赤ちゃんはかわいいけれど、どうにも気持ちが晴れなかったり、イライラしてしまったり、理由もなく不安になったり。これらは、いわゆる産後うつに見られる現象です。産後うつというと赤ちゃんを産んだお母さん特有の現象のように思われてきましたが、このたび、お父さんの16.7%、つまり約2割にも、産後3か月までの間に産後うつのリスクが高かった時期があったという研究結果が、国立成育医療研究センターにより発表されました。夫の、また自分の、産後うつを回避するためには、いったいどうしたらいいのでしょうか。研究員の竹原健二さんに、詳しいお話を伺ってきました。■いいにくいけどお父さんもしんどい竹原さんは、もともと妊娠・出産や、妊産婦のケアの研究を専門にしていたそうですが、実際に自分が子どもを育てる側になったとき、「意外にお父さんも大変だぞ」と思ったといいます。しかし、世の風潮は、「お母さんは大変なんだから、お父さんはがんばって手伝ってあげてね」の一色。もちろん、子育てにおいてお母さんの方が大変なことはわかっているのですが、だからといって、お父さんが大変ではないというわけではないのだけどなあ……と竹原さんは内心思ったそうです。竹原さんは、やはり子どものいる男友だち同士で、「子育てって、がんばるほどしんどいよね、楽しいけどしんどいよね」、「だけど、しんどいって言う場所がないよね」という点で意見の一致をみたそうです。女性は身体からお母さんモードになっていきますが、男性はそうはいきません。通常の仕事の負担・責任に加え、家事・育児の負担、夜泣きや夜の授乳・ミルクにつきあうことによる睡眠不足などが加わり、完全にキャパシティオーバーなのです。さらに、定時に退社したくても、上司や周りの理解が得られなかったり、子どもの世話がうまくできなくて、それを妻に指摘されて落ち込んでしまったりすることもあります。そんなときに、共感してくれる友人もなく、行き場のない悩みがたまってしまったら、心の体調を崩すことは大いにありえることではないでしょうか?■父親の産後うつは時代が産んだ現象海外ではすでに1990年代にPaternal Depression(父親の産後うつ)についての論文が発表されていたといいます。その後、2005年頃には、医学系の専門雑誌に父親の産後うつについての記事が数多く掲載されていたそうです。ところが、当時、日本ではほとんど話題にならなかったとか。その理由を竹原さんにお尋ねしてみたところ、「イクメンという言葉が出てきたのが2009、2010年頃ということを考えると、2005年は、お父さんが家事や子育てをするという考えが、まだ日本に定着していない時期でしたよね。そういう意味では、当時の日本では父親の産後うつというのは、あまりなじまない考え方だったのだと思います」とのことでした。長いあいだ、日本では女性は家、男性は外で仕事、という考え方は根強く、それが日本の経済成長を支えてもきました。それが、ここに来て、労働力の不足や、経済、および雇用の不安定化に伴い、働いていなかった女性のなかにも働かざるを得なくなる女性が出てきました。また、男性は男性で家事や子育てを手伝わなくてはならなくなりました。イクメンという言葉はその現実をポップに表現することで、社会に、お父さんがいままでに選んでこなかった生き方の提言をすることに成功したといえるでしょう。その反面、もしかしたらわが国における父親の産後うつは「イクメンという言葉が生まれた時代が作り出した現象」なのかもしれません。■夫婦で産後うつにならないためには女性の多くは、まさか自分の夫が産後うつになるなどとは思いもしないでしょう。妻の方からできること、また夫婦で危機を乗り切るためにはどうしたらいいかをうかがいました。まず、「男性も産後うつになる可能性があることを、女性にも知っておいてほしい」と竹原さん。また、お母さん向けの産後うつに対応するカウンセリングは存在しますが、お父さんの場合、そもそも産後うつを疑って診察を受けるケースはほとんどないと考えられています。ですから産後うつと診断される人もほとんどおらず、ケア体制もないのです。さらにこわいのは、夫婦そろって産後うつになってしまうことです。センターの調査によると、100家族のうち、1~2家族は、同時期にうつのリスクありと判定された夫婦がいた、という結果が出ています。夫が産後うつになると、妻もそうなるリスクが高くなり、そうなると、意図しないまでも、ネグレクトに近い養育状況に陥ってしまいかねないそうです。「元気じゃないと、子育てってできないですからね」という竹原さんの言葉に大きくうなずきました。竹原さんは、研究者として医師や看護師、助産師、保健師と接する際、子どもを持つお父さんのメンタルヘルスにも気を配るよう勧めているそうです。お父さんを、単にお母さんや子どものケア提供者としてみるのではなく、メンタルヘルスを悪化させる可能性のある未来の患者としてみること、具体的にいうと、赤ちゃんの検診に一緒についてきたお父さんにも、一声かける、といった類のことですね。*夫婦にとって、産後はもっとも大変な時期のひとつであることは間違いありません。竹原さんは強調します。「一般的にお母さんの方が大変ということは確かなのです。ですから、お互いにどちらが大変かを競い合うという不毛なことはやめて、子育てという大変だけれどやりがいのあるプロジェクトをいかにしてふたりで協力して乗り切るか、ということに力を注いでください」子どもが大きくなるまでには、決して短くない時間がかかります。それまで、お父さんとお母さんができるだけ笑っていられる時間を増やせるといいですよね。(文/石渡紀美)【取材協力】※竹原健二・・・国立成育医療研究センター研究所研究員。専門は母子保健の疫学。妊娠・出産や妊産婦ケアに関する研究を国内外で手がける。近年は産前産後の父親に関する調査研究を複数実施している。三児の父親でもある。
2016年01月30日花王はこのほど「抜け毛」についての調査結果を発表した。調査は2015年4月にインターネット上で行われ、20~60代の女性620名から回答を得た。全回答者のうち「髪の悩みが抜け毛」と回答した人に対して、抜け毛への対処を行っているか尋ねたところ、70%の人が「何かしらの対処をしている」と回答した。抜け毛への対処法としては、「頭皮にやさしそうなシャンプーを使う」(25%)、「育毛剤を使う」(23%)、「頭皮をマッサージする」(23%)、「洗髪時に、髪をしっかりとすすぐ」(21%)が上位に入った。同社は「女性の抜け毛は、30代以降、加齢による髪の成長サイクルの乱れによって増加する傾向があることが分かっています」と指摘。その上で、「抜け毛対策としては、乱れた髪の成長サイクルを整えるお手入れがオススメです」とアドバイスしている。
2015年12月11日秋は、一年でいちばん抜け毛が多くなる季節。個人差はありますが、人の髪の毛は1日に100本程度抜けるといわれています。それが、秋になると他のシーズンの2~3倍、つまり1日に200~300本抜けるのだというのです。教えてくださったのは、自由が丘の人気サロン『Tierra』の宮崎直哉さん。美容師向けのヘッドスパ講習やセミナーの講師もつとめる、頭皮に関するプロフェッショナルです。「秋に髪が抜けやすくなる原因は、頭皮のダメージです。夏の間の紫外線や日焼けによる頭皮のダメージは、2~3ヶ月遅れて髪に影響してきます。ですから、秋に一番抜け毛が多くなるのです」(宮崎さん)夏の間に受けた頭皮のダメージをケアして、抜け毛を減らし、健康な髪を育むために有効なのは、次の3つ。■1:頭皮の汚れをとること「女性の皮脂量は男性よりも多いといわれています。自分では気がつかないのに頭皮が汚れて匂っている人は意外と多いのです。日本人の平均身長を計算すると、女性の頭の位置は、ちょうど男性の鼻の位置にあたりますので、健康的な髪のためだけではなく、匂いのケアの面でも頭皮の汚れをとることは重要です」と、宮崎さん。具体的には「シャンプーは髪を洗うのではなく、頭皮を洗う」という意識を持つことが重要なのだとか。指の腹で、頭皮をゆっくり動かすようなイメージでマッサージしていくと、汚れがとれていきます。ヘアサロンでのヘッドスパもおすすめ。普通のシャンプーでは落ちにくい頭皮の汚れもクレンジングしてもらえるので、秋に一度ヘッドスパをすると、頭皮はもちろん髪の状態もずいぶんよくなります。■2:血行を良くすること頭皮の血行をよくすることで、毛細血管にまで血流がいきわたり、頭皮から健康な髪が生えてきやすくなります。「とくに、両耳の上にはとても太い血管があり、ここをマッサージするだけでもずいぶん血行がよくなります。耳上に人差し指と中指、薬指の3本の手をあてて、時計回りの方向にゆっくり頭皮を回してあげると、頭皮の血行がよくなりますよ」。最近はスマホのブルーライトなどの影響もあり「頭皮がガチガチに凝っている人が8割以上」なのだとか。昔以上に、頭皮の血流が悪い人が増えているそうです。さらに、耳の後ろにはリンパが流れているので、ここをマッサージすることで、頭皮ケアだけではなく、リフトアップの効果もあるのだとか!■3:頭皮の保湿をすること「みなさん、顔の保湿にはとても気を使われるのに、頭皮の保湿にはあまり意識をはらっていないように思います。顔の肌と頭皮は一枚皮です。顔と同じように保湿が必要なんですよ」と、宮崎さん。ヘアサロンやビューティショップなどでは、頭皮保湿用のローションなども売っていますので、ぜひチェックしてみてください。最後になりますが、本来は秋にあわてて頭皮のアフターケアをするだけではなく、夏の時点でできるだけ髪と頭皮にダメージを与えないのが重要です。今年はもう間に合いませんが、来年の夏に向けてのアドバイスを宮崎さんにいただきました。「大事なのは、頭皮を紫外線から守ることです。おすすめは、帽子や日傘を使うこと。また、紫外線は目から吸収されるといわれているので、サングラスをかけることも有効です。頭皮用の日焼け止めも売っていますので、それを利用するのもいいですね」美しい髪は、頭皮のケアから!抜け毛の増える秋に、しっかり頭皮ケアしていきましょう。(文/佐藤友美)【取材協力】※宮崎直哉・・・表参道と自由が丘に店舗を持つ人気サロン『Tierra』のメンバー。とくにヘアケア、ヘッドスパに対する知識は業界でも有数で、髪に関する悩みに的確にこたえてくれると評判。美容師向けのヘアケアセミナーの講師もつとめるほど。【参考】※Tierra-J※ヘアケアについての情報満載の宮崎直哉さんのブログ
2015年10月17日AACクリニック銀座はこのほど、秋のヘアケアのポイントについての情報を公開した。同クリニックによると、季節の変わり目である秋は1年間で最も抜け毛が多くなりやすい季節だという。同クリニックの2007~2014年度の月別平均新規相談件数を見ても、9~11月は新規の頭髪に関する相談件数が増加する傾向にある。9月から徐々に伸びはじめ、10月にピークを迎えるが、年々相談件数が伸びる時期が早まっている。犬などの動物に夏毛と冬毛があるように、人間にも夏毛と冬毛があると言われており、季節の変わり目には抜け毛が多くなる。特に秋に抜け毛が多くなるのは、夏の紫外線などによる髪の傷みや頭皮の日焼けなど、夏に受けたダメージが秋になって抜け毛という症状として現れるからであるという。また、近年の酷暑で夏バテになり、食欲が落ちてしまうことも、栄養バランスの乱れから抜け毛につながる可能性もある。同クリニック院長の浜中聡子医師は、食欲の秋に向け、正しい食材を選んで、食事を楽しみながら、健康的な髪も手に入れるポイントを解説している。浜中医師によると、髪によいとされる食材は、「まめ、ごま、わかめ(海藻)、野菜、魚、しいたけ(キノコ類)、いも」の7種類。これらの食材を意識することで、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、炭水化物などを満遍なくとることができるという。これら7種類の、いわゆる"ま・ご・は・や・さ・し・い"に該当する秋の食材は、ビタミンA、D、E、ビタミンB2、カルシウム、鉄分などを含む「さんま」、ビタミンB群やビタミンC、Eを多く含む「さつまいも」など。さつまいもは食物繊維も多く、腸を整えるのにも役立つとのこと。きのこの「まつたけ」には、ビタミンB1、B2、B6などが豊富に含まれており、食物繊維も豊富。「落花生」はビタミンB群が豊富に含まれ、美髪だけでなく美肌にも効果的だという。「ただし、落花生のカロリーは意外と高いため、食べすぎには要注意です」という。また、食事だけでなく、スポーツや睡眠にも配慮が必要とのこと。日々、少しずつでも身体を動かすことが健康につながる。一方で紫外線対策も重要で、「夏よりも過ごしやすくなるため無防備になりがちですが、秋はまだまだ紫外線も強い季節。油断せず、継続的に頭髪ケアをすることが重要です」とアドバイスしている。
2015年09月08日頭髪(発毛)治療専門クリニック「ヘアメディカル」はこのほど、秋口の抜け毛対策と予防についての情報を公開した。同クリニックは、1999年に日本で初めて開院した頭髪(発毛)治療専門クリニック。16年間の臨床実績を有し、現在ではさまざまな検査や治療方法などを大学病院と医療連携しながら、多様化する悩みに対応している。同クリニックでは、秋口になると薄毛の相談が増加する。2007年~2014年の季節別の問い合わせ件数の平均を調査したところ、春は6,696名、夏は7,961名、冬は8,126名に対し、秋は1万119名だった。一般的に髪が抜けやすいのは、夏の終わりから秋にかけてであるという。一時的なものだととらえて対処しない人も多いが、秋の抜け毛は動物のように髪の毛が生え変わる季節性ということよりも、夏のダメージの蓄積が最大の原因と考えられるという。秋口は、体にはもちろん、髪にも「夏の疲れ」の影響が現れる。夏の間は、強い紫外線と大量の汗や皮脂、クーラーによる乾燥など、頭皮への負担が増加。特に紫外線は髪にとっては大敵で、毛穴に詰まった皮脂を酸化させ、数カ月後の抜け毛の原因になる。また、夜遅くまで遊んだり、飲酒の場が増えたりするなど、抜け毛の原因と言われる「不摂生」につながる機会も多い。そのため、乱れた生活リズムを整え、適度な運動を毎日続けていくことも抜け毛の予防には大切だという。抜け毛予防には、バランスのよい食事も大事で、特に髪の形成に必要不可欠なアミノ酸は意識して摂(と)ることが大切とのこと。他にも、おすすめ食材として、ビタミンB1が多い豚肉、亜鉛を多く含む生ガキなどを挙げている。
2015年08月05日30代後半は多くの女性が抜け毛に悩む35才は髪にとって大きなターニングポイントらしい。1月29日、花王は年齢による髪の変化に対応したセグレタ「地肌からの美髪ケア体験セット」を発売したと発表した。同社は、30代後半の女性は抜け毛に悩んでいるという調査結果を紹介。髪の成長サイクルが乱れ始めるこの時期に、髪のお手入れを始めることをすすめている。髪の成長サイクルを促進させるには、頭皮マッサージが効果的。マッサージをすることで、髪を太く長く成長させるサイクルへと導く。ジェルトリートメントでマッサージ同体験セットは、「地肌クレンジングシャンプー」、「地肌と髪のジェルトリートメント」、「髪を育むスプレー」の3ステップを試すことができる。特に注目したいのがジェルトリートメントで、頭皮マッサージをする際に使用すると髪と地肌にうるおいをたっぷり与えてくれる。また、マッサージをしているうちにジェルがクリーミーな泡へと変身!楽しみながら気持ちよくマッサージできるのは、女性にはうれしいポイントだ。最近抜け毛が気になり始めたアナタ。セグレタの美髪体験セットで、髪の成長サイクルを整えてみてはいかがだろう。(画像はプレスリリースより)【参考】・花王プレスリリース(PR TIMES)
2015年01月31日「抜け毛、薄毛」が気になる方!シャンプーを変えてもトリートメントを入念にしても、なかなか改善されないという人にお勧めなのが、サロンで体験するヘッドスパです。抜け毛・薄毛の悩みを解消し、コシのある美しい髪を手に入れたいなら、セルフではなく、プロの施術を受けることをおすすめします。■「薄毛、抜け毛、コシのない髪」は頭皮に原因がある可能性大薄毛や抜け毛の原因は、カラーリングやパーマが原因と思っている人がいますが、それだけではありません。最も注目しなければいけないのが頭皮の状態です。なぜなら頭皮から髪の毛が生まれ育まれるからです。頭皮は顔の肌と同じ構造をもつことは以前もお話しさせて頂いた通り。表皮、真皮、皮下組織の3層の構造を持ち、食べ物から得た栄養が血液を通じて頭皮へと送り込まれ、健やかな頭皮、毛髪をつくります。毛髪は頭皮の毛穴から生えていますが、シャンプーやトリートメントのすすぎ残しやヘアケア剤(ワックス、スプレー)、さらに外気の乾燥やホコリ、雑菌などが毛穴に詰まると、丈夫な毛髪の成長を妨げ、抜け毛や薄毛を進ませることになりかねません。では理想の毛穴状態にするために必要なことを次に挙げますので、参考にしてみて下さい。■我流ケアがダメージを与えている!?突然ですが、髪の毛と頭皮の洗い方は誰に習いましたか?幼いころ、髪の毛は母親(もしくは父親)が洗ってくれますが、正しい方法を教わったことは恐らくないはず。物心がついて美容院に行くようになっても同じこと。ということはその方法は我流ということに。頭皮は顔の肌と同じ、とてもデリケートな部位なのに、爪でゴシゴシ洗っている人も実は少なくありません。コシのある美しい髪を目指す第一歩は、「洗髪前に頭皮全体にぬるま湯を行き渡らせてふやかす」こと。そしてシャンプーを頭皮全体になじませたら、毛穴の詰まりを押し出すような意識で揉み出し洗いをするのが正しい洗い方。毛穴の状態を柔軟にすること、毛穴をスッキリさせることが大事です。■ヘッドスパはサロンで体験することに意味がある美容室でヘッドスパの施術を受けたことがある人なら、その快感と、髪質向上の手ごたえはよくご存知の通り。「私は毛量が多くてコシも艶もあるので必要ない」と思っていても、女性ホルモンやストレスの影響である日突然、髪の悩みを抱えることがあります。例えばどんなに丁寧に磨いた歯も、歯科でしか取れない汚れや歯垢があり、専門のケアを受けることで健康な歯を維持することが出来ます。髪も同じように、ホームケアだけでは毛穴の詰まりを取り除いたり、頭皮全体をじっくり均等にマッサージすることは不可能。美容室や頭皮ケア専門のサロンでプロの施術を受けることで、清潔な状態と血行のよさを得ることが出来ます。頭皮に刺激を与えずに汚れを落とすことが出来る、水圧にこだわったシャワーヘッドや、アロマ検定資格を持った施術者によるマッサージなど、サロンによって髪の悩みを考えたシステムが充実しています。事前にインターネットなどでサロンの情報をチェックして、自分が受けてみたいメニューをぜひ探してみましょう。■目がパッチリ!ヘッドスパの効果はまぶたにも出るヘッドスパを受けたことがある人が必ずと言っていいほど驚かされるのが、「施術前後で明らかにまぶたの開き具合が変わる」ということ。頭皮が引き締まると、おでこからまぶたの筋肉がほぐれて目がパッチリ!これには感動します。体験する前と後の顔を写メで撮っておくとその効果は一目瞭然のはず。冬の時期は血行が悪く頭皮の状態が悪化しがち。老廃物や疲労が蓄積される前に、一度は体験してみることをお勧めします。■さいごに美しい髪とスッキリまぶたのW効果を得るためにも、まずサロン探しから始めましょう。一度体験したらやみつきです。(米村亜希子/ハウコレ)
2015年01月04日出産後、夫の何気ない一言でイライラしたり、育児に対する協力が見られないことがストレスとなったりして、夫への愛情が薄れてしまうことを「産後クライシス」と呼んでいます。出産後の女性は、急激なホルモンバランスの変化で、体だけでなく精神的にもデリケートになる時期。そんな大切な時期に夫の理解が得られないと、その後の夫婦関係に亀裂が生じてしまい、夫に対する愛情がなくなってしまうことも。最悪の場合、離婚に至るケースもあるようです。産後クライシスは事前の工夫で、防ぐことができます。今回は、産後クライシスに陥らないためにしておきたい3つのポイントをピックアップしてみました!■1.実母や義母など、家族に協力してもらう産後のデリケートな時期は、ホルモンバランスの乱れも影響しているので、ママだけの力でどうこうできるものでもありません。1人で頑張りすぎると余計にストレスを感じて精神的にまいってしまい、夫婦関係が悪化しやすい原因となってしまいます。夫のちょっとした言葉にもイライラしてしまい、かえって負のスパイラルが生じてしまうおそれがあるので、夫だけでなく、実母や義母などの家族にも協力してもらえるよう、事前に働きかけておくことが大切です。双方の両親が遠方に住んでいる場合は、電話で愚痴を言ったり、相談をしたりして、精神的な負担を軽減する工夫をしてみましょう。■2.自分の気持ちは素直に夫に伝えよう出産した女性の悩みや体の変化は、男性には到底理解できないものです。そのため、今どんな状態なのか、どうしてほしいのかを明確に夫に伝えることが必要になります。要領の良い男性なら、一を伝えるだけで十を理解してくれますが、大抵の男性は1つずつわかりやすく説明しないと理解してくれないようです。たとえば、洗濯物を干しておいてもらいたい時に、「洗濯を干しておいて」とだけ伝えても、思った通りにはしてもらえないことが多いもの。実際に、「洗濯物は干してくれていたけど、雨が降ってきたのに取り込んでくれていなかった」というケースがあります。男性の言い分としては「干しておいてとは言われたけど、取り込んでとは言われていないから」だそう。こうした事態を避けるためには、「ここに洗濯を干して、雨が降ったらすぐに取り込んでおいてね。あと、洗濯物が乾いていたら、片付けてくれたら嬉しいな」と、面倒でも細かく伝えておくことが大切です。そのほか、「イライラしてぶつかるときもあるけど、本音じゃないからわかってね」と、あらかじめ伝えておけば、多少は衝突が防げるはずです。■3.夫婦で家事や育児の担当を決める産後クライシスで悩むママの多くは、夫が家事、育児に協力的ではないと思っているようです。まずは、少しずつでも夫に、家事へ協力する姿勢を持ってもらうことが、産後クライシスを防ぐポイントになるでしょう。まずは家事をやってもらうことからスタート。いつもやっている家事を1つずつ箇条書きにして、それぞれ夫と妻、どちらが担当するかを決めておくと、ママの負担や不満も解消されるはずです。初めての家事に戸惑う男性もいると思いますが、はじめから完璧を求めるのはNGです。。最初は、家事をすることに意義がある、ということをわかってもらうことが大切。「本当に助かる!」「パパがしてくれるから安心ね」などと褒め言葉を添えて、感謝の気持ちを伝えておきましょう。夫としても、妻がいつもこんな大変な思いをしているのかと理解するきっかけとなり、より一層労わってくれるようになるかもしれません。夫婦で互いに理解し、歩み寄ることで、産後クライシスを防いでください!
2014年11月27日抜け毛や薄毛と言うと男性の悩みというイメージがありますが、実は女性でも悩んでいる人は少なくありません。中年や高齢の女性だけでなく20~30代の若い女性でも、脱毛症や薄毛になる可能性は十分にあります。その原因と対策についてお話しておきましょう。○オンナの抜け毛には、ホルモンバランスが大きく影響している女性に多い抜け毛の原因には、主に次のようなものがあります。・出産出産した女性の多くが悩まされるのが、分娩後脱毛症。なぜ産後に髪が抜けるのかというと、それにはホルモンバランスの変化が大きく関係しています。妊娠中は女性ホルモンが大量に分泌されますが、出産が終わると一気に減少します。女性ホルモンは髪を成長させる作用があるため、ホルモンの減少により髪の休止期が成長期より長くなると毛が抜け薄毛になっていきます。通常産後2~3カ月にもっとも抜け毛が多く、1年ほどで気にならなくなることが多いようです。・ 更年期のホルモンバランスの乱れ閉経を迎えると、女性ホルモンの分泌は急激に減少します。もともと、女性ホルモンと男性ホルモンの両方が卵巣・皮下組織で生成されていますが、閉経によって女性ホルモンより男性ホルモンの方が多い状態に。男性ホルモンには抜け毛を引き起こす働きがあるため、更年期には急に抜け毛や薄毛になることが多いのです。・ストレスや生活の乱れ過度のストレスもホルモンバランスを乱すため、抜け毛の原因になります。また睡眠不足や過激なダイエット、喫煙などにより血流が悪化すると髪に十分な栄養が行き渡らなくなるため、抜け毛や薄毛になることがあります。・頭皮トラブルシャンプーが正しくできていない・シャンプー剤が合っていないなどの理由から、乾燥や皮脂の過剰分泌などの頭皮トラブルが起こり、抜け毛につながることも。○抜け毛・薄毛を予防・改善するには?抜け毛の予防・改善のためには、抜け毛になりにくい生活をすることが基本。まずは以下のようなセルフケアを心がけてみましょう。・正しい頭皮ケア1日1回、夜シャンプーすること。その際シャンプー剤やコンディショナーが頭皮に残らないよう、しっかりすすぐようにしましょう。洗った後は菌が繁殖しないようドライヤーで乾かすことも大切です。・生活習慣を見直す抜け毛の原因になるようなストレスを極力なくすようにしましょう。夜更かしを避け、しっかり睡眠をとって、規則正しい生活を。喫煙もできる限り控えるのがおすすめです。・バランスのとれた食事をとる食生活の乱れも抜け毛の一因。栄養バランスのとれた食事を3食きちんととるようにしましょう。特に髪の健康に良いのは、良質のタンパク質や、カキ、イワシなどの亜鉛を豊富に含んだ食材です。症状がひどく気になる場合や長引く場合は、病気が原因で抜け毛が起こっている場合もあるので、一度皮膚科や頭髪専門外来で相談してみましょう。女性ホルモンが関係する症状については、婦人科でも相談に乗ってもらえます。※画像は本文と関係ありません○善方裕美医師日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
2014年09月26日秋口は、夏の過酷な環境や紫外線の影響などで、抜け毛が増えやすい時期。髪を洗った際、手に絡みついた抜け毛の量に、ドキッとした経験がある方も多いはず。抜け毛だと思っていた髪、実は、切れ毛の可能性が高いことをご存じですか? 髪を洗う際に、ダメージによって弱くなった毛が切れてしまうのです。髪のボリュームを保つには、頭皮ケアだけでなく、今、生えている髪の毛のケアも大切なのです。そこで、今回は、ダメージを受けた髪をケアしながら、ボリュームアップを叶えてくれるおすすめのアイテムを紹介します。■繭から抽出される天然成分が、髪細胞を活性化! 抜け毛、細毛、薄毛など、年齢を重ねると増える髪悩みにおすすめなのが、髪と地肌のエイジングケアに着目したコモエースの「薬用スカルプシャンプー」「薬用スカルプトリート」。繭から抽出した天然成分「セリシン」が、髪の外側と内側からアプローチして、頭皮と毛髪を同時にケアしてくれる優れもの。「セリシン」は、繭からとれる希少なタンパク質で、人間と共通した18種類のアミノ酸で構成されています。その中でも、うるおい成分であるアミノ酸「セリン」を多く含んでいるため、乾燥しがちな頭皮の保湿に効果的! また、髪の表面のタンパク質の流出を防ぐ効果や、髪内部の隙間に入り込み補修、保護の役割も果たしてくれます。髪細胞を活性化させながら、髪のダメージを補修&保護してくれる、大人の髪の強い味方です。■髪のボリュームアップで若々しい印象に! エイジングした髪は、ダメージを受けやすく、髪内部の水分量も低下しがち。ハリとツヤがなくなるだけでなく、切れ毛も増加し、ボリュームのない髪になってしまいます。ダメージケアのパイオニア的存在であるパンテーンから、この秋発売された「エクストラボリュームシリーズ」は、さまざまな角度からボリュームの悩みにアプローチする、大人のボリュームケアシリーズ。ダメージを受けた髪の芯まで潤いを届ける、浸透性保湿成分「プロビタミンB5」、髪内部のプロテインの流出を防ぐ「2種類のトリートメント成分」、髪表面のキューティクルを補強する「カシア配合エッセンス」などを配合。ダメージを補修して、ハリやコシのある、根元からふんわりとしたボリュームのある髪へと導いてくれます。年齢とともに失われがちなツヤを与えてくれるのも嬉しい! ・セーレン(株) 公式サイト ・P&G 公式サイト
2014年09月24日出産の後も意外と体重って減らないよ、という経産婦さんの言葉を聞いたことはありませんか? 実際に私も、妊娠中に7kg増えた体重が産後すぐでは3kgしか減っていなくて、残り4kgは脂肪!? と驚愕しましたものです。とはいえ、産後は骨盤が緩んでいる時期なので体型を整える絶好のチャンスです。出産を機に、妊娠前よりもスタイルが良くなったという人もいます。私は、骨盤ケアと授乳効果で、産後1ヵ月で妊娠前より2kg痩せることができました。そこで今回は、自分でできる産後骨盤矯正についてお伝えします。■あなたの骨盤はどのくらいゆがんでいますか?まずは骨盤のゆがみ具合をチェックしてみましょう。仰向けに寝て両足を腰幅に開き、左右の骨盤の一番高いところに親指を、床に中指をつけて、高さを比べてみましょう。骨盤の左右で高さに差があれば、骨盤がゆがんでいるサインです。もっと簡単に見分ける方法として、靴底の減り方を見る方法もあります。靴底の内と外のすり減り方に違いがあれば、骨盤がゆがんでいるといえます。■お尻歩き体操私が産後行った骨盤矯正運動とは「お尻歩き体操」です。やり方は簡単。1.足を伸ばして床に座る2.腕を体の前で組んで、お尻を左右交互に動かしながら前に10歩、後ろに10歩移動を繰り返すというものです。進む時にはお尻が床から離れないように注意してくださいね。■骨盤ケアベルトを使ってみましょう骨盤は分娩台から降りる一歩目からゆがむといわれています。そのため、産後はすぐに「さらし」で骨盤を締めるのが効果的です。私も、産後2ヵ月間は24時間骨盤ベルトをするようにしていました。骨盤は正しい位置でしっかりと固定されると、ウエストの引き締めやO脚改善にも効果があります。ただし、つける位置を間違えると骨盤がゆがんだ状態で固定されてしまうので逆効果になることも。しっかりと着け方を確認し、「気持ちいい」「楽」と感じる場合は着用を続けてください。妊娠中についた脂肪は、水分を多く含んでいて落ちやすい脂肪だといわれています。しかし、産後6ヵ月を過ぎると、それも定着した脂肪になってしまいます。そうなる前に、しっかりと骨盤ケアをして、妊娠中についた脂肪を落としましょう。
2014年08月24日(画像はプレスリリースより)髪の悩みを抱える女性の若年化と増加を受け開設エル・ド・ボーテは、薄毛や抜け毛といった髪の悩みを抱える女性の若年化と増加を受けて、女性向け髪の相談専用サイト「女性の薄毛・抜け毛・白髪相談室」をオープンした。「髪の基礎知識」や「自宅でのケア方法」、「商品の正しい選び方」を記事形式で紹介。また、髪の毛の悩みを、同社代表取締役で美髪アドバイザーの田村マナ氏が無料で答える「髪の悩み相談」も設置。問い合わせフォームより投稿が可能となっている。髪の基礎知識や自宅でのセルフケア方法などを発信田村マナ氏は、美しい髪を手に入れる為の基礎知識やセルフケア方法を広めるべく、講演や雑誌、WEBメディアなど多方面で活動中。自身が開発&推奨するセルフケア「美髪メソッド」は、これまでに数千名が体験、90%以上が薄毛や、抜け毛、白髪といった悩みが改善したという。サイトでは、「カラーリングは薄毛や抜け毛の原因に?」「女性の薄毛に効果的なシャンプー方法」「コンディショナーの効果的な使い方」「頭皮と髪に良いシャンプー剤の見分け方」など、基礎知識や自宅でのセルフケアでの要点がまとめられていて、「髪の悩みを抱える」前に読んでおいても参考になる。【参考リンク】▼エル・ド・ボーテプレスリリース(@Press)▼エル・ド・ボーテ「女性の薄毛・抜け毛・白髪相談室」
2014年04月09日ブラッシングやシャンプーの際に抜け毛って気になりませんか。最近は、20代、30代の若い世代でも抜け毛で悩んでいる方が増えている傾向にあるようです。それはストレスにさらされることが多くなっていることや、冷えなどによる血行不良、紫外線によるダメージなどが大きな原因とされています。若いから大丈夫と過信せずに、ヘアケアを今から心がけたいですね。髪の毛の健康を保ち、抜け毛を予防する方法をご紹介します。■バランスのいい食事髪には、昆布やわかめなどの海藻類が良いと言われていますね。もちろん、海藻類に含まれるミネラルは髪の毛の成長を進める働きをしてくれるので、とても大切です。しかし、より大切なのは髪の毛を作る働きをしてくれるたんぱく質を多く含む、肉や魚、大豆製品をとることです。髪を健康に保つためには、良質なたんぱく質に加え、ビタミンやミネラルなど栄養バランスの摂れた食事を心がけるようにしましょう。■頭皮を清潔に保つシャンプーは頭皮を清潔に保つためには欠かせませんね。髪にいい成分が配合されているシャンプーを使用している方も多いと思います。界面活性剤やシリコンは長期的に見て、髪や頭皮によくないと言われていますがシャンプーで大切なのは、その使い方です。まず、シャンプーをつける前に髪や地肌をシャワーでよく洗い流しましょう。そして、手に取ったシャンプーは、そのまま地肌につけるのではなく、手で泡立ててから髪につけるようにして下さい。一番重要なことは、すすぎをしっかりとすること。シャンプー剤が地肌に残らないよう、しっかりと洗い流すようにしましょう。■髪をかわかすのはすばやく遠くから髪を乾かすドライヤーも使い方次第では、髪にダメージを与えてしまいます。早く乾かそうとつい高温で近くからあててしまいがちですが、それでは髪の毛のキューティクルを痛めてしまいます。ドライヤーは、あてる前に髪の毛の水分をタオルで押さえるようにしてしっかりとってから始めると時間を短縮できます。髪から20cm以上離して、同じ部分に長時間熱風をあてない様にし、ある程度乾いたら冷風にして仕上げましょう。正しく使えば、頭皮や髪の毛にダメージを与えることなく健康な状態を保てます。これから、紫外線の多くなる季節ですね、髪や頭皮は紫外線でもダメージを受けてしまいますので、外出時にはUVカットの効果のある帽子をかぶるなどして対策するようにしましょう。
2013年05月13日季節の変わり目は抜け毛と頭皮臭に要注意春を迎え、季節は代わり生活も大きく変わる。この季節はストレスも高まり、心も体も不安定になり易く、抜け毛や頭皮臭が増える事もあるという。記事と写真は関係ありません。季節の変わり目の時期は、特に日頃のヘアケアが大切。顔のメイク落としはするが、頭皮に関しては無頓着な女性が多いという。頭皮の毛穴は大きく、詰まり易い頭皮の毛穴は他の毛穴より大きく、数も多い為、汗や皮脂・フケなどの老廃物、ジェルやワックスなどの油性の整髪料が残りやすい。頭皮からの臭いは、汗・皮脂・整髪料などが混ざり、酸化して毛穴に詰まることで起こる。毛穴が詰まると、毛髪が抜けやすくなり、新しい毛髪も育ちにくくなる。頭皮オイルクレンジングで抜け毛予防と頭皮臭を防ごう週に1、2回の手作り頭皮オイルクレンジングで、抜け毛予防と頭皮臭を防ごうと『ウーマンオンライン』が特集している。オイルクレンジングの作り方(4回分)ホホホバオイル20mlの中に頭皮に合ったエッセンシャルオイルを合計8滴入れ、よく混ぜて1か月以内に使い切る。お勧めオイルは●髪のパサつきが気になる人は…ゼラニウム、サンダルウッド●ふけが気になる人は…シダーウッド、ローズマリー●頭皮のニオイが気になる人は…ティートリー、サイプレス●抜け毛や白髪が気になる人は…フランキンセンス、ローズウッド●頭脳労働での疲労は…ラベンダー、ローマンカモミール(ウーマンオンラインより)この春は、自分好みのオイルで頭皮をクレンジングして生き生き輝く髪で夏を迎えたい。また、頭皮クレンジングはシャンプー前に行う事。クレンジングの方法は下記の外部リンク『ウーマンオンライン・頭皮クレンジングのやりかた』を参照。元の記事を読む
2012年04月05日