映画『十二人の死にたい子どもたち』では、本件が最後のそろってのインタビューになるらしいと告げると、出演する杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈は、即座に名残惜しそうなムードを漂わせた。インタビュー内で、「これだけ同世代が集まることはなかなかないですし、すごくうれしかった」と杉咲さんが触れた通り、一緒にいることの心地よさと、慣れ合いではない、ほどよい緊張感が彼らを前にすると伝わってくる。それはそれは、実り多く刺激的な撮影現場だったのだろう。情報解禁時のトレーラー再生数は24時間で600万回という驚異的な記録を叩き出した本作は、前評判の高さのままに、1月25日に封切られるやいなや初週2位をマークし「二度観」をするリピーターも後を絶たない。主人公は、安楽死を求めて集団自殺をするべく廃病院に集った未成年十二名。おもな登場人物は以上となり、いるはずのなかった「十三人目」の死体をめぐって、疑心暗鬼になりながら互いに嫌疑をかけていく。手に汗握る心理戦、つまり彼らの演技こそ最大の見どころとなった。冲方丁の原作を基に映画化を手掛けたのは、『ケイゾク』、『天空の蜂』、『イニシエーション・ラブ』など多彩なジャンルを自分色に染め上げる名手・堤幸彦。密室でスリリングに物語が展開していく本作において、肝になるキャスト勢は、有名・無名問わず堤監督の御眼鏡に適う精鋭が集められた。キャリアも性格も容姿も性別もバラバラの彼らだが、同世代ということ、こと芝居にかける熱量がほとばしっている点こそ共通項。インタビューでは、互いへの想いを解放してもらい、存分に本音を語ってもらった。杉咲花「喉元までグーーッとせり上がる」ほど、同世代の皆としゃべりたかった――皆さんにとって、新たな代表作が加わった印象の力強い作品でした。十二名で演技をしていて、触発されたり、「ああ、ここすごいな」と思うような場面はどこでしたか?杉咲:たくさんあるんですけど、私は結菜ちゃんと一緒のシーンです。アンリ(杉咲さん)はメイコ(黒島さん)とは、ずっとバチバチ火花を散らしていますけど、あるシーンで向き合うことになるんです。メイコが感情的になるところなので、撮る前日に、堤監督から「アンリはメイコにちょっとグズグズする感じで言ってもらおうかな」と言われていたんです。「どんな感じになるのかな…!?」と思っていたら、結菜ちゃんがすごい演技をしてくれて…。台本以上の、自分が思っていた以上の感情が溢れ出している姿を目の当たりにして、「何としてでも目の前のこの人をどうにかできないだろうか」という思いにさせてもらいました。アンリとして、それまでに出てこなかった感情にさせてもらえたので、私にとって忘れられないシーンです。橋本:自分のシーンではないんですけど、私もアンリとメイコのシーンが、この映画を観て一番感動したところでした!というのも、私、そのシーンのときに撮影現場にいなかったんです。だから完成作を初めて観たとき、「こういうシーンになっていたんだ!!」と驚きました。花ちゃんと結菜ちゃんが、アンリとメイコとして本当に対峙していましたし、ふたりの関係性の変化が、観ていてもはっきりわかるんですよね。繊細な気持ちや、つかめるようでつかめない感じのもどかしさがすごく伝わってきて…とても感動しました。だから、生で見たかったなと思いました(笑)。黒島:ありがとう…!そのシーン、私もすごく印象に残っています。堤監督には、撮影前から「ここでブワーッと泣いてくれ」と言われていたんですけど、台本には泣く描写がないから、「どうしよう」と最初は戸惑っていて。けど、「メイコは自分でもわけがわからなくなって、その感情表現として涙があふれてくるんだよ」と堤監督に説明されて、実際、アンリとシンジロウ(新田さん)のお芝居を見ていたら、メイコの孤独が浮かび上がってきて、本当にそういう感情になっていきました。さっき花ちゃんは私のことを言ってくれたけど、私としては、アンリが歩み寄ってくれて、何とも言えない微笑みをしてくれたから、その表情を見たときに全部が一気に楽になった感じがあって…。だから、花ちゃんのおかげです。役柄的に、アンリとメイコは仲良くする感じではなかったので、花ちゃんは現場で距離を置いてくれていたんですけど、私にはすごくありがたかったというか。現場で役を作っていったからこそ、できたお芝居だったんじゃないかな、といまでも感じています。――杉咲さんは、あえて距離を置かれていたんですね。杉咲:そうですね。(物語は)たった1日のお話なので。私個人としては…、これだけ同世代が集まることはなかなかないですし、すごくうれしかったので、「みんなと一緒にしゃべりたい!」という思いが、喉元までグーーッとせり上がるくらいだったんですけど(笑)。アンリはすごく孤独な人というのもありましたし、みんなといることに慣れたくなかったので、そこだけは決めていました。橋本:うん、そうだったね。花ちゃんだけモニター前にいたりしていたよね。――反対に、男性陣は現場ですごく仲良くしていたと伺っていますが…?北村:どちらかというと、僕らふたり(北村&高杉)は見守っていたタイプです。僕らの役って、ほかのみんなとはまたちょっと違うのもあったので、僕ら以外の4人の男性陣は、坂東(龍汰)くんが中心になって仲良くしていました(笑)。まっけんは台詞量がとにかく多くて、すごく大変だったから、皆で合宿したり、夜な夜な台詞合わせをやっていたんでしょう?新田:坂ちゃんと利久は毎日のように僕の家に来てセリフあわせにつき合ってくれていました。北村:まっけんは自分の世界も持ちながら、現場にいたようなイメージです。ちなみにですけど、真宙くんは「現場の妖精」と言われていて…。高杉:ちょっと、ちょっと(笑)!橋本:そうそう(笑)。北村:妖精さんは、ごはんどきだけポッと来て、みんなで一緒にお弁当は食べるんですよ。高杉:そう、たまに人前に現れないとね(笑)。北村匠海が「ああ、演技すごいなぁ」と思った役者は…――男性陣にも同じ質問をしたいです。お芝居をしていて、あえて挙げるならばどのシーンに一番ぐっときましたか?新田:どのシーンも思い入れはありますが、長まわしのシーンは特に印象的でした。撮影中はあまり記憶がなくスクリーンで観て、ああ、こういうシーンだったんだと。橋本:そうなんだ。私はアンリとシンジロウのシーンと、シンジロウがひとりで打ち明けるシーンにも、すごくぐっときたよ。みんなも…うん、そうだったと思います。この作品って、同世代しかいないじゃないですか。普通の映画はバックボーンを撮っていくと思うんですけど、これだけ同じシーンの中で場面も変わらずいるのに飽きないですし、個々のエネルギーで相乗効果があった感じでした。だから、現場は集中力が切れるというよりも、空気を保たないといけないという、いい意味でのピリッとした感じはあったと思っています。――北村さん、高杉さんはいかがですか?北村:シーンではないんですけど、僕が「ああ、演技すごいなあ…」と思ったのは萩原利久くん。全員:ああ~。北村:タカヒロ(荻原さん)はガラスのような心の持ち主なので、一番繊細なお芝居をしていた印象です。吃音症状のある役なんですけど、作品の中で少しずつ、少しずつ症状が治っていくんです。その治り具合が、もう絶妙で…!僕がもし、「タカヒロ役で」とオファーされたら、絶対に難しいし悩むと思うのに、彼は台本読みの段階で完成していたから。ひょうひょうとして見えるんですけど、すごく刺激を受けましたね。役者魂を感じる人です。――役どころの話で言えば、高杉さんの演じたサトシは主催者という立場上、最も特殊というか、何をどこまで見せるかも肝だと感じました。苦心したことはありましたか?高杉:そうなんですよ。最初に台本を読んだ時点では、サトシはずっと無表情で最後に笑うとかなのかな、それくらいの流れを作っていこう、という感じでした。いざ台本読みに行ったら、堤監督に「ずっと不思議な笑みを浮かべていて」、「台詞も、もっとやさしく」と演出を受けたりしたので、自分が思うキャラクターとの造形のズレを修正して作った感じです。印象的なシーンは…結構みんながいいシーン、言っちゃっているからな(笑)。全員:(笑)。高杉:全体のお話になりますけど、死を題材にしている映画だから、当然、暗い役が多いじゃないですか。だからこそ、吉川(愛)さんと坂東くんのような明るいキャラクターがいてくれてよかったな、と思いました。映画の中でも、現場にいても、ふたりのことは明るく、すごく目立っているなと思って見ていました。橋本:…あの…明るい役は坂東くんじゃなくて、渕野(右登)くんの役じゃない?高杉:ああ、そうだ!!間違えた(笑)。全員:(笑)。高杉:坂東くんは、本人の明るいキャラクターに引っ張られちゃいました(笑)!劇中に明るいキャラクターがいるからこそ、ほかのシーンがすごく際立つんだなと思ったんです。僕自身はあまり表情筋を動かさない役だったこともあって、みんなの表情の変化を見ていて「羨ましいな」と思っていました。堤監督からの一言コメントに、6人が過剰反応!?――ところで、マスコミ向けのプレス内で、堤監督から皆さんへの一言コメントが書かれているのを読みましたか?全員:はい!橋本:監督の一言コメントって面白いですよね。――そうなんです。珍しいので、皆さんからもリターンの一言をいただきたく。まず杉咲さんには、「モナリザもびっくりの、怒ってるとも泣いてるともとれる表情が圧巻」というコメントでしたが。橋本:うん!まさにだよね!黒島:うん!北村:モナリザもびっくりだよ!杉咲:え、本当…?うれしいです(笑)。橋本:花ちゃんの演技は、後半になるにつれて、より何を考えているかわからないもんね。アンリの一言で、空気が一変したりもしますし。あれだけバッと切り替わるのはなかなかできないので「すごいな…」と現場で見ていて思いました。――黒島さんには「あっけらかんとしながら揺れる女子の心の表現がみごとでした」と。メイコはファザコンで利己主義と、黒島さんご自身とは正反対にも思える役柄で、なかなか感情移入もしづらかったのでは?黒島:まったく共感できない役でした(苦笑)。最初、堤監督からは、メイコが責め立てるときには「目をギョロギョロ動かして」「目を開いて」とかは言われていて、形から教えていただきました。そうやって何か演出をつけられても「やるしかない!」と思って「はい」としか答えられなかったので、それがあっけらかんとした感じに見えたのかな、と思います。――橋本さんには「国宝級の美少女。今回はおもしろさは一切なく人間の光と影を演じてくれた」とあります。橋本:おもしろさは、一切ないと思います!美少女は…ただただいじられているだけです!――けど、ノブオもリョウコに対して「やっぱりかわいいね」と言っていました。北村:あの台詞が、今回いっちばん難しかったです。全員:(笑)。橋本:思わず笑いそうになった(笑)。もう笑いをこらえるのに必死で!杉咲:でも、リョウコが帽子とマスクを取った瞬間は、すごく神秘的だった!黒島:すごく素敵だった。ずっと顔が隠れているのがもったいない~。橋本:いやいや。けど、それこそ私、帽子もマスクもつけているから「楽させてもらってすみません」と思っていましたよ(笑)。北村:ヘアメイク時間、0分だったもんね(笑)。「逸材」新田真剣佑は、実は褒めてほしい人…!?――新田さんには「神演技をいただきました。すごい逸材!」と絶賛のコメントが寄せられています。新田:恐れ多いです。北村:堤監督のコメントの通りだと思います。橋本:台詞が多いという大変さを抜かしたとしても、シンジロウとして場を次の展開に変わっていくときの流れの波が秀逸で。こんなに何も気にしていなさそうな感じなのに、すべてに気を張っているから。北村:体はめっちゃでかいのに、すっごい繊細だよね。全員:うん、うん。北村:それでいて国宝級イケメンですから、逸材すぎて!橋本:それ、ちょっといじってるよね(笑)。現場で、まっけんは「台詞が多くて言えない」と苦しんでいる感じだったけど、カメラが回ると全然そんなことはなくて。私たちが引っ張られていく感じはあったかな、と思います。北村:…そこね、「できない、できない」と言いながら「できる」パターンだから、まっけん、ちょっと褒めてほしいんでしょ(笑)?全員:(笑)。――北村さんへのコメントは「イケメンの顔の内側に硬い信念や、独特のリズムがあっておもしろい」とあります。一緒に芝居をされている皆さんは、独特のリズムを感じますか?杉咲:匠海は左右されないというか、その空気に飲まれない強さをずっと感じていました。それをリズムというなら、確かにお芝居は独特のリズムだと思います。北村:「独特だね」とは、ほかの監督や役者の友達からも、昔からすごく言われるんですよ。自分では全然わからないんですけど…間とかなのかなあ。杉咲:普段、すごく落ち着いているから、ノブオに通じるものがあるなとも、私は感じていました。どこか達観して俯瞰で見ているような一面があると思っています。――では最後に、高杉さんです。「こんなにまじめな人がこの世にいるのか。実直を絵に描いたような俳優」とあります、皆さんからは、どう見えますか?全員:まじめ!!高杉:(首を振る)黒島:神様みたい。橋本:妖精、越えたね(笑)。高杉:何なんだ!?北村:いや、もう真宙くんは雲の上の存在ですよ。杉咲:確かに。新田:うんうん。高杉:私だって、悪いことのひとつやふたつ…。橋本:そういうところが、もう(笑)。全員:(笑)。(text:Kyoko Akayama/photo:Masashi Kuroha)■関連作品:十二人の死にたい子どもたち 2019年1月25日より全国にて公開©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
2019年02月04日出演者がチームでクイズやゲームに挑戦するバラエティ「ネプリーグ」。その2月4日(月)今夜放送回に杉咲花、橋本環奈、北村匠海、高杉真宙ら映画『十二人の死にたい子どもたち』のキャストが参戦。長嶋一茂らベテラン俳優チームと対決する。映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞・新人俳優賞を受賞、昨年放送の「花のち晴れ~花男 Next Season~」も大人気だった演技派女優の杉咲さん。『ハルチカ』のひたむきな女子高生役から「今日から俺は!!」のスケバンキャラまで幅広い演技でファンを魅了、先日20歳の誕生日を迎えたばかりの橋本さん。映画『君の膵臓をたべたい』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、俳優として活動しながらダンスロックバンド「DISH//」のボーカルも担当する北村さん。昨年は『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』『虹色デイズ』など話題作が立て続けに公開、「スカッとジャパン」で演じたイケメンキャラで一躍ブレイクした高杉さん。彼ら豪華若手俳優4人に名倉潤を加えた『十二人の死にたい子どもたち』チームが、元プロ野球選手にして2本の主演作を持つ俳優でタレントの長嶋さんと2時間ドラマの新女王として知られる中山忍に原田泰造、林修、堀内健を加えたベテラン俳優チームと対決する。本番組を「小さい頃から見てました」という杉咲さんをはじめ、いまをときめく豪華若手俳優たちの常識力が試される!今回のゲスト、杉咲さん、橋本さん、北村さん、高杉さんが出演している『十二人の死にたい子どもたち』は集団安楽死をするために廃病院に集結した12人の未成年たちの前に、13人目の生温かい死体が…そこから12人の死にたい理由が明かされていき、さらに死体の“犯人捜し”が追及されていく…というもの。新田真剣佑、黒島結菜、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗、とまんらも共演する。『十二人の死にたい子どもたち』は全国公開中。「ネプリーグ」は2月4日(月)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年02月04日●「役に関する何かを逃す」危機感冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化し、現在ヒット中の映画『十二人の死にたい子どもたち』(公開中)。「12人全員一致」で集団安楽死するため、廃病院に集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れる…という衝撃的な展開を見せる。さらに、堤幸彦監督のもとに杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗と若手の実力派が集まったことで、さらに注目度が上がっている。今回マイナビニュースでは、新田、北村、高杉、黒島、橋本の5人にインタビューを決行し、それぞれの同作にかける思いを聞いていく。1番のサトシは、12人を廃病院に集めた企画者だが、演じた高杉は、今回の撮影に「緊張した」「全然周囲の人と話せていない」と語る。○「集中しないと」という現場――今回は、取材した方に他の方の印象を聞いておりまして、新田さんから見た高杉さんは「不敵な笑みを浮かべる人」。役柄のイメージが強かったそうです。今回僕が、不敵に見えてたら嬉しいです。ありがたいです(笑)。――皆さんの輪の外にいるような役でもあったと思いますが、不敵さは意識していたんですか?もちろん役としては意識していましたが、単純に、緊張して余裕がなかったところもありました。今回、別のことを考えると何かを失うんじゃないかという恐れがあったので、できるだけ、役のことと現場のことを考えて生きていたいなと思って。本当はもっとみんなとお話したかったし、ゲームの話もしたかったんですけど……。ゲームの話をしてる人が多くて「そのゲーム、やってるやってる!」と思いながらも、聞いてるだけの時もあったので、ある意味で不敵さに見えてたなら、嬉しいです。――そんなに緊張されてたんですね。堤監督や、このメンバーで仕事できるというような、諸々のことで緊張しちゃって、「集中しないとダメだな、どこかで何かを逃すんじゃないか」と、思っちゃってました。掴めそうなもの、というと難しいですけど……役に関する何かを。●黒島結菜は…「また出会いたい人」――最初にこの作品について、話を聞いた時はどのような印象だったんですか?原作の冲方丁先生はアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 2』で知っていたので、嬉しかったです。12人が密室の中、会話で物語を成立させるのはすごい熱量だと思いますし、それだけで見せていくのは大変だとも思いました。でも完成した作品を見ると、圧倒される場面も多くて、会話の中のテンポ感も良くて、謎が紐解かれるすっきり感もあります。題名で「怖そう」と受け取られるかもしれないけど、エンターテインメントとしてすごい作品だと思います。受け取る人によっては違うものが生まれてくると思うので、まずは観に行ってほしいなと思います。――撮影方法も独特で、5台カメラがあったと伺っております。カメラがマルチなので、どうしても……緊張しました。こっち向いてもあっち向いてもカメラがあるって、緊張するんですよ!(笑) 自分の長台詞より、他の方の長台詞の方が緊張します。もちろん、映っていなくても演技はするんですけど、他の方がこれだけしゃべった後に、俺が変なことして、やり直しになってしまったら……と思ってしまって。――男子チームは、裏でよく話し合ってたという話もありましたが。今回は本当に、マジで誰とも喋れてないです! ご飯に誘ってもらったりもしたんですけど、余裕がなさすぎて……。そこに行ったら、持っているものを落とすんじゃないかなとずっと思っていました。――そこまで緊張する現場って、なかなか珍しいでしょうか?この緊張感は、ちょっと舞台に近いかもしれないですね。何か間違うと、1本の線が切れちゃうかもしれない……という感覚。ふっと素になって、糸が切れてしまうのが嫌で、その瞬間を産まないための行動、だったのかもしれないです。○試したくなる表情ばかり――すごい作品だったんですね。これまで皆さんにはくじで引いた方の印象をお話いただいていたのですが、高杉さんが最後なので、ぜひ黒島さんの印象を教えてください。1回『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』でご一緒してるのですが、良い意味ですごく印象が変わりました。黒島さん本人の印象は変わらないけど、役としてのイメージが全然違ったので、素敵だなと思いました。「こういう表情をしたら、こういう風に見えるんだ」という、自分も試したくなる表情ばかりで、見ていてすごく楽しかったです。僕はみなさんを観察できる立場の役なので、一人一人の表情がよく見えるんですよ。だから「メイコさんがこんな表情を」というのが面白くて、印象が本当に変わりました。――これを「〇〇な人」でまとめるとしたらいかがですか?うーん……「また出会いたい人」。――締めに、すごく素敵な表現をありがとうございます!やった!(ガッツポーズ)■高杉真宙1996年7月4日生まれ、福岡県出身。09年、舞台『エブリ リトル シング’09』で役者デビュー。10年には『カルテット!』で映画初主演。TV特撮ドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』で二面性のある役どころを演じ、演技力の高さで注目を集める。主演映画『ぼんとリンちゃん』(14)で、第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。2017年は映画『PとJK』『散歩する侵略者』などに出演し、第9回TAMA映画賞最優秀新人俳優賞、第72回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞などを受賞。2018年は『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』『世界でいちばん長い写真』『虹色デイズ』『ギャングース』が公開、現在『笑顔の向こうに』(2019年2月)、『賭ケグルイ』(2019年春)が公開待機中となっている。
2019年02月01日auのテレビCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの「おばあちゃん」編が、2月1日より全国で放映開始される。同CMには、神木隆之介演じる高杉くんのおばあちゃん役として宮崎美子が初登場。また、これまでずっと制服姿だった神木と松本穂香が、今回初めて私服姿を披露している。同CMは、松本さん(松本穂香)がアルバイトをするカフェを舞台に、孫の高杉くん(神木)と協力しながら、おばあちゃん(宮崎)が“映える”写真をスマホで撮ろうとするストーリー。スマホを使いこなすおばあちゃんの様子を通じて、使い方サポートの充実や、60歳以上の人は国内通話料無料で利用できるサービスの魅力を伝える。松本さんがアルバイトをするカフェのテラスで、「ヴェル! ウェイ、グッガール」と言いながら犬の写真をスマホで撮る高杉くんのおばあちゃん。そんな光景を高杉くんが微笑ましく見ていると、松本さんがドリンクを持って「若いね、高杉くんのおばあちゃん」と、声をかける。撮影した写真を「アップしよー」と言いながらスマホを操作するおばあちゃんに「(ガラケーではなくて)スマホなんですね」と話しかける松本さん。おばあちゃんの「ガラケー女子のままじゃね?」という言葉に思わず「女子・・・」と反応してしまう松本さんに、おばあちゃんは念を押すように「女子!」と言い張る。2人の間に不穏な空気が流れる中、「auは使い方のサポートも充実だしね」と、話題を変える高杉くん。「いいよね」と言いながら、掛かってきた電話に「ママ~?」と出ておばあちゃんが席を外すと、松本さんは「ママって?」と尋ね、高杉くんが「ひいおばあちゃん。いっつも長電話」と答える。席に戻ったおばあちゃんが、注文したアサイーボウルを「映える~」と言いながらスマホで撮る横で、「めざせ、インフルエンサー!」と、お盆を使って光の調整を手伝う高杉くんの様子を見て、松本さんは「意識高すぎ、おばあちゃん」とつぶやく。今回、新キャラクターとして、高杉くんのおばあちゃん役に宮崎美子、愛犬役にヴェルディちゃんが出演。スマホデビューして間もないおばあちゃんがイマドキ女子のようにスマホを使いこなし、“映える写真”を高杉くんと協力して撮影するシーンでは、銀トレーを使って光を反射させるという、神木自身のアイデアを採用。CMでのキャラクター同様、神木の意識の高さが見られた。撮影の合間には、神木と松本がヴェルディちゃんにおやつをあげたり、一緒に写真を撮ったりするなど、終始和やかなムードの撮影となった。
2019年02月01日高杉真宙主演「高嶺と花」の追加キャストとして、戸塚純貴らの出演が決定。併せて、原作の第1巻をイメージした本作のメインビジュアルも到着した。物語は、姉の替え玉として妹の花がイケメン・高嶺とお見合いをするところからスタートする、ハイスペックイケメン御曹司と一般庶民JKの年の差・身分差ツンデレラブストーリー。高杉さんが御曹司の才原高嶺役を、竹内愛紗がヒロイン・野々村花役を演じる。そして今回、そんな2人に関わる新たなキャストが発表。鷹羽グループ御曹司・高嶺のサポート役を務める霧ヶ崎瑛二役には、『銀魂2 掟は破るためにこそある』や放送中の「私のおじさん」に出演する戸塚純貴。花の幼なじみ・岡本颯馬役に、『ミスミソウ』「明日の約束」の遠藤健慎。花の友人の藤原光子と小川水希役に、「オトナ高校」で中学生にして23歳のOL役を演じた長見玲亜と、昨年「美少女クエスト」で地上波に初出演した宮崎優。そのほか、花の家族として西堀亮(「マシンガンズ」)、仁藤優子、出口亜梨沙。鷹羽商事・専務役に岡田浩暉、会長役は品川徹が演じる。「高嶺と花」は3月18日(月)0時~FODにて配信開始(30分×全8話)。(cinemacafe.net)
2019年01月30日高杉真宙が江戸川乱歩の名著「少年探偵団」シリーズに登場する小林少年の“ひ孫”を演じる映画『超・少年探偵団NEO ーBeginningー』。この度、初映像となる特報とともにティザービジュアル・場面写真が解禁となった。本作は、少年探偵団の初代団長・小林少年こと小林芳雄のひ孫である芳狼(高杉さん)が、親友のワタリ(佐野岳)や明智小五郎のひ孫の小夜(堀田真由)とともに、怪人二十面相、そして自身の宿命と向き合っていくジュブナイルアドベンチャ-。解禁となったビジュアルには、少年探偵団のメンバーに加え、謎多き怪人二十面相の不穏な姿が…。併せて公開された場面写真には、怪人二十面相はもちろんのこと、夜の校舎に現れる不気味な青毛布の者、突如登場する謎の電人などが登場しており、新たな物語として生まれ変わった「少年探偵団」の壮大なアドベンチャーを予感させるものばかり。特報は、まるで昭和映画風の映像と昔懐かしい「少年探偵団のうた」をバックに、「少年探偵団」の面々が怪人二十面相や謎の電人らと対峙していく様子などが映し出されている。■高杉真宙&佐野岳、「仮面ライダー鎧武」以来5年ぶりの共演実現高杉さんと佐野さんは「仮面ライダー鎧武」以来、5年ぶりの再共演。少年から青年への成長物語がメインテーマとなる。そのほか、「3年A組―今から皆さんは、人質です―」やNHK連続テレビ小説「わろてんか」の堀田真由、映画『ソロモンの偽証』の板垣瑞生、映画『海街diary』『奇跡』の前田旺志郎、ドラマ「ゆとりですがなにか」の長村航希と、次世代を担う個性的なキャストが顔を揃えた。■現代に放つ、なんでもありのジュブナイル映画!『グーニーズ』や『学校の怪談』『僕らの七日間戦争』など80年代~90年代の少年・少女向けのジュブナイル映画のような“なんでもあり”の感覚は、SNSでバズる現代的な情報拡散とマッチ。本作品ではそれらの作品の雰囲気を盛り込みつつ、次世代スターの共演で現代の若者層に届きやすい形に仕上げている。■異色のスタッフ陣が集結「Yes!プリキュア5」や「ノラガミ」などの脚本で知られる赤尾でこが実写映画初脚本に挑戦。さらに、新潟出身のスクリーモ・バンド「a crowd of rebellion」のメンバーとしてバンドのほとんどの楽曲を作曲するギターの丸山漠が自身初の映画音楽を担当、唯一無二の世界を描き出した。CG制作はCG界のトップランナー「白組」が担当、『シンゴジラ』などを制作したCGチームが摩訶不思議な二十面相世界を作り出しす。監督は『ジョーカーゲーム 脱出』やTVドラマ「マメシバ一郎」シリーズなど、ジャンルに縛られない作品を手掛ける芦塚慎太郎。なお、本作に登場する怪人二十面相のデザインは、「ファイナルファンタジー」や「タイムボカン」シリーズのキャラクターデザイナーとしても知られる天野喜孝が担当している。■物語少年探偵団初代団長・小林少年のひ孫・小林芳狼の前に、10年間行方をくらましていた怪人二十面相が姿を現す。二十面相は「約束の時は近い」とだけ言い残し去っていくのだった。果たして、二十面相の言う“約束”の真意とは…?揺れ動く芳狼の周りで次々と巻き起こる怪事件の数々。学園七不思議の1つ“青毛布の者”騒動、中等部生徒失踪事件、突如現れる謎の電人。そして、芳狼自身も知らない秘められた能力が覚醒する――。奔走する芳狼を支えるのは、明智小五郎のひ孫である小夜や幼なじみのワタリを始めとした個性豊かなメンバーたち。全ての謎が絡み合い、答えが見つかるとき、いまこそあの「少年探偵団」が復活する!『超・少年探偵団NEO ーBeginningー』は2019年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:超・少年探偵団NEO ーBeginningー
2019年01月29日俳優の神木隆之介、中川大志、女優の松本穂香が出演するauのテレビCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの「ドラム」編が、29日から放送される。新CMでは、細杉くん(中川)が音楽に合わせ、華麗にドラムを演奏する姿を披露している。音楽室でドラムを披露し、生徒たちに取り囲まれていた細杉くんを意識して、Apple Musicでドラムのイメトレをする高杉くん(神木)の様子に、松本さん(松本)がツッコミを入れるというCMストーリー。放課後の教室で、高杉くんがiPhoneから流れる曲で一心不乱にエアドラムをしている様子を後ろでずっと見つめていた松本さんが「何してるの?」と声を掛けると、「松本さん! ドラムのイメトレだよ」と驚いて振り返る高杉くん。松本さんが冷静に「なんでまた急に・・・」と問いかけると、高杉くんは「だから、Apple Musicでドラムのイメトレだって」と答える。「だからなんで・・・」とさらに問いただそうとした松本さんは、「あ、細杉くん?」と、音楽室でドラムの演奏を披露し、生徒たちに取り囲まれていた細杉くんのことを思い出す。細杉くんを意識していたことがバレて、高杉くんは「違うよ! auなら5,000万曲聴き放題のApple Musicが6カ月無料だからさ。やっぱりiPhone持つならauだね!」と焦って言い訳。そんな高杉くんに、松本さんはちょっと笑いながら「意識している、高杉くん」とツッコミを入れる。その後も、高杉くんはノリノリで、1人エアドラムをしながら帰宅する。そんな、一心不乱にApple Musicで音楽を流しながらドラムのイメトレをする高杉くんの様子を通じて、auなら5,000万曲が聴き放題のApple Music が6カ月無料でお楽しみいただける魅力を訴求。また、CM内で高杉くんがiPhoneで聴いている楽曲として、ヤバイTシャツ屋さんの「かわE」が起用されている。
2019年01月29日俳優の高杉真宙が、映画『超・少年探偵団NEO −Beginning−』(2019年公開)に主演することが29日、明らかになった。同作は江戸川乱歩の名著『少年探偵団』シリーズをオリジナルとし、名探偵・明智小五郎とその弟子の小林芳雄(小林少年)の末裔の物語を描く。小林少年のひ孫である小林芳狼(高杉真宙)が、親友のワタリ(佐野岳)や明智小五郎のひ孫の明智小夜(堀田真由)とともに、怪人二十面相、自身の宿命と向き合っていく。高杉と佐野は、『仮面ライダー鎧武』以来初の共演に。堀田真由、板垣瑞生、前田旺志郎、長村航希と次世代を担う個性的なキャストが顔を揃え、「少年たちの成長物語」をメインテーマに描いていく。また『Yes!プリキュア5』や『ノラガミ』等の脚本で知られる赤尾でこが実写映画初脚本に挑戦。新潟出身のスクリーモ・バンドa crowd of rebellionの丸山漠が、自身初の映画音楽を担当し、CG制作はCG界のトップランナー、白組が担当した。芦塚慎太郎監督がメガホンをとる。さらに怪人二十面相デザインは天野喜孝氏が担当した。同時に解禁された超・特報は、昭和映画風の映像となっており、昔懐かしい「少年探偵団のうた」をバックに展開される。
2019年01月29日人気俳優・高杉真宙が主演を務めるFODオリジナル連続ドラマ「高嶺と花」が、3月18日(月)より「FOD」にて配信されることが決定した。原作は、2014年から「花とゆめ」(白泉社)で連載中の漫画「高嶺と花」(師走ゆき)。コミックスは12巻まで発売され、1月時点で累計部数130万部を突破した人気作だ。物語は、才原高嶺とお見合いするはずの姉・緑の替え玉として変装した妹の野々村花が、お見合いをするところからスタート。ありえない程のイケメン・高嶺の登場に胸をときめかせるが、高嶺の横柄な態度と罵詈雑言に対し、花はキレてしまいその場を後にしてしまう。お見合いは破談になったかと思われたが、高嶺は花に興味を持ち、花は高慢な高嶺を屈服させることを目的にお見合いを続けることに…。『十二人の死にたい子どもたち』『笑顔の向こうに』『賭ケグルイ』など、今年も注目作の公開を控える主演の高杉さんが演じるのは、ビジュアルも仕事も完璧、ハイスペックイケメンなのに高慢ちきな残念御曹司・才原高嶺。今回演じるにあたり原作を読んだという高杉さんは「今まで演じてきたどのキャラクターとも違う性格で自分が演じるのを想像出来ず緊張する反面、高嶺として立って歩いて喋ることが楽しみです」と期待し、「高嶺と花の息の合った(笑)台詞の掛け合いを画面を通して皆さんに見せることが出来たらと思っています」と意気込みを語った。また気は強いが明るい性格の一般庶民JK・野々村花役には、『十二人の死にたい子どもたち』で“十二人の子どもたち”のひとりにも抜擢された竹内愛紗。今回オーディションで約500人の中から見事この役を勝ち取った17歳の現役JKだ。今作は彼女にとって初のヒロインの作品。役が決まった際、「原作の漫画を全部買い、物凄いスピードで読みました」と話す竹内さんは、「花は10歳も年上のイケメン御曹司、高嶺さんに勝気で、高嶺さんもとても高いプライドがあり、負けを譲らない2人のやり取りがたまらなく面白いんです!」と原作の魅力を語り、「花を演じるにあたり、友達とのやり取り、高嶺さんとのやり取り、家族の中のやり取りで違いを見せるように心がけます!漫画では色々な表情を見せている花なので私も色々練習をして、皆さんにはそこに注目して見ていただけたら嬉しいです!」とコメントしている。なおドラマの主題歌は、YouTubeやSNSで話題を呼び、インディーズ時にはCMや人気アニメのEDテーマに抜擢された中学3年生のRUANNの「LOVE & HOPE」に決定。作詞・作曲共にRUANNさんが担当している。「高嶺と花」は3月18日(月)0時~FODにて配信開始(30分×全8話)。(cinemacafe.net)
2019年01月21日au「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの細杉くんとしてお馴染みの中川大志が、高杉くんこと神木隆之介に続いて「三太郎」シリーズに初参戦。新TVCM「副会長」篇が1月14日(月・祝)よりオンエアされる。本CMは、寺子屋で行われている生徒会長選挙で、見事、生徒会長に決まった高杉くんの“先祖”が副会長を紹介するストーリー。生徒会長に当確となり、生徒たちと万歳をする高杉くん。金太郎はそんな様子を見て悔しそうに舌打ちをしながら、掛けていたたすきを握りつぶす。「残念だったね、金ちゃん」と浦島太郎が金太郎を慰めるも、「浦ちゃん、高杉くんに票入れてなかった?」と桃太郎が暴露!すると「オレじゃないんか~い!」とツッコみを入れる金太郎を尻目に、「続いて、副会長を任命します!」と高杉くん。「副会長?」と三太郎が首を傾げている中、「数字に細かい~…」と生徒の方を見つめる高杉くんに桃太郎が「お、金ちゃん?」とひやかすと、金太郎も「しゃ~ね~な~」とノリノリの様子。しかし、「細杉くん!」と副会長が紹介され、金太郎は思わず「オレじゃないんかーい!」と2度目のツッコミ。名前を呼ばれ、前に出てきた細杉くんが「学生にお得を。0.000円改革です!」と気合の入った挨拶すると、「細かすぎだよ、細杉くん!」とツッコミを入れる浦島太郎。「なんでだよ~!」と泣きつく金太郎に、「うん、可能性もゼロだったね…」と痛烈な言葉を掛ける桃太郎なのだった――。先日の「生徒会長」篇の続編となる本CM。生徒会長選挙で見事に勝利した神木さん演じる高杉くんが副会長に任命したのは、なんと、あの“細杉くんの先祖”。「高杉くん」シリーズとそっくりな見た目ながら、実はあの特徴的なサラサラヘアが、“細杉くんの先祖”は少しウェーブがかけられ、見た目にもこだわっている様子。それほど気合い十分(?)で望んだ細杉くんこと中川さんのアドリブ演技は、これまでの「三太郎」シリーズにはなかった新鮮な笑いに!?たくさん採用されたという細杉くんのアドリブの演技にも注目してみて。au「三太郎」シリーズ新CM「副会長」篇は1月14日(月・祝)よりオンエア。(text:cinemacafe.net)
2019年01月14日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「副会長」篇が、14日から全国で放送される。同CMでは、“意識高すぎ! 高杉くんシリーズ”に出演する細杉くん(中川大志)が“細杉くんの先祖”として登場する。『auゼロ学割』の魅力を訴求する同CMは、寺子屋で行われている生徒会長に決まった高杉くん(神木隆之介)が副会長を紹介するストーリー。生徒会長候補として、高杉くんが“高杉くんの先祖”役で三太郎シリーズに初出演を果たした前作に続き、今作では副会長役として細杉くん(中川大志)が“細杉くんの先祖”役で三太郎シリーズに初出演した。生徒会長に決まった高杉くんの様子を悔しそうに見つめる金太郎(濱田岳)。「続いて、副会長を任命します」と生徒の方を見つめる高杉くんに、桃太郎(松田翔太)が「お、金ちゃん?」と金太郎ではないかと期待するも、高杉くんは「数字に細かい~・・・、細杉くん!」と紹介する。細杉くんの登場に思わず「俺じゃないんかい!」とツッコミを入れる金太郎を尻目に、副会長に任命された細杉くんは、「学生にお得を。0.000円改革です!」と気合の入った演説を披露。浦島太郎(桐谷健太)が「細かすぎだよ、細杉くん!」とツッコミを入れるも、「0.000・・・」と細かい演説を続ける。「なんでだよ~!」と泣きつく金太郎には、桃太郎が「うん、可能性もゼロだったね・・・」と痛烈な言葉をかける。高杉くんが“高杉くんの先祖”役として出演した今回。高杉くんシリーズとそっくりな見た目の細杉くんだが、特徴的なサラサラヘアが、“細杉くんの先祖”では、少しウェーブがかけられていたりと、見た目にもこだわりが。そのほかにも、小さなこだわりが散りばめられているという。また、三太郎シリーズに突如出演した細杉くんのアドリブ演技は、今までの三太郎シリーズにはなかった新鮮な笑いを連発。細杉くんのアドリブの演技が多く採用され、そこも今回の大きな見どころとなっている。
2019年01月14日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「一緒にいこう」篇が、1日から全国で放送されている。5年目に突入した三太郎シリーズの新年1作目は、「一緒にいこう」をテーマに、桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)、鬼(菅田将暉)、かぐや姫(有村架純)、乙姫(菜々緒)、織姫(川栄李奈)たちが、サッカーや羽子板などで一緒に楽しむさまざまな場面を展開。そこに、“意識高すぎ!高杉くん”シリーズの高杉くん(神木隆之介)、松本さん(松本穂香)、細杉くん(中川大志)も登場し、最後は大きな木の下に集合して朝日を見つめる壮大なシーンで幕を閉じる。今回は、「三太郎シリーズ」と「意識高すぎ高杉くんシリーズ」の初コラボが実現。昔話が舞台の三太郎と、現代が舞台の高杉くんたちが、時空を超えたコラボレーションで、1つ大きな木の下に集合するシーンは、スタッフ一同感無量だったという。鬼が山の中で子どもたちとサッカーを楽しむシーンでは、スタッフからOKが出ると、子どもと一緒に成功を喜ぶ様子が見られたり、姫たちが羽子板を楽しむシーンでは、始めこそ「できるかな~?」と不安だったが、練習を重ねるうちにみるみる上達し、最後にはスタッフも驚くくらいのラリーを披露するなど、動きの多いシーンも順調に撮影が進んだ。高杉くんシリーズの3人も、随所でアドリブを披露。バドミントンやサッカーといったスポーツをとにかく全力で失敗し、“頑張っているんだけど、上手くはない”という高杉くん&細杉くんらしさあふれる様子で撮影された。なお、CM楽曲「一緒にいこう」を歌うのは、GReeeeN。アメリカの野球ファンの愛唱歌「Take Me Out to the Ball Game(私を野球に連れてって)」と、バッハの「Jesus bleibet meine Freude(主よ人の望みの喜びよ)」をアレンジした曲で、CMオリジナルの歌詞をあてている。
2019年01月04日俳優の神木隆之介、中川大志、女優の松本穂香が出演するauのテレビCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの「一緒に」編が、12月14日より全国で放送される。同CMは、駅のホームで高杉くん(神木)と松本さん(松本)が2人仲良くイヤホンを分け合いながらiPhone XRでNetflixを見ていると、後ろに偶然座っていた細杉くん(中川)が独特の登場の仕方で2人の間に割って入り、3人で一緒にNetflixを楽しむというストーリー。そんな3人の様子を通じて、新型iPhoneでもNetflixの動画をお得に楽しめる「Netflixプラン」の魅力を訴求していく。2人の後ろの椅子にいた細杉くんは「おじゃま虫…っと」と言いながら2人のイヤホンを外し、高杉くんと松本さんの間に割って入り、メガネにiPhoneの画面を反射させながら「こちら6.1インチ大画面、正式名称iPhone XR」と、正式名称を話す。その滑舌の良さに思わず引きながら「ワーォ」とつぶやく松本さんの一方で、高杉くんはうれしそうに細杉くんを見ている。そのままちゃっかり2人の間に座り、一緒にNetflixを見ている細杉くんが「3人での視聴もばっちり」と話すと、高杉くんが「そう、新しいiPhoneならね」と答える。現場では、細杉くん役の中川が「iPhone XR」の発音を何度も練習。また、高杉くん役の神木は、大笑いするシーンでさまざまなパターンの笑い方にチャレンジし、椅子に倒れこむほどの演技も見せると、これにはスタッフも思わずつられて抱腹絶倒だったという。
2018年12月14日au「三太郎シリーズ」の新CMに、神木隆之介演じる“意識高すぎ!高杉くん”がまさかの参戦。濱田岳演じる金太郎の新たなライバルとなっている。CMの舞台は、「生徒会長選挙」が行われている三太郎たちが通う寺子屋。候補者の金太郎(濱田岳)が「もし、私が生徒会長になったら、制服はコレにします!」と自身の金太郎ルックを強調すると、演説を聴いていた生徒からは「えー、ダサーい」など不満の声が続出。そんな生徒の反応に「これは落選かな…」と不安そうな表情の桃太郎(松田翔太)と浦島太郎(桐谷健太)。続いて登壇した候補者は「私は、学食を0円にします!」と力強く公約を宣言。見覚えのない生徒の姿に「あれ?彼は?」と桃太郎が問いかけると、「転校生の高杉くん!」と浦島太郎。「さぁ、みんなでゼロ円改革です!」と生徒を盛り上げるように演説を続ける高杉くん(神木隆之介)に、浦島太郎は「ゼロ!ゼロ!」と生徒たちと一緒に盛り上がっていくことに。そんな様子を見て桃太郎があぜんとする中、「ゼロ!ゼロ!!」とさらに会場を盛り上げる高杉くん。その光景に金太郎は“金”の首飾りをかじりながら「くぅ~!」と悔しがり…。さらに勢いに乗って演説を続ける高杉くんの様子を見て、「意識高すぎ…」(桃太郎)「高杉くん!」(浦島太郎)とつぶやく2人。盛り上がる会場で、テンションも高まっていく高杉なのであったーー。今回のCMではなんと、あの「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの高杉くんが“高杉くんの先祖”役として登場、異例のコラボが実現した。三太郎シリーズには初出演となり、「最初は緊張していた」と話していた高杉くんこと神木さん。しかし、桐谷さんも「全然そんな感じはなかった」とふり返るくらい、現場は終始和やかムード。神木さんは演説の場面では「止めどころがわからなくて戸惑った」と語りつつも、三太郎に負けない高杉くんのアドリブを披露し、現場スタッフ一同の大笑いを誘っていた。au新CM「生徒会長」篇は12月1日(土)よりオンエア。(text:cinemacafe.net)
2018年11月30日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「生徒会長」篇に、“意識高すぎ!高杉くん”シリーズに出演する神木隆之介が“高杉くんの先祖”として登場する。12月1日から全国で放送される。今回は、寺子屋で行われている生徒会長選挙の様子を描いたストーリー。候補者の金太郎(濱田岳)が「もし、私が生徒会長になったら、制服はコレにします!」と自身の服を強調すると、演説を聴いていた生徒からは「えー、ダサーい」などと不満の声が漏れ、桃太郎(松田翔太)と浦島太郎(桐谷健太)は不安の表情を見せる。続いて、高杉くんの先祖が「私は、学食を0円にします!」「さぁ、みんなでゼロ円改革です!」と生徒を盛り上げるように演説すると、生徒たちは「ゼロ!ゼロ!!」と大盛り上がり。その光景に金太郎は「くぅ~!!」と悔しがり、桃太郎と浦島太郎も「意識高すぎ…」「高杉くん!」と、思わずつぶやいてしまう。神木は、三太郎シリーズ初出演とあって「最初は緊張していた」と話していたが、桐谷も「全然そんな感じはなかった」と振り返るほど、現場は終始和やかムード。演説の場面では「止めどころがわからなくて戸惑った」と振り返りつつも、三太郎に負けない高杉くんのアドリブを披露し、スタッフ一同大笑いの撮影となった。
2018年11月30日高杉真宙、加藤諒、渡辺大知(黒猫チェルシー)が、トリプル主演でかつてないキャラクターを演じる青春エンターテインメント・ムービー『ギャングース』。この度、本作のために結成されたこの3人による主題歌「CRYBABY」のレコーディング風景の動画が公開された。今回到着したのは、映画のために結成されたユニット「The Gangoose」が歌う主題歌「CRYBABY」の収録メイキング映像。本楽曲はタケオ役の渡辺さんによる作詞・作曲・プロデュース、メインボーカルによる書き下ろし楽曲で、サイケ役の高杉さんとカズキ役の加藤さんもコーラスで参加していることが話題となっている。■不安げな高杉&加藤も一転、レコーディングではノリノリ!収録スタジオに集まった高杉さんと加藤さんに、渡辺さんからバンド名や楽曲、この曲に込めた想いを説明するシーンから始まる。レコーディング経験が少ない高杉さんと加藤さんへ、「映画のイメージとかメッセージを含んだ上で、映画のことを意識しすぎずと思って作った」との語る渡辺さんに、2人は息ぴったりに笑顔で拍手。そんな中、3人別々の音程でのハモりがあることを知ると、「つられちゃいそう…」と不安そうな高杉さんと加藤さんの姿が映し出されている。しかし、一旦レコーディングが始まると、軽快なロックミュージックに全員ノリノリに!和気あいあいと収録に挑む3人はまるで兄弟のようで、絆の深さが感じられるメイキング映像となっている。■高杉真宙「早く皆さんに聴いてほしい!」収録を終えた渡辺さんは「この映画に対する想いを、自分の持ってる力を注げるだけ注ぎこんで作りこんでおります!めちゃくちゃ楽しんでレコーディングしました!」と笑顔でコメント。すると加藤さんは「こういう男くさくって、汗の匂いが漂ってくるような曲はあまり歌ったことがなかったから、歌ってて気持ちよかった!男の魂というか…やっぱロックっていいっすよね!」と興奮冷めやらぬ様子。そして高杉さんも「初めて聴いたときに自分が撮影したときの記憶が巡ってくる感じがあったり、大知君から“サイケっぽく”と言ってもらったりして、それがすごく新鮮で…めちゃくちゃ緊張していたんですけど、楽しくできたんじゃないかな。早く皆さんに聴いてほしいです!」と熱いメッセージを語っている。映画と同様、3人が笑顔溢れながらレコーディングしたメイキング映像を、ここからチェックしてみて。『ギャングース』は11月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。「CRYBABY」は11月15日(木)より配信限定でリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ギャングース 2018年11月23日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2018「ギャングース」FILM PARTNERS©肥谷圭介・鈴木大介/講談社
2018年11月15日11月23日公開の映画『ギャングース』の公開記念舞台あいさつが13日、都内で行われ、高杉真宙、加藤諒、渡辺大知(黒猫チェルシー)、入江悠監督が出席した。犯罪集団だけを標的とする窃盗"タタキ"稼業で過酷な社会を生き抜こうとする 3人の少年たちを描き、漫画雑誌『モーニング』(講談社)で2013~2017年に連載されて高い人気を獲得した肥谷圭介×ストーリー共同制作・鈴木大介による青春漫画『ギャングース』。同漫画を『ジョーカー・ゲーム』(2015年公開)などの入江悠監督が実写化した本作に、高杉真宙、加藤諒、渡辺大知が3人の窃盗団を熱演しており、壮絶なリアルサバイバルを通じて友情と成長、再起への思いを描き出す。"タタキ"専門の窃盗団の情報収集や標的選定担当のサイケ役を演じた高杉は「原作を読んだ時、日本の話ではありますが、見たことのない世界で不思議な感じでした。それを知らずに生きてきて、変な感じを抱いたのを覚えています」と初めて原作を読んだ感想を明かしつつ、「その感じをしっかりと伝えられるようにと思いながら演じました。このサイケは、2人(カズキとタケオ)思いで、そこを芯にしっかりと生きているという感じで演じていました」と振り返った。モヒカン頭のカズキ役を演じた加藤は「モヒカンは地毛を刈らせてもらいました。カズキたちはお金を持ってないからちょっと伸びたモヒカンなんです。入江監督に何回もチェックしてもらったこだわりなので、その辺にも注目していただけたらと思います」と観客にアピール。タケオ役の渡辺は主題歌も手掛けており、「クランクインの前に脚本を読んだ時の衝動が抑えきれなくて、オファーもなく書いていました。それぐらいシンパシーを覚えましたね」と自身にとっては本作にかなりの衝撃を受けたようだ。そんな3人が演じたサイケ、カズキ、タケオの3人。劇中ではあるモノを手に入れようと必死にもがいている。それにちなみ、「絶対に手に入れたいモノは?」という質問に、高杉は「ケータイです。(スマフォの液晶が)バッキバキなんですよ。落として割っちゃいました。今日充電できなくなっていたので、いよいよ寿命ですね。絶対に手に入れようと思います」と回答。「ベッド」と答えた加藤は「この撮影の時に69kgあって、ある時にベッドが真っ二つに折れたんです。それからベッド半分の状態で最近はヤバイと思ってベッドと布団を捨てました。だから今は床にバスタオルを敷いて寝てます(笑)」と告白し、渡辺は「僕は車に乗る時間ですね。忙しいということでもありませんが、リフレッシュじゃないですけど車を運転してぼーっとする時間が欲しいですね」と話していた。映画『ギャングース』は、11月23日より全国公開。
2018年11月14日●『メタルマクベス』舞台稽古で喉が枯れた理由は?日本初、客席が360°回転する劇場として、話題を集めているIHIステージアラウンド東京。2017年3月のオープンから、劇団☆新感線『髑髏城の七人』の5シーズンを経て、現在はONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』Prodeced by TBSが上演中だ。2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組んだ同作は、シェイクスピア『マクベス』の舞台を2218年の廃退した近未来と、空前のバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換え、ロックバンドが劇中で生演奏するなどのど迫力舞台に。disc1は橋本さとし&濱田めぐみ、disc2は尾上松也&大原櫻子によって上演され、最後のdisc3は浦井健治&長澤まさみが、ランダムスター夫妻役を演じる。公演は11月9日〜12月31日で、12月6日の昼・夜公演は全国の映画館・84館でのライブビューイングも実施する。今回、同劇団に初参加となる高杉真宙が演じるのは、ランダムスターが仕えるESP国の王子であるレスポールJr.。王子らしい気品と爽やかさ、そして溌剌としたダンスや歌、アクションも見どころとなる役どころだ。今回は高杉に、初参加となる新感線への印象や、作品に対する思いについてインタビューした。○歌とダンスを必死に練習――今回、劇団☆新感線に初参加ということで、どういう印象でしたか?自分が参加していることが、想像できなかったです。今までもプライベートで観させていただいていたので、ちょっとしたファンが舞台に出る感覚に近いです。この舞台は円形の客席を囲っているし本当に広いので、稽古も予想ができませんでした。実際に稽古に入ると、「あの、いのうえさんが演出をつけてくださってる」ということが、まず嬉しい気持ちでした。あと、ご迷惑をおかけしてしまうこともあると思うんですが、僕は「もう1回」と言われるのが好きなんです。何回も演じたいので。いのうえさんには、「ここは、階段に足を乗せないと不安定に見えないから」という指示をいただいたりして、思いと動きを考えるのが、難しくも、面白くもあります。自分がレスポールJr.として舞台上に立った時に、自然と動きたくなるような演出をつけていただいているので、十分に理解していきたいなと思います。――レスポールJr.って、歌って踊って…という場面が多いと思うんです。disc1の松下優也さん、disc2の原嘉孝さん(宇宙Six/ジャニーズJr.)は経験も多いと思うんですが、高杉さんはどういう感じになるのかな、と気になります。僕自身、不安はあります(笑)。本当にお二人の演技と歌とダンスが、素敵なんですよ。disc1は映像で見せていただいたんですが、先ほども映像を観ていて、「ここってどんな風にしてるんだろう?」と食いついてしまいました。disc2はゲネプロで観せていただいた原さんのレスポールJr.が華やかで、自分がやる役のはずなんですけど、こんな風に自分ができる想像ができなかったので、実力を追いつかせなければと、必死に練習しています。ただ演出はまた変わるので、いのうえさんが僕自身を見て、レスポールJr.の色をつけてくださっているという実感はあります。また違うキャラクターになっていると思います。――ちなみに、1980年代のシーンで演じる「元きよし」はどうですか。今までにない元きよしらしくて、僕はレスポールJr.の場面じゃなくて、元きよしで喉が枯れました(笑)。――元きよしで!? 何が起こるのか…今回、稽古の中でこんな人のこんな一面が印象的だった、という部分はありましたか?初めましての方が多かったんです。柳下(大)さんも稽古場でめちゃくちゃ静かで最初はなかなかお話しする機会がありませんでした。本当に静かで……すごい静かで(笑)。――そんなに(笑)。でも一緒にイベントに出る機会もあり、ちょっとずつ打ち解けて、お話しするようになりました。本当に面白い方で、面倒も見てくださって、素敵なお兄さんです。●浦井健治の歌で、幸せになれる○浦井健治&長澤まさみ夫妻はぴったり――パール王役の粟根まことさんと、グレコ役の柳下さんと、レスポールJr.役の高杉さんで、チーム感はあるんですか?物語的に、3人と、あとはトーカイ、マーシャルでチーム感があります。僕は粟根さんにいろいろ教えていただいたり、柳下さんにフレンドリーに接していただいたり、関係性が出ているかもしれません。――disc1、disc2のイメージも強く残っているのですが、disc3の夫妻はどんな印象でしょうか?僕のイメージはもう、浦井さんで固まっているんです。僕が先輩についてお話しするのもおこがましいですけど、夫人に甘えてる姿や、上下関係がきれいにできている雰囲気がぴったりで。夫人役の長澤さんの強さや綺麗さ、浦井さんのフレンドリーで柔らかい明るい感じが、お二人の関係につながっているのかな、と思って見ています。僕は浦井さんの歌う「自問・シャウト・自答」が本当に好きで、「かっこいいな」と思って毎日聴かせていただいています。以前、知り合いの方が、浦井さんが1人2役をやっていた舞台を観に行って「役によって、声も歌い方も変わる、別人が歌ってるようで本当に凄かった」と言っていたのを覚えているんですが、今回僕は間近で感じることができて、嬉しいです。浦井さんの口ずさんでいる歌で、幸せになれます(笑)。――稽古をしていて、「やっぱりこの人はすごい!」と影響を受けた方はいますか?橋本じゅんさんが、かっこいいんですよ。初演から今回で3回目のエクスプローラー役で、役のことを1番知っているんじゃないかと思ってたんですけど、新たな演出に「工事しなきゃ」とおっしゃってて。同じ役をこれだけやっていても、まだ進化させていかなきゃいけないのか、と思うと、自分も必死に食らいついていかなきゃ、と思います。○舞台上で動けるようになった――劇団☆新感線に憧れたきっかけはどの作品だったんですか?2011年の『髑髏城の七人』でした。そのあとに『蒼の乱』も観て、DVDも観て、こんなにも自分がのめり込むように観る舞台って、ないんじゃないかなと思います。ストーリーを見ているというより、自分がそこに「いる」ような面白さがあると思います。――高杉さんは久しぶりの舞台ですが、その間に映画やドラマと、かなりたくさんの作品に出られていると思います。今回、経験をもっての舞台出演ということで、何か変わったところなどはありましたか?最初は、「舞台って、どんな風に動いてたっけ?」と思ったんですけど、動いてみると、自由に動けるようになった、と思いました。昔は全然動けなかったんです。もちろん、演出によっても変わってくるとは思うんですが、またこの次に舞台に挑戦するときは、どう動けるようになるのかな? とも思いました。――お話ししてても、声の出し方が舞台ぽくなっているのかな? と思っていたんです。(わざと太い声で)どうなんですかねえ(笑)。でも舞台中は、友達にも「声が大きくなってる」と言われます。●後輩も増えてきたけど…「先輩初心者」○若葉マークが必要?――また、高杉さんの事務所の中でも、最近後輩の方が増えてきてるのかな? と思ったんですが、先輩としてはどのような心持ちですか?なんだか、おこがましいです。先輩って言われるの、いやです(笑)。事務所の人に「中堅どころだね」と言われたんですが、あんまり変わらないんじゃないかと思っちゃうんですよね。でも、先輩になっていくのかと思うと、しっかりしなきゃ。先輩方にやってもらったことを、真似してやっていかないといけないと思います。ナチュラルにはできないので、意識して!――先輩の初心者、みたいな。若葉マークをつけなきゃ(笑)。いろいろなやり方も、合う合わないはあるし、自分自身で試していくものなのかもしれないけど、僕のわかる範囲では助けになれたらいいなと思います。――今回の舞台で、改めて「先輩、すごい!」と思ってもらえそうですね。頑張ります(笑)。■高杉真宙1996年7月4日生まれ、福岡県出身。09年、舞台『エブリ リトル シング’09』で役者デビュー。10年には『カルテット!』で映画初主演。TV特撮ドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』で二面性のある役どころを演じ、演技力の高さで注目を集める。主演映画『ぼんとリンちゃん』(14)で、第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。2017年は映画『PとJK』『散歩する侵略者』などに出演し、第9回TAMA映画賞最優秀新人俳優賞、第72回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞などを受賞。2018年は『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』『世界でいちばん長い写真』『虹色デイズ』が公開、『ギャングース』(11月23日公開)、『笑顔の向こうに』(2019年2月)、『賭ケグルイ』(2019年春)が公開待機中となっている。舞台出演は2016年出演の『闇狩人』以来となる。○高杉真宙 サイン入りチェキプレゼント高杉真宙さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼントします。○応募要項■応募期間:2018年11月14日から2018年11月20日23:59まで■当選人数:1名様○応募方法1.マイナビニュースエンタメch公式Twitterをフォロー2.応募ツイートをリツイート当選者には応募締め切り後、マイナビニュースエンタメch公式Twitterからダイレクトメッセージにて、送付先情報(送付先住所、受取人氏名、電話番号)を伺います。※ダイレクトメッセージ送信後48時間以内にご連絡のない場合や、フォローを外された場合(その場合ダイレクトメッセージを送付できません)は当選を無効とさせていただきます。○当選条件日本国内にお住まいの方 応募にあたって以下を必ずお読みください。応募には以下の「個人情報取扱いについて」に同意いただく必要があります。「個人情報取扱いについて」に同意いただけない場合はプレゼント抽選の対象となりません。(1)個人情報取扱いについて:マイナビでは個人情報保護マネジメントシステムを構築し、正しい個人情報の取扱および安全管理につきましてできるだけの体制を整え、日々改善に努めています。当社が運営するマイナビニュースにおいて、読者の皆様からお預かりする個人情報は、プレゼントの発送などに利用いたします。(2)開示等、個人情報の取り扱いについてのお問い合わせ:株式会社 マイナビ ニュースメディア事業部 編集部 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル news-reader@mynavi.jp(3)個人情報保護管理者:株式会社 マイナビ株式会社 ニュースメディア事業部事業推進部長 news-personal_data@mynavi.jp
2018年11月14日●極寒の中、ハードな現場だった映画『ギャングース』肥谷圭介作画、鈴木大介原作・原案による同名漫画を実写化し、11月23日から全国公開される映画『ギャングース』。青春期を少年院で過ごしたサイケ(高杉真宙)・カズキ(加藤諒)・タケオ(渡辺大知)の3人が、犯罪者だけをターゲットにした”タタキ”(窃盗、強盗)稼業で後戻り不能な領域に踏み込んでいく様子を描く。長髪姿の高杉、モヒカンの加藤、金髪の渡辺と、それぞれ今までのイメージとはガラッと変わったビジュアルで、ハードな雰囲気を漂わせる3人。一見、不良作品のようにも思えるが、実は原作のストーリーを共同制作する鈴木は裏社会・貧困問題の取材に取り組むルポライターで、鈴木によるノンフィクション書籍『家のない少年たち』を原案としている。それゆえに、スリルのある展開だけでなく、犯罪へ向かわざるを得なかった少年たちの背景や、犯罪の実態が描かれているところも注目の作品となっている。『SR サイタマノラッパー』で知られる入江悠がメガホンを取った実写映画は、2月に行われた。郊外を中心に朝から晩まで、ハードな日々が続く同作。入江監督は入念にカット割りを確認するために、1カットに数時間かかることも珍しくないという。取材に伺った日は、世界的ギタリストのMIYAVI演じる安達が登場し、その迫力ある姿を3人が車の中から見守る……というシーンを撮影していた。ショッピングセンターの駐車場で行われた撮影は、一応の壁があるとは言っても寒風がどんどん入り込み、コンクリートがさらに冷えを増幅させるよう。そんな環境の中でも、迫力あるカットを追求し、何度も確認が行われる。緊張感のある現場だが、合間には仲よさそうに談笑するトリプル主演の3人の姿も。今回は、撮影中の3人に直撃し、話を聞くと、物語の芯や”家族”のような3人の姿が見えてきた。○原作に近づけたビジュアルに――今回、外見がかなり原作に近く、みなさん今までにないイメージとなっていると思いますが、いかがでしたか?高杉:エクステをつけてもらっています。僕も漫画を読ませていただいていたので、長い方が良いと思って伸ばしてはいたんですけど、ここまで伸びることはなかなかないですよね。作品については、「自分の知らない、こんな世界があるんだ」と衝撃的でした。いざ演じるとなると、全部伝えられたらいいなと思いました。アクションシーンも多くて、台本を読んだ時点でタタキのシーンのスピード感を想像できました。渡辺:最初にビジュアルを見た時は自分でも意外という気持ちはありました。でも、原作を読んでから、オファーをいただいた理由が少しわかったような気がして。この3人組は、それぞれの人生で深い傷を負っていて支えあっていて、不安や焦りから苛立つ瞬間とかに、穏やかに鎮められる唯一の存在がタケオだと思ったんです。それが腑に落ちてから、漫画のキャラクターをまんまやろうという気持ちではなく、意識しすぎず演じようと思えるようになりました。漫画を読んで、自分も大ファンになったんです。だから、一原作ファンとしても、タケオというキャラが生きてるように見えればいいなと思って演じています。タケオにとってはこの2人が支えだと思ってるので、2人がいてくれてよかったなあ、と思いながら。加藤:僕は、トリッキーだからこそ難しいなと思っています。男らしく演じるってこと自体、「できるのかな?」「難しいな」と思っていたんですけど、普段の現場にいるときは自分のことを「俺」と呼んだりと、なるべく普段の僕を消しつつも、自分らしさが残るように演じられたらと思っていたました。この2人とは初めての顔合わせからごはんに行って、仲良くなって。監督から「家族になって欲しい」と言われていたんですけど、撮影2日くらいにはもう、そのくらい良い関係性が築けていました(笑)。●"タタキ"のシーンが、生きることに直結している○こだわりのある強盗シーン――ハードなシーンが多いのかな? と思ったんですが、撮影の中で印象に残っているのは?渡辺:”タタキ”のシーンだね。加藤:大変だったね〜。渡辺:日常会話のように”タタキ”というワードを使ってるんですけど(笑)。要は強盗することというか、人から奪うことで。僕たちは詐欺グループや、人から盗んだ金を奪うのを生業にしている人からお金を奪っているので、そのシーンが多いんです。でも僕たちにとっては、タタキをすることが生きることに直結しているというか。だから大変なんだけど、金庫を盗んでいるシーンが、一番充実して、キラキラしてる(笑)。高杉:楽しいよね(笑)加藤:一致団結感がすごいし、出てくる道具にもスタッフさんのこだわりがあって、そういう点でも面白いし、タタキのシーンは見どころです。(カズキたちは)お金がないなりにプロ仕様だし。高杉:初日からタタキのシーンがあったから、仲良くなった。渡辺:1日しか撮ってないのに、一週間分くらい撮ったようだった(笑)高杉:密度が濃いですね。加藤:撮影休みを1日はさんだだけでも、すごく、久しぶりに会った感じになる(笑)。○必死に生きようとする姿を見て欲しい――改めて、作品の心に響いた部分や、好きなところはどういう点ですか?高杉:”生きる”作品だなとは思っているんですけど、伝わっていたらいいなというのがあるのが、たたきのシーンもそうですし、叩く前のシーンも、牛丼を食べているシーンもそうですけど、全部”生きたい”という気持ちからやっていることで、撮影に入ってから気づきました。何かをすることに対して、初めて生きてる実感ができた、彼らにとってそれは当たり前じゃないんだ、と思って撮影しています。スクリーンを通して、皆さんに伝わっていたらいいなと思います。加藤:お話をいただいたときに入江監督から「やってることは犯罪だけど、バックグラウンドがある」という言葉をいただいたので、そういうところを大事に演じられてきたと思います。やっていることは窃盗なんだけど、僕たちが演じている3人は過去に虐待をされていたこともあり、必死に生きようとしている点が、心に響きます。渡辺:進むべき道や先が見えないけど生きる姿に、胸をつかまれました。なんのために生きているのかわからなくても、自分自身に負けず必死でしがみついている人たちしか出てこない映画。今まで描かれてこなかった、社会でも陽の目を見ることがなかった部分でもあると思うので、この映画に出てくる人たちを見て、パワーを感じてもらえればいいなと思いますし、自分自身もパワーがもらえたら嬉しいです。――ちなみに、撮影中めっちゃ盛り上がった話題はどんな話題ですか?渡辺:本当にいろんな話をしています。「ポテト食いたい」とか(笑)。加藤:あとすごい、年上いじり!高杉:ヒカリちゃん役の子が12歳なんですけど、僕と10歳離れているという話になって、諒くんはもっと離れるな、と(笑)。加藤:僕は16歳離れているんですよ。僕が高校生の時に生まれてる子なんです。高杉:僕は、2人に敬語を使っていないんです。2人共年上だけど、タメ口で話させてもらっていて、距離感が近いんですよ。年上の共演者の方では、今までにないくらい距離が縮まっているのがすごく嬉しいんですけど、こういう話になると、急に”年上”になってくる。それがすごく面白いです(笑)。
2018年11月08日俳優・高杉真宙初のファンミーティング、ブルボンPresents「高杉真宙 濃厚ファンミーティング」が、10月25日に都内の映画館で行われ、集まったファンたちとの交流を楽しんだ。今回のイベントは、2017年からブルボンで限定webムービーとして配信されている「甘杉くんシリーズ」の集大成となるもの。第1弾では、クラスメイトの甘杉くんの様々な胸キュンシーンを描いた8本を、第2弾では王道イケメン、チャラ男、ヤンキーなどタイプの違う甘杉くんの様々な魅力を描いた5本が。そして第3弾は、漫画家・三次マキとコラボし、皆が憧れる新任教師・甘杉先生に扮するなど、現在までに全18本が公開された「甘杉くんシリーズ」。そして今回、ファンの熱い要望に応える形で、高杉さん初のファンミーティングが開催!開場直前には、高杉さん本人の声でメッセージが流れ、集まったファンからは歓声が。そして、今回の主役、高杉さんは秋らしいチェックのモヘアのカーディガンと濃茶のワイドパンツ姿で登場すると、「こういうイベントがあまりないので…楽しんで頂けたらと思います」と照れながら挨拶していた。イベントでは、ファンからの投票でシリーズの「一番好きなシーンベスト10」を発表する企画からスタート。高杉さんはファンと一緒に客席に座り、映画館の大スクリーンで“甘杉ベスト10”を鑑賞。気になるベスト3は、第3位「子犬男子」篇。第2位「王道イケメン」篇。そして第1位は「チャラ男」篇だった。鑑賞後、再びステージに登場した高杉さんは、第3位の「子犬男子」篇について、「トランペットを初めて吹いたんですよ。実はあの音は僕が吹いた音ではないんです。でも音は出せるようになりましたよ」と裏話が飛び出し、また第2位の「王道イケメン」篇についても、「最後の最後の撮影だったんですよね。だから気合い入れてやりました。でもあれ、カメラに向かって話して、カメラにブレザーをかけてるんですよね。はたから見ていたらちょっと寂しいですよね」と言い、会場の笑いを誘った。さらに、見事第1位に輝いた「チャラ男」篇については、意外だったと高杉さん。「あれは朝一発目の撮影だったので、テンションあげて撮影しました。パーカーやピアス、かばんのキーホルダーなど細かいところまで工夫しているんですよね」と撮影をふり返った。一方で高杉さんのお気に入りはというと、総選挙では第7位だった「理系男子」篇。「不思議なキャラクターで、セリフも覚えてるのが大変で、まだセリフを覚えてますね」と特に印象的だった様子。またもし、新しい甘杉シリーズをやるとしたら「学校の外に出て別の職業をしてみたいですね。皆さん、甘いものが必要な方も多いと思いますので、いろんな仕事をしてる人を演じてみたい」と希望を明かしていた。そして、イベントでは“ファンからの生質問”タイムも設けられ、キュンとする女性の言葉や仕草を問われると、「髪を結ぶ仕草とか髪を耳にかける仕草とかですかね…?」と高杉さん。すると、客席のファンが一斉に髪をかきあげ、高杉さんが照れてしまう一幕も。さらに「濃厚チョコブラウニーの新シリーズが来年から始まります!」とサプライズ発表もされ、詳細は後日、ブルボン公式Webサイトにて発表とのことだ。また最後は、来場者全員とハイタッチ会でお見送りも行われ、準備のために一度退場した高杉さんは、スタイリッシュなベージュ系のスーツスタイルに着替えて再び登場。この日一番の大歓声が上がっていた。(cinemacafe.net)
2018年10月26日俳優の高杉真宙が25日、都内の映画館で行われた「ブルボンPresents『高杉真宙 濃厚ファンミーティング』」に登場した。同イベントは、2017年からブルボンで限定webムービーとして配信されている「甘杉シリーズ」の集大成となるもの。とある高校を舞台に、「甘杉くん」に恋をする、主人公の女子高校生の主観で繰り広げられる全3タイプ・18本の胸キュンムービー「甘杉シリーズ」が完成している。第1弾はクラスメイトの甘杉くんのさまざまな胸キュンシーンを描いた8本、第2弾は王道イケメン・チャラ男・ヤンキーなどタイプの違う甘杉くんのさまざまな魅力を描いた5本。そして第3弾は漫画家の三次マキとコラボし、皆が憧れる新任教師・甘杉先生に扮した。○初のファンミーティング高杉にとって、初のファンミーティングとなった同イベント。開場直前に高杉本人の声でメッセージが流れた瞬間から歓声があがり、客席はテンションアップ。ステージに登場した高杉は「こういうイベントがあまりないので……楽しんでいただけたらと思います」と照れながら挨拶する。イベントでは、ファンからの投票で「甘杉くん」シリーズの「一番好きなシーンベスト10」を決定する総選挙の結果が発表された。第10位に入った、まだ少年の面影を残す第1弾の「甘杉くん」から、第4位の先生役「甘杉くん」まで、様々な高杉の姿が、大スクリーンで披露された。気になる第3位は「こんなイケメンがいたら学校が楽しい」「いるだけでいい」とコメントが寄せられた第2弾の「子犬男子」編。高杉は「トランペットを初めて吹いたんですよ。実はあの音は僕が吹いた音ではないんです。でも音は出せるようになりましたよ」と裏話を明かした。さら第2位は「ブレザー一生返さない」「下駄箱に頭打ちつけて下駄箱壊す」など熱すぎるコメントが寄せられた「王道イケメン」編。高杉は「最後の最後の撮影だったんですよね。だから気合い入れてやりました。でもあれ、カメラに向かって話して、カメラにブレザーをかけてるんですよね。はたから見ていたらちょっと寂しいですよね」と笑いを誘う。そして第1位は、同じく第2弾の「チャラ男」編。「もう気絶レベル」「これはキュン死以上のきゅんんんん!!!」とコメントが寄せられ、高杉は「意外な気がしましたね! あれは朝一発目の撮影だったので、テンションあげて撮影しました。パーカーやピアス、かばんのキーホルダーなど細かいところまで工夫しているんですよね」と思い出を振り返った。また、高杉のお気に入りは「理系男子」編だということも明かされた。イベントでは、「ファンからの生質問」コーナーも。「キュンとする女性の言葉や仕草は?」の質問に対する「髪を結ぶ仕草とか髪を耳にかける仕草とかですかね……?」という回答に、客席のファンが一斉に髪をかきあげ、高杉が照れる瞬間も。さらに出演する『賭ケグルイ』で、「翌日撮影があるときはセリフはもちろんですけど、どんな変顔すればいいのかな? と考えてました」と話が及ぶと、MCから"生変顔"のリクエスト。高杉は「どのくらいやればいいですかね。このくらいなら怒られないかな」と言いながらレベルの高い変顔を披露した。最後に、高杉から「濃厚チョコブラウニーの新シリーズが来年から始まります!」というサプライズ発表が行われ、会場は驚きに包まれる。詳細は後日、ブルボンの公式サイトで発表されるという。また、来場者全員とハイタッチでお見送りをすることになった高杉だが、スタイリッシュなベージュ系のスーツスタイルに着替えて再登場し、イベント中一番の大歓声が上がっていた。○甘杉総選挙ベスト10結果発表1位…第2弾5人もズルイよ! 全員甘杉くんチャラ男篇2位…第2弾5人もズルイよ! 全員甘杉くん王道イケメン篇3位…第2弾5人もズルイよ! 全員甘杉くん子犬男子篇4位…第2弾ズルイよ! 甘杉先生濃厚な放課後篇5位…第1弾ズルイよ、甘杉くん! チラ見篇6位…第1弾ズルイよ、甘杉くん! 黒板掃除篇7位…第2弾5人もズルイよ! 全員甘杉くん理系男子篇8位…第3弾ズルイよ! 甘杉先生濃厚な呼び出し篇 9位…第3弾ズルイよ! 甘杉先生濃厚な球技大会篇10位…第1弾ズルイよ、甘杉くん! 保健室篇
2018年10月26日人気若手俳優・高杉真宙が主演する映画『笑顔の向こうに』が、来年2月に公開されることが分かった。本作は、公益法社団法人日本歯科医師会の全面協力のもと製作。歯科医療をテーマに、若者たちの成長を描いた青春感動ストーリーとなっている。主演を務めるのは、『PとJK』『世界でいちばん長い写真』『虹色デイズ』、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』、「セトウツミ」などに出演し、今後も『ギャングース』、劇場版『賭けグルイ』など注目作の公開が控える高杉さん。これまでも様々な役どころに挑戦してきた高杉さんだが、今作では歯科技工士・大地役を演じ、初の医療関係の役に挑戦する。またヒロインには、第35回ホリプロタレントスカウトキャラバンオーディション2010にてグランプリを受賞し、『ロボジー』『リアル鬼ごっこ』「GTO」、「龍角散」「東京メトロ」のCMにも出演した安田聖愛。彼女は、大地の幼なじみの新人歯科衛生士・真夏役を演じる。ほかにも、辻本祐樹、西方凌、濱田英里、ayanonono、木村祐一、池田鉄洋、佐藤藍子、聡太郎、阿部祐二、善知鳥いお、中村昌也、阿部桃子、大出俊、熊切あさ美、藤田朋子、丹古母鬼馬二、大平サブロー、児島美ゆき、中山秀征、秋吉久美子、松原千恵子が参加する。監督は、本作が初の長編映画となる榎本二郎が担う。『笑顔の向こうに』は2019年2月、全国のイオンシネマにて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年10月15日ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc3 Produced by TBSのスペシャルトークイベントが6日、ららぽーと豊洲で行われ、浦井健治、高杉真宙、柳下大が登場した。同作は2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組んでシェイクスピア作品のアレンジに挑んだ作品。舞台を2218年の廃退した近未来と、空前のバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換え、ロックバンドが劇中で生演奏する。2017年3月30日に豊洲にオープンしたIHIステージアラウンド東京で、disc1は橋本さとし&濵田めぐみ、disc2は尾上松也&大原櫻子、disc3は浦井&長澤まさみのペアが、原典ではマクベス夫妻に当たるランダムスター夫妻を演じる。歌や生バンドもたっぷりの同作について、ミュージカル界のプリンスと名高い浦井は「本当にこのメンバーで歌っていけるのは、かなりキラキラしている感じがある。尊敬するdisc1のさとしさんがやり切り、今、松也がやってますから。タスキを引き継いで、3チームを完走させるのが目標です」と意気込む。さらに、MCのリクエストに答え生歌を披露……と思いきや、高杉演じるレスポールJr.の「明けない夜はSO LONG」を一節だけ歌い、会場からは「ええ〜〜!?」とブーイングが起こる。浦井は「こんだけ否定されるランダムスターある!? 右近(健一)さん! 右近さんの言うとおりやったよ!?」と苦笑。急遽もう1回イントロが流れ、浦井は実際に同曲を歌う高杉とともにもう1度一節を熱唱した。高杉が「めっちゃ緊張しました。いやでも、かっこよかった」と浦井について語ると、浦井は「膵臓、食べちゃった?」と、高杉が声優を務めたアニメ映画『君の膵臓をたべたい』にかけ、会場を笑わせていた。また、ちょうどdisc2昼公演の幕間を過ごす尾上と中継でトークも。尾上は「こんな1幕と2幕の間に中継なんて。健ちゃん! 休ませてくれ〜!!」とぼやきつつ、「柳下君お久しぶりです。ドラマでご一緒して。高杉さんは会ったことないです。初めまして」と次々と挨拶。「みんなもどんどん乗ってきてまして、熱も上がってるので、もっともっと盛り上げていきたいと思いますよ」と自身の公演についても語った。トークでは、「舞台裏自撮りPHOTO」も披露された。高杉はレスポールJr.の扮装をした自分の写真を映し出し、柳下は粟根まことから借りているというベースを持った写真を披露。柳下は、「前回グレコをやった北村(有起哉)さんが、粟根さんから借りて、10年間保存してたらしいです。10年ぶりに粟根さんに返しに来る前に、僕に来ました」と、意外な又貸し事情を明かした。浦井は、夫人役の長澤とのツーショット写真を見せる。「そんなにまだ会話してないんでね。いきなりカメラを渡されて、こんな距離感のあるツーショットない」と苦笑。初共演の長澤について「本当にすごいんですよ。お芝居もそうですし、鬼嫁っぷりもすごい。『尻に敷かれる』とはこういうことなんだな、という稽古場です。疲れて頭がぼーっとしてきた時に、クッキーをくれて、『糖分とりなさい』『いくらでも食べなさい』って」と、長澤に頼っている様子。さらに長澤と3回目の共演という高杉について、浦井は「生徒の役だったんだって」と説明し、「生徒を見守る感覚だって(長澤が)言ってました」と明かす。その他、トークでは「俺の験担ぎ方法」として、「お味噌汁」(浦井)、「生姜チップス」(高杉)、「5円玉」(柳下)と、それぞれの必須アイテムを紹介していた。ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc3 Produced by TBSは、11月9日〜12月31日まで、IHI ステージアラウンド東京にて上演される。
2018年10月06日俳優の神木隆之介、中川大志、女優の松本穂香が出演するauのテレビCM「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの「お見舞い」編が、1日より放送される。同CMは、高杉くん(神木)と松本さん(松本)が、細杉くん(中川)の家にお見舞いに行くストーリー。高杉くんが細杉くんの家のチャイムを鳴らすと、 玄関から出てきたのは、松本さんが思わず「細杉くん?」と間違えてしまうほど細杉くんにそっくりなお母さん。風邪をひいている細杉くんが「ヘックシュ」と大きなくしゃみをする中、お母さんは「わざわざお見舞いなんて」と松本さんたちにお茶を出す。するとそこに、「高杉くん来てるってー?」と廊下を走ってくる女性の姿が。高杉くんが「ご無沙汰してます!」と挨拶をすると、細杉くんにそっくりな家族が、全員同じように髪を掻き分けながら「姉です(細杉姉)」「妹です(細杉妹)」「母です(細杉母)」と自己紹介する。その姿に松本さんが「そっくり…」とつぶやくと、「全然」と声をそろえる細杉くんの家族。松本さんはさらに、棚に置いてある家族写真を見て「似すぎだよ、細杉くんち…」とツッコミ。そして、「ピピピ…」と鳴った体温計を見て「39度7分5厘!」と細杉くん家族が声をそろえると、その体温の高さに細杉くんは思わず倒れこむ。同CMでは、そっくりな家族でもそれぞれ料金プランを使い分けている様子を通じて、使い勝手によって選択することのできるau「家族で選べるプラン」の魅力を伝える。今回は、いつもの学校を離れた初めての撮影。細杉くんに見た目も言動もそっくりな細杉家に、現場スタッフからも驚きの声が。母役は、細杉くんそっくりの男性。そして、初登場の姉妹。そっくり家族に細杉役の中川も大喜びしていたという。髪を掻き分ける独特の仕草は、中川が直々に伝授したりと、現場でも姉妹たちにお兄さんらしい対応をする場面が見られ、和気あいあいとした雰囲気での撮影に。独特な姉妹の走り方をはじめとする細かい所作や、床の間の飾り物など何気ない箇所も、細杉ワールド全開のCMに仕上がっている。
2018年10月01日俳優の高杉真宙が15日、ブルボン「濃厚チョコブラウニー」のweb限定ムービー「甘杉くん」シリーズを振り返り、コメントを寄せた。同シリーズは、とある高校を舞台に、「甘杉くん」に恋をする、主人公の女子高校生の主観で繰り広げられる胸キュンムービー。2017年からスタートし、2018年現在では全3タイプの「甘杉シリーズ」が完成している。第1弾ではクラスメイトの「甘杉くん」との日常を描いた全8本が描かれ、まだあどけなさの残る学ラン姿の高杉の姿が、教室、体育館、廊下など様々なシチュエーションで描かれた。さらに第2弾ではタイプの違う5人の「甘杉くん」が登場! チャラ男、ヤンキー、王道、子犬、理系と、女子憧れの「甘杉くん」が揃う。そして第3弾では生徒役から大人の顔に進化を遂げ、女子なら誰もが憧れる若手新任教師「甘杉先生」が誕生。計18本のストーリーを繰り広げてきた。年齢を重ねるごとに、かわいらしいルックスから、大人の男性へと進化する高杉の魅力が全開の仕上がりとなっている。同社では、「高杉真宙 濃厚ファンミーティング」の特別ペアチケットが当たるキャンペーンを開催(9月26日まで)。過去のストーリーの人気ランキングをまとめた「甘杉総選挙」を上映するほか、高杉本人からのサプライズも行われる。さらにB賞では高杉史上初のオフィシャルカレンダー「高杉真宙 甘杉シリーズ限定カレンダー」を用意。これまでの「甘杉シリーズ」のオフショット満載の仕上がりとなっている。○高杉真宙コメント「甘杉くん」シリーズを初めてやらせて頂いた時、恥ずかしい気持ちになりつつやったのを覚えています。全部で3回やらせて頂いたんですがいまだに照れるのは変わらないですね。最初は学生だった甘杉くんが、先生になるとは思っていなくて、自分もそういう年齢になって来ているんだなと感じて嬉しくなりました。撮影ではお菓子を食べるカットがいくつかあるんですが、その合間でも楽屋でブルボンさんのお菓子を食べたりしていたので、マネージャーさんに食べすぎだ。とよく注意されてました(笑)。甘杉先生は自分がいつもはあまりやらない役の設定でもあるので、照れながらも楽しんでやらせて頂き、すごく印象に残っているお仕事です。今回のイベントとカレンダーは、甘杉シリーズの集大成みたいな感じで、とても楽しみです。
2018年09月15日この夏、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の特報が発表され、本編の公開は2020年とわかった。エヴァンゲリオンシリーズの主人公・碇シンジがもしも実写化されたら最も絵に近い人物大賞は羽生結弦が金メダル間違いないと思う。それじゃあ、銀、銅は誰? と考えたところ、高杉真宙が思い浮かんだ。根拠としては身長が高すぎず低すぎず、なにより華奢なこと。あと、顎がきゅっと細いが面長ではなくて顔が丸くて小さいこと。制服の白いシャツが似合うこと。ただちょっと高杉はシンジくんにしては瞳が大きすぎるかもしれない。漫画やアニメの独特のラインに近い人間はなかなかいないが、平成生まれはだんだんと漫画やアニメのラインに近づいてきているような気がする。平成8年生まれの高杉真宙はまさにそんな漫画やアニメと現実の境界が淡くなってきた時代の申し子のような存在だ(申し子って言ってももう22歳だけれど)。○個性が発揮された『虹色デイズ』佐野玲於、中川大志、高杉、横浜流星の4人主役で、高校生男子の青春群像を描いた映画『虹色デイズ』(飯塚健監督)はそんな高杉の個性が存分に出た作品だった。なっちゃんこと羽柴夏樹を佐野が、まっつんこと松永智也を中川が、恵ちゃんこと片倉恵一を横浜が、そして、つよぽんこと直江剛を高杉が演じている。彼らは、高校2年の春から高校3年の春までの四季のめぐりの中で恋、友情、進路などの問題を乗り越えいく。男子視点のティーン向けラブストーリーは珍しい。甘さもやや控えめでコメディ色が強く、でも清々しい、夏休みに見るのにふさわしい作品だ。冒頭、プールに浮いている男子4人の姿はインパクトがあった。顎がきゅっとして顔が小さくしゅっと痩せている高杉は、コスプレが趣味というキャラ設定も映える。コスプレを披露する場面も楽しませてもらった。アニメや漫画が好きでちょっとオタクなところもあるが成績は優秀で、コスプレの趣味が合うかわいい彼女もいて、だからつよぽんは4人の中で最もリア充だ。なっちゃん、まっつん、恵ちゃんは成績が悪く夏休みの補習を強いられているし、決まった彼女もいないでフラフラしている。なっちゃんは好きになった女の子とようやくうまくいきそうな感じで、まっつんと恵ちゃんはモテ過ぎてたったひとりに決められない。いろいろ定まっているという面において、つよぽんは4人の中では抜きん出て大人だ。ちょっとネタバレになるが、ある人物の誕生パーティーで事件が起きてみんなが部屋から出ていく時、ひとりだけ引き返してきてろうそくのケーキを消していくような冷静なところにも心くすぐられる。○漫画キャラのような透明感つよぽんはなぜこのガヤガヤした男子4人とつるんでいるのだろうかと思うほど、他の3人とはちょっと違った空気を醸す。そこは、『散歩する侵略者』(17年 黒沢清監督)で侵略者役を演じた時、いい意味で、地球人たちとの違和感を出してハマっていた高杉。ベタな生活感を払拭できる雰囲気を持っている。どこか浮世離れしている感じがあるのだ高杉は。それを感じて注目したのは、大河ドラマ『平清盛』(12年)。瀬戸内の海賊の棟梁の息子・小兎丸。少年ながら只者ではない感じを醸していた。その後、『仮面ライダー鎧武/ガイム』(13年)で人気を博す。浮世離れしながらも『虹色デイズ』の3人の中にほどよく溶け込んでいるところが、高杉真宙のポテンシャルだろう。顔が小さ過ぎるのと、3人がヤンチャキャラなので、ともすれば4人並ぶと目立たなくなってしまいそうだが、いい塩梅に存在感を残している。とにかく漫画キャラのごとく透明感ハンパないように思って見ていて、京都で撮った『逆光の頃』(17年 小林啓一監督)の主人公なんかもまさに半袖白シャツが似合う、理想の高校生を演じていたが、『虹色デイズ』では大きなスクリーンでは髭の剃り跡がうっすら見えてドキリとなった。やがて生々しい役もできそう。公開中の『君が君で君だ』(松居大悟監督)の目がどんよりしているクズ彼氏もなかなか良かった。残業で疲れた無精髭すら爽やかな(『シン・ゴジラ』の長谷川博己みたいな)、素敵な大人キャラに育ってほしい。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP 』 など。5月29日発売の蜷川幸雄『身体的物語論』を企画、構成した。
2018年07月31日映画『虹色デイズ』(公開中)の"虹の日"舞台挨拶が16日に行われ、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星、飯塚健監督が登場した。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。7月16日は、716=七色の日、ということで虹の日に設定されていることから、この日に舞台挨拶が行われた。イベントではキャストへのサプライズで、飯塚監督からの手紙が読み上げられた。「大作を書いてきましたよ」という監督だが、取り出した紙に4人は「ちっちゃ!」「買い物のメモくらい!」と総ツッコミ。実はこの紙は飯塚監督の小ボケで、実際に取り出された長文の手紙が改めて読み上げられる。焼肉、リハーサルや衣装合わせ、撮影を通して「本当に仲良くなってくれた」と4人をねぎらう飯塚監督は、一人一人についての印象を語りあげた。飯塚組に初参加となった高杉については「スケジュール的な問題で、リハーサルに参加できないことも、真宙が一番多かったもんね。だからこそ、ちゃんと知っています。家で一人で他の3人の声を思い出しながら、相当な想像力を使って、役を立体化してくれたこと」と明かす。「逆に、ピッチやリズム、間の取り方など、自分の苦手としていることも伝えてくれた」「その若さで臆することなくウィークポイントをさらけ出せることが本当に素晴らしいと思います」と称えた。また横浜については「気づけばもう5年も前のことになりますね」と初対面の時を振り返り、「あの頃、『今後俳優部としてやっていくかわからないです』と言っていたのを覚えています。どうですか? 22歳の今、定まったでしょうか?」と質問すると、横浜は真剣な表情に。飯塚監督は「本当はあの時点ですでに、流星の腹積りは定まっていたんじゃないか。だからこそ近年の活躍なんじゃないか。その負けん気が、今回の役にも良い作用を及ぼしてくれました」と感謝の気持ちを表した。飯塚監督は「当時16歳のあなたはブイブイ言わせてる頃でした」と、中川との初対面も振り返る。しかし「売れてきた若手特有のスタッフに嫌われる感じが全くなくて、芝居に真剣な一人の若者でした」と印象を語る。今回は3作目のタッグとなったが「俺がトライを提示して、大志がそれに答えてくれる。そんなキャッチボールが充実した時間でした。またしましょう」と呼びかけた。最後に、パフォーマーが本業の佐野に対して、初めて一緒にやった作品での「クランクアップした直後、俺は『芝居を続けろ、向いてるから。またやろう』といった気がします」というエピソードを披露すると、佐野も覚えていたようでうんうんと頷く。今回の撮影について「ツアーをやりつつの俳優の仕事はさぞ大変だったと思います。無論そんなことはおくびにも出さず、ちゃんと俳優部として現場に立とうとしていた姿は、俺たちスタッフ、全員に伝わってます」と語る。「一応だけど、また言っておきます。芝居を続けてください。いつかまたやろう」と改めて語りかけた。監督からはさらに、4人への卒業証書も渡されたが、そこには「卒業(仮)」の文字が。映画がヒット中なこと、さらに台湾と韓国での公開が決定したことを聞かされると、キャスト・監督ともに喜びを表した。最後に佐野は「自分の人生にとっても大きなことでした」と作品について語る。「たくさんの方々に届けて、より一人の男として、それぞれの道でまた成長して、みんなで集まった時に誇ってもらえるような人間になりたいし、高め合える存在になりたいと思います」と4人の方向性を示した。
2018年07月16日映画『虹色デイズ』。公私ともに深いつながりのある高杉真宙さんと横浜流星さんが、同級生役で共演。撮影裏話から憧れシーンまで、たっぷり語ってもらいます。高杉:今回、流星とは同級生役で共演したけど、実は俺たち、リアルでも同じ高校だったんだよね。横浜:うん、不思議だよな。前に真宙と舞台で共演したとき、「いつか同級生役をやりたいね」っていう話をしたのを覚えてる。でも、まさかこのタイミングで叶うとは。高杉:『虹色デイズ』は少女漫画原作の実写映画だけど、主役は男子高校生4人、というのが新しいなと思ったよ。横浜:こういう原作モノって、わりとファンタジーの要素が強い印象があったけど、『虹色デイズ』はリアルに描かれているというか。演じているときも、「この4人が現実世界にいたらどうか」ということを常に考えながら、自分の役と向き合っていた気がする。高杉:だから、高校生たちのテンション高い会話も、自分にとっては“あるある”な感じだった。横浜:誰かが何か言ったらそれに乗っちゃう、みたいな?高杉:そのリアルさっていうのは、4人の仲の良さがあってこそ、伝えられることだから。横浜:そういう意味では、撮影中も楽しかったもんな。キャラクター的に、真宙は今回の役で演じたつよぽんとあまり変わらない感じだった気がする。高杉:確かに、静かでマイペースなところは同じかも。反対に、役の中で4人を引っ張っていったのは、まっつん(中川大志)だけど、現実では(佐野)玲於かな。横浜:みんなでごはん行こうってなったら、場所決めてくれたしね。それに比べて俺はもう、自由すぎて(笑)。一人でフラフラしてた。高杉:ある意味、演じた恵ちゃんと似てるね。屋上、浴衣、夏祭り…。青春時代の憧れもそれぞれ。横浜:ちなみに、今回の映画で印象的だった撮影は?高杉:やっぱり、夏祭りのシーンかな。実際に出店を開いてもらったり、エキストラの方も大勢いるなかを浴衣姿で歩くのが楽しかった。そういうシチュエーションって恥ずかしくもあるけど、心の底では憧れでもあるよね。横浜:憧れってことなら、俺は屋上のシーンが楽しかったな。屋上で食べるごはんとか、何気ない会話とか、好きな子を眺めてわちゃわちゃしたりとか、そういうのを実際にやってみたかった、と思って。休み時間になったらみんなが必ずそこにいる、“たまり場”みたいなイメージ。高杉:演じる側も観る側も、そういう憧れを疑似体験できるのも、映画の魅力なのかも。…ちなみに、映画に登場する女の子たちの中で、いちばんタイプだったのは?横浜:俺はやっぱり、夏樹(佐野玲於)の片思いの相手だった小早川さんかな。自分が高校生だったら、の話だけど。放っておけない感じの子を好きになる気持ちはわかるなと思って。引っ張ってあげたくなる。高杉:(じっと見つめて)ふーん、じゃあ俺が女の子だったら、流星が目の前を歩いてくれるんだね?横浜:え、どういう想像…(笑)。高杉:いや、さすがに嫌だけど。男らしいな、と思ったから。横浜:やっぱり、最近は肉食女子が増えているらしいけど、気持ちを伝えるのは男からでなくちゃ…高杉:あ。その話、長くなるからやめてもらっていいですか(笑)。『虹色デイズ』ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生4人の「友情」と「恋」がギュッとつまった感動の青春ストーリー。佐野玲於×中川大志×高杉真宙×横浜流星のカルテット主演が話題に。全国公開中。©2018「虹色デイズ」製作委員会©水野美波/集英社たかすぎ・まひろ1996年生まれ、福岡県出身。出演映画『世界でいちばん長い写真』『君が君で君だ』が公開中。秋には主演映画『ギャングース』が公開。ジャケット¥32,500(コノロジカ)ベルト¥12,000(ジョン メイソン スミス)共にHEMT PRTEL:03・6427・1030Tシャツ¥14,000(ジョン エリオット/サザビーリーグTEL:03・5412・1937)パンツ¥24,000(VICTIM/White GalleryTEL:03・6427・4996)シューズ¥23,000(カミナンド/グラビテートTEL:03・3464・6588)よこはま・りゅうせい1996年生まれ、神奈川県出身。出演映画『青の帰り道』が2018年冬公開予定。‘19年には主演映画『愛唄』が公開。シャツ¥23,000パンツ¥32,000(共にワコマリア/パラダイストウキョウTEL:03・5708・5277)靴はスタイリスト私物※『anan』2018年7月18日号より。写真・前 康介スタイリスト・石橋修一(高杉さん)伊藤省吾(sitor/横浜さん)ヘア&メイク・堤 紗也香(高杉さん)高草木 剛(VANITES/横浜さん)取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年07月14日佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星がカルテット主演を務める映画『虹色デイズ』(公開中)のメイキング映像が13日、公開された。同作は水野美波による累計300万部突破の人気コミックを実写化。『別冊マーガレット』(集英社)連載にもかかわらず男子高校生4人組が主人公で、男子高校生たちの友情と恋を描く。6日より全国公開中の同作は、公開初週の週末興行成績にて映画ランキング新作第1位の大ヒットスタートを切った。また、ぴあ映画初日満足度90.8点(7/7ぴあ調べ)を獲得し、10代男女の鑑賞満足度は97.0%(大変満足+満足の合計 7/6~7/9松竹WEB調査)だという。SNSでは「こんな青春時代を送ってみたかった」「男子高校生4人の掛け合いが最高」といった絶賛の声が寄せられた。4人が醸し出す男子高校生のリアルな空気感は、撮影がはじまる4カ月以上前から行われたリハーサルにて徹底的に作り込まれ、キャスト自身も「撮影期間そのものが青春だった」と振り返った。メイキングでは、チャラくて女好きなまっつん(中川)がクラスメイトの女子と戯れるシーンからはじまり、滝藤賢一演じる強面の田渕先生が制服の乱れを厳しく指導する場面など、飯塚監督の演技指導と共に、男子高校生の日常が次々と再現されていく。撮影の合間に仲良く談笑しポーズをとる4人のわちゃわちゃショットが収められた一方で、杏奈(吉川愛)に対する気持ちが煮え切らないなっちゃん(佐野)にイラついたまっつんが喧嘩をふっかけ、4人の友情に亀裂が入る真剣なシーンも。さらに飯塚監督が佐野に自転車の乗り方を指導し、佐野が練習に励む姿など、キャスト陣が真摯に役に向き合う姿も収められている。
2018年07月13日俳優の小栗旬が主演を務めるdTVオリジナルドラマ『銀魂2 –世にも奇妙な銀魂ちゃん–』(8月18日0時配信)の主題歌が、堂本剛プロジェクト「ENDRECHERI」の「one more purple funk... -硬命 katana-」に決定したことが12日、明らかになった。同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを原作に、福田雄一監督が実写化のメガホンを取る。パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)”と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。2017年に公開された映画『銀魂』は実写邦画No.1ヒットとなり、連動したdTVオリジナルドラマ『銀魂-ミツバ篇-』も制作された。今回も、8月17日に公開される映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』と連動し、dTVオリジナルドラマ版が配信される。鬼兵隊の高杉晋作役として、前作から続投する堂本。役柄そのままに、主題歌にも妖艶なギターリフとメロディが盛り込まれた楽曲に仕上がっている。dTVオリジナルドラマ版では、『銀魂』の真骨頂でもあるギャグエピソードが満載となっているが、その中で異彩を放つ主題歌がドラマのエピソードをより一層引き立たせる。また、dTVでは劇場版実写映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』の公開に合わせ、前作の映画『銀魂』を8月20日から2019年2月19日までの6カ月間、見放題で配信する。さらにdTV歴代No.1の視聴数を獲得し、配信ドラマとして驚異の大ヒットを記録した『銀魂-ミツバ篇-』、アニメシリーズ(第1話〜第316話)やムービーコミックも配信中だ。
2018年07月12日