日本時間3月5日(月)に発表された第90回アカデミー賞にて長編アニメーション賞・歌曲賞の2部門受賞を果たした『リメンバー・ミー』。この度、歌曲賞を受賞した楽曲「リメンバー・ミー」が流れる、吹き替え版本編シーンが解禁された。『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」の作曲家ロペス夫妻が生んだディズニーの新たな名曲「リメンバー・ミー」。劇中では様々なキャラクターによってこの楽曲が歌われているが、今回到着したのは、元劇団☆新感線の橋本さとしが日本版声優を務める伝説の歌手エルネスト・デラクルスが歌う本編シーン。主人公ミゲルが暮らすメキシコの大スターデラクルスは、知らない人はいない偉大なミュージシャンとして語り継がれている人物。映像では、デラクルスが大きなコンサートホールで「リメンバー・ミー」を歌うと、お客さん全員が聞き惚れてその歌声に魅了されてしまう様子が映し出されている。デラクルスの大ヒット曲「リメンバー・ミー」は、一度聴いたら頭から離れなくなるメロディと“家族を忘れない”という誰もが共感できる歌詞で、ミゲルも一番お気に入りの曲。リー・アンクリッチ監督はロペス夫妻に、歌詞や音階が同じでも明るく楽しく感じられるものと、人々を感動させるもの、2つの意味で成立する曲を依頼。作詞を担当した妻クリステン・アンダーソン=ロペスは「いつか2人の娘と別れを告げるときにも、娘と心でつながり続けていたいという想いから『リメンバー・ミー』を書いたわ」と明かしている。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月06日日本時間3月5日(月)、第90回アカデミー賞「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」を受賞した辻一弘。この度、2014年に放送された辻さんのドキュメンタリー番組、ETV特集「『顔』に魅せられた男 ~特殊メイクアーティスト・辻一弘の挑戦~」が、3月7日(水)深夜にアンコール放送されることが決定した。『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でゲイリー・オールドマンを大変身させ、見事日本人初のアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞の快挙を成し遂げた辻さん。受賞を機に放送されるのは、2014年4月12日(土)に放送されたもの。辻さんが特殊メイクの技術を駆使して独自に生み出したアート作品、過去の偉人の顔をある瞬間で切り取り再現する彫像作り。番組ではアート界の革命児、アンディー・ウォーホルの彫像作りに密着している。ETV特集「『顔』に魅せられた男 ~特殊メイクアーティスト・辻一弘の挑戦~」は3月7日(水)深夜0時~Eテレにて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月05日昨年に続き、第90回アカデミー賞授賞式の司会を務めたのはジミー・キンメル!彼だからこそ成し得るユーモアたっぷりの俳優いじりやブラックジョークなど、会場を沸かせるトークに定評があるが、いま、ハリウッドでは“セクハラ騒動”や“男女格差”、マイノリティー問題に揺れている…とてもセンシティブな時期。そんな中、ジミー・キンメルはいかにして今年のアカデミー賞で司会を務めたのか?彼の手腕をプレイバック!■昨年の“封筒渡しミス”にもチクリ!レトロな白黒時代のテレビ中継を模したオープニング映像に続いて登場したジミーのモノローグは「今年は、自分の名前が呼ばれてもすぐに立たないでください。また繰り返したくないので」と、昨年の授賞式での作品賞発表ミスについての自虐トークで始まった。昨年、投票結果を管理する会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の担当者のミスでプレゼンターに間違った封筒が渡され、1度は受賞者として登壇した『ラ・ラ・ランド』チームが正式な受賞作『ムーンライト』のチームをステージに呼ぶという大事件が起きたが、ジミーによるとPwC側は「授賞式において我々がフォーカスすることはただ1つ、正しい封筒を渡すことです」と言ったそうで、「じゃあ、それまでの89年間は何に注意していたの?」とチクリ。■「MeToo」「Time’s Up」のムーブメントをオスカー像を通して言及続いて話題はオスカー像へと移り、「オスカーは今夜90歳になります。家でフォックスニュース見てるかもね。いや、オスカーはここに僕たちといます」「オスカーはハリウッドで最も愛され、尊敬される男性です」と紹介。その理由は「彼を見て。(悪さをしないように)両手とも見えるようにしている。暴言も吐かない。そして何より、性器がない」「彼みたいな男性を、この町はもっと必要としているのです」と言いながら、昨秋に起きたハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ行為告発とそれに続いた「MeToo」「Time’s Up」のムーブメントに言及。もう見て見ぬふりをしてはいられない、「物事は良い方向へと変わろうとしています」と語った。さらに『ブラック・パンサー』と『ワンダー・ウーマン』の大ヒットを例に挙げて、マイノリティや女性を主人公にしたスーパー・ヒーロー映画は成功しないという思い込みはもう通用しないこと、女性として初めて撮影監督候補になったレイチェル・モリソンを始め、「たくさんの候補者が今夜、歴史を作っています」とハリウッドに起きている変革を示唆した。初監督作『ゲット・アウト』で脚本賞を受賞したジョーダン・ピール監督について「90年間で、デビュー作が作品賞、監督賞、脚本賞の候補になった3人目の人物」と紹介。女性として8年ぶりに監督賞候補になったグレタ・ガーウィグ(『レディ・バード』)やティモシー・シャラメが主演男優賞候補の『君の名前で僕を呼んで』、史上最多21回のノミネートを受けて最前列に座るメリル・ストリープら、候補者を讃えた。■思わず長くなるスピーチにオモシロ対策!受賞スピーチについて、社会派メッセージでも両親や恩師への感謝でも「言いたいと思ったことを言ってください」と呼びかけたジミー。その一方で、「とはいえ授賞式は長いですから」と前置きして、「今夜、最も短いスピーチをした人にはこれを…」と、ジェットスキーをプレゼントすると発表。テレビ番組中の生CM風にカワサキのウルトラ310-LXがステージに運び込まれ、ヘレン・ミレンがキャンペーンガールのようにポーズを取った。ちなみに今回、スピーチ時間が最も短かったのは衣装デザイン賞を受賞した『ファントム・スレッド』のマーク・ブリッジス。授賞式のエンディングでは、タキシードに救命胴衣着用の姿でジェットスキーに乗って再登場した。■嬉しいサプライズ!一般観客たちとの触れ合いも式全体を通じて、今年はどっと沸かせるジョークは抑えめで、例年以上に社会をとりまく状況や政治的に踏み込んだトークが印象的だったが、中盤では会場内から有志を募り、近くの映画館で何も知らずに映画を見ている一般観客たちをサプライズ訪問するお楽しみ企画も。マーゴット・ロビーやガル・ガドット、ギレルモ・デル・トロ監督やアーミー・ハマーらが場内に乱入し、お菓子やスナックを配り始めるという思いがけない“もぐもぐタイム”に観客たちは大興奮。作る側と見る側、映画を愛する者同士の交流が微笑ましかった。(text:Yuki Tominaga)
2018年03月05日毎年、アカデミー賞では受賞者の発表の合間に歌曲賞にノミネートされた5曲がそれぞれの歌い手によって披露される。今年はメアリー・J・ブライジが“Mighty River”(『マッドバウンド 哀しき友情』)、スフィアン・スティーヴンスが“Mystery of Love”(『君の名前で僕を呼んで』)、ガエル・ガルシア・ベルナル、ミゲル、ナタリア・ラフォルカデが“Remember Me”(『リメンバー・ミー』)、キアラ・セトルが“This Is Me”(『グレイテスト・ショーマン』)、コモン、アンドラ・デイが“Stand Up For Something”(『マーシャル 法廷を変えた男』)を歌い、会場を沸かせた。グラミー賞のノミネート経験を9回持つメアリー、歌手歴18年のスフィアン、音楽業界に携わって18年のミゲルなどアーティストとしての実績を持つ彼らとは違い、俳優業を中心に生きてきたガエル。パフォーマンス前から「緊張を越えた緊張」と胸中を明かし、「まさかオスカーで歌うだなんて想像もしていなかったよ」と「ETonline」に語っていたが、その結果、パフォーマンス後に「ガエルって、歌えないんだ…」という辛辣なコメントがSNSに相次いだ。一方で、「歌っている顔がすごくセクシーだったから問題ないでしょ」と擁護の声も。5つのパフォーマンスの中でも最も盛り上がりを見せたのは、キアラの“This Is Me”だ。バックコーラスを従え、迫力と感情あふれる圧巻の歌声を聴かせたキアラは、この歌が自身の体型に関する悩み、自分に対する否定的な気持ちを打ち消してくれたと語っていた。『グレイテスト・ショーマン』でキアラと共演したゼンデイヤは「あなたを誇りに思うわ。最高だった!」とツイッターで絶賛した。(Hiromi Kaku)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation君の名前で僕を呼んで 2018年4月、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Frenesy, La Cinefacture
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、ギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』が作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞の最多4部門に輝いた。■とにかく無事に終わって、良かった…昨年に引き続き、司会を務めたジミー・キンメルが授賞式の冒頭、「今年は受賞しても、すぐに席を立たないで!」と前回の“悪夢”を皮肉ったが、とにかく無事に終わって、良かった…というのが一番の感想。悪夢の主役であるウォーレン・ベイティ&フェイ・ダナウェイの『俺たちに明日はない』コンビに再び、作品賞のプレゼンターを任せるという演出も笑えたが、封筒を手にしたデル・トロ監督が一瞬、中身を確認する姿がかわいらしかった。作品賞は『スリー・ビルボード』、監督賞はデル・トロ…という予想も根強かったので、改めて、オスカーの行方を正確に言い当てることの難しさを痛感する結果だった。作品賞と監督賞が一致するのは第87回以来で、2010年代では4度目となる。■女性、黒人、移民…多様性が生み出したサプライズな結果こうして1年越しのリベンジを果たしたアカデミー賞だが、主演女優賞に輝いたフランシス・マクドーマンドが「女性の候補者は皆さん、立ち上がって!」と呼びかけた圧巻のスピーチが象徴するように、授賞式では、これまで不利な立場を強いられた女性たちに対し、エールを送る瞬間が何度もあった。その上で「これからは女性の時代!」という、いかにも男目線で紋切り型のメッセージではなく、女性や黒人、移民といった“多様性”の重要さを、絶妙なバランス感覚で訴えた点を評価したい。黒人差別を題材にした社会派スリラー『ゲット・アウト』が脚本賞を受賞。デル・トロ監督はメキシコ出身だし、長編アニメ賞を受賞した『リメンバー・ミー』もメキシコが舞台になっている。さらに、トランスジェンダーが主人公の『ナチュラルウーマン』(チリ)が外国語映画賞を獲得した快挙も、記憶に留めておきたい。■原点に立ち返り、映画ファンへの感謝を示した今年で90回目の開催を迎えたアカデミー賞が、原点に立ち返り、映画ファンへの感謝を示した点も印象深かった。特に、授賞式の途中にジミー・キンメルをはじめ、アーミー・ハマー、ガル・ガドット、ルピタ・ニョンゴ、アンセル・エルゴート、マーゴット・ロビー、エミリー・ブラント、マーク・ハミル、ギレルモ・デル・トロ監督らが会場を抜け出し、近所のチャイニーズシアターをサプライズ訪問し、スナック類を配る粋な演出はさすが!劇場ではディズニー映画『A Wrinkle in Time』が上映中だったが、スターの乱入に怒る観客は皆無で、それどころか、自分たちがアカデミー賞受賞式の生中継に映っているシュールな現実に興奮気味だった。やはり、映画は観客がいてこそ成立するもの。そんな当たり前に気づいたアカデミー賞が“新たな一歩”を踏み出した一夜でもあった。(text:Ryo Uchida)
2018年03月05日『シェイプ・オブ・ウォーター』が最多4部門受賞で幕を閉じた第90回アカデミー賞。賞レースの最後を飾る授賞式はやはり特別。ゴールデン・グローブ賞では黒一色だったレッド・カーペットは、一転してカラフルなドレスをまとったセレブたちで華やいだ。主演女優賞に輝いたフランシス・マクドーマンドはゴールドの刺繍をほどこしたドレス。これまでの数々の授賞式と同じように、スタイリストに頼らず自分で決めたドレスにほとんどノーメイク。受賞スピーチでは、今年候補になった女性たちに立ち上がるように呼びかけ、彼女たちを讃えると同時に女性会員の少なさを際立たせた。助演女優賞を受賞したアリソン・ジャネイ(『アイ, トーニャ史上最大のスキャンダル』)は「リーム・アクラ(Reem Acra)」の赤のドレス。インパクトあるエンジェル・スリーブを、180センチを超える長身で見事に着こなした。■純白ドレスが映える!主演女優賞候補のマーゴット・ロビー(『アイ, トーニャ史上最大のスキャンダル』)は「シャネル(CHANEL)」のオートクチュールの白のコラムドレス。ストラップレスの胸元から腕にかけてほどこしたフローラル・モチーフの飾りがポイントで、アクセサリーは控えめなダイアモンドのイヤリングのみ。白は今年のトレンドカラーで、『君の名前で僕を呼んで』で主演男優賞候補のティモシー・シャラメはタイもシャツも真っ白の「ベルルッティ(Berluti)」のスーツに黒のブーツを合わせた。助演女優賞候補のメアリー・J・ブライジ(『マッドバウンド哀しき友情』)は「ヴェルサーチ(Versace)」、プレゼンターのローラ・ダーンも「カルバンクライン(Calvin Klein)」の白ドレス。ヘレン・ミレンと主演男優賞のプレゼンターを務めたジェーン・フォンダは「バルマン(Balmain)」の純白のドレスに「ショパール(Chopard)」のジュエリー、胸には「TIME’S UP」のピンを付けた。■ピンクや赤で華やかに!主演女優賞候補のシアーシャ・ローナン(『レディ・バード』)はバックに大きなリボンをつけた「カルバンクライン(Calvin Klein)」のストラップレスの淡いピンクのドレス。彼女と同作のグレタ・ガーウィグ監督は「ロダルテ(Rodarte)」のマスタード・イエローのドレス。花のモチーフのネックレスはティファニーのアーカイブ・ピース。同じく主演女優賞候補のサリー・ホーキンス(『シェイプ・オブ・ウォーター』)は「アルマーニ・プリヴェ(Armani Prive)」、メリル・ストリープは「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のオートクチュールの赤のドレスに、「アラン・ミクリ(Alain Mikli)」のめがねを合わせた。■メタリックやゴールドで光り輝く!ケイシー・アフレックに代わって、ジョディ・フォスターと主演女優賞のプレゼンターを務めたジェニファー・ローレンスは「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」のメタリックなドレス。髪はウェーブをつけて自然に下ろしたスタイル。もう1人、メタリックなドレスで目を引いたのはガル・ガドット。「ジバンシー(Givenchy)」のフリンジが揺れるデザインに「ティファニー(Tiffany&Co.)」のダイアモンドのネックレス、髪はアップにまとめてリップは赤、というクラシカルなスタイルが印象的。ルピタ・ニョンゴは、右肩からウエストにかけて黒のアクセントを効かせた「ヴェルサーチ(Versace)」のゴールドのドレス。アメリカで記録的なヒットが続く公開中の『ブラック・パンサー』で演じたヒロインに通じる、自信に満ちた女性の美しさをアピールした。■個性的なドレスの形で魅せる!『グレイテスト・ショーマン』のゼンデイヤは「ジャンバティスタ・ヴァリ(Giambattista Valli)」のオートクチュール。ワンショルダーのチョコレートブラウンのシフォン・ドレス。髪をシニョンでまとめてダイアモンドのイヤリングを際立たせた。監督賞のプレゼンター、エマ・ストーンは「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」の赤のジャケットにピンクのサッシュベルト、黒のパンツというスタイル。2015年のゴールデン・グローブ賞でも「ランバン(Lanvin)」のジャンプスーツに続いて、パンツ・スタイルで個性を見せた。ニコール・キッドマンは「アルマーニ・プリヴェ(Armani Prive)」のストラップレスの青。シアーシャとは逆に、フロントに大きなリボンがついて深いスリットも入ったデザイン。■男性陣だってファッショナブルに意思表示を男性で目立ったのは、平昌オリンピックで活躍したフィギュアスケートのアメリカ代表選手のアダム・リッポン。レザーのハーネスが付いたタキシードは「モスキーノ(Moschino)」のジェレミー・スコットのデザインだ。先述のティモシーの主演作『君の名前で僕を呼んで』で89歳にして脚色賞を受賞したジェームズ・アイヴォリーのタキシードジャケットからのぞいたシャツにはティモシーの顔が。助演男優賞を受賞したサム・ロックウェル(『スリー・ビルボード』)の胸には「TIME’S UP」のピンがつけられていた。惜しくも受賞はかなわなかったが、短編アニメ部門『Negative Space』(原題)が候補になった桑畑かおる監督は、古田泰子のブランド「トーガ(TOGA)」のブルーのドレスに「TIME’S UP」のピンを付けた。「TIME’S UP」のピンは助演男優賞候補のリチャード・ジェンキンス(『シェイプ・オブ・ウォーター』)の胸にも。ほかにウーピー・ゴールドバーグは、エリザベス・テイラー・エイズ基金のサポートを示す赤いリボン、リン・マニュエル・ミランダは銃による暴力に反対するオレンジのピンをつけるなど、それぞれの主張をファッションに反映させていた。(text:Yuki Tominaga)
2018年03月05日3月2日に都内で授賞式が行われた「第41回日本アカデミー賞」で、女優の広瀬すず(19)が「三度目の殺人」で最優秀助演女優賞を獲得した。 昨年は優秀主演女優賞と優秀助演女優賞をW受賞したが、最優秀賞に輝いたのは今回が初めて。広瀬は「うれしいです」と感激の面持ちで、「いろいろな作品で少しでも力になれる役者になれるよう頑張ります」と今後の女優としての成長を誓った。 「続々と主演作が舞い込んでいる広瀬さんですが、むしろ演技が評価を受けているのは脇役の作品が多いんです。また助演で賞を受賞しているのは、是枝裕和監督『三度目の殺人』と『海街diary』、李相日監督の『怒り』。2人ともなかなか厳しい監督として知られています。徹底的に追い込まれることによって、広瀬さんの女優としての潜在能力が大いに発揮されたのではないでしょうか」(映画ライター) 若くして主演と助演のいずれもこなせる。そうした点を高く評価する声が上がっているという。 「今後も、しばらくオファーが途切れることはなさそうです。ほかの芸能プロは“第2のすず”になり得る人材の発掘・育成に尽力しているが、なかなかそこまでの逸材はいない状態。同年代の女優陣では“一人勝ち”が続きそうです」(芸能プロダクション関係者) 3月17日からは主演シリーズの完結編「ちはやふる-結び-」が公開される。今度こそ、主演での戴冠が期待される。
2018年03月05日第90回アカデミー賞の授賞式が5日(現地時間4日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『スリー・ビルボード』のフランシス・マクドーマンドが主演女優賞を受賞した。『ファーゴ』以来2度目のアカデミー賞主演女優賞に輝いたマクドーマンド。受賞のスピーチで「マーティン・マクドナーに感謝します。あなたのおかげです」と監督に感謝し、会場にいるすべての人たちへの感謝の思いも伝えた。その後、オスカー像をステージに置いてから、「女性の候補者のみなさん、一緒に立ち上がってください。みなさんです!」と大きな声で呼びかけ、ノミネートされた女性キャスト・スタッフが次々と立ち上った。そして、マクドーマンドが「見渡してください。私たちにはそれぞれの物語があります」と語りかけ、「みなさま、すべての方々を含めるべきです」と訴えると、大きな拍手が沸き起こった。このスピーチに、WOWOWでの生中継でMCを務めたジョン・カビラと高島彩は「感動でしたね」と圧倒された様子。ゲストの映画評論家・町山智浩氏は「いかに女性がアカデミー会員の中に少ないかということを見せて、ハリウッドにおける男女格差を見せつけたということですね」とコメントした。同作は、女優フランシス・マクドーマンドが主演するクライム・ドラマ。アメリカ、ミズーリ州の片田舎の町で娘を殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、依然解決しない事件への抗議のために町はずれに巨大な広告看板を設置し、それを快く思わない警察官や住民とミルドレッドの間のいさかいは日増しにエスカレートするも、事態は思わぬ展開を見せていく。WOWOWでは、3月5日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月10日20時からはダイジェストの字幕版も放送する。
2018年03月05日第90回アカデミー賞の授賞式が5日(現地時間4日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、最高賞である作品賞に『シェイプ・オブ・ウォーター』が輝いた。最多13部門でノミネートされていた同作は、監督賞、美術賞、作曲賞も獲得し、最多4冠を達成した。受賞スピーチでギレルモ・デル・トロ監督は、数週間前にスティーヴン・スピルバーグから「もし受賞したらレガシーの一部なんだ。誇りに思え」と言われたことを明かし、「本当に誇りに思います」と感無量の様子。そして、「いま状況を変えようとしている若い人たちに捧げたい」と語った。同作は、1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代が舞台。清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザ(サリー・ホーキンス)は孤独な生活を送っていた。だが、同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)と一緒に極秘の実験を見てしまったことで、彼女の生活は一変する。人間ではない不思議な生き物との言葉を超えた愛。それを支える優しい隣人らの助けを借りてイライザと“彼”の愛はどこへ向かうのか、というストーリー。作品賞は、『シェイプ・オブ・ウォーター』のほか、『君の名前で僕を呼んで』『ウィンストン・チャーチルヒトラーから世界を救った男』『ダンケルク』『ゲット・アウト』『レディ・バード』『ファントム・スレッド』『ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書』『スリー・ビルボード』がノミネートされていた。WOWOWプライムでは、3月5日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月10日20時からダイジェスト版も放送する。(C)2017 Twentieth Century Fox
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、作品賞に『シェイプ・オブ・ウォーター』が輝いた。最多13部門でノミネートされていた本作が、美術賞、作曲賞、監督賞と合わせて合計4冠を達成した。■映画賞レースを牽引した本作!第29回全米製作者組合(PGA)賞のダリル・F・ザナック賞をはじめ、本年度の映画賞を席巻した究極のファンタジー・ロマンス『シェイプ・オブ・ウォーター』。今回は作品賞、監督賞(ギレルモ・デル・トロ)、主演女優賞(サリー・ホーキンス)、助演男優賞(リチャード・ジェンキンス)、助演女優賞(オクタヴィア・スペンサー)、脚本賞(ギレルモ・デル・トロ)、作曲賞、編集賞、衣裳デザイン賞、美術賞、撮影賞、音響編集賞、録音賞の最多13部門でノミネート。結果、美術賞、作曲賞、監督賞と作品賞の4部門を受賞。オスカー前哨戦では『スリー・ビルボード』と接戦を繰り広げていた。■『シェイプ・オブ・ウォーター』とは?政府の極秘研修所で働くイライザは、ある日密かに運び込まれた不思議な生きものを目撃する。一目でその“彼”に心を奪われたイライザは、こっそりと会いに行くように。幼少期のトラウマから声を失った彼女は、言葉を発することを必要としないコミュニケーションで“彼”と心を通わせていく。だが、ある日、“彼”が国家の威信をかけた実験の犠牲となることを知ったイライザは、ある決断をするのだが…。『シェイプ・オブ・ウォーター』は全国にて公開中。■受賞者コメントデル・トロ監督は封筒をきちんと確認するユーモアをみせつつ、自身のメキシコでの子ども時代をふり返り、「こんなことが起きるなんておもってなかった」と感激いっぱいの様子。そして、「数日前スピルバーグがこう言いました。『受賞したらレガシーの一部なんだ。光栄に思っていいよ』と。僕はこれを、いま状況を変えようとしている若い世代に捧げたい。私がメキシコに住んでいたとき、こんなことが起きるとは思わなかった。みんなにつたえたいんだ、夢は実現することができると。どうか切り開いてやってきてください」。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シェイプ・オブ・ウォーター 2018年3月1日より全国にて公開ⓒ 2017 Twentieth Century Fox
2018年03月05日第90回アカデミー賞の授賞式が5日(現地時間4日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』のゲイリー・オールドマンが主演男優賞を受賞した。ゲイリー・オールドマン(C)BANG Media Internationalゲイリーは「深く感謝します。この素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。多くの方々に感謝しています」と思いを伝え、長年住んでいるアメリカにも感謝。「映画はものすごい力を持っています。映画で夢を感じることができました」と映画への思いも語った。同作の舞台は、ナチス・ドイツの勢力が拡大し、フランスは陥落間近、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた1940年の第二次世界大戦初期。ヨーロッパの運命を委ねられた英国首相ウィンストン・チャーチルを、ゲイリー・オールドマンが特殊メイクによる驚異の"変身"で熱演した。主演男優賞は、ゲイリー・オールドマンのほか、『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメ、『ファントム・スレッド』のダニエル・デイ=ルイス、『ゲット・アウト』のダニエル・カルーヤ、『ローマン・J・イスラエル・エスカイヤ(原題)』のデンゼル・ワシントンがノミネートされていた。WOWOWプライムでは、3月5日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月10日20時からダイジェスト版も放送する。
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『スリー・ビルボード』のフランシス・マクドーマンドが「主演女優賞」を受賞した。同賞に輝くのは『ファーゴ』以来、2度目となる。■向かうところ敵なし!“マクドーマンド無双”で賞レース完勝本作で亡き娘のために、警察権力に“ケンカを売る”母親を演じたマクドーマンド。ジャンプスーツにバンダナという戦闘服に身を包み、人種差別的な巡査からの嫌がらせ、署長を敬愛する街の人々からの抗議をもろともせず、怒りのエネルギーを放出する演技は、まさに“無双”の一言。一方で、娘を守れなかった悲しみと後悔を繊細に表現し、名女優の本領を発揮した。オスカー前哨戦でも向かうところ敵なし。今年の賞レースを完勝で締めくくった。マクドーマンドがアカデミー賞の主演女優賞に輝くのは、夫のジョエル・コーエン&イーサン・コーエン監督による『ファーゴ』以来2度目。過去に、助演女優賞に3回(『ミシシッピー・バーニング』『あの頃ペニー・レインと』『スタンドアップ』)ノミネートされている。■『スリー・ビルボード』とは?アメリカ、ミズーリ州の片田舎の町。最愛の娘を殺された主婦のミルドレッドが、「暴行されて死亡」「なぜ?ウィロビー署長」「犯人逮捕はまだ?」という3枚の屋外広告看板を掲げて、遅々として捜査を進めない警察に抗議。そんな彼女の宣戦布告が、名指しされた警察署長や彼の部下たち、さらに町全体や、彼女自身も予想できない事態に巻き込んでいく。2月1日からTOHOシネマズシャンテほか、全国127スクリーンで公開され、オスカー発表を待たずして、公開からわずか29日間で早くも興収3億円を突破している。『スリー・ビルボード』は公開中。■受賞者コメント5度目のノミネートで2度目の受賞。フランシスは震えたような声で「緊張しています。倒れるかもしれません。言いたいことがあるので言わせてくださいね」と宣言。「まずはマーティンに感謝します。そして特に感謝したいのは、私の仲間たち。みなさんはフェミニストとして育てられたんですよ、そして周りの人を思いやることができる人たちです。みんな、私のことを誇らしくおもってるはずよね。それが私にとっての喜びです」とコメント。そして、女性の候補者たちに向けて熱いメッセージを寄せた。「女性の候補たち、一緒に立ち上がってくれますでしょうか?映画製作者、プロデューサー、撮影監督、デザイナーみんなよ!見渡してください。私たちにはそれぞれの物語があります。様々な話があるんです。ぜひ聞きに来てください。そして最後に、全ての人たちをふくめるべきだわ!」(text:cinemacafe.net)■関連作品:スリー・ビルボード 2018年2月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』のゲイリー・オールドマンが「主演男優賞」に輝いた。2度目の同賞ノミネートで、今回が初受賞となる。■“いぶし銀”名優が念願のオスカー像を手に!数々の作品に出演し“いぶし銀”の魅力を放ち続けたオールドマンがついに、アカデミー賞主演男優賞を受賞!その名優ぶりはもちろん、日本では『ハリー・ポッター』シリーズのシリウス・ブラック役、『ダークナイト』三部作のゴードン本部長役でも知られる人気スターだ。そんな彼が本作で、ウィンストン・チャーチル英首相を演じているのだが、何と言っても、その“なりきり”ぶりが大きな話題。持ち前の演技力に加えて、今回「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」を見事受賞した辻一弘氏による特殊メイクが、超リアルなチャーチル像を作り上げた。総メイクアップ時間はなんと200時間以上!辻氏は2012年に現代美術家に転向したが、オールドマンから直接「あなたが引き受けてくれたら、私はこの映画に出る」と熱烈なオファーを受けて、久しぶりに映画の特殊メイクを担当することになった。■『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』とは?1940年、第2次世界大戦初期。ナチス・ドイツの勢力が拡大し、フランスは陥落寸前という絶体絶命のタイミングで、英国首相に就いたのは、「政界一の嫌われ者」ウィンストン・チャーチルだった。最大の国難に直面しながら、彼はいかにして国民に勇気と希望を与え「伝説のリーダー」になったのか?実話を基に、チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間を描き出す歴史エンターテインメント。『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』は2018年3月30日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■受賞者コメント2度目のノミネーションで初受賞となったゲイリーは感極まった面持ちで「深く感謝いたします。アカデミーの皆さん。素晴らしい賞をいただきましてありがとうございます。アメリカには永く住んでいますが、愛情や友情を受けることができて感謝いたします。いろんな恵みをいただきました」とこれまでを振り返って感謝をコメント。そして「映画は物凄く力を持っています。サウスロンドン出身の私としては夢を感じることができました。夢を実現するためにもいろんな人が助けてくれました」「辻さん、デイビットさん、芸術に感謝いたします」と様々なスタッフや共演者、同じノミニーに感謝。最後には自身の母親へ「(Oscar像を持ち)これを持って帰るから待っていてください」と微笑んでスピーチを終えた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男 2018年3月30日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、監督賞に『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督が輝いた。デル・トロ監督は、同賞に初ノミネートで初受賞を果たした。■今年、最多となる13部門にノミネート!最多13部門にノミネートされた本作は、監督賞をはじめ、美術賞、作曲賞(アレクサンドル・デスプラ)に輝いている。■『シェイプ・オブ・ウォーター』とは?米ソが冷戦を繰り広げていた1962年、政府の極秘研究機関で清掃員として働く女性イライザと、そこで出会った“不思議な生き物”が言葉を超えた運命の愛を織りなすファンタジックなラブストーリー。映画は昨年のヴェネチア国際映画祭にて満場一致で金獅子賞に輝き、デル・トロ監督もゴールデングローブ賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞、英国アカデミー賞などで監督賞を受賞している。過去に代表作『パンズ・ラビリンス』でオリジナル脚本賞にノミネートされたことがある。『シェイプ・オブ・ウォーター』は全国にて公開中。■受賞者コメント今回初受賞となったデル・トロ。「私はメキシコからの移民です。多くの皆さんと同じように。過去25年会自分の国に住んでいました」と話しはじめ、「この業界も、もっと国境を超えて仕事を進めていくべきだと思うんです」とアツいコメント。また、ミュージカルもスリラーも入った本作をやろとついてきくれた人たちへの大きな感謝を寄せ、「父が母が、兄弟が皆さんに感謝を言っています。僕からも本当にありがとうございます」と歓喜の様子で話した。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シェイプ・オブ・ウォーター 2018年3月1日より全国にて公開ⓒ 2017 Twentieth Century Fox
2018年03月05日第90回アカデミー賞の授賞式が5日(現地時間4日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のアリソン・ジャネイが助演女優賞を受賞した。女子フィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングのスキャンダルの真相に迫る同作。一度は栄光を掴みアメリカ中から愛されるも、ある事件をきっかけにフィギュア界からの追放、プロボクサーへ転身・・・・彼女の波乱万丈な半生を描く。ジャネイは、トーニャの鬼母ラヴォナを演じた。ジャネイは受賞のスピーチで「私1人でこれを成し遂げたんですよ」と笑いを誘ってから「それはまったく真実とは異なります」とキャストやスタッフに感謝。また、「ほかの候補者のみなさまも素晴らしいです。見事な演技を披露されてます」とノミネートされた女優たちを称えた。助演女優賞は、アリソン・ジャネイのほか、『マッドバウンド 哀しき友情』のメアリー・J・ブライジ、『ファントム・スレッド』のレスリー・マンヴィル、『レディ・バード』のローリー・メトカーフ、『シェイプ・オブ・ウォーター』のオクタビア・スペンサーがノミネートされていた。WOWOWプライムでは、3月5日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月10日20時からダイジェスト版も放送する。(C)2017 AI Film Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2018年03月05日第90回アカデミー賞の授賞式が5日(現地時間4日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)が長編アニメ映画賞を受賞した。ミュージシャンを夢見る少年ミゲルがカラフルな“死者の国”に迷い込み、そこで出会った"家族が恋しいガイコツ"のヘクターと冒険を繰り広げる同作。受賞のスピーチで、監督らは「『リメンバー・ミー』は芸術が世界を変えられることができる証しだと思います。愛をもって伝えたいと思います」とメッセージ。リー・アンクリッチ監督は「メキシコのみなさんに感謝です。みなさんの美しい文化と伝統がなかったら作れなかった作品です」と感謝し、「そして、この作品ですべての子供たちのための映画をつくるようにしました」と作品への思いを明かした。長編アニメ映画賞は、『リメンバー・ミー』のほか、『ボス・ベイビー』、『ザ・ブレッドウィナー(原題)』、『フェルディナンド(原題)』、『ゴッホ~最期の手紙~』がノミネートされていた。WOWOWプライムでは、3月5日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月10日20時からダイジェスト版も放送する。(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、短編アニメ映画賞は『Dear Basketball』(原題)が受賞。日本人・桑畑かほるが夫マックス・ポーターと共同監督を務めた『ネガティヴ・スペース』(原題)はノミネートされていたが受賞を残念ながら逃した。■第81回アカデミー賞以来の快挙に迫った『ネガティヴ・スペース』本作は、静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かして撮影し、連続で投影することによってその物体がまるで動いているかのように見せる映画の撮影技法、ストップモーション・アニメで作られた。同賞での受賞が叶えば、日本人としては第81回アカデミー賞にて2007年に加藤久仁生監督が制作した短編アニメーション『つみきのいえ』が受賞して以来の快挙となったが、今回は『Dear Basketball』が受賞した。(text:cinemacafe.net)
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、最優秀アニメ映画賞をディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』が受賞。■陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に、大冒険を繰り広げる!『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督らスタッフが贈る、ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。作品のバックグラウンドとなった本国メキシコでは歴代興収1位に輝き、アニメ界のアカデミー賞とされる第45回アニー賞では候補になった作品賞、監督賞、音楽賞など11部門を受賞する勢いをみせた。今回第90回アカデミー賞では、長編アニメーション賞と主題歌賞にノミネート。見事、長編アニメーション賞での受賞となった。日本語吹き替え版では松雪泰子、藤木直人、渡辺直美、そして主人公を石橋陽彩くんが演じている。■『リメンバー・ミー』とは?カラフルな死者の国に迷い込んだ、ミュージシャンを夢見る少年ミゲル。唯一の頼りは、家族が恋しいガイコツのヘクター。日の出を過ぎたら永遠に家族と会えなくなる、絶体絶命のふたり──彼らと家族をつなぐ鍵は、ミゲルが大好きな名曲“リメンバー・ミー”に隠されていた…。『リメンバー・ミー』は3月16日(金)より全国にて公開。短編『アナと雪の女王/家族の思い出』が同時上映される。■受賞者コメント壇上にあがった監督らは、「アカデミーに感謝します。『リメンバー・ミー』は芸術が世界を変えることを証明できるとと思います。愛を持って伝えたい、家族へ」とそれぞれに、家族への感謝、そしてスタッフへの愛を伝えた。リー・アンクリッチは「メキシコの皆さんに感謝します。本作はあなたたちの素晴らしい文化・伝統がなければ作ることはできなかった。そして、この作品で全て子どもたちへの映画を作ろうとした。また抑圧された人たちを取り上げられる作品がつくりたかった」と本作に込めた想いを明かした。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のアリソン・ジャネイが「助演女優賞」を初受賞した。■娘の才能を利用する“毒母”をパワフルに熱演アメリカ女性初、史上2人目のトリプルアクセル成功者でありながら、94年リレハンメル五輪出場権をめぐる「ライバル襲撃事件」で一瞬にして、世界の嫌われ者となった元フィギュアスケーター、トーニャ・ハーディングの波乱万丈な半生を映画化した本作。ジャネイが演じるのは、ハーディングの母親であるラヴォナ。現在では生死も含めて、所在が不明だというラヴォナの外見を完コピし、貧困から抜け出すため、娘の才能を利用しようとする強烈な“毒母”ぶりをパワフルに演じきった。■『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』とは?トーニャ・ハーディングが引き起こしたフィギュアスケート界最大のスキャンダルを、トーニャ本人をはじめ、関係者たちへのインタビューで映画化。彼女の生い立ちから、母ラヴォナとの特異な親子関係、疑惑の襲撃事件や前代未聞の“靴ひも事件”を、ブラックユーモアを交えて追及する。氷上のプリンセスから犯罪者に…。想像を絶する半生の真相は?第90回アカデミー賞では、主演女優賞(マーゴット・ロビー)、助演女優賞(アリソン・ジャネイ)、編集賞の3部門にノミネートされていた。監督は『ラースと、その彼女』『ザ・ブリザード』のクレイグ・ギレスピー。『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』は5月4日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。■受賞者コメントアリソンは初ノミネートで初受賞!スピーチでは「これは私一人で成し遂げたんですよ」という冗談で会場を盛り上げつつ「それは全く事実とは異なります」と言って、ほかの助演女優勝ノミネート者へ「あなた方は素晴らしい見事な演技を披露してくれたした」と賛辞を寄せた。そして、素晴らしい脚本への感謝と、マーゴット・ロビーをはじめとるすキャストやクルーへの感謝を明かし、様々な人への想いを胸熱な表情でコメント。そしてそういった方々のお陰でこれまでのキャリアを積むことが出来たとし、最後に「そしてこれ(Oscar)はハルに捧げます」と言って締めた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル 2018年5月4日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 AI Film Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2018年03月05日第90回アカデミー賞の授賞式が5日(現地時間4日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、司会のジミー・キンメルがオープニングで、昨年の作品賞発表ミスをいじって笑いを誘った。ジミー・キンメル(C)BANG Media International昨年は作品賞の発表において、はじめに『ラ・ラ・ランド』と発表され、ステージ上にキャストやスタッフが集結してスピーチが行われている最中に間違えが発覚。正しくは『ムーンライト』だと訂正されるという前代未聞のハプニングが発生した。2年連続で司会を務めるジミー・キンメルは冒頭、ノミネートされたキャスト・スタッフに対し、「呼ばれてもすぐに立たないでくださいね。今年またああいうことが起こったら大変ですから」とメッセージ。会場から笑いが起こった。さらに、「昨年は授賞式の1週間前に『(受賞者が書かれた封筒を担当する)会計士とコメディをするかと言われ、断ったら会計士の方が勝手にコメディをやるよって。なかなかすごいコメディでしたね」とジョークで笑いを誘い、「今年はコメディはやらない、今年は封筒を届けることだけに集中しますと。第90回ですよ。これでしくじるわけにはいきません」と続けた。WOWOWプライムでは、3月5日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月10日20時からダイジェスト版も放送する。
2018年03月05日第90回アカデミー賞の授賞式が5日(現地時間4日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』で特殊メイクを担当した日本人の辻一弘氏が、デビッド・マリノフスキ、イバナ・プリモラック、ルーシー・シビックとともにメイク・ヘアスタイリング賞を受賞した。ゲイリー・オールドマンがウィンストン・チャーチルを熱演した同作において、ハリウッドで活躍しながら2012年に現代美術家に転向した辻氏が、ゲイリー・オールドマン直々のオファーにより数年ぶりに特殊メーキャップアーティストとして参加。合計200時間以上もかけてゲイリー・オールドマンをウィンストン・チャーチルへと"変身"させた。辻氏はスピーチで「心からゲイリー・オールドマンに感謝したいと思います。このすばらしい旅にご一緒することをうれしく思いました。ゲイリーさんのおかげです。素晴らしい役者です。素晴らしいアーティストでもあり、友人です。感謝しています」とゲイリー・オールドマンに感謝。さらに、キャスト、スタッフ、アカデミーに感謝し、「全員にとって夢がかなえられました」と喜びを語った。メイク・ヘアスタイリング賞は、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』のほか、『ヴィクトリア・アンド・アブドゥル(原題)』、『ワンダー君は太陽』がノミネートされていた。WOWOWプライムでは、3月5日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月10日20時からダイジェスト版も放送する。(C)2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
2018年03月05日第90回アカデミー賞の授賞式が5日(現地時間4日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『スリー・ビルボード』のサム・ロックウェルが助演男優賞を受賞した。『スリー・ビルボード』ポスターサム・ロックウェルは「ありがとうございます。アカデミーに感謝です」と感激。「父と母が映画が好きだったので、映画への愛はそこから生まれました」と明かし、同作で主演を務めたフランシス・マクドーマンドやマーティン・マクドナー監督、助演男優賞にWノミネートされていたウッディ・ハレルソンをはじめとするキャストやスタッフ、関係者への感謝の言葉を語った。同作は、女優フランシス・マクドーマンドが主演するクライム・ドラマ。アメリカ、ミズーリ州の片田舎の町で娘を殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、依然解決しない事件への抗議のために町はずれに巨大な広告看板を設置し、それを快く思わない警察官や住民とミルドレッドの間のいさかいは日増しにエスカレートするも、事態は思わぬ展開を見せていく。サム・ロックウェルは、警察官ディクソンを演じた。助演男優賞には、サム・ロックウェルのほか、『The Florida Project(原題)』のウィレム・デフォー、『スリー・ビルボード』のウッディ・ハレルソン、『シェイプ・オブ・ウォーター』のリチャード・ジェンキンス、『All The Money In The World(原題)』のクリストファー・プラマーがノミネートされていた。(C)2017 Twentieth Century Fox
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、メイクアップ&ヘア賞に『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でゲイリー・オールドマンを大変身させた辻一弘が選ばれた。辻さんは、日本人初のアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞の快挙を成し遂げた。■過去2回ノミネート経験がある辻一弘、10年ぶりのノミネートで悲願の受賞主人公ウィンストン・チャーチルを演じるのは、抜群の演技力で多くの俳優仲間からも尊敬を集める名優ゲイリー・オールドマン。本作では、姿形、声、話し方に加え、まとう空気までもチャーチルになりきった超絶の演技を披露。これまでの賞レースでは他を寄せ付けない勢いで「主演男優賞」を受賞し、今回のアカデミー賞でも「主演男優賞」にノミネートされ大本命視されている。そんな彼の特殊メイクを手がけたのが、ハリウッドで活躍しながら、2012年に現代美術家に転向した辻一弘さん。ゲイリー・オールドマン直々のオファーにより数年ぶりに特殊メーキャップアーティストとして本作に参加した。合計200時間以上もかけて作り上げたゲイリー・オールドマンの“変身”ぶりは、ぜひ劇場でチェックしてほしい。■『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』とは?1940年、第2次世界大戦初期。ナチス・ドイツの勢力が拡大し、フランスは陥落寸前という絶体絶命のタイミングで、英国首相に就いたのは、「政界一の嫌われ者」ウィンストン・チャーチルだった。最大の国難に直面しながら、彼はいかにして国民に勇気と希望を与え「伝説のリーダー」になったのか?実話を基に、チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間を描き出す歴史エンターテインメント。『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』は3月30日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて公開。■受賞コメント「まず最初にゲイリー・オールドマンに感謝をしたい。本当に素晴らしい旅にご一緒することを嬉しく思いました。本当に素晴らしい役者さんです。アーティストでもあり、本当に友人です。感謝致します」。そして監督やキャスト、スタッフへ感謝を伝え、最後に「アカデミーの皆さんへ。ありがとうございました。全員の夢が叶いました」とコメントした。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男 2018年3月30日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
2018年03月05日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『スリー・ビルボード』のサム・ロックウェルが「助演男優賞」を初受賞した。■人種差別主義でマザコン、暴力でしか自己表現できない男を好演本作でキャリア最高の演技と称賛されたロックウェルが、放送映画批評家協会賞、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合賞などに続き、アカデミー賞でも大本命として助演男優賞に輝いた。ロックウェルが演じるのは、アメリカの片田舎にある警察に勤務するデョクソン巡査。上司であるウィロビー署長(今回、ロックウェルとともに助演男優賞候補になったウディ・ハレルソン)を父親のように慕う一方で、人種差別主義でマザコン、暴力でしか自己表現できない男が、ある出来事をきっかけに、驚きの変化を遂げる姿を好演した。■『スリー・ビルボード』とは?アメリカ、ミズーリ州の片田舎の町。最愛の娘を殺された主婦のミルドレッドが、「暴行されて死亡」「なぜ? ウィロビー署長」「犯人逮捕はまだ?」という3枚の屋外広告看板を掲げて、遅々として捜査を進めない警察に抗議。そんな彼女の宣戦布告が、名指しされた警察署長や彼の部下たち、さらに町全体や、彼女自身も予想できない事態に巻き込んでいく。メガホンをとるのは、マーティン・マクドナー。2013年に公開した監督作品『セブン・サイコパス』では、ロックウェルがトラブルに巻き込まれる売れない役者を演じている。■受賞コメント初のノミネート、そして初のアカデミー賞となったが、「では時計を初めてください。スキージェットが欲しいです」とユーモアを交えてスピーチしつつ、一緒にノミネートされた俳優たちに「すごく刺激を受けました!ありがとう」と感謝を述べた。また、自身の映画愛を幼少時代の話を交えて語り、「私の映画好きは父や母のおかげです。ありがとう」とコメント。さらに、本作の主演を飾ったフランシス・マクドーマンドに「来ましたね!」と声をかけ、それを受けたフランシスも涙ぐんで応えていた。マーティン・マクドナー監督への思いを伝え「『スリー・ビルボード』に関わった全ての人に感謝です」。そしてレスリー・ビブへも「きみが僕を奮い立たせてくれる。愛しているよ」と日頃の感謝を送った。『スリー・ビルボード』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スリー・ビルボード 2018年2月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox
2018年03月05日「第32回中目黒桜まつり」が、2018年4月8日(日)に開催される。目黒川沿いに咲くソメイヨシノの桜並木は、都内有数の桜の名所である。「中目黒桜まつり」は、中目黒エリアの花見を盛り上げるイベントだ。夜桜のライトアップや、地元小・中学生の音楽演奏をはじめ沢山の催し物を楽しむことができる。「中目黒桜まつり」に連動して、MDP GALLERYでは“桜の美・桜色”をテーマにしたアート展示、「Sakura Pink」展を3月23日(金)から4月15日(日)まで開催する。会場では、40名以上の実力派アーティストが各々表現した桜の作品を展示。その美しさが、ギャラリーの空間に広がるだろう。また、中目黒エリアにある飲食店などの店舗にアート作品を展示する「中目黒お花見アートウォーク」を実施。花見しながら、アート鑑賞の散歩を楽しめる。【詳細】第32回中目黒桜まつり日程:2018年4月8日(日)住所:東京都目黒区上目黒1-26-1問い合わせ先TEL:03-3770-3665■「Sakura Pink」展期間:3月23日(金)~4月15日(日)場所:MDP GALLERY住所:東京都目黒区青葉台1-14-18 1階問い合せ先TEL:03-3462-0682(MDP GALLERY)※花見会レセプションパーティは3月30日(金)18:00~20:00。■中目黒お花見アートウォークマップ入手場所MDP GALLERY、SPACE M、ナカメアルカス広場、Alaucalia Coffee Beans Bank、ALOHA TABLE Nakameguro、ウオツネ、伊勢五本店、SOAKS、TAVERN、BACiONE、B.B.S.DINING、Mark Matsuoka Grill、mother esta、Malkovich、屋根裏のパリ食堂、MEAT LAB 他※飲食店入店時はオーダーが必要。
2018年03月04日3月2日、「第41回日本アカデミー賞」授賞式が都内で開催。菅田将暉(25)が最優秀主演男優賞を受賞した。 昨年10月に公開された映画「あゝ、荒野 前篇」での受賞となった菅田。授賞式を終え、報道陣の囲み取材に応じた。 「『あゝ、荒野』は前後篇で5時間超ある。上映館数も多いわけではないのに、観てくださっている方がいるんだっていうのに感謝です」 同賞の受賞決定のタイミングで、鼻に掌を当てる「てやんでえ」ポーズをしていた菅田。実は自身がパーソナリティを務める「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)のリスナーと交わした“約束”の「てやんでえ」ポーズだったことを告白した。 「(リスナーから)『てやんでぇをやれ』って言われて(笑)。最後の最優秀男優賞の(発表の)ときにやりました」 菅田は受賞出来なかったとしても“発表”のタイミングで「てやんでえ」をする予定だったそうで、安堵の様子を見せた。 「獲れて良かった。獲れてなかったら、ただふざけてたやつでした」 Twitterではリスナーたちから、約束を守った菅田への愛のメッセージが届いている。 ≪最優秀賞の前に「てやんでいするタイミング」を考えてる菅田将暉ほんといい子すぎて好きしかない≫≪こうやってまたファンを喜ばせてくれる、、どこまでファンの心鷲掴みにするんだー!!≫≪スルーしたって誰も文句も言わないであろう状況の中で、てやんでぇをやってくれるという、、もう、愛しかないわ≫ ファンからの愛を胸に、さらに飛躍してほしい。
2018年03月04日「第41回日本アカデミー賞」の授賞式が3月2日に都内で行われ、菅田将暉(25)が「あゝ、荒野」で最優秀主演男優賞を初受賞した。 「授賞式後の囲み会見で菅田さんはストイックなボクサー役を演じるにあたり、食事制限のみならず性的なものまでも“禁欲”していたことを明かしました。なかなかそこまでできる若手俳優はいません」(取材した記者) ところが、そんな菅田をも驚愕させていたのが「関ヶ原」で優秀主演男優賞を受賞したV6の岡田准一(37)だった。 「会場のスクリーンで『関ヶ原』のメイキングシーンが流れたときのことです。岡田さんは少しでも当時の人たちに近づこうと、身につけた甲冑の結びヒモも締め具合まで忠実に再現。スタッフに対して『(締め方が)もっと!』と叫ぶ映像が流され、菅田らを驚愕させていました。現場ではかなり怖いことで知られる同作の原田眞人監督も『岡田くんはこっちが言う前にやってくれる』とご満悦でした」(前出・取材した記者) もともと、岡田の役への並々ならぬこだわりは映画業界では有名な話だったという。 「『SP』シリーズのときは完璧に格闘術を身に付けようと決意。ロスに渡って総合格闘技の修斗のみならず、ブルース・リーが創始者のジークンドーも学びました。さらには、フィリピンの棒術・カリまで習得。特にカリは師範代レベルだそうで、ほかの映画の撮影現場では共演者たちが岡田さんに“弟子入り”するほどでした」(映画ライター) 「関ヶ原」では石田三成を演じた岡田だが、今後どんな歴史上の人物をリアルに演じるかが注目される。
2018年03月03日今年で90回目を迎えるアカデミー賞。その間にメリル・ストリープは候補歴21回(今年分込)、受賞歴3回とほかに類を見ない功績を残しつづけている。映画界最高峰と言われるアカデミー賞の常連であるメリル・ストリープの魅力とはいったい何なのだろう?ロサンゼルス在住でメリルの大ファンでもある筆者が思い入れたっぷりに彼女の魅力を探ってみた。【分析1】とにかく演技が上手い今年も『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』の名演で主演女優賞候補に挙がっている彼女だが、この筆者が最初にメリルを愛するようになったのは、時を遡る1978年。当方、まだ中学生だったのだが『クレイマー・クレイマー』という映画がきっかけだった。ダスティン・ホフマン演じる仕事中毒の夫から、自立を求めて去っていく主婦を演じたメリルだったのだがセリフよりも表情とハートで演じている彼女に大きく心を揺さぶられたのを覚えている。【分析2】穏やかなパワフルさそして『クレイマー・クレイマー』の数年後に見た『ソフィーの選択』(1982)でメリルは女優として絶対的な存在となった。第二次世界大戦前後を舞台にしたこの映画は、ナチス・ドイツの卑劣な将校たちによって自分の息子か娘のどちらかを強制収容所に差し出さなければ母子皆殺しという選択を迫られ、そのときに取った選択に一生苛まれる女性を演じた。ここでもメリルは表情と仕草で見ているものの胸を切り裂かんばかりの演技を披露し、アカデミー主演女優賞を獲得した。メリルが持つ女優としてのもう一つの強みは、演じる役に合わせて巧みに変わる彼女のアクセントだ。字幕で鑑賞していると気がつかないが、どんなに上手い俳優でも方言や他国の訛りをやらせると、どうもおぼつかないという例がよくある。だがメリルはどんな訛りでも操る技を心得ており、アメリカ人である彼女がイギリスの首相マーガレット・サッチャーを演じてアカデミー賞を受賞したことでもその素晴らしさが証明されている。訛りを操るメリルの技は、ハリウッド業界内でも賞賛されている高度なスキルなのだ。【分析3】美しすぎずに美しいメリルはパーフェクトな美女ではないが「気さく美人」だと思う。見た相手を「美しい」と思う感情は十人十色だが、強いて美人をふたつのカテゴリーで分けるならば筆者的には「冷たい美人」と「気さくな美人」に分別できると思う。これは性格云々とはあくまでも無関係で見た目の印象ということだ。「冷たい美人」の例を挙げると二コール・キッドマンやシャーリーズ・セロンなど、超絶的な美しさのあまりに近寄りがたいという印象の美貌で、時にはICY QUEEN(=氷の女王)などと呼ばれてしまうタイプである。「気さく美人」は、サンドラ・ブロックやエマ・ストーンといったタイプで、美人だけど近くにいてもリラックスできるかな?というタイプで、メリルもこのカテゴリーに入ると思う。平凡な主婦役(『マディソン郡の橋』)から英国首相(『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』)まで、何をやってもシックリくるルックスで、かつ美しい。これは幅広い役柄を演じられるという利点であり、これにメリルの抜群な演技力が加わるとアカデミー賞常連、という稀なステータスが手に入るのだ。【分析4】ゴシップ誌の標的にされない私生活その昔、メリルは『ディア・ハンター』という名作に出演し、そこで共演したジョン・カサールという俳優と恋に落ちたが間も無くジョンが肺がんにおかされ、メリルの献身的な看病も虚しく世を去ってしまうという悲劇が起きた。彼女がゴシップ誌を賑わせたのはそのときくらいではないか。最近でこそハリウッドのセクハラ問題や男女平等問題に言及したメリルの様子がニュースで報道されることがあるものの、アンジーとブラピのようなイメージとはかけ離れている。彫刻家ドナルド・J・ガマー氏と今年で結婚40周年を迎えるメリルは、セレブには非常に稀な長い結婚生活を維持している。4人の子どもたちも常識ある大人に育っており長男はミュージシャン、3人の娘はそれぞれがエンタメ業界で活躍をしている。親の七光りを乱用せず行儀の良い子どもたちの存在もメリルが妙なスポットライトにさらされない理由だろう。安定したファミリーライフは、メリルの体現する安定したオーラの賜物ではないか。彼女がハリウッド内外から尊敬の念を集める要素のひとつでもある。【分析5】女王のレベルなのにおごり高ぶらない数年前にメリルが『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』でアカデミー主演女優賞を受賞した直後、受賞者お立ち台インタビューで、ラッキーにも質問する機会をもらった。3回目のアカデミー賞受賞にも関わらずキラキラとして心底嬉しそうで非常に飾り気のない女性という印象だった。おかげで聞き手のこちらの緊張がほぐれていくのを感じたのを覚えている。メリルほどの功績をあげた女優がこれほどリラックスしたエネルギーを発散しているというのは天性のもので誰にでも備わっているものではない。ハリウッドは彼女の才能はもちろんこの特殊エネルギーに反応しているのではないか。ハリウッドで素晴らしい功績をあげ続けつつも"普通の人”エネルギーを発散している自然体メリルの美しさ。天才レベルの演技力とハリウッドに欠けがちなナチュラル好感度。この稀有な組み合わせがメリルの持つ魅力といえるのではないだろうか。(text,interview:Akemi K. Tosto)(text:明美・トスト/Akemi Tosto)■関連作品:マーガレット・サッチャー鉄の女の涙 2012年3月16日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Pathe Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 2018年3月30日より全国にて公開© Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.
2018年03月03日3月2日、『第41回日本アカデミー賞』授賞式が開催された。最優秀主演女優賞には蒼井優(32)が選ばれ、受賞の際のスピーチが話題を呼んでいる。 優秀主演女優賞にノミネートされたのは他に新垣結衣(29)、土屋太鳳(23)、長澤まさみ(30)、吉高由里子(29)。激戦と呼ばれたなか、白石和彌監督の映画『彼女がその名を知らない鳥たち』で“男の稼ぎに頼り怠惰な日々を過ごす最低な女性を演じ切ったこと”が高く評価された。 名前を呼ばれた瞬間、驚いた表情を浮かべた蒼井。ステージに登壇すると「ありがとうございます。びっくりしています」と挨拶し、こう語った。 「この映画を撮っているときに、本当に映画の現場に入れてよかった、映画界に入れてよかったなって思ったんです。なのに、こんなに大きな賞をいただいてしまって恐縮しています」 今作への思いを語った蒼井は、さらにこう続ける。 「これから新学期が始まりますけど、学校がつらい方、新しい生活どうしようと思っている方はぜひ映画界に来てください。映画界ってよくないですか?私ほんとに好きなんです。みなさんと一緒に映画界を盛り上げていきたいです」。 会場では笑いが起こるも、Twitterでは《とても何かほっとした。そうだよね、別に無理することないよね、ありがとう》《“生き先”がわかんなくなっちゃった時の“居場所”としても大切だねぇ》《居場所をひとつ増やしてくれる感じがした》と感動の声が続出していた。 また《映画に救われることがあるし、誰も自分を見ていないのに独りじゃない気がするから。映画って凄いんだよ》《映画とは何かということを表現した素晴らしいコメント》と映画の良さを再実感した声も。 これから生活が変化していく季節。つらくなったとき、蒼井の言葉が支えになる人も多いことだろう――。
2018年03月03日女優の新垣結衣が2日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第41回日本アカデミー賞の授賞式に出席。惜しくも最優秀主演女優賞は逃したものの、視聴者からはツイッターを通じて「天使」「女神」といった称賛の声が上がった。新垣は瑛太とダブル主演を務めた『ミックス。』で優秀主演女優賞を受賞。同作では、元天才卓球少女を演じた。司会・西田敏行とのやりとりでは、撮影の2カ月ほど前から卓球の練習をしていたことを明かし、使っていたラケットを渡されると懐かしそうに手に取った。同作は新垣のギャルメイクもネット上で話題に。「メイクが変わっていく様子を段階で写真を撮って友達に送りつけて、『どれが私でしょうか?クイズ』をしていました」と明かし、「一生できなかったと思うので貴重な体験でした」と振り返った。同席した蒼井優は『彼女がその名を知らない鳥たち』での受賞だったが、『ミックス。』では中国人役で出演している。新垣は、「蒼井さんの本番の時の爆発力がすごい。それを目の前で見ることができて、本当にすごいなというか貴重だなと思いました」と演技力を褒め、「ご一緒できてうれしい」と共演の喜びを伝えた。そして、プレゼンターの佐藤浩市が最優秀主演女優賞として蒼井の名を読み上げると、新垣はうなずきながらニッコリ。当の蒼井は自分は選ばれないと思っていたようで、壇上のスピーチでは涙ながらに映画のすばらしさと受賞の喜びを表現した。新垣はその言葉に耳を傾け、終始微笑みを浮かべて拍手を送った。白のロングドレスの背中は大きく開き、その美貌に心をつかまれた視聴者からは「天使」と感嘆の声が上がる一方、「笑顔で拍手をしていたガッキーに感動」「なんて素敵な世界」「女神のような穏やかな顔」「ガッキーってほんと優しいね」「人柄やなあ」「ガッキーの微笑みが素晴らしすぎた」「自分の事のように喜べるなんて素敵」など蒼井を称える姿や優しい眼差しも多くの人の心をつかんでいる。
2018年03月03日