人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「娘が大学を辞めたいと言っている」という、さとみんさん(46歳・看護師)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスします。■さとみんさんのお悩み娘が大学を辞めたいと言っています。私は娘が生まれてすぐ、実家に戻り、離婚しました。私の両親、妹など身内で大切に育てました。間違いなく育てるために、私立中学にも入れました。私の勧めもあり、看護学部にも入リました。3年生にはなれず、留年しました(辞めると言いましたが説得で)。3年生になれましたが、実習後の面談で心を折られ、うつと診断されました。もともと気分障害がある子だと。そして休学。メンタルクリニックに通い、今後のことは考えないようにしているのだと。でも、もう嫌みたい。私の価値観で育ててきた罰。悔しい悲しい裏切られた…そんな感情さえある私。カチカチの固定観念の塊。娘にとっての幸せを祈っているのに、諦めきれない。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりさとみんさん こんにちは心理カウンセラー心屋ジェニーです。娘さんが大学を辞めたいと言われたのですねぇ。そしてそれからの現在のご様子を読ませていただきました。娘さんもですが、ママのさとみんさんも子育てほんとによくがんばりましたねぇ。ふたりともがんばりすぎて、ちょっと疲れちゃったのかもしれませんねぇ…若いママで離婚もしちゃったけど、娘さんが幸せになるようにがんばってこられたでしょうに娘さんのしんどさも、そして、さとみんさんの母親としてのショックも大きかったことでしょうねぇ…シングルで必死に働きながら育てたうちの子も学生の頃メンタルクリニックに通っていた時期がありましたので同じ母親としてさとみんさんのお気持ちがとてもわかるような気がしました。しんどかったですねぇ… 私の場合、子どもたちを授かってとてもとても嬉しくて、そして、その愛しい子どもたちの幸せを願って子育てをしていたつもりでしたが、シングルになってしまい負い目もあり私はますます厳しくなってたくさんの我慢をさせて、たくさんの無理をさせていました。そうして、心と身体が疲れちゃったうちの子と向き合うことになり、当時は どうしていいのかわからないばっかりでしたが、いま振り返ると、私は親を喜ばせてあげたかった、親の期待に応えたかったのだろうなぁと思います。「何をやってもうまくいかない劣等感だらけの私」が母親になり、親の基準で親の目と評価を気にしながら子育てをして、そして、できない自分を責め続け、弱音を吐き出すこともわからない自分になってしまっていましたが、さとみんさんは いかがだったでしょうか? 自分の弱みや弱音を打ち明けることができますか? そうして、幼い頃のさとみんさんはどんな子どもだったでしょうか? 子育ては、子どもを通して「子どもの頃の自分」に向かい合う作業になると思うのですが、娘さんのご様子を伺っていると「弱くてもいいんだよ」「ちゃんとできなくてもいいんだよ」「休んでもいいんだよ」「助けてもらってもいいんだよ」と、幼い頃のさとみんさんに見せてくれてるのではないかなぁと私は感じていますが、心当たりはありますか? そして、娘さんが大学を辞めたいと言われているとのこと。子どもの言葉には、それを見ている親の心の中にある本心を言い表してくれることが多くあるのですが、さとみんさんは、看護師を辞めたいと思われていたりしませんか? ひょっとして職場にもう行きたくない。と思われていませんか? いかがでしょうか? そうして、ご相談内容にあるように悔しい悲しい気持ちも感じられてあり、裏切られたような気がするのですねぇ…これはもしかしたら、子どもをちゃんと育てることができない自分がさとみんさんのご両親を(特にお母さんを)悲しませてしまった、喜ばせられなかった、裏切ってしまった、とさとみんさんがご自身が自分を責めているように感じますが、いかがでしょうか? それでは、自分を責めているカチカチの固定観念を壊す魔法の言葉を書いておきますので、どうぞ呟いてみてくださいね。・ダメな親だと思われてもいい。・まともな子育てができない親だと思われてもいい。・親を悲しませてもいい。・親の期待に応えなくてもいい。・子どもがかわいそうでもいい。・子どもを見捨ててもいい。・親を見捨ててもいい。・辞めてもいい。・弱くてもいい。・もう自分を責めなくてもい。・ちゃんとできなくてもいい。・甘えてもいい。・弱みを見せてもいい。・弱音を吐いてもいい。・助けてもらってもいい。どうせ私の子だから助けてもらえるし。どうせ助けてもらえるし。さとみんさん 私はいまだにたくさん厳しくてしくじることも多いけれど、できなくても、弱くても、ダメでも ほんとに助けてもらえますよ。自分の周りも世の中もほんとにやさしいのですよ。さとみんさんご自身がどうぞ体感されますように、そして肩の力をゆるめて楽に穏やかに笑って生きられますこと楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。心屋ジェニーより。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年11月10日阿部サダヲ主演×中村義洋監督の新作『殿、利息でござる!』が、来年5月14日(土)に公開されることが決定し、“黄金に輝くマゲ”と“鋭い眼光”が強烈なインパクトを残すポスタービジュアルが解禁された。その他の情報本作は、藩の重い年貢で苦しむ庶民が、千両(約3億円)を集めるために“知恵”と“勇気”を振り絞り、「殿様に金をお貸しし、その利息をとる!」という大胆な計画を実行しようと奮闘する姿を描く実話を基にした痛快時代劇。原作は、『武士の家計簿』などの著作で知られる磯田道史の『無私の日本人』に所収されている『穀田屋十三郎』で、阿部は、夜逃げが相次ぐ宿場町に住み、町の行く末を心配する主人公・穀田屋十三郎(こくだや・じゅうざぶろう)を演じる。ポスタービジュアルにあるキャッチコピー「ゼニと頭は、使いよう」が示すように、十三郎ら宿場町の仲間たちは、貧しい生活を立て直すため、「この行いを末代まで決して人様に自慢してはならない」という“つつしみの掟”を自らに課しながら、己の欲を捨て、仲間のため、町の将来のために私財を投げ打ち、千両という大金を水面下で集める前代未聞の頭脳戦に挑む。銭に苦しめられる彼らは、銭と頭を使い、どのような作戦で藩と殿に立ち向かうのか? 一発逆転を狙う勝負師のように未来を見据える主人公の頭には、“小判”ではなく、庶民のあつかう“小銭”で結ったマゲが輝いている。『殿、利息でござる!』2016年5月14日(土)大願成就!
2015年11月06日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は「ちょっとしたことでイライラしてしまう」という、かなやんさん(29歳・アパレル販売)へ心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■かなやんのお悩み私はアパレル会社で店長をしています。最近、お店のスタッフのレジミスや行動のちょっとしたことにイライラしてしまいます。しかも私は表情に出やすく、雰囲気を悪くしてしまうので、自分にイライラして更に悲しくなってしまい悪循環です。スタッフのことは嫌いじゃないです。でも好きでもないです。歩み寄ることも気持ちがついていかなくてできていません。ミーティングや仕事外で食事に行ったら? など上司に言われたりしますが、仕事の後は職場の人と一緒に居たくない、早く帰りたい、と思ってしまいます。過食気味で太ってしまったかもしれない、と思うと接客にも自信がなくなってしまい、人に見られてる、という気持ちが強いのでだんだん休みの日は外に出たくなくなって家にいることが増えました。こんな自分が嫌いで、でもどうしたら良いのかわかりません。助けてください。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより店長としてスタッフを抱えながらのお仕事、本当にお疲れさまです。責任ある立場だからこそ、スタッフの小さいミスにイライラしてしまうのかもしれませんね。人に見られている気持ちが強いとのことでしたが、言いかえると誰かに「見張られている」気分なのだと思います。かなやんさんは、いつ頃から人に見張られている感じがありますか? また、その見張られている感をずっとずっと遡ってみると、一体最初は誰の目を気にしていたと思いますか? きっと、その感覚は最近始まったわけではないと思います。お母さん、またはお父さんなど、小さい頃、家の中に居た人かもしれないし、周りに居た大人かもしれません。まずは原因となった記憶を突き止めてみるだけでも目の前のスタッフに対して寛容になれるかもしれません。なぜなら目の前の現実が、心の古傷を刺激していると理解できるからです。 ところであなたは「ちゃんとしなきゃ!」が心の中の口癖だったりしませんか? このセリフも遠い昔、誰かから常に求められてきたため、いつの間にか自分が自分に「ちゃんとする」ことを求めるあまり自分の行動を見張るようになったのかもしれません。すると今度は他人にも「ちゃんと」を求めるようになります。自分のミスを許せない人は他人のミスにも厳しくなってしまう。イライラは思い通りにならないときに湧いてくる感情です。他人の小さなミスによって「ちゃんとしてよ!」とイライラスイッチが発動し、これ以上ミスしないかどうか見張って、また見つけて、またイライラして…エンドレスですね。スタッフのでき栄えが自分の評価に繋がる恐怖も追い打ちをかけていることもあるでしょう。こうなってしまうと、相手も苦しいですね。完璧を求められながら見張られているとどうしてもミスが増えてしまいます。…このからくり、かなやんさんが誰かから見張られていることで感じている苦しさと似ている気がしませんか? そう気づいたら、今度は自分から自分を許し、緩めることができますよ。試しにこんな魔法の言葉をしばらくつぶやいてみてください。最初は刺激が強いかもしれませんが、きっと毎日がラクに面白くなると思います。ミスしてもいいスタッフがミスしてもいいそれで評価が落ちてもいい私もミス連発してもいい「やっちゃった」って笑ってもいい売り上げ下がってもいいいい加減な自分がばれてもいいスタッフに鬱陶しがられてもいい私、実はおっちょこちょいだしバカみたいですがしばらく呟いてみてください。かなやんさんはちゃんとしなくてもできる人なんです。いい加減だしおっちょこちょいだけど、そんな自分を認めた日から、ちゃんとできるようになる。だからもう自分を見張らなくてもいい。自分が緩んできたら、実際店の売り上げや評価が一瞬下がるかもしれません。だけど覚えていてください。だからと言ってあなたの価値とは関係ないんです。そこに気がつけたら売り上げも評価も勝手に上がることでしょう。誰もあなたを見張っていません。だからもう自分のことも見張るのをやめて、仕事もプライベートもただ楽しむ自分に戻るためのレッスン、ちょっと遊んでみてください。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年11月03日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は「過食症です」という、みんみんさん(35歳・会社員)へ心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■みんみんさんのお悩み約20年過食症です。心屋さんは、自分を愛し、自分の素晴らしさを認めろとおっしゃいますが過食症もそれで克服できますか? 過食をするたびに自分を責めもう二度としないと後悔ばかりの日々です。好きな人ができてうまくいきそうになっても過食がひどくなったり、自分が幸せになりそうな時にいつも邪魔されてしまいます。これって自分のことを幸せになる価値がない、と心の中で思っているからなのでしょうか? 顕在意識では幸せになりたいと願っています。ヒントを下さい。よろしくお願いいたします。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりみんみんさん、こんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。過食症を20年抱えていらっしゃるとのことで、過食される度に自分自身をつい責めてしまい、なかなかハッピーな気分にはなれないかと存じます。過食を毎回繰り返してしまう自分に、うんざりしてしまうと思います。今も過食をついしてしまいますか? そんなときに心がラクになる魔法の言葉があります。それは「私は過食をしてもいい」とつぶやいてみてください。そしてそのまま美味しく食べ物を頂いてみてください。思う存分たくさん食べてください。みんみんさん自身が過食を本当は止めたいのに、それを止めなくていいなんて、なんだか矛盾しているようですが、実は過食はみんみんさんを守ってくれているのです。みんみんさんの過食は自分の幸せを邪魔するものではなくて、みんみんさんを大切に守ろうとしてくれているのです。みんみんさんの何を守ろうとしているかといいますと、心です。心のバランスが取れなくなってしまったときに過食をして、みんみんさんを守ろうとしてくれています。過食をしてしまう大きな原因の一つは我慢です。例えば、つい「いい人」をしてしまったり、周りの期待に応えようとしてしまったり、怒りや悲しみの感情を表に出さないようにしたり、本当は伝えたいことがあるのにそれを飲み込んでしまったり、欲しいものややりたいことがあるのにそれを我慢したり…。 心の奥にいるもう一人の自分とのバランスが取れなくなってしまったときに、過食が起こることがあります。心のバランスが取れないまま自分の価値を認めようとしても、なかなか認めることはできません。常に我慢をして、表に出したい自分をまるでなかったかのようにしている、そんな自分は自分にウソをついているからです。では、どうすればいいかといいますと、少しずつ我慢を減らしていくことが大切です。我慢を減らすとは、いい人、役に立つ人をやめることです。みんみんさんが考える嫌な人、苦手な人と同じことをしてみてください。人に迷惑をかけたり、自分勝手な行動をしたり、責任を他人に擦りつけてみたり、自分がこれだけはしたくなかったことをやってみてください。どういうことかといいますと、他人より自分の考えや感情を優先してみてほしいのです。優しさや気遣いは素晴らしいですが、周りの人の機嫌を伺う行動は自分より他人を優先している状態になります。それは自分で自分の価値を下げてしまう場合もあります。そして何より覚えておいて欲しいことは、過食でみんみんさんのことを嫌う人はいません。過食のまま、幸せになってみてください。みんみんさんの過食を愛してくれる人を、愛してみてください。そんな人、周りにいないと思ってしまうかもしれませんが、人は自分が思っている以上に優しいです。みんみんさんの過食を責めているのは、何よりみんみんさん自身ですので。みんみんさんが自分の過食と仲直りできたとき、きっとみんみんさんがなってみたかった自分になれているはずです。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年10月27日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「部活を辞めてから勉強も不調…」という、砂糖さん(学生)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからのアドバイスです。砂糖さんのお悩み先日、部活を引退して受験生になりました。でも同じ部活の人でまだ引退しない人達がいて、その人達が羨ましくて、いつもそのことが頭からはなれません。勉強も引退直前まではすごく頑張れていたので、それを思い出してがんばろうとしてるのですが、そもそも学校に行きたくないと思うようになってきました。モヤモヤして苦しいです。どうすればこのモヤモヤを取り去ることができるのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより同じ部活の人でまだ引退しない人達がいて、その人達が羨ましいのですね。文面から察するに、結果を残している人たちだけが今も引退しないで残っているということでしょうか?そうだとしたら、砂糖さんは自分のことを「私は活躍できなかった人だ」と思っているから、今も引退しないで活躍し続けている人たちを羨ましく思って、頭から離れないわけですよね。私は負け組私はおちこぼれそんなふうに、だれかと比較して自分はダメだと思ってしまっているので、自分以外の「なにかよさそうなもの」を見つけて羨望のまなざしを送ってしまっているのかもしれませんね。砂糖さんは、子供の頃から自分の身近にいる自分ではない誰かが認められていて、悔しい思いをしてきませんでしたか?お姉ちゃんなのかもしれないし、妹かもしれないし、近所の子かもしません。一度「このままの私を認めてよ」と言ってみてください。「私を誰かと比較しないで」「このままの私をすごいって言って」と言ってみてください。砂糖さんは自分のことを、「私は負ける人間」「評価されない人間」「優秀な人と比べて劣っている人間」だと思っているのかもしれません。どこかで「自分は人より劣っている人間」だと思いこんでしまって、それを誰よりも自分が信じているから、自分の周りをとりまく世界にその証拠が集まって来ているのです。ここでちょっと視点を広げてみませんか? この地球で生を受けて生まれて来る生物の中で、人間だけが「人より凄くありたい」「評価されたい」と思っています。他の植物や動物は、ただ生まれて、生きるために食べて、休息をして、老いて(もしくは喰われて)、命を全うします。人間だって、ただ生きているというだけで、役割を全うしているのです。もちろん砂糖さんもです。砂糖さんも、ただ生きているだけで、役割を全うしているのです。自分のことをすごいと思いたい、そのすごさを認められたい、と思っていて、それなのに人から認めてもらえなくて苦しい。そんな人は、自分のことをすごいと思っているその底のほうで、自分のことをたいしたことない、とも分かっている人なのです。本気でがんばっても、だれかに負けてしまうことをちゃんと分かっているのです。実際、本気でがんばってしまって、だれかに鮮やかに負けてしまったら「自分がたいしたことない」って証明されてしまうから…。だから、がんばれなくて牙をしまって、「私だってやればできるのに!」と、悶々としていたりするのです。本気出してがんばったのに、負けてしまったら、本当に自分がたいしたことないって現実をつきつけられるから…。だから「やればできるのに」ってぼやきながら、何もやらずに、うじうじしてしまうのです。では、どうしたらいいか。私、たいしたことないんだ。本気出しても、たいしたことないんだ…、ということを。そんな情けない、たいしたことない自分だということを受け入れてください。そして、たいしたことない自分のままで「本気」を出してみてください。それは、なにか特別に行動に移すとかいうことではなくて、本気を出して生きていこうって決めるということです。あらかじめ言っておきますが、本当にたいしたことない自分と向き合うことになりますよ。だって、どうしたって「上には上」がいるのです。でも、自分よりすごそうな人が現れるのを見つけては、指をくわえながら「私だって…」って悶々とする人生からは脱却できます。たいしたことない自分と正面から向き合ってみてください。本気で生きていたら、砂糖さんにとってはあたりまえにできてしまうことで、人より「すごい」ことがあるって気付くと思います。それは砂糖さんの望む「すごい」ではなくがっかりするかもしれません。でも、その自分にとってはあたりまえすぎてつまらない部分が、砂糖さんの魅力であり、実はだれよりもすごい部分なんです。「ありのままの自分で、自分らしく生きる」とても魅力的な言葉ですが、それって「つまらない自分で、自分らしく生きる」そんな姿が素晴らしい、ということなんですよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年10月20日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「結婚できない劣等感とずっと一緒に生きていかないといけないでしょうか」というMiさん(31歳・自営業)に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■Miさんのお悩み今年32歳になります。大人になってから、真剣で長い恋愛を2回しましたが結婚までいたりませんでした。今も彼氏はいますが、また結婚できないんだろうなと思ってしまいます。家族・友人との関係も円満ですし、仕事も順調、精神的にも物質的にも満たされて生活できています。しかし、私は結婚していませんし、子供もいません。女性として選ばれなかった、生物として淘汰されたんだなと思って、ふとした瞬間に生きていることが虚しくなります。毎日毎日楽しんでいればいつかは諦めて虚しさを感じることがなくなりますか。あるいは、心の持ちようをすっかり変えることができるようになりますか。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりMiさん、こんにちは、いかり屋圭子です。「結婚できない」と思っていらしてその劣等感に苦しんでいらっしゃるのですね。この質問だけではわからないのですが「女性として選ばれない私」という自分に対するイメージは、もしかしたら、もう昔からお持ちなのではないでしょうか。何か思い当たることはありますか。私が不思議に思ったのは、今、彼がいるのに「また結婚できないんだろうな」とMiさんが思っていることです。まさにこの思いが、結婚を遠ざけていると思うのですが、どうしてそう思いますか? 2度あることは3度あるからでしょうか。いえいえ、Miさんが真剣で長い恋愛をしたけれど結婚に至らなかったのは「たまたま」ですよ。 そして、「もう32歳だから」でしょうか。もしそう思っていらっしゃるとしたら、笑い飛ばしましょう。「もう32歳」ではなくて「まだ32歳」です。まだまだスタートラインに立ったばかりです。辛くて悲しくて落ち込んでいる時は視野が狭くなりますが、客観的な立場から申しますとそうなのです。Miさんはまだまだ結婚できる可能性に満ち溢れているし、遅くないのです。むしろ、結婚に近づいていると申し上げたいくらいです。結婚は、たぶん「結婚したい」と思っている人がしますよね。Miさんは結婚したい、けれど「できなかった」と思いこんでおられます。「できなかった」と決めてしまうには早すぎるのです。若すぎるのです。なので「できなかった」と言う過去形の言葉で決めつけてしまうのはやめましょう。自分のことを「結婚できない人」という前提で扱ってしまっていますよ。「結婚できない人」と決定事項にしてしまうなら、それは暗い気持ちになるでしょうし、結婚できなかった自分はどうするのか、どんな気持ちになるのかということを考えてしまいますよね。けれど、「私は結婚する人なのだ」と前提を変えてしまったらどうでしょう。もしかしたら、今お付き合いしてる方と順調にするかもしれないし、その後に知り合う方とするかもしれません。誰とするのかはわかりませんが、可能性はいつでも「ある」のです。「可能性がない」と「今」決めてしまっているのは、実はMiさんご自身です。「結婚できなかった」と過去形で言い切ってしまえば、自ら未来の可能性を0パーセントにしているのと同じです。結婚できなかった自分が、女性として選ばれず、生物として淘汰されるのだというネガティブなイメージをし続けるのではなく、「結婚した自分ならどうしてるだろう」と「ワクワクすること」をイメージして考えてみてください。そして、不思議なことに「逆」なのですが、「ワクワクすること」をしていると、結婚が近づく気がします。「毎日毎日楽しんでいればいつかは諦めて虚しさを感じることがなくなりますか」と書いていらっしゃいますが、逆ですよ。毎日毎日楽しんでいれば、結婚を諦めるどころか結婚が近づいてくると思います。そんなにしたい結婚を、簡単に諦めるのではなくて「結婚したいのだ」という自分の気持ちに正直になってください。2回真剣に付き合ったけれども結婚に至らなかった、悲しくて惨めな気持ち。そこで「結婚できるはずがない」と自分を卑下したり拗ねるのではなく「やっぱり私は結婚したいのだ」ともう一度素直に前を向いて欲しいのです。「結婚したい」と思う気持ちはとても素敵です。 「心の持ちようをすっかり変えることができるようになりますか」については、答えはイエスです。「結婚なんて簡単」と思っていてください。今のMiさんの頭の中には「結婚は難しい」「私は結婚できなかった人」「私は選ばれなかった女性」という言葉が呪いのように占めているのではないかと思いますが、この言葉を「結婚なんて簡単さ♪」「どうせ私は結婚する人だし♪」「どうせ私は選ばれる女性だし♪」という言葉に変えてくださいね。最後に音符マークをつけるくらい明るく、そして笑い飛ばすような気持ちで顎をあげて呟いてください。もし私がMiさんにお会いしたら「絶対に結婚できます」と笑いとばしてあげたいくらいです。それほど「言葉の力」というのは強いのです。自分が自分にかける言葉の力は一番強いのです。どうぞ、自分で自分の未来をネガティブに決めてしまわないでください。Miさんは自分が望めば結婚できるし、選ばれます。それは自分で「先に決めること」です。すぐには信じられなくても勇気を出してまず決めてくださいね。「結婚する私」「選ばれる私」は「諦め方」を考えることはありません。「結婚する私」はきっと自分が楽しくて、笑えて、好きなことをするのではないかしら。そして、結婚してもしなくても人生は素晴らしいです。独身でも既婚でも人の価値に変わりはありません。Miさんも私の年齢になればきっとわかります。結婚しようね。かげながら応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年10月13日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼に気持ちを伝えようとすると涙が出てしまう」という、メルさん(30歳・契約社員)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■メルさんのお悩みはじめまして、よろしくお願いします。私の悩みは自分の本音についてです。私は昔から親に『お前はこう思ってるんだろう』と気持ちを勝手に決めつけられ否定されることを言われていたせいか他人に自分の本音や気持ちを伝えることができなくなっていました。そんな中出会った彼氏には素直に気持ちを伝えるようにしているのですが、本音や感謝の気持ちを伝えようとすると途端に涙が出てきてしまいます(無理をしてるつもりはありません)。 事が頻繁に起きるので彼に伝えている言葉が自分の本音なのか、本当に感謝しているのか、自分自身分からなくなってきているし、彼にも私の言葉が信用されなくなってしまわないか不安に思ってしまいます。 なぜ涙が出るのか、このままでいいのか、よろしければアドバイスお願いします■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりメルさん、ご相談ありがとうございます。高橋かのんです。お悩みを読ませていただいて、本当にかわいらしい方だなあ~とほっこりしました。応援したくなりましたので、お答えさせていただきます。 昔の環境は、さぞ、辛かったことでしょうね。小さな頃からそんな風に過ごしながらも、「そんな過去だったから、あれができない、これができない、こんな私になった」とそのせいにすることなく、自分で自分の望む道を歩まれていて、本当に素敵だと思いました。さて、なぜか出てしまう涙の件ですが、大丈夫ですよ。人は心の深い部分で感じている(特に秘めていた)本当の気持ちを言うと、涙が出てくるものです。至って自然です。心屋流の言ってみるカウンセリングも、そのひとつに、自分の本当の気持ちに気づくために言ってもらっています。言ってみて、自分の反応(涙)にびっくりする方もたくさんいらっしゃいますよ。Dreams Come Trueさんも名曲「Love Love Love」で、「ねぇ どうして すごく愛してる人に 愛してるというだけで ルルルルル 涙がでちゃうんだろう♪」と歌っているくらいですから、安心してくださいね。 メルさんが感じる気持ちは、メルさんが感じたままで大丈夫です。疑わなくていいですよ。もしも、心配なくらい涙がでるのだとしたら、昔のことがあって、人よりも自分の本心をそのまま言えることがうれしくて、心が震えているのだと思っていいのではないでしょうか。もしかしたら、慣れてくれば、減ってくるかもしれません。素敵な彼に出会いましたね。そんな彼なら、メルさんの涙でメルさんの言葉を信用しなくなるなんてことはないと思います。ちなみに、彼に過去のお話はされているでしょうか。もし、まだのようなら、話してみたらどうでしょう。不安でいた気持ちも含めて…きっと、二人の仲が更に深まることと思います。二人、末永くお幸せに。そして、ここには書かれていないのでわかりませんが、彼以外の人にも、慣れてきたら、ぜひ、自分の気持ち、伝えてみてくださいね。きっと、更に、メルさんの世界が軽やかになっていくことと思います。応援しています! 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年10月06日ヤクルトが14年ぶりの優勝に向けて、マジック1とする中、巨人の『クライマックスシリーズ(CS)』のチケットが先行抽選「プレリザーブ」受付中だ。【チケット情報はこちら】現在、巨人は140試合を終えて、72勝67敗1分。首位・ヤクルトに2.5ゲーム差をつけられ、3位・阪神に2ゲーム差、4位・広島に3.5ゲーム差をつけている。奇跡の大逆転優勝も、まさかの3位転落も、可能性として残されているが、2位での『CS』出場が可能性としては一番高い。昨年の悔しさを忘れてはいない。昨年、巨人は2位・阪神に7ゲーム差をつけ、3連覇を達成しながら、『日本シリーズ』進出はならなかった。ご存知の通り、3位・広島とのファーストステージを制し、ファイナルステージに勝ち上がってきた阪神に、4連敗を喫して、スイープを許したのだ。このまま2位でペナントレースを終えたとしたら、狙うはスイープだ。そのためにはきっちり、東京ドームで『CS』ファーストステージを迎えたいところ。巨人は今季東京ドームで40勝23敗の高い勝率を誇る。9月27日、ヤクルトに敗れるまで、12連勝を飾っていた。東京ドームでの阪神戦は5連勝中の11勝2敗だ。阪神甲子園球場に舞台を移すと、5勝7敗と負け越す。10勝15敗と苦手とする広島相手にも、MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島での4勝9敗より、東京ドームでは4勝6敗とやや盛り返している。もちろん、阪神や広島と東京ドームで戦ったからと言って、勝利が約束されているわけではない。阪神の3本柱=14勝6敗・防御率2.32の藤浪晋太郎、9勝12敗・防御率2.97のメッセンジャー、11勝12敗・防御率3.67の能見篤史、広島の3本柱=14勝8敗・防御率2.20の前田健太、10勝8敗・防御率2.68の黒田博樹、14勝7敗・防御率1.87のジョンソンはともに強力だ。ただ、巨人は藤浪に4勝2敗、メッセンジャーに4勝2敗、能見に2勝2敗とするのに対し、前田に3勝3敗、黒田に1勝1敗、ジョンソンには0勝2敗と分が悪い。特にジョンソンには3回対戦して、1得点すら奪えていない。10勝11敗・防御率1.91の菅野智之、12勝3敗・防御率1.95のマイコラス、8勝8敗・防御率2.94のポレダという巨人の3本柱の成績を見ても、阪神戦の方が相性はいい。と言うより、巨人の課題は、打率.269・12本塁打・65打点の3番・坂本勇人、.243・15本・46打点の4番・阿部慎之助、.243・14本・48打点の5番・長野久義らの主軸のバットが火を噴くか否かにかかっている。果たして、巨人は昨季の、そして今季の悔しさを『CS』で晴らすことができるのか。『クライマックスシリーズ』ファーストステージ・ファイナルステージのチケットは、10月1日(木)午前11時まで先行抽選「プレリザーブ」受付中。10月3日(土)午前11時より一般発売。内野・外野ビジターチーム応援席は10月6日(火)午前11時より一般発売。
2015年09月30日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「ヒステリックな母親に疲れ果てた」という、あにゃさん(26歳・会社員)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんがアドバイスします。■あにゃさんのお悩み実の母親との関係に疲れ果てました。母は昔からヒステリックで、子供のころはよく叩かれたり、家から閉め出されていました。気に入らないことがあると、テーブルを投げたり、壁を殴って穴を開けたり、もう死にますと言って家を裸足で飛び出すことも多々あり、探さなければ「死んだ方が嬉しいんでしょ!」とさらに切れます。 何事も思い通りにならないと、家の中で大暴れし、私たち家族(父、私、妹)は必死に落ち着かせようとしますが、何を言っても全て被害妄想して受け取られ、余計暴れるので、困り果てています。そしてこの度私の結婚が決まり、とても喜んでくれたのですが、「私のときは全て親に決められて好きなように結婚式ができなかったから、あなたは自分のしたいようにしなさい」と言いながら、招待客に口出しし、母の同級生を14人も呼ぼうとするのです。そのため私が本当に呼びたい人は諦めなくてはいけなくなります。母も楽しみにしているし、最後の親孝行と思って、母の同級生を招待しようと思いましたが、一生に一度、どうして記憶にも残っていない人を呼んで、私の大切な人を呼べないのだろうと悲しくなり、人数の関係で全員は呼べないかもしれない、どうにかならないか、と相談すると、「だったら私は遠慮します」「援助はしません」「二人のお好きなように」といった内容から始まり、「あんたみたいな人が子育てに失敗するんだよ!」「2度と帰ってくるな」「赤ちゃんが産まれても抱っこしない」などなど、20通近くのLINEが10分おきに送られてきました。私は用事があり、ケータイを見ることができなかったので、溜まりに溜まったメールの山にうんざりしてしまいました。こうやってヒステリーを起こした後、「ごめんね、昨日は言い過ぎた」と言われますが、そんな母にうんざりです。親子だから何を言ってもいいと思って、好き勝手に喚き、人が傷つくことを分かっていません。「今薬を大量に飲んだので、もう終わりです」というようなメールがきたときには、不謹慎ですがほっとしてしまいました。絶縁したいです。でも結婚を控えていて、絶縁したら相手のご両親にどう思われるか、破談になるのではないかと思うとどうしたらいいか分かりません。もう疲れ果てました。助けてください。 ■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりあにゃさんこんにちは 心理カウンセラー心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。ヒステリーなお母さんとの幼い頃からの親子関係あにゃさんほんとによく頑張って来られましたねぇ。そして、もうとても疲れられたご様子ですね。じつはうちの母親も以前 あにゃさんのお母さんと同じような言動行動を繰り返していた時期がありましたので、あにゃさんのご相談を読ませていただいてとても感じるものがありました。ああ…そういえばうちの母もそういう頃があったなぁ…と思い出したりしていました。そうして、そのような状態だった母と私は、現在は、とても穏やかで良好な親子関係が築けるようになりました。私があんなに怯えていた昔の母との関係からすれば、奇跡のような時間を過ごすことができるようになりました。私自身、母を喜ばせられない自分を責め、母の言葉や行動に異常に怯えて自分の気持ちや感情を抑えて生きてきてしまったのですが、それでも、心屋の考え方を知って気づかされ、そうして今の私があるように、あにゃさんの親子関係も改善するといいなぁと思いますので、どうぞ実際にやってみてくださいね。それではまず…、一見、今の目の前のお母さんが次々と嫌がらせをしているようなのですが、実は、自分の心の奥底で 自分が何を極端に嫌い、何を怖がっているのかということに気づかせてくれるのが『目の前の問題』なのだということ、心の奥底の『思い』が先で、その後に目の前の『出来事』が起こってくるということを知っていてほしいなぁと思います。この心の仕組みがわかると、「自分自身が極端に嫌い恐れていること」に自分が気づいて向き合うことで、問題は目の前から消えていくのです。あにゃさんの場合は、お母さんを喜ばせられない私は、「援助をしてもらえる価値がない」「どうせ子育てに失敗する」「縁談もうまくいかない」「受け入れてもらえるはずがない」「あんなお母さんみたいになってはいけない」「嫁ぎ先に迷惑をかけて恨まれる」などのような怖さがあるように私は感じましたが、いかがでしょうか? それでは、その怖さをひとつひとつ言葉で壊していきますね。次にある言葉を 声に出して読んでみてくださいね。 それでは どうぞ・援助してもらわなくてもいい・破談になってもいい・結婚できなくてもいい・嫁ぎ先に迷惑かけてもいい・子育てに失敗してもいい・感情的になってもいい・お母さんを怒らせてもいい・お母さんに嫌われてもいい・お母さんを嫌ってもいい・お母さんをがっかりさせてもいい・もうお母さんを見捨ててもいい・もうお母さんを見殺しにしてもいい・もう家族を守らなくてもいい・もう自分を大切にしてもいい・もう自分が一番しあわせになってもいい・あんなお母さんみたいになってもいい・私はお母さんそっくりでもいい・受け入れられてもいい・受け入れられなくてもいい・何もできなくても私はすばらしい・迷惑かけてもどうせ私は愛されてるし・どうせ私は愛されてるし・どうせ私は大切に扱われる人魔法の言葉を実際に言ってみて、いかがでしたか? 言葉に詰まったり、涙が出たりと身体が何か反応するかもしれません。自分の言いにくい言葉が笑って言えるようになると問題は終わっていきますよ。あにゃさん、私は自分の人生を取り戻し、もう幸せになりたいと決意しました。ごまかし続けてきた自分の感じていることや気持ちを大切にするためにも、あんなに恐ろしかった母に本気で怒り文句を言いましたし、今まで遠慮して我慢して閉じ込めてきた自分の意見も主張しましたよ。自分が自分を大切にする、自分が変われば周りも自然と変わりますよ。あにゃさんもどうぞご自分の存在、ご自分の感情や気持ちを優先してどうぞ大切に扱ってあげてくださいね。そしてもう、ご自分が一番幸せになってもいいということをどうか許してあげてくださいね。あにゃさんが穏やかに笑顔で過ごされる日々をとっても楽しみにしています。ご結婚おめでとうございます。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年09月29日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「恋愛に自信ゼロ」というりこさん(24歳・看護師)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■りこさんのお悩み私はこれまで一度も男性とお付き合いをしたことがありません。学生のころは自分に自信もなく、報われない片思いをずっとしてきました。もちろん告白をされたこともありません。社会人になって、自分から気持ちを打ち明けたり食事に誘ってみるものの、いい結果は訪れず、どんなに大丈夫と自分に言い聞かしても不安で不安で仕方がありません。今も大好きな人がいて、自分なりにアピールしていますがいつもと同じような感じになるのではないかと不安で仕方ないです。私は好きな人と結ばれる日が来るのでしょうか…。私はどうするべきなのでしょうか…。教えてください。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりりこさん、こんにちは。心屋流心理カウンセラーの小林威之です。なかなか意中の男性との距離が縮まらず、またこの先も、もし今と同じ状況かもしれないと思うと不安がつのってしまったりしますよね。その中でもりこさんは、積極的に行動したりポジティブな思考で自分に大丈夫って言い聞かせたりと、とても素晴らしいと思います。自分の人生を輝かすには、まず自分が自分のことを信じることが大切です。それは、常にポジティブに考えて行動することだけではなく、むしろ落ち込んだりうまくいかない時こそどんな姿勢でいるのかが大切です。うまくいっている時はだれでも、調子が良くてポジティブに考えられますしどんどん行動できます。調子が出ないときこそ、どうしたらうまくいくのか、どんなアクションを取ればいいのか恋愛に限らず人生においてどんな場面でも大切になってきます。 では何故りこさんが恋愛において、ちゃんとポジティブ思考で行動もしているのに結果がついてこないのか。それには一つの原因があります。それはりこさんの頭の中にある「前提」です。どんな前提かといいますと、「もてない」「魅力がない」というような恋愛に対するネガティブな前提です。このネガティブな前提を変えていくことが、りこさんの恋愛の流れを良くしていきます。そして、りこさんの悩みを簡単に解決する方法があります。実は今のりこさんでもうすでにモテモテなのです。もう一度言います。りこさんは今のままで異性にとって魅力的ですてきな女性なのです。それはダメな自分、例えば片付けができない、料理が上手に作れない、おしゃれじゃない、気が利かない、などなどダメな自分を見せても、実は男性から好かれるし、モテてしまいます。もしかしたら、今まであまり恋愛に対してうまくいっていなかったためについ、すてきな自分やちゃんとしている自分だけを男性に対して見せようとしてきたもしれませんが、実はそれは逆効果だったりします。りこさんがもし今の自分に魅力があるとしたら、実はめちゃくちゃモテモテだとしたらどうしますか? どんな行動、どんな考え方をしますか? ピンと来なければ、周りにいる人でモテている人、恋愛がうまくいっている人の真似をしてみてください。甘えてみたり、助けてもらったり、おごってもらっり、つい私がしても迷惑なんじゃないか、困らせてしまうのではないか、嫌われてしまうのではないかと思ってしまうことをやってみてください。わがままで、面倒くさくて、聞き分けがなくて、相手の時間ばかりかお金まで奪ってしまうそんな女性ほど男性はつい惹かれてしまいますので。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年09月15日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「人を信じられない…」という、もっちゃんさん(43歳・医療関係)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスです。■もっちゃんさんのお悩みこんにちは。私には友人や恋人と呼べる人がいません。というより誰のことも信じられません。どうせ皆他に大切な人達がいて、私は取り残される、本気で相手にされないと思ってしまいます。とてもつらいです。でも、パートナーが欲しいので婚活を始めましたが、年上であることを理由に断られたりしてなかなか上手くいきません。今まで誰ともお付き合いをしたことがないので、それも恥だと感じています。一体どうすれば人を信じられるのでしょうか。アドバイスいただけると嬉しいです。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりもっちゃんは、人には自分より大切な人がいて、自分は本気では相手にしてもらえない、婚活をしても今まで誰ともお付き合いをしたことのない年上の女なんか断られるに決まっている、と自分のことを思っているんですね。まず、どうすれば人を信じられるようになるのでしょうか。というご質問ですが。もっちゃんは人を信じられるようになったら、友人や恋人ができる、と思っていらっしゃるようですが…。逆です。信じられるか信じられないか分からない人を、懐開いて中にいれることで友人や恋人と呼べる人になり、それによってその人のことを信じられるようになるんです。だからまず、信じられないまま、信用していない人を自分の中に踏み込ませてみてください。怖いですよねぇ。 今までもっちゃんは、人を信用していないから以下のような思考と行動を取ってきたと思うんです。「この(信用していない)人には、私の大事な秘密、教えられない」「この(信用していない)人とは出かけられない」「この(信用していない)人とは遊びに行けない」そんなふうに思って無意識のうちに、人と自分の間に壁を作っていたのではないかなと思います。その壁を怖いまま取っ払ってください。「この(信用していない)人に、私の秘密、教えちゃえ」「この(信用していない)人と出かけよう」「この(信用していない)人と遊びに行こう」といった感じです。「信じられる人が現れてから、自分の心を開こう」と思っているから、いつまでたっても友人も恋人もできないんです。傷ついてもいいから裏切られてもいいから捨てられてもいいから泣かされてもいいから自分の心を、相手より先に開いて人と関わっていこう、と思ってみてください。今まで他人に踏み込ませなかった領域に、まだ信用してない人たちを踏み込ませてみてください。そうしたら、もっちゃんの望む「人を信用できる」人になれます。繰り返しますが、「この人なら信じられるから恋人(友人)になろう」ではなく、どこの馬の骨とも分からない、目の前に現れた他人に自分が、先に、心を許すのです。もっちゃんが怖れているように、傷つくこともあるでしょう。冷たくされることもあるでしょう。泣かされることもあるでしょう。でも、もっちゃんが思っているより世界は優しいんです。もっちゃんが心を開いた分、ただの顔見知りだと思っていた人が大きく微笑んでくれるでしょう。自分には関わりのない他人だと思っていた人が、たくさんの愛をその胸の中に送り込んでくれるでしょう。そして、もっちゃんが思っている以上の、喜びと楽しさを受け取れる未来がやってくることでしょう。ぜひ傷つくことを怖れずに…とはいっても、傷つくことが怖いわけですから、怖れずになんて無理ですよね。ですから「傷ついてもいい」「裏切られてもいい」「捨てられてもいい」と傷つく覚悟を先に自分の中でしてしまった上で、その頑丈に築き上げられた壁を取っ払ってみてください。もっちゃんが勇気を出して、心を開く瞬間を心待ちにしております。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年09月08日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「愛で結ばれていない両親が許せない」というまなおさん(34歳)からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■まなおさんのお悩みどうしても両親が純粋な愛情で結ばれておらず、お見合い結婚でお金と世間体で結ばれていることが、許せません。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりまなおさん、こんにちは。いかり屋圭子です。ご両親が純粋な愛情で結ばれていないことが許せないのですね。まなおさんからは、そう見えるということでしょうか。はたして、純粋な愛情とは、どんな愛情なのでしょうか。私も若い頃は、結婚というのは愛し合っている二人が恋愛の延長でするものだと思いこんでおりましたが、どうやらそういうご夫婦だけではないらしいですよ。そして、結婚当初の愛情が薄れていっても別れないご夫婦が多いらしいことに気がつきました。結婚とは恋愛の延長というだけではなく、生活していくための形態であったり、生きていくためのチームであったりと、夫婦の数だけ関係性がありますし、当人たち以外にはうかがい知れない感情や、事情でつながっているものだと思います。そう、「夫婦のこと」は他人にはうかがい知れないのです。たとえ子供であってもです。 まなおさんのご両親の実際の関係は、お父様、お母様にしかわかりません。また、言葉で表現されることがあったとしても、その言葉と、お二人にしかわからないものの間にはきっと乖離があるのではないかと思います。夫婦がどうあるべきかはそのご夫婦自体が考えることで、それ以外の人間がとやかくいうことではない気がします。そんなに仲が良さそうに見えなくても実は家族としての愛情でつながっているご夫婦というのも多そうです。夫婦の関係性というのは本当に他人からはわからないのです。まなおさんが何故許せないのかはわかりませんが、34歳という年齢を考えても、この件は親と自分は別の人間であり、価値観が違っていいということを理解するための出来事でもあるように思います。人に対して「こうするべき、ああするべき」という自分のルール(法律)を守らせようとすると、自分が苦しくなるばかりです。人は自分の思い通りにはなりませんし、自分のルールは自分だけのものです。まなおさんには是非下記の言葉をつぶやいていていただきたいです。「お金のために結婚してもいい」「世間体を気にしてもいい」「よこしまでもいい」たぶん、ご両親に対して別の視点から見えるものが出てくるのではないかと思います。純粋な愛情がないと思っていたけれど、実はあるかもしれません。お金が愛情の形だったり、世間体を気にすることが家族を守ることであったりするかもしれません。今は許せないかもしれませんが、気持ちは必ず変わる時がきます。それはもしかしたらご両親がいなくなった後かもしれませんが、その時にわかることがあるのかもしれません。夫婦とはそれくらい、他人にはわからないものと思っていてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年09月01日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「進路が決められない自分が情けない」という、セオリーさん(19歳・学生)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■セオリーさんのお悩み自分で決めたことをすぐに後悔してしまいます。現在、デザインの専門学校に通っています。自分で決めた進路なのに、デザイン関係の仕事に就きたいと思えなくなりました。周りには私よりもデザインが好きな人がたくさん居ます。パソコンを使う授業でもつまづきまくり、すぐに嫌になってしまいました。昔から何かを選ぶ時、優柔不断になってしまうのです。直感さえも分からず、やっと決めたのに嫌になるの繰り返し。もうすぐで就職もしなければならないのにデザインの仕事に就くのも怖い、自分がどんなことに向いているのかも、何をしたいのかも分からないです。親には高い学費を払ってもらったのに、中途半端な自分が本当に情けないです。どうしたらこの優柔不断で飽き性な性格を直せるのでしょうか。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりセオリーさん、ご相談、ありがとうございます。今日は、セオリーさんにとって、耳の痛い話になるかもしれません。セオリーさんは、「自分で決めたことがイヤになって後悔してしまう」とのことですが、では、選ばなかった方に行ったら、後悔しなかったでしょうか。私には、「NO」と思えてなりません。人には、どちらを選んでも「後悔する人」と「後悔しない人」がいるだけのように思うのです。その違いは何かといえば、乱暴な言い方をすれば、選ばなかった方の「たられば」をある意味、現実逃避に使ってしまう人が後悔するのだと思います。うまくいかないことがあったとき「あっちに行っていたら、こんなことにはなってなかったはずだ、幸せになっていたはずだ」と決めつけて、あたかも手に入っていたはずの幸せを逃してしまったかのように、現実を嘆く…。その上、「選択が間違っていた」と自分を責めて後悔し、更に、その後悔する自分をも責めてしまう。親に迷惑をかけたことも含めて、何かにつけて自分を責めたいのだと思ってみた方がいいかもしれませんよ。もう自分を責めるのはやめにしませんか。 百歩譲って、間違っていたとしてもいいじゃないですか。やってみないとわからないことが沢山あります。違ってたら、変えてもいい。私たちは、日々、様々、経験して、自分の考えに反映してるのですから。人生とは面白いもので、今は無駄に見えても後になって、この為にあれがあったのか!となったりするものですよ。ちなみに、大体、迷っている時点で、決め手に欠けているわけですから、どちらを選んでも一緒だと思うのです。私も、どっちでもいいことが一番迷います(笑)。大丈夫、どちらを選んでも、きっと似たようなものでした(笑)! どちらを選ぶかより、どんなマインドで歩むかが重要なのではないでしょうか。もうひとつ、セオリーさんが、自分を「飽き性な性格」とおっしゃっているのに違和感があります。書いてくださっているような理由ですぐ嫌になったのなら、「飽きる」ではなく、「諦める」「挫折」の方がぴったりな気がするからです。そして、それが理由なら、失礼ながら、何をやっても嫌になるのは、無理ないかもな~と思ってしまいます。なぜなら、何を始めるにしても、最初から誰よりも好きで、うまくできるものなんてないと思うからです。「劣等感に耐えられない。そんな自分を見たくない」と言っているように、私には聞こえてしまいます。自分の中で好きなら、それでいいじゃないですか。最初からうまくいかなくてもいい。向いてる向いてないも関係ない。人よりダメだからといって、好きじゃないことにしなくていい。デザインも含め、これまでにも諦めたことがあるなら、もう一度、やってみませんか。もちろん、何をやるにしても、「周りよりだめな自分」を感じる時があるかもしれません。でも、今度は、そんな自分を受け入れて、そこからスタートしてみませんか。ちゃんと悔しさを感じて、力に変えてみませんか。そして、自分もゆくゆくは、できるようになる可能性を信じて、少しずつできるようになっていく自分を楽しんでみませんか。ちなみに、私も、今でこそ、ギターが楽しいですが、それまでに、うまくいかなくて2回挫折しています(笑)。今、思うに、その時はギターの楽しさを知る前に、できるようになる気がしなくて、諦めてしまったのだと思います(今も、うまいわけじゃないけど)。だから、楽しいものに出逢っていないだけかもしれませんし、わかる前にやめたのかもしれません。これまで挫折してしまったものも含めて、興味のあるものを、どんどん、何度だって挑戦してみましょうよ! 応援しています! 【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年08月25日ウィメンズファッションブランド、プティローブノアー(petite robe noire)のデザイナー・阿部好世が15-16AWから新たに、ヨシヨ(YOSHIYO)を立ち上げた。彼女がインスパイアされたというベルリンを拠点に活動する現代美術家・手塚愛子と共に、「ダイアローグ(dialog)」をテーマにしたポップアップストアを8月26日から伊勢丹新宿店本館3階=ステージ#3で開催する。現在開催中の国立新美術館での展示のため、一時帰国した手塚さんと、阿部さんのオフィスで「クリエーションへの思い」「アートとファッションの関係」について話を聞いた。昨年10月、知人を介してニューヨークで出会ったという阿部さんと手塚さん。その後、2人は共通の思いや悩みなどをオンラインで会話する中で意気投合したのだという。女性が仕事とプライベートや家庭とのバランスを考える30代。2人もチームを率いる女性として、いいものを作りながら、どうすればどれも充実させていけるのかをいつも考えているという。そして、ファッションとアート、アウトプットの形こそ違えども、“物を作る”ことに対する思い、迷い、問いなど、多くの共通項があったという。■クリエーションへの思い「古いものと新しいものをつなぐ」ファッションの世界に身を置く阿部さんは、今年ブランド設立から7年を迎えたところだ。その間、阿部さんはファッションを通じてトレンドを発信するというよりは、「物を作るってどういうことだろう?」という問いに答えるかのように様々なクリエーションを生み出してきた。事実、彼女のブランドでは「古いものと新しいものをつなぐ」という一貫したテーマでコスチュームジュエリーと洋服を創作している。古き良き素材や技法への敬意や感嘆が彼女の原動力のひとつのようだ。手塚さんは完成された織物から糸を引き抜き、その柄を再構築する作風のアーティストだ。例えば、チューリッヒでファッションをテーマにしたエキシビジョンでは、ファストファッションの代名詞でもあるH&Mのスカーフから、そのテキスタイルを構成する横糸を色ごとに引き出して並べた作品を展示した。そうすることで、まったく同じに見えるスカーフを構成する要素を、異なる形状で見ることが可能となる。織物は手仕事であれ、大量生産であれ、糸を織りあげて形作られていることに違いない。この物を構築するまでの時間や、一度形を変えた要素を再度見えるものにするという行為を通じて、時間という概念に対する問いを提示しているのだ。彼女もまた、クリエーションを通じて、今あるものや価値観に対する問いを投げかけているのだ。■新たな挑戦阿部さんにヨシヨを始めたきっかけを訊いてみた。すると「プティローブノアーを初めて7年が経ち、なんとなくプティに求められていることが分かってきた。それと同時に、求められている姿を壊していく勇気を持つことが年々戦いになってきている自分がいた」と阿部さん。そこで、コスチュームジュエリーはプティローブノアー、洋服はヨシヨとブランドを分けることで、「ヨシヨでは、自分自身が躊躇することなく、“物を作り出す”という自分の解釈を洋服に落とし込んでいきたい」と話す。また「私はファッションの世界に身を置いていて、最終的には身につけてもらえる形にしないといけないことが分かっています。だからこそ、制作過程までの考えというか、これだけ物が溢れている世の中に“物を作り出す”ことの意味を少なからず考えて行きたいと思っています」と続けた。それに対し、手塚さんは「阿部さんからは、ファッションでも仕掛けたいと考えているんだと感じました。きっと、世の中のニーズに答える服作りとは違うアプローチをする人なんだと感じています」と返す。この純粋な創作への思いが、時に物作りに対する葛藤に繋がることは、想像に難くない。このクリエーターとしての葛藤を互いにシェアできたことで、阿部さんと手塚さんの距離が一気に近づいたのだ。後編に続く。
2015年08月23日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「仕事が長続きしない」という、さっちゃんさん(23歳・無職)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■さっちゃんさんのお悩み仕事が長続きしません。主に人間関係でつらくなって辞めてしまいます。人に馴染めず不器用で作業も接客もうまくいかず、いつも壁を作って逃げてしまいます。就職するのが怖いです。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりさっちゃんさんへ。こんにちは、心理カウンセラー心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。ああ…会社の人間関係ですよねぇ…。さっちゃんさんのご相談を読ませていただいて、私も人間関係が下手で会社の人たちに馴染めず、うまく付き合えずにひとりぼっちで行き詰まってしまい、会社の人たちに怯えて会社が怖くなり、仕事が長続きしなくて、履歴書は1枚では足らないほど離職と転職を繰り返してきた経験をしています。1日のほとんどを過ごす会社での人付き合いが苦痛で楽しくないって嫌ですよねぇ。そして、再就職を考えても、また以前の会社のような人間関係を繰り返すのではないかと想像するだけで就職するのが怖くなってしまいますよねぇ。実は、さっちゃんさんのような会社の人間関係がつらい方のご相談はとても多いので、何かお力になれればと思い、今回選ばせていただきました。ひとつひとつお伝えしていきますので、よかったらどうぞご参考にされてくださいね。さっちゃんさんのお悩みを読ませていただいて、私が感じたことは、「私は会社の人たちに受け入れられていない」「私は嫌われている」と、どこかでそう思い込んで決めてしまわれたのではないかなぁ…と感じましたが、いかがでしょうか? 私もそうだったのですが、「私は受け入れられていない」と思い込んでいると、会社の人たちが雑談で談笑していても自分のことを笑われているような気がして、自分で勝手にバカにされたようなミジメな気持ちになって、どんどん「ああ…やっぱり私は嫌われているんだなぁ、ああ…やっぱり私は受け入れてもらえないんだなぁ」と。落ち込んで、さらにそれを強く思い込み、いつの間にか自分の心に壁を作ってますます除け者になっていき、会社に行くのも会社の人たちと話すのも、とても怖くなってしまいました。そうなってしまうと会社でひとりぼっち感に包まれてしまい、孤独でとてもさみしくてつらいのですよねぇ。そこで、さっちゃんさんに気づいていただきたいのは、「どうせ、私は受け入れられていない」と思い込んでいると、意識がそちらに向いているので、「やっぱり私は受け入れられていない、の証拠」ばかりをついつい見つけて集めてしまいがちなのだということ。そんな風に心が偏って(片寄って)しまうと、「私は受け入れられている」こともあり、「私は受け入れられている、の証拠」も目の前にいくつやって来たとしても、まったく見えて来ないし聴こえてこないのです。ですが、どんなに心が偏ってカンチガイをして落ち込んだとしても、私たちは最初から受け入れられているのです。なので、「私は受け入れられていない」という思い込みをひっくり返して「私は受け入れられてもいい」「私も受け入れられてもいい」そして「私は受け入れられている。ということにする」ということ、「私は受け入れられている人である」ということを、もう思い込んでほしいと思います。そして、私は受け入れられている人であるのだから、会社の人たちに妙に怯えたり身構えたり壁を作ったりしなくてもいい、媚を売ったり異常な気を使わなくていい、ということ。そうして、自分と関わる人たちに助けてもらえたり手伝ってもらえる、ということを、もう受け取ってほしいと思います。仕事の人間関係がとても苦痛だった私も、これを自分にひとつひとつやっていきました。そして今では、ずいぶん楽な人付き合いができるようになりましたよ。まだまだ時たま失敗したり、以前のクセが出て来ちゃったりもしているのですが(笑)。「私は受け入れられている。ということにする」にして、さっちゃんさんが楽しく働けますように、私もお祈りしています。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年08月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。どうすれば人を信じられるのでしょうかという、もっちゃんさん(43歳・医療関係)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■もっちゃんさんのお悩みこんにちは。私には友人や恋人と呼べる人がいません。というより誰のことも信じられません。どうせ皆他に大切な人達がいて、私は取り残される、本気で相手にされないと思ってしまいます。とてもつらいです。でも、パートナーが欲しいので婚活を始めましたが、年上であることを理由に断られたりしてなかなか上手くいきません。今まで誰ともお付き合いをしたことがないので、それも恥だと感じています。一体どうすれば人を信じられるのでしょうか。アドバイスいただけると嬉しいです。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんより人を信じられないのはとても辛いことですよね。一度そういう心の状態に陥ってしまうと、たとえ誰かが好意的な態度を示してくれたとしても、相手を心のどこかで疑ってしまったり、素直に受け入れられなくなったりしませんか。きっともっちゃんさんも、どこかで気が張りつめて心が疲れてしまっているのかもしれません。ところで、「人を信じる」って一体どういうことでしょう。例えば誰かに「あなたを信じているよ」と言われた(もしくは思われた)としたら、あなたはどう感じますか? 相手の期待に応えなければならないようで息苦しい? 相手の機嫌を取らなくてはならないと感じる? もしくは、信頼されると嬉しくて自信を得られたり、何をしても許され見守ってもらえると感じる人もいるでしょう。この質問の答えから、あなたが「人を信じる」ということをどう意味づけているかが分かります。もっちゃんさんの場合、「あなたを信じてるよ」と口では言いながら、相手が自分を傷つけたり裏切ったりしないか、つい見張り続けたくなっていたのではないでしょうか。言葉と本音が裏腹なのは相手もきっとうすうす感じるでしょうし、自分も何だかしんどいですよね。「人を信じる」というのは自分を信じるということ。今回ご相談をいただき、改めてそう感じました。たとえ、もっちゃんさんが傷つくようなことがあったとしても、それを受け止めたり乗り越えられる自分を信じる。また、意に反して誰かを傷つけてしまっても、自分の非を認め、素直に謝れる心を持っていると信じる。もしくは、そうありたいと願う。その覚悟がないから相手を変えたくなったり、過剰に期待してしまうのかもしれません。自分で自分を幸せにできる力があると信じられれば、他人に期待することはかなり減るのでしょう。本当に人を信頼したいのであれば、この魔法の言葉を差し上げます。「私はもう自分を幸せにしてあげてもいい」あなたに本気で向かい合っていないのは、他人ではなくあなた自身かもしれないから。放棄してしまった自分の幸せの主導権、いつからだって握り直せますよ。ご縁のある人と繋がり、素敵な関係が深められますように。しあわせを願っています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年08月11日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「自信がない…」という、めろさん(25歳・販売)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスです。めろさんのお悩み自分に自信がなくて、決断しないといけないときに迷って不安になってしまい決められない。心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりめろさんは決断しないといけないときに決められない人なんですね。きっとめろさんは、自分で好きに決めたらいいことを決められなくておどおどしてしまい、相手に決定を委ねたり「どうしたらいい?」って聞いて「だから、めろさんの好きにしたらいいから!」ってイライラされちゃうタイプではないでしょうか。そしていつもイライラされるから、これ以上イライラされないように「自分で決めなきゃ!」と思う、けど、これでいいのか確信が持てなくて、他人の顔色を窺ってしまいまた苛立たれる。そして一層自分に自信がなくなって、小さく縮こまる。そんなループに嵌っているのではないかなと想像してしまいました。めろさんは私の決めたことは間違っている。私の決めることはうまくいかない。私の決めることは否定される。私の決めることは非難される。私の決断は笑われる。私の決断はバカにされる。そんなふうに思っていないでしょうか? もしかして、今まで生きてきている中で、自分の意見を否定されて恥ずかしい思いをしたことがあるのかもしれません。又は自分の意見を堂々と立派に語る人が身近にいて「自分はあんな風には決められない」と思い込んでしまったのかもしれません。何をきっかけにそれを思うようになったのかは分かりませんが、「自分は否定される」と思っているといろいろなことが決められません。「自分は認められる」と思っている人でも、出した意見を否定されることはもちろんありますよ? だけど、自分の決断=自分自身になっていなければ、自分の決断を否定されても自分自身を否定されたようには感じないものです。意見を出す側が確固たる自信を持って意見を出しているわけじゃないように、その意見を却下する側も、確固たる自信を持って却下しているわけじゃないことなんて多々あります。「(なんとなく)今回はダメ」「(なんとなく)根拠が足りない気がするからダメ」など、なんとなく提示された意見に反対することってあんがい多いものです。なんとなくなのだから、それに対して自分が傷つくなんてバカらしいことです。もちろん却下する側も、確固たる自信をもって「それはダメ」と言ってくれる場合もあります。それは相手に却下する根拠があるのだから、その根拠を教えてもらったらいいんです。なんとなく反対しているのか、確固たる自信をもって反対しているのか、の見極めは何度か相手の反応を受け取ってみないと分からない経験の域だったりします。いずれにせよ、自分がなんらかの選択をして相手に提示しない限り聞けない話ですですので、なにか決断の機会が来たら、なんでもいいから決めて、それを相手に伝えてみてください。そして、それに対する反応を受け取ってみてください。「決められないから困ってるんじゃないか」と言うのであれば、「AとBどっちがいいか決めて」と言われた時に最初に挙がった方を選ぶと、今の時点で決めておいてください。そして「Aがいいな」と堂々と伝えることを体験してください。「なんで?」と聞かれたら「なんとなく」って満面の笑みで答えたらいいです(笑)。大事なのは返ってくる時の相手の反応に慣れるということです。何度か繰り返しているうちに「なんだ、決めても大丈夫なんだ」ということが腑に落ちると思います。そのころにはきっと、AとB“自分は”どちらがいいのか、少しずつ分かるようになっていると思いますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月28日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「こわくて結婚できない」という、やゆよさん(33歳)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。やゆよさんのお悩み付き合っている彼が結婚をしたがっていますが、私はこわくてできません。私はいつも付き合っている人と『ずっと一緒にいる』ということが信じられません。相手が冷めるか、自分が嫌になるか、という未来しか想像できず、結婚が良いものだと思えないです。本当はちゃんと幸せな家庭を持ちたいと思っています。でも、できる気がしません。今の彼も年下だし、頼りないし、いつも私はイライラして怒ってばかりで、こんなんじゃ続かないと思います。だからと言って、他の人だったら上手くいくとも思えない。私はどうしたら良いですか?心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりやゆよさん、こんにちは。高橋かのんです。せっかくそんなお相手がいるなら、結婚、してみましょうよ! と軽く言っちゃいます(笑)。やゆよさんもおっしゃっているように、これは相手が彼だからの問題ではなく、やゆよさんの中の問題のようですよね。本当は幸せな家庭を持ちたいけど、今の自分では、誰とでもそうできる自信がないという悩み。そもそもとして思うのですが、そんな自信や確信なんてなくていいのではないかと思うのです。「ずっと一緒にいたい」とは思っても、どうなるかは誰にもわからないのですから。今は、離婚も多々あることですから、もう少し気軽に考えてもいいのかもしれませんよ。とにもかくにも、今、せっかくここまで自分について感じているのですから、まずは、今の時点て、もう少し深く向き合ってみましょうか。私も、中学生の頃すでに、なぜか結婚しても離婚するだろうと思っていた記憶があります。その頃は漠然と思っていたのですが、今思うに、両親を見ていて、結婚にいいイメージが持てなかったからだと思います。離婚すればいいのにと思っていましたし、子供のために離婚できないと言っている母に、子供を思うなら尚更してほしいという思いと、自分が足手まといになっているような気がして、それなら、子供なんて産まなきゃよかったのにとさえ思っていました。やゆよさんは、何を見て、何を経験して、良いイメージが持てなくなったのでしょうね。そして、それは、本当でしょうか。疑ってみてほしいのです。実は、勝手にそう思っていることも多いからです。私の母も、結局のところ、父(もう亡くなっていますが)が好きなんだなあと今ではわかります。イメージって大事ですから、結婚っていいなと思えるご夫婦と、たくさん関わることもオススメしますよ。「いつも私はイライラして怒ってばかりで、こんなんじゃ続かない」とのことですが、そんなあなたを知った上で、彼は結婚したいと言ってくれています。素敵じゃないですか。そのままでいいということです。でも、そういう自分がイヤということであれば、イライラの原因も掘り下げて向き合ってみるのもいいでしょう。相談内容からの可能性としては、自分の頼りなさを嫌っているだけかもしれません。彼を頼りなく思って、自分がなんとかしなくてはと無理してがんばっていませんか? そんな自分が自分でも心許なくて苦しいのだとしたら、お互い頼りなくて共倒れになってもいい、という覚悟で自分でがんばるのをやめて、彼を頼りにしてみてください。自信がなくて結婚に踏み切れないことも相談してみるといいと思います。あるいは、実はないものねだりで、勝手にどんどん決めていくリーダーシップのある人より、少々頼りないくらいの相手がよくて、やゆよさんは自分が決めていきたい、頼りにされたいタイプなのかもしれませんしね。いずれにしても、まずは「彼が頼りないから、やっている」と思っていることをやめてみたらわかります。お楽しみに。さて、冒頭で、結婚してみればと言いましたが、実のところ、形は関係ないと思っています。してみればと言われて、どう感じたでしょうか。まずは、その答えに従ってみるのでいいと思います。大事なのは、二人の居心地であって、二人の今を大事にしていけばいいのではないでしょうか。でも、もしも、ここでお伝えしたことをした上でも、ずっと怖がって「してみたいけど、できない自分」を感じて、どうようかと悩み続けるのであれば、いっそ、してみてもいいのかもしれません。何事もしてみないとわからないこともありますからね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月14日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「彼氏ができる気がしない」という、あやかさん(22歳・看護師)。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。あやかさんのお悩み人見知りがあり、出会いもなく一度も彼氏いたことなく周りの男の人にはいい人。「幸せになってほしい」とか言われる始末で恋愛の対象にならないし、初めての人だと全然話せないんで、こんなんじゃ彼氏とか結婚とかもできない気がするので一生一人かなと不安に思います。男の人からは、好きとは言われるけれど友達としての好きだから、恋愛対象として見られてないというか…女の人として見られてないのが悲しいなと…。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりあやかさん はじめまして 心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。あやかさんも人見知りさんなのですね。そうですよねぇ、恋愛や結婚ができなくて一生一人かなと思ってしまうと、なんだか楽しくなさそうですもんねぇ。私もすごい人見知りさんで初めての人にはうまく話せなくて、出会いも恋愛経験もとても少ないのですよ。なので、今回のあやかさんのご相談を担当させていただきたいなぁと思いました。そして、そんな私は22歳の時に女友達のお誕生会に誘われて珍しく出かけて行き、そこでひょっこり出会って、ひょっこり結婚しました。人見知りさんでも結婚できちゃうんですよね。自分でもびっくりしちゃいました(笑)人見知りは結婚できない、出会いはない、と決めつけてしまうと『ない』のほうばかりが見えてしまって、人見知りも結婚できる、出会いも少しはある、の『ある』のほうがまったく見えなくなってしまうのですよね。あやかさんは周りの男の人に『いい人』と言われるのですね。いい人ってどんな人なのかなぁと考えていたら、私も自分の気持ちを抑えて『役に立つ人』『面倒見のいい人』『お世話を焼く人』『悩みの相談に乗る人』と、そうやって『他人にとっての都合のいい人』ばかりをやっていたことを思い出してしまいました。役に立ちたくて『助けてあげる人』を一生懸命やっていましたが、もしこれをやっているのでしたら、自分で気づいて、もうやめてしまいましょうね。そして、自分の本当の気持ちに気づいてあげてほしいなぁと感じました。人見知りさんって、とても恥ずかしがり屋さんでシャイだから、もしかしたら自分の思いや気持ちを伝えるのがとても億劫で苦手なのかもですよね。そしてついつい弱みや欠点・弱点を隠してカッコつけちゃう、その気がないフリをしちゃうのかもしれないですよね。そこで、あやかさんにやってもらいたいことは、自分の本当の気持ちを知るということ。『私は◯◯が好き』『私は◯◯が嫌い』『私は◯◯が嫌だ』『私は◯◯が嬉しい』という感じで、まずは自分の気持ちを言葉にして身体から出してあげてほしいと思います。そうして自分が本当は何をどう思っているのか、何をどうしたいのか。そして、あやかさんのステキなところはどこですか? 弱みはなんですか? 欠点はどんなとこですか? 何がバレることが怖いですか? そんな自分の長所や短所、弱みや欠点を含めての『自分』を知って、自分をさらけ出して打ち明けてほしいなぁと思いました。ご相談を読ませていただいて私が感じた、あやかさんにつぶやいてほしい魔法の言葉は、・人見知りでもいい・一生一人でもいい・一生一人で不安になってもいい・いい人をもうやめてもいい・いい人をもうやらなくていい・ずうずうしい人でいい・恋してもいい・好きになってもいい・頼ってもいい・もう頑張らなくていい・もう我慢しなくてもいい・男の人に好きって言ってもいい・あなたのここに好意を持っています。と伝えてもいい・自分の気持ちを打ち明けてもいい・自分の気持ちを最優先にしてもいいです。どうぞつぶやいてみてくださいね。今日は七夕ですね。あやかさんの願いがどうか叶いますように。そしてどうぞ肩の力が抜けた自然体の自分でステキな恋にめぐり逢われますこと私もとっても楽しみにしています。ご相談ありがとうございました。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年07月07日阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が出演する映画『殿、利息でござる!』が来年初夏公開になることが決定した。江戸の中期に困窮する宿場を救うために“金貸し”事業に挑む男たちの姿を描いたドラマだ。その他の情報本作は、『武士の家計簿』の著者としても知られる磯田道史の『無私の日本人』に収録されている『穀田屋十三郎』が原作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、困窮する宿場を救うために穀田屋十三郎(こくたやじゅうざぶろう)と仲間たちが、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る“宿場救済計画”を立てて奔走する姿を描いていく作品で、中村義洋が監督を務める。主人公の十三郎を演じる阿部は「時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが(笑)そういのがまったく無いのに、スゴイかっこいい男達の話で、とても新鮮でした。自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が産まれるといいなぁと思います!!」とコメント。町一番の知恵者・菅原屋篤平治(すがわらや・とくへいじ)を演じる瑛太は「中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りを出来る事はとても幸せです。清々しい気持ちで役を演じ、良い作品になるよう日々精進して参ります」、十三郎の弟で造り酒屋の浅野屋の主・浅野屋甚内(あさのや・じんない)を演じる妻夫木は「ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけて頂けて幸せです。今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません。一日一日を楽しみたいと思います」と語っている。撮影は今月から来月末まで山形、宮城などで行われ、来年の初夏に全国公開になる。『殿、利息でござる!』2016年初夏、全国公開
2015年07月04日俳優の阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が、江戸時代の実話をもとにした映画『殿、利息でござる!』(2016年夏公開)で共演することが4日、明らかになった。阿部が時代劇で主演を務めるのはこれが初となる。2010年に映画化されたベストセラー『武士の家計簿』などの著作で知られる磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。映画化を手がけるのは、『ゴールデンスランバー』(2010年)、『白ゆき姫殺人事件』(2014年)、『予告犯』(2015年)など、今最も注目を集める中村義洋監督。原作を読んで涙したという中村監督は、今回の3人のキャスティングについて、「ここぞという時には必ず呼ぼうと決めていた」と明かす。撮影は7月6日から8月末まで、山形、宮城などで行われる予定。宿場町の行く末を心から憂う主人公・穀田屋十三郎を演じる阿部は、「時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが、そういうのが全く無いのに、すごいかっこいい男達の話で、とても新鮮でした」と作品の魅力を語り、「自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が生まれるといいなぁと思います」と、新たなチャレンジに前向きのようだ。また、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治役の瑛太は、「中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りをできる事はとても幸せです」と喜びのコメントを寄せる。一方、十三郎の弟・浅野屋甚内を演じる妻夫木は、「ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけていただけて幸せです。今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません」と意気込みを述べた。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2015年07月04日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。職場でのたち振る舞いに悩むという、にゃんたさん(38歳・会社員)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。ひまわりさんのお悩みこんばんは。最近、職場で自分をどのように表現したらいいのかわかりません。仕事も卒なくやれているとおもいますが、他人の目が気になります。いや、むしろ嫌なこともハッキリ言いますから、自分を出していないとは思えません。年齢も高くなってきていますので、責任ある仕事も任せて貰えます。若い世代が多く、彼女らは楽しくやっていると感じてしまいます。また年上の人に対しても寛容でなくなっているなと思います。人数が少ない世代で、早くから厳しい仕事を求められたのに、今になって若い世代が甘やかされていてずるいと感じているのかもしれません。割り切った付き合いをすればいいとわかっていますが、周りがオープン過ぎるのに嫌悪感をもってしまいます。どのように考えたら良いでしょう。心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりこの状況をどのように考えたらよいか、とのことですが、まずこんな風に見てはいかがでしょうか。周りがオープンすぎるのではなく、にゃんたさんが心をぎゅっと固く閉じてしまっている。閉じていると、開いている人が気に障るように感じるものですよね。また、自分を出しているし嫌なことはハッキリ言っているとのことですが、もしかしたらそれは自分を表現しているというよりは、本音を違う形の変化球に変換するのが得意なのかもしれません。本当は仕事を頑張ってきたことを認めてほしかったり、若い世代には先輩としてもう少しリスペクトを持ってほしかったり、という腹が立つような寂しい気持ちが本音でありつつ、正直それが人に知れるとカッコ悪い。それを隠す代わりに強い態度で出たり、孤立することで自分を守ってしまうのです。つまりあなたが心を閉じてしまったのは、周りが分かってくれないと感じて、拗ねてしまったのかもしれませんね。心が閉じると、ますます本音が言えなくなってしまいます。その状態で「認められたい」という気持ちが満たされないままでいると、もっと大変な役割を背負うなど頑張り続けることで認めてもらえるまで周囲に無言のアピールをしたくなります。やりがいのある仕事に携われるのは素晴らしいことですが、仕事が本当に好きで頑張っている場合は、あまりそこは気にならないものですよね。他人の目が気になってしまうにゃんたさんは、周囲からどんな反応を求めていると思いますか? ありのままの本音をのぞいてみてください。たとえば…できる人だと思われたい正当に評価してほしい若い世代から慕われたいもっとリスペクトしてほしい頑張って来た自分をすごいって言ってほしいなどなど。ここで見つけた本音は、会社に入るずっとずっと前からあなたの中でくすぶっている思いかもしれません。社内ではなくもっともっと前に出逢っている人で、この気持ちをぶつけたい本当の相手がいるとしたら、それは誰だと思いますか? きっとあの頃は言えなくて、自分の頑張りを無言でアピールしたり、大変な役割を背負うことで認められようとしてきたことがあったかもしれません。ちょっと昔の記憶に意識を向けつつ、自分の気持ちに向かい合ってみてください。「私のことを認めてよ!」と言いたい人は誰ですか? そして本当は何て言いたかったですか? そこに気付いていくと、あなたが心を閉ざしてしまう時のパターンが見つかったり、強がりではなく本音で人と関われるようになっていきますよ。当然、社内のコミュニケーションも変わってくるでしょう。これはどんな状況でも当てはめることのできる「目の前の問題はダミー」という心のお話でした。参考にしてみていただけると嬉しいです。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月30日話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「片思い中、でも自分から動く勇気ナシ」というあずきさん(29歳・事務)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。■あずきさんのお悩み私は、今片思いをしています。相手の方は習い事の先生です。ですが、その方は転勤されてしまいました。もうなかなか会えないし、諦めようと思ったのですが、なかなかあきらめることができません。だからといって、連絡先も知らず、何もすることができないし、する勇気もない自分に日々悶々とした気持ちでいます。諦めることも、動くこともできない私に、何かアドバイスお願いします。■心屋塾上級認定講師の小林威之さんよりあずきさんこんにちは、心屋流心理カウンセラーの小林威之です。片思いの相手を忘れられず、かといって具体的な行動もとれない自分をもどかしく感じているのでしょうか? あずきさんは今のこの状況、現実をどう感じていますか? 恋に臆病になっていて意気地が無くつまらないと感じてしまう現実でしょうか。それとも、今は会えないけどもしかしたら何かのタイミングで会えるかもしれないし、その時のためにちょっとぐらい背伸びしたオシャレしてみようかな、とウキウキした現実でしょうか。同じ現実でも、あずきさんの感じ方考え方で、つまらない現実にも楽しい現実にもなります。もちろん、片思いの方にあずきさん以外の素敵なパートナーが現れるかもしれないし、ずっと連絡が取れないままかもしれません。もしそうなら、会えない片思いの人にずっと恋をしてウキウキしている自分ってバカバカしく思ったりしますか? もし今あずきさんの中にウキウキしている自分がいるなら、そちらの方を信じて欲しいのです。勇気が無く具体的な行動を起こせない自分を責めるのではなく、今度いつ会えるのかなとか、ちょっとキレイになったんじゃないって褒めてもらえるとか(笑)いい雰囲気でデートしているとか、そんな能天気なイメージを大切にしてみてください。そんなことをしても何も変わらないって思われるかもしれませんが、今見ている現実はあずきさんの心を映しています。あずきさんの心が沈んでいれば、つまらない現実に。ウキウキしていれば、幸せな現実に映ります。現実が幸せに映ると、今まで見えなかった幸せが見え始めます。今まで嫌だと思っていた上司が本当はいい人だったとか、周りの人が助けてくれたりとか。無理だと諦めていたことがなんとなくうまくいくんじゃないかって思えたりそう感じ始めたらドンドン現実がステキな方向へ変わり始めます。そして、もちろん落ち込むときもあります。かわいい洋服も買って、バッチリメイクもしてみて、髪型も変えてみて。そんなことしている自分がバカバカしく感じたりもします。そんなときほど、あずきさんがあずきさん自身のイチバンの応援団になってほしいのです。応援するって「がんばれー、がんばれー」って自分に叱咤激励するのではなく、「今日は元気でないんだね」「それでもいいよ」「ゆっくり休も」って、自分をヨシヨシと子供をあやすように癒してあげてください。グジグジしたネガティブな自分も大切な自分です。ネガティブな自分を否定すればするほど自分のことが嫌いになりますので。本気で恋をしているなら両思いも片思いも関係ありません。どんな恋もあずきさんをステキに輝かせてくれます。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月23日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「家業を継いであげたいがプレッシャーが…」という、はるさん(32歳・会社員)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスです。■はるさんのお悩み一年前に父の会社に入社しました。まったく経験のない仕事内容で自分の仕事を覚えるのに必死で一年なんとか乗り切りました。父は会社の経営を私に任せるといつも私に話します。働いている社員は自分より年上、私より経験もあり、そういった職員へ注意をしたり指示をださなければいけません。社員とはギクシャクし父からはお前ならできると言われます。家業を続けてあげたいと思いますが、自分ができる自信がありません。これからどうしたら良いのでしょう。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんより私も自分の親の会社を継ぐか継がないかの選択権があった人間です。ですので、多少なりともはるさんの気持ちは分かるような気がします。その会社は祖父が共同経営で立ち上げた会社で、婿養子の父が跡を継いでいました。子供の頃から言葉で明確には言われないけど、婿養子をとってその人に会社を継いでもらうか、私が会社を継ぐかという“雰囲気”が漂っていました。雰囲気だけです。一度だけ、社会人になってから「うちの会社を継ぐ気はあるか」と聞かれたことがありますが、正式に継いで欲しいと言われた事はありませんでした。結局どうしたかと言うと、私は父の会社は継ぎませんでした。その後、経営がうまく行かず同業他社に買収されて(というか、買収してもらって)祖父達の立ち上げた会社はなくなりました。会社を継ぐなんて荷が重すぎると思って、入社もしなかった会社でしたが、継いでいたらとても大変だっただろうな、と思います。そんな経験を経て、私がはるさんに言いたいことは、はるさんが継ごうが継がなかろうが、大きな流れの中ではたいしたことではないということです。私の祖父も父も繋げるものであれば、繋いで行ってほしいという願望はあったと思います。入社はしませんでしたが、アルバイトに行ったことはあり、古くから勤めている社員さんに「3代目、頼むよー」って言われたこともあるので挨拶程度だとしても、社員さんの中でも多少の期待はあったのでしょう。私ですら感じていた「期待」です。はるさんは、その両肩にのしかかる「期待」を感じているのではないかな、と思います。はるさんは、「お父さんの期待を裏切ってもいい」って言えますか?繰り返しますが、はるさんが継ごうが継がなかろうが、大きな流れの中ではたいしたことではないです。ここにきて「継ぐのをやめる」って言うのもアリです。でも、数ある人生のなかで会社の経営者になるチャンスを持っている人もなかなかいないですよね。別の視点でのお話もさせてもらいたいと思います。私が最初に勤めた会社にも社長の血縁がいました。彼は同期入社だったので親しくしていましたが、分からないことは素直に聞いて、実直に働いていました。見た目は遊んでいそうな感じだったのですが(笑)その働きぶりと素直な性格に先輩社員たちもすっかりその彼のことを気に入っていました。「ちゃんとしなきゃ」という気負いがなかったのも良い影響を及ぼしたのではないかなと思います。こういう2代目なら歓迎されるんだろうな、というのも横で見ていて分かりました。社員さんたちは、雇われているということを分かっていますし、経営側に回ろうとも思っていないです。自分たちが安定して働き続けるために、後継者である、はるさんのことを疎んじたりはしないはずです。基本的には信頼したいはずですもん。そうは言っても、どうしたって長年勤めてくれている社員さんと比べたら、経験もスキルも足りないわけです。はるさんには求められてる役割が、社員さんとは違うんです。そして、現経営者であるお父様とも違います。だから「経営者としてしっかりしなきゃ」と思う必要はないです。継いでいくとしても魔法の言葉は一緒です。「お父さんの期待を裏切ってもいい」お父さんのような立派な経営者にならなくてもいいです。お父さんががっかりするようなトップになっていいです。ダメでできなくて、社員さんに甘えてばかりの経営者でいいです。できなくて、ダメで、甘えて、仕事してもらうそんな愛されるトップになってください。そしてそのできないダメダメなトップになった先に、自然と発揮される自分の底力を信じてみてください。大丈夫です。はるさんは、あのお父様に「おまえならできる」と見込まれている人なのですから。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月16日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「頼りない彼と結婚を考えられません」というみちさん(30歳・看護師))からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■みちさんのお悩み彼が頼りないひとで結婚を考えられません。年齢のことも考えるとあまり時間もなくて別れるかどうか悩みます。いい人で優しい人だけど頼りないし、私はあまり性交渉が好きじゃないのに求められ断るのも辛くなってきました。嫌いじゃないけど好きかと聞かれても正直わからなくて踏み出せません。私はバツイチ子供なしなんですが、元旦那といるときには悩まなかった内容で困ってます。またなんでも元旦那と比べてしまうのも嫌な自分がいます。よいアドバイスがあれば聞かせてください。■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりみちさん、こんにちは。いかり屋圭子です。一言アドバイスするとしたら「彼に失礼だから別れたらいかがでしょうか」でした。失礼しました。この言葉を聞いて、みちさんはどう感じますか。 少し感じてみてくださいね。「いや、まだ別れたくないわ」もしくは「そうか、やっぱり別れたほうがいいか」のどちらでしたか。みちさんは、結婚に何を求めていらっしゃいますか。今の彼よりも頼りがいがあり、セックスを求めない方が現れたらその方に乗り換えますか。もしくは今の彼と同じだけれども高収入や、さらに条件がいい方が現れたらどうしますか。結婚に対して、人それぞれ求めるものや、イメージが違うと思いますので一概には言えませんが、結婚する前からセックスを断りたくて、そしてそれが辛いということですが、結婚したら更に、断ることに罪悪感を感じるのではないかと思います。彼のことを日々、「頼りない」と思い心の中で責めて、一方セックスについては罪悪感を感じる。そんな結婚生活になるかもしれません。どうでしょう? みちさんは、今の彼と別れないまま、ほかにもっといい人が現れたら、今の彼と別れて新しい人のところに行きたいのではないかと感じてしまいました。けれど、新しい出会いというものは「彼がいない状態」の時に来るものだと思います。世界は広いし、男性は多いし、みちさんはまだ若いです。みちさんは、きっと「損をしたくない」方なのかもしれませんね。みちさんの心の中にはまだ「元夫」の居場所があるのかもしれません。ある方の言葉によると、誰かと結婚したいかしたくないかは、本当は瞬時に判断できるものらしいですよ。人間も動物ですからね。直感が働くそうです。たぶん今のまま彼と付き合っていたら、遅かれ早かれ彼の方から別れたいと申し出るのではないかと思います。だから、みちさんは自分の気持ちがはっきりするまでしばらくウダウダとしていればよろしいかと思います。今回は辛口の回答になりました。そして、この回答を読まれて、みちさんがどう感じるかで決まるのではないかと思います。本当はみちさんの中ではもう答えは出ているのだと思います。考えてみてくださいね。そして「損してもいい」という言葉をつぶやいてみてください。損してもいい自分は何を選択するのか。損得ではなく、自分の心は本当は何を求めているのか。自分に聞いてみてください。答えは自分だけが知っていますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月09日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「彼がネガティブ思考でツライ」という、なつきさん(27歳・会社員)に、心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんからアドバイスをいただきました。■なつきさんのお悩み初めまして。よろしくお願いします。私の悩みは、彼氏がかなりのネガティブ思考だということです。 気持ちの浮き沈みがすごく激しくて、なんの前触れもなく「今日はイライラしてるから」「ごめん、だけどほっといて」「誰とも話したくない」など、言われてしまう事が良くあります。そうなってしまった日はもうなにもできず、ただ気持ちが回復するのを待つことしかできないです。それが私にとってはかなり苦しいです。 彼氏にはすごく苦しかった過去があり、今もツライ状況にあるのを知っているので、ネガティブに陥ってしまうのは仕方がないとわかっているのですが、私は放っておくことができないです。なんとしても苦しみから救って幸せにしてあげたいです。前向きになってもらいたいから、自己啓発本を何冊も読んで勉強したり、今の彼氏のツライ現状を早く解決できるように、いろいろ情報を集めたり、微力ですが自分のできることから始めています。 心が楽になるような言葉かけも考えてメールするようにしていますが、ある日「口だけではなんとでも言える」と言われてしまいました。普段は本当に優しくて思いやりに溢れた素敵な彼氏なのですが…。これからも彼氏がネガティブになる度に、ただ心配して待つことしかできないのは本当にツライです。何に怒りを感じて、何にイライラしてるのか話してもくれず、ただ心を閉ざしてしまうので、もうどうしてあげたらいいのかわからず…。 頻度も多いのでこっちも本当に苦しいです。私はどうしたらいいでしょうか。やっぱり、ただ見守ることしかできないのでしょうか。どうか、アドバイスよろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の高橋かのんさんよりはい、どうもしなくていいので、見守ってあげてください。「しかできない」というより、それが今の彼へ最大級の愛情表現になると早く気づいてくださいね。何に愛情を感じるかは、人によって違います。もしかすると、なつきさんは、自分が辛いときにしてほしいことを、彼に押し付けているのかもしれませんよ。そんなすれ違いは、男女の間でよくあるパターンだと言えます。彼は、ちゃんとしてほしいことを言ってくれていますよね。その言葉をまずはちゃんと受け取って、尊重してあげてください。では、なぜ、そっとしておくことができないのでしょうか。ご自身でも書いていらっしゃるように、それは自分が苦しいからです。じゃ、なんで、そんなに苦しいかと言うと、「ネガティブでいることは悪いこと、苦しいこと、早く脱しないといけないこと」と思っているからではないでしょうか。さらに、「ネガティブでいると○○になる」と思って、怖がっているかもしれません。何を心配しているのですか。その自分を感じてみてくださいね。つらいときに、必要とされない私はダメだ、愛されていないと思ってしまっていたり、救うことで存在意義を感じようとしているパターンもありますよ。頼まれもしないのに、彼の問題を解決しようと、もっと言えば、彼をなんとかしようとしなくていいのです。そうやって動くあなたから、彼にどんなメッセージが伝わっているかといえば「ネガティブでいるあなたはダメよ」になっている可能性が高いです。彼からしたら苦しいですよね。彼は、あなたが救わなければいけない人ではありません。ネガティブになっても、ちゃんとひとりで復活できるし、あなたを必要とするときには声をかけてくれると信じてくださいね。そして、その間は、彼の分もリラックスするつもりでゆったりと過ごして。楽しいことをしていたっていいのです。そして、実はもっと大事なことは「自分のネガティブな部分を許すこと」です。自分がネガティブになることも禁じていませんか? なってはいけないと思っていませんか? そんな自分の一部をないものとして切り捨てているから、彼がわざわざネガティブになって、見せてくれていると思ってみてください。無理やりポジティブになろうとせず、じっくりネガティブな自分も味わってみてください。先ほど「彼がネガティブになると何が心配で、何を怖がっているか」と聞きましたが、自分のネガティブを見る手始めにちょうどいいですね。彼のネガティブを問題視してなんとかしようとするのではなく、その彼と関わることで自分の中に湧き上がるネガティブと向き合ってみてくださいね。いやがらずに感じて、認めて、なんともしようとせずに、そんな自分がいるなぁとただ味わってみてください。そして、彼は大丈夫と信じてあげてくださいね。きっと、彼との関係も変わってきますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年06月02日人気の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。「嫌いなはずの母親と同じ行動を…」という、ハルさん。心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんからアドバイスをいただきました。■ハルさんのお悩み娘たちから子離れしたいのです。夫、今年26歳になる会社員の娘、21歳大学生の娘、実両親の6人家族です。 母はいわゆる毒母で、ずっと支配、干渉されて暮してきました。その不都合に気づいてからは母に対する怒りでいっぱいです。しかし、私も娘たちのことが気になって仕方ないのです。口出しをするまい…とは常に意識しているつもりですが、娘たちの様子が心配でたまらないのです。成人した彼女たちを信頼する、見守る…って並大抵の努力ではないですね。世の中の母親はどのようにして乗り越えていらっしゃるのでしょうか。娘の職場、大学とも近場なので、私の方から一人暮らしをすすめるわけにはいかないので、その他のアドバイスがあればよろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の心屋ジェニーさんよりハルさん、こんにちは。心屋ジェニーです。ご相談ありがとうございます。そうですよねぇ…。お母様に干渉されて支配されて苦しんで来られた経験を持たれてあるからこそ、娘さんたちを苦しめずに子離れしたいですよねぇ。ハルさんにお尋ねなのですが、成人したお子さまたちを安心して見守ることができず、常に見張っておられるのは 何かが怖いからではないかなとお見受けいたしますが、母親のハルさんが娘さんたちを放っておいたら、どうなりそうで怖いですか? 誰に怒られそうですか? 誰を悲しませそうですか? 誰に恥をかかせそうですか? 実は、私にも24歳の社会人と22歳の大学生の二人の娘がいます。私も、もうほんとに子供たちには自由にしてあげたいと願いつつ、願いつつ、願いつつ…あれやこれやとついつい口出ししてしまっていました。そして私の母も、私に対して服装から行動・言動に生活態度、学歴や仕事に至るまで いちいち支配的に価値観を押し付けては、逐一口を出してくる人でした。それは正しくないからああしなさい、あなたは間違っているからこうしなさいと、今 思い出しても辟易します。そしてそんな母親そっくりな自分に気づくとげんなりと嫌気がさしてしまいますね。そんな私のように、子供を信頼して安心して見守ることができず、常に見張っている人は、頭の中に支配的で干渉しているお母さんが住んでいて、子育てにもいまだに いちいち口出しをされているのです。そしてお母さんに恥をかかせないように、お母さんの自慢の娘になれるように、お母さんに認めてもらえるようにと、子供たちを監視続けて口出し続けてしまいます。そんな自分の子供を信頼して安心して見守りたい方に効果的なつぶやきの言葉は…お母さんそっくりでもいいお母さんのようになってもいいお母さんみたいに干渉してもいいお母さんの期待に応えなくていいお母さんに恥をかかせてもいいお母さんに怒られてもいいお母さんに嫌われてもいいこれらの言葉を幾度もつぶやいていると、子供たちのママの私が、まず、自分の頭の中に住む母親の口出しから自由になっていきました。そうして自分の好きなことを好きなようにするようになりました。今までやってみたいのにやってみなかったことも、自分で選んでできるようになりました。そうすると、目の前の子供たちが、ママの私の期待通りにいかなくてがっかりさせるようなことをしても、笑われたり恥をかかせたとしても、ママの私がどうにかしてあげなくても、子供たちは自分たちでそれぞれいろんな経験をして、自分たちの幸せへと辿り着くのだなぁと思えるようになりました。ハルさんもどうぞ幾度もつぶやいてみてくださいね。そのうち、なぜか笑えるようになっていきますからね。今回このご相談を担当させていただいて、自分の子育てと自分自身を振り返られることになり、いくつも気づかせていただくことができました。ハルさんご相談ありがとうございました。どうぞハルさんが笑って、今までやってみたかったことや好きなことを のびのびと自由にゆるやかに楽しまれる日々を過ごされますよう楽しみにしています。
2015年05月26日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。事実ではないことを周りに言いふらされているという、ひまわりさん(35歳・福祉)のお悩みに、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■ひまわりさんのお悩み小さい頃からずっと苛められています。それもパターンがあって、私に嫌なこと言われたとか、たたかれたとか、事実ではないことを周りに言いふらし、同情を得ています。私の話は誰も信じてくれません。死にたい、死にたいと思いながら、生きていたらいつか良いことがある! と思ってきましたが。どうしたらよいのでしょう。相手は憎くありません。なぜそのようなことをするのか、どうしたら止めてもらえるのか知りたいです。私の何が相手にそうさせるのでしょうか? 弱さ? よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりこんにちは。周りの人に事実ではないことを言いふらされても相手は憎くないというのはあなたの本音ですか? 私も幼少期から中学生くらいまでは特に気が弱くて、自分の気持ちを主張できず、相手にあることないこと決めつけられてしまい何も言い返せない、という時期が続きました。いわゆるいじめにも遭いました。どうして自分はこうなんだろう? と責めたり反省するばかりで、今思えば周りの人たちに魂をまるごと渡してしまったかのような人生を送っていました。ご相談を読ませていただいた限りでは、あなたの周りの人が本当に事実を言っているのか、そうでないのかは私には確認できません。ただ、もし本当にそうであれば、そんな風に他人に粗末に扱わせているのが自分自身であることに少しずつ気づいていく必要があるのかもしれません。あなたはいつの間にか、どうせ自分は価値がない人間だと思い込むようになってしまってはいませんか? 自分が自分をそうやっていじめてしまっていると、他人にも自分を粗末に扱うことを許してしまいます。それはあなたが望む生き方でしょうか。生きているといいことがある。本当にそうでしょう。そして、もしそのいいこと=生きてて良かった、と思えるためには、自分の気持ちを少しずつ表現することを諦めないでみてください。ちゃんと「やめてほしい」「そうされると悲しい」と、自分の気持ちを相手に伝えてみるのです。伝えて初めて、事実関係が確認できます。もしかしたら悪いように言われていることがあなたの思い込みであることも分かるかもしれませんね。自分は嫌われている、というメガネをかけていると、他人の行動が全て自分の悪口を言っているように見えてしまうことがあります。そしてもし実際、悪く言われていたとしても、やめてほしいと言う勇気を持ちましょう。揉めてもいいのです。言いたいことを言って嫌われることもあるでしょう。たとえ、都合が悪い思いをしても、傷ついても、自分が自分の応援団であることです。そのためには、まず、ちゃんと怒ってください。自分のために。怒りは自分を守る感情でもあります。怒れない自分を責めるのではなく、誰かを責めるのではなく、「私はこう扱われて腹が立った」と自分の尊厳をちゃんと守ってあげるのです。悔し涙を流してみてもいいです。ここに相談できるあなたは、ちゃんと感情を感じられる人です。こうしたい、こうなりたい、が分かる人。だからこそ、自分の感情に嘘をつかない練習をまずは始めてみてくださいね。あなたは好きな人と楽しい時間を通してもっともっと豊かに人生を生きられる人ですから。応援しています。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年05月19日メディアで話題の心理カウンセラー・心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「子どもができなくて悩んでいます」という、ななさん(29歳・営業)へ、心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんからアドバイスです。 ■ななさんのお悩み結婚2年目、子どもができなくて悩んでいます。1日も早く子供がほしいと思い、結婚半年から不妊治療を行っております。特に悪いところは見つからずタイミング指導を受けています。仕事もあり、体力的に疲れていていいタイミングでできなかったり生理が来てしまったりしたときの落ち込みやイライラが募る一方で、最近は小さい子供を見るのも嫌になってきてしまった自分がいます。子供は好きなはずなのに、友達の妊娠報告やSNSなどでの子供の誕生日やイベントの投稿を見る度に悲しい気持ちになってしまいます。このイライラが体によくないんだと分かりつつも、このまま子供ができずに旦那や親をガッカリさせてしまうのではないかと不安です。ちょっと風邪をひいたり花粉が辛くても、妊娠してるかもしれないと期待して薬を我慢しなくてはいけないときは、こんなにまでしてなんで子供がほしいのか分からなくなるときもあります。周りから祝福されたり友達と子供の話で盛り上がったり、それがしたいためだけに子供がほしいと思っているのか、自問自答の日々です。どうしたら気持ち穏やかに過ごせるのでしょうか。このままでは、いつもは穏やかで優しい旦那との仲も悪くなってしまうのではないかと不安です。よろしくお願いします。■心屋塾上級認定講師のこうさかあきこさんよりもしかしたらななさんは、心のどこかで、子供を持てない自分は『不完全』だ。と思っていませんか? 中学を卒業したら、高校へ行って。高校を卒業したら、大学へ行って。大学を卒業したら、ちゃんと稼げるように働きなさいね。ほどよい時に、贅沢は言わないから、普通の人と結婚してね。しばらくしたら、孫の顔が見られるのよね。「おばあちゃん」なんて嫌だけど、孫の顔は見たいわ。ななにはそういう「普通の幸せ」を歩んでもらいたいの。そんな「幻聴」が聞こえていませんか? 「だんなの期待を裏切ってもいい」「親の期待を裏切ってもいい」「子供が産めなくてもいい。それでも私は愛されている」そう呟いてみてください。どんな気分になりますか? 「このまま子供ができずに旦那や親をガッカリさせてしまうのではないかと不安です」と書かれていますね。ガッカリさせてしまいそうで不安なんですよね。そうですね。ガッカリされるでしょう。子供がいたらよかったなぁと思われるでしょう。でもそれは、ななさんが楽しんで生きていて、ななさんが笑っていて、ななさんが自分のことを大事にしているのが大前提だと思います。その上でさらにななさんの子供もいたら最高にいいなぁ、という願望なんです。こうするのが良い、と思われがちな“普通”や“一般的”にとらわれていると、ライフイベントの適齢期が来るたびに悩みに落ちます。学生を卒業して、一般企業で働き続けられない自分をダメだと思ってみたり。結婚適齢期を過ぎても結婚できない自分をダメだと思ってみたり。出産適齢期を過ぎても出産できない自分をダメだと思ってみたり。子供が教科書通りに成長しないのをダメだと思ってみたり。…キリがありません。たとえば私の場合で言うと、結婚適齢期を過ぎても結婚できていない女にあたるのかなと思います。やっぱり“人並みに”結婚したいと思う時もありますよ。“親の期待”に応えたくて結婚したいという思いを持っていた時もあります。一般的に結婚していた方が“良さそう”だから結婚したい、という思いが強かった時期もあります。いまはわりと落ち着いていて、「結婚してもしなくても、どっちもアリかな」という感じです。やっぱり友達と会えば、「結婚考えてる人とかいないの?」という話題になったりする時もあります。こういう話題も挨拶のようなものです。たんに「結婚していない」という状況なだけなのに、そこに×をつけていると、こんな話題にも過敏に反応したりします。「うん、私はいま結婚していないね。いつかするのもいいね。しないならしないで楽しくやっていけそうだよね」って思っていたら、素直に「いい人いたら紹介して」って言えたりするものです(笑)。ななさんもね。「子供がいてもいなくてもいい」「旦那や親をがっかりさせてもいい」と、呟きながら、子供のいない人生に思いを馳せてみてください。「がっかりさせてもいい!」と腹をくくれたらそれはそれでアリだな。とふっと肩の力がゆるんだりします。「でもやっぱり欲しいな」と思っても、もちろんよいです。そんなふうに揺れてもいいんですよ。気持ちは揺れて当然ですよ。欲しいものは欲しいんですもの。でも、なくてもアリなのかもしれない。そんなふうにあっちいってこっちいってとゆらゆらしていると、肩の力がふわっと抜けます。そんな時にきっといい知らせが届くものなんじゃないかなと思いますよ。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年05月05日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門が相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「やりたいことはあるが、将来が不安」というURさん(29歳・家事手伝い)からのご相談に心屋塾上級認定講師のいかり屋圭子さんからアドバイスをいただきました。■URさんのお悩み今、家事手伝いをしています。周りからは、すぐ結婚しても大丈夫というくらいしっかり家事をこなしています。実際、一度お見合いの話もきましたがこのままの私では駄目だと思い、お断りしました。 両親の応援もあり、何かにつけできない理由を探して、やりたかったけどやってこなかったことを仕事にしようと、できることから、今がんばっています。しかし、それはすぐに収入につながりませんし、自立できるかどうかも不安な仕事です。でも、できるやり方を模索しながらがんばっています。ですが、他の人から見れば家事手伝いに変わりないし、この夢がうまくいく保証もありません、こんなことをしていないで普通に働かないと駄目なのかなと諦めどころを探してしまいます。けど、もう諦めたくありません。こんな時は、どんな風に考えていけばいいのでしょうか? ■心屋塾上級認定講師・いかり屋圭子さんよりURさんへ、初めまして、いかり屋圭子です。今まで何かにつけてできない理由をつけてやらなかったこと、をやり始めたのですね。そして今度こそ諦めたくないのですね。けれど、それはすぐには収入に結びつかないし、うまくいく保証もないのですね。その不安な気持ちはわかります。けれど、URさん、やりたいことがすぐに収入に結びつかないというのは「当たり前」なのですよ。ですから、その「やりたいこと」を収入につなげようとするのをいったん横に置いておいてください。「やりたいこと」と「収入」を結びつけて考えないでくださいね。幸いURさんのご両親はURさんのやりたいことを応援してくださっているようですよね。今のURさんは「家事手伝いは職業ではない」「仕事をして収入を得るべき」「うまくいくことをやるべき」「このままの私ではダメ」「自立するべき」というような思いこみがあるように感じます。いかがですか。こんなに色々「べき」があると、身動きがとりにくくなりますね。まず、家事手伝いをしている自分についてOKを出してください。家事手伝いをしている自分で胸を張ってください。しかも「すぐ結婚しても大丈夫なくらいしっかり家事をこなしている」のですよね。それは素晴らしいことですよ。URさんが家事を受け持ってくれることで、助かっている人(家族)がいますよね。収入に結びつかなくても家事は立派な仕事です。逆に家事をする人がいないと外で働いてくる人は困るわけですから。自立についてですが、「自立しなければいけない」と自分にプレッシャーをかけるのは逆効果です。実家にいられる自分、応援してくれるご両親がいることを「ラッキー」に思い、いつかタイミングがくれば自立するだろうくらいに思っていてくださいね。人にはそれぞれタイミングがあります。ずっと親元で暮らす人もいれば、若いうちに自立する人もいます。それは自然な流れです。年齢を気にして焦らなくてもいいと思います。そんなURさんには「自立しなくてもいい」という言葉をつぶやいていて欲しいです。そして、やりたいことがあるのならば、親に迷惑をかけても、収入につながらなくてもやればいいと思います。そう、URさんに今足りないのは、そういった覚悟と勇気かもしれません。やりたいことをして、それを収入につなげられる保証は誰にもありません。けれど、成功していく人というのは「やり続けた人」です。失敗しても、そこで諦めずに続けた人が結果を出すのです。いつまで経ってもやり始めない人は失敗することもありませんが「収入に結びつく」こともありません。ですから、結果を恐れず、やりたいことを今やること。しかも、URさんには実家という居場所と家事手伝いという役割があります。今の状況に感謝しながらガムシャラにそのやりたいことに取り組んでみたらいかがでしょうか。私のことになりますが、30歳で離婚した時は専業主婦でした。離婚して初めて一人暮らしをして、すぐに父が他界してしまった為、実家の会社に2年勤め、その後32歳で転職しました。私は専業主婦と子育てが夢だったので、夢破れて、しかも心の深いところで頼っていた父を亡くして、一人で生きていけるのか大変不安でした。けれど51歳の今も自分で収入を得ていますし、ここ数年は自分がやりたかったこと、自分を活かせると思っている仕事をしています。46歳の時に会社が日本撤退して、急に仕事を失いましたが、やりたいことだけをしようと覚悟して、2年半くらいほとんど収入がない時期を過ごしました。けれど今こうして生きています。突出した才能も資格もありませんし、今も何の保証もありませんが、会社勤めの時よりも幸せで自分が喜んでいるのを感じています。会社が無くなった時に、安定した収入や、保証を得られそうな「会社に勤める」という選択肢を選んでいたら、今の人生はなかったと思います。怖くても先が見えなくても、やりたいことをやる、と決めて選択したことが今の状況を作ったと思っています。「保証がない道を進む」という損を受け入れる覚悟を、あの時無意識にしていました。そして、疲れがたまって苦しかった会社員生活も、日々目の前の事に取り組んでいたら、自ら辞めなくても自然に終わりが来ました。不思議なものです。人生は先の見えない冒険です。冒険が失敗しても、また立ち上がっていけばいいのです。収入に結びつけることを先に考えるのではなく、やりたいことをやる勇気を持ってください。収入も自立もきっと勝手に後からついてきます。そのタイミングは誰にもわかりませんが、神様は勇気を出した人を応援してくれると思います。想像できない奇跡は勇気を出した人のところに起こりますよ。これからも家事を楽しんで、親のすねをかじりつくしてやるくらいのつもりで実家に寄生してみてくださいね。いつか、ご両親とは別れる日がやってきます。それまで一緒に暮らせること、自分が好きなことをやらせてもらえること、応援してもらえることに感謝しながら、焦らず今の暮らしを楽しんでください。そう、URさんは「今のままでいい」「今の自分でいい」と思えた時に変化が訪れることでしょう。肩の力を抜いて楽しみにしていてくださいね。【特集】 凍えたココロがほっこり温まる、心屋仁之助 塾 【質問募集】 心屋仁之助 塾 一門にお悩みを相談したい方はこちら
2015年04月28日