インターネットイニシアティブ(IIJ)は10月22日、日本マイクロソフトのパブリッククラウドサービス「Microsoft Azure」の閉域網接続サービス「ExpressRoute」を利用し、Azureと利用者のオンプレミス環境を接続するサービス「IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure」の検証環境を無償で提供すると発表した。同社は同検証環境を日本マイクロソフトの大手町テクノロジーセンターに構築し、利用者は同センターにおける検証サービスとして、11月1日より無償で利用することができる。「IIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azure」は、IIJのバックボーン上に利用者専用のプライベートネットワークを構築する「IIJ GIOプライベートバックボーンサービス」を経由し、ExpressRouteに閉域接続できるサービス。利用者は、社内ネットワークから同サービスのゲートウェイに、専用線やWAN回線を経由した接続を行うことで、ExpressRouteを通してAzureリソースに閉域網を介して接続することが可能になる。IIJでは、大手町テクノロジーセンターにIIJクラウドエクスチェンジサービス for Microsoft Azureの設備を構築し、日本マイクロソフトと共同で、専用線まで含めた検証環境を提供する。利用者は、回線の持ち込みも不要で、検証用機材を設置するだけで、無償でExpressRouteの検証を行うことが可能になる。接続回線帯域は10Mbps/50Mbps/100Mbpsから選択でき、利用期間は14日間となっている。
2015年10月23日ジュピターテレコムは13日、auの4G LTE網を利用したMVNOサービス「J:COM MOBILE」を29日より提供すると発表した。同サービスでは、専用アプリを利用して映像コンテンツを視聴する際のパケット量を、月間のデータ通信量にカウントしない。「J:COM MOBILE」は、同社がケーブルテレビ(多チャンネル放送)、高速インターネット、固定電話、電力に次ぐ「第5のサービス」と位置づけるMVNOサービス。下り最大150Mbpsのauの4G LTE網を利用しており、高音質通話「au VoLTE」にも対応する。用意するプランは、「J:COM MOBILE スマホセット[3GB]」で、通信容量が月間3GBの音声通話対応SIMと、折りたたみ式のAndroidスマートフォン「LG Wine Smart」(LG Electronics製)がセットになっている。利用料金は2年契約で月額税別(以下同)2,980円。端末代金は33,000円で、24回払いの場合は月額1,375円。29日から2016年1月11日までの間に、「J:COM TV」もしくは「J:COM NET」(40M以上)に加入すると端末代金が無料となるキャンペーンも実施する。そのほか、「J:COM TV」および「J:COM NET」契約者向けにオプションサービスとして、LTE対応のAndroidタブレット「LG G Pad 8.0 L Edition」(LG Electronics製)とデータ通信のみのSIMカードがセットになった「J:COM TV with タブレット」も用意する。月間のデータ通信量は1GBで、利用料金は月額980円。端末代金は26,400円、24回払いの場合は月額1,100円。また、「LG Wine Smart」、「LG G Pad 8.0 L Edition」どちらの端末も動画配信アプリ「J:COMオンデマンドアプリ」がプリインストールされている。同アプリを利用して映像コンテンツを視聴する際のパケット量は、月間のデータ通信量にカウントされない。そのため、パケット制限を気にすることなく、国内外のドラマ、映画、アニメなど約38,000本の動画や、ゴルフ、プロ野球中継を視聴できる。なお、ネットワーク混雑回避のため、前日までの直近3日間で通信量が合計3GBを超えた場合は、翌日の通信速度が制限される。「LG Wine Smart」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1.1。CPUはMSM8909(クアッドコア、1.1GHz)。内蔵メモリは1GB。ストレージは4GB。外部ストレージはmicroSD(128GB)。サイズ/重量は、高さ約117.7mm×幅約58.7mm×厚さ約16.6mm/約143g。ディスプレイは3.2インチTFT液晶。解像度は320×480ピクセル。バッテリー容量は1,650mAh。背面には300万画素、前面には30万画素のカメラを内蔵。IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1に対応する。カラーバリエーションは、ネイビーとブラウン。なお、同端末を日本国内で提供するのは、ジュピターテレコムのみとなる。「LG G Pad 8.0 L Edition」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0.2。CPUはMSM8926(クアッドコア、1.2GHz)。内蔵メモリは1GB。ストレージは8GB。外部ストレージはmicroSD(128GB)。サイズ/重量は、高さ約210.8mm×幅約124.2mm×厚さ約9.95mm/約356g。ディスプレイは8.0インチIPS液晶ディスプレイ。解像度は1,280×800ピクセル。バッテリー容量は4,200mAh。背面には500万画素、前面には130万画素のカメラを内蔵。IEEE802.11a/b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。カラーバリエーションはブラックのみ。
2015年10月13日バイドゥは4月21日、広告配信ネットワークサービス「百度網盟123」に「日本指定機能」を追加したことを発表した。百度網盟123とは、中国国内最大のアドネットワークサービスで、加盟サイト数が約60万サイト、1日あたりの有効表示回数は130億インプレッションを超えるほか、中国インターネット人口の95%への配信をカバーする。配信方法としては、カテゴリ別やテーマ別にて掲載先サイトを選定するプレイスメントや、キーワード検索、サイト訪問などCookieを利用したリターゲティングの設定が可能だ。総務省統計局の在留外国人統計によると、在日中国人数は2012年の65.2万人より微減傾向にあるものの、インプレッション数は2012年比で2.7倍の2億8,000万回へ増加している。これを受け同社は、来日中の観光客がホテルのPCやスマートフォンからインターネットを利用しているのではと想定し、来日前のみでなく、来日中の訪日中国人観光客に対しても広告配信を実現するため、今回の機能追加に至ったという。
2015年04月22日インテル セキュリティの中核を担うMcAfee,Inc.は3月11日、電力網内の従来型と最新型の重要社会インフラを保護できるテクノロジー プラットフォーム「Critical Infrastructure Protection(CIP)」を発表した。このプラットフォームは、米国エネルギー省が出資するスマートグリッド プロジェクト「ディスカバリー・アクロス・テキサス(Discovery Across Texas)」との協業を通じて開発されたもの。テキサス工科大学での導入試験なども含まれるこのプロジェクトは、Intel SecurityとWind Riverの共同プロジェクトとなる。CIPでは、そのプラットフォーム上でセキュリティ管理機能を運用アプリケーションと分離できるため、電力網の運用を確実に保護、監視、管理することが可能となる。高度で拡張性に優れるだけでなく、使いやすさとコスト効率にも優れ、また既存と最新の電力インフラ両方に有効。また、業務プロセスやアプリケーションにほぼ変更を加えることなく適用できるので多くの既存のシステムに組み込める。電力網以外の防衛、石油やガス産業、医療用アプリケーションなどの分野でも同様に効果を発揮することが期待されている。
2015年03月12日ヴァイナスは3月4日、多様なHPC(High-Performance Computing)サーバを繋ぐCAE・HPCユーザー向けに付加価値専用回線網「V-HPC Network」の販売を2015年3月9日より開始すると発表した。同サービスは利用者が内外問わずさまざまなHPCサーバを選んで科学技術計算を行うことができる高い利便性を提供するもので、自社の施設だけでなく、FOCUS(計算科学振興財団)スパコンや公共・研究機関のHPCサーバ(順次サポート予定)を選択することが可能なほか、IBM SoftLayerやAmazon AWSなどのクラウドサーバへもダイレクト接続することが可能だという。通信速度については、最大10Gbpsのバックボーン回線を利用した閉域ネットワークとなっているため、同社開発のマルチHPCサーバゲートウェイ「CCNV(Cloud Computing NaVigation system)」と組み合わせることで、利用者はサーバ間のファイル転送をドラッグ&ドロップで簡単に行うことができる。また、ファイル圧縮や転送バッチ処理、ジョブ自動実行などの高度な処理機能を備えたオプションを別途選択することも可能だ。さらに、ユーザー開発コードやオープンソースコードのアプリケーションを同社が預かって、ユーザーに代わってポーティングとコンパイルなど(オプションでは並列実行効率のチューニングなども提供)を含め、年間契約でメンテナンスを請け負い、外部のクラウドHPCサーバで利用可能するサービス「VECAMS(VINAS Entrusted Cloud Application Maintenance Service)」も提供するとのことであり、移植に関する専門知識の取得やメンテナンスなど、クラウドの利用促進を阻む一因である負担や煩わしさの軽減を図ることもできるようになっている。なお、同社では自動車関連、重工業、情報通信産業を中心に販売していく計画で、初年度で20社の導入、2億円の販売を見込むとしている。また、V-HPC Networkの価格は参考価格ながら100Mbps帯域保証の回線(東京23区内から接続する一例)の場合で年間約840万円、初期導入設定費用60万円(いずれも税別)としている。
2015年03月05日この時期、歓迎会等で色々な飲み会に参加することが多いという人は少なくないですよね。先輩との付き合いや友達との約束、実際には行きたくなくても、参加することになってしまった以上、付き合いには波風を立てたくはありません。そんな自分では乗り気ではない飲み会では、先輩や友達の顔に泥を塗ることなく、できればその場をスムーズに終わらせたい、と思うことはありませんか? しかし、そんな飲み会にかぎって、どうしても「連絡先を教えたくない」「この人とは連絡をとりたくないな」と思った人から、連絡先を聞かれたらどうしますか? 「携帯持ってないんです」→このご時世、こんなウソは通用しません。「彼氏がいるんで」→「自意識過剰」と変に勘違いされるかもしれません。「パソコンのアドレスで」→印象が悪くなります。傷つけることなく、なんとかしてうまく断りたくても、スムーズに断れない! そんなあなたに朗報です。「連絡先とか教えてよ~」のうまい返答例をお教えします! ■1. 「SNSやってます? ぜひ友達申請してください~」とSNSでのつながりを促す現在本当にたくさんの人がSNSを利用しています。そんな中「していない」との返事は中々言われないと思います。最近ではメールアドレスや携帯電話番号などを教えなくても簡単に文字で人と交流ができるアプリなども出てきていますよね。優秀なことにこれらは、自分が望まない人からの申請や友達表示をブロックしたり、非表示にすることができるのです。その場では、相手に悪い印象を与えることもなく、つながりを受け入れたように思い込ませることができますね。もし、相手がSNSをしていなかったとしても「私、登録しているので登録してつながりましょうよ!」 の一言で大丈夫。電話番号、メールアドレス等教えなくても、相手に「つながっている」と錯覚させることができるのです。■2. 「友達の◎◎からきいておきますね」複数で飲んでいた場合、たいてい誰かはあなたとつながりがあります。そんな時、(携帯を手に持っていないことが前提)あなたは友達を有効活用することができます。「あ、●●から教えてもらいますよ~」これで相手も「え? なんで? 今交換しようよ」なんてしつこくは言えません。会話の流れも特別不自然でないので手段としては◎ですね。また逆も可能です。「●●から教えてもらってください~」と。でも、友達には「絶対に教えないで」と口止めをしておくことが必要です。■3.登録外着信拒否の状態で番号を聞き、着信するその場で交換して、着信を残し、相手に自分の番号が通知されても、あなたが相手の番号を登録さえしなければ、相手から着信がきても拒否モードになります。あとから「え? 来てないけど~」と、これで逃げられます。断るにせよ、相手を傷つけることなく、温和にその場をしのぎたいですよね。是非、活用してみてくださいね。
2013年05月18日ファミリーマートは12日より、シニアライフクリエイトが展開する高齢者向け弁当の配送サービス「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」(宅配クック123)の配送網を活用した宅配事業を開始する。同サービスは、「宅配クック123」の弁当と一緒に、カタログ掲載のファミリーマート商品を注文することで、無料で商品を宅配する。前日18時までの注文で、翌日に弁当と一緒に届けられる。回数は昼と夕の1日2回。また、宅配と同時に利用者の安否確認も実施する。現段階で宅配する商品は、“食べやすさや栄養バランスを考慮した食品”や“高齢者から買い物を依頼されることが多い日用品”など45種類。商品は、利用者の要望を聞きながら随時拡大・変更していくという。同事業は、鹿児島県鹿児島市を皮切りに、本年内に東京都豊島区・文京区、愛知県岡崎市、兵庫県神戸市、岡山県岡山市の全国5つの地域に拡大する。注文受付開始日は、鹿児島県鹿児島市が12日、東京都豊島区東部・文京区が17日、兵庫県神戸市須磨区・垂水区が19日、愛知県岡崎市は21日、岡山県岡山市が26日。その他、利用方法の詳細などは、ファミリーマートWebページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日