木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、『織物以前 タパとフェルト』。東京・新宿の支店、ギャラリー5(新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー3階)によるご紹介です。■『織物以前 タパとフェルト』現在では私たちの生活に欠かせないものとなっている織物。さまざまな素材を用いて、用途にあわせた多種多様な織り方を見ることができる。織物の登場は旧石器時代にさかのぼるが、それ以前より世界の一部の地域で根付いていた「原初の布」の存在を知る機会は少ない。本書では、南太平洋(ミクロネシア・メラネシア・ポリネシアなど)に伝わる「タパ(樹皮布)」と、中国・トルコ・イランの遊牧民に伝わる「フェルト」の二つの「原初の布」の調査記録が、実際の布の画像や現地の人の生活の様子とともに記されている。特にタパは南太平洋の部族間で意匠や染織方法も異なり、原始的な要素の中に違いが存在することが興味深い。タパをはじめとする原初の布は、染織という表徴を通して信仰や文化を発信すると同時に、異なる部族間を繋ぐ重要な役割を果たしてきた。布をめぐる人間の営みや、衣を纏うことの意味について考えるきっかけを与えてくれる一冊である。【書籍情報】『織物以前 タパとフェルト』版元:LIXIL出版言語:日本語ソフトカバー/76ページ/320×214mm発売:2017年9月価格:1,800円
2017年09月28日「2017 私の針仕事展」が、西武池袋本店にて2017年8月29日(火)から9月6日(水)まで開催される。その名の通り、様々な「針仕事」を紹介する本展は、今回で開催14回目を迎える。イベント恒例のメイン作品である「パッチワークキルト」は、第一線で活躍する人気キルター28名による「つなぐ」をテーマにした作品を展示。ほかにも、人気刺しゅう雑誌「ステッチイデー」から100点以上の作品を紹介する「刺しゅう」特集、インスタグラムなどで人気のフェルト作家・yucoco cafeの作品40点以上を展示する「羊毛フェルト」と、会場には計150点以上の作品が集結する。また、日本各地の人気キルトショップが一堂に会する「キルトマーケット」も同時開催。各地の人気キルトショップ28店のさまざまな手芸材料が購入できるほか、“針仕事”にまつわる様々なワークショップも実施される。【開催概要】「2017 私の針仕事展」開催期間:2017年8月29日(火)〜9月6日(水)会場:西武池袋本店 7階=催事場時間:10:00〜21:00※9月3日(日)は20:00まで。最終日の9月6日(水)は16:00閉場。入場料:大人 700円/大・高生 500円/中学生以下無料<ワークショップについて>会場:キルトマーケット内ワークショップコーナー■毎日開催・メニュー例時間:10:30〜20:00※最終日9月6日(水)は、15:00最終受付・UVレジンでつくる作るリバティイニシャル(540円)・UVレジンで作る天然石ペンダント(1,080円)・羊毛アクレーヌで作るアニマルボンボン(799円)・「地刺し」3つの包みボタン(950円)■日替わり開催・メニュー例・8月29日(火) 11:00〜19:00 アイロンデコ(756円)・8月30日(水) 10:30〜17:00 リバティで作るつまみ細工プレート(756円)・8月31日(木) 10:30〜20:00 ポイットで作る簡単ポーチ(1,080円)・9月1日(金) 10:30〜18:00 リバティで作るじゃばらカードケース(2,484円)・9月3日(日) 13:00〜16:00 PJCのレースで作る「小さな針山」(1,080円)・9月4日(月) 10:30〜17:00 タティングシャトルで作るアクセサリー(1,836円)
2017年07月27日羊毛フェルトとは、その名の通り、羊の毛をフェルト状にすることでさまざまな作品を作るというもの。ふわふわモコモコとしたフォルムがかわいらしく、暖かみのある作品が作れると人気を集めています。このたび、羊毛フェルト作家として本の出版もしているヒナリさん(@hinalifelt)がTwitterに投稿したのは、 ダイソーのフェルトキットを使って作成したトラの画像。【すべての画像はこちらから→】どうやら少し特徴的な作品に仕上がったようで、話題を呼んでいます!----------今回ヒナリさんが用意していたのは、100円ショップ・ダイソーの羊毛フェルトキット。材料はもちろん、きちんと作り方まで書かれているため、それに沿って作ればお手本と同じようなトラができあがるはずです。完成したトラがこちら!???????キットに載っているお手本をもう一度見てみましょう。本来できあがるはずだったのはこのトラです。全身からかわいらしさが溢れていますね。しかし完成したのは……全くの別物。あのアニメチックなかわいらしいトラはどこにも見当たりません。まるで本物と見まごうばかりの圧倒的リアリティを持った頭部。毛並みや輪郭はもちろん、その瞳も同じパーツで作ったとは到底思えません。そして何より、頭部に力を注ぎすぎてしまったことで完全な手抜きとなってしまった胴体。そのギャップが異様な存在感を放っています。ヒナリさんによると、頭部を作るのに力を入れすぎてしまい、羊毛が足りなくなったためにこのような姿になってしまったとのこと。この投稿に対して、「スゴすぎる!」「100均にも無限の可能性があることがわかった」「クオリティの差www」などのコメントが多数寄せられています!ギャップが凄いトラの画像は、ページ下部のリンク『【おもしろハンドメイド画像】羊毛フェルトキットで作ったトラがお手本と違いすぎ』からもご覧いただけます。プロが見せてくれた技術の高さと、作品のアンバランスさに脱帽ですね♪●文/パピマミ編集部
2017年05月14日赤ちゃん用のおもちゃは「飲みこめない大きさか」「舐めても害はないか」「不衛生ではないか」など、安全面が気になるものですよね。赤ちゃん向けに配慮した市販品もたくさんありますが、あっという間に成長してしまうため「せっかく買ったのに…」と使用頻度が少なくなってしまうのも悩みです。それなら100円ショップで購入できるフェルト生地を使って、手作りおもちゃを作ってみてはいかがでしょう。手作りなので大きさは調整可能! やわらかくて手触りのいいフェルトおもちゃは、なめて汚くなってしまったらすぐに新しく作り直すこともできますよ。フェルト生地の手作りおもちゃ(1)指人形用意する材料はフェルト生地とハサミや布用ボンドなど。100円ショップでは5色のフェルトがセットになって販売されているのでとても便利です。まずは簡単な指人形から作ってみましょう。縦6cm×横6cmほどの生地と、同じ横幅で縦が2cmほどの肌色の生地を用意します。ボンドで写真のように重ねて貼りつけ、裏返しにしたら端にまたボンドを縦につけ、くるくる巻いたら出来上がり。肌色の部分に顔を描きます。笑った顔、とぼけた顔、びっくりした顔など、表情ごとに何個も作ると楽しいですね!フェルト生地の手作りおもちゃ(2)さかなのボタンはめ好きな色の生地を使い、さかなの形にハサミで切ります。目の部分に針と糸で余っているボタンを縫いつけ、ひれなどを飾り付けましょう。それぞれの魚のしっぽの部分にボタンを通せるよう、ハサミで切れ目をいれたら完成です。手先が器用になってきた赤ちゃんと一緒に、ボタンをはめたりはずしたりして遊べますよ。フェルト生地の手作りおもちゃ(3)クレープ好きな色の生地を正方形に切り、手巻き寿司の海苔に見立ててくるんだら、重なりあう部分をボンドで貼り付けます。別の色の生地をまた正方形に切り、最初に巻いたものを包んで同じように巻き付けます。これでクレープの完成です。最後に細長く切った別の生地をくしゅっとさせてクレープの中に詰め込めば、立体的なクレープのできあがりです。もしボンドがはがれてしまう場合には、針と糸で縫い止めてもいいでしょう。ボンドは布用を使い、貼りつけた後は重石のようなものをのせて、少し時間を置くと、くっつきやすくなりますよ。フェルト生地を使ったおもちゃは見た目にも優しい雰囲気があり、ママもほっこりした気持ちで手作りタイムを楽しめるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。(すだあゆみ)
2016年03月06日東海テレビ放送は1月15日~2月7日、「中山みどりフェルトアート展」を、「イオンモール常滑」(愛知県常滑市)にて開催する。○誰もが「本物でしょ! 」と思う、かわいい犬や猫が勢ぞろい同イベントは、身近な犬や猫たちの愛くるしい姿をリアルに描き出し、独自のフェルトアートの世界を作り出している中山みどり氏によるフェルトアート展。また、中山氏による講習会やサイン会、認定講師の体験コーナーも設けている。開催期間は、1月15日~2月7日。時間は、初日・土・日が10時~18時、平日は11時~18時(最終入場は17時30分)。会場は、イオンモール常滑 専門店街2階 イオンホール(愛知県常滑市りんくう町)。入場料(税込)は、おとな(中学生以上)前売500円、当日600円。こども(小学生)前売250円、当日300円。未就学児は無料。「中山みどりギャラリートーク&サイン会」は、1月15日・16日・2月7日の、11時~/14時~開催。サイン会はギャラリートーク終了後に実施する。当日、グッズ販売コーナーで図録を購入の各回先着50名に「サイン会参加整理券」を配布する。中山みどりが直接指導する「~愛犬・愛猫を作ろう~羊毛フェルトアート講習会」は、1月27日・28日 13時~17時開催。定員は各日先着20名。受講料は9,180円(税込・材料費込)。1月15日 9時50分からイオンモール常滑の「B3常滑のれん街入口」で参加整理券を配布する。愛犬・愛猫の全身の入った写真を持参のこと。「認定講師がお手伝い! キットで作ろう! 体験コーナー」は、1月16日・23日・30日・2月6日の土曜日および、1月17日・24日・31日・2月7日の日曜日開催。時間は、10時30分~13時30分/14時30分~17時30分。参加料800円(税込/約1時間)で、参加料とは別に好きなキット1,296円(税込)の購入が必要となる。
2016年01月14日小学校の家庭科で使っていた懐かしい素材、フェルト。ふわっとしたやわらかな風合いは、寒い季節のインテリアに温もりを添えてくれます。もちろん、クリスマスデコレーションに活用するのもおすすめです。フェルトは値段もリーズナブルですし、何より色の種類が豊富なので、華やかにもシックにも思いどおりの雰囲気が自由に作れます。今回はフェルトを切って縫い合わせるだけの、簡単オーナメントの作り方をご紹介します。フェルトオーナメントの作り方フェルトに直径4〜5cmの円を8つ描き、それぞれの直径に線を引き、円形にカットします。円形のフェルトを2枚重ねて直径部分を縫い合わせ、これを3つ作ります。縫い合わせた3つの両側を折り、縫い目を隠します。両側を折った3つをぴったり重ね合わせます。重ね合わせたものを残りの2枚の円形のフェルトで上下に挟み、すべての直径部分を縫い合わせます。縫い始め部分を糸でまとめて留めると、仕上がりがキレイです。ズレないよう気をつけて、すべてを縫い合わせます。縫い終わり部分も縫い始め同様、糸で留めます。ぶら下げるタイプにしたいなら、糸を輪にしてつけます。手でひだの部分を整えてモコっとさせて、できあがりです。飾り方もいろいろ楽しめるできあがったオーナメンントは、もちろんツリーにぶら下げても素敵。クリスマスのテーブルにコロンと転がしておくだけでも、可愛らしくて絵になります。ガラス器に盛って飾るのもおすすめ。眺めるたびにちょっぴり幸せになれるコーナーが生まれます。赤系でまとめてゴージャスに、ピンク系で優しく、白で統一して清楚に、などなど、色の選び方や組み合わせ方でさまざまな表情を演出できるフェルトオーナメント。とても簡単なので、手芸が得意じゃなくても気軽にトライできると思います。針仕事は不思議と心が落ち着き、日常を忘れて夢中になれる楽しさもあります。お気に入りの音楽を聴きながら、ぜひチクチクしてみてください。
2015年12月10日クリスマス用の飾り付けに、フェルトを使って簡単にポンポンオーナメントを作ってみましょう。手作りだと用途に合わせて、好きな色や大きさのものができるのが嬉しいところです。そして、今回使用するのはフェルト。切りっぱなしで作れる優れものであり、とてもしっかりした素材なので、テクニックがなくても、簡単に形が決まってくれるんです!紙だと飾っている時に子どもが握ってしまって潰れてしまう心配がありますが、フェルトならその心配がなく、安心。1個ずつクリスマスツリーに飾ってもかわいいですし、たくさん繋げてガーランドのように壁面に飾っても素敵です。また、小さいものをつくってプレゼントのラッピングに添えてもいいですね。フェルトで作る、簡単ポンポンオーナメントの作り方【材料】・フェルト 1枚以上(作りたい大きさの円が9枚取れる分)・作りたい大きさの丸形 1個(今回はお米の計量カップを使いました)・ひも 適量(飾る用途に合わせたものでいいです。麻紐やリボンなど)・裁縫道具【作り方】1.フェルトに、丸型で円を9個分、型取りをして切り抜きます。今回用意したフェルトのサイズは、お米の計量カップの大きさでちょうど9個型が取れます。2.ひもを、使いたい長さより少し長めに切り、片端に結び目を作って、1枚のフェルトの中心に縫い付けます。3.残りのフェルトは1枚ずつ四つ折りにします。まち針で止めておくと、その後の作業がやりやすいです。4.2のひもを縫い付けたフェルトの中心部分に片面4枚ずつ、四つ折りにしたフェルトを縫い付けます。この時、縫い付けるのは折ったとき三角になった部分の先だけです。また、フェルトの折り目の向きが両面で同じ方向になるように注意しましょう(左右では反転するので要注意です)。5.折り畳んだフェルトを開いて、形を整えれば出来上がりです。大きさや色を変えてたくさん作ってみると楽しいですよ。(Aya)
2015年12月09日東京都世田谷区の「STUDY」では4月25日~5月16日、「小鳥ミュージアム2015IN TOKYO」が開催される。○羊毛フェルトにこけしにイラスト同イベントは、愛鳥週間にあわせて開催する小鳥のアート展。インコや文鳥といったかわいい小鳥をモチーフにしたアートが集結する。今回は、小鳥の顔をしたスタイリッシュな男子「ことり男子」を描いているイラストレーターながいゆい氏と、コザクラインコの写真集「インコのおとちゃん」のフォトグラファー村東剛氏が初参加する。そのほか、小鳥好きのグラフィックデザイナー、イラストレーター、フォトグラファー、日本画家、羊毛フェルト作家が手がけた様々な作品が並ぶ。最終日の5月16日には、小鳥の話で盛り上がる「小鳥談義パーティー」も開催。「ハンブル動物園」によるライブ演奏やアーティストによるトークショーを予定している。フードやドリンクも用意(有料)。入場は無料だが、参加には予約が必要で、詳細は公式サイトで案内している。開催時間は12:00~23:30。日曜日は18:00まで、最終日5月16日は16:00まで。定休日は水曜だが、5月6日は営業する。また、5月29日~6月8日には、初の大阪での開催も決定した。大阪府大阪市の「millibar」で開催する。大阪会場でも、「小鳥談義パーティー」を予定している。
2015年04月24日中山みどりフェルトアート展 実行委員会は1月26日まで、群馬県高崎市・高崎タカシマヤにて、「中山みどりフェルトアート」展を開催している。○心癒やされる、やさしさとぬくもりの世界同展は、羊毛と針1本だけで作りあげるフェルトアート作家、中山みどり氏の作品展。同氏は、美大で日本画を学び、独自にフェルトアートの道を開拓。多くのメディアでも紹介され、本物そっくりの犬や猫の作品が話題となっている。個展や教室を多数開催し、制作数は1,100点を超えるという。同展では、同氏の本物そっくりの動物たちを作品を一堂に集めて紹介。見れば思わず顔がほころび、ほっこりとした気持ちになれる、ぬくもりあふれるフェルトアートの世界を楽しめるという。開催日は、1月21日~26日。入場時間は、平日10時~18時30分。土・日10時~19時。最終日は、10時~16時30分。会場は、高崎タカシマヤ6階 催場(群馬県高崎市旭町45番地)。入場料(税込)は、一般・大学・高校生500円。中学生以下無料。1月24日・25日には中川みどり氏が来店。1月24日 13時~17時に「~愛犬、愛猫を作ろう~ 羊毛フェルトアート講習会」(受講料9,180円・税込)を、1月25日 14時~16時には「ギャラリートーク&サイン会」を開催する。また、24日を除く26日まで、認定講師がサポートする「体験工房~キットで作ってみよう~」(工房使用料:1時間800円・税込)も実施する。
2015年01月23日イルミネーションで彩られ、キラキラ輝く街並みに浮き足立つクリスマスシーズン。今年は、電子工作の要素を取り入れたピカピカ光るシュールでかわいいオーナメントを作って、クリスマス気分をもっと盛り上げてみませんか?LEDを使用する羊毛フェルト手芸ワークショップが行われると聞いて訪れたのが、11月に東急ハンズ渋谷店「HINT7」にて開催されたテクノ手芸部の新刊『羊毛フェルトでふわピカ動物をつくろう~羊毛フェルト+LEDキット付き~』発売記念イベントだ。2008年に結成した「テクノ手芸部」は、電子工作と手芸を組み合わせた、新しいものづくりを「テクノ手芸」と名づけ、「気を引くために自ら転ぶキリン」や「光るイクラのシャケ」などかわいらしさの中にも物語性を込めた数々の作品を生み出しているアートユニット。今回発売されたムック本は、2010年に発売した書籍『テクノ手芸』に続く、テクノ手芸部の最新刊となる。『羊毛フェルトでふわピカ動物をつくろう~羊毛フェルト+LEDキット付き~』には、タイトルからわかるとおり、2色の羊毛フェルトとフェルティング用ニードル、フェルティング用マット、LED電子回路(スイッチ&ボタン電池付き)が付録として同梱されており、イベントでは同書を使って、「目が光るウサギ」や「目が光るシロクマ」作りに参加者たちが挑戦した。講師役を務めたのは、テクノ手芸部のよしだともふみさん。よしださんは、電子工作の知識ももちろん豊富ながら、フェルティングニードルや刺しゅうをはじめとする手芸が得意な文系男子。テクノ手芸部では、作品づくりのアイデア出しから電子回路の設計まで全ての工程を担当しており、中でも「オオサンショウウオ」づくりは彼の十八番でもあるらしい。テクノ手芸に関するミニトークショーの後は、いよいよ制作タイム。1時間ちょっとのイベント時間内でどこまで完成できるのか? 20~30代女性が中心の参加者たちが、よしださんの一言一言を熱心に聞きながら、羊毛フェルト用道具一式とLED電子回路をムック本から取り出し、付属のフェルティング用ニードルでちくちく刺しながら胴体、耳、腕など”ふわピカ動物”のパーツづくりを進めていく。フェルティング用ニードルで刺す作業に入ると、参加者たちも目の前の作品に夢中になってしまっているようで、誰もしゃべる人がいないほど。「無言になっちゃいますよね(笑)。あんまり悩まずに自分の好きな形を作ってみてください。見本どおりにならなければ正解ですー」とよしださんが自分でも目が光るウサギを作りながら、みんなにアドバイス。さらに、よしださんが「自由に使ってどうぞー」とさまざまな色の羊毛フェルトを机の上に出したことで、参加者たちのものづくりスイッチがオンに。男性参加者が白いウサギの胴体に水色の羊毛フェルトを巻き始めると、ほかの参加者たちも赤い羊毛フェルトでリボンを作ったり、帽子を作ったりと冊子の作り方を参考にしつつも、自分仕様にどんどんカスタマイズしていっていた。テクノ手芸は初めてという参加者が多かった今回のイベントでも、1時間程度で全員そろって”ふわピカ動物”を完成。それぞれの個性が反映された作品を東急ハンズ特製クリスマス仕様の紙袋に入れ、「クリスマスっぽい! かわいいねぇ」とテンションをあげつつ、うれしそうに持ち帰っていた。出来上がった作品は洋服の胸ポケットに入れたり、手芸用ブローチなどをつければ、カバンやコートにつけて連れ歩くことも可能。イルミネーションでキラキラ光る街中に、ピカピカ光るブローチをつけて繰り出すのもかわいい…! ヘアアクセサリーとしてこどもにつけてあげても喜ばれそうだ。なお、今回のイベント以外で、『羊毛フェルトでふわピカ動物をつくろう~羊毛フェルト+LEDキット付き~』を購入した方が作った作品は、Twitter上にてハッシュタグ「#tetebu」をつけてアップされているとか。どんなものを作ろうか、と悩んだら作品づくりの参考にしてみるのもいいだろう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日ボトルをクルっとするだけで香りを起こせる、羊毛フェルトのアロマディフューザー「アロボックル」が6月29日(金)新登場。オイルボトルをクルっと逆さまにして香らせるところから名付けられた、キュートな羊毛フェルトヘッドのアロマディフュザー「アロボックル」。香りが欲しい時にだけ、ボトルをクルっと逆さまにして、フェルト部分に香りを染み込ませ、ふんわりやさしい香りを楽しめる。電気も熱も使わずに香りを広げることができる人にも環境にも優しいディフューザーで、ベッドサイドやデスク、玄関、パウダールームなど、さまざまな場所やシーンに使えそうだ。お問い合わせ: オンラインストア
2012年06月24日