先月20日に一般男性との結婚を発表した元AKB48で女優の篠田麻里子が27日、都内で行われた競馬シミュレーションゲーム『ウイニングポスト9』完成発表会に出席。AKB48グループの恒例イベント「AKB48選抜総選挙」を今年は開催しないと発表されたことについてコメントした。第1回から3位→3位→4位→5位→5位と上位をキープし続け、第4回のスピーチでは「つぶすつもりで来てください。私はいつでも待ってます」と後輩に激を飛ばして話題になった篠田。開催見送りに「『つぶすつもりで』って言っていたくらいなので、私としては寂しい。つぶす相手がいなくなっちゃうって意味では寂しい」と心境を明かした。続けて、「新しいイベントができればいいのかなと思っています」と意見。「人間、ライバルがいるから向上心があって、やろうと思えると思うので、私も常にライバルは見つけていきたいと思うし、見ていても楽しいなと思います」と語り、「ライバルを見つけるイベントができればいいかなと思います」と新しいイベントの誕生に期待した。『ウイニングポスト9』は、2014年に発売された『ウイニングポスト8』から約5年ぶりのナンバリングタイトルとなる最新作で、3月28日発売。篠田は「実際に競馬場にいるような臨場感で、実況もかっこいい」と魅力を伝えた。
2019年03月27日先月20日に一般男性との結婚を発表した元AKB48で女優の篠田麻里子が27日、都内で行われた競馬シミュレーションゲーム『ウイニングポスト9』完成発表会に出席。元AKB48仲間である前田敦子の第1子と対面したことを明かした。今月4日、前田敦子と夫で俳優の勝地涼が、第1子となる男児の誕生を発表したが、篠田は出産後に赤ちゃんと会ったことを報告。「あっちゃんと旦那さんにそっくりな、顔ができあがった子だった」と明かした。自身に第1子の予定ついては「いまのところはない」とのことだが、「改めて母親になる、大変さもそうですけど素晴らしさを感じたので、私もいつかは母になりたいなと思いました」と、前田の出産に刺激を受けたようだった。『ウイニングポスト9』は、2014年に発売された『ウイニングポスト8』から約5年ぶりのナンバリングタイトルとなる最新作で、3月28日発売。篠田は「実際に競馬場にいるような臨場感。実況もかっこいい」と魅力を伝えた。
2019年03月27日先月20日に一般男性との結婚を発表した元AKB48で女優の篠田麻里子が27日、都内で行われた競馬シミュレーションゲーム『ウイニングポスト9』完成発表会に出席し、新婚生活について語った。結婚して1カ月が過ぎ、新婚生活は「慣れました」とのこと。結婚後の変化を聞かれると「外を2人で歩けること」と答え、「出歩いています。散歩が好きで、東京競馬場も散歩コースで行きました」と話した。競走馬を育成する同ゲームにちなみ、妻として自分を育成し始めたか聞かれると、「育成し始めました」と返し、「今日事件があって、洗濯したんですけど、旦那さんのTシャツを乾燥機に入れちゃって縮んだらしくて、『縮みました』ってメールが来ていました」と失敗エピソードを告白。「3回やっていて『3回目』って言われました。自分のは乾燥機に入れないんですけど人のはやっちゃうみたいで、タチが悪いですよね」と笑った。結婚発表時、お相手との共通点について「玄米を食べて育ったところ」と明かしたことから、“玄米婚”というフレーズがSNS上で話題になったが、今日の朝ごはんを聞かれると「玄米です」と即答し、会場から笑いが。さらに「毎日よくかんで食べるようにしています」と話した。また、夫婦の絆について「自分の中で、絆を築こうという覚悟ができたと思います。まだ浅いですけど、自分たちの中では絆は深いと思っています」と語った。
2019年03月27日元AKB48で女優の篠田麻里子が20日、KBCラジオの特番『福岡美女図鑑~博多デス。~』(3月3日16:00~17:00)の収録に参加し、結婚話を繰り広げた。「美人が多い」と評判の福岡出身美女4人が集結するトーク番組。第2弾となる今回は、糸島市出身の篠田とKBCテレビ『ドォーモ』元MCの武内裕之氏の進行で、福岡市出身の女優・奈緒、長谷川かすみ、“ラストアイドル”に参加したタレントの吉崎綾が出演し、ディープな地元トークを繰り広げた。そんな収録の最中、エンディングで篠田が、今年は新しいことにチャレンジする年にすると切り出し、パラスポーツについて抱負を話すと、「それからプライベートでいうと、私、結婚したので!」とサプライズ報告。その後の事前の段取りはすっかり飛んでしまったそうだが、“結婚話”を展開することになった。篠田は「福岡出身のゲストの皆さんと、福岡をもっと好きになってもらうために、ディープな福岡の魅力をお伝えしていきたいと思います」、奈緒は「一口に福岡と言っても、皆さんにとっていろんな“福岡”があると思っています。ラジオでお話しながら福岡の好きなところはもちろん、いろんな角度から福岡のお話をたっぷり楽しみたいです!」とコメント。また、長谷川は「初めて福岡出身ならではのお仕事をすることができ、とてもうれしいです! 福岡の魅力を語りつつ、私の知らない魅力も知ることができたらいいなと思います!」、吉崎は「福岡大好き吉崎綾です! 時間があればすぐに帰っちゃうくらい大好きです! 福岡の魅力をたくさんお話しできるのを楽しみにしています」と話している。なお、収録の様子は、番組公式インスタグラム(@hakatadesu_kbc)で公開。番組では、出演美女4人からのプレゼントも予定されている。
2019年02月27日一般男性との結婚を発表した元AKB48で女優の篠田麻里子が、26日に放送されたTBSラジオ『篠田麻里子のGOOD LIFE LAB!』(毎週火曜21:00~22:00)で、話題となった“玄米婚”や“交際0日婚”について語った。お相手との共通点について「玄米を食べて育ったところ」と明かしたことから、“玄米婚”というフレーズがSNS上で話題になったが、「あんなに玄米がフィーチャーされると思わなくて私自身もびっくり」と驚いたそう。“交際0日婚”も注目されたが、「プロポーズまでの時間は0日ですが、そこから3カ月くらい様子見があって」と語った。そして、「出会いが不思議な縁があって。整体で出会ったんです」と明かし、2人は“縁がある”と感じたという整体の先生に会うことを提案されたと説明。友人も交えて4人で食事をし、そのときに出てきた麦ごはんがきっかけで「うち玄米だったんです」「私も玄米だったんです」というやりとりに。赤ちゃんのときに布オムツで育ったという共通点も発覚したそうで、篠田は「両親の育て方が似てるんだと思います。健康志向」と話した。さらに、大人数で食事に行った際に、つけていた指輪が同じだったという偶然が。服も同じブランドだったそうで「好みが一緒なのかな」と感じたという。その日に連絡先を交換し、毎日電話をかけてくれるように。そして、初めて2人で食事をしたときに「結婚しよう」とプロポーズされたという。「普通、『はい』とは言えないじゃないですか。だけど、『ずっと一緒にいることしか想像できないから』って言われて、この人ならどんな苦労も乗り越えられるなと思った。そこまで言ってくれるって信用できるじゃないですか」と篠田。アシスタントを務めるTBSの宇垣美里アナウンサーから「最高じゃないですか」と言われると、「最高でしたね。最高の出会いがありましたね」とのろけた。
2019年02月27日元AKB48で女優の篠田麻里子が主演を務める「刑事 雪平夏見シリーズ」の舞台化第2弾となる『殺してもいい命』が、6月21日~30日に東京・池袋のサンシャイン劇場で上演されることが26日、明らかになった。昨年初演した『アンフェアな月』の続編となる。秦建日子氏の大ベストセラー「刑事 雪平夏見シリーズ」の第2作『アンフェアな月』を昨年2月に篠田主演で舞台化。そして今年、続編となる『殺してもいい命』の舞台化が決定した。バツイチ、子持ち、酒豪にして、警視庁捜査一課検挙率NO.1、“無駄に美人”な雪平夏見を再び篠田が演じる。共演には、松田凌、水谷あつし、中村優一、加村真美、田中稔彦、瀬戸啓太野崎弁当(MeseMoa.)、槇尾ユウスケ(かもめんたる)、齋藤健心、馬庭良介、小島よしお、内田裕也、中村公隆、川名浩介、御崎かれん、川口直人、瀬川ももえ、末松杏梨、山口馬木也が決定している。
2019年02月26日元AKB48の篠田麻里子さんが結婚を発表しましたね。「初めての食事でプロポーズ!」そんな衝撃の事実と、共通点が多く「お付き合いをしてもいないのに結婚ということを自然に意識することができました」とのコメントが話題に!その共通点の一つが「玄米を食べて育った」だったことから、「玄米婚」というワードがTwitterでトレンド入りする事態にも。神7のやりとりも微笑ましかったですよね。■共通点が多いと結婚しやすい?よく、夫婦円満でいるためには、性格や価値観の一致が大事と言いますが、篠田さんとご主人の共通点は生まれ育った環境・子ども時代の経験にまつわるものが多いよう。実際、そういった共通点があるカップルは結婚に至りやすいのでしょうか?30代の女性に緊急リサーチしたところ、以下のようなエピソードが寄せられました。■住んでいた場所が似ている◎2人とも関西出身A子さんとご主人は、県は別ですが2人とも関西出身。東京で出会って、お互いに関西人ならではのノリにほっとし、惹かれ合ったと言います。また帰省する際、同じ方向に帰れるので結婚しやすかったとも。◎お互いに帰国子女共に帰国子女のB子さん夫妻。学校で日本人の生徒は自分だけ、という状況に苦労した経験を持つそうです。そんな2人は数年前に出会って意気投合。ご主人はもともと結婚願望のない人でしたが、彼女と出会い、共通点が多かったことから、すぐに「この人となら!」と思ったとか。■家庭環境が似ている◎両親が共働きの家で育った両親がどちらも共働きだったC子さん夫妻。母親が会社勤めしていたので、結婚後も働くという考えが自然と身についていたと話します。ご主人も働くことに賛成というか、むしろ希望しているそう。◎親の職業に共通点あり夫婦で牧場を経営しているD子さんは、お互いの両親の仕事に共通項があったとか。ご主人側の家業が農園、D子さんのお父さんが食肉を扱う仕事をしていたため、幼少期から命の大切さ、尊さを教えられてきたとのこと。食べ物に対する考えが一致し、共に歩んでいきたいと思うようになったそうです。■子どもの頃の体験が似ている◎寝る前に親が本を読んでくれた本好きで、現在は出版関連の仕事をしているE子さんとご主人の共通点は、幼い頃に親が毎晩、枕元で本を読んでくれたこと。2人がまだ友達だった頃、たまたま絵本の話題になったときに、同じ絵本や童話を読んでもらったことがわかり、盛り上がったと言います。◎さすが広島!カープファン同士広島在住のF子さんは、幼い頃から家族で野球観戦に行っていた生粋のカープ女子。同じく広島生まれのご主人も親子ともどもカープファンで、今は夫婦とお子さん、そのご両親の3世代で観戦を楽しんでいるとか。ちなみにカープの専用球場、マツダスタジアムには家族で楽しめるパーティー席のようなスペースもあるそうです。■共通点があると一緒にいて心地いい?他には「双方の親が自営業」「3人きょうだいの長男長女同士」「どちらも小さい頃に祖父母と同居していた」「ペットを複数匹飼っていた」などの共通点があるカップルもいました。こうして見ると、やはり幼い頃の体験や家庭の方針に似た部分があると「一緒にいて居心地がいい」と感じ、将来のことを考えやすいよう。なかなか結婚相手が見つからない、結婚の決め手がわからない、という場合は、パートナーに求める条件を一度忘れて、どんな子ども時代を過ごしたかに焦点を当ててみるのもいいかもしれませんね。
2019年02月22日元AKB48で女優の篠田麻里子が21日、自身のインスタグラムを更新し、一般男性と結婚したことを報告した。篠田は、顔を隠した夫との2ショット写真を添えて、「私事で恐縮ではございますがこの度、婚姻届けを提出させて頂きました」と報告。「彼はとても優しく、思いやりがあり、小さな幸せを毎日感じることができます。自分が素でいられるとても大きな存在で、結婚するイメージを持てなかった自分が『一生一緒にいたい』と心から思えた方です」とつづった。そして、「これから笑顔の絶えない家庭を築いていきたいと思います」と決意を記し、「お仕事はこれからも一生懸命続けさせて頂きます。これからも篠田麻里子を応援宜しくお願いいたします」とメッセージ。「#玄米婚#必殺目隠し」とハッシュタグも付けた。篠田は20日、自身の公式ファンクラブ会員サイトで結婚を発表。AKB仲間の小嶋陽菜や高橋みなみ、大島優子、板野友美らがSNS上で祝福メッセージを送った。View this post on Instagram篠田麻里子さん(@shinodamariko3)がシェアした投稿 - 2019年 2月月20日午後1時39分PST
2019年02月21日元AKB48で女優の篠田麻里子が一般男性と結婚したことを20日、自身の公式ファンクラブ会員サイトで発表したことを受け、共にAKBを支えてきた仲間たちがそれぞれSNS上で祝福した。篠田がお相手との共通点について「玄米を食べて育ったところ」と説明したことから、“玄米”に触れるメッセージが続々。板野友美は「麻里子ーーーおめでとう幸せになってね」と祝福し、「私も玄米好きだよ白米のが好きだけど」とコメントした。小嶋陽菜は「玄米。。。」と突っ込み、高橋みなみが「にゃんにゃん一緒に食べよ」と反応すると、「わい白米派」と告白。高橋は再び「オー米ガー」とダジャレで反応した。SNS上では“玄米”が話題となり、篠田本人もツイッターで「これが噂の玄米婚」とつぶやいた。さらに、大島優子も「麻里ちゃん、結婚おめでとー幸せ掴んでうらやましい。。。」と祝福し、「(ところで、玄米の話は触れた方がいいですか?)」と、“玄米”の盛り上がりに触れた。
2019年02月20日2月20日、元AKB48で女優の篠田麻里子(32)が2月16日に結婚していたことを公式ファンクラブサイトで発表。お相手はお相手は3歳年下の一般男性だという。交際期間について「昨年10月に出会い、初めて2人で食事した際にプロポーズしていただきました」と交際0日のスピード婚であったことを明かした篠田。「『一生一緒にいたい』と心から思えた方です」と幸せをにじませた彼女を、祝福する声で溢れた。そんななか篠田のあるコメントに注目が集まっている。結婚を考えたきっかけについて、こう語った篠田。「彼とは2度友人を交えて食事をする中で、玄米を食べて育ったところや、理想の家族像、将来像などの共通点が驚くほど多く、お互い素の自分でいられることでお付き合いをしてもいないのに結婚ということを自然に意識することが出来ました」この「玄米を食べて育ったところ」という2人の共通点に、「なんで玄米!?」と反応する人々が続出。実は、これまでもインタビューで両親の教育が厳しく家庭では玄米を食べていたことをたびたび語っていた篠田。そんな彼女ならではのきっかけは、たちまちネット上「玄米婚」と大きな話題に。《結婚の決め手としてあげている一つ目が「玄米を食べて育ったところ」なのすごく良い》《スピード婚ならぬ玄米婚》《今日から玄米で暮らそうかな》そんななか篠田と同じく元AKB48で“神7”メンバーを務めた小嶋陽菜(30)は、発表を受け「玄米。。。」と自身のSNS上で反応。それに対し高橋みなみ(27)が「にゃんにゃん(編集部注:小嶋のこと)一緒に食べよ」と返信すると、「わい白米派」と応酬していた。
2019年02月20日朝吹真理子さん7年ぶりの新刊だ。「『きことわ』を書き終わって、次回作の打ち合わせをするときには、『TIMELESS』という言葉はもう浮かんでいました。同時に、酒井抱一の『秋草鶉図』の中に不思議な距離感で並んでいる男女のイメージもあったのですが。そこがどこなのか、いつのことなのかがわからない。自分で紡いだ言葉を何度も読むことにより、次の1行が押し出されていく感覚で小説を書いているので、3~4行書いては戻って書き直すの繰り返し。6年そんな感じでした」誰かを愛しいと思ったことのない女性〈うみ〉は、高校の元同級生で被爆者の子孫であることを恐れている〈アミ〉と、恋愛感情も性的な関係もないままに結婚する。やがてふたりは交配し、生まれてきた子どもをアオと名付けた。その後アミは姿を消す。アオは、うみや祖母の芽衣子、血のつながらない姉のこよみ、うみや芽衣子の仕事関係の知り合いで奈良に住む桃さんや初子さんらと交流しながら17歳になっていた。江戸時代に江姫が火葬された場所から、南海トラフ地震が起きた2035年まで、浮かび上がっては沈んでいく、たくさんの人生と記憶と出来事。その物語構造は、朝吹さんが好きだという俵屋宗達の水墨画「蓮池水禽図」のイメージと重なる。「蓮の花が咲いて枯れるまでの時間の流れ、つまり違う時間に起きた場面を、同じ絵の空間の中に配置する“異時同図法”という手法で描かれているんです」2部構成をとる本書は、前半はうみの、後半はアオの語りで進む。風変わりな家族のサーガのようでいて、むしろ実に人間的な、温かな寄り添い合いにも見えるのだ。「うみは現代社会のルールでは薄情に映るかもしれませんが、人間の縁を血縁だとかでは縛らない人。生まれ変わるならクラゲになりたいと言ううみの心情を私なりに察すると(笑)、こんな家族のかたちも自然な流れだったように思うんです。クラゲは自分の力で泳ぐのではなく大きい海流に乗って漂うだけ。なんとなく吹き寄せられて集まり、また離れてもいい。その流れの中で交配の時期なら生殖し、個体としてはいずれ死ぬ。それはクラゲに限らず、やわらかな肉体をもった生き物の“ほがらかな宿命”という気がするんです」『TIMELESS』小説は、自分の中から湧き上がる感情やテーマを探すというより「これまで作られてきた芸術作品への応答のような気持ち」で書く、と朝吹さん。新潮社1500円あさぶき・まりこ作家。2011年「きことわ」で芥川賞受賞。エルメスの展覧会と連動し、物語「彼女と」を書き下ろす。ご希望の方は全国のエルメスブティックへ。なくなり次第終了。※『anan』2018年8月15・22日号より。写真・土佐麻理子(朝吹さん)大嶋千尋(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年08月17日公演初日を迎えた舞台『笑う巨塔』の公開ゲネプロ及び囲み取材が29日、東京・百人町の東京グローブ座で行われ、宅間孝行、篠田麻里子、松本享恭、石井愃一、梅垣義明、かとうかず子、鳥居みゆき、片岡鶴太郎が出席した。同舞台は、とある病院を舞台に、"白い巨塔"ならぬ"笑う巨塔"と化していく抱腹絶倒のシチュエーションコメディー。2003年に劇団・東京セレソンデラックスによって初演、2012年再演された同舞台を、作・演出を担当した宅間孝行が主演を務めたほか、本格的なコメディー初挑戦の篠田麻里子、25年ぶり舞台出演という片岡鶴太郎などが脇を固める。そんな同舞台の公開ゲネプロの後に、報道陣向けの取材に応じたキャスト陣。作・演出も手掛ける宅間は「今日は初日ですので、ここからもう一段上げていきます。コメディーは笑いがあってなんぼ。それで作品が完成します。お客さんと舞台を作るのが今から楽しみですね」と公演が待ち遠しい様子。同舞台でコメディー初挑戦となる篠田は「鶴さんや宅間さん、鳥居さんだったりとコメディーの方々がたくさんいるので、その中で自分のキャラクターを出す難しさがあります」と不安顔も「皆さんの楽しんでいる姿を見て、私も楽しみたいと思いました」とやる気を見せていた。同舞台には25年振りに片岡鶴太郎も出演。「アドリブが多く、アドリブというものをどうものにしていくのか、芝居の流れを壊さない程度に宅間さんと話したりしています」という片岡に対して、篠田は「鶴さんが偉そうに言ってますけど、セリフをめっちゃ間違えるんです。周りがどうフォローするのか、日々感じています(笑)」と暴露しつつ、「アドリブでも修正してくるのはさすがだなと思いましたね」とベテランの片岡に尊敬の眼差しを向けていた。舞台『笑う巨塔』は、3月29日~4月8日(4月4日は休演)に東京・百人町の東京グローブ座、4月13~15日に愛知・名古屋 ウインクあいち 大ホール、4月17~22日に兵庫・西宮 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、4月24日に愛媛・松山 ひめぎんホール サブホール、4月30日に福井・越前 越前市文化センター 大ホールにてそれぞれ公演。
2018年03月30日元AKB48の篠田麻里子ら、福岡出身の美女4人が出演するKBCラジオの特番『博多デス。~博多美女図鑑~』が、24日(16:00~17:00)に放送される。この番組は、篠田先輩のもとに、シンガーソングライターの藤原さくら、女優の今田美桜、グラビアアイドルのわちみなみという3人の後輩が集合。福岡で過ごした幼少期から学生時代の思い出話など、福岡の局でしか語れないローカル色豊かな話題から、上京後の苦労話まで、赤裸々トークを繰り広げる。篠田は「博多の良さ!住みやすさナンバーワンの福岡!! たくさんの魅力を皆さまにしっかりお伝えできればと思います」、藤原は「最近、仕事で地元の話を密にする機会がなかったので、すごく楽しみです! わたしの知らない福岡も知れたらいいな~と思います」とコメント。今田とわちは、ラジオ初出演。今田は「初ラジオが福岡のKBCなのは、とてもうれしく思います。ラジオは、初めてなので、思う存分、福岡のエピソードをしゃべりまくりたいと思います」といい、わちは「まさか私が篠田麻里子さんと共演させていただけるなんて夢にも思いませんでした! とっても光栄です! 福岡のみなさんの元気が出るような時間のお手伝いをできればと思います」と意気込んでいる。MCは、篠田と武内裕之元KBCアナウンサー。番組では公式Instagram(@hakatadesu_kbc)も開設し、収録の様子などを公開している。
2018年02月20日ルミネの2018年春のシーズンビジュアルが公開された。尾形真理子×蜷川実花のビジュアルシリーズ2012年から写真家の蜷川実花と実力派コピーライターの尾形真理子がタッグを組み、生み出してきたルミネのビジュアル。「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」「運命を狂わせるほどの恋を、女は忘れられる。」「恋は奇跡。愛は意思。」「未来を信じてなきゃ服なんて買えない。」など、女心と洋服をかけ合わせた、ぐっとくるキャッチコピーと鮮やかな写真が組み合わさり毎回反響を呼んできた。「わたしの上にある空は、何度でも晴れる。」今回のビジュアルには、「わたしの上にある空は、何度でも晴れる。」のキャッチコピーが書かれた。起用されたのは、若手モデルの八木莉可子。力強い眼差しで立つ彼女の頭上には、晴れ渡る青空が広がっており、無数のかもめが飛んでいる。様々なことが新しく始まる春の季節に向けて、未知なる世界へと翼を広げる女性たちへ、「自分らしさ」をパワーアップできるようにという思いを込めた世界観となっている。特別な短編小説もさらに今回、尾形真理子がルミネのためだけに、短編小説『One piece of a woman』を執筆。2018年の春から、夏、秋、冬と、4回にわたりシーズンごとに公開されていく。第1回目となる春は、『こちらはカモメ』を2月15日(木)に特設サイトにて公開する。
2018年02月04日西郷隆盛が主人公の’18年NHK大河ドラマ『西郷どん』が、いよいよ7日にスタート。原作者である林真理子さんと脚本家の中園ミホさんは、これまでに幾度となくタッグを組み、ヒット作を世に送り出してきた名コンビだ。 林さんと中園さんは日大芸術学部の先輩・後輩の間柄で、プライベートでも旅行に行くほどの仲。そんな2人が、大河ドラマ『西郷どん』の舞台裏や出演者について語り合ってくれた。 林「この前、スタジオ収録を見学させていただいたんだけど、西郷隆盛を演じる鈴木亮平さんにはもう、西郷さんが“降りてきている”みたいだった」 中園「そう!それに鈴木さん、お会いするごとに体形が変わられていてびっくりします。スーツのサイズがどんどん上がっているんですって!」 林「彼のスゴさの1つは、体形を自在に操れるところよね。ヤセたり、太ったり、鍛えたり。私は主役が鈴木亮平さんに決まったと聞いたとき『わっ、いいな』と思いました。若いころの西郷さんは精悍で、鈴木さんにぴったりですもの。ただ、『目は細いな』と思ったけど(笑)」 中園「西郷さんは眼光の鋭い大きな目ですからね(笑)」 林「でも、本当に西郷さんそのものになっている。鈴木さんは言葉もすでに、ネイティブの薩摩弁に近いですよね」 中園「鹿児島出身の俳優さんと飲みに行くときも『薩摩弁でお願いします』と頼んでいるんですって。勉強熱心な方で、クランクイン前に1人で鹿児島と奄美大島、沖永良部島まで取材旅行なさっている」 ドラマ前半の舞台は薩摩藩。見どころの1つは、鹿児島ロケで描かれる若き日の西郷、大久保利通らの熱い友情シーンだ。 林「今回は歴代大河のなかでも特に豪華キャストなんじゃないかと思います。これだけそろえられるなんて、NHKさんと脚本家の力はスゴイ!」 中園「いえ、私の力ではないんですが。キャストは、原作にぴったりの方々が続々と決定したのでスゴイですよね。特に島津斉彬役の渡辺謙さんは、林さんの願いがかなったかたちですね」 林「そう、“謙さま”にやっていただけて本当にうれしい!まだ連載中だった‘16年4月に、ニューヨークで渡辺謙さんが主演するブロードウエーミュージカル『王様と私』を拝見したの。このとき“斉彬は謙さまがいいなぁ”と思ったのよ。まだ大河になるなんてぜんぜん決まってなかったのに、なんでかしら」 カリスマ的な魅力を持つ藩主・島津斉彬に見いだされた西郷。今作では2人の師弟関係も丁寧に描かれる。 中園「『斉彬は謙さま!』っていう林さんの願望を聞いてはいたので、私も『そうなるといいなあ』と思っていましたが……。本当に謙さんに決まったのは、林さんの念じゃない?」 林「『王様と私』を見に行くとき、お土産を何にしようか奥さまの南果歩さんにうかがったら『ゼリーが好き』と。それで、セロファンで包まれた、千疋屋のいちばんいいやつ(編集部注・超高級品の『自家製くりぬきゼリー』6個入り)を日本で買って持っていったの」 中園「生グレープフルーツに入っているやつ?あれを飛行機で!?」 林「そう。でも、賞味期限が1~2日しかなくて、着いたら期限が切れちゃっていたの。どうしようと思ったけれど、あとから日付変更線を越えていることに気がついて(笑)」 中園「ゼリーが日本時間だったのね。アメリカでは、まだセーフ(笑)」 林「そう、ギリギリ間に合ってよかったわ(笑)」
2018年01月14日女優の篠田麻里子が12月9日(土)、テアトル新宿で行われた映画『ビジランテ』初日舞台挨拶に出席。篠田さんは、大胆なラブシーンを披露するなど、新境地を切り開いた本作について「覚悟の詰まった作品です」と胸を張った。本舞台挨拶には、大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太、入江悠監督も出席した。■2017年最初の仕事が濃厚なラブシーン!本作は、映画『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江悠が脚本・監督を務めたオリジナル作品。地方都市を舞台に、まったく異なる人生を歩んでいる三兄弟が、父の死により30年ぶりに再会したことにより巻き起こる運命的な出来事を描いた衝撃作。篠田さんはクランクイン初日の最初のシーンが、夫役の鈴木さんとの濃厚なラブシーンという撮影に「2017年の仕事はじめがそのシーンだったのでとても印象に残っています」と当時をふり返ると「浩介さんとは以前の作品(ドラマ『銭女』)で、お見合い相手の役だったので、その意味では、今回結婚をしたので、続編なのかなと思っていました。浩介さんは優しくて包容力がある方なので、初日にそういうシーンがあったのは、夫婦としての覚悟を決めることができてよかった」と笑顔をみせた。そんな篠田さんの覚悟に、入江監督は「篠田さんのこれまでの経歴や、頑張ってきたことが、この役なら120%出せると思っていた。AKBに在籍していた人はタフな方が多いので、何回もダメ出しさせていただきました。そういったこともスクリーンに刻み込まれていると思います」と本人の持つポテンシャルを引き出せたことに自信を持っているようだ。■ハードな撮影をふり返る!撮影はとにかくハードだったようで、大森さんが「真冬で雪が降っているなか、川に入れられる撮影があったのですが、心臓が止まったらどうしようって思いました。『あれギャラいくらだったっけな?』って思った」とおもしろおかしく過酷な撮影を訴えると、鈴木さんも「監督が『川のシーンは、とても大変なシーンなので、緻密なリハーサルを重ね、10分だったら水のなかにはいっても大丈夫という結論に至った』となにかに書かれているのを読んだのですが、実際水のなかに頭を入れられたら、耳が聞こえなくなるぐらいきつくて…どうして10分という結論になったのか知りたい。3分で限界ですよ!」と抗議していた。さらに桐谷さんも「今回、20年一緒にやっているスタッフが、これまでで一番過酷だって言っていました」と語ると「大変だったけれど、それだけの作品になっています。僕にとっての代表作。こんなに“絶望的に格好いい作品”を撮っていただいて感謝しています」と感無量な表情を浮かべる。俳優たちの奮闘ぶりに入江監督は「いまの自分を反映しているものを三兄弟というキャラクターに託して脚本を書いたのですが、僕の想像をはるかに超える演技をしていただきました」と感謝を述べると「これまで何本か映画を撮ってきましたが、この映画はいろいろなことがあり、頓挫しそうになったことがありました。そのとき、普段は絶対泣かないのですが、スタッフルームで泣いてしまった。それだけ思い入れが深い作品なんです」と、紆余曲折を経て公開に至ったことをしみじみと語っていた。『ビジランテ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年12月09日秦建日子のベストセラー小説を原作にした舞台『アンフェアな月』が、2018年2月に上演される。その製作発表会が行われ、主人公・雪平夏見役の篠田麻里子、山路徹夫役の飯田基祐、原作の秦が登壇した。舞台『アンフェアな月』チケット情報原作は、女性刑事・雪平夏見を主人公とした小説シリーズの2作目。2006年にテレビドラマ化(『アンフェア』)、その後映画化もされたベストセラーシリーズでもあり、舞台化は今回が初となる。主人公である捜査一課でトップの検挙率、バツイチで男勝り、そのうえ酒豪で「無駄に美人」と揶揄されるワーカホリックな女性刑事・雪平夏見を篠田、雪平の相棒・安藤刑事を染谷俊之、雪平の上司・山路徹夫を飯田が演じるほか、中村優一、和田琢磨、内田裕也、下村青、岡田達也らが顔を揃え、出演、脚本・演出は菅野臣太朗がつとめる。会見で秦は「連続ドラマであれだけ映像キャストのイメージが強くなったなか、それでもあえて違う『アンフェア』をつくるんだと舞台化のプロジェクトが進んだ。そのチームの勇気に感謝しています。どんな新しい『アンフェア』ができるのかとワクワクしていますし、ぜひ今作が好評を博して、同じチームでシリーズが続いてくれたらと思います」とコメント。篠田は自身の役柄との共通点を「純粋で素直で一生懸命なんだけれども、不器用で周りにわかっていただけない部分、ワーカホリックな部分が自分と似ている」と分析。人気ドラマの主人公を舞台で演じることについては「正直プレッシャーしかないです。影響がないと言うのは嘘ですし、やっぱりそのイメージもあると思うんですけれども、舞台は舞台で新しいものとして、自分なりの雪平夏見を探し出せたらと思っています。それを一番の課題にします」と語る。篠田とは初共演となる飯田は「(山路は雪平を)信頼している間柄ですが、今日お会いして、芝居せずともできるかなって。表に出るかはわかりませんが、内側で信頼していけそうです」と笑顔を見せた。普段は映像で活躍するふたり。舞台に立つことについて篠田は「AKB48時代に毎日劇場でやっていたぶん、やっぱり生ものが好きで。舞台は、もちろん稽古して一生懸命つくるのですが、最終的にはお客さんが入って作品になると思うので、公演の一日一日が楽しみです」。飯田は久しぶりの舞台出演。「本番直前、舞台袖にスタンバるといつもいつもプレッシャーで『なんでこんな仕事始めちゃったんだろう』と逃げ出したくなるんです。でも舞台が終わると、新たなスタートラインに立てたような気持ちになっている。今回もそうなるように努力します!」。公演は2018年2月22日(木)から3月4日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。現在、先着先行プリセールを受付中。取材・文:中川實穗
2017年11月22日女優の篠田麻里子が17日、都内で行われた舞台『アンフェアな月』(2018年2月22日より天王洲・銀河劇場にて上演)の制作発表に、俳優の飯田基祐、原作者の秦建日子氏とともに出席した。本作は、女性刑事・雪平夏見を主人公とするハードボイルド小説『刑事 雪平夏見』シリーズの一作品『アンフェアな月』を初めて舞台化するもので、テレビドラマ『アンフェア』(フジテレビ系)の原作となった『推理小説』の続編となる。主人公の雪平夏見を演じる篠田は、現在の心境を聞かれると「先々月くらいからポスター撮りをして、いよいよ始まるなという気持ちと、来年1発目のお仕事なので、気合がちょっと違いますね。本当にいい作品にしたいと思っています」と意気込み、舞台に対する思いを尋ねられると、篠田は「AKB時代は劇場で毎日やっていたので、生ものが好きというか、毎日一緒に作り上げる感覚が好きで、今回の舞台も、私たちも作品を作り上げるんですけど、お客さんが入って1つの作品になると思っているので、その毎日・毎日が楽しみですね」と声を弾ませた。また、有名なキャラクターである雪平夏見を演じる心境を聞かれた篠田は「正直、プレッシャーしかないですね」と吐露し、「だけど自分なりの雪平夏見を探し出せたらいいなと思っているので、それを1番の課題にしています」とコメント。「皆さんが知っている『アンフェア』のイメージもすごくあると思うんですけど、新しいものとして、この作品を見ていただけたらなと思います」と訴えた。さらに、普段あまりお酒を飲まないという篠田だが、雪平夏見を演じるために「お酒を飲み始めます(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑い、秦氏から雪平が飲んでいるお酒は"芋焼酎のロック"と明かされると「私は九州(出身)なので、よく『芋焼酎好きでしょ』って言われるんですけど、飲んだことがないので、今回挑戦してみようかなと思います」と笑顔を見せた。また、役柄と自身が似ている点と、似ていない点を聞かれると、篠田は「似ている点は、純粋で素直で一生懸命なんですけど、不器用で周りに分かっていただけない部分とか、ワーカーホリックな部分は共通して似ているなと思う部分がすごくあります」と打ち明け、「似ていない点は、酒飲みってところですね。でも雪平に共感する部分があるので、今そこを模索中です」と語った。
2017年11月17日「私は真理ちゃんなんかより、もっとすごい作家になっていたかもしれないよ」。作家・林真理子さん(63)の母・みよ治さん(享年101)は、そう漏らしたという。作家になれなかった母の、作家になった娘への、どれほどの思いが込められているだろうか。だが、2人は、生き方において“よきライバル”だったに違いない――。 「母が亡くなって1カ月たったんですけど、なんだか実感がなくて。うちの弟とも『どうしてだろうね』と、話しているんですけど……」 そう林真理子さんは現在の心境を語る。これまで、エッセイのみならず、インタビューなどでも、母と娘のさまざまなエピソードは幾度となく披露されてきた。みよ治さんをモデルにした小説『本を読む女』もある。林さんにとって、かけがえのない、敬愛する母だった。 みよ治さんは大正4(1915)年9月1日、山梨市で生まれた。実家は「清水屋」という菓子店で、7人きょうだいの6番目。尋常小学校5年のとき、児童文学誌『赤い鳥』に、「猿芝居」と題した作文が掲載され、学校どころか、県をあげて評判となる。「第二の樋口一葉」とまでうたわれた才女だった。 「文学少女だった母は、3年制の女子大で文学をやりたかったんです。作家になりたかったという夢もあって」(林さん・以下同) 女に教育は必要ないとされた時代、「女子大はアカの巣だから」と、女学校の校長に反対され、大学を断念。だが山梨で女学校を出た後、東京の、現在の女子大に相当する女子専門学校(女専)に進学する。当時の山梨では希有なことだった。 「母が通ったのは、今の東京家政学院大学です。千代田区三番町にあり、エレベーターもあって、『源氏物語大成』を編纂した池田亀鑑先生や東京女子医学専門学校を創設した吉岡彌生先生など、すばらしい先生方もいて、すごくいい学校だったようです」 卒業後は福島県相馬の中村女学校(相馬高校の前身)で教師になり、その後、同郷の知人で、出版社・旺文社を起こした赤尾好夫氏を頼って、上京する。当時の彼女の口癖は、「結婚なんて嫌さ」。旺文社の事務員になったみよ治さんは、自立したキャリアウーマンの草分けだった。 「ただ、30歳近くて未婚の女の人なんて、当時はもう変人のような扱いで。母は、結局、赤尾さんの勧めで、父と、お見合い結婚したんです」 父・林孝之輔さんは、見合い当時は銀行勤務だったが、満州の国策会社に入れば、2度目の徴兵は回避できるという噂を信じ、結婚まもない昭和19(’44)年、夫婦で満州に渡る。だが、満州に渡って半年で2度目の赤紙が来た。 「出征した父は、その後9年間も行方しれずになるんです」 終戦は山梨で迎えた。 「終戦後すぐ、母は上京して、赤尾邸に住み込みました。赤尾さんは、アメリカの偉い人たちを招いてパーティを開き、母も楽しくやっていたようです。しかも、姉妹のような仲のよかった赤尾さんの妹さんは、すごいお金持ちの奥様で、人脈も広くて。あのまま東京で暮らしていたら、母は自分で会社を起こしたかもしれないし、作家になっていたかもしれません」 しかし、みよ治さんには試練が待っていた。長兄が結核で亡くなり、山梨に呼び戻されたのだ。 「仕方なく山梨に戻った母は、伯母と一緒に、兄の子ども3人を育てていく。そのとき、菓子店の間口を借りて、自分の蔵書を売るところから、林書房を始めるんです。東京の神田まで、かつぎ屋をやって、本を仕入れて満員列車で帰ってくる。昭和23(’48)年ごろかな。太宰治の『斜陽』を、電車を待ちながらホームで読んで泣いたと、話していました」 その下りは『本を読む女』のエンディングになっている。 「母は、『本当はこんなところにいるべきじゃない』と、終始、言っていました。じゃあ、“いるべき場所”ってどこなんだろうって思っていたのが、私の妄想、創作の原点。つまり、私の原点には、母の“こんなはずじゃなかった人生”があったんです」 その妄想が、後に小説家として花開くことになる。昭和57(’82)年11月、林さんはエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』で、作家デビュー。4年後、「最終便に間に合えば」「京都まで」で、直木賞を受賞する。このとき、みよ治さんはこんな手紙を娘に送っている。 《真理ちゃんのおかげで、幸福です。よく頑張ったわね。ありがとう》 「私がいま、自由に楽しく生きていることは、母のために、母ができなかった人生の第2ラウンドを、私が闘っている感じがあるのかもしれません。あんなに頭のいい人だったのに、戦前の価値観や道徳が母を縛ってしまった。時代が違うとはいえ、それはやっぱりかわいそうだったなと思います」
2017年08月19日東京・墨田区内のスーパーで「弁当とお茶を万引きした」と報じられた石原真理子(53)。現場になったのは、多くの乗降客が利用するターミナル、錦糸町駅前にあるスーパー。事件をスクープした『みんなのニュース』(フジテレビ系)によると、石原が弁当とペットボトルを手にしたまま、レジを通らず外に出ようとしたという。 都内の都営住宅に、石原の83歳になる母親が住んでいる。母親のもとを訪ねると、快く玄関の扉を開けてくれた。高血圧の持病があると話す母親は、今年3月末から入院生活を送っていた。石原の万引き報道があった7月26日に、ようやく退院したのだと言う。 「病院から帰ってきて、上の娘(石原の姉)とテレビを見ていたら(ニュースが流れて)『エーッ』って。でも、ビックリして上の娘が(石原に)電話したら笑っていましたよ。『どういうことなの』って言ったら、『誤解されちゃった』って。買うかどうか迷っていたら、(商品を)どこかに入れたとかそういうことではないのに、万引きと思われたんですよ。娘が怒ったら、店員は『すいませんでした』って謝ったんですって。警察も“なーんだ、そういうことか”って、そのまま帰ったそうですよ」 石原から聞いている話は、ニュースで報じられている事実とはずいぶん違うようだ。石原の母親によると、現在、彼女は別の場所で暮らしているという。石原が芸能界の表舞台から消えて数年が経つ。彼女はどうやって日々の糧を得ているのか。 ――いまの石原さんに、定期収入はあるんでしょうか。 「ああ、本を書いているんですよ。エッセイ書いたり、いろいろ。また出ると思いますけど。いつかはわかりません」 ――やはりお金に困っているのではと思ってしまいます。 「全然!それはないです。万引きと間違われたのだって、有名人だからですよ。有名人というのはつらいの。本当につらい。お店もどこだったのか、私、知らないけど……。六本木じゃないわよね?えっ、錦糸町?」 しきりに“セレブ”を強調して、娘の健在ぶりを強調した。いまの石原に“いい人”はいないのか。母親に聞くと「いない、いない」と即答した。 「本を書くほうに頭がいっていますから、男性とは付き合っていません。もう、懲りたんじゃない?(笑)」 ――近々会う予定は? 「しょっちゅう会いますけど。とにかく、今回のことはまったく“ない”ことですから。逆にスーパーを訴えてやろうかなと思っていますよ」 これ以上、石原が苦しむ姿は見たくないが――。
2017年08月01日ダウンタウンの松本人志(53)が7月30日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。万引き疑惑が報じられている女優の石原真理子(53)についてコメントした。 松本は、石原が万引きしたとされるものが“お弁当”と“お茶”であることに言及。「お腹が空いていたんでしょう」と話し、「お腹が減ったから弁当を盗るってさ、もう、“おさるさん”やん。この人は、53歳になってとうとう“おさるさん”になったんやな」と、コメントした。 いっぽう、コメンテーターのモーリー・ロバートソン(54)は、“セカンド・チャンス”の必要性を主張。有名ブランドの洋服を万引きした女優のウィノナ・ライダー(45)や、薬物問題での逮捕を繰り返した俳優のロバート・ダウニー・ジュニア(52)が、復帰後に華々しい活躍を遂げたことを指摘した。これに松本は、「わかるんですけど、(ウィノナ・ライダー)がドレスを盗んだのと(石原は)はちょっと違う」と、違和感を示していた。 同騒動の第一報は、フジテレビが26日に放送した「みんなのニュース」だ。同番組によると、石原は22日に都内で万引き行為を行ったとして通報され、任意の事情聴取を受けた。動機は「お腹が空いていた」と供述しているという。 一部スポーツ紙では石原の母親のコメントを掲載しており、「パンとご飯、どちらを買おうか迷っていたところ勘違いされた」「店を告訴する」といった石原の主張を報じている。 当の石原は29日にブログを更新し、「これはすでに終了している事柄であり逮捕もありません」「悪質な印象操作での誤報」と、一連の報道に対し怒りをあらわにしている。
2017年07月30日東京・墨田区内のコンビニエンスストアで万引したとして石原真理子(53)が窃盗の疑いで警視庁本所署に任意で取り調べを受けていると、7月26日放送のフジテレビ系「みんなのニュース」が報じた。 石原が弁当1つとペットボトルのお茶を持って会計せず店を出ようとしたところ、気づいた店員が110番通報。駆けつけた警察官に連行された。石原は取り調べに対して「お弁当とペットボトルのお茶を万引したことに間違いない」と容疑を認めているという。 「考えごとをしようとしてうっかり店を出てしまったなら同情もできるでしょうが、本人自身が万引を認めてしまっています。数年前には海外の事業に失敗して母親と築40年以上のアパートで暮らしていたとの報道も出ていました」(芸能デスク) 石原といえば、かつてはドラマ「ふぞろいの林檎たち」(TBS系)などに出演。端麗な容姿に似合わぬその突飛な発言から“ぷっつん女優”とも呼ばれていた。その後は渡米するなど芸能活動を休止している時期もあったが、06年に本格的な芸能活動を再開。そして過去の赤裸々な男性関係などをつづった著書「ふぞろいな秘密」(双葉社)を発売。センセーショナルな内容で話題になり、翌年には石原が監督をつとめた映画版が公開されていた。 「業界内でも有名な敏腕出版プロデューサーが手がけて大々的プロモーションを行い、20万部のベストセラーとなりました。石原さんもそのプロデューサーに絶大な信頼を置いていました」(出版業界関係者) 09年2月には「ふぞろいな秘密」でもかつての破局の顛末をつづった玉置浩二(58)との電撃婚約を発表。そこまでは、石原もそれなりに仕事をこなしていたのだが……。 「09年8月、石原さんは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の人気コーナー『ビストロSMAP』に出演。そこで『ふぞろいな秘密』について『かいつまんで話すと、私は書いてない』と発言したのです。版元は即座に『事実無根』と石原の発言を否定。フジに謝罪を要求する大問題に発展しまいました。以後、石原さんにオファーがなくなってしまったのです」(民放キー局のバラエティー班スタッフ) もともと演技力は評価が高かった石原だけに、もうひと花咲かせてほしいものだ。
2017年07月27日伊藤淳史が主演を務め、人気放送作家・鈴木おさむが企画を担当した1話完結型のSFヒューマンドラマ「脳にスマホが埋められた!」。この度、篠田麻里子がレギュラーキャストとして本作に参加することが明らかになった。篠田さんが地上波連続ドラマでレギュラーとして出演するのは、約3年ぶりとなる。ある日突然、脳がスマホのようになってしまったアパレル会社「エグザルトン」のサラリーマン、折茂圭太(伊藤淳史)。視界にはスマホと同じ画面が現れ、さらに他人のメッセージまで見ることができる。圭太はこの能力のおかげで社内外のトラブルに次々と巻き込まれていくが、結果的に人助け的なことを続けていく――。すでに、アパレル会社「エグザルトン」総務課勤務の主人公・折茂圭太役を伊藤さん、「エグザルトン」の契約パタンナーでヒロインの石野柳子を新川優愛、同じく契約パタンナーの安田部々香を「メイプル超合金」の安藤なつ、「エグザルトン」代表取締役社長・黒部仁役を岸谷五朗が演じることが決定しているが、このほど新たにキャストが発表。『リアル鬼ごっこ』『テラフォーマーズ』を始め映画・ドラマ・舞台などに出演する篠田さんが演じるのは、「エグザルトン」総務課勤務の栗山五月役。彼女はかつては優秀な社員だったらしいが、いまは仕事への興味を失っているという役どころ。篠田さんは、「スマホ人間。テーマがとても挑戦的で前代未聞なのでどんなドラマになるのか楽しみです!」と本作への期待を語り、実際の撮影では「栗山五月役として折茂さんをみんなで楽しくいじってます」とコメント。また鈴木おさむ企画ということについては、「人間心理を掴まれるのが素晴らしいので、スマホを使っての心理戦とかが楽しみです!」と語っている。さらに篠田さんのほかにも、「エグザルトン」総務課の社員として池田鉄洋、戸田昌宏、野村麻純、ぼくもとさきこ、結城モエ。「エグザルトン」の受付嬢として中川知香、新田祐里子。「エグザルトン」社長秘書役に西丸優子。そのほか、岡田龍太郎、高嶋琴羽が出演する。木曜ドラマ「脳にスマホが埋められた!」は7月6日(木)23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送開始。(cinemacafe.net)
2017年06月09日2月10日から公演される舞台『BIOHAZARD THE Experience』の制作記者発表が18日、都内で行われ、横浜流星、篠田麻里子、東幹久、Raychell、ElementsGardenの上松範康、演出の鈴木勝秀、原作監修の小林裕幸が出席した。同舞台は、人気サバイバルホラー・アクションゲーム『BIOHAZARD』の舞台版。主人公のカラサワ役には、1月末公開の映画『キセキ―あの日のソビト―』にメインで出演するなど映画やドラマ、舞台での活躍が目覚ましい横浜流星。その相手役のヒロイン・エビハラに元AKB48の篠田麻里子、そして東幹久や青柳塁斗、テーマソングを担当するRaychellも出演するなど、豪華なキャスト陣が勢揃いする。横浜は「世界的なゲームで映画化もされている話題のシリーズ作品に参加出来ることは光栄に思っています。今回演じるカラサワという役は、医者で人一倍正義感が強いですが、皆さんの胸をお借りしながら主演として精いっぱい引っ張っていけるように頑張ります」と意欲。その横浜の相手役である篠田は、大の怖がりで同シリーズを敬遠していたようだが、「この前『バイオハザード: ザ・ファイナル』を見に行ったんですが、自分が想像していた以上に怖いだけでなく人間ドラマも描かれていたし、アクションもすごく格好良かったです。ミラ・ジョヴォヴィッチの大ファンになりました」とすっかりハマった様子で、舞台の見どころについては「カラサワとのキスシーンですかね(笑)」と話したが、演出を手掛ける鈴木勝秀から「キスシーンはないです(笑)」と否定されて残念がった。すでに稽古もスタートしている同舞台。稽古中には篠田が差し入れとして手作りのアップルイパイを振る舞ったようで、この日出席した登壇者は異口同音に「美味しかったです!」と篠田の手料理を絶賛するも、当の篠田は「1人3,000円です」とちゃっかりお金の請求も。また、バレンタインデーに手作りのチョコレートを渡す相手を聞かれた篠田は「いっぱいいるから分からないです。じゃあ東さんと横浜くんにあげます!」と話して、2人を喜ばせていた。舞台『BIOHAZARD THE Experience』は、2月10~26日(13・17・20・22日は休演)に東京・六本木のZeep ブルーシアター六本木、3月4・5日に兵庫・神戸 新神戸オリエンタル劇場でそれぞれ公演される。
2017年01月18日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、篠田桃紅の『墨いろ』。東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)によるご紹介です。■『墨いろ』篠田桃紅ラクで間違いなくやれることであんまりおもしろいことはない。それを知ることが、人生というものに飽きずに生きる秘訣かもしれない。「墨象」という孤高の世界を確立した、今なお第一線で創作を続けている104歳の美術家、篠田桃紅の研ぎすまされた感性が捉える自然、文化、物、人...本書は、1979年に日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した名著に、まえがきや著者の墨象作品が口絵として新たに収録され、再編集された新装版である。激しい炎の赫さ、萌える新緑、深い水底の青...墨はこの世のあらゆる色を鮮やかに描き出す。永年、墨と向き合うことで人生の楽しさ、苦しさのはざまで漂いながら、自分自身と向き合う。そのなかで自分のもっているちから以上のものが宿る不思議に出会う喜び。生きることの尊さを、改めて感じさせてくれる言葉に溢れた香り高い随筆集。篠田桃紅とも親交のあるベルギー現代美術を代表する画家ピエール・アレシンスキーの日本初の展覧会が現在、Bunkamuraザ・ミュージアムにて開催中。日本の書道が自身の作品に影響を与えたというアレシンスキーが撮影した「日本の書」(1955年)という篠田桃紅も登場するドキュメンタリー・フィルムも本展会場にて上映している。書の世界がどのように彼の作品と融合していったか、ぜひ会場で作品と向き合って頂きたい。【書籍情報】『墨いろ』著者:篠田桃紅出版社:株式会社PHP研究所B6判変形並製発刊:2016年9月価格:税込1,080円【展覧会情報】「ピエール・アレシンスキー展」会場:Bunkamura ザ・ミュージアム住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1地下1階会期:10月19日~12月8日時間:10:00~19:00(入館は18:30まで)、毎週金・土は10:00~21:00(入館は20:30まで)料金:一般1,400円(団体1,200円)、大学・高校生1000円(団体800円)、中学・小学生700円(団体500円)※障害者手帳の提示で割引料金あり。詳細は窓口にて。
2016年11月17日AKB48の元メンバーで女優の篠田麻里子が11日、中村勘九郎主演の舞台『真田十勇士』の囲み取材及び公開舞台稽古に登場。会見には他に勘九郎、加藤和樹、高橋光臣、村井良大、駿河太郎、荒井敦史、栗山航、望月歩、青木健、丸山敦史、石垣佑磨、山口馬木也、加藤雅也、浅野ゆう子、演出の堤幸彦が出席した。同作は映画監督の堤幸彦が演出、劇作家のマキノノゾミが脚本を担当し、2014年に勘九郎&松坂桃李のコンビで初演。勘九郎主演の映画版も2016年に公開される。大掛かりなセットに、出演者陣の総出演の大立ち回り、また十勇士の名乗りやプロジェクションマッピングなど、エンタテインメント性豊かな作品となっている。篠田はAKB48卒業後、初の舞台となるが、今回はくノ一役としてアクションや殺陣にも挑戦。「刀を持って動くのが自分としては初めてだったので、どうしてもダンスっぽくなってしまう」と稽古を振り返った。そして篠田は「『本当に殺す気でいかないと成り立たないよ』と言われて、なおかつリアルでやっちゃうと怪我しちゃうので」と、バランスをとりながら自分の気持ちを載せることが「勉強になった」と語った。初演時、映画版と別の役を演じることになった、霧隠才蔵役の加藤和樹は「稽古当初は前の役が残っていて、『鎌之助』と呼ばれるとピクッと反応してしまうこともありました」と苦笑する。初演時、そして映画版では松坂桃李が同役を演じているが、「いい味で超えていかなきゃいけないと思っています」と意気込んだ。主演の勘九郎は「"再演"とついていますけど、パワーアップというか、新しい作品になっています」と自信を見せ、「初演を見た方、映画を見た方、初めて出会う方、全ての方々に喜んでいただける作品になったと思っています」とアピール。「必ず損はさせませんので!」と力強く宣言した。東京公演は新国立劇場 中劇場で9月11日~10月3日、横浜公演はKAAT 神奈川芸術劇場で10月8日~10日、関西公演は兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールで10月14日~23日。
2016年09月11日元AKB48のメンバーで女優の篠田麻里子が27日、都内で行われた歌舞伎俳優・中村勘九郎主演の舞台『真田十勇士』の製作発表会見に出席した。同作は映画監督の堤幸彦が演出、劇作家のマキノノゾミが脚本を担当し、2014年に勘九郎&松坂桃李のコンビで初演。勘九郎主演の映画版も2016年に公開される。話を聞いた時に「絶対やりたい」と即答した篠田だが、会見前にマキノや堤から「すごく大変だよ」と言われ「今、この場が不安でたまらないです」と心情を吐露。篠田は「でも、無理だよって言われるほど燃えてくるので」と語り、「最後の仕事だと思うぐらいの気持ちで頑張りたいと思います」と宣言すると、その決意の強さに出演陣からもどよめきが起こった。映画版では、篠田と同役を元AKB48メンバーの大島優子が演じるが「仲間として、映画から、舞台からと盛り上げられるのは嬉しいことだね、と話しました」と、元メンバー同士の交流を明かした。また、再演が決まった際の勘九郎の気持ちは「マジか」。勘九郎は「映像にならないかなと話していたら映画になって、良かったねと話していたら、再演が付いてきちゃった」と正直な心境を説明し、「本当に大変な舞台なんです」と苦笑した。加藤も初演と違う役でのオファーに「マジか」と驚いたと語るが、「監督の思いを受けて、最後までしっかり努めたい」と意気込んだ。会見には他に高橋光臣、村井良大、駿河太郎、荒井敦史、栗山航、望月歩、青木健、丸山敦史、石垣佑磨、山口馬木也、加藤雅也、浅野ゆう子、脚本のマキノノゾミ、演出の堤幸彦、日本テレビ放送網 取締役執行委員事業局長 中山良夫が出席した。東京公演は新国立劇場 中劇場で9月11日~10月3日、横浜公演はKAAT 神奈川芸術劇場で10月8日~10日、関西公演は兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールで10月14日~23日。
2016年07月27日元AKB48で女優の篠田麻里子が、12日スタートの関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(毎週火曜22:00~22:54 ※初回は21:00~2時間SP)で、警官役を演じることが決定。8日、自身初となる警官制服とロングヘアの姿が公開された。このドラマは、内藤了の猟奇犯罪ミステリー「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズが原作。主演の波瑠演じる新人刑事・藤堂比奈子は、驚異的な記憶力と、殺人犯への異常な探究心で、次々と起こる不可解な猟奇殺人事件の捜査に当たっていく。篠田が演じるのは、比奈子の同僚で親友の交通課巡査・鈴木仁美役。出会いを求めて合コンざんまいの日々を送り、比奈子も度々誘っているというキャラクターだ。ショートカットがトレードマークだった篠田だが、今作ではロングヘアを披露する。篠田は自身の役に「割といろんな遊び方ができる楽しい役柄だなって思っています」と感想。今作は、猟奇的な事件が次々に起こるが、波瑠とのシーンは「作品の中でちょっと息抜きができるシーンになったらいいなって思います」と狙いを語っている。また、初の警官制服には「この制服ってなかなか着れることがないので、すごく貴重な体験ですし、意外に動きやすいんだなって思いました(笑)」と気に入った様子。「ぜひこの姿で逮捕したいなって思います!」と意気込みを示した。
2016年07月08日来週から放送開始となる、波瑠主演の新ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」。この度、新たに篠田麻里子が制服警官役で出演することが決定した。藤堂比奈子(波瑠) は、警視庁刑事部捜査第一課に配属された新人刑事。事件の情報をイラストに描きとめれば決して忘れない彼女は、上司の 厚田巌夫(渡部篤郎) にその驚異的な記憶力を買われ、先輩刑事の 東海林泰久(横山裕) 、倉島敬一郎(要潤) らと共に、ある変死体発見現場に向かう。そこには、かつて起きた未解決殺人事件の容疑者だった男の変わり果てた姿が。現場の状況、さらに監察医・ 石上妙子(原田美枝子) による解剖所見からも男は自殺したと推測される。しかし、それは到底自ら行ったとは考えられないほど凄惨な死に方で、しかも男が容疑をかけられていた殺人事件と同じ方法だった! これは本当に自殺なのか?それとも…。不可解な自死事件の謎が深まる中、さらなる殺人事件が発生!比奈子は捜査中に出会った心療内科医師・ 中島保(林遣都) にアドバイスを求めるが――。原作は、内藤了の「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ(角川ホラー文庫刊)。「第21回日本ホラー小説大賞」読者賞受賞作を受賞した「ON」のストーリーをベースに、続編である「CUT」「AID」「LEAK」に加えて、ドラマオリジナルのストーリーも展開し、捜査班の活躍を描いていく。今回篠田さんが演じるのは、波瑠さん演じる比奈子の親友で同僚、交通課巡査の鈴木仁美役。明るく社交的な性格で、異性との出会いを求めて合コン三昧の日々を送っており、合コンが苦手な比奈子も度々誘われている。また、署内の事情にも詳しく、東海林泰久(横山裕)が違法捜査に手を出しているといううわさも知っていて、東海林に気をつけるよう比奈子に注意を促しているという役どころだ。自身初の警官制服に身を包み、普段とは違うロングヘアで仁美を演じる篠田さんは「この制服ってなかなか着れることがないので、すごく貴重な体験ですし、意外に動きやすいんだなって思いました(笑)。ぜひこの姿で逮捕したいなって思います!」とコメント。またドラマの出演が決まった感想については「波瑠さんの親友役と聞いて光栄だなと思って、速攻でやりたいなって思いました!」と喜んだという。波瑠さんとは今回がドラマ初共演。「透明感があってほんわかしていて…。自分もショートカットなんですけど、波瑠さんって本当にショートが似合うなって思っていたんです」と波瑠さんの印象を語っていた。次々と猟奇的な事件が起きる本作で、仁美と比奈子の親友コンビのやり取りはホッと一息つく場面となりそうだ。「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」は7月12日(火)22時~フジテレビ系にて放送。(初回、21時~2時間スペシャル)(cinemacafe.net)
2016年07月08日林真理子の伝説的な不倫小説を映像化する金曜ナイトドラマ「不機嫌な果実」が29日(金)から放送開始される。本作は林さんが1996年に発表した同名小説が原作。発刊当時単行本の帯に記された「夫以外の男とのセックスは、どうしてこんなに楽しいのだろうか。」というフレーズが衝撃を呼び翌年にはドラマ化、映画化され大きな話題となった。今回は約20年ぶりのドラマ化となる。物語は結婚して5年になる32歳の人妻・水越麻也子を主人公に、自分を女として見てくれない夫に不満を募らせ、つまらない日常と冷え切った心を満たしたくれる男を求め悶々とする麻也子が情熱的な音楽評論家・工藤通彦と出会い、心奪われ、本能のままに禁断の恋に溺れていくというもの。29日(金)放送の第1話では、誕生日に夫の水越航一から珍しく食事に誘われるものの、その誕生会は姑・綾子をまじえた地獄のようなもので、さらに自分が“キープ”していたつもりだった弁護士・南田典雄は若い女と結婚。屈辱的な展開に愕然とし「間違いない。私はやっぱり、ものすごく損をしたのだ…」と確信する麻也子が、大学時代の友人・竹田久美が離婚で手にした慰謝料で開店したワインバーでピアノ演奏をしていた工藤通彦と出会うところから2人の“不倫”の始まりが描かれる。今回主人公の水越麻也子を演じるのは栗山千明。栗山さんがテレビ朝日のドラマに出演するのは、今回と同じ金曜ナイトドラマ枠で2010年に放送された「熱海の捜査官」以来6年ぶりとなり、テレビ朝日で主演を飾るのは今作が初となる。今回の役どころについて「女性ならではの揺れ動く心情を表現する役を演じるのは今回が初めてで、どんな自分が飛び出すか分からない。かつて見たことのない栗山千明をお見せできるかと思います!」とコメントしている栗山さん。麻也子役でみせる新境地に期待が高まる。そして麻也子の不倫相手である工藤通彦を演じるのは市原隼人。市原さんはテレビ朝日の連続ドラマ初出演にして栗山さんとも初共演。今までにない組み合わせのなか「皆さんの目を釘付けにして、時間を止めてしまうような表現を模索していきたい」と闘志を燃やす市原さんが全身全霊で表現する通彦の情熱と男の身勝手さにも注目したい。そして麻也子の夫・水越航一を演じるのは「SMAP」の稲垣吾郎。ドラマ「信長のシェフ」の明智光秀役や映画『十三人の刺客』の悪役まで高い演技力であらゆる役柄をこなす稲垣さんが、超潔癖&極度のマザコンという“夫”を今回熱演。「ここ最近は生活感のない役が続いたこともあり(笑)、人間のリアルな気持ちを演じるのがすごく楽しみ。面白いキャラクターにして、ドラマ全体をかき混ぜていきたい!」と意気込みを語る稲垣さんの“ダメ夫”ぶりも目が離せない。また栗山さん、市原さん、稲垣さんのほか、麻也子の最初の不倫相手である敏腕広告マン・野村健吾に成宮寛貴。麻也子の大学時代からの友人・竹田久美には高梨臨。麻也子の大学時代からの友人・遠山玲子を演じるのは数々のエロティックな発言が話題を振りまいている橋本マナミ。さらに萬田久子や、六角精児、光石研ら豪華なキャストが顔をそろえた。ドラマ「不機嫌な果実」は29日(金)23時15分~テレビ朝日系で放送(※一部地域を除く)。(笠緒)
2016年04月29日