田さんは微笑(ほほえ)む。●infomation手打ちうどん・そば勝美屋名古屋市東区代官町33-8○味噌煮込みの名店「山本屋本店」からの挑戦名古屋のカレー煮込みが面白いのは、全く別のアプローチからの流れもあるということだ。そのひとつが、味噌煮込み専門店からの挑戦である。2013年4月に味噌煮込みの代名詞ともいえる「山本屋本店」が、名古屋大須にカレー煮込み専門店をオープンさせたのだ。店名は「鯱市(しゃちいち)」という。店内はまるでショットバーのような作りで、何とカウンターのみというから食事処としては異色だ。「味噌煮込みは年配の食べ物というイメージがあり、若者には敷居が高かったんです。若者層に受け入れてもらえるように工夫しました」というのは、山本屋本店企画室の永田剛典さん。立ち上げから出店まで数年を費やし、若手スタッフを中心に開発を進めたというその味は、専門店プロデュースだけあって天下一品。味噌煮込みとカレーが見事に融合している。シンプルな「カレー煮込うどん」は750円だが、今回は「チキンカレー煮込うどん」(950円)をチョイス。グツグツと沸騰したつゆは名古屋風カレーうどんとは違ってトロみはほとんどない。しかし、スパイスの複雑な味わいと、炒めタマネギの程よい甘さが絶妙なバランスだ。麺は味噌煮込みそのままの極太。素直に文句無しの仕上がりなのである。ちなみに、辛さを自由にチョイスできるのもポイントが高いぞ!●infomationカレー煮込うどん鯱市名古屋市中区大須3-30-4○インドカレー専門店「えいこく屋」とのコラボ最後に紹介したいのは、いわば独立進化系。そもそもカレー煮込み自体は、味噌煮込みのバリエーションのひとつとしてマイナーながら昔から存在していた。それが店ごとにこだわりのメニューとして進化しているのだが、そのひとつが、「角千」の「えいこく屋カレー煮込みうどん」(750円)だ。この店のカレー煮込みは、名古屋の有名なインドカレー専門店「えいこく屋」のインド直送スパイスを使ったコラボレーションメニュー。つゆはサラサラっとしたスープタイプで、和風味の中にひそむエスニックな風味が刺激的だ。麺は中太でゴワゴワ。でも食べやすい。もちろんつゆは最後の一滴まで。「辛いだろ。でも、これがうみゃあんだわ」と店主の加古守さんはニヤリと笑う。●infomation角千本店名古屋市北区西味鋺5-106全国的にはカレーラーメンがブームの兆しというが、その一方で、名古屋では独自のブームが起きている。カレー煮込みが「新・名古屋めし」の称号を勝ち取る日もそう遠くないだろう。
2014年01月02日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「みそ煮込みうどん」を含めた全4品。メインのみそ煮込みうどんは芯から身体が温まります。副菜はサッパリと酢の物、長芋納豆などがお口直しに良く合います。 みそ煮込みうどん グツグツ土鍋で煮て味がしみ込んだ野菜やうどんは美味! 身体が温まる一品です。 キャベツの酢の物 サッパリとしてお口直しにぴったりな一品。 長芋の納豆おろし和え ネバネバがおいしい一品! 大根おろしでサッパリと。 焼酎のお湯割り レモンや梅干しを入れて適度な量を楽しみましょう。 ⇒今日の献立一覧はこちら
2013年12月22日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「鶏肉とキノコのトマトソース煮込み」を含めた全4品。こんがりと焼き色をつけた鶏肉と玉ネギを丸ごと1個使った本格トマトソース煮込み。デザートはひと手間加えてリンゴを少し大人な味に。 鶏肉とキノコのトマトソース煮込み こんがり焼き色をつけた鶏肉とキノコがたっぷり入った本格トマトソース煮込み。 大根とホタテのサラダ 塩でもんでしんなりさせた大根はたくさん食べられます。 ガーリックトースト ニンニクをこすりつけて香りを出したトーストはどんなおかずにも合います。 デザート・リンゴ ホワイトキュラソーをかけるだけで簡単大人のデザートに。 ⇒今日の献立一覧はこちら
2013年11月21日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「手羽先の中華煮込み」を含めた全4品。中華煮込みは八角やシナモンなど香り調味料をたくさん使って本格的な味に。大根おろしを汁ごと入れた汁物は胃にもやさしい。 手羽先の中華煮込み 八角の香り広がる手羽先煮込みは本格中華に仕上がります! サーモンの山かけ サーモンでいつもと違う山かけに。ツルっと食べられる一品です。 ニンジンのサラダ ニンジンの食感を少し残すとおいしさもUP! ニンニクの効いたドレッシングともよく合います。 さっぱりナメコのおろし汁 食欲のない時にもピッタリのおろし汁。お好きな野菜を加えてもGOOD! ⇒今日の献立一覧はこちら
2013年11月15日休日にまとめて5日分作っておけば、平日は楽して美味しいごはんが作れます。薄切りの牛肉を軽く煮込み、それをベースに応用。今回のレシピは、韓国風のビビンパをご紹介します。 フライパンにごま油を敷き、ごはんを乗せて煮込んだ牛肉、お好みの野菜や温泉卵を乗せるだけでOK! お米がこんがり焼けて、香ばしい石焼き風ビビンパになります。お好みで、サムジャン(韓国の合わせ味噌)やコチュジャンを添えていただきます。牛肉は安売りのオーストラリア産のもので充分です。安い時に500gほど買っておきましょう。大きめの鍋に調味料を入れ、2~3センチの幅に切った牛肉を入れて中火で全体に火が通るまで炒め煮にします。牛肉の色が変われば大丈夫。5等分して汁気を切ってラップに包み、冷凍します。 1日目は汁気と牛肉をタッパーに入れ、翌日か翌々日までに使います。春雨や野菜を加えて具だくさんの牛丼にして。汁気があるので春雨を入れると旨みを吸って美味しくなります。夜ごはんに使う日の朝に冷凍庫から冷蔵庫に移せば解凍の手間と光熱費が省けます。今回のようにビビンパにしたり、雑炊に入れたり、炒めものに使ったり。卵とじにしても美味しいですよ。醤油味なので色々アレンジが効きます。楽しんで平日も、美味しいごはんを簡単に作って下さいね。●基本の牛肉煮・牛肉(切り落としなど)…500g・酒・みりん・醤油…大さじ1●石焼き風ビビンパ(2人分)・ごはん…2膳分・ごま油…大さじ1・基本の牛肉煮…1回分・パプリカ、かいわれ大根、温泉卵など…適量・お好みで、サムジャン、コチュジャンなど…適量・黒ごま…適量1)フライパンにごま油を敷き、ごはんを敷き詰める。2)上に牛肉煮、千切りにしたパプリカ、かいわれ大根などを乗せ、中火で5分ほど熱する。3)こんがりといい香りがして来たら温泉卵を乗せ、お好みでサムジャンなどを添える。
2013年08月04日雨の日が多いこの季節、皆さんは家でどうお過ごしですか? 我が家では普段撮りためていたテレビを見ながら、ゆったり煮込み料理などを作ることが多いです。普段あまり料理に時間をかけられない分、休日はちょっと違った料理を作りたくなりますよね。今回はそんな休日にちょっと作りたくなる簡単レシピをご紹介します。材料(作りやすい分量)・牛筋:1kg・じゃがいも:4個・玉葱:2個・キムチ:300g・白滝:300g・ニンニク:2片・刻み葱:適量・酒、みりん:各200ccずつ・味噌:100g(白、もしくは合わせ味噌)・水:1.5L作り方1.では早速作ってみよう。まず、牛筋を一口大に切り、水と一緒に鍋に入れます。2.蓋をせずに沸騰させて灰汁と余分な脂を丁寧にとります。灰汁がとれたら蓋をして弱火で1~1.5時間ゆっくりと茹でます。 3.茹でている間に、じゃがいもは皮をむき、大きめの一口大に切ります。玉葱は1cmくらいのくし切りに、ニンニクは2mmくらいの厚みに切っておきます。4.白滝は水の状態から鍋に入れて、沸騰後5~10分程茹でておきます。5.じゃがいも、玉葱、ニンニクを鍋に加えて蓋をし、弱火で1時間程加熱します。6.具材が十分軟らかくなったら、白滝、キムチ、酒、みりんを加えます。蓋をとり、中火~中弱火で30分程煮込みます。7.最後に火をとめて、味噌を溶いたら完成。食べる前に一度冷ますと、味が馴染んでさらに美味しくなります。仕上げに刻み葱をかけて召し上がれ。ゆっくり煮込んだ牛筋は軟らかく、コラーゲンもたっぷり。煮汁はラーメンや雑炊、炊き込みご飯などにも使えます。雨の日はお家でゆったり、煮込み料理を楽しんでみませんか?
2013年06月28日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「牛ひき肉でステーキ」を含めた全4品。メインは、牛ひき肉をステーキのように焼いたアイデア料理! ヴィシソワーズはよく冷やして召し上がれ! 牛ひき肉でステーキ 牛ひき肉をステーキに大変身させたアイデア料理! ボリュームも満点です。 手作りドレッシングサラダ ドレッシングはすり白ゴマが入ってヘルシー! どんな野菜にも合います! 豆腐入りヴィシソワーズ 豆腐を入れることでなめらかな口当たりに。トロミのある冷たいスープ。 アロエキウイヨーグルト アロエの食感が楽しいデザート。サッパリしているので食後にピッタリです。 ⇒今週の献立一覧はこちら
2013年05月29日吉野家が展開する牛丼チェーンの「吉野家」は、4月18日10時より牛丼「並盛」を280円に値下げして販売する。同社は2003年12月の米国産牛肉輸入停止を受け、牛丼販売の停止を決断。2006年9月の販売再開後も価格を引き上げての販売を行っていた。しかし2013年2月に輸入条件緩和が決定、2004年以前のクオリティを最適な価格で提供できることから、値下げに踏み切った。吉野家代表取締役社長 安部修仁氏は今回の値下げを「歴史的転換点」だと語る。BSE問題から派生した輸入制限により、同社は理想とする「うまい、やすい、はやい」のバランスを維持することができなかったという。安部氏は「今年2月の規制緩和によって調達できる牛の月齢が20ヶ月以下から30ヶ月以下まで引き上げられたことで、より成熟し、まろやかで脂ののった肉を安価で提供できるようになった」と説明。さらに「本来の牛丼の味、昔の吉野家の味に戻った」とコメントした。4月18日10時から1週間は、牛丼・牛丼弁当・牛皿・牛鮭定食・牛鮭サラダ定食・朝定食以外のの販売を停止する。通常メニューは4月24日15時から販売を再開。新価格は「並盛」が280円(現行価格380円)、「大盛」が440円(現行価格480円)、「特盛」が540円(現行価格630円)。これまでのような一時的な値下げではなく、今後も同価格で販売する予定だ。10日に行われた発表会には、CMキャラクターを務めるタレントの宮川大輔さん、女優の相武紗季さん、CM曲を手がける斉藤和義さんが参加。「こんなにこだわったものを安く食べられるなんて」と感嘆のコメントを寄せた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月11日牛丼におろしポン酢やキムチをのせるなど、豊富なメニューで人気を集める牛丼店「すき家」。注文するときに迷ってしまいそうだが、最も好きな牛丼といったら何だろうか。ということで、マイナビニュース会員の男女494名に聞いてみた。Q.すき家の好きな牛丼を教えてください1位 牛丼 34.2%2位 おろしポン酢牛丼 10.6%3位 3種のチーズ牛丼 9.0%4位 ねぎキムチ牛丼 5.6%5位 高菜明太マヨ牛丼 5.0%5位 ねぎ玉牛丼 5.0%■牛丼・「いろいろ食べたのですが、一番シンプルなのがおいしいと思いました」(25歳男性/情報・IT/技術職)・「シンプル・イズ・ザ・ベスト! そしてロープライス」(31歳女性/情報・IT/技術職)・「ふつうの牛丼に七味をたっぷりかけて食べるのが好きです」(30歳女性/商社・卸/事務系専門職)■おろしポン酢牛丼・「あっさりしているので、残業した後の夜遅い時間でも食べやすいから」(32歳女性/その他/事務系専門職)・「あっさりと肉が食べられるので、特に夏にいい」(29歳男性/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・「ポン酢によって、つゆだく具合が増すので」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)■3種のチーズ牛丼・「チーズがないと物足りないぐらい、この味の濃さが好きです」(33歳男性/機械・精密機器/営業職)・「牛丼なのにクリーミーなところが好き」(25歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「チーズで牛丼の脂っぽさを感じにくくなるから」(25歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)■ねぎキムチ牛丼・「キムチとねぎ、最高の組み合わせ」(28歳女性/マスコミ・広告/事務系専門職)・「キムチのピリ辛感がたまらないから」(26歳女性/学校・教育関連/専門職)・「キムチが牛の脂をほどよく緩和してくれているから」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■高菜明太マヨ牛丼・「高菜と牛肉って相性がいいんですよね」(41歳男性/ソフトウェア/営業職)・「高菜と明太のピリリとしたところがおいしい」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「ピリッと辛いから」(25歳女性/電機/技術職)■ねぎ玉牛丼・「ねぎたっぷりでおいしいから」(24歳女性/学生/その他)・「ピリ辛と卵がうまくマッチしてる」(25歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「ネギの風味と卵の絡み具合がよいから」(22歳女性/建設・土木/技術職)■総評高い支持を得て1位になったのは「牛丼」だった。たくさんあるメニューの中でも、やっぱりシンプルな牛丼が一番おいしい、といった回答が最も多かった。続いて2位は「おろしポン酢牛丼」で、ほとんどの回答が「あっさりして食べやすい」「さっぱり食べられるから」といったものだった。3位は「3種のチーズ牛丼」。こちらは「チーズが好きだから」という意見が最も多かった。また「チーズと牛丼のコラボが最高」など、相性の良さを評価する声もいくつか寄せられた。4位は「ねぎキムチ牛丼」で「キムチの辛みが牛肉に合います」「ねぎとキムチは臭くなるけど、最高! 」などの回答が寄せられた。そして5位は同率で「高菜明太マヨ牛丼」と「ねぎ玉牛丼」がランクイン。高菜明太マヨ牛丼については「明太子が好きなので」といった回答が目立ったほかに「高菜とマヨネーズと明太子がこんなに合うんだ、という衝撃があった」といった声も。ねぎ玉牛丼は、たっぷりのネギがおいしいという回答が目立った。メニューが豊富なすき家であっても、最もスタンダードな「牛丼」が1位を獲得。価格の安さをポイントに牛丼を支持する回答が目立ったが、趣向を凝らしたメニューを試したあとで、やっぱりシンプルな牛丼が1番おいしいと感じる人も多いようである。調査時期: 2013年2月14日~2013年2月15日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性216名 女性278名合計494名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月06日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「牛すじ入りお好み焼き」を含めた全4品。お家で作るお好み焼きは、具を色々加える事ができるのも魅力のひとつ。デザートはミキサーでかくはんするだけ! 牛すじ入りお好み焼き みんな大好きお好み焼き! 牛すじやエビなど、お好きな具を色々加えて美味! 射込みちくわ アッサリ箸休めに。お酒のお供にも。ピリッとワサビがよく合います。 春菊のゴマ和え ミネラル、ビタミン豊富なすり白ゴマたっぷり。する事によって風味が増します。 イチゴ豆乳 豆乳が苦手な人も飲みやすい! ビタミンも一緒に摂取できて女性にうれしい。 ⇒今週の献立一覧はこちら
2013年01月19日ゼンショーは同社が展開する牛丼チェーン「すき家」で、12月10日より「高菜明太マヨ牛丼」「キムマヨ牛丼」「ねぎマヨ牛丼」のマヨ牛3品を発売開始した。同社によると、若い世代を中心に人気の調味料「マヨネーズ」と牛丼を組み合わせる食べ方が、一部の顧客の間で好まれていたという。そのようなニーズに応えるため、より牛丼に合うマヨネーズを使った「マヨ牛」を商品化した。よりマイルドでまろやかな牛丼に仕上がっている。このほど販売開始したのは3品。人気の「キムチ牛丼」にマヨネーズを組み合わせた「キムマヨ牛丼」、たっぷりの青ねぎとマヨネーズを組み合わせた「ねぎマヨ牛丼」。また「高菜明太マヨ牛丼」も、要望に応えて明太マヨ・高菜ともに増量し復活する。価格はすべて並サイズ390円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日吉野家は4日、オフィシャルショップページをオープンした。同ページは、牛丼、豚丼、牛焼肉丼など同社メニューの具を冷凍にした商品を通販するサイト。「冷凍牛丼の具30食セット」が9,780円、「冷凍豚生姜焼きの具15食セット」が5,145円、「冷凍焼鶏丼の具12食セット」が3,580円などまとめ買い商品のほか、4~5食分のお試しセットや、「吉野家いろいろお試しセット」(4,200円)など各種セット商品も用意する。購入金額5,000円以上で送料無料となるが、12月31日までのオープニングキャンペーン期間中は全商品送料無料+ポイント10倍で販売される。詳細は「吉野家オフィシャルショップ」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日日本にブランド牛は数あれど、不動のナンバー1に君臨するのは間違いなく松阪牛だと思うのは、東海出身ライターのエゴだろうか?霜降りのサシ入り牛は日本人の大好物で、品質は世界一。つまり松阪牛はワールドチャンプ・オブ・ビーフに違いない。ところで、その松阪牛の聖地、三重県松阪市で開催される、その名も「松阪牛まつり」をご存じだろうか?毎年11月末に、同市にある「松阪農業公園ベルファーム」で開催される「松阪牛まつり」。2012年は11月25日に行われる。これは、平成24年で63回目を数える由緒ある催しで、松阪牛の魅力がぎゅっと詰まったゴキゲン過ぎるイベントなのだ。なんせ、遊んで食べて、まるっと一日楽しめるファミリーフェスティバルなのだから。中でも、多くの来場者がこれ目当てにやってくるという「松阪牛のすき焼き大試食会」がすごい。ななな何と、松阪牛のすき焼きがタダで食べられちゃうのだ!こりゃ大変だ。肝心のすき焼きは1,500食ほど用意される。主催者的にとっては大盤振る舞いなんだろうが、そんな量で肉に飢えた人民の胃袋が満たされるはずがない。プレミアムなひと皿の争奪戦は熾烈(しれつ)を極(きわ)め、朝早くから長~い列ができる。どんなに長時間並んででも食べたいと思わせるオーラが、松阪牛というブランドには確かに存在するのだ。しかし、並んだからといって必ずしも食にありつけるとは限らない。世知辛い世の中なのだ。そんなわけで、勝者がいれば敗者もいるわけで、悲しくも試食にありつけなかった人には、別ブースで展開する「焼肉コーナー」をオススメしたい。こちらは有料ではあるが、一般の店で食べるよりかはリーズナブル。炭火七輪の焼肉をほお張ると、平衡感覚がおかしくなるほどのうまさにクラクラするぞ。その他、松阪牛や生産地域でとれた農林水産物や地元の特産品、工芸品が手ごろな値段に手に入るのも、このまつりの魅力。ちなみに松阪はお茶の産地でもあるので、お茶関連のブースもいっぱい登場するのが最近の傾向だ。イベントの副題にも「松阪牛&松阪茶S級ブランド の共演」という文字が見える。気合が入ってるねぇ。さて、そんな感じで和やか(?)にまつりは進む訳だが、その傍らで、最大のイベント「松阪牛共進会」の準備が粛々と進められている。これは、エントリーされた松阪牛から女王を選ぶもので、いわば「松阪牛クイーン・コンペティション」とでも言うべきか。ちなみに松阪牛の定義は、黒毛和種の未経産「雌」牛で、松阪市はじめ三重県・中勢地方の一部地域で肥育・登録されたものに限る。つまり雄牛は存在しない。必然的に「クイーン」となるのだ。朝9時。予選を勝ち抜いた50頭のエリート牛ちゃんが、ズラリと並んで審査を受ける。審査員は肉の張り具合や体つきのバランスなどを入念にチェックする。まつりの浮かれ気分とは裏腹に、畜産農家のプライドがバチバチとぶつかり合う、ガチンコ勝負のビーフコロシアム。農家はそれぞれ、黒地に白で「松阪牛」と抜かれたはっぴを着用していて、セレモニー感満点だ。晴れて優秀賞1席に選ばれた牛ちゃんが、今年のクイーンになるのだ。午後からは、そのクイーンをはじめ、エントリーされた牛のセリ市が始まる。このセリ市の金額は驚くべきもの。2011年の優秀賞1席にはなんと2,010万円の値が付いたという。一体どんな牛肉なんだ?50頭の総売り上げは1億2,517万円、プレミアぶりが半端ない。なお、50頭の購買リストの中に、なんとダチョウ倶楽部の「寺門ジモン」の名前も。1頭を195万円で落札したそうで、さすが芸能界イチの「肉マニア」だ。まつりのフィナーレは恒例の華やかな餅まき。ああ、名残惜しいなぁ。また来年まで松阪牛とはオサラバか……感慨に浸っていたところでハっと気がついた。今まで「まつざかぎゅう」って呼んでたけど、周りの人はみんな「まつさかうし」って言っていたぞ!どうやらそちらが正式らしい。みなさん、松坂を訪れてステーキやすき焼きを注文する時には、くれぐれも漢字の読み間違いのなきようご注意を!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月09日日本にブランド牛は数あれど、不動のナンバー1に君臨するのは間違いなく松阪牛だと思うのは、東海出身ライターのエゴだろうか?霜降りのサシ入り牛は日本人の大好物で、品質は世界一。つまり松阪牛はワールドチャンプ・オブ・ビーフに違いない。ところで、その松阪牛の聖地、三重県松阪市で開催される、その名も「松阪牛まつり」をご存じだろうか?○無料で松阪牛のすき焼きが食べられる!毎年11月末に、同市にある「松阪農業公園ベルファーム」で開催される「松阪牛まつり」。2012年は11月25日に行われる。これは、平成24年で63回目を数える由緒ある催しで、松阪牛の魅力がぎゅっと詰まったゴキゲン過ぎるイベントなのだ。なんせ、遊んで食べて、まるっと一日楽しめるファミリーフェスティバルなのだから。中でも、多くの来場者がこれ目当てにやってくるという「松阪牛のすき焼き大試食会」がすごい。ななな何と、松阪牛のすき焼きがタダで食べられちゃうのだ!こりゃ大変だ。肝心のすき焼きは1,500食ほど用意される。主催者的にとっては大盤振る舞いなんだろうが、そんな量で肉に飢えた人民の胃袋が満たされるはずがない。プレミアムなひと皿の争奪戦は熾烈(しれつ)を極(きわ)め、朝早くから長~い列ができる。どんなに長時間並んででも食べたいと思わせるオーラが、松阪牛というブランドには確かに存在するのだ。しかし、並んだからといって必ずしも食にありつけるとは限らない。世知辛い世の中なのだ。そんなわけで、勝者がいれば敗者もいるわけで、悲しくも試食にありつけなかった人には、別ブースで展開する「焼肉コーナー」をオススメしたい。こちらは有料ではあるが、一般の店で食べるよりかはリーズナブル。炭火七輪の焼肉をほお張ると、平衡感覚がおかしくなるほどのうまさにクラクラするぞ。その他、松阪牛や生産地域でとれた農林水産物や地元の特産品、工芸品が手ごろな値段に手に入るのも、このまつりの魅力。ちなみに松阪はお茶の産地でもあるので、お茶関連のブースもいっぱい登場するのが最近の傾向だ。イベントの副題にも「松阪牛&松阪茶S級ブランド の共演」という文字が見える。気合が入ってるねぇ。○クイーン決定戦の後は総額億単位のセリ市開催さて、そんな感じで和やか(?)にまつりは進む訳だが、その傍らで、最大のイベント「松阪牛共進会」の準備が粛々と進められている。これは、エントリーされた松阪牛から女王を選ぶもので、いわば「松阪牛クイーン・コンペティション」とでも言うべきか。ちなみに松阪牛の定義は、黒毛和種の未経産「雌」牛で、松阪市はじめ三重県・中勢地方の一部地域で肥育・登録されたものに限る。つまり雄牛は存在しない。必然的に「クイーン」となるのだ。朝9時。予選を勝ち抜いた50頭のエリート牛ちゃんが、ズラリと並んで審査を受ける。審査員は肉の張り具合や体つきのバランスなどを入念にチェックする。まつりの浮かれ気分とは裏腹に、畜産農家のプライドがバチバチとぶつかり合う、ガチンコ勝負のビーフコロシアム。農家はそれぞれ、黒地に白で「松阪牛」と抜かれたはっぴを着用していて、セレモニー感満点だ。晴れて優秀賞1席に選ばれた牛ちゃんが、今年のクイーンになるのだ。午後からは、そのクイーンをはじめ、エントリーされた牛のセリ市が始まる。このセリ市の金額は驚くべきもの。2011年の優秀賞1席にはなんと2,010万円の値が付いたという。一体どんな牛肉なんだ?50頭の総売り上げは1億2,517万円、プレミアぶりが半端ない。なお、50頭の購買リストの中に、なんとダチョウ倶楽部の「寺門ジモン」の名前も。1頭を195万円で落札したそうで、さすが芸能界イチの「肉マニア」だ。まつりのフィナーレは恒例の華やかな餅まき。ああ、名残惜しいなぁ。また来年まで松阪牛とはオサラバか……感慨に浸っていたところでハっと気がついた。今まで「まつざかぎゅう」って呼んでたけど、周りの人はみんな「まつさかうし」って言っていたぞ!どうやらそちらが正式らしい。みなさん、松阪を訪れてステーキやすき焼きを注文する時には、くれぐれも漢字の読み間違いのなきようご注意を!
2012年11月09日三重県松阪市で日本三大和牛の一つ、松阪牛の魅力を伝える「第63回松阪肉牛共進会松阪牛まつり」が開催される。開催日時は11月25日(日)10:00から。会場は松阪農業公園ベルファーム。イベントは、松阪牛および松阪の特産品の魅力を来場者に楽しんでもらうほか、畜産農家が手塩にかけて育てた松阪牛の品評会を行うもの。内容を紹介すると、「松阪牛と松阪茶のコラボレーション企画」と題して、相可高校食物調理科による「松阪牛」と「松阪茶」を使用したお弁当を販売するほか、市茶業組合による地元産「松阪茶」のおいしい淹(い)れ方を学ぶコーナー、松阪モウモウ体操で体を動かすコーナーもある。さらに「焼肉コーナー、松阪牛生産地域特産品横丁」では七輪を使った焼肉コーナーや松阪牛生産地域の特産品の販売が行われる。注目は10:00からの「松阪肉のすき焼き大試食会」。料金無料。2,000食が用意され、無くなり次第終了となる。「松阪肉牛共進会審査」では、50頭もの松阪牛が勢ぞろいする。体形や毛並みなどを入念に審査して女王(優秀賞)を決定。表彰ののち、せり市が開催される。その後、毎年恒例の「もちまき」で祭りはフィナーレを迎える。ちなみに、松阪牛ブランドは「子を産んでいない雌の黒毛和牛」が条件の一つなので、出品される牛はすべて雌牛となる。そのほか、第65回関西茶業振興大会関連イベントとして、関西茶品評会へ出品された約600点のお茶や茶業関連機資材の展示が行われる。イベント詳細は松阪市ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月07日和食のファストフード、牛丼。海外にも牛丼専門店が数多くあるが、それは、日本とはちょっと異なる点も多いのだった。今回は1回目、2回目に引き続きタイ・バンコクの牛丼店を紹介する。牛丼界きっての老舗であり、牛丼をファストフードの位置に定着させた立役者といえばこの「吉野家」。1990年代に「吉野家」がバンコクに登場し、数年後には姿を消したことはタイ在住者には周知のことなので、昨年8月に「タイ1号店」をオープンしたとき、「おっ? 」という驚きをもって迎えられた。現在では複数店舗展開しており、昨年12月にオープンした高級ショッピングモール「ターミナル21」4階にも出店している。周囲にはカレーうどんの「古奈屋」など日本の外食チェーンが何軒も並んでおり、タイ人に大人気のフロアとなっているが、「吉野家」の前にももちろんちゃんと行列ができていた。店内にはカウンター席はなく、テーブル席のみで広々。席まで案内があり、メニューを渡される。なんとなくファミレス風である。客層はタイ人、日本人半々といったところか。ここでは牛丼はマストとして、「牛焼肉丼」や「豚天丼」をチョイス。値段は牛丼の並が109バーツ(約275円)、大盛りで139バーツ(約350円)、豚天丼にいたっては99バーツ(約250円)と、日本の牛丼より安い。それでもタイの平均的な一品料理と比べると随分と高いが、先に紹介した「筋肉牛丼」や「牛野家」に比べると価格は抑え目。そこは蓄積されたノウハウの差なのかもしれない。従業員の訓練も行き届いているとみえ、店内は混みあっていたものの注文してから数分で料理が運ばれてきた。以前の吉野家は、味も雰囲気も日本のそれと異なっており、「タイ人には高すぎる」「日本人には日本の味と違い過ぎる」というのが原因で撤退したという話だが、新生タイ吉野家は直営店でもあり、味はばっちり日本のまま。頼みもしないのに激しくつゆだくだったことはサービスだったと思うことにしよう。だが、問題は豚天丼である。店舗の前に掲げられた映像でも牛丼だけでなく豚天丼の作り方をじっくり説明していたりして、相当な自信作だと思って注文したのだが、これがなんだか残念なことになっていた。とにかくかたいのである。天ぷらといえば衣はさっくりしていてほしいものだが、こちらの衣はなにか間違っているのではと思われるほどガリガリとかたく、肉もそれに負けないくらいの強度である。日本の吉野家にないメニューだし、特にタイ料理やタイの食材との関連性もないので、なくてもいいのではないか。豚天丼の衝撃に比べると焼肉丼は可もなく不可もなく、である。しいて言えばちょっとしょっぱいのが気になるが、甘辛い味付けは好きな人も多そうだ。他の牛丼店と違い、コンボやセットメニューが充実しており、またデザートメニューまであるので、女性や家族連れも気軽に訪れることができる、まさにファミレスである。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日松阪牛に伊賀牛に飛騨牛など、東海エリアはブランド牛の宝庫である。しかし、ブランド牛はすき焼きやステーキで食べるととにかく高い。庶民には高嶺の花なのだ。……のはずが、ブランド牛グルメは(それとは間逆なはずの)B級グルメの世界で、昔から確固たる地位を築いている。その証拠のひとつが、高速道路のPA(パーキングエリア)で売られているブランド牛コロッケ。確かにコロッケなら、カット余りの端切れ肉でも有効利用できるし、味のうまさは間違いない。消費者は、手ごろな値段で一流のブランド牛を食べられるというわけだ。ならば高速をハシゴして、ご当地ブランド牛のコロッケ巡りをしてみようではないか。そう思い立ち、ノープランでクルマに飛び乗った。ぱっと見は気づかなかったけれど、屋台のようなスナックコーナーで販売していた「松阪牛コロッケ」。長さを測ると、7センチしかない。小ぶりだ~。でも松阪牛だから、これくらいの値段なら妥当な線なのかな。ぱっと割ってみると、ジャガイモの中にほのかに確認できる松阪牛のミンチ(笑)。ひと口目の感想は「しょうゆの味がきいてるなあ」。でもこの味は、もっと違う言い方がある。なんだろう…すき焼き?いや違う。そうだ、肉じゃがの味だ。しっかり味がしみてるから、サイズは小さいけれどなんとも食べごたえがある。続いて向かったのは亀山PA。屋台風の店舗には、「松阪牛コロッケ」(1個200円)と「松阪牛コロッケバーガー」(380円)が販売されていたので、後者を食すことに。看板には「店長のこだわりが生んだ一品」とある。早速注文したところ、気のいい感じのマスター(多分)が作ってくれたそれは、見た目は何ともボリューミー。松阪牛のミンチとジャガイモだけから作ったコロッケをキャベツとレタスで挟み、それをバンズで包み込んでいる。さて、味はどうだろう。食べてみると意外とあっさり風味。もう少しインパクトあってもよいのでは?という感じ。しかし、野菜たっぷりで栄養バランスがいいのはうれしい。ヘルシーで、カロリーが気になる人には特におすすめだ。お次は川島ハイウェイオアシス。ここのパーキングエリアは少々特殊で、水族館やら観覧車やらが一緒になっている複合施設。ちなみに一般道からも入場できる。コロッケはどこにあるんだろうと探してみたら、おしゃれなカフェレストラン「こむぎ」で販売されていた。松阪牛バーガーに比べたら少しだけリーズナブルか。ずらり並んだ自家製ブレッドと同じ棚に並んでいるので、作りたてでないと温かくない。長さは8.5センチほどか。食感はというと、パン粉が粗いためサクサク感が楽しい。味はライトで、「冷めてもおいしい」ことを意識して作られていることが分かる。さて、ダッシュでブランド牛コロッケを食べ比べてみた感想。どうやら、コロッケは全体のバランスで味が決まるようだ。値段うんぬんではない。つまり、好みの味は自分で見つけるのが一番だということ。高速道のPA での食事やおやつは、「旅の思い出」にもなる。ここがお取り寄せグルメとは決定的に違うところ。クルマに同乗してきた人や、そこで出会った人との会話や景色も楽しむことで、よりおいしく感じられることだってあるだろう。さて、以下は番外編。東名阪道の中ではピカイチに豪華な「御在所(ございしょ)サービスエリア」に立ち寄ったところ、何やら変わったご当地コロッケバーガーを発見。それが「トンテキコロッケ」(1個250円)だ。三重県四日市市のご当地グルメ「四日市トンテキ」をコロッケにしたもので、ルール違反だけどインパクト大だったのであえて紹介(何しろ、牛じゃなくて豚だし…)。トンテキばりにソースの味が濃い。見た目、肉の量はそんなに多くはないけれど、食べるとなぜか肉肉しい。どうやらミンチではなくトンテキの肉を細切れにしているようだ。うむむ。これからのご当地コロッケは、ビーフからポークの時代に変化するかも!?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日和食のファストフード、牛丼。海外にも牛丼専門店が数多くあるが、それは、日本とはちょっと異なる点も多いのだった。今回は前回に引き続きタイ・バンコクの牛丼店を紹介する。バンコクの歓楽街として知られるタニヤに店を出す「牛野家」。写真を見て、「え? 『吉野家』でしょ!? 」と思った人も多いだろう。店名の字面だって似ている。看板やカウンターの色はオレンジ、従業員の制服もな~んか吉野家とそっくり。本当に吉野家とそっくりなのだ。吉野家は十数年前、一度タイから撤退しているのだが、日本の牛丼店がなくなってしまったバンコクにおいては貴重な存在であったことも事実。ちなみに、店名の読みは「うしのや」ではなく、「ぎゅうのや」である。店舗はタニヤのメイン通りから1本入ったところにある。カウンターのみの10席ほどで、いかにもファストフードといった風情である。入店すると、タイ人の店員から「いらっしゃいませ~」と元気な日本語が。バンコクに数ある牛丼店の中で唯一、午前2時まで営業している同店だから、夜の時間帯でもまだまだ活気がある。しかも、注文は日本語でOK(それ以外の日本語は通じない様子)。牛丼の他にとんトロ丼、ネギトロ丼と丼ものがいろいろ。カレーライスやうどんもあり、あの店とこの店を足したような……といったメニュー構成だ。注文してから提供されるまでもほんの数分と、日本の牛丼店のスピードそのままだ。ただ、ごはんがなぜか生ぬるく、あつあつ感がなかった。ひょっとしたら、猫舌の多いタイ人に合わせてのことかもしれないが、単にその時たまたまだっただけかもしれない。牛丼は、並の価格が140バーツ(約355円)と、本家(?)よりちょっと安いが、日本の他の牛丼チェーン店の平均と比べると高い。客層は日本人、タイ人と半々のようで、1人~2人で立ち寄ってさっと食べてさっと出ていく、いかにも牛丼店らしい利用のされ方である。薄いお茶のようなものも無料でサーブされる他、紅ショウガも盛り放題なところまで日本の牛丼店らしい感じがする。ちょっと違うのは、紅ショウガが赤ではなくてあざやかなピンク色だったことくらいか。色が違うだけで味は普通の紅ショウガであった。牛丼は肉の安さを感じるものの、それでもしっとりとやわらかく煮てあり、味付け自体は甘みのバランスもちょうどよい普通の牛丼だ。玉ネギも入っているし、忠実に本家を再現していると思う。牛鍋丼と網焼きトントロ丼も試してみたが、牛鍋丼はちょっと白滝が多いかな、というところまで本家とそっくり。トントロ丼はタレがかなり甘かったが、炭火焼きの香ばしさがやみつきになりそうな味であった。ところで、この店の原点はやはり同じタニヤにある日本人経営のおにぎり屋で、他に居酒屋やとんかつ店なども経営している。この辺りには「小象寿司(KozoSushi)」や「牛角」もあり、手ごろな金額で気軽に食べられる和食店がたくさんあるため、和食激戦区である。「牛野家」はそんな中で生き残ってきた店であり、たとえどこかの店と似ていても着実に人気を伸ばしているという実は”実力派”なのである。次はあつあつのごはんで願いたい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月27日