Amazon.co.jpは、2016年4月7日から放映される「ノイタミナ」新作アニメを、国内外の「Amazonプライム・ビデオ」で独占配信すると発表した。「ノイタミナ」は、フジテレビの深夜アニメ放送枠。今回、Amazon.co.jpとフジテレビが提携し、「進撃の巨人」を手がけた荒木哲郎監督とWIT STUDIOがタッグを組んだ新作アニメ「甲鉄城のカバネリ」を皮切りに、同枠の新作アニメをAmazonプライム会員向けの見放題・映像配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」で独占配信することが決定した。また、各作品の第1話を、フジテレビの放送に先駆けてAmazonプライム・ビデオで先行配信する。「甲鉄城のカバネリ」のAmazonプライム・ビデオ配信日時は、4月6日深夜24時から。フジテレビ放送日時は4月7日深夜24時55分から。
2016年03月17日フジテレビ「ノイタミナ」枠にて2011年から放送されたTVアニメ『ギルティクラウン』のBlu-ray BOXとCOMPLETE SOUNDTRACKが、4月27日に発売されることが決定した。Blu-ray BOXは、キャラクター原案のredjuice氏による描き下ろし三方背BOX&デジジャケット仕様で、全22話に加えてゲーム『ギルティクラウン ロストクリスマス』の完全生産限定版に収録された短編アニメーションなど本作の映像を完全収録。また、音楽を担当した澤野弘之氏により新たにリアレンジされた楽曲を収録した特典CDのほか、製作秘話を掲載したブックレットなどが封入される。そして同時発売となるCOMPLETE SOUNDTRACKは、オリジナルサウンドトラックに未収録の「SOUNDTRACK ANOTHER SIDE(Blu-ray&DVD第2巻、4巻、9巻収録特典)」の楽曲も全て網羅する。○桜満集役:梶裕貴コメントキャラクターのひとりを演じさせていただいた身として、今回のBlu-ray BOX発売をとてもうれしく思います。僕にとって『ギルティクラウン』という作品は、本当に大切で忘れられないものになっています。ただ爽快で面白いという単純なものではなく、どこか心がザワザワし、エグささえ感じるような物語ですが、そんな「剥き出しの人間性」こそが、この作品の魅力なのではないかと僕は感じています。僕自身、大事な節目で繰り返し見直したいなと思いますし、皆さんにとっても、心に残るかけがえのないものとして本作が刻まれていたらうれしいです。○監督:荒木哲郎コメントBlu-ray BOXという形で、もう一度見ていただける機会を与えてくれて本当に感謝しています。そして手にとっていただける方には本当に感謝の言葉もないというか、大事にしてねっていう気持ちですね。たぶん自分の後の仕事の原型をこの『ギルティクラウン』で見つけられるはずだと思っていて。ちょっといびつかもしれないけど、すっごく激しいやつが入っているから、そしてこれは俺が思うにすごくこの世の大切なものなんだと。そういう想いと、輝きがギッチリ詰まっている作品です。価格は「GUILTY CROWN Blu-ray BOX【完全生産限定版】」が30,240円(税込)、「GUILTY CROWN COMPLETE SOUNDTRACK【完全生産限定版】」が3,456円(税込)。(C)ギルティクラウン製作委員会
2016年02月12日荒木哲郎監督×WIT STUDIO による新作オリジナルアニメーション『甲鉄城のカバネリ』。2016年4月よりフジテレビ"ノイタミナ"ほかにて放送開始となる本作の第2弾PVが公開された。○「甲鉄城のカバネリ」PV第二弾本PVでは、EGOISTによるオープニングテーマ「ABANERI OF THE IRON FORTRESS」をチェックすることができる。TVアニメ『甲鉄城のカバネリ』は、2016年4月よりフジテレビ"ノイタミナ"ほかにて放送予定。また特別先行版『甲鉄城のカバネリ 序章』が3月18日(金)より1週間限定ロードショー予定となっている(配給:松竹メディア事業部)。(C)カバネリ製作委員会
2016年02月12日荒木哲郎監督×WIT STUDIO による新作オリジナルアニメーション『甲鉄城のカバネリ』。2016年4月よりフジテレビ"ノイタミナ"ほかにて放送開始となる本作のオープニングテーマが決定した。『甲鉄城のカバネリ』の主題歌となるオープニング・テーマを飾る楽曲はEGOISTの「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」。EGOISTは、2011年のノイタミナにて放送された、本作の監督でもある荒木哲郎氏が手がけた初のオリジナルアニメ『ギルティクラウン』に登場するアーティストグループとしてsupercellのryoがプロデュース。その後TVシリーズと劇場版も話題を呼んだ「PSYCHO-PASS サイコパス」のエンディング・テーマを担当し、ノイタミナムービー第2弾【Project Itoh】『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』では主題歌を担当、書き下ろし楽曲を提供しており、ノイタミナ作品、荒木監督、そして『屍者の帝国』制作を手がけたアニメーション制作会社・WIT STUDIOにとっても大変縁のあるアーティストとなっている。■EGOISTのプロデューサー・ryo (supercell)からのコメントEGOISTの産みの親である荒木さんと改めて一緒に作品に携われる機会を設けて頂いてとても嬉しく思います。今回の楽曲は作品タイトルを冠したその名も「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」。ストーリーやキャラを見て楽曲はあっという間に産まれました。なんというか、これしかない! というアツい想いを込めて作りました。気に入ってもらえたら嬉しいです。■EGOISTのボーカルchellyからのコメントEGOIST史上最高と言っていいほど、難易度の高い曲が来てしまったんだと思います。毎回新曲をいただく度にレベルが上がっていってます。でも歌を歌う人間としては難易度が高ければ高いほど燃えますし、また流したその汗と血と涙の分、とても熱く、かっこよく仕上がっているのではないかなと思います。今回、ryoさんが荒木監督からいただいていた作品についての資料を、わたしも見せてもらったのでとてもイメージがしやすくなり気持ちも作りやすかったなあと思っています。なお、本楽曲は今夜フジテレビ"ノイタミナ"内にて放送される最新映像「甲鉄城のカバネリ」第2弾PVにて公開! 公式サイトでは同タイミングでロングバージョンが公開予定となっているので、こちらもチェックしておきたい。また、『甲鉄城のカバネリ』の監督を務める荒木哲郎氏が手がけた過去と現在のアニメーション作品の原画などを展示する「荒木哲郎 WORKS PRODUCTION NOTES展」を、2016年3月19日(土)~4月17日(日)の期間中、アクアシティお台場メディアージュにて開催されることも決定。『DEATH NOTE』『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』『ギルティクラウン』『進撃の巨人』そして、『甲鉄城のカバネリ』などの作品の原画などが多数展示される予定となっている。TVアニメ『甲鉄城のカバネリ』は、2016年4月よりフジテレビ"ノイタミナ"ほかにて放送予定。また特別先行版『甲鉄城のカバネリ 序章』が3月18日(金)より1週間限定ロードショー予定となっている(配給:松竹メディア事業部)。(C)カバネリ製作委員会
2016年02月11日写真家・荒木経惟による今年最初の個展「淫冬 IMTOU」が、2月3日から4月30日まで東京・原宿のアートスペース・AMにて開催される。同展では、昨夏に荒木経惟が同所で開催した個展「淫夏」と同様、インスタントフィルム作品を中心とした多彩なシリーズ作品を展示。15年に開催した個展「往生写集」で発表された、毎早朝にバルコニーから撮影した「東ノ空」と対照的な作品として、「西ノ空」も出展される。透き通る青空が宵に向かうにつれ紅く染まっていく様が、ポラロイドフィルムにより収められた。その他、ミューズであるKaoRiの着物姿やヌードなどを収めた作品や、80年代にフランスの写真雑誌の特集のために荒木自身がプリントした作品「キンバク・エクスタシー」なども展示される。【イベント情報】「淫冬 IMTOU」会場:AM住所:東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301会期:2月3日~4月30日時間:13:00~19:00休館日:2月3日、祝日以外の月曜日から水曜日
2016年02月03日2014年11月27日に実施された「ノイタミナプロジェクト発表会2015」にて告知解禁されて以来、ベールに包まれていた荒木哲郎監督による新作オリジナルアニメーション『甲鉄城のカバネリ』が、2016年4月よりフジテレビ"ノイタミナ"ほか各局にて放送されることが決定した。物語は、蒸気機関が発達した島国「日ノ本(ひのもと)」を舞台に、鋼鉄の心臓を持つ生ける屍=「カバネ」と人との生き残りを懸けた戦いが描かれる。装甲蒸気機関車「甲鉄城」に乗り込み、少年少女らが「カバネ」に立ち向かう、スチームパンク・サバイヴ・アクションとなっている。本作のスタッフは、『進撃の巨人』を手がけた荒木哲郎監督、『進撃の巨人』や劇場アニメ『屍者の帝国』を制作したWIT STUDIOを柱に、シリーズ構成として『プラネテス』『コードギアス』の大河内一楼氏、キャラクター原案には『機動戦士ガンダム0080』『超時空要塞マクロス』の美樹本晴彦氏を迎える豪華スタッフで構成。キャストは、「カバネ」に立ち向かう強い気持ちを秘めた主人公・生駒役を畠中祐、ヒロイン無名役を千本木彩花が担当し、そのほか内田真礼、増田俊樹、梶裕貴、沖佳苗、伊瀬茉莉也、逢坂良太、佐藤健輔、宮野真守らが名を連ねる。○『甲鉄城のカバネリ』登場キャラクター■生駒(いこま) cv. 畠中祐製鉄と蒸気機関の生産をなりわいとする顕金駅(あらがねえき)に住む蒸気鍛冶の少年。カバネを倒すために独自の武器「ツラヌキ筒(づつ)」を友人の逞生(たくみ)とともに開発している。今はまだ皆に侮られているが、いつか見返せる日が来ることを待ち望んでいる。■無名(むめい) cv. 千本木彩花甲鉄城(こうてつじょう)に乗って顕金駅(あらがねえき)に現れた謎の少女。どうやら武士から特別扱いされているようだが、その正体は―――■菖蒲(あやめ) cv. 内田真礼顕金駅(あらがねえき)を治める四方川(よもがわ)家の惣領(長女)。いずれは父に代わり顕金駅(あらがねえき)を治める立場だが、今はまだ自分の意見をはっきりと言えず、周りに流されてしまう部分がある。■来栖(くるす) cv. 増田俊樹四方川(よもがわ)家に仕える若き武士。菖蒲(あやめ)の身辺警護を任されており、剣の腕は武士の中でもかなりのもの。謹厳実直な部分があり、武士の面目を保とうとする。■逞生(たくみ) cv. 梶裕貴顕金駅(あらがねえき)に暮らす蒸気鍛冶の少年で、生駒(いこま)の友人。無鉄砲な生駒(いこま)を呆れ顔で受け入れているが、何者に対しても恐れず向かっていく生駒(いこま)に対して憧れも抱いている。■鰍(かじか) cv. 沖佳苗顕金駅(あらがねえき)に暮らす蒸気鍛冶の少女。生駒(いこま)や逞生(たくみ)の職場仲間で家庭的な性格。■侑那(ゆきな) cv. 伊瀬茉莉也日ノ本(ひのもと)各地に物資を運んで回る駿城(はやじろ)、甲鉄城(こうてつじょう)の乗務員。寡黙だが働き者で仕事熱心な姉御肌。■巣刈(すかり) cv. 逢坂良太顕金駅(あらがねえき)に暮らす蒸気鍛冶の少年。皮肉屋で斜に構えているが、冷静で判断力がある。■吉備土(きびと) cv. 佐藤健輔四方川(よもがわ)家に仕える武士。武士としては物分りがよく、身分違いの人間にも分け隔てなく接する。そして今回、『甲鉄城のカバネリ』は"ノイタミナ"史上初の試みとして、2016年4月放送直前に、特別先行版『甲鉄城のカバネリ序章』を2016年3月18日(金)より全国10館の劇場にて1週間限定劇場上映することが決定し、3月19日(土)にはキャスト舞台挨拶付きのプレミア上映会を開催。チケット発売は12月19日(土)0:00よりチケットぴあにて発売開始となる。また、1月9日(土)よりチケットぴあにてカバネをイメージした「カバネTシャツ」付き前売り券(数量限定)の発売も行われる。さらに、特別先行版『甲鉄城のカバネリ 序章』との連動企画として「日ノ本カバネ化計画」と題し、チケットぴあにて特別先行版『甲鉄城のカバネリ 序章』舞台挨拶付き劇場鑑賞チケット、または前売券を購入した人だけが参加できるスペシャルな企画が実施される。「日ノ本カバネ化計画」参加者にカバネ化SNSアイコンをプレゼントする"カバネ画像アイコンプレゼントキャンペーン"や制作現場で戦うアニメ制作スタッフたちへの差し入れが「日ノ本カバネ化計画」参加者が増えるごとにグレードアップする"差し入れ企画"などが予定されている。○「甲鉄城のカバネリ」PVTVアニメ『甲鉄城のカバネリ』は、フジテレビ"ノイタミナ"ほか各局にて2016年4月より放送開始予定。各詳細についてはアニメ公式サイトをチェックしてほしい。(C)カバネリ製作委員会
2015年12月18日宣伝のチラシに「言葉と身体と音楽が入り混じる、観たことのない舞台空間」とあった『死刑執行中脱獄進行中』。『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる荒木飛呂彦の短編漫画を舞台化したその作品は、確かにその謳い文句通りの驚きに満ちた世界を見せてくれた。原作の『死刑執行中脱獄進行中』は、死刑宣告を受けた男が監獄に入ると、調度品など施設のすべてが男を処刑しようとうごめき出す物語。そこから脱出しようともがくほどに苦しめられるという、誠に不条理で非現実的な世界が展開していく。舞台ではこれに、同じく短編漫画『ドルチ』で描かれたヨットでの物語が加わって、檻のなかと海の上が行き来する、より不可思議な空間が出来上がった。幕が開いて目に飛び込むのは、吊り下げられた白い布と、白とブルーのダズル迷彩の布をまとったテーブル、チェア、チェスト、ソファ、バスタブ。そこは仕切りのない空間だが、森山未來がマイムで見えない壁を表出させ、森山扮する男がそこに閉じ込められていることをわからせる。果たして、この家具たちがどのようにして男を苦しめるのか。その仕掛けは、まさに演劇的であった。家具のなかから同じダズル迷彩の布をまとったダンサーが現れ、思わぬ動きで男を翻弄していくのである。言葉はほぼない。ときおりダンサーが、原作の一節を朗読するように声にするだけだ。その淡々とした空気と、動きに合わせてバンドが鳴らす音が、恐怖を掻き立てる。やがてヨットが舞台に現れる。その見事さは、緻密に計算され稽古を積み重ねた、ダンサーたちの動きの賜物だ。そこに登場する赤いワンピースを着た初音映莉子の存在感も鮮やかである。男は、この女にも嵐にも翻弄されながら、また一転、監獄に戻っていく。圧巻は、その後、監獄で待ち受けている家具と男の攻防が激しさを増していく場面だ。家具は男の居場所を取り上げ、文字通りに男の身体を振り回し、傷めつける。そこで森山が、初音が、ダンサーたちが表現しているのは、言葉を含んだ動きだ。構成・演出・振付の長谷川寧を筆頭に、全員で試行錯誤を繰り返したことが手に取るようにわかる。森山は言う。「さまざまなプロセスを経てクリエイションしてきました。そのプロセスは本番が始まっても続くと思います」。演劇とダンスが融合したときの創造と想像の強さを、ぜひ体験してほしい。東京・天王洲 銀河劇場にて11月29日(日)まで上演。その後、全国を巡演。地方公演のチケット発売中。取材・文:大内弓子
2015年11月25日ジョジョの奇妙な冒険シリーズで知られ、13年にはGUCCI(グッチ)とのコラボレーションで話題を呼んだ、漫画家・荒木飛呂彦。このほど彼が95年に発表した短編集の表題作『死刑執行中脱獄進行中』が、森山未來を主演に迎えて舞台化されることが決定。荒木作品初の舞台化となる。同舞台の物語は、死刑宣告を受けた男が監獄からの逃避行を試みるサスペンスをベースに、同短編集に収録された「ドルチ~ダイ・ハード・ザ・キャット~」の要素を織り交ぜた構成で、荒木作品の持つ独自の世界観を舞台上に作り上げるとのこと。構成・演出・振付を担当する、演劇カンパニー「冨士山(ふじやま)アネット」主宰の長谷川寧を始め、音楽監督にはバンド「bonobos(ボノボ)」でヴォーカル&ギターを務める蔡忠浩、ヴィジュアル監修と衣装はファッションブランドのFUGAHUM(フガハム)が手掛けるなど、各ジャンルから注目のクリエイターが結集。荒木飛呂彦は「作品が舞台化されるのは初めてなので、予測できない期待感と楽しみがあります」とコメントを寄せている。一方、主演に加え、共同振付も務めた森山未來からは「荒木飛呂彦さんの持つ唯一無二の様式美を、身体、テキスト、音楽、照明、映像、衣装など、現代の舞台芸術が持ち得るかぎりの要素を総動員して、演出家、ダンサーをはじめとする素敵なクリエイター達と有機的に具現化していくつもりです。この舞台が演劇なのか、ダンスパフォーマンスなのか、ジャンルレスなインスタレーションなのか。それは観劇後のあなたの選択にお委ねします」と、まさに全身全霊を掛けてといった気合のコメントも。森山未來といえば13年から1年間、「平成25年度文化庁文化交流使」としてイスラエルへダンス留学していたことが大きな話題となったが、今回の舞台ではどんな演技を見せてくれるのか、注目が集まりそうだ。また、森山未來もアイディアを提供したという、キービジュアルも今回の発表とともに公開。同ヴィジュアルの監修を担当したFUGAHUM(フガハム)を始め、フライヤーデザインチームが「死刑と脱獄」、「繰り返される現象と感情の描写」、「逃げられない」、「無間地獄」、といったイメージを煮詰めて完成したもの。永遠に続くかのような恐怖を、不可解に繋ぎ合わせたヴィジュアルを繰り返しながら、奥行きを持たせることで表現し、荒木作品の持つ世界観を意識した配色となっている。【舞台上演スケジュール】「死刑執行中脱獄進行中」<東京公演>日程:11月20日~11月29日 ※全14公演会場:天王洲 銀河劇場住所:東京都品川区シーフォートスクエア 東品川2-3-16 シーフォートスクエア2F料金:S席 8,800円、A席 5,000円<仙台公演>日程:12月2日 ※全1公演会場:仙台 電力ホール住所:宮城県仙台市青葉区一番町3丁目7-1 電力ビル本館 7F料金:8,000円<広島公演>日程:12月5日、12月6日 ※全2公演会場:JMSアステールプラザ 大ホール住所:広島県広島市中区加古町4-17料金:8,800円<札幌公演>日程:12月15日 ※全2公演会場:札幌 わくわくホリデーホール住所:北海道札幌市中央区北1条西1丁目料金:昼公演 6,800円、夜公演 7,500円<富山公演>日程:12月19日、12月20日 ※全2公演会場:富山県民会館ホール住所:富山県富山市新総曲輪4-18料金:S席 8,800円、A席 6,800円<大阪公演>日程:12月22日、12月23日 ※全3公演会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ住所:大阪府大阪市 北区茶屋町19-1料金:8,800円
2015年08月13日写真家・荒木経惟の個展「淫夏」が、8月3日から10月11日まで、渋谷のart Space AMにて開催される。荒木の最新作「2015.8.15」や新作撮り下ろし作品「KIMONO: KaoRi」の他、インスタレーション作品などが展示される複合的な展覧会となる。『2015.8.15』は、戦後の喧噪の中で幼少期を過ごした荒木が、終戦記念日の8月15日に皇居前広場で毎年撮影を行っているシリーズの最新作。今回荒木は、今年の8月15日の訪れを前にシャッターを切り、“近未来の終戦記念日”を切り取ることに挑んだ。また同時展示の「KIMONO: KaoRi」は、十数年にわたり続けられているKaoRiとのコラボレーションシリーズの新作。ますます艶やかさが際立つ和服姿のKaoRiを捉えた最新撮り下ろしを展示する。その他にも、インスタントフィルムにアクリル絵具で着彩した「ペインティング・フォト」、カットされた2枚の断片を接ぎ合わせた前作「結界」に連なる「半夏性」、インスタントフィルム作品で構成される「EGG」「FLOWER」などを展示。これら約1,000点にのぼるインスタントフィルムの半数には、荒木自身の手で様々なリメイクが加えられる。【イベント情報】荒木経惟展 「淫夏」会 場:art Space AM住 所:渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ302会 期:8月3日~10月11日時 間:13:00~19:00休館日:月・火曜日(8月3・4日、および祝日は開廊)
2015年07月22日現在公開中のアニメーション映画『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』の舞台あいさつ"4日、東京・新宿バルト9で行われ、主要キャスト陣とスタッフが登壇した。今回は、1万人を越える応募の中から選ばれた400名の観客がこの日の舞台あいさつに詰めかけ、大歓声の中、リヴァイ兵長役の神谷浩史、エルヴィン団長役の小野大輔、荒木哲郎監督、原作者の諫山創氏の4人が登壇。登場するやいなや、神谷が「おい……これは一体どういう状況だ?」と『劇場版前編』でのリヴァイ登場シーンを本編さながらに再現すると、会場から大きな歓声が沸き上がった。作品を通して一番記憶に残っていることを聞かれると、神谷は「TVシリーズが始まる際に荒木監督が『この作品は自分の中ですごい大きなスケールで完成しそうなので、皆さんもご協力お願いします』と仰っていたことが印象的でした」と振り返り、「それを聞いて、自分もそんな作品に携われていることが誇りに思います」と心境を吐露。また、演技面で苦労したことについて小野は「最初は"エルヴィン"というキャラクターが分からず不安でしたが、原作でも徐々にその人間性が分かってくるようになり、『前進せよ!』のシーンでも人間的なところを出しました」と明かしていた。そして、諫山氏は「この作品はたくさんの人々が関わり、いろいろな苦労をかけてきた作品」と本作の完成を祝福。続けて「今改めて見るとそういった苦労が滲み出ている作品だと感じております」と述べると、荒木監督も「原作も豊かな心が入っている作品だっただけに、アニメでもその部分を生かすことができて良かった」と伝え、「これからもいい作品を作っていきたいです」と舞台あいさつを締めくくった。『進撃の巨人』は、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で2009年9月から連載スタートした諫山創氏による人気漫画で、8月7日にはコミックス第17巻が発売される。2013年4月~9月にはTVアニメ(全25話)が放映され、同年末の「NHK紅白歌合戦」にアニメ版の主題歌が選出され大きな話題となった。2014年11月22日から、TVアニメの第1話~第13話を新タビングによる5.1chリマスターした総集編『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』が公開され、Blu-ray初回限定版(9,720円)&通常版(5,184円)、DVD初回限定版(8,640円)&通常版(4,104円)がポニーキャニオンから発売中。そして、『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』の4D版(体感型シアターシステム)での上映が、8月29日より全国20館で公開される。また、三浦春馬が主演を務める実写版の映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前後編)が、8月1日と9月19日に連続公開される。(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
2015年07月06日『劇場版進撃の巨人後編~自由の翼~』の大ヒットを記念して7月4日(土)、とりわけ高い人気を誇るリヴァイ兵長役の神谷浩史、エルヴィン団長役の小野大輔、原作者の諌山創、荒木哲郎監督が舞台挨拶に登壇した。TVアニメシリーズの総集編に新たなシーンを加えて構成された本作。今回の後編では、“女型巨人”が出現し、調査兵団での戦いの中でエレンたちがさらに深く、この世界の謎に迫っていく。原作およびアニメでもひときわ高い人気を誇るリヴァイ&エルヴィンのコンビでの登場に会場は熱狂!神谷さんは、改めて完成した映画について「よくもまあ、あんな複雑な話をギュッとまとめたなぁと思います。あっという間でした」と感嘆。さらに「おれくらいの人気声優になると、それなりに大きいTVは持ってますが(笑)、この(映画館の)スクリーンには全然かなわない」とリヴァイ兵長ばりの強気の言葉をちりばめつつ、大きなスクリーンならではの面白さをアピールし会場をわかせる。「リヴァイの立体機動装置での動きやバトルを注目して観てください」と呼びかけた。小野さんは、神谷さんのコメントがツボにハマったようで大笑いしつつ「スクリーンで見ることに意味のある作品です」と同意。TVシリーズは1週ごとにスタジオに足を運んで収録が行われたが、それらを繋いだ本作について「一気に流れで見て、熱量が下がってる部分が全くない」とスタッフが常に熱い思いで作品を紡いでいったことに胸を張る。原作者の諌山先生は「毎週、(TVシリーズで)戦闘シーンを見てて、素人の僕の目で見ても、ありえない作画の量、マッドマックスな絵コンテだと思ってました(笑)。そのマッドマックスが見どころです!」と語り会場は笑いに包まれた。この日は、神谷さん、小野さん、諌山先生が互いにこれまで疑問に思ってきたことなどに関して質問。神谷さんは、諌山先生に「あのアナログで機械のあまりない世界観で、なぜ立体機動装置が生まれたのか?」と尋ねたが、諌山先生は「どうやって思いついたのか、実は覚えていないんです」と申し訳なさそうに語る。「いま、思うのは僕自身が立体起動装置の魅力を信じ切れていなかったんだなということ。僕以上に荒木監督やみなさんが、その魅力を知っていたと思います」とアニメなどでさらにその面白さ、魅力が引き出されたと言及する。一方、諌山先生は神谷さん、小野さんに「何がイヤでしたか?いいことばかりじゃなかったと思いますが…」と尋ねたが、小野さんは「エルヴィンがわからない時期が長かったのがつらかった」と述懐。諌山先生は「原作者がふんわりしてるとそれが伝わるんですね(苦笑)。最初は『(エルヴィンは)見た目、スーパーマン』くらいしか言ってなかった。描くにつれて、固まってきたというのはあります」と振り返った。荒木監督もエルヴィンについて「この作品の世界の中で究極の男。『何かを捨てなければ得られない』という言葉もあるように、突き詰めた存在で、この世界で一番カッコイイ男」と特別なキャラクターであることを強調し、それを見事に表現した小野さんを称えた。神谷さんは「リヴァイという、人気者になることを義務付けられたキャラクターにどうやって声をあてりゃいいんだ?どうやっても無理!とすごいプレッシャーでイヤだった(笑)」と振り返ったが、改めて声をあててみて「声優をやっていてよかった」とも明かした。最後はエルヴィン団長が「心臓を捧げよ!」と力強く呼びかけ、盛況のうちに舞台挨拶は幕を閉じた。『劇場版進撃の巨人後編~自由の翼~』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月04日公開初日を迎えたアニメーション映画『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』の初日舞台あいさつが27日、東京・新宿バルト9で行われ、主要キャストとスタッフが登壇した。この日の舞台あいさつには、全国から4万人を越える応募があり、その中から選ばれた420名で来場。本作の主人公エレン・イェーガー役を務め、調査兵団のジャケット姿を羽織った梶裕貴は、身に付けたマントを放り投げるパフォーマンスを見せると、会場はファンたちの黄色い歓声に包まれた。ステージには、梶に加え、ミカサ・アッカーマン役の石川由依、アルミン・アルレルト役の井上麻里奈、荒木哲郎監督の4名が登壇し、作品についてさまざまなトークを繰り広げた。ようやく初日を迎えたことに対して、梶は「TV放送開始から3年経って、やっと作品を客観的に見れるようになりました」と感慨深げに心境を吐露。「特にこの主役の声をやっている人、叫びまくっているけど、声大丈夫かなって(笑)」と、自身のことを他人事のように話して会場を沸かせた。また、作品を作り続けた荒木監督は、「キャストの皆さんがそれぞれのキャラクターに似てきたというより、それぞれのキャラクターがキャストの皆さんのキャラに似てきましたね」と、本作を通じてキャラクターの成長を感じ取っていたことを明かした。会場には、映画の大ヒットを記念した約1メートルの巨大な巨人の顔の形をしたくす玉が用意されており、会場全員でのカウントダウン。その後梶による「進撃開始!!!」という号令でくす玉が割られ、会場は大きな拍手で包まれながら幕を閉じた。なお、本作の舞台あいさつは、関東近郊ほか大阪・名古屋など、全国17カ所で行われる。『進撃の巨人』は、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で2009年9月から連載スタートした諫山創氏による人気漫画で、8月7日にはコミックス第17巻が発売される。2013年4月~9月にはTVアニメ(全25話)が放映され、同年末の「NHK紅白歌合戦」にアニメ版の主題歌が選出され大きな話題となった。2014年11月22日から、TVアニメの第1話~第13話を新タビングによる5.1chリマスターした総集編『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』が公開され、Blu-ray初回限定版(9,720円)&通常版(5,184円)、DVD初回限定版(8,640円)&通常版(4,104円)がポニーキャニオンから発売中。また、三浦春馬が主演を務める実写版の映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(前後編)が、8月1日と9月19日に連続公開される。(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
2015年06月28日アニメーション映画『劇場版進撃の巨人後編~自由の翼~』が6月27日(土)に公開を迎え、声優を務めた梶裕貴、石川由依、井上麻里奈に荒木哲郎監督が揃って舞台挨拶に登壇した。累計5千万部突破の諌山創の大ヒット漫画のTVアニメシリーズの総集編として製作された本作。新たに製作されたシーンを加えつつ、今回の後編はTVシリーズの14話~25話をベースに、主人公・エレンら調査兵団と巨人の戦い、彼らが巨人の謎に迫っていくさまを描き出す。梶さんらはマントに身を包んだ姿で客席後方より登場し、壇上に上がるとマントを脱ぎ捨てたが、その下には調査兵団のジャケットを着ており、会場は歓声に包まれる。梶さんは「やっとみなさんにご覧いただけます。『進撃の巨人』はいろんなコラボレーションがありますが、その神髄はやはり、本編のドラマにあります。前編を見て僕自身も早く後編を見たいと思ってました!」と興奮した面持ちで語る。石川さんは後編の見どころとして「調査兵団としての戦い」を挙げ「女型の巨人が…」とその一部を明かすが、すかさず梶さん、井上さんから白々しく「えぇ?そんなのが出てくるの?」と追及。石川さんは苦笑交じりに「きっと戦うんです(笑)。わかんないですけど(笑)、いろんなシーンが盛り上がって『面白かった!』と思ってもらえる映画になってると思います」と語る。井上さんは、そんな石川さんからの流れを完全に無視し、あっさり「女型の巨人が出てきて、それを中心に展開します!」とあっさりと明かし、会場は爆笑。自身が演じるアルミンについても「見どころ満載です!アルミンの良さが前面に出てきます」とアピールした。荒木監督は、梶さんが語ったのと同様に「もちろんアクションが見どころではありますが、『進撃の巨人』のいいところはアクション以上にドラマです」とエレンらが織りなすドラマこそがポイントだと強調。TVシリーズを2時間の映画にするうえで、もう一段階、磨き上げる作業を行い、この作品の本質を明らかにすることができたと思います」と自信をのぞかせた。梶さんは改めて本作、そしてTVシリーズについて「魂を込めて収録した」と強い思い入れを吐露。最後は観客と一緒に「心臓を捧げよ!」のポーズを決め、作品の船出を祝った。『劇場版進撃の巨人後編~自由の翼~』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年06月27日写真家の荒木経惟の個展が、5月25日から6月20日まで東京・六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムで開催される。前立腺癌を経験し、13年には網膜中心動脈閉塞症を発症して右眼の視力を失った荒木経惟。同展では、その後も以前と変わらぬ精力的なペースで撮影を続ける荒木経惟のカラーとモノクロームによる最新作が展示される。同作は、「今は、往生から、向うの空側から世界を見てる。だから鏡写しなんだよ」と語る荒木経惟が、日常の風景を鏡写しのように反転させ、“往生を象徴する鏡の裏側から世界を見ている”という思いを込めて手掛けたもの。今年の春から撮影されてきた6×7ポジフィルムによるカラー写真と、日付入りのモノクローム写真には、彼の“死”から“生”に向かう現在の心境が収められている。また、荒木経惟による173点の作品を掲載した同展のカタログ(1万2,000円)が500部限定で刊行される。【イベント情報】会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム住所:東京都港区六本木5-17-1AXISビル2階会期:5月25日から6月20日まで
2015年05月25日写真家の荒木経惟の個展「鏡の中のKaoRi 写経老人A 2015.5.25 75齢 Brithday」が、5月25日~6月20日まで東京・六本木の「タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム」で開催される。前立腺癌を経験し、13年には網膜中心動脈閉鎖症を発症して右眼の視力を失った荒木経惟。同展では、その後も以前と変わらぬ精力的なペースで撮影を続ける荒木経惟のカラーとモノクロームによる最新作が展示される。同作は、「今は、往生から、向うの空側から世界を見てる。だから鏡写しなんだよ」と語る荒木経惟が、日常の風景を鏡写しのように反転させ、“往生を象徴する鏡の裏側から世界を見ている”という思いを込めて手掛けたもの。今年の春から撮影されてきた6×7ポジフィルムによるカラー写真と、日付入りのモノクローム写真には、彼の“死”から“生”に向かう現在の心境が収められている。また、同展のカタログとして、荒木経惟による173点の作品を掲載した『鏡の中のKaoRi 写経老人A 2015.5.25 75齢 Brithday』(1万2,000円)が500部限定で刊行される。【イベント情報】「鏡の中のKaoRi 写経老人A 2015.5.25 75齢 Brithday」会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム住所:東京都港区六本木5-17-1AXISビル2階会期:5月25日~6月20日まで
2015年05月25日『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家・荒木飛呂彦の短編漫画『死刑執行中脱獄進行中』が森山未來の主演で舞台化されることが決まった。荒木作品が舞台化されるのは今回が初めて。『死刑執行中脱獄進行中』は、投獄されて理不尽な扱いを受ける死刑囚が脱獄を試みる密室サスペンス。1995年「スーパージャンプ」で発表され、後に発売された短編集に表題作として収められている。初めての舞台化に荒木は「予測できない期待感と楽しみがあります」とコメント。一方主演の森山は「荒木飛呂彦さんの持つ唯一無二の様式美を、身体、テキスト、音楽、照明、映像、衣装など、現代の舞台芸術が持ち得るかぎりの要素を総動員して、演出家、ダンサーをはじめとする素敵なクリエイター達と有機的に具現化していくつもりです。この舞台が演劇なのか、ダンスパフォーマンスなのか、ジャンルレスなインスタレーションなのか。それは観劇後のあなたの選択にお委ねします」とコメントを寄せている。構成・演出・振付は演劇ユニット「冨士山アネット」の主宰・長谷川寧。11月に東京・天王洲 銀河劇場で上演された後、12月には全国でも公演。
2015年05月18日『ジョジョの奇妙な冒険』を描いた漫画家の荒木飛呂彦先生は、自分でもビックリするくらい記憶力がないと語っていたが、記憶力がないことで、一度見た映画や本を始めて見るように何度でも楽しめ、感動できたりと、頭がからっぽになることで、新しいものをどんどんまた詰め込んでいけるという。そんな荒木先生のクリエイティブさが裏付けられたかのような研究結果があった。最新の研究によれば、クリエイティブな忘却のプロセスには長い抱卵期間など必要なく、多かれ少なかれリアルタイムに起こるものなのだそうだ。これをマイクロインキュベーション、より正式には抑制(inhibition)という。一連の実験によって、カリフォルニア大学の心理学者ベンジャミン・ストーム氏とトリシャ・パテル女史は、新しいアイデアをブレインストーミングするその行為が古いアイデアが脳裏に浮かぶことを防ぎ、さっと忘れてしまうことによって創造性が向上することを実証した。「この調査結果は、思考と忘却は本質的に結びついていることを示唆する。つまり、新しいアイデアを考えることで古いアイデアを忘れさせている。また、こうした忘却はクリエイティブな思考を行う能力を向上させるうえで、不可欠な役割を果たしている可能性もある」と、ストーム氏とパテル女史は『ジャーナル・オブ・エクペリメンタル・サイコロジー』に掲載された論文において結論付けている。クリエイティブな忘却を試験するために、まず彼らは創造的な固定観念を再現した。これは被験者に八つの身の回りの品々(新聞など)を見せ、品ごとに基準となる典型的な利用方法(ギフトの包装など)をリスト化している。半分の品については、被験者に1分間でできるだけ多くの他の利用方法を考えるよう指示した。これは”別用途課題”と呼ばれる創造性を試験する標準的な手法だ。新聞の再利用を例にとろう。「猫のトイレ」という”別用途”を思いつくためにはまず、「包装紙として」 という”基準用途”を打ち壊す必要がある。研究者の狙いは、クリエイティブな頭が固定観念を抑制するため、これが物忘れをさせるほど強いものなのかどうか確認することだ。そのため実験の最後には、被験者に基準用途(包装紙)を思い出すように求めている。これによってインキュベーション(アイデアの育成段階)の様子を垣間見ることができた。多くの別用途を思いついた被験者は、単にリストを読んだだけで他の用途を挙げなかった被験者に比べ、忘れた基準用途の数が多かった。言い換えれば、猫のトイレをひらめかせる何かは、頭がギフトの包装のことをもう思い出せないほど完全に忘れ去らせてしまうということだ。研究チームはこれを”思考誘発型忘却”と呼んでいる。抑制の効果は、被験者がどれほどクリエイティブであろうとするかに関係なく起きた。思考誘発型忘却は、猫のトイレといった普通の用途であれ、紙のガウンといった変わった用途であれ、別用途を思い浮かべるよう指示された被験者においては実際に起こる。だが注目すべきは、変わった用途を思い浮かべようとした被験者ほど回想の成績が悪かったことだ。まるで、オリジナリティーの高い抑制には余計な精神エネルギーが必要なようだ。この最初の結果を受けて、さらに実験が続けられた。ある実験では思考誘発型忘却は非常に強力で、基準用途を思い出す際にヒントを与えられていても起きていることが明らかとなった。また、別の実験では、被験者が基準用途から考えを発展させた場合は思考誘発型忘却の兆候が見られなかった。この結果は、抑制は固定観念とインスピレーションを区別できることを示唆している。最後の仕上げとして、全ての実験結果を統合して分析が試みられた。その結果、別用途を思い浮かべたことで忘却した度合いが大きい被験者は、忘却数が少なかった被験者よりも著しくクリエイティブ度の成績が高いことが判明した。そして、潜在的に固定観念となる要素を抑制することで、「より多様かつオリジナルな検索スペースを探索し、創造性に富んだ用途を思いつくことができる」と研究チームは結論した。ただし、科学的な観点から見ると、この実験は完璧なものではない。被験者数が少な過ぎるうえ、そもそも”別用途課題”は創造性の指標として根拠に乏しいと批判されているのだ(新聞を紙のガウンになど、ばかげているといった具合だ)。また、この結果が本当に抑制の現れと言えるのかはなはだ不確かである。被験者は新しいアイデアを考えるために古いものを遮断したのかもしれないし、あるいは新しいアイデアを考えるプロセスが古い記憶を妨げるのかもしれない。一般的な視点からは、こうした実験結果をどう生かせばいいのかよく分からない。思考の堂々巡りに陥ったら休憩をとるのだとしても、一体どうすれば固定観念を抑制する能力を鍛えることができるのだろうか? その意味では、この研究は実践的ではなく、創造性に関する理論的な説明を行ったにすぎない。だが、そうした欠点を除けば、興味をそそられる研究であり、クリエイティブなプロセスの理解を一歩進めたものだろう。また、せっかくいいアイデアを思いついたのに、書き留めなかったばかりに忘れてしまったことのあるアイデアマンにとっては、ちょっとした慰めにもなるはずだ。きっと優れたアイデアを忘れてしまうことよりも悪いことがある。それはひどいアイデアを忘れられずに、優れたアイデアを阻害してしまうことではないだろうかカラパイアブログ「カラパイア」では、地球上に存在するもの、地球外に存在するかもしれないものの生態を、「みんなみんな生きているんだともだちなんだ」目線で観察している。この世の森羅万象、全てがネイチャーのなすがままに、運命で定められた自然淘汰のその日まで、毎日どこかで繰り広げられている、人間を含めたいろんな生物の所業、地球上に起きていること、宇宙で起きていることなどを、動画や画像、ニュースやネタを通して紹介している。
2015年03月17日放送開始10周年を迎えたフジテレビのアニメ枠『ノイタミナ』の2015年ラインナップ発表会が11月27日に都内で行われ、2009年に亡くなった作家の伊藤計劃(けいかく)さんと芥川賞作家の円城塔による共著『屍者(ししゃ)の帝国』が劇場版アニメとして製作されることがわかった。伊藤さんの作品をアニメ化する“ProjectItoh”の一環として、すでに劇場アニメ化が決定している『虐殺器官』『ハーモニー』とともに2015年に劇場公開される。『屍者の帝国』は伊藤さんが残した30ページの序文を、盟友として知られる円城氏が書き継いで完成させ、第33回日本SF大賞特別賞を受賞。産業革命を経て活気づく19世紀末のロンドンを舞台に、ホームズの相棒となる以前の医学生ジョン・ワトソンが、新たな労働力として蘇生された死者=屍者のフライデーを伴い、世界中を冒険する。牧原亮太郎監督がメガホンをとり、『進撃の巨人』のWIT STUDIOが制作を手がける。この日は『虐殺器官』『ハーモニー』のスタッフ情報も解禁され、それぞれ村瀬修功監督×制作manglobe、なかむらたかし監督×マイケル・アリアス監督×制作STUDIO 4℃が手がけることが明らかに。あわせて全3作のキャラクター原案をredjuiceが担当することもわかった。また、2015年4月以降の放送ラインナップとして『パンチライン』(上村泰監督×制作MAPPA)、『乱歩奇譚Game of Laplace』(岸誠二監督×制作Lerche)、『すべてがFになる』(神戸守監督×制作A-1 Pictures)、『甲鉄城のカバネリ』(荒木哲郎監督×制作WIT STUDIO)を発表。近年、1週間に2作品がオンエアされた同枠だが、15年度は「劇場版アニメ製作への注力」を目的に、1作品の放送になる。会見では、人気アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(あの花)のスタッフが再集結するオリジナル新作アニメについてもアナウンスがあり、きたる12月3日にファンの聖地である埼玉県秩父市で開催される秩父夜祭でタイトルが発表される。取材・文・写真:内田 涼
2014年11月27日公開初日を迎えたアニメーション映画『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢』の初日舞台あいさつが22日、東京・新宿バルト9で行われ、キャストから梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、荒木哲郎監督が登壇するとともに、上映のラストではアニメ第2期が2016年に放送されることが発表された。『進撃の巨人』は、コミックの累計発行部数が4,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で諫山氏が連載中の漫画をアニメ化し、人類を捕食する巨人との絶望的な戦いを描いた作品。先日には実写版のキャストも発表され、大きな盛り上がりを見せているが、今回の劇場版は昨年4月より放送されたTVアニメ第1期を再編集した内容となっている。続編の『劇場版「進撃の巨人」後編~自由の翼~』は2015年6月27日より全国公開予定。キャスト陣と荒木監督は、調査兵団の兵装姿で登場。梶は「見終わった皆さんの緊張感と高揚が伝わって、僕も緊張してきました。TVシリーズだと何回にも渡って見る内容を一気に見るとなんだか疲れますよね。2時間ずっとクライマックスのような緊張感があったんじゃないかと思います」と編集版ならでは流れを実感。続いて、舞台あいさつが初めてだという石川は「梶さんのおっしゃる通り独特の緊張感を感じます。『進撃の巨人』がなければ今の私はないと思います。TVシリーズの頃からいつか劇場で見たいと思っていたのが、こんなに早く夢が叶うとは思いませんでした。きっと『進撃の巨人』すごいなって思ってもらえる作品になっていると思います」と作品の出来に自信を覗かせながら、出演の喜びを噛み締めていた。そして、井上は「劇場で見る価値がある作品で、この大スクリーンで超大型巨人を見られるのはすごいことだと思います。一話から通してみるのはやっぱりつらくて、同じ演技は二度とできないです。その時の全てを賭けていたんだと思います」と、アルミンの名シーンを思い起こしながら語っていた。同日の上映では、アニメ第2期が2016年に放送されることも决定。梶は「2期が決定しました。ずっとやりたいやりたいと言っていたのが、ようやく皆さんにご報告できました。2016年の放送を原作とともに楽しみにしてほしいです」と2期決定の喜びを伝えた。荒木監督は「すごくエキサイトしています。さぁ来い! という感じです」と静かな闘志を感じさせたが、キャストによれば今日の監督は「念願の兵団服を着られていつもよりテンションが高い」という。また、総集編を作る苦労について荒木監督は「原作がこう編集してくれとアピールしてくるんです。具体的なセレクトは迷いますが楽しい作業でした」と笑顔を見せていた。舞台挨拶のラストには超大型巨人を象ったケーキも登場。梶が音頭を取っての「この世から一匹残らず駆逐してやる!」の声と共に入刀。劇場版の公開と2期決定を祝っていた。『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』は全国公開中。
2014年11月23日アニメーション『劇場版「進撃の巨人」前編~グレンの弓矢~』が11月22日(土)に公開を迎え、声優を務める梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、荒木哲郎監督が初回上映後の舞台挨拶に登壇した。累計4,000万部突破の諌山創の大人気漫画のアニメ版で、昨年4月より放送されたTVシリーズを前後編二部の総集編として映画化。謎の巨人に脅かされ、人類が高い壁の中で暮らす世界で、巨人を駆逐すべく戦う主人公たちの姿を描くと共に、巨人に隠された恐るべき秘密が明かされていく――。登壇陣は、荒木監督も含め、調査兵団の制服姿で現れ、会場を沸かせる。また、映画の終わりにはTVアニメシリーズの第2期の放送決定が発表されたが、改めてエレン役の梶さんが「第2期決定しました!」と告げると温かい拍手が沸き起こった。梶さんは「僕らも『やりたい』と思ってました。2016年以降も楽しみにしていてください」と笑顔で語る。ミカサ役の石川さんは「まさかこんなに早く劇場版が実現するとは思ってなかった」と喜びを口にし「最後は私も泣きました!」と明かす。アルミン役の井上さんは「第1話からまた見るのがつらかった…。いろいろ思い返して感慨深いです。あの芝居はもう二度とできないし、あのシーンはもうやりたくない(苦笑)!」とアルミンとしてのつらい思い出も含め、TVシリーズの頃をしみじみとふり返る。TVシリーズの総集編として2時間の映画の中に収めるためにエピソードやシーンを抽出するのはさぞやつらい作業だろうが荒木監督は「原作が『こうしてくれ』とアピールしてくれる」という素敵な言葉で映画作りを表現。「大変だけど楽しい」と語る。この日は、映画公開を記念して“超大型巨人ケーキ”が登場!これに梶さんらは得意の(?)ナイフでカットを入れたが、ここでも「うなじを狙えばいいの?」(井上さん)などといったやりとりでファンを喜ばせる。梶さんの「一匹残らず」の掛け声に合わせて劇場全体で「駆逐してやるぜ!」と声を合わせてナイフを突き刺した。そして舞台挨拶の最後にはこれも劇場全体で「心臓を捧げよ!」の声に合わせてポーズ!最後まで熱気に包まれた舞台挨拶となった。『劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版「進撃の巨人」前編紅蓮の弓矢 2014年11月22日より全国にて公開(C) 諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
2014年11月23日人気TVアニメを劇場用に再構築し、前後編で公開する『劇場版 進撃の巨人 前編~紅蓮の弓矢~』のキャストと監督による舞台あいさつが、公開初日の11月22日(土)と23日(日)に新宿バルト9ほか全7館で開催される。その他の写真本作は、2009年に別冊少年マガジンで連載を開始した諫山創の人気コミックを原作にしたTVアニメを、未公開シーンを追加し、2部作で劇場公開するもの。ある秘密を抱えたエレン・イェーガーをはじめとする人間たちと巨人の戦いが描かれる。舞台あいさつは、11月22日(土)に新宿バルト9、TOHOシネマズ 日本橋、シネマサンシャイン池袋、MOVIXさいたまで行われ、23日(日)は、横浜ブルク13、TOHOシネマズ 川崎、シネマサンシャイン平和島で行われる。登壇者は梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、荒木哲郎監督。なおシネマサンシャイン平和島のみ、日本アニメ史上初となる4DXでの上映となり、キャストと監督が冒頭で舞台あいさつを行ったあと、観客と一緒に作品を鑑賞する。チケットは、いち早プレリザーブ(最速抽選)が11月7日(金)より受付を開始し、プレリザーブ(先行抽選)は、9日(日)より受付を開始する。一般発売は、15日(土)午前10時より開始される。『劇場版 進撃の巨人前編~紅蓮の弓矢~』舞台あいさつ付きファン参加型イベント11月22日(土)■会場:新宿バルト99:00の回上映後/12:10の回上映前■会場:TOHOシネマズ 日本橋12:50の回上映後/舞台あいさつ■会場:シネマサンシャイン池袋16:30の回上映前/舞台あいさつ■会場:MOVIXさいたま18:50の回上映前/舞台あいさつ11月23日(日)■会場:横浜ブルク139:00の回上映後/舞台あいさつ■会場:TOHOシネマズ 川崎11:50の回上映後/舞台あいさつ■会場:シネマサンシャイン平和島16:00の回上映前&後登壇者(予定):梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、荒木哲郎監督料金:2000円(税込)※シネマサンシャイン平和島のみ:3300円(税込)いち早プレリザーブ:11月7日(金)11:00AM~13日(木)11:00AMプレリザーブ:11月9日(日)11:00AM~14日(金)11:00AMチケット発売:11月15日(土)10:00AMより
2014年11月06日荒木飛呂彦による人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の連載25周年を記念して、「荒木飛呂彦 原画展ジョジョ展」が荒木さんの故郷であり作品ともなじみの深い宮城県仙台市を皮切りに東京、そしてイタリアのフィレンツェで開催されることが決定。7月5日(木)に記者会見が行われ、荒木さんを始め、主催の集英社の代表取締役社長・堀内丸恵、仙台市副市長・伊藤敬幹、「GUCCI JAPAN」CEOのクリストフ・ドゥ・プゥスが出席した。「ジョジョの奇妙な冒険」は1987年に週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載が開始され、現在も「ウルトラジャンプ」にて第8部を連載中。ジョースター家の血縁と因縁を描き、登場人物たちが操る“波紋”や“スタンド”と呼ばれる特殊能力も人気を呼び、シリーズ累計発行部数はで7,500万部を超えている。荒木さんにとって国内での本格的な原画展は今回が初めてとなるが、「漫画は印刷されたものを評価されるものですが、原画の中には演劇や音楽のように“ライヴ感”が封じ込められていると確信しています。みなさんにそれを見ていただけるのは光栄。30年間育てていただいた集英社、漫画界、そして読者のみなさんに感謝しております」と喜びを語った。特に仙台市は荒木さんの故郷でるということに加え、第4部と第8部の舞台である“S市杜王町”のモデルとも言われており、7月28日(土)より「せんだいメディアテーク」で開幕する当地での展示は「荒木飛呂彦 原画展ジョジョ展 in S市杜王町」と銘打たれ、第4部&第8部の特別展示など、杜王町にフィーチャーした展示が行われる。特に第8部は東日本大震災を思わせる大震災後の世界で復興を志す主人公の姿を描いていることもあり、“仙台から東北を盛り上げたい”という仙台市の要請を荒木さんが快諾して今回の企画が実現した。荒木さんは「育ててもらった仙台で原画展を開けるなんて夢にも思っておらず、感激しています。再生の気持ちや元気を与えられたら」と故郷への思いを口にした。仙台に続く東京での展示は10月6日(土)から11月4日(日)の日程で森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ内)で開催。さらに、日程などの詳細は未定ながら、イタリア・フィレンツェにGUCCIが設立した「GUCCI MUSEO」でも展示を行うことに。本作の第5部はイタリアを舞台にしており、さらに荒木さんとGUCCIの結びつきも深い。昨年、荒木さんがデビュー30周年、GUCCIが創業90周年を迎えたことを記念し、人気の個性派キャラクター・岸辺露伴を使って「岸辺露伴 グッチへ行く」というコラボレーションを集英社が刊行する「SPUR」上で展開。GUCCI新宿店でも「岸辺露伴 新宿へ行く」と題した展示を行ない、2万3千人が来場した。ドゥ・プゥスCEOは「フィレンツェに美しい驚きを与えることができると思います」と期待を込めて語った。また7月30日(月)から8月9日(木)まで、GUCCIと荒木さんによるチャリティオークションも開催されることになり、GUCCIが提供したスニーカーに荒木さんがイラストやサインを入れたレアグッズなどを出品。売上金は仙台市を通して被災した子供たちの支援のために寄付される。そのほか、大日本印刷のAR技術と呼ばれる技術による、映像を駆使した展示や、Googleの協力による、「Google+」上での初の公式ファンサイトの設立など様々な企画が進行中。荒木さんはこの日、公式ファンサイト企画のために新たに考案した新スタンド「リモートロマンス」を発表したほか、仙台、東京、フィレンツェの各原画展のキービジュアルとして描き下ろしたイラストを披露。七夕をイメージしたものや、富士山、タンポポを取り入れたデザイン、キャラクターにGUCCIのアイテムを着用させたものなど色鮮やかなイラストがお目見えとなった。報道陣からは、原画展についてのみならず、52歳とは思えない荒木さんの若々しさの秘訣を問う質問も飛び出したが、荒木さんは「最近、よく聞かれる質問NO.1です(笑)。東京の水道水で毎朝顔を洗っていますが」と苦笑い。25年もの長きにわたり連載を続けられたことについて、先輩漫画家の秋本治氏に教えられたこととして「規則正しい生活」と答えた。今後については「一生懸命やるだけ。漫画家は漫画を描くもの」とニッコリ。個人的に好きなスタンドが「ハーヴェスト(第4部登場)」であることも明かされ、意外なチョイスに会場は笑いに包まれた。またこの10月より「ジョジョの奇妙な冒険」がアニメーションとして放送されることも決定。さらにPS3で「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」というソフトが2013年に発売されることも正式に発表された。仙台展「荒木飛呂彦 原画展 ジョジョ展 in S市杜王町」はせんだいメディアテークにて7月28日(土)より8月14日(火)まで開催。東京展「荒木飛呂彦 原画展」は10月6日(土)より11月4日(日)まで森アーツセンターギャラリーにて開催。フィレンツェ展はGUCCI MUSEOにて開催(詳細は未定)。
2012年07月05日東日本旅客鉄道(JR東日本)は15日、取締役会にて代表取締役の異動などを決議したことを発表した。代表取締役社長には冨田哲郎氏が就任し、現社長の清野智氏は取締役会長、現会長の大塚陸毅氏は相談役となる。冨田氏は1951(昭和26)年10月10日生まれ(60歳)。2000年6月に取締役総合企画本部経営管理部長に就任した後、常務取締役総合企画本部副本部長などを経て、2008年6月より代表取締役副社長に。新役職は代表取締役社長 総合企画本部長で、就任予定日は2012年4月1日となっている。今回の役員人事について、同社は、「国鉄改革・会社発足から丸25年が経過し、新たな四半世紀を迎えることとなります。この節目にあたり、体制の若返りを図ることとしました」と発表している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月15日歌手の水前寺清子が12月13日(火)に開催する「J:COMPRESENTS星野哲郎メモリアル水前寺清子コンサート」の記者会見を、11月15日都内にて行った。会見には水前寺清子をはじめ、俳優の辰巳琢郎、ヴォーカルグループAJIが出席。会見当日は今回のテーマ、作詞家・星野哲郎の命日でもあり、出席者は口々に星野の思い出を語った。星野哲郎メモリアル水前寺清子コンサートのチケット情報星野哲郎は「三百六十五歩のマーチ」などで知られる、昭和を代表する作詞家で、水前寺清子の恩師。彼女の愛称「チータ」も星野が名付け親だという。水前寺は「私と星野先生が初めて出会ったのは、東京のコンクールに出場した時でした。その時の審査員の先生のひとりが星野先生で、2位になった私に声をかけて頂きました。そのコンクールの会場が(今回公演を行う)日比谷公会堂だったのです」と恩師との思い出を話した。さらに「今だからこそ、唄いたい歌がある」と語り、次のように続けた。「星野先生は、おっしゃいました『応援歌は幸せな時はいらない。みんなが大変な時にこそ必要だ』。3月11日の震災の後、星野先生の応援歌をみなさんが歌っているのを聴いて、先生はこういう時にこそ必要だとおっしゃっていたのだ、とあらためて感じました。そして、私自身も先生の歌を唄いたい、と強く思うようになりました」また、ゲスト出演する辰巳琢郎は舞台「星野哲郎物語“恋文”」で星野哲郎役を演じこともあり、その思いもひと一倍という。「実は星野先生とは生前にお会いしたことはありませんでした。しかし今年の6月に御園座で星野先生の役を演じるという“ご縁”をいただきました。そこで星野先生の素晴らしさに出逢いました。今回のコンサートで、私は歌いませんが、『朗読』という形で星野先生の作品にふたたび触れることができ、光栄に思っています」とその思いを語った。コンサートの第1部は水前寺清子の“歌”と辰巳琢郎の“朗読”で、星野哲郎作品の“詞”と“詩”の世界をお届け。続く第2部では、星野哲郎作品を安藤実親の指揮と、岡本章生とゲイスターズの伴奏で、今もこころに響く、星野哲郎の“応援歌”を水前寺清子の渾身の熱唱で楽しめる内容だという。「J:COMPRESENTS星野哲郎メモリアル水前寺清子コンサート~千里の道も一歩から~」12月13日(火)13:00/17:00日比谷公会堂チケット発売中
2011年11月17日