元K-1ファイター・現RIZINファイター「皇治」のプロデュースブランド『MADBRO』と、ストリートファッションブランド『DIVINER(ディバイナー)』コラボ商品がついに発売を開始いたします。ブランド名のロゴや、キャラクター・アイコンがデザインされた、ここでしか買えない限定アイテムの数々。第一弾となる今回は5アイテムが登場です。先着で限定ステッカーもプレゼント。ぜひ楽しみにお待ちください。DIVINERオフィシャルサイト特設ページ : 第一弾アイテム■販売概要●展開店:全国の「DIVINER」店舗●WEB販売:公式オンラインサイトにて販売●発売開始時期:店舗先行販売…12月12日(日) 開店時間~WEB販売…12月12日(日)19時~DIVINERオフィシャルサイト : ■実店舗情報大阪アメリカ村本店住所:〒542-0086 大阪府大阪市中央区西心斎橋2-11-15TEL:06-6575-7344営業時間:11:00~20:00ラフォーレ原宿店住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿B1FTEL:03-5843-0088営業時間:11:00~21:00OSAKA/HEP FIVE【MinoriTY/DIVINER】住所:〒530-0017大阪府大阪市北区角田町5-15 5FTEL:06-6366-6372営業時間:11:00~21:00■SNSInstagram: Twitter: TikTok: 【株式会社エヴァー・グリーン】代表:代表取締役 岩﨑 充弘所在地:〒531-0074 大阪府大阪市北区本庄東1-9-17MIビル3階URL: 本件に関するお問い合わせ担当者:伊藤TEL:06-6371-3777メールアドレス: info@evergreen-style.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年12月10日女優の篠原涼子が主演を務める、映画『ウェディング・ハイ』(2022年3月12日公開)の最新予告が10日、公開された。同作はバカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリーで、大九明子が監督を務める。絶対に「NO」と言わない敏腕ウェディング・プランナーの中越(篠原涼子)は、お茶目だけど根は真面目な石川彰人(中村倫也)といつも明るい新田遥(関水渚)のカップルを担当するが、参列者たちの熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へ。新郎新婦のSOSを受け、披露宴スタッフと力を合わせ様々な問題を解決しようと奔走する中越の姿を描いた群像コメディ映画となっている。主題歌は東京スカパラダイスオーケストラの書き下ろし新曲で初のウェディング・ソングとなる「君にサチアレ」に決定。新郎新婦だけでなく、結婚式に集うすべての人を祝福するような幸福感あふれるお祭りソングを主題歌にしたいという監督・プロデューサー陣の思いから楽曲を依頼し、作曲をNARGO(Trumpet)、作詞を谷中敦(Baritone sax)が手掛け、ボーカルは茂木欣一(Drums)が担当した。サビではメンバー全員のコーラスも入り、誰もが幸せな気持ちになれるようなウェディング・ソングとなっている。最新予告映像では、敏腕ウェディングプランナー中越(篠原涼子)に支えられ、彰人(中村倫也)と遥(関水渚)のカップルが式を挙げようとする幸せなシーンから一転、スピーチ命の上司・財津(高橋克実)をはじめとするクセ者参列者たちが暴走、さらに遥の元カレ・裕也(岩田剛典)や謎の男・澤田(向井理)まで現れ、大騒動が巻き起こる様子がテンポよく描かれる。新郎新婦のSOSを受けた中越が問題解決のため奔走するところから主題歌が流れ始め、2人のために走り回る“NOと言わない”敏腕プランナーを応援するかのような疾走感あふれるメロディでテンションを上げる映像になっている。併せて公開されたポスタービジュアルでは、中央で微笑む篠原演じるプランナー中越、後ろで幸せそうに寄り添う新郎・彰人と新婦・遥、その周りを囲むクセ者参列者たちと、豪華キャスト勢揃いの華やかなビジュアルとなった。○東京スカパラダイスオーケストラ 谷中敦コメント結婚式一つで様々な人々にとって、こんなにも一大エンターテインメントなんだということが、自分にとって一つの新鮮な驚きでした。映画後半に向かってのスピード感に、しっかりと巻き込まれました。式にまつわる出来事が沢山詰め込まれたとっても楽しい映画でした。そんな素敵な映画に参加させて頂けることを心より嬉しく思っています。お話を頂いて、結婚式にまつわる歌詞でなくても良いという助言を頂きましたが、自分には無理でした(笑)。そして聴いて頂くと分かる通り、曲にもそれは反映されました。メンバー 一同、心から楽しんでレコーディングさせて頂きました。『ウェディング・ハイ』をご覧になった君にサチアレという気持ちでいっぱいです。○大九明子監督 コメント東京スカパラダイスオーケストラさんに主題歌を依頼してみましょうかとプロデューサーから言われたとき、えっ! そりゃ素敵、絶対決めてくださいよとお願いしました。スカパラの音楽でウキッとしない人間などいようか。今回なんて聞けばもうそこが自動的にお祭り会場!映画が終わっても、お祭り気分を持ち帰っていただけるのではないでしょうか。
2021年12月10日篠原涼子、中村倫也、岩田剛典、向井理が共演し、バカリズムが脚本を務める映画『ウェディング・ハイ』。この度、本作の主題歌を「東京スカパラダイスオーケストラ」が担当することが決定。豪華キャスト勢揃いのポスタービジュアルと最新予告映像も公開された。本作は、結婚式を舞台に繰り広げられる群像コメディ映画。今回、主題歌として本作をさらに盛り上げるのが、「東京スカパラダイスオーケストラ」初のウェディング・ソングとなる「君にサチアレ」。新郎新婦だけでなく、結婚式に集う全ての人を祝福するような、幸福感あふれるお祭りソングを主題歌にしたいという監督・プロデューサー陣の思いから、彼らに楽曲を依頼。作曲をNARGO(Trumpet)、作詞を谷中敦(Baritone sax)が手掛け、ボーカルは茂木欣一(Drums)が担当。サビでは、メンバー全員のコーラスも入り、幸せな気持ちになれるような楽曲に仕上がっている。東京スカパラダイスオーケストラ谷中さんは「素敵な映画に参加させて頂けることを心より嬉しく思っています。お話を頂いて、結婚式にまつわる歌詞でなくても良いという助言を頂きましたが、自分には無理でした(笑)。そして聴いて頂くと分かる通り、曲にもそれは反映されました。メンバー一同、心から楽しんでレコーディングさせて頂きました」とコメントを寄せている。そんな「君にサチアレ」が挿入された最新予告映像も到着。篠原さん演じる敏腕ウェディングプランナー中越に支えられ、彰人(中村さん)と遥(関水渚)が式を挙げる幸せなシーンからスタート。しかし、スピーチ命の上司・財津(高橋克実)や遥の元カレ・裕也(岩田さん)、謎の男・澤田(向井さん)が登場し、大騒動が巻き起こる様子がテンポよく展開。そして、新郎新婦のSOSを受けた中越が、問題解決のため奔走するところから主題歌が流れ始め、まるで中越を応援するかのような疾走感あふれるメロディで、一気にテンションMAXまで上がるような、楽しさ満点の映像に仕上がっている。『ウェディング・ハイ』本予告映像『ウェディング・ハイ』は2022年3月12日(土)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ウェディング・ハイ 2022年3⽉12⽇より全国にて公開(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2021年12月10日「ボクシング・ペインティング」や、ダンボールを素材にしたモーターバイクの作品などで知られる、ネオ・ダダのアーティスト、篠原有司男(しのはら・うしお)の個展『吾輩のパンチがオーロラに炸裂!』が、2022年1月15日(土)まで東京・天王洲にあるANOMALYで開催されている。1932年東京で生まれた篠原有司男は、東京藝術大学在学中の1955年から『読売アンデパンダン展』に出品をはじめ、1960年の『第12回読売アンデパンダン展』で「反芸術」と評された。同じ年に、吉村益信、赤瀬川原平、荒川修作らと「ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ」を結成し、日本の前衛芸術の歴史にその名を残した。1959年から61年の間、篠原は代表作となる「ボクシング・ペインティング」の実験と実践を繰り返していた。当初の「ボクシング・ペインティング」は、ボクシングのグローブを使うのではなく、ボロ布をこぶしに巻き、墨汁で布や模造紙にパンチを繰り返すアクションだった。その後1969年、奨学金を得た篠原は、アメリカへ渡り、今なおニューヨークを活動の拠点としている。同展では、展覧会初日に行われた白黒とカラフルな「ボクシング・ペインティング」だけでなく、1970~80年代に制作された極彩色のペインティング、日本の伝統的な世界観とポップ・アート表現を融合させた巨大な「花魁シリーズ」の作品、ニューヨークの消費社会の象徴であるダンボールのような廃材をつかった立体作品などが並ぶ。2022年90歳を迎える篠原は、常にエネルギーに満ちあふれた作品を生み出し、精力的に活動を行ってきた。それは2013年に公開された、ドキュメンタリー映画「キューティー&ボクサー」でも描かれている。また、アメリカや日本の美術館の展覧会での評価も高い。前衛芸術を貫く、アーティスト篠原有司男のエネルギーを受け取りに、展覧会へ足を運んでみてはいかがだろうか。《Hungry City, Times Square》1974 (c)Ushio Shinohara《雪原を走る野生の七面鳥》 2013 (c)Ushio Shinohara《Drink More》2015 (c)Ushio Shinohara《薊 (あざみ)》2015 (c)Ushio Shinohara【開催概要】篠原有司男『吾輩のパンチがオーロラに炸裂!』会場:ANOMALY会期:2021年12月4日 (土) ~ 2022年1月15日 (土)時間: 12:00~18:00休廊日: 日月祝、12月26日 (日)~1月10日 (月)●公式サイト:
2021年12月08日映画『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』(12月3日公開)の公開記念舞台挨拶が4日に都内で行われ、横田龍儀、高橋怜也、前川優希、立石俊樹、古谷大和、宮崎湧、野口準、本田礼生、赤澤燈、田口涼(MC)、陳内将(ビデオコメント)が登場した。同作は主人公が劇団「MANKAIカンパニー」の主宰兼総監督となり、春組・夏組・秋組・冬組のメンバーを率いていく人気ゲーム「A3!」の舞台「MANKAI STAGE『A3!』」シリーズの実写映画化作品。2018年から始まった舞台シリーズは「エーステ」の愛称でファンから親しまれ、現在の2.5次元を牽引する舞台となっている。この度、ギャガ配給にてMANKAI STAGE『A3!』の2作連続実写映画化が決定し、『MANKAI MOVIE「A3!」~SPRING & SUMMER~』が2021年12月3日、『MANKAI MOVIE「A3!」~AUTUMN & WINTER~』 が2022年3月に公開されるこの日は夏組のリーダーである陳内が仕事の都合で欠席したが、ビデオコメントを通じて、前川が劇中で毎回披露する「脚本を書き上げて倒れるシーン」が生で見たいという無茶ぶりも。前川は「足をすごい上げて欲しいと言われて、苦労した。達人芸みたいに言われても、倒れるだけだから!」躊躇する前川に対し、古谷が先に「じゃあ、やりまーす」と"倒れ芸"でぼけ、前川は「インパクト薄くなる」と苦笑。実際に倒れて見せた前川に会場からは拍手が贈られたが、「金具が痛い」と普段と違う衣装にダメージを受けていた。今回の映画から参加になった高橋は「どっきどきでした。今も」と緊張した様子で、立石が「(舞台挨拶が始まる前に)ずっと俺の隣に来るんだよ」と暴露。しかし今は「家族のよう」という関係で、打ち解けるきっかけがあったのか聞かれると、なぜか立石が「やっぱ、大和さんじゃない?」と答え、高橋は「ほんとそれ!」と同意する。そのやりとりに、春組リーダーの横田は「そっかあ、俺じゃないんだあ。1番最初に会ったの、誰だっけ?」と拗ねてみせ、高橋は「龍儀くんのおかげっすね」と言い直していた。一方夏組のメンバーは、物語当初のギクシャクした関係性の演技をつくらなければいけないため、楽屋でもあまり話さないようにしていたようで、本田は「いつもみんなでわちゃわちゃがちゃガチャガチャうるさいから、『こういうシーンを撮るんだね』と話してたりして」と振り返る。しかし宮崎は「そうなんですか? だからちょっとぎこちない雰囲気感じたんですよ! 役作りのアレだったんですね。今、解消しました、モヤモヤを」と驚きの発言を繰り出す。また映像経験の少ないメンバーもいたため、宮崎は「準ちゃんといっしょに陳さんのシーンは張り付いて演技の勉強をさせてもらった」と明かし、野口は「映像のお芝居をまったく知らなかったんですけど、湧くんがすごくて、一発OKなんですよ」と互いに刺激を受けていたという。赤澤は「ドローンの撮影中、ずっと三角くん(本田)が『あのドローンを捕まえていいかな?』と言ってて」と暴露し、本田は「もしも役だったら、三角だったら捕まえに行くだろうなって思って、ずっとやってたの」と休憩中もキャラクターに入り込んでいたことを語った。そんな9人の様子を見て、支配人役の田口は「仲間に入れてくれる優しさを、年々感じます。楽しかった。支配人ともたまにはしゃべってやろうという気持ちがそれぞれの俳優から伝わってきて、このカンパニーでいいんだなと思わせていただいております」としみじみ。最後に横田は「本当に素敵な人がそろっていますし、役を演じる時もみんな本当に素敵。もしかしたら推しの方がいる方もいるかもしれないんですけど、みんなが本当に素敵なので、一人ひとりを見ていただけたらありがたいです。そしてこれからも『A3!』『エーステ』、そして『エームビ』を愛してくれたらありがたいです」と観客に語りかけた。
2021年12月04日タレントのベッキーが、26日に配信されたABEMAオリジナルシリーズ恋愛モキュメンタリー番組『私たち結婚しました2』第1話に出演。夫で元プロ野球選手の片岡治大氏から受けたプロポーズについて明かした。同番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』を日本版にリメイクしたABEMAオリジナル番組。番組MCを千鳥のノブと三浦翔平が務め、シーズン2では、俳優・浅香航大とモデルで女優・トリンドル玲奈ペア、俳優・塩野瑛久と女優・足立梨花ペアの疑似結婚生活に密着する。第1話は、それぞれの夫婦の出会いからスタート。浅香とトリンドルペアは、やや緊張した様子の浅香に、トリンドルが後ろから「お願いします」と声をかける初対面。そして指輪交換し、晴れて2人の結婚生活が始まる。すると早速、夫婦にミッションが。そのミッションというのは「誓いのキスをしてください」というもの。大胆なミッションに「いやー、めちゃくちゃ緊張する」と焦る浅香に対し、トリンドルは「ほっぺたにしときます? 唇にします?」と尋ねるが、出会った直後ということもあり、頬に誓いのキスをすることに。その後、浅香は「あんまり覚えてないです、緊張しすぎてて」と率直な感想を述べていた。一方の塩野と足立ペアには、塩野に「外国映画のようなプロポーズの後、新婦を抱っこしてクルクルしてください」というミッションが。「ハードル高いな……」とつぶやき、足立を待つ塩野の背後から足立が登場する。すると早速、「僕、指輪してるんですけど、してます?」と問いかけ、足立が「え、貰ってないです」と答えると、「一旦、お手をお借りしていいですか?」と足立の手を取りスッとひざまずく。そして「足立さんが少しでも『いい時間だったな』と思えるような素敵な結婚生活を送れたらなと思っておりますので、改めて」と指輪を出してプロポーズした。スタジオでVTRを見守ったベッキーは、塩野のプロポーズを「あれが全女子の憧れな気がします」と絶賛し、「(自分も)あれが良かった」とこぼす。三浦が「ちなみに、(どんなプロポーズだったか)聞いてもいい?」と質問すると、「寝起きで『結婚しようね』みたいに言われて、婚約指輪を結婚後に渡されて……。あんまりシステム分かってなかったみたい」と告白。続けて「野球しかやってなかったから」と笑いを誘い、ノブから「関係ない、関係ない!」とツッコミを入れられていた。なお、今回の様子は「ABEMAビデオ」にて1週間無料で視聴できる。(C)AbemaTV, Inc.
2021年11月29日Netflixシリーズ『金魚妻』(2022年全世界独占配信)で主演を務める女優の篠原涼子が10日、都内で行われた「Netflix Festival Japan 2021」に出席。今年7月に俳優の市村正親と離婚して以降、初の公の場となった。本作は、黒沢R氏の同名漫画が原作。夫から言葉と身体への暴力を受けながら家を出ることができない専業主婦・さくら(篠原)は、偶然立ち寄った金魚屋で運命的な出会いを果たす。金魚鉢の中で泳ぐ“金魚”に自分を重ねるさくらと、彼女をまっすぐに見つめる春斗。やがて、夫の暴力が限界となって家から逃げ出したさくらは、春斗と一線を越えてしまう。不倫妻を演じた篠原は「この作品は本当に皆さん体当たりで挑んだ作品になっています。すごく見ごたえがあって、一人ひとりの物語にいろんな感情や気持ちが込められています。皆さんがご覧になったときに自分に照らし合わせて見られる作品になっていると思います」と魅力をアピール。また、「大胆でエロティックなシーンは体当たりさせていただいたんですけど、繊細にきれいに美しく表現されていると思います。そういう意味では、今回の作品は女性が見ても男性が見ても恥ずかしくない。見やすいんじゃないかなと思います」と語った。なお、傷ついたさくらを優しく受け入れる春斗を岩田剛典、愛していたはずの妻をいつしか支配するようになった夫・卓弥を安藤政信、ある事情からさくらに挑むような態度を取るゆり葉を長谷川京子が演じている。この日のイベントには、共演の長谷川、並木道子監督も登壇した。
2021年11月10日女優の篠原涼子が主演を務める、映画『ウェディング・ハイ』(2022年3月12日公開)のキャストが28日、明らかになった。同作はバカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリーで、大九明子が監督を務める。絶対に「NO」と言わない敏腕ウェディング・プランナーの中越(篠原涼子)は、お茶目だけど根は真面目な石川彰人(中村倫也)といつも明るい新田遥(関水渚)のカップルを担当するが、参列者たちの熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へ。新郎新婦のSOSを受け、披露宴スタッフと力を合わせ様々な問題を解決しようと奔走する中越の姿を描いた群像コメディ映画となっている。今回解禁となったのは、式に集う総勢12名の“クセ者”たち。新郎の後輩で、現在はバラエティ番組のディレクターとして働く相馬慎司役に中尾明慶、新婦の上司・井上司朗役に皆川猿時、新婦の父・新田大造役に六角精児、新郎の父・石川紀夫役に尾美としのり、新婦の元カレ・裕也の友人の真壁宗介役に浅利陽介、同じく裕也の友人・倉田大輔役に前野朋哉、新郎の叔父・石川充役に池田鉄洋、新婦の高校の恩師・樋口良子役に片桐はいり、プランナーの中越と共に働く披露宴スタッフ・加藤友梨役に臼田あさ美が出演。さらに新郎とは初対面ながらも、ひょんなことから披露宴に招待されるバーのマスター・村木武史役に宮尾俊太郎、新郎の高校の同級生・滝本直樹役に泉澤祐希、新婦の高校の同級生・山下沙和役に佐藤晴美と、豪華俳優陣が一堂に会し、スクリーンを華やかに彩る。第2弾キャスト解禁に合わせて、キャラクター紹介動画も解禁。先日解禁された第1弾キャストに加え、さらに新郎新婦を取り巻く“クセ者”参列者達が大暴れする。新郎新婦の上司がスピーチ対決を始めたと思えば、何故か両家の父が“武士”と“マジシャン”に……個性強すぎキャラが大渋滞となった。(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2021年10月28日アテネ五輪柔道男子100kg超級金メダリスト、鈴木桂治と、首都圏に総合フィットネスクラブ「ジェクサー・フィットネス&スパ」などの施設を展開する、JR東日本スポーツ株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:江藤尚志)は、鈴木桂治が監修する「鈴木桂治 柔道アカデミー」を「ジェクサー・フィットネス&スパ大宮」で開講いたします。鈴木桂治の想い ※イメージ図柔道は、相手を投げる「楽しさ」が魅力です。昨日までできなかった技が、できるようになる「喜び」も学べます。その半面、相手にけがをさせない「思いやり」、相手に投げられる「優しさ」や自分を守る「受身」も大切です。当アカデミーでは、子どもたちの成長に見合った体の使い方を身につけてもらうとともに、相手を思いやり、敬うという「武道の心」も伝えます。子どもたちには、柔道だけを続けるのではなく、柔道で知った「動く喜び」を通じ、ほかのスポーツや新たな目標に挑戦するためのステップアップにつなげてほしいと思っています。子どもたち一人一人が持つ個性と無限の可能性を引き出し、健全な心と体の成長をお手伝いいたします。鈴木桂治も定期的にジェクサーで子どもたちの指導を行います。■スクール概要開講場所 :ジェクサー・フィットネス&スパ大宮(さいたま市大宮区錦町91-4)開講日 :毎週2回(月曜日、木曜日、第5週は基本休講)対象と定員:4歳~幼稚園年長(10名)、小学1、2年生(15名)、小学3年生以上(15名)派遣講師 :武井俊介(武井道場館長、国士舘大学柔道部OB)■会社概要所在地 : 〒170-0005 東京都豊島区南大塚3-33-1 JR大塚南口ビル7F設立 : 1978年3月資本金 : 400,000,000円事業内容: フィットネスクラブ、スイミングクラブなどのスポーツ施設の建設・運営、フットサルクラブの運営、フィットネスクラブなどの企画・運営受託、リラクゼーションスポットの運営、スポーツ事業の受託、介護予防サービス事業URL : ※プレスリリースに掲載されている内容、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月15日テレビ東京で放送されているテレビドラマ『八月は夜のバッティングセンターで。』の最終話に、元プロ野球選手の上原浩治さんが本人役で出演することが、発表されました。上原浩治「なんで俺?」同局の『水ドラ25』の枠で、同年7月から放送開始している『八月は夜のバッティングセンターで。』。関水渚さんと仲村トオルさんがダブル主演を務める同作は、『ライフ・イズ・ベースボール』を合言葉に、野球を通して悩める女性たちの背中を少しだけ押していく、ヒューマンドラマです。往年の野球レジェンドたちがドラマに登場することでも話題を呼んでいた同作の最終話には、元メジャーリーガーとしても知られる上原浩治さんが出演。出演にあたり、番組側のインタビューに答えた上原浩治さんは「なんで俺?」と戸惑う気持ちも明かしています。上原浩治インタビュー――出演の話を聞いた感想は?「自分でいいのかな?」っていうのと、「なんで俺?」と思いましたね。――あなたにとって「野球」とは?野球があったから今があると思っていますし、人生そのものというのもありますけど、『野球に感謝』ということですね。野球をやっていなかったらこういう出演の依頼もまったくなかったと思いますし、野球には本当に感謝しています。――視聴者のみなさんへのメッセージを。みなさんには、このドラマを見ていただければ本当に嬉しいなと思いますし、僕の野球しかできないところを…ひと言だけなんですけど(笑)俳優には向いてないなっていうのを、分かってくれたかなと思いますけど、いいドラマになっていると思うので、ぜひ見て下さい。『八月は夜のバッティングセンターで。』の最終話は、2021年9月8日、深夜1時10分から放送です。[文・構成/grape編集部]
2021年09月08日女優の篠原涼子が、映画『ウェディング・ハイ』(2022年3月12日公開)の主演を務めることが1日、明らかになった。同作はバカリズムが手掛けた完全オリジナルストーリーで、大九明子が監督を務める。絶対に「NO」と言わない敏腕ウェディング・プランナーの中越(篠原涼子)は、お茶目だけど根は真面目な石川彰人(中村倫也)といつも明るい新田遥(関水渚)のカップルを担当するが、参列者たちの熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へ。新郎新婦のSOSを受け、披露宴スタッフと力を合わせ様々な問題を解決しようと奔走する中越の姿を描いた群像コメディ映画となっている。3年ぶりの映画主演となる篠原は、新郎新婦のために知恵と工夫で難題を解決していく“絶対にNOと言わない敏腕ウェディングプランナー”中越真帆を演じる。そして穏やかだが、若干流されやすい性格の新郎・石川彰人役に中村倫也、結婚式を心待ちにする天真爛漫な新婦・新田遥役に関水渚が決定。また花嫁を奪いに式に乱入しようとする元カレ・八代裕也役に岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、披露宴会場に姿を現す謎の男・澤田紀昭役に向井理、主賓挨拶に人生を懸ける新郎の上司・財津俊彦役に高橋克実と、多彩なキャストが集結した。『勝手にふるえてろ』(17年)、『私をくいとめて』(年20)で東京国際映画祭観客賞を受賞するなど、映画ファンから絶大の支持を集める大九明子監督により、撮影は2021年3~4月にかけて行われた。映画化情報と共に解禁されたビジュアルは、難題に頭を抱えるウェディングプランナーを中心に、幸せな微笑みを浮かべる新郎新婦、花嫁を迎えに来たとばかりに手を差し伸べる者、意味深な笑みを浮かべる者と、個性的な各キャラクターを表現したものとなっている。また特報映像も公開され、新郎新婦にとって人生最高の日のはずが「緊急事態です!」というプランナー中越の台詞で一転、前代未聞の大騒動が勃発する様子がコミカルに描かれ、個性豊かなキャラが織りなす群像コメディに、期待が膨らむ映像となっている。○篠原涼子 コメントバカリズムさんの脚本は、テンポが良くて面白く、スラスラ読めてしまいました。私が演じさせて頂いた中越は、プランナーとして新郎新婦や、式に参列する皆さんを支えるという立ち位置だったので、あまり出過ぎないよう、キャラクターを守ってやらせて頂きました。周りの皆さんが本当に個性的で面白い演技をされていて、撮影中でも笑いそうになってしまうくらいに楽しいシーンがたくさんあるので、ぜひ期待して頂きたいなと思います。○中村倫也 コメントまず何よりバカリズムさんの脚本が面白くて。自分の役については「新郎あるある」が多分に含まれているのかなあと、そんな感覚を大切に少しずつ手繰り寄せました。結婚は墓場だ、なんて悲劇的な言葉もありますが、この作品は間違いなく喜劇です。きっと新郎新婦のことも、また二人の式に関わった全ての人の未来も、「幸あれ!」と願っていただけると思います。是非ご期待ください。○関水渚 コメント私は大九監督の「勝手にふるえてろ」の大ファンであり、バカリズムさん脚本の作品に出演することが一つの夢でした。こんなラッキーなことがあるのかとびっくりしましたし、とても嬉しかったです。登場人物全員が生きることを楽しんでいる、とてもハッピーな映画です。バカリズムさんの脚本が本当に面白くて、これは絶対素敵な映画になるなと思いました!両親に大切に育てられた箱入り娘です。周りの人に愛を持って接することのできる素敵な女性です。先輩方やスタッフさんが皆様とても優しくて和やかな現場でした。特に同級生役の皆んなとは撮影中に本物の同級生くらい仲良くなり、とても居心地が良かったです。撮影の時に感じた、とびきり楽しい気持ちが全部映像に映し出されているハッピーな映画に仕上がっています!どんな年齢の方でも、どんな気分の方でも楽しんでいただけると思います。ぜひ楽しみにしていてください!○岩田剛典 コメント企画書やバカリズムさんの脚本を読んで、面白い作品になりそうだと思いましたし、役どころもちょっとぶっ飛んでいて是非チャレンジしたいと感じました。共演者の方々とも久しぶりにまたご一緒出来るのも嬉しかったです。脚本がバカリズムさんならではのコメディ要素が満載で、ニヤニヤしながら脚本を読ませて頂きました。結婚式を舞台に、それぞれのキャラクターの視点で、それぞれの立場での結婚式あるある的な描写や、行動の裏側の心理やプロセスについて掘り下げているところが、とても人間らしくて好きです。僕の役は新婦の元カレという役どころでした。元カノにまだ未練があって、元カノの結婚式当日に周りの親友に乗せられて勢いのままに会場に花嫁を奪いに行くというとんでもない設定です。色んな意味で我慢しているキャラクターでした。最後はスッキリできて本当によかったです。撮影は、ベースから大九監督の笑い声が絶えない、とても明るく楽しい現場でした。今のご時世にぴったりな、明るいコメディ作品になっているかと思います。僕は初号で一足先に拝見させて戴きましたが、マスクの下で何回か吹き出しました。日常を忘れて、少しでも皆様の笑顔になれるひと時になればと思います。○向井理 コメントあまり演じたことのないパターンの役柄だったので、新鮮で楽しみでした。バカリズムさんの繊細な台本は、幾つもの伏線が張り巡らされ、読後感としてはなるほど!と唸るような気持ちでした。ドタバタな展開の中にもしっかりとドラマやキャラクター描写が散りばめられ、読みやすく且つ濃い内容になっていると思いました。役柄上あまり多くの共演者と絡むことはなかったのですが、監督はじめスタッフの皆さんもとにかく面白いものを作ろうという気概を感じました。こんな時代だからこそ、思い切り笑ってもらえる映画になったと思います。沢山のキャラクターそれぞれが粒立ち、愛着のある群像劇です。是非、劇場でご覧ください。○高橋克実 コメント冒頭からラストまで本当に、抱腹絶倒です。なんといってもバカリズム君が脚本を書いているから、非常に面白いです。私の役は新郎の上司・財津という、あることがきっかけで主賓挨拶で笑いを取る、ということに没入していく役柄です。基本真面目なキャラクターなので、スピーチの時もとにかく冷静に話そうとするのだけど、傍から見ていると面白い・・・となるように気を付けました。現場で他の方の撮影も見ていましたが、どのシーンもとても面白かったので、ぜひご覧いただきたいと思います。○大九明子監督 コメント只今ご紹介にあずかりました大九明子です。結婚ってなんぞや。ある日突然手元にこの映画企画が降ってきて真剣に考えました。結婚するもしないも人それぞれ好きなようにすればいいけれど、たった1日だけのために存在する、結婚式場という夢の国のエネルギーに魅せられ、脚本、俳優、スタッフ、全ての輝かしい才能に酔わされながら撮りました。皆様にかわいがっていただけると嬉しいです、乾杯!(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
2021年09月01日ピアニスト及川浩治のオール・ショパン・リサイタル「ショパンの旅」[9月26日(日)サントリーホール・10月31日(日)シンフォニーホール]は、及川自身が書いた台本による語りを交え、よく知られた名曲を中心に作曲家の人生を辿る興味深い企画。実はこれ、1999年のショパン没後150年に全国で3万5千人を動員した伝説のコンサートの初めての再演だ。「まだデビュー5年目。その頃は協奏曲を中心に活動していて、ソロ・リサイタルの機会があまりなかったんです。あるホールに打診したら、『新人で大ホールを埋めるのは難しい。何か企画を考えて』と言われてしまって。必死にプランを練って持っていったのがこれでした。すると、あっという間に完売で追加公演。全国に展開していただけることになり、自分でもびっくりしました。しっかり考えたことは結果に出るのだと初めて気づかされた、初心、原点のコンサートです」語り部分は、ショパン自身を始めとする、当時の人々の〝証言〟で構成されている。及川自身のショパンへの思いなどの主観はあえて排した。「何冊も本を読んで。大変でした(笑)。でも専門の作家の方にお願いするよりも、ピアニストとして、曲の感覚に直結するような言葉を選ぶことができたと思います。もちろん、知ることで演奏に反映された要素も。そういう意味でもショパンについて一番勉強した年でした」22年を経ての再演。当時よりも自然体でショパンと向き合えると語る。「歳を取って、多少なりともショパンの音楽への共感度が深まっているはず。つい先日、10数年ぶりにピアノ協奏曲第1番を弾かせていただいたんですけれども、やっぱりめちゃくちゃいいなと思って。自分のアプローチが自然体になっているのを感じました。僕はよく、〝情熱のピアニスト〟とかって書いていただいて、理論的でないピアニストだと思われているところがあるんです(笑)。でも実はめちゃくちゃ考えるタイプなんですよ。理屈っぽいんです。でも、あまり理屈にとらわれすぎないように。特に今回のプログラムはみなさんがご存知の有名な曲が大部分ですし、考えすぎずに、いまの自分の感性で、現代のピアノの響き、現代のコンサートホールに合ったショパンの世界を皆さんと共有できればうれしいですね。再演は自分にとっても新鮮。22年前とはちょっと違う表現になるだろうと思います。語りも、前回は芝居っ気がありすぎたかもしれないので、今度はもっと自然体で(笑)」(宮本明)
2021年08月31日ピアノソロ 及川浩治 SILENZIO ~海の上のピアニスト第12回ショパン国際音楽ピアノ・コンクールで最優秀演奏賞を受賞するなど、その演奏力は内外に広く知られている、実力派ピアニスト及川浩治。「海の上のピアニスト」を始めとした、イタリア映画音楽の名曲を集めたCDマッチングのピアノ・ソロ楽譜集です。アレンジも秀逸のこの楽譜集をぜひお楽しみ下さい。※本書は「ピアノソロ 及川浩治 海の上のピアニスト SILENZIO(GTP253900)」の改訂版です。※CDに収録されている「ボンジョルノお姫様 ~ ライフ・イズ・ビューティフル」「金縁の眼鏡」は権利の都合により収載しておりません。【収載曲】[1] 愛を奏でて[2] ニュー・シネマ・パラダイスメドレー[3] ゴッドファーザー・愛のテーマ[4] ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカメドレー[5] スプレンドール劇場の入場券[6] 太陽がいっぱい[7] 愛に死す[8] ロミオとジュリエット[9] アンタッチャブルメドレー[10] ミッションメドレー[11] モーツァルト再来商品詳細ピアノソロ 及川浩治 SILENZIO ~海の上のピアニスト定価:2,640円(10%税込)仕様:菊倍判/60ページ発売日:2021年8月27日ISBN:978-4-636-98150-6商品コード:GTP01098150 amazonにてご予約受付中! : ☆及川浩治さんのオフィシャルHP及川浩治 公式ホームページ ♪Koji Oikawa Official Web : お求めは、全国ヤマハ特約楽器店・書店または弊社オンラインショップ >まで。【本商品に関するお問い合わせ】(株)ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ミュージックメディア部問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年08月23日7月24日に離婚を発表した篠原涼子(47)と俳優の市村正親(72)。離婚後の親権は市村が持つと明らかになったが、そうした決断を受けて篠原に対するネガティブな意見も見られた。だが世間の批判に、恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんは「違和感」を感じたという。その正体とは、いったい何だったのか。近年、増える「卒婚」の正体について語ってもらった――。◆女優の篠原涼子さんと俳優の市村正親さんが、15年の結婚生活に終止符を打つと発表しました。離婚後の親権は、市村さん側が持つとのこと。今後は互いにそれぞれの立場で、父と母という役割を全うしていくようです。篠原さんは今後も女優業に邁進するようですが、日を追うごとにそのネガティブ報道は強まっているような……。そこには、思わぬ“思い込み”があるような気もするのです。■「親権は父親」に対する違和感の正体は今回の離婚報道が出た際、まず多くの人が首をかしげたのは「親権を持つのが市村さん側である」ということです。一般的に離婚後の親権は妻側になることがほとんどであり、今回のケースも「円満なのになぜ夫側が親権を?」と思った方も少なくなかったようです。筆者もこの選択には若干、引っかかる部分がありました。しかし、改めて考えると「むしろ円満な離婚だからこそ、親権を夫にする」という決断ができたのかなと思えなくもありません。離婚後に上がった篠原さんへの批判の声。そこには、私たちの中にまだまだ “母親バイアス”が掛かっているような気がしてならないのです。母親は子どもの親権を取るのが普通。母親なら恋愛にうつつを抜かすべきではない。などなど、当たり前に思っている節はないでしょうか。そういった思い込みと向き合いながら篠原さんや市村さんの選択を見ると、本当はより個人にフォーカスをした決断なのかもしれません。ここ数年、「卒婚」という言葉が一般的になりつつあります。結婚を卒業するという意味で使われますが、何を持って卒業とするかの定義は曖昧です。ただ「相手が嫌になった」というだけでなく、「自分のより良い人生を考えた結果、パートナーが必要ない」と考えたときに卒婚となるようです。そしてこの選択の多くは、子どもという真正面からエネルギーを向ける相手が成人したタイミングなどで起きやすいようです。篠原さんの場合、お子さんはまだ中学生と小学生。ふと考えると、これも1つの“卒婚の形”なのかなと思えてきます。篠原さんを“女優”や“母“として見るのではなく“1人の働く人”として見ると、違った見え方ができるからです。■不仲じゃなくても離婚する時代へ篠原さんは現在、47歳。企業の立ち位置で考えれば、脂が乗った働き盛りの時期です。20代と30代を走り続けて大きな成果をバンバン出してきたのであれば、40代はさらにもっと仕事がしたい、もっと成果を出したい、もっともっと自分を高めたい……。そんなふうに思う人も多いでしょう。しかし、そこに立ちはだかる2つの壁があるとしたら……。1つは子育て、もう1つは年上夫のサポートです。子育ては自分たちの選択ですから当然、向き合い続けるべきものでしょう。ただ年を重ねてきた夫のサポートとなると、話は別。愛し合ったパートナーだけど、気がつけば自分の進みたい道とは合わない。自分の望む自己成長とのスピード感も合っていない。そう考えたとき、今後の関係を見直そうと思うのは自然な流れではないでしょうか。また別居期間が1年と長かったのも、決断を後押ししたかもしれません。別居してみたら意外と家庭はきちんと回っているし、自分も子どもも関係が崩れるわけじゃない。そうなったときに「じゃあ離れた場所で子育てには今後もコミットし続け、普段は自分の役者人生にコミットしたい」と考えるのも、なくはないでしょう。とはいえ夫が自分よりも先に老いて、サポートが必要になること。そして夫と自分のエネルギッシュさにいつか差が出ることは、年齢差がある以上はわかっていたこと。それが現実になったとき、「やっぱり違った」と手放すのはややドライすぎるような気もします。ただそうした彼女に対するネガティブな考え方の根底にも、もしかしたら私たち一人ひとりの中にある“母親バイアス”があるのでしょうか……。(文:おおしまりえ)
2021年08月14日うだるような暑さに包まれた7月下旬の昼過ぎ。美容室から元気よく姿を現したのは篠原涼子(47)。この日、都内では篠原が主演するドラマ『金魚妻』(Netflix)の撮影が行われていた。炎天下の撮影にも苦しそうな表情一つ見せることなく、笑顔で役を演じ切る篠原。その顔つきにはどこか吹っ切れたような潔さがあった――。「『金魚妻』は人気漫画の実写化作品で、年内放送予定。篠原さんは美容室を経営する夫との関係に亀裂が生じたことから、別の男性との“不倫愛”にのめり込む主人公を演じます」(テレビ局関係者)そして、冒頭の撮影から数日後の7月24日。まるでドラマをなぞるように篠原も“自由”になる決断を下した。市村正親(72)との離婚を突如、発表したのだ。所属事務所を通じて直筆署名入りのコメントとともに離婚を発表した篠原と市村。《今の私があるのも市村さんの大きな力のお陰だと思い感謝しております》(篠原)《涼子との出会いは私の人生最大の喜びです。そして可愛い子どもたちと出会わせてくれたことを心から感謝しています》(市村)と、コメントの中でお互いへの感謝をつづった2人。慰謝料も財産分与もないとした。約16年の結婚生活に終止符を打ったわけだが、“円満”とはいかなかったようだ。息子2人の親権を市村が持つというのだ。市村はこうコメント。《尚、人生の先輩である私の強い希望で、親権は私が持つことを受け入れてくれました》強く親権を望んだという市村。そこには篠原との間にできた埋めがたい“溝”があった――。■亀裂生んだ篠原の“夜遊び”’01年9月に共演した舞台をきっかけに距離を縮めた2人だが、波乱の幕開けだった。「交際当初の市村さんは妻帯者で、’03年5月の離婚後に正式に交際をスタート。’05年12月に結婚しましたが、一部では“略奪婚”と呼ぶ声も」(スポーツ紙記者)その後も2人は次々と立ちはだかる“障壁”を手を取り合いながら乗り越えていく。「篠原さんは常に市村さんの体調を気遣い、’14年7月に市村さんが胃がんを患った際は、献身的に看病しました。市村さんもそんな篠原さんに感謝しきりで、『妻は理想のタイプそのもの』と仲間によくのろけていたそうです」(舞台関係者)’08年と’12年には男児を出産し“ママ女優”としても不動の地位を築いた篠原。このまま幸せな結婚生活が続くと思われたが、徐々に“すきま風”が吹き始める。「2人の子供が成長するにつれて、篠原さんの“夜遊び”が目撃されるように。泥酔し、バーで市村さんへの愚痴をぶちまける姿や、’16年には江口洋介さん(53)との深夜焼き肉デートが報じられていました。その後も彼女は夜にカラオケに行くなど改まる様子はなく、2人の関係はどんどん冷え切っていったそうです」(芸能関係者)そして、2人は決定的な“亀裂”のときを迎える。昨年7月、本誌は市村と2人の息子が暮らす自宅マンションから10分ほどの場所にある家賃80万円ほどの高級賃貸マンションで生活する篠原の姿を目撃したのだ。当時、篠原の所属事務所は別居を認めたものの、コロナ禍での感染防止策であるとし、市村との不仲も否定。篠原が抱えているドラマの撮影終了後には同居を再開すると本誌に強弁し、“夫婦円満”だと主張していた。しかし、“実態”は違ったようだ。■缶ビール片手に帰宅…満喫した高級マンションの別居生活「ご飯を届けに自宅マンションに戻ることもあるそうですが、ここ1年は基本的に別居状態だといいます。子供の面倒は市村さんとほぼ住み込みで世話をしてくれる家政婦さん任せだと聞いています。別居中、長男の学校行事にも篠原さんはほとんど顔を出さなかったそうです」(篠原の知人)そして、今年5月末も、仕事終わりの午後10時過ぎ、昨年と同じ高級マンションへと帰宅する篠原の姿を本誌は目撃。その手には缶ビールの入った袋が提げられていた。まるで“夫に子育てを任せ、一人で生きていく”という決断を下したようであった。別の日には自宅マンションに戻り、習い事へ向かう長男に付き添う篠原の姿を目撃した。しかし、この日は大阪での舞台出演のため市村が自宅を不在にしていた。市村との共同生活はすでに彼女の頭にはない様子だった――。その際も所属事務所は「別居を解消し、自宅での生活に戻る予定です」と本誌に言い逃れしていた。不仲を隠す目くらましとして続いた別居生活。市村も離婚コメントの中で、こうつづっている。《作品が続いたことで別居が基本の生活スタイルとなり、夫婦、親、互いに役者として、新たなカタチを考えるようになりました》市村に育児を“丸投げ”し、独り身を選んだ篠原。そこには彼女の“自由奔放”な生きざまがあるという。「市村さんとしては篠原さんの仕事を尊重しながらも、“母親として子供たちのそばにいてほしい”という思いを常に抱いていたそうです。しかし、篠原さんは仕事が大好きで、自分の時間が欲しいタイプ。確かにコロナをきっかけに別居を始めたのかもしれませんが、一人で過ごす時間は想像以上に快適だったようです。女優業を最優先に、離婚後も自由に生活していくのではないでしょうか」(篠原の知人)離婚後も子育てには協力するという篠原だが、“母の品格”には疑問符がつくばかりだ――。
2021年07月28日7月24日、篠原涼子(47)が市村正親(72)と連名で離婚を発表した。篠原と市村は’01年に舞台での共演をきっかけに交際を始め、’05年に結婚。’08年に長男が生まれ、’12年に次男が誕生した。2人の所属事務所によると子供たちの親権は市村が持ち、慰謝料や財産分与はないという。離婚した理由について、市村は《昨年のコロナによって撮影中は家庭内感染を防ぐ事からも、別居し役者業に取り組む生活をするようになりました。しかし作品が続いたことで別居が基本のスタイルとなり、夫婦、親、互いに役者として、新たなカタチを考えるようになりました》とコメントしている。篠原が市村と別居生活を始めたのは、昨年3月初頭。その間、篠原はNHK連続テレビ小説『おちょやん』や主演を務めるNetflix配信ドラマ『金魚妻』などの撮影で多忙を極めていた。かつて子供が産まれた後も夫婦で仲睦まじくデートする姿を本誌は目撃したが、いつしかすれ違いが生じてしまったようだ。篠原が女優業に邁進するいっぽうで、1年以上にわたり別居生活を送る様子を本誌はいち早く報じてきた。昨年7月、黒いキャップを目深にかぶり、サングラスにマスク姿で都心にある高級賃貸マンションの地下駐車場に現れた篠原。待機していた事務所の送迎車に飛び乗っていったが、辺りを警戒する素振りが印象的だった。いっぽう本誌は、市村が1人で育児に励む姿もたびたび目撃している。長男と次男が通う有名私立小・中学校へ子供たちを送迎し、保護者が参加する説明会にも足を運んでいた。しかし、そこに篠原の姿はなかった。「篠原さんが生活するマンションは1カ月以上の利用から借りることのできる高級賃貸マンション。家賃は1LDKでひと月当たり80万円ほどだといいます。いっぽう市村さんやお子さんたちが暮らすマンションには、食事など身の回りの世話をしてくれる家政婦さんがいるそうです。市村さんは篠原さんがいなくても、子供たちに不自由な思いをさせないよう務めていました」(篠原の知人)その後、年が明けても夫婦の別居生活が解消されることはなかった。今年5月下旬の午後10時すぎ、缶ビールや食料品が入ったビニール袋を片手に“別宅”へと帰路に着く篠原の姿があった。しかし6月上旬には、家族たちが暮らす自宅マンションに帰る篠原の姿を本誌はキャッチ。長男と現れた篠原は手をつなぎながら、笑顔で習い事に向かう息子に付き添っていた。だが市村は大阪での舞台出演のため不在であり、篠原の“一時帰宅”によって夫婦が揃うことはなかった。離婚発表に際して、《これまで以上に母として子供たちとふれあい、話し合い力強く支えていきたいと思います》とコメントした篠原だが、72歳で2人の子供の親権を持つことになった市村の重責は計り知れない――。
2021年07月24日オサムグッズの書籍『オサムグッズ(OSAMU GOODS) 100枚レターブック」が、2021年8月18日(水)より発売される。原田治「オサムグッズ」がレターブックにミスタードーナツのプレミアム(景品)をはじめ、カルビー「ポテトチップス」のキャラクター、崎陽軒の「ひょうちゃん」醤油入れなど、さまざまな製品のデザインを手掛けてきた原田治。そんな時代を越えて愛される原田治の「オサムグッズ」シリーズが、レターブックになって登場する。復刻のレターヘッドやパターンをはじめ、紙とインクの特質を生かした新デザインなど、かわいい紙を豪華100枚も収録。1枚1枚のペーパーは、便箋として使用するのはもちろん、切ったり貼ったりしてラッピングとして活躍したり、額に入れて飾ったり…アイデア次第でさまざまな楽しみ方ができそうだ。なお、書籍『オサムグッズ 100枚レターブック』は、神戸ファッション美術館で2021年8月29日(日)まで開催される、特別展 「原田治展 『かわいい』の発見」Osamu Harada: Finding “KAWAII”でも発売される。【詳細】オサムグッズ 100枚レターブック1,980円発売日:2021年8月18日(水)仕様:A5判(210×148mm)/ソフトカバー/ 216ページ(フルカラー)著者:原田治発売元:パイ インターナショナル【問い合わせ先】株式会社パイ インターナショナルTEL:03-3944-3981
2021年07月23日特別展「原田治展『かわいい』の発見」が、神戸ファッション美術館にて、2021年7月3日(土)から8月29日(日)までの期間で開催される。「オサムグッズ」の生みの親・原田治を巡る特別展が神戸で1970年代後半から90年代にかけて爆発的な人気を博した「オサムグッズ」の生みの親であるイラストレーター・原田治。彼のアメリカのコミックやTVアニメ、ポップアートなどから影響を受けたイラストレーション、簡潔な描線と爽やかな色彩で描かれたキャラクターたちは、日本の“かわいい”文化に多大な影響を与えた。そんな原田治を巡る全国巡回展の一つとなる本展では、原田がイラストレーターとして活動するきっかけとなった、 雑誌『an・an』での仕事をはじめ、広告・出版・各種グッズなど多分野にわたる作品を展示。幼少期から20代前半の初期資料や、エッセイ集『ぼくの美術帖』関連資料も紹介し、原田の全貌に迫る。また、会期中の館内では、「オサムグッズ」を多数販売。 原田の事を深く知りながら、多彩なラインナップで揃うグッズを手に入れる事が出来る。【詳細】原田治展「かわいい」の発見会期:2021年7月3日(土)~8月29日(日)時間:10:00~18:00(最終入館17:30)会場:神戸ファッション美術館住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1観覧料:一般 1,000円、大学生・65歳以上 500円、高校生以下無料※神戸市内在住の65歳以上は無料。※小学生以下は保護者(大学生以上)の同伴が必要。※開館時間は変更になる場合あり。【問い合わせ先】神戸ファッション美術館TEL:078-858-0050
2021年06月12日俳優の竜星涼、瀬戸利樹、入江甚儀が、ロクシタン「恋を呼ぶハーブ」ヴァーベナのプロモーションムービー「#見えないペアルック 胸キュンムービー8連発」に出演。先行公開されている2本に加え、9日に「初デートの」編、「バックハグ」編が公開された。恋人や友人と香りをシェアする「#見えないペアルック」をテーマに、3人が甘い言葉やクールな表情でさりげなく相手を「同じ香り」にするという、“胸キュン”が止まらない動画となっている。竜星が出演する「初デートの」編では、緊張している様子の彼女と恋人つなぎをし、「いこ!」と歩き出す姿が、「バックハグ」編では2人きりの部屋でバックハグする姿が見どころ。2日に公開された「暑い日も」編には瀬戸が出演。友達以上恋人未満の女性に「目つぶって」と語りかけ、ミストをひとふきするシーンを演じる。同じく2日に公開された「いってらっしゃいの」編では、入江が仕事に出かける前に彼女の手首にも同じ香りを吹きかけ、「仕事中もお揃いの香りだね」とドキッとさせる一言をつぶやく。さらに7月には、竜星は遠距離カップルや女友達を元気づけるシチュエーション、瀬戸は友達以上恋人未満の女性との香りシェア、入江は恋人と寝起きの場面で……など、バリエーション豊かな4本の動画が公開される予定だ。
2021年06月09日『ミセス・ノイズィ』や『浅田家!』など幅広い作品で活躍する篠原ゆき子が主演、共演に倉科カナ、高畑淳子を迎え、映画プロデューサー・奥山和由が手掛けた最新映画『女たち』。この度、三者三様の役への没入と熱量を感じさせるメイキング映像が解禁となった。今回解禁となったメイキング映像は、それぞれによる3つ場面から構成されている。初めの映像は、倉科さんが「あの共演はまさに “ゴジラVSコング”を彷彿とさせる」と表現した、篠原さんと高畑さんが感情を爆発させ、介護する娘と介護される母の壮絶なシーンを撮り終えた後の篠原さんが映し出されている。篠原さんは本作の公開事前イベント時にMCより“泣きのデパート”と紹介されるほど、泣きの表現に定評があり、レパートリーに富んでいることで知られ、本シーンでもかなり没入、集中して役に入り込んでいることがうかがえる。脚本作りから『女たち』に携わった篠原さんは、1年間もの歳月、美咲について考えてきたため、いつのまにか自分のなかに美咲のエッセンスが入り込んでいたと取材でも話している。本映像でも、撮影カット後もしばらく泣き止むことのできない姿が収められている。また、篠原さんは撮影の後半、「役に入り込みすぎて美咲と自分・美津子と高畑さんの境界線が曖昧になってしまい、高畑さんが普段のように話しかけてくださったのに責められているような気持ちに陥り、泣いてしまった」と役に入り込みすぎたがゆえのエピソードも明かしていた。続いては、その高畑さん演じる美津子の場面。撮影前、内田伸輝監督に「ご相談がしたいことがあって、持参したカッターで封筒を切りたいんです」と持ち掛ける高畑さん。手紙を開封するシーンでの提案で、美津子の半身不随の症状とそれに伴う生活の習慣について、美津子役を解釈し監督とディスカッションをした上で、高畑さんの提案が本編に取り入れられている。第43回モスクワ国際映画祭のメインコンペティション部門に、日本映画として唯一選ばれた本作は、受賞は逃したものの、映画祭の公式記者会見で現地記者が「本当にハンディキャップがある方なんですか?」と質問するほどリアルを追求した演技を披露しており、「本読みの段階から凄まじかった」と篠原さんが語るほど。本作での演技はリアリティがあり生々しく、倉科さんも「高畑さん、顔がもう高畑さんではなく別人だった」と述懐している。最後は倉科さんの映像。当初、晴れの設定だったという本シーンは突然の豪雨に見舞われ、急きょ一発本番、10分もの長回しでの撮影に切り替わり、現場には緊張感が走った。豪雨の中で撮影に踏み切ったのは、「本作において天候や気候、環境がすべて力・味方になってくれていると感じていて、雨も味方してくれるのではないかと思ったから」と倉科さんは打ち明けている。雨に加えて、リハーサルなし・当初の脚本から変更となり、考えるというよりも衝動に任せて役を演じたと倉科さんは語る。さらには、酔った香織を演じるにあたり、ワイン2本を飲み干し撮影に臨んだという。また、メイキング映像内には倉科さんの渾身の演技に心打たれ、涙をこらえるスタッフの姿も映し出されている。『女たち』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:女たち 2021年6月1日より公開©「女たち」製作委員会
2021年06月08日『浅田家!』『罪の声』という話題作に出演し、女優としても女性としても、成熟した魅力を放つ篠原ゆき子。6月1日に公開された映画『女たち』では、毒母の介護や、恋人の裏切り、大切な人を失う喪失感で、八方ふさがりとなる主人公を熱演。そんな彼女に制作秘話や、逆境の乗り越え方など深い話を伺った。女優としても女性としても、成熟した魅力を放つ篠原ゆき子。2020年は『浅田家!』『罪の声』という話題作に出演し、12月に公開された主演映画『ミセス・ノイズィ』も高く評価され、ロングラン上映された。さらに『モータルコンバット』(6月18日公開)ではハリウッドデビューを果たす。そしてもう1本、彼女のキャリアにおいて勝負作となりそうな主演映画『女たち』が6月1日(火)より公開された。『女たち』 6月1日(火)全国公開 ©「女たち」製作委員会本作は、『ソナチネ』(93)、『GONIN』(95)などで知られる奥山和由のプロデュース作品。篠原が演じるのは、自然豊かな田舎町で、体の不自由な母・美津子(高畑淳子)と二人暮らしをする美咲役だ。心のよりどころとなるのは、養蜂場を営む親友・香織(倉科カナ)と、結婚の約束をしている直樹(窪塚俊介)の存在だった。劇中でコロナ禍という地続きの日常が描かれる本作。罵詈雑言を浴びせる毒母の介護や、恋人の裏切り、大切な人を失う喪失感で、八方ふさがりとなる美咲をはじめ、いろいろなことにもがいてストレスに押しつぶされそうになる“女たち”の葛藤は実にリアルで、決して対岸の火事とは思えない。そんな女性が共感せずにはいられない等身大の人間ドラマを、新鋭・内田伸輝監督のもと、脚本段階から参加した篠原を直撃。制作秘話と共に、コロナ禍においての気付き、行き詰まったときの乗り越え方についても語ってもらった。撮影:源 賀津己コロナ禍での撮影で感じたこと―—篠原さんにあて書きされたオリジナル脚本の映画化作品ですが、どんな経緯で参加されたのですか?きっかけは、プロデューサーの奥山さんから「一緒に映画を作り上げることができる監督とゼロからやってみては」とご提案していただいたことです。内田監督とは『おだやかな日常』(12)でもご一緒させていただいたのですが、役者の意見を広く取り入れてくださる方で、お互い信頼関係もありましたし、撮影の斎藤さんは内田監督の奥さまでもあるのですが、私の親友と親交が深く、そういうご縁もあいまって、本作に参加させていただきました。―—脚本作りから参加するというのは、女優としては本望なやり方ですね。はい。1年間、美咲について考えてきたので、いつのまにか自分のなかに美咲のエッセンスが入り込んでいて、特に役作りはしなかったです。ただ、脚本作りの段階で、突然コロナ禍となり、「コロナを無視して撮影するのは難しいね」という話になりました。それでコロナを交えての物語にすることになったのですが、撮影まであまり時間がなくて。でも、内田監督にとっての脚本は、旅行に行く上でのガイドブックのようなものだそうで「その場で生まれるものを一番大事にしてほしい」と言われたので、全然脚本どおりではなかったです。『女たち』 6月1日(火)全国公開 ©「女たち」製作委員会―—撮影に入られたのは、昨年のいつ頃でしたか。7月です。当時、撮影が出来るかできないかの瀬戸際でしたが、奥山プロデューサーが「やってみましょう」と賭けに出られた感じでした。ですから、撮影に入れたという喜びと共に、誰かが感染したら止まってしまうという緊迫感があり、だからこそ、意地でも“今”を焼き付けようというみなさんとの結束感をすごく感じました。みんな裏でいろんな孤独を抱えている―—美咲と親友の香織が、草原でワインを飲みながら語り合うシーンが素敵ですが、それだけにその後で起こる悲劇が切なかったです。いわゆるLOHAS的な暮らしぶりがいいですよね。でも、そんな素敵な暮らしをしているのに、実は裏でいろんな孤独を抱えているというのが、すごく現代的だなとも思いました。―—結婚を約束していたはずの恋人に二股をかけられたと知った美咲が、恋人宅に忍び込みます。見つかりそうになった時、思わず手にした鍋蓋で顔を隠すという身も蓋もないシーンが笑いを誘いました。あれは脚本にありましたが、面白いシーンでしたね(笑)。内田監督作の『ふゆの獣』(11)でも、男と女の三角関係や四角関係で、追い詰められた男女の滑稽さみたいなものが描かれていて、私はその作品も大好きだったので、ぜひそういう要素を入れていただきたいと監督にお願いしました。美咲に問い詰められた直樹の言い訳もすごくダサくて、最高です(笑)。あれは演じた窪塚俊介さんのアドリブも混じっていましたが、撮影していてすごく楽しかったです。『女たち』 6月1日(火)全国公開 ©「女たち」製作委員会―—高畑淳子さん演じる毒母もすさまじかったですね。実は、本読みの段階では、あそこまで体が麻痺していて、ろれつが回らない設定ではなかったんです。高畑さんが、自分は健康体に見えるし、強そうだから、そういう麻痺がないと、介護の重圧感が感じられないんじゃないかと、内田監督に提案してくださいました。高畑さんはいろいろと調べて役作りをされたと思うんですが、初めて目にした時は、鳥肌が立ちました。そんな高畑さんのただならぬ演技を拝見して、私も気が引き締まりました。―—毒母にののしられる美咲のフラストレーションが、ひしひしと伝わってきました。今回は、共演者が高畑さんや倉科さんといった実力派の俳優陣の方々だったので、自分はとりあえずノープランで入り、みなさんのお芝居を受けることをすごく意識しました。だから親子のシーンでは、高畑さんのすさまじいパワーにすごく助けていただきました。撮影:源 賀津己毒母を介護して、わかったこと―—実際に役を通して、介護を経験してみていかがでしたか?美咲役を演じるにあたり、いろいろな体験本やブログなどを読みましたが、優しくて愛情深い人ほど苦しんでしまう傾向があるのが本当に切なくて。恐らく、適度に力を抜ける方なら、もう少し抜け道があると思いますが、一生懸命になりすぎてしまう人ほど、介護しているうちに家族を手にかけてしまったり、心中をしてしまったりするという事例がいくつもありました。また、介護が女の人だけに委ねられがちということにも違和感を覚えつつ、すごく難しい問題だなと思いました。実の母親の介護ですらあんなに大変なのに、お姑さんとなるともっと難しいんだろうなと。でも、劇中のサヘル・ローズさん演じるヘルパーさんのように、他者に入ってもらうことは、すごく大切だなと感じました。『女たち』 6月1日(火)全国公開 ©「女たち」製作委員会「大丈夫」という声がけは難しい―—美咲と香織が「大丈夫」と声を掛け合うシーンも胸に染み入りました。「大丈夫」という言葉も難しいですね。いろんな境遇の方がいると思うし、ただでさえギリギリの状態で頑張ってこられた人が、コロナで道を閉ざされたと思い込むこともあるでしょうし。でも、たぶんすべてが閉ざされたわけではないと思うんです。いつか絶対に「あの時はああだったね」と言える日が来ると思うので。―—篠原さんご自身は、コロナ禍のステイホーム期間中、心境の変化などはありましたか?家族とは密にならざるを得なかったので、以前よりももっと近いものになったというか、居心地のいいものになったかなとは思います。以前は友達や役者仲間と外へ出かけたり、飲んで息抜きをしたりしてきましたが、コロナでそれができなくなりました。夫は自分と全く違う職業の人ですが、いつの間にか仕事の話もできるようになり、意外とそれが良かったのかなと。撮影:源 賀津己―—そういう点では、ステイホームがプラスに働いたのですね。私自身、ぐーたらして過ごすのは嫌いじゃないので、心が沈むことはあまりなかったほうだと思います。自分だけではなく、みんな仕事がなくて、正々堂々と休みを取れている感じはありました。もちろん、そんなことを言っていられない方々もたくさんいらっしゃったと思いますし、自分もことごとく映画祭や撮影など、やりたかったことがどんどん飛んでいったので、そこはすごく悔しかったです。行き詰まったときの、乗り越え方とは?―—本作に出演したことで、篠原さんご自身はどんなメッセージを受け取りましたか?人に助けを求めるとか、自分の弱さをさらけ出すことはすごく大事だなと、改めて思いました。命をつなぐため、最後の最後にそれをすることができれば、人は変われる気がします。女の人はとかく自分を幸せに見せたいと思ってしまうこともあるから、なかなか難しい気がしますが、きっと誰だって何かを抱えているとも思うんです。本当に行き詰まったら、発狂してでもいいので、弱みを晒しまくれば、意外とそこで助けてくれる人がいるはずです。撮影:源 賀津己つらい時だからこそ、大事なこと―—篠原さんご自身は、弱音を吐けるタイプですか?私は本当に出せないタイプでした。それはプライドなのか何なのかわからないんですけど、今回の撮影ではそこを吐き出して、高畑さんをはじめ、みなさんにすごく助けていただきました。また、最近も、いろいろと他のお仕事で落ち込んだことがありましたが、試しにその時、弱音を吐いてみたんです。そしたら家族や事務所の皆さんさんたちが助けてくれました。これはいいなと、今は味をしめてしまった感じです(笑)。でも、コロナ禍だからこそ、周りの人に甘えてみるのはアリだなと、心から思いました。『女たち』 6月1日(火)全国公開 ©「女たち」製作委員会人生においてのつまずきはきっと誰もが経験していくこと。渦中にいる時は苦しすぎて、自分だけが突き放されたような感覚に陥ってしまうけど、見渡せば自分への愛情や救いの手があるということを、この映画は気づかせてくれる。葛藤しながら、小さな希望をつなげようとする女たちから、ぜひ勇気をもらっていただければ幸いです。
2021年06月08日初夏の陽光に照らされながら、東京の下町エリアにある運河をゆっくりと走る水上バス。真っ白なシャツをまとい、デッキで満面の笑みを見せているのは篠原涼子(47)。5月末日のこの日、大勢のスタッフが見守るなか、篠原は“初めての不倫”に挑んでいた。「篠原さんが撮影しているのは、Netflix配信のドラマ『金魚妻』。人気漫画の実写化作品で、篠原さんは不倫に溺れる専業主婦の主人公・平賀さくらを演じます。年内配信予定ですが、コロナで撮影スケジュールが後ろ倒しとなったため、連日、朝から晩まで撮影していると聞いています」(ドラマ制作関係者)不倫する役を演じるのは今作が初という篠原。出演に際し、こうコメントを発表していた。「お話をいただいて、私自身演じたことのない役柄でもございましたので、挑戦させていただくという思いで出演させていただくことになりました。(中略)新しい生活様式の中で、改めて不変的な想いを作品を通して伝えて行けたらと思います」不変の愛を伝える意気込みを見せた篠原だが、プライベートの生活様式は今も“激変”したままだった――。昨年8月、本誌は篠原と夫・市村正親(72)との別居生活を報じた。市村と2人の息子が暮らす自宅マンションから車で10分ほどの場所にある高級賃貸マンションで生活する篠原の姿を目撃。当時、篠原の所属事務所は市村との別居を認めたうえで、次のようにコメントしていた。「不仲が原因ではなく、ドラマの撮影で大勢の人と接することもあり、家族へ感染させないための一時的な処置です。仕事のない緊急事態宣言中の2カ月間は自宅に戻っていましたし、ドラマの撮影終了後の8月下旬には別居を解消し自宅での生活に戻ると聞いています」それから10カ月。当然、別居は解消しているはずだと思っていたが、驚きの情報が本誌に飛び込んできた。篠原をよく知るテレビ局関係者は言う。「実は篠原さんは今も別宅のマンションを引き払っておらず、市村さんとの別居生活が続いているようなんです……」■撮影終了後、缶ビール片手に篠原が向かった先は――冒頭の撮影から数時間後の午後10時過ぎ。本誌がふたたび篠原を目撃したのは、家族が暮らす自宅マンションではなく、昨年と同じ高級賃貸マンション。手に缶ビール数本や食料品が入ったビニール袋を提げ、篠原はエントランスへと入っていった――。篠原が自宅を空けていたのはこの日だけではない。中学校に通う長男(13)を市村が一人で送迎する姿を本誌は何度も目撃。いずれもそこに篠原の姿はなかった。篠原が市村との別居生活を開始したのは昨年3月初頭。つまり、1年以上にわたって別居を継続していることになるのだが、所属事務所に確認すると、次の回答が。「篠原が今も別宅で生活していることは事実です。理由としては、市村さんをはじめ家族への感染を防ぐためであること。またコロナ禍により、朝ドラの撮影が今年4月まで延び、その後も『金魚妻』など出演作品の撮影が今日現在まで連続して行われているためです。決して不仲が原因ではありません。仕事が落ち着き次第、別居を解消し、自宅での生活に戻る予定です」昨年同様、“コロナ別居”を強調した。市村と親しい舞台関係者は言う。「別居状態になって1年以上経ちますが、子供たちも今はこの生活に慣れてきて、久しぶりに篠原さんが自宅に戻る日は子供たち用に手料理を保存容器に入れて持っていくこともあるそうです」本誌も篠原が“一時帰宅”する姿を目撃している。6月上旬の夕方、大きな買い物袋を提げ、自宅マンションに戻った篠原。ほどなくして長男と現れた篠原は、手をつないで母子の会話を楽しみながら、習い事に向かう息子に付き添っていた。市村はこの数年、定期的に舞台に出演している。「コロナ禍ではありますが、市村さんには舞台の出演オファーが殺到しています。昨年は5本、今年もすでに2本の舞台に出演。また、10月公開予定の『劇場版ルパンの娘』にも重要な役で出演するそうです。体力づくりにも余念がないそうで、お子さんを学校に送り届けた後に、よくジムに通っていると聞いています」(前出・舞台関係者)72歳とは思えぬ精力的な日々を過ごす市村だが、自宅には篠原以外に身近に頼れる存在が。■篠原は夫不在の日に“一時帰宅”「市村さん一家には、ほぼ住み込みで身の回りの世話をする女性の家政婦さんがいます。市村さんが仕事のときは、家政婦さんがお子さんを学校に送り届けたり、買い出しをすることもあるそうです」(近所の住民)しかし、朝ドラや『金魚妻』など多数の作品を抱えるのは篠原も同じ。なぜ、市村だけが子供のいる自宅に残っているのだろうか。そこにはコロナの影響だけでなく、自由を愛する篠原の性格が影響していると、前出のテレビ局関係者は言う。「仕事が大好きな篠原さんは、出産後もかなり早めに女優業に復帰しました。息子さんたちが成長してからは仕事量をさらに増やし、ほぼ毎年、主演作品を抱えている状況です。しかし、家庭を大切にしたい市村さんには、篠原さんの女優業を応援しながらも“母親は子供たちのそばにいてあげてほしい”という思いもあったそうです。ここ数年、篠原さんが夜遅くまで飲み歩いたり、バーで泥酔して『私の仕事をわかってほしいの!』と市村さんへの愚痴をこぼす姿が報じられたこともありました」くしくも6月上旬に篠原が“一時帰宅”した日は、市村が大阪での舞台出演のため不在にしていた日。これは“夫のいる家には帰らない!”という篠原の意思表示なのか――。「篠原さんへのオファーは今後も絶えないでしょうから、別居生活は続くと思います。昨年8月下旬に引き払う予定だった別宅で今も生活しているのも、思った以上に一人で過ごす時間の居心地がいいのでしょう。それだけに今は自分のキャリアを優先したいという思いもあるのだと思います。別居が続き、“夫婦の時間”が激減しているのは気がかりですが……」(前出・テレビ局関係者)篠原はかつて、結婚後に自分の時間が減ったことに触れたうえで、こう語っていた。《時には一人だけの時間が欲しいとないものねだりをしてしまいますけど、今のこの幸せがもしなかったら、と考えるとものすごく怖くなりますね》(『文藝春秋』’15年10月号)“一人だけの時間”を求めた彼女の選んだ別居生活が夫婦の“最終結論”となるのか。心まで完全にはなればなれにならないことを願うばかりだ――。
2021年06月08日書籍『オサムグッズスタイル』が復刊。2021年6⽉14⽇(⽉)より発売される。原⽥治“幻の作品集”復刊︕“幻の作品集”とも呼ばれる、デザイナー原⽥治の作品集がファンの声を受けて、待望の復刊。ミスタードーナツをはじめ、広告や出版など幅広いジャンルで活躍したイラストレーター原⽥治自らが厳選し、約200点の作品を収めた。書籍の中では、ミスタードーナツのプレミア景品をはじめ、ルームランプ、ボタン、傘など、原⽥治のイラストをあしらったグッズを収録。また、復刊にあたり、初版発⾏後に執筆した作品エッセイを追加し、ボリュームアップして登場する。【詳細】書籍︓『オサムグッズスタイル(増補改訂版)』3,080円発売日:2021年6⽉14⽇(⽉)仕様:A5判(210×148mm)/ ソフトカバー/ 270ページ著者︓原⽥治発行元︓パイインターナショナル【問い合わせ先】株式会社パイ インターナショナルTEL:03-3944-3981
2021年06月07日『世界ふしぎ発見!』(TBS系)でミステリーハンターを務める篠原かをりさん(26)。今まで400匹以上の虫や生きものを飼育してきた。生きものへの愛情は並々ならないが、じつはヒトは苦手で、極度の人見知り。ほとんど友人がおらず、不登校になってしまうこともあった。しかし慶應義塾大学環境情報学部に進学してからは、楽しいことも多かったという。「学校生活は小・中・高とまったく合わず、マイナスの状態からのスタートだったので、大学はとにかく楽しかった。自然が豊かで、チョウを捕まえたら出席になる独特の講義では、いちばん最初に捕まえたし、友達の分まで捕りました」研究テーマであった「笑いと健康」に関しての実験では、新たな溺愛動物にも出合った。「ヒトだけでなく、ネズミにも笑い声が確認されていたので、その笑い声を聞くと、ネズミにどういう健康への影響があるのか調べるため、ドブネズミを飼い始めたんですね」ある晩、寝ていると体に重さを感じた。携帯かなと思ったら、もこもこと温かいドブネズミだったのだという。「ケージから脱走して自由の身になったのに、最初にすることが私のところに来ることだったんです。それまでげっ歯類はぱっとしない生きものだと思っていたけど、いかに素晴らしいかわかったんです」愛嬌たっぷりのドブネズミは、一般的には犬や猫のように愛されず、虫同様に、ヒトから嫌われがちだ。「でも、虫や生きものの魅力を知らず嫌ってばかりでは、ヒトにとって、もったいないこと。この地球は『虫の惑星』と言われるほど、虫は圧倒的なマジョリティ。少しでもその素晴らしさを伝えたいって考えるようになったんです」その一つの手段であり、夢であったのが、本の出版だった。「私の人生の転機は、大学2年のときの、出版甲子園というイベント。自分の出したい本の企画をコンペに出せば、出版のチャンスを得られるって応募したんです」テーマは、昆虫を擬人化して、いかにヒトと近いのかを伝えるというものだ。たとえばオドリバエはだまし合うことで知られる昆虫だという。「オスがメスに贈り物をして交尾が成立するんですが、贈り物の大きさが一定以上でないと相手にされません。だからオスは大きな虫の死骸を持ってくるんですが、姑息なオスは大きな糸の塊で中身のない贈り物を持ってきてだましたりする。高級ブランド品の紙袋で、安いプレゼントを贈るようなものです」人間社会でも重ね合わせられるような虫との共通点を描いた企画書は、出版甲子園で大賞に輝き『恋する昆虫図鑑』が出版された。一冊の本を出版したことは、かをりさんの人生を大きく変えた。「テレビ出演する機会も増えていって、大学院1年生の年末、『世界ふしぎ発見!』のスタジオ収録に招待されたんです。収録後の忘年会のようなパーティにも参加させてもらったときに『山とか行きたいです』とアピールしたら、年明けすぐに海外ロケが決まりました」南米のスリナムを皮切りに、エジプトやタイ、ガイアナなどにもロケに行った。“ジャングル担当”のレポーター業は、過酷なロケのはずだが――。「シャワーとか水ですし、地面にはアリ、空中には蚊、もうちょっと上にはハチがいて全方位、虫に攻められる環境ですが、精神的には大満足です」体当たりのレポートを、視聴者は好意的に受け止め、劣等感を抱いていたかをりさんに自信を与えた。「メディアに出ると“きっと嫌なことを言われるに違いない”と身構えていたんです。ところが『生きもの愛にあふれている』『好きだという気持ちがすごく伝わった』と応援のメッセージが多かった」ずっと不正解とされ、大多数の正解者にはなれなかったが、新たな世界を広げたことで自分のことを認めてくれるヒトもいたのだ。「生物は、同じ遺伝子ばかりだと不測の事態のときに弱い。少し別の遺伝子を持った個体がいることで、種は守られます。だから私のような異物が入って多様性があったほうが、種の繁栄につながるのかもしれません」そう語るかをりさんは、南米のスリナムのジャングルに滞在していたときのことを思い出す。朝起きると大雨が降っているのかと思うほど屋根をたたく音が聞こえた。驚いて外を見ると、野生のスパイダーモンキーの群れが、木の枝や餌を食べた後の殻を小屋に向かって投げていた。“嫌いな人間を排除しているのだろう”と考えたが、同行していた研究者は「たしかに怖がっているけど、じつは興味も持っているんだ」と教えてくれた。「いちばん怖がっているコーディネーターを“穴”だと見抜いて、集中的に物を投げつけるんです。それだけ恐怖心はあるけど、誰がいちばん怖がるのかを興味を持って観察しているんですね」 そんなとき、ふと自分の姿に重ね合わせた。「私もヒトと関わるのが苦手で恐怖心も持っていたけど、じつは目が離せない存在なんだって。実際、メディアに出たとき、私は人々の反応が気になっていたのですが、世の中のヒトたちは、私の想定よりずっとやさしかった。それをうれしく思ったんです。だから、もっと“好きじゃない気持ち”を分解して解像度を上げていけば、何か新しい魅力が見つかるのかもしれないと思います。それに、テレビに出てからやさしい言葉をもらったとき、自分自身も意味のある存在だと思えるようになったんですね」そして一つの答えに行き着いた。「やっぱりヒトとして生まれた以上は、もっとヒトと関わって、魅力を知りたい。そして理解して、愛して死にたい」――。「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月24日「まだ子供。かわいい~」。手にのせたタランチュラを愛おしそうに見つめる篠原かをりさん(26)。飼育した虫や生き物は家族同然だ。『世界ふしぎ発見!』(TBS系)でミステリーハンターを務め、国内外の秘境を、生き物との出合いを求めてフィールドワーク。コスタリカでは生きたシロアリの幼虫を食し、希少なプラチナコガネを発見したときは“いろいろあった人生だけど、OKだった”と落涙。こうした独特の感性で生きものを捉え、『恋する昆虫図鑑』(文藝春秋)や『ネズミのおしえ』(徳間書店)など数々の本を出版している。かをりさんは生まれてこのかた、数千、数万種類にのぼる生きものを愛してきたのだ。一方、人間には苦手意識や劣等感があったという。かをりさんは、横浜の元町・中華街で幼少期を過ごした。友達と遊ぶよりも、ダンゴムシと戯れるほうが至福の時間だった。「見た目が面白くて集めていたんですが、とくに模様付きのダンゴムシが好きで。そのうち、ダンゴムシの足側を見ると、模様付きのほうが卵や幼虫を持っている確率が高いと気づくんですね。それで模様付きがメスだと知ったんです」根っからの研究者気質だったのだろう、単にかわいい、面白いだけで終わらず、疑問を持ち、答えを求めた。しかし、こうした興味は虫や生きものに対してのみ。だから地元ではお嬢さまが通う高校までの一貫校に小学校から入学したが、教育方針からはみ出してしまうし、友達もできない。日常的なルールを守れず、絵の具の蓋を開けても、閉め忘れてしまうことも多くあった。「絵の具が乾いて使いものにならず、無事なのは緑色だけになってしまったことがありました。それで緑一色で、濃淡をつけながらウサギの絵を描いてたら、先生が“この子はおかしいに違いない”と思ったのでしょう。親が呼び出され『専門家の、適切な診察を受けたほうがいい』と言われました」たしかに教師にとっても、変わった子に映ったはずだ。「本当にヒトと関わることに興味がなかったので、図工の時間で『友達の絵を描きましょう』と言われたとき、友達がいなくて焦りました。勝手に私が友達と思っている子の絵を描いたら、その子が嫌な気分になるだろうって気を使って、けっきょく田んぼのザリガニを描いて提出したんです。周囲の友達は、私がそういう子だって理解していたから、とくに排斥されることもなかったです。でも、大人から見ると“学校のルールを守れない子”だから、たぶん友達の親は、娘を私と遊ばせたくなかっただろうし、先生もしょっちゅう怒っていました」ただ、怒られるのを恐れて後悔したことがある。小3の林間学校に行ったとき。集合時間に整列していると、タマムシが木の根元にいるのを偶然にも見つけてしまったのだ。「タマムシは上空の高いところを飛んでいるので、手の届く範囲にいるなんてありえないんです。人生で初めてのことだったし、捕りに行きたかったんですが、整列しないと怒られるから、あきらめてしまったんです。でも、それを20年近くたった今も後悔しています。怒られるのは一瞬だけど、自分の好きなものをあきらめたら、何年もひきずってしまう。小さな虫から教わる人生訓っていっぱいあるんです」小4のある日、注意されることの積み重ねで“これ以上、否定されたら無理だ”という防御本能が働き、1年間、不登校となった。明るく、いつもかをりさんを支えてくれる父親も、当初は「学校に行くべき」と、無理に連れて行こうとしたが、かをりさんが校門の前で吐いてしまった。両親は不登校でも気長に見守ることにして、母親は平日の昼間からかをりさんを遊園地に連れ出したりもした。学校では理解されなくても、家族は味方でいてくれたことが、支えになった。高校に進学しても、学校は苦手で100日くらい欠席。だが、母は「100日分、ほかのママよりも、かをりと一緒にいられるんだよね」と包み込んでくれたのだった。そんな両親に支えられ、大人になったかをりさん。人と違うことに劣等感を抱いたこともあったが、テレビ出演や本の出版に際し、温かい言葉をもらって意識が変わったという。「メディアに出ると“きっと嫌なことを言われるに違いない”と身構えていたんです。ところが『生きもの愛にあふれている』『好きだという気持ちがすごく伝わった』と応援のメッセージが多かった」ずっと不正解とされ、大多数の正解者にはなれなかったが、新たな世界を広げたことで自分のことを認めてくれるヒトもいたのだ。ジャングルでの体当たりのレポートを、視聴者は好意的に受け止め、劣等感を抱いていたかをりさんに自信を与えた。「生物は、同じ遺伝子ばかりだと不測の事態のときに弱い。少し別の遺伝子を持った個体がいることで、種は守られます。だから私のような異物が入って多様性があったほうが、種の繁栄につながるのかもしれません」そう語るかをりさんは、決して自嘲気味ではない。これからも、自分の「好き」を信じて羽ばたいてく――。「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月24日レスポートサック(LeSportsac)は、イラストレーター・原田治の「オサムグッズ」とコラボレーションしたバッグなどを2021年4月28日(水)に全国レスポートサックストアにて発売する。「オサムグッズ」ブームの80年代にフォーカスコラボレーションのテーマは“GO BACK TO THE 80’s”。「オサムグッズ」がブームとなった80年代にフォーカスした、カラフルでレトロな雰囲気のアイテムを揃える。「オサム チェッカード フラッグ」モチーフのバッグには、イギリスの童歌「マザーグーズ」をモチーフとして誕生した「オサムグッズ」のキャラクター達をポップアート調にアレンジしたデザインを採用。クロスボディバッグ「ヨーク サッチェル」や「スモール ジェニー」、ゆったりサイズのトートバッグなどに落とし込まれている。「オサム タイポグラフィー」のバックパックやクロスボディバッグ、ボストンバッグには、レスポートサックのアーカイブプリントからインスパイアされたタイポグラフィーをオン。グラフィカルに文字が並ぶモノトーンの背景に、キャラクター達をプリントしたシックなデザインが魅力だ。キャラクターを全面にプリントしたポーチなども加えて、キャラクターの1人であるジルをフィーチャーしたショッピングトートバッグや、パステルカラーに彩られたスクエアー型ポーチ、リトル・ベティ・ブルーのガーリーなコスメティックポーチなどがラインナップ。スクエアー型ポーチは、ジル&ジャック、キャット&ドッグといったキャラクターを全面に描いた、ポップなデザインがアイキャッチなアイテムだ。【詳細】レスポートサック「オサムグッズ」コラボレーション発売日:2021年4月28日(水)展開店舗:全国レスポートサックストア、レスポートサック公式オンラインストア■オサム チェッカード フラッグ ※全16型展開アイテム例:・ヨーク サッチェル(H23×W30×D9cm) 15,950円・スモール ジェニー(H20×W21×D6cm) 14,850円・デラックス イージー キャリートート(H32×W44×D13cm) 10,450円■オサム タイポグラフィー ※全20型展開アイテム例:・デラックス ミディアム ウィークエンダー(H30×W43×D23cm) 21,450円・ダニエラ クロスボディ(H16×W21×D8cm) 8,800円・キャリアー バックパック(H41×W28×D14cm) 22,000円■スペシャルスタイルアイテム例:・エメラルド トート(H38×W33cm) 9,900円・ミディアム スクエアー コスメティック(H13×W14×D6cm) 3,960円・レクタングラー コスメティック(H9×W17×D5cm) 4,070円※価格は全て税込。
2021年04月25日イラストレーター・原田治が描いた「オサムグッズ(OSAMU GOODS)」のアイテムが揃う期間限定ストア「OSAMU GOODS STORE~welcome “KAWAII”~」が、2021年4月21日(水)から5月18日(火)まで東京・西武池袋本店で開催される。原田治「オサムグッズ」の文房具&雑貨が集結原田治による「オサムグッズ」は、1976年に商品化されて以来、あらゆる世代から愛されてきたキャラクター。期間限定ストアでは、カラフルでポップなキャラクターをデザインした文房具や雑貨などを会期を2つに分けて展開する。<第1弾>メッシュポーチやコラボトートバッグ4月21日(水)から5月5日(水・祝)まで開催される第1弾では、ポニーテール姿が愛らしい女の子「ジル」や舌をぺろりと出した「ドッグ」が主役のメッシュポーチを発売。また、トートバッグブランド「ルートート(ROOTOTE)」とコラボレーションしたパステルカラーのバッグも揃う。<第2弾>ジル&キャットのパックレターやプチタオル「ジル」と「キャット」を描いたダイカットパックレターやカラフルなプチタオル、「ジャック」や「ジル」にフォーカスしたミニチャームなどは、5月6日(木)から5月18日(火)まで開催される第2弾で用意。キャラクターをモチーフにしたチャーミングなグッズは、自分用にはもちろん、友人へのプレゼントにも喜ばれそうだ。【詳細】期間限定ストア「OSAMU GOODS STORE~welcome “KAWAII”~」開催期間:<第1弾>2021年4月21日(水)~5月5日(水・祝)<第2弾>2021年5月6日(木)~5月18日(火)開催場所:西武池袋本店5階 イベントスペースNEWS住所:東京都豊島区南池袋1-28-1アイテム例:<第1弾>・メッシュポーチ(約タテ18×ヨコ25㎝)各1,540円・オサムグッズ×ルートートコラボトートバッグ(約タテ30×ヨコ28×マチ4㎝)3,520円<第2弾>・ダイカットパックレター(便箋:約タテ13×ヨコ 9.5㎝、封筒:約タテ15×ヨコ10㎝)495円・プチタオル(約タテ25×ヨコ25㎝)各550円・ミニチャーム(約タテ1.5×ヨコ1.0㎝)各550円■プレゼント各会期中、税込2,000円以上購入すると「オリジナルステッカー(1枚)※非売品」をプレゼント。<第1弾>・4月21日(水)~4月27日(火):ドッグ・4月28日(水)~5月4日(火・祝):キャット<第2弾>・5月5日(水・祝)~5月11日(火):ジャック・5月12日(水)~5月18日(火):ジル※週替わりでデザインは変更となる。※数に限りがある。なくなり次第終了する。
2021年04月23日女優の篠原涼子が、9日から全国で放送されるニベア花王「瞬感するん落ち! ニベア 美容オイルクレンズ」(ニベア クレンジングオイル ビューティースキン)の新CM「誕生」編、「美容」編に出演することが8日、分かった。「誕生」編では「ホントに落ちんの?」、「美容」編では「メイクを落とすだけじゃ、私は満たされない」と、挑発的な台詞からスタート。最後には「なめてた」「やるじゃん!」と晴れやかな表情を見せ、篠原らしい“アネゴ感”が魅力的なCMに。洗顔シーンでは美肌も披露している。撮影では、気さくな人柄で現場を和ませていた篠原。タオルをほっかむりのようにかぶり、スタッフを笑わせるお茶目な姿も。カメラが回ると一気にキリッとした表情を見せ、篠原からセリフの言い回しを提案するなど、現場をリードしていた。篠原は、メイクを落とすときに気をつけていることを「やはり擦りすぎないこと、優しくなでるように落とすことですね。肌に刺激を与えるのは良くないと思うので、優しく優しく、肌を可愛がるような、守るような気持ちで落とすように心がけています」と明かす。また、最近ハマっているメイクを「おうちで過ごす時間が長くなっていますので、ナチュラルメイクにハマっていますね。外出するときはマスクをしているので、しっかりアイメイクをするようにしています」と語った。
2021年04月08日女優の篠原涼子が、6日から全国で放送される明治「明治ブルガリアヨーグルト LB81 プレーン 乳素材だけ/無添加」の新CM「乳素材だけ/無添加 新登場」編、「隠れワザ」編で母親役を演じることが分かった。今回篠原が演じるのは、家族に料理を褒められ「イェイッ!」と元気な笑顔を見せる明るい母親。娘と一緒にホットケーキを作る微笑ましいシーンも見どころだ。撮影では、テンポが重要なセリフもリズミカルにこなし、少ないテイクでバッチリ決める篠原にスタジオから歓声が。家族役を演じたキャストたちが食卓を囲んで談笑する姿も見られ、CMは、本当の家族のように仲の良い雰囲気が感じられる仕上がりになっている。篠原は、“母親役”の役作りについて「私も母親で実際に息子がいますけど、その経験をちょっとでもスパイスとして取り入れられたらと思って演じることもありますし、全くそれを取り入れないで、自分で想像力をかき立てて、イメージを膨らませてやることもあります」と2つのパターンがあることを明かす。また、日頃の料理で大事にしていることは、まず「おいしい料理を作りたい」という気持ちだといい、次に「健康的なものや栄養を意識して作っています。調味料などは、脂質が多くないものを選んでます」と語った。
2021年04月06日晴れやかな笑顔で手を振り周辺の桜が美しい半蔵門を通られた雅子さま。3月26日、淡い水色のロングドレスをお召しになって皇居で催された歌会始の儀に臨まれた。雅子さまは《感染の収まりゆくをひた願ひ出(い)で立つ園に梅の実あをし》と、新型コロナウイルス感染症の収束を心から願うお気持ちを御歌で表され、国民にお心を寄せられた。この歌会始の儀は講書始の儀に続いて1月中旬に行われる宮中の新年の儀式。だが、今年はコロナ禍のため約2カ月も延期され、出席者も大幅に抑えて全員マスクをつけての開催となった。さらに、歌を詠み上げる講師や講頌などはフェースシールドをつけ、机にアクリル板を立てるなど、完全な感染防止対策が施されていた。「女性自身」2021年4月13日号 掲載
2021年04月03日