映画『エル ELLE』が2017年8月25日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。監督は『氷の微笑』のポール・ヴァーホーヴェン監督。主演はフランスの至宝イザベル・ユペールだ。彼女は本作で第89回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされている。イザベル・ユペール演じるミシェルは、ゲーム会社でCEOとして働いていたがある日自宅で覆面を被った男に襲われる。自分のペースを崩さず何事もなかったかのように日常生活を送るミシェルだったが、襲われた記憶がフラッシュバックし彼女を蝕み始める。自分をもてあそんだ犯人の正体を突き止めるべく、周囲に探りを入れていくミシェルだったが、やがて自身に潜んでいた欲望や衝動に突き動かされ、周囲を巻き込み波乱を巻き起こしていく――。カンヌ国際映画祭での上映時も衝撃的な内容が話題になった本作、今夏の日本での公開に期待が高まる。【詳細】『エル ELLE』公開日:2017年8月25日(金)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー監督:ポール・ヴァーホーヴェン出演:イザベル・ユペール、ローラン・ラフィット配給:ギャガ© 2015 SBS PRODUCTIONS – SBS FILMS– TWENTY TWENTY VISION FILMPRODUKTION – FRANCE 2 CINÉMA – ENTRE CHIEN ET LOUP
2017年01月29日アメリカのシンガーソングライター、アリエル・ポールが28日、東京・渋谷のJZ Brat Sound of Tokyoで「Amazon Music プレゼンツ アリエル・ポール スペシャルショーケース」を開催。同イベントには、AmazonのCMに出演している俳優の吉田悟郎、犬のゼウスもスペシャルゲストとして駆け付けた。Amazonプライム会員50組100人を招いて行われた同イベントは、AmazonプライムのCMソング「You and Me」を内山肇とともに共作したアメリカ在住の人気シンガーソングライター、アリエル・ポールのイベント。トークを交えながら新曲「Everyday,Every Way」や「I Know」を含めた全5曲が披露され、最後にはCM曲の「You and Me」を熱唱して訪れた会員たちを感動させた。イベント中のトークでは、AmazonのCMの話題となり、アリエルは「初めてCMを見た時は鳥肌が立ちました。短いCMでしたが、まるで映画のように切なさや悲しさなどいろんなストーリーが盛り込まれており、ワンちゃん(ゼウス)の表情も可愛らしかったです。こんなに素晴らしいCMになって私もうれしいです」と感想を。同CMで使用された「You and Me」は、内山肇が書いた曲をアリエルが作詞を担当し、大ヒットを記録しているが、「ある夜にコンピューターの横で過ごしていたら連絡があり、それからプロデューサーさんやみんなと集まってストーリーを作りました。肇さんの曲を聴いた時は『何て美しい曲なんだ!』と思いましたし、自分が歌詞を書いて何度かやり取りをしてできあがり、大満足の出来になりました。本当に美しい曲ですよね」と満足そうだった。イベントの最後にはCMでパパ役を演じた吉田悟郎が犬のゼウスを引き連れて登場。アリエルに花束を手渡した吉田は「裏でこっそりアリエルさんの歌声を聴かせてもらったんですが、僕の人生を変えてくれたCMの曲なので、ゼウスくんと一緒に聴くことができて感動しました」と感謝の言葉を口にし、アリエルも「吉田さんと同じで、このCMは私の人生を変えてくれました。CMの中で名演技を見せてくれた吉田さんとゼウスくん、本当にありがとうございました」と涙ぐんでいた。
2017年01月28日シチズン(CITIZEN)のレディスウオッチ「シチズン エル(CITIZEN L)」の期間限定ストアが2017年1月11日(水)から2月2日(木)まで、新宿・ビームスジャパンにオープンする。シチズン エルは、シチズン時計の技術力と伝統工芸をエシカルな視点で組み合わせたコレクションを展開し、腕時計で日本のものづくりの魅力を発信。ジュエリーのようなファッション性の高いデザインで、ドレスを纏ったときのような高揚感を届ける。期間限定ストアでは、“おぼろ月”を思わせるアイコンウォッチ「シチズン エル アンビリュナ」をはじめ、日本展開されている全モデルを手にとって試着できるコーナーを設けている。またノベルティとして購入者先着で、自転車バッグ専門店「フレドリックパッカーズ」のビームスジャパン×シチズン エルによる限定カラーポーチをプレゼント。さらに、期間中は両者のロゴが配されたコラボレーショングッズも販売される。グラフィックデザイナー・鈴木直之がデザインしたTシャツは、光や時の移ろいを形と素材で表現した。三角形などの図形を拡大・縮小、分割あるいは反転などを加えながら組み合わせた模様に、反射する素材を組み合わせ、昼夜の光の違いや見る角度・位置からその瞬間だけの表情が生まれるデザインとなっている。他にもオリジナルトートバッグなど、ここでしか手に入らない特別仕様のアイテムが展開される。【詳細】CITIZEN L x BEAMS JAPAN POP-UP STORE期間:2017年1月11日(水)〜2月2日(木)場所:ビームス ジャパン 1F イベントスペース住所:東京都新宿区新宿3-32-6営業時間:11:00〜20:00(不定休)■コラボレーショングッズ・CITIZEN×BEAMSJAPAN オリジナルデザイントートバッグ 2,500円+税・CITIZEN×BEAMSJAPAN オリジナルデザインTシャツ 4,000円+税カラー:ネイビー・鈴木直之デザインTシャツ 各4,000円+税カラー:ホワイト・ブラック・ブルー※袖にコラボレーションロゴ入り。
2017年01月14日ライアン・ゴズリング主演『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が、エル・ファニングを主演にファッション業界の裏側を描く幻想的なサスペンス『ネオン・デーモン』。このほど、衝撃のラストへと向かう最も背筋が凍るシーンの場面写真が解禁となった!誰もが目を奪われる特別な美しさに恵まれた16歳のジェシーは、トップモデルになる夢を叶えるために、田舎町からロサンゼルスへとやって来る。すぐに一流デザイナーやカメラマンの心をとらえチャンスをつかむジェシーを、ライバルたちが異常な嫉妬で引きずりおろそうとする。やがて、ジェシーの中に眠る激しい野心もまた、永遠の美のためなら“悪夢”に魂も売り渡すファッション界の邪悪さに染まっていく――。エルをはじめ、ジェナ・マローン、ベラ・ヒースコート、アビー・リーら注目女子も勢ぞろいした本作。美しさを追求し、異常なまでの執着をみせる女たちの成れの果ては、誰も想像し得ないとんでもない悪夢だった…。そんな中、エル演じる絶世の美女ジェシーがこれまで見せたことのないような表情で何者かを睨み、包丁を構える姿をとらえた戦慄の場面写真が2点解禁。手に汗握るほどの緊張感が漂っている。ただ、モデルに憧れていただけのはずの純粋な少女に何があったのか。そしてこの後、彼女を待ち受けている驚愕の結末とは!?思わず目を塞いでしまうほどのスリリングな衝撃が待ち構えるというラストに、期待高まる!『ネオン・デーモン』は1月13日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ネオン・デーモン 2017年1月13日より全国にて公開(C) 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch
2017年01月12日エル カフェ(ELLE cafe)が17年1月5日から期間限定で、長崎県産の最高級いちご「ゆめのか」を使った「ストロベリーフェア」を開催する。会期中は、大粒で丸々とした果肉とジューシーな旨味が特徴の、まだ一般の市場には出回ることの少ない新しいブランド苺「ゆめのか」を使ったメニューを提供。そのうち「ストロベリードリーム」(1,180円)は、旬の苺がもつ自然美容成分を摂取できるコールドプレスジュース。国産米のライスミルクとりんご、ビーツ、バオバブを使用し、苺ミルクテイストに仕上げられている。植物性の低糖質ココナッツミルクヨーグルト「コヨ」のストロベリーバージョンとなる「ゆめのか苺&ホワイトショコラ」(1,280円)も登場。オーガニックのホワイトチョコレートと合わせることで、クリーミーなパフェのような逸品に仕上げられている。その他、苺シャーベットと豆乳ホイップクリームを使い、苺をタワーのように盛りつけた「ゆめのか苺のスムージーボンボン」(1,800円)や、遺伝子組換えなしの飼料で育ったフリーレンジエッグとオーガニック米粉を使ったグルテンフリータルト「ゆめのか苺のピスターシュ」(650円)も登場する。
2016年12月30日エル・ファニングが憧れのセレブと遭遇して興奮したことを、ジミー・ファロンが司会を務める「The Tonight Show」で語った。先日、友だちと一緒にビヨンセのコンサートに行ったエル。ホットドッグを買って席に着こうとしたそのとき、友だちの隣に自分たちより年上の男性が座っていることに気付いた。エルとしては「娘をコンサートに連れてくるような“お父さん風”の人の隣かー…」と友だちをからかいたいような心境だったのだが、その“お父さん風”の人が顔を上げるとチャニング・テイタムだということが判明!エルは友だちに「どいて!どいて!」と叫んでしまうほど大興奮したそうだ。「私たちはビヨンセを見ながら、“マジック・マイク”のことも見つめていたわね」。同じ業界で俳優として活動している2人なので、エルは「彼と少しは話したわ」と言うものの、長年チャニングのファンだったエルは、写真をおねだりする勇気はなかったという。そこで思いついたのが、周りの人に自分と友だちの2ショットを撮ってもらうように頼みつつ、背景にチャニングが写るようにと工夫した写真。結果、エルと友だちの後ろにビヨンセのパフォーマンスを見ているチャニングと妻ジェナ・ディーワンの4人のぼやけた写真が手元に残ったのだとか。(Hiromi Kaku)
2016年12月16日今だけの限定アイテムオンライン・セレクトショップ「エル・ショップ」は、サービスの開始から7周年を迎えたことを記念し、国内外の有名ブランドとのコラボアイテムを11月28日から展開する。コラボ商品は7周年の限定アイテムで、「エル・ショップ」でしか手に入らない貴重な品々だ。貴重なコラボ商品の数々有名ブランドとのコラボ商品は、日常的に使えるものばかり。高品質なため、持ちがよいのもうれしいところだ。【ビューティフルピープルシュリンクレザーiPhoneケース】は、「ビューティフルピープル」で人気の高いライダースジャケットがiPhoneケースになって登場。半年以上にわたり試行錯誤を繰り替えした結果たどりついた理想の一点。【ラドローバルーンスリーブブラウス】は、ヘアアクセサリーやバッグが人気のブランド「ラドロー」とのコラボ商品。「エル・ショップ」7周年のコラボ商品として作られたブラウスは、細部にこだわり、淡い色味とバルーンスリーブが女性らしさを引き出している。【「サイ」Scye×GLEN CLYDEコラボ ウールソックス】は、「サイ」だけでなく、高品質のソックスで名高い「グランクレイド」との3社コラボで、製法や素材にまでこだわりつくした一品となっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※エル・ショップのプレスリリース※エル・ショップ
2016年12月06日テレンス・マリック監督の最新作『聖杯たちの騎士』が12月23日(金・祝)から公開される前に、主演のクリスチャン・ベイルのインタビューが届いた。様々なジャンルの作品に出演し、観客、評論家から高い評価を集めているベイルは、マリック監督と長年に渡って連絡を取り続けていたようだ。その他の画像ベイルは子どもの頃から俳優として活躍し、近年は徹底的に役に向き合う実力派俳優として『ダークナイト』『アメリカン・ハッスル』などに出演。『ザ・ファイター』ではアカデミー助演男優賞に輝くなど、人気・実力ともに世界のトップクラスにある俳優だ。そんな彼は、マリック監督の『ニュー・ワールド』に出演して以降も、監督と連絡を取り合っていたという。「いつも素晴らしい会話をしているけど、何度か新作の話が持ち上がった。この作品に関して彼は、僕に役の説明をしたいと言ってきたんだ。そしてそれだけだとも言った。“何が起きるか試して見よう”的なアプローチだとね」。通常、ベイルほどのスター俳優になると、完成した脚本か、しっかりと書かれたシノプシスを読んで出演を決めることが多い。しかし、ベイルは「すべての監督とこのような撮影方法が出来るわけではないけど、テリーとだったら間違いないと思った」という。監督が、ベイルに与えたのは“リック”という役だ。ベイルは監督から受け取った断片的なエピソードや情報を基に、想像を膨らませ、監督に伝えては、リックという男が形作られた。「多くのことが実際の映画では出てこない情報だけど、僕はそれらの情報に頼るしかなかった」。リックは脚本家で、大成功を収めているが、妻や実家の両親、兄弟とはトラブルを抱えていて、心の中に大きな“空白”を抱えている。「周りから見れば彼は成功者だけれど、彼は自分自身のことをそうは思っていない。だからこそ彼は旅路に出る。行き先がどこかもわからないけれど、いつか忘れてしまった何かを再び取り戻そうとしているんだ」映画は、リックが様々な女性と出会い、交流を重ねながら自身の進むべき道を見つけようと彷徨う姿が描かれる。ケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマンら演技派女優たちとの演技もまた、“段取り”を繰り返すものではなかった。「この撮影でのスタンスが“準備が整う前に始めよう”だったので、自分がまだ何をするかもわかっていないうちからカメラが回り始めた。人生みたいだよね。次に何が起きるかなんてわからないのだから」。観客もまた、ベイルと同じように次に何が起こるかわからない気持ちを抱えて、リックの“心の旅”を見守ることになるだろう。「とにかく撮影中、素敵な“わからない”という要素がたくさんあった。他の監督では楽しむことはできないだろうけど、テリーとだからこそ、楽しむことができたんだ」『聖杯たちの騎士』12月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー
2016年11月30日松山ケンイチが驚異の体重増量と役作りで、病いと闘いながらわずか29年の生涯を駆け抜けた伝説の棋士を熱演する『聖の青春』。その松山さん演じる村山聖と「東の羽生、西の村山」と並び称され、現在もなお棋界の頂点で活躍する羽生善治を演じるのは、精神面・肉体面の両方からアプローチし、激似ぶりが話題となっている東出昌大。それぞれ渾身の役作りが話題になっているこの2人。お互いが最大のライバルでありながら、村山さんにとっての羽生さんは「ヒロイン」ともいえる存在であったという。将棋界の最高峰「名人」を目指し、人生をかけ、短い命を燃やした村山聖九段。彼の最大のライバルにして、憧れの存在でもあったのが、100年に1人と称される天才棋士、羽生善治だ。村山さんにとって、同世代ながらトップ棋士として活躍する羽生さんは凄まじいライバル心を燃やす相手である一方、「羽生さんと同じ空気を吸いたい」と、当時拠点を置いていた大阪から上京するほどの憧れの存在だった。対する羽生さんにとっても、村山さんは強烈な存在だったよう。先日行われた映画公開記念イベントでは、羽生さん本人が、かつて負けた一戦を回顧しながら「彼の手の動きが印象的で、いまでも覚えている」と語っており、短い期間ながらも、濃い時間を過ごした2人の確かな関係性をうかがい知ることができる。本作においても、松山さん演じる村山聖と、東出さん演じる羽生善治の関係性は物語の核となる重要な部分。これまで、『ひゃくはち』で万年補欠の野球部員、『宇宙兄弟』で宇宙飛行士を目指す兄弟という“名ライバル”を描いてきた森義隆監督は、撮影にあたり、2人の距離感を大事にするため、松山さん、東出さんに演技以外での会話を禁止するなど、徹底した関係作りを行ったという。そして、棋譜すべてを覚え、約3時間にもおよぶ長回しを行った伝説の対局シーンを、「2人が勇気を持って『やる』と言ってくれた」と嬉々として語りながら、「想像のはるか上をいくものが出来上がった」と自信のほどを語っている。松山さん、東出さんの2人もまた、撮影中、互いの演技に触発されていた様子だ。先日行われた村山さんの地元・広島での舞台挨拶で、「羽生役が東出くんで本当によかった」と話した松山さん。「羽生さんというオーラを身に纏ってくれたから、村山さんが羽生さんに抱いていた尊敬の念を自然と持つことが出来た」と語り、自ら「本作のヒロイン」と言ってはばからない東出さん演じる“羽生善治”への気持ちが、“村山聖”という役と見事にシンクロしたことを明かしている。一方、東出さんも、「松山さんの演技に負けないよう、真剣で切り合うつもりで挑んだ」と、松山さんの演技に大いに刺激を受けた様子。盤上で棋力を存分に引き出しあっていた村山さんと羽生さん同様、互いの力を限界まで引き出しあった松山さん、東出さんの両名の熱演は必見だ。また、本作では対局を離れた2人の会話シーンも見どころとなる。“激戦”の後、2人っきりの食堂で、将棋に対する想いや、対局における“潜る”という感覚、そして対局の先にあるまだ見ぬ世界への憧れを語り合う2人の姿にもグッとくるものがあるはず。最大のライバルであり、“将棋”という道を究める同志でもあった村山さんと羽生さん。松山さんと東出さんが渾身の役作りで演じた、この2人のアツい関係にぜひ注目していて。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:聖の青春 2016年11月19日より全国にて公開(C) 2016「聖の青春」製作委員会
2016年11月18日●村山聖が憧れた羽生善治と向き合う感覚29歳の若さでなくなった天才棋士・村山聖。少年時代から、難病と戦いながら将棋にすべてを賭けてきた彼の人生を描いたノンフィクション小説『聖の青春』が、発表から16年を経て映画化されることとなった。2008年に映画化の企画が生まれてからさらに、公開まで8年の月日をかけ、監督の中でも熟成された作品に挑むのは、松山ケンイチと東出昌大だ。"怪童"村山聖を松山、将棋界でも100年に1度の天才と呼ばれ現在も活躍する棋士・羽生善治を東出が演じた。先に行われた東京国際映画祭では、東出から「ヒロイン・羽生善治役」とジョークも飛んだが、ライバルであった2人の対局シーンには映画というフィクションを超えた迫力、そして将棋盤をはさんで育まれた絆が宿っていた。○戦っているのが見えた――おふたりは初共演とのことですが、お互いの印象はいかがでしたか?松山:東出くんが出ている作品も観ていましたし、(早乙女)太一くんと共演した時に東出くんの話を聞いたりしていたので、「どんな人なのかな」と楽しみにしていました。かといって、色々とプライベートな話をするような状況でもなかったような気がします。現場に入ったらもう東出くんじゃなかったですね。自分の中ですごく戦っているのが見えました。最初は本当に対局シーンだったんだよね、大阪で。東出:はい、そうでしたね。松山:一発で、「羽生さんだな」と思いました。村山さんが、尊敬や憧れを感じていただろう"羽生さん"が目の前に現れたんですよね。東出さんがすごくリサーチをかけて役を作ってきたのも見えましたし、何より羽生さんと将棋に対する愛情をすごく感じて、それがひとつのオーラになっていました。だから、羽生さんを演じる東出くんを素直に尊敬できたし、憧れることができて、「これからすごく面白いことになるな」と思いえました。自分自身も、もっともっと村山さんに向き合って演じていけば、それこそ作中で対峙した時のように、深い海に2人で潜っていけるな、という実感がありました。東出:僕は、クランクインする前から、プロデューサーさんや監督さんから「松山さんがすごく過酷な増量をしている」とか、「将棋連盟に通っている」とか、色々とお話を聞いていたんです。クランクインして2週間ほど経ってから現場に入ったんですが、それまでに「村山聖の組として現場を作っておくから、お前はそこにライバルとして入ってこい」と監督から言われていて。実際に現場に入ったらもう、ライバルとしての村山聖がいました。松山さんの気迫あふれる村山聖を前にして、やっぱり僕も嬉しかったです。元々松山さんの作品も見ていますし、尊敬する先輩としての印象は大きかったんですけど、現場に入ってからは村山さんとして向き合う感覚でした。鬼気迫るものがありましたね。●向かい合うシーンは、ある種の殺し合い○「この人大丈夫か」という感覚――対局シーンにしても、食堂でお酒を飲むシーンにしても、お二人が向かい合ってるシーンが多くて印象的だったのですが、どういう気持ちで対峙していたのでしょうか。松山:ずっと、東出くんが前にいるというよりも、羽生さんが前にいるという感じだったんですよね。東出くんがそこまで役を昇華させて自分のものにしているから、すんなり入ることができて、こちらとしてはありがたかったです。そこに支えられている部分もありました。東出:僕は松山さんから、鬼気迫るものを感じていました。先日、行われた羽生さんと(原作の)大崎善生さんのトークショーで、羽生さんは生前の村山さんに対して「この人大丈夫か」と思っていたと話されていたんです。それは村山さんの病のこともあるし、将棋の指し手に鬼気迫るものがあったからだそうで。まさしく、僕が松山さんに抱いていた気持ちそのまんまだなと思いました。羽生さんが病のことを気にされていたように、僕も増量による松山さんの体の負担のことも考えましたし。松山さんが村山聖として、対局中に肩をいからせて入ってくる姿は、威圧感がありながら繊細さもはらんでいて、ある種の”殺し合い”という感じはありました。――作中の対決だけでなく、演技の上でも対決、みたいな感覚は少しあったんでしょうか?東出:「現場であまり松山さんと話さないように」というお話は、監督からありました。もちろん、みんなで軽く待ち時間に「この掛け軸、いいね」みたいな話などはしたんですが。僕等に限らず、みなさんが役を引っ張って、ずっとギアを上げている状態だったと思います。全員で同じ方向を向いていたのがこの現場のすごさですし、俳優部だけでなく、全体的にずっと緊張感のある現場だったと思います。松山:スタッフの方々の、環境づくりみたいなところは凄まじかったですよね。東出:本当に。松山:やっぱりみんな、将棋が好きなんじゃないかなと思いました。中にはもちろん、将棋を知らない人もいたと思うんですけど、愛がありましたよね。○森監督にききたいこと――棋士の役作りということで、将棋連盟にも通われていたという話ですが、どのような雰囲気を意識されましたか?松山:撮影に入る前の準備段階で、実際に対局室にお邪魔した時に、普段自分が吸っている空気とは明らかに次元の違う空気感があったんです。それをどう演技で表現していくかはすごく大事なことだと思っていましたし、ある意味一番時間かかかっている部分かもしれません。やっぱり、棋士役の人たちはみんな、プロ棋士としての佇まいを身につけるのに苦労したんじゃないでしょうか。きっと裏では各々が一つのコマを持って、ずっと将棋をさしていたんだと思うんです。――ぜひ今回メガホンをとった森監督に言いたいこと、聞きたいことがあれば教えていただきたいです。松山:監督は8年間企画を進めようとしていて、僕は途中の段階から入ってきているんです。「ぜひ村山さんを演じたい」とアプローチをして、選んでいただきました。すごく嬉しかったし、選んでいただいたからこそ、限界以上のものを出さなきゃいけない、という覚悟もありました。だから、単純に、なぜ僕を選んでくれたのか聞いてみたいですね。東出:監督は村山聖のことが大好きですし、映画が大好きだと思うんですけど、この映画を撮っていて「楽しかったですか?」と聞きたいですね(笑)。撮影している時に、気迫がすごくて。この映画にかける思いを聞いてこなかったように思うんですよね。楽しかったとしたら、どのシーンを撮っていたときが楽しかったのか教えていただきたいです。※監督からの回答は次のページに掲載●俳優2人からの質問に、監督の回答は?2008年に 『ひゃくはち』で映画監督デビューし、2012年には『宇宙兄弟』が大ヒット。テレビ、映画、舞台と幅広く活躍しながら、この『聖の青春』を映画化するために8年もの間動き続けてきた森義隆監督は、俳優2人から預かってきた質問に快く答えてくれた。○監督の回答・松山ケンイチさんからの質問:なぜこの映画で僕を選んでくれたんですか?森:8年前から君の名前は挙がっていました(笑)。その上、こっちが「撮れるぞ」というタイミングで自ら手を挙げてくれたことに、運命を感じたんです。企画から8年もかかっていると、もう「この作品が動く時って運命しかないな」と思うんですよね。やっぱり実在した人物の物語を撮る時に、作り物じゃないものにしていこうと思うと、ある大きな流れの中でしか撮れないんじゃないかと思い始めて。30歳の松山くんが、29歳で死んだ男の話に手を挙げてくれたことにも、必然を感じました。・東出昌大さんからの質問:この映画を撮っていて楽しかったですか?森:めちゃめちゃ楽しかったし、鬼気迫ってないですよ!(笑) 僕が20年やっている中で、一番楽しかったし、一番笑顔が多かった現場です。もちろん集中はしていましたが、撮影できるまでに8年もかかってるし、気負わないことは逆にテーマにしていました。しびれたのは最終対局ですね。2人の対局シーンを3時間長回しなんて、試したこともなかったし、俳優を信じるしかなかった。クライマックスシーンだから失敗できなかったし、僕の経験値でも2人の経験値でも、やれるかやれないかわからなかったけど、2人とも「やりたい」と言ってくれたので、一緒に飛び込めました。想像を超えた感覚があって、楽しかったです。■聖の青春(11月19日公開)"西の怪童"と呼ばれる新世代のプロ棋士・村山聖(松山ケンイチ)。現在七段の聖は幼少時より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患いながら、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指して快進撃を続けてきた。そんな聖の前に立ちはだかったのは、将棋界に旋風を巻き起こしていた同世代の天才棋士・羽生善治(東出昌大)。どうしても羽生の側で将棋を指したいと思った聖は上京を。そんな折、聖の身体に癌が見つかった。「このまま将棋を指し続けると死ぬ」と医者は忠告。しかし聖は聞き入れず、将棋を指し続けると決意。もう少しで名人への夢に手が届くところまで来ながら、彼の命の期限は刻一刻と迫っていた…。
2016年11月18日人気ロックアーティスト「Acid Black Cherry」の大ヒットコンセプトアルバムを原作に、広瀬アリス、古川雄輝、成田凌らで実写映画化した『L-エル-』。このほど、その哀しくも美しい独特の世界観を、最新映像技術を駆使して映し出した場面写真が解禁となった。愛を探し求め続けた女性“エル”の孤独で壮絶な人生を綴った物語と「Acid Black Cherry」の音楽が絡み合う、壮大なコンセプトアルバム「L-エル-」。「CDショップ大賞2016」入賞作品に選出され、総計20万枚以上のセールスを記録、アルバムのみならず、昨夏には物語部分が書籍化され、重版どころか5刷を達成するなど大きな反響を呼んでいる。映像化は困難と思われていたこのコンセプトアルバムの独創的な世界観を、『キカイダー REBOOT』の下山天監督がVFXを多用したファンタジックなヴィジュアルと生々しい演出で、リアルに実現した本作。VFXスーパーヴァイザーであり、コンセプトデザインと合成を担当するのは木村俊幸。宇多田ヒカルや「Acid Black Cherry」の「INCUBUS」のミュージックビデオにも参加するVFXアーティストであり、本作の実現に欠かせない人物となっている。本作は、コンセプトアルバム「L -エル-」に同包されているストーリーブックの挿絵をもとに、そこからイメージを広げていく形で制作。日本ではこの世界観を持ったロケーションは難しいため、全てグリーンバックとオールセットでの撮影となった。そこに合成されたのが、SFファンタジー映画・ゲームなどで非現実的な空間を映像化するために描かれるマットペイントだ。マットペイントは人の手により描かれるため、ロケやスタジオセットだけでは困難な、抽象的な空間や、無限に広がる壮大な風景、ファンタジーの世界観などをゼロから産み出すことが可能。こうしたグリーンバックとマットペイントの画期的な組み合わせにより、本作ではスケールの大きな、美しい映像が繰り広げられている。華やかな都会の街セラヴィーの喧騒や、エルの故郷である色のない街の空虚感がマットペイントにより見事に表現されており、使用されたマットペイントは200枚近くに及ぶ。「3D的な合成表現というより、動く大人の絵本のようなイメージです。絵本なのだから縛りなく自由に、原作の空気感をどんどん絵にしよう、その場にないものは全部描こうと思いました」と、下山監督は語る。先日行われた完成披露上映会にて、ひと足先にその映像を目にした人たちからは、「見たことのない映像」「独特な世界観に衝撃」といった絶賛の声が数多く寄せられている。原作のイメージを表現するため、こだわり抜いて描かれたマットペイントにより創造された世界観に、ぜひ注目していて。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:L-エル- 2016年11月25日より全国にて公開(C) 2016映画「L-エル-」製作委員会
2016年11月16日若干29歳にして亡くなった伝説の棋士・村山聖の生涯を描く『聖の青春』。この度、主演の松山ケンイチと森義隆監督が、村山さんのゆかりの地である広島・大阪を訪問。それぞれの地で試写会が行われ、2人が登壇した。100年に1人と言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称された棋士・村山聖。本作は、病と闘いながら将棋に全人生を懸け、全力で駆け抜けた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く、奇跡の実話を元にした感動のエンターテイメント。主人公・村山聖役には松山さん、聖の最大のライバル・羽生善治に東出昌大を始め、聖の弟弟子・江川貢役に 染谷将太、聖を支えた師匠・森信雄役にリリー・フランキー、母・村山トミコ役に竹下景子ら豪華キャスト陣が脇を固めている。今回、最初に訪れたのは村山さんの実家がある広島。森監督は村山さんの実家を訪問し、村山さんの両親に映画の完成を報告。映画化を志した8年前から、毎年訪れていたという森監督は、お墓参りもして村山さんに映画の完成報告も行った。8年の月日をかけようやく良い報告できたということで、森監督も安堵の様子だった。そして、広島バルト11で行われた舞台挨拶では、松山さんと森監督が登壇。まず、原作との出会いをふり返った2人。監督は「原作との出会いが8年前で、29歳という村山さんが亡くなった年齢だったんです。村山さんの生き様に、自分自身の人生を問いかけられているようでした。彼の人生をなぞるのではなく、彼の魂の形をお客さんに届けられたらなと思っておりました」と語り、同じく松山さんも29歳のときに原作を読んだそうで、「家の本棚を整理していると偶然見つけたんです。同い年というところに惹かれ手に取りました。ここまで命を燃やすということを体言している人はいないなと心を打たれ、役者として命を燃やしてこの役に臨みたいと思ったんです」とコメント。そんな役者魂に火をつけられた松山さんは、リサーチしていく中で森監督が映画化に動いているという話を聞き、自らアプローチをしたそう。「私が松山さんを選んだのではなく、作品が松山さんの名乗り出を待っていた」と森監督が語り、松山さんは「29歳のときに原作を読んでいなければ、ここまで強い気持ちは持てなかったと思います。そういうめぐり合わせに深い縁を感じます」と運命的な役との出会いであったと明かしていた。翌日訪れたのは、村山さんが将棋人生の大半を過ごした大阪。なんばパークスシネマで行われた舞台挨拶に2人が登場すると、会場からは割れんばかりの拍手が起こった。まず、話題となっている松山さんの役作りについて話が進むと、ポスター画像に写っている自身を指しながら「サモ・ハン・キンポーではないです」とジョークをとばす松山さん。体重増加という外面的なアプローチに関し、撮影中に履いていた大きいサイズの下着をいまでも使用していることを明かし、「(あまりの大きさに)ズボンを履くときに下着もずり上げて履くのですが、食い込んでしまうんです」と会場を笑わせる場面も。最後には、観客に向けて「限られた命を燃やした村山さん。その姿にどの年代の方も何かを感じるはずです」(森監督)、「この村山聖役は、自分にとってとても貴重な経験になりました。命を燃やすということは決してよいことばかりではないですが、その美しさを見てほしい」(松山さん)とメッセージを送った。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月09日ライアン・ゴズリング主演『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』のニコラス・ウィンディング・レフン監督が、エル・ファニングをはじめとする注目若手俳優たちを迎えて贈る『ネオン・デーモン』。このほど、エルが演じた若く美しきモデル、ジェシーの思わずため息が漏れそうな妖美な場面写真が一挙に解禁となった。誰もが目を奪われる特別な美しさに恵まれた16歳のジェシーは、トップモデルになる夢を叶えるために、田舎町からロスへとやって来る。すぐに一流デザイナーやカメラマンの心をとらえチャンスをつかむジェシーを、ライバルたちが異常な嫉妬で引きずりおろそうとする。やがて、ジェシーの中に眠る激しい野心もまた、永遠の美のためなら“悪夢に魂も売り渡す”ファッション界の邪悪な毒に染まっていき――。独特の映像世界で知られるレフン監督が、究極の美を追い求めるファッション業界の裏側に渦巻く欲望を、白昼夢のような幻想的かつ煌びやかな映像で描き出した本作。今年、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されると、絶賛の拍手喝采と非難の嵐に上映会場が騒然となった。「アルマーニ(ARMANI)」「サンローラン(Saint-Laurent)」など名だたるハイブランドがこぞって衣装協力、極上の映像美にいっそうの輝きを加えている中、純真な田舎の少女が美を求め、自身の心のダークサイドに目覚めていく姿を鮮烈に演じるのはエル・ファニング。このたび、エルが演じきったジェシーの場面写真が一挙に公開。いずれも鮮やかな色彩が目を惹き、なんといってもジェシーの圧倒的な美しさは見る者を虜にする。一点の曇りもない透き通るような白い肌、艶やかに輝くブロンドヘア、そして吸い込まれるような澄んだ瞳…それはまさに、一瞬のまばたきすら惜しいほどの究極の美しさ。さらに、体中血みどろの衝撃的な姿や、ベッドの上で謎の美女と見つめ合う可憐な姿など、さまざまな表情で魅了するジェシー。彼女に花を渡す、扉の先にいるのはいったい誰なのか…?最高にクールでスタイリッシュ、彼女の変貌を映し出す嫉妬と欲望渦巻く世界に、引き続き注目していて。『ネオン・デーモン』は2017年1月13日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月09日ダコタとエル・ファニング姉妹の両親が離婚を取りやめたようだ。先週、父スティーヴンさんが「和解しがたい不和」を理由に27年間連れ添ったヘザーさんとの離婚を申請していたが、どうやら心変わりしたようで申請を破棄したという。一家を知る関係者らがTMZに話したところによれば、2人は結婚生活をあきらめたくないため、相違点を改善させるよう努力するつもりだという。離婚申請をした際には、女優をしている22歳のダコタと18歳のエルへの養育費については議論の対象とはならず、スティーヴンさんはヘザーさんから配偶者扶養を求めるつもりはないと報じられていた。ダコタ、エル共に両親とは親しく、先日にはダコタが自身がしっかりした人間になったのは両親のおかげだと称賛していたところだった。(C)BANG Media International
2016年11月04日エル カフェ(ELLE cafe)が旗艦店となる青山店が10月28日にプレオープンし、11月11日にグランドオープンする。契約農家から届くフリーレンジエッグ(平飼い卵)や、オーガニック製法によるNON-GMO(遺伝子組み換えなし)の季節野菜、自然の中でストレスなく育ったグラスフェッドビーフ(放牧牛)など、エル カフェ独自の規定をクリアした“ストーリーのある食材”を使用した最新ヘルシーフードを提供しているエル カフェ。同店では、“モダンウェルネス(Modern Wellness)”をストアコンセプトに、「人と地球をヘルシーに」という想いのもと都心におけるサステナブルなフードサイクルの創造を目指していく。同店は2階建てとなっており、1階にはベーカリーデリ(テイクアウト)とオープンテラスカフェを、2階にはシェフズコースを愉しめるレストランを設置。レストランには個室(6名から8名)も完備され、パーティーなどでの貸切も可能となっている。(※2Fレストランのディナー営業は紹介制)同店のエグゼクティブゲストシェフには、マドンナやオバマファミリーなどの著名人たちからも愛される全米注目のシェフ、メリッサ・キングを起用。2階のレストランでは、メリッサが日本を旅して出会った食材が主役のコースメニューの他、世界各国から取り寄せたビオワインも豊富に用意された。その他、オーガニックブレッドのエッグベネディクトやバーガー、キヌアとたっぷりの野菜を使った白米不使用のヘルシーどんぶり「マクロボウル」、フリーレンジエッグを使ったカスタードタルト&半熟パンケーキなどのメニューが提供される。なお、クリエイティブディレクターは、フランスを拠点に世界中で活躍するパリジェンヌ憧れのインテリアデザイナー、サラ・ラヴォワンヌが務めた。また、オープンを記念し開催されたレセプションには、フランスよりジェーン・バーキンの娘で女優兼ミュージシャンのルー・ドワイヨンが来日。さらに、森星、滝川クリステル、藤原ヒロシ、谷川じゅんじ、田根剛、道端ジェシカ、渋谷慶一郎、田丸麻紀、松田美由紀、水嶋ヒロなどもお祝いに駆けつけた。
2016年10月29日『マレフィセント』のエル・ファニングが美を求めるあまり闇に堕ちていくトップモデルを熱演する、第29回東京国際映画祭・特別招待作品『ネオン・デーモン』が、2017年1月より日本公開されることが決定。『ドライヴ』ニコラス・ウィンディング・レフン監督が新たに贈る、ファッション業界を舞台にした本作から、衝撃の予告編とポスタービジュアルが解禁となった。誰もが目を奪われる特別な美しさに恵まれた16歳のジェシー(エル・ファニング)は、トップモデルになる夢を叶えるため、田舎町からロスへとやって来る。瞬く間に一流デザイナーやカメラマンの心をとらえ、ことごとくチャンスをつかむジェシーを、ライバルのモデルたちは異常なまでの嫉妬で引きずりおろそうとする。やがて、ジェシーの中に眠る激しい野心もまた、永遠の美のためなら悪魔に魂も売り渡すファッション界の邪悪な毒に染まっていく――。2011年、世界に最上級の興奮をもたらした『ドライヴ』のレフン監督の最新作となる本作。本年度カンヌ国際映画祭にて上映されるや、絶賛の拍手喝采と非難の嵐が上映会場を真っ二つに引き裂いた。歴史と権威ある最高峰の映画祭を挑発したこの最新作で、レフン監督は、究極の美を追い求めるファッション業界の裏側に渦巻く欲望を、白昼夢のような幻想的かつ煌びやかな映像で描き出す。「アルマーニ(ARMANI)」「サンローラン(Saint-Laurent)」など、名だたるハイブランドがこぞって衣装協力し、レフン監督による極上の映像美にいっそうの輝きを加えている。華やかな業界に憧れていた純真な少女が、自身の心の“ダークサイド”に目覚め、邪悪な毒に染まっていくさまを鮮烈に演じきったのは、『マレフィセント』『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』のエル・ファニング。さらに、『エンジェル ウォーズ』『ハンガー・ゲーム』シリーズのジェナ・マローン、『高慢と偏見とゾンビ』のベラ・ヒースコート、自身もトップモデルである『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のアビー・リーがモデル仲間として出演。鬼才ギャスパー・ノエの『LOVE【3D】』で一躍注目を集めたカール・グルスマン、監督が「クソ最高」と絶賛したキアヌ・リーヴスも見逃せない。また、日本公開決定に伴い、日本版ポスタービジュアルと予告編映像が解禁。ポスタービジュアルは、エル演じるジェシーに、煌びやかに飾り付けられたメイクと「アルマーニ」の美しいドレス、無垢でありながらも、どこか狂気と不穏さを感じさせる美しい表情が印象的。予告編では、レフン監督のこだわりの一部でもあるスタイリッシュな音楽とともに、田舎から出てきた純粋なジェシーと、美にとり憑かれたモデル業界の女たちとの狂気が激しくぶつかり合う様子が描かれる。さらには、キアヌ扮するモーテルで働く男・ハンクが、ジェシーにナイフを突き立てる衝撃のシーンも!一瞬たりとも目を離せない、妖しく、眩しい映像美に心奪われる映像となっている。加えて、11月にはレフン監督の3年ぶりの来日も決定!来日中はファン必見のスペシャルイベントが開催される予定もある、とか!?妖艶な美女たちが集い、モデル業界の煌めきと闇を、圧倒的に美しい映像と音楽で描いた衝撃のサスペンスを心待ちにしていて。『ネオン・デーモン』は2017年1月、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月26日エル カフェ(ELLE café)が、旗艦店となる「エル カフェ 青山(ELLE café Aoyama)」を2016年10月28日(金)にプレオープン、11月11日(金)にグランドオープンする。「エル カフェ 青山」で楽しめるのは、心身ともに満たされる“ヘルシーグルメ”。マドンナやオバマファミリーら著名人を顧客に持つセレブリティシェフ、メリッサ・キングをエグゼクティブシェフに迎え考案されたメニューが、ヘルシーデリ、オープンテラスカフェ、コースの3つのスタイルで提供される。コース料理は、メリッサ・キングが日本を旅して出会った食材を用いて、ランチとディナーそれぞれに違ったメニューを用意。世界各国から取り寄せたビオワインも並ぶので、一緒に堪能してほしい。また、デリメニューも豊富に揃う。焼きたてのオーガニックブレッドは持ち帰って自宅で楽しむもよし、オープンテラスカフェでエッグベネディクトやバーガーして味わうもよし。朝8時から開店するので、会社前に立ち寄れるのが嬉しい。一緒に食すなら、契約農家から届くオーガニックの野菜と果物をふんだんに使ったスイーツやサラダがおすすめだ。そのほか、小麦粉・白砂糖不使用のカスフリーレンジエッグを用いたカズタードタルトや半熟パンケーキは、別腹で楽しめそう。フルーツやヨーグルトなどを好きなだけトッピングできるヨーグルトコーナーも設置されており、女性にはたまらないラインナップとなっている。【店舗詳細】ELLE café Aoyamaプレオープン:2016年10月28日(金) 1Fヘルシーデリ、カフェ 11:00〜17:00※2Fレストランは11月11日(金)〜グランドオープン:2016年11月11日(金)住所:東京都渋谷区神宮前5-51-8TEL:03-6451-1997(レストラン専用03-6451-1996)営業時間:ヘルシーデリ 8:00〜21:00カフェ 8:00〜23:00レストラン 11:00〜15:00、17:00〜23:00※諸事情により変更の可能性ありメニュー例:・ディナーコース 4,800円~・ランチコース 2,800円~・オーガニックブレッド 各種300円~・ピンクエッグベネディクト 1,600円~・オーガニックビーフバーガー 1,800円~
2016年10月20日広瀬アリスが主演を務め、「Acid Black Cherry」のコンセプトアルバムを原作とする映画『L-エル-』。この度、花澤香菜や鈴木達央ら人気声優陣のナレーションによる、映画の世界観を補完するアニメーションムービーが、本日10月17日(月)より「GYAO!」にて独占配信されている。“色のない街”で生まれ、両親に愛情を注がれて幸せに育った少女エル(広瀬アリス)。ところが両親の突然の事故死により、エルの人生は一変していくこととなる。悲しみに打ちひしがれる幼きエルを得意の絵で元気づけたのは、幼なじみの絵描きの少年オヴェス(古川雄輝)だった。エルとオヴェスは互いを励ましあいながら生きてきたが、成人したエルは“ある選択”を迫られ、突然故郷から去っていき、2人は離れ離れになる。誰かを信じては裏切れられまた誰かを信じては傷つけられ、襲い掛かる運命に翻弄されながら波乱の人生を懸命に生きたエル。そして遠い故郷からエルを想い続けたオヴェス。2人の生涯を綴った壮大な物語が“真実の愛”とは何かを描き出す――。映画は、愛を探し求め続けたひとりの女性“エル”の孤独で壮絶な人生を綴った物語と、「Acid Black Cherry」の音楽が絡み合う壮大なコンセプトアルバム「L-エル-」を原作に、キャストにはエル役の広瀬さん、オヴェス役の古川雄輝のほか、高橋さん、平岡祐太、前川泰之、成田凌、弥尋、古畑星夏らが出演している。今回配信されるアニメーションムービーは、“【読み語り版】4th Album「L-エル-」Story Book”(全13話)と題した紙芝居風のアニメショーン。ナレーションには、「化物語」「デュラララ!!」「監獄学園」「orange」など数多くの作品でメインキャストを務める花澤さん、「図書館戦争」や「Free!」の鈴木さん、「けいおん!!」「妖狐×僕SS」やTV・CMのナレーションでも活躍する日笠陽子、「涼宮ハルヒの憂鬱」「響け! ユーフォニアム」や音楽活動も積極的に行う茅原実里ら人気声優陣が担当し、「L-エル-」の収録曲で構成された特別映像に仕上がっている。花澤さんは「幼少期から晩年まで、ひとりのキャラクターを演じられることは中々無いので、本当に特別な経験になりました。悲劇に見舞われながらも懸命に生きるエルと共に、私も精一杯頑張らせていただきました」とコメント。個人的に凄く好きなアルバムと話す鈴木さんは「表立って発言してきたことはないのですが、yasuさんの紡ぐ音楽や世界観は昔からとても好きなので、今回こうしてwebドラマに関わる事ができて感無量です」と喜び、「僕が演じたオヴェスは、自分の気持ちに気付き、そこから愛を学び、それを貫いた男です。彼は、自分が知った愛を、大事に、大事に、大切に、大切に抱えていった男です。そして彼は、絵描きです。そんな男です」と役について語った。映画では高橋メアリージュンが演じたアンナ役を演じる日笠さんは「男性と、そして命というものに翻弄され続けます。感情の上下も激しく、女性らしいというよりは女らしい、という感覚」と役について話し、茅原さんは「最初に本を読んだときに、あまりにも悲劇的で波乱万丈なエルの生涯に衝撃を受けて胸が苦しくなりました」これまでにないショックを受けたそう。しかし、「物語の登場人物の中では、リノは“光”。とても大切な役どころだと思いながら収録に臨みました」と語り、「聴いてくださったみなさまに、彼女の心の優しさが伝わることを願っています」とメッセージを寄せた。なお映像は、本日10月17日(月)より「GYAO!」にて開設される特設サイトで、毎週2話ずつ無料で配信。さらに、併せて「Acid Black Cherry」のライブ映像「Acid Black Cherry TOUR『2012』」と、「Acid Black Cherry 5th Anniversary LIVE Erect」を本日より無料配信開始。11月17日からは、「Acid Black Cherry“Project『Shangri-la』”LIVE」より10曲が配信される。「【読み語り版】4th Album「L-エル-」Story Book」(全13話)は10月17日(月)より毎週2話ずつ「GYAO!」にて配信。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月17日「Acid Black Cherry」のアルバムを原作とした、広瀬アリス主演映画『L-エル-』。この度、本作のポスタービジュアルが解禁された。“色のない街”で生まれ、両親に愛情を注がれて幸せに育った少女エル(広瀬アリス)。ところが両親の突然の事故死により、エルの人生は一変していくこととなる。悲しみに打ちひしがれる幼きエルを得意の絵で元気づけたのが、幼なじみの絵描きの少年オヴェス(古川雄輝)だった。エルとオヴェスは互いを励ましあいながら生きてきたが、成人したエルは“ある選択”を迫られ、突然消え去るように故郷から去っていき、2人は離れ離れになる。誰かを信じては裏切られ、また誰かを信じては傷つけられ、襲い掛かる運命に翻弄されながら波乱の人生を懸命に生きたエル。そして遠い故郷からエルを想い続けたオヴェス。2人の生涯を綴った壮大な物語が“真実の愛”とは何かを描き出す――。映画の原作となる「L-エル-」は、波乱の人生を送った一人の女性“エル”の「愛」をテーマに、孤独で壮絶な人生を綴った物語と「Acid Black Cherry」の音楽が絡み合う壮大なコンセプトアルバム。総計20万枚以上の驚異的なセールスを記録した本アルバムは、昨夏には物語部分が書籍化され5刷されるなど、ミュージックシーンにあって異例の展開をみせてきた。映像化は困難と思われていた本作に挑戦するのは、多くのアーティストのMVを手掛ける下山天監督。独創的な世界観を、VFXを多用したファンタジックなビジュアルと、生々しい演出でリアルに実現している。またキャストには、広瀬さんが少女時代から老いゆく姿までのエルを演じ、オヴェス役に古川雄輝。さらに、高橋メアリージュン、平岡祐太、成田凌、弥尋、古畑星夏らが脇を固める。このほど解禁されたポスタービジュアルは、「欲しかったのは、愛。」というコピーと共に、散った赤い薔薇の花びらの上に横たわり、憂いを帯びたミステリアスな瞳でこちらを見つめるエルや、2人が出会った“色のない街”を背景に、優しいまなざしで遠くを見つめるオヴェスが写し出されている。さらにその下には、エルの人生に大きく影響を及ぼす人物たちの姿も。エルという一人の女性の孤独で壮絶な人生、そしてそのエルを愛し続けるオヴェスの一途な姿、想いを表現したドラマティックなビジュアルに仕上がっている。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月14日広瀬アリスを主演に迎え、絶大な人気を誇るロックアーティスト「Acid Black Cherry」のコンセプトアルバムを映画化する『L-エル-』。この度、本作の男性キャラクターたちの劇中写真が初お披露目され、併せて特報映像も解禁された。“色のない街”で生まれ、両親に愛情を注がれて幸せに育った少女エル(広瀬アリス)。ところが両親の突然の事故死により、エルの人生は一変していくこととなる。悲しみに打ちひしがれる幼きエルを得意の絵で元気づけたのは、幼なじみの絵描きの少年オヴェス(古川雄輝)だった。エルとオヴェスは互いを励ましあいながら生きてきたが、成人したエルは“ある選択”を迫られ、突然故郷から去っていき、2人は離れ離れになる。誰かを信じては裏切れられまた誰かを信じては傷つけられ、襲い掛かる運命に翻弄されながら波乱の人生を懸命に生きたエル。そして遠い故郷からエルを想い続けたオヴェス。2人の生涯を綴った壮大な物語が“真実の愛”とは何かを描き出す――。キャストには、少女時代から老いゆく姿までのエルを広瀬さんが演じ、エルを一生涯想い続ける幼なじみのオヴェス役に古川雄輝。さらにエルの人生を取り巻く人物たちには、高橋メアリージュン、平岡祐太、前川泰之、成田凌、弥尋、Mikako(FAKY)、古畑星夏、田中要次、高橋ひとみらが脇を固める。今回到着したのは、悲哀と波乱に満ちた人生を歩むエルというひとりの女性の人生に、大きな影響を及ぼす、魅惑の男性キャラクターたちの劇中の姿。古川さん、平岡さん、成田さん、弥尋さんらそれぞれのショットから、本作の世界観が明らかに。雪が降りしきる中、遠くを見つめる古川さん演じるオヴェスを始め、平岡さん演じる夢を追う劇団青年がエルの肩に手を添え抱き寄せているシーンや、元銀行員(弥尋さん)と添い寝するエルのカット。そして、先日解禁したばかりのパン屋主人(成田さん)の背中にエルが寄り添うカット。彼らと出逢ったことにによって、エルはどのような人生を歩むことになるのか…とますます本作の展開が気になる場面写真となっている。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月13日「Acid Black Cherry」のコンセプトアルバムを映画化する『L-エル-』。この度、主演の広瀬アリスと、先日新たに出演が決定した成田凌の熱演シーンの現場レポートが到着した。“色のない街”で生まれ、両親に愛情を注がれて幸せに育った少女エル(広瀬アリス)。ところが両親の突然の事故死により、エルの人生は一変していくこととなる。悲しみに打ちひしがれる幼きエルを得意の絵で元気づけたのは、幼なじみの絵描きの少年オヴェス(古川雄輝)だった。エルとオヴェスは互いを励ましあいながら生きてきたが、成人したエルは“ある選択”を迫られ、突然故郷から去っていき、2人は離れ離れになる。誰かを信じては裏切れられまた誰かを信じては傷つけられ、襲い掛かる運命に翻弄されながら波乱の人生を懸命に生きたエル。そして遠い故郷からエルを想い続けたオヴェス。2人の生涯を綴った壮大な物語が“真実の愛”とは何かを描き出す――。多くのアーティストのミュージックビデオを手掛ける下山天監督が率いる本作には、主人公エル役の広瀬さんをはじめ、古川雄輝、高橋メアリージュン、平岡祐太、古畑星夏ら若手実力派のキャストと共に、前川泰之、田中要次、高橋ひとみら豪華俳優陣が集結。また先日、エルが送る波乱の人生に影響を与える男性の一人で、実直なパン屋役として、新たに成田さんがキャスティングされている。昨日9月29日、都内にて行われた撮影は、主人公エルを演じる広瀬さんと、パン屋役・成田さんによる共演シーン。エルがパン屋と心を通わせ、お互いの想いを伝え合うドラマティックなシーンが撮影され、緊張感ある男女のやりとりの中で見せる表情豊かな広瀬さんの演技に、監督のOKの声が響いた。また成田さんにおいては、自身の役について監督に相談する場面も見受けられ、自分の気持ちに真っ直ぐな人柄であることを意識し、どのように演じるのか、例えば子どもにパンを渡すシーンで、立ったまま渡すのか、しゃがんで渡すのかなど、細やかな動き方や仕草ひとつひとつに対して真剣に向き合う姿が印象的。2人の息はぴったりで撮影は順調に進行していき、緊張を強いられるシーンの連続だったが、休憩時間にはキャスト、スタッフがリラックスして談笑する一幕もあり、温かい雰囲気に包まれた撮影現場だったという。今回の共演に広瀬さんは「成田さんとは年齢が近く、空き時間もお話をしながら楽しく共演させてもらいました!」と話し、成田さんは「広瀬さんが座長として現場を引っ張っている姿に、とても学ばせてもらいました」とコメント。成田さんは、役作りで実際にパンの修行をしたそうだが、撮影までの期間は家にもパン生地を持参して練習したようで、下山監督はその真摯な取り組みに脱帽したと話す。その成果もあり、撮影では吹き替え無しのでのパン作りに挑戦!監督は「とてもリアリティのある撮影が出来ました」と自信を見せている。また成田さんの演技についても、「彼もエルの人生を最後に左右する役。成田凌しか出来ない見事なキャラクターを演じております。お楽しみに」とメッセージを寄せた。下山監督については「粘り強い監督が好きですが、下山監督は細かいところまで妥協をせず、ちゃんと観ていないとわからないようなことも作り込まれるので、とても演じやすかった」(広瀬さん)、「柔らかい人柄ですが、的確に演出して頂きました。今回演じたパン屋の主人は、台詞は多くないのですが色々な感情を出すキャラクターなので、監督ときちんとコミュニケーションを取りながら芝居に挑むことが出来て良かったです!」(成田さん)と2人とも信頼のおける監督だと語っていた。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月30日人気ロックアーティスト「Acid Black Cherry」の4枚目のアルバムを原作に、広瀬アリス主演で描く『L-エル-』。この度、代役に成田凌が決定し、併せて公開日が11月25日(金)になることが分かった。“色のない街”で生まれ、両親に愛情を注がれて幸せに育った少女エル(広瀬アリス)。 ところが両親の突然の事故死により、エルの人生は一変していくこととなる…。 悲しみに打ちひしがれる幼きエルを得意の絵で元気づけたのが、幼なじみの絵描きの少年オヴェス(古川雄輝)だった。エルとオヴェスは互いを励ましあいながら生きてきたが、成人したエルは“ある選択”を迫られ、突然消え去るように故郷から去っていき、2人は離れ離れになる。誰かを信じては裏切れられまた誰かを信じては傷つけられ、襲い掛かる運命に翻弄されながら波乱の人生を懸命に生きたエル。 そして遠い故郷からエルを想い続けたオヴェス。2人の生涯を綴った壮大な物語が、“真実の愛”とは何かを描き出す。原作は、愛を探し求め続けた一人の女性“エル”の孤独で壮絶な人生を綴った物語と、「Acid Black Cherry」の音楽が絡み合う、壮大なコンセプトアルバム「L-エル-」。 昨年リリースされた本アルバムは、「CDショップ大賞2016」の入賞作品に選出され、総計20万枚以上の驚異的なセールスを記録するなど大きな反響を呼び、アルバムのみならず、書籍化もされるなどミュージックシーンにあって異例の展開をみせている。キャストには、主人公エル役の広瀬さんを始め、古川雄輝、高橋メアリージュン、平岡祐太、古畑星夏ら若手実力派のキャストと共に、前川泰之、田中要次、高橋ひとみら豪華俳優陣が顔を揃える。そして今回、すでに決定していたパン屋の代役として、モデルでありながら、大ヒット公開中の『君の名は。』出演や、10月期放送ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」への出演が決定するなど俳優業でも目覚ましい活躍をみせる成田さんが決定。エルが送る波乱の人生に影響を与える男性の一人で、実直なパン屋役を演じていく。製作サイドは「予期せぬトラブルなどもあり、当初の発表から一部キャストを変更し、再撮影の上公開する運びとなりました。Acid Black Cherryさんが世に出した壮大なコンセプトアルバム『L-エル-』を映画にしたいという想いからスタートしたこのプロジェクト。その志はいまも変わらず、我々映画製作スタッフ、そしてキャストが一丸となって、完成に向けて邁進しております」とコメントを寄せた。『L-エル-』は11月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月27日スペインの鬼才ペドロ・アルモドバルが製作し、昨年のヴェネチア国際映画祭にて最優秀監督賞となる銀獅子賞を受賞した『エル・クラン』。このほど、9月17日(土)に迫った公開を前に、本作の主人公たち、プッチオ家のあまりにもドタバタな(?)誘拐の一部始終がシネマカフェにて解禁となった。80年代初頭、軍事独裁政権崩壊後のアルゼンチン。善悪の基準が変わりゆく中で暮らすエリート一家のプッチオ家は、突如、無職になってしまう。さあどうする!?ピンチの果てにたどり着いた稼業は、なんと“身代金ビジネス”だった!アルゼンチンで知らない人はいないというほどの実話を完全映画化し、本国で大ヒットとなった本作。「映画化にあたっての改変はなし!」とプロデューサーも断言する衝撃作だ。解禁となった本編映像では、真っ昼間のブエノスアイレスを走る1台の車、リアガラス越しに運転する男を、カメラは映し出していく。すると、前から歩いてきた青年が手を振り、男は車を停止。リッキーと呼ばれる男と青年はどうやら友だち同士で、車がガス欠になったから助けて欲しいと言う。快く車に乗せるリッキー。だが、車に乗り込んだ青年はプッチオ家の長男・アレハンドロだ。以前、参加したパーティーでナンパした女性の話をしながら、交差点を曲がるリッキー。車内にはTHE KINKS「Sunny Afternoon」の軽快なリズムが響いている。交差点の先にはアレハンドロの青い車が。その車に近づいたそのとき、左手から灰色の車が飛び出し、前を塞ぐ。すぐさま、手に拳銃を持ったマスク姿の男たちが車を取り囲み、「マスクをかぶれ」「出ろ!」「手を上げろ」と、怒号が白昼の交差点に響き渡ることに!車から引きずり出され、目隠しを被せられたリッキーは、そのまま車のトランクへ。しかし、あまりの抵抗になかなかトランクが閉まらない。一方、アレハンドロもマスクを被せられ、助手席に座らせられる。走りだす車、息を整える男たち。背後のトランクからはリッキーの叫ぶ声が聞こえてくる。みな、おもむろにマスクを取り、アレハンドロもそれにならうと、運転席の白髪の男が「大丈夫か?」と尋ねる。「アレックス?」と心配そうな男に、ようやくアレハンドロは口を開く。「ああ 父さん」――。まさかの白昼堂々に行われた、アルゼンチンを震撼させたプッチオ家のドタバタ誘拐。監督こだわりの長回しで描かれるシーンを、まずはこちらからご覧あれ。『エル・クラン』は9月17日(土)より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月03日100年に1人といわれる天才・羽生善治と互角に渡り合いながら、29歳で急逝したプロ棋士・村山聖の、全力で駆け抜けた生涯を描く『聖の青春』。このほど、本作の主題歌に泰基博が書き下ろした「終わりのない空」が決定、併せて、その楽曲がドラマティックに彩る予告編映像と新ビジュアルが解禁となった。本作は、幼少時より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患いながら、羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称された村山聖の全力で駆け抜けた生涯を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く感動作。主人公・村山聖には、役づくりのため体重を大幅に増量させた松山ケンイチ。また、ライバル・羽生善治には早くも「激似」と話題の東出昌大。聖の弟弟子・江川貢役に染谷将太、聖を支えた師匠・森信雄役にリリー・フランキー、母・村山トミコ役に竹下景子、さらに安田顕や柄本時生、鶴見辰吾、北見敏之、筒井道隆ら、豪華キャスト陣が脇を固め、伝説の将棋指しの短い人生を、周りの人々から愛された記憶と共に愛情豊かにスクリーンに昇華する。そして今回、本作の主題歌を担当することになったのが、今秋デビュー10周年を迎え、幅広い世代のファンを惹きつける秦さん。名人になることだけを夢見て、命を削りながら将棋に全てを懸けた村山聖の一生に感銘を受けたという秦さんは、本作のために主題歌を書き下ろし、力強くも儚い、ドラマティックな名曲が完成した。その主題歌「終わりのない空」に乗せて映し出される予告編では、「さっき、村山くん亡くなりました…」と電話口で語る彼の師匠・森(リリーさん)の言葉から始まる。そして、“西の怪童”と呼ばれた天才棋士・村山聖(松山さん)が、最大のライバル・羽生善治(東出さん)と死闘を繰り広げる一方、医師から進行性の膀胱がんを宣告される場面も。「負けたくない」という心の叫びのごとく、短くも全力で駆け抜けた聖の生き様が、泰さんが歌い上げる楽曲とマッチ。羽生との勝負を超えた心のつながりも胸を打つ、「どう生きるか、どう死ぬか」を問いかける映像に仕上がっている。■泰基博コメント主題歌のお話をいただき、村山聖さんという稀代の棋士のストーリーということで気合いが入りました。曲作りは5月ごろから。完成直前の映像を拝見し、将棋を通した魂のぶつかり合い、聖の、病気という困難に直面しながらも、名人という夢に突き進んでゆくその姿に感動をおぼえました。エンドロールに流れることをイメージしながらまず曲を、そしてアレンジを考えていきました。ちょうどツアーで全国を回っている時期だったので、その移動中に原作を読み進めながら歌詞の構想を練っていきました。サビには聖のその瞬間、瞬間にいのちを燃やし、全身全霊ぶつかっていくさま、そして、彼が手記に遺した「人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ。」という言葉から汲み取った想いを込めています。映画とともにこの「終わりのない空」を受け取っていただけたら嬉しいです。■監督・森義隆コメントまた一人、村山聖の生き方に魅せられ、その才能を『聖の青春』に注ぎ込んでくれた仲間が増えました。秦さんは今回、その美しくやさしい歌声で、誰もが限りある人生を生きていることの刹那、そしてその現実の前でのわれわれの無力さ、そして、それでも生きることのなかにある希望を歌いあげてくれました。このエンディングテーマを通して、村山聖の短い人生の物語は、映画を観てくれたみなさん自身の人生の物語と重なり合っていくんだなぁ、と。感慨です。■原作者・大崎善生コメント考えてみればはじまりは森信雄と私。いつも二人きりで白黒の画像の中にいた。二人で村山君の物語をいったいどのくらい語り合ったろうか。いつの間にかそれが画像になり、カラーになり多くの人たちが私たちの世界に色と光をもたらしてくれた。そしてついにはこんなに美しい音楽までが抽出された。まるで何かを絞り出したような清らかなメロディーが、この世界に生まれ落ちた。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月02日シンガーソングライター・秦基博が、29歳で亡くなった棋士・村山聖さんの生涯を俳優・松山ケンイチの主演で描く映画『聖(さとし)の青春』(11月19日公開)の主題歌として、書き下ろしの新曲「終わりのない空」を提供することが2日、明らかになった。合わせて、同曲を使用した新たな予告映像が公開された。原作は、大崎善生氏による同名の処女小説。「東の羽生、西の村山」として羽生善治と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた"怪童"の一生を描く。精神面、肉体面の両方から聖にアプローチしている松山のほか、東出昌大が羽生役として登場。聖の師匠・森信雄役のリリー・フランキー、母・村山トミ子役の竹下景子、弟弟子・江川役の染谷将太らが脇を固める。秦は、命を削りながら将棋に全てを懸けた村山さんの一生に感銘を受け、主題歌を書き下ろし。完成直前の映像を見た際も、「将棋を通した魂のぶつかり合い、聖の、病気という困難に直面しながらも、名人という夢に突き進んでゆくその姿に感動を覚えました」と語っている。曲作りは、全国ツアー中の5月頃に開始。エンドロールに流れることをイメージし、「曲を、そしてアレンジを」といった順に着手した。歌詞の構想を練ったのは、「移動中に原作を読み進めながら」。サビでは「聖のその瞬間、瞬間にいのちを燃やし、全身全霊ぶつかっていくさま、そして、彼が手記に遺した『人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ』という言葉からくみ取った思いを込めています」と明かした。メガホンを取る森義隆監督は、「秦さんは今回、その美しくやさしい歌声で、誰もが限りある人生を生きていることの刹那、そしてその現実の前でのわれわれの無力さ、そして、それでも生きることのなかにある希望を歌いあげてくれました」と絶賛。原作の大崎氏も「まるで何かを絞り出したような清らかなメロディーが、この世界に生まれ落ちた」と口をそろえる。公開された映像は、冒頭から森の「さっき村山くん、亡くなりました」との淡々とした知らせが映し出される。最大のライバル・羽生と死闘を繰り広げる一方、医師からがんを宣告される聖。余命三カ月という過酷な状況の中、周囲にかみつきながらも彼は必死に盤面に向かう。短くも全力で駆け抜けたその生きざまが、秦による主題歌と合わさり、「どう死ぬか、どう生きるか」を真摯に訴えかける仕上がりになっている。(C)2016 「聖の青春」製作委員会
2016年09月02日100年に1人と言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながらも、29歳の若さでこの世を去った伝説の棋士・村山聖の生涯を描く映画『聖の青春』。この度本作が、11月19日(土)の公開に先駆け、10月25日(火)より開催の「第29回東京国際映画祭」クロージング作品に決定した。1994年、大阪。路上に倒れていたひとりの青年が、通りかかった男の手を借りて関西将棋会館の対局室に向かっていく――。彼の名は村山聖(松山ケンイチ)。現在七段、“西の怪童”と呼ばれる新世代のプロ棋士だ。聖は幼少時より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患っており、無理のきかない自らの重い身体と闘いながら、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指して快進撃を続けてきた。そんな聖の前に立ちはだかったのは、将棋界に旋風を巻き起こしていた同世代の天才棋士・羽生善治(東出昌大)。すでに新名人となっていた羽生との初めての対局で、聖は必死に食らいついたものの、結局負かされてしまう。「先生。僕、東京行きます」どうしても羽生の側で将棋を指したいと思った聖は上京を希望し、相談を持ちかける。先生とは「冴えんなあ」が口癖の師匠・森信雄(リリー・フランキー)だ。聖は15歳の頃から森に弟子入りし、自分の存在を柔らかく受け入れてくれる師匠を親同然に慕っていた。体調に問題を抱える聖の上京を家族や仲間は反対したが、将棋に人生の全てを懸けてきた聖を心底理解している森は、彼の背中を押した。東京――。髪や爪は伸び放題、本やCDやゴミ袋で足の踏み場もなく散らかったアパートの部屋。酒を飲むと先輩連中にも食ってかかる聖に皆は呆れるが、同時にその強烈な個性と純粋さに魅了され、いつしか聖の周りには彼の情熱を支えてくれる仲間たちが集まっていた。その頃、羽生善治が前人未到のタイトル七冠を達成する。聖はさらに強く羽生を意識し、ライバルでありながら憧れの想いも抱く。そして一層将棋に没頭し、並み居る上位の先輩棋士たちを下して、いよいよ羽生を射程圏内に収めるようになる。そんな折、聖の身体に癌が見つかった。「このまま将棋を指し続けると死ぬ」と医者は忠告。しかし聖は聞き入れず、将棋を指し続けると決意。もう少しで名人への夢に手が届くところまで来ながら、彼の命の期限は刻一刻と迫っていた…。病と闘いながら将棋に全人生を懸け、全力で駆け抜けた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く感動のノンフィクションエンタテインメント『聖の青春』。主人公・村山聖を演じるのは、『の・ようなもの のようなもの』の俳優・松山ケンイチ。聖の最大のライバル・羽生善治に、『デスノート Light up the NEW world』の公開が待たれる東出昌大。そのほか、染谷将太、リリー・フランキー、竹下景子、安田顕、柄本時生、鶴見辰吾、北見敏之、筒井道隆ら豪華キャスト陣が集結する。この度、10月25日(火)より六本木ヒルズほか都内で開催される「第29回東京国際映画祭」のクロージング作品として、本作の上映が決定。世界が注目する本映画祭のトリを飾ることになる。『聖の青春』は11月19日(土)より丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月24日俳優・松山ケンイチが、29歳で夭折した天才棋士・村山聖に扮して主演を務める映画『聖(さとし)の青春』(11月19日公開)の初映像となる特報が15日、公開された。原作は大崎善生氏による同名の処女小説。羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた"怪童"の一生を描く。精神面、肉体面の両方から聖にアプローチしている松山のほか、東出昌大が羽生役として登場。聖の師匠・森信雄役のリリー・フランキー、母・村山トミ子役の竹下景子、弟弟子・江川役の染谷将太らが脇を固める。特報に収められているのは、聖八段が羽生四冠に対局を挑む劇中の名シーン。当時の戦績が、5勝6敗とほぼ互角の実力者であった2人の熾烈な対局を、1997年の竜王戦1組1回戦での実際の棋譜を元に忠実に再現している。この場面は、プロ棋士・金井恒太六段が現場に指導役として張り付き、細かな所作に至るまでリアリティのある画作りを行ったという。さらに、対局中に聖が思わず倒れてしまうシーンや病床の場面も映し出されている。(C)2016 「聖の青春」製作委員会
2016年07月15日羽生善治と互角に渡り合った薄命の棋士・村山聖(さとし)の生涯を、実話をもとに描く松山ケンイチ主演映画『聖の青春』の特報映像とポスタービジュアルが公開になった。公開された特報映像映画は大崎善生のノンフィクション小説が原作。「東の羽生、西の村山」と並び称されながらも29歳にして亡くなった実在の棋士・村山聖が、全力で駆け抜けた生涯を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描かれる。松山のほか、東出昌大が羽生役を演じ、『宇宙兄弟』『ひゃくはち』の森義隆が監督を務め、『クローズEXPLODE』『陽だまりの彼女』の向井康介が脚本を手がける。特報映像は、将棋を指す駒音から始まり、本作の最大の見どころである村山聖八段(松山ケンイチ)が羽生善治四冠(東出昌大)に対局を挑むシーンがわずかだが垣間見られる。当時の戦績は5勝6敗とほぼ互角の実力であったふたりの対局は、実際の棋譜(1997年竜王戦1組1回戦)をもとに、プロ棋士・金井恒太六段の指導のもと、細かな所作に至るまで忠実に再現したという。特報映像にはそのほか、聖の師匠・森信雄役のリリー・フランキー。母・村山トミ子役の竹下景子。弟弟子・江川役の染谷将太。安田顕、柄本時生、北見敏之らも登場する。「負けるのは死ぬほど悔しい……生きる時間を削ってでも勝ちたい」「勝つことが、生きること。」と、病と闘い、将棋と戦う村山聖の生き様は、観る者に感動以上のメッセージを届けることになりそうだ。『聖の青春』11月19日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国公開
2016年07月15日エル カフェ(ELLE cafe)六本木ヒルズ店では7月1日から8月31日まで、オーガニックケールフェア「エル ラブズ ケール(ELLE LOVES KALE!)」が開催される。会期中は、契約農家から届く国産オーガニックケールを使用したフード、ドリンク、スイーツの数々が提供される。そのうち「ケールバーガー」(880円)は、デトックスをサポートする炭入りのオリジナルバンズに、低カロリー高たんぱく質の国産鶏のむね肉とオーガニックケールのソテーをたっぷり挟んだバーガー。抗酸化作用の高いビタミンEや葉酸を含むレンズ豆の煮込みの他、色鮮やかな野菜も加え、食べごたえ十分なヘルシーバーガーに仕上げた。「ケールボウル」(800円)は、アサイーボウルに続きハワイで人気の“グリーンボウル”をエルカフェ風にアレンジしたもの。グリーンボウルとは、葉物野菜・フルーツのピュレでグラノーラなどを食べるメニューのことで、今回はオーガニックケールの他、キウイ、バナナ、コールドプレスジュースなどを使用されている。その他、スーパーフードのチアシードやからし菜、パイナップル、バジルなどをブレンドしたコールドプレスジュース「ケールクレンズ」(300ml/980円)や、オーガニックケールのソテーと科学的な飼料を一切与えずに牧草を食べて育ったグラス フェッド ビーフのステーキを低GIの全粒粉パンで挟んだ「ケールサンドイッチ」(1,080円)、1日に必要な食物繊維の半分以上を1パックで摂取できる、オーガニックケールとレッドキヌアがメインの「ケールチキンサラダ」(980円)といったメニューが展開される。
2016年07月01日若干29歳にして亡くなった伝説の棋士・村山聖。彼が病と闘いながら全力で駆け抜けた、生涯を描く奇跡の実話を映画にした『聖の青春』に、この度、東出昌大が出演することが決定。またリリー・フランキーや染谷将太らも参加していることが明らかとなった。1994年、将棋のプロ棋士・村山聖七段は、将棋界最高峰のタイトル「名人」を目指し、 15歳の頃から 10年間弟子入りし同居していた森師匠の元を離れ、上京しようとしていた。聖は幼少期より「ネフローゼ」という腎臓の難病を患っており、家族や仲間は反対する。しかし、幼いころから何をおいても将棋にかけてきた聖を見ている森師匠は、背中を押す。東京――。髪や爪は伸び放題、足の踏み場もなく散らかった家、酒を飲むと先輩連中にも食ってかかる聖に皆は呆れるが、みな彼の将棋にかける思いを理解し、陰ながら支えた。その頃、同世代の棋士・羽生善治が前人未到のタイトル七冠を達成する。聖は強烈に羽生を意識し、ライバルでありながら憧れの想いも抱く。そして聖は、将棋の最高峰であるタイトル「名人」になるため、一層将棋に没頭し、並居る上位の先輩棋士たちを下して、快進撃を続ける。そんな中、聖の身体に癌が見つかる。だが、「このまま将棋を指し続けると死ぬ、手術し、療養すべし」という医者の忠告を聞き入れず、聖は将棋を指し続けると決意する。彼の命の期限は刻一刻と迫ってきていた…。100年にひとりと言われる天才・羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、 29歳にして亡くなった実在の棋士・村山聖。本作は、そんな彼が病と闘いながら将棋に全人生を賭け、全力で駆け抜けた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く感動のノンフィクションエンタテインメント。主人公演じる松山さんに次いで、この度、新たにキャストが発表。松山さん演じる聖の最大のライバルであり、松山さん自身が本作の“ヒロイン”であると語る羽生善治を演じるのは、妻で女優の杏との間に双子をもうけ、公私共に絶好調の東出さん。実在し、かついまもなお棋界の頂点で活躍する人物という難しい役どころを、精神・肉体面の両方からアプローチ。劇中の“羽生メガネ”は、羽生氏本人が史上初となった七大タイトル戦七冠独占達成時に実際にかけていたものを譲り受けたという代物。徹底した羽生研究を行い、羽生氏本人と瓜二つの姿で撮影現場を驚きの声に沸かせた。なんといっても劇中での松山さんと東出さんが、実際の棋譜を覚えての2時間半に及ぶ長回し撮影に挑んだ緊迫感&臨場感溢れる対局シーンは最大の見どころとなっている。今回の決定に東出さんは「とにかく素晴らしい原作と脚本で、現場に入る前からこの作品に携われることに大きな幸福感と闘志を抱いていました」と喜び。また「クランクイン初日、色々な想いの中、街中で立ち尽くすシーンで、監督が演出に来て『芝居をするな』と仰言ったのが強く記憶に残っています」と撮影をふり返った。さらに元々尊敬する大先輩だったと松山さんについて語る東出さんは「松山さんとのお芝居の中で過ごせた時間が自分の宝になりました」と述べた。そして羽生氏は本作について「村山さんの生き様を描いた聖の青春が映画化されると聞いて、彼の存在の大きさを感じました」と話し、「自分も出てくるので気恥ずかしいところもありますが東出さんに演じて頂いたのはとても名誉な事だと思っています。将棋を知らない人達にも楽しんで感じて観てほしいと思います」とメッセージを寄せた。また、今回東出さん以外にも、10代の聖を大阪に引取り共同生活をしながら彼を支えた師匠・森信雄役にリリーさん、母・村山トミ子役に竹下景子、弟弟子・江川役に染谷さん。そのほか、安田顕、柄本時生、北見敏之、筒井道隆ら豪華キャスト陣が脇を固める。『聖の青春』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年06月17日