「全国の書店さんとのつながりを生かし、各地域で特に売れている本を集計してみると、その地域性が色濃く出るユニークな結果になったんです」 そう話すのは、日本最大級の本の通販サイト「e-hon」(トーハンプラットフォーム事業部)で、地域別の人気本ランキング『ニッ本ベスト』を手掛けた田中秀和さん。’13年11月から月1度更新されるランキングは、全国的なベストセラーやガイドブック本を除いて、各地域で人気の書籍を取り上げたもの。同じ担当者の上村奈緒子さんが、ランキングの特徴について解説してくれた。 「広島東洋カープに代表されるご当地スポーツの本が多いのですが、なぜかサッカーより野球本が人気です。また、その地域出身や在住の作家の作品、坂本龍馬、西郷隆盛など、その地域ゆかりの偉人についての本も根強い人気です。ほかに地域への愛情の裏返しともいえる“自虐本”、ディープな雑学本と、そのエリアごとに、地域で愛されているものが見えてきます」 今回、本誌がセレクトのご当地人気本と地域の傾向について、“本の達人”田中さんと上村さんが、解説してくれた。 ■近畿『大阪の秘密』(編・博学こだわり倶楽部/河出書房新社KAWADE夢文庫) 食や名所、大阪弁の謎まで、人情に熱い大阪をめっちゃディープに紹介。 「大阪の街の魅力を深堀りする雑学本が多く出ています。京都では、『祇園祭のひみつ』(白川書院)などお祭り本や、町歩き本が人気。また阪神、近鉄、南海と私鉄も多いことから、『阪急電鉄スゴすぎ謎学』(小佐野カゲトシ著・河出書房新社)など鉄道本も多彩。阪神タイガース関連本はもちろん、’13年からスタートした、大阪の書店と問屋が選ぶ『大阪ほんま本大賞』から毎年ベストセラーが出るのも特徴です。第一回受賞作の人情もの『銀二貫』(高田郁著・幻冬舎)もロングセラーになっています」■中国『うえむらちかのカープごはん。』(著・うえむらちか/ザメディアジョン) 3世代にわたる生粋のカープ女子の著者が、カープファンに愛されるグルメを紹介。 「中国地方では先日、37年ぶりのリーグ連覇を果たした広島東洋カープをおいて語れません。特に強さを増した2年前から、関連本はベストセラーランキングを独占しています。ほかには、’13年に60年ぶりの大遷宮が行われた出雲大社の関連本も、多く出版されました。神話の世界の『写真集出雲国風土記紀行』(島根県古代文化センター編・山陰中央新報社)は今でも人気です。もう一つ人気を博したのが、山奥の地酒から世界的ブランドになった獺祭に関する本。多くの人に読まれています」 ■四国『ごめんなさい』(著・サトシン/イラスト・羽尻利門/ポプラ社) 徳島在住の羽尻利門と絵本作家サトシンが徳島の読み聞かせ会で出会い誕生した、家族の温かさを感じられる絵本。 「地元徳島から、感動の輪が広がり、全国へと広まりつつある珠玉の絵本。作家と書店さんが『四国発で売っていこう』と力を入れています。テレビアニメにもなった篠丸のどかの漫画『うどんの国の金色毛鞠』(新潮社)などのうどん本や、坂本龍馬がこれまではポピュラーでした。今年は、4月に亡くなった歌手ペギー葉山さんの代表作『南国土佐を後にして』の誕生秘話をつづった『奇跡の歌』(門田隆将著・小学館)など、感動ものが多く誕生しています」 ■九州『よか人生って、なんじゃろな』(著・山本英照/ディスカヴァー・トゥエンティワン) 福岡のお寺の和尚が紡ぐ名物法話。厳しくも温かい言葉に5万人が感動したという。 「九州ご当地本の特徴は、暮らしに密着していること。和尚さんの法話も、檀家さんとの交流で生まれたものです。しいたけに特化した『大分県のしいたけ料理の本』(神谷禎恵、小坂章子著・西日本新聞社)も話題。熊本地震を経験し、人の温かさ、ごはんのあったかさを描いた『ひさいめし~熊本より~』(ウオズミアミ著・マッグガーデン)、温泉を舞台にした、別府在住の作家澤西祐典の小説『別府フロマラソン』(書肆侃侃房)も人気。来年の大河ドラマの主人公、西郷隆盛の本も売れています」 ■沖縄『あなたのなかのやんちゃな神さまとつきあう法』(著・金城幸政/サンマーク出版) 沖縄の「人生を変えるスピリチュアル講師」が教える、悩みを解決する方法を紹介した本。 「スピリチュアル本が人気の沖縄で、昨年からランクインしているロングベストセラーです。もう一冊、沖縄のロングセラーは、’91年、’92年と沖縄水産高校を夏の甲子園2年連続準優勝に導いた名将、栽弘義監督のノンフィクション『沖縄を変えた男』(松永多佳倫著・集英社文庫)。これは昨年、沖縄出身のタレント、ゴリ主演で映画化もされたヒット作です。琉球の文化を掘り下げた本や、基地問題の関連本もランクインすることが多いですね」 秋の夜長に、旅するように読書できる一冊に出合ってね!
2017年10月09日「全国の書店さんとのつながりを生かし、各地域で特に売れている本を集計してみると、その地域性が色濃く出るユニークな結果になったんです」 こう語るのは、日本最大級の本の通販サイト「e-hon」(トーハンプラットフォーム事業部)で、地域別の人気本ランキング『ニッ本ベスト』を手掛けた田中秀和さん。’13年11月から月1度更新されるランキングは、全国的なベストセラーやガイドブック本を除いて、各地域で人気の書籍を取り上げたもの。同じ担当者の上村奈緒子さんが、ランキングの特徴について解説してくれた。 「広島東洋カープに代表されるご当地スポーツの本が多いのですが、なぜかサッカーより野球本が人気です。また、その地域出身や在住の作家の作品、坂本龍馬、西郷隆盛など、その地域ゆかりの偉人についての本も根強い人気です。ほかに地域への愛情の裏返しともいえる“自虐本”、ディープな雑学本と、そのエリアごとに、地域で愛されているものが見えてきます」 今回、本誌がセレクトのご当地人気本と地域の傾向について、“本の達人”田中さんと上村さんが、解説してくれた。 ■北海道『札幌乙女ごはん。コミック版2』(著・松本あやか/編集・エアーダイブ/Dybooks) 恋も仕事も「食」も前向きに頑張る、北海道の女性たちのリアルを描く人気コミック続編。 「ヒロインが好きな人や友人と出かけるお店の料理が、詳しく紹介されています。ほかに根強い人気なのは、日本ハムファイターズやコンサドーレ札幌のご当地スポーツもの。昨年、日ハムを日本一に導いた大谷翔平選手の本がその代表です。“雪の妖精”といわれる、北海道に暮らす小鳥シマエナガを撮影した『シマエナガちゃん』(小原玲著・講談社)の写真集も売れていて、見ているだけで癒されます。北海道在住の作家・桜木紫乃さんの小説も常に反響がりますね」 ■東北『命のまもりびと秋田の自殺を半減させた男』(著・中村智志/新潮文庫) 自殺率ワーストの秋田。助けを求め、駆け込んできた人に笑顔と心のこもった言葉で灯をともし、自殺者を半減させた佐藤久男氏による「生きる支援」のドキュメント。 「東日本大震災の作品が多く、復興への思いや、このルポルタージュのように命の大切さをつづった本がよく売れる東北。NHK『あまちゃん』本のように、ドラマや映画から派生した本も読まれています。今年の直木賞候補、佐藤巌太郎の『会津執権の栄誉』(文藝春秋)をはじめ、会津藩士や、蝦夷の指導者アテルイの歴史小説も話題です。クマの危険をあつかった『クマ問題を考える』(田口洋美著・山と渓谷社)も東北ならでは」 ■関東『できる大人は、男も女も断わり上手』(著・伊藤由美/ワニブックスPLUS新書) 東京銀座の「クラブ由美」のママ・伊藤由美がそっと教える“カドの立たない”お断り作法などを考える一冊。 「関東はビジネス本の多さが断トツ。この本は、大人の社交場・銀座という東京の地域性に加えて、マナーを学び、ビジネスに生かせると人気です。柳家花緑師匠の『花緑の幸せ入門』(竹書房)をはじめ江戸の芸能や文化に関するものも豊富。また関東で際立つテーマが“格差”。路線、不動産などの格差をテーマにした本が多いです。ブログ発の『「東京Deep案内」が選ぶ首都圏住みたくない街』(駒草出版)は504ページで2376円と高価ですが売れています」 ■中部『日本の異界名古屋』(著・清水義範/ベスト新書) 主要8都市で「もっとも魅力に欠ける都市」に選ばれた名古屋。名誉市民の作家・清水義範氏がその文化を“自虐愛”に満ちた筆致でつづる。 「近年、『どれだけうちが変わっているか!』を主張するかのように、自虐愛や異色感を出した本が人気です。その王道が名古屋ですね。いっぽう、金沢の文化を伝える本も豊富。『金沢検定予想問題集』(北國新聞社)はその代表例で話題になっています。金沢出身の漫画家・ちさこの、石川・富山・福井のご当地あるある&学園コメディ『北陸とらいあんぐる』(KADOKAWA)シリーズも大人気です」 全国で話題のベストセラーとは、ひと味違う。土地の特徴や、暮らしぶりが色濃く出ている本で、その地域の“いま”を感じ取ろう。
2017年10月09日●Software Defined化が加速2015年、Dellのアジア太平洋・日本地域におけるエンタープライズ事業の売り上げは対前年比で2桁の成長率を見込んでいる。そんな好調な事業環境の中、エンタープライズ事業の2015年の総括や2016年に向けた課題・注力分野、EMC買収による同地域への影響などを中心に、米Dell アジア太平洋・日本地域エンタープライズ・ソリューションズ事業部バイスプレジデントのPeter Marrs氏とデル 執行役員エンタープライズ・ソリューションズ事業本部長の町田栄作氏に話を伺った。そのインタビューの模様をお届けする。―アジア太平洋・日本地域全体のエンタープライズ事業の環境と業績は?Marrs氏:2015年の売り上げは対前年比で2桁の成長率であり、エンタープライズ領域では最も伸長が著しかったベンダーがわれわれだと自負している。アジア太平洋地域でサーバの出荷台数はNo.1となっており、ストレージの出荷容量も外付、内蔵含め同様だ。これからSoftware Defined(ソフトウェア定義型)の時代が到来するということで、ストレージからネットワーク、データセンターまでSoftware Defined化が進んでおり、主役となるのがサーバの部分となる。このような中で、サーバでNo.1のポジションを獲得しているということは非常に大きなアドバンテージだろう。また、テクノロジーの面でも他社にひけをとらないと自負しているうえ経験・実績も豊富なため、今後のSoftware Defined化の流れの中では良いポジションに立っていると考えている。近年はフラッシュのコストも下がっていることから、サーバにフラッシュストレージを搭載したソリューションは安価に導入可能になってきているため、敷居も下がっており、Software Defined化の流れにも対応した環境が容易に構築することが可能となってきている。今後もこの流れは加速していくだろう。2015年は全体として好調な1年だった。―2015年で最も好調な地域は?Marrs氏:アジア太平洋・日本地域ではインドが最も成長が著しく、好調だった。インドはEコマースに対する投資としてITインフラ整備の需要があり、われわれとしても成長が著しい市場であり、アジア太平洋地域だけでなく、グローバルにおいても伸びが著しい国に挙げられる。モディ政権の誕生で投資が加速しているため追い風が吹いている状況であり、業績だけでなく、市場を上回る勢いで伸びている。日本でもシェアを増やしたいが、シェアの伸びから見ればインドが勝っている。また、中国や東南アジアといった国・地域でも2桁の成長率となっている。―2015年の日本における事業環境と業績は?またどのよう製品が好調だったのか?町田氏:為替のチャレンジはあるが、日本の中でのビジネス全体の収入は増加しており、サーバ、そして特に飛躍的に伸ばしているのがストレージだ。国内におけるストレージの総出荷量が伸びてきており、成長のスピードと国としての市場の成長という観点では、他のアジア地域の国が勝っているが、市場に対してはシェアを伸ばしている。―EMCとの統合について。仮にEMCを買収した場合、エンタープライズ事業が強化されるがアジア太平洋・日本地域における影響は?Marrs氏:買収はあくまで仮定だが、両社において前向きな話であり、もし実現すれば成長の加速が見込まれ、今まで困難だったことができるようになるのではないか。現状においてもわれわれはデスクトップからサーバ、ストレージ、クラウド、仮想化技術、ハイブリッドクラウドまで幅広くワールドクラスのソリューションを展開しているが、それに加えてEMCが有する顧客層は違うため、融合すれば相乗効果が期待できる。顧客のインフラを改革していく上で良い位置に立てるのではないかと考えており、右肩上がりで成長できるチャンスとなる。私自身は何の懸念もなく、むしろさまざまなチャンスが出てくるだろう。―クラウドをはじめとした第3のプラットフォームの台頭により、ハードウェア製品は減少していくのか?Marrs氏:クラウド化が進むことにより、ハードウェアが減少するという懸念はあるが、実際はすべてのシステムがクラウド化されることはないだろう。クリティカルでないものはパブリッククラウド、クリティカルなものはプライベートクラウドで使い分ける。今後もその流れは加速していくため、従来のプライベートクラウドや仮想化の分野で十分にハードウェアを提供できると考えている。われわれがハードウェアを提供する顧客は大きく分けて2つあり、まずはパブリッククラウドを運用しているクラウドベンダー、もう1つはプライベートクラウドとパブリッククラウドを活用するグローバル企業に対してだ。プライベートクラウドとパブリッククラウドのデータ連携が大きな課題になるが、われわれが買収したBoomiのソフトウェアにより可能だ。また、従来はプライベートクラウドを中心に稼働していても、ワークロードをクラウドにバーストする需要もあるため、そのような場合には「Dell Cloud Manager」が有効であり、クラウド化の促進による懸念はない。町田氏:デバイスやデータはますます増加していくことが見込まれており、そこに対して標準化、オープン化、自動化を進めていけば、全体的にはITを使う要求は増えていくだろう。日本はいまだにプロプライエタリな部分があり、もっとオープンにしていくことで日本市場のオポチュニティは大きくなる。また、日本企業のシステムはユニークな環境も多く、レガシーシステムをリプレースしていく需要が多いのではないか。●2016年の課題・注力分野、そしてDellの強みとは?―2016年の課題は?Marrs氏:課題としては、まずは為替ついてだが日本をはじめ東南アジア、オーストラリアは影響を受けており、来年には改善する見通しとなっているものの不透明な状況のため注視する必要がある。また、中国経済の減速も懸念している。―注力分野は?Marrs氏:1つ目としてSoftware Definedの中でもデータセンターが伸びてくると想定している。われわれは時代の流れに即したサーバを有し、テクノロジーを備えていることに加え、パートナーソリューションを販売するモデルがある。例えば、NutanixのSDS(Software Defined Storage:ソフトウェア定義型ストレージ)やVMware、マイクロソフトなどと製品を共同開発し、販売している。日本においても先進的な顧客からSoftware Defined関連のソリューションの引き合いが多数ある。2つ目はクラウドで、日本や中国をはじめアジア全域を問わずクラウドが浸透していくため、プライベートクラウド、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウドを顧客に適した形で提案することが重要になっていくだろう。例えば、われわれはマイクロソフトと提携し、PowerEdgeにAzureを搭載したサーバの「Cloud Platform System(CPS)」は事前に検証した上で提供しており、自前で柔軟にハイブリッドクラウドが構築できるソリューションだ。また、VMwareのソリューションなどもあり、いずれにしても顧客は最適なものを選択できる。3つ目はビッグデータの分析だ。HadoopやSAPのHANAを搭載したアプライアンスを提供しており、これらについても十分に事前検証し、認定・認証を受けているソリューションだ。顧客には引き合いの多い分野に対してアプライアンスやソリューションを備えている。実際にビッグデータ分析のアプライアンスやソリューションを導入していない企業でも、自社の膨大なデータをどのように利用するのか、どのように価値を引き出していくのかといったことに関心が高く、われわれはアプライアンスやソリューションを提供していくことでビジネス上の意思決定の質を高めるとともに、迅速に行うことをサポートする。4つ目は「Dell Blueprint」だ。大半の顧客はシステムを個別の要素で組み立てて構築することは煩雑となるため、時間を要したくないと考えている。Blueprintは、デスクトップ仮想化やサーバ仮想化、ビッグデータ、データベース高速化、プライベートクラウド化、ハイブリッド化などのテーマがあり、それぞれのワークロードに適した形で事前に作り込んだパッケージ製品だ。リファレンス・アーキテクチャとアプライアンスという形で提供しており、例えば、アプライアンスだとサーバ、ストレージ、ネットワーキング、管理コンソールまでを含めてパッケージ化し、迅速に導入ができる。一方、リファレンス・アーキテクチャは構成が大、中、小に分かれており、顧客に最適なものを用意している。5つ目は中規模の企業への対応だ。これまで中規模の企業には汎用サーバに特殊なニーズを盛り込み、提供している。そこでわれわれは中規模の企業を対象とした部署としてData Center Scalable Solution(DSS)を立ち上げ、基本的に汎用サーバを使用し、顧客の特殊なニーズを取り込み、パフォーマンスの最適化やTCOの削減などを行っている。6つ目はセキュリティだが、われわれはセキュリティの脅威に対してワールドクラスのセキュリティ・ソリューションをエンドツーエンドで備えている。端末についてはデバイスやハードディスクドライブを暗号化する技術を提供しているほか、データセンターに関してはセキュリティソリューション、マネージドセキュリティとして「Dell Secure Works」を有している。―日本については?町田氏:基本的にはMarrs氏の方針と同じだが、顧客の業種・業態を問わずモビリティやセキュリティ、ビッグデータ、クラウドの4つはITが抱える共通の課題となっており、Bulueprintが重要になるのではないか。ITに対する要求度合いは日本、アメリカなどのほうが高いため、Bulueprintの価値をパートナーなどと共同でセミナーやバリテーション、ユーザーへの提案を行うことに取り組まなければならないと考えている。―デルの強みは?Marrs氏:顧客を第1に考え、顧客視点を貫いてきたことが強みだ。Michael Dell氏が創業したきっかけは、創業前のパソコンは非常に高価なものだったため一部の人の手にしか届かない存在だったが、より幅広い人が利用できるようにパソコンの大衆化を図りたいという思いからだ。結果として、パソコンの流通モデルや歴史を変えたが、エンタープライズ領域でも同様の取り組みを行っている。特にWeb関連の顧客を中心にサーバのあり方を従来とは一変させており、TCOを飛躍的に下げ、顧客のITインフラの最適化を後押しするアプライアンスの提供などを行い、以前パソコンで成し得たことをサーバの領域でも実施した。Dell氏は先見の明があり、コンピュート中心の世界が到来するということでSoftware-Definedについても早い時期から見越していた。そして、デル全体の強みとしてはプロプライエタリなソリューションは一切持たないことで顧客を独自技術で抱え込まないほか、拡張性に優れていること、導入が容易だということ、TCOを下げること、管理性を改善していくことなどのアプローチが顧客から評価を得ている。
2015年12月17日富士通エレクトロニクスは11月12日、IoT用途に適した920メガヘルツ特定小電力無線帯域を利用した「WisReed 通信モジュール MSB1402」の受注を11月末から開始すると発表した。同モジュールは、富士通のスマートネットワーク技術「FUJITSU Intelligent Society Solution WisReed」を搭載したもので、RSILインターフェースを搭載した量産対応型のモジュール。ARM Cortex-M3を搭載しており、センサーセンシングに使用可能なシリアルインターフェースやADC、機器制御に使用可能なPWM、GPIOの機能リソースを使用することができる。また、ユーザーがセンシングや機器制御プログラムを開発し搭載することも可能なため、同モジュール単体でネットワーク端末機器を構築することが可能。ユーザープログラムの開発には、標準的なARM開発環境が使用でき、通信制御およびリソース制御を含めた4種類のインターフェースを提供するという。ハードウェアはロームの「特定小電力無線モジュール BP35A1」を採用。サンプル価格は8500円(税別)。
2015年11月12日東芝は10月21日、民生機器や産業機器などの組込用途向けにSPIインタフェースとの互換性を有したNAND型フラッシュメモリ「Serial Interface NAND」12製品を発表した。同製品はNOR型フラッシュメモリの置き換えを狙った24nmプロセス採用のSLC NAND型フラッシュメモリで、インタフェースを6端子で制御可能なSPI互換とすることで、少ない端子数ならびに小型パッケージを実現しつつ、大容量化も果たしている。提供されるのは1Gビット品、2Gビット品、4Gビット品がいずれもWSONもしくはSOPパッケージ、電源電圧が3.3Vならびに1.8Vの組み合わせの4製品ずつ合計12製品となっている。すでにいずれもサンプル出荷を開始しており、2015年1月以降、1Gビット品より順次量産を開始していく計画とするほか、2016年代1四半期よりBGAパッケージ品のサンプル出荷も開始する予定としている。
2015年10月22日キーエンスは10月1日、「厚み・外形・幅」などの「用途」から正しい測り方を学べるWebサイト「測り隊.com」を公開した。製造業の現場では、品質向上・生産性が向上するに伴い、検査・測定に対する要求が高まっている。しかし、対象物や測定器の種類、設置環境などの状況を計算した上で、正しい測定器を選ぶには、多くの知識と経験が求められる。また、万が一不適切な測定器を用いて製造された場合、要求精度を満たさないなど不良品が発生する可能性もあり、企業にとっては大きな負担となっている。「測り隊.com」はこうしたニーズに応えるべく開設されたWebサイトで、製造ラインでの用途・アプリケーションを選ぶだけで、正しい「測り方」がわかるような仕組みとなっている。さらに、測定に関する基本的な学習知識が網羅されているほか、すべてのコンテンツを冊子として印刷することができるため手元に置くガイドブックとしても活用することが可能だ。
2015年10月01日半導体市場調査会社の米IC Insightsは9月3日(現地時間)、2015年の上半期の実績を踏まえた通年の世界半導体IC売上高の地域(大陸)別、応用分野(用途)別シェアの予測値を発表した。これによると日本を除くアジア・太平洋地域(台湾・韓国・中国など)でのIC売り上げが世界IC売上総額の58.9%を占めると予測している。これは2014年に比べて0.5ポイント増加した値となっている。日本のシェアはわずか7.8%で、欧州の10.4%にも及ばない。米国は22.9%と、アジアに大差をつけられているとはいえ2番目に大きな市場となっている。著者注:シリコンバレーの多くの半導体企業にとって総売上に占める日本市場の売り上げは、数年前までは10%を越えていたが、いまでは多くに企業で1桁に低下しており、今回の予測はそれを裏付けている結果となっている。日本市場の存在感は無くなりつつあり、日本法人は地位低下をきたしており、かつて世界半導体生産額の5割を超えたこともある日本での生産額も今や1桁へと低下してきており歯止めがかからないのが現状だ応用分野別では、スマートフォンに代表される通信用ICが、世界売上総額の38.3%、コンピュータ用が35.6%とこの2分野だけで世界売上総額の3/4を占める。次いで、コンシューマエレクトロニクス(家電)用が11.3%、自動車用が7.3%と続く。日本では、今後の車載半導体市場に対する期待感が大きいが、世界車載半導体市場の2012~2018年の平均成長率は年率6%程度と予測され、2018年時点でも世界IC売上総額に占める割合は8%に達しない。今年は欧州の車載半導体が世界IC売上総額の2.5%とアジア(2.4%)とは僅差でトップシェアを確保する見込みだが、2016年は中国がトップに躍り出ると同社では予測する。背景には中国での自動車生産の成長が期待されるためである。アジア太平洋地域は、コンピュータ分野と通信分野で他の地域を大きく引き離して圧倒的なトップシェアを誇る。家電用や産業用でもトップシェアだが、絶対額はコンピュータ・通信分野向けに比べて桁違いに少なく、他地域との差も大きくはない。政府・軍事用は、全体の1%にも満たない小さなマーケットだが、米国がトップシェアを握っている、中国は他のすべての分野でトップシェアを握るが、アジア勢にとって2018年に至るまで政府・軍事用はトップシェアは取れない唯一の市場となろう。グローバルには、通信用がコンピュータ用を2013年に初めて追い抜いたが、2015年にその差は2.7ポイントまで広がるだろうとの予測がでている。また、2012~2018年にわたって、成長率が高い分野としては、産業用と通信用の2分野との予測を示しており、その平均成長率は、それぞれ年率9.1%、8.2%としている。
2015年09月09日ミニストップはこのほど、全国5つのエリアで、それぞれの地域に合った素材や調味料を使用した「地域限定弁当」を発売した。同社は、地域特性や地域文化に根付いた食べ物を商品化することに力を入れている。今回発売した弁当は、6月に発売した「地域限定おにぎり」に続く第2弾となる。東北地区(青森県・岩手県・宮城県・福島県)では、「牛タン弁当」(税込498円)を発売。宮城県・仙台の名物「牛タン」を麦飯の上に5枚乗せ、仙台名物の青唐辛子と厚焼き玉子を一緒に添えた。好みで使用できるよう、七味唐辛子も付けた。東海地区(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県の一部)では、名古屋めしで知られる「ロース味噌かつ弁当」(税込498円)を発売。別添の味噌だれには、地元の八丁味噌を使用している。さっぱりと食べられるようにご飯は、青菜ご飯にしたとのこと。近畿地区(大阪府・京都府・奈良県・兵庫県・滋賀県・福井県)では、「かやくご飯とだし巻玉子弁当」(税込498円)を販売。メインは関西風のかやくご飯とだし巻玉子で、ご飯の上に錦糸玉子と刻み海苔をあしらい、和風の仕上がりにした。付け合わせには小松菜のおひたしと、嵯峨野(さがの)のしば漬を使用している。四国地区(香川県・徳島県・愛媛県)は、愛媛県名産の鯛めしを詰めた「瀬戸内鯛めしうまいもの弁当」(税込530円)を発売。他には、愛媛のじゃこ天、香川の骨付き鶏風焼鳥、たけのこの煮物の天ぷら、郷土料理の醤油豆など、四国のおかずにこだわった幕の内弁当に仕上げた。九州地区(福岡県・佐賀県・大分県)では、「ジャンボチキン南蛮弁当」(税込430円)を発売。具材は宮崎名物のチキン南蛮で、たっぷりとタルタルソースをトッピングした。同商品は4週間の期間限定発売。8月には続編を予定しているという。
2015年07月09日ロジテックINAソリューションズは2日、デジタルサイネージや組み込み用途など向けたファンレス仕様の超小型産業用BOXコントローラ「LB-JB07」を発表した。7月上旬より発売する。価格はオープンで、価格は337,716円より。組み込み用途などに向けた産業用PC。環境動作温度50度の状態でもファンレスで使用できる耐久性をもつ。スペック構成は変更可能で、CPUは第3世代のIntel Core i3 / i5 / i7から、ストレージは320GBか500GBのHDD、または32GB / 64GB / 128GB 128GB SSDから選べる。OSの選択肢は、組み込みシステム用途のライセンスである「Windows XP Professional for Embedded Systems」か「Windows 7 Professional for Embedded Systems」。そのほか、チップセットがIntel QM77 Express、メモリが4GBもしくは8GB。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×4、USB 2.0×2、シリアル(COM)×2、HDMI×1、DVI-I×1など。本体サイズはW250×D220×H60mm、重量は屋k3.7kg。
2015年07月02日バッファローは12日、組み込み用途に最適化した産業用SDメモリーカード「SCxH8」シリーズ、「SCxHT」シリーズと、USBメモリ「UFxUT」シリーズを発表した。5月下旬からサンプル出荷を開始する。○SCxH8シリーズ、SCxHTシリーズ「SCxH8」シリーズと「SCxHT」シリーズは、産業用として開発された組み込み用途向けのSDメモリーカード。128MB / 256MB / 512MB / 1GB / 2GB / 4GB / 8GB / 16GBのモデルを用意する。従来品と比べて、電源遮断後の復帰能力や小容量データの高頻度書込み能力を高め、起動ディスクとしての使用を前提としたチューニングを実施。ファームウェアは独自開発されており、ECC訂正能力(最大96ビット)の強化なども施されている。UHS-Iに対応し、本体サイズは約W24×D2.1×H32mm、重量は約2.5g。○UFxUTシリーズ「UFxUT」シリーズは、産業用として開発された組み込み用途向けのUSBメモリ。128MB / 256MB / 512MB / 1GB / 2GB / 4GB / 8GB / 16GBのモデルを用意する。機能は上記のSDメモリーカードモデルとほぼ共通。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズはW20×D8×H58mm、重量は約8g。
2015年05月13日KID(KORG Import Division)は、ライブサウンド・スタジオ・設備まで幅広い用途に対応できる特長・機能を兼ね備えた、ALLEN&HEATHのオールインワンコンパクトデジタルミキサー「ALLEN&HEATH Qu-16」を発売した。価格はオープンプライス。同製品は、ユーザーフレンドリーな大型カラータッチパネルによる直感的オペレーションをはじめ、内蔵USBインタフェースおよびUSBメモリを使用したマルチトラックUSBレコーダー。専用iPadアプリ「Qu-Pad」によるリモートコントロールなど多彩な機能に対応する。また、16マイク/ラインインプット(TRS+XLR)、3ステレオインプット(TRS)、12ミックス(4モノ、3ステレオ、メインLR)の入出力を備え、過去の名機を忠実に再現したプリセットを含む4基のステレオ内蔵エフェクターも搭載。ラックマウントや拡張I/Oボックスとの接続(dSNAKE経由)もサポートする。
2015年04月02日GSユアサは3月3日、回生エネルギーを有効活用するシステムや電力安定化システムなどの産業用途向けに、高入出力タイプの新型リチウムイオン電池モジュール「LIM25Hシリーズ」を発売した。同製品は、同社が長年培ってきた産業用リチウムイオン電池のノウハウと車載用リチウムイオン電池の量産技術を結集し、同社従来品に比べてコストダウンを実現したもの。また、エネルギー密度や内部抵抗の改良により、高い入出力特性が求められる幅広い用途で使用が可能となったという。8個の電池セルをモジュール化しており、定格容量25Ah、公称電圧28.8V、最大充電電流および最大放電電流は600Aとなっている。使用周囲温度範囲は-20~45℃、使用周囲湿度範囲は0~90%、外形寸法はW219mm×D440mm×H128mmで、質量は17.5kgとなっている。
2015年03月04日マッドキャッツは22日、3台までのBluetooth機器とペアリングできるビジネス用途向け8ボタンマウス「Office R.A.T.MWireless Mobile Mouse」(Office R.A.T.)を発表した。26日に販売開始。価格は税込6,458円。Office R.A.T.は、マルチホスト対応のBluetoothチップの採用で、3台までのPCやタブレット、スマートフォンなどBluetooth機器との接続情報を記憶可能。一度接続した機器は、3台まで認証作業不要で切り替えて使うことができる。インタフェースはBluetooth 3.0。ゲーミング向けマウスを多く揃える同社だが、Office R.A.T.ではビジネス用途を想定。Windows環境の場合、Microsoft Officeや、Adobe CS、SolidWorks、Visual Studioなどのビジネス用途に最適化されたプロファイルを備える。また、搭載する8ボタンのうち、6ボタンがカスタマイズ可能で、ドラッグ&ドロップ操作で機能割り当てを行える。本体サイズはW74.5×D95×38mm、重量は約100g。電源は単4形乾電池×2本。センサー方式は光学式で、解像度は250~2,000dpiの間で7段階で設定できる。対応OSは、Windows Vista以降、OS X 10.8以降、Android OS 3.0以降。カラーはマットブラック、ブラック、ホワイト、レッドの4色。
2014年12月22日キーエンスは、製造業の「用途」から変位計や寸法測定器を選べる、Webサイト「変位計/寸法測定器の選び方サイト」を公開した。製造業の現場では、品質向上・生産性向上が年々厳しく求められ、精度の高い測定器が必要とされるケースが増加している。しかし、対象物や周囲環境、要求精度などの状況を計算した上で正しい測定器を選ぶには、多くの知識と経験が求められる。そのうえ万が一不適切な測定器を用いて製造された場合、要求精度を満たさないなど不良品が発生する可能性もあり、企業にとっては大きな負担となっている。「変位計/寸法測定器の選び方サイト」はこうしたニーズに応えるべく開設されたWebサイト。製造ラインでの用途・アプリケーションを選ぶだけで、適切な「変位計/寸法測定器」が初心者でもわかるように工夫がされている。公開された「変位計/寸法測定器の選び方」に掲載されている用途は、厚み/幅、高さ/段差、外径/内径、ストローク/位置決め、振れ/偏心、振動、反り/平坦度、2次元形状、3次元形状の9種類。キーエンスの直販技術営業に全国の現場から直接寄せられた声を基に制作されている。また、「誰でもわかる!正しい測定器の選び方」というPDFも無料でダウンロードが可能。なおキーエンスは、「世界直販体制」を敷いており、変位計/寸法測定器に関するソリューション提案においても「現場に根差した現実的な提案力」で評価されているという。同社は、「今後も、製造業の生産性・品質向上に大きく貢献する方針」としている。
2014年11月25日エコモットとアットマークテクノは11月12日、IoT用途向けサービスにおいて協業すると発表した。今回、エコモットのクラウドプラットフォームサービス「FASTIO」とアットマークテクノのIoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」を組み合わせ、機器・設備の接続からインターネット接続、クラウド連携、アプリケーション開発までを一括して提供することで、技術的な障壁を取り除き、事業化の促進をバックアップするという。「FASTIO」は、機器を接続し、クラウドプラットフォーム上で登録するだけで、IoTをスタートできるのが特徴である。センサ・機器への接続、クラウドプラットフォーム上のアプリケーションのユーザーインタフェースのカスタマイズ開発などにも個別対応可能で、センサからクラウド連携まで、ユーザーの要望に合わせてワンストップで提供する。一方、センサ・機器とインターネットとの接続をスムーズに仲介するには、3Gモバイル通信でネットワーク接続ができ、かつ各種インタフェースに柔軟に対応できるゲートウェイの存在が不可欠となる。3G対応のIoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」は、専用アドオンモジュールを差し替えて各種機能を簡単に追加できる拡張性の高さが特徴となっている。RS232C/422/485といったシリアルや接点入出力の他、昨今注目されているWi-SUNやEnOcean、BLE(Bluetooth Low Energy)などの無線規格に対応したアドオンモジュールも用意され、多様な機器を接続することができる。また、「FASTIO」は端末・ユーザー管理、ログデータ管理、接点監視、データ連動アラート設定、画像履歴管理、GPSを利用した移動体管理、走行情報の統計・分析、帳票の出力などの各Webアプリケーションがあらかじめ用意されており、インストールや複雑な設定はなく、ログインするだけですぐに利用することができる。初期費用は0円で、1アカウントあたり月額980円から利用できる格安プランも用意されているため、少額の予算でスタートしたい場合にもマッチするとしている。なお、同サービスは、12月よりエコモットが窓口となって提供が開始される。今後、両社は遠隔監視システムなどに多数の導入実績があるエコモットの提案力と、組み込みプラットフォーム分野で培ったアットマークテクノの技術力を組み合わせ、より使いやすいサービス提供に向けて協業を進めていく予定とコメントしている。
2014年11月13日On Semiconductorは、監視や防衛/軍事、科学、医療、高度道路交通システムなどの産業用途向けに低照度イメージングを実現したCCDイメージセンサ「KAE-02150」を発表した。同製品は、独自のインターライン転送型(IT)CCDのピクセルデザインと、新開発の電子増倍(EM)出力構造を組み合わせることで、CCDクラスの画質と均質性を持つ低照度イメージングを可能にし、電子以下のノイズ性能のイメージセンサソリューションを実現している。これにより、太陽光から星明かりなど、明るい部分から暗い部分まで、さまざまな光の条件において1080p(1920x1080画素)の動画シーンを捉えることにより、1台のカメラのイメージングシステムの能力を大幅に向上するとしている。具体的には、従来のCCD(低ゲイン)またはEMCCD(高ゲイン)の出力を同じ画像内でピクセルごとに利用可能にすることで、高ダイナミックレンジのイメージングを実現している。これにより、各ピクセルのチャージが測定され、信号のレベルとカメラのユーザーが選択できる限界値を比較して、各チャージパケットのルーティングが決定される。そして、撮影シーンの低照度なエリアからのピクセルはEMCCD出力へ選択的にルーティングされ、画像の明るいエリアからのピクセルは従来のCCD出力増幅器へルーティングされる。このイントラシーンのゲイン切り換え機能により、両方の出力信号を組み合わせることができ、1台のカメラで暗視野において明るいエリアを適切に捉えると同時に、超低照度のシーンを出入りするヘッドライトのように変化する条件下においてダイナミックな補正を可能にする。この他、性能実証済みのTRUESENSE 5.5μm IT-CCDプラットフォームをベースにしている。同プラットフォームは、グローバルシャッタ、優れた画像の均質性、および高度の変調伝達関数(MTF)を備えており、現在、1~29Mピクセルの幅広いデバイスで利用されている。なお、現在サンプル出荷中で、今後モノクロおよびベイヤーカラー対応品が提供される。また、ハード/ソフトウェアを含む評価キットも2014年末に提供開始の予定。さらに今後、「KAE」シリーズは他の光学形式、解像度、およびピクセルサイズへラインアップを広げていく予定としている。
2014年11月07日ハーマンミラージャパンは、ダイニングテーブル、ワークテーブル、会議テーブル、エグゼクティブテーブルなどさまざまな用途で使える「AGL テーブル」を10月2日に販売開始する。6種類の天板と4種類のベースから好みの組み合わせを選択でき、価格は44万円(税抜)~。AGL テーブルは、豊富なサイズや素材のオプションを取り揃えたテーブル。天板トップの縁は緩やかにカーブし、前腕に負担をかけず快適に作業ができるという。さらにゆったりとした姿勢を促し、集まった人々がくつろげる場も演出。アルミニウム製のベースは、彫刻的なフォルムでありながら広い天板をしっかり支える強度を備えている。デザイナーはレオン・ランズメイヤー(Leon Ransmeier)氏で、製品名の「AGL」は、「アバブ・グラウンド・レベル(地表からの高さ)」という航空用語にちなんで名付けたという。サイズは、W1905xD965xH724mmからW5588xD1219xH724まで9種類。
2014年09月26日豊田合成は、国内第3の自動車生産地域として今後成長が見込まれる東北地域に顧客のニーズと地域産業振興への貢献を狙い、オートモティブシーリング製品のうちウェザストリップを、セーフティシステム製品のうち、エアバッグを生産する新工場を建設する。また、TG東日本株式会社は2015年4月に社名を「豊田合成東日本株式会社」へ変更し、豊田合成株式会社岩手工場を統合することで、東北地域の事業強化を進めていく。
2014年05月09日ところ変われば風習も変わる旅行先で気が付くと周囲の視線が自分に集中。指摘されて始めて気が付く地域の常識。そんな経験ありませんか。そのような変わった風習のある地域をマイナビ会員の女性514人にアンケートをしてみました。ほかの都道府県民にとって変わった風習と思われているものは?>>男性編も見るQ.地域の変わった風習で知っているものを教えてください(複数回答)1位大阪ではエスカレーターは左側追い越し37.5%2位北海道は結婚式が会費制28.4%3位名古屋ではうなぎを蒸さずに焼く8.8%4位静岡では結婚式に菓子をまく6.4%4位長崎ではお盆の時、お墓で花火をする6.4%6位山形の節分は落花生3.7%■大阪ではエスカレーターは左側追い越し・「関西に行った時に、少し戸惑いました」(23歳/建設・土木/事務系専門職)・「大阪行ったときに邪魔そうにまわりに見られてびっくりした」(27歳/生保・損保/営業職)・「大学で関東に行ってびっくりした。違和感があった」(33歳/団体・公益法人・官公庁/販売職・サービス系)■北海道は結婚式が会費制・「効率的ですごいいい!と思った」(29歳/金融・証券/事務系専門職)・「ご祝儀の額に悩まなくていいのはうらやましい」(32歳/ソフトウェア/事務系専門職)・「参加する側は楽で良いと思う」(27歳/ソフトウェア/技術職)■名古屋ではうなぎを蒸さずに焼く・「これが通常だと思っていて、関東で蒸したウナギのかば焼きを食べてびっくりしたから」(28歳/自動車関連/技術職)・「地元だから知っている。でも普通だと思っていた」(24歳/学生/その他)・「愛知県にいたのでー。変わってるとは思わなかった」(37歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)■静岡では結婚式に菓子をまく・「静岡で友達の結婚式に出席したときにそうだった」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)・「菓子まき用のお菓子セットが販売されていると聞いて驚きました」(27歳/自動車関連/事務系専門職)・「餅まきのようだった」(26歳/機械・精密機器/技術職)■長崎ではお盆の時、お墓で花火をする・「長崎在住なので、こちらの風習はよく知っています」(34歳/小売店/販売職・サービス系)・「長崎出身なので、これが他県の方からは変わっている習慣だと知ったのは大学生になってからでした」(24歳/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)・「なんかすてきだと思うから」(25歳/自動車関連/事務系専門職)■山形の節分は落花生・「落花生は落ちても皮をむけば食べられる」(26歳/団体・公益法人・官公庁/その他)・「痛そう」(27歳/電気/販売職・サービス系)■番外編:インパクトある風習も・鹿児島県では、披露宴の最後に会場のみんなで万歳三唱を行う「びっくりした」(25歳/その他/その他)・千葉県民は菜の花体操を踊れる「菜の花体操は学校でならっていた」(34歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)・宮城では元旦の「初詣」のことを「元朝参り(がんちょうまいり)」「どこでもそのように言うと思っていました・・・」(24歳/電力・ガス・石油/販売職・サービス系)総評1位は「大阪ではエスカレーターは左側追い越し」という結果でした。東京、大阪ともに大都市であるため、ビジネスや観光で人の往来が多々あることにより、訪れた人が違和感を持つケースが多いという結果となりました。2位は「北海道は結婚式が会費制」です。圧倒的に多かったコメントは「合理的」、「御祝儀で悩まずに済むので良い」、「ご祝儀より安上がりでいいと思う」などポジティブに受け止めている人が多いようです。3位は「名古屋ではうなぎを蒸さずに焼く」。地元の方からの回答が多く、他県の認知度はあまり高くない風習です。「当たり前ですが」、「地元だから知っている。でも普通だと思っていた」など、蒸したうなぎの方が変わった風習と錯覚してしまうコメントが多数寄せられています。4位は同率で「静岡では結婚式に菓子をまく」と、「長崎ではお盆の時、お墓で花火をする」となりました。総じて、結婚式や七五三、お盆など人が集まるイベントに関して風習の違いが多いという結果となりました。6位は「山形の節分は落花生」です。豆まきの後でも殻をむけば食べられ、豆が大きいので拾いやすいなど、これもポジティブな回答が多く寄せられました。ただ、大きいだけに、当たったら痛そうではありますね。日本は山や海峡に阻まれ、歴史的に村から外に出るには一苦労であった時期が長く、さらに関所などで出入りを制限されていたことから、地域独自の風習が成り立ちやすい環境でした。結婚式一つを例に挙げても地域により風習の違いが数多くあり、地元の人は「それが当然」と自らの地域の風習を信じ、愛している様子がアンケートを通して感じ取ることができました。(文・OFFICE-SANGA秋田茂人)調査時期:2012年11月12日~2012年11月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性514名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】恋人と出身県が違うことで起こった問題ランキング【女性編】食べてみたい地域限定お菓子ランキング【女性編】食べてみたい永谷園の地域限定お茶づけランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月29日吉祥寺ねこ祭り実行委員会は1日より31日まで、東京・吉祥寺にて、地域密着型イベント「吉祥寺ねこ祭り2012」を開催している。同イベントは、「むさしの地域猫の会」へのチャリティーとして行われるもので、本年で3回目の開催となる。また”猫”をキーワードとして、地域の活性化や人と猫が共生する街づくりの一助になることも目的とする。期間中は、吉祥寺のカフェや猫グッズの店、レストラン、ギャラリーなどで各店さまざまな催しが企画されている。また各店舗にて、「むさしの地域猫の会」への募金箱の設置やパンフレットの配布を実施。募金は、里親探しなど地域猫のための活動の資金に充てられる。参加店舗やイベントの詳細情報は、「吉祥寺ねこ祭り2012」のホームページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日ライトオンは地域の特性、体質、県民性などに合わせた情報発信や販促活動を行う地域密着型のポータルサイト「Right-on TOWN」(ライトオンタウン)を立ち上げ、公開した。同サイトでは、全国を7つのエリアに分けて各エリアのページを用意し、そのエリア内にある店舗イベント情報や、ブログ、スタッフスナップを紹介するなどの情報発信を行う。開催エリアは、「北海道・東北」「甲信越北陸」「関東」「東海」「関西」「中国・四国」「九州・沖縄」の7エリア。メインコンテンツとして「店舗ブログ」「スタッフスナップ」「店舗のセール情報」を軸に、他にも地域情報誌との取り組みをウェブサイトと連動して公開していく。また、地域ポータルのもうひとつのメインコンテンツは「投稿機能」。テーマに合わせてお気に入りを投稿したり、投稿されているものの中からお気に入りをチェックしたりすることもできる。投稿は、ライトオンのメルマガを登録している人が参加できるほか、twitterやfacebookのアカウントからも参加可能。投稿キャンペーンは地域のおすすめスポット投稿や、ファッションスナップなど随時実施を計画しており、投稿を通じて利用者と地元ライトオン、利用者がつながるコミュニケーションを図っていく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月21日ロッテリアにて現在行われている地域限定バーガーキャンペーン。九州、淡路島、足柄3つの地域のSA・PAのロッテリアにて、地域にゆかりのある素材を使ったメニューが登場している。「華味鳥バーガー」は、九州のブランド鶏「華味鳥(はなみどり)」をロッテリアオリジナル天玉の衣で揚げ、九州ならではの「こいくち醤油」を使用した「唐辛子醤油マヨネーズ」で仕上げてある。「淡路産たまねぎ黒田庄和牛メンチカツバーガー」は、黒田庄町内でじっくりと時間をかけて育まれた黒田庄和牛のメンチカツと、甘みが強く辛みの少ない、柔らかい食感が特徴の淡路産たまねぎのスライスを一緒に挟んだ。「足柄まさカリーチーズチキンバーガー」は、以前好評だった「絶品足柄まさカリービーフバーガー」のチキンバージョンで、足柄地方の“金太郎”の象徴「マサカリ」と金太郎の子供であるきんぴらに由来する「きんぴらごぼう」を味わい深いカレー味に仕上げ、香味野菜のしょうがやにんにくの風味豊かな和風のフライドチキンパティとカレーとの相性が良いチーズを合わせたもの。販売している店舗は以下の通り。ピンポイントでの展開となるが、ファンなら足を伸ばしてでも食べに行きたいところだ。●華味鳥バーガー販売店舗:基山パーキングエリア上り線店、基山パーキングエリア店●路産たまねぎ黒田庄和牛メンチカツバーガー販売店舗:三木サービスエリア店●足柄まさカリーチーズチキンバーガーEXPASA 足柄店お問い合わせ:株式会社ロッテリア お客様相談センター tel.0120-070-612
2012年04月28日小学校や中学校のときに食べていた給食。各地域に名産・特産品があるように、給食にもその地域特有の献立があるはず。そこで今回は、マイナビニュース会員1,000人に、自分の地元ならではかも?と思う給食の献立について聞いてみました。調査期間:2012/4/3~2012/4/6アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件■北海道・東北地方・ずんだ春巻き(宮城県・24歳/女性)・お米のムース(山形県・27歳/女性)・いかめし。真空パックで出てきました(北海道・32歳/女性)・毎年11月11日は鮭の日なので、地元産の鮭をふんだんに使った給食が出ていた(岩手23歳/男性)・きりたんぽ鍋(秋田・30歳/男性)・りんごシャーベット(青森・35歳/女性)北海道・東北地方は、海鮮物やお米を使った料理が多くみられました。東北の代表的な特産品・お米を使ったムースって、どんな味なのでしょうか。なんだか高級感がありそう。■関東地方・練馬大根パスタ(東京・26歳/女性)・ABCスープ。アルファベットのパスタが入っていて、みんなに人気があった(千葉・30歳/女性)・栃木名物、しもつかれ(栃木県・24歳/女性)・群馬なのでこんにゃくの料理はよく出ていた気がする(群馬県29歳/男性)代表的な特産品があまりなく、独自のメニューが少ないという意見が多いなか、北関東では郷土料理が出ていたという回答もありました。鮭の頭と野菜と大根おろしと混ぜた栃木の郷土料理・しもつけや、こんにゃくの生産量が多いことで有名な群馬県のこんにゃく料理といった献立も登場。全部おいしそうですが、個人的にはABCスープの味も気になるところ。■中部・近畿地方・ほうとう(山梨県・33歳/男性)・のっぺ(新潟の郷土料理)(新潟県・26歳/女性)・五平もち(岐阜県・25歳/女性)・天むす。自分で作る用にご飯とエビのてんぷらとのりが出ていた(愛知県・27歳/女性)・たこ焼きが出た(大阪府・28歳/女性)・みかんチャーハン(和歌山県・27歳/男性)・ブラックバスのから揚げ(滋賀県・24歳/女性)滋賀県は、琵琶湖に生息するブラックバスが給食に登場するんですね。愛知県の天むすは、自分で作れるっていうのがおもしろそう!給食の時間が楽しくなりそうですね。■中国・四国・九州・沖縄地方・郷土料理のそば米汁(徳島県・27歳/女性)・広島菜まぜご飯が月に1回くらいのペースで出ていた(広島県・25歳/女性)・ミカンジュースが毎週出る(愛媛県・25歳/男性)・まんばと豆腐を煮たもの「まんばのけんちゃん」が出ていた(香川県・28歳/女性)・奄美鶏飯(鹿児島県・26歳/女性)・ミミガーの和え物(沖縄県・24歳/女性)・熊本名物・タイピーエン(熊本県・33歳/男性)香川県では高菜の一種であるまんばを使った料理、徳島県では皮を取り除いたそばの実・そば米を使った料理が登場。ミミガーはさすが沖縄といった感じでのメニューですね。給食のメニューも、その土地ならではのものがたくさんあるんですね。みなさんの思い出の給食は何ですか?(文/こうのゆみこ)
2012年04月25日日本生命は、アジア地域大手の生命保険会社であるAIAグループ・リミテッドと業務提携を結んだことを発表した。AIAは、日本を除くアジア・オセアニア15の国・地域で生命保険事業を展開し、その地域でトップクラスのシェアを持つ。日本生命はすでにAIAの株主であり、現在の保有比率は約1.0%。今後は、人材の相互派遣や両者のビジネスノウハウの共有、アジア地域の生命保険事業についてさらに協力関係を構築していく予定。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日住んでいる地域によってお国柄というか、交通上の見えないルールのようなもの、ありますよね。これってもしかして自分の地域だけ?自分だけ?という交通ルールについてアンケートを実施しました。調査期間:2012/1/4~2012/1/9アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 498件(ウェブログイン式)●6車線でどちらでも行けるように真ん中を走る(名古屋)(愛知県/女性/32歳)この6車線道路がくせものです。片側3車線の合計6車線の広い道路です。名古屋に進入した他県のドライバーはこの広い道路にビックリします。驚いて運転をミスってしまうことも(笑)。いや笑いごとではないんですが……また、こんな話題もありました。●名古屋ばしり(追い抜きが激しい)という言葉があります(愛知県/女性/32歳)wikipediaによると、「愛知県の名古屋市およびその近辺で見られる特有の行儀の悪い運転マナーの総称である」。危険ですから、真似しないようにしてくださいね。名古屋走りに匹敵する、地方の名前のついた交通ルールも頂いております。●伊予のはや曲がり(青信号に変わったら、直進の車が発進する前に右折車が2台くらい先に曲がる)という言葉がある(愛媛県/女性/31歳)確かに筆者も名称は聞いたことがありますが……。違反ですから絶対やらないように!短気といえば、こんなご意見も。●大阪は車間距離をあけているとすぐ車線変更で入られる気がする(京都府/女性/25歳)実際のところ、どうなんでしょうか?●京都を通る名神高速道路は、名古屋~大阪をつなぐ猛者の集まる危険エリア。そのため、ほとんどの京都市内の教習所は高速教習のために、わざわざ離れた『亀岡自動車専用道路』を利用する。しかも免許取得後、その道路を利用する機会がほぼない(滋賀県/女性/29歳)自動車教習所に通っている方にとって、猛者の集う場所はまだ早いのでしょうか……。●奈良公園付近では車より鹿優先(奈良県/女性/27歳)なるほど(笑)。奈良公園の鹿は春日神社の所属でありまして。一応名目上は「神のお遣い」ですので、ひいてしまうわけにはいかないですね。動物がらみですと、野生動物の宝庫北海道から……、●対向の道路に動物の死骸(しがい)を見かけたら、対向車にパッシングで注意を促す(北海道/女性/30歳)北海道ならではの助け合いですね!そういえば、こんな意見も。「車線をゆずってもらったときは、ハザードでありがとう(東京都/女性/35歳)」教習所で教わったわけでもないのに、思わずやってしまいますよね。みなさんのお住まいの地域でのローカル交通ルール、ぜひ教えてください。(谷門太@dcp)
2012年02月13日その地域では全国放送の番組よりも人気があるローカル番組ってありますよね。地域限定の芸能人も出演しているために、全国放送の番組以上に愛着を持って楽しんでいる人もいるようです。コブス読者のみなさんに、「お気に入りのローカル番組」についてアンケートを行いました。調査期間:2011/05/13~2011/05/17 アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数:724件(ウェブログイン式)■1×8いこうよ!北海道の地域密着バラエティ。札幌テレビ放送のウェブページによれば、これまでの企画には「北海道内で『行ったつもりで海外旅行』を楽しむ『旅の達人』」や「洞爺湖(とうやこ)サミットに勝手に対抗『1×8サミット』」などがあり、どれも興味をそそられるものばかり。「ベテランアナウンサー木村洋一と大泉洋の掛け合いが面白い」(39歳/男性)などといったコメントも見受けられました。■ちちんぷいぷい桂ざこばさんや、きたろうさんも出演している関西の情報番組。「ぐだぐだ~っとした感じがリラックスできる。ところどころイラスト入れてニュースの解説もしてくれるので、ニュース嫌いでも見ようかなと思えます」(24歳/女性)との意見も。■華丸・大吉のなんしようと?漫才コンビ「博多華丸・大吉」が出演しているテレビ西日本のバラエティ番組。「福岡の街を華丸・大吉が散策する。地元の人とのかけあいや、夫婦のインタビューが面白い」(23歳/女性)と地元っこに評判です。■くさデカ静岡の人から支持を集めたのが、大食いタレントのギャル曽根さんも出演している「くさデカ」。「地元の人しか知らないようなおいしい飲食店を紹介してくれる」(24歳/女性)と、地域密着のグルメ番組として確固たる地位を築いているようです。■甲州戦記 サクライザー山梨放送による地域ヒーロードラマ。内容は、北山梨市超常現象対策課(架空)に所属する桜井ケータが、ご当地の宝や美女を守るために戦うというもの。「方言を使うところが面白い」(24歳/女性)との意見もありました。■ノブナガ今田耕司さん、東野幸治さん、雨上がり決死隊など、豪華出演陣が名を連ねる中部日本放送のバラエティ番組。「日本お土産駅伝」などのコーナーがあり、「とにかく企画が面白い」(24歳/女性)との声がありました。愛知県では圧倒的な人気があるとか。日本全国にはまだまだたくさんのローカル番組があります。旅行や出張で出向いた際にチェックしてみると面白いかもしれません!(宮崎智之/プレスラボ)【関連リンク】【コラム】こんなにある!トランプの「大貧民」「大富豪」のローカルルール【コラム】こんなにある!トランプの「大貧民」「大富豪」のローカルルール【コラム】「ベニーランド」「十万石饅頭」…ローカルCM-1グランプリ
2011年08月12日