「堤真一」について知りたいことや今話題の「堤真一」についての記事をチェック! (1/19)
フリーアナウンサーの武田真一が『第17回ペアレンティングアワード』の「パパ部門」を受賞し27日、都内で行われた授賞式に参加した。「パパ部門」は武田と声優の梶裕貴が受賞。武田は元NHKで現在はフリーで活動。日本テレビ系情報番組『DayDay.』のメインMCを務めている。また、息子2人のPTA活動にも参加している。息子2人が社会人と大学生になり「子育ての最終コーナー」と武田は表現。NHK時代は転勤族だったが「うちの家族は基本的に付いてきてくれた。家族の時間をしっかり意識して持つことは大事だなと思っています」と感謝した。「いろんな仕事をしてきましたけど、子育ては楽しくて価値ある仕事だった」としみじみと振り返った。成長した息子たちから影響を受けることも多いそう。「(出版社に務める)上の子からは若い人たちが好きなサブカルチャーの話をずいぶん聞いた。下の子からは、僕が見たことも、やったこともなかったサッカーの影響を受けて、ハマっちゃって1日で3試合をヨーロッパのサッカーを見ていた時期がありました。そのぐらい影響を受けました」とする。さらに学ぶこともある。「Z世代ですから。多様性とかに関しては『パパ、それ違うよ』とか『それ、差別だよ。絶対にテレビで言っちゃダメだよ』とか、ここでは言えないことを言っちゃって、よく指摘されたりするんです」と明かし、驚かせていた。同賞は、2024年に育児業界へ影響を与えた著名人、ヒット商品や出来事などを、子育て雑誌7誌が選定。今年は、「ママ部門」で柳原可奈子、野々村友紀子、「スポーツ部門」でレスリング選手の文田健一郎、プロ野球選手の戸柱恭孝、「インフルエンサー部門」でシルクロード(Fischer’s )&ゆん夫婦が受賞した。
2024年11月27日フジテレビアナウンサーの堤礼実が先月31日、自身のインスタグラムを更新。【画像】フジテレビ松村未央アナ、娘の6歳の誕生日を祝福!“おねえさん”な一面にほっこり「Happy Halloween !お菓子をあげなくても、いつもお利口さんのうちの子たちです✨」と綴り、愛犬や自撮りショットなど2点をアップした。ハロウィンということで、帽子をかぶった愛犬2匹の姿が可愛すぎると、ファンもほっこりしているようだ。 この投稿をInstagramで見る 堤礼実(@reimi_tsutsumi1123)がシェアした投稿 この投稿には多くのいいねの他、「きゃあ飼い主さんみたいに可愛い」といったコメントが寄せられている。
2024年11月01日劇団☆新感線の話題の舞台を映画館で上映する「ゲキ×シネ」が今年20周年を迎え、10月25日(金) より期間限定で上映される、2005年上演の本格時代劇『吉原御免状』。このたび、宮本武蔵に育てられた剣士・松永誠一郎を演じた堤真一、吉原きっての美しき花魁・勝山太夫を演じた松雪泰子、暗殺集団「裏柳生」の総帥・柳生義仙を演じた古田新太のコメントが到着した。『吉原御免状』は、歴史小説に新風を吹き込んだ隆慶一郎の伝奇時代小説をもとに、情緒あふれる物語を大人の色香と写実的な殺陣で描いた大作だ。「吉原」という江戸最大の遊郭の華やかさのみならず、空気や匂い、人々の感情までも浮き彫りにした、いのうえひでのりの演出。脂の乗り切った堤と古田による生々しく凄みのある垂涎ものの殺陣。松雪、京野ことみ、梶原善の真に迫る演技、藤村俊二のペーソスあふれる名演、橋本じゅん、高田聖子、粟根まことをはじめとする劇団員たちやおなじみの俳優陣の快演などが見どころだ。ゲキ×シネ『吉原御免状』の来場者には、本作の魅力を詰め込んだ美麗なリーフレットが数量限定で配布される。いのうえ、中島かずき(脚色)と、本作の劇場公開が悲願であったゲキ×シネプロデューサー・金沢尚信のコメントのほか、キャラクタービジュアルや舞台写真も掲載され、本作の魅力が詰まった一冊となる。ゲキ×シネ『吉原御免状』入場者特典:リーフレットまた11月22日(金) からはDolby Cinemaでの公開も決定。東京・新宿バルト9、東京・丸の内ピカデリーをはじめ、全国8スクリーンのDolby Cinemaで上映される。「ゲキ×シネ」20年の経験と最新技術を駆使して刷新した新編集によるこだわりの映像表現、さらにDolby Atmosにより音楽と音響効果をダイナミックに仕立て、劇場空間ならではの臨場感も高められている。さらに公開を記念したアフタートークショーが10月27日(日) に東京・新宿バルト9で開催される。隆の小説を舞台に立ち上げた中島、19年の時を経て「ゲキ×シネ」上映を実現した金沢、そして時代小説家として活躍し、劇団☆新感線ファンでもある直木賞作家・永井紗耶子を交え、舞台の誕生とゲキ×シネでの復活の裏側が本編上映後に語られる。こちらのチケットは、10月19日(土) 0時より映画館の公式サイトで販売開始となる。■堤真一 コメント自分と梶原善とのすごく良いシーンで彼の付け髭が半分取れかけていてピラピラしていて、笑っちゃいけないところなのに笑わずにはいられなかった。毎回いのうえさんに騙されるんだけど、『野獣郎見参~BEAST IS RED』(2001)で初めて新感線に参加したときにほとんどが立ち回りで本当にしんどかった。でも、いのうえさんが「吉原では大して立ち回りはないよ」って言ってたのに、二刀流の役だったので技がめちゃくちゃ難しい立ち回りを付けられて四苦八苦したのを覚えています。お客様へ松雪泰子さんの色っぽさがとっても素敵ですので、是非ご覧ください!■松雪泰子 コメント吉原御免状。私にとって劇団☆新感線さん初出演の作品です。オープニングの花魁道中の演出の美しさと迫力。原作が持つ鮮烈なストーリー展開がいのうえさんの演出により見事な迄に劇場に立ち上がった時の感動と、ラストの堤さん古田さんの圧巻の殺陣は今でも鮮明に覚えています。19年の時を経てスクリーンで甦る吉原御免状。是非劇場であの迫力を体験してくださいませ。■古田新太 コメントもうそんなに時間が経ちましたか。当時、やす子の息子はまだ小学生だったと思うが、ゲキシネを観てもらえばわかりますが、結構キワドイ内容で、オイラがやす子を酷い目にあわせる役で、息子は「お母さんがイジメられてる!」と家で泣いていたそうだ。その息子も役者になろうとしている。結果、オイラはいい仕事をしたのだろう。やす子とはいまだに仲良しだ。ゲキ×シネ『吉原御免状』予告編<作品情報>ゲキ×シネ『吉原御免状』原作:隆慶一郎『吉原御免状』(新潮文庫刊)脚色:中島かずき演出:いのうえひでのり出演:堤真一 / 松雪泰子 / 古田新太 / 京野ことみ梶原善 / 橋本じゅん高田聖子粟根まこと / 藤村俊二ほか公開:2024年10月25日(金)〜11月8日(金) ※一部映画館を除く。会場:東京・新宿バルト9、大阪・T・ジョイ梅田ほか、全国25の映画館で上映<イベント情報>ゲキ×シネ『吉原御免状』公開記念アフタートークショー日時:2024年10月27日(日) 11:00の回(予定) ※上映後アフタートークを開催。会場:東京・新宿バルト9登壇者:中島かずき(脚色)、金沢尚信(ゲキ×シネプロデューサー)、永井紗耶子(直木賞作家)司会:中井美穂詳細はこちら:公式サイト:()
2024年10月18日フジテレビアナウンサーの堤礼実が14日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】フジテレビアナウンサーの永島優美が第一子妊娠を報告❗️「夏休みをいただきまして、家族時間で心身共にリフレッシュして参りました!今週からまたよろしくお願いいたします!✨」と綴り、複数枚の写真をアップ。ビーチで白いワンピースを着用した自身の姿を公開し、「#加工無しでこの色なのです」「#海も空も広かった」「#この後波により白いワンピースが茶色に染まりました」とお茶目に紹介した。 この投稿をInstagramで見る 堤礼実(@reimi_tsutsumi1123)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「きれいな海と空と堤さん」「心身共にリフレッシュを✨」といったコメントが寄せられている。
2024年10月15日女優の大川栄子が18日に自身のブログを更新し、2021年に亡くなった俳優・千葉真一さんとの思い出の写真を公開した。この日、大川は千葉さんとの思い出を語り、「2019年 千葉真一さんの『芸能生活60周年祝賀会』に招待され 花束を用意して谷隼人さんとご一緒に参加した時は本当にお元気でしたので 2021年8月19日にコロナであっけなく旅立たれた時はショックで唖然としてしまいました」(原文ママ)と当時の思いをつづった。また、「お元気な姿のツーショット 大切にしております」と千葉さんとの2ショットを公開。最後に、今日の花として「白いリンドウ」を紹介し、その花言葉や誕生日の方への祝福を述べた後、「今日も真っ青で青い空まだまだ暑さは残っていますのでお気をつけてお過ごしくださいネ!!!」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年09月19日大泉洋主演ドラマ「終りに見た街」にて、吉田羊、堤真一、神木隆之介、西田敏行、橋爪功ら新たな出演者12人が発表された。令和を生きる家族が、昭和19年にタイムスリップしてしまう本作。過去に2度ドラマ化された山田太一の「終りに見た街」が、宮藤官九郎脚本で令和版としてよみがえる。大泉演じる脚本家・田宮太一は、東京郊外で何不自由なくありふれた日常を暮らす男。しかし、タイムスリップした先、太平洋戦争まっただ中の時代を生きることになってしまう。そんな太一の妻・田宮ひかりを、大泉とは「ラストマン-全盲の捜査官-」で共演した吉田羊、太一とひかりの娘・田宮信子を當真あみ、息子・田宮稔を子役・今泉雄土哉、唯一の戦争体験者である太一の母親・田宮清子を三田佳子が演じる。田宮一家と時同じくして過去の世界に迷い込んだ、太一の父の戦友の甥・小島敏夫役を堤真一。敏夫と一緒にタイムスリップした息子・小島新也を奥智哉が演じる。一方、現代において太一が仕事でお世話になっているプロデューサー・寺本真臣役は勝地涼が務める。さらに、令和の時代、ひかりのパート先であるドッグウェア専門店のオーナー・五十嵐役で神木隆之介。太一が脚本を手掛けたドラマの出演者である先輩俳優役で田辺誠一、後輩俳優役で塚本高史が出演。太一と敏夫が食糧難の中でほどこしを乞う農夫役で西田敏行、タイムスリップした直後の太一に激しく詰め寄る昭和の老人役で橋爪功が特別出演する。大泉との共演に吉田は、「大泉さんの存在は安心感がとてつもなくありました。何をやっても受けてくださるし、もちろん洋さんの方から発信してくださるアイデアもあって。実際に洋さんが現場で提案されたことが採用されてシーンに風穴が開いたり、深まったり、広がったりということが幾度となくあったので、座長としても、そしてお人柄も本当に心から尊敬している、その気持ちを新たに抱いた現場でした」とふり返る。また、「まさに今、世界で戦争が起こっている時代だからこそ、やる意味がある作品かなと思います」「宮藤さんならではのユーモアと現代の感覚を持ったリアリティが重なることで、若い方にも身近に感じていただけると思います。なので、このドラマをきっかけにより自分事として戦争をとらえて、できればご家族で話し合いの時間をもって『これはどう思う?』など、戦争について考えを深めていただきたいなと思います」と呼びかけた。また堤も「僕らが若いころは、毎年夏になって終戦の日である8月15日が近づくと、各局で終戦や戦争関連の作品が放送されてきましたが、昨今はどこかその空気が薄くなってきていて、特に若い人にとっては『そんな大昔の話は知らん』という気持ちになっている人もいたと思うんです。でも、そういうことから離れてきている時代にこそ、宮藤くんの脚本ならではの軽快さとドラマとしての面白さと最終的にきちんと“戦争の悲惨さ”を訴えていくというのはとても意義のあることだと思うので、宮藤くんが書いたことはとても大きいと思います」とコメントしている。テレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム「終りに見た街」は9月21日(土)21時~テレビ朝日系にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年08月15日柚木麻子の小説「私にふさわしいホテル」が、のん主演、堤幸彦監督作で映画化、12月より公開されることが決定。ティザービジュアルが解禁された。新人賞を受賞したものの、大御所作家・東十条宗典の酷評により、華々しいデビューを飾ることなく、小説を発表する場も得られなかった不遇な新人作家・加代子。憧れの「山の上ホテル」に宿泊する加代子の部屋の上階に泊まっていたのは…なんとその因縁の相手、東十条だった!大学時代の先輩で編集者の遠藤の手引きによって東十条の執筆を邪魔し、締切日に文芸誌の原稿を見事落とさせる。だがここからが加代子のさらなる不遇と試練の始まりだった…。主人公の新人作家・加代子を演じるのは『さかなのこ』で不思議な魅力あふれる主人公をみずみずしく演じ、第46回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど高い評価を得ており、クリエイター、アーティストとしても精力的に活動しているのん。のんそんな彼女と初タッグを組むのは、ドラマ「ケイゾク」「池袋ウエストゲートパーク」や「TRICK」シリーズ、「SPEC」シリーズ、映画『20世紀少年』三部作などの話題作の演出を手掛けてきた堤幸彦。出版業界で不遇の新人作家がいかにして文壇を変えていくのかをコミカルに、そして時にドラマティックに描いていく。のんさんは、「堤監督はカリスマ的存在だと思います。私も兼ねてより堤作品に出てみたいな、この作品の中に入りたいなと願っていたので、夢のひとつが叶ったような感銘がありました」と語っている。さらに本作は、加代子が憧れるホテルとして、2024年2月に惜しまれながら全面休館を迎えた「山の上ホテル」で最後に撮影された貴重な作品でもある。この度解禁されたティザービジュアルは、のん演じる加代子が小説を書いている1シーン。舞台は昭和。レトロな衣装に身を包み、デスクの前で思案するまるで“先生”のような1枚。山の上ホテルのロゴもあしらわれている。加代子役についてのんさんは「加代子のような役柄は、今まで演じてこなかった力強さがあり、無理矢理にでも自分の道をこじ開けて進むところは共感を覚えました」と語り、さらに「この作品を現場にいる全員が面白がって作っている充実感に満ちていて、映画の現場って本当に最高だな!と嬉しい気持ちでした」とコメント。「たくさんの人の元気と勇気を引っ張り上げる光になると思います」と期待も寄せた。堤監督は「なんとも面白カワイイちょっと切ない映画ができてしまった!」と作品の出来上がりに自信を見せ、初タッグになったのんさんについて、「何を着てもどんな格好でも笑、のんさんは素敵な存在感の演技をする。こぼれそうなメヂカラ、大したマジックだ」と絶賛。さらに本作をいち早く鑑賞した原作者の柚木麻子氏は「デビューしたばかりの頃の自分を重ねて何度も泣きそうになりましたが、書店員さんの機嫌を必死にとる場面では、本当に涙がこぼれました」と印象を語った。<主演:のん コメント全文>とてもやりがいのある作品でした。加代子の野心は手段を選ばない破天荒なもので、敵も味方も自分の目的のために仲間に取り入れていく姿はもはや清々しいと思いました。この荒唐無稽で強引、爽快な物語はたくさんの人の元気と勇気を引っ張り上げる光になると思います。撮影は本当に楽しかった!加代子のような役柄は今まで演じてこなかった力強さがあり、無理矢理にでも自分の道をこじ開けて進むところは共感を覚えました。この作品を現場にいる全員が面白がって作っている充実感に満ちていて、映画の現場って本当に最高だな!と嬉しい気持ちでした。堤監督はカリスマ的存在だと思います。私も兼ねてより堤作品に出てみたいな、堤作品の中に入りたいなと願っていたので、夢のひとつが叶ったような感銘がありました。なのですごーーく緊張しましたし、浮き足立たないようにクールな自分を保ち、ポーカーフェイスで撮影期間を乗り切りました。台本で読んだシーンを色々な形で想像して臨むものの、思わぬ演出でびっくりさせられて毎日毎シーンわくわくしていました。P.S.現場で堤監督の駄洒落を聞けるのが楽しかったです。<監督:堤幸彦 コメント全文>原作が面白すぎるので、役者やスタッフと映画ならではの面白ポイントを探りながら、そしてなんとリアル山の上ホテルのロケとかがんばりながらわいわいとやっていたら、なんとも面白カワイイちょっと切ない映画ができてしまった!これはしかし主演ののんさんの力に拠るところも大きい。何を着てもどんな格好でも笑、のんさんは素敵な存在感の演技をする。こぼれそうなメヂカラ、大したマジックだ。ぜひ劇場でご覧あれ。いい気持ちになれますよ。<原作:柚木麻子 コメント全文>映画化のお話を聞いてとても嬉しかったのですが、加代子を演じても嫌われない俳優さんが日本にいるのかな?という懸念と、山の上ホテルさんから撮影許可がでるかという不安はありました。けれどその不安は杞憂に終わり、のんさんの不敵な佇まい、そして山の上ホテル。デビューしたばかりの頃の自分を重ねて何度も泣きそうになりましたが、書店員さんの機嫌を必死にとる場面では、本当に涙がこぼれました。『私にふさわしいホテル』は12月、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年06月10日中川大志、染谷将太、上白石萌歌、森田想、古舘寛治、平原テツ、中嶋朋子、窪田正孝、堤真一が共演する「滅相も無い」が4月16日(火)より放送スタートする。この度、ビジュアルとティザー映像が解禁された。日本に突如現れた、7つの巨大な穴。ビルより巨大な穴、雲を突き抜ける穴、都会の真ん中に現れた穴…。混乱し、対応に追われ、様々な調査が行われたが、穴の正体は分からないまま。やがて人々は、穴とともに暮らし始めた。穴に入る者も多く存在したが、しかし、帰ってきた者はまだ誰もいない。そして、穴を神とする者が現れた。名は、小澤(堤真一)といった。小澤は説く。「穴の中には救済がある」12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。川端(中川大志)、菅谷(染谷将太)、松岡(上白石萌歌)、青山(森田想)、渡邊(古舘寛治)、真吾(平原テツ)、井口(中嶋朋子)、そして岡本(窪田正孝)。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、「なぜ入ろうと思ったか」を話し、記録しなければならないのだ。岡本が切り出す。「そろそろ、始めましょうか」。少しの緊張の中、一人目、川端が話を始める。超常の中で打ち明けられる、8人の密やかな人生の一部分。打ち明けた先で、彼らがたどり着く未来とは…。舞台作家として注目を集める一方で、NHK「きれいのくに」や映画『ほつれる』などを手掛け、映像でもめざましい功績を残す、加藤拓也が監督と脚本を務める本作。加藤監督自身が、初めて連続ドラマで全話脚本・監督に挑み、演劇と映像を交差させた完全オリジナルのSFヒューマンドラマを作り上げた。また本作の撮影は、演劇的手法と映像的手法をミックスした試みを多数取り入れて行われた。信者8人の会合シーンはロケーション撮影が行われた一方、それぞれの人生は全てスタジオセットのみで語られる。両親や友人など、語り手の人生に纏わる登場人物は、わずか6人のスタジオキャスト(秋元龍太朗、安藤聖、鳥谷宏之、中山求一郎、宮田早苗、安川まり※50音順)が全話を通して出演。約150役をこなし、セットチェンジ、早着替えもスタジオキャストが映像内で行うという、編集に頼らないリアルタイムでの場面転換を試みた。また劇伴音楽を担当する「UNCHAIN」はスタジオセットで実際に本人役として出演してキャストの芝居に合わせた音楽を奏でており、オープニングはイラストレーター・若林萌が担当するなど、各界の新鋭クリエイターが集結。映像&舞台&SF&アニメを縦横無尽に横断しながら、豪華俳優陣がそれぞれの密やかな人生を明かしていく。この度、出演者と加藤拓也からコメントが到着した。中川大志コメントSFとリアルが混在し、現実と非現実の境目が分からなくなる、この作品の世界観に惹き込まれ、自分も是非参加したい。と胸が高鳴りましたが、その繊細で絶妙なラインを表現する事は、僕にとって簡単ではありませんでした。加藤さんから頂く言葉の中にあるヒントを少しも逃さぬよう、そして巧みな共演者の皆様に飲まれぬよう、必死に過ごした時間はとても濃密で、ヒリヒリしました。染谷将太コメント苦しかったり、苦かったり、つまづいたり、浮き足立ったり。人類の四苦八苦を見事に加藤拓也氏が1つの箱に閉じ込めて、それを穴へ突っ込んでくれました。このドラマの出来事は、皆さんの人生の中には無さそうに感じつつも、いや?これはなんか心のひだに触れてくるぞ?いや?これはもはや自分の事か?という物事が繰り広げられています。その沢山の匿名性がある感情に浸って頂けたら、とても有意義な時間を加藤氏から貰えるのではないかなと思っております。何せこのジェットコースターのようなリズムを感じてもらい、沢山のモノを感じて頂きたいと願っております。上白石萌歌コメント松岡役を演じさせていただきました、上白石萌歌です。まずは、ずっと憧れ続けた加藤拓也さんの世界に飛び込むことができたこと、心から幸せに思います。加藤さんの作り出す世界にはいつもなんとも言い表せないような不思議な引力があり、拝見するたびに私の心に新たな風を吹かせてくださいます。私たちの日常の延長線上にあるようで、どこか果てしなく遠い場所にいざなわれるような、唯一無二の質感。リアリティとフィクションとが交差する世界観に、いつも身ごと持っていかれそうな心地のよい危うさが好きです。生きていくなかで避けては通れない苦しみや葛藤と私たちはどう向き合っていくべきなのか、考えを巡らせながら演じました。早くみなさまにもこの「滅相も無い」を体験してほしいです。お楽しみに!森田想コメント青山役を演じました、森田想です。再び手元へやってきた加藤さんの書く言葉は、わざと見過ごしていた痛みや苦しみを掬い上げてあっけらかんと突きつけてくる、恐ろしくて笑ってしまうほどに。当たり前にこちらの想像力では到底辿り着けない場所に立たされ、まるで感情単体が自分から放り出されるような本当に不思議な感覚を抱きました。そして、小さな存在の私にとってはあまりに彩り豊かな先輩方とリレーのように物語を運べたことは心を刺激される贅沢な経験でした。負った傷や後悔を背負い続け、思い通りにならない人生と欲の正体に向き合っていくことが出来るのなら、この作品を観て耳が熱くなる瞬間があるはずです。楽しみにしていて下さい。古舘寛治コメント加藤くんという才能溢れた作家と若い俳優たちとの仕事は楽しかったです。しかし半屋外の豪華邸宅で寒さに耐えながらの長時間の撮影は最年長者のおじさんにはなかなか大変でした。スタジオパートもセリフが多くて、覚えたつもりでも忘れてゆく脳みそと必死に闘いながら頑張りました。おじさんはいつも必死です。いい作品に仕上がってたらいいな~。出来上がりが楽しみです。平原テツ コメント最初、このお話を頂いた時にドラマで加藤拓也くんの作品に関われる事、そして素晴らしいキャストの方々と共演できる事に興奮しました。加藤くんの脚本はファンタジー要素はあっても、結局は人間そのものを描いていて、観る人に何かしらあてはまったり、「あぁ~何かわかるわその感じ」と共感出来るんじゃないかと思います。演出も俳優の感じたまま演じさせてくれて、演技のすり合わせもスムーズで本当にやりやすい。共演者の方々とも少ない時間でしたが、現場で楽しく作品づくりに没頭出来ました。各人物の色々なストーリーを楽しめる素晴らしい作品になっているので、是非ご覧になってください。中嶋朋子コメントそれは、心地よい違和感と、得も言われぬ親和性が共存する世界観。未体験なのに、妙に肌馴染みの良さがある――。まったくもって、奇妙な体験なのです。初めて脚本を読んだ時から、撮影の間も、撮影を終えてしまった今も、なんだか静かに興奮しています。誰かとシェアしたいけど、非常に個人的な感覚のような気もしていて、なにやら胸がドキドキします。大人になって、こういう気持ちになったことって、あったかなぁ。早く誰か、「滅相も無い」という体験を共有出来る人が現れてくれないものかと、実は密かに待っているところです。窪田正孝コメント加藤くんとまた仕事ができて心底嬉しかったです。脚本も演出も斬新でとても刺激的な現場でした。日常に突如巨大な穴が現れて、それがどこに繋がってるかも分からない。天国なのか地獄なのか。その人にとって都合のいい理由でいつでも入ることができる穴が存在したら人にはどんな心理が働くのか。清算したい過去、トラウマ、カルマ、人間の真髄が描かれた群像劇をお楽しみください。堤真一コメント加藤拓也監督の独特の感性が詰め込まれた、とにかく不思議な作品なので、撮影に入るまでも悩む日々が続いたんですが、楽しく撮影することができました。でもきっと登場人物たちに共感できる部分がたくさんあると思うので、物語をどう解釈するか、自分たちだったらどうするか、そんなことを考えながら観ていただけたらと思います。とにかく、出来上がりをすごく楽しみにしています。加藤拓也コメント映画や演劇を作ってきましたが、演劇をやれば映像的だ、映画をやれば演劇的だと言われることに嫌気が差し、今回はそのどちらの手法をも持ち込み、そのどちらでもない『滅相も無い』というドラマを作りました。映画的、演劇的の定義がハッキリとしている前提です。このドラマに集まってくれた俳優、スタッフ、それから 023年2月、松本市で演劇をしている時に会いに来てくれたプロデューサー達のおかげで、このドラマは産まれることができました。この場を借りてお礼申し上げます。そしてこれから観客の皆さんも最後までお楽しみください。ドラマイズム「滅相も無い」は4月16日(火)より毎週火曜日24時59分~MBSにて、25時28分~TBSほかにて放送開始(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2024年03月18日キャスト1人で15役を全編英語で演じる、堤幸彦監督の意欲作『SINGULA』が5月10日(金)に公開されることが決定した。集められたのは「先生」と呼ばれる人間が作り出した15体のAIたち。同じ顔、同じスタイルの15体のAI。違いは、それぞれに埋め込まれたチップによる性格や記録されている情報のみ。互いの素性を知らないAIたちによるディベートバトルロイヤルが始まる…。本作は、15体の人間そっくりのAIアンドロイド同士が「人類を破壊するべきかどうか」という究極のディベートを繰り広げるディベートクラブのバトルロイヤル・デスゲーム。15体のAIアンドロイドは情報学習能力を持ち、感情はない。規則を守らなければ即シャットダウンされてしまう。たった1人の出演キャストに抜擢されたのは2.5次元やミュージカルなどで活躍しているspi。全編英語で15体、15役のAIキャラクターを演じ分け、最新技術によって撮影・編集された15体のキャラクターが一同に競演し交錯していく。昨年9月開催のマドリード国際映画祭では外国語映画として、監督賞、主演男優賞、脚本賞、サウンドデザイン賞の4つのコンペティション部門にノミネートされ「外国語映画最優秀主演男優賞」を受賞。海外からの注目と評価は高く、今月はニューヨーク・ブルックリンで劇場公開となり、先日3月8日には堤監督がブルックリンでの上映後のティーチインに参加。「トンデモない映画だ!最高だ!」と観客から絶賛され会場を盛り上げた。ニューヨーク版キービジュアルニューヨークのアードデザイナーZack Handlerが作成したニューヨーク版キービジュアルも公開。近年音楽では“Gacha Pop(ガチャポップ)”と呼ばれるなど新定義されたジャパンカルチャーが人気だが、このビジュアルからも、本作が新たな日本発のカルチャーとして受け入れられていることが伝わってくる。主題歌は、r-906 feat. 初音ミクが歌う「イフ」。2018年に活動を開始したボカロP・r-906による書き下ろし楽曲となっており、堤監督の映像世界観をさらに魅惑的で幻想的な世界に彩っている。原案原作は、2019年2月、舞台で上演されたAI達による討論劇[SINGULA]。堤監督を含め映画製作・プロデュースチームは、本作の映画化に向けて、これまで観たことがない、体感したことがない、狂おしく美しい映画体験を創りたい、そして、本作品に含まれた非常に重要なテーマを世界中に届けたいという強い想いに賛同したスタッフ達が集結した。そして、昨年4月に「Makuake」で立ち上がった映画『SINGUL』公開応援プロジェクトが、1週間で目標額500万円を突破し最終8,122,000円まで到達。多くの応援コメントが寄せられ公開が決定した。コメント◆堤幸彦いままでの私の映画の中で最もヘンテコで、でもいちばん美しい作品かと思います。日常があたりまえに AI様に侵食されるまえにご覧いただきたく存じます。◆spi「ついに日本での公開が決定しました!マドリード国際映画祭外国語主演男優賞を経て、全世界を渡り歩き、人類とAIとシンギュラリティについて問題提起する、一人15役、全編英語(日本語字幕)の作品です。もしもAIが15体集まって、人間について語るとなるとどうなるのか。宗教学、心理学、倫理観のぶつかり合いとワクワクする音響デザインと抜け出せない思考の渦をぜひ体験してください!」◆一ノ瀬京介2018年には、本作[SINGULA]は台本を書き終えていました。当時ぼくは、多くの人がAIについて向き合う時代がすぐそこまでやって来ていると感じていました。AIアンドロイドを出演たった1人で15役、全編英語、それだけで「なんだそれ?」と周りから言われました。しかし本作は堤幸彦監督とspiと3人三脚で世界に挑み、映画祭で数々ノミネートされ男優賞を受賞し、さらに海外公開をしてまいりました。[SINGULA]を通して、日本中が[人間の尊厳]について深く考えるキッカケになります事を心から願っています。『SINGULA』は5月10日(金)より新宿バルト9ほかにて期間限定公開。(シネマカフェ編集部)
2024年03月13日堤真一の次なる挑戦は、不条理劇の第一人者である別役実の『カラカラ天気と五人の紳士』。初演から約30年を経て、今最も注目を集める加藤拓也の演出で上演される。懸賞のハズレくじで、“棺桶”を手に入れた5人の紳士。彼らはせっかくの景品を役立てるため、どう死ぬかについて議論を始める。だがその途方もない話し合いは、結局どこにも辿り着かないまま。そんな中、彼らの前にふたり組の女性が現れて――。稽古開始を数日後に控えたある日、紳士5を演じる堤に作品に対する想い、共演者への期待などを聞かせてもらった。共演者や演出家と共に、稽古を通して手探りで見つけていく――独特の世界観で、今なお多くのファンに愛される別役実さんの戯曲です。初見の印象、感想は?正直わけがわからなかったです(苦笑)。実は最後まで読み切れず、途中で一回脚本を閉じましたから。登場人物たちがへんてこりんなことを言ってはいますが、かといって変なアドリブやキャラ作りみたいなことはしないほうがいいと思いますし、これを舞台に上げるのは相当難しいだろうなと思いました。――登場人物は5人の紳士とふたりの女性のみ。ただそれぞれの人物造形に、明確な違いがあるわけでもないんですよね。そうそう。唯一野間口(徹)くん演じる紳士3が微妙に頭がいいかな、というくらいで。そもそも全員がバカバカしいことをしているわけですからね。棺桶なんて伸びるわけがないのに、「伸ばせ、伸ばせ」と言い続けたり(笑)。女性ふたりの登場でなにか展開があるかと思いきや、またも同じようなバカバカしさが繰り返されていく。ただ、今の世の中、いい大人たちが現実にバカバカしいことをやっていると思うんです。そんなわけないだろうというようなことを、いつまでも真面目にやっている。まぁそういった話などをしながら、稽古場で作っていくことになると思っています。――事前に入念に準備をしていく、そういったタイプの作品ではないということでしょうか。まもなく稽古開始ですが、まだひとつも台詞を覚えていないですからね(笑)。こういう台詞は覚えにくい、ということもありますが、変にいろいろ考えていって、逆に修正出来なくなってしまうほうが怖いかなと。だからやっぱり共演者や演出家と共に、稽古を進めながら、手探りで見つけていきたいなと思っています。いかに飽きさせず、別役さんのメッセージまで辿り着けるか――演出を手がけるのは気鋭の加藤拓也さん。堤さんとは初の顔合わせとなります。何本か作品は拝見していますが、まだどこか謎な人ですね。だからこの戯曲に関しても、僕みたいに難しいとは思っていないのかもしれません。もしかしたら、感覚的に別役さんに近いものを感じているんじゃないかなと。それでいて笑いに振らず、淡々と描いていくのかもしれないですし。ただ役者ってズルいところがあるから、つい笑いを取りにいっちゃうと思うんですよね(笑)。――(笑)。前出の野間口さん以外に、藤井隆さん、溝端淳平さん、小手伸也さん、高田聖子さん、中谷さとみさんと、笑いにも長けた巧者ばかりがそろっていますからね。皆さん共演経験のある方ばかりでしょうか?お会いしたことはありますが、初共演は藤井さんだけですね。劇団☆新感線のふたり(=高田、中谷)は、名前を聞いた瞬間にもうぴったりだなと(笑)。それくらい気心知れた人が多いので、やっぱり安心は安心ですよ。初めての人ばかりだと、「こんなこと聞いてアホだと思われたらどうしよう」なんて思ったりもしますけど(笑)、このメンツならそんなこともない。自分がわからないことでも躊躇せず、いろいろ話し合って進めていけそうです。というのも脚本を読んでいるうちに映像が見えてくる作品もありますが、これに関してはまったく見えてこないんですよね。つまり自分がしゃべっていない時やなにも役割を与えられていない時、どんな居方をすればいいのか画が浮かんでこない、本当に謎だらけです。――そんな謎だらけの作品に挑むことは、役者としては楽しいことですか?怖いことですか?見えてきたら楽しいだろうなと思います。ただ自分の体に馴染み過ぎてもいけないところがありそうですし、その気持ち悪さの中で立たなければいけないこともきっとあるはず。まぁまだその段階にも立てていませんが、なんとかいいものにはしたいですね。なかなか序盤だけでは見えにくいですが、物語全体として捉えると、生きるってなんだろうとか、死ぬってなんだろうとか、そんな死生観にまつわる別役さんからの問いかけに気づかされる。だからこれ、前段でお客さんに飽きられてしまったら、もうおしまいだと思うんです。と言いつつ、自分自身一回脚本を閉じてしまってはいますが……(苦笑)。いかにお客さんを飽きさせず、最後の別役さんのメッセージまで辿り着けるか。それが勝負だと思っています。取材・文:野上瑠美子撮影:藤田亜弓スタイリスト:中川原寛(CaNN)ヘアメイク:奥山信次(B.SUN)★本公演の大阪・岡山公演のぴあアプリ先行は3/6(水)まで受付中! <公演情報>『カラカラ天気と五人の紳士』作:別役実演出:加藤拓也出演:堤真一、溝端淳平、藤井隆野間口徹、小手伸也、中谷さとみ、高田聖子徳高真奈美(ヴィオラ演奏)【東京公演】2024年4月6日(土)~4月26日(金)会場:シアタートラム【岡山公演】2024年5月2日(木)~5月4日(土・祝)会場:岡山芸術創造劇場 ハレノワ 中劇場【大阪公演】2024年5月7日(火)~5月11日(土)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ【福岡公演】2024年5月15日(水)~5月16日(木)会場:キャナルシティ劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年03月05日映画『室町無頼』(2025年1月17日公開)の製作発表会見が11日に都内で行われ、大泉洋、長尾謙杜、松本若菜、北村一輝、柄本明、堤真一、入江悠(監督・脚本)が登場した。同作は垣根涼介氏による同名小説の実写化作。1461年の応仁の乱直前の京を舞台に、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぐ自由人・蓮田兵衛(大泉)がひそかに倒幕と世直しを画策する。天涯孤独で棒術の才能を発揮する才蔵(長尾)や、個性たっぷりのアウトローたちを束ね、かつての悪友・骨皮道賢(堤)率いる幕府軍への戦いに挑む。北村は大名の名和好臣、松本は高級遊女の芳王子、柄本は棒術の達人である唐崎の老人を演じる。○■映画『室町無頼』主演・大泉洋の母親の誕生日大泉と堤は、かつての悪友で対立する役に。堤は「2人で酒を酌み交わすシーンがあるんですけど、やってて楽しかったです」「洋ちゃんとは前の(共演の)時もそんなにガッツリという感じではなかったので、ゆっくり芝居できたのはそこが初めて。緊張もしたんですけど印象深いシーンになりました」と振り返る。真面目な作品だったために「そういう(コメディの)感じが微塵もない2人のシーンは新鮮で楽しかったですね」と語った。大泉も「堤さんと腐れ縁の男、悪友同士なんていう役ができる日が来るとは思ってなかったので本当に光栄でした」と心境を明かす。「監督の思いつきで足された立ち回り」が印象深かったそうで、「『やっぱ、2人の一騎打ち見たいですよね』と言って、できた立ち回りが本当に大変でした。僕も大変でしたけど、やっぱり幸せでした。『いや、堤真一と戦ってるよ』みたいなね」としみじみ。「普通、堤真一と大泉洋が戦ったらもう100%負けるでしょって感じだったけど、まあ、そう簡単には負けないです。互角に戦えるわけですけど、もう母に連絡したかったですね。『母さん、堤真一と戦ってるよ』って」と語り、「今日、母誕生日なんです」と明かすと、会場からは拍手が起きる。「いいよ、そんな話は!」とツッコむ堤に、大泉は「いい報告ができる」と喜んでいた。また「大泉洋史上1番かっこいい役」という触れ込みに、大泉は「東映さんはね、私にも『大泉洋史上1番かっこいいですから』ってしたり顔で言ってくるんですけど、私はそんなにかっこいい役とかないので、すぐそうなっちゃうんです。だいたいかっこわるいわけですから」と苦笑。「男が憧れるわかりやすくかっこいい人じゃないでしょうかね」「だからできれば今後はずっと蓮田兵衛を演じていきたいんですけども、それ以外の役はやりたくないぐらいなんですね。名前も蓮田兵衛にしていいぐらい」と役を気に入っているようだった。会見の最初には、「室町時代とは違うわけですけど、現代もどこかに閉塞感を感じたり、政治に違和感を覚えたりとかという時代でもある中で、この物語を読み終わった後の痛快さというか、気持ちよさみたいなものは大きかった」と作品の印象を表していた大泉。最後にも「どこか今の時代にも通じる映画だと思います。観ていただいたら、自分でも、明日からアクションを起こしたくなるとか、そんな映画じゃないかと思います」と呼びかけた。
2024年02月11日三浦しをんの小説「舟を編む」を原作に描く、辞書「大渡海」を完成させるまでの、辞書編集部員たちの奮闘物語「舟を編む ~私、辞書つくります~」。この度、本作の予告編が公開され、新たなキャストも明らかになった。原作の主人公・馬締ではなく、大人気ファッション誌の編集部員だったが、雑誌の廃刊により、辞書編集部に異動になった、池田エライザ演じる岸辺みどりの視点で描く本作。視聴者は、辞書への思い入れも知識も無いみどりと同じ感覚で、言葉の大海原を渡る冒険が楽しめる。池田さんのほかにも、辞書編集部主任・馬締を野田洋次郎、宮本慎一郎を矢本悠馬、馬締の配偶者・香具矢を美村里江、事務員・佐々木薫を渡辺真起子、アルバイト・天童充を前田旺志郎、荒木公平を岩松了、西岡正志を向井理、日本語学者・松本朋佑を柴田恭兵が演じることがすでに発表されている。今回新たに出演が明らかになったのは、堤真一、鈴木伸之、鷲尾真知子、勝村政信、森口瑤子、伊藤歩、村川絵梨、柄本時生、細田善彦、戸塚純貴、金澤美穂、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、加治将樹、野呂佳代、宮崎莉里沙。この度解禁となった予告編では、堤さん、鈴木さんらの姿も確認することができる。本編でも彼らがどんな登場を見せるのか、注目だ。プレミアムドラマ「舟を編む ~私、辞書つくります~」は2月18日より毎週日曜日22時~NHK BSプレミアム4K・NHKBSにて放送(全10回)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月31日映画『おまえの罪を自白しろ』Blu-ray・DVDの発売日とデジタル配信開始日が3月20日(水) に決定。併せて、主演の中島健人と彼と初タッグを組んだ堤真一によるコメント映像が公開された。江戸川乱歩賞ほか数々の賞を受賞している社会派ミステリーのヒットメーカー・真保裕一の同名小説を、映画『舞妓Haaaan!!!』をはじめ、ドラマ『Mother』『Woman』などで知られる水田伸生監督が映画化した本作。国会議員・宇田清治郎(堤)とその家族を突然襲った、まだ幼き孫娘の誘拐事件。犯人からの要求は身代金ではなく、「明日午後5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という脅迫だった。残された時間は24時間。清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司(中島)は、家族の命を救うため前代未聞の大事件に挑む。数量限定生産・2枚組の特別版Blu-rayには、映像特典としてメイキングとイベント映像集などを約101分にわたって収録。また劇場公開時の特別上映でも話題となった、中島と水田監督によるオーディオコメンタリーが音声特典として収められる。映画『おまえの罪を自白しろ』中島健人×堤真一 コメント映像<リリース情報>『おまえの罪を自白しろ』3月20日(水) リリース●特別版Blu-ray:数量限定生産・2枚組(本編BD+特典DVD):7,370円(税込)『おまえの罪を自白しろ』特別版Blu-ray 展開図【映像特典:約101分収録予定】本編ディスク:本予告、特報特典ディスク:・メイキング・イベント集(完成披露試写会、プレミアイベント、親子で”自白”試写イベント、公開初日舞台挨拶、公開記念舞台挨拶、公開御礼舞台挨拶)【音声特典】オーディオコメンタリー(中島健人&水田伸生監督)【外装特典】特製アウターケース【メーカー特典】オリジナルクリアファイル(A4サイズ)●通常版DVD:4,620円(税込)公式サイト:『おまえの罪を自白しろ』製作委員会
2024年01月11日アイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人が主演を務める、映画『おまえの罪を自白しろ』(10月20日公開)の対談映像が、公開された。同作は真保裕一氏による同名小説の実写化作。ある日、政治家一族の宇田清治郎(堤真一)の孫娘が誘拐される。さらに犯人からの要求は、身代金ではなく「明日夕方5時 までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」というもので、それは決して明かすことが許されない、国家を揺るがす“罪”だった。清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司(中島健人)は、家族の命を救うため前代未聞の大事件に挑む。○■中島健人×堤真一が語り尽くす対談映像『おまえの罪を自白しろ』今回公開されたのは、中島と堤の対談映像。対立する父子を演じた中島と堤が互いの印象から同作の魅力、俳優としての作品への向き合い方について語り尽くしている。中島は堤との初共演にずっと緊張していたそうで「クランクインまでビクビクしていた」と振り返りながら「堤さんは、無骨であり強靭な性格の持ち主なんだろうなって、清治郎という役を通してもめちゃくちゃ伝わってきました」と語る。一方、そんな中島について堤は「元気で真っすぐな人。彼の魅力がそのまま役にも反映されているし、その部分を監督が見ていたんだろうなと思う」と晄司との重なりを明かした。また、20代の俳優として中島が大先輩である堤に役への臨み方を聞くと「役作りなんてしたことない。資料を読んだりするのは自分に安心材料を与えているだけだから」とベテランならではの持論を展開。堤の考えを聞いた中島は「お守り……“役守り”みたいな!」と納得した様子を見せた。父子でありながら政治家と秘書を演じた2人は、政治家にとっての議員秘書の存在を「マネージャー」(中島)、「共犯者であり、パートナー」(堤)と表現。中島は「マネージャーさんが使っているスケジュール管理アプリで僕も仕事を把握しているんですが、グループと個人の仕事で色分けされているんですよ。それで、晄司のタブレットを見た時にも仕事ごとに色分けされていて、すごい共感したんです」と説明した。劇中で対立した父子を演じた2人だが、撮影時のエピソードの話になると、馬刺しを送る約束を忘れている堤に対し、中島が「送っていただけないと“罪”ですよ! 息子待ってますんで」と指摘する仲睦まじい一面も見せた。最後に2人は本作の見どころを力説。堤は「社会派のドラマ要素だけでなく、エンターテインメント要素も強いのですごく楽しめる。一方で、政治の闇が見え隠れするので、主人公はこの先どうなっていくのか……。観た方がどういう感想をもつのか楽しみです」と語り、中島は自らの脇を固める豪華キャスト陣を“映画的レジェンド”と表しつつ、「晄司の正義に見えて実は狡猾なところが一番のポイント」と演じた晄司の魅力を明かす。さらに、「中島健人個人としても、俳優としての次なるフェーズに大きな一歩を進めることができた作品です。スリリングだけど観ると心がスカッとするような作品になっていますので、“罪の自白のその先に何が待ち受けているのか”そこを是非映画館でお楽しみいただけたらなと思います」と締めくくった。(C)2023『おまえの罪を自白しろ』製作委員会
2023年10月10日今月公開の映画『おまえの罪を自白しろ』で初タッグを組み、罪を巡り対立する息子と父を演じた中島健人(Sexy Zone)と堤真一が、本作の魅力やお互いの印象、演技論について熱く語る特別対談映像が公開された。息子で議員秘書の晄司を演じた中島さんは、堤さんとの初共演にずっと緊張していたそうで、「堤さんは、無骨であり強靭な性格の持ち主なんだろうなって、清治郎という役を通してもめちゃくちゃ伝わってきました」と語る。一方の堤さんは、「元気で真っすぐな人。彼の魅力がそのまま役にも反映されているし、その部分を監督が見ていたんだろうなと思う」と、事件を解決するために奔走する晄司との重なりを明かす。また、中島さんが堤さんに役への臨み方を聞くと、「役作りなんてしたことない。資料を読んだりするのは自分に安心材料を与えているだけだから」と持論を展開した。劇中では、父子でありながら、政治家とその秘書という間柄となるが、政治家にとって議員秘書は、中島さんは“マネージャー”、堤さんは“共犯者であり、パートナー”だと表現。中島さんは「マネージャーさんが使っているスケジュール管理アプリで僕も仕事を把握しているんですが、グループと個人の仕事で色分けされているんですよ。それで、晄司のタブレットを見た時にも仕事ごとに色分けされていて、すごい共感したんです」とその理由を明かす。また、撮影時の話になると、堤さんが中島さんに馬刺しを送る約束を忘れていることについて、中島さんが「送っていただけないと“罪”ですよ!息子待ってますんで」と指摘する、劇中の対立関係とは異なり、仲睦まじい一面も。最後には、「社会派のドラマ要素だけでなく、エンターテインメント要素も強いのですごく楽しめる。一方で、政治の闇が見え隠れするので、主人公はこの先どうなっていくのか…。観た方がどういう感想をもつのか楽しみです」(堤さん)、「晄司の正義に見えて実は狡猾なところが一番のポイント」「中島健人個人としても、俳優としての次なるフェーズに大きな一歩を進めることができた作品です。スリリングだけど観ると心がスカッとするような作品になっています」(中島さん)と見どころも熱弁した。『おまえの罪を自白しろ』は10月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:おまえの罪を自白しろ 2023年10月20日より公開(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会
2023年10月10日映画『おまえの罪を自白しろ』が10月20日(金) に公開される。このたび、本作で初タッグを組んだ中島健人と堤真一の特別対談映像が公開となった。『おまえの罪を自白しろ』は、江戸川乱歩賞をはじめ、数々の賞を受賞する社会派ミステリーのヒットメーカー・真保裕一の同名小説を、映画『舞妓 Haaaan!!!』をはじめ、ドラマ『Mother』『Woman』など多くのヒット作を生み出してきた水田伸生監督が映画化した作品。中島、堤のほかに、池田エライザ、山崎育三郎、中島歩、美波、尾野真千子、金田明夫、角野卓造といった面々がキャストとして名を連ねている。公開された対談映像では、対立する父子を演じた中島と堤が、互いの印象、本作の魅力、俳優としての作品への向き合い方について語り尽くす。中島は日本映画界を代表する堤との初共演にずっと緊張していたそうで「クランクインまでビクビクしていた」と振り返りながら「堤さんは、無骨であり強靭な性格の持ち主なんだろうなって、清治郎という役を通してもめちゃくちゃ伝わってきました」と語る。そんな中島について、堤は「元気で真っすぐな人。彼の魅力がそのまま役にも反映されているし、その部分を監督が見ていたんだろうなと思う」と、事件を解決するために奔走する晄司との重なりを明かした。また20代の俳優として中島が大先輩である堤に役への臨み方を聞くと「役作りなんてしたことない。資料を読んだりするのは自分に安心材料を与えているだけだから」とベテランの堤ならではの持論を展開。堤の考えを聞いた中島は「お守り……“役守り”みたいな!」と納得した様子を見せた。そんなふたりが本作で演じるのは、父子でありながら、政治家とその秘書。政治家にとって議員秘書の存在は、中島は「マネージャー」、堤は「共犯者であり、パートナー」と表現。中島は「マネージャーさんが使っているスケジュール管理アプリで僕も仕事を把握しているんですが、グループと個人の仕事で色分けされているんですよ。それで、晄司のタブレットを見た時にも仕事ごとに色分けされていて、すごい共感したんです」と、その意図を明かした。そして劇中で対立した父子を演じたふたりは、撮影時のエピソードの話になると一転。堤から中島に馬刺しを送る約束を忘れていることについて中島は「送っていただけないと“罪”ですよ!息子待ってますんで」と本作のタイトルにちなんで堤に指摘する仲睦まじい一面も見せた。そして最後にふたりが、“罪”の真相を追求するタイムリミットサスペンスを描く本作の見どころを力説。堤は「社会派のドラマ要素だけでなく、エンターテインメント要素も強いのですごく楽しめる。一方で、政治の闇が見え隠れするので、主人公はこの先どうなっていくのか……。観た方がどういう感想をもつのか楽しみです」とコメント。中島は自らの脇を固めるキャスト陣を“映画的レジェンド”と表しつつ、「晄司の正義に見えて実は狡猾なところが一番のポイント」と演じた晄司の魅力を明かす。さらに、「中島健人個人としても、俳優としての次なるフェーズに大きな一歩を進めることができた作品です。スリリングだけど観ると心がスカッとするような作品になっていますので、“罪の自白のその先に何が待ち受けているのか”そこを是非映画館でお楽しみいただけたらなと思います」と締めくくった。映画『おまえの罪を自白しろ』中島健人×堤真一 特別対談映像<作品情報>『おまえの罪を自白しろ』10月20日(金) 全国公開(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会関連リンク公式HP:::
2023年10月10日日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』が、全国5都市で上演(札幌は上映のみ)される。その幕開けを前に製作発表会見が行われ、脚本のマキノノゾミ、演出の堤幸彦、出演の片岡愛之助、小池徹平、戸次重幸、加藤和樹、村井良大、藤岡真威人、田村心、曽田陵介、小宮璃央、柳美稀、押田岳、桜庭大翔、山口馬木也、藤本隆宏、中山美穂、松平健という、総勢18名が登壇した。『西遊記』といえば、1978年に堺正章の主演でドラマ化されたことでも知られる人気作。脚本のマキノ、演出の堤ともにドラマ版の大ファンであると明かし、特に堤は「それをまさか自分の手で、大々的に上演出来るとは!」と声を弾ませる。また立ち回りのボリュームも相当なもののようで、キャストに対しては「ぜひひとつご覚悟を」とニヤリ。これにはアクションはお手の物のキャスト陣からも苦笑いがこぼれる。主人公の孫悟空役を務めるのは、歌舞伎俳優の愛之助。自らの役どころ、さらに豪華共演陣の顔ぶれに「本当にびっくり」と目を丸くしながらも、「そんな舞台に立てると思うと、嬉しくてしょうがないです」と顔をほころばせる。さらに「堤さんならではのLEDを使った最新の舞台機構もすごいと思いますが、やはり僕らはアナログのヒューマンパワーを、役者魂というものを見せつけたいと思います」と抱負を述べた。三蔵法師役の小池は、「皆さんが立ち回りで汗水たらしている中、僕はどちらかというと“唱える”系で…(苦笑)。皆さんを応援する気持ちで唱えます!」と語ると、猪八戒役の戸次は「小池さんズルい!」とすかさずツッコミ。そんな戸次は「皆さんが唯一違和感を抱くのが、痩せ型の僕がやる猪八戒だと思います。しかしまったく新しい猪八戒、やる気まんまんです!」と意気込んだ。さらに堤演出は3度目となる沙悟浄役の加藤は、「堤さんの演出は、なにが飛び出てくるのかわからない“おもちゃ箱”のよう。ちょっと怖い部分もあります」と期待と不安の両方が滲んだ表情を見せる。さらに三蔵法師に仕える馬・玉竜役の村井は、「あまりイメージのない役なだけに、自分なりに玉竜の面白い部分を作っていきたいです」と目を輝かせた。さらに牛魔王役の松平健、その妃である鉄扇公主役の中山美穂と、主役級が勢ぞろい。愛之助いわく、「笑いあり、涙あり、歌あり、踊りあり、立ち回りありの大スペクタクル」。エンタメの極みとも言うべき舞台、その幕開けが楽しみでならない。取材・文:野上瑠美子
2023年10月04日フリーアナウンサーの武田真一が30日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2023 AUTUMN/WINTER」に初登場した。4人組ボーイズグループ・OWVの浦野秀太と中川勝就に挟まれて登場した武田は、日本テレビ開局70年を記念したオリジナルTシャツの上にブルゾンを羽織り、帽子と黒縁メガネと装着。笑顔を浮かべながら軽快に歩き、人生初ランウェイながらも客席に向けて手を振る余裕をみせた。ランウェイトップではブルゾンを広げてTシャツが見えるようアピール。帰りのランウェイも笑顔で引き返し、56歳の初ランウェイを締めくくった。「GirlsAward」(ガルアワ)は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。24回目の開催となる今回のテーマは「美美樂樂(びびらくがく)」という造語で、ファッション・ビューティー・音楽が集う日本最大級のイベントを楽しんでほしいという思いが込められている。撮影:蔦野裕
2023年09月30日中島健人と堤真一が初共演した『おまえの罪を自白しろ』より、場面写真が解禁された。真保裕一の同名小説を原作に、中島健人演じる議員秘書・宇田晄司が、家族の誘拐事件を解決するため奔走する姿を描く本作。この度解禁された場面写真は、主演の中島健人とその脇を固める豪華俳優陣演じるキャラクターを切り取った11枚。大切な孫娘を誘拐され、“罪を自白しろ”と脅迫される宇田家の父・清治郎(堤真一)が会見しているカットをはじめ、誘拐された少女の母で宇田家の長女・麻由美(池田エライザ)、その夫で市議会議員の緒形恒之(浅利陽介)が到着。そして恒之の選挙活動を支援するボランティアの寺中初美(尾野真千子)に加え、誘拐事件を捜査する刑事の平尾宣樹(山崎育三郎)と、清治郎の政治疑惑を追及する報道記者の神谷美咲(美波)のカットも解禁。さらに、政界を動かす内閣総理大臣の夏川泰平(金田明夫)、日本新民党の幹事長・木美塚壮助(角野卓造)、清治郎の後援会長草川庄一(平泉成)の姿も切り取られている。また、晄司、清治郎とともに事件解決に向けて動く清治郎の私設秘書・大島昇(アキラ100%)の真剣すぎる表情にも注目だ。誘拐事件の犯人は誰なのか、そして事件をきっかけに明かされる“罪”の真相とは一体?各々の怪しさが滲み出る場面写真となっている。『おまえの罪を自白しろ』は10月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:おまえの罪を自白しろ 2023年10月20日より公開(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会
2023年09月29日真保裕一の同名小説を映画化した『おまえの罪を自白しろ』より場面写真が解禁された。この度解禁された場面写真は、自身も怪我を負いながらも、誘拐されてしまった娘を心配する母親の麻由美(池田エライザ)、幼い命を救うため、父・宇田清治郎(堤真一)に罪を自白させようと奔走する晄司(中島健人)の姿など、限られたタイムリミットの中で奮闘する宇田家が映し出されている。さらに、“政治家の孫娘の誘拐”という常に緊張が走る事件を必死に捜査する刑事の平尾宣樹(山崎育三郎)、清治郎の犯した罪、その裏に隠された真実を追及し続けるマスコミの神谷美咲(美波)のカットからは、この事件が宇田家の中だけでなく、国を大きく揺るがす壮大な事件へと繋がっていくことを予感させる。そして、国会議員の父・清治郎が、罪の自白を迫られ机に向かって葛藤する緊張感あふれる場面も…。果たして晄司は、24時間というタイムリミットの中で、家族の命を救うことができるのか?壮大なスケールで描かれる前代未聞のタイムリミットサスペンスをうかがわせる、臨場感漂う場面写真となっている。『おまえの罪を自白しろ』は10月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:おまえの罪を自白しろ 2023年10月20日より公開(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会
2023年09月14日映画『おまえの罪を自白しろ』(10月20日公開)のプレミアイベントが12日に都内で行われ、中島健人、堤真一、池田エライザ、山崎育三郎、中島歩、美波、水田伸生監督が登場した。同作は真保裕一氏による同名小説の実写化作。ある日、政治家一族の宇田清治郎(堤真一)の孫娘が誘拐される。さらに犯人からの要求は、身代金ではなく「明日夕方5時 までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」というもので、それは決して明かすことが許されない、国家を揺るがす” 罪”だった。清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司(中島健人)は、家族の命を救うため前代未聞の大事件に挑む。○中島健人と堤真一、互いの印象は?主演の中島健人は、父親を演じた堤について「お芝居の時の存在感、圧が圧倒的で、若者ならではのパワーをぶつけはしたんですけど、釣り合うかと言ったらまだまだ辿り着けない部分もあるくらい、尊敬できる姿を見させていただいた」と感謝。さらに「堤さんの声って、鼓膜から緊張感が伝わってくるというか。僕が小さな頃からドラマだったり、映画だったりでたくさん活躍されているスターでもあったので、その方を目の当たりにしてお芝居するのが、自分にとって『こんな贅沢な時間あってもいいのかな』という反面、すごい緊張で」と振り返る。「やっぱり父との対立を描いている映画ですから、そこはしっかりと自分も強い意識を持ってぶつかっていかないといけないという使命感に駆られたことは確かです」と語った。堤は健人について「現場の雰囲気は明るくなるし、元気だし、スタッフともよくしゃべって、コミュニケーションを取っていた。僕はスタッフとしゃべったりするのは苦手なんですけど、みんなとコミュニケーションできていたので、素晴らしい座長でしたよ」と絶賛。大物政治家の役には「最初、お断りしました」と言うが、「ちゃんと話をして、どういう風に作っていくのかも手探りでしたけど、監督にお任せしてやってみることにしました」と明かした。作品タイトルに合わせ、撮影中の“罪”を自白するというトークでは、健人が「今年の3月にInstagramを始めさせていただいて、写真を撮るのが好きなので、シリアスな現場でも『堤さん、イェーイ』みたいな感じで自撮りしちゃったんです」と告白。「5枚ぐらい取ったんですけど、堤さんが全部変顔だったんです。本当にイヤだったのかなと思って」と気にするが、堤は「覚えてない」ときっぱり。「今度かっこいい顔で写真撮りません?」と提案する健人に、堤は「いや、それは駄目だよ」と断り、健人が「なんでやねん」とつっこんでいた。
2023年09月12日中島健人と堤真一共演の『おまえの罪を自白しろ』より場面写真が解禁された。真保裕一の同名小説を映画化した本作は、疑惑を抱える国会議員・宇田清治郎(堤真一)の幼い孫娘が誘拐され、宇田晄司(中島健人)が、家族の命を救うため、前代未聞の大事件に挑むことになる社会派サスペンス。この度解禁された場面写真には、穏やかな日常が一変、前代未聞の誘拐事件に巻き込まれる宇田家の姿が映し出されている。いつもと変わらない朝の風景を映し出したカットには、晄司が父・清治郎、妹の麻由美、姪の柚葉と何気ない日常の朝を過ごす穏やかなシーンが映し出されている。しかしそんな平穏な一日は、柚葉が何者かに連れ去られる誘拐事件の発生により一変。さらに、事件の渦中に置かれた清治郎が大勢のマスコミに囲まれる緊張感溢れるカットや、大切な家族の命を守るため、全ての罪を自白するよう父に迫る晄司の鬼気迫る怒りの表情を映したカットも。本格サスペンス映画初主演にして、政界というがんじがらめの世界の中で奔走する若き議員秘書という難しい役柄を見事に演じる中島さんの“新境地”を期待させる。また、家族のため、そして事件解決のため犯人からの脅迫に真っ向から対峙する晄司が、父の手を取り走り出すカットは、スピード感と緊張感に満ちたスリリングなドラマを予感させる。「おまえの罪を自白しろ」という清治郎への脅迫に対し、果たして晄司は罪に隠された真相を暴き、誘拐された家族の命を救うことができるのか?壮大なスケールで描かれる前代未聞のタイムリミットサスペンスに期待が高まる場面写真となっている。『おまえの罪を自白しろ』は10月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:おまえの罪を自白しろ 2023年10月20日より公開(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会
2023年08月29日中島健人(Sexy Zone)×堤真一の初タッグで贈る映画『おまえの罪を自白しろ』に、池田エライザ、山崎育三郎、尾野真千子が出演していることが明らかに。「B’z」の主題歌「Dark Rainbow」の歌唱パート初解禁となる最新予告映像も公開された。監督、歌手としても活動する池田さんが演じるのは、宇田清治郎(堤さん)の長女で、愛する娘を誘拐されてしまう母親・麻由美。自身初となる母親役で、新たな魅力をみせる。また、“ミュージカル界のプリンス”山崎さんが、誘拐事件の犯人を追う刑事・平尾宣樹、連続テレビ小説「花子とアン」で注目を集めた中島歩が、宇田家の長男で県議会議員の揚一朗を演じる。さらに、清治郎の政治疑惑を追求する報道記者・神谷美咲役で、『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』に出演した美波、宇田家を支える選挙ボランティア・寺中初美役で尾野さんも出演する。映像では、犯人の要求が“罪の自白”という前代未聞の誘拐事件に立ち上がる若き議員秘書・晄司(中島さん)を筆頭に、数々の疑惑を抱える国会議員の父・清治郎、娘を誘拐され助けを懇願する母・麻由美、捜査に圧力をかけられ憤る刑事・平尾、鋭く清治郎の不正に迫る記者・神谷、そして権力に固執する永田町の住人たちと、登場人物それぞれの思惑が交錯する。そして主題歌「Dark Rainbow」で一気に疾走感溢れる展開へ。特報映像では、イントロのみしか聴くことが出来なかったが、今回は歌唱パートが初解禁。「吹き飛ばしてやりましょう意地悪な黒い雲を」から始まる力強くキレ味抜群のサビとともに、命のタイムリミットが迫る中、晄司は罪を暴き、巨悪に挑む。さらに、「あなたらなら何を守る」と問いかける歌詞とともに、晄司の覚悟が映し出される。また、晄司が国会議事堂の前に佇む、映画化発表時のビジュアルがデザインされたムビチケカードが、7月28日(金)より一部を除く全国の上映劇場・WEB通販にて販売される。キャストコメント■池田エライザ初めての母親役、それも娘が誘拐されるという役どころでしたが、水田組は役者が芝居に集中できる空気づくりを大切にしていて、立ち止まることなく役に入ることができました。私の役目はとにかく娘に愛情を注ぐことだと思い、役に臨みました。完成作はアトラクションに乗っている気分になるほど、大迫力のエンターテインメントでありつつ、登場人物それぞれの背景が丁寧に描かれており、きっとそれぞれ誰かに共感できると思います。本当に集中してのめり込める作品になっているので、是非映画館で一緒に目撃してもらえたら嬉しいです。■山崎育三郎豪華キャストの皆さんとの作品作りは、忘れることの出来ない時間となりました。正義感が強く、真犯人逮捕に向けて、あらゆる手を使い走り回る孤高の刑事・平尾を演じます。「おまえの罪を自白しろ」身代金ではなく、罪の自白を求める犯人という、今までにはない壮大なタイムリミットサスペンス。是非劇場でご覧ください。『おまえの罪を自白しろ』は10月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:おまえの罪を自白しろ 2023年10月20日より公開(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会
2023年07月24日平日朝5時25分~『めざましテレビ』を担当し、全国に笑顔を届けるフジテレビアナウンサーの軽部真一さんと井上清華さんのお二人の自分と仕事との向き合い方について伺いました。軽部さんの「よかった!」で自己肯定感上がります。――平日朝の生放送に出演するというプレッシャーは計り知れず、ある程度自己肯定感を高めておかないと務まらないのでは…なんて思ってしまいます。お二人は、自己肯定感は高いほうですか?軽部真一:“自己肯定感”という言葉に馴染みはないですが、ただ言葉として使わなくても、生活や仕事をしていく上で、自ずと向き合っているとは思います。そして、僕は低いほうだとは思いません。井上清華:高校生ぐらいの時から少しずつ積み上げてきたつもりではあるので、私も自己肯定感は低くはないと思います。――自己肯定感を積み上げてきたとは、どのようにですか?井上:高校時代から好きな言葉をノートに書き留めていて。悩んだりした時は、それを開くと自己肯定感高めな自分に戻れるんです。軽部:何が書かれてるの?井上:本で読んだ好きな言葉とか、名言、映画のワンシーンのセリフなどいろいろです。今でもごくたまにですが、ふと思い出した時に開いたり、書き足してみたり。当時はただ好きでやっていたことですが、一周回って高校生の時に書いた言葉が、社会人になった今また響いたりもして。そのノートがあってよかったです。軽部:テレビの世界や芸能界って、ネガティブシンキングとポジティブシンキングの2つがあるとしたら、多くがポジティブシンキングだと思いがち。でも今の話を聞いていると、そうでもないんでしょうね。苦悩や心配がある中で、それぞれ頑張っている感じがします。井上:100%ポジティブな人ばかりじゃないですよね、きっと。軽部:反省して落ち込んだり、視聴者の方からご意見をいただいたりすることでついネガティブになることもある一方で、ポジティブな部分もないと輝けないような気もしていて。苦労して悩んで、いろんな状況に立ち向かいながら、グッと自己肯定に持っていく術がないと、やっていけないのかも。井上:おっしゃる通り、どこかで自己肯定しないと疲れちゃいます。だから各々の方法で上げているのかなって。ちなみに、軽部さんにひと言「今日よかったね」って言われるだけで嬉しくて、かなり自己肯定感上がるんです。――軽部さんがそうやって褒めるのは、ケアの一環ですか?軽部:ケアというより相談されれば話は聞くし、面白かったら「面白かったよ」って伝えるようにしています。例えば、ディレクターが作ったVTRに対して「このナレーションが入っていたことによって、新しい感じがした。よかったよ」っていうふうに。――言われたほうは嬉しいし、自信になりますね。軽部:実は僕も人一倍褒められたい人で、『めざましテレビ』のエンタメを担当して30年たった今も「今日のインタビュー面白かった」って言われたら嬉しいんです。褒められることって自己肯定に繋がるんですよね。だから褒めたり、褒められることって、何歳になっても必要なんじゃないかな。――ちなみに、井上さんのように自己肯定感を高めるアイテムは何かお持ちですか?軽部:何かしているわけではないですが、『めざましテレビ』の初回放送からつけ始めたこの蝶ネクタイは、自己肯定の象徴かもしれない。蝶ネクタイによって、地味だった31歳の僕のすべてが変わりましたから。これがなければ、今はないと思っています。――蝶ネクタイがあれば堂々としていられて、自信も持てますか?軽部:いや、実は僕は結構反省するタイプ。後悔もするし、心配性でもあって。例えば、噛むことがものすごく嫌。それなのに結構噛むんですが(笑)。それでも周りからは“自分好き”とか“楽天家”だと思われていて。妻曰く「いいようにしか捉えない」部分があるのは自分でも認めますが。“ものすごく反省する楽天家”なんです。井上:軽部さんは、失敗したらそのあともう一回、うまくいくまで同じことをやると聞きました。軽部:そう(笑)。本番でトチったら、スタジオを出たあとに「もう一回やらせて」とスタッフ相手に声に出してやるのですが、復習しないではいられないんです。――脳の最後の記憶を失敗ではなく成功で終わらせたい、というか。軽部:そうそう、それです。失敗のまま終わりたくないから、自分なりの決着をつけておきたいんでしょうね。一回きちんと成功させてから、記憶から消す。井上:それを聞いて私もやるようにしたのですが、落ち込んで引きずっていたところからいい切り替えになるし、そこで成功すれば自己肯定の一つになると思いました。軽部:もちろんオンエアされないし“後の祭り”。でも復習して成功したら、気持ちは変わるから。――他の職業にも応用できそうですね。ところで、軽部さんはこれまでにたくさんのアナウンサーを見てこられたと思いますが、職場の雰囲気をよくしたり、モチベーションを上げるために心がけていることは、時代によって変わってきたという印象はありますか?軽部:この30年の間に八木亜希子、小島奈津子、高島彩…そして井上清華まで、多岐にわたるキャラクター陣と番組を作ってきましたが、でも実は彼女らが持つ悩みからこちらの接し方まで、あまり変わっていないというのが僕の印象。それは僕が共演している期間の、例えば八木亜希子と井上清華の年齢がほぼ一緒だから。そして、確かに平成初期と令和では時流が違うはずですが、『めざましテレビ』という根源は変わらない。“めざましイズム”を持つアナウンサーにDNAが受け継がれていて、つまり八木さんが持っていた雰囲気を井上さんも持っているんです。井上:八木さんやみなさん、当時は私ぐらいの年齢だったかもしれませんが、私からしたら雲の上の存在。それでも同じことに悩んだりしていたかもしれないと思うと、先輩たちが後ろから見守ってくれている気がして、心強いです。軽部:そもそも年齢やキャリア関係なく、テレビに出たら横一線なんですよね。自分が画面に映っている瞬間はフジテレビの代表で、ともすればひと言で“壊して”しまうかもしれない、そんな危険性と隣り合わせにいる。とてつもないプレッシャーがあるけど、その分やり甲斐も大きい。それって生き甲斐にもなるんじゃない?井上:あ、その通りですね。いい格言、ノートにメモします!軽部:あははは(笑)。かるべ・しんいち1962年10月8日生まれ、東京都出身。’85年フジテレビ入社。’94年の放送開始時より『めざましテレビ』(毎週月~金曜朝5時25分~/フジテレビ系)のエンタメコーナーを担当。以来30年間、同番組に出演。いのうえ・せいか1995年4月23日生まれ、福岡県出身。2018年フジテレビ入社。’21年より『めざましテレビ』の第8代メインキャスターに。バラエティ番組『ホンマでっか!?TV』や『世界法廷ミステリー』の進行を務めている。※『anan』2023年7月19日号より。写真・瀬津貴裕(biswa.)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2023年07月13日松本穂香、堤真一共演の「ミワさんなりすます」の制作が決定し、秋より放送されることが分かった。とにかく映画が大好きなフリーター・久保田ミワは、映画愛が強すぎてバイト先のDVDレンタルショップをクビになる。ふとしたことから、敬愛する俳優・八海崇が自宅で家政婦を募集していることを知ると、好奇心を抑えきれず八海邸に偵察に向かう。まさかの偶然で、八海のマネージャーに八海邸の新人家政婦と間違えられたミワ。“推し”と同じ空気が吸えるという誘惑に負け、人違いと言い出せず、その日から“スーパー家政婦”になりすまして八海邸で働くことになる。「すぐにバレるに決まってる」とビクビクしながらも、“神”と崇める八海と言葉を交わせる職場で夢のような“圧倒的ロマンス”に身を焦がすミワ。垣間見える八海の素顔の尊さに、ますます夢中になっていく。度重なる身バレの危機をなんとか乗り切っていたものの、ある日ついに、ミワがなりすました当の本人・美羽さくらが姿を現す…。他人になりすまし、“推し”の家に潜入する衝撃の「なりすまし」ストーリーが描かれる本作。自分の“好き”に一途なミワの姿を通して、誰にでも居場所はある、失敗しても立ち直れる、そんな気持ちになれるドラマとなっている。原作は青木U平の漫画「ミワさんなりすます」、脚本は「おっさんずラブ」「unknown」の徳尾浩司が手掛ける。松本穂香映画好きの久保田ミワ役は、ドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」や映画『恋のいばら』などの松本穂香。松本さんは、自身の役を「傍(はた)から見ると一見地味でとっつきにくさを感じるミワさんですが、そこに秘められた愛情深さがとても魅力的な人物です」と紹介し、「原作漫画に流れる独特のあの雰囲気をドラマでいかに表現していくのか、今から演じるのが楽しみです」と期待を寄せる。堤真一そして、そんなミワの“推し”である俳優・八海崇を演じるのは、ドラマ・映画・舞台など幅広く活躍する堤真一。堤さんは、同じ俳優でありながら「八海は自分とは真逆の人間だなと感じます」とコメント。その上で、「台本から最初に受けとった八海の穏やかなイメージを大事にしながら、これまで様々な現場でご一緒させて頂いた『スター』の先輩方の姿を思い描きながら、八海崇というキャラクターを作っていきたいと思います」と意気込みを語っている。夜ドラ「ミワさんなりすます」は2023年秋、毎週月曜~木曜22時45分~NHK総合にて放送(各話15分)。(シネマカフェ編集部)
2023年06月27日堤幸彦監督の新作映画『SINGULA』(シンギュラ)のマスコミ向け完成披露試写会が6月7日に行われ、堤監督、原作・原案の一ノ瀬京介、出演者のspiが登壇した。集められたのは「先生」と呼ばれる人間が作り出した15体のAIたち。同じ顔、同じスタイルの15体のAI。違いは、それぞれに埋め込まれたチップによる性格や記録されている情報のみ。互いの素性を知らないAIたちによるディベートバトルロイヤルが始まる――。AI同士が討論したらどうなるのか…?AI同士のディベートバトルを描く本作。たった11人の出演キャストに抜擢されたのは、2.5次元ミュージカルに出演するspiさん。全編英語で15体15役のAIキャラクターを演じ分ける。2019年2月に一ノ瀬さんが企画プロデュースしたAIたちによる討論劇[SINGULA]の舞台が原案となり、今回映像化となったが、堤監督は「あまりにも志の高い舞台で驚き、誰が作ったのか興味が湧いてお会いして、これは絶対映画にした方がいいですよ!とアプローチした」と出会いをふり返る。spiさんは、本作のオファーを受けた際のことをふり返って「朝の8:30に連絡がきて、二つ返事でやらせて下さい!と伝えました」とコメント。撮影中は「英語の種類の使い分けが難しかった。15人のキャラクターの特徴を考え、さらにそれぞれのキャラを色分けしていた。観ている人が、15人1役を面白く感じるエンターテイメントになるように、と思いながらやっていた」と語った。プロジェクトの展開については「なるべく人の手を借りず、海外で注目してくれる人にアプローチしたり、日本では内容に賛同してくれる人と一緒にやれるようにと考えていて、じっくり大事に育てて世界に届けたいと考えている」(堤監督)、「このプロジェクトでは、クラファンから、メタバース、NFT といった WEB3.0 への取り組み、そして直接海外に向けて動き出しています」「8月以降からメタバース上でのイベントや上映、NFTを展開させていく予定です。現在絶賛企画中です」(一ノ瀬さん)と話す。また、9月に開催される「マドリード国際映画祭」外国語映画最優秀男優賞・最優秀サウンドデザイン賞の2つのコンペティション部門へのノミネートが発表され、「これまで国際的な映画賞を獲った事がないのに、コロナ渦で作った映画が評価されることは不思議だし、まだ頑張れと言われているように感じる」と堤監督。このあと国内興行や、配信プラットフォームなども動いていく予定とのことだが、すでに海外からは、他映画祭からも問い合わせが入ってきているという。メタバースやNFTといったWEB3.0での展開と海外映画祭からスタートしていくことについて堤監督は「これまで、どちらかというと映画たる映画の形とは別のやり方でやってきたので、WEB3.0などで映像を展開していくのは、遊び場が増える、伝える場所が増える、という意味ではとてもウェルカムでどんどん利用したいと思っている。ただ、できる事としてバージョンをそれぞれ変えていきたいという欲がある。メタバースと劇場で見るのはちょっと違っている、というようなサービスをしたいと考えている。面白いものを創造することを、まだまだAIに譲るわけにはいかないと思う。日本映画の新しい挑戦であり、いかにして世界に見つけてもらうか。を意識した展開をしていきたい」と展望を述べた。なおMakuakeでは、劇場公開に先駆けて行われる先行試写会のチケット、堤監督やspiさんと一緒に作品を鑑賞できる特別チケットなども販売中だ。(cinemacafe.net)
2023年06月10日「Sメソッドゴルフ」佐久間 馨×YouTube横田 真一チャンネル スペシャルコラボ2023企画を実施1.スペシャルコラボ企画概要株式会社わたしのお教室(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:中屋 昌太)が学びのマッチングアプリ「manatea(マナティー)®」で配信中の佐久間 馨氏のサブスク動画レッスン 「Sメソッドゴルフ」のコンテンツ内で、横田 真一プロをゲストに迎え、Sメソッド理論について解説します。2021年に初のゲストとして横田真一プロにご出演いただき、大好評を博した企画の第2段として、今年も動画をお届けします。◎配信時期 : 2023年5月19日(金)~◎配信内容:①「グリップについての深すぎる話」~グリップレートの効果的な使い方~②「ゴルフについての深すぎる話」③「超マニアックなインパクト談義」④「超マニアックなパッティング談義」また、横田真一プロのYouTubeチャンネル「横田真一チャンネル」にて佐久間 馨氏がゲスト出演したコンテンツが現在配信中です。2.サブスク動画レッスン佐久間 馨「Sメソッドゴルフ」の特長■サービス名サブスク動画レッスン 佐久間 馨「Sメソッドゴルフ」忙しいあなたでも、パープレーを実現できる科学的ゴルフメソッド■動画の内容元々エンジニアだった佐久間 馨氏が長年の研究により編み出した、革新的なメソッド「Sメソッド」は、クラブヘッドをボールに当てる「インパクトの方法」が判るようになることで、誰でもスコアアップができる秘密のラウンド法です。その「Sメソッド」の集大成として、2021年10月1日より本動画レッスンを開始しました。<特徴>月額金額(サービススタート特別価格¥1,480)をお支払いいただくと、スマホやPCでいつでもどこでも何度でも動画を見放題、毎週新しい動画が続々と配信されるサービスとなります。・すべての動画が7日間無料で視聴可能・動画はすべて見放題・毎週新しい動画を続々配信・スマホ、PC、タブレット、TVから、いつでもどこでも視聴可能<コンテンツ内容>1. スイング2. テクニック3. 戦略4. アプローチ5. パッティング6. 状況別ショット7. ミス&トラブルショット対処法8. レベル別診断9. メンタル10. ゴルフ学11. Sメソッド全体像12. Sメソッド用語解説サブスク動画レッスン「Sメソッドゴルフ」ページはこちら : 3.佐久間 馨氏のプロフィール1955年生まれ。元エンジニアの知識をベースに、スイングのメカニズムを科学的な視点から研究し、独自の上達法「Sメソッド」を開発する。ゴルフ科学研究所主宰。2010ゴルフダイジェストアワード・レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞。スカイパーフェクトTVゴルフネットワーク100切り選手権 指南役。4.横田真一プロのプロフィール1972年生まれ。大学時代に参加した日本オープンでローアマを獲得し、一躍注目を浴びる。卒業してプロ入りすると、翌年にはシード権を獲得。初勝利は1997年の全日空オープン。2005年から2年間は選手会長を務めた。2010年キヤノンオープンで13年ぶりのツアー2勝目をあげる。2015年 順天堂大学大学院 医学研究科 医科学専攻 修士課程修了。5.manateaのサービス概要「いつでも、どこでも、学べる、教えられる」をコンセプトに、学びの出会いと成長を支援するサービスです。2021年3月にゴルフのレッスンを受けたいゴルファーとレッスンプロをつなぐサービスを開始。日本プロゴルフ協会資格保有者から、インスタグラムで人気のレッスンプロなど幅広く、学びたい方のニーズに合わせたゴルフレッスンを受けることができます。2022年4月に140以上のジャンル取り扱いを開始し、現在はスポーツ・クラフト・音楽・伝統文化・ビジネスなど幅広いレッスンを受けられるプラットフォームとなりました。6.株式会社わたしのお教室について当社は「人生が変わる学びの体験を世界に届ける」をミッションに、これからの時代に求められる、新しい学びのカタチを追求し続ける、Edu-tech企業です。会社名:株式会社 わたしのお教室代表者:代表取締役社長 兼CEO中屋 昌太所在地:東京都港区南青山2-11-17 第一法規本社ビル3Fコーポレートサイト: manatea公式サイト: 公式インスタグラム: 公式YouTubeチャンネル アプリのダウンロード<iPhoneの方> : アプリのダウンロード<Androidの方> : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年05月24日B’zの書き下ろし新曲「Dark Rainbow」が、Sexy Zoneの中島健人と堤真一の初タッグで贈るサスペンス映画『おまえの罪を自白しろ』の主題歌に決定。併せて映画のポスタービジュアルと特報映像が公開された。江戸川乱歩賞をはじめ、数々の賞を受賞する社会派ミステリーのヒットメーカー真保裕一の同名小説を『舞子Haaaan!!!』の水田伸生監督が映画化した本作。ある日、政治家一族・宇田家の孫娘が誘拐される。犯人からの要求は身代金ではなく「明日夕方5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」。それは決して明かすことが許されない、国家を揺るがす“罪”だった……。公開されたポスタービジュアルは、数々の疑惑を持つ大物政治家・宇田清治郎(堤)が国会議事堂を背に不穏な表情を浮かべ、その前を清治郎の議員秘書を務める息子・晄司(中島)がマスコミのフラッシュを浴びながら緊迫した表情で駆け抜ける姿が描かれている。また特報映像では、犯人からの前代未聞の脅迫に対して奔走する晄司と、罪の自白を拒む清治郎の姿が描かれ、息子VS父親の関係性が際立っている。やがて物語は警察、マスコミ、国民を巻き込み、壮大なスケールへと発展。B’zが手がけた本作の主題歌「Dark Rainbow」の鮮烈なイントロが、スピード感あるドラマをさらにハラハラドキドキと盛り立てる、インパクト抜群の内容となっている。「Dark Rainbow」は、何が本当の敵なのか、先が見えない暗雲を爽快に晴らすような、本作の世界観ともリンクした疾走感あふれるロックチューン。今年結成35周年を迎えたB’zは主題歌について「“隠された真実”を見つけ出そうとする主人公が、それまで気づかなかった、人の本心や、自分自身が矛盾の中で生きているという事実と向き合うことになっていく。そんな“闇を相手に暴れる感情”のようなものをイメージして作ったのがこのDark Rainbowです。B’zにとってもライブで演奏したい楽曲となりました」とコメント。主演の中島は特報の解禁と主題歌決定を受け「本編の映像と、主題歌のビリビリ痺れるイントロが重なり合うことで、この物語が始動していく期待感を感じていただけると思います。映画も、楽曲も、どんな結末が待っているのか。劇場で皆さんと一緒に体感できたら嬉しいです」と、作品と楽曲に対する想いを語った。『おまえの罪を自白しろ』特報映像■B’z コメント全文“隠された真実”を見つけ出そうとする主人公が、それまで気づかなかった、人の本心や、自分自身が矛盾の中で生きているという事実と向き合うことになっていく。そんな“闇を相手に暴れる感情”のようなものをイメージして作ったのがこのDark Rainbowです。B’zにとってもライブで演奏したい楽曲となりました。B’z 松本孝弘 稲葉浩志■主演 中島健人 コメント全文本作をB’zさんの楽曲に彩っていただけることを、とても嬉しく光栄に感じています。そして、パワフルで切れ味のある特報映像が到着しました。本編の映像と、主題歌「Dark Rainbow」のビリビリ痺れるイントロが重なり合うことで、いよいよこの物語が始動していく期待感を感じていただけると思います。映画も、楽曲も、果たしてどんな結末が待っているのか。劇場で皆さんと一緒に体感できたら嬉しいです。■石塚慶生プロデューサー コメント全文本作で、中島健人さん演じる主人公は理不尽な誘拐事件に憤り、自分なりの「真実」を突き止めるために得体のしれない敵に立ち向かっていきます。それは、今現在私たちが生きている社会や政治に対する思いとも重なると思っています。そして、この主題歌は、そんな相手に対して立ち向かう人々への『B’zさんでしか表現できない「応援歌」』なのだと解釈しています。サイコーな主題歌をありがとうございます!!<作品情報>おまえの罪を自白しろ10月20日(金) 全国公開(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会関連リンク公式HP:::
2023年04月24日社会派ミステリーのヒットメーカー・真保裕一の小説を映画化した、中島健人(Sexy Zone)と堤真一が共演する前代未聞のタイムリミットサスペンス『おまえの罪を自白しろ』の主題歌を、「B’z」が担当することが決定。特報映像とポスタービジュアルも公開された。今回の主題歌は、「B’z」の書き下ろし楽曲「Dark Rainbow」。何が本当の敵なのか、先が見えない暗雲を爽快に晴らすような、本作の世界観とリンクした疾走感あふれるロックチューンだ。「B’z」楽曲について「B’z」は、「“隠された真実”を見つけ出そうとする主人公が、それまで気づかなかった、人の本心や、自分自身が矛盾の中で生きているという事実と向き合うことになっていく。そんな“闇を相手に暴れる感情”のようなものをイメージして作ったのがこのDark Rainbowです」とコメントしている。特報映像は、犯人からの前代未聞の脅迫に対して奔走する晄司(中島さん)と、罪の自白を拒む清治郎(堤さん)の姿が描かれ、息子VS父親の関係性が際立つ仕上がりに。今回、音源はイントロのみにもかかわらず、松本孝弘のかき鳴らすシャープで鮮烈なインパクトを放つギターソロから、本楽曲の全容への期待感も高まる。この発表に中島さんは「本編の映像と、主題歌『Dark Rainbow』のビリビリ痺れるイントロが重なり合うことで、いよいよこの物語が始動していく期待感を感じていただけると思います。映画も、楽曲も、果たしてどんな結末が待っているのか。劇場で皆さんと一緒に体感できたら嬉しいです」とメッセージを寄せている。さらにポスターは、数々の疑惑を持つ大物政治家・清治郎が不穏な表情を浮かべ、その前を、清治郎の議員秘書を務める息子・晄司がマスコミのフラッシュを浴びながら緊迫した表情で駆け抜けている。『おまえの罪を自白しろ』は10月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:おまえの罪を自白しろ 2023年10月20日より公開(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会
2023年04月24日『池袋ウエストゲートパーク』や『TRICK』シリーズなど、数多くの大ヒット作を生み出し、革新的な作風で話題を呼んでいる堤幸彦監督。劇場公開最新作『ゲネプロ7』では、演劇界とタッグを組んで新たな意欲作を完成させています。そこで、本作で映画初主演となったこちらの方にお話をうかがってきました。三浦海里さん【映画、ときどき私】 vol. 571本作は、新作舞台に挑むことになった7人の役者たちを中心に、「ゲネプロ」と呼ばれる最終リハーサルを行うまでの様子を描いたミステリー。そのなかで、劇団の新メンバーとなる山井を演じたのは、「主役の椅子はオレの椅子」というオーディション番組で勝ち抜いて本作に抜擢された三浦さん。和田雅成さんや荒牧慶彦さん、黒羽麻璃央さんをはじめとする舞台で人気の実力派キャストに囲まれながら主演という大役を務めています。そこで、堤監督の現場で驚いたことや共演者との思い出、そして自身の素顔について語っていただきました。―まずは、堤幸彦監督が撮影に参加することが決まったとき、最初のリアクションはどんな感じでしたか?三浦さんこのメンバーの真ん中に立つだけでなく、堤さんともご一緒できると聞いたときは正直に言うと「マジか!」と本当に驚きました(笑)。僕は堤さんの『SPEC』シリーズが大好きだったのでワクワクしましたが、それ以上にドキドキや不安も大きかったです。―実際、「早く始まってほしいけど、始まってほしくない」みたいなお気持ちになったとか。初日を迎えたときの様子を教えてください。三浦さんその日のうちにキャストのみなさんともお会いしましたが、最初は独特な空気感もありました。でも、それが劇中の山井が新メンバーとして加入する様子とリンクしていたので、むしろよかったかなと。しかもみなさんがとても優しく受け入れてくださったので、すごく楽しくてあっという間に撮影が終わってしまった感じでした。あえてキャラを確立しすぎないことを意識した―今回は、どのような準備をして役作りをしていきましたか?三浦さん僕が演じた山井は、個性の強いほかのキャラクターに比べて、あまり特徴のない人だと思いました。だからこそ、逆にあまり作り込まずに、フラットでいたほうが一番いい形で目立てるのかなと。そういう理由から、あえてキャラを確立しすぎないことを意識しました。―山井の少しオドオドした雰囲気と、劇中劇で演じた妖精パックの狂気的な感じを見事に演じ分けられていたのもすごかったです。三浦さんまず山井は素の僕に近いタイプですし、パックに関してはずっと演じてみたいと思う役どころでした。なので、僕にとってこの2つのキャラクターは自分の枠から大きく外れていない感覚だったので、本当にいい役に巡り合えたと感じています。パックに関しては、本読みのときに堤さんからニュアンスを教えていただいたのと、その場でメイクもしていただいたので、そこからインスピレーションをもらって演じました。―普段は舞台を中心に活動されているので、映画の現場では戸惑うこともあったのではないかなと。三浦さん初めのほうにみんなの後ろに立って、ボソッと話すシーンがあるんですが、自分としてはかなり抑えて声を出しているつもりでした。でも、「もっと小さく」と言われて、「蚊の鳴くような声になっちゃうけど大丈夫かな?」と思ったんです。そのときに、自分がいかに舞台の発声になっているかに気づかされました。声量やカラダの動かし方など、映像と舞台では表現の仕方が違いますからね。そのギャップが難しくて、苦労しました。堤さんの細かいこだわりが散りばめられている―堤監督の演出で驚いたことがあれば、お聞かせください。三浦さんたとえば「ここでまばたきを大きくしてみて」とか「何歩で歩いて」といった感じで言われることが多かったので、細かい部分でのこだわりを散りばめられているイメージが強かったです。個人的に楽しかったのは、エンディングで僕が舞台上でセリフを言ったあとにドローンが劇場のなかをグルグル回り、最後に僕が2階にいるという流れをワンカットで撮ったときのこと。実は、裏で1階から2階まで猛ダッシュしているんです(笑)。特に2階の廊下にはモニターを見ながら僕に「行け行け!」と手を振る堤さんの後ろを走っていくのがおもしろかったなと。しかも、ドローンの操作が難しかったようで、6回くらいやりましたから。毎回全力疾走だったので、かなり息は上がっていましたが、映っているときはそれがわかってはいけないので肩を揺らさないようにするのが大変でした。―裏でそんなことがあったとはまったく感じさせないシーンですが、ぜひ注目してほしいですね。監督からは「集団のなかで存在を出すことが天才的にうまい」と言われているそうですが、自分で意識していることは?三浦さん自分としては、まったくないですね。ただ、以前ほかの舞台のときに「人によって普通は違うから、普通って難しいよね」という話になったことがあり、そこで「周りが個性的であればあるほど、そのままでいることで普通になれる」と教えてもらったことがありました。今回はそういうところを意識したおかげで浮いて見えたのかなと思うので、堤さんにはそのあたりを見ていただけたのかもしれません。みんなでオンオフをしっかり分けられたのがよかった―その個性豊かな共演者の方々がそろった現場で、印象に残っているエピソードなどがあれば教えてください。三浦さん休憩時間は一緒にご飯を食べながら、みんなが大好きな『ONE PIECE』のマニアックなクイズを出し合うということを永遠とやっていました(笑)。でも、そのおかげで輪ができた気がしますし、オンとオフをしっかりと分けられたのはよかったなと。あとは、みなさんが僕のことを主演だからといって立ててくれると同時に引っ張ってもくださったので、ありがたかったです。―そこで生まれたチームワークのおかげで殺陣のシーンも息がぴったりだったと思いますが、これまでは殺陣をほぼしたことなかったとか。そうとは思えないほど素晴らしい殺陣でしたが、実際に挑戦してみてどうでしたか?三浦さん僕以外は刀の扱いに慣れている方ばかりだったので、死に物狂いでした。しかも、今回は練習の時間がほとんどなかったので、動画を見ながらキャスト同士で休憩時間に合わせたり、毎日ホテルで自主練したりという感じだったので、本番の前からすでに汗をかいていたほどです(笑)。本当に必死でした。そのなかでも、繰り返し練習に付き合ってくれたのは、1対1のシーンがあった(和田)雅成くん。蹴りを入れるところも「本当に当てても大丈夫だよ」と言ってくれたり、アドバイスをくれたりしてすごく助けてもらいました。何も持っていないけど、努力の量では負けたくない―堤監督からは、「オーディションを勝ち抜いてきた理由が分かった」というコメントもありましたが、ご自身の強みはどんなところだと思っていますか?三浦さん堤さんは僕を買いかぶりすぎですね。おそらくコメント用で5割増しに言ってくださった気がします(笑)。ただ、僕は役に入ったら何も怖がることなく、物おじせずにいけるところはあるので、もしかしたらそういうところを感じていただけたのかなと。僕自身は何かを持っているほうではないですが、持っていないからこそ気持ちで負けたくないというか、努力の量で負けたくないという思いは強いです。―ということは、素顔は意外と怖がりだったりするのでしょうか。三浦さん小さいときから、人のことをよく見るところがあって、ものすごく周りの空気を読むほうではあると思います。ただ、役になったら関係なく行けてしまうので、普段の反動がそっちに出ているのかもしれないですね(笑)。―では、ストレスが溜まってしまうときの発散方法は?三浦さん実は、僕はストレスが溜まったことが本当にないんです。気がついていないだけかもしれませんが…。寝るのが大好きなので、寝たら全部忘れてしまうタイプです。あとは音楽が好きなので、その日の気分に合わせて聴いています。僕はどちらかというと聴き流したいので、日本語の曲より歌詞がわからない洋楽を聴くことが多いです。雨の日ならタイトルに「ウォーター」が入っているものを選んだり、テンションを上げたいときはクラブミュージックを聴いてみたり。こういう時間ってすごく大事だなと思います。役者を続けていくうえで“武器”になるものを見つけたい―これから挑戦してみたいことがあれば、教えてください。三浦さんこの作品が1つ大きなポイントにはなったので、今後映像もたくさんやっていきたいなと考えています。いまはまだ慣れていないところもあるので難しさはありますが、経験を積んでいけばもっと映像の楽しさに気づけるんだろうなと思うので。特に自分がテレビっ子だったこともあり、小さい頃に見ていた世界に行けたらいいなという気持ちもあります。ただ、舞台もすごく好きなので、いいバランスでどちらもやっていきたいです。あとは、特技を見つけたいですね。技術的なことでもメンタル的なことでもいいので、役者を続けていくうえで「これは誰にも負けないぞ」と思える自分にとっての“武器”を持てたらいいなと思っています。―それでは最後に、ananwebの女性読者に向けてメッセージをお願いします。三浦さんまずは、いつもお疲れさまです!みなさんも毎日大変だと思いますが、つらくなったときに下を見てもらったらヒーヒー言いながらがんばっている僕がいますから(笑)。それを見て元気になってもらえたらうれしいです。今回の作品は、舞台と映像のいいところをギュッと集めた作品になっていますので、舞台を見たことがない方もこの映画をきっかけに興味を持っていただけると思います。特に事前の知識もいらないので、お友達と気軽に観に来てください。インタビューを終えてみて…。とても気さくで、とにかく明るい三浦さん。楽しく話をしている様子を見ていて、現場でもみなさんから愛されていただろうなというのが想像できました。本作では、いろんな表情の三浦さんを堪能できるので、見事な殺陣のシーンも含めて必見です。予測不可能なストーリーから目が離せない!映画ならではの映像を楽しめると同時に、まるで舞台を見ているよう感覚も味わえる本作。ミステリアスな展開と臨場感あふれる迫力満点の殺陣シーンに、どんどん引き込まれていくこと間違いなしの1本です。写真・幸喜ひかり(三浦海里)取材、文・志村昌美スタイリスト・堂園礼子ヘアメイク・Roops見良津ストーリー若者から絶大な人気を誇っている7人組ユニット〈劇団SEVEN〉。新たなメンバー山井を加えた新作舞台「シェイクスピア・レジェンズ」の準備を進めている最中、カリスマ的リーダーの蘇我が急死する。蘇我を失ったことで何かが崩れ始めてしまう劇団員たち。お互いのミスを責め合うようになり、稽古には身が入らず、信頼関係に亀裂が走る。さらに、“ある秘密”が彼らに告げられたことで、運命の歯車が容赦なく狂い出すのだった。はたして、7人の絆を打ち砕こうとする黒幕の正体とは?続きが気になる予告編はこちら!作品情報『ゲネプロ7』4月21日(金)より、全国ロードショー配給:ギャガ(C) 映画「ゲネプロ7」製作委員会写真・幸喜ひかり(三浦海里)
2023年04月19日