稲垣吾郎撮影/廣瀬靖士舞台にレギュラー番組、ラジオにと大忙しの稲垣吾郎。そんな稲垣が見せた、ラジオのゲストに対する“プロ”としての配慮とはーー?素顔に迫るインタビューをお届け!幸せな空間だった――舞台『恋のすべて』は久しぶりのミュージカル・コメディでした。「『サンソン』や『No.9』は重厚感のある舞台だったから、『恋のすべて』はカジュアルに楽しめて僕自身も歌って踊って楽しかったです。やっぱり生演奏って素晴らしいですね。歌っていて気持ちよかったし、ジャズは僕のラジオでもよく取り上げてるので、より身近に感じました。お客さんの反応もマスク越しだったけど、しっかり伝わってきて舞台ならではの高揚感も味わえたし、本当に幸せな空間でした。6月に京都でも上演するので楽しみです」――『ななにー』の『インテリゴロウ』やラジオでの思い出深いエピソードは?「どの方もすべてクリアに覚えてますよ。『インテリゴロウ』は90分の収録なんですけど、密にお話ができる機会ってなかなかないじゃないですか。だからいつも貴重な経験をさせてもらってるなって思います。もちろんある程度台本はあるけど、ゲストの方たちも僕だからということで話してくださることもあるだろうし、僕も決まりきったインタビューというよりもゲストの方が楽しかったなって思ってもらえることを意識してます。特にラジオに来てくださるアーティストは、リリースのタイミングだったりして同じことを何度も聞かれてると思うので、居心地のよさを大切にやってますね。僕もインタビューを受ける立場だから、そこはわかるので(笑)」――多忙な毎日かと思いますが、リラックスできてますか?「家にいるときは、だいたいリラックスできてますよ。映画を見たり、本を読んだり、音楽を聴いたりして。そこはみなさんと変わらないと思います。最近はちょっと休憩してたけど、家に暗室があるからカメラも復活したいなと思っていて。暖かくなってお花が咲いてきたしね(笑)。近所を散歩しながらスナップを撮ったりっていうったりするので、フィルムやデジカメでいろいろ撮って楽しんでます」稲垣吾郎【こぼれ話】誰からも声をかけられない「マスクをしてけっこう自由に街中を歩いてますよ。それはコロナ禍になる前から変わらないですけど。今はみんながマスクしてるから、逆に目立たないっていうのはあるかな。え?いや、オーラとか別にないですから(笑)。僕の場合は、誰からも声をかけられないですね。もしかして、かけづらいのかな?みなさん、そっとしておいてくださってますよ(笑)」歴史上の人物で会いたい人「坂本龍馬や織田信長とか会ってみたいけど、価値観が違いすぎて逆に怖いよね(笑)。そうだなあ、もう5年前に亡くなってしまったけど、デヴィッド・ボウイは会いたかったですね。僕、すごくファンだったので。そういう意味では、自分が舞台をやったベートヴェンに会ってインタビューしてみるのも楽しいかもしれない。うまく話せるかは自信ないけど(笑)」自然に触れてリフレッシュ「しばらくやってなかったけど、そろそろゴルフをまた始めたいですね。これからの季節、絶対気持ちいいよね。でもコースをまわる前に打ちっぱなしにも行っておかなきゃって思うけど(笑)。あとは旅行にも行きたいし、ドライブなんかもいいかな。コロナ禍で自粛していたのはみなさんも同じだと思うんですけど、状況が許せば外出して自然に触れてリフレッシュしたいな」Information『恋のすべて』6月9日〜19日京都劇場にて公演取材・文/花村扶美(稲垣)ヘアメイク/金田順子スタイリスト/栗田泰臣撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー
2022年05月03日新しい地図新曲の配信やEテレでのレギュラー番組スタートなど、ますます活躍の幅を広げる稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。そんな多忙な彼らの今を、懐かしの“新生活”トークも交えてお届け!芸能界デビュー時の記憶――まだ新年度の空気が漂っていますが、3人は芸能界に入ったころのことを覚えてますか?香取「昔すぎるな(笑)。そういえば事務所のオーディションで、ゴロさんと電車が一緒だったんだよね?」草なぎ「この間、(ななにーで)話してたね。30年前だっけ?」香取「35年前じゃない?」草なぎ「え、そんなに?もう自分のことじゃない感じだね(笑)。35年前なんて自分の子どもみたいな感覚。僕はあのころまだ中学生だったし、仕事と思ってなかったな。それこそ中1のときに萩本欽一さんの番組『欽きらリン530!!』に出演して、芸能界の基本を教えてもらって徐々になじんでいった感じ」稲垣「僕たち子どもだったよね。僕も毎日が楽しかった。今まで見たことのない世界だったし、こんなにキラキラした場所があるんだ、何か夢を見てるみたいだなって思いながら過ごしてました」香取「僕なんてまだランドセル背負ってたからね(笑)。で、いろんな場所へ仕事に行くんだけど、渋谷からしか帰れないから赤坂で終わっても僕だけ渋谷まで送ってもらって帰るっていう(笑)。それが今では、渋谷ヒカリエに自分がデザインしたロゴマークが飾られたりするんだから、時代の移り変わりを感じます(笑)」草なぎ「すごいことだよ(笑)」――3月6日にデジタルシングル『だったらDance!!』と『72かのナニかの何?』を配信リリースしました。『だったらDance!!』は『ななにー』の2代目テーマソングです。どういうふうに聴いてほしいですか?草なぎ「明るくて元気になる曲ですよね。運動不足解消にもなるから一緒に踊ってほしいです」稲垣「うん、ステイホーム期間も長かったし、身体を動かすっていうのはいいことだと思います」香取「TikTokで、お孫さんがおじいちゃんやおばあちゃんに振り付けを教えて、一緒に踊ってるのを見てすごくうれしくなった」草なぎ「家族みんなでっていうのがいいよね。フリも覚えやすいし」香取「『ななにー』でみちょぱやEXITも踊ってくれてるんだけど、うまくなってきてて、もうそろそろ抜かされそうです(笑)」――『ななにー』だけでなく、『ワルイコあつまれ』もレギュラー番組になりましたが、放送が始まってみていかがですか?草なぎ「あくまでも教育番組ですけど、今までやってきたコントのスキルも生かせるなと思ってやってます。僕のコーナーの『好きの取調室』は、各分野の専門家の方が来てくれたりするので、実際に僕自身驚くこともあるし、勉強にもなってるから楽しいですね」香取「僕はつよぽんやゴロちゃんが何をやってるのか、オンエアを見るまで知らないっていうのが、楽しみだったりしますね。“ああ、ゴロさん、ユーチュー婆(ユーチューバー)の米田キンさんやってるんだ”とか(笑)」稲垣「(笑)。教育番組だから、子どもが見るっていうのは大きいけど、大人も今さら聞けないようなことを子どもと一緒に学び直せる楽しさもあると思います」香取「30分の放送のなかに、いろんなコーナーが入ってくるからすごいボリューム!」草なぎ「しかもCМも入らないからノンストップです(笑)」――では、プライベートの質問も。これから行楽シーズンです。出かけるなら海派?山派?稲垣「今は山の気分。キャンプとかは、やったことがないからわからないけど、新鮮な空気を吸ってキレイな景色や自然に触れたいかな」草なぎ「僕はどこでもいいんだけどな。都会でもいいですか(笑)。この間、撮影で20日間くらいアメリカに行ってきたじゃない。何もない田舎町だったので、やっぱり都会はいいなあって思いました。本当に都会はいいですよ。コンビニもあるし。表参道あたりでショッピングがしたいですね」香取「僕も都会が好きだけど、海が見たいな。コロナ禍前は1年に1回はハワイに行ってたんですけど、全然行ってないし。だからって海が恋しいっていうわけでもないんだけど。でもきっと海、デカいんだろうなあと思って(笑)。一瞬でいいから海を眺めながらビールを飲んで、すぐ都会に戻ります(笑)」ここだけのプライベート話Goroついコレ買っちゃいます!「つい買ってしまう食べ物は野菜かな。スーパーに行くとまだ家にあるのに買っちゃいますね。なんか身体によさそうだから買わなきゃなっていう思いもあったりするんで(笑)。よく買うのは味がしっかりしたもの。例えば、ルッコラやクレソン、ラディッシュ、ケール、ブロッコリースプラウトとか。野菜によって調理法は違うけど、サラダはもちろん煮たり焼いたりもしますよ。ケールだったら朝はスムージーにして飲んでますね」Tsuyoshi料理をしてるとリラックス「最近、牡蠣が好きで、老酒で煮ただけの牡蠣の酒蒸しみたいなのをよく作ってます。なんの味つけもしなくても、めちゃくちゃおいしいんですよ。料理をしてるとリラックスできるからYouTubeの撮影以外でも結構します。自分で作れば味の加減ができるじゃないですか。味の濃いものが続いて、身体に優しいものが食べたくなったら、じゃあ作ろうってなりますね」Shingo人生でこんなに桜を見たのは初めてかも「今年はちょうど桜が満開の時期に、たまたま歩いたり、自分で車を運転する機会があって、人生でいちばん桜を見たかもしれない。初めてこんなに見たから、すごいきれいでびっくりしたし、ちょっと感動した(笑)。でも満開の時期って短いんですね。気づいたら1週間ぐらいで緑が出てきてて。TikTokのオススメに「#桜」って出てきたから、俺もやろうと思ったんだけど、もう散ってて撮れなかった」Information『7.2新しい別の窓』ABEMA第1日曜 15時〜『ワルイコあつまれ』Eテレ土曜 10時15分〜取材・文/花村扶美(座談会、稲垣)、蒔田陽平(草なぎ)、渡邉朋子(香取)ヘアメイク/金田順子(稲垣)、荒川英亮(草なぎ)、石崎達也(香取)スタイリスト/栗田泰臣撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー
2022年05月02日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人によるABEMAレギュラー番組『7.2 新しい別の窓#50』(5月1日後3:00~10:12)のコーナー「インテリゴロウ」に、映画監督の李相日氏が出演することが明らかになった。“大の映画好き”であり自身も数々の映画に出演している稲垣が、映画監督や作家をゲストに迎えトークを展開する「インテリゴロウ」。李氏は、2001年公開『青~chong~』にて映画監督デビューを果たすと、2006年公開『フラガール』で日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞などを受賞。その後も、『悪人』『怒り』など、人間の心の揺らぎを丁寧に捉えた話題作を多数輩出し、5月13日からは「2020年本屋大賞」で大賞を受賞した凪良ゆう氏の小説を原作にした作品『流浪の月』の上映が控えている。今回初めて李氏と対面を果たした稲垣が、待望の最新作について深堀りしつつ、同氏の素顔をひも解いていく。今作の原作者・凪良ゆう氏は、一昨年に「インテリゴロウ」にも出演。映像作品をつくるにあたり、李氏が最初の脚本・初稿を凪良氏に渡した際のエピソードや、キャスティングをする際に意識していること、今作で広瀬すずや松坂桃李を起用した理由などを告白。また、映画『パラサイト』で撮影監督を務めた、ホン・ギョンピョ氏が今作の撮影監督を担当することを受け、カメラ技術の妙技や小道具へのこだわりなど、作品づくりの裏側を次々と明かしていく。対談を終えて、李氏は稲垣に対し「自然に話がどんどん繋がるつながる方だな、と。(対談前は)もうちょっと寡黙でクールな印象でしたけど、アットホームな方でした」と印象の変化を語ったほか「映画に対して熱みたいなものが真摯にある方だなと、お会いする前から感じてたんですけど、会って話して直接その熱の高さを感じ取れて、同じ方向を向ける方だなと思いました」とコメント。世代の近い両者の映画トークは必見だ。
2022年04月29日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人によるABEMAレギュラー番組『7.2 新しい別の窓#50』(5月1日後3:00~10:12)で、多数のテレビスタッフが出演しメディアの未来を本音で語り合うコーナーを実施することが決定した。記念すべき50回目の放送となる今回は、土屋敏男、河瀬大作、明松功、佐久間宣行、池田千尋らテレビの黄金期をつくった制作陣をスタジオに迎え、カンニング竹山進行のもと、稲垣、草なぎ、香取の3人とキャイ~ン、EXIT、みちょぱらスタジオレギュラーメンバーとともに、地上波、インターネット番組の今後や、マスメディアの未来についてホンネで語り合い、これからの“面白い”を追求していく。放送では、ゲストの代表作や現在携わっている仕事に触れつつ、スタジオメンバーが視聴者目線で番組制作やエンタメ業界について切り込んでいくほか、ぶっちゃけエンタメ裏話トークも。数ある番組に携わり、酸いも甘いも経験してきたゲストだからこそのトークが語られる。また、今回は俳優の坂上忍も初出演。3人とトークを展開するほか、「今だからこそ聞きたい10の質問!」と題した質問コーナーも実施し、3人と視聴者が今だからこそ聞きたい質問を坂上にあてていく。
2022年04月27日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人によるABEMAレギュラー番組『7.2 新しい別の窓#50』(5月1日後3:00~10:12)に、俳優の坂上忍が初出演することが決定した。デビューした子役時代から芸歴52年を迎え、今なお、俳優、バラエティー、情報番組など、あらゆるシーンの最前線で活躍を続ける坂上が、3人とトークを展開。また、「今だからこそ聞きたい10の質問!」と題した質問コーナーも実施し、3人と視聴者が今だからこそ聞きたい質問を坂上にあてていく。質問は番組ページで募集中。さらに、子役出身の人気俳優と現役子役が大集合し、ここでしか話せないスペシャルトークも決定。子役出身の俳優として、稲垣と映画『桜、ふたたびの加奈子』にて共演した横溝菜帆、草なぎとドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』にて共演した美山加恋、香取とドラマ『人にやさしく』にて共演した須賀健太が出演する。久しぶりの再会と思い出話に花を咲かせつつ、子役当時のウラ話や本音を赤裸々に語る。なお、企画後半には、草なぎ出演映画『サバカン』にて共演する番家一路、番家天嵩や市川右近ら現役子役も登場し、子役ならではのリアルな悩みや、先輩たちに聞きたいことを相談。須賀や美山、横溝が自身の経験を踏まえ、次々と回答していく。
2022年04月26日新しい地図撮影/廣瀬靖士稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が視聴者と一緒に社会を楽しく学ぶ教育バラエティー『ワルイコあつまれ』が4回の特番を経て4月からレギュラー放送スタート。早速、収録に臨んだ3人にいまの心境や見どころを直撃!!草なぎの提案に香取「絶対やらないです!!」草なぎ「みなさんの応援とか後押しのおかげでレギュラー番組になったので、とてもうれしく思っています。まだ出発したばっかりなんですけど、すごく刺激的でワクワクしている自分がいるので、視聴者の方にも楽しんでもらえたらと思います」香取「こうやってまたテレビで遊ばせてくれる場所がNHKさんにあるとは思わなかったので、すごくうれしいです。僕は今まで、スタッフの方たちとしっかり話し合って番組を作るほうだったので、今回みたいにあんまり話を詰めないままスタジオに来る感じが新鮮で。だから、今まで以上に視聴者のみなさんと、はちゃめちゃにテレビで遊びたいと思います」稲垣「僕もふたりと同じで、反響や後押しが本当にうれしかったです。コントとかバラエティーの要素もあって、自分たちもやってて楽しいですし。新たな出会いや再会も含めてこれからが楽しみです」――番組で掘り下げて学んでみたいジャンルはありますか?草なぎ「心理学とか脳科学なんかおもしろそう。“将棋のプロは何手先まで読めるか?コンピューターと戦ってみよう!!”とか“脳科学の真実”みたいな感じで。Eテレさんっぽいじゃないですか(笑)。で、ゴロさんと慎吾ちゃんが将棋の駒の着ぐるみで動いたり(笑)」香取「絶対やらないです!!」草なぎ「じゃあ飛車にしてあげる(笑)。ゴロさんは角で。将棋ではやっぱ飛車・角がいちばん大事なんで」香取「絶っ対ダメ!!」稲垣「僕は、かぶりものがNGなんで、将棋の駒以外だったら」草なぎ「そんなこと言いながら、今日も新しいコーナーでバリバリやってましたから(笑)。稲垣吾郎はやるときはやる男なんで!!」香取「僕は、脳というより全体的に人間の身体かな。例えば老いとか(笑)」稲垣「子ども相手に?」香取「僕もずっと関係ないと思ってきたけど、いざ年を重ねてみると、人の身体はいつごろからどう変化していくのかとか、子どものうちから知っておくのもいいんじゃないかなと思って」稲垣「僕はマンガ日本の歴史っていうのを全巻持ってて、歴史でわからないことがあったりすると、ちょっと恥ずかしいんだけど、それを読み返したりする(笑)。そうすると思い出せるし、やっぱりわかりやすく入ってくるんで。この番組も、学びのハードルを下げてくれるという意味では近いと思うから、歴史とか哲学の話を学び直すのもおもしろいかなと思う」――では最後に、みなさんの“ワルイコ”エピソードを教えてください。草なぎ「僕は子どものころ野球をやってたんだけど、当時住んでた団地の壁にボールを投げて壁当てをやってたら、窓ガラスを割っちゃって……。“あそこ、絶対カブトムシがいるよ”って、友達に木登りをさせたら、枝が折れて友達が落っこちちゃって、“なんだよ~!!”って笑い合ったり(笑)。やんちゃ坊主でしたね」香取「僕は、キャイ~ンのウドちゃんとかと一緒に番組をやってるときに、ウドちゃんのふくらはぎを指でつねったり(笑)。で、ウドちゃんが“ダメだよ!!何してるんだよ、王子は!!”とか騒ぎ始めると、“今、番組中なんだから、騒いじゃダメだよ”って言ったりして。ワルイコですね(笑)」稲垣「僕は一切ないです!!」香取「あはは!!」草なぎ「ズコズコにゃーにゃー、ズコにゃーにゃー!!」香取「なんだよ、それ!!(笑)」稲垣「でも唯一思い出すのは、僕も団地生まれ、団地育ちなんですけど、子どものころから空とか飛行機に対する憧れがあったから、紙飛行機を作って飛ばすのが大好きで。家のベランダから、紙飛行機を何十機、何百機って飛ばしてたら、団地の芝生が一面の雪景色みたいになっちゃって。あれは怒られましたね(笑)」香取「ワルイコだね」草なぎ「いいエピソードあるじゃないですか〜!!」稲垣「ありがとうございます。ちょっとロマンティックなワルイコエピソードでした(笑)」草なぎ「ロマンティックあげ~るよ~♪」香取「うるさいっ!!(笑)」教えて! 撮影ウラ話【稲垣】「子どもって大人の発想にはないこともあるし、楽しいですよね。僕らに対しても固定観念がないというか、僕らのことを知らないんじゃないかな(笑)。あと、僕も子どものころに家族でテレビを見てて、テレビから影響を受けたものも多いから、見てくれる子どもたちに、何か原体験となるような影響を与えられる番組にしていきたいですね」【草なぎ】「この前の合唱団のコーナーで子どもたちの歌声を生で聴いたら、ピュアな気持ちが伝わってきて、感動してちょっと涙が出そうになりましたね。質問コーナーでも、ハッと驚かされたり、子どもから学ぶこともたくさんあるし。逆に僕は大人になりきれてなくて、ゴーマイウェイな感じなんで(笑)」【香取】「僕はこないだ、人間国宝の方に会うコーナーをとったんだけど、レギュラーになる前の収録のときと同じ子たちが集まってて。そしたら撮影の合間に子どもたちが“次もまたこのみんなで集まれたらいいね”ってみんなで小さくつぶやいてたのがかわいくてよかったな」4月9日スタート『ワルイコあつまれ』Eテレ土曜朝10時15分〜取材・文/渡邉朋子
2022年04月09日稲垣潤一(撮影/伊藤和幸)「うれしさ半分、不安半分でした」40周年を迎えたミュージシャンの稲垣潤一はデビュー当時をこう振り返る。高校卒業後、地元の宮城県仙台市で“ハコバン”(ホテルや飲食店などで生演奏するバンド)として10年活動した。「当時、仙台には40~50軒のバンド演奏をする店がありましたが、ハコバンは保証がない。専属契約を結んでも経営不振で店が閉まって急に仕事がなくなり古紙回収や皿洗いのバイトをした時期もありました。そんなこともしながら何とかハコバンとして生活していました」ドラムを叩きながら歌うスタイルは、業界関係者の目に留まりプロへの道が開けた。「ハコバン時代は洋楽、スタンダードナンバーを演奏することが多く、邦楽はあまり演奏していませんでした。当時の歌謡界についてもよく知らなかった。そういう世界に自分が飛び込むことでどうなるのか。デビューはうれしいけど浮かれた気持ちはあまりなかったですね」上京して1年後の1982年1月に『雨のリグレット』でデビュー。シルキーヴォイスの“叩き語り”で注目された。「レコーディングをして1月21日にデビューすると言われてもピンとこなかった。ラジオで曲がかかり、レコード店で自分のシングルが並んでいるのを確認して初めてデビューの実感をつかめました。初めてのテレビ出演は『夜のヒットスタジオ』でしたが、歌っている途中にヘッドホンがずれたんです。片手で押さえ右手のスティック1本で叩いていました。司会の井上順さんが直してくれて最後まで歌えることができましたが、生放送だったので生きた心地がしなかった。視聴者にはインパクトがあったみたいで語り草になっています」3枚目のシングル『ドラマティック・レイン』でブレイク、人気を決定づけた。「ライブハウスではキャパ(収容人数)が足りないので、ホールでツアーをするようになりました。ファンに認知してもらえているのをひしひしと感じて、自信にもつながりましたね」“少し休みます”と言えなかったシングルやアルバムをリリースし全国ツアーを行う順調なアーティスト活動が10年に及ぶ一方で、金属疲労のような疲弊感もあった。「ハコバン時代の10年は僕の曲を聴きにくるお客様はほとんどいないけど、デビュー後は逆になった。僕の歌を目当てに来てくれる観客を満足させないといけない。また次も足を運びたいと思わせないといけないというプレッシャーがありました。そんなことばかりを考えてステージをやっているとだんだんと楽しめなくなっていました。今はアーティストが“少し休みます”と言えるけど当時は言えなかったですね。このままではヤバイと思って、それまでライブはプロデューサーや演出家に作り上げてもらっていたのを自分でやるようにしました。セットリスト(演奏曲目)やアレンジに積極的に関わるようになってからは音楽を楽しめるようになりました」そんな時期に大ヒットしたのが『クリスマスキャロルの頃には』( ’92年)。唐沢寿明主演ドラマ『ホームワーク』の主題歌でミリオンセールスを記録した。「周りが大騒ぎしていて事務所には(枚数の)グラフがあって右肩上がり。取材やテレビ出演が増えて正直、うんざりしていました(笑)。当時はクリスマスソングに位置づけされることが嫌でした。オールシーズン聴ける曲だったらいいのにと思っていました。でも今では冬になるといろんなところで耳にする。こんなに長く愛してもらえる曲になったことは財産だし宝物です」大事にしているのはワクワク感ですツアー中の40周年記念コンサートでは、オリジナルだけでなくアコースティックピアノによる初めてのセルフカバーアルバム曲も披露している。「40年やってきていちばん大事にしているのがワクワク感です。どんなことをやりたいのかがモチベーションになって次につながる。そのひとつがセルフカバーでした。自分がどれだけ歌えるのかやってみないとわからない。ワクワク感と不安感がありましたが、40年たってデビューのころでは歌えない曲が歌えることがわかって安堵したし、手前みそだけどイケてるなと思えたしワクワク感につながっています。リズム楽器のドラムとは対極のピアノ演奏だけで歌うことも以前は抵抗があって、納得できるように歌えませんでした。自分でリズムを刻んで歌うことには慣れているけど、ピアノと呼吸を合わせて歌うことは難しかった。でも経験を積んでやっとピアノと渡り合えるようになりました」歌声は変わらない印象だが、本人は“熟成”と表現した。「ワインは寝かせるのを熟成と言うけど、歌(のど)は寝かせたらダメ。使い込まないといけない。でも使いすぎてもすりきれちゃう。ギリギリ限界のキー(音域)にすることも必要で楽をさせない。アスリートと同じで毎日トレーニングを積み歌い方や(のどの)使い方によって熟成されていくと思います」母の美声による子守歌が原体験で声楽が趣味の父と両親の影響で物心ついたときから音楽を志した。下積みを経てメジャーの道を歩む40年の心境は“不惑”だ。「絶滅危惧種みたいな叩き語りを生涯現役で頑張っていきたいと思います」休養とも引退とも無縁そうだ。車好き、でも方向音痴デビュー後に車のA級ライセンスを取得。近年はクラシックカーレースに参戦している。都内では自らハンドルを握り移動するが、公演先では楽屋がわからなくなる方向音痴の一面も。「車の運転はナビがあるから大丈夫です。タイヤがついている乗り物が好き。以前はモータースポーツのF1レースを鈴鹿まで観戦に行ったこともあります。子どものころは自転車でひとりフラッと走り回っていました」40th Anniversary コンサート 20224月17日(日)神奈川・鎌倉芸術館6月11日(土)千葉・習志野文化ホール6月18日(土)埼玉・サンシティ越谷市民ホール 大ホール9月3日(土)神奈川・よこすか芸術劇場
2022年04月01日第66回NHK紅白歌合戦で『Triangle』を歌ったSMAP3月6日、横浜市内のぴあアリーナMMにて『TAKUYA KIMURA Live Tour 2022 Next Destination』千秋楽公演が行われた。オミクロン株が猛威を振るう不安の中で、2月から全国4会場で計8回のライブツアーを無事に完走した木村拓哉。「この日は、後輩グループのSnow Manをはじめ多くのジャニーズタレントも先輩のステージを観覧。さらには親友の明石家さんまさん、工藤静香さん、CocomiさんやKoki,さんら家族も見守っていたみたい。もしかしたら、SMAP時代も含めて家族が堂々と客席に座るのは初めてのことでは?」(スポーツ紙芸能デスク)17時にスタートした木村のソロライブは、オープニングからSMAPの『青いイナズマ』を熱唱するなど会場のボルテージは最高潮。そして中盤にしんみりと『夜空ノムコウ』を歌い終えた後、《今日はやりたいことがある》と少々かしこまる木村。そして高々と揚げた手が作っていたのは「ピース」サインだったーー。アメリカと西欧諸国などによる軍事同盟『NATO(北大西洋条約機構)』をめぐって起きた、ロシア軍によるウクライナ侵攻。この“戦争”が日本で伝えられると、間も無く各方面で反戦の声が上がったのだが、その中で「2005年リリースのSMAPシングル『Triangle』が反戦歌として再注目されることに」とは、前出の芸能デスク。「この『Triangle』の歌詞がウクライナ情勢とマッチしているとして、ファンだけでなく曲を知らなかった世代にも多く広まっています。2月26日には作詞を手掛けた市川喜康さんが、ツイッターに“#Triangle”のハッシュタグと共に《NO WAR》と投稿。“反戦”を訴えると、追随するように拡散されました」2月28日には稲垣吾郎が、自身のラジオ『THE TRAD』(TOKYO FM)にて《平和への願いを込めてこの曲をお届けします》と同曲をフルコーラスで放送。すると翌3月1日付の『オリコン』デイリーランキングでは、デジタルシングル部門で圏外から3位にランクイン。17年の時を超えた異例の再ヒットを果たす。いつも通りでいることも正義稲垣らが起こした“Triangle運動”に、木村も思うところがあったのだろう。冒頭のライブでピースサインを掲げた木村は、まずコーラス2人と一緒にアカペラで《大国の英雄や戦火の少女(略)僕らの心に突きつけられてる》とサビ部分を歌唱。そして、《コロナという状況があって、さらに世界では戦争が始まって信じられないような目を覆いたくなるような世の中になってる。けど、今日ここに来てくれたみんなには帰り道に着くまでの間は楽しめるような時間にしたい。声を大にして話すことだけが正義じゃない。いつも通りでいることに決めようと思う》と、あらためて『Triangle』を伴奏と合わせて歌い始めたのだ。ラストのアンコールを終えてステージから去る際にも、《みんな、腐るなよ!》と客席に向けて何度もピースサインを掲げたのだった。「この『Triangle』は、ファンにとってつらい曲としても記憶されていると思います」とはレコード会社関係者。「結果として、SMAP最後の出場になった2015年末のNHK紅白歌合戦で5人が歌った曲でもあります。翌年早々に独立問題が表面化しただけに、紅白出場時にはすでにメンバーの心は離れていたかもしれない、そんなことを想像させるのです。それでも解散から6年経った今も、こうして自ずと注目されるのがSMAP。木村さんや稲垣さんが自然と『Triangle』を分かち合ったように、願わくば彼らが再び手を取り合ってこの歌を歌えば、それは素晴らしいメッセージになると思うのですが……」果たして、彼らに“奇蹟が舞い降りる”日は来るのか。
2022年03月07日稲垣吾郎が出演するミュージカル・コメディ『恋のすべて』(鈴木聡作・演出)が、2月13日に開幕。舞台写真とコメントが到着した。当初は初日が延期となった本作。稲垣吾郎作品ではおなじみの鈴木聡が作・演出を手掛けており、稲垣吾郎×鈴木聡のタッグは、第7本目となる。音楽監督にあらたに青柳誠を迎え、「恋と音楽」シリーズから続くバンドメンバーとともに贈る、最高におしゃれで楽しい大人のミュージカル・コメディになっている。稲垣が演じるのは過去に大切な仲間シドを事件で亡くした探偵のニック・テイラー(稲垣吾郎)。彼は「娘を君との恋に落としてくれ」と手広く事業を行う経営者クラーク・キャンピオン(羽場裕一)から、自分の娘コニー(花乃まりあ)をテディ・モーリー(松田凌)から遠ざけてほしいと依頼を受ける。破格の依頼料に仕事を引き受けるニック。一緒に時を過ごすうち、ふたりの間には「恋のような感じ」が漂いはじめるが……。今回、本作の舞台写真と、稲垣吾郎と作・演出の鈴木聡のオフィシャルコメントが到着した。稲垣吾郎コメント鈴木聡さんのお芝居は、僕にとってはお仕事とは思えないほど楽しくて、自分へのご褒美みたいな感じです。お芝居をしている間は、甘くキラキラした夢の中にいるみたいな感じがします。そんな世界をみなさんにも劇場で楽しんでいただけたらと思います。鈴木聡作・演出コメント粋な大人のミュージカルができました。キーワードは「スウィング」。音楽もスウィングだけど、登場人物の心も揺れ続けます。ドラマも笑いもいい歌もたっぷり。吾郎さんをはじめ6人の俳優陣がほんと魅力的。自信作です。ぜひ観てください。■公演概要モボ・モガプロデュースミュージカル・コメディ『恋のすべて』会場:東京建物Brillia HALL2022年2月13日(日)~2月27日(日)出演:稲垣吾郎 / 花乃まりあ / 石田ニコル / 松田凌 / 北村岳子 / 羽場裕一演奏:pf.青柳誠 / vln.高橋香織 / b.バカボン鈴木 / g.三好“3吉”功郎 / perc.仙波清彦作・演出:鈴木聡作曲・音楽監督:青柳誠公式サイト:
2022年02月14日俳優の稲垣吾郎が主演を務めるミュージカル・コメディ『恋のすべて』が13日に幕を開ける。このたびゲネプロ写真が公開された。稲垣と作・演出の鈴木聡氏のタッグは本作で7本目。音楽監督に新たに青柳誠氏を迎え、「恋と音楽」シリーズから続くバンドメンバーとともに、最高におしゃれで楽しい大人のミュージカル・コメディを届ける。稲垣が演じるのは、世間の裏表を知る中年探偵のニック・テイラー。ある日、ニックの探偵事務所に奇妙な依頼人が現れる。「娘を恋に落としてくれ」。お金が欲しいニックは、気乗りせぬまま引き受け、一緒に時を過ごすうち、2人の間には「恋のような感じ」が漂いはじめ……。稲垣が歌い、踊り、女性を恋に落とす。相手役には花乃まりあ、そのほか、石田ニコル、松田凌、北村岳子、羽場裕一らが出演する。稲垣は「鈴木聡さんのお芝居は、僕にとってはお仕事とは思えないほど楽しくて、自分へのご褒美みたいな感じです。お芝居をしている間は、甘くキラキラした夢の中にいるみたいな感じがします。そんな世界をみなさんにも劇場で楽しんでいただけたらと思います」とコメント。鈴木氏も「粋な大人のミュージカルができました。キーワードは『スウィング』。音楽もスウィングだけど、登場人物の心も揺れ続けます。ドラマも笑いもいい歌もたっぷり。吾郎さんをはじめ6人の俳優陣がほんと魅力的。自信作です。ぜひ観てください」と本作の魅力を語っている。『恋のすべて』は初日が延期となり、2月13日~27日に東京建物 Brillia HALLで上演される。撮影:田中亜紀
2022年02月13日映像作家の岩井俊二氏が、6日に配信される『7.2新しい別の窓』(ABEMA 毎月第1日曜15:00~7.2時間生配信)にゲスト出演する。稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾によるレギュラー番組『7.2新しい別の窓』。今回、“大の映画好き”であり自身も数々の映画に出演している稲垣が、映画監督や作家をゲストに迎えトークを展開する「インテリゴロウ」に、映像作家の岩井俊二氏が登場。番組での共演経験もある2人が、昨年発刊された岩井氏の最新小説『零の晩夏』を中心にトークを展開する。本作執筆のきっかけに、Twitterで見かけた三重野慶氏の油絵作品があるという岩井氏。自身も高校時代は美術部に所属し、大学は油彩画を専攻していたことを明かし、本作の表紙も手掛けた三重野氏のリアルすぎる油絵の解説とともに本作を紐解いていく。また、本作の一節を取り上げながら、岩井氏のかつての夢や、原作から脚本・監督・編集までを手掛ける岩井氏の作品づくりの極意に迫る。対談を終え、稲垣は「今まで、じっくり2人で話すということがなかったので、久しぶりにお話しさせていただいて、すごくうれしかった」と久々の再会に喜びの声を上げると、印象に残ったトークに“肌”に関する話をピックアップ。「人の肌の描き方って映像の中でもすごく重要で、プロのメーキャップとか編集とかいろんなことも左右すると思うんだけど、そこについて監督の視点から話しがあったのは面白かった」と語り、「小説もすごく素晴らしい作品なので『ななにー』を見ている人にも読んでいただきたい」と呼びかけた。(C)AbemaTV,Inc.
2022年02月05日「ウディ・アレンのニューヨークを舞台にしたシリーズのような、古き良き時代を思い出すテイストの“大人のラブコメ”の王道。当て書きしてくださって、セリフも実際に僕が言いそうなことだから、ちょっと恥ずかしいんだよね」幾多の“恋”を演じてきた稲垣吾郎(48)が新たに挑むのは、1930年代のアメリカが舞台のミュージカル・コメディ『恋のすべて』(2月11日〜27日・東京建物Brillia HALLにて上演)。今回は女性を“恋に落とす”という役どころだが、吾郎さん自身の口説き方は?「ニヒルな男にもあこがれるけど、僕はたくさんお話をして友達みたいになってシュッ!という感じかもね(笑)。逆に僕が恋に落ちたら……無我夢中になりたいとも思うけど、どこか冷静な自分がいて。傍から見るとわからないかもしれないけど、ドキドキしてるし、目の前にあるすべての景色がキレイに見える」「恋してますか?」と尋ねると「してると思う」と吾郎さん。結婚への意識に変化はあった?「とくに変わったっていうのはないですね。これまでも悩んだことはあったけど具体的にはなくて。今後どうなるかな、と。今回の舞台のように揺れてるんですよ」
2022年01月29日稲垣吾郎撮影/廣瀬靖士、ヘアメイク/金田順子(June)、スタイリスト/細見佳代(ZENcreative)、衣装協力/ボス「今回の作品はまさに王道の大人のラブコメディ。僕の大好きなウディ・アレンのニューヨークを舞台にした恋愛シリーズみたいに、古きよきコメディ映画を思い出すようなテイストもあったりして、すごく楽しいんです。演じる役は当て書きしていただいているんですが、僕が本当に思っているようなことがセリフに書かれていたりして、しゃべるのがちょっと恥ずかしくて(笑)。そこも楽しみにしていただければと思います」1930年代後半のアメリカを舞台にしたミュージカル・コメディ『恋のすべて』が2月11日から上演。稲垣は“一晩で娘を恋に落としてくれ”と依頼される探偵のニック・テイラーを演じる。恋愛ものの舞台は『君の輝く夜に』以来、約2年半ぶりとなる彼に、“恋のすべて”を語ってもらった。■恋も仕事もあまり躊躇しない「恋愛は慎重派というより、意外と積極的な感じかな。僕は女性に落とされた数よりも落としたほうが多いので(笑)。恋愛に限らず自分に興味があることに関しては深掘りするというか、探求していくほうなんです。そういった意味では、恋も仕事もあまり躊躇しないでいくタイプです」ちなみに、稲垣流の女性の口説き方を聞いてみた。「どうだろう……やっぱり、いっぱいお話をするかな。寡黙でクールで、いざというときに口説き文句を言うような、ニヒルな男に憧れはあるんですよ。でも、僕はお話をたくさんして、お友達みたいになってからシュッと落とすみたいな。ある意味、いちばん悪い男のパターンかもしれないです(笑)」そんな恋を探求した先には結婚の2文字があるが……。「探求したらそこにつながらないとダメだよね(笑)。でも、この前の『不可避研究中』で結婚がテーマだったときも繰り返し話したけど、ある程度の独り身の自由というのかな。いま自分の中では幸福感を十分に味わってはいるんですよ。だから、無理に結婚しないのではなく、いつかそういう方向に心が動いたらって感じですね」そう語る一方で、こんな心境の変化も。「願望ってほどではないんですけど、散歩しているときに子どもと手をつないでいるお父さんを見ていると、家族っていいなって思ったりします。昔はそんなこと思い浮かばなかったんですよ。みなさん子どもができると、“何で今までほしいとすら思わなかったんだ”って言うじゃないですか。いまはひとりだけど、誰かのために生きるという未知の経験もしてみたい。そういう意味では、家族のために生きるという時間があってもいいのかなと、最近ふと思ったりするときもあります」【コラム】舞台はアメリカ!「僕の初めてのアメリカはニューヨークで二十歳くらいのとき。それこそ森(且行)くんもいたし、『がんばりましょう』とか出したころだったと思うんです。そのときプロモーションビデオを撮ったり、レコーディングもちょっとしたのかな。あとブロードウェイも見たりもして、本当に強い刺激を受けたのがいまでも心に大きく残っていて。東京も大きな街ですが、スケールの大きさをすごく感じたのが初めてのアメリカの思い出です」ミュージカル・コメディ『恋のすべて』2月11日(金)〜2月27日(日)東京建物 Brillia HALLにて公演出演:稲垣吾郎花乃まりあ石田ニコル松田凌北村岳子羽場裕一作・演出:鈴木聡公式HP
2022年01月28日稲垣吾郎が続けてきたミュージカル・コメディの最新作『恋のすべて』が上演される。ずっとタッグを組んできた作・演出の鈴木聡が当て書きする物語と役にはいつも、稲垣が持つチャーミングさが全開!今回はどんな恋と音楽が待っているだろう。今の僕の等身大の物語──作・演出の鈴木聡さんとは、2003年の『謎の下宿人』から19年。鈴木さんと作るこのミュージカル・コメディは、稲垣さんにとってどんな存在ですか。鈴木さんのお芝居をしている間は、夢の中にいるような感じがするんです。甘くキラキラした夢の中にいるみたいな。作品のテイストもそうですし、鈴木さんやバンドのメンバーもそんな空気を醸し出している。だから、僕にとっては本当にお仕事とは思えないくらい楽しいっていうしかなくて。いつも、自分へのご褒美みたいな感じでこの期間を過ごしているので、今回も楽しみですね。──今回の『恋のすべて』は、1930年代のアメリカが舞台。稲垣さん演じる探偵ニックに、「娘を恋に落としてくれ」という奇妙な依頼が舞い込むところから物語が始まります。台本を読んだ感想はいかがでしたか。すごく面白かったです。僕よりもちょっと若い設定ではあるんですけど、中年になった男性が、いろいろ経験してきた中で、恋はもうしないかなと思いながらも、それでもまだちょっとドキドキしたり、その歳になってもゆらゆら心が動いてしまったり。そういう揺らぎみたいなものがちょっとコミカルに描かれているので、自分の今の心境ともすごく合うなと思っています。だから、今の僕の等身大の物語ですよね。──では、ご自身とニックが似ていると感じられるところもありますか?けっこう似てるんじゃないのかなと思います。この作品は鈴木さんが僕をイメージして、僕に当てて書いているということもあって、この役にも、すごく素が暴露されてしまっているような感じがありますね。たとえばラジオでしゃべっているときに素の自分がにじみ出てしまうのと同じように。ラジオってテレビより隠せない感じがあって、週3回生放送と収録でやっているラジオ(TOKYO FM「THE TRAD」、文化放送「編集長稲垣吾郎」)ではすごく素でしゃべっていて、それは、グループ内でのキャラクターやパブリックイメージとは違うと思うんですけども。それに近いものが、ずっと一緒にやってきている鈴木さんだからこそわかる僕が、ここには表れている気がします。──これまで鈴木さんには、どんな自分が引き出されてきた感触がありましたか。僕のちょっと調子のいいところですね(笑)。あと、意外とおしゃべりなところとか、人たらしなところとか。たぶん多くの人は、稲垣吾郎をそういうふうには当て書きしないと思うんです。僕が今まで演じてきたのは、ちょっとサイコパスであったり、『No.9─不滅の旋律─』のベートーヴェンという天才であったり、発表になったばかりのNHKドラマ『風よ あらしよ』(2022年3月下旬放送予定)のダダイスト・辻潤や、どこかクセのある、本当の僕は違うのになというような役が多かったですから。でも、鈴木さんは僕のことをよく見ていて、コミカルなところとか、僕の資質をよくわかっていらっしゃる。だから、セリフを言うのは恥ずかしいんです。あまりにも自分の言葉すぎて(笑)宝塚に劇団四季に2.5次元、そしてアイドルグループにいた僕。いい意味での「ちぐはぐさ」も楽しんで──今回のニックの中でとくに、素の自分と近いなと思われるところは?状況の判断の仕方とかは似てますね。物語というのは、登場人物がいろいろな選択をしながらうねっていきますよね。人生も同じですけど。その選択の仕方が僕と似ています。あまり似てるって言いたくないですけどね。役者としては、役と自分はまったく違うけど演じているんだって言いたいですから(笑)。でも、これは鈴木さんが僕に当てて書くシリーズなので、もういいんです。ただ、歳を重ねて、僕も変わっていってますから。最初に鈴木さんが書かれたのは33歳の僕だったし、ニックは今の僕で。どう変わったのかは、きっと観ていただければわかると思います。──これまでも音楽が魅力でしたが、今回はどんな音楽になりますか。1930年代のアメリカはスウィング・ジャズが盛んだったので、そういう音楽もあります。北村岳子さんがスウィングを軽快に歌って踊って、僕ら男性陣がコーラスをする場面があったり。ピアノ一本でバラードを歌うシーンもあったり。スタンダードジャズナンバーもあったり。あと面白いのは、今回の音楽監督の青柳誠さんが作曲されるものには、日本っぽさがあるんですよね。かつて美空ひばりさんが歌われていたような感じのジャズとか、大貫妙子さんのようなシティポップな感じの曲とか、昭和のテイストがある。20曲近くあるんですけど、どれもすばらしいので、耳でも楽しんでいただけるんじゃないかと思っています。何しろこれは、オリジナルミュージカル作品ですからね。日本にはなかなかオリジナルのミュージカルがないので、そこはもう自負できるところだと思っていますし。グランド・ミュージカルとは違ってこぢんまりしてますけども(笑)。でも、ミュージカルのパロディーとしてやっているところもあるので、楽しくやれたらいいなと思っていますね。──北村岳子さんのお名前が出ましたが、今回の共演者についても教えてください。このシリーズはいつもそうなんですけど、畑の違う人たちが集まっていて、それが面白いんですよね。今回も、花乃まりあさんという宝塚出身の方がいて。そうだ、ヒロインはいつも宝塚の方でしたね。それから、北村岳子さんのような劇団四季でやってこられた方がいて、羽場裕一さんは「夢の遊眠社」にいた方ですから演劇畑で、石田ニコルさんはモデルとしても活躍されていて、松田凌さんは2.5次元でも人気の俳優さんで、そして、アイドルグループをやってきた僕がいて。いい意味でのそのちぐはぐさを、楽しんでいただけたらと思います。大人だからこそキラキラと、現実を歩いていきたい──作品の魅力として、大人の恋を描いていることがあります。恋をテーマにすることの面白さって、どんなふうに思われていますか。我々はやっぱり、ドラマでも映画でも舞台でも、ラブストーリーを求めているじゃないですか。恋愛は普遍的なもので、みんなドキドキしたいんじゃないかなと思うんです。なかでも大人になるほど、ドキドキは必要になってくると思うので。だから、現実でいろんなものに感動したり恋をしたりする力に、この作品がなれればいいなと思いますし。ドキドキは、求め続けていいものだと思います。──恋する力を届けるために、どんなことを心がけておられますか。やっぱり僕自身もドキドキすることでしょうね。演劇はあくまでもごっこですけど、ごっこじゃ伝わらないと思うので。その間は本当に、その世界に生きて、自分の言葉として発する。だから結局、役者の基本を大事にするっていうことですよね。その役の人生を生きる。そうするとちゃんと伝わるようにできていますから。プロの方たちが集まって作っているものなので。あと、この舞台はコンサートに近い要素もあるので。観ている方と境界線なく空気を作っていく。そうして一緒にドキドキできればいいなと思いますね。──鈴木さんとタッグを組まれてきた作品は“大人のエンタテインメント”と銘打って続けてこられました。大人が楽しむために何を大切にして作っていきたいと思われていますか。現実と非現実のバランスかなと思っています。現実で僕らが抱えている悩みであったり、夢や希望であったり、実生活で感じていることに共感を得られるようなアプローチも必要でしょうし。でも、非現実的な甘いキラキラした夢、あり得ないだろうと思うようなこともエンタテインメントには求めたいですから。そう考えると、大人ということに限らず、エンタテインメントってすべてそうですよね。等身大のリアルさと、夢のような非現実的な世界を、両方バランス良くブレンドして気持ちよく観る人の心に届けられたらと思います──恋と同じく、大人になっていろいろ経験してきたからこそ、キラキラが必要だっていうこともありそうですしね。そうです。別に大人と若者を分けるわけではないですけど、大人になればある程度現実はこういうものだとわかってくる。でも、だからといってあきらめてしまうのではなく、だからこそ心を若く持ってキラキラと、その現実を歩いていきたいじゃないですか。あるいはもっと背伸びしてもいい。僕自身も、そんな思いを持って作品を作っているつもりです。取材・文:大内弓子撮影:曽我美芽スタイリスト:細見佳代(ZEN creative)ヘアメイク:金田順子(June)〈衣装〉ジャケット/ネクタイ/パンツ:すべてボス、シャツ:スタイリスト私物・ヒューゴボス ジャパン株式会社 [TEL]03-5774-7670
2022年01月28日2022年1月26日、ラグビー日本代表の稲垣啓太さんが、元ミス日本グランプリで現在はモデルとして活躍する新井貴子さんとの結婚を発表しました。稲垣さんは、自身をマネジメントする会社を通じて、新井さんとの連名で結婚のコメントを発表したほか、Twitterでも写真付きで結婚について報告しています。御報告稲垣啓太はモデルの新井貴子さんと結婚致しました。これからは夫婦共々応援していただけると最高に嬉しいぜ。夫となった稲垣は妻を守りながらも闘いに行きますので、今シーズン更に気合い入れた応援を皆宜しくお願い致します写真は顔をこねくり回されているだけです。 pic.twitter.com/0SZ1AWCJrw — 稲垣 啓太 Keita Inagaki (@Gaki_keita01) January 26, 2022 2019年に日本で開催されたラグビーの国際大会で、一躍注目を集めた稲垣さん。その後、ラグビー選手としてはもちろん、凛とした表情を崩さないことから『笑わない男』としてバラエティ番組などでも活躍しました。一方の新井さんは、2012年度のミス日本コンテストでグランプリを受賞し、現在はパリコレをはじめ、世界で活躍するモデルです。2人の結婚にファンからは「おめでとうございます!」「2人そろって世界で活躍するワールドワイドなカップル」と祝福の声が寄せられました。稲垣さん、新井さん、ご結婚おめでとうございます。[文・構成/grape編集部]
2022年01月26日稲垣吾郎主演、鈴木聡作・演出『恋のすべて』が2月11日(金・祝)より東京建物Brillia HALLで上演される。この度、チラシビジュアルが初公開された。稲垣と鈴木のタッグは今回で7本目。音楽監督に青柳誠を迎え「恋と音楽」シリーズから続くバンドメンバーとともに、最高におしゃれで楽しい大人のミュージカル・コメディを届ける。チラシビジュアルには、稲垣を中心に、花乃まりあ、石田ニコル、松田凌、北村岳子、羽場裕一、キャストそれぞれの魅力があふれている。役柄とキャスト自身の魅力が絶妙にマッチした生き生きとしたビジュアルに注目だ。すでに公開となっているビジュアル撮影時のメイキング映像も合わせて、ぜひともチェックしてほしい。チケット一般発売は1月22日(土)10時より。■公演情報モボ・モガプロデュースミュージカル・コメディ『恋のすべて』会場:東京建物Brillia HALL2月11日(金・祝)~2月27日(日)入場料:S席¥11,500 / A席¥6,500 / 車イス席¥11,500(税込・全席指定)※未就学児童入場不可※営利目的の転売禁止※チケット情報に関しての詳細は、公式ホームページでご確認ください。出演:稲垣吾郎 / 花乃まりあ / 石田ニコル / 松田凌 / 北村岳子 / 羽場裕一演奏:pf.青柳誠 / vln.高橋香織 / b.バカボン鈴木 / g.三好“3吉”功郎 / perc.仙波清彦作・演出:鈴木聡作曲・音楽監督:青柳誠公式サイト:
2022年01月18日俳優の稲垣吾郎が主演を務めるミュージカル・コメディ『恋のすべて』のチラシビジュアルが18日、公開された。稲垣と作・演出の鈴木聡氏のタッグは本作で7本目。音楽監督に新たに青柳誠氏を迎え、「恋と音楽」シリーズから続くバンドメンバーとともに、最高におしゃれで楽しい大人のミュージカル・コメディを届ける。稲垣が演じるのは、世間の裏表を知る中年探偵のニック・テイラー。ある日、ニックの探偵事務所に奇妙な依頼人が現れる。「娘を恋に落としてくれ」。お金が欲しいニックは、気乗りせぬまま引き受け、一緒に時を過ごすうち、2人の間には「恋のような感じ」が漂いはじめ……。稲垣が歌い、踊り、女性を恋に落とす。相手役には花乃まりあ、そのほか、石田ニコル、松田凌、北村岳子、羽場裕一らが出演。今回公開されたチラシビジュアルは、役柄とキャスト自身の魅力が絶妙にマッチした生き生きとしたビジュアルに。デザインにもキャストの衣装にもピンクを用い、華やかな仕上がりになっている。稲垣は「鈴木聡さんとのタッグは今回で7作目。毎回とても素敵な役でしたが、『依頼内容は恋に落とすこと』、こんな素敵な任務を果たす探偵役は初めてです。誠実さと共にちょっと抜けたところもあって、演技も得意な探偵ニックは、果たして素敵な女性を恋に落とすことができるのでしょうか。自分自身との共通点も多く、僕も既にそうであるように、皆さんがニックという役を愛してくださると幸せです」とメッセージ。鈴木氏は「1920年代から1930年代のアメリカ文化に惹かれます。狂騒のジャズエイジから、ほっと一息ついたラジオデイズへ。華やかでスタイリッシュ、それでいて、繊細でせつない。だからでしょうか、この時代、稲垣吾郎さんに似合う感じがするのです。以前、この時代を舞台にした吾郎さんの芝居を僕は書いています。『魔法の万年筆』(2007年)。この時はフィッツジェラルドに憧れる若き小説家を演じてもらいました。『恋のすべて』では、大人の渋さを身につけた吾郎さんに、世間の裏表を知る中年探偵を演じてもらおうと思います」と説明し、「笑いとロマンティックいっぱいの大人のエンターティメント。約束します、絶対、楽しい。是非、ご覧ください」とアピールしている。
2022年01月18日(写真左から)『新しい地図』の草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾2021年のジャニーズは、大物の事務所退所が目立った年となった。長瀬智也のTOKIOを脱退・事務所を退所。V6の解散に伴い、森田剛も同じく独立の道を選んだ。そんななか、元ジャニーズ、元SMAPだった3人、草彅剛、香取慎吾、稲垣吾郎の活躍がめざましかった年だったともいえる。特に草彅は、今年のNHK大河ドラマ『晴天を衝け』に江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜の役で出演。その演技は草彅のファンだけでなく多くの大河ファンを魅了した。香取は年末に放送される特集ドラマ『倫敦ノ山本五十六』(NHK)で主人公の山本五十六を演じる。そして今年9月には3人そろって久しぶりにバラエティー番組に挑戦した。特番『ワルイコあつまれ』(Eテレ)は3人のキャラクターを大いに引き出すような内容に制作されており、そのユニークな内容は視聴者だけでなく、業界の反響も上々。第二弾の放送が期待されている。■NHKがジャニーズをスクープしたワケジャニーズの大看板だったSMAP。個々で絶大な人気を持っていた彼らだが、解散を発表して以降、ジャニーズを抜けた3人をテレビなどでみかける機会がほとんどなかった。それは芸能界の“悪しき慣習”とでも言える、「大手事務所を辞めたタレントはしばらく仕事がしにくい」のセオリーを感じさせた。事務所とテレビ局の、圧力や忖度といったものだ。その芸能界の不文律に触れたのが、先のNHKだった。2019年7月、夜9時からのニュース番組が始まる直前、画面にテロップが流れた。《元SMAP3人の出演に圧力の疑いジャニーズ事務所を注意公正取引委》それは、ジャニーズ事務所が民放テレビ局に独立した3人を出演させないよう圧力をかけていた疑いがあり、『独占禁止法違反』につながるおそれがあるとして、公正取引委員会が事務所に注意したという“スクープ“だった。なぜこういった報道に踏み切ったのか。■内村光良のような番組を「視聴者にとって“事務所の圧力”といったものはどこかで聞いたことのある都市伝説のようなものだった。しかし、元SMAPの出演がガクッと下がったことで“やっぱり本当だったんだ”と一般層にも注視されるようになったんです。不自然に彼らの名前を伏せるような演出が目立つテレビ局の忖度にも不信感を抱くようになった。毎年『紅白』などに多数のジャニーズのグループを出演させているNHKもにもそのような目は向けられて、“結局NHKもそうなのか”と言われるようになってしまいました。そんなイメージを払拭するためにあのスクープを報じたのではないかと言われています。NHKにとって、元SMAPを積極的に起用することは、いちテレビ局としてのイメージをアップさせることにも繋がっているんです」(芸能プロ関係者)それにしても、この1年は特に『新しい地図』の露出が増えた感はある。それは先述のような理由だけではない、と語るのはキー局のプロデューサー。「どの職場でもそうですが、NHKの局員にも熱烈なSMAPファンがいます。解散から5年、SMAPと一緒に仕事をしていた若いスタッフが出世して現場を仕切れるようになったから、3人の起用が増えたんだとか。『新しい地図』でバラエティーをやりたい、との企画書が多く届いているそうですよ。ウッチャンナンチャンの内村光良さんらが出演するコント番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』のようなコントを中心とした企画も多く集まっているようです。今後、3人のバラエティー番組がレギュラー放送されるうようになるかもしれません」昨年の大晦日には『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ)に出演するなど、ようやく民放にも出るようになり、完全復活の兆しがみえてきた3人。来年はNHK、民放のバラエティーを席巻するか──。<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
2021年12月30日(左から)草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾撮影/廣瀬靖士今年も残りあとわずか。テレビに舞台にSNSにと活躍の場を広げてきた新しい地図の3人。そんな彼らの2021年の思い出をウラ話も交えてお届け!■天海祐希と香取の思い出――今年も多忙だったと思いますが、2021年の新しい地図の活動を、漢字一字で表すとしたら、何になりそうですか?香取慎吾(以下、香取)「“動”。規制がある中でも、パラリンピックの応援をさせていただけたし、Eテレの『ワルイコあつまれ』では新しいこともできたし、思ってた以上に動けた気がします」草なぎ剛(以下、草なぎ)「俺も“動”がよかったな。慎吾に先取られた(笑)。……そうですね、僕は“変”。よく変人って言われるんだけど、その“変”じゃなくて、コロナ禍でいろいろな変化があって、世界も変わったし、自分も変わる面が多かったなということで“変”にしました」稲垣吾郎(以下、稲垣)「大変な世の中だったけど、心も身体も穏やかに健康で過ごせたから“健”ですかね。いろいろなことはあったけど、たくさんの出会いもあったし、新しい挑戦もできたし、その中でも健やかに過ごすことができたのかなって思いますね」――新しい地図の活動でいちばん記憶に残ってる出来事は?稲垣「パラリンピックのイベントに参加したり、トーチキスの聖火ランナーを務めたのは印象に残ってます。まさか3人で渋谷のど真ん中を走るなんて感慨深かった(笑)」草なぎ「選手の方たちにメダルを渡せたのもうれしかったね」香取「無観客ではあったけど、日本人選手の活躍もすごかったし、無事に成功することができて、本当によかった」――レギュラー番組の『7・2新しい別の窓』(ななにー)で、印象深いコーナーや企画はありましたか?香取「ロケに出られない分、スタジオでいろいろな人の話を聞くのは楽しかったよね」稲垣「EXITのふたりとの本音トークもおもしろかった」草なぎ「天海祐希さんをゲストにトークしたのはうれしかったね。こんなに長い間、芸能界にいて共演もしたことがなかったから。でも、慎吾が『笑っていいとも!』であげた手作りの小物を20年以上持っていてくれたのはすごいと思ったよ」香取「自分が好きな女優さんがずっと持っていてくれてるって、びっくりしたけど、あれはうれしかったな。自分の思いが一方通行だと思ってたから余計に」草なぎ「僕も何かプレゼントしてたら、持ってくれてたかな(笑)」稲垣「パラリンピックやオリンピックの選手の方々が来てくださったのも、今年ならではだよね」草なぎ「卓球の張本智和選手も来てくれて“チョレイ!”って。僕、YouTubeで張本選手のスーパープレーを見るのが好きで。僕がそこまでファンだって本人は知らないと思う」■来年は稲垣家で餅つき大会開催!?――では、来年3人で挑戦したいことは?稲垣「やっぱり映画じゃない?」香取「『クソ野郎(と美しき世界)』の第2弾をそろそろ……ね(笑)。つよぽんが、“クソ野郎リーダー”だから」草なぎ「え、いつの間に?(笑)」香取「ラジオでずっと言ってたでしょ?1年以上言い続けてるから、来年は何か動けたらいいね」草なぎ「このままじゃ本当に“やるやる詐欺”になりかねない(笑)」稲垣「参加してくれるっていう、俳優さんやミュージシャンの方がいらっしゃるから実現したいね」香取「あと12月13日の僕らのファンミーティングで、新曲を披露できたんだよね」稲垣「タイトルは『だったらDance!!』。“こういう時期でもあるし、みんなで元気に盛り上がろうよ。だったらダンスだよね!”っていう(笑)。僕が絶対にこのタイトルにしたいってお願いしたんだよ」草なぎ「え、そうなの?じゃあ、ゴロさんはシングルリーダー?」稲垣「嘘だけど(笑)」香取「でも本当に激しくて、カラオケで歌ってって頼まれても急だと歌えないくらいハイテンション」草なぎ「久しぶりにこの曲で『紅白歌合戦』に出たいね(笑)」香取「去年は家で『笑ってはいけない』とか『紅白』見てたもんな」稲垣「芸能人の人って、年末忙しいんだろうね(笑)」草なぎ「正月と言えばおせち。僕、黒豆が好きだから、黒豆担当だよ。黒豆リーダー(笑)」香取「僕は、お餅が好きだからお雑煮をよく食べるよ。とにかく正月は餅が食いたい(笑)」草なぎ「つきたては美味しいよね」稲垣「じゃあ、来年は家で餅つきしようか?うちにおいでよ」香取「絶対に嘘だ。ゴロさんが自分の家でやるわけないじゃん(笑)」column【吾郎】今年中にやりたいこと「掃除はいつもしてるから年末の大掃除ってことはないけど、洋服とか本とか物は整理したいよね。気に入ってるけどあんまり使わない食器とかゴルフ関係のものとか、必要はなくても思いがあるものってあるじゃん。でも僕でいうと昔のネガとか写真みたいに、捨てなくてよかったなって思うものもあるから、大切なものと仕分けしたいなとは思ってます」最近買っちゃいました!「最近、ひさびさにカバンを買いました。知り合いが使ってるのを見ていいなと思ってマネして買ったんですけど(笑)。ロエベのハンモックシリーズで、レディースがメインだと思うけどメンズもあって黒っぽいグレーですね。それまでは香取くんのヤンチェの黒のトートバッグを使ってて、それもすごい気に入ってるんだけど、気分で変えてもいいかなって」【剛】気持ちはいつもアクティブ「やっぱり、年齢的なこともあるけど、それに抗うのが楽しいんですよ。先のことなんて全然わからないし、自分にもまだ可能性はあると思うんです。疲れちゃうこともあるから休めるときは休んで、でも気持ち的にはアクティブに、心も体も動ける自分でいたいですね」早起きは三文の徳「今、心がけているのは早起き。早起きすれば自然に使える時間が増えるじゃない。ダラダラ過ごす時間をなるべくなくしたいなと思って……夜更かししちゃうとどうしてもそういう時間が増えるじゃないですか。YouTubeをずっと見続けたり。うちはワンちゃんがいるから、朝起こされるんですよ。そのときにちゃんと動ける自分でいたいから、早起きを習慣にしていこうと思ってます」【慎吾】なかなか減らないんです「僕、手紙をよく書くんですよ。なので、便せんもいろいろな種類を揃えてるんだけど、けっこう書くほうなのになかなか減らなくて。だから、とりあえず今の便せんがなくなるまでは新しく買わないようにしてます。書くときは筆ペンですね。お気に入りの筆ペンが見つかったので、今はそればっかり使ってます」もうすぐクリスマス!「クリスマスって大人になってもワクワクしますよね。今は友達と集まってパーティとかできないから寂しさはあるけど、ファンのみなさんや仲間のみなさんにヤンチェからクリスマス限定Tシャツを届けられるので、そういうところでつながってられるって思うと幸せな気持ちになります。結局、僕はみんなの笑顔を見るのが好きみたい」●InformationLINEスタンプ『新しい地図BIGスタンプ』発売中!取材・文/渡邉朋子(稲垣)、蒔田陽平(草なぎ)、花村扶美(座談会、香取)ヘアメイク/金田順子(稲垣)、荒川英亮(草なぎ)、石崎達也(香取)スタイリスト/黒澤彰乃
2021年12月30日稲垣吾郎撮影/廣瀬靖士今年も残りあとわずか。テレビに舞台にSNSにと活躍の場を広げてきた新しい地図の3人。稲垣吾郎が語った“印象的な出会い”、そして2年ぶりに訪れた場所とはーー。■今年できなかった分を取り返したい――今年はレギュラーのラジオなどで印象的な出会いはありましたか?「新進気鋭のミュージシャンの方がいたり、ベテランの方でも今まであんまりじっくりお話ししたことがなかった方とお話しできたり、新鮮で楽しかったですね。やっぱりグループのときは1対1ではない分、ゲストの方とちゃんと話せてなかったりすることもあったので。あと村上春樹さんとの対談は、大きかったですね。僕も若いときにすごく影響を受けましたし、まさかお会いできるとは思っていなかったんで。振り返ると、もっとあれを話せばよかったとか反省点は多いけど、うれしかったです」――11月には、『不可避研究中』(NHK総合)も久々に放送されました。「“ルッキズム”(※)はいまの社会的なテーマなので、いろんな意見を聞けておもしろかったですね。僕だと、人に見られたりするので、中身だけでなく外見も追求していくっていう、この仕事特有のルッキズムもあると思うし。あと、若いディレクターさんが多いので、みなさんの熱意にすごく刺激を受けてるし、一緒に番組を作ってる感じがあります」――秋はお出かけできましたか?「気分転換に海や山にドライブに行ったり、最近は長野県の佐久平に2年ぶりに行きました。前にスマスマ特別編でも僕の友人のヒロくんと行ったんですけど(笑)。長野の空気も大好きだし、佐久自体、標高が高くて朝の山とか紅葉もきれいだったから、写真を撮ったり。日帰りで、特に何をするわけでもないけど、やっぱり気持ちがいいし、心が洗われますよね」――来年2月にはミュージカル『恋のすべて』が控えています。「以前やった『恋と音楽』、『君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME~』と同じ鈴木聡さんの脚本・演出なので、楽しい作品になると思います。最近、重々しい作品が続いたので、僕も舞台で歌ったり踊ったりは久しぶりだし。来年も俳優をベースに映像もだけど、今年できなかったものを取り返したいなっていう思いもあるので、全公演やり遂げて、『サンソン』もいつか再演できたらと思っています」※ルッキズム=人を外見だけで判断すること僕たちのあれこれ“ウラ”話●いまの気分はヒゲスタイル「ヒゲは役柄でとかではなく気分ですね(笑)。そこにあまりこだわりはなくて、夏に半袖でヒゲだとちょっとワイルドすぎちゃうけど、冬の装いだといいかなと思ったり。女性がネイルを変えるのと同じぐらいの感じなので、すぐなくなっちゃうかもしれないけど。今日は表紙もあるんでどうしようかなと思いながらも、いつもきれいに撮ってくださってるんでヒゲを生やしたまま来ました」●いまオススメの映画!「最近、アレサ・フランクリンの自伝的映画『リスペクト』を見たんですけど、すごくよかったですよ。世界的に有名な女性シンガーのアレサを演じたジェニファー・ハドソンは『あなたに私を演じてほしい』って言われたそうです。あと安田顕さん主演の『私はいったい、何と闘っているのか』もハートフルコメディーでお正月に見るのにいいんじゃないかな」【Information】ミュージカル・コメディ『恋のすべて』2022年2月11日〜2月27日東京建物 Brillia HALLにて公演取材・文/渡邉朋子ヘアメイク/金田順子スタイリスト/黒澤彰乃
2021年12月29日俳優の香取慎吾(44)が、一般女性と結婚したことを28日、所属事務所を通じて発表。新しい地図としてともに活動している稲垣吾郎(48)と草なぎ剛(47)も祝福のコメントを寄せた。稲垣は「慎吾の笑顔は、僕らを幸せにしてくれている。これからも、ファンの皆さんにとっての PBI(パーフェクトビジネス アイドル)を極めてください」とメッセージ。草なぎは「しんご、おめでとう!これからも『しんつよパワー』全開でいきましょう」と祝福した。なお、香取は「今後も、真摯に仕事に取り組んでまいります。皆さま、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます」とコメントしていた。
2021年12月28日稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が出演する教育バラエティー番組「ワルイコあつまれ」の第2弾が、元日に放送されることが決定した。稲垣さん、草彅さん、香取さんの3人が、視聴者と一緒に楽しく社会を学ぶこの番組。大きな反響があった9月の放送以来となる第2弾が、今回1月1日に2本立てで放送。今回も「学び」のきっかけに繋がる、様々な企画コーナーを豪華ゲストと共に放送。いまの時代ならではのものの見かたや、ある分野で専門的に活躍する人々にスポットをあて、自由な発想で世の中と向き合う、柔らかな感性を育む番組となっている。なお、第2弾放送に先駆けて、前回の2本を再放送することも決定した。「ワルイコあつまれ」#3は2022年1月1日(土・祝)9時45分~、#4は23時30分~Eテレにて放送。#1&2は12月31日(金)15時30分~Eテレにて再放送。(cinemacafe.net)
2021年12月24日稲垣吾郎主演のミュージカル・コメディ『恋のすべて』が2022年2月11日(金・祝)~2月27日(日)にかけて、東京建物Brillia HALLで上演される。稲垣が演じるのは過去に大切な仲間シドを事件で亡くした探偵のニック・テイラー(稲垣吾郎)。彼は「娘を君との恋に落としてくれ」と手広く事業を行う経営者クラーク・キャンピオン(羽場裕一)から、自分の娘コニー(花乃まりあ)をテディ・モーリー(松田凌)から遠ざけてほしいと依頼を受ける。破格の依頼料に仕事を引き受けるニック。一緒に時を過ごすうち、ふたりの間には「恋のような感じ」が漂いはじめるが……。稲垣がどんな中年探偵を演じるのか、期待が高まる。<作演出:鈴木聡・コメント>1920年代から1930年代のアメリカ文化に惹かれます。狂騒のジャズエイジから、ほっと一息ついたラジオデイズへ。華やかでスタイリッシュ、それでいて、繊細でせつない。だからでしょうか、この時代、稲垣吾郎さんに似合う感じがするのです。以前、この時代を舞台にした吾郎さんの芝居を僕は書いています。「魔法の万年筆」。この時はフィッツジェラルドに憧れる若き小説家を演じてもらいました。あれから15年。「恋のすべて」では、大人の渋さを身につけた吾郎さんに、世間の裏表を知る中年探偵を演じて貰おうと思います。ある日、彼の探偵事務所に奇妙な依頼人が現れる。「娘を恋に落としてくれ」。お金が欲しい彼は気乗りせぬまま引き受けるのですが・・。たった一夜の物語です。ワンナイトで、恋のときめきとせつなさをたっぷり描きたいと思います。お相手役の花乃まりあさんをはじめ、最高の俳優陣が集まってくれました。音楽監督の青柳誠さんと「恋と音楽」シリーズでもおなじみのバンドメンバーがゴキゲンな音楽をお届けします。笑いとロマンティックいっぱいの大人のエンタテインメント。約束します、絶対、楽しい。是非、ご覧ください。<稲垣吾郎・コメント>鈴木聡さん作・演出作品に出演させていただいてから15年。毎回とても素敵な役でしたが、「依頼内容は恋に落とすこと」、こんな素敵な任務を果たす探偵役は初めてです。誠実さと共にちょっと抜けたところもあって、演技も得意な探偵ニックは、果たして素敵な女性を恋に落とすことができるのでしょうか。自分自身との共通点も多く、僕も既にそうであるように、皆さんがニックという役を愛してくださると幸せです。■公演情報モボ・モガプロデュースミュージカル・コメディ『恋のすべて』2022年2月11日(金・祝)~2月27日(日)会場:東京建物Brillia HALL入場料:S席¥11,500 / A席¥6,500 / 車イス席¥11,500(税込・全席指定)※未就学児童入場不可※営利目的の転売禁止※チケット情報に関しての詳細は公式サイトへ
2021年12月08日俳優の稲垣吾郎が主演を務めるミュージカル・コメディ『恋のすべて』が、来年2月11日~27日に東京建物 Brillia HALLで上演されることが、稲垣が48歳の誕生日を迎えた本日12月8日に発表された。稲垣が演じるのは、世間の裏表を知る中年探偵のニック・テイラー。ある日、ニックの探偵事務所に奇妙な依頼人が現れる。「娘を恋に落としてくれ」。お金が欲しいニックは、気乗りせぬまま引き受け、一緒に時を過ごすうち、2人の間には「恋のような感じ」が漂いはじめ……。稲垣が歌い、踊り、女性を恋に落とす。作・演出は鈴木聡氏。稲垣とはこれまで6回、『魔法の万円筆』(2007)、『恋と音楽』(2012)、『恋と音楽II~僕と彼女はマネージャー~』(2014)、『恋と音楽FINAL』(2016)、『FREETIME SHOW TIME君の輝く夜に』(2018)、『君の輝く夜にFREETIMESHOWTIME』(2019)でタッグを組んでおり、本作は7作目のタッグとなる。稲垣は「鈴木聡さん作・演出作品に出演させていただいてから15年。毎回とても素敵な役でしたが、『依頼内容は恋に落とすこと』、こんな素敵な任務を果たす探偵役は初めてです。誠実さと共にちょっと抜けたところもあって、演技も得意な探偵ニックは、果たして素敵な女性を恋に落とすことができるのでしょうか。自分自身との共通点も多く、僕も既にそうであるように、皆さんがニックという役を愛してくださると幸せです」とコメントしている。なお、相手役には花乃まりあ、そのほか、石田ニコル、松田凌、北村岳子、羽場裕一らが出演する。
2021年12月08日EXITが、本日12月5日に放送されたAbemaTV『7.2新しい別の窓』にて稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾とのコラボパフォーマンスを披露した。これまでも数々の音楽番組へ出演し、インパクト強めなカウボーイ風の衣装やユーモアあふれるダンスで注目を浴びていたEXIT。今回、MISIAがコーラス参加していることで話題となった「SUPER STAR」で初めてコラボレーションという形でのパフォーマンスが実現した。番組では、ダンスの注目ポイントとなる“ピストルダンス”“エガちゃんダンス”を稲垣、草彅、香取の3人もしっかりマスターし、EXITとともに息ぴったりなライブパフォーマンスを披露した。EXITは、来年1月に初の単独音楽ライブ『GENESIS 〜諸行無常のお歌の時間〜』の開催が決定している。<ライブ情報>『GENESIS 〜諸行無常のお歌の時間〜』2022年1月30日(日) 東京ガーデンシアター開場 15:30 / 開演 17:00公式サイト:<リリース情報>EXIT ミニアルバム『GENESIS』発売中●初回生産限定盤(CD+PHOTO BOOK):2,400円(税込)EXIT ミニアルバム『GENESIS』初回生産限定盤ジャケット●通常盤(CD):2,000円(税込)EXIT ミニアルバム『GENESIS』通常盤ジャケット【収録曲】1. なぁ人類2. SUPER STAR3. WHAT COLOR?(feat. 明石家さんま)4. PEN PEN PEN5. バナナナナバ6. ONE CHANCE7. サヨナラ DAY DREAMEXIT『GENESIS』全曲視聴動画EXIT「SUPER STAR」MVEXIT『GENESIS』特設サイト:関連リンクEXIT 公式アーティストページ: 公式ファンクラブサイト:
2021年12月05日草なぎ剛×香取慎吾×稲垣吾郎撮影/アライテツヤシャンパンの乾杯で始まった緑の中のグランピング。厳しいコロナ禍のなかにあっても3人にとって、大いなる成果や出会いがあった2021年。再会と互いにつながっていることの幸せをかみしめつつ、さらなる高みに向け、来るべき年の飛躍の決意を語り合いました。■アウトドアは知ってる人にお膳立てしてもらって香取慎吾(以下、香取)今日の撮影みたいなグランピングとかアウトドア的なことってやったりする?稲垣吾郎(以下、稲垣)たぶん、3人ともやらないよね(笑)。草なぎ剛(以下、草なぎ)僕はやるよ。友達でキャンプとかバス釣りとかが好きな人がいるから。テントとか、日ざしや雨を防ぐタープってやつも友達が張ってくれて、ぬれたままだとカビが生えるから、使ったらちゃんと干さないとダメだよとか教えてくれてさ。でも、自分ではまったく何もしないけどね(笑)。最近はコロナで行けてなかったけど、キャンプとかはけっこう好き。香取僕はまったくないな~。稲垣アウトドアとは違うけど外は好きだから、僕だとゴルフをやったりとかね。あと、農家をやってる友達の家で野菜の収穫を手伝ったことが何度かあるから、自然のよさっていうのはすごくよくわかる。やっぱりリフレッシュできるし、パワーをもらえるよね。だから趣味としてやっている方についていったり、今日みたいにお膳立てしていただいたなかでだったら、楽しそうだなと思う(笑)。草なぎそう。自分では難しい。香取僕も、知ってるスタッフとカメラマンさんなら(笑)。草なぎじゃあYouTubeがいいんじゃない?香取YouTubeだと自分も一緒にやんなきゃいけないからちょっとねぇ(笑)。そうじゃなくても普段の撮影から一緒になってやってるぐらいだから。■みんなで一緒に撮り合った写真は今も残っている稲垣そういえば、昔、みんなで写真集の撮影でロスに行ったとき、ちょうどカメラにハマってて。みんなのこと撮ったりしたな。香取いま一緒に曲を作ったりしてるWONK(4人組)とMV撮影をしてたときも、お互いが勝手に写真を撮り合ったりしてて。自分たちも若いころやってたなって懐かしかった。稲垣そうそう、すごく懐かしいよね。昔の写真ってやっぱり残っててよかったなと思う。香取買いたての一眼レフとかでお互いを撮ってね。だから僕もみんなの写真は残ってる。でも、つよぽんはカメラにハマった時代ないよね。草なぎそうだね。一時、ポラロイドとかを持ってたけど、誰かにあげちゃったなー。稲垣でも、最近またエモい感じのフィルムカメラとかがブームになってるよね。香取僕もそういうブームとか吾郎ちゃんのインスタを見て、久々にカメラをと思うんだけど、もうすっかりスマホの人なんでね。でも、アプリでフィルムっぽい雰囲気にと思って撮っても、やっぱ違うの。稲垣前も僕の写真を見て、一眼で撮った写真か、すぐわかるって言ってくれたもんね。香取たぶん、つよぽんはそういうのわかんないよね(笑)。草なぎうん、全然わからない(笑)。スマホでいいんじゃないの?って(笑)。でも慎吾からもらったライカのカメラはたまに使うよ。あれはちゃんと撮れるんじゃないかな。■みんなと楽しめただけで幸せじゃないかなって稲垣2021年は僕は中止になった舞台の公演があったり、制限があるなかではあったけど、本当に恵まれた環境で、変わらず進み続けられたので、いい一年だったと思いたいな。草なぎ本当、ゴロさんの言うとおりで、この状況下でもそれぞれにすごく楽しんでたというか。やっぱり止まってるわけにいかないしね。そのなかでちょっとでも進んでこられて、しかもそこに来てくれるお客さんがいて、みんなと楽しめたっていうだけで幸せなんじゃないかなって思えた年だったな。香取本当、吾郎ちゃんの『サンソン』もだけど、いろんな舞台が止まってしまった状況があって。僕もミュージカル『日本の歴史』を東京と大阪でできたこと自体がすごいことだなって思うような時代というか。そんななかで、お客さんが来てくれて、舞台に上がらせてもらえたことがありがたかった。稲垣状況が落ち着いてきたら、生のライブとかイベントはやりたいよね。新曲はないんだけど(笑)。でもみなさん、やっぱり生のライブを望んでくださっているのは伝わるし。香取2020年にもともとやろうとしてたことがそのままの形ではやれてないから、やっぱりやりたいよね。稲垣あと3人の映画もね。香取そう、『クソ野郎』パート2ね。話がいっこうに進まないなか、いいかげんやろうぜ!って草なぎさんに火がついてる。草なぎそしたらさ、もうファンミーティングを『クソ野郎』の映画にしちゃえば?(笑) 新しい地図、5年目。コロナに負けないって感じのドキュメンタリー映画でいいんじゃない?香取このアイデア、どうです?よくわかんない(笑)。■パラ選手との絆があるしこれからも応援したい草なぎパラリンピックでは、聖火ランナーやメダルプレゼンターもやらせていただいて、すごく感動的だったよね。香取1年延期になったことで、この東京大会だけじゃないっていう気持ちになれたから、ここを始まりとして、これからも応援し続けたいって思った。草なぎそうだね。これまでもいろんなアスリートの方とお会いして、地方でもイベントとかしてきたしね。僕らもアスリートの方と会うと刺激やパワーをもらえるし、これからもちょっとでも力になれることがあれば、頑張りたいなって思う。稲垣やっぱり僕らも選手たちとの絆があるしね。今回の東京大会が、みなさんにパラスポーツやパラアスリートを知ってもらう大きなきっかけになったと思うし。引き続きできることがあればやっていきたいよね。オリンピックもパラリンピックも日本選手のメダルラッシュは、明るいニュースだったし。香取オリンピックもなんとなくテレビを見てると、ピロリン!って「金メダル獲得」って速報が出て、どこで放送してんだ!?ってなったり(笑)。草なぎ僕もスポーツクライミングとかスケボーとかは家で見てたよ。スケボーの女子なんか、もう感動しちゃってさ。稲垣真夏の大冒険とか(笑)。草なぎパークでは日本人選手が1位、2位で。3位のスカイ・ブラウンちゃんもお母さんが宮崎出身らしいし、あの子、笑顔がかわいいなと思って(笑)。香取僕が知ってる昔のスケボーってウェ~イみたいな、ちょっと怖い感じというか。それが今回の選手たちは、みんな笑顔がすてきでさわやかで。だからちゃんとスケボーをやれる場所がもっとふえたらいいよね。稲垣みんな、スケボー自体は知ってはいたと思うけど、こういう空気感なんだっていうのをあらためて知れたよね。スポーツクライミングとかも、一回下りてやり直すんだとかさ(笑)。サーフィンもすごかったし、空手の形もおもしろかったしね。パラなんか特に、こういう競技があるんだとか、こういうルールなんだって、知らないものを知っていく楽しさを感じてもらえたんじゃないかな。■新しい地図を広げてからともに歩んできている草なぎクルミもレオンもゴロさんや慎吾に会ったことあるから、今日の撮影でも、においとか覚えてたみたいだね。香取そんなに会ってたっけ?レオンはまだ2回目ぐらいじゃない?草なぎうん。でも覚えてるね。特にクルミはもう絶対ふたりのことわかってる。クルミが大丈夫な人だったらレオンも、あ、大丈夫なんだって感じだし。パパが一緒にいるから大丈夫だなみたいな。だから実は人のことを超見てて、頭いいんだよね。そういえば僕ら、新春の『すてきな奥さん』は4回目でしたっけ?じゃあ新しい地図を広げて、僕ら『すてきな奥さん』とともに歩んできてるわけですね。稲垣今の僕が言ったってことにしといてください(笑)。草なぎえ、僕のコメントが(笑)。稲垣あはは(笑)。でも毎回違う雰囲気で、今回の表紙はたぶん着物になると思うので、楽しみですね。あとポスターっていう存在も懐かしいよね。草なぎすごいね。『Myojo』もびっくりだね!永遠のアイドルですから、 2022年もアイドル道を進んでいきたいと思います(笑)。香取でも、2022年はどうなっていくんですかね?稲垣もちろん、すぐに元どおりとはいかないと思うけど。みなさん、新たな気づきや変化はあったと思うから、それをプラスにできたらいいよね。香取それこそ、ニューノーマルの世界で飛躍する人もいるだろうしね。それに今苦しんでる人たちが、過ごしやすくなればいいなと思う。あとはやっぱり協力すること。苦しいときにひとりだけだと倒れてしまいそうになるかもしれないけど、協力することで今を乗り越えられたりもするだろうから。稲垣あと、最近連絡とってなかった人と連絡をとってみたり、伝えるとか話すってことがより重要になったよね。なんとなく一緒にいればわかるでしょ? じゃなくなったから。草なぎ僕もやっぱり会えてない人はいるけど、ちゃんと連絡はとったりしてつながってる。香取僕もふと気になって、会えてない友達に「お元気ですか?」とかメールすると、“グー!”って返事がきて。「俺も元気だよ」で、それ以上、会話は続かないんだけど、それだけで、よかったって安心する。草なぎまだ大変なこともあるけど、2022年こそは明るい、いい年になるといいね!いながき・ごろう1973年12月8日生まれ、東京都出身。2021年は舞台『サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-』、ドラマ『きれいのくに』などに出演。TOKYO FM『THE TRAD』、文化放送『編集長 稲垣吾郎』などラジオ番組でも活躍。プロデュースを手がける『BISTRO J_O』が東京・銀座で営業中。くさなぎ・つよし1974年7月9日生まれ、埼玉県出身。2020年公開の映画『ミッドナイトスワン』がロングランとなり、2021年3月には日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝く。大河ドラマ『青天を衝け』の徳川慶喜役も好評。NHK総合『ブラタモリ』のナレーションは7年目に。かとり・しんご1977年1月31日生まれ、神奈川県出身。2021年はドラマ『アノニマス 〜警視庁“指殺人”対策室〜』からスタート。明治座にて『さくら咲く 歴史ある明治座で 20200101 にわにわわいわい 香取慎吾四月特別公演』を行い、舞台『日本の歴史』にも出演。ディレクションを手がけるショップ『ヤンチェ_オンテンバール』が東京・丸の内に移転。取材/渡邊朋子スタイリング/細見佳代ヘアメイク/金田順子[稲垣吾郎さん]、荒川英亮[草なぎ剛さん]、石崎達也[香取慎吾さん]着物着付け/松竹衣裳インテリアスタイリング/武田真也フードスタイリング/いしはらりえ(たべびと)衣装協力/【稲垣さん】スウェット3万5200円、ベスト4万9500円、パンツ3万3000円、コート6万6000円、靴6万3800円/すべてWhite Mountaineering(White Mountaineering)【草なぎさん】ニット3万8500円、ベスト3万800円/ともにEZUMi(Ri Design)、パンツ2万4200円、コート4万9500円/ともにJ.PRESS ORIGINALS(J.PRESS & SON’S AOYAMA)、靴2万6400円/Clarks(PR01.PRESSROOM)【香取さん】ニット4万9500円、パンツ2万6400円、コート11万5500円/すべてDISCOVERED(PR01.PRESSROOM)、靴/スタイリスト私物【アウトドア用品】ファイヤーピット ZERO XS(AK47) 110万円/PIANO、アームチェア (HARBOUR) 35万円 (稲垣さん、草なぎさん分)/BREEZE XL、アームチェア(HARBOUR)35万円 (香取さん分)/すべてGate Japan
2021年11月26日瀬尾まいこ氏による小説の実写映画『そして、バトンは渡された』が29日より公開される。血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった森宮優子(永野芽郁)&義理の父親・森宮さん(田中圭)、そして夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原さとみ)&泣き虫な義理の娘のみぃたん(稲垣来泉)と、2つの血のつながらない家族のある秘密を描く同作は、公開前から話題を呼んでいる。今回は、親子役となった石原&稲垣にインタビュー。石原は自身初の母親役で、娘のみぃたんに愛を注ぎつつ魔性の女としての一面も持つ女性に。そしてNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(16年)や『アンナチュラル』(18年)、『糸』(20年)など立て続けにヒット作に出演し天才子役として注目されている稲垣は「泣き虫」というキャラクター通り色々な感情で泣くシーンにも挑んだ。仲の良い2人の撮影の裏側や、石原から稲垣へのアドバイスなど、話を聞いた。○■撮影も絶対大丈夫だと確信――今回親子役となりましたが、お互いの印象はいかがでしたか?石原:(本作でみぃたんの実の父親・水戸さんを演じた)大森南朋さんと監督と4人で台本の読み合わせをしたのが最初で、その時は声が印象的だなと思いました。そこからクランクイン前に2人でコミュニケーションをとる時間を持たせてもらって、「ずっと笑ってるなあ」「ああ、この子が笑えば世の中、全員笑うんじゃないかな」と思うくらいハッピーな子だったので、これからの撮影も絶対大丈夫だと確信を持ちました。稲垣:ホン読みの時には「パパはパパだな」って思った(笑)。オーラがパパだった。石原:大森さんでしょう? もう役が出来上がってた。稲垣:ヒゲが生えてて、撮影の時には剃ってたかなあ?石原:よく覚えてるね!稲垣:ヒゲを剃ったら、もっと、ぶわん!! ってパパオーラが……。石原:増えてた! わかる(笑)――逆に、石原さんのママ感は出てましたか?稲垣:出てた! すごかった。石原:本当に!? 嬉しい。でもやっぱり、血の繋がらない親子という設定だから、フラットな感じはありました。最初から1人の女の子として見られる感じがして、それは私が来泉ちゃんに対して抱く印象とリンクしていました。最初の出会いから順番に撮ってくれたので、すごくありがたいスケジュールでした。稲垣:親子になろうと思ってやっていたわけじゃなくて、撮影していない時間と撮影してる時が同じ感覚で。1回だけ、さとみちゃんに「好きな男の子いるの?」と聞かれたのは覚えてる。で、「いないなあ」と言ったら「嘘でしょ~!?」って言われた。2人:(爆笑)稲垣:あと、なぞなぞクイズもして。石原:面白かったなあ。けっこう難しくて、私たちは答えがわかっても大森さんがわからなくて(笑)。特別な意識をせずに、ずっとしゃべってずっとコミュニケーションをとっていました。――今回石原さんの演じた梨花さんはちょっと奔放で自由な感じだったと思うんですけど、そういうお母さんはどうですか?稲垣:作中で、梨花さんがいっぱいみぃたんや梨花さん自身の高いお洋服を買ってくるシーンがあって、その時にみぃたんが「そんなに買っていいの? うち、お米ないよ」と言うんです。そしたら梨花さんがパンの耳を無料でもらってきて、工夫しておいしくしてくれて。本当にみぃたんのことが好きなんだなあというのがわかるから、 嬉しいと思います。石原:愛が伝わってよかった。でも「お米ないよ」って、ちゃんとつっこんでくれるんだよね(笑)稲垣:お米は食べたい(笑)○■「アドバイスできるような大人」になりたい――稲垣さんが今10歳とのことですが、石原さんは自分の10歳の頃を思い返してみて、違いなどは感じましたか?石原:自分は、子供の時にあまり大人と触れ合うことがなかったなと思います。親に友達が多いので、親の友達が家に来て抱っこしてもらうようなことはありましたけど、話したり遊んだりということがなかったので、くるみんはどういう大人になっていくんだろう? 私が通ってない道を進んでいくんだろうな。誰とでもコミュニケーションが取れる子になりそう。――稲垣さんは、お仕事で大人の人と接するのは楽しいですか?稲垣:楽しいです。もともとお話するのが好きだから、空き時間とかもすっごいしゃべって……。石原:声、枯れてたもんね(笑)稲垣:撮影中に変な声になって、しゃっくりをずっと我慢してて、台詞を忘れたことが1回あった気がする(笑)――「こういう大人になりたいな」と思うことはありますか?稲垣:8歳くらいの時だったかな、ある役者さんが「悲しいとか嬉しいとか、学校で感じた感情が色々あると思うけど、その感情が演技にもつながってくるから」と言ってくださって、そういうことを言えるような役者さんになりたい。石原:アドバイスできるような大人だね。自分が気づいたことを、忘れないように持っておくといいかも。――ちなみに、石原さんからのアドバイスは何かありますか…?石原:なんだろう……「楽しい気もするけど、そこまで楽しくない」みたいな中間の感情が、実はあると思うんです。笑顔って1つじゃないから、そういう時の自分の笑顔も、動画や写真などで客観視したら、お芝居に活かせるんだろうなと思います。「ダメな笑顔」を再現しなきゃいけない時もたくさんあるから。今は自撮り社会なので、好きな写真、好きな顔が固定されちゃうと、もったいないなあという気持ちはあるかもしれません。――今作で優子(永野芽郁)が最初浮かべていた笑顔にも近いものがありますね。石原:凝り固まった笑顔がちゃんと笑えるようになる瞬間が表現できたり、笑顔の幅があるとすごく素敵で、今回の芽郁ちゃんを見ていても思いました。私は1回、マネージャーさんに雑誌の撮影でOKの写真とNGの写真を見比べさせてもらったことがあって。「これが女性向けで、これが男性向け」とか、「これは我が出ていて、これは出ていない」とか。それを見た時に自分の表情の幅や、NGになる時の理由がはっきりとわかりました。どうすればダメな表情を少なくできるかも、逆にダメな表情の表現の仕方もわかったので、知ることは大事だなと思いました。――めちゃくちゃ深いアドバイスですね。稲垣さんは、この作品ではどういう表現をしたことが印象に残っていますか?稲垣:この作品で頑張ったのは、みぃたんが泣くシーンです。すっごく多くて、それが「悲しい」とか「いやだな」とか、全部違う感情でした。見てる人たちにどう伝わるのか、前田監督が細かく教えてくださったので、やりやすかったけど、頑張りました。石原:みぃたんが泣くシーンが多すぎて! 実際の撮影では、作中の何十倍も泣いてるということを伝えたい!(笑)――泣くシーンでは、学校での感情を思い出したりしたんですか?稲垣:学校では、あまり泣いたことはないかも……みぃたんに少しでも近づけるように、観に来てくれてる人が「みぃたんだな」と思ってくれるように、この涙は「友達と離れるのがいやだな」とか、この涙は「前の家に戻りたいな」とか、みぃたんそのものになりました。みぃたんの感情での涙でした。石原:本当に、嘘がなかった。これは前田監督のおかげだと思います。私に対してもそうですけど、ちゃんと嘘がないように、役者に対して感情の準備をしてくださった。しかも諦めずに何度も繰り返して下さったので、作品にも表れています。観ている方も、嬉しい涙、悔しい涙、色んな種類の涙を受け取ってもらって、最後には温かい涙を流してもらえたらと思います。■石原さとみ1986年12月24日生まれ、東京都出身。『わたしのグランパ』(03年)でデビューし、同作で第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。NHK連続テレビ小説『てるてる家族』(03年)で、第41回ゴールデン・アロー賞放送新人賞、最優秀新人賞を受賞。『シン・ゴジラ』(16年)、『忍びの国』(17年)、『決算 忠臣蔵』(19年)などに出演。■稲垣来泉2011年1月5日生まれ。キッズファッション雑誌のモデルとして活躍するほか、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(16年)をはじめ、『アンナチュラル』『この世界の片隅に』(18年)など子役としてTVドラマを中心に出演。さらに、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(19年)、『記憶屋 あなたを忘れない』『糸』(20年)などにも出演。
2021年10月28日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」のカレンダー「2022 CHIZU CALENDAR」が10月25日より発売されることが決定した。今回は、“軽快さと妖艶の二面性ある魅惑的な男たち”をテーマに撮影。様々な表情が見られる作品に仕上がっている。さらに今年より、特別付録としてカレンダーの写真がプチシールとなって同封。卓上カレンダーだけでなく、自分の好きなところにシールを貼って楽しめる仕様になっている。また、「NAKAMA会員」にはカード型カレンダーをプレゼント。カード型カレンダーは、カレンダー1冊購入につき1枚同封される。なお、カレンダーは「CHIZU SHOP」にて販売。販売期間は10月25日18時~12月5日23時59分で、12月中旬より順次発送予定。
2021年10月25日稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」が、設立4周年を迎えた本日9月22日、NAKAMA会員限定の有料配信LIVE「NAKAMA to MEETING_vol.1.6」を12月13日に開催することを発表した。昨年2020年11月23日以来、稲垣・草なぎ・香取3人そろっての配信となる同公演は、12月13日22時スタート。チケット料金は4,300円(税込)で、お土産(クッションカバー)付き。アーカイブ配信あり。ABEMAでの有料配信となる。チケット購入期間は11月1日10時から11月10日23時59分までで、チケットの購入・視聴方法等は、10月下旬に改めて発表される。なお、NAKAMA WORLD MEMBER(日本国外会員)に向けて、「今回もABEMAでの有料配信となります。一部の地域を除き、各国でご利用頂けますが、海外へのお土産の発送はできませんので、予めご了承ください。国内で受取可能な場所がございましたら、お申込み時にそちらの住所をご記入頂ければお届けいたします」と説明している。
2021年09月22日稲垣吾郎撮影/廣瀬靖士 『新しい地図』の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が特写インタビューに登場。ここでは個別インタビューをお届け。昔は人見知りだったというゴロさん。SMAP時代の話も…!■自身が感じた「大きな変化」――新作舞台『サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-』が終わって3か月たちました。「公演中止もあったので残念だったけど、決してこれっきりということではないので落ち着いたら再演できたらいいなと思ってます。再演ができるのは舞台ならではだし。また同じカンパニーで、今回行けなかった場所にも行きたいな」――『サンソン』の前の舞台が『No.9-不滅の旋律-』で、両方ともヨーロッパが舞台でしたね。「縁を感じましたね。しかも同じ18世紀のフランスが舞台で、その時代を違う角度から見られたというのもおもしろかった。外国人の役ができたのも舞台だからこそだと思いました(笑)」――『7.2新しい別の窓』のコーナー『インテリゴロウ』ではたくさんの著名人の方と対談されたり、TOKYO FMの『THE TRAD』では新しい音楽との出会いをたくさんされています。「もっと若いときから、こういうことをやっておけばよかったなっていう思いはありますね。前もって調べたりと準備するのは大変だけど、知らないことを知るのって、すごく楽しいしおもしろい。監督さんや作家さん、ミュージシャンの方々とお話しさせていただけばいただくほど、自分はすごい世界にいるんだなって改めて実感しますよね(笑)。音楽に関しては昔からやっていたのに、曲を提供してくださった方と会ったことがなかったから、それもすごく新鮮で。先日は、ゲストにキリンジの堀込高樹さんが来てくださったんだけど、SMAP時代に曲を提供してもらったのに会ったことがなかったんですよ。当時忙しかったしね。それがお会いできて、ここから関係性がまた深まっていくこともあるのかなって思うと不思議でした」――人見知りではありませんか?「昔はそうだったかも。もともと自分から前に出てしゃべるようなキャラクターでもなかったから。グループでいるときは、5人いたからゲストに自分から話しかけることもなかったし(笑)。でも今は1対1で話すことが多いから、率先してしゃべるようになりました。そこは大きな変化かな」【コラム】ついに暗室を作りました「何年か前からかフィルム写真を撮るようになったんですけど、自分で現像したいなと思って、自分の部屋に暗室を作りました。奥が深くて難しいんだけど、すごく料理に似てるんですよ。現像液の分量やプリントする紙、温度など少し変えるだけで違うものができあがる。ゼロからものを作るという経験があまりなかったので、すごく楽しくやってます」カメラに目覚めたきっかけ「カメラに興味を持ったのは10代後半の頃。映画を観たり芸術に触れることが増えて、写真家のブラッサイやエルスケン、マン・レイのモノクロ写真に出会ったんです。それから自分も街の写真を撮りたいと思って、東京でもいいのにパリまで行ったりして(笑)。その頃にハマって21歳くらいでピタッとやめて、今、再燃しているという感じです(笑)」朝ごはんは食べたり食べなかったり……「僕は撮影や映画に入ると、朝ごはんは食べないことが多いですね。昼朝兼用で食べて、それも腹七分とか八分くらい。少し満たされないほうが心も体も研ぎ澄まされるんです。今朝は軽く食べてきましたよ。最近、キヌアにハマってるので、きゅうり、パプリカ、セロリを細かく切ってレッドオニオンや豆類も入れて、スパイシードレッシングで食べました」取材・文/花村扶美ヘアメイク/金田順子スタイリスト/細見佳代衣装協力/Wizzard(TEENY RANCH)
2021年09月21日