俳優の綾野剛と女優の北川景子が出演する映画『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』(20)が、dTVで配信開始した。中山七里氏の「刑事犬養隼人シリーズ」1作目を原作に描かれる同作。破天荒で直感型の刑事・犬飼隼人(綾野)は、冷静沈着な分析型の刑事・高千穂明日香(北川)とコンビを組み、安楽死を請け負う謎の医師「ドクター・デス」が関わる事件の捜査に当たる。綾野は、無造作ヘアに無精髭、黒スーツというクールなスタイリングで犬飼隼人を熱演。不真面目なムードを漂わせつつ、いざという時には瞬発力を見せる犬飼を魅力的に表現した。一方の北川は、シンプルなスーツを着こなし、何事にも物怖じしない堂々とした高千穂役で存在感を見せている。共演には、2人の上司・麻生役に石黒賢、捜査チームメンバーの室岡役に前野朋哉、沢田役に岡田健史(水上恒司)、捜査線上に浮かび上がる関係者に柄本明と木村佳乃ら実力派キャストが顔を揃えている。
2022年11月26日2014年に公開され大ヒットとなった韓国映画『最後まで行く』が、岡田准一主演、綾野剛共演でリメイクすることが発表された。韓国映画『最後まで行く』は、『パラサイト 半地下の家族』のイ・ソンギュンが主演したクライムサスペンスで、ひとつの事故を発端に極限まで追い詰められていく刑事の姿を描いた作品だ。韓国では、5週連続No.1で観客動員345万人の大ヒットを記録し、第67回カンヌ国際映画祭の監督週間招待作品に選出された。これまで中国、フランス、フィリピンでリメイクされており、フランス版リメイクの『レストレス』は今年2月にNetflixで世界配信されている。日本版リメイクの監督を務めるのは、2020年『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞など、その年の映画賞を総なめにした注目の若手監督・藤井道人。脚本には、藤井監督と共に『22年目の告白 私が殺人犯です』で斬新な脚色を行った平田研也を迎え、オリジナル版を凌駕する日本ならではの特色とアレンジを大胆に追加。悪いことが重なり陰謀に巻き込まれていく刑事とそれを追う謎の監察官が織りなす年の瀬の96時間=4日間を、圧倒的な緊張感とスピード感で描く極限のノンストップ・サスペンス・アクションとなる。岡田が演じるのは、ひとつの事故を発端に次々と悪魔のような災難が降りかかる男・工藤。歴史上の人物からコミカルな“伝説の殺し屋”まで幅広く巧みに演じ分ける岡田が、今回同世代の映画監督・藤井と初めてタッグを組む。共演の綾野は、岡田演じる刑事・工藤を追う冷徹な監察官・矢崎として登場。岡田と綾野は、2010年公開の『SP THE MOTION PICTURE 野望篇』で1シーンのみ共演。本格的な共演は今回が初めてとなる。撮影は2022年1月~2月に行われ、さらに今年の年末にも行う。完成は2023年3月、公開は5月19日(金) を予定している。<コメント>■岡田准一藤井監督とスタッフ、そして綾野剛さんと過ごした撮影期間は、ものづくりの情熱に震える最高の時間でした。綾野剛さんに追い詰められていく人物を演じるのは、今までの映画人生の中で一番エネルギーを使いました。日本映画界の希望、藤井監督が織りなす最後まで加速するストーリーを是非ご覧いただきたいです。■綾野剛藤井組の新たな作品に参加出来たこと、その撮影の日々は本当に幸せでした。藤井さんはカメレオン監督。常にジャンルレスであって、挑戦への熱量を絶やさない。まだ見たことのない、見せたことのない役の生き方を探求し提示し一緒に走ってくださいます。僕の知らない僕をいつも見つけてくれる無二の監督です。そしてひとつの目標であった岡田准一さんとの共演。対峙し続ける関係ですが、僕のその想いが溢れてしまわないか、調整に苦労しました。ずっと見ていたくなる。これは役の矢崎にも通ずる良い影響をもたらしてくれました。嵐のように変化を恐れないこの組の熱意は、総合芸術である事の大切さをいつも更新させてくれます。ただひたすらかっこいいチームに乗せられて、志高き各部署のスタッフと共に最後まで生き切りました。是非劇場で目撃ください。■藤井道人(監督・脚本)小学生の時から憧れだった岡田准一さんとの仕事は、自分にとって忘れられない最高にエキサイティングな時間でした。映画に向き合う姿勢、キャスト、スタッフへの気配り、クリエイティブな発想の全てがこれからの自分の映画制作の糧になりました。そして、戦友の綾野剛さんも参加してくれて、自分でもびっくりするくらい面白い映画が出来ました。1秒も飽きることない、ノンストップエンターテインメントに仕上がっていると思います。そして、新境地の岡田准一さん、綾野剛さんが撮れたと思っています。是非、公開を楽しみにしていてください。韓国で本作のオリジナル映画を作ったキム・ソンフン監督に敬意をこめて。■西村信次郎(プロデューサー)不幸、不都合、不条理、不運の連鎖と忖度が一気に押し寄せてきたら……不器用でいきあたりばったり。ドキドキしながらハラハラしながらドタバタしながら何とかしないといけない。上手くいかずさらに困難に陥る。情けないけど可笑しくて愛すべき役をお願いできるのは岡田准一さんしかいませんでした。岡田さん最高です。立場が違う役の綾野剛さんも(ネタバレできませんが)また最高です。藤井道人監督の新たな最高傑作です。<作品情報>『最後まで行く』2023年5月19日(金) 公開Based on the film『A HARD DAY』directed by Kim Seong-hunProducer:Cha Ji-hyun / Billy Acumen監督:藤井道人脚本:平田研也 / 藤井道人出演:岡田准一 / 綾野剛公式サイト:
2022年11月25日ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」や映画『罪の声』の野木亜紀子が脚本を手掛ける、和山やまの人気マンガの映画化『カラオケ行こ!』のメインキャストに、綾野剛とオーディションで選ばれた新星・齋藤潤が決定した。原作は、合唱部部長の中学3年生がヤクザにカラオケに誘われ、歌の指導を頼まれるというストーリー設定とゆるい笑いで、マンガ大賞2021第3位を始めマンガ賞に続々ランクインした累計55万部突破の超人気コミック。今年6月に先行して映画化が発表されると、キャスト未解禁にも関わらずSNSではトレンド入りするほど話題沸騰となった。成田狂児絶対に歌がうまくならなければならない主演のヤクザ・成田狂児役を演じるのは、『ヤクザと家族 The Family』「オールドルーキー」など映画・ドラマで様々な役を演じ分ける綾野剛。そして物語のカギを握る真面目だが毒舌、変声期に悩む合唱部部長の中学生・岡聡実役は、オーディションを勝ち抜き選ばれた期待の新星・齋藤潤。岡聡実オーディションを通して誰よりも成長し、そのパフォーマンスで山下敦弘監督や脚本の野木さんら審査員を魅了。綾野さんもオーディションの様子を見守り、決定後に早速、齋藤さんとの対面が実現、現在はハイレベルなレッスンを受けながら役作りの真っ最中。11月から撮影がスタートし、2023年の公開を目指す。<綾野剛コメント>お話を頂いた時は、とても嬉しかったです。大好きな作品、魅力的な狂児を体感できる喜び、なにより和山やまさんの世界を、山下敦弘監督、野木亜紀子さん、信頼するチーム、スタッフ、そして聡実くん役として出会った齋藤潤くんと一緒に創作できるという色々様々な喜びが渋滞してます。映画を通して『カラオケ行こ!』の新しい魅力をさらに見つける事ができたらと、原作に敬意を抱きながら、映画としての表現を最後まで諦めず、皆さんにとって魅力的な作品になるよう努めて参ります。よろしくお願いします。<齋藤潤コメント>初めまして。この度、『カラオケ行こ!』で岡聡実を演じさせていただくことになりました。齋藤潤、15歳です。オーディションに合格した時は正直本当に信じられなくて、今は本当に嬉しいです。最終オーディションで初めて綾野さんにお会いしたのですが、本当にかっこいい方です。これからも頼らせていただきたいと思います! 変声期という悩みを抱えている聡実くんですが、狂児さんとの出会いややり取りを通じて少しずつ気持ちが変わっていく…そんな変化をスクリーンから伝えられるような聡実くんを目指したいと思います。綾野くんとは何度か面識はあるが、一緒に映画を作るのは初めて。ストイックな印象のある綾野くんが、どんな“狂児”をイメージし、撮影までに仕上げてくるのか? 監督として、楽しみでしょうがない。オーディションで選ばれた齋藤潤くんも、もちろん一緒に映画を作るのは初めて。様々なハードルがある“聡実”という役を演じるのはかなり大変だとは思うが、良い意味でまだ未完成な齋藤くんが、綾野くんの演じる“狂児”をどう感じて、どんな影響を受け、“聡実”を演じきるのか? たぶん、この映画の肝はそこにかかっていると思う。綾野さんに狂児を演じてもらえるのはとても光栄に思います。どの役も魂を込めて演じられているお芝居に心を打たれていたので、狂児という役を安心してお任せできると思いました。齋藤さんを拝見したときは、なんてバランスのいい方なんだ…と驚きました。きっとどんな役もこなしていかれる役者さんだと思い、そんな齋藤さんの聡実くんはスクリーンでどう輝くのでしょう。映画化がますます楽しみになりました。『カラオケ行こ!』は2023年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カラオケ行こ! 2023年全国にて公開予定©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2022年10月07日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。チームワーク、信頼、夢、応援。我々に熱いメッセージを伝えてくれた『オールドルーキー』がついに最終回を迎えた。社長 VS 社員の意地の張り合い見込みのないアスリートを切る高柳社長のやり方に反発した新町(綾野剛)。もう後には引けないといった状態で彼はビクトリーを後にした。「現役時代に買ったタワマンのローンはどうなるのか…?」とも一瞬思わされたが、果奈子(榮倉奈々)がインフルエンサーとして活躍しているから、ひとまずは安心である。ビクトリーを辞めてすぐさまデリバリーのアルバイトを始めていた新町の行動の早さにも驚きだ。大きめのリュックを背負い、笑顔で配達する姿はビクトリーにいた時よりキラキラして見えた。絶大な信頼を置いていた新町がいなくなることで困ったのはビクトリーに所属していたJリーガー・伊垣(神尾楓珠)であった。それが気に食わなかったのか、新町を潰そうとするラスボス・高柳社長が動き出す。しかし、そんな高柳社長に対抗し始めたのが塔子(芳根京子)と城(中川大志)だった。高柳「私のやり方が気に入らないというなら、会社を辞めてもらっても構わない」塔子「じゃあ辞めます!」城「僕も!」コントかと思うくらいのスピード感で、二人のビクトリーの退社が決まった。熱い想いも大切だが、この時ばかりはお互い意地を張っているようにしか見えなかった。社長ももう少し冷静かつ寛大であれば、こんな優秀な社員を勢いで失うことはなかったのに。夢を追う人間は輝いて見える「そんな感情的になって仕事辞めて大丈夫!?」と誰もが心配したが、新町と夢を追いかける3人はもう誰にも止められない。伊垣の移籍に無我夢中で取り組む彼らは、「自分たちだけでやってみせる!」「絶対に成功させる!」というただ一心であった。そんな情熱を持って働いている人たちが世の中にどれくらいいるだろう。とりあえず毎日、目の前のタスクをこなし、月に一回来る給料日を待つ。やりがいも目標も気付けば見失っていた社会人に3人は仕事に対する姿勢を思い出させてくれたように思えた。誰かを応援することの楽しさ頑張っている人を見ると応援したくなる気持ちはわかる。スポーツ観戦の醍醐味はそこだろう。一生懸命何かに打ち込む人の姿や想いに圧巻され、パワーをもらえる。こちらが応援すればその応援はスポーツ選手のパワーになる。最初は現役から裏方にまわり歯痒い想いをしていた新町が、スポーツマネジメントの良さに気付きのめり込むことができたのは、応援することの楽しさを知ったからだろう。高柳社長も然り、広いスタジアムで語り合う二人の根底には同じものがあったのだと確信した。ようやくわだかまりが解け、新町はビクトリーに戻ることが決まる。ラストはこれぞハッピーエンドといった演出で締めくくられ、喜び合いながらビクトリーの仲間たちと抱き合う姿は最高だった。個人的には、くっつきそうでくっつかない梅屋敷と塔子の関係も大好きだったのだが、塔子を支える梅屋敷や、梅屋敷を見つめる塔子の目を見ていたら、ドラマで描かれなくとも、この二人が結ばれるのは時間の問題だなと確信した。お互いワインに酔って寝ている相手の頭を撫でたり、ほっぺをツンツンとしたり、最終回の二人は可愛さで溢れていた。スポーツマネジメントというこれまでに馴染みのなかった職業にフォーカスを当てた今作。裏方であるように思われがちだが、その楽しさややりがい、働く人のスキルの高さは計り知れない。頑張る主人公を応援できた3か月間は、一視聴者として、とても楽しい時間となった。ドラマを見終わった今、もっと誰かを応援したい、そんな気持ちが残る素敵な作品に出会えたことに感謝している。コラム連載に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。過去の『オールドルーキー』コラムはこちらから[文・構成/grape編集部]
2022年09月10日綾野剛主演の日曜劇場「オールドルーキー」が9月4日の放送でフィナーレを迎えた。国立競技場でのラストシーンに「綾野剛に0地点ですか?それはMIU404」「綾野剛が国立競技場ってゼロ地点…」などの声が続出。SNSでは大きな盛り上がりを見せている。サッカーだけの人生を歩んできた主人公が突如現役引退することに。しかしスキルや経験が何もないためどん底に追い込まれ、そんななか出会ったのがスポーツマネージメントの世界だった…スポーツマネージメントとアスリートのセカンドキャリアを描いてきた本作。高柳と対立、「ビクトリー」を解雇されてしまった新町亮太郎役で綾野さんが主演。綾野さんのほかスポーツマネージメント会社「ビクトリー」の優秀な若手社員・深沢塔子に芳根京子。新町の妻・留美と親しくなっていくサッカー好きな城拓也に中川大志。塔子のことが好きな梅屋敷聡太に増田貴久。高柳と一緒に「ビクトリー」を立ち上げた葛飾吾郎に高橋克実。「ビクトリー」社長秘書の真崎かほりに岡崎紗絵。元人気アナウンサーで料理本がヒットした新町の妻・新町果奈子に榮倉奈々。果奈子の妹で料理ライターをしている糸山留美に生田絵梨花。新町の新たな道を理解し応援するようになった娘・泉実に稲垣来泉。その妹の明紗に泉谷星奈。“すべてのアスリートにリスペクトを”という企業理念を掲げ「ビクトリー」を立ち上げたが、20年を経てビジネス中心のマインドに変化していった社長の高柳雅史に反町隆史といったキャストが出演した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回では「ビクトリー」を解雇された新町に続いて、塔子と城も会社を退職。3人で伊垣(神尾楓珠)の海外チームへの移籍を実現させようとする。交渉は難航するがそこに矢崎(横浜流星)が現れ、自分のチームのGMが伊垣の出場する代表戦を見に来ると話す…。1話に登場した矢崎の再登場にSNSでは「初回最終話と出演する横浜流星キーパーソンすぎてとても素敵な演出!」「金髪の横浜流星かっこよすぎたな」「金髪の横浜流星くんかっこよい」などの声が送られる。さらに伊垣が出場する代表戦でのユニフォームにも「日本代表が発表されたばかりの代表ユニ着てるの驚き」「日本代表ユニフォームが、先日発表された最新版という抜け目のなさ」「日本代表のユニフォームも既にニューユニフォームってゆ~のが凄い」などの反応が集まり、最新ユニフォームでの代表戦シーンにも多くの視聴者が注目した模様だ。伊垣の海外移籍が決まった後、高柳は新町を国立競技場のコートに連れてきて、そこでビクトリーに戻るよう告げる…。このラストシーンに「国立競技場で最終回そして、綾野剛とかMIU404と被るなw」「綾野剛に0地点ですか?それはMIU404フラグか?胸熱」「綾野剛が国立競技場ってゼロ地点…」「綾野剛くんが国立競技場にいる!0よ0!」など、綾野さんが主演した「MIU404」の最終回を思い出す視聴者が続出している。(笠緒)
2022年09月05日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。諦めずにひたむきに努力することは大切なことだ。しかし、ある組織の中でそれを行うには時に弊害も出る。『オールドルーキー』第9話では、会社に属するということを改めて考えさせられる回となった。今回は新町(綾野剛)が担当する水泳選手・麻生健次郎(渡辺翔太)が、ドーピング違反で4年間の資格停止を言い渡される。本人は潔白を主張しているが、処分を覆すのが現実的に難しいことは明らかだった。しかし、麻生の年齢を考えると4年間の資格停止は引退を意味するもので、到底受け入れがたい。麻生は、水泳のメダリストだった父親との約束もあり、オリンピックに命をかけていた。そんな彼が絶対にドーピングに手を染めるわけがない。高柳(反町隆史)は、早々に麻生の契約解除を決断するが、新町はそれに反発し、高柳に内緒で、麻生を助けるためにドーピングの潔白を証明することを決意。高柳はそんな新町の身勝手な行動に憤りを感じていた。高柳の考えは、アスリートと自分だけならまだしも、ビクトリーには大勢の社員と所属するアスリートがいる。一人が身勝手な行動をすることで、会社に損失を出し、他のアスリートにも不安と緊張を仰ぐような事態にはしたくないのだろう。会社を守らなければならない経営者として当然の判断であった。震えるほどの綾野剛の熱演!綾野剛と反町隆史の熱い演技が見られた社内での言い合いシーンも、今回ならではの見どころ。熱い想いがぶつかり合う、二人は体も震え、目が血走っていた。さすが大物俳優同士の共演。こちらも二人の緊張が伝わってきて息をすることを忘れてしまう。周りで驚きつつも気配を消していたビクトリー社員の気持ちがよくわかる。「たった一人のために他のアスリートを潰すつもりか?」と問う高柳社長に、新町が放った一言。「たった一人のアスリートを守れないでどうするんですか!!!」これを聞いてハッとさせられた。会社を守りたい社長と今目の前にいるアスリートを守りたい新町の考えは全く異なる様で実は近いのかもしない。二人とも何かを守りたいという気持ちは同じだから。「木を見て森を見ず」という言葉があるが、高柳の言う会社とは森のことで、新町の言うアスリートは木に近い。木だけを見ていては森のことは把握できないだろう。しかし、森を守るためには一本一本の木を大切にしなければならないのも確かである。経営者と社員の立場の違いにより、見えている景色が異なることも面白い。新町の行動は身勝手な部分もあるが、会社のため、利益のためにと本来の企業理念が薄れていってしまっている高柳に喝を入れたようだった。ビクトリーの初期メンバーである葛飾(高橋克己)が、「20年前の社長は新町君と同じこと、言ってましたよ」と言っていたこともあり、新町の言動は忘れかけていた高柳の当時の想いを再確認するきっかけになったに違いない。ついにクビ!?会社に属するということドーピングの潔白を証明するため、可能性がありそうなものをしらみ潰しに探した新町。ビクトリーの仲間たちの協力もありながらも、なかなか上手くいかず、塔子が見つけてきてくれたドーピング違反について詳しい弁護士の先生を頼ることに。そしてこれまで飲んでいたサプリメントを調査機関で検査し、潔白であることが証明された。その結果、4年の資格停止が4か月に軽減。ドーピングの処罰が軽減されることは極めて稀な例である。ハッピーエンドかと思いきや、今回、サプリメントを検査機関に出した費用、世界スポーツ仲裁裁判所への申し立て金、弁護士費用、通訳費用など…ざっと合わせただけでも500万円を超える損失を出した。果たして新町の行動は正しかったのか。一会社員として考えさせられる。会社に属すると言うことは会社に利益を出さないといけないのだから。オリンピックを目指していた麻生が受けるダメージが軽減されたとしても、ビクトリーが受けたダメージとは釣り合わない。「君はクビだ。ビクトリーを解雇する」社長命令を無視したあげくに、これだけの損失…ここまで来ると、さすがに庇えないだろう。視聴者も皆そう思った。次回はついに最終回。新町も心配だが、むず痒い梅屋敷(増田貴久)と塔子(芳根京子)の関係も気になるところ。約3か月間、見守ってきた新町とビクトリーの仲間たちの物語が、いよいよ終わりを迎える。[文・構成/grape編集部]
2022年09月04日綾野剛が主演を務める「オールドルーキー」。その第9話が8月28日放送。新町と果奈子、来泉ら家族に「いい家族だな」「新町さんの味方は家族」など感動の声が送られる一方、衝撃的なラストに「新町さんどうなっちゃうんだろう」など動揺の声も広がっている。サッカー日本代表にまで上り詰めた元アスリートがセカンドキャリアとしてスポーツマネージメントの世界に。元アスリートが現役アスリートの苦悩に向き合う…というストーリーが展開する本作。キャストはスポーツマネージメント会社「ビクトリー」に勤務する新町亮太郎に綾野さん。「ビクトリー」入社5年目の深沢塔子に芳根京子。梅屋敷聡太に増田貴久。城拓也に中川大志。葛飾吾郎に高橋克実。社長秘書の真崎かほりに岡崎紗絵。ビクトリー社長・高柳雅史に反町隆史。新町の娘・泉実には稲垣来泉。果奈子の妹で料理ライターの糸山留美に生田絵梨花。新町の妻でインフルエンサーとして人気になった新町果奈子に榮倉奈々といった顔ぶれが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。新町が担当する水泳選手・麻生健次郎(渡辺翔太)がドーピング違反で4年間の資格停止を言い渡された。4年の資格停止は事実上の引退を意味するものだった。本人は潔白を主張しているが処分を覆すのは現実的には難しく、高柳は契約を切ると言い出す。しかし新町はその決断に反発し、麻生の無実を証明したいと言い出すが、高柳は新町の行動を監視するようかほりに命じる。麻生のドーピングの件が公になると、マネジメントしている新町が元Jリーガーであることもあり、ビクトリーにも批判の矛先が向かう。さらに新町の娘、来泉にも影響が…というのが今回の物語。帰宅した来泉の表情が暗いことに気づく果奈子。その夜帰宅した新町が果奈子に迷惑をかけていることを謝罪していると、来泉がやってきて「パパは間違ってないよ。パパのことで意地悪なこと言ってくる子はいるけど私は平気」と新町に告げる。「パパはなんにも悪いことなんかしてない。私は信じてる」と言う来泉の言葉に涙ぐむ新町。果奈子も「みんな信じてる」と新町を励ます…。このシーンに「ちゃんと話しして愛し合ってて、いい家族だな」「新町家ほんとうにかわいいみんなかわいい」「麻生さんの味方は新町さん 新町さんの味方は家族」「新町さんのお子様、めちゃくちゃしっかりしてるし、偉すぎる」などの声が送られる。塔子がドーピング問題に詳しい弁護士の風間敬子(山村紅葉)を見つけ、風間の尽力で麻生のドーピングが故意ではないことが判明する。しかし高柳は麻生の名誉回復にかけたコストとビクトリーが受けた損害を考え、所属復帰させることはできないと新町に告げ、さらに会社に無断で麻生の記者会見をセッティングした新町に解雇を告げる…。「ぎゃああああビクトリー解雇になっちまった」「え、ちょっと待ってください社長」「新町さんどうなっちゃうんだろう」など、まさかのラストに視聴者の間にも動揺が走っている。【最終回あらすじ】新町は解雇され、高柳と今後スポーツマネージメントには関わらないことを約束し、ビクトリーを去る。妻の果奈子や娘たちにも理解してもらい再び新町の仕事探しが始まるが、塔子たちはやりきれない思いでいた。そんななか「ビクトリー」所属のJリーガー・伊垣(神尾楓珠)の海外チームへの移籍交渉が暗礁に乗り上げ、塔子と城もビクトリーを自ら退職する…。「オールドルーキー」は毎週日曜21:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年08月29日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。第8話は、アスリートとそれを支えるコーチの関係、また、お互いを高め合う夫婦について描かれていた。今回担当するバレーボール選手・古川舞(田辺桃子)は、イタリアの強豪『トリエステ』からの移籍の話を断ろうとしていた。舞の想いを尊重したいものの、ビクトリーのためにも何としてでも移籍を進めたい高柳社長との間で板挟みになる塔子は頭を抱えていた。不安な要素を取り除く!塔子&新町のやり方舞が移籍を断る理由は、チームに迷惑をかけたくない想いとアシスタントコーチの宮野紘也(大谷亮平)への恋愛感情だった。しかし、宮野は舞にトリエステへ行くよう勧める。プロならより強いチームで競技できることが良いに決まっているからだ。宮野は舞をサポートするために現役をやめてコーチとなった過去があった。それほど応援しているからこその移籍の勧めだったのだと思う。塔子と新町は二人で話し合ってもらおうと、二人を体育館に呼び寄せる。そして、ずっと舞を支えたいという想いから、宮野自らもイタリアへ行くことを決断し、舞のトリエステへ移籍が決まった。少しお節介すぎるかと思ったが、ただ「移籍しなさい」と頑なに説得するよりも、ずっといいのかもしれない。問題点は何か、解決策は何か、私たちにできることは何か…悩みがいくつもあるなら一つずつ解決していけばいい。不安な要素を一つずつ取り除いていけばいい。非効率かもしれないが、塔子と新町の行動は結果的に舞の決断を自主的に変えることに成功した。強引に丸め込むのではなく、問題を取り除くことで前進させることができたのは、「すべてのアスリートにリスペクトを」というビクトリーの企業理念にも基づいている。今回このような解決ができたのは、これまでのビクトリーの仲間たちの軌跡のおかげだ。新町のアスリートへ対する想いから伝線して、城(中川大志)や梅屋敷(増田貴久)もこれまでアスリートのために行動してきた。それがあったからこそ、高柳社長に反抗するという塔子の成長は素晴らしく、今回の見ものだったといえる。順調すぎて怖い!?『オールドルーキー』の今後の展開新町がビクトリーに入社してからこれまで、ほとんどと言っていいほどアスリート関連の交渉が上手く行っているのも事実だ。また、新町の妻である果奈子(榮倉奈々)も、新町が引退してからSNSで手作りお弁当の発信に注力し、書籍出版にまでたどり着いている。今や、家庭を支える元アナウンサー妻のセカンドキャリアとして世から注目を集めているのである。彼らは一度は壁にぶつかるが、考えて、行動して、その壁を確実に突破してきている。しかし、現実で考えると、ここまで順調なのもなんだか不穏である。物事の全てが上手く行くとは限らない。今回、高柳社長が懸念していたのが新町の独立。行動力のある人間は、アスリートを引き連れて、会社から独立することがあるのだという。そうは言ってもまだ入社して間もない新町にそんな考えがあるのだろうか?ここまで果奈子のお弁当の話題がドラマでピックアップされているのも少し気になる。自分の力で地位を築いて行っている果奈子に新町も影響される日が来るのだろうか?また、社長の懸念することもわからなくはない。腰が低く、影響力があり、チームワークを大切にする新町は人望も厚い。もしかしたら、ビクトリーの仲間を引き連れて独立という可能性も捨てきれないのである。そんな不穏な空気が流れた瞬間だった。ドラマ自体、新町の引退という最初の挫折からどんどん物事が上手く行っているので、クライマックスでどんな展開が待っているのか楽しみである。次回はドーピング問題。果たして新町は次の困難をどう解決するのか?高柳社長とのバトルが見られるのか?是非皆で『オールドルーキー』のラストスパートを見届けよう。[文・構成/grape編集部]
2022年08月27日綾野剛、芳根京子ら出演の「オールドルーキー」第6話が8月7日放送。綾野さん演じる新町と榮倉奈々演じる妻・果奈子の関係性に「最高の夫婦」といった声が殺到。娘・泉実と手をつないで歩く姿にも「よかった親子の亀裂なくなって」などの声が送られている。スポーツしか知らないまま突然引退しなければいけなくなったトップアスリートが、スポーツマネージメント企業で働くことになり、現役アスリートの苦悩や困難に寄り添っていく…という本作。スポーツマネージメント会社「ビクトリー」で見習いから正社員になった新町亮太郎を綾野さんが演じるほか、新町とコンビを組むことになる深沢塔子に芳根さん。専業主婦をしていたが人気インフルエンサーとなる新町の妻・新町果奈子に榮倉さん。サッカー好きなビクトリー社員の城拓也に中川大志。ビクトリーの社長秘書・真崎かほりに岡崎紗絵。塔子にライバル心を抱く梅屋敷聡太に増田貴久。ビクトリー創業メンバーでもある葛飾吾郎に高橋克実。グルメライターをしている果奈子の妹・糸山留美に生田絵梨花。新町の娘・泉実に稲垣来泉。果奈子の大ファンでもあるビクトリー社長の高柳雅史に反町隆史といった面々も共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。正社員になった新町はバスケットボール選手の新垣和人(浅利陽介)を担当することに。新垣は家族のため所属するBリーグの千葉ジェッツから琉球ゴールデンキングスへの移籍を希望。移籍はほぼ確実だったが新垣が練習中に大ケガをしてしまい、キングスとの交渉は暗礁に乗り上げ、契約切れとなるジェッツに戻ることもできなくなる。引退の危機に追い込まれた新垣に対し、現役時代に大ケガを経験していた新町は高柳に「自分が新垣の戻る場所をみつける」と言い切る…というのが今回の物語。新垣の移籍先がなかなか決まらず、途方に暮れて帰宅した新町に果奈子は「次当たるしかないじゃん、諦めちゃだめ」と言葉をかける。「そうは言うけどどうしよっかなぁ…」と弱気な新町に「諦めませんって言いなさい」と“命令口調”になる果奈子。すると新町は彼女の方を向いて「はい、諦めません」と答える。その後果奈子は泉実のサッカー練習の送迎を新町にお願いする。すると新町は予定を確認し「午前中大丈夫だよ!」と即答する…。2人のやりとりに「果奈子ちゃんの手のひらで転がされる亮太郎!きゃわ」「前の頑張りますって言いなさい、と同じで可愛すぎるでしょ ホント、このやり取り、好き」「子どもの予定の擦り合わせも思いやりがあってこの夫婦最高だ」などの声が殺到。そして泉実のサッカー練習に付き添うことになった新町。練習後に泉実と手をつないで歩く姿にも「泉実ちゃんと亮太郎の仲が抜群に良くなってて泣いちゃう」「ううう泉実かわいい、、、よかった親子の亀裂なくなって」「泉実ちゃんが笑顔でうれしい しかもパパを応援してくれる…感無量」など、感動の声が送られている。【第7話あらすじ】車いすテニス選手の吉木修二(福山翔大)がビクトリーにやって来る。パリパラリンピックの日本代表候補である吉木は、世界を転戦するためのスポンサーを探してほしいと言う。競技用の車いすを無償提供している会社で、吉木との強い信頼関係を目の当たりにし感動する新町だが、その矢先、吉木が別の会社の車いすに乗り換えたいと言い出す…。「オールドルーキー」は毎週日曜21:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年08月08日綾野剛主演「オールドルーキー」第5話が7月31日放送。フェンシング選手役でゲスト出演した當真あみに「透明感あるしキラキラしてる」などの声が殺到。またフェンシングを理解しようと勉強する新町にも「アスリートも信頼できる」といった反応が送られている。プロサッカー選手を引退しセカンドキャリアを歩むことになった主人公が、スポーツマネージメント企業で現役アスリートのマネジメントを担当することになる…というストーリーが展開する本作。スポーツマネージメント会社「ビクトリー」で見習いとして働く新町亮太郎を綾野さんが演じ、サッカー好きで新町に憧れている城拓也に中川大志。「ビクトリー」入社5年目でいつもは新町とコンビを組んでる深沢塔子には芳根京子。毒舌で塔子に対抗心を抱く梅屋敷聡太に増田貴久。元人気アナウンサーで新町と結婚、専業主婦をしていたが人気インフルエンサーとなった新町果奈子には榮倉奈々。果奈子の妹で城に興味がある糸山留美に生田絵梨花。ビジネスにはクールな姿勢を見せるが果奈子の大ファンでもある「ビクトリー」社長・高柳雅史に反町隆史といった顔ぶれも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。城は無名のフェンシング選手・三咲麻有(當真さん)にスター性を感じ「ビクトリー」にスカウト。高柳は城に新町とコンビを組むよう伝え、城は新町との初タッグに気合いも入る。しかし三咲は極度の人見知りで活動費とフェンシングの認知度を上げたいと思いつつ、そのためにテレビに出演したり、グラビアの撮影をするのは嫌だと言う。そんななかある化粧品会社から三咲を新商品のイメージキャラクターに起用したいと申し出がある。大きなチャンスに高柳も新町や城とともに打ち合わせに参加するが、CMの絵コンテを見た三咲は撮影を拒み、高柳は三咲と契約できないと結論を出してしまう…というのが今回のストーリー。三咲役の當真さんは「妻、小学生になる。」での演技も話題となった注目の女優。視聴者からは「當間あみさん、見たことあるな~と思ったら!「妻、小学生になる。」の出雲ちゃんだった」「當真あみさん、透明感あるしキラキラしてるし。これから楽しみ」などの声が殺到。三咲をタレント的に売り出そうとしていたが考えが合わず、彼女をマネジメントすることをあきらめる城に対し、フェンシングの本を読んで勉強し、彼女の考えを理解しようとする新町には「フェンシングしかり、2話のスケートボードしかり、ちゃんと勉強する新町さんえらいよね」「アスリートのことをちゃんと理解しようとその競技そのものを勉強してる新町さん素敵だよな」「競技のこときちんと勉強して理解しようとする新町さん良いよね。アスリートも信頼できると思う」いった反応も送られている。【第6話あらすじ】正社員になった新町はバスケットボール選手の新垣和人(浅利陽介)を担当することに。ベテランの新垣は家族のために移籍を希望しており、実力からしても移籍はほぼ確実だったはずが新垣が練習中に大ケガ。移籍先との交渉は暗礁に乗り上げ、契約切れとなる元チームにも戻れなくなる。引退の危機に追い込まれた新垣に対し、高柳もマネージメント解消を考え始める…。「オールドルーキー」は毎週日曜21:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年08月01日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。かつて日本代表として活躍していた主人公がスポーツマネジメントという分野で第二の人生を歩む日曜劇場『オールドルーキー』。仕事に熱心に取り組む主人公の姿はいつも視聴者に元気を与えてくれる。しかし『オールドルーキー』第4話は、これまでと少し異なる『味変』の回となった。主人公・新町(綾野剛)が仕事ではなく、家族と向き合う重要な回である。綾野剛だからこそできる父親役の魅力綾野剛が演じる、父親としての新町は、明るく、笑顔で優しい反面、少し臆病なところがあり、強く叱ったり、居心地が悪いと感じたらその場から逃げたりするところがあった。よく考えると、我々はこれまで数々のドラマや映画で、喧嘩に強く、怖いと感じる役を演じてきた綾野剛を見てきたはずだ。それなのに『オールドルーキー』の新町が、本気で怒る姿は一ミリも想像できない。子供や妻に強く当たっている姿なんて考えられない。不思議である。これが綾野剛が作り上げたキャラクターであり、私たちは先入観さえ消えてしまうマジックにかけられているのか。先入観をなくしてくれることで、彼のまた新たな一面に出会えた気持ちになる。回を重ねるごとに綾野剛という俳優の未知数な魅力に取り憑かれているのは確かだ。そのマジック状態で見ることができたからこそ、第4話では、わだかまりを解くことに時間がかかってしまった新町の家族への想いがさらに伝わってくるのであった。娘との冷戦についに終止符娘はずっと「サッカー選手のかっこいいパパ」でいてほしかったのだろう。引退が決まってから、娘は口を聞いてくれなくなっていた。そして新町自身もサッカーへの未練を断ち切ることができていなかったのである。そこでビクトリーの社長や妻からの許しをもらい、現役復帰にチャレンジすることになった。娘たちにも、「これでもしダメだったらパパを許して欲しい」と伝えたうえでの挑戦だった。しかし結果は現役復帰ならず。こうなることはわかっていたかもしれないが、許すと言ったはずの娘も泣きじゃくっていた。やはり、サッカー選手のパパが見たかったのだろう。どこかで期待していた分、悔しい想いがあったに違いない。新町も自分の力不足と本当の引退を受け止めるしかなかった。そして後日、新町の引退試合が行われることに。やはり、これまで『不完全燃焼』で終わっていたことが最大の心残りだったのである。共に働くビクトリーの仲間や、サッカー選手時代のファンや仲間に見届けられ、ようやく新町はサッカー選手生命を終えることができた。盛大に祝福されるラストはやはり感極まるものがある。そして、娘とのわだかまりも解け、家族の絆がさらに深まった。何事も自分も予期せぬタイミングや、突然の流れで終わってしまうこともあるが、区切りをつけるということは気持ちの面でも大切なのかもしれない。ここから新町の第二の人生がスタートすることを、改めてはっきりと感じることができた瞬間だった。スポーツ選手のシビアな部分このドラマの良さは、スポーツ選手の活躍しているかっこいいところだけでなく、悩みや引退といったリアリティな部分まで扱っているところだ。今回、『横浜DeNAベイスターズ』2軍選手の北芝謙二郎(板垣瑞生)は、梅屋敷(増田貴久)からマネージメント契約が間もなく終了することを告げられていた。北芝はベイスターズに入団して6年目を迎えたが、ずっと2軍のまま。まだ24歳だが、待っていたのは今季限りでの戦力外通告だった。スポーツ選手というのは実力主義の世界。成績が悪ければ24歳でクビということも起こり得るのだ。会社と違って定年までその仕事が保証されることがない。選手の悲しい表情を見ていると、そのシビアで残酷な世界を改めて実感させられる。世界の選手たちはそんな思いをしながら、日々努力しているのかと思うとこれから我々もスポーツを見る目が変わるだろう。第二の人生をスタートさせた新町と、スポーツの世界をこれからも共に楽しみたい。[文・構成/grape編集部]
2022年07月30日綾野剛主演の日曜劇場「オールドルーキー」第4話が7月24日オンエア。新町の引退試合に「涙が止まらなかった」と感動の声が上がる一方、高柳社長の意外な一面と塔子がビクトリーに入社した理由にも多くの反応が送られている。日本代表にまで登り詰めたがその後低迷し所属チームが解散し引退することになったプロサッカー選手が、サッカー以外のスキルや経験が何もないなか第2の人生を歩むことになり、あるきっかけからスポーツマネージメントの道を進む…という本作。37歳で現役引退、スポーツマネージメント会社「ビクトリー」で働くことになったが、いまだサッカーへの未練が断ち切れない新町亮太郎を綾野さんが演じ、ビクトリーで亮太郎とコンビを組むことになる深沢塔子に芳根京子。サッカーが好きで新町に憧れているビクトリー社員の城拓也に中川大志。ビクトリーの社長秘書をしている真崎かほりに岡崎紗絵。仕事に対し冷めた視点を持っている梅屋敷聡太に増田貴久。最年長社員の葛飾吾郎に高橋克実。元アナウンサーでインスタグラマーとして話題になっている新町の妻・新町果奈子に榮倉奈々。果奈子の妹でグルメライターの糸山留美に生田絵梨花。新町のプロ復帰を願っている娘の泉実に稲垣来泉。その妹・明紗に泉谷星奈。ビクトリーを立ち上げた社長の高柳雅史に反町隆史といった面々も共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。サッカーへの未練を断ち切れない新町は、今季限りで戦力外通告を受けるであろう横浜DeNAベイスターズ2軍選手の北芝謙二郎(板垣瑞生)と接するうちに現役復帰への意欲を強くする。そんな新町のもとに湘南ベルマーレの加入テストの話が。結局入団は叶わなかった新町だが、果奈子がビクトリーを訪れ、新町の引退試合をセッティングして欲しいと相談。ビクトリーの社員たちも参加して新町の引退試合を行うことになる…というのが4話のストーリー。「新町さんが引退試合でステキな結果を迎えられてよかた」「亮太郎さんの涙に涙腺崩壊 感動の引退試合だった」「最後にあんな素敵な笑顔になっているところを見たら涙が止まらなかった」など、サッカー選手として完全燃焼した新町に感動の声が上がるとともに、試合後に新町に駆け寄って抱きしめる泉実に「いずみちゃんの「パパかっこよかったよ」に涙 仲直り出来てよかった」「泉実ちゃんに変化があったのすごくよかった…」といった反応や「パパに駆け寄る泉実ちゃんをみて涙を流す果奈子さんに涙腺崩壊」と、果奈子の涙に触れた投稿も。一方、これまでクールな印象が強かった高柳が果奈子のファンだったことが判明。「果奈子ちゃん」とちゃん付けで呼び、果奈子が来社した際にはツーショット撮影を願い出るなど、“果奈子ヲタ”ぶり全開の姿に「社長おもろすぎるでしょ」「社長のかつてない程のハシャギよう」「こんな女性にデレデレの反町さん、GTO以来だろ」などの声が。さらに果奈子を前にした塔子も興奮のあまり、元々アナウンサー志望でスポーツ選手と結婚できるかもと考えビクトリーに入社したと“超ミーハー”な入社理由を告白。こちらにも「塔子さんワンチャン狙いでビクトリー入社してたのw」「塔子ちゃんそういう理由でビクトリーに?笑」「塔子ちゃんんんんん(笑)ビクトリー入社理由本音出過ぎてかわいい」といった反応も送られている。【第5話あらすじ】新町はサッカー日本代表候補で人気Jリーガーの伊垣尚人(神尾楓珠)から「助けて欲しい」と連絡を受ける。一方、城は無名のフェンシング選手・三咲麻有(當真あみ)にスター性を感じ「ビクトリー」にスカウト。さらに新町とも初タッグを組むことになり、気合いが入っていた。しかし三咲は極度の人見知りで新町たちは思うようにマネージメントができずにいた…。「オールドルーキー」は毎週日曜21:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年07月24日関東でも猛暑日が続いていた6月下旬、本誌が千葉県で目撃したのは綾野剛(40)。この日は日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)のロケが行われていたのだ。『オールドルーキー』は3話続けて視聴率は2桁を超え、好スタートをきっている。「綾野さんの最近の出演作でいえば、『恋はDeepに』の平均視聴率が8.4%、『アバランチ』の平均視聴率が8.6%でした。いま撮影中の日曜劇場は人気枠ですし、綾野さんとしても『もう一桁俳優は返上したい』という思いが強いようです。ふだんの綾野さんは、現場で共演者によく話しかけるタイプなのです。しかし今回はコロナ禍での撮影でもあり、また役作りに集中するためか、共演者から離れて、ひとりでスマホを見ている姿がよくみかけられています。ゲスト出演者にも、軽い挨拶程度ですませ、すぐに撮影に入ることが多いですね」(TBS関係者)また綾野が節減しているのは言葉数だけではないという。「綾野さんがかなりやせていたので、心配した共演者がその理由について聞いたところ、『お酒を飲むとむくみやすい体質なので、少し控えているんです』と、答えていました」(前出・TBS関係者)酒豪とも報じられている綾野が、まさかの節酒宣言。やはり「二桁視聴率死守」への強い覚悟を固めているようだ。
2022年07月21日綾野剛が主演の「オールドルーキー」3話が7月17日オンエア。田中樹演じる秀島がみせた“笑顔”に「心臓やられた」「反則すぎる」などの声が殺到。新町の“現役復帰”を匂わせるラストにも「先が読めなくなって来た」など多くの反応が寄せられている。サッカーに人生をかけ日本代表にまで上り詰めたが怪我の影響で低迷。37歳で突如現役引退に追い込まれ、サッカー以外のスキルが全くないなかセカンドキャリアを歩むことになった主人公が、スポーツマネージメント企業に拾われ、現役アスリートたちと向き合うことになる…という本作。スポーツマネージメント会社「ビクトリー」で見習いとして働き出したものの、サッカーへの未練を残したままでいる新町亮太郎を綾野さんが演じるほか、「ビクトリー」入社5年目で7人のアスリートのマネージメントを担当、新町とコンビを組むことになる深沢塔子には芳根京子。元人気アナウンサーで新町と結婚し現在は専業主婦をしているが、新町が引退したことで自分も家族のため動き出す新町果奈子には榮倉奈々。引退した新町と口をきかなくなった娘・泉実に稲垣来泉。妹の明紗に泉谷星奈。果奈子の妹・糸山留美に生田絵梨花。「ビクトリー」で塔子に対抗心を抱く梅屋敷聡太に増田貴久。新町に憧れるサッカー好きの城拓也に中川大志。社長秘書の真崎かほりに岡崎紗絵。温和な葛飾吾郎に高橋克実。人気アナウンサーだった新町の妻・新町果奈子に榮倉奈々。冷徹な顔も覗かせる「ビクトリー」社長・高柳雅史に反町隆史といった面々も共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話では塔子が入社当時からマネージメントを担当している秀島修平(田中樹)が、満を持して臨んだレースでまさかの惨敗。メディアや世間から袋叩きにあい、秀島は塔子を担当から外し、新町を担当につかせるよう要求してくる…という展開に。再び秀島のマネジメントを担当したいと頭を下げる塔子だが、2か月後のレースには出ないよう進言する。最初は険しい表情で話を聞いていた秀島だったが、塔子の半年スパンを空けて臨んだ試合では結果を出しているという分析を聞くと、秀島は「深沢さんの言う通りにします!」と笑顔を見せる…。このシーンに「自分のことを考えて意見してくれる人が欲しかったってこと?」「最後に素直になった。1番の味方が見つかって良かった」「突然のスマイルに心臓やられた…秀島がんばれ」「素直になった秀島さんの笑顔は反則すぎる…」などの反応が殺到。結局正社員になる機会を逃した新町だったが、そんな彼に果奈子は「現役復帰したいなら、私は反対しない」と口にする。「ダメ元でいいからあがいてみれば」と現役復帰へのトライを奨める果奈子の言葉に、新町は涙ぐみながら「現役復帰はない」ときっぱり断言する…。このラストシーンに「新町さんが現役に戻りたい気持ち、凄くわかるよ」「先が読めなくなって来た。まさかの現役復帰!?」「ビクトリーで頑張るのか、サッカー選手に復帰するのか展開が読めないっ!」「来週はいよいよ現役復帰に向けて、また展開が楽しみ!」など様々な声が寄せられている。【第4話あらすじ】ビクトリーで梅屋敷が横浜DeNAベイスターズ2軍選手の北芝謙二郎(板垣瑞生)に、マネージメント契約が間もなく終了することを告げる。あっさりと北芝を見限ろうとする梅屋敷にいたたまれなくなって新町は、北芝の最後のマネージメントを名乗り出る。そして彼と接するうちに、新町はある決意を固める。それは、自身の現役復帰…。「オールドルーキー」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年07月18日パフォーマンスユニット・円神(エンジン)の山田恭が、白鳥雄介の主宰するStokes/Park第3回公演『フゴッペ洞窟の翼をもつ人』で舞台初主演を務める。開幕まで約10日となった稽古場で、山田と作・演出を手がける白鳥の話に耳を傾けた。劇中では、北海道余市町に実在する続縄文時代の遺跡「フゴッペ洞窟」を舞台にした白鳥オリジナルのストーリーが展開される。幼少期から母の介護に明け暮れる26歳の主人公(山田)が、刻画(こくが)として壁に現存する“翼の生えた人間”が実体化した存在と出会って魂と心を通わせていく様子が描かれる。札幌市出身の白鳥が、洞窟の刻画に感銘を受けたのは大学生の頃だったという。「1500年前に描かれた“翼の生えた人間”に勇気づけられた僕自身の体験を芝居のモチーフに散りばめました」「人生ハードモードな“翼がない人間”でも、自ら求めて他者と繋がり信頼関係を育むことで豊かな未来を開拓していけるのではないか、と思いまして」という白鳥の話に、山田は深く頷く。サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』に挑戦し現在円神として活動している山田は、演じるヤングケアラーの誠太に自身の境遇を重ねていた。「最終メンバーに選ばれず挫折感を味わった僕には、思うように人生が運ばない誠太のジレンマがよくわかるんですよね」「周りの人を信じながら自分の力で羽ばたこうとする誠太をまっとうすることで、僕自身が翼を授かって自信に変えていけたら」と期待を込める。キャラクターの履歴書をつくって役理解を促すなど、山田の成長に伴走している白鳥。特に幼い頃から母に尽くしてきた誠太の暮らしぶりを見せる冒頭シーンの稽古がターニングポイントになったらしく、「俳優同士で話し合い、内面の掘り下げを徹底的に行ったことでグッとよくなったんですよ!」と笑顔を見せた。山田自身も「もっと自分の殻を突き破っていいんだと気づいて、感情の幅を大きく見せられるようになりました」と手応えを感じたようだ。そんな劇世界をよりドラマティックに盛り上げるのが、茂呂剛伸による縄文太鼓の生演奏だ。白鳥は「和太鼓やアフリカの楽器とも異なる、神秘的で不思議な音色をぜひ劇場で聴いていただけたら」と呼びかける。また、劇場では物産展「よいちマルシェ」も開催。名産のリンゴをはじめ、ニシンやアンコウといった水産加工品も並ぶという。「北海道余市町の風を、東京・下北沢に起こせたら」と言って、白鳥はインタビューを結んだ。公演は7月13日(水)~17日(日)に、東京・下北沢の小劇場楽園にて上演される。チケット販売中。取材・文=岡山朋代
2022年07月12日ドラマ好きなイラストレーター、ゆう。(@yamapyou)さんによるドラマコラム。2022年6月スタートのテレビドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の見どころや考察を連載していきます。今活躍している人も、現役でバリバリ働いている人も、その終わりがいつ来るかなんてわからない。自分はまだいける!そう思っていたとしても世間の評価は無惨にも異なる場合がある。もし明日、チームが解散になったら?会社をクビになったら?私たちは現実と向き合うことはできるだろうか。プライドを捨てて新しい人生を歩むことはできるだろうか。2022年6月26日より、綾野剛主演の日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)がスタートした。人生はいつだってやり直せる。まさに人生の教科書になってくれそうな新たなドラマの誕生である。『オールドルーキー』の主人公は綾野剛演じる、元サッカー日本代表の新町亮太郎。いわゆるサッカー選手としての全盛期はとっくに過ぎてしまっているものの、また日本代表へ返り咲こうと闘志を燃やしていた。周囲から「それは厳しいでしょ」と向けられる視線にも気づいていない、ちょっぴり痛めな主人公である。ある日、所属していたチーム「ジェンマ八王子」が突然、経営難で解散することになった。同僚は他チームに移籍する中、新町は年齢のハードルもあり、いっこうに移籍先が見つからない。そこで、移籍先を見つけてもらうため、スポーツ選手のマネジメントを行う会社ビクトリーと出会う。しかし、現実はそう甘くなかった。結局、移籍先は見つからず、そのまま『現役引退』を余儀なくされたのである。住宅ローンや幼い娘2人の教育費など、これから大事だという時に無職になる不安は考えただけでも恐ろしい。妻が頭を抱えるのも当然だ。新町の全盛期、J1にいた頃の年俸は5000万以上。よく「生活の質は簡単に下げられない」というが、新町は、まさにソレだった。J3のジェンマ八王子に移籍してから年収は400万円台になったにも関わらず、妻には「またJ1に返り咲いてやる」と言いながら高級車や時計など浪費を繰り返していたのだ。それなのに、いざ、叩きつけられた引退という現実。これまでサッカーしかやってきていなかった新町は、もちろんパソコン操作やサラリーマンのような営業もできない。転職活動は上手くいかなかった。世間はそう甘くない。そう主人公が身を呈して教えてくれたのだが、ドラマとはいえ、初回から目をそむけたくなるような残酷なスタートである。これまでスポーツや仕事などで大きな挫折の経験がある人は共感できる部分が多かったのではないだろうか。綾野剛の表情豊かな演技に視聴者も感情移入!数々のドラマを視聴してきたが、ここまで陰と陽のキャラクターを上手く使いこなす俳優は他に出てこない。最近だと『アバランチ』『MIU404』『恋はDeepに』『コウノドリ』など、どれも違った綾野剛を楽しむことができた。声のトーンが高く、ヘラヘラとした様子で喋るのも綾野剛であり、ドスの効いた声に鋭い目つきで睨むのも、微笑みながら包み込むような優しさを見せる姿も綾野剛なのである。ここまで対照的なキャラクターを演じ分けながら、どちらを見ても「綾野剛だ!」と認識させられることに感心する。そして本作の綾野剛は陽の印象が強い。いつもニコニコとしていて、よく喋り、周囲を明るくするタイプだ。サッカー選手というみんなの憧れであるからこそ、キラキラとした弾ける笑顔が似合う。初回では、そんなキャラクターが世間の厳しさを目の当たりにし、徐々にプライドがボロボロになっていく姿を綾野剛ならではのキャラクターで演じて魅せた。悲しみを笑顔で取り繕っている感じも繊細に表現されている。本当は辛いけど笑うしかないんだろうな。そう感じさせられる表情を見ることで、こちらも自然と感情移入されてしまうのである。また、涙のシーンはさらに箔が付く。日雇いの交通整理の仕事をしながら、虚しくなった新町が「俺、何やってんだ…」と、涙ぐむ姿には多くの視聴者が胸を締め付けられたのではないだろうか。幅広い表情を見せてくれる綾野剛の演技が今後も楽しみだ。個性豊かなレギュラーメンバーも見どころ!社長の厚意もあり、ビクトリーで働くことになった新町だが、そこには愉快なキャラクターも数多く登場。バリバリ仕事ができる若手のホープ・塔子(芳根京子)は、初回から新町の教育係として奮闘。ゲストである、横浜流星演じるサッカー選手との商談シーンも、凛として応じる姿は非常に魅力的であった。また塔子と同様に成績優秀で社長にも買われている梅屋敷(増田貴久)。仕事ができると自覚しているが故に鼻につく態度が個性的で可愛らしい。最近ドラマに引っ張りだこな増田貴久の演技も見どころである。第二の人生を再スタートさせる主人公が仲間と共にこれからどう成長してくのか、夏ドラマにふさわしい、熱いパワーをもらえる作品になりそうだ。[文・構成/grape編集部]
2022年07月02日King Gnu(キングヌー)の新曲「雨燦々」が配信リリース。綾野剛主演のTBS系日曜ドラマ「オールドルーキー」の主題歌として書き下ろした。King Gnu新曲「雨燦々」がドラマ主題歌に2021年末は、映画『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌「一途」や同映画のエンディングテーマ「逆夢」のリリースで話題を呼んだKing Gnu。2022年も菅田将暉主演ドラマ「ミステリと言う勿れ」主題歌「カメレオン」の発売や、初の東京ドーム公演の開催など、ホットなニュースが絶えない。そんなKing Gnuが、新曲「雨燦々」をリリース。TBS系日曜ドラマ「オールドルーキー」の主題歌として書き下ろした楽曲だ。King Gnuの新たな一面が垣間見えるような一曲に仕上がっているようで、常田大希は「我々としましては今までの自分達には無い、新しいラインの楽曲に仕上がりました」と語っている。新曲「雨燦々」MV公開新曲「雨燦々」のミュージックビデオは、8月16日(火)20:00に公開。PERIMETRON(ペリメトロン)のOSRIN(オスリン)が監督を務めており、「眩しく赤い青春を描きました。 私のこの夏は雨燦々、一色。 あの頃みたいに 一緒に帰ろって言って チャリンコでまたねって。 またやりたいな〜。 スイカ食いながら見てください。」とコメントを寄せている。綾野剛主演ドラマ「オールドルーキー」なお、「オールドルーキー」は、綾野剛主演の日曜ドラマ。ドラマでは、綾野扮する元サッカー日本代表・新町亮太郎がスポーツマネージメントの世界で奮闘する姿が描かれる。<King Gnu 常田大希コメント>日曜劇場『オールドルーキー』の主題歌のために「雨燦々」という楽曲を書き下ろしました。お話を頂き脚本を読み込んで行く内に、登場人物達の魅力に引き込まれて時間を忘れて読み耽ってしまったのが良い思い出です。こんなポジティブなエネルギーに満ちた作品に力を添えられた事をとても嬉しく思っております。意外にもKing Gnu としては剛ちゃんとの初作品になりますね!我々としましては今までの自分達には無い、新しいラインの楽曲に仕上がりました。聴いていただくのが楽しみです。どうぞ宜しく!<綾野剛コメント>『オールドルーキー』にとって最後のピースがそろいました。誰一人として孤独にならぬよう照らしてくれる煌めき。いつだって寄り添ってくれる力強い愛。そして涙以上に染み込む雨がこんなにもあったかいなんて。また僕らを眩しい世界へと導いてくださいました。これからの時代を切り開き、生きる人すべてへふりそそぐ応援讃歌。ここに誕生です!【詳細】King Gnu 新曲「雨燦々」配信日:2022年7月15日(金)※綾野剛主演ドラマ「オールドルーキー」主題歌■TBS系日曜ドラマ「オールドルーキー」放送日時:2022年6月26日(日)より毎週日曜21:00~21:54※初回25分拡大出演者:綾野剛、芳根京子、中川大志、岡崎紗絵、増田貴久、生田絵梨花、稲垣来泉、 泉谷星奈、高橋克実、榮倉奈々、反町隆史
2022年06月23日和山やまの漫画『カラオケ行こ!』が綾野剛主演、齋藤潤出演で実写映画化。2024年1月12日(金)に公開される。監督は山下敦弘、脚本は野木亜紀子が務める。和山やまの人気コミックを実写映画化『カラオケ行こ!』は、「このマンガがすごい!2021」オンナ編第5位、マンガ大賞2021第3位をはじめ、数々のマンガ賞にランクインを果たし、累計55万部のヒットを飛ばしている人気漫画。たった3年で発表した全ての作品が主要漫画賞を受賞するなど、輝かしい功績で注目を集める和山やまによる作品だ。歌が上手くなりたいヤクザと、真面目だけど毒舌な中学生の“奇妙な友情”が描かれている。主演・綾野剛が“歌が上手くなりたい”ヤクザに成田狂児…綾野剛四代目祭林組の若頭補佐。カラオケはX JAPAN の「紅」が十八番。豪雨の中、傘もささずに絶望の淵に立たされた表情で街をさまよっていたところ、突然聞こえてきた歌声に導かれ、全国合唱コンクールの地方予選が開かれている市民ホールへとたどり着く。そこで出会った中学生の岡聡実に歌の指導を頼む。成田狂児を演じるのは綾野剛。映画『ヤクザと家族 The Family』『ドクター・デスの遺産』『最後まで行く』など話題作に出演し様々な役を演じ分ける綾野が“中学生に歌の指導を頼むヤクザ”という一風変わったキャラクターに挑む。岡聡実…齋藤潤大阪府の強豪校である森丘中学校合唱部を率いる中学3年生の部長。真面目だが毒舌な性格。変声期で高い声が出づらくなっているのが悩み。ヤクザの狂児にカラオケに誘われ困惑する。岡聡実役は、オーディションを勝ち抜き選ばれた期待の新星・齋藤潤が担当。綾野剛もオーディションの様子を見守る中、誰よりも成長を見せたという齋藤が、物語のカギを握る真面目だが毒舌な中学生を演じる。綾野剛とどのような化学反応を見せてくれるのかに注目だ。祭林(まつりばやし)組の組長…北村一輝狂児を悩ませるカラオケ大会の主催者であり、恐怖の刺青師。小林…橋本じゅん“ハイエナの兄貴”。カラオケ大会で万年最下位脱出を企むヤクザ。唐田…やべきょうすけ声がカスカスな熱血ヤクザ。大会に向けて歌の練習を重ねている。銀次…吉永秀平ビブラートの癖が強すぎるヤクザ。尾形…チャンス大城“キティの兄貴”。去年の最下位で組長によるひどい刺青の餌食となったヤクザ。峯…RED RICE(湘南乃風)前職は幼稚園の先生とは思えないほど強面なヤクザ。森本もも…芳根京子聡実が部長を務める合唱部の副顧問。部員からは「ももちゃん」の愛称で呼ばれている明るく元気な先生。映画オリジナルキャラクター。松原…岡部ひろき合唱部の優しい指導コーチ。中川…八木美樹練習に励む合唱部のメンバー。しっかり者で面倒見の良い副部長。和田…後聖人(うしろきよと)思春期の真っ只中で聡実と同じボーイソプラノ担当の後輩。岡優子…坂井真紀思春期の息子・聡実を見守る母親。岡晴実…宮崎吐夢優子と同じく息子を気に掛けながらもどこか気遣いがズレている父親。和子…ヒコロヒー狂児の母親。田中正…加藤雅也狂児の祖父。 原作マンガでも人気の、狂児の“ある由来”が明かされる回想シーンに登場。山下敦弘×野木亜紀子のタッグで映画化映画『カラオケ行こ!』の監督を務めるのは、『リンダ リンダ リンダ』『味園ユニバース』『1秒先の彼』などを手掛けてきた山下敦弘。脚本はドラマ「アンナチュラル」「MIU404」「逃げるは恥だが役に立つ」、映画『罪の声』などヒット作を世に送り出してきた野木亜紀子が手掛ける。一流のスタッフがタッグを組み、傑作コミック『カラオケ行こ!』を実写映画化する。主題歌はLittle Glee MonsterによるX JAPANの「紅」主題歌は、Little Glee Monster(リトル グリー モンスター)によるX JAPANの「紅」。Little Glee Monsterは、“成田狂児の十八番”という劇中でもカギとなる名曲「紅」をカバーするにあたり、第76回全日本合唱コンクールで金賞・文部科学大臣賞に輝いた強豪校、府中市立府中第四中学校の合唱部総勢90名とレコーディングした。映画『カラオケ行こ!』あらすじ「歌がうまなるコツ教えてくれへん?」 歌が上手くなりたいヤクザの男がレッスンを頼んだのは、真面目だけど毒舌な中学生!?合唱部部長の岡聡実はヤクザの成田狂児に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲は X JAPAN の「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの関係には変化が・・・。聡実の運命や如何に?そして狂児は最下位を免れることができるのか?【作品詳細】映画『カラオケ行こ!』公開日:2024年1月12日(金)監督:山下敦弘脚本:野木亜紀子出演:綾野剛、齋藤潤、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、吉永秀平、チャンス大城、RED RICE、八木美樹、後聖人、井澤徹、岡部ひろき、米村亮太朗、坂井真紀、宮崎吐夢、ヒコロヒー、加藤雅也、北村一輝原作:和山やま(ビームコミックス/KADOKAWA 刊)主題歌:Little Glee Monster「紅」(Sony Music Labels Inc.)配給:KADOKAWA■公式ブック発売日:2023年12月12日(火)~※予約は10月21日(土)~順次受付開始。・映画『カラオケ行こ!』公式ビジュアルブック (A4判/88ページ) 2,420円・映画『カラオケ行こ!』シナリオブック (四六判/152ページ) 1,276円
2022年06月13日「小学校の頃にサッカーをやったことがあったんですけど、それ以来、一切なかったので、実際にやってみたらこんなに難しくて奥が深い競技だったんだって。ボールを蹴るのはこんなに難しいんだって思いました」6月2日に東京都内で開催されたCM発表会に登場した綾野剛(40)は、7月クールの日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)で主人公の元サッカー選手役を演じ、その心境を語った。初めての「日曜劇場」主演に挑む綾野だが、逆風が吹いている。YouTuberのガーシーこと東谷義和氏が綾野の私生活について真偽不明ながら暴露を繰り返した結果、『オールドルーキー』にスポンサーがなかなか集まらず、キャスティングも難航していると、本誌が‘22年6月14日号で報じた。そんなかクランクインから間もない5月末に、綾野がある行動に出たという。「スタッフや、キャストに、ドラマのタイトルが入った古着風のオシャレなオリジナルTシャツをプレゼントしてくれました。クランクイン直後のタイミングだったこともあり、トラブル続出の関係者を労わった行動だという考える人もいました。実はこれまでも綾野さんは、自腹で自らデザインしたパーカーを差し入れたり、意外にも“差し入れ王”なんです」(ドラマ関係者)“王”の称号は「伊達じゃない」とドラマ関係者は続ける。「これまで、定番の叙々苑弁当やラーメンはもちろんのこと、女性から人気のマカロンや現場でも食べやすいミニサイズのロールケーキ、“綾野商店”と題して駄菓子を数十種類差し入れしてくれたこともありました。ちなみに“叙々苑弁当”といっても、カルビやタンなどいろんな部位があり、“にんにく有り”、“にんにく抜き”も選べるようになってましたよ」次は何の差し入れがもらえるのか。現場は楽しみに違いない!?
2022年06月04日綾野剛と舘ひろしが初共演した、現代ヤクザの実像とその終焉を描く映画『ヤクザと家族 The Family』のBlu-rayに収録されるメイキング映像の一部が公開された。メイキング映像には、緊迫した撮影現場の様子や、キャストたちの和やかな場面を収録。公開された映像では、インタビューにて、本作の出演オファーについて綾野さんが「一番はじめは全く違う本だったんです。ですが本は一旦置いて、藤井さんが監督で、スターサンズチームがプロデュースで、任侠・ヤクザをテーマにした作品ということだけでやらせて頂きました」とふり返り、舘さんは綾野さんについて「愛に飢えたような眼をされる俳優さんですね。一緒にお芝居をしていて何度も泣かされました」とコメントしている。なお、Blu-rayのメイキングには、本編の第一章から第三章まで、各章にわたって出演キャストのコメントや撮影シーンを収録している。メイキング映像のほかにも、完成報告生配信トークイベントや初日舞台挨拶の映像、綾野さんが出演した「millennium parade」の「FAMILIA」のMVも収録されている。『ヤクザと家族』Blu-ray&DVDは6月3日(金)発売。(cinemacafe.net)■関連作品:ヤクザと家族 The Family 2021年1月29日より全国にて公開©2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会
2022年05月30日休日のオフィス街で行われていたドラマ撮影。数十人のエキストラの間を男性が全力で走ってくる。綾野剛(40)だ。新ドラマ『オールドルーキー』のロケだった。「元サッカー選手のセカンドキャリアを描く作品です。ヒット作の多いTBSの日曜劇場で7月に放送されます」(テレビ誌ライター)伝統ある「日曜劇場」の主演に初めて挑む綾野。しかし最近、彼の周辺ではきなくさい出来事が……。「YouTuberのガーシーこと東谷義和氏が綾野さんの私生活について真偽不明ながら暴露を繰り返しているのです」(芸能関係者)これがドラマの制作に影響を及ぼしている、とテレビ局関係者。「スポンサーがなかなか決まらないと聞きました。人気枠である日曜劇場には珍しいことです」さらに出演者についても、「綾野さんの主演は1年以上前から決まっていましたが、共演者のキャスティングは難航したと聞いています」(前出・テレビ局関係者)最終的には芳根京子(25)や中川大志(23)、反町隆史(48)といった主演級の俳優らの出演が決定。日曜劇場らしい豪華布陣が整ったのだが、キャスト発表の段階でもトラブルが発生することに――。経緯はこうだ。5月23日から「ベストイレブン」と称して同作の出演者が“毎日発表”されると報じられ公式サイトやネットメディアで発表が始まった。綾野に続く2人目として、まず高橋克実(61)。その後、25日までに6人目の増田貴久(35)までの出演が発表されている。しかしその後、不可解な展開に。26日に榮倉奈々(34)の出演発表を複数のネットメディアが報じたものの、その後削除されたのだ。結局、26日と27日には新たな出演者の発表はなく、28日に芳根、29日に中川と榮倉、反町の出演が発表された。“毎日発表”と公表していたにもかかわらず、どういうことなのか。芸能関係者によると、「26日も27日も出演者発表があるはずでしたが、TBSが発表スケジュールを急遽変更したのです。榮倉さんの記事が一度出てしまったのは、一部媒体の対応が間に合わなかったからのようです。25日に東谷氏がYouTubeで再び綾野さんに言及したことが理由にあるとは聞いています。TBSは影響をはかるために予定を変更したのでしょうか」榮倉の出演発表記事が削除されたこと、今後のキャスト発表の予定、またこの一件と東谷氏の25日の配信との関連性について、TBSに問い合わせると、27日時点で「出演者発表の予定を変更しました。今後、順次発表してまいります」との回答だった。放送前からトラブルが続く今作。一方で、本誌が目撃したロケ(5月22日)の様子はいたって和やか。役柄や過去の報道から“やんちゃ”なイメージもある綾野だが、スタッフと笑顔でやりとりをしている感じのよさが印象的だった。綾野はなにかミスをしたようで、カットがかかると共演の芳根京子に「ごめんね!」と頭を下げる場面も。その表情は舞台裏を感じさせない明るいものだったが――。
2022年05月30日サッカー以外何もないどん底主人公が新たな目標に向かい、もう一度娘が誇れる父親になるために奮闘する、福田靖脚本のドラマ「オールドルーキー」。この度、綾野剛演じる主人公の妻を榮倉奈々が演じることが分かった。妻・果奈子は、主人公・新町の一番のサポーターとして時には厳しく、時に優しく彼を鼓舞してきた元人気アナウンサー。2人の娘・泉実(稲垣来泉)と明紗(泉谷星奈)を育てるためにも、新町の第二の人生を必死でサポートしていくが、現実に直面し、心が折れそうになる新町に複雑な思いを抱えていくことに。そして、自分自身も家族のために大きく動き出していく。榮倉さんは「亮太郎の一番の応援団であり、一番の理解者であり、きっとこれまでも亮太郎を献身的に支えて・・・手のひらで転がして・・・きたであろう、夫婦のこれまでのストーリーが垣間見えるような、家族のシーンを作っていけたらと思っています」とコメントしている。「オールドルーキー」は7月期、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年05月29日Q-pot.(キューポット)が展開するQ-pot CAFE.から、白鳥をモチーフにした「スワンクリームケーキ」が登場。2022年5月23日(月)より、Q-pot CAFE.表参道本店などで販売される。白鳥モチーフの「スワンクリームケーキ」Q-pot CAFE.の新作スイーツ「スワンクリームケーキ」は、「Swan Lake Cake」がテーマ。おとぎ話に出てくるような古城や、湖で羽を休める白鳥から着想し、バレエの一幕のように美しい情景を表現したアクセサリー、ドレス、フレグランス、アフタヌーンティーなどと同様のコンセプトを落とし込んだ。ピーチムース×ストロベリー果肉のピンクホワイトガナッシュクリームで真っ白な白鳥を表現した「スワンクリームケーキ」は、「ピンク」と「ブルー」の2フレーバーで展開。「ピンク スワンクリームケーキ」には、やさしい甘さのピーチムースや甘酸っぱいストロベリー果肉、香り豊かな紅茶ムースを重ねた。ライチムース×グレープフルーツ果肉のブルー「ブルー スワンクリームケーキ」は、ライチムース、グレープフルーツ果肉、紅茶ムースを合わせたもの。すっきりとしたライチとほろ苦いグレープフルーツのマリアージュが楽しめる、爽やかな味わいに仕上がっている。【詳細】Q-pot CAFE.「スワンクリームケーキ」販売期間:2022年5月23日(月)~販売店舗:Q-pot CAFE.表参道本店(テイクアウト販売)、Cake.jp(全国配送)営業時間:11:00~19:00(L.O.18:30) ※平日・土日祝同様価格:ピンク/ブルー スワンクリームケーキ 各2,160円サイズ:7.5cm×11cm ※2~3名目安【問い合わせ先】Q-pot CAFE. 表参道本店TEL:03-6447-1218
2022年05月23日~コトバンクのコンテンツ充実と信頼性のさらなる向上へ~ 株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、マーケティングソリューション事業を展開する株式会社DIGITALIO (東京都渋谷区、代表取締役:古谷 和幸、以下「DIGITALIO」)と、株式会社小学館(以下「小学館」)のグループ会社である株式会社C-POT(東京都千代田区、代表取締役:相賀 信宏、以下「C-POT」)は、2022年4月、DIGITALIOが運営する無料ウェブ百科事典「コトバンク」( において事業提携をいたしました。コトバンクは、「世界中のありとあらゆるコトバを収録していく」をミッションに、140辞書・事典の約274万語(2022年4月現在)を収録した、国内の辞書サイトにおいて10ヵ国語を無料提供できる唯一のウェブ百科事典です。C-POTでは、出版の世界で急速に進むデジタル化に対応するため、出版社の保有するコンテンツを一元管理するためのデータベース化や、辞書・事典等の更新が必要な構造化データの編集などを、Webブラウザで利用可能にする編集システム「CES(Contents Edit System)」を提供しており、現在は小学館の辞書・事典データの管理に活用されております。今回の提携を通じ、コトバンクの運営を両社での共同運営体制とし、コトバンクとCESのシステム連携を目指します。これにより、小学館が保有する信頼性の高い辞書・事典の最新データがコトバンクにシームレスに反映されることで、コトバンクで検索できるコトバの網羅性と内容の信頼性を継続的に向上させ、ユーザーの利便性を高めてまいります。■無料ウェブ百科事典「コトバンク」( の特徴1)高い信頼性の用語解説原則として、確かな著者・編者・発行元による用語解説のみを掲載しています。用語解説は随時追加更新し、新鮮な情報を提供します。2)国内最大級の事典サイト小学館の「デジタル大辞泉」(約30万語)、「日本大百科全書」(約14万語)、「精選版 日本国語大辞典」(約30万語)、朝日新聞出版の「知恵蔵」(約10,000語)、講談社の「デジタル版日本人名大辞典+Plus」(約7.5万語)、など、計140辞書・事典の約274万語を収録しています。無料事典サイトとしては国内最大級です。3)複数辞書の解説をまとめて表示多数の辞書を収録しているため、一つのキーワードに対し複数の辞書の解説を一度に閲覧、比較することができます。DIGITALIO(デジタリオ)では、デジタルを軸としたサービスを創造・提供し、社会を前進させるために、メディア・販売促進・リテール・ヘルスケア事業を展開しております。ポイントサイト「ECナビ」( やポイント交換サイト「PeX」( 、無料ウェブ百科事典「コトバンク」( 、マンガ百科事典「マンガペディア」( 、デジタルギフト「デジコ」( 、販促キャンペーンツール「キャンタ」( 、給与前払いサービス「Remone」( など多数のサービスを開発・運営を通じて、自分たちの技術を活かし、社会にある課題をinputし、プロダクト開発としてoutputしていく。そしてプロダクトを育て、持続させてまいります。C-POTは出版の世界で急速に進むデジタル化に対応するため、出版社の保有するコンテンツを一元管理するためのデータベース化支援、辞書・事典等の更新が必要な構造化データの編集システム「CES」を提供しております。紙の本だけを管理していればよかった時代とは比べものにならないほど複雑になっている現在のコンテンツ維持・管理・提供の課題解決に向けて、必要機能・システム・サービスの開発を行い、出版業界全体のビジネス発展に貢献したいと考えております。【株式会社DIGITALIO】 代表取締役:古谷 和幸資本金:1億9,800万円設立:2007年1月22日所在地:東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ15F事業内容:メディア事業/販促DX事業/リテールDX事業【株式会社C-POT】 代表取締役:相賀 信宏資本金:2,250万円設立:2018年1月11日所在地:東京都千代田区一ツ橋2-3-1事業内容:出版コンテンツのデータベース化保有コンテンツの一元的管理保有コンテンツを利用したインターネットサービスの提供保有コンテンツの多様なフォーマットでの外部提供辞書・事典編集システム「CES」の提供【報道関係者お問い合せ先】株式会社CARTA HOLDINGS広報・IR室お問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月12日昨年秋にカンテレ・フジテレビ系にて放送された綾野剛主演ドラマ「アバランチ」より、5月18日(水)にリリースされるBu-ray BOX、DVD BOXの特典映像が一部公開された。本作は、藤井道人監督が総合演出を務め、謎の組織“アバランチ(AVALANCHE=雪崩)”が、政治家をはじめ巨悪の不正を暴きながら成敗していく様を描いた爽快ピカレスクエンターテインメント。綾野さんのほかにも、福士蒼汰、千葉雄大、高橋メアリージュン、田中要次、木村佳乃、渡部篤郎ら豪華キャスト陣が出演し、本作に厚みを与えた。今回、ディスクリリースに先駆けて公開されたのは、撮影のメイキング&インタビュー「document of AVALANCHE」の冒頭部分。綾野さんの思いが語られているほか、和気あいあいとした撮影の裏側の雰囲気が感じられる。さらに、完成発表会の模様、主題歌を担当した「UVERworld」のライブに綾野さんが登場したトークシーン、オールアップ集など、87分にも及ぶ映像が収録されている。(cinemacafe.net)
2022年05月08日シンガーソングライターの長渕剛が出演する、MTG「SIXPAD」の新CM「SIXPAD | Powersuit Core Belt 長渕剛編」が27日より放送される。新CMに向けて約半年間、自分を追い込んできたという長渕。新CMでは、今回のためにリメイクした楽曲「REBORN」をバックに、本格的なマシーンを使用した躍動感のあるトレーニングシーンや、魂のこもったステージパフォーマンスの様子が収録されている。撮影は「ステージパフォーマンス」と「トレーニングシーン」に分けて、2日間かけて実施。両日とも長渕の撮影にかける熱い思いが響く、活気ある現場となった。
2022年04月27日Q-pot.(キューポット)が展開するQ-pot CAFE.から、“白鳥”をモチーフにしたスイーツやアフタヌーンティーセットが登場。2022年5月23日(月)から7月下旬まで、Q-pot CAFE. 表参道本店にて販売される。「Swan Lake Cake」がテーマの期間限定メニューQ-pot CAFE.の新作スイーツは、おとぎ話に出てくるような古城や湖、白鳥からインスピレーションを得た新作アクセサリーコレクション「Swan Lake Cake」をテーマにしたもの。白鳥をモチーフにしたロマンティックなビジュアルのケーキやアフタヌーンティーセット、ドリンクなどが揃う。ピンクスワン&ブルースワンを表現したムースケーキ「Pink Swan Cream Cake」は、夕暮れに染まったピンクスワンをイメージしたケーキ。ストロベリーの果肉入りラズベリージュレと紅茶ジュレを、甘酸っぱいピーチムースで閉じ込めた。トップには、メレンゲでできた“シュワッ”としたくちどけの白鳥モチーフをオン。朝もやに浮かぶブルースワンは「Blue Swan Cream Cake」で表現。グレープフルーツの果肉入りジュレと紅茶ジュレを、爽やかな味わいのライチムースで包み込んでいる。ピンクスワン&ブルースワンのケーキプレートには、甘さ控えめの塩ミルクアイスとマカロンも添えた。白鳥モチーフのアフタヌーンティーセット「Swan Lake Cake」の世界観を堪能することができるアフタヌーンティーセットにも注目。銀箔入りのバタフライピーゼリーと白桃を合わせたグラスデザートは、湖の上を白鳥が優雅に泳いでいるかのようなビジュアルで。なめらかなレアチーズケーキとストロベリークッキーをプラスして、食感にもアクセントを加えている。グラスデザート共に並ぶのは、ティアラ型ホワイトチョコレートをのせたヨーグルトクリームのカップケーキや、ガナッシュクリームをサンドしたプチ・クリーミーマカロン、フロマージュクリーム&ラズベリージャムを挟んだスコーンなど。下段にはローストチキンのサンドイッチや野菜のテリーヌ、冷たいヴィシソワーズといったフード類が揃うので、ランチにもおすすめだ。白鳥の羽モチーフが浮かぶソーダドリンクケーキやアフタヌーンティーセットと合わせて楽しみたいドリンクも、ブルースワン&ピンクスワンをイメージしたもの。ブルーのヨーグルトホワイトソーダと、ピンクのライチ&ラズベリーのホワイトソーダに、羽根モチーフのホワイトチョコレートを浮かべた。【詳細】Q-pot CAFE.「Swan Lake Cake」販売時期:2022年5月23日(月)~7月下旬販売場所:Q-pot CAFE. 表参道本店営業時間:11:00~19:00(L.O.18:30)※平日・土日祝同様。営業時間は変更になる場合がある。メニュー例:・Swan Lake Cake Plate (Peach Pink) ドリンク付 2,100円・Swan Lake Cake Plate (Lychee Blue) ドリンク付 2,100円・Swan Lake Cake Afternoon Tea Set 1名 ドリンク付き 2,800円・Swan Lake Feather Soda 各850円※セットメニューで注文の場合、セットメニュー+200円<イートイン予約について>開始日:2022年4月22日(金)12:00~予約方法:WEB or 電話(TEL:03-6447-1218)予約可能時間:11:00/12:30/14:00/15:30/17:00※予約時に希望のメニューを確認している。
2022年04月25日長渕剛がパーソナリティを務めるオールナイトニッポン55周年記念特別番組『長渕剛のオールナイトニッポンGOLD』が今夜22時より放送される。長渕がオールナイトニッポンに挑戦するのは、2003年12月以来実に18年ぶり。事前収録された番組の冒頭では久しぶりのオールナイトニッポン登場ということもあり、NGなしでなんでも答えると長渕が宣言。1977年のデビュー直後から『南こうせつのオールナイトニッポン』のコーナーに出演するために通ったデビュー当時の秘話や、数々のライブでの伝説的なエピソードなどがパートナーの大窪シゲキとのやり取りで明かされた。また、スタジオには愛用のギターが持ち込まれ、オールナイトニッポンを担当していた当時を思い出しながら弾き語りでのスペシャルライブも行われた。さらに、リリースされたばかりの新曲「REBORN」や6月3日よりスタートする全国ツアー『REBORN 2022 with THE BAND』など音楽活動についても語られており、120分長渕による熱いトークを聴くことができる。ラジオはニッポン放送をキーステーションに全国ネットで放送されるほか、スマホやパソコンからはradikoを通じて視聴可能で、放送対応していない地域ではラジコのエリアフリー機能(有料サービス)を使うと、全国どこからでも聴くことができる。<番組情報>ニッポン放送『長渕剛のオールナイトニッポンGOLD』2022年4月22日(金) 22:00~24:00放送※ニッポン放送をキーステーションに全国ネットで放送パーソナリティ:長渕剛パートナー:大窪シゲキ<配信情報>長渕剛 デジタルシングル「REBORN」配信中長渕剛「REBORN」配信ジャケット長渕剛「REBORN」MV(Short Ver.)<リリース情報>長渕剛 ライヴDVD / BD『Tsuyoshi Nagabuchi Acoustic Tour 2021 REBORN』2022年4月27日(水) リリース長渕剛『Tsuyoshi Nagabuchi Acoustic Tour 2021 REBORN』ジャケット●DVD:6,600円(税込)●Blu-ray:7,700円(税込)詳細はこちら:<ツアー情報>長渕剛 全国ツアー『TSUYOSHI NAGABUCHI CONCERT TOUR REBORN 2022 with THE BAND』詳細はこちら:
2022年04月22日株式会社カブト(所在地:東京都港区、代表:行木隆)は、2022年4月1日(金)付けでビーチバレーボール選手の白鳥勝浩選手が入社したことをお知らせいたします。白鳥選手は、1998年よりビーチバレーボール競技において最もメジャーな国際大会から国内大会まで数々の優勝や日本男子最高順位などの記録を残し、日本ビーチバレーボール界をリードしてきました。2013年にはビーチバレーボール女子日本代表監督、日本バレーボール協会ビーチバレーボール強化委員長を務め、選手以外の分野でもビーチバレーボールの発展に尽力してきました。カブトでは、競技活動を続けながら「KABTO beach volleyball project」プロジェクトリーダー兼スポーツ事業部長として、ビーチバレーボールの普及・強化に関する業務を行ってまいります。■背景株式会社カブトでは、ビーチバレーボールを日本でメジャースポーツにし、人々に夢や希望、元気を与えられる環境を構築するプロジェクトとして「KABTO beach volleyball project」を立ち上げ活動しています。活動を続ける中で、豊富な経験と実績を持つ白鳥選手とプロジェクトの目標と想いを共有することができ、目標を達成していくために、白鳥選手はプロジェクトリーダーとして活動を推進していくことになりました。白鳥 勝弘(Katsuhiro Shiratori)白鳥 勝弘(Katsuhiro Shiratori)■白鳥勝浩選手プロフィール出身地:東京都大田区経歴 :東亜学園高等学校→東海大学卒→湘南ベルマーレスポーツクラブ→トヨタ自動車株式会社【バレーボール戦歴】1993年 第24回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会(春高バレー)3位1994年 第25回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会(春高バレー)準優勝1994年 全国高校総体バレーボール(インターハイ)3位【ビーチバレーボール戦歴】1998年 第10回全日本大学ビーチバレー男女選手権 優勝2002年 第14回アジア競技大会(釜山)優勝2002年~2011年 ビーチバレージャパン 10連覇2006年 第15回アジア競技大会(ドーハ)5位2008年 北京オリンピック 9位2010年 第16回アジア競技大会(広州)3位2012年 ロンドンオリンピック 19位2018年 第18回アジア競技大会(パレンバン、ジャカルタ)9位2018,2019年 ビーチバレージャパン 優勝2021年 東京オリンピック 19位【オリンピック出場歴】2008年 第29回オリンピック競技大会(北京)9位 (日本男子最高順位)2012年 第30回オリンピック競技大会(ロンドン)19位2021年 第32回オリンピック競技大会(2020東京)19位■今後の展開プロジェクトリーダーとして、プロジェクトメンバー(池田隼平・庄司憲右ペア)をサポートし今年9月に杭州で開催される国際大会出場を目指します。その後は、メンバー全員の国際大会のランキング上位獲得を目指しながら、プロジェクトを遂行していきます。また、スポーツ事業部を新設し、事業部長としてビーチバレーボールクラブチームの運営、ビーチバレーボールスクール運営、イベント企画・運営を行っていきます。■白鳥選手のコメント (本人動画 )この度、株式会社カブトに入社することになりました白鳥勝浩です。私はビーチバレーボールが本当に大好きで、たくさんの方に知ってもらいたいという思いがあります。そのビーチバレーボールというスポーツから、たくさんの方が繋がり、たくさんの方が笑顔になり、たくさんの幸せを感じられる一つのツールとして知っていただける活動を、株式会社カブトから発信していきたいと思います。今後とも株式会社カブト、ビーチバレーボールプレーヤー白鳥勝浩をよろしくお願いいたします。■会社概要商号 : 株式会社カブト代表者 : 代表取締役 行木隆所在地 : 〒105-0003東京都港区西新橋3-24-10 ハリファックス御成門ビル2F設立 : 2000年7月事業内容: システム開発・販売事業、リスクマネジメント事業、コンサルティング事業資本金 : 4,550万円URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月01日2022年にシンガーソングライターデビュー20周年を迎える堂本剛による新プロジェクト「堂本剛プロデュース」が3月25日(金)より始動する。堂本は2002年のシンガーソングライターとしてのシングル発売以降、さまざまなプロジェクトを通じ、音楽や俳優、ファッション、デザインなど多岐にわたる分野で活躍を続けてきた。本企画では「LINE VOOM」で毎月10本程度のオリジナル動画、ZOZOの協力のもと全7型(予定)におよぶオリジナルのファッションアイテムをプロデュース。動画はスゴ技挑戦や音楽などの内容を投稿、アイテムは2022年夏よりシーズンレスに着用できるユニセックスアイテムを通販サイト「ZOZOTOWN」で販売予定だ。またプロジェクト期間中、撮影やプロデュース作業にスタッフが密着。その模様やオフショットは無料動画配信サービス「GYAO!」のオリジナル番組『つよしP(仮)』として配信される。ほかにも堂本のプロデュースによるコンテンツがさまざまなメディアに登場する予定だ。初回のプロデュースとなるビジュアル撮影に堂本はお気に入りの衣装で登場。カメラマンからの「目線なしも撮りますか?」との声に「いいですね!」とふたつ返事でOKするも「(プロデュースを)任せるのが不安になる写真にしましょう」と堂本らしいジョークを飛ばす。それから空気椅子の状態でポーズを決めるなど、個性あふれる撮影になった。写真撮影後、早速ファッションアイテムの打ち合わせを開始。堂本が手がけるファンクミュージックのように、様々な方向からのアプローチにより、手に取る一人ひとりがサステナブルなものに関する関心や、何かを感じてもらえるようなアイテム作りに取り組みたいとコメントする。用意されたサンプルを手に取りながら、生地の選択やデザインの方針など、完成にむけたイメージを膨らませた。続いて「LINE VOOM」向けの動画撮影。人気のチャレンジ動画に挑戦するもなかなかうまくいかず、「しょぼいなあ」と堂本。失敗も楽しむ、おおらかな一面を見せた。さらにはなかなか見られない音楽制作の現場にもスタッフが密着。ベースやギターを手に取り、音作りの様子やリフのアイデアを形にしていく作業、浮かんだメロディをマイクに吹き込むところなど、一つの楽曲を形にしていく方法を紹介する。録音した音源をチェックする目は真剣そのもので、シンガーソングライターデビュー20周年を経て一層精力的に音楽に取り組む姿が印象的だった。■企画情報「堂本剛プロデュース」3月25日(金)よりスタート<詳細>(1)「堂本剛 × ZOZO」堂本剛プロデュースのもと、ZOZOが開発・販売アイテム型数:7点(予定)2022年夏より予約販売開始(予定)(2)「堂本剛」LINE公式アカウント(3)「LINE VOOM」堂本剛オリジナル動画3月26日(土)~2022年9月「堂本剛」LINE公式アカウントにて配信PC: スマホ: (4)「GYAO!」オリジナル番組『つよしP(仮)』3月26日(土)21時より配信開始。毎週土曜日更新(全26回)・番組視聴ページ: ・公式Twitterアカウント: 特設ページ:
2022年03月25日