阿部寛(56)が9月28日、竹内結子さん(享年40)への追悼コメントを発表した。各メディアによると阿部は「信じられません」といい、「常に明るい笑顔で輪を大切にする彼女の姿を何度も見てきました」「ご冥福をお祈りいたします」とつづったという。03年4月期のドラマ「笑顔の法則」で初共演となった2人。以降、08年2月の映画「チーム・バチスタの栄光」や09年3月の「ジェネラル・ルージュの凱旋」、14年10月の「ふしぎな岬の物語」といった作品で共演を重ねてきた。「阿部さんは撮影現場で、竹内さんの存在に助けられることもあったといいます。特に『チーム・バチスタの栄光』で監督の指示に悩んでいたとき、竹内さんも同様に苦悩。そんな姿が同志のようで嬉しかったそうです。また2人は、現場以外でも息ぴったり。冗談を言い合うなど、取材時も和気あいあいとしていました」(映画関係者)また、竹内さんも阿部のことを慕っていた。「撮影中にどんな演技をしても阿部さんは臨機応変に対応してくれるため、竹内さんは安心していました。彼女によると、阿部さんは役柄によって撮影時以外でも雰囲気が変わるそうです。映画『ふしぎな岬の物語』では『子供の頃から可愛がってくれているお兄さんのようだった』といい、自然と話す機会が増えていったそうです」(前出・映画関係者)何度もタッグを組んできた阿部と竹内さん。その思い出は、永遠に輝き続けることだろう――。
2020年09月30日中山七里の小説を上川隆也主演でドラマ化する連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」に岡田結実が出演することが分かった。スクープを追う有名週刊誌の副編集長・志賀(上川さん)は、順風満帆なジャーナリスト人生を歩んでいたが、息子の起こした事件により、一転、追われる立場となってしまう。絶望の淵に立たされる中、ある出来事をきっかけに事件の真相に迫っていくことに。そして、深い闇の中で志賀は一条の光を見つける。一人息子が引き起こしたのは、ストーカー殺人事件。さらに、被害者と共に自ら命を絶ってしまう…。岡田さんが演じるのは、被害者遺族の少女・星野奈々美。このストーカー殺人事件によって両親を奪われた女子高生という役どころだ。容疑者が死亡すると、その父親である志賀に恨みを募らせるように。しかし、彼女の存在が志賀の運命を変えることになる。連続ドラマWに出演するのは今回が初となった岡田さんは「今までの私の少ない役者経験の中では、明るい役や楽しい役を演じることが多かったので、その中で星野奈々美を演じるという事は私にとってはある意味チャレンジです。お話をいただいた時は、興奮と同時に不安がありました」と正直な気持ちを語り、「奈々美には、沢山のものの中で振り回されながらも、絶対に曲げない力を感じます。脚本を読んでいて私は、どんどん変わっていく奈々美に勇気づけられました。私の演じる奈々美も、少しでも誰かの希望の星になれるように演じようと思いました」と意気込む。そして視聴者へ向けて「中山七里先生の優しくも力強く切り込んでいくこの熱い作品、登場人物が皆何かを信じて走り続けている姿に、私は心を打たれた一人です。SNSや報道のあり方が考えられているこの現代に斬り込んでいく作品だと思うので、ご覧になった方が一人でも何か感じるものがあったら嬉しいです。夜がどれほど暗くても。その暗闇の先までをご覧いただきたいです」とメッセージを寄せている。連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」は11月22日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全4話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年09月25日上川隆也を主演に迎え、『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』や連続ドラマW「セイレーンの懺悔」などを手掛けるベストセラー作家・中山七里の同名原作をドラマ化する連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」。上川さんと対峙しながら真相を追う週刊誌の記者役に、加藤シゲアキの出演が決定した。上川さん演じる主人公・志賀は、スクープを追う有名週刊誌「週刊時流」の副編集長。順風満帆にジャーナリスト人生を歩んできたが、一人息子がストーカー殺人事件を起こし、被害者とともに自ら命を絶ったことで、一転、メディアから追われる立場に。凶悪事件の容疑者家族として、世間からバッシングを受ける日々。まさに絶望の淵に立たされる中、ある出来事をきっかけに事件の真相に迫っていくことになる。この本作で加藤さんは演じるのは週刊誌記者・井波渉。「週刊時流」の若手記者で、週刊誌報道の正義を巡って上司である志賀(上川隆也)とぶつかるという役どころ。やがて井波は、息子が起こした殺人事件をきっかけにバッシングされ、“追われる側”となった志賀を密着取材することになる。加藤さんがWOWOW連続ドラマWに出演するのは、今回が初。また、週刊誌記者の役を演じるのも今回が初めて。本作のテーマの一つである「報道の自由や意義とは一体なにか」を正面から問う重要な役どころを、文筆家としての顔ももつ加藤さんがいかに演じるのか、期待が高まる。加藤さんはWOWOWのドラマについて「社会派でウェルメイドな作品が多い印象があり、機会があればぜひ出演してみたいと思っていました」とコメント、「複雑な心情を抱く主人公の志賀を上川隆也さんがどのように演じられるのかも楽しみ」と語る。「実際の事件などがモチーフとなっていることもあって、リアリティを感じました。情報に左右されがちな昨今において、真実を追い求める難しさ。つい見失ってしまう、人としてのあり方。他者との関わりとはなんなのか。この物語に込められた痛烈なメッセージに、強く胸を打たれました」と明かし、「井波渉は志賀とは上司と部下ですが、話が進むにつれて一般的な関係とは異なり、いびつなものになっていきます。スキャンダルを扱う編集者は、一体どうあるべきか。なにが正しいのかわからなくなる世界で葛藤する井波には、誰もが共感できるのでは」と、自身が演じるキャラクターに期待を寄せている。連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」は11月22日(日)より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送開始予定(第1話無料放送・全4話)。(text:cinemacafe.net)
2020年09月11日“どんでん返しの帝王”の異名を持つ作家・中山七里の報道サスペンス小説『夜がどれほど暗くても』が、上川隆也を主演に迎えてドラマ化することが決定した。本作はWOWOWプライムにて、2020年11月放送予定。全4話で展開される。デビュー作『さよならドビュッシー』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞して以来、良質なヒューマンミステリーを世に送り出してきた中山。デビュー10周年を迎えた2020年は前代未聞の新刊単行本12か月連続刊行を実施しており、出版社横断の一大キャンペーンを展開中。また、映画『ドクター・デスの遺産ーBLACK FILEー』(2020年11月公開予定)、映画『護られなかった者たちへ』(2020年公開予定)、新木優子主演でドラマ化が発表された『連続ドラマW セイレーンの懺悔』(WOWOWプライムにて、10月18日放送スタート予定)など、次々に映像化が決定している。上川隆也が連続ドラマWで主演を務めるのは、『連続ドラマW 真犯人』(2018年)以来約2年ぶり。また、中山七里原作への出演は、ドラマ『テミスの剣』(テレビ東京、2017年)以来約3年ぶりとなる。上川演じる主人公・志賀は、スクープを追う有名週刊誌の副編集長。仕事ぶりを評価され、順風満帆なジャーナリスト人生を歩んでいたが、ある日事態は一変する。一人息子がストーカー殺人事件を起こし、被害者とともに自ら命を絶ったのだ。スクープを追う側だった志賀は一転、追われる立場となる。凶悪事件の容疑者家族として、世間からバッシングを受ける日々。まさに絶望の淵に立たされる中、ある出来事をきっかけに志賀は事件の真相に迫っていくことになる。少しずつ浮かび上がっていく新しい真実、そして深い闇の中で志賀が見つけた、一条の光とは。犯罪の当事者になってしまった人間は、理不尽な茨の道をどう乗り越えていくべきか。そして報道の自由や、意義とは一体何か。本作は『連続ドラマW セイレーンの懺悔』とともに、WOWOWが真っ向から切り込む重厚な報道サスペンスとなっている。【主演・志賀倫成(しがみちなり)役:上川隆也】WOWOWさんとは、これまで長く御一緒させて頂いた事もあって、その間にある信頼感には確たるものを感じています 。今回も、勿論作品の内容は伺った上ではありますが、お声掛けを頂いた時点でその信頼に応えたいという気持ちの方が強くありましたし、悩むことなくお受け致しました。今回の役は、これまでのWOWOW出演作品の中でも、もっと云ってしまえば、これまでのキャリアを見渡しても、演じてきたことのなかった様な人物です。今はこの『志賀倫成』という男と、どの様に相対することになるのかが楽しみです。中山七里先生の『テミスの剣』に出演した時、日々味わっていた役者としてのスリリングな感覚は、今でも忘れられません。今回も先生の世界の中に浸れることを思い、今から期待に胸を躍らせています。この感覚をそのまま作品の中に封じ込めてお届け出来る様、スタッフ・キャストの皆様と足並みを揃えて臨みたいと思っています。どうぞ御期待下さい。【原作者:中山七里】今年の3月に親本が刊行されたばかりだったので、ドラマ化の話をいただいた時には早いなあという驚きがありました。わたしの原作の映像化では最短記録です。意図的にタブーとされるテーマを選び映像化はされにくいと思っていたので尚更でした。あまりに突然だったので当初は少し不安でもあったのですが、主演が上川隆也さんと聞いた瞬間、「ああ、 もう原作者が口を差し挟む余地は何もないな」と安心しました。上川さんは以前、他局制作のドラマ『テミスの剣』でも主演を務めていただき、全幅の信頼を置いていましたから。本作のテーマの一つは「全てを失くした者の再生」なのですが、上川さんなら見事に表現していただけるものと信じています。『夜がどれほど暗くても』11月放送スタート※予定毎週日曜日よる10時WOWOWプライムにて放送(全4話)/第1話無料放送番組サイト:
2020年08月25日俳優・阿部寛(55)の主演ドラマ「ドラゴン桜2」がTBS系で今夏より放送されると3月10日に発表された。前作同様、主人公・桜木建二を演じる阿部。主演作の続編が続くのには理由があるようだ。各メディアによると「ドラゴン桜2」の舞台は前作の10年後。阿部は「この15年で受験生や学校を取り巻く環境は大きく変わりました。当時の常識が、今は通用しません」とし、「そんな現代においても、バカとブスほど東大に行け!と、ひとつもぶれることなく生徒を指導する桜木の姿を信じています」「ぜひご期待ください」と呼びかけているという。05年7月から放映された前作は長谷川京子(41)や山下智久(34)、長澤まさみ(32)に小池徹平(34)、そして新垣結衣(31)といった豪華キャストが勢ぞろいだった。さらに最高視聴率は20.3%を記録!そのためTwitterでは「ドラゴン桜2」に期待の声が上がっている。《めっちゃ懐かしい!ちょうど学生時代で今思うと出演者も豪華だったなー!》《阿部さんって、真面目な役も変わった役も見てておもしろい!》《当時と随分変わった今、どんな作品になるのか楽しみです》主演ドラマの続編が続く阿部。昨年10月期には、ドラマ「結婚できない男」の第2シーズンとなる「まだ結婚できない男」が放映されたことも記憶に新しい。「『ドラゴン桜』と『結婚できない男』はドラマが豊作だった頃の作品で、その中でも大きな評判を呼んだものです。特に『ドラゴン桜』には名だたるスターたちが大集結。そのため続編のキャストにも俄然注目が集まります。また阿部さんはもともとダンディな見た目と、幅広い演技力がウリ。それは15年経っても変わらずで、続編特有のブランクを感じさせません。ドラマ界が苦境に立たされる中、ヒット作が豊富な阿部さんはテレビ局にとって頼みの綱です」(ドラマ制作関係者)「ドラゴン桜2」は再び旋風を巻き起こすだろうか?
2020年03月11日ダブルヘッダー特別公演『おおきく振りかぶって』『おおきく振りかぶって 秋の大会編』の顔合わせが、12月中旬に東京都内で行われた。【チケット情報はこちら】ひぐちアサの野球マンガ『おおきく振りかぶって』を舞台化する本シリーズ。“ダブルヘッダー特別公演”を謳う今回は、2018年2月に上演された第1弾『おおきく振りかぶって』の再演版と、第3弾となる新作『おおきく振りかぶって 秋の大会編』の2作品が同時上演される。脚本・演出は、これまで本シリーズを手がけてきた成井豊が担当。稽古初日となるこの日、キャスト・スタッフが一堂に会し“船出”に向けて決意を新たにした。ひと言ずつの挨拶で「2020年もマウンドに立てて、本当に嬉しく思っています!」と口火を切ったのは、主人公の西浦高校ピッチャー・三橋廉を演じる西銘駿。劇中で彼とバッテリーを組む捕手・阿部隆也役の大橋典之は「成長の過程を描けたら」と意気込んでみせる。原作者ひぐちから届いた応援メッセージが代読されると、成井は「スピード感を大切に、寒い時期のサンシャイン劇場を熱くしましょう!」とカンパニーを鼓舞した。続いて再演版・新作の順で本読みが行われると、稽古場の空気は一気にヒートアップ。モノローグや実況中継によって、一球ごとに緻密な心理戦が繰り広げられる『おお振り』ならではの臨場感があたりを満たした。特に再演版では、西銘をはじめとする初演の参加メンバーがすぐに勘を取り戻し、表情や声色を自在に操りながらキャラクターを演じる様子が見受けられる。武蔵野第一高校との激闘が綴られる新作は疾走感にあふれ、早くもスピード感を意識する成井の要望に応えていた。なお、本読みパートは後日「げきぴあ」にて2回に分けてレポートする。また、再演版&新作チケットの2種のチケットの購入者には「ダブルヘッダー特別公演記念特典」として原作者ひぐちのサイン入り描き下ろしミニ色紙が贈呈される。“西浦高校バッテリー”と“武蔵野第一高校バッテリー”の2バージョンを揃えてみては。(両作1回ずつの観劇で色紙1枚贈呈。)公演は、2020年2月14日(金)から24日(月・祝)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケットぴあでは現在、12月21日(土)10:00からの一般発売を前に、先行先着チケットが販売中だ。取材・文:岡山朋代
2019年12月20日『グランド・フィナーレ』で芥川賞受賞した阿部和重さんに、三部作最終巻『オーガ(ニ)ズム』のお話を聞きました。父と子とCIAエージェントのミッション・インポッシブル。『シンセミア』を書いていた20年前から、三部作全体の構造は概ねできていたと語る阿部和重さん。「ただ、三部作が持つ既存のイメージ、つまり時系列に沿った大河小説というものは更新したかったんですよね。むしろ僕の出身地でもある山形県東根市神町を舞台にした“神町トリロジー”の3作それぞれがまったく違う作品のように見せたかった。『シンセミア』は、方言もバンバン出てくる犯罪まみれのノワール群像劇です。『ピストルズ』は、フェミニンな表現やファンタジーの世界観に徹しました。最終巻となる『オーガ(ニ)ズム』は、ストーリー的には政治や国際情勢を背景にしたスパイドラマです。エンタメ色を打ち出したバディものを意識しました」オバマ大統領来日が近づいていたある晩、作家の阿部和重の家にアメリカ人編集者として彼に取材を申し込んでいたラリー・タイテルバウムが血まみれでやってくる。もうすぐ3歳になるひとり息子・映記と長期の留守番を任されているというのに、阿部和重はどんどん抜き差しならない状況に……。果たして、作家の故郷であり、日本の新首都となった神町で何が起きようとしているのか。「子どもがいなければ阿部和重とラリーももっと自由が利き、うまくやれたはず(笑)。3歳児の世話や保護、社会や国家の安寧など、枷をはめられながらも困難を解決しようとする懸命さや滑稽さを楽しんでほしい」しかも物語は<阿部和重>の視点で進んでいくのがキモ。彼らが置かれた状況やラリーの本当の目的などは杳として知れず、反対に<阿部和重>の心中に広がる不安や愚痴はダダ漏れで、次々と飛び出してくるカルチャー造詣はハイレベル。そのドタバタ感が面白いのなんの。「本人のあずかり知らぬところで書かれたウィキペディアの阿部和重解説を、作中で<阿部和重>が繰り返しつぶやくというのもあります。そこでどんどん生まれてくるズレがまた何かを生むのではないかと」本作はもとより、これまでも現実の出来事や文献を積極的に取り込み、作品を組み立ててきた阿部ワールド。「想像の世界を現実とひも付けることで、リアリティや世界観の奥行きを出す。そういうやり方で書き続けてきた結果、それが自分の作風になってきました。今後も変わらず追求していくのが僕という作家の課題だろうと思います」2019年下半期のNo.1注目作だ。阿部和重『オーガ(ニ)ズム』三部作それぞれの標題はみな植物にまつわる言葉。『シンセミア』には種なし、『ピストルズ』にはめしべ、本作には生殖の意味を重ねた。文藝春秋2400円あべ・かずしげ1968年、山形県生まれ。作家。1994年、「アメリカの夜」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。2005年、『グランド・フィナーレ』で芥川賞受賞。『シンセミア』『ピストルズ』ほか著書多数。※『anan』2019年10月23日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)池田エライザさんのヘルシービューティのヒミツ
2019年10月18日大泉洋主演、松たか子、上川隆也、大谷亮平らも出演する日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」。その第9話が9月8日にオンエア。君嶋の前に現れた“真の敵”…“天敵”だったはずの滝川の本心に視聴者から様々な反応が寄せられている。大手自動車メーカー「トキワ自動車」の中堅サラリーマンで出世レースの先頭に立っていたものの、上司が主導する企業買収に異を唱えたことで左遷、低迷するラグビーチーム「アストロズ」のGMとなった君嶋隼人(大泉さん)は、君嶋の妻・真希(松さん)の叱咤激励を受け、大学時代の同期で「アストロズ」の監督となった柴門琢磨(大谷さん)らと共にプラチナリーグでの優勝を目指す。一方、君嶋を左遷した“天敵”上司・滝川桂一郎(上川さん)はカザマ商事の買収まであと一歩のところに迫っていた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。トキワ自動車本社では滝川を中心にカザマ商事買収に関する会議が行われていた。経営戦略室長の脇坂(石川禅)は会議のメンバーではない君嶋をこの会議に臨席させる。君嶋がカザマ商事の不正を暴いたことで滝川は子会社に左遷されることになるが、破竹の勢いで勝ち進むアストロズに滝川を追い出した脇坂が君嶋の新たな“天敵”として立ちはだかる。優勝争いを繰り広げるアストロズでは浜畑(廣瀬俊朗)が再びスタメンに復帰。柴門は七尾(眞栄田郷敦)がニュージーランド時代のトラウマから逃れられずにいる限りサイクロンズ戦には出せないと言う。…というのが今回のストーリー。滝川のカザマ商事買収を阻止するため共に戦ってきた脇坂が、今度はアストロズを潰そうとする…この“裏切り”に「脇坂さん、最低な男だったんだ」「上に上がると人ってかわるよねぇ」「滝川常務があっさりと退場したと思ったら、敵は脇坂だった!」など怒りの声が巻き起こる。一方、七尾に代わり試合に出場した浜畑だが負傷してしまう。それでも勝利のために戦い続ける浜畑の姿に「さすが元日本代表キャプテン廣瀬さん。めちゃカッコいいぜ!」「浜畑さんの男気に泣く」といった感動の声が上がる。「こないだの南アフリカのDFみたいな試合」「こないだの南アフリカみたい」といった感想も。さらに滝川がアストロズの試合を観戦、君嶋に本心を語り、君嶋の真の敵を明かす…この逆転に次ぐ逆転にも「この展開は上川さんカッコよすぎてズルい」「滝川さんが、味方になってほしい」という声が上がっている。(笠緒)
2019年09月08日池井戸潤原作ドラマ「ノーサイド・ゲーム」に出演する新たなキャストが決定。松たか子、上川隆也、八代目中村芝翫が、大泉洋扮する主人公・君嶋隼人を取り巻くキャラクターを演じる。出世の道を絶たれた君嶋の再起をかけた戦いが描かれる本作。女優で歌手の松さんが演じるのは、君嶋の最大の理解者にして“夫を尻に敷く”妻・真希。池井戸作品初参加となった松さんは「池井戸さんの作品は“日々を生きている人に寄り添う”イメージで、コツコツ生きている人の大きな夢を描いたり、現実と理想を一致させてくれる展開が、見る人・読む人の共感を呼ぶのかなぁと思っています。その世界観になじんでいけるように頑張りたいと思います」と意気込み、「真希の言動で旦那さんが一歩踏み出せたりするような、無意識でも補い合えるチームワークを夫婦間・家族間で作れたらいいなと思っています」とコメントしている。また、君嶋が工場に飛ばされる原因となった企業買収先の「カザマ商事」3代目社長・風間有也役を、歌舞伎俳優の芝翫さん。君嶋を府中工場に飛ばし、ことあるごとに君嶋の前に立ちはだかる天敵、トキワ自動車常務取締役営業本部長・滝川桂一郎役を、現在「執事 西園寺の名推理」で“執事”を好演中の上川さんに決定した。大泉さんについて「“音のいい役者さん”」と表現する芝翫さんは、「今回がっちり組んでお芝居ができることで、わたしの中の新しい部分を引き出していただけると楽しみにしております」と共演に期待。上川さんは「大泉さんと現場でご一緒する機会は、これまで一度しかないのですが、画面を通して彼の姿を数限りなく見ている気がします。朗らかな印象が強いですが、今回の役回りはこれまでと一味違う『才気溢れていながら苦悩を強いられる役回り』で、わたしはその苦悩を強いる男・滝川を演じます。今までにない新鮮味を覚えています」と語り、「滝川を演じるにあたり、小細工せずにいけたらと思います。“企みながら企まない”というようなアプローチで臨みたいと考えています」とコメントしている。「ノーサイド・ゲーム」は7月、毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年06月08日阿部寛主演で2006年に放送された「結婚できない男」が、この秋、続編の放送が決定(タイトル未定)。阿部さんが続投し、前作から13年後を舞台に、偏屈×独善的×皮肉屋に磨きがかかった建築家・桑野信介の日常をコミカルに描く。2006年7月~9月にかけて放送された「結婚できない男」。偏屈で独善的で皮肉屋…けれどどこか憎めない独身建築家・桑野信介が、女性との出会いをきっかけに恋愛を意識し、結婚を真摯に考えるまでの日常をリアルに、そしてコミカルに描いた。今回放送が決定した続編では、前作と同様、尾崎将也が脚本を担当。前作から13年後、53歳になり以前と同じマンションに一人暮らしている桑野を描く。13年の間に飛躍的に進んだIT化に合わせ、最新機器を取りそろえるなど、引き続き独身生活を謳歌中の桑野。恋愛においては、自身の担当医だった早坂夏美と交際まで発展したものの、その後破局。また50歳を過ぎ、偏屈さにはより一層磨きがかかっている。将来のことを考えると、ちょっと不安を感じないでもない桑野。そんな中、偶然出会った女性たちとの間で、運命の歯車が突然、動き始める…!続編制作にあたり、主演の阿部さんは「随分長い間結婚してなかったんですね、やっぱり」と言い、「彼に再会できることがうれしいです」と撮影を心待ちにしている様子。桑野については「人嫌いなようで、実は人と関わりたくて仕方ない。人のために役に立ちたいと誰よりも強く思っている」と改めてそのキャラクターについて語り、「そんな彼が僕は好きです」と愛情をにじませる。また「13年前よりもさらに結婚しない人が増えていると聞きます。世の結婚してない男性を癒すようなドラマにしたいです」と続編へ意気込みを見せている。「結婚できない男」続編は10月より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年04月26日上川隆也が執事役で出演する「執事 西園寺の名推理」の続編が4月19日(金)からスタート。この度、本作の新たなレギュラーキャストとして観月ありさが出演することが明らかになった。上川さん扮する“パーフェクトな執事”西園寺一が活躍する痛快ミステリー・エンターテインメント「執事 西園寺の名推理」。すでに、西園寺が仕える奥様・伊集院百合子役の吉行和子に決定し、前作から引き続き佐藤二朗、浅利陽介、里見浩太朗、古谷一行ら豪華レギュラーキャストが発表されている。今回新たに本作に加わることが決定した観月さんが演じるのは、全てが謎に包まれた西園寺を追うミステリアスな美女・山崎和歌子。前作では、古谷さん演じる大川の伏線などで物語を盛り上げてきたが、今回は彼女が新たな伏線として物語を盛り上げる。「シリーズものにパート2から参加させて頂くというのは、とてもありがたいことと思っています」と今回からの参加を喜んだ観月さんは、「前作の良さも残しつつ、また今作ではさらに良い作品になるように頑張りたいと思います」と意気込み。また吉行さんとは、人気シリーズ「ナースのお仕事」でナース役で共演しており、「今作でも関わるシーンが出てくるかもしれないので、また久しぶりに共演できることをとても楽しみにしています」と共演が待ち遠しいと話し、「前作から引き続き今作もとても楽しい内容となっていると思います。私は役柄的に謎の女なので良いエッセンスになり、レギュラー陣を良い意味でかき回していきたいなと思っております」とコメントしている。一方、主演の上川さんは「又一人、この作品に美しい刺客(?)が名を連ねて下さいました。毎回、様々な事件や、西園寺の幅広い知識や特技が広がる中、観月さんの演じる和歌子の、謎に包まれた言動が、この物語に更なる深みをもたらしてくれるであろう事に、期待は膨らむばかりです」と期待を寄せている。金曜8時のドラマ「執事 西園寺の名推理2」は4月19日より毎週金曜日20時~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2019年03月13日阿部真央が、本日1月22日に東京・日本武道館にて『阿部真央 らいぶNo.8 ~ 10th Anniversary Special ~』を開催する。昨年、『Road to 10th Anniversary』と題し、これまで以上に精力的な活動をスタートさせた阿部真央。3月に8枚目となるアルバム『YOU』を発売し、4月からは約7年ぶりとなる全国ライブハウスツアー『阿部真央ライブハウスツアー“Closer”』(全7公演)を開催した。その後、7月に新曲「まだ僕は生きてる」を配信リリースし、夏から年末にかけて『COUNTDOWN JAPAN 18/19』などの大型フェスへ出演し、年の瀬いっぱいまで、全国各地に歌声を届けている。そんな阿部真央は、2009年1月21日にアルバム『ふりぃ』でデビューしており、今年1月にデビュー10周年を迎えた。昨年11月から全12公演の全国ホールツアー『らいぶNo.8』を実施し、本日の日本武道館公演と1月27日の兵庫・神戸ワールド記念ホール公演は『らいぶNo.8~10th Anniversary Special』と題している。記念すべき日に、日本武道館という大きな会場でライブを行うことは、阿部真央にとって、ひとつの節目となるかもしれない。これまでのキャリアを代表するような歌声とパフォーマンスを楽しめるライブになるのではないだろうか。さらに、1月23日には自身初のベストアルバム『阿部真央ベスト』をリリース。先日公開された同アルバムのトレイラー映像では、彼女のキャリアを追いながら、デビュー曲「ふりぃ」から最新シングル表題曲「変わりたい唄」までを楽しめる。デビューしてからの10年間、女性を中心に多くのファンから愛され続けている阿部真央は、これからもさらに活躍の場を広げていくことだろう。公演情報『阿部真央 らいぶNo.8 ~10th Anniversary Special~』会場:日本武道館日時:1月22日(火)東京開場18:00/開演19:00
2019年01月22日2018年11月30日付でジャニーズ事務所を退所した、元「Love-tune」の阿部顕嵐(あべあらん)さんが、公式インスタグラムアカウントを開設したのでは、とツイッターで話題になっています。11日昼頃にアップされた1枚には、11日18時時点で13000件を超えるいいね!が付いています。フォロワー数は早くも23万人超に。ツイッターでは・顕嵐かっこよすぎるよ………・顕嵐ちゃんのインスタ本当かな…?!でも初めて見る写真だからそうっぽい?相変わらず美しい顔すぎて笑うわ!笑・顕嵐ちゃんがバチバチにかっこよくて目眩起こしそう(訳:インスタフォローした)など、インスタアカウント出現に歓喜の声を上げるファンが続出。一方で、・顕嵐のインスタ偽物だ!って言える要素がない。・顕嵐ちゃんのって本物?だよね?なんでこのタイミング?・顕嵐のインスタは本物…?なんかよくわかんない…!若干パニックてる…。など、アカウントの真偽がわからず、若干戸惑いを語るファンの姿も。阿部さんといえば、12月10日、阿部サダヲさんを中心メンバーとして開催される「あべ会」に出席している姿が、芸人・あべこうじさんのインスタで報告されています。あべこうじさんにあべ静江さん、阿部サダヲさん、阿部進之介さん、阿部力さん、阿部亮平さん、あべみなみさんらと写真に写った阿部さんは元気な表情を見せていて、ファンを喜ばせていました。このインスタが阿部さん本人が開設したものなのか、未だ真相は明らかになっていませんが、もし本物であればファンとしてこれほど嬉しいことはないでしょう。次なる更新をチェックしたいと思います。
2019年01月11日10月6日から公演している日本テレビ開局65年記念舞台『魔界転生』の記者会見が11月1日、東京・日本橋浜町の明治座で行われ、上川隆也、溝端淳平、高岡早紀、浅野ゆう子、松平健、演出の堤幸彦らが出席した。日本テレビ開局65周年、読売テレビ開局60周年記念として公演される同舞台の原作は、 これまで何度か映像化されてきた山田風太郎の伝奇小説『おぼろ忍法帖』。島原の乱で殺された天草四郎(溝端淳平)が死者再生の術によって蘇り、現世での怨念を晴らそうとする歴史上の人物たちと幕府滅亡を図るが、彼らの野望を阻止すべく柳生十兵衛(上川隆也)が立ち向かう、というストーリーとなっている。11月3日から東京・明治座でスタートする東京公演を前に、この日は報道陣向けの公開舞台稽古が披露された。座長の上川は「福岡や九州の皆さんに歓迎と温かい歓待をいただき、お喜びいただけたという実感が持てた1カ月でした。その勢いを東京に持ち込みつつ、よりこの物語を育んでいきたいと思います」と意気込み、天草四郎役の溝端も「歴史ある明治座の舞台に出ることは非常に光栄なことです。日々成長して変化を恐れず、きっちりと締めて良いものをお客さんに届けたいですね」と気合十分。淀殿役の浅野は「私は魔物役で、リアクションをいただくと魔物力が増していき、メイクも魔物的になってきました。『淀殿は化けて出てきそうな方だから』というセリフがあるんですけど、そのセリフで初日から笑っていただけました」と満足そうで、「淀殿というより浅野ゆう子が化けて見えるイメージで魔物力に力が入っています。明治座ではさらに魔物を極めていきたいですね」とさらなる"魔物力"に意欲を見せていた。座長の上川は、意外にも松平健とは同舞台が初共演となる。「懐の深さやお芝居の変幻さも含め、僕が想像していた以上のものがあります。松平さんとご一緒させていただく時間は一秒でも色んなものを吸収して背中を見ていこうと思っています」と尊敬の眼差し。対する松平は「上川さんを筆頭にチームワークが固まってきましたよ」と手応えを掴んでいるようで、「その成果を明治座で見ていただきたいですね」と東京公演が待ち遠しい様子だった。舞台『魔界転生』は、11月3~27日(7・14・21日は休演)に東京・明治座、12月9~14日に大阪・梅田芸術劇場メインホールでそれぞれ上演される。
2018年11月02日俳優の阿部サダヲと女優の吉岡里帆がパーソナリティを務める、ニッポン放送 『阿部サダヲと吉岡里帆のオールナイトニッポンGOLD 映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」スペシャル』が10月12日(22:00~)に放送される。阿部と吉岡は、同日に公開される映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』に出演している。同作は監督・脚本を三木聡が務めるオリジナル作品。驚異の歌声を持つロックスター・シン(阿部)だが、実は彼の歌声は、「声帯ドーピング」というタブーな方法によって作られたものだった。限界が近づく喉に焦るシンは、異様に声の小さなストリートミュージシャン・ふうか(吉岡)に出会う。番組では映画にちなんで、「音量を上げたら言えないここだけの話」を2人が暴露する他、映画の撮影秘話も交えてエピソードを披露する。また、メールテーマも「音量を上げて叫んでくれ!タコ!」と題し、阿部と吉岡の2人に「音量を上げて叫んでほしいこと」をリスナーから募集する。
2018年09月25日阿部サダヲがロックスター、吉岡里帆がストリートミュージシャンを演じる映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』。この度、阿部さんと吉岡さんの歌声が初解禁される予告編が到着。あわせて本ビジュアルも公開された。本作は、4オクターブの音域と全ての人を虜にする声量をもつ一方、“声帯ドーピング”というオキテ破りな秘密を抱えるロックスター・シン(阿部さん)と、彼とは対照的に異様に声が小さく何事にも逃げ腰なストリートミュージシャン・ふうか(吉岡さん)が織りなす、ハイテンション・ロック・コメディ。ほかにも、千葉雄大、麻生久美子、「バイきんぐ」小峠英二、ふせえり、田中哲司、松尾スズキら個性派キャストたちが集結し、暴れまくる!今回到着した予告編では、シンが歌う「L’Arc~en~Ciel」HYDE作曲の主題歌「人類滅亡の歓び」、シンガーソングライター・あいみょん作詞・作曲による、ふうかが歌うもうひとつの主題歌「体の芯からまだ燃えているんだ」が明らかに!また、シンが禁断のヒミツである“声帯ドーピング”によって驚異の歌声を得る様子も確認することができる。それぞれの楽曲の作詞作曲を手掛けたアーティストたちは、「監督のイメージを具現化していったら恐ろしい曲になりました笑」(HYDEさん)、「廃退的で耽美的な歌詞。とても楽しい貴重な経験をさせて頂きました」(いしわたり淳治/「人類滅亡の歓び」作詞)。「あの日聴いた音や声、見たもの全てが今日の自分に語りかけてくるように、体の芯を燃やす感覚をいつになっても忘れたくないです。テンションを上げて行こう!」(あいみょんさん)とコメント。「人類滅亡の歓び」には、PABLO、KenKen、SATOKO(「FUZZY CONTROL」)が参加しており、テンション爆上げサウンドはロックファン必聴だ。ほかにも、マスコミに囲まれる千葉さんや、白髪に眼帯姿とインパクト大な麻生さん。そして、まさかのモヒカンパンクロッカーな小峠さんらも登場している。『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は10月12日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!! 2018年10月12日より全国にて公開ⓒ 2018「音量を上げろタコ!」製作委員会
2018年07月24日10月6日から公演される日本テレビ開局65年記念舞台『魔界転生』の制作発表会見が19日、都内で行われ、上川隆也、溝端淳平、高岡早紀、浅野ゆう子、松平健、脚本家のマキノノゾミ、演出の堤幸彦らが出席した。日本テレビ開局65周年、読売テレビ開局60周年記念として公演される同舞台の原作は、これまで何度か映像化されてきた山田風太郎の伝奇小説『おぼろ忍法帖』。島原の乱で殺された天草四郎(溝端淳平)が死者再生の術によって蘇り、現世での怨念を晴らそうとする歴史上の人物たちと幕府滅亡を図るが、彼らの野望を柳生十兵衛(上川隆也)が立ち向かう、というストーリーとなっている。制作発表が行われたこの日は、主演の上川隆也らキャスト陣と演出を担当する堤幸彦、脚本のマキノノゾミが登壇。上川は「これから本番を迎える夏もそうですが、今年の秋は平成最後の秋です。この物語を見に足を運んでくださった方々が、平成最後の秋として思い返していただける舞台を皆さんと作り上げていきたいと思います」と抱負を。上川が演じる柳生十兵衛と対峙する天草四郎役の溝端は、先日、堤やマキノとともに天草四郎の縁の地でもある長崎を訪ねたそうで「その場所の風や空気を感じながら役作りに臨めるのはありがたいと思っています」と話しつつ、「移動中に二言目には『大変だから。飛ぶよ』と言われ、そういう意味で不安と期待の両方ですが、宙吊りにされようが地べたを這いずり回ろうが、精一杯舞台にできるように精進していきたいと思います」と決意も新たにした。お品役の高岡は「堤監督とは私が10代の時にご一緒させて以来ですので、大人になってご一緒できることを喜んでいます。(同舞台が)むちゃくちゃだと聞いていますので、見たことのない私を演じさせていただけるのかと思うと、とても楽しみが増えました」と今から稽古が待ち遠しい様子だった。会見中には、演出の堤から「俳優の皆さん、大変です。本当に大変です。体調を整えてお越しください」と脅かされたキャスト陣。淀殿役の浅野だけ「私はイチお客さんとしてとても楽しみにしております。みんな、ケガだけはしないように頑張っていただければと思います」と他人事のようだったが、男性陣は松平が「だんだん不安になってきましたが、身体を鍛え直して頑張りたいと思います」と気を引き締め、上川は「むちゃむちゃにしないとこの『魔界転生』はできないと思います。ある種覚悟を持ってお受けしたお仕事でもありますので、むちゃくちゃにしてやろうと思います」と開き直っていた。舞台『魔界転生』は、10月6~28日(11・22日は休演)に福岡・博多座、11月3~27日(7・14・21日は休演)に東京・明治座、12月9~14日に大阪・梅田芸術劇場メインホールでそれぞれ上演される。
2018年06月19日阿部寛(以下・阿部)「斎藤くんのやることは注目していました。深夜のね、お笑い芸人としてステージに立つとか、『うわ~!攻めるなあ!』と(笑)」 斎藤工(以下・斎藤)「ありがとうございます。僕は、『新・地獄変』(’00年)という舞台を拝見したことがあって。あのときの阿部さんのインパクトが強すぎて、ずっと消えないんですよ。すっごく小さいサイズの阿部さんが(笑)」 映画『のみとり侍』(5月18日全国東映系にてロードショー)で初共演した、阿部寛(53)と斎藤工(36)。物語は、失言をきっかけに左遷された侍・小林寛之進(阿部)が「猫の蚤とり業」に就くことに。しかし、その実態は女性に愛のご奉仕をする裏稼業だった。貧しい寺子屋の先生・佐伯友之介(斎藤)などの隣人も巻き込んで、寛之進の運命は思わぬ方向へと進んでいく――。 阿部が189cm、斎藤が184cmと高身長でセクシーという共通点を持つ2人が、撮影現場の裏側や、その高身長についてなど語ってくれた。 撮影現場ではどんなお話をされていたんですか? 阿部「斎藤くんの映画の話とかね」 斎藤「『長編撮ったんだって?』と話しかけてくださって。思い切って、完パケ(完成パッケージ)をお送りしたんです。さらに阿部さん、映画推薦コメントの依頼にも応じてくださって。本当に素晴らしいメッセージで作品をサポートしてくださいました」 阿部「完璧だったでしょ?(笑)」 斎藤「完璧でした。『なんていうことだ!』と興奮して(笑)。本当に幸せでした」 阿部さんは、モデル出身で苦労したことはありますか? 阿部「モデルから俳優の世界にポンと入って、2~3年したら仕事がなくなったんです。当時は人気頼みだったし、下積みがないから、どんなふうに仕事をしていったらいいのか、その方法がわからなくて。斎藤くんは何歳から役者?」 斎藤「僕は20歳くらいからです」 阿部「うお、早いなあ。僕が20代のころは、“モデル上がり”といわれた時代で。高身長は、俳優には不利だと思った時期もありました。でも、身長を役に生かすときもあるし、逆に殺すのがいいときもあると考えるようになって。モデル出身というイメージからもらえる役の幅が狭かったけれども、『この体形でもこんなことができるんだ』というのを見せていこうといろいろやってきたのが30代です」 斎藤「僕自身は、モデルといっても、隅っこのほうで関わっていただけなんですが、阿部さんが作ってきた轍みたいなものの影響は大いに受けています。映画『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』などの海外展開もですが、どんどん“阿部ロード”というものが世界に広がっているのを僕は神々しく拝見していました」 阿部「滅相もございません(笑)」 斎藤「実は僕、10年以上“ネクスト・ブレーク”という枠で、『女性自身』さんの取材を受けていたんです。『今年こそ売れるかもしれない』と(笑)」 阿部「ネクスト・ブレークで?」 斎藤「年々、一緒のくくりに出る俳優がどんどん若くなっていくので、僕、ベテランになっちゃったんですよ、ネクスト・ブレーク枠で(笑)」 阿部「面白いなあ、苦労してきたんだね」 発想の転換や努力次第で、苦境を好転させるという点は、お2人とも阿部さん演じる寛之進に重なりますね。 阿部「義理人情を描いた人間喜劇であり、一種の成長劇でもありますから。とにかく、身長の高い役者が勢ぞろいする珍しい現場でした(笑)。松重豊さんもいらっしゃいますし。豊川(悦司)さんは186cmだったかな」 斎藤「時代劇なのに(笑)。僕、184cmなので、実は、その方たちのなかでいちばん小さいんです。映像でこんなに人を見上げる自分を見たのは、初めてかもしれません(笑)」 阿部「斎藤くんはちょうど昨日、完成した映画を見たんだよね」 斎藤「はい、だからまだ興奮状態で。日本の時代劇って、男性の着物は極端に色味がないと思っていたんです。ところがこの映画は、男性がまとう着物では珍しく色の美しさを追求しているなあ、という印象を受けました」 阿部「“のみとり業”を始めてからの寛之進の着物が派手だったでしょう?(笑)最初はあの衣装は抵抗があったんですよ。鶴橋(康夫)監督に『どうだ、大丈夫か?』って聞かれたときは、『はい、気に入りました』と答えましたが、内心は、『すげえ派手だな。着づらいなあ』と思っていたんです(笑)」 斎藤「阿部さん、めちゃくちゃお似合いでした。時代劇のイメージを覆す一作になったんじゃないかと思います」
2018年05月19日5月9日、俳優の佐藤二朗(49)がTwitterを更新。俳優の上川隆也(53)と誕生日、血液型も一緒であることを明かし、反響を読んでいる。 佐藤は「母さん。誕生日も血液型もこの方と一緒です」とツイート。そして「母さん。綺麗なお顔立ちの横にハンペン見えますか?それ僕です」というコメントとともに、同じ誕生日の上川とのツーショットをアップ。 写真には、現在テレビ東京系ドラマ『執事西園寺の名推理』で共演中の上川と一緒に、撮影現場でスタッフから2人の似顔絵が描かれたお誕生日ケーキで祝われている2人の姿もおさめられている。 さらに佐藤は「母さん、星座占いと血液型占いって何でしょう」と占いに対する疑問を投げかけた。佐藤と上川はともに5月7日産まれのA型である。 これに対しファンは「私もお二方と、誕生日も血液型も一緒です。本当に、星占いも血液型占いも当てになりません」「二朗さん、分かります。 ねー。誕生日一緒なのに、 見た目とかね、ありますよね。 私も、占いなんて! ってなっております」と占いに対してのコメントや、佐藤が自身をはんぺんと称したことから、「はんぺん大好きです!」「おでんの具でハンペン、1番好きですよ」とはんぺんに対するコメントも相次いている。
2018年05月09日俳優の上川隆也(52)が3月22日放送の日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン2時間SP』に出演した。この日、番組内のコーナー『グルメチキンレースゴチになります!』でレギュラーを務める女優の橋本環奈(19)が初最下位に。そこで上川のとった行動が「紳士すぎる」と大きな反響を呼んでいる。 出演者が金額の書かれていないメニューを予想しながら注文し、設定金額にピタリと合わせられるかを競うお馴染みのコーナー。今回の設定金額は2万円だったが、橋本は2万9,000円と大幅にオーバー。’18年からレギュラーを務めて以来、初めて最下位になってしまった。 同コーナーは最下位の人が参加者全員分の食事代を支払うルールのため、橋本は14万3,400円を自腹で払うことに。橋本がうなだれていると、この日1位になった上川が「差し出がましいようですが……」と挙手。「橋本さんは未成年でもございますし、半分持たせていただいても構わないでしょうか?」と申し出た。 すかさずナインティナインの岡村隆史(47)が「それは差し出がましいと思います」とツッコミ、笑いをとった。上川の対応に視聴者からは「紳士すぎる」「どこまでステキな人なの」「男前すぎる!」と称賛の声が寄せられている。
2018年03月23日上川隆也演じる“パーフェクトな執事”が、八千草薫演じる“奥さま”のお望みで事件を解決するドラマ「執事 西園寺の名推理」。このたび、本作に登場するレギュラー出演者に佐藤二朗、岡本玲、里見浩太朗、浅利陽介、古谷一行らが決定した。「BG~身辺警護人~」や「遺留捜査」シリーズをはじめ、舞台、TVドラマ、映画と幅広く活躍する上川さんが執事でありながら、名推理で事件を解決する主人公・西園寺一を演じる痛快ミステリー・エンターテインメントとなる本作。事件現場で西園寺にいつも出くわす、城南第一署の刑事・丸山昭雄役には、『銀魂』をはじめ“福田組”の常連として知られる個性派・佐藤二朗。現場のたたき上げで、西園寺のことを「ただ者ではない」と感じるという人物だ。また、明るく、気が強い伊集院家のメイド・前田美佳役には、朝ドラ「わろてんか」で注目を集める岡本玲。伊集院家で西園寺よりも古くから働いているベテランメイド・板倉明美役に、朝ドラ「半分、青い。」にも出演が決まっている池谷のぶえ。丸山の同僚で刑事課きっての肉体派・柴田公平役に平山祐介。さらに、百合子の亡き夫で財界の重鎮だった伊集院光弥役には、大ベテランの里見浩太朗が特別出演。西園寺の助手となる新米の執事・澤田慎次役に「コード・ブルー」シリーズの浅利陽介。おっちょこちょいな性格で皿をよく割ってしまうものの、西園寺が事件を調べる際には何かと手伝わされることになるという。そして、西園寺の動きを注視する元・警察庁長官の大物政治家・大川龍之介役を古谷一行と、日本を代表する名優からフレッシュな実力派までが顔を揃えている。■第1話あらすじ西園寺一(上川隆也)は資産家の奥様、伊集院百合子(八千草薫)に仕える執事。主人のいかなる望みにも応える完璧な仕事ぶりから、“パーフェクトな執事”と言われている。ある日、西園寺と百合子はホテルセンチュリートーキョーの最上階で開かれるスイーツコンテストへ向かう。ここは百合子の亡き夫・光弥(里見浩太朗)の御用達で、乙坂賢太郎が支配人を務めている。コンテストに参加するパティシエは3人。人気スイーツ店の代表パティシエ・青木俊彦、テレビで人気の「スイーツ王子」こと錦野省吾、フランス人で世界屈指の実力派ピエール・パパン。会場で百合子は、両親亡き後に支援した女性・香澄と再会する。香澄は現在、青木の店のマネジメントをしているが、青木との間にはギクシャクした空気が漂っていた。しかも、青木は世界的な菓子メーカーの令嬢・後藤美幸と親しげにしている。そんな青木を、錦野はうらやらましがっていた。そんな錦野のもとには助手の水野修平もいた。やがて、コンテストが始まろうとしたとき、1階の備品倉庫で錦野の刺殺体が発見される!事件現場に城南第一署から刑事の丸山昭雄(佐藤二朗)、柴田公平(平山祐介)、樋口亜矢(桜乃彩音)が駆け付ける。丸山は青木が犯人だと疑うが、百合子には青木が犯人だと思えない。西園寺は百合子の意をくみ、新米執事の澤田と共に、真相を探り始める。一方、秘書・水城希(花乃まりあ)に西園寺の動きを報告させる、元・警察庁長官の大物政治家・大川龍之介(古谷一行)の目的とは…?“パーフェクトな執事”西園寺が、驚くほど幅広い知識と経験、冴えわたる観察眼を駆使し、事件の謎を鮮やかに解き明かしていく姿に注目だ。「執事 西園寺の名推理」は4月13日より毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年03月19日テレビ東京ほかにて4月よりスタートするドラマ「執事 西園寺の名推理」この度、主演の上川隆也演じる“パーフェクトな執事”が仕える奥様役を、八千草薫が演じることが決定。八千草さんがテレビ東京の連続ドラマに出演するのは、1998年放送の主演作「魚心あれば嫁心」以来20年ぶりとなる。八千草さんが演じる優雅で上品な奥様の伊集院百合子は、好奇心旺盛で少しだけ天然キャラで、守ってあげたいオーラいっぱいの人物。しかしそれでいて実は芯が強く、人や物事の本質を見抜く直観力も持ち合わせているという。百合子は夫が亡くなる前から仕えている西園寺と、深くて厚い信頼関係で結びついており、2人は言わば阿吽の呼吸で通じ合う関係。百合子が用件を言わずとも、西園寺はその意図を汲み取り、たちどころに望みを叶えてしまうのだ。そんな2人が殺人事件に出くわすことで物語が展開。事件に疑問を感じた百合子の意思を汲み、西園寺は独自の捜査を開始。有能な執事とはいえ、事件捜査は素人のはず…ところが、その知識と能力で鮮やかに事件の謎を解き明かしていく。2人のコンビネーションも見どころのひとつとなっていく本作だが、共演は今回が初めて。八千草さんは、「主演の上川さんは、ずっと以前から素敵な方だな、素敵な俳優さんだな、と思っていましたので、今度ご一緒させていただくのは、とってもうれしいです」と話し、一方上川さんは「西園寺がその全能力を尽くして仕える伊集院家の“奥様”として、八千草薫さんというこの上ない方が名を連ねてくださいました。八千草さん演じる奥様に仕えるにふさわしい執事になれるよう、全力で努めたいと思います。西園寺一と奥様とのやり取りや、伊集院家に関わる人々との間に描かれていく空気が、ご覧になる方にとって癒やしとなるような時間になればと思います」と意気込み。そして、本作がミステリーの連続ドラマ初出演となった八千草さん。「ミステリーって私、あまり出たことがなくて、連続モノはこれが初めてなんですね。単発では出たことあるんですけれど…」と言い、「ミステリーだけど、生々しさとかそういうのではなくて、なんかちょっと変わったドラマだな、と思っていまして、どんな風になるのかなといまから楽しみです」とコメントしている。「執事 西園寺の名推理」は4月13日より毎週金曜日20時~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月07日東野圭吾のベストセラーを阿部寛主演でドラマ化、映画化してきた『新参者』シリーズの完結編『祈りの幕が下りる時』が1月27日(土)に封切られ、都内で阿部さん、共演する松嶋菜々子、溝端淳平、田中麗奈、福澤克雄監督が初日舞台挨拶を行った。阿部さんが大人気キャラクターである“刑事・加賀恭一郎”を演じるのは、今回が最後。父との確執、さらには最大の謎だった孤独死した母の失踪という加賀本人にまつわるミステリーに光をあて、彼が「新参者」になった理由に踏み込むシリーズの集大成といえる作品だ。■8年のシリーズに“幕下りる”阿部寛「自分の中でも完結できた」「琴線を揺さぶる、最後にふさわしい作品。自分の中でも完結できた」と感無量の阿部さん。「これで最後だと思うと、さみしい思いがあるが、自分にとっては背骨であり、核となる作品。いろんな役を演じる上で、成長させていただいた」と強い思い入れを示し、「あとは東野さんが書くかどうかですね」と続編への期待を寄せた。松嶋さんは殺害された女性の中学時代の同級生で、舞台演出家の浅居博美を演じ「いちファンとして、私もさみしい」と心境。阿部さんと松嶋さんは初共演で「今日もそうですが、超きれいでした!(笑)もちろん、演技にも引き込まれましたし、なぜいままで共演がなかったのか…。今後もぜひ」(阿部さん)、「そう言っていただけると、とてもうれしい。大変奥深い方ですし、また違った役で共演させていただければ」(松嶋さん)と再共演を誓った。■溝端淳平、阿部寛への感謝熱弁で男泣き!「ずっと背中追いかける」阿部さんとともに8年間、シリーズを走り抜けた溝端さんは「貴重な経験ばかり。阿部さんの隣で、もう少し身長が伸びるかなと思っていましたが(笑)、8年間はあっという間で、さみしい気持ち」と挨拶。さらに「まだ20歳で右も左もわからず、至らぬ僕を大きな器で包み込んでくださった。一生の宝です!ずっと背中を追いかけます」と阿部さんへの感謝を述べる溝端さんの目には、自然と光るものが…。そんな男泣きの溝端さんを、阿部さんは“大きな器”で熱烈ハグしていた。その後、女優陣から花束を受け取った阿部さんは「これで引退します!」と思わぬ宣言も飛び出していた。この日はシンガーのJUJUがサプライズ登場し、主題歌「東京」を生披露した『祈りの幕が下りる時』全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年01月27日俳優の阿部寛(53)が1月25日放送の『モニタリング』(TBS)に出演。「阿部寛が秋葉原に突然現れたらどうなる」という企画でギャップのある姿を披露し、話題を呼んでいる。 ロケに繰り出す前、スタッフから「メイド喫茶」にも潜入してほしいと告げられると「大丈夫ですよ」と快諾した阿部。しかし、その直後「怖いな……」と苦笑いで本音をこぼした。 そして、いよいよ人生初となるメイド喫茶を訪れるも「うわ~これは入れるかな……」とたじたじ。メイドさんと一緒に飲み物におまじないをかけるイベントでは戸惑いながら手でハートマークを作り、「萌え萌え……キュ~ン…」とバリトンボイスで愛情を込めた。 最初はそんな調子だったが、メイドさんのショーもぎこちなくハートのペンライトを振りながら堪能。さらにはウサギ耳をつけて笑顔でメイドさんと記念撮影まで行った。 最後には「最初どうしようかと思ったんだけど、何か温かいですね。来た人のことを幸せにしようとする気持ちがある。嫌なことあって仕事とかで疲れてる人がここに来てこの空間にいるだけでそういうのが全部すっとぶっていうのがわかりましたね」と満喫した様子で笑顔を見せた。 Twitterでは 《萌え萌えキュンして照れるのが可愛かった》《ぎこちない姿に逆に萌え殺された》 とそんな阿部の姿に萌える人が続出。Twitterでもトレンド入りしたほか、Yahoo!急上昇ワードランキングにも「阿部寛」が2位にランクインした。 また、 《最後のコメントが素晴らしすぎてもう大好き》《最大の萌え萌えキュンポイントはチェキ撮影で膝を曲げてメイドさんをフレームに入りやすくする気づかい》 と阿部自身の人柄にも好感を抱く声が多く上がった。 189cmの長身で、普段堂々とした重厚な役が多い阿部。だからこそ、珍しくオドオドとぎこちなく振る舞う姿はギャップ萌えに繋がったようだ。
2018年01月26日映画『ジオストーム』(2018年1月19日公開)のジャパンプレミアが9日、都内で行われ、日本語吹き替え声優を務める俳優の上川隆也、山本耕史、お笑い芸人のブルゾンちえみが登壇。ブルゾンは、上川と山本に挟まれ、「縁起がいい」とご満悦の表情を見せた。本作は、天候を操る気象コントロール衛星の暴走が地球に引き起こす異常気象を描くディザスター・アクション大作。日本語吹き替え版では、主人公の科学者で気象コントロール衛星の開発者、ジェイク・ローソン役(ジェラルド・バトラー)を上川、その弟で国務省職員のマックス役(ジム・スタージェス)を山本が務め、さらに、マックスの恋人で女性シークレット・サービス・エージェントのサラ役(アビー・コーニッシュ)にブルゾンが抜てきされた。上川は「とてつもないスケールで描かれるSF作品でありながら、家族愛や恋人同士の思いや、いろんなものが…全部乗せのような映画です」と映画を紹介し、山本も「映像の一つ一つを見ても興奮が止まらない。それでいて人間の強さや儚さ、家族愛や恋人を思う気持ちも見どころ。とにかくすごい映画です」と熱くアピール。声優に初挑戦したブルゾンは「みなさん、このあと気を付けください。見た後、ちょっとした風が吹いただけでも『ジオストーム?』って思うくらいリアル」と呼びかけ、「臨場感あふれすぎて、そのあとの生活も映画の中にいるような体験ができると思う」と太鼓判を押した。ステージでは、左からブルゾン、上川、山本という立ち位置でトークを展開していたが、いつも"with B"ことブリリアンを引き連れているブルゾンは、司会者から立ち位置変更を提案されると、「そろそろ挟まれたい」と言って中央に。両脇の2人を眺めて「縁起がいい感じ。ここから見える景色は格別です」と喜び、「2018年、with G(ジオストーム)でやらせてもらっていいですか?」と笑いを誘った。またブルゾンは、2018年の抱負を聞かれると「攻めのメイクをしていこうかと。攻めの見た目を」と宣言。この日の派手なゴールドの衣装と濃いメイクは「序章」だと言い、これまでの見た目も十分攻めていたと思うが「2017年かわいげのある格好をしすぎた。もっと(メイクの)角度を上げたり、濃くしたり、顔というパレットで遊べたら」と語った。
2018年01月09日俳優・上川隆也が、テレビ東京にて来年4月より放送されるドラマ「執事 西園寺の名推理」で主演を務めることが決定。本作は、上川さん扮する名推理でレディに尽くす“完璧すぎる執事”が活躍する、痛快ミステリー・エンターテインメント。上川さんがテレビ東京の連続ドラマで主演を務めるのは今回が初めて、執事役にも初挑戦となる。■ストーリー主人公・西園寺一は「パーフェクトな執事」と言われる男。計り知れない能力と完璧な心配りで、主人のいかなる望みにも応える“名匠”であり、絶対的な忠誠を貫く現代の“騎士”。そんな西園寺が仕えるのは、アフタヌーン・ティーがよく似合う優雅で上品な奥様。好奇心旺盛で少しだけ天然キャラ、「守ってあげたい」オーラいっぱいの貴婦人。西園寺は、当家の主人が亡くなる前からここに仕えており、奥様と深くて厚い信頼関係で結びついている。奥様の為なら、文字通りたとえ火の中、水の中、全てを賭して尽くす。そしてそんな2人が、殺人事件に出くわすことに。事件に疑問を感じた奥様の意思を汲んで、西園寺は独自の捜査開始。もちろんいくら有能な執事とはいえ、事件捜査には素人のはず…ところが、西園寺に不可能はない。その知識と能力で、鮮やかに事件の謎を解き明かしてしまうのだ。■上川隆也が完璧すぎる“執事”に!「君が教えてくれたこと」「エンジェル・ハート」、「遺留捜査」シリーズなど舞台、TVドラマ、映画と幅広く活躍し、シリアスな役からコミカルな役まで様々な役をこなす上川さんが今回演じるのは、執事でありながら、名推理で事件をも解決する主人公・西園寺一。資産家の伊集院家に仕える万能な執事で、執事としての能力はもちろん、該博な知識と経験、数か国語を操り、高い身体能力で格闘技にも通じ、果てはピアノの演奏までこなしてしまうという、まさに完璧すぎる男。ただ、その過去は厚いベールに包まれ、知る人はほとんどいないというミステリアスな存在でもある…という役どころだ。■「自由な飛躍を楽しみたい」と意気込み!“奥様”役には「この上ない方」がキャスティング?今回が執事役初挑戦となる上川さんは、「まず一から勉強なのは間違いありませんが、原作のないオリジナル作品なので、思いつく限りの色々な要素を盛り込んで、その上で西園寺という男を造形していきたいと思います。ドラマだから出来る『完璧な執事』の物語。“もしこんな人が身近にいたら、日常が少し素敵になるんじゃないかな”と感じられるような物語になるよう、オリジナル作品ならではの自由な飛躍を楽しみたいです」と話しており、上川さんが作り上げる“執事”西園寺に期待が高まる。また、「西園寺がその全能力を尽くして仕える伊集院家の“奥様”には、この上ない方が今回名を連ねてくださいました。まだ明かせませんが、その方に仕えるにふさわしい執事になれるよう、全力で努めたいと思います」ともコメント。一体どんな“奥様”が誕生するのか、こちらも楽しみだ。なお、脚本は「チーム・バチスタ」「GTO」シリーズの田中眞一。そして、「相棒」『探偵はBARにいる』の橋本一が監督を務める。金曜8時のドラマ「執事 西園寺の名推理」は2018年4月、テレビ東京ほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年12月13日蒼井優、阿部サダヲのW主演で贈る映画『彼女がその名を知らない鳥たち』初日舞台挨拶が10月28日(土)、都内にて行われ、蒼井さん、阿部さんに加え、出演した松坂桃李、竹野内豊、白石和彌監督が一堂に会した。挨拶中、阿部さんのマイクの音が急に出なくなるというハプニングに襲われたが、出演陣が一斉にマイクを差し出すというほほえましい事態に。中でも、とっさに渡した竹野内さんの姿に、観客が「優しい~!」とメロメロになると、阿部さんが「竹野内さんって、優しいんですよ!」となぜか誇らしげにしていた。『彼女がその名を知らない鳥たち』は、究極の愛を描いた物語。8年前に別れた男・黒崎(竹野内さん)を忘れられない十和子(蒼井さん)は、いまは15歳上の男・陣治(阿部さん)と暮らし、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる水島(松坂さん)と関係を持ち情事に溺れていくが、陣治が執拗に自分をつけ回していることに気づいてしまう。本作で、自分勝手に見える女を熱演した蒼井さんは、阿部さん、松坂さん、竹野内さんと三種三様のベッドシーンを担当した。その様子をふり返った蒼井さんは、「ロケ地も違うので、全然違いました。阿部さんのところは本当に汚いところばかり(笑)。松坂さんとはキラキラしたような、ライトがキレイなところが多くて。竹野内さんとは嘘みたいなロケ地で、白い砂浜とかで撮影していました」と笑顔を見せ、「3本の作品を撮っているような感覚でした」と贅沢な撮影を思い出していた様子だった。これまで演じたことのない最低のクズ男を演じ、新境地を拓いた竹野内さんは、「なぜ私に声をかけてくれたのかなって…」という疑問を白石監督にぶつけたと述懐。白石監督は、「いままで映画でクズをいっぱい撮ってきているんですけど、黒崎は擁護のしようがないクズ」と竹野内さんの役を説明したのち、「とはいえ、台本では描ききれていない黒崎の人生があり、哀しみや孤独さとかがないまぜになっている。描き切れないからこそ、竹野内さんにやっていただければ、存在としていろいろなものを表現できるだろうとオファーしました」と、全幅の信頼を寄せていたことを明かした。舞台挨拶の最後、蒼井さんは本年7月6日に舞台出演中に転落し亡くなった中嶋しゅうについて、想いを語った。「(『彼女がその名を知らない鳥たち』は)中嶋しゅうさんの最後の映像作品です。偉大な偉大な先輩で、芝居の面白さを私に教えてくださった方。演劇で共演していて映像がなかったので、差し出がましいですけど『國枝役は、しゅうさん、どうですか?』と監督に(提案)させていただいて、私の夢がかなって今回ご一緒できました。びっくりするほど気持ちの悪い役ですけど(笑)、しゅうさんらしくて愛らしい方なんです。しゅうさんの姿と松坂さんの熱演を目に焼き付けていただけたらと思います」。『彼女がその名を知らない鳥たち』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月28日俳優の阿部寛が、映画『祈りの幕が下りる時』(2018年公開)の主演を務めることが26日、わかった。同作には松嶋菜々子も出演し、阿部とは初共演となる。同作は東野圭吾の「加賀恭一郎シリーズ」を実写化。2010年4月に、阿部主演のドラマ『新参者』としてスタートし、その後2本のSPドラマ、映画『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』(2012年公開 興行収入16.8億円)とシリーズを重ねてきた。阿部演じる日本橋署の凄腕刑事・加賀恭一郎が様々な事件を解決してきたが、今回の映画『祈りの幕が下りる時』では加賀の母の失踪という最大の謎に迫る、完結編となる。加賀の従兄弟で警視庁捜査一課刑事・松宮役の溝端淳平、加賀の父親を看取った看護師・金森役の田中麗奈、加賀と確執のある亡き父・隆正役の山﨑努といったレギュラーキャストは続投。さらに、女優で演出家の浅居博美役として松嶋の出演が決定した。原作の東野圭吾は「ついにこの小説が映像化されるのかと思うと、感慨深く、そして末娘を嫁に出すような寂しさがあります」としみじみとコメント。「とはいえ阿部さんはもちろんのこと、この役者さんたち、このスタッフならば何の心配もないと確信しております」と期待を寄せる。また、伊與田英徳プロデューサーは「加賀が今回で、人形町を去ることになります」と明かし、「大変寂しいように思えますが、加賀がなぜこの街に来たのか、優秀な刑事なのにも関わらず、所轄刑事としてい続けた謎が、この映画で分かることになります」と同作の見どころを語った。○阿部寛コメント3年ぶりに加賀恭一郎を演じることになりました。このシリーズは人形町から始まりました。今回は人形町でも撮影をしているのですが、ここに帰ってくると気持ちが引き締まり、「新参者」をやっていた当時の思いがよみがえります。加賀は父親との間に確執があるんですが、今回の話では母親のことも初めて描かれ、さらにそのことが捜査にも絡んでくるという展開です。また松嶋菜々子さんが事件の鍵を握る人物・博美を演じますが、共演は初めてです。どんな博美を目の前で見られるのか楽しみにしています。映画『祈りの幕が下りる時』は来年公開です。是非お楽しみに。○松嶋菜々子コメント阿部さんとは初めてご一緒させて頂きますし、長年の人気シリーズに参加させていただくことをとても光栄に思っております。私が演じる浅居博美という役は、悲しい過去を背負った陰のある女性という印象です。撮影にはこれから合流となりますが、レギュラーの出演者の皆さんと共に素敵な作品にできたらと思っております。(C)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会
2017年06月26日第58作目となる大河ドラマが、「いだてん~東京オリムピック噺~」として2019年1月より放送されることがこのほど明らかに。主演には中村勘九郎と阿部サダヲの2人がリレー形式で務め、宮藤官九郎オリジナル脚本で“知られざるオリンピックの歴史”を描いていく。戦争、復興、そして…平和への祈り。オリンピックには、知られざる日本人の“泣き笑い”の歴史が刻まれている。本作では、1912年の「ストックホルム」から、1936年「ベルリン」、そして1964年「東京」までの3大会を中心に、激動の52年間を描いていく。勘九郎さんは、“オリンピックに初参加した男”マラソンの金栗四三(かなくりしそう)役を、阿部さんが“オリンピックを呼んだ男”田畑政治(たばたまさじ)役を演じる。勘九郎さんは、「この歴史ある大河ドラマを宮藤さんの本そして阿部さんとともにできるというのは本当にうれしいです。幸せですし、誇りに思います」と喜び、「金栗さん、教師時代いつもにこにこにこにこしていて生徒におしゃか様というあだ名を付けられた、というかあだ名がついたそうですので、この1年間長きにわたる撮影でございますけれども、笑顔を絶やさず、体力・気力・努力で走り抜けたいと思います」と意気込み。一方阿部さんは、「いま大河ドラマで『直虎』に出ていて、まさかないだろうなと思っていたので、声が掛かったんで本当にびっくりしてるところで」と驚きが隠せない様子。また、「テレビドラマに宮藤さんの作品10年以上出てないので、『あまちゃん』とかも出てる出てるって言われるんですけど出てないんですよ僕ね。『あまちゃん』に出なくてよかったなっていうか、『いだてん』に出られるってことで本当にすごいうれしいので、一生懸命頑張っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします」とコメントした。また語り手には、“落語の神様”古今亭志ん生。架空の落語「東京オリムピック噺」の軽妙な語りに乗せ、“笑いの絶えない”ドラマを目指す。さらに、志ん生さん自身の波乱万丈な人生もドラマに挿入。生粋の江戸っ子である志ん生さんの目線で、明治から昭和の庶民の暮らしの移ろい、“東京の変遷”を映像化。そして、初の4K制作で、移り変わる“東京の町並みを映し出していく。2019(平成31)年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は2019年1月よりNHKにて放送予定(全50回)。(cinemacafe.net)
2017年04月04日俳優の上川隆也と観月ありさが22日、KAAT神奈川芸術劇場で行われた舞台『「シェイクスピア物語」~真実の愛~』の公開ゲネプロ、および囲み取材に、共演の十朱幸代、五関晃一(A.B.C-Z)、秋野太作、藤本隆宏、小川菜摘とともに登場した。同作は、イギリスの作家トム・ストッパードの原作をヒントに、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』がなぜ生まれたのかを紐解いていく。上川がシェイクスピア役を演じ、劇中劇を盛り込みながら、実際のシェイクスピア作品と、シェイクスピアの悲恋物語を絡めていく。女性が舞台に立つことが禁じられていた時代を描いた物語に、観月は女性ヴァイオラと、ヴァイオラが男装した役者であるトマス・ケントの姿を行き来する。上川は観月との恋愛描写について、「ご覧になってる方が妬ましく思うくらいのことをやってます」と表現し、周囲を笑わせた。昨年会社社長と結婚した観月だが、夫は「私よりも気合い入れてくると思います」と予想。恋愛シーンも「プライベートとお仕事は全然別なので」とかわした。劇場の支配人を演じる秋野は「駆けずり回って怒鳴って、年末年始でしょう。何をしてんのかって後悔してますよ」とぼやき、「上川さんが真面目すぎる」とクレーム。「全然手を抜かないんだもん。だからこっちも手が抜けないんだよね」と、文句を言いながらも、上川のことを認めている様子だった。また、観月と初共演になった上川は、観月について「ネガティブな発言を1回も聞いたことがない」「演出家、場の求めているものに自分をきちんと寄り添わせることができる」と絶賛し、「力がないとできないことなんです。それに毎日唸らされていました」と稽古を振り返った。しかし、発言した後に自分で「こういうところが真面目すぎるんでしょうかね。もうちょっと砕けたことを言えたらいいんですけど……」と反省していた。関東公演はKAAT神奈川県芸術劇場で12月23日~25日、1月7日~9日の8公演限定で行われる。大阪は1月21日~22日に梅田芸術劇場メインホール、名古屋公演は1月28日に中日劇場。
2016年12月22日