住宅・建材産業に関する調査・研究および、人材育成等の事業に対し助成・支援する「LIXIL 住生活財団」は、大学生が設計した次世代サステナブル住宅2棟が、環境技術研究施設「メムメドウズ」(北海道広尾郡大樹町)に完工したことを発表した。今回建設された2棟は、同財団が主催した建築競技会において最優秀賞を獲得した作品。副賞として、設計した住宅を実際に「メムメドウズ」内に建設する特典があり、今回の完工を迎えたという。1つ目の住宅「町まとう家」(設計/早稲田大学)は、昨年10月28日に、震災復興支援の一環として、「メムメドウズ」開設に合わせて北海道大樹町で開催された「学生のための住宅デザインコンペ」で最優秀賞を獲得した作品。”震災後の新しい時代にふさわしい新しい家”をテーマに、学生によって設計された住宅で、応募総数77作品の中から選ばれた。もう一方の住宅「BARN HOUSE」(設計/慶応義塾大学)は、今年4月27日に、次世代のサステナブル住宅(環境負荷の少ない、循環型建築)の技術を発信することを目的に開催された「国際大学建築コンペ」で、9カ国・12大学の中から最優秀賞を獲得した作品。同財団は、地元自治体(北海道大樹町)と共に2つの住宅を継続的に支援し、”次世代サステナブル住宅”の実証結果の情報発信を行っていくとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日今後、増えていくと見られる「2.5 世帯住宅」。初めて聞く人も多いかもしれないがそもそも「2.5世帯住宅」とは何か?「二世帯住宅」が、一つの住宅に子世帯と親世帯が一緒に住み、それぞれ独立した生活が可能なタイプの住宅であるのに対して、「2.5 世帯住宅」とは、子世帯と親世帯に加え、(子世帯の)独身の兄弟もしくは姉妹が一緒に暮らすための住宅のことを指している。「2.5 世帯住宅」も「二世帯住宅」と同様に、子世帯、親世帯、独身の兄弟や姉妹、それぞれの居住空間は独立しているため、プライバシーは守られる設計であり、また、独身の兄弟姉妹が結婚などで独立した場合は、空いたスペースを親世帯の個室にしたり、子ども部屋にするなど、転用が可能なのもメリットになる。2.5世代における嫁は姑、小姑との同居になる。“それは絶対嫌!”という人もいるだろうが、“抵抗ない。いいんじゃない?”という人もいる。そこで、2.5世代に前向きな「住宅購入意向があり」、「夫の父親か母親いずれかが健在」、「夫に独身の姉がいる」、「夫の親との同居(生活空間を分けたものを含む)を検討してもいい」と回答した嫁431人に意見を聞いてみた。2.5世代あり!なし!両派ともぜひ見てみて。◆お金と人手は大事2.5世帯住宅についてあなたがメリットを感じていることは? という問いに、上位5つは多い順に「新築購入の費用を夫の親に協力してもらえるかもしれない」「憧れの新築住宅が手に入る」「夫の親に育児の協力をしてもらえる」「みんなで住むことによって、光熱費やガス代、食費、インターネット通信費などが節約できる」でした。「みんなで住むことによって、光熱費やガス代、食費、インターネット通信費などが節約できる」は毎月のことですからあなどれませんよね。ガスや電気は従量制ですけれど、いまどきインターネットはほとんど定額の使い放題です。一人で使おうが大勢で使おうが料金は変わらないのです。「夫の親に育児の協力をしてもらえる」も、もし出産後も働きたい、と思う人ならば欠かせない条件でしょう。都心では保育園に入ることもままならず、また、子供が急に熱を出したなどのトラブル時に、自分以外の人手があるというのは大きな支えになるはずです。◆気になる費用の負担。夫の親、自分たち夫婦、夫の姉。誰が一番多く出す?「2.5世帯住宅」を購入する場合、購入額の費用負担(負担の比率)はどうするべきだと思いますか?との問いへの回答は、多い順に1、自分達>夫の親>夫の姉2、夫の親>自分達>夫の姉3、自分達がすべて負担となった。なんて親孝行な人が多いのだろう、という感想をもつ。しかし5番目には「夫の親>夫の姉>自分達」というちゃっかりさんもいるようです。※「2.5 世帯住宅」に関する妻の意識調査結果(アイシェア調べ)また、「世間でよくある嫁姑問題は、あまり自分には関係ないと思う」という問いに対しては、そう思う、ややそう思うの合計が73.6%と、比較的良好な嫁姑関係を築けている人が多いことが分かる。※「2.5 世帯住宅」に関する妻の意識調査結果(アイシェア調べ)今後増加が予想される消費税、また、将来的に自分は子供を育てながら働きたいか、など、ライフスタイルに合わせて「2.5世代住宅」も可能性のひとつに入れてみては?
2012年10月23日かつては6%なんていうこともあった銀行預金の金利が、今では0.03%程度しかありません。住宅ローンの金利も1%前後にまで下がっています。銀行の預金金利や住宅ローン金利っていったいどのように決まるのでしょうか。銀行は、預金などで集めた資金を企業や個人に貸し出すのが仕事。預金者には利子を支払い、貸出先からは利子を受け取って、その差額を収入源にしています。ですから、預金金利が貸出金利を上回ることはありません。預金金利は、貸出金利からさまざまなコストを差し引いて銀行ごとに決めています。貸出金利を決めるに当たっては、基準となるものがあります。貸し借りの期間が1年未満の場合は、短期金利の指標である「無担保コール翌日物レート」です。これは、銀行どうしが日々のお金の過不足を貸し借りする場合の金利で、日銀が誘導目標を設定しています。期間が1年以上の貸し借りだと、長期金利の指標である「期間10年の国債の利回り」が基準となります。銀行が企業にお金を貸し出すとき、短期であれば「無担保コール翌日物レート」をベースにした「短期プライムレート」を使います。これは、財務状態がよく、お金を返してくれる見込みが最も高い(つまり、信用リスクが最も低い)企業に貸し出すレートです。長期の場合は、短期プライムレートにプラスαを上乗せした長期プライムレートを使います。実際の貸出にあたっては、銀行が個別の企業ごとに財務状況などを審査し、プライムレートに信用リスクを上乗せした金利を適用します。安全性・信頼性の高い企業ほど、低い金利でお金が借りられるわけです。住宅ローンのうち、変動金利型や固定期間が10年以下のものは短期プライムレートが基準になり、固定期間が10年以上、あるいは全期間固定型は長期プライプレートや10年物国債の利回りを基準とするのが一般的です。住宅ローンの借り手である個人は、企業に比べてきちんと返済してくれる見込みが高いので、住宅ローン金利は企業への貸出金利より低いのがふつうです。さまざまな金利の基準となる「無担保コール翌日物レート」金利が低いうちは、預金金利や住宅ローン金利が上がることはありません。ではなぜ短期金利が低いのかといえば、景気が悪いからです。そのため、日銀は短期金利を低くして世の中に出回るお金の量を増やしています。それでも今のところ経済の状況が上向くきざしは見えません。低金利の状態はまだしばらく続きそうです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日みなさんはUR賃貸住宅というのをご存じですか?UR賃貸住宅というのは、都市再生機構(旧称:日本住宅公団)が管理する賃貸型の住宅のことです。最近ではテレビCMなどでもその名前を見かけることがあると思います。さて、そんなUR賃貸住宅ですが、興味はあるものの、どういう風に借りればいいのかよくわからない、という人も多いはず。今回はそんな人のために、UR賃貸住宅の借り方や、メリット・デメリットを紹介します。先述のように、UR賃貸住宅というのは都市再生機構(旧称:日本住宅公団)が管理する賃貸型住宅のこと。この住宅は国の住宅政策のひとつとして、公的資金を使って建てられたものです。「良質な住宅を供給する」という目標のもとに建設された住居なので、ほかの賃貸物件と比べて良質な物件が多いのが特徴です。次にUR賃貸住宅のメリット、デメリットを見ていきましょう。■UR賃貸住宅のメリット・良質な物件が比較的安く借りられる前述の通り、国の政策で建設された建物なので、良質な物件が多くあります。一般の賃貸物件に比べて「格段に安い!」とまではいきませんが、物件のレベルのわりには安価です。・礼金や仲介などの手数料がいらない賃貸業者を通すとなにかと手数料がいりますが、UR賃貸住宅の場合はそういった手数料はかかりません。契約更新の際の手数料も不要です。また、大家制度でないので、礼金もいりません。・保証人がいなくても大丈夫住居の賃貸契約を結ぶ際は、保証人は必要ありません。本人の身分さえしっかりしていれば大丈夫です。・周辺環境・施設が整っているUR賃貸住宅は国策で建設された建物なので、周辺に公共施設などがある場合や、商業施設が充実している地域に建設されているケースが多いです。■UR賃貸住宅のデメリット・必要になる敷金が家賃の3カ月分礼金や手数料は必要ありませんが、住居の修繕などに必要な敷金は払わなければいけません。それでも一般的な賃貸住宅でも敷金3カ月分が必要な所もあるので大差はないでしょう。・先着順なので人気物件はなかなか入れない全部ではありませんが、やはり人気物件は空き待ちの状態が多いです。気長に待つことができるなら、デメリットではないですが、即入居したい人には厳しいです。また、新築物件は"抽選"を行う場合もあるので注意。・入居審査がある。入居する条件が決められているため、だれでも入居の申し込みができるわけではない。その条件は後述。・3年ごとに家賃改正がある。上がる可能性も下がる可能性もありますが、とにかく3年周期で家賃の改正があります。また、そのほか注意しないといけないのが、物件の賃貸料です。比較的安価で上質な物件がある反面、周辺の一般賃貸物件と比べて少々割高な物件もあるのも事実。このあたりは周辺地域の住居の相場などをしっかりと確認することが大事です。さて、そんなUR賃貸住宅ですが、デメリットの項目で出てきた"入居条件"について説明しましょう。UR賃貸住宅はだれでも入居できるわけではなく、UR都市機構が定めた入居条件をクリアしている人だけが申し込みをすることができます。その条件とは、(1)日本国籍のある方、またはUR都市機構の定める資格のある外国人の方。(2)申込者本人の毎月の平均収入額がUR都市機構の定める基準額以上、または貯蓄額が一定金額以上の方。(1)の条件はほとんどの人がまず大丈夫でしょう。問題は(2)の条件。ここが壁となります。まずUR都市機構の定める月収基準ですが、申し込みを希望する物件家賃の4倍か、33万円。または申し込みを希望する物件家賃が20万を超える場合は一律40万円、という形で決められています。単身者の場合は25万円(希望する物件家賃が20万を超える場合は一律40万円)となっています。基準月収額の基準については、物件の賃料で左右される部分もあるので、申し込みをする際にはしっかりと確認するといいでしょう。上記の基準をクリアしていれば、晴れて賃貸申し込みができます。申し込みの際は都市再生機構の営業所に足を運ぶか、都市再生機構のホームページからインターネットで申し込みをしましょう。ここからは一般の住宅賃貸の手順とほぼ同じ。内覧をして、身分証や住民票を持って契約書に記入。指定された入居日以降に鍵をもらって、無事完了です。という順序でUR賃貸住宅を借りることができます。収入というハードルはありますが、そこをクリアさえすれば大丈夫。広い住居への引っ越しを考えている人は、一度UR賃貸住宅をチェックしてみるのもいいかもしれませんね。UR都市機構 住まいのご案内<関東エリア> UR賃貸住宅のよくある質問貫井康徳@dcp)
2012年09月16日桧家ホールディングスならびに関連子会社の注文住宅販売会社7社(桧家住宅、桧家住宅東関東、桧家住宅南関東、桧家住宅北関東、桧家住宅上信越、桧家住宅三栄、桧家住宅東北)、および桧家住宅FC加盟店は、神奈川県、埼玉県、栃木県、長野県、愛媛県の5県において、この9月に展示場をオープンする。9月8日の埼玉県「大宮北展示場」オープンを皮切りに、9月15日には神奈川県「平沼展示場」と栃木県「足利展示場」が、さらに9月22日には長野県「上田展示場」と愛媛県「松山展示場」がオープン。桧家グループの展示場は95店舗(FC店8店舗を含む)となる。今回オープンする展示場はすべて、桧家住宅が推奨する40坪台の現実的な広さで家づくりのプランを体感できる「リアルサイズ展示場」という点が魅力となっている。また、同社の全商品で採用している現場発泡断熱材「アクアフォーム」の気密・断熱性能とアルミ蒸着遮熱シートで遮熱性能をアップさせた「Wバリア工法」を採用しており、一年中快適に過ごせる温度のバリアフリー化と、省エネでオープンな間取りの自由性を実現したという。【大宮北展示場・平沼展示場の特徴】 モダンなホワイトの外壁に縦のスクリーン格子が目を引く外観デザイン。内観は庭のウッドデッキともつながり、一体となった開放感のあるリビングや、階段途中に設けられた家族コミュニケーションの起点となる「コミュニケーションブリッジ」など、最新の提案をする。収納も、ウォークインクローゼットだけでなく「土間収納」に加え、「小屋裏収納」も備える。また、前出の「コミュニケーションブリッジ」の下にあるストックスペースは洗面所と玄関側の2WAYで使用可能。さらに、これらの展示場の大きな特徴として、屋上庭園「青空リビング」が注目を集める。陽当たり・通風・眺望に優れ、安全性やプライバシーの確保もできる空間となっている。【松山展示場・足利展示場の特徴】 外観はシンプルで、落ち着きのある色合いと2階から1階までを貫くスクリーン格子がマッチしたデザイン。屋根材と一体となったフルフラットのソーラーパネルが、全体の印象を引き締める。内観については、子育て世代が安心して子どもの成長を見守れる提案を数多く用意した。壁面に設置された「落書きウォール」はホワイトボードとして活用可能。フラットバルコニーを真ん中にはさみ、L字型に配置された2つの子ども室は、どちらの部屋からもフラットバルコニーがひと続きに使える。また、これらの展示場にも「コミュニケーションブリッジ」が配置されている。【上田展示場の特徴】 外観は白一色のシンプルな外壁で、屋根一体型のソーラーシステムも、建物のデザインと一体となっている。内観は、家族の団欒スペース「タタミダイニング」を配置。「コミュニケーションブリッジ」「固定階段付 小屋裏収納」のほか、大きなウッドデッキや、スクリーン格子でプライバシーを守る「プライベートバルコニー」を備える。子ども室は部屋の中心で後から仕切ることができる将来設計になっており、小さいうちは大きな遊び場として、成長に合わせてプライベートな空間へと仕切ることが可能。各展示場の場所、詳細などは「[桧家住宅の公式ページ(]」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日賃貸住宅で暮らす知人が、家主から「半年以内に退去してほしい」と通達され、困っています。どのような対処の方法があるのでしょうか。不動産売買、賃貸住宅の仲介、管理業を営む不動産アドバイザーのKさんに詳しいお話を伺いました。■貸主側からの賃貸契約解除予告は6カ月以上前に必要契約書に記述されている内容について、Kさんはこう説明します。「一般的に、賃貸契約書には『正当事由がある場合、賃貸人(貸主。家主側)は6カ月以上前の予告によって契約を解除できる』ということが明記されています。しかしながら、『借地借家法』で借り主は居住権が保護されています。貸主(家主)側から、『正当事由』がある場合を除いて、一方的に立ち退きや移転を強要、依頼することはできません」――正当な事由というのは具体的にどういうことでしょうか。「社会的見解として、明け渡しが認められることを言います。主に『その家に、自分、もしくは自分の家族が住まざるを得なくなった深刻な事情』、次に、『老朽化による建て替えの必要性、防災上の危険性』などの事例があります。ただ、『正当事由』の解釈は多様で、訴訟になることもあります」(Kさん)――金銭的な保障はあるのでしょうか。「貸主は借り主に、新しい住居を見つける作業、移転にまつわる諸作業、生活全般、勤務先や子どもの学校にかかわることなど、物理的、心理的、社会的に大きな負担、苦痛、迷惑をかけることは明らかです。社会通念上、『転居にまつわる引越(ひっこし)代などの諸経費』、『転居時に支払う仲介手数料、敷金、礼金、あるいは保証金』、『通知以降の家賃』などが支払われるのが一般的です。ただ、貸主からの一方的な通知、解約だけで、保障がないケースもよくあると聞きます。費用や代価の支払いは、当事者同士の話し合いになりますので、注意が必要です。賃貸住宅の訴訟を多く扱う弁護士の話によると、裁判では、社会通念上の判断で判決が出ることが多いようです」――退去を通達されたら、どう対応すればいいのでしょうか。「借り主は予期せぬ契約解除の通知に驚かれると思います。が、賃貸住宅である以上はそういうこともありえます。冷静に、この先どうするべきか、まずは正しい情報を調べるようにしましょう。――自治体の役所に問い合わせるという方法があると聞きました。『賃貸住宅において、貸主から退去の依頼があったので相談したい』と言えば、賃貸住宅や不動産関係の相談コーナーや弁護士による法律相談についてアドバイスをしてくれるでしょう。また、消費生活センターや弁護士事務所を探して相談するということもできます。インターネットを活用して、情報を集めるなどもしてください」(Kさん)――トラブルになることはありますか。「例としては、『貸主側から、正当事由があるので、保障なしでの退去を迫られている』、『貸主側の提示する保障額が不当に低い』、『貸主側が主張する正当事由に、借り主側が納得できない』などです。訴訟の事例では、貸主側が誠意のない態度であったとき、借り主が感情的になって『もうこんなところ出て行ってやる』と退去した場合、『借り主の意思での退去』とみなされて保障がされないということもあります合意するまでは、自ら引っ越しをするなど性急な行動をしないようにしましょう」(Kさん)――よい対応策、交渉法の例があれば教えてください。「トラブルを避けようという意志を持って、『現在、この家、環境が気に入っています。通勤、通学を含めたここでの生活に慣れ親しんでおり、移転はまったく考えておらず、今はただとまどっています。しかしどうしても移転をしなければならないなら、やむを得ませんので考慮します』といった姿勢で臨むほうが、結果的に保障の話がスムーズに進むでしょう。注意するべきは、『貸主側の言いなりにならないこと』です。学生や若い一人暮らしの借り主の場合は、情報を知らない、交渉事を避けたがるなどで、一方的に退去を迫られる例があると聞きます。大学や勤務先のしかるべき部署など、周囲の人に相談して知識を得てください」(Kさん)まずは冷静になって状況を把握すること、さっさと移転してしまわないこと、そして、客観的な視点で相談に乗ってくれる人や機関を探すことから始めましょう。(海野愛子/ユンブル)
2012年08月14日住宅設備機器・建材の総合メーカーであるLIXILは、INAXブランドから、パブリック洗面「ノセルカウンター スラント」を8月1日から発売する。同製品は、荷物置き場として洗面カウンター上部にドライエリアを設置した。洗面本体の前板に傾斜をつけることで、足元にキャリーバッグなどを置ける空間を確保。鏡に近づくことができるため、化粧直しも楽に行うことができる。さらにカウンターの縁は傘をかけることができる形状にした。手が奥まで入るゆとりのあるボウル形状にすることで、手洗い時の水はねを軽減。また、傾斜のあるカウンターが水をたまりにくくするという。清掃性にも優れた凹凸の少ない水栓金具を採用し、さらに、水石けんの補給も立ったままできるように、前板を開くとすぐに補給口が出てくる構造にしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月27日みずほ銀行は、1日より、みずほダイレクト[インターネットバンキング]の住宅ローンに関する機能を向上したと発表した。この機能向上により、顧客は24時間いつでも住宅ローンの返済予定金額・返済予定日などの各種照会を利用することが可能となる(利用手数料は無料)。また、条件変更の手続きでは、「返済額増額指定サービス」の利用が可能となるほか、一部繰上返済の申込み金額を1万円(従来は10万円)からに引き下げるなど、サービスの幅が広がる。同行では「今後とも、顧客の要望に応え、住宅ローン関連サービスやみずほダイレクトの利便性向上に取り組んでいく」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月04日住宅設備機器・建材の総合メーカーであるLIXILは、クールシェア事務局が環境省と連携して進めている「クールシェア」に賛同し、7月1日~8月31日の期間の平日、全国58箇所のLIXILショールームを「クールシェアスポット」として開放する。「クールシェア」は昨年、多摩美術大学デザイン学科のゼミで生み出されたプロジェクト。ひとり一台のエアコンを使うという無駄をやめ、みんなで涼しい場所に集まり、楽しく涼しさをシェアすることで、家庭部門でのエアコンによる夏場のピーク消費電力を減らそうというもの。同社ではこの考えに賛同し、猛暑時に近くのショールームに気軽に立ち寄れるよう、LIXILショールームを「クールシェアスポット」として開放。また、グループ全体でも、「2012年夏 LIXIL 節電アクション」として「ていねいな節電」をすすめ、さまざまな省エネ製品の開発等を通じ、無理なく快適に暮らす夏の節電を応援している。ショールーム開館時間は10:00~17:00。休館日は水曜日(祝日の場合は開館)、夏期休業日(2012年 8月10日~8月16日)、年末年始。なお、ショールームによって開放期間や開放時間が異なる。詳細は、クールシェア事務局のシェアマップで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日京阪電気鉄道はこのほど、2012年度設備投資計画を発表した。投資総額は約83億円で、新型車両13000系の新造や電気設備の改良、8000系のリニューアルなどを引き続き進める。8000系のリニューアル車両は2010年に第1編成がデビューし、その後も順次リニューアルが進められている。当初の予定では、2011年度内にリニューアルが完了し、半世紀以上にわたり歴代特急車両に設置されてきたテレビも全廃されることになっていた。しかし現在も残存しており、引き続きリニューアルが進められることに(旧3000系を転用した8030番台は、このリニューアルに関しては対象外)。シートなどインテリアのグレードアップや車内案内表示器の搭載、車いすスペース設置などのバリアフリー対策を盛り込んだ車両へと生まれ変わる。今年デビューし、おもに宇治線の運用に就く13000系については、2600系の代替車両として今後も新造が続けられる。その他、京阪線への新型ATSの設置にともなう工事や、踏切・信号の更新、駅施設改良工事などが実施される予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月29日静岡銀行は、インターネットからの住宅ローンの事前審査申込みで、先着200名に5,000分のQUOカードプレゼントする「しずぎん住宅ローンネット審査キャンペーン」を実施している。期間は5月1日から9月30日まで。同キャンペーンは、期間中、同行ホームページから住宅ローンの事前審査を申込み、かつ同行所定の申込条件を満たし、所定の審査で承認された顧客を対象に5,000円分のQUOカードプレゼントするというもの。プレゼントは1人あたり1回限りで、先着200名まで。全店合計で200名に達した場合は同キャンペーンは終了する。また、受付状況により予告なく終了する場合がある。インターネットの住宅ローンの事前審査申込みの利用は無料。審査結果は電話で連絡する。住宅ローンの借り替えの申込みもできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日住宅・不動産のコンサルティング事業を行うハイアス・アンド・カンパニーは1日~11日、18歳以上の男女1,836名を対象に、「住宅購入に関するアンケート調査2012」を実施した。消費増税の可能性などさまざまな外部要因の影響を受けつつ、マイホーム購入に対する消費者の消極的な姿勢が見られる結果となった。「一般的に住宅(マイホーム)の買い時だと思うか」との質問では、「買い時だと思う」という回答は昨年より6.8pt上昇。しかし、「住宅が自分にとって買い時だと思うか」との問いには、約7割が「買い時だと思わない」と回答した。「買い時だと思わない理由」のトップ3は、「不況のため今後の生活に不安があるから(26.5%)」、「十分な自己資金(頭金)がまだたまっていないから(20.1%)」、「震災以降、住宅ローンを組むことに対する不安感を覚えたから(19.8%)」だった。住宅ローンの金利が過去最低になるなど、環境が整いながらも、マイホーム購入までは手を回せないと考えている人が増えているようだ。また、マイホーム未購入の人を対象に「将来的にはマイホームを購入したいと思うか」と質問したところ、「購入したい」が52.8%と、昨年の70.3%より約2割近く減少。マイホームがあまり現実的ではないと感じている人が増えている様子がうかがえた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月21日マイナビは、「マイナビ」ブランドの新たな情報ポータルサービスとして、賃貸住宅情報サイト「マイナビ賃貸」を7月5日にオープンする。住宅分野に特化した情報サービス提供は、同社としては初の試み。これまでの人材情報・進学情報・出版事業の枠を超えた新たな情報サービスとなる。今回の新規事業分野へのサービス拡充では、新たに「住まい探し」という観点から、人々の生活の切り替わりや転機に役立つ情報を提供。「ひとりひとりに、いい部屋を。」をモットーに、ユーザーのニーズに合わせた最適な住まい探しをサポートする。オープン時は首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)を対象エリアとし、今後は全国版への展開も視野に入れる。スマートフォン版も同日オープン。「新入生」「新社会人」「新婚・カップル」など、転機を迎えるユーザー向けのトップページを用意。ページごとにユーザーの属性に合った特集を掲載するとともに、大学名・勤務先の最寄り駅・所要時間・乗り換え回数などの検索条件から、最適な結果が抽出される検索機能を搭載する。また、学生のための社会人準備応援サイト「フレッシャーズ マイナビスチューデント」や、約51万人の働く20代・30代の女性読者会員を持つ「escala café(エスカーラカフェ)」、約100万人の会員を有する総合情報サイト「マイナビニュース」など、住み替えニーズのあるユーザーを多く抱える媒体へ「住まい」に関するコンテンツや最新情報を提供するなど、自社媒体との連携にも取り組んでいくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月05日TOTOは、同社のTOTO歴史資料館が所蔵する衛生設備器具の一部が、社団法人 建築設備技術者協会による「平成24年度 建築設備技術遺産」に認定されたことを発表。5月31日に明治記念館で、認定書が授与された。TOTO歴史資料館は2007年3月に開館。大正から昭和初期の衛生陶器や食器、初代ウォシュレット、旧総理大臣官邸といった著名建築物で実際に使用された器具など、約90年にわたる『TOTOのものづくりの歴史』を展示・紹介している。今回の「建築設備技術遺産」認定は、衛生器具の変遷を物語るTOTO歴史資料館所蔵品の価値が認められたことによるもの。認定品は、帝国議会議事堂などに設置された、国産初の高級腰掛け便器「サイホンゼット便器」、第一生命ビルに設置された大形小便器「ストール小便器」、日本独自のスタイルとして定着した手洗い付ロータンク「手洗い付ロータンク」、初代「ウォシュレット」、「そで付洗面器」の5種類。いずれも、福岡県北九州市にあるTOTO歴史資料館に展示。同歴史資料館の入館は無料。時間は9時~17時。休館日は土・日曜日、休日、祝日、年末年始、夏季休暇。TOTO歴史資料館のホームページでも詳しく紹介している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月01日トステムブランドを販売しているLIXILでは、内装建材の主力商品である「ファミリーライン」シリーズを色彩学上の観点で設定したオリジナルの「クリエカラー」に刷新。あわせて室内ドアのデザインなどもリニューアルし、6月から全国で発売する。クリエカラーは、住まいの空間と調和しやすいように色味、鮮やかさ、明るさを調整した色という。色彩学に基づきカラーの色味を均等にし、鮮やかさを低くすることで、家一棟でのカラーコーディネートがしやすいように工夫されている。基調となる色は5色。メープル、チェリー、ウォールナットを基材に使い、ホワイト色からダーク色まで選べる。いままで、室内ドアのデザインは9種類であったが、新たに横木目を基調としたツートンカラーなど9種類を加え、18種類になった。ドアの把手・引手・丁番には、ソフトであたたかみのある金物カラー「シャインニッケル」色を新たに追加。これにより、金属の素材感を強調しつつ、温かみがプラスされ、「クリエカラー」に調和しやすくなった。ガラス部分は透明ガラス、カスミガラス、カスミ熱処理ガラス、印刷焼け熱処理ガラスの4種類を用意。ユーザーが自由に採光を調節できるように配慮した。同シリーズではオプションとして、高さ2,400ミリのハイドア、スタイリッシュなシルバー色の鏡面ハンドルも用意している。同社では今後も「クリエカラー」を基幹色とし、内装建材から水まわり製品まで、機能だけではなく、色やデザインにもこだわった製品を展開してゆくという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日LIXILグループ傘下のタイル・建材販売会社であるDINAONE(ダイナワン)は、世界中で日々進化する建築・インテリアのデザインに応える32種268色の“2012年新商品”を発売する。同社はLIXILの100%出資子会社。ヨーロッパを始め、世界中から厳選したタイル建材と、国内外の自社オリジナル製品を幅広くラインアップしている。2012年新商品は「共創」「共感」「共生」「共存」をキーワードに企画開発された、タイル28種251色、手洗器1種3色、木材2種8色、石材1種6色。高いデザイン性と環境にやさしい機能商品が充実しているとのこと。首都圏・関西圏・中部圏・中国圏・九州圏・北海道圏・東北圏の各営業拠点より順次発売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月24日住宅設備機器・建材の総合メーカーであるLIXIL(リクシル)は、TOEXブランドのガーデンルームを快適に使える新アイテムとして、「NEW暖蘭物語」「自然浴家族ジーマ」「ココマ」対応の外部日よけと、「NEW暖蘭物語」対応の換気パネルを発売する。「外部日よけ」は、ガーデンルームの屋根の全面を上から覆い、ガーデンルーム内の温度上昇を効果的に抑える。また、隣接マンションの上階などからの気になる視線も遮ることができ、プライバシー保護にも効果的だ。操作が便利な電動タイプと手頃な手動タイプを用意。家の窓に日射しが直接入るのを防げるため、冷房費の節約も期待できる。「換気パネル」はガーデンルーム「NEW暖蘭物語」の折り戸パネルのひとつで、窓が上下にスライド開閉するパネル。窓と連動するプリーツ状の網戸により、風を通しながら虫の侵入を防ぐ。また、折り戸パネルを開けることなく換気できるので、ペットと過ごすときなども安心。窓を閉めた状態では、網戸が畳まれてスッキリ収まるのも魅力となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月21日東京急行電鉄、西武鉄道、相鉄グループはこのほど、2012年度の設備投資計画を発表した。東急と西武は相互直通運転開始に向けた改良工事が進められるほか、車両更新も実施。相鉄でもJR東日本および東急との相互直通運転に向けた準備が進められる。東急電鉄の鉄軌道事業設備投資計画の総額は483億円。うち141億円が鉄道ネットワーク拡充に投資される。東横線と副都心線との相互直通運転開始は本年度中に実現する予定で、これに合わせて特急・通勤特急・急行が10両編成での運転に。現在は渋谷~代官山間地下化工事に加え、中目黒駅、学芸大学駅、自由が丘駅、田園調布駅、多摩川駅、武蔵小杉駅、日吉駅、綱島駅、菊名駅でホーム延伸工事が行われている。また、安全対策とサービス向上への取組みとして、東横線の30両を「人と環境に優しい車両」がコンセプトの5000系に更新。これにより、東急線全車両の約半数が環境配慮型車両となる。東急電鉄はその他、大規模な地震に備えた駅・高架橋・トンネルの耐震補強工事、大井町線下神明駅や緑が丘駅の改良工事などが進められる。東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転開始にともない、西武池袋線飯能駅から横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街駅までの電車も運転されることに。西武鉄道ではこれに向けた保安設備や車両改修などの工事を引き続き進める。相互直通運転を行う電車に使用する6000系では、車両のドア上に「スマイルビジョン」(液晶の車内情報配信装置)の設置を進めており、本年度は3編成に設置予定。また、池袋線で進められてきた石神井公園駅までの高架複々線化事業は本年度中に完成する予定で、今後は引き続き石神井公園~大泉学園間の高架化工事が進められる。西武鉄道はサービス向上に向けた設備投資も進め、老朽車両の代替として、「スマイルトレイン」30000系通勤車両を30両(8両3編成と2両3編成)新造する。池袋線と新宿線のターミナル・所沢駅の駅舎改良工事も、来春にはすべての工事が完了。新宿線中井~野方間と東村山駅付近の連続立体交差事業も推進される。西武鉄道の鉄道事業設備投資の総額は190億円。相鉄グループもJR東日本との相互直通運転に備え、相模鉄道本線瀬谷駅にて待避線新設工事を推進。ATS-Pやデジタル列車無線の整備工事も実施する。東急電鉄の相互直通運転に関しても、着工に必要な手続きを進めるとのこと。安定輸送とサービス向上を図るべく、11000系車両が10両新造される。相鉄グループの鉄道・自動車設備投資計画の総額は61億円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月16日ハイアス・アンド・カンパニーは、人生設計を踏まえた最適な住まいと資金のプランのアドバイス能力があることを認定する新資格制度「住宅FPローンアドバイザー」を、本格的に開始する。「住宅FPローンアドバイザー」は、エンドユーザーの人生設計、老後の資金まで踏まえ、最適な住まいと資金のプランをアドバイスする能力を持ち合わせていることを認定するもの。本資格を取るためには、営業研修「FP講座」の受講と、卒業試験の合格が必要。「FP講座」では、「予算」と「時期」というエンドユーザーの二大不安を解消する手法を、実践的なノウハウとして習得する研修を全6講座にわたって行う。講座は、「年収が下がっているから賃貸の方が気楽」「頭金が足りないからもっと貯めてから買おう」といった心理のエンドユーザーに対して、賃貸に住み続けるリスクや、持ち家購入に際して頭金を貯めることによるリスクなどを伝えていく手法を学ぶ内容となっている。「FP講座」への参加にあたっては、同社運営の「リライフクラブ」の会員登録が必要。■「住宅FPローンアドバイザー」概要 ・認定内容:エンドユーザーの人生設計、老後の資金まで踏まえ、最適な住まいと資金のプランをアドバイスする能力を持ち合わせていること。・取得条件:営業研修「FP講座」の受講、卒業試験の合格(※第1回試験は5月25日に実施) ・費用:10,500円(税込み) 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日常陽銀行は7日、竜巻による被災者支援のため融資商品を特別金利で取扱うことを発表した。竜巻により、住宅・住宅設備・家財・マイカー等に被害を受けた個人顧客が対象で、住宅の修繕・建替えのための「住宅ローン・リフォームローン(有担保型)」は店頭金利から全期間1.6%割引、住宅の修繕、家財の買い替えのための「リフォームローン(無担保型)」は店頭金利から全期間1.4%割引、マイカー等の修理・買い替えのための「マイカーローン(無担保型)」は店頭金利から全期間2.175%割引、家具・電化製品等の家財購入資金のための「フリー(家財)ローン(無担保型)」は一律4.8%(固定)となる。なお、法人向けにも竜巻等被害復旧緊急融資を行っている。申込に際しては所定の審査があり、希望に添いかねる場合もある。また、既に同行で住宅ローン等を利用している顧客については、「返済条件の変更等の相談も承る」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月09日LIXILは、住友不動産新宿グランドタワーに旗艦ショールームを新設すると発表した。オープン予定は8月。住宅設備機器・建材メーカーのショールームでは、首都圏最大級となる。新たなショールームでは、システムキッチン、バスルーム、トイレといった水まわり商材をはじめ、タイル、インテリア建材、窓、玄関、門扉、フェンスなど、同グループの住まいに関する商材を一度に見ることができる。延べ床面積約5,280平方メートルのワンストップショールームとなる予定だ。住友不動産新宿グランドタワーは、昨年12月に完工されたオフィス・店舗・イベントホール・住居棟などからなる大型複合ビル。最寄りの西新宿駅からは徒歩3分、4駅15路線が利用できる。新宿駅からも徒歩圏内と交通の便がよく、税務署通りのほか青梅街道にも面し、車や大型バスでの来場にも対応可能だ。また、青梅街道と甲州街道に挟まれた西新宿エリアは、住宅関連各社のショールームが集まり、それぞれを行き来しやすい。本格的な大型イベントホール「ベルサール新宿グランド」も併設されており、旗艦ショールームとしてさまざまな暮らしに役立つ情報・文化を発信するセミナーや、イベント活動も行っていく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月08日アパート、マンションなどの集合住宅に、設備として無料インターネットを提供するレジデンシャルインターネットは、全国の一人暮らしの大学生、専門学校生などのための物件検索サイト「大学賃貸.jp」をオープンした。学生に必須の無料インターネット物件の特集や、各種こだわりの設備から物件が検索できる機能を搭載し、学生目線で物件を紹介していくという。同サイトでは、独自のデータベースシステムにより大学ごとに物件を抽出し紹介、利用者は大学名から物件を検索することが可能となっている。また大学を中心とした地図を表示し、周辺の物件を視覚的に検索できる。通学時間からの照会も可能。同サイトでは物件を管理している会社名は記載せず、利用者からの問い合わせはすべて同社に集約され、その後その物件を管理している会社より連絡がいくというシステムを採用。これにより、特定の地域や物件、人気のない物件などの偏った情報を排除し、フェアな立ち位置から本当に学生に必要な物件の紹介が可能となるという。大学の講義や、課題、就職活動にも必須のインターネットの設備を始め、一人暮らしの女性でも安心のセキュリティー管理、バス・トイレ別の部屋など、大学生へのアンケート結果から要望の多かったさまざま設備からの物件検索も可能となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月26日住宅設備機器・建材の総合メーカーである株式会社LIXILは、INAXブランドから、洗髪・洗面化粧台「オフト」をリニューアル。狭小洗面空間のリフォームに最適なように、奥行き500mmに変更したとのこと。6月1日に発売開始する。同社によると、現在築20年以上のストック住宅は日本全国に約3,300万戸あり、その中でも主流なのが奥行き500mm以下の洗面化粧台がある住宅。このほどリニューアル発売する「オフト」は、その狭小洗面室でのリフォームに適した洗髪・洗面化粧台だという。手軽にエコに貢献できるアイテムも多数ラインアップしているとのこと。サイズは、奥行きを500mmとコンパクト。0.75坪の洗面室でも洗面室を広々と使えるようにしたという。また、高さを10mm単位で調整できるミラーキャビネットや、取りつけをスムーズにするリフォームアイテムを標準装備。さらに、「エコハンドル」仕様のシャワー水栓や電気を使わない「くもり止めコート」仕様の鏡、インバータ式蛍光灯照明、「ラクとれヘアキャッチャー」などの汚れにくいお手入れアイテムも多数搭載している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月23日JR東日本は12日、本年度の設備投資計画について発表した。設備投資額(単体)は昨年度と比べて1,000億円増の3,950億円。災害に強い鉄道をめざし、東日本大震災を踏まえた新たな課題に重点に取り組むほか、新型車両や駅施設などへの設備投資も推進する。設備投資額の内訳は、交通サービス部門が3,420億円、生活サービス部門が530億円。大規模地震対策として、高架橋柱や橋脚、駅の耐震補強の整備対象を拡大するとともに、首都直下地震に備えた盛土の補強や電化柱倒壊対策なども新たに着手する。ATS-P・Ps整備、踏切事故対策などの安全対策も着実に進めるとしている。山手線で整備が進むホームドアに関しては、新たに大崎駅と池袋駅で使用開始するという。新型車両などによる鉄道ネットワークの整備も推進する。東北新幹線用E5系車両を引き続き投入し、本年度末までに一部列車の最高速度を時速320kmに引き上げる。秋田新幹線用の新型車両E6系も投入し、東北新幹線の高速化を図る。在来線では、今春デビューした常磐線の新型特急車両E657系のほか、通勤型電車E233系の東海道線、宇都宮線、高崎線への投入も進める。埼京線と横浜線へのE233系投入も決まっており、本年度はそれに向けた準備を進めることに。房総地区では、久留里線に新型車両キハE130系気動車がデビューし、電化区間では引き続き209系車両投入が進む。東京~上野間で建設中の東北縦貫線は2013年度開業に向けて工事を進めてきたが、震災などの影響により工事計画が一部変更され、2014年度開業をめざすとのこと。東京圏における鉄道ネットワーク向上の一環として、品川駅の折り返し設備の整備や車両基地の整備も行われる。生活サービス事業も充実させる予定で、東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事の完成を受け、東京ステーションホテルと東京ステーションギャラリーが今年10月に開業。東京ステーションシティ(ノースタワーII期)も今年8月に竣工予定となっている。その他、東中野駅西口駅ビル(仮称)が今年夏に、鶴見駅ビル(シァル鶴見)が今年秋に開業予定。京葉線海浜幕張駅については、環境保全技術を取り入れた省エネルギー型の駅「エコステ」のモデル駅として整備することが発表されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日昨年7月にいったん終了した住宅エコポイント制度が、被災地復興支援と住宅の省エネ化を目的とした「復興支援・住宅エコポイント」として再開され、平成24年1月25日よりポイント交換受付が開始しました。●「復興支援・住宅エコポイント」とは復興支援・住宅エコポイントとは、地球温暖化対策の推進に資する住宅の省エネ化、住宅市場の活性化、東日本大震災の被災地復興支援のため、エコ住宅の新築またはエコリフォームをした場合にポイントが発行され、そのポイントを被災地の商品やエコ商品等と交換できる制度です。 このトピックスでは、数回にわけて復興支援・住宅エコポイントについて情報を発信していきます。今回は、「ポイント発行の対象となる“エコ住宅の新築”と”エコリフォーム”」についてご紹介します。 ポイント発行の対象となる“エコ住宅の新築”とは? ≫ ●エコ住宅の新築以下の基準に相当するエコ住宅を新築した場合がポイント発行の対象となります。A:省エネ法に基づく「トップランナー基準」相当の住宅外壁、窓等の断熱性能に加えて、給湯設備や暖冷房設備等の建築設備の効率性について総合的に評価して得られる一次エネルギー消費量が、省エネ法に基づく「住宅事業建築主の判断の基準(トップランナー基準)」に相当する新築住宅。B:省エネ基準(次世代省エネ基準)を満たす木造住宅「省エネ基準」を満たす外壁、窓等を有する木造住宅。 さらに、上記AとBに該当する住宅に、太陽熱利用システムを設置した場合もポイントが加算されます。エコ住宅のポイント発行数は、・被災地 300,000ポイント・被災地以外 150,000ポイント・太陽熱利用システムを利用する場合は+20,000ポイントになります。-----------------------------------------------※被災地とは、「東日本大震災に対処するためにの特別の財政援助及び助成に関する法律」に基づく「特定被災区域」をさします。 詳しくはこちら 工事の対象期間は平成23年10月21日~平成24年10月31日の間に着工したものになり、申請期限はそれぞれ以下のように異なります。申請期限は以下の通りです。一戸建ての住宅 : 平成25年4月30日まで共同住宅 10階建以下 : 平成25年10月31日まで共同住宅 11階建以上 : 平成26年10月31日まで----------------------------------------------- ポイント発行の対象となる“エコリフォーム”とは? ≫ ●エコリフォーム以下の基準に相当するエコリフォームを、新築した場合がポイント発行の対象となります。A:窓の断熱改修・ガラス交換・内窓の設置・外窓の交換B:外壁、屋根・天井又は床の断熱改修改修後の外壁、屋根・天井又は床の部位ごとに、一定の量の断熱材(ノンフロンのものに限る)を用いる断熱改修が対象。エコリフォームのポイント発行数は、改修した内容に応じて異なります。 こちら から詳細をご確認ください。-----------------------------------------------申請期限は以下の通りです。平成25年1月31日までただし、共同住宅で耐震改修を行うものは下記10階建以下 : 平成25年10月31日まで11階建以上 : 平成26年10月31日まで申請には、指定された書類への記入と証明書が必要になります。-----------------------------------------------次回は申請方法と、ポイント交換のルールについてご紹介いたします。また、復興支援・住宅エコポイントの詳細につきましては、以下のサイトからご覧いただけますので、よくご覧の上ご活用ください。■国土交通省 住宅エコポイント事務局ホームページ
2012年03月27日東北銀行は12日、震災復興支援の一環として、住宅再建を支援する復興支援住宅ローン「未来飛行」を発売した。販売期間は31日まで。同商品の対象は罹災証明書保有者で、被災後も残っている住宅ローンをまとめることも可能。融資利率は、変動金利方式と固定金利方式の2種類から選択でき、各種公共料金、東北JCBカード、給与振込、年金振込の中から3件以上契約した場合はキャンペーン金利から年0.1%引き下げる。保証料はない。利用するには、借入時年齢が満20歳以上満71歳未満で、81歳まで(満82歳)に完済できること、前年度の税込年収が150万円以上、勤続年数6カ月以上または営業年数3年以上であること、同行が指定する団体信用生命保険への加入、そのほか同行所定の条件を満たすことが条件となる。なお、三大疾病保障特約付団体信用生命保険の利用者は、借入年齢が満20歳以上51歳未満で、75歳まで(満76歳未満)に完済できることが求められる。融資金額は、50万円以上5,000万円以内(10万円単位)、融資期間は、1年以上35年以内(1年単位、据置期間1年以内を含む)。返済方法は、毎月元利均等分割返済で、融資金額の50%を上限として6カ月ごとの増額返済ができる。保証人は法定相続人1名以上、ただし、連帯債務者の場合は原則不要。取扱手数料は、融資額1,000万円未満では5万2,500円、同1,000万円以上では10万5,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月13日ソニー損害保険はこのほど、NPO法人「そらべあ基金」の「そらべあスマイルプロジェクト~ご当地版・被災地支援編~」を通じて、3つの幼稚園・保育園に太陽光発電設備「そらべあ発電所」を1基ずつ寄贈したと発表した。「そらべあスマイルプロジェクト」は、そらべあ基金の活動に賛同する企業・個人からの寄付をもとに、「そらべあ発電所」を全国の幼稚園・保育園に贈るプロジェクトで、「そらべあスマイルプロジェクト~ご当地版・被災地支援編~」は、寄贈先の幼稚園・保育園を東日本大震災被災地域に限定している。ソニー損害保険は、同プロジェクトを支援するため、保険契約者の走行距離を契約時に確認する仕組みを活用した寄付活動「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」を運営している。今回「そらべあ発電所」の寄贈先として選ばれたのは、岩手県初の設置となる盛岡市立つなぎ幼稚園(岩手・盛岡市)、アルゴ幼稚舎保育園(福島・郡山市)、ほなみの杜保育園(宮城・大崎市)の3施設。これにより、同プログラムによる同社の「そらべあ発電所」の寄贈数は計8基となったという。今回の寄贈を記念し、3、4月に「そらべあ発電所寄贈記念式典」を計画。同社は今後もプログラムを継続し、「多くの幼稚園・保育園に『そらべあ発電所』を設置していくことで、子どもたちの環境に対する関心を高めるための一助となれば」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月24日北陸銀行はこのほど、個人向け商品「マイカーローン」「リフォームローン」などの資金使途に、電気自動車充電設備設置費用(工事費含む)も併せて利用できるように改訂すると発表した。電気自動車は、有害ガスを排出しないため、大気汚染防止に有効なほか、太陽光発電による電気を使用することで、エネルギー資源を節約することができる。また、電気自動車の充電時間は、100Vコンセントを使用した場合が約4~16時間、急速充電器を使った場合は約30分~1時間程となるという。同社はこの様な背景から、自宅での充電を希望する顧客のニーズに対応するため、今回新たに「マイカーローン」「リフォームローン」などの資金使途に、電気自動車充電設備設置費用も併せて利用できるように改訂するとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年02月14日パナソニック電工株式会社は、水まわり設備、内装建材、外壁材などの住宅設備・建材に、ミッキーマウスをデザインし、夢とファンタジーのディズニーの世界観を家じゅうでさりげなく演出することを可能にした、「ディズニーシリーズ」を9月1日より発売する。パナソニック電工では2008年より、内装ドアなどでミッキーマウスシルエットの製品を発売している。ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社とのライセンス契約を交わし、システムバス、洗面化粧台、トイレ、システムキッチン、玄関収納、クローゼット収納、内装ドア、システム収納、住宅用照明器具、郵便受け用ポストなど、住宅設備・建材トータルにおける「ディズニーシリーズ」の品種を拡充。子供部屋はもちろん、家じゅうにさりげなく「ディズニーの世界観」を空間演出することが可能となった。【お問い合わせ先】受付(平日のみ) 8:50~17:30住宅設備建材製品と住宅用照明器具について:パナソニック電工株式会社TEL:06-6908-1131(大代表)(住設)住建マーケティング本部 住建商品営業企画部 / (照明)インテリア照明事業部 ソリューション推進グループ外壁材について:ケイミュー株式会社 お客様ご相談窓口 ナビダイヤルTEL:0570-005-611 プレスリリース提供元:PR TIMES
2011年07月30日損保ジャパンの「被災設備修復サービス」株式会社損害保険ジャパンは、災害復旧の専門会社リカバリープロ株式会社の技術を活用し、「被災設備修復サービス」を『企業総合保険』の契約者に、2011年1月1日から提供開始します。「被災設備修復サービス」では、契約者は被災時に被災設備を新品に交換するか、修復して早期に事業再開をするかの選択が可能で、保険対応できる範囲内であれば、追加負担もありません。サービスの内容損保ジャパンに契約者から事故連絡が入った場合などに、リカバリープロに連絡し、サービス提供を希望した場合、リカバリープロが速やかに被災現場へ駆け付け、災害汚染の状況を確認します。そして、リカバリープロは被害拡大防止のための「腐食抑制応急処置」を必要に応じて実施し、事故発生から3日以内に被災設備の早期修復計画を立案・実施します。その後、汚染された設備などを特殊技術を使って分解洗浄し、乾燥・再組立・検査といった本格復旧作業を行います。従来は修復不可能と考えられていた被災設備であっても修復できるケースも多く、新品に交換するよりも早く事業を再開することが可能となる、としています。
2010年12月12日