元衆院議員でタレントの東国原英夫(58)が29日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演し、上西小百合衆議院議員を批判した。これまでツイッター上などで上西議員と激しいバトルを繰り広げてきた東国原。この日は、舛添要一都知事の政治資金私的流用問題の話題から上西議員の話になり、「上西こそ辞めるべき。舛添さんと同じくらい悪い。税金の無駄遣いですよ。即刻クビですよ」と持論を展開した。そして、「衆参ダブル選挙になると期待してたの。そしたら落ちるから」と告白。最後に上西議員へのメッセージを求められると、カメラ目線で「コラーッ! 上西!」と大きな声で呼びかけた。舛添知事については「疑惑じゃなくてほとんど黒」とバッサリ。また、爆笑問題の田中裕二から「次の都知事候補に名前が挙がっている」と言われると、「俺は無理だって。叩けばほこりは出るって。もうちょっと出る」と返した。
2016年05月29日「第4回 阪急パンフェア」が、阪急うめだ本店で2017年5月3日(水・祝)から8日(月)まで開催される。開催第4回目を迎える今回は、同フェアお馴染みの店舗から、新登場の店舗まで全110ブランドが集結。ピクニックにぴったりのサンドイッチや、関西の名ブーランジェが作るホットドッグをはじめ、食事系からスイーツ系まで充実のラインナップが楽しめる。会場限定の“おいしいコラボ”が楽しめるのも「阪急パンフェア」の魅力。本場ドイツで修行を重ね、素材選びから製法までこだわりを追求する芦屋の食肉加工品専門店「メツゲライクスダ」と、フランスで開催されるパンの世界大会「モンディアル・デュ・パン」部門賞に輝いた谷口シェフがオーナーシェフを務める、夙川「ブーランジェリー・フリアンド」など、関西を代表するブーランジェリー各店がコラボ。ここでしか味わえないホットドッグやサンドウィッチが堪能出来る。ほかにも、全国のご当地パン、人気店の食パンやベーグル、パンのお供にぴったりのバターやジャム、パンをモチーフにした雑貨の販売など、とにかくパン尽くしの内容となっている。全国の人気パンが一堂に集結する貴重なこの機会に、お気に入りの一品を探しに足を運んでみてはいかがだろう。【開催概要】「第4回 阪急パンフェア」開催期間:2017年5月3日(水・祝)〜8日(月)会場:阪急うめだ本店 9階 催場
2016年05月27日第69回カンヌ国際映画祭授賞式が5月22日夜(現地時間)に開催され、イギリスの名匠ケン・ローチ監督の『I,Daniel Blake』(原題)が最高賞パルムドールに輝いた。2006年の『麦の穂を揺らす風』以来、10年ぶり2度目のパルムドール受賞となったケン・ローチ。『I,Daniel Blake』は、心臓病で失業した木工職人ダニエルと、貧困にあえぐシングルマザーのケイティが生活保護を求めるものの拒まれ、窮地に陥る姿を描く。社会主義者として知られるケン・ローチは「貧困にあえぐ人々に取材した作品で、このような豪華な場にいるのは、やや違和感がありますが」と前置きしつつ、「カンヌ映画祭を支える労働者の人々に感謝します」とスピーチした。社会保障システムの欠陥を告発しつつも、『天使の分け前』に通じるユーモアもあり、観客、評論家の評価も高く、納得の結果となった。次席にあたるグランプリは、カナダの若き天才グザヴィエ・ドランの『It’s Only The End of the World』(原題)に贈られた。一昨年『Mommy/マミー』で審査員賞を受賞したグザヴィエは、さらなる名誉に感激の涙をぬぐった。本作はギャスパー・ウリエル、マリオン・コティヤール、ヴァンサン・カッセルらフランスのオールスターで描く、秘密を抱えた家族のドラマ。受賞者会見でグザヴィエは「いままでは観客はどう思うのか、ということを考えていたが、これからは自分に忠実でありたい」と語った。監督賞はクリスチャン・ムンジウとオリヴィエ・アサイヤスの同時受賞。アサイヤスが『アクトレス~女たちの舞台~』に続いてクリステン・スチュアートを起用した『Personal Shopper』(原題)は心霊映画だったためか現地での評価が低く、『マッドマックス怒りのデスロード』のジョージ・ミラー率いる審査員団の意外な選択に記者席からはブーイングが起きた。このほかの主な受賞作は以下の通り。パルムドール『I, Daniel Blake』ケン・ローチ(イギリス)グランプリ『It’s Only The End of the World』グザヴィエ・ドラン(カナダ)監督賞『Graduetion』クリスチャン・ムンジウ(ルーマニア)監督賞『Personal Shopper』オリヴィエ・アサイヤス(フランス)脚本賞『The Salesman』アスガル・ファルハーディー(イラン)審査員賞『American Honey』アンドレア・アーノルド(イギリス)男優賞『The Salesman』シャハーフ・ホセイニ(イラン)女優賞『Ma’ Rosa』ジャクリン・ホセ(フィリピン)(photo / text:Ayako Ishizu)
2016年05月23日『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』(五十嵐立青著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は、茨城県のつくば市で8年間にわたって市議会議員を務めてきたという人物。そのような活動を通じ、感じたことがあるのだそうです。それは、多くの人が「どうして保育園に入れないのか」「なぜ街灯が少ないのか」など日常生活の不便さには関心を持っているのに、その原因となっている“政治”には関心を持っていないということ。しかし現実的に、私たちの毎日の生活は政治から切り離されたものではないはず。だからこそ、多くの人々に政治への関心を持ってもらいたい。そんな思いから、本書を執筆したのだといいます。主人公で主婦の香織、夫でサラリーマンの大輔、小3で長男のソウタ、2歳の長女ヒナタからなる「香織一家」を軸としたストーリー仕立て。話の要所要所で、ママ友や市議会議員、市役所職員などが絡んできます。そのやりとりを読み進めるうちに、子育て、介護、交通、都市計画などさまざまな問題への疑問を無理なく解消できるわけです。きょうはそのなかから、“政治とお金”についての気になる話を引き出してみたいと思います。■市議会議員の報酬は人口によって変わるこの項で、「政治家ってやっぱり儲かるの?」というストレートな疑問が浮上します。市議会議員の山下の回答によれば、議員は“報酬”を受け取っており、彼の議会の場合、額面は月額45万円なのだそうです。「やっぱり多いんだな」という印象を否定できませんが、詳しく説明を聞くと、どうやらそうともいい切れないようです。なぜならこれは、会社でもらう給料とは違って、税金などが引かれていないものだから。ここから所得税、国民健康保険税や市県民税、国民年金などをマイナスすると、手取りは月平均で24万円くらいだというのです。それに加え、「期末手当」というボーナスのようなものももらえるので、実質は年450万円くらい。なお、業績に関係なく支払われるのだそうです。ちなみに全国どこの市区町村でも同じ額だというわけではなく、人口が多いところは金額が多く、人口が少ないところは金額も少ないのだといいます。人口によって仕事が変わるわけでもないので、仕組みとしてはちょっとおかしい気もします。また報酬の他に、政務活動費というものも支払われるそうで、山下のまちの場合は月額3万円なのだそうです。■県議会議員と国会議員の報酬はいくら?しかし、もしも県議会議員になったとすると、金額はずいぶん上がるのだとか。額面で年収約1,200万円だといいますから、税金や年金を払ったあとの手取りもかなりの額になりそう。しかも県議会議員の場合、政務活動費は月額30万円。つまり市議会議員のひと月の手取りとほぼ同じ額が政務活動費としてもらえるわけです。さらに国会議員になると、年収は約2,200万円。そして報酬の他に文書通信費が月額100万円もらえることに。しかも領収書がいらず、つまりはなにに使ってもいいということ。秘書給与費なども合わせると、年間約7,000万円くらいがもらえるというのです。また、公務ということになると新幹線のグリーン車が乗り放題になるなどの特典も。■市会議員にはなにが求められているのかしかし、そういう話を聞くと、「はたして金額に相当した仕事をしているのか」ということが気になります。その点については、市議会議員の場合だと、議員として必ず出席しなければいけないのは年に4回の定例会で、年間で30日くらいだそうです。それに加えて、委員会が開催されたり、全員協議会という会議が開催されたりしますが、すべてを合わせても公務は年50~60日くらい。それだけで何百万円ももらえるとはうらやましい気もしますが、議員としての活動は、公務以外の部分で差が出てくるのだといいます。たとえば政策の勉強や現場の声を聴くことに時間をかなり割く議員もいれば、もっぱら地域のお葬式やお祭りに有力者として顔を出す冠婚葬祭専門というような議員もいるということ。「冠婚葬祭専門議員」には1年で100~150回も出席する人がいるそうで、そのため新聞のお悔やみ欄をしっかりチェックしているのだとか。そんな議員に税金から高い給料を払ってほしくないと感じても不思議はありませんが、議員報酬を高いと思うか低いと思うかは、その人が政治家になにを期待するかということとも関係しているもの。葬式や結婚式に来てほしいとか、道路などの陳情を市に届ける役割をするとか、仕事の口利きをしてほしいとか、姿勢の問題点を追求してほしいとか、いろいろなニーズがあるわけです。つまりそう考えると、政治家を育てるのは、選挙で投票している市民の仕事ということになるのです。*話の大半が会話形式で進んでいくため読みやすく、知りたいことを無理なく知ることができる良書。政治に関心を持つために、有効な内容だといえそうです。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※五十嵐立青(2016)『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』ディスカヴァー・トゥエンティワン
2016年04月18日元衆院議員でタレントの東国原英夫(58)が8日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演し、収支報告書の問題が取り沙汰されている民進党・山尾志桜里政調会長を批判した。山尾政調会長の政治資金収支報告書に地球約5周分ものガソリン代が記載されていたことが、週刊誌『週刊新潮』4月7日号で発覚。山尾氏は6日に会見を開き、会計を担当した元秘書の不正請求の疑いを示唆する一方、政調会長を続投する意向を示した。このことについて、東国原は山尾氏の会見を「不十分です」とバッサリ。まず「秘書の責任」にしていることが問題であるといい、「百歩譲って秘書の責任であるならば、秘書の裏取り、調査をしてからデータを出し、釈明あるいは謝罪をするべき」と主張した。また、「1年、2年生議員の時、収支報告書は絶対にチェックしなければならないこと」とした上で、「それなのに2012年の230万円になぜ気づかなかったのか」と疑問。「2012年、2013年の収支報告書を今年になってから一部修正している。これも怪しい」に加え、「それからお礼メールもしている。当選した後にお礼をメールで伝えてもいけないし、言ってもいけない。それをやっている。こういったことにも釈明が足りていない」と指摘した。山尾氏は甘利氏の疑惑を追及するチームのメンバーだったことでも知られ、東国原は「監督責任があるとおっしゃったにもかかわらず、監督責任について自分のことは"あまあま"」と痛烈批判。「他人には辞任すべきと言ったにもかかわらず、自分は政調会長を辞めないと言っている。この辺の甘さ」などと山尾氏の落ち度を上げていた。
2016年04月08日2015年10月より放送開始となったTVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』。今回は、本日よりTOKYO MXを皮切りに放送される第24話「野に咲く花に鎮魂の歌を ベイビーマグナム破壊戦 II」のあらすじと先行場面カットを紹介しよう。○TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』第24話のあらすじと場面カット■#24「野に咲く花に鎮魂の歌を ベイビーマグナム破壊戦 II」イビーマグナムへの干渉は、失脚したフライド元議員によるものだった。『真実の鏡』によって『介入』されたお姫様は暴走を始め、人質交換の場は一転、戦場へと変わってしまう。その場に残されたクロンダイク導師が死ぬようなことになれば、四大勢力の激突は避けられない。ベイビーマグナムの砲撃によってクウェンサーたちは重傷を負い、お姫様への介入を解除する『鍵』も施設の破壊と共に失われた。残された手段は、ベイビーマグナムの破壊だけ――。絶望的な決断が下されたその時、ひとりぼっちのお姫様を助けるため、クウェンサーと仲間たちが立ち上がる!(脚本:吉野弘幸、絵コンテ:渡部高志、演出:櫻井親良/渡部高志、作画監督:小渕陽介/木本茂樹/佐藤嵩光/前田ゆり子/浅川翔/佐野はるか/藤井昌宏/山本雅章)TVアニメ『ヘヴィーオブジェクト』は、TOKYO MXほかにて放送中。(C) 2015 鎌池和馬/KADOKAWAアスキー・メディアワークス刊/PROJECT HO
2016年03月25日2015年10月より放送開始となり、2016年1月より後半クールに突入したTVアニメ『うたわれるもの 偽りの仮面』より、第24話「覇者たるもの」の場面カットと予告映像が公開された。『うたわれるもの 偽りの仮面』は、アクアプラスがPS4/PS3/PS Vitaにて昨年発売した人気ゲームシリーズの最新作。その発売に合わせてスタートしたTVアニメも2クールにわたって放送され、いよいよ物語もクライマックスに突入!○TVアニメ『うたわれるもの 偽りの仮面』第24話場面カット■第24話「覇者たるもの」あらすじハクたちの前に立ちはだかったのは八柱将最強の男ヴライだった。オシュトルを討ち、ミカドの意志を継ごうとするヴライ。自らの志を貫かんとするオシュトル。仮面の男たちの最大最後の決戦の幕が切って落とされた。○TVアニメ『うたわれるもの 偽りの仮面』第24話予告映像TVアニメ『うたわれるもの 偽りの仮面』は、TOKYO MX、テレビ愛知(TVA)、毎日放送(MBS)、AT-X、BS11ほかにて放送中。放送スケジュールなどの詳細は、アニメ公式サイトをチェックしてほしい。(C)うたわれるもの偽りの仮面製作委員会
2016年03月19日はじめまして、この度ウーマンエキサイトで政治のコラムを担当させていただくことになりました、政治ジャーナリストの細川珠生です。私生活では一児の母として、子育てに悩み、苦しみ、笑いながら毎日を過ごしています。突然ですが「政治」と聞くと、ちょっと戸惑ってしまいますよね。政治のニュースは小耳にははさむけれど、なんだかよくわからない…、なんてついつい縁遠くなってしまっているのではないでしょうか。お金の問題、女性問題、失言でもめてばかりいるし…と、政治の印象って、あんまりよくないですよね。そうはいっても、確か、「国会は国権の最高機関」なんて学生時代に勉強したことを断片的に思い出しては、政治のことがわからないままでいいのかしらとか、突然不安になったりもするでしょう。しかし、子どもを前に「政治のことはよく分からない!」と声を大にしては言うのもちょっと恥ずかしいと感じる人も多いのでは。子どもを育てる環境がどう変化しているのか、政治を通して知っていくことはとても大切です。そういえば、「主権在民」なんていう言葉も習った記憶がありますね。つまり、国会は国権の最高機関ではあるけれど、そこには国民から選ばれた代表者が、国民に代わって議論をし、さまざまなルールや制度をつくっているということ。だから私たち国民がどんな代表者を送り込むのかがとっても大事なんです。特に今年から、選挙権が18歳以上になって、高校では、いわゆる「主権者教育」というものが行われるようになるのに、気がついたら、「ママだけ何にも知らなかった!」なんていうことになったら大変! そうならないためにも少しずつお勉強を重ねていくことをおススメします。この連載では、ママ目線で気になる政治の話題をみなさまにお伝えしていきますね。気が付けば「あなたも政治博士!」となるのを目指して頑張りますので、引き続きこのコラムを読んでいただけたらと思います。育休制度は今後良くなるの?さて、記念すべき第一回目のテーマは、「男性の育休」について。「育休宣言」をした(今となっては“前”となってしまった)国会議員が出てきて、「いよいよ国政も!」風穴が開くことを期待したのも束の間、自身の女性問題で、「男性の育休」「国会議員の育休」ということ自体、すっかり吹っ飛んでしまったかのような感があります。しかし、女性側からは期待大だったのですよね。私は、英国のウイリアム王子が、シャーロット王女の誕生の時に、6週間の育休を取るということで大いに注目をしました。日本で育休というと、何か1年単位の長期間を想定してしまいますが、いえいえ、そんなに長くなくてもいいのです。出産直後に1ヶ月でも良いからお休みをとってくれた方が、出産直後のママには何かとありがたい。初めての子であれば、不安いっぱいの中、長時間眠れないママの大変さをわかってもらえるだろうし、第二子、第三子であれば、上の子たちの育児に大きな助っ人となります。例えば幼稚園や習い事の送迎など、それから買い物にだって行ってもらえます。以前は、実家の母親や、お姑さんがやってくれていたことも、核家族化、出産の高齢化の流れの中では、自分たちで何とかするしかないのに、パパは相変わらず、残業や飲み会三昧では、ママとしては、「いくら仕事だから」と言われてもやり切れない思いがフツフツとつのるものです。ちなみに、現在、日本の男性の育休取得率は2.8%(厚労省調べ、2012年10月~2013年9月までの一年間)。女性の86.6%に比べるとあまりの少なさです。 そこで、政府も「女性の活躍」を掲げる以上、男性の育休取得率向上に本腰を入れています。以前からあった「育児休業・介護休業法」で、ママが専業主婦でも取得できるようになり、男性が産後8週以内に取得しても、再度取得することができるようにするとか(合算して1年以内)、中小零細企業では、代替従業員の確保などで経済的負担が大きかったことから、男性社員が育休を取った場合、最大で120万円の助成を行うなど、4月から雇用保険法施行規則の変更を行う予定です。「育休議員」で注目された国会議員の育児休業については、現在は制度としては男女共にありません。あるのは女性議員の産休制度だけ。産休明けには、委員会や本会議などその都度、欠席届を出さなければなりません。国会議員は、朝の8時ごろからの部会に始まり、夜の会合をはしごするなど、育児との両立はほとんど不可能といってもいい「勤務実態」があります。「女性の活躍」のためには、国会だけでなく、社会全体の長時間労働の是正なども行わない限り、なかなか難しいのではないかと思います。しかし、良い夫婦関係を築くためにも、男性も取得を工夫しながら思い切って「育休」にチャレンジしてほしいですね。
2016年03月17日第一生命保険は2月17日、例年開催している「サラリーマン川柳コンクール」の第29回の全国入選作品100句を発表した。今回の応募総数は3万9551句。今後、第29回『私が選ぶサラ川(せん)ベスト10投票』として、全国入選作品100句の中から投票により今年のサラリーマン川柳ベスト10を決めていく(投票の締め切りは3月18日まで)。投票結果は5月下旬に発表する予定。全国入選作品100句は、同社のWebサイトで発表するとともに、同社日比谷本社の1階オープンスペースで掲示し、ベスト10の投票を受け付ける。2015年も流行語・話題編は32句と一番多く、さまざまなフレーズが盛り込まれていたという。また、「職場編」「上司・部下編」をテーマにした句は、昨年に比べて2倍近くの句が入選した。応募作品全般から浮かび上がる2015年のキーワードとしては、「マイナンバー」「トリセツ」「五郎丸」「ゆう活」「ましゃロス」が挙げられている。スマートフォンアプリ「サラリーマン川柳」では、歴代『サラ川』ベスト10作品や、「上司・部下編」、「通勤・アフター5編」などテーマ別優秀作品が紹介されている。
2016年02月18日米ロサンゼルスで15日に開催された第58回グラミー賞において、2度目の「年間最優秀アルバム」を始め3冠を獲得したテイラー・スウィフト(Taylor Swift)」は、アトリエ ヴェルサーチ(Atelier Versace)の赤のベアトップ、大きくスリットの入ったピンクのロングスカートで授賞式に登場。ばっさり切ったボブヘアとともに喝采を浴びた。また、マーク・ロンソン(Mark Ronson)と共に『アップタウン ファンク(Uptown Funk)』で「年間最優秀レコード」に輝いたブルーノ・マーズ(Bruno Mars)もヴェルサーチのパープルのジャケットスタイルで授賞。ブルーノ・マーズは7日に行われたNFLスーパーボールのハーフタイムショーでも全身ヴェルサーチだった。さらに、「最優秀アーバンコンテンポラリーアルバム」「最優秀R&Bソング」にノミネートされ、会場でパフォーマンスを披露したミゲル(Miguel)は、ヴェルサーチのピンストライプのスーツを着用。アレッサンドロ・アンブロシオ(Alessandro Ambrosio)もアトリエ ヴェルサーチの黒のドレスでレッドカーペットに登場した。Text: 野田達哉
2016年02月17日2014年6月に開催された、国民的アイドルグループ「AKB48」第6回選抜総選挙イベントのコンサート部分を初映像化した「AKB48 37thシングル選抜総選挙 <第1部>AKB48グループによるライブ」が、「Amazonプライム・ビデオ」にて日本独占配信されることが明らかとなった。これまで数々のドラマを生み出し、その模様を放送したフジテレビでの平均視聴率は20%超という驚異的な数字を叩き出してきた“AKB選抜総選挙”。第6回選抜総選挙では、37枚目のシングルに参加する選抜メンバーを決定する投票イベントを開催、過去最多の268万9,427票が集まっていた。今回初めて映像化される「AKB48 37thシングル選抜総選挙 <第1部>AKB48グループによるライブは、選挙開票の前に実施されたライブの模様を記録したもので、フジテレビでも放送されていない、まさに“完全未公開”のライブ映像。あいにくの大雨の中、駆けつけたファンを前に、懸命にパフォーマンスと歌を披露するメンバーたちの姿が映し出される、貴重な映像となっている。当日その場にいたファン以外は目にすることができなかった、シビアな競争を乗り越え、アイドルとしてキラキラ輝く「AKB48」メンバーたちが奮闘する姿を収めた今回の映像。ステージ上だけでなく、会場の様子や客席の熱気までしっかり収められているというから、一大イベントを余さず満喫できそうだ。また、現在「プライム・ビデオ」では、「第1回AKB48グループ大運動会」「第4回AKB48紅白対抗歌合戦」「AKB48 海外旅行日記~ハワイはハワイ~」をはじめ、「AKB48」グループのライブ映像などを多数、独占配信中というから、そちらも要チェック。「AKB48 37thシングル選抜総選挙 <第1部>AKB48グループによるライブ」は2月19日(金)より「Amazonプライム・ビデオ」にて独占先行配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年02月15日育休取得を宣言していた宮崎謙介衆議院議員は2月12日、妻の出産数日前に、女性と不倫をしていたとする週刊誌の報道を認めた上で、議員辞職を表明した。男性議員、そして社会全体の男性の育休取得を推進できると期待を寄せていた人たちからは、Twitter上でさまざまな意見が発信されている。○「育休取得宣言」に寄せられていた期待マイナビニュースでは、宮崎議員をはじめ、国会議員や自治体の首長、そして経営者らが集まったフォーラム「どうなる? 議員の育休~永田町が変われば、日本の子育て・WLBが変わる~」(1月18日開催)を取材。その中で、宮崎議員は次のように述べていた。「少子化が進んで女性の社会進出も進める中で、男性の育児参加をやっていかなければならない。私が目指すものは、日本の風土を変えること、雰囲気を変えること、制度を充実させていくということだ」。「育休宣言をしたという中で、(育児について)知らないこともいっぱいあった。多くの方から意見をもらい、重たい議席を預かっているということを再確認しつつ、どんな仕事をしなければいけないのかっていうことはしっかり考えてやっていきたい。日本の未来につながることをやりたい」。フォーラムでは、宮崎議員の宣言を受けて参加者の多くが意見を述べている。2010年に育児休業を2週間取得した経験を持つ東京都の成澤廣修・文京区長は「宮崎さんの問題提起については大賛成で、子どもとママにしっかり向き合ってほしい」と発言。これまでに3度の育休を取得しているサイボウズの青野慶久・代表取締役社長も、「目立つ人が育休を取得すれば空気が変わる」と自らの経験をもとに、宮崎議員の育休取得宣言を評価した。さらに、病児保育サービスなどを運営しているNPO法人フローレンスの駒崎弘樹・代表理事は、「試されているのは宮崎議員だけじゃない。ここで、宮崎議員の苦闘を高みの見物をして面白いねと笑っているだけでは社会はアップデートされない」と訴えた。民主党の寺田学衆議院議員も、「国会議員はそれぞれが抱えた問題意識を解決することが求められていると思う。宮崎さんが育休をとって、育児のつらさや当事者意識を持って、制度を考えていこうと進めていくのが本質的な議員の役割だ」と同じ国会議員としてエールをおくっている。○育休は"不倫休暇"と言われそう「男性の育児参加をやっていく」「国会議員として、日本の風土・雰囲気を変えていく」。フォーラムの参加者のように、このような宮崎議員の決意を歓迎した人は多くいたであろう。しかし、今回の不倫騒動、そして議員辞職表明に伴い、Twitter上では落胆の声が広がっている。「育休をとって不倫しようなんて辞職は当然」「応援していたのに残念」「育休取得を訴えても説得力がない」「もう育休について語る資格はない」などの意見だ。また、「奥さんが命がけで出産に臨んでいるときに、何をしているのか」「子どもがかわいそう」「奥さんの精神状態が心配」といったように、家族を心配する声も目立つ。さらに、男性の育休取得に悪影響を及ぼすといった懸念を述べる人もいた。「育休を取りやすくするはずが、逆に取りにくくしてしまった」「旦那が会社に育休を申請しにくくなった」など、男性全般の育児環境が悪化したという声が寄せられている。「男性が育休をとったら不倫するっていうイメージがついてしまいそう」「育休は"不倫休暇"とちゃかされてしまいそう」など、イメージの悪化を残念に思う意見も多くあったのだ。○不倫と育休は切り分けて考えるべきしかし一方で、「不倫問題と男性育休をごっちゃにするのではなく、丁寧に切り分けて議論すべき」「意見・主張と人格は分けて考えることが大事」というように、冷静な議論を呼びかける人たちもいた。「個人の行為としては許せないが、男性の育休取得が進まなければ問題は解決されない」「男性の育児参加に対する建設的な議論は続けていくべき」というように、諦めずに男性の育休取得を推進すべきという思いがあふれたツイートもある。1月に開催されたフォーラムは、育休だけでなく、男女共に子育てしやすい働き方を考えていくべきだという議論で終結している。宮崎議員の罪は重いが、「男性議員による育休取得の宣言」にまつわる社会の反応や議論は、間違いなく日本の子育て環境の現状を表していたと思う。これらの議論が示唆していたことは、世の中から忘れ去られないよう願いたい。
2016年02月12日WOWOWで2月16日(火)に放送される『生中継! 第58回グラミー賞授賞式』に、ジャスティン・ビーバーとピットブルが出演することが明らかになった。ジャスティンは最優秀ダンス・レコーディング、ピットブルは最優秀ラテン・ロック/アーバン/オルタナティブ・アルバムにノミネートされており、先日発表されたアデル、ケンドリック・ラマー、ザ・ウィークエンド、リトル・ビッグ・タウンと合わせて6アーティストの出演が決定。今後も続々と明らかになる出演者と彼らのパフォーマンスに期待が高まる。『生中継! 第58回グラミー賞授賞式』は2月16日(火曜 9:00~)WOWOWプライムにて放送(二カ国語・同時通訳)。WOWOWライブにて字幕版『第58回グラミー賞授賞式』を同日放送(22:00~)。
2016年01月28日先日、アデルやケンドリック・ラマーらがパフォーマンスすることが発表された「第58回グラミー賞授賞式」。この度、世間を騒がせながらも「What Do You Mean?」「Sorry」と新曲が大ヒットし注目を集めているジャスティン・ビーバーが出演することが明らかになった。日本時間2月16日(火)に行われる世界最高峰の音楽の祭典「第58回グラミー賞授賞式」。昨年「To Pimp a Butterfly」をリリースしたケンドリック・ラマーが9部門11ノミネートの最多ノミネート、続いて「1989」をリリースしたテイラー・スウィフトと「Beauty Behind the Madness」をリリースしたザ・ウィークエンドが7ノミネート、「If You’re Reading This It’s Too Late」をリリースしたドレイクが5ノミネートとなっているほか、俳優・渡辺謙が主演した「王様と私」の最優秀劇場ミュージカル・アルバムへのノミネートや、小澤征爾が指揮した「Ravel: L‘Enfant Et Les Sortileges; Sheherazade (ラヴェル:「こどもと魔法」)」が最優秀オペラ・レコーディングにノミネートされるなど日本人の活躍でも話題を集めている。今回、パフォーマーとして発表されたのは最優秀ダンス・レコーディングにノミネートされているジャスティン・ビーバーと、最優秀ラテン・ロック/アーバン/オルタナティブ・アルバムにノミネートされているピットブル。現在アデル、ケンドリック・ラマーを始め、ザ・ウィークエンド、「リトル・ビッグ・タウン」の6アーティストが出演することが決定している。「第58回グラミー賞受賞式」は2月16日(火)9時~、WOWOWにて生中継される。(text:cinemacafe.net)
2016年01月26日○発足1年で50社以上のパートナーが加盟ルネサス エレクトロニクスは1月20日、都内で「第1回 R-INコンソーシアム フォーラム」を開催した。R-INコンソーシアムは2015年2月に設立され、産業分野に向けてルネサスの提供する産業用イーサネット搭載マイコン「R-IN32シリーズ」や、SoC「RZ/T1」を活用したソリューションを提供することを目的に活動を進めてきた。加盟パートナーは当初は7社であったが、2016年1月20日時点で53社へと増加している。第1回となる今回のテーマは「第4次産業革命への挑戦 次のフェーズへ」というもので、ルネサスそのものの産業分野への取り組みの紹介のほか、顧客企業やパートナー企業による業界動向および最新技術に関する講演、パートナー企業各社によるデモ展示などが行われた。ルネサスとしての第4次産業革命の捉え方について、「産業機器に搭載されているコンピュータを制御して、工場内の機器同士をつなげることまでは、これまでの技術でできているが、それを工場間の接続といった地球規模でできるようにするのが第4次産業革命。これを実現するためには、ルネサスだけでは不可能で、パートナーたちと協力して、一緒になってソリューションとして提供していき、ユーザーを全力で支えていくこと」と語るのは同社グローバル・セールス・マーケティング本部 マーケティングコミュニケーション統括部 パートナービジネス推進部 担当部長の吉岡桂子氏。注:吉岡氏の「吉」の字は正しくは土の下に口となります。R-INシリーズおよびRZ/T1シリーズは、一部の産業用プロトコルやリアルタイムOS(RTOS)の命令セットをハードIP化することで、処理速度の向上が図られており、従来、通信処理などをソフトウェア的に行っていたCPUの負荷を低減させることが可能。そうした空いたリソースについては、別のさまざまな活用法が考えられ、実際にルネサスでも那珂工場におけるプラズマエッチング工程におけるディープラーニングの試験的な実施などを行っている。一般的にディープラーニングでの制御というと、クラウドと接続して、ビッグデータはデータセンター側で処理して、それをエッジノード側にフィードバックして制御を行う、というイメージだが、今回の試験では、現場のデータを表に出したくない、という製造業特有のニーズを踏まえ、製造装置内部のみで活用可能な軽量なディープラーニング技術をパートナーと開発したとする。また、R-INコンソーシアムが、通常のパートナーアライアンスプログラムと比べて異なる点は、カスタマが受託開発会社を選ぶことが多い点。産業機器メーカーにとって、産業用イーサネットの搭載は必要ではあるものの、そこが他社との差別化要因になることはなく、注力すべき点は別に存在していることから、そうした開発は他社に任せる、といった流れができつつあるという。「規格やそれまでの実績などを加味して、受託企業を選定するだけでもカスタマにとっての負担となる。そこをルネサスがパートナーを通じて、課題に見合った企業を紹介することで、速やかな開発につなげることができるようになる。そうした意味では、1年やってきて、こういった案件はこういった企業にお願いするのが良いというのが見えてきて、緩やかな企業という枠を超えたそれぞれの案件に対する最適なチームというものが複数できつつあるという状況になってきた」(吉岡氏)。○展示会場で見たパートナー同士の連携こうした吉岡氏の話を裏付ける姿が、同フォーラムの展示会の各所で見ることができた。例えばインターファクトリーパートナーズのブースでは、ベルチャイルドと連携して、インターファクトリーパートナーズ開発のEtherCATデータ収集装置と、ベルチャイルドの遠隔地監視システムサービス「Secure Micro Cloud iBRESS」を組み合わせた「EtherCAT to Cloudシステム」の展示を行っていた。このEtherCATデータ収集装置は、ネットワーク上にパッシブノードとして存在するため、マスターやスレーブのCPUに影響を与えずに、ネットワークの接続デバイスのI/Oデータを可能とするもの。既設のネットワークの間にアドオンさせるだけで利用が可能で、かつソリューションとしては、セキュアなネットワークによって現場から収集したビッグデータをWebブラウザを用いて見える化することが可能になるため、カスタマはアプリケーションの設計などに注力することが可能になるという。また、その性能としても、半導体製造装置などで求めらえる5msでの制御にも対応しているとのことで、リアルタイム性も確保しているとする。このほか、イー・フォースのブースでは、JSLテクノロジーと共同で、2枚のRZ/T1の開発ボードを用いて、1枚をマスター、もう1枚をスレーブとして、スレーブからPCにイーサネット経由でPCにデータを送信するという「RZ/T1を使ったEtherCATおよびORiNとのネットワークデモ」を行っていた。同社によると、組み込み用プロセッサ+RTOSで初めて工場情報用ミドルウェア「ORiN(Open Resource interface for the Network)」を実装したとのことで、これにより工場内の各種装置に対し、メーカーや機種の違いを気にしないで、ORiNからの機器制御やOPC-UAを介してのクラウド側での情報収集を安価かつ高速に実現することが可能になったとする。また、日立超LSIシステムズはルネサスと共同という形で、R-INのソリューションと開発中の製造CIMソリューション「VCIM」および、製造装置とリアルタイムに双方向に情報を連携させることが可能な「VCIMBox」を組み合わせた設備の見える化デモを行っていた。これは、R-IN32エンジンから送られてくる各設備の電力データや稼働状況などをVCIMBoxが収集し、VCIMと連携させることで、遠隔地での設備状況の確認などを実現しようというもの。既設の設備に手を加えることなく、稼働状況などを遠隔地で監視することが可能なため、工場の統合オペレーションを容易に実現できるようになるという。こちらについて同社は、2016年中には提供を行いたいとしており、すでにアーリーアダプタによる評価も進めているという。加えて、ルネサスそのものもJSLテクノロジー、日本システムウエア(NSW)、アルゴシステム、テセラ・テクノロジー、acontis technologies、イー・フォース、デスクトップラボの6社と協力した「R-IN/RZ/T1を用いたミニ工場デモ」を展示していた。これは、4台のセンサノードの処理をRZ/T1で、通信のスレーブをR-INで、ソフトウェアRTOSと、R-INエンジンによるハードウェアRTOSで2台ずつ分割して行い、それぞれ指定された色のボールであった場合、そのボールを回収する、というもの。ルネサス1社だけでは開発するのにかなりの時間が必要であったが、パートナーたちの協力により実現できたという。なお、ルネサスとしては、今後もパートナー数は増やしていきたいとしており、新規パートナーとの面談を進めている。そうした新規パートナーについて吉岡氏は、「会いたいと思っているだけではダメで、この企業と付き合いたい、という思いをもって勧誘している」とのことで、自社製品を売り込む以上に、産業界の活性化に向けて、ルネサスとして邁進していくことを強調していた。
2016年01月21日●男性議員の育休に批判が出る「窮屈な国」NPO法人ファザーリングジャパンは1月18日、「どうなる? 議員の育休~永田町が変われば、日本の子育て・WLBが変わる~」と題した緊急フォーラムを東京都・日本橋にて開催した。フォーラムには、育休の取得を宣言している自民党・宮崎謙介衆議院議員をはじめとして、過去に男性として育休を取得してきた成澤廣修・文京区長、青野慶久・サイボウズ代表取締役社長らが出席。国会議員の育休取得が社会にどのような変化をもたらすのかについて議論を交わした。○目立つ人が育休を取得すれば空気が変わる「少子化が進んで、女性の社会進出も進む中で、男性の育児参加をやっていかなくてはいけない。私が目指すものは、日本の風土を変えること、雰囲気を変えること、制度を充実させていきたいということ」。冒頭の宮崎議員のあいさつを皮切りに、この日開かれた緊急フォーラムは始まった。「国会議員の育休の是非を問う会ではない」という今回のフォーラムでは、参加者が、宮崎議員の育休取得宣言とその反響から読み取れる社会の現状や課題について語った。司会者からはじめに意見を求められたのは、2010年に育児休業を2週間取得した経験を持つ成澤廣修・文京区長だ。成澤氏は「育休の取得を宣言したとき、"男は外で仕事、女は家を守るべき"と批判されたことがあり、性別役割分担意識がまだこの国に根付いているのかと思った。宮崎さんの問題提起については大賛成で、子どもとママにしっかり向き合ってほしい」とエールをおくった。一方で、「大事なのは、男性議員の育休を制度化することが目的ではなくて、働き方の見直しをしっかりやって、どうしたら男性も女性も家事に取り組むことができるのか議論をすること」とも提言。子育てしやすい柔軟な働き方を考えることが大事だと訴えた。また、これまでに3度の育休を取得しているサイボウズの青野慶久・代表取締役社長は「目立つ人が育休を取得すれば空気が変わる」と自らの経験をもとに、宮崎議員の育休取得宣言を評価。「3人目の子どもがうまれた去年、半年間16時退社をしていた。社長が最初に帰宅するので、時短で働いている社員も元気良く退社できる。この会社では子育てをしてもいいんだという空気ができる」とその効果を語った。○女性はずっと直面してきた問題だ会場では、野党である民主党の議員も議論に加わった。選挙で落選し、浪人中に育児を経験したという民主党の寺田学衆議院議員は、「宮崎さんが育休を取りたいと言ったことに国会内や世の中から批判が来るのをみて、窮屈な国だなと思った。その根底に何があるのかと思うと、育児に対する社会的な地位がものすごく低くて、男性が取りたいなんていうと、そんなの女性にやらしとけばいいだろうっていう全体の空気があると思う」と分析。その上で「1カ月どっぷり育児に専念してほしいし、歳費は堂々ともらってほしいと思う。歳費をもらわなかったら、育休を取ることに対する後ろめたさの現れになってしまう」と主張した。これらの男性の意見を受けて、女性の立場から発言したのが経済ジャーナリストの治部れんげ氏だ。「日本はこれから人口を増やしたいんでしょ? 子どもを育てることが大事なことだと認められるべき。国会議員という大事な仕事より、自分の子どもの方が大事に決まっている。こんな簡単なことを議論しなければいけないということに腹が立った」と憤りをぶつけた。そして、「女性はずっと直面してきた問題だ。私より少し上の世代は、産むか仕事かの選択を迫られた。仕事を辞めるか、マタハラにあうか、子どもを産まない、家族を持たないという選択をしてきた。その立場に今、男性がさらされるようになってきた。だから男性にがんばっていただきたい。絶対に育休を取ってください」と訴えた。さらに、病児保育サービスなどを運営しているNPO法人フローレンスの駒崎弘樹・代表理事は、「試されているのは宮崎議員だけじゃない。ここで、宮崎議員の苦闘を高みの見物をして面白いねと笑っているだけでは社会はアップデートされない。男性も子育てに参加し、社会で子どもを育むことができる未来がほしいんだということを高らかに言っていきたい」と、この出来事を人ごととして捉えるのではなく、当事者意識を持ってほしいと語った。●議論を受けた宮崎議員の決意とは○育休取得は乗り越えられるリスク議論の中では、男性議員の育休取得に対するバッシングについて、登壇者から多くの意見が寄せられた。経営者としての目線でサイボウズの青野氏は、「今回の問題について批判している経営者がいるが、勘のいい経営者は(育休に理解を示す)方針転換をしている。子育て環境を整備することで人を採用しないと、事業を縮小しないといけないって気づいている。これからは頭の切り替えられなかった会社が沈没していくのをみていくことになると思う。だから今育休を取得することは、乗り越えられるリスクであると確信しています」と理解を示した。またNPO法人マタハラネットの小酒部さやか・代表理事は、「マタハラの被害者として顔や名前を出したときもすごいバッシングがあった。しかしそれ以上に応援メールも届いたし、無言の賛同がたくさんある。黙っているけれど心の中で賛同している人がたくさんいると思うので、バッシングをばねにがんばってほしい」と励ました。同じ衆議院議員である寺田氏は本質的な国会議員の仕事について意見を述べ、「国会議員はそれぞれが抱えた問題意識を解決することが求められていると思う。宮崎さんが育休をとって、育児のつらさや当事者意識を持って、制度を考えていこうと進めていくのが本質的な議員の役割だ」と訴えた。○育休取得は働き方改革の中の1つ最終的に、育休取得の議論は「子育てをしやすい働き方を考えるべき」という方向へと移っていった。少子化ジャーナリストの白河桃子氏は「日本は進撃の巨人の世界のように、3つの壁に囲まれている。性別役割分業、長時間労働、仕事こそが一番尊いという3つがあって、その中で窒息しそうになっている」と指摘。成澤文京区長は「東京都の認証保育所は13時間以上保育。そういう子育てを日本は引き続き求めていくのか。延長保育や早朝保育を使わなければ、結果的に可処分所得も増える。子育てにとって幸せな社会になるように、働き方の見直しが必要だ」と訴えた。これらの議論を受けて、駒崎氏は「男性の育休は、働き方改革のコンテクストの中の1つ。多様な働き方ができる社会を考える上で育休がある。時代時代に合わせた働き方をデザインしていくという発想がすごく必要だし、あるべき働き方は何なのかっていう議論につなげていきたい」と話をまとめた。最後に「育休を取得すると宣言したという中で、知らないこともいっぱいあった。多くの方からいろんな意見をもらい、重たい議席を預かっているということを再確認しつつ、どんな仕事をしなければいけないのかっていうことはしっかり考えてやっていきたい。皆さんと共に日本の未来につながることをやりたい」と話した宮崎議員。今回の問題が1つの騒動として終わるのではなく、子育てしやすい環境づくりにつながる機会になることを切に願う。
2016年01月20日日本工学院とオリンパスイメージングは11月24日、第6回「高校生デジタルフォトコンテスト」の受賞作品を発表。グランプリには渋谷教育学園幕張高等学校 東浦千苗さんの作品「バトン渡しの練習中…?」が選ばれた(以下、作品はすべてクリックで拡大)。準グランプリは、明治学院東村山高等学校 高山みまさんの「待ってられない、虹がある」と山梨県立峡南高等学校 今井裕一さんの「よ~っと!」が受賞。エプソン特別賞には北海道旭川西高等学校 小手川夏観さんの「マイペース」が選出された。そのほか、10作品が入選を果たした。グランプリ、準グランプリ、エプソン特別賞、入選の受賞14作品は公式Webサイトにて公開されるほか、11月27日から12月2日までオリンパスプラザ東京にて受賞作品展も開催される。高校生デジタルフォトコンテストは、応募資格を「高校生であること」とし、2010年から日本工学院とオリンパスイメージングが主催してきた。「高校生活」というテーマに対して、今回は1,083点の応募が寄せられた。
2015年11月24日ルフトハンザ グループは11月12日、11月6日から行われていた歴史上最長となるストライキが終了し、ルフトハンザ航空は11月14日からおおむね通常通りの運航に戻ることを発表した。利用者に対しては、可能な限り早い段階で通常のサービスを実施していく。今回のストライキは客室乗務員の所属する労働組合UFO(独立客室乗務員組合)によるもので、11月6日~12日までの7日間にわたるストライキ中、ルフトハンザは約4,700便のフライトを欠航し、その影響は約55万人に及んだ。11月14日にはドイツ発の長距離路線は全便運航できる見込みだが、日本発ドイツ行きについては13日ドイツ発の到着便欠航のため、LH 741便関西発フランクフルト行きを除き欠航となる。また、短・中距離路線についてはほぼ通常通りの運航となる見込みだが、機材繰りまたは乗務員の手配の関係で一部欠航となるフライトもある。
2015年11月13日第11回を迎える「第11回MF文庫Jライトノベル新人賞」では、合計1525作の中から選ばれた5作品が11月、12月に発売されるが、特設サイトがオープンし、先行して5作品のキービジュアルやカバーイラストが公開されている。今年は「アリア&アスタコラボ」と称して、MF文庫Jの人気タイトル『緋弾のアリア』、『学戦都市アスタリスク』のキャラクターが受賞作を紹介中。両作のキャラクターであるアリアとユリスが新人賞5作品を紹介するPVも公開予定となっている。また、11月発売の最優秀賞『ギルド〈白き盾〉の夜明譚(オーバード)』と佳作『天牢都市〈セフィロト〉』は個別ページも同時公開されている。さらに、新人賞作品刊行を記念した『冬祭り プレゼントキャンペーン』も開催。11月刊、12月刊の帯についている応募券を3ポイント分集めて応募すると、『緋弾のアリア』、『学戦都市アスタリスク』をはじめとしたMF文庫J人気タイトルの豪華景品がゲットできる。キャンペーン詳細は新人賞特設サイトのほか、11月刊、12月刊の帯をチェックしてほしい。
2015年11月08日ジャパネットたかたは10月24日、「第17回利益還元祭」を開始する。期間は12月27日24時まで。人気商品を特別価格で販売するほか、購入者から抽選で100人に大型客船ダイヤモンド・プリンセス号で行く豪華クルージング旅行6日間をプレゼントする。利益還元祭は、ジャパネットたかたが毎年開催しているイベント。ジャパネットたかたでの人気商品を特別価格で販売するほか、プレゼント企画を用意する。プレゼント企画として、キーワードと必要事項を入力すれば応募できる「見て当たる! ボーナスプレゼント!」と、1回の注文につき5,000円以上(税込・送料含まず)の買い物をすれば応募できる「買って当たる! ダイヤモンド・プリンセスで行く! 豪華クルージング6日間」の2種類を実施する。見て当たる! ボーナスプレゼント!では、抽選で100名に現金50,000円をプレゼントする。第1弾の応募締め切りは11月12日まで。現在Webページ上に明記はされていないが、第2弾と第3弾も予定している。応募は第1弾~第3弾で、それぞれ1人1回までだ。買って当たる! ダイヤモンド・プリンセスで行く! 豪華クルージング6日間では、応募者から抽選で100人に神戸・長崎・高知と韓国をめぐるクルージングをプレゼント。購入した商品に同梱されるハガキに必要事項を記入して郵送する。応募締め切りは2015年1月29日で、1人何口でも応募可能だ。当選者には2月上旬から中旬にかけて電話と手紙で連絡する。
2015年10月23日2015年11月15日に高知県で行われる「高知県知事選挙」の選挙啓発イメージキャラクターとして、『戦国BASARA』の長曾我部元親の起用が決定した。地方自治体との協力を推進してきた『戦国BASARA』。今回の高知県知事選挙においては、県知事選挙の周知や若者層の投票率の向上を図るため、坂本龍馬に次ぐ高知県のシンボルであり、ゲームキャラクターとしても人気の高い「長曾我部元親」を採用し、高知県内で幅広くアピールする。具体的には、県内全域での選挙ポスターのほか、テレビCM、ラジオ、新聞、路面電車のラッピングなど、多媒体へ精力的に告知される予定だ。なお、2009年に実施された宮城県知事選挙では同ゲームキャラクターの「伊達政宗」を選挙啓発ポスターに起用することで、若年層に訴求し、投票率アップに貢献している。(C)CAPCOM CO., LTD. 2015 ALL RIGHTS RESERVED.
2015年10月19日日本手帖の会(にほんてちょうのかい)は、イベント「第4回・手帳100冊!書き比べ総選挙!!」を開始した。同イベントは、国内で発売される手帳の中から同会が選定した100冊の展示を行うというもので、2012年に初開催した。参加者は展示する手帳を自由に手に取って試し書きができる。フォーマット・デザインや書き心地の点から気に入った手帳に投票。国内3会場での投票結果を集計してランキング発表を行う。昨年は東京、神戸、大阪、横浜の4会場で、のべ1,200人以上が来場した。会場では同会会員をはじめ、多くの手帳ユーザーが交流を図り、情報交換の場にもなったという。昨年特別開催した台湾(台北市)でも、多くの台湾ユーザーが来場し、日本の手帳文化に触れた。今年も台湾側からの強い要望により、昨年に引き続き開催することが決定した。同イベントは、10月31日~11月1日に横浜会場(横浜市なか区民活動センター)、11月27日~29日に台北会場(台北市・金石堂書店 城中店)で開催。東京・神戸会場での実施は終了している。参加費は無料。また、12月5日には、国内3会場での投票結果を集計して順位を決定する「感謝祭」を、東京都お台場の東京カルチャーカルチャーで開催する。
2015年10月16日第16回東京フィルメックスのラインナップ発表会見が10月7日に、東京・飯田橋のアンスティチュ・フランセ東京で行われた。アジアの新進作家がしのぎを削るコンペティション部門には全10作品がエントリーされ、ディレクターを務める林加奈子氏は「どれも揺るぎない覚悟を感じさせるものばかり。映画の未来を担う10本が揃った」と期待を寄せた。その他の写真また、会見には最新作『ひそひそ星』が特別招待作品としてオープニング上映される園子温監督が駆けつけ、「日劇という大きな小屋で上映してもらえるのは名誉なこと。国内でもすばらしい第一歩を踏み出せて、幸せです」とあいさつした。福島県でロケを敢行し、ロボットが8割、人間が2割になった近未来を描いた異色のSF作品で、今年9月に第40回トロント国際映画祭NETPAC賞を受賞したばかり。独立プロ「シオンプロダクション」の第1回作品にあたり、「今後、1年に1本作品を作っていきたい」と抱負を語った。『ひそひそ星』をはじめ、ジャ・ジャンクー監督の『山河故人』、ジョニー・トー監督の『華麗上班族』などフィルメックス常連監督の最新作、今年のベルリン映画祭で金熊賞を受賞したイラン映画『タクシー』、ヴェネチア映画祭で好評を博したピーター・チャン監督の『最愛の子』などが特別招待作品として上映される。また、ジャック・タチの創作活動に大きな貢献を果たした才人ピエール・エテックス監督の日本未公開作品の上映や、ホウ・シャオシェン監督、ツァイ・ミンリャン監督の特集上映など例年以上に多彩で豪華なラインナップも発表されている。【コンペティション部門】『わたしの坊や』(カザフスタン/ジャンナ・イサバエヴァ監督)『白い光の闇』(スリランカ/ヴィムクティ・ジャヤスンダラ監督)『黒い雌鶏』(ネパール、フランス、ドイツ/ミン・バハドゥル・バム監督)『消失点』(タイ/ジャッカワーン・ニンタムロン監督)『人質交換』(フィリピン/レムトン・シエガ・ズアソラ監督)『酔生夢死』(台湾/チャン・ツォーチ監督)『タルロ』(中国/ペマツェテン監督)『コインロッカーの女』(韓国/ハン・ジュニ監督)『クズとブスとゲス』(日本/奥田庸介監督)第16回東京フィルメックス11月21日(土)から11月29日(日)まで有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇、有楽町スバル座にて開催取材・文・写真:内田 涼
2015年10月07日市民団体「日本手帖の会」は3日より、「第4回 手帳100冊! 書き比べ総選挙!!」を銀座を含む国内3カ所と台北で開催する。○昨年は1,200人が来場した人気イベント同イベントは、日本手帖の会が選定した国内の手帳100冊を展示し、参加者が実際にかき比べて投票を行うというもの。2012年に日本初の試みとして始まり、昨年は東京、神戸、大阪、横浜と特別開催の台北で実施。購入前の手帳100冊に試し書きができる機会とあって、国内会場ではのべ1,200人以上の来場があったという。今年は銀座・横浜・神戸の国内3会場と台北の海外1会場で開催予定。昨年特別開催を行った台北では、多くの手帳ユーザーが現れ、日本の手帳文化を紹介する機会となったという。手帳を通じた国際交流が実現したこと、および台湾側からの強い要望を受け、今年も同地での開催が決まった。開催日程は会場によって異なり、東京会場は10月3日・4日、神戸会場は10月10日・11日、横浜会場は10月31日・11月1日、台北会場は11月27日・28日・29日となる。手帳総選挙の参加費は無料。なお、総選挙の結果は12月5日(手帳の日)に開催予定の「手帖感謝祭」で発表予定。ただし、手帖感謝祭は参加費が有料となる。詳細は後日発表とのこと。
2015年10月02日連載第1回目から第20回目の愚痴をご提供いただいた方のご連絡をお待ちしております。詳しくはこちら≫誰にも言えない、けれど誰かに言いたい、そんな内緒の悩みやモヤモヤ、しょうもないグチからやりきれないつらさまで、穴を掘ってこっそり叫んでみたい気持ちを発散する、「感情の吹きだまり」……。そんな場所がこのコーナーです。あなたのやるせない気持ちを、安心してブチまけてみませんか?雨宮まみが聞き手をつとめます。長文の投稿歓迎いたします。(こる/女性/20代後半)私の両親は、私が中学に上がるころ離婚しました。以来、母と三姉妹の四人で暮らしています。母は結婚して以来ずっと専業主婦だったため、とにかくお金がなく、なんとか高校までは行かせてもらえましたが、高2のときの三者面談で私が進学を希望したところ、帰り道の車の中で「進学費用なんて出せない」とはっきり言われました。今考えればバイトしてお金を貯めたり、奨学金について調べればよかったのでしょうが、私は母にそう言われたとき「ああこれは働けってことか」となんとなく察して進学をきっぱり諦め、高卒で就職しました。底辺レベルの高校でしたが私自身の成績がそれなりに良かったため、運良く希望していた事務の仕事につくことができ、7年経った今も同じ会社で働かせていただいています。仕事は大変ですが上司や先輩に恵まれ、職場に対する不満はほとんどありません。ありがたいことです。先日、母がいつも母方の祖母宅で行われる親族の集まりに行きたくない、と言い出しました。祖母と母はこのところ折り合いが悪く、仕方ないかなあと思いましたが、行きたくない理由について聞くと、「弟たちの子供はみんな成績優秀。立派に進学している。弟たちもいい家を持っている。そんなところに行ったら劣等感でつらい」と。つまり母にとって私たちはいとこたちに劣る、恥ずかしい子供だということです。母のその一言で、なんだかわかりませんが私の中でなにかがぽっきりと折れてしまいました。私なりに、母を支えてきたつもりでした。自分の仕事も頑張ってきたし、帰宅すれば母の職場の愚痴をたくさん聞きました。自慢の娘、までは行かないまでも、それなりに評価してくれてるかなあと思っていたのです。それなのに、恥ずかしいんだって。お母さんは私が恥ずかしいんだって。いっぱい頑張ったのに、いっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱいいっぱい頑張ったのに。両親揃って明日食べるものの心配もなく塾にも部活にも行かせてもらえる、頭のいいいとこのほうがいい子なんだって。できちゃった結婚して仕事をやめる同僚の娘さんのほうがいい子なんだって。なんなんだろう????私の人生なんなんだろう????お給料半分以上家に入れてるのに????残業してへろへろになって帰ってきてもいっぱい愚痴聞いてるのに????しんどくて泣きたくても家に帰ったら笑ってなきゃって頑張ってるのに????好きなことして勝手に機嫌悪くして体調悪くしてる妹のほうが心配されるのはなんで????褒められるのはなんで????私が自分勝手でわがままだって怒られるのはなんで????こんなこと考えてしまう自分が嫌で嫌で仕方ありません。顔もブスなのに性格まで歪んでるなんてもう最悪です。役満級で最低です。自分だって好き勝手生きているのだから、母にこれくらいの扱いをされても仕方ないんです。彼氏なんてできたこともないしこれからできるはずもないし結婚なんて不可能です。子供なんて夢のまた夢。母に孫の顔も見せてあげられないなんて親不孝しているのだから当然です。それでも、生きていて楽しいな、と思うことも結構あるのです。新しい漫画やゲームに出会えたとき。友達と遊んでいるとき。おいしいごはんを食べているとき。職場の飲み会でお酒を飲むとき。でもそうやって楽しいことの陰に、つらいことがたくさん潜んでいる。母に言われたことがその筆頭です。そのつらいことが耐えられなくて、早く死にたいなあと最近よく思います。生きている以上つらいことからは逃れられない。死ぬしかない。でもそれなりに楽しいから今すぐはちょっとなあと思うので、10年というリミットを自分で決めました。最近。10年経つ間にいろんなことが好転してるかもしれないし、悪化しているかもしれない。好転していればリミットをまた10年のばして、悪化していたらそのときは潔く死のう、と思うと少し楽になりました。その考え自体甘いし馬鹿丸出しなんですけど。世の中には私より困難な目にあっても強く生きている人が山ほどいるでしょうから、こんなこと大声では言えませんが、私は私なりにつらいのです。人生ってつらいことだらけだなあガハハ。(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)ありますよねぇ、家族との関係で悩むことって。すごい虐待だとか、暴力でもない限り「よくあることだよ」と言われちゃったりしますけど、それでも家族のことって、どうしてこんなにこたえるんでしょう。はい、とろろ昆布とわかめと海苔で簡単なお吸い物作ってお出ししますね。こういうのが沁みるときもありますよね。こるさんのお母さんは、こるさんに進学を望まず、進学しない結果として、こるさんは最良と言える結果を手に入れているのにもかかわらず(職場に対する不満がほとんどないなんて!素晴らしい職場なのか、こるさんがすごくいい人なのか、どっちかだと思います。しかも勤続7年!たいしたものです)なんか、それじゃあ物足りない!もっと出世してる子もうらやましいし、出産する子もうらやましい!と、むちゃくちゃ言ってる印象です。これっていわゆる「子供自慢・孫自慢」の世界の話なのではないでしょうか。こるさんのお母さんが、本当にどう思っているかはともかく、わかりやすいスペックで子供を自慢し合う会の中では、「頭が良くていい学校に行ってる」とか「もうすぐ子供を産む(すでに産んだ)」人たちが持ち上げられやすいですよね。特に女の場合、どんないいところに進学しようが就職しようが、「孫を産んでくれない子供は親不孝」みたいなの、ありますからね。私も田舎では、とてもここには書けないレベルのことを親戚に言われています(PC的配慮をすると一文字も書けないレベルのことです)。「出世しそうな子供」や「孫を産みそうな子供」は「望ましいもの」なのでしょう。まぁ、理解はできますけど、ときおり「半径5メートル以内に近づいたら撃つからね」と言いたい気持ちに駆られます。親子の間って、これまで愛情の深さばかりがクローズアップされてきましたし、そこには何ものにも代え難い絆がある、ということになっていましたが、私はこの思い込みこそが、諸悪の根源なのではないか、と思います。「親子の間は特別なんだ」という思いが、特別な甘えを許容し合う関係を作ってゆくのではないか、と思うんです。だって、子供に対して「就職してお金は入れろ。大学には行かせられない。でも自慢できる子供でいてほしい」なんて、無理難題もいいところの甘えでしょう?しかももう20代後半の立派な大人の人生なんて、親の人生とは切り離されてしかるべきなのに、まだそんなこと言ってるなんて。私だったら、高卒でちゃんと就職して、7年勤めて、会社に不満もなくうまく働いてる娘がいたら、ホッとします。いい子に育ったなぁ、と思うし、そのいい子がいい環境に恵まれて良かったなぁ、と思います。彼氏がいなくても、結婚してなくても、「この子の良さをちゃんとわかってくれる男とつきあってほしいなぁ。変な男にひっかかって、傷つけられたりしてほしくないなぁ」と思うでしょう。こるさんは、客観的に見て、そういう人です。十分すぎるほど親孝行な娘さんだと思います。成長過程で子供は、人としてありえないクラスの甘えを親にふっかけますし、理屈の通用しないわがままを全力で通そうとしてきます。子供側からすると「記憶にございません!」で済ませたいところですが、そうもいかないですよね……。そのせいで、お互いにちょっと普通の人間関係ではありえない要求を親子の間では通そうとしてしまう、というのがあるのかもしれません。でも、ある程度育ってくると、たとえ親子で一緒に暮らしていても違う価値観を持ったり、まったく別の性格の人間同士になったりするんだ、ということもお互いに受け入れなければ、やっぱり関係はおかしくなっちゃうと思うんです。こういう小さなひずみは、表面化してないだけで、すごくたくさんあると思います。「絶縁するほどひどい親ではないけれど、なんか合わない」「実家に帰るのが苦痛」「父か母、どちらかとどうも衝突してしまう」「頼りない親が依存的で困る」などなど、大きな実害がないから取り立てて人には言わないものの、「積極的に会いたいわけじゃない」程度の複雑な気持ちは、ある人も多いんじゃないでしょうか。私は、親のことが嫌いではありませんが、ずっと複雑な気持ちはやっぱり持っています。愛情はありますし、育ててもらったことへの感謝の気持ちもあります。でも、友達や恋人と違って自分で選び取った関係ではありませんから、「家族というのは、別に気が合って一緒にいるわけじゃないんだな」ということに最近気付いて、不思議な気持ちになりました。「嫌いじゃないけど、家族と長時間一緒にいるのはしんどい、一人の時間がほしい」ということを、本当はずっと感じていたのに、それを「思ってはならないこと」のように感じていたのです。家を借りるときには保証人の欄に名前を書いてもらって、頼りにするときだけ頼りにして、でも自分は何にもしてあげてない、という、私が一方的に甘えている関係だから、そんなことを思ってはいけない、感謝すべきなんだ、と思う気持ちもあるような気がします。そんな「気が合うから一緒にいる、というわけではない他人」が家族の面白さだとも思いますが、そんな関係なのだから、無理して仲良くしようとか、無理してうまくいかせようとかしなくてもいいんじゃないか、と最近は思うのです。もちろん好きだし、困っていれば助けたい。けど、それ以上、無理にでも仲良くしようとしたり、親の期待に応えようとしたりすると、自分の中にある親への愛情が壊れてしまうような気がするのです。親の望みを叶えてやれないことを悲しく思うときもあります。その一方で、はっきり「自分の人生は自分の人生だし」と思う気持ちもあります。でもその人生は、親に与えてもらった人生でもある。だから、揺れます。いったい、親のことを、家族のことを、どう思ったらいいんだろう?と思います。最近は、それを「決めない」ことにしようと思っています。断絶するか、親の希望をべったり聞き入れるかの二択じゃなくて、「好きなところもあれば、苦手なところもある人」として、ある程度は受け入れる、最低限これだけのことはする、という覚悟だけ決めておいて、なるべく波風立てないように、お互いに良い距離感でやっていけたらいいのかなと。こるさんが、どんなふうに自分の気持ちと親との関係に折り合いをつけていかれるのかわかりませんが、もう、お母さんの愛情を頼りにするのはやめたほうがいいのではないかと思います。親の愛情って、大事な後ろ盾だったりしますが、お母さんはこるさんの自信を奪っていますよね。こるさんの性格がブスとかそういう問題じゃ全然ないです。そんな扱いを受けているから、自分をそういう人間だと思っているだけです。こるさん程度の嫉妬や怒りなんて普通だし、むしろ性格がいいからこの程度で済んでいるのです。それは、どんな育てられ方をしても、こるさん自身が、まっすぐな人間であろうと努力してきた証だと思います。楽しいこと、いっぱいあるじゃないですか。些細なことなんかじゃないです。一緒にいて楽しい友達がいること、飲み会が楽しいと思える職場にいること、どちらも得難いし、何物にも代え難い幸せです。そしてそれは、こるさんが自分の力で勝ち取ってきたものです。こるさんを愛する、周りの人の評価を信じてください。親よりそっちを主軸にしてください。こるさん自身の人格や生き方を評価してくれる声に耳を傾けてください。こるさんは親の自慢の道具じゃありません。親以外に、かけがえのない愛情が得られる方向があるとしたら、それは必ず、そっちの方向にあります。今彼氏がいないとか、そんなのは大した問題じゃありません。たとえお母さんがこるさんを誇りに思わなくても、こるさんを大事に思う人は、こるさんの周りの素敵な人たちのつながりの先にもっとたくさんいます。大げさなようですが、生きることに希望があるとしたら、私はそこにしかないと思うんですよね。自分を理解し、愛してくれる人がいて、自分が愛する人がいること。大きな愛情でなくても、小さな思いやりや、長く続く友情でもいい。それがどんなに大きな支えになってくれることか。10年とおっしゃいますが、その10年を、周りのみなさんと楽しく過ごしてください。死ぬ気なんかなくなるほど、絶望を希望で埋め尽くすほど楽しく過ごしてください。自分を打ちのめす言葉に負けて死ぬなんて、そんな悔しい死に方をしちゃだめですよ。あと、親に恥ずかしい子だと言われたとしても、それがすべてだとは思わないでほしいのです。甘えのある関係では、こうした暴言がお互いに出てしまうことがあります。でも、それは本当に思っていることのすべてではなくて、もののはずみとか、うっかり言っただけのことで、本当はお母さんはこるさんに感謝しているとか、そういうこともあり得ると思います。どうしてもダメだと思えば、お母さんから離れるのもいいと思いますし、本当にひどいお母さんである可能性もあります。もののはずみだとしても絶対に許せない言葉もあるでしょう。けど、いつか、許せるときが来るのかもしれません。憎しみにも愛情にも、どちらにも執着しないのは難しいことですが、揺れる気持ちを、どうか揺れるまま、無理やりどちらかの方向に処分しないで、見守ってみてください。みなさまの愚痴を、雨宮まみが「穴の底」にてお待ちしております。長文大歓迎!恋愛相手の愚痴も、職場環境にまつわる愚痴も、誰にも言えない愚痴も、「スポーツジムのおじさんの汗がキモイ…」みたいなしょうもない愚痴も、なんでもござれ。大なり小なり吐き出して気を楽にしませんか?「どうしたらいいでしょう?」のような相談は受け付けておりません。ごめんなさい。愚痴投稿はこちらから<< 第26回 友人がいない自分が駄目な人間に思えて苦しい第28回 ●●● >>-->>>穴の底でお待ちしています 目次ページへ雨宮まみ(あまみやまみ)ライター。アダルト雑誌の編集を経て、フリーライターに。女性の自意識との葛藤や生きづらさなどについて幅広く執筆。女性性とうまくつきあえなかった頃を描いた自伝的エッセイ女子をこじらせて (幻冬舎文庫)出版後、「こじらせ女子」がブームとなる。他の著書に対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)、『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)、『タカラヅカ・ハンドブック』(新潮社)など。「キレイになりたい!」と言えないあなたに。『女の子よ銃を取れ』他人の視線にビクビクしたくない、自分らしく堂々としていたい、かわいい、キレイと言われてみたい……そう思っていてもどうすればいいのかわからないし、「キレイ」への道が怖くてたまらない。キラキラした「キレイになりたい」本を手に取ることすら怖いと感じるくらい、「キレイ」が重荷になっている人のための、自意識や他人の視線、自分の視線を解きほぐす本です。雨宮さんより一言:何をしても、何を買ってもうまくいかない、変われないしパッとしない……。そんな悩みは、本当は多くの人が持っています。それ以前に何をすれば、何を買えばいいのかもわからない人だってたくさんいます。この間まではわかっていたのに、急にわからなくなってしまった人も。そんなときに、自分を取り戻し、新しい自分を作り上げるヒントや、気持ちの持ち方の軸のようなものがあればいいなと思って書きました。落ち込んだときのおともにしていただけると嬉しいです。試し読みはコチラ
2015年09月28日「第21回東京ガールズコレクション2015 AUTUMN/WINTER」(以下TGC)が9月27日(日)、国立代々木競技場第一に体育館にて開催。TOKYO GENDERLESS STAGEにGENKINGと千葉真一の息子で俳優の真剣佑、剛力彩芽がランウェイに登場した。「女性は誰でも輝くパワーも持っている。」という想いから、“SHINE”(シャイン)というテーマのもと開催された今回のTGC。総勢約100名の日本を代表する人気モデルが出演する本イベントは、日本のリアルクローズを披露するファッションショーをはじめ、豪華アーティストによる音楽ライブや、旬なゲストが多数登場するスペシャルステージなど盛りだくさんの内容となっている。第21回目の開催を迎えた27日には、延べ32,800名が来場した。「BOY LONDON」のステージでは黒をベースにところどころゴールドを差し色にした辛口のストリートスタイルが多く見られた。真剣佑さんはラインストーンのついたデニムに黒のパーカーを羽織り登場。さらに、GENKINGさんと剛力彩芽がランウェイを歩くと会場からは割れんばかりの歓声が!剛力さんは黒のスウェットワンピースにスニーカーを合わせたボーイッシュな装いでクールな表情を見せていた。「BOY LONDON」のステージにはそのほかラブリ、河北麻友子らが登場し、ステージを盛り上げた。(text:cinemacafe.net)
2015年09月27日第37回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)アワード2015の表彰式が9月24日(木)、東京都国立近代美術館フィルムセンターで行われ、グランプリをはじめ、各賞が発表された。同映画祭は新しい才能の発見と育成、新しい映画の環境づくりを目的に1977年にスタートした、自主映画のコンペティションをメインプログラムとした映画祭。過去には、故森田芳光監督をはじめ、犬童一心、黒沢清、中島哲也、園子温、成島出、橋口亮輔、塚本晋也、中村義洋、熊切和嘉、深川栄洋、李相日、荻上直子、タナダユキ、内田けんじ、石井裕也ら名だたる監督たちがPFFアワード入選を経験している。今年は応募総数577本のうち、20作品が入選。奥田瑛二(俳優・映画監督)、『るろうに剣心』の大友啓史(映画監督)、阿部和重(小説家)、PFFアワード入選経験者の熊切和嘉(映画監督)、元スタジオジブリの西村義明(プロデューサー)が最終審査員を務め、栄えあるグランプリには、応募当時21歳だった杉本大地監督の『あるみち』が輝いた。杉本監督本人が主演を務めるほか、実の母親や友人も出演する自伝的青春ストーリー。杉本監督は「自分の物語として撮らせてもらった作品で、周りに感謝したい」と述べた上で、「人が死んだり、何かが爆発したりはしないが、内にある爆発や、現場の空気と匂いを捉えたかった。そこを皆さんにくみ取っていただき、うれしいなと思います」と喜びを語った。奥田監督は「いい作品もあれば、ダメな作品もある。それでも撮り続ける、書き続ける、考え続けることで見えてくるものがある。映画製作という命がけの冒険に励んでほしい」と若き才能に熱いエール。各審査員も「自主製作とは何かという意義を、作品にどう反映させるかが重要」(阿部氏)、「作品をつくっていきながら、『この人に見てもらいたい』という視点が生まれると思う」(西村氏)、「映画を撮るしかないと腹をくくる人だけが生き残る」(熊切監督)と総評。大友監督は急きょ海外出張が決まり、表彰式には欠席した。■PFFアワード2015受賞結果グランプリ:『あるみち』杉本大地監督準グランプリ:『ムーンライトハネムーン』冨永太郎監督審査員特別賞:『嘘と汚れ』猪狩裕子監督、『ゴロン、バタン、キュー』山元環監督、『わたしはアーティスト』籔下雷太監督エンタテインメント賞(ホリプロ賞):『したさきのさき』中山剛平監督ジェムストーン賞(日活賞):『したさきのさき』中山剛平監督映画ファン賞:『したさきのさき』中山剛平監督観客賞:『いさなとり』藤川史人監督日本映画ペンクラブ賞:『いさなとり』藤川史人監督■PFFアワード2015入選作品『甘党革命 特定甘味規制法』諸星厚希監督(21歳)『あるみち』杉本大地監督(21歳)『いさなとり』藤川史人監督(30歳)『異同識別』佐々岡沙樹監督(32歳)『嘘と汚れ』猪狩裕子監督(30歳)『海辺の暮らし』加藤正顕監督(28歳)『大村植物標本』須藤なつ美監督(24歳)『帰って来た珈琲隊長』佐々木健太監督(30歳)『ゴロン、バタン、キュー』山元環監督(22歳)『THE ESCAPE』島村拓也監督(25歳)『したさきのさき』中山剛平監督(24歳)『チュンゲリア』峯達哉監督(26歳)『ひとつのバガテル』清原惟監督(22歳)『船』中尾広道監督(36歳)『マイフォーム』跡地淳太朗監督(28歳)『みんな蒸してやる』大河原恵監督(21歳)『ムーンライトハネムーン』冨永太郎監督(22歳)『モラトリアム・カットアップ』柴野太朗監督(22歳)『幽霊アイドルこはる』井坂優介監督(26歳)『わたしはアーティスト』籔下雷太監督(31歳)(text:cinemacafe.net)
2015年09月24日第37回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)PFFアワード2015の表彰式が9月24日に、東京都国立近代美術館フィルムセンターで行われ、21歳(応募時)の杉本大地監督が手がけた『あるみち』がグランプリを受賞した。PFFアワード2015入選作品はこちら主人公の杉本大地を監督本人が演じるほか、実際の友人や母親も出演する本作は、監督自身の体験を再現し、浪人時代を経て大学に入学してからの日々を描く。杉本監督は「自分の物語として撮らせてもらった。意識したのは、どんなエモーションがあるものを撮れるかということ。内にある爆発、現場の空気や匂いが撮れないかと考えていたので、それをくみ取っていただき、とても嬉しいです」と受賞の喜びを語った。中山剛平監督の『したさきのさき』は、一般審査員による映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)をはじめ、ジェムストーン賞(日活賞)、エンタテインメント賞(ホリプロ賞)の3冠に輝いた。片思いの相手に対し、常軌を逸した妄想を膨らませる異色青春映画で、中山監督は「中学時代のドキドキした実体験を、スクリーンで見ればきっとドキドキするんじゃないかと思い作った作品。自分が見たことない映像を見てみたいという思いもあった」と感激していた。表彰式には最終審査員を務めた奥田瑛二(俳優・映画監督)、阿部和重(小説家)、熊切和嘉(映画監督)、西村義明(プロデューサー)が出席。グランプリを受賞した『あるみち』について、阿部氏は「杉本さんにしか撮れないものが、画面から伝わり、現場で映画が作られている感覚があった」、熊切監督は「鮮度の高さがズバ抜けていた」と評していた。映画の新しい才能の発見と育成をテーマに1977年からスタートし、今年で37回目を迎えるPFF(ぴあフィルムフェスティバル)。今年はアワード応募総数577本のうち、20本が入選した。第37回PFFぴあフィルムフェスティバル10月3日(土)から9日(金)まで 京都シネマ10月31日(土)から11月3日(火・祝)まで 神戸アートビレッジセンター11月12日(木)から15日(日)まで 愛知芸術文化センター2016年4月(予定) 福岡市総合図書館で開催取材・文・写真:内田 涼
2015年09月24日9月に行われる第37回PFF(ぴあフィルムフェスティバル)の“サプライズ上映”のプログラム内容が発表になった。その他の写真これまで発表になっていなかった“サプライズ上映”は全3作品。映画祭では特別講座にも登場する周防正行監督と、美術監督の種田陽平が手がけた『変態家族兄貴の嫁さん』を上映。周防監督が1984年に発表した作品で、小津安二郎監督作品にオマージュを捧げた作品として、現在も語り継がれている。さらに映画祭で最新作『唇はどこ?』がプレミア上映される長崎俊一監督が1982年に発表して熱狂的なファンを生んだ伝説の8ミリ作品『闇打つ心臓』も上映。若き日の内藤剛志、室井 滋、諏訪太郎が出演しており、後に35ミリでリメイク版も製作されたが、本映画祭ではオリジナル版が上映される。また、韓国のインディーズ映画で、河瀬直美がプロデューサーを務めた『ひと夏のファンタジア』も上映。監督のチャン・ゴンジェは世界の映画祭で注目を集めている俊英で、上映日には監督も緊急来日することが決定している。“PFF(ぴあフィルムフェスティバル)”は、世界最大級の自主映画コンペ“PFFアワード”をメインプログラムに据えている映画祭。今年も全国から集まった577作品の中から20作品が入選作に決定。全作品が映画祭で上映され、各賞が決定する。また、“サミュエル・フラー~誰もが憧れた奇跡の作家~”や、“映画内映画~映画は映画をつくることをどのように描いてきたか~”などの特集も開催される。第37回PFFぴあフィルムフェスティバル9月12日(土)から24日(木)まで 東京国立近代美術館フィルムセンター10月3日(土)から9日(金)まで 京都シネマ10月31日(土)から11月3日(火・宿)まで 神戸アートビレッジセンター11月12日(木)から15日(日)まで 愛知芸術文化センター2016年4月(予定)福岡市総合図書館で開催
2015年08月31日東京・六本木の国立新美術館にて9月2日から14日まで、「第100回記念 二科展」が開催される。1914年、文部省美術展の洋画部に対して新進作家たちが“第二科”の新設を働きかけたが実現できなかったことから、有志が日本洋画の革新をめざして集結して始められた「二科展」。“流派にとらわれず、新しい価値を尊重し、創造者の制作上の自由を擁護する”を信条とし、洋画界の黎明期に多くの著名な芸術家を輩出してきた。これまでの参加者は、安井會太郎、熊谷守一、東郷青児、岸田劉生、梅原龍三郎、小出樽重、中川一政、林武、佐伯祐三、宮本三郎、岡田謙三、藤田嗣治、岡本太郎など。海外からもジェレニェフスキー、マチス、ドラン、ピカソ、デュフィ、ブラック、モネ、ボナール、ブールデル、ゴヤ、ルオー、ロダン、モディリアーニなど、数多くの著名作家の作品が出品された。「第100回記念 二科展」では、同展に多大なる功績を遺した洋画家、彫刻家たちの作品を特別展示。歴代理事長の作品や、デザイン部と写真部の会員による同展に向けた作品も展開される。また、国立新美術館2階にある休憩室A、B、C、Dでは、絵画、彫刻、デザイン、写真の4部の会員有志によるコラボ展を実施。メインテーマは“あそび”、サブテーマは“ネコ100態”と設定され、様々な“ネコ”作品が展示される他、講演会やギャラリートーク、ミニコンサートなども予定している。また、二科の100年の歴史を一覧出来る「伝説の洋画家たち 二科100年展」が現在、東京都美術館で開催中。9月12日から11月1日まで大阪市立美術館、11月7日から12月27日まで福岡・石橋美術館でも行われる予定だ。【イベント情報】「第100回記念 二科展」会場:国立新美術館住所:東京都港区六本木7-22-2会期:9月2日~14日時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)※金曜日は20:00まで入場は19:30まで、最終日は14:00までで入場は13:00まで休館日:9月8日料金:一般1,000円、高大学生800円、中学生以下無料
2015年08月24日