女優で歌手の柴咲コウが、音楽活動20周年を記念したオフィシャルインタビューを14日、公開した。音楽活動20周年を記念して行われたライブ「KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~」のBlu-ray&DVDを、きょう14日にリリースした柴咲。2002年に発売されたデビュー作「Trust my feelings」から、「月のしずく」や「かたち あるもの」など数々のヒット曲を生み出し、俳優のみならず音楽でも存在感を放ち続けている。■柴咲コウインタビュー――この20年間を振り返ってみて、いかがでしたか? 率直な心境を教えてください。自分自身では、過去を振り返る事をあまりしないため、新鮮でもあり、20年前ともなると少し照れ臭さもありました。改めてみると過去の自分は自分ではあるのですが別人のようで、不思議と今後の活動へのヒントとなるエッセンスを過去からもらえた気がしました。――20年間音楽を続けてこられた理由はなんだと思いますか? 原動力になるものなどありますか?好奇心の火を絶やさないこと。その為には自分で自分をワクワクさせないといけないのですが自然と魅力的な“好奇心の種”に出会い続けている気がします。――音楽に対して、20年前と今で変わった事、そして変わっていない事を教えてください。変わった事は、常に変化しているのでたくさんありますが、その中でも「聴いてくださる方に届けたい」という想いの深さは大きく変わったと思います。変わらない事は、音楽が癒しとなり刺激となり自分にとって不可欠であるということです。――これから『KO SHIBASAKI 20th Anniversary HINOMIKO UTAGE ~陽の巫女の宴~』を視聴する方に、より楽しんでもらうためのポイントなどがありましたら教えてください。デビュー曲も歌唱しましたし、20周年を記念するセットリストになっています。昔から応援してくださっている方は懐かしさを感じながら、ご自身もその時代を振り返りながらご覧いただけたら楽しいかもしれません。過去の曲を知らない方は、ここで触れてこれから聴いていっていただければ嬉しいです。私の大好きな和の趣の中で、ご自宅でゆったりと音楽に浸っていただければ。――新曲「TRUST」。どのような楽曲なのかご紹介ください。また、初めてこの曲を聴いた時の率直な印象はいかがでしたか?初めて聴いた時から、曲の持つ、静謐な世界観が脳内をかけめぐるように入ってきました。壮大な「人の想い」を伝える曲になると確信して「歌いたい」と率直に感じました。過去をすべて抱きしめて未来に歩を進めていく。私から皆さんへの応援歌でもあります。――この楽曲では、MEMBERSHIP“KO CLASS”会員の方々から声を集めたシンガロング作品になっていますね。この企画実施を決めた理由はなんだったのでしょうか?LIVEとはエネルギーの交換場所だと思っています。それが一番わかりやすく出来るのは表情と声だと改めて感じ、その中で、会場が一体となって歌えるシンガロングパートをご用意しました。早く皆さんと一緒に歌える日がくるのを心待ちにしています。一体感で会場が包まれたら嬉しさのあまり、自分が聴き入って歌わないみたいなことがないように注意しないとですね(笑)。――実際に完成したシンガロングを聞いていかがでしたか?素敵過ぎて鳥肌が立ちましたし、嬉しくて嬉しくて。とにかく早く皆で歌いたい気持ちでいっぱいです!――2023年の7月までアニバーサリーイヤーを駆け抜けるかと思いますが、どんな2023年にしたいですか?音楽軸としては自分の「好き」を素直に散りばめた2023年にしたいです。20周年のその先もずっと音楽は続けていくわけですが、区切りとなる年はとくにワガママに楽しさを追求できればと思っています。――では、具体的にどのような活動を予定されていますか? 言える範囲で教えてください。今は詳細には言えないのですが、せっかくの20周年というプレミアムイヤーなので自分の好きをたくさん散りばめて音楽を皆さんにお届けできたらと思っております。また、来年やってみたいことは、演出でミュージックビデオを撮りたい。でも、自分は出ない作品を作ってしまうので、却下されちゃうかもですが(笑)。
2022年12月14日第10回となる『全音楽界による音楽会』3.11チャリティコンサート〜ジャンルを越えた音楽のチカラを!〜が、2023年3月11にサントリーホールで開催されることが決定した。「全音楽界による音楽会」は、2011年3月11日に発生した東日本大震災の現状を見たコシノジュンコ、三枝成彰、堤剛、林真理子、矢内廣、湯川れい子ら、様々な音楽ジャンルを代表し、音楽に深く関わるメンバーが発起人となり、震災直後の同年4月にチャリティコンサートを開催したのが始まりとなった。コンサートの入場料は無料だが、入場時に一人につき1万円以上を寄付するというシステム。趣旨に賛同しボランティアで出演するアーティストやオーケストラの有志メンバーや、会場であるサントリーホールなど多方面からの協力を得て成立するチャリティコンサート。かかった費用以外の寄付金は全て「公益社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構(3.11塾)」を通じて、東日本大震災の遺児孤児を支援するための資金に充てられる。これまで3.11塾の塾生は、塾や家庭教師、音楽や芸術などの文化スポーツの支援を得て、医者、パイロット、音楽家、俳優、ビジネスマンなどの関連大学や専門学校に合格し、夢に向かって歩んでいる。総合司会を務めるのは、露木茂と永井美奈子。出演者は、五木ひろし、坂本冬美、平原綾香、水谷八重子、クミコ、LE VELVETS、川島ケイジ、紅林弥生、神楽坂女声合唱団、東京女声合唱団・The Voices of Japan(VOJA)、六本木男声合唱団ZIG-ZAG、安部潤、紅林弥生、クラシック界からは仲道郁代、横山幸雄、小林沙羅、市原 愛、服部百音、大谷康子、桜井万祐子、ジョン・健・ヌッツォ、樋口達哉、村松稔之を予定している。■三枝成彰 コメント前回の公演では18,203,757円のご寄付をいただきました。サントリーホールのご支援と出演してくれる皆様のご協力を得て、ノーギャラで出演していただき、多くの東日本大震災の遺児孤児の支援をさせていただいております。皆様のご厚意でずっと続けられていることを感謝しております。■湯川れい子(3.11顧問)コメントコロナ禍でも、いえ、コロナ禍だからこそ、生演奏と生の歌声に力を貰います。今年も実に贅沢な夜をプレゼントして頂ける事に感謝します。ご出演下さる皆様、お越し下さる皆様、心から感謝申し上げます。タイトル:第10回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサートジャンルを越えた音楽のチカラを!開催日時:2023年3月11日(土)18:00開演(予定)会場:サントリーホール(東京都港区赤坂1-13-1)入 場 料:無料(全席指定・事前予約必要・未就学児童入場不可・お一人様4枚まで)※入場時にお一人様1万円以上の寄付金を申し受けますチケット:12月15日(木)より受付を開始主催:第10回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサート実行委員会(公益社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構、エンジン01文化戦略会議)公式ホームページ 第10回「全音楽界による音楽会」3.11チャリティコンサートチケット販売サイト (PC・スマートフォン共通)サントリーホールチケットセンター0570-55-0017(オペレーター対応・10:00~18:00)/窓口お問い合わせ:公益社団法人3.11震災孤児遺児文化・スポーツ支援機構03(3584)1608(10:00~18:00、平日のみ) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月30日auスマートパスプレミアムは、俳優・菅田将暉の音楽活動5周年を記念した特集を28日に公開した。日本を代表する俳優として活動しながら、2017年から音楽活動もスタートさせた菅田。喜怒哀楽をストレートに伝えるボーカルと、生々しいバンドサウンドを中心にした音楽で、幅広い層のリスナーの共感を集めている。9日には、「クワイエットジャーニー EP」をリリースした。同特集では、3年ぶりの有観客で公演中のライブツアー「クワイエットジャーニー」の写真と共に、代表曲やヒット曲を紹介。“歌手・菅田将暉”の進化を振り返る内容になっている。
2022年11月28日GACKTの音楽活動再開が決定。2年ぶりとなるツアー『LAST SONGS 2023 feat. K』を2023年3月に開催することを発表した。突然の活動休止アナウンスから約1年が経ち、生配信イベントの実施や新作映画の撮影がクランクインするなど、ひとつずつ活動を戻しているGACKT。今回のツアーは2021年に行われた全国ツアー『LAST SONGS 2021 feat. K』の形態そのままに、東京・大阪・福岡の3カ所で開催。シンガーソングライターのKが全編ピアノとボーカルで参加し、そこにストリングスを加えた編成で、GACKTのキャリアの中からファン人気も高いバラード&ミディアムの曲だけで構成されるスペシャルなステージとなる。いわゆる録音された音源を一切使用しない、歌も演奏も一音一音全てがその場の生パフォーマンスで披露。GACKTの呼吸ひとつにステージ上のパフォーマーが反応して紡いでいく緊張感に満ちた内容で、1公演ごとに全くと言っていいほど違う表情を見せていくのが特徴となっている。チケットは、GACKT ONLINE G&L MEMBERS CLUB会員先行受付が11月5日12時よりスタートする。<ツアー情報>GACKT『LAST SONGS 2023 feat. K』2023年3月24日(金) 東京ガーデンシアター開場18:00 / 開演19:002023年3月26日(日) グランキューブ大阪開場18:00 / 開演19:002023年3月31日(金) 福岡サンパレスホテル&ホール開場18:00 / 開演19:00出演:GACKT / K【チケット料金】ダイヤモンド指定席:60,000円※前方より10列目以内のお席の確約※ダイヤモンド指定席限定プレゼント付き※終演後にGACKT、Kとのミート&グリート(写真撮影)ありプラチナム指定席:30,000円※1階席中央より前のお席の確約※プラチナム指定席限定プレゼント付き指定席:10,000円※指定席限定プレゼント付き■GACKT ONLINE G&L MEMBERS CLUB会員先行受付:11月5日(土) 12:00~※以降のチケット受付についてはオフィシャルホームページにてご案内いたします。【公演に関するお問い合わせ】東京:ソーゴー東京TEL:03-3405-9999 ※月〜土 12:00~13:00 / 16:00~19:00(日・祝休み)大阪:ソーゴー大阪TEL:06-6344-3326 ※平日 14:00~16:00(※土日・祝休み)福岡:BEATEL:092-712-4221 ※平日 12:00〜17:00(※土日・祝休み)オフィシャルサイト:
2022年11月02日音楽を聴いて心が癒される経験はあるけれどこれって一体どういう仕組み?音楽心理学に詳しい星野悦子先生に教わりました。気分を楽しく盛り上げたり、悲しいムードに優しく寄り添ったり。私たちの生活に欠かせない音楽と人の感情には、いったいどんな結び付きがあるのだろう。「耳から入った音楽は、まず脳へと伝わり、そこから全身へ影響を及ぼします。自律神経系に作用して、興奮や鎮静、リラクセーションなどの効果をもたらすのです。同時に、心の状態にも変化を与え、感情や知覚、認知を刺激して、活性化したり沈静化したりすることがわかっています。音楽はテンポやリズム、メロディ、ピッチや音域、歌詞のメッセージ性などさまざまな要素で複雑に構成されていますが、それらが違えば私たちが受ける印象も変わり、自ずと心身の反応も変化します」例えば、アップテンポの曲には気分を高揚させる効果があり、ゆったりとしたテンポの落ち着いた曲には鎮静の作用が。そして、高音の方が明るい気分になりやすく、低音は暗い悲しい気分へと誘いやすいといわれているそう。「一般的には、癒されたい時=脳を休ませたい時ですよね。そういう時にあまり複雑な音楽を聴くと、頑張って曲を理解しようとして疲れてしまうんです。だから、やや遅めのテンポで、メロディの主張が強すぎない、シンプルなものがいいといわれています。その代表格がバロック音楽ですね。クラシックの名曲は数百年にわたり多くの人々に力を与えてきたわけで、やはりリラックス効果が大きいと感じます。癒しの楽器といえば昔からハープがよく知られ、聖書の中でも“王のメランコリー(鬱状態)を竪琴で癒した”というエピソードがあるほど。クラリネットやオーボエなどの木管楽器の音色がいいとする研究もあります」星野先生によると、その時の気持ちの状態に合ったテンポや曲調の音楽から聴き始める「同質の原理」というものが、音楽療法においては大原則なのだとか。「落ち込んでいる時にアップテンポな曲で無理やり気分を上げようとするのはあまり良くありません。まずは今のムードに合う静かな曲で気持ちを慣らしながら、そこから徐々に上げていきます。癒されたい時にもさまざまな段階があるので、“なんだかちょっと気分がダルい”くらいであれば楽しい曲を聴くのもアリだと思います。イライラしている時には、まず激しい音楽でストレスを発散させてから少しずつテンポを落として…という方法もありますよ。もちろん、音楽の好みは十人十色。にぎやかな高音が好きな人がいれば低音の響きが好きな人もいるので、音楽療法では処方箋のように個人に合ったものを取り入れるように努められています。また、自分で曲を選ぶという行為も実は大切です。人に無理やり聴かされるより自分で選択して聴いた方が、心に馴染みやすいはず。“今の自分が求めている曲はどんなものだろう…”と探してみるところから楽しんでもらえたらと思います」こんな時は どういう音楽を聴くといい?落ち着きたい時控えめな音量で、あまり耳に残らない音楽。意識の邪魔にならないような、耳に残りにくい=覚えにくい曲を。かといって複雑すぎる曲はNG。もちろん、聴く時の音量は抑えめに。「ローテンポの静かな曲で気分を落ち込ませすぎるとやる気が下がってしまうので、脳が興奮しない程度に、明るく軽い曲調のものを選ぶといいと思います。車を運転する時のBGMについても同様です」エネルギーを補いたい時エモーショナルで、少しアップテンポなもの。沈んだ気分を上げたい時は、まずは静かなものから聴き始めて、少しずつアップテンポに。「テンポが速くなるほど、また音量が増すほど生理的覚醒が上がります。元気を出したいならば、ポジティブなムードのある長調のメロディがおすすめです。あまり高揚しすぎるのが嫌な場合は、テンポが速めでも短調の曲がほどよい場合もあります」くつろぎたい時温かい音色や、ローテンポでメロディが綺麗な曲。アップテンポや激しいリズムの曲を避け、優しいメロディで心と体の緊張を解いていく。「対人関係で溜まったストレスを解消するには、抑揚が少ない、淡々とした曲がおすすめです。反対に、人恋しく寂しい気持ちを感じる時には、オペラのアリアや演歌のようにエモーショナルな歌も。歌詞に共感するうちに、前向きな気分になります」ほしの・えつこ心理学博士。上野学園大学音楽学部音楽学科の特任教授として教鞭を執るほか、日本音楽知覚認知学会監事や日本心理学会音楽心理学研究会の代表も務める。著書に『音楽心理学入門』(誠信書房)や『音楽知覚認知ハンドブック』(北大路書房)など。※『anan』2022年9月14日号より。イラスト・藤田 翔取材、文・大場桃果(by anan編集部)
2022年09月08日女優・石田ゆり子による音楽活動プロジェクト・lilyが、初となるミニアルバム『リトルソング』を10月26日にリリースすることが決定した。ミニアルバムには、昨年12月に配信リリースされたデビューシングル「MAGIC」をはじめ、「うたかた」、「東京の空」に加え、未発表曲を含む全5曲を収録。彼女の落ち着いた歌声は優しさにあふれ、リスナーに癒しを与えるような作品となっている。オリジナル楽曲は全てlily本人が作詞を行い、作曲・プロデュースは大橋トリオが担当している。また、11月3日に東京・東京国際フォーラム ホールAで開催される、大橋トリオのデビュー15周年記念アニバーサリー公演『TRIO ERA 2』にゲスト出演することが発表された。本公演はlilyにとって初のライブ出演となる予定で、チケットはプレイガイド先行を9月11日まで受付中。■lily コメント歌を歌うこと、歌詞を書くこと。そして、それがこうして形になり、世の中に出ていくこと。私の人生にそんなことが起こるんだなあと、大袈裟かも知れませんが、なんだか夢を見ているような気持ちです。実のところ、表現を生業として生きている一人として、歌うことに対しての憧れがいつも、どんなときもありました。だから、歌をやってみないかと言われたとき心の奥にぽっと火がついたような気持ちになりました。大橋トリオさんの音楽が大好きで車の中や家の中でずっと聴いてきたので、プロデュースをしていただけると聞いたときは、こんなご褒美が人生にはやってくるんだなあと幸せな気持ちでいっぱいでした。全ての曲に歌詞を書く作業は、難しくもありましたが、メロディと言葉がぴたっとはまった時は、突然目の前の扉が開いたような気持ちになりました。何もかもが初めて尽くしで、ドキドキが止まりませんが、11月3日の大橋トリオさんのデビュー15周年記念公演に参加させていただくことになり、今から緊張で倒れそうです。<リリース情報>lily ミニアルバム『リトルソング』10月26日(水) リリース価格:6,600円(税込)※スペシャルパッケージ仕様lily『リトルソング』ジャケット【CD収録内容】1. MAGIC2. うたかた3. 東京の空4. Moment in the rain他、未発表曲を含む全5曲収録【DVD収録内容】(約42分)1. lily music project making movieレコーディング、J-WAVE『LILY’S TONE』収録ゲスト:大橋トリオ(『うたかた』弾き語り含む)スチール撮影などのメイキング。2. うたかた Music Video3. 東京の空 Music Video【その他】ミニ写真集(48ページ)ステーショナリーセット(便箋12枚・封筒6枚)【店舗特典】・Amazon.co.jp:メガジャケ(24cm×24cm)・楽天ブックス:オリジナルステッカー(楽天ブックス ver.)・TOWER RECORDS全店(オンライン含む/一部店舗除く):オリジナルステッカー(TOWER RECORDS ver.)・HMV全店(HMV&BOOKS Online含む/一部店舗除く):オリジナルステッカー(HMV ver.)・TSUTAYA RECORDS(一部店舗除く) / TSUTAYAオンラインショッピング:オリジナルステッカー(TSUTAYA RECORDS ver.)・セブンネットショッピング:オリジナルステッカー(セブンネットショッピング ver.)・Sony Music Shop:オリジナルステッカー(Sony Music Shop ver.)・全国共通特典:オリジナルステッカー(応援店ver.)※特典は「先着」となり、数に限りがあります。一部の店舗/ECサイトでは特典が付かない場合がございます。ご予約ご購入の際は、特典の有無を必ず店頭/ECサイトでご確認下さい。<ライブ情報>大橋トリオデビュー15周年記念アニバーサリー公演『TRIO ERA 2』11月3日(木・祝) 東京・東京国際フォーラム ホールA開場17:00 / 開演18:00大橋トリオデビュー15周年記念アニバーサリー公演『TRIO ERA 2』キービジュアル【チケット情報】前売り:8,500円(税込)当日:9,000円(税込)※全席指定■プレイガイド先行:受付期間:9月11日(月) 23:59まで受付URL:
2022年09月06日日本グッドイヤー株式会社(代表取締役社長:金原 雄次郎、以下 グッドイヤー)は、国内における世界自然遺産の一つ、白神山地にて保全活動をする「特定非営利活動法人 白神山地を守る会」(以下、白神山地を守る会)への支援を開始しました。これに伴い、同団体への支援を開始するにあたり、9月2日(金)青森県庁にて支援目録の贈呈式が実施されました。グッドイヤーの世界自然遺産への支援活動は、2018年に開始された知床に続き、白神山地が2番目となります。目録贈呈にて:白神山地を守る会代表 永井 雄人氏(左)/日本グッドイヤー代表取締役社長 金原 雄次郎(右)知事表敬訪問にて:三村 申吾青森県知事(左)/日本グッドイヤー代表取締役社長 金原 雄次郎(右)グッドイヤーでは、グローバルで掲げる『Goodyear Better Future』というCSRスローガンのもと、長年にわたり、持続的に地域貢献活動に力を入れてきました。日本においても2018年より、世界自然遺産の知床の自然を守る知床財団への支援を始め、2021年からはプロバスケットボールチームのライジングゼファーフクオカへのチーム支援を実施しています。「白神山地を守る会」は、世界最大級の原生的なブナ林が分布する白神山地のブナ森の復元・再生活動、保全活動のための人材育成を主な活動としています。グッドイヤーは、当団体が保有する車両3台に、夏タイヤ、及び冬タイヤの提供と共に、法人会員としても参加します。贈呈式は、グッドイヤー 代表取締役 金原 雄次郎による三村 申吾青森県知事への表敬訪問後に実施され、「白神山地を守る会」代表 永井 雄人氏、青森県庁自然保護課課長 原 隆文氏、グッドイヤー 代表取締役社長 金原 雄次郎が出席のもと、目録贈呈の後、グッドイヤー 代表取締役 金原 雄次郎からの挨拶に続き、「白神山地を守る会」代表 永井 雄人氏からもご挨拶を頂きました。今後とも日本グッドイヤーは、『Goodyear Better Future』のスローガンのもと、継続的に地域貢献活動を実施していく予定です。▼今回の白神山地を守る会への支援に関して、日本グッドイヤー 代表取締役社長 金原 雄次郎のコメント今回、「白神山地を守る会」を支援する機会を頂いたことに大変感謝しております。白神山地にて保全活動をする「白神山地を守る会」の活動内容と、日本グッドイヤーのCSR活動領域である『安全、教育、持続性(環境)』は多くの部分で合致しております。先の豪雨による災害など、厳しい自然の中で保全活動をされている「白神山地を守る会」を車両の足元から支援し、白神山地の自然環境保全に微力ながら貢献できればと考えております。《特定非営利活動法人 白神山地を守る会について》平成3年(1991年)設立白神山地での主な活動:過去に伐採されたブナの森の復元・再生活動やガイドの人材育成、チェンソー研修、下草刈り機の出来る人材育成をして、白神山地の保全活動をしている。白神山地でのボランティア活動:ブナ等の広葉樹の種拾い、広葉樹の苗床の育成活動。下草刈り作業、草むしり作業、植樹活動、植林地での地ごしらえ作業、並びに除間伐作業。白神山地を守る会ホームページ 《Goodyear Better Futureについて》「Goodyear Better Future」とは、3つの領域(「安全」、「教育」、「持続性」)から成る、グッドイヤーがグローバルで掲げるCSR活動方針で、これに基づき、世界中の様々な地域で起きている課題への取組みや、地域のボランティア活動への支援を行っています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月05日無料の野外音楽イベント「日比谷音楽祭 2023」が、2023年6月3日(土)・4日(日)に日比谷公園を中心に開催される。無料の野外音楽イベント「日比谷音楽祭」音楽プロデューサー、そして東京事変のメンバーでもある亀田誠治が主導する「日比谷音楽祭」は、人々が多様な音楽と自由に出会えるボーダーレスな音楽祭。日本の野外コンサートの歴史を作った聖地「野音」を擁する日比谷公園を舞台に、親子孫の3世代、その誰もに開かれた様々な催しが行われる。開催5年目を迎える2023年も、音楽を様々な形で体験するワークショップをはじめ、楽器体験ができる音楽マーケット、4年ぶりとなるフードブース出店、フードとお酒と音楽を夜の芝生の公園で楽しむ初のナイトプログラム「日比谷 YORU 喫茶」など、音楽ライブを中心に多彩な企画を実施予定だ。注目の出演アーティスト2023年の出演アーティストには、幅広い世代から支持を集める木村カエラや、代表曲「W / X / Y」で注目を集めるTani Yuuki(タニユウキ)、気鋭の4人組バンドWONK(ウォンク)などがラインナップ。桜井和寿、石川さゆり、KREVA、新妻聖子など、これまでにも日比谷音楽祭のステージを彩ってきた豪華アーティストたちも会場を盛り上げる。出演者一覧<出演者>上妻宏光、アスハン、石川さゆり、Ichika Nito、WONK、EXILE TETSUYA with EXPG、ermhoi with the Attention Please、Ovall、おお雨(おおはた雄一+坂本美雨)、沖仁、小倉博和、小山田壮平、GAIA CUATRO、GAKU-MC、加藤登紀子、《聞かせ屋。けいたろう》、奇妙礼太郎、木村カエラ、KREVA、GOMA meets U-zhaan、桜井和寿、さなり、さらさ(Band set)、STUTS、世武裕子、SO-SO、soraya、ZOMBIE-CHANG、武部聡志、Tani Yuuki、チャラン・ポ・ランタン、帝国喫茶、DJ ダイノジ、 東儀典親、東儀秀樹、新妻聖子、秦 基博、半﨑美子、日比谷ブロードウェイ(井上芳雄・望海風斗・甲斐翔真)、平井秀明、深川バロン倶楽部、藤原道山、mahina、マレー飛鳥、みゆな、The Music Park Orchestra、民謡クルセイダーズ、Mega Shinnosuke、森 大翔、八木勇征・中島颯太(FANTASTICS)、ゆいにしお、弓木英梨乃、吉田篤貴、yonawo、YOYOKA、LIBERA、龍声 〜 Ryusei 〜 with 矢井田 瞳、Ryu Matsuyama (Solo)、ROTH BART BARON and more...開催概要「日比谷音楽祭 2023」開催日:2023年6月3日(土)・4日(日) 11:00~20:30予定※雨天決行、荒天中止。会場によっては雨天一時中断、もしくは中止になる場合あり。会場:日比谷公園(東京都千代田区日比谷公園)ほか入場料:無料※日比谷公園大音楽堂「YAON」ステ ージの公演については、鑑賞にあたり抽選制の無料鑑賞券(以下チケット)が必要。【YAON 鑑賞券について】<公演情報>■「Hibiya Dream Session 1」時間:6/3(土) 開場 17:30 / 開演 18:30 / 終演 20:30(予定)出演:The Music Park Orchestra with 上妻宏光、加藤登紀子、木村カエラ、世武裕子、Tani Yuuki、チャラン・ポ・ランタン、東儀典親、東儀秀樹、新妻聖子、藤原道山、YOYOKA、LIBERA■「Hibiya Dream Session 2」時間:6/4(日) 開場 13:30 / 開演 14:20 / 終演 15:40(予定)出演:The Music Park Orchestra with アスハン、石川さゆり、沖仁、KREVA、STUTS、秦 基博、ゆいにしお■「Hibiya Dream Session 3」時間:6/4(日) 開場 18:10 / 開演 19:10 / 終演 20:30(予定)出演:The Music Park Orchestra with 桜井和寿、さらさ、SO-SO、日比谷ブロードウェイ(井上芳雄 and more!)、YOYOKA<チケット抽選スケジュール>YAON(Hibiya Dream Session)のチケットは下記の2回抽選。・第1次抽選:プレイガイド事前抽選受付:各プレイガイド(イープラス、ローチケ、チケットぴあ)の抽選受付期間 : 4/25(火)12:00〜5/10(水)23:59当落発表 : 5/18(木)15:00予定※チケット代は無料。ただし、プレイガイド抽選の当選チケットはシステム手数料として1枚あたり電子チケットは220 円(税込)/紙チケットは340円(税込)の支払いが必要。・第2次抽選:アプリ当日抽選受付:「日比谷音楽祭公式おさんぽアプリ 2023」をダウンロードの上、アプリ内チケットページにご応募ください。受付期間:各開催日 10:00〜開演2時間前まで当落発表:各公演1時間30分前より発券
2022年09月03日自らの音楽の原点というJ.S.バッハの作品をトークとともに。音楽界の多彩な分野で意欲的に活動を展開する鈴木優人。バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、指揮者、オルガン奏者、ピアニスト、演出家、プロデューサー、作曲家などの活動はいずれも高い評価を得ています。そんな鈴木優人が「自らの音楽の原点」というJ.S.バッハのチェンバロ作品に取り組む演奏会を、10月に三原市芸術文化センターで開催することが決定しました。三原市芸術文化センターでは、2017年から定評のあるホールの響きを活かした「ポポロでバッハを弾く」と名付けた演奏会を開催してきました。今回はシリーズ中で初めての鍵盤楽器の演奏会となり、今まさに新たなライフワークとしてバッハのチェンバロ作品に取り組む鈴木優人が登場します。鈴木 優人©Marco Borggreve円熟期のバッハが生み出した、鍵盤楽器のための最高峰の作品の一つと言われる「6つのパルティータ」。楽曲や楽器の解説トークも交えて、鈴木優人が誘う古楽の世界を、ぜひご堪能ください。公演の詳細⇒ 広島県三原市の三原市芸術文化センター[ポポロ] : プログラムJ.S.バッハ/6つのパルティータ(クラヴィーア練習曲第1巻)BWV825-830第1番変ロ長調BWV825第2番ハ短調BWV826第3番イ短調BWV827第4番ニ長調BWV828第5番ト長調BWV829第6番ホ短調BWV830*演奏順は変更になることがございます公演情報公演名:ポポロでバッハを弾く鈴木優人チェンバロ・リサイタル会場:三原市芸術文化センター(広島県三原市宮浦2-1-1)開催日時:2022年10月23日(日)15時開演(14時15分開場)入場料:一般4,000円、25歳以下1,500円*未就学児は入場不可取扱い:三原市芸術文化センターポポロ、ポポロオンライン、イープラスポポロオンライン: 主催:一般財団法人みはら文化芸術財団後援:三原市文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業ご来場の皆様へ当ホールでは「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」に基づき、感染拡大防止に努めて公演を実施して参ります。ご来場の際にはマスク着用、手指消毒、検温などの感染防止対策に、ご協力をお願いいたします。万が一会場内で新型コロナウイルス感染が判明した場合に備え、ご来場のみなさまにお名前と連絡先電話番号を、チケットの半券裏面に記入していただくようお願いしております。ご記入いただいた個人情報は適正に管理し、必要に応じて所管の保健所等に開示し、ご本人に連絡を差し上げることがあります。あらかじめご了承ください。アクセス◎JR三原駅より4番バス乗り場「田野浦線」で5分「芸術文化センターポポロ・医師会病院入口」下車すぐ◎山陽自動車道本郷ICより約30分。福山西ICより約30分※公演当日は隣接する宮浦公園多目的広場を、無料駐車場としてご利用いただけます。(13時15分~18時)※駐車場には限りがございます。公共交通機関をご利用ください。※公演終了後、ホール西側バス停よりJR三原駅行きの無料シャトルバスを運行します。地図 : 主催者概要団体名:一般財団法人みはら文化芸術財団所在地:広島県三原市宮浦2-1-1三原市芸術文化センター ポポロ設立:2019年11月27日URL: 公式facebook : 公式twitter : 公式Instagram : お問い合わせ先三原市芸術文化センターポポロ(一般財団法人みはら文化芸術財団)担当:村上電話番号:0848-81-0886E-mail: event@mihara-caf.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年08月12日1993年に活動休止した4人組バンド・男闘呼組が16日、TBS系音楽特番『音楽の日2022』に出演し、29年ぶりに再始動を果たした。2019年にメンバー4人が27年ぶりに集まり、再始動を決意し、デビューから35年の節目となる2023年8月まで期間限定での活動が決定した。今年10月にはライブも開催する。2019年の夏に再会した際、音楽スタジオで久しぶりに音を出し合い、男闘呼組が奏でる音、楽曲に、長い年月を超えた確信を感じ、様々な思いを語り合い、歯車が少しずつ回り始める中で、これまでのファンの方々、リアルタイムで見たことのない人達、同世代の人達、この時代を共に生きる人達に、平和を願い音楽を届けたいという思いが募ったという。再始動ライブは、10月15日・16日に東京ガーデンシアターにて開催。それぞれ昼夜の2公演を開催し、昼公演は「男闘呼組 1988 第1章」、夜公演は「男闘呼組 1988 第2章」という公演名で実施する。メンバー4人のコメントは以下の通り。○■成田昭次今日この発表が無事に行えたのは、ジャニーズ事務所を始めとする関係者の皆様、活動再開を信じて待っていて下さったファンの皆様、何よりメンバーの皆の尽力のおかげです。まずは心よりお礼申し上げます。今日までに沢山のディスカッションやリハーサルを重ねてきましたが、4人それぞれの時間が過ぎ、より強固になった個性は未だにまとまる事がありません。でもそのぶつかり合いが『男闘呼組』なのだと改めて気付かされました。いくつになろうとも、挫折があろうとも、社会や家庭に責任を持ちながら、夢を追う事は出来るのだと、僕らを見て何か感じて頂ければ幸いです。○■高橋和也ずっとこの日が来ることを夢見ていました。今は少し信じられないような想いです。四人が揃って舞台に立てるなら何でもやるつもりです。もちろんカッコ良くね!!男闘呼組は俺たちと皆の永遠の憧れなのだから!!○■岡本健一今までも、これから先も、人生には予想の出来ない様々な出来事が起こります。信じられないくらいの喜びや、とてつもない哀しみ、ありとあらゆることが世界中に溢れている中で、男闘呼組が再活動します。メンバー自身で活動を休止した男闘呼組を、約30年も忘れずにいてくれたファンの方々の思い、行動してくれたスタッフの思いに、心から感謝いたします。ありがとうございます。映像や写真、活字では伝えきれない男闘呼組の作り出す世界を、是非とも、生のLIVEで体感して下さい。一刻も早い世界の平和、皆が安心する社会を、強く願っています。○■前田耕陽1993年に活動を停止して以来、30年ぶりに再び4人揃ってステージに立てることに喜びを感じております。突然の活動停止に戸惑いながらずっと僕らの再活動を待ってくれていたファンの方々!メンバーそれぞれが違う道を歩きながらも、やはり原点はここにあったんだというステージを作りたいと思いますので是非、大人になった僕たちを感じに来ていただけたら、、、、そして、何年も前に事務所を離れた僕の男闘呼組としての再始動を快く受け入れてくれたジャニーズ事務所に感謝すると同時に、この活動で恩返しができたらと思います。○■男闘呼組プロフィール【メンバー】成田昭次 (TOKYO RECORDS) [リードギター] 1968年8月1日生まれ高橋一也(高橋和也) (アルファエージェンシー)[ベース] 1969年5月20日生まれ岡本健一 (ジャニーズ事務所*エージェント契約)[サイドギター]1969年5月21日生まれ前田耕陽(TEAM 54)[リーダー・キーボード] 1968年8月16日生まれ1988年に「DAYBREAK」でデビュー、その年のレコード大賞新人賞に輝く。楽曲は、当時のハードロック、LAメタルなどの影響を受けたロックを基調とした曲が多い。4thアルバムあたりからセルフプロデュース曲が中心となっていく。代表曲は「DAYBREAK」「秋」「TIME ZONE」。紅白歌合戦には1988年と1989年の2回出場している。
2022年07月17日公益財団法人ソニー音楽財団(所在地:東京都千代田区、理事長:水野 道訓、英文名称:Sony Music Foundation)は、音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体の活動を助成する「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」の第4回(2023年度)募集を2022年7月1日(金)より開始いたします。詳細URL: https:// www.smf.or.jp/kok/「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」ロゴマーク「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」は、子どもたちが音楽を通した体験や活動に触れることで、感動する心を育てることを目的とした助成事業です。地域・環境・経済状況に左右されることなく音楽に触れることのできる社会を目指し、2019年に設立いたしました。これはSDGs(持続可能な開発目標/Sustainable Development Goals)で掲げられた「2030年までに世界が達成すべき17の目標」のうちの4番目の目標である「質の高い教育をみんなに」にも通じるものです。当基金ではこれまでに、部活動のない地域や非都市部における吹奏楽団・ジュニアオーケストラの運営や演奏会の実施、病児・障害児を対象とした楽器体験、音楽を通して子どもたちと高齢者が交流する場の提供のほか、ひとり親家庭やさまざまな国籍の子どもたちへの音楽教育等、多種多様な活動を支援し、延べ68の団体に対して計38,050,143円の助成を行いました。採択事例(1) 椋バイオリンクラブ「こどものためのバイオリン教室」採択事例(2) アンサンブル太陽「ひな祭りコンサート」での楽器体験採択事例(3) 松江音楽協会「わくわく★音楽体験事業」◆水野 道訓(公益財団法人ソニー音楽財団 理事長)コメント昨年度の採択団体の皆様方には、地域・年齢・国籍・環境や状況を超えて、さまざまな子どもたちに音楽を届ける活動を実施していただいております。子どもを取り巻く社会課題の解決や持続可能な社会の実現のための精力的なご活動の数々に対し、心より敬意を表します。子どもたちへの教育に対する熱い想い、または思い描かれていた活動を実現される機会として、ぜひこの基金をご活用ください。皆様からの積極的なご応募をお待ちしております。当財団は、1984年の設立以来、「Concert for KIDS~0才からのクラシック(R)~」「10代のためのプレミアム・コンサート」など、未就学児から青少年までを主な対象としたクラシック・コンサートを開催しています。2022年5月に世界最大級のクラシック音楽の祭典「こども音楽フェスティバル」を開催しました。2020年には「ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト」を立ち上げ、新型コロナウイルスの影響を受けている「音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体」「若手演奏家」「音楽に触れる機会を失ってしまった子どもたち」を支援しています。他、YouTubeチャンネル「こどものためのクラシック」や、お子さまとそのご家族が気軽にクラシック音楽を楽しめる無料モバイルアプリの配信等を展開しています。公益財団法人ソニー音楽財団は、次世代のための教育支援活動および子どもたちの多様な体験機会を提供する取り組みを行い、すべての子どもたちが等しく感性豊かな心を育むことのできる環境づくりに寄与すべく、引き続き活動してまいります。【ソニー音楽財団 子ども音楽基金 概要】(1)名称 :ソニー音楽財団 子ども音楽基金(2)設立年月日:2019年5月22日(3)助成の対象:日本国内の、原則として18歳未満の子どもを対象に、音楽*を通じた教育活動に取り組んでいる国内の団体およびその活動*原則としてクラシック音楽およびそれに準ずるもの(4)選考委員(五十音順):◎=新任委員阿部 彩 東京都立大学 人文社会学部人間社会学科社会福祉学教室 教授子ども・若者貧困研究センター長菊川 穣 一般社団法人エル・システマジャパン 代表理事志民 一成◎ 文部科学省初等中等教育局教育課程課、文化庁参事官(芸術文化担当)付 教科調査官国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官末冨 芳 日本大学文理学部 教授渡辺 元◎ 公益財団法人助成財団センター 理事立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 客員教授※選考委員プロフィール詳細は別資料 (5)助成金額 : 1団体につき10万円から300万円(年度毎)(6)第4回(2023年度)応募期間: 2022年7月1日(金)から8月1日(月)17:00まで(7)応募方法 : ウェブサイトより応募書類をダウンロードして応募(8)ウェブサイト : (9)Facebook : (10)YouTube : 【財団概要】(1)名称 : 公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)(2)理事長: 水野 道訓(3)設立 : 1984年10月2日(4)所在地: 〒102-8353 東京都千代田区六番町4-5 SME六番町ビル(5)URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月01日野外音楽フェス「岩壁音楽祭 2022」が、山形県・瓜割石庭公園にて、2022年9月17日(土)に開催される。“断崖絶壁”ステージの音楽フェス「岩壁音楽祭 2022」「岩壁音楽祭」は、その名の通り“断崖絶壁”を舞台とした異色の音楽フェス。会場となるのは巨大な岩壁がそびえる採石場跡で、高さ50メートル以上の絶壁に囲まれた大迫力のロケーションでライブが行われる。実に3年ぶりの開催となる2022年のテーマは、「スペクトラム」。線引きの中で閉塞してしまう世界からなだらかな開放を目指したフェスティバルの開催を目指す。注目の出演アーティスト出演者には、“オルタナティブ・Kポップバンド”を称する韓国のヒップホップコレクティヴ・Balming Tiger(バーミング・タイガー)の中心人物Omega Sapien(オメガ・サピエン)や、フィリピンと日本にルーツを持つEna Mori(エナ・モリ)、湘南出身の23歳シンガーソングライター・さらさなどがラインナップ。国内外から気鋭のアーティストたちが集結する。出演者一覧Omega Sapien、Ena Mori、CYK、ermhoi+小林うてな、maco marets、さらさ※第1弾出演者情報。開催概要「岩壁音楽祭 2022」開催日:2022年9月17日(土) 11:00~21:00会場:瓜割石庭公園住所:山形県東置賜郡高畠町安久津チケット情報発売日:5月17日(火)料金:早割チケット 12,000円/U23チケット 7,000円 ※枚数限定※チケット情報詳細は公式サイト(を確認。
2022年05月20日アメリカのボストンを中心に活動する日本人ピアニスト/作曲家/オーケストレーターの西田 衣見が、世界的に著名なバークリー音楽大学で開かれるコンサート「Berklee Symphonic Winds: Winds of Change」に、メインピアニストとして出演します。西田 衣見_ピアノアメリカのボストンを中心に大活躍している、日本人ピアニスト/作曲家/オーケストレーターの西田 衣見。世界的に著名なバークリー音楽大学でついに開かれるコンサート「Berklee Symphonic Winds: Winds of Change」にて、メインピアニストとして出演することが決まりました。コンサートでは木管・金管・打楽器を中心に、女性やノンバイナリーの作曲家・編曲家の作品を演奏します。この模様は2022年5月3日午後8時(ボストン現地時間)から全世界に向けて配信されます。西田 衣見は、先日アカデミー賞作品賞を受賞した「CODA あいのうた」の作中で、主人公ルビーが進学を目指すバークリー音楽大学の声楽学科にて、唯一のミュージカル専門のピアニストとして何年も働いています。「CODA あいのうた」の題材となる以前から、バークリー音楽大学は1945年にボストンに創設されて以来、数々の世界的な名声を手にしてきました。コンテンポラリー音楽の最高峰として、また近年のボストン音楽院との合併も含め、バークリーの卒業生たちは300以上のグラミー賞を受賞しています。西田 衣見は神奈川県出身の現在28歳。演奏、作曲、アレンジに精通した日本人女性アーティストとして、数々の仕事をこなしながら、同大学のピアニストとして重宝されています。■エミー賞受賞歴のあるバークリー音楽大学教授 エリック・スターン氏 コメント約40年もの間、ブロードウェイの音楽監督、指揮者、そしてバークリーの教授として勤めてきたので、優れたピアニストを見分ける能力は養ってきたつもりです。彼女の演奏を初めて聞いた時、すぐにその稀に見る高い才能に気付きました。バークリーで伴奏者やミュージカルのソリストが必要な時、皆最初に出すのは彼女の名前です。アメリカで働く日本人ピアニスト・作曲家の中でトップクラスの技量を持つ彼女は、その卓越した初見能力とどんなジャンルでもすぐに転調して演奏できるスキルで、バークリーの生徒たちを毎日助けています。この大学のミュージカル専門のピアニストとしての彼女の働きが、比較的新しい我々のミュージカルのプログラムの更なる成長に貢献してくれており、それが生徒間でのプログラムの人気の高さにもつながっています。アカデミー賞をつい先日受賞した「CODA あいのうた」に特集されたバークリー音楽大学にとって、彼女の存在は大変貴重であり、彼女のいないこの大学は想像できません。西田 衣見_プロフィールバークリーの教授陣からの信頼も厚く、天才と絶賛される彼女は、演奏に加えて作曲にも力を入れており、実験的なクラシック作品の1台4手のためのピアノ曲「Ganymede, the Cupbearer」は、同じくアカデミー賞を受賞した坂本 龍一氏に称賛され、受賞歴のある吹奏楽曲の「At the night, we saw a shadow」はダートマス大学の吹奏楽を指導するブライアン・メッシアー氏による、「The Valley winds」に初演されることが決まっています。また、人気グループSixTONESの大盛況を収めた2021年の完売公演「onEST」用にインスト曲を書き下ろし、彼女ならではの珍しい楽器構成とコード進行を生かした音楽性が、横浜アリーナや大阪城ホールを始めとする日本の名だたる大きなアリーナ会場に、深く落ち着いた雰囲気を作り出しました。2019年にはサウンドクリエーター・オブ・ザ・イヤーにて奨励賞を、2021年には「The American Prize」の作曲部門にて奨励賞を受賞した彼女の創造性は留まる所を知らず、同年日本のミュージカル界で活躍する女優の鈴木 サアヤと女性JポップデュオStreepzを結成し、Emjのアーティスト名でポップス作品を発表しています。J ポップと他のジャンルとのフュージョンを目標としながら西田が作曲とアレンジを務めるStreepzは、今や世界中にファンがおり、業界に旋風を巻き起こしています。2021年にはユニバーサルミュージック賞を受賞。2人は現在、世界中が待望する初のアルバムリリースに向け制作中です。来年にはアメリカの首都ワシントンDCで毎年開かれる、在米日本屋外イベント「さくら祭り」(世界的に有名なアメリカの「全米桜祭り」の中の代表的なイベント)の出演も視野に入れています。■西田 衣見 コメントアメリカで、日本の文化と音楽を表現できることを光栄に思っています。音楽は言葉を超えて人と人とを繋げてくれます。<コンサート概要>名称 : Berklee Symphonic Winds: Winds of Change開催日時 : ボストン現地時間 2022年5月3日 8pm(日本時間 2022年5月4日 9am)会場 : バークリーパフォーマンスセンターチケット料金 : 無料販売サイト・イベントURL: <ストリーミング配信概要>配信日時: ボストン現地時間 2022年5月3日 8pm(日本時間 2022年5月4日 9am)配信URL : 視聴方法: 上記リンクより 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月18日ロックバンド・MAN WITH A MISSIONのライブ「音楽と行こう by au 5G LIVE」が、31日からuP!!!・TELASAで配信を開始。ライブ配信後の同日21時30分からは、特別映像コンテンツを動画配信プラットフォーム「OPENREC.tv」で公開する。27日、31日にオンラインで配信される「音楽と行こう by au 5G LIVE」は、音楽ライブによる地域経済への貢献を目的に「日本各地にある素敵な場所で、特別な音楽ライブを」をテーマに開催される音楽イベント。31日にはMAN WITH A MISSIONが登場し、岩手・陸前高田市民文化会館 奇跡の一本松ホールで行ったアコースティックライブの模様を配信する。同日21時30分からは、特別映像コンテンツも公開される。■MAN WITH A MISSIONインタビュー――今回はアコースティックLIVEを披露いただきましたが、LIVEを終えての感想を教えて下さい。めちゃくちゃ楽しかったですね。僕らにとってすごく貴重な経験でした。アコースティックセットでこれまでやって来なかったのですが、大掛かりな美しいライブをこの場所で繰り広げられて、感謝でいっぱいです。ありがとうございました。――今回のライブの選曲のポイントや意識したことを教えて下さい。楽曲は、先日新しいアルバムを発表したので、新曲をお届けすると同時に、昔の楽曲も織り交ぜています。今現在コロナなど、世界がなかなか厳しい状況でもあるので、皆様にもきっと心に残るであろうなという楽曲を中心に選曲して、お届けしました。――これまで被災地で様々な音楽活動を行われてきたMAN WITH A MISSIONさんかと思いますが、地域の人々との思い出に残るエピソード等あれば教えてください。東北に関していいますと、フェスとかで非常にお世話になっております。本当に音楽を通じてとても繋がりが深くなりました。僕らももちろん、何かしよう、何か少しでも手助けになればいいなという姿勢で臨むのですが、思った以上に現地にいる方々の方が元気一杯で。そのメンタリティがあるからこそ、 ここまで持ち直して来れたのかなと思いますね。――国内地域のシンボリックなスポットでライブをし、それを配信するという今回の企画についてどのように思いますか?本当に素晴らしい企画だと思います。この2~3年間は、音楽業界の人たちがものすごく悩まれた時期でした。ライブという一つの場所に集客して、それを楽しむエンターテインメントが打撃を食らったなかで、この(ライブを)配信するという可能性にものすごく気づかされました。今回の企画では、特別な場所で音楽を一緒に届けるというより深く考えられた企画で、僕らも参加できてうれしい限りです。――「音楽と行こう」のテーマに“あなたの知らない場所や魅力を広める”といったものがありますが、今後MAN WITH A MISSIONさんとして行ってみたい場所や、魅力を広めたい場所を教えて下さい。めちゃくちゃいっぱいあります。でも今回みたいにもう僕らがなかなか足を運べない、大都市でないところには行ってみたいです。日本には至る所に美しいスポットがあるし、そのような場所に人が集まって、活気づくというのは素晴らしいと思っています。自分たちもできる限り、そういった場所に足を運びたいです。――今回「奇跡の一本松ホール」でのライブとなりますが、奇跡の一本松にちなんで、アーティスト生活の中で「これは奇跡だったな」と思った出来事があれば教えてください。音楽活動12年目になりますが、お客さんが自分たちを見に来て、活気づいている姿は奇跡に近いように感じます。僕らがこうやって色んな人の前で、音楽をやれていること自体が奇跡ですね。――今回の企画では、前向きに歩きだしている「陸前高田の今」についても発信しています。MAN WITH A MISSIONさんの今後挑戦したいことや展望について教えて下さい。本音を言うと、どんなに変わっても、僕らはやることはあんまり変わらないです。自分達がやりたい音楽や見たい景色をずっと追いかけています。今回はこういった場所で、アコースティックスタイルでライブをやらせていただいて、僕らも気持ちがよかったです。このような形のライブをぜひまた一緒にやらせていただきたいと思います。――今回「音楽と行こう by au 5G LIVE」に参加されたファンの皆さんに向けて一言コメントをお願いします。皆さま、いつもありがとうございます。(「音楽と行こう」は)非常に素晴らしい企画だと思います。自分たちも音楽を奏でる者として、この企画に参加できた事を本当に光栄に思っております。なかなか我々や皆さまが知っているライブの形が100%は戻っていないなかで、新しい価値観や手法で、音楽を引き続き楽しむことができる今回の企画は、僕らにとってものすごく心強い企画でした。きっと皆様に、今まで以上のもの、また新しいものを届けられる可能性のあるコンテンツだと思いますので、お楽しみいただけていたら良いなと思います。
2022年03月30日音楽活動の新しい形を提案するOffice Lacroix(オフィスラクロワ)合同会社(所在地:東京都国立市、社長兼CEO:天野 翔)は、音楽講師や演奏家、アーティストなどの音楽家がIT専門家を雇うことなく音楽ビジネスをオンライン化できる集客自動化&会員制サイト構築システム「OpusBooster(オーパスブースター)」に、生徒やファンなどの顧客がLINEアカウントで会員登録や会員制サイトへのログインが可能になる「LINEアカウント連携」を、2022年3月24日(木)に追加いたします。<OpusBooster> OpusBoosterにLINEアカウント連携が新登場【「OpusBooster LINEアカウント連携」追加の背景】■当社は、音楽教室やフリーランスの音楽家など、すべての音楽を愛する方の売上の最大化と、業務の効率化を目的として、最新のインターネット・マーケティング・システム「OpusBooster」の無料トライアル版を2022年3月1日より提供しておりました。「OpusBooster」を使うことで、音楽講師や音楽教室経営者、フリーランス音楽家、シンガーソングライターやボカロPなどの音楽家が、手軽に音楽ビジネスをオンライン化し、インターネットを使った集客やセールスの自動化・効率化が可能となり、売上を最大化させることができると好評をいただいております。しかし、これまではオンライン講座やファンクラブなどのサービスを提供する際に、顧客にメールアドレスとパスワードを入力していただく必要があり、ログイン時の手間やパスワード紛失などが問題となっておりました。■LINEアカウント連携で問題解決この度、当社では「OpusBooster」に「LINEアカウント連携」を追加することで、顧客情報入力やログインプロセスの簡便化を図りました。OpusBoosterで構築できる音楽ビジネスの仕組み【「OpusBooster LINEアカウント連携」の3つの特徴】1) LINEアカウントで会員登録が可能顧客はメールアドレスや名前の入力に代わり、LINEアカウントの認証で手順を簡略化して、OpusBoosterで作成した登録フォームや会員制サイトに登録することが出来ます。登録の際、LINEアカウントに登録済みの名前やメールアドレスがシステムに取り込まれます。会員制サイトへの登録が簡単になるため、登録率アップが期待できるうえに、正確なメールアドレスの取得が可能になります。2) 「OpusBooster」で構築した会員制サイトへLINEアカウントでログイン顧客は、「OpusBooster」で構築した会員制サイトへログインする際に、LINEアカウントを利用してログインできます。ログインの際にLINEアカウントでユーザーを特定できますので、顧客はIDとパスワードの入力が不要になります。・会員のログイン方法は2通りA) ログインページからワンボタンでログイン顧客は、IDとパスワードを入力することなく、「OpusBooster」で構築した会員制サイトにログインできます。B) LINEアプリを起動しトーク画面からログイン友だち追加されたLINE公式アカウントのリッチメニューにあるログインボタンから、ワンタップで 「OpusBooster」で構築した会員制サイトにログインできます。3) 既存会員にLINEアカウント連携や友だち追加を促すアラート機能LINEアカウント連携を導入する前に「OpusBooster」で構築した会員制サイトの会員になっている顧客には、会員制サイト内でLINEアカウント連携や友だち追加を促すことができます。この機能は、LINEアカウント連携設定を行うだけで、「OpusBooster」で構築した会員制サイトのアカウント情報ページに友だち追加ボタンが自動的に表示されます。【「OpusBooster LINEアカウント連携」の利用シーン】■音楽教室の資料請求LINEアカウント連携することにより、音楽教室に興味を持った方がOpusBoosterで構築した資料請求フォームにメールアドレスを入力することなく、「LINEアカウントで登録」ボタンをタップするだけで資料の請求が可能となります。同時にLINE公式アカウントへの友だち追加や、会員制サイトへのアカウント登録もできるため、資料請求後のフォローアップや体験レッスンの申し込み、教室への入会を促すことが可能です。■アーティストのファンクラブ入会・ログインLINEアカウント連携することにより、アーティストのウェブサイトに「LINEアカウントで登録」ボタンを設置することができ、アーティストに興味を持った方がメールアドレスを入力することなくファンクラブに入会することが可能となります。同時にLINE公式アカウントへの友だち追加もできるため、タイムラインでのコンテンツ提供や、リッチメニューからファンクラブサイトにワンタップでログインすることができます。【「OpusBooster(オーパスブースター)」サービス概要】■価格(詳細は添付画像参照)エコノミー版:月額9,800円(税込)ライト版 :月額29,800円(税込)■販売方法OpusBoosterオフィシャルウェブサイトで販売OpusBoosterプラン一覧【Office Lacroix合同会社について】■Office Lacroix合同会社は、社長兼CEOである天野翔が作詞、作曲、編曲、プロデュース、ヴォーカルを担当するロックオペラバンドLacroix Despheres(ラクロワ・デスフェール)の音楽レーベルとして発足、2012年8月に法人化し、制作部門、教育部門、イノベーション部門の3本柱で、新しい音楽活動のあり方を提案してきました。音楽制作部門では、昭和の時代から続くアニメシリーズや映画、ドラマ、企業CMなどの音楽制作を多数担当。ロックオペラバンドLacroix Despheresでは、ロンドン2Days公演(約1,500人動員)、ブルガリア国立放送交響楽団とのレコーディングなど世界的な活動をする他、全国植樹祭でのオーケストラ共演(御前演奏)などを行ってきました。教育部門では、これまで700人以上の演奏家や音楽講師、音楽教室経営者、アーティスト、音大生などに、音楽技術や知識・経験をビジネスとして成長させる方法を指導。音楽家コミュニティ「アートレプレナー・スタートアップ・アカデミー」では、理想の音楽人生を歩めるようになった音楽家が続出しています。■ミッションOffice Lacroix合同会社のミッションは、音楽の持つ力を私たちの世界観で最大限に表現し、様々な違いを超えて人々を繋いだり、人生をより楽しみ、生まれてこれて良かったと思う人を増やすことです。そのために、先人が作った伝統を重んじつつ、私たちが考えるオリジナルの新しい音楽を、時代に即して制限なく自由に表現することで生み出していきます。そして、私たちと同じように「音楽の持つ力を最大限に自分の世界観で表現する」ことを楽しむ人を増やしていきます。■ビジョンOffice Lacroix合同会社のビジョンは、音楽の持つ力により、様々な違いを超えて人々が繋がり、多くの人が音楽の普遍的な価値を実感していて、音楽そのものや、「音楽の持つ力を自分の世界観で最大限に表現する」ことを楽しみ、音楽と共に人生を謳歌している社会を実現することです。【会社概要】本社 : 〒186-0011 東京都国立市谷保7-31-2代表者 : 社長兼CEO 天野 翔設立 : 2012年8月6日URL : 事業内容: 1. 音楽・映像コンテンツの企画、制作、権利取得並びに利用2. 音楽・映像パッケージの企画、製造、販売並びに小売業務3. インターネット上のデジタルコンテンツ(ウェブサイト、ホームページ、広告等)の企画、開発及び販売4. ライヴ・イベント・セミナーの企画、制作、運営5. 無体財産権(著作権、著作隣接権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権等)の取得、使用許諾、売買、管理及び利用の開発6. アーティスト・タレントのマネジメント業務及び発掘、開発、育成事業7. 音楽スタジオの運営及び音楽教育事業8. ファンクラブの運営及びアーティストグッズの企画、制作、販売9. グラフィックデザインの企画、制作及び写植版下業務10. 前各号に附帯または関連する一切の事業【お客様からのお問い合わせ先】OpusBooster運営事務局e-mail: support@opusbooster.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月24日音楽活動の新しい形を提案するOffice Lacroix(オフィスラクロワ)合同会社(所在地:東京都国立市、社長兼CEO:天野 翔)は、コロナ禍で売上が減少している音楽家の収入の柱を増やすために、2022年3月30日(水)までにユーザー登録された音楽家を対象として、毎月最大40%の紹介料が得られる「OpusBooster(オーパスブースター)友達紹介キャンペーン」を開始いたします。<OpusBooster> OpusBooster(オーパスブースター)友達紹介キャンペーン【「OpusBooster(オーパスブースター)友達紹介キャンペーン」開始の背景】■当社は、音楽教室やフリーランスの音楽家など、音楽を愛するすべての方の売上の最大化と、業務の効率化を目的として、音楽ビジネスに特化した集客自動化&会員制サイト構築システム「OpusBooster(オーパスブースター)」の無料トライアル版を2022年3月1日より提供しておりました。「OpusBooster」を使うことで、音楽講師や音楽教室経営者、フリーランスの演奏家、シンガーソングライターやボカロPなどの音楽家が、手軽に音楽ビジネスをオンライン化し、インターネットを使った集客やセールスの自動化・効率化が可能となり、売上を最大化させることができると好評をいただいております。しかし、依然として新型コロナウイルス感染症拡大による影響は大きく、音楽家が活躍できる現場の縮小や、それによる売り上げの減少が問題となっております。■最大40%の紹介料を音楽家の新たな収入の柱にそこで当社では、コロナ禍にあえぐ音楽家に新たな収入の柱を構築していただくことを目的とし、「OpusBooster」ユーザーである音楽家に毎月最大40%の紹介料をお支払いする「OpusBooster(オーパスブースター)友達紹介キャンペーン」を開始いたします。OpusBoosterで構築できる音楽ビジネスの仕組み【OpusBooster(オーパスブースター)友達紹介キャンペーンの概要】■紹介元となる対象3月30日(水)までに「OpusBooster」エコノミー版以上に登録したユーザー■参加方法「OpusBooster」ユーザーサポートサイトの「紹介制度」タブ内にある「参加はこちら」ボタンをクリック■内容14日間の「OpusBooster」無料トライアルをご紹介いただき、紹介された人が「OpusBooster」の有料メンバーシップを継続する度に、毎月最大40%の紹介料を得ることができます。「OpusBooster」エコノミー版(月額9,800円)とライト版(月額29,800円)の両方とも紹介キャンペーンの対象となります。「OpusBooster(オーパスブースター)友達紹介キャンペーン」は20%の紹介料から開始となり、40人のアクティブな「OpusBooster」ユーザーを30日間維持すると紹介料は40%に増加します。【「OpusBooster(オーパスブースター)」の利用シーン】■音楽教室資料請求や体験レッスンなどの申し込みフォームを作成し、見込み客にステップメールで教室の情報などを発信して入会を促すことができます。クレジットカード決済フォームの作成もでき、月謝を継続課金で自動的に受け取ることが可能です。また、生徒のみが閲覧可能な生徒専用サイトを構築することで、レッスンや発表会などの連絡事項や、出欠確認フォームを設置するなど、幅広くご活用いただけます。■動画で学べる音楽レッスンサイト集客用の無料レッスン動画と、有料会員のみが閲覧可能な有料レッスン動画を混在させた、動画で学べる音楽レッスンサイトの構築が可能です。タイムテーブル機能を使うことで、毎週特定曜日の特定時間のみ閲覧可能なレッスン動画を提供することもできます。これにより、無料会員は閲覧できる時間に制限があるものの、有料会員になることでいつでも見放題という差別化を図ることも可能です。■アーティストビジネス「無料プレゼントでメールアドレス取得→音源販売→チケット販売→グッズ販売→月額制ファンクラブ入会」のようなアーティストファネル全体を構築できます。各ファネルステップの間でステップメールを送信し、アーティストの想いや理念、ストーリーを伝えることで、よりファン化を深めて購入を促すことが可能です。また、紹介キャンペーン機能を使うことで、既存のファンが新たなファンを呼ぶ好循環を作ることもできます。■演奏家演奏家にとって、これまで参加した作品を紹介するポートフォリオは重要です。しかし、作品によってはパブリックなオフィシャルウェブサイトに情報を載せられないケースもあります。OpusBoosterを利用することで、ポートフォリオ請求のあったクライアントだけが閲覧できる非公開のポートフォリオサイトを構築することが可能です。また、ステップメール機能を使い、情報発信やフォローアップを行うことで、クライアントとの関係性を深め、演奏依頼やリピート化を促すことができます。【「OpusBooster(オーパスブースター)」サービス概要】■価格(詳細は添付画像参照)エコノミー版:月額9,800円(税込)ライト版 :月額29,800円(税込)■販売方法OpusBoosterオフィシャルウェブサイトで販売OpusBoosterプラン一覧【無料ウェブセミナーを開催中】OpusBoosterで構築できる音楽ビジネスの仕組みについて解説する無料ウェブセミナーを開催しています。■開催日2022年3月9日(水)から5日間(予定)■開催時刻第一部:14時~16時第二部:20時~22時※どちらも同じ内容です。<無料登録ページ> 【Office Lacroix合同会社について】■Office Lacroix合同会社は、社長兼CEOである天野 翔が作詞、作曲、編曲、プロデュース、ヴォーカルを担当するロックオペラバンドLacroix Despheres(ラクロワ・デスフェール)の音楽レーベルとして発足、2012年8月に法人化し、制作部門、教育部門、イノベーション部門の3本柱で、新しい音楽活動のあり方を提案してきました。音楽制作部門では、昭和の時代から続くアニメシリーズや映画、ドラマ、企業CMなどの音楽制作を多数担当。ロックオペラバンドLacroix Despheresでは、ロンドン2Days公演(約1,500人動員)、ブルガリア国立放送交響楽団とのレコーディングなど世界的な活動をする他、全国植樹祭でのオーケストラ共演(御前演奏)などを行ってきました。教育部門では、これまで700人以上の演奏家や音楽講師、音楽教室経営者、アーティスト、音大生などに、音楽技術や知識・経験をビジネスとして成長させる方法を指導。音楽家コミュニティ「アートレプレナー・スタートアップ・アカデミー」では、理想の音楽人生を歩めるようになった音楽家が続出しています。■ミッションOffice Lacroix合同会社のミッションは、音楽の持つ力を私たちの世界観で最大限に表現し、様々な違いを超えて人々を繋いだり、人生をより楽しみ、生まれてこれて良かったと思う人を増やすことです。そのために、先人が作った伝統を重んじつつ、私たちが考えるオリジナルの新しい音楽を、時代に即して制限なく自由に表現することで生み出していきます。そして、私たちと同じように「音楽の持つ力を最大限に自分の世界観で表現する」ことを楽しむ人を増やしていきます。■ビジョンOffice Lacroix合同会社のビジョンは、音楽の持つ力により、様々な違いを超えて人々が繋がり、多くの人が音楽の普遍的な価値を実感していて、音楽そのものや、「音楽の持つ力を自分の世界観で最大限に表現する」ことを楽しみ、音楽と共に人生を謳歌している社会を実現することです。【会社概要】本社 : 〒186-0011 東京都国立市谷保7-31-2代表者 : 社長兼CEO 天野 翔設立 : 2012年8月6日URL : 事業内容: 1. 音楽・映像コンテンツの企画、制作、権利取得並びに利用2. 音楽・映像パッケージの企画、製造、販売並びに小売業務3. インターネット上のデジタルコンテンツ(ウェブサイト、ホームページ、広告等)の企画、開発及び販売4. ライヴ・イベント・セミナーの企画、制作、運営5. 無体財産権(著作権、著作隣接権、特許権、実用新案権、意匠権、商標権等)の取得、使用許諾、売買、管理及び利用の開発6. アーティスト・タレントのマネジメント業務及び発掘、開発、育成事業7. 音楽スタジオの運営及び音楽教育事業8. ファンクラブの運営及びアーティストグッズの企画、制作、販売9. グラフィックデザインの企画、制作及び写植版下業務10. 前各号に附帯または関連する一切の事業【お客様からのお問い合わせ先】OpusBooster運営事務局TEL : 042-508-2787(平日10:00~18:00)e-mail: support@opusbooster.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月09日若いころは音楽が好きで、高校時代は軽音楽部にも入っていたほどの私。30代になり仕事と家庭の両立が大変な時期でも、音楽を聞く時間は作るようにしていました。それが40代になり、生活も仕事もどんどん忙しくなって新しい音楽を探すエネルギーもなくなり、すっかり音楽から遠ざかってしまった……そんな悩みを解決してくれたエピソードです。10~20代は音楽とともに生活があった両親とも音楽好きだったこともあり、幼いころから実家には常に音楽が流れていました。父はクラシックやポップス、母はロックが好きだったため、私も必然的にさまざまな音楽を聞いて育ちました。私自身ピアノも習っていたので、クラシックやジャズなどを弾いて親しんでいました。加えて、現在40代の私は、バンドブームの洗礼を受けた世代。小学生でバンドブームに刺激を受けた私は、中学生で「高校生になったら自分もバンドを組む!」と心に決め、さまざまなバンドの音楽をCDやラジオで楽しんでしました。そして、高校生になり軽音楽部に入部。ギターを担当し、自分で演奏したり、先輩バンドのライブに参加したりしてバンドライフを満喫していました。大学時代にもプロアマ問わずいろいろなバンドのライブに行き、心の底から音楽を楽しんでいたのでした。20代後半になると、仕事と家事育児との両立が始まりましたが、生活圏内にすてきなCDショップがあり、いろいろなジャンルの音楽に触れることができました。ボサノヴァやフレンチポップなど、自分では探せないようなジャンルのCDもそこにはあり、聞くだけの音楽生活でも満足していました。30~40代にかけて音楽から遠ざかる30代に入るタイミングで最初の離婚を経験し、完全ワンオペ育児に入った私。しかもそのタイミングで、より条件の良い職場に転職したため、毎日仕事と家事、育児だけで必死。音楽を聞く余裕がまったくなくなりました。再婚後はさらに職場が遠くなったため、せめてその間に音楽を聞こうともしたのですが、新しい音楽を仕入れる心の余裕がありません。20代のときに買いためたCDを移動中に聞くのが精いっぱいでした。それでも30代のうちはなんとか20代までの音楽ストックで過ごせていたのですが、40代にもなると、さすがに感性が20代のころとは大きく変化しています。また音楽自体も20年以上前のものなので、「いつまでもこんな昔の音楽を聴いていて良いのかなぁ……」と自分で自分に疑問を感じたりすることも。かといってかつてのように、CDショップに立ち寄ったりライブ会場に出向いたりして、新しい音楽をインプットするような余裕は、気持ちの面でも時間の面でもありません。それでも昔の音楽を聞き続けることにも違和感があり、 どんどん音楽からは遠ざかる一方でした。「以前はあんなに音楽が好きだったのになぁ……」という一抹の寂しさを感じました。30代の友人から贈られた30年近く前の音楽を聴いてそんなある日、10歳下つまり30代半ばの友人とのやりとりで、最近ちょっと元気がなくて……ともらした私。彼からはすぐ反応があり、「元気が出る音楽を送ります」と言って、とある曲が送られてきました。「この歌詞が自分の気持ちなので、字幕つきで」とのメッセージとともに。それはブルーハーツの『人にやさしく』という1曲でした。小学生でバンドブームに触れた私が、最初にファンになったブルーハーツ初期の楽曲。友人にその話は一度もしたことがありません。あくまでも彼の選曲で「歌詞を見てほしい」とのチョイスでした。10代の自分がワクワクしながらこの曲に心を踊らせていたことを思い出しながら聞きました。歌詞のなかには、10代のときは特に印象に残らなかったところが、30年近くたった40代の私に響くものがありました。今の私は年齢相応の感覚を持って、この曲を楽しむことができているんだと実感しました。「古い曲だって、今の感覚で楽しんで良いんだ。それが人生経験を重ねた40代ならではの楽しみなのかもしれない」と思ったエピソードでした。まとめ友人のおかげで、音楽を楽しむということは、そのときに流行している音楽を楽しむことだけではないと気付きました。それから私は、「古い音楽でも、40代の今の自分なりの感性で楽しめば良い」と思うように。そのような感覚で、10~20代のころの音楽を聞き直してみると、たしかにいろいろな発見があります。「この音楽をこんな気持ちで聞き返せるのは、40代の今だからこそだなぁ」と加齢による経験をプラスに感じることも。いつか育児や仕事の手が離れてきたら、また新たな気持ちで出合う音楽もきっとあることでしょう。そんなふうに加齢による変化も楽しみながら、音楽とは長いお付き合いができたらと改めて思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:自分でも驚き!「BE:FIRST」のおかげで更年期の沈みがちな気持ちが元気になった【体験談】★関連記事:生活に音楽を♪アラフィフの疲れた頭をリフレッシュ&気力UP!【体験談】★関連記事:推し活に目覚めたら、アラフィフの生活がキラキラ輝き始めた!【体験談】著者/まっちゃ (45歳)40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
2022年01月19日実在の管弦楽団へのインスパイアから生まれ、世界中の映画祭で観客賞を受賞した映画『クレッシェンド音楽の架け橋』より、場面写真が解禁された。>>『クレッシェンド音楽の架け橋』あらすじ&キャストはこちら本作のモデルとなったのは、現代クラシック音楽界を代表する巨匠指揮者ダニエル・バレンボイムと、彼の盟友の米文学者エドワード・サイードが、中東の障壁を打ち破ろうと1999年に設立した和平オーケストラ。ゲーテの著作のタイトルから「ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団」と名付けられたその楽団には、ふたりの故郷であるイスラエルとパレスチナ、アラブ諸国から若き音楽家たちが集い、「共存への架け橋」を理念に現在も世界中でツアーを行うなど活動を続けている。敵対する民族の若者たちが集まっていたこの楽団では、政治論争ではなく音楽や文化についてできるだけ対話を促したいという想いから、日中のオーケストラのリハーサル以外に、夜にはワークショップやディスカッションを行なったそう。またプログラムの中では、対立するシリア人の少年とイスラエル人のチェロ奏者が隣り合わせになって譜面台を共有することもあったという。そんな活動についてバレンボイムは「彼らは同じ音を、同じ強弱で、同じボーイングで、同じ響きで、同じ表現で演奏しようとしていた」「彼らはもうおたがいを前と同じように見ることができなかった。共通の体験を分け合ったからだ。これこそが出会いの大切さだと僕は思う」と語っている。(2004「バレンボイム/サイード音楽と社会」みすず書房より)もちろん本作でもそのスピリットは受け継がれており、オーケストラの楽団員たちは激しくぶつかり合いながらも、譜面台を共有しさまざまなワークショップに取り組んでいく。またこの度解禁された場面写真では、楽団員たちに熱心に指導する指揮者スポルクの姿や真剣な眼差しで演奏する若者たちの様子が切り取られており、作品の公開が待ち遠しい写真になっている。『クレッシェンド音楽の架け橋』は2022年1月28日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クレッシェンド 音楽の架け橋 2022年1月28日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開©CCC Filmkunst GmbH
2022年01月04日「日比谷音楽祭 2022」が、2022年6月4日(土)・5日(日)の2日間、日比谷公園とその周辺施設にて開催される。亀田誠治主導の音楽フェス「日比谷音楽祭」音楽プロデューサー・亀田誠治が主導する「日比谷音楽祭」は、人々がより自由に、多様な音楽と出会える無料の音楽祭。日本の野外コンサートの歴史を作った聖地「野音」を擁する日比谷公園を舞台に、親子孫の3世代、誰もに開かれた様々な催しが行われる。ライブやワークショップ、トークショーなど多彩なコンテンツ開催3回目を迎える今回も、日比谷公園や東京ミッドタウン日比谷内に設置する複数のステージで多様なライブを開催。ライブ以外にも、ワークショップやトークショーなど、音楽にまつわる様々なコンテンツを、世代・国籍・障がい・経済格差などを超えてボーダーレスに届ける。注目の出演アーティスト「日比谷音楽祭 2022」第1弾出演者発表で参加が明らかになったのは、シシド・カフカが主宰するel tempo(エル・テンポ)」、自らのアーティスト活動だけでなく音楽プロデューサーとしても注目を集めるSKY-HI(スカイハイ)、DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)など。日比谷音楽祭のために結成される、亀田誠治率いるスペシャルバンド The Music Park Orchestraも登場する。第1弾出演アーティスト発表の際には、亀田誠治が「今、まさに各アーティストとセットリストやコラボについても話し合いを始めているのですが、アーティストからも「こんなコラボやりたい!」「今だからこそこんな曲をやりたい!」など、バンバンアイディアが出てきていて、本番の6月4日、5日にはとびきりの音楽をみなさんに感じてもらえると確信しています」とコメント。人気アーティストたちの共演にも注目したい。出演アーティスト一覧【6月4日(土)】■YAON(日比谷公園大音楽堂)・Hibiya Dream Session 1 The Music Park Orchestra with SKY-HI、Def Tech、新妻聖子、YOYOKA・Hibiya Dream Session 2 The Music Park Orchestra with 石川さゆり、EXILE SHOKICHI、MIYAVI、やのとあがつま■ONGAKUDO(日比谷公園小音楽堂)el tempo / 西川進 / Polaris / 民謡クルセイダーズ / 龍声〜Ryusei〜■ワークショップ &トークステージ KADAN (日比谷公園第二花壇)EXILE TETSUYA with EXPG / 大宮エリー / GAKU-MC / 《聞かせ屋。けいたろう》■HIROBA(東京ミッドタウン日比谷・ステップ広場)ATSUSHI TAKAHASHI×辻コースケ / 小倉博和 / 空に油 meets Cru Cru Cirque DX with HISASHI &うつみようこ /民謡ユニット こでらんに~■KOTONOHA(東京ミッドタウン日比谷・パークビューガーデン)アスハン / 荒谷翔大(yonawo)/ RIO【6月5日(日)】■YAON(日比谷公園大音楽堂)【Hibiya Dream Session 3】DREAMS COME TRUE / The Music Park Orchestra with 角野隼斗、KREVA、半﨑美子、藤井フミヤ、山弦■ONGAKUDO(日比谷公園小音楽堂)伊那市ミドリナ委員会 / 岡本梨奈 / 紀平凱成 / 角野隼斗 / 平井秀明■ワークショップ &トークステージ KADAN(日比谷公園第二花壇)《聞かせ屋。けいたろう》 / 杉田篤史(INSPi / hamo-labo) / たなしん / 龍声〜Ryusei〜■HIROBA(東京ミッドタウン日比谷・ステップ広場)上妻宏光 / GAKU-MC / 花耶■KOTONOHA(東京ミッドタウン日比谷・パークビューガーデン)朝倉さや / 佐藤ひらり / 関取花※第3次出演者情報。開催概要「日比谷音楽祭 2022」開催日:2022年6月4日(土)・5日(日)※雨天決行。荒天、災害時の場合は中止。但し、会場によっては、雨天一時中断、もしくは、中止となる場合あり。会場:日比谷公園(東京都千代田区日比谷公園)サテライト会場:東京ミッドタウン日比谷(予定)(東京都千代田区有楽町 1-1-2)料金:入場・参加無料※なお、観覧に抽選制の無料チケットが必要なYAONステージの3公演は、4月26日(火)から5月18日(水)の期間でプレイガイド事前抽選を行う。
2021年12月26日公益財団法人ソニー音楽財団(所在地:東京都千代田区、理事長:水野 道訓、英文名称:Sony Music Foundation)は、「コロナ禍における、音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体、および若手演奏家への支援」活動により、優れたメセナ活動を表彰する「メセナアワード2021」(公益社団法人企業メセナ協議会主催)の優秀賞「『禍』の今こそ音楽で賞」を受賞しました。昨年の優秀賞「クラシックを♪♪咲かせま賞」の受賞に続き、2年連続での優秀賞受賞となります。メセナアワード2021 ロゴ「メセナアワード」は、企業によるメセナ(芸術文化振興による豊かな社会創造)の充実と社会からの関心を高めることを目的に、企業メセナ協議会により1991年に創設されました。以来、前年度に実施されたメセナ活動を対象に選考および表彰が行われています。当財団はこれまでにも「メセナアワード2008」において「クラシック音楽を通じた次世代育成と、若い演奏家への支援活動」により文化庁長官賞を受賞しております。「メセナアワード2021」における評価の対象となった活動は、コロナ禍において活動が困難になってしまった“音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体”および活動休止を余儀なくされて表現の場を失い、経済的にも困窮している“若手演奏家”を支援するために当財団が2020年6月に立ち上げた、「ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト」*(支援総額5,000万円規模)です。「時代の変化を捉え、一貫した精神のもと新たなしくみをつくり、子どもたちが音楽に触れる機会を提供していること、また、災害支援に迅速に対応し、クラシック音楽界の維持と継続に貢献している」との評価により、今回の優秀賞受賞の運びとなりました。なお、2021年11月25日(木)15:00より、東京ミッドタウン・ホールB(東京都港区赤坂9丁目7-2 ミッドタウン・イーストB1F)にて、企業メセナ協議会による贈呈式および記者発表会が開催される予定です。*ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト2020年6月に立ち上げた当プロジェクトでは、以下の3つの支援を行いました。(1)子どもたちへ音楽を通した教育活動を行う非営利団体に対し、新型コロナウイルスの影響による損害補填として1団体につき最大50万円を助成する「『ソニー音楽財団 子ども音楽基金』新型コロナウイルス被害支援」(2)子ども向けのクラシック・コンサート等の公演中止により表現の機会を失い、経済的にも困窮している国内の若手演奏家に一律10万円を支給する「子どもたちを対象に活動する若手演奏家への支援金」(3)“With コロナ”を見据えた創意工夫に富んだクラシック音楽動画の企画案を公募し、採用企画に懸賞金50万円の支払い、および動画収録費用のサポートを行う「子ども向けクラシック音楽配信企画を通じた若手演奏家への支援」2021年も、当プロジェクトを継続・発展させ、新型コロナウイルスの影響により表現の機会を失い深刻なダメージを負い続ける若手演奏家と、音楽に触れる機会を失った子どもたちに対して、クラシック音楽を通した支援を行う「ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト 2021-2022」を実施しています。当プロジェクトでは新たに「『子ども向けクラシック音楽動画』の募集を通じた若手演奏家支援」および「ソニー音楽財団による『子ども向けクラシック音楽動画』の制作・無料公開」の2つの支援を行っています。2020年の「子ども向けクラシック音楽配信企画を通じた若手演奏家への支援」にて制作した動画は、現在ソニー音楽財団公式YouTubeチャンネル「こどものためのクラシック」にて無料で公開しています。今後も、各種様々な動画を同チャンネルにて公開いたします。・ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト(2020年度)URL: ・ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト 2021-2022URL: ・ソニー音楽財団公式YouTubeチャンネル「こどものためのクラシック」URL: ソニー音楽財団はこれからも、“For the Next Generation”の精神のもと、クラシック音楽を通じた次世代育成に寄与し、時代に即した新しい事業にチャレンジしていく所存です。【財団概要】名称 : 公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)理事長: 水野 道訓設立 : 1984年10月2日所在地: 〒102-8353 東京都千代田区六番町4-5 SME六番町ビルURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月28日コロナ禍により大きな打撃を受けた音楽業界で、独自のやり方でファンを獲得、今、勢いを増しているアーティストがいる。シンガーのSHINだ。ヴィジュアル系バンド・ViViDのボーカルとして活躍後、バンドを解散、2年間の沈黙を経て、ソロのシンガーとして復活。音楽のみならず、動画配信などでも注目を浴びている。2018年12月よりスタートしたYouTube channel『SHINロイドちゃんねる』は自らがリスペクトするアーティストの曲から、最新のヒット曲、懐かしのアニメソングまで様々な曲をカバーし、登録者数10万人を突破。その圧倒的な歌唱力でYouTubeユーザーやカバーしたアーティストのファンからも熱い支持を得ている。ソロ活動も5年目となり、今年の4月にはNIGHTMAREのギタリスト・咲人とのプロジェクト・SEESAW(シーソー)を結成し、シングル『弾丸アラート』でメジャーデビュー。SHINとしては9月4日にはNintendo Switch Steam向けのロングライト・コアアクションゲーム『METALLIC CHILD』の楽曲を担当することも発表された。まさに“ジャンルレス”に活動し、コロナ禍をものともせず躍進を続けるSHINにその秘訣を聞いた。歌一本で生きていきたい。すべての活動はそのためなんです。――前回取材させていただいたのがちょうど2年前でした。( SHIN ゲームオタクな実力派ヴォーカリストの音楽と素顔() )コロナ禍になる前だったので、あれから世の中も音楽業界も変化を余儀なくされました。そうですね。この日常に結構慣れてしまっていて、ずっとこんな感じだった気がしますけど、コロナ禍になってからまだ2年経ってないんですもんね。――最初は音楽活動もやりづらかったと思うのですが、いかがでしたか?細心の注意を払っていますけど、やりづらい部分は多いですね…。――そんなやりにくい中でも、SHINさんは精力的に活動されていて、新しいファンを獲得されている印象です。YouTube『SHINロイドちゃんねる』の登録者数も、Twitterのフォロワー数も2年前と比べるとすごく増えましたよね。本当にありがたいです。最近はInstagramも始めたんですけど、インスタはTwitterよりも難しいですね。あまりオシャレとかにも興味がないので、何の写真をアップしたらいいのか…(笑)。――Twitterならテキストで情報を発信すればいいですけど、インスタは写真が必要ですものね。そうなんですよ。僕、もともとオタク気質なのでTwitterのほうが向いているんですよね。ネタっぽいこと言ったりやったりというのが好きですし。インスタはとりあえず自分の写真をあげているんですけど、服がなくて(笑)夏は特に、色違いのノースリーブしか着ないんですよ笑。――でもSNSをとても上手に活用されていると思います。SNSだけでなく、多岐にわたっていろいろな挑戦をされていますが、最近特に印象的だった出来事はありますか?「人間観察バラエティ『モニタリング』」(TBS)に出演させていただいたことです。YouTubeで歌っていたSIAM SHADEさんの『1/3の純情な感情』の動画を観てくださって、番組の方からがオファーをいただいたんですけど、YouTubeチャンネルを観て、いろいろな方が声をかけてくださるので、やってよかったなって思います。――テレビもさまざまな番組に出られていますが、テレビ出演は慣れました?いや、慣れてないです。全然慣れなくて、慣れたいです(笑)テレビもジャンルや内容問わず、オファーしていただいたものは挑戦してみたいと思ってやっています。あとはゲームの曲を担当したいなって思っていたんですよ。そうしたら、ゲームのタイアップをさせていただけることになりました。(※Nintendo Switch Steam向けのロングライト・コアアクションゲーム『METALLIC CHILD』の楽曲を担当)――YouTubeは戦略があって10万人を超える登録者数を獲得されたのかなと思ったのですが、今工夫されていることはありますか?いや、こればっかりは…何だったら再生回数が伸びるのか、登録者数が増えるのか、よくわからないんです。本数を出すことはたぶん大事なんですけど、YouTubeだけをやっているわけにもいかなくて、作曲とか自分の音楽活動があるので、バランスが難しいところですね。――オリジナルの曲も本当に素晴らしいです。この2年くらいで、音楽活動でのご自身の感覚の変化はありましたか?ありますね。2年前くらいの、ソロで3枚目のアルバムを出したときくらいは、自分の活動に自分の心がついていなかった時期だったんです。今はいい意味で自分の考え方が柔軟になりました。それでも自分が思い描いていたことが100%できているかというと、全くそうではないんですけど、こういう世の中で音楽一本で生活させていただけているというのが、まずは誇りに思うし、ファンの方々に感謝しています。結果的にSNSに力を入れたことで、ライブができない時期でも僕のことを知ってもらえる、観ていただける機会があることが本当にありがたいことだから、YouTubeもSNSも続けていこうと思っています。――SNSの使い方は何か、研究されたんですか?SNSハウツー本はめちゃくちゃ読みました。全部の本が参考になったわけではないんですけど、文章の書き方なんかを勉強しました。あとは、とりあえず僕が面白いと思っている人のTwitterは片っ端からフォローして、文章の内容や、投稿頻度を研究しました。友人にもTwitterの使い方がすごく上手な人がいるので、その人にアドバイスをもらったりも。――SNSって力をいれると、ずっとスマホを見てることになりそうですね、そう、だからめっちゃプレッシャーでもあるんですけど、誰かと共有できるストレスでもないんですよね。良い反応ばかりもらえるわけではなくて、悪いことももちろん言われるので。こういう投稿をしたらこういう反応なんだな、とか、トライ&エラーってこういうことなんだなと思います。失敗しながら、成功する方向を模索しています。でも、ライブを演ることに比べたら、SNSの投稿は気楽にできるものなので、そういう意味ではトライ&エラーをライトにできるツールだなと。――経費もかかりませんしね。そうですね(笑)でももう少し服は買おうかな! 服に興味を持てるようにします。いつも同じ服ばかり着ているので(笑)ヴィジュアル系は自分のルーツで置き所。何に挑戦してもそこは残しておきたい。――音楽活動においては、コロナ禍となり、やはり生配信には力を入れられていましたよね。これも新しい挑戦だったと思いますが、いかがですか?オンラインライブはこの1年半くらいですごくなじみのあるものになりましたけど、僕はYouTubeという媒体を通して、その前から歌っていたので、オンラインで歌うことは当たり前になっていました。だからとまどいみたいなものはありませんでしたけど、ファンの方々にとっては、有観客でのライブのあの現場の空気は、他では得られない、代えがたいものですよね。本当に有観客でのライブがやりたいですね。――有観客ライブというところでいうと、NIGHTMAREのギタリスト・咲人さんとのプロジェクト・SEESAWを結成され、4月にLINE CUBE SHIBUYAで有観客ライブをされましたね。SEESAWは始めてみていかがですか?やっぱり僕の中の音楽のルーツがヴィジュアル系なので、ソロで自分の作りたいものを作ってみて、バンドもやりたいなって思っていたところで、咲人さんと偶然お会いする機会があって。そのときに対バンをしてもらうことになって。その対バンで聴いた咲人さんのソロの曲がすごく素敵だったので、「一度、曲を作っていただくことはできないでしょうか?」って聞いてみたんです。そうしたら快くOKしてくださって、それがきっかけでSEESAWをやることになりました。だから、この活動は僕の中で、ヴィジュアル系というものの置き所みたいな立ち位置になっています。――置き所とは?自分の中のルーツですね。僕の中のヴィジュアル系をやりたい気持ちの置き所はSEESAWにしようと、そう思っています。――「ヴィジュアル系」ってSHINさんの中ではどういうイメージなんですか?うーん…なんだろうなあ。世間的に見たヴィジュアル系と、僕の中で見たヴィジュアル系とではもしかしたら相違があるのかもしれないんですけど…様式美だなと思います。伝統、みたいな。ずっと文化が変わらないもの。ヴィジュアル系を応援している人も、ヴィジュアル系をやっている人たちも、それが美しいと思ってやっている、そういう場所だから。僕もその美しさや伝統みたいなものに共感して始めたので、僕もヴィジュアル系と名乗り続けられるようにしたいなと思っています。全てはライブのために。一番大切で最終の目標です。――SHINさんにとってのアイデンティティーは今、何ですか?それはもちろん、ライブです。すべてはライブのためにやっていることですから。ライブにお客さんが来てほしい。それが一番で、最終の目標です。――そのためには曲を好きになってもらわないとだと思います。最近、SHINさんのことを知った方は、まずどの曲を聴いたらいいでしょう?ソロになってからのファーストアルバム『Good Morning Dreamer』です。人生において、本当にたくさんの時間とたくさんの思いをかけて作った曲なので、これだけは良かったら聴いてみてほしいです。あれを今でも超えられないと思っていて。でも、最近はずっと曲を作っているんですけど、自分の中の新しい扉が開いた感じがしています。『METALLIC CHILD』に提供した曲もすごくいい曲になったと思っていますし。アー写の衣装もゲームっぽくして、衣装もソロでは今まではラフな感じでしたけど、すごく作りこんで撮りました。――ソロで表現したいことは変わってきているんでしょうか?めちゃくちゃ変わってきていますね。音楽においてのファーストインプレッションは変わらないですし、自分が好きな音楽はずっと同じなんですけど、これからのソロは、もっと自分の好きなことや好きな音楽を融合して、違った方向にも振っていきたいなって思っています。――ソロを始めた当初は「自分のやりたい音楽をやっていた」とおっしゃっていましたけど、今は世の中のニーズについても考えるようになったのでしょうか?そうですね。それはあります。YouTubeでカバーをやっていることがすごく大きいと思います。カバーって今流行っている曲をやるじゃないですか。だから、必然的に今、流行っている曲を聴いてみることになります。僕、カバーを始めるまでは洋楽しか聴いていなかったんですよ。それも昔の。やっぱり自分の好きな音楽が一番カッコいいに決まっている、って思っていたんです。だけど最近、オリコン1位とか、全米チャート1位の曲をたくさん聴いてみるようになって。あ、今ってこういう曲をみんな好きなんだ、自分の好きな音楽とは違うものが流行っているんだなって、そういう曲をたくさん聴いたことが、今のオリジナル曲の作曲にも影響している気がします。――それは、今流行っているこういう曲もいいな、という?そう思いました。こういう曲もいいなって。――ViViDの時代からSHINさんを知っている方々からしたら、こういう曲歌うんだ!ってびっくりもするし、何でも歌えちゃうんだな、とその歌唱力に改めて驚いたりもすると思います。そうですね、コメントを読んでいると「どの曲を歌っても僕の色になる」って言ってくださる方が多くて、それは嬉しいです。それって、どの曲でも自分はいい感じに歌えるんだってことだと思うので、いろんな意味で、自分の視野が開けました。もちろん歌ってみて難しかった曲もいっぱいあるんですけどね…ボーカロイドの曲は難しいです。キーも高いしメロも細かいし、でもいい曲が多いですよね。トライ&エラーを繰り返している日々、でもブレないのは「歌うこと以外はやらない」――いろいろなことに挑戦してみて、今、改めて目指しているアーティスト像はありますか?うーん…誰か、この人みたいになりたいっていう人はいないんですよね。わからないけど、探り探りでやっているんですよ。さっきも言った「トライ&エラー」です。こういうふうになりたいというビジョンを描くよりは、自分で道を切り開いて、たどり着いた先が自分なのかなって。ただ、そういう手探りの中でもブレないものはあって。「歌を曲げない」ことです。歌うこと以外はやらない。――歌は毎日歌っていらっしゃるんですか?相当歌っています。いろんな曲を。今日はこの曲、明日はこの曲、今度は自分の曲、みたいな。――歌うことが嫌になることはないんでしょうか?それはないんですけど、曲や歌詞を覚えるのは難しいですね!(笑) あと最近はカフェで作曲や作詞の作業をしています。家で作業できなくて。カフェに入り浸っているから、コーヒーが好きになりました。今までは何がおいしいのかわからなかったんですけど、ブラックコーヒーのおいしさがわかるようになりました。同じカフェにばかり通っていて、家から仕事場に行く感覚なんですけどね。遠出はしないんです。――あまり出かけないイメージはあります。先日、Yahoo!のインタビューでもご自身が「ニートだった」と表現されていましたね。SHINさんは見た目のビジュアルも含めて、キラキラしたイメージなので、ニートという表現を世間に向けてされるのは勇気がいったことだったのではと思いました。夢が見つからなかったり、仕事が辛くなってしまって、今ニートでいる人たちにも勇気を与えていると思います。僕は自分が苦しい時期を経験して、人の痛みがわかるようになったなって思うんです。そのあと仕事を再開しても、仕事って基本的には辛いじゃないですか。楽しい、好きなことを仕事にしていても辛いことはある。だから、人の痛みがわかることって大事かなって思います。だから、ニートでいた経験も無駄にはならないと思うし、仕事を始めてみたら、よりそれを感じるんじゃないでしょうか。仕事をしていると自分の信念も芽生えてくるから、人とぶつかることも増えますよね。でもやっぱり働くっていいなって思います。――好きなことを仕事にするのは覚悟がいりますよね。以前もお友達の結婚式に行かれたときに「お前は自由でいいよな」って言われたというお話をされてましたね。自由こそ、しんどいんですよね。好きなことをやり続けるってしんどいですよ。楽しいこともあって最高ですけど、その中でもうまくいかないこともあるし、辛いことって絶対あるから。自由でいることがいいこととは限らないですね。もっと素を知りたい! SHINさんにQ&A!――ここからはもっとSHINさんの魅力を探るべく、Q&A質問をさせていただきます。朝起きたらまずやることは何ですか?『遊戯王』のゲームです。頭が冴えるんですよ、カードゲームをやると。めちゃくちゃ考えるので、それで頭を起こすんです。――お仕事がない、オフの日の一日のルーティンは?特別仕事がない日でも、曲を覚えたりするので、カフェに行きます。オフの日でも出かけない日はないです。あとはオフの日は本を読むようにしています。自己啓発系が多いかな。今まで自己啓発系って大嫌いだったんですよ(笑) 自分の人生の押し売りはやめてくれって思っていて。でも読んでみたら、やっぱりそれなりに著名な方で、成功されている方の人生を千円くらいで読めるって、いいことだなって思って。自分に合う合わないがあるので、共感できる部分で共感したらいいし、これは何言ってるんだろう?って思うことは受け入れなければいいので。最近は『プロセスエコノミーあなたの物語が価値になる』(尾原和啓/幻冬舎)を読みました。今までは何かを世に出すのってアウトプットだけを見せることが美学で、例えばCDだったら完成された曲を聴かせることが当然だった。でも今は曲を完成させるまでのプロセスを見せて、共感してもらったほうがその曲をみんな、思いを持って聴いてくれて、買ってくれる、という、そんな感じの内容です。自分がやっていることもそれに近いなって思って。ライブというものに向けて、YouTubeとかいろんな動きをしているので、すごく共感しました。今の時代、そういうやりかた、考え方は大事なんだなと思いました。完成形だけではない、美学というか。――では、次。自分の長所と短所は何だと思いますか?長所は頑固なこと。短所も頑固なことです。一つのことに集中すると、本当に他のことが何も見えなくなって、どうでもよくなっちゃうんですよ。人からそういうときに人から。、そうじゃなくてこうしたらいいよ、ってアドバイスをもらっても、100%聞かないです(笑)いや、ちょっと黙っていてもらっていいですか、ってなる。でもそれも、以前に比べたらだいぶ柔軟になった気がしますけどね。ソロの初期のころはもっと尖ってました、ジャックナイフみたいに。周りは全員敵だと思ってました。僕の思想はこれだから!という。僕はここの信念に向かって生きてきたから、そんなポッと出てきた人にいろいろ口を挟まれたくない、と思っていて。今はそれもいろんな角度から見たらそういう意見もあるな、と聞き入れられる感じになってきました。――その変化は何がきっかけで?自分がいろいろなことをやっているからかもしれません。それぞれの分野でのスペシャリストの意見ってあるから。だって、100回『遊戯王』を戦っている人と、2、3回しか戦っていない人とでは、明らかに100回やっている人のほうが戦略が優れているわけで。100回やった人からこういう戦法もあるし、こういう戦法もあるよって教えてもらえるなら、そういう意見を柔軟に聞いたほうがいいのかなって思うようになりました。それを実践するかどうかは、かみ砕いて捉えていますけど。――では、次の質問です。自分を動物に例えると何ですか?えー!一番難しい質問かもしれない。親友からは「蛇」って言われます。しつこいから。ひとつのことに対して、蛇のようにしつこいんです。――最近聴いて、良かったなと思った音楽は?『ドライフラワー』です。メロも歌詞もグッときますね。ありふれているシチュエーションを歌っているんだけど、ああいうことって誰にでも絶対あったと思うんです。1番が女性目線の歌詞がなのもいいですよね。僕、どっちかっていうと女性脳なので「わかるわ~」って思いながら聴いています。――女性目線の歌詞の良さがわかるのはアーティストとして強いですね。でもね、ソロになってから僕、恋愛の曲は1曲も書いてないんです。僕の中で感動したり。自分の心が動く瞬間ってライブだったり、目標に向かって進んでいるときだから、恋愛視点の歌詞にグッときたのはひさびさでした。恋愛とかにあんまり興味がわかなくなってしまって困ったもんです。映画とかドラマも恋愛ものは観なくて、最近観たのは「古畑任三郎」ですし。田村正和さんがかっこよくて、田村さんのオフショット動画なんかも観ています。――では次。恩師や尊敬する人から言われたことで印象的な言葉は?言葉…ないかも。でも先生との思い出で言うと、中学生のときバスケ部だったんですけど、その顧問の先生のことはよく覚えています。すごく厳しい人だったけど、すごく好きでした。その人が辞めちゃうとき、女子全員が泣いていて、そのとき男子では僕だけが泣いていました(笑)すごく愛情をかけてもらっていたから。僕、愛情をもらうと愛情で返すんです。その先生には、部活に真剣に取り組んでいなかったときに一発頭をぶん殴られたことがあって、それがすごく印象に残っていて。何も言わずにスタスタスタって来て、突然、スパン!って殴られて。今でもその痛みとか感触を鮮明に思い出せます。そのときは「いってー!」って感じだったけど、今考えたらめちゃくちゃ愛情だったんだなって思うんです。――では、次の質問。コロナ禍が終わったら行ってみたい国は?僕、海外にあまり興味がなくて…あ、でもJapan Expoに行きたい! 自分の仕事をサブカルとかゲームのほうにも振りたいから、もう一度フランスとかのJapan Expoに出たいです。――過去に行った思い出の旅行を教えてください。うーーーーん‥‥(黙ってしまう)――修学旅行とかでもいいです(笑)修学旅行はな~、お腹が痛くなって。遊園地に行ったのに遊べなかったんです。みんな遊んでいて、悲しかった…。あ、あとは、YouTubeを始めようと決めたとき、地元のほうに帰ったんです。そのときのことはよく覚えてます。やってみようかなって思っていたけど、今まで自分がやってきた、すごく作りこんだ世界観と真逆のことをやるわけだから、それを壊す勇気がでなかったんです。悩んでいたら、バンドを始めたてのときに出た諏訪湖での野外フェスのことを思い出して…地元の近くなので、自分の今後を考えるために行ってみたんです。フェスのときのステージのあたりに座って、「俺、本当にこれで良かったのか」みたいなことを湖を眺めながら考えたんです。じーっと座って湖を見つめて「自分のやりたかったこととか、なりたかった俺になれているのか」みたいなことを考えて。結果、「やっぱりやれることはやろう、やらないで後悔するよりはやって後悔しよう」って思って。それでYouTubeを始めたんです。――ヴィジュアル系のバンドマンがYouTubeを始めるって、ひとつの殻をやぶるようなものですよね。そうですね。今でこそYouTubeをやる方は増えてますけど、そのときはいなくて。ヴィジュアル系ってさっきも言ったように様式美だから。ずーっと和菓子を作り続けてきたのにいきなりショートケーキを作ることにしました、くらいの方向転換なので。「え?今まで和菓子を作ってきたのに何で急に?」となるだろうなと。「今まで最高の和菓子を作ろうとしてやってきたんじゃないのか」って。それくらい真逆のことでした。――周りの受け止め方は怖かったと思います。ViViDの曲やそのときのSHINさんが好きな人たちは今でもたくさんいらっしゃいますし。もちろんいます。批判的な意見は今もありますし。それは当然のことだと思うんですよ。ただひとつ、僕の中でブレてないのは「最高のお菓子を作る」ということ。それが和菓子だろうがショートケーキだろうが最高のものを。それが僕にとっては「歌」なんです。これだけは一生ブレない。これがブレたら自分は終わりだと思っています。――では次。来世があるとしたら何になりたいですか?来世か~。できれば人間がいいので、今、徳を積みたいです。あと一瞬だけ女性になってみたいかな。モテる女性になりたいです。モテてみたい。男性を振り回す悪女になりたいです。――逆に女性から振り回されたい願望はあります?ないです! 嫌だ(笑)できれば振り回されたくないです。――では最後の質問です。今世、絶対に成し遂げたいことは?音楽でここまでこれたなって思うところにたどり着いて、「ここまで来たな」って思いながら一人で缶チューハイを飲む夜が来てほしいです。大きなことを言うと、もう一回武道館に立ちたいです。――武道館に立つってどういう気持ちなんだろう?って観ている側からすると思います。うーん、ViViDで立ったときは若すぎたし、夢みたいだったんですよ。なんか景色がモヤがかっていて、今思いだしても「本当にこれ僕の記憶かな?」って感じなんです。だからそのモヤを取るためにももう一度立てたらいいなって思います。ただ、バンドで見る景色とソロで見る景色って違うんですよ。ソロで渋谷のO-EASTに立ったときの景色は純粋に感動しました。ソロでしか感じられない感動とか、責任ってあって。だから大きなステージじゃなくても、やっぱりライブがやりたいです。――ロングインタビューをありがとうございました。最後にファンと読者の方々にメッセージをお願いします。今日繰り返し言っていますが、僕の中で一番大切にしているのはライブなので、そこに来ていただけるのが一番の幸せです。ライブで皆さんと一緒の空間を作ること、そのためにまだまだ高みを目指していきたいので、頑張っていきます!ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントSHINさんのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!YouTube『SHINロイドちゃんねる』 OFFICIAL WEB SITE撮影/奥田耕平、取材・文/藤坂美樹
2021年09月17日“クラシック音楽の殿堂”東京文化会館音楽監督に、作曲家でピアニストの野平一郎氏のが就任が発表された。東京文化会館においては、指揮者やプロデュース活動、さらに音楽教育にも携わり、広く日本の音楽文化に多大な貢献をしてきた野平一郎とともに、鑑賞機会の提供や若手音楽家の輩出・育成に尽力し、社会的課題にも取り組みながら、「音楽・舞台芸術の殿堂」としてあらゆる人々が感動を分かち合える劇場を目指すという。詳細情報 ●野平一郎コメント東京文化会館は、私にとって音楽を志したときから幾度となく通い、いろいろな音楽を聴いてきたとても親近感のある場所であり、ここで得たものが私の成⻑に欠かせない肥やしになっています。東京文化会館は音楽家を育んできただけでな く、クラシック音楽の新しい聴衆をも生み出したホールだと思っています。 東京文化会館の音楽監督に就任するにあたって、いくつかヴィジョンがあります。 まずは、年代的にも音楽ジャンル的にも幅広いお客様にいらしていただけるようにしたいと考えています。若い人も音楽のすばらしさを体験できるよう、“世代循環”とでもいうような、われわれが伝えていかなければならないものがあると思います。また、最も東京らしいホールとして、東京の持つローカルなものをグローバルに発信していく。音楽世界を豊かにできる ような多様性と新しい価値観なども見出して、東京文化会館は常にアクチャルなものが動いている、と実感していただけるような場所にできればと考えています。 東京文化会館は音楽資料室やリハーサル室もある複合的総合的な施設ですので、この機能を充分に発揮できるようにしたいと考えています。演奏家としても作曲家としても自分が体験的に東京文化会館から得てきたものを、若い世代の聴衆をはじめ音楽文化に親しむすべての皆さまに受け渡していきたいと思います。●野平一郎プロフィールのだいら いちろう 1953年生まれ。東京藝術大学、同大学院修士課程作曲科を修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に学ぶ。作曲・ピアノ・指揮・プロデュース・教育など多方面にわたる活動をおこなう。ピアニストとしては内外のオーケストラにソリストとして出演する一方、多くの内外の名手たちと共演し、室内楽奏者としても活躍。古典から現代までそのレパートリーは幅広い。近年はコンチェルトの弾き振りや、自作自演を含めた指揮活も多い、140曲に及ぶ作品の中には、フランス文化庁、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、IRCAM、国立劇場等国内外からの委嘱作品があり、いずれの作品も圧倒的な成功を収めた。また、100枚をこすCDをリリースしている。 第13回中島健蔵音楽賞(1995)、第44回、第61回尾高賞、芸術選奨文部大臣新人賞、第11回京都音楽賞実践部門賞(1996 )、第35回サントリー音楽賞(2004)、第55回芸術選奨文部科学大臣賞(2005)、日本芸術院賞(2018)を受賞。2012年 春、紫綬褒章を受章。 現在、静岡音楽館AOI芸術監督、東京藝術大学名誉教授、東京音楽大学作曲科教授。芥川也寸志メモリアル・オーケスト ラ・ニッポニカ ミュージカル・アドヴァイザー。日本フォーレ協会会⻑。日本ベートーヴェンクライス代表理事。2021 年より3年間、モナコ・ピエール皇太子財団音楽評議員を務める。2022年開催仙台国際音楽コンクールのピアノ部門審査委員長。
2021年08月24日【音楽通信】第81回目に登場するのは、EGO-WRAPPIN’(エゴラッピン)のボーカリストとしても活動しながら、今回6年ぶりのソロ作品を発表する、中納良恵(なかのよしえ)さん!ピアノが流れる家で育ちテレビの昭和歌謡を聴く【音楽通信】vol.81昭和歌謡やブルース、スカといった多彩なジャンルを昇華させたサウンドで、音楽シーンにおいて常に注目を集め続けている、中納良恵さん(Vo、作詞作曲)と森雅樹さん(G、作曲)によるユニット、EGO-WRAPPIN’。EGO-WRAPPIN’のボーカリストとして活動される中納さんが、2007年からソロ作品も発表しています。そんな中納さんが、2021年6月30日に、ピアノと歌で紡がれた3枚目のソロアルバム『あまい』をリリースされたということで、音楽的なルーツなどを含めてお話をうかがいました。ーーおさらいとして、まず中納さんが幼少時に音楽にふれたきっかけから教えてください。実家で母がピアノの音楽教室をやっていたので、初めて音楽にふれたきっかけは、おうちです。普段から、家にいるとピアノがずっと流れている環境のなかで成長しました。それ以外では、テレビで『ザ・ベストテン』(TBS系 1978年〜1989年放送)という歌番組が流行していた時代に観ていたので、昭和歌謡を聴いて育ちましたね。松田聖子さん、小泉今日子さん、松任谷由実さん、チェッカーズ……いま聴いてもすごくいい曲ばっかりだし、いい時代だったんじゃないかな。あの頃は、グループよりは、個人が目立っていて。中森明菜さんや山口百恵さんなど、いま聴いても、すごく歌が上手な人ばかりで、歌や曲のクオリティが高い時代だったと思います。あの時代からヒット作を出している有名な作曲家の筒美京平さんは、売れなかったら駄作という考えがあったみたいで、私には考えられない発想で頭が上がらないというか。私はそこのシーンにはいないんですけど、いまも商業的な視点で作曲していくシーンはあるかと思いますし、現代はインターネットの時代で歌っている人物がバーチャルアーティストだったり、あとはなんぼでもミックスして加工できたり。アニメもそうですが、いまの人はちょっと架空の存在に憧れを抱く感じがありますよね。いまはグループの方も多いですが、昔は個が強い時代のなか、幼少期から中学生までは、そんな感じで音楽にふれていましたね。ーーそんななかで、ご自身で歌うことになった理由は?聖子ちゃんの歌とかをまねて歌ったりしていたんですが、祖母がそれを聴いて喜んでくれたから、ちょっと快感を覚えたんです。私の歌を聴いて喜んでくれる人がいると、もっとやりたくなるというか。なので、ちっちゃいときから、歌を歌いたいなと思っていました。ーーEGO-WRAPPIN’は、1996年にギターの森さんとともに大阪で結成され、その後1998年に1stアルバム『BLUE SPEAKER』でデビューされましたが、今年で結成25年ですね。本当にもう、あっという間の25年です。でも、40年、50年とやってはる人もいるし、そう考えたら私らなんて、まだまだ。私らは、1年に1枚必ず作品を出すというような感じでカツカツに活動していないですし、私もソロ作品を出したりと、マイペースにやっています。それでも根強いファンの方がいてくれて、コンスタントにライブ活動をやってきたりしているのは、25年ずっと続けてこられた理由として強いかもしれないですね。6年ぶりのソロアルバム「あまい曲が多かった」ーー2021年6月30日に、前作『窓景』から6年ぶりとなる、3rdソロアルバム『あまい』をリリースされましたね。まずアルバムタイトルの意味から教えてください。今回は、あまい曲が多かったから。あとは25年やっていますが、まだまだ答えが見つからへんのが音楽で、そこが面白かったり、悔しかったり。そんな音楽に対して、まだまだ私はあまい、という気持ちを含めてのタイトルです。楽しいだけじゃない、音楽から、いろいろなことを教わるんですよね。ーー2007年に1stソロアルバム『ソレイユ』を発表されてからは、EGO-WRAPPIN’の活動と並行して、ソロ活動もされていますね。当初、ソロでアルバムを出すきっかけが何かあったんですか。なんていうか、ちょっと出しときたいなと(笑)。EGO-WRAPPIN’は森くんとふたりで作っていきますが、ソロは全部自分だけで成立しますよね。実は昨年からソロを出したいと思っていたんですが、ちょうどコロナ禍になってライブも全部飛んじゃったから、ひたすら曲を作って、いまに至っています。ーーコロナ禍での制作は大変でしたか。とくに大変ではなかったです。今回はできるだけ少人数で作りましたし、会う人もエンジニアの中村督くん、ドラムの菅沼雄太くん、何人かのゲストぐらい。基本は全部、家でひとりでピアノで作れますし、声も重ねられるしという感じ。この状況下では、世界中の人たちが内側に気持ちが向きがちで、これからのこととかをすごく考えた時間だったと思うんです。そのなかでも、やれることをみんな探したと思うんですが、私はラッキーなことに自分のやりたいことができたから、それを無駄にしたくないと思って。やりたいことをやれる環境で、聴いてくれる人たちに、ちょっとでも前向きな何かが浸透していったらいいなと思って作りました。ーー収録曲からいくつかうかがいます。4月にアルバムのリード曲として先行配信された4曲目「SA SO U」はスウィングしたくなるような楽曲ですね。昨年の緊急事態宣言中に作った曲なんですが、どこも行けないし、「どっか行こか」っていうことすら言えない雰囲気というか。歌詞にも「さぁ行こう」とありますが、歌いながら、気持ちを明るくしたいなと思って。アトラクション的な感じの歌なんですよ。ーー6曲目「待ち空 feat. 折坂悠太」は、月9ドラマ『監察医 朝顔』シリーズ(フジテレビ系)の主題歌を担当された、シンガーソングライターの折坂さんとのコラボレーション曲です。折坂さんの歌も曲も大好きで、ぜひ一緒にやらせてもらいたいとお願いして、参加してもらいました。ーー折坂さんは、ふくよかな歌声ですね。ふくよかですよね、ぴったりの言葉です。私の友だちは、折坂さんのことを「牧師みたいな人やな」って言っていました。折坂さんの歌は、聴く人の心のモヤモヤを洗い流すというか、折坂さん自身の曲は歌詞も独特です。どこか新鮮で、ハッとさせられる感じが、自分が忘れていた景色をもう一度見させられるような。ちょっと私は懐かしさも感じますし、牧歌的という感じがあります。キレイなだけのものって、つまらないと思うんですよ。汚いなかにも、ちょっとキラッと光るものに、惹かれるんです。折坂さんは歌も上手だし、すごく美しいんですけど、その美しさはすごく大きな闇を抱えているようにも、聴こえて。ちょっとパンクというか、ロックなところが彼にあると思っていて、そこが自分のひっかかるポイントだと思うんですよね。ーー8曲目「ポリフォニー」や9曲目「真ん中」ともに、とても曲の展開が面白くて、まるで映画を観ているような感覚で、聴いていて楽しかったです。いじわるなんですよ(笑)。ーーいじわるとは、どういうことでしょうか(笑)!?いじわるなんです、いろんな要素をぶった斬っているというか、あんまり聴く人のことを考えていない。「ポリフォニー」はとくに、自分が楽しんで作ったんですが、曲でいろいろ遊んでみたくなってしまって(笑)。ーーその楽しさは聴いていても伝わりました(笑)。では10曲目「おへそ」は、歌詞にも「ママ」というフレーズがありますが、どういうイメージで作られた曲なのでしょうか。これは代々授かってきた命、自分は選んでここに生まれてきて、それを伝えたいと。母に向けて作った曲ですね。ーーお母さまは曲を聴かれましたか?いやいや、全然聴いてないです(笑)。ーーあ、そうなんですね(笑)。いつもアルバムや楽曲などは聴いていらっしゃったり?母は聴いてないんじゃないんですかね(笑)。曲を聴くというよりも、活躍していることに喜んでくれていて、実家に帰ったら、玄関に私が出た新聞の切り抜きとかを貼ってくれていたりします。ーーすてきなお母さまですね。いえいえ。でも、親子ってわからないところもありますよね。自分が思っている以上に、すごく大きな目で子どもを見てくれていて、すごいなって。大人になったら甘えられないから、甘えられなくて何十年も過ごしてきたかと思うと、いまはすごく抱きしめたくもなります。ーーアルバムの初回生産限定盤には、映像が何曲かつくんですね。この映像、めっちゃいいから、ぜひananwebを読んではるたくさんの方々にも、観てほしいんです。桟橋のシーンとか、浜辺でピアノを運んで、弾き語りをしたりしています。ーージャケット写真のアートワークも凝ってらっしゃる印象ですが、今回のコンセプトは?深い意味はあんまりなくて(笑)。しいて言えば、タイトルに『あまい』とつけたので、あまい水に引き寄せられるホタルのような、そういうアルバムになったらいいなと。水のイメージがあったので、このジャケ写は、水の入ったペットボトルごしに撮った写真なんです。ーーペットボトルにカメラのレンズをあてて撮るなんて、すごい発想ですね。なんかもう、自分のアルバムやし、全部自分で好きに作ろうと思って、撮ったんです。ーーご自身で撮影されたんですか。セルフなんです。家です、寝る前です、これ(笑)。今回は、そういう気分でした。またいろいろな人と一緒にやろうというテンションになるときもあると思うんですが、今回は曲はもちろん、ジャケ写も全部自分で手がけたいなと。自分でといっても、完成するまでには、いろいろな人に手伝ってもらってやりました。ーー今後、ソロのライブツアーもあるのですか。9月、10月に予定をしていて、ひとりでピアノ弾き語りをする場所もありますし、主要都市はバンド編成の予定です。コロナ禍ではありますが、その頃にはちょっと落ち着いているといいですね。ライブに来てくれる人は、みなさん声を出さないとか真面目にルールを守ってはるのに、私はライブをやりながらつい忘れてしまって「イエーイッ!」とか叫んだりして「そうやった」って、いつもと状況が違うんやったと思い出すんです(笑)。だからか、なんか一方通行な感じもすると、ミュージシャンはみんな言ってます。でも、「心はつながってるから!」とかは、べつにMCで言わんでええなって(笑)。みんな「そんなことわかってるし」って思ったり。同じ空間にいるということが、お互いにとって、奇跡やなって。観に来てくれた人も、この状況下でライブに来たという気合いがこちらにも伝わってくるのもあって、前とは違うかたちで触れ合っていると思いますね。「自分で判断しながらずっと音楽がやれたら」ーーところで、いまはおうち時間をどのようにお過ごしですか、自粛期間にハマったものは?イチゴの生クリームサンドウィッチを作ることかな。イチゴの切れ目をどんだけいい感じで見えるようにできるかとか、そういう、ささいな喜びですね。それ以外だと、本を読んだりとか。あんまり小説は読まなくて、エッセイとか、気の本とか、体の本とか。いつも何冊も掛け持ちして読んでいます。ーーもともと読書がお好きなのですね。ハマっていく感じが好きですね。最近読んだなかでは、スマホがどれだけ脳によくないかっていう「スマホ脳」を読みました。けっこうスマホでYouTubeやインスタを見ることがあって疲れるから、誰かにすすめられたんですけど、ベストセラーみたいですね。ーー読書以外ですと、いまは外出する機会が少ないですが、リモートで会話するようなことはあるのでしょうか。1回、友達とズーム飲み会しましたけど、1回で終わりました(笑)。なんか画面越しなのがじれったいですし、自分も画面に見えてるじゃないですか、なんか不思議な感じで。たまたま会ったときは、やっぱり通じ合えるとうか、深い話もします。ーーいまおこもりする生活が長いですが、気持ちが下向きになる方もいるかもしれません。そんなとき、中納さんだったら、どんなふうに気持ちを立て直しますか。私も下向きになることはありますけど、やっぱり呼吸が大事ですね。最近寝れなくて、ヨガをやっている友だちに、「片方ずつ、鼻の深呼吸をやればいい」と言われて、それで寝れないのも軽減されましたね。まず座禅のポーズをして、口で息はせず、片方の鼻を指で抑えて、もう片方の鼻から息を吸って吐く。これを繰り返すとスッキリしました。落ち込んだりしたときは、心と身体は繋がっていると思っているので、肉体からアプローチしていきます。外側から、内側をなおすということですね。サウナやジムに行ったり、散歩したり、ストレッチしたりすると、血が巡って気持ちも楽になります。あとは、鉄分が不足するとイライラするらしくて、女性は鉄分が少ないから、鉄分を摂るのもいいみたいですね。ーー今日も青い髪がおしゃれな中納さんは、ファッションにおいてのこだわりはありますか。どんな格好をするのも好きで、あまりこだわりはなくて、そのときどきに自分が着たい服を着ています。気分ですね。服は大好きだし、おしゃれするのも好きです。青い髪の色も、ここまでブリーチしたのは20年ぶりぐらい。せっかくプロモーションが始まるので、気合いを入れてブリーチしました(笑)。ーーすごくお似合いです! では最後に、今後の抱負をお聞かせください。あまり先のことは考えてないんです。前はもうちょっと考えていましたが、コロナ禍になってから、先を考えすぎると自分に負荷をかけそうだから。でもまあ、ずっと音楽はやれたらいいなと思っています。そのためにも、いいものを見て、いいものを聴いて、自分でちゃんと判断できるようにしていたい。これからも、常にいい感じでいられるようにしたいと思っています。取材後記圧巻の世界観でわたしたちを魅了してやまないEGO-WRAPPIN’の中納良恵さん。ananwebの撮影の際は、中納さんの青い髪とオレンジのアイラインが美しく印象的なうえ、インタビューでも誠実にそしてとってもキュートな一面も垣間見えて、惹きつけられました。そんな中納さんのソロアルバムをみなさんも、ぜひチェックしてみてくださいね。写真・山本嵩取材、文・かわむらあみり中納良恵PROFILEEGO-WRAPPIN’ボーカリスト。1996年、中納良恵(Vo、作詞作曲)と森雅樹(G、作曲)に よってEGO-WRAPPIN’結成。多様なジャンルを消化し、独自の世界観を築きあげた「色彩のブルース」や「くちばしにチェリー」は、名曲として異例のロングヒットとなる。以後、作品ごとに魅せる斬新な音楽性において、常に日本の音楽シーンにおいて注目を集め続け、2021年に結成25周年を迎える。中納良恵名義によるソロアルバム『ソレイユ』(2007年)、『窓景』(2015年)の独創的な作品を2枚発表。2021年6月30日、通算3枚目のソロアルバム『あまい』リリース。7月からは個展を実施、秋にはソロライブツアーを開催。InformationNew Release『あまい』(収録曲)01.オムライス02.オリオン座03.Dear My Dear04.SA SO U05.同じ穴のムジナ06.待ち空 feat. 折坂悠太07.あなたを08.ポリフォニー09.真ん中10.おへそ2021年6月30日発売*収録曲は全形態共通。(通常盤)TFCC-86764(CD)¥3,300(初回生産限定盤)TFCC-86762〜TFCC-86763(CD+DVD)¥4,730[DVD内容]Yoshie Nakano Film Live -sweetrip-※動画がスマホなどで再生できるQRコード付。良恵のあま〜いフォトカード10枚封入。写真・山本嵩 取材、文・かわむらあみり
2021年07月09日元NEWSの手越祐也が、YouTubeチャンネル『手越祐也チャンネル』を開設してちょうど1周年にあたる23日、ソロアーティストとしての音楽活動を本格的に始動し、デジタル・シングルの6カ月連続リリースを七夕の日7月7日からスタートすることを発表した。自身のYouTubeチャンネルで「歌ってみた」動画を披露し、音域の広さや歌唱力、パフォーマンス力とその音楽性の高さであらためて視聴者を驚かせた手越。音楽活動の再開を求める声も日増しに増えていた。そして今回、チャンネル開設1周年となる23日に、これまでの感謝を誰よりも先にファンに生で伝えたいということで、自身のYouTubeチャンネルにて生配信を行い、これからの音楽への真摯な思いとともに、本格的な音楽活動の始動を報告。第一弾となるデジタル・シングル「シナモン」を初めて披露した。アートワークにはビヨンセやテイラースウィフトも手がけた写真家の下村一喜氏をはじめ、多くの有名クリエーターが参加している。デジタルリリースという事で、カラー8ページの歌詞&フォトブックがCDプラケースに封入された商品“手越祐也「シナモン」ブックレット(仮)”のリリースも決定。23日からファンクラブ先行、7月7日から「YUYA TEGOSHI OFFICIAL STORE」にて全対象者向けの予約がスタートする。また、リリースを記念して、さまざまなキャンペーンの実施も決定している。さらに、新曲の連続配信と共にイベントやライブ、レギュラー番組など多くの音楽分野での活動情報も発表された。まずイベントとしては7月3日から4日にかけて開催される「24時間TikTok LIVE 2021」への出演が決定。ここでは新曲「シナモン」も生バンドで披露する予定だ。また、9月に新たに会場を拡大して開催される「黒フェス2021~白黒歌合戦~」にも出演する。そして、音楽専門チャンネル「スペースシャワーTVプラス」にて、自身がメインパーソナリティーとなる音楽番組『スペプラ手越~Music Connect~』が月イチレギュラー番組としてスタート。さらに、9月にソロとしては初となる東名阪ツアーの開催、12月22日には1stソロアルバムをリリースすることも発表された。
2021年06月23日●「女優のお仕事をしていなければ曲を作れなかった」女優の小西真奈美が、アーティスト活動を始めて、5年目を迎えた。歌だけでなく、作詞作曲も手掛け、昨年11月にはアルバム『Cure』をリリース。その直後、ブルーノート東京で無観客配信ライブも開催し、成功を収めた。きっかけは2016年の舞台、『KREVAの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない2016 SAKURA」』でラップに初挑戦したことだった。小西の才能を見抜いたスタッフたちに推され楽曲制作を始めたところ、自分でも驚くほど曲が生まれ、2018年にはファーストアルバムをリリースするまでに。5月末に新曲「Dear my friend」をリリースした小西にインタビューし、音楽活動を始めたきっかけまでさかのぼるとともに、音楽活動への思いや女優業との相乗効果、新曲に込めた思いなどを聞いた。――5年前、どのようなきっかけで歌手活動を始めたのでしょうか。当時、KREVAさんの音楽劇に出演した時に「曲を作ってみたら?」という話になり、それがきっかけでした。自分で曲が作れることがわかり、人生でも衝撃的な出来事でした。20代ならまだしも、まだ自分の人生でこういう驚きがあるのかと自分で自分に驚きました(笑)。でも、こんなにたくさん曲が生まれてくるのであれば、カタチにしないと自分と曲に対して悪いような気もして、挑戦することにしました。――やってみてできることがすごいと思いますが、ご自身としても新たな発見でしたか?はい。最初は自分で紡いだ言葉を世に披露するなんて、人前でお芝居をすることよりも恥ずかしいと思っていたのですが、どんどん曲があふれ出てカタチになっていきました。プロデューサーさんと音を作っていく過程から完成した瞬間まで、ゼロから携わっているものが作品として具現化していくことは衝撃の連続でした。――最初に歌詞を考えるのですか? それともメロディーから?一番多いのはサビの歌詞とメロディーがまず浮かぶパターンです。でも歌詞先行で作る場合もあれば、トラックだけいただいて曲を作ることもあります。出来上がっている曲を一曲いただいて、部分的に変えて作る共同制作もありますし、いろいろな角度からですね。歌うことも好きですけど、この楽しみを知った時に楽曲制作も好きなんだって思いました。――女優業をしていたからこそ、言葉の表現など生まれてくる曲が心に響くのかなと思いますが、その強みは感じますか?女優のお仕事を先にしていなければ、曲を作れなかったと思っています。だいたいの場合、曲を作りながら映像が見えてきます。まるで、その曲を映画にしたものを観ながら曲を作っている感じというか。機材の名前や音色を知らない場合は、プロデューサーさんやトラックメーカーさんに頭の中の映像のイメージを伝えています。これは独特みたいです(笑)。台本もそうなんですよね。文字を題材に映像が見えている。これは子どもの頃からで、映像が浮かべば次のページに行けるみたいな感覚です。――台本は文字があるから映像が浮かび上がりやすそうですが、曲はゼロからの状態ですよね。はい。浮かぶタイミングは同時なんです。たとえば『スタンド・バイ・ミー』ならあの曲、みたいなセットがあると思いますが、曲を作る時にあの映像とあの曲が同時に頭に思い浮かぶような感じです。「特殊だよね」、「女優さんだからだよね」とよく言われます(笑)。――眠っていた才能に気づいた感じでしょうか?もちろん、1人の力ではありません。でも、音色を選ぶ作業がすごく楽しくて、頭の中に鳴っている音を追い込み、探して見つけて当てはめて、完成した瞬間はとてもうれしいです(笑)。もともと自分が歌うことになるとも思っていなかったので、人生いろいろあって面白いなと思います(笑)。●音楽活動が女優業にもプラス「切り替えがスムーズに」――歌手活動5年での変化はありますか?あります。最初は作っていく過程が楽しかった。誕生から携わっているものが、出来上がっていく工程がとにかく楽しい。それがだんだん人に届いて、その感想が自分に届いた時に、自分が作ったものがある人の喜びになり、その手助け、一部になれていることが自分の喜びになり、それがまた作りたいパワーになります。学ぶこともたくさんあり、それも楽しいと思うようになりました。――作曲だけでなく、ピアノにも挑戦されているそうですね。まだ全然ひよっこですが、2年ほど前から始めました。いつか弾き語りもできたらいいなと思いながら、ただただ練習している段階です。披露できる段階になったら、画面を通してやるのではなく、その空間に来てくださった人にだけ、「失敗してもごめんね」みたいな感じでやりたいですね。なんでも10年やればものになると言いますので、今日明日で出来なくても長い目で日々努力しています。――新たな生きがいができて、音楽活動を始めてからのほうが生き生きしているのでは?楽しいです(笑)。時を忘れて楽曲制作をして完成した時は、細胞の奥から喜びを感じています。自分で作っているので、誕生の瞬間からリリースする直前まで携わっていられるので、その面白さはあります。――歌手活動以降、女優活動にもプラスになるなど、相乗効果を感じますか?(お芝居と音楽は)まったく違うものなので、クリアな状態で作品に臨めています。先月まで舞台をやっていて翌日から違う作品に入ったのですが、音楽があるので、一度そこでクリアな思考や気持ちになり、また次の作品に向き合えています。まったく違うところに飛べるので、それは私の中で一番いい効果かなと思っています。――以前は切り替えが大変だった?(作品が終わると)一度旅に出ていたくらいです(笑)。でも今は自分が書いて、リズムマシンを鳴らし、好きな音楽を聴くだけでもいい。ちょっとピアノを弾いてみるとか、音に触れる時間を過ごすことで、切り替えがスムーズにできています。●友人への想いを乗せた新曲有観客ライブにも意欲――今回の配信中の新曲「Dear my friend」は、どういう曲でしょうか?友達についてダイレクトに書いた曲で、もともと作ってあった自分としては大事な曲です。苦楽をともにした友達たちとのかけがえないの時間が長くあり、今だから書けたという思いが自分の中にあります。また、コロナ禍で頻繁に人に会えないけれど、何かあったら駆けつけるし、気持ちはいつも寄り添っている。そんな実体験から生まれているものですね。――歌詞の中で思いが強い箇所や、こだわったところはどこでしょうか?あえて言うなら、サビとサビの間の『10年後はネタにしちゃって~』のパートでしょうか。20~30年来の友達との時間の中で築けていたものがなければ書けなかっただろうなと思います。今までこうやって生きてきたし、今後もこうやって生きていくと思います。今後もそうして生きていくであろうことが1ミリの疑いもなく想像出来て、そういう未来を一緒に見ていきたい人が回りにいたから書けたというか、そんな感じがします。――メロディーへのこだわりはいかがでしょうか?入口はピアノでシンプルに入りたいなと思っていて、曲全体もシンプルだから、その中で世界観を感じるようしたかったです。友達の歌なので寄り添ってわいわいみたいな感じや、和やかな感覚になってもよいのですが、もっと深いところでつながっているというのが伝わればいいなと思ったので、入口はシンプルにしました。――そういう表現は、歌手としての経歴を重ねてこそ生まれたものなのでしょうか。それもありますが、今回は学んできたことや、やってみたいことを一回削ぎ落して、一番シンプルに戻りました。聴いた人が、声が寄り添って感じるように。――今後、表現者として、どのような目標を掲げますか?歌手活動を30代後半で始めましたが、年齢を重ねていくと、もうこれはできないとか躊躇したり、そういうことありますよね。でも、歌が作れる自分の人生に驚き、去年初の単独ライブをブルーノート東京で無観客でしたり、驚きがあります。これからも最初に曲を作った時の喜びや、情熱がなくならない限り、チャレンジは続けていきたいです。今度はブルーノート東京で、有観客でやりたいですね。■小西真奈美1978年10月27日生まれ。1998年、つかこうへい演出の舞台『寝盗られ宗介』でデビュー。映画『阿弥陀堂だより』でブルーリボン賞新人賞・日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、また『のんちゃんのり弁』で毎日映画コンクール女優主演賞・ヨコハマ映画祭主演女優賞など多数受賞。そのほか代表作に、映画『振り子』、ドラマ『小児救命』『Nのために』『半分、青い。』、舞台『赤鬼』(演出:野田秀樹)、『悼む人』(演出:堤幸彦)など。2016年5月23日にリリースしたKREVAのカバー曲となるシングル「トランキライザー」が、iTunesヒップホップチャートで1位を獲得。2018年10月24日、メジャー1stアルバム『Here We Go』をリリース。女優・アーティストとして幅広く活躍中。Photo by ROBIN FURUYA
2021年06月21日セレーナ・ゴメスが、次にリリースするアルバムが受ける評価によっては、音楽活動から引退することを示唆している。セレーナは「VOGUE」誌4月号とのインタビューで、「人々が私を(アーティストとして)必ずしも真剣に受け止めてくれているわけではないのに、音楽活動を続けるのは難しい」と、自身の歌手としての評価に満足していないことを吐露。「『なぜ、音楽を続けているんだろう。どんな意味があるんだろう』と思った瞬間はある。『Lose You To Love Me』は私がリリースした曲で最高傑作だと感じたけれど、ある人たちにとっては十分ではなかった」と悲しみを明かしている。「私の音楽を楽しんでくれている人はたくさんいるから、感謝もしている。それが音楽を続けてきた理由でもある。でも、次にアルバムを出すときは違うかも。音楽活動から引退するかもしれないから、その前に、最後にもう一度だけトライしてみたい」と語った。とはいえ、セレーナは自身の発言が絶対的なものではないとし、現在は「俳優業に集中している」と強調。この記事を受け、ツイッターでは「WE LOVE YOU SELENA」(みんなセレーナのことが大好きだよ)がトレンド入りし、ファンたちが「どうか音楽活動を続けて」「たとえ歌手を辞めるとしても、あなたの決断を尊重する」など、セレーナへの思いを伝えている。(Hiromi Kaku)
2021年03月11日フランク・オーシャンをはじめとする、現在の音楽シーンをリードする豪華アーティストによる31の名曲が彩る『WAVES/ウェイブス』。音楽を愛するトレイ・エドワード・シュルツ監督は、音楽が重要な意味を持つ物語として『ブギーナイツ』や『グッドフェローズ』などに影響を受けたと話している。これまで音楽が印象的な作品はたくさんあり、その中でも「音楽」と「青春」を組み合わせた作品は、一生に一度は観ておくべき名作揃い。今回は、選び抜かれた豪華楽曲がひとつの物語を紡ぎだし、曲や歌詞が登場人物の心の声を伝える青春音楽映画5選をお届け。未来を選べ!90年代最高の大ヒット青春映画『トレインスポッティング』(1996年)『スラムドッグ$ミリオネア』『イエスタデイ』などの監督ダニー・ボイルが、アーヴィン・ウェルシュの小説を映画化した青春ドラマ。ドラッグ中毒の主人公と仲間たちの希望の見えないハチャメチャな日々を、スタイリッシュな映像で活写する。いまや大スターとなった若き日のユアン・マクレガーが主演を務め、海外ドラマ「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」のジョニー・リー・ミラーらが共演。イギリスをはじめ、世界中が熱狂したポップな感性に魅了される。主な使用楽曲「ラスト・フォー・ライフ」「ナイトクラビング」イギー・ポップ、「ディープ・ブルー・デイ」ブライアン・イーノ、「トレインスポッティング」プライマル・スクリーム、「銀河のアトミック」スリーパー、「テンプテーション」ニュー・オーダー、「シング」ブラー、「パーフェクト・デイ」ルー・リード、「マイル・エンド」パルプ、「2:1」エラスティカ、「ボーン・スリッピー」アンダーワールド、「クローゼット・ロマンティック」デーモン・アルバーンアメリカのポップカルチャーの裏側を描いた傑作『ブギーナイツ』(1997年)『マグノリア』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『ザ・マスター』『ファントム・スレッド』と、アカデミー賞作品を多数手掛けるポール・トーマス・アンダーソン監督作品。70年代後半のアメリカで、ポルノ業界に革命を起こそうとした映画制作者たちの大所帯をめぐる、波乱に満ちた舞台裏ストーリー。レオナルド・ディカプリオが降板した主演はマーク・ウォールバーグが務めた。ゴールデングローブ賞助演男優賞(バート・レイノルズ)を受賞したほか、アカデミー賞では助演男優賞(バート・レイノルズ)、助演女優賞(ジュリアン・ムーア)、脚本賞(ポール・トーマス・アンダーソン)がそれぞれノミネートされた。主な使用楽曲「ベスト・オブ・マイ・ラブ」エモーションズ、「フライ・ロビン・フライ」シルバー・コンベンション、「ジャングル・フィーバー」チャカチャス、「心の扉をあけよう」メラニー、「ママ・トールド・ミー」スリー・ドッグ・ナイト、「愛に狂って」エルヴィン・ビショップ、「黒い夜」マーヴィン・ゲイ、「神のみぞ知る」ザ・ビーチ・ボーイズ、「ロックバルーンは99」ネーナ、「オーロラの救世主」エレクトリック・ライト・オーケストラ爽快!感涙!80年代を席巻した大ヒット曲の数々『シング・ストリート 未来へのうた』(2016年)『はじまりのうた』『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督の半自伝的作品で、1980年代のアイルランド・ダブリンを舞台に、好きな女の子を振り向かせるためにバンドを組んだ少年の恋と友情を、1980年代ブリティッシュサウンドに乗せて描いた青春ドラマ。カーニー監督の音楽人生の原点とも言えるストーリーを、「ザ・キュアー」「デュラン・デュラン」「ザ・クラッシュ」「ザ・ジャム」など当時のヒット曲が彩る。主題歌を「マルーン5」のアダム・レヴィーンが担当していることも話題となった。主な使用楽曲「ステイ・クリーン」モーターヘッド、「リオ」デュラン・デュラン、「悪意という名の街」ザ・ジャム、「インビトゥイーン・デイズ」ザ・キュアー、「マンイーター」ダリル・ホール&ジョン・オーツ、「ステッピン・アウト」ジョー・ジャクソン、「ポップ・ミューヂック」M、「ゴー・ナウ」アダム・レヴィーン音楽と映像がシンクロする爽快アクション!『ベイビー・ドライバー』(2017年)『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ俺たちスーパーポリスメン!』などで知られるエドガー・ライト監督が、音楽にのりながら驚異の運転テクニックを発揮する若きドライバーの活躍を描いたオリジナル作品。主人公ベイビーを『きっと、星のせいじゃない。』で注目されたアンセル・エルゴートが、ヒロインとなるデボラを『シンデレラ』のリリー・ジェームズが演じるほか、ケビン・スペイシー、ジェイミー・フォックスといった実力派ベテラン俳優も共演。第90回アカデミー賞において3部門(音響編集賞、録音賞、編集賞)でノミネートされた。主な使用楽曲「Bellbottoms」ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン、「Neat Neat Neat」ダムド、「Easy (Single Version)」コモドアーズ、「Early in the Morning」アレクシス・コーナー、「When Something Is Wrong with My Baby」サム&デイヴ、「Intermission」ブラー、「Radar Love (1973 single edit)」ゴールデン・イヤリング、「Brighton Rock」クイーン、「Baby Driver」サイモン&ガーファンクルミュージカルを超えたプレイリスト・ムービー『WAVES/ウェイブス』新進気鋭のスタジオ「A24」が放つ、超豪華アーティストによる31曲が物語を彩る<プレイリスト・ムービ>。ある夜を境に、幸せな日常を失った兄と妹。傷ついた若者たちが、再び愛を信じて生きる希望の物語。スクリーンいっぱいに躍動するサウンド、息を呑むほど美しい色彩と独創的なカメラワーク、登場人物の心情を疑似体験するストーリーテリングは、かつてない映画体験をもたらし、映画の持つ無限の可能性を感じさせる。豪華31曲のプレイリスト「FLORIDADA」「LOCH RAVEN (LIVE)」「BLUISH」アニマル・コレクティヴ「BE ABOVE IT」 「BE ABOVE IT -EROL ALKAN REWORK」「BE ABOVE IT ー LIVE」テーム・インパラ「MITSUBISHI SONY」「SIDEWAYS」「FLORIDA」「RUSHES」「RUSHES (BASS GUITAR LAYER)」「SEIGFRIED」 フランク・オーシャン「WHAT A DIFFERENCE A DAY MAKES」ダイナ・ワシントン「La Linda Luna」 ケルヴィン・ハリソン・Jr「LVL」 エイサップ・ロッキー「AMERICA」 ザ・シューズ「BACKSEAT FREESTYLE」 ケンドリック・ラマー「IFHY」 タイラー・ザ・クリエイター feat. ファレル・ウィリアムス「FOCUS」 H.E.R.「LOVE IS A LOSING GAME」 エイミー・ワインハウス「SURF SOLAR」 ファック・ボタンズ「U RITE」「U-RITE (LOUIS FUTON REMIX)」 THEY.「I AM A GOD」 カニエ・ウェスト「GHOST!」 キッド・カディ「MOONLIGHT SERENADE」 グレン・ミラー・オーケストラ「THE STARS IN HIS HEAD(DARK LIGHTS REMIX)」 コリン・ステットソン「HOW GREAT」 チャンス・ザ・ラッパー「PRETTY LITTLE BIRDS」 SZA feat. アイザイア・ラシャド「TRUE LOVE WAITS」 レディオヘッド「SOUND & COLOR」 アラバマ・シェイクス『WAVES/ウェイブス』は7月10日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ベイビー・ドライバー 2017年8月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開トレインスポッティング 1996年、公開WAVES/ウェイブス 2020年7月10日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.
2020年06月15日ヘアドネーションとは?「ヘアドネーション」とは、癌や白血病、先天性の無毛症、不慮の事故などにより髪の毛を失った子供たちに、皆様に寄付していただいた髪の毛を使用して、完全オーダーメイドの人毛の医療用ウィッグを無償提供する活動する事です。18歳までの子供たちに、完全オーダーメイドの人毛ウィッグを無償提供することで、髪の毛を失った子供たちの笑顔を取り戻して頂く活動です。当店ではヘアドネーションを受け付けております。皆様に寄付していただいた髪の毛を使用して、完全オーダーメイドの人毛の医療用ウィッグを無償提供する活動をしています。31cm以上の髪を束ねてカットし、それを活動している団体に送るといった中間の作業をお手伝いしています。お電話にてお問合せお待ちしております050-3759-3093
2020年03月26日人気グループ「KAT-TUN」の元メンバーで歌手の田口淳之介(33)が11月4日、音楽活動の再開を発表した。11月7日には、自社レーベル「Immortal-Records」から初の楽曲『Voices』をリリース。また12月3日には毎年恒例のファンミーティングも開催される予定。田口本人は新曲についてこうコメントをしている。《僕の新たな1歩を刻む楽曲が完成しました。協力してくれた仲間や支えてくれたスタッフに本当に感謝しています。力強い踊りで何事にも立ち向かう強さを表現しました。歌と共に僕からのメッセージを受け取って下さい》また、ファンミーティングについてはこう続けている。《そしてファンの皆さんには大変お待たせする事になりましたが、僕とファンの皆さんだけの特別な時間を用意することが出来ました。この日は皆さん一人一人と心が通じ合える様に、しっかり準備してお待ちしています。楽しみにしていてください。これからしっかり前に進んで行ける様に、努力して参ります。応援のほど何卒宜しくお願い致します》田口は10月21日、大麻を所持した罪に問われた裁判で、東京地裁から懲役6か月、執行猶予2年を言い渡されたばかり。判決から2週間のスピード復帰となった。
2019年11月04日細野晴臣の音楽活動50周年を祝して行われた「祝!細野晴臣 音楽活動50周年 × 恵比寿ガーデンプレイス25周年『細野さん みんな集まりました!』」が本日10月14日に最終日を向かえる。日本語ロックの先駆であるはっぴぃえんどやYMOのメンバーとして、ソロアーティストとして、プロデューサーとして今なお第一線で活動し続ける細野晴臣。特に最近、彼のこれまでの仕事に対し日本国内に留まらず、世界中から賛辞が贈られている。イベントは11日から4日間にわたって行われ、各日「Day1 細野さんを歌おう!」「Day2 細野さんと観よう! Presented by 映画ナタリー」「Day3 細野さんで踊ろう! Presented by 音楽ナタリー」と各日テーマが設定されてきた。最終日となる本日は「Day4 細野さんと語ろう! ~デイジーワールドの集い~」と題して行われる。細野がホストを務め、川添象郎や原田知世、いとうせいこうをゲストにイベントが展開される予定だ。■公演情報「祝!細野晴臣 音楽活動50周年 × 恵比寿ガーデンプレイス25周年『細野さん みんな集まりました!』」日時:10月14日(月・祝)開場16:00/開演17:00場所:東京都 恵比寿 ザ・ガーデンホール<出演者>細野晴臣ゲスト:いとうせいこう / 川添象郎 / 原田知世 / and more
2019年10月14日