お笑いコンビのガンバレルーヤ、プロフィギュアスケーターの高橋大輔が25日、都内にあるとっとり・おかやま新橋館のリニューアル記念オープニングイベントに参加した。イベントにかけ、リニューアルしたいことを発表することに。高橋は「ちょっと思いつかないんですけど」と悩みながらも「滑舌悪いんで、舌を切ると舌が伸びて、滑舌が良くなるって聞いたことがあって。今度お芝居もするから滑舌大事かなと思って。いつか病院に行ってちょっと相談したい」とぶっちゃけた。思わぬワードにまひるは「変な見出しで記事が出ますよ!『高橋大輔、舌を切る』みたいな」と苦笑い。よしこも「舌が生えて来なかったら、どうするんですか?」と笑っていた。まひるが鳥取県大山町出身、高橋が岡山県倉敷市出身。イベントには、鳥取県の平井伸治県知事、岡山県の伊原木隆太県知事も参加し、それぞれの県の特製どんぶりを試食していた。鳥取県、岡山県のアンテナショップが10年目の節目にリニューアル。1階にウインドウディスプレイを設置したり、2階のレストランスペースをカフェとレストランに分けて利用しやすいようになった。
2024年04月25日昨年は『この素晴らしき世界』(フジテレビ)、『コタツがない家』(日本テレビ)など9本のドラマに出演するなど出ずっぱりの俳優・中川大輔が、この春、新たな挑戦として、ニッポン放送開局70周年記念公演『鴨川ホルモー、ワンスモア』で舞台初主演を務めている(4月12日〜29日東京・池袋のサンシャイン劇場、5月3日・4日に大阪・梅田のサンケイホールブリーゼで上演。チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスほかでチケット発売中)。今回のインタビューでは、1月クールに出演したドラマ『彼女と彼氏の明るい未来』(毎日放送)、『パティスリーMON』(テレビ東京)の現場の雰囲気や出演して得たことを振り返り、ファンへの真摯な思いを語ってくれた。○『彼女と彼氏の明るい未来』末澤誠也との親友役を振り返る――1月クールにはドラマ『彼女と彼氏の明るい未来』、『パティスリーMON』と同時期に二本の作品に出演されましたが、撮影期間は重なっていなかったんでしょうか。『彼女と彼氏の明るい未来』の撮影中に、『パティスリーMON』の準備期間や練習が入ってきたくらいで、撮影自体は重ならなかったです。――『彼女と彼氏の明るい未来』は、『モアザンワーズ/More Than Words』(22年、Amazon Prime Video)に続く橋爪駿輝監督の作品でした。僕が演じる洋平はすごく明るいキャラクターなので、最初は、どうしてパリピでもない僕がこの役なんだろうと思ったんですけど(笑)。以前、監督の前で酔って陽気になってしまったことがあって、そのときのイメージなのかなと勝手に解釈しました。橋爪監督ならではの長回しの多い撮り方が、ドラマなのに映画っぽくて。テンポに追われず、自分の好きな間でお芝居ができるところが好きなんだよなと思い出していました。――お芝居で一番こだわったところは。末澤(誠也)さん演じる主人公・一郎との関係です。親友なのですが、あからさまに仲良しではなく、仲がいいゆえのドライさを表現したいなって。敢えてとげとげしい言葉を使うことで、それが許されるぐらい深い友情があると感じてもらえるように演じました。これはもう僕の“フェチ”なんですけど、普段はけんけんし合っているけど、実は仲がいいという関係性が好きなんです。お笑い芸人さんの、幼馴染みコンビや同級生コンビが正にそれで。オードリーさん、マユリカさん、ダイアンさんって、仲の良さを出すのは恥ずかしくて、お互い強い言葉で罵り合うけど、結局見ているほうにもお互いの愛が伝わるような。そんな思いで作った一郎と洋平のシーンを、末澤さんも一番楽しかったと言ってくれてうれしかったです。――二人の関係は、お笑いコンビをヒントにされていたんですね。一郎役の末澤さんの印象を教えてください。現場が本当にいい空気だったのは、末澤さんの人間力によるもの。僕の撮影シーンがドラマ自体のクランクインで、そのときは現場が静かだったのに、10日ぐらい経ってまた現場に行ったら、末澤さんを中心ににぎやかな場所に変わっていたんです。周りの方がボケまくって、末澤さんがバンバンツッコんでいて、こんなに楽しい現場にするなんてすごい座長だなと思いました。○『パティスリーMON』でお菓子作りにハマる――続いて、『パティスリーMON』についてもお伺いします。土屋幸平はどんな役でしたか。自分とかけ離れた役なので、苦労しました。土屋は基本的に動かず、すっと立っているキャラクター。原作のイメージも、監督の思い描く土屋もそうだったので、「動かない」ことが大変でした。――穏やかで落ち着いているキャラクターって、難しい役どころなんですね。もともとそういう方は簡単にできるんでしょうけど、僕は普段から動きが多いタイプで。人前に立つときってやっぱり緊張して、その緊張が、腕を組むとか、何かを触ってしまうとか、自然と動作になって表れてしまうものなんです。大勢の前で緊張せず立っているって、こんなに難しいんだと痛感しました。――演じているうちに、慣れていったんでしょうか。河原(瑶)監督に丁寧に教えていただいたおかげで、できるようになりました。少しでも動いていたら、モニターで一緒に映像を見ながら「ね、動いてるでしょ」って指摘してくださって。おかげでソワソワせずにすっと立っていられる度胸が身についたのは、俳優としても大きな武器を得たと思います。――『パティスリーMON』の現場の雰囲気を教えてください。シーンのほとんどを辻調理師専門学校さんで撮影させていただいたんですけど、素敵な場所なんです。調理場が広くて、休憩スペースの天井が三階分くらいの吹き抜けになっていて、近くにはパティスリーがあって。通常、ドラマの現場で出るご飯はお弁当が多いんですけど、今回は厨房があったので、スタッフさんたちが炊き出しをしてくれて、毎日あたたかいご飯を食べられてうれしかったです。環境の良さが穏やかな空気を作ってくれて、そのままハッピーな作品に反映されていました。誰一人ピリピリすることなく、それでいてテキパキしていて巻くという(笑)。――『パティスリーMON』で思い出に残っていることは。お菓子作りにハマったことです。出演する前はお菓子なんて一つも作ったことがなかった僕が、いろんなお菓子を作れるようになりました。撮影がクリスマス期間中だったので、クリスマスケーキを作りましたし、シュークリームやクッキーも作りました。あと、濱田さんの誕生日も、僕の誕生日も撮影期間中だったので現場でお祝いしていただいたのですが、そのときのケーキがすごくて。僕のときはクロッカンブッシュというシュークリームのタワーのようなケーキを作ってくださって、びっくりしましたし、あんな豪華なケーキをいただくことは今後もうないんじゃないかなと思います。――お菓子作りの技術が身についたということで、またパティスリーの役がきても心配ないですね。役としていただくと覚えられるので、もしシェフの役が来たら料理ができるようになるかなって(笑)。再び同じ役を演じる機会はなくても、その役で得た技術や思想は自分の中に残ってなくならないので。俳優の“お得”なところだと感じます。○ファンとの“縁”途絶えさせたくない――素敵な表現です。中川さんといえば、ファンイベントでファンの方に自作の油絵をプレゼントされたり、インスタグラムでファンの方にたまにコメントを返されていたり、ファン思いな俳優さんでもあります。ファンの方への感謝の思いがあれば教えてください。落ち込んだとき、もう一度、やるぞと立ち上がれるきっかけはファンレターですし、ファンの方はお仕事のエネルギー源なので、大切にしたいです。人間同士なので、離れちゃうこともあるじゃないですか。でもせっかくつながれたので、この縁を途絶えさせたくないと思って、コメントを返したり、コミュニケーションをできるだけ取らせてもらっています。ときどき寂しいと感じることがあるんです。毎日のようにSNSにコメントをくれていた方や、毎回、配信が始まった瞬間にコメントをくれていた方が、ある日ぱったりといなくなっちゃったりするので。「あれ?」って……。――ファンの方にも、中川さんを寂しがらせないようにしていただかないとですね!いえいえ、とんでもないです!(笑)日々、たくさんメッセージをいただいていて、なかなか返すタイミングがないので申し訳ないのですが。先日、オードリーさんの東京ドームのライブに行ったんですけど、生で見ると、好き度が倍増しますよね。ファンの方と長くつながっていたいので、ファンイベントも毎年開催しています。――オードリーさんのライブは、楽しかったですか。もう……楽しかったです。オープニングの映像が流れた瞬間、泣いていました(笑)。――(笑)。生でお芝居を見られる舞台もまた、ファンの方が中川さんをさらに好きになる機会の一つだと思います。初主演舞台『鴨川ホルモー、ワンスモア』のアピールをお願いします。声を出して笑っていただけるような、明るい気持ちになれる舞台にします。皆さんに満足していただけるよう全力で演じますので、是非笑いに来てください。■中川大輔1998年1月5日生まれ、東京都出身。2016年に行われた「第31回メンズノンノモデル公開オーディション」でグランプリを獲得し、雑誌『MEN’S NON-NO』専属モデルとしてデビュー。『仮面ライダーゼロワン』(2019年)の迅役で人気を博した後、テレビドラマを中心に活躍を続ける。近年の出演作に『花嫁未満エスケープ』、『舞いあがれ!』、『大奥「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」』、『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』、『お笑いインスパイアドラマ ラフな生活のススメ』、『この素晴らしき世界』、『くすぶり女とすん止め女』、『コタツがない家』など。2024年はドラマ『パティスリーMON』、『彼女と彼氏の明るい未来』に出演。
2024年04月17日俳優の中川大輔が舞台初主演を務める、ニッポン放送開局70周年記念公演『鴨川ホルモー、ワンスモア』が、きょう12日から29日まで東京・池袋のサンシャイン劇場で、5月3日・4日に大阪・梅田のサンケイホールブリーゼで上演される(チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスほかでチケット発売中)。第170回直木賞を受賞した万城目学のデビュー作にしてベストセラーとなった小説『鴨川ホルモー』とその外伝的続編『ホルモー六景』を、“ワンスモア”とタイトル新たに、京都を代表する劇団・ヨーロッパ企画の上田誠が舞台化する今作。2浪したのち京大に入学した安倍(中川)が、怪しい先輩の誘いと早良さん(八木莉可子)への一目ぼれに任せて入った「京大青竜会」なるサークルは、千年の昔から脈々と続く謎の競技「ホルモー」をするサークルだった――。そんな青春群像喜劇を、舞台初主演を務める中川をはじめ、八木莉可子、鳥越裕貴、清宮レイ、佐藤寛太、かもめんたる・岩崎う大と槙尾ユウスケ、男性ブランコ・浦井のりひろと平井まさあきというバラエティ豊かな18人のキャストが立体化していく。今回は中川に、初主演舞台への意気込みや共演者の印象を聞いた。○大学あるあるに共感できる作品――まずは、今作の第一印象から教えてください。最初に原作を読んだときは、取り扱っているモチーフの強烈さに、一体どういう経緯があってこの物語を書こうと思ったんだろう、万城目先生の頭の中が見てみたいと思いました。でも、舞台となるサークル内にいわゆる“サークルクラッシャー”のような人がいたり、イケてるグループとイケてないグループがあったりというところは、どこの大学にもありそうな身近な話で。オニを使って戦うなど、京都の歴史が盛り込まれている部分も面白かったです。――中川さんもかつて大学に通っていた経験から、共感できる部分がありましたか。バスケサークルに少しだけ体験入部したことがあるので、新入生歓迎会の雰囲気も分かるし、気になる女の子がいて入部してしまう展開も共感できました。僕は、大学の文化祭のようなイベント「芸術祭」のとき、赤い警棒を持ってアルバイトのように警備をする「実行委員 警備部」というすごく地味な部署に入ったんですけど、その動機は部長が素敵だったから(笑)。友達三人と一緒に入ったところも、安倍と全く同じだなと思いました。○ライブ感のある舞台になることを期待――芸術祭で警備員をしていたんですね(笑)。脚本は上田さんが手掛けられますが、上田さんの作品の印象は。上田さんの作るコメディは、もう見ているだけで笑っちゃいますよね。正攻法じゃ思いつかないようなストーリーで、万城目先生と同じく「どういう経緯でこの物語を書こうと思ったんだろう」と考えさせられます。気になって調べたところ、もともと舞台の台本は、劇団員さんたちのエチュードから文字に起こしていく手法を取っていたと知って。だからあんなに自然で、役の感情に無理がないんだと納得できました。役者さんは気持ちいいだろうなと。――エチュードから台詞に採用されていく可能性があると考えると、稽古もプレッシャーですね(取材は稽古開始前)。ですね。劇団員の皆さんや、舞台に何度も立たれていらっしゃる俳優さんたちの中で、どうなってしまうんだろう、食われないだろうかと怖いです。ただ、僕もエチュードは好きで、事務所のレッスンや外部のワークショップでエチュードがあるとテンションが上がるんです。――エチュードのどんなところが好きですか。台詞が決められていないので、自由に動けるのがすごく好きで。自分の中から出てくる言葉しか使えないので、より自分の感情が動くところが楽しいです。――役にも深く入っていけそうですね。自分の中から出てきた言葉が台詞になることで、役が自分に寄ってくるというか、自分の素が役ににじみ出るというか。レッスンでも、ただお芝居だけをしているときよりも、たとえば物が倒れて、それを直しながら台詞を言っているときのほうが生っぽくて面白いものになったりする。上田さんのもとで、ライブ感のある舞台になるんじゃないかとワクワクしています。○楽しみな共演者明かす――共演者の方の中で、ご一緒するのが特に楽しみな方はいますか。八木さんは絡みの多い役どころですし、一緒に取材を受けたとき、面白そうな方だなと感じたので、どんなお芝居をされるのか楽しみです。佐藤さんは僕の作品を見てくださっていて、共演が楽しみだと言ってくれていたようで。対立する役どころなのですが、安心してぶつかっていけそうだなと感じています。男性ブランコのお二人とも取材会でご一緒したのですが、浦井さんはガンダムがお好きで、今年公開された映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の話題ですごく盛り上がったので、いろいろとお話しするのが楽しみです。――そんな豪華メンバーを主演という形でまとめていくことになりますが、プレッシャーはありますか。もう、すごいメンバーですし、まとめるなんて立場ではないな、と。毎日、体力満タン、元気いっぱいでやる、それだけです。なるべくほかのことはせず、すべてのパワーを舞台に注げるような期間にしたいと思っています。――大阪公演もありますね。京都を舞台にしていて、実在する地名がたくさん出てくるので、馴染みの深い関西の方はより作品のイメージがつきやすいはず。大阪公演にもたくさんの方が見に来てくれたらうれしいです。インタビュー後半では、今年の出演ドラマ、ファンへの思いを聞く。■中川大輔1998年1月5日生まれ、東京都出身。2016年に行われた「第31回メンズノンノモデル公開オーディション」でグランプリを獲得し、雑誌「MEN’S NON-NO」専属モデルとしてデビュー。『仮面ライダーゼロワン』(2019年)の迅役で人気を博した後、テレビドラマを中心に活躍を続ける。近年の出演作に『花嫁未満エスケープ』、『舞いあがれ!』、『大奥「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」』、『合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜』、『お笑いインスパイアドラマ ラフな生活のススメ』、『この素晴らしき世界』、『くすぶり女とすん止め女』、『コタツがない家』など。2024年はドラマ『パティスリーMON』、『彼女と彼氏の明るい未来』に出演。
2024年04月12日丸山礼主演の新感覚ヒーローラブコメディ「すっぴんヒーロー」に、坂井真紀、井桁弘恵、竹財輝之助、浪川大輔、富栄ドラムの出演が決定した。本作は、変身すると最強パワーを手に入れる代わりに、すっぴんになってしまうという、悩めるスーパーヒーローの恋と勇気と葛藤を描いた新感覚ヒーローラブコメディ。ひろこ(丸山さん)が働くスーパー「ささはら」の店長で母的存在、ひろこがすっぴんヒーローであることを知っている唯一の人物・笹原京子を坂井さん、ひろこが住む町で市長の秘書として働く春野美咲を井桁さん、市長・滝山浩平を竹財さん。町の平和を脅かす凶悪悪党集団のリーダー・柏崎レイジを浪川さん、スーパー「ささはら」の店員を、「VIVANT」で大ブレイクした富栄さんが演じる。さらに、本作のナレーションは声優・関智一が務めることも決定した。なお主題歌は、YouTubeチャンネルの動画再生回数が累計6億回超えを誇るネクストブレイク必至のアーティスト・ダズビーが担当。新曲「野兎と海亀」は、野兎と海亀のように全く違う世界に生きているような、高嶺の花への片想いを歌った楽曲で、一度聞いたら頭から離れないサビのメロディーが魅力的な内容となっている。ダズビーは「MVでは歌詞をより楽しめるように漫画のような演出になっているので、是非、楽曲を聴いたり、MVを観たりと、皆さんそれぞれに楽しんでもらえたらうれしいです!」とメッセージを寄せた。土曜☆ブレイク「すっぴんヒーロー」は2月24日(土)14時~TBSにて放送(※一部地域を除く)。(シネマカフェ編集部)
2024年02月17日俳優の武智大輔が3日に自身のアメブロを更新。遺影を見た途端に涙が溢れた最後の別れについてつづった。この日、武智は「昨日は凄くお世話になった山形県南陽市の白岩会長の奥様と最後のお別れを…」と説明。「敏子ママの遺影を見た途端涙が溢れて…元気だった頃の思い出が頭の中をぐるぐると巡りました」と述べ「合掌」と追悼した。続けて「南陽市の赤湯駅に12時21分に到着」したといい「タクシーで斎場へ向かい赤湯駅13時27分発の新幹線で東京へ 滞在時間約1時間」と説明。「一緒に行ったもっちゃん(大林素子)と」と元バレーボール全日本代表選手でタレントの大林素子も同行していたことを明かし、大林との2ショットを公開した。また「帰りは新幹線の中で二人で献杯」したといい「映画『いのちあるかぎり』ではおいらが白岩会長役 亡くなられた敏子夫人役をもっちゃんが」と回想。最後に「敏子ママのご冥福を心からお祈りいたします」とコメントし、ブログを締めくくった。
2024年02月04日33歳にしてシングルからアイスダンスに転向という異例の挑戦をした高橋大輔さんと、そのパートナー・村元哉中さん。“かなだい”の愛称で親しまれたふたりは3シーズンにわたる活動の中、四大陸選手権で日本史上最高の銀メダル、世界選手権で日本史上最高タイの11位を記録し、得点でも日本歴代史上最高をマーク。数々の好成績を残すとともに、傑出した表現力で魅了し続け、日本でのアイスダンスの認知度を飛躍的に高めたあと、昨年5月に引退した。“かなだい”のきっかけは村元さんのオファーに始まった。承諾したときのことを高橋さんは思い出す。村元哉中×高橋大輔高橋大輔:考えたところで答えが出るわけじゃないし、興味もありました。ただ新しいことをやるのは怖いじゃないですか。評価も怖い。でも哉中ちゃんが誘ったんだから、失敗したら哉中ちゃんのせいにしようと(笑)。それくらいの気持ちじゃないと決断はでかすぎると。成功してもしなくてもこの経験は絶対プラスになるという思いも間違いなくありました。村元哉中:2020年から始まって3年、全シーズン大変だったよね。高橋:なかでも1年目はコロナ禍で。村元:アメリカでコーチに教えてもらうはずが帰国して、いちばん基礎を習う時間がリモートになって。高橋:アメリカに戻ったあともお互いに怪我をして、なかなかふたりで練習できなくて。でも試合は迫ってくる中で、最初にNHK杯に出て。村元:次の全日本選手権で私が怪我して、ほんとうにバタバタ。高橋:ぎゅっと大変なことが起こって、それが最終的によかったのかな。村元:あれだけいろいろあると、お互い助け合い、サポートし合わないとアイスダンスはできないということをすごい実感しました。――短期間で解散するカップルも少なくない中、ふたりが抜群の相性を誇った理由は何だったのだろうか。村元:もちろんスーパーリスペクトしてるから。いいところ・嫌なところは誰にでも絶対にあるじゃないですか。それでもリスペクトして、いいところを見られるか見られないか。1シーズン目こそ大ちゃんを人として知らなかったけれど、2年3年と過ごして、本人を目の前に褒めるけど(笑)、人間性が本当に素敵で。本当に素直に信頼できる相手で、そこが大きかったかな。高橋:僕は基本、頑張らない派なんですよ。ちょっと自分に甘い。だけど哉中ちゃんは自分に厳しくて、それができる人って尊敬に値するじゃないですか。スケートに対する情熱もたぶん僕よりある。村元:ないよ(笑)。高橋:ある!引っ張ってもらった部分が大きいし、それにプラスして、日本人の中でここまで魅せられるスケーターは本当にいないと思うから。――引退後も、個々での活動に加え、アイスショーやイベントなどふたりでも行動を共にしてきた。年が明けて、これからの夢は。高橋:僕はエンターテインメントに関わっていければ、どんなことでもやっていきたいという気持ちです。そして初プロデュースするアイスショー「滑走屋」が2月にあります。劇団四季じゃないですけど、そういう集団に育てて、競技会のトップを目指す道もあれば、「魅せる」というところで目指していく道もあるのを示したい。日本にもアイスショーはあるんですが、新しい形のものを作って、広がっていけばいいな、と。村元:大ちゃんを見ていて、自分も動ける限りは滑り続けたいなと思いますし、私も何人かに振付してみてその楽しさを感じているので、世界でも活躍する振付師になれたらと思います。もちろん大ちゃんとも一緒にいろいろなものを創りたいです。今回の「滑走屋」では私もソロナンバーがありますが、そこで大ちゃんに振付してもらうという目標が叶ったんですよ。あとは大ちゃんとタンゴを滑りたいです。大ちゃん、タンゴ滑ってください!高橋:(笑)。これからもよろしくお願いします。村元:こんな私をお願いします。むらもと・かな1993年3月3日生まれ、兵庫県出身。5歳のときスケートを始める。2014年にアイスダンスへ転向。’18年平昌五輪にクリス・リードと組んで出場。’20年から高橋大輔をパートナーに活動。’23年5月現役引退。ジャケット¥73,700Tシャツ¥18,700パンツ¥33,000靴58,300(以上ディーゼル/ディーゼル ジャパン TEL:0120・55・1978)たかはし・だいすけ1986年3月16日生まれ、岡山県出身。2010年、バンクーバー五輪銅メダル、世界選手権金メダル。’14年に引退したが’18年復帰。’20年より村元哉中とアイスダンスペアを結成。’23年5月現役引退。ジャケット¥60,500Tシャツ¥15,400パンツ¥41,800靴¥105,600(以上ディーゼル/ディーゼル ジャパン)村元哉中・高橋大輔2020‐21シーズンに活動を開始。2021‐22シーズンの四大陸選手権で日本初の銀メダル。2022‐23シーズンは全日本選手権初優勝、世界選手権で日本史上最高タイの11位。’23年5月に引退、現在はプロスケーターとして活躍。高橋大輔さんがプロデュースするアイスショー「滑走屋」は2月10~12日にオーヴィジョンアイスアリーナ福岡にて開催。出演は高橋さん、村元さんのほかメインスケーターとして村上佳菜子、友野一希、山本草太、島田高志郎、三宅星南、青木祐奈。またアンサンブルスケーターとして学生を中心に14名が出演。※『anan』2024年1月24日号より。写真・SASU TEI(RETUNE Rep)スタイリスト・井田正明ヘア&メイク・金原萌香(Jari/村元さん)Nori(Jari/高橋さん)取材、文・松原孝臣(by anan編集部)
2024年01月20日3年間のペア活動ののち、2023年5月に現役引退したフィギュアスケーター、“かなだい”こと村元哉中さん、高橋大輔さんが本誌初登場!プロスケーターとして歩み出したふたりの今の心境を、それぞれの旅の思い出とともにお届けします。村元哉中アイスダンスの世界で長年にわたり活躍、高橋大輔さんとの“かなだい”でも圧倒的な存在感を示した村元哉中さん。これまで国内外の遠征を数多く経験してきた。「試合なので旅行とは違いますけれど、行ったことのない国、特に旅行ではあまり行くことがないところに行けるのは楽しかったですね。現地の人と触れ合ったりもしますし、不安や辛いという思いは全くなかったです。国内の試合でもいろいろな場所に行かせてもらって、旅行気分とまではいかなくても、遠征は一つの楽しみでした」移動の機会が多かったからこそ、心がけていたことがあるという。「カバンの中に入れる定番は決まっていて、スーツケースも何を入れるか、その中のどこに入れるかという場所も決まっています」昨年5月に引退したあとはプライベートの旅を楽しむゆとりが。「海が好きなので宮古島に行って、それから韓国にも行きました。韓国料理が本当に大好きで、食事とショッピング、ダンスも流行っているので息抜きで行きました」旅行スタイルを尋ねてみると、「私は心配性なので行く前はめちゃくちゃ情報を調べるんです。でも実際に行ったら流れに任せて行き当たりばったり(笑)。結局、決めた通りに行動するより、ノープランのほうが楽しいので」たくさんの国を訪れた村元さんにも、いつか行ってみたい場所が。「カナダにレイク・ルイーズというところがあります。冬に湖が凍るんですね。きれいな風景の中、自然の氷の上で滑りたいです」夢として描く旅の中にもスケートが。すると笑って答える。「1週間くらい経つと滑っていない自分にそわそわしちゃうというか、なんか怖くなる、不安になってくるんです。なので、1週間くらいでやっぱり氷の上に戻りたいという感じになる自分がいます」プロとして2年目を迎える。「個別の活動もしつつ、大ちゃんと一緒に滑るときには全力で楽しみたい。これからもお互いに刺激し合う仲でいたいと思います」むらもと・かな1993年3月3日生まれ、兵庫県出身。5歳のときスケートを始める。2014年にアイスダンスへ転向。’18年平昌五輪にクリス・リードと組んで出場。’20年から高橋大輔をパートナーに活動。’23年5月現役引退。ドレス¥232,000靴¥68,200(共にポール・スミス/ポール・スミス リミテッド TEL:03・3478・5600)高橋大輔シングル時代は数々の好成績で日本男子の歴史を切り拓き、村元哉中さんをパートナーに挑んだアイスダンスでも際立った表現で魅了した高橋大輔さん。昨年引退するまで海外遠征の機会も多かったが、辛い記憶のほうが多いという。「飛行機に乗るとき毎回暗くなってました。最初は結果もそこまで求められないから気楽でしたが、選手生活の後半は結果を出さなきゃいけなくてしんどかったです」一方で選手生活の合間のプライベートの旅では、楽しさを発見。「トリノかバンクーバー五輪が終わったあとかな。初めて宮古島に旅行したんですよ。着いてとりあえず水着を買い、その店の人と親しくなってごはんに行ったり船を出してもらったり。それから毎年、行けたら行くみたいな感じです」現役引退後は九州を巡った。「日本ってあまり旅行したことがなくて、でもいろいろ素敵な景色があるじゃないですか。高千穂は絶対に行きたいというのがずっとあって、大学生のときから仲がいい友人と2人で行きました。高千穂だけ決めて、あとはノープラン。宮崎、熊本、鹿児島、大分をまわりました。旅では新しい世界に出合いたいと思います。一人でも楽しいけれど、信頼している人と共有するというのが理想の旅かな」旅先ではあるこだわりが。「部屋が快適じゃないと嫌なのでテレビをリラックスして見られる位置や動線などを考えて、ベッドや椅子の位置をずらしたり、模様替えします。荷ほどきも、荷造りが楽になるように考えてやりますね。遠征もプライベートも変わりません。5人くらいで旅行するときは荷物のセッティングをみんなの分もやっちゃいます。快適に過ごせることがいちばんです」2月には高橋さんがプロデュースするショー「滑走屋」を控える。「ソロナンバーがあるのでダンスの靴にシングルのエッジ(靴に付ける金属製の刃)を付けて練習してみました。感覚が違いアイスダンスと両立は難しいなと一瞬思ったけど、両方やっていきたいです」たかはし・だいすけ1986年3月16日生まれ、岡山県出身。2010年、バンクーバー五輪銅メダル、世界選手権金メダル。’14年に引退したが’18年復帰。’20年より村元哉中とアイスダンスペアを結成。’23年5月現役引退。ブルゾン¥71,500シャツ¥35,200パンツ¥37,400靴¥99,000ネクタイ¥15,400(以上ポール・スミス/ポール・スミス リミテッド)村元哉中・高橋大輔2020‐21シーズンに活動を開始。2021‐22シーズンの四大陸選手権で日本初の銀メダル。2022‐23シーズンは全日本選手権初優勝、世界選手権で日本史上最高タイの11位。’23年5月に引退、現在はプロスケーターとして活躍。高橋大輔さんがプロデュースするアイスショー「滑走屋」は2月10~12日にオーヴィジョンアイスアリーナ福岡にて開催。出演は高橋さん、村元さんのほかメインスケーターとして村上佳菜子、友野一希、山本草太、島田高志郎、三宅星南、青木祐奈。またアンサンブルスケーターとして学生を中心に14名が出演。※『anan』2024年1月24日号より。写真・SASU TEI(RETUNE Rep)スタイリスト・井田正明ヘア&メイク・金原萌香(Jari/村元さん)Nori(Jari/高橋さん)取材、文・松原孝臣(by anan編集部)
2024年01月20日ROCK’A’TRENCHの山森大輔、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの伊地知潔らによる新バンドName the Nightが始動することが発表された。Name the Nightは、8月の満月に突如ネット上で新曲を発表し、その後も毎月満月の日に新曲を発表し話題を集めていた謎のバンド。11月12日、『麦ノ秋音楽祭 #Seeds』に出演し、その正体が明らかに。メンバーは、SKA SKA CLUB/ROCK’A’TRENCHの山森大輔(Vo&Gt)、畠山拓也(Tb&Sampler)、ASIAN KUNG-FU GENERATION/PHONO TONESの伊地知潔(Ds)、ベーシストMIYA(Ba)の4人だ。本日11月13日には、ファーストシングル「COASTLINE ~bedroom ver.~」を配信リリースし、併せてMUSIC VIDEOも公開。MVは、活動拠点の鎌倉でメンバー自らが撮影した映像で構成されている。また、2024年1月26日(金) には横浜THUMBS UPにて、Keishi Tanakaとのツーマンライブ『THUMBS UP presents “FULL MOON SESSION”』が決定している。<メンバーコメント>■Vocal & Guitar 山森大輔素晴らしい音楽人である3人とバンドができて、この楽曲たちを一緒に奏でることができて、本当に幸運なことだと思ってます。今まで色んな景色を見させてもらって来たけど、この4人でしか見られない景色があることを強く感じています。湧き出始めたメロディや言葉は抑えられないほど。きっとあなたの眠れぬ夜に寄り添う事ができる一節もあると思います。Name the Nightをどうぞよろしくお願いします。■Trombone & Sampler 畠山拓也SKA SKA CLUB、ROCK’A’TRENCHと、ずっと一緒に音楽をやってきた山森と、また新しいバンドを立ち上げました。今までは、太陽が似合う音を鳴らしてきたけど、今度は、みんなの夜を彩る音を、いつも通りの大好きなバンドスタイルで。潔くん、MIYAくんという新しい最高の仲間と共に、どこまでも自由に楽しく音楽できたら本当に最高です。音楽で繋がる青春は、いつまでも続く。また一緒に遊ぼうね。■Drums 伊地知潔これが我が人生最後のバンドになるであろうName the Nightを結成しました。ここにきて、こんなに本気で新しいバンドをやることになるとは思ってもみませんでした。自分が最も影響受け、詰め込んだ90年代後半から2000年代の引き出しが久しぶりに全開です。結果がどうであれ、ずっと続けていきたいと思えるバンドです。是非音源聴いてみてください。■Bass MIYA20代中程でバンドを辞めてから今まで、ベーシストとして色んな方々と音楽を鳴らしてきました。それもとても刺激的な日々なのですが、バンドという運命共同体の中でもう一度喜怒哀楽を表現したい。そう思っていたタイミングで、夜を彩る音を奏でる最高の仲間と素敵な出会いが。この4人でならどこまでも行けそうです。僕達が奏でるグルーヴで、一人でも多くの人の身体と心を揺らし日常を彩る事が出来れば、それ以上幸せなことはありません。■山森大輔 COASTLINE ライナーノーツ導かれるように移り住んだ海沿いの街。僕はこの街で毎日、自宅ベッドルームを改装したスタジオで音楽を作っている。たまに都内のスタジオにレコーディングで出かけることもある。とっぷり日の暮れた帰り道、都内の環状線や高速道路を経て、134号線にたどり着くと必ず車の窓を全開にして、胸いっぱい吸い込む。たくさんの人が訪れる海岸線、たくさんの想いの混じったため息を受け止めた潮風が、都会でちょっぴり頑張って来た自分を労ってくれるように感じるのだ。いつか絶対にこの景色を歌にしようと思っていたのだけど、思ったより早くそのときが来たように思う。ニューウェーブ調の8ビート、Maj7の浮遊感をテーマにしたこの曲の歌い始めの一言目に、すとんと「134号線」という言葉がハマったときに、このName the Nightというバンドの描く軌跡の方向性のひとつが定まったと感じた。(この街に僕よりずっと前から住んでいる潔くんに聞かせたら、即座に「歌いだしから最高!」と言ってもらえたときの嬉しさも忘れないだろう。)“絡まる物語をくぐりぬけたらきっと会えるずっと続いてくこの海岸線”<配信情報>「COASTLINE ~bedroom ver.~」「COASTLINE ~bedroom ver.~」配信ジャケット配信リンク:「COASTLINE ~bedroom ver.~」 Official Music Video<ライブ情報>『THUMBS UP presents “FULL MOON SESSION”』2024年1月26日(金) 横浜THUMBS UPOpen 18:00 / Start 19:00出演:Name the Night、Keishi Tanakaチケット料金:3,800円チケット予約:11月14日(火) 18:00からスタート ※先着順Name the Night Official HP:
2023年11月13日舞台『放浪記』『がめつい奴』、ラジオドラマ『君の名は』で知られる劇作家・菊田一夫が1957年(昭和32年)に創立した「劇団 東宝現代劇」の有志“75人の会”が、コロナ禍での休止を経て4年ぶりに活動を再開することが発表された。「劇団 東宝現代劇」とは、昭和32年の芸術座第1回『暖簾』公演後、次代の現代劇俳優を育てるべく菊田の主唱により公募・試験の上、1期生23名を採用して設立された劇団。第1期生出身者は、丸山博一、井上孝雄、内山恵司、小鹿番、山田芳夫、青木玲子、小林誠、竹内幸子ら。そして、続く多くの劇団員が、東宝製作の演劇やミュージカルに長年にわたり出演してきた。今回の公演では、数ある菊田作品の中から選りすぐりの2作品『夜汽車の人』『毒薬』のリーディングの会を開催する。■演出家、劇団員の言葉世界中で猛威を振るったコロナウィルス、劇場という空間での演劇公演も勿論大打撃を受け、当東宝現代劇の有志による“75人の会”も4年もの自粛期間を余儀なくされておりました。その復活を助けてくださったのは、やはり劇団創始者である菊田一夫先生でした。本年(2023年)が菊田一夫没後満50年を迎え、菊田作品をもう一度世に送り出したく「特別公演」と題し、再出発しようという考えが75人の会で浮上致しました。発足当時75人居りました会員も大分少なくなりましたが、菊田作品の選りすぐりの2作品を、リーディングという形で発表し、長年応援してくださっているお客様、そして菊田作品を知らない世代のお客様にも、ぜひ楽しんで頂ける公演を一致団結して創ろうと、意気込み新たに公演に力を注いでおります。どうぞ本年12月21日、22日、深川江戸資料館小劇場に再びお運びくださいます様、皆様の応援をよろしくお願い申し上げます。丸山博一横澤祐一東宝現代劇75人の会<公演情報>劇団東宝現代劇 75人の会 特別公演“菊田一夫没後50年 ドラマ・リーディングの会”【夜汽車の人】『放浪記』と並び評価される、1971年芸術座初演の傑作戯曲。詩人萩原朔太郎の想い人エレナとの出会いと別れ。そして、詩に向き合おうとする朔太郎のひたむきさ、それを支える妹、恩師、理解を得られない両親との葛藤を通して、詩人朔太郎の半生が描かれている。演出:丸山博一出演:大石剛、下山田ひろの、松村朋子、鈴木雅、古川けい、小林誠、柳谷慶寿、安宅忍、高橋ひとみ、高橋志麻子、劇団東宝現代劇75人の会、劇団東宝現代劇劇団員【毒薬】森光子、浦島千歌子らの出演で1963年に放送されたテレビドラマ脚本。悪運の強いある男にかかわる女性3人を描いた喜劇。素直に家に帰っていれば良かったものを……ある男が、家へ戻らず、愛人の所へも寄らず、会社の宴会等と嘘をつき、他の女の所へ行ったために巻き起こる大騒動。演出:横澤祐一出演:高橋志麻子、高橋ひとみ、下山田ひろの、古川けい、劇団東宝現代劇75人の会、劇団東宝現代劇劇団員■日時12月21日(木) 13:00 / 17:0012月22日(金) 14:00 / 18:15会場:深川江戸資料館小劇場■チケット料金前売:2,800円当日:3,000円11月10日(金) 前売開始
2023年10月21日故ジャニー喜多川元社長が、菊田一夫演劇賞特別賞を取り消されたことが18日、明らかになった。同賞は、演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。2003年4月4日に第28回(2002年度)菊田一夫演劇賞の選考結果を発表し、永年のショービジネスに対する多大な情熱と功績を讃え、故ジャニー喜多川氏に対して菊田一夫演劇賞特別賞が贈られていた。この度、一般社団法人映画演劇文化協会は、故ジャニー喜多川氏による性加害の実態が明らかとなったことから「菊田一夫演劇賞における顕彰に相応しくないとの判断に至りました」と発表。贈賞を取り消すとともに、協会のホームページ、菊田一夫演劇賞の授賞記録からも削除した。
2023年10月18日「ロキ」シーズン2において、“裏切り王子”の異名を持つヴィランでありながら、ファンから愛されるロキの日本版声優・平川大輔の続投が決定した。10年以上に渡って演じ続けてきた平川さんは、「ロキが主人公のドラマ作品が決定した時も感慨深かったですが、そのシーズン2が決定し、再び吹き替えを担当させて頂けることが決まった時は本当に嬉しかったです!」と続投に歓喜。前作では、時空を超えたロキが時間の流れを守っている組織TVA(時間変異取締局)に捕まり、世界の時間を修復するミッションに協力させられる姿が描かれた。ミステリアスさが加速するシーズン2では、謎の“タイムスリップ現象”に見舞われたロキが、世界の破滅という未曾有の危機を防ぐために奔走する。平川さんは今回の物語について「ミステリアスなタイムトラベルの冒険に出ます。シーズン2でも、皆さんにより愛して頂けるキャラクターになっているのではないかと思います」と説明。さらに「時に狡猾だったり、不敵だったり、かと思えば思いも寄らぬアクシデントに驚いたりガッカリしたりキレてみたり、さらにその微笑みはとてもキュート…。そして時おり見せるどこか寂しげな表情や迷い、苦悩する姿は、神でありながらどこか人間っぽくも見えて親近感を感じさせます。そんなくるくると変わるロキの表情は彼の最大の魅力の1つだと思います」と力説している。今回、ロキの前に立ちはだかると言われているのが、前作に登場し、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でも過激な活躍を見せた“征服者”カーンの変異体と言われる“ヴィクター・タイムリー/在り続けるもの”。枝分かれした歴史の中で様々な“変異体”のカーンが存在していると言われている。平川さんも「今作は、今後の『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』の映画にも繋がっていくことが期待されているとのことなので、ファンの皆様は必見です!ぜひ1シーンも見逃さない勢いでご覧下さい!」と熱烈な期待を込めている。さらに、ロキの相棒メビウス役の志村知幸、“もうひとりのロキ”シルヴィ役の佐古真弓、〈マーベル史上最凶の敵〉カーンのひとりヴィクター・タイムリー役の中村和正、可愛い時計型キャラクター ミス・ミニッツ役の松浦裕美子、ラヴォーナ・レンスレイヤー役の鷄冠井美智子、ハンターB-15役の斉藤貴美子の続投も決定。新たにMCUの仲間入りを果たす新キャラクターO.B.を水島裕が演じることも決定した。「ロキ」シーズン2は10月6日(金)10時~ディズニープラスにて配信。(シネマカフェ編集部)
2023年10月03日木場大輔 胡弓の会主催、『木場大輔 胡弓リサイタル2023』が2023年10月25日 (水)に紀尾井小ホール(東京都千代田区紀尾井町6番5号)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ 今後の日本音楽の展開にとって大きなカギとなる楽器…胡弓の伝統と革新をテーマに、その真価を問う公演です。是非ともご注目賜り、広くご紹介いただけますことを切望いたしております。日本独自の擦弦楽器〈胡弓〉の継承、発展〈胡弓〉は江戸初期に日本に伝わり、三味線や箏の演奏家が胡弓の演奏を兼ねつつ洗練を重ねた日本独自の擦弦楽器です。しかしながら洗練された反面、胡弓は三味線や箏の引き立て役に回ることが多く、僅かに伝わる本曲を除き、演奏の主役になる機会に恵まれなかった…という歴史があります。胡弓専門の演奏家、木場大輔木場大輔は史上稀な胡弓専門の演奏家として、日本各地で伝わる胡弓の伝統手法を研究・再構築し、胡弓という楽器の価値の再認識に向けて、「伝承」「普及」「創造」の3方面から新たな光を当てています。【曲目】◆胡弓本曲「蝉の曲」吉沢検校 作曲胡弓/木場大輔歌・箏/菊珠三奈子胡弓は江戸時代、当道に属する盲人音楽家により三味線や箏とともに芸術的に洗練され、上方と江戸を中心にいくつかの流派と胡弓本曲が生まれた。「蝉の曲」は、幕末に名古屋で活躍した吉沢検校作曲の胡弓本曲。蝉の鳴き声に事寄せて、恋の終わりを予感した女性の嘆きを表現している。ヒグラシの鳴き声を想起させる旋律が胡弓の音色を見事に活かしている。◆豪絃独奏低音胡弓のための「雲龍」(新作初演)木場大輔 作曲豪弦/木場大輔「雲龍」は、低音胡弓独奏の可能性を追求するため今回新たに創作。杵屋佐吉家に伝わる世界唯一の巨大三味線「豪絃」をコントラバス弓で擦って奏でる。三味線の一オクターブ下の音域を活かし、胡弓演奏家の視点から日本音楽における低音擦弦楽器の存在意義を示したい。◆三曲合奏「石橋」芳沢金七・若村藤四郎 作曲木場大輔 胡弓手付歌・三絃/岡村慎太郎歌・箏/中井智弥胡弓/木場大輔現在、三曲合奏といえば三味線・箏に尺八が加わる合奏形態が圧倒的に多いが、明治以前は尺八ではなく胡弓を用いるのが本来の三曲合奏の姿だった。地歌「石橋」は、18世紀前半頃成立の、京阪歌舞伎芝居の舞踊曲を取り入れた曲と考えられている。長唄「英執着獅子」などとも関連性が高い。胡弓手付は2022年、奏者自身による。吉沢検校以来、名古屋の芸系で磨かれた胡弓の緻密で高度な器楽性の継承発展に挑む。豪絃について豪絃は、四世杵屋佐吉(現七世佐吉氏の祖父)が、日本音楽における低音部の充実を図るために考案した巨大な三味線。大正十三年(1924年)に発表された。通常の三味線と同様に座って撥で演奏していたが、後に楽器を直立させて立ったまま指ではじく奏法も試みられた。近年、現七世杵屋佐吉氏がコントラバスの弓で擦る奏法を導入し、豪絃は擦弦楽器、いわば重低音の胡弓として新たな道を得る。低音胡弓の開発など胡弓の音域の拡充を目指す木場大輔が、七世杵屋佐吉氏と共にこの巨大な三味線の大きな可能性を追求していく一環として、豪絃による作曲・演奏を企画させていただくことになった。出演者プロフィール木場大輔淡路島出身。甲陽音楽学院にて音楽理論とピアノを学ぶ。古典胡弓を原一男師に師事。一方で京都・大阪・東京の古典胡弓および文楽、風の盆、尾張万歳など日本各地で伝わる胡弓の奏法を研究。それらを組合せた演奏法の開発や、低音域を拡張した四絃胡弓の開発、作曲など、胡弓の伝統に新たな光を当てている。2021年と2022年、東京・紀尾井小ホールにて胡弓リサイタル開催。NHKEテレ「新・にっぽんの芸能」や国立劇場主催公演に出演など、古典から現代邦楽、ユニット活動、異分野との共演まで幅広く活動している。作曲では、胡弓独奏曲から邦楽器や世界の伝統楽器との作品まで展開している。「木場大輔胡弓の会」「絹擦会」代表。菊珠三奈子地歌箏曲演奏家。大阪音楽大学器楽科箏専攻卒業、同大学専攻科修了。大学入学と同時に人間国宝菊原初子の直弟子となり「菊珠」の称号を授かる。在学中にNHK邦楽オーディションに合格。専攻科卒業後8年間同大学の非常勤助手を勤める。菊原初子より「野川流三味線本手組歌」及び「古生田流箏組歌」を習得し両巻を授かる。上方の胡弓を菊津木昭に師事。2006年第1回リサイタル開催、国立劇場主催公演、NHK FM「邦楽のひととき」等に出演。現在、大阪樟蔭女子大学・樟蔭高等学校箏曲部講師。琴友会所属。岡村慎太郎地歌箏曲演奏家 琴鶯会主宰。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。在学中宮中桃華楽堂にて御前演奏。三味線組歌、箏組歌を菊藤松雨師に師事、両巻伝授(2006年)。文化庁新進芸術家国内研修制度研修生。京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター共同研究員(2006~2007年)。第34回宮城会箏曲コンクール1位。第6回賢順記念箏曲コンクール奨励賞。第22回くまもと全国邦楽コンクール最優秀賞、文部科学大臣賞受賞。現在、宮城会、森の会、日本三曲協会会員。箏組歌会同人。上智大学箏曲部講師。中井智弥東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。伝統的な箏や地歌三絃の演奏も行いつつ、二十五絃箏の演奏をメインに活動。NHK Eテレ「すごいぞにっぽん!古典芸能・最新形」等に出演。2016年三重県文化奨励賞受賞。これまでソロアルバム6枚リリース。海外公演では外務省や大使館等のイベントにて文化交流を担う。2018年日本・スウェーデン外交関係樹立150周年記念イベントに出演しオープニングコンサートを飾る。2020年ART歌舞伎に参加。2023年7月新作歌舞伎「刀剣乱舞~月刀剣縁桐~」に出演・音楽を担当。<お問合わせ>木場大輔 胡弓の会(古典空間内) 担当:小野木、佐藤TEL03-5478-8265(平日10~18時)FAX03-5478-8267MAIL info@koten.co.jp 公演概要『木場大輔 胡弓リサイタル2023』公演日時:2023年10月25日 (水)18:15開場/19:00開演会場:紀尾井小ホール(東京都千代田区紀尾井町6番5号)■出演者木場大輔(胡弓・豪絃)、菊珠三奈子(歌・箏)、岡村慎太郎(歌・三絃)、中井智弥(歌・箏)■チケット料金前売:4,000円当日:4,500円(全席指定・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年08月14日株式会社DINOS CORPORATION(本社:東京都中野区)は、フィギュアスケーター・高橋大輔さんがプロデュースした枕「D1SK枕 リラティー」( )を、2023年6月30日に放映されるフジテレビ番組「ノンストップ!」の通販コーナー「いいものプレミアム」にて販売開始いたします。高橋大輔プロデュース「D1SK枕 リラティー」フィギュアスケーター高橋大輔さんプロデュースの枕「D1SK枕 リラティー」は2023年5月10日に発売。発売当日は特典付きの枕が即日完売となり、大きな反響を呼びました。「いいものプレミアム」ではこの枕をキャンペーン価格にて購入いただけます。【キャンペーン内容について】期間 : 2023年6月29日~2023年7月3日内容 : 通常税込価格18,000円をキャンペーン価格12,800円(税込)にお得な2個セット24,900円(税込)もご用意しております。特設サイトURL: 特設サイトでは高橋大輔さんが枕のコンセプトや仕様の説明をする動画がアップされています。実際に枕を利用する様子など、普段では見られない高橋大輔さんの姿もご覧いただけます。【アスリート目線でプロデュースした枕】日々厳しいトレーニングを重ねる高橋さんは、睡眠もトレーニングの一環であるととらえています。そんな高橋さんがプロデュースしたのが、首と肩を支え『立った時と同じまっすぐな寝姿勢』に導くことでリラックスしやすい枕です。「D1SK枕 リラティー」で、なかなか合う枕がなく悩んでいた高橋さんが「この枕だ!」と感じた寝心地を体感いただけます。■アスリートならではの素材へのこだわり3層構造リラックスしやすい姿勢に導く3層構造となっています。3層それぞれ異なる素材を使用し、首から肩にフィットし支えてくれます。枕の素材(写真左)1層目・・・高反発ウレタン身体に近い1層目に使用しているのは高橋大輔さんがストレッチの際に使用しているマットに近い感触の素材を選択しました。もっちもちの感触で、頭をふんわりと包み込んでくれます。(写真中央)2層目・・・エラストマーパイプ2層目は流動性と弾力性を兼ねたエラストマーパイプを使用。頭を置くと自然と頭から首の形にフィットし、首のすき間を埋めて支えてくれます。(写真右)3層目・・・特殊高反発素材ベースとなる3層目には特殊高反発素材を使用することで枕に頭部が沈み込みすぎてしまうことなく、しっかりと頭から首を支えてくれます。まっすぐな寝姿勢に導くことでリラックスしやすく、身体の負担を軽減してくれます。■フィット感を追求した形枕の形状様々な体格の方にフィットしやすいように、東京工業大学が研究した日本人の体型データ*をもとに設計しています。(*メーカー共同開発の寝姿勢測定装置で測定した数値で、後頭部が4cm、首元6cm、横向き寝の高さ7cm。)様々な体格の方にフィットする形状(写真左)様々な体格の方にフィットしやすい高さ。(写真中央)肩回りをアーチ状の形にすることで、首から肩までのすき間を埋めて、枕が身体に沿うことで安定した寝姿勢に導きます。(写真右)中央よりも外側を高く設計し、横向き時も首のすき間にピタッとフィットします。人は一晩に、20回くらい寝返りを打つと言われていますが、ベースに使用されている特殊高反発素材がその弾力で寝返りをサポートします。■高橋大輔さんデザインのタグがアクセント高橋大輔さんデザインのタグ商品のタグは高橋さんがデザインし、細部にまでこだわりました。枕のタグは「D1SK」の文字と「Pillow」の文字を入れたデザイン。(別売りのピローケースのタグも高橋さんがデザインしています。)■高橋大輔さんの枕開発裏話高橋さんはスケートで遠征に行く際、ホテルの枕が合わずにいろいろな枕を試したり、タオルを使ったりもしたそうですがしっくりくるものがなく、心地良い枕を作りたいという気持ちからこの枕のプロデュースをしたそうです。素材やタグデザイン以外にも、高橋さんご自身の体験からこだわったポイントがあります。高橋さんは就寝時、最初は仰向きに、入眠する際は横向きになることが多いそうです。なのでこの枕の外側は高めに設計し、仰向け寝にも横寝にも合いやすいようになっています。寝返りのしやすさも大事だと考えられており、高反発素材が寝返りをサポートする仕様になっているのも高橋さんのこだわりです。完成した枕を高橋さんは遠征先にも持ち運んで毎日使われているそうです。■商品担当者のおすすめポイント頭を置いたときのフィット感がいいと思いました。自分が普段使用していた枕だと、枕が沈み込みすぎたりして、頭を置くポジションが定まらなかったのですが、この枕だとピタッと自分の頭から肩口の方までフィットします。仕事柄、多くの枕を試す機会があるのですが、この枕はとても気に入って今では実際に使っています。睡眠の質はアスリートだけではなく、日頃の疲れをとるために誰にとっても大事なことだと思うので、より多くの人に高橋さんのこだわりが詰まった枕を体感していただきたいです。【高橋大輔さんプロフィール】フィギュアスケーター・高橋大輔さん1986年3月16日、岡山県倉敷市生まれ。フィギュアスケーター。2010年バンクーバー五輪銅メダリスト、同年世界選手権金メダルを獲得。数々のメダルを獲得し2014年引退。2018年7月競技への復帰表明。全日本選手権では2位。2020~2021シーズンから村元哉中さんをパートナーにアイスダンスに転向。2022年1月に四大陸選手権銀メダルを獲得。2022年の全日本選手権にてアイスダンスで優勝。2023年の世界選手権のアイスダンスでは日本歴代タイの11位とフィギュアスケートの世界に新たな道を切り拓いた。【商品詳細】高橋大輔プロデュース|D1SK枕 リラティー■通常税込価格:18,000円(2023年6月29日~7月3日のキャンペーン期間中は税込価格12,800円キャンペーン期間限定お得な2個セット税込価格24,900円もご用意しております。)■サイズ :(約)幅58cm長さ38cm高さ8cm・重量1.64kg■素材 :側生地:ポリエステル100%布帛:ポリエステル65%綿35%中身 :ウレタンフォーム、エラストマー(ポリオレフィン系樹脂)、3Dファイバー(ポリオレフィン系樹脂)※側生地・エラストマー層は洗濯機(ネット使用)で洗えます。特殊高反発層は手洗いできます。■中国製※専用ピローケースも販売しております。高橋大輔プロデュース|D1SK枕 リラティー専用ピローケース■税込価格: 3,800円■色 : ネイビー・ホワイト計2色■サイズ : ネイビー(約)約58cm×38cm×5cmホワイト(約)59cm×39cm×5cm■素材 : ネイビー・・・ポリエステル100%ホワイト・・・ポリエステル65% 綿35%■洗濯機(ネット使用)で洗えます。■中国製■URL : <お客様からのお問い合わせ先>ディノスハートコールセンター 0120-343-774(9時~19 時、スマートフォン・携帯電話可) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月30日第48回菊田一夫演劇賞の授賞式が7日に東京・東京會舘にて行われ、TBSテレビ 代表取締役社長 佐々木卓、ホリプログループ会長 堀義貴、天海祐希、パルコ エンタテインメント事業部 演劇事業担当ゼネラルプロデューサー佐藤玄(坂本昌行代理)、ワタナベエンターテインメント代表取締役社長 渡辺ミキ(望海風斗代理)、瀬戸山美咲、渥美博が登場した。同賞は、演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。演劇賞を受賞した瀬戸山は「私はこれまで主にストレートプレイで劇作家、演出家として活動してまいりました。音楽劇の経験もわずかで、ミュージカルに至っては今回が初めてという状況でこのような賞をいただきまして、身の引き締まる思いです」と感謝。「『スラムドッグ$ミリオネア』は、小説が原作の新作音楽劇でした。音楽制作チームや振付、パルクールなど色々な要素を取り入れ、素晴らしい俳優とスタッフの皆さん、バンドの皆さんに支えられて想像力の翼を思いっきり広げて作った作品でした。ちょうど昨年の8月公演でコロナのピークだった時期だったんですけれども、たくさんのアンダースタディや稽古場代役の方、スタッフの方に支えていただきました。チームワークがとても生きていた公演だと思っています」「『ザ・ビューティフル・ゲーム』は私にとって初めてのミュージカルでした。これまで国内外でミュージカルを作ってこられた先人の皆様の素晴らしさを実感する毎日で、特に音楽監督のビリーさんをはじめ、経験豊富なキャストとスタッフの皆さんと一緒に作品を作れたことが本当に嬉しかったです」と振り返る。さらに「楽譜の中に答えがあるというのは、私にとって初めての経験で、まだまだ全然知らなかった演劇の可能性というものがあるということを改めて知ることができました。どちらの作品も今、現実にある問題をエンターテインメントの形で提示した作品でした」という瀬戸山。「私自身もこれからオリジナルでまた、今描くべき事を描いた、力強い、骨太でとても面白い作品を作っていきたいと思っています。そうやってお世話になった皆様やお越しいただいたお客様に、お返ししていけたらと思っております」と今後への思いも表した。特別賞の渥美は「おしゃべりが担当ではないので短めで」と前置き。「諸先輩方にアクション、殺陣の芝居をということを言われて、信じてここまでやってきたこと、誰か見ていただけるんだなとここで証明できたと思います。これからも芝居の一部としてアクション、殺陣が皆さんに喜んでいただけるように頑張っていきたいと思います」と決意を新たにする。演劇大賞の堀会長は「5年前に『ビリー・エリオット』をやる時に、『人生最大の大博打だ』と言ったんですけども、ハムレットのセリフをもじるようですと、やっぱり博打というのは手を出すと、単体でやってこない。群れを成してやってくるものでして、即『メリー・ポピンズ』をやることになり、この2作品が終わってホッとするのもつかの間、弊社のプロデューサーに 『ロンドンのATGからハリー・ポッターやらないかという話があります』と。私ども劇場を持っていませんので、これは難しいかなと思っていた時に、今までの2作品を一緒に作ってきたTBSのプロデューサーと一緒に、この作品をTBSさんとやるという決断をいたしました」と経緯を説明。また堀会長は「前の2作品の時は、賞をいただいたときには博打に勝っていたんですけれども、『ハリー・ポッター』は現在の勝ち負けも決まっておらず、何年かやってやっと勝ち負けがわかるまでロングランをしなければならない作品です」と明かす。「その代わり、たくさんの初めて演劇を観る方々にも観に来ていただいております。この賞をまたいただけて、さらに菊田先生の名に恥じないように。みなさんが喜ぶ作品、社会にちょっと棘のある作品、いろんな作品を作って参りたいと思います」と語った。TBSテレビ 佐々木会長も「この『ハリー・ポッター』のキャストの方は、まるでアスリートのような激しいトレーニングをして連日舞台に立ってくださっています。それからスタッフの方はたった1秒のタイミングの狂いも生じさせないようにという緊張感の中で、舞台を支えてくださっています。心から敬意を表したいと思っています」と感謝。「TBS赤坂ACTシアターは今、ハリー・ポッター専用劇場に生まれ変わっておりますが、劇場に至るアプローチの部分も色々と作り変えまして、今ではまるで魔法の町のような風情に仕上げております。そうしますと、家族連れの方が写真を撮りに来てくださったり、最近では海外からの観光客の方が来てくださってます。そういうのを眺めておりますと、世界の人々にこの日本版の『ハリー・ポッターと呪いの子』を見てもらいたいなという野望が渦巻いてまいりました」と告白する。「菊田一夫先生は『風と共に去りぬ』を世界で初めて舞台にして、しかもあのロンドンのウエストエンドで翻訳上演したという方でございますし、栄えある菊田一夫演劇大賞をいただいたことを励みに、日本版の『ハリー・ポッターと呪いの子』を、『本家ロンドンをしのぐような作品になったね』と言われるぐらいまで努力したいと思っているところでございます」と明かした。○受賞者一覧・菊田一夫演劇大賞舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」上演関係者一同・菊田一夫演劇賞天海祐希(『広島ジャンゴ2022』ジャンゴ役、『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』アンヌ役)坂本昌行(『THE BOY FROM OZ』ピーター・アレン役、『凍える FROZEN』ラルフ役)望海風斗(『ネクスト・トゥ・ノーマル』ダイアナ役、『ガイズ&ドールズ』ミス・アデレイド役、『ドリームガールズ』ディーナ・ジョーンズ役)瀬戸山美咲(『スラムドッグ$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』上演台本、演出)・菊田一夫特別賞渥美博
2023年06月07日第48回菊田一夫演劇賞の授賞式が7日に東京・東京會舘にて行われ、TBSテレビ 代表取締役社長 佐々木卓、ホリプログループ会長 堀義貴、天海祐希、パルコ エンタテインメント事業部 演劇事業担当ゼネラルプロデューサー 佐藤玄(坂本昌行代理)、ワタナベエンターテインメント代表取締役社長 渡辺ミキ(望海風斗代理)、瀬戸山美咲、渥美博が登場した。同賞は、演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する賞。演劇賞を受賞した天海は関係者への感謝を表し、さらに「劇場に足を運んでくださったたくさんの皆さん、色々と難しい時期でありましたけれども、皆様足を運び下さったことを心から感謝しています」と観客に対してのメッセージも。「演劇って生ものですから、生の人間が演じ、そして生の人間が客席で観てくださるというものになります。大変な時期もございました。今も色々と大変なこともまだまだあると思います。何もできない自分に対しての絶望感はもちろん感じました。しかし、人間の可能性、そして舞台の可能性を、たくさん感じることもできました。そこに希望を持って千秋楽まで走ることができました。その舞台二つでこのような素晴らしい賞をいただけたこと、心から感謝しています。そして、まだまだ自分でも精進して行きたいと思いますし、たくさんの方に楽しんでいただける舞台を作っていきたいなと心から思います」と思いを表した。この日スケジュールの都合により欠席だった坂本からは「この度はとても名誉ある賞をいただき、喜びと驚きで胸がいっぱいです。大先輩の東山(紀之)さんからいただいた『頑張っていれば、人は必ず見てくれている』という言葉を胸に、作品づくりをしてきました。まさにまさに今、現実となりました。この賞に恥じぬよう、これからもお客様に、より良い作品をお届けできるよう邁進してまいります」とコメントが届く。また、新型コロナウイルス罹患により欠席となった望海も「この度は素晴らしい賞をいただきましたこと、心から感謝申し上げます。授賞式に出席したら実感が湧くのだろうと、この日を楽しみにしておりましたが、残念ながら出席が叶わずとても悔しいですし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。『ネクスト・トゥ・ノーマル』のダイアナ、『ガイズ&ドールズ』のアデレード、『ドリームガールズ』のディーナ、どの役も1人で作りあげたのではなく、カンパニーのみなさんのおかげでそれぞれの人物を息付かせることができたのだと思います。皆様に感謝申し上げたいです」とコメントが代読される。そして「ここからは個人的な話になりますが、私は小学生の頃に初めて宝塚歌劇を見に行って、天海祐希さんに一瞬で恋に落ちました。天海祐希さんみたいな男役になりたいと夢見て、今から20年前に宝塚で初舞台を踏みました」という言葉に、会場にいた天海も照れ笑い。「私をこの世界に導いてくださった憧れの方と、今日同じ場所に出させていただけるなんて信じられない、という思いが強すぎたのかもしれません。こんな大事な時に健康管理ができない自分がとても情けないのですが、この悔しさをバネに、そしていただいた賞を支えに、これからも一つ一つの作品、役に真摯に向き合い続けたいです。ありがとうございました」と締めくくられた。○受賞者一覧・菊田一夫演劇大賞舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」上演関係者一同・演劇賞天海祐希(『広島ジャンゴ2022』ジャンゴ役、『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』アンヌ役)坂本昌行(『THE BOY FROM OZ』ピーター・アレン役、『凍える FROZEN』ラルフ役)望海風斗(『ネクスト・トゥ・ノーマル』ダイアナ役、『ガイズ&ドールズ』ミス・アデレイド役、『ドリームガールズ』ディーナ・ジョーンズ役)瀬戸山美咲(『スラムドッグ$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』上演台本、演出)・特別賞渥美博
2023年06月07日第48回菊田一夫演劇賞が5月13日(土) に発表された。菊田一夫演劇賞とは、劇作家菊田一夫の功績を永く伝えるとともに、演劇界の発展のため1975年に設けられた演劇賞。毎年大衆演劇の舞台で優れた業績を示した作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフに贈られる。菊田一夫演劇大賞を受賞したのは、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』上演関係者一同。菊田一夫演劇賞は天海祐希、坂本昌行、望海風斗、瀬戸山美咲が受賞した。また菊田一夫演劇賞特別賞には渥美博が選ばれた。授賞式は6月7日(水) に都内で開催される予定だ。第48回菊田一夫演劇賞■菊田一夫演劇大賞・舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』上演関係者一同(舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の高い舞台成果に対して)■菊田一夫演劇賞・天海祐希(『広島ジャンゴ2022』の山本/ジャンゴ役、『薔薇とサムライ2―海賊女王の帰還』のアンヌ役の演技に対して)・坂本昌行(『THE BOY FROM OZ』のピーター・アレン役、『凍える FROZEN』のラルフ役の演技に対して)・望海風斗(『ネクスト・トゥ・ノーマル』のダイアナ役、『ガイズ&ドールズ』のミス・アデレイド役、『ドリームガールズ』のディーナ・ジョーンズ役の演技に対して)・瀬戸山美咲(『スラムドッグ$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』の上演台本と演出の成果に対して)■菊田一夫演劇賞特別賞・渥美博(永年の舞台におけるアクション指導の功績に対して)
2023年05月15日第48回菊田一夫演劇賞が13日発表となり、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』上演関係者一同が菊田一夫演劇大賞に輝いた。同賞は演劇界の巨星・菊田一夫氏の名を冠し、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の高い舞台成果が評価され、演劇大賞に選ばれた。菊田一夫演劇賞には、天海祐希(『広島ジャンゴ2022』ジャンゴ役、『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』アンヌ役)、坂本昌行(『THE BOY FROM OZ』ピーター・アレン役、『凍える FROZEN』ラルフ役)、望海風斗(『ネクスト・トゥ・ノーマル』ダイアナ役、『ガイズ&ドールズ』ミス・アデレイド役、『ドリームガールズ』ディーナ・ジョーンズ役)、そして『スラムドッグ$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』の上演台本と演出を務めた瀬戸山美咲が選出された。また、菊田一夫演劇賞特別賞は永年の永年の舞台におけるアクション指導の功績が称えられ、渥美博が受賞した。
2023年05月13日現在放送中の連続テレビ小説「らんまん」の新たな出演者として、小野大輔、伊礼彼方、アナンダ・ジェイコブズ、山脇辰哉、住田隆、今野浩喜、渋谷謙人、田村芽実、小倉久寛の9名が発表。特別番組「まだ間に合う!らんまん」の放送も決定した。植物学者・牧野富太郎の人生をモデルにした本作。5月8日(月)放送の第6週からは、神木隆之介演じる万太郎の東京での生活がスタート。今回発表された声優の小野さんが演じるのは、今後「峰屋」に出入りすることになる呉服屋の仙石屋手代。さらに、元薩摩藩の実業家・高藤雅修役を伊礼さん、寿恵子(浜辺美波)の音楽&ダンスの先生役をアナンダさん、十徳長屋の住人役を山脇さんと住田さん、東京大学植物学教室の講師・大窪昭三郎役を今野さん、そこの学生・細田晃助役を渋谷さんが演じる。今野浩喜また、大畑印刷所のひとり娘・佳代を田村さん、根津にある中尾質店の店主を小倉さんが演じる。小倉久寛そして第6週を前に、小野さんがナレーションを務める、まだこれからでも追いつける特別番組「まだ間に合う!らんまん」、土曜日に放送してきたダイジェスト版のふり返り放送も必見だ。連続テレビ小説「らんまん」関連番組・「まだ間に合う!らんまん」NHK総合/5月5日(金・祝)午後6:05~BSプレミアム/5月6日(土)午後4:35~・連続テレビ小説「らんまん」土曜版振り返り放送5月8日(月)※7日深夜 午前2:25~第1週~第5週<NHK総合>・土スタ 「らんまん」in 高知ゲスト:神木隆之介、志尊淳5月6日(土)午後1:50~<NHK総合>・あの日 あのとき あの番組「ひたむきに愛するということ~『らんまん』と牧野富太郎~」5月7日(日)午後1:50~<NHK総合>連続テレビ小説「らんまん」は毎週月~土曜日8時~NHK総合にて放送中(土曜日は1週間をふり返り)。(cinemacafe.net)
2023年04月26日元メジャーリーガーの松坂大輔が出演する、ソニー生命保険の新CM「野球の神様に愛された男」編が、1日より放送開始した。挑戦していくことは、やめたくない――現役生活を終えてもなお、前に進む姿勢を貫き続ける松坂。新CMでは高校時代の国体決勝の会場である平塚球場を訪れ、選手時代を回顧しながら、球児たちを見守る。快晴のもと、客席からグラウンドを眺めるシーンから撮影スタート。松坂は、「ここ平塚球場は、高校時代に何度もマウンドに立った場所でした」と昔を懐かしみながら、声を張り上げ駆け回る球児たちを見つめる。また、室内でのシーンでは熱のこもった思いをたっぷりと話し、聞き応えのある内容に、現場スタッフも耳を傾けていた。コメントは以下の通り。■松坂大輔皆さんこんにちは! 松坂大輔です! まだまだ慣れませんが自分なりにリラックスして撮影できたと思います。実際にライフプランナーさんからライフプランニングを受けているシーンでは家族への思いや、自分の夢など本当にたくさんのことを再認識できて驚きました! 皆さん是非ご覧ください!
2022年12月01日俳優の舘ひろし、お笑いコンビ・ずんの飯尾和樹、女優の深川麻衣、北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督、元プロ野球選手の松坂大輔氏が出演する、マイナポイントの新CM「もらえるうちに」編が7日より、全国(一部地域を除く)で放送される。新CMでは、マイナンバーPRキャラクターであるマイナちゃんの着ぐるみを着て、「マイナポイント第2弾」の広報活動に励む舘のもとに、飯尾、深川が「マイナンバーカードの交付率が2人に1人に!」と嬉しそうに報告。それに対し、「はしゃぐのはまだ早い!」と大人らしくいさめる舘とともに松坂氏が登場する。そして、「通過点です……!」と華麗なフォームで、ホワイトボードの交付率の折れ線グラフの“100%”目盛にのめり込むほどの“高速スライダー”を投げ込むと、3人から思わず歓声が。また、「もらえるうちに、つくらなくちゃ!」と前向きに呼びかける松坂氏に対し、野球界の先輩である新庄監督は「ナイスのびしろ!」と励まし、舘は2人のやり取りに「いいこと言うなあ」と感嘆の声をこぼす、という内容になっている。
2022年11月07日声優の浪川大輔と早見沙織が、映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に吹き替えで参加していることが明らかに。物語の重要なカギを握るであろう新キャラクターを担当する。「ルパン三世」シリーズの石川五ェ門役、「スター・ウォーズ」シリーズのアナキン・スカイウォーカー役などを務めている浪川さんが演じるのは、物語の大きなカギを握る<海の帝国>の謎の王ネイモア。マーベル作品では自身初となる主要キャラクターだ。本編では未だ多くの謎に包まれているネイモア。漫画原作では最古の1人に数えられるキャラクターとしてファンの間では人気を得ている。予告編では、海中に鎮座する玉座へ降り立つシーンや、足首にある羽根を駆使して空中を自在に飛ぶ場面が登場。狂気を帯びた力強さも漂わせる。大人気アニメ「SPY×FAMILY」ではヨル・フォージャーを、「鬼滅の刃」では胡蝶しのぶといった、人気キャラクターの声を担当している早見さんは、今後のマーベル・シネマティック・ユニバースに深く関わるであろう注目のキャラクター、アイアンハートことリリ・ウィリアムズを演じる。2023年配信予定のドラマ「アイアンハート」にて、主人公アイアンハートになるキャラクターとして発表されたリリ・ウィリアムズは、天才的頭脳を持つ19歳のマサチューセツ工科大学生。予告編では、彼女が纏うであろうアイアンマンを彷彿とさせる赤いハイテクスーツが登場している。リリのキャラクターポスターでは、ゴーグルや機械を身に纏い、近い将来に迫っている脅威を危惧するような眼差しが印象的だ。浪川大輔コメント全世界を社会現象に巻き込んだ映画。賞賛と深い悲しみを乗り越えての続編ということであらゆる分野の方が注目するであろう今作。自分のキャリアの中でもヒーロー映画に重要ポジションで関わるのは初めてです。ずっと携わりたいと強く願っていました。なので、喜びの極みです。映画の注目ポイントは正直挙げきれません。どのような展開になるのか、どのような映像美があるのか。迫力満点な作品だと思います。またもや全世界を巻き込む社会現象になること間違いなしだと思います!早見沙織コメントリリ・ウィリアムズ役の吹替えを担当させていただくこととなりました。あの「ブラックパンサー」に今作から参加することができて、大変嬉しく思います。リリは、頭脳明晰でありながら、若者らしい、くだけたノリと勢いを持った人です。作中では、シュリを中心としたキャラクターたちとも深く関わっていきます。表情豊かな彼女の人物像を声でもお伝えできるよう、精一杯アフレコをさせていただきました。ぜひ劇場でお楽しみくださいませ!『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』は11月11日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー 2022年11月11日より全国にて公開©Marvel Studios 2022
2022年10月20日今回、ご紹介するのは、『永久少年 Eternal Boys』。おっさんアイドルの奮闘を描く、注目のオリジナルTVアニメです。主要キャストを演じた、平川大輔さん、小西克幸さん、浪川大輔さん、森川智之さん、佐々木望さんにお話をうかがいました。「おっさんたちを輝かせていただけたらうれしいです」左から、森川智之さん、浪川大輔さん、平川大輔さん、小西克幸さん、佐々木望さん。【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 122『永久少年 Eternal Boys』は、社会の波に揉まれながら成功や挫折を味わってきた6人のおっさんが、アイドルグループ・永久少年を結成。年齢や体力の壁を乗り越え、アイドルを目指す物語です。永久少年のメンバー6人を豪華声優陣、平川大輔さん、小西克幸さん、福山潤さん、森川智之さん、浪川大輔さん、佐々木望さんが担当。アラフォーですが、彼らの心は永遠の少年。崖っぷちに立たされた6人のおっさんは、アイドルグループ・永久少年として、いつからでも新しいことにチャレンジできること、いつからでも輝けることを証明すべく立ち上がります。さらに、永久少年とともに、個性豊かな2組のアイドルグループも登場。⻑年にわたりアイドルとして最前線を走ってきた国民的アイドルグループGentlemen(ジェントルメン)のメンバーを森久保祥太郎さん、寺島拓篤さん、笠間淳さん、KENNさんが担当。そして、永久少年の同期デビューとなる新進気鋭のアイドルグループStory of Love(ストーリーオブラブ/通称:ストラブ)のメンバーを、小林千晃さん、仲村宗悟さん、石谷春貴さん、ランズベリー・アーサーさん、河本啓佑さん、堀江瞬さんが担当。今後の永久少年との関わりが注目されています。11月23日には、Gentlemenが歌うオープニングテーマ「Dreamy Life」とStory of Loveが歌うエンディングテーマ「FRIENDS」、永久少年が出演するオリジナルドラマを収録したCDの発売が決定。K-POPの世界的アイドルグループ・SUPER JUNIORのメンバー、イェソンが、『永久少年 Eternal Boys』のPVに自身のSNSで反応するなど、多方面で反響を巻き起こしています。平川さんは、失業保険で暮らす元サラリーマンの真田健太郎役ーー本作に出演が決まったときのお気持ちを教えてください。森川さんおっさんがアイドルを目指す内容とのことで、詳細を確認したところ、僕が演じる役は実年齢よりも年下でした。そういう意味では、よりハードルが高い役だと思いました。ただ、いまは多様性の時代ですから、こういうこともあって良いだろうと。みんなで楽しく演じたいと思いました。浪川さん物語の概要を聞き、アイドルもののコンテンツはたくさんあっても、この設定はなかったかと。これまでにありそうでないアニメだなと思いました。グループを組むメンバーの方々のお名前を聞いたとき、「ベテラン感すごいな」と感じるとともに、安心感を抱きました。平川さん周りは濃いキャラクターばかりなので、埋もれないように頑張ろうと思いました。真田は真面目なキャラクターなので、何事も真面目に取り組むから何かが起こるというところを見せていけたら良いなと思いました。小西さん幅広い年代の方々と一緒に演じることが、とても楽しみでした。そして、自分たちがどういうパフォーマンスをして、キャラクターがどのように成長していくのか、ワクワクしました。佐々木さんオーディションでは最初「柿崎で」と言われたのですが、「ほかの役も受けて良いですよ」とのことでしたので、ぜんぶの役のオーディションを受けたんです。浪川さんぜんぶ受けたんですか!?一同爆笑佐々木さん結果的にはやっぱり「柿崎で」と言っていただけたんですが。一回演じたからかどの役にも親近感があります。ほかのキャストの面々は皆さんイメージピッタリでした。柿崎は複雑な魅力がある人なので、彼を演じられることも、メンバー皆さんと作品を作っていけることも楽しみにしていました。小西さんは元中学教師で、塾講師のアルバイトをしている石田直樹役ーーこのなかで、もっともアイドルに向いているメンバーは?小西さん浪川くんです。実際、アイドル活動もされていますし。一同爆笑森川さんそれぞれ個性やカラーが違うので、みんながアイドルだと思います。浪川さんみんなで視聴者の方々の心を満たしていけたら良いですね。小西さん僕らのなかで、順位をつけるなら、浪川くんです(笑)。浪川さん望さんはどう思われます?佐々木さん浪川。浪川さん平川さんは?平川さん浪川くん。浪川さんああ……。僕は……僕だと思います(笑)。一同爆笑浪川さんは人気子役出身の売れない演歌歌手・今川剛役ーーみなさんが少年の心に戻る瞬間は?浪川さん森川さんは、『おまえら』(書籍化もされている、爆笑トークライブ『森川智之と檜山修之のおまえらのためだろ!』)をやっているときじゃないですか?(笑)。森川さん自分が犠牲になって、体を張ってバカをやっても、みんなを笑わせることができたらうれしいと思う、ドMなところがあるんです。そういうところは少年だなと思いますね。浪川さん場所で言えば、お祭りやお正月の神社の参道などで、屋台を見ると子どもの頃を思い出すんです。いまだに無性に焼きそばが食べたくなったりして。大人になっても心は変わっていないのかなと思います。平川さん和でも洋でも、甘いものが大好きなんです。甘いものを食べているときは、子どものような顔をしているんじゃないかと思います。ーー特にどのような甘いものがお好きですか?平川さん和で言えば、ようかんや道明寺ですとか。小西さん渋いですね……おじいちゃんみたいな(笑)。最近のおすすめは何ですか?平川さん果物がまるごと入っているものです。小西さんあれ、おいしいですよね。果汁が半端なくて、もちもちしていて。僕は、浪川くんに突っ込みを入れたり、みんなとわいわい騒いだり、楽しくしていたりする瞬間が少年の心だなって思います。佐々木さんわちゃわちゃしないし、あまりしゃべらない子どもだったんです。だから少年らしくはなかったかもしれません。でも、好きなものに対しては、ハイテンションで喋りまくったりします。時計や万年筆や辞書とか、やっぱり少年っぽくないアイテムなんですが。家にある辞書たちの話なんて永遠にしていられます。あまり誰も聞いてくれませんけど(笑)。革ものも好きなので、装丁が革張りの辞書は、つい撫でてしまいます。平川さん革張りは時間が経つと趣がでますよね。森川さん改訂版がでると買っちゃうよね。どこが違うのか、探したりして。佐々木さん話に乗ってくれてありがとう。森川さん僕も似ているところがあるから、わかるんですよ。佐々木さん似てるところがあるなんてうれしいな。森川さんは売れっ子モデルから芸能事務所のマネジャー、そしてアイドルへと転身した山中大輔役ーー最後に、見どころをお願いいたします。森川さん僕が演じる山中がバックボーンにしているのが、先代の事務所社長がよく口にしていた言葉、「人生はエンターテインメントだ」なんです。この言葉は、芸能に携わる仕事をしていなくてもみんなに通じるものだと思うんです。本作は、人生はエンターテインメントだから楽しもうという気持ちを呼び起こしてくれると思います。ひとりひとりが人生を謳歌していただきたいなと思います。浪川さんすごくポジティブな作品になっています。アイドルですから、みなさんに応援して、盛り上げていただき、おっさんたちを輝かせていただければ、うれしいです。平川さんそれぞれいろんな人生を歩んできて、崖っぷち状態のおっさんたちがそこからアイドルを目指す物語です。途方もない山に登ろうとしている人たちを描いていますが、カッコ悪いところを見せていけるおっさんたちを見て、最終的にかっこいいと思っていただけたら素敵だなと思っています。ぜひご覧になって、応援していただきたいです。佐々木さんは元No.1ホスト&ホストクラブ経営者の柿崎誠役小西さん人生は思い通りにいかないことがいっぱいありますが、そのなかでちょっと踏ん張っていると良いことがあります。おっさんたちがいろんなことと戦っていく姿を見て、彼らと一緒に元気になっていただけたら、うれしいです。僕らもみなさんにエネルギーをお届けできるように、頑張ります。佐々木さん真田の「40代、人生崖っぷちなんです」と言うセリフを聞くたびに、僕は50代なので「もう崖から落ちてるじゃん」と思うんですが……。一同爆笑佐々木さん柿崎はさわやかな大人ですが、心に熱いものを秘めています。物語が進むにつれて、そういう内面が随所に出てくるので、いろいろな柿崎の素顔を愛していただけたらうれしいです。この作品はコンセプトは面白いし、スタッフさんの熱意も高くて、参加できてとても楽しいです。永久少年のキャスト6人は、僕と森川さん、平川さんと小西さん、浪川さんと福山さんで、うまいこと3つの世代に分かれているんですよね。声優の年齢や世代が各キャラクターにも重なっているところも楽しみながら応援してくださいね。インタビューのこぼれ話平川大輔さん、小西克幸さん、浪川大輔さん、森川智之さん、佐々木望さんという豪華声優陣が一堂に会し、インタビューと写真撮影が実現するのはかなりレアなこと。それぞれ表情やポーズに工夫を凝らした、ソロショットも合わせてお楽しみください!Information『永久少年 Eternal Boys』FODプレミアムにて先行独占配信中10月10日より毎週月曜日26:10~、フジテレビにて放送10月15日より毎週土曜日22:30~、アニマックス、BSフジでも放送声の出演/平川大輔、小西克幸、福山潤、浪川大輔、森川智之、佐々木望ほか文・田嶋真理文・田嶋真理
2022年10月14日アニメ映画『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』が2023年10月27日(金)より公開される。「デジモンアドベンチャー02」の主人公・本宮大輔が“20歳”に「デジモン」とは?「デジモン」は、1999年に映画『デジモンアドベンチャー』が公開され、同年にTVアニメ放送がスタートしたアニメシリーズ。TVアニメシリーズ第1作目の「デジモンアドベンチャー」に続く、2000年放送の第2作目「デジモンアドベンチャー02」は、本宮大輔とブイモンをはじめとした、新たな“選ばれし子どもたち”とパートナーデジモンたちが加わり、再び危機に瀕したデジタルワールドを救うための冒険の物語が描かれた。“選ばれし子どもたち”誕生の裏に秘められた真実とは?そんな「デジモンアドベンチャー02」の主人公・本宮大輔たちを主軸とした物語を再び届ける、映画『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』が公開へ。劇中では『デジモンアドベンチャー tri.』 、TVアニメ第1作目の主人公・八神太一とアグモンの成長した姿を描いた『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』より“少し先”のストーリーを描く。物語の舞台となるのは、お台場とデジタルワールドを行き来した冒険の日々から10年が過ぎた2012年。主人公・本宮大輔たちの年齢は“20歳”になり、それぞれの道を歩き出しつつも、パートナーデジモンとは変わらぬ絆で結ばれていた。そんなある日、突如巨大なデジタマが東京タワー上空に出現。“みんなにともだちを。世界中すべてのひとにデジモンを”というメッセージが世界中へ発信される。新キャラクターに緒方恵美&釘宮理恵『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』には、新キャラクターである謎の青年・大和田ルイと、物語の鍵を握るデジモン・ウッコモンが登場。大和田ルイ役は緒方恵美、ウッコモン役は釘宮理恵が演じる。その他、お馴染みの声優キャストが揃う。大和田ルイ...緒方恵美東京タワーから落下したところを大輔たちに助けてもらい、「世界ではじめて選ばれし子どもになった」と話す謎に包まれた青年。選ばれし子ども誕生の裏側には、幼いルイのたった一つの願いが隠されているのだった。劇中では、「人間とデジモンは出会っちゃいけない」「お互いを不幸にする存在なんだ」と衝撃の告白をする場面も。「幽☆遊☆白書」の蔵馬/南野秀一役、「エヴァンゲリオン」シリーズの主人公・碇シンジ役、「セーラームーン」シリーズのセーラーウラヌス/天王はるか役などで知られ、『劇場版 呪術廻戦 0』の乙骨憂太役でも話題を集めた緒方恵美が、デジモンシリーズに初出演する。ウッコモン...釘宮理恵ツルツルした海洋生物のような可愛い見た目と声をしているが、謎も多く、物語の中でも重要な役割を果たすことになるデジモン。ルイのかつてのパートナーデジモンと思われるキャラクター。『銀魂』 の神楽や『鋼の錬金術師』のアルを演じてきた、釘宮理恵が務める。本宮大輔...片山福十郎 / ブイモン...野田順子大輔とブイモンは師匠の店を間借りしてついに自分のラーメン店をオープン。日々熱心にラーメン作りの研究に明け暮れる。一乗寺賢...ランズベリー・アーサー / ワームモン...高橋直純大学のキャンパスで周囲から熱い視線を受けながら警察官の試験に向け勉強を続ける。井ノ上京...朝井彩加 / ホークモン...遠近孝一留学先のインドで仲間とともに研究に没頭。八神ヒカリ...M・A・O / テイルモン...徳光由禾大学で幼児教育を学びながら保育所でバイトをしている。火田伊織...山谷祥生 / アルマジモン...浦和めぐみ弁護士事務所でアルバイトを始め、大量の書類に忙殺される。高石タケル...榎木淳弥 / パタモン...松本美和文学部に通いながら小説家として知見を広げようとしている。『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』のスタッフが続投なお、『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』のスタッフは、『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』に続き、監督を田口智久、脚本を大和屋暁、アニメーション制作をゆめ太カンパニー、音楽を富貴晴美が担当する。映画『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』あらすじ舞台は、お台場とデジタルワールドを行き来した冒険の日々から10年が過ぎた2012年。ある日、巨大なデジタマが突如東京タワー上空に出現し、世界中へ「みんなにともだちを。世界中すべてのひとにデジモンを」というメッセージを発信する。そんな中、大輔たちの前に欠けたデジヴァイスを持った青年・大和田ルイが登場。選ばれし子ども誕生の裏側には、幼いルイのたった一つの願いが隠されているのだった。過去そして現在、全てが繋がった時、デジモン史上最大の危機が訪れる。友情とは何か?幸せとは何か?そして大輔たち02チームが選んだ道とは?今再び、大人になった“選ばれし子どもたち”が出動する!【作品詳細】映画『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』公開日:2023年10月27日(金)出演:片山福十郎、野田順子、ランズベリー・アーサー、高橋直純、朝井彩加、遠近孝一、山谷祥生、浦和めぐみ、榎木淳弥、松本美和、M・A・O、徳光由禾、緒方恵美、釘宮理恵監督:田口智久脚本:大和屋暁キャラクターデザイン:中鶴勝祥デジモンキャラクターデザイン:渡辺けんじアニメーションキャラクターデザイン:立川聖治音楽:富貴晴美スーパーバイザー:関弘美アニメーション制作:ゆめ太カンパニー製作:東映アニメーション・東映
2022年08月02日タレントの加藤ローサさん(37)は、かねてよりお付き合いしていたサッカー選手の松井大輔選手(41)と2011年に結婚。共通の知人を通じて知り合い、交際へと発展した2人ですが、ローサさんは松井選手に対しての第一印象は良くなかったとか。ただ、そのことで初めから素の自分でいられ本音で言いたいことを言えたことが逆に良い交際になったそうです。先日、ローサさんのインスタグラムに松井選手のおちゃめな姿が投稿され反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう! 松井選手を「22番」呼びするおちゃめなローサさん この投稿をInstagramで見る 加藤ローサ(@kato_rosa_)がシェアした投稿 「今日は最近お気に入りのイヤリングをつけてランチしてきました。私、耳たぶが薄くて。おっきい物はイヤリングにしてもらってます〜22番にもつけてみました。これは甘辛ミックスって言うのかしら。」とお気に入りのイヤリングをつけた自撮りショットを投稿したローサさん。2枚目にスライドするとランチで食べたお料理の写真、そして最後にスライドすると...松井選手がローサさんのイヤリングをつけているじゃありませんか(笑)22番にもつけてみました、ということはローサさんが指示したと思われますね。そんなおちゃめな夫婦を見たフォロワーたちは「最後が一番かわいいです」「22番さんもなかなか似合ってますよ」「仲良し~♡二人ともかわいい」とノリのいい仲良し夫婦に多くの反響が集まりました。ローサさんのインスタグラムに度々登場する松井選手絡みの投稿が注目を集めているようです。夫婦になった今もカップルのように仲良しの2人。いつか2人並んだツーショット写真が見たいですね!あわせて読みたい🌈篠崎愛さんのスカートひらり!「令和のモンロー」「女神」「天使」ファン悶絶
2022年06月22日「第47回菊田一夫演劇賞」授賞式が5月30日に東京會舘で行われ、橋本環奈、上白石萌音、佐藤B作、木下晴香、森新太郎、松本白鸚が出席した。「菊田一夫演劇賞」は一般社団法人映画演劇文化協会が主催し、大衆演劇の舞台で優れた業績を示した作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフに贈られる賞。今回は舞台『千と千尋の神隠し』の上演関係者が演劇大賞を受賞(代表:橋本、上白石)、また『サンシャイン・ボーイズ』アル・ルイス役の佐藤B作、ミュージカル『リトルプリンス』王子役の土居裕子、ミュージカル『モーツァルト!』のコンスタンツェ役、『王家の紋章』のキャロル役、『彼女を笑う人がいても』岩井梨沙/山中誠子役の木下晴香、そして『ジュリアス・シーザー』、『冬のライオン』の演出について森新太郎が菊田一夫演劇賞を獲得している。また菊田一夫演劇賞特別賞には、ミュージカル『ラ・マンチャの男』の主演を半世紀以上も務めた松本白鸚が選ばれた。式では受賞者に選考委員会より賞状と、正賞の盾と副賞の賞金(大賞:100万円、演劇賞及び特別賞:50万円)が授与。なお、土居は新型コロナウイルス感染症罹患のため、授賞式は欠席となった。受賞者のコメントは以下の通り。<橋本環奈>私たちみんなで作った舞台が菊田一夫演劇賞大賞を受賞することができて大変光栄に、嬉しく思っています。『千と千尋の神隠し』という作品は誰もが知る世界的な不朽の名作で、それを舞台化するということになり、世界初演ということもあって0から1を作る作業がこんなにも大変なんだと日々の稽古で感じていて、幕を開けるために誰一人欠けても上演出来なかったと思うとカンパニー全員でこの賞を受賞できたことが嬉しいです。まだ北海道、愛知と公演が続くのでこの賞を励みにもっと磨きをかけて精進していきたいと思います。本日はありがとうございました。<上白石萌音>この度はありがとうございます。みんなで一つの賞をいただけたことがとても嬉しいです。この作品は国内のみならず海外にも上演関係者がいらっしゃいます。国境も世代も超えて大きなカンパニーが1本の映画への愛とリスペクトで強くつながっていることが素敵だなと思いますし、その輪の中に自分もいられることを幸せに思います。お客様の中には初めて舞台をご覧になるという方が多いそうです。そういった方々にもっと演劇を観てみたいと思っていただけるような、良い入り口になれるような作品でいられるよう努めてまいります。まだロングランが続くなかでこのような栄えある賞をいただけたことはカンパニー全体の活力になっています。賞に恥じぬよう1公演1公演を大切にお届けしたいと思います。ありがとうございました。<佐藤B作>佐藤B作と申します。ちょっと聞くとふざけた芸名のようですが、これは自由劇場という劇団の研究生の時にあだ名をつけていただきまして今に至ります。私は大学で東京に出てきました。絵に描いたように真面目な学生でしたが、五月病なのかだんだんと学校に行かなくなり歌舞伎町のジャズ喫茶に朝までいるようになってしまいまして、この先どうなってしまうのかと思っていたのですが、ある日『若者たち』というドラマを見てとても感動しまして「学校も行かず、ぶらぶらしていてはダメだ」と思いなぜか演劇をやろうと思い、早稲田の劇団に入りすっかり人生が変わってしまいました。その時の演出に「佐藤の演技はナイーブでよかった」と褒めてもらい、それからどんどん芝居にはまっていきまして、その後自由劇場に入り、東京ヴォードヴィルショーを作って、いろいろな劇作家と出会いました。そんな中今回の『サンシャイン・ボーイズ』で、同世代で尊敬している加藤健一さんからお声かけをいただきまして普段あまり海外の演劇をやってないので初めてのような役でこのような賞をいただき、いろんな方のお力添えがあって生かされているなと感謝の気持ちでいっぱいの佐藤B作でした。<土居裕子(欠席のため本人のメッセージ全文)>この度は、このような名誉ある素晴らしい賞を頂戴し誠にありがとうございます。30年前の初演から何度も演じた役柄とは言え、まさかまたこの年齢で演じさせていただけるとは、ましてや、小さな劇団で生まれ上演してきたこのオリジナルミュージカルが、東宝の製作で、より多くの方に観ていただけることになるとは夢にも思っていませんでした。そのご決断は大変勇気のいるものだったのではないでしょうか。本当に本当にありがとうございました。いつ中断してもおかしくないコロナ禍で、名古屋の大千秋楽まで、スタッフ、キャスト全員が、健康なまま駆け抜けることができたのは、カンパニーの皆様の意識の高さと、この作品へたくさんの愛情を注いで下さったことに他なりません。それなのに、それなのに、こんな飛び上がるほど嬉しい賞をいただいて、この日をずーっと心待ちにしていたのに、この大事な時に感染してしまうとはっ。ほんとに情けないかぎりです。星の王子さまにも、「今回ばかりは笑えない」と、真上に光るあの星から叱られてしまいました。本当に申し訳ありません。当然のことながら、私ひとりでいただけた賞ではなく、「土居さんが王子を演るなら」などと、とんでもない発言で私をこの場に導いてくださった井上芳雄さんをはじめ、プロデューサーの小嶋麻倫子さん、演出の小林香さん、全てのキャスト、スタッフの皆様、そしてパンデミックの中、ご来場下さいましたたくさんのお客様の熱意と応援のおかげと心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。<木下晴香>この度は栄誉ある賞をいただき大変ありがたく思っております。まさかこのような賞がいただける日が来るとは夢にも思っていなかったのでお知らせを受けたときは本当にびっくりしました。『モーツァルト!』『王家の紋章』『彼女を笑う人がいても』の3作ともに「どうかお客様にお届けできますように」と祈るような気持ちで過ごしていた日々でもあったので、今回ちゃんとお客様と作品を分かち合えたんだという証をこんなに素敵な形でいただけて嬉しいですし、素晴らしい出会いと学びに満ちた日々を過ごさせていただいたと改めて幸せを感じております。「挨拶、素直さ、謙虚さ、感謝」恩師からいただいたこの言葉を胸に九州から上京して5年半が経ちます。まだまだ至らないことばかりで目の前のことに真っ直ぐに取り組むことしかできない私が今日この場所に立つことができたのはたくさんの方からいただいた愛と言葉が導いてくれたおかげです。これまでお力添えをいただいた皆様、ご一緒させていただいた皆様、応援してくださる皆様には感謝してもし切れません。幼い私に夢を与えてくれたのも、心に栄養を与えてくれたのも演劇でした。作品を通して誰かの力になれるよう、出会いを大切に、そしてこの賞を糧に日々精進してまいります。<森新太郎>演出の森新太郎です。この度は栄えある賞をいただき誠にありがとうございます。演劇集団円の大先輩である立石涼子さんに言われた言葉で胸に深く残っているものがあります。「森、奇をてらう必要はないのよ。普通にやりなさい。みんな一人ひとり普通は違うのだから。あなたの普通はそれだけであなたの個性なのだから」それ以来私は普通にやることを心掛け、素直に自分が信じられることだけを追求してきました。受賞の対象となった2作品においてもそれは変わりませんでした。『ジュリアス・シーザー』は、本来は男性ばかりが登場する政治闘争劇ですが私はそれを女性のみで上演しました。しかし、オールフィメールというその看板を意識することなく吉田羊さんをはじめとする俳優陣は力強く人間・ブルータスをあるいは人間・ジュリアス・シーザーを演じてくださいました。『冬のライオン』は中世ロイヤルファミリーの崩壊を描いたコメディで俳優たちのアンサンブルが素晴らしかった。私は織田作之助の『夫婦善哉』が大好きなのですが、佐々木蔵之介さんと高畑淳子さんのロイヤル夫婦善哉に私自身が一番心を躍らせていたかもしれません。両作品とも忘れえぬ演劇体験でした。この2作品だけでなく私の演劇作品に携わってくださったすべての皆様にこの場をお借りして心より御礼申し上げたいと思います。<松本白鸚>一番懐かしい名前が刻まれた賞でございます。『ラ・マンチャの男』というミュージカルは26歳のときに初演をしました。あっという間に50年。今日は東宝さん、選考委員の方々、ご関係者、『ラ・マンチャの男』スタッフ・キャストの皆様方にお礼を申し上げたいと思います。先週くらいから『キンキー・ブーツ』というミュージカルがブロードウェイで上演されているのですがその劇場が『ラ・マンチャの男』をやった劇場でマーチンベックシアターと言います。英語でブロードウェイの俳優さん相手に60ステージやりました。懐かしいなと思いました。本当に今日はお礼の言葉で終始したいと思います。最後に初演からブロードウェイをはじめ50年以上私のそばにいて、ブロードウェイではドレッサーもやってくれました、家内の紀子にお礼を言いたいと思います。ありがとう。
2022年05月31日すらりと伸びる長身と柔らかい笑顔が印象的な俳優の中川大輔さんと、フィルムカメラならではの質感を生かした独自の世界観が注目を集める写真家・久野美怜さんが、蔵前エリアをぶらりと街歩き。同世代の二人だからこその、自然体なセッションが実現した。大学在学中にモデルデビューを果たし、3年前から俳優としてのキャリアをスタート。映画やドラマへの出演が相次ぐ中川大輔さん。今でこそ気鋭の若手俳優として注目を集めている彼だが、芸能活動を始めたばかりの頃は、卒業後の進路について迷うこともあったという。「モデルを始めた頃は美術大学へ通う学生だったので、『メンズノンノ』編集部の方々も学業との両立を最優先してくださっていて。僕自身も、普通に就職するという選択肢をなかなか捨てきれずにいました。建築の仕事にも興味があったし、大学3年で就活を意識した時はけっこうギリギリまで悩みましたね。でも、昔から何かを表現することに魅力を感じていたので、俳優として自分の表現を突き詰めたいと思い、この道へ進むことを決めました」爽やかな笑顔が印象的な中川さんは、ラジオと読書が好きという文化系な一面もあわせ持つ。最近はフィルムカメラに夢中だといい、写真家の久野美怜さんともカメラ談議で盛り上がっていた。「久野さんとは年齢が近くてお互いに美大出身だったので、撮影中はまるで一緒に制作課題をやっているような、ちょっと懐かしい感覚になりました。魚眼レンズでグッと寄られるのは初めての体験だったので、テンションが上がりましたね。普段は建築物の写真を撮ることが多いのですが、カメラを持ち歩くようになってから、自然と街のいろんなところへ目を向けるようになったように感じます。最近はランニングにもハマっていて、行き先を決めずにとにかく青信号になった方へ…って知らない場所まで行くのが好きなんです。学生時代はずっと帰宅部だったし、今が人生で一番運動しているかもしれません。このままランニングと筋トレを続けて、いつか撮影で体を披露できたらいいな。蔵前エリアは川沿いの景色がきれいで、走るのにぴったりの場所ですね。撮影で訪れたお店(CRANE HOUSE SANDWICH SHOP)のようにバックグラウンドにカルチャーを感じるショップが多くて、街を歩いているだけでも楽しかったです。普段はパンよりお米派なのですが、久しぶりにお店でホットドッグを食べたらとてもおいしかった」現在は、ドラマ『花嫁未満エスケープ』でヒロインの恋人役を熱演している。数年後に活動を振り返った時に自身のターニングポイントとして印象に残るであろう、重要な作品になりそうな予感がしていると話す。「キャリアのある先輩方と共演する中で、自分に足りないものがいくつも見えてきて。この作品を通じて、一歩上のステージへ連れていってもらっているような感覚があります。3年間俳優をやってきて、自分は役の振れ幅に楽しみを見出すタイプなんだという気づきもありました。もともと僕が俳優の仕事に興味を持ったのは、中学時代に映画で観たヒース・レジャーの演技に衝撃を受けたのがきっかけ。『ブロークバック・マウンテン』と『ダークナイト』という2つの映画でまったく違う役どころを演じきっている姿を見て、人の演技にはこんなパワーがあるんだ…って心を奪われたんです。だから僕も、役によってまったく違う表情を出せる、いわゆるカメレオン俳優になりたいという気持ちがあります。今やってみたいと思うのは、ちょっと変な一面を持つオタクっぽい役。少しずつ仕事の幅が広がってきている実感があるので、このまま努力を重ねて、主演を任せてもらえるような実力ある俳優を目指したいと思っています」なかがわ・だいすけ1998年、東京都生まれ。2016年に『メンズノンノ』のモデルオーディションでグランプリを受賞し、専属モデルデビュー。’19年には『仮面ライダーゼロワン』に出演し話題に。テレビ東京で現在放送中のドラマ『花嫁未満エスケープ』に出演中。ジャケット¥42,900(ウェルダーinfo@wellder.jp)シャツ¥53,900パンツ¥63,800(共にRAKINES/アルファ PR TEL:03・5413・3546)中に着たシャツ¥38,500(ユーゲン/イデアス TEL:03・6869・4279)靴¥18,700(ビルケンシュトック/ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス TEL:0476・50・2626)靴下はスタイリスト私物くの・みれい1996年、東京都生まれ。2019年に女子美術大学ヴィジュアルデザイン科を卒業し、フォトグラファーとしての活動をスタート。雑誌やアパレルブランドのカタログ、CDジャケットなどの撮影を担当するほか、動画監督としても活躍の幅を広げる。※『anan』2022年5月25日号より。写真・久野美怜(SIGNO)スタイリスト・稲垣友斗(TRON)ヘア&メイク・江指明美(mod’s hair)取材、文・大場桃果撮影協力・CRANE HOUSE SANDWICH SHOP(by anan編集部)
2022年05月20日お笑いトリオ、ハナコのボケ担当、菊田竜大さん(34)はかねてよりお付き合いしていたお笑いコンビ、ハルカラの和泉杏さん(37)と2019年に結婚。2人の馴れ初めは、知人の紹介で知り合ったそうで6年もの交際を経て交際記念日のクリスマスにプロポーズしたとか。今は娘さんも誕生し、家族愛に溢れていることでも有名です。先日は、なんと!裁縫デビューしたことを自身のインスタグラムで報告していたようです。早速チェックしてみましょう!娘さんのスカートを手作りした菊田さん この投稿をInstagramで見る ハナコ菊田(@hanaco_kikuta)がシェアした投稿 「娘のスカートを自作しました。正直めっちゃ可愛くできたと思います。」と娘さんのスカートをハンドメイドしたことを報告した菊田さん。洋服が大好きで自身のインスタグラムには主に私服ショットを投稿しています。そんな菊田さんが娘さんのスカートを作ってみたいと裁縫デビュー!パステルカラーの生地がメルヘンチックで可愛く、ウエストのギャザーがボリュームたっぷりなスカートで、素敵な仕上がりに。初めてとは思えない仕上がりに、コメント欄には「めっちゃ可愛い」「YouTube見ました!パパの愛がつまった世界にひとつのスカートですね!」と称賛のコメントが寄せられ「奥様も美しい」「理想の家族」と娘さんを思う夫婦お2人にも羨望のまなざしが向けられておりました。完成までの様子は菊田さんのYouTubeチャンネル『菊田ちゃんちゃんちゃんねる』で公開しているので気になった方はぜひチェックしてみて。あわせて読みたい🌈斎藤工さんが16歳頃のロン毛写真を投稿「すでに完成」「ぷくぷくの唇可愛い」と反響
2022年03月22日人間の弱さや情けなさ、悲哀の先にある滑稽さを、痛いほどに生々しく描き出す劇作家で演出家の三浦大輔さん。この度12年ぶりに再演される舞台『裏切りの街』もまた、愛もなく意味もなく惰性で逢瀬を重ねるフリーターの青年と専業主婦の姿から、閉塞した現代を活写した作品だ。惰性で逢瀬を重ねる男女の哀しくも滑稽な姿をリアルに。「三浦さんが書かれるセリフって、気になる箇所がいっぱいあるんです。たとえば今回の脚本ですが、改訂台本が出たときに、セリフに“え”というたった1文字が加えられていたんです。そこに入れた意図はなんなのか、どんなお芝居になるのを期待しているのか考えますよね。今は毎日、繊細に脚本と向き合う力をつけてもらっている感じです」とは、今作で主人公・裕一(髙木雄也)の恋人・里美を演じる萩原みのりさん。三浦作品は、映画『何者』以来2作目の出演となる。「『何者』のときはオーディションを兼ねたワークショップみたいな形で、1週間くらいお芝居を見ていただきました。三浦さんは毎回、面白い面白くないをはっきり提示してくださる方だし、カッコつけて自分を取り繕おうとしても全部剥がされるんです。もう何も武器を持っていない状態までいって、自分の一番深いところから表現するっていうことを経験して、お芝居に対する思いがすごく変わったんです」そう聞いて大きく頷いた。ドラマ『ただ離婚してないだけ』など、一見エキセントリックな役柄であってもリアリティをもって演じ、それゆえに痛々しいまでの悲しみや絶望を感じさせてくれる俳優だ。「私自身は、どんな役も普通の女性のつもりで演じています。もちろんあり得ない行動に走ったりもしますが、それは彼女にとってもあり得ないことで、気持ちが行きすぎてしまった末でのこと。大事にしているのは役としての主観というのかな。同じ経験はできないけれど、役と一緒になって辛さを感じたり傷ついたりしながら、気持ちを自分の中に溜め込んで演じている気がします」主演の髙木さんも、稽古の中で日々裕一らしく変化しているよう。「お財布に1000円札をしまう姿が様になってきて、徐々にスターじゃなくダラシないフリーターにしか見えなくなってきているのが面白いです(笑)。日々変化する裕ちゃんと対峙していると、昨日と今日で里美も変化していくのが面白いです。ご覧になる方には、彼らみたいな経験はないかもしれない。それでも自分にもこんなところがあるかもなって観てもらえたら嬉しいですね」。パルコ・プロデュース2022『裏切りの街』同棲中の恋人・里美(萩原)の稼ぎに頼る日々を送るフリーターの裕一(髙木)は、出会い系サイトで専業主婦の智子(奥貫)と知り合う。いつしかふたりは関係を持つようになるが…。3月12日(土)~27日(日)初台・新国立劇場 中劇場作・演出/三浦大輔出演/髙木雄也、奥貫薫、萩原みのり、米村亮太朗、中山求一郎、呉城久美、村田秀亮(とろサーモン)全席指定1万800円サンライズプロモーション東京 TEL:0570・00・3337大阪公演あり。はぎわら・みのり1997年3月6日生まれ、愛知県出身。最近の主な出演作に、ドラマ『ケイ×ヤク』、映画『成れの果て』などがある。4月29日に主演映画『N号棟』が公開。ドレス¥24,200(ユナイテッド トウキョウ/ユナイテッド トウキョウ 神宮前店 TEL:03・5962・6400)※『anan』2022年3月16日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・伊藤信子ヘア&メイク・石川奈緒記インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2022年03月15日ティーエイチ プロダクツ(th products)とアーティスト・横田大輔のコラボレーションアイテムが、2022年3月5日(土)より、ティーエイチ プロダクツ千駄ヶ谷ほかにて発売される。写真作品を組み合わせたジャケット&シャツなど横田大輔は、1983年に生まれ、『垂乳根』や『VERTIGO』、『MATTER/MURN OUT』をはじめとする写真集を数多く発表してきたアーティストだ。2019年度には木村伊兵衛写真賞を受賞するなど、国内外で評価されている。初となるティーエイチ プロダクツとのコラボレーションでは、横田の2つのシリーズ「Site」と「CORPUS」から4作の白黒写真を選び、生地にプリントし、それらをランダムにカットして組み合わせたコーチジャケットやオーバーサイズシャツ、パンツ、スカートなどを展開する。コーチジャケットやオーバーサイズシャツ、フーディなどは、ウェア全体を写真プリントの生地で仕上げたモデルと、ブラックを基調に写真作品を配したモデルを用意。一方でパンツやスカートは、全体をプリント素材で仕上げた。いずれも、写真作品の存在感が際立つ、一点もののアイテムとなっている。なお、土日限定オープンの直営店・ティーエイチ プロダクツ千駄ヶ谷では、3月5日(土)から27日(日)まで、コラボレーションアイテムを中心に取り揃える期間限定ストアを開催。また、横田大輔作品の展示・販売を行うほか、横田による写真冊子を数量限定で販売する。詳細ティーエイチ プロダクツ × 横田大輔発売日:2022年3月5日(土)取扱店舗:ティーエイチ プロダクツ千駄ヶ谷 ほか展開アイテム例:・コーチジャケット 53,900円・オーバーサイズシャツ 57,200円・ストレートパンツ 48,400円・ロングオープンスカート 48,400円・フーディ 44,000円■期間限定ストア期間:2022年3月5日(土)〜3月27日(日)の土・日曜日場所:ティーエイチ プロダクツ千駄ヶ谷営業時間:12:00〜19:00TEL:03-6300-4461 (代表)
2022年03月06日2010年に三浦大輔が書き下ろし、自ら演出も手がけた『裏切りの街』を12年ぶりに再演。そこで三浦と、主人公・菅原裕一の恋人・鈴木里美役の萩原みのりに話を訊いた。「人が人を裏切る瞬間、しかもその曖昧さを作品にしたいと思ったんです」と三浦が語るように、この物語はフリーターの裕一と主婦の橋本智子が、何となく不倫を始めるところから動き出す。稽古はまだまだ序盤。だがすでにふたりとも「難しい」と声を合わせ、三浦は「単純に前回よりも劇場が大きくなるので、曖昧さにフォーカスした芝居をどう観客に届かせるのか」と現状の課題に挙げる。萩原は「難しくて死にそうです」と顔をしかめつつも、「自分に対しての言葉はもちろん、他の方につけている演出を聞けることが本当に贅沢で。緊張感もすごいですが、めちゃくちゃ幸せです!」と声を弾ませる。ほぼヒモ状態の裕一を献身的に支える里美というのが、萩原の役どころ。三浦は「すごく役のことを理解してくれていて、この彼女といると窮屈になったり、ちょっと逃げたくなるだろうなって感じでちゃんと演じてくれている。だから今回、少し台本を変えてみたんです。従来の里美像から変化を持たせた方が面白いかなと。萩原さんが出来る人だとわかっていたので、こちらにもそういう欲が出てきました」と萩原に大きな期待を寄せる。初演の映像と2016年の映像版を見たという萩原は、「里美としての答えがすでにふたつあり、つい寄せてしまいそうになるんです。でも気持ちが伴っていないせいか、すぐ三浦さんにバレてしまって。その分自然と、自分の中の里美を探しに行けている感覚はありますね。あと菅原役の高木(雄也)さんご自身はとても明るい方ですが、文字で読んだ時の裕ちゃん(=菅原)と、高木さん演じる裕ちゃんの印象がちょっと違う。高木さんだからこその裕ちゃんをどこか少しかわいいなと思いつつ、抱きしめているような感覚が里美にはずっとありますね」と、この再演ならではの里美像を掴み始めているようすだ。※高木の「高」ははしごだかその高木に関して三浦は、「これまで多くの人が演じてきた菅原ですが、高木くんの場合は“陽”の菅原になるかなと思っていました。ただその陽の部分を演技に乗せるには、彼の中にストッパーがあるみたいで。その殻を破った時に、高木くんらしい菅原が生まれるんじゃないかなと思います」と予想。このカンパニーから、いかなる『裏切りの街』が立ち上がるのか。その開幕を楽しみに待ちたい。東京公演は3月12日(土)に新国立劇場 中劇場で開幕。その後、3月31日(木)よりCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて大阪公演を開催する。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2022年03月04日