急用のメールを送信しようとするとき、どのような手を考えるだろう? 着信にすぐ気付いてもらえるかどうかは相手の環境次第、通知機能やアラーム/バイブレーションを有効にしていることを祈るばかりだが、送信する側としても返信にすぐ気付くよう準備しておきたいものだ。しかし、すべてのメールアカウントで通知を有効にするのはいかがなものか。メールの受信件数が多いアカウントでは「通知センター」に埋もれてしまいかねず、かといって「メール」を開いて待ち続けるわけにもいかない。重要なメールだけ、しかもいつ送信するかわからないメールだけを対象に、返信が届いたことをタイムリーに知る方法は……。それが、iOS 8の新機能「スレッド通知」だ。新規メールの作成時、件名欄の右端をタップしてみよう。白抜きのベルが現れるので、それをタップすると画面下部に「自分に通知」ボタンが現れる。これをタップするとベルが塗りつぶされた状態になり、メールは「スレッド通知」が有効な状態になる。スレッド通知が有効かどうかは相手に対して主張されない(見た目は通常のメールと同じ)だが、スレッド通知が有効なメールへの返信を受け取ると、特定の処理の対象となる。「VIP」に指定されたメールアドレスは、どのメールアカウントで利用しているかにかかわらず別扱いとなるが、基本的にはそれと同じと考えていい。だから、メールの通知許可はアカウント単位ではオフにして、「スレッドの通知」だけをオンにしておくと、最初に述べたようなケースで便利に使える。通知許可は「VIP」と「スレッドの通知」に対して与えておき、受信したメールはいつでも即座に確認したい相手はVIPに、必要なときだけ通知を受けたい相手はつどスレッド通知扱いにすれば、重要な相手/メールについてだけ通知を受けられるようになるはずだ。
2015年02月27日米Microsoftは8日(米国時間)、月例セキュリティ情報の事前通知(Advance Notification Service)の一般公開を廃止すると発表した。今後、毎月第2火曜日(米国時間)に配布される月例セキュリティの一般向けリリースは継続するが、数日前に発表される事前通知は、法人中心のプレミアサポート利用者やセキュリティソフトプロバイダ向けのMicrosoft Active Protections Program(MAPP)対象者に直接提供され、同社のセキュリティブログやWebページでは公開されなくなる。同社は、第2火曜日の月例リリースや、Microsoft Update、Windows Server Update Serviceを使った自動更新を利用してソフトウェアをアップデートするユーザーが増加しており、セキュリティ更新プログラムの展開の計画に事前通知が利用されていないと説明している。事前通知は、上記のプレミアサポート利用者やMAPP対象者のほか、法人が自社で利用しているサービスのセキュリティ情報を管理できる「myBulletins」でも引き続き提供される。月例セキュリティ情報の事前通知は、同社製品およびサービスを対象に、毎月リリースされるセキュリティ更新プログラムの一環として、10年以上前に作成された。同社は技術環境やユーザーのニーズにより、情報の整理や簡略化、定義用語の作成など、開示情報の改善を図っており、今回の措置はその一環とする。
2015年01月09日CerevoとInterphenomは7日、遠隔地の音声を分析して通知するクラウド型リスニングデバイス「Listnr」を開発したと発表した。本日7日より、クラウドファウンディングサイトの「kickstarter」を通じて、製品化に向けた支援を募る。Cerevoは米国ラスベガスで開催中の国際家電見本市「2015 International CES」で同製品の展示も行っている。同製品は、インターネット接続機能とマイクを搭載した小型のデバイス。録音した音声はサーバーへ自動アップロードされ、サーバー側の音声認識エンジンで音声を解析、特定の音声を認識した場合に、本体のLEDが光って通知したり、スマートフォンアプリへ通知を送信したり、スマート家電の操作が行えたりする。具体的には、乳児の声を分析し、スマホアプリ上で乳児の感情を通知することが可能。「泣く」「笑う」「叫ぶ」「喃語」の4パターンの感情を認識できるという。また、スマートフォンからコントロール可能な照明システム「Philips hue」を指を鳴らしてフィンガースナップ音で操作することもできる。主な仕様は以下のとおり。Wi-FiはIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)、対応OSはiOS 8以降、サイズ/重量は(H)68×(W)112×(D)68mm/100g前後。専用ACアダプタもしくはUSB充電が可能。なお、kickstarterでの目標額は50,000ドルで75,000に達した場合、Android 4.4以降に対応するアプリ開発にも着手する。
2015年01月07日長年Windowsを使ってきたユーザーには、「タスクトレイ」や「システムトレイ」という呼び名がなじみやすい「通知領域」。Windows 95以降、一貫したスタイルで実装し続け、Windows 8.1のデスクトップでも利用する場面は少なくない。そこで通知領域に並ぶアイコンをシンプルに管理する方法を紹介する。「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。○「通知領域」の正式名称は?「タスクトレイ」「システムトレイ」という誤用の理由を調べると、Windows 95開発当時までさかのぼる。Windows 3.1を思い出すと分かりやすいのだが、その当時タスクバーと呼ばれる機能は存在しなかった。また、Windows 95も開発当時は特殊な機能を備えたトレイとして実装し、途中でタスクバーという機能に置き換えたという経緯がある。さらに当時のシステムモジュール名が「systray.exe」で、誤った呼称がそのまま他のチームにまで広まったため、公式ナレッジベースやヘルプファイルにも、前述の呼称がドキュメントとして残ってしまったのだ。○すべての通知領域アイコンを表示する小さなタブレットでデスクトップの操作を行う場合、通知領域を開く「▲」ボタンは実に押しにくいが、キーボードが使えるタブレットならば「Win」+「B」キーを試してほしい。するとカーソルのフォーカスが「▲」ボタンに移動する。この状態で「スペース」キーを押せば、隠れている通知アイコンを表示する通知領域オーバーフロー(ウィンドウ)が開く仕組みだ。さて、「カスタマイズ」を選択すると「通知アイコン」が開く。ここでポイントとなるのが、通知アイコンの表示/非表示の切り替えだ。各アイコンのドロップダウンリストからは「アイコンと通知を表示」「アイコンと通知を非表示」「通知のみを表示」の3つから1つが選べる。動作は項目名を読んで分かるように、システムアイコンのように最初から通知領域に並ぶ場合は「アイコンと通知を表示」。通知アイコンだけでなく、バルーンによる通知すら非表示にする場合は「アイコンと通知を非表示」。いずれも表示させない場合は「アイコンと通知を非表示」を選択する。さらにすべての通知アイコンを表示させる場合、「タスクバーに常にすべてのアイコンと通知を表示する」を選択すればよい。こちらはWindows XPから加わった、使用頻度の低い(参照機会や通知を行わない)アイコンを隠すための機能をコントロールする項目だ。Windows 2000風に通知アイコンを常に確認したい方は、こちらの項目にチェックを入れておこう。○通知アイコンはドラッグ&ドロップ可能通知領域を使いこなす上で覚えておきたいのが、すべてのアイコンはドラッグ&ドロップ可能な点。タスクバー上の通知領域はもちろん、通知領域オーバーフロー内、両者の間もドラッグ&ドロップで移動できる。例えば上図は、「OneDrive Sync Engine」を通知領域オーバーフローから通知領域にドラッグ&ドロップしてアイコンを移動させた状態だ。この操作だけでOneDrive Sync Engineの動作は「通知のみを表示」から、「アイコンと通知を表示」へと自動的に切り替わる。このようにドロップダウンリストから操作するよりも、ドラッグ&ドロップで直感的に操作した方が、通知領域のアイコンは整理しやすいのである。阿久津良和(Cactus)
2014年12月20日大ニュースが発生したとき、緊急セールが開始されたとき、天気が急変したとき……アプリから届く「通知」は、ユーザの注意を引くという点で重要な役割を果たす。情報をチェックするためにユーザ自身が行動する「プル型」ではなく、アプリ側から必要に応じてユーザに短いメッセージを届ける「プッシュ型」の通知機能は、いまやiPhoneになくてはならない存在だ。その通知だが、数が増えると扱いに困ることも。特にニュース配信系のアプリは、数時間おきに通知してくることが少なくない。そうなると、通知センターに表示できる上限(初期値ではアプリごとに5件)に達するのは時間の問題、通知センターを埋めつくしてしまうことすらある。アプリごとの通知は、アプリ名が表示されている行の左端に表示された「×」ボタンをタップし、現れた「消去」ボタンをタップすれば一括消去できる。しかし、敢えて残しておきたい通知がある、不用な通知だけ削除できればいい、というニーズには応えられない。そんなときには、通知センターに表示された通知のうち、削除したいものを左方向へフリックしてみよう。すると右端に「×」ボタンが現れるので、これをタップすればその通知だけを削除できる。通知が1件だけのアプリでこの操作を行った場合は、「消去」ボタンで一括削除するときと同様、そのアプリ全体が通知センターから消える。通知センターを使いこなしたいのならば、覚えておきたいワザだ。
2014年12月14日トレンドマイクロは11月7日、健康保険組合などからの医療費通知メールを偽装し、利用者に不正プログラムを感染させようとする攻撃について、複数の組織から注意喚起が行われていると発表した。同社の解析によると、この偽装メールは最終的に遠隔操作を行うためのバックドア型不正プログラムを感染させようとするもの。これらの攻撃メールはいずれも健康保険組合を名乗り、医療費のお知らせと称して圧縮ファイルが添付されているもので、圧縮ファイル内には Wordファイルのアイコンに偽装した不正プログラムが含まれる。受信者がアイコン偽装に騙され不正プログラムを開くと、無害なWord 文書を画面上に表示して受信者の注意をそらし、その裏で、遠隔操作ツール(バックドア型不正プログラム)が実行され活動を開始する。攻撃メールの内容は複数あり、標的のPCで不正プログラムが確実に実行されるために、添付ファイルをWindowsOS上で開くことを明示的に指示しているものや、最初にパスワード付圧縮ファイルをまず送付し後から別途パスワードを通知するものなど、より巧妙な手口も確認されている。荒川区では、荒川区のWebサイトにて、医療費通知を装った不審なメールに注意するよう注意喚起を行なっている。トレンドマイクロで、確認された複数の検体では、すべてに共通して最終的に侵入するバックドア型不正プログラムは「BKDR_EMDIVI」として検出する不正プログラムファミリの亜種であること、また、受信者を欺くために画面に表示されるWord文書ファイルもすべて同一の内容であることが確認できた。同様の検体については、トレンドマイクロに着信した過去の問い合わせから 9月中旬から既に存在しているものと判明。このことから、年末調整などが始まり、保険費や医療費などの清算に関心が高まる時期をターゲットに、1ヶ月半以上にわたって攻撃対象の拡大と手口の巧妙化を継続している攻撃と推測される。特に、この攻撃で確認されている「BKDR_EMDIVI」では、遠隔操作を行うためのC&Cサーバが日本国内の改ざんサイト上に設置されていたりするなど、通信の発覚や追跡を妨げる手法が使われてる巧妙なもの。同様の攻撃がより対象を拡大する可能性もあるため、メール内の添付ファイルに関してはアイコンの表示だけにとらわれず、拡張子の確認も合わせて実行可能ファイルが偽装されていないか注意が必要だ。
2014年11月10日日本気象協会とフィードテイラーは、250mメッシュで雨雲の位置を通知してくれるiOSアプリ「そらレーダー」の提供を開始した。ダウンロードは無料。ただし、全機能を利用する場合月額100円必要。対応OSはiOS 7.0以降。そらレーダーは、5分間隔で1時間先までの雨雲の位置を予測したiOS専用アプリ。250メートルメッシュで雨雲の位置がわかり、詳細な予測が可能になっている。通知設定をすることで、登録地点での降雨予測がある場合に、プッシュ通知で通知を受け取ることができる。無料で利用できる主な機能は、直近の雨雲の様子の表示、直近5分間の雨雲予測の表示、レーダー画像のシェア(TwitterとFacebook)。有料会員の場合、5分単位で最大1時間後までの雨雲予測の表示、現在地や登録地点の1時間以内の降雨情報のプッシュ通知、広告の非表示が可能となる。
2014年08月05日サンワダイレクトは8日、ペアリングしたスマートフォンへの着信やペアリング端末の紛失などを、振動で通知するBluetoothヘッドセット「Bluetoothステレオネックバンドヘッドセット(iPhone・スマホ対応・振動機能搭載)GBH-S500シリーズ」を発表した。同日より直販サイト限定で販売開始する。価格は7,389円。Bluetooth 4.0対応のネックバンド式カナル型ステレオヘッドセット。振動機能を搭載し、電源のオンオフや、ペアリングしたスマートフォンへの着信、LINE/カカオトークのSMSメッセージを振動で通知するほか、ペアリング端末が約10m以上離れても振動し、機器の置き忘れなどを防止する。また、電話の着信許可/切断操作が可能なMFBボタンも搭載する。本体サイズはW160×H190mm、重量は約26g。ケーブル長は約22cm(イヤホン部含まず)。周波数範囲は2.400GHz~2.480GHz。対応プロファイルはHFP(ハンズフリー)、HSP(ヘッドセット)、A2DP、AVRCP、SPP。同時ペアリング台数は2台。電源は内蔵型リチウムポリマーバッテリで、充電時間は約1.5時間。通話時間/連続音楽再生時間は約6.5時間。待ち受け時間は約220時間。通常の再生に加え、4種類のイコライザ機能も搭載する。
2014年05月08日ゆうちょ銀行は23日、振替口座の加入者がインターネットで振替受払通知票などの明細を確認することができる「振替受払通知票Web照会サービス」を開始することとし、その申し込みの受け付けを2月3日から順次開始すると発表した。これまで、通常払込みなどで振替口座に送金があった場合、加入者に振替受払通知票および払込取扱票などを郵送し、送金があったことを知らせていた。同サービスでは、口座更新日の翌朝9:00以降にオフィスや自宅のパソコンから振替受払通知票および払込取扱票などを画像で確認できるようになり、よりスピーディーな入金確認が可能になるという。同サービスの利用は無料。なお、同サービスの受付開始時期は顧客の振替口座の記号番号により異なるので注意が必要。
2014年01月24日契約者向けキャンペーン住友生命保険相互会社は現在、契約者向けにメール通知サービス(以下通知サービス)の登録キャンペーンを行っている。これは通知サービスに登録があり、かつ期間中にログインした人が対象。住友生命の通知サービスでは、同社のインターネットサービス「スミセイダイレクトサービス」や、住友生命のカードを使用して入出金の取引があった場合、或いは暗証番号の入力に一定回数の誤りがあった場合などに、メールで連絡が来るというもの。これによって利用者は、意図しない入出金や、第三者がIDやカードを利用して暗証番号を入力しようとしたことなどを知ることが出来る。※画像はイメージ5万円相当のギフトが登録は同社のダイレクトサービスの契約者専用ページから可能。同社はパソコンと携帯の両方のアドレスを登録することを勧めている。キャンペーンは来年の3月31日までとなっており、1等は5名に5万円相当の、2等は20名に5千円相当のフリーチョイスギフトカタログが、3等は500名にクオカード500円分が当たるという。防犯の上に素敵な商品という、お得なキャンペーンと言えるだろう。
2010年11月26日