高橋文哉が恋愛映画初主演を務める『交換ウソ日記』の公開が決定。ヒロインは、初共演の桜田ひよりが務める。高校2年生の希美は、ある日移動教室の机の中で「好きだ。」ただひと言、そう書かれた手紙を見つける。送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山。イタズラかと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところから、ふたりのヒミツの交換日記が始まる。実は、その手紙や交換日記が親友宛てのものだったことが判明。勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことが言い出せないまま、ついやり取りを続けてしまう。いつも空気を読みすぎてしまう、話し下手な希美は、自分とは真逆の思ったことをはっきりと口にする、ド直球な瀬戸山を最初は苦手に思っていたが、彼を知るうちに惹かれていく――。櫻いいよ「交換ウソ日記」(スターツ出版文庫)原作は、シリーズ累計発行部数50万部突破のティーンに支持されている同名青春小説。携帯小説サイト「野いちご」で配信がスタートし、2017年に文庫化、2020年にはTikTokで話題になり、メディアで注目されシリーズ化、ジュニア文庫化、コミカライズ化もされた。今回これを、「インビジブル」の演出を務めた竹村謙太郎監督、『ハニーレモンソーダ』の吉川菜美の脚本で実写映画化。「最愛」「君の花になる」での好演が話題を呼び、現在月9ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」に出演中の高橋さんが演じるのは、学校イチのモテ男子・瀬戸山潤。思ったことを口にするド直球な性格の瀬戸山を演じるにあたり、高橋さんは「学園ものの胸キュン映画に出演させていただくことが初めてなので、すごく嬉しかったですし、新鮮な気持ちで楽しみたい」「皆さんがキュンキュンできる最高の青春映画となるよう努めます」と気合十分だ。そして、『脳内ポイズンベリー』『おそ松さん』「silent」などに出演した桜田さんが演じるのは、つい空気を読みすぎてしまう不器用なヒロイン・黒田希美。一見、話し下手で大人しく見られるが、実はヘヴィロック好き。桜田さんは「『私でいいのかな』という驚きと嬉しさと半々の気持ち」「演じるにあたり前髪を切ったので、心機一転、希美ちゃんになる!という気持ちで臨みたい」とコメントしている。そんな2人が制服に身を包んだポスタービジュアルと特報映像も公開された。『交換ウソ日記』は7月7日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:交換ウソ日記 2023年7月7日より公開©2023「交換ウソ日記」製作委員会
2023年02月24日北川景子、山田裕貴、高橋文哉ら出演の「女神の教室」。その第4話が1月30日放送。高橋さん演じる真中に「真中くんの成長に感動」などの声が上がるとともに、前田旺志郎演じる水沢との関係性の変化に触れた投稿も上がっている。裁判官や検察官、弁護士などの法曹界を目指す学生たちが通う法科大学院、通称・ロースクールを舞台に、裁判官から教員になつた主人公と彼女を取り巻く人々が、自身の価値観をぶつけ合いながら法曹界のあり方を問うリーガル&ロースクールエンターテインメントとなる本作。東京地裁・刑事部の裁判官として活躍していたが、効率よく案件をこなせず、ロースクールの派遣教員を命じられた柊木雫に北川さん。青南大学法科大学院で“メシア”“ゴッド”などと崇拝される藍井仁に山田さん。柊木や藍井らが教える青南大学法科大学院のロースクール生で、試験の勉強に集中するため実務演習の出席を辞退した照井雪乃に南沙良。弁護士を目指していて学生たちのリーダー的存在の真中信太郎に高橋さん。母子家庭育ちで貧しく奨学金も抱えている水沢拓磨に前田さん。成績上位者組に対し卑屈になってしまう桐矢純平に前田旺志郎。父によって半ば強制的に弁護士の道を歩まされてきた天野向日葵に河村花。青南大学法科大学院で教務主任をしている里崎健一郎に小堺一機。柊木と藍井を組ませた学院長の守宮清正に及川光博といった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。藍井のゼミ=通称“藍井塾”の選抜テストが、急遽予定より前倒しで実施されることに。藍井ゼミに何としてでも入りたい学生たちは、柊木の授業もそっちのけでテスト対策に夢中になってしまう。そんななか真中は久しぶりに会った学生時代の友人たちの近況を知り、友人と自身の状況を比較して焦りを募らせる。さらに妹の美羽(山口まゆ)が、真中が学生時代に就職できなかった会社から内定をもらったと報告され、選抜テストでも集中することが出来ないまま。柊木は学生たちに、民事事件に関する事案の模擬裁判をするよう指示するが、真中と水沢が険悪な仲に…というのが今回のストーリー。模擬裁判が進むなか“和解”を提案する…自らの勝利より依頼人の利益を考える道を選んだ真中に「みんなの考えを聞き、依頼人に寄り添って考え、和解を提案した真中くんの成長に感動」「真中くん、どこか一皮むけてほんとよかった~~これからはまっすぐ、いい弁護士になるために頑張ってくれよ~」といった声が上がる。最終的に模擬裁判だけでなく水沢とも“和解”した真中。そんな2人の姿にも「真中くんと水沢くんがバチバチだったけどちょっとわだかまりが解けた感じ」「真中くんと水沢くんは目指すものが同じで考え方はきっと少し似ていて、けれどそれぞれ環境が違うからぶつかってしまうんだろうな…」などの感想が上がっている。【第5話あらすじ】藍井ゼミの選抜テストの結果発表が延期され、学生たちは発表の延期に疑問を抱く。そんななか柊木は真中に自宅の門にかかっていたという鳩のレプリカを見せられた。イタズラにしては悪質な出来事を柊木は「何かの罪に問えるか」と学生たちに問う。すると他の学生たちも鳥に関連した嫌がらせをされていることが判明。疑問を持った柊木は藍井にも学生たちの身の回りで起きたことを相談する…。「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年01月31日2つの単語で構成された文章を指す、二語文。乳幼児は1~2歳頃に、覚えた単語を使った二語文で話すようになります。初めて我が子が二語文で喋ったら、親にとってはとても嬉しく、思い出に残るものでしょう。息子が初めて喋った二語文が?いくじ(@ikgnoikg)さんの息子さんは、最近初めて二語文を喋ったのだとか。「おもちゃとって」「まんまちょうだい」などの簡単な単語の組み合わせを想像してしまいますが、息子さんは、いくじさんが想像していなかった言葉で、初めての二語文を達成してしまったようです。ある日、悪さをする息子さんを捕まえるよう、夫にお願いした、いくじさん。夫は息子さんを捕まえて、悪いことをやめさせようと叱りました。すると…。息子が喋りました #育児漫画 #日常マンガ pic.twitter.com/M2LzJVcBoI — いくじ (@ikgnoikg) January 28, 2023 漫画『彼岸島』のワンシーンを例に出し、息子さんを叱った夫。実際にそのシーンを見たことがなくとも、想像力を働かせた息子さんはよほど恐ろしくなったのでしょう。「やめて!壁に埋めないで!」と、初めて二語文を喋ったのです!今後の生活で二度と口にしないであろう二語文を流暢に話した息子さんに、いくじさんは笑ってしまったといいます。初めて息子さんが話したインパクトのある二語文は、いくじさん夫婦の思い出に深く刻まれたことでしょう…![文・構成/grape編集部]
2023年01月30日【前編】トラベルドクター・伊藤玲哉さん「人生最期の旅、ご案内します」より続く伊藤玲哉さん(33)は研修医時代、回診した末期がんの患者から、「旅行に行きたい」と呼び止められたことがあった。ほかの重病患者と話していても、その人のルーツをたどりたいといった願いも聞こえてきた。人はやりたいことを後回しにして生きているんだと気づいた伊藤さん。医師の自分なら旅行に付き添える。患者が人生の最期まで願いをかなえる手助けができる。そうしてトラベルドクターに転身し、今までにない終末期医療を作る決意をした。「それまでは、父のクリニックを継ぐつもりだったんですよ」人なつこい笑顔でそう話す伊藤さんは、’89年2月27日、東京都大田区の羽田空港近くで、代々医者の家系の4代目として生まれた。2歳年上の姉がいる4人家族の長男だ。「いつか父親のクリニックを継いで、父のような、患者さんから頼りにされる医者になるのが、当時の僕の大きなゴールでしたね。卒業後の研修先には、総合診療が学べる病院として全国一、二を争う京都市山科区にある洛和会音羽病院を選びました」ここで伊藤さんの医師としての最初の転機が訪れた。「いわゆるご高齢の方とか、終末期の患者さんを診ていて、生きていることって何なのかと違和感を持ち始めたんです。その方が歩きたいと言っても、転倒のリスクがあるから許可しない。むせこみのある方がお水を飲みたいといっても、誤嚥したら危ないからやめておきましょうとなる。結果、患者さんたちは、病室の天井を見ているしかない。『早く死にたい』と口にする方もいました……」リスクを避けることを優先するあまり、患者にしっかり向き合えないのが日本の医療全般の常識だった。ベッドでの身体抑制を受けたり、水分は点滴でしか与えられない患者も少なくない。本人が望んでいなくても延命を家族が主張すればやらざるをえない。「自分は何のために医者になったんだろう」と違和感ばかりが膨らんでいったという。そんなある日の回診で、病室を出ようとしたときだった。ふだんは無口な、がんの終末期の男性から、「旅行に行きたい」と呼び止められた。「えっ!?」と驚いて聞き返すと「行きたい」という。「僕にはそれが“生きたい”に聞こえたんです。そうか、行くことは生きることなんだよな、と。いま自分ができることは、1秒でも長く生きるための管を(体に)入れることだけではなく、こういう人の願いをかなえることじゃないかって考えるようになったんですね。でも、医療関係者に相談しても『何かあったら危ないから』と言われ、旅行会社に片っ端から問い合わせても、丁重に断られ続けた」そうこうしているうちに彼は亡くなってしまった。研修医1年目の25歳の秋口のことである。「温泉に行きたいという彼の願いを知っていながら、かなえられずにすごく悔しくて」怒りにも似た悔恨を胸に、黄昏の鴨川沿いを歩いていたときだ。天啓のように閃いたという。「病気であってもその人らしく生きる。そのための選択肢の一つが旅行だ。医療と旅行を結びつければいい。病院や在宅で医療を行う医師はたくさんいる。医師である自分は、旅行をかなえるスペシャリストになればいい。錯綜していた思いがカチッとハマった感じでした。いまの医療には自分のやりたいことがない。だったら作るぞという反骨精神もあったかもしれません」もともと伊藤さん自身が旅行好きだった。学生時代は一人旅で47都道府県を制覇し、中国やアメリカ、ブラジルにも旅をした。「患者さんたちと話していると、お墓参りに帰郷したいとか、娘の結婚式に出たい、最期に思い出の地に行きたいなど、その人のルーツが垣間見える言葉が出てくる。その願いをどうやったら実現できるのか、ひたすら考えるようになりました」■旅行に付き添うために介護士の資格を取り、写真学校にも通って準備を進める父の跡を継ぐことから、伊藤さんは大きく人生の舵を切ったのだ。「ロールモデルのないなかで、研修医の2年目には、いずれ麻酔科医の道に進むことを決めました。外科医のサポートをする麻酔科医なら、日程の自由がきくし、旅行中の痛みの緩和や全身管理にも役立つから」京都での3年間を終え、28歳で母校の麻酔科の医局に入った。その後の2年間は大学病院に勤務するかたわら、旅行業をはじめ、パソコン操作や動画編集を勉強。介護士の資格も取った。写真学校にも通ったのは、旅行中の写真を撮るカメラマンも務めるためだ。’19年3月に大学病院を退職。フリーの麻酔科医として週1回、病院に通うスタイルだ。その後、都内のグロービス経営大学院に入学。それまでビジネスには興味がなかったんです。でも授業を受けてみて、思考法やプレゼンテーションの訓練、世の中の仕組みを作るための学びができました」クラスには、大手旅行会社や航空会社、保険会社などの人もいて、異業種との交流は刺激になった。その年の12月には、東京都主催の若き起業家輩出のためのビジネスプラン・コンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY」決勝大会に「トラベルドクター」として出場。数百人の前でスピーチをし、見事に最優秀賞を受賞し、壇上で小池都知事の祝福も受けた。「公に認めていただいたことで、少しずつ自信になっていきました。大会には父も呼んだんです。『いつ(クリニックを)継ぐの?』が口癖のようだった父が、応援してくれるようになりました」翌’20年12月、トラベルドクター株式会社を設立。コロナ禍で活動が制限されるなか、まずは広く事業内容を知ってもらうために、ボランティアで行うプロジェクト「たびかな(旅叶)」を同時に立ち上げた。医療、介護、旅行関係などの有志が集まり、旅行資金はクラウドファンディングで調達した386万円。こうして数々の患者の願いをかなえるための活動がスタートした。■16年ぶりに海を見て喜んだ次の瞬間、ボロボロ泣きだして、「ありがとうございます」と「最後に海に行ったのが16年前で、とにかく海が見たいんです。元気なころに行った奄美大島のような、きれいな海で泳ぎたい」パーキンソン病や脳梗塞を患い、車いすでの一人暮らしのため、十数年もマンションのベランダにも出られずにいた形部由紀江さん(65)が、伊藤さんに語った願いだ。「『たびかな』へは、形部さんの訪問歯科医からの紹介でした。旅行先を愛知県の南知多に決めたのは、篠島というビーチの美しい離島に観光船で行けるからです」旅行をかなえる前に、伊藤さんは本人と会って体調を確認し、旅先にも必ず下見に行って綿密なプランを組み立てるという。パーキンソン病は体温調節がしにくいので、熱中症予防のために浜に立てるテントも準備した。「形部さんはおちゃめで笑ってばかりいる方だったんですけど、印象的なことがありました。離島で介護タクシーの中から海を見たらもったいないので、タオルで目を隠してもらったんです。本人もウキウキして、車いすでビーチに着いたときに『じゃ、外してください』と言ったら、16年ぶりに海を見て『わあ』と喜ばれた次の瞬間、声を上げてボロボロ泣きだしたんです。そして僕にしみじみと『ありがとうございます』と言ってくださった。その姿を見て、僕もよかったなあって、すごくうれしかったですね」旅行ではないが、ときには現在の医学では説明しようがないことも起きた。「がんの末期で余命1週間と診断され、水も飲めなかった父親に、自分の花嫁姿を見せたいという娘さんが、相談してくれたんです。入院中のお父さんに僕がお会いしたときはもう意識もなかったけど、なんとか願いをかなえましょうと」大急ぎで式場が押さえられ、わずか1週間で結婚式が準備されたが、「この依頼はキャンセルになるかも」と心配していたときだ。「意識が戻りました。いま父はコーラを飲んでます」と連絡がきたのだ。「お父さんに尋ねると、『娘の声が聞こえたんです。もうすぐ私の結婚式だよ。お父さんも一緒にねって。行きたくて、だから水も飲もうと思った』とおっしゃる。耳は最期まで聞こえているって本当なんだなと思いましたね」最高のコンディションで当日を迎え、式場まで無事に移動した父親は、ウエディングドレスの娘と車いすでバージンロードを進むことができたのである。■会社を作ってから、自分には一度も給料を払ったことがない、とあきれるように笑う’22年5月から、ボランティアプロジェクトの「たびかな」とは別に、トラベルドクター社としての事業を本格的に開始した。代表取締役の伊藤さん以下、社員は看護師1人、理学療法士1人。これまで50件の相談を受け、15組の旅行をかなえてきた。伊藤さんは、トラベルドクターに依頼したときの旅行代金をどう抑えるかも課題になると語る。「いまはコストがすごくかかっています。事前にご自宅にうかがって旅先の調査をして、主治医や現地の病院とも連携します。たとえば4人家族で1泊3万~4万円の宿に泊まるとして、医師や看護師、介護士が24時間同行、移動に介護タクシーや新幹線とか飛行機を使うと、80万~100万円近くです。それでもほぼ赤字。会社を作ってから、自分には一度も給料を払ったことがないんですよ」それどころか自分の貯金を使い果たし、銀行からも多額の借り入れがあると、伊藤さんはわれながらあきれるというように笑った。しかし悲愴感は少しもない。「アメリカみたいに1億円払ってくれたらかなえるなんてことはしたくなくて、普通の家庭でも手が届く価格設定でいきたいんです。旅行代金100万円を出せる方ってそんなに多くないけど、100万円以内でできる親孝行というのが一般的になることを願っています。もっとお金を出せるよという人なら、宿のランクを上げてもいいし、そうやって回っていくといいなと思いますね。トラベルドクター社を全国の方に知ってもらい、チームの仲間を増やしていく。そこで出た利益で、難病の方や小さなお子さんのためにボランティアで『たびかな』をやるシステムを作ることが、今後の目標です」
2023年01月29日北川景子主演「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」が1月9日スタート。河村花を中心に南沙良、高橋文哉ら学生役で出演した俳優陣の演技に「若手俳優の演技が素晴らしい」「若手のホープが溢れ返っている」など絶賛が集まっている。北川さんが月9初主演をつとめる本作は、未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)を舞台に、裁判官から教員となった主人公と彼女を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら法曹界のあり方を問うリーガル&ロースクールエンターテインメントとなる。北川さんが大学卒業後ロースクールで法律を学び、東京地裁・刑事部の裁判官として活躍していたが、派遣教員としてロースクールへの勤務を命じられ青南大学法科大学院にやって来た柊木雫役で主演。ロースクール生から“メシア”“ゴッド”などと崇拝され、教員からも“エース”と認められる超が付くほどの合理主義者で判例オタクの藍井仁に山田裕貴。効率の悪い授業を展開する柊木に強く反発する青南大学法科大学院2年生の照井雪乃に南沙良。コミュニケーション能力が高く学生たちのリーダー的な存在の真中信太郎に高橋文哉。貧乏な母子家庭育ちで奨学金も抱え、警備員のバイトをしている水沢拓磨に前田拳太郎。真中たち成績上位者組に対し卑屈な態度をとる桐矢純平に前田旺志郎。半ば強制的に弁護士の道を歩まされてきた天野向日葵に河村花。青南大学法科大学院教務主任の里崎健一郎に小堺一機。青南大学法科大学院学院長の守宮清正に及川光博といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1つ1つの案件に時間をかけすぎ日々の仕事を効率よくこなせないでいた柊木は、ある日裁判所所長からロースクールへ派遣教員として突然の勤務辞令を受けることに。柊木は「刑事訴訟法基礎」を担当することになるが、学生たちからは不評をかってしまう。学生たちは司法試験に受かることに必死で、柊木の実務の話題に終始した授業などに興味はなかった。守宮はそんな柊木と効率重視の藍井に2人で実務演習を受け持ってもらいたいと告げ、実務演習で弁護側と検察側に分かれて学生たちと模擬裁判をやってもらい、そこでお互いに理想の教育をぶつけあってみてはと提案する…というのが1話の展開。模擬裁判で被告人役を担当するうちに、被告人の背景に興味を持ち、案件の背景を深く知っていこうとする向日葵を演じた河村さんに「これ主演。河村花ちゃんじゃん!!」「この女優河村花ていうのか。演技うまっ」「今回は、演技でも存在感でも、河村花の圧勝だな」など絶賛の声が集中。また「めっちゃ面白いな。若手俳優の演技が素晴らしい」「高橋文哉に南沙良に前田旺志郎と若手のホープが溢れ返っている」など、南さんや高橋さんら学生役で出演した俳優陣の演技を評価する投稿も数多くSNSに上がっている。【第2話あらすじ】田辺浩(田村健太郎)が倒れ病院に運ばれる。柊木は田辺が藍井から酷いことを言われていたと聞き、藍井に事情を尋ねる。「受かる見込みのない学生に夢を与えても人生を台無しにするだけ」と言う藍井に柊木は反論する。次の日、柊木は学生たちに志望動機書を配る。学生たちのことをもっと知りたいと考える柊木を藍井は鼻で笑う。そんななか柊木が行う実務演習の課題は「銭湯」…。「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」は毎週月曜21時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年01月10日竹田優哉監督『暮れる』は、“真実の映画”だ。映画監督への登竜門と呼ばれる自主映画のコンペティション、ぴあフィルムフェスティバルの「PFFアワード」は、1977年から続く歴史の中で、黒沢清監督や諏訪敦彦監督など日本映画界を牽引する映画監督を数多く輩出してきた。今年開催されたPFFアワード2022で京都会場のグランプリ「京都観客賞」を受賞したのが『暮れる』だ。主人公は祖母と愛犬と暮らす無職の青年。将来への不安を抱えながら静かな日常をおくっている。ある日彼は犬の散歩中に原因不明の腹痛に襲われ、犬のリードを離してしまう。迷子になってしまった犬を探して辿り着いた自然の中で、彼はキャンプ中の男性と出会い、そこで一夜を過ごすことになる。痛みは、湖の水面や火の音と同じように、全てリズムなのだ。少し掴みづらいリズムもあるというだけだ。世界に隠された優しい真実を見せてくれた竹田監督は、どのような眼差しで世界を見つめ、映画にしたのだろうか。竹田監督が本作に込めた思いを伺った。――『暮れる』を製作した経緯を教えてください。大学院で長期間留学に行く予定だったんですが、コロナで中止になってしまって1年間ほど空き時間ができたというのが大きな理由です。どうせなら何かやろうと思って、友達と2人でアイディアを発表する会を立ち上げました。そのとき僕の頭の中にあったのが『暮れる』のような映画をつくることでした。その会を開いていた場所が友達の家族が所有していた山の近くにある空き家だったんですが、そこの環境がすごく良くて、この場所で友達と一緒に映画をつくりたいという思いが徐々に湧き、プロットを書き始めました。そのとき一緒に会をやっていた友達が『暮れる』の主演の子です。スタッフも大学の後輩や先輩や友達などを集めて撮りました。――『暮れる』は少し俯瞰的な視点から日常を描いているように感じました。そこは意識されていますか?映画の視点というのは常に意識しています。ある映画監督から、「監督の重要な仕事のひとつは、カメラポジションを最良の位置に持ってくることだ」という言葉をいただいたことがあります。それから「最良のカメラポジション」ってなんだろう…とずっと考えていました。僕は登場人物の主観やモノの肌触りを感じるような作品が好きだったので、当初は人間の目線に近い画角を意識して撮ろうと考えていました。だけど同時に、必要以上に物語に入り込みたくないという気持ちもありました。だから、手持ちカメラなどとは別のやり方で、普段感じていることを映画で表現してみようと思いました。脚本を書いたのは僕ですが、それに必要以上に縛られるとわざとらしくなってしまいます。そうならないために今回使った手法は、リハーサルを繰り返して、セリフを役者が言いやすいように変えたり、役者の普段の立ち振る舞いをもとに脚本を考えたりすることでした。撮影もどこからか眺めているような映像を目指してつくりました。――葛藤の末に生まれた視点だったのですね。PFFアワードで入選したことはやはり嬉しかったですか?めっちゃ嬉しかったです(笑)。自分が考えていることを自分なりに映画にしたら、10人中9人はつまらないと言うけど、1人くらいの心には届くんじゃないかなという期待はありました。PFFアワードの審査員の中にそういう方が1人くらいいたら、もしかしたら…と思っていたら、そのもしかしたら起きました(笑)。積極的に賞をとりにいった作品ではなかったのですが、せっかく本気でつくった映画なので、誰かに届いてほしいという思いはありました。だから入選したときは本当に嬉しかったです。――主人公が月に一度襲われる原因不明の腹痛や迷子になってしまう犬など、印象的な描写がありますが、これは竹田監督の経験に基づいたものでしょうか?腹痛は僕自身の経験です。人はコントロールできない何かとどういう風に折り合いをつけていくのかということにずっと興味がありました。それを考えているときに映画づくりでピックアップしたのが、まず自分にとって身近な腹痛、つまり身体です。犬や自然というのも、人間のコントロールから外れてしまう存在として入れました。――どうしてコントロールできない存在との関係性に興味を持ったのですか?僕はコントロールできないものとうまく折り合いをつけることができないから、興味を持ったんです。うまく生きていくことができないなとずっと思っていました。たぶんそういう人はたくさんいると思うんですけど、そういう人たちの中でもすごく楽しそうに生きている人はいるじゃないですか。彼らはどうやって楽しく生きているんだろうというのを探っていくと、やっぱり彼らなりの工夫がたくさんあることがわかりました。僕も折り合いをつけて楽しく暮らしていきたいので、そのためにまず人の生き方を観察したいという思いがありました。大学院ではそういうことを研究していました。――主人公の青年が歌う開放的なシーンがありましたが、あれは折り合いのつけ方のひとつでしょうか?あれは単純に、自己主張が苦手な青年がきっかけを与えられたことで自分を表出するというシーンを撮りたかったんです。でも、言われてみれば折り合いのひとつかもしれませんね。主演の子は歌がすごくうまかったので、これを活かさない手はない、と思っていました。もし彼が走るのが得意だったら、走らせていたかもしれないですね(笑)。――竹田監督の映画観についてお聞きしたいのですが、竹田監督にとって映画はどのような存在ですか?映画は僕にとって一番馴染みのあるメディアですし、元気をもらえたり、自分の人生を見つめ直すきっかけになったりもします。でも映像をつくる一番の理由は、考えていることを言葉でうまく伝えられないからだと思います。言葉をうまく操ることができなくても、映像だったらできそうだなと思うんです。僕はどこか自分の気持ちを隠してしまう癖を持っているので、それと向き合うためにも映画づくりが必要でした。――最後に、『暮れる』を通してどのようなメッセージを伝えたいですか?あえて言うとすれば、「みんないろいろ背負っていると思うけど、大丈夫。そのまま生きていけばいい」ということかもしれません。でも僕は、何かメッセージを伝えたいというよりは、ひとつの自律した世界のような映画を生み出したいという気持ちの方が強いです。映画を観終わったあとも、映画の世界や人物が動いているのではないかと思えるような映画をつくりたいです。そんな映画を観ると、たぶん自分を見つめ直すきっかけになるんじゃないかなと思います。僕自身、そうやって今まで映画に救われてきました。『暮れる』も、別の誰かの人生を見ることで自分の人生を考えなおす鏡のような存在になればいいなという思いでつくりました。今後もそのような映画はつくっていきたいです。そして、何かで悩んでいる人たちの考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。「PFFアワード2022」は2023年1月13日(金)まで「スカパー!番組配信」にて配信中。※視聴には、スカパー!のいずれかの有料チャンネル、プラン・セット(一部有料PPS放送を除く)のご契約が必要です。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【映画祭】ぴあフィルムフェスティバル 2013年9月14日〜20日、渋谷シネクイントにて開催
2022年12月27日TBS系火曜ドラマ『君の花になる』(毎週火曜22:00~)から誕生した期間限定ボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)が19日、都内で行われた「2022 Mnet Japan Fan’s Choice Awards」に出演。リーダー・佐神弾役の高橋文哉が明日20日放送の最終回について言及した。ゲストアーティストとして出演した8LOOM(高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝)は、制服風衣装で出演。4thシングル「HIKARI」をパフォーマンスした。そして、「アニョハセヨ、8LOOMです!」と韓国語で挨拶。高橋は「緊張しましたね。いつもと空気が違ったのでドキドキしました」と語った。また、明日の最終回について高橋は「9話のラストでは僕たち8LOOMが解散という結論を出してしまったのですが、いったいどんなラストを迎えるのか。きっと皆さんが、僕たちも含め、笑顔になれるような最終回になっていると思いますので、ぜひリアルタイムで最後まで見届けていただけたらうれしく思います」とコメント。さらに、「8LOOMとしての活動もラストスパートを迎えていて、僕らもどこがゴールかはわからないんですけど、最後まで応援していただけたらうれしく思います」と呼びかけた。12月19日から4日間にわたって開催されるMnet Japanの年末イベント「Mnet Japan Winter Party」の初日に行われた授賞式「2022 Mnet Japan Fan’s Choice Awards」。韓流MC界のパイオニア・古家正亨と、IZ*ONE出身の矢吹奈子が司会を務めた。
2022年12月19日本田翼が主演する「君の花になる」の第9話が12月13日放送。あす花と離れ離れになった弾、彼の下した“選択”に視聴者からは「予想外すぎ」「マジで涙が止まらない」などの声が殺到、SNS上にはブルーミーたちの悲痛な叫びが溢れている。夢だった教師になるが挫折した主人公が、かつての教え子が所属するボーイズグループの寮母になり、彼らの“トップアーティストになる夢”を支えていく…というストーリーが描かれてきた本作。弾と親し気な姿をネットニュースで拡散されてしまった仲町あす花を本田さんが演じるほか、あす花と恋愛ではなく“花丸をつけ合う”関係になった「8LOOM」センターの佐神弾に高橋文哉。あす花に寮母を辞めて欲しいと伝えた「8LOOM」最年少メンバーの成瀬大二郎に宮世琉弥。「8LOOM」の最年長メンバーである古町有起哉に綱啓永。現役大学生メンバーの一之瀬栄治には八村倫太郎。“波乱”の予兆を匂いで感じる特技を持つ桧山竜星に森愁斗。パープルがメンバーカラーでド天然キャラの久留島巧にNOA。今の「8LOOM」リーダー・小野寺宝に山下幸輝。教師を辞めたあす花を支えてきた姉の優里に木南晴夏。“顔芸”が話題の「8LOOM」マネージャー・添木ケンジに宮野真守。以前は「8LOOM」チーフマネージャーの香坂すみれに内田有紀。「8LOOM」が所属する事務所の社長・花巻由紀に夏木マリといった面々が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。あす花と弾のツーショットがネットで拡散され大騒ぎとなり、あす花は寮母を辞め弾たちのもとを去る。その頃ケンジは寮でメンバーたちに全員で謝罪配信をするよう話すが、弾はあす花との間に後ろめたいことは何もないと謝罪を拒否。そこに現れた花巻社長は弾に活動を休むよう告げる。さらに成瀬は「今の弾は8LOOMにいらない」と言い、弾が必要だとする他のメンバーたちとの間にも亀裂が入り始める。「8LOOM」が6人で活動することになり3か月。「8LOOM」の人気は徐々に戻っていくが、弾はなかなかいい楽曲が作れずにいた。ライブツアーのためには新曲が必要で、香坂は新曲の外部発注を決める。そんななか弾は優里と再会、彼女からあす花が弾のICレコーダーにメッセ―ジを残していたことを知らされる…というのが今回のストーリー。あす花の“いっぱい花丸をつけてくれてありがとう。この花丸があればこの先どんなところでも大丈夫”という言葉に「これで君の花になるできるわけ?」「君の花になるってもしかしてこれからできる!!!????」「あすぴょんのメッセージ聞いてたらめちゃくちゃ「君の花になる」ってタイトルがしっくりしてきた…」などの反応が上がる。一方、弾以外のメンバーも「8LOOM」の活動以外にそれぞれやりたい事が生まれてきていた。そんなメンバーたちに弾は「俺はブルームがみんなを縛るものになって欲しくない」と語り、号泣しながら「俺たち、解散しよう」と口にする…。すると「君の花になるしんどすぎる 解散なんて聞いてない」「解散」という展開に想像以上にダメージ受けてる」「むりむりむり、、予想外すぎて涙が止まらん」「解散の2文字だけは聞きたくなかった マジで涙が止まらない」「無理だよ、やっぱり無理 8loomのない生活はもう考えられない」などのコメントが殺到。突然の“解散宣言”にSNS上が騒然となっている。【最終回あらすじ】あす花はフリースクールで寮母兼教師として働く日々を送っていた。一方それぞれ新たな挑戦のため解散することを決めた「8LOOM」は、弾も含めた7人で最初で最後のライブツアーを行い、最終日に解散を発表することを決断。弾は「8LOOM」のラストにふさわしい新曲作りに取りかかるが、なかなか納得のいく曲ができず苦悩する…。「君の花になる」は毎週火曜22:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年12月14日二宮和也が主演を務め、『64-ロクヨン- 前編/後編』『とんび』の瀬々敬久監督が、辺見じゅん氏のノンフィクション「収容所から来た遺書」を映画化した『ラーゲリより愛を込めて』が9日に公開される。第2次世界大戦終結後も、ソ連軍によってシベリアの強制収容所に抑留された日本人たちの姿を描いた本作は、同時に、日本で待つ家族たちの物語でもある。二宮演じる主人公・山本を「必ず帰ってきます」と待ち続ける妻(北川景子)とともに、父を思う長男・顕一を演じた奥智哉に話を聞いた。『ラーゲリより愛を込めて』は、2020年に俳優デビューし、『仮面ライダーリバイス』『みなと商事コインランドリー』などで印象を残してきた期待の新星・奥にとってのスクリーンデビュー作。撮影現場では、先輩・安田顕の真摯な姿が印象に残っていると振り返った。○■母親役で共演の北川景子は、おちゃめでかわいらしい人――大きなテーマの作品でのスクリーンデビューになりました。瀬々監督は、もともとご一緒したかった監督でした。今回は戦争を通じた人間ドラマですが、自分の年齢でこうした作品に挑戦できるというのは、すごく貴重な体験だと思っています。自分の人生にとって、大きなものになるだろうと感じます。――本編では、北川景子さんとの共演シーンが多かったですね。はい。自分の中ではすごく遠い存在の方でしたが、実際にお話ししてみると、おちゃめでかわいらしくて親しみやすい方で、印象がガラリと変わりました。冗談も言って、現場の空気を和ませてくださっていました。――北川さんが自分のお母さんというのは率直にどうでしたか?最初はすごく不安でした。自分に務められるだろうかと。でも実際にお会いしてお芝居をしていくうちに、なんだかすっと納得がいったというか。本番が始まってカットがかかるまで、本当の母のような存在でした。スタンバイの時間のときにもお話しましたが、泣きのお芝居の際のエピソードを話してくださいました。――具体的にはどのような?以前、北川さんが泣きのお芝居のときにコンタクトを入れていたら、涙と一緒にポロっと取れちゃったそうなんです。それで、カメラに映らないように、ささっとすぐに手で払ったと。「コンタクトは邪魔になっちゃうかもしれないから、泣きのお芝居のときには先に取っておいたほうがいいかもね」とアドバイスしてくださいました。――長男役でしたが、その辺は意識しましたか?確かに僕が長男役ですし、兄弟役のなかで実際の年齢も一番上だったので、引っ張っていかなきゃと最初は意識していたのですが、みんなすごく大人びてるんです。ビックリするくらいプロという感じで。僕がその子たちの年齢のときなんて、全然しっかりしてなかったのに、すごいなと純粋に感心していました。○■先輩、安田顕のストイックな姿に感銘――そうなんですね。では先輩たちの姿にすごいなと感じた瞬間はありましたか?安田顕さんの姿を見て、ストイックですごいなと思いました。安田顕さんは、シーンが始まる前に、1人になって時間をかけてすごく集中されていたんです。先輩方が本番前にどのように切り替えていいお芝居をされているのかが気になっていたので、すごく集中をして臨んでいる姿を見て、とても勉強になりました。普段の安田さんは、すごく物腰が柔らかくて優しい方だったので、ギャップも印象に残っています。――実際に出来上がった作品をご覧になっていかがでしたか?自分のシーンになると、作品の足を引っ張っていないか心配でしたし、まだまだ足りないところや課題を教えてくれた作品だと改めて感じています。作品全体としては、戦争を描きながら人間賛歌でもあり、人間の愛のすばらしさ、愛の尊さを謳った映画だなと思いました。僕らのような10代の若い子たちも、「戦争ものだ」と敬遠したりせずに、映画を観に行ってほしいなと感じました。実際に僕も感動しましたし、同年代の子たちにも刺さると思うんです。――確かに特に最後のほうでは人間賛歌を強く感じますね。小さな幸せについても感じます。みんなでご飯をおいしく食べる幸せとか。そうですね。僕もおいしいものを食べたときは、幸せです。ヒラメの刺身とか、焼き鳥とか。あとはアニメが大好きなので、アニメを見たりグッズを買ったときに、幸せだなって実感します。今年は「JOJO WORLD2」に友達と一緒に行ったんですけど、幸せな時間でした。――奥さんは『仮面ライダーリバイス』に出演されていましたが、それこそジョジョ系の実写映画のようなアクション映画にも出たいですか?アクション映画には出たいですが、大好きなアニメの映画化とかは、恐縮しちゃって胃が痛くなると思います(苦笑)――(笑)。ところでヒラメのお刺身や焼き鳥が好きとのことですが、趣味で釣りもされるとか。アニメは別として、渋めのセレクトですね。父親の影響です。小さなころから家族でスキーに毎年行っているので、スキーも好きです。あとは家族でキャンプに行ったり。キャンプ場の近くに滝があって、そこでたき火をしたりとか。インドアもアウトドアも、どっちも好きです。――現在高校3年生とのこと。高校卒業は、人生のなかでも大きな節目のひとつですね。はい。僕も父親に、「もっと仕事として意識を高くしていかなきゃダメだ」とよく言われています。改めて、自分を鼓舞して、去年よりも昨日よりもという意識で、これからもやっていけたらと思っています。――ありがとうございます。最後にひと言お願いします。重ねてになりますが、人間の愛の尊さを謳った映画です。いま観るべき作品だと僕は思っていますが、でも気負わずに、気軽に足を運んでもらえたらいいなと思います。■奥智哉2004年7月18日生まれ、神奈川県出身。ドラマ『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』『監察医 朝顔』第2シリーズ(21年)などに出演し、2021年9月期からスタートした『仮面ライダーリバイス』では、仮面ライダーオーバーデモンズを演じた。今年は『みなと商事コインランドリー』で演じた英明日香役で人気を博す。映画『ラーゲリより愛を込めて』でスクリーンデビューを果たした。
2022年12月09日TBS系火曜ドラマ『君の花になる』(毎週火曜22:00~)で主演を務める本田翼、劇中発の期間限定ボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)が6日、都内で行われた「TikTok Awards Japan 2022」に出演した。今年最もTikTokで流行したモノやコトを決定する「TikTok流行語大賞2022」。本田はプレゼンターとして出演し、8LOOM(高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝)もゲスト出演した。3rdシングル「Melody」のMVが公開されて3日間で100万回再生されたことなど、人気ぶりが紹介されると、高橋は「これだけの方々に聴いていただいて、期間限定ということで皆さんの耳に残るものを届けられたらいいなと思っていたのですごくうれしい反響です」と喜んだ。12月2日から4日に行われたツアーファイナルでは、2万6000人の動員に対して18万件以上の応募が寄せられたことも明かされると、宮世は「18万件!? って思いました」と驚き、「すごくうれしいですね。僕らも初めて聞きました」と話した。また、綱は「TikTokのおすすめを見ていたら僕らの『Melody』が流れてくる。それがうれしくてうれしくて仕方ないです。ありがたいです」と笑顔を弾けさせた。
2022年12月06日火曜ドラマ「君の花になる」のParaviオリジナル番組「8LOOM ROOM~君花アフターパーティー!」のEP.8にて、本編第8話で登場する劇中歌「Forever or Never」のSpecial Performance Videoが初公開されることになった。「君の花になる」は、ある出来事により挫折した元高校教師の主人公・仲町あす花(本田翼)が、崖っぷちの7人組ボーイズグループ「8LOOM(ブルーム)」の寮母となり、一緒に“トップアーティストになる”という夢に向かっていく物語。かつての教え子・佐神弾(高橋文哉)の熱い思いに心を打たれ、気づけば教師だった頃の情熱を取り戻していくあす花。30歳の節目に、恋も仕事も友情も新たなステージへ進んでいくひとりの女性の成長と胸キュンをオリジナルストーリーで描く。毎週本編放送直後から、Paraviでは「8LOOM ROOM~君花アフターパーティー!」と題して、「8LOOM」のメンバーが全員でドラマの思い出のシーンやウラ話、「8LOOM」の近況報告、ここでしか見られない未公開映像などを配信中。この度、12月6日放送の本編第8話に劇中歌として登場し、5thシングルであると同時にドラマ放送期間にリリースされる最後の楽曲となる「Forever or Never」のSpecial Performance Videoを同番組EP.8で初公開。「8LOOM」の新たな魅力が炸裂する大人のダンスチューンで、もどかしい恋心を歌う歌詞や、セクシーささえ漂うメンバーの歌唱がポイント。「8LOOM」サウンドの代名詞ともいえる音楽プロデューサーUTAが今回もサウンドプロデュースを手掛け、彼らの新境地を開いた。ドラマとともに確立されてきたキャラクターの成長と、「8LOOM」にしか表現できないポップソングとしての到達点となる「Forever or Never」。あす花と「8LOOM」に最大の試練が待ち受ける第8話で披露される。「今までの8LOOMにはなかった」「もどかしい恋心」メンバーが語るEP.8では「Forever or Never」のSpecial Performance Videoに加え、その収録を終えた「8LOOM」メンバーによる裏トークもお届け。今回の進行役は、桧山竜星役の森愁斗。まずは「Forever or Never」という曲の印象について、メンバーからは「今までの8LOOMにはなかったタイプの曲」「疾走感がすごい!」との声が。軽やかなダンスが特徴的な「Come Again」とは対照的に「重さがある」という「Forever or Never」の振り付けは、ダンスの難易度は高い分、かっこよさも際立っているという。また、これまでの爽やか系の衣装とは異なる、モノクロを基調にしたクールな衣装について、「8LOOMが売れっ子になった感じが表れている!」とコメントするメンバーたち。SPをイメージしたという衣装は、全員が異なるデザインでそれぞれコンセプトがあるとか。チェーンやハーネス、アクセサリーを効かせた、大人の雰囲気漂うスタイリングに注目だ。「Forever or Never」の歌詞については、ハードな曲調と強気なフレーズが特徴のラブソングになっているとのことで、「もどかしい恋心が感じられていい」というメンバーも。劇中で佐神弾としてその歌詞を書く演技をした高橋文哉が思わず「恥ずかしくなる……」と言わしめたその歌詞に込められた思いは、弾とあす花の関係性ともリンクしているという。レコーディングの裏話も飛び出し、「Forever or Never」はキーが高いため、歌い方に工夫が必要だったと話すメンバーも。8LOOMの新たな一面が見られることになりそうだ。なお、「Forever or Never」のSpecial Performance VideoのメイキングフォトもParavi公式Instagramなどで順次公開していくという。さらに12月7日(水)午前0時からはTBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」でもSpecial Performance Videoをプレミア公開する。「8LOOM ROOM~君花アフターパーティー!」EP.8は12月6日(火)22時57分~Paraviにて配信。「君の花になる」は毎週火曜22時~TBS系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2022年12月06日火曜ドラマ「君の花になる」6話より塚本高史と前田公輝の出演が決定。本田翼演じるあす花の元同僚であり、高橋文哉演じる弾にとっては母校の教師役となり、物語を大きく動かすことが分かった。高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA 、山下幸輝の7人からなる劇中発の期間限定ボーイズグループ「8LOOM(ブルーム)」。本日放送された「君の花になる」第5話では、「8LOOM」のデビュー曲である「Come Again」がなんと配信ランキング1位に。その結果をあす花(本田翼)へ伝えに行こうと急ぐ弾(高橋文哉)だったが、向かう途中で奈緒(志田彩良)に突然抱きつかれ、その瞬間をあす花に目撃されてしまう…。「8LOOM」がトップアーティストへの第一歩を進みはじめる中、あす花と弾の今後の関係性の変化にも注目が集まっている。11月22日(火)放送の第6話からあす花の元同僚で、弾にとっては母校の教師役として塚本高史と前田公輝の出演が決定した。塚本さんが演じるのはどことなく図々しさのある豊高創(とよだか・はじめ)。豊高は、弾が高校時代に花巻エンターテインメントに入るのを最後まで反対していた人物。教師だった頃のあす花とも因縁がありそうで…。これまで数々のTBSドラマに出演している塚本さんだが、TBSの連続テレビドラマへの出演は、金曜ドラマ「俺の家の話」(2021年)以来、約1年半ぶりとなる。また、先の朝ドラ「ちむどんどん」の好演も記憶に新しく、映画『HiGH&LOW THE WORST X』などで活躍する前田さんが演じるのは、物腰の柔らかい池谷幸次郎(いけたに・こうじろう)。教師を辞めたあす花のことを気にかけていて、あす花と弾に再会したことで2人の関係に大きく影響を及ぼすことになる。前田さんのTBSの連続テレビドラマは金曜ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(2020年)以来、約2年半ぶりの出演となる。そして、第6話の劇中歌として登場する「8LOOM」の新曲「HIKARI」が、現実世界でも4thシングルとして配信リリースされることが決定。ジャケット写真も公開された。様々な困難を乗り越え着実に成長する「8LOOM」を引っ張る弾だからこそ書くことのできた、優しく大きく包み込んでくれるミディアムチューン。第6話では、あす花に過去と向き合わなければならない試練が訪れ、「8LOOM」にも脱退メンバーとの再会で新たな亀裂が生まれる。また、本日23時からTBSの公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」で、「8LOOM」の3rdシングル「Melody」のパフォーマンスビデオがプレミア公開される。同楽曲は、現実世界のLINE MUSICのソングTop100のデイリーランキングで1位を獲得(11月9日付)し、MVもグループ史上最速となる公開から3日で100万回再生を突破。本パフォーマンスビデオは、この100万回再生を記念して公開される。第6話あらすじデビュー曲が3年越しで大ヒットするという快挙が話題となった「8LOOM」に、メディアからの出演オファーが殺到。あす花は勢いに乗るメンバーたちを応援する一方、奈緒に抱きつかれた弾を見て、モヤモヤする自分の気持ちに少しずつ気づく…。弾が多忙になり2人のすれ違い生活が始まるが、「落ち着いたら、ちゃんとするから」という弾の言葉に、さらなる複雑な思いを抱くあす花。そんな中、弾の母校で新曲のPRも兼ねた凱旋ライブが決定。元メンバーをライブに誘う有起哉(綱啓永)に、栄治(八村倫太郎)が猛反発!? 畳みかけるように寮でとある事件が起こり、メンバーの間に新たな亀裂が生まれる。火曜ドラマ「君の花になる」は毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年11月15日来年1月スタートの月9ドラマは、北川景子主演のロースクールを舞台にしたリーガルエンターテインメント「女神の教室~リーガル青春白書~」を放送。この度、そのロースクール生として、南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花のレギュラー出演が発表された。南さん、高橋さん、前田拳太郎さん、河村さんは月9レギュラー初出演となる。裁判官や検察官、弁護士などの法曹界を目指す学生たちが通う法科大学院、通称・ロースクール。青南大学法科大学院に派遣教員としてやってきた柊木(北川さん)は、5人のロースクール生たちに出会う。教師側は学生に司法試験のノウハウを教えることにしか興味が無く、学生側は単位が取りやすい授業を履修しながら試験の対策になることしか求めていない。そんなところへ、「人を知らなければいい法律家にはなれない」という信念を持つ柊木が登場し、授業は一変することに。今回出演が発表された5名が演じるのは、柊木のもとで法曹界を目指す個性豊かなロースクール生。「鎌倉殿の13人」で源頼朝の娘を演じ、悲劇的な最期が話題となった南さんが、柊木に強く反発する検事志望の照井雪乃。「ドクターホワイト」「君の花になる」の高橋さんが演じるのは、コミュニケーション能力が高く、学生たちのリーダー的な存在だが、裏では何を考えているのかわからない、弁護士を目指す真中信太郎。真中信太郎(高橋文哉)お笑いコンビ「まえだまえだ」として幼少期から活動していた前田旺志郎さんは、とにかくおしゃべりなお調子者・桐矢純平。「仮面ライダーリバイス」の前田拳太郎さんが、弁護士を目指す一匹狼の水沢拓磨。「10の秘密」『胸が鳴るのは君のせい』の河村さんが、著名なビジネスローヤーである父を持ち、半ば強制的に弁護士の道を歩まされてきた天野向日葵を演じる。水沢拓磨(前田拳太郎)ロースクール生たちが柊木の授業を通して相対するのは、老若男女、様々な事情を抱えた人々。法曹界の未来を担う彼らがどのような変化を遂げていくのか、ロースクールのリアルな日常も描く。キャストコメント・南沙良素直にうれしかったです。フジテレビの連続ドラマ出演は初めてになり、それが月9ということなので、ドラマをご覧くださる方には素敵な作品だと思っていただけるように、誠心誠意、お芝居に向き合っていきたいです。今作はオリジナル作品になるので、監督やスタッフ、キャストの皆さんと現場で雪乃という人物像を丁寧に作っていけたらなと思います。・高橋文哉僕が小さかった頃から、月9は特別だというイメージがありました。このお仕事を始めてからは、いつか出演させていただきたいと思っていましたし、いつか月9の世界に入りたいと思っていたので、こうして僕の新境地でもある大学生役で出演させていただけるのは、すごくうれしいです。中学生の僕に“21歳で月9出るぞ!”と教えてあげたいです(笑)。また、母に知らせたらとても喜んでくれました。元々母はすごくドラマが好きなので、その影響で僕も一緒に見ていました。歴史のあるドラマ枠で演じさせていただけるのは、もちろん緊張感もありますが、すごく楽しみです。・前田旺志郎ロースクールに通う学生役ということでお話をいただいたのですが、学園もののドラマにちゃんと出演したことがなかったので楽しみです。台本を読ませていただくと、学生たちで模擬裁判を行うシーンがあって、”ついに、僕にもこんなセリフを話す時が来た!”という感覚でワクワクドキドキしました(笑)。今までドラマなどで、弁護士や判事などの役を役者さんたちが演じられているのを見ていて、“すごいなぁ、こんなにいっぱいしゃべって”と思っていましたが、まさか自分がやることになると思っていなかったです。“大変や!”って感じますけど、楽しく頑張りたいです。・前田拳太郎連続ドラマは『仮面ライダーシリーズ』<『仮面ライダーリバイス』(2021年テレビ朝日)>に出演していて、(本作が)その次の出演作品になります。それがまさかの月9ということで、驚きました。やはり、以前から憧れていた枠なのでうれしかったです。月9は小さい頃に『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(フジテレビ系/2009年)が大好きで、録画して繰り返し見ていたので、主演が北川(景子)さんと伺って、さらにうれしくなりました。・河村花最初は純粋に、”うれしい!”と思いました。でも、後から”どんな役なんだろう?”、”どれぐらい役に向き合えるんだろう?”など、覚悟を持って挑む必要があるなと感じました。月9は私が小学生の時から、放送翌日の朝は友達と“昨日の月9見た?”とよく話していたので、その時の自分に“出演することになったよ”って教えてあげたいです。本当にそのぐらいうれしいです。多分、その頃の私に話したら、みんなが見ているドラマ枠なのでびっくりすると思います(笑)「女神の教室~リーガル青春白書~」は2023年1月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年11月14日本田翼が主演し高橋文哉、宮世琉弥らが共演する「君の花になる」の4話が11月8日放送。あす花に弾が両腕を広げ“仲直りのハグ”を求める…ぎこちない弾の姿にSNSには「不器用なハグ最高」「仲直りのハグ要求可愛い」といった声が上がっている。元高校教師の主人公が、自分のかつての教え子が所属する崖っぷち7人組ボーイズグループ「8LOOM」(ブルーム)の寮母となる…というストーリーが展開している本作。キャストは前回のラストで弾からデートするよう告げられた「8LOOM」の住み込み寮母・仲町あす花を本田さんが演じるほか、あす花の元教え子で「8LOOM」の楽曲を手掛けセンターも務める佐神弾には高橋さん。「8LOOM」最年少で歌もダンスもこなすオールラウンダーな成瀬大二郎には宮世さん。「8LOOM」の最年長・古町有起哉には綱啓永。「8LOOM」の現役大学生メンバー・一之瀬栄治には八村倫太郎。鼻が利く「8LOOM」メンバー・桧山竜星には森愁斗。パフォーマンスに絶対的な自信を持つ「8LOOM」メンバー小野寺宝には山下幸輝。8LOOM」マネージャー・添木ケンジには宮野真守。「8LOOM」の隠れヲタでもあるお天気キャスターのリリカには川津明日香。「8LOOM」も面倒を見ることになったマネージャーの香坂すみれには内田有紀。「8LOOM」が所属する花巻エンターテインメントの社長・花巻由紀には夏木マリ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。弾は花巻に新曲をプレゼンするが「いつも通りの楽曲では1位は無理」と言われてしまう。弾は初となる“ラブソング”へのチャレンジを命じられ焦る。新曲作りのため弾とあす花は“動物園デート”に行くことになるが、「8LOOM」メンバーもついてくる。動物園であす花は自分が元教師で、弾が教師時代に生徒だったことを明かす。それを知った成瀬はあす花に「弾と音楽室で話してた先生ってあす花さんですか?」と問いかけ、弾から“高校時代に自分の背中を押してくれた先生がいた”と聞かされたことを話す…というのが今回のストーリー。その際あす花を傷つける言葉を発してしまった弾は、寮母の仕事を休み、姉の優里(木南晴夏)を手伝っているあす花の元へ。そしてあす花に謝罪すると両腕を広げ“仲直りのハグ”をしようと告げ、あす花はそれを受け入れる…。あす花と弾の“仲直りのハグ”に「撮られんぞ!!おい!!!」「弾くんあんな人前で軽率にハグ求めたらダメ」など心配する声が続出。一方、ハグの際、言葉もたどたどしく動きもぎこちない弾の姿に「こんなにぎこちないハグシーン、初めて見た」「弾の不器用なハグ最高でした」「弾くん可愛いな~仲直りのハグ要求可愛いな~」といった感想も多数寄せられている。【第5話あらすじ】8LOOMの新曲「Melody」が週間ランキングで1位を取れないと契約更新は絶望的…そう告げられたあす花は「落ち込んでいる時間がもったいない!私も徹底的に応援する」と弾らに気合いを入れ直す。そんななか成瀬から、あす花への思いについて突っ込まれた弾はモヤモヤした様子で…。「君の花になる」は毎週火曜22:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年11月09日俳優の高橋文哉が、雑誌『日経トレンディ』(日経BP社)が選ぶ「来年の顔」に選出され3日、都内で行われた「2022年ヒット商品ベスト30」「2023年ヒット予測30」先行発表会に出席した。『仮面ライダーゼロワン』で主演を務め、昨年放送されたTBS系ドラマ『最愛』で注目を集めた高橋。今年は日本テレビ系ドラマ『悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』、現在放送中のTBS系ドラマ『君の花になる』などに出演している。高橋は、「来年の顔」に選出され、「本当にありがたい光栄な気持ちでいっぱいで、来年のお仕事により一層気合いが入るなと思って、ありがとうございますという気持ちです」と語った。発表会には、「今年の顔」に選出された俳優の間宮祥太朗と女優の清野菜名も登壇。3人で「2022年ヒット商品ベスト30」「2023年ヒット予測30」のランキングを見ながらトークを繰り広げた。高橋は、「2022年ヒット商品ベスト30」の21位にランクインした『SPY×FAMILY』にハマっているそうで、「見ていました。毎週楽しみに。今日新しいエピソード出ると思ってワクワクしながら。アーニャに癒やされていました。アーニャかわいいですね」とコメント。また、2位にランクインした「ちいかわ」もお気に入りのようで、「家にぬいぐるみとかもあって。ふわふわしたものが好きで、すごくいいクッションなんです」と話した。自身にとってのヒット商品やサービスを聞かれると、「ゲーム」と答え、「今年始めてドハマりしてしまってずっとやっていました。『Apex』というゲームをずっと家でやっていました。寝るまでやって、朝起きてちょっと早めに起きられたら朝やってから仕事に行ったり。面白いです。地元の友達とかと電話しながらできるのが息抜きにもなってハマっていました」と語った。最後に「今年は自分の中でも幅のある役を演じさせていただいて、深い作品や映画もやらせていただいた1年だったんですけど、来年は、『来年の顔』と言っていただいた以上は、お仕事に気合が入りますし、そう言っていただいたことを全力で体現できるようにお仕事に努めていきたいです」と気を引き締めた。
2022年11月03日俳優の高橋文哉が、雑誌『日経トレンディ』(日経BP社)が選ぶ「来年の顔」に選出され3日、都内で行われた「2022年ヒット商品ベスト30」「2023年ヒット予測30」先行発表会に出席した。『仮面ライダーゼロワン』で主演を務め、昨年放送されたTBS系ドラマ『最愛』で注目を集めた高橋。今年は日本テレビ系ドラマ『悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』、現在放送中のTBS系ドラマ『君の花になる』などに出演している。高橋は、「来年の顔」に選出され、「本当にありがたい光栄な気持ちでいっぱいで、来年のお仕事により一層気合いが入るなと思って、ありがとうございますという気持ちです」と語った。発表会には、「今年の顔」に選出された俳優の間宮祥太朗と女優の清野菜名も登壇した。
2022年11月03日本田翼主演TBS系火曜ドラマ「君の花になる」発の期間限定ボーイズグループ「8LOOM(ブルーム)」の3rdシングルで、ドラマ第4話で登場する劇中歌「Melody」の配信リリースが11月9日(水)に決定、ジャケット写真とOfficial MVティザーが公開された。また、ドラマ放送期間中に4thシングル、5thシングルをリリースすることも決定した。「8LOOM」は、高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝からなるボーイズグループでドラマオーディションを通し選抜された、芝居・ダンス・ボーカル等、それぞれの得意分野とバックボーンが異なる個性が集まったグループ。本楽曲「Melody」は、11月8日(火)22時に放送される第4話の劇中歌として登場する予定。「8LOOM」の作詞作曲を担当する佐神弾(高橋さん)が、あす花(本田さん)やメンバーたちに対する思いを込めて作った楽曲で、弾にとって大きな成長に繋がる1曲。どんな過程で「Melody」が誕生したのか、第4話のストーリーも期待大。そしてドラマ放送直後の11月9日(水)0時に配信される(配信サービスによっては0時を過ぎる場合もあり)。サウンドプロデュースは、ドラマメインテーマソングの2ndシングル「君の花になる」に続き、国境を越え数々の楽曲を世に送り出している音楽プロデューサー・UTAによるもの。ハンドクラップに導かれたダンサブルなトラックに中毒性のあるフック。■8LOOM「Melody」Official MV Teaser「期間限定グループでありながら、8LOOMから奏でられた音楽は期間限定では風化しない」そんな音楽に対する真摯なメッセージが歌われたドラマを彩る楽曲。本楽曲のダンスの振付は、「8LOOM」のメンバー小野寺宝を演じる山下さんと、前2作「Come Again」「君の花になる」の振付も手掛けた世界的に活躍する21歳のダンサー・コレオグラファーReiNaとの合作で制作された。また、「Melody」に続き、ドラマ放送期間中に4作目と5作目のシングルを配信リリースすることも決定している。3rd Digital Single「Melody」/8LOOMは11月9日(水)リリース。火曜ドラマ「君の花になる」は毎週火曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年11月02日本田翼主演「君の花になる」の3話が11月1日放送。ダーツの矢を手に「これ真ん中刺さったら、俺とデートな」とあす花に告げる弾に視聴者からツッコミが殺到中だ。元高校教師の主人公がボーイズグループの寮母になるが、なんとメンバーにはかつての教え子が!しかも彼らはあと半年で契約を切られる“崖っぷち”状態で…というオリジナルストーリーが展開する本作。先生になるという夢を叶え高校教師になるが、ある出来事をきっかけに挫折。その後「8LOOM」メンバーの住み込み寮母をすることなり、教師時代の生徒だった弾と再会した仲町あす花役で本田翼が主演。「8LOOM」の楽曲を作るメンバーカラーは赤の佐神弾に高橋文哉。最年少だがしっかり者でメンバーカラーはピンクの成瀬大二郎に宮世琉弥。男気のあるグループ最年長でメンバーカラーは青の古町有起哉に綱啓永。歌・ダンス・MCまでそつなくこなすメンバーカラーは白の一之瀬栄治に八村倫太郎。“波乱”の予兆を匂いで感じ取るなど鼻が利くメンバーカラーはオレンジの桧山竜星に森愁斗。一見クールで完璧そうだが実はド天然でメンバーカラーは紫の久留島巧にNOA。キレのあるダンスが最大の武器でメンバーカラーは黄色の小野寺宝に山下幸輝。あす花の姉、優里に木南晴夏。クセ強な「8LOOM」マネージャーの添木ケンジに宮野真守。突如「8LOOM」のマネージャーに就任した香坂すみれに内田有紀。何をしているのかわからない事務所関係者のトリニティ春日に竹中直人。「8LOOM」が所属する花巻エンターテインメント社長の花巻由紀に夏木マリといった俳優陣が共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「CHAYNEY」(チェイニー)を一躍スターにした敏腕マネージャーの香坂が、「8LOOM」チーフマネージャーに就任。着ぐるみパフォーマンスが話題になったことをチャンスに、次なる着ぐるみ動画やWEB媒体の取材をどんどん入れ込んでいく香坂はあす花に「寮母は不要!」とクビを宣告。「8LOOM」メンバーは自分たちで寮の掃除や料理をするなど、自立していく…ように見えたのだが、実は香坂が見に来る場所だけを掃除していただけで、大量のゴミなどを自分たちの部屋に押し込んでいた。しかし情報番組の取材が寮に入ることになり…というのが3話の展開。急遽夜を徹して寮の掃除、片付けをすることになったあす花は、自分の姉・優里だけでなくケンジの力も借りる。そしてケンジはさらなる助っ人として“趣味は掃除片付けの公務員”だというトシくん(梶裕貴)を紹介する…。この展開に視聴者からは「梶裕貴にやたら似ているサプライズゲストきた、と思ったらご本人…???」「宮野さんと梶くんのツーショ最高」「マモと梶くんって豪華すぎるwwwww」「マモときゃぴきゃぴしてる梶さん超可愛い」「驚いてて、話に集中出来ていなかった…」などの声が殺到。ラストでは弾がダーツの矢を手に「これ真ん中刺さったら、俺とデートな」とあす花に告げる…という展開に。このラストには「なんでよ!!デートしてる暇ないやろ!曲作るんでしょ!!!」「寮母とデートしてる場合じゃないよ」といった反応が続出している。【第4話あらすじ】弾は花巻に新曲をプレゼンするが「いつも通りの楽曲では1位は無理」と言われてしまう。初めての“ラブソング”へのチャレンジを命じられ焦る弾に、「8LOOM」メンバーたちも協力しようと寮で恋バナ大会を開催。あす花は周りの協力さえもプレッシャーに感じる弾を気遣い、新曲作りのための取材が決まる。そこであす花は弾があす花に抱えていたある複雑な思いを知ってしまう…。「君の花になる」は毎週火曜22:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年11月02日本田翼主演のTBS火曜ドラマ「君の花になる」は、本田さん演じる元高校教師の主人公・仲町あす花とともに、“トップアーティスト”を目指す7人組ボーイズグループ「8LOOM(ブルーム)」の成長を描く物語。劇中だけでなく期間限定グループとして実際にデビューした「8LOOM」は、高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝の7名。ネクストブレイク俳優から、実際にボーイズグループで活躍中のメンバー、K-POPの元練習生など、1年前に行われたオーディションを通して選抜された、得意分野もバックボーンも異なるフレッシュな顔ぶれが揃った。配信限定1stシングル「Come Again」、2ndシングル「君の花になる」など、「8LOOM」が発表する楽曲の振付をすべて担当するダンサー・コレオグラファーのReiNaが、「それぞれの個性が出ているドラマだからこそ、色がたくさんあるほうがいい」と絶賛する、個性豊かな「8LOOM」のメンバーに注目した。思わず応援したくなる「8LOOM」とは?「Come Again」のMVは再生回数300万回に迫る勢いで大健闘(11月17日現在、289万回)、「Rakuten Girls Award2022 AUTUMN/WINTER」や「KCON 2022 JAPAN」でライブステージも経験し、音楽番組「CDTVライブ!ライブ!4時間SP」への出演、展覧会の開催や写真集の発売に、ペンライトやうちわ、缶バッジ、アクリルスタンドの発売、コラボカフェなど、すでにリアルなアイドルグループ並みの供給があり、ライブハウスツアーも決定している「8LOOM」。ファンネームは「8LOOMY(ブルーミー)」。1人1人、メンバーカラーと本作ならではの「メン花」も決まっている。ハマり出したら、1年前のオーディションや初顔合わせから密着したYouTube配信番組「君の花になるまでの365日」(Paraviでは未公開シーン追加)は必見だ。高橋文哉/佐神 弾:センター&元リーダー生年月日:2001年3月12日、出身地:埼玉県通称:弾メンバーカラー:赤メン花:ガーベラ花言葉「常に前進」「限りなく挑戦」本田さん演じる主人公・あす花の元教え子で、グループの要となる佐神弾役は高橋文哉。弾はグループの音楽を作るリーダー(元)で、作詞作曲を独学するほど音楽への情熱と才能の持ち主。「俺に任せろ」とグループのことを1人で抱えがちだったものの、あす花との再会で変わり始める。高校時代、あす花が突然姿を消したことが気になっている。「男子高生ミスターコン2017」でグランプリを受賞した高橋さんは、2019年「仮面ライダーゼロワン」の主人公・飛電或人/仮面ライダーゼロワンに抜擢されて注目を集めるように。昨年10月期に放送され、東京ドラマアウォード2022など高い評価を受けた金曜ドラマ「最愛」で物語のキーとなる主人公の弟を熱演した。本作と同じ火10枠の「着飾る恋には理由があって」ほか、「ドクターホワイト」「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」、映画『牛首村』などでも存在感を発揮。今回は歌・ダンスともに初挑戦だが、ライブでは見事なボーカルを披露、劇中での成長が現実とリンクする本作で新しい一面を魅せることになるだろう。宮世琉弥/成瀬大二郎:オールラウンダーの最強末っ子生年月日:2004年1月22日、出身地:宮城県通称:なるメンバーカラー:ピンクメン花:チューリップ花言葉「誠実な愛」「思いやり」2020年10月期の金曜ドラマ「恋する母たち」でセレブ主婦の息子役を演じて話題を呼んだ宮世琉弥。歌もダンスも、愛嬌もお任せのオールラウンダー、なるを演じている。高橋さん演じる弾に憧れてグループに加入した経緯があり、弾にとっても良き相談相手、という設定だが、高橋さんとは以前から親交があり、オーディション中も頼りにしていたそう。「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」「ナイト・ドクター」ほか、「珈琲いかがでしょう」では17歳の暴力団親分に、「村井の恋」では1人2役に挑戦した。現在、映画『闇金ウシジマくん Part2』に登場した犀原茜(高橋メアリージュン)を主人公にしたMBS/TBSドラマイズム「闇金ウシジマくん外伝闇金サイハラさん」に出演中。アクの強い登場人物たちの中で、唯一(?)視聴者と同じ目線に立つ役者志望の硲悠斗役を演じている。綱啓永/古町有起哉:メンバー思いの最年長生年月日:1998年12月24日、出身地:千葉県通称:ゆきやメンバーカラー:青メン花:ブルースター花言葉「幸福な愛」「信じ合う心」綱啓永が演じるゆきやは、明るく正直で、感情表現がストレートなところが本人そのもの!?様々な苦労を乗り越え、やっとの思いでデビューを掴み取った努力家。当初8人だった「8LOOM」がメンバーが1人脱退したことから、弾と衝突していたが…。第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリ受賞後、特撮ドラマ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(2019)にリュウソウブルー/メルト役で出演。「恋とオオカミには騙されない」「私が獣になった夜」ほか、昨年放送のTBSよるおびドラマ「この初恋はフィクションです」では主人公の親友の彼氏役に。Paraviオリジナルドラマ「ー50kgのシンデレラ」にも出演中。弾役の高橋さんとともにダンス初挑戦ながら、2人で居残り特訓した様子は「君の花になるまでの365日」にも収められている。俳優経験が生かされ、表情管理が上手い。八村倫太郎/一之瀬栄治:安定感のある歌&ダンス生年月日:1999年7月28日、出身地:神奈川県通称:エイジメンバーカラー:白メン花:マーガレット花言葉「真実の愛」「信頼」「真実の友情」歌・ダンス・MCと、あらゆる面でグループを引っ張り、メンバーをサポートする現役大学生、少々ネガティブ思考になりがちなエイジ役を演じるのは八村倫太郎。ホリプロ「StarBoysAudition」を勝ち抜いたメンバーで結成されたダンス&ボーカルグループ「WATWING(ワトウィン)」のメンバー。「半沢直樹」の脚本家・金沢知樹が初監督した映画『サバカン SABAKAN』(2022年8月公開)に出演し、本作がゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初出演になる。森愁斗/桧山竜星:歌が大好きな弟組生年月日:2002年9月18日出身地:東京都通称:リュウセイメンバーカラー:オレンジメン花:ポピー花言葉「陽気で優しい」「思いやり」「いたわり」兄と開設したYouTubeチャンネル「もーりー【アホと弟】」で歌ってみた・踊ってみた動画などを投稿して話題となり、10人組ダンス&ボーカルグループ「BUDDiiS」のメンバーである森愁斗がリュウセイを演じる。本作がドラマ初出演で、演技初挑戦。歌うことが大好きな「8LOOM」のボーカル面の重要メンバー。鼻が利き、あす花が作っている料理のメニューや、人の気配がわかるというミステリアスな特技がある。小野寺宝役の山下幸輝とは身長や雰囲気などが似ていることから、“公式双子”と呼ばれる。NOA/久留島 巧:パフォーマンスの要生年月日:2000年3月13日出身地:東京都通称:たくみメンバーカラー:紫メン花:ライラック花言葉「思い出」「友情」「初恋」「BIGBANG」に憧れ、12歳から韓国大手事務所YG ENTERTAINMENTで日本人初の練習生として6年間を過ごし、2018年に帰国。2020年にソロアーティストとしてデビュー、日本語、英語、韓国語に堪能で作詞作曲、ダンスの振り付けも手掛ける。パフォーマンス能力が格別で、トレーニングプランを作成できる一方、生活能力は低めでマイペース、天然な言動を繰り返すというたくみを自然体で演じている。本作がドラマ初出演で、新たな一歩に期待がかかる。山下幸輝/小野寺 宝:新リーダー&キレのあるダンス生年月日:2001年11月7日、出身地:大阪府通称:タカラメンバーカラー:黄色メン花:ひまわり花言葉「あなたを幸せにする」「憧れ」「情熱」第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリスト。小学生のころからダンスを始め、高校時代に様々な大会で優勝経験をもつ山下幸輝。関西から上京後わずか1か月でオーディションを勝ち抜き、今回が連続ドラマのレギュラー初出演。「少女時代」「NCT」などが所属するSM ENTERTAINMENTの元練習生。本作で演じるタカラは、陽気な弟キャラとはギャップのあるキレのあるダンスが最大の武器。世話好きな一面もある。第2話で、弾から新しいリーダーに任命された。最終話あらすじフリースクールで寮母兼教師として働き、忙しい毎日を送るあす花(本田翼)。一方それぞれの新たな挑戦のために解散することを決めた8LOOMは、弾(高橋文哉)も含めた7人全員で、最初で最後のライブツアーを行い、その最終日に解散を発表することを決断する。そして弾は、8LOOMのラストにふさわしい新曲作りに取り掛かる。しかしなかなか納得のいく曲ができず、苦悩していた。そんな中突然、花巻社長(夏木マリ)があす花のもとを訪れる。8LOOMの解散の事実を聞かされ困惑するあす花を前に花巻社長は、自身が8LOOMと出会った時のことを語り始めて…。それぞれの夢へ向け、バラバラに進むことを決意したあす花と8LOOMのメンバーたち。彼らが最後に咲かせる未来の形とは?火曜ドラマ「君の花になる」は毎週火曜22時~TBS系にて放送中。(上原礼子)
2022年11月01日9月にデビューを果たし、現在注目度が急上昇中の7人組ボーイズグループ、8LOOM。実は、放送中のドラマ『君の花になる』(TBS系・毎週火曜22時~)の劇中に登場するグループである。リーダーの佐神弾を演じている高橋文哉(21)は、これまで歌とダンスは未経験。デビューとクランクインに向けて、1年以上前から準備を重ねてきたという。「歌には苦手意識があって、友達とカラオケに行っても、ずっとマラカス係をやってたくらいです(笑)。でも、ボイトレのおかげで、歌うのが楽しくなってきて、音楽もたくさん聴くようになりました。この間、久しぶりに会った友達に歌声を披露したら、めちゃくちゃ褒められました!ダンスは、経験者のメンバーに教えてもらいながら、少しずつ上達してきたところです。最初は、掛け算も割り算もできないのに因数分解をやらされてるような感覚でした(笑)」(高橋・以下同)実際に、ダンスレッスンの様子をのぞいてみると、わからない部分を周りのメンバーに質問したり、休憩時間にも、細かい振付を確認したりする、高橋の姿が印象的だった。「経験者との差は、努力で埋めるしかないと思ってます。みんなの足を引っ張らないように必死です。ダンス経験者のメンバーが、優しく丁寧に教えてくれるので、本当に助かっています」一方、現場ではリーダーらしく、メンバーをまとめる役割を果たすこともあるのだとか。「ダンスレッスンはついていくだけで精いっぱいですけど、取材やYouTubeの撮影のときは、僕が場をまとめることもあります。みんな話し好きだから、よく話題が取っ散らかるんですよ。そういうときに『帰っておいで~』って軌道修正するのがリーダーの責任かなと思ってます!」
2022年10月31日本田翼主演、高橋文哉、宮世琉弥らがアイドルを演じる「君の花になる」2話が10月25日放送。ケンジ役を演じる宮野真守のキャラ“雅マモル”そっくりな「8LOOM」新アー写衣装に「完全に雅マモルなんだけど」「全員が雅マモル化してる」などの声が殺到している。ある出来事により挫折した元高校教師の主人公が、崖っぷちの7人組ボーイズグループ「8LOOM」(ブルーム)の寮母となり、一緒に“トップアーティストになる”という夢に向かっていく物語を描く本作。高校教師になるもある出来事をきっかけに挫折、引きこもりになり姉の家に転がり込んで3年が経った頃、かつての教え子が所属するボーイズグループ「8LOOM」の住み込み寮母をすることになる仲町あす花役で本田さんが主演。共演には、あす花の元教え子で、今は「8LOOM」の音楽を作るリーダーでセンターを務めるが、仲間と距離感がある佐神弾に高橋さん。「8LOOM」最年少だが精神年齢が高くメンバーの仲を取り持つしっかり者で、歌もダンスもこなすオールラウンダーの成瀬大二郎に宮世さん。「8LOOM」最年長で感情表現がストレートで男気のある古町有起哉に綱啓永。現役大学生のしっかり者でおメンバーからも頼りにされ、歌・ダンス・MCまでそつなくこなすことができる一之瀬栄治に八村倫太郎。鼻が利き、あす花が作っている料理のメニューがわかるだけでなく、人の気配までわかるという桧山竜星に森愁斗。キレのあるダンスが武器で、パフォーマンスにだけは絶対的な自信を持つ小野寺宝に山下幸輝。パフォーマンス力が高く、一見クールで完璧そうな雰囲気だが実はド天然の久留島巧にNOA。圧の強い笑顔とやたらキレのいい動きが特徴的な「8LOOM」のマネージャー・添木ケンジに宮野真守。8LOOMと同じ花巻エンターテインメントに所属、お天気キャスターとして活躍しているリリカに川津明日香。あす花の姉・仲町優里に木南晴夏。鉄眼鏡の異名を持つ「8LOOM」のライバルグループ・CHAYNEYのマネージャー・香坂すみれに内田有紀。花巻エンターテインメントの社長・花巻由紀に夏木マリといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。事務所との契約更新をかけて「半年以内に弾が作った新曲で配信チャート1位を獲る!」と最後のチャンスを与えられた「8LOOM」。ケンジはそんな彼らの新アー写(アーティスト写真)を撮影するのだが、頭にバンダナを巻き、ダンガリーシャツにデニムのショートパンツという衣装で…。実はこの衣装、ケンジ役の宮野さんがライブで演じている“雅マモル”というキャラクターにそっくりで視聴者からは「君の花になる見てたら8LOOMが雅マモルになっとるw」「これ完全に雅マモルなんだけど」「君の花になる今度は全員が雅マモル化してるwwwwww」「テレビ観てたら宮野真守出てて、そしたら今度は雅マモルだらけで笑う」などの声が殺到。またメンバーからも認知されている熱狂的な「8LOOM」ファン“ゆりりん”が、同じ事務所のリリカであることがラストで明かされると「えー!この人がゆりりん?何か、ドキドキ」「ユリリンまさかのお天気お姉さんだったのか…」「ゆりりんってお天気キャスターのリリカちゃんだったの!?!?」など、驚きの声が視聴者から上がっている。【第3話あらすじ】香坂が8LOOMのチーフマネージャーに就任。新たな売り出し戦略を次々と打ち出す香坂だが、「8LOOMが成長するために寮母は不要!」とあす花からクビ宣告されてしまう!?あす花は香坂の方針のもと、メンバーたちが自立しようと努力する姿を静かに見守ろうとするが弾は突然の状況に戸惑いながら、香坂の言いなりになるあす花に苛立ちが募る…。「君の花になる」は毎週火曜22:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年10月26日4人組ボーイズグループ・OWVが22日、山梨・河口湖ステラシアターおよび河口湖総合公園にて開催された「TGC FES YAMANASHI 2022」(TGC フェス 山梨 2022)に出演した。富士山がバックに見える開放感たっぷりの屋外ステージに登場したOWV。1曲目の「UBA UBA」からキレキレのパフォーマンスで会場を沸かせ、続いて「My flow」、「Sound the Alarm」を力強く披露した。ここで4人がそれぞれ自己紹介。本田康祐は「『TGC FES YAMANASHI 2022』に呼んでくださりありがとうございます」と感謝した。そして、浦野秀太が「僕たちの中に1人、山梨県出身がいます。誰でしょう?」と切り出すと、山梨出身の佐野文哉が「やっほ~」と挨拶。浦野に「『ただいま』言ってみる?」と促されると、佐野は「みんな、ただいま~!」と大きな声を響かせた。佐野は「ずっと地元開催のライブをしてみたいと言っていたんですけど、山梨に帰ってくることができて幸せです」としみじみ。「高校生のとき陸上部だったんですけど、長距離走で河口湖畔を走って練習していたんです」と明かした。終盤は「Let Go」、「PARTY」、「What you waitin’ for」を披露し、圧巻のパフォーマンスで魅了。最後に佐野は「富士山は僕のものです!」と話して笑いを誘った。初開催の「TGC FES」は、地方創生プロジェクトを目的に東京ガールズコレクション(TGC)がプロデュースする野外フェスティバル。第1弾として、美しい山々に囲まれた山梨県にて開催。テーマは「Treasure Box(宝箱)」。TGC史上初となる世界遺産をバックにしたスペシャルなロケーションである河口湖を舞台に、アーティストライブやファッションショーに加え、山梨のTreasureが楽しめるコンテンツを届けた。撮影:加藤千雅
2022年10月22日本田翼主演の火曜ドラマ「君の花になる」が10月18日放送開始。「アイドルオタク全員好きなやつ」などの反応が続出。「本気で8LOOM応援しちゃってる」と劇中に登場するグループ「8LOOM」にハマる人も続々誕生している模様だ。本作は元高校教師の主人公が崖っぷちボーイズグループの寮母となり、一緒に“トップアーティストになる夢”に向かっていくなかで、自身の挫折とも向き合っていく…というオリジナルストーリー。キャストには“先生になる”という幼いころからの夢を叶え、高校教師として日々前向きに奮闘していたが、ある出来事をきっかけに挫折。その後引きこもっていたが姉の結婚を機に、「8LOOM」メンバーの住み込み寮母をすることなった仲町あす花に本田翼。「8LOOM」メンバーには、あす花の元教え子でリーダーでセンターを務める佐神弾に高橋文哉。歌もダンスもこなすオールラウンダーの成瀬大二郎に宮世琉弥。最年長の古町有起哉に綱啓永。現役大学生でしっかり者のメンバー・一之瀬栄治に八村倫太郎。鼻が利き、あす花が作っている料理のメニューがわかる桧山竜星に森愁斗。パフォーマンス力は格別な久留島巧にNOA。陽気な弟キャラの小野寺宝に山下幸輝。「8LOOM」の同期グループ「CHAYNEY」(チェイニー)のメンバーには藤牧京介、高塚大夢、木村柾哉、松田迅、田島将吾(INI)。くせの強い「8LOOM」のマネージャー・添木ケンジに宮野真守。“鉄眼鏡”の異名を持つCHAYNEYのマネージャー・香坂すみれに内田有紀。謎の事務所関係者・トリニティ春日に竹中直人。花巻エンターテインメントの社長・花巻由紀に夏木マリといった面々。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話はあす花が「8LOOM」の寮母になり弾と再会するが、弾は冷たく接する。そんななか花巻が「8LOOM」との契約を更新しないと通告、あす花の言葉で弾は仲が冷え切っていたメンバーとともに、社長に直談判。「CHAYNEY」のライブで歌う機会を得る…という展開。放送が始まると「君の花になる、こんなんアイドルオタク全員好きなやつじゃん」「君の花になるはおたくとしてとりあえず見るべきな気がする」「本気で8LOOM応援しちゃってるアイドルの裏側ってこんな感じなんか」などの声がSNSに続々投稿されていく。また、寮母として採用されたあす花に、くせのあるしゃべりで寮のルール説明をしたり、ダンサブルなポージングでダンススタジオの前に脱ぎ散らかされたメンバーの靴を払いのけたりと、“濃すぎる”言動をみせるケンジを演じた宮野さんにも「あのクセの強さは宮野真守wwwwww」「顔もキャラも何でも濃い男」「もう宮野真守が寮母やれよ」「初登場から面白すぎるマモ芸人だろw」「ある意味想像通りの宮野真守が見れて最高」といった声が殺到。特に癖の強すぎる“ヘルシー”の発音に「宮野真守のせいで「Healthy」が脳内でこだましている」「TBSのドラマに宮野真守が出ててヘルシー」などの反応も寄せられている。【第2話あらすじ】事務所との契約更新をかけて「半年以内に弾が作った新曲で配信チャート1位を獲る!」と最後のチャンスを与えられた8LOOM。みんなで一致団結!…と思いきや、壁の高さを実感したメンバーたちは一気に意気消沈気味に。リーダーとして厳しい態度をとる弾に有起哉は猛反発、8LOOMは一触即発状態になってしまう…。「君の花になる」は毎週火曜22:00~TBS系にて放送中。(笠緒)
2022年10月19日本田翼主演のTBS系火曜ドラマ「君の花になる」発、高橋文哉らが所属する期間限定7人組ボーイズグループ「8LOOM(ブルーム)」が、ドラマメインテーマソングである2ndシングル「君の花になる」を10月19日(水)にリリース。ジャケット写真&コンセプトムービーが公開され、TikTokにて音源先行配信がスタートした。「8LOOM」は、高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝からなるボーイズグループで、ドラマオーディションを通し選抜された芝居・ダンス・ボーカルなど、それぞれの得意分野とバックボーンが異なるフレッシュな個性が集まったグループ。劇中に登場するだけでなく、ドラマ楽曲の発表、物語と連動したライブ、イベントの開催など、現実世界でも期間限定グループとして実際に活動し、多岐にわたる活動を行っていく。グループ名には「君の花になる」というドラマタイトル同様、“君のために咲く花”という意味が込められている。ドラマと同名タイトルの本楽曲「君の花になる」は、「みんな、誰かの”花”、誰かの”力”になれる」というメッセージが込められた、メインテーマソングにぴったりな聴く人の背中を押す力に溢れたアンセム。キャスト7人のドラマ作品に込めた想いが大きく深く表現された。そして、ジャケットアートワーク、コンセプトムービー、ミュージックビデオティザー、それぞれのビジュアル作品に刻印されたかけがえのない一瞬一瞬は、放送間近に迫ったドラマ「君の花になる」の物語に期待を抱かせるものとなっている。【8LOOM「君の花になる」CONCEPT MOVIE】リリースに先駆け本日ジャケット写真とコンセプトムービーを公開、TikTokにて音源の一部先行配信が開始しており、オフィシャルミュージックビデオのティザー映像が10月13日(木)18時にTBS公式YouTubeチャンネル「YouTuboo」にて公開される。火曜ドラマ「君の花になる」は10月18日より毎週火曜22時~TBS系にて放送。2nd Digital Single「君の花になる」/8LOOMは10月19日(水)0時より各サブスクリプション、ダウンロードサービスにて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年10月12日TBS系ドラマ『君の花になる』(10月18日スタート、毎週火曜22:00~)の劇中に登場するボーイズグループ・8LOOM(ブルーム)が8日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2022 AUTUMN/WINTER」に出演した。本田翼が主演を務めるドラマ『君の花になる』は、本田演じる挫折を経験した元高校教師が、あるきっかけで崖っぷちの7人組ボーイズグループ「8LOOM」の寮母となり、一緒に“トップアーティストになる夢”に向かって進んでいくというストーリー。8LOOMのメンバーは高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝の7人で、期間限定のボーイズグループとして結成し、9月21日には1stシングルを配信して実際にデビューした。テレビ収録以外では初めてのパフォーマンス披露となった8LOOMは、デビュー曲である「Come Again」を歌唱。全員真っ白な衣装で、息のあったダンスを披露し、観客を魅了した。宮世はメンバーについて「最高な人たち」とにっこり。綱も「オーディションで出会って1年くらい。めちゃくちゃ仲がいいです、いま。ぶつかることはまだない。ぶつかりたいよね」と話し、宮世が「ダンスレッスンしているとき、たまにぶつかる」と暴露すると、「いまぶつからないって言ったから言っちゃだめ!」とツッコんだ。初めての大型ファッションイベントの出演となり、山下は「こんな大きな舞台でうれしい。デビュー曲もそうですが、ドラマの1話もチェックしてくれたらうれしい」とコメント。高橋は「ドラマは誰かの花になる、力になる作品。たくさんの人に見てもらって、たくさんの人の背中を押せたら、頑張っている意味になる。応援よろしくお願いします」と呼びかけ。NOAは「8LOOMを推してください!」と大きな声でアピールした。「GirlsAward」は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。今回のテーマは、DISCOのように心を躍らせて楽しい時間を“シェアハピ”しようという思いが込められた「Come on Happy Time! Share Happiness!」。人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを展開する。撮影:蔦野裕
2022年10月08日9月30日(金) より開幕する舞台『スカパン』演出・主演の串田和美と、元オンシアター自由劇場のメンバーでもある小日向文世の対談動画が公式ホームページにて公開された。動画には、和やかな雰囲気のなか二人がリラックスした表情で熱く語る演劇論、そして自由劇場時代の話などを収録。また、串田和美のライフワークとも言える本作についての串田のロングインタビューも到着した。松本を皮切りに水戸、北九州、横浜で上演される舞台『スカパン』。松本城大手門枡形跡広場での野外公演(10月6日〜10日)では、東欧の民族音楽に室内楽の視点を取り入れた全く新しいアンサンブル「ISOLATION ORCHESTRA」の出演が決定。ギデオン・ジュークス(Tuba)、竹内理恵(Sax&Cl)、松本みさこ(Acc)、ふーちん(Per)4人が、開演前と舞台の終盤で生演奏。繊細さと野生味を合わせ持った音楽で舞台を盛り上げる。なお、この特別演出は、野外公演のみのとなっている。『スカパン』串田×小日向インタビュー<串田和美ロングインタビュー>ライフワークに再び挑戦。二世代が揃うユニークな座組み――『スカパン』の原作である、モリエール『スカパンの悪だくみ』の舞台は港町ナポリ。若者たちの恋の手助けをするため、頭の回転が早い召使いスカパンがひと肌脱ぎ、金持ちを手玉に取ったり、威張った主人をとっちめたり……という喜劇です。まずはこの戯曲と串田さんの出会いから伺えますか。串田僕がまだ俳優座の養成所にいた19歳か20歳の頃、戦後初となるコメディ・フランセーズの来日公演(1962年)で観たのが最初です。スカパンを演じたロベール・ウィルシュという俳優が、確か足元はスニーカーで、ぴょんぴょんとはね回りながら曲芸のように芝居をやっていて、とても新鮮だったんですね。その当時モリエールやシェイクスピアといった古典は、言葉を重視した、台詞の言い回しによって客席から拍手が起こるような演技が主流で、この身体的なスカパンは衝撃的でした。余談ですが、養成所の同期、(その後一緒にオンシアター自由劇場を結成する)佐藤信も同じ公演を観ているんです。彼も感動して、終演後に「誰かと話したい」という思いにかられたのに、友達みんながスッと帰っちゃったらしい。がっかりしながらふと横を見たら同じように「誰かと話したい、この気分」という顔をした僕がいて(笑)、夜通し喋った……なんて懐かしい思い出もあります。――串田さんがタイトルロールを演じる『スカパン』の初演は、1994 年シアターコクーンでした。串田もとは喜劇だけど、スカパンという一人の人間が“生きのびる知恵”として口八丁、手八丁で喋りながら動いているというか、人物の根っこや息遣いがうまく出せないかなと考えたのが初演。古い翻訳調の言葉ではなく、内藤俊人さんという大森博史さんの知り合いに新しく訳してもらって、そのテキストをもとに半分オリジナルの脚本を作りました。再演以降は僕が演出してますが、初演は(オンシアター自由劇場のメンバーだった)真名古敬二さんに演出してもらって、劇団みんなで試行錯誤しながらつくったんです。――以前お話を伺った時も「親知らずが奥でうずいているみたいな戯曲」と表現していましたが、串田さんの『スカパン』は、ただ底抜けに楽しい喜劇ではありません。いたずらしたり大騒ぎしたり、スカパンは人々と一緒にいる時は明るく振る舞っていますが、家に戻って一人で食事をする場面などに彼の孤独が垣間見えたり……原作にはない、底辺で暮らす男の「生活感」を感じさせる場面が印象的に挿入されます。串田僕にとってこの作品は、喜劇でなきゃいられないというか、必死で喜劇であろうとする感じがあるというか、奇妙な憂鬱感が感じられる戯曲なんです。スカパンの源流はおそらく、イタリアで16世紀ごろに生まれた喜劇「コメディア・デラルテ」の召使いで、道化役のザンニ、アルレッキーノですよね。ザンニの黒いお面は炭鉱の町出身であることを表していると本で読んだこともありますし、労働者でベルガモ訛りの田舎っぺ……こういったキャラクター造形にはどこか差別的なニュアンスも感じ取れます。そんなことも考えながら、こき使われながらも、たくましく生き抜く術を身につけたスカパンの背景を想像していきました。――原作ではハッピーエンドですが、串田版の終盤でスカパンは、騙されていたことを知った父親二人に雇われた男に襲われてケガを負います。串田原作ではスカパンは死にそうな「フリ」をして主人に赦しを乞いますが、僕の『スカパン』は裏切った仲間に殴られて、最後は孤独の中に死んでいきます。これは『シラノ・ド・ベルジュラック』(エドモン・ロスタン作)の幕切れの場面をイメージしているんです。――そうなんですね!串田瀕死の重傷を負っていることを(長年恋心を抱いていた)ロクサーヌに隠しながら、落ち葉が散る中で死んでいくシラノ……あれも痛切な最期ですよね。『シラノ・ド・ベルジュラック』の台詞に、モリエールの名前が出てくるじゃないですか。――上演ではカットされることも多いですが、確かに戯曲には「モリエールがシラノの作品をパクってる」(※)と茶化したようなユーモラスな会話があります。なるほど串田版『スカパン』のラストシーンには、作家であるモリエールに関連する趣向が引用されているのですね。串田さんはこの作品を何度も上演していますが、繰り返しやりたいと感じる魅力を教えてください。※17世紀に実在したシラノ・ド・ベルジュラックとモリエールは同時代の文化人。『スカパンの悪だくみ』に、シラノが書いた戯曲『愚弄された衒学者』から拝借した台詞があることは広く知られている串田スカパンという人物像、生き方、性分が好きなんでしょうね。いつも一生懸命で、人を面白がらせたり、困った若い人がいると「しょうがないな」と助けてあげる。しかも正義感からではなく、そうせざるを得ない性格というか。ずっと動き回る役なので、僕もいつまで演じられるかわからないけど(笑)、スカパンがすごく年をとったバージョンもありえるかな?なんて考えてみたり。ライフワークと言える作品です。――今回は、元オンシアター自由劇場のメンバーである、大森博史さん(アルガント役)と小日向文世さん(ジェロント役)が参加します。息子たちに翻弄される父親たちですね。また串田さんのご子息・串田十二夜さんがジェロントの息子レアンドル役、小日向文世さんのご長男の小日向星一さんがアルガントの息子オクターヴ役として出演。なんと今作では、2組の親子共演が実現します。串田なんだか歌舞伎みたいになってきちゃいました(笑)。大森さん、小日向さんとは、お互い「演劇勘、鈍ってないだろうな?」とピリッとした緊張感もあるでしょうし、同時になんとも言葉に言い表せない、どこかが通じているような感覚もある。稽古が楽しみです。子どもたちの世代もいつの間にか知り合いになっていて、知らない間に一緒に芝居をしていたり、僕のワークショップに参加したり。不思議ですよね。FESTA 松本 2022での『スカパン』上演――これまでの『スカパン』についても振り返ります。初演の翌年、1995年にシアターコクーンで再演し、同年フランス・アヴィニョンでも上演。2015年にルーマニア・シビウ国際演劇祭にも招待され、ブカレストでも上演と海外でも上演されています。串田アヴィニョンでは、古い教会に自分たちで座席を組んで上演しました。初日の公演が終わって楽屋に戻ったら、客席の方からガタガタっと崩れるような音がしたんです。「客席が壊れた、どうしよう!」と思って舞台に戻ったら、観客が立ち上がって足踏みをしていたという(笑)。あちらの観客は、感動を足踏みで表現するなんて知らなかったので驚きました。ルーマニアでは、近年日本でも演出を手掛ける演出家のシルヴィウ・プルカレーテが「これがスカパンだ!」なんて言ってくれました。国が変わっても通じることがあるんだと、嬉しい思い出も詰まった作品です。――2004年「まつもと市民芸術館」のこけら落とし公演、2013年には芸術館10周年記念の1本にも選ばれ、串田さんの演劇人生と並走する作品に成長しました。2015年、シビウ国際演劇祭の凱旋公演では、信濃毎日新聞社の松本新本社ビル建設予定の更地で“Flying Theatre 空中劇場”と称した仮設舞台、ピカデリーホール(現上土劇場)、松本市美術館の芝生の中庭の3カ所で上演。野外公演はまた格別な楽しさ、生活に身近な感覚があります。今年の松本公演も、まつもと市民芸術館(小ホール)に加え、松本城大手門枡形跡広場で上演されます。串田僕は、「触っちゃいけません」と言わんばかりの近寄り難い作品をつくるのではなく、常に演劇で「事件」を起こしたいと考えているんです。と言っても殺人事件とか物騒なものではなく(笑)、何年か経った後に観客の中で「あの時観た、あの感じ」を思い出してもらえるという意味での事件。「野外公演は、観客側も参加しているみたいな感覚が味わえる」と言ってくださる方もいますし、上演する場所にはこだわりたいですね。もちろん劇場でも事件は起こせますが、道端で投げ銭でやるような芝居にだって事件が起こせると思っています。そうそう、松本に来る直前の2003年の1月から2月にかけて水戸芸術館で毎週末『スカパン』を上演したこともあります。その時は水戸の役者にも参加してもらいました。今年また水戸で出来るのも、なんだか不思議な縁を感じます。――以前『スカパン』の取材で串田さんと、フランスの演出家アリアーヌ・ムヌーシュキン(太陽劇団)が監督した映画『モリエール』のお話をしたことがありますが、あの映画でも、モリエールが野外でお芝居を上演する場面が出てきますね。串田そうそう、野外劇の舞台が風に飛ばされていったりね(笑)。あの時代、モリエールが旅をしながら芝居をしていると、物見遊山の人たちが集まってきたり、訳もわからず眺めている人がいたり。野外はそういった雑多な感じがいいんですよね。1966年に東京・西麻布の硝子店の地下に劇場をつくって僕の演劇人生がスタートしたわけですが、シアターコクーンでやるようになっても「自由劇場のあの感じ」を700人の客席でどう表現できるか、そのことはいつも頭にありました。近頃は、演劇が商品のように扱われている演劇が増えている気がして、それを全否定はしないけれど、「僕が長い人生をかけてやってきたことは、そうじゃないんだよなぁ」とは感じます。こうしたことは、松本で芝居づくりを始めてからより深く考えるようになりました。――今回の『スカパン』は、串田さんが総合ディレクターを務める《FESTA 松本 2022》での上演になります。同フェスは昨年コロナ禍の中でスタートしました。串田《FESTA 松本 2021》を体験してくれた木工家の三谷龍二さんが文章に「共に生きる演劇という印象を持った」と書いてくださったんですが、「フェスタ=お祭り」がなぜ生まれたかを歴史に照らし合わせて考えてみると、災害が起きた時に天に祈ったり、困難な状況の中にあっても未来のことを考えて、元気を出すためですよね。昨年コロナ禍の大変な中で動き出した時も、豪華でなくていいから、とにかくみんなが楽しめるようなものを……との思いでスタートしました。必ずしも演劇に特化せず、道端で絵を描いている人がいてもいいし、路上とか、広場とか、今年もできるだけお金がかからない方法で、市民のみんなが参加してくれる形を見つけたいと思います。――先ほど話題にも出た「商品化された演劇」ではないですけど、観客数や話題性、数字だけを求めた“経済化”ではなく、偶然、その日、その時を一緒に過ごした人たちが熱をもらえるような演劇。串田熱量は数字で測れないからどうしようもないけど(笑)、僕はそういうものが演劇だと思っています。ノーベル賞の授賞式を欠席したボブ・ディランが、「私はパフォーマーとして5万人の前でも、50人の前でも演奏したことがありますが、50人の前で演奏することの方が難しい。5万人の人格はひとつともいえるけど、50人はそうはいきません」と言っていて、なるほどボブ・ディランはいいこと言うな(笑)、と思いました。数字にできないことってね、あるんですよ。文=川添史子<公演情報>『スカパン』『スカパン』メインビジュアル【スタッフ】原作:モリエール『スカパンの悪巧み』訳:内藤俊人潤色・美術・演出:串田和美【出演】串田和美 / 大森博史 / 武居卓 / 小日向星一 / 串田十二夜 / 皆本麻帆 / 湯川ひな / 細川貴司 / 下地尚子 / 小日向文世【松本公演】■まつもと市民芸術館 小ホール9月30日(金) 19:00 ※プレビュー公演10月1日(土) 15:0010月2日(日) 13:00■松本城大手門枡形跡広場(屋外公演)10月6日(木)・8日(土)・9日(日)・10日(月・祝) 全日16:30問い合わせ:まつもと市民芸術館チケットセンター 0263-33-2200(10:00~18:00)【水戸公演】2022年10月15日(土)~16日(日)会場:水戸芸術館ACM劇場問い合わせ:水戸芸術館 ACM 劇場 029-227-8123(10:00~18:00 月曜休館)【北九州公演】2022年10月23日(日)会場:北九州芸術劇場 中劇場問い合わせ:北九州芸術劇場(093-562-2655(10:00~18:00))【神奈川公演】2022年10月26日(水)~30日(日)会場:KAAT 神奈川芸術劇場<大スタジオ>問い合わせ:チケットかながわ 0570-015-415(10:00~18:00)
2022年09月26日「&TEAM」(エンティーム)9人それぞれにインタビューを敢行し、「&AUDITION - The Howling -」をふり返って語るインタビュー映像「&STORY」(エンストーリー)の配信が決定した。「BTS」の生みの親パン・シヒョクがスペシャルアドバイザーとして入り、HYBE LABELS JAPAN初のグローバルグループとしてデビューするため、“&”というキーワードのもと、デビュー組4人と練習生11人の多様なパフォーマンスと成長ストーリーをリアルドキュメンタリー形式で描いた番組「&AUDITION - The Howling -」。最終回を迎え、「&TEAM」としてデビューするメンバー9人(K、FUMA、NICHOLAS、EJ、YUMA、JO、HARUA、TAKI、MAKI)が決定した。今回配信が決定した「&STORY」は、彼らそれぞれにインタビューを敢行。番組をふり返り、あの時の自分は?チームは?ミッションは?など、赤裸々に語る。またグループトークでは、フリップを使って「メンバーで一番泣き虫だったのは?」「共同生活で楽しかったことは?」など、笑いもある映像となっている。「&STORY」は9月24日(土)よりHuluにて配信開始。※毎週土曜日に新エピソード追加配信(cinemacafe.net)
2022年09月15日本田翼主演の新ドラマ「君の花になる」発の期間限定ボーイズグループ「8LOOM」(ブルーム)が、1stシングル「Come Again」のMVのティザームービーとジャケットアートワークを公開した。高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永、八村倫太郎、森愁斗、NOA、山下幸輝からなるボーイズグループ「8LOOM」。ドラマオーディションを通し選抜された、芝居・ダンス・ボーカル等、それぞれの得意分野とバックボーンが異なる個性が集まった。ジャケットアートワークは、メンバー全員が白の衣装に身を包んだシンプルなデザインに。ティザームービーは、MVから抜粋された映像となっている。また本日から、「Come Again」のPre-save, Pre-addの配信予約もスタート。SpotifyのPre-save、Apple MusicのPre-addボタンをクリックすれば、自身のお気に入りまたはライブラリに予約登録され、配信初日に聴き逃がすことなく新曲を楽しむことができる。「Come Again」は9月21日(水)よりApple Music、Spotify、iTunesをはじめ各サブスクリプション、ダウンロードサービスにて配信開始。「君の花になる」は10月18日より毎週火曜日22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2022年09月14日本田翼が主演、高橋文哉や宮世琉弥らが実際に7人組ボーイズグループ“8LOOM(ブルーム)”としてアイドル活動をすることでも話題の火曜ドラマ「君の花になる」。その初回放送日が10月18日(火)に決定、メインビジュアルが解禁された。ビジュアルには、主人公・仲町あす花を演じる本田さんをはじめ、あす花の元教え子で“8LOOM(ブルーム)”のリーダー・佐神弾役で高橋さん、同じく8LOOMメンバーの成瀬大二郎役で宮世さん、古町有起哉役で綱啓永、一之瀬栄治役で八村倫太郎、桧山竜星役で森愁斗、久留島巧役でNOA、小野寺宝役で山下幸輝の8名の姿が。物語の軸である、夢に向かって共に進む青春の儚くも美しい瞬間を表現した、希望に満ちたビジュアルとなっている。本作は、ある出来事により挫折した元高校教師の仲町あす花が、崖っぷちの7人組ボーイズグループ“8LOOM”の寮母となり、一緒に“トップアーティストになる”という夢に向かっていく物語。あす花は突如、ボーイズグループが共同生活する寮の“寮母”として、かつての教え子・佐神弾と再会。弾がグループのリーダーとして夢に向かってまっすぐ挑戦する姿に心を打たれ、気づけば教師だった頃の情熱を取り戻し、自身の挫折とも向き合うようになっていく。30歳の節目に、恋も仕事も友情も新たなステージへ進む女性の成長とときめきを描いたオリジナルストーリーだ。そのほか、あす花の姉・仲町優里役で木南晴夏、8LOOMのマネージャー・添木ケンジ役で宮野真守、8LOOMのライバルグループ・CHAYNEY(チェイニー)のマネージャー・香坂すみれ役で内田有紀、8LOOMが所属する「花巻エンターテインメント」の社長・花巻由紀役で夏木マリ、神出鬼没な謎の事務所関係者・トリニティ春日役で竹中直人が出演。CHAYNEYには、「INI」の木村柾哉、高塚大夢、田島将吾、藤牧京介、松田迅が扮している。あらすじ「みんなを元気にできる、花のような先生になる」という夢を掲げて前向きに高校教師をしていた仲町あす花(本田翼)だったが、ある出来事をきっかけに挫折し、退職。姉・仲町優里(木南晴夏)の家に転がり込んで、優里が営むフードワゴンを手伝いながら、日々をなんとなく過ごしていた。そんな中、優里と恋人の三ツ谷満男(菊田竜大)が結婚することに。これを機に独立しようと決意したあす花は、「可能性あふれる若者をサポートする仕事です」と書かれた住み込み寮母の求人に飛びつく。しかしそこはなんと、デビューするも売れない7人組ボーイズグループ・8LOOMの寮だった! しかもグループのリーダーは、かつての教え子・佐神弾(高橋文哉)で…。久々の再会を喜ぶあす花と対照的に、なぜかあす花に冷たく当たる弾。弾のほか、最年少だが精神年齢が高い成瀬大二郎(宮世琉弥)、最年長で男気がある古町有起哉(綱啓永)、しっかり者だがネガティブ思考の一之瀬栄治(八村倫太郎)、甘えん坊で自由人な桧山竜星(森愁斗)、一見クールだがド天然の久留島巧(NOA)、弟キャラで世話好きな小野寺宝(山下幸輝)と、グループのメンバーは個性的な子ばかり。同期でライバルグループのCHAYNEYの活躍に焦る弾は、グループを引っ張ろうとするもうまくいかず…。そんなとき、8LOOMは事務所の社長・花巻由紀(夏木マリ)から、半年後の契約更新は出来ないと告げられる――。「君の花になる」は10月18日より毎週火曜22時よりTBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年09月07日明治後期、激動の時代の吉原遊郭を舞台に、花魁、桜雅(おうが)の儚く残酷な恋を描いた舞台『桜文』が9月5日より、PARCO劇場にて開幕。その後、大阪、愛知、長野と3会場にて公演を行う。主演・桜雅役は乃木坂46のメンバーとして活躍しながら、女優としての魅力を放つ久保史緒里。そして、少女時代の桜雅(雅沙子)が心から想い合っていた相手・仙太役と、仙太と同じ目を持っている青年、若き作家・霧野一郎の二役に、注目俳優のゆうたろうが挑む。舞台、TVドラマ、映画、ファッション・美容とジャンルを問わず活躍中のゆうたろう。舞台の見どころや自身の活動について話を聞いた。当時の言葉遣い、男女観を理解する事からのスタート――今日はお時間いただきありがとうございます。稽古の真っ最中だと思いますが、いかがですか?稽古も後半戦になってきて、丁寧に丁寧に積み重ねていっている感じです。美術セットが出来上がってきて、音声さんや照明さんも入り、僕も袴姿で、本番に近い形で練習しています。ここにお客さんが入り、全てのエネルギーがぶつかった時にどのような空間が生まれるのか、今は舞台上に立つのが楽しみで仕方ありません。――今回の出演が決まった時のお気持ちを教えてください。今までだと、「ゆうたろう」自身に近しい役をいただくことが多かったのですが、今回お話をいただいた時、ひとつの大きな転機になる作品だと思いました。久しぶりの舞台ということで大きなプレッシャーもありながら、難しい役柄ですが役者として一皮むける事が出来るのではないか、頑張りたいという気持ちが一番大きかったです。――明治後期が舞台となっていることで、独特の言葉遣いも難しそうですよね。役作りの前に江戸の話し方、当時の男女観に理解を深めることからのスタートでした。手紙しか自分の気持ちを伝える手段がなくて、だからこそ対面した時に大きな感情がぶつかり合うのだなと。今って本当に便利な時代に生きているのだな、と改めて感じましたし、恋愛も自由ではないということに最初は衝撃を受けました。当時の言葉遣いはもちろん、吉原が舞台ということで、遊郭とか廓とか今では聞き馴染みの無い言葉ばかりで、台本を読んでいて読み方も分からない言葉も多く、一から調べながら読み進めていきました。花魁言葉もたくさん出てきて、僕が演じた霧野という人物は、花魁の世界を知らない人間ではあるのですが、演じる上で言葉は知っておいた方が良いなと思い勉強しました。――演出の寺十吾さんからはどのように霧野・仙太を演じてほしいと言われましたか?霧野は登場人物ほぼ全員と接する役で、対峙する相手によって霧野という人物像は変わっていくんですよ。身分の違いであったり、物書きとしてのこだわりや信念があるので、シーンによって霧野の見せ方が変わっていきます。「この時はこういう心情だよね」と寺十さんに丁寧に教えてもらっています。自分も(シーンを)動かさないといけないし、動かされることもあるし、柔軟性が必要なので最初は苦労しました。――柔軟性、臨機応変さが求められる作品なのですね。今もセリフのカットがあったり、変更があったりしていて、本番直前、本番でも試行錯誤することがあるんだろうなと思っています。なので、役柄を自分で固めすぎないようにしています。舞台の稽古は挑戦の連続、失敗の連続で、そういう場所なのだと。自分から色々仕掛けて「あれは良かった」「これはダメだった」と寺十さんに指摘していただいて、というのは本当に贅沢な時間だと思います。袴の着付けが新しいスキルのひとつに――共演の久保さんとはどのようなコミュニケーションをとっていますか?久保さんはすごくしっかりされていて、年齢としては僕より年下ですけれど、目上の方と話しているような感覚というか、尊敬することばかりです。稽古場では、お芝居以外のお話はまだ出来ていないんですけど、『桜文』はふたりの物語でもあるので、心の距離を近づけたいなと思っています。まだそれぞれに課題があって、第二幕の過去の回想シーンでは雰囲気がガラッと変わるので、そうなった時の緩急の付け方など、久保さんと話し合いながら稽古をしています。――袴姿ということでいつもと違うゆうたろうさんが見られそうですね。早着替えのシーンもあり、その練習はまだ始まっていないので(※取材時)、これからの課題になってくると思います。これまでもお仕事で和装や袴を身につけることはあったのですが、着付けの方がいらしたので。今回は全部自分で選んで、着付けをしてという所があり、一から教えていただきました。○○派とか、◇◇流といった色々な着方がある中で、「袴の時はこう」と自分の中で学んで、少しずつ出来るようになっています。本番ではスピード感も大切になってくるので、練習を続けていきつつ。着付けが一通り出来るようになったことは、新しいスキルとして自慢出来るのではないかなと思います。――ゆうたろうさんは元々ファッション業界で活躍されていて、お洋服のプロですが、そこに和装も加わって、素晴らしいです。舞台の本番が終わる頃には、さらにマスター出来ていると思うので、今後に活かしたいですね。最初は難しかったですけど、工程が分かってくるとすごく楽しくて。このポイントを押さえれば着崩れないなどコツが分かってきたので、これからが楽しみです。――ちなみにゆうたろうさんは、俳優仲間の高橋健介さん、鳥越裕貴さん、井阪郁巳さんと「ぼくたちのあそびば」というYouTubeチャンネルを運営していますが、皆さんとお仕事の話をすることもありますか?よくします。僕が久しぶりの舞台でのお芝居ということもあって、色々と話をしました。鳥越さんが寺十さんとご一緒されたことがあるので、寺十さんの演出の雰囲気について教えてもらったり、舞台をやる上での感覚を聞いたり。あとは体力的な問題についても、先輩としてアドバイスをもらいました。皆、全国を巡って何百公演と上演してきているので。基本は「食べる、寝る」が大切だと。映像の仕事をしていると、どうしても朝早く起きて夜遅く寝る不規則な生活になりがちなので、今回の舞台にむけてしっかりと寝て、栄養のあるものをちゃんと食べるということを意識しています。――基本的な事が、意外と難しいことでもありますよね。その他に健康面、美容面で気をつけていることはありますか?しっかりお風呂に浸かって汗をかくことですね。少しアクションがあったり、動き回るので、終わった後すごく体が疲れているのを感じて。ただ寝るだけでは全然回復しないので、毎日10分でも20分でもお風呂に浸かっています。最近、水素風呂の入浴剤にハマっていて、お風呂の中でマッサージをして、しっかり汗をかいています。次の日の目覚めが良いので大事だなと。――水素風呂の入浴剤、私も調べてみます!舞台への想い「ゆうたろうとかけ離れたキャラクターを楽しんで」――改めて「舞台」の楽しさをどういうところに感じていますか?僕は、俳優という仕事を始めた最初の1年間はずっと舞台に出させていただいていて、一番の楽しさは達成感かなと思います。やっぱり“生物”なので、失敗した部分はそのままお客様に伝わりますし、地方をまわっていって、どんどん変化を見せていく面白さもある。1ヶ月~1ヶ月半の稽古期間があり、1ヶ月本番があり、という長期間スケジュールなので、映像作品に比べると密度がすごく濃いなと感じます。今はマスクしながらの稽古で、顔の全てが見えない状況も多いですが、積み重ねる作業の連続なので絆もより深まるのかなと思います。――本番までにかける時間の密度がギュッと濃いといいましょうか。3時間弱の舞台を作り上げるために、自分の役柄とじっくり向き合って丁寧にお芝居出来ている事は充実感があります。霧野として、仙太として、役柄に向き合う時間もどんどん増えていて、何かとぶつかっている時間に役者としての意義を感じていて。自分が持っていかれそうで怖い部分もあるのですが、本番になったらどんな達成感が味わえるのかワクワクしています。――まだ『桜文』がはじまる前ではありますが、今後ゆうたろうさんが挑戦してみたいこと、やってみたいことを教えてください。映像のお仕事も大好きですけれど、今回『桜文』に出演させていただいて、一年に一回は舞台をやりたいなと思いました。ずっと「ゆうたろう君に舞台をやってほしい」という声もいただいていたので、ようやく皆さんのもとに舞台で行けることが嬉しいです。最近は、ショップへの出勤なども出来ていない状況なので、舞台上からではありますが、皆さんと実際に会えることが嬉しいです。――ファンの方も待望だと思います。ゆうたろうという人物とかけ離れた霧野というキャラクターを楽しんでいただきたいですし、僕と同世代やもっと下の若い世代にも観ていただきたいです。今と全く違う環境でのお話をどのように感じてくれるのか。寺十さんも「この舞台を観た人がどういう反応をするのか、まだ想像がつかない。それを固めたくない」とおっしゃっていて。色々な世代の方が観てくださると思うので、どういう感想をいただけるのか本当に楽しみです。――舞台で拝見することを楽しみにしております。今日は素敵なお話をありがとうございました。取材・文:中村梢撮影:杉映貴子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★ゆうたろうさんのサイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>『桜文』2022年9月5日(月)~2022年9月25日(日)会場:東京・PARCO劇場10月に大阪・愛知・長野公演ありゆうたろうさんが高橋健介さん、鳥越裕貴さん、井阪郁巳さんと運営するYouTubeチャンネル「ぼくたちのあそびば」はコチラ↓ぴあアプリではゆうたろうさんのアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2022年09月05日