アイドルグループ・SMAPの草なぎ剛と香取慎吾が21日、bayfmのラジオ番組『SMAP POWER SPLASH』(毎週日曜19:00~)に出演し、解散について語った。香取は19時の時報の後に、冒頭から「皆さんこんばんは。SMAPの香取慎吾です。SMAPは解散いたします」と宣言。さらに「SMAPを応援してくださったたくさんの方々に心より感謝申し上げます。そして突然のお知らせとなりましたことを深くお詫び申し上げます」と、静かな声音で謝罪した。草なぎも「この度、僕たちSMAPは解散する道を選びました」と後に続き、「いつも応援してくれたファンの皆様、支えてくれた関係者の皆様、グループ結成から28年間、本当にありがとうございました」と感謝。「今後も精進して参りますので、引き続き温かく見守っていただけるとうれしく思います」と、視聴者に語りかけた。その後は21年続いた番組について語り、香取は「いろんなイベントとかやって、曲も作ったり……」と思い出を振り返った。そして草なぎが作詞・作曲、番組20周年ソングとして作った「シンツヨ Be on right!」を2人で歌うと、香取は「本当ダサい曲だな」、草なぎは「いいねこのダサさがね。ダサかっこいいね」としみじみと感じ入った様子だった。同グループは14日未明に解散を発表。メンバーはそれぞれラジオで解散について言及していた。
2016年08月21日2016年8月18日の夜、SMAPの稲垣吾郎さんがパーソナリティを務める文化放送の番組『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』にて、SMAP解散についてのコメントをしました。番組冒頭にて稲垣さんは、『すでに報道で皆さんご存知だと思いますが、SMAPは解散という形を取らせていただくことになりました。ファンの皆さんには突然の報告で驚かせてしまって本当に申し訳ございません』と、解散について改めて自身の口から報告し、ファンに謝罪。『私、稲垣吾郎はこれからも頑張っていきますので、『STOP THE SMAP』も引き続きよろしくお願いいたします』と続けました。番組の本編では、メンバーについての微笑ましいエピソードを披露した稲垣さん。解散に至った経緯については触れませんでしたが、8月14日の解散発表から初となるメンバーの言及には、大きな注目が集まりました。●ネット上では「読まされた感一杯」「本音が言えずかわいそう」と同情の声多数稲垣さんのラジオを聞いたファンからはネット上で、『本当はもっと言いたいことがあるんだろうけど、言えないことがいっぱいなんだろうな』『言葉足らずに感じるけど、言えないことが多いんだと思う。吾郎ちゃん、ありがとう』『自分の意見は事務所に止められてるとしか思えない。かわいそうに』『言いたいことが言えないのはつらいだろうな…』『本音は言えなかったんだと思いますが、声のトーンで気持ちは伝わりました』『ラジオの本編ではメンバーの話を楽しそうにしてたし、不仲での解散じゃないと思う』『解散はつらいけど、ちゃんと吾郎ちゃんの口から聞けてよかった』『これは本当のこと言うの事務所から止められてるね。他の4人の今後のコメントも同じようなものになりそう』『読まされた感一杯だった。せつない』『メンバーそれぞれの話をしてたし、不仲じゃないんじゃないかな…って思った』『吾郎ちゃんから改めて「解散」って言葉を聞いて、現実なんだなって痛感した』『今はこれだけしか言えないんだろうね。かわいそう』『吾郎ちゃんは一番中立みたいな立場っぽいから、切ないだろうな。これからも応援します』など、稲垣さんを思いやるコメントが多数あがっていました。今回のラジオでは、解散発表時に公開されたメンバーそれぞれのコメント以上の情報は得られませんでしたが、ファンは稲垣さんの声にならない声を受け止めたようでした。メンバーに謝罪させる前に事務所側の謝罪を求める声もあり、ファンはまだまだ複雑な心境のようです。SMAPの解散は年末。それまでまだ時間があるので、せめてファンが納得できる方向に進んでくれるといいですね。(文/パピマミ編集部)
2016年08月19日年内での解散を発表したSMAPの稲垣吾郎が、18日放送の文化放送『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(毎週木曜21:30~22:00)に出演。解散について言及してからスタートしたこの日は、SMAPメンバーをはじめ、ジャニーズの先輩後輩の名前を多く出してトークを展開した。稲垣は、草なぎ剛が店で偶然遭遇したKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔にビンテージジーンズを買わせたエピソードや、香取慎吾がエスカルゴをときどき食べているという話題を紹介。中居正広はトマト、木村拓哉はおにぎり、香取はアイス最中の食べ方にこだわりがあるというメンバーの食の話にもなり、自身については「昔はトウモロコシをきれいに食べていたけど、雑に食べた方がおいしい」と語った。また、「吾郎君」と「吾郎ちゃん」という呼び方の世代的な境目についてリスナーから聞かれると、先輩後輩の名前をあげながら返答。「後輩は吾郎君。キンキやイノッチも吾郎君。もっと下だと吾郎さん。最近知り合った人だと年上でも同世代でも稲垣さんとか吾郎さん」などと話し、KinKi KidsやTOKIO、V6、東山紀之、近藤真彦の名前を出した。その中で、「嵐のメンバーはあまり密にしゃべるメンバーがいなかったし共演も少なかったけど、二宮君はたまにスタジオとかで会うとすごい人懐っこい」と嵐の二宮和也とのエピソードも披露。2人ともドラマをやっていたときによくスタジオで会っていたそうで、「『センパ~イ、センパ~イ』って言ってました。『ナメてんのかな』と思いながらあしらっていましたけど、おもしろいですよね二宮君のあの感じ。甘え上手なんですよね」と語った。稲垣のトークに、ツイッター上では「吾郎さんのラジオ、メンバーの話満載!どこが不仲??」「吾郎さんSMAPの解散を望んでない。中居くん、木村くん、剛くん、慎吾ちゃんの話を楽しそうにしてくれた」「こんなの聴いてたら到底解散なんて思えない!!」「解散なんてウソだ。こんなにもSMAP愛にあふれたラジオ」と、解散が信じられないという声が多数。また、「ジャニーズの名前をたくさん出してくれてありがとう」「嵐のお名前挙げてくれた!!ありがとう」と感謝のコメントも上がっている。この日は冒頭で、解散についてあらためて報告し、「ファンのみなさまには突然の報告で驚かせてしまって本当に申し訳ございません」と謝罪。「私、稲垣吾郎はこれからも頑張っていきますので『STOP THE SMAP』を引き続きよろしくお願いいたします」と呼びかけた。
2016年08月19日年内で解散することを発表したSMAPの稲垣吾郎が、18日放送の文化放送『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(毎週木曜21:30~22:00)に出演。個人で出演するTBS系『ゴロウ・デラックス』への思いを語った。リスナーから、『ゴロウ・デラックス』で漫画家さいとう・たかを氏のアトリエを訪れ、さいとう氏のモデルガンについて興味津々に語っていたときの感想を聞かれた稲垣は、「僕も昔からモデルガンとか好きだったので懐かしいなと思いながら…おもしろかったですね」とコメント。「子供のころに戻ってしまうというか、ちょっと無邪気な自分がいた」と話した。そして、「『ゴロウ・デラックス』をやっていると、漫画家の先生の家にお伺いすることとか、最近ロケも多いのですごいおもしろい」と番組への思いを話し出し、「アトリエとか漫画を作られる工程とかっていうのは今まで見たことなかったですし、本当に別世界のお仕事なので、『ゴロウ・デラックス』はやっていてすごく勉強になりますね。いろんなものに触れる機会が多くて」と語った。さらに、「『ゴロウ・デラックス』も長寿番組にもなってきたので、これからもずっと続けていきたいなと思いますし、自分の楽しみの一つでもありますね」と長く番組を継続していきたいという思いを明かした。この日は冒頭で、SMAPの解散についてあらためて報告し、「ファンのみなさまには突然の報告で驚かせてしまって本当に申し訳ございません」と謝罪。「私、稲垣吾郎はこれから頑張っていきますので『STOP THE SMAP』を引き続きよろしくお願いいたします」と呼びかけた。解散発表後、メンバーが話題に言及するのは初めて。
2016年08月18日SMAPの稲垣吾郎が、18日放送の文化放送『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(毎週木曜21:30~22:00)で、解散という決断に至ったことをリスナーに謝罪した。解散発表後、メンバーが話題に言及するのは初めて。稲垣は番組冒頭で、「すでに報道でみなさんご存じだとは思いますが、SMAPは解散という形をとらせていただくことになりました」と報告。「ファンのみなさまには突然の報告で驚かせてしまって本当に申し訳ございません」と謝罪し、「私、稲垣吾郎はこれからも頑張っていきますので『STOP THE SMAP』を引き続きよろしくお願いいたします」と決意を語った。SMAPは14日未明、今年12月31日をもって解散することを電撃発表。『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』のこの日の収録分は解散発表前に収録されていたというが、急きょ冒頭にメッセージが差し込まれる形となった。
2016年08月18日SMAPの稲垣吾郎が、18日放送の文化放送『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』(毎週木曜21:30~22:00)で、解散についてコメントすることがわかった。同局が17日、公式ツイッターで発表した。ツイッターでは「明日18日(木)21時30分からの『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』は、この度のSMAPの解散発表を受けまして、番組冒頭で、本人からリスナーの皆さんへのメッセージを放送いたします」と発表。「野球中継により番組の放送開始時間が遅れる可能性がございます」と伝えている。
2016年08月17日依然として解散が懸念されている大人気アイドルグループ『SMAP』のメンバーである、草なぎ剛さん(41)にスキャンダルが発覚しました。2016年6月30日掲載の『NEWSポストセブン』によると、草なぎさんは30代女性と焼き肉デートをしていたとのこと。その後二人は草なぎさんの自宅マンションに入っていったことから、恋人とみて間違いないと目されています。この報道を受けて、一部のファンからは、『SMAPが大変なときに何してんの!』『めっちゃショック』などと悲鳴が上がっています。草なぎさんは同グループのメンバーである木村拓哉さん(43)と最も親しい関係にあるとされ、中居正広さん(43)との確執を取り除ける唯一の存在だと噂されていたただけに、今回のスキャンダルはファンに大きな衝撃を与えたようです。しかし、意外にも草なぎさんの熱愛スキャンダルを喜ぶファンも数多く、全体としては祝福ムードに包まれているようです。●SMAP草なぎに熱愛報道! ファンの間では意外にも「幸せになって」と祝福ムード『批判してるファンなんなの?普通におでたいじゃん!』『私は草なぎくんの幸せを願っています。今回の報道で関係が崩れませんように』『40にもなって彼女の一人も居ない方が不気味だよね』『なんかほのぼのスキャンダルだなぁww。不倫とかに比べたら全然健全だよ』『私も草なぎくんと焼き肉デートしてぇ!』『ほっといてあげてよ……何も悪いことしてないじゃん』『とりあえずホモ疑惑が解消されて良かった笑』『SMAP解散に悪影響が〜とか言ってるファンいるけど、草なぎくんの幸せはむしろ好影響だと思う』『こんなにも祝福したいアイドルの交際報道はない』などなど、草なぎさんのスキャンダル発覚に好意的な意見も持つファンが多く見受けられました。度重なる解散報道で揺れる『SMAP』ですが、一人のメンバーの幸せが解散危機の突破口になるかもしれませんね。(文/パピマミ編集部)
2016年06月30日SMAPの稲垣吾郎が、23日(22:00~22:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『「SMAP×SMAP」プレゼンツ「やっぱり猫が好きすぎて…」~芸能人ねこ自慢グランプリ~』のMCを担当することが16日、明らかになった。この番組は、"自分の猫が世界一"と思って疑わない芸能人たちが、愛猫のベストショットVTRを撮影し、そこから「芸能人キングオブザキャット」を決めていくというもの。稲垣は20歳くらいから15年ほど猫を飼っていたという猫好きで、「(この番組の放送後)他の(SMAPの)メンバーのリアクションが怖いですね」と言いながら、猫への思いを大いに語っていく。スタジオに登場する猫好きゲストは、大杉漣、指原莉乃、佐藤健、大地真央、つるの剛士、室井滋。7匹も飼っているという大地は、それぞれの個性的な名前を紹介するほか、佐藤は自身が生まれてから実家を出るまで、ずっと飼っていたことを告白。元犬派だったという大杉はある映画での猫との運命の出会いを明かし、昨秋から飼い始めたばかりの指原も猫愛を語る。5匹飼っている室井は自分を起こしてくれる様子を撮影し、つるのも自身が撮影した映像で「芸能人キングオブザキャット」に参戦。ほかにも清水ミチコがものまねをすると寄ってくる猫を紹介し、MCの田中裕二や指原がかわいさに太鼓判を押すダレノガレ明美の猫も登場するなど、女優、俳優、芸人、アイドル各ジャンルからエントリーされる。また、スタジオには、CMで人気の「春馬くん」、映画で大ブレークした「あなごちゃん」といったタレント猫も登場。稲垣チームと田中チームに分かれ、カリスマ猫カメラマン・岩合光昭氏の指導のもと、写真撮影大会が行われる。
2016年05月16日SMAPの稲垣吾郎が、本田翼&山本美月主演の映画『少女』(10月8日公開)に出演することが28日、わかった。原作は『告白』『Nのために』『白ゆき姫殺人事件』など次々と話題作を発表する湊かなえの同名小説で、2009年の発売以来累計発行部数は100万部を超えている。『ぶどうのなみだ』『繕い裁つ人』の三島有紀子監督がメガホンを取り、「人が死ぬ瞬間を見たい」という願望に囚われた2人の女子高生の姿を描く。稲垣は、過去に女子高生との間に起こった事件から深いトラウマを抱えた、老人ホームのスタッフ・高雄孝夫を演じる。バラバラに動いていた物語をひとつにまとめるキーパーソンとなるが、寡黙で口数が少なく、繊細な役どころだ。『告白』『夜行観覧車』といった湊かなえ作品を愛読し、「作家としてとても尊敬しています」話す稲垣は「これまで、こういった作風の映画に参加した経験があまりなかったので、自分にとっても新しいチャレンジだと思っています」と心境を語った。過去にトラウマを抱えた孝夫という役については、「台本には書いてない彼のバックボーンを監督と一緒に話しながら作り上げました」と明かす。そして「この映画は見る側が『考える』ことが出来る作品だと思います。『こうだ』という説明的な物ではなく見た人が自由な感性で、受け止めることが出来るということは、映画にとってとても大事なことだと思います」と、映画についての持論を展開した。(C)2016「少女」製作委員会
2016年04月28日「SMAP」の香取慎吾と稲垣吾郎が、2人そろって「anan」1978号の表紙に登場。「観るといい映画」と題された特集にて、映画について語り合った貴重な対談が掲載されていることが分かった。また本誌では、事務所の後輩にあたる玉森裕太の主演作『レインツリーの国』をはじめ、いま注目の映画を多数紹介。香取さんといえば、絶賛公開中の三谷幸喜脚本・監督最新作『ギャラクシー街道』にて主人公、ハンバーガー店主・ノアを熱演。ヒロイン役の綾瀬はるかを筆頭に小栗旬、優香、西川貴教、遠藤憲一、段田安則、石丸幹二、大竹しのぶ、西田敏行ら豪華俳優陣との共演で話題を呼んでいる。そして稲垣さんは、「anan」の映画評連載「シネマナビ!」にて毎週映画を紹介。そんな“映画”に縁深い2人を迎え今回の「映画」特集が実現した。実は1年前、同じ映画特集では「SMAP」5人で表紙に登場。今回は香取さんと稲垣さんというコンビに、5人で撮影したときの圧倒的な存在感とも、1人のときの雰囲気とも違う、2人ならではの世界観で撮影は行われたそうだ。そして、本誌内では「観るといい映画」と題し洋画・邦画あわせて全39本の映画を紹介。香取さんと稲垣さんの事務所の後輩にあたる「Kis-My-Ft2」玉森裕太の主演作『レインツリーの国』や、そして、「NEWS」加藤シゲアキの原作を初主演となる「Hey! Say! JUMP」中島裕翔を迎えて実写化する『ピンクとグレー』など、2人と縁深い作品がズラリ。生田斗真と「Hey! Say! JUMP」山田涼介が共演する『グラスホッパー』では、先輩後輩の対談も掲載されているという。そのほか、西島秀俊主演、ビートたけしとの競演が注目の的の『劇場版 MOZU』、元極道の司法書士が活躍する人気漫画を映画化した田中圭主演作『劇場版 びったれ!!!』など今後公開の注目邦画が目白押し。さらに、世界中から熱い視線が注がれている『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』も16ページに渡って掲載。ファン必見の保存版となりそうだ。「anan」1978号は11月4日(水)より発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年11月04日「SMAP」の草なぎ剛と香取慎吾がDJを務めるラジオ番組、bayfm78「SMAP POWER SPLASH」が、放送20周年記念と、香取さん主演最新作『ギャラクシー街道』の公開を記念し、「ギャラクシー街道公開記念スペシャル SMAP POWER SPLASH」と題して初の公開生放送を実施。原宿のスタジオ前には2人をひと目見ようと大勢のファンが詰めかけた。「SMAP POWER SPLASH」(毎週日曜日19:00~19:52放送中)は今年で放送20周年を迎えるが、その歴史の中で公開生放送が行われたのは今回が初めて。そんな記念すべき放送とあって、公開生放送の実施は当日告知されたにもかかわらず、大勢のファンが集結。香取さんは「20周年で何かやろうとは言ってたけど、急すぎない?」とびっくりしつつ、「いつもよりちゃんとしてる。思ってたよりもとんでもない規模!」と大興奮。草なぎさんも「あたふたしてます」と番組初の公開生放送に興奮した様子だった。また、全国433スクリーンで公開がスタートした『ギャラクシー街道』について香取さんが草なぎさんに質問すると、草なぎさんはまだ観ていないことを告白。「観に行かないでしょ?」と聞かれると「絶対行く!」と宣言し、「まだ観てないけど、慎吾がかっこいい。衣装がオシャレ。スペイシー」と語った。番組中2人は集まってくれたファンに、立ち上がって手を振るなど終始大サービス。昨日行われた本作の初日舞台挨拶にて、香取さんが劇中のラブシーンになぞらえ「今後、街で僕に会ったときは指を合わせてもらえますか?」と発言したことを受け、集まったファンが人差し指を立てると、香取さんもスタジオの中から人差し指を立ててファンに応える一幕も。草なぎさんも合わせて人差し指を立て、また香取さんと指を合わせると、まるで劇中の一場面が再現されたようだった。さらに、本作の三谷幸喜監督も電話で番組に生出演。三谷監督のゲスト出演は5か月ぶり。公開が始まった感想を聞かれた三谷監督は、「あまり実感がわいていなかったけど、犬の散歩をしてたら映画を観た人に2回出会えてやっと実感した。うれしかった」と述べ、監督自身、改めて映画館で本作を観たいということで香取さんに「映画館へ一緒に観に行きましょう」と誘うと香取は「(まだ観ていない)つよぽんと」と、3人で観に行くことを約束した。その後、リスナーから送ってもらった歌詞に草なぎさんがギターで曲をつけて2人で歌う番組恒例の「即興ソング」のコーナーでは、本作をイメージした歌詞がリスナーから到着。2人の即興ソングにスタジオ前では大拍手が起こった。さらに「番組20周年記念ソングシンツヨBEONRIGHT!」の生歌披露もあり、ファンは大熱狂。スタジオ前には、たまたま近くに訪れていた名古屋や香港からのファンも多く見られ、中には2人のトークに思わず号泣するファンも。2人は原宿の思い出を語るなど終始なごやかな雰囲気で番組は進み、あっという間の約50分となった。『ギャラクシー街道』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ギャラクシー街道 2015年10月24日より全国東宝系にて公開(C) 2015 フジテレビ 東宝
2015年10月26日稲垣吾郎主演、白井晃演出の舞台『No.9―不滅の旋律―』が10月10日、東京・赤坂ACTシアターにて開幕した(脚本・中島かずき、音楽・三宅純)。孤高の音楽家ベートーヴェンを主人公に描く、史実とフィクションを交えた一大人間ドラマである。最終リハーサル前に行われた記者会見には、ベートーヴェンに扮した稲垣が共演の大島優子、マイコ、高岡早紀の女優3人に囲まれて登壇。天才作曲家の風貌そのままの姿に、取材陣から感嘆の声が上がった。「ベートーヴェンは、普通の肉体では収まりきれないエネルギーを持った人間。あらゆる感情をマックスに持っていて、それが音楽となって現れるんです」と稲垣自身が語ったように、会見後には、破格の情熱をほとばしらせる人物となって舞台上に現れた。舞台『NO.9-不滅の旋律-』チケット情報物語は1800年のウィーンから始まる。音楽家として評判を得て、着実に成功へと踏み出したベートーヴェンだが、天才であるがゆえの傍若無人なふるまいは、奇人と呼ばれるほどだ。マリア(大島)は、ピアノ職人の姉ナネッテ(マイコ)の工房でベートーヴェンと出会い、その横柄な態度に憤慨する。フランス軍による侵攻、ナポレオン軍の敗退と揺らぐ政情の中で、難聴に苦しみながら音楽活動を続けるベートーヴェン。マリアは彼と衝突しながらもその才能に惹かれ、やがて有能な片腕となって献身的に支えていく。一杯のコーヒー豆の数に神経質なこだわりを見せ、気に入らない人間には指を差して「出て行け!」と怒鳴り散らすベートーヴェン。稲垣は大仰な仕種をしっくりと我が表現として身にまとい、芸術家ならではの尖った精神とともに人間臭い愛おしさも伝えてくる。兄に翻弄される弟たち(加藤和樹、施鐘泰)、恋人ヨゼフィーネ(高岡)、友人メルツェル(片桐仁)など、ベートーヴェンの周りでそれぞれに色濃い個性を放つ人物たち。その関わりのなかで、暴君だった亡き父ヨハン(田山涼成)の記憶と対峙するシーンが、ベートーヴェンの苦悩の根源を匂わせて強い印象を残す。マリア、ナネッテ、ヨゼフィーネの女性3人が示すベートーヴェンへの思い、距離感の違いも興味深い見どころだ。大島は、勝ち気で好奇心旺盛な少女から、思慮深く忍耐強い大人の女性へと成長を遂げるマリアを繊細に表現。初舞台にして安定の存在感を見せつけた。終盤、ベートーヴェンは甥の養育に固執して狂気の様相を見せる。稲垣は白髪まじりの長髪を振り乱して感情を爆発させ、息をのむほどにベートーヴェンその人となって観客を圧倒。舞台両袖に設置された3台のピアノによる贅沢な生演奏の応酬、アンサンブルによる力強い『第九』合唱が、天才作曲家の波瀾の半生にさらなる厚みを加えて興奮をあおる。ベートーヴェンへの敬愛を込めた白井の緻密な采配が生んだ傑作であると同時に、その情熱を一手に引き受け、見事に昇華させた稲垣吾郎の、代表作と呼べる舞台が誕生した。東京公演は10月25日(日)まで。その後、大阪、福岡でも公演。チケット発売中。取材・文上野紀子
2015年10月13日7月7日(火)夜9時から始まるドラマ「HEAT」の制作発表が24日(水)都内で行われ、主演のAKIRA、栗山千明、田中圭、稲垣吾郎が消防団による敬礼の中、登場した。本作は、ドラマ史上初、消防団員のヒーローを演じることでも注目を集め、総務省消防庁および東京消防庁の全面協力のもと撮影が行われている本格派だ。消防団のリーダー的存在となる女性団員役を演じる栗山さんは、実際に消防団の実技訓練も受けたそうだ。「消防団員ってかっこいいな、と思って貰えたら嬉しい」と話した。主演は、稲垣さん演じる日比野が社長を務める不動産会社で、エリートビジネスマンとして働くAKIRAさん演じる池上タツヤ。街を買収するため素性を隠して消防団に入団。「自分の利益第一」だった男が、消防団員との関わり、成長していく物語となっている。今回が初の社長役となる稲垣さんは、「半同居人のヒロくんが社長なので、日々、役作りの参考にしています」と暴露。さらに「ヒロくんは、普段は常に自分のことよりも会社のことを考えているんですが、プライベートでは、僕が癒してあげています。今日も待っていると思う」と話し、記者を驚かせた。とはいえ、本作では心が読めない不気味さもある社長を演じているため、「ヒロくんとはタイプが違うんですけどね」とヒロくんの人柄の良さも紹介した。普段の顔ではない役に変身をするという役にちなみ、「別の何かに変身をするなら何になりたいですか?」という質問に対し、田中さんは「僕はものすごく弱いので、強い男になりたい。いつかは誰かのヒーローになりたい」と願望を話した。AKIRAさんは、なんと「ゆるキャラに入って子どもから人気者になりたい。特にふなっしーに入りたい!普段のふなっしーとは違う動きをしたい」と答えると、稲垣さんは「EXILEに入りたいです。機敏なダンスに憧れるんですよね。割れた腹筋とか。とはいっても僕上半身脱ぐのはNGなんで」と、ここでも会場の笑いを誘った。「EXILEで脱がなくても大丈夫ですか?」と稲垣さんに尋ねられたAKIRAさんは「2秒で入れます。なんなら、メンディをどけてでも!」というと「メンディがSMAPにくるんですか!?だったらメンディじゃないほうがいいな。AKIRAさんと1日交換はどうですか?」と、SMAPとEXILEのトレードの可能性をにおわせた。ドラマの中でも熱く戦うAKIRAさんの姿に「もし娘がいたら、こういう方と結婚させたいな」と稲垣さんが大絶賛。恐縮しっぱなしのAKIRAさんだったが、最後に「スーパーヒーロのヒューマンドラマではなく、等身大の物語でもあるので、是非いろんな方に見てもらいたい」と見どころを話した。「HEAT」は7月7日(火)より関西テレビ・フジテレビ系全国ネットにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月24日三谷幸喜が脚本と演出、SMAPの草なぎ剛と香取慎吾が出演するふたり芝居『burst!~危険な二人~』が4月29日より開幕。同作の初日上演に先がけて、会見が行われた。香取とふたりで芝居をやる事について、草なぎは「10代の頃から一緒に舞台をやりたいって言ってたので、20年越しの夢が叶いました。凄く時間は経ってしまいましたが、このタイミングで舞台をできるのは嬉しいですね」とコメント。また、三谷が作・演出を務めることになった経緯について、香取は「ふたりとも、色々な所で“舞台をやりたい”って言ってたんですね。そしたらある時つよぽん(草なぎ)が“三谷さんに書いてもらおうぜ”って言ってきて、僕は“そんな簡単にできないよ”って答えたんですけど、どこからか三谷さんがその噂を聞きつけて、“本気なんですか?”って聞いてきてくれたので、“本気です!”って答えて。それでこうして実現するんだから、言ってみるものですね(笑)」と説明した。気になる舞台の内容は、事前に何も明かされていない。草なぎは「内容は来て下った方へのお楽しみというか、でも色々なことをやっています。これまで舞台は何作か出ていますが、その中でも1番楽しくて、スリリングな舞台になっています。存在がスリリングな慎吾と一緒にやっているというのもあるかもしれない(笑)」と話すと、すかさず香取が、「いやいや、そっち(草なぎ)の存在の方がスリリングだよ(笑)」と返す、仲のよさを見せた。稽古中、舞台の経験が多い草なぎをずっと見ていたという香取は「つよぽんは改めて素敵な俳優さんだなと思いました。今まで完成したつよんぽんの作品しか見てこなかったけど、お芝居を作り上げるまでの過程も皆さんに見てほしいなというくらい素晴らしいと思いました」と絶賛すると、草なぎは「こうしてまともに褒めてくれたのは初めて」と照れながら喜んだ。逆に草なぎから稽古中の香取の様子を報道陣から問われると「慎吾には珍しく、三谷さんの言ったことを一語一句逃さないようにメモを取ってたんです。ペンとか買ってきちゃって、そのペンが20万円くらいするんですよ!さすがSMAPですよね!」と暴露。すると香取は「本番まで時間がなかったんで、メモは取ったんですけど・・・、メモを書いているっていう話を広げろよ!(笑)金額も言わなくて良いの!(笑)」と突っこみ、会見場は笑いに包まれた。ふたり芝居の苦労については、「当然ふたりしか出てこないので、ずっとどっちかがしゃべっている。凄く大変です(笑)」(香取)。「本当そうですね(笑)。ただ、僕たちふたりじゃないとできない題材だし、この舞台が成立するのは、長年一緒にいた僕たちふたりだからこそだと思っています」(草なぎ)と語り、仕上がりに自信をのぞかせた。舞台『burst!~危険な二人~』は4月29日から6月2日(火)まで東京・PARCO劇場にて上演。
2015年04月30日草なぎ剛と香取慎吾が今春、ふたり芝居に挑む。上演するのは三谷幸喜の新作書下ろし『burst!~危険な二人~』。その内容については明らかになっていないが、キャストのふたりは公演決定にあたって以下のコメントを寄せている。舞台『burst!~危険な二人~』チケット情報■草なぎ剛慎吾とはコントライブ以来の舞台なので、ワクワクしています。ずっと「ふたりで何かやりたいね」と話していました。それが三谷さんの新作の舞台で実現することになって嬉しいです。まだタイトルのみ『burst!』としか伺ってないのですが、どんな話になるのかまったく分りません。三谷さんは僕たちふたりの意外な一面を引き出してくれる気がするので、早く台本を読みたいです!三谷さん早く台本を下さい!■香取慎吾今、僕は三谷さんの映画の撮影中です。映画の次は舞台です。「いつかふたり芝居やってみたいね」「三谷さんに書いてもらいたいね」と、何年も前から、草なぎと話していました。『夢』実現です。この春はどっぷり三谷ワールドを楽しませていただきます。公演は4月29日(水・祝)から6月2日(火)まで東京・PARCO劇場にて(4月28日(火)にプレビュー公演あり)。チケットの一般発売は4月5日(日)午前10時より。チケットぴあでは一般発売に先がけて電話先行抽選を実施、3月27日(金)午後6時から29日(日)午後6時まで受付。
2015年03月26日「SMAP」の草なぎ剛が主演を務めるドラマ「銭の戦争」(関西テレビ・フジテレビ系)の撮影が全て終了し、このほどそのクランクアップの様子、さらに主演の草なぎさんを始め、ヒロインを演じた大島優子、木村文乃が撮影をふり返った。元エリート・白石富生(草なぎ剛)が身を持ち崩し転落…自分をどん底に陥れた闇金の世界で復讐を果たそうと奮闘する姿を描いた本作。先週放送された第10話では、赤松(渡部篤郎)から奪った20億円を倍に増やそうとするも、未央(大島優子)の良心に救われ、金の亡者になる寸前で踏みとどまった富生。最終話では、その20億円をめぐって赤松との熾烈なバトルを繰り広げることとなる。草なぎさんと共にクランクアップを迎えた、富生の相手・未央役の大島さんは、国民的アイドルグループ「AKB48」卒業後、初の連続ドラマとなったが「卒業後初のドラマがこの作品で本当に良かったなと思います」と語る。「とてもいい現場で、現場に来るのがとってもとっても好きでした。なにより笑顔が多い現場だったので、リラックスして挑むことができました」と挨拶した。大島さんから「本当にお世話になりました」と一礼された草なぎさんは「とんでもありません。じゃあ、これあげます!」と、スタッフから託された花束をそのまま渡そうとして、「スタッフのご厚意を!」(大島さん)とツッコまれるなど、最後まで富生と未央さながらのコンビ感を見せていた。一方、もうひとりのヒロイン・梢役を熱演した木村さん。クランクアップ時には草なぎさんから「すごく楽しかったです。未央とは違う立ち位置で、大人っぽくてとても素敵でした。梢を文乃さんが演じてくれて、僕もすごくやりやすかったです。セリフで『怪物だ』とか言ってすみませんでした」と謝罪の言葉を贈られたが、木村さんは「最後の最後まですっごく楽しい撮影でした!草なぎさんやジュディ(・オング)さんたちに支えられて、時々かまっても下さって、ありがとうございます(笑)」とはにかみながら感謝の言葉で応えた。2人がハグを交わしていると、その場にいたジュディさんが「ダメよ、触れたら(笑)!」と、梢の母・早和子としての“厳重注意”をしスタッフを爆笑させていた。2人のヒロインを始め共演キャストやスタッフたちの苦労を労った草なぎさんは、演じた富生という役をふり返り、「こんなにも一つの役を通していろんな感情が芽生えたのは初めてでした。人に対して優しくなったり、憎たらしくなったり、人に対する色んな思いやりのあり方を感じる事ができました。復讐劇とはいいながら、様々な感情が絡み合ったドラマだと思います」と思い入れたっぷりの様子。そして改めて「皆さん本当にお疲れさまでした。今、胸がいっぱいで何を言っていいか分からないんですけど…本当に楽しかったです!」と目に少し涙を浮かべながら、「いい作品といい役に巡り合えてすごく勉強になりましたし、ドラマってたくさんの可能性を秘めているんだということを改めて実感できた作品でした。今後も皆さんと一緒にいいドラマを作っていきたいと思います」と熱い思いを語っていた。「銭の戦争」最終回は、3月17日(火)22時~15分拡大SPで関西テレビ・フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年03月16日公開中の映画『中学生円山』主演の草なぎ剛とドラマ「幽かな彼女」に生徒役で出演している若手俳優陣による“特別授業”が6月2日、都内劇場で開催され、草なぎは学生服&セーラー服姿の後輩たちから繰り出される質問にユーモアたっぷりに回答した。その他の写真『中学生円山』は宮藤官九郎の監督第3作。10代ならではの妄想に取りつかれた中学生と彼が済む団地に越してきた謎のシングルファーザーの交流を軸に様々な人間模様が描き出される。大歓声の中迎えられた草なぎは「マスコミが入っているので今日の僕はつまらないですからね。マスコミの方がいるとハジけたトークができない自分にビックリしています」と自虐的に語りつつも、言葉と裏腹にノリノリで報道陣のカメラ、そして観客に向かってピース! すでに本作での舞台あいさつは約20回にもなるが「たくさんの方に観ていただくのはいうれしい」とニッコリ。「スマスマで楽屋が同じ」という稲垣吾郎から「『中学生』サイコーだよって言われたんですが、本当に観たのか分かんない。稲垣くんは空気読める方なので…」と猜疑心たっぷりに語り笑いを誘った。フジテレビで放送中の香取慎吾主演の「幽かな彼女」からは、草なぎの後輩であるジャニーズ事務所所属の森本慎太郎、神宮寺勇太、岩橋玄樹をはじめ、松井健太、森迫永依、山本舞香、飯豊まりえ、関柴優、田辺桃子が制服姿で登場。草なぎは教師になりきって「先生、毎週『幽かな彼女』観てますよ!」とノリノリ。生徒たちもすでに『中学生円山』を鑑賞しており「かわいい妄想かと思ってたら、結構キツイ妄想だったけど観てる内に応援したくなった」(森本)、「中学男子ってああいうこと考えてるんだ? とちょっと引きました(笑)」(山本)など様々な感想が寄せられた。本作を含め、これまで出演した数々の作品の思い出を尋ねられると草なぎは「『円山』は夏の撮影ですごく気持ちよかったし、実はこの映画が一番、苦労が少なかった作品。台本も1回しか読んでない。逆に竹内結子さんと共演した『僕と妻の1778の物語』は100回以上読んだかも。でも撮影はいつも楽しいですよ」と語った。ラブシーンを演じるときの心構えに関しては「みんな見てるから恥ずかしい(笑)。いつも緊張してます」と素直な心情を吐露。その上で芝居に関して「カメラの前でうまくやらなくていい。ある先輩に言われたのは『お前の中に芝居の神様がいてそれが芝居をするんだ』ということ。素直な自分を出せばいい。高倉健さんにもそう言われました」と大先輩からのアドバイスを交えて告白。憧れのスターの言葉に若い俳優陣は目を輝かせて聞き入っていた。『中学生円山』公開中
2013年06月03日11・12月に東京、大阪で上演された、草なぎ剛主演の日韓合作舞台『ぼくに炎の戦車を』の韓国公演が来年1月30日から、ソウル・国立劇場 ヘオルム劇場で開催される。韓国公演に向けて、草なぎからメッセージが寄せられた。草なぎ剛「舞台『ぼくに炎の戦車を』を、韓国でも上演できることを嬉しく思います。韓国映画をきっかけに韓国に興味を持ち、ハングルを一生懸命に勉強してきましたが、そのハングルを生かして韓国の舞台に立つことは大きな夢であり、目標でもありました。まさに僕にとっては新しい挑戦ですし、僕の人生の中でもとても大きな意味を持つ舞台になると思います。僕が演じる主人公・柳原直輝という存在は、純粋でまっすぐな人間です。その力は国境や立場、身分の違いといった、あらゆる壁を少しずつ崩していきます。そんな柳原直輝が登場する舞台『ぼくに炎の戦車を』は、人間の持つやさしさや、暖かさが込められた作品ですし、劇中同様にチャ・スンウォンさんとも強い友情を育むことができました。韓国のみなさんにも、一生懸命生きている人々の姿から、何か感じていただければと思います」作品は、2008年に『焼肉ドラゴン』で数々の演劇賞に輝いた鄭義信の新作。およそ100年前、日本統治下の朝鮮が舞台。朝鮮文化に高い関心を寄せる青年教師・柳原直輝と放浪芸人・淳雨(スンウ)の友情を軸に、ふたりを取り巻く人々の人間模様をダイナミックに描いて好評を博した。作品の故郷での“凱旋公演”に注目が集まる。公演は、韓国・ヘオルム劇場にて2013年1月30日(水)から2月3日(日)まで。チケットは発売中。インターネットでの販売はなく、電話、コンビニでの取り扱いのみ。
2012年12月14日役者としても年々評価を高めている稲垣吾郎が、12月に開幕する舞台、『恋と音楽』で主演を務める。本作は鈴木聡書き下ろしによるミュージカルコメディ。そこで主人公のミュージカル作曲家・田代を演じる稲垣に、作品にかける思いを訊いた。『恋と音楽』チケット情報稲垣の舞台人生の中でも、鈴木の存在は非常に大きな位置を占める。本作の出演ですでに4作目。彼が思う、鈴木脚本の魅力とは?「それぞれのキャラクターが本当にキュートですよね。作家とそのキャラクターが対話しつつ作っていく中で、鈴木さん自身の優しさも注ぎ込まれている。コメディとしても、ギャグで笑わせるようなタイプではなく、キャラクターの生き方から滑稽さが滲み出てくるような……。すごく上品なコメディセンスを持った方だと思います」。そんな鈴木ならではのキャラクターは、さらに“当て書き”によって明確な輪郭を持ち始める。「今回はラブの要素も強いんですが、きっと僕が演じるキャラクターなら、こういう恋愛をするんじゃないかっていう鈴木さんのイメージなんでしょうね。それが妄想の作り出した女性に恋をするという……(笑)。素敵な変人というか、そのへんの奇妙な感じをうまく演じられたらなと思います」。演出の河原雅彦とは、2011年の『ぼっちゃま』以来、2度目のタッグとなる。「河原さんから言われたことで、おもしろいなと思ったことがあるんですよ。『吾郎ちゃんは黙っててもアーティストっぽい感じは出るから、逆にそこは排除した方がちょうどいいバランスになるよ』って。つまり河原さんは、僕の親しみやすさ、人間味みたいなものを引き出してくれようとしている。僕が今まで押し殺してきたような部分も含め、『それで君は魅力的なんだよ』と。そう言ってくれた河原さんはとても貴重な存在だし、ありがたいことですね」。作曲家・田代が妄想の中で恋をする“女の中の女”と言われるヒロインのエリコ役を務めるのは、宝塚歌劇団出身の真飛聖。「とっても魅力的ですよ。やはり中性的なところもあって。だから僕の女性っぽいところと、真飛さんの男性っぽいところがうまくはまると、またおもしろいものになるんじゃないかなと思います」。大人のミュージカルコメディを謳う本作だが、実は稲垣、これまではあまりミュージカルが得意ではなかったらしい。「でもその違和感がおもしろさに繋がればいいですよね。もしかしたら食わず嫌いなだけで、ものすごく好きになるかもしれないし。今自分の中には、そんな期待感もあるんです」。公演は12月1(土)から28日(金)まで東京PARCO劇場にて上演。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2012年11月14日草なぎ剛が主演を務め、人気を博した同名ドラマを映画化した『任侠ヘルパー』の完成報告会見が24日、都内で行われ、草なぎをはじめ、共演する安田成美、夏帆、風間俊介、香川照之、メガホンを執った西谷弘監督が出席した。草なぎは、会見前日に第一子となる女の子を出産した共演者の黒木メイサに「メイサちゃん、おめでとう。とてもおめでたいですね。メイサちゃんとの共演シーンは僕自身もとても気に入っています。ちょっと落ち着いたら、映画を観てほしい」と祝福のメッセージをおくった。その他の写真元極道の男が“任侠道”を貫きながらヘルパーとして活躍する姿を描いた本作。草なぎ演じる主人公・翼彦一が、貧困に苦しむ老人たちを救い出すべく立ち上がる。草なぎ自身にとっても、彦一というキャラクターは「撮影が終わった後も、ずっと頭の隅に残っていた」といい、「とても満足のいく作品」と誇らしげ。「大人っぽい一面をお見せすることができた。きっとドキっとしてもらえる」と役についても語った。また草なぎは、役作りのために、高倉健が出演する“任侠映画”を鑑賞し、その後映画『あなたへ』で実際に共演も果たしており、「お会いした健さんからは『お前、似合ってないぞ』って言われましたが(笑)、この作品は現代版の任侠映画になったと思いますし、ぜひ健さんにも観てほしいですね」と笑顔を見せた。安田は共演した草なぎについて「寡黙でとてもナチュラルな方」と述懐し、「本番前に『集中!』ってご自分に言い聞かせていたのが印象的。ご本人は集中できるでしょうが、私たちは集中できないですよ」と草なぎの“クセ”に苦笑いを見せていた。また、安田と同じく、映画で本シリーズに初参加した香川は「役者さんのいろいろなベクトルが、ひとつのシーンに向かっていく現場を踏みしめることができた」と満足そうだった。『任侠ヘルパー』11月17日から全国ロードショー
2012年09月24日