皆さんは、ママ友関係は良好ですか? 今回は「ママ友の不快な発言」を紹介します。イラスト:美吉香胡美吉香胡さんのSNS子どもの服をからかうママ友自分の子どもに黒やグレーの無地の服ばかり着せているママ友がいます。そのママ友は、主人公の子どもの服を見るたびに「色の組み合わせヤバくない」などとバカにしてきました。ある日、ママ友親子と一緒に買い物に行ったときのことです。ママ友の子どもの本音出典:lamireママ友の子どもが、主人公にこっそり「本当はこんな服が着たいの…」と言ったのです。その服は明るい色で、かわいいキャラクターが描かれていました。他人だけではなく、自分の子どもの好みすら無視し、自らの趣味を押しつけていたママ友。そんなママ友に対して、不快な気持ちになった主人公なのでした。子どもの言葉に切なくなった自分の子どもの好みを無視して、自分の趣味を押しつけるママ友。ママ友の子どもが内緒で教えてくれた言葉に、切ない気持ちになった主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(lamire編集部)
2023年09月18日「バラの香り」をテーマとした庭園「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」では、秋のイベント「2023 オータムフェスティバル」を、2023年10月7日(土)から11月5日(日)までの期間で開催する。「練馬区立 四季の香ローズガーデン」の秋イベントそれぞれテーマの異なる2つのローズガーデンを中心に、園内で多種多様なバラを展示している「練馬区立 四季の香ローズガーデン」。今回の秋イベントでフィーチャーするのは、朝から夕方まで長く続く香りと、艶のある濃い色の花や葉が特徴的な秋バラだ。園内325品種の秋バラが見頃に期間中は、6種類の香りの違いごとに作庭した「香りのローズガーデン」と、パレットのようにバラを花色ごとに配置した「色彩のローズガーデン」に様々な秋バラが開花。園のある光が丘をイメージした黄色とピンクのマーブル模様で、暖かい木洩れ日の光を表現したオリジナルのシンボルローズ「四季の香」をはじめとする、325品種が見頃を迎える。バラの香りに包まれるガーデンツアーやコンサートこのほか、第一園芸のガーデナーと庭を散策しながら秋バラを楽しむガーデンツアー、バラの香りに包まれながら華やかな音色を楽しむガーデンコンサート、小学生以下を対象とした初のハロウィンパレードなど、毎週末さまざまなイベントを開催。イベント限定メニューも「四季の香マーケット&カフェ」では、ハロウィン気分を盛り上げてくれる「ハロウィンパフェ」や、ほのかにバラが香る「ローズソフト」など、この時期にしか味わえない限定メニューも楽しめる。開催概要「2023 オータムフェスティバル」開催期間:2023年10月7日(土)〜11月5日(日)時間:9:00〜17:00場所:練馬区立 四季の香ローズガーデン入園料:無料
2023年09月10日日本香堂のお香ブランド「セントスケープ(Scentscape)」から、2023年の新作として「りんご&金木犀」や「抹茶ラテ」などが登場。日本香堂の「セントスケープ」から秋冬の新作お香「セントスケープ」は、「移りゆく季節とともにカラフルに広がる“香り(scent)と景色(scape)”」をテーマにしたお香ブランド。2種類の香りを独自に掛け合わせた「今、聞きたい」(=その香りをゆっくりと味わうこと)香りを展開している。新作では、秋冬に旬を迎える果実に相性の良い⾹りを掛け合わせた「りんご&金木犀」「ペア―&ホワイトムスク」「柚子&ベルガモット」の3種類、落ち着きのあるウッディ調をベースにした「ゼラニウム&ヒノキ」「ウード&バニラ」、温かい飲み物に⽢いミルクを掛け合わせた「カフェモカ」「ミルクティー」「抹茶ラテ」の8種類を展開。各香りの心象風景をイメージしたグラデーションカラーに彩られたパッケージは、お香入れとしても使える設計だ。インテリアに取り入れやすいのが嬉しい。<香りのラインナップ>りんご&金木犀:甘酸っぱいりんごとすっきりとした金木犀のフルーティーフローラルの香りペア―&ホワイトムスク:ホワイトムスクとみずみずしく甘いペアーが織りなすフルーティームスクの香り柚子&ベルガモット:柚子とベルガモットが爽やかに煌めくグリーンシトラスの香りゼラニウム&ヒノキ:華やかなゼラニウムと清涼感のあるヒノキのフローラルウッディの香りウード&バニラ:香り深いウードに温もりあるバニラが心地よく包むウッディアンバーの香りカフェモカ:ミルクたっぷりのエスプレッソにカカオを添えたカフェモカの⾹りミルクティー:濃いめの紅茶にスチームミルクをふんわりのせたミルクティーの⾹り抹茶ラテ:上品な抹茶に⽢いミルクが溶けこむ濃厚な深みのある抹茶ラテの⾹り【詳細】セントスケープ 秋冬新商品発売日:2023年8月1日(火)希望⼩売価格:1,650円(全種共通)お香サイズ:約140mm、1本あたりの燃焼時間:約25分、内容量:約32g■取扱い店舗香十 盛岡店、香ぎゃらりぃ(大丸東京店、小田原店、名古屋三越栄店、松坂屋静岡店、芦屋モンテメール店、ラシック福岡天神店、博多阪急店)、フレグラボ 星ヶ丘三越店、全国の雑貨店、お香ショップ、銀座蔦屋書店
2023年09月02日ボディケア製品をはじめ、香りを選びたい製品のなかには無香料、無香性といった表示がされていることがあります。どちらも香料を使ってないのだろうと思うかもしれませんが、実は大きな違いがありました。香りがなくても香料を使っていないとは限らない香りがある製品、香りがない製品は、人それぞれの好みで選び方が違います。香りがない製品を好むなら、無香料、無香性などと書かれたものを選ぶでしょう。このような製品を手に取ったとき、香料が使われていないものだと考える人が多いのではないでしょうか。でも、必ずしもそうではないようです。無香料と無香性の違いについて、花王が公式サイトで解説してくれました。製品に使用される原料には、独特なにおいを持つものがあります。無香性と表示された製品は、基本的ににおいがない(感じにくい)というものですが、原料の香りを感じにくくするために香料を配合している場合もあります。それに対して、無香料と表示された製品には香料が配合されていません。花王ーより引用無香性の場合、なんと原料の香りを消すために香料をプラスすることもあるのだそう!これには驚いた人も多いでしょう。無香性という語感から、もともと香りがない原材料を使っているというイメージを持っていたのではないでしょうか。いっぽう、無香料は香料が配合されていないとのこと。無香料、無香性にまさかこんな違いがあったとは驚きですね。肌への影響が気になるなら成分表示を参考に消費者のなかには香料が苦手、肌トラブルが起きるという人がいるかもしれません。そうなると、無香性の製品に使われている香料が気になると考えるでしょう。もしも香料が気になるのなら、製品に記載されている成分表示を参考にしてみてください。特にボディケア製品や化粧品の場合、使われているすべての成分を記載するよう法律で定められています。成分表示を見れば、ご自分の肌に合う・合わないなどを確認できますよ。無香料と無香性の違いと意外な事実に驚きますが、製品を選ぶときの知識として役に立ってくれそうです。ちょっとした豆知識としても楽しく使えそうですね。[文・構成/grape編集部]
2023年09月02日「筆文字アート×コーチングの伝道師 岩本 香」(奈良県、代表:岩本 香)はこの度、「ラジオ放送局 ゆめのたね」で放送される「となりのみなみさんと「はなそ!」」(関西チャンネル、毎週水曜日 12:00-12:30、パーソナリティ:みなみ ゆみ)に出演いたします。「となりのみなみさんと「はなそ!」「筆文字アート×コーチング」の伝道師 岩本 香は、長年の保育教諭勤務の経験を活かし、子どもだけではなく、女性の活躍を応援し、すべての人が輝ける未来に向かえるように筆文字アーティストとして×コーチとしての想いをラジオ放送局のゆめのたねでお話させていただきます。詳細: ■番組情報ラジオ放送局 ゆめのたね「となりのみなみさんと「はなそ!」」関西チャンネル 毎週水曜日|12:00~12:30 放送パーソナリティ:みなみ ゆみ岩本 香出演<全4回>9月6日 (水)12:00-12:309月13日 (水)12:00-12:309月20日 (水)12:00-12:309月27日 (水)12:00-12:30■筆文字アートについて筆文字アートとは、筆ペン、カラー筆ペン、パステルなどを使って、気軽で誰でも書(描)けるアートです。岩本自身、幼少期は絵を書(描)くことが苦手でしたが、筆文字アートに出会い、自身が書いたキャラクター「にこ(ニコ)ちゃん」が誕生しました。自分の分身であり、誰でも書(描)ける「にこ(ニコ)ちゃん」を通じて、表現をしていく活動をしています。ラジオでは岩本が筆文字アートに出会ったきっかけや、コーチングと出会い救われ、その想いを全ての方に伝えていきたいという想いをお話させていただきます。筆文字アート(1)筆文字アート(2)■岩本 香子どもが大好きで、小学校の時に保育職の仕事がしたいと思い、保育職に就く。町の公務員として約30年間で保育職、教育委員会、子育て支援センターに勤務する。教育委員会に配属した時には、社会教育主事を取得。生涯学習講座を担当し、子どもから高齢者の方が生きいきと楽しく学習できるよう講座内容を6年間で100講座、計画・運営し好評を得る。教育委員会から保育職に戻った時に、みんなのために何ができるのだろうと考えていた時に、コーチングを学ぶ。コーチングを通じて、みんなの支えになりたい!!と考え、現在は保護者支援や後輩の育成を行い、心に寄り添える保育者を目指している。そのコーチングを学んでいる時に、筆文字アートに出会い、筆文字アーティストとしてみんなの心を癒したいと思い、毎日Instagramで発信している。<経歴>保育教諭勤務WWFA認定 プロコーチ筆文字アーティスト筆文字セラピスト(R)■「筆文字アート×コーチングの伝道師 岩本 香」概要代表者 : 岩本 香所在地 : 奈良県橿原市山之坊町1URL : Facebook : Instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月01日神戸マッチ株式会社(所在地:兵庫県揖保郡太子町/代表取締役:嵯峨山 真史)が手がける着火具のいらないお香hibiのコンセプトストアが、9月1日(金)、東京蔵前と地元・兵庫県の本社敷地内にて同時オープンします。これは2015年のデビュー以来、国内のみならず海外にも販路を拡大してきたhibiブランドの新たな発信拠点であり、日本の玄関口・東京では、さまざまな国・地域から訪れるお客様に、香りのある暮らしの楽しみをご提案。一方、本社敷地内の旧社員食堂舎を改修したファクトリーショップでは、地場産業の歴史や、ものづくりの舞台裏に触れることができます。六甲山の森林整備で発生した木材や、高砂の竜山石、淡路島のいぶし銀瓦など、兵庫県の地域資源を生かした東京蔵前の店舗イメージ。■香りをテイスティングして自分だけのひと箱を。店舗限定「hibi for you」東京蔵前店と本社敷地内ファクトリーショップでは、16種の〈hibi〉のラインナップが並び、スタッフが実際に火をつけて香りのテイスティングをお手伝いします。好きな香調やなりたい気分に合わせて、スタッフがお見立てすることも可能。オリジナルデザインの白い8本入りマッチ箱風ボックスに、ご自分だけのアソートを作ってお持ち帰りいただけます。丹波焼の窯元とコラボ製作したhibi専用トレイ店舗限定「hibi for you」(8本入り/専用マット付)税込880円■本社敷地内ファクトリーショップで、地場産業の歴史に触れるひとときを。本社敷地内の旧社員食堂舎を改修したファクトリーショップでは、地元・兵庫県の杉原紙を生かした内装に、工場で使われていた古い備品があしらわれ、地場産業の歴史を感じる世界観に。〈hibi〉だけでなく、レトロな味わいが楽しめる当社のマッチ各種も購入可能です。また今後はファクトリーツアー(工場見学)も実施予定で、現在準備を進めています。本社敷地内の旧社員食堂を改修したファクトリーショップhibi製造の様子■店舗情報【hibi 10MINUTES AROMA STORE TOKYO】〒111-0051 東京都台東区蔵前4丁目4-8 田中ビル1F電話番号 : 03-5829-6306メールアドレス: hibi_storetokyo@hibi-jp.com 営業時間 : 12:00~19:00 月曜定休(祝日は営業)【hibi 10MINUTES AROMA FACTORY SHOP】〒671-1561 兵庫県揖保郡太子町鵤414営業時間:不定期オフィシャルサイトとSNSで随時お知らせします。■hibiブランド概要【兵庫県のふたつの伝統産業が出会って生まれた、新しい香りの楽しみ方】兵庫県播磨地方を拠点に、マッチ製造の長い歴史を持つ「神戸マッチ株式会社」と、線香の一大産地・淡路島で革新的なものづくりを続ける老舗「株式会社大発」が出会い、約3年間の開発期間を経て、2015年4月にデビュー。「マッチのように擦って火をつけるお香」というユニークさは、擦っても折れにくい強度と燃焼性を両立させるという、難易度の高い技術によって支えられています。【「hibi」ブランドに込めた思い】ブランド名の「hibi」とは日本語の「日々」。毎日そばに置いて、その時々の気分やシーンに合わせて自由に香りを楽しんでほしいとの願いを込めて名付けました。ロゴは「日」という漢字をふたつ合わせ、華美さを抑えたクール&シンプルな世界観を表現。当社の原点である「マッチで火を灯す行為」を未来に語り継ぐものづくりで、創業の地・播磨のランドマークとなり、地域ブランディングに貢献することが私たちの願いです。■会社概要商号 : 神戸マッチ株式会社 (KOBE MATCH CO.,LTD.)代表者 : 代表取締役 嵯峨山 真史所在地 : 〒671-1561 兵庫県揖保郡太子町鵤414設立 : 1948年5月(創業:1929年5月)資本金 : 4,000万円事業内容: 着火機能付きお香、マッチ、ポケットティシュの製造 他URL : 【本件に関するお問合せ先】神戸マッチ株式会社Email : hibi_storetokyo@hibi-jp.com product site: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月25日株式会社日本香堂は、お香ブランド「Scentscape(セントスケープ)」の、秋冬に向けた新商品を8月1日(火)から販売いたします。香りは秋冬らしさを感じる2つの香りを掛け合わせており、「りんご&金木犀」、「ペアー&ホワイトムスク」、「柚子&ベルガモット」、「ゼラニウム&ヒノキ」、「ウード&バニラ」、「カフェモカ」、「ミルクティー」、「抹茶ラテ」の8種類です。2種類の香りを独自に組み合わせ、季節を感じる香りに創香「Scentscape(セントスケープ)」は、「移りゆく季節とともにカラフルに広がる"香り(scent)と景色(scape)"」をテーマにしたお香です。2種類の香りを独自に掛け合わせて、「今、聞きたい」(=その香りをゆっくりと味わうこと)香りを目指してつくりました。各香りの心象風景をイメージしたグラデーションカラーのパッケージは、火をつける前から香りがほのかに漂うお香の特徴に着目し、お香入れとしても使える設計に。お香としてはもちろん、香りのインテリアとしても生活に彩りを与えてくれます。新商品概要【秋冬が旬の果実に相性の良い香りを掛け合わせた、季節を感じられる3種類】・りんご&金木犀甘酸っぱいりんごとすっきりとした金木犀のフルーティーフローラルの香り・ペアー&ホワイトムスクホワイトムスクとみずみずしく甘いペアーが織りなすフルーティームスクの香り・柚子&ベルガモット柚子とベルガモットが爽やかに煌めくグリーンシトラスの香り【落ち着きのあるウッディー調に華やかさや温もりのある香りを掛け合わせた、心地よく癒される2種類】・ゼラニウム&ヒノキ華やかなゼラニウムと清涼感のあるヒノキのフローラルウッディの香り・ウード&バニラ香り深いウードに温もりあるバニラが心地よく包むウッディアンバーの香り【寒い日にホッと一息つく飲み物と温かいミルクに掛け合わせた3種類】・カフェモカミルクたっぷりのエスプレッソにカカオを添えたカフェモカの香り・ミルクティー濃いめの紅茶にスチームミルクをふんわりのせたミルクティーの香り・抹茶ラテ上品な抹茶に甘いミルクが溶けこむ濃厚な深みのある抹茶ラテの香り全種共通/希望小売価格:1,650円(税込)お香サイズ:約140mm、1本あたりの燃焼時間:約25分、内容量:約32g(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年08月04日株式会社日本香堂(本社:東京都中央区、代表取締役社長:土屋義幸)は、お香ブランド「Scentscape(セントスケープ)」の、秋冬に向けた新商品を8月1日(火)から販売いたします。香りは秋冬らしさを感じる2つの香りを掛け合わせており、「りんご&金木犀」、「ペアー&ホワイトムスク」、「柚子&ベルガモット」、「ゼラニウム&ヒノキ」、「ウード&バニラ」、「カフェモカ」、「ミルクティー」、「抹茶ラテ」の8種類です。Scentscape(セントスケープ)「Scentscape(セントスケープ)」は、「移りゆく季節とともにカラフルに広がる"香り(scent)と景色(scape)"」をテーマにしたお香です。2種類の香りを独自に掛け合わせて、「今、聞きたい」(=その香りをゆっくりと味わうこと)香りを目指してつくりました。各香りの心象風景をイメージしたグラデーションカラーのパッケージは、火をつける前から香りがほのかに漂うお香の特徴に着目し、お香入れとしても使える設計に。お香としてはもちろん、香りのインテリアとしても生活に彩りを与えてくれます。パッケージの筒状の蓋はお香入れとしても使える設計■新商品概要【秋冬が旬の果実に相性の良い香りを掛け合わせた、季節を感じられる3種類】・りんご&金木犀甘酸っぱいりんごとすっきりとした金木犀のフルーティーフローラルの香りりんご&金木犀・ペアー&ホワイトムスクホワイトムスクとみずみずしく甘いペアーが織りなすフルーティームスクの香りペアー&ホワイトムスク・柚子&ベルガモット柚子とベルガモットが爽やかに煌めくグリーンシトラスの香り柚子&ベルガモット【落ち着きのあるウッディー調に華やかさや温もりのある香りを掛け合わせた、心地よく癒される2種類】・ゼラニウム&ヒノキ華やかなゼラニウムと清涼感のあるヒノキのフローラルウッディの香りゼラニウム&ヒノキ・ウード&バニラ香り深いウードに温もりあるバニラが心地よく包むウッディアンバーの香りウード&バニラ【寒い日にホッと一息つく飲み物と温かいミルクに掛け合わせた3種類】・カフェモカミルクたっぷりのエスプレッソにカカオを添えたカフェモカの香りカフェモカ・ミルクティー濃いめの紅茶にスチームミルクをふんわりのせたミルクティーの香りミルクティー・抹茶ラテ上品な抹茶に甘いミルクが溶けこむ濃厚な深みのある抹茶ラテの香り抹茶ラテ全種共通/希望小売価格:1,650円(税込)お香サイズ:約140mm、1本あたりの燃焼時間:約25分、内容量:約32g商品詳細URL: 【株式会社日本香堂】天正年間創業、宮中御用を務めた香の専門職「香十」より脈々と続く調香技術を受け継いで今に至る。世界中の最高級な香原料を調達、独自の調香技術をベースに、一貫して人々の暮らしと共にある香りづくりに徹し、日本の香の伝統を時代に即したかたちで、未来へとつなげている。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月01日『ピアニスト山元香那子とアナウンサー石川牧子のおしゃべりコンサートvol.3』が2023年11月10日(金)にガルバホール(東京都新宿区西新宿6丁目21-1 アイタウンプラザ B-103)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて8月7日(月)10:00より発売開始です。カンフェティにて8月7日(月)10:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 本格的クラシック音楽と楽しいおしゃべりのコンサート♪今回3回目となるピアニスト山元香那子とアナウンサー石川牧子がお送りする本格的クラシック音楽と楽しいおしゃべりのコンサート♪楽しくて本格的!コンサートが終わる頃にはすっかりクラシック通!になっている気持ちにさせられる人気のコンサートシリーズです。ピアノの調べと共に、クラシック音楽の素朴な疑問や聞きどころなど作曲家や名曲の背景に迫ります。今回のテーマは「鐘」。超絶技巧のピアノ曲としてよく知られる「ラ・カンパネラ 」、浅田真央選手がバンクーバーオリンピックに選んだ楽曲としても有名なラフマニノフの「鐘」、モーツァルトのアヴェヴェルムコルプス、時代は遡りクープランの「シテール島の鐘」他。時代背景や作曲家の裏話、鐘の音に纏わるエトセトラをお楽しみください。BS日テレ『BS日本・こころの歌』フォレスタピアニストとしても11年に渡り活動し、クラシックピアニストとして“清澄な音色、濃厚な色彩、鋭い表現を兼ね備えたピアニスト(ムジカノーヴァ)”として定評のある山元香那子と、言葉一つ一つを大切に、愛に溢れる司会で定評のあるアナウンサー石川牧子の本格的楽しいおしゃべりコンサート必聴です!!プロフィール山元香那子国立音楽大学大学院修了。在学中最優秀により岡田九郎記念奨学金、国内外研修奨学金、日本学生支援機構優秀学生顕彰事業文化・芸術部門奨励賞奨励金を受賞。日本演奏家コンクール第1位、市川市文化振興財団新人演奏家コンクール最優秀賞、国際ウィーンピアニストコンクール第3位、Città di Massa 国際コンクール第3位、国内外のコンクールにて優勝および上位入賞。文化庁選出によるリサイタルシリーズにてデビューのち、サントリーホール、オペラシティなど定期的にリサイタルを開催。東京交響楽団、東京シティ・フィル交響楽団等ソリストとして共演。 川口市芸術文化三賞芸術奨励賞、市川市文化振興財団芸術文化奨励賞受賞。BS日テレ日本こころの歌(2011-2022収録)に出演。石川牧子日本テレビにアナウンサーとして入社。「どっきりカメラ」「アメリカ横断ウルトラクイズ」などの司会や「ジャストニュース」キャスター、バチカン・システィーナ礼拝堂壁画修復リポート、そして、「横浜国際女子駅伝」「新体操」などスポーツ実況にも携わる。1991年世界陸上東京大会では「女子10キロ競歩」の実況も。その間、アフガニスタン女性難民の取材に西側で初めて成功する。在京初となる日本テレビアナウンス部長を経て(株)日テレイベンツ常務取締役兼日テレ学院学院長となる。現在は医療法人社団RMDCC理事、NPO法人日本マナー・プロトコール協会理事、日本アビリティーズ協会や大学の評議員も務めるかたわら講演などを行う。公演概要『ピアニスト山元香那子とアナウンサー石川牧子のおしゃべりコンサートvol.3』公演日:2023年11月10日(金)14:30開場/15:00開演会場:ガルバホール(東京都新宿区西新宿6丁目21-1 アイタウンプラザ B-103)■チケット料金一般:4000円(税込)主催・問い合わせ先:Bouquet of sounds 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月25日皆さんは、義家族についての悩みはありますか?今回は、義母から嫁イビリをされたエピソードを紹介します。イラスト:美吉香胡義実家で…主人公が義実家へ泊まりに行った日のことです。普段からなにかにつけて嫌がらせをしてくる義母が、その日はニコニコしていました。「先にお風呂に入っていいよ」と言われ、主人公はありがたく入らせてもらうことにしたのですが…。浴槽を見ると…出典:CoordiSnap浴槽の中には5センチほどしかお湯がたまっていませんでした。義母の露骨な嫌がらせに、げんなりした主人公なのでした。義母の嫁イビリに驚愕たった5センチほどしかお湯をためていなかったなんて…。露骨な嫁イビリに驚愕してしまうエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月21日ホームフレグランスブランド「エレメンス(elemense)」から、「コウゴウ ヒノキプレート ディフューザー(kohgou hinoki plate diffuser)」と「インセンス ギフトボックス(incense giftbox)」が新登場。2023年7月14日(金)より全国のカオスにて順次発売する。エレメンスの新作ディフューザー&お香セット2021年に日本でデビューした「エレメンス」は、香りによる新しいくつろぎを提案するホームフレグランスブランド。今回登場するのは、ヒノキプレートにフレグランスオイルを滴下して香りを楽しむ「コウゴウ ヒノキプレート ディフューザー」と、5つの香りがセットになった「インセンス ギフトボックス」だ。ヒノキプレートに垂らして香るディフューザー「コウゴウ ヒノキプレート ディフューザー」は、長崎・波佐見焼の磁器"kohgou(香合)"の中にセットしたヒノキプレートにオイルを垂らすことで、樹木ならではのやわらかな香りを広げられるディフューザー。ヒノキプレートを別売りのリフィルに交換することで5種類の香りを楽しむことも可能だ。"自然界の5大エレメント"着想のお香セット「インセンス ギフトボックス」は、エレメンスが提案する自然界の5大エレメント<木・火・土・金・水>から着想を得た5種類の香りを詰め込んだお香セット。どれもエレメンスらしいコンセプトをもとにした使いやすい香りなので、ギフトにもぴったりだ。蘇枋<木>:清楚なすずらん、苔むした香りから甘く深いアンバー、白檀へと香りの移り変わる。穏かに多幸感へと導いてくれる柔らかな香り。浄火<火>:ヒノキから始まる針葉樹の香り、白檀、沈香と甘みを広げながら、穏やかな清涼感が残る香り。温灰<土>:甘く温かみのある中にほのかにスモーキーさがあり、深く上品な白檀の香りへと変わるやわらかい香り。石心<金>:華やかなピンクペッパーの後にグリーンノート、沈香が顔をのぞかせる、残り香までパワフルな香り。鉄紺<水>:ひねりのある柑橘感を生むベルガモットに、スミレ、セダー、凛々しい沈香が重なった香り。詳細「コウゴウ ヒノキプレート ディフューザー」 7,150円「コウゴウ ヒノキプレート ディフューザー リフィル」 2,200円「インセンス ギフトボックス」 5,830円発売日:2023年7月14日(金)~順次発売場所:全国のカオス(Chaos)にて開催されるエレメンス期間限定ショップ■期間限定ショップ詳細・カオス 丸の内店開催期間:2023年7月14日(金)~7月26日(水)・カオス 名古屋店開催期間:7月28日(金)~8月9日(水)・カオス 大阪店開催期間:8月11日(金)~8月24日(木)・カオス 伊勢丹新宿店開催期間:8月30日(水)~9月12日(火)
2023年07月19日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは「フェムケアアイテムの選び方」。自分に合うフェムケアアイテムを選ぶためには?中元日芽香さんと一緒に『Biople』の店舗を訪れ、ポイントを伺いました。デイリーケアに注目すれば心身の状態は変わっていく。フェムケアアイテムを数多く取り揃えている『Biople』。お話を伺ったBiople企画/コンシェルジュトレーナー・中條直子さんによれば、初めてフェムケアアイテムを買いに訪れる人が増えているそう。「初めての方へのおすすめは、デリケートゾーンのデイリーケアアイテム。ボディソープではなく、デリケート部分専用のソープで洗うなど、日々のケアにプラスするだけで気になる不快感の対策として、体を心地よい状態に保つことができるので試してほしいです」フェムケアアイテムにハードルの高さを感じるという人は、ホルモンバランスを整えてくれるハーブティーやフードなど手軽なものから取り入れるのもおすすめだ。「“これがいい”というのは人それぞれ。ライフスタイルなどによって異なるので、まずは試すことから。肌荒れや、眠りが浅いといった悩みを抱えるお客様をカウンセリングする際、ホルモンバランスに話題が及ぶと『そういえば、生理周期が乱れているかも』と初めて気づく場合も多いんです。アイテムを生活に取り入れることが、ご自身の体の状態と向き合うきっかけになるよう願っています」中元さんが気になった商品はコレ!女性に必要な栄養素を手軽に摂れる人気商品!【VEGE KITCHEN】Beauty Snacking ドライなつめ「鉄分や葉酸、食物繊維も摂れて、おいしく栄養補給できるのがうれしい。小腹がすいた時にサクッと食べられるのもいいですね。ダントツ人気という理由もうなずけます」(中元さん)。20g¥453デリケートゾーンの乾燥対策に【NaturaMoon】デリケートケアローション「とろみがあるのに、サラリとしたつけ心地。フェムケアグッズを買う時は、香りが好みかどうかを重視しているのですが、これは優しい香りで、とても気に入りました」。120ml¥1,980ハーブの力で女性特有の不調を緩和【HERBORISTERIE】タンチュメール for woman「ハーブの浸出液を、水に溶かして飲むだけという手軽さに惹かれました。インナーケアは初心者ですが、続けやすそう。体の外側だけでなく内側からのケアにも気を配りたいです」。30g¥3,024月の周期に合わせた4種類のハーブティー【SONNENTOR】ビューティフル マジックムーンティー「ネットで見かけて気になっていました。月のリズムに合わせてブレンドされたお茶が4種類入っているので、体調管理に気を配るきっかけによさそうだと思いました」。28袋入り¥1,512すべてビープル TEL:03・5774・5565Biople 三軒茶屋店東京都世田谷区三軒茶屋1‐33‐15‐1FTEL:03・6450・7341 11時~20時中條直子さんBiople企画/コンシェルジュトレーナー。2005年入社。企画担当として、ビープルなどのオーガニック商品セレクトを担当。コンシェルジュトレーナーとして、店舗でカウンセリングを行うことも。なかもと・ひめか1996年4月13日生まれ。2012年、乃木坂46メンバーとしてデビュー。現在は心理カウンセラーとして活動。ananフェムケア委員会メンバーとして誌面にもたびたび登場。ブラウス¥13,200(nee mee/nee meeカスタマーセンターec@shop-neemee.com)その他はスタイリスト私物※『anan』2023年7月19日号より。写真・水野昭子スタイリスト・岡安幸代取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2023年07月15日皆さんはお買い物中に不快な思いをした経験はありますか?今回は買おうと選んだ商品を強引に取られてしまった話を紹介します。イラスト:美吉香胡美吉香胡さんのTwitter手巻き寿司のセットある日主人公が夫と買い物中のこと、手巻き寿司のセットが一つだけ売られていました。ちょうど来客お予定があったため、夫と話し合った結果、購入することを決めたのですが…。強引に取られてしまった…!出典:lamire商品に手を伸ばした瞬間、横から割り込んできたきた男性に商品を強引に取られてしまいます。まるで奪い取るかのように、そのまま商品を持って言ってしまった男性…。主人公たちは唖然としてしまいました。落ち込んでいると、店員の方が残りの商品に値引きシールを貼りだし始めました。目的の物は買えなかったけど、割引商品が買えた主人公。時間差で定価のまま買った男性に対し、意地悪をすると損をするんだなと思ったのでした。因果応報にスカッと主人公夫婦が購入するとわかってて、あえて商品を奪い取った男性…。少し待っていれば値引きされたかもしれないのに、損をしてしまいましたね。因果応報にスカッとなエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月15日みなさんは、公共の交通機関を利用することはありますか?今回は、電車で起こったエピソードを紹介します。イラスト:美吉香胡優先席に座っていると…男性に舌打ちをされ…隣に座っていた人が…その男性の結末とは…マタニティーマークに、気づいていなかったかもしれませんが…。隣にいた女性がフォローしてくれて、よかったですね!不快な気持ちにならないよう、お互いに譲り合っていきたいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年07月11日皆さんは、友人にいたずらされたことはありますか?今回は友人に罠を仕掛けられたエピソードを紹介します。イラスト:美古香胡友人たちとスマホでゲーム中主人公が友人たちとスマホゲームで遊んでいたときのことです。途中でトイレに行きたくなった主人公は、友人に自分のスマホを預けて行きました。そしてトイレから戻りスマホを受け取った主人公。画面を見ると部活の顧問の先生から「話があるから今すぐこっちに来なさい」と怒りのメッセージが来ていたのです。事情がわからなかった主人公ですが、トークの履歴を見ると…。友人たちがふざけて…出典:CoordiSnapなんと先生宛に、スタンプが257回も送られていました。どうやら友人たちがトイレに行っている間にふざけて送ったようです。友人たちが爆笑するのをよそに、主人公の頭は真っ白に…。すぐに先生のもとへ向かうと、30分以上の説教を受けてしまいます。その後、なんとか主人公の疑いは晴れましたが、友人にスマホを安易に預けるのはやめようと思った主人公なのでした。思わぬお叱り友人のいたずらで、思わぬお叱りを受ける羽目になった主人公。スマホの扱いを反省したエピソードでした。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。
2023年07月10日トップスター・柚香光(ゆずか・れい)率いる宝塚歌劇団花組が、1939年公開の傑作オペレッタ映画『鴛鴦歌合戦』を、小柳奈穂子の脚本・演出でミュージカル作品として上演。長屋住まいの貧乏浪人・浅井礼三郎と隣家の娘・お春の恋の鞘当てに、骨董狂いの殿様・峰沢丹波守を巻き込んでの騒動を、宝塚歌劇ならではの演出で華やかにお届けする。「着流しでお芝居をするのが楽しみ」と話す柚香に、今作に向けての思いを聞いた。さまざまな想像を巡らせて役作りを本作の上演が決まり、初めて原作となる映画を観て衝撃を受けたという。「戦時中ということが信じられないくらいに、オシャレで軽快で。今観ても、心が躍るような映画が製作されていたことにすごく驚きましたし、この作品を舞台でやるとどんなふうになるんだろうとワクワクしました」。オペレッタ・ジャパネスク『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』(C)宝塚歌劇団稽古場では多くの課題と向き合いながらも、楽しんで稽古に励んでいる。「音楽が、なんとも癖になるものが多く、個人的には殿様の曲とか、おとみちゃんの取り巻きの歌も好き。頭の中でずっと流れてしまうような曲がたくさんあるので、みんな笑いながらお稽古しています」。演じる礼三郎は、映画では片岡千恵蔵が演じた役。その匂い立つような色気、存在感をどう出せるかが今回の課題だ。「カッコよさの中にある抜け感、包容力。肩の力が入っていない色気……。千恵蔵さんが登場したときの存在感というのは本当に印象に残っていますので、私も今回、場面ごとにどんな色を匂い立たせられるかが役作りのポイントだと感じています」。一方で、礼三郎は女性に不器用な一面もある。「女性をエスコートすることに慣れてしまっていますので(笑)、女性に対して不器用で受け身なところを意識しながら役を作っています。ただ、恥ずかしいから苦手というわけではなく、人と深く関わることを避けているようなところがあって。何かをきっかけに、少し距離を置くことになったのでは、と。彼がどんなバックグラウンドを持っているのか、どんな経緯で侍から浪人になったのかというのは、彼の人となりを形成していく大事な部分ですので、今はいろんな想像を巡らせています。きっとすごく誠実で、清廉潔白な人なのではないでしょうか」。宝塚らしさあふれるロマンチック・レビュー今作の衣裳となる着流しについて尋ねると「めちゃくちゃ好きです」と目を輝かせて話す柚香。「これまでも何度か着させていただいて、そのたびに、日本のお芝居の心地よさ、物語の運びの心地よさを感じていたのですが、今回久しぶりに着流しと下駄で日本物のお芝居をして、すごく好きだなと改めて思いながら稽古しています」。本作については、肩の力を抜いて楽しんでほしいという。「各キャラクターが愛情に溢れていて。とんでもない人たちもたくさん出てくるんですが、どこかほわっとした温かいものを持ち続けながらご覧になれる作品じゃないかなと。日常ではいろんなことがあると思いますが、肩の力を抜いて、頬の力を緩めながらご覧いただけると嬉しいです。お客様にとって、ご友人やご家族など、一緒に過ごされている方々とのかかわりが温かく感じるような作品になればいいなと思っています」。第2幕の『GRAND MIRAGE!』は、岡田敬二が作・演出を手掛けるロマンチック・レビューシリーズの22作目。宝塚歌劇ならではの美しさと華やかさが堪能できるレビュー作品だ。「ザ・宝塚!という雰囲気のレビューです。ここまで宝塚らしさ溢れるレビューというのは、なかなか出会えないかと。もちろんこれまでも、宝塚の歴史を感じながらやってきましたが、岡田先生のロマンチック・レビューは、またさらに濃度の濃いものに触れさせていただいている感覚があります。プロローグの娘役さんたちはすごく美しくて可憐で、お稽古場で思わず写真を撮ってしまったぐらい、本当に綺麗。心が洗われるようなプロローグになると思います」。カンツォーネの名曲で構成する場面、花組のダンスの魅力に迫るヴァイタリティ溢れる場面などが展開される。「現代的な音楽や振付とは違い、振り数が多かったり、刺激的な音がたくさん入っていたりするわけではないので、一つひとつの所作、一つひとつの音に対しての動きがいかに洗練されて、上質であるかというのが大切になってきます。観ていて美しくエレガントなものになるよう、お稽古を重ねて作っていきたいと思います。今の花組だからこそできるロマンチック・レビューをお届けしたいです」。取材・文:黒石悦子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★柚香光さんのサイン色紙を抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>宝塚歌劇団花組オペレッタ・ジャパネスク『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』~原作映画「鴛鴦歌合戦」(c)日活株式会社監督/マキノ正博脚本/江戸川浩二~/ネオ・ロマンチック・レビュー『GRAND MIRAGE!』【兵庫公演】2023年7月7日(金)〜8月13日(日)会場:宝塚大劇場【東京公演】2023年9月2日(土)〜10月8日(日)会場:東京宝塚劇場
2023年07月07日黒を基調にまとめたシックな上質空間ジャンルにとらわれない新スタイル「くずし和食」秀逸セレクトのお酒と小さな気配りも魅力のひとつ全席が個室。黒を基調にまとめたシックな上質空間シンプルさのなかにも上質さが漂う、ワンランク上のスペース黒を基調にまとめられたインテリアが馴染む、トーンを抑えたシックな店内は全席が個室。2~4名、10~12名、12~20名、20~26名と人数に応じて使い分けができる便利さです。すべてテーブル×イスのカジュアルなタイプ。和モダンな大人の空間は、接待から宴会まで、シーンを選びません。プライベートを確保した個室で、気兼ねのいらない食事会を4名までの少人数向けの個室は、赤がアクセントとなった印象的な設え。和の趣が一層濃く、落ち着いた雰囲気に包まれながらゆったりと食事をすることができます。ランチタイムにもこんな空間で過ごせるなんて贅沢な限り。やわらかな照明の演出も、心地よく過ごせるポイントです。ジャンルにとらわれない新スタイル「くずし和食」素材の魅力を活かす和食を軸にしながら、ジャンルにとらわれない技法を取り入れた独創性あふれる料理の数々。季節に応じた美しいメニューには遊び心も盛り込まれ、訪れたゲストを虜にします。人気のアラカルトも楽しめるコース料理は3種あり。じっくりと新しい和食の世界に浸ることができます。今回は、ぜひとも味わってほしいアラカルト3品をご紹介します。濃厚な旨みあふれる『白ハマグリとお豆腐の塩煮』シンプルだからこそ、素材のポテンシャルが際立ちますふっくら肉厚な白ハマグリを豆腐と合わせたシンプルなひと品。身の味わいだけでなく、濃厚な旨みが溶け込んだだしの一滴まで存分に楽しめます。赤身肉の魅力を堪能する『牛ランプ肉のタタキポン酢添え』濃厚な牛ランプ肉も、ポン酢と合わせれば後味まですっきり丁寧にタタキで仕上げた上質の赤身肉「牛ランプ肉」を、あっさりポン酢でいただきます。希少部位の魅力を最大限に引き出す、自慢のメニューのひとつです。チーズを添えて仕上げる『ミモレットチーズのポテトサラダ』“からすみ”と表現されるミモレットチーズの風味がポテトにぴったりゲスト自身がチーズを削ってポテトに添えれば完成。チーズの風味を活かすため、ポテトサラダはシンプルに仕上げています。遊び心満載の酒肴をどうぞ。秀逸セレクトのお酒と小さな気配りも魅力のひとつ独創性あふれる料理を満喫できる工夫がいっぱい日本酒や焼酎の品ぞろえはもちろん、充実のワインも自慢。赤・白をはじめロゼワインやオレンジワイン、スパークリングワインなど、料理が進むラインアップが並びます。さらに、料理にはハーフサイズを用意する気配りも。いろんなメニューを少しずつ食べたい方には嬉しい限りです。料理人プロフィール:高橋直希さん飲食店を営む両親の姿が、料理人を目指すきっかけに。和食店で修業を重ねた後、【香季庵】に入店し現在に至る。旬食材の魅力を活かした和食をベースに、フレンチやイタリアンの技法を取り入れた新しい料理を確立。ゲストに驚きと感動をもたらす、和食の世界を創造し続けている。くずしわしょく香季庵【エリア】三越前【ジャンル】和食【ランチ平均予算】3500円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】三越前駅 徒歩4分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
2023年07月05日町の高台にある、森の中かと錯覚するような道の先に立つ洋館の主であり、顧客の求めに応じて完全オーダーメイドで香りを作る調香師・小川朔。その館に家事手伝いのアルバイトとして通うようになった若い女性・若宮一香を語り手にした『透明な夜の香り』は、ゾクゾクするような妖しさが楽しめる傑作で、熱狂的なファンを生んだ。五感を刺激される描写が官能的。天才調香師が活躍する第2弾。常に新しい小説舞台を用意してきた千早茜さんだが、初めて小川朔が登場する続編を執筆。『赤い月の香り』で語り手を務めるのは、一香とは対照的な朝倉満だ。騒がしくて、哀しみも寂しさも〈怒りの匂い〉にしてしまう彼が、終盤の思いがけない展開に深く関わっていくさまに、息を呑む。「前作では、天才を書いてみないかというリクエストも踏まえ、朔の天才性を前面に出しました。ただ一香と出会ったことで、朔は少し人間味を帯びたし、〈感覚に対する身体の反応が過敏な〉満を羨ましく思っているところもあるんですね。なので本作では、朔が作った香り自体は完璧でも、それがどんな効果を及ぼすかまではコントロールできないという回も入れました」朔が分析し、調合する香りの描写の中に、愛、執着、記憶などの分かちがたい感情が溶け込み、読み手の鼻腔をくすぐってくる。「愛情と執着って、ともするとすごく近いものになり得ると思うんです。相手が大事だから気にかけるんですけれど、気にかけ方が過剰だと束縛や嫉妬にもつながってしまう。私は朔と似てそこらへんのバランスがすごい不器用な人間なので、結構悩みながら書きましたね」さて、朔のファンとしては気になっているだろう、一香との関係。「これについてはすごく考えたんですね。メモもいっぱいあって(笑)。最初は映画『シザーハンズ』のようなイメージで、雪が降る中でずっと相手の幻影を見て思い続けているとかを考えていたんですが、朔と一香は映画のふたりよりは交流があるわけで。はっきりした進展を明示するか、平行線の名前のつかない関係のままか、読者はどちらを望んでいるのか気になりますね」朔が満を洋館のアルバイトとして採用した真の理由とは。満の記憶を縛り悪夢のように追いかけてくる赤い月の秘密とは。一気読み必至だ。千早 茜『赤い月の香り』『透明な~』の主要キャラもたびたび登場、一香は満と関わり、朔と真逆キャラの新城も活躍。庭師の源さんの過去はかなりのサプライズ!集英社1760円ちはや・あかね1979年、北海道生まれ。2008年、『魚神』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。’13年、『あとかた』で島清恋愛文学賞、今年1月に『しろがねの葉』で直木賞ほか受賞歴多数。※『anan』2023年7月5日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2023年07月03日皆さんは浮気をされてしまった経験はありますか? 今回は職場恋愛から浮気へ発展したエピソードと読者の感想を紹介します!美吉香胡さんのInstagram美吉香胡さんのTwitterイラスト:美吉香胡後輩である彼女は…職場の後輩を彼女に持つ主人公。しかしそんな彼女は仕事のミスが多く、主人公は尻拭いのため、残業や休日出勤まで余儀なくされる毎日を送っていました。彼女も、そんな主人公を手伝うことはなく…。それどころか主人公が仕事を肩代わりしている間、本命の彼氏である同期の男性と遊んでいたのです…。その事実を知った主人公は…。仕事もしないのに…出典:lamire浮気が発覚しても『悪びれない彼女』を見て、主人公は彼女の仕事をフォローをしないと決意します。その結果、彼女の仕事は立ち行かなくなり、浮気相手と共に退職したのでした…。読者の感想彼女のために仕事のフォローをしてくれる素敵な彼氏を差し置いて、他の男と遊んでいるなんてあまりの裏切りに呆れてしまいました。フォローがなくなった途端に仕事ができなくなった彼女が別の彼と辞めていったのは情けないですが、別の場所に行ってもうまくいかないだろうなと思いました。(匿名)自業自得だなと思いました。仕事を肩代わりしてもらっているのにそのことに感謝の気持ちも表さないなんて、別れて正解だと思います。退職してもらってよかったですね。(32歳/主婦)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年06月26日この日のステージでしか見られないスペシャルな瞬間がたくさんあった。感動と驚きと胸の高まりを同時に味わった。「岸谷香プレミアム弾き語り2マンライブ~ふたりぼっちの大パーティー!!~」の6月18日、日本橋三井ホール。6月9日の名古屋公演でのスガシカオとのツーマン、6月11日の大阪公演での馬場俊英とのツーマンに続いて、東京公演のツーマンの相手はmiwaだ。ツーマンライブにも様々な形態がある。それぞれのミュージシャンが完全に独立したステージを行って、共演しないケースも少なくない。しかし岸谷が主催するツーマンは、出演者同士がっちり組んでコラボレーションする場面が、複数用意されているところに特徴がある。個々のステージだけでなく、共演による音楽の化学変化も楽しめるのだ。ステージ上に2本のマイクスタンドが立ち、後ろにはスタインウェイのグランドピアノが設置されている。岸谷とmiwaがステージに登場し、ステージセンターで握手し、それぞれの位置についた。下手側のスタンドの前には赤いMartinのアコースティックギターを持った岸谷が、上手側にはブラウンのMartinのアコースティックギターを持ったmiwaが立っている。ふたりがギターを抱えて並んでいる構図が新鮮だ。オープニングナンバーはmiwaのデビュー曲「don’t cry anymore」。miwaのギターのワンストロークに続いて、ふたりのハモリが聴こえた瞬間に、早くも鳥肌が立った。miwaのボーカルに岸谷がハーモニーをつける構成になっていたのだが、歌に込められた思いが増幅されて伝わってくるようだった。ふたりには歌・作詞・作曲・楽器演奏・弾き語りツアーという5つの共通点がある。それぞれが多面的に音楽と向き合っているからこその歌に対する理解の深さと歌心を備えた楽器演奏とが、深みのある世界を生み出しているのだろう。ふたりのギターの音色も生み出すグルーヴがとても気持ちいい。間奏では岸谷のギターソロが入るアレンジになっていた。ふたりが向き合ってのフィニッシュに、客席から盛大な拍手と歓声が起こった。「miwaちゃんとはこれまでも数回、共演したことがあります。今日は仲良くふたりで楽しく音楽をやっていきたいと思います」と岸谷が挨拶。ここからしばらくmiwaのソロステージが続く構成だ。「岸谷さんとツーマンのステージに立てるということで緊張もしていますが、初めての方にも楽しんでもらえたらと思っています。心をこめて歌います」というmiwaのMCに続いて、「Delight」が演奏された。ギターのつまびきで始まり、伸びやかな歌声がすーっと届いてきた。天気にたとえるならば、青空の中で光輝きながら降るパウダースノーのように軽やかで伸びやかでピュアな歌声だ。曲が進むほどに、力強さを増していく。彼女のシンガーとしての表現力の豊かさが実感できる。あだち充のコミックの名作『タッチ』の約30年後を描いたアニメ『MIX MEISEI STORY~二度目の夏、空の向こうへ~』のエンディングテーマになっている新曲「ハルノオト」も披露された。みずみずしい歌声とリズミカルなギターとで、主人公のせつなさやもどかしさを鮮やかに表現。歌とギターだけなのに、時の流れまでもが伝わってくるようだった。「ミラクル」では客席からのハンドクラップも交えての歌と演奏。輝くような歌声と開放感あふれるギターに、会場内が揺れている。ドラマ『リッチマン、プアウーマン』主題歌である「ヒカリへ」は、弾き語りバージョンで演奏されることで、音源とはまた違う歌の表情が見えてきた。旋律の美しさが際立ち、パーソナルな思いが浮かび上がってくると感じたのだ。後半にいくほどに歌の世界が広がり、高揚感が漂い、サビでは観客がハンドクラップで参加。伸びやかな歌声がどこまでも届きそうだ。アカペラを効果的に使った緩急自在の演奏も見事だった。ドラマ『コウノドリ』主題歌でもある「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」では、歌とギターが一体になって歌っているかのようだった。ドラマの主題歌が多く選曲されていたのは、ツーマンならではだろう。初めて観る人でも存分に楽しめる“敷居の低さ”もツーマンの醍醐味のひとつだ。いや、このツーマンにはもともと敷居なんてものは存在しないのかもしれない。オープンマインドも、このツーマンの魅力のひとつだ。再び岸谷が登場して、「横で聴いていたけど、本当に上手だね。素晴らしい歌だった」とmiwaの歌とギターを絶賛する場面もあった。続いてmiwaの曲「片想い」は岸谷のピアノ、miwaの歌というコラボレーションが実現した。岸谷の奏でるたおやかさと繊細さを備えたピアノの演奏のもとで、miwaが透明感あふれる歌声を披露。岸谷によるピアノの演奏とアレンジの素晴らしさにも、息を飲んで聴き入ってしまった。ピアノが曲にさらなる奥行きや広がりをもたらしている。歌とピアノとが共鳴しあってエモーショナルな世界を生み出していた。名作映画を観終えたような深い余韻が残った。「ふたりでひとつになったなという『片想い』でした。自分で鳥肌が立ってしまいました」と岸谷。「岸谷さんのピアノのアレンジが最高でした」とmiwa。今回の共演に、ともに手ごたえを感じていることが伝わってくるMCだった。ここから、岸谷のソロステージへ。岸谷ソロの1曲目はPRINCESS PRINCESSのヒット曲「GET CRAZY」。この曲もドラマの主題歌(1988年放映の『君が嘘をついた』)だ。ロックンロール調の曲をアコースティックギターによるアレンジで披露するところがニクい。艶やかさとタフさとワイルドさを兼ね備えたボーカルとノリのいいグルーヴィーなギターのカッティングに体が揺れる。ギターソロもファンキー。ルーパーを駆使して、「ヘイ!三井ホール、楽しんでいるかな」というフレーズの多重コーラスを入れる演出も楽しかった。弾き語りツアーなどで培った技がさらにブラッシュアップされていると感じた。フェイクでのフィニッシュに大きな歓声。コロナ禍に制作・発表された現時点での最新曲「STAY BLUE」では、爽快感と開放感の漂う歌の世界を歌とギターで見事に表現。エネルギッシュな歌声が真っ直ぐ届いてきた。この曲でも効果的にルーパーを使い、広がりのある世界が出現。屋内なのに頭上に青空が広がっているかのようだった。楽器をギターからピアノに替えて演奏されたのは、miwaのカバー曲「ホイッスル~君と過ごした日々~」。ちなみに岸谷が作曲して森口博子に提供した楽曲にも同じタイトルの「ホイッスル」という曲がある。やはり、このふたりにはいろいろな共通点があるのだろう。岸谷がmiwaの曲を歌うのも、ツーマンならではの楽しさのひとつ。この曲は全国高等学校サッカー選手権大会のテーマソングとして制作された曲だ。miwaの「ホイッスル~君と過ごした日々~」とは、またちょっと違う“青春”が見え隠れする。ノスタルジックなテイストのにじむピアノも味わい深かった。PRINCESS PRINCESSの「パパ」もピアノの弾き語りで披露された。「ホイッスル~君と過ごした日々~」はmiwaが22歳の時に書いた作品なのだが、この「パパ」も岸谷香22歳の作品である。世代の違うmiwaと共演することによって、岸谷も時代を自在に超えて、歌い演奏しているようだった。「パパ」は“今の思い”と“かつて感じた思い”が混ざりあっているような歌と演奏が素晴らしかった。みずみずしさと懐かしさとが共存しているのだ。間奏のせつないピアノにも、ハッとさせられた。この曲はラブソングであると同時に、親子間の愛情を歌った歌でもあるだろう。6月18日は「父の日」でもあったので、しんみり聴きいった父親である観客もいたのではないだろうか。ピアノの弾き語りでの「Diamonds<ダイアモンド>」は、バンドとはまた違うきらめきを放っていた。朗らかな歌声と弾むピアノによって、会場内に明るい空気が漂っている。聴く人たちをもれなく笑顔にするような温かな歌と演奏に胸が熱くなる。ハンドクラップやコール&レスポンスもあり。間奏の演奏はスリリングかつトリッキー。グリッサンドでのフィニッシュに会場内は拍手喝采。ツーマンの終盤は岸谷とmiwaとの三度目のコラボレーションが実現。岸谷の歌とピアノとmiwaの歌とギターでの披露となったのはPRINCESS PRINCESSの「世界でいちばん熱い夏」だ。イントロが鳴り響いた瞬間から、観客も熱いハンドクラップで参加。1コーラス目はmiwaのリードボーカルと岸谷のコーラス、2コーラス目は岸谷のリードボーカルとmiwaのコーラスという構成になっていた。miwaの歌声は成層圏まで一気に届きそうだ。そして、ふたりの声が混ざり合った瞬間に、マジカルな空気が生まれた。ラブもパッションもたっぷり詰まったハーモニーによって、会場内が熱気に包まれていく。miwaは曲のエンディングで岸谷の隣へと移動して、岸谷の肩越しにギターをかき鳴らしている。ふたりとも笑顔でのフィニッシュ。こんな場面からも、ふたりの息がぴったり合っていることがわかる。この日のMCのテーマのひとつはふたりの共通点である。“東京育ちであること”と“実家から仕事先に通っていたこと”とともに挙がったのは、“コンプレックスがないこと”だった。「悪エピソードと青春エピソードないのがコンプレックスです」とmiwaが答えると、「一緒」と岸谷。つまりふたりともすくすく“真っ直ぐ”に育ってきたのだろう。真っ直ぐさと真っ直ぐさとが混ざり合うことで生まれる“純粋さ”“曲がらない強さ”などをふたりの歌と演奏から強く感じた夜だった。終盤ではふたりとも大好きだというシンディ・ローパーのカバー「TRUE COLORS」と「ALL THROUGH THE NIGHT」も披露された。「TRUE COLORS」はmiwaがリードボーカルをとり、岸谷がコーラス、「ALL THROUGH THE NIGHT」は岸谷がリードボーカルをとり、miwaがコーラスをとる構成。どちらの曲もヒューマンな歌声とギターが素晴らしかった。互いが互いの奏でる音を聴き、高め合うような歌と演奏なのだ。演奏が終わった瞬間に、握手するふたりを温かな拍手が包み込んだ。岸谷にとって、弾き語りツーマンは今回の3本が初めて、miwaも弾き語りツーマンは初めてとのこと。「今日は正解がわからないもの同士がやっています」との岸谷の言葉もあった。“正解不正解”を超えた“音楽の楽しさ、美しさ、かけがえのなさ”を堪能した。この夜の最後の曲はPRINCESS PRINCESSの「M」。岸谷の歌とピアノとmiwaの歌での披露となった。やはりふたりのハーモニーは特別だ。包容力あふれる岸谷のピアノが、miwaの歌声を包み込んでいく。演奏が終わった瞬間、大きな拍手と歓声が起こった。ふたりが手をつないで、お辞儀してステージを去った後も拍手が鳴り止まず、再び登場して挨拶する場面もあった。おそらく観客全員をハッピーにするツーマンになったのではないだろうか。「私たち自身が楽しいステージでした。またmiwaちゃんとやりたいと思いました」と岸谷が語り、「またぜひやりましょう」とmiwaも即答していた。それぞれの音楽性だけでなく、人間性も共鳴しあうようなステージだ。音楽の楽しさとともに、人と人とが心を合わせることのかけがえのなさも感じた。「Diamonds<ダイアモンド>」の歌詞を借りて表現するならば、宝物のような瞬間がたくさんある夜だった。ふたりの歌声と演奏は、終演後も胸の中で輝いていた。Text:長谷川誠Photo:MAKOTO YOSHIOKA<公演情報>岸谷香プレミアム弾き語り2マンライブ ~ふたりぼっちの大パーティー!!~2023年6月18日東京・日本橋三井ホールセットリスト01. don’t cry anymore(共演)■miwa02. delight03. ハルノオト04. ミラクル05. ヒカリへ06. あなたがここにいて抱きしめることができるなら07. 片想い(共演)■岸谷香08. GET CRAZY09. STAY BLUE10. ホイッスル(miwaカバー)11. パパ12. Diamonds<ダイヤモンド>13. 世界でいちばん熱い夏(共演)14. TURE COLORS~ALL THROUGH THE NIGHT(共演)15. M(共演)<ライブ情報>岸谷香 バンドツアー2023年11月24日(金) 名古屋・BOTTOM LINE2023年11月25日(土) 大阪・BIGCAT2023年12月3日(日) 東京・日本橋三井ホール2023年12月9日(土) 福岡・トヨタホール・スカラエスパシオ関連リンク岸谷香 公式サイト: 公式サイト:
2023年06月23日皆さんは、義実家との関係で悩みはありますか?今回は「過干渉な義母」を紹介します。イラスト:美吉香胡美吉香胡のTwitter義母が苦手主人公は義母が苦手でした。なぜなら主人公夫婦に過度な干渉をしてくるからです。勝手に通帳を…出典:CoordiSnapある日、義母は勝手に主人公の通帳を見ていました。主人公が気づいて声をかけても何もなかったフリをします。また別の日には引き出しの中を漁ったり、家の中の物を捨てたり…。そんな義母の問題行動に、頭を悩ませる主人公だったのでした。義母のせいで離婚たとえ家族であっても、自分の持ち物を勝手に漁られるのは不愉快ですよね。義母とはなるべく良好な関係を築きたいものです。※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。
2023年06月21日皆さんは買い物中、レジに並んでいるときに割り込みをされた経験はありますか? 今回は漫画「逆ギレした割り込み客」と読者の感想を紹介します!イラスト:美吉香胡美吉香胡さんのInstagram美吉香胡さんのTwitter買い物中、レジに並んでいると…ある日、主人公が買い物中スーパーのレジに並んでいたときのことです。突然、主人公の前に男性が割り込んできたため、注意をしたところ…。注意された男性が…出典:lamireなんと、割り込みしてきた男性は主人公に「うるせーな!」と逆ギレ。すると後ろに並んでいた男性が「ちゃんと並んでください!」と加勢してくれました。他の人からも注意されたのが恥ずかしかったのか、割り込みしてきた男性は文句を口にしながらもバツが悪そうにその場を離れていくのでした。読者の感想女性だから文句を言えないと思っていたのだと思います。ハッキリ言った主人公の勇気とそれに加勢してくれた男性の勇気に凄みを感じました。自分だったら言えないなと思ったエピソードでした。(40歳/主婦)列にちゃんと並んでいる人たちを差し置いて勝手に横入りしてくる男性は本当に最低だと思いました。それを注意できる主人公はすごいと尊敬しましたが、逆ギレされるのは怖いなと思います。後ろにいた人も加勢してくれてよかったなと思いました。(匿名)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年06月14日岸谷香が主催する弾き語り形式のツーマンツアー『ふたりぼっちの大パーティー』、6月18日の東京公演の対バンゲストはmiwaである。ふたりはこれまでも、テレビの音楽番組やイベントで何度も共演している。近年の共演は、2022年8月に山形で開催された、武部聡志プロデュースのコンサート「TIMELESS SESSIONS in 山形 2022」だった。岸谷がピアノを弾き、miwaがPRINCESS PRINCESSの名曲「M」を歌う貴重なコラボレーションも実現。これまでの共演の積み重ねが今回のツーマンにつながった。弾き語りに情熱を持って向き合ってきたふたりの対談。世代こそ違うが、たくさんの共通点が浮上した。たとえば、「母親の手作り弁当」や「リビングでの楽器練習」。ふたりの音楽の源泉は近いところにありそうだ。コラボレーションへの期待がさらに高まる対談となった。――岸谷さんがmiwaさんをツーマンライブに誘った経緯を教えてください。岸谷バンド時代に、いろいろやりつくした気がしていたんですが、ひとりで音楽活動を再開してから、やりたいことがどんどん増えてきたんですね。50歳を越えてからイベントをやるようになり、“コラボっておもしろいな”と思うようになりました。“世の中にはツーマンという形式があるらしい”と聞きつけて、弾き語りのコラボって、そんなにないから、おもしろいんじゃないかなって。去年、武部聡志さんの山形のイベントに呼んでもらった時に、miwaちゃんとコラボさせてもらったんですが、その時に、miwaちゃんが歌ったユーミンの「Hello, my friend」のカバーがとても良くて。『FNS歌謡祭』でも、シンディ・ローパーの「トゥルー・カラーズ」を気持ち良さそうにギターを弾きながら歌っていたなとか、いろいろと思い出したんですね。miwaちゃんとコラボできたら、おもしろいんじゃないかなって。世代も違うし、出てくれるかどうかわからないけれど、聞くだけ聞いてみようと、スタッフにご相談したのが経緯です。――miwaさんは、岸谷さんからの誘いがあって、どう感じましたか?miwa『FNS歌謡祭』や武部さんのイベントなどで、何度かセッションさせていただいたことはありましたが、ツーマンライブに、しかも、大事な東京公演にお誘いしていただいたのが、とても光栄でした。山形で一緒にセッションさせていただいた時はライブ配信があり、画面越しに見てくださった方も含めて、世代を越えて反響があったんです。今回、こうして誘っていただいたということは、岸谷さんの中でも、悪い思い出ではなくて、いい思い出にしていただけているのかなと思いました。岸谷とてもいい思い出ですよ。miwa私自身、山形のイベント、リハーサルから和気あいあいとしていて、とても楽しかったんです。武部さんと親しいミュージシャンが集まっていて、それぞれ楽器を弾くメンバーだったので、武部さんを介して、みなさんと仲良くやれたのがうれしかったです。岸谷あの時、武部さんが掲げていたテーマは、“楽器を弾く人たち”だったんですよ。その前年度は、“ザ・シンガー”がテーマとのことでしたが、楽器好きが集まったのも、良かったなと思います。――山形のイベントでは、一緒に「M」をやられたんですよね。miwaそうなんですよ。なんと岸谷さんがピアノを弾いてくださって、“えっ、私が歌っていいんですか?”って(笑)。私の歌に合わせて伴奏してくださってることが夢みたいで、信じられないような時間でした。歌い始める時も、私のほうを見て、合わせてくださって。多分、岸谷さんはご自分で弾き語りする時は、間のことなんか考えず、自分のタイミングで弾いて歌われていると思うので、大変恐縮しつつも、“幸せだな、なんて贅沢なんだろう”と思いながら歌っていました。岸谷いえいえ(笑)。私は歌手の伴奏をするのが好きなのね。自分も歌手だけど、シンガーって、人それぞれ個性があるので、こんな楽しいことはなくて。自分自身、歌いながら弾くから、手が歌についていくことを知っていて、歌われると、必然的に手はついていくようになっているのね。ふたりでひとつのことをやっている感じが、とても楽しくて大好き。miwaちゃん、歌がとても素直でストレートだから、主人公が想像できるんですよ。miwaちゃんの歌う「M」の主人公って、私とは違って、いい子なんだろうなって思いながら演奏していました(笑)。とても良かったです。miwaありがとうございます。岸谷アーティストって、歌への興味が強い人、楽器への興味が強い人、いろいろなタイプがいるけど、両方への興味を持っているという意味では、似たところがあるかもしれない。音楽って、なかなか孤独なものだから、共有するチャンスって、そうはないんだけど、伴奏している時は、共同作業という感じがしました。“一緒に”という感覚が貴重だし、楽しかった。――これまで何度も共演されていますが、印象に残った会話はありますか?miwa『MUSIC FAIR』でご一緒させていただいたことがあるのですが、リハーサルが終わった時に、廊下で話をさせていただいて、「実家に住んでいて、母親が作ったおにぎりやお弁当を持ち歩いています」とお話ししたら、岸谷さんが「同じ~!」っておっしゃって、「えー、同じですか!」って(笑)。岸谷思い出しました。「私もPRINCESS PRINCESS時代、そうだったんだよ」という話をしたよね。同じような感じなんだなという印象がありました。世代はまったく違うけれど、miwaちゃんとは、同じような感じがする瞬間があります。miwa私はその時、“この話で初めて共感してもらえるアーティストの方に出会えた!”って思いました(笑)。岸谷なかなかいないよね、家からお母さんの作ったおにぎりを持って、取材に行く人なんて(笑)。miwa母親がPRINCESS PRINCESSの大ファンで、山形のイベントを観て、とても感激してました。「うらやましい!」って(笑)。子どものころも、母がPRINCESS PRINCESSの音楽を聴いていたので、自然に耳に入ってくる環境でした。――おふたりとも、音楽活動の柱のひとつとして弾き語りをされています。弾き語りの楽しさと難しさについて、どう感じていますか?miwa私は今、弾き語りのツアー中(※5月で終了)なんですが、流れで始まらない感じが怖いなって感じています(笑)。バンドがいる時は前奏が始まってから、私の歌が始まることが多いので、流れでライブがスタートする感じがするのですが、弾き語りは私が弾き始めるまでライブが始まらないじゃないですか。ライブを始める瞬間って緊張するなぁって、久しぶりに思いました。しかもコードを一個間違えたミスが、こんなに目立つのかって(笑)。岸谷バンドだったら、知らんぷりだよね(笑)。そうしたら誰も気づかないうちに、どんどん先に進んでいく(笑)。miwaちゃんはアコースティックギターだけでやっているの?miwaはい。アコギだけでやっています。岸谷アコギだけでやるのは大変だよね。――岸谷さんはアコギとピアノ、交互ですもんね。岸谷ギターとピアノでやっていると、あっちに行ったり、こっちに行ったりできるし、自分が飽きないので、成立しているところはありますね。でもアコギ1本だと、ずっと真ん中にいるわけだから、大変だと思う。――miwaさんは2011年から定期的に弾き語りでツアーをやられていますが、弾き語りツアーをやろうと思ったのはどうしてなのですか?miwaバンドツアーでは行けない県に行こうと思ったのがきっかけです。例えば、今回も11年半ぶりに青森に行きました。弾き語りはフットワークが軽いので、ひとりでいろんな県に行けるじゃないですか。普段はライブに来られない人、ライブを見たことのない人にも見てもらいたくて始めました。岸谷私もまったく同じ。大所帯になると、大きい都市に限定されてしまうから。私は、県庁所在地じゃないところにも、積極的に行きたいと思っているのね。愛知県でやる場合でも、名古屋には行かないけど、その隣町には行くとか。だからスケジュール帳を見ても、“これは何県だろう?”ってすぐにはわからないことがあります。そういう場所に素晴らしいホールがあったり、ベーゼンドルファーのすごいピアノがあったり。びっくりするようなピアノやホールとの出会いも、弾き語りツアーの楽しみのひとつだと思う。――弾き語りで心がけていることはありますか?岸谷miwaちゃんはストリートでやってきた背景もあるから、必然的に以前からひとりという状況があったでしょ。miwaはい。岸谷私はバンドから始めたので、ひとりになったスタートの時点で、“大丈夫かな?5分の1になっちゃった”というネガティブな感覚があって、“ひとりで持つかなあ”という不安を抱きながら始めたのね。サポートに入ってもらうやり方もあるけど、バンドメンバーのスケジュール調整が大変だし、バンドあがりなので、メンバー選びのハードルが高くなるので、“めんどくさいなぁ。ひとりでやるよ”みたいな(笑)。それで弾き語りを始めたんだけど、最初は全然思いどおりにできなかったのね。miwaそうなんですか?岸谷アコギの弾き語りにした時に、“みんな同じじゃん”っていう感じになっちゃった気がしたの。でもそのうち、アレンジをすればいいんだと気がついて。自分が過去に作った曲でも、“ひとり用に新たにアレンジを作る”と考えたら、楽しいかもって思うようになってきたんだよね。たとえば、イントロに全然関係ないものをつけて、歌いだして、「あっ、この曲なんだ」って、感動があるじゃない?そんな感動のさせ方もあるなとか、やりながら、いろいろ発見があって、弾き語りがおもしろくなってきました。miwa弾き語りだと、ギター1本でサウンドを全部表現しなきゃいけないので、難しいところがあるなぁと感じます。ギターだけで、“あの曲だな”ってところまでいかなければいけないので、やるべきことがたくさんありますよね。――弾き語りは、客席の反応も独特なのではないですか?岸谷弾き語りは、みんなで「わーっ!」って騒ぐタイプのライブではないから、お客さんの感情の変化がわかりやすいですよね。たとえば、みんなが大好きなフレーズをずっとやらずにいて、最後にポンって入れたら、マンガの吹き出しみたいにわかりやすく、「おおっ!」って感じになったり。それで味をしめたところはありますね(笑)。間違えたり、止まったり、その日によって全然感じが違うし、観ている人も受け止め方が違うし。毎回違うところがおもしろいんじゃないかな。――miwaさんは、弾き語りの醍醐味をどういうところに感じていますか?miwaシンプルになればなるほど、歌詞やメロディの魅力に改めて気づけるところですね。弾き語りを聴いてもらうことで、曲の一番根本にあるところを、改めて紐解いてもらえるところがいいなあと感じてます。“この曲って、こんな美メロだったんだ”みたいな(笑)。通常のライブでは、盛り上がる曲だったのに、弾き語りでシンプルにやったら、実はちょっと泣けるメロディだったんだなって発見があったりしますから。あとは、相当練習してのぞむので、やればやるほど自分のギターの腕が上がるところがいいですね。岸谷私の場合は簡単にめげてしまって、“この曲を弾き語りでやるのは無理!”ってさっさと見切りをつけて、全然違う方向から考えてみることもよくあって。どんなに頑張っても、ギター1本でコード感を出せないなという時には、一から考え直しています。バービー人形のかわいい洋服を全部ひっぺがして、さあ、何を着せようかみたいな感じ(笑)。ある時、みんなが大好きな盛り上がる曲を、バラードに変えてやってみたことがあったのね。そうしたら、いけるじゃんって手応えがあって、その時、弾き語りって、おもしろいなって思いました。音楽って、正解がひとつじゃないから。miwa確かに。岸谷実は今度のツーマンで、miwaちゃんの曲で、私が好きな曲をカバーさせてもらおうと思っているのね。miwaちゃんのファンは、なんの曲が始まったかわからなくて、歌い出したら、“あっ、この曲なんだ!”というふうにしたいなって。miwaそれはとても楽しみです。岸谷「それ、違ったね」と言われるかもしれないけど、せっかくだから、“おもしろい”って思ってもらえるように仕上げたいな。miwaそうやっていろいろ工夫できるのは、岸谷さんが楽器がお上手だからだと思います。もともとですか?それとも弾き語りをするようになって、さらに上達されたのですか?岸谷もともとは全然弾けなかった。そもそもギターって、PRINCESS PRINCESSになってから手にした楽器だから。最初はピアノ、それからベースとドラムを少しやって、最後がギター。だから弾き語りを始めたころは、ギターの弾き語りが全然できなくて、ピアノが9割だった。でもルーパーを使い出してから、ギターもおもしろくなってきたのね。そういう意味では、遅ればせながら50過ぎてから少し進歩はしてるのかな。“こういう風に弾きたいんだけど、弾けない”という現実を目の当たりにするでしょ。それで、何年かに一回の割合で、猛練習する期間があって、狂ったように練習してみるっていう。だから今も発展途上ですね。miwa磨き続けているところがすごいです。岸谷だって、弾きたいことが弾けないんだもん(笑)。――miwaさんは、ギターの練習は?miwa高校生の時がいちばん練習していました。まだ何も弾けない時に、毎週習いに行って、いろいろなワザを教えてもらっていました。当時はカバーではなくて、純粋にコピーしていたので、教えてもらったワザをあまり使う機会がなかったんですよ。でも最近、ようやく自分の楽曲に、そのワザを取り入れられるようになってきました。岸谷へえー!どんなワザか知りたい!miwaスライドして弾くとかです。レコーディングの時には、ソロを弾く機会がないので、スライドを弾くこともないのですが、弾き語りのライブで取り入れたら、「ギターが上手くなったね」って褒めていただけたんです(笑)。そうやって、高校の時に練習していたものが役に立つんだなと思いました。岸谷素晴らしい!私は、「don’t cry anymore」をmiwaちゃんがひとりでやっている映像をめっちゃ観ていたんだけど、Aメロでガッと落ちるじゃない?弾き語りをやり続けていると、強弱がとても重要だということに行き着くと思うんだけど、miwaちゃんがちゃんと下げていたので、“わかってるな”って(笑)。miwaそう言っていただけると、うれしいです。岸谷「don’t cry anymore」を聴いていると、今のmiwaちゃんの持っている雰囲気とはまた違って、ファイティングポーズみたいなものを感じたのね。だけど東京でお母さんにおにぎりを作ってもらっていたって言うし、不思議だなって、いろいろ想像しながら聞いています。miwaめちゃめちゃ聞き込んでくださってる(笑)。岸谷さんは楽器の特別練習の期間って、具体的にどんなことをされているんですか?岸谷今はYouTubeがあるから、検索するといろいろ出てくるし、やりやすいんだけど、少し前まではその術がなかったから、友達のミュージシャンの上手な子を呼んで、「ご飯食べさせてあげるから、ちょっと来て、ちょっと弾いてみて」って(笑)。運指がわからない時は、「撮っていい?」って録画して、どうやって弾いてるのかチェックしたり。教科書みたいなものがないから、一生懸命、見よう見真似(笑)。あとはもうひたすら、ああでもないこうでもないって、一日中、楽器の前にいるみたいな感じ。miwaどれくらい練習されるのですか?岸谷今年のゴールデンウィークは、何年かぶりぐらいでライブがなかったので、ここだと思って、ずっと練習していた。子供たちももう独立しちゃったし、好き放題、自分のものを置けるから、ピアノとアコギとエレキと小さいアンプと小さいシンセとか、いろんなものをリビングに置いてあるのね。朝起きて、お花に水をあげて、コーヒーを飲んで、食事しながらCDをかけて、“あれ?これどうやってるんだろう”って気になったら、楽器を持って弾きながら研究して、気がついたら、もう夕方じゃんみたいな(笑)。miwaリビングってとこ、すごく似ています。私もピアノとギターをリビングに置いています。“これでいいのだろうか”と思いながら(笑)。岸谷本当?いいんだよ(笑)。昔、矢野顕子さんのお宅にお邪魔した時に、リビングのど真ん中にグランドピアノが置いてあって、“かっけー!”と思ったのね(笑)。“ミュージシャンとして長くやってる人って、これなんだろうな”、“音楽が生活の一部ということでいいんだな”って(笑)。だから思いついたらすぐメモできるように、五線紙をいろんなところに置いてあるのね。“あっ!”ってひらめいたら、すぐ書いている。miwa私も昔から食卓で曲を作ってました。実家にいる時、母親が目の前でサスペンスドラマとかを見てるのに、私は全然関係ない歌詞を書いていたり(笑)。――日常の中でいつでも音楽に集中できるところは共通しているのではないですか?岸谷そこがいちばん似てるとこかもしれませんね。その日、とくに予定がないと、延々練習したり。miwa練習期間って、すぐに過ぎていきますよね。一日かけて練習しているのに、“2曲しか練習してなかった。これじゃセットリストが終わらないや!”って(笑)。岸谷さんざん練習して、できるようになったことがあればまだしも、できるようになったことが何もないような気がすると、“今日の一日は何だったんだろう”って、むなしくなることもある(笑)。でもそれが多分、必要な栄養を取る時間なんだろうなって思う。「練習」というと、かっこよく聞こえるけど、結局好きだからいじってるだけなんだけどね。miwa私は、リビングの食卓にスマホを置いて、ギターを弾いてる映像をスタッフに送って、「このギターの演奏、どうですか?」って聞いたりしているんですよ。あと、妹に送って、「これ、どう思う?」って聞いたり。岸谷へえ~!miwa妹は結構まともな返答をしてくれるんですよ。「2番のサビは、もうちょっと抑え目に弾いた方がいいと思うよ」とか、プロデューサーみたいな妹(笑)。岸谷すごくいいね。客観的という意味で、いちばん困るのは弾き語りだから。私も最近、客観的な耳を持った人を見つけたのね。で、「私が思っている通りにあなたに伝わってるかどうか知りたいので、感想を聞かせて」って。その答えが私のイメージと全然違っていると、ガクッみたいな(笑)。やってるつもりと聴いている印象とでは全然違うことがあるから、人の意見って大切だよね。miwa妹はリハーサルにも一緒に付き合ってくれるんですよ。温存したいから声を出したくない、でもギターを練習したい時には、代わりに歌ってくれます。岸谷仮歌もできる妹!miwaそうなんです。妹の歌に合わせて弾けるから、とてもいい練習になります。岸谷いいな。私もそんな有能な妹がほしい!(笑)――弾き語りの難しさは、どういうところに感じていますか?miwa弾き語りのセットリストがいちばん悩むかもしれないです。いろんなタイプの人がいると思うんですよ。普段のバンドスタイルが好きで、盛り上がりたい人、しっとり聴きたい人、いろんな人が集まってるけど、出ている音はギターと歌だけなので、どういうバランスで皆さんを楽しませるか、悩みますね。どう始まってどう終わると、皆さんが良かったと思ってくれるのかなって。岸谷ライブって正解がないから、難しいよね。単体の1曲ずつですら、その日どうなるかなんて、始まってみないとわからないところもあるし。コンディションや気分でも違う雰囲気になるし。船は出たけど、どこの港に着くのか、見切り発車するみたいな。弾き語りを始めたころは、“どこに行くかは、その日の様子や流れ次第だから、どこかに着けばいいや”と思っていたんだけど、最近は“自分でもっと舵を取りたいな、目的地を決めてスタートしたいな”って思うようになったのね。だから、セットリストが難しいのはよくわかる。ひとりでやっていると、どれぐらいの間をあけるのかとか、全部を自分ひとりで決められるわけじゃない?そういうところも含めて楽しめたらいいな。どこまで待ったっていいし、間を怖がらなくていいし。miwa弾き語りって、感覚が研ぎ澄まされますよね。だから拍手がいつ鳴り止むかとか、しっかり察知しますよね。岸谷会場によって拍手の長さがとても長い時と“えっ、もう終わり?”という時があったり(笑)。でもきっとその拍手も、こっちがそうさせてるんだと思う。だから、拍手が短い時はサラッとした演奏だったんだろうし、長い時はなにかがヒットしたんだろうし。全部こっちが作っていると考えると、めっちゃ集中力がいるよね。miwaはい。めっちゃ集中します。岸谷一本やると、次の日、頭皮のあたりがすごく凝っているのがよくわかる(笑)。――弾き語りをやることで、改めて曲作りについて気づいたことはありますか?岸谷真面目に曲作りをしてきて良かったなぁと思いますね。曲が丸裸になるので、自分で“よし!”って納得できるとこまで追求した作品じゃないと、弾き語りではやれないですから。miwaちゃんもきっととても真面目に努力してきてるよね。だから誘いたくなったんだと思います。miwaありがたいです。弾き語りをやっていると、改めてメロディの強さを確認できるところはありますね。アレンジが良くて、曲の雰囲気が良くて、歌詞の内容にも共感してくれているから、好きになってくれたんだろうなという前提がありつつも、“私の書いたメロディもいいのではないかな”って(笑)。メロディはとても大事な役目を担っているから、これからもいいメロディを書いていきたいと思います。――岸谷さんもメロディに対するこだわりが強いですよね。岸谷私は本当に言葉より音符のタイプなのね。だから、自分の曲でも他人の曲でも、12個しかない白い鍵盤と5個しかない黒い鍵盤の織りなす綺麗なメロディには感動するし、この先何年音楽を続けられるかわからないけど、いいメロディを書くことは、一生のお題だと思っていますね。――作詞についてもうかがいたいのですが。岸谷私はできることなら、書きたくないんですよ(笑)。miwa一緒です(笑)。岸谷本当?とってもそんな風には見えないけど。miwa最近ようやく、歌詞を書いていて、楽しいなって感じるようになりました。――楽しさを感じるようになったきっかけはありますか?miwa大学院に2年間行って、3月に卒業したんですけど、その2年間で、大学院の人とオンラインでやり取りしたり、長い文章を書いたりするようになって、活性化されたのかもしれません。でもこれまでは、この1番と2番を書くのがどれだけ苦痛だったかって(笑)。岸谷わかる!(笑)私の場合は最初に書き出す時に、上に言葉を書けるように、“1番のA”とか、まず線だけ引くのね。メロディとブレスによって、これぐらいの文字数が入るって、だいたいわかるから。“1番のBは2行分、サビは3行分”とか、線を引いた時に、“この線の上を全部埋めるのか。遠い道のりだな”って、めっちゃ気が重くなるという(笑)。あの気の重い感じが嫌なの。miwaわかります(笑)。――でも克服してきているわけですよね。岸谷いや、もうしょうがなく(笑)。バンドの時は他に歌詞を書くメンバーがいて、その人たちが責任を持って書いてくれていたので、「ここは嫌だ」とか言えたんだけど、プロの作家の方には、言いにくいじゃない?だったら、デタラメでもいいから、自分で書いた方が気が楽かなと思って書き出したのね。でも、できることならば書きたくない(笑)。今は作詞のパートナーがいて、ちょっと年下の女の子なんだけど、とても才能があるので、「忙しいとこ、ごめん、ちょっとここの歌詞、あいてるんだけど、入れてみない?」って、頼んだりしています(笑)。miwa私も共作することもあります。それもあって、気が楽になった面はありますね。海外の人とコライトする機会があって、英語で一緒に書いて、あとで日本語に直すこともあるんですよ。ソングライティングキャンプに参加して、一緒に海外の女の子と作ったりしています。岸谷へえ~、すごい!今の世の中の流れを聞いた気がしました。勉強になる(笑)。――『ふたりぼっちの大パーティー』、どんな感じでやろうと思っていますか?岸谷“ひとりとひとりでふたり”ではなく、せっかくふたりが集まったんだから、観たことのない3個目のものが生まれたらいいですね。弾き語りって、メロディとコードしかないから、それぞれの個性がより際立つんですよ。ちょっとした歌い回しとか手癖とか。せっかくだから、その違いが融合することで、お客さんが驚いたり、楽しんだりできるものをお見せしたいなと思っています。miwa弾き語りという形態でのツーマンは初めてなので、正解がわからないですけど、コラボもあるとのことで、ワクワクしています。お客さんもきっと同じように、ワクワクしてくれるんじゃないかなって思っています。――ツーマンライブを観に来る人たちに向けて、メッセージをいただけますか?岸谷私は今日の取材でいろいろとお話して、miwaちゃんと一緒にやりたいという気持ちがさらに強くなったんですよ。好きだなと思う人と一緒にやる時って、みんな、がんばれるし、1+1が2じゃなくて、もっといろんなものが出てくるはずだから、楽しい本番になるだろうなって思っています。miwaちゃんのファンの方々と一緒に、miwaちゃんの素敵なところを共有できたら最高ですね。miwa私もとても楽しみにしています。岸谷さんのピアノやギターと一緒に歌わせてもらえる機会がまたあって、贅沢な時間を味わえることがうれしいです。もちろん私のパートは責任を持ってがんばって弾き語りをさせていただきますし、何よりもコラボの時間がとても楽しみです。岸谷miwaちゃんと一緒にやるとなると、アイディアがいろいろ湧いてきます。後でこっそり相談しようと思っています(笑)。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<ライブ情報>岸谷香プレミアム弾き語り2マンライブ ~ふたりぼっちの大パーティー!!~6月9日(金) 愛知・名古屋ダイアモンドホール開場18:15 / 開演19:00ゲスト:スガ シカオ6月11日(日) 大阪・BIGCAT開場16:15 / 開演17:00ゲスト:馬場俊英※予定枚数終了6月18日(日) 東京・日本橋三井ホール開場16:15 / 開演17:00ゲスト:miwa★6月8日(木)18:00より若干数の追加販売決定!!!(先着販売)申し込みはこちら()※予定枚数に達し次第受付終了チケット料金:全席指定7,000円(税込)※ドリンク代別途必要関連リンク岸谷香 公式サイト:( )miwa 公式サイト:
2023年06月08日波瑠主演「わたしのお嫁くん」の第9話が6月7日放送。波瑠さんと料理研究家役で出演した北香那との“共演”に「魔法のリノベを思い出した」という視聴者が続出。ラストのキスシーンには「キスシーン綺麗すぎた」「横顔がほんとに綺麗」などの声が上がっている。「Kiss」(講談社)連載中の柴なつみによる同名原作をドラマ化した本作は、仕事はできるがズボラ女子という主人公が、圧倒的な家事力を持つ年下男子と同居をはじめ恋に落ちる…という社会派ラブコメディ。知博に“自分が愛されてると実感して欲しい”と想いを伝えた速見穂香には波瑠さん。そんな穂香と恋人関係となった山本知博に高杉真宙。あざとさが売りの若手社員・花妻蘭に前田拳太郎。穂香“激推し”な人事部の赤嶺麗奈に仁村紗和。穂香と同じくズボラな一面を持つ古賀一織に中村蒼。山本の兄・正海に竹財輝之助。同じく兄の薫に古川雄大。穂香がよく相談する高橋君子にヒコロヒーといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。知博を押し倒すようにして顔を近づけていく穂香だが、知博は「充分愛されてると実感したんで大丈夫です」と彼女の口元を押さえる。穂香も付き合う前から一緒に住んでいたため、自宅だと生活感があって…と話す。それを受けて山本は自宅以外で2人が深い関係になれる場所を考えることに。そんななか、ラクーン・エレクトロニクスで全社員を対象にした新商品企画の社内コンペが開かれることになる。優勝賞品は沖縄旅行で入社当時、企画開発部志望だった知博はコンペへの参加を決意。一方赤嶺は、山本が速見と沖縄旅行に行こうと目論んでいることを察して花妻や、もともとコンペに参加予定だった古賀も巻き込み、山本の優勝を阻止しようとする。コンペ企画がすすむなか、穂香はネットで配信してる料理動画が人気の料理研究家の宮下(北香那)を紹介される。そこに知博もやってくるのだが、知博と宮下は知り合いの様子。穂香が知博に宮下との関係を問うと、最初ははぐらかしていたものの「元カノ」だったことを認める…というのが9話の展開。波瑠さんと北さんは以前「魔法のリノベ」でも共演しており「波瑠ちゃんと北香那ちゃんが元カノ・今カノの構図は、魔法のリノベを思い出した」「北香那さん、魔法のリノベ時の桜子の突き抜けてヤバい存在感が大きすぎて、わたしのお嫁くん見て「あ、こんなに小柄な人だったんだ」ってなった」「北香那ちゃんが悪い方の元カノだったらどうしよってソワソワしてたけどめちゃんこ良い子」など、前回の共演を思い出した視聴者も多かった模様。そしてコンペのアイデア出しのために穂香は知博を温泉に連れて行き、宿泊先で2人は結ばれることに…。その際、穂香は自分から知博の頬に手を添え、キスをする。すると知博も穂香の首に手を回して“お返しキス”をする…。「波瑠ちゃんからのキスシーン綺麗すぎたなあ良かった」「2人とも鼻高くてキスシーンの時の横顔がほんとに綺麗」「キスする前に速見先輩は顔に手を添えて山本くんは頭の後ろに手を回すの、どっちもたまんない」など、このキスシーンにも多くの反応が投稿されている。【第10話あらすじ】穂香と知博が暮らすマンションで餃子パーティーが開かれる。君子と赤嶺が参加、知博は最近一緒にいすぎ、という理由から、餃子の下ごしらえだけしてひとりで映画を見に行っているらしい。そこで君子は同棲していた恋人と結婚することになったと穂香に報告。君子から「山本くんとはそういう話になったりしないの?」と問われた穂香は複雑な表情をみせる…。「わたしのお嫁くん」は毎週水曜22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年06月08日結婚前からレスだったことを理由に、夫から「不倫したければしてもいい」と言われていた沙耶香さん(仮名)。新婚で不倫を始めてしまった沙耶香さんは、最終的にとんでもない悲劇に見舞われることになります。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、夫公認と思って不倫をしてしまった30代女性の衝撃的なエピソードをご紹介します。夫公認の不倫だったはずが…「ある日、夫から『不倫してるの?』と単刀直入に聞かれて。そのとき嘘をつくのも悪いかなと思ったので、素直に不倫を認めました。結婚するときに『不倫をしてもいい』って言ったのは夫だし、私に彼氏がいるとわかっても、家庭への影響はなさそうだと判断したからです。それなのに、私の不倫を知った夫は大激怒。その場で私のスマホを取り上げ、不倫相手の男性に電話。『人の妻に手を出して、ただじゃ済まないからな!』と暴言まで吐いたんです」「これじゃあ結婚したときの約束と話が違う」と沙耶香さんは何度も夫に抗議をしたそうですが、夫は「あの言葉は冗談だったのに、まさか本当に不倫をするなんて。君のことが許せない」と主張してきたとのこと。夫公認で不倫をしていたつもりだった沙耶香さんは、このときに初めて「自分はなんてことをしてしまったんだろう」と事態の重大さに気づいたと言います。夫に慰謝料を請求されて「その後も夫は私の不倫を許す様子はなく、それどころか不倫相手の会社や家まで調べ上げ、嫌がらせまで始めたんです。彼は彼で『不倫を許可されているって聞いていたから付き合ったのに、話が違うじゃないか!』と私に抗議してきて…。そのまま不倫相手がフェードアウトする形で、関係は終わりました」そして途方に暮れる沙耶香さんに対し、夫は予想もしなかった要求をしてきたとのこと。「なんの前触れもなく、記入済みの離婚届を突きつけられ、さらに慰謝料まで請求されました。私はまさかそこまでの話になると思っていなかったので、とにかくびっくりしましたし、困り果てて…。でも夫の決意は固く『まだ新婚なのに、平気で不倫をするような女性とはもう暮らせない』と言われ、諦めて離婚を受け入れたんです」不倫をしたのは事実であるだけに、沙耶香さんは夫に慰謝料を支払ったとのこと。夫は相手の男性にも慰謝料を請求し、相手の男性からも慰謝料を受け取ったそうです。「あっという間に終わってしまった結婚生活を振り返ると、なんだったんだろうって思います。夫が冗談で言った言葉を鵜呑みにした私もいけないのかもしれないけれど、こんなことになるなんて。夫が発した言葉を録音していなかったし、証拠も何もないから、争ったとしても不倫をした私が全面的に悪いという結果になるだろうなと思ったので、夫と争うのは諦めました。今思うと、なんで新婚だったのに不倫に走ってしまったのか…。不倫をするくらいなら、その前にもっと夫との関係を再構築するように努力するべきでした」実際に不倫をすれば、家庭は壊れてしまいますし、取り返しのつかない結末を迎える例も少なくありません。どんなにさみしくても、不倫はしないに越したことはないでしょう。©Hananeko_Studio/buritora/shutterstock文・並木まき
2023年06月07日皆さんはレジに並んでいるときに割り込みをされた経験はありますか? 今回は「逆ギレした割り込み客」を紹介します。イラスト:美吉香胡美吉香胡さんのInstagram美吉香胡さんのTwitter『逆ギレした割り込み客』主人公がスーパーのレジに並んでいたときのことです。突然、主人公の前に男性が割り込んできたため、注意をしたところ…。男性が逆ギレ出典:lamireなんと割り込みしてきた男性は、主人公に逆ギレしてきたのです。困惑する主人公でしたが、後ろに並んでいた男性が加勢し「ちゃんと並んでください」と注意。割り込みしてきた男性は、文句を口にしながらもその場を離れていくのでした。男性の勇気ある対応に感動とっさにもかかわらず注意ができた主人公も素敵ですし、加勢してくれた男性も素晴らしいですよね。男性の勇気ある行動に感動するエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年05月30日岸谷香にとって初となる弾き語り形式のツーマンツアー『2人ぼっちの大パーティー』がまもなく開催される。6月11日(日) の大阪公演の対バンゲストは馬場俊英である。もともとは5年前の2018年2月13日に、馬場が中心となって開催されたイベント、『TOYONAKA LIVE SQUARE 2018』に、岸谷がゲストとして参加したことがきっかけで、今回の共演が実現した。名古屋公演のゲストであるスガシカオと同様に、馬場も岸谷と同級生という共通点がある。柔らかさと揺るぎなさを兼ね備えているところもどこか似ている。ふたりのなごやかな会話から、ツーマンライブのコラボレーションのアイデアが生まれ、発展していく様子にワクワクしてしまった。ライブへの期待がふくらむ実り多き対談となった。――岸谷さんが馬場さんを弾き語りツーマンのゲストとして誘った経緯を教えてください。岸谷『TOYONAKA LIVE SQUARE 2018』に馬場さんに呼んでいただき、あのイベントを経験したおかげで、いろいろなつながりができましたし、貴重な体験になりました。私はもともとバンドマンだったので、自分ひとりだけが、どこかのイベントに呼ばれることは、なかったんですね。時代的にフェスもなかったので、イベントに参加する経験がほとんどありませんでした。その後、PRINCESS PRINCESSの再結成があり、フェスやイベントなど、人が集まる機会が増えていて、“今の世の中って、こんなに変わっているんだ”って実感しました。そして、お会いしたこともなかったのに、馬場さんに声をかけていただき、たくさん刺激を受けて、自分でもイベントをやりたいという気持ちが強くなりました。なので、“鶴の恩返し”じゃないですけど、関西で自分のイベントをやる時には、馬場さんをお誘いしようと決めていました。馬場ありがとうございます。――馬場さんは、2018年のイベントで、どういう理由から岸谷さんに声をかけたのですか?馬場お誘いしたのは、岸谷さんへのリスペクトの気持ちが強かったからです。日本の音楽史に足跡を残して、新たな音楽の歴史を切り開いた方ですし、来ていただけたらうれしいなって。でも、声をかけさせていただいたものの、内心では「きっと無理だろうな」と思っていたんですよ。参加いただけると返事をいただき、とてもうれしかったことを覚えています。――そこでできたつながりが、また、さらなるつながりを生んでいくところが素晴らしいですね。岸谷本当にそうだと思います。あの時、藤巻亮太くんも参加していて、イベントが終わってから、楽屋でちょっとだけビールを飲んで話したんですね。あの出会いがあって、藤巻くんのフェスに呼んでもらうことになり、そのお返しとして、私の『感謝祭』に出演していただいた流れもありました。この歳になると、自分と人がつながることの大切さを実感するのと同時に、人と人とをつなげる役割を果たしている人って、いいなと思うようになったんですね。自分もそういう役割を果たせるようになりたいと思ったし、馬場さんにイベントで呼んでもらったおかげで、つながりが広がった経緯もあるし、あの時のお礼をしたいなって。馬場そうなんですね。声をかけていただいて、最初は“なんで僕なんだろう?”と思ったんですが、とてもうれしいですし、楽しみです。――2018年当日のセットリストを確認すると、「Diamonds(ダイアモンド)」「世界でいちばん熱い夏」「ハッピーマン」「M」と4曲で一緒にコラボしているんですね。馬場「ハッピーマン」では僕も少し歌わせてもらい、「M」はハモリをやらせていただきました。岸谷当日、リハをやっていたら、「『M』をハモっていいですか?」と馬場さんが言うので、「もちろんどうぞ」って、その場で決めて、一緒にやりました。馬場直前に負担をかけてしまって、申し訳なかったのですが。岸谷いえいえ、あの日は特別な準備もしていないのに、いろんなことがたくさんできちゃった、みたいなところはありましたよね。馬場狙っていたところはありました(笑)。でも僕がハモったことで。曲が台無しになったら、お客さんに怒られるじゃないですか。緊迫しながらも、そういう貴重な機会はなかなかないので、自分としてはチャレンジでもありました。――それぞれの音楽をどう感じていますか?岸谷馬場さんのCDを聴いて感じるのは、ミュージシャンとして、ここまで直球かというくらい、ストレートな人はそうはいないなということでした。私もハタから見たら、ストレートな人という印象があると思いますが、私は実はこっそり変化球を投げるタイプなんですね。馬場さんこそ、正面からまっすぐストレート直球だなぁって感じています。馬場もともとそういうキャラじゃないんですけど、そういうところがお客さんに響いて、自分としてもここをやるんだなって、決断の時期がありました。そう決めたら、どんどんその気になったというか。でも時には変化球も投げたいんですよ。――馬場さんは、ソロデビューする前には、バンドをやっていたんですよね。馬場そうです。岸谷バンド時代は変化球を投げなかったんですか?馬場バンド時代は変化球もやっていました。もともとメッセージ性のある曲はあまり作っていませんでした。アレンジも好きなようにやっていましたし、語りかける対象もいませんでしたし。少しずつお客さんが来てくれるようになり、メッセージ性のある曲も作るようになりました。――馬場さんは岸谷さんの音楽について、どう思っていますか?馬場まず、2018年に初めて一緒にステージに立たせていただいた時に、感慨深いものがありました。岸谷さんは、僕にとってはテレビで見ていた人なので、共演できて、“ついにここまで来たか”と(笑)。リハーサルも印象深かったです。スタジオに2、3時間来てくれて、その場を見事に仕切ってくれて(笑)。さすがだなと思いました。岸谷すみません(笑)。「ここは違う」とか、すぐに言っちゃうんですよ(笑)。馬場いや、初めて会ったメンバーに、適切に指示を出してくれてありがたかったです。風のように現れて、テキパキ指示を出し、風のように去っていき、かっこいいなあって。やはり場面場面で戦ってきたミュージシャンなんだなという印象を持ちました。ほんの数時間で、“テレビで見ていた人”から、“一緒に演奏する音楽仲間”みたいになって、本番がますます楽しみになり、「M」のコーラスを作ったんですよ。当日はもうひとり、広沢タダシという男性のシンガーソングライターがいて、男性で二声なので、あまり重くなるのもうっとうしいかもしれないと思いながら、でもこの日だけのバージョンでやりたいなって。岸谷そうやって考えてきてくれるのが、うれしかったですし、テンションが上がりました。せっかく出会ったんだから、どうせなら、観たことも聴いたことのないものをやるほうが楽しいですから。――「ハッピーマン」はどういう感じでやったんですか?馬場バンドでやって、僕が少しメインも歌わせてもらって。岸谷優しい声でね。馬場女性でロックでギターが炸裂して、というタイプの曲って、あまりないので、演奏していて楽しかったです。岸谷さんはロックのアイドルがいたんですか?岸谷いえ、私はもともとピアノをやっていたんですね。なので、クラシックも含めて、幅広くいろいろなジャンルの音楽を聴いていました。もちろんプリテンダーズも好きだったし、ブライアン・アダムスも追っかけちゃうくらい好きだったけど、80年代の多様な音楽がある時代の中で育ってきたので、広く浅くいろいろな音楽を聴いて育ってきました。馬場だから、あんなに幅広い曲を書けるんですね。岸谷あまりこだわりがないのかもしれません。当時の私たちの世代って、「ロックなの?ロックじゃないの?」みたいな垣根があったんじゃないですか。どっちかじゃなきゃいけないのかなって思っていました。「Diamonds(ダイアモンド)」や「世界でいちばん熱い夏」を作った時は、「ロックじゃないじゃん」って言われることもあって、“えっ?ロックじゃなきゃダメなの?”って(笑)。馬場バンドをやっていたころ、僕はイエローモンキーみたいになりたかったんですよ。でも、そういうキャラじゃなかったので、これは違うかなって(笑)。僕も岸谷さんと一緒で、いろんな音楽を聴いて育ってきました。『ザ・ベストテン』から始まって、洋楽、MTV、なんでも聴いていました。岸谷誕生日が1カ月しか違わないので、似たような音楽の環境だったと思うんですが、選び放題の時代でしたよね。日本のバンドだと、ゴダイゴやKODOMO BAND(旧表記は子供ばんど)が好きで、その後、RCサクセションが好きになりました。馬場ゴダイゴは僕も大好きでした。サザンオールスターズもRCサクセションも大好きで。KODOMO BANDは、追っかけみたいになっていました(笑)。岸谷あとは『ベストヒットUSA』で紹介された音楽を聴いたり。馬場僕も『ベストヒットUSA』、よく観ていました。――同級生ですし、聴いてきた音楽もかなり重なっていると言えそうですね。岸谷重なっていると思いますね。今回、名古屋でツーマンをやるスガさんも同級生で、同じ時代に育ってきて、共通する音楽も聴いてきているんですよ。それなのに、みんな、まったく違う音楽をやっているところがおもしろいですよね。――馬場さんのルーツには、フォークもありそうですよね。馬場僕は中学の頃はフォークでした。だから、バンドで挫折して、ひとりでやり始めてから、もともとフォークも好きだったことを思い出しました。それで、自分が感じたことを歌詞に書き、ギターを弾きながら歌うようになり、だんだん今の形に近づいたんですよ。岸谷私はフォークを通っていなくて。そこが馬場さんと違うところですね。中学のころはディープパープルやレインボー。リッチー・ブラックモアの夢を見ていましたから。私の原点にある“ジョンジョンジョン”というギターの音は、そこから来ていますね(笑)。馬場当時は、ギターヒーローがいて、ギターがかっこいい時代でしたよね。岸谷でも私は当時ギターは弾いていなかったんですよ。馬場いつからギターなんですか?岸谷私は16歳でデビューしたんですね、PRINCESS PRINCESSと同じメンバーで。その時はベースだったんですよ。でもバンド内でいろいろあり、“ギターを持っとけ、歌も歌え”ということになり、「えっ、私ですか?」という感じで、ギターも弾くようになりました。スタートはピアノで、学生のころはベース、ドラムも少しやって、ギターはバンドでデビューしてからですね。馬場最後がギターって、珍しいパターンですね。でも今思えば、全部やっていて良かったのではないですか?岸谷そうですね。楽器のこともいろいろわかるし、純粋に楽器が好きなんですよ。――馬場さんもバンドで活動したのちに、ソロデビューして、弾き語りもやっていますし、さまざまな形態で音楽をやってきたという点では、共通していますよね。馬場僕の場合は、好きな者同士が集まって勝手にバンドをやっていただけですから、岸谷さんとは状況が違いますよね。多くの人たちが関わる中バンドで活動するとなると、難しいことがたくさんあるんだろうなと思います。岸谷バンドって枠みたいなもので、その枠からはみ出したことはできないよ、みたいな制限のあるものだと思っています。馬場あっ、よくわかります。僕も、もともとバンドの音楽が好きで聴いてきているから、ライブをやる時はバンドだし、重視しているのはバンドサウンドなんですね。で、バンドの個性は何かと考えると、“そこにいる人でなんとかする”ってことだと思うんですよ。バンドは、これはできない、あれもできないという制限の中でやりくりするおもしろさがありますよね。「もがき」がいいというか。岸谷バンドでやっている時には、その制限がうっとうしく感じる時もあるんですけど、いざ、バンドをやめてソロになると、その枠がなくなるわけじゃないですか。自由にやれる状況になると、“あれっ?何をしたらいいんだっけ?”って、とまどってしまう時期がありました。あのサークルの中にいるのって、居心地が良かったんだなって(笑)。“隣の芝生は青い”じゃないけど、バンドを解散したことで、制約って素敵なものだったんだなと気づく瞬間がありました。馬場ひとりでやってると、好きな人を呼べますし、自由にできるんだけど、それだけに逆に、何がしたいのかがわからなくなることがありますよね。――ソロになって、自分の音楽にたどりつくまでは、どのような感じだったのですか?馬場いや、まだたどりついていないのかもしれません。今もずっと試行錯誤している感覚はあるんですよ。自分で曲を作っても、それがいいのかどうかも、よくわかりませんし。でも、ライブでやるうちに、だんだんわかってくるというか。これはまたやるべき曲だなとか、いい曲なのかなとか、力があるのかなとか、コンサートをやることで、お客さんというか、“場”が教えてくれるんですよ。それで、ライブをやることで、だんだん“こういうところが自分らしいんだな”って見つけていく感じですね。岸谷私の場合も、曲を作ってレコーディングした時に、“これはいいじゃん”と思っても、実際にライブでやってみると、しっくり来なくて、だんだんやらなくなってしまった曲もあって。音楽って、ライブでやってみないとわからないところがありますよね。紆余曲折いろいろなことをやってきて最近思うのは、制約があることの楽しさですね。とくに弾き語りは、究極の制約じゃないですか。ひとりしかいないから、ギター1本かピアノ1本か、頑張ってルーパーを使うかしか、やり方がない。その制約のある感じが、バンドみたいで楽しいなと思っています。制約があるから、私なんじゃないかな、それって自分にしかできないことなんじゃないかなって。馬場僕もそう思いますね。歳を重ねてきて、だんだん“どう思われてもいいか”みたいな境地になってきました(笑)。失敗してもいいというか。“取り繕って、良いとこだけを見せよう”という気持ちがなくなってきました。岸谷私は50歳になってから、女の子たちとバンドをやっていて、弾き語りとバンドを並行してやっているんですね。ひとりの時って、本当にかっこうをつけてないことがよくわかります。バンドの時はかっこをつけてるなって自分でも感じることがあります(笑)。どっちも楽しいんですが、バンドと弾き語りって、似たところがありますよね。私の中で一番違う感覚になるのがソロなんですよ。ソロでサポートメンバーに入ってもらうと、自分の居場所がよくわからなくなることがあります。バンドだと、みんなで責任を持つという意識がありますが、ソロでサポートメンバーが入っているときって、責任の持ち方が難しいんですよ。弾き語りはすべて自分の責任ですし、わかりやすい良さがありますよね。――馬場さんは、弾き語りについてどう思っていますか?馬場身軽にできますし、演奏しながら途中で変えたり、1小節伸ばしたり繰り返したり、自由度が高いので、気楽という言葉が合ってるかどうかわかりませんが、気楽に勝負できるところが好きです。岸谷気楽な部分と最高に緊迫する部分、両方ありますよね。馬場確かにそうですね。僕が人のコンサートを観にいく時って、その人のことを見ようとする傾向があります。どんな風にそこに存在しているのかに感動することが多いんですよ。だから自分のコンサートでも、“自分をさらけだして帰れたら成功なんだろうな”と思うようになってきました。――岸谷さんはアコギとピアノとを交互に演奏するスタイルの弾き語りですが、馬場さんはずっとアコギ1本でやっているのですか?馬場それがですね、今年からキーボードも弾き始めました。岸谷マジですか?いいこと聞いちゃった(笑)。馬場これまでは曲作りで弾くくらいだったので、運指も自己流なんですが、この歳になって、挑戦するところをお客さんに見せたくなりました。そうなると、あまり変なことはできないので、練習して、前のツアーでは3分の1ぐらいキーボードでやりました。でもまだまだなんですよ。僕もそうですが、きっとお客さんも“ギターでやればいいのに”って思っていますね(笑)。ピアノ向きの曲もあるじゃないですか。過去のコンサートではそういう曲は、はずしていました。でもやりやすい曲ばかりをやっていると、似た傾向の曲ばかりになってしまうので、キーボードの合う曲をキーボードで演奏する挑戦をしています。岸谷決めた!ツーマンでは一緒にピアノを弾きましょう(笑)。馬場ただ、僕はトランスポーズ(移調機能)で弾いていて、CとGとDしか弾けないんですよ。夏から弾き語りのツアーもやるので、今練習中ですが、やれることは限られています。岸谷連弾しましょう(笑)。今、馬場さんとお話していて、アイデアがどんどん湧いてきました(笑)。コラボって、その日だけのチャームポイントがないとダメだなと思っていたのですが、今日そこがしっかり見えました(笑)。馬場楽しそうですね。でもできるかな。岸谷安心してください。馬場さんが練習してできるようになったピアノの弾き語りの音源をもらって、それにアレンジをつけるので、弾き方を変えなくても大丈夫です。馬場ありがとうございます(笑)。「ここを変えて」と言われても、おそらく対応はできませんが、頑張ります。――馬場さんは、キーボードの弾き語りをやってみて、気づいたこことはありますか?馬場ギターの弾き語りとはかなり感覚が違いますね。ギターの弾き語りはお客さんのほうを向いて歌いますが、キーボードは横を向いて歌うことが多いじゃないですか。ステージにいる気分が違う気がします。――岸谷さんは、ピアノの弾き語りとギターの弾き語りの違いをどう感じていますか?岸谷私は馬場さんとは逆で、ピアノよりもギターの方が下手だったんですね。だから最初は、ギターの割合が少なかったんですよ。で、ある時気づいたのは、“ギターの弾き語りに説得力があるのは前を向いているからだな”ということでした。そう気づいてからは、ギターをもうちょっと弾けるようになりたいと思って練習して、今はギターもピアノと同じ割合で弾き語りするようになりました。馬場ピアノは鏡に向かって弾いているような気分になることがありますね。懺悔しつつ演奏しているみたいな(笑)。椅子の高さとか、マイクスタンドの位置とか、今研究しているところです。岸谷確かにピアノって、ちょっとしたことでしっくりこないこともありますね。ギターはその点、“だいたいでいいよ”って感じだし、マイクも歌いながらいじっちゃうし。――それぞれの曲作りの方法についても、うかがいたいのですが。岸谷さんは、先に曲を書くとおっしゃってましたよね。岸谷そうですね。馬場さんは先に歌詞を書いているんですか?馬場歌詞が先の時もありますが、歌詞と曲を一緒に作ることが多いですね。歌詞とメロディーでハマったフレーズが1個でてきたら、そこから広げていくやり方です。歌詞が多い曲は、歌詞から書いていきます。自分なりに歌詞が気に入って、感動がある時には、曲ができるのが待ちきれないんですよ。早くゴールしたいから、曲は歌えればいいみたいな感じになることもあります。岸谷私は逆で、歌詞は全部「ラララ」でいいかなって思うことがあるくらいですね(笑)。いつも歌詞を書くのに苦労しています。――馬場さんは、歌詞がでてこないことはありますか?馬場曲と詞が同時に出てくる時は、わりとすんなりいくことが多いですが、歌詞が残ってしまって、ゴールにたどり着かず、何年もさまよってしまうこともあります(笑)。――さまよってしまった時はどうするんですか?馬場曲作りでいうと、コロナ禍になってから、『マンスリーミュージックショー』というのをやったんですよ。毎月新曲を1曲作ってCDにして届けるという企画。ストックなしのガチ企画で、10カ月連続でやりました。でも最後のほうは本当につらくて、後悔しました(笑)。岸谷連絡をくれたら、曲を作ったのに(笑)。馬場いや、そんなことをしてもらったら、申し訳ないですよ(笑)。その企画を2021年にやって、やりきったら消耗してしまって、それからは作っていません。それはきっと新しい気分になったからだと思います。“あと何年くらいできるかな”とか、“どういう曲を作るのがいいんだろう”とか、いろいろ考え始めてしまったんですよ。それで、これは少し時間をおいて作ったほうがいいのかなという結論に達しました。岸谷私は書く気にならない時は、まったく書かないですね。その気ゼロみたいなことはよくあります。サウンドやアレンジで頭がいっぱいになる時は、興味のすべてがそちらに向いてしまうんですよ。今も曲作りモードというよりは、ライブモードですね。馬場僕も岸谷さんと一緒で、今はライブモードだと思います。岸谷書きたい時が書く時だし、書きたくない時は書く時じゃないんだろうって思います。若い時って、頭の中の引き出しの中はパンパンで、いくらでも書けたんですが、長くやってくると、頭の中や胸の中の引き出しというは、満タンの状態ではなくなるんですよ。“あの音楽のあの演奏が最高”とか、ときめきを感じた時に、少しずつたまっていくものだろうなって感じています。だから、無理して急いで作る必要はないし、満を持して、“今これを聴いてほしいよ”という時に作って発表することを大事にしたいです。馬場僕も同じように思っています。本当にいいものをいいタイミングで出せたらと考えています。――ツーマンという形態については、どう感じていますか?馬場コラボレーションって、自分が作ったのではない曲を歌う楽しさがありますよね。自分の体に入っていない曲だと、ここの節はこうなっているんだなって、歌うことで、気がつくことがあるんですよ。PRINCESS PRINCESSの曲は入っているので、そうはならないかな(笑)。でも、実際に自分が歌ってみることで、発見することはありますよね。力のある曲って、実際に人前で歌ってみることで、そのパワーを実感できるものなので。そういう発見が次につながることがありますね。岸谷実際に歌ってみて、わかることって、ありますよね。――連弾の話もでましたが、コラボレーションで、ほかに考えていることはありますか?馬場実は岸谷さんとコラボレーションしたい曲を考えてきたんですよ。僕が20代の頃に見ていたテレビドラマで『ダブル・キッチン』というのがあって、そのドラマの主題歌がPRINCESS PRINCESSの「だからハニー」で、大好きだったんですよ。この曲を一緒にやらせていただけないかなって。岸谷ぜひぜひ。「これがやりたい」と言ってもらえると、うれしいですし、コラボって、“なぜこれをやるのか?”の理由があったほうがおもしろいですよね。馬場『ダブル・キッチン』は、ほのぼのするホームドラマなんですが、「だからハニー」の“トゥルルルッツ”というところで、胸がいっぱいになるんですよ(笑)。一緒にやれるのは、うれしいですし、ハモらせてもらえると最高ですね。岸谷いいですね。私は馬場さんの「ボーイズ・オン・ザ・ラン」もいいかなと思っています。馬場「ボーイズ・オン・ザ・ラン」はいろんな人とやらせてもらう機会のある曲なんですが、女性とはやったことがないです。岸谷私が“ボーイズ”に参加するのもおもしろいですよね。実はこの曲とどっちがいいかなって、迷っている曲があって、「人生という名の列車」なんですよ。「昭和四十二年」という歌詞があって、生まれ年も一緒だし、同級生ならではのコラボができそうかな、でも9分やるのかなとか(笑)。馬場今、バンドでツアーを回っていて、「人生という名の列車」もやっているんですが、長いので大変なんですよ。岸谷やるならば、いろいろ工夫する必要があるかもしれないですね。――貴重なコラボレーションになるのは、間違いなさそうです。岸谷ピアノとギターとが使えるから、ピアノピアノもあれば、ピアノギターもありますよね。ギターギターの組み合わせもあるし、途中で楽器を変えるやり方もあるし、どんどんアイデアが湧いてきますね(笑)。馬場さんがピアノを弾いている横に行って、「ちょっとどいてよ」って、代わりに私がピアノを弾いて、馬場さんがギターを弾き始めるとかね。馬場おもしろそうですね。岸谷同級生同士だし、小学校の男女のノリで(笑)。今日、話をしていて、“馬場さんと同級生だな”という感じがしました。当日、ライブを観に来る人にも、そういうところも含めて、楽しさが伝わったらいいですね。じゃあ、「馬場くんと岸谷くん」でいきましょうか(笑)。同級生って、呼び捨てかな。でもさすがに、馬場さんを呼び捨てにはできないから。なんて呼びます?馬場「香ちゃんと馬場くん」ですかね(笑)。――クラスメートっぽいですね。ツーマンの魅力満載のステージになりそうです。馬場ツーマンって、ステージ上の出会いもありますが、お客さん同士の出会いもあるだろうし、初めてステージを観る出会いもあるだろうし、岸谷さんとのツーマンライブも、出会いにあふれる一日にできたらいいですね。岸谷2018年の豊中のイベントに参加した時も、馬場さんのファンの方々から、温かい拍手をいっぱいいただいたんですね。あの時に私がもらったように、新しい音楽との出会いや新しいファン同士の出会いを、馬場さんのファンの方にもお返しできたらと思っています。これまで聴いたことのない馬場さんの連弾など、馬場さんのファンの人も喜んでくれることを用意したいです。――観に来る方にメッセージをいただけますか?岸谷今日の対談でいろいろなことが見えてきました。ツーマンライブの企画がこんなに進展する取材もそうはないと思うんですが、多分、多分ファンの方々が想像される、100倍くらいおもしろいステージができるんじゃないでしょうか。今回のツーマン、ゲストが3人いらっしゃるんですけど、それぞれまったく違う3日間になると思います。馬場さんとのツーマンも想像を絶するような楽しい日にしますので、楽しみにしていてください。馬場公演ごとに違うゲストを迎えてコラボをするという今回の企画、自分でやるとしたら相当なチャレンジなんですよ。気持ちの面でも勇気が必要だろうし、企画を聞いた時に、岸谷さんほどのキャリアを持っている方が、こうやって新しいことをやるのは、すごいなあと思いました。年齢も同じなので、余計にそう感じました。チャレンジしている姿がかっこいいですし、その企画に呼んでもらってうれしいです。いいライブにして、お客さんにも大いに楽しんでもらって、“音楽ってやっぱりいいな”という気持ちを持って帰ってもらえるよう頑張ります。ピアノも練習します(笑)。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<ライブ情報>岸谷香プレミアム弾き語り2マンライブ ~ふたりぼっちの大パーティー!!~6月9日(金) 愛知・名古屋ダイアモンドホール開場18:15 / 開演19:00出演:岸谷香/スガ シカオチケット発売中()※予定枚数に達し次第受付終了6月11日(日) 大阪・BIGCAT開場16:15 / 開演17:00出演:岸谷香/馬場俊英※5/29(月)18:00より若干数の追加販売決定!!!(先着販売)申し込みはこちら()※予定枚数に達し次第受付終了6月18日(日) 東京・日本橋三井ホール開場16:15 / 開演17:00出演:岸谷香/miwaチケット発売中()※予定枚数に達し次第受付終了チケット料金:全席指定7,000円(税込)※ドリンク代別途必要関連リンク岸谷香 公式サイト:( )馬場俊英 公式サイト:
2023年05月29日女優の香音、石井杏奈、俳優の井上想良、山下幸輝、松本大輝が27日、岩手・一関市総合体育館で開催された「TGC teen ICHINOSEKI 2023」に出演した。5人は、3人組人気動画配信グループ・コズミックのメンバーに“ガチ恋”している女性ファンの物語を描く現在放送中のドラマ『ガチ恋粘着獣』(テレビ朝日毎週土曜26:30~、ABCテレビ毎週日曜23:55~※最新話をTVerで配信中)のスペシャルステージに登場。「ヒナだけを見てほしいの。スバルくんの一番にしてください」「コスモくんに彼女ができても応援します。だってそれが本当のファンでしょう」という劇中の台詞が流れ、まずは主演を務める香音と石井が真っ白な衣装でランウェイを歩いた。続いて井上・山下・松本も同じく白を基調としたコーディネイトで現れ、観客に笑顔を振りまく。5人が集合すると、ステージ上で客席をバックに自撮り撮影。井上が「今日はまだまだたくさんの方が出てくると思うので、1日全力で楽しんで帰ってください」と観客にメッセージを送るもカミカミで、山下から「大丈夫!? 緊張してる!?」とツッコミが入っていた。「TGC teen」は、SNSやYouTubeでティーンに絶大な影響力のあるモデルやタレント、YouTuberたちが出演する“令和teen”のためのガールズフェスタ。トレンドを発信するファッションショーをはじめ、アーティストライブなどを開催するイベント。今回が東北初開催となった。(C)TGC teen ICHINOSEKI 2023
2023年05月28日映画『春画先生』が2023年10月13日(金)より公開される。主演は内野聖陽、ヒロインは北香那。監督は塩田明彦が務める。“春画”の魅力を教えてくれる異色のコメディ春画とは?遡ると平安時代からはじまり江戸時代の木版画技術の発達でピークに達した春画。それは人間の性的な交わりを描いたものだった。鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川国貞など……名だたる浮世絵師のほとんどが手掛けていた春画は、江戸時代には、単に好色な男性のためのものではなく、身分を問わず多くの老若男女が愛好していた。その根底には、明治時代以降、西洋のキリスト教文化が入る以前の日本人が持っていたとされる“性をおおらかに肯定する精神”が広がったものだった。日本映画史上初“無修正”で浮世絵春画がスクリーンにそんな春画は江戸時代、幕府から禁止された“禁制品”であり、日本美術史においても長らくタブーとされていた。映画においてもタブーとされ、性器部分の描写は映倫審査でボカシ加工が必要だった。映画『春画先生』は、劇映画初のR15+で認証され、日本映画史上初“無修正”で浮世絵春画がスクリーンに映し出されるのもポイントになっている。春画にのめり込む「推し活」を描く異色の偏愛コメディ映画『春画先生』は、そんな春画の奥深い魅力を“真面目に、可笑しく”教えてくれるオリジナル作品。「春画先生」としっかり者の弟子の姿を通して、好きなものにのめり込んでいく者たちの悦びと情熱、そして究極の“推し活”を描く異色のコメディだ。主演・内野聖陽が“変わり者の春画研究家”に主演を務めるのは、『劇場版 きのう何食べた?』などで個性的な役柄を演じてきた内野聖陽。ヒロインは、注目の若手女優・北香那が務める。芳賀一郎…内野聖陽通称“春画先生”。高名な春画研究家であり、好きなことに没頭するオタク的なこじらせ中年男性。妻に先立たれ世捨て人のように春画の研究に没頭。弓子が働く老舗喫茶店の常連客。弓子に対して“春画講座”を開く。探求心のあまり、話の途中に夢中で“春画メモ”をしたり、弓子との関わりが希薄になったことでへこんでしまったり、手に入れたい春画作品を追い求め音信不通になってしまったり。春画のためなら手段を選ばず周りの人間を振り回してしまう。春野弓子…北香那老舗喫茶店でウェイトレスとして働く女性。将来への夢もないまま無為な日々を過ごしていたある日、人目をはばからず春画をじっと見つめる芳賀一郎と出会う。春画への興味と芳賀に一目ぼれしてしまった弓子は芳賀宅を訪ね、“春画講座”を受けることに。辻村俊介...柄本佑「春画大全」の編集者で「春画大全」を早く完成させようと奔走。意欲に欠ける芳賀の執筆意欲を取り戻すため公私の境なく躍起になる。芳賀のよき理解者でもある。性に対して大らかで軽妙洒脱な通称“いい加減な色男”。本郷絹代...白川和子芳賀家三代にわたり仕えるおばあさん。春野弓子に嫉妬する女心も…。藤村一葉...安達祐実芳賀の亡き妻・伊都の姉。一葉もまた、春画の魅力に取りつかれた人物である。芳賀と弓子にとってなくてはならない存在だが、ある試練を与え、深みへと誘い込む…。原作・脚本・監督は塩田明彦監督は、『黄泉がえり』『どろろ』『さよならくちびる』などを手掛けてきた塩田明彦。映画『春画先生』では、塩田が原作と脚本も手掛ける。映画『春画先生』あらすじ”春画先生”と呼ばれる、変わり者の研究者・芳賀一郎。妻に先立たれ世捨て人のように、一人 研究 に没頭し ていた。退屈な日々を過ごしていた春野弓子は、芳賀から春画鑑賞を学び、その奥深い魅力に心を奪われ芳賀に恋心を抱いていく。芳賀が執筆する「春画大全」を早く完成させようと躍起になる編集者・辻村や、芳賀の亡き妻の姉・一葉らが登場し、大きな 波乱が巻き起こる。それ は弓子の“覚醒”のはじまりだった。【作品詳細】映画『春画先生』公開日:2023年10月13日(金)出演:内野聖陽、北香那、柄本佑、白川和子、安達祐実原作・監督・脚本:塩田明彦©2023「春画先生」製作委員会
2023年05月28日「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」の紫陽花やハーブガーデンが、2023年5月末頃より見ごろを迎える。「練馬区立 四季の香ローズガーデン」1,300株以上の紫陽花が開花それぞれテーマの異なる2つのローズガーデンとハーブガーデンを中心に、季節の移ろいに合わせて咲く花々を展示している「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」。初夏の園内には、山紫陽花を中心に1,300株以上の紫陽花が開花。様々な色彩や花形の紫陽花が、この季節ならではの風情ある一景を見せてくれる。また、その甘く華やかな香りで人気のユリも各所に開花。白やピンクなど様々な色で咲くユリは、品種により開花時期が異なるため、様々な色彩や香りを長い期間に渡って楽しめるという。ハーブガーデンも見頃に紫陽花の開花と合わせて、180品種以上のハーブが楽しめるハーブガーデンも最盛期となる。様々な料理を引き立てるハーブが咲く「キッチンガーデン」、ハーブティーに最適なハーブに焦点を当てた「ティーガーデン」、ポプリなリース、ハーブ染めなどに用いられるハーブを集めた「ポプリガーデン」の3つのガーデンに、個性豊かなハーブが咲く。開催概要「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」紫陽花・ハーブシーズン見頃:2023年5月末頃場所:練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン(東京都練馬区光が丘 5-2-6)開園時間:9:00〜17:00休園日:毎週火曜日(火曜日が祝休日にあたる場合、その直後の祝休日でない日)および年末年始(12月29日~1月3日)入園料:無料
2023年05月26日