いよいよ夏が近づいてくると、今年はどんな思い出が増えるのかと胸が高鳴るところ。そこで、人生を変えるひと夏を過ごしたある少年を描いた注目作をご紹介します。その作品とは……。心を揺るがす話題作『メモリーズ・オブ・サマー』!【映画、ときどき私】 vol. 2361970年代末の夏、ポーランドの小さな町に暮らしている12歳のピョトレック。父親は海外へ出稼ぎに行っているため、大好きな母とふたりで夏休みを存分に楽しんでいた。ところが、母親はピョトレックを残して毎晩出かけるようになり、いつしか不穏な空気が漂い始める。そんななか、ピョトレックが好意を抱き始めていたのは、都会からやってきた少女のマイカ。しかし、マイカもまた不良青年へ夢中になり、ピョトレックは失望するのだった。はたして、ピョトレックが経験したひと夏の行方とは……。近年、映画界において注目度の高いポーランドですが、今回は「ポーランドから生まれた新たな才能!」と言われているこちらの方に、本作についてお話をうかがってきました。それは……。アダム・グジンスキ監督!グジンスキ監督にとって長編2作目となる本作ですが、日本での劇場公開は初めて。そこで、作品の背景やそこへ込めた思いなどについて語っていただきました。―本作はご自身の経験にもとづいている部分もあるということですが、具体的にはどのあたりが作品に反映されているのでしょうか?監督まずはここに描かれている子どもたちの世界。つまり、小さな町の中にある湖で過ごす子どもたちのなかには、さまざまな人間関係があるということです。首都であるワルシャワから女の子がやってきて、みんなが興奮したというような出来事も、すべて私が経験したことでした。そのなかで一番忘れられないのは、劇中にも描いている子どもが溺れてしまう事故。これは私が溺れたわけではなく、学校の友達に起きてしまった出来事でした。12歳前後のときに、その子の両親は外国へ働きに行っていましたが、そのために子どもがひとりで夏を過ごしており、溺れてしまったのです。そういう不幸が人間には起こり得るんだと、非常にショックを受けた覚えがあります。―では、ピョトレックのキャラクターのなかにご自分を投影したところもありますか?監督そうですね、彼は私に似ていると思います。特に、感受性の部分では、私の持っているそれに近いかもしれません。それから、私自身も母親と非常に密接な絆があったので、そういう意味でも似ていると言えるでしょう。ただ、映画に出てくる両親に関するエピソードは、実際の話ではありませんよ。そのほかに、当時を反映しているといえば、子どもの目線から見た大人の女性たちの世界。昔はいまよりも遅い時間まで仕事をしていなかったこともあり、他人が家に集まることもよくありました。そんななかで、大人の女性たちがどのように振る舞うのかというのは、自分の目でよく見ていたと思います。人は初恋や人間関係を通して大人になっていく―本作では、ピョトレックが大人への階段を上る瞬間が映し出されていると思いますが、監督にとっても、“大人への通過儀礼” だったと感じるような出来事はありましたか?監督あるひとつの具体的な瞬間というのを覚えているわけではないですが、私はゆるやかに話し方や考え方が変わっていき、いつの間にか大人になっていったと感じています。というのも、この映画ではひと夏ですべてが起きてしまうように描かれていますが、通常はもっと長い時間をかけて変わっていくものですよね。つまり、初恋や大人たちとの関係性を通してだんだんと変化していき、あるとき別の観点から世の中を見ていることに気がつくものなのです。―母と息子の関係というのは、普遍的なテーマでもあると思いますが、今回この題材を選んだ理由を教えてください。監督この物語を父と娘にすることもできたとは思いますが、いずれにしても母と息子、あるいは父と娘というのは人間が最初に結ぶ非常に強い絆だと感じています。それだけに、男性であればその人にとっての女性観というのを一生に渡って作り上げてしまうものだと思うのです。女性においても逆のことが言えますが、実際に私の妹が自分のパートナーを探す時に父親がひとつのモデルとなり、相手のなかに自分の父親を見ていました。そのときに、異性の親との関係性というのは、強烈な影響を与えるものなんだということに気がついたのです。私自身は、母との関係性については自分の経験で知っていたので、どういうふうに一緒に時間を過ごしていたかというのはこの映画のなかで描いています。母と息子の危うい関係性とは?―ただ、ピョトレックと母親は親子というよりは恋人のような距離感でしたが、これはポーランドでは普通なのでしょうか。それともより密接な関係ですか?監督この2人の関係性というのはちょっとゆがんでいるので、そこに気がついてもらえるのはうれしいことです。つまり、父親がいなかったり、父親が弱い存在であったりすると、母親は息子に対して過剰な感情を与えてしまうもの。それによって、母と息子の距離感というのが踏み越えられ、あまりにも密接で見ていて不安になるような依存関係になってしまいます。この映画では、そういったことを表しているので、そこにある危うさというのが、観る方に伝わるのであれば、私の狙い通りです。特に、母親が不倫をしているということが明らかになると、夫だけでなく息子も裏切っていることになりますが、それは少年にとっては衝撃的な経験。そういう裏切りの感情が起こり得る危険な関係性だというものを表しています。―劇中では、恋愛によって徐々にメイクや服装が変わっていく母親の姿もリアルに感じましたが、女性を描くうえで意識したことはありましたか?監督今回、女性をどう扱うかというのは、非常に微妙なテーマでした。というのも、女性は子どもを家で育てなければいけないのに、夫を裏切ったり、子どもを捨てたりするというのは、ポーランドの社会ではどうしても受け入れられないからです。男性の場合ならありえなくはないとされているところもありますが、女性が家族を捨てるということに関しては、厳しい見方をされていると思います。それだけに、母親役を演じた女優とはずいぶんと長いディスカッションを行いました。その結果、「自分を認めてもらいたい」という欲求のある女性を弁護したいという考えに至ったのです。実際に不倫を経験した女性の話を聞いたりしたわけではなく、すべて私が観察したうえで作りましたが、映画を観た方々と話し合ってみると、「この映画は女性が感情を持つ権利を認めてくれた」とか「女性を守る映画である」といった意見を言ってくださる方も多く見られました。自分のなかにある“問い”を見つけて欲しい―そういう意味では、日本の女性たちも鑑賞後にいろんな思いが湧き上がると思うので、最後にananwebの女性読者へ向けてのメッセージをお願いします。監督おそらく、みなさんそれぞれが自分にとっての“問い”のようなものを見つけてくれるだろうと思っています。つまり、それは子どもや夫との関係であったり、自分自身の問題であったりということです。ただ、それはひとつの答えを目指すものでも、単純な答えに辿りつくものでもないと思うので、“考えの種”となるような多くのテーマを発見していただきたいと感じています。私にとって、映画というのは問いを投げかけるものであって、答えを出すものではありません。なので、そのなかから会話の材料になるようなことを探していただけたらと思います。この世界観に誰もが引き込まれる!思春期ならではのきらめきと切なさ詰まった本作。美しい景色のなかで繰り広げられる忘れられないひと夏の経験を味わってみては?自分の中に秘めていた懐かしい思い出がよみがえってくるかも。夏の気配を感じる予告編はこちら!作品情報『メモリーズ・オブ・サマー』6月1日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMA/UPLINK吉祥寺ほか全国順次公開配給:マグネタイズ© 2016 Opus Film, Telewizja Polska S.A., Instytucja Filmowa SILESIA FILM, EC1 Łódź -Miasto Kultury w Łodzi
2019年05月30日ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEが26日、初の5大ドームツアー「GENERATIONS LIVE TOUR 2019 “少年クロニクル”」を開催することを発表した。8月31日の札幌ドーム公演を皮切りに、約3カ月間で全12公演を予定している。2012年にデビューしたGENERATIONSは、昨年初めてドームツアーに挑戦。札幌ドームを除く4大ドームで全10公演を行い、41万5000人を動員した。スケールアップした今ツアーでは、札幌を含む5大ドームで過去最多の48万人の動員を見込む。また合わせて、7月から3カ月連続で新曲をリリースすることも発表。7月17日にリリースする第1弾シングルは、片寄涼太が声優に初挑戦したアニメ映画『きみと、波にのれたら』(6月21日公開)の主題歌「Brand New Story」に。昨年の12月以来のリリースとなり、軽快なミディアムテンポのサウンドに、ボーカル二人のハーモニーとメロディーラインがマッチした前向きな楽曲になった。7月3日には、後輩グループのTHE RAMPAGEやFANTASTICS、BALLISTIK BOYZら、Jr.EXILE世代でのアルバムリリースを控え、翌4日からは4日間連続で4チーム総当りのコラボライブ「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr.EXILE~」を幕張メッセで開催する。また、2019年大晦日にLDHとして初開催するカウントダウンライブを幕開けに、2020年には6年に一度のエンタテインメントの祭典「LDH PERFECT YEAR」も始まる予定だ。○ツアー日程■8/31(土) 北海道・札幌ドーム 開場17:00/開演19:00■11/7(木) 東京・東京ドーム 開場16:00/開演18:00■11/8(金) 東京・東京ドーム 開場14:00/開演16:00■11/15(金) 愛知・ナゴヤドーム 開場17:00/開演19:00■11/16(土) 愛知・ナゴヤドーム 開場16:00/開演18:00■11/17(日) 愛知・ナゴヤドーム 開場15:00/開演17:00■12/6(金) 大阪・京セラドーム大阪 開場17:00/開演19:00■12/7(土) 大阪・京セラドーム大阪 開場16:00/開演18:00■12/8(日) 大阪・京セラドーム大阪 開場14:00/開演16:00■12/13(金) 福岡・福岡ヤフオク!ドーム 開場17:00/開演19:00■12/14(土) 福岡・福岡ヤフオク!ドーム 開場16:00/開演18:00■12/15(日) 福岡・福岡ヤフオク!ドーム 開場15:00/開演17:00
2019年05月26日5月17日放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日、金曜20時~)に亀梨和也さんが初のソロ出演。2019年よりプロデュース業に専念した滝沢秀明さんの演出で「Rain」を披露しました。曲披露前のトークではジャニーズJr.のユニット美 少年と共に登場。今回の演出は滝沢秀明さんと共に考えたということもあり、滝沢さんはリハーサルにも同席していたとのこと。最初の打合せに「ビシッとスーツを着ていた」という滝沢さんの近影も亀梨さんから語られました。そしていざパフォーマンスが始まると、ジャニーズJr.屈指のダンススキルを持つ、織山尚大さんと松尾龍さんが登場。デビュー前とは思えない圧倒的表現力に目が釘付けになる方も。美 少年も登場し、さらに豪華な演出に。亀梨さんの美しさをより引き立てていました。曲も終盤になり、クライマックスに突入すると空からは大量の雨が。ずぶ濡れになりながら感情を込めて歌う亀梨さんの姿は、「美しさ」を擬人化したよう。視聴者からも「美しすぎる」「色気がヤバい」といった興奮の声が多く寄せられました。滝沢秀明さんの天才的演出に、ツイッター上では「さすが」という声も上がっていました。ベテランの亀梨さんの色気と、新人ジャニーズJr.の掛け算により、お互いの魅力を最大限に引き出す滝沢プロデューサーの手腕にはただただ頭が下がります。今回披露した「Rain」は、亀梨さん主演ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」(フジテレビ、木22時~)の主題歌。第6話まで進んでいるストーリーからも目が離せません。文/エミチャンカパーナ画像/Shutterstock
2019年05月18日年上美女との一夏の経験を経て真実の愛に気づく少年の成長を描く『青い麦』や、元高級娼婦と息子ほどの年齢の美青年の恋を描く『シェリ』などの名作を生み出した作家コレット。いまなお文学界で尊敬される彼女は、舞台『ジジ』の主役に無名の新人女優オードリー・ヘプバーンを抜擢したことでも有名です。元祖お騒がせセレブ作家の半生を知って!フランスで初めて国葬にされた女性と聞くと、お堅い女性作家像を想像する?でもコレットは、我々の予想を軽やかに超えた女性でした。キーラ・ナイトレイがヒロインを演じる映画『コレット』は、片田舎で生まれ育った少女が己の本質に気づき、自由奔放な作家コレットになるまでの物語です。時代が移り変わろうとしている19世紀末、シドニー=ガブリエル・コレットは、父の友人ウィリーと結婚。14歳年上の彼は名門出身のジャーナリスト兼作家で、コレットは夫の勧めで筆をとります。ただしウィリーにはたいした文才はなく、大衆受けするプロットを思いついては無名作家たちに文章を書かせ、それを編集・加筆して自身の名で発表していただけ。コレットが書いた学生時代の思い出話に加筆した「クロディーヌ」シリーズはバカ受けし、レズビアンめいた女子学生は社会現象に!?ここでプロデュース能力を発揮したウィリーが「クロディーヌ」ブランドで金儲けをし、素敵カップルはデカダンなサロンでも注目を集めます。とはいえ女性の権利などないに等しい時代なので、コレットはウィリーのゴーストライターに甘んじなければなりません。でも不満を発散し、自己を解放する方法を見つけるのがコレット流。芸術家たちとの交流でアートに開眼し、バレエやパントマイムを習い始めた彼女は、女優として舞台活動をスタート。浮気性で金銭面にルーズな夫をよそに貴族女性ミッシーとの恋愛を楽しんだり、男装にトライしたり、舞台上で女性とキスして暴動寸前になったり。元祖お騒がせセレブの名に恥じない奔放ぶりで世間を騒がせたコレットですが、ジェンダーを超えて自由奔放に生きる姿の進歩的なこと!LGBTQという言葉ができるよりもはるか以前に“ありのままの自分”でいることを決意し、男性優位の社会で自由闊達に生き抜いたのです。まさにフェミニズムの先駆者といえるコレットの生き方が現代の私たちをインスパイアしてくれます。主演のキーラが聡明な眼差しと勝ち気そうな言動で不屈のコレットを熱演。両親に隠れて納屋でウィリーと密会する冒頭で感じさせる反骨心は物語が進むにつれ強まり、燃え上がっていくことに。今回はしかもウィリーを演じたドミニク・ウェストとの相性が抜群で、愛憎入り交じる複雑な感情が手に取るように伝わってきます。憎みきれないロクデナシに息を吹き込んだドミニクの好演も光るし、キーラとコスチューム劇の相性が抜群なのも再確認できるはず。衣装デザイナーのアンドレア・フレッシュが再現したベル・エポック時代の華麗な衣装はため息が出るほど。東京ガールズコレクションのように、気に入ったドレスをすぐにスマホで買えないのが残念?なんてことはさておき、100年以上も前にダイバーシティを体現していた女性がいたことは知っておいても損はないはずです。監督・脚本/ウォッシュ・ウェストモアランド脚本/リチャード・グラッツァー出演/キーラ・ナイトレイ、ドミニク・ウェスト、デニース・ゴフほか5月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。©2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.※『anan』2019年5月22日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2019年05月14日現在、開催中の『ジャニーズ銀座2019 Tokyo Experience』(日比谷シアタークリエにて6月2日まで)で、トップバッターとして公演を務めるのが「美 少年」。そんな新時代での大ブレークが期待される「美 少年」のメンバーに、ジャニーさんにかけられた言葉から、グループ&個人としての目標、令和の抱負、美の秘訣まで、聞きました!■藤井直樹(18)――ジャニーさんにどんな言葉をかけてもらっている?「ジャニーさんからはやっぱり『次世代なんだから頑張れよ!』みたいなことは、すごく言われますね」――グループとしての目標は?「CDデビューが目標ではありますけど、まずはジャニーズJr.として、いかに世間の人に知ってもらえるかだと思います!」――個人としての目標は?「(King&Princeの)高橋海人くんです!初めて生でダンスを見たときにすごいなと思いました。あとは、見に来る人を全力で楽しませるディズニーのパフォーマンス。かなり参考にしています!」――令和の抱負は?「やっぱり夢はデカく、世界進出ですね!グループでも個人でもいろんな国で通用するようになりたいです!」――美少年でいるために、どんなことをしている?「匂いにはすごくこだわっていて、ルームフレグランスをいろんなオイルでブレンドしたりしています!植物系の匂いが好きで、いまの部屋の香りはジャスミンです!(笑)」
2019年05月11日現在、開催中の『ジャニーズ銀座2019 Tokyo Experience』(日比谷シアタークリエにて6月2日まで)で、トップバッターとして公演を務めるのが「美 少年」。そんな新時代での大ブレークが期待される「美 少年」のメンバーに、ジャニーさんにかけられた言葉から、グループ&個人としての目標、令和の抱負、美の秘訣まで、聞きました!■浮所飛貴(17)――ジャニーさんにどんな言葉をかけてもらっている?「『YOUはしゃべりがうまいからグループをまとめていけばいい』って言ってもらいました。MC担当なので、すごくうれしかったです。あと百年は一緒にいたいです!」――グループとしての目標は?「嵐さんみたいに全員が輝いていて、一人一人がスターであるようなグループを目指しています」――個人としての目標は?「英語が話せる山下(智久)くんみたいになりたい。ジャニーさんからも『英語はしゃべれたほうがいい』と言われているので、今、ちょっとずつ勉強しています」――令和の抱負は?「ジャニーズJr.を引っ張っていく、Jr.の代表みたいなグループになって、僕らの時代をつくりたい」――美少年でいるために、どんなことをしている?「美を保つためにみんなで情報交換しています。一時期、みんなで同じ化粧水を使ってたりしましたね(笑)。金指(一世)はサプリ担当で、薬箱にいろんなサプリを入れて持ち歩いています」
2019年05月10日現在、開催中の『ジャニーズ銀座2019 Tokyo Experience』(日比谷シアタークリエにて6月2日まで)で、トップバッターとして公演を務めるのが「美 少年」。そんな新時代での大ブレークが期待される「美 少年」のメンバーに、ジャニーさんにかけられた言葉から、グループ&個人としての目標、令和の抱負、美の秘訣まで、聞きました!■佐藤龍我(16)――ジャニーさんにどんな言葉をかけてもらっている?「『見るたびにかっこよくなる』って言ってもらったので、“よし、もっとカッコよくなろう!”と意欲が湧きました。それぞれの個性を理解したうえで褒めてくれるんです」――グループとしての目標は?「SixTONESみたいに僕たちもミュージックビデオのプロデュースを滝沢さんにお願いしたいです」――個人としての目標は?「素のままでみんなに愛されている相葉雅紀さん。僕もありのままでみんなに愛されたい」――令和の抱負は?「令和を代表するようなスターになってジャニーさんに恩返ししたい!」――美少年でいるために、どんなことをしている?「僕ら、美意識は高いですよ。『あの化粧品すごくよかったよ』『なに、なに?』みたいな会話をしてます(笑)。藤井(直樹)くんからは“シャワーで洗顔するときは、肌にダメージを与えないように、水圧を弱くして丁寧に洗い流す”というテクを習いました」
2019年05月09日現在、開催中の『ジャニーズ銀座2019 Tokyo Experience』(日比谷シアタークリエにて6月2日まで)で、トップバッターとして公演を務めるのが「美 少年」。そんな新時代での大ブレークが期待される「美 少年」のメンバーに、ジャニーさんにかけられた言葉から、グループ&個人としての目標、令和の抱負、美の秘訣まで、聞きました!■那須雄登(17)――ジャニーさんにどんな言葉をかけてもらっている?「穴開きジーンズをはいていたら『それ自分で開けたの?』って聞かれました(笑)」――グループとしての目標は?「“王道アイドルグループ”を目指しています!ファンのみなさんにたくさん幸せを届けて、いずれは事務所を代表するグループになりたいです」――個人としての目標は?「来年の大学進学に向けて勉強しないと、ですね……。得意な科目は数学なんですが、仕事と両立できるよう、文系の学部に進む予定。将来はニュースキャスターにも挑戦してみたい!」――令和の抱負は?「出典の『万葉集』は日本の国書。この機会に日本のよさを世界に発信していくお手伝いができたらなと思います」――美少年でいるために、どんなことをしている?「乾燥肌なのでパックは朝晩2回。“B少年”から“美少年”に進化したので、ジャニーさんから『やっぱり元に戻す』って言われないように頑張らないと!」
2019年05月08日現在、開催中の『ジャニーズ銀座2019 Tokyo Experience』(日比谷シアタークリエにて6月2日まで)で、トップバッターとして公演を務めるのが「美 少年」。そんな新時代での大ブレークが期待される「美 少年」のメンバーに、ジャニーさんにかけられた言葉から、グループ&個人としての目標、令和の抱負、美の秘訣まで、聞きました!■岩崎大昇(16)――ジャニーさんにどんな言葉をかけてもらっている?「(今回の『ジャニーズ銀座』は)“平成と令和をまたぐ”“10年目”“(5月21日夜の部で通算)500回”ということで、『とっても運がいい。死ぬ気でやろう』と言われました」――グループとしての目標は?「いちばん簡単に言えばCDデビュー!でも、それだけにこだわりすぎず、目の前にあることをコツコツとレベルアップしていけたらと思います」――個人としての目標は?「“日本のスター”というイメージで、アイドルの枠を超えて、すごい存在になっている木村(拓哉)さんをいつか超えたいと思っています!」――令和の抱負は?「平成のすべての女性を魅了した木村さんを超えたい!令和のスターになりたいです!」――美少年でいるために、どんなことをしている?「早くは寝ないけど、早く起きることです。起きたらまた寝ちゃうんですけど(笑)」
2019年05月07日現在、開催中の『ジャニーズ銀座2019 Tokyo Experience』(日比谷シアタークリエにて6月2日まで)で、トップバッターとして公演を務めるのが「美 少年」。そんな新時代での大ブレークが期待される「美 少年」のメンバーに、ジャニーさんにかけられた言葉から、グループ&個人としての目標、令和の抱負、美の秘訣まで、聞きました!■金指一世(15)――ジャニーさんにどんな言葉をかけてもらっている?「パーマをかけたら『大人っぽすぎる』と言われちゃいました(笑)。自分では気に入っていたんですけど……」――グループとしての目標は?「一人一人が武器をたくさん持っていて、そんな6人が集まるからこそ輝けるグループになれたらいいな」――個人としての目標は?「アクロバットやギターの弾き語りに挑戦して、自分の武器をもっと増やしたい。最年少でメンバーに頼っちゃうことも多いので、1人でもこんなにできるんだよってアピールしていきます!」――令和の抱負は?「高校生になった今年、今まで甘えてきた自分に区切りをつけて、ファンのみなさんに成長した姿を見てもらいたいです」――美少年でいるために、どんなことをしている?「化粧水を使うこと!スーパーで売っている安いやつなんですけどね(笑)。那須(雄登)が“美容番長”でいろいろ教えてくれるから、6人全員で同じ化粧水を使っていたことも!」
2019年05月06日映画『存在のない子供たち』が、2019年7月シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開する。貧しい12歳の少年を通して描く人間ドラマ映画『存在のない子供たち』は、両親を告訴する12歳の少年ゼインを通して、中東の貧困、移民などの社会問題を描き出す人間ドラマ。貧困の生々しさの中で、懸命に生きる姿に胸を打たれずにはいられない。本作は、2018年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞、エキュメニカル審査員賞を受賞。また、2019年ゴールデン・グローブ賞&アカデミー賞の外国語映画賞にレバノン代表としてノミネートされるなど、世界中で絶賛された作品だ。監督はナディーン・ラバキー監督のナディーン・ラバキーは、2007年の映画『キャラメル』で監督・脚本・主演の1人で行い、カンヌ国際映画祭の初上映で話題を呼んだ、その後は、数々の映画賞を受賞した実力派だ。また、2019年度のカンヌ国際映画祭“ある視点部門”の審査員長も務めることが決定している。出演者は登場人物と似た境遇の素人たち主人公ゼインをはじめ出演者のほとんどは、登場人物と似た境遇にある素人たち。出演者は感情を“ありのまま”に出して自分自身を生き、彼らが体験する“出来事”を演出するという手法を用いて撮影された。それによって、リアリティを追求しつつ、ドキュメンタリーとは異なる“物語の強さ”を持った作品に仕上がっている。ストーリーわずか12歳で、裁判を起こしたゼイン。訴えた相手は、自分の両親だ。裁判長から、「何の罪で?」と聞かれたゼインは、まっすぐ前を見つめて「僕を産んだ罪」と答えた。中東の貧民窟に生まれたゼインは、両親が出生届を出さなかったために、自分の誕生日も知らないし、法的には社会に存在すらしていない。学校へ通うこともなく、兄妹たちと路上で物を売るなど、朝から晩まで両親に働かされている。唯一の支えだった大切な妹が11歳で強制結婚させられ、怒りと悲しみから家を飛び出したゼインを待っていたのは、大人たちが作ったさらに過酷な“現実”だった…。詳細映画『存在のない子供たち』公開時期:2019年7月シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開監督・脚本・演出:ナディーン・ラバキー出演:ゼイン・アル=ラフィーア、ヨルダノス・シフェラウ、ボルワティフ・トレジャー・バンコレ字幕翻訳:高部義之配給:キノフィルムズ
2019年05月01日『それでも夜は明ける』で主演を務めたキウェテル・イジョフォーの初監督作『The Boy Who Harnessed the Wind』(原題)が、『風をつかまえた少年』の邦題で8月2日(金)に日本公開されることが決定した。本作は、2001年に大干ばつが襲ったアフリカの最貧国マラウイを舞台に、飢餓による貧困のため、通学を断念した14歳の少年ウィリアム・カムクワンバが、図書館で出会った1冊の本をもとに、独学で廃品を利用した風力発電を作り上げ、家族と自身の未来を切り開いた奇跡の実話を映画化したもの。2018年ベルリン国際映画祭で上映された際はスタンディングオベーションが鳴り止まず、ロッテントマトでは満足度92%(4/15現在オーディエンス評価)を獲得し話題となっている。原作となるウィリアムのこの体験をもとにした本「風をつかまえた少年」(文藝春秋)は、瞬く間に話題となり世界23か国で翻訳。2011年社団法人全国図書館協議会の夏休みの本にも選出。そして出版当時に原作を読み、心を打たれたイジョフォー監督が、構想9年をかけ、脚本も手掛け、初の長編映画を完成させた。なお、イジョフォー監督は主人公ウィリアムの父トライウェルとして出演も。生死を左右する極限状態の中、息子に希望を託した父を熱演している。『風をつかまえた少年』は8月2日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2019年04月24日アメリカのとあるセブンイレブンで起きた出来事を、その場に居合わせた客がFacebookに投稿。この店を経営するインド系のオーナーが、一躍時の人となっている。オハイオ州トレドのセブンイレブンで万引き未遂事件が起こった。スナックをポケットに詰め込んでいる15、6歳の少年を発見したオーナーのジテンドラ・シンさんは、店員に「911にかけろ(警察を呼べ)」と指示してから、少年のそばに歩み寄り、「金を払うか、警察に行くか、どっちがいい」と問い詰めた。すると少年は「お腹がすいて盗ってしまいました。弟もお腹をすかせているんです」と打ち明けたという。シンさんは「それは食べ物じゃない。俺がちゃんとした食べ物をやる」と言って警察に繋がっていた電話は切らせ、店に置いてあったソーセージやホールピザ、フライドチキンなどをたっぷりとその少年に与えた。一部始終を見ていたセドリック・ビショップさんはシンさんの行動に心を打たれ、その少年に10ドルを寄付。「誰かが気にしてくれているということを、若者は知っておいてもらいたいです。素敵な出来事だったのでみなさんとシェアしました。よい夜を!」とFacebookに投稿。このポストには9,000件以上のリアクション、1,000件を超えるコメントが寄せられている。地元テレビ局の取材に、シンさんは「食べ物を少しぐらいやったって何も変わらないよ。だって、俺たちはたくさんの食べ物を作って売っているんだからね。もし、あの子が刑務所に行ったら、きっと良い行いをしない大人になってしまっただろうし。いつかあの少年が、他の誰かに親切にしてやってくれたらそれでいい」とコメント。妻のニーラ・シンさんも「夫を心から誇りに思います。私たちはこのコミュニティの一部なのだから、手を差し伸べるべき。それは私たちの仕事の一部だと思っています」と語った。
2019年04月17日海外の映画祭でも話題となった映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』から、主人公の少年少女が劇中で歌う主題歌「WE ARE LITTLE ZOMBIES」のMVがフル尺で初解禁された。感情を無くした少年少女が、“ごみ置き場”で拾った楽器をもとにバンド“LITTLE ZOMBIES(リトルゾンビーズ)”を結成し、成長していく姿が描かれる本作。公開されたMVで歌われている楽曲、物語の中で大きな意味を持つ「WE ARE LITTLE ZOMBIES」は、耳に残る不思議な中毒性があり、海外映画祭の上映時は、この曲の虜になりリピーターとなる観客が多数見られたほど。楽曲はのちに“LITTLE ZOMBIES”のマネージャーとなる望月(池松壮亮)が、ゴミ捨て場で同バンドを見つけた際に、iPhoneで撮影したシーンとして本編中で使用。今回のMVでも、本編中の設定と同様に全編iPhoneで撮影され、最後には望月が”LITTLE ZOMBIES”の才能に魅せられ興奮する声も収録されている。また音楽は、長久允監督がファンだというブルックリンを拠点に活躍するバンド「LOVE SPREAD」が担当。直接Twitterのダイレクトメールで依頼したことがきっかけで、楽曲提供が実現。MV中の煌びやかな美術セットは、「ゆず」「サカナクション」などのMVに作品を提供しているアーティストユニット「magma」が担当した。さらに歌唱については、主人公のひとりを演じた二宮慶多が実際に歌っており、「歌を歌いなれていない子供が歌ったようにしたい」と、あえてあどけなさを残すように演出したそうだ。『ウィーアーリトルゾンビーズ』は6月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ウィーアーリトルゾンビーズ 2019年6月14日より全国にて公開予定©2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS
2019年04月15日ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川総指揮による『映画 少年たち』(3月29日公開)の「映画と実演」が29日に行われ、SixTONES(ジェシー、京本大我、高地優吾 ※高ははしごだか、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、 宮舘涼太、佐久間大介)、宮近海斗(Travis Japan)、中村嶺亜(7 MEN 侍)が登場した。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど若手ジャニーズが出演している。映画版では2012年の少年刑務所を舞台に、対立する赤房のSixTONES、青房のSnow Man、そして彼らを傍観する黒房のなにわ男子・関西ジャニーズJr.を中心とした物語を展開する。ジャニー喜多川社長のアイディアにより、「映画と実演」を実施。直前に行われた初日舞台挨拶では、深澤が「4月7日までの10日間、『映画と実演』という形で、近年ではあまりみない試みをしている」と明かし、高地が「最近の映画ではないんですけど、昔の映画では、登場人物がステージに上がってパフォーマンスするのが当たり前だったということで。僕たちもジャニーさんが総指揮なので、昔ながらの形にチャレンジする」と説明した。高地は「僕たちSixTONES、Snow Man以外にも実演に出演して」と語り、中村も「出演する日は言えないんですけど、僕たち"7 MEN 侍"も実演するので」とサプライズを宣言。次の上映回で実際に行われた「映画と実演」では、各グループがスクリーン前でそれぞれのパフォーマンスを行い、観客は拍手で盛り上がった。最後には、1人残ったジェシーが「映画と実演、ジャニーさんが初総指揮を取られ、僕たちは色々な形でお仕事させていただいていることに対して、とても光栄に思っています」と観客に語りかける。「みなさんで、『映画 少年たち』を盛り上げて、ヒットさせましょう。それでは、『映画 少年たち』上映します」と言うと、そのまま場内が暗くなり、上映が始まった。同作では、「SHONENTACHI 50th ANIVERSARY ロゴマーク」も誕生。ジャニー喜多川社長の似顔絵をあしらった直筆サイン入りの特別ロゴが、劇場パンフレットや公式ホームページ、TV CMなどに使用されている。○「映画と実演」楽曲リストOvertureJAPONICA STYLEVI Guys Snow Man夢のHollywood×SAMURAIDayBreaker君にこの歌を
2019年03月29日ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川総指揮による『映画 少年たち』(3月29日公開)の公開初日舞台挨拶が29日に行われ、SixTONES(ジェシー、京本大我、高地優吾 ※高ははしごだか、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、 宮舘涼太、佐久間大介)、宮近海斗(Travis Japan)、中村嶺亜(7 MEN 侍)、本木克英監督が登場した。1965年から上演されていた舞台”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、これまでにKis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど若手ジャニーズが出演している同作。映画版では2012年の少年刑務所を舞台に、対立する赤房のSixTONES、青房のSnow Man、そして彼らを傍観する黒房のなにわ男子・関西ジャニーズJr.を中心とした物語を展開する。出演者たちは「Fire storm」を歌いながら登場し、トークでは田中と深澤がMCを務めた。同作について、京本は「ジャニーズJr.が魂を込めて作った作品」と表現する。見どころについてはジェシーが「ピアノのシーンが……」とボケると、田中が「ねえよ!」と即つっこむなど、息ぴったりの様子を見せた。本木監督は「ものすご人数出てきていろんな役やったんだけど、みんな役を掴んで抑えた芝居してて、べた褒めしちゃっていい感じ」とキャスト陣を称賛した。また、第9回北京国際映画祭(4月13日〜20日)の"パノラマ部門"にて正式出品され、ジェシーが現地に行くことも発表。「英語で話したり、『映画 少年たち』とか、ジャニーズの良さを伝えられたらと思います」と意気込むジェシーに、松村が「多少ボケる?」と尋ねると、ジェシーは「北京ダック食べながら……」と発言し、周囲から「飲食はやめろよ!」と総ツッコミを受けた。同作について、岩本は「ジャニーさんが半世紀以上大切にしてきた作品で、今後も半世紀以上、100年200年受け継がれる作品になってほしい」と願い、京本も「舞台でもジャニーさんの思いも毎年ひしひしと感じていたものはあったので、映像化という形でブラッシュアップして想いを乗せられたのは嬉しい。とにかく盛り上げていきたい」とアピール。最後には全員で「DayBreaker」を歌い、会場を盛り上げた。
2019年03月29日●半世紀前からある作品に挑んだ数多くのアイドルを生み出す、ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川製作総指揮による、『映画 少年たち』が29日より全国で公開される。1965年から上演されていた舞台『少年たち』シリーズが、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活し、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど現在活躍する若手ジャニーズが出演してきた同作が、待望の映画化となった。2012年の少年刑務所を舞台に、ジャニーズJr.のSixTONES(ジェシー、京本大我、高地優吾 ※高ははしごだか、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)が赤房、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、 宮舘涼太、佐久間大介)が青房、関西ジャニーズJr.のなにわ男子(西畑大吾)、向井康二(Snow Man)、室龍太、Aぇ! group(正門良規、小島健)が黒房に分かれ、物語を展開。さらにHiHi Jets、美 少年、少年忍者、宮近海斗、中村嶺亜といったジャニーズJr.のメンバーたち、戸塚祥太(A.B.C-Z)、横山裕といったスターが出演するという豪華布陣の音楽劇となっている。2015年の結成時より、舞台『少年たち 世界の夢が…戦争を知らない子供達』にSnow Manとともに主演し、同作に関わり続けているというSixTONES。今回は同ユニットにインタビューし、作品への思いや、彼らの歴史に迫った。○■映画化を聞いた時の感想は?――SixTONESさんは『少年たち』の舞台に出続けていますが、映画化について最初に聞いた時はどんな印象を持たれたんですか?京本:4年間、舞台としてもDVDなどの映像化をしたことがなかったので、映画として映像化できるということが、理想を超えたくらい嬉しくて。それと同時に、ジャニーさんの『少年たち』への想いもわかってるので、プレッシャーも感じて、良いものにしたいなと思いました。ジェシー:舞台上でやっている楽曲が映像化されるので、PVみたいな感じでも楽しんでもらいたいと思いましたね。舞台では自分の名前が役名だったんですけど、初めて役としての名前もいただいて、これまでとも違うキャラクターを見ていただければと思います。高地:ジャニーさんが大事にしている、半世紀前からある作品なので、僕たちが代表として歴史に名を残せる事はとても嬉しかったです。聞いた時は喜びも大きかったけど、プレッシャーもすごくあって、ジャニーズの名に恥じないように頑張らなきゃいけないなという、いろんな緊張感がありました。作品が完成した今は、安心感に変わっています。森本:「あ、やるんだ!」って感じでした。何年も舞台に立たせていただいていたので、形に残るという嬉しさもあり。ジャニーさんの伝えたいメッセージが、舞台に来た人だけでなく、スクリーンを通して、響くんじゃないかなと思ったので、ワクワクが大きいです。人それぞれ感じ方が違うと思うけど、どう捉えるかはその人次第なので、観終わった後の感想が気になります。――最後に映し出されるメッセージにも、圧倒されました。高地:僕たちも、知らなかったですからね! 編集して出来上がった作品を見て、驚きました。松村:僕は、映画化の話を聞いた瞬間は『少年たち』のファンとして嬉しかったです。ずっと先輩の舞台を観ていましたし、自分たちも上演するまでの工程を全部見てきたからこそ、『少年たち』の大ファンになっていたんです。だから、『少年たち』が舞台から飛び出て映画になるんだ、という嬉しさの方が、先行しました。それくらい、想像していなかった大きな出来事でした。――松村さんは『少年たち』のどういう点のファンになったんですか?松村:年々ストーリーは変わっていくんですけど、そこにあるメッセージ性や、今でも残る要素には生々しさがありますし、舞台の台詞としての美しさや、残り続ける大軸に魅力を感じてました。社長が最初に作り上げた『少年たち』という時点から、素晴らしいものなんだなと思いました。田中:僕は、半世紀前から色あせず残り続ける舞台って、ジャニーズでもなかなかないので、ジャニーさんが今でも大事にしているという舞台を映像化することへのプレッシャーが大きくて。これをどう再現するんだろう、映像としてどのように伝えていくんだろう、と思いましたし、やりきれるのか、というプレッシャーが1番最初の感想でしたね。――SixTONESさん、Snow Manさん、関西ジャニーズJr.さん…と大人数ですけど、現場で起こったできごとなどあればぜひ教えてください。松村:裏エピソード的なことですね?ジェシー:実際、少年刑務所だった旧奈良監獄で撮影したので、芝居もやりやすかったです。森本:やっぱり、空気が違いますよね。田中:中と外で、本当に重みが違う。ドラマなどでよく「シャバの空気はうまいな」と言うのが、理解できる。ジェシー:”平和と地獄”でした。5人:……?ジェシー:いや違うか! ”天国と地獄”だ!高地:撮影が終わって門を出た時だけでも、「解放された」という感じがありました。塀も高くて外の景色も見れないし、重要文化財なので、火とかも使えないですし、過酷な撮影でした。京本:僕らSixTONESとSnow Manでずっと舞台をやっていて、1年目は関西ジャニーズJr.とも一緒だったんですが、久しぶりに関西も含めて撮影できたのが嬉しかったです。関西でも、『少年たち』をずっと上演しているので、思い入れのあるメンバーで一緒に映画を撮影できたのが嬉しいですし、普段なかなか交流できないので、撮影裏で会話したり、同じホテルの大浴場で温まったりする時間は修学旅行みたいな感じでした。田中:これだけメンバーがいたので、良い意味でグループ関係なくごちゃ混ぜになれました。普段はなかなかそういう機会がないんです。京本:6人の一致団結という意味では、撮影しながら横アリのセトリ(※SixTONESは2018年3月に横浜アリーナでライブを行った)を決めなければならなくて。提出期限があったので、出番の間にみんな紙に書いて決めていました。5人:あ~! やってた!田中:スタッフさんとごはんに行って、新曲について話したりとか。撮影している時は、ライブまで1カ月なかったくらいだったからね。しかも、撮影前もずっと舞台をやってたし。高地:逆に、ライブのことを考えるのが、リフレッシュ感ありましたね。京本:映画でマネキンが出てきたりするんですけど、一瞬ライブでも「マネキン使おうぜ」という案があって、影響を受けたりとか。結局使わなかったんですけど。●YouTube話題も…まだまだ上を目指したい――それだけ一緒にいると、メンバーの新たな一面も見えてきたりしたんですか?森本:北斗がいろんな人と喋ってるのを見るのが楽しかったですね。そういう子じゃないので。ジェシー:友達が2人しかいないので!森本:普段あんまり喋らないんですよ。俺らから北斗に話しかけると返ってくるんですけど、北斗からの発信ってない。松村:単純に、いる時間が長いので、それが理由かな(笑)。でも、たまに誰にともなく喋りかけてるんですけど。田中:衣裳場でも、北斗が話してるのに俺しか聞いてないことあるよね(笑)松村:声がちっちゃいのかな?ジェシー:やっと世の中についてきたね!高地:俺は、泊まってる時に大我とずっと同じ部屋だったんですけど……。森本:寝てる間にチューしてたの?田中:唇が柔らかった?高地:ちげえよ!(笑) 大我は心配性だなって思って。インフルエンザとかも流行ってたから、健康面に対してすごい心配性だった! 「薬飲んだっけ?」と。京本:インフルエンザが不安で、薬に頼ってた! 部屋割りは2年前に『少年たち』のツアーがあって、なんとなく決まったから、映画も自然とそれになってましたね。田中:僕と同室の北斗は、すごく起こしてくれました。松村:ホテルの部屋で俺がねれなくてケータイいじってたら、寝ぼけた樹がガサガサやりだして……。ジェシー:(被せて)……あれだよ!松村:今、しゃべってるんだけど!6人:爆笑松村:まあいいや(笑)ジェシー:どうせ使われないから! 俺は、髪の毛染めたの初めて見たよね。……俺の(笑)森本:……何それ!? 他人の話ぶった切っといて!ジェシー:でも、自分で染めましたもん! これは使われる! 茶色くしました!田中:他の人の新たな一面の話を言うところなのに!!京本:(ぶった切って)あと、高地がめっちゃオムライスが好きらしいんですよ。ごはんが自由だったので、阿部(亮平)ちゃんとさっくん(佐久間大介)と高地と、4人で結構行ってたんですが、オムライス屋さんを見つけた時の高地の浮かれようが異常で。「うわオムライスだ~! 俺オムライス大好きだあ~!」みたいな。「こんな高地見たくねえ」って思いました。次の日もオムライス食べたいって言いだしたくらい。5~6年一緒にいて初めて知りました。高地:おいしいお店だったんですよ! 家庭的な味というか。森本:「今昔庵」じゃなくて?高地:それは名物マスターだろ!○まだまだ上を目指す――SixTONESさんといえば、YouTubeの「ジャニーズをデジタルに放つ新世代」という広告もすごくインパクトがあったんですが、『少年たち』をwebで広げるとしたらどんなことができそうですか?高地:YouTubeでパロディやりたい!松村:高地、1人で?高地:やめろよ、全員でやろうよ!ジェシー:応援するよ(笑)高地:俺、『少年たち』じゃなくて『少年』になっちゃう。田中:川崎皇輝とかも貸すよ。松村:お前のもんじゃねえよ! 『少年たち』は予告編もすごく面白いし、YouTubeで誰でもスマホで観れるから、ぜひ観て欲しいです。――YouTubeについての反響は実感してらっしゃるんですか?田中:ありがたいですけど、まだまだです!! これで満足したら、終わっちゃう。――もっともっと、なんですね。松村:『映画 少年たち』が公開してからも、反響で広がっていったらいいなと思っています。ジェシー:『ボヘミアン・ラプソディ』みたいにね!(笑)●メンバーだからこそ知る、リアル"少年たち"の思い出――『少年たち』という作品名ですが、皆さんはどんな少年時代を過ごされたんですか?森本:俺はクソガキでしたね、本当に。ジェシー:こいつ(森本)、ドンだったから! 「ジェシー踊りやったの?」「リハしろよ」とか言われてた。松村:ガキ大将だったからね。森本:記憶ないんですよ。ジェシー:ふざけんなよ!(笑)森本:でも今も、ちょっと前のこととかも、すぐ忘れちゃう。いろんな人に「慎太郎ああだったよ」って言われて、「そうなんだ」って、なるんです。だから、ジェシーの話も作り話かもしれないし(笑)。田中:高地は、このままだよね。髪がアシメっぽかっただけ。松村:あと、眉毛がなかったくらい。田中:ずっと笑い顔もこんな感じだったし。高校生でジャニーズに入ったから、ある程度出来上がってたってたというのもあるんですけど松村:しゃべり方も変わってないもんね。初めて取材を受けた時、俺も一緒だったの。今と全く同じ喋り方してた!高地:変わらないですね。でも、大人の人にたてつかなくなりました。昔はよく揉めたりしてたんですけど……。ジェシー:業界をわかってきた(笑)森本:ジェシーはなんか、どんどんアメリカ人に寄ってきましたね。最近、ピッツァを好きになったり。田中:ちっちゃいときはめっちゃハーフっぽくて、一瞬日本人に寄って、また徐々にハーフっぽくなってきたよね。森本:きょも(京本)は、ちっちゃい頃、踊る時に足の開きが超広かったんですよ。でも最近、狭くなった。そこが変わりました。田中:俺は小さい頃、慎太郎ときょもと雑誌に載せていただくことが多かったんですけど、2人がめっちゃ喧嘩してた! きょもが慎太郎の3つ上だから、その時は体の大きさが明らかに違って、ボッコボコにされてた(笑)。京本:意外と、俺には歯向かってこないんですよ。もう兄弟みたいな関係性になってたから。森本:今はわからないよ!?高地:今やったら、ただのいい大人の喧嘩だよ(笑)田中:北斗は前、もっとぎこちなかった。無理して明るいふりしようとしてたよね。B.I.(Shadow)くらいの時。松村:もちろんだよ! 静岡から出てきて。高地:今は、東京に染まりつつある!森本:こいつ、東京に越してきてからもう、魂売っちゃって。高地:なんか、聞こえが悪いわ!(笑)森本:樹が変わったところは?高地:昔からこんな感じだったよね松村:高校生の時、すごいカッコよかった。田中:高校生の時は、まじで1番モテてた。松村:入った瞬間から、ラップやってたよね。田中:俺、ステージ立った初日からラップやってた。京本:もう、自信満々?田中:いや、まだ若干恥ずかしい! 自分で作ったのとか、はずい。ジェシー:自信持っていいよ!○■ぜひ映画館で観てほしい作品――ちょっと映画の話に戻るのですが、改めて『映画 少年たち』がスクリーンだからこそ良い! というのは、どういうところですか?高地:楽曲の迫力はすごいと思う。森本:臨場感は超伝わってますね。現場の雰囲気や、ワンカメショーの勢いは、大きなスクリーンだからこそ!ジェシー:お客さんも本当に刑務所の中にいる感じになるのかな?松村:やっぱり、映画って映画館で見るのが一番面白いですよ、結局。そういう状況を見越して撮影してる分、そっちのが面白い!田中:スクリーン用に撮ってるので!――ぜひ劇場で観て欲しいですね。では最後に、映画を楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします。京本:とにかく歴史ある作品で、戸塚くんとか横山くんにも出演していただいていて、ジャニーズならではのミュージカル映画になっています。あんまり構えずに、ジャニーズファンの方以外にもきていただけるような作品になったら嬉しいなと思います。ジェシー:ジャニーズの舞台を初めて映画化するので、そのタイミングで僕たちがこうして出られて、愛でも希望でも勇気でも、何か一つ感じてもらえれば嬉しいです。ミュージカルエンタテインメントですけど、ジャニーズならではの、ジャニーさんの伝えたい部分もあるので、また違ったジャンルにも感じられるのかなと思います。高地:これだけ演者が出てるので、この映画をきっかけに、僕たちジャニーズJr.の存在を知ってもらえるきっかけになればいいなと思います。「ジャニーズ」といったらデビューしている人たちを指すのが普通かもしれないけど、Jr.の頑張りとか、こういう舞台もやっていることを知ってもらえたらいいなと思うし、映画を通して違う舞台にも来てもらえたら。『少年たち』の舞台もまたやるかもしれないですし、映画を観てから来てもらえたら嬉しいです。ジャニーズJr,を知るきっかけになっていただければいいなと思います。森本:横山くん、A.B.C-Zの戸塚くんにも出ていただき、中堅のJr.がいて、若い世代の美 少年やHiHI Jetsも出てるので、ジャニーズのエンタテインメイント、そしてジャニーさんが伝えたいメッセージを、人それぞれに感じて欲しいです。友情や愛情もありますし、絆、別れ……一つでも響くものがあったらいいなと思います。松村:映画ファン、エンタテインメントファンにはぜひ見ていただきたい作品だなと思います。逆に、僕らに興味を持ってくれている人で、映画館で1時間半座って映画を観ることにハードルを感じている人は、『少年たち』を入り口に、映画というもの自体に飛び込んでいただけたら。僕も昔はそうだったので、よくわかるんです。この作品は、最後までずっと何かが起き続けるから、決して飽きないし、時間をあっという間に感じて、映画自体を好きになってもらえるんじゃないかなと思います。田中:舞台と違って各都道府県で公開されるので、気軽にふらっと行けるようなものになってると思います。その中で、”非日常”を通して、観ている方が経験しないことの中に、これから生きていく上で必要になるメッセージがたくさん詰まっている作品になっていると思うので、観て損はないです! ジャニーズファンじゃない人にも勧めていただいて、映画だけでなく、ジャニーズ自体が胸を張っていけたら良いのかなと思います。■SixTONESジェシー、京本大我、髙地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹からなる6人組ユニット。2015年に結成され、同年『少年たち 世界の夢が…戦争を知らない子供達』で、Snow Manとともに舞台初主演を飾る。現在は個々に舞台・ドラマ・バラエティ等で活躍するほか、2018年に始まった公式YouTubeチャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』で金曜日を担当、幕張メッセで行われたYouTubeの音楽の祭典『YouTube FanFest Music』に出演するなど活躍の場を広げている。(C)映画「少年たち」製作委員会
2019年03月27日日本が誇るガール・ロックバンド、少年ナイフが「7月12日」を”ナイフ(712)の日”と定め毎年夏に開催している恒例の<712 DAY PARTY ツアー>が、今年も開催決定。2000年からスタートし、今年で20回目を迎える同イベント。今年は6月から7月にかけて、東名阪で行われる。【チケット情報はこちら】少年ナイフは、スタジオ収録作品としては2016年以来3年ぶりとなる待望のニューアルバム『スウィート・キャンディ・パワー』を6月5日(水)にリリース。同作は欧米でもリリースされ、5月に東欧を含むヨーロッパで”ALIVE! in Europe 2019 Tour"を開催。さらにスペインや英・スコットランドでのイベントへ出演、秋には北米・オーストラリアでのツアーと、まさに世界を飛び回る活動で、日本でライブを観られるのは貴重な機会となっている。チケットの一般発売に先駆け、オフィシャル先行を実施中。受付は4月1日(月)午後11時59分まで。■Shonen Knife presents 『712 DAY PARTY 2019~20th Anniversary~』6月30日(日) アメリカ村CLAPPER(大阪府)7月6日(土) 新代田FEVER(東京都)7月7日(日) 池下CLUB UPSET(愛知県)
2019年03月26日数多くのアイドルを生み出す、ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川製作総指揮による、『映画 少年たち』が29日より全国で公開される。1965年から上演されていた舞台『少年たち』シリーズが、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活し、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど現在活躍する若手ジャニーズが出演してきた同作が、待望の映画化となった。今回は2012年の少年刑務所を舞台に、ジャニーズJr.のSixTONES(ジェシー、京本大我、高地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)が赤房、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、 宮舘涼太、佐久間大介)が青房、関西ジャニーズJr.のなにわ男子(西畑大吾)、向井康二(Snow Man)、室龍太、Aぇ! group(正門良規、小島健)が黒房に分かれ、物語を展開。さらにHiHi Jets、美 少年、少年忍者、宮近海斗、中村嶺亜といったジャニーズJr.のメンバーたち、戸塚祥太(A.B.C-Z)、横山裕といったスターが出演するという豪華布陣の音楽劇となっている。今回は、松竹の斎藤寛之プロデューサーにインタビュー。歴史あるこの作品を映画化するにあたって、どのような苦労があったのか、たっぷり話を聞いた。○■旧奈良監獄の存在が、映画製作のきっかけに――資料にもこれまでの『少年たち』上演の歴史が並んでいて、私も何度か舞台の取材に伺っているんですが、なぜこのタイミングでの映画化だったんですか?2013年から、松竹で関西ジャニーズJr.の映画を制作してきた流れで、演劇部と「ジャニーさんの舞台を映画化したい」という話が上がっていたんです。ただ、「舞台は舞台のままの方がいいんじゃないのか」といった意見もあり、なかなか具体化はしていませんでした。そのような中で、2年前に「旧奈良監獄が改装されてホテルになる」というニュースがあって、ジャニーさんが「あそこだよ!」と。我々も撮影できるのかわからず法務省に問い合わせて、実際に見に行って、映像をジャニーさんにもお見せして、「ここで撮影するなら映画化できる」と話が具体的になっていきました。――旧奈良監獄の存在が、大きかったんですね。きっかけが大事だったのかもしれないですね。話を伺ったらすぐに改装するというので、急いで撮影時期も相談して、進み始めました。――舞台の『少年たち』では戦争の話も出てきますが、今回の映画ではそこはあえて描かなかったんでしょうか?もちろん戦争についての展開も考えましたが、中途半端に映像化できないという判断になりました。実際に今も、日本以外では戦争が起こっているし、描くならば軸に据えなければならない。今回はそれよりも、現代の少年たちが生きているリアルな背景にこだわり、取材をして入れこませていただきました。――1960年代に上演されていたという、フォーリーブスさんの『少年たち』は意識されたんですか?映像もあまり残っていないので、さすがにそこまで反映はさせませんでしたが、初演にも出てきたというタイヤのモチーフは大切にしています。舞台にほとんどセットもなく、タイヤが釣ってあるだけで。ジャニーさんって、そういう前衛的なところもあるなと思いました。「急げ! 若者」とか、当時の楽曲が歌いつがれているのもすごいですよね。○■ジャニーさんに導かれて物語が出来上がる――最近はミュージカル映画もヒットしていますが、『映画 少年たち』もミュージカルシーンが見どころだと思いました。もともと音楽劇というところから始まっているので、いかにシナリオに音楽を挟み込んで行くかは、ポイントでした。――関西ジャニーズJr.さんのシーンの振り幅も印象に残っています。あそこは、元の台本とも少し違う流れになっています。台本にはジャニーさんからも細かな指示をいただいていて、特に後半のショーのシーンは、うまく着地できました。今回は2018年の冬と夏の2回に分けて撮影を行っており、撮休の間に、ジャニーさんから「生まれ変わる」ということをポイントにした展開の提案があったんです。実際に提案を組み込んで作っていくと、いろいろなメッセージをオーバーラップすることができて、ジャニーさんのアイディアはすごいな、と思いました。ジャニーさんは、おそらく僕らと違う階層で、いろいろなことを考えられているんです。本木(克英)監督と「これはどういうことなんだろう」と考えながら、確かめていくと、うまくはまっていく。ジャニーさんに導かれて、物語を着地させていったという感覚がありました。――ショーのシーンも、夢の世界みたいで。『グレイテスト・ショーマン』をご覧になったみたいで、「ショーだね、やっぱり」と。ご自身もショーをされているので、共感するところがあったんじゃないでしょうか。シビアな話の中で、ショーというアイディアが、すごいと思いました。その裏で、横山くんの芝居も入り、甘いだけじゃない。ご本人を投影されてるのかな、と思わせるところもあって、深いですよね。――本当に製作総指揮を取られていたんですね。僕も、伝説の人物とこんなにお話しできるとは思っていませんでした(笑)。嬉しかった反面、プレッシャーはありましたね。最初におっしゃっていたのは「今までにやってきたことじゃなく、とにかく新しいものを作ってほしい」ということ。舞台でも毎回話が違うのは、「今、作らなければいけないもの」を提供するという考えからなんですね。○■映像部と演劇部の混成チーム――今回は松竹さんの舞台を映画化されていますが、演劇部の方とはがっつり組んで作品に携わられていたんですか?台本も含めて、一緒に作っていきました。特にミュージカル楽曲に関しては、ずっと舞台でやってきたので、使用楽曲や曲のタイミングについて、舞台チームや振付師の方とのコミュニケーションは重要でした。普通の映画と違って完全に混成チームで、大変でした。――そんなに大変だったんですか!もう、国が違うくらい、違いました(笑)。映画はワンシーンのために準備をして、積み上げていく文化ですが、演劇は逆で、リアルタイムの文化。オープニングのダンスにしても、映像スタッフは下見を5~6回して、段取りを決めて……というやり方ですが、舞台チームはその場で振りを確認しながらどんどん形が変わっていくので、働かせる筋肉が違うんだなと実感しました。でも今回一緒にやることによって、かなり勉強になりました。○■ジャニーズJr.の変革期に――作品ではSixTONESの赤房、Snow Manの青房、関西ジャニーズJr.の黒房がメインになっていますが、それぞれのチームの印象を教えてください。SixTONESは、京本くんと森本くんとは今までに一緒に仕事をしたことがあったんですが、それ以外の方は初めてでした。非常に個性的で、濃淡がある集団という印象を受けました。逆にSnow Manは、グループとして長いということもあるのか、チーム意識を強く出してすごくまとまりがある。非常に対照的だなと思いました。関西ジャニーズJr.は、僕らもこれまでにずっと接しているメンバーなので、よく知っているスタッフが多くて、現場に一番馴染んでいたと思います。撮影も関西で行なっていたので、リラックスしていました。――撮影されてから公開されるまでに、ジャニーズJr.さんにも変化があり、このタイミングはもともと狙われていたんですか?全く意識はしていなかったのですが、ちょうど変革期を迎えていますね。YouTubeも話題になりましたし、ジャニーズJr.がフィーチャーされるタイミングで、先鞭をつけられる作品になれたのではないかと思います。――それでは、最後にぜひ作品の見どころを改めて教えてください。今回、本木監督もすごく自信を持っていて、撮影が大変だったからこそ、なおさら良い形になっていると思っています。若い世代の共感も埋めると思いますので、ぜひいろんな方に観ていただけたら。観終わった後に、話せることの多い作品だと思います。あとはやっぱり、楽曲のレベルの高さ。舞台で使っているものも含めて、非常にハイクオリティなものなので、監督の映像と非常に相まって、音楽劇として飽きさせない形になっています。物語とセットで楽しんでほしいですし、ファンの方が楽しめる企画も用意したいと思っています。■斎藤寛之プロデューサー『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』『忍ジャニ参上!未来への戦い』など関西ジャニーズJr.と松竹コラボ映画作品のプロデュースを始め、山田洋次監督作品『小さいおうち』、2017年~の「釣りバカ日誌」TVシリーズにも携わる。松竹所属。
2019年03月26日映画『黒い暴動』や『サラバ静寂』の宇賀那健一監督の最新作にして、“童貞が魔法使いになる”ラブコメファンタジー『魔法少年☆ワイルドバージン』。この度、キャストたちが登場するメイキング特報が解禁となった。本作は、「童貞のまま30歳を迎えると魔法使いになる」という都市伝説から繰り広げられる、異色のラブコメファンタジー。若きバイプレイヤーとして知られる前野朋哉と芹澤興人は、保険会社に勤めるうだつのあがらないサラリーマン役、ヒロインの佐野ひなこは2人が働く会社にやってくるOL役。『カメラを止めるな!』で第42回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した濱津隆之は前野さん、佐野さん、芹澤さんの上司役に。田中真琴は前野さんと芹澤さんコンビに助けられる女性役、そして斎藤工は伝説の童貞魔法使い役を演じるという。今回届いた映像は、現場の空気も伝わってくるメイキング特報。斎藤さん演じる伝説の童貞魔法使い・高橋による、「自分の○○と話し合えよ!」という衝撃の叫びからスタートする。各キャストのコメントと共に、前野さんと芹澤さんの“正体”が見え隠れし、シニカルなユーモア溢れる雰囲気が伝わる内容となっている。企画・脚本・監督を務めるのは、俳優として映画『着信アリfinal』、大河ドラマ「龍馬伝」などに出演後、初監督した映画『発狂』が数々の国際映画祭に出品され、続けて監督した3作品がカンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナーに入選するなど、注目を集める気鋭・宇賀那健一。ガングロギャル映画『黒い暴動』が2016年に公開、娯楽が失われた世界を描いた吉村界人主演『サラバ静寂』が2018年に公開されている。『魔法少年☆ワイルドバージン』は2019年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年03月26日オハイオ州イーストレイクでリチャード・アダムズ(20)という名の男性が逮捕された。17歳の少年にひどい暴行を加えたためだ。しかし、彼がこのような行動に及んだ理由を知った人々から、恩赦を求める声や、弁護士費用の寄付の申し出が続々と届いているという。一体何があったというのだろうか。アダムズさんは今月21日、近所に住む17歳の少年が5歳の男の子に性的虐待を加えているのを目撃。その場で「誰か警察を呼んで!」と大声を上げ、子どもを引き離してから少年を殴りつけたという。そして血まみれになった少年にスマートフォンのカメラを向け、「自分が何をしていたか言え」と、性的虐待を白状させる動画を撮影、Facebookに投稿した。現場に到着した警察によってアダムズさんは暴行で、17歳の少年も強姦容疑でそれぞれ逮捕された。アダムズさんは現在は保釈されており、来月裁判所に出廷する。「Facebookに投稿したことは後悔しています。でも、子どもを触ったり、傷つけたりした場合、こういう目に遭う可能性があるんだぞ、ということを人々に知らせたかったんです」とアダムズさんはFox8の取材に応え語った。自身も幼少時に性的ないたずらを受けたことがあり、小児性愛者は到底許せる存在ではなかったのだ。この動画は既に削除されている。アダムズさんにはもうすぐ子どもが生まれるといい、「生まれたら刑務所ではなく、子どものそばにいたい」と話す。アダムズさんの親類はクラウドファンディングサイトGoFundMeで弁護士費用を募っており、現在までに28,000ドル超の善意が寄せられている。コメント欄には、「彼は小さな子どもを守るという正しいことをした!彼のかわりに小児性愛者を終身刑にするべきだ!」「彼こそがヒーローだ。犯罪者なものか」「この世には彼のような人がもっと必要だ」といった彼を擁護する声が溢れている。また、アダムズさんを逮捕したイーストレイク警察署にはメールや電話でおびただしい数の苦情や問い合わせが殺到しているという。
2019年03月25日テイラー・スウィフト、アリアナ・グランデとコラボする次世代ポップスターにして、“21世紀のポップ・カルチャー・アイコン”と呼ばれるトロイ・シヴァンが、俳優として出演した『ある少年の告白』。この度、同性愛を“治す”という矯正セラピーについて描かれた本作について、並々ならぬ思いを明かした。2016年に発表され、NYタイムズ紙によるベストセラーに選ばれるなど全米で大きな反響を呼んだ衝撃の実話を原作にした本作。「シガー・ロス」のヨンシーとコラボした楽曲「Revelation」がゴールデン・グローブ賞主題歌賞にノミネート、矯正施設内でのキーパーソン、ゲイリー役でする俳優としても参加したのがトロイ・シヴァン。世界が熱狂する彼の魅力と、本作に参加した思いを語ったインタビュー動画が到着した。■歌手、モデル、インフルエンサー、俳優…“21世紀のポップ・カルチャー・アイコン”と称される美しき天才テイラー・スウィフト、アリアナ・グランデ、デュア・リパ、チャーリーXCXといった最旬シンガーとのコラボ曲を次々と発表、そしてエルトン・ジョン、サム・スミス、アデルなどのトップ・アーティストたちがその才能と音楽センスを大絶賛する。さらには、その美貌でファッションアイコンとして活躍の場を広げる。2015年にはパリ・ファッション・ウィークで「サンローラン(Saint-Laurent)」のランウェイを歩き、2018年には「ヴァレンティノ(Valentino)」の広告モデルとしても登場、ファッション・カルチャー誌の表紙を次々と飾る。2014年には、米TIME誌に“最も影響力のあるティーン”にも選ばれた。今年4月には、3年ぶりとなる来日公演も決定しており、即ソールドアウト。日本での注目の高さもうかがえる。もともとYouTuberとしてティーンに絶大な人気を得ていた彼は、18歳の時に自身のチャンネルで同性愛者であることを公表。「ありのままの自分でいることは素晴らしい」とインタビューなどで発信し、ツアーの売上の一部をLGBTQ支援活動に寄付するなどのサポートも行っている。インスタグラムでパートナーや愛犬の写真も頻繁にUPし、プライベートも覗けるその親しみやすさからもフォロワー数は1000万を超える。■「なんとしても関わりたいと思った。この映画で誰かの命が救われると確信した」子役として活躍し、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で主人公(ヒュー・ジャックマン)の幼少期を演じるなど俳優としても活動してきたシヴァン。今回到着したインタビュー映像では、本作の脚本を読んですぐに出演を決めたことを語っている。「なんとしても関わりたいと思った。この映画で誰かの命が救われると確信した」と、本作が作られる意義を強く感じたという。「受け入れられることがどれだけ素晴らしいことか僕は知っている」、だからこそこの映画によって「子どもを受け入れられる家族が増えることを願っている」と等身大の言葉でコメント。また、監督を務めた俳優のジョエル・エドガートンについても称賛を贈っている。音楽、ファッション、そして映画業界からも大注目を浴びているシンガー、トロイ・シヴァン。本作での演技にぜひ注目していて。『ある少年の告白』は4月19日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ある少年の告白 2019年4月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開Ⓒ2018 UNERASED FILM, INC.
2019年03月10日ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川総指揮による『映画 少年たち』(3月29日公開)のスペシャル予告映像が1日、公開された。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど若手ジャニーズが出演している。映画版では2012年の少年刑務所を舞台に、対立する赤房のSixTONES、青房のSnow Man、そして彼らを傍観する黒房の関西ジャニーズJr.を中心とした物語を展開する。今回公開されたのは、1月30日に開催された完成披露試写会でのサプライズ・ライブ・パフォーマンスと本編映像を加えた90秒のスペシャル予告映像。1日から、MOVIXほか映画館で上映される。SixTONES(ジェシー、京本大我、髙地優吾、松村北斗、森本慎太郎、田中樹)、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、 宮舘涼太、佐久間大介)、関西ジャニーズJr.からは、なにわ男子(西畑大吾)、向井康二(現在はSnow Manとして活動)、室龍太、Aぇ! group(正門良規、小島健)、 HiHi Jets、美 少年、少年忍者、宮近海斗、中村嶺亜ほか、総勢62名の東西人気ジャニーズJr.たちによるパフォーマンスが追体験できる映像となっており、本編映像と相まって、“映画と実演”を予感させる。「ジャニーズの素晴らしさが詰まっている」(ジェシー)、「愛がたくさん詰まった作品」(岩本)、「老若男女問わず愛される、誰もが楽しめるエンターテイメント作品」(西畑)と、出演者陣も自信を見せた。(C)映画「少年たち」製作委員会
2019年03月01日故マイケル・ジャクソンの元メイドが、彼は小児性愛者だったと明かしている。マイケルの自宅でメイドとして働いていたエイドリアン・マクマナスさんは、今年の始めにもマイケルの性癖について暴露していたが、今回マイケルが子供たちを可愛がる姿を目撃したと告白している。24日の豪テレビ番組『60ミニッツ』にてマクマナスさんはこう話している。「子供たちは彼の膝に乗っていました。私は何回も彼が子供たちを可愛がる姿を目撃しました。手で髪をなでたり、キスをしたり、お尻の方を愛撫していました。自分の子供でもなく、不適切だと私は思いました。とにかく正しい事だとは思わなかったのです」他にも、マイケルの自宅ネバーランドで守衛を務めていたメラニー・バグナルさんも似たような現場を目撃したと話している。「彼の膝に子供が座っているのを見たことがあります。その少年の局部近くに彼の両手が置かれていました。包み込むようにといったところです」また、マクマナスさんは今年の始め、マイケルの部屋には大量の子供用下着があったとデイリー・メールTVに明かしてもいた。「ネバーランドにはワセリンが大量にありました。マイケルの寝室に大量にです。それについて私は尋ねませんでしたが、疑問に感じていました」「寝室を整理するため中に入ると、いつも彼の特別ゲストたちがいました。小さな少年たちです。ジャグジー風呂にマイケルと一緒に入っていました」「マイケルの下着が子供たちの下着と共に湯舟に浮いていました」(C)BANG Media International
2019年02月26日2月25日(月)深夜放送の日本テレビ「映画天国」では白血病と戦う少年の夢を叶えた感動のドキュメンタリー『バットキッド ビギンズ』をオンエア。お馴染み「さらば青春の光」は『運び屋』をテーマにコントを披露する。本作は白血病と闘う5歳の少年・マイルズ・スコット君の、“本物のバットマンに変身すること”というささやかな望みを叶えるべく、サンフランシスコをゴッサムシティへと変えようと各地から何千人ものボランティアが集まり、ひとりのちびっ子スーパーヒーローの願いを叶えるために世界が動いた1日をふり返る、心温まる感動のドキュメンタリー作品。本番組お馴染みのお笑いコンビ「さらば青春の光」による番組オリジナル書き下ろしコントは今回『運び屋』がテーマ。同作は俳優だけでなく監督としても『許されざる者』や『ミリオンダラー・ベイビー』で米アカデミー監督賞に輝いたほか、渡辺謙、二宮和也らをキャストに迎えた『硫黄島からの手紙』などでも知られるクリント・イーストウッドが『グラン・トリノ』以来10年ぶりに監督・主演した作品。イーストウッド演じる家族と疎遠になってしまった孤独な老人、アール・ストーンが、車を運転するだけで多額の報酬が得られる仕事を持ちかけられ、巨大麻薬組織の“伝説の運び屋”となる――という物語。女優、プロデューサー、監督など幅広く活躍するイーストウッド監督の実娘、アリソンが劇中でもアールの娘・アイリスを演じ、なんと34年ぶりの“親子共演”を果たしているのも見どころのひとつだ。『運び屋』は3月8日(金)より全国にて公開。映画天国『バットキッド ビギンズ』は2月25日(月)深夜1時59分~日本テレビで放送。(笠緒)
2019年02月25日映画『タロウのバカ』が、2019年9月6日(金)よりテアトル新宿ほか全国の劇場にて公開される。『日日是好日』大森立嗣監督の集大成的作品本作は、映画『日日是好日』や『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』を手掛けた大森立嗣監督の最新作。これまでの作品とは真逆のイメージに振り切ったという物語は、監督が15年間温めてきたオリジナル脚本によるもの。学校に一度も行ったことがない少年・タロウが繰り広げる、過激でセンセーショナルな作品だ。主演は演技未経験の15歳・YOSHI主人公タロウは、300人以上の候補者の中から大森立嗣監督自ら選んだ若干15歳のYOSHI。オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)やヘルムート ラング(HELMUT LANG)といったブランドのモデルに起用された経験を持つ。演技経験が全くない彼自身の、自由奔放なキャラクターとも重なるタロウに期待したい。菅田将暉&太賀共演タロウに慕われ共に行動するエージ役には、『となりの怪物くん』や『生きてるだけで、愛。』と出演作品が続く菅田将暉。また、スギオ役は『南瓜とマヨネーズ』で主演を務めた太賀が演じる。また主役を取り巻くキャラクターたちには、豪華キャストが集結。タロウたちと対峙する半グレ集団のリーダー吉岡役を 『友罪』の奥野瑛太、エージ、スギオと同じ高校で、援助交際を繰り返す洋子役を『ママレード・ボーイ』の植田紗々、タロウを育児放棄している母親・恵子役を豊田エリー、元ヤクザで吉岡と共に裏ビジネスを生業とする小田役を國村隼がそれぞれ担当する。ストーリー少年タロウは生まれてから一度も学校に行ったことがない。自分の年齢すら知らない。母親、家族、社会。タロウは誰からも振り向かれない。それでも自由に生きている。そんなタロウは年上の少年エージ、スギオと出会い、初めて「世界」を知ることになるが...。【詳細】映画『タロウのバカ』公開日:2019年9月6日(金) テアトル新宿ほか全国ロードショー監督・脚本編集:大森立嗣出演:YOSHI、菅田将暉、太賀、奥野瑛太、植田紗々、豊田エリー、國村隼配給:東京テアトル
2019年02月23日モデルで女優の中村アンが、15日より公開されるコーセーの動画 『スポーツ ビューティ「真夏のフェス」編』に出演し、水着姿で鍛え抜かれた美ボディを披露している。この動画は、リニューアル新発売する日やけ止め「スポーツ ビューティ」のCMキャラクターを務める中村が、日やけしやすい屋外のシチュエーションでも夏を満喫している様子が描いたもの。中村は、水着姿で踊るなど鍛え抜かれた美ボディを披露し、白いキャミソールワンピース姿で車にもたれかかる姿も映し出されている。また、メイキング映像も公開。撮影の合間に見せる自然な表情や、真剣な様子など、普段見ることができない中村の一面を垣間見ることができる。
2019年02月15日ジョエル・エドガートンが監督し、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジズが初主演する『ある少年の告白』。2016年に発表され、NYタイムズ紙によるベストセラーに選ばれるなど全米で大きな反響を呼んだ衝撃の実話を映画化した本作の公開日が4月19日(金)に決定。併せてポスタービジュアルと予告編が到着した。視線が交わらない家族、ニコール・キッドマン演じる母とラッセル・クロウ演じる父、そしてルーカス・ヘッジズ演じる息子ジャレッドが写るビジュアルと一緒に到着した今回の予告編では、キラキラとした大学生活を送る青春シーンから始まる。しかし、「男に惹かれてしまう」という息子の告白から一変、両親の勧めで参加した“矯正セラピー”の衝撃の実態が映し出される。そして、ジャレッドが葛藤し、感情を爆発させる場面なども確認することができる。また、本作にはグザヴィエ・ドランや、ジョー・アルウィンなども出演。注目のシンガー、トロイ・シヴァンは出演のみならず、楽曲「Revelation」も提供しており、予告編にも使用されている。『ある少年の告白』は4月19日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ある少年の告白 2019年4月19日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開Ⓒ2018 UNERASED FILM, INC.
2019年02月09日ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川総指揮による『映画 少年たち』(3月29日公開)の完成披露試写会が行われ、出演者が登場した。同作は1965年から上演されていた”少年たち”シリーズを、2010年に大阪松竹座と日生劇場で復活させ、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z、ジャニーズWESTなど若手ジャニーズが出演している。映画版では2012年の少年刑務所を舞台に、対立する赤房のSixTONES、青房のSnow Man、そして彼らを傍観する黒房のなにわ男子・関西ジャニーズJr.を中心とした物語を展開する。上映終了後、「『少年たち』映画と実演、スタート!」というかけ声から、SixTONES(ジェシー、京本大我、松村北斗、高地優吾、森本慎太郎、田中樹)、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、宮舘涼太、佐久間大介)、なにわ男子(西畑大吾)、関西ジャニーズJr.(向井康二 ※現在はSnow Manとして活動、室龍太、正門良規、小島健)、Travis Japan(宮近海斗)、7 MEN 侍(中村嶺亜)、Hi Hi Jets(高橋優斗、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)、美 少年(那須雄登、佐藤龍我、金指一世、藤井直樹、浮所飛貴、岩崎大昇)、5忍者(ヴァサイェガ渉、北川拓実、川崎皇輝、内村颯太、元木湧)、少年忍者(豊田陸人、村上真都ラウール、織山尚大、黒田光輝、久保田空輝、安嶋秀生、平塚翔馬、檜山光成、青木滉平、川崎星輝、瀧陽次朗、ブランデン、稲葉通陽、小田将聖、鈴木悠仁、田村海琉、山井飛翔、深田竜生、齋藤悠杏、長瀬結星)、ジャニーズJr.(手島麗央、嶋村法穏、大関荷風、有馬信平)、研修生(小山龍之介、高橋翔吾、久保廉)が登場し、サプライズLIVEを披露。大歓声で迎えられ、観客もスタンディングで盛り上がった。また、深澤、田中、室がMCとなり、SixTONES、Snow Man、関西ジャニーズJr.によるトークが行われた。本木監督は「出来上がらないんじゃないかと思ってました。晴れてこの日を迎えられて嬉しく思っています」としみじみ。作中の冒頭のワンカメショーは一発OKだったというが、本木監督は「スタッフは2ヶ月で準備しました。みんな1発で覚えちゃうからすごい」と称賛した。映画には、先輩である横山裕(関ジャニ∞)、戸塚祥太(A.B.C-Z)も出演するが、横山の話になると、渡辺と高地が崩れ落ちて思い出し笑い。うまく説明できない二人に代わり、田中が「横山くんが昔の囚人に襲われて足を怪我して、古傷が残ってるという設定で」「横山くんの撮影が終わったら、高地が『足大丈夫ですか?』て。そんぐらいの演技力だったの!」と、エピソードを披露する。高地は「台本を読み込めてなかった」と反省したものの、横山が「役やで」と返答したことを明かし、「『そんなに痛さが伝わったんだったらよかった』ってフォローしてくれて、本当に優しい先輩だなって、その夜、寝れなかった」と語った。また戸塚については、舞台で共演していたという京本が、「2月の撮影の時は、その役がまだ決まってなくて。舞台中に『少年たち』の相談をめちゃくちゃしてて」「その時は戸塚くんも出ると思ってなかったけど、7月に撮影が再開したら戸塚くんとのシーンで、向かい合って、穏やかな優しい雰囲気にすごい包まれて、とてもやりやすかったです」と振り返った。最後には、「世代を超えて色々な人に愛される作品になれば」(岩本)、「ハッシュタグ #少年たちエモい で拡散していただければ」(西畑)、「今こうして歴が長く、CDデビューなどをしなくても作品ができることを嬉しく思っているので、今後もどうぞよろしくお願いします」(ジェシー)と挨拶。さらに終わりを惜しむ観客に、室の「どうする? 延長する?」の一声から、1曲「勇気100%」を全員で歌って踊り、最後までサプライズとなった。○サプライズ LIVE・君にこの歌を・若者たち・ABC・INST(ローラー)・僕らはMysterious・HiB HiB Dream・JAPONICA STYLE・VI Guys Snow Man・Happy・夢のHollywood×SAMURAI・Day Breaker・勇気100%(トーク終了後)
2019年01月30日高杉真宙が江戸川乱歩の名著「少年探偵団」シリーズに登場する小林少年の“ひ孫”を演じる映画『超・少年探偵団NEO ーBeginningー』。この度、初映像となる特報とともにティザービジュアル・場面写真が解禁となった。本作は、少年探偵団の初代団長・小林少年こと小林芳雄のひ孫である芳狼(高杉さん)が、親友のワタリ(佐野岳)や明智小五郎のひ孫の小夜(堀田真由)とともに、怪人二十面相、そして自身の宿命と向き合っていくジュブナイルアドベンチャ-。解禁となったビジュアルには、少年探偵団のメンバーに加え、謎多き怪人二十面相の不穏な姿が…。併せて公開された場面写真には、怪人二十面相はもちろんのこと、夜の校舎に現れる不気味な青毛布の者、突如登場する謎の電人などが登場しており、新たな物語として生まれ変わった「少年探偵団」の壮大なアドベンチャーを予感させるものばかり。特報は、まるで昭和映画風の映像と昔懐かしい「少年探偵団のうた」をバックに、「少年探偵団」の面々が怪人二十面相や謎の電人らと対峙していく様子などが映し出されている。■高杉真宙&佐野岳、「仮面ライダー鎧武」以来5年ぶりの共演実現高杉さんと佐野さんは「仮面ライダー鎧武」以来、5年ぶりの再共演。少年から青年への成長物語がメインテーマとなる。そのほか、「3年A組―今から皆さんは、人質です―」やNHK連続テレビ小説「わろてんか」の堀田真由、映画『ソロモンの偽証』の板垣瑞生、映画『海街diary』『奇跡』の前田旺志郎、ドラマ「ゆとりですがなにか」の長村航希と、次世代を担う個性的なキャストが顔を揃えた。■現代に放つ、なんでもありのジュブナイル映画!『グーニーズ』や『学校の怪談』『僕らの七日間戦争』など80年代~90年代の少年・少女向けのジュブナイル映画のような“なんでもあり”の感覚は、SNSでバズる現代的な情報拡散とマッチ。本作品ではそれらの作品の雰囲気を盛り込みつつ、次世代スターの共演で現代の若者層に届きやすい形に仕上げている。■異色のスタッフ陣が集結「Yes!プリキュア5」や「ノラガミ」などの脚本で知られる赤尾でこが実写映画初脚本に挑戦。さらに、新潟出身のスクリーモ・バンド「a crowd of rebellion」のメンバーとしてバンドのほとんどの楽曲を作曲するギターの丸山漠が自身初の映画音楽を担当、唯一無二の世界を描き出した。CG制作はCG界のトップランナー「白組」が担当、『シンゴジラ』などを制作したCGチームが摩訶不思議な二十面相世界を作り出しす。監督は『ジョーカーゲーム 脱出』やTVドラマ「マメシバ一郎」シリーズなど、ジャンルに縛られない作品を手掛ける芦塚慎太郎。なお、本作に登場する怪人二十面相のデザインは、「ファイナルファンタジー」や「タイムボカン」シリーズのキャラクターデザイナーとしても知られる天野喜孝が担当している。■物語少年探偵団初代団長・小林少年のひ孫・小林芳狼の前に、10年間行方をくらましていた怪人二十面相が姿を現す。二十面相は「約束の時は近い」とだけ言い残し去っていくのだった。果たして、二十面相の言う“約束”の真意とは…?揺れ動く芳狼の周りで次々と巻き起こる怪事件の数々。学園七不思議の1つ“青毛布の者”騒動、中等部生徒失踪事件、突如現れる謎の電人。そして、芳狼自身も知らない秘められた能力が覚醒する――。奔走する芳狼を支えるのは、明智小五郎のひ孫である小夜や幼なじみのワタリを始めとした個性豊かなメンバーたち。全ての謎が絡み合い、答えが見つかるとき、いまこそあの「少年探偵団」が復活する!『超・少年探偵団NEO ーBeginningー』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:超・少年探偵団NEO ーBeginningー
2019年01月29日