2014年に亡くなった高倉健さんの俳優としての在り方に焦点を当てたドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定したことが11日、明らかになった。2016年春の完成を予定している本作には、『ウォール街』(88年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞、製作を担当した『カッコーの巣の上で』(76年)ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞するなど、俳優業だけでなくプロデューサーとしても多くの実績を残すマイケル・ダグラスが登場。『ブラック・レイン』(89年)で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かす。また、高倉さん主演『君よ憤怒の河を渉れ』(76年)の西村寿行氏による同名原作の再映画化作『追捕 MANHUNT』でメガホンを取ることが発表されたジョン・ウーも出演を快諾。かねてより大ファンと公言していた高倉さんへの思いを語っている。このほか、当時『ブラック・レイン』の撮影監督を務め、キアヌ・リーヴス主演『スピード』シリーズやアンジェリーナ・ジョリー主演『トゥームレーダー2』でメガホンを取ったヤン・デ・ボン、高倉さんが出演した『ザ・ヤクザ』(74)やロバート・デ・ニーロ主演『タクシードライバー』(76年)の脚本を手がけてきたポール・シュレイダーら、世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにしていく。さらに、高倉さんの40年来の付き人である西村泰治氏が、プライベートのエピソードも紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見え、本作の見どころの一つとなっている。監督は、ニューヨークを拠点に活動しており、写真家としての作品が世界の著名なコレクションに収蔵されている日比遊一。高倉さんが遺した言葉や作品を通して、国際的な視点から、映画や日本人の美学をひもといていく。「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのもの」と話す日比監督。「健さんファンに見ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』との忘れられない出会いになることを、心から願っております」と希望を口にした。
2016年04月12日2014年11月に亡くなった映画俳優・高倉健に迫る長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が発表になった。写真家・映画監督の日比遊一がメガホンを執り、マイケル・ダグラスやジョン・ウーらのインタビューを通し、日本が生んだ稀代の映画俳優の知られざる姿を浮き彫りにする。その他の写真『健さん』は、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉健の俳優としての在り方に焦点を当てた記録映画で、ダグラスは『ブラック・レイン』で共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かし、大の高倉健ファンを公言し、『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作を再映画化する『追捕 MANHUNT』(香港=中国合作・邦題未定)を監督するジョン・ウーは、健さんへの思いを存分に語っているという。そのほか、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、高倉健が出演したハリウッド映画『ザ・ヤクザ』で脚本を担当したポール・シュレイダー、そして40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉健の貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介する。日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、“健さん”を知らない若い世代の人たちにとっても“映画俳優、高倉健”との忘れられない出会いになることを、心から願っております」とコメントを寄せており、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいてはアジアの美学を紐解いていくドキュメンタリー映画になるという。『健さん』2016年全国公開
2016年04月12日日本を代表する映画俳優・高倉健が逝去して、早くも1年が経った。この度、高倉さんの知られざる姿を描く、高倉健長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定。現在快調に製作が進んでおり、今年春の完成を予定していることが明らかになった。『鉄道員(ぽっぽや)』<a href="">『あなたへ』</a>など邦画史上に残るヒット作に出演し、享年83歳でこの世を去った高倉さん。 いまもなお映画の追悼上映や、旧交を深めた人々による回想が絶えることなく続き、改めて高倉さんが遺したものの偉大さは計り知れない。ニューヨークを拠点とし写真家としての作品は世界各国の著名なコレクションにも収蔵されている日比遊一が監督を務める本作では、高倉さんが遺した言葉や作品を通して、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいては、アジアの美学を紐解いていくという。日本映画のみならず、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉さんの俳優としての在り方に焦点を当てる本作には、『ウォール街』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、『カッコーの巣の上で』ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞し、プロデューサーとしても多くの実績を残すハリウッドの名優マイケル・ダグラスも出演。『ブラック・レイン』で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を、初めて明かすという。さらに、高倉さんが主演した『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作の再映画化である『追捕 MANHUNT』(香港 =中国合作・邦題未定)を監督することが発表された世界的名匠・ジョン・ウーは、かねてより大の高倉健ファンを公言しており、本作への出演も快諾。その思いを存分に語っている。そのほかにも、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、『ザ・ヤクザ』で脚本を担当し、数々の作品の監督でも知られるポール・シュレイダーなど、高倉さんを知る世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにする。さらに本作では、40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉さんの貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見える本作の見どころのひとつとなるようだ。この度の製作決定にあたり、日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』と忘れられない出会いになること、心から願っております」とコメントを寄せた。世界の名優&名匠によって初めて明かされる “健さん”の知られざる姿。 いまもなお多くの人の心に残る高倉さんの偉大さを、本作を通して改めて感じることができそうだ。『健さん』は2016年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開(C) 2012「あなたへ」製作委員会
2016年04月12日2月29日、錦織圭、マリア・シャラポワ、ウィリアムズ姉妹、アンドレ・アガシらを輩出した米国のアスレチックトレーニング施設による合宿プログラム『TBS presents 第1回 IMG ACADEMY in JAPAN』の記者発表が行われた。1グループ36名・4グループ合計144名定員の少人数制で2泊3日みっちりとIMGアカデミーのメソッドに触れられる。【チケット情報はこちら】IMGアカデミーは、米国・フロリダ州にある教育施設も併設された世界最大級のスポーツ施設。東京ドーム約43個分の広大な敷地に、55面のテニスコートをはじめ、ゴルフ、サッカー、野球、バスケットボールなど種目ごとに最新かつ充実した施設を備える。そのIMGアカデミーが送るテニスプログラムは、10名の世界ランク1位のプレイヤーを育成した創設者・ニック・ボロテリーが監修する。コーチひとりに対して少人数の生徒が教わることが特徴で、今回の日本合宿でもコート1面につき生徒4名が練習し、IMGアカデミーコーチ、日本のテニススクール・GODAIテニスカレッジのコーチングスタッフから指導を受けられる。今後の成長を左右する重要な年代と言われる、新小学校3年生~新中学校3年生を対象に行われる合宿では、オンコートでの練習のほかに、メンタルコンディショニングや元テニス選手でアナウンサー・石井大裕の特別講座、IMGアカデミー監修のアスリート向け食事メニュー(一部)など、米国で実施されているテニスキャンプと同様のプログラムを体験できる。また、最優秀者にはIMGアカデミーへの1週間の合宿参加権が用意されており、4月5日(火)の午前中にはニック・ボロテリーによる保護者向けセミナーの実施を予定している。『TBS presents 第1回 IMG ACADEMY in JAPAN』は、3月31日(木)~4月2日(土)、4月3日(日)~4月5日(火)・エストーレホテルアンドテニスクラブ(千葉県)にて開催される。参加申し込みは、3月6日(日)午後11時59分まで抽選にて受付中。「第二の錦織」を目指す子どもたちにとって貴重な機会になることは間違いない。
2016年03月01日2月29日、錦織圭、マリア・シャラポワ、ウィリアムズ姉妹、アンドレ・アガシらを輩出した米国のアスレチックトレーニング施設による合宿プログラム『TBS presents 第1回 IMG ACADEMY in JAPAN』の記者発表が行われた。1グループ36名・4グループ合計144名定員の少人数制で2泊3日みっちりとIMGアカデミーのメソッドに触れられる。【チケット情報はこちら】IMGアカデミーは、米国・フロリダ州にある教育施設も併設された世界最大級のスポーツ施設。東京ドーム約43個分の広大な敷地に、55面のテニスコートをはじめ、ゴルフ、サッカー、野球、バスケットボールなど種目ごとに最新かつ充実した施設を備える。そのIMGアカデミーが送るテニスプログラムは、10名の世界ランク1位のプレイヤーを育成した創設者・ニック・ボロテリーが監修する。コーチひとりに対して少人数の生徒が教わることが特徴で、今回の日本合宿でもコート1面につき生徒4名が練習し、IMGアカデミーコーチ、日本のテニススクール・GODAIテニスカレッジのコーチングスタッフから指導を受けられる。今後の成長を左右する重要な年代と言われる、新小学校3年生~新中学校3年生を対象に行われる合宿では、オンコートでの練習のほかに、メンタルコンディショニングや元テニス選手でアナウンサー・石井大裕の特別講座、IMGアカデミー監修のアスリート向け食事メニュー(一部)など、米国で実施されているテニスキャンプと同様のプログラムを体験できる。また、最優秀者にはIMGアカデミーへの1週間の合宿参加権が用意されており、4月5日(火)の午前中にはニック・ボロテリーによる保護者向けセミナーの実施を予定している。『TBS presents 第1回 IMG ACADEMY in JAPAN』は、3月31日(木)~4月2日(土)、4月3日(日)~4月5日(火)・エストーレホテルアンドテニスクラブ(千葉県)にて開催される。参加申し込みは、3月6日(日)午後11時59分まで抽選にて受付中。「第二の錦織」を目指す子どもたちにとって貴重な機会になることは間違いない。
2016年03月01日JALは3月4日、2015年11月にパートナー契約を締結したプロテニスプレーヤー錦織圭選手をデザインした特別塗装機「JET-KEI(ジェット・ケイ)」を国際線に就航させる。ジェット・ケイはボーイング777-300ER型機(JA733J)をキャンバスにして、「JET-KEI」のロゴとともに大きく錦織選手をデザイン。なお、2015年11月にパートナー契約を締結した際、JALからは錦織選手を描いたゴールドに輝く特別塗装機のモデルプレーンが贈呈された。今回の特別塗装機では、錦織選手の特徴である攻撃的なプレースタイルと世界の頂点にチャレンジする姿勢を表現。また、3月4日からイギリスで開催される男子テニス国別対抗戦デビスカップに出場する錦織選手をはじめとする日本代表チームの活躍を期待し、同日の羽田発ロンドン・ヒースロー行JAL43便を初便として特別塗装機を運航する。ジェット・ケイは3月4日より、主に東京(羽田、成田)発着の国際線長距離路線で運航される。JAL×錦織選手のプロジェクトについては、特設サイト「JAL×KEI NISHIKORI SPECIAL SITE」内で順次更新していく。
2016年02月27日2016年最初の4大大会「全豪オープン」が1月18日、ついに開幕する。日本男子テニス界のエース・錦織圭選手も、悲願のグランドスラム初制覇をかけてフィリップ・コールシュライバー選手(ドイツ)との初戦に挑む。卓越したテニスの実力を持ちながら、コート外では非常に好青年なだけに、錦織選手のファンは国内外に多い。そんな錦織選手がもしも教師になったら、生徒から大人気となりそうだが……。今回はマイナビニュースの男性会員200名に対し、テニスプレーヤーに限定して「保健体育の教員にいたらうれしかった人」を聞いてみた。錦織選手は一体何位だったのか、回答理由と併せて結果を楽しんでほしい。>>女性編の回答も見るQ. 学生時代に保健体育の教員にいたらうれしかった男性テニスプレーヤーを教えてください1位: 松岡修造(60.0%)2位: 錦織圭(22.0%)3位: ロジャー・フェデラー(2.5%)3位: マイケル・チャン(2.5%)■松岡修造・「あの熱に感化されて自分も熱血人間になれそうな気がするから」(36歳男性/情報・IT/技術職)・「気合を注入されそうだから。体育以外でも通用するメンタルを教えてくれそう」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「クラスが爆笑の渦に包まれそうだから」(26歳男性/農林・水産/技術職)・「できないことも考え方次第でできるように生徒を引っ張ってくれそうだから」(22歳男性/金融・証券/営業職)・「暑苦しい一面もあるが、とことん突き詰めて教えてくれそうだから」(26歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)・「生徒の気持ちもくんでくれそうだから」(24歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)・「指導能力が優れていると思うから」(48歳男性/建設・土木/技術職)・「やさしく詳しく説明してくれそう。脱線していろいろ説明しそう」(23歳男性/その他/その他)・「相談したときの本気のリアクションがうれしいから」(36歳男性/機械・精密機器/営業職)■錦織圭・「丁寧に優しく指導してくれると思うから」(24歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「グローバルな視点で教えてくれそう」(40歳男性/その他/その他)・「逆境からはいあがる術を教えてくれそうだから」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「センス抜群だから」(50歳以上男性/その他/事務系専門職)・「厳しさと優しさのバランスが絶妙そう」(33歳男性/情報・IT/事務系専門職)・「冷静に教えてくれそう」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)■ロジャー・フェデラー・「フォームがきれいなので、真面目に取り組みたくなるかも」(35歳男性/金属・鉄鋼・化学/その他)・「風格があるので人に自慢できそうだから」(31歳男性/機械・精密機器/事務系専門職)・「人間性も良く、人としての生き方を学べるから」(33歳男性/機械・精密機器/事務系専門職)■マイケル・チャン・「錦織圭への的確なアドバイスが素晴らしかったから」(50歳以上男性/電機/技術職)・「基礎からしっかり教えてくれる」(39歳男性/情報・IT/技術職)・「経験に富み、的確な指導をするスキルをもっている」(50歳以上男性/情報・IT/技術職)■その他・「ピート・サンプラス: スピードがありそうなので楽しそう(笑)」(37歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)・「アンドレ・アガシ: 実力があるから」(33歳男性/電機/技術職)・「ノバック・ジョコビッチ: 有名度」(29歳男性/電機/技術職)・「ラファエル・ナダル: プレーが情熱的だし、筋肉がすごそうだから」(26歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■総評結果は、CMなどでもおなじみの松岡修造さんが過半数を占める圧倒的大差をつけて1位となった。回答理由として寄せられたものは、「授業が熱そうだから」「楽しそう」という2つに大別できる。ただ、独自の方法で子どもたちのテニスの腕前を上達させている姿がテレビ番組で放映されていることなどもあり、その指導力を評価している意見も少なくなかった。2位には2割以上の票を獲得した錦織選手がランクイン。優しさや一流の技を備えている点が教師に向いているというコメントや、「丁寧に教えてくれそう」という声が多かった。女性200名にも同様の質問をしたところ、松岡さんが半数以上の支持を集めるという結果は一緒だった。錦織選手が1位になるには、全豪オープンで優勝して日本に一大旋風を起こすぐらいのインパクトが必要かも!?調査時期: 2015年10月14日~10月25日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性200名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年01月18日世界で活躍するテニスプレイヤー・錦織圭選手が、「25ans」カバーガール・水原希子と2ショットで「25ans」1月号の表紙に登場。自身初の女性誌表紙デビューを飾り、本誌内では奇遇にも同じ25歳だという2人のスペシャル対談も実現した。2015年に創刊35周年を迎えた「25ans(ヴァンサンカン)」。エレガントな女性=“エレ女”をターゲットに、トレンドのファッションや美容情報などラグジュアリーな情報を発進。流行に敏感でありながらも自分らしさを忘れず、あくまで上品で確固たるスタイルを持ち豊かなライフスタイル送る20~40代の“エレ女”から高い支持を得ている。11月28日(土)発売の1月号では、プロテニスプレイヤーの錦織選手が初登場!カバーガールの水原さんと初となる2ショット撮影に挑戦した。初対面のためか、ほとんど話しもせず撮影は進行。錦織さんはそのときの気持ちを「申し訳ない話なんですが、実は途中から彼女だと思おう、って。そう思わないと、こんなたくさんの人が見ている中ではできないなと」「『水原さんが僕の彼女』って自分に言い聞かせました」と明かした。撮影の合間には、それぞれの分野でトップクラスの活躍をみせる“25歳”のヒーロ&ヒロインの対談が実現。「25歳はもっと大人な感じを想像していただんです。でも全然。ようやく大人の入り口が見えたかなという感じ」と、水原さんが25歳になって感じることを語ると、錦織選手は「僕は両方あるかな。ただ、『もう25歳』という気持ちのほうが強いかもしれません。20歳くらいまで若手と言われていたのが、最近は中堅扱いされることが増えたんですよ」と、周りからの見え方の変化を感じているようだ。ほかにも、錦織選手が試合前に聞く音楽や、プロとしての仕事観など貴重な内容が掲載されているという。また本誌では、世界同時公開で注目を集めるドラマ「シークレット・メッセージ」から、初共演を果たした女優の上野樹里&チェ・スンヒョン(T.O.P from BIGBANG)が登場。初共演での印象や恋愛をテーマに語り合った貴重なインタビューが掲載される。「25ans」1月号は11月28日(土)発売。(text:cinemacafe.net)
2015年11月27日JALは11月27日、世界ランキング最高位4位のプロテニスプレーヤー・錦織圭選手とのパートナー契約を締結。テニス4大大会(グランドスラム)や2016年に開催されるリオデジャネイロオリンピックなど世界中を転戦する錦織選手の移動をサポートするほか、2016年からはJALのCMに登場する予定となっている。○2015年「アップダウンはあったものの充実した1年」錦織選手は5歳からテニスを始めて13歳の時に単身で渡米、2007年にジャパン・オープンでプロに転向し、2012年のロンドンオリンピックでは5位入賞を果たし、2014年にはアジア人として初となるグランドスラム準優勝。そして2015年にはメンフィスの大会を3連覇し、世界ランキングは自己最高の4位となった。その後、7月のワシントンのシティーオープンでも優勝し、日本人としては最多となるツアー10勝目をあげている。2015年のシーズンを振り返って錦織選手は、「アップダウンはあったものの充実した1年だった。その勢いを来シーズンにもつなげたい」とコメントした。○植木社長からの激励ラリー今回の契約に対してJALの植木義晴社長は、「世界で戦う錦織選手は、日本のテニス界の歴史を塗り替え、世界でも注目されている選手です。テニスに対して真摯に取り組み世界の頂点にチャレンジする姿勢は、JALが掲げる『チャレンジ』『プロフェッショナル』に通じるものがあります」と語り、錦織選手自身も「移動時間が長いフライトも多いので非常にありがたい。これから世界で一緒に戦っていきたい」と語った。錦織選手自身、飛行機では眠ること・休養することを第一に考え、どうしても眠れない時には機内でゲームなどを楽しむようにしているという。JALは今後、海外遠征の多い錦織選手が機内でよりリラックスできるよう、万全の環境を整えていく。記者発表では、JALから錦織選手が描かれたゴールドデザインのJALのモデルプレーンが贈られ、錦織選手からも自身が使っているラケットと同じモデルにサインを入れて植木社長にプレゼントした。サインには「JAL」の言葉も添えられている。また、錦織選手は植木社長にラリーを提案すると、格納庫内に設置されたテニスコートへ移動。植木社長がテニスをするのは35年ぶりだったようだが、プレゼントされたばかりのラケットを手にして、「無茶振りですが少し鍛えてあげてもいいですよ」と笑いを誘った。現在、錦織選手のCMについては「世界に挑む錦織選手をどう表現していくか」をポイントとして構想しており、コラボ企画も合わせて展開を予定しているという。
2015年11月27日ハースと婦人画報社は11月28日、「25ans(ヴァンサンカン)」1月号(税込880円)を発売する。プロテニスプレーヤーの錦織圭選手が、同誌カバーガールの水原希子さんとツーショットで表紙に登場する。水原さんと錦織選手はともに25歳。同誌では、25歳の素顔に迫るスペシャル対談も収録されている。○水原希子を彼女だと思って臨んだ撮影初対面でほとんど話もせず挑んだツーショット撮影を終えて、「申し訳ない話なんですが、実は途中から彼女だと思おう、って。そう思わないと、こんなにたくさんの人が見ているなかではできないなと」「『水原さんが僕の彼女』って自分に言い聞かせました」と錦織選手。水原さんは「だからだったんですね。(中略)錦織さんのマインドはオープンだと感じたので、ならばちょっとくらい恥ずかしくてもいいや、って思えたんです」と答えた。試合前はどんな音楽を聴くんですか? との水原さんの質問に錦織選手は、「テンポの早い曲が多いですね。よく聴くのはNujabes。ラップだったり、ヒップホップだったりいろいろですが、好きです。あとはNE-YO」と回答。また、25歳になって感じることについては次のように話している。「普通の25歳の人よりはいろんな経験をしているのかもしれないけど、25歳はもっと大人な感じを想像していたんです。でも全然。ようやく大人の入り口が見えたかなという感じがしています」(水原さん)「僕も両方あるかな。ただ『もう25歳』という気持ちのほうが強いかもしれません。20歳ぐらいまで若手と言われていたのが、最近は中堅扱いされることが増えたんですよ。そう、『中堅』と言われたときが、年齢を感じる瞬間かな」(錦織選手)対談では他にも、「(選手としての)時間が限られているからこそ、日々を楽しむことに集中できる」(錦織選手)、「大変さや難しさより『好き』が勝つから楽しめる」(水原さん)など、二人の仕事観についても語られたという。
2015年11月27日ユニクロは8月24日、プロテニスプレーヤーの錦織圭選手とノバク・ジョコビッチ選手が着用してきた歴代モデルウエア全33型(キッズ4型含む)を、ユニクロ オンラインストアで発売した。発売するのは、2012年全豪オープンから、2015年全英オープンまでの過去3年間にわたり、着用してきた歴代モデルウエア。錦織圭選手モデルは全17型(キッズ2型含む)、ノバク・ジョコビッチ選手モデルは全16型(キッズ2型含む)。今回販売するコレクションの中には、錦織選手がアジア人初のグランドスラム決勝進出を果たした全米オープン2014モデルをはじめ、ジョコビッチ選手が世界ランク1位へ復帰を果たしたATPファイナル2014モデルも含まれる。これまで未発売だった日本代表およびセルビア代表のウエアも今回初めて販売する。サイズは、S~XL(キッズは130~150cm)、すべて1色展開。価格は3,990円(税別)。※世界ランキングは、2015年8月3日時点のもの
2015年08月25日朝日新聞出版は8月20日、テニスプレーヤーの錦織圭選手の言葉とその背景に迫った書籍『ダウン・ザ・ライン 錦織 圭』を発売する。錦織圭選手は昨年の全米オープンで準優勝し、8月に発表された最新世界ランキングでは、自己最高タイの4位にランクインした。同書は、2008年のウィンブルドンから取材を行ってきた朝日新聞スポーツ部・稲垣康介記者が書き下ろした。8年間にわたる膨大な取材資料とともに、新たに錦織選手本人や、活躍を支える両親・スタッフなどに対して行った取材内容も含まれている。同書では、「恥ずかしくない生き方はしてきたつもりです」「この命 どう使う」といった、錦織選手がこれまで発してきた言葉の本当の意味と背景について解説している。中には、試合後の記者会見で注目を浴びた「勝てない相手も、もういない」、今年の全仏オープンでの「(ベスト8に)慣れました」など、マスコミをにぎわせた発言も入っている。そのほか、コーチ、スタッフとの信頼関係から生まれた言葉や、テニスを愛するゆえに発せられた言葉まで、錦織選手の言葉33の本当の意味と背景を収録。錦織選手の独占ロングインタビュー20ページ分も掲載した。全55点の貴重な写真も収めているため、写真集としても楽しめるとのこと。価格は1,500円(税別)。
2015年08月11日GAORAが運営するCSチャンネル「GAORA SPORTS」は9月、テニス・錦織圭選手がライバルについて語る特別番組「錦織圭 ライバル達を超え頂点へ」を放送する。同番組では、世界ランキング5位まで上り詰め、頂点を狙う錦織圭選手の単独インタビューを放送する。インタビューでは、圧倒的な強さの「N.ジョコビッチ」、憧れからライバルとなった「R.フェデラー」、堅実なテニスで攻める「A.マレー」、勝利まであと一歩のところまで追いつめた「R.ナダル」といった、頂点に登るために避けられない存在「BIG4」について錦織選手が語っている。さらに「D.フェレール」や「M.ラオニッチ」といったライバルについても話は及ぶ。インタビュアーは、GAORA SPORTSテニス解説者の佐藤武文氏。放送は、9月27日の22:00~23:00。9月28日の18:00~19:00、9月29日の23:00~深夜0:00(再放送)。
2015年07月29日先日ドイツで行われたゲリー・ウェバー・オープンにてベスト4に進出するなど、いまや世界を舞台に戦う錦織圭選手が、世界中から愛されるディズニーの人気キャラクター、ミッキーマウスとのコラボを実現。ユニクロにて特別デザインのTシャツ“Mickey Plays”を販売するほか、錦織選手をはじめ、国枝慎吾選手、ノバク・ジョコビッチ選手、アダム・スコット選手らが登場するスペシャルムービーが公開された。プロアスリートになる夢を持っているミッキーが、まずは手始めにプロアスリートをお手本にしてゴルフとテニスに挑戦してみた…というコンセプトでデザインされた、ユニクロの特別Tシャツコレクション“Mickey Plays”。描かれるのは、ユニクロのブランドアンバサダーである錦織選手、同じくテニスプレイヤーのジョコビッチ選手と国枝選手、そしてプロゴルファーのスコット選手ら4名が、プレイ中に魅せる象徴的なポーズをミッキーが真似した姿だ。手足を左右に大きく広げてボールをキャッチしたり、力強くラケットを振り切っている臨場感たっぷりの動きや、ジャンプをして空中でボールを打つ高度な技術を披露する姿などは、普段あまり見る事の出来ないミッキーのアスリート姿として、ファンから熱い注目を集めそうだ。こちらのTシャツ発売に併せて公開された1分間のスペシャルムービーでは、実際に“Mickey Plays”のTシャツを着用した4選手の姿が映しだされ、プリントされているミッキーマウスがまるで生きているかのように、Tシャツの中に手を入れて、笑顔で動きをつけるユーモアたっぷりの映像に仕上がっている。6月29日(月)からはテニスのウィンブルドン選手権も開幕予定となっており、錦織選手、ジョコビッチ選手らの勇姿にも期待が高まる。この“Mickey Plays”Tシャツで彼らを応援してみては。Tシャツ“Mickey Plays”は6月22日(月)よりグローバル発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年06月23日エアウィーヴはこのほど、錦織圭選手が出演する新TV‐CM「錦織圭選手 IMGアカデミー」篇(15秒・30秒)のオンエアを開始した。IMGアカデミーとは、米フロリダ州にあるトップアスリートを養成する世界最大級のアカデミー。錦織選手も、13歳の時に同アカデミーに入校した。科学的プログラムで選手育成に取り組んでおり、これまでに錦織選手のほか、数々の世界的な選手を輩出している。同社が販売している「エアウィーヴ」は、素材の90%以上が空気という独自の構造を実現したマットレス。2011年2月にアカデミー学生寮の一部で、2013年9月からは学生寮の全室で導入が開始され、睡眠がパフォーマンスに及ぼす影響など、スポーツ科学の視点から睡眠研究を行っている。今回のCMでは、同アカデミーにおけるスタンフォード大学医学部 睡眠・生体リズム研究所が実施する、エアウィーヴを使用した睡眠研究の様子を錦織選手が紹介している。同アカデミーでのCM撮影は、日本企業では初めてのことであるという。CMは「ここは僕、錦織圭が育ったIMGアカデミー」と語る錦織選手の映像から始まる。実際に学生寮のベッドに設置されているエアウィーヴや、アカデミーで学ぶアスリートたちの映像が流れ、「エアウィーヴはスタンフォード大学と目覚めた直後の運動能力を研究しています」と研究の紹介をしている。CMには、白いハチマキを締め、同アカデミーのコートの上でラリーをする錦織選手の映像も盛り込んだ。撮影はマイアミオープンの直後の日程となったが、錦織選手は疲れを見せず終始笑顔であったという。ウオーミングアップのラリーの球筋や音は鋭く、CMでは一流の妙技を間近で体感できるような仕上がりとなっている。
2015年06月15日DFSグループはこのほど、公式ウェブサイト「DFS.com」にて、プロテニスプレーヤー・錦織圭選手の独占インタビュー「Tジャーナル」を公開した。DFS グループは、1960年に香港で創業したトラベルリテーラー。旅行者に世界中から選び抜いた700以上の一流ブランドを提供している。ネットワークは現在、3大陸・420カ所にわたり、18の主要国際空港、14の路面店であるギャラリア、および各提携先やリゾート地域にて店舗を展開している。同グループの公式ウェブサイトでは、旅をテーマに世界で活躍する著名人にインタビューする「Tジャーナル」を公開している。過去には歌手のBENIさん、中国人アーティストのイー・ゾーさん、音楽プロデューサーのキャロリーヌ・ドゥ・メグレさんがなどが登場し、旅に対する思いや発見などを語った。今回、同コンテンツに錦織選手が登場。「最近訪れた場所」「旅の必須アイテム」「ツアー中の旅の秘訣」などを語っている。旅行中のファッションやフライト中の過ごし方、初めての都市や国を訪れたときの行動など、プロテニスプレーヤーとして活躍する姿とは違う一面を知ることができる。
2015年06月05日世界ランキング5位のテニス・錦織選手が日本時間5月31日、フランスのパリで開催されている全仏オープンの男子シングルス4回戦に出場。世界ランキング74位のテイムラズ・ガバシュビリ選手(ロシア)にセットカウント3-0(6-3、6-4、6-2)で勝利し、同大会で日本男子として82年ぶりとなるベスト8進出を決めた。雨の影響で、スザンヌ・ランランのコートに現れるのが2時間以上遅れても、日本テニス界のエースは集中力を切らしていなかった。第1セットの第1ゲーム、フォアのウィナーでこの試合最初のポイントを奪うなど、格下のガバシュビリ選手相手に序盤からエンジン全開。第2ゲームで早くもブレークに成功すると、自身のサービスゲームでは早いゲーム展開から次々にポイントを重ねていく。この日は1、2回戦でやや苦戦したファーストサーブも好調。5-3で迎えた第9ゲーム、サービスエースでセットポイントを奪った。迎えた第2セット。ガバシュビリ選手のファーストサーブが入り始めた一方で、雨脚が強くなってきた影響からか錦織選手のエラーも目立ち始めた。それでも、要所では厳しいコースにウィナーを決めていく錦織選手。真骨頂を見せたのは第3ゲームだ。ガバシュビリ選手が強烈なサーブやカウンターなどでポイントを奪えば、錦織選手も粘り強いストロークでポイントを重ねていく。一進一退のデュースが続き、5分以上の長いゲームとなるが、最後は根負けするような形でガバシュビリ選手がダブルフォルトを2つ重ね、錦織選手がブレークした。第5ゲームでもブレークに成功した錦織選手は、この試合初めてブレークを許す場面もあったが、第2セットを6-4でしっかりとものにする。第3セットも第1ゲームからいきなりブレークして主導権を握る。錦織選手は依然としてファーストサーブが好調で、簡単に自身のサービスをキープ。一方のガバシュビリ選手は、時折ライン上などの厳しいコースに強烈なフォアを決めるものの、ポイントが続かない。最後は第1、第2セットの勢いそのままに錦織選手が6-2で押し切り、ストレートで勝利した。錦織選手は自身初の、そして日本男子では1933年の佐藤次郎選手以来、82年ぶりとなる全仏オープンのベスト8進出を決めた。錦織選手は、準々決勝でトマーシュ・ベルディヒ選手(チェコ共和国)対ジョー・ウィルフリード・ツォンガ選手(フランス)戦の勝者と対戦する。
2015年06月01日世界ランキング5位のテニス・錦織選手が日本時間5月27日、フランスのパリで開催されている全仏オープンの男子シングルス2回戦に出場。世界ランキング40位のトマス・ベルッチ選手(ブラジル)にセットカウント3-0(7-5、6-4、6-4)で勝利し、3回戦進出を決めた。初のグランドスラム制覇をかけて、クレー最高峰の舞台で2回戦に挑んだ錦織選手。慣れないサウスポーのベルッチ選手に、序盤は苦戦した。第1セットからの序盤から左右に厳しいショットを連発し、ベルッチ選手は錦織選手を走らせる。一方で、長いラリーになっても随所にドロップショットやロブを決めて、ゲームを渡さない錦織選手。サービスのキープ合戦が続いた第6ゲーム、錦織選手はダブルフォルトなどでブレークチャンスを許すも、結局キープに成功した。序盤はファーストサーブが決まらず、相手のミスに助けられながらもサービスをキープしていった。互いに我慢の展開が続き、5-5で迎えた第11ゲーム、ついに試合が動いた。錦織選手がこの試合初めてとなるブレークに成功すると、続く第12ゲームはサービスエースを含む圧倒的な試合運びで物にし、第1セットを7-5で奪った。第2セットは相手のダブルフォルトに助けられ、第1ゲーム目からブレークに成功。第3ゲームでは、ドロップで前に詰めてきたベルッチ選手に対し、絶妙なロブショットを決めてポイントを奪う場面も。立体的な攻めで、徐々に相手を圧倒し始める。ベルッチ選手は積極的なサーブを打ち込んでいく分、ダブルフォルトも目立つようになり、このゲームもブレークして3-0とする。その後、錦織選手はこの試合初めてのブレークを許すが、要所で強烈なショットを見せてポイントを重ねていき、最後はフォアのウィナーを決めて6-4と2セット連取した。第3セットも先にブレークを奪う展開。この頃になると、ベルッチ選手の重い打球にも慣れ始めてきたのか、錦織選手がウィナーを決める場面が増え始め、それに比例するかのようにベルッチ選手のミスも目立つようになってきた。第7ゲームもダウン・ザ・ラインのウィナーでブレークに成功。最後はサービスエースを決めてこのセットも6-4で奪い、ストレートで3回戦進出を決めた。次戦は、世界ランキング48位のベンヤミン・ベッカー選手(ドイツ)と5月29日か30日に対戦する予定。
2015年05月27日文藝春秋は4月16日、テニス・錦織圭選手の初の著書「頂点への道」を発売した。錦織選手は、2014年の全米オープンで日本人として初めてシングルス決勝の舞台に立った。4月6日に発表となった男子テニス世界ランクでは、自己最高位の4位に再浮上。世界の四強と言われるノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)、ロジャー・フェデラー選手(スイス)、ラファエル・ナダル選手(スペイン)、アンディ・マレー選手(イギリス)と互角の力を身につけ、「世界1位」という頂点が近づきつつある。同書は、2010年~2015年まで、錦織選手自身がブログでつづってきた軌跡を単行本化したもの。わずか5年前、錦織選手はけがに苦しみ、世界ランク898位からの再スタートだった。試合の内幕や負傷の苦悩、戦いへの決意、コーチとの出会いなど、頂点を視野に入れるまでの足跡を、自分自身の言葉でリアルにつづっている。また、「夢は世界チャンピオンになること」と記した、錦織選手の小学校の卒業文集の作文も掲載。口絵・本文中では、2000年頃のジュニア時代から2015年現在までの迫力あるプレー写真を見ることができる。全376ページで価格は税別1,550円。
2015年04月16日佐藤健と神木隆之介を主演に迎え、「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビの傑作漫画を実写化する映画『バクマン。』。このたび、2015年10月に公開を迎える本作のティザービジュアルが解禁となった。高い絵の才能を持つ、真城最高(サイコー)。巧みな物語を書く、高木秋人(シュージン)。クラスメイトの亜豆美保(アズキ)への恋心をきっかけに、二人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂きを目指す。編集者・服部に見いだされた最高と秋人。次々と生み出されていく漫画。だがそこに立ちはだかるジャンプ編集部。新進気鋭のライバルたち。そして突如現れ、遥か先を走り始めた若き天才漫画家・新妻エイジ。果たして二人はジャンプの頂点に立つことができるのか――。『モテキ』で日本映画の新たな地平を切り開いた鬼才・大根仁監督がメガホンを握り、週刊少年ジャンプ連載を目指す高校生漫画家(作画担当)・真城最高を佐藤さん、真城とコンビを組む(ストーリー担当)同級生・高木秋人を神木さんが演じる本作。佐藤さん扮する最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆役を小松菜奈、最高&秋人と「ジャンプ」連載をめぐり白熱の戦いを繰り広げる最強ライバル、新世代の天才マンガ家・新妻エイジ役に染谷将太が参戦。そのほか最高&秋人コンビの仲間でありライバルとなる漫画家役として、長髪にニット帽がトレードマークの漫画家・福田真太役に桐谷健太、異色系漫画家・平丸一也役に新井浩文、遅咲き漫画家・中井巧朗役に皆川猿時。さらに、最高&秋人の才能を見抜き、2人を支えるジャンプ編集部・服部哲を山田孝之、そんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役をリリー・フランキー、主人公・最高の叔父で漫画家の川口たろうを宮藤官九郎ら豪華キャストが集結している。メインキャスト陣が発表され、少しずつ全貌が明らかになってきた本作だが、このたび解禁となったのはファン待望のティザービジュアル!主演の2人にフューチャーし、「描く。」、「ジャンプの頂点へ。」と力強いコピーが印象的なビジュアルとなっている。2人が手に持っているイラストはなんと、原作者である小畑氏が今回のために特別に描き下ろしたものだそう。実力派俳優陣が脇を固め、ますます盛り上がりを見せる本作。いったいどのような作品に仕上がるのか?期待は高まるばかりだ。『バクマン。』は10月3日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月13日株式会社「LIXIL(リクシル)」グループはプロテニスプレイヤー・錦織圭と3年のグローバル・パートナーシップ契約を結んだことを発表。4月10日(金)に都内で会見が行われ、錦織選手は拠点の米国フロリダのIMGアカデミーから中継を通じて出席した。錦織選手は昨年の全米オープンで、アジア出身選手で初となる決勝進出(準優勝)を果たすという快挙を成し遂げ、現在世界ランキングは4位。「日清食品」に所属し、すでに「ユニクロ」「ウィルソン」、「タグ・ホイヤー」など数社とスポンサー契約を結んでいるが今回、同じくグローバルな舞台でNo.1を目指すという「LIXIL」と3年のグローバル・パートナーシップ契約を締結。4月20日に開幕する「バルセロナ・オープン」よりユニフォームの左肩に「LIXIL」のロゴを付けて戦うことになる。生中継でスクリーンに登場した錦織選手は「おはようございます。フロリダは夜9時過ぎです(笑)」と挨拶。今回の契約について「光栄です。世界No.1を目指されているLIXILさんにスポンサーになっていただき、世界の頂点を目指している私としても身が引き締まる思いです。共に世界の頂点を獲得できればと強く思っています」と力強く語った。開幕が迫る「バルセロナ・オープン」は昨年、錦織選手が優勝しており「相性のいい大会で、LIXILさんとここからスタートできるので、勢いがつくと思います」と気合い十分の表情。「LIXIL」といえば、住まいに関する製品が知られるが、錦織選手も気になる製品として「お風呂」と「トイレ」を挙げる。「日本人ですので風呂に入るとリラックスできます」と語るが、以前のブログでは、お風呂でゲームをするも、そのまま眠ってゲーム機を湯船に落としてしまったことを告白している。「全米オープン前で練習で疲れててウトウトして落としてしまいました(苦笑)。それくらい、リラックスできる、僕にとってお風呂は一番リラックスできる時間です」と明かす。また、日本の清潔で快適、高機能なトイレに関しては、錦織選手曰く「海外でもウワサで、日本の便器を取り寄せるプレイヤーもいる」とのこと。会見に出席した「LIXIL」グループ取締役 代表執行役社長兼CEOの藤森義明氏は「仰っていただければ、世界中のどこにでも(同社のトイレを)据え付けに行きます!」とトイレも含めた完全サポートを約束!この日は、契約締結の記念に錦織選手に「黄金のトイレ」のミニチュアを贈呈したが「世界に1台ですので、錦織選手が世界一になったら、本物を届けに行きます」と語り、錦織選手も「すごい!初めて見ました。縁起が良さそうですね」と笑顔を見せていた。日本は寒さが完全には終わらないとはいえ、桜に花粉症とすっかり春だが、錦織選手はフロリダを拠点に活動しており、この時期は試合に臨むため「人生で花見をしたことがないんです」と少し残念そう。花見ができるお風呂があったら?という問いかけに「最高ですね。お風呂で花が見られたら言うことないですね」とうなずいていた。これからシーズンもさらに佳境へ。バルセロナ・オープンに、マドリッド・オープン、そして5月から6月にかけて4大大会の全仏オープンとクレーコートの大会が続く。さらには全英、そして全米と続き、初の4大大会制覇に期待がかかる。錦織選手は「去年のUSオープンは自分が一番飛躍できた大会で、ジョコビッチをはじめ強い選手に勝ち、決勝まで行けて自信もつきました。あれをきっかけに今年もいいテニスができてます。厳しい戦いであることは変わりませんが、今年も行けるところまで行けたらと思っています」とさらなる飛躍に向けた意気込みを口にした。(text:cinemacafe.net)
2015年04月10日ポニーキャニオンは5月20日、DVD「全米オープンテニス2014」を発売する。同商品は、錦織圭選手がアジア人男子選手初のグランドスラム(テニス4大大会)決勝進出を果たした全米オープン2014をDVD化したもの。大会ダイジェストに加え、準決勝・決勝の試合映像をDVD3枚に収めた。錦織選手が出場予定の全仏オープン(5月24日~)の開催に先駆けて発売する。DISC1では、大会ダイジェスト編(30分)のほか、準決勝(マリン・チリッチvsロジャー・フェデラー/86分)を収めた。DISC2は146分にわたり、錦織圭選手が世界ランク1位のノバク・ジョコビッチを破った準決勝の様子を観戦できる。DISC3では、アジア人男子初のファイナリストとしてチリッチと戦った決勝(103分)を収録した。価格は4,800円(税別)。(C) UNITED STATES TENNIS ASSOCIATION INCORPORATED(C)2015WOWOW INC.
2015年04月06日人気テノール、錦織健のプロデュースで2月22日(日)より上演されるモーツァルトのオペラ「後宮からの逃走」。先日行われた通し稽古は、このオペラの普遍性と個性が生き生きと伝わってくる画期的なものだった。錦織健プロデュース・オペラ vol.6 モーツァルト「後宮からの逃走」の公演情報モーツァルト・オペラは、声楽的には大変几帳面できっちりしており、オーケストレーションも端正(モーツァルトによる直筆譜も大変綺麗)。その一方で、オペラそのものはとても奇抜でセンセーショナル、という性格を持っている。特に「後宮…」は形式的には厳密でありつつ、ストーリーと登場人物のキャラクターはとてもユニークなのだ。錦織自身がこのオペラに愛着をもっているのは、「古典的な世界を愛し、なおかつ精神は新しくありたい」というスピリットが、このオペラには渦を巻いているからではないだろうか。トルコ太守の後宮(ハーレム)に捕らわれた恋人を取り戻そうとするスペインの貴族ベルモンテを演じる錦織健と、太守の家臣オスミンを演じる志村文彦の掛け合いは、冒頭からモーツァルトの魅力全開で、音楽はロココな優美さと端正さを湛えながら、設定はシリアスなのに、お腹がよじれるほどおかしい。吉本新喜劇に実際に足を運んでコメディの研究しているという錦織とベテラン志村の呼吸感には、オペラ歌手としての極意を感じる。「芸術的に価値のある古典を、生き生きと鮮烈に新しく演じる」という使命感。型崩れさせることなく、面白くする、これはいつ何時でも美しく保たれる錦織健の歌唱法にも通じている。恋人コンスタンツェを演じる佐藤美枝子は正統派中の正統派ソプラノ。超難役として有名なドニゼッティのオペラ「ランメルモールのルチア」のルチア役を完璧に歌える佐藤美枝子だからこそ、今回のコンスタンツェ役での超絶技巧も光っていた。コケティッシュなブロンデ役の市原愛、愉快な召使ペドリロ役の高柳圭も大活躍し、台詞のみで歌わないトルコ太守の役にバス・バリトンの池田直樹が配役されるという豪華さも見逃せない。そして、太守の寛大さによって平和がもたらされるというエンディングには、戦いなき公平な世界を目指す芸術家の理想が託されている。困難な社会情勢の中、「タイムリーに」イスラム教の寛容さが描かれているのは偶然なのだが、この作品の上演が今行われることは、とても大きな意味をもつはずだ。◆錦織健プロデュース・オペラ vol.6 モーツァルト「後宮からの逃走」2月22日(日) サンシティ越谷市民ホール2月25日(水) 静岡市民文化会館3月1日(日) 栃木県総合文化センター メインホール3月7日(土) 神奈川県民ホール3月13日(金) 東京文化会館3月15日(日) 東京文化会館3月22日(日) フェスティバルホール3月24日(火) アクロスフ福岡 福岡シンフォニーホール
2015年02月20日4月3日(金)より京都・南座で上演される舞台『広島に原爆を落とす日』の制作発表が2月19日、都内で行なわれ、演出・脚色を務める少年隊の錦織一清、主演のA.B.C-Z、戸塚祥太らが出席した。同作は劇作家、つかこうへいが作・演出を手がけ、1979年に初演。以降、様々なカンパニーにより再演されている。第二次世界大戦を背景に、白系ロシアの血を引く日本海軍少佐のディープ山崎を主人公に、究極の愛を描いた作品。演出・錦織、主演・戸塚のコンビは、2013年の『熱海殺人事件』、2014年『出発』に続き、今回で3作目。錦織は「年に1度つかさんの作品をやらさせていただくというのは、ご褒美だと思っています。つかさんのお芝居は出演者の生身の力で作っていく力強い作品だと感じているので、諸先輩方、そして後輩のとっつー(戸塚)の力を借りて良い作品にしたい」とコメント。同作への印象については「つかさん版『ロミオとジュリエット』なんじゃないかと思っています。タイトルは『広島に原爆を落とす日』というタイトルで、第2次世界大戦を背景に、ということではありますが、必ずしも“戦争”ということだけではなく、そこを生きていく人間を描いていければと思います。そのうえで、今年で戦後70年という節目にこの作品を見ていただいて、当時の事を考え直すきっかけになれば」と語った。主演を務める戸塚については「昨年の『出発』では等身大で合っているお芝居だったと思っているんですが、この作品では今までにない狂気のとっつーが見たいですね。とっつーってこんな人だったのか、ってファンの方がちょっと引いてしまうくらいの演技が見たい」とリクエスト。ディープ山崎を演じる戸塚は「台本のセリフ量の多さに尻込みして弱気になっているんですが・・・(笑)、絶対にいけます!やります!」と自分に言い聞かせるようにコメント。同役は1997年に事務所の先輩でSMAPの稲垣吾郎も演じた役だが、「稲垣さんも自分自身のディープ山崎を見つけて演じていた筈なので、僕も全身全霊をかけて自分なりのディープ山崎を見つけるために、もっと台本を読み込みたい。つかさんの言葉を皆さんに伝えて行ければ」と意気込んだ。また錦織の演出については「稽古場では出演者の誰よりもエネルギッシュで、その場でアイデアがポンポンと出てきて凄い」と語った。舞台『広島に原爆を落とす日』は4月3日(金)から6日(月)に京都・南座、4月7日(火)に広島・アステールプラザ 中ホール、4月8日(水)に兵庫・神戸文化ホール 中ホール、4月11日(土)に静岡・静岡市清水文化会館(マリナート)大ホール、4月12日(日)に愛知・刈谷市総合文化センター、4月14日(火)から23日(木)に東京・サンシャイン劇場で上演。なお、京都公演は一般発売に先がけて、電話抽選先行を実施中。受付は2月23日(月)午後6時まで。電話番号は0570-02-9580。
2015年02月20日錦織圭選手が2月15日、メンフィスオープンの男子シングルス決勝で南アフリカのケビン・アンダーソンを下し、自身初、ツアー初の同一大会での3連覇を果たした。勝利の証であるギター型トロフィーを手に、喜びをあらわにする錦織選手の姿は非常に印象的だった。アジアのトップ選手として活躍する錦織選手、中国人たちはどのようにこの試合を見ていたのだろうか。○決勝前日「頑張って」「信じてる」2月14日、決戦前日の中国の錦織選手ファンは「これまでの3試合が逆転勝ち、しかも相手は決勝戦のケビン・アンダーソンよりも世界ランキングが低い選手ばかりだったのに……」と非常に悲観的だった。決勝は北京時間の朝5時、「頑張って」「信じてる」と書き込みつつ、ファンたちは眠れぬ夜を過ごしたに違いない。中国版ツイッター「ウェイボー」を眺めてみるに、錦織選手のファンはフィギュアスケートの羽生結弦選手に比べるとそれほど多くないようには見える。しかし、しきりに心配するその書き込みからは、けなげな気持ちが伝わってくる。○「打ち方は非常に破壊力がある」しかし、蓋を開けてみれば見事なストレート勝ち。心配していたファンたちからは「本当にうれしい! 」という喜びとともに、「手に汗握った」とドキドキが伝わる発言が見られた。また、ファンとは言わないまでも同じアジアからのトップ選手として気にしていた人々からは、「すごい! 」「敬服せざるを得ない」「身体的な素質としては限界があるとしても、錦織圭の打ち方は非常に破壊力がある」「彼はアジア人にぴったりの打法を見つけ出したんだ」と賞賛の声が上がっている。実はウェイボーには錦織選手の公式アカウントが設けられている。残念ながら更新は2013年で止まっているが、ファンのためにもぜひ再開してほしいものだ。
2015年02月17日人気テノール歌手・錦織健がプロデュースし、自らも出演する「錦織健プロデュース・オペラ」の第6弾として、モーツァルト《後宮からの逃走》が、2~3月に全国7都市で上演される(全8公演)。「錦織健プロデュース・オペラ」は、ビギナーも気楽に楽しめるエンタテインメントとしてのオペラ上演を理想に掲げて2002年にスタートした、彼曰く「旅まわりの一座」。抵抗なくオペラに入るためには笑いが一番と、毎回喜劇を題材にした作品を採り上げている。何事も同じだと思うけれど、初体験にはなるべく上質なものを勧めたい。「オペラは初めて」という観客も重視しているからこそ上演クオリティにはこだわっている。日本のトップクラスの歌手たちに「座長」の錦織自身が声をかけて集めるキャストはいつも豪華な顔ぶれ。加えて、稽古の質の高さと内容の濃さは、オペラ歌手たちの間でも評判になっているほどだという。若い頃からテレビのバラエティ番組でロックやポップスを熱唱したりと、オペラを囲む垣根を取り払って広い層のファンを獲得してきた錦織ならではの経験と熱意と本気が結実したプロジェクトと言ってよいだろう。《後宮からの逃走》は「ジングシュピール」と呼ばれ、歌と歌をつなぐたくさんのセリフによって物語が進行してゆくタイプの作品。今回は歌の部分は原語のドイツ語だが(日本語字幕つき)、セリフは日本語で上演するからわかりやすい。わりに単純な物語なので、特別な予習なしでも理解できるはずだ。筋さえわかってしまえばあとは歌芝居。モーツァルトの軽快で美しい音楽と声の魅力を、耳が感じるままに楽しもう。実は歌い手にとってはかなり技巧的で難しい曲も多いのだけれど、観る側としてはそれも大きな楽しみのひとつだ。オペラの筋は、公演タイトルに添えられた錦織発案の「ハーレムから助け出せ!」というキャッチコピーのとおり、スペイン貴族の青年ベルモンテが、誘拐された恋人コンスタンツェを奪還すべく、トルコの後宮(ハーレム)に単身乗り込むという、恋と冒険の物語。最後には大どんでん返しのハッピーエンドが待っている!文:宮本明
2015年02月05日テニスの全豪オープンに出場していた世界ランキング5位の錦織圭選手は日本時間1月28日、準々決勝でスタン・ワウリンカ選手(スイス)に敗れた。その敗戦を受け、かつての"師匠"である松岡修造さんが同日、自身のコラムを更新。錦織選手へのあふれる気持ちと共に、敗因について解説している。同日の13時5分に自身のコラムである「修造コラム」にて、「【全豪オープン10日目】錦織圭選手 準々決勝更新」とのタイトルで記事をアップした松岡さん。大会前から錦織選手に優勝の期待がかかっていることにかけて、「優れた選手が勝つ! 」と熱い口調で試合前につづっていた。しかし、錦織選手はワウリンカ選手の高速サーブと強打の前にストレート負け。松岡さんは「……2時間4分後…… 今日、優れていたのはワウリンカだった」との書き出しで、同一のコラム記事を更新。「錦織圭選手の2015年の全豪オープンが終わりました。皆さん、ちょっと待っていただけますか…敗戦の悔しさが…」とつづった後、数行の余白を置いて「お待ちいただいてありがとうございます。申し訳ありません」と"謝罪"し、ファンを思いやった。そこからは、当日の錦織選手は動きが硬くてプレーの読みが冴えていなかったことや、ポイントを取っていれば展開を変えられたであろうターニングポイントを指摘。わかりやすい解説が続くかと思った矢先、「心が乱れている自分。落ち着く時間が必要だ」と、敗戦のショックや悔しさがかなりあることを正直に告白している。あらためて仕切りなおすと、ワウリンカ選手のファーストサーブのクオリティーの高さやストロークの重さ、深さを称賛。錦織選手のことも「全豪オープン、グランドスラムで日本人がベスト8進出。とんでもなくすごいこと。相手が今日は強かった。よく頑張りました」と褒めたたえるかと思いきや、「でも嘘はつけません。圭ならできる、圭なら勝てた」とピシャリ。かつての教え子の能力の高さがわかっているがゆえに、あえて厳しい言葉を並べている。「テニスは上手くならなくていい、もう十分上手いのだから。しかし、タフにならなければいけない! 」。グランドスラムで勝つためには、大会の終盤から出てくる独特の雰囲気の中でも自分のテニスを出し切るためのメンタルや、タフさが必要だと指摘した。そして、「圭ならできるぞ! 」と、力強くかつ熱いメッセージを送っている。その一方で、最後に「ちょっと待った。俺の全豪オープンはまだ終わっていないんだ! 」と、日本テニス協会の理事として最後まで全豪オープンの魅力を伝えきると宣言して、コラムを終えている(コメントはすべて原文)。
2015年01月29日世界ランキング5位のテニス・錦織圭選手が日本時間1月28日、オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンの男子シングルス準々決勝に出場。同4位のスタン・ワウリンカ選手(スイス)と対戦したが、セットカウント0-3(3-6、4-6、6-7)でストレート負けを喫した。昨年9月の全米オープン同様、ワウリンカ選手と再び準々決勝で相まみえることとなった錦織選手。全米では4時間超の戦いを制した後、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)に勝利し、日本人初となる男子シングルスの準優勝に輝いた。そんな快進撃の"立役者"となったワウリンカ選手の前に、この日は日本テニス界のエースが崩れ去った。1-2で迎えた第1セットの第4ゲーム、錦織選手はミスからこのゲームでブレークを許す。得意のはずのストローク戦でもポイントを奪えず、ブレークバックができないまま3-6でこのセットを落とした。第2セットも、第5ゲームで先にブレークを許す苦しい立ち上がり。その後はお互いにゲームキープを続け、4-5で迎えた第10ゲームに錦織選手にチャンスが訪れる。ワウリンカ選手のサービスで一時は15-40とリードするも、2度のブレークチャンスを生かせず、結局このゲームを落として2セットダウンとなった。後がない状態で迎えた第3セット。第2ゲームでこの試合初となるブレークに成功するが、すぐさま第3ゲームでブレークバックされる。徐々にサーブの調子が上がってきた錦織選手は、ラブゲームで自身のサービスをキープする場面も度々見られたが、それはワウリンカ選手も同様。お互いに譲らないまま、タイブレークに突入した。4ポイント連続で先取され、万事休すかと思われた錦織選手だったが、そこから驚異の粘りを見せて6-6と追いつく。しかし、最後は勢いに乗るワウリンカ選手に押し切られ、6(6)-7(8)で力尽きた。大会公式ページによると、この日の錦織選手のファーストサーブ成功率は62%で、ファーストサーブ成功時のポイント奪取率は74%。この数字自体は、これまでの4試合とほぼ変わらない(1回戦から62%、74% / 66%、75% / 65%、74% / 55%、72%)。むしろ、直前に戦った世界ランキング10位のダビド・フェレール選手(スペイン)との試合よりも良い数字だった。決定的に違ったのは、レシーブでのポイントだ。1回戦から46%、39%、44%、49%ときていたのに対し、この日は26%にとどまった。この日、最速222キロをマークしたワウリンカ選手のサーブと強打の前に、ストローク戦で主導権を握れなかった。相手に触れさせずに得点を奪う「ウィナー」が46本もあった(錦織選手は23本)ことや、錦織選手の3倍以上の20本のサービスエースを決めたことからも、ワウリンカ選手がいかに好調だったかがわかる。惜しくも、自身初となる全豪4強に残ることはかなわなかった錦織選手。目標と掲げる4大大会での優勝を狙う次なるチャンスは、5月開幕の全仏オープンとなる。
2015年01月28日日本男子テニス界のエース・錦織圭選手の勢いが止まらない。日本時間1月26日にオーストラリアのメルボルンで行われた全豪オープンの男子シングルス4回戦では、世界ランキング10位のダビド・フェレール選手(スペイン)にストレートで勝利。同大会で3年ぶりとなるベスト8入りを決めた。昨年9月の全米オープンでは、日本人の男子シングルスでは初めてとなるグランドスラム準優勝を経験。同じく11月には、世界の一握りのトッププレーヤーのみが出場を許される「ATP ワールドツアー ファイナルズ」に日本人として初めて出場した。世界ランキングも自己最高位を更新し、5位まで登りつめた。テニス界は長く、現在世界ランキング1位に君臨するノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)、ロジャー・フェデラー選手(スイス)、ラファエル・ナダル選手(スペイン)、アンディ・マレー選手(イギリス)による「ビッグ4の時代」が続いた。そんな時代に終わりを告げるかのように、日本から世界に羽ばたいた25歳の若武者がまばゆいばかりにコートで煌(きらめ)きを放つ理由に迫った。○優れたリターン力錦織選手の持ち味といえば、真っ先に挙げられるのが「世界屈指のリターン力」ではないだろうか。世界のトップランカーたちは、当たり前のように200キロを超えてくる高速サーブを放ってくる。だが、錦織選手はそのサーブに屈することなく、必死にボールを拾う。ビッグサーバーの豪速球サーブに差し込まれても、コースをしっかりと狙いにいく。そしてラリーの応酬になれば、正確無比なストロークと相手をあざ笑うかのようなドロップショットなどの多彩な引き出しを武器に、ポイントを奪っていく。一度サーブのコースが甘くなれば、リターンエースを積極的に奪いにいくのも特徴だ。相手が放ったセカンドサーブを、錦織選手が狙いすましたかのようなダウン・ザ・ラインの一撃で沈める――。そんな光景を幾度となく見たテニスファンも多いだろう。○前へ踏み出す勇気錦織選手のリターン力をより高い次元へと引き上げているのが、「前へ踏み出す勇気」だ。錦織選手はチャンスと見るや、ベースラインから積極的に一歩前へと踏み出してリターンをする。前に出てリターンのタイミングを早めた分だけ、相手は予備動作に入るのが遅れたり、強打ができなかったりする。コンマ何秒の世界ではあるが、相手の"スキ"を作ることに成功すると、錦織選手はよりアグレッシブに攻めの姿勢へと転じる。前へ前へと出ることで、相手の思考時間とプレーの選択肢を奪うのだ。その勝負どころを見極めるための眼力や「一歩の勇気」を養うことができたのは、昨季から師事しているマイケル・チャンコーチの影響も大きいだろう。○セカンドサーブからのポイント奪取率の高さ錦織選手のリターン力を計測するにあたり、面白いデータがある。全豪オープンの錦織選手は、「相手セカンドサーブ時のポイント奪取率」が高いのだ。1回戦の相手であるニコラス・アルマグロ選手(スペイン)は、試合を通じてセカンドサーブで39%(46本中18本)しかポイントが奪えなかった。すなわち、セカンドサーブ時には61%の確率で錦織選手にポイントが入っていたという計算になる。この考え方でいくと、錦織選手が相手セカンドサービス時にポイントを奪っていた確率は、3回戦までの試合を通して平均64%になる。同じ条件で比べると、世界ランキング1位のジョコビッチ選手(62%)、同3位のナダル選手(56.7%)と遜色ないどころか上回っているのだ。もちろん、それぞれで対戦相手が異なるため、あくまで一つの参考目安としかならない。それでも、サーバー有利ではないセカンドサービス時に、錦織選手が得意なストローク戦に持ち込むことで、そこからしっかりとポイントを重ねている傾向が見てとれる。○200キロを超えたサーブと新ラケット新たな「相棒」を手にしたことで、サーブにも磨きがかかっている。世界のトップレベルで戦っている錦織選手だが、唯一の"弱点"となっていたのがサーブだった。昨年の「ATP ワールドツアー ファイナルズ」での4試合での平均最速は約194キロ。最速200キロ超えの選手が当たり前のようにいるトップランカーたちの中で、錦織選手のサーブは決して速いとは言えなかった。だが、今年は打球スピードが上がる新ラケットを携えて試合に臨んでいる。その効果は着実に出ており、1回戦と2回戦では最速197キロを計測。3回戦では199キロとあと1キロで大台というところにまで迫り、4回戦のフェレール戦でついに201キロをマーク。本人が願っていた200キロ台のサーブがついに実現した。200キロのスピードに加え、より厳しいコースを狙える正確性も向上させたことで、サーブは格段にレベルアップ。上位選手たちとこれまで以上に対等に戦えるようになった。もちろん、新ラケットはサーブだけではなくラリー時にも効果を発揮。球威のあるサーブだけではなく、より速いゲーム展開で勝負を決めにいくテニスをも可能にしている。○全米オープンでの忘れ物を取り戻す全豪初の4強をかけた相手は、前年の同大会覇者、スタン・ワウリンカ選手(スイス)。順当にいけば、ワウリンカ選手に勝利しても王者・ジョコビッチ選手と準決勝で相まみえることになり、決勝はナダル選手かマレー選手らとぶつかる可能性が高い。厳しい戦いが続くが、その試練を乗り越えたときに初めて、昨年9月にUSTAナショナル・テニス・センターに置いてきた「世界一」という名の忘れ物を取り戻すことができる。その軌跡を楽しむとしよう。
2015年01月27日現在世界ランキング5位のテニス・錦織圭選手が日本時間1月26日、オーストラリアのメルボルンで開催されている全豪オープンの男子シングルス4回戦に出場。世界ランキング10位のダビド・フェレール選手(スペイン)を相手にセットカウント3-0(6-3、6-3、6-3)で勝利し、同大会3年ぶりの8強を決めた。日本テニス界が誇る若武者が、松岡修造さんをして「世界一しつこくて忍耐力があり、諦めない選手」と言わしめるスペインのフェレール選手を圧倒。過去の対戦成績は6勝3敗で、現在4連勝中と相性がいい32歳を相手に序盤からゲームを支配した。第1セットは錦織選手のファーストサーブが冴え、あぶなげなく自身のサービスゲームをキープする展開が続く。そんな中、第3ゲームで早くもブレークを奪うと、第9ゲームでもブレークに成功。2回戦、3回戦では落としてきた第1セットを6-3でものにした。続く第2セットはいきなりブレークを許す立ち上がりだったが、続く第2ゲームですぐさまブレークバックに成功。好調だったファーストサーブにやや苦しむ錦織選手だが、お互いに得意とするストローク戦でフェレール選手より優位に立ち、自身のゲームを渡さない。1-1からは互いにキープ合戦が続き、4-3で錦織選手リードで迎えた第8ゲーム。フェレール選手のサービスを再びブレークしてリードを奪うと、そのまま自身のサービスもキープしてこのセットも6-3で制した。そして迎えた第3セット。第1、第2セットの勢いそのままに錦織選手がフェレール選手を押し切り、ストレートで勝利した。大会公式ページによると、この試合の錦織選手のファーストサーブ成功率は55%と、今大会で初めて6割を下回った(1回戦から62%、66%、65%)。ただ、ファーストサーブ成功時のポイント奪取率は錦織選手が72%なのに対し、フェレール選手は56%どまり。錦織選手の持ち味のひとつである正確無比なストロークで、リターンからでもきっちりとゲームを組み立て、フェレール選手をねじふせたことがうかがえる。なお錦織選手は、自身初となる全豪の4強入りをかけ、準々決勝では前年覇者で、第4シードのスタン・ワウリンカ選手と戦う。
2015年01月26日