全米No.1ヒットとなった『ハロウィン』の続編『HALLOWEEN KILLS』が『ハロウィン KILLS』の邦題で、ハロウィンシーズンの10月に全国公開されることが決定した。1978年、ホラー映画の鬼才ジョン・カーペンター監督よって生み出された『ハロウィン』。作中、殺戮を繰り返す殺人鬼“ブギーマン”は後世に語り継がれるホラーアイコンとなり、以降のホラー映画に多大な影響を与えた。2018年にそのオリジナル続編である『ハロウィン(2018)』が公開され、世界興行収入250億円超えを記録する大ヒットとなった。本作はその続編となる。死闘の末、燃え盛る家とともにブギーマンを葬ったローリー・ストロードたちの前に、業火の中から生還したブギーマンが再び現れ、ハドンフィールドの街を前作以上の“進化した恐怖”で陥れていく。主役のローリー・ストロードを1978年に同役を務めたジェイミー・リー・カーティスが続投。ローリーの娘カレン役をジュディ・グリア、孫のアリソン役をアンディ・マティチャックが務める。前作『ハロウィン』に引き続きデヴィッド・ゴードン・グリーンが監督し、『ハロウィン』生みの親である鬼才ジョン・カーペンターが製作総指揮、音楽を担当。『透明人間』のジェイソン・ブラム率いる“恐怖の工場”ブラムハウス・プロダクションズが製作にあたり、ともに<現代の恐怖>をブギーマンに投影する。併せて解禁となった場面写真は、燃え盛る家の中に佇むブギーマンをとらえた1枚。炎でマスクが焼け焦げ、“進化した恐怖の権化”と化したブギーマンのみなぎる殺意が伝わってくる。『ハロウィン KILLS』は10月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハロウィンKILLS 2021年10月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©UNIVERSAL STUDIOS
2021年07月05日『シャザム!』の続編『Shazam! Fury of Gods』(原題)のファーストルックが公開された。デヴィッド・F・サンドバーグ監督が、「新しいスーツを流出させずにどれくらいキープできるかわからないので、先日撮った写真を公開します」とツイート。前作からアップデートされたヒーロースーツを着用する“シャザムファミリー”6人の写真をお披露目した。ヒーロースーツが新しくなっただけでなく、写真からはもう一つの変化も明らかに。前作ではミシェル・ボースが演じた「スーパーメアリー」が、変身前のメアリーを演じていたグレイス・フルトンに変更となっている。グレイスは続編で唯一、変身前と変身後のキャラクターを一人で演じるようだ。サンドバーグ監督もこの件について認めており、「『スーパー』になったときは髪型とメイクが少し違うので、だれも彼女が一人二役を演じているとは気付かないでしょう」とコメントしている。メアリーは前作で「まもなく大学生」という、すでに大人になりつつあるキャラクターだったため、今作で変身前と変身後をグレイス一人が演じることに「納得はいく」という声が多数だが、それでも「ミシェルがかわいそう…」「残念」と出演が叶わなくなったミシェルを気遣う声も。新しくなった6人のヒーロースーツには「みんな最高にかっこいい」「アップグレードだね」と好評だ。(Hiromi Kaku)■関連作品:シャザム! 2019年4月19日より全国にて公開©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2021年06月22日5月27日に世界同時公開になったばかりの『クルエラ』の続編が、早くも始動した。興行成績、観客の評価ともに好調だったことを受けてのもの。公開初週末の北米の興行収入は2,650万ドル、ディズニープラスでのプレミアム配信を見た世帯は68万世帯。観客の感想を調査するシネマスコア社によると、年代を問わずAの結果が出た。続編もオリジナルの監督クレイグ・ギレスピーが続投する。ディズニーアニメーションのライブアクション作品で続編が作られた例には『マレフィセント』があるが、現在、『ライオン・キング』『アラジン』も次を作る計画が進んでいる。文=猿渡由紀
2021年06月07日ディズニーのミュージカルコメディ『魔法にかけられて』(2007)の続編『Disenchanted』(原題)の製作が始まった。2022年にDisney+で配信されるという。ディズニーが発表した。キャストはエイミー・アダムス(ジゼル役)、パトリック・デンプシー(ロバート役)、ジェームズ・マースデン(エドワード王子役)、イディナ・メンゼル(ナンシー役)らメインキャストがカムバック。新たにコメディエンヌのマーヤ・ルドルフが悪役として加わる。監督は、前作のケヴィン・リマから『ヘアスプレー』『ロック・オブ・エイジズ』のアダム・シャンクマンが引き継ぐ。音楽はアラン・メンケンが引き続き担当。ファンは「前作から何年も経っているのに、主要キャストがそろうのは本当にうれしい」と喜び、「配信だけでなく、ぜひ劇場でも公開してほしい」と大画面でミュージカルを楽しみたいというリクエストをディズニーに送っている。前作は、おとぎ話の国アンダレーシアに住むジゼル姫が魔女によって現代のニューヨークに追放されてしまい、そこで出会ったロバートと恋に落ちるという物語。アンダレーシアでジゼルと結婚を約束したエドワード王子は、ジゼルを追いかけてニューヨークにやってくるが、彼は彼でロバートの彼女のナンシーと恋に落ちることに。両カップルは結婚し、今作ではその後の生活が描かれる。(Hiromi Kaku)■関連作品:魔法にかけられて 2008年3月14日より日劇3ほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc.
2021年05月18日エドワード・ノートンが『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』の続編に出演することになった。ほかにデイブ・バウリスタが新たに出演することも発表されている。役柄、設定は秘密に包まれているが、殺人ミステリーで、この夏ギリシャにて撮影が始まるとのことだ。主人公は前回に続き、ダニエル・クレイグが演じるブノワ・ブラン。監督、脚本はライアン・ジョンソン。2019年に公開された1作目は、全世界で3億ドル以上を売り上げるヒットとなった。続編2本の権利は、Netflixが破格の4億6,900万ドルで獲得している。文=猿渡由紀
2021年05月12日2019年のヒット映画『ナイヴス・アウト/名探偵と刃の館の秘密』の続編が、Netflixにて製作、配信されることになった。続編は2本の予定で、1本目はこの夏にもギリシャで撮影が始まる。監督は1作目に続きライアン・ジョンソン。1作目は4,000万ドルの予算で作られ、全世界で3億ドル以上を売り上げる大ヒットとなった。しかし、製作したMRCと北米配給したライオンズゲートは1作目の権利しか持っておらず、続編を作るにあたり、ジョンソンは、もっと良い条件を提示してくれるところを探し、Netflixが競り落とした。Netflixはまた、ジョンソンに完全なクリエイティブ面での自由を与え、予算も特定していないという、監督にとっては夢のようなディールだ。Disney+、HBO Maxに加え、先月はParamount+も始まり、配信戦争が激化する中で、Netflixは人気のシリーズ物をなんとしても獲得したかったのだと思われる。文=猿渡由紀
2021年04月01日『シャザム!』の続編『Shazam: Fury of the Gods』(原題)に、名女優ヘレン・ミレンが出演することが決まったという。「The Hollywood Reporter」などが報じた。ヘレンが演じるのは、アトラスの娘でありヴィランのヘスペラ。スティーヴン・スピルバーグ版『ウエスト・サイド物語』でデビューしたレイチェル・ゼグラーと、姉妹役だという。ヘレンは、エミー賞、アカデミー賞、トニー賞の「演技の三冠」を達成した数少ないトップ俳優の1人。世界で16人しか達成していないEGOTに王手をかけている。演技派でありながら、アクション映画への出演を熱望し、2017年公開の『ワイルド・スピード ICE BREAK』に出演。以降、『ワイルド・スピード』シリーズに欠かせない人物となっている。そして今回は、DC映画というヘレンにとって新たなジャンルへの挑戦で、それも悪役での出演。実年齢の差が55歳もあるレイチェルとどんな姉妹役になるのか、期待が高まる。ヘスペラについての詳細は明らかになっておらず、DCコミックスにも登場したことがない謎のキャラだという。今作のキャストには、アッシャー・エンジェル(ビリー・バットソン役)、ザッカリー・リーヴァイ(シャザム役)、ジャック・ディラン・グレイザー(フレディ・フリーマン役)、アダム・ブロディ(スーパーフレディ役)、マーク・ストロング(Dr.シヴァナ役)らの続投が決定。監督はデヴィッド・F・サンドバーグ、脚本はヘンリー・ゲイデン、製作はピーター・サフランが引き続き務める。(Hiromi Kaku)■関連作品:シャザム! 2019年4月19日より全国にて公開©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2021年03月24日2008年に公開されたモンスター映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』(マット・リーヴス監督)の続編製作が決定したという。J・J・エイブラムスが引き続きプロデューサーを務める。「Variety」誌などが報じた。エイブラムスは2018年のコミコンで、今作について企画していることを明かしていた。前作はリーヴス監督にとってブレイクのきっかけになった作品だが、今作には関与しない。『クローバーフィールド/HAKAISHA』からは、ほかに『10 クローバーフィールド・レーン』(2016)、前日譚映画の『クローバーフィールド・パラドックス』(2018)の2作品が誕生しているが、直接的なつながりはなかった。今作は『クローバーフィールド/HAKAISHA』の直接的な続編になるとのこと。前作は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のような「ファウンド・フッテージ」(発見された映像物)という手法の撮影が行われたが、今作はこの手法は使わないという。脚本は、つい最近『The Batman』(原題)のスピンオフドラマにショーランナーとして起用されて話題になったジョー・バートンが手掛けることが決定。『クローバーフィールド/HAKAISHA』のファンは、「13年も待っていたよ!」「ついにか」「やった!」と喜びの声を上げている。(Hiromi Kaku)■関連作品:クローバーフィールド/HAKAISHA 2008年4月5日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2007 Paramount Pictures. All rights reserved.クローバーフィールド・パラドックス 劇場未公開
2021年02月01日『ライオン・キング』続編の監督が、『ムーンライト』でアカデミー賞作品賞受賞、監督賞にノミネートされたバリー・ジェンキンスに決定した。ジェンキンス監督はツイッターで「Deadline」の記事を引用し、『ライオン・キング』続編の監督に就任したことを報告。『ライオン・キング』は2019年に公開された作品の中で、アメリカ国内の興行収入が『アベンジャーズ/エンドゲーム』に次ぐ第2位にランクインした大ヒット作。続編の脚本は前作のジェフ・ナサンソンが担当し、すでにドラフトを仕上げたという。アニメ映画の『ライオン・キング』には、続編やスピンオフ作品があるが、実写版の続編は完全にオリジナルな物語となり、シンバが敬愛する父ムファサを含むキャラクターの神話について描かれる。『ゴッドファーザー PART II』のような、フラッシュバックを取り入れた作品になるようだ。ジェンキンス監督は「90年代に姉の幼い息子2人を育てる手伝いをしながら、(『ライオン・キング』の)キャラクターと一緒に成長してきました。アフリカから移民してきた人々の人生や魂の記録を続けるという自分の仕事を進めながら、友情、愛、レガシーを描く壮大な物語をディズニーと一緒に拡大していく。まさに夢が叶ったという感じです」とコメントしている。ジェンキンス監督がディズニー作品を手掛けるのは今作が2本目。昨年4月、ダンス界で伝説的な存在のアルヴィン・エイリーの伝記映画を監督することが報じられた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ライオン・キング(2019) 2019年8月9日より全国にて公開© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2020年09月30日『ソニック・ザ・ムービー』の続編が製作されるという。パラマウント・ピクチャーズとセガサミーが「Variety」誌に明らかにした。世界中で大人気を誇るゲームキャラクター、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を実写化した本作。初めて予告編が公開されたときは、ソニックのデザインが不評で先行きが不安視されたが、全米で2019年11月に公開予定だったところを今年2月14日(日本では近日公開)に延期し、デザインを“ゲームキャラそのもの”に近い形に修正。ゲームを原作とした映画の中で、オープニング週末興収が史上トップという好成績を見事収めた。とはいえ新型コロナウイルスの感染防止対策による劇場閉鎖の影響を多少受けたことや、ステイホーム中に少しでも楽しんでほしいという願いから、劇場公開からわずか46日でVOD配信を行った。監督のジェフ・ファウラーは同作が好評だったことに大喜び。公開翌日に「未来は明るい」と続編をほのめかすツイートをしていた。続編は企画初期であるが、ファウラー監督とパトリック・ケイシー&ジョシュ・ミラーの脚本家コンビが続投。キャストや製作開始日についてはまだ決定していないとのこと。(Hiromi Kaku)■関連作品:ソニック・ザ・ムービー 2020年、全国にて公開© 2018 Paramount Pictures Corporation and Sega of America, Inc. All Rights Reserved.
2020年05月29日「やられたらやり返す。倍返しだ!」の決めゼリフが、社会現象にまでなった伝説のドラマ『半沢直樹』。いよいよ続編が放送される。再び半沢の“倍返し”が炸裂する?待望の続編がいよいよ始まる!物語は堺雅人さん演じる東京中央銀行のバンカー・半沢直樹が、次々に発生するトラブルを乗り越え、理不尽な要求を突きつける相手に立ち向かう痛快劇。前作では、銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするものの、子会社への出向を命じられるというまさかの展開だった…。今作はその出向先、東京セントラル証券へ赴任するところからスタートする。またもや巻き起こる事件と半沢潰しの包囲網。それらに打ち勝つべく、同志たちと共に戦う半沢。再びあの決めゼリフは聞けるのか?前作同様に今作も、豪華なキャストも見どころの一つ。重要な役どころの面々は前回に引き続き出演。今作から登場の新キャストにも、実力派&個性派が揃う。番組ホームページ、公式ツイッターでチェックしておこう。さらに12日放送の「特別総集編 後編」で前作をおさらいしておけば、いっそう半沢ワールドにハマるはず。こちらもお見逃しなく!日曜劇場『半沢直樹』毎週日曜21:00~21:54 、TBS 系にて放送。初回は25分拡大スペシャル。※初回は放映延期が決定『半沢直樹 特別総集編 後編』は、4/12(日)21:00~22:48に放送。第1話は4月19日21:00~放送!※『anan』2020年4月15日号より。(by anan編集部)
2020年04月11日新型コロナで映画の撮影に影響を与える中、ニュージーランドで撮影中だった「アバター」も撮影中止となった。『アバター』は4本の続編が作られることになっており、2作目と3作目は、この春に撮影を終える予定だった。『アバター2』の公開予定日は来年12月、『アバター3』は2023年12月。ほかには、ベルリンで撮影中だった『マトリックス4』も、撮影中止の判断をした。こちらの公開予定は来年5月。文=猿渡由紀
2020年03月19日ジェイミー・リー・カーティスが、ハロウィン当日に「恐怖で叫び声を上げる季節がやってきた…」とキャプションを添え、『ハロウィン』(2018)の続編『Halloween Kills』(原題)に関する動画を公開した。撮影現場を映した21秒の短い映像で、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督が「アクション!」と声を掛ける姿や、ジェイミー演じるローリーの娘&孫を前作から演じているジュディ・グリア、アンディ・マティチャックの姿が確認できる。暗く、おどろおどろしい映像と音楽が恐怖を誘うが、最もインパクトが強いのは最後のシーン。ストレッチャーに横たわっているジェイミーが血まみれなのだ。劇中でジェイミー(ローリー)に何が起こるのかは不明だが、撮影裏のためジェイミーは笑顔で「ハッピー・ハロウィン!」とカメラ目線で言っている。ファンたちはジェイミーが公開した撮影現場映像を観て「待ちきれない」、「ありがとう」、「スクリーム・クイーン!」と喜びの声を上げた。2018年に公開された『ハロウィン』は、ジェイミーが出演し、1978年に公開された『ハロウィン』から40年後の世界を描いた作品。女性が主役のホラー映画で、史上最高のオープニング興収を稼ぐ大ヒットとなった。『Halloween Kills』、『Halloween Ends』(原題)の3部作構成になることが発表されている。『Halloween Kills』は来年10月16日に全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:ハロウィン(2018) 2019年4月12日より全国にて公開(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS
2019年11月01日昨年夏に北米公開され、大ヒットとなった『クレイジー・リッチ!』の続編から、マレーシア生まれの脚本家アデル・リムが降板した。理由は、白人男性の共同脚本家ピーター・チアレッリの方がずっとギャラが高いと分かったこと。チアレッリの方がキャリアは長く、リムはこの1作目まで主にテレビの仕事をしてきたライターなのだが、彼女はこれを不公平だと感じたようだ。『クレイジー・リッチ!』は、原作があと2冊出版されており、映画も次の2本を立て続けに撮る計画。ジョン・M・チュウ監督は、できるだけ1作目の顔ぶれで次の2本を撮影したいと願っていただけに、これはショックだったようだ。リムは次に、東南アジアを舞台にしたディズニーアニメーション『Raya and the Lost Dragon』の脚本を手がけている。文=猿渡由紀
2019年09月05日アリシア・ヴィキャンデルが主役のララ・クロフトを演じた『トゥームレイダー ファースト・ミッション』の続編製作が決定した。2018年に公開された前作は、北米での興業成績がやや振るわなかったため、続編の製作が危ぶまれていた。「Digital Spy」によると、MGMとワーナー・ブラザースがすでに脚本家にエイミー・ジャンプを起用。エイミーは、マーティン・スコセッシが製作総指揮に名を連ねたイギリス映画『フリー・ファイア』の脚本で名を知らしめ、アリシアのお気に入りの脚本家だという。監督には『フリー・ファイア』の監督を務め、エイミーと脚本を共同執筆したベン・ウィートリーが決定している。エイミーとベンは『Kill List』(原題)、『サイトシアーズ ~殺人者のための英国観光ガイド~』でもタッグを組んでおり、映画製作におけるパートナーとして阿吽の呼吸を見せている。1作目が公開される前から、今後も「ララを演じていきたい」と語っていたアリシアは当然続投だろう。そのほかのキャストの出演についてはいまのところ明らかになっていない。撮影は2020年の早い時期に開始となり、2021年3月19日公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:トゥームレイダー ファースト・ミッション 2018年3月21日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.
2019年09月05日アンディ・サーキスが『ヴェノム』続編の監督に決まった。以前からうわさされていたが、ついにアンディ本人が『ヴェノム』のコミックを目の前に掲げた写真をインスタグラムに投稿し、報告。「本当に起こるんだ。感じるよ…シンビオート(主人公のエディに寄生してヴェノムになった地球外の寄生生物)がぼくの中に宿主を見つけたということを。準備万端だ…待ちきれないよ。トムはどう?」と主演のトム・ハーディに呼び掛けた。アンディといえば、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役や、『猿の惑星』シリーズの猿のシーザー役などの「モーションキャプチャー俳優」として知られるが、近年は監督業にも進出。2017年に『ブレス しあわせの呼吸』で監督デビューを果たし、昨年はNetflix映画『モーグリ:ジャングルの伝説』を監督した。モーションキャプチャー俳優として有名なだけに、アンディのインスタグラムでは「出演するんじゃなくて、監督の方なの?」という声も見られる。『ヴェノム』続編は2020年10月に全米公開を予定しており、主演のトム、脚本家のケリー・マーセルは続投、ヴェノムの宿敵・カーネイジ役にウディ・ハレルソンが出演することが決まっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ヴェノム 2018年11月2日より全国にて公開© &TM 2018 MARVEL
2019年08月06日『ゾンビランド』の続編『Zombieland: Double Tap』(原題)の予告編が公開された。アメリカで2009年、日本で2010年に公開された前作には、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を獲る前のエマ・ストーンや、『ソーシャル・ネットワーク』で大ブレイクする前のジェシー・アイゼンバーグが出演。今作は、大スターとなった彼らとウディ・ハレルソン、アビゲイル・ブレスリンのオリジナルキャスト、レット・リース&ポール・ワーニックの脚本家コンビが続投となっている。『ヴェノム』のルーベン・フライシャー監督も再びメガホンを取る。予告編はコメディ映画とは思えないテイストで、“アカデミー賞俳優”、あるいは“アカデミー賞ノミネート俳優”であるメインキャスト4人の仰々しい紹介シーンからスタート。すると、4人それぞれがゾンビに銃をぶっ放す。ちょっとおバカな女子マディソン(ゾーイ・ドゥイッチ)、ヒッピーのバークレー(アヴァン・ジョーギア)、タフなネバダ(ロザリオ・ドーソン)など、予告編からだけでもはっきりと分かる、濃い新キャラクターたちも登場する。『Zombieland: Double Tap』の全米公開は10月18日。(Hiromi Kaku)
2019年07月26日マーベルCEOのケヴィン・ファイギが、『ブラックパンサー』の続編に「キルモンガーが再登場するらしい」といううわさについて答えた。※以下『ブラックパンサー』ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。マイケル・B・ジョーダンが演じたエリック・キルモンガーは、『ブラックパンサー』のラストで死亡。しかし、同作でラモンダを演じたアンジェラ・バセットが、「マイケルは続編にも出るかも」と発言したことから、キルモンガーの再登場がうわさとなって広がった。ケヴィンは、「正直に答えると…純粋なうわさで憶測にすぎないよ。だって、(脚本と監督を担当する)クーグラーは、ほんの数週間前からキーボードに向かって大まかな内容を書き始めたんだから」と「BET」に語ったという。「まだ初期段階だし、とにかくそんなに決まっていることもないんだ」とも。マイケルはというと、昨年キルモンガー役でMTVムービー&テレビ・アワードの最優秀悪役賞を受賞した際に、「マーベル映画にカムバックする機会があったら、ぜひやりたい」と再出演を熱望していた。一方で、キルモンガーの役作りにのめり込み、セラピーに通ったことも告白している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpanther
2019年07月03日『シャイニング』の続編、マイク・フラナガン監督作『Doctor Sleep』(原題)の予告編が公開された。主演はユアン・マクレガーで、『シャイニング』(スタンリー・キューブリック監督作)では子どもだったジャック・トランスの息子ダニーを演じている。予告編は、ダニーが黒板を通じて自分と同じような能力を持つ少女アブラ・ストーン(カイリー・カラン)とコミュニケーションを取っているところから始まる。実際にアブラと会ったダニーは、「世界は暗い。ぼくらみたいな人には2、3人しか会ったことがないが、みんな死んでしまった」とアブラに警告する。そのほか、レベッカ・ファーガソン演じるカルト集団のミステリアスなリーダーも登場。まるで映画『シャイニング』の映像そのものと思わせるようなシーンやセットがあるが、キューブリック監督の大ファンであるフラナガン監督が注意深く作り込んだものだという。予告編を見て本編に期待を寄せるファンが多数で、「『サイレンス』や『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』の、ホラー・サスペンスを得意とするフラナガン監督だから楽しみ」というコメントも見られた。また、アメリカでは9月に『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』、10月に『ジョーカー』、11月に今作と3か月続けてワーナー・ブラザースのホラー映画が公開になることから、「ワーナー、グッドジョブ!」という声も上がっている。(Hiromi Kaku)
2019年06月14日アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニングの共演で大ヒットした『マレフィセント』の5年ぶりの続編『Maleficent: Mistress of Evil』(原題)から、待望の初映像が本国で公開され、早くも話題となっている。ディズニー・アニメーション『眠れる森の美女』に登場した邪悪な妖精・マレフィセントをアンジェリーナ、ヒロイン・オーロラ姫をエルが演じて実写化した『マレフィセント』。オーロラ姫に呪いをかけた張本人であるマレフィセントの視点から彼女の複雑な内面に迫る形で描いた物語は、日本でも大ヒットとなった。今回のティザー予告には、特徴的な角や翼を持つマレフィセントが再び降臨!新たな登場人物イングリス女王を演じるミシェル・ファイファーも威厳たっぷりに登場しており、またハリス・ディキンソンが演じるフィリップ王子とオーロラ姫がついに結ばれるような姿も。迫力ある立ち姿で、さらに強力な魔力を披露しているマレフィセント。今回も善なのか悪なのか、判断のつかないキャラクターを見せてくれそうだ。『Maleficent: Mistress of Evil』(原題)は10月18日全米公開予定。(text:Reiko Uehara)■関連作品:マレフィセント 2014年7月5日より全国にて公開© 2014 Disney Enterprises, Inc.
2019年05月15日『僕のワンダフル・ライフ』の続編映画『僕のワンダフル・ジャーニー』が、2019年9月13日(金)に公開。世界を感動の渦に巻き込んだ『僕のワンダフル・ライフ』続編『僕のワンダフル・ライフ』は、自分の命を救ってくれた少年イーサンに再び巡り会うため、何度も生まれ変わる犬のベイリーの姿を描いた、犬と人間のラブストーリー。運命の再会を果たした愛犬と飼い主が紡ぐこの物語は、2017年に公開され世界で大きな感動を呼び、スマッシュヒットを飛ばした。新たな“犬生”で家族の絆を繋ぐため、奮闘するベイリー前作では、50年で3度生まれ変わり、ようやく最愛の飼い主イーサンと再会を果たした犬のベイリー。続編『僕のワンダフル・ジャーニー』では、イーサンの妻ハンナと共に農場で幸せな人生を過ごしていたが、その生活に次なる問題が発生する。新たな家族の一員となっていたイーサンの可愛い孫娘CJを、ママであるグロリアが連れて出てしまったのだ。イーサンとハンナの哀しむ姿を見たベイリーは、いまの”犬生”を終えたのち、再び生まれ変わってCJを見つけ出し、彼女を守ることをイーサンと約束。こうして新たな使命を見つけたベイリーは、CJを守り抜き、みんなにもう一度幸せを届けるため、家族の絆をつないでいく。何度も“転生”を繰り替えすベイリーCJを守るために、何度も生まれ変わるベイリーは、転生のたびに変わるそのキュートな姿にも注目。異なる犬生を重ねた末に、ベイリーは果たして使命を全うすることができるのか…?!ベイリー/バディ前作のラストで大活躍した“ボス犬”。幼少期のCJを含む、イーサンの家族と共に暮らしている。モリーイーサンの家を出て、シカゴで遊び歩いてばかりのままに代わってCJの親友に。ひとりぼっちのCJを癒す存在。ビッグ・ドッグ最高に忠実な大型犬の王様。ママと喧嘩して家を飛び出し、NYへと向かう途中のCJと出会うけれど…。マックスNYでミュージシャンを目指すCJと再会。夢を叶えるはずが何もうまくいかないCJを幸せにしようと奮闘。前作監督、“犬映画の名手”ラッセ・ハルストレムが製作総指揮監督はゲイル・マンキューソ。制作は、前作でも関わったギャヴィン・ポローンが務める。また、前作で監督を務めた“犬映画の名手”ラッセ・ハルストレムは、製作総指揮として参加する。ベイリーの新たな”犬生”を通して描かれる、犬と人間のラブストーリー。愛犬がつなぐ家族の絆を描いた物語が、再び日本をやさしく幸せな涙で包み込む。日本語版キャスト日本語吹替え版のキャストが発表。前作に続き、ベイリー役に高木渉、イーサン役に大塚明夫が続役。そのほか本作から登場する新キャラクター達を、石川界人、朴璐美、久野美咲といった声優勢が担当する。【詳細】僕のワンダフル・ジャーニー原題:A DOG’S JOURNEY公開日:2019年9月13日(金)監督:ゲイル・マンキューソ脚本:W・ブルース・キャメロン、キャスリン・ミション、マヤ・フォーブス、ウォレス・ウォロダースキー原作:W・ブルース・キャメロン出演:デニス・クエイド、キャスリン・プレスコット、ヘンリー・ラウ、マージ・ヘルゲンバーガー、ベティ・ギルピン、ジョシュ・ギャッド製作:ギャヴィン・ポローン製作総指揮:セス・ウィリアム・マイヤー、ラッセ・ハルストレム、ルーエン・ファン、ウェイ・チャン配給:東宝東和
2019年04月05日先日、オリジナル版『ゴーストバスターズ』(1984)、『ゴーストバスターズ2』(1989)の続編の3作目が2020年夏に公開予定であることが明らかになった。この報道に対し、女性版『ゴーストバスターズ』(2016)で主要キャストのひとりを演じたレスリー・ジョーンズが「すごい侮辱」と憤っている。「まるでトランプがやりそうなことじゃない。(トランプの声で)『ゴーストバスターズをまたやるぞぉ~。男版の方がいいに決まってるじゃないか。大作になるぞ。あの女たちなんてゴーストバスターなんかじゃない』って言ってるみたいでうんざりだわ」と不満をツイートした。現在製作中の3作目はオリジナル版の流れをくみ、メリッサ・マッカーシー、クリステン・ウィグ、ケイト・マッキノン、レスリーが主要キャストを演じた女性版『ゴーストバスターズ』とのつながりはないという。3作目の監督のジェイソン・ライトマンが「Entertainment Weekly」誌に「ポール(フェイグ監督)の作品には敬意を払っている。素晴らしい女優たちが出演していたしね。彼らの作品の続きも見たいよ。でも、今回の新しい作品(3作目)はオリジナル版の話に沿うものなんだ」と語っている。レスリーは「男性メインの最新作が作られたら、うまくいくにちがいないでしょう。そうすると、『男性の方がいい』ってことになるだろうし、私は悲しくなっちゃうのよね」と心境をツイートした。なお、オリジナル版のファンたちからは3作目に期待する声が多く寄せられている。(Hiromi Kaku)
2019年01月21日全米で今年1月に公開され、世界で大ヒットを記録した『ブラックパンサー』の続編が製作に向けて動いていることが明らかにあった。「The Hollywood Reporter」によると、いまから数ヶ月前、製作側が前作で共同脚本と監督を担当したライアン・クーグラーと再び契約を結んたとのこと。来年後半か2020年のはじめに撮影を開始する予定だという。続投するキャストはまだ発表されていない。『ブラックパンサー』公開後の3月、マーベルのケヴィン・ファイギ社長は大ヒットを受け、「特に具体的に何か言えることはないけれど、絶対に(続編を)やるよ!」とコメントしていた。「2作目をどんな風にしたいかというアイデアもあるし、方向性も確実に定まっているんだ」とも。クーグラー監督は現在『ブラックパンサー2』(仮題)のほかに、『ブラックパンサー』でエリック・キリモンガーを演じたマイケル・B・ジョーダンを主役に据えた『Wrong Answer』(原題)の監督、『Space Jam 2』(原題)をプロデュースすることも決定している。『ブラックパンサー2』の脚本は,2019年に入ってから執筆を始めるようだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpanther
2018年10月12日2013年に公開された『ワールド・ウォーZ』の続編が、いよいよ撮影に向けて動き出しているようだ。1作目をプロデュースし、続編も製作するデデ・ガードナーとジェレミー・クライナーが、「Variety」誌に明かした。2人は今年、ティモシー・シャラメとスティーヴ・カレルが出演する『Beautiful Boy』(原題)をプロデュース。この作品のレッドカーペットで、『ワールド・ウォーZ 2』(仮題)について情報を提供したのだった。ガードナーによれば、主演のブラッド・ピットは前作より続投。昨年、監督候補に挙がっていたデヴィッド・フィンチャーがメガホンをとることを認めた。脚本は、製作には至らなかったが、以前フィンチャー監督とドラマ「Utopia」(原題)で組んだ経験のあるデニス・ケリー。クライナーは「彼は素晴らしい脚本家だよ。脚本はまだ完成していないけれど、彼はいい仕事をしているし、期待できるものになると思う」と自信を見せた。撮影は2019年の6月にスタートするとのこと。今年いっぱいはフィンチャー監督がNetflix作品の「マインドハンター」シーズン2を撮影中のため、そのスケジュールに合わせるとみられる。(Hiromi Kaku)
2018年10月11日映画『スパイダーマン:ホームカミング』の続編『Spider-man:Far From Home』(原題)が、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の邦題で来年、日本公開されることが決定した。トビー・マグワイアがピーター・パーカー/スパイダーマン役を演じ、2002年に初めてスクリーンに登場して以来、2004年の『スパイダーマン2』、2007年の『スパイダーマン3』が公開。トビーからアンドリュー・ガーフィールドに代わり、2012年には『アメイジング・スパイダーマン』、2014年に『アメイジング・スパイダーマン2』が公開と、5作品で40億ドル以上の全世界興行収入をあげ、世界中を熱狂させてきた『スパイダーマン』シリーズ。昨年には、スパイダーマン新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』が公開され、主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役には、新進気鋭の若手俳優トム・ホランドが抜擢。ロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマン/トニー・スタークとの共演が話題になった。また、スパイダーマンこと、15歳の高校生ピーター・パーカーが、ヒーローの師匠とも言うべきアイアンマンに導かれ、真のヒーローへと成長する過程を描きながら、彼の高校生活にもフォーカスした学園ドラマとしても大きな話題を集め、全世界興収は8億8千万ドルを超える大ヒットを記録。今回公開が決定したのは、その続編。前作に続きジョン・ワッツが監督、トムも出演が決定した。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は2019年、全国にて公開予定。※全米公開は2019年7月5日(cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開© Marvel Studios 2016. © 2016 CTMG. All Rights Reserved.スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年、全国にて公開予定
2018年08月02日映画『スパイダーマン:ホームカミング』の続編が、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の邦題で2019年に日本公開されることが2日、明らかになった。2002年に初めて『スパイダーマン』がスクリーンに登場して以来、2004年『スパイダーマン2』、2007年『スパイダーマン3』、2012年『アメイジング・スパイダーマン』、2014年『アメイジング・スパイダーマン2』と5作品で40億ドル以上の全世界興行収入をあげ、世界中を熱狂させてきた映画『スパイダーマン』シリーズ。そして2017年、新たにアベンジャーズを中心としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の世界に参戦した『スパイダーマン:ホームカミング』では、主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役を新進気鋭の若手俳優トム・ホランドが演じ、ロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマン/トニー・スタークとの競演も大きく注目され、全世界興収8億8,000万ドルを超える大ヒットとなった。また、前作ではスパイダーマンこと、15歳の高校生ピーター・パーカーがヒーローの師匠とも言うべきアイアンマンに導かれ、真のヒーローへと成長する過程を描きながら、彼の高校生活にもフォーカスした学園ドラマとしても大きな話題を集めた。その続編となる『Spider-man:Far From Home』の日本公開が決定。邦題も『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』と決定した。監督は、前作に続きジョン・ワッツが務める。
2018年08月02日エミリー・ブラントが主演を務めた、アカデミー賞3部門ノミネートの傑作サスペンスアクション『ボーダーライン』の続編である『Sicario:Day of the Soldado』が、邦題を『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』として公開が決定した。■ストーリーアメリカ国内で市民15人の命が奪われる自爆テロが発生。犯人らがメキシコ経由で不法入国したとにらんだ政府は、国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテルを混乱に陥れるという任務を、CIA特別捜査官マット・グレイヴァー(ジョシュ・ブローリン)に命じる。それを受けてマットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ旧知の暗殺者アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に協力を要請。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、カルテル同士の戦争を誘発しようと企てる。しかし、その極秘作戦は敵の奇襲や米政府の無慈悲な方針変更によって想定外の事態を招き、メキシコの地で孤立を余儀なくされたアレハンドロは、兵士としての任務、復讐、そして人質として保護する少女の命の狭間で、過酷なジレンマに直面することになる…。■前作監督に「圧倒された!」と言わしめた『ボーダーライン』続編とは6月29日より公開された全米では週末興収1900万ドルを記録し、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』『インクレディブル・ファミリー』に続く第3位の好スタートを切った本作。任務遂行のためには手段を問わないCIA特別捜査官マット役には、『アベンジャーズ』シリーズのヴィラン・サノス役や『デッドプール2』のケーブル役で人気沸騰中のジョシュ・ブローリンが熱演。さらに、マットに雇われる一匹狼の暗殺者・アレハンドロ役には、『トラフィック』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にも出演していたベニチオ・デル・トロが務める。カルテル間の内戦誘発のため、彼らが誘拐する麻薬王の娘・イサベル役には『トランスフォーマー/最後の騎士王』にも出演したイザベラ・モナー、さらにジェフリー・ドノバン(『ボーダーライン』)、CIA 副長官キャサリン・キーナー(『カポーティ』『ジョン・マルコヴィッチの穴』)らが脇を固めている。脚本は、『ボーダーライン』『最後の追跡』でアカデミー賞脚本賞に連続ノミネートされ、『ウインド・リバー』で全米4館スタートから6週連続 TOP10入りというロングラン大ヒットを記録したテイラー・シェリダンが務める。さらに監督は、世界的大ヒットゲーム「コール・オブ・デューティー」映画化にあたり、監督として現在契約交渉中とされる気鋭監督ステファノ・ソッリマがメガホンを取り、『ボーダーライン』の世界が、スケールアップして戻ってくる。前作を手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督に「ノックアウト! 素晴らしい続編に圧倒された!」と言わしめるほどの完成度を誇る作品に仕上がった本作。さらなる極限の緊迫感を、スクリーンで体感できそうだ。『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』は11月より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年07月11日『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』の続編『IT : Chapter Two』(原題)で大人になったビルを演じるジェームズ・マカヴォイが、キャストと撮ったポラロイド写真をInstagramで公開した。ジェームズは「ルーザーズ・クラブ」の紅一点のベバリー役のジェシカ・チャステインやリッチー役のビル・へイダー、前作の子役たちとにこやかにフレームに収まっている。残念ながらペニー・ワイズ役のビル・スカルスガルドは写っていない。続編では前作の子役たちも回想シーンに登場することが発表されている。ジェームズの写真の位置情報に「トロント」とあるように、撮影はすでにトロントでスタート。ジェシカは昨日、少女時代のベバリー役のソフィア・リリスと自分の顔を半分ずつ合成した顔写真をSNSに掲載し、撮影初日であることを伝えた。ソフィアが、大人のベバリーは「ぜひジェシカに演じてほしい!」と熱望したのも納得なほど、2人はそっくりであることがわかる。ファンのみならず、女優仲間のセルマ・ブレアが「うっとりしちゃう。素晴らしいわ」、ミンディ・カリングが「とってもクールね!」とコメントしてしまうほどだ。『IT : Chapter Two』(原題)は2019年9月6日(金)に全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 2017年11月3日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2018年06月29日2019年11月1日に全米公開予定の『ワンダーウーマン』の続編のタイトルが、『Wonder Woman 1984』(原題)に決定した。キャストは前作でワンダーウーマンことダイアナ・プリンスを演じた主演のガル・ガドットはもちろん、スティーブ・トレバーを演じたクリス・パインも続投だという。監督のパティ・ジェンキンスがツイッターで報告した。「『ワンダーウーマン1984』へようこそ、スティーブ・トレバー!」というツイートに、80年代を彷彿させるファッションの人たちの中で1人ぽつんとたたずみ、困惑しているような表情のスティーブ(クリス)の場面写真が添えられている。前作の舞台は第一次世界大戦中の1910年代であったが、今作はタイトルが示す1984年が舞台になるとみられる。70年以上の時を越えて、スティーブはどのように登場するのか。場面写真を見る限りでは前作から年老いた様子は感じられない。そもそも前作でスティーブは亡くなってしまったのに「どうして出演するの?」とファンたちは興味津々だ。「タイムトラベルしてきたのかな?」「フラッシュバックにだけ出てくるのかも」「クリスはテレビドラマ版の『ワンダーウーマン』に出てきたスティーブの息子のスティーブ・トレバー・Jr.を演じているのかもしれない」とSNSでは様々な意見が飛び交っている。そのほか『Wonder Woman 1984』にはワンダーウーマンの宿敵チーター役にクリステン・ウィグ、役柄は不明であるが「ゲーム・オブ・スローンズ」のペドロ・パスカルの出演も決定している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンダーウーマン 2017年8月25日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC
2018年06月15日ユアン・マクレガーが『シャイニング』の続編『Doctor Sleep』(原題)の主演に決定したと「Variety」誌などが報じた。『Doctor Sleep』は、『シャイニング』の原作者スティーヴン・キングが2013年に発表した同名小説をベースに描かれる。ユアンが主演を務めることに、キングも賛成したという。ユアンは『シャイニング』でジャック・ニコルソンが演じたジャック・トランスの息子ダニー・トランスを演じる。大人になったダニーは、子どもの頃のトラウマ体験からいまだ立ち直れず、怒りを抱えて父と同じように酒に溺れていた。しかし、ダニーは断酒し前進することを決意。持って生まれた能力「シャイニング」を人のために使おうとホスピスで働き始めるが、そこで自分と同じ能力を持つ少女と出会い、新たな惨劇に巻き込まれていく…というストーリー。監督は『オキュラス/怨霊鏡』『ソムニア-悪夢の少年-』などのホラー作品を多数手がけてきたマイク・フラナガン。キング原作の「ジェラルドのゲーム」を映画化(Netflixにて配信中)した経験も持つ。待機作にはNetflixのオリジナルドラマ「The Haunting of Hill House」(原題)がある。こちらは1959年に出版されたシャーリー・ジャクソンによる同名小説を現代風に映像化したホラードラマで、今年配信予定だ。(Hiromi Kaku)
2018年06月14日