高校を卒業したばかりの18歳は、新たな大人の階段をのぼったようなワクワクした気持ちでいることでしょう。春先に街を歩けば、不動産会社や家電量販店をはじめ、さまざまな店で、新生活を迎える人々に向けたサービスを発信しているのを見かけます。2022年4月より、成人年齢が引き下げられたため、18歳は成人となり、自分の意思でいろいろなことを決定できるようになりましたが、飲酒や喫煙など、青少年保護等の観点から規制されていることも多いです。書店の貼り紙「すごくいい貼り紙があった」不審者(@mazuimoyashi)さんは、同人誌やゲームを扱う総合書店『メロンブックス』に行った際、高校を卒業する18歳に向けた『貼り紙』を見つけて、X(Twitter)に投稿しました。掲示されていたのは、成人指定の『18禁』の漫画が置いてあるコーナーの前。そこは未成年が間違って立ち入らないように暖簾がかかっているそうです。そんな場所に掲示されていた、高校生へのメッセージとは…。この春、高校をご卒業のみな様へご卒業おめでとうございます。18歳になられたみな様、この暖簾の中へ入りたくてうずうずされていることと思いますが、この中に入れるのは【4月1日】からです。それまでに、皆様へオススメの厳選エロマンガをご用意しておきますので、期待と、お財布と、その他もろもろを膨らませてお待ちくださいね。4月1日からは「エロマンガ祭り」も始まります。特典いろいろ目白押しなのでぜひ、遊びにいらしてください。新しい扉を開くのはメロンブックスで!スタッフ一同、心よりお待ちしております。高校の卒業式が終わっても、3月31日までは、まだ在籍しているため、高校生の扱いになります。例え18歳以上であっても、各自治体の条例により高校生は成人向けコンテンツが規制されていたり、校則などで罰せられたりする可能性もあります。店側が自主的に規制するケースは多いようです。貼り紙では、丁寧かつユーモアにあふれた語り口で、高校を卒業した18歳に4月1日まで待つように声かけをしていて、じわじわと笑いが込み上げます。また、『解禁』と同時にイベントを行い、新規顧客の獲得を狙っているところに、店側の思惑が垣間見えますね…!投稿には6万件以上もの反響があり、「その他もろもろを膨らませて…って、これ作った人天才だろ」「めっちゃ笑った!センスよすぎる」「これぞ粋な貼り紙。祭りが気になります」などのコメントが寄せられました。4月1日は、初めて暖簾をくぐる客が多いかもしれません。きっと店員たちは『新しい扉を開いた客』を温かい目で見守ってくれることでしょう…![文・構成/grape編集部]
2024年03月13日俳優の安藤サクラが、『ゴジラ-1.0』で第47回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞。第46回(昨年)に続いての最優秀賞受賞となった安藤さんは、プレゼンターとしても登場。自分の名前に驚いた様子で、受賞者の名前を読み上げる際「…!ありがとうございます。最優秀助演女優賞は『ゴジラ-1.0』の安藤です…」と戸惑いながらも歓喜の受賞となった。優秀助演女優賞は、安藤さんのほか、上戸彩(『シャイロックの子供たち』)、永野芽郁(『こんにちは、母さん』)、浜辺美波(『シン・仮面ライダー』)、松坂慶子(『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』)の選出となった。『ゴジラ-1.0』では、安藤さんは第二次世界大戦で子どもを失った太田澄子を演じた。神木隆之介演じる敷島浩一の隣人で、戦地から帰還した敷島に対し「お前たちのせいで負けた」ときつい言葉を浴びせてしまうが、その憎まれ口の裏にある絶望、やるせなさまでも深みのある演技で表現した。安藤さんは澄子を演じるにあたり、自ら行動したことがあったという。「初日の撮影に行くと戦後のセットがすごく素晴らしくて。令和の私のまとったものが“どうしよう、セットに浮いちゃう”」と思ったと話す。だから「よく動物が床になすりつけるように、セットでいろいろなところに(自分の体を)こすりつけて汚したいなと。どうにかこの戦後の空気をまといたいと思って、文字通りまといに行きました」と裏話を明かしていた。その後は受賞者で自分の名前を読み上げ、安藤さんは戸惑いながら壇上の中央に進む。頭を手で抑え、髪をなでつけながら「まさかの展開に…ちょっと本当に声が出なくなって情けないです」とかすれ声。しかし、その後「『ゴジラ-1.0』すごいですね!」と、この時点で数々の最優秀賞を受賞した作品について触れると、場内から同意の拍手が沸き起こる。「勢いがすごいですね!私はゴジラの勢いにのせて、いただいた感じです」と謙遜した。そして「ただ、皆さまが作り出したあのすごいゴジラと、皆さまのお芝居で作り出されたあの世界観があって、近所のおばちゃんはこの賞をいただくことができました。本当に、ありがとうございます」と大きな笑顔を見せた。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2024年03月08日藤井道人監督作『パレード』より「配信記念 感想ドキュメンタリー」映像が解禁された。事前に行われた試写会アンケートでも、95%が泣いたという感想が寄せられた本作。2月29日より配信開始されると、SNSを中心に大きな話題を呼び、「優しくて心温まる作品」「気づいたら温かい涙が流れていた」「幸せな映画体験だった」などの絶賛の声が上がっている。また、日本の「今日の映画TOP10」で4日間連続1位を獲得、さらに台湾でも「今日の映画TOP10」入りとなるなど、大ヒット発進となっている(3月6日時点)。そんな本作より、「配信記念 感想ドキュメン タリー」映像が到着。"あなたの人生で、やり残したことはなんですか?"という問いかけからはじまる本映像は、本作の主演を務める長澤まさみ、共演のリリー・フランキーが登場。ほかにも17歳の女子高校生、32歳の元力士カメラマン、52歳のパン屋を営む女性、81歳のスナックのママなど、本作を鑑賞した様々な一般の視聴者たちにもカメラを向け、本作をきっかけに彼女たちの隠された想いをドキュメンタリー映像として収めている。映像のラストでは、長澤さんは「後悔って大事だと思う。後悔がないと学びもない。それをどういう風に向き合うかっていうことのほうが一番大事」、リリーさんは「誰も思い出さなくなった時にその人の存在が宇宙から消滅する。ずっと思い出してあげること」と語り、本作のテーマでもある、“喪失からの希望”というメッセージが胸に響く、映画とあわせてじっくりと観たい映像となっている。Netflix映画『パレード』はNetflixにて世界独占配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年03月06日お客さんの要望に沿って、それぞれの人に似合うようなヘアスタイルを作り上げる理容師。ハサミやバリカンを使って器用に髪を整える作業は、失敗が許されないだけに緊張感を伴うものでしょう。理容師がヘアカットができなくなった理由は?イギリスの理髪店で撮影された動画が話題になっています。この日、母親に連れられて男の子が来店しました。男性の理容師が男の子の散髪を担当しているのですが、ある理由からなかなか髪を切ることができないのです。その理由とは…こちらをご覧ください。2人して笑いが止まらない…!動画の説明によると、どうやら理容師がブラシを頭に当てると、男の子はくすぐったくて笑ってしまうようです。その笑い声を聞いた理容師も面白くなって、一緒に笑いが止まらなくなってしまったのですね。そばにいる母親が「頭を動かさないで」といっていますが、これではいつまで経ってもヘアカットが終わりません!2人の笑い声は、動画を見た人たちにまで移ってしまったようです。・今、俺は笑いが止まらなくなっている!・このビデオ、何回見ても飽きない!とっても楽しいよ。・なんてかわいい子なんだろう。笑いは伝染するよね!この動画は公開から1週間で38万回以上再生されています。「笑いは伝染する」といいますが、男の子の無邪気な笑い声は理容師だけでなく、動画を見た38万人もの人たちまで笑顔にしたようですね![文・構成/grape編集部]
2024年02月28日福山雅治主演の人気シリーズ「ガリレオ」の劇場版3作目『沈黙のパレード』が3月30日(土)21時から土曜プレミアム枠にて地上波初放送されることが分かった。「ガリレオ」は東野圭吾のベストセラー小説を原作に、福山雅治演じる天才的な頭脳をもつ物理学者・湯川学が、不可解な未解決事件を科学的検証と推理で見事に解決していく大人気ミステリーシリーズ。2007年10月期の連続ドラマとして第1シリーズが放送され、2008年には映画第1弾『容疑者Xの献身』が公開され人気を博す。そして2013年4月期の連続ドラマとして第2シリーズが放送され、同年公開された映画第2弾『真夏の方程式』も大ヒットを記録。そんな長きにわたって愛されるシリーズの劇場版最新作として大きな注目を集めたのが、映画第3弾『沈黙のパレード』。福山さん演じる湯川学、柴咲コウ演じる内海薫と、北村一輝演じる草薙俊平が再集結した話題作だ。また、シリーズ初の劇場版、『容疑者Xの献身』を3月23日(土)21時から土曜プレミアム枠で放送することも決定。さらに、3月のハッピーアワー枠<第1部13時50分~14時48分、第2部14時48分~15時45分※関東ローカル>では、連続ドラマシリーズ「ガリレオ」<2007年(第1シリーズ)、2013年(第2シリーズ)>、「ガリレオΦ」<2008年>、「ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ」<2013年>、「ガリレオ 禁断の魔術」<2022年>を放送する。初回放送は3月7日(木)13時50分より第1シリーズ第1話「燃える!変人天才科学者」、14時48分より第2話「離脱る(ぬける)OL殺人と空を飛ぶ少年の謎!」が放送される。なおハッピーアワー枠で放送した番組は、TVer、FODにて放送後1週間、無料見逃し配信を実施予定だ。劇場版2作品とともに、連続ドラマシリーズ、スペシャルドラマも合わせて「ガリレオ」シリーズをたっぷりと楽しんでほしい。『沈黙のパレード』は3月30日(土)21時~フジテレビにて放送(※一部地域を除く)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:沈黙のパレード 2022年9月16日より全国にて公開©2022「沈黙のパレード」製作委員会
2024年02月27日藤井道人監督によるNetflix映画『パレード』よりショートストーリー動画が解禁された。ついに配信開始が翌週に迫り、ますます注目を集める本作。先日実施された完成披露試写会では涙する観客も多く、SNS上でも「大切な人を失ってしまった経験がある人、いま大切に思っているひとがいる人、みんなに響く作品」「心に染み入る、愛に溢れた作品」「思わず母を思い出して涙が止まらなかった」「観た後に誰かを想わずにはいられない映画」など、すでに絶賛の声が数多く上がっている。この度解禁されたのは、想いを残した者たちの“その先に行けない理由”が垣間見える、それぞれの愛を描いた《ショートストーリー動画》。長澤まさみ演じる主人公、元報道フロアのリポーター・美奈子の「母の愛篇」、坂口健太郎が演じる、元小説家希望の青年・アキラの「父と息子篇」。長澤まさみ【母の愛篇】坂口健太郎【父と息子篇】横浜流星演じる元ヤクザ・勝利の「恋人篇」、森七菜演じる元女子高生・ナナの「友人篇」、リリー・フランキー演じる元映画プロデューサー・マイケルの「記憶篇」。横浜流星【恋人篇】森七菜【友人篇】リリー・フランキー【記憶篇】この計5本の動画では、彼らが各々の心に触れ、様々な理由からこの世界にとどまっていた“秘密”が徐々に解き明かされていく中で、そこにある決して後悔だけではない、たしかな一筋の希望が感じられる切なくもあたたかな内容となっている。そして、野田洋次郎が本作のために書き下ろした主題歌「なみしぐさ」の、〈君とならば どんな二人も 生きてみたい 抱きしめてみたい〉という歌詞が染み入る中、“残した想いは、誰かの希望”というメッセージがより胸を打つ動画となっている。Netflix映画『パレード』は2月29日(木)よりNetflixにて世界独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年02月25日ドラマを追う(全2回の2回目)。■36歳でママ受験生に。搾乳しながら試験を受けた短大を経ていったん東京で就職するも、体を壊し、地元の島根県に帰ってきた貴子さん。臨床心理士を目指し、2年間にわたりアルコール障害や摂食障害のセルフミーティングに関わるなかで、医師になりたいという夢が生まれる。すでに貴子さんは32歳のときだ。しかし、その直後に、自分の夢をいちばん応援してくれた父が帰らぬ人になってしまう。父のためにも、医師になることを決意するが、そこからの道のりは険しいものだった。「まず近所の個人塾に入って、因数分解どころか、中1の計算問題から始めました」松江市の予備校へ行くようになり、ここでのちに夫となる前島充雅さん(47)と出会う。「彼は横浜国立大学数学科を中退して医学部を受け直すという、つまり、医者になるという同じ目標を持っていました。ただ、年も私のほうが11歳も上で、正直、恋愛感情はありませんでした。数学を教えてもらおうという下心で(笑)私からアプローチしたんです」ところが同じゴールに向かって共に学んでいくなかで、互いにかれ合うようになる。予備校2年目には、志望を変更した充雅さんが九州大学工学部に合格。これを機に34歳と23歳で結婚して、福岡での新婚生活が始まった。一方、貴子さんは目指す国公立大学医学部には合格できずに、家事をしながらセンター試験を受け続けていたなかで長女を出産。36歳にして、ママ受験生となった。「実は前年に流産していましたから、子供ができたのは本当にうれしかった。医学部受験をするからといって、子供をあきらめようとは思いませんでした。自分が寂しい子供時代だったから、にぎやかな家庭もほしかった」やがて九大を卒業した充雅さんが王子製紙に就職して北海道苫小牧市での勤務となり、家族で転居。貴子さん自身も、まったく歯の立たない国公立だけでなく、私立大学も受験するようになっていた。こんなこともあった。「社宅から市内の書店に行ったとき、偶然、都内の大学医学部の願書が目に留まるんです。『当日受付有効』とあり、その期限が明日と知った途端、ベビーカーの長女を連れて千歳空港から羽田行き飛行機に飛び乗ってました。何とか間に合ったとホッとしたのもの間、今度は健康診断書が要る、と。実はふたり目の子を妊娠していて、レントゲンを簡単に撮れない。都内を駆けずり回って、ようやく対応してもらえる病院を探し当てて提出しました。そこまでやったのは、当時、点数は取れているのに年齢でハネられた女性受験者がいるというウワサを耳にしていて、1年でも早く受かりたいと思ったんです」結果は不合格だったが、のちに有名医大が女性や年齢を重ねた受験生を入試で不利に扱っていたことが発覚。彼女の焦りも、まったくのではなかった。「その後、39歳で長男を産みました。ずっと妊娠、子育て中の受験でしたから、試験の最中も母乳のせいで胸がパンパンに張って、休み時間にトイレに駆け込んで搾乳したり。ひどいつわりで急激に5キロも痩せて脱水症状にも陥り、3カ月入院したりも。そんななかでも頑張れたのは、1月のセンター試験という確固とした目標があったから。とはいえ、もう受験直後の自己採点で、合格圏内にはいないとわかるんです。すると落ち込んで冬眠状態に陥り、もう誰にも会いたくないし、桜が咲いても見たくもなかった」そして長女が3歳、長男が1歳になるという年だった。「さすがに子供もどんどん大きくなりますから、今年ダメだったらあきらめようと思っていました。そしたら、受かったんです」8度目の受験チャレンジで、ようやく“サクラサク”の報が届く。40歳になる直前だった。愛知県名古屋市の藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)に合格した瞬間から、喜び合ったのも束の間、夫婦の深い苦悩が始まる。■研修医になるも、看護師からは嫌がらせを受けて……「いつも頭にあったのは、お金のこと。まず入学金が約800万円で、諸経費を引いた年間の学費が約600万円。学ぶために最低限必要な金額だけでも、わが家にはまったく余裕がありません。子供も増えて、貯金もすでに底をつく状況でしたから、頼みの綱は奨学金。島根県のへき地医療関係の奨学金を申請してもとても足りずに、結局、7カ所の奨学金を受けることになります。総額ですか。その後の留年もありますから、全部で家3軒分くらいとなりましたね」さらに大学2年、42歳のときには高齢出産で次男が誕生。6歳、3歳、0歳と、3人の子供たちはみな、最短の生後50日から保育園に預けた。このころ、充雅さんも退職して愛知で教育コンサルタントとして独立し、家族がそろう。「私は朝6時に起き、8時に子供と保育園へ。夕方7時ごろにお迎えに行って9時に寝かしつけると、それから大学で24時間開放されている学習室に行って勉強し、深夜2時に帰宅して寝ていました。ただ、私の母も島根から来てくれたり、義理の両親、夫の援助があったからこそ成り立った両立生活で、家族には感謝しています」しかし、本人の頑張りや周囲の協力もむなしく、留年が続く。「なぜか、ラストの試験で必ず落第点を取ってしまうんです。考えるに、小中学生のときの先生から『お前はダメだ』と言われ続けたトラウマがあって、ここぞという試験でアガってしまう。この悩みは、ヒプノセラピー(催眠療法)を受け解消できました。また、このまま国家試験に受からないのではという不安が消えずに、うつ状態になって眠れなくなり、睡眠薬の量を増やしても効かない“眠剤地獄”に陥ったりも。このときは朝まで夫に愚痴を聞いてもらって、何とかしのぎました」そして53歳のとき、3度目の挑戦で医師国家試験に合格。医師を志して22年目の悲願達成だった。「でも、研修医となっての2年間は、いつもロッカー前で泣いてましたね。手術室で、大先輩の男性医師から、指示と違うからと、オペ中に『出ていけ』と言われたり。これは、自分が未熟だからと耐えましたが……」納得できないこともあった。「理不尽だったのは、一部のベテラン看護師さんからの無視や、わざと足を踏まれることなど。若い男性医師と私とふたりでいて、明らかに私が前にいるのにスルーされて、男性医師にだけ『先生、お疲れさまです』と。“こんな年とって医者になってどうするの”ということのようでしたが、やっぱり落ち込みました」研修を終えると、自分の体験を生かせるとの思いから産婦人科を選択。その後は、救急医療も行う基幹病院や自毛植毛を扱うクリニックなどを経て、コロナ禍の2022年には、医師不在となっていた愛知県幸田町の日高医院へ。「薄毛治療の自毛植毛に関わったというのは、私自身がかつて抜毛症に苦しんだ過去があったからです。やがて、大病院から地域医療まで体験するなかで、以前から関心のあった在宅診療への思いが強くなって、2023年春に名古屋大学病院の研修登録医となりました」そして現在、平日は冒頭のクリニックを含め、3つの名古屋大学病院の関連医療施設で勤務。「土日のほとんども、医療アルバイトの日々です。休んでいる時間はありません。いまだ奨学金の返済の真っただ中で、ようやく半分を返せたところでしょうか。ただ、以前と違うのは、子供たちも自立して、自分のことを振り返る余裕が少しできました。つくづく思うのは、自らの役割に気づいて一歩踏み出すことの大切さ。年齢とか、子供がいるとか、お金がないとか、成績が悪いとかは関係ないんです。夢を持ち続ければ、いつでも挑戦できるということをお伝えしたいと思って、今回の取材も受けました」さらにインタビューを終えた数日後、こんなメールが届いた。〈取材では、偉そうなことを言ったかもしれません。私が医師を目指したのは、父の死をきっかけに誰かを救いたいと思ったというのは、そのとおりです。そして今、私は誰かのために診療していますが、実はその行為のなかで、寂しさを感じている人とかつての自分を重ねていて、いちばん救われているのは私自身なのだと思います〉■2人の子供も医療の道へ「これからも患者に寄り添いたい」そのわが子たちについて、貴子先生自身は、こう語る。「長女は私立大学薬学部の2年生で、長男はハンガリー留学中で医学部1年生、高1の次男は吹奏楽部で、今は音楽か医学かで悩んでいる最中のようです。私の影響?それはないです(笑)。私の記事が地元の新聞などに出ると、『いや違う』『恥ずかしい』なんて言ってますから」そう話しながらも、うれしそうに母親の顔になるのだった。「年齢やキャリアを考えても、私は大病院でバリバリ手術して、というタイプとは違います。ただ、病気で困っている人がいたら駆けつけたい。患者さんの肩もみしながら会話するだけで、お元気になることは実際にあるんです。その原点はこれからも変わりません」60代を目前にしながら、ギリギリの睡眠時間で患者に寄り添い続ける貴子先生の奮闘の日々は続く。(取材・文/堀ノ内雅一)
2024年02月25日2台のピアノを主軸としたリサイタル・シリーズ「VS」の第9回が6月に開催され、ピアニストの務川慧悟が登場する。務川は、2021年世界三大コンクールのひとつ、エリザベート王妃国際音楽コンクールで第3位を受賞。バロックから現代曲までレパートリーが幅広く、各時代、作曲家それぞれの様式美を追究した演奏で高評価を得ている。務川が共演者として熱望したのは、ヨーロッパで頭角を現しているナターリア・ミルステイン。今回が初来日で、務川とは初共演になる。ナターリア・ミルステインふたりが挑むのは大曲、ストラヴィンスキー/三大バレエ音楽の『春の祭典』『火の鳥』『ペトルーシュカ』。オーケストラ曲として著名な作品を2台のピアノで演奏する貴重な機会になる。務川慧悟からのメッセージ(C)Yuji Uenoこの“VSシリーズ”にてストラヴィンスキーの三大バレエを取り上げてもらえないか、とのお話を頂いた、ちょうどその頃に知り合ったロシア生まれで、フランス育ちのピアニスト、ナターリア・ミルステインさん。彼女のプロコフィエフのCDを紹介されて聴いた時、その大変生き生きとした感性に感銘を受け、まさにこの公演内容にぴったりの方ではないかと思い、僕のたっての希望で、日本へはるばる来ていただくようお願いする運びとなりました。同じようにロシア生まれで、パリで活躍したストラヴィンスキーの音楽は、前衛的でありながらも古典的、さらには原始的とも言える要素を基盤に置いたもので、その複合的要素の融合からくる魅力には非常に奥深いものがあります。今回演奏する3つのバレエはどれもパリで1910-1913年の間に初演されたもの。初演の大成功でストラヴィンスキーを一夜にして時代の寵児へと押し上げた『火の鳥』、余りに前衛的な作風からセンセーショナルな論争を巻き起こした『春の祭典』等を通して、パリの謂わゆるBelle Epoque(ベル・エポック)ー良き時代、を存分に味わっていただけたらと思います。芸劇リサイタル・シリーズ「VS」Vol.9 務川慧悟×ナターリア・ミルステイン■チケット情報()6月18日(火) 19:00 開演東京芸術劇場コンサートホール
2024年02月21日「第96回アカデミー賞授賞式」を独占生中継するWOWOWでは事前番組として「第96回アカデミー賞直前総予想」を2月24日(土)に放送。そのスタジオゲストとして、大江崇允、松本穂香、町山智浩、宮下兼史鷹(宮下草薙)が出演することが決定した。3月11日(月)(※日本時間)に開催される映画の祭典「第96回アカデミー賞授賞式」。その模様を、3月11日(月)午前7時よりWOWOWが独占生中継。番組案内役にジョン・カビラと宇垣美里、スタジオゲストに中島健人(Sexy Zone)が出演する。注目集まるオスカーの行方を徹底予想する番組「第96回アカデミー賞直前総予想」は、MCに中島さんを迎え、2月24日(土)21時より生放送・ライブ配信される。そして、中島さんと一緒に受賞予想に参加するスタジオゲストは、第94回アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』で共同脚本を務め、授賞式にも参加経験のある映画監督・脚本家の大江崇允、中島さんとは映画『桜のような僕の恋人』で恋人役を演じ、定期的に映画に関するコラムを執筆している松本穂香、カリフォルニア在住で現地アメリカの情報にも精通している映画評論家の町山智浩、サブカルチャーに精通し無類の映画好きで知られる、お笑いコンビ「宮下草薙」の宮下兼史鷹の4名(※五十音順)。様々な舞台で活躍する真の映画好きが出演し、ノミネート作品の紹介や受賞予想、さらには現地アメリカの最新情報も交えながら伝える。「第96回アカデミー賞授賞式」は3月11日(月)7時~WOWOWにて生中継・ライブ配信。「第96回アカデミー賞直前総予想」は2月24日(土)21時~WOWOWにて生放送・ライブ配信。(シネマカフェ編集部)
2024年02月20日長澤まさみが主演を務め、藤井道人監督がメガホンをとるNetflix映画『パレード』(2月29日より世界独占配信)の場面写真10点が17日、公開された。藤井道人監督が、大ヒットを記録した『余命10年』、『最後まで行く』に続く新作として、日本映画を代表するキャスト・スタッフと共に創り上げた新たなる『パレード』は、旅立ってしまった人の目線で、遺された人への想いを描く愛の物語。瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました美奈子(長澤まさみ)。離ればなれになった一人息子・良を捜す彼女は、道中で青年・アキラ(坂口健太郎)や元ヤクザの勝利(横浜流星)、元映画プロデューサーのマイケル(リリー・フランキー)とその仲間たちと出会い、自分が亡くなったと知る。未練を残してこの世を去ったため、まだ“その先”に行けないのだと……。彼らもまた、様々な理由からこの世界にとどまっていた。現実を受け止めきれない美奈子だったが、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を探す“パレード”に参加したことを機に、各々の心に触れていく。このたび、先日公開された予告映像の美しさも話題となった、本作の世界観が贅沢に切り取られた場面写真10点が一挙公開された。一人息子を残して突然命を落としてしまった主人公・元報道フロアのリポーターの美奈子(長澤まさみ)が行きついた“想いを残した者たちが集う場所”で出会った人々の、切なげでどこか暖かさも感じられるカットの数々。絶望すら感じさせる表情で佇む美奈子、何かを懐かしむ元小説家のアキラ(坂口健太郎)、屈強な肉体に鮮やかな入れ墨が施されている元ヤクザの勝利(横浜流星)、屋上で物憂げな表情を見せる元女子高校生のナナ(森七菜)、静かに読書をする元銀行員の田中(田中哲司)、この世界でも住人達の世話を焼く元スナックのママ・かおり(寺島しのぶ)、上機嫌な元映画プロデューサーのマイケル(リリー・フランキー)など、この世界で変わらず日常を過ごす彼らの様子とともに、彼らがなぜこの地に留まるのか、その理由を想像せずにはいられないカットとなっている。【編集部MEMO】Netflix映画『パレード』の主題歌は、野田洋次郎(RADWIMPS)が書き下ろした「なみしぐさ」。“別れ”の先に待つ“再会”に目を向ける温かなメッセージがまっすぐに胸に響く歌詞が象徴的な主題歌「なみしぐさ」だけではなく、登場人物の心情にぴったりと寄り添うような劇伴も全て野田が手掛けている。
2024年02月17日藤井道人監督が贈るNetflix映画『パレード』より、思いを残した者たちを切り取った場面写真が一挙に公開された。本作は、旅立ってしまった人の目線で、遺された人への思いを描く愛の物語。今回公開されたのは、一人息子を残して突然、命を落としてしまった元報道フロアのリポーターの美奈子(長澤まさみ)が行きついた、思いを残した者たちが集う場所で出会った人々の、切なげでどこか暖かさも感じられる場面写真。絶望すら感じさせる表情の美奈子や、何かを懐かしむ元小説家のアキラ(坂口健太郎)、元ヤクザの勝利(横浜流星)、屋上で物憂げな表情を見せる元女子高校生のナナ(森七菜)、静かに読書をする元銀行員の田中(田中哲司)。この世界でも住人の世話を焼く元スナックのママ・かおり(寺島しのぶ)、上機嫌な元映画プロデューサーのマイケル(リリー・フランキー)など、この世界で変わらず日常を過ごす様子が垣間見える。また印象的なのが、忘れ去られた遊園地やノスタルジックな映画館といった、幻想的でどこか切なげなロケーション。場面写真からも、本作の世界観を堪能することができる。Netflix映画『パレード』は2月29日(木)よりNetflixにて世界独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年02月17日ティファニーは、第58回スーパーボウルでチャンピオンに輝いた「カンザスシティ・チーフス」を、スポーツ競技界で最も注目を集めるトロフィーとしても名高いティファニー製のトロフィーで祝福しました。©Tiffany & Co.1967年の第1回スーパーボウルのためにティファニーによって初めてデザインされ、手作業で制作されたヴィンス・ロンバルディ・トロフィーは、アメリカンフットボールの栄光の頂点を象徴するものです。その3年後の1970年、このトロフィーは、第1回、第2回のスーパーボウルでグリーンベイ・パッカーズを優勝へと導いた故ヴィンス・ロンバルディ監督にちなんで、現在の名称で呼ばれるようになりました。©Tiffany & Co.トロフィーデザインの原案者は、ティファニーの元ヴァイス プレジデントであるオスカー・リードナーです。1966年、当時のNFL(R)コミッショナーであったピート・ロゼールとのミーティング中に、ナプキンに描いたスケッチ画がベースとなっています。デザインには、キックポジションに配置されたレギュラーサイズのフットボールが表現されています。©Tiffany & Co.ティファニーは、このデザインを最も熟練した職人たちに託し、約4カ月の月日をかけてトロフィーを完成させました。職人たちは、スピニングから銀細工、彫金浮彫り、手作業によるエングレービングから研磨まで、伝統的な技法と最先端技術を融合させ、重さ約3.2キログラム、高さ約56センチメートルのスターリングシルバー製のトロフィーを制作しました。ロードアイランド州にあるティファニーのホローウェア工房では、毎年このヴィンス・ロンバルディ・トロフィーをはじめ、熟練の職人たちによって100個を超えるトロフィーを手作業で制作しています。
2024年02月15日アメリカでは玄関に配達された置き配の荷物を盗む泥棒のことをポーチ・パイレーツと呼びます。ポーチは玄関、パイレーツは盗賊という意味で、全米で被害が後を絶ちません。クッキーを盗んだポーチ・パイレーツの正体は?テキサス州サウスレイク市の公安委員会が、ある家に現れたポーチ・パイレーツの動画を公開しました。動画が撮影された日はこの家に住む家族の息子さんの15歳の誕生日で、友人からお祝いのクッキーが届けられたそう。ところが配達された時間が少し遅かったため、家族は出かけていて玄関に荷物があることに気付かなかったのです。翌朝、息子さんが玄関に出た時には、風船とデコレーション用のアイシングだけが残されていて、クッキーがなくなっていました。ショックを受けた家族が付近を探したところ、庭で空になったクッキーの袋を発見。防犯カメラの映像を確認すると、犯行の様子がバッチリと映っていたのです!クッキーを盗んだポーチ・パイレーツは…ポッサム!ポッサムとは、見た目はリスに似た樹上性の動物です。玄関に置かれた2つの荷物のうち、クッキーが入った箱だけを盗んでいきました。サウスレイク市公安委員会はFacebookで、「我々は愛らしいしっぽをもつポッサムが大好きだ」とフォローしつつ、動画を投稿。すると、盗まれたクッキーの販売店である『Tiff’s Treats』が「なんてこと!ポッサムはシェアするのを忘れていたのね!」とコメントし、後日クッキーを再送してくれたそうです!このハプニングには笑いが沸き起こりました。・ラッキーなポッサムだ。『Tiff’s Treats』のクッキーは最高だからね。・爆笑した!このポッサムも誕生日だったのかもよ。・お祝いの風船は置いていってくれたところが優しいね!アメリカでは荷物の盗難を防ぐために、玄関にカメラを取り付けたり、置き配ではなく郵便局や運送会社に荷物を取りに行ったりする人も増えているようです。投稿でも「毎日届いた荷物を持ち込むようにして、留守の場合は近所の人に頼んだり、Amazonのロッカーを利用したりしてください」と呼びかけています。まさかクッキーを盗んだポーチ・パイレーツがポッサムだったなんて、笑って許すしかなさそうですね…![文・構成/grape編集部]
2024年02月15日男女問わず下着には、いろいろなデザインがあります。下着は外側からは見えないからこそ、こだわりを自由に表現できるアイテムといえるでしょう。友人が履いていた下着のデザイン友人とお酒を飲んでいた、なかもと(@motogin0129)さん。場が盛り上がる中で、友人がチラッと下着を見せてきたのですが…斬新なデザインに思わず笑ってしまったとか。その時の写真をX(Twitter)に投稿したところ、4万件を超える『いいね』が寄せられました!下着には、ピースサインをした友人の妻の顔がいくつもプリントされていたのです!ちなみに、この下着は、妻がオリジナルで注文し、作ったといいます。妻が夫にオリジナル下着をプレゼントした理由は、定かではありませんが、パートナーの『浮気防止』に役立ちそうだと思った人は少なくないでしょう…!投稿は反響を呼び、多くのコメントが集まりました。・私も夫にあげたことがある。飲み会の時は必ず履くようにいってる。・これは吹いた。アイディアが素晴らしい。・最高!プリントされている妻がピースサインしているのも、また面白い。・妻の顔がプリントされた下着を履いてくれるなんて、素敵な夫。ユーモアがあふれる下着に、なかもとさんをはじめ、笑いをこらえることができなかった人は大勢いたでしょう。自分の顔がプリントされた下着をプレゼントする妻と、それを素直に履く夫…夫婦仲のよさが感じられますね![文・構成/grape編集部]
2024年02月15日野田洋次郎が新曲「なみしぐさ」を発表。藤井道人監督によるNetflix映画『パレード』の主題歌となる。野田洋次郎の新曲「なみしぐさ」野田洋次郎の新曲「なみしぐさ」は、『余命10年』『最後まで行く』などで知られる映画監督・藤井道人によるNetflix映画『パレード』の主題歌として書き下ろされた楽曲。“別れの先に待つ再会”に目を向けた温かな歌詞が、まっすぐに胸に響く作品となっている。藤井道人によるNetflix映画『パレード』主題歌に企画段階からラブコールを送ることで実現したという、藤井監督と野田洋次郎のタッグ。野田は主題歌だけではなく劇伴も全て手掛けており、撮影中にも監督とデモのやりとりをするなど、絶対的な信頼関係のもとで楽曲を制作。大切な人を亡くした喪失感や万人に訪れる死を愛のドラマへと昇華した本作の物語を、登場人物たちの感情に寄り添うような音楽で表現している。野田洋次郎 コメントこの映画に音楽をあてながら、どこまでも容赦なく残酷で、また時に信じられないほど美しいこの世界で生きる意味を考えました。もう逢えない悲しさも、言えなかった言葉も、携えて生きていく理由を考えました。答えなどまだ到底出ませんが、考え、想い続けようと思います。この映画を観終わった時、理屈や科学なんて飛び越えて、この命を生きた先で「きっとまた逢える」と思えたのでした。この作品に出逢えたことに感謝します。藤井道人監督 コメント『パレード』を書き終えたときに、僕の中に鳴っていたのは、野田さんの音楽でした。『余命10年』で野田さんが作り上げた音の物語は、きっとこのパレードにも通ずるものがあると思い、オファーさせていただきました。言葉では伝えきれない、想いの「その先」を彩ってくれた野田さんの音楽が、観てくださった全ての方々のこれから先の未来を照らしてくれると信じています。作品情報野田洋次郎 新曲「なみしぐさ」※Netflix映画『パレード』主題歌リリース日:未定
2024年02月09日アメリカのニューヨーク州に住む父親が体験した出来事が話題になっています。雪がちらつく1月のある日、ケイシー・バード(noholdsbard)さんが帰宅した時のことです。その日は双子の娘さんと息子さんの10歳の誕生日で、玄関先に赤い紙袋が置かれていました。紙袋の中に入っていたのは、カラフルにデコレーションされたカップケーキ。ケイシーさんの友人夫妻から彼の子供たちへの誕生日プレゼントでした。心温まる贈り物を喜んでいたケイシーさん。しかし、袋の中を見た瞬間、彼はおかしなことに気が付きます。4個入っているはずのカップケーキが3個しかなかったのです。カップケーキの容器の蓋が開いていて、なぜか1個だけなくなっていました。「どうやら誰かがすでに僕らのカップケーキを食べたようだ。どこにあるんだろう?」困惑したような声でケイシーさんがそうつぶやいた次の瞬間、彼の目に飛び込んできたものは…!こちらをご覧ください。@noholdsbard♬ Funny - Gold-Tigerケイシーさんが近くの木を見上げると、リスがおいしそうにカップケーキをほおばっていたのです!カップケーキを盗んだのがまさかリスだったなんて、彼も「冗談だろ」と笑ってしまっています。動画を見た人たちからは、予想外の『犯人』を擁護する声が上がりました。・正直にいって、このリスはとても礼儀正しい。3個残しておいてくれたんだから!・爆笑した!多分このリスも誕生日だったんだよ。・おそらく配達員の仕業だと思って怒っていたけど…これは責められない!・丁寧に蓋を開けて、自分の分だけ取って、ほかのカップケーキには手を付けなかったなんて!残された3個のカップケーキはきれいなままで、リスが触った形跡はなかったのだとか。容器は蓋が壊されることなく開けられていて、クリームがくっついた跡すらないことにケイシーさんも驚いたといいます。ちなみに、ケイシーさんがこの出来事を店に話したところ、店員たちも大笑いして、新しいカップケーキを4個プレゼントされたそうです。袋や容器を荒らすことなく、カップケーキを1個だけ盗んだ、礼儀正しいリス。盗みはいけないことですが、これは笑って許してしまいそうですね![文・構成/grape編集部]
2024年02月06日Netflix映画『パレード』より本予告映像が解禁。主題歌は野田洋次郎(RADWIMPS)が書き下ろした新曲に決定した。本作は、藤井道人監督が『余命10年』『最後まで行く』に続く新作として、日本映画を代表するキャスト・スタッフと共に創り上げた新たなる感動作。この度解禁となった本予告は、海辺で目を覚ました主人公・美奈子(長澤まさみ)が離ればなれになった一人息子・良を必死に捜す場面から始まる。何が起きたのか理解できず混乱する美奈子に優しく声をかける青年・アキラ(坂口健太郎)は、観覧車が立つ小さな遊園地のような少し風変りな場所へ彼女を案内する。そこは、《想いを残した者たちが集う場所》であった。そこで美奈子が出会うのは、元小説家志望の青年アキラ(坂口健太郎)、元ヤクザの勝利(横浜流星)、元女子高校生のナナ(森七菜)、元銀行員の田中(田中哲司)、元スナックのママのかおり(寺島しのぶ)、元映画プロデューサーのマイケル(リリー・フランキー)といった様々な事情を抱え、同じくこの世に未練を残す人物たち。美奈子は彼らと心をともに、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を探す“パレード”に参加し、そしてやがて、一筋の“希望”を見出していく。さらに本予告には、黒島結菜、舘ひろしも登場。どのような役で物語を彩るのか期待が高まる。恋人、友人、家族といった大切な人を亡くした喪失感や万人に訪れる死を、哀しみだけではなくエモーショナルな“愛のドラマ”へと昇華している本作。幻想的な映像美もさることながら、それをより感動的に表現しているのが、日本映画史に残る大ヒットを刻んだ『君の名は。』の音楽・主題歌を手掛け、藤井監督とは『余命10年』に続くタッグとなり盟友でもある野田洋次郎が書き下ろした主題歌「なみしぐさ」。“別れ”の先に待つ“再会”に目を向ける温かなメッセージがまっすぐに胸に響く歌詞が象徴的な主題歌だけではなく、登場人物の心情にぴったりと寄り添うような劇伴も全て野田さんが手掛けており、企画段階から藤井監督がラブコールを送り実現。撮影中にデモのやりとりをするなど野田さんと藤井監督との絶対的な信頼関係の中で、珠玉の楽曲がうまれた。野田洋次郎【コメント】野田洋次郎この映画に音楽をあてながら、どこまでも容赦なく残酷で、また時に信じられないほど美しいこの世界で生きる意味を考えました。もう逢えない悲しさも、言えなかった言葉も、携えて生きていく理由を考えました。答えなどまだ到底出ませんが、考え、想い続けようと思います。この映画を観終わった時、理屈や科学なんて飛び越えて、この命を生きた先で「きっとまた逢える」と思えたのでした。この作品に出逢えたことに感謝します。藤井道人監督『パレード』を書き終えたときに、僕の中に鳴っていたのは、野田さんの音楽でした。『余命10年』で野田さんが作り上げた音の物語は、きっとこのパレードにも通ずるものがあると思い、オファーさせていただきました。言葉では伝えきれない、想いの「その先」を彩ってくれた野田さんの音楽が、観てくださった全ての方々のこれから先の未来を照らしてくれると信じています。Netflix映画『パレード』は2月29日(木)よりNetflixにて世界独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年02月06日2月29日(木) に配信されるNetflix映画『パレード』の主題歌が、野田洋次郎(RADWIMPS)が書き下ろした「なみしぐさ」に決定。併せて主題歌が流れる本予告映像が公開された。『パレード』は、『余命10年』『最後まで行く』で知られる藤井道人監督の最新作。公開された映像は「大切な人からあなたへ。愛のパレードはつづく」という印象的な言葉に続き、海辺で目を覚ました主人公・美奈子(長澤まさみ)が離ればなれになった一人息子・良を必死に捜す場面から始まる。何が起きたのか理解できず混乱する美奈子に優しく声をかける元小説家志望の青年・アキラ(坂口健太郎)は、観覧車が立つ小さな遊園地のような少し風変りな場所へ彼女を案内する。そこは、“想いを残した者たちが集う場所”であった。自分がすでに死者となっていることを理解した美奈子が出会うのは、アキラに加え、元ヤクザの勝利(横浜流星)、元女子高校生のナナ(森七菜)、元銀行員の田中(田中哲司)、元スナックのママのかおり(寺島しのぶ)、元映画プロデューサーのマイケル(リリー・フランキー)といった様々な事情を抱え、同じくこの世に未練を残す人物たち。美奈子は彼らと心をともに、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を探す“パレード”に参加し、そしてやがて、一筋の”希望”を見出していく――。さらには黒島結菜、舘ひろしの姿も確認することができる。主題歌「なみしぐさ」は、別れの先に待つ“再会”に目を向ける温かなメッセージがまっすぐに胸に響く歌詞が象徴的な楽曲。また登場人物の心情に寄り添うような劇伴も全て野田が手がけており、企画段階から藤井監督がラブコールを送り実現した。■野田洋次郎 コメントこの映画に音楽をあてながら、どこまでも容赦なく残酷で、また時に信じられないほど美しいこの世界で生きる意味を考えました。もう逢えない悲しさも、言えなかった言葉も、携えて生きていく理由を考えました。答えなどまだ到底出ませんが、考え、想い続けようと思います。この映画を観終わった時、理屈や科学なんて飛び越えて、この命を生きた先で「きっとまた逢える」と思えたのでした。この作品に出逢えたことに感謝します。■藤井道人監督 コメント『パレード』を書き終えたときに、僕の中に鳴っていたのは、野田さんの音楽でした。『余命10年』で野田さんが作り上げた音の物語は、きっとこのパレードにも通ずるものがあると思い、オファーさせていただきました。言葉では伝えきれない、想いの「その先」を彩ってくれた野田さんの音楽が、観てくださった全ての方々のこれから先の未来を照らしてくれると信じています。Netflix映画『パレード』本予告<作品情報>Netflix映画『パレード』2月29日(木) Netflixで独占配信公式サイト:
2024年02月06日『余命10年』『最後まで行く』の藤井道人監督最新作『パレード』が、2月29日(木) よりNetflixにて世界独占配信されることが決定した。本作は、旅立ってしまった人の目線で遺された人への想いを描く愛の物語。瓦礫が打ち上げられた海辺で目を覚ました美奈子。離ればなれになった一人息子・良を捜す彼女は、道中で青年・アキラや元ヤクザの勝利、元映画プロデューサーのマイケルとその仲間たちと出会い、自分が亡くなったと知る。未練を残してこの世を去り、様々な理由からこの世界にとどまっていたのだ。現実を受け止めきれない美奈子だったが、月に一度死者たちが集い、それぞれの会いたかった人を探す“パレード”に参加したことを機に、各々の心に触れていく。主人公の美奈子を演じたのは、『海街 diary』『MOTHER マザー』『エルピス-希望、あるいは災い-』で存在感を発揮してきた長澤まさみ。死を自覚し、絶望した人間が運命を受け入れ、周囲や遺された人々を包み込む慈愛を発揮していくグラデーションを迫真の演技で魅せる。共演には、『ヘルドッグス』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞し、今後もNetflixシリーズ『さよならのつづき』など出演作が続く坂口健太郎が穏やかな中にも哀愁を漂わせる文学青年アキラに、『ヴィレッジ』『春に散る』での力演が激賞され、2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう』が控える横浜流星がヤクザの勝利を熱演。Netflixシリーズ『新聞記者』ほか藤井監督の信頼も厚い寺島しのぶと田中哲司が、スナックのママ・かおりと元銀行員の田中を演じる。また、物語の推進力となる映画プロデューサーのマイケル役を託されたのは、リリー・フランキー。ちゃらんぽらんだが人間味にあふれ、輪の中心となる愛すべきキャラクターを創り上げた。さらに、物語の中盤からこの6人に加わるのは、『ラストレター』や『舞妓さんちのまかないさん』等でイノセントな魅力を振りまいた森七菜。生きることに絶望した女子高生・ナナの複雑な心情を繊細に表現した。併せて、監督とキャストのコメントも到着した。<コメント 全文>■長澤まさみいつもあたり前にあった日常が、突然にして変わる事があり、まるで足跡を踏み直す様に、深く深く刻まれる。物語の中では人と人が繋がり助け合い、分かち合う事で1人では拭えない不安や恐怖を遠ざけ進んでゆく。あぁ私にも出来るかもしれない。皆んなと同じ様に誰かの力になれるかも。力強く歩みを進めて、自分の扉を開く準備をしよう。これはいつだって、誰にでも許された自由であり希望なのだと思いました。■坂口健太郎不思議な世界の話でした。生と死、その間にある世界で僕たちは確かに存在し、息をして、心がある。誰か、何かのためへの気持ちで一つの作品が生み出され、それが結果多くの心を揺さぶる、そういう作品の価値を改めて考えさせてくれた作品でした。そこに生きた僕たちの感情や想いに触れていただけたら嬉しいです。■リリー・フランキー母が生きていた時よりも、今のほうが、毎日、会話をしている気がします。朝、出掛ける前の仏壇に。街を歩いている何かの瞬間に。目の前にいた時よりも多く、話しかけていると思います。この映画に描かれた遊園地のような場所にもし、オカンがいて、元気にやっているのなら、安心した気持ちになれました。そして、この映画の中に登場するマイケルは、ある映画プロデューサーをモデルにし、この作品は彼に対するレクイエムでもあります。命あるものは、姿かたちが無くなったから死ぬのではなく、その人の事を誰も思い出さなくなった時、はじめて死ぬのだと思います。この『パレード』を観て、誰かが、かつてそこにいた誰かを思い出すきっかけになれば、この映画は完成するのだと思います。■脚本・監督 藤井道人「映画こそ、自由であるべきだ」と彼は言った。無責任な言葉だなと思いながら、そんな彼の言葉を胸に、久しぶりに自分の個人的な感情を信じて『パレード』を作りました。本作は、10年間自分が描きたくても描けなかったテーマと、私に突如訪れた「別れ」が偶発的に合わさって生まれた作品です。長澤まさみさんをはじめとする素晴らしいキャストとスタッフと作り上げたこの映画が、「喪失」を経験したすべての人たちの心に寄り添う作品になっていると信じています。そして、制作のハードルが極めて高い本作を、初稿を読んでGOを出してくれたNetflixに改めて感謝したいと思います。配信まで、楽しみにお待ちください。この度の震災に際し、心よりお見舞い申し上げます。<作品情報>Netflix映画『パレード』2月29日(木) よりNetflixにて世界独占配信脚本・監督:藤井道人■出演長澤まさみ坂口健太郎横浜流星森七菜黒島結菜中島歩若林拓也/深川麻衣でんでん舘ひろし(特別出演) 北村有起哉木野花奥平大兼田中哲司寺島しのぶリリー・フランキー作品ページ:パレード
2024年01月30日「第47回日本アカデミー賞」受賞者が25日、明らかになった。日本アカデミー賞協会が主催する「第47回日本アカデミー賞」は、昨年度に劇場公開された映画の作品賞や主演男優賞、主演女優賞、新人俳優賞などを表彰するもの。今回は2023年1月1日~12月31日までに公開され、選考基準を満たした作品の中から投票が行われた。3月8日にグランドプリンスホテル新高輪にて開催される授賞式に先立ち、正賞15部門各優秀賞、および新人俳優賞が決定。授賞式では、羽鳥慎一アナウンサー(連続5回目)と、女優の岸井ゆきの(『ケイコ 目を澄まして』で第46回最優秀主演女優賞受賞)が司会を務め、受賞者を迎える。○■羽鳥慎一 コメント司会を務めるのも5回目となりましたが、はじめの3回はコロナ禍で形式を変えての開催でした。昨年は久しぶりにお客さんを入れての開催となり、今回も同様に開催できるということなので、私としては初めて、連続での通常のアカデミー賞授賞式を迎えることとなります。日常が、やっと映画界に戻ってきました。この授賞式を見た方に、「こういう映画が去年あったんだ!」と思っていただき、今年1回でも多く映画館に行こうと思っていただけると嬉しいです。映画愛に溢れた岸井さんなので、映画ファンとしてどんな質問をされるのか楽しみです。岸井さんが自由に楽しく司会できるようにフォローします!○■岸井ゆきの コメント昨年、最優秀賞をいただいた直後に「来年の司会をお願いします」というお話をしていただき、その時から「今年はたくさん映画館に行って大きなスクリーンで見よう」と、司会をするにあたっての意識をし始めました。授賞式の日にちが近づくにつれて不安な気持ちもありますが、同じ俳優として、俳優さんへ質問できることがすごく楽しみな気持ちです。俳優さんへ聞きたいことがたくさんありすぎて、話し出すと止まらなくなってしまいそうですが、羽鳥さんに頼りつつ、聞きたいことを聞けたら良いなと思います。○■『第47回日本アカデミー賞』の主な受賞作品・受賞者※作品名は対象作品・優秀作品賞『怪物』『ゴジラ-1.0』『こんにちは、母さん』『福田村事件』『PERFECT DAYS』・優秀アニメーション作品賞『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』『君たちはどう生きるか』映画 『窓ぎわのトットちゃん』劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』『BLUE GIANT』・優秀外国作品賞『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『バービー』『パリタクシー』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『TAR/ター』・優秀監督賞ヴィム・ ヴェンダース『PERFECT DAYS』是枝裕和『怪物』成田洋一『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』森達也『福田村事件』山崎貴『ゴジラ-1.0』・優秀主演男優賞阿部サダヲ『シャイロックの子供たち』神木隆之介『ゴジラ-1.0』鈴木亮平『エゴイスト』水上恒司『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』役所広司『PERFECT DAYS』・優秀主演女優賞綾瀬はるか『リボルバー・リリー』安藤サクラ『怪物』杉咲花『市子』浜辺美波『ゴジラ-1.0』吉永小百合『こんにちは、母さん』・優秀助演男優賞磯村勇斗『月』伊藤健太郎『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』大泉洋『こんにちは、母さん』加瀬亮『首』菅田将暉『銀河鉄道の父』・優秀助演女優賞安藤サクラ『ゴジラ-1.0』上戸彩『シャイロックの子供たち』永野芽郁『こんにちは、母さん』浜辺美波『シン・仮面ライダー』松坂慶子『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』・新人俳優賞アイナ・ジ・エンド『キリエのうた』桜田ひより『交換ウソ日記』原菜乃華『ミステリと言う勿れ』福原遥『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』市川染五郎『レジェンド&バタフライ』黒川想矢『怪物』高橋文哉『交換ウソ日記』柊木陽太『怪物』
2024年01月25日1月23日第96回アカデミー賞の各部門ノミネートが発表された。最多ノミネートは、作品賞を含む13部門にノミネートされた『オッペンハイマー』。続いて『哀れなるものたち』が11部門ノミネート、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が10部門、日本でもブームとなった『バービー』は7部門8ノミネートとなった。そして、日本作品としては国際長編映画賞にヴィム・ヴェンダース監督、役所広司主演の『PERFECT DAYS』、長編アニメ映画賞に宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』、視覚効果賞に山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』の3作品がノミネート。宮崎駿監督は長編アニメ映画賞で史上最多タイ4度目のノミネート、視覚効果賞の日本作品ノミネートは初となった。また、日本出身のカズ・ヒロが『マエストロ:その音楽と愛と』でメイク・ヘアスタイリング賞にノミネートされ、5度目のオスカーノミネートとなり3度目の受賞を狙う。作品賞10作品のうち、ジュスティーヌ・トリエ監督の『落下の解剖学』、グレタ・ガーウィグ監督の『バービー』、セリーヌ・ソン監督の『パスト ライブス/再会』と、女性監督作品が3作品ノミネートされたのは史上初。『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のマーティン・スコセッシ監督は、81歳で最年長の監督賞ノミネートとなった。主演男優賞にはブラッドリー・クーパー(『マエストロ:その音楽と愛と』)が4度目、主演女優賞にはキャリー・マリガン(『マエストロ:その音楽と愛と』)が3度目のノミネートとなり、初受賞に期待がかかる。また、リリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)は先住民族をルーツにもつ女性として初ノミネートとなった。助演男優賞にはロバート・デ・ニーロ(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)、ロバート・ダウニー・ジュニア(『オッペンハイマー』)、ライアン・ゴズリング(『バービー』)、マーク・ラファロ(『哀れなるものたち』)ら演技部門に複数回ノミネート経験がある名優らが名を連ね、スターリング・K・ブラウン(『アメリカン・フィクション(原題)』)は初ノミネート。そして助演女優賞にはジョディ・フォスター(『ナイアド ~その決意は海を越える~』)が『タクシードライバー』で初ノミネートされた第49回以来47年ぶり2度目の同賞ノミネートとなった。第96回アカデミー賞授賞式は、日本時間3月11日(月) に米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、司会は2年連続4回目の抜擢となるジミー・キンメルが務める。日本では、日本時間3月11日(月) 7時よりWOWOWにて、独占生中継で『第96回アカデミー賞授賞式』を放送・配信。案内役をジョン・カビラ、宇垣美里が務め、スタジオゲストとして中島健人(Sexy Zone)が出演する。なお、中島は2月24日(土) に生放送&ライブ配信する事前番組『第96回アカデミー賞直前総予想』でもMCを務める。中島健人(Sexy Zone)左より)宇垣美里、ジョン・カビラ<第96回アカデミー賞 ノミネート一覧>■作品賞『アメリカン・フィクション(原題)』『落下の解剖学』『バービー』『ザ・ホールドオーヴァーズ(原題)』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『マエストロ:その音楽と愛と』『オッペンハイマー』『パスト ライブス/再会』『哀れなるものたち』『関心領域』■監督賞ジュスティーヌ・トリエ『落下の解剖学』マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』ジョナサン・グレイザー『関心領域』■主演男優賞ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』ポール・ジアマッティ『ザ・ホールドオーヴァーズ(原題)』キリアン・マーフィ『オッペンハイマー』ジェフリー・ライト『アメリカン・フィクション(原題)』■主演女優賞アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ザンドラ・ヒュラー『落下の解剖学』キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』エマ・ストーン『哀れなるものたち』■助演男優賞スターリング・K・ブラウン『アメリカン・フィクション(原題)』ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』ライアン・ゴズリング『バービー』マーク・ラファロ『哀れなるものたち』■助演女優賞エミリー・ブラント『オッペンハイマー』ダニエル・ブルックス『カラーパープル』アメリカ・フェレーラ『バービー』ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』デヴァイン・ジョイ・ランドルフ『ザ・ホールドオーヴァーズ(原題)』■国際長編映画賞『イオ・キャピターノ(原題)』製作国:イタリア『PERFECT DAYS Perfect Days』製作国:日本『雪山の絆』製作国:スペイン『ザ・ティーチャーズ・ラウンジ(英題)』製作国:ドイツ『関心領域』製作国:イギリス■脚本賞『落下の解剖学』『ザ・ホールドオーヴァーズ(原題)』『マエストロ:その音楽と愛と』『メイ・ディセンバー(原題)』『パスト ライブス/再会』■脚色賞『アメリカン・フィクション(原題)』『バービー』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』『関心領域』■撮影賞『伯爵』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『マエストロ:その音楽と愛と』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』■編集賞『落下の解剖学』『ザ・ホールドオーヴァーズ(原題)』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』■美術賞『バービー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『ナポレオン』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』■衣装デザイン賞『バービー』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『ナポレオン』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』■メイク・ヘアスタイリング賞『ゴルダ(原題)』『マエストロ:その音楽と愛と』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』『雪山の絆』■作曲賞『アメリカン・フィクション(原題)』『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』■歌曲賞「The Fire Inside」『フレーミングホット!チートス物語』「I’m Just Ken」『バービー』「It Never Went Away」『ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー』「Wahzhazhe (A Song For My People) 」『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』「What Was I Made For?」『バービー』■音響賞『ザ・クリエイター/創造者』『マエストロ:その音楽と愛と』『 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『オッペンハイマー』『関心領域』■視覚効果賞『ザ・クリエイター/創造者』『ゴジラ-1.0』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』『ナポレオン』■長編アニメ映画賞『君たちはどう生きるか』『マイ・エレメント』『ニモーナ』『ロボット・ドリームズ』『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』■長編ドキュメンタリー賞『ボビ・ワイン:ゲットー・プレジデント』『ジ・イターナル・メモリー(英題)』『フォー・ドーターズ(英題)』『トゥ・キル・ア・タイガー(原題)』『実録 マリウポリの20日間』■短編ドキュメンタリー賞『ジ・ABCズ・オブ・ブック・バニング(原題)』『ザ・バーバー・オブ・リトル・ロック(原題)』『アイランド・イン・ビトゥイーン(英題)』『ラスト・リペア・ショップ』『ナイナイ・アンド・ワイポー(原題)』■短編アニメ映画賞『レター・トゥ・ア・ピッグ(原題)』『ナインティーファイブ・センシズ(原題)』『アワー・ユニフォーム(原題)』『パシダーム(原題)』『ウォー・イズ・オーヴァー!インスパイアード・バイ・ザ・ミュージック・オブ・ジョン・アンド・ヨーコ(原題)』■短編実写映画賞『ジ・アフター(原題)』『インヴィンシブル(原題)』『ナイト・オブ・フォーチュン(原題)』『レッド・ホワイト・アンド・ブルー(原題)』『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』<番組情報>『生中継!第96回アカデミー賞授賞式』3月11日(月) 7:00~ [WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]3月11日(月) 21:00~[WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]〈字幕版〉【出演者】案内役:ジョン・カビラ、宇垣美里スタジオゲスト:中島健人(Sexy Zone)『第96回アカデミー賞直前総予想』2月24日(土) 21:00~ [WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]【出演者】MC:中島健人(Sexy Zone)<関連番組>『第96回アカデミー賞ミニガイド ~時代を動かした名スピーチ~』WOWOWオフィシャルYouTubeチャンネルで期間限定無料配信中『第96回アカデミー賞ミニガイド ~時代を動かした名スピーチ~』『第96回アカデミー賞ノミネーション』2月10日(土) [無料放送] [WOWOWプライム][WOWOWオンデマンド]12:15 作品・監督篇12:25 男優篇12:35 女優篇12:45 注目の部門篇※以後複数回放送あり番組オフィシャルサイト:
2024年01月24日ペットにかわいらしい洋服を着せたいと思う飼い主は少なくないようです。犬や猫が嫌がらなければ、洋服は雨具代わりや冬の防寒対策にもなりますよね。服を着るのを嫌がっていた愛猫が?ドンナ・ムニョス(wedonotownacat)さんの愛猫であるパパ・レグバくんは元野良猫で、洋服を着せられるのが大嫌いなのだとか。そんなパパ・レグバくんは、普段は自由に外に遊びに出かけて行きます。ある日のこと、いつものように外から帰ってきたパパ・レグバくんを見たドンナさんはびっくり。なぜなら、パパ・レグバくんが見たことのないセーターを着ていたからです!クリスマスが近い12月だったからか、パパ・レグバくんが着ていたのはピンク色のクリスマス柄のセーターでした。ドンナさんは、一体誰がパパ・レグバくんにセーターを着せてくれたのか見当もつかなかったそう。すると数日後、パパ・レグバくんが違うセーターを着て帰ってきたのです!今度は青と白のセーターでした。@wedonotownacat Whose litterbox have your paws been in? Mom reports he has never allowed them to put sweaters on him before and just started coming home in them. #cat #catsinsweaters #catsoftiktok #fyp #blackcatsoftiktok #christmaseve #christmassweater ♬ Elf - Main Theme - Geek Musicさらにそれから数日後、パパ・レグバくんがまたもや違うTシャツを着て帰ってきました!ドンナさんが驚いたのは、洋服が嫌いなパパ・レグバくんが大人しく服を着ているということ。パパ・レグバくんは服をプレゼントしている人に、それほど懐いていると思われます。@wedonotownacat Replying to @KDSmiththeWriter #update #catvideo #catupdate #catsoftiktok #catsinsweaters #cat #fyp #blackcatsoftiktok #newyear #viralcatvideo ♬ Funny - Gold-Tigerこれらの投稿は反響を呼び、「猫あるある」など、さまざまなコメントが寄せられました。・とってもかわいいね!この猫には2つの家族がいるに違いない。・爆笑した。私は野良猫を保護して暖房の効いた家やおいしいごはんをあげていたら、半年後、その猫が隣に住んでいることが分かった。・私も同じ。浮気性の猫を飼っているよ。・我が家の猫も『タイムシェア』猫だよ。食事と寝る時以外は近所の高齢者たちの家に行って、たっぷりとかわいがってもらっているんだ。ドンナさんはクリスマスの時期に、近所の人たちにクッキーを配って回ったそうです。その時にパパ・レグバくんの洋服について尋ねましたが、誰も知らなかったといいます。誰なのかは謎のままですが、彼女は誰かが愛猫をかわいがってくれていることが嬉しいのだとか。今日もパパ・レグバくんは、2つの家族の愛情を受けて自由気ままに過ごしているのでしょう…![文・構成/grape編集部]
2024年01月23日メトロンズ第6回公演『寝てるやつがいる!』が1月24日(水)から赤坂RED/THEATERで上演される。しずる、ライス、サルゴリラ。いずれも他に真似のできないコントを生み出し続ける3組のお笑いコンビ。コント日本一を決める賞レース『キングオブコント』では、しずるは過去4度ファイナリストに、ライスは2016年優勝、そしてサルゴリラは昨年、最年長王者となった。芸歴20年を数える中堅の彼らは、養成所の同期。同じ時に芸人を目指して活動を始め、切磋琢磨してきた6人は2018年、SIX GUNSというコントユニットを結成。毎月公演を行い、コントを披露していた。2019年、作家である中村元樹を迎えて行った80分の公演が転機となり、以来中村が演出を務める“演劇ユニット”「メトロンズ」として活動を続けている。公演自体は年1回か2回であっても、彼らは普段それぞれのコンビとして会う機会もあるだろう。その際、互いのコントを見合ってもいるだろう。作品ごとに設定やキャラクターは変わっても、20年もの間お互いを見てきた、仲のいい6人だからこそ生み出せる空気感や間合いがそこにはある。今作『寝てるやつがいる!』は、深夜の“ランチ会”が舞台。さまざまな原因で「眠らない身体」になった6人が集うが、どうやらその中にひとり、寝ている人間がいることが判明する……という物語。第1回公演の『副担任会議』はしずるのKAƵMAとサルゴリラ児玉智洋が脚本を、第2回公演『ミスタースポットライト』から昨年7月に上演された第5回公演『ホームルール』まではKAƵMAが単独で脚本を務めてきた。今回上演される『寝てるやつがいる!』は、初めてライスの田所仁が脚本を担当する。これにより、どのように変化するかも気になるところ。前売り公演は即完だが、配信もあるとのこと。ちなみに、メトロンズの過去公演は、YouTube上で全編公開されている。気になったらすぐに過去作品を全て見られるのはかなり魅力的だ。文:釣木文恵<公演情報>メトロンズ第6回公演『寝てるやつがいる!』脚本:田所仁演出:中村元樹出演:赤羽健壱、KAƵMA、児玉智洋、関町知弘、田所仁、村上純2024年1月24日(水)~1月28日(日)※1月24日公演は配信あり会場:赤坂RED/THEATER公式サイト:メトロンズ公式Youtube:
2024年01月22日歌舞伎界の次代を担う若手花形俳優が顔を揃える『新春浅草歌舞伎』の千穐楽公演の第1部・第2部が、生配信されることが決定した。今年は尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助、坂東新悟、中村種之助、中村米吉、中村隼人、中村橋之助、中村莟玉ら若手花形俳優陣と、中村歌女之丞、市村橘太郎、中村吉之丞、そして中村歌六が浅草公会堂の舞台を盛り上げる。2015年に主要な出演者が一新され、フレッシュな「浅草」がスタートしてから今年で10年。尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助、坂東新悟、中村種之助、中村米吉、中村隼人の7名は本公演で出演が一区切りとなることが発表されている。第1部・第2部をまとめたお得なセット配信に加え、「歌舞伎オンデマンド」生配信では史上初となる歌舞伎デビューにうってつけのイヤホンガイド解説付き配信も実施。副音声での演目同時解説や幕間で出演者の貴重なコメント放送も聴け、初めて歌舞伎を観覧する人にも分かりやすく歌舞伎の魅力をお届けする。アーカイブ配信ではイヤホンガイドなしの舞台映像も配信されるので、解説なしでじっくり見直すことも可能だ。『新春浅草歌舞伎』イヤホンガイド解説付きビジュアル<配信情報>『新春浅草歌舞伎』生配信第1部:1月26日(金) 11:00 生配信(約196分予定)第2部:1月26日(金) 15:00 生配信(約249分予定)※公演の状況によって開始時間が前後する場合がございます。※公演開始15分前頃より視聴ページを開場。公演開始まで待機画面が配信されます。※〈イヤホンガイド解説付き〉は公演開始12分前頃より開演前の解説が放送されます。【視聴料金】(税込)■舞台映像のみ第1部&第2部セット:7,000円+システム利用料220円第1部:3,600円+システム利用料220円第2部:3,600円+システム利用料220円■イヤホンガイド解説付き第1部&第2部セット:8,000円+システム利用料220円第1部:4,300円+システム利用料220円第2部:4,300円+システム利用料220円アーカイブ配信:1月27日(土) 10:00~2月4日(日) 23:59※一度ご購入いただきますと、アーカイブ配信中は何度でもご視聴可能です。【イヤホンガイド解説付き購入者特典】「舞台映像(イヤホンガイド解説なし)」もアーカイブ配信にてセット配信配信期間:1月29日(月) 10:00~2月4日(日) 23:59配信場所:歌舞伎オンデマンド詳細はこちら:
2024年01月16日東京ディズニーリゾートは現在開催中の新たなスペシャルイベントシリーズ「ディズニー・パルパルーザ」の第1弾、「ミニーのファンダーランド」で公演中の新パレードの一部を公式インスタグラムで紹介した。期間限定の新パレ―ド「ミニー@ファンダーランド(ミニーアットファンダーランド)」は、ミニーが思い描くかわいくポップで、そしてちょっと不思議な世界をテーマに、ハートのアクセサリーやラブリーなドット柄で彩られたキュートな衣装を身にまとったミニーと仲間たちが、大きなリボンが特徴的なきらびやかな新フロートに乗って登場するというもの。フロート台数6台、大勢のダンサーも含めた出演者数約60名の豪華なパレードで、ファンタジーランドをスタート以降、ファンタジーランド/ウエスタンランド、プラザ/キャッスル・ フォアコート、トゥモローランド/ファンタジーランドで停止するが、いわゆる“城前”キャッスル・フォアコート付近でのショー演出が、メディアプレビュー時から大きな話題に。公式インスタグラムに登場したショート動画では、複数のフロートがキャッスル・フォアコートに続々と現れ、ミニーマウスをはじめとした大勢のキャラクターやダンサーたちが楽しそうにしている姿を楽しめる。新たなスペシャルイベントシリーズ「ディズニー・パルパルーザ」第1弾「ミニーのファンダーランド」、そして「ミニー@ファンダーランド」は、東京ディズニーランドで2024年3月19日(火)まで開催。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(C) DisneyAs to Disney artwork, logos and properties: (C) Disney(シネマカフェ編集部)
2024年01月13日今年もWOWOWにて「生中継!第96回アカデミー賞授賞式」の放送が決定した。3月10日(日)(※現地時間)に開催される世界最高峰の映画の祭典「第96回アカデミー賞授賞式」を、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継する同番組。前回の授賞式では、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が作品賞を含む最多7部門を受賞し、ミシェル・ヨーが主演女優賞、キー・ホイ・クァンが助演男優賞、ダニエル・クワンらが監督賞を獲得し、アジア系の俳優やクリエイターの活躍が目立ち、アカデミー賞の変革を感じさせるものとなった。また、第一線から退いていたブレンダン・フレイザー(『ザ・ホエール』)の主演男優賞受賞や、俳優業から遠ざかっていたキー・ホイ・クァンの助演男優賞受賞など、“復活”がひとつのキーワードに。また日本人としては、短編集『私たちの声』の中で、杏出演の『私の一週間』(呉美保監督)が歌曲賞にノミネートされ、杏さんが授賞式にも出席したことで話題に。受賞は逃したものの、ソフィア・カーソンによる主題歌「Applause」のパフォーマンスが披露された。なお、今回の番組案内役もペアを組んで4年目になるジョン・カビラと宇垣美里。ジョン・カビラさんは「さあ、賞の行方と一夜限りのパフォーマンスに釘付けです。忘れられないオスカー、ぜひご一緒に!」とメッセージを寄せ、宇垣さんも「ぜひ、生中継で、一緒に見届けましょう」とコメントしている。「生中継!第96回アカデミー賞授賞式」は3月11日(月)WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送・配信(※日本時間)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月12日2匹以上のペットがいる家では、飼い主が自分以外のペットをかわいがるのを見て、面白くない気分になる動物もいるでしょう。そんな嫉妬の感情をもった時、ペットはあらゆる方法で飼い主の気を引こうとするようです。ほかのウサギに嫉妬したウサギが?ポーランドに住む女性が投稿した動画に注目が集まりました。女性は2匹のウサギを飼っていて、スノーボールくんというウサギはとてもヤキモチ焼きなのだそう。ある日、彼女がもう1匹のウサギを抱いて、様子をチェックしていた時のことです。すぐそばのソファの上にいるスノーボールくんが、その様子をじっと見ていました。ほかのウサギに優しくキスをする飼い主さん。すると、嫉妬の炎をメラメラと燃やし始めたスノーボールくんがとった行動とは!こちらをご覧ください。スマホをくわえて床に落とした!ほかのウサギをかわいがる女性を見たスノーボールくんは、静かに怒りを表すような行動をとったのです。「嫉妬したウサギがかんしゃくを起こす」とつづられた動画には、「かわいい抗議」「爆笑した」などの声が寄せられました。犬や猫がヤキモチを焼くと、「かまってよ!」というように飼い主にアピールすることがあるようです。しかし、スノーボールくんは素直に甘えることができない、あまのじゃくな性格なのかもしれません。「大事なスマホをこうしてやる!」というように、ささやかに抗議をしたスノーボールくん。そんな甘え下手なところが、より愛おしく思えますね…![文・構成/grape編集部]
2024年01月11日結成23年目のBase Ball Bearにとって2024年最初のワンマンライブとなる『新春ベースボールちゃん祭り 2024』が、1月7日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて開催された。ワンマンライブ、といってもこれが通常のそれでないことは、開演前のステージからも明らかだった。上手には通常のライブセットが、下手にはラジオブースを模したセットが設置されている。開演時間を迎え、日本の正月における代名詞的なBGMである筝と尺八の二重奏による「春の海」が流れるなか、小出祐介(Vo,G)、堀之内大介(Ds,Cho)、関根史織(Ba,Cho)の3人に加え、袴姿の遠山大輔(グランジ)がステージに登場。Base Ball Bearと“遠山校長”といえば、かつてTOKYO FMのラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』を共にしていた以来の仲であることは、ファンもよく知るところだ。4人はまずブースセットに着座すると、まさにラジオでフリートークを繰り広げるような様相で話し始める。今年は辰年なので龍にちなんだ衣装をスタイリストに用意してもらったというBase Ball Bearの3人。堀之内は『龍が如く』シリーズにおける春日一番。『キル・ビル』のユマ・サーマンよろしく黄色のジャンプスーツに身を包んだ関根と、『七人のおたく』の内村光良を意識したカンフー風のセットアップを着用した小出は、“龍”というテーマが分岐してこうなったらしい。この日のライブは遠山を交えたトークコーナーと、3人のメンバーがそれぞれ個人的に今演奏したい曲をセットリストに組んだライブコーナーが交互に行われるという趣向。普段からMCもライブの重要な要素を担っているバンドゆえに早速進行が押し気味になっていくなか、遠山に「そろそろやろう!」と促され、満を持してライブコーナーへ。セクション1は関根プロデュースの3曲が披露された。「1曲目レアな曲で、エリート(コアファン)が喜ぶと思う。2曲目は1曲目を踏まえて、みんな、『うんうん』と喜んでくれるはず。3曲目はマネージャーにこれにすると言ったときに『お見事!』と言われた曲です(笑)」2010年9月リリースの3.5枚目のアルバム『DETECTIVE BOYS』から1曲目の「BOYFRIEN℃」が始まると、イントロからオーディエンスが歓声を上げる。間違いなくリリース当時とは比較にならないほどレベルアップしている盤石の演奏力、そのスリーピースバンドとしての背骨の太さを提示するようなアンサンブルが響く。そこから2006年4月リリースのメジャーデビューミニアルバムの表題曲である「GIRL FRIEND」と、2005年3月リリースのインディーズアルバム『HIGH COLOR TIMES』収録の「彼氏彼女の関係」を繋げ、バンドの原点を現在進行系のタフなグルーヴで息吹かせるような演奏を聴かせてくれた。関根史織(Ba,Cho)3曲を鳴らし終えると、メンバーは遠山が待っているトークブースに戻り、トークを再開。次のセクション2は小出プロデュースによるもので、「コンセプトは普段のライブでやったらエリートたちも気絶(反応が悪い)するはず。初めてライブに来た方には申し訳ないんですけど、ここは間違いなく気絶します(笑)」と、どこか不敵かつやや自嘲気味に笑わせた。しかし、「beautiful wall(DUB)」、「FICTION ONCE MORE」、「Tabibito In The Dark」の3曲を編んだこの小出セクションが実に素晴らしかった。テーマはBase Ball Bear流のダブであり、その先に生まれるカタルシス、とでも言おうか。「beautiful wall(DUB)」では関根のチャップマンスティックを大いに活かし、小出のボーカルアプローチも含めて深く、深く、潜り込んでいくダブ由来のサウンドを形成。「FICTION ONCE MORE」では音像がよりサイケデリックになり、リズムセクションもまたオーセンティックなループミュージックとしてのダブの快楽性を際立たせてみせる。ディープなサウンドスケープの果てにBase Ball Bearの王道に還っていくような「Tabibito In The Dark」の説得力は格別だった。小出祐介(Vo,G)トークブースに戻ってきたメンバーに向かって遠山は「音が充満している2曲があって、その先に旅人が見えた!」と感嘆した。このセクション2もまた2024年のBase Ball Bearだからこそ体現できたものである。遠山大輔とのコラボ歌唱が実現堀之内プロデュースのセクション3は「新年だから景気よくいきたいということと、昨年のニコ生で募った視聴者からのリクエストを採用した曲、そして、個人的に今やりたい曲」をピックアップ。まさに今日この日のライブにうってつけの楽曲であり関根がメインボーカルを務める「A HAPPY NEW YEAR」、加速度的にアンサンブルをドライブさせながらドラマティックな緩急もつけていく「yellow」、メジャーデビュー前とメジャーデビュー後の2パターンの音源が存在する「CRAZY FOR YOUの季節」を並べた。堀之内のオーディエンスに対するサービス精神とバンド愛が凝縮された3曲だったと思う。堀之内大介(Ds,Cho)トークブースに戻ったメンバーは、ここでオーディエンスに吉報を届ける。2月28日に6曲入りのミニアルバム『天使だったじゃないか』のリリースと、3月から6月にかけて本作を携えた全17本の全国ツアーの開催が決定。そして、ラストのセクション4では、『天使だったじゃないか』から「夕日、刺さる部屋」が初披露された。小出はトークの中で新作について「自分たちが原点の部分で影響を受けていた80年代から90年代のギターポップと向き合って作ってみた。サウンドの質感がこれまでの作品とかなり違う」と語っていたが、その言葉通り「夕日、刺さる部屋」は懐かしくもフレッシュなブリットポップの匂いと、二度と戻らない誰かのあの日、あるいは誰かの今日、という青春の輝きと陰影を濃密に閉じ込めたような楽曲だった。続いて、恐縮しきりの遠山を小出がステージへいざなう。遠山がボーカルをとるこの日だけの「どうしよう」が実現。初々しさの塊のような遠山の歌唱と、いつにも増して丁寧で優しいBase Ball Bearのアンサンブルの交わりがなんとも微笑ましかった。ラスト、「祭りのあと」を大きなスケール感と貫禄に満ちたプレイで響かせ、トークブースの締めでは来年も『新春ベースボールちゃん祭り』を開催することを約束。こうしてこの日のライブは幕を閉じた──と思いきや、オーディエンスのアンコールに背中を押されステージに戻ってきた3人は、予定になかった「ポラリス」でそれに応えた。そう、Base Ball Bearという三角形は23年目も自分たちだからこそ創造し響かせられる楽曲を追求していく。どこまでもそういうロックバンドとして生きていく。Text:三宅正一Photo:Takahiro Higuchi<リリース情報>Base Ball Bear ミニアルバム『天使だったじゃないか』2月28日(水) リリースBase Ball Bear『天使だったじゃないか』ジャケット●VICTOR ONLINE STORE限定盤(CD+Blu-ray):6,900円(税込)●通常盤(CD):2,500円(税込)【CD収録内容】1. ランドリー2. _FREE_3. Thousand Chords Wonders4. Late show5. 夕日、刺さる部屋6. Power (Pop) of Love【Blu-ray収録内容】■日比谷ノンフィクションⅩ at 日比谷野外大音楽堂 (2023.07.22)・海になりたい part.3・逆バタフライ・エフェクト・プールサイダー・short hair・SYUUU・愛してる・神々LOOKS YOU・Flame・深朝・星がほしい・Endless Etude・試される・真夏の条件・海になりたい part.2・祭りのあと・BREEEEZE GIRL・senkou_hanabi・HIGH COLOR TIMES<ツアー情報>Base Ball Bear『天使だったじゃないか 』TOUR3月6日(水) 千葉・千葉LOOK3月9日(土) 福岡・福岡DRUM Be-13月10日(日) 熊本・熊本B.9V23月22日(金) 長野・ライブハウスJ3月23日(土) 石川・金沢AZ3月25日(月) 京都・磔磔3月30日(土)神奈川・横浜BAY HALL4月12日(金) 宮城・仙台darwin4月13日(土) 岩手・盛岡CLUB CANGE WAVE4月20日(土) 岡山・IMAGE4月21日(日) 広島・Reed4月26日(金) 大阪・BIGCAT4月27日(土) 愛知・BOTTOM LINE5月10日(金) 北海道・札幌 BESSIE HALL5月11日(土) 北海道・帯広 REST5月17日(金) 香川・高松DIME6月2日(日) 東京・Zepp Shinjuku (TOKYO)<イベント情報>『ROCK or LIVE!-ロックお笑い部-Vol.3』1月27日(土) 大阪・GORILLA HALL OSAKAOPEN16:30 / START17:30出演:Base Ball Bear / ダウ90000チケット情報:()関連リンクオフィシャルサイト:::
2024年01月10日第81回ゴールデン・グローブ賞が1月7日(現地時間)、ロサンゼルスで開催された。パンデミック収束し、劇場で大作映画が公開されるようになった2023年を象徴する作品に参加したスターやセレブたちがドレスアップし、レッドカーペットを華やかに飾った。映画のドラマ部門主演女優賞を受賞した『キラー・オブ・ザ・フラワームーン』のリリー・グラッドストーンはヴァンレティノ(Valenntino)。白のストラップレスにたっぷりしたデザインの黒のオペラコート、ブルガリ(Bulgari)のジュエリーを合わせた。リリー・グラッドストーン Photo by Kevin MazurGetty Imagesミュージカル・コメディ部門主演女優賞のエマ・ストーン(『哀れなるものたち』)は、立体的な花の刺繍をあしらったルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のカスタム。淡い色彩の繊細なビーズで覆われたプランジスタイル、フロントの深いスリットとトレーンが特徴。髪は自然に下ろし、ダイヤモンドのイヤリングを見せた。主演と製作を兼ねた『バービー』が今年開設された興行成績賞を受賞したマーゴット・ロビーはジョルジオ・アルマーニ・プリヴェ(Giorgio Armani Privé)のカスタムのドレスを着用。作品のテーマカラーであるホットピンクのシークインに同色のチュールのボアは、マテル社の「1977スーパースターバービー」のスタイルを再現したものだ。マーゴット・ロビー Photo by Earl Gibson IIIGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images助演女優賞を受賞したダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』原題)はロダルテ(Rodarte)ダークレッドのストラップレス。胸の部分は貝殻のデザインだ。TVでは、ドラマシリーズ部門女優賞のサラ・スヌーク(『メディア王~華麗なる一族~』)がプラバル・グルン(Prabal Gurung)のレースのバンドゥをあしらった黒のシースルー。ニール・レーン・クチュールのダイヤモンドのイヤリングを合わせた。コメディ・ミュージカル部門女優賞を受賞したアヨ・エデビリはプラダ(Prada)赤のストラップレス。足首が見える丈に長いトレーンがアクセント。アヨ・エデビリ Photo by Gilbert FloresGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Imagesリミテッド&アンソロジーシリーズ、TV映画部門女優賞のアリ・ウォン(『BEEF/ビーフ』)はディオール(Dior)のオートクチュールで白のストラップレス。トレードマークの大きなメガネにジュエリーはスワロフスキー(Swarovski)だ。助演女優賞を受賞したエリザベス・デビッキ(『ザ・クラウン』)はディオール(Dior)のシャンパンゴールドのシークインのドレス。自然に下ろしたブロンドの髪色とマッチしていた。今年はストラップレスやオフショルダーのデザインも人気。歌曲賞候補のデュア・リパ(『バービー』)はスキャパレレリ(Schiaparelli)。マーメイドラインのシルエットは演じた役への目配せになっていた。映画のドラマ部門女優賞にノミネートされた『Priscilla』(原題)のケイリー・スピーニー(ミュウミュウ/miumiu)、プレゼンターのミシェル・ヨーやアマンダ・サイフリッド、キャリー・マリガン、ジェニファー・アニストン、エル・ファニングら、多くのスターが好んで着用した。デュア・リパ Photo by Kevin MazurGetty Images個性を放ったのは、「What Was I Made For」(バービー)で歌曲賞を受賞したビリー・アイリッシュ。イベントにドレスで登場することも増えたが、今回はウィリーチャバリア(Willy Chavarria)のオーバーサイズのブレザーにシャツとタイ、カーキのスカートにピンクのソックスというプレッピー・スタイル。ベラ・ラムジー(『The Last of Us』)はプラダのペールブルーのジャケットにグレーのパンツを合わせた。人気のカラーは赤で、プレゼンターで登場したフローレンス・ピューは花のアップリケにボリュームのあるスカートのスリップドレスを着用。ダックテイルにしたヘアスタイルで彼女らしい個性を強調した。他にもセレーナ・ゴメス(アルマーニ・プリヴェ)やジュリアン・ムーア(ボッテガヴェネタ/Bottega Veneta)、レイチェル・ブロズナハンなど多くのスターが赤をチョイスした。セレーナ・ゴメス&フローレンス・ピュー Photo by Michael KovacGetty Images for Moët & Chandonピンクをチョイスしたのはプレゼンターを務めたハンター・シェファーやヘイリー・スタインフェルド。どちらもプラダのドレスだ。さらに花モチーフというトレンドも取り込んだのはジェニファー・ロペス。ニコル+フェリシア・クチュール(Nicole + Felicia Couture)のペールピンクに大きなバラのモチーフというデザインをゴージャスに着こなした。映画のドラマ部門女優賞候補のグレタ・リー(『パスト・ライブス/再会』)はロエベ(Loewe)の淡いイエローのドレス。背面のデザインがエレガントだ。助演女優賞候補のロザムンド・パイク(『Saltburn』)はディオールのヴィンテージ・ドレス。黒のレースの花模様が全体に散りばめられたミディ丈で、フィリップトレイシー(Philip Treacy)のヘッドピースがアクセント。ロザムンド・パイク Photo by Kevin MazurGetty ImagesCMブレイク中に親友のセレナ・ゴメスを見つけて話し込んでいたテイラー・スウィフトはグリーンのシークインドレス。グッチ(Gucci)の特注で、細いショルダーストラップ、大きく開いた背中の3本の細いストラップが特徴。ジェリーはデビアス(DeBeers)のダイアモンド。最後に男性のファッションも。やはりCMブレイク中の様子をカメラに追われ続けたティモシー・シャラメはセリーヌ(Celine)の幾何学模様をあしらったシークイン・ジャケットが目を引いた。同色のシャツの胸をはだけ、カメラを気にすることなくカイリー・ジェンナーと仲睦まじい様子を見せていた。ティモシー・シャラメ&カイリー・ジェンナー Photo by Christopher PolkGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images映画のドラマ部門男優賞を受賞したキリアン・マーフィー(『オッペンハイマー』)はサンローラン(Saint Laurent)のスーツ、助演男優賞受賞のロバート・ダウニー・ジュニア(『オッペンハイマー』)はディオール(Dior Men)。同男優賞候補のバリー・コーガン(『Saltburn』)はルイ・ヴィトンの赤のスーツ。上下の色のトーンやダミエ模様のサイズが異なる個性的なデザイン。同じく男優賞候補のアンドリュー・スコット(『異人たち』)はヴァレンティノ(Valentino)で全身ホワイトのスタイル。バリー・コーガン Photo by Amy SussmanGetty ImagesTVのドラマ部門男優賞候補のペドロ・パスカル(『The Last of Us』)はボッテガヴェネタ(Bottega Veneta)の無数の白糸で模様を縫いつけた黒のシャツに黒のパンツ。転んで負傷した右腕を黒のアームホルダーで吊った姿はちょっと痛々しいながらもスタイリッシュに決まっていた。ペドロ・パスカル Photo by Tommaso BoddiGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images(冨永由紀)
2024年01月08日ロクシタン新春限定の香り新発売南仏プロヴァンス発のライフスタイルコスメブランド「ロクシタン」より、2024年初めの限定フレグランス「クリーン ヴァーベナ」シリーズが、2024年1月5日(金)より限定発売された。ラインナップは「クリーンヴァーベナ オードトワレ」(税込7,480円)、「クリーンヴァーベナ シャワージェル」(税込3,410円)、「クリーンヴァーベナ ボディローション」(税込4,400円)、「クリーンヴァーベナ ハンドクリーム」(税込1,595円)の4アイテム。ギフトにぴったりな特別ラッピングのキットも限定発売される。全国のロクシタン店舗および公式オンラインストアで購入できる。爽やかさの中に甘さとビターな余韻が限定の香り「クリーン ヴァーベナ」は、アロマティックハーブが織りなすクリーンで透明感に満ちた香り。ヴァーベナやレモングラスの爽やかさの中に、アンジェリカシードのスパイシーさが加わり、奥行きのある香りに。気持ちをリフレッシュさせ上向きにしてくれる、新年の始まりにぴったりのフレグランスだ。仕事や勉強中の気分転換や、気持ちを切り替えたい時、集中力を高めたい時など、さまざまなシーンで活躍する。(画像はプレスリリースより)【参考】※「ロクシタン」公式サイト
2024年01月06日