秋は運動会シーズン。運動会での一番花形のイベントといえば“かけっこ”ではないでしょうか。最近は順位をつけないという園も多いようですが、どうせ走るなら速く走ることができた方が本人も親も嬉しいですよね。子どももできる本格的なトレーニングなどもありますが、まずは速く走るために運動会直前にできるポイントを覚えておきましょう。これを知っているだけでも、速さが変わるはずですよ!大事なのは靴選び合っていない靴を履くことが良くないということは分かると思います。ではどんな風に合う靴を選べばよいのでしょうか?大きすぎず、きつすぎない大きさがベストです。「すぐ足が大きくなってしまうから」と大き目のサイズを選びがちですが、靴が大きいと蹴る力が地面に伝わらなくなってしまいます。靴の中で指先に若干余裕があるくらいの大きさを選びましょう。そして履き方です。爪先に合わせて履くと脱げやすくなってしまいます。爪先をトントンとたたいて履くのではなく、腰かけてかかとを最初に合わせてから履きましょう。コーナーの走り方を練習する直線距離しか走らない場合は問題ないのですが、曲線のコースの場合はコーナーを走るということに慣れない子どもが多いですよね。事前に練習して慣れておくとスムーズに曲がることができます。直径2メートルくらいの円を描きその周りを走ります。その際、腰にひもをつけてしっぽのように垂らします。そのひもが地面につかないように走り、かつ大人が追いかけます。徐々にスピードをあげることでコーナーを曲がる時の体のバランスを身につけます。親はギリギリ子どもに追い付かない程度のスピードで走りましょう。大人との追いかけっこは子どもにとって楽しいはずなので、楽しみながら練習ができて一石二鳥です。ゴールを駆け抜ける意識を持つ運動会直前にできる最後のポイントとしては、ゴールまで気を抜かない意識を持つということです。子どもはどうしてもゴールが見えると安心して気が緩んでしまいがちです。ゴールを越えても走り切るくらいの気持ちで駆け抜けることで、最後に失速することを防ぎます。何より最後まで一生懸命諦めずにやり切ることが大切だと伝えられますね。息子の園では、かけっこといっても年少・年中は20メートル程度の直線を走り切るだけです。しかも年少時はクラスの男子全員が同時にスタートするので、かけっこというよりは移動に近いです。しかし年長は200メートル程のトラックを一人1周するリレーになります。バトンも使用するので急にレベルが上がりますね。練習を積んで速く走ることができるといいですが、もちろん走った後は、どんな結果であろうとたくさん褒めてあけたですね。一生懸命取り組んだ運動会は結果に関係なく親子にとって良い思い出になるはずです。
2016年10月13日『超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術』(ダイヤモンド社)の著者・杉野幹人氏は、米シリコンバレーで、そして外資系のコンサルタントとして、グローバルビジネスの第一線の人たちと仕事をしてきたという人物。世界最高峰のビジネススクールとして知られるINSEADのMBAプログラムでは、世界60カ国から集まった次世代のリーダー達と一緒に学んだそうです。そんななかで「伝えること」が傑出してうまい人たちと出会ったといいますが、彼らには共通することがあったのだとか。それは、「箇条書きが抜群にうまい」ということ。■忙しくて時間がないときこそ箇条書き事実、外資系コンサルのプレゼン資料の最初のページに図やグラフはなく、十中八九、箇条書きなのだといいます。理由は簡単。クライアントの多くは企業の経営者なので忙しい、そして時間がない。だから図やグラフによる分析や背景を聞くよりも、要点をすぐ理解したい。そのためコンサルタントは、伝えなくてはいけない要点を、短く、魅力的に伝える必要がある。そこで、その手段として、箇条書きが選ばれているというわけです。■同じ内容でべた書きと箇条書きを比較では、箇条書きにはどのような機能があるのでしょうか? それを知るために、ベタ書きと箇条書きを比較してみましょう。【ベタ書き】チェーンの牛丼はとても安くて、多くの人にとって買い求めやすいものだ。このため、お金のない学生であっても気軽にお店に入ることができる。そして、チェーンの牛丼はとても速くつくられて、速く提供される。だから、ビジネスパーソンにとっては、あまり時間がなくても、次に予定があっても気兼ねなく食事ができる。また、小さい子ども連れのファミリーにとってもありがたいだろう。待ちきれない子どももいるからだ。そして、チェーンの牛丼はとてもうまい。何度食べても飽きがこない。だから、朝に食べたとしても、夜にも食べることができる。【箇条書き】チェーンの牛丼のすばらしさは3つ。(1)安い(2)速い(3)うまいベタ書きは情報量が多く説明もていねいですが、なかなか頭に入ってきません。しかし箇条書きはシンプルで、すぐ理解することが可能であるわけです。■箇条書きで「10倍速く」伝わる理由いわば箇条書きは、ベタ書きにくらべて文章量が少ないことが特徴。すなわち、情報量が少ないわけです。つまり相手に届けることのできる情報量だけで考えれば、ベタ書きのほうが箇条書きよりも優れていることになります。しかしベタ書きは情報量が多いだけに、相手がそれを処理しきれなくなる、すなわち読み切ってくれない可能性があるわけです。あるいは中途半端に処理され、「情報は届くが、意味は伝わらない」ということも起こりうるということ。一方で箇条書きは、本来なら相手がすべき情報処理を、送り手が代わりに「短く」まとめています。ですから相手は情報処理が楽になるため、送り手の伝えたいことがより正確に伝わることになるのです。箇条書きの機能を理解すると、「箇条書きを使うのに向く状況」と「そうではない状況」がわかるようになるそうです。箇条書きが向くのは、相手に情報処理の手間をかけさせたくないとき。相手が忙しい場合などがそれにあたり、たとえば目上の人への報告などがその典型。また売り込みのプレゼンテーションなど、相手がこちらに対してあまり関心を持っていないときにも効果的なのだとか。■要点を「3つにまとめること」が大切ところで経営コンサルタントは「なんでも要点を3つにまとめる」とよくいわれるのだそうです。ただし重要なポイントは「3つ」ではなく、2つでも4つでもよいのだとか。いってみれば大事なのは「まとめること」、短く、箇条書きにすることだというわけです。経営コンサルタントが向き合うのは、時間に制約がある忙しい人たち。そのため、情報処理の負担を減らすことができる箇条書きで伝わることが求められるということ。■相手が勉強家だと箇条書きが向かないしかし、逆に箇条書きが向かないときもあるといいます。相手が情報処理の負担をいとわない場合は、箇条書きよりもベタ書きのほうが適しているわけです。相手は勉強家で、時間もあり、熱心に読んだり聞いたりしてくれるときには、情報量の多いベタ書きのほうが伝わるということ。また学んで実行に移そうとしてくれる相手には、あえて箇条書きにまとめず、じっくり時間をかけて説明することもあるでしょう。箇条書きとベタ書きは対立するものではなく、場面や相手に応じて使い分けるものだということです。*実際に目にしてきた多くの実例がベースになっているだけあり、著者の主張には強い説得力があります。本書を参考にしながら箇条書きを取り入れてみれば、ビジネスがよりスムーズになるかもしれません。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※杉野幹人(2016)『超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術』ダイヤモンド社
2016年09月17日指先をネイルで素敵にしたいと思ってマニキュアをぬってみたのに、乾くまで待ちきれずよれてしまう、傷つけてしまうという経験をしたことはありませんか?そんなガッカリな失敗を繰り返さないためにも、マニキュアの乾きを早くする方法を知っておきましょう!■基本は、冷やして乾かすマニキュアは、冷たいと乾きやすくなるという性質を持っています。そのため、あらかじめマニキュアをボトルごと冷蔵庫にいれておくと常温のときに比べて乾きが早くなるのです。しっかりと全体を冷やすために、1日程度いれておきましょう。ほかにも、マニキュアをぬった後で爪を直接冷やす方法も効果的です。ある程度乾きはじめる10分~30分を自然乾燥で待ったら、指先や手全体を冷水につけたり、ドライヤーの冷風を当てたりしてみてください。お湯や温風は、逆にマニキュアを溶かして乾きを悪くするので、避けましょう。■ネイルの前に、ベースをととのえる爪のケアやベースコートをぬることも、マニキュアを早く乾かすために忘れてはいけない大切なステップです。表面がなめらかで状態の良い爪にぬったほうがマニキュアの液はムラなく均一に伸びるので、きれいに早く乾いてくれますよ。時間や手間を考えるとつい省いてしまいがちですが、結果としては仕上がり早めてくれるのでお試しください!■ぬるときは、うすく重ねるマニキュアに限らず絵の具や粘土など、大半のものは「うすいほど早く乾き、厚いほど乾くのに時間がかかる」ものですよね。何度も繰り返しマニキュアをぬる方法は時間がかかりそうにも見えるのですが、実はトータルでかかる時間は短くすみ、さらによれや傷などの失敗リスクをおさえられる方法です!重ねぬりをするときは、下の層がおおかた乾ききる1時間前後を目安に間かくを空けるのがセオリーとなっています。■速乾アイテムを活用する速乾タイプのマニキュアやトップコートを使う方法は、最も手軽で確実な時短ネイルの方法です!通常のマニキュアと比べると半分程度の時間で乾いてくれると言われていますから、重ねぬりをしたいときも30分前後で次のステップに進めます。もし速乾タイプのマニキュアに好みのカラーが見つからないときは、速乾のトップコートだけを取り入れるのもアリですよ。■時短ネイルは工夫次第!ひと手間の工夫やマニキュアの正しいぬり方・選び方を知っておけば、もっと身近にネイルを楽しめます!時間がないからと爪のおしゃれをあきらめていた方は、ぜひ試してみてくださいね。(Laure’a_hiro/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月24日どんなオフィスにも、「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」がいるものです。しかし、その差はどこから生まれるのでしょうか?あるいは、自分自身の仕事のスピードを上げるためにはどうしたらよいのでしょうか?その答えを見つけるため参考にしたいのが、きょうご紹介する『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』(木部智之著、KADOKAWA)。著者は、ITエンジニアとして日本IBMに入社し、14年間のキャリアの大半をシステム開発のプロジェクトに費やしてきたという人物。現在は大規模で困難なシステム開発プロジェクトで、数百人の開発チームのプロジェクトリーダーとなっているそうです。つまり本書では、そのような経験を軸として、仕事が速くなるためのコツを紹介しているわけです。■仕事を速くこなすための3つの要素「仕事が速い人」と聞くと、「手の動きが速い」というようなイメージを抱くかもしれません。「デキる人」=「次から次へと猛烈なスピードで仕事を処理する人」とでもいうように。しかし、必ずしも本質はそれだけではないのだと著者はいいます。仕事の速さには「速くやる」「ムダを省く」「確実にやる」という3つの要素があり、仕事が速い人はそれらを兼ね備えているというのです。(1)速くやる「速くやる」とは文字どおり、「動き」を速くすること。たとえばマウスを使わずにショートカットで操作をしたり、あるいは手の動きそのものを速くするというような動きのことです。そんなことかと思われるかもしれませんが、1回1回がほんの数秒の違いであったとしても、そのテクニックを「知っているか、知らないか」「やるか、やらないか」でどんどん差が開いていくということ。だからこそ、いろいろなテクニックを覚えさえすれば、誰にでも速さを追求できるわけです。(2)ムダを省くムダな時間とは、著者の言葉を借りるなら「やらなくてもいい作業をしてしまった時間」。ひとりでやる作業、誰かとのやりとり、考えることなど、どんなことについても、仕事が速い人はムダなことをしていないというのです。しかし対照的に、仕事が遅い人はそれらの「ムダ」に気づいていないことが多いもの。だとすれば「どんな作業がムダなのか」を見極め、それらを取り除けば仕事が速くなるという考え方です。(3)確実にやる確実にやろうとすれば、逆に時間がかかってしまいそうです。しかし、それが速さにつながるのだと著者は主張するのです。理由はシンプルで、もしもやったことが間違っていたとしたら、やりなおさなければならなくなるから。厳密にいえば、「どこからやりなおすか」を考えること自体にも時間がかかってしまうということ。つまり、速くやってミスを増やすよりは、ゆっくり確実に進めて間違いのない状態にしたほうが、最終的には時間を短縮できるという考え方です。■2回目までは力技で様子を見るべしビジネスパーソンは、この2つのタイプに分けられると著者は分析します。・あまり深く考えず、とにかく行動して最後に帳尻を合わせる「力技タイプ」・事前にいろいろ作戦を練って、計画どおりに実行する「頭脳タイプ」そして自身は、最速で仕事を終わらせるために、この2つの人格を自分のなかに持つようにしているのだといいます。1回しかしない仕事で、かつ1時間で済むようなものは、あれこれ考えたり、効率的な方法を調べたりしてから着手するより、力技で1時間で片づけてしまったほうが速い場合も。たとえば「テキストを打ち込むだけ」「ひたすらホチキス留めをするだけ」と言ったような作業です。こういう作業については、「どうやったら効率的にできるか?」「ムダな作業はないか?」などと考えている時間それ自体がムダだということ。そういう仕事は力技でこなせばいいので、1時間でやってしまうのがいちばん効率的だというわけです。しかし、1回だけだろうと思って受けた仕事を、「もう1回やって」とふたたび頼まれることもあるでしょう。そんなときは、2回目までは力技で様子を見るべき。しかし、さらに「もう1回やって」と頼まれて、同じ仕事を3回やらなければならなくなった場合は、以後も4回、5回と繰り返す可能性が高くなるはず。そこで、3回目になった時点で、以後の効率化を考えることが重要。効率化するにあたっては調べる手間がかかることもありますが、その手間は先行投資と考えるべきだと著者はいいます。*このように、効率化についての徹底した視点を備えているところが著者の強み。そして、こうした考え方に基づいて、メールやエクセルのショートカット、ものの考え方や伝え方、任せ方、果ては思考法までを効率化する方法が紹介されているので、とても実践的な内容。すぐに使えるアイデア満載です。(文/作家、書評家・印南敦史) 【参考】※木部智之(2016)『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』KADOKAWA
2016年08月05日ビジネスシーンでは、「仕事が速い」という表現を使うことがあります。仕事のクオリティも重要ですが、それ以上に評価されるポイントとなるのがスピード。「仕事が速い」ということは「仕事の効率がよい」という評価につながるため、「仕事がデキる人」と思われやすいのです。実際、『マイナビニュース』が会員300人に仕事がデキる人の条件を調査したところ、「仕事が速くて正確なスピードタイプ」がそのひとつにあがっています。石川和男さんも「間違いなく、仕事の速さは、仕事がデキることを占うバロメーターです!」と語ります。石川さんはいま、建設会社総務経理担当部長、大学講師、大原簿記専門学校講師、セミナー講師、税理士など、5つの仕事を掛け持ちしている人物。これだけ仕事を抱えていると、かなりの多忙かと思いますが、「仕事が速い!」ため、思ったほど多忙ではなく仕事もプライベートも充実しているとのこと。先述の調査で、自分は仕事がデキると思っている人はわずか17.7%ということもわかっています。大体6人に1人しかいないということは、デキる人になる極意が気になるはず。今回は、「仕事のスピード」をテーマに話を伺います。■速くこなすには部下に仕事を任せることが大事以前にくらべ、プレイングマネージャーが増えたように思います。プレイングマネージャーとは、部下の育成を行う「マネージャー」としての役割と、売り上げに貢献する「プレーヤー」としての役割を担うポジションのことを指します。私の周りにもプレイングマネージャーとして働いているリーダーが多くいますが、「仕事が終わらずに残業続きだ」という話をよく聞きます。このような立場にある方は、どのようにして仕事を速く片づければよいのでしょうか。経験のある人であればわかると思いますが、プレイングマネージャーの仕事は決して楽ではありません。いつも数字を追いかけ、部下の板挟み。そしてなにより、マネージャーでありながらプレーヤーとしても成果を上げなければなりません。このように激務なリーダーが仕事を速く終わらせるためには、仕事の効率を追求する必要があるのです。「仕事の効率を追求しても限界が生じます。まずは部下を一人前に育てあげることが大切です。それは部下に仕事を任せることです。失敗と成功を繰り返しながらでしか部下は成長しないからです。ところが仕事が遅いリーダーは、部下に仕事を任せません」(石川さん)これには、上司の心情やスタイルが影響を及ぼすように感じます。有能な部下がついた場合、部下に仕事を任せると自分の仕事がなくなります。また、部下が成長して自分が追い抜かれるのが心配などの理由で任せられないこともあります。また、別の理由もあるでしょう。仕事ができない部下がついた場合、任せてミスをされるのが心配、自分でやった方が速いなどの理由で安心して任せられません。結局、仕事が遅いリーダーは、どんな部下がついても仕事を任せず、ひとりで抱え込んでしまうことになるのです。「部下を一人前に育て上げるという重要な仕事を放棄したうえに、なにからなにまで自分でやろうとするために時間もかかり、仕事が遅くなってしまうのです」(石川さん)■部下を有効活用すると自らの評価も高められる仕事が遅いリーダーは、どんな部下がついても有効活用するどころか、仕事を任せようとしません。そのため部下の成長も、自分の仕事の時間も長引かせてしまいます。ところが、仕事のキャパが増えれば同時に処理能力も高める必要が生じます。仕事が遅いリーダーは、仕事を自分で抱え込むので毎日遅くまで残業しています。一方、仕事を任せてもらえない部下は、モチベーションが下がります。「仕事を任せられる」ことは、部下にとっては上司から信頼されたということでもあります。ここは、気持ちよく仕事を任せるしかないようです。「仕事が任せられなければ、現状の仕事に忙殺されて、いつまでもワンランク上の仕事ができません。ワンランク上の仕事=ジョブサイズが上がりませんから、悪循環のスパイラルに陥ってしまうのです」(石川さん)そうならないためにも、部下に仕事を任せることは必要です。しかし仕事を知らない部下に任せるのは時間と手間がかかるため、これも大きなストレスになります。たしかに教えるコツや、日ごろの部下との人間関係性も必要ですから、最初は時間と手間がかかります。しかし、はじめて自転車に乗る練習をしたときは転んで身体が傷だらけになりますが、上達すれば歩くより格段に速く移動できるようになります。仕事と自転車の練習を一緒にすることはできませんが、部下が育つまでの長期的視点が必要になるのかもしれません。*「パソコンをはじめたときはキーボードを叩いて文章をつくるのが大変ですが、上達すれば手書きより格段に速く仕上がります。部下に仕事を任せたときは、最初は遅くても、最終的には、任せることで仕事が格段に速くなることを期待しながら待つしかありません」(石川さん)また、仕事をともにするなかで、部下から仕事のノウハウを学ぶ機会があるかもしれません。知らないことを部下から謙虚に学ぶ姿勢も大切でしょう。プレイングマネージャーだとしても、できることは部下に任せ、マネジメントに力を注ぐことで好循環のスパイラルを生む。それが「仕事が速いリーダー」になるコツかもしれません。(文/コラムニスト・尾藤克之) 【取材協力】※石川和男・・・建設会社総務経理担当部長、大学講師、大原簿記専門学校講師、セミナー講師、税理士など5つの仕事を掛け持ちするサラリーマン。6月に上梓した、『仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣』 (明日香出版社)が、発売3週間で4刷のベストセラーに。 【参考】※「仕事ができる人」ってどんな人?→「仕事が速いスピードタイプ」「コミュ力が高い」-マイナビニュース
2016年07月17日トレンド総研はこのほど、20~40代の会社員男女500名を対象に実施した、冬の「乾き目」についての調査結果を明らかにした。調査期間は9月30日~10月5日。冬に目の乾きが気になることがあるか尋ねたところ、59%が「ある」と回答した。冬は他の季節と比べて目が乾きやすいと思うか聞くと、57%が「そう思う」と答えている。普段からドライアイを自覚している374名に、冬はドライアイの症状が悪化しやすいと思うか聞くと、66%が「そう思う」と回答した。目の乾きが気になって、仕事に集中できなかったことがあるか尋ねると、63%が「ある」と答えた。「目が乾いたことで、仕事における作業効率が下がったことがある」人は60%、「目の乾きが気になって、イライラしたことがある」は59%で、乾き目は仕事に悪影響を及ぼすほか、ストレスにつながる要因にもなっていることがわかる。眼科医の味木幸(あまきさち)医師によると、冬は他の季節に比べて、より目の乾きを感じやすい季節であるという。「目の表面と外気を隔てているのは薄い涙の膜で、涙が蒸発して表面が乾くと、角膜が外気に直接触れてしまいます。乾燥しがちなオフィスで、パソコン作業などで目を酷使すると目に負担がかかります」(味木医師)。目の乾きを感じたときに、どのような対策を行っているか聞くと、「目の体操をする」(27%)、「目をマッサージする」(24%)などを大きく上回り、「目薬をさす」(64%)が最多だった。目薬は、乾き目対策の必需品だと思うか聞くと、81%が「そう思う」と回答している。目の乾きを感じるときの「1日あたりの目薬の点眼回数」を聞いたところ、平均は3.3回だった。しかし、2ケタ以上の数を回答する人も多く、中でも「コンタクトを毎日使用している」人の約10人に1人(9%)は、1日あたり「10回以上」も点眼していることがわかった。味木医師は点眼の回数について、「やみくもにさし過ぎるのはよくありません」とコメント。目の表面を覆っている涙液には、目を守るために必要な栄養成分が含まれているが、目薬をさし過ぎるとこれらの有効成分が薄まってしまうという。「点眼回数の多い人は、自然の涙液に近い成分になるように作られた『人工涙液』のものを選ぶとよいでしょう。防腐剤入りの目薬の場合は、さし過ぎると目に傷がつくことがあるため、できるだけ『防腐剤フリー』を選ぶのもポイントです」。また、「目薬の貸し借りは厳禁。使用期限の切れた古い目薬を点眼する人もいますが、目にとって逆効果なので、必ず期限をチェックしましょう」と目薬の使い方について注意を呼びかけている。
2015年11月16日街を歩いているカップルを見ていると、男性が先に歩いていってしまい、女性が後から追いかけているカップルもいれば、女性の速さに合わせてゆっくり歩いているカップルもいます。女性はヒールでオシャレを楽しみたいのに、歩調を合わせずにツカツカと先に行ってしまわれると寂しいもの。先に行ってしまう男性に対して『どうして先に行ってしまうの?!』と喧嘩になった経験はありませんか?今回は、浮気調査で数多くの男性を尾行してきた元女探偵である筆者が、男性の歩く速さと性格、それに応じた付き合い方について解説します。■1.とにかく歩くのが早く、どんどん先に行ってしまう。一切歩調を合わせる気がない男性は、そこまで彼女に興味がないと言えます。このタイプは、腕を組んだり手をつないだりすることも嫌がります。しかし、女性からモテることよりも仕事で成功することに意識が向いている人が多いので、社会的には成功していて裕福な人が多いです。会社の上司など年配の男性でもこういう男性はよくいるかもしれませんが、仕事はできても女心には疎いので、家庭内では奥さんが寂しい思いをしているタイプだと言えます。いつも一緒にいたいタイプの女性には合いませんが、『亭主元気で留守がいい』と割り切っているタイプの女性には合うでしょう。■2.前しか見ておらず、彼女が遅れていることに気付かない。かなり前に行ってしまってから彼女が付いてきていないことに気付くような男性は、女性との付き合いに慣れていなかったり、女性と歩く習慣がなかった男性です。男性は、ある程度訓練しないとうまく女性に歩調を合わせることが出来ません。無理やりにでも手をつなぐなどして、女性の歩く速さを教え込めば学習するので、教育してあげましょう。■3.『なんでそんな歩きにくい靴で来るんだ。』などと文句を言う多少気の利かない男性であっても、女性経験があれば彼女に歩調を合わせてあげたり、手をつないでゆっくり歩いてあげる方が喜ばれることくらいは知っています。ただそれを実際にしないのは、『そこまで女に迎合したくない。』『そんな姿を人に見られたくない。』といったプライドの高さが影響しています。女性の側がキレると喧嘩になるので、『一緒に歩きたい』と甘えて可愛くお願いする方が効果的です。■4.歩く速さがゆっくりゆっくり歩く男性は、あまり物事を深く考えない人が多いです。速く歩きたい人は仕事でもどんどん攻めていくタイプが多く、ゆっくり歩く人は受け身のタイプが多い傾向があります。ゆっくり歩く人は出世するタイプではないかもしれませんが、のんびり優しい人が多いので、穏やかな付き合いをしたい女性には合っているでしょう。■おわりに女性は少しでも脚をキレイに見せたいので、デートの際にヒールを履きたいですよね。ところが、男性からの意見では、ヒール自体が不評でもあります。『脚が痛くなったり疲れたというくらいなら、ヒールを履かなければいい。』というのがその主張なんですね。何でも合理的に考える傾向があるのが男性の頭の中。ゆっくり歩いて欲しいとお願いするよりも、ヒールを履いた写真と履いていない写真の違いでも見せて、いかにヒールが効果的かということを語った方が理解してくれやすいのかもしれませんよ。(上岡史奈/ハウコレ)
2015年06月14日「本を読むのに時間がかかる」とお悩みの方は、決して少なくないはず。そこでオススメしたいのが、『頭の回転が速くなる 速読×記憶術トレーニング』(川村明宏、川村真矢著、日本実業出版社)です。まず驚かされるのは、眼筋の運動法から記憶力持続強化まで、速読を身につけるためにトレーニング法が徹底的に考え尽くされていること。内容を理解する以前に、速く読む方法を重要視しているのです。だからこそ、コツをテクニカルに身につけられるというわけ。速脳研究会という団体を設立し、30年以上にわたって“速憶・記憶術”を研究してきたという著者の経歴にも、充分納得できます。究極の速読術だという「ブロック読み」から、「縦書き1行10文字で読む」を見てみましょう。なお、実際のトレーニングは、本書に掲載されている「トレーニング文」を利用しながら進められます。ただし、これはすべての基本だともいえそうで、注目に値します。■縦書きは1行10文字で読む縦書き1行10文字の文章を速読するためには、1行10文字を一度にすべて視野に入れ、視野をそのまま右から左へ移動させながら、音読や擬似音読(心のなかでの音読)をせずに文章を見ていくことが大切。最初から文章の意味を理解しようとせず、まずは素早く10文字ごとのブロックを見ていくことからスタートするのだといいます。■速読のためのトレーニング[1]1行10文字のトレーニング文を超高速で見ていく(10秒)3段組のトレーニング文を、上段、中段、下段の順に素早く見ていく。ポイントは、トレーニング文の最後まで行くこと。「内容を読んでやろう」という意識が強く働くと、ペースダウンするので注意が必要。内容に気をとられて減速した場合は、再度、10秒間で勢いよく見ることが重要だそうです。[2]1行10文字のトレーニング文を超高速の半速で見ていく(10秒間)今度は、スピードを半分に。その際、見ていくだけで勝手に飛び込んでくることばがあれば、読み取ってもOK。ただし、そのためにスピードを無理に落とさないこと。[3]もう一度、[1][2]のトレーニングを行う[4]トレーニング文の内容を理解できる最速のスピードで見ていく(10秒間)スピードをもう少し落とし、文章の内容が理解できるかできないか、ギリギリのスピードで見ていく。■従来の習慣から抜け出し方他にも「縦(横)書き1行10字を2、3行のブロックで読む」「縦(横)書き1行15字を2、3行のブロックで読む」「縦(横)書き1行20字を2、3行のブロックで読む」など、緻密に分けられた解説が掲載されています。しかしすべてのポイントは、文章をこれまでにように端から1文字ずつ順番に読んでいくという習慣から抜け出すことのようです。特徴的なのは、どれも簡単で、すぐに取り組めること。このトレーニングを通じてコツさえ身につければ、たしかに速読が得意になるかもしれません。(文/印南敦史)【参考】※川村明宏・川村真矢(2015)『頭の回転が速くなる 速読×記憶術トレーニング』日本実業出版社
2015年06月11日ダイエットの実用書池田書店といえば実用書の出版社。その池田書店からダイエットの実用書が発売されることになった。2015年5月16日に比嘉一雄が著した「速トレ『速い筋トレ』なら最速でやせる!」を発売。週に2回、1回につき5分で効果を実感することができるため、忙しくてジムに通う時間がない人にぴったり。この本を手に入れたからにはもう「時間がないからやせられない」とは言わせない。比嘉一雄エクササイズとケア、栄養の3本柱でボディメイクを行う「CALADA LAB.」の代表取締役。「スロトレ」の考案者である石井直方氏に師事し、「研究」と「現場」で活躍するハイブリッドトレーナーとして活躍中。科学的な根拠のある「えびすメソッド」を用いて多くの顧客をダイエットに成功させた。夢は地球上から10トンの脂肪を消滅させることであり、世の中のボディメイクに対する考えをシンプルにすることを使命に活動している。枻出版社から出版した「自重筋トレ100の基本」は30万部のベストセラーとなった。速トレ速トレの方法は至ってシンプル。筋トレを早くするだけである。「早い筋トレ」は速筋を刺激するため効率的に筋肉を鍛えることが可能。性別や年齢に関係なく効果は絶対に現れるが、キツイのも事実。同著ではさらに「やせ」効果をアップする食事方法も公開。自炊でなくても、居酒屋やランチなどでの注文のコツや軽食で満足する方法など見どころ満載だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社池田書店プレスリリース・比嘉一雄による「速トレ」見本(Youtube)
2015年05月15日●iOS 8.1.1で速くなる?11月18日に提供開始されたiOS 8.1.1は、不具合の修正とセキュリティフィックスを中心としたメンテナンスリリースとしての要素が色濃い。iPhone 6でOTAアップデートしたときのファイルサイズも64.1MBと比較的小規模で(ただしiPad Airは364MB)、機能面での大変更は期待できそうにもない。思えば、iPhone 4Sユーザにとって「iOS 8」は微妙な存在だ。OS X YosemiteベースのMacとのファイル転送をサポートした新生AirDropには非対応、OS XとiOS間でのアプリ連係を実現するHandoffも、サポートされるのは通話機能の共有のみだ。しかも、iOS 8にアップグレードすると、明らかに体感速度が低下する。アクションゲームなど高負荷な一部アプリを除けば、iOS 7でも快適に動作していただけに、アップグレードを実行したユーザから怨嗟の声が聞こえてくるのは仕方ないところだ。しかし、iOS 8.1.1の説明文には「iPad 2およびiPhone 4Sでの安定性の向上およびパフォーマンスの改善が含まれます」とある。素直に解釈すれば、アップデートすればiPhone 4Sのパフォーマンスがアップする、ということだ。そこで、iOS 8.1で動作しているiPhone 4S(16GB/au版)を利用し、iOS 8.1.1にアップデートする前後で操作感を比較してみた。定量評価のために、「Geekbench 3」と「PerformanceTest Mobile」という2つのベンチマークアプリも試している。あわせて参考にしてほしい。●iOS 8.1.1にアップデートしていいのか○パフォーマンスの差は「I/O」にある?まずは定性的な評価からはじめよう。iOS 8.1.1にアップデートしたiPhone 4Sだが、結論からいうと確かに速くなったように感じられる。ホーム画面のフリックや通知センターの表示、ロックの解除やAppスイッチャーの操作などあらゆる場面で感じていた"引っかかり"は、確実に減っている。アプリを新たに起動した場合、表示し終えるまで若干待たされる傾向は残るが、iOS 8.0のときほどのストレスではない。iOS 8.1で多少キビキビとした操作性が、さらに一歩改善されたという印象だ。しかし、最初に試したベンチマークアプリ「Geekbench 3」では、iOS 8.1とiOS 8.1.1の差はほとんど検出されなかった(表1)。Geekbenchは演算性能の測定に特化しているため、演算にかかわるライブラリ/フレームワークに変更はないことがうかがえる。一方の「PerformanceTest Mobile」は、メモリとディスク、2D描画の項目で大幅なパフォーマンスの改善を確認できた(表2)。詳細は不明だが、UI全般がパフォーマンスアップしていることが錯覚でないとすれば、iOS 8.1.1においてUIKitやCoreImageといった2D描画に関係するライブラリに変更が加えられた可能性がある。さらに、約20%スピードアップしたディスクへの書き込みもさることながら、わずか3%とはいえメモリへの書き込みも改善されていることから、基礎的なI/Oを担うライブラリの最適化が進んだとも考えられそうだ。ただし、今回のベンチマーク測定はiPhone 6など64ビット環境では測定していないため、最適化のメリットはApple A5(32bitバイナリ)に留まる可能性がある。ともあれ、iOS 8.1.1にアップデートすることでiPhone 4Sの体感速度が多少なりとも改善されることは確か。まだ様子見を決め込んでいるユーザは、そろそろアップデートを決断してもよさそうだ。■表1:Geekbench 3の結果■表2:PerformanceTest Mobileの結果
2014年11月20日【「この車は速く走る」というときのアブナイ英語】This car runs fast.【こんな風に聞こえるかも】(不自然に聞こえる)【ネイティブが使う英語】This car is fast.Run「走る」というのは、人間や動物などが脚で走ることを表しますので、車は「走る」とは言いません。Be動詞を用いて「この車は速い」とすればよいでしょう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月17日トレンド総研は、20~49歳の有職者女性500名を対象に「心と肌の乾き」に関する調査を実施。その結果、多くの女性が「心」も「肌」も乾いていると感じるとしながら、その乾きを自らで潤す自立性=「自活保湿」を目指していることがわかった。「普段、心が乾いていると感じることはありますか?」の問いに72%が「ある」と回答し、70%が「自分で心に潤いを与える手段を持っている」とした。また、働く女性の94%が自分で心を潤すことの必要性を感じており、「人に頼りすぎない、自立した女性」を目指している様子がうかがえる。一方、「普段、自分の肌が乾いていると感じることがありますか?」の問いには85%が「ある」と回答。現時点で、肌の本来持つ力を引き出すようなスキンケアを行っているのは24%、「今は行っていないが、必要性を感じる」は47%だった。働く女性が肌を「自活保湿(肌が本来持つ「潤いを維持したり取り戻したりする機能」を最大限に高める)」できることについては93%が重要と感じており、心の乾きと同様、自らの乾きは自らで潤すという自立意識の高さが示された。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月23日