自然なカールを実現メイクアップブランド・スージーを展開する株式会社伊勢半は9月25日、キャップにカールアップコームを内蔵した、人気のビューラーレスマスカラ「スージービューラーレス」(全2種)をリニューアルし10月10日より発売すると発表した。同製品は仕上げにキャップ内臓のカールアップコームを使用することで、ビューラーを使わずに上向き美カールを実現するというものだ。ビューラーによるまつ毛の切れ毛・抜け毛がなくなるだけでなく、まつ毛を挟まないためくるっと丸い円を描くようなカールを作ることができる。ケア成分を配合同製品は付属のコームを使って5秒キープすることで、美しいカールを作ることができ、今回のリニューアルでどんな細いまつ毛や短いまつ毛も逃さずキャッチするコームが新たに開発された。また、付属コームにはセパレート面もあり、目頭や目尻まで美しい、ダマのない美しいセパレートまつ毛に整えることも可能だ。お湯で簡単に落とせるフィルムタイプで、まつ毛をいたわるアルギニン・コラーゲン・シルクプロテイン・カミツレエキスの4種のケア成分を配合した。「カール&ボリューム」と「カール&ロング」の2種で、価格は税抜1,300円(税込1,404円)となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】・スージービューラーレスマスカラ特設サイト・株式会社伊勢半のプレスリリース
2015年09月29日岡田准一主演、阿部寛、尾野真千子出演の映画『エヴェレスト 神々の山嶺』が2016年3月12日(土)に公開されることが決定し、キャストとティザービジュアルが解禁された。その他の情報本作は夢枕獏のベストセラー小説『神々の山嶺(いただき)』を基に、『愛を乞うひと』の平山秀幸監督が映画化する感動の超大作。エヴェレストに魅せられたカメラマンの深町(岡田)、天才クライマーの羽生(阿部)、彼らを待つ女性・涼子(尾野)の交錯する人生を軸に、世界最高峰へと足を踏み入れる男たちの挑戦を描く。今回新たに、ピエール瀧、甲本雅裕、風間俊介、佐々木蔵之介の出演が発表された。ピエールが深町の上司・宮川を、甲本が羽生の山岳仲間・井上を、風間が羽生の後輩で涼子の兄・文太郎を、佐々木が羽生のライバルの天才クライマー・長谷を演じる。さらに現地ネパールから、『キャラバン』で主演を務めたシェルパの長老、テインレィ・ロンドゥップが出演。力強いキャスト陣が顔を揃え、エヴェレストの高度5500メートル付近で撮影された雄大な風景や、繰り広げられる重厚な人間ドラマに、さらなるスケール感を与えている。また、このほど公開されたティザービジュアルは、山嶺を見上げる伝説のクライマー・羽生の険しい表情が印象的で、エヴェレストの過酷さや、孤高に生きてきた羽生の人生を想像させるような仕上がりとなっている。同ビジュアルのポスターとチラシは9月19日(土)より各劇場にて掲出される。『エヴェレスト 神々の山嶺』2016年3月12日(土)全国ロードショー
2015年09月19日フェンディ(FENDI)が、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が撮影を手掛けた2015-16秋冬広告キャンペーンビジュアルを公開した。芸術家のゾフィー・トイバー=アルプ(Sophie Taeuber-Arp)にオマージュを捧げた今回のキャンペーンビジュアルは、その名も「アーティー・パペッツ」。1918年にゾフィー・トイバー=アルプが制作した彫刻やあやつり人形を実物大の3Dで再現したもので、2月に開催されたファッションショーの会場デザインにもインスピレーションを与えている。作品の基となったのは、イ18世紀のタリア人劇作家のカルロ・ゴッツィ(Carlo Gozzi)原作の悲喜劇『鹿の王』。カール・ラガーフェルドは、今回のビジュアルについて「フェンディの2015-16秋冬広告キャンペーンの制作にあたって、誰よりも僕をインスパイアしてくれたのは、あの非凡な才能のスイス人アーティスト、ゾフィー・トイバー=アルプだったんだ。彼女の作品は、すごくモダンでしかもグラフィック。それはまるで、2015-16秋冬コレクションのフェンディと同じだね。最上のラグジュアリーである一方、とてもコンテンポラリーなんだ」とコメントを寄せている。モデルには、ケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)、リリー・ドナルドソン(Lily Donaldson)を起用。3Dで再現したゾフィー・トイバー=アルプの作品と絡み合いながら、誘惑するかのような力強いポーズが収められている。
2015年08月26日創設90年の歴史を持つローマのラグジュアリーブランド、フェンディ(FENDI)が、今年7月、15-16AWパリ・オートクチュールコレクションに初めて参加した。これはフェンディとデザイナー、カール・ラガーフェルドとの50年も続くコラボレーションの歴史にオマージュを捧げたものでもある。晴れの舞台となったのは、シャンゼリゼ劇場。カールが「ファーの中のファー、ファーの王道を見て頂ける機会になるでしょう」とショーの開催に向けて語ったその言葉通り、すごみのあるランウェイを披露した。メゾンにとって節目となった今年、パリで初披露されたコレクションは「オートフルール(Haute Fourrure)」と題された。「フルール」は「毛皮」を意味し、オートクチュールと掛け合わせた造語がオートフルール。ファーをいわゆる“毛皮”としてそのまま使うと言うよりは、ひとつの素材ととらえ、様々な技術を駆使し、従来のファー製品の領域を越えたコレクションに仕上げた。そのデザイン性の高さは、フェンディの最高レベルのクリエイティビティと長年培われたクラフトマンシップの賜物である。オートフルールコレクションで使われたファーはロシアンセイブル、スワカラ、ミンク、チンチラなど。その他フェザー、シルクタフタなど贅沢を極めた素材ばかりが主に使われている。ファーをPVCやシルクタフタと縫い合わせたり、鳥のフェザーの様に見せていたり、メタリックな加工をしたりと自在に加工することで、コンテンポラリーな衣類へと昇華。ファーとしてのリュクス感や風格はそのままに、モダンに見せる様々な技法が用いられている。
2015年08月06日カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)とイラストレーターのティファニー・クーパー(Tiffany Cooper)によるコラボレーションとなるミニコレクションが今秋、そごう・西武限定で発売される。ティファニー・クーパーは、ファッションの世界をユーモラスに描写するアーティストとしても高く評価されているイラストレーター。これまでにも15SSシーズンでメインゲストを務めた他、9月に発刊されるカール・ラガーフェルドに関する本の製作、ブランドが展開する新聞 『The Karl Dairy』への参加などカール・ラガーフェルドとの関係を深い人物だ。今回のコラボレーションでは、ティファニー・クーパーがカール・ラガーフェルド本人と愛猫・シュペットをイラスト化。キュートでユーモア溢れるモチーフが、トップスやトートバッグ、ポーチ、スニーカーなどに散りばめるようにあしらわれた。また、カール・ラガーフェルドをモチーフにしたキーチェーンも登場する。同コレクションは4月にパリのセレクトショップ「コレット」で公開及び先行販売され、現在は世界各都市の限定ショップで展開中。日本では今秋、そごう・西武限定での発売となる。なお、価格は3,500円から2万8,000円を予定。取り扱いは、西武池袋本店、渋谷店、そごう横浜店、千葉店、大宮店、神戸店、広島店にて。
2015年06月12日カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)とティファニー・クーパー(Tiffany Cooper)がコラボしたミニコレクションが4月4日、ヨーロッパ発のラグジュアリーショッピングサイト「STYLEBOP.com」に登場。作家としても活躍しているティファニー・クーパーは、少し風変りな画風が特徴のイラストレーター。カール・ラガーフェルドの15SSシーズンでメインゲストを務める他、新聞『The Karl Dairy』の次号にも参加。9月に発刊されるカール・ラガーフェルドに関する本の製作なども手掛けている。彼女は今回、定期的に自身をキャラクター化することで有名なカール・ラガーフェルドのイラストモチーフを製作。サングラスが印象的な白髪の男性とそのペットの愛猫は、見ているとどこか心温まるユーモラスな雰囲気を纏っている。このイラストを用い、今回のコレクションではTシャツやスウェット、アクセサリーなどが展開された。カールとのコラボについて、ティファニーは「私はカールの肖像を描くことを待ち望ん出来ました。そして1年前、ようやく実現することになったのです。猫のモチーフを使用することにより、ごく自然に、カールの誤解されがちな痛烈さを、ユーモアをもって引き立てることが出来ました」と語っている。
2015年04月06日シャネル(CHANEL)15SSコレクションでは、カール・ラガーフェルドが描いた水彩画をウェアやアクセサリーなど様々なアイテムにプリント。ピンクをベースに、レッド、パープル、オレンジ、イエローなど、曖昧に溶け合うタイダイパターンで表現された花々は、夢想的で生き生きとした生命力、自由の精神を感じさせる。スエードカーフスキン製のバッグ(50万6,000円/H25.5×W28×D8.5cm)にも、大胆に同プリントを全面に施した。厚みのあるメッセンジャーバッグ風のフォルムは普段使いに最適で、安定感のある太めのショルダーベルトは長さ調節可能。ベルトに散りばめられたピースマークとシャネルロゴにより、ピース&プレイフルに仕上がった。同モチーフのシリーズはその他にも、複雑なカッティングが特徴の、ショートブーツ(14万9,000円/ヒール4.5cm)、シューズ(13万1,000円/ヒール4.5cm)や、つま先とかかとに部分的にブラックのパテントカーフスキンを用い、カラーと質感のコントラストで遊んだロングブーツ(19万3,000円/ヒール1.5cm)なども登場。コレクション全体が色彩豊かなパレットで染まる。<問い合わせ先>シャネル(ファッション)TEL:0120-525-195
2015年04月03日作家・夢枕獏の人気小説を映画化する『エヴェレスト 神々の山嶺』。日本映画史上初となるエヴェレストでの撮影に挑む本作の主演を、岡田准一が務めることが決定。すでに撮影準備は始まっており、3月よりネパールなど実際にエヴェレスト現地にて撮影を開始する予定だという。本作で岡田さんが演じることとなるのは、日本のエヴェレスト遠征チームに参加したカメラマン・深町誠。物語は、滑落事故で仲間を失い、登頂をやむなく中止せざるを得なくなったところから始まる。行き場を失い、ネパールの首都・カトマンズを彷徨っていると、骨董屋である古いカメラを発見する。それは、1924年6月8日、エヴェレスト登頂に挑みながらも行方不明となったイギリスの登山家ジョージ・マロニーのカメラと思われるものだった。マロリーがエヴェレスト初登頂に成功したかどうかという登攀(とうはん)史上最大の謎に魅せられた深町は、証拠となるカメラを追い、ひとりの男に辿り着くのだが…。その深町が行きあう、消息不明となっていた伝説のクライマー・羽生丈二役には、阿部寛が。さらに、羽生を慕っていた兄を雪山で失いながらも、彼の帰りを待ち続けている女性・岸涼子役には尾野真千子が抜擢された。岡田さんを含め、3人は本作が初共演となる。すでにそれぞれが山岳練習を積んでいるようで、全体で約4か月におよぶ撮影期間の中で、岡田さんたちも通称・エヴェレスト街道を高度順応しながら10日間かけて登り、高度6,000M付近での撮影を行う予定とのこと。岡田さんは今回の挑戦について、「原作の『神々の山嶺』は大好きな作品で、実際のエヴェレストでも撮影できるということを今から楽しみにしています。平山監督をはじめとするスタッフの皆様、初めて共演させていただく阿部さん、尾野さん、キャストの皆様ともに過酷な撮影を楽しみ、しっかり体験していきたいと思います」と意気込みを寄せている。俳優でありながら、アルピニストとしての能力も身に付けなければならないが、その世界最高峰の山に命懸けで挑むキャスト陣の今後に注目が集まりそうだ。『エヴェレスト 神々の山嶺』は2016年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日カールもロングもメイクオフも!未来のマスカラウォータープルーフなのに簡単に落とせるマスカラ『エクスラッシュカールボリュームマスカラ01』が、2015年2月4日に発売される。発売元の常盤薬品が調査したところによると、マスカラユーザーの8割以上が、キープ力と落としやすさが両立しないと不満を感じているそうだ。また「長さもボリュームも同時に欲しい」と望んでいる利用者も6割以上だという。滲みにくいけど落としやすいこのカールボリュームマスカラは、細いまつげにボリュームアップワックスがたっぷりと絡みつき、カールフィックスポリマーで形状をしっかり固定。カールをしっかりキープしてくれる。なのにラク落ちウォータープルーフ処方だから、普段のクレンジングで楽々メイクオフできる優れものだ。超軽量の2mmファイバーは中が空洞になっているので、軽やかにするするっとまつげを伸ばす。どんなまつげも太く長く伸ばしてくれるという、マスカラ女子のわがままをかなえた“未来的カールマスカラ”だ。また、まつげ美容液成分も配合されているので、メイク中でもまつげにハリ・コシ・うるおいを与えてくれる。目元にフィットするカーブ形状で、毛先までキレイにとかし上げるブラシも期待大。発売日が待ち遠しいマスカラだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・SANAブランドサイト・プレスリリース(常盤薬品)
2014年12月19日リドリー・スコット監督が旧約聖書に綴られたモーゼの物語を基に描いたアドベンチャー映画『エクソダス:神と王』の新映像がこのほど公開になった。本作は“神になろうとした男”ラムセスと、“神に選ばれた男”モーゼを主人公にした壮大なスペクタクルを描いた作品だ。最新映像本作は紀元前1300年を舞台に、最強の王国エジプトの王家の養子として育てられるも、兄弟同然に育ったエジプトの王ラムセスに反旗を翻した男モーゼの数奇な運命を描いた超大作。ヘブライの民を救うために繰り広げられるエジプト軍との壮絶な戦いや、有名な紅海の海が真っ二つに割れる場面も登場する。『ダークナイト』トリロジー、『アメリカン・ハッスル』のクリスチャン・ベイルがモーゼ役を、“狂気の王”として彼の前に立ちはだかるラムセス役を『ゼロ・ダーク・サーティ』『華麗なるギャッビー』のジョエル・エドガートンが演じ、ベン・キングズレー、シガーニー・ウィーバー、ジョン・タトゥーロらが出演する。このほど公開された新映像では、栄華を極めた巨大王国エジプトの光景と、彼らに虐げられているヘブライの民の姿が描かれる。何不自由のない生活を送り、人々から信頼と賞賛を集めていたモーゼは数奇な運命に導かれるように、ラムセスと刃を交える。映像の後半は神が起こしたかのような災難が次々に登場し、40万の民を率いるモーゼと彼らを根絶やしにしようとするラムセスの対決と、モーゼが起こす“奇跡”が描かれる。主演のベイルは「モーゼのストーリーをどこまで描くか選ばなければならなかった。脚本を執筆したスティーヴ・ザイリアンは、本作を革命の話として捉え、彼の解釈による(革命家としての)エクソダスのストーリーとなった。だからこそ、このタイトルは“モーゼ”ではなく“エクソダス”なんだ。モーゼはとてつもない重荷を背負い、運命に抗いながら懸命に頑張る。本作は、あまりに大きなプレッシャーをかけられた男が、前へ進もうとする話にすべきだと思った」とコメント。モーゼの話は長年に渡って繰り返し語られてきたが、本作では最新の映像技術と壮大なスケールで、“新たなモーゼの物語”を描き出すようだ。『エクソダス:神と王』2015年1月30日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2014年10月29日(画像はプレスリリースより)ラッシュフライングカール(ミニ)発売資生堂は「インテグレート」から「ラッシュフライングカール(ミニ)」をコンビニエンスストアで先行発売します。新処方の「ストロングカール処方」は水分・油分が素早く揮発する超速乾性に加えて、乾燥後の硬度が高く、軽い粉末でボリュームアップ、ファイバーそのものがカールし、まつ毛をいたわるまつ毛エステ成分をブレンドしています。理想のまつ毛は角度109度、長さ14mm独自開発の「マスカラデザインシステム」を活用し、20~30代女性97人を対象にした眼が大きくみえる理想のまつ毛の形状を計測。その結果、角度109度、長さ14.1mmが理想のまつ毛形状であることが分かりました。日本人の平均的なまつ毛の角度85度、長さ8.5mmと比較すると大きなギャップがあります。「ラッシュフライングカール」は、ビューラーを使わずに理想のまつ毛を叶えるマスカラ。ストロングカール処方で理想の角度にあげて、上向きに伸ばすエクステばりの角度と長さを実現します。【参考】・資生堂プレスリリース
2014年05月24日「フェンディ(FENDI)」の14SS広告キャンペーンビジュアルを公開した。撮影はカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が担当。「ウォーターウォール(水の壁)」をコンセプトに、ローマを象徴する水を背景モチーフに使用。ラガーフェルドは「インスピレーション源は、命の要素、すなわち『水』。軽やかで透明感あふれるグラフィックコレクションともいうべき今シーズンにピッタリ。氷のような新鮮な感覚がフレッシュな色使いと完璧に調和している」と語る。モデルを務めるのは、デンマーク出身のナジャ・ベンダー(Nadja Bender)とプエルトリコ出身のジョアン・スモールズ(Joan Smalls)。情報科学の世界からインスピレーションを受けたガーメントに対し、ヘアメイクはナチュラルに仕上げられた。彼女達は「ピーカブー(PEEK A BOO)」や「ミニピーカブー(MINI PEEK A BOO)」「トゥージュール(2JOURS)」などフェンディのアイコンバッグに加え、新たな「プチ トゥージュール(PETITE 2JOURS)」と「トロワジュール(3JOURS)」も手に携える。本キャンペーンは、2月より世界各誌にて披露される。カールは、フェンディによるローマの噴水の保護を目的としたプロジェクト「フェンディ・フォー・ファウンテンズ(FENDI for FOUNTAINS)」の一環として、水を讃える写真集『ザ・グローリー・オブ・ウォーター(The Glory of Water)』を昨年秋に発表している。
2014年01月09日※画像は、株式会社コーセーニュースリリースより2014年春の実用化を予定の新成分マスカラのカールの持続性がアップする成分が開発された。株式会社コーセーと東亜化成株式会社の共同開発によるものだ。コーセーオリジナルの新規被膜形成剤として、2014年春以降の商品に実用化される予定。一般的に、マスカラのカールを持続するための被膜形成剤には、植物性由来のワックスや樹脂が使われる。ワックスだと、べとつきがなく硬い被膜が出来上がるが、膜がもろい。樹脂だと、膜の付着性と強度は強いが、膜形成に時間がかかりべとつく。そこで、ワックスと樹脂の長所を併せ持つ被膜形成剤の開発が始まった。そして、植物由来ポリマーである「カルナウバレジン」が開発された。ヤシ科のバーム樹系植物から精製される「カルナウバワックス」に含まれる樹脂を、濃縮処理することで出来上がった。自然に、でも意外としっかりと目元メイクはしたい目元のメイクは、年齢を問わず重点を置かれる。しっかりメイクだけではなく、最近では自然に見え、且つ印象的な目元作りが出来るのか、ということもアイテム選びのポイントとなっている。今回の開発で、根元からしっかりと、しかも自然に立ち上がったまつげが、まばたきを繰り返す衝撃にも1日耐えることが出来るマスカラが登場することになるだろう。来年春の新商品が楽しみだ。【参考リンク】▼株式会社コーセーニュースリリース
2013年10月21日カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)とブラジルのラバーシューズブランド「メリッサ(melissa)」とのコラボレーションシューズが今秋冬からデビューする。シューズは、メリッサの「インセンス(Incense)」モデルのバックスタイルにラメ入りアイスクリームをデザインしたコーンヒール(2万1,000円)を始め、ストラップ付きのトゥシューズ(1万5,750円)、「グラム(Glam)」モデルをベースにしたフラットシューズ(1万3,125円)、プラットフォーム・シューズ「ギンガ(Ginga)」をベースにブラジル国旗のカラーを用いたレインボーヒール(2万1,525円)の全4タイプを展開。8月7日から伊勢丹新宿店リ・スタイルプラスで先行販売される。メリッサは今までにもヴィヴィアン・ウェストウッド(Vivienne Westwood)やジェイソンウー(Jason Wu)、ザハ・ハディドなどとコラボレーションを実施。カールは今秋冬から4シーズンにわたりデザインを手掛けることが決定している。
2013年07月22日「ビーカーリー カール エンハンス ヘアスプレー」発売アヴェダ(AVEDA)は、くっきりしてツヤのある、なめらかウェーブヘアを実現するヘアケア&スタイリングシリーズ「ビーカーリー (becurly)」より、軽い仕上がりで、自然なツヤのあるなめらかなカールを一日中キープする「ビーカーリー カール エンハンス ヘアスプレー」を、新発売。植物由来成分の働きで理想のウェーブ・カールをキープ「ビーカーリー」は、94%以上、アヴェダ独自の自然界由来成分を配合し、自然なツヤのある美しいウェーブ・カールスタイルを1日中持続するヘアケアシステム。加水分解小麦プロテイン、オーガニック認定アロエなどの植物由来成分が髪に浸透して弾力(ハリ・コシ)を与え、ウェーブヘアのベースを整える、カール・ウェーブヘア用デイリーシャンプーやコンディショナー、ヘアトリートメントなど、新発売のヘアスプレーを含め全5アイテム。オーガニック認定のライム、ベルガモット、オレンジなどのさわやかなアロマブレンド。「ビーカーリー カール エンハンス ヘアスプレー」は、植物由来成分の働きで、軽やかに弾む、自然なツヤのある理想のウェーブ・カールを一日中キープ。ごわつき感のない、なめらかでまとまりやすいウェーブヘアに仕上げるという。元の記事を読む
2013年02月03日菓子メーカーの明治は、大きさが通常の約3倍ある”カール”が入った「でかカールコーンポタージュ味」を、12月11日から全国で発売する。参考小売価格は126円。同商品には、スイートコーンが使用されており、パッケージには、同商品のキャラクターである「カールおじさん」と、実物大の”でかカール”がプリントされている。なお、同社では今年も受験シーズンにあわせ、受験応援商品「ウカール」を、12月18日から期間限定で発売。「ウカール」は”試験に受か~る”を語呂合わせした商品名で、パッケージも「お守り袋」をイメージしたデザインになっている。味は、「チーズあじ」、「うすあじ」、「元祖カレーがけ」の3種類を展開。同社では今後、受験生応援サイト「ウカール合格神社」をパソコンサイト、携帯、スマートフォンサイトに期間限定で開設し、「応援川柳大会」などを通じて、受験生とその家族を応援していくとのこと。詳細は、同社サイトで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日デザイナーのカール・ラガーフェルドが、ブラジルのシューズメーカー「メリッサ」とコラボを果たすことになった。カールは今回、ラバーシューズの有名ブランド「メリッサ」と提携して、全シーズン履くことができるシューズ・ラインを作る契約を結んだという。メリッサ・シューズCEOのパウロ・ピードは、「WWD」に「我が社が行ってきたコラボレーションの中で最もエキサイティングなものの一つです」と今回の提携に喜びの声を上げている。カールにとって初めてのカプセル・コレクションとなる新作ラインは来年3月に初披露され、2013年秋/冬コレクションとして来年の秋から販売が開始される予定だ。アン・ハサウェイやケイト・モス、ケイティ・ペリーなども愛用する「メリッサ」の靴は、100%リサイクル可能なプラスチック素材でできており、同ブランドはこれまでも「ヴィヴィアン・ウェストウッド」や「ジャン=ポール・ゴルチエ」、ガレス・ピュー、アレッサンドラ・アンブロシオなどともコラボを重ねてきた経験がある。
2012年12月05日藤田観光は、11月1日~30日、運営する椿山荘、フォーシーズンズホテル椿山荘 東京、箱根ホテル小涌園、大阪太閤園、京都国際ホテルの5施設にて、「神々の国しまね 地産品めぐり」を開催する。また、これに先駆け10月31日、椿山荘にて島根の伝統芸能「石見神楽と食を愉しむ夕べ」を開催する。同社は、2008年より全国に広がる事業拠点のネットワークを活かし、地元の名産品を紹介するイベント「ふるさと発展のお手伝い」を実施。今回は、11月1日、文京区に記念館が開館する森鷗外の生誕150周年を記念し、彼の出身地である島根県の魅力を紹介する。開催地のひとつ椿山荘は、もともとは明治の元勲山縣有朊公の別邸であり、島根県出身の森鷗外も山縣公の意向を受けて歌会常盤会の幹事となり、たびたび訪れたという言い伝えがあるゆかりの地。その椿山荘をはじめ5施設にて、「大和しじみ」や旬の鮮魚、美味しまね認証を受けた「まつなが和牛」など、 穴道湖や清流高津川、中国山地の恵みを受けた島根の、豊かな自然環境が育んだ食材を使った料理を提供する。10月31日には「石見神楽と食を愉しむ夕べ」を椿山荘にて開催。世界遺産の石見銀山は同社の前身「藤田組」が開発を行ったゆかりの地であり、その銀山がある島根県石見地方にて近世以前より続く、勇壮かつ華麗な伝統芸能「石見神楽」を間近で楽しむことができる。また、11月28日には、森鷗外記念会館から東京大学本郷キャンパスまでを散策する「秋の特別講座」も開催。森鷗外記念会事務局長・常任理事を務める倉本幸弘氏による講演や、文豪の街文京区を椿山荘ならではの視点で案内する。「神々の国しまね 地産品めぐり」ほか、各イベントの詳細は同社ホームページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月29日外向きにカールした耳がなんともラブリーなアメリカンカール。その歴史はごく新しいもので、1981年に南カリフォルニアに済むルーガ夫妻の家に迷い込んだ、雌の黒猫の子猫が祖先となっています。「シュラミス(Shulamith)」と名づけられたこの子猫は、長く伸びた黒いつややかな被毛と金色の美しい目、そして外向きにカールした特徴的な耳を持ち、インパクト十分のルックスでした。その後、シュラミスは成長して4匹の子猫を生み、このうち2匹がやはり外向きにカールした耳でした。その耳は遺伝することが判明し、以来この子猫たちを基礎として品種の固定と改良が行われ、その後、新しい品種として各団体に認められることに。つまり、現在のアメリカンカールは、すべてシュラミスの子孫ということになります。キャットショーへのデビューは1983年で、1987年にスタンダードが定められ、ニューブリードとして公認されました。まだ歴史の浅い猫種ではありますが、すでに大きな人気を得ており、今後ますます支持を集める勢いです。カールした耳は突然変異と見られ、優性遺伝します。両親がアメリカンカールの場合、子猫がカール耳になる確率は約50%。最初は普通の猫と変わりませんが、生後1週間前後から徐々にカールし始めます。左右の耳の間隔は比較的広く、耳の先端は丸みを帯びています。耳から飾り毛が大きくはみ出しているのも、なんとも魅力的です。体形はやや筋肉質。被毛は、現在では短毛種・長毛種ともに認められていますが、先祖のシュラミスが長毛であったため、もともとは長毛種であるとされます。性格はとてもおとなしく、しつけもしやすく賢い。成猫になっても、まるで子猫のように無邪気に遊び回るさまがほほ笑ましいです。そのユニークな耳で、人気急上昇中の猫種。人なつこく、明るい性格もペット向きです。短毛種は通常のブラッシングで十分ですが、長毛種は定期的にシャンプーしてあげる必要があります。カールした耳を触ると軟骨を傷つけてしまうことがあるため、注意が必要です。ペットショップ「COO&RIKU」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月13日スタイリング メイク“ニュアンス”&“リッジ”の2種コタ(COTA)は、毛髪のダメージを補修する成分に加え、毛髪を乾燥から守る成分を配合し、“カールスタイルを美しくキープしながら、しっかりヘアケアできる”スタイリング剤「コタスタイリング メイク ニュアンス ミルク/リッジ ミルク」を発売した(コタ取扱い美容室専売品)。柔らかな毛流れを優しくキープするうるおい“ニュアンス”「コタスタイリング メイク ニュアンス ミルク」は、女性らしい柔らかい毛流れを優しく包み込む、ソフトタイプのスタイリングミルク。髪への馴染みが良く、パーマスタイルだけでなく、巻き髪スタイルやナチュラルスタイルにも最適という。“かぐわしいネロリと魅力的なジャスミンの香り”。「コタスタイリング メイク リッジ ミルク」は、ふんわりとした空気感を演出できるミドルタイプのスタイリングミルク。軽い束感や動きのあるウエーブスタイルに最適で、ワックスほど粘性が高くなく、髪にも馴染みが良いのが特徴。パーマスタイルだけでなく、巻き髪スタイルにもお勧めとしている。“爽やかさを持つラベンダーと女性らしいジャスミンの香り”。元の記事を読む
2012年08月26日人気ユニット・東方神起が4月23日、京セラドーム大阪で全国ツアー「東方神起 LIVE TOUR 2012~TONE~」のファイナル公演を行った。東方神起の京セラドーム大阪公演の写真『Why?(Keep Your Head Down)』『B.U.T(BE-AU-TY)』など、昨年9月にリリースしたアルバム『TONE』の収録楽曲を中心に全25曲を熱唱し、約3時間に渡って熱いパフォーマンスで魅せたふたり。同所では初の単独公演でありながら、会場を埋め尽くし、熱狂的な盛り上がりを見せたファンに、ユンホは「良いステージは、カッコいいパフォーマンスだけでつくられるものではない。みなさんと東方神起が一緒になって、つくられるものだと思います」と感無量の様子。チャンミンも「ステージの上は、幸せを感じられる時でした」としみじみと感謝を述べた。ユニット史上最大規模となる同ツアーは、1月の横浜アリーナを皮切りに、全国11か所26公演で55万人を動員した。なお、東方神起は、6月と7月に埼玉と兵庫で10万人動員予定のファンクラブイベントの開催が決定している。詳細は公式サイト(まで。
2012年04月24日カールキープ力アップ!ロレアルパリから新しいマスカラが到着。ダブルエクステンションシリーズの新商品で「ダブルエクステンションカール」という。販売開始は3月16日だ。“カール”ということで、まつげの美しいカールをキープする力が従来よりもぐんとアップしたところがポイント。維持会まつげも根元から立ち上げ、長時間崩れない美しいカールを生みだしてくれる。これまでのシリーズマスカラと同様、マスカラベースが反対側にセットされた一体型なっているので、2本持ちする必要がなく、リーズナブルかつ便利に使用できる。(画像は現在発売中のダブルエクステンションシリーズ)ベースでまつげケアも完璧!マスカラベースには、まつげをしなやかに、なめらかに、強く美しいものへとケアしてくれる、アルガンオイルやホホバオイルなどが配合れている。メイクしながら、ケアもばっちりできるところがうれしい。カラーもグレー色なので、マスカラと自然になじみ、不自然な白浮きをしたりする心配もない。マスカラはカール状のブラシで、上向きのカールをだれでもつくりやすく、キレイを簡単演出。独自のウォーターブロックテクノロジーにより、ごわつきは感じさせないなめらかな仕上がりでありながら、水や汗、涙には強い、崩れにくい仕様となっている。上品に、しなやかにカールする、美しいまつげを演出&キープしたいなら、ぜひこのマスカラをチェックしておこう。元の記事を読む
2012年03月03日11月11日(金)に世界同時公開される3D映画『インモータルズ -神々の戦い-』の公開記念イベント“神々の集い”が8日にTOHOシネマズ六本木で開催され、本作で女神役の日本語吹替えを務めた優木まおみと、 東MAX (東貴博)、杉村太蔵、近賀ゆかり、川越達也、魔裟斗らが、様々な分野で活躍する“神”として登壇した。その他の写真アテナ役の吹替えを担当した優木は「アテナを意識しました」と、全身ゴールドの華やかなドレスで登場。知の女神アテナについて「頭がよく、キレイで強くて優しい完璧な女性」と説明した。東は「圧倒的な映像美でもの凄い迫力がある。映画館で観る映画というのはこういう作品。ぜひ迫力を体感してほしい」とコメント。“料理の神”代表・イタリアンシェフの川越は「それぞれのシーンがお料理の盛り付けのような映像でキレイ。訳された文章もメニュー表記の参考になる」とイタリアンシェフならではの目線で作品を語った。“戦いの神”として紹介された元K-1世界王者の魔裟斗は「神たちの肉体が凄い。なかなかあの身体は作れない。感化されて筋トレに気合が入った」と笑顔で回答。サッカーの女神として登場したなでしこジャパンの近賀は、ワールドカップで獲得した金メダルを披露。「ゴールドはいい色なので、また同じ色を持って帰れるよう頑張りたい」とロンドンオリンピックへ向けての意気込みを語ると、会場からは大きな拍手がおこった。本作は、『ザ・セル』『落下の王国』などを手がけた“映像の魔術師”ターセム・シン監督と、『300〈スリーハンドレッド〉』の製作スタッフがタッグを組んだアクション・スペクタクル大作。ギリシャ神話を題材に、人類の存亡をかけた“光の神(オリンポスの神々)”と“闇の神(タイタン族)”の戦いが3D映像で描かれる。『インモータルズ -神々の戦い-』11月11日(金)より、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
2011年11月08日東方神起「Back to Tomorrow」がイルネージュのCMイメージソングに日本メナード化粧品のイルネージュのCMで東方神起の「Back to Tomorrow」が8月15日から流れている。メナードのスキンケアブランド、イルネージュは、“あこがれの肌運命”をコンセプトとしている。2011年秋のテーマ、「27の秘密を持つエイジングケア・イルネージュ」を美しく表現する「岩下志摩さん」が凛とした存在感で、今回のゴールドとモノクロのCMの世界を飾る。「イルネージュ」にぴったりと東方神起がメッセージを残すメナード、イルネージュのCMイメージソングに選ばれた「Back to Tomorrow」はこれからも輝き続けたいという願いを込めた歌で、イルネージュのコンセプトと同じくし、抜擢されることとなった。東方神起もイルネージュのサイトに「みなさん、こんにちは。東方神起です。今回、僕たちの新曲「Back to Tomorrow」が「イルネージュ」CMソングに決定し、大変うれしく思います。今回のCMのエレガントさに、僕らの楽曲もぴったりマッチしていますので、一人でも多くの方に、是非とも観て聴いていただきたいと思います。」というメッセージを残している。image from AMAZON元の記事を読む
2011年08月18日使えば使うほどにくるんとカール!株式会社イザヴェルは、10日、セルフエステコスメ「サロンドメイクアップ」第3弾商品となる「まつ毛カールマスカラ」を発売した。全国のバラエティストア、ドラッグストアなどで購入可能だ。「サロンドメイクアップ」シリーズは、家でも手軽にサロンのような本格的なケアができる商品をと生みだされたもので、第1弾商品の“塗って寝るだけ”でまつ毛のカールをクセづけするまつ毛カールトリートメントが大ヒット。今回はそのユーザーらの声に応え、塗るだけでまつ毛のカールができるマスカラを開発、発売に至ったそうだ。手軽でも本格的!まつ毛は常に上へカールをキープ☆手軽に購入できる製品だが、その中身はかなり本格派。サロンでまつ毛パーマにも使用されている成分『アセチルシステイン』を配合。しっかりカールをつくりだす。さらに99%含有の天ねんトルマリンが外側からまつ毛のカールを形状固定。綺麗なカールをキープしてくれる。ブラシは毛が逆向きにそろった逆立てブラシで、マスカラ液がまつ毛へ均一に密着するよう工夫されたものになっているから、上手く塗れないといった心配もない。センブリエキスやオリーブオイルなどまつ毛のケアによいとされる養毛美容成分もたっぷり含まれている。まさに使えば使うほど、美しいまつ毛になれる理想的なマスカラだ。くるんとカールのまつ毛にこだわるなら、ぜひ一度チェックを。元の記事を読む
2011年08月13日日本で、67か国目となる初登場1位を記録し、鑑賞後の満足度という点でも驚異的な高支持を集めている『カールじいさんの空飛ぶ家』。1995年の『トイ・ストーリー』から数えて、ピクサーとして記念すべき10作目となった本作でも、キャラクター、ストーリー、そして映像世界など“ピクサーらしさ”を余すところなく発揮している。ずばり、ピクサー作品の面白さの秘密はどこにあるのか?今回監督を務めたピート・ドクターは「新しいもの、人々が観たことない作品を作リ、驚きを与えるのがピクサー」と語る。彼を含む数々のクリエイターの発想を汲み上げ、作品ごとに異なる個性を発揮しつつ、“ピクサー作品”として質の高い作品を送り出し続ける秘訣は?スタッフの立場で数々のピクサー作品に携わり、本作でもプロデューサーを務めたジョナス・リヴェラに「ピクサー映画の作り方」を聞いてみた。こちらのリヴェラ氏は大学で映画製作を学んだのち、レコードショップの店員やハードロック・バンドのメンバーを経てピクサーに入社したという変わり種。こうした人物のアイディアをどんどん取り込んでいくところにも、ピクサーが常に面白い作品を作り続ける秘密があるのかも。まずは単刀直入に、ピクサーではどのように映画作りが始まり、どのようなプロセスを辿って製作されていくのか聞いてみた。「ピクサーの作品は、常に非常に“有機的”と言えるプロセスで進んでいき、そのプロセスは毎回異なるんだ。今回はまず、(監督の)ピート・ドクターが『モンスターズ・インク』の監督の仕事を終えて、しばらくバカンスに入ったのちに、再びクリエイティブ部門に戻ってきた。3つか4つのアイディアを持っていたんだけど、そのひとつが『ウォーリー』だったんだ(※『ウォーリー』でピート・ドクターはアカデミー賞の脚本賞にノミネート)。ただ、『ウォーリー』も最初はなかなかうまく話が進まず、いったん企画を横に置いておいた時期があった。そのときに、『カールじいさんの空飛ぶ家』の原型とも言えるおとぎ話のようなアイディア――お城が空を飛ぶというイメージが出てきたんだ」。ひとつの企画を進めつつ、行き詰まったところでいったん横に置いて全く別の企画に着手。何とも面白い進め方だが、そもそも、このアイディア自体も意外なところから出てきたそうで…。「ピート自身が仕事のプレッシャーから逃げ出したいと思ってて『飛んで消えたい!』っていう願望からアイディアが浮かんできたらしいよ(笑)。彼自身、一人でいるのが好き、ということも関係しているみたいだね。そして、次のきっかけとなったのは、ピートが偶然描いたある絵なんだ。老人が風船を持っているというもので、すごく笑える絵だった。その絵と空飛ぶ城の発想を混ぜ合わせて、結果的に老人が家を飛ばすという物語になったんだ」。何と!仕事からの逃避願望が新たな仕事へのアイディアを生むとは、何と言うクリエイティビティ…“サラリーマンの鑑”である(涙)。こうして、ぼんやりとしたアイディアが物語となり、いよいよピクサー作品として映画となるにはどんなプロセスを踏むのか?ここでリヴェラ氏の口から、ピクサーの“チーフ・クリエイティブ・オフィサー”ジョン・ラセターの名が。「映画作りの最初の段階、“ラフな鼓動”とでも言うのかな、作品の大まかなコンセプトが決まった時点で、ピートとボブ・ピーターソン(本作の共同監督・脚本)がプレゼンテーションを行ったんだ。その場にはジョン・ラセターやエド・キャットムル(ピクサー社長)、アンドリュー・スタントン(『ウォーリー』などを監督)がいて、その時点では視覚的なものは一切なかったので、とにかく内容を伝えたんだ。カール・フレドリクセン(=カールじいさん)という人物が、幼い頃にエリーという女性に会って恋に落ち、一緒に年をとっていく。その妻を亡くした彼が、約束を果たすために家を飛ばす、とね。すると彼らは『物語の中核となる部分、感情的な核心があって面白い』と言ってくれた。そして、ジョン・ラセターから『(コンセプトを)絵コンテに仕上げて、映画にしてみよう』ってGOサインが出たんだ」。来日した際の記者会見では、本作について古いディズニー・アニメーションへの“オマージュ”といった言葉も聞かれた。その意図は?「純粋に文字通りのオマージュという意味ではありません。言うなれば、この作品を作る上で、ディズニーの古き良き作品――『ピノキオ』や『ダンボ』、『バンビ』など、かつての黄金時代の作品を“指針”とした、というところかな。これらの作品には、嫌味な部分や皮肉っぽさがなく、優しさ、誠実さが伝わってくる。最近のアニメーションは、最先端の技術はあるけれど、とても早いペースで進んでいくでしょ?そういうものではなく、もう少し優しさのある作品を作りたかったんだ。僕たちが子供の頃に観た作品に影響を受けたように、いまの子供たちにインスピレーションを与えるようなね」。自身の仕事を「ライン上にいる350人ものクリエイターを見守り、まとめるレフェリーのようなもの」と語るリヴェラ氏。作品ごとに異なるクリエイターと仕事をしてきた彼から見て、今回のピート・ドクター監督はどのようなタイプのクリエイターなのだろうか?「確かに、ピクサーにはそれぞれ全く違った才能を持ったクリエイターがいるからね。うん、そうだな…アンドリュー・スタントンは、まず脚本家であるという点が、彼の作品づくりの大きな特徴となっているし、ブラッド・バード(『レミーのおいしいレストラン』監督)は、“純粋主義者”といえる要素を強く持っていて、それは彼が自身の作品づくりにおいて大切にしてる部分でもある。ジョン・ラセターは“庶民派”だね。そして多くの人を率いて仕事をするという素晴らしい能力を持っている。ではピートはどうか?まず言えるのは、彼には“ハート”があって、それが彼の作品と大きく関わってるということ。ときどき、奇想天外な発想もするけど(笑)、子供のような無垢な心、無邪気さを失っていない監督だね。彼がいるからこの世は少しは素晴らしい、そんな風に思えるくらい素晴らしい感性を持っているんだ」。来年は『トイ・ストーリー3』、さらに再来年には『カーズ2』など今後も話題作が目白押し。まずは、“最初の10分で泣けること必至”と言われる『カールじいさんの空飛ぶ家』でピクサーの底力を体感してみては?■関連作品:カールじいさんの空飛ぶ家 2009年12月5日より全国にて公開© WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.トイ・ストーリー3 2010年7月、全国にて公開トイ・ストーリー/トイ・ストーリー2 3D 2010年2月6日より2本立てにて全国公開© DISNEY / PIXARウォーリー 2008年12月5日より全国にて公開© 2008 WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.レミーのおいしいレストラン 2007年7月28日より全国にて公開© DISNEY / Pixar. All rights reserved.■関連記事:美しい映像だけでない、ストーリーにぜひ注目してほしい『カールじいさんの空飛ぶ家』公開直前!カールじいさんの家が浮かび上がる瞬間の特別映像をお届けアニメ界のアカデミー賞候補が発表!『コララインとボタンの魔女』が一歩リードノムさん、ウエディング姿の夫人を優しくエスコート「母ちゃんのおかげで私がいる」ディズニー・ピクサー最新作『カールじいさんの空飛ぶ家』独占試写会に30組60名様ご招待
2009年12月28日今回の主人公は78歳のカールじいさん。強面で、いつも不機嫌で、頑固な性格だけれど、それは愛する妻に先立たれ彼女との思い出が詰まった家に固執するあまり意固地になってしまったという、妻・エリーへの大きすぎる愛情ゆえ。カールとエリーの結婚生活を綴った冒頭のモンタージュ・シーンはグッと涙がこみ上げてくるだろう。そして、エリーが生きている間に果たせなかった2人の夢を叶えるために、カールじいさんは家に無数の風船を付けて旅に出ることに。空を飛ぶ方法はいくらでもあるけれど、風船で、しかも家をまるごと飛ばすというアイディアは意外なほど新鮮に映し出される。それは「風船で空を飛びたい!」という、幼い頃に誰もが一度は抱いたことがあるのに、いつの間にか忘れかけていた夢だからなのかも。さらに、後半には『インディ・ジョーンズ』級のアドベンチャーが待ち受け、想像以上にハラハラドキドキさせられる。本作はディズニー/ピクサー初の3D作品としても話題を集めているが、3Dはあくまでオプション。映像は確かに美しい、でもストーリーの素晴らしさあってこそ。カールじいさんと妻・エリーのように人生を送れたら…そんなふうに自分の人生を重ね合わせ幸せについて考えさせられる、アドベンチャー・ラブ・ストーリーなのだ。(text:Rie Shintani)■関連作品:カールじいさんの空飛ぶ家 2009年12月5日より全国にて公開© WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:公開直前!カールじいさんの家が浮かび上がる瞬間の特別映像をお届けアニメ界のアカデミー賞候補が発表!『コララインとボタンの魔女』が一歩リードノムさん、ウエディング姿の夫人を優しくエスコート「母ちゃんのおかげで私がいる」ディズニー・ピクサー最新作『カールじいさんの空飛ぶ家』独占試写会に30組60名様ご招待『カールじいさん』来日会見にアニマル浜口夫妻が気合いの乱入!
2009年12月04日ディズニー/ピクサーにとって記念すべき10作目の長編作品となる『カールじいさんの空飛ぶ家』の強力スタッフ陣が揃って来日!6日(火)に記者会見が行われた。アニメーション作品として初めてカンヌ国際映画祭のオープニングを飾り、その後も世界各国で公開されヒットを記録している本作。日本では12月5日(土)より公開されるがピート・ドクター監督とプロデューサーのジョナス・リヴェラは「最後に残された日本は、パフェのてっぺんにあるチェリーのようなもの。一番いいものを最後までとっておいたんです」と口を揃えた。アロハ姿で登場したのは、共同監督で、原案と脚本にも携わり、劇中に登場する犬のダグの声も務めるボブ・ピーターソン。「Hello!」とダグの声で挨拶し「ピクサーのユニフォームとも言える、ジョン・ラセター(※ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサー)がいつも着てるアロハシャツで来ました(笑)。ジョンもきっと喜んでくれると思います」と笑顔を見せた。そしてストーリー・スーパーバイザーのロニー・デル・カルメンも満面の笑みを浮かべ「この作品に携わることができて光栄ですし、大好きなキャラクターたちをみなさんに紹介できるのが嬉しいです」と挨拶した。監督は「とにかく新しいもの、人々が観たことない作品を作リ、驚きを与えるのがピクサー」と本作、および過去の9作品に共通するピクサーの理念を説明。リヴェラ氏は「何よりも大切にしているのはストーリー」とうなずきつつ、本作における挑戦について「『ダンボ』や『ピノキオ』、『バンビ』などこれまで我々が強く影響を受けてきた作品へのオマージュが捧げられています」と語った。物語について、ロニー氏は「カールの感情と彼と他人との関係性を伝えたかった」と語り、特にお気に入りの場面として「最初の10分間と中盤でカールが旅の意味を知るシーン」を挙げ「ほとんどセリフがない中で、表情で感情を伝えた」と説明した。78歳の老人を主人公としている点について監督は「もし、フリーの立場でL.A.のスタジオにこの企画持って行っても全くダメだったと思う。でも、ジョン・ラセターのところに持って行ったら、感情の部分に反応して、セリフだけで涙を流してくれました。これは…後ろで誰かがタマネギでも切っていたのでしょうが(笑)」とピクサーだからこそ作り得た作品であると強調した。最後に一同に、どんな78歳になりたいか?という質問が。「(自身の)祖父のようになりたいね。単純なことでも祖父が話すとすごく面白いんです。それから、もちろん風船で家を飛ばすよ」とはリヴェラ氏。監督は「カールは映画の中で“UP”(※本作の原題)したけど、本当は“DOWN”して社会や人々と繋がる必要がある。僕もそうありたいと思ってるよ」と語った。ピーターソンは「78歳まで生きるとなったら今日から運動しないといけないね(笑)。僕は家族と一緒に年を取れたらいいな、と思ってます」と冗談を交えつつ語った。そしてロニー氏は「僕は案外、カールのように家の前に腰掛けて、侵入してきた人を追い払うようなタイプの78歳になりそうです」と笑いつつ「この映画の最後に描かれているカールのようになれたら、と思います」とコメントしてくれた。この日は、スペシャルゲストとしてアニマル浜口、初枝夫妻も登場。一足早く作品を鑑賞したアニマルさんは「涙があふれました。人生は夢。夢があるからこそ生きられると教えられました」と感動を語った。さらに劇中の主人公とその妻の愛に触発されたようで、夫人との馴れ初めや娘の京子さん誕生秘話まで自ら暴露。最後は得意の「気合いだ」10連発“カールじいさん”バージョンを披露し会場を盛り上げた。『カールじいさんの空飛ぶ家』は12月5日(土)より全国にて公開。■関連作品:カールじいさんの空飛ぶ家 2009年12月5日より全国にて公開© WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:世界制覇目指す還暦ランナー・寛平、ニューヨークの街を風船で大冒険!『カールじいさんの空飛ぶ家』がピクサー史上3位の6,820万ドルで全米初登場1位【カンヌ現地レポ 01】ディズニー3Dアニメで開幕!「宮崎駿に学んだ」
2009年10月06日