■前回のあらすじ娘と話をして中学受験についてあらためて考えた結果、私が私立中学に惹かれる理由は、「学校を選べる」ということに思い当たり…。何度か娘の葵の進学や今後について夫婦で話し合いたかったのですが、いつも「話し合いするぞ!」という私の気迫を恐れをなすのか逃げてしまう夫の健太。普通に話しかけたことで、そのまま会話に参加してくれました。私と夫は小遣い制にして、家計は私が管理していました。健太には貯金額は都度伝えていたのですが、大雑把な夫はあまり貯金額を意識していなかった模様。葵の学費については、葵が産まれてからすぐに娘用の口座を作って、毎月定額を貯金し続けていました。また児童手当もすべて貯金してきたので、特別贅沢をしなければ塾の費用や私立中高の学費はなんとかなることを説明しました。そして何より私が私立中高を調べていて、一番驚いたのが授業内容の面白さ! 最近の公立小学校の授業でもディベートを取り入れたり、企業に手紙を送って研究を深めたりと、私たちの子どもの頃とは大きく変化してきています。公立の中学も私たちの時代とは大きく違ってきているのかもしれません。それでもまだ画一的な授業が多いのも事実。葵には「知らないことを知ることは楽しい」と思って欲しい。だから葵に合った教育環境を選べるのであれば…「学校」を選んであげたいと思ったのです。はたして夫の出す結論とは…!次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月11日■前回のあらすじ中学受験に失敗した話を聞いて、改めて覚悟が必要だなと思った私は…。私はいろんな体験談を読むようになりました。体験談には、親子喧嘩が増えたり、受験することを途中で辞めたり、さらに離婚した家庭もあるなどいろいろな親子の姿がありました。もちろん親子の絆が深まった話や、受験をして良かったという意見もたくさんありました。そして文化祭シーズンとなり学校見学に行く季節となった頃、我が家はいまだに夫とは中学受験の話はできないでいました。そこでまずは娘と話しをしてみることに…。まだまだ子どもだと思っていたけれど、結構いろんなことを考えていることにビックリ。そして中学受験は誰が主役なのか、その原点に立ち返ることに…。どうして私立中学に魅力を感じるのか。公立にないメリットとは何なのか。ずっと考え続けてきてようやく自分の気持ちが見えてきました。中学受験をするのか、しないのか? 私たち家族の決断とは…!?次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月10日■前回のあらすじ夫は「中学受験は親のエゴだ」というけれど…。友だち付き合いが苦手で本が好きな娘に親としてできることを考え始めて…。夫の健太の言葉に「何も調べたりしないで反対するのもエゴなのでは?」と思ってみたものの私自身も知らない世界。そう思った私は出社前に本屋に寄ったのですが…。中学受験の本を読んでいたら先輩の紘子さんから声をかけられました。そして私は、自分の考えがとても浅いことを痛感することに…!中学受験についてはまだ考え始めたばかりの私。受からなければ「公立中学」でいいじゃんと思っていました。落ちたらどこにも行くところがない高校や大学と違って、公立に進むという手がある中学受験はそこまで覚悟をする必要があるという印象がなかったのです。しかし紘子さんのツラい過去の話を聞いて…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月08日■前回のあらすじ中学受験の状況を夢中で調べていると、夫から「小学生に受験はかわいそう」と言われて…。中学受験について調べ始めたばかりの私。思っていたよりも多くの私立中高が存在し、さらに今の中学受験を取り囲む厳しい状況も少しずつ理解してきたところに夫から言われた「中学受験はかわいそう」という言葉に違和感を持ち…。娘の放課後の過ごし方を理解していなかった夫。共働きの子どもの放課後の過ごし方は…。私は体育や音楽が苦手で、算数や国語などの授業は楽しかったのです。葵と同じように休み時間も本ばかり読んでいた私は、友だちと呼べる人もほとんどいませんでした。だから、夫の「勉強漬けにするのはかわいそう」という考え方にも違和感がありました。そして当時、私は友だちがいなかったことをとても気にしていたのですが、娘の葵は結構あっけらかんとしていて、「ひとりでいる方が空想できて楽しいよ」と笑っています。そんな葵に親として何ができるんだろう…。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月07日■前回のあらすじ子どもの中学受験に興味をもった恵。夫に話すと、「小学校から塾なんて必要ない。ママ友に振り回されるな」と言われてしまい…。周りに塾に通う子が増え始め、中学受験を意識し始めた私。夫の「うちは中学受験は必要ない」という発言に納得できなかった私は、私と夫の共通の知り合いで、会社の先輩でもある紘子さんに話をしてみると…。中学高校時代の6年間…その響きがどうしてだかすごく気になってしまい…。そこで私は自宅から通えそうな中学や高校の状況を調べてみることに…。中学受験について調べていると、校風、学費、制服、大学進学実績…見始めると、あまりにたくさんの項目や要素があって、検索魔の私は夢中になっていました。まさか夫が帰ってきて、それを見ているとは気づかずに…。そして夫が私に吐いて捨てるように言ったのは「受験はかわいそう」と思っても見なかった言葉でした。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月06日私は恵。小学3年生になる娘・葵と夫・健太の3人暮らしです。地方出身で私立中学というものがほとんど存在しない地域で育った私と夫。二人とも同じ東京の大学を卒業しそのまま就職、結婚しました。子どもを授かり保育園に通うようになって初めて「私立中高一貫校」「中学受験」という話題に触れるようになりました。そして小学生になると…。中学受験については、これまでも度々ママ友の会話のなかで出てきていました。ただ我が家は関係ないと、あまり深く考えたことはなかったのです。美佳さんはすでに上の子で中学受験を経験済みとのことで話を聞いていましたが、麻美さんのところも受験するのか…私は驚きと共に、焦りにもにた感覚に襲われました。そして夏休みが過ぎると、美佳さんも塾を決め、さらにほかの仲良しママ友たちの子どもも一斉に塾へと入り、中学受験の話題が一気に増えていきました。こうして次第に私も中学受験に興味を持ち始めていったのですが、夫は…。私自身、「中学受験をしよう」とまでは言い切れない状態。それに健太の言うとおり、ママ友の情報を聞いたからと言って我が家が受験をしようと決めたり、焦ったりする必要がないことはわかっています。私は大学に通わせてくれた両親に本当に感謝しています。だから私も娘の教育環境はできるだけ良いと思えるものを用意してあげたいと思っていたのです。次回に続く!※この漫画は実話をべースにしたフィクションです原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ ミカヅキユミ
2021年03月05日美術大学に通う、はま(@ha_ma_73)さんは、食品ロスをテーマにした卒業制作をTwitterに投稿し、反響が上がっています。はまさんが作ったのは、いろいろな種類の『寿司』。ツヤツヤとした新鮮なネタはどれもおいしそうですね。実はこちらの寿司は、すべて天然石を削って作られているのです。しかも、着色は一切していないのだとか!自然の色合いを使って作られているとは思えない、リアルな質感に驚いてしまいますね。五美大展このご時世なかなか来れないと思うのでここで見て貰えたら嬉しい、、コロナで前期リモートの中後期にせっせと頑張って彫った卒制の石以外何も使ってない着色料無使用の天然石寿司全部石です。 pic.twitter.com/R4oxWRbupO — はま 五美大展27日まで (@ha_ma_73) February 23, 2021 寿司の細かい柄や血合い部分などは、石を粉にして固めたり、石の粉を調合して色を出したりしているとのこと。またよく見ると、寿司の中に鼻や口など、人体が混じっています…。はまさんは、人体を作品に入れた意図について、「捨てられる食べ物も元は命がある存在。人体をシャリの上に乗せることで、捨てる側も同じく食べられる存在になり変わるのではないか」という想いがあったとつづっていました。投稿を見た人たちからは、称賛の声が相次ぎました。・全部石でできているだなんて、すごい!!細部まで表現されていて、おいしそうです。・永遠に消えないお寿司…。まさに夢のような光景ですね。・実物も見に行きました!ツヤツヤの面が不思議な感じで味わい深かったです。ちなみにこちらの作品は、東京都港区にある国立新美術館の『東京五美術大学連合卒業・修了制作展』にて、2021年2月27日まで展示されているそうです。近くに寄った際は、足を運んでみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2021年02月24日30代からの肌に贅沢美容液を肌の悩みや肌状態の予防・改善を目的に、ぜひ取り入れたいのが、デイリーに使えるスペシャルケア「美容液」。とくに年齢による変化を感じやすい30代からの頑張り屋さんのお肌には、普段よりもワンランク上のご褒美美容液を与えてあげたいものです。エイジングや美白にもしっかりとアプローチできる濃密な美容液は、普段のスキンケアラインに1本足すだけで、翌朝の肌に変化を感じられるもの。新しい1年の始まりに相応しいほど、圧倒的な結果に大満足できる美容液をご紹介します。おすすめご褒美美容液《 6選 》健康な美肌を目指すエッセンスランコムジェニフィック アドバンスト N50ml14,000円(税抜) この投稿をInstagramで見る Lancôme Official(@lancomeofficial)がシェアした投稿 外的環境によるストレスや加齢によって、減少する美肌菌のすばやい回復を目指す、ランコムNo.1の美容液。美肌菌は誰もが肌に生まれ持つ皮膚常在菌のことで、肌のバリア機能を強化し、回復を促す重要な役割を果たしているもの。厳選された発酵エキスやオリゴ糖などの栄養を与えて、美肌菌を回復へと導き、常に美しい肌を保つ後押しをしてくれます。濃厚なテクスチャーでありながら、顔に広げていくとみずみずしく浸透し、もっちりとした後肌は期待値が上がる感触。使うたびに肌が「良くなる」実感が得られる美容液です。ツヤ・透明感を与えるエッセンスURANIAクリスタルパール20g10,000円(税抜)提供:URANIAまるで真珠そのもののようなカプセルに、輝くツヤ肌を目指す、こだわりの美容成分をたっぷりと詰め込んだジェル状美容液。真珠エッセンス・加水分解卵殻膜エキスなどを配合し、肌のくすみを一掃。内側から発光するツヤ肌を叶えてくれる、まさにスペシャルケアにふさわしいアイテムです。見た目でも気になる使い方は、パール2~3粒とジェルを手に取り、軽く押しつぶすように馴染ませたら、ローションで整えた肌に浸透させていきます。ジェルとパールを馴染ませた状態はクリームのようなテクスチャーで、ベタつきのないなめらかな肌に整えてくれます。美白を目指すエッセンスSHISEIDOホワイトルーセント イルミネーティング マイクロS セラム30ml11,500円(税抜) この投稿をInstagramで見る SHISEIDO THE STORE(@shiseidothestore)がシェアした投稿 SHISEIDOが26年かけて開発した、薬用美白成分配合の先進「美白ケア美容液」。その評価は高く、美白ケアの決定版とも言えるアイテムです。メラニン生成の引き金となる酵素チロシナーゼのはたらきをブロックし、透けるような明るいトーンの肌に導きます。パワフルな美白ケアでありながら、乾燥による小ジワにも効果が期待できる内容。しっとりとしたなめらかな質感の美容液で、肌馴染みの良さにも定評があり、みずみずしい潤いも与えてくれます。引き締まった弾力を与えるエッセンスコスメデコルテリフトディメンション セラム50ml12,000円(税抜) この投稿をInstagramで見る DECORTÉ コスメデコルテ(@cosmedecortejp)がシェアした投稿 さまざまな肌効果が確認されながらも、化粧品への応用化が困難とされていた柑橘由来成分「ナリンギン」。この応用化に成功した成分「グルコシルナリンギン」を、世界で初めてセラムに配合したのが、リフトディメンション セラムです。これは肌の弾力性維持に関わるエラスチンの線維形成を促進する効果があり、肌のハリ・弾力に徹底的にアプローチ。フェイスラインを持ち上げるようになじませると、瞬時に上向きに!即効性のある効果と、引き締まったしなやかな肌に生まれ変わる感覚は、なかなか他では味わえないかも。うるおうハリ肌を目指すエッセンスエリクシール シュペリエルデザインタイム セラム40ml4,500円(税抜) この投稿をInstagramで見る SHISEIDO THE STORE(@shiseidothestore)がシェアした投稿 正面よりも年齢を感じやすい、斜め45度から見たときの表情も若々しく魅せてくれる、エイジングケアにぴったりの美容液。ほうれい線から引き上げるように馴染ませれば、ストレッチング処方でふっくらとしたハリを実感できます。植物エキスなどからつくられた資生堂独自の美容成分によって、ツヤと潤いに満ち溢れた肌に整えながら、肌を優しく包み込む、とろみのあるテクスチャーの心地良さがGOOD。スペシャルケアに抜群の美容液で、約100回も使用できるのにこの価格。ずっと使い続けられるコスパの良さも魅力的なアイテムです。敏感肌・毛穴・ニキビにも届くエッセンスセルフィルバイオエッセンス60ml8,000円(税抜)出典:byBirth細胞の成長を促進するEGFを主成分に、希少な植物から抽出したエキスとオイル、さらには高分子美容成分に至るまでを絶妙なバランスで配合させた「セルフィル」。バイオエッセンスはEGFを高濃度配合し、ヒアルロン酸・コラーゲンも贅沢に使用。洗顔後の一番最初に塗布するのがオススメで、肌にスッと馴染み、次に使うアイテムの浸透も後押ししてくれる印象です。高機能で力強い印象の美容液でありながらも、毛穴・ニキビなど、不安定な時期の肌を集中的にケアすることができる優しい処方。どんな肌質も、ハリと透明感のある肌に導いてくれます。
2021年01月10日アメリカの歴代大統領であるバラク・オバマさんのモノマネで大ブレイクした、お笑いコンビ『デンジャラス』のノッチさんが、2020年11月11日にブログを更新しました。タレントとしてだけでなく、2児の父親としても日々奮闘しているノッチさん。12歳になる長女は、中学受験に向けて勉強中だといいます。ノッチが受験生の娘からもらった手紙高校受験を経験したノッチさんは、陸上部推薦として特待生で入学をしたため、従来の受験を経験したことがないのだとか。受験に関する具体的なサポートはできないと思い、ひたすら娘さんにエールを送っているそうです。そんなある日、ノッチさんは娘さんから手紙をもらいました。それでも、じゅくに通わせてくれて本当にありがとう。感謝でいっぱいです。私が、お父さんに出来る事は、来年の春、受験に合格して、お父さんに喜んでもらう事!!そして、私の夢である化粧品開発の研究員になって、新商品を作り、いっぱいかせげるようになったら、お父さんと、たくさん外国へ旅行へ行きたいです。その夢を叶えるために、勉強がんばります。「何かつらい事はないか?大丈夫か?いつでも聞くからな。」デンジャラス ノッチオフィシャルブログーより引用最後のセリフは、きっと普段からノッチさんが娘さんにかけていた言葉なのでしょう。我が子を想う、ノッチさんの父親としての温かさが伝わってきます。娘さんからの熱意と愛の手紙を受け取り、ノッチさんはこのように想いをつづりました。お受験は、お父さんの為ではなく自分の為にチャレンジするんだよ。そう言ってアドバイスしました。正解か?不正解か?まだ良くわからないですねお父さんになったのは初めてだから。一緒に頑張ります。感謝します。デンジャラス ノッチオフィシャルブログーより引用子供を育てる誰もが『親初心者』であり、子育てに正解はありません。愛する我が子に寄り添い、試行錯誤をしながらともに歩んで行くノッチさんは立派な父親といえるでしょう。親子の二人三脚によって、娘さんが夢をかなえられるといいですね![文・構成/grape編集部]
2020年11月12日美大受験に失敗した主人公の〈山本さん〉は、突如、神戸でひとり暮らしを始める。いちばんの理由は、〈人生のリセットボタンを押したかったから〉。神戸は、地元の横浜に似た港町。大好きな明石焼きが安く食べられたり、病院の順番待ちにキレた患者に医者が同じ勢いで応戦したりと、初体験の連続に浮かれていた。まさか、ゲームやDVDを扱うお店で始めたアルバイトが、悪夢のような日々への入り口だとは――。『この町ではひとり』は、山本さほさんの実体験をコミック化したもの。自分のせい、と抱え込みすぎないで。自身の体験からの優しいメッセージ。「15年くらい前のことです。大人になればなるほど、当時19歳だった女の子に、周囲の大人はなぜあんなひどいことをしたんだろうと思って」当時のことはブログに詳細にまとめていた。たまに読み返すたびに、怒りや孤独感がぶり返したそう。「ここにも描きましたが、13年経って、あの町に戻ってみたら、自分が苦しんでいたことなど何も残っていないんですね。私のことも誰も覚えていないと思う。でも私にとっては忘れられない1年で、だからこそ、誰かに聞いてもらいたい、話したいという思いが湧いたんですよね」お客さんからの理不尽なクレームや横柄な態度、アルバイト仲間たちからの無視やいじめ…。読んでいてつらくなるが、似たような目に遭ったことがある人もいるかもしれない。「ネットなどでは『そんなにつらいなら辞めたら?』『ブラックな職場なんて行かなければいいのに』という意見も見ます。でも私はあのころの自分を思い出すと、『辞めます』が言えずに追い詰められていく人の気持ちがすごくわかる。意志が強くてスパッと言える人もいるだろうけれど、気が弱くて言えない人もいると知ってもらいたいですね」後半になると、上から目線のパワハラだけでなく、バイク好きな山本さんとバイク談議したいのかと思えばずうずうしく〈ボロバイクならくれへん?〉と言ってくる男や、山本さんを慕ってきたのかと思えば口説きに入る後輩など、トンデモ度はますます広がり…。結末はぜひ本書で。「神戸行きもバイトも自分で決めたことなので、親にも友だちにも言えなかったですね。自分の選択が間違ってたと認める勇気がなくて。いま思えば、もっと早く見切りをつけて地元に帰ればよかったし、甘えてもよかった。いま悩んでいる人には、『早くSOSを』と言いたいです」やまもと・さほマンガ家。神奈川県出身。『週刊ファミ通』で「無慈悲な8bit」連載中。『きょうも厄日です』(文藝春秋)ほか、著書多数。『この町ではひとり』2005年から1年のストーリー。大人になったからこそ過去の自分に寄り添って描けた『青春の蹉跌』的な作品。「あとがき」「描きおろしのおまけマンガ」付き。小学館1100円©山本さほ/小学館※『anan』2020年9月23日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2020年09月20日発達障害長男の中学受験わが家の発達凸凹の長男は、4月から大学附属の私立中学校に通っています。中学受験に向けてスタートしたのは小学6年から!初めての経験でまさにドタバタな1年間でした。そもそもなぜわが家が長男の私立進学を考えるようになったのか、受験勉強にはどのように取り組んだのかを連載シリーズでご紹介します。今回は第4話です!長男の集中力とモチベーション、どうあげる?Upload By スガカズ受験勉強に重要なこと――それは、本人に合った環境と、モチベーションが重要ということです。それはみんな同じだと思います。ただ、発達凸凹な長男にはその状態を維持するのが難しい…。平日は私が仕事をしているので、日中はもちろん、帰宅後もごはん、小学校の宿題、お風呂…と、慌ただしく、長男中心に支援することは難しい。その上、きょうだいが話しかけたりTVを見てしまったりもします。夏休みなど、長期休暇の時期は特に大事な時期と言われていたので、どうすれば私の目の届かないところで長男が勉強に集中できるのかを必死で考えました。Upload By スガカズ夏休みのある日、長男を連れて会社に向かうことにしました。片道1時間で、大人でも大変な中がんばってくれました。会社といってもオフィスの中に入れるわけではなく、会社のすぐ近くの休憩スペースに長男を連れて行きました。そこでは沢山の人が休憩・飲食・デスクワークをしています。「お母さんがランチで迎えに行くまでの3時間と、ランチが終わってから1時間勉強しようね」というルールにしました。この体験は長男にとって楽しいものになりました。とはいえ、すぐにやる気スイッチオン!となったわけではないのですけどね…。Upload By スガカズ大人に近づいた気分になって、さらに中学校に通うイメージがついた様で、本人が「明日もついて行く」と言いました。それ以降長期休暇時の日課になりました。本人の型にはまった環境を見つけてからは、塾、外(図書館など)、家庭の3つの環境で勉強する内容など、ルールを設けることにしました。Upload By スガカズUpload By スガカズ塾以外の勉強はマンツーマンです。もともと小さいころから運筆が苦手だったり処理速度が低いことから算数で途中式が抜ける傾向がありそうだったり、「旅人算」「食塩水」の問題など、図にすると解きやすい問題を敬遠しがちだったので、本人のレベルに合わせて問題を図を交えて解いてもらいました。直前までなかなか定着しなかったのですが、年末年始になってようやくやる気になり、解けるようになりました。苦手なことに取り組む姿勢が変わったのは、前回のコラムで紹介した言語聴覚士さんのお陰でもあります。この時期は年末年始。いよいよ本番目前になりました。これまで色々と右往左往しながらも勉強をがんばってくれている長男でしたが、家族はそれなりにストレスも抱えていました。次回は家族間で起こった受験ならではのトラブルについてお話したいと思います。
2020年05月28日田中マヤが大人向け美活レッスンを開催2020年2月15日(土)、朝日カルチャーセンター横浜教室において、『田中マヤの美活塾 ゆらぐ季節の過ごし方レッスン』が開催される。ゆらぎやすい季節を前に、ビューティーモデルの田中マヤが、美の秘訣を伝授。ゆらぎ肌対策やデトックス法、アロマの効果的な使い方などを学ぶことができる。開催時間は13:00から14:30まで。受講料は朝日カルチャーセンター会員が3,300円(税込み)、一般が3,960円(税込み)。予約は朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾のウェブサイトにて受け付けている。問い合わせは朝日カルチャーセンター横浜教室(電話番号:045-453-1122)まで。20年以上第一線で活躍し続けている田中マヤ田中マヤは1981年7月30日生まれ。奈良県出身。1999年にビューティーモデルとしてデビューし、女性誌やCMなどで活躍している。ジュニア野菜ソムリエ、AEAJ認定アロマテラピーアドバイザーなどの資格を保有。美容に関する知識が豊富なことで知られ、Instagramのフォロワー数は48,000人を超えている。著書には「ビューティーモデル田中マヤの美容通信」、「ビューティーモデル田中マヤの野菜レシピノート」などがある。(画像は田中マヤオフィシャルブログより)【参考】※朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾※田中マヤオフィシャルインスタグラム※田中マヤオフィシャルブログ
2019年12月16日学校選びで後悔しないために…出典 : こんにちは。『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法』著者・楽々かあさんこと、大場美鈴です。今回は、発達障害&グレーゾーンの子が中学受験を考え始めた時のご参考に、うちの経験を元にした、「発達障害目線」からの志望校選びのポイントを2回に渡ってお伝えするコラムの<後編>です。<前編>では、「その子に合った環境なら、多少の個性の違いは気にならない」ことだってあるので、その子の個性を活かしやすい、前向きな環境選びのポイント4つをお伝えしました。ただし、どんなに素晴らしい学校に出会ったとしても、受験期も入学後も「現実の壁」に突き当たることもあります。特に、人一倍感受性の強い子や、真面目で思いつめやすい子なら尚更影響が大きいでしょう。万が一、入学した後で「学校に行くのがつらい」「やめたい」となった場合、そこからリカバリーし軌道修正していくのは、親子共に多大なエネルギーと時間が必要になってしまう可能性も(でも、もし、そうなったらなったで「なんとかなる」と親子で思えることも大事です!)。今回の<後編>では、入学後に「こんなハズではなかった」「知らなかった、聞いてなかった」と親子で後悔するリスクを減らすために、事前によく調べた上で、親子でじっくり話し合い検討しておいたほうがいいと思う、現実的なポイント3つを中心にお伝えします。出典 : もし、お子さんが希望の学校に合格しても、満員電車や遠距離通学の負担等が大きくて学校に通えなかったら、つらい想いを経験してしまいます。どんなに素晴らしい学校でも「現実的に我が子が自分で通えるか」は、よく検討したほうがいいでしょう。うちでは早い段階から、「ドア・ツー・ドアで片道1時間以内、電車の乗り換えは1回まで」の学校にまず絞ってから、志望校選びをしました(また、現在長男は「通勤通学の混雑時間帯を避けて、早めに登校する」などの工夫もしています)。感覚過敏があり身体接触が苦手な子や、自律神経や思春期のホルモンバランスの乱れから、起立性調節障害、自律神経失調症、過敏性腸症候群などの傾向がある子は特に、毎日の通学負担は無視できないポイントです。また、発達障害のある・なしに関わらず、特に思春期の女の子は、混雑路線の電車通学や、部活動等で帰宅時間が遅くなるのも心配でしょう。・自転車通学やスクールバスなど、電車以外の通学手段もあるか・電車通学でも「乗り換えが少ない」「混雑路線や混雑駅を避けられる」等のルートがあるか・体調に不安のある子は、途中駅に寄りやすいトイレがあるか・学校・駅周辺の夜間の街灯の設置や治安はどうか・万が一の災害やトラブルなどの時に、親が迎えに行くまでどのくらいかかるか(自宅・職場からの距離など)…などをチェックし、できるだけ負担の少ない通学手段・時間を選べるといいでしょう。併発している疾患がある場合には、主治医ともよく相談し「どの程度の負担までなら大丈夫そうか」意見を聞いてみるのも大事です。また、通学の負担の「体感での」確認は、見学会・文化祭等で学校に足を運ぶ度に、「実際に使用する通学手段・ルートで(できれば、同じ通学時間帯で)」親子で何度も体験・確認するのがいいでしょう(この過程で、子どももある程度慣れることもあります)。出典 : 発達障害のある子の中には、IQ(知能指数)の非常に高い子や、寝食を忘れて勉強に没頭できる子、人並み外れたガッツがある子などもいて、いわゆる「超難関校・超進学校」の中にも「入学してみたら、類友ばかり」なんて話も…。でも、そういったタイプ以外の子には、ただでさえ中学受験勉強は、まだまだ幼い小学生には負担が大きなもの。ましてや、過度なストレスやプレッシャーに弱い子は特に、精神的に不安定になったり、余計に集中力や注意力が落ちてしまう可能性も(特に、現在二次障害があるお子さんは、受験勉強を始める以前に、まずはそのケアと解決が最優先でしょう)。子どもの健全で健康な発達には、十分な睡眠やあそびの時間も大切な栄養なんです。そして、発達障害に限らず、過剰な受験勉強を強いられて、心身の健康のバランスを崩し、その後の学校生活や思春期の人格形成に影響したり、燃え尽きて生きる意欲を失ってしまう…などの教育虐待や、過剰な受験競争・学歴偏重社会の影響も、昨今、国内外問わず問題視されてもいます。偏差値や知名度だけを見ていたら、「その子にとって」本当にいい学校・合っている環境が見えにくくなるかもしれません。それに、少し先の大学受験を視野に入れる場合も、近年の大学入試での推薦・AO型入試の増加傾向等から、「より偏差値の高い学校が、より偏差値の高い有名大学に入りやすい」とも限りません。世の中の価値観が多様化していく中で、学校・大学の偏差値順のランキングも存在意義が薄れつつあるようにも思えます。また、正直な話、進学校で学力的にギリギリ合格ラインだと、入学後に中高一貫校の進度の早い授業スピードについていけなかったり、大量の宿題がこなせなくて、不登校になるお子さんも少なからずいるようです。ですから、あくまで1つの考え方ではありますが、その子のペースで無理のない受験勉強をし、入学後も余裕を持って勉強に励むことができる、「背伸びし過ぎない」難易度の学校を選ぶのも、私には賢い選択のように思えます。苦手なことや失敗が多くて自信をなくしがちな子でも、比較的上位合格できる学校や、得意分野の強みを活かせる学校で、「できる子」として扱われて自信をつけるのもアリでしょう。こういった受験生の過剰な勉強の負担を考慮し、1科目・2科目入試、選択科目入試、推薦・AO型入試等、多様な入試方式を採用する学校も増えていますので是非、早めのチェックを。そして実は、「中高一貫」だからと言って、無条件に全員が高等部に進学できるとは限らない場合もあるのは、注意したい点です。高等部進学に際して、「成績評価に1がないこと」「進学試験にパスすること」などの一定の条件が課せられる学校もあるからです。また、学校によっては、成績不振の生徒にはさりげなく転校や、他校の高校受験を勧められる…なんて話も時々あるようです。その子の進路に関わる大事なことなのに、入学後に「聞いてなかった」「知らなかった」というリスクは大き過ぎます。こういった情報は説明会ではどの学校でもあまり触れられませんでしたが、もし、学習面で不安がある場合、在校生や保護者の方に実情を訊ねてみるといいでしょう(高等部進学に関する規定は、生徒手帳の校則等に書いてある場合もあります)。記事 「教育虐待をしないために親に心がけてほしいこと」おおたとしまさ出典 : そして最後に、いじめの予防と対応です。特に、発達障害のある子は「みんなと違う」ことで、いじめの対象になりやすく、また、親や先生に上手に相談できるスキルが弱くて深刻化しやすい傾向があると私は思っています。特に思春期は、その子の人格形成においてとても大事な時期なので、「いじめのない学校を」と希望されるご家庭も多いでしょう。でも、残念ながら、「家庭環境に恵まれた子が多いから」「この学校は優秀なお子さんが多いから」…等の理由で、私立中学にいじめがないとは言い切れません。また、学校の口コミサイトなどに「いじめはありません」等と書かれていても、鵜呑みにしないのが賢明です(状況は日々変化する上、書き込んでいる人の立場によって「いじめの事実」が見えないこともありますから…)。つまり、どんな学校でも「いじめは起こるもの」を前提に、事前にできる予防の対策をし、発生後に迅速に対応できる体制があるか、を見るといいでしょう(特に私立は、教育委員会などの上位組織もなく、何かあった時に学校内で収めてしまいがちです)。・校舎の造りや雰囲気(照明や採光の明るさ、防犯設備の有無、掃除や掲示物の状態など)・スクールカウンセラーの配置や外部機関との連携体制があるか・先生と生徒、先生同士のコミュニケーションが取れているか(職員室の配置や様子、先生の親しみやすさなど)・情報の公開性(学校に不利・不都合な情報でも公式HP等で公開し掲載されているか、など)…などの「風通しの良さ」が、いじめ対応のポイントだと、私は思います。こういった雰囲気は、なかなか外からはハッキリと見えにくいものですが、全体的に明るくオープンで「空気が軽い」印象がする学校は、ある程度いじめに対して、心理的な予防効果があるように思います。また、先生方のコミュニケーション力は、いじめ対応においても、とても大事な要素でしょう(特に管理職)。見学会や説明会の際、挨拶程度でもいいので、校長先生や教職員を見かけたら話しかけてみるといいでしょう。また、文化祭や最寄駅などでの、在校生同士の様子や表情の豊かさなども参考になると思います。子ども自身の意思がなければ、どんな環境でも適応が難しいから…出典 : 最後に…もっとも大切なのは、やはりお子さん自身の意思です。そしてご承知の通り、現実的には受験は合格・不合格があり、必ずしも希望が叶うとは限りません。それでも、第一志望以外の学校でも気持ちを切り替えて前向きになれる子はいいのですが、それがなかなかできなかったり(親のほうが結果を受け容れられない場合も)、親や塾から無理矢理勧められた学校に不本意ながら通うお子さんは、その後の学校生活への適応が難しくなる傾向があると聞きます。実際、長男の中学でも、入学直後から情緒が不安定だったり、数ヶ月で不登校になるお子さんも何人かいました。どんな学校でも、どんな環境でも、本人の意思を伴わなければ不満やストレス、環境への違和感を、より強く感じやすくなるのだと思います。ですから、元々気持ちの切り替えが苦手な子や、真面目で思いつめやすい子は特に、お子さんが本心から「行きたい学校」「行ってもいい学校」しか基本的に受験しないことを、私はオススメしたいです。うちの長男の場合、中学受験以外の選択肢も含めて、小学校卒業以降のあらゆる進路の可能性を親子で検討しましたが、結局、本人が気に入った第1志望1校だけを一般入試とAO型入試の複数回受験し、他校は受験しませんでした(もし、不合格だった場合は、「公立中学に在籍しつつ、自治体の教育支援センターとホームスクールの併用で前向きな不登校」という選択が、うちの「滑り止め」でした)。ここまで2回に渡って、うちの経験から私立中学の志望校選びのポイントを「発達障害目線」でお伝えしましたが、なかなか、ご家庭の全ての希望を満たし、尚且つ、現実的に合格可能な学校と出会うのは難しいかもしれません(特に、うちのような地方在住の場合、私立学校の選択肢も少ないでしょう)。その子にとって「絶対に外せないこと」「ある程度妥協できること」「そんなに気にならないこと」などの優先順位をつけながら、親子でよく話し合って志望校を比較検討されるのがいいでしょう(一覧表にして点数などをつけるのもいいですよ)。でも、中学受験に限らず、「どんな環境でなら、その子らしく生きていけるのか」その子の個性と相談しながら、親子で一緒に探っていくこと自体が、自立に向かうための大事なプロセスだと私は思っています。大場美鈴/著『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる120の子育て法』2017年/刊/ポプラ社
2019年10月02日自分に合った環境なら、「みんなと違う」は気にならないUpload By 楽々かあさんこんにちは。「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」著者・楽々かあさんこと、大場美鈴です。私は、発達障害の「障害」とは、その子の「個性」と「環境」の間にある…と考えています。ですから、本人側から環境に合わせる努力や工夫も大事ですが、自分が適応しやすい環境を選ぶことでも、「みんなと違う」が気にならなくなる場合もあると思います。現在中学2年生の長男は、私立中高一貫校を受験し、第一志望校に無事合格。自分の個性に合った環境で充実して過ごせるようになり、私はそこに「障害」を感じなくなりました。中学受験は、あくまで「環境選び」の1つの選択肢に過ぎませんが、独自の校風や教育方針などの「環境」が、その子の「個性」とぴったり合っていれば、少々個性的でも学校生活を楽しく過ごせるお子さんは結構いるように思います。ただし、私立中学の場合、特別支援学級設置校は現在全国で1校のみ(文部科学省H29年度資料より)ですし、障害者差別解消法による「合理的配慮」も「努力義務」の範囲になるため、基本的に「特別支援教育」や「特別な配慮」は、現状あまり期待できないと思っていた方がいいでしょう(※ただし、発達障害・不登校対応ができる学校や、公言せずとも一定の理解や配慮がある学校もあります)。そのため、まずは、入学の前提条件として、お子さんがある程度、特別な配慮がなくても教室で落ち着いて過ごせ、通常学級での授業や学級活動への参加に大きな支障がないことが必要な場合が多いと思います。また、将来の自立に向けて必要な、ソーシャルスキルや生活スキルを身につけるための発達支援(療育)・トレーニングは、必要に応じて医療・支援機関の手も借りながら、家庭が主体となって学業と並行して継続的に取り組んでゆく必要もあるでしょう(これは、公立中学の通常学級、フリースクール・ホームスクール等で学ぶ場合や、高校進学〜それ以降の進路を選択した場合も同じです)。その上で、もし、中学受験をお子さん自身が強く希望したり、ご家庭の教育方針と合うのであれば、様々な学校を実際に見学し、比較検討してみるといいでしょう。その際、うちの経験上、発達障害傾向のある子の場合、志望校選びの段階で偏差値や知名度などよりも、ずっと優先して考えた方がいいことがあります。環境の影響を受けやすい発達障害傾向のある子は、毎日の小さな負担の積み重ねが、いつの間にか、「適応できない」「努力では乗り越えられない」大きな障害物となってしまうこともあるからです。発達障害&グレーゾーンの子が中学受験を考え始めた時に、志望校選びのポイントを7つ、ご参考までに独自の「発達障害目線」で、2回に渡ってお伝えします。今回の<前編>では、その子の個性を活かしやすい、前向きな志望校選びのポイント4つです。文部科学省「特別支援教育資料(平成29年度)」より出典 : まずは校風です。校風とは「学校の雰囲気」という漠然としたものですが、校訓や募集要項やアドミッション・ポリシーなどで、「こういう子に来て欲しい」と学校側は意思表示していますから、学校の公式HP・資料請求などで、すぐに確認できます。そして、教育方針。私立学校は特色ある独自の教育を打ち出していることが多く、「サイエンス教育に重点を置いている」「国際教育に力を入れている」「スポーツの強豪校である」「情操教育を大事にしている」…などなど、学校自体も個性的です。つまり、「学校の個性」と「その子の個性」がピッタリ合っていれば、同じ子の同じ部分が短所から長所に変わることも。例えば、うちの長男の「空気が読めない」という部分を、現在の中学では「積極的に自分の意見が言える」と肯定的に高く評価してくれます(こういった学校の考え方は、建学の精神、校訓や募集要項、過去問等にもハッキリ表れていました)。そして、凸凹差が大きくても、特定の分野に興味関心が高い子、一芸に秀でた子、一つのことに集中できる子等を歓迎し、得意分野を伸ばしてくれる教育方針とマッチすれば、「できる子」として扱ってもらえる可能性も高いでしょう。また、留学生や帰国子女を積極的に受け入れるなど、多様な個性や文化背景のある生徒が集まる学校や、博愛精神を大事にする学校などでは、多様性を認める教育がなされ、多少の個性やものの感じ方・考え方の違いは、大らかに受け容れてもらえることも。こういった、個性的な生徒を求めている学校は、「推薦・AO型入試」などを実施している場合も多いので、入試方式も早めにチェックしておきたいところ(推薦・AO型入試は、説明会への参加、事前の資料準備や面談、面接練習などが必要なことが多いです)。出典 : 学校の規模も、発達障害傾向のある子にとっては、大事な要素だと思います。感覚過敏があると、教室でのザワザワ音や他の人の動きなどが気になってしまい、負担が大きくなります。うちの長男は「人が多ければ多いほど、集中できない」とのこと。また、グレーゾーンの次男も人の顔と名前が覚えにくく、学級数が多い小学校ではクラス替えによる負担が大きく、対人関係でなかなか自信が持てませんでした。こういった子は、小規模校や少人数クラス編成の学校のほうが負担が少なく、落ち着いて過ごせる可能性が高いでしょう(ただし、クラス数が少ないと、いじめやトラブル等の際にクラス替えによる解決が難しくなることも。また、少人数でも静かとは限りません)。そして、中学では小学校と違い、担任の先生がずっと同じ教室にはいないので、大人の目が届きにくくもなります。また、集団の規模が大きくなればなるほど、「個別に、柔軟に」は、物理的に難しくなるでしょう(ただし、「干渉されない大規模校のが気が楽」「ビシッと管理されるほうが落ち着く」という子もいると思うので、一概に大規模校が合わないとは言えません)。そのため、小規模校や少人数クラス編成の学校は、アットホームな雰囲気で先生方も生徒一人ひとりの顔を覚えやすく、目も届きやすいでしょう。また、大規模校でも、副担任制の採用や少人数授業や補習制度など、教員の配置が手厚く面倒見の良い学校も。生徒数・クラス数・教員数も、学校の公式HPや学校案内・募集要項等に大抵記載されています(ただし、入試の際の募集定員数と実際の在籍生徒数がかなり違う学校もあるため、「実際のところ」も、よくご確認を)。出典 : 思春期は、いわゆる「フツーの子」でさえ、身体面・精神面で不安定になりがちです。ましてや発達障害傾向のある子は、環境の変化に敏感なことも多く、心身に大きな負担のかからない、安定した生活環境が大事だと思います。ただし、設備の「体感」は公式HPや学校案内だけでは掴めないので、実際にお子さん自身が見学会や文化祭・体験授業等に足を運んで確認してくるのがいいでしょう。学校の設備面のチェック・ポイントは…・エアコンの設置・稼働状況(各教室の他、体育館や部活動の施設なども)・教室環境(教室の広さ、机と机のパーソナルスペース、教室前方のモノや掲示物の配置など)・教室の照明、黒板・ホワイトボードの色(視覚過敏やLDのある子に見やすい色・明るさか)・個人ロッカーの有無(忘れ物の多い子、体力に不安のある子等は、「置き勉」の可否)・保健室や図書室、自習室やオープンスペースの有無(静かに休息できる場所はあるか)…など、「その子にとって特に負担がかかりやすい部分」を重点的に、よく見ておくべし!また、味覚や触覚過敏で偏食傾向のある子は、食の選択肢がある、弁当持参や学食・購買が充実している学校などが、負担が少ないでしょう。その中学のランチはどうなっているか、学園祭などで在校生に「お昼、どうしてますか?」って聞いてみるのもテ。それから、一般的には楽しいハズの行事・イベントも、「いつもと違うこと」が多いと負担になる子もいるでしょう(ただし、私立は運動会や各種セレモニーなどの事前練習等はほとんど行わないか、あっても効率的な場合が多いと思います)。年間行事予定も、学校HPや学校案内に大抵写真付きで載っていますから、一緒に眺めて「こんな行事があるんだね」「修学旅行はここに行くんだね。大丈夫そう?」等、親子で話し合いながら、お子さんの反応を見ておくといいでしょう。出典 : 傾向のある子は特に、ICTの導入状況はよく確認しておきたいポイントです。ICTが全校で導入され、iPadやPCが一人一台使える環境なら学習への負担が減りますし、特別な許可も必要ないので「〇〇くんだけズルイ」だなんて思われることもありません。また、ICTが普及していれば、校内の無線LANや電子黒板等も整備され、先生方もデジタルツールに慣れているので、デジタル教科書や電子辞書の使用、作文・課題のワープロ提出、ノート代わりの黒板の撮影なども、柔軟に理解されやすいと思います。長男の学校の場合、全校生徒1人1台iPadを所有し、授業中の電子辞書アプリの使用や、課題のワープロ打ち提出などは、特に先生の許可も必要なく、発達障害のある・なしに関係なく「みんなフツーにそうしてる」とのこと。そして、学習面では、授業内容やレベルなど「何を学ぶか」も大事ですが、「どう学ぶか」の学習手段・方法のほうが、より重要なポイントだと私は考えます。先生が一方的に話して、ひたすら黒板を写す…という伝統的な講義型の一斉授業だけでは、負担が大きかったり集中できなかった子も、「その子に合った学び方」なら、学習意欲と学力を大きく伸ばしてもらえる可能性も。多様な学習手段・方法の例は、ICTの活用の他にも…・実験やフィールドワークなどの体験型・探求型の学習・教科を越えた問題解決型の統合的な学習・言葉で学びをアウトプットするプレゼンテーションや、ディベート形式の学習・少人数授業、習熟度別クラス編成、個別課題や補習など、それぞれのペースや到達度に合わせた学習…など、近年様々に試みられていますが、その学校で取り入れている中で「その子に合った学び方」があるか、じっくりチェック。学校側が柔軟に新しい方法を取り入れてアップデートし、「学び方」の選択肢が多ければ、その子の凸の強みが活かせるチャンスも増えます(「その子に合った学び方」は何かが分からなければ、事前に専門家に相談し把握しておくといいでしょう)。また、柔軟性・合理性の高い学校なら、個別の事情に合わせて、ちょっとした私物の持ち込みや学用品のカスタマイズ程度なら、気軽に理解が得られることも。学習環境の確認は、小学生向けに体験授業などを行う学校も増えているので、気になる学校があれば参加してみるといいでしょう。その子の個性を活かしやすい環境を…出典 : 今回の<前編>では、「発達障害目線」から「こんな環境なら、その子の個性を活かしやすい」という、私立中学の志望校選びの前向きなオススメポイントを中心にお伝えしました。次回<後編>では、入学の学校生活を考えると「ちょっと不安な点・心配な点」に対して、押さえておきたい現実的なポイントを中心にお伝えします。大場美鈴/著『発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法』2016年/刊/ポプラ社
2019年09月20日映画『ヒンディー・ミディアム』が、2019年9月6日(金)より全国で公開される。インドの受験事情がテーマ超学歴社会と言われるインド。そんな国の“お受験"が『ヒンディー・ミディアム』のテーマ。主人公は下町で洋品店を営むラージと妻のミータ。ラージは、家族想いだがどこか抜けたところがあるキャラ、ミータは学歴コンプレックスゆえ思い込みが激しい。学歴は無いが、可愛い娘ピアの将来のために進学校に入れることを決心。そんな夫婦の姿を笑いあり感動ありで描く。英語が何より重要学歴社会のインドでは英語が超重要。映画のタイトルともなるヒンディー・ミディアムとは、ヒンディー語で授業を行う公立学校のこと。そして、英語で授業を行う私立の名門校のことをイングリッシュ・ミディアム(English Medium)という。ラージとミータは娘をイングリッシュ・ミディアムに入学させようと奮闘する。受験には住居も重要面接では居住地ももちろん評価される。その情報を得たラージとミータは高級住宅街にお引越しを決意する。受験には親の教育水準も重要引っ越したものの、英語で話せないと全く相手にされないという厳しい現実に直面。ラージとピアのふたりは“お受験"のためお受験クラスにも入学。面接のノウハウや試験のコツを学ぶ。神頼みまで駆使しながら娘のために全力を尽くすものの、結果は全滅…。受験には低所得者層のための優先枠も?進学校にも低所得者層のための優先枠があるという。そんな“禁断の手口"があることを教わり、夫婦は藁をもつかむ思いでスラム街にお引っ越し。ラージは慣れない工場仕事に失敗ばかりで、ミータはスラムの暮らしに大混乱。だが、ふたりは次第に周囲の人たちと打ち解け始めていく。そんな二人が“お受験"の行方と、夫婦がドタバタのすえに出す答えとは…?イルファーン・カーン主演主演はイルファーン・カーン。アーミル・カーン、シャー・ルク・カーン、サルマン・カーンについで第4のカーンと言われる。国際的にも知名度が高く『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』では主人公のパイの成人役、『ジュラシック・ワールド』ではパークの所有者を演じてヘリを操縦した。なお、『ヒンディー・ミディアム』の続編となる「Angrezi Medium」(=授業を行う学校"の意味)が2020年春インド公開に向けて進行しているという。イルファーンが引き続き主演を務めるが、どうやら別の家庭のお話しとなる模様。『ヒンディー・ミディアム』あらすじ&作品詳細受験のために高級住宅地に引っ越し&面接の猛勉強…なのに全滅?そんなとき、低所得者層のための優先枠があると…デリーの下町で洋品店を営んでいるラージ・バトラは、妻のミータと娘のピアの3人暮らしている。可愛い娘の将来のため、ラージとミータは進学校に入れることを決意。面接では親の教育水準や居住地までも評価されることを知る。学歴は高くないラージとミータ。2人は娘のために高級住宅地にお引っ越し。本格的に面接に臨むものの、結果は全滅してしまう。落胆する2人だが、進学校が低所得者層のために入学に優先枠を設けているという情報を得る。追いつめられたラージたちはスラム街に引っ越して優先枠での入学を狙う作戦にでるが…映画『ヒンディー・ミディアム』原題:Hindi Medium監督:サケート・チョードリー脚本:ジーナト・ラカーニー、サケート・チョードリー出演:イルファーン・カーン、サバー・カマル上映時間:132分配給:フィルムランド、カラーバード
2019年07月26日2017年にインドで公開され、年間興収トップ10入りの大ヒットを記録した“インドのお受験”をテーマに描く珠玉の教育エンターテインメント『ヒンディー・ミディアム』(原題:Hindi Medium)が、9月6日(金)より日本でも公開決定。日本版ビジュアルも到着した。デリーの下町で結婚衣装の店を営んでいるラージ・バトラは、妻のミータと娘のピアの3人暮らし。娘の将来のため、ラージとミータは娘を進学校に入れることを考えていた。そうした学校は面接で親の教育水準や居住地まで調べていることを知るが、2人の学歴は高くなく、娘のために高級住宅地に引っ越して本格的に面接に臨むが、結果は全滅。落胆する2人に、ある進学校が低所得者層のために入学に優先枠を設けているという思わぬ話が舞い込む。追いつめられたラージたちは貧民街に引っ越して優先枠での入学を狙うのだったが――。タイトルの「Hindi Medium」は、ヒンディー語で授業を行う公立学校のこと。英語で授業を行う私立の名門校は「English Medium」と言い、デリーの下町で洋品店を営むラージとミータ夫婦は、ピアをこのEnglish Mediumに入学させようと奮闘する。本作では、階級を飛び越え、富裕街に貧民街にと住まいまで変えて悪戦苦闘する中で、人生において本当に大切なことに気づくまでを描いていく。父・ラージを演じるのは、『アメイジング・スパイダーマン』『インフェルノ』など多くのハリウッド映画に出演するイルファーン・カーン。家族想いでありながら、どこか抜けた部分もある父親をコミカルに演じ、インド国内の映画賞である国際インド映画アカデミー賞、スター・スクリーン・アワード、フィルムフェア賞で主演男優賞3冠を果たした。また、美しき妻で教育ママのミータを演じるのは、パキスタンで最も活躍するトップ女優のひとりサバー・カマル。本作がインド映画初出演となった。監督は、『アショカ大王』『結婚の裏側』のサケート・チョードリー。本作では国際インド映画アカデミー賞で監督賞、フィルムフェア賞で最優秀作品賞を獲得した。現代インドでよい仕事を得るための必須スキルとされ、教育の質を測る上で重要視されている英語。本作は、インドで実際にあった「父親が学位しか持っていなかったため娘の入学を拒否された」という驚愕の出来事を基に、ラージとミータと同じように高等教育を受けることができなかった親たちへの丁寧なヒアリングを経て製作。到着したビジュアルでは、そんなインドの現実も踏まえた“英語が話せないなんて!”というコピーも添えられたコミカルな一枚となっている。『ヒンディー・ミディアム』は9月6日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年06月14日2月11日、女子プロレスラーでタレントのジャガー横田(57)と夫で医師の木下博勝氏(51)の息子である大維志くん(たいし・12)が受験した中学校の入試結果が朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で発表された。この様子は、Yahoo!トレンドランキングに関連ワードが複数ランクインし話題となった。番組では昨年から、150日間に渡り家族3人で中学受験に挑む姿に密着。大維志くんは父と同じ医師になるため、広尾学園本科を第一志望校として目指していた。受験チャンスは3度、大維志くんは全てに挑んだものの全敗。「悔しい」としながらも「受かっている子たちは俺より頑張ってた」「俺が落ちているのは努力不足」だと話した。しかし、医学部を持つ有名大の付属中学に合格することができた。ジャガーとともに番組に生出演した大維志くんは「自分のやりたいことを抑えて勉強に向かうことが大変だった」と明かし、受験を通して得たものに「親への感謝」と「家族の絆に気づけた」と話した。この日の放送を終え、父親である木下はブログを更新。「中学受験は、もちろん本人が取り組むのですが、親子で取り組む部分が多くあると感じました」とつづり「我が家も、こんなに家族が一つになった経験は初めてでした」と明かした。ネットでは「たいし君、広尾はダメだったけど医者への第一歩です。これからも頑張って下さいね」「感動しました。木下さんジャガーさんも素敵なご両親。大好きな企画でした」と大維志くんへの労いと合格を祝福するコメントが多くみられた。
2019年02月11日「なめらか本舗」の美白ジェルマスクノエビアグループが展開する豆乳スキンケアブランド「なめらか本舗」より、美白集中ケアの新商品「美白ジェル美容液マスク’19」(5枚入り 税抜800円)が、2019年3月5日(火)に限定発売される。豆乳パワーで白肌に「美白ジェル美容液マスク」は、2018年3月に限定発売され大好評だった商品。今回ファンの要望に応え再発売される。マスクには「なめらか本舗」の代名詞”豆乳発酵液”や”ダイズエキス”に加えて、美白に効果的な高純度アルブチンを贅沢に配合。美容液の量が以前の20mlから22mlに増量され、さらにリッチな使用感に生まれ変わった。1枚でケアが完成!同商品は、化粧水から乳液、美容液、クリーム、パックまでの5ステップが、一枚で完了するオールインワンタイプ。忙しい夜でも手軽に美白のスペシャルケアができる。シートはコットン100%で肌あたりの良さが嬉しい。よれずに目のきわまでカバーする設計で、ひたひたの美白ジェルが肌にぴったり密着。美容成分が肌の奥深くまで浸透し、透明感に満ちた白肌を叶えてくれる。パワーアップして帰ってきた美白マスクで、手軽にホワイトニングケアを楽しんでみては。(画像はプレスリリースより)【参考】※ノエビアグループのプレスリリース
2018年12月29日2018年12月11日(火)、「株式会社ロッテ」よりがんばる受験生を応援する“受験応援商品”が発売されます。毎年人気のシリーズで、2018年は「クランキー」と「トッポ」が開運・ご利益を感じるデザインに変身。プチギフトに喜ばれることでしょう。運気UP間違いなし「受験応援!クランキー<袋>」「クランキー」で受験生を応援!サクサク食感が楽しい「クランキー」は株式会社ロッテの人気商品。“受験応援”バージョンには、袋のパッケージにげんかつぎの言葉が入っていたり、“桜咲く”をイメージさせる満開の桜が描かれています。袋を開けると、なかには一口サイズの「クランキー」が個包装になっています。「ご利益」をテーマにした、思わずくすっと笑ってしまうダジャレの応援メッセージが8種類印字されています。商品詳細発売日:2018年12月11日(火)発売地区:全国(コンビニエンスストア・駅売店を除く)内容量:127g(個包装込み)価格:オープン価格(想定小売価格:税抜 313円前後)おみくじ付き「受験応援!トッポ<袋>」「トッポ」を食べて勉強の息抜きに1994年から販売され若い女性を中心に大人気となった「トッポ」も“受験生応援”バージョンに変身。「トッポ」はなかにチョコが入っているので、手にチョコが付かないですよね。勉強の息抜きに甘いものが欲しくなったときにぴったりです。「受験応援!トッポ<袋>」には、8袋入っておりそれぞれの個包装のパッケージはおみくじ風のかわいいデザインです。もちろん良いことしか書いていないおみくじなので、受験生には嬉しい贈り物になりますよ。また、おみくじの運勢を書きこめる白紙のものも入っているので、友達や家族への応援メッセージを書いて渡してみませんか。商品詳細発売日:2018年12月11日(火)発売地区:全国(コンビニエンスストア・駅売店を除く)内容量:8袋入価格:オープン価格(想定小売価格:税抜 313円前後)毎年大人気!ロッテの“受験応援”商品2017年:「サクサクすすむ」受験応援シリーズ2017年は「サクサクすすむ」をテーマにした「受験応援!トッポ」「受験応援!クランキー<袋>」が登場しました。メッセージを書き込む欄が大きく、多くの受験生が贈り物として応援メッセージと共にお菓子をいただいたそう。2016年:「めざせ合格!」シリーズ2016年は「めざせ合格!」シリーズとして、「めざせ合格!コアラのマーチ」「めざせ合格!トッパ」「めざせ合格!クランキー受験応援パック」「めざせ合格!受験応援のど飴(袋)」の4種類を販売しました。大人気!「コアラのマーチ」の受験応援シリーズ株式会社ロッテのロングセラー商品「コアラのマーチ」も過去“受験応援”シリーズに数回登場した人気商品です。「コアラは寝ていても木から落ちない」ことから縁起の良いお菓子として受験生から支持されています。2013年:「HKT48」とタイアップ株式会社ロッテでは人気の企業やタレントとコラボレーションすることも。2013年には人気アイドルグループ「HKT48」とタイアップし、「がんばるキミへ!HKT48ボトルガム」と「がんばるキミへ!HKT48のど飴」を販売し好評だったそう。2018年もロッテのお菓子で受験生を応援して毎年受験生を応援してきた株式会社ロッテは、2018年も「サクサク願い叶う!?」をテーマに、がんばる受験生を応援します。最後の追い込みをかける受験生に、エールを贈りましょう。
2018年12月05日キッズネットサポーター:ゆきこ過去問は、大切な予行演習多くの塾では6年生の秋から過去問を解き始めます。娘の塾では過去問の準備について特に指導はありませんでしたが、わたしは受験生の親のブログを参考に、準備しました。過去問の背表紙を裁断する。問題用紙も解答用紙も、本番のサイズに合わせてコピーする。娘が受験した入試の問題用紙のサイズは全てA4ですが、過去問題集はB5サイズのものがほとんどです。本番のように、考えるために書き込める余白は、問題集にはほぼありません。子どもには「入試の予行演習」として過去問を解いてほしかったので、問題集を本番と同じA4サイズに拡大してコピーしました。このように裁断したあとに、実際のサイズに合わせpて、A4サイズに拡大コピーしました過去問の裁断は、「ビジネスコンビニ」と呼ばれる店舗でお願いしました。裁断料金は1センチメートルあたり108円でした。裁断することでコピーする際に「紙送り機能」が使用できて、とても便利です。裁断をした店舗のセルフコピー機でコピーも行なったので、1カ所で作業を終えることができ、時間と手間がかなり省けました。参考にしたブログによると、カッターで裁断する方もいるようです。自宅でも撮影できる、願書写真「できるだけ塾に通わず」頑張ってきた我が家では、願書の写真も父親が撮影して家庭で準備しました。わたしたち親は「プロに撮ってもらったら」とも言ったのですが、娘が「パパでいい!家で撮る!!」と主張し、自宅での撮影となりました。コツは、「望遠レンズをつかって、遠くから撮る」です。これにより、実物より顔が膨らむことを避けられます。自宅撮影はプロに比べると照明などが劣りますが、忙しい受験直前期に「写真館に行く時間と手間」を省けることは大きなメリットです。自宅でも様々なアプリをつかえば満足いくまで調整できます。余談ですが、我が家はパスポートの写真も自宅で撮影しています。申請の際に「あごに影が若干あるので、外国では確認されることもあるかもしれませんが、日本では問題ありません」と言われたものの、出入国の際にトラブルが起こったことはありません。想定外のプレッシャー【第1回中学受験と、親ばなれ・子ばなれ】のとおり、「中学受験に向けてがんばることは、いい経験になる」が、「努力をしても報われない可能性もある」。つまり不合格の場合もあることは、本人とはよく話し覚悟はしていました。しかし、娘の小学校は中学受験をする子が少なく、関心も知識もが少なかったためか、同級生たちは「中学受験=志望校へ進学」と思い込んでいるようでした。不合格になるかもしれないので放っておいてほしかったのですが、試験を受ける前から「〇〇中学校に行くんだー、すごいねー」と合格を前提に話されるのには参りました。志望中学校が知れ渡った理由は、担任の教師が教卓に置きっぱなしにした中学受験の書類を見たクラスメイトが、それを黒板に貼ったことでした。中学受験関係の書類は封筒に入れて見えないようにして提出することをおすすめします。さらに、下の子とは「お姉ちゃんが第一志望に合格したら、最新ゲームを買おう。だから受験が終わるまで協力してね」と約束したはずが、いつの間にか「受験はどうせ合格する。だから今すぐ」という解釈にすり替わっていました。何度も何度も「受験というものは、不合格もある。結果が分かる前に『きっと合格するから買って買って』と言うのはやめなさい」と言い聞かせても、全く理解できないようでした。「いつ買ってくれるの?」と何度も言われるのには、閉口したものです。下の子も同級生も、受験を経験したことがないため「受験=合格」と思いこんでいたようでした。このプレッシャーはなかなか手ごわいもの。子ども自身も「クラスメイトに『頭のいい中学に行くんでしょ?!』って言われたー」などと愚痴をこぼすことも多々あり、担任の先生に相談しようと思いましたが、娘に止められました。また、娘には「中学受験をするとクラスで話さないほうがいい」と伝えていましたが、中学受験をする別の子が自ら「わたしは中学受験するから地元中には行かない!」と教室で宣言したり、自分の志望校の良いところを話したりということがあったそうです。受験する子もしない子も、心が乱れる時期だったのかなと今になって思います。入試当日の「花道」入試当日の朝の風物詩といえば、激励のために試験会場に来た塾講師による「花道」ですね。この花道、娘が中学受験で一番緊張した瞬間だったそうです。花道があることは知っていたのですが、いざ目の当たりにするとやはりビックリしてしまったそうです。塾に通っていないと、この花道は「完全アウェー」となります。また、通塾していてもほかの塾の人数が多くて圧倒されたり、担当の先生が当日に来られなくて子どもが動揺したりすることもあります。入試当日のシミュレーションでは、「花道を通る」こともぜひやってみてください。通塾していない場合は、気にせず通過できるように心の準備をしましょう。進学塾のウェブサイトには、入試日の写真が紹介されています。写真を見て当日をイメージして、「塾の先生や友だちが多くいる人は、そのときは安心できるかもしれない。けれど試験本番では一人で問題を解くことは全員同じ。先生や友だちがいなくても大丈夫!」と伝えてあげるとよいと思います。通塾している場合は担当の先生が来るか事前に確認して、来ないのならば当日か前日夜に電話をかけてもらえるようにお願いするのも一案です。中学受験に【成功】するためにさまざまな理由で、年明けから小学校を休むお子さんもいるようです。我が家は受験対策のために小学校を休むつもりはなく、試験日以外は登校する予定でした。しかし、例年より早いインフルエンザの大流行で、いつ学級閉鎖になってもおかしくない状況となり、「インフルエンザに感染するのが怖いから」という理由で入試直前は小学校を休むことにしました。こんなことになるとは、年明け前のわたしには想像できないことでした。試験直前には、思ってもいなかったいろいろなことが起こると思います。インフルエンザの大流行、まさかのケガ、体調不良、兄弟姉妹のワガママなどなど・・・。想定外のできごとが起こったときこそ、親のサポートが重要です。親だってドキドキ・ハラハラして、子どもといっしょに焦ってしまうこともありますが、そんなときこそハリウッド女優気分でポジティブ思考を演じ、子どもをサポートしましょう。中学受験は面倒なことも多くありますが、子どもをこんなにサポートする機会、タッグを組んで挑む機会は最後かもしれません。貴重な時間と考えて、頑張りましょう。志望者が募集人数を上回れば、全員が合格することはありません。一生懸命に挑んでも、辛い結果になることもあります。しかし、人生の最終目標が中学受験ではありません。親子で中学受験に取り組むことで、子ども自身が自分の人生を切りひらき、親が子どもの自立をサポートできれば、どんな試験結果でも大成功といえるでしょう。七転八倒、怒鳴ったり叫んだり、親が何を言っても子どもは馬耳東風だったりもありますが(全て我が家でのことです。笑)、「中学受験をしてよかった」と思える、幸せな体験となりますように、みなさんの【成功】をお祈りします。ゆきこ(ゆきこ)40代。夫と長男長女との4人暮らし。食生活アドバイザー2級、食育アドバイザー、幼児食インストラクターの取得の際に、「試験勉強を続ける辛さ」「受験のプレッシャー」を身をもって知りました。毎日、学校で授業を受けて、宿題やテストに取り組んでいるだけでも、子どもたちは精一杯頑張っているとリスペクトしたいです。が、ついガミガミやっちゃいます・・・。
2018年11月15日キッズネットサポーター:ゆきこ予定より早く、算数のみ入塾子どもが小学5年生の11月。塾主催の適性検査型の無料模試を受けたら、答案返却の面談で冬期講習の受講をすすめられました。そのときは塾に入ることをまったく考えていませんでしたが、お試し価格でお得だったうえに、帰省の日程と重なっていなかったので何かの縁かなと思い、気楽な気持ちで受講することにしました。子どもはこの冬期講習を楽しんだものの、2月に習い事のイベントが続けて行なわれることもあり、けっきょく入塾はしませんでした。そうなんです、中学受験を考えつつ、小5の2月になっても2つの習い事を続けていたのです(2つのうち1つは6年生9月まで、もう1つは入試シーズンも休まず、小学校卒業の3月まで続けました)。そして習い事のイベント終了後、同じ塾で無料模試が行なわれることを知った子どもが、「また模試を受けたい!」と言い出しました。「お試し価格で冬期講習だけ受講して入塾は断ったのに、また無料の模試を受けるって・・・」と、さすがに図々しいわたしでもちゅうちょしたのですが、子どもがどうしてもというので渋々申し込むことに。2度目の答案返却では、さすがに塾側も勧誘作戦を変えてきて、「冬期講習は公立中高一貫・適性検査対策クラスを受講したので、春期講習では『国私立中学対策クラスの、まずは算数を受講しましょう。春期講習前の通常授業から体験してみませんか」と勧められました。そのクラスには、子どもが今まで出会ったことがないような、ケタ違いの天才・秀才たちがいました。当初の予定では志望校対策が始まる9月に入塾するつもりでしたが、毎日通う小学校とはまったく違った刺激を塾のクラスメイトから受けたこと、算数の学習の進め方に迷い始めた時期だったこともあり、塾側の言うとおり算数のみ入塾を決めました。中学受験に「先取り学習」は必須!子どもは算数が好きで、しかも得意科目と思っていましたが、先取り学習まではしていませんでした。入塾して間もなく、「え!中学受験をするのに、まだ円の面積の公式を知らないの?」と講師に絶句されたことも、今となっては笑い話です。入塾する前の算数の学習は、市販の問題集と通信教育のZ会の公立中高一貫校適性検査講座の受講でした。今思えば、“学力検査でなくて適性検査だから先取り学習は必要ないだろう”と判断した親の油断のせいで、学習内容も時間も足りなかったのではと反省しています。算数の進め方をもっと工夫できていたら、もっと入塾時期を遅らせることも、もっとスムーズに受験生活を過ごすこともできたのかもしれません。そんな反省だらけの算数の学習方法ですが、見つけてよかったと思う教材があります。出会いは子どもが小学校1年生のときのこと。年度末テストの算数がとくに高得点だったので「うちの子ってすごい?!」(笑)と浮かれたわたしが問題集選びを始めたときのことです。本屋の問題集売り場に行ってみたものの、あまりの種類の多さに、どれを選んだらいいのか途方にくれてしまいました。そんなとき、ある1冊の本に出会ったのです。宮本哲也先生との運命の出会い!?それが、『宮本算数教室の教材賢くなるパズル入門編』。はじめて買った、宮本先生の問題集「宮本算数教室の教材 賢くなるパズル入門編」宮本哲也著/学研プラス保護者向けの説明に「絶対に解き方を教えないでください」と書かれているのを見て「子どもの目の届くところに問題集を置いておくだけでいいんだー、解き方を教えなくていいなら親がラクでいいわー」と単純に考えて、購入しました。子どもには「答えが出なくてもいいから、自分で考えてごらん。すぐに答えが出ないとモヤモヤするだろうけど、答えが出なくても、答えを探して考えている時間に頭がよくなるから大丈夫。寝ている間に頭が整理されて、起きたらひらめくこともあるかもよ。だからよく眠りなさい」と伝えました。我が子が中学に入学してして間もなく、「すぐに解けなくてもいいから、まず自分で考える、考え抜くことが大切だと分かった」と言いました。そのとき、わたしは「宮本先生、ありがとう!!」と心の中で叫んでガッツポーズ!子どもは宮本先生の教材を全てやったわけではありませんし、わたしも宮本先生の著書を全て読んだわけではありません。けれども、「子どもは自ら学習しようとする本能がある、子どもが勉強嫌いになるのは親が邪魔をするから」といった宮本先生の言葉の数々や「子どもが本当に必要としている援助だけをして、信じて待つ」という姿勢は、わたしに大きな影響を与えました。今では、お会いしたことのない宮本先生を「我が心の師匠」とリスペクトしています。「焦らずじっくり」は自宅学習のメリット算数の学習方法については話題に事欠かない我が家ですが、焦らずじっくり時間をかけて算数の問題と向き合えたことは、できるだけ塾に通わずに自宅学習を進めたメリットだったと感じています。子どもが算数を好きで得意だと思い続けていられた助けになったのではと思っています。私立中学校の入試では、算数の配点割合を高くしたり、算数一科目だけに絞ったりといった算数重視型も増えてきました。算数重視型の入試は、公立中高一貫校の適性検査を目指しながら私立中学も受験したいと考える子どもたちの新たな選択肢になると思います。私立中学の入試の4教科を急いで仕上げるのは大変なことですが、算数だけなら間に合う可能性も高まります。実際に我が子も、私立中学校の算数重視型の入試を受けました。試験問題を解くのは時間との戦いになりますが、まずは土台作りとして、算数の問題にじっくり取り組むことが大切だと思います。算数を得意科目にできれば中学入試で有利になるのはもちろんのこと、中学から始まる数学にも、子どもが自らの将来を考えるときにも、心強い味方になるでしょう。ゆきこ(ゆきこ)40代。夫と長男長女との4人暮らし。食生活アドバイザー2級、食育アドバイザー、幼児食インストラクターの取得の際に、「試験勉強を続ける辛さ」「受験のプレッシャー」を身をもって知りました。毎日、学校で授業を受けて、宿題やテストに取り組んでいるだけでも、子どもたちは精一杯頑張っているとリスペクトしたいです。が、ついガミガミやっちゃいます・・・。
2018年10月12日自分の通う小学校は、自分で選ぶんだ!! だから、いこい ゆうた(4歳)お受験はじめます!!コンテンツ提供: ベビモフ 電子書籍はコチラ
2018年09月21日自分の通う小学校は、自分で選ぶんだ!! だから、いこい ゆうた(4歳)お受験はじめます!!コンテンツ提供: ベビモフ 電子書籍はコチラ
2018年09月20日誰でもすぐに「美尻・美脚・美腹チャレンジ」6月2日、誰でもすぐに始められるトレーニングにより、美しいヒップや脚、ウエストを手に入れようという新刊「美尻・美脚・美腹チャレンジ」が発売された。著者はパーソナルトレーナー、フィットネスモデル、栄養士、食育インストラクターの角田聖奈氏である。発売は扶桑社からで、価格は1,100円(税別)である。「初耳学」などで話題の大食いトレーナー1994年、香港に生まれた角田聖奈氏は2016年のミス・ワールドジャパンのファイナリストとなっている。テレビ番組ではTBS系列「初耳学」や、フジテレビ系列「出川哲朗とバリバリウーマン!」などにも出演。角田氏は大食いトレーナーとして知られており、焼き肉は2人前が当たり前だという。また、元々運動は苦手だったとも語り、新刊「美尻・美脚・美腹チャレンジ」では、そんな著者が理想の体型を目指す上でたどり着いた方法がまとめられており、食事では「タンパク質&野菜の手作りレシピ集」も掲載されている。自分のレベルに合わせ毎日ではなくても同書では食べても太らない体を作るべく、まず12のエクササイズを紹介。特に下半身には大きな筋肉があり、ここを鍛えることでスリムな脚になるだけでなく、基礎代謝量がアップし、痩せやすい体に変えていく。また、腹部やウエストのための6つのエクササイズを掲載。さらに、いつもはあまり使われない脚の裏の筋肉を鍛えることで、美しいバックラインを手に入れることができる。同書では、トレーニングは自分のレベルに合わせることができ、毎日行わなくてもいいから続けやすいはずだとしている。(画像はAmazonより)【参考】※美尻・美脚・美腹チャレンジ(扶桑社)
2018年06月14日突然訴え始めた、ある異変とは…無事高校受験を終えたLD息子のリク。進学高校も決まり、一息ついたころ、リクはある異変を頻繁に訴えるようになりました…。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみそれは頭痛。風邪のような症状もなく、静かに横になっていると治まっていくという、なんとも「怠け病」にも似た頭痛ですが、なにせ「高次能機能障害」を抱えた身でもあるため、病院でみてもらうことにしました。くも膜下出血の後遺症は、高次脳機能障害だけではなかった!?Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみ検査の結果、「脳脊髄液減少症」という病気ではありませんでしたが、頻繁に起こる激しい頭痛の正体が、くも膜下出血で転倒した際の脳震盪による後遺症だったとは!しかも、この症状は、珍しいものではなく、数カ月から1年以上続く人もいるそうです。「脳脊髄液減少症」ではなかったけれど…Upload By ひらたともみ脳がデリケートだということは、なんとなく知ってはいましたが、そこにダメージが加わると、こんなにも症状がでるのか!と思うほど。私とリクにざまざまな難題を与えてくれます…。中学校にも理解をお願いし、コマメな連絡に助けられてはいるものの、眠り続けるリクが心配すぎて、後遺症についてPCで検索する手が止まらなくなったり、今までは見向きもしなかった脳機能の専門書を取り寄せたり。いつまでたっても不安と恐怖から解放されずにいます。ですが、私も母親の端くれたる身!そのうち心臓に毛が生えて、大きな海原に舟を出す覚悟と根性が備わるはずだと思うのですが…。まだまだ凹んでしまうことも多いけれど、リクのあっけらかんとした表情に、日々励まされています。
2018年02月27日想定外の「3校合格」。選択の自由に困惑するわが家は…Upload By ひらたともみ年明け早々、立て続けに受けた私立高校。どこかに合格すればいいかな?と思っていたところ…まさかの3校すべて合格!ケガをする前までは、県立高校が本命でしたが、くも膜下出血の後遺症による高次脳機能障害と診断されたリクには、これ以上の勉強は難しいだろうと判断。合格した3校から、進学する高校を決めようということになったのですが…。合格した3校ではなく…「オレ、普通科に入りたい!」Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみ「リクって、普通科にそこまでこだわっていたっけ?」正直、そこまでの思いを感じたことがなかった私は、当然ながらあんぐり…。むしろリクには、パソコンを使う情報処理科のほうが、断然向いていると思うのですが。でも、目から炎、頭から湯気!ってくらいの気迫がでてしまったリクのことを、誰も止めることができず…。たった数日で「前言撤回!」。高次脳機能障害ゆえの、起伏の激しさよ(涙)Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみ高次脳機能障害の診断をもらったとき、病院の先生がこの障害の厄介な面として「気分や行動の浮き沈みが激しいこと、虚言ともとれる本心ではない発言を繰り返すこと」があるとおっしゃっていました。障害による脳の誤作動のために、少し振り回されてしまいましたが、ようやく進路も決まりわが家も落ち着きを取り戻しました。受験勉強から解放されたリクは、県立受験の友だちより、ひと足先にのんびりしています。そして兄と同じ高校に進むリクですが、改めて入学案内をすみずみまで拝読。はぁ~、やっぱり、私立高校の学費は高い!!ありがたいことに(?)、まだまだ伏せる暇もなさそうです…。LDと高次脳機能障害という二重苦の中、リクが頑張って勝ち取った「合格」。私もますます頑張らねば!と決意を新たにするのでした。
2018年02月14日「やっても無駄」と自暴自棄なリク。でも、挑戦してほしい…!年が明けると、私立高校の受験が始まります。ケガをする前までは、本命は県立高校だったのですが、今となっては、正直、滑り止めと考えていた私立の3校も、難しい状況でした。Upload By ひらたともみUpload By ひらたともみ高次脳機能障害の後遺症の診断を受けてから、リクは「勉強しても無駄」という、もっとも私が懸念していた自暴自棄になっていました。Upload By ひらたともみ「高校生にオレはなる!」と高らかに宣言したあの日から、猛勉強したにも関わらず、ケガを負って後遺症まで背負うことになったリク。確かに、やる気なんて出るわけない。やってもやってもできないという経験は、私にもあるけど、おそらくリクの「できない、覚えられない」とは、全く違うものなんだと思います。でも、ここで、受験すらしないという選択はなんだか少し違うような気がしていたのです。どうせダメなら、当たって砕けろ!やらないでのちのち後悔することになったら…それは、いつまでも治らない傷になるような気がしてたのです。私はなんとかリクを励まし、背中を押し続けました。やっぱり友だちってすごい!改めて思う、同志のチカラUpload By ひらたともみ一旦はすべてのやる気をなくしたリクも、友だちのサポートもあって、最後の奮起!受験1週間前は再び、塾で5時間、できない、わからないを繰り返しながらも眠気と戦い、ハードスケジュールをこなしていったのです。そして迎えた、受験当日。私立高校3校が、ほぼ一日おきの受験日程。3校目ともなると、疲れもピークに達しているようでした。桜が咲いても咲かなくても…結果発表の朝、不思議とワクワクしていたUpload By ひらたともみUpload By ひらたともみ決して順調ではなかった受験期間だったのに、私はその朝、とてもワクワクしていました。どんなトラブルがあっても、苦しみながらも、受験に向かって努力してきたリク。妹想いで、友達に恵まれて、やさしくて、音楽が好きで、センスだっていいリク。受験で人生が決まるわけではない。結果がどうであれ、きっとこれからもうまくやっていける…!…なぜそう思っていたのか自分でもわかりません。でも合格発表の日、いつものように家事をしながら、不思議とワクワクしている自分に気づいて驚きました。そして、合格!私のハグは断固拒否されましたが、合格の知らせに、とにかくうれしくて号泣しました。夫に電話で報告すると、夫はただただ「よかった…よかったな…!」と言って、泣いていたように思います…。LDで高校受験に挑戦し、最後には高次脳機能障害にも苦しめられながらの挑戦でした…。ホント、神様のいたずらが過ぎるぞ!って、感じです。さてさて、県立高校の受験…。どうするべきか…。受験日まであと2ヶ月あるものの、今のリクのコンディションを考えると、険しい道のりなので、まだまだ考えること山積です。
2018年01月30日お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(44)が1月13日、センター試験を受験したことを自身のTwitterで報告した。 田村は昨年9月青山学院大学受験を表明しており、2月の本試験を前にセンター試験を受験。 Twitterで、「センター試験終わりました!はじめての試験会場に困惑、緊張…」と感想を述べ「出来るだけ他の受験生に迷惑をかけないように、気づかれないよう息をひそめながら受験しました!僕に気づいたのは試験官だけだと思う。たぶん…」と報告した。 さらに、田村は試験終了後インターネットテレビ局AbemaTVの番組「偏差値32の田村淳が100日で青学一直線」に生出演し、「収録でもあんまり緊張しないんだけど、すごい緊張が高まって、めっちゃお腹が痛くなった」と感想を述べた。また、試験での時間配分について「日本史は大丈夫だったけど、英語がまったく足りなかった」と明かした。 これに対しファンは「いくつになってもどんな環境でも頑張り続ける姿勢、尊敬します。努力が報われますように!」「勉強だけじゃないですもんね仕事しながら努力されてる姿に関心と応援してます!」「お疲れ様でした。いい大人ががむしゃらに勉強するのかっこいいです」「とりあえずセンター試験お疲れさまでした。人に見つからないように努力しないといけないのも神経使うし大変でしたね。そういう意味では他の受験生よりも大変だったかも。次は2月!まだまだ頑張ってください」などの反応を見せている。
2018年01月14日息子の志望校とは?中学3年生の夏休み直前に、突然の告白Upload By かなしろにゃんこ。高校受験に向けて塾に通わせたりしたものの、息子は勉強に熱心ではありませんでした。中学3年生になっても「受験のことは話したくない!」と怒り出す始末で、志望校の話はまったくできない状態。当時、私と夫は、普通科の公立高校に進んでほしいと考えていました。地域には、特別教育支援のモデル校となっている普通科の公立高校があり、発達障害がある生徒もそうでない生徒にも丁寧な指導をしてくれる高校だったので、そこがいいんじゃないかと考えていたんです。中学3年生の夏休みに入る直前、ようやく息子から高校受験についての話をしてきました。実は行きたい学校が決まっていて、その学校の夏休み体験授業を申し込んだというのです。そこは自動車整備士を目指す生徒のための、私立の専修高校でした。「この学校じゃなきゃ、すぐ辞める」息子の意思は固かったUpload By かなしろにゃんこ。専修高校は、普通科の学習内容に加えて機械実習のカリキュラムもあり、両方学べる学校でした。ですが、私立です!わが家はぶっちゃけ裕福ではありませんから「ムリ――!私立とかムリ――!」なんです。でも息子は「その学校以外は行きたくない、普通科高校には興味がない!」と言います。オイオイ!親の懐事情考えろや!と先に述べた地域にある公立高校を勧めたのですが「普通科高校なんかでやりたいことない、入学しても面白くなかったらすぐにやめる気がする」と言うのです。大好きなことを学び、仲間と思う存分語り合える高校生活をUpload By かなしろにゃんこ。「親を脅す気か?」と思いましたが(笑)、息子がどうしてその学校を選んだのか聞いてみたところ…「自分と同じ車やバイクが趣味の仲間を作りたい」「普通科高校にはない車の部活動をやりたい」「今までは友達とマニアックな話ができなかったから、思いっきりしてみたい」「メカニックを勉強したい」という答えが返ってきました。確かに友達との会話では、ADHDの特性でもあるマニアックな会話をしてしまうことを避けるように、そして早口にならないようにと注意してきました。そういったことをを注意していたので、中学校では友達と仲良くやってこれたものの、本当は自分の好きな話を思う存分したかったんだネ。アツく語るところはやっぱりADHDだと感じました。息子自ら申し込む、その変化がなによりうれしかった!Upload By かなしろにゃんこ。息子は勉強は苦手ですが、好きなことでは集中力を発揮することができます。だから将来は、自分の好きな車関係の仕事をするのもいいんじゃないかと思いました。発達障害がある子は”好きなことや特技を伸ばして育てたほうがいい”ともいいますから、子どもがやりたいことを見つめたなら、それをバックアップしてあげてもいいかな?と、私も考えるようになりました。なにより、受験に無関心かと思っていたのに、自分で体験授業を申し込んでいたことがとても嬉しかったんです。自分はこの学校でやっていけそうか?体験授業を受けて確認していた息子ですが、それが相当楽しかったようで…。なんと体験授業開催の度に参加し、結局3回も受けていました(笑)ウキウキ高校生活を夢見る息子に、母は…Upload By かなしろにゃんこ。体験授業で、部活の説明も受けて帰った息子は「入学したらどの部活に入ろう?どれも楽しそう。迷う~」と学校のパンフレットを眺めてウキウキしていました。部活はすべて、車やバイクにちなんだ活動なのでマニアには興味深々でたまらないようです。そこまで専修高校に行きたいのならば行かせてあげたくなるのが母親です。志望校について言い出せなかった、本当の理由とはUpload By かなしろにゃんこ。しかし夫は、「将来の職業の幅を広げるためにも普通科高校から4年生大学に行くべき!」と考える人。しつけには厳しいですし、息子にとっては脅えるほどコワイ存在の父親です。今まで高校受験の話をしたがらなかった理由は、何も考えていなかったのではなく「絶対お父さんに反対されるから、言いたくなかった…」という理由だったと分かりました。私が説得したところで夫は反対するだろうと、夫に息子の志望校の話をできないまま、願書提出の期日が近づいてきます。それに私立の学校は入学金や授業料も高い。私自身「支払っていけるだろうか?志望校変更するべきか…」とも悩んでいました。金欠だったわが家が、どうやってお金の問題を乗り切ったか…そして息子は、どうやって父親を説得したのか…それはまた、次の機会にお話させていただきま~す☆
2017年11月28日お受験戦争スタートで、人気芸能人たちがさまざまに見せるパパ&ママ素顔。実は最近、芸能人たちの“学校選び”に変化が見られるという。 「これまで芸能人に人気の私立小学校といえば、慶応幼稚舎は別格として青山学院が断トツでした。それがここにきて青山学院に代わり立教小学校が急激に人気を伸ばしているんです。すでに70年代を代表する男性歌手や、大物お笑いコンビのお子さんたちが通っていますよ。とはいえ、ともにミッション系で歴史もありますが、立教は青山学院ほど芸能人が入りやすい学校ではないということで、人気が上昇しているようです」(教育関係者) もうひとつ、芸能人に人気だったのが成城学園。だが、こちらも最近は人気が下がり気味だという。 「たしかに最近は、芸能人のお子さんが通っているという話を聞かなくなりました。この流れは当分変わらないと思います」(前出・教育関係者) 来年以後も“芸能人お受験”の地殻変動は続きそうだ。
2017年11月10日