香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)では現在、10周年を祝うアニバーサリー・セレブレーション「ハッピリー・エバー・アフター」を開催中。その一環として、香港ディズニーランド・ホテル(香港・ランタオ島)に、10周年記念ルームをはじめ4種類のゲストルームが登場している。10周年記念ルームは、10周年デザインのフットスロー(ベッドの足元の布)と風船でお祝いムードに包まれ、10周年デザインのタオル、スーツケースベルト、ミッキーのぬいぐるみもベッドの上に。窓にはミッキーやドナルドなどのキャラクターが飾られ、スリッパも10周年デザインとなっている。10周年記念ルームのほか、『アナと雪の女王』、ダッフィーとシェリーメイをイメージしたゲストルームもあり、『アナと雪の女王』ルームでは、フットスローと窓に、アナやエルサ、オラフをデザイン。ベッドの上には、タオル生地のオラフがちょこんと座っている。そして、ダッフィーとシェリーメイのルームは、ハートあふれる癒しの空間。ダッフィー、シェリーメイと共にハートが窓やベッドに大きくデザインされ、ベッドの上に、タオルをアレンジしたハートと"LOVE"も飾られている。そのほか、クリスマスをテーマにした部屋も2016年1月3日(予定)まで楽しめる。4種類の部屋は、ドアにもそれぞれのテーマにあわせたデコレーションが施され、ルームカードも特別デザインに。なお、ベッドを飾るフットスローとぬいぐるみなどのアイテムは、持ち帰ることができる。11月16日にスタートした開園10周年イベント「ハッピリー・エバー・アフター」では、新しいステージ・ショー「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」、大人気の花火ショー「ディズニー・イン・ザ・スターズ」のスペシャルバージョンを開催中。12月からはウォークスルー・タイプのアトラクション「フェアリーテール・フォレスト」もオープンした。※部屋の種類、内容、期間は変更になる場合ありAs to Disney artwork, logos and properties:(C)Disney協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
2015年12月28日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)では、11月16日より開園10周年イベント「ハッピリー・エバー・アフター」を開催中。パーク内は、10周年を祝う特別デコレーションで華やかに彩られている。「眠れる森の美女の城」を通って、ファンタジーランドに入ったところには、ディズニーのキャラクターたちが集結した絵本をモチーフにした巨大なデコレーションが登場。台に上って、キャラクターたちに囲まれるように記念撮影することができる。「眠れる森の美女の城」の前の花壇には、10周年の"10"という大きな文字が存在感を放つデコレーションが飾られ、お城につながる橋の両サイドにも10周年装飾が。また、メインストリートUSAのショップのショーウィンドウでは、10周年仕様のディスプレイが楽しめる。夜には、ファンタジーランドの絵本モチーフのデコレーションも、お城の前の花壇のデコレーションもライトアップされ、昼とは違った雰囲気が楽しめる。また、花火ショーの前後などに見ることができる、「眠れる森の美女の城」に"10"の文字が投影される特別ライティングにも注目だ。10周年のデコレーションは入場ゲートの外にも施され、ミッキーの噴水へと続くストリートの両サイドに、10周年デザインのフラッグが登場。ミッキーとミニー、チップとデール、ダッフィーとシェリーメイなど、主要キャラクターがペアになって描かれている。開園10周年イベント「ハッピリー・エバー・アフター」では、新しいステージ・ショー「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」、大人気の花火ショー「ディズニー・イン・ザ・スターズ」のスペシャルバージョンを開催。12月からはウォークスルー・タイプのアトラクション「フェアリーテール・フォレスト」もオープンした。As to Disney artwork, logos and properties:(C)Disney協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
2015年12月23日IDC Japanは12月22日、国内ソフトウェア市場の2015年上半期(1~6月)の実績と2015年~2019年の予測を発表した。IDCが定義するソフトウェア市場には、パッケージソフトウェア、SaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)の売上額が含まれる。これによると、2015年上半期の国内ソフトウェア市場は1兆3232億8900万円、前年同期比成長率が4.6%。同社では、前年同期に起こったWindows XPサポート終了特需と消費税増税前の駆け込み需要の反動は比較的軽微であり、堅調な成長だとしている。大分類市場別では、アプリケーション市場が前年同期比成長率3.9%、アプリケーション開発/デプロイメント市場が同5.9%、システムインフラストラクチャ市場が同4.5%となった。最も成長率が高いアプリケーション開発/デプロイメント市場では、データアナリティクス需要の高まりによって、ビジュアライゼーションBIツールやクラウド型データベースサービスが高い成長だという。また、同社は2015年の国内ソフトウェア市場は前年比成長率は4.2%、さらに2016年は前年比成長率4.5%と予測。さらに2014年~2019年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は4.2%、2019年には3兆1147億円に達するとも予測。大分類市場別の2014年~2019年のCAGR予測はアプリケーション市場が3.1%、アプリケーション開発/デプロイメント市場が5.6%、システムインフラストラクチャ市場が4.5%となっている。同社は、アプリケーション市場では、企業においてデジタルトランスフォーメーションが進むことで、コグニティブシステムやデジタルマーケティングに関連したソフトウェアやクラウドサービスの急速な成長が見込まれるとしている。アプリケーション開発/デプロイメント市場ではデータアナリティクス関連の高成長が続き、さらにデジタル化の進展によってSoE(Systems of Engagement)領域におけるPaaS(Platform as a Service)の採用が拡大するものとみている。システムインフラストラクチャ市場では、サイバーセキュリティ対策やマイナンバー制度への対応に向けセキュリティソフトウェア需要の拡大や、クラウド基盤構築/管理ソフトウェアの導入の増加が市場成長をけん引していくと予測している。
2015年12月22日葉巻の形をしたお菓子シガールを代表商品とする洋菓子ブランド「ヨックモック」が、12月21日(月)に、レストラン併設型店を香港に海外初出店した。ヨックモックは現在、青山本店BLUE BRICK LOUNGEにて売店・喫茶室を併設しているが、くつろぎの空間で同ブランドのお菓子を楽しむことができ、開店以来多くの人に愛され続けている。香港に誕生する新店舗「BLUE BRICK BISTRO by YOKU MOKU」は、「My Communication Place」をコンセプトに、日常の中の心地よい、非日常を楽しめる場所を目指して展開される。メニューは、日本国内と同じく、メインとなる「南青山ロール」をはじめとするガトー約10種類をデセール仕立てで用意するほか、「BLUE BRICK BISTRO by YOKU MOKU」特別メニューを展開予定だが、素材には日本の良さを取り入れていく。また同社では、今年5月より香港ニュータウンプラザ店から、現地生産の生菓子の展開をスタートしており、順次香港内の店舗でも展開している。日本でしか味わえなかった生菓子を海外でも味わえるようになっている。今後、株式会社ヨックモックでは、国内だけでなく世界の顧客に向けてブランド強化を図っていく方針だという。(text:Miwa Ogata)
2015年12月21日IDC Japanは12月18日、2015年の国内IT市場予測、および2015年~2019年における国内ITの産業分野別市場規模予測について発表した。2015年は金融機関などの大型案件とPC更新需要でIT支出を伸ばした2014年の反動を受け、全体で14兆7,837億円と前年比0.1%の成長に落ち着く予測となるが、産業分野別では、通信/メディアおよび消費者を除いたすべての分野でプラス成長を見込んでいる。特に銀行、製造業、小売業、運輸業、サービス業が堅調なIT支出を維持することが見込まれ、国内IT市場の2016年の前年比成長率を2.7%、2017年を2.0%と予測。産業分野別では、金融セクターにおける大手都市銀行や、ゆうちょ銀行での大型案件、地方銀行の再編によるシステム統合などの案件、大手金融機関を中心にFinTechやコグニティブなどITによるビジネス/サービス革新を進める動きが国内IT投資をけん引するとしている。また、製造業では基幹システムの刷新を終えた企業がグローバルサプライチェーンの最適化や、生産ラインの自動化、設計/開発領域でのデジタル化、標準化を見据えた環境整備へ進む動きが見られるという。小売業ではチャネル推進が加速し、それを実現するプラットフォーム構築やデジタルマーケティング領域での投資が後押しするとみている。さらに、ユーザー企業調査結果からは第3のプラットフォーム、IoTといったイノベーションアクセラレーターの取り組みが経営層からIT部門に出される指示に含まれていたという。一方、IT部門の課題にはビッグデータなど「新たなIT戦略を検討する人材の不足」や「ITを活用する事業に関する知識不足」が上位に挙がり、IT部門に経営層から課せられたミッションと、それを実行するためのIT部門の体制にギャップがあることが判明。IDC Japan ITスペンディングマーケットアナリストの岩本 直子氏は「ITベンダーはIT部門の役割が変化していく中、IT部門の課題解決の支援を踏まえた提案をし、IT部門のミッション達成に向けて伴走する役割を担うべきである」と分析している。
2015年12月18日IDC Japanは12月16日、国内モバイルデバイス市場(スマートフォン市場、タブレット市場
2015年12月17日IDC Japanは12月15日、国内PaaS(Platform as a Service)市場の2014年の分析と2019年までの予測を発表した。IDCではPaaS市場を、「クラウドアプリケーションプラットフォーム」、「クラウドデータサービス」、「クラウドインテグレーションサービス」、「クラウド開発/ライフサイクルサービス」の4つの市場セグメントに分類し、市場規模調査を実施。調査の結果、2014年の国内PaaS市場規模は、前年比45.8%増の336億4100万円となった。市場セグメント別に見ると、クラウドアプリケーションプラットフォーム市場が232億2400万円(前年比成長率42.7%)、クラウドデータサービス市場が71億3700万円(前年比成長率61.9%)と、両市場がPaaS市場全体の9割を占める結果となった。また、2019年のPaaS市場規模は1038億円となり、2014年~2019年の年間平均成長率は25.3%になると同社は予測した。2014年におけるPaaS市場のベンダーシェアはセールスフォース・ドットコムが1位、アマゾンが2位となっている。「Force.com」でいち早く市場に参入したセールスフォース・ドットコムが引き続き市場をけん引するポジションを維持する結果となったという。2位のアマゾン、3位のマイクロソフトはIaaSとの連携を行いながらクラウドデータサービス市場で高いシェアを獲得している状況。IBM、オラクルなどの大手ソフトウェアベンダーもPaaS分野の取り組みを強めている一方、ビッグデータ処理、IoTのバックエンドとしても有望視されており、市場への注目が高まっていると、同社はみている。
2015年12月15日矢野経済研究所が12月14日に発表した「DMP(データマネジメントプラットフォーム)サービス市場/MA(マーケティングオートメーション)サービス市場に関する調査結果 2015」によると、2015年のDMPサービスの国内市場規模(事業者売上高ベース)は52億円、MAサービスは220億円となり、いずれも2014年と比べて30%強の成長となる見込みだ。DMPサービスに関しては、2014年の市場規模は事業者売上高ベースで40億円であったが、消費者のニーズが多様化しており、広告会社に頼るだけではなく企業が自社や第三者が保有するデータを利用して生活者の行動要因を突き止め、自社のマーケティング活動を最適化することへの意識が高まっていることなどから、DMPの構築や利用の動きが加速しているという。また、大手企業でのDMP利用事例が広がりを見せていることも、市場への追い風になっているとのことだ。MAサービスについては、2014年の市場規模は事業者売上高ベースで168億円であったが、最近では企業におけるマーケティング活動の費用対効果が強く意識されるようになったことや、顧客の詳細なニーズに基づいてパーソナライズしたコンテンツを提供する必要性が増したこと、チャネル別に入手したデータの急増によりオートメーション・ツールが無ければマーケティング業務に支障をきたすようになったことなどから、MAを導入する機運が高まっているという。また、製造業を中心に日本企業の海外売上比率が高くなり、海外営業を支援するためのグローバルなマーケティング・プラットフォームが必要になっていることや、引き合いを待つビジネス・スタイルからの脱却といった目的でMAを導入する動きが活発化していることも、市場拡大の一因となっているとしている。DMPサービスとMAサービスを合わせたデジタル・マーケティング・サービスは、中堅・中小企業では未だ情報収集段階の企業が多数派を占めるものの、大企業では本格的な導入・検討のステージに入っており、今後も市場は拡大する見通しだという。また、ITを始めとするテクノロジーの進展によりマーケティングをビジネスの中核として捉える企業が増加基調にあることや、企業のIT投資が管理・効率化から変革・成長へとシフトしはじめていることがデジタル・マーケティング・サービスに対する前向きな投資を生むといい、2020年におけるデジタル・マーケティング・サービスの市場規模(事業者売上高ベース)は、2014年に対して約2.7倍の559億円に達すると同社は予測する。
2015年12月15日映像コンテンツメーカーや映像機器メーカーが一体となり、次世代のデジタルエンターテイメント市場のさらなる成長を目的に活動を行う業界団体DEGジャパンが12月8日に、東京・スペースFS汐留で『映像コンテンツデジタル配信セミナー2015』を開催した。その他の写真本セミナーは“映像デジタル配信サービス”の普及促進を行うことを目的に開催された。三宅洋一郎氏(株式会社 野村総合研究所 コンサルティング事業本部)は国内の現状について、「モバイルの視聴環境が整備されたことにより、若年層による有料VOD(ビデオオンデマンド)利用者は増加、市場が拡大している」との調査結果を報告。一方で、テレビのネット接続については、環境は整っているものの接続率が未だ1割強と普及率が低いことを挙げ、「サービス以上に利便性が高いという点が広まっていないのではないか」と普及活動を課題に挙げた。土屋隆司氏(ワーナーエンターテイメントジャパン株式会社)は、「米国をみてもEST(ダウンロード動画販売)、VOD(都度課金型動画配信)、SVOD(定額制動画配信)の伸長が推進力となるだろう」とホームエンターテイメント市場の伸びを期待した。パネルディスカッションでは、モデレーターにジャーナリストの西田宗千佳氏を迎え、パネリストには、小西貴明氏(バンダイビジュアル株式会社 執行役員 事業本部 営業部 部長)、吉川広太郎氏(20世紀フォックス ホームエンターテイメント Head of Digital Sales.Japan)、吉村文雄氏(東映株式会社 コンテンツ事業部長代理 企画開発室長)らが参加。dTV(Dビデオ)、hulu、UULA、ビデオパスなどのSVODによる影響について、「映像配信入門として良いが価格については今後の課題」(小西)と挙げた。よく観られている作品について「シリーズが展開されている名作」(小西)、「連続性のあるドラマ」(吉川)、「30分程度の作品や、アクション系」(吉村)と特徴を挙げた。今後のデジタル配信活性化策について、「劇場に行く前にも活用してもらいたい。スピード感を活かし、初の試みとして『機動戦士ガンダムサンダーボルト』を12月25日正午よりEST配信する」(小西)、「啓蒙活動をしていきたい」(吉川)、「パッケージ化されていない作品や、廃盤になってしまった作品をデジタルなら提供できる。オリジナル作品を提供していくことにもチャレンジしたい」(吉村)とそれぞれ語った。取材・文・写真:小杉由布子
2015年12月08日香港ディズニーランド・パーク(香港・ランタオ島)で今月17日より、映画『トイ・ストーリー』に登場するロッツォ・ハグベアのグリーティングが始まった。ロッツォ・ハグベアは、イチゴの匂いがするというピンク色をしたクマのぬいぐるみのキャラクター。パーク内のテーマランド「トイ・ストーリーランド」にあるミート&グリート・ポイント「バレル・オブ・ファン」では、ウッディやジェシーらがグリーティングを行っているが、このたびロッツォ・ハグベアが新たなメンバーとして加わった。登場時間は不定だが、毎日登場予定で、一緒に記念撮影することができる。「トイ・ストーリーランド」は、2011年11月18日にオープンした『トイ・ストーリー』の世界が体験できるアジアで唯一のテーマランド。アンディ家の裏庭を表現したエリア内には、巨大なおもちゃが配置され、自分がおもちゃサイズになったような感覚が味わえる。そして、アンディの最速のトイカーを巨大化した「RCレーサー」や、犬のスリンキーをイメージした「スリンキー・ドッグ・スピン」など、おもちゃをテーマとするアトラクションが楽しめる。香港ディズニーランド・リゾートでは、同じく11月17日より開園10周年イベント「ハッピリー・エバー・アフター」がスタート。新しいステージ・ショー「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」と、大人気の花火ショー「ディズニー・イン・ザ・スターズ」のスペシャルバージョンが始まり、12月からはウォークスルー・タイプのアトラクション「フェアリーテール・フォレスト」もオープンする。As to Disney artwork, logos and properties:(C)Disney (C)Disney/Pixar協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
2015年11月25日IDC Japanは11月25日、国内ITインフラストラクチャサービス市場予測を発表した。2014年の国内ITインフラストラクチャサービス市場規模は2兆4,035億円、2014年~2019年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は2.1%と予測している。同社は国内ITサービス市場におけるITインフラストラクチャに関わる領域の影響を定量的に捉えるため、国内ITインフラストラクチャサービス市場として切り出している。2014年の実績と2015年~2019年の市場予測を分野別(ITインフラストラクチャコンサルティング&インテグレーション、ITインフラストラクチャアウトソーシング、ITインフラストラクチャサポートサービス、ITインフラストラクチャセキュリティサービス)にまとめている。2014年のITインフラストラクチャコンサルティング&インテグレーション市場では、景気回復に伴う企業や政府/自治体のシステム構築需要を背景に前年比成長率は6.9%に達したが、2015年以降はその反動に加え、クラウド移行に関する需要の一巡、非クラウドのインフラ構築案件の減少などにより成長率は低下し、2014年~2019年のCAGRは1.9%に落ち着くと予測している。また、ITインフラストラクチャアウトソーシング市場においては、データセンターを利用したプライベートクラウドやハイブリッドクラウドなどの需要拡大により、成長率は徐々に下降しつつも堅調な成長を続ける傾向があるという。2014年~2019年のCAGRは4.0%で推移すると予測。さらに、ITインフラストラクチャサポートサービス市場は、最大のセグメントであるソフトウェアサポート&保守が安定した成長が見込まれているが、ハードウェアサポート&保守の長期的な縮小の影響により、市場全体では2014年~2019年のCAGRはマイナス1.2%に留まると予測している。一方、最も注目されるのはITインフラストラクチャセキュリティサービス市場という。市場規模は、そのほかの市場と比べると大きくないものの、成長率で見ると2015年以降、国内ITインフラストラクチャサービス市場の中で唯一上昇するとみている。2014年~2019年のCAGRは5.9%に達すると予測。ITインフラストラクチャは第3のプラットフォームの動向の影響を受けているほか、セキュリティもそれと並ぶ重要なテーマとなっているという。同社ITサービスシニアマーケットアナリストの吉井誠一郎氏は「ITサービスベンダーは、まずは情報セキュリティ対策向けサービスとその体制を最優先で充実させる必要がある。そして、高い技術力で第3のプラットフォームおよびセキュリティを支える海外のテクノロジーベンチャー企業にも積極的にアプローチすべきである」と述べている。
2015年11月25日開園10周年イベントが開幕した香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)で17日、クリスマスイベント「ハッピリー・エバー・アフター・クリスマス」(~2016年1月3日)もスタート。パークはクリスマス装飾に彩られ、期間中は『アナと雪の女王』のアナとエルサが登場する「フローズン・クリスマスツリー・ライトニング・セレモニー」を毎日開催中だ。メインストリートUSAに飾られたクリスマスツリーを中心に、通り全体を使って実施する「フローズン・クリスマスツリー・ライトニング・セレモニー」。このたび、現地にて同セレモニーを取材した。セレモニーが始まると、ショップの外壁にプロジェクションマッピングで雪景色が映し出され、『アナと雪の女王』の世界に一変。そして、映画の楽曲「雪だるまつくろう」「生まれてはじめて」が流れ、ツリーの前に現れたアナがクリスマスの訪れを喜ぶ。そして、「レット・イット・ゴー」の音楽に変わると、エルサがメインストリートUSAに登場。沿道の観客を魅了しながら、ツリーの前で待つアナのもとへ進んだ。2人でツリーの前に立ち、エルサが大きく手を広げると、ツリーは光を増しトップの星も点灯。2人は手を取り、抱き合って喜んだ。そして、ツリーはカラフルなライティングに変わり、人工雪が舞い散ると、ゲストはホワイトクリスマス気分に酔いしれた。開園10周年イベント「ハッピリー・エバー・アフター」では、新しいステージ・ショー「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」と、大人気の花火ショー「ディズニー・イン・ザ・スターズ」のスペシャルバージョンを開催中。12月からはウォークスルー・タイプのアトラクション「フェアリーテール・フォレスト」がオープンする。As to Disney artwork, logos and properties:(C)Disney協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
2015年11月25日キャセイパシフィック航空は12月16日まで、魅力的な旅行先として香港をアピールするキャンペーン「香港ならすべてかなう7つのこと」を実施。日本=香港線の往復エコノミークラス航空券を抽選でひとり(ペア1組)にプレゼントする。キャンペーンページでは、「夜景に感動する」「本場香港の飲茶をほおばる」「B級グルメに唸る」「ミシュラン星付きレストランを堪能する」「この際キレイになる」「ラッキースポットで開運する」「別腹をスイーツで満たす」と、香港で楽しめる7つのトピックを写真付きで紹介している。またキャンペーン期間中、キャンペーンページにある応募フォームより、同社のお得な情報を配信するメールマガジン「ニュースレター」の新規登録をすると、日本=香港線の往復エコノミークラス航空券を抽選でプレゼントする。プレゼントの応募は、キャンペーンページにある「応募する」ボタンをクリックし、名前・性別・年代・Eメールアドレスを入力し、簡単なアンケートに答えることで応募できる。そのほか詳細はホームページを参照。
2015年11月18日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)で16日、開園10周年イベント「ハッピリー・エバー・アフター」の目玉となる、ステージショー「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」と花火ショー「ディズニー・イン・ザ・スターズ」スペシャルバージョンがプレス向けにお披露目された。ディズニー・ストーリーブック・シアターにて行われる「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」は、コンサート形式の新ステージショー。『アナと雪の女王』に登場する雪だるまのオラフが、7つの物語『ジャングル・ブック』『リトル・マーメイド』『塔の上のラプンツェル』『メリダとおそろしの森』『アラジン』『プリンセスと魔法のキス』『アナと雪の女王』を展開する魔法の本の中へと旅に出るというストーリーで、ミッキーとグーフィーが案内していく。それぞれの物語の中で、ディズニーの人気キャラクターがオリジナルコスチュームで登場。『ジャングル・ブック』では、キング・ルイが中心となってジャングルの世界を、『リトル・マーメイド』では、アリエルたちが海の中の世界を表現し、『アナと雪の女王』では、エルサが「Let It Go」を歌い氷と雪の世界へと導いた。終盤には、10周年アニバーサリーのオリジナル・テーマソング「ハッピリー・エバー・アフター」が流れ、ミッキーとグーフィーらが華やかなフィナーレを飾ると、拍手が沸き起こった。夜には、大人気の花火ショーにプロジェクションマッピングが加わった「ディズニー・イン・ザ・スターズ」10周年スペシャルバージョンをお披露目。「A Whole New World」の音楽にのせて、眠れる森の美女の城にディズニーの物語が映し出された。『シンデレラ』『アラジン』などの名作から、『アナと雪の女王』『ベイマックス』といった近年の物語まで、次から次へと登場。ダイナミックな花火とのコラボレーションで魅了した。ショーの前には、眠れる森の美女の城の前で、歌手のケイ・チャー・オン・ケイが「ハッピリー・エバー・アフター」の広東語バージョンを披露。10周年コスチュームのミッキーやミニーたちも勢ぞろいし、10周年イベントのスタートを盛り上げた。「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」と「ディズニー・イン・ザ・スターズ」スペシャルバージョンは、11月17日より正式スタート。12月からは、ディズニーのおとぎ話の世界を体験できるウォークスルー・タイプのアトラクション「フェアリーテール・フォレスト」もオープンする。As to Disney artwork, logos and properties:(C)Disney(C)Disney/Pixar協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
2015年11月17日9月12日に開園10周年を迎えた香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)で16日、10周年を祝うアニバーサリー・セレブレーション「ハッピリー・エバー・アフター」が開幕。ミッキーをはじめとするディズニーの仲間たちが、カラフルな10周年の特別コスチュームをお披露目した。ミッキーとミニーは、開園時にメインゲートに登場。ミッキーは水色のジャケットに黄色のパンツと帽子、ミニーはカラフルな水玉模様のワンピースという10周年コスチュームでゲストを出迎えた。その後、メインストリートUSAでグリーティングを実施。ゲストは記念撮影をしたり、サインをもらったり、特別コスチュームの2人との交流を楽しんだ。ドナルドとデイジー、チップとデール、ダッフィーとシェリーメイ、グーフィーとプルートも、メインストリートUSAでグリーティングを実施。"ハッピー"をイメージさせるカラフルな衣装を披露した。キャラクターグリーティングは、「ハッピリー・エバー・アフター」期間中、開園から18時まで毎日実施予定。時間や登場キャラクター、コスチュームなどは日により異なる場合がある。「ハッピリー・エバー・アフター」では、11月17日からディズニー・ストーリーブック・シアターにて新しいステージ・ショー「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」を公演し、大人気の花火ショー「ディズニー・イン・ザ・スターズ」はスペシャルバージョンに。12月からはウォークスルー・タイプのアトラクション「フェアリーテール・フォレスト」がオープンする。また、10周年のフォトスポットや、スペシャルグッズ、フードも楽しめる。As to Disney artwork, logos and properties:(C)Disney協力:ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル
2015年11月16日「コーヒーと紅茶、どちらにされますか? 」「う~ん。両方混ぜてください」と言ったかは定かではないが、香港の喫茶店には両方混ぜたコーヒー紅茶「鴛鴦茶」がごく自然飲まれているという。コーヒーなの? 紅茶なの? 気になるその味を香港で確かめてみた。○復活した老舗喫茶店実はあの明石家さんまさんも、"コー茶"と命名してその配合を研究しながら愛飲しているそうだ。さんまさんは香港で一般的に飲まれていることは知らなかったようで、香港にメニューがあることを知って俺の味覚は間違っていなかった、などと感想を口にしていたという。鴛鴦茶は香港の喫茶店で楽しめるごく一般的ドリンクだが、今回は香港の伝統的なカフェ「冰室」である「金記冰室」に行くことにした。同店は1967年にオープンし、2012年12月に一度閉店したが、復活を希望する人々の声に応えて2013年4月にリニューアルオープンしたという。店は香港島西側の西環(サイワン)エリアで、MTR西営盤駅から徒歩約3分でたどり着ける。○香港風焼きそばは裏切らない味ちょうどランチタイムということもあって、店は大繁盛。スタッフは店の中を行ったり来たりと忙しそうだった。メニュー表を手に取ると、なんと卓球のラケットにメニュー表が貼られているよう。扉のイラストには、ヒマワリの向こうにメリーゴーランド、そして、香港ならではの遊具なのか、ポールから垂れ下がったひもみたないもので遊ぶ子供たちの姿が描かれており、なんだか楽しげだ。気になる鴛鴦茶は15香港ドル(約230円)。合わせて香港風焼きそば「瑞士汁乾炒牛河」(47香港ドル・約730円)を注文してみた。なお、メインにスープがセットになった午後のセットメニューも香港39ドル(約600円)から用意されているので、お得にがっつり食べたい人はセットメニューを選んでみるといいだろう。まずは香港風焼きそばから。大きめな牛肉がゴロっと入った焼きそばは、平たい麺が特徴。シャキシャキのモヤシやニラ等と一緒にオイスターソースで味付けされており、日本人好みのテイストでいくらでも食べられてしまう。○飲む度に味が変わる!?そして、気になるコーヒー紅茶を一口。英国風でミルクはたっぷり。香港と言うと「レモンティー」もものすごく甘いなど、比較的甘いドリンクが一般的のようだが、ここのコーヒー紅茶は全く甘くない。テーブルの上には砂糖ポットがあるので、これで自分好みの一杯を作るのだろう。ただ、コーヒーなのか紅茶なのかという疑問だが、一口目はコーヒーが強いように感じたが、もう一口飲むと今度は紅茶が強いようにも感じられるなど、なかなか判断がつかない。気になる人はぜひ、香港で体験していいただきたい。店によって配合が違うのかもしれないが、少なくとも「今までにない出合い」であることは間違いないだろう。※1香港ドル=15.5円で換算。記事中の情報は2015年10月取材時のもの
2015年11月13日ドスパラこのほど、楽天市場内に「ドスパラ楽天市場店」をオープンした。オープン当初はスティック型PCのみの販売となるが、順次取り扱い製品を拡充するという。ドスパラでは、ドスパラ通販サイトに加え、全国22店舗のショップを運営しているが、新たに「ドスパラ楽天市場店」をオープンすることで、販路を拡大。顧客が持つ「買いたいお店・モールで買う」というニーズに応えていくという。現在は、スティック型PC「Diginnos Stick DG-STK1B」「Diginnos Stick DG-STK2F」と、それぞれに対して、Microsoftの「All-in-one media keyboard」とのセットモデルを用意する。ファンレスモデル「Diginnos Stick DG-STK1B」は税込み10,778円、キーボードとのセットで税込み13,478円。ファン内蔵モデル「Diginnos Stick DG-STK2F」は税込み15,984円、キーボードとのセットで税込み18,684円。
2015年11月09日IDC Japanは11月4日、国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション(UC&C)市場の2015年上半期(1月~6月)市場動向を調査し、同市場の分析と2015年~2019年の同市場予測アップデートを発表した。同社ではUC&C市場を、「IPテレフォニー市場」「コラボレーティブアプリケーション市場」「IPコンファレンスシステム市場」「IPコンタクトセンターシステム市場」の4つのソリューション市場に分類して、それぞれの市場について個別に調査/市場予測を行っている。上記の市場分類にて、2015年上半期の国内UC&C市場規模は、前年同期比5.6%増の1,237億2,400万円。2015年前半は、2014年から継続している企業の音声プラットフォームリプレイス需要が好調に推移し、特に大規模音声システムリプレイスが好調だったという。この結果、IPテレフォニー市場が前年同期比3.3%増。コラボレーティブアプリケーション市場では、PCやモバイルデバイス間でファイル同期を行ったり、複数のデバイス間でファイルを共有するクラウドサービスである「ファイル同期/共有ソフトウェア市場」の好調やクラウド型コラボレーティブアプリケーションの成長によって前年同期比14.0%増。IPコンファレンスシステム市場では、ビデオ会議システムの価格低下によって2015年上半期は前年同期比2.2%増。2015年上半期の同市場は好調なWeb会議サービスによってプラス成長を維持。IPコンタクトセンターシステム市場は、市場のSaaSへのシフトや小型システムの増加によって成長率が減速し、前年同期比2.1%増となった。国内UC&C市場は、「第3のプラットフォーム」へのシフトが顕著になっており、特にクラウドをベースとしたサービスへのシフトが活発になっているという。同社では、上記の調査結果から、2015年の国内UC&C市場は2,365億5,600万円となり、前年比3.4%の成長になると予測。また、同市場は2014年~2019年における年間平均成長率3.1%で成長し、2019年には2,666億3,900万円の規模になると予測している。同社 ソフトウェア&セキュリティ グループマネージャーの眞鍋敬氏は、「ベンダー/システムインテグレーター/通信事業者は、ユーザー企業のIT投資動機の変化に応じたマーケティング戦略の改革、UC&Cシステムのクラウドファースト戦略を加速するべきである」と分析している。
2015年11月05日台湾を代表する航空会社チャイナ エアラインは10月29日、スカイチームパートナーである中国東方航空と共同で、香港国際空港においてスカイチームラウンジをオープンしたことを発表した。新しくオープンしたスカイチームラウンジは、ロンドン、イスタンブール、シドニーに次ぐ4番目のスカイチームラウンジで、東アジア地区では初の供用となる。ターミナル1の出発フロア15番ゲート付近に位置し、1,038平方メートルに合計230席を設け、ヨガルームやビジネスセンター、インターナショナルビュッフェコーナー、ヌードルバーなどで出発までの時間を自分のスタイルで過ごすことができる。営業時間は05:30~25:30までとなっている。スカイチームでは今後も、フランクフルトやクアラルンプール、バンクーバーなど、世界各地の主要空港にラウンジの設置を計画している。
2015年10月29日「100万ドルの夜景」として知られている香港のど真ん中で、世界のお酒に酔いしれ世界のグルメに舌鼓。そんな特別なひとときが楽しめる「香港ワイン&ダイン・フェスティバル2015」が10月22日~25日に開催された。「お酒をあまり飲まないという香港の人々も、このイベントだけは"別腹"なのかもしれない……」と思わざるを得なかった香港最大のグルメイベントの様子をお届けしよう。○イルミネーションに囲まれた会場フェスティバルの会場は中環(セントラル)のハーバーフロント・イベント・スペースで、会場のすぐそばには中環のスターフェリー乗り場がある。MTRを使うなら中環駅・香港駅・金鐘(アドミラルティ)の各駅から徒歩10分程度だ。会場周辺をぐるりと見渡せば、香港島のイルミネーションを間近に、そして対岸・九龍のイルミネーションも穏やかな海とともに楽しむことができる。フェスティバルの入場料は30香港ドル(約470円)。各ブースではお酒などの販売もしていたため、特にその場で飲めなくてもいいという人は、この30香港ドルだけで会場の雰囲気を楽しむのもいい。とはいえ、せっかく世界のお酒が勢ぞろいしているのだ。少しずついろんなお酒を楽しむことこそがこのフェスティバルの醍醐味だろう。会場内でお酒が楽しめるパスは様々なプランが用意されていた。一番お得なパスは100香港ドル(約1,550円)で、お酒チケットが5枚とプラスチック製のワイングラス1個がセットに。一方、高級な世界のワインを集めた「リーデル・グランド・テイスティング・パビリオン」入場付きのパスは、お酒チケットが5枚にリーデルワイングラス1個、さらに、専用ポーチ1個をセットにして480香港ドル(約7,440円)からとなっていた。○過去最大の350近くのブースが並ぶ会場内には過去最高の350近くのブースが並び、メインのワインも過去最高となる23の国・地域から届けられた。ワインだけでもフランスやイタリア、ドイツ、ラテンアメリカなどの国々からそろい、中でもボルドーのワインは広いエリアを設け、人々においしく飲まれることを待ちわびるようにずらりと並べられていた。各ブースでは、希少ワインや高級ワイン、シャンパンやスパークリングワイン、また、プロが厳選したワインなど、5つのテーマゾーンで世界のワインを網羅。もちろん、お酒はワインだけではない。今回、世界的なブームでもあるウイスキーとクラフトビールのブースが初登場となった。一方グルメに関しては、7月に発表された「Best of the Best 香港料理大賞2015」の受賞料理を提供するグルメブースのほか、それぞれの国・地域のお酒に合わせて、そのお酒を引き立たせる世界のグルメが展開されていた。例えば、日本ブースでは日本酒や梅酒などが提供されていたが、会場には居酒屋を意識したレイアウトで宮崎牛の和牛ステーキやたこ焼き、おでんなどもあり、日本通の外国人などにはうれしいブースになっていたようだ。様々なブースがある中で、とりわけ高級な世界のワインを集めた「リーデル・グランド・テイスティング・パビリオン」は、会場の中でもひときわ活気のある空間に。パビリオン内ではワインの提供・販売のほかリーデルのグラス販売も行っており、その場で切り分けてくれる生ハムのほか、カニやホタテなどが会場内で焼かれていたため、いろいろと目移り(鼻移り?)してしまう。○高級・希少ワインも気軽に試せるシャンソンが流れる会場で、早速、世界のお酒&グルメ巡りを始めよう。入場の際に渡されるセットの中には、会場内で使える20香港ドル(約310円)のチケットが2枚、さらに対象ブースで使えるプレゼントチケットや割引チケットも入っており、「思う存分飲んで食べて楽しんで」というようなメッセージを受け取ったような気になった。まずは「リーデル・グランド・テイスティング・パビリオン」へ。「実はワインのことは分からなくて……」という人でも大丈夫。各ブースのスタッフが特徴をそれぞれ説明してくれるので、いろいろ聞いてみるのもいいだろう。もちろん、インスピレーションで選ぶのもあり。運が良ければ、陽気なイタリア人がサービスしてくれるかも。各ブースのお酒は販売もしているので、飲んでみて気に入ればお買い上げも可能だ。○グルメは前菜からスイーツまでパビリオンを出てそれぞれのブースへ。各ブースではお試しのお試しに少し盛られたお酒やグルメも用意されており、どこでチケットを使うべきかかなり悩んでしまう。日本からはチョーヤ梅酒や月桂冠も出店しており、お土産にぴったりのおちょこが付いた日本酒セットなども用意していた。お酒のみならずグルメの充実ぶりもすごい。生ハムやチーズはもちろん、ポテトやパン、ハンバーガー、ソーセージ、ステーキ、そして飲茶やハニーポークなどの香港グルメ、さらにはマカロンやジェラート、チョコ、クッキーなどのスイーツまで、世界のグルメが様々なブースでふるまわれていた。訪れた時間帯はプレスやバイヤー専門の時間だったのでちょうどいい混み具合だったのだが、会場の外には一般開放時間を待つ人々が列をつくっていた。茶の文化がある香港では、大のお酒好きという人は日本人に比べて少ない傾向がある。それでも年に1度のこのフェスティバルに対し、平日にも関わらず多くの人たちがお酒を中心にして特別な夜を楽しみにしているようだった。香港ではフェスティバルを皮切りに、11月30日まで香港の食とワインを楽しむ「香港ワイン&ダイン・マンス」を開催している。期間中には街のいたるところでワインをテーマにしたイベントやツアーなどが行われるため、「なんだか楽しそう」という人はこの期間に香港を旅してみるのもいいだろう。※1香港ドル=15.5円で換算。記事中の情報は2015年10月取材時のもの
2015年10月29日旅先でのホテルの役割とは、身体をしっかりと休め明日の英気を養うこと。まるで自宅のようなくつろぎを演出するホテルは多いけれど、香港にある「OZOウェスリーホテル」は一味違う。とにかく快適な睡眠を、との工夫が満載なのだ。○シンプルなビジネスホテル風香港に着いてホテルにチェックイン、荷物を置いたらすぐに街へ繰り出す。夜、ホテルに戻ったころにはもうクタクタ。明日も早起きして動きだすぞ! でも、シャワーして、髪を洗って乾かして、カメラや携帯電話のバッテリーを充電して……なんてやっているといつの間にか夜半過ぎ。明日のためにも早く寝なくちゃ! と気が焦る。そんなふうに、旅行中は夜も意外と忙しいもの。普段よりも多く動き回って疲れているのに睡眠時間が短いこともあるだろう。そんな時に必要なのは、質のいい睡眠。短い時間でも深くぐっすり眠ることで疲れを回復し翌日も朝から元気に動くことができるのだ。というわけで、ゲストにじっくり休んでもらおうと努力しているのが中環(セントラル)地区にあるOZOウェスリーホテルだ。MTRの湾仔(ワンチャイ)駅または金鐘(アドミラルティ)駅から車で5分程度のところとなる。何の変哲もない商業ビルのような外観だが、中に入ってみると広々としたロビーがあり、一目でホテルと分かる。すっきりとシンプルなインテリアは都会らしく洗練されている。ロビーには自由に使えるデスクトップが設置されており、メールチェックなども可能。なかなか機能的だ。室内もまた、いたってシンプル。窓際にカウチが設置されているところがアーバンリゾートといった雰囲気を醸し出している。高いところが苦手な人は近寄れもしないだろうけれど、都会の景色が一面に広がる様子はクールである。ライティングデスクもあり、機能は十分。だがまぁここまでは単なるきれいなビジネスホテルである。○これでもか! と眠れる仕組みが一度外出して夜になって戻ってみた。ロビーの片隅に2種類の"ナイトキャップ"があるが、どうやらユズやハーブのお茶のよう。疲れて帰ってきた身体をほっとリラックスさせる効果があり、22時まで無償でサーブされる。ナイトキャップと聞いてブランデーなどを期待したが、実際はお酒を飲むと眠りが浅くなるとも聞くし、快眠を考えるとこれがいいのだろう。室内へ戻ると、ターンダウン(ベッドを寝られる状態にしておくこと)がされており、サービススタッフが入室したことが分かる。ふとライティングデスクを見るとそこにはクッキーが。寝る前に小腹が空いていてはよく眠れないが、消化にいいものでないといけないという配慮だ。このスイーツは毎日内容が変わる。開けっ放しにしておいたカーテンはきっちりと閉められており、外の光を通さない。かなり分厚い遮光カーテンが取り付けられているのだ。「音もシャットアウト」と説明にはあるが、残念ながら外の喧騒はどうしても聞こえてしまう。だが問題なし! テレビのリモコンにとりつけられた「Sleep」ボタンを押せばメロウな音楽が流れだし、耳障りな音をかき消してくれる。そしてその音楽とともに画面に現れるのが……羊である。月明かりの草原をピヨヨ~ンと跳ねながら次から次へと飛び出してくるアニメーション。これをじっと見つめつつ「羊が1匹、羊が2匹……」と数えていれば、いつの間にか眠りに落ちてしまうという算段だ。それでも眠れない人は「ドリームメーカー・キット」(240香港ドル=約3,720円)を購入しよう。羊の絵がかわいらしいアイマスク、リラックス効果を高める香りのミスト、2種類のお茶がセットになっており、より深い眠りへと誘ってくれるはずだ。ただし、このセットは人気があるそうで事前に予約しておかないと買えないこともあるとのことなので、予約時にでもおさえておいた方がいいだろう。○朝食にも大満足朝までぐっすり、確かによく眠れたような気がする。昨晩あんなに食べまくったのに、お腹が空いているのが身体がよく休めた証拠だ。そんな風にお腹を空かせたゲストのためか、朝食にもこだわりが感じられる。よくあるビュッフェスタイル、だがエネルギーチャージ用のドリンクが2種類あり、ひとつはコレステロール値を下げる効果があるという。どうやら健康志向であるらしい。ペストリーはマシンに入れられいつでもホカホカ温かく、料理の種類こそ多くはないが卵料理やフルーツ、ヨーグルトなど基本的に朝ほしいものはそろっている。朝から健啖(けんたん)な筆者の心と胃袋を満たしてくれ、今日も1日がんばって遊ぶぞ! と気持ちよく1日をスタートさせることができたのであった。●informationOZO Wesley Hong Kong22 Hennessy Road, Wanchai Hong Kong※記事中の情報は2015年8月取材時のもの
2015年10月26日○画期的だったIntel Insideキャンペーンリテール市場の開拓はカバレージを広げることに焦点があったので、基本的には力仕事であったが、OEM市場の開拓にはかなり時間がかかった。AMDにとってOEM市場というのは簡単に言えば、AMDのCPUを日本のPCメーカーに売り込むことである。半導体メーカーの本来の仕事であり、ビジネスの根幹である。その時点で、Intelはエンドユーザーにそのブランドを直接売り込むという、それまで半導体メーカーで考えられなかったようなユニークでパワフルなキャンペーン、"Intel Inside(日本ではインテル入ってる)"をテレビのコマーシャルなどで強力に展開していて、これが我々AMDのPCメーカーへの売り込みに強力に立ちはだかった。通常、CPUも含めて、半導体製品は電気製品の中に搭載されているもので、消費者は全く目にしないし、気にもしないものである。極端な話を言えば、エアコンを買う人が、"このエアコンに搭載されている16ビットのマイクロコントローラーはどこの製品ですか?"、などと言う質問は全くあり得ないので(よっぽどの業界オタクでないと質問しないし、質問されてもその答えはだれも知らない)、そんな半導体の世界にブランドマーケティングが成立するなどだれも考えないものである。しかしIntelは違った。IntelはPCのマザーボードに搭載される半導体はメモリとアナログを除いてはすべて集積回路に取り込んでしまう(まさにムーアの法則である)という戦略であったのでそのうちPC自体がCPUと同義になると考えていた。とは言っても、多分この戦略は、PCが流行し始めたその当時でもIntelの中の限られた人間しか認識していなかったことだと察する。前述のIntelの本では、CPUを開発した当時創業者のロバート・ノイスが"Intelはこれからコンピューターの会社になる"、と言ったが、当時その言葉の意味を分かる人間はノイス以外にいなかったと書いている。逆説的に言えば、ノイスはその天才的直観でIntelが開発したCPUがその後どのような未来を構築するのかの可能性がはっきり見えていて、その未来をIntel自身がそのビジョン通りに創造したということであろう。Intel恐るべしである。しかも、AMDが低迷する中で、Intelは市場独占の力を強力に進めていったので、OEMカスタマ(PCメーカー)に対する影響力は絶大であった。何しろ、PCビジネスを優位に進めるためには唯一のCPU供給者のIntelからより有利な条件でCPUを購入するということが命題になる。Intelにとってみれば、同じようなPC製品を市場に供給する複数のカスタマーを相手にした場合、そのカスタマーの最重要部品のCPUの供給と価格を握っているのであるから、交渉を有利に進めることは至って容易である。"どちらが客かわからない状態"、というのがその状況であり、その状況はPC市場が指数関数的に成長し、競争が激化すればするほどIntelの独占的優位性は高くなる。Intelにとって最も重要な要件はPC市場がより性能の高い高付加価値品を目指して成長していくことであって、IntelのCPU製品を搭載した同じようなPC製品を大量に市場に売りさばくPCメーカーはもはや顧客ではなく単なるディストリビューターになっていたのだ。その当時、テレビのコマーシャルで頻繁に流れた"Intel Inside"キャンペーンは(PCの宣伝の後にタンタンタンタン~と流れるあの音を覚えている読者も多いと思う、私にとってはこの上もなく耳障りなものであった)そのIntelの独占的ポジションを象徴する代表的な例である。このIntelの市場独占については、司法当局が行き過ぎがあったと判断して、その後法的な争いに発展するが、これについては別の章で述べたい。○Piggy Back MarketingでIntelに対抗そんな中、私はAMD K6を日本のPCメーカーであるカスタマーに売り込むべく、いろいろな方法を模索していた。以前の386、486で経験したような互換性への問題はなかったものの、Intel独占の状態において"IntelではなくAMDを使うことに対する抵抗"を解決するのに大きな労力を使った。私にとってのチャレンジは大別して次の点である。今まで100%Intelであったところに、AMDを入れるとIntelがどういう反応をするかわからない、Intelが報復するのではないか?今やPC市場で"Intel入ってる"は常識になっている。そんな中で、IntelでないCPUを使ったPCがエンドマーケットで受け入れられるのだろうか?そんな状況でAMDを使うのであるから、それなりのメリットがないと使えない。ブランドの問題は特に厄介であった。単純にマーケティング的に言えば、大金を投入してブランドマーケティングを展開すればこの問題はある程度解消するが、そんな資金はもともとない。それならば、既に確立されたPCブランドに売り込んでその実績をそのブランドとともに普及させる、これはブランドマーケティングのイロハである、所謂"Piggy Back Marketing"- 他人のブランドの背中を借りて自分のブランドを売り込むという手法である。AMD本社もその辺はよく承知していて、AMDの営業たちは、"何が何でもとにかく大きなブランドを確保せよ"というサンダースの命令に全力で突っ走った。その結果、2つの大きなカスタマーを獲得した。1つは当時コンシューマーデスクトップPC市場でAptivaブランドを拡販し大きく勝負し始めたIBMと、企業デスクトップで大きな市場を獲得していたDEC(Digital Equipment)である。それまで、日本PC市場は日本メーカーの独占状態であったが、USのPCメーカーは世界で2番目に大きい日本市場への参入を虎視眈々とうかがっていた。そこで、コストパフォーマンスに優れるAMDのK6を使用したPCは強力な武器になった。特に、IBMのAptivaは日本IBMの強力なプッシュで日本のリテール市場で着々と実績を作りつつあった。日本AMDのK6のリテール市場でのプレゼンスを高めるためには完ぺきな商材であり、AMDは日本IBMのリテール担当の人々の強力なサポートを得て、リテールでの協業が始まった。その当時、私が手掛けたK6/Aptivaの広告があったのでここに掲載しておく。そのIBMも実はAptivaを市場投入するにあたってAMD K6が市場に受け入れられるかどうか自信がなかったので、初期の段階ではAMDとの合意のもとに、搭載CPUの表示を"IBM-K6"としていたほどである。しかし、この状況もAptivaが売れていくにしたがってAMDの認知度も上がっていったので解消された。今から思うと信じられない話であるが、当時はそれほどまでに深刻だったのである。我々AMDのリテールチームはAptivaを扱うリテーラーの接客対応員に対し勉強会などを積極的に行い、グラスルーツの活動を行った。私は北海道から沖縄までリテールめぐりの出張を繰り返した。スケジュールは大変忙しいものであったが、おかげでそれまで行ったこともない場所まで出かけてゆく機会を得、土地の人たちの話を聞いたり、ご当地のおいしい食べ物をいただく貴重な経験ができて今では楽しい思い出である。(次回に続く)著者プロフィール吉川明日論(よしかわあすろん)1956年生まれ。いくつかの仕事を経た後、1986年AMD(Advanced Micro Device)日本支社入社。マーケティング、営業の仕事を経験。AMDでの経験は24年。現在も半導体業界で勤務。・連載「巨人Intelに挑め!」記事一覧へ
2015年10月26日1997年まで香港が英国の自治領だったことをご存じの方も多いだろう。約100年以上に渡る長い英国統治を経て、香港は中国本土と一線を画す独特の文化を築いてきた。中国に返還されて早15年超、しかし今もって香港には英国らしさが垣間見える。○一瞬迷う「Where am I? 」香港が英国領となったのは1843年のこと。1997年に中国に返還されるまで実に100年以上もの間香港は英国の支配下にあり、建築や文化などを受け入れ融合し発展してきた。返還後の今もその名残があり、香港ならではのユニークな見どころとして観光地化している。返還後の"香港らしい"風景が広がるのは、中環(セントラル)エリアだろう。静かな散歩道があったかと思えばにぎやかなマーケットもあり、同じエリアでありながらめまぐるしく雰囲気が変わるのがおもしろく、用がなくてもふらりと立ち寄りたくなる。特にMRT中環駅近くから山の手の高級マンション地区まで延びるヒルサイド・エスカレーター付近は、香港らしい昔ながらのお店があったかと思えば、まるで英国! なパブやレストランがあったりする、楽しい英中折衷エリアだ。その中でも、おしゃれエリア「SOHO」は欧米人が多く住む高級マンション地区に近いせいか、道行く人は欧米人が多い。SOHOはナイトライフのメッカともなっており、夜にもなれば通りにあふれるほど、欧米人とトレンドセッターな香港人でにぎわう。このSOHOへは、中環駅から徒歩約5分のところにある全長約800mの「ヒルサイドエスカレーター」が便利だ。すれ違う人が欧米人ばかりで看板も英語で書かれたものが多いため、ロンドンの地下鉄のサインを模した看板を掲げている店の前で一瞬、「あれ、今どこにいるんだっけ? 」と立ち止まって辺りを改めて見渡してしまう。近くには英国の高級スーパー「Marks and Spencer」もあり、ますます英国風である。○英国"コロニアル風"な商業施設もさらに、返還前の"コロニアル風"な香港が垣間見えるのが、英国統治時代に建てられ既婚警官用の宿舎をリノベーションした商業施設「PMQ」だ。PMQはモダンな印象で、入居するのは香港デザイナーなどの若者向けショップが多い。地元の人も多く、オリジナリティあふれるデザインの新人デザイナーの作品なども購入可能だ。郵便受けなどそこここにレトロ感がただようが、全体的には現代の建物という雰囲気である。なお、同様のヘリテージビルとして、尖沙咀(チムサーチョイ)エリアには港湾事務所をリノベーションした「1881ヘリテージ」もある。1881ヘリテージはこの建物を事務所にしていたのか、と思わずあきれてしまいそうなほど豪奢な建物で、入居するのも高級なショップが多くどちらかというと観光客が多い。内部の廊下やパティオなどは当時の雰囲気がかなり残っており、レトロモダン好きにはたまらない魅力がある。香港ではこうした古い建造物をモダンな商業施設として生まれ変わらせる動きが盛んで、以前紹介したかつての質屋を改装したレストラン「The Pawn」もそのひとつ。英国情緒があってこその香港、なのである。※記事中の情報は2015年8月取材時のもの
2015年10月23日米App Annieはこのたび、2015年第3四半期のアプリ市場動向を分析した「アプリ市場動向レポート : App Annie Index 2015年第3四半期」を公開した。これによると、インドやインドネシア、ベトナムなどの新興市場が、アプリ市場の成長を牽引する重要な成長地域であることが明らかになったという。○レポートハイライト新興市場の成長は、インドと東南アジアにおける低価格スマートフォンの普及が後押しこれら地域では、スマートフォンを初めて購入する層が増加しており、中でも50ドル以下のスマートフォンが人気。新興市場に進出を考える日本のアプリパブリッシャーは、低価格市場の新しいユーザー層を狙うことで、競争から抜け出すチャンスを得られるかもしれないと同社は分析する。インドのGoogle Playでは、セキュリティ・ソーシャルネットワーク・メッセージングアプリが人気インドでは、「360 Mobile Security」などのセキュリティアプリと、ファイル共有ユーティリティの「SHAREit」などが、ダウンロード数の成長に大きく貢献したほか、FacebookとWhatsApp Messengerも、ダウンロード数の増加を支えた。これらのアプリの人気は、「Google Playのインドにおける成長が、スマートフォンを初めて手にするユーザーによるものである」ことを示唆していると同社は指摘する。中国のiOS App Storeでは 、収益の増加をゲームが、ダウンロード数の増加をソーシャル動画アプリがそれぞれ牽引ソーシャル動画アプリでは、「iCast Show」と「MiaoPai」がダウンロード数の成長に大きく貢献。動画アプリに加え、タクシー予約アプリの「Didi Dache」も目覚ましい成長を遂げ、Uberと覇権を争っているという。ゲームアプリでは、Tencentの人気IPをベースとした「The Legend of Mir 2」と「The King of Fighters’ 98 Ultimate Match」が収益の成長に大きく貢献した。
2015年10月22日キャセイパシフィック航空は10月20日、香港=ドーハ路線の運航を2016年2月15日をもって中止することを発表した。同路線は2014年3月に開設されたが、収益上の理由から運行停止にいたった。最終便は、香港発ドーハ行きが2016年2月14日のCX645便、ドーハ発香港行きが2月15日のCX640 便となる。これ以降のキャセイパシフィック航空運航による同路線便をすでに予約している人は、代替手段が用意されている。キャセイパシフィック航空とカタール航空は、今後も同じワンワールド・アライアンスの戦略的エアラインパートナーとして協力を継続していく。キャセイパシフィック航空の「CX」コードはカタール航空運航の香港=ドーハ間のフライトに継続して使用され、カタール航空の「QR」コードはキャセイパシフィック航空運航の香港発オーストラリア/ニュージーランド/韓国/日本行各路線の特定便に継続して使用される。なお、カタール航空運航のドーハ以遠便については、2016年2月15日以降キャセイパシフィック航空の「CX」コード使用によるコードシェアはされない。キャセイパシフィック航空は今後も中東地域を引き続き重要路線と位置づけ、ネットワーク増強の機会を模索していくとしている。同社は現在、香港=ドバイ及び香港=バーレーン間を毎日運航、香港=リヤド間を週4便運航している。
2015年10月20日IDC Japanは10月13日、国内ITサービス市場予測を発表した。同社の調査によると、国内ITサービス市場は金融機関や公共セクターにおける積極的なシステム構築投資に寄り、2014年には前年比3.9%増と、世界金融危機前の2007年に達成した成長率と並ぶ高い成長率で推移。2015年に入っても好調な市場環境は続き、同年の国内ITサービス市場の前年比成長率は2.7%に達すると同社は予測している。また、金融、公共によるシステム構築需要も継続し、SI(システムインテグレーション)、ITコンサルティングなどから構成されるプロジェクトベース市場の成長率は、2014年に引き続き2015年もITアウトソーシング市場の成長率を上回る見込み。同社は、2016年以降も国内ITサービス市場は堅調に拡大が続くと予測しているが、成長率は2015年までほどではなく、2014年から2019年にかけての年間平均成長率は1.9%と予測。成長率だけでなく、提供するサービス内容も同様に変化し、これまで市場成長をけん引してきたクライアント/サーバーシステムなどを中心とした「第2のプラットフォーム」に関わるシステム構築から、今後はクラウド、モビリティ、ソーシャル技術、ビッグデータ/アナリティクス、IoT(Internet of Things)などの、「第3のプラットフォーム」に関わるITサービス支出が急激に拡大していくと考えを示している。この「第2」から「第3」へのシフトはサービス内容だけでなく、競争環境や顧客との関係性も変えていき、このシフトに対応できないITベンダーは淘汰される可能性もあると分析している。
2015年10月14日香港ディズニーランド・リゾート(香港・ランタオ島)で11月16日より、開園10周年を祝うアニバーサリー・セレブレーション「ハッピリー・エバー・アフター」を開催し、新たなステージ・ショーやアトラクションが登場することが17日、明らかになった。2015年9月12日に開園10周年を迎えた香港ディズニーランド・リゾート。10年の間に、「トイ・ストーリーランド」「グリズリー・ガルチ」「ミスティック・ポイント」の3つのテーマランドが誕生するなど進化を遂げ、オープン当初から訪れたゲストは累計5,000万人に上る。そして開園10周年を記念し、11月16日より「ハッピリー・エバー・アフター」を開催する。「ハッピリー・エバー・アフター」では、11月17日からディズニー・ストーリーブック・シアターにてコンサート形式の新ステージ・ショー「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」を開催する。同ショーは、『アナと雪の女王』に登場するオラフが、7つのディズニーの物語『ジャングル・ブック』『リトル・マーメイド』『塔の上のラプンツェル』『メリダとおそろしの森』『アラジン』『プリンセスと魔法のキス』『アナと雪の女王』を展開する魔法の本の中へと旅に出るというストーリー。ショーの中で、10周年アニバーサリーのオリジナル・テーマソング「ハッピリー・エバー・アフター」が流れ、人気のディズニーキャラクターがオリジナル・コスチュームを披露する。12月からはウォークスルー・タイプのアトラクション「フェアリーテール・フォレスト」が登場。曲がりくねった道を進み、ディズニーのおとぎ話の世界を体験するアトラクションで、アトラクション内のミニチュアサイズのスクリーンでは、『塔の上のラプンツェル』『白雪姫』『美女と野獣』『シンデレラ』『リトル・マーメイド』を鑑賞できる。また、アトラクション近くの「ピクシー・ホロー」で、ティンカー・ベルとのグリーティングが楽しめる。そして、大人気の花火ショー「ディズニー・イン・ザ・スターズ」がスペシャルバージョンとなり、最先端の技術や照明の効果、眠れる森の美女の城に映し出させるビデオ・プロジェクションで、より華やかな輝きを放つ。さらに、10周年のスペシャルコスチュームのキャラクターや、「ハッピリー・エバー・アフター」のフォト・スポット、10周年記念のスペシャルグッズやフード、ドリンクなども登場する。As to Disney artwork, logos and properties:(C)Disney
2015年09月17日“香港のスピルバーグ”との異名を持つツイ・ハークと、『グリーン・ディスティニー』でアカデミー賞「撮影賞」を受賞したピーター・パウという、現代の中国・香港映画界を代表する2人の最新作が、2016年1月、「冬の中華祭り」と題して特集上映されることに決まった。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズ、『セブンソード』『ドラゴンゲート』など、映画監督・脚本家・プロデューサーとして知られるツイ・ハーク監督が次に挑んだのは、中国の有名小説「林海雪原」を基にした京劇を原作にした『タイガー・マウンテン~雪原の死闘~』。『戦場のレクイエム』『孫文の義士団』のチャン・ハンユー、『エレクション』『愛人/ラマン』レオン・カーフェイらトップ俳優たちに交じり、元「SUPER JUNIOR」の俳優ハンギョンも参加。第5回北京国際映画祭では、レオン・カーフェイが見事「助演男優賞」を獲得している。舞台は、1946年、国民党と共産党が争い、非情な匪賊たちが中国東北地方を占領し、民衆を脅かしていた国共内戦時代。難攻不落の要塞であり、強力な大砲で武装された恐ろしい威虎山(タイガー・マウンテン)には、山賊のなかで最も強大な力を持つ「ハゲワシ」という名で恐れられる男(レオン・カーフェイ)がいた。共産党軍の隊長 (ケニー・リン)率いる203部隊は、「ハゲワシ」の手下たちがある村を襲撃しているところに遭遇。203隊長はその地に留まり、「ハゲワシ」一味と戦うことを決断する。共産党軍司令部も優秀な偵察員であるヤン(チャン・ハンユー)を派遣し、スパイとして「ハゲワシ」の一味に潜入させる。203隊長とヤンは、雪原の奥深くで、冷血な「ハゲワシ」との知略をめぐらせた戦いに挑んでいくが…。また、『グリーン・ディスティニー』でオスカーを獲得し、チェン・カイコー監督の『PROMISE』、金城武主演の『ウィンター・ソング』、ジャッキー・チェン×ジェット・リーの『ドラゴン・キングダム』、チョウ・ユンファの『孔子の教え』などで撮影を務めてきたピーター・パウが、自ら撮影と製作・監督を務めた『魔界戦記~雪の精と闇のクリスタル~』は、圧倒的な映像美で伝説上のアンチヒーローを描き出していく。妖魔の攻撃から人々を護るため、鍾馗(しょうき)は、仙人の導きによって斬妖士となり、全妖魔たちのエネルギーの源である魔石を盗むため魔界へと乗り込む。彼は、魔界を消し去り、人間界に永遠の平和をもたらすため、1,000年もの間、誰も成し遂げたことのない試みに挑んできた。一方で、妖魔たちは自分たちの力を失うまいと、鍾馗を追っていた。鍾馗は妖魔たちとの戦いに臨むが、途中で、自分が信じてきた魔界と人間界の明確な違いに気付き、事態はより複雑化していることを知る。また、予期していなかった愛が自らの命を危険にさらすことになり…。観る者を圧倒し、またたく間にその世界観に誘う2人の名匠の渾身作を、この冬、楽しみにしていて。『タイガー・マウンテン~雪原の死闘~』『魔界戦記~雪の精と闇のクリスタル~』は2016年1月、シネマート新宿、シネマート心斎橋にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月17日楽天は9月10日、「楽天市場」の人気店舗の舞台裏を訪問し、実際に店舗運営業務の一部を体験ができるツアー企画「楽天市場の舞台裏体験ツアー」を開始したと発表した。ツアーは、楽天ショップの店舗運営や商品に込めたこだわりを体験を通じて顧客に伝え、買い物の新たな楽しみ方を発見してもらうことを目的に、10月30日(金)9:59まで6店舗で実施する。「プロ食材の目利きに弟子入りするツアー」では、世界中の高級食材を取り扱い、食のプロからも支持される食材専門店「ハイ食材室」の食品加工場「ハイ食材室Labo」を初めて一般公開。また、「ネコリパブリック」の「ネコリパブリック1日ネットショップ店員体験ツアー」は、同店舗の現場見学に加えて、同店舗の人気商品の制作体験や同商品を使った猫動画制作体験、ショップ発行の新聞記事執筆を通して、舞台裏を体験するものとなる。
2015年09月17日早朝から人々が声を掛け合い、せりを行う卸売市場。東京都内には実に11もの市場があるという。今回はその内でも特に訪れたい3カ所を紹介しよう。○マグロのせり現場に突入!卸売市場の代名詞ともなっている「築地市場」(中央区)。日本の活気ある卸売り現場を体感できるとあって、海外からの旅行者にも人気の的となっている市場だ。見学のパンフレットは英語だけでなく、中国語、韓国語、そしてロシア語まであるということからもその注目ぶりがうかがえる。まずは築地市場の中でも「築地市場マグロ卸売場」を訪れたい。ここでは、早朝に行われるせりの様子を見学できる。予約の必要はなく、先着順で120人までの入場が可能。「おさかな普及センター」という、何ともかわいらしい響きの受付で申し込みを行う。許可証代わりのベストをもらったら、着用して会場へ。写真撮影はできるがフラッシュは厳禁のため注意したい。ちなみに受付は5:00からとなっているが、定員に達してしまったら5:00前でも締め切ってしまうとのこと。がんばって早起きしよう。せっかく新鮮な食材が集まる市場にいるのだから食べずに帰るのはもったいない。場内にある「魚がし横丁」には必ず立ち寄ろう。築地市場では水産物だけでなく青果物も多く取引されているため、ここには実に様々なお食事処がそろっているのだ。そのほか、プロ仕様の調理器具や船用品を扱っている店も多数ある。食後の散策も楽しめるだろう。ガラスの浮き玉や船の舵はインテリアとしてもオススメだそうだ。やっと空が明るくなってきたころだというのに人々がせわしなく動き回り、大きなマグロを前に声を掛け合う様子は非日常的。東京にいながら異文化を体験するような気分になるだろう。築地市場は2016年11月に「豊洲新市場」への移転を予定している。80年近くの歴史がある築地市場を今のうちに見ておいてはいかがだろうか。アクセスは都営大江戸線「築地市場駅」下車すぐとなっている。○見学コース完備! ゆっくりめぐれる市場卸売市場は生鮮品を買い付ける業者の集まる"プロの仕事場"。そのため見学者は彼らの邪魔にならないように気を遣う必要があるものだ。そのライブ感が市場の醍醐味ではあるが、もう少しゆっくり見てみたい、という人には「大田市場」(大田区)をオススメしたい。ここには「見学コース」が完備されているため、自分のペースで見て回ることができる。大田市場で扱われているのは水産物、青果物、そして花。青果と花では日本一の規模を誇るという。まずは警備員の詰め所に立ち寄り、パンフレットを入手。あとは自由見学となるがコースの看板がところどころにあるため迷うことはないだろう。コースは2階ほどの高さにあり、上から市場全体を眺めることができる。ここでしか見られない壮観な光景だ。見学できる時間は5:00から15:00まで。それぞれに早朝からせりが行われているため、やはり早い時間に訪れた方がいいだろう。場内には築地市場と同様、お食事処がある。せりを見た後に食べる市場の朝ごはんはまた格別だ。大田市場へのアクセスはJR線「大森駅」や京浜急行「平和島駅」からバスを利用しよう。また、この市場の隣には東京港野鳥公園があり、東京らしからぬ自然の中でのバードウォッチングが楽しめる。たくさんある観察小屋には望遠鏡も設置してあるため、手ぶらで本格的な観察ができるのがうれしい。朝の市場見学の後、足を伸ばしてみてはいかがだろうか。○肉好きにはたまらない!「食肉市場」(港区)は、東京に11カ所あるという中央卸売市場で唯一の肉市場。通常の見学は受け付けていないが、毎年10月に"お肉の祭典"として特別に開放される。しかも、無料試食が多数あるという大奮発ぶり。2015年は「総称山形牛」のしゃぶしゃぶや、モツ煮込み、とんかつ、焼き肉の試食が用意されるとのこと。そのほかにも有料の屋台や、肉・野菜・革製品の販売ブースも登場するという。食三昧を楽しめそうだ。開催は10月24日~25日の10:00~16:00(25日は~15:00)。試食は数量が限られるため、早めに行った方が良さそうだ。また、イベントが開催されていない日でも「お肉の情報館」への入場は可能。肉の格付けについての説明や、実際に触れる事のできる牛の毛皮、実物大の牛・豚の内臓レプリカなども展示している。アクセスは各線「品川駅」より徒歩5分。東京の主要駅にお肉の市場があるところが面白い。意外と身近にある、東京の卸売市場。たまには少し早起きをして市場の活気を肌に感じ、新鮮な食材を食べて始まる一日、なんてものはいかがだろうか。また、市場は現場の人々にとっての仕事の場でもある。邪魔をしないよう、マナーを守って見学しよう。○筆者プロフィール: 木口 マリ執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。
2015年09月17日