4月25日、矢部太郎(40)が漫画「大家さんと僕」で「第22回手塚治虫文化賞短編賞」(朝日新聞社主催)を受賞。同賞を受賞するのは、漫画家以外では初めてとなる。 同賞は、日本国内で刊行・発表されたマンガで優れた成果を挙げた作品および個人・団体に贈られるもの。03年から設けられた短編賞は「聖☆おにいさん」の中村光(34)や「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリ(51)といった、そうそうたるメンツに贈られている。 「大家さんと僕」は一風変わった大家のおばあさんと「僕」との、あたたかくも切ない交流を描いた漫画。昨年10月に刊行されたが、約半年で累計発行部数は21万部。第2期の連載も「週刊新潮」にてスタートしたばかりだ。 同日、授賞式に登壇した矢部はこう喜びを噛み締めている。 「賞には無縁だった僕が、憧れの手塚先生のお名前の付いた賞をいただけるなんて大変嬉しいです」 矢部はファンクラブに入っていたほど手塚治虫のファンであり、「手塚治虫さんっていうお名前が入った賞なのでうれしいです」とも語った。 受賞を“大家さん”に報告したという矢部。“大家さん”は「ご立派になられましたね」と褒めてくれたという。さらに「私も女学校4年生のときに歌で賞をとったの」と“大家さん”は思い出を語ってくれたが、矢部が「伊勢丹で買った薄紫色のカーディガン」をプレゼントすると「母が好きな色だわ」と“真意の定かでない”返事があったと矢部は明かした。 ファンからは祝福の声が上がっている。 《『大家さんと僕』はネット配信期から読んでいて、その繊細な文学性に驚かされていました。よいものがちゃんと認められるのはイイコト!おめでとうございまーす》《おめでとうございます 大家さんと矢部さんのファンになりました。お二人の素敵な関係がいつまでも続きますように》《好きなエッセイ漫画なので嬉しい私は祖父母との関わりがあまりなかったので、年長者の方とのこういう温かい関係にすごく憧れます》 “大家さんと僕”は「芸人だからこそ描けたと思う」と発言した矢部。今後も芸人と漫画家の“二足のわらじを履く”という矢部はその理由について「芸人ってやめるもんじゃないです。“芸人”っていう人間だから」と語った。これからの活躍にも期待したい!
2018年04月27日女優の神田沙也加(31)が26日、都内で行われた「第四十三回 菊田一夫演劇賞」の授賞式に出席し、涙を浮かべながら受賞の喜びを語った。同賞は、劇作家・菊田一夫氏の功績を記念して1975年に創設。同氏の念願だった演劇界発展の一助として、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家を毎年表彰している。神田は昨年3月から4月にかけて上演されたミュージカル『キューティ・ブロンド』のエル・ウッズ役が評価されての受賞。同作は、ブロードウェイでトニー賞7部門ノミネート、ウエストエンドではオリヴィエ賞3部門を受賞した人気作で、神田は日本初演で主演という大役を担った。神田が演じたエルは、何事にも全力で挑み、持ち前のポジティブさで周囲の偏見や困難を吹き飛ばしていくキャラクター。来年2月には、再演されることが決定している。マイクの前に立った神田は、「こういう場で自分の言いたいことを簡潔にまとめるのが本当に得意ではないので、この場でお話させていただけるのは今日しかないと思いましたので」と前置きした上で事前に用意したメモを開き、2004年の初舞台『INTO THE WOODS』からの思いを語った。この日は、「菊田一夫演劇大賞」を受賞した『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』の上演関係者を代表してホリプロの最高顧問・堀威夫氏、同社の代表取締役社長・堀義貴氏、演劇賞を受賞した城田優、戸田恵子らが出席した。■授賞式のスピーチこの度はこのようなすばらしい賞をいただきまして、本当に本当にありがとうございます。初舞台から作品ごとに演出や指導してくださる先生方のおっしゃることに必死で食らいつき続けていたら、いつの間にか14年が経っていました。たった14年。尊敬する先輩方から見ると本当にひよっこですが、藁をもつかむ思いで先生方のご意見を一生懸命食らいついてきました。その間、この「菊田一夫演劇賞」を受賞する同年代を見ては本当にうらやましく思ってきました。この賞は私にとって本当に大きな1つの目標でした。やっと、誰かから決められたわけでもない「自分で選んだ大好きな道」を少しだけ誇ることができるような気がしています。それは私には自力で絶対にできないことだったので、あらためて観に来てくださったお客様、そして審査員の皆様に感謝申し上げたいと思っております。そして、日本で初演だった『キューティ・ブロンド』に惜しみない愛情と情熱と才能を注いでくださった、貸してくださったキャスト、スタッフの皆様方、そして日本で最初のエル・ウッズを任せてくださるのはたくさんの勇気をもって決断していただいたのではないかと思っております、東宝様、プロデューサー様。「神田沙也加の代表作にしましょう」と言ってくださった演出家の上田一豪様。ほかにもこの14年間導いてくださった皆様のお陰で今があり、この感謝は言葉では本当に言い表せません。これから携わる作品により誠心誠意向き合い、がんばってやっていきたいと思っております。そしてまた、14年が経ってもお話しできるように、長く役者をやっていられたらと、願わずにはいられません。お時間をいただき、すみません。今日は本当にありがとうございました。
2018年04月26日前回のコラムでも書きましたが、一つの恋みたいなものが終わりめっぽう暇になった私。1週間のうち少なくとも7日は家にいるようになりました。うん、毎日だな。先日はテレビでやっていた『昨日の夜は』という20年以上前の恋愛映画を観ました。『ゴースト』に引き続き、デミ・ムーア祭りです。元旦那のブルース・ウィルスもナカトミビルの中で喜んでいることでしょう。ネタが古くてわからない人はごめんなさい。この映画はワンナイト・ラブから始まった男女の物語です。今、これを書くためにワンナイト・ラブなんて言葉はもう使わないのか?とネット検索したところ、アメリカでは今じゃハーフナイト・ラブの時代だそうです。さすがアメリカ、トランプが大統領に選ばれる国。この映画、船が沈没したりバスが暴走したりといった大きな事件は起きません。すごく普通なのです。その普通さにおける男女のリアルさたるや!昔の映画ですが、男と女ってのはずっと同じことを繰り返しているのですね。一夜だけの関係で終わらせるつもりが、恋に落ちた2人。ラブラブもマックスモードに。すると、ここで出てくるのがやっぱり「一緒に暮らそう」なのです。私はこれまで同棲したことがありません。したいと思ったことはありますよ。でも「一緒に住みたいなあ」と言うと、みんな「え!?」みたいな反応になり、なんだかんだで断られるというパターン。私の友人にすぐに同棲をする人がいるのですが、彼いわく「だって、好きだったらずっと一緒にいたくなっちゃうじゃん」らしい。ってことは、みんな私のことをそんなに好きじゃなかったということなのだろうか…。深く考えるのはよそう。映画の中で同棲を始めた2人、まずはお互いの荷物の多さにうんざり。もうこのシーンを見ただけで、私には無理だなと思いました。私は物に執着がありません。だから物をたくさん持っている人と一緒に暮らしたら息苦しくなってしまう。案の定、映画の中で2人は喧嘩。でもセックスして仲直り。そりゃ同棲してたらしまくるよね。同棲の醍醐味ってそれしかないもんね。(たぶん間違ってる)この映画、公開当時は激しいベッドシーンで話題になったそうです。でも、それがまた喧嘩の原因になってしまう。もともとワンナイト・ラブから始まった2人なので、お互いが「自分の時みたいに、すぐ誰とでも寝るんだろ」と常に疑心暗鬼。ヤらせなかったらヤらせないで「俺(私)のこと好きじゃないの?」ってなるし、ヤらせたらヤらせたで「そうやって誰とでもするの?」ってなるし、もうどっちやねん!面倒くさいわ!Grapps読者の皆さんより少し、いやだいぶ年上の私からアドバイスをしますと、よく耳にする名言と一緒で『やった後悔より、やらなかった後悔』ですよ。何だか良いこと言っている風になってますけど、下世話な話だということをお忘れなく!
2018年04月24日「第14回東京蚤の市」が、2018年11月10日(土)・11日(日)の2日間、調布・東京オーヴァル京王閣にて開催される。日本全国やフランスから選りすぐった古道具店、古書店、古着屋等が集結する「東京蚤の市」。開催14回目を迎える今回も、アンティークグッズの販売だけでなく、売り切れ必須の絶品フード、ものづくりが体験出来るワークショップ、大人も子供も楽しめるライブパフォーマンスなど、盛りだくさんの内容で実施される。また、色とりどりの豆皿が並ぶ「東京豆皿市&箸置き市」、洗練された北欧の品々が一堂に会する「東京北欧市」も、史上最大のラインナップで同時開催。そのほか、子供の好奇心を刺激する「キッズ・アーケード」、地元民に愛されるお土産を集めた「おみやげ屋さん通り」、DIY好きにはたまらない「暮らしのパーツセンター」など、様々なキーワードに着目した各エリアも合わせて注目してほしい。【詳細】「第14回東京蚤の市」開催日:2018年11月10日(土)・11日(日)※雨天決行開催時間:9:00〜17:00会場:東京オーヴァル京王閣(京王閣競輪場)住所:東京都調布市多摩川4-31-1入場料:500円(小学生以下無料)【問い合わせ先】手紙社TEL:042-444-5367
2018年04月15日前回のコラムを読んでくれた女友達からメールがありました。「××くんと離れちゃったの?こんなに優しくて美人の繭子さんを理解できないなんて、どこに目がついてるのかね⁉さっさと忘れましょう!」私はサバサバ系とは真逆の人間である根っからのジメジメ系なので、連絡を断ってからも未練がましく彼のSNSを毎日チェック。「ここ誰と行ったんだろう?」「これ誰に撮ってもらったんだろう?」うんうん、我ながら安定のジメジメ系。しかし彼女からのメールで、ここで立ち止まっている場合じゃないわなと目が覚めました。ああ、持つべきものは女友達。ちなみに彼女は独身アラフィフです。類は友を呼びまくる。しかしこの数ヵ月、彼いわく「付き合ってない」とのことでしたが、お互いの家が近いということもあり、何だかんだ週2、3回は会っていたので、いきなり暇になりました。もともと一人でいる時間が好きなので、寂しいといった感情はないのですが、とにかく暇。もちろん時間はいくらでも有効に使えます。しかし、ここしばらく風来坊な彼のためにいつでもスタンバイOKな都合のイイ女だったので、ちょっと自分だけのためにだらだらしようと怠けております。昨夜は仕事が終わって帰宅してから、ノンアルコールビールを飲みながら『ゴーストニューヨークの幻』を観ました。大ヒット映画ですが、ちゃんと観たのは初めてです。姉に「あの陶芸のシーン、男の方がまだ死んでない時なんだよ」と報告すると「え!そうなの!?」と驚いていました。私同様、映画を観ずに同じ勘違いをしている人が世界に1万人はいると思います。しかしまあ、当時のデミ・ムーアの可愛さたるや!完全に感化された私は、次のバレエのコンクールが終わったら、ゴースト時代のデミ・ムーア風ショート・カットにしようと思っています。そして陶芸を始めます。うん、一人になって夢は広がるばかり。ああ、もうここまできたら彼のSNSを見ても心が揺れたりしないはず!うん、絶対に大丈夫!陶芸始めるし!とか言いつつ実際のところ、ただ単に見たいだけ。だってジメジメ系ですから!(開き直る)新しく更新していた写真は、鏡の前に佇む彼の姿。どうやら新しい洋服を買ったらしい。ハッシュタグには『♯たった一つの世界観♯自分らしさ♯かぶらない』とありました。すごいな、読んでるこっちが赤面するわ。そしてお洒落に疎い私は聞いたこともないブランドだったのでネットで調べたみたところ、彼が購入したコートは20万円以上するシロモノで、EXILEのみなさんも愛用しているものでした。全然かぶってるじゃん!冷静に考えれば考えるほど、彼のどこが良かったのかわからなくなります。♯でもそれが♯恋ってやつ♯なのですねWritten by 西山繭子
2018年04月08日前回の記事「付き合い始めが肝心!恋人ができたらやっておくべきこと」の第4回目、今回が完結編!前回言いましたが、愛は相手の幸せを応援する強い「意志」であり、相手の幸せのためを思ってする「行動」なわけです。うまいこと相手の幸せを応援する強い「意志」を持ち続けて、うまいこと相手の幸せのためを思って「行動」することを続けることが、それすなわち「うまく愛する」秘訣であり、こういう努力をお互いが重ねていって、関係性を強固にすることが、それすなわち「愛を育む」ってところなわけです。・・・でもすごく難しいことだと思います。いくら相手の幸せを応援する強い意志があったとしても、「これがあの人の幸せなんだ!」って考えて行動したのに嫌がられちゃったり、一生懸命努力したのに「そんなのは求めていない!」なんて言われちゃったりするわけで・・・。もうほんと、道なき道をかきわけて進んでいく感じなんで、道に迷っちゃったり、底なし沼にハマったり、進んでみたら崖だったり行き止まりだったりするわけです。そこでオススメなのが・2人のルールをつくる・2人共通の目標を持つなわけですよ!なぜかって?以下で説明しましょう。目標とルールは、2人の「ナビ」になる!目標設定とルール作りは、二人が道に迷わないための「カーナビ」みたいなものです。目標設定は目的地を示します。とりあえずコッチの方向に歩いていけばいいんだなーってことがわかるわけです。で、ルール作りは、ここは渋滞していて、ここは通行止めで・・・って危険を回避して、ムダに時間をかけず、イライラしない快適で最適なルートを探るために必要なわけです。コレがあれば、道なき道を進む苦労もないですし、全然アサッテの方向に進んじゃう危険も、途中でリタイアしちゃう危険も回避して、快適に進んでいくことができるわけです!目標とルールは、わかりやすい「幸せ」カーナビにたとえて説明しましたけど・・・・わかってもらえました?もっと端的に言うと、目標って「コレが達成されたら2人は幸せ」っていうのを決めるわけですよね?ってことは、そこに2人の「幸せ」があるわけです!そこに向かって努力をすれば、とりあえずは「相手の幸せのために行動している」ってことが示せるわけで、手っ取り早く「愛」を表現できるわけですよ。当然ですが、2人で頑張って目標が達成できたら、うれしいですよね!達成感も幸福感もあって、なおかつお互いの絆も深まっていくわけです。そしたらそりゃもう「愛」だって深まっていくってもんでしょ?Written by たたた
2018年04月07日絶望の中、彼女がくだす決断とはー。©2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathé Production,corazón international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbHドイツ、ハンブルク。主人公カティヤはトルコからの移民であるヌーリと結婚。ヌーリは麻薬の売買をしていましたが、足を洗って真面目に働き、息子も生まれて幸せな家庭を築いていました。ある日、ヌーリの事務所の前で白昼に爆弾が炸裂し、ヌーリと愛息ロッコが犠牲になってしまいます。トルコ人同士の抗争が原因ではないかと警察は疑いますが、移民街を狙った人種差別主義のドイツ人によるテロであることが判明。証拠不十分、アリバイ、目撃証言無効…身を抉られるような裁判にカティヤの心の傷は深まっていきます。突然愛する家族を奪われた悲劇に、生きる気力を失いそうになりながらも、ある決断を下するのでしたー。 悲痛な感情の演技が光る ダイアン・クルーガー©2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathé Production,corazón international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH『イングロリアン・バスターズ』『トロイ』などのハリウッド大作に出演しつつも、ヨーロッパのアート系作品にも出演し、ワールドワイドに女優として活躍しているダイアン・クルーガーが、母国であるドイツでドイツ語の演技に初挑戦した『女は二度決断する』。ダイアン・クルーガーは本作の撮影に入る前に約6ヶ月かけて、テロや殺人事件で被害者になった30家族から、家族を失った者が感じる悲痛な心境について話を聞き、この作品を通じて、とてつもない苦しみや悲しみの重みを引き受けなければならないと感じたそうです。 もし、突然の悲劇によって最愛の家族が失われたら…©2017 bombero international GmbH & Co. KG, Macassar Productions, Pathé Production,corazón international GmbH & Co. KG,Warner Bros. Entertainment GmbH本作は、人種差別により外国人を排除することを目的としている、国家社会主義地下組織がドイツ全土で起こした実際の連続テロ事件に着想を得て制作されました。加害者である犯人の動機を問題にせず、ただ、突然のテロにより最愛の家族を失った者が感じる悲痛な感情を私的に描いています。ヨーロッパだけでなく日本でも、自国とは異なる文化が入ってくる昨今、誰しもが主人公カティヤのようになってしまう可能性があり、誰しもがその確率を含んでおり、決して他人事ではありません。愛する家族を奪われたひとりの女性が、捜査や裁判の過程によって更に心を引き裂かれる…もしも、自分の家族に突然悲劇が起きたならば、その時にどのするのか?ということを常に提示される作品です。 【情報】 『女は二度決断する』 4月14日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー!監督・脚本:ファティ・アキン出演:ダイアン・クルーガー、デニス・モシット、ヨハネス・クリシュ、ウルリッヒ・トゥクール、ヌーマン・アチャル配給:ビターズ・エンド原題:Aus dem nichts
2018年04月04日「向田邦子賞」の第36回選考会が4月3日に行われ、バカリズム(42)の受賞が決定した。受賞作品は昨年放送された「架空OL日記」(日本テレビ系)、バカリズムは脚本だけでなく主演の“OL役”も務めていた。 同作は、バカリズム本人がOLになりきって“架空の日常”を綴ったブログが基になっている。ドラマ化にあたり、当時のブログ内容の抜粋や脚色を施し映像化。受賞に際し「素晴らしい賞に選んでいただき、大変光栄です」とコメントしたバカリズムは、撮影時をこう回想した。 「この作品は出演者でもあったので、撮影をしながら控え室で次回の脚本を直すというなかなか忙しい現場でしたが、楽しんで書くことができました」 続けて「今後もいろいろな作品に挑戦したいと思います」と意気込んだバカリズム。ネットでも受賞を祝福する声とともに、称賛する声が上がっている。 《おめでとうございます。これからも面白いドラマの脚本をどんどん書いてください》《色々と発表し、賞として形になり、本当おめでとうございます》《ドラマ観てたけど本当に会話劇面白いし、変にリアルだし、女優陣も芝居がうまくて》 さらに続編を希望する声も。 《「架空OL日記」面白かったからなぁ、これを機に続編を作って欲しいよ》《起伏があるようなストーリーじゃないんだけど見続けられちゃう可笑しさがあって。続編あったらいいな》《『架空バスガイド日記』だとか『架空主婦日記』だとかもう無限にやってほしい》 昨年10月のインタビューで「(同作に)続編はあるのか?」との質問を受けたバカリズムは「僕はやりたいですね。同じキャストで」と“続編計画”も明かしていたが――。 ファンの願うように、その日は近い?
2018年04月04日4月4日、俳優の城田優(32)がミュージカル『ブロードウェイと銃弾』のチーチ役で第「43回菊田一夫演劇賞」演劇賞に輝き、自身のTwitterで喜びを伝えた。 城田はTwitterで「この度、この度、第43回菊田一夫演劇賞をいただきました」と報告。「チーチは、紛れもなく、スタッフ、キャスト、そして劇場に足を運んで下さったお客様と、一緒に造った役です」とコメント。改めて「『ブロードウェイと銃弾』に関わった全ての皆様に感謝です。 心から、ありがとうございます。」と感謝した。 これに対しファンは、「おめでとうございます!めちゃめちゃ嬉しいです〜優君のチーチ、本当に最高でした!」「とっても良かったから受賞できて私達ファンも嬉しい」「優くんの努力が最高の形で実を結んだね。本当にさすがとしか言いようがないです」と受賞を祝福する声が相次いでいる。 菊田一夫演劇賞は劇作家菊地一夫の功績を記念し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。 「第43回菊田一夫演劇賞」は演劇大賞にミュージカル『ビリーエリオット〜リトル・ダンサー』上演関係者一同が輝いた。 また菊田一夫演劇賞には『ブロードウェイと銃弾』のチーチ役で受賞した城田のほかに『Sing a Song』三上あい子役で戸田恵子(60)が。さらに『キューティ・ブロンド』エル・ウッズ役の神田沙也加(31)、『ベルリン、わが愛』『ドクトル・ジバゴ』の脚本・演出を務めた原田諒が受賞した。
2018年04月04日第43回菊田一夫演劇賞が4日発表となり、ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞に輝いた。同賞は、演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。ミュージカル『ビリー・エリオット〜リトル・ダンサー〜』が、舞台効果の高さを評価され大賞に選ばれた。日本では『リトル・ダンサー』として知られる映画『BILLY ELLIOT』を2006年にイギリスでミュージカル化した同作。世界でも数々の賞を受賞している。映画で同作の監督を務めたスティーヴン・ダルドリーが演出を務め、エルトン・ジョンが音楽を担当した。イギリス北部の町の少年・ビリーが、炭鉱労働者の父に反対されながらも、バレエダンサーとしての才能を開花させていく。1,346人から抜擢された5人の少年たちが主演を務めた。菊田一夫演劇賞には、『ブロードウェイと銃弾』でチーチ役を演じた城田優、『Sing a Song』三上あい子役の演技が評価された戸田恵子、『キューティ・ブロンド』エル・ウッズ役の神田沙也加、『ベルリン、わが愛』『ドクトル・ジバゴ』の脚本・演出を務めた原田諒が選出された。また、菊田一夫演劇賞特別賞は永年の作曲及び音楽活動の功績がたたえられ、甲斐正人が受賞した。
2018年04月04日メキシコにトリップ!? 異国感漂うワクワクする店内大きな公園の向かい、曲がり角に建つビルの一階にある「エルトリート」。店内はメキシコらしさにあふれた異国情緒たっぷりの雰囲気で、入り口付近には大きな円形のタコスを焼く機械が設置されています。青いタイルが貼られたカウンター席はオープンキッチンになっていて、まるでメキシコのバーのような空間です。新鮮な食材を使うことにこだわった本格メキシカン「エルトリート」は、1954年にアメリカ・カリフォルニアでオープンし、全米人気No.1のメキシカンレストランに。1988年に日本へ初上陸して以来、国内5店舗を抱える人気店に成長しました。「新鮮さ」にこだわり、可能な限り新鮮な材料を使ったメキシコ料理で、訪れる人をもてなしています。「エルトリート」という名前は「小さな牛」という意味で、闘牛の盛んなメキシコらしさが表れています。「クアトロファヒータ」はライブ感満載の人気メニュー「クアトロファヒータ」(3,490円、税別)は、スペイン語で「細切り」を意味するメニュー。大きな円盤型の鉄板には、エビ、ホタテ、ビーフ、チキンが贅沢に盛られ、トマトやアボカドが彩りを添えています。注文すると、テーブルサイドでテキーラをフランベしてくれるので、炎の演出に盛り上がること間違いなし! 焼きあがった具材は、好きな組み合わせでトルティーヤに巻いて食べるのがおすすめです。「テーブルサイドガッカモーレ ズワイガニ」も要チェック!「テーブルサイドガッカモーレ ズワイガニ」(1,090円、税別)は、新鮮なアボカドとズワイガニを、お客さんの目の前で混ぜ、好みの辛さに仕上げてくれるメニュー。作り立てのアボカドペーストを、メキシカンチップスに乗せて食べます。お店で作ってくれるオリジナルカクテルや、キンキンに冷えたコロナビールとも相性抜群。 片手でチップス、片手にお酒を持って食べれば、まるでメキシコのバーに来たような雰囲気を堪能できるはず。みんなでわいわいシェアしても、お一人様でも楽しめるお店「エルトリート」には、アラカルトメニューもたくさんあります。見た目にもボリューミーなメニューは、大人数で頼んでシェアすると盛り上がること間違いなし。「ファヒータ」を頼むと、トルティーヤがおかわり自由になるのも嬉しいポイントです。もちろん、普段のランチやディナーに、お一人様利用も大歓迎。おしゃれなカウンター席に座れば、まるで映画の中に入り込んだような気分に浸れます。「エルトリート」は、東京メトロ東西線西葛西駅から徒歩2分。マンションの一階にあり、大きく「メキシコ料理」と書かれた、目立つ外観なのですぐに見つけられるはず。本格的なメキシコ料理を手軽なお値段でいただける「エルトリート」へ、ぜひ訪れてみてください。スポット情報スポット名:エルトリート 西葛西店住所:東京都江戸川区西葛西6-10-15 中川ビル1F電話番号:03-5696-7488
2018年04月02日前回の記事「付き合い始めが肝心!恋人ができたらやっておくべきこと」の第3回目です。その「2つ」っていうのは・2人のルールをつくる・2人共通の目標を持つです。この2つで何を見ているかといえば、愛を育んでいける2人かどうかという部分です。「楽しい」だけじゃ、「好き」ってだけじゃ、続かないいや、別に本気じゃなくて遊びで付き合ってるとか、もっといい人がいたら乗り換えるつもりだとかそういうお付き合いなのであれば別にいいんです。でも、この人とずっと一緒にいたい!って思うなら、やっぱり「恋人」っていうのはただの「友達」と違って、楽しい!ってだけじゃ好き!ってだけじゃダメだと思うんです。恋愛って最初のうちは2人とも熱を持ってますから、「楽しい!」とか「好き!」ってだけでもそれなりにうまく行きます。しかし、熱が冷めてしまうと、とたんにギクシャクしちゃうわけです。そうなったときに、熱を取り戻そうと思っても遅いんですよね・・・。この人とずっと一緒にいたい!って思うんなら、「楽しい!」とか「好き!」っていうそのうち枯渇するようなエネルギーとは違う、持続可能な別のエネルギー源を模索する必要があるのです。そのエネルギーが何かと言えば「愛」ですよ、「愛」!!「愛」って何?「愛」って、ほとんどの人が「好きの最上級」っていう認識しかないと思うのですが、私はそうじゃないと思っています。愛は、「好きすぎてどうにかなりそうだ!」っていう激しい「感情」ではありません。相手の幸せを応援する強い「意志」であり、相手の幸せのためを思ってする「行動」です!「感情」は努力してもコントロールするのが難しいですよね。しかーし!「意志」も「行動」も努力次第なんですよ。たとえば、ダイエットについて見てみましょう・・・感情:お菓子大好き!ダイエットなんてキライ!でも痩せたい!意志:美容と健康を考えてダイエットに励むぞ!まずは体重を3kg落とす!行動:1週間に2回はジムに通う!夜食禁止!感情面はどうしようもないですよね。好きなもんは好きで、キライなもんはキライでしょ?努力したところでお菓子をキライにはなれないし、急にダイエットを好きにもなれないじゃないですか。でも意志と行動については、そんなもん、やりたくなくても、すごくつらくても、「とにかく頑張るしかないんだ!」って話ですよね。行きたくなくてもなんとかジムに通い、本当は食べたいところをグッと我慢して、努力と根性で意志を貫き通すわけですよ。その結果として健康的なダイエットが成功するわけですし、持続し続けることが可能になるわけです。そう!「恋」は努力してもどうにもなりませんが、「愛」は努力次第でどうにでもなるのです!恋だけだと「好きって気持ちが萎えてきちゃったなー」で終わってしまいます。でも愛は、努力を続ける気持ちがあれば、続いていくものなのです。こういう「愛」をお互いが持てるかどうか、それを大きく育んでいけるかどうか、それが大人の恋愛には求められているわけです。・・・とはいえ「努力しろ!」っていっても、簡単に努力できるもんじゃないでしょ?じゃあどう努力すれば愛を育めるのかって話は・・・次回、第4回目で!Written by たたた
2018年03月29日山田ルイ53世(42)が「第24回 編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の作品賞を受賞。3月26日に配信された、自らがパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「髭男爵 山田ルイ53世のルネッサンスラジオ」(文化放送)にて喜びのコメントを語った。 受賞作は、月刊誌「新潮45」にて昨年1月号から12月号の中で連載された「一発屋芸人列伝」。全10回に渡る同企画ではレイザーラモンHG(42)、波田陽区(42)、コウメ太夫(45)といった「一発屋芸人」を取り上げた。山田独自の着眼点や文体は水道橋博士(55)や高田文夫(69)といった著名人からも評価されており、5月末には単行本化も決定している。 「日本の出版界を牛耳る猛者どもが、その100人の編集者が投票して、男爵の作品が作品賞だと決めたんです、これ!」 歓喜の声を上げた山田はさらに「なんなら朝の帯をやっても良いんですよ?なんせ受賞者ですから!」と意気込んでいた。 今回の受賞にネットでも《この人の文章はまぁ面白い。構成がよくできてる》《たまーに見てたけど構成とオチがしっかりしててとても面白いです》《男爵の記事はものすごく読みやすく、表現・比喩・構成・洞察などなど天性の才能だと思うよ》と山田の書く文章を絶賛する声が上がっている。 山田自身も15年に開催された、真の一発屋芸人を決定する「一発屋総選挙」の初代優勝者であるという名誉ある“一発屋”。だからこそ当事者として、その“一発屋”というレッテルに対し思うことがあったと昨年8月に公開されたインタビューで明かしている。 「一発屋と十把一絡にされがちな人たちにもこういう歴史があって、その人たちのネタがなぜここまで跳ねたのかみたいなところも含めて書きたい、話を聞いてみたいという気持ちがありました」 一発屋には「自分の負けを飲み込む段階が必要」と断言する山田。負けを認めつつ、前向きに芸に精進する姿勢に惹かれるという。さらにその生き様を「しなやか」と評した。 「その生き方はしなやかだし、人間として上等やなと。美談にはならないけど、生きているよっていうことは言いたかった」 さらに山田は、同志たちに温かい視線を送る。 「別に世間は『(一発屋には)価値がない』と思ってくれていいんですけど、そんなことないよって言う人がいてもいいんじゃないかなと思って、書いた部分はあります」 そんな思いが、多くの人から共感を集めたのだろう。その文才から小説の世界にも興味があるといい、「腹案はあります」と答えた山田。これらからも様々な分野での活躍に期待したい。
2018年03月26日©YUMIMOROTOこんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。先日、韓国で開催された障害者スポーツの祭典、第12回冬季パラリンピック平昌(ピョンチャン)大会は、アルペンスキーやスノボーなど10日間に渡る熱戦が繰り広げられ、素晴らしかったですね。2020年に東京で開催される夏季パラリンピックにも期待が高まります。【シネマの時間】第25回は、そんな興奮覚めやらぬ韓国を舞台にした話題の感動作、映画『タクシー運転手約束は海を越えて』をお送りします。1980年5月、韓国現代史上最大の悲劇となった光州事件。あの日、戒厳令下の厳しい言論統制をくぐり抜け唯一、広州を取材し、全世界に5.18の実情を伝えた実在の人物、ドイツ人記者ユルゲン・ヒンツペーターと彼を乗せた勇敢なタクシー運転手キム・サボクが目にした心揺さぶられる真実の物語。この映画を鑑賞後、私も伝えるという仕事を生業としている者として、多くの人にこの映画の素晴らしさを伝えたいとバトンを渡されたように感じました。第90回米アカデミー賞外国語映画賞 韓国代表出品の快挙!また第54回大鐘賞、第38回青龍映画賞、第26回釜山映画賞など、韓国主要映画賞を総なめにした話題作がついに日本公開です!■ソン・ガンホ X トーマス・クレッチマンの名優達が豪華共演!映画『タクシー運転手』は、光州事件の実情を伝え、韓国の民主化に寄与した功労者として2003年、第2回ソン・ゴノ言論賞を受賞したドイツ人記者ユルゲン・ヒルツペーターが演説した一言から始まりました。「自分の目で真実を見て伝えたいだけだった。勇敢な韓国人タクシー運転手キム・サボク氏と献身的な広州の若者たちがいなければ、このドキュメンタリー『岐路に立った大韓民国』を撮ることはできなかった」本作は、ドキュメンタリー『岐路に立つ大韓民国』から戒厳令による厳重な言論統制を突き抜けて唯一光州を取材して全世界に5.18の惨状を知らせたユルゲン・ヒンツペーターと、彼を乗せたソウルの平凡な市民でありタクシー運転手であるキム・サボクというふたりの実在の人物をモチーフに制作。11歳になる娘を男手一つで育てるタクシー運転手に『シュリ』『王の運命』『義兄弟』などで知られる韓国映画界きっての名優ソン・ガンホ。ドイツ人記者に『戦場のピアニスト』『キング・コング』などに出演、ドイツのベテラン俳優トーマス・クレッチマン。他、演技派ユ・ヘジン、若手実力派リュ・ジュンヨルと豪華キャストが集結。『義兄弟』『高地戦』のチャン・フン監督がメガホンをとり、平凡なタクシー運転手と外国人記者、そして光州で出会う人々が危険な状況に負けず、最後まで自分の信念を貫き通した“あの日”をドラマチックな感動で描き出しました。■映画『タクシー運転手約束は海を越えて』 あらすじーー韓国現代史に語り継がれる”あの日”に隠されたもうひとつの真実の物語。1980年5月、ソウルのシングルファーザーのタクシー運転手マンソプ(ソン・ガンホ)は「通行禁止時間までに光州に行ったら大金を支払う」という言葉につられて、そこで何が起こっているのかも知らないままドイツ人記者ピーターを乗せて一路、光州を目指します。当時ピーターは、日本特派員として仕事をしていましたが、韓国の状況を聞いて躊躇することなく「ニュースがあるところならどこにでも行く」とカメラ片手に取材に韓国に降り立ったのでした。何としても生活のためにもタクシー代を受け取りたいマンソプは、機転を利かせて検問を切り抜け、時間ぎりぎりで光州に入ります。しかしピーターとマンソプの目の前には予期していなかった恐ろしい光景が。“危険だからソウルに戻ろう”とマンソプはピーターに忠告しますが、ピーターは耳を貸さず大学生のジェシクとファン運転手の助けを借り、取材撮影を始めるのでした。しかし状況は、緊迫し徐々に悪化。マンソプはひとりで留守番させている11歳の娘が気になってたまらないのですが……。■映画『タクシー運転手約束は海を越えて』作品紹介2018年4月21日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー!公式サイト:原題:택시운전사監督:チャン・フン脚本:オム・ユナ撮影:コ・ナクソン編集:サラ・グリーンウッド音楽:チョン・ヨンウク衣装デザイン:チョ・サンギョン、チェ・ヨンサン美術:チョ・ファソン、チョン・イジンエグゼグティブ・プロデューサー:ユ・ジョンフンプロデューサー:パク・ウンギョン共同プロデューサー:チェ・キソプ協力プロデューサー:ソン・ガンホ制作年:2017年制作国:韓国上映時間:137分/カラーシネスコ/5.1ch/レイティング配給:クロックワークス提供:クロックワークス・博報堂DYミュージック&ピクチャーズ© 2017 SHOWBOX AND THE LAMP. ALL RIGHTS RESERVED.■映画『タクシー運転手約束は海を越えて』キャストソン・ガンホ=キム・マンソプトーマス・クレッチマン=ユルゲン・ピンツペーター(ピーター)ユ・へジン=ファン・テスルリュ・ジョンヨル=ク・ジェシクアートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美
2018年03月26日お笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世が、「第24回 編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の作品賞を受賞し、自らがパーソナリティを務める文化放送ポッドキャスト番組『髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ』(Podcast QR・毎週月曜更新)の26日配信回で、喜びのコメントを語った。山田は月刊誌『新潮45』(新潮社)で昨年1月号から12月号の中で「一発屋芸人列伝」(全10回)を連載。この企画はレイザーラモンHG、波田陽区、コウメ太夫ら「一発芸人」を取り上げたもので、内容が水道橋博士や高田文夫をはじめ、多方面から評価されていた。今年5月末には新潮社からの単行本化も決定している。山田はこのほど行われた『髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ』の収録で、「日本の出版界を牛耳る猛者どもが、その100人の編集者が投票して、男爵の作品が作品賞だと決めたんです、これ! 私これ一発屋総選挙優勝以来の受賞です」と喜びのコメント。さらには「なんなら朝の帯をやっても良いんですよ? なんせ受賞者ですから」と自信満々な発言で笑いを誘っていた。
2018年03月23日連載開始から約2年、3月16日の配信で第100回を数えた『まめ日和』。昨年7月に発売された『まめ日和』(光文社)では、第2子「ゆめこ」妊娠までの連載を、沙弥香ママが見開きのマンガという形で新たに描き下ろし。今回は、ゆめこ妊娠判明から4人家族での爆笑エピソードのなかで、アクセス数が最も多かった『まめ日和』を、ランキング形式で振り返ります!まずは第10位から発表! 第10位:出産時、立ち合いに召喚されたある人物(第82回)ゆめこ出産直前、「腹ごしらえを……」と思い、沙弥香ママがおにぎりをある人物に頼む。その人物は偶然にも、ゆめこ出産に立ち合うことに……。 第9位:第2子性別判明でパパの取り乱しが凄い(第65回)第2子が女の子と判明したとき、いちばんのリアクションを見せたのはパパ。かつて“チャラ男”と言われたパパは、なぜそんな取り乱してしまったのでしょうか……。 第8位:パパが保育園への送り役を買って出る理由(第64回)なん十年も夜型生活を送ってきたパパが、朝早くからまめの見送り役を買ってでることに。素直に感謝したい沙弥香ママだったが、パパの言葉から“意外な理由”が判明! 第7位:第二子誕生でまめちゃんのリアクションは…(第79回)ゆめこ出産直後の特別編。妊娠中も仕事をしていた沙弥香ママに、まめちゃんが“かまって攻撃”をしたこともあったそう。まめへの思いがこみあげてきたママは、思いを打ち明けるが…… 第6位:ある日を境に聞きわけがよくなった理由(第71回)お迎えのたびに抱っこをせがむ、突然騒ぎ出すでママも大変。しかし、まめは“あるもの”が欲しくて、おとなしくなることを覚えていた……! 次ページでは、ベスト5を一気に発表しちゃいます!
2018年03月23日連載開始から約2年、3月16日の配信で第100回を数えた『まめ日和』。昨年7月に発売された『まめ日和』(光文社)では、第2子「ゆめこ」妊娠までの連載を、沙弥香ママが見開きのマンガという形で新たに描き下ろし。今回は、ゆめこ妊娠判明から4人家族での爆笑エピソードのなかで、アクセス数が最も多かった『まめ日和』を、ランキング形式で振り返ります!みんなが選んだ“ベストまめ”はこれでした! 第5位:まめ、自分の話は絶対聞き逃さない(第77回)リビングに繰り広げられる夫婦の会話は。いつしかそれぞれがとっておきの息子とのエピソードを披露するのろけ合戦に発展!まめはそれを聞き逃さなかった……! 第4位:久々の夫婦水入らずに信じられない事態が(第68回)ひさしぶりの夫婦水入らずの外食。少し上等の服に着替え、リクエストしたのはパスタランチ。たまにはいいかと「ワタリガニのトマトソースパスタ」をオーダーしたママでしたが……。 第3位:胎動から逃げるまめの行動に既視感のワケ(第70回)ゆめこがママのお腹のなかで大きくなっていくにつれ、激しくなる胎動。ママのお腹にしがみついていたまめは、漫画のように驚いて飛び上がり、全力で逃走。食器棚の陰に隠れるその様子は、まさしく“あれ”だった! 第2位:パパ、わけがわからなくなる(第78回)妊娠中って、とにかく頭の働きが鈍くなる。ぼーっとしてしまうのは、ママだけではなくパパもだったようで、謎発言も連発のご様子……。 第1位:まめ、2歳児にしてなかなか知恵がまわる(第69回)パパに食べさせてもらったマンゴープリンがいたく気に入った様子のまめ。うまく発音することができず、「こまんじ」と呼んでおねだりしてくるまめに、「今日は我慢して!」としつけるママ。そこでまめは最終手段に……! 「200回目指して頑張ります」と宣言してくれた沙弥香ママ。これからも『まめ日和』をよろしくお願いいたします!
2018年03月23日本日の東京の最高気温は18度のぽかぽか陽気。近所の梅も綺麗に咲いていて、春はもうすぐそこといった感じですが、西山繭子の恋模様は真冬どころか氷河期の真っ只中であります。なぜなら、この連載でも何度か登場した(第七十回目参照)町工場の優柔不断な社長みたいな人にとうとう愛想をつかされてしまったからです。彼と知り合ったのは半年ほど前でしょうか。私は好きになったら猪突猛進、一心不乱の狂喜乱舞なので「付き合おうよ!付き合おうよ!」とぐいぐいおしていたのですが、ここでも書いたように彼は「不安要素が多すぎるから、もう少し様子を見たい」と言って拒んでいました。考えたら、この時点でありえないですよね。私のことを本当に好きだったら『彼女』として独占したいと思うわけで。でも私は一度好きになったら、その人がどんなに性格が悪かろうと、浮気しようと、貧乏だろうと、嫌いになることができないので、しばらく辛い日々が続いておりました。まず彼は、私からの電話には絶対に出ませんでした。彼からの連絡を待つしかないので、会えるのは彼がふと気が向いた時。一度「ちゃんと予定を決めて会おうよ」と言うと「俺、予定とか決めるの好きじゃない人間なんだよね」とさらり。どんな人間よ、それ。私の誕生日には「その日は地元から友だちが来るから、前日にでも軽くメシ行こうよ」と言っていました。さすがに私の40歳の誕生日を「軽く」祝われたらたまらんなと思ったので、お断りしました。さすがにまずいと思ったのか「今度、お祝いしなきゃね」と言うので、私が「じゃあ、行ったことがないから、××に行ってみたい」と激安居酒屋の名前を挙げると「そんなところでいいの?」と彼は笑いました。でも結局、そんなところさえ連れて行ってくれませんでした。彼は38歳ですが、定職についていません。それなのに家の一部屋はクローゼット代わりにしていて、ブランド物の服や靴がずらり。100万円以上するエルメスのバッグを見た時には、何だか背筋が凍りつきました。人に買ってもらっていても、自分で買っていても、どちらにしてもドン引きだなと。ここまで読んで「彼のどこが良かったの?」と思う読者の方がほとんどでありましょう。私だって、そう思いますよ!しかもこんな男にフラれてるし!フラれた理由は「西山さんは性格が悪すぎる」だそうです。確かに、それは否定できない。彼といるとイライラすることが多くて、悪態をつきまくっていました。彼に対して優しくできなかったってことは、私も彼のことを本当に好きじゃなかったのかなとも思います。久しぶりの恋っぽい雰囲気にしがみついていただけなのかもしれませんね。Written by 西山繭子
2018年03月22日前回の記事「付き合い始めが肝心!恋人ができたらやっておくべきこと」の第2回目です。その「2つ」っていうのは・2人のルールをつくる・2人共通の目標を持つです。2人の関係を長く続けるには付き合い始めた段階からこの2つを意識しておくのが大事なんです!ってところで話が終わってました。じゃあどんなルールを作ってどんな目標を持てばいいのでしょう?お互いの夢をかなえて、お互いのイヤなところをあぶり出すまずはお付き合いをするにあたって、「付き合ったらこうしたいな!」って思っていたことを、勝手な理想や妄想を含めて発表し合いましょう!「付き合ったらディズニーランドに行きたい!」「LINEのやり取りと電話は頻繁にしたい!」「週に1回は会いたい!」「記念日はキチッとお祝いしたい!」とか・・・ま、いろいろあるでしょ?逆に「コレはヤダ!」ってのもあると思うんですよ。「毎日長電話とかはカンベンしてほしい・・・」「手をつないで町中を歩くとかムリ・・・」とかね。相手に対する要望というかお願いというか、そんなのもありますよね。「朝弱いから、モーニングコールしてほしい・・・」「趣味に関して文句を言ったり邪魔したりしないでほしい・・・」とかね。で、交際経験がそれなりにあるんであれば、付き合い方に対する反省点もあったはずで・・・「ちょっと相手にべったり寄りかかりがちだから、今度はセーブしよう・・・」「仕事と趣味が忙しくてほったらかしにしちゃったから、今度はもうちょっとかまってあげよう・・・」「付き合ったはいいけどただの友達みたいな感じだったから。今度はもっと恋人っぽいことをやりたいな・・・」とかねwそんなことを話してるうちに、見えてくるでしょ?相手がどんなことを考えていて何を望んでいるのかが。なおかつ、二人の方向性とか二人の「お付き合いの形」も見えてきませんか?その辺に折り合いをつけつつ、相手の希望をかなえられそうなところはガンバってあげて、ムリそうなことはちゃんと断ってねw一気に全部をやる必要もないわけですよ。できることからコツコツと努力できればいいんで、目標も、すぐできそうなことから、中長期的なものまで、いろいろあっていいわけです。「ルール」っていっても、そんなにキッチリカッチリ守らないとダメ!的な杓子定規な感じで考えるんじゃなくて、「努力目標」くらいにゆるーく考えておく感じがいいと思います。なおかつ、イヤなところをあぶり出しておくことで、ムダな衝突を避けられる一面もあります。変な地雷を踏まないようにするためにも、早目にいろいろ言っておく必要があるのです!ある意味、お互いが「自分の取扱説明書」というか「自分という動物の上手な飼い方」を示すことになるわけです。目標への取り組み方で「将来」が見えてくるゆるいルール運用とゆるい目標設定のどこに実効性があるんだ!って意見もあるかと思うのですが、それこそが「相手の取り組む姿勢」を見るのにいい指標になるわけです。たとえば、「半年後にディズニーランドに行く!」って目標を立てたとして、二人でそこに向かって努力していくわけですが、相手の姿勢が「え?具体的なことを考えるのなんて1週間前で十分っしょ?」って感じだったり、「オマエの好きなようにしていいから!」(って言いつつ、全部を任せっ切り)って感じだったり、「とりあえず行けばいいんでしょ?行けば!」って感じだったらどうよ?そこに「愛」を感じますか?逆に、半年以上前なわけですけど、今から思い出に残るイベントにするために、いろんなことを調べたり、レストランの予約を取るのに奮闘したり、パレードを見る時間と場所とかアトラクションを回る順番とかを一緒に考えたり・・・。そういうのには「愛」を感じるでしょ?たとえどうでもいいようなつまんないことにでも真剣に取り組んでくれる姿勢、くだらないことであってもちゃんと向き合ってくれる姿勢、そういうのが大事だと思いませんか?そういう姿勢が見えない場合は、私なら一気に冷めるというか、別れる方向に舵を切りますよ、ええwだってさ、将来が想像できちゃうんですもん!そういう姿勢が見えない人って絶対、結婚式の細かい段取りとかも「オレ、そんなんどうでもいいし。オマエが勝手にやれば?」って感じになるでしょうし、子供が生まれて、コッチが育児でヒーヒー言ってるのに、「オレ、仕事忙しいから!」とか言って全然手伝ったりしてくれなさそうじゃない?そんな「将来」が見えちゃう相手って、どう思います?ていうか、こういう部分って早目に見ておかないとダメでしょ?いろいろ進んでからこんな部分が発覚したとしたら、そりゃもうお互い不幸だと思いませんか?・・・長くなったので、第2回はここまで。次回もお楽しみに!Written by たたた
2018年03月22日先日ある男性と話をしていたとき、男にとっての結婚の効果ってこういうことかもしれないと、はたと膝を打ちました。その男性は、結婚する前は、酒を飲んでは暴れていたそうです。仕事が終わるとなぜか毎晩、お酒が飲みたくなる。飲みはじめのときは、「今日こそはほどほどに飲もう」と決意する。でもお酒が進んでくると、どこかのタイミングで「ほどほど」を測る(計る?)機械がバカになって、とことん飲んでしまう。で、誰かとケンカする……自己嫌悪に陥る。でも翌日もまた……みたいな感じだったそうです。それが結婚した途端、お酒というものを毎晩欲しなくなったそうです。「とくに飲まなくても全然OK」とか「飲みたいと思わない」のだそう。で、まっすぐおうちに帰って、お酒なしで奥さんと一緒に夕飯を食べて、テレビを見て寝るそうです。子供ができたら、ますますお酒というものを日常的に欲さなくなり、また、たとえば車の運転が慎重になり、仕事では誰ともケンカしないよう理性をしっかりと働かせるようになったのだとか。*ぼくはお酒を飲んでケンカしたことはほとんどないですが(ということは少しはあるということだ)、この彼の言っていることがとてもよく理解できました。なぜなら、正月が明けてからというもの、お酒を飲みたいとまったく思わなくなったから。お酒ってほら、気持ちが荒れていたり、淋しかったりしたら、つい飲んでしまうみたいな側面も持っているじゃないですか。でもここ最近は、荒れる気持ちもないし、淋しくもないから、お酒なしで1万キロくらい歩けそうな気がしています。ぼくはよく恋愛コラムに「女子は男子より安定感がある。ゆえにすばらしい生き物だ」というようなことを書きます。安定感というのは、男子のように切れやすくないとか、けんかっ早くないとか、いかなるときも家庭的な雰囲気にさっと戻ることができるとか、なんかそういうことなのですが、結婚したらこのような女子が持つ安定感に心が侵食されていく感覚がある……言われてみればたしかにある……彼の話を聞きながら、こんなことを考えていました。それにしても以前はなぜ、あんなにたくさんのお酒が飲めたのだろう?焼酎のなんとか割を10杯飲んだら、きっと3リットルくらいでしょ?ひと晩に3リットルの水を飲めと言われたら「無理無理」ってなりますよね?なぜそんな量の水分を、みずから進んで飲めたのだろう?荒ぶる気持ち?淋しさ?今となっては昔の自分をうまく思い出すことができない。(ひとみしょう/文筆家)
2018年03月22日先日開催された第68回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞し、日本の映画ファンのみならず、世界中から注目を集めるウェス・アンダーソン監督が贈る『犬ヶ島』。本作の日本公開日が5月25日(金)に決定し、日本オリジナル版本予告映像がお披露目された。近未来の日本を舞台にしたストップモーション・アニメーションとなる本作。オスカー女優のフランシス・マクドーマンド、常連のビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートンらに加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストンらも集結。ベルリン国際映画祭には、日本からのボイスキャスト「RADWIMPS」野田洋次郎と夏木マリが駆けつけたことも話題となった。架空都市“メガ崎”市から犬ヶ島へ!1人と5匹の冒険が始まる今回解禁された待望の予告映像に映し出されているのは、ウェス・アンダーソン監督の独特の視点によってストップモーション・アニメーションで見事に描き出された近未来の日本。架空都市“メガ崎” 市という地名はもちろん、東京駅を彷彿とさせるドーム型の建物や下町風の商店街、相撲や和太鼓、浮世絵といった伝統的な日本のカルチャーが切り取られ、日本をこよなく愛するアンダーソン監督の熱烈な思い入れが見てとれる。主人公の少年・小林アタリは捕われた愛犬スポッツを探すため、日本列島にあるメガ崎市から1人で小型機に乗り込み、ある島へと向かう。その島こそ、犬インフルエンザの蔓延により隔離された犬たちが暮らす犬ヶ島。アタリはそこで出会った5匹の犬たちともに壮大な旅へと足を踏み出すことに。言葉が通じないながらも、スポッツを探して少しずつ絆を深めていく1人と5匹。やがて、その冒険はメガ崎市の住人を巻き込み、「戦いです!」と大騒動へと発展していくことに。果たして、少年アタリは無事、スポッツと再会することができるのか?彼らの前に待ち受けるものは何なのか?日本が舞台の“ワンダフル”・アドベンチャーに期待していて。『犬ヶ島』は5月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬ヶ島 2018年5月、全国にて公開
2018年03月16日彼氏ができた!付き合うことになった!っていつまでも浮かれてるだけじゃあダメです!大人女子たるもの「その先」を見据えた行動をしないとイケマセン!ただ漠然と付き合ってるだけだと、恋の熱が冷めると付き合うテンションがダダ下がりになったり、関係性がギクシャクしてきたりしがちだし、うまくいかなくなったときに関係の修復に時間がかかりがちだし、思いが空回りしたり、温度差ありすぎて鬱陶しくなったりもしがち!その辺を回避するためにも、「こんなはずじゃなかったのになあ・・・」ってことにならないためにも付き合い始めの「初期設定」が大事なのです!時間をかけて「自分たちの形」を作っていくと・・・付き合ってからまず必要なのは、お互いの距離感の調整です。ま、「主導権争い」とも言いますけどもwこの辺はどのカップルも多かれ少なかれ「自分たちの形」っていうか「お互いが心地いいと思える関係」を時間をかけて模索するもんだと思いますが、時間をかけて「自分たちの形」を模索すると、ハッキリ言って不本意な形に落ち着いちゃうかもだし、決定を引き伸ばして「まあそんな先の話はいいじゃないか」ってままにおくと、いつまでたっても先が見えない感じになりがちです!たとえば、忙しい彼に合わせてたら、なかなか会う機会を作れない感じになって、それどころか連絡する回数すらどんどん減っていってしまった・・・とか。自分としては、付き合ったら、将来的には結婚に向かって進んでいくんだろうなと思っていたら、いつまでたってもそんな感じにならない・・・とかね。「自分たちの形」は、なんとなーくできるのを待つんじゃなくて、2人でデザインして努力して作っていくに限ります!そもそも大人女子には回り道してる時間なんてないでしょ?そんなに時間かけてらんないでしょ?付き合い始めの時期は特別!チャンスを逃すな!ほんとほんと、「自分たちの形」のアウトラインは早目に作っとくが吉!!だってだって、付き合い始めの時期って、まだお互いがお互いのことを思っていて、相手に喜んでもらおうというサービス精神も旺盛なんで多少のムリを言っても「キミがそうしたいなら、やってみるよ!」って言ってもらえるわけです!付き合いが長くなってから、ムリ目なお願いをしようと思っても、メンドクサイ顔をされるのがオチですよwまた、二人の未来について語り合う場面でも、お互いが優しい気持ちでいられるのもこの時期だけです!付き合いが長くなってから、あらたまって未来の話なんてしようと思っても、ノラリクラリと逃げられちゃうのがオチですよwというわけで、付き合い始めの時期って、とってもとっても貴重なのです!!大人女子たるもの、、この機を逃してはイカンのです!!2人の関係を長く続けるにはどうすればいい?とはいえ、単純に主導権はアタシが握るからヨロシク!アタシはこうしたいと思ってるから協力しろよな!で、アンタはどうするつもり?なんかある?とかいうんじゃあ、いくら「貴重な時期」であっても、うまくはいかんですわなwじゃあ手っ取り早く「自分たちの形」を作るにはどうすればいいでしょう?私がオススメするのは以下の2つ!・2人のルールをつくる・2人共通の目標を持つ2人の関係を長く続けるには付き合い始めた段階から、この2つを意識しておくのが大事なんです!この2つを相手に提案しておくと、「自分たちの形」を作るための主導権を握れますし、その後の距離感の調整も容易になるのです!・・・長くなったのでまず第1回はここまで。具体的な話については次回!Written by たたた
2018年03月16日第90回アカデミー賞で見事2部門、長編アニメーション賞&歌曲賞を受賞、世界各国で大ヒット中の『リメンバー・ミー』。ここへ来て映画公開が待ちきれないファンも少なくないなか、スペシャルイベント「ピクサー・プレイタイム」を開催中の東京ディズニーシーでは、その『リメンバー・ミー』の世界観が、映画公開より一足早く存分に楽しめるのだ。まずロストリバーデルタにあるレストラン「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」では、期間限定のカラフルな『リメンバー・ミー』のデコレーションが登場中だ。レストランの雰囲気にぴったりな外壁のイラストは、フォトスポットとしても人気を集めている。また、映画に登場する主人公のギター少年ミゲルが、マリーゴールドの橋を渡って“死者の国”に入っていくシーンさながらに、レストランの入り口にはマリーゴールドのデコレーションも。この扉をくぐると、店内も映画をイメージしたデコレーションとなっている。さらに、映画の重要なアイテムである“白いギター”も店内にしっかりと飾られていて、映画の世界へと入り込み、『リメンバー・ミー』をイメージしたメニューをいただける。スペシャルメニューには、『リメンバー・ミー』のモチーフであるギターをイメージした「ミゲルのおすすめセット」が登場。映画のカラフルな世界観をイメージしたフルーツの彩りが鮮やかなドリンクもおすすめだ。この「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」のデコレーションは5月31日(木)まで、スペシャルメニューは6月6日(水)まで実施。そして、「ピクサー・プレイタイム」のスペシャルグッズにも、『リメンバー・ミー』が。「ピクサー・プレイタイムのイヤーハット」には、36種類もあるステッカーに『リメンバー・ミー』のキャラクター、主人公のミゲルと、陽気なガイコツのへクターのデザインも。メディテレーニアンハーバーで開催中のエンターテインメント「ピクサー・プレイタイム・パルズ」のフィナーレに登場する約10メートルのバルーンにも、ミゲルとヘクターが!パーク中に広がっている『リメンバー・ミー』の世界観を、映画本編とともに満喫してみて!※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney (C) Disney/Pixar(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月14日女優のマーゴット・ロビー(27)は、現地時間4日にアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された第90回アカデミー賞の授賞式で、ほつれた自分のドレスを修繕していたという。マーゴット・ロビー(C)BANG Media International今回、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』で主演女優賞にノミネートされていたマーゴットは、ビーズのストラップが施されたシャネルの白いオートクチュールのドレスを身にまといレッドカーペットに登場。式中に、その装飾が施されたストラップが外れてしまうトラブルに見舞われるも、マーゴットはアシスタントから借りた裁縫道具でドレスを自ら縫い合わせたのだという。その後、ピープル誌に「ちゃんと直してもらう時間がなんてなかったもの!」と明かした。そのインタビューの際、同じく主演女優賞にノミネートされていたサリー・ホーキンスも自身のプリーツドレスからスパンコールが取れてきているとマーゴットに打ち明けた。また、マーゴットのドレスは14人がかりで計600時間以上を要して制作されたようで、クリスタルでできたチューブに2つの椿の花をあしらった刺繍がされた例のストラップに550時間、ドレス自体にさらに130時間がかかったという。マーゴットのスタイリスト、ケイト・ヤングはインスタイル誌に今回の衣装について、「(ストラップの)刺繍が未来的で好きだわ。刺繍ってちょっと歳を召した女性イメージに取られることもあるけど今回は使用したかったの。クールな感じが出ると思ってね」と話し、「ドレスは着ている人に衣装を身に着けていると思わせてはだめ。クチュールというのはその人とその体型に合わせたものを作るということ。手が込んだものではあっても、着心地の良いものでなくてはいけないわ。だから今回は彼女が縛りつけたり、着づらそうに見えるものではなくリアルでエレガントに見えるものを目指したの」と続けた。さらに、シャネルのアクセサリーで彩られるというのはオリジナルの構想とは異なっていたことを明かしている。「当初は時代を超えた魅力を持つエレガントで大きな、光り輝くダイヤモンドを思い描いていたわ」「「けれど実際その大きなイヤリングをドレスと合わせたら、しっくりこなかったの。もっと小さくてこぢんまりとした、私物の個性的なダイヤモンドに変更したの。小さなハギーイヤリングとシャネルのダイヤモンドスターにね」(C)BANG Media International
2018年03月06日日本時間3月5日(月)に発表された第90回アカデミー賞にて長編アニメーション賞・歌曲賞の2部門受賞を果たした『リメンバー・ミー』。この度、歌曲賞を受賞した楽曲「リメンバー・ミー」が流れる、吹き替え版本編シーンが解禁された。『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」の作曲家ロペス夫妻が生んだディズニーの新たな名曲「リメンバー・ミー」。劇中では様々なキャラクターによってこの楽曲が歌われているが、今回到着したのは、元劇団☆新感線の橋本さとしが日本版声優を務める伝説の歌手エルネスト・デラクルスが歌う本編シーン。主人公ミゲルが暮らすメキシコの大スターデラクルスは、知らない人はいない偉大なミュージシャンとして語り継がれている人物。映像では、デラクルスが大きなコンサートホールで「リメンバー・ミー」を歌うと、お客さん全員が聞き惚れてその歌声に魅了されてしまう様子が映し出されている。デラクルスの大ヒット曲「リメンバー・ミー」は、一度聴いたら頭から離れなくなるメロディと“家族を忘れない”という誰もが共感できる歌詞で、ミゲルも一番お気に入りの曲。リー・アンクリッチ監督はロペス夫妻に、歌詞や音階が同じでも明るく楽しく感じられるものと、人々を感動させるもの、2つの意味で成立する曲を依頼。作詞を担当した妻クリステン・アンダーソン=ロペスは「いつか2人の娘と別れを告げるときにも、娘と心でつながり続けていたいという想いから『リメンバー・ミー』を書いたわ」と明かしている。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月06日日本時間3月5日(月)、第90回アカデミー賞「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」を受賞した辻一弘。この度、2014年に放送された辻さんのドキュメンタリー番組、ETV特集「『顔』に魅せられた男 ~特殊メイクアーティスト・辻一弘の挑戦~」が、3月7日(水)深夜にアンコール放送されることが決定した。『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でゲイリー・オールドマンを大変身させ、見事日本人初のアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞の快挙を成し遂げた辻さん。受賞を機に放送されるのは、2014年4月12日(土)に放送されたもの。辻さんが特殊メイクの技術を駆使して独自に生み出したアート作品、過去の偉人の顔をある瞬間で切り取り再現する彫像作り。番組ではアート界の革命児、アンディー・ウォーホルの彫像作りに密着している。ETV特集「『顔』に魅せられた男 ~特殊メイクアーティスト・辻一弘の挑戦~」は3月7日(水)深夜0時~Eテレにて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月05日昨年に続き、第90回アカデミー賞授賞式の司会を務めたのはジミー・キンメル!彼だからこそ成し得るユーモアたっぷりの俳優いじりやブラックジョークなど、会場を沸かせるトークに定評があるが、いま、ハリウッドでは“セクハラ騒動”や“男女格差”、マイノリティー問題に揺れている…とてもセンシティブな時期。そんな中、ジミー・キンメルはいかにして今年のアカデミー賞で司会を務めたのか?彼の手腕をプレイバック!■昨年の“封筒渡しミス”にもチクリ!レトロな白黒時代のテレビ中継を模したオープニング映像に続いて登場したジミーのモノローグは「今年は、自分の名前が呼ばれてもすぐに立たないでください。また繰り返したくないので」と、昨年の授賞式での作品賞発表ミスについての自虐トークで始まった。昨年、投票結果を管理する会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の担当者のミスでプレゼンターに間違った封筒が渡され、1度は受賞者として登壇した『ラ・ラ・ランド』チームが正式な受賞作『ムーンライト』のチームをステージに呼ぶという大事件が起きたが、ジミーによるとPwC側は「授賞式において我々がフォーカスすることはただ1つ、正しい封筒を渡すことです」と言ったそうで、「じゃあ、それまでの89年間は何に注意していたの?」とチクリ。■「MeToo」「Time’s Up」のムーブメントをオスカー像を通して言及続いて話題はオスカー像へと移り、「オスカーは今夜90歳になります。家でフォックスニュース見てるかもね。いや、オスカーはここに僕たちといます」「オスカーはハリウッドで最も愛され、尊敬される男性です」と紹介。その理由は「彼を見て。(悪さをしないように)両手とも見えるようにしている。暴言も吐かない。そして何より、性器がない」「彼みたいな男性を、この町はもっと必要としているのです」と言いながら、昨秋に起きたハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ行為告発とそれに続いた「MeToo」「Time’s Up」のムーブメントに言及。もう見て見ぬふりをしてはいられない、「物事は良い方向へと変わろうとしています」と語った。さらに『ブラック・パンサー』と『ワンダー・ウーマン』の大ヒットを例に挙げて、マイノリティや女性を主人公にしたスーパー・ヒーロー映画は成功しないという思い込みはもう通用しないこと、女性として初めて撮影監督候補になったレイチェル・モリソンを始め、「たくさんの候補者が今夜、歴史を作っています」とハリウッドに起きている変革を示唆した。初監督作『ゲット・アウト』で脚本賞を受賞したジョーダン・ピール監督について「90年間で、デビュー作が作品賞、監督賞、脚本賞の候補になった3人目の人物」と紹介。女性として8年ぶりに監督賞候補になったグレタ・ガーウィグ(『レディ・バード』)やティモシー・シャラメが主演男優賞候補の『君の名前で僕を呼んで』、史上最多21回のノミネートを受けて最前列に座るメリル・ストリープら、候補者を讃えた。■思わず長くなるスピーチにオモシロ対策!受賞スピーチについて、社会派メッセージでも両親や恩師への感謝でも「言いたいと思ったことを言ってください」と呼びかけたジミー。その一方で、「とはいえ授賞式は長いですから」と前置きして、「今夜、最も短いスピーチをした人にはこれを…」と、ジェットスキーをプレゼントすると発表。テレビ番組中の生CM風にカワサキのウルトラ310-LXがステージに運び込まれ、ヘレン・ミレンがキャンペーンガールのようにポーズを取った。ちなみに今回、スピーチ時間が最も短かったのは衣装デザイン賞を受賞した『ファントム・スレッド』のマーク・ブリッジス。授賞式のエンディングでは、タキシードに救命胴衣着用の姿でジェットスキーに乗って再登場した。■嬉しいサプライズ!一般観客たちとの触れ合いも式全体を通じて、今年はどっと沸かせるジョークは抑えめで、例年以上に社会をとりまく状況や政治的に踏み込んだトークが印象的だったが、中盤では会場内から有志を募り、近くの映画館で何も知らずに映画を見ている一般観客たちをサプライズ訪問するお楽しみ企画も。マーゴット・ロビーやガル・ガドット、ギレルモ・デル・トロ監督やアーミー・ハマーらが場内に乱入し、お菓子やスナックを配り始めるという思いがけない“もぐもぐタイム”に観客たちは大興奮。作る側と見る側、映画を愛する者同士の交流が微笑ましかった。(text:Yuki Tominaga)
2018年03月05日毎年、アカデミー賞では受賞者の発表の合間に歌曲賞にノミネートされた5曲がそれぞれの歌い手によって披露される。今年はメアリー・J・ブライジが“Mighty River”(『マッドバウンド 哀しき友情』)、スフィアン・スティーヴンスが“Mystery of Love”(『君の名前で僕を呼んで』)、ガエル・ガルシア・ベルナル、ミゲル、ナタリア・ラフォルカデが“Remember Me”(『リメンバー・ミー』)、キアラ・セトルが“This Is Me”(『グレイテスト・ショーマン』)、コモン、アンドラ・デイが“Stand Up For Something”(『マーシャル 法廷を変えた男』)を歌い、会場を沸かせた。グラミー賞のノミネート経験を9回持つメアリー、歌手歴18年のスフィアン、音楽業界に携わって18年のミゲルなどアーティストとしての実績を持つ彼らとは違い、俳優業を中心に生きてきたガエル。パフォーマンス前から「緊張を越えた緊張」と胸中を明かし、「まさかオスカーで歌うだなんて想像もしていなかったよ」と「ETonline」に語っていたが、その結果、パフォーマンス後に「ガエルって、歌えないんだ…」という辛辣なコメントがSNSに相次いだ。一方で、「歌っている顔がすごくセクシーだったから問題ないでしょ」と擁護の声も。5つのパフォーマンスの中でも最も盛り上がりを見せたのは、キアラの“This Is Me”だ。バックコーラスを従え、迫力と感情あふれる圧巻の歌声を聴かせたキアラは、この歌が自身の体型に関する悩み、自分に対する否定的な気持ちを打ち消してくれたと語っていた。『グレイテスト・ショーマン』でキアラと共演したゼンデイヤは「あなたを誇りに思うわ。最高だった!」とツイッターで絶賛した。(Hiromi Kaku)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation君の名前で僕を呼んで 2018年4月、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Frenesy, La Cinefacture
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、ギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』が作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞の最多4部門に輝いた。■とにかく無事に終わって、良かった…昨年に引き続き、司会を務めたジミー・キンメルが授賞式の冒頭、「今年は受賞しても、すぐに席を立たないで!」と前回の“悪夢”を皮肉ったが、とにかく無事に終わって、良かった…というのが一番の感想。悪夢の主役であるウォーレン・ベイティ&フェイ・ダナウェイの『俺たちに明日はない』コンビに再び、作品賞のプレゼンターを任せるという演出も笑えたが、封筒を手にしたデル・トロ監督が一瞬、中身を確認する姿がかわいらしかった。作品賞は『スリー・ビルボード』、監督賞はデル・トロ…という予想も根強かったので、改めて、オスカーの行方を正確に言い当てることの難しさを痛感する結果だった。作品賞と監督賞が一致するのは第87回以来で、2010年代では4度目となる。■女性、黒人、移民…多様性が生み出したサプライズな結果こうして1年越しのリベンジを果たしたアカデミー賞だが、主演女優賞に輝いたフランシス・マクドーマンドが「女性の候補者は皆さん、立ち上がって!」と呼びかけた圧巻のスピーチが象徴するように、授賞式では、これまで不利な立場を強いられた女性たちに対し、エールを送る瞬間が何度もあった。その上で「これからは女性の時代!」という、いかにも男目線で紋切り型のメッセージではなく、女性や黒人、移民といった“多様性”の重要さを、絶妙なバランス感覚で訴えた点を評価したい。黒人差別を題材にした社会派スリラー『ゲット・アウト』が脚本賞を受賞。デル・トロ監督はメキシコ出身だし、長編アニメ賞を受賞した『リメンバー・ミー』もメキシコが舞台になっている。さらに、トランスジェンダーが主人公の『ナチュラルウーマン』(チリ)が外国語映画賞を獲得した快挙も、記憶に留めておきたい。■原点に立ち返り、映画ファンへの感謝を示した今年で90回目の開催を迎えたアカデミー賞が、原点に立ち返り、映画ファンへの感謝を示した点も印象深かった。特に、授賞式の途中にジミー・キンメルをはじめ、アーミー・ハマー、ガル・ガドット、ルピタ・ニョンゴ、アンセル・エルゴート、マーゴット・ロビー、エミリー・ブラント、マーク・ハミル、ギレルモ・デル・トロ監督らが会場を抜け出し、近所のチャイニーズシアターをサプライズ訪問し、スナック類を配る粋な演出はさすが!劇場ではディズニー映画『A Wrinkle in Time』が上映中だったが、スターの乱入に怒る観客は皆無で、それどころか、自分たちがアカデミー賞受賞式の生中継に映っているシュールな現実に興奮気味だった。やはり、映画は観客がいてこそ成立するもの。そんな当たり前に気づいたアカデミー賞が“新たな一歩”を踏み出した一夜でもあった。(text:Ryo Uchida)
2018年03月05日『シェイプ・オブ・ウォーター』が最多4部門受賞で幕を閉じた第90回アカデミー賞。賞レースの最後を飾る授賞式はやはり特別。ゴールデン・グローブ賞では黒一色だったレッド・カーペットは、一転してカラフルなドレスをまとったセレブたちで華やいだ。主演女優賞に輝いたフランシス・マクドーマンドはゴールドの刺繍をほどこしたドレス。これまでの数々の授賞式と同じように、スタイリストに頼らず自分で決めたドレスにほとんどノーメイク。受賞スピーチでは、今年候補になった女性たちに立ち上がるように呼びかけ、彼女たちを讃えると同時に女性会員の少なさを際立たせた。助演女優賞を受賞したアリソン・ジャネイ(『アイ, トーニャ史上最大のスキャンダル』)は「リーム・アクラ(Reem Acra)」の赤のドレス。インパクトあるエンジェル・スリーブを、180センチを超える長身で見事に着こなした。■純白ドレスが映える!主演女優賞候補のマーゴット・ロビー(『アイ, トーニャ史上最大のスキャンダル』)は「シャネル(CHANEL)」のオートクチュールの白のコラムドレス。ストラップレスの胸元から腕にかけてほどこしたフローラル・モチーフの飾りがポイントで、アクセサリーは控えめなダイアモンドのイヤリングのみ。白は今年のトレンドカラーで、『君の名前で僕を呼んで』で主演男優賞候補のティモシー・シャラメはタイもシャツも真っ白の「ベルルッティ(Berluti)」のスーツに黒のブーツを合わせた。助演女優賞候補のメアリー・J・ブライジ(『マッドバウンド哀しき友情』)は「ヴェルサーチ(Versace)」、プレゼンターのローラ・ダーンも「カルバンクライン(Calvin Klein)」の白ドレス。ヘレン・ミレンと主演男優賞のプレゼンターを務めたジェーン・フォンダは「バルマン(Balmain)」の純白のドレスに「ショパール(Chopard)」のジュエリー、胸には「TIME’S UP」のピンを付けた。■ピンクや赤で華やかに!主演女優賞候補のシアーシャ・ローナン(『レディ・バード』)はバックに大きなリボンをつけた「カルバンクライン(Calvin Klein)」のストラップレスの淡いピンクのドレス。彼女と同作のグレタ・ガーウィグ監督は「ロダルテ(Rodarte)」のマスタード・イエローのドレス。花のモチーフのネックレスはティファニーのアーカイブ・ピース。同じく主演女優賞候補のサリー・ホーキンス(『シェイプ・オブ・ウォーター』)は「アルマーニ・プリヴェ(Armani Prive)」、メリル・ストリープは「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のオートクチュールの赤のドレスに、「アラン・ミクリ(Alain Mikli)」のめがねを合わせた。■メタリックやゴールドで光り輝く!ケイシー・アフレックに代わって、ジョディ・フォスターと主演女優賞のプレゼンターを務めたジェニファー・ローレンスは「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のメタリックなドレス。髪はウェーブをつけて自然に下ろしたスタイル。もう1人、メタリックなドレスで目を引いたのはガル・ガドット。「ジバンシー(Givenchy)」のフリンジが揺れるデザインに「ティファニー(Tiffany&Co.)」のダイアモンドのネックレス、髪はアップにまとめてリップは赤、というクラシカルなスタイルが印象的。ルピタ・ニョンゴは、右肩からウエストにかけて黒のアクセントを効かせた「ヴェルサーチ(Versace)」のゴールドのドレス。アメリカで記録的なヒットが続く公開中の『ブラック・パンサー』で演じたヒロインに通じる、自信に満ちた女性の美しさをアピールした。■個性的なドレスの形で魅せる!『グレイテスト・ショーマン』のゼンデイヤは「ジャンバティスタ・ヴァリ(Giambattista Valli)」のオートクチュール。ワンショルダーのチョコレートブラウンのシフォン・ドレス。髪をシニョンでまとめてダイアモンドのイヤリングを際立たせた。監督賞のプレゼンター、エマ・ストーンは「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」の赤のジャケットにピンクのサッシュベルト、黒のパンツというスタイル。2015年のゴールデン・グローブ賞でも「ランバン(Lanvin)」のジャンプスーツに続いて、パンツ・スタイルで個性を見せた。ニコール・キッドマンは「アルマーニ・プリヴェ(Armani Prive)」のストラップレスの青。シアーシャとは逆に、フロントに大きなリボンがついて深いスリットも入ったデザイン。■男性陣だってファッショナブルに意思表示を男性で目立ったのは、平昌オリンピックで活躍したフィギュアスケートのアメリカ代表選手のアダム・リッポン。レザーのハーネスが付いたタキシードは「モスキーノ(Moschino)」のジェレミー・スコットのデザインだ。先述のティモシーの主演作『君の名前で僕を呼んで』で89歳にして脚色賞を受賞したジェームズ・アイヴォリーのタキシードジャケットからのぞいたシャツにはティモシーの顔が。助演男優賞を受賞したサム・ロックウェル(『スリー・ビルボード』)の胸には「TIME’S UP」のピンがつけられていた。惜しくも受賞はかなわなかったが、短編アニメ部門『Negative Space』(原題)が候補になった桑畑かおる監督は、古田泰子のブランド「トーガ(TOGA)」のブルーのドレスに「TIME’S UP」のピンを付けた。「TIME’S UP」のピンは助演男優賞候補のリチャード・ジェンキンス(『シェイプ・オブ・ウォーター』)の胸にも。ほかにウーピー・ゴールドバーグは、エリザベス・テイラー・エイズ基金のサポートを示す赤いリボン、リン・マニュエル・ミランダは銃による暴力に反対するオレンジのピンをつけるなど、それぞれの主張をファッションに反映させていた。(text:Yuki Tominaga)
2018年03月05日