マクドナルドのハッピーセットが2021年1月8日からリニューアルされたのをご存知ですか? 選べるサイドメニューが増えたんです! 今回はその内容について詳しく紹介していきますね。 新しくなった!「えらべるサイドメニュー」 子どもたちが大好きなマクドナルド。子連れでも入りやすい店舗と、リーズナブルで手軽なメニューが魅力ですよね。そんなマクドナルドで息子が毎度オーダーする「ハッピーセット」がリニューアルされました! これまでハッピーセットのサイドメニューは「マックフライポテトS」または「スイートコーン」の2種類だったのですが、今回「スイートコーン」がメニューから無くなりました。 そして、新たに「えらべるサイドメニュー」として「マックフライポテトS」に加えて、「えだまめコーン」「サイドサラダ」「ヨーグルト」が追加されたんです! 4種類から選べるようになり、栄養バランスも良くなって、ママも子どもも嬉しいですよね♪ サイドメニューを3つ、実食してみました。 彩りも栄養バランスもUP「えだまめコーン」 商品名:えだまめコーン価格:250円(税込) まずは、新しいサイドメニュー「えだまめコーン」から。以前のスイートコーンよりもえだまめがプラスされた分、彩りが良く栄養バランスもUPしています。 個人的にはグリンピースではなく、えだまめなのが嬉しいです。くせが少なくて食べやすいですよね。息子もえだまめは大好きです。お味は素材の味が楽しめる素朴な味わいで、おいしくいただけました♪ ※枝豆など球形の食材はそのまま飲み込むと喉に詰まってしまい、窒息する危険があるので、4つに切り分けるなど小さく切って与えてください。野菜がたっぷり「サイドサラダ」 商品名:サイドサラダ価格:280円(税込) 「サイドサラダ」の野菜たっぷり感に驚いてしまいました。お皿に出してみるとこんなにたくさん! レタス、紫キャベツ、赤と黄色のパプリカが入っています。ドレッシングは「たまねぎドレッシング」または「ごまドレッシング」から選べます。 レタスがシャキシャキで、ドレッシング(ごまドレッシングにしました)が甘めでおいしいとのことで、息子(9歳)が喜んでいただきました。「マクドナルドといえばポテト!」というイメージだったようですが、「サラダもイケる!」と発見したそうです(笑)。 小さな子どもも食べやすい「ヨーグルト」 商品名:ヨーグルト価格:190円(税込) 小さなお子さんでも食べやすい「ヨーグルト」。生きて腸まで届くビフィズス菌(BB-12)を使用しているそうです。甘さは控えめで、爽やかな風味のプレーンヨーグルトです。 おもちゃもリニューアル! 実は今回、ハッピーセットに付くおもちゃのコンセプトもリニューアルされたそう。子どもたちの好奇心を刺激し、夢中になって遊ぶ体験を通じて、成長や発達のきっかけになるものを提供することになったとのこと。 今回のおもちゃは、きかんしゃの組み立てもできる「きかんしゃトーマス」、お店やさんごっこ遊びができる「シナモロール」でした。単なるその場しのぎのおもちゃで無いところが有難いですね。 選択肢が増えた新しいハッピーセット、要チェック! マクドナルドのハッピーセットのリニューアルは、「家族の幸せと、未来を担う子どもたちの健全な成長や発達を支える」ことが念頭にあるそう。気軽・手軽なマクドナルドですが、付加価値がプラスされてますますママたち・子どもたちの支持を集めそうです♪ ぜひ新しいハッピーセットを親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。 ※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように!ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。著者:ライター 「コストモ」管理人 トコ子「コストモ~コストコおすすめ商品の口コミブログ~」を運営している管理人トコ子。兵庫県在住の一児の母で元ライターの主婦。ブログではコストコで話題の食材、日用品などを詳しく紹介しています!気になる他店との値段比較もしています。
2021年01月15日この投稿をInstagramで見る W-ワット-新宿店新宿/イルミナカラー/TOKIO取扱店 (@w.watto._shinjuku)がシェアした投稿 - 2020年 8月月2日午前3時47分PDT この投稿をInstagramで見る W-ワット-新宿店新宿/イルミナカラー/TOKIO取扱店 (@w.watto._shinjuku)がシェアした投稿 - 2020年 9月月21日午後11時16分PDT この投稿をInstagramで見る W-ワット-新宿店新宿/イルミナカラー/TOKIO取扱店 (@w.watto._shinjuku)がシェアした投稿 - 2020年 9月月4日午前4時40分PDT
2020年10月27日編集部:学研キッズネット編集部株式会社Study Valleyは、AIを活用した算数のオンライン学習サービス「アンカー」において、小学1年生を対象に、2021年3月末まで全教材を無料で提供するサービスを開始しました。提供する教材は、1年生の1学期〜3学期までの全ての授業動画と練習問題です。併せて、小学2〜6年生を対象に、お試し教材(授業動画・練習問題)の公開も始めました。キャンペーン実施の背景小学校という新しい環境に加え、新型コロナウイルスの影響で不安が募る1年生を応援するための新しい取り組みとして、会員登録をすると、数種類の動画の視聴と、練習問題をお試しいただくことができるキャンペーンを実施しました。1週間無料キャンペーンも行っていますので、通常サービスに加えて、たくさんの授業動画・練習問題をご利用いただくことができます。■「アンカー」とはアンカーは、小学1年生から6年生向けの算数オンライン学習サービスです。AIを活用し、算数の「できる」をふやすことをコンセプトに、2020年2月にサービスの提供を開始しました。通常サービスでは、学校のテストや宿題、家庭学習のプリントなどを写真で登録いただくと、その内容をAIが分析・苦手な分野を特定し、お子さま一人ひとりに合った教材(授業動画や練習問題)を提供します。 苦手な分野にフォーカスすることで、短い時間で効率良く基礎力を身に付けることができます。■アンカーの特長1.学校のテストや宿題、家庭学習のプリントなどをアップロードするだけで、苦手な部分を特定!学校の宿題やプリントを、AIが分析し、お子さまの苦手な分野を特定します。苦手な部分に絞って学ぶことで、無駄なく効率よく学習することができます。満点の場合は、応用問題を提供することでさらに学力を伸ばすサポートをします。2.一人ひとりにあった学習内容を提案お子さまの実力に合わせて、本当に必要な分野の教材のみをセレクトします。オンラインだからこそ実現できる、一人ひとりにあった教材をご提供します。3.ベテランの元小学校教師が教える、10分程度の「授業動画」最後まで集中して視聴できるよう、編集をして数分から10分程度の短い授業動画にまとめたり、効果音を入れたりしています。また、子どもが楽しめるように冗談を交えたり、途中にクイズを挟んだりするなど、様々な工夫をしています。4.授業動画と連動している「練習問題」授業動画視聴後、学んだことがしっかり定着するよう「練習問題」と「解答」をご用意しています。短時間で効率よく学べるよう、必要最低限の数問の問題に絞ってご提供します。アンカー利用の流れ1.学校などのテストや宿題などをスマホで写真に撮り、アプリまたはwebからアップロード。2.AIで分析し、苦手な分野を特定3.お子さまにあった教材(授業動画・練習問題)をご提供4.提供された授業動画を視聴5.提供された練習問題を解く6.解答をもとに採点して完了※4-6まで20分程度を想定しています■YouTubeLive「おもしろ算数」をライブ授業!「つまらない勉強」を少しでも楽しめるように、簡単な算数で楽しめる授業をYouTubeLiveでライブ放映しました。家族や友達にすぐに試したくなるマジックのような算数をご紹介し、たくさんの子ども達や保護者の皆様にご視聴いただきました。現在、ご登録いただくとこちらの動画を無料でご提供しています。また、YouTubeでご覧いただくこともできます。YouTubeLiveアーカイブ:■新型コロナウイルスの影響にともなう対応新型コロナウイルスの影響による小学校の休校要請を受け、3月から特別に教材提供を行ってきました。現在も、5月末日までにご登録いただいた方には、ご利用の教科書に合わせて4〜5月の学習教材を無料提供しています。ご登録から1週間は無料でご利用いただけます。アンカーサービス紹介サイト:ブラウザ版:版アプリ:版アプリ:■株式会社Study Valley(スタディーバレー)について2020年1月23日に設立し、テクノロジーを活用し、教育における課題を解決することをミッションに掲げている会社です。小学生向けのオンライン学習サービス「アンカー」に加えて、学校教職員の業務効率を支援するサービスなども展開を予定しております。会社公式サイト:■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年05月21日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で学校が休校になっているアメリカで、ある教師の行動が称賛されています。サウスダコタ州に住む12歳のライリー・マディソンさんは自宅で算数の勉強をしていました。彼女はどうしても解けない問題があり、学校で算数を教えているクリス・ワバ先生にEメールを送って質問しました。海外メディア『Good Morning America』によると、クリス先生はライリーさんとこの問題の解き方について何度かEメールのやりとりをしたのだそう。しかし彼女がそれでも解けずに困っていたため、先生はあるアイディアを思いつきます。「じゃあ今から行くから!」その数分後、なんとホワイトボードを抱えたクリス先生がライリーさんの家に到着。安全な距離を保つため、玄関のドアを閉めたまま、プライベートな授業が行われたのです。My 6th grader emailed her math teacher for some help, so he came over & worked through the problem with her on our front porch. @Chriswaba9 , our neighbor, MMS teacher & MHS Wrestling Coach. #KidsFirst @MadisonMSNews @MarkOsports @dakotasportsnow @dakotanews_now @stwalter20 pic.twitter.com/aniqt2goPB — Josh Anderson (@DakSt8Football) March 27, 2020 実はクリス先生はライリーさんの近所に住んでいて、彼女の家族とも親しい友人同士だったのです。この特別授業の様子を見たライリーさんの父親が写真を撮り、Twitterに投稿。するとクリス先生を称賛するコメントがたくさん寄せられました。・私は日本で教師をしています。この先生はコロナウイルスの影響下で私たち教師が何をすべきかインスピレーションを与えてくれました。・ただただ素晴らしい!・今年の最優秀先生賞だ!コロナウイルスの対策として学校が休校になっている中、教師たちにはオンラインで授業をするなど臨機応変な対応が求められています。きっと通常の授業をするより苦労することもあるでしょう。そんな状況でも生徒たちのことを第一に考えてサポートしてくれるクリス先生のような教師たちに、大きな拍手を送りたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年04月24日編集部:学研キッズネット編集部チャート式の「数研出版株式会社」が発行する小学生向けドリル「チャ太郎ドリル」シリーズが、算数とプログラミングを楽しく学べる新刊を2020年4月3日に発売。「チャ太郎ドリル」シリーズは、 数研公式キャラクター「数犬チャ太郎」と一緒に楽しく学べる小学生向けのドリルです。そのシリーズに、 2020年から始まった小学校でのプログラミング教育に対応した 「チャ太郎ドリル 算数とプログラミング」(小1~小6、 全6点)がラインアップに加わりました。算数の学習を通してプログラミング的思考をのばす2020年から小学校では勉強をより深く理解するために、新しい学びの手法としてプログラミングが取り入れられました。本書では、計算問題から文章問題まで算数の基本をしっかり学習しながら、さらに算数の学習と関連付けてプログラミング的思考をのばす工夫をしています。そのため「プログラミング教育が始まったけれど、こどもに何をさせたらいいのか分からない」という保護者の方にも手に取っていただきやすい1冊になっています。▲いくつかの単元ごとに、「プログラミング的思考」をのばすページを設けています無理なく学べるつくり数研公式キャラクターの数犬チャ太郎が、考えるときのアドバイスやヒントをくれるので無理なく学習を進めることができます。また別冊解答には答だけではなく、計算の途中経過や解くためのポイントものせているので、答え合わせがしやすいつくりになっています。数犬チャ太郎キャンペーンも実施中!本書「チャ太郎ドリル 算数とプログラミング」をはじめとする数研の小学生向け教材では、2020年1月~12月の1年間「数犬チャ太郎キャンペーン」を実施。キャンペーンオビが巻かれた対象書籍を2冊購入すると、豪華景品が抽選であたるお得なキャンペーンです。【景品】・特賞 Nintendo Switch Lite・Wチャンス賞 図書カード500円分詳しくは下記をご覧ください【商品概要】「チャ太郎ドリル算数とプログラミング」小1~小6全6点編:数研出版編集部定価:各 本体800円+税発売日:2020年4月3日(金)判型:B5判/本冊64~72ページ+別冊解答16~24ページ発行所:数研出版株式会社■チャ太郎ドリル」シリーズとは数研出版公式キャラクター「数犬チャ太郎」と楽しく学べる小学生向けドリル教材です。【算数】「計算」(小1~小6全6点)、「数・量・図形」(小1~小6全6点)1学年分で学習する算数の内容を、2冊で学べるお得なドリルです。「たしざん」(小1)、「ひきざん」(小1)、「たし算・ひき算」(小2)、「かけ算・わり算」(小3)分野別にピンポイントで学べるドリル。苦手分野の克服にもぴったり。「算数とプログラミング」(小1~小6全6点)プログラミングの考え方を楽しく学べるドリル。プログラミング教育はじめの1冊に最適。【国語】「漢字・語い」(小1~小6全6点)1学年分で学習する漢字・語いをすべて学べるドリル。ゲーム感覚で学習できる工夫も。【詳細・ご購入はコチラから】(その他:Amazon、楽天ブックス、セブンネットからも購入可能)【数研出版公式サイト】(公式ホームページ)(公式インスタグラム)■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月23日文章に出てくる数字を並べて適当に計算をするだけでは、絶対に正解にたどり着けない――。算数嫌いな子どもたちが、とくに苦手としているもののひとつが「文章題」ではないでしょうか。では、どうすれば文章題に対する子どもの苦手意識をなくせるのでしょうか。算数に特化した学習塾「RISU」の代表である今木智隆先生は、「読み解き、考える」ことをキーワードに挙げてくれました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)文章題が、大人になったときの問題解決能力を育む算数という教科には、「積み上げ型」という特性があります。足し算、引き算、掛け算、割り算のどれかの理解が足りなければ――つまり、それらが積み上げられていなければ、あらゆる要素が含まれてくる四則混合計算の問題を解くことはできません。そうして、重要な要素が抜け落ちたままで先に進むと、理解できないことが増えて算数がどんどん苦手になるのです(インタビュー第1回参照)。しかも、学年が上がるにつれて単元の内容や問題自体が次第に複雑化していき、中学以降の数学になれば変数なども読み解かなければならない。この「読み解く」ということが、文章題を語るうえでのキーワードです。文章題は、それこそ内容を読み解いて考えなければ正解にたどり着くことができない問題です。つまり、小学校の算数で文章題を読み解くことができなければ、読み解かなければならない要素がどんどん増えていくその後の数学、あるいは物理はまともにできないということになるでしょう。そうなると、ロケット開発に携わるといった子どもが持つ夢を叶えることは難しくなります。ただ、同じ理系の科目でも、化学には比較的暗記や実験が重視される側面があります。理系の科目のなかにも、化学のように暗記と実験の要素が強いものと、物理のように数学的要素が極めて強いものというちがいがあるのです。そういう意味では、小学生の頃から文章題が苦手なままだと、将来のいくつかの選択肢がそぎ落とされるということがいえるかもしれません。そのように将来の可能性を狭めないためということの他に、子どもたちには文章題を得意になってほしいとわたしが考える理由があります。それは、文章題を解くという行為が汎用性の高い力を身につけるからです。なにかを読み解いて考えるという行為は、あらゆる問題を解決するプロセスの基本中の基本ですよね。この力は、将来さまざまな場面で役立ってくれます。もちろん、算数の文章題ができない人のすべてが社会に出たときに力を発揮できないというわけではありません。でも、文章題によって問題解決能力を高められれば、それだけ社会で活躍できる可能性も広がると思うのです。「文章題といえない文章題」では読み解く力は育たないでは、どうすれば文章題が苦手ではなくなるのでしょうか?ここで、小学生向けの少しひねった例題を紹介しましょう。【問い】A君はボールを2個、B君はボールを3個、C君はボールを4個持っています。B君とC君のボールを合わせるといくつになるでしょうか?大人のみなさんなら簡単でしょう。B君の3個とC君の4個を足して「3+4=7」となるので、答えは「7個」です。ところが、子どもたちのなかにはA君の2個も足して「9個」と答える子も少なくありません。というのも、公立校で使われる教科書にもそれに準拠した一般的な教材にも、こういった少しひねった問題がほとんど出てこないからです。「足し算」の単元で習った計算問題のように、出てくる数字を頭から足していけばいいと子どもたちは思っているわけです。本来、文章題というのは、文章をきちんと読み解いて考えなければ式を立てられない問題である必要があります。でも、なにも考えず頭からただ数字を足せばいいといった、本当の意味では文章題とはいえないような文章題でも形式的には文章題に見えます。そのため、そのような問題であっても正解すると、「僕は文章題が得意だ」と子どもは勘違いしてしまう。でも、そのままでは、ひねった応用問題に対応するために必要な、読み解いて考える習慣が身につきません。メリットが多い「算数検定」の問題集がおすすめ大切なのは、読み解いて考える習慣を身につけること。そして、そういう習慣を身につけられる、いわゆる「良問」をたくさん解いていくことが重要です。そういったことを前提に、子どものために良問が多い教材を選んであげましょう。わたしが代表を務める「RISU」のタブレット教材もおすすめしたいのですが、他にわたしがおすすめするのは、「算数検定」の問題集。受験者のあいだに差をつけられなければ検定になりません。ですから、算数検定には、本当に力がある子とそうでない子にきちんと差をつけられるような良問が多いのです。また、算数検定の問題集には、実力診断にもなって子ども自身が得意な単元や苦手な単元を把握することもできる、あるいは、算数が得意な子どもなら飛び級でレベルの高い問題に挑戦できるというメリットもあります。文章題の苦手を克服するということ以外にも有意義なものですから、算数検定の問題集を子どもに与えてみてはどうでしょうか。『10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方』今木智隆 著/文響社(2019)■ 算数塾「RISU」代表・今木智隆先生 インタビュー記事一覧第1回:子どもを「算数嫌い」にしない大原則。幼児期からできる“算数好きの基礎”の築き方第2回:子どもが勉強で成果を出せないのは、親の「勘違い」が原因かもしれない第3回:10億件のデータを調べてわかった、小学生が「ずば抜けて苦手」な算数の単元と例題第4回:「算数の文章題が苦手」な子どもが、ひねった応用問題でも解けるようになる教育法【プロフィール】今木智隆(いまき・ともたか)RISU Japan株式会社代表取締役。京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、ユーザー行動調査・デジタルマーケティング専門特化型コンサルティングファームの株式会社beBitに入社。金融、消費財、小売流通領域クライアント等にコンサルティングサービスを提供し、2012年より同社国内コンサルティングサービス統括責任者に就任。2014年、RISU Japan株式会社を設立。タブレットを利用した小学生の算数の学習教材で、延べ10億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムや指導法を考案。国内はもちろん、シリコンバレーのハイレベルなアフタースクール等からも算数やAIの基礎を学びたいとオファーが殺到している。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年04月23日編集部:学研キッズネット編集部株式会社Study Valleyは、AIで算数の「できる」を増やす小学生向けオンライン学習サービス「アンカー」において、Android版アプリをリリース。すでに提供しているiOS版アプリ(iPhoneとiPadでご利用可)、パソコン用Webブラウザ版に加えて、Android版アプリも提供できるようになり、より多くの方々に利用いただけるようになりました。「アンカー」とはアンカーは、小学2年生から5年生向けの算数オンライン学習サービス。AIを活用し、算数の「できる」をふやすことをコンセプトに、2020年2月にサービスの提供を開始。 学校などのテストや宿題を写真で登録すると、その内容をAIで分析し、苦手な分野を特定することでお子さま一人ひとりに合った教材(授業動画や演習問題)を提供。 苦手な分野にフォーカスすることで、短い時間で効率良く基礎力を身に付けることができます。また今後、ほかの学年にも広げて行く予定となっている。アンカーの特長1.学校などのテストや宿題をアップロードするだけで苦手な部分を特定!学校のテストや宿題などをもとに、AIを活用し、お子さまの苦手な分野を特定します。苦手な部分を集中的に学ぶことで、無駄なく効率よく学習することが可能に。満点の場合は、応用問題を提供することでさらに学力を伸ばすサポートをします。2.一人ひとりにあった学習内容を提案お子さまの実力に合わせて、本当に必要な分野の教材のみをセレクト。オンラインだからこそ実現できる、一人一人にあった教材を提供します。3.ベテランの元小学校教師が教える、10分程度の「授業動画」最後まで集中して閲覧できるよう、数分から10分程度の短い授業動画にまとめています。また、講師が一方的に授業を進めるのではなく、会話形式を取り入れたり途中にクイズを挟むなどさまざまな工夫をしています。4.授業動画と連動している「練習問題」授業動画閲覧後、学んだことがしっかり定着するよう「練習問題」と「解答」をご用意しています。短時間で効率よく学べるよう、必要最低限の数問の問題に絞って提供。■アンカーの利用の流れ1.学校などのテストや宿題をスキャンし、アップロード2.AIで解析し、苦手な分野を特定3.お子さまにあった教材を提供4.授業動画を閲覧5.演習問題を解く6.解答をもとに採点して完了■新型コロナウイルスの影響にともなう対応新型コロナウイルスの影響により、休校している小学校も多数あることから、2020年3月から1ヶ月無料でサービスを提供し、4月は以下対応に。●学年別まとめテストの無料公開(会員登録不要)●4月の教材一覧を公開し、休校中でも予習ができるようサポート(初回登録1週間無料)■株式会社Study Valley(スタディーバレー)について2020年1月23日に設立し、テクノロジーを活用し、教育における課題を解決することをミッションに掲げている会社。 小学生向けのオンライン学習サービス「アンカー」に加えて、今後は学校の教師の方々の業務効率を支援するサービスなども展開を予定いる。【アンカーサービス紹介サイト】【パソコン用Webブラウザ版】【iOS版アプリ】【Android版アプリ】■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月22日小学生の苦手教科に挙げられることも多い算数ですが、その苦手意識の強さは単元によって異なります。はたして、どんな単元を子どもたちはとくに苦手としているのでしょうか。算数に特化した学習塾「RISU」の代表である今木智隆先生が収集した10億件ものデータから、小学生がとくに苦手としている単元とその例題を教えてもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人親の態度と発言が子どもに苦手意識を植えつけるわたしは2019年に『10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方』(文響社)という著書を出しました。その本を読んだ読者のブックレビューには、「こんな問題は簡単です」というものもありますが、それはあたりまえのことです。小学生向けの問題を大人が間違っていては、それこそ問題です。でも、大人には簡単に思えても、多くの子どもたちが間違う問題があるのです。たとえば、以下の問題もそういうもののひとつです。大人なら、すぐにどちらも「6cm」だとわかるでしょう。ところが、子どもたちが学校の授業で「円」の単元を習うときには、円はひとつしか出てきません。こういうふうに複数の円が組み合わさった問題を見たことがないために、子どもは戸惑うわけです。30年も40年も生きている大人からすれば簡単に思えることも、8歳や9歳の子どもにとってはそうではありません。ですから、こういう問題に取り組む子どもに対して、「どうしてこれくらいの問題ができないの?」なんていうことはご法度です。そういう親の態度や言葉が、算数に対する苦手意識を子どもに持たせかねません。小学生が苦手な単元として頭ひとつ抜けている「位」ここから、多くの小学生が苦手としている単元とその例題をふたつ取り上げます。ひとつ目は「位」で、ふたつ目が「時計」です。まず位ですが、わたしが収集した10億件のデータからも、小学生が苦手としている点で頭ひとつ抜けています。では、位の例題を紹介しましょう。「あ」の問題の答えは「2100」ですが、多くの子どもが「2001」と答えます。小学生は普段使っている定規を見て、目盛りは1、2、3、4……と進んでいくものだと思っている。そのため、この問題でもひとつの目盛りが1だと思ってしまうのです。ひとつの目盛りが1であるというのは、習慣からくる思い込みです。だとしたら、このようなちょっと立ち止まってきちんと考えなければならない変則的な問題を経験させてあげることが大切です。そうして、思い込みをなくしてあげれば、その後は問題なく解けるようになるでしょう。そして、そういったしっかりと考えなければならない問題こそが良問といえます。「時計」を苦手としないためにはアナログ時計を使う続いては、「時計」の例題です。答えは「7時間15分」ですね。それこそ大人には解けて当然の問題ですが、これが小学生には本当に難しい。午前・午後の概念や、1分は60秒なのに時間は12や24だとか、24時間たったらゼロになるなど、子どもにとっては複雑なことのオンパレード。正直、この単元がなぜ低学年のカリキュラムにあるのかと疑問を持つくらいです。ただ、もし子どもが中学受験をしないのならば、時計に関してはスルーしてしまっても問題ありません。というのも、小4以降の算数にも中学以降の数学にも時計の単元は一切ないからです。大人になれば誰もが時計を読めるようになりますから、なんの問題もありません。一方、子どもが中学受験をするというなら、きちんと勉強する必要があります。中学受験では時計の問題は頻繁に登場します。なぜなら、「○時○分のときの長針と短針のあいだの角度は?」「1年のうちで長針と短針は何回交わるか」といった嫌がらせのような問題をつくりやすいからです。では、苦手意識を払拭するためにはどうすればいいでしょうか?そのためには、つねにアナログ時計に触れることをおすすめします。いまは子どもたちも多くがスマホを持っていますから、日常的に目にする時計はほとんどがデジタル時計でしょう。でも、算数の問題では必ず丸いアナログ時計が使われる。そうでないと、先に例に挙げたような受験問題がつくれないからです。だからこそ、日常的にアナログ時計を使うべきです。そうすれば、「長針が30分を指しているときには、短針は文字盤の数字のあいだにある」といったことも自然に理解するようになる。実物があるのに、「勉強だから」と紙のうえだけで学ぼうとするのはおかしなことですよね?リアルの体験から得た知識や体感ほど強いものはありません。『10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方』今木智隆 著/文響社(2019)■ 算数塾「RISU」代表・今木智隆先生 インタビュー記事一覧第1回:子どもを「算数嫌い」にしない大原則。幼児期からできる“算数好きの基礎”の築き方第2回:子どもが勉強で成果を出せないのは、親の「勘違い」が原因かもしれない第3回:10億件のデータを調べてわかった、小学生が「ずば抜けて苦手」な算数の単元と例題第4回:「算数の文章題が苦手」な子どもが、ひねった応用問題でも解けるようになる教育法(※近日公開)【プロフィール】今木智隆(いまき・ともたか)RISU Japan株式会社代表取締役。京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、ユーザー行動調査・デジタルマーケティング専門特化型コンサルティングファームの株式会社beBitに入社。金融、消費財、小売流通領域クライアント等にコンサルティングサービスを提供し、2012年より同社国内コンサルティングサービス統括責任者に就任。2014年、RISU Japan株式会社を設立。タブレットを利用した小学生の算数の学習教材で、延べ10億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムや指導法を考案。国内はもちろん、シリコンバレーのハイレベルなアフタースクール等からも算数やAIの基礎を学びたいとオファーが殺到している。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年04月16日「理系離れ」という言葉が生まれて久しいいまも、「算数が嫌い」「算数が苦手」という子どもはたくさんいます。「好きなことや得意なことを伸ばせばいい」という考え方もありますが、子どもの将来の可能性を狭めないためにも、苦手教科をつくりたくはありません。では、どうすれば子どもたちは算数に親しむことができるのでしょうか?算数に特化した学習塾「RISU」の代表である、今木智隆先生にアドバイスをしてもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)算数が持つ「積み上げ型」という特徴に注意低学年の頃には多くの子どもが算数に苦手意識を持っていないのに、学年が上がるにつれて「算数が嫌い」「算数が苦手」という子が増えていきます。これには、算数という教科が持つ「積み上げ型」という特性が影響しています。歴史という教科の場合なら、試験範囲が近代であれば、古代のことはなにも知らなくても近代のことだけを暗記してしまえば高得点を取ることができます。でも、算数にはその手法が通用しません。足し算、引き算、掛け算、割り算のすべてを理解しておかないと、それらのすべてが含まれる四則混合計算の問題では絶対に正解にたどり着けませんよね。ゲームにたとえていうなら、RPGのようなもの。味方のメンバーに勇者と戦士がいれば序盤の敵なら倒せるとしても、強いボスに勝つには、勇者と戦士に加えて魔法使いも必要というイメージです。ゲームのメンバーに魔法使いがいない状態のように、どこかで重要な要素が抜け落ちたまま先に進んでしまうと、学年が上がるにつれて理解できないことが増え、「算数が嫌い」「算数が苦手」という子どもが増えていくのです。ですから、どこかのタイミングで大きく算数の成績が下がるというようなことがあれば、その単元に含まれる要素をさかのぼり、その要所を復習する必要があります。「時計」の単元でつまずいたのなら、時計の単元の内容だけでなく、それ以前に習った足し算や引き算の要所を理解していない可能性もあるのです。子どもの興味関心と算数を関連づけるもちろん、小学生になる以前の幼いときから、子どもが算数に親しめるようにさせることも大切なことでしょう。ただ、やり方には注意が必要です。近所の同い年の子どもが50まで数を数えられるからと親が勝手に焦って、「じゃ、50まで数えてみようか」と自分の子どもにただ数を読み上げさせたとしても、子どもにとっては面白くもなんともない。興味を示すわけもありません。それどころか、面白くもないことを強要されることで、むしろ算数を嫌いにさせてしまう可能性もあります。そうではなく、子どもが興味を持っていることと算数を関連づけることが大原則。わたしの子どもの場合なら電車が好きですから、駅の階段を降りるときにわたしが階段の数を数えてあげる。自分が好きな駅という空間で数字を耳にすることで、子どもは自然に数字にも興味を示してくれるようになりました。大人だって同じですよね?ある日、会社でいきなりセキュリティー研修に参加させられたとします。セキュリティーに興味がある人ならともかく、そうではない人にとってはなにも面白くない。こどもの場合、大人以上に好きかどうかでそのことに向かう関心に大きなちがいが生まれますから、なにより子どもの興味関心を軸に算数に親しめるように工夫してみてください。それこそ、子どもがレゴブロックといった知育玩具に興味を示してくれたりすればしめたもの。ブロックで遊ぶことで、「図形」の単元の内容に幼いときから親しむことになるからです。苦手な子どもが多い図形ですが、とくに二次元から三次元になると、その難易度はさらに上がります。紙に描かれた立方体を見せられて「頂点はいくつ?」と問われた場合、見えない部分を類推しなければならない。でも、ブロックに直接触れていた経験があれば、その類推もスムーズにできるでしょう。そういうリアルのものに触れる体験が、小学生になって算数をするとなったときに生きるのです。先取り学習をさせるにも子どもの特徴に要注目子どもそれぞれの興味や特徴に注目しなければならないということについては、子どもに先取り学習をさせる際にも同様のことがいえます。わたし自身は、先取り教育に賛成でも反対でもありません。なぜなら、子どもそれぞれがその子なりの適切なペースで学べることがなにより大切だと考えているからです。もちろん、先取り学習に合う子どももいます。子どもの頃のわたしもそうでしたが、ゲーム感覚でテストに臨んで高得点を取ることが気持ちいいと感じるような子どもは先取り学習に合うタイプでしょう。そして、いい点を取れたことが自信になり、「頑張れば自分はやれるんだ!」と感じる体験を積み重ねれば、その後も努力をいとわない子どもになります。そのスタンスは、算数の勉強に限らず、あらゆることを子どもが主体的に進めるうえでとても大切なものです。一方で、そういうゲーム感覚のようなペースでの勉強が合わず、新しい単元の概念はじっくりと時間をかけてかみ砕いて教えてあげないと理解できない子どももいます。そういう子どもに、「みんなもやっているから」と親が焦って、まわりの子と同じ先取り学習をさせても効果は薄い。このタイプの子どもは、学校や規模の大きい学習塾での集団授業に合いませんから、先取り学習をするにしても、少人数制の塾などでフォローしてあげることが必要になってくるでしょう。先に述べた、算数の学習を進めるうえで理解すべき要所を抜け落ちさせないことに関してもいえますが、我が子の現状や特徴を親がまず理解することが大切なのだと思います。『10億件の学習データが教える 理系が得意な子の育て方』今木智隆 著/文響社(2019)■ 算数塾「RISU」代表・今木智隆先生 インタビュー記事一覧第1回:子どもを「算数嫌い」にしない大原則。幼児期からできる“算数好きの基礎”の築き方第2回:子どもが勉強で成果を出せないのは、親の「勘違い」が原因かもしれない(※近日公開)第3回:10億件のデータを調べてわかった、小学生が「ずば抜けて苦手」な算数の単元と例題(※近日公開)第4回:「算数の文章題が苦手」な子どもが、ひねった応用問題でも解けるようになる教育法(※近日公開)【プロフィール】今木智隆(いまき・ともたか)RISU Japan株式会社代表取締役。京都大学大学院エネルギー科学研究科修了後、ユーザー行動調査・デジタルマーケティング専門特化型コンサルティングファームの株式会社beBitに入社。金融、消費財、小売流通領域クライアント等にコンサルティングサービスを提供し、2012年より同社国内コンサルティングサービス統括責任者に就任。2014年、RISU Japan株式会社を設立。タブレットを利用した小学生の算数の学習教材で、延べ10億件のデータを収集し、より学習効果の高いカリキュラムや指導法を考案。国内はもちろん、シリコンバレーのハイレベルなアフタースクール等からも算数やAIの基礎を学びたいとオファーが殺到している。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2020年04月02日算数・数学の楽しさを伝える株式会社mathchannel(代表取締役社長横山明日希・東京都渋谷区)は、家庭で遊びながら学べる算数カードゲーム「kukupon!(くくぽん)」を制作・販売開始しました。おうちで遊べる算数ゲームとしてだけでなく、塾や学校、児童館や科学館などでも講座として導入できる算数教材です。◆算数カードゲームkukupon!とはkukupon!は遊びながら学べる「算数×ゲーム」です。九九は算数で大切な単元です。ただ暗記するだけでは定着せず、正しく身につけることもできません。そこで、遊びながら九九を学べる『kukupon!』ができました。kukupon!は複数の遊び方が出来るカードゲームです。それぞれのゲームを通して「かけ算」を多角的に学ぶことができます。・九九を覚える段階では神経衰弱形式の「九九あわせ」・めくった数のカードで出来る九九をはやく見つける「九九かるた」・九九が定着してきた段階ではカードバトル形式の「九九ぽん」の3つのルールブックがついており、ご家庭でも楽しく遊びながら学習することができます。また、mathchannelではこのkukupon!を活用した算数講座や展示企画を実施しており、これまで科学館や学童、学校などでもkukupon!行ってきました。九九の導入からマスターまでのお供に、ぜひkukupon!をご活用ください!◆なぜ算数×ゲームなのか算数を楽しむきっかけづくりとして、”勉強”っぽさを取り除いたゲーム形式で算数をお届けしています。どうしても勉強、学習となるとそれだけで抵抗感を持ってしまうお子様は少なくはないため、体験を通して楽しく学ぶ経験をすること、また、楽しい!わかった!というポジティブな思い出ができることが重要となってきます。そこで、私達はその楽しさをふんだんに体験できる算数「ゲーム」を開発しています。◆今後の展望mathchannelはこれまで多くの算数ゲームを開発し、また、その算数ゲームを使って遊びながら学べる講座も多く展開してきました。今後は引き続きその講座を多くのお子様に届けていけるよう、教育機関・科学館・商業施設等の皆様との連携をはかりつつ、小学校の算数で苦手になりがちの単元を中心に、全国各地に算数ゲームが届けられるよう、販売店舗の拡大やゲームアプリ等への横展開などを行える企業様との協業を目指しています。◆mathchannelの「算数コンテンツ」とはmathchannelは200人以上の親子が参加可能なライブショー形式「算数ショー」、展示形式の「算数ゲームランド」やお持ち帰りもできる工作を交えた「算数ワークショップ」など「算数の楽しさと面白さ」を体験できるイベントを実施しています。これまで、三菱みなとみらい技術館(神奈川県横浜市)、パナソニックセンター東京・リスーピア(東京都江東区)等、商業施設や科学館のイベントスペースなどで開催してきました。◆算数カードゲーム「kukupon!」商品概要名称:算数カードゲーム「kukupon!」価格:1,650円(税込)カード構成:数字(1-9)カード・全9種36枚+九九カード・全36種36枚=合計72枚対象年齢:小学1年生~大人までプレイ人数:2人~5人考案:吉田真也(mathchannel/算数ゲームクリエイター)制作:算数・数学の楽しさを伝えるmathchannelmath channel◆「kukupon!」ご購入について個人のお客様の販売はオンライン通販(minne)にて実施しております。minne購入ページ※別途送料等が追加となります。詳しくは上記URLを御覧ください◆塾や教育機関、学童さまへのご導入、店舗様での販売のご相談について塾や教育機関、学童さまへのご導入のご相談、店舗等での販売のご相談につきましても承っております。下記よりお問い合わせ下さいお問い合わせはこちら◆株式会社mathchannelについて『「わかった!」と「おもしろい!」の感動を広げよう』を理念に掲げる算数・数学教育グループ。算数・数学の楽しさを伝える活動を約10年間続ける「数学のお兄さん」こと横山明日希が代表、プログラムの監修を行なっています。学校や塾などとは一味違った切り口や内容を扱った算数コンテンツの展開を通して、これまでなかった“頭と体を使って学ぶ”新しい「体験型の学び」の機会等を全国各地の子どもたちに提供中。株式会社mathchannel代表取締役:横山明日希所在地:東京都渋谷区代々木URL:イベント実施等に関するお問い合わせ:企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年03月12日ネコ型食パンで人気の大阪新阪急ホテル内ベーカリー&カフェ「ブルージン」から、猫をモチーフにした“いろねこファミリー”の商品をセットにした「春のいろねこセット<和>」が登場。2020年2月8日(土)から24日(月・振休)までの土・日・祝日・振休の8日間、1日40セット限定で販売される。人気の「いろねこセット」が春仕様になって登場「春のいろねこセット<和>」は、桜あんを練りこんだ本セット限定の「いろねこ食パン+(プラス)sakura(桜あん)」1斤をはじめ、焦がしきな粉風味とほうじ茶クリーム風味の2種類が味わえる「いろねこのて S(ショート)」、猫の肉球がデザインされたボックス入りのマカロン&3種のフィナンシェ(ほうじ茶・柚子・プレーン)など、“和”の味わいが詰まった春仕様の「いろねこセット」だ。食パンと焼き菓子の他にも、このセットでしか手に入らない「いろねこちゃん」のイラストが入った2段弁当箱と専用の袋が付属する充実の内容となっている。商品情報「春のいろねこセット<和>」販売期間:2020年2月8日(土)〜2月24日(月・振休) ※土・日・祝日・振休限定※1日40セット限定。価格:1セット 2,200円(税込)販売場所:大阪新阪急ホテル 地下1階 ベーカリー&カフェ「ブルージン」営業時間:8:00〜22:00内容:・「いろねこ食パン+(プラス)sakura(桜あん)」1斤・「いろねこのて S(ショート)」・フィナンシェ 3種(ほうじ茶、柚子風味、プレーン各1個)、マカロン2個・「いろねこちゃん」のイラスト入り2段弁当箱※専用の袋が付属。※なくなり次第終了。【問い合わせ先】TEL:06-6372-5101(代表)
2020年02月06日どうもこんにちは、のばらです!さて前回、家で学校ごっこをして遊ぶ姉妹の様子をお伝えしましたが、母も予想だにしていなかった、意外なところにその影響がでていたのです…!そう…まだ若干3歳の末っ子が3の段を少し言えるようになっていたのです…! 笑どうにか妹に掛け算を覚えさせようと叫び続けた長女の叫びは次女をあっさり通り越し末っ子長男にしっかりと届いていたのです…!3歳児に掛け算を教わる羽目にならぬよう、少しでも次女の頭の片隅に長女の声が届いているよう願わずにいられない母なのでした。
2019年12月13日自己分析をして、目標に向けて行動する力を高めよう『やる気スイッチをON!実行機能をアップする37のワーク』著者の高山恵子さんは自身もADHDであり、ADHDの理解の普及支援を行うNPO法人えじそんくらぶの代表です。本書の中で実行機能とは「目標に向かって行動するために必要な考えや行動、感情をコントロールする機能」のことを指します。ワークを通して、自分の苦手なことについて自己分析をしたり、問題解決力をつけたりするために活用できる一冊です。実行機能を構成する要素は「起動(やる気スイッチ)」「計画立案」「時間の管理」など計8つに分類されており、まず自分がもつそれぞれの力のバランスをチェックリストで分析。その上で各要素の力を高めるためのワークに取り組むことで、バランスよく実行機能を高めていくことに役立てられるようになっています。ワークは実生活の中で起こりうることが例になっているので、自分に当てはめて考えることができます。また、実行機能を高めるワーク以外に、「朝ねぼうした」「遅刻した」などの失敗した場面でどう対処したら良いかを考えるワークもついており、実行機能を高めていきながら、問題が発生したときにも応用できるような構成となっています。当事者による、生活していくための分析が詰まった一冊『発達障害の私が夫と普通に暮らすために書いているノート』大人になり結婚した後に発達障害であることが判明した著者のななしのういさん。それまで自身の特性による困り感は特に感じていなかったそうですが、夫と生活していく中で夫につらい思いをさせている場面があることに気づき、状況を改善するためにノートを書き始めたそう。文字にして書き出すことで頭の中が整理できるという著者の手書きのノートは、起こったできごとの分析とそれに対しての改善策が丁寧に記されています。ノートには、夫婦のコミュニケーションから、料理や掃除・片付けなど日常の家事、仕事や通院のことまで、生活に関するさまざまなことがまとめられています。中には、著者自身の視点からの分析に加えて夫からのコメントがついているページも。起こったできごとに対しての夫の見解や著者に対して思うことが書かれています。文字にすることで双方の考えを理解して改善策を見つけ出していく方法は、いろいろな人との関係調整や困りごとの解消に活用できそうです。見やすく、楽しみながら学習できる!『個別支援プリント』シリーズ多くの人にとって読みやすいと言われているUD書体を使用して作られた国語と算数のプリント集が発売されました。丁寧な解説やなぞりがき線の補助など取り組む際にお子さんが苦手意識を持ちにくいような工夫も凝らされおり、特別支援教育士の先生も推薦しているプリント集です。『漢字が苦手な子どもへの個別支援プリント』シリーズはステップ4の2年生の漢字まで、『算数が苦手な子どもへの個別支援プリント』シリーズはステップ6の3年生と4年生の一部内容までを含んだものが発売されています。ステップ1は、漢字の学習に入る前の線のなぞりがき・ひらがな・カタカナ・数字のプリント集になっています。とめる・はらうなどの運筆の練習や「さんかいよんでからかきましょう」など取り組み方の説明がついているので、少しずつステップを踏みながら取り組むことができます。また、マス写しのように楽しみながら空間認知力を鍛えられる問題も含まれており、読み書きに抵抗感なく取り組みながら、その後の漢字の学習に繋げることができます。くり上がりの足し算、くり下がりの引き算の問題集ですが、まずは20までの数を図に合わせて数字で書いてみたり、並んだ数字の穴埋めをしたり、「1と9」「2と8」など数を分解したりと、数字の概念の学習から問題が始まります。くり上がり・くり下がりの計算の際には、数字を分解して書く欄やくり上がりの数字を書く欄など補助が豊富で、取り組み方を一つずつ理解しながら進んでいくことができます。子どもの気になる言動、その理由は?『発達と障害を考える本』シリーズ学校の場面に合わせて特性のある子どもの気になる言動とその理由や支援の手立てを解説するシリーズ「発達と障害を考える本」、これまでのADHD、LDに加えてアスペルガー症候群、自閉症についてまとめた新刊が発売されます。『ふしぎだね!?新版アスペルガー症候群のおともだち』では、「授業中に関係のない話をしてしまう」「思い通りにならないとパニックになる」「会話がかみあわない」など特性からくる困りごとを抱えた小学生について、そのときの本人の心情と、授業や友人関係の中で工夫ができることを解説しています。得意な面を生かした関わり方も提案されているので、お友達との活動の中で無理なく参加し、本人の自己肯定感を高める工夫を考えるヒントももらえそうです。また『ふしぎだね!?新版自閉症のおともだち』では、特別支援学級で学ぶ5人の小学生が登場し、「予定が変わると不安になる」「他の人の給食を食べてしまう」「リコーダーの音が我慢できない」など、交流級でのできごとを中心に、特性に合わせた配慮を知ることができます。周りのおともだちが不思議に思う行動も、特性を知ることで本人が過ごしやすくなることがわかります。やさしい解説で、学校の先生が読んでも、クラスに気になる行動をする友達がいるというお子さまが読んでもわかりやすい一冊です。
2019年09月06日〔ニトリ〕でお買い物をしていると気になる商品を発見!なんと調味料ポットとラックがセットで販売されていました。セット販売なのに価格はとてもリーズナブル。「本当に使えるのかな……?」と気になり購入してきました♪ぜひチェックしてくださいね。《調味料ラックポットセット2個セット》が安すぎる!今回ご紹介するのは〔ニトリ〕で購入した《調味料ラックポットセット2個セット》。なんとこの3点セットで761円(税別)なんです!想像以上のリーズナブルさにスタッフもびっくり。本当に使えるのか気になってしまったので、購入してきました!さっそくご紹介していきます♪使い心地はいかに……まずは付属のポット。580mlと容量はバッチリ!フタは取手の白い部分とつながっているので、少し開けづらいかもしれません。またパッキンなどはないので、密閉性もなさそうです。スプーンの形はかわいらしいですが、計量ができないので注意が必要ですね。ラックの方はシンプルなデザインで、付属のポットがぴったりフィットします♪もちろん上段にもポットを置くことができます。今回、〔セリア〕の《スクエアポット》を収納して見ました!少し小さめな作りなのでシンデレラフィットとまではいきませんでしたが、置くことはできましたよ。結論!「もう少し調味料ポットが使いやすければ……」とも思いますが、結果としてはコスパはいいのではないでしょうか。1,000円以下でこのクオリティのものが買えるなんてさすがですよね♪キッチンの限られたスペースでの収納を叶えてくれるので、気になる方はチェックしてみてください!
2019年07月23日子どもの頃は算数が嫌いで、「数字を見るだけでげんなりした……」という人も多いかもしれません。そういう自らの実体験から、「子どもも算数嫌いになるのではないか?」と心配している親はかなりの割合でいるといいます。「教育の鉄人」とも呼ばれ、カリスマ教師として知られる、東京の公立小学校教諭・杉渕鐵良(すぎぶち・てつよし)先生は、「国語と算数があらゆる学習のベース」だと語ります。では、どうすれば子どもの算数の力を伸ばしてあげられるのでしょうか。子どものやる気を引き出す独自の授業で注目される杉渕先生に、その秘策を教えてもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)四則計算が算数を学習するためのベースになる学校での勉強がはじまる小学校で、とくに重要な教科は国語と算数です。なぜなら、それらが理科や社会などあらゆる他の教科を学習するためのベースとなるからです。では、子どもの算数の力を伸ばしてあげるにはどうすればいいのでしょうか?あたりまえのことですが、足し算、引き算、掛け算、割り算の四則計算をきっちり身につけることです。算数における四則計算は、ある意味で他の教科に対する国語と算数の存在に似ています。というのも、四則計算がしっかりできなければ、その先にある算数の領域、応用問題に進めないからです。つまり、四則計算は算数を学習するためのベースといえます。応用問題に臨む場合、たとえその考え方というものを理解できたとしても、四則計算がきちんとできなければ解答にたどり着けずにつまずいてしまいます。逆に、必要な四則計算がぱっとできるのなら、考えることに集中できる。だからこそ、応用問題の理解も深まりますし、その面白さを感じることもできるのです。スポーツだって同じではないでしょうか。たとえば、テニスをやるにも、素振りすらまったくしていないような基礎ができていない状態なら、まともにボールを打ち返せないでしょう。ボールをラケットで打つスポーツなのに、空振りばかりしていては面白いはずがありませんよね。最初に「できない」ということをわからせるでも、じつは逆の考え方もできます。まったくテニスの経験がない子どもにあえていきなり試合をさせてみるのです。もちろん、まともにボールを打ち返せないのですから、子どもは面白くありません。そこで、「きちんとボールを打てるようになったら試合が面白くなるよ」とリードしてあげて、基礎練習をさせる。子どもは試合の面白さを味わいたいがために基礎練習に一生懸命取り組むことになるはずです。それが、テニスをやりたいといっている子どもに最初から基礎練習ばかりさせてしまうと、「僕はテニスをやりたいのに」と、子どもは不満を抱いて意欲的に練習に取り組めません。そんな心理状態では、大事な基礎練習の成果もなかなかでませんよね?算数の場合も、まず子どもに応用問題をやらせてみて、それができないということをわからせてみるのです。うまくリードできれば、その面白さを味わおうと子どもは四則計算の習得に励むようになります。とはいえ、四則計算の学習はやはり地味で単純なものが多いので、子どもの集中力がなかなか続かないということもある。子どもが自然に四則計算の勉強をできるようにするには、やはりたくさんの工夫が必要です。子どもと一緒に楽しみながら四則計算を勉強する家庭でできることを考えると、日常生活のなかで子どもが楽しみながら四則計算に触れる機会を親がつくってあげることです。「学校の勉強なんて社会に出たら役に立たない」なんてことをいう人もいますが、四則計算は大人なら誰もが日常的に使っていますよね。たとえば、つねに節約しようと考えているお母さんたちは、スーパーで買い物をするにも何度となく四則計算を繰り返しているはずです。その計算を問題として子どもに出してみましょう。リンゴを買おうとしているときに、「3個で500円のリンゴ」と「2個で400円のリンゴ」があったとします。子どもに、「どっちを買えばお得かな?教えてくれる?」と相談するのです。子どもは大好きなお母さんの役に立ちたいと、頑張って計算をしてくれるはずです。自動車でどこかに出かけるときなら、目的地までの距離を教えてあげて、「いま、時速40キロだけど、目的地には何分で着く?」「時速60キロならどう?」というふうに出題することもできるでしょう。時計を使ってみるのもおすすめです。時計というと、時間を知るためのものと誰もが思い込んでいますが、じつは角度の勉強にも有効です。丸いアナログ時計を使って角度の問題を出すのです。「6時のときの長針と短針の間の角度は何度でしょう?」といった具合です。家族でおこなうものと考えれば、もっとふざけてみてもいいかもしれませんね。たとえば、「お父さんは3分に1回怒ります。お母さんは5分に1回怒ります。お父さんとお母さんが一緒に怒って大爆発するのは何分後でしょうか?」といったものはどうでしょうか?(笑)。これは紛れもない公倍数の問題ですが、きっと子どもは笑いながら取り組んでくれるにちがいありません。家庭で子どもに勉強させるときには、「子どもと一緒に楽しむ!」ということをいちばんに意識してほしいとわたしは思っています。勉強をしながらでも、子どもの心からの笑顔をたくさん引き出してあげてください。『たし算ひき算 10マス計算ドリル 左利き用』杉渕鐵良 著/学研プラス(2019)■ 東京都公立小学校教諭・杉渕鐵良先生 インタビュー一覧第1回:先取り学習はこうやれば効果的。「就学前学習ってどうなの?」に“教育の鉄人”が回答!第2回:「ちゃんと宿題やりなさい!」に効果がない理由。子どもに“響く”声かけの方法とは?第3回:子どもを「読書好き」にするきっかけの作り方。国語力アップの決め手は家庭にある!第4回:算数の力は“楽しく”伸ばす!地味で単純な「四則計算」を笑うほど面白いものにする工夫【プロフィール】杉渕鐵良(すぎぶち・てつよし)1959年生まれ、東京都出身。東京都公立小学校教諭。小学校教諭となって7年目に子どもたちのやる気を引き出す独自の授業「ユニット授業」を開発。その成果により、「教育の鉄人」と呼ばれ、2011年には「ユニット授業研究会」を設立。若手教員の指導にあたる他、講演のために全国各地を飛び回っている。『小学校教師だからわかる 子どもの学力が驚くほど上がる 本物の家庭学習』(すばる舎)、『全員参加の全力教室2 燃える! 伸びる! 変わる! ユニット授業』(日本標準)、『1日1枚5分でできる 漢字パズル』(すばる舎)、『自分からどんどん勉強する子になる方法』(すばる舎)、『子どもが授業に集中する魔法のワザ!』(学陽書房)など著書多数。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年05月27日2年生から3年生に進級するとき、学習面での不安を抱える保護者の方がとても多いそうです。算数がぐっと難しくなる、理科・社会が教科に加わるなど、2年生までと比べて3年生からは高学年につながる学習のベースを作らなければならなりません。そのため「つまずき」を感じる子どもがぐんと増えるのです。ここでつまずくと、高学年になって取り戻すことが難しくなります。だからこそ、勉強に対する「劣等感の芽」は早めに摘んでおかなければなりません。今回は、2年生から3年生に進級したお子さんが学習面で陥りがちがな苦手ポイントや、家庭でできるフォローの方法などを詳しく見ていきましょう。3年生、学習面での不安はどんなこと?進研ゼミの保護者を対象にベネッセがアンケートを実施したところ、2年生から3年生に上がる際に学習面で準備しておいた方がいいことや、親が注意深く見ておくべきことについて、次のような回答が得られました、□3年生になると授業の進み方も早く、内容が難しくなる。家で軽く予習復習ができるといいと思う。□理科・社会という単元が増え、覚えることも多くて大変。その結果余裕がなくなり、得意だった漢字や計算を間違えるなど他の教科にも影響が出てきた。□6時間授業も増えてくる。忙しさで余裕がなくなる。3年生からは本格的に勉強との向き合い方を見直さなければならない様子がうかがえますね。授業数が増えて放課後の自由な時間が減ることで、忙しさから余裕がなくなる子どもたちが多くなるとのこと。子どもが不安を抱えているのなら、親は安心できる居場所を作ってあげなければなりません。家庭での学習はもちろん大切ですが、まずは生活習慣や平日の時間の使い方、休日の過ごし方について、3年生に進級したタイミングで見直すことをおすすめします。3年生の国語。学習のポイントは?学習指導要領によると、3年生からは「筋道を立てて考える力や感じたり想像する力を養い、考えをまとめる力や伝える力を養う」ことに注意しながら国語の学習を進めるとのこと。その一歩として、主語と述語の関係、修飾と被修飾との関係、指示する語句と接続する語句、段落の役割についての理解を深めることを目標としています。さらに、文章の構成力をつけるだけではなく正しい文法を学び、ことわざや慣用句を使った表現力を身につけることも求められるようになるのです。■覚える漢字は200字に「漢」「業」「筆」など何通りもの読み方がある漢字や、漢字の組み合わせによっては日常的に使わないような単語を覚えることも。普段からいろいろなジャンルの本を読んだり、テレビのニュースで映し出される字幕を意識させたりすると、子どもの記憶に残りやすくなります。■国語辞典を家庭でも活用しよう3年生からはいよいよ国語辞典を学習に取り入れます。できればもっと早いうちから辞書に親しんでおくといいですね。文章力養成コーチの松嶋有香先生は、こどもまなび☆ラボで連載中の『国語辞典の世界へようこそ』の中で、学校の授業以外でも辞書を活用することをすすめています。辞書を引くことで調べ学習の基本動作が身につきます。そして、わからないことをそのままにしない姿勢は他の教科でも役に立つだけではなく、「生きる力」を子どもに与えるのです。ぜひご家庭のリビングにも一冊国語辞典を置いておき、いつでも調べられる準備をしておきましょう。3年生の算数。学習のポイントは?よく聞くのは「3年生から算数につまずく子が増える」ということ。しかし、決して急に学習内容が難しくなるわけではありません。実は、2年生のうちにマスターしておくべき基礎ができていなかったために「つまずき」が生じてしまう子も多いのです。■3ケタ、4ケタの計算が子どもを混乱させるまず、多くの子どもが4ケタの足し算・引き算でつまずきます。たとえば「3007ー2258」といった繰り下がりが2回ある引き算で混乱してしまい、計算に時間がかかって次第に授業についていけなくなることも。さらに「307×57」のように、3ケタ×2ケタで0が入るかけ算でつまずく子もたくさんいます。教育評論家の親野智可等先生は「このような計算は算数の基礎。つまずくようであれば、できるだけ早い段階で修復できるようにしましょう」と注意を促しています。算数は「積み上げ」の教科です。テストの点数だけで判断せずに、毎日使っているノートをチェックして、ちゃんと理解できているか確認しましょう。■図形の学習は作図がネックになることも3年生からは三角定規やコンパスを使いますが、作図する作業が難しくて算数が苦手になる子も多いといいます。どうしても苦手なら、家でコンパスを使って模様を描いて遊ぶといいでしょう。できあがった模様に色を塗ってみると、楽しみながらコンパスの使い方に慣れることができますよ。■表とグラフを積極的に生活に取り入れる親野先生は、数値や項目などの複合的な情報を関連づけて読み取る勉強を苦手としている子どもが多いと指摘します。その理由として「普段の生活の中で馴れ親しむ機会のないまま、教科書で初めて表とグラフに出会うから」と述べています。確かに日常的に家庭の中でグラフなどに触れる機会は少ないですよね。では、日頃から表やグラフに馴れ親しむにはどうしたらいいのでしょうか。親野先生おすすめの方法をご紹介します。□カレンダーに毎日の天気を書き入れる。毎日コツコツ続けることで、立派なデータとして活用することができます。体重や気温などの数字を入れるのもいいですね。□親子でじゃんけんなどのゲームをしてその勝ち負けを表にする。タテ軸とヨコ軸の組み合わせで表を作ります。「2回目と4回目はぼくが勝った」というように、表から情報を読み取る訓練になりますよ。□表に慣れたらグラフの基本である棒グラフを作成してみる。夕食のおかずを棒グラフにするのも面白いですね。1ヶ月集計した結果、「一番多いメニューはカレーだね」「お魚のおかずが少なかった」など、驚きや発見が出てくるかもしれません。3年生の理科・社会。学習のポイントは?いよいよ始まる理科・社会。これから学び始める教科なので、できるだけ苦手意識を持たせないように、楽しく学ぶ姿勢を身につけるための工夫が必要です。■理科:疑問が芽生えたときがチャンス!3年生で学ぶ理科の内容は、「物質、エネルギー」「光と音の性質」「磁石の性質」「電気の通り道」「電気の通り道」などです。とくに子どもたちがつまずきやすいのは「物の形や体積と重さの関係」について。ですから「材料・体積が同じなら、物の形が変わっても重さは変わらない」「体積が同じでも重さが違う物がある」、この2点を理解できるかがポイントになります。家庭でできる簡単な方法として、空のペットボトルに砂を詰めて量り、今度は同じペットボトルに水を入れて量ってみましょう。「同じ大きさの入れ物に入れても、重さが違うよね」と親子で確認し合えば、理解を深めることにつながります。例えば、親子で散歩や買い物に出かけた際には、ただ漫然と歩くのではなく、目にする草花や虫、その日の気温や風の向きなど、様々なことに子どもの関心を向けさせてあげて下さい。日々の生活の中で子どもを意識的にリードしてあげることが大切なのです。(引用元:親力講座|小学3年生の勉強のポイントは?子どもはどこでつまずく?その対策とは?)理科の学習において効果的なのは、実際に体験すること。家の中や近所の道端にも、理科を好きになる要素はたくさん潜んでいます。■社会:身の回りの環境が学びにつながる3年生の社会の授業では、「身近な地域や市区町村の様子を大まかに理解する」ことを目的としています。理科と同じように、実際に見て、感じることでスムーズに理解できるようになるでしょう。たとえば、散歩のときや車や電車でお出かけしたときに「この畑では何が取れるんだろう?」「この川はどこからどこまで流れているんだろう?」などと意識づけしてあげたり、街角に設置されている看板に目を留めたりすることで、自分の住む街や身近な環境への興味が高まります。また、観察・調査した内容を白地図などにまとめる力も求められます。日頃から地図に慣れ親しんでおくために、リビングやお風呂に貼っておいてもいいですね。***3年生では1、2年生のときとは違って「勉強」への意識を高めていく必要があります。遊びの延長のように楽しみながら学ぶよりも、自分なりの学習姿勢をしっかりと固める時期に入っていきます。そのためにも、日常生活の中から学習につながるヒントを見つけて関連づけてあげるのも、親としてぜひやってあげたいことですね。(参考)Benesse 進研ゼミ保護者通信|新学期準備「コレ重要!」先輩保護者ランキング~低学年(小1ー3)編~文部科学省|小学校学習指導要領(平成29年告示)Study Hacker こどもまなび☆ラボ|ゆか先生の国語辞典の世界へようこそ|たった5歳の子どもにも国語辞典を与えるべき理由。“辞書を引く”ことの莫大なメリット親力講座|小学3年生の勉強のポイントは?子どもはどこでつまずく?その対策とは?親力講座|算数の表とグラフの勉強は生活の中で慣れ親しんでおくことが大切
2019年05月17日カリフォルニア州で発生している山火事が、ドラマのセットやセレブの自宅にも被害を及ぼしている。まずはドラマのセットから。「ウエストワールド」のセットが燃えたと報じられ、主演のエヴァン・レイチェル・ウッドが「(メインの街)スウィートウォーターではなくて、エスカランテの方。ワイアットのテリトリーよ」と補足。マリブに居を構えるジェラルド・バトラーは、SNSに全焼した自宅の画像を掲載し、「避難していたけどマリブの家に帰ってきたよ。カリフォルニア州にとって、あまりにもつらい時間だ。消防士たちの勇気、熱情、献身に心を揺さぶられた。ロサンゼルス消防署のみなさん、ありがとう」とツイート。消防士たちを支える基金への募金を呼び掛けた。「ビバリーヒルズ高校白書」のシャナン・ドハーティーの家も全焼だ。シャナンのSNSによれば、焼けてしまった家は2011年にカート・イスワリエンコと結婚式を挙げた思い出の場所とのこと。さらに、その前に亡くなった父との思い出も詰まっているそうで、「火事が全てを奪い去っていった。いま起きていることにどう対処していいか分からない。心がズタズタなの…」と悲痛の叫びを上げている。火事が起きたときにシャナンは不在にしていたが、代わりに友人が滞在していたため、幸いペットの犬と馬は助かったという。そのほか、歌手のロビン・シック、ケイトリン・ジェンナーも家を失った。リアム・ペインは「もうすぐ家と思い出を失いそうだ」、ジェシカ・シンプソンは「現在のところは消防士たちが家を守ってくれている」と報告している。レディー・ガガ、オーランド・ブルーム、マーク・ハミルらは被害者たちへのお悔やみ、火事と闘っている消防士、警官、救命士たちに感謝し激励した。(Hiromi Kaku)
2018年11月12日キッズネットサポーター:ゆきこ予定より早く、算数のみ入塾子どもが小学5年生の11月。塾主催の適性検査型の無料模試を受けたら、答案返却の面談で冬期講習の受講をすすめられました。そのときは塾に入ることをまったく考えていませんでしたが、お試し価格でお得だったうえに、帰省の日程と重なっていなかったので何かの縁かなと思い、気楽な気持ちで受講することにしました。子どもはこの冬期講習を楽しんだものの、2月に習い事のイベントが続けて行なわれることもあり、けっきょく入塾はしませんでした。そうなんです、中学受験を考えつつ、小5の2月になっても2つの習い事を続けていたのです(2つのうち1つは6年生9月まで、もう1つは入試シーズンも休まず、小学校卒業の3月まで続けました)。そして習い事のイベント終了後、同じ塾で無料模試が行なわれることを知った子どもが、「また模試を受けたい!」と言い出しました。「お試し価格で冬期講習だけ受講して入塾は断ったのに、また無料の模試を受けるって・・・」と、さすがに図々しいわたしでもちゅうちょしたのですが、子どもがどうしてもというので渋々申し込むことに。2度目の答案返却では、さすがに塾側も勧誘作戦を変えてきて、「冬期講習は公立中高一貫・適性検査対策クラスを受講したので、春期講習では『国私立中学対策クラスの、まずは算数を受講しましょう。春期講習前の通常授業から体験してみませんか」と勧められました。そのクラスには、子どもが今まで出会ったことがないような、ケタ違いの天才・秀才たちがいました。当初の予定では志望校対策が始まる9月に入塾するつもりでしたが、毎日通う小学校とはまったく違った刺激を塾のクラスメイトから受けたこと、算数の学習の進め方に迷い始めた時期だったこともあり、塾側の言うとおり算数のみ入塾を決めました。中学受験に「先取り学習」は必須!子どもは算数が好きで、しかも得意科目と思っていましたが、先取り学習まではしていませんでした。入塾して間もなく、「え!中学受験をするのに、まだ円の面積の公式を知らないの?」と講師に絶句されたことも、今となっては笑い話です。入塾する前の算数の学習は、市販の問題集と通信教育のZ会の公立中高一貫校適性検査講座の受講でした。今思えば、“学力検査でなくて適性検査だから先取り学習は必要ないだろう”と判断した親の油断のせいで、学習内容も時間も足りなかったのではと反省しています。算数の進め方をもっと工夫できていたら、もっと入塾時期を遅らせることも、もっとスムーズに受験生活を過ごすこともできたのかもしれません。そんな反省だらけの算数の学習方法ですが、見つけてよかったと思う教材があります。出会いは子どもが小学校1年生のときのこと。年度末テストの算数がとくに高得点だったので「うちの子ってすごい?!」(笑)と浮かれたわたしが問題集選びを始めたときのことです。本屋の問題集売り場に行ってみたものの、あまりの種類の多さに、どれを選んだらいいのか途方にくれてしまいました。そんなとき、ある1冊の本に出会ったのです。宮本哲也先生との運命の出会い!?それが、『宮本算数教室の教材賢くなるパズル入門編』。はじめて買った、宮本先生の問題集「宮本算数教室の教材 賢くなるパズル入門編」宮本哲也著/学研プラス保護者向けの説明に「絶対に解き方を教えないでください」と書かれているのを見て「子どもの目の届くところに問題集を置いておくだけでいいんだー、解き方を教えなくていいなら親がラクでいいわー」と単純に考えて、購入しました。子どもには「答えが出なくてもいいから、自分で考えてごらん。すぐに答えが出ないとモヤモヤするだろうけど、答えが出なくても、答えを探して考えている時間に頭がよくなるから大丈夫。寝ている間に頭が整理されて、起きたらひらめくこともあるかもよ。だからよく眠りなさい」と伝えました。我が子が中学に入学してして間もなく、「すぐに解けなくてもいいから、まず自分で考える、考え抜くことが大切だと分かった」と言いました。そのとき、わたしは「宮本先生、ありがとう!!」と心の中で叫んでガッツポーズ!子どもは宮本先生の教材を全てやったわけではありませんし、わたしも宮本先生の著書を全て読んだわけではありません。けれども、「子どもは自ら学習しようとする本能がある、子どもが勉強嫌いになるのは親が邪魔をするから」といった宮本先生の言葉の数々や「子どもが本当に必要としている援助だけをして、信じて待つ」という姿勢は、わたしに大きな影響を与えました。今では、お会いしたことのない宮本先生を「我が心の師匠」とリスペクトしています。「焦らずじっくり」は自宅学習のメリット算数の学習方法については話題に事欠かない我が家ですが、焦らずじっくり時間をかけて算数の問題と向き合えたことは、できるだけ塾に通わずに自宅学習を進めたメリットだったと感じています。子どもが算数を好きで得意だと思い続けていられた助けになったのではと思っています。私立中学校の入試では、算数の配点割合を高くしたり、算数一科目だけに絞ったりといった算数重視型も増えてきました。算数重視型の入試は、公立中高一貫校の適性検査を目指しながら私立中学も受験したいと考える子どもたちの新たな選択肢になると思います。私立中学の入試の4教科を急いで仕上げるのは大変なことですが、算数だけなら間に合う可能性も高まります。実際に我が子も、私立中学校の算数重視型の入試を受けました。試験問題を解くのは時間との戦いになりますが、まずは土台作りとして、算数の問題にじっくり取り組むことが大切だと思います。算数を得意科目にできれば中学入試で有利になるのはもちろんのこと、中学から始まる数学にも、子どもが自らの将来を考えるときにも、心強い味方になるでしょう。ゆきこ(ゆきこ)40代。夫と長男長女との4人暮らし。食生活アドバイザー2級、食育アドバイザー、幼児食インストラクターの取得の際に、「試験勉強を続ける辛さ」「受験のプレッシャー」を身をもって知りました。毎日、学校で授業を受けて、宿題やテストに取り組んでいるだけでも、子どもたちは精一杯頑張っているとリスペクトしたいです。が、ついガミガミやっちゃいます・・・。
2018年10月12日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)は、「シニョリーナ」シリーズのフレグランスをミニサイズにしたセット「ミニ シニョリーナ デュオセット」を2018年6月6日(水)に発売する。今回発売される「ミニ シニョリーナ デュオセット」では、フェミニンな香りの「シニョリーナ オーデパルファム」、甘く優雅な「シニョリーナ エレガンツァ」、神秘的なオリエンタルフルーティの「シニョリーナ ミステリオーサ」、そしてロマンティックなフローラル フルーティの「シニョリーナ イン フィオーレ」の4種が20mlサイズで登場。2種類をセットにして販売する。個性的な香りを反映したかのような遊び心に溢れたパッケージも魅力。アイコニックなヴァラリボンを纏ったボトルと、リボンを描いたポップなボックスは見ているだけで心躍るような仕上がりだ。また、松屋銀座では「ミニ シニョリーナ デュオセット」の発売を記念して、期間限定ストアを5月30日(水)から6月4日(月)まで開催。「ミニ シニョリーナ デュオセット」をはじめ、「アモ フェラガモ限定キット」などのアイテムが揃う。【詳細】サルヴァトーレ フェラガモ ミニ シニョリーナ デュオセット発売日:2018年6月6日(水)※5月30日(水)より松屋銀座にて先行販売。種類:2種・イン フィオーレ オーデトワレ・オーデパルファム 各20ml・エレガンツァ オーデパルファム・ミステリオーサ オーデパルファム 各20ml価格:各9,500円+税■期間限定ストア日時:2018年5月30日(水)~6月4日(月)場所:松屋銀座 1階プロモーションスペース住所:東京都中央区銀座3-6-1【問い合わせ先】インターモード川辺 フレグランス本部TEL:0120-000-599
2018年05月31日小学校に入学するお子さまを持つママパパにとって、この時期ならではの苦行ともいえる行為。それが、“算数セットへの名前書き”!計算棒やおはじき、おかねなど、一つひとつが小さい、かつものすごい数があるものに丁寧に名前を書いていくのは、もはや修行ともいえる領域。終わった後、謎の達成感に包まれます。算数セットの名前書き、みんなはどうしてる?最近の算数セットは、名前用のシールが同梱されていることも多いけど、そのシールシートも一つひとつが小さくて、手書きするにはそれ相当の気合と根性が必要に。この作業、みなさんの家庭ではどう工夫しているのでしょうか?ネット上を調べてみると、やはり、今でも手で一つひとつ書いたという意見も見られますが、スマートフォンやパソコンを駆使して、シールをプリントしているという意見が多数見られました。たとえば、エーワンの「はがきサイズのプリンタラベル」(432円)の場合、専用のアプリを通じて、スマートフォンでも作成が可能。家庭用のプリンターで、簡単にシールを作ることができます。シール派以外には、スタンプで済ませるという意見も。ただ、スタンプは曲面に押す場合、押す人の器用さに左右されるだけでなく、押す場所にあわせて複数スタンプを用意しなければならないのが難点。ちなみにスタンプ派には、「お名前スタンプ」(ねいみ~)という、様々なスタンプと専用スタンプ台がセットになったものがなかなかオススメ。2000~3000円と少々割高なものの、様々なサイズに対応するだけでなく、インクは油性ペンと同じ顔料系で、落ちにくいのが特徴。シールか、スタンプか。面倒な名前書きに何時間も格闘することを考えると、どちらかに頼った方がモアベター。楽してキレイに仕上げちゃいましょう。(文・団子坂ゆみ/考務店)
2018年03月20日ネコ型食パンで人気の大阪新阪急ホテル内ベーカリー&カフェ「ブルージン」から、猫をモチーフにした“いろねこファミリー”の商品をセットにした「ももいろねこセット」が登場。2018年2月22日(木)の「ねこの日」より4日間限定で販売される。「ももいろねこセット」は、2018年3月より販売予定の「いろねこ食パン+(プラス)」の新フレーバー「ラ・フレーズ(苺)」や、ネコ型に焼きあげた「いろねこサブレ」の他、限定商品として桃色の「いろねこフィナンシェ」、「いろねこちゃん」のメラミンマグカップなどをショッピングバッグに詰め合わせたセット。限定商品やグッズも入ったボリューム満点の内容となっている。【商品情報】「ももいろねこセット」販売期間:2018年2月22日(木)〜2月25日(日) ※1日限定60個価格:2,200円(税込)販売場所:大阪新阪急ホテル ホテル地下1階 ベーカリー&カフェ「ブルージン」住所:大阪府大阪市北区北区芝田1丁目1-35販売時間:8:00〜22:00【問い合わせ先】TEL:06-6372-5101(ホテル代表)
2018年02月18日「洋食」と「和食・中華」の2種類にRIZAP株式会社は、「RIZAP シェイプアップ期 おいしいメニューセット(洋食セット/和食・中華セット)」を販売することを発表した。1月22日からRIZAPのオンラインサイト「ライザップコレクション」で取り扱いを開始する。パーソナルトレーニングジム「RIZAP 」では、「RIZAP」のメソッドにもとづいて、おいしく、手軽で、安心な低糖質フードブランド「ロカラボ」を提供している。コンセプトは“美味しく食べて、痩せられる”であり、ダイエット中の食事も楽しめるような、バラエティ豊かなラインナップとなっている。簡単・おいしい・低糖質の食事「RIZAP」では、シェイプアップ期(減量期)の1日の糖質摂取量は50グラムを基準としている。「シェイプアップ期 おいしいメニューセット」は、シェイプアップ期の食事をサポートするセットであり、第1弾を2017年10月に発売した。同セットは、販売開始から17日で3,500セットが完売し、追加生産待ちの状態が続く人気商品となった。今回、同セットを「洋食」と「和食・中華」の2種類にリニューアルした。新セットは、おいしく、食べ応えもありながら、すべて糖質10g以下、タンパク質は約20~29gとなっている。シェイプアップ期の糖質量・栄養バランスを考慮した14食分のメニューで構成されている。税込価格は、「洋食セット」が10,733円、「和食・中華セット」が10,594円。「RIZAP」利用者限定の販売ではなく、誰でも購入することができる。(画像はプレスリリースより)【参考】※RIZAP低糖質フードセットリニューアルのお知らせ※RIZAP COLLECTIONライザップコレクション
2018年01月23日パリのフレグランス メゾン「ラルチザン パフューム(L’Artisan Parfumeur)」から数量限定の香水セット「ディスカバリー セット」が登場。2018年2月21日(水)より数量限定発売される。セットには、少量のスプレーサイズのフレグランスが5本詰め込まれている。「プルミエ フィグエ オードトワレ」は世界で初めてイチジクを使用した、画期的な香水。太陽を浴びて熟したイチジクをイメージした、フルーティでクリーミーな香りとなっている。また、“恋人を虜にする香料”にインスパイアされた「タンブク トゥ オードトワレ」はウッドやスパイス調などを合わせた、センシュアルでエキゾティックな香り。このほか、ラルチザン パフュームを代表する「ミュール エ ムスク エクストリーム オードパルファム」や、アラビアンナイトの世界を描いた、バニラとトンカビーンが甘く香る「アンバー エクストリーム オードパルファム」、花畑をイメージしたオレンジブロッサムやジャスミンの芳しさが魅力の「シャッセ オ パピオン オードトワレ」が楽しめる。ポータブルサイズで、気分やシーンに合わせて気軽に使い分けられそう。男女ペアリングでも楽しめるセットでギフトにもおすすめだ。【詳細】ディスカバリー セット<数量限定>発売日:2018年2月21日(水)価格:10,500円+税容量:各10mL【問い合わせ先】ブルーベル・ジャパン 香水・化粧品事業本部TEL:0120-005-130(受付時間:10:00〜16:00)
2017年12月05日「私が指導した児童の多くは、その後、大学受験で医学部や歯学部、薬学部に進学していきます。どうやら小学校のときに算数に興味を持つかどうかが成績アップのカギのようです。教え子たちが算数に関心を持ってもらうために、私は背中を押すだけですよ」 こう語るのは、本誌の人気連載「血流講座」の順天堂大学医学部の小林弘幸教授の父・次男さん(86)。小学校の教員だった次男さんは定年退職後、算数の家庭教師として30年近く、小学生の指導を続けている。現在も4人の児童を受け持っているが、驚くことに、次男さんが教えてきた児童の多くは、これまで開成中学や麻布中学など難関中学校に合格を果たしている、まさに“レジェンド家庭教師”なのだ。 スーッと伸びた背筋、ハリのある声。年齢を感じさせない次男さん。ふだんからエスカレーターを使わずに階段を使ったり、毎日ウオーキングをしたり健康な生活を心がけているそう。 「散歩をしているときも、階段を上っているときも、算数の問題はないかな、と、思わず考えてしまいます」(次男さん) 86歳になってもなお、現役家庭教師として活躍している秘訣には、やはり“算数的な思考”が大きく関わっているようだ。 「父が実践していることには、脳を活性化させ、認知症を予防するヒントがたくさんあります」 そう解説するのは、小林教授だ。自律神経研究の第一人者で、最近は認知症と自律神経との関係を研究している。現在、高齢者の認知症患者は530万人。予備群の軽度認知症は400万人いるといわれているが……。 「軽度認知症の場合ならば、進行を遅らせることは可能ですが、認知症に一度なってしまったら、治すことは困難です。大事なことは40歳を過ぎたら、有酸素運動をすること。そして、ふだんの暮らしのなかで脳を刺激して、鍛えておくことです」(小林教授) 最近では、脳を鍛えるための漢字や計算ドリルなども、書店の棚に多く並んでいる。 「たしかに認知症予防にそういったドリルは有効でしょう。しかし、単純な一行計算の繰り返しや漢字の書き取りだけでは、脳の限られた部分しか刺激されません。しかし、算数の問題を解くことは、『理解・計画・実行・検討』と、脳のすみずみまで活性化させることと同じなんです。また、難しい問題が解けたときの喜びや達成感を得たときには、脳内に『ドーパミン』という神経伝達物質が分泌されます。この物質は、脳の司令塔ともいわれる前頭葉や記憶に大きく関わっている海馬の働きをよくしてくれます」(小林教授) さらに小林教授は、次男さんが日常で実践している「ながら計算」が脳にいいと太鼓判を押す。 「認知症予防のために鍛えておきたいのが、前頭葉の上部にある前頭極です。計画をたてたり情報を処理したりする知的なことをつかさどるこの部分は、2つのことを同時に行うことで、活発に働きます。散歩しながら算数の問題を解く、車で移動中に計算するなど、創意工夫が求められる算数の問題や計算をつねにすることは有効です」 面倒な計算は電卓に頼りきり……というアナタ。まだ間に合うので、少しでも“ながら計算”を意識して、脳を働かせよう。
2017年05月18日分数が苦手だった娘に、オリジナルの教材を使ってみると…Upload By 荒木まち子Upload By 荒木まち子九九は覚えられるけど…「なんとなく」しか掛け算を分かっていなかった娘出典 : 発達障害のある娘。小学校では2年生で「掛け算」の勉強が始まります。暗記が得意な娘は九九は苦労することなく覚えることができました。でも娘は記憶力が良いだけで、実は掛け算の概念を理解していたわけではありませんでした。小学3年生になると、掛け算を応用した「割り算」「分数」が始まります。掛け算の概念を十分に理解していない娘は、当然割り算や分数の意味もぼんやりとしかわかりません。それでも3年生程度の問題であれば、まだ“なんとなく”または“ヤマカン”で解くことができました。通分も「学んだ方法」を「手順通り」に行えば解くことができました。同じように「少数」や「割合」の単元も“なんと~なく”終えたのでした。難しい計算は必要ないかもしれないけど…中学生になって分かった娘のつまづき出典 : 中学校になり算数から数学へと変わると、さすがに“なんとなく”や“ヤマカン”は通用しなくなりました。でも私達親子は、「別に難しい問題はできなくてもいいよね」「大人になったら計算機やパソコンを使えば良いんだし」と、数学のテストの点数が悪くても、さほど気にはしませんでした。しかしある日、娘と買い物に行ったときのことです。私「ほら、欲しいって言っていた文具が30%OFFになってるよ!持ってるお小遣いで買えるんじゃないの?」娘「そんなにお金もってないよ」私「でも今日お小遣い○○円持ってるよね?」娘「うん。でもきっと足りないと思う…」私「そうかな?定価の30%引きだよ」娘「…よくわかんない…」この時私は初めて、娘が普段の生活で大切な「おおよその計算」や「割合のイメージ」ができていないことに気が付いたのです。家に帰って娘に「小数」や「割合」をどこまで分かっているか確認すると、小数と百分率は理解しているものの、全体を1(または100)とした場合の割合と分数のイメージがうまくつかめていないようでした。紙に円を描いてもわからないようだったので、紙をピザのように切って説明してみましたが、娘にはピンとこないようでした。知り合いの間ではわかりやすいと評判だった『くもんの分数パズル』を使っても、娘はイマイチよくわからないといった感じでした。「はじめての分数パズル」くもん出版通級の先生の一言で、一気に解決!娘に合った教材を作ってみたら…当時、定期的に相談をしていた通級の先生にこの話をすると、「円ではなく棒状の方が理解しやすいお子さんもいますよ。試してみてはいかがですか?」とアドバイスして下さいました。私は早速100円ショップで両面マグネットを購入し、棒状の分数パズルを作ってみました。Upload By 荒木まち子両面マグネットの裏は少数になっています。Upload By 荒木まち子このパズルを見せたところ、「あ、これならわかる!なーんだ、こういうことか!」と、娘はあっさり納得しました。それまでどれだけ説明しても理解してもらえなかったので、私にはとても驚きでした。同じ説明をしているのになぜ円だと分からなくて、棒状だと分かるのかを娘に聞いてみると…「円は何だか見づらいの。私は棒状の方がパッと見て分かるから好き。あと円だと重ねると下の数字が見えなくなっちゃうでしょ。これだと重ねなくても並べて比較できるからすごく分かりやすいの。」娘が一瞬で理解してくれたおかげで、あっという間にお役御免となってしまった教材…娘が分かってくれたので良しとしましょう。娘に褒めてもらったこの分数パズル、実はダメ出しも受けました。「凄く良い教材なんだけどさ、この色合い、何とかならなかったの?」ごめん、娘よ。百円ショップの材料では、これが限界なんですヨ。
2017年02月13日セルフヘアアレンジでパーティー向けヘアセットができる!今回は、パーティー向けヘアセットの作り方をご紹介します。セルフアレンジでもできるように簡単なアレンジテクニックだけで作っています。ダウンスタイルver.とアップスタイルver.の2パターンあるので、マスターするとかなり幅広いシーンで使えますよ。ぜひ参考にしてみてください。 くるりんぱとロープ編みでできるパーティーヘアの作り方♪①波ウェーブに巻き、髪全体に軽くwaxを付けます。(アウトラインや髪表面は、特にしっかり型を付けておきます。)※今回は艶の出やすいジェルwaxを使用しています。 ②耳より上の髪を結んで、くるりんぱします。 ③襟足の髪を右下の位置でロープ編みにします。毛束を引き出してほぐしてから、くるりんぱにしたヘアゴムを隠すようにして左側でピニングします。(崩れるのが怖い方やピニングが苦手な方は、ロープ編みの先っちょをビニールゴムで結んでおくと安心♪) ④くるりんぱの毛先をヘアゴムで結びます。 【ダウンスタイルの場合】⑤毛束をほぐしてヘアアクセを飾り付けると、くるりんぱダウンスタイルの完成です。 【アップスタイルの場合】⑤アップスタイルにしてキレイめに見せたい方は、ヘアゴムが見えないように左上でピニングすると簡単にアップスタイルにできます。 自分でパーティーヘアが作れれば、ヘアアレンジ上級者にくるりんぱにロープ編みと、簡単テクニックだけで作るアレンジなので、ヘアアレンジが苦手な方もぜひ挑戦してみてください。カジュアルな印象のダウンスタイルと、きっちりとした清潔感のあるアップスタイル、両方ができるようになれば、幅広いシーンに対応できるヘアアレンジ上級者に♪ 美容師/赤井一也(a Gland)
2016年12月18日今も昔も、“算数”に苦しんでいる子どもは多いようです。小学生の苦手科目ランキングでは、常に首位をキープしている算数。自分は嫌いだったけれど、わが子には算数好きになってほしい……と願っているママやパパもいることでしょう。子どもを算数好きにするためには、小学校入学の早い段階でつまづかせないことが重要です。特に多くの1年生たちにとって、最初の壁となるのが“繰り上がり・繰り下がり”の計算です。ここでついていけなくなってしまうと、あっというまに授業が苦痛になってしまいます。でも、大丈夫。就学前にあるポイントさえおさえておけば、この壁もストレスなくクリアすることができるのです。今回は宇治美知子さんの『算数が好きになる教え方』、親野智可等さんの『親が子どもに教える「算数力」』の両著を参考に、子どもが算数好きになるとっておきの遊び“10の補数ゲーム”をご紹介しましょう!●繰り上がり計算に必須、“10の補数”についての知識“補数”とは、「ある数に加えると、あらかじめ定めた一定数になるような数」のこと。今回のテーマである“10の補数”を例に取れば、“7”に対して“3”、“9”に対しては“1”となります。では、“2”に対しては何でしょうか?そう、“8”が正解ですね。この“10の補数”が瞬時に頭に思い浮かぶか否か。それが、繰り上がり・繰り下がりの計算のスピードを決定づける重大な要素 となるのです。●繰り上がりの計算には“10のまとまり”をつくることが必要不可欠ここからは、具体的な例を出して説明していきましょう。「8+6」という繰り上がりの足し算があったとします。小学1年生はこれを解くとき、どのように考えを進めていくのか、ご存じですか?まず、この問題を見たときに彼は、「答えが10以上になる」ということに気づきます。次に、そういった場合は「まず10のまとまりを作るのだ 」ということ、「そのために小さいほうの数を分解するのだ」ということを思い出します。8と6を見比べると、小さいのは“6”。10のまとまりを作るために彼は、“8”のことを思い浮かべながら6を“2”と“4”に分解します。次に、8と2を足して10にし、そこに残った4を足して14、と答えを出します。これが、1年生がたどる一連の過程です。繰り下がりの引き算でも同様に、10の補数を使って計算します。●“10の補数”が瞬時に思いつけば、すぐに答えを導き出せるこの過程の中で、子どもにとって最も難しいのはどこでしょうか?「8のことを思い浮かべながら、6を2と4に分解する」というところです。子どもは頭のなかで、いくつもの数字を操作しなければなりません。このとき、8に対しては2が補数であると瞬時に思いつくかどうかが計算のスピードを左右します。補数がすぐにわからない子は、頭の中で順番に数を数えたり、指を使ったりして考えなければなりません。そうこうしているうちに、一連の過程の中でいま何をやっているのかが分からなくなってしまうのです。小さなつまづきは積み重なると、大きな苦手意識となってしまいます。そしてやがて算数嫌いへと発展してしまうのです。1年生の最初の壁を問題なくクリアするためにも、就学前に10の補数をマスターしておくことが重要 といえるでしょう。●すぐにできる! 「10の補数ゲーム」のやりかた補数がぱっと頭に思い浮かぶようになるためには、反復練習が最も効果的です。けれど、机に向かって計算ドリルをやらせたり、意味もわからないまま暗唱させたりするのは得策とはいえません。就学前なら、遊び感覚で取り組める“10の補数ゲーム”が一番いいでしょう。まず、ママと子どもが向かい合い「10の補数ゲーム」と声をかけます。そして、ママが「2」と言ったら「8」、「4」と言ったら「6」といったように、子どもに補数を答えさせていくのです。ただし、焦りは禁物。目に見える「1個、2個」という実際の数から、「1、2」という概念上の数字をイメージできるようになるには、ある程度の時間がかかります。最初は実際に数えられるものを使いながら練習し、子どもの理解をゆっくり待ってあげるのがポイント です。慣れていないうちは指を使いながら数えてもOKです。また、まずは“5の補数ゲーム”でルールを理解させるのもオススメ。片手で数えられるので、子どもにとっても敷居が低く簡単に始められます。お菓子を用意して「あと何個もらえば10個になるかな?」と言ってみるなど、子どもが好きなものをうまく取り入れるのも手です。電車好きな子には車輛のカードを作り、「10両編成になるにはあと何両あればいいかな?」のように問いかけてもいいですね。----------いかがでしたか?楽しみながら算数の基本をマスターすることができる“10の補数ゲーム”。就学前、ちょうど5歳位の子どもたちの知的好奇心を刺激するにはピッタリの遊びです。お風呂の中や、乗り物での移動中などにぜひ試してみてくださいね。【参考文献】・『算数が好きになる教え方』宇治美知子・著・『親が子どもに教える「算数力」』親野智可等・著●文/パピマミ編集部
2016年11月21日株式会社バンダイが行った意識調査で、小学生・中学生ともに、好きな教科と苦手な教科の両方で算数と数学が1位になりました。具体的には、小学生の好きな教科は「算数」がトップで30.7%、2位の「図画工作」は27.3%で、苦手な教科は「特にない」の34.7%を除くと、「算数」が23.7%、「国語」が23.5%に。中学生の好きな教科が「数学」25.3%、「社会」18.7%となり、苦手な教科は「数学」27.0%、「国語」19.7%という結果でした。算数・数学が苦手な人が多いのは、「問題文が日常から離れていて、わかりづらいから」という意見もあります。実際、それはインターネット上でも疑問を抱かれており、奇妙な算数の問題をネタにした“たかし君”というツイートが話題になっているほどです。もともと、たかし君は算数の問題によく出てくる名前。しかし、Twitterではもはや算数の問題とはいえない、たかし君ツイートで大喜利が行われています。以下から、一部のたかし君ツイートをご紹介しましょう。■たかし君の奇想天外なツイートの数々【算数】たかしくんは90円のリンゴ5個と、40円のみかん9個を買いました。それから300円のバナナ、1500円のメロン、10000円の完熟マンゴー、なんだって、いくつだって買えました。それでもなお満たされることのなかったたかしくんの心の隙間の面積を求めなさい。— 算数のたかし君 (@sansu_takashi) 2016年8月30日裕福は虚しさを生むのです……。たかしくんは今日で25歳になりました。たかしくんの現在の心境を答えよ。なお年齢=彼女居ない暦である。 — 算数のたかし君 (@sansu_takashi) 2016年8月24日きっとお母さんが祝ってくれます(それも逆に悲しい)。【算数】たかしくんが時速15kmで歩いていると、一個85円のりんごが時速80kmで飛んできて運悪くたかしくんの後頭部を直撃、たかしくんはそのまま気を失いました。その後、たかしくんの姿を見たものはいない。— 算数のたかし君 (@sansu_takashi) 2016年8月24日ネクストコナンズヒント→「リンゴ」【問題】お母さん「お前は最後に殺すと約束したな?」たかしくん「そ、そうだ、お母さん、助けて…」お母さん「あれは嘘だ」たかしくん「うわぁぁぁぁぁぁ…」さて、たかしくんは時速何km/sで落下したでしょうか? — 算数のたかし君 (@sansu_takashi) 2016年8月25日地面「こいよたかし。速度なんて関係ねぇ」【算数】たかしくんは1個60円のりんごを片手で握りつぶしました。たかしくんの握力は何kgだと考えられますか。— 算数のたかし君 (@sansu_takashi) 2016年8月27日リンゴをつぶすために必要な握力は80kgらしいです。【法律】たかしくんは仕事で疲れ果てて最終電車で寝過ごしてしまい終着駅で駅員に起こされました。駅からたかしくんの自宅までは3kmあります。そこで、たかしくんは道端に捨てられていた自転車に乗り自宅へ向かっていたところ警察官に捕まってしまいました。この場合のたかしくんの罪状を答えよ。— 算数のたかし君 (@sansu_takashi) 2016年8月29日窃盗・ダメ・ゼッタイ【数学の問題】時速200kmで飛ぶことのできるたかしくんが家から出ました。その後、30分後にたかし君がお弁当を忘れている事に気づき、お母さんがたかし君を時速320kmで追いかけました。この親子の種族を答えなさい。— 算数のたかし君 (@sansu_takashi) 2016年8月30日A.サイヤ人■たかし君で算数アレルギー克服できる算数・数学は子どもによって得意不得意が分かれる教科ですが、かといって苦手なままにしておきてもいい教科ではありません。高校生になれば数学の難易度は上がりますし、高校・大学受験では重要な教科のひとつ。なにより、数学を学ぶことで論理的な思考も鍛えられるともいわれています。また、数字の世界にハマれたらゲーム感覚で楽しむことができる魅力も秘めています。そんな算数・数学を好きになってもらうにはどうしたらいいのでしょう?冒頭で紹介した株式会社バンダイの調査では、同時に「先生になってほしい有名人・キャラクター」のアンケートも行われました。小中学生総合1位は林修先生、2位はドラえもん、3位は嵐の櫻井翔さんという結果。小学生の1位がドラえもん・2位は林先生。中学生の1位は林先生、2位は櫻井さんという結果で、林先生の人気が伺えます。同調査によると、小学生では「親しみやすい・おもしろい」中学生では「わかりやすく教えてくれそう」という点を重視しているようです。算数・数学は問題が日常から乖離しており、どう役に立つのかわかりづらく、そのためにおもしろみを感じられないため、苦手になりやすいのかもしれません。逆にいえば、おもしろく・わかりやすく教えることができれば、算数好きの子どもは増えるはずです。たかし君の問題のおもしろさに、算数的なわかりやすさが加われば解決してしまうのですね。*算数が苦手といっても、おもしろいなにかがあれば自然と好きになれるもの。たかし君ツイートはさすがに極端すぎますが、子どもには楽しく勉強してほしいですね。(文/堀江くらは) 【参考】※「小中学生の勉強に関する意識調査」 結果-株式会社バンダイ※算数のたかし君
2016年09月01日わが子の可能性をできるだけ広げてあげたいと思うのが、親心。「でも、わたしも算数は苦手だったし、うちの子にもあんまり期待できないわ……」なんて、最初からあきらめてしまっているママはいませんか?それは大きな勘違い。子どもが暗算や計算を上手に早くできるかどうかは、先天的なものとはまったく関連がないことが最新の脳科学研究で明らかになっています。それどころか、小さいころから「数」を意識した生活を送ることで、子どもの社会性や思いやりといった情緒面の発達も促すことができるというのです。『小学校前にみるみる算数力がつく15の習慣』(久保田カヨ子・久保田競共著、ダイヤモンド社)から、算数力が子どもの発達によい影響を与える理由、そして算数力を伸ばすトレーニング4つをチェックしてみましょう!■数字を教材にすることで「脳」が育つ本書は、脳科学に基づいた独自の育児法が人気の“カヨ子ばあちゃん”こと久保田カヨ子さん、夫で脳科学の権威・久保田競さんの共著。数の概念を扱う力=算数力が脳に与える影響が、最新の脳科学研究に基づいて解説されています。「数字」を扱うことで鍛えられるのは、脳の前頭前野と呼ばれる部分。しかし本書によれば、この前頭前野がよく働くことのメリットは、単に「計算ができるようになる」「算数の成績がよくなる」ことだけにとどまりません。社会性をもったひとりの人間としてバランスよく成長するために、おおいに役立つことがたくさんあるのです。■前頭前野を鍛えてバランスよい人間に前頭前野の働きには、具体的にどんなものがあるのでしょうか。たとえばなにかの作業をする際に、その方法や時間配分を考え、ダンドリよくする能力。おおまかな塊からおよその量の見当をつける「概算」も前頭前野の領域です。寿司職人が手の感覚で正確にシャリの量をつかみ取ることができるのは、この働きによるもの。子ども同士の場面でも、たとえばおやつをみんなで分けるときなどに活きてきます。さらに、美しいものを見て感動する感性が育ちます。脳科学の実験では、優れた数学者が数式や数の配列を見て美しいと感じているとき、前頭前野の前の内側部分が働いていることが判明しました。そして、これは普通の人が美しい芸術作品を見たり、美人の顔を見たりした時に働く場所だったのです。前頭前野がよく働くと社会性が生まれ、人づきあいがうまくなります。相手の気持ちもわかるようになり、情緒や思いやりも生まれます。ひいては就職や結婚もうまくいったり、健康で長生きする傾向もあったりすることが、最新の脳科学研究で裏づけられています。■算数力アップする4つのトレーニングこのように、「算数力」のアップはひいては人間としての成長も大きく促してくれます。本書で紹介する「算数力アップのトレーニング」のなかから、1~3歳ごろから取り入れられる4つのエッセンスを抜き出してみましょう。(1)できるだけ両手を使う手先を使うことは、脳の発達に大きな影響を与えます。1~3歳頃は、利き手を意識せず両手両足を同じように動かすことが重要。両手が十分に使えるようになったあとで、おのずと「使いやすい手」が決まってきます。使いやすい手が決まっている場合も、反対の手をしっかりと使うよう意識してあげましょう。(2)「時計の針」を意識した言葉がけ幼児には、目で見た情報が伝わりやすいもの。リビングなどにアナログ時計を置き、「針がここまできたら、お片付けね」などと語りかけて時間感覚を身につけさせましょう。「もう3時だから、おやつね」「2時から1時間も寝ていたね」など、数字を入れて言葉をかけてあげると、さらに効果的です。(3)「タイマー遊び」で時間感覚を磨く秒針のあるアナログ時計を使い、1分間「アーーー」と声を出し続ける遊びです。日常にあるもっとも身近な数字は「時間」です。1分の長さを体感することで、時間というもの自体の意味をつかむ手助けになります。息が続かなくても大丈夫。「ちょっとお休みして、また声を出してね」と声がけし、親子で楽しく声出し遊びをしてみましょう。(4)ひとケタのたし算・ひき算の「お経式暗算法」ひとケタ同士、答えもひとケタのたし算、ひき算をお経のように唱えるトレーニング。暗算をくりかえすと、神経細胞のつながり(シナプス)ができて関連細胞の数も増え、前頭前野がよく働きます。本書には、おふろに貼ってたのしめる「お経式暗算法」ミラクルシートがついていて、すぐに取り入れることができるのも、うれしいですね。*脳のトレーニングは早いほどいい、ということも、脳の研究から明らかになっています。脳は外からのはたらきかけによって刺激を受け、神経細胞の間にシナプスというつながりができていきます。この刺激への反応がもっとも活発になるのが1~3歳ごろなのです。本書には、すぐに取り入れられる「算数力アップ」の習慣が数多く登場します。すべて著者ご夫婦、競さんの視点から見た脳科学的根拠と、カヨ子ばあちゃんの子育て経験、育児メソッドに裏付けられたもの。わが子の可能性を大きく広げてあげるためにも、手に取ってみたい1冊です。(文/よりみちこ) 【参考】※久保田カヨ子・久保田競(2016)『小学校前にみるみる算数力がつく15の習慣』ダイヤモンド社
2016年08月27日『伝説の算数教室の授業』(宮本哲也著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者が経営する「宮本算数教室」への入塾方法は、「無試験先着順」。にもかかわらず、毎年、生徒の大半が開成、麻布、栄光、筑駒、駒東、桜蔭、フェリスなど首都圏の最難関校に進学するという実績を叩き出しているのだそうです。本書は、小3~小6、中学受験直前までの授業の実況中継に加え、これまで明かされることのなかった問題を含め、実際に同教室で使われているパズル、テスト問題を全種類網羅したもの。2006年の『超強育論』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を再編集して刊行した『宮本算数教室の授業』(同)に、『超強育論』の理論編から一部抜粋したものを加え、再々編集したのだそうです。では著者は、算数を教えることについてどう考えているのでしょうか?「はじめに」から、基本的な考え方を確認してみましょう。■子どもが算数を学ぶ目的はなにか著者は本書の冒頭で、「子どもに算数をやらせる目的はなんでしょうか?」と読者に問いかけています。もしも「いい中学に入れるため」と答えたとしたら、残念ながら0点なのだとか。なぜなら算数をやる目的はただひとつ、「賢くなるため」だからだというのです。では、なんのために賢くなるのでしょうか?それは「よりよく生きるため」。これは、「自分に合った生き方を見つける」ここといいかえることもできるそうです。当然ながら、自分に合った生き方は本人にしか決めることができません(著者は、親がかわりに決めるなどもってのほかだと主張してもいます)。だとすれば、そのために必要なのは「情報を取捨選択する力」と「条件を整理する能力」。そしてこの2つの能力は、算数によって高めることができるというのです。そして著者は、これ以外の目的を持つべきではないともいいます。中学受験の成功など、ささやかな副産物にすぎないもの。なのに、そちらにばかり気を取られて本質を見失うと、間違った方向に進んでしまいかねないから。■大切なのはやはりバランスである人生は二者択一の連続。「どっちに進むべきか?」という岐路に立ったとき、後悔しないためにはあらゆる情報を集め、優先順位を決めることが必要です。いうまでもなく自分にとって優先順位の低いものから消していくことになるわけですが、そうすればおのずと方向は決まるということ。このことを踏まえたうえで著者は、「私の授業の目的は子どもを賢くすることにあります」と断言しています。たとえばピアノの国際的なコンクールで入賞するためには、実績のある先生について、ひたすら練習をする以外にありません。水泳でオリンピックに出て優勝するためにも、実績のあるコーチのもとで、ひたすら練習する以外に方法はないでしょう。しかしどちらも、やればやるほど上達するというわけでもありません。大切なのは、健康であることと、自分の意思で練習に臨むこと、そのふたつのバランス。■算数のできる子はどんな子なのかこの考え方を算数に当てはめてみた場合、練習は計算練習ということになります。では、「算数のできる子」とは「計算が速い」「難しい問題をすらすら解く」子どもでしょうか? それは違うと著者。大切なのは、「どれくらい深く考えられるようになるか」だというのです。計算は正確でありさえすれば、それほどスピードは必要ないそうです。また、本当に難しい問題は、誰がやってもすらすらとは解けないもの。70ページの「究極の数理パズル」など、誰がやっても10分以内に解くことなど不可能なわけです。もちろん繰り返し練習すれば速く解けるようにはなるでしょうが、初見では無理。■大切なのは計算の速さではない!そして重要なのは、すらすら解ける問題を解いているだけでは、学力は向上しないということ。著者が教室で、できる子を見ていて感じるのは「集中力の高さと考える深さ」だそうです。そういう子は、いったん問題を解きはじめると決して顔を上げず、ノートの上で問題と壮絶な戦いを繰り広げるというのです。しかも、答えを出したとしても、そこで終わらないのだとか。むしろ勝負は、答えを出してから。つまり、自分が出した答えに誤りがないかどうか、あらゆる方法を駆使して確認するのです。これが、「大切なのは計算の速さではなく、考える深さ」ということの意味。■自分なりの価値観を持つのが大切事実、最近の中学入試算数では、レベルの高い学校ほど問題数が少ない傾向にあるそうです。だから速さなど必要なく、粘り強く問題に取り組み、時間がある限りひたすら見なおしをする。計算の速さは有効な武器にはならず、無理にスピードを上げようとすると、雑になるだけだということです。「算数の上達=賢くなる」。そして賢くなることとは、計算が速くなることではないという考え方。ましてや算数の点数が上がることでもなく、レベルの高い中学の入試問題が解けることでもなく、そういう中学に受かることでもないといいます。大切なのは、ものを考えることができるようになること。つまり、自分なりの価値観(=判断力)を持てるようになることが大切だというわけです。*こうした考え方に基づいた本書には、説得力のある考え方がぎっしりと詰まっています。「たし算パズル」「お楽しみテスト」「思考力アップ問題」「推理パズル」「ラストスパート問題」など、掲載されている問題もオリジナリティ豊か。子どものいる方であれば、一度、手に取ってみる価値はあると思います。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※宮本哲也(2016)『伝説の算数教室の授業』ディスカヴァー・トゥエンティワン
2016年08月24日