2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」を手がけた音楽家として知られる、大友良英。これまでにも映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』(’10)やTVドラマ「とんび」(’12)など様々な作品に楽曲を手がけてきたが、現在はというと、日本を飛び出し海外で活動を行っている。いま大友さんが手がけているのは、国際交流基金アジアセンターが行っている「ENSEMBLES ASIA(アンサンブルズ・アジア)」事業。大友さんは同事業のアーティスティック・ディレクターとなり、新たな音楽の可能性を世界へ発信すべく、アジアの国同士が、交流しながら音を楽しむ人とをつなぎ、ヒエラルキーのない、誰もが参加できるオーケストラを作るために奔走している。同事業は「Asian Music Network(アジアン・ミュージック・ネットワーク)」「Asian Sounds Research(アジアン・サウンズ・リサーチ)」「Ensembles Asia Orchestra(アンサンブルズ・ アジア・ オーケストラ)」の3つのプロジェクトで構成されている。これら3つのプロジェクトを同時併行で進めていきながら、ライヴ、トーク、シンポジウム、映画上映、インスタレーションなどの複合イベント「Asian Meeting Festival(アジアン・ミーティング・フェスティバル)」をプラットフォームとして各プロジェクトの成果を日本国内外で定期的に発表し、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、アジア域内における音楽を軸とした交流活動の活性化に貢献していくとのこと。2月5日(木)にはその報告会が開催され、翌6日(金)・7日(土)に行われる「Asian Meeting Festival 2015」では、「ENSEMBLES ASIA」の各プロジェクトの成果を初めて公開する場となり、「Asian Music Network」部門を中心に、東南アジア5か国から、初来日を含む音楽家11名が招待され、日本のさまざまな音楽家と共演するほか、音楽に関するインディペンデント映画の上映会、映画監督・音楽家によるトークセッションなども開催される。【Ensembles Asia Music Network / Asian Meeting Festival 2015 プログラム】<Ensembles Asia Orchestra 報告会/開催情報>【会場】国際交流基金【日時】2月5日(木)18:00~【登壇】大友良英、石川直樹(写真家)、開沼博(社会学者)<前半・フィリピン編>音楽の日常と非日常について<後半・インドネシア編>音楽家なしの音楽について【料金】無料(定員:120名)※事前予約優先※報告会の前に各プロジェクト・ディレクターが登壇する記者会見を同会場にて開催予定。<Asian Meeting Festival 2015 東京公演/開催情報>【会場】アサヒ・アートスクウェア【日時】■2月6日(金)/ライブ(1st DAY)[開場]19:00[開演]19:30■2月7日(土)/映画『BISING』上映[開場]12:30[開演]13:10監督によるアフタートーク 15:00~/ライブ(2nd DAY)[開場]18:30[開演]19:00【料金】前売:2,000円当日:2,500円2間間通しセット券:3,300円※2/7(土)映画『BISING』上映プログラム(無料上映)は、2/6(金)または2/7(日)のライブチケット購入者に限り、先着順で予約申し込み可。<Asian Meeting Festival 2015 京都公演実行委員会/開催情報>【会場】ゲーテ・インスティトゥートヴィラ鴨川【日時】2月8日(日)[開場]17:00[開演]18:00【料金】前売:2,500円当日:3,000円<アンサンブルズ・アジア シンポジウム&コンサート/開催情報>※ICCで開催中の「大友良英音楽と美術のあいだ」展の関連イベントとして開催。【主催】NTT インターコミュニケーション・センター[ICC]【会場】NTT インターコミュニケーション・センター[ICC]【日時】2月11日(水)(text:cinemacafe.net)
2015年02月02日石川県商工連合会は3月14日の北陸新幹線開業を記念して、3月25日~30日に東京・日本橋三越本店にて「石川"味と技"のおもてなし展」を開催する。同展は、石川県の料理や食材、工芸品などを展示・販売する物産展。料理人やパティシエによるトークショーや、九谷焼の絵付け教室、いしり(魚醤)の料理教室や和菓子作りの教室なども開催する予定となっている。同展では、「香箱」と称されるズワイガニの卵と蟹味噌を使った丼「香箱カニ丼」や、白山の伏流水と石川県産大麦を使用した地ビール「金沢百万石ビール」、「奥能登の限定生乳」を100%使用した「奥能登ジェラート」や和菓子など、料理やデザートを販売する。また、"加飾挽き"といわれるろくろ挽きの技術で作られた「山中漆器」や、多種多様な上絵付けを特徴としている「九谷焼」などの工芸品も提供する。
2015年01月19日J1ベガルタ仙台の石川直樹選手(29)の妻でタレントの茜ゆりか(28)が19日、自身のブログで第1子となる男児を出産したことを報告。石川選手と赤ちゃんの2ショット写真も掲載し、母となった喜びを伝えている。『王様のブランチ』などに出演茜ゆりかのプロフィール「いつも応援してくださる皆様へご報告です!1月18日午後3時32分に3355gの元気な男の子を無事に出産致しました」と書き出した茜は、「おしるし~破水と始まり、病院についてから徐々に陣痛が始まる…というお産でした」と出産を振り返り、「へその緒が首に2周もしていたらしく、上手に回転できず、出口の方へ下りてこられなかった様なのですが、陣痛促進剤の力も借り、小さい体で一生懸命に産まれてきてくれました」と感動をつづった。家族3人の写真も掲載し、「16時間という安産で我が子の産声を聞き、胸に抱いた時は、なんとも言いようのない幸福感でいっぱいでした。本当に親孝行な子で、石川くんの始動前に生まれて来てくれました。ありがとう」と感謝。最後は「私を励まし支えてくれた主人。この子の母にしてくれた、主人には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう!そして、みなさん3人家族となった石川家をこれからも、よろしくお願いします」と結んだ。二人は2013年8月に結婚。当時、石川選手は「仙台の地で入籍できたことを幸せに思います。共に支え合いながら、より一層サッカーに集中して取り組んでいきたいと思います」と喜びの報告をしていた。茜は09年からTBS系『王様のブランチ』にリポーターとして出演。06年~11年には、J1川崎フロンターレの応援番組『SUKI!SUKI!フロンターレ』でMCを務めている。
2015年01月19日「無印良品」は有楽町の「ATELIER MUJI」で「地球の音楽展」を開催する。期間は11月21日から3月1日まで。無印良品は開業以来、日本の音楽家によるオリジナル楽曲を店内のBGMに使用してきた。01年からは“無印良品の音楽”から脱却し、”音楽の無印”として暮らしの中で生きてきた伝統音楽が持つ安らぎを追求。14年に渡り世界各国の暮らしに根付いた楽曲を収録したCD『BGM』は、9月現在で19作に達している。今回の音楽展では、その旅の途上で交流してきた音楽家達の楽曲を収録した「BGM+」シリーズを発表する。また、会場では民族音楽をテーマとするトークイベントも行われ、“暮らし”の中に根付いた音楽を様々な視点から紐解いていく。トークイベントのゲストは江口宏志、蔵所知司、鶴岡真弓、清水早苗、庵豊、柏木博、石川直樹、ピーター・バラカン。11月27日から全6回にわたって開催される。【イベント情報】地球の音楽展会場:ATELIER MUJI住所:東京都千代田区丸の内3-8-3インフォス有楽町無印良品有楽町2階会期:11月21日から3月1日時間:10:00から21:00休館日:1月1日入場無料
2014年11月14日●デザイナ-・佐藤卓と作り上げた新カバー「SSACK」紙に手で書く「アナログ」な手法から、iPhoneなどのデジタル端末を使う「デジタル」なやり方に、さまざまなものが移り変わっている昨今。そんな中、多くの支持を得ている"アナログ"な文房具の代表格ともいえるのが「ほぼ日手帳」だろう。同商品は数多くのクリエイターとコラボレーションし、毎年異なるデザインのカバーを生み出している。今年は基本のカバーのかたちや素材とはまったく異なるシリーズ「SSACK(ザック)」を、デザイナー・佐藤卓との協業によって作り出したのが目新しい。すでに手帳カテゴリの定番商品の位置を獲得していながら、毎年新たな試みを行っているのも特徴のひとつだ。今回は、そんな「ほぼ日手帳2015」のラインナップや、デジタル時代における"アナログ"な文房具の「進むべき先」について、同製品を生んだWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里氏に話をうかがった。――さっそくですが、今回新登場した手帳カバー「SSACK(ザック)」は、ほぼ日手帳のカバーの基本形から外れていて、素材もシリコンというほぼ日"らしく"ない素材を使っており、新しい挑戦だと感じました。このシリーズが生まれたいきさつをお教えください。「ほぼ日手帳」は、全体的にほかの手帳より高いと言われますが、高いぶんだけ僕らもちょっと自信があると言いますか、価格を上回る商品づくりをしているつもりです。ですが今回、若い人への(ほぼ日手帳の)入り口を広げようと思って作ったのが「SSACK」です。パソコンなどで、スチューデントモデルが出るのと同じような感覚かもしれません。名前は活動的なリュックサックのイメージから来ていて、素材も丈夫で、機能性みたいなものをつめこんだ、"大事にしない人を大事にしたい"というような製品です。この真逆にあるのが、革のカバーと言えますね。――そんな経緯で生まれたものだったんですね。確かに定番の型のカバーよりはやや安価(1,296円)ですが、デザイナーの佐藤卓さんが開発に携わったということもあり、デザイン性に敏感な人に向けたものだと思っていました。位置づけとしてはあくまで廉価版ということなんでしょうか。そうなんです。でも、廉価版を出すときに、ちゃんとした良いデザインにしないとかっこ悪いし、「こんなんでいいだろ?」という雰囲気になってしまったら嫌ですから。このカバーを見た人からは「8,000円くらいしますか?」と聞かれたりもしますけれど、実は一番安いというのが、この製品の面白いところですね。卓さんが「できないかも」って言ったくらい、なかなかの難産だったんです。これまでのものとは形が違うし、乱暴に使えるものにしたいし、シールを貼ったりして個性を出す人にも受け入れられるようなものにしたいなど、満たしてほしい要件がいくつもありました。ほかの(布や革などでできた)カバーは縫製で作るものですが、このカバーは押して型で作るので、たとえるならiPhoneのようなプロダクトを作る感覚に近かったかもしれません。(ほぼ日手帳のカバーとして)"あとから出てきたプロトタイプ"、という気がします。マグネットで開け閉めする仕組みや、色のバリエーションも、卓さんと一緒に決めました。――基本のかたちとかなり構造は異なりますが、並べてみると「ほぼ日手帳」らしい雰囲気なのもまた印象的です。たいした仕事ですよ。卓さんもそうだし、"英語版ほぼ日手帳"「Hobonichi Planner」の企画製作に携わってくださっているソニア パークさんや、ハンドメイドで革カバーを手がけてくださっているアンリ・ベグランさんにもいえることですが、こちらがためらうような省略をすっと行って、良いものを作ってくださるんです。そんな仕事ぶりに、僕らは「"これだけは譲れないもの"は何なんだろう?」といつも問われている気がしますね。●、"アナログ"な文房具が進むべき方向は?――2015年版も写真家・石川直樹さんの写真がカバーになったのをはじめ、多くのクリエイターとのコラボレーションカバーを発表されています。「ほぼ日手帳」のカバーがクリエイターのショーケースのようになってきているような印象があるのですが、今後もさらにクリエイターとの協業は広げていくのでしょうか。もちろんです。さまざまなクリエイターの方とご一緒して、幸運なことにその多くがカバーというかたちで成就していますが、もちろん全部が実現するわけではありません。残念ながらかたちにならなかったものも、そのプロセスそのものが良い刺激になっています。ほぼ日手帳のカバーに写真をあしらったのは、石川直樹さんが初めてです。「ほぼ日」のコンテンツや書籍「はたらきたい。」のときにご一緒して、作品のみならず、彼の活動を含めてコラボレーションしたいと思った方ですね。ほかにも、松本大洋さんに描いていただいた文庫本「ボールのようなことば。」の表紙イラストが、週間手帳「WEEKS」のいちデザインとして登場しています。「TOBICHI」での展示では、石川さんと松本さんの手帳は、写真集や文庫本と並べて展示しています。――手帳カバーのデザインを、元になった作品と見比べられるのは面白い試みですね。「TOBICHI」での展示は、まるで美術館のような雰囲気も感じられます。今回は確かにそうですね。でも、この間は1日限定の喫茶店でした。8月にできたばかりの場所ですが、催しを変えるたびに全然違う装いになっています。小さい場所ですけれど、「エキスだけ見てもらえればいい」というものも結構ありますからね。まとめて手帳を見せるだけの催しはここで行って、LOFTさんでは大勢の人が来ても大丈夫な展示をやります。――ところで、昨年の手帳発売の時のインタビューでは、パソコンの普及期に「シャープペンシルを封印する儀式」をされたものの、その後再び筆記具を使うようになったとうかがいました。昨今、クリエイターがiPhoneなどを用いてメモやスケッチを行ったり、絵を描かれる方は筆記具をペンタブレットに持ち替えたりする流れがありますが、糸井さんがアナログに戻ったきっかけは?やっぱり、様式関係なく物を書けることですね。デジタルなものでは、脳の中をとりあえず置いていくというようなことができないんです。――フリーハンドとテキスト入力の両方に対応しているiPadなどのメモアプリなどと比べても、やはりアナログの筆記具のほうが使いやすいということでしょうか?iPadのスイッチを入れたり、アプリを起こしたりするというのが、僕にとってはちょっと違うんですよね。"すぐに"書けないと、さっき言ったようなことはできないと感じています。――しかしながら、スマートフォンなどデジタル端末が普及したことで文房具が売れなくなってきているという声もあり、モバイルアプリと連携した文房具が出てきたりもしています。「ほぼ日手帳」はそんな情勢の中でも根強い支持を受けていますが、"アナログ"な文房具が進むべき方向はどこにあるのでしょうか。そんな行き先があれば教えてほしいくらいです(笑)。あえて言うならば、「買いに行けばある」ということに負けているんだと思います。たとえば、包丁。すでに切ってあるサラダなんかがそこかしこで売っていて、必要になった時に出来合いを買ってくればいいという人が増えている。だから、包丁が売れなくなってきている……"かも"しれません。だけど、包丁自体は今もなくなっていないじゃないですか。しかも、昔に比べて(100円均一など安価な雑貨店やWebストアなど)「包丁を買う機会」は増えている。その一方で、デパートではお客さんが列をなして、包丁を研いだり、あるいは銘を入れてもらったりしている。中には「ゾーリンゲンのあの包丁がほしい」なんていう、こだわりのある人もいる。文房具もそうだと思います。だからと言って、包丁が売れない原因を「出来合いのサラダ」だと仮定して、「みんな、野菜は自分で切ったほうがいいぞ!」と言っても仕方ないじゃないですか(笑) 世の中全体を「それ以前」に戻そうと思っても無理ですし、売れすぎた時に比べたら(売れなくなっている)ということじゃないかなあ。誰も彼もがウハウハ言うような時代って、そんなにはないですよ。――なるほど。ほぼ日手帳について言えば、2014年版を買ってくれている人が50万人いて、買ってくれた人たちが喜んで使ってくれている声が届いています。もしかしたら、いずれ買ってくれる人が100万人にまで増えるかもしれませんが、急にはそうならないでしょう。販路を広げれば、そうなる可能性は上がるかもしれません。ただ、それを達成したところで、果たして嬉しいのかな?と考えてしまいます。(物の需要は)あるところまで下がったらそれ以上は下がらないし、あるところまで増えたらそれ以上にはならない。みんなに"ちょうどいい場所"があるわけだから、「ちょうど良い場所で、一番いいものになりましょう」というのが、一番いいですよね。何かの「全体」を考えると、やはり答えは出ないです。――ありがとうございました。
2014年08月28日昨年大ヒットしたテレビドラマ『半沢直樹』シリーズ。その主人公は銀行員だが、大ヒットした理由としては、銀行という保守的なイメージが強い組織の中で、上司の圧力などを恐れず、自ら信じる正義を貫く姿に多くの視聴者が共感したことが挙げられるだろう。そこで思ったのが、日本初めての"ネット銀行"となったジャパンネット銀行を立ち上げるのに参画した銀行員たちのことだ。同行を設立した、当時のさくら銀行(現三井住友銀行)の立ち上げメンバーたちは、金融監督庁(現金融庁)との折衝や新銀行の方向性を巡っての銀行内での議論など、多くの困難と闘って新銀行を立ち上げたのではないか、という事だった。そこで、その立ち上げメンバーの一人で、現在ジャパンネット銀行の社長を務めている小村充広氏にインタビューさせていただくことにした。○ネット銀行設立というアイデアはどこから?――どういうきっかけで、新しい銀行をつくろうということになったのですか?当時のさくら銀行の岡田頭取が中心となり、新たな銀行のビジネスモデルを作ろうということになりました。従来のビジネスモデルにこだわらない特に個人向けの利便性の高いサービスということで、最終的には"三本の矢"ではないですが、ネット銀行、コンビニATM、消費者ローン、この3つをやっていこうと。ネット銀行については、ジャパンネット銀行という形で実現し、ローンに関してはアットローンという消費者ローンの専用会社をつくり、今はSMBCコンシューマーファイナンスという会社になっています。また、コンビニATMは、@BΛNKとしてam/pmの店舗にATMを出すということで実現しました。15年ほど前にスタートした企画が、現在では3つとも世の中に認知されています。――その"三本の矢"は、新たな収益源を求めて企画されたのですか?新しい銀行のビジネスモデルとして、お客様のニーズに合致して、かつ我々の収益源にもなるものということで企画されました。――そういう新しいビジネスモデルをつくろうという構想の中で、ネット銀行もその一つとしてあったということですね。小村社長はかなりアイディアマンでいらしたそうですが、もともとはマーケティングの部署にいらっしゃったんですか。商品開発やマーケティングが長く、預金商品の開発や、金利の自由化の対応、コールセンター、チャネルの開発などをやっていました。その後、総合企画部というところに行き、新銀行のモデルを作る新規事業を担当していました。○コンビニのような銀行を目指すため"ネット専業"を主張――ネット銀行をつくるにあたっては、専業にするかどうかという議論があったとお聞きしましたが、小村さんはどういう意見をお持ちだったのでしょうか?さくら銀行(現三井住友銀行)の中でネットバンキングをやってもよかったのですが…石田さんは、銀行の窓口って、最近だといつ行かれましたか?――最近、家を買ったときぐらいなので3年前ですね。そのときに、いろいろ借りるときの手続きで、1カ月の間、かなり頻繁に行ったことがあるのですが、そのほかはほとんど行ってないですね。行きたくて行くところではないですよね。しょうがなく行くところ。――そうかもしれないですね。行きたくないんです、銀行なんて。待たされるし、3時までしか開いていないし。一般の大勢の方にとって、本当に便利なのは銀行に行かなくて済むことですよね。――そうですね、確かに。お金をおろさなければいけないときは仕方がなくATMに行くけれど。ある意味、コンビニみたいな銀行を目指した方がいいのではないかと思ったわけです。――いつでも、どこでもですか。そう、いつでも、どこでも。さくら銀行(現三井住友銀行)の中で、インターネットバンキングサービスをするというよりも、コンビニのように特化した方が日常的な利便性を提供できるのではないかと。そういった利便性や、手軽さを提供するには、あえて専業で絞った方がいいし、加えてシステムも、これはコンビニでいうところの配送システムや店舗運営になるかと思いますが、百貨店のいろんな商品を扱っている仕組みと、コンビニのような限定された商品を置いているシステムとは、やはり後者のシステムのほうが柔軟性や早さを実現できます。いろんな商品を扱っている銀行の基幹システムではなくて、24時間、365日動いて、しかも柔軟で、開発するときも、ローコストでできるということを実現するためには専業の方がいいと思ったのです。――コンビニのような銀行をつくろうと思われたわけですね。そうですね。一生に1回しかないような住宅ローンというのは、メガバンクにお願いして、我々は日々の生活に必要なバンキングサービスを提供すればいいのではないかと。――銀行というところは保守的というイメージがあるのですが、小村社長が専業のネット銀行をつくろうと主張した際、社内的な壁はありましたか?意外とそうでもなかったですよ。もちろん、当然ながら法律は守らないといけないし、お客様あってのことですので、お客様に迷惑をかけてはいけないし、銀行としての道徳もありますが、そういったことさえ守ればやりたいことはできました。ただ、銀行に限らないと思いますが、打率って2割あれば十分なんです。サラリーマン社会だと、バットを振らないで見送り三振になってアンパイアに文句言う人がいるでしょう。でも文句を言う前に、まずバットを振ろうよと。イチローではないので打率3割5分なんて打てるわけがないのです。そのかわり、ボールを振ってはだめだし、あるいは大振りばっかりしていてもだめですけれども、まずバットを振るということと、打率は2割あったらいいと、そう思っています。ただし、8割の失敗の部分については、出血を抑えるためにはどうすればいいかをきちんと考えておかなければいけません。――ヒットを打つにはどうすればいいのでしょうか?社内を説得できるような材料を揃え、お客様のニーズをきちんと把握し、法律上の問題もクリアして、収益が一定程度は見込めて、という条件がそろえば、文句のつけようはないと思います。○新銀行設立にあたっての、金融監督庁(現金融庁)とのやり取りとは?――小村社長は、新しいネット専業銀行にはどういうビジョンを持っていらっしゃったのでしょうか?コンビニのような銀行を目指していましたので、預金、無担保ローン、決済、この3点でよく使ってもらえる銀行というビジョンを持っていました。――2000年10月に開業に至ったわけですが、新しい銀行を作るということで、金融監督庁(現金融庁)との折衝は大変でしたか?銀行免許ですか。――はい。新しい銀行をつくる上で、どの辺が金融監督庁(現金融庁)を説得させないといけない点だったのでしょうか?一つは、ネット専業銀行の社会的意義ということだと思います。――その辺は金融庁の人は理解してくれましたか。話していくうちにご理解はいただけるようになりました。――法的なクリアしなければいけない、免許をとるためにどんなものが求められるのでしょうか。行政側としては、社会的意義のほか、消費者に迷惑をかけずにメリットを与えるという点を重視していました。インターネットもまだその当時はダイヤルアップでしたし、iモードも文字ばかりの白黒でしたから、インターネット特有のリスクということに関し、どういう手段を用意しているのかということに尽きたのではないですかね。インターネットにはどういうリスクが潜在的にあるのか。それに対してどういう手を打つのか。もちろん、通常の銀行のリスク管理、コンプライアンス、市場リスク管理、オペレーショナルリスクなど、そういった点は、我々はさくら銀行(現三井住友銀行)から学ぶなり、専門家を連れてくるなりすればできるので。――初めてというところで、リスクを考えるのもそうだし、対策を考えるのも、想像力がかなり必要ですね。インターネットの、潜在的、顕在化しているリスクを銀行サービスに置き換えて、ではどういう手を打つのかということを、我々自身が考えなければいけなかったということですね。新しいイノベーションには付きものですよね、それは。恐らく、日本の銀行ではジャパンネット銀行が初めて、開業から預金通帳というものをなくしたのです。預金通帳をお持ちですか?――妻が持っていますが、私は持っていないです。要らないでしょう。――要らないです。細かいことを言うと、預金通帳をなくしたらどんなリスクがあるんだという、そういうことも含めて考えました。どこもやったことがないから。――確かに、預金通帳をなくすことでどんなリスクがあるのでしょう。紙に記載されたものがないので、電子的にサーバーに保管するとか、そんな感じで対策するものですか。一つは相続で困るのではないかと。これまでだと、誰かが亡くなったときには引き出しの中から預金通帳が出てきて、預金があったことに家族が気づいて銀行に電話しますよね。それをどうするんだとかね。――それらの対策はどうなんですか。僕は預金通帳をなくしたかったのです。お客様の利便性からしてもコストからしても。ただそういった相続などの懸念の対策として、キャッシュカードは全員に配ることにしました。また、スターターキットに綴じ込み用紙のようなものをつくって、ATMから出てきた紙を綴じておくことができる、それで代用していこうということにしました。――スターターキットの綴じ込み用紙は誰も使っていないかもしれないですね。ただ、そういう対策は必要だったわけですね。当時は必要だった。ただ今みたいにネットが当たり前になってくると、利用する側のほうが対策を考えますからね。いまや預金通帳に限らず、旅行でも飛行機のチケットはeチケットを使いますよね。――そういう形で免許をとるために金融庁当局と議論を重ねていったわけなんですね。議論というよりも、新しいことをやろうと思うと、リスクを自分たちの責任において考えなければいけないということです。A、B、Cというリスクが考えられるけれども、Aに対してはこういう手を打とう、Bに対してはこういう手を打とうと、説明してご理解していただくということです。――金融監督庁の人も、これどうなの、これどうなのということはあったのでしょうけれども。本当に支店がなくて大丈夫なんですかとか。大阪になくていいのかとか、そういう心配事がいっぱい出てくるわけですよ。――本当に支店がなくて大丈夫かというのは、どう答えられたのですか。支店がないのがウリですし、逆にいうと何で支店が必要なんですかと。――人が来なくていい銀行なのに、支店はいりませんと。行かないのに作っても仕方がないですよね。電話とメールとインターネットで十分事足りるんです。その分ローコストにして、お客様の手数料を安くとか、金利をよくということで還元していくことが、ある意味でネット専業銀行の社会的意義ですので、支店をいっぱい作ったら意味がなくなってしまいますよね。――今おっしゃっているような形で、ひとつひとつクリアしていかれたわけですね。前例がないものを、銀行のような組織の中でやるというのはかなり大変だったとご推察しますが、今の小村さんの感じだと楽しんでやってらっしゃったのかなという感じもするのですが。壁があるのは、金融庁、金融監督庁に限らず、どんなものでも壁はありますよね。それを乗り越えないと何も始まらないですね。○真正面から突破するのではなく、人間力で明るく突破――壁を突破する人間力というか、そういうのが必要なわけですね。人間力ではないですけど、明るいほうがいいかもしれないですね。壁がありますでしょう。この壁をどうやって突破しようかと思うときに、あまり真正面から行ってもしょうがないので、横から行ってみようとか、走りぬけようかとか、地下を掘ってみようとか、そういうふうに思う人のほうがいいかもしれないですね。真正面から突破しようとしていたらくたびれるし、楽しくないでしょう。――晴れて開業となった後ですが、いろいろな記事などを見ると、最初は銀行口座の開設がばっと上がったけれども、途中で停滞した時期もあったということですが。最初はテレビコマーシャルも含めて広告を出しました。お客様も珍しさもあって口座開設してくださったのですが、だんだん下火になってきまして、いろいろやっても空振りばかりで当たらなくて。そこでわかってきたのが、ネットの社会では自分で自分を勧めてもだめだということ。ジャパンネット銀行が、「ジャパンネット銀行はいいですよ」と言ってもなかなかお客様の背中を押すことにはならないのです。――自分で自分の背中を押せない。自分で自分のことをPRしてもよくなくて、第三者がジャパンネット銀行はいいよと言ってくれるほうがとても効果があるんです。自分たちが広告を出してもあまり信用してくれない、効果が薄い。やはりファクトがないとだめです。便利とか、安いとか、そういうファクトがあって、第三者がいいよと言ってくれることが重要です。2001年にヤフーオークションのオフィシャルバンクになり、それがいろいろなネットの掲示板に出て、広まっていきました。――当初は広告を打ったりされていたけれども、ネットの世界は違うと。ネットのマーケティングには、ファクトと、口コミ、連携が必要だということですね。さっきの答えと一緒ですが、銀行は言ってみれば裏方です。銀行のホームページって、見ますか?――見ないです。見ないですよね。株とか、外貨預金なんかは面白いかもしれないけれども、定期預金なんて見ても金利は変わらないんだから面白くないでしょう。車好きな人はトヨタのホームページを見ていたら楽しいし、ヤフーのホームページを見ていたら面白い、楽天だって面白い。だけど、銀行のホームページを楽しんで見る人は少ないと思います。――そうかもしれないですね。あくまで主役は消費であって、ネットでショッピングをするとか、オークションをするとか、公営競技の投票をするというのが主役なのです。そして、極力意識することなく便利に決済ができるというほうがお客様にとってはいいわけです。だから主役とどう提携するかというのが大切でした。オークションや公営競技で提携して、そこに便利な決済スキーム、あまり意識しないでも決済できるような仕組みを提供すれば、おのずとジャパンネット銀行の口座が必要になるし、そうなるようにしてきました。オレがオレが、ではなくて、こすったら出てくるくらいでちょうどいいのです。○主戦場はネット、ジャパンネット銀行の責務――昨年社長となられてまた一層ネット銀行とのかかわりがかなり深くなられたわけですが、今後のビジョンをお聞かせいただいてもよろしいですか。やり切れていないです。それこそ、メガバンクのインターネットバンキングサービスとネット専業銀行の違いは何ですかということを聞かれた場合に、細かいところは説明できます。ですが、一般のお客様がネット専業銀行とは何なのかと認識するレベルにまではいっていないんです。たとえば、みなさんはスーパーとコンビニの違いをご存知です。スーパーとはこんなもので、コンビニとはこんなものだとご自分で定義づけていますね。まだそこまでいっていないです。新規参入銀行の中でも僕は2種類あると思っています。メガバンクがネット専業銀行をつくるのと、銀行業界以外の企業が銀行をつくるのとでは意味、目的が違うんです。メガバンクがネット専業銀行をつくるのは、ネット市場に進出するためにつくっているのです。ネットユーザーを取り込もうとしてつくっているのです。だからあくまで主戦場はネットです。他業種から参入された企業は、恐らく銀行業に参入するために形態として選んだということでしょう。ジャパンネット銀行はメガバンクがつくったネット専業銀行で、僕らはコンビニになりたいわけです。スーパーや百貨店になったら意味がないのですね。なので、純粋なネット専業銀行という意味で、僕は、いつでもどこでも誰でも、ということが必要だと思っています。そして、それをやるのはネット専業銀行というより、ジャパンネット銀行の責務だと思います。――やはり、パイオニアとしての自負ですね。本日はありがとうございました。
2014年02月06日「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」は、東京・表参道の旗艦店(東京都渋谷区神宮前4-21-7-1階)にてホリデーシーズンに向けた限定アイテムを12月7日に発売した。ブルーのバッファローチェック柄のニットカーディガン(4万4,100円)、ドローコード付きネックウォーマー(1万4,700円)、指ぬきグローブ(1万1,550円)の3アイテムをラインアップ。また、同店では15日まで写真家・石川直樹の写真展を開催中。石川が2013年春に登頂した、世界第4位の高峰「ローツェ(Lhotse)」(8,516m)への遠征で撮影された作品を展示。これらの作品と、写真集「Lhotse」(2,940円)、ホワイトマウンテニアリングが製作したオリジナルTシャツ(3,990円)も販売している。
2013年12月08日すでに今夏ドラマ1番のヒットとも言われているTBSドラマ『半沢直樹』。老若男女から支持を集めていますが、そんな中ちらほら聞こえてくるのが「『半沢直樹』の堺雅人がたまらない!大好き!」という女性の声。半沢直樹は、その言動でサラリーマンをスカッとさせながら、一方で世の女性たちをキュンとさせてもいるのです。今回は20代の女性たちに行ったアンケートをもとに「『半沢直樹』に見る!不倫願望を掻き立てる上司の特徴」をお教えします。半沢直樹が上司だったら嬉しいですが、同時にちょっとキケンでもあるみたいです。■1.元・剣道部「半沢直樹は、慶応義塾大学経済学部卒で体育会剣道部という高スペック。ドラマの中でもかっこいい剣道シーンがあって、思わず見入ってしまった。武道に長けている人は素敵。」(22歳・大学生)一本筋の通った感じがある「武道」は、やはり女子人気抜群。ほどよく筋肉のついた体も、とても魅力的です。ちなみに、逆に惹かれない運動部は何かと聞いたところ、「バドミントン」「卓球」「テニス」「柔道」といった名前が挙がりました。どうやらユニフォーム姿がかっこいいスポーツは強いようです。■2.ワイルドなところがある「そもそもドラマのキャッチコピーは「クソ上司め、覚えていやがれ!」。半沢直樹は、敵のことを容赦なく叩きのめすんだけど、そんなところがワイルドで良い。たまに見せる野獣のような笑顔にゾクッとする。」(25歳・小売り)男性の草食化が叫ばれて久しいですが、やっぱり女が根底で求めているのはこういう「男らしさ」なのです。半沢直樹の、狂気すらはらんだワル~イ笑顔には、誰もが思わずドキドキ。堺雅人の普段の顔は柔和で優しげなだけに、ドラマだけで見せるワイルドさが女心をぐっと掴みます。不倫相手には、こういう男らしいワルさを求めてしまうものなのかもしれません。■3.頭がキレる「ドラマを見るたびに惚れ直すのが、半沢直樹の頭の良さ。こんな人になら手の平の上で転がされてもいい。しかも決して他人に付け入る隙を与えないから、不倫関係になっても上手く周りをだましてくれそう。」(27歳・マスコミ)不倫相手に求めるカッコ良さの中でも、一番大切なのはやっぱり「頭の良さ」。人として尊敬できる相手だからこそ、危険な橋を渡ってでも会いたいわけです。もしドラマのような頭脳選を目の前で繰り広げられたら、女としてはたまらないですよね。■4.部下に優しい「敵には鬼のような顔も見せる半沢直樹だけど、部下には本当に優しい。あの優しさで接せられたら、好きになる自信がある。」(24歳・事務)第三話での「中西。お前洋食派?和食派?」には癒されました。厳しい顔で戦いながらも、守るべきものは本気で守る姿にキュンとします。「甘い」のではなく「優しい」というのがポイントですね。■5.ほんわかした面がある「下手な関西弁使ったり、パンを口いっぱいに頬張ったり、奥さんに頭を撫でてもらったり、半沢直樹がふと見せるほんわかした一面がたまらなく好き。普段は男らしいのにたまにカワイイ人は魅力的。」(25歳・飲食)神経を張りつめさせた精悍な顔を見せていたかと思えば、ふとした瞬間にとぼけた顔や言動を見せたりするのが半沢直樹の魅力。女性が持つ「母性」をぐいぐい刺激してきます。不倫相手を切らせない男性は、こういうかわいらしさを持った人なのかもしれません。■さいごに色々な魅力がたっぷり詰まった半沢直樹。一回観たら虜になること間違いなしです。現実では素敵な上司に恵まれていなくても、半沢直樹との脳内不倫で女子力アップできちゃうかもしれません。(小嶋もも/ハウコレ)
2013年08月05日56万部を突破した三浦しをん氏の同名小説を松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョーらを迎えて映画化する『舟を編む』に、ピースの又吉直樹、麻生久美子らが出演することが発表された。その他の写真本作は、ある出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書“大渡海(だいとかい)”の製作に奮闘する編集者たちの姿を描いた作品。又吉と麻生は、松田演じる変わり者の編集者・馬締光也を中心とした個性豊かな編集部のメンバーと関わる、辞書の装丁デザイナー上田役(又吉)と、『大渡海』をPRする役割を担う女優役(麻生)を演じる。さらに、編集部と共に辞書を作り上げていく登場人物として、宇野祥平、波岡一喜、森岡龍、斎藤嘉樹の名前も発表された。読書家として知られ、執筆活動も行っている又吉は、「辞書を読むのは好きですね。家に国語辞典だけで4、5冊あります」と、広辞苑など多数の辞書を愛用する無類の本好きだという。「今のコンビ名“ピース”も、なかなか思い浮かばなかったので、カタカナ語辞典で適当に開いて指さした単語にしようと思ったら“スカベンジャー”って出て。でも意味を見たら“ウジ虫”って書いてあって、『絶対あかんやん』ってやめたんですけど」と明かす。「日常的に辞書は引いてきました」という又吉は、「辞書作りの人のことまでは考えたことなかったので、すごい面白いなと思いました。辞書作りって、共通認識を作っていく仕事なんですよね。『アイス食べたいけど、太るからどうしよう』みたいな、言葉では言い表せられない、“精神内部で感情がぶつかり合うこの感じ”って思っていたら、『それ“葛藤”やで』って、みんなが一発でわかるように言葉を決定していくイメージ。言葉にならない感情を言っていって、横から言葉にしていくっていうものだと感じました。松田さんとオダギリさんは、やっぱり雰囲気があって声が心地よかったです」と語っていた。『舟を編む』2013年4月13日(土)丸の内ピカデリーほか全国公開
2012年12月19日南極と北極の大自然とそこに住まう生き物たちの姿を描いたドキュメンタリーシリーズ「フローズンプラネット」のコンサートが、2013年に日本初上陸。1月12日(土)に大阪公演、1月13日(日)・14日(月・祝)に東京公演が行われる。「フローズンプラネット in コンサート」の公演情報「フローズンプラネット」は、「プラネットアース」に続く、英国BBC・NHKの国際共同制作テレビシリーズで、制作期間4年、総撮影日数2356日にも及んだ大作。氷の躍動、ホッキョクグマやペンギンたちのドラマなど、極地で起こる命の奇跡や、温暖化により失われつつある大自然の姿を、迫力の映像と美しい音楽とともに描いている。日本では、NHKBSで2012年4月から全6本シリーズで、NHK地上波で8月にスペシャル版として放送された。この壮大な南極と北極の映像を大スクリーンに上映し、シリーズの音楽を担当したジョージ・フェントン自らの指揮、フルオーケストラの生演奏で贈るのが「フローズンプラネット in コンサート」だ。2012年7月にアメリカ、ロサンゼルス、ハリウッドで初演。今回の日本公演は、アメリカ外では初めての公演となる。また、この度、日本公演のライブナビゲーターが発表。東京公演には、俳優・映画監督でリバースプロジェクト代表の伊勢谷友介、大阪公演には写真家の石川直樹が登場し、北極、南極の世界へと観客をナビゲートする。「フローズンプラネット in コンサート」は、1月12日(土)にNHK大阪ホール(大阪府)、1月13日(日)・14日(月・祝)にNHKホール(東京都)にて開催。チケットは発売中。
2012年12月12日石川県能美市にある「いしかわ動物園」で、10月15日「ワタボウシタマリン」の双子の赤ちゃんが誕生。また、11月12日には、「アミメキリン」の「ジェブ」(オス)と「イザベル」(メス)の間に、5頭目の赤ちゃんが生まれた。「ワタボウシタマリン」はコロンビア北西部などの熱帯雨林に分布している小型のサル。名前のとおり、綿ぼうしのような白い毛が頭頂部にあり、首筋から背中にかけて伸びている。1産1子が普通だが、双子が産まれることもあるという。双子の母親は「ペロナ」で、父親は9月27日に死亡した「ジャンボ」。出産・子育て経験があるペロナでも、1頭だけで2頭の面倒をみるのは大変だと思われたが、子育てを放棄することもなく、双子は順調に育っているとのこと。双子は最近、ひんぱんにペロナから離れるようになり、枝や落下防止用ネットの上を動き回っているという。また、「アミメキリン」の赤ちゃんは、若干小柄で細身の体形。子どもが起立するのを手伝う際にメジャーで測ってみたところ、身長は170cmだったという。なお、一般公開はもう少し先になるとのこと。写真提供:いしかわ動物園【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日石川県は今秋、婚活に挑む以前に学ぶべき異性とのコミュニケーションなどを教える講座「いしかわ婚活実践大学校」を開催する。石川県の出資によって設立された「いしかわ子育て支援財団」では、2005年から登録ボランティアが結婚相手を探してくれたり、アドバイスをくれたりする「縁結びist」(エンムスビスト)を展開している。これまで315組がゴールインしたという。県と同財団ではこれまでもこのような婚活サポート事業を行ってきたが、最近よく見られる傾向として、参加者のコミュニケーション不足があげられるそうだ。「異性とどのように接していいか分からない」「相手の気持ちが分からない」「お見合いイベントでどんな服装をしたらよいか分からない」などの理由から、なかなか婚活の成果があがらないケースが見られるのだという。そこで県と同財団では、婚活をする前段階として、話し方や服装などコミュニケーションを学ぶ講座を開催。すでに今年2月には、試験的に単発で婚活講座を実施した。男女50人の定員が埋まり、好評を得たという。秋の本開催に向けて、専門家を講師に招いたプログラムを企画中とのこと。石川県少子化対策監室子ども政策担当の大畠秀信課長は、「行政がそこまでするかという声もあるが、結婚する意思があってもうまくいかない方に必要とされるのであれば今後も実施していく。せっかく婚活事業があるのだから、その機会を生かせるよう応援したい」と話した。さらに「それが晩婚化・少子化対策にもつながると思います」と成果に期待を寄せている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月06日水と土の芸術祭実行委員会は7月14日~12月24日、「転換点~地域と生命の再生に向けて~」をテーマとした「水と土の芸術祭2012」を開催する。万代島旧水揚場をメインに、旧齋藤家別邸、信濃川やすらぎ堤ほか、新潟市内各地が会場となる。同芸術祭は、水や土に支えられてできた新潟の文化を、アートの力で国内外に発信することを目的に開催され、2009年に続き2回目となる。会期中は、開催プロジェクトを「アートプロジェクト」、「市民プロジェクト」、「シンポジウム」の3つのポイントにわけ、芸術祭だけではなく、新潟市民が主体となった地域の魅力を発信するイベントなどを実施。各所でプロジェクトやアート作品の展示が展開される。また、ロゴのデザインはアートディレクター・コミュニケーションディレクターの森本千絵が担当。新潟のクリエイティブチームが、芸術祭を通し、モノやコトをクリエイトし発信するなど、デザインの視点からも楽しむことができる。アートプロジェクトには、石川直樹(作品名「異人 the stranger」)、大友良英×飴屋法水たち(作品名「Smile」)、王文志(ワン・ウェンヂー)(作品名「浴火鳳凰(よっかほうおう)」)など、多数の作家が参加している。同芸術祭の全作品を鑑賞できるパスポートは、前売り(7月13日まで):一般1,500円、学生・65歳以上1,200円、高校生400円、当日:一般2,000円、学生・65歳以上1,500円、高校生600円。中学生以下無料。なお、会期中はパスポートがあれば、新潟市内の文化施設の入館料が割引され、市内の飲食店や温泉でもお得なサービスを受けることができるという。詳しくは、同芸術祭WEBサイトのパスポートのページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日日本で80万人以上の観客を動員したエンタテインメントショー『ブラスト!』で、唯一の日本人奏者として活躍してきた石川直(いしかわなおき)。『ブラスト!』卒業後の石川は、堂本光一主演の『Endless SHOCK』(2010~2012年)にパーカッション奏者としての参加や、学校の音楽指導など幅広い活動を行ってきた。そんな彼が、今夏の日本ツアーで3年ぶりに『ブラスト!』に復帰、ステージへの思いを語った。『ブラスト!』は、打楽器・金管楽器・ビジュアルアンサンブル(ダンサー)の3つのパートで構成されたショーで、日本には2003年夏に初上陸。過去519公演を開催し、国内でも高い人気を誇る。石川は、東日本大震災の被災者や今の元気のない日本に、自身の演奏とパフォーマンスで活力を与えたいとの思いから『ブラスト!』への出演を熱望したそう。「激しく変化するフォーメーションや、力強い打楽器、金管楽器の演奏は、まさにエネルギーのぶつかり合い。このステージなら、被災地はもちろん全国の皆さんにパワーを与えられるのではないかと思いました」。今回の日本ツアーには、カンパニー最年少のトランペット奏者、米所裕夢(よねそひろむ)と、カラー・ガード(ダンサー)の和田拓也(わだたくや)が初参加。石川以外の日本人がカンパニーに加わるのは今回が初めて。「単純に嬉しいです。日本人奏者のレベルが高いことをカンパニーが認めた証拠」と話す。さらにふたりの演技についても、「『ブラスト!』は、技術的、体力的に高いパフォーマンスが要求されます。それを若さと情熱でパワフルに演じられるのが米所、和田を含む新キャストたち。僕にとってもそのパフォーマンスが刺激になります。彼らに負けないよう熱いステージを披露したい」と意気込みを語った。6月末からスタートするステージは、4か月間で47都道府県を巡る長期ツアーとなる。石川は、最大のテーマは“体力”だと話す。「10年前と比べると体力の減少は否めません。でも舞台経験が増えた分、自分自身が求める質は高くなっています。クオリティと躍動感あるパフォーマンスの両方をベストな状態で見せられるように、今、日常の運動や食生活から変えています。全公演、ベストコンディションで演じられるよう頑張りますので、観客のみなさんも、パワー溢れる舞台でエナジーチャージしてください」。本ツアーは6月28日(木)より東京・THEATRE1010(プレビュー)を皮切りにスタート。各地の公演情報及びチケット販売情報はオフィシャルホームページとチケットぴあ特設ページ()で順次発表する。取材・文:藤田正恵
2012年05月18日ナイキは5日、プロゴルファーの石川遼選手と、「ナイキ スポーツウェア」カテゴリーにおけるグローバル広告契約を結んだことを発表した。石川選手は3月下旬以降、出版物や映像、デジタル、ナイキの店頭ツールなどにおいて、同カテゴリーのプロダクトを身につけて登場する予定だ。「ナイキ スポーツウェア」はナイキ唯一のライフスタイルカテゴリーで、スポーツにインスピレーションを受けつつ、普段履き・普段着として世界中の人々に広く着用されるカジュアルシューズやカジュアルウェアを展開している。今回の石川選手との契約は米国のナイキ本社とのグローバル契約となるため、日本のみならず世界各国で同カテゴリーのプロダクトを着用し、登場する可能性があるという。「ナイキとスポーツウェアの契約を結ぶことができ、うれしく思っています。普段でもスニーカーはナイキを履いていました」と石川選手はコメントした。彼が登場するキャンペーンでは、「夢を実現するためには自分に勝てねばならない、心の強い自分であらねばならない」というメッセージが込められているという。自分に勝って夢を実現すべく、ランニングやクロスカントリーなど厳しいトレーニングに励む石川選手の姿を伝える一方、オフの時間に大好きなサッカーの練習をするなど、充実感やさわやかな達成感も表現されるという。今回のグローバル広告契約に、石川選手は、「この機会をバネにして、『世界のRyo』といわれるように、これからも精進していきたい」と述べている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月06日南フランスに実在する、約3万年前に描かれたショーヴェ洞窟の壁画を3Dで映像化したドキュメンタリー作品『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』の一般試写会が1日に行われ、写真家の石川直樹氏と大学教授であり写真家の港千尋氏によるトークショーが行われた。その他の写真本作は、『フィツカラルド』『バッド・ルーテナント』の巨匠ヴェルナー・ヘルツォーク監督が、フランス政府の許可を得て初めて洞窟内の撮影に成功し、3Dカメラで300点以上の壁画を捉えた作品。日本語版のナレーションを俳優のオダギリジョーが務めている。世界中の壁画をめぐり撮影してきた石川は、「壁画を写真で撮るには限界があり、今回3Dによって洞窟の奥行きや壁面の詳細が描かれていて僕にとっては至福の作品」と絶賛。港も「洞窟内に二酸化炭素が入るとカビが生えてしまうので、ヘルツォーク監督はたった6日間しか撮影が許可されず厳しい状況だったよう。それでも本作は単なるドキュメンタリーではなく、科学的で芸術的な事実を世界中に知らせる使命を持った作品に仕上がっている」と話した。トークショーの途中では、この日試写会に来ていたコピーライターでエッセイストの糸井重里も参加し、「監督の、3万年前の人たちに対する憧れと敬意がこもっていてとても嬉しかった。見た人には、自分の考えを足したり引いたりして感じてほしい」と話した。最後に石川は、「この作品はDVDではなくて劇場で観てほしい。映画館自体が洞窟のような場所だし、壁画を3Dで観るこの体験はなかなかできないと思います」とPR。“古代の美”であるショーヴェ洞窟の全貌を捉えた本作は3月3日(土)より3週間限定で全国公開される。『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』3月3日(土)よりTOHOシネマズ日劇ほかロードショー(C)MMX CREATIVE DIFFERENCES PRODUCTIONS, INC.
2012年03月02日世界最古と言われる3万2千年前の洞窟壁画の様子を捉えたドキュメンタリー映画『世界最古の洞窟壁画 3D 忘れられた夢の記憶』の試写会が3月1日(木)に都内で行われ、世界中の洞窟壁画を巡っている写真家の石川直樹と、多摩美術大学の教授であり、洞窟壁画についての著作もある写真家・港千尋によるトークセッションが行われた。ドイツの巨匠ヴェルナー・ヘルツォークの最新作で、南仏のショーヴェ洞窟に3Dカメラが潜入。研究者たちの証言なども交えながら貴重な価値を持つ洞窟内の壁画をヴィヴィッドに描き出す。同じフランス内で以前発見されたラスコーの洞窟壁画が、人間が出入りしたことでカビが生えるなどしたこともあり、フランス政府はこのショーヴェ洞窟への立ち入りを厳しく制限しており、カメラが入るのは稀。ヘルツォーク監督はは1日4時間の計6日間というスケジュールの中で撮影を敢行した。港教授は「監督が漏らす愚痴が、いかに撮影が大変だったかを物語っている」とその苦労を察した上で「94年に発見されて、動画として見るのに約20年かかったけど、その間に新たな発見もあり、決して無駄な歳月ではなかった。科学的、芸術的な事実を伝える使命を持って作られた映画です」と絶賛。監督に電話インタビューを行なった石川さんも「深いところでヘルツォークが壁画に共鳴しているのを感じました」とその感動を口にした。写真家として映画、そして壁画から感じる部分は多々あったよう。「写真の面白いところは世界が止まっていること」と語る石川さんは、映画にも出てくる“ネガティブハンド”と呼ばれる、手を壁面において、そこに塗料を吹きかけることで手の形を浮かび上がらせるという技法について「写真の原型と言える」と言及。港教授は一見、一人の人物が描いたように見える動物の絵が、実は数千年の時を挟んで複数の人間の手により描き足されていることを明かし「そういうことを人類が出来たというところに感動しています」としみじみと語った。この日は、コピーライターでエッセイストの糸井重里も観客として来場しており、質疑応答の際にマイクを向けられると「3万2千年前の芸術家たちに対する憧れと敬意を感じさせてもらい嬉しかったです」と笑顔で感想を語った。映画にはショーヴェ壁画の付近で稼働している原子力発電所や、その余熱で運営されている娯楽施設の「ワニ園」なども映し出されており、港教授は「先に上映されたフランスでも賛否両論があったそうです」と明かし、石川さんも「ヘルツォークらしいですね」と今年で70歳を迎える巨匠の衰えることのない創作意欲や批判精神に舌を巻いていた。『世界最古の洞窟壁画 3D忘れられた夢の記憶』は3月3日(土)より全国にて3週間限定公開。■関連作品:世界最古の洞窟壁画 3D忘れられた夢の記憶 2012年3月3日よりTOHOシネマズ日劇、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて公開© MMX CREATIVE DIFFERENCES PRODUCTIONS, INC.
2012年03月02日新ユニットを組む石川梨華と吉澤ひとみが、偶然、同じパーカーで仕事現場に!ドリームモーニング娘の石川梨華と吉澤ひとみがミュージックステーションに偶然にも同じパーカーでスタジオ入りしていた事を石川のブログで明かしている。偶然にもかぶってしまった服は、石川と吉澤が人から一緒に貰ったパーカーで、同じ日に着てきたことになる。石川のブログでは・・・すごくない?お揃いのパーカー(*^^*)実は先日、galaxxxyさんから二人一緒に洋服を頂いのですが今日偶然にも同じパーカーを着て来た(笑)会った瞬間お互い笑ったよね~よっすぃ~とはまた新しいプロジェクトで歌うので皆さんお楽しみに・・・と、これから吉澤と新ユニットを組む前に、お揃いの私服になった事を喜ぶコメントを記している。石川と吉澤が新ユニット二人が新ユニットを結成しテレビ東京のアニメ『戦国コレクション』4月スタート、毎週木曜・深1:45~)のオープニングテーマを歌う。ユニット名や楽曲など詳細は今後発表される予定。元の記事を読む
2012年02月26日お笑い界きっての本読み、ピース又吉直樹の本にまつわるエッセイ集『第2図書係補佐』が、この度発売された。劇場「ヨシモト∞ホール」のフリーペーパーへの連載分(2006年~2009年)に新たに書き下ろしを加え、尾崎放哉、太宰治から穂村弘、町田康まで47の作品を紹介している。また、芥川賞作家・中村文則との対談も実現。人気芸人でありながら、よしもとの太宰治との異名ももつ又吉直樹の、独特な世界観を楽しめる『第2図書係補佐』は、一見の価値ありだ。本書「はじめに」より抜粋タイトルは『第2図書係補佐』。「第2」で、しかも「補佐」。僕の役割は本の解説や批評ではありません。僕にそんな能力はありません。心血注いで書かれた作家様や、その作品に対して命をかけ心中覚悟で批評する書評家の皆様にも失礼だと思います。だから、僕は自分の生活の傍らに常に本という存在があることを書こうと思いました。本を読んだから思い出せたこと。本を読んだから思い付いたこと。本を読んだから救われたこと。 もう何年も本に助けられてばかりの僕ですが、本書で紹介させていただいた本に皆様が興味を持っていただけたら幸いです。 第2図書係補佐 著者:又吉直樹発売日:2011年11月22日(火)価格:¥520
2011年11月29日なぞ多き"ともだち”に迫る!!映画、マンガ、アニメなどでだれもが一度は浦沢直樹さんの作品を見たことがあるのではないでしょうか?浦沢さんの作風はスポ根からSF、ミステリーまで多岐にわたり、女性にとっても魅力的な作品が多数あります。そこで20代女性に「THE浦沢直樹作品」と思うマンガを聞いてみました。>>男性編も見るQ.THE浦沢直樹のマンガと言えば?(複数回答)1位『20世紀少年/21世紀少年』62.3%2位『YAWARA!』37.0%3位『MONSTER』22.3%4位『PLUTO』10.7%5位『MASTERキートン』9.7%■浦沢直樹マンガといえば『20世紀少年/21世紀少年』!!・「映画を見る前に読んだらはまってしまい、寝る間も惜しんで読んだから」(29歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「映画になったことで、一番知名度があると思うから」(28歳/情報・IT/技術職)・「浦沢先生の知名度を押し上げた作品だと思うから」(27歳/建設・土木/事務系専門職)・「ストーリーの続きが待てないほど、なぞが多く面白い」(25歳/情報・IT/技術職)・「一気読みして、作者は本当に天才だと思った」(27歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)■浦沢直樹マンガといえば『YAWARA!』!!・「なんといっても『YAWARA!』。ほかの作品も好きだし、暗い雰囲気も嫌いじゃないけど、この柔ちゃんのかわいさはどの作品にも勝る!」(23歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「読んで柔道が好きになった。『等身大の女の子ってこうだよね』と、つくづく感じます」(28歳/通信/営業職)・「小学生のときに一番はじめに読んだこともあり、柔ちゃんの真っすぐさが胸に突き刺さった」(24歳/小売店/販売職・サービス系)・「これを見てうっかり柔道部に入ってしまった」(27歳/医療・福祉/専門職)■浦沢直樹マンガといえば『MONSTER』!!・「話が単純じゃなくて、すごく凝っているところがいい!!毎回ドキドキさせられます」(24歳/医療・福祉/専門職)・「ストーリーの構成と展開がしっかりしていて面白いから」(24歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「話が難しいけどスリルがあって面白かったから」(29歳/小売店/販売職・サービス系)■浦沢直樹マンガといえば『PLUTO』!!・「マンガが特に好きというわけでもない子が絶賛していたから」(22歳/その他/専門職)・「『鉄腕アトム』をモチーフにしていて、とても興味深い」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)・「面白い!! 『鉄腕アトム』をあまり知らなくても楽しめた」(27歳/学校・教育関連)■浦沢直樹マンガといえば『MASTERキートン』!!・「1話完結という短いストーリーなのに完ぺきすぎる。ほかの作品の方がはるかに有名かもしれないが、一番オススメはこれ」(24歳/その他/事務系専門職)・「かた苦しい考古学ではなく、とても面白いと思います」(25歳/医薬品・化粧品/専門職)・「深夜にテレビでアニメを放映していて、楽しみにしていた」(28歳/その他/事務系専門職)■番外編:浦沢直樹マンガといえばこのマンガ!!・『Happy!』:「スポーツマンガで女の子が一生懸命成長していく物語。『これぞ青春、浦沢直樹だなぁ』と感じる」(25歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)・『踊る警官』:「友達とまわし読みをしていた」(24歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)総評62%の支持を得て見事1位に選ばれたのは『20世紀少年/21世紀少年』。3部作の実写映画も公開されたことで「一番知名度がある」という意見が多数でした。「一気読みしてしまった」、「寝る間も惜しんで読んだ」という人がいるほど、ドキドキハラハラのストーリーを作れる浦沢さんに対して「天才!」と絶賛する声も多く寄せられました。2位は、スポーツマンガの『YAWARA!』。男性の作者ながら「等身大の女の子ってこうだよね」と女子から共感される物語になっています。これを読んで「柔道が好きになった」、「柔道部に入った」という意見も。谷亮子選手の愛称となった"柔ちゃん”もこの主人公が元になっているのは有名な話です。第3回手塚治虫文化賞、第46回小学館漫画賞を受賞した『MONSTER』は3位。"スリル”と"凝ったストーリー”は浦沢作品の定番となっていますが、その中でもサスペンス要素が強く、児童虐待や東西冷戦など深刻なテーマをしっかり扱った重厚な作品です。4位は手塚治虫原作の『鉄腕アトム』のエピソードをモチーフにリメイクした『PLUTO』。続く5位は保険調査員の活躍を描いた『MASTERキートン』。「一番有名ではないかもしれないけれど、面白いのはこれ」という意見がありました。映画化されたこともあり、知名度の高い『20世紀少年/21世紀少年』が1位に。1986年から1993年まで連載が続いた『YAWARA!』は、アニメ化されたことが知名度と人気に影響を与えているようです。オリンピックのたびに"柔ちゃん”を思い出してしまいますよね。『YAWARA!』のようなさわやかなスポ根マンガからサスペンス、SFなど多彩な作品が描ける浦沢さんには、これからも日本のマンガ界を引っ張ってもらいたいですね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2011年8月2日~8月16日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性542名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】「声まねしてみたい」と思ったことのあるアニメキャラランキング【ランキング女性編】自分の肖像画を描いてほしい週刊少年ジャンプの漫画家ランキング【ランキング女性編】小学生のころ大好きだったマンガランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年10月24日キャンペーンは2回第一生命保険株式会社が、12月1日より「あなたに、みんなに、いちばんキャンペーン」を開始した。『石川遼のような生命保険へ。』をキャッチフレーズとしている同社は、今回のキャンペーンでも石川選手にちなんだプレゼントを9,000名分用意している。キャンペーンは明年1月21日に第1回目が締め切られ、第2回目は3月11日までとなっている。応募方法は同社の「生涯設計デザイナー」から受け取った応募用紙か、もしくは専用サイトの応募ボタンから。専用サイトからの応募の場合は、「氏名」「住所」のほか、「メールアドレス」や「第一生命との契約の有無」を入力する必要がある。賞品は石川遼グッズかミッキーマウスか気になる賞品は、「あなたにいちばん賞」と「みんなにいちばん賞」から選択できる。このうち「あなたにいちばん賞」ではオリジナル石川遼選手スペシャルグッズとして、「キャディバッグ型カバー&ステンレスボトル」が合計3,000名に、キャディバッグ型マグカップが合計6,000名に当たる。「みんなにいちばん賞」では、「ミッキーマウスデジタルフォトフレーム」が各回500名、合計1,000名に当たる。同社によれば、第1回目の応募分は、第2回目の抽選対象とはならないとのこと。
2010年12月03日