作・演出・根本宗子、 主演・高畑充希による新作舞台『宝飾時計』が、2023年1月、 東京芸術劇場プレイハウスにて上演されることが決定した。衣裳をファッションデザイナーの神田恵介(keisuke kanda)が手がける。女性ならではの独特な視点で注目作を生み出し続けている根本宗子がオリジナル脚本・演出を手掛け、女優・高畑充希と初タッグを組む本作は、高畑が根本に「わたしに芝居を書いて欲しい」と言ったことから始まったのだという。高畑は「根本さんの描く世界で演じられることが、とても楽しみです」とコメントを寄せている。本作の主人公は、子供の頃から「女優」として生きてきた“ゆりか”。30歳を迎え、自分の人生は一体誰のものなのだろうと迷う日々。彼女が選ぶ、人生の進め方とは。今回、ファッションデザイナーの神田恵介(keisuke kanda)が、初めて演劇の衣裳を担当。神田は「今までに無い舞台衣裳にできたらと意気込んでいます。戯曲や演出に寄り添う御守りとして。袖を通してもらう役者さんの戦闘服として。この舞台に自分なりに花を添えられるよう、精一杯取り組みたいと思います」とコメントした。メインビジュアルのために作られた衣裳には、ベビー服や学生服など、主人公のゆりかの生きてきた様々な時代が詰め込まれている。<キャスト・スタッフコメント全文>■主演:高畑充希根本さんの作品は、私の好きな毒気を持った素敵な作品なので、いつかご一緒したいと思っていました。実際根本さんにお会いしてもすごく魅力的な方だったので、根本さんの描く世界で演じられることが、とても楽しみです。主人公のゆりかは子役出身ですが、私も中学生からお仕事をしているので近い部分があり、確かにキャリアが長くなっていく中で、自分の人生と演じている人生が混乱してくることもあります。30歳になったから何かが変わった訳ではないのですが、自分自身や、周りの手の届く人たちを大切にしたくて、優しくなりたいと思ったり、年々穏やかな人に憧れるようになってきました。演劇は敷居が高いという印象をお持ちの方も多いかもしれませんが、根本さんの作品は女友達と話しているような気持ちで観られる作品が多い気がします。愛おしく、歪な人たちが出てくる印象なので、私もそんなキャラクターを作れたらと思っています。アラサーを生きて戦っている女性たちにはもちろん、ご年配の方や男性にも、エンタメとして楽しんでいただける作品になるといいなと思います。愛と毒気がたっぷり詰まった普通じゃない話になると思いますし、私はそこに全力で向かっていきたいと思っています。ぜひ劇場に体感しに来ていただけると嬉しいです。■作・演出:根本宗子かれこれ5年くらい前でしょうか、充希さんから「わたしに芝居を書いて欲しい」と言っていただいたのは。それはそれはもう飛び上がるほど嬉しかったです。言葉と共にクロワッサンをくださったんですが、そんな嬉しい言葉をいただいた後ですから、人生で食べたクロワッサンの中で一番美味しく感じましたし、絶対忘れない味として記憶に残っています。そんなにストレートに、しかも本当に実現するくらい大きな声で言ってくださる方はそうそういないので、さらに嬉しかったんです。充希さんは様々な役の人生を背負ってきた俳優ですから、どんな役をお渡しするのがいいかとても悩み「最大のラブレターを渡せるわたしになってから」と思ってしまい、構想を死ぬほど練りに練ってお待たせしてしまいました。充希さんの俳優人生と、わたしの作家人生の交わり重なるポイントを捉えてこのタッグでしか出来ない舞台のプランを出すことができて、2023年ご一緒すべきベストなタイミングがやってまいりました。大好きで憧れの神田恵介(keisuke kanda)さんも衣裳で参加してくださることになり、今年に入ってからずっと胸が高なっております。「演劇」をお見せできるよう、精一杯取り組みたいですし、この冬の全てを捧げようと思っております。■衣裳:神田恵介(keisuke kanda)作・演出の根本宗子さんにお声掛け頂き、衣裳として参加させて頂くことになりました。主演の高畑充希さんと根本さんという同世代の二人の才能がどのように世界をつくりあげていくのか、今から楽しみでなりません。演劇と言えばお稽古場でのジャージですが、自分のブランドでも様々なデザインのジャージをずっと作り続けて来たということもあり、その重なりを力に変えて今までに無い舞台衣裳にできたらと意気込んでいます。戯曲や演出に寄り添う御守りとして。袖を通してもらう役者さんの戦闘服として。この舞台に自分なりに花を添えられるよう、精一杯取り組みたいと思います。【公演概要】『宝飾時計』<東京公演>期間:2023年1月会場:東京芸術劇場プレイハウス主催:ホリプロ/博報堂DYメディアパートナーズ共催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場企画制作:ホリプロ※2月ツアー公演あり<スタッフ>作・演出:根本宗子衣裳:神田恵介(keisuke kanda)衣裳協力:DOUBLE MAISON(やまと) familiar BEAMS<キャスト>高畑充希ほか公式サイト:
2022年05月11日タレントのタモリと女優の高畑充希が出演する、キリンビール・本麒麟の新CM「飲み飽きない味わい」編、新WEB動画「醸造家のこだわりを語ってみた」編が、10日より公開される。同CMシリーズの前作から新しくなった赤い空間に、タモリが登場する新CM。醸造家からの手紙を読みながら、タモリは「ほぉ」と感心の声を上げる。緊張した面持ちの醸造家がグラスに同商品を注いで差し出すと、タモリは「いつもうまいっていうのが一番だよね」「うまいねぇ」と笑顔を見せる。新WEB動画では、タモリの動きに合わせて、高畑がタモリの心の声を実況。最後にはアテレコをタモリに気づかれてしまい、「何やってんの、こっちきて一緒に飲もうよ」と声をかけられ、2人で乾杯をする。そして高畑は「やっと飲めた!」と満足げな笑みを浮かべる。■タモリ インタビュー――今日のCM撮影はいかがでしたか? 醸造家からの手紙を読むシーンがありましたが、手紙を書くことはありますか?たまに書きますね。ちゃんとお礼を言わなきゃいけない時には、お礼状を書くことはあります。――新しくなってよりうまくなった「本麒麟」ですが、最近自分の中で「うまくなったな」と思ったことはありますか?包丁研ぎがうまくなりましたね。うまくなると同時に、やっぱり、いい包丁と悪い包丁がわかるようになりますね。それと砥石が高い。最近はいい砥石がなくなってるらしいんですよね。――これから暖かくなって外で飲むことが気持ち良くなる季節になりますが、「本麒麟」を楽しみたいシーンはありますか?あんまり外で、飲みたくないんですよ。蚊が嫌でね、あんまり外で飲みたくないけど、この間、雑誌を見たときに、お酒を持って、携帯できる椅子を持って、「今日はあそこの、あの木陰で飲もう」という人がいたんですよ。その携帯の椅子を持ってそこに腰掛けて、なにかしら飲んでるのを見て、あれちょっといいかなと思いますね。――今回のWeb限定動画は、タモリさんの仕草・動きについて高畑充希さんがアテレコしていく内容でした。難しいじゃないですか、これ。どうなってるのか楽しみですね。高畑さん、結構苦労されたんじゃないかと思いますけどね。――「本麒麟」の「味わいの流れ」はどのように感じますか?たしかに良くなってますね。本来の味わいというのが、濃くなったというか、香りが立つと……、どう言ったらいいんでしょうかね。最後のほうにやっぱり来ますね、やっぱり日々研究されてたのがよくわかりました。■高畑充希インタビュー――声優の経験もあると思いますが、タモリさんのアテレコはいかがでしたか?こういう経験は初めてだったので、とても緊張しました。タモリさんの声が入ってる動画を拝見して、すごくおいしそうだったので、それをそのまま伝えたいと思ったんですけど、全然うまくいかなかったです。声がひっくり返ったりとかもしてしまいました。――今回、タモリさんの気持ちを高畑さんが“代弁したような”形でしたが、なにか意識されたことはありますか?そうですね、やっぱり「うまいね」っていうところのすごく独特な間とか、本当においしそうって思うテンポでお話しされるので、そこに合わせられるように気にしてやっていました。――タモリさんは、高畑さんが自分のアテレコをすることに対して、「難しいと思う、でもどうなるか楽しみ」とおっしゃっていました。とても難しかったですね。本当に難しかったですけど、楽しかったです。――Web限定動画内の「味わいの流れ」について、どのように感じましたか?撮影で、ひと口をじっくり味わったときに、ふわって飲み込んで、それが体の中にしみわたるっていうのをじっくり感じました。タモリさんがイベントの時に三度注ぎされてて、儀式的にというか、ちゃんと向き合って飲むっていう心持ちで飲むと、だいぶ味わいも変わるんだなと。ちゃんとこれから味わって飲もうと思いました。――CMでは「本麒麟」の飲み飽きないおいしさについて話されていましたが、「食べ飽きないつまみ」はありますか?私はお刺身が好きなのですが、お刺身と飲むのもいいなと思いますし、「本麒麟」はすっきりしてるので、餃子や唐揚げなどとも合わせてみたいなと思います。――これから暑くなっていきますが、「本麒麟」を楽しみたいシーンは?外でテラス席でもいいですし、シートを敷いて飲むでもいいですけど、タモリさんがおっしゃっていた三度注ぎで、じっくり味わうっていうのも粋だなと思います。――最近自分の中で「うまくなったな」と思ったことは?リラックスの仕方がうまくなりました。すとんっていう感じで、力を抜くのがうまくなったような気がしますね。結構緊張しいなのですが、ちょっと成長しました。
2022年05月10日女優の高畑充希が11日、東京・渋谷区でフォトエッセイ集『穴があったら入ります』(2月28日発売)の発売記念イベントを実施。「恥ずかしい」と繰り返しながら初のエッセイ発売をアピールした。同エッセイは、高畑が2年かけて手がけた16編の未公開エッセイを掲載。他、北海道・釧路から根室への旅と、名古屋でのファッションシューティングの模様をおさめた撮り下ろし写真が展開される。また、渋谷PARCO4階の「PARCO MUSEUM TOKYO」ではエッセイ発売に合わせて展覧会「穴があったので、入りました」(2月12日~28日)も開催される。高畑は「初めて文章というものをちゃんと書いた。こんな私のつたない文章を、見てもらう日になってしまったという恥ずかしさと、どうしようというパニックもある」と本音を吐露。2年弱の執筆期間について「私がずぼらな人間で、何かと言い訳つけて『明日にしよう、明日にしよう』って言ってたら1カ月経ったりする。自分の怠けたい心との戦いでした」と振り返った。また「私自身、『恥ずかし~』『穴が入りたい!』と思うことが日常茶飯事」と言い、「それがぜんぜん顔に出なくて苦労するよ、という話(エッセイ)を1本書いた。このエッセイが本になることがもう、めちゃくちゃ恥ずかしい。うれし恥ずかしい。穴があったら入りたいと思って書き始めて、16本書いているうちに『穴があったら入っちゃえばいいじゃん』という境地に達して、恥ずかしさを通り越した」と話した。エッセイのタイトルにちなんで、“穴があったら入りたくなったエピソード”を問われて「えぇ…今ここに穴があったら入りたい(笑)。正直、こんなに(報道陣が)集まってくださると思っていなかった。すごい、今レンズが私を見てるんです。今、私がちょっとでも変なこと言ったら記事になるんだと思うと、怖すぎる(笑)。怖いし恥ずかしい。こうやってニュースで取り上げてもらって『読んでみようかな』と思ってくださる方がいるのも恥ずかしい。読んでほしいという気持ちと読まれたくないという矛盾した感情とこの1、2カ月ずっと戦っています」と明かした。展覧会に関しても「なにせ自分の写真しかないから恥ずかしい(笑)。自分にずっと360度見られるので」と照れ笑いを浮かべていた。
2022年02月11日ミュージカル『ミス・サイゴン』の製作発表が26日に都内で行われ、エンジニア役の市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久、キム役の高畑充希、昆夏美、屋比久知奈が登場した。同作は1992年に初演をむかえて以来、日本で上演を重ねるミュージカル。ベトナム戦争陥落間近のサイゴンを舞台に、愛と別離の物語が繰り広げられる。2020年公演を予定していたが新型コロナウィルスの影響を受け中止となり、2022年の上演が決定した。感染の広がる状況を受け、登壇者陣は全員作品のマスクで登場し、フォトセッションに至るまでマスクを着用したままとなった。中止となった前回の公演について、高畑は「めちゃくちゃ楽しみだったんですけど、稽古が本当にままならなかったんです。海外スタッフが来てくださっていたから、いつ帰らなきゃいけないのかヒヤヒヤしてる状況で助け合いながらやっていたので、このまま幕が開いてもけっこう不安が多いのかも、とそわそわしながら稽古して。中止となった時に、悲しかったんですけど『今じゃなかったのかな』と、意外と落ち着いた気持ちだったんです」と振り返る。「しばらくしてから再演ができるかもと聞いて、このタイミングを待ってたのかもと思って、そこまでにちょっとでも成長出来ていたらと思いましたし、定期的にCDを聞いたり、稽古場の録音を聞いて懐かしさに浸ったりして、すごくポジティブな気持ちで、またあのカンパニーで一緒にやれる、楽しみという気持ちが今は強いです」と意気込んだ。さらに高畑は「歴史的な背景も勉強できるタイミングが合って、キムという人が、キャラクターではあるけど、"ある女の子"の話なんだなと。あの時期はああいう状況がたくさんあって、ある女の子がどういう選択をしていくかという話なんだなと思ったので、キムが3人いるのも素晴らしいことだと思っていて。それぞれがやることで全然違うキムになるし、昆ちゃんとか屋比久ちゃんをみてるだけでインスピレーションが沸いたり刺激をもらったりしている」と明かす。作品の長年のファンだという昆は「仲が良く、キム同士でもお互いのいいところとか、こういうキムになるんだろうなというところが垣間見えたところで中止になってしまったので、2020年の稽古を思い出しながら、各々のキムを作ってお客様に楽しんでいただける作品にしたい」、屋比久は「2年経った今、私自身が経験してきたことが意識しなくても違う形になって、キムの見方だったり歌い方だったり感じ方だったりが変わってくると思うので、まっすぐになりすぎず、力みすぎず、純粋な気持ちで今の自分なりのキムを演じたい」とそれぞれに思いを表した。初演から30年エンジニア役を演じ続ける市村は「他のエンジニアがあまりたいしたことないのかも。僕だけ変わんないわけだから」とジョークを飛ばす。そんな市村に対し、駒田は「どんなにマネをしても市村さんにはなれないので、駒田の何かを作らなければいけないのを感じているので、すごい先輩であり、師匠であり、仲間だと思っております」と尊敬を示す。伊礼は「歴史ですよね」と言いながら、「僕ら若い世代もいるってことも忘れないでいただきたいですね。僕らは市村さんが初演を演じられた時の年齢の40代。まだギラギラしてます。貪欲です。なので市村さんに負けないようにとにかく努力して。生で初演からずっと演じてる方とご一緒できる機会って、どんなに大枚を払っても得られないですよ。こんな貴重な経験はできないので、先輩の背中を追わせていただいて、自分のオリジナルのエンジニアを作らせていただきたいと思います」とコメントする。東山は「舞台役者として神。僕も2年前に初めて会わせていただいたんですけど、目が合わせられないし、やっとあいさつするくらいで。最初に『ニジンスキー』で見た時の市村さんの狂気を自分に宿してる姿が強烈に印象にあって、僕たちの先の先を言ってる素敵な表現者の方」と称賛。「まだ1回もエンジニアを演じたことがないので、たいしたことないと言われないように何とか務めていきたいと思います」と語った。同作は7〜8月の東京・帝国劇場公演の後、大阪、愛知、長野、北海道、富山、福岡、静岡、埼玉での公演を予定している。
2022年02月07日家庭教師アニー・サリヴァンと三重苦の少女ヘレン・ケラーを題材にした舞台『奇跡の人』が2022年5月、東京芸術劇場プレイハウスで上演される。サリヴァンを演じる高畑充希は、ヘレン・ケラー役での出演を含め今回で4度目の出演。一方、ヘレン・ケラーを演じる平祐奈は、若手ながら映画やドラマ、バラエティに数多く出演しているが、舞台は今回が初出演。「見えない、聞こえない、話せない」三重苦という難役に挑む。ヴィジュアル撮影直後の高畑と平に作品の魅力を語ってもらった。またあの本に向き合うのが楽しみ(高畑)ーーおふたりはプライベートで交流があると伺いました。ヴィジュアル撮影も順調にいったのではないですか?高畑充希(以下、高畑)そうですね。順調に進みました。平祐奈(以下、平)会うのは久しぶりだったんですが、「祐奈、久しぶり!」と言ってくれて、ほっとしました。緊張して朝早く起きたぐらい、ドキドキしていたのに、すぐその緊張をほぐしてくださいました。――あらためて、出演が決まった時のお気持ちを教えてください。高畑私はサリヴァンを前回3年前に演じた時、本当に想像以上の消耗だったので、もう1回できるかなとちょっと不安だったんですけど、周りの皆さんが後押ししてくださったので、チャレンジすることにしました。平私は今回が初舞台。大学を卒業して、舞台もずっと挑戦したいという思いはあったので、すごく貴重な機会をいただきました。でも初舞台にしてすごく難役なので、不安は大きいですけど......充希さんと初共演はすごく嬉しかったですし、楽しみでもあります。ーー高畑さんの仰る「想像以上の消耗」というのは。高畑ヘレンをやっていたときは、結構自分軸というか、周りとの接触もあるといえばあるんですが、基本的に自分で完結できていたんです。でもサリヴァンは、みんなに働きかけて、みんなを動かしていかなくてはいけない役。観客として観ていたとき、ヘレンを演じていたときの想像よりも何倍も精神も体力も使うんです。ーーそれは、前回「もうちょっとこうしていたかった......」ということがあったわけではない。高畑そうですね。前回は、出来うる限りのところまで突き詰めて、公演中も試行錯誤して、千秋楽までトライしてやっていたので、あのときの最善を尽くしました。でも、また3年経つと変わってくるのかなと思っています。力が抜けてるとこもあるのか......でも抜けちゃだめな役でもあるので、未知数ですけど。また新しさを発見していけたらと思います。ーー3年間いろいろな役や作品を経験されて、それらが生かされるのでしょうか。高畑どうですかね。そうなるといいですね。『奇跡の人』はとても戯曲がいいので、読めば読むほど発見もあるでしょうし、またあの本に向き合うというのが、楽しみですね。新しい読み方が見つかるかもしれないです。役も初舞台も未知の世界。いろいろ向き合っていけたら(平)ーー平さんは『奇跡の人』をご覧になられたことはありますか?また、演じられるヘレンはどんな役どころだととらえていらっしゃいますか?平まだ観たことはないんです。ヘレンについては、やはり三重苦という点が難しいなと思います。自分は当たり前のように見えているし、聞こえているし、話ができる。朝、母がキッチンで包丁で何かを切る音や鳥の鳴き声などで目覚めるとき、これらが突然聞こえないというのは、どんな状況になるんだろうと考えます。家にいても、電気を消して、目をつぶって、何か物を触ると、やはり怖いという意識になっちゃう。なので、突然ヘレンのようになったら......生きているだけでもすごいと思います。本当に難しいし、役も初舞台も未知の世界。自分がそこにどんなふうに立ってるかも想像できないです。稽古はまだ先なんですけど、ヘレンといろいろ向き合っていけたらいいなと思います。ーー平さんは映画『10万分の1』で難病のALS患者役を演じられたことがありますが、当時はどういう風に役作りをされたのですか?平当時は、実際にALS患者さんにお話を聞きにいったり、ALSを題材にしてるドラマなどをいっぱい見たりしましたね。突然、転んだり、歩けなくなって杖をついたりすると聞いたので、どんな感じなのか、道端でわざと転んでみたり、杖をついて歩くと人からはこういう風に見られるんだと思ったり。自分で一生懸命、想像を膨らませて、役をつくっていきました。ーーヘレン・ケラーという存在については、どんな印象をお持ちですか?平小学生の頃とかに伝記や授業で触れてきました。ヘレン・ケラーと聞くと「あの三重苦の人だ」と思えるぐらい、すごい衝撃的な人物。ヘレンを自分が演じることにもびっくりですし、できるのかという不安はありますけど、でも同時に楽しみでもありますね。人生、突然何が起きるか分からないので、今自分が生きていることのありがたみを感じながら、ちゃんとヘレンと向き合っていけたらと思います。ーーヘレン役のご経験もある高畑さんから、平さんへのアドバイスはありますか?高畑私自身が初舞台を踏んだときは、いい意味で緊張感がなかったというか、楽しみしかなかった。演目をやればやるほど難しく感じたり、自信をなくす瞬間が増えてくるけど、初舞台ってちょっと無敵な気がしていて。前回ヘレンを演じていた(鈴木)梨央も初舞台でしたけど、いろんな作品の経験もあったからか、飄々とやっていました。だから祐奈も初舞台とはいえ、それがいい方向に行くんじゃないかなぁ、行ってほしいなと思います。知らないからこそ突っ込んでいけるというか。怪獣みたいな役なので、思い切りやってほしいですね。ーーそれを受けてどうですか?平プライベートの充希さんは知っているんですけど、現場では初共演。全然普段と変わらず、気さくに話してくれるんですけど、やはりカメラ前に立ったときの表情なんかは、すごく格好いい。いつも作品を楽しみにさせてもらってますし、舞台もたくさん立たれてるので、お稽古のときはどういう感じなのか、楽しみです。いろいろ教わりたいなとも思っていて。4回目の『奇跡の人』に立たれる充希さんのサリヴァン先生の姿も楽しみだし、いろいろ吸収できたらいいなと思います。『奇跡の人』がやりたくて、舞台女優を目指した(高畑)ーー高畑さんはヘレンとサリヴァンの両方から作品を捉えてこられました。やはり違いはありますか。また、両方から見てきて、改めて作品のどんなところが魅力だと思われますか?高畑そうですね、全く違います。こんな経験は多分もう後にも先にもないのではと思うくらい。やはりこの戯曲自体が素晴らしすぎるというのは、やればやるほど思いますね。一言一句見逃したくないぐらい。特にサリヴァンをやるようになってから、ヘレンの母との喧嘩の場面などでーーヘレンの時は水分補給ができると思っていたんですけど(笑)ーー言葉の面白さを感じるようになりました。それに実話というのが強いですよね。びっくりするほど、毎回、感動します。別に感情を出そうとか思っていなくても、セリフを言うだけで、奇跡が起きるだけで、泣けちゃう。演じる身としてはめちゃくちゃつらいんですけど、そういう作品に携われることはなかなかないことで。私は『奇跡の人』がやりたくて、舞台女優を目指したので。それが叶って、足かけ13年携わっているのは、深い縁を感じます。ーーヘレンがサリヴァンに出会ったように、おふたりにとって、人生のターニングポイントとなった出会いは?高畑大きな衝撃よりは、都度都度、生きている中で数年に1回、生涯の出会いや、人生の舵を切る瞬間があるかな。私は、それこそヘレン・ケラーがやりたくて、この業界に入ったので、テレビに出ることは想像していなかったんです。ミュージカルや舞台で生きていこうと思っていたので。そういう意味だと、20歳過ぎたときに、朝ドラのオーディションを受けて受かったことがターニングポイントかもしれないですね。その合格通知の電話をもらったときに、ちょうど親と焼肉を食べてたんですけど、「私、多分人生が変わると思う」と言った記憶があって。本当に変わったんですよ。そういう大きな出来事はあるもんだなあと思います。平私がこの業界に入ったのは、私が知らない間に、母が是枝(裕和)監督の『奇跡』という映画のオーディションに書類を出していたことなんです。それが一番大きなきっかけだったと思います。家族構成のところに姉(※タレントで、実姉の平愛梨)のことを「会社員」と書いていたんですよ(笑)。そこから本当にいろいろな役に出会って、毎回違う現場で、多くの人に出会って、いろいろな言葉に助けられて。この世界に入って良かったなと思うことばかり。今回の舞台でも、人生のターニングポイントとなるような奇跡が起こるといいな。ーー最後に、ファンや観客の皆様に一言お願いします!平きっとこの舞台を観てくださる方は、歴代の『奇跡の人』を観られてる方も多いと思うので、その方の目には私のヘレン・ケラーはどういうふうに映るんだろう。これから稽古で、いろいろと積み重ねていって、恥のないように、ちゃんと舞台に立ちたいと思います。自分なりのヘレン・ケラーを見つけて、充希さんにいろいろ教えてもらいつつ、ふたりで助け合っていきたいです。ナマ物なので、そこにしかない一つひとつの魅力と奇跡をお届けできたら。コロナ禍なので、不安もあると思うんですけど、この物語から素敵なメッセージや希望が見つけられると思います。たくさんの方に観ていただきたいです。高畑私は『奇跡の人』への出演は4回目になります。演じる側もかなり体力を使う演目ですけど、その分、凄まじいものが届く作品だと思います。私自身、小さい頃この作品を観て、しばらく席を立てなかった記憶があります。どんな世代の方にも刺さる作品なので、ぜひ劇場で、体感していただければ思います。私も30代になりましたが、体力を振り絞って、頑張りたいと思います。取材・文:五月女菜穂撮影:渡部 伸ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント高畑充希さん&平祐奈さんのサイン入りチェキを抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!舞台『奇跡の人』■日程・会場:・東京公演2022年5月18日(水)~6月5日(日)東京芸術劇場プレイハウス・大阪公演2022年6月8日(水)~2022年6月12日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ■出演高畑充希:アニー・サリヴァン平 祐奈:ヘレン・ケラー村川絵梨:ケイト・ケラー井上祐貴:ジェイムズ・ケラー山野 海:ヴァイニー森山大輔:アナグノス / 召使い佐藤 誓:医師 / ハウ博士増子倭文江:エヴ伯母池田成志:アーサー・ケラー倉澤雅美、中野 歩、秋山みり『奇跡の人』チケット情報
2022年01月31日「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」の3話が1月26日オンエア。浅香航大演じる加賀美の“主夫”シーンにSNSが沸く一方、高畑充希演じる雛子の「恋って温泉みたい」というセリフに共感の声が殺到。ラストの松田翔太演じる浅海のセリフも話題を呼んでいる。いきなり社長を任され人生が激変する主人公が、仕事や恋を体当たりで乗り越えていく様を通じ成長していく姿を描く本作。「株式会社リレーション・フーズ」新社長に任命され、フレンチレストランを任されることになる高梨雛子を高畑さんが演じる。高畑さんのほかカリスマ社長として知られるリレーション・ゲート社長・浅海寛人に松田翔太。雛子とともにリレーション・フーズでマーケティングを担当する大牙涼に志尊淳。雛子の理解者で相談相手でもある親友の佐々川知美に夏帆。リレーション・フーズの総務担当・宮内剛に荒川良々。リレーション・フーズ経理担当の深山和湖に山田真歩。リレーション・フーズ営業担当の田辺和真に忍成修吾。浅海が買収したフレンチレストランのシェフで、雛子たちとともに奮闘する古賀道夫に神保悟志。見習いシェフの萩尾慧に松岡広大。雛子たちのライバル店をオープンさせる外食大手「野上フーズホールディングス」の御曹司・野上豪に笠松将。浅海とは旧知の仲のようなフリーの経営コンサルタント・桧山凛々子に優香といったキャストも共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。レストラン「プチボナール」で開催された高校時代の同窓会で、雛子は加賀美(浅香航大)と再会。「食事に行こう」と誘われた雛子は久々の恋の始まりに浮かれ気分。そんななか雛子たちはプチボナールでしか食べられない目玉商品を作ることになる。大牙は話題作りのためにスイーツコンテストに出品してはどうかと提案、雛子はパティシエ志望の萩尾に新作スイーツの開発を託すことを決める…というのが3話のストーリー。同窓会で加賀美と再会し、恋の始まりの喜びから彼との結婚後の未来を“妄想”する雛子。豪邸で主夫となった加賀美に見送られ、リムジンで仕事に向かう…雛子の妄想シーンに登場した“主夫”加賀美に「カレー作って待ってる浅香航大……子育てしてる浅香航大うっうっ……さい、さいこ~」「加賀美パパのかわいさにヤラれた」「なにあの幸せな未来 加賀美パパ最高」などの声が続々とSNSに投稿される。結局雛子は加賀美と“破局”。大牙に「恋って温泉みたいじゃない?湧くところには湧くけど湧かないところには一生湧かない」と語る雛子に「恋は温泉って名言すぎ」「わかる…本当、湧く人が羨ましい…」「私の温泉いつ湧くの」「じゃんじゃん湧く人の源泉分けてほしいわぁ」など共感する声が続々。その後浅海との打ち合わせで、自分が“誰にも選ばれなかった”人生を歩んできたと語った雛子に、浅海は「俺が君を選んだじゃない」と返す…このセリフにも「松田さんめっちゃカッケー」「くぅー最高」「今日1のパワーワード」「毎回ドキドキさせて終わるドラマなのか!」などの反応が殺到している。(笠緒)
2022年01月27日俳優の浅香航大が高畑充希主演の水曜ドラマ「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて」にゲスト出演。仕事の忙しさにかまけて6年間恋愛から遠ざかっていた主人公・雛子のかつての憧れの人で、高校の同級生役を演じることになった。雛子(高畑さん)が経営を任された老舗のフレンチレストランは「プチボナール」(小さな幸せ)と店名を変え、無事にオープン。しかし開店早々、大牙(志尊淳)のミスやライバル店の攻勢でピンチに陥る。だが、雛子はナマイキ部下の大牙とはじめて協力し試練を乗り越える。一方、カリスマ社長の浅海(松田翔太)からは「ビビッと来たんだよ、君にね」と優しく言われて大混乱!さらにそんな浅海を“あなた”と呼び、大人な雰囲気を漂わせる経営コンサルタント・桧山凛々子(優香)の登場で、恋のストーリーもにわかにエンジンが掛かりはじめた第2話。第3話は、「仕事とプライベートの両立」という働く人たちにとって永遠の課題ともいえる難問に、雛子がぶち当たる。レストランでは、店のブランディングのために見習いシェフの萩尾(松岡広大)を中心に新しいスイーツを開発し、コンクールでの受賞を目指すことに。そんな中、雛子は高校時代の憧れの男性・加賀美(浅香航大)と同窓会で再会する――。雛子のかつての憧れの人で、高校時代の同級生・加賀美。雛子の恋愛スイッチを押す重要な役どころを演じるのは、社会派からコメディまで硬軟自在に演じ、存在感が光る浅香さん。浅香航大加賀美という役は「雛子に恋への関心を持たせるというか...このドラマの恋愛方面の扉を開くキャラクターです。すごく楽しませてもらえたいい役ですね(笑)」と言い、「仕事もそれなりにできてプライベートも充実させて、バランスのとれた、まっすぐ芯の通った男性です。ただそれは加賀美目線からみた話で、雛子から見てみると...男女の認識の差が出てくるという。3話はそんな”あるある”が詰まった設定で、ちょっと面白いですね」と打ち明ける。その上で、「このドラマのリアリティーの中に存在するという絶妙な塩梅、こういう男っているよねというバランス感は大事にしました」と語る。志尊さんとは「ドルメンX」(2018年日本テレビ系 深夜連続ドラマ)以来4年ぶりの共演「一緒のシーンはすごい楽しかったですね。じゅんじゅん、めちゃくちゃ大人になってた(笑)」と浅香さん。また、「高畑さんのすごくリズミカルなお芝居を見て、こういう雰囲気のドラマなんだな、と空気感を感じながら、楽しく現場で生まれた加賀美を演じさせてもらいました。高畑さんと松田(翔太)さんに挟まれてお芝居するシーンもあったんですけど、松田さんはめちゃくちゃカッコよかったです」と撮影をふり返る。そして3話の見どころについては、「僕が演じる加賀美というキャラクターは『仕事に忙殺されて、プライベート犠牲にするなんてバカみたいだよ』とか、雛子にとって響く言葉を投げたりして、恋愛面で雛子を振り回す存在」になると言い、「あっと驚く!? エンディングが待ち受けています」と期待を煽った。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送中。(text:cinemacafe.net)
2022年01月24日高畑充希主演の水曜ドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」2話が1月19日放送。志尊淳演じる大牙の様々な表情に「かわいい」などの反応が寄せられるとともに、高畑さん演じる雛子、松田翔太演じる浅海との“三角関係”にも多くの注目が集まっている。出世欲ナシ、争いごとキライ、目立たず、仕事はほどほど…をモットーにしてきた主人公が、カリスマ上司の“ムチャブリ”で突然子会社の社長に就任。ヒロインが仕事や恋に直面する様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描く本作。キャストは株式会社リレーション・ゲートで浅海社長の担当秘書として彼のムチャブリに振り回されながらも、つくり笑顔の八方美人で切り抜けてきたが、突如子会社「株式会社リレーション・フーズ」の社長に任命されてしまう高梨雛子に高畑さん。自分の企画ではなく雛子の企画が採用されリレーション・フーズが立ち上がったことに不満を抱いている、マーケティング担当の大牙涼の志尊さん。端正なルックスに素敵な笑顔で人当たりもいいが笑顔で“ムチャブリ”してくる、株式会社リレーション・ゲートの代表取締役社長・浅海寛人に松田さん。浅海と親しげなフリーの経営コンサルタント・桧山凛々子に優香。雛子の高校の同級生で親友、雛子の愚痴を聞いたりアドバイスを送るなど心を許し合う存在でもある佐々川知美に夏帆。外食大手「野上フーズホールディングス」御曹司で、企画戦略部の部長を務める野上豪に笠松将といった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話はレストランのオープンに向けて決断しなければならないことが多すぎて、キャパオーバー寸前となった雛子が、大牙にオープンの準備を任せる。レストラン「プチボナール」は無事オープンするが全然客が来ず、さらに店のチラシに地図が載っていなかったことが判明して責任を感じた大牙はいつもの冷静さを失ってしまう。雛子は偶然出会った母子からヒントを得て、大牙とともに子連れ客をターゲットにした週末限定プランを企画。その狙いは見事に当たり「プチボナール」もお客さんで賑わうように…という展開。クール全開な姿だけでなく、自分のミスにショックを受けたり、雛子に誘われた飲み会で酔って本音をぶつけたりと、様々な表情をみせた大牙に「強がりだけど、自分の非は誤魔化さずしっかり受け止めれる人」「少し柔らかくなった大牙くん。笑顔にキュン」「かっこいいから可愛いまで詰まってる~」などの反応が。客でにぎわうプチボナールに浅海と凛々子が来店。凛々子を浅海の恋人だと思う古賀(神保悟志)の言葉を否定しようとムキになる雛子。帰り際、雛子の頭を“ポンポン”する浅海。それを見かけた大牙は動揺したような表情をみせる…。このラストに「大牙くんの表情 これは…あるな」「これは恋の始まりなのか?…とこの先の展開に期待!」「やっぱそうよね?三角関係になっちゃいそうよね」「これからの三角関係?が気になるー!」など、雛子と浅海、大牙の“三角関係”にも多くの注目が集まっている模様だ。(笠緒)
2022年01月20日「過保護のカホコ」「同期のサクラ」など水曜10時枠で、印象的な魅力溢れるキャラクターを演じてきた高畑充希が主演を務める1月期水曜ドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」から、“部下”志尊淳、“上司”松田翔太との微妙な距離感に注目の2種類のメインビジュアルが公開された。高畑さんが演じるのは、出世欲ナシ、争いごとキライ、目立たず、仕事はほどほどにをモットーにしてきた高梨雛子。そんな雛子に突然、降りかかる「子会社の社長就任」という特大のムチャブリ!さらに、松田さん演じる親会社の社長“カリスマ上司”と志尊さん演じる優秀な“ナマイキ部下”との間で揺れ動く“恋の予感”も…。物語は、ヒロイン・雛子が仕事や恋に直面する様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描く。「お仕事モード全開!?バージョン」そんな本作から公開されたメインビジュアルは2種類。中心で困惑の表情を浮かべる雛子(高畑さん)を、部下の大牙(志尊さん)と上司の浅海(松田さん)が左右から挟み、ムチャブリされても仕事に奮闘する様子を表現したオフィス感満載でお仕事モード全開!?バージョン。「“ナマイキ部下とカリスマ上司に板挟みムチャブリ&恋!?の予感”バージョン」カメラも3人もキュッと近寄った“ナマイキ部下とカリスマ上司に板挟みムチャブリ&恋!?の予感”バージョンでは、背中を向けつつも雛子に体を倒す大牙、優しく見守るように顔を寄せる浅海...と微妙に距離感が変化。物語の進行と共に近づいたり離れたりする、3人の恋の行方も暗示するデザインとなっている。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」2022年1月12日(水)22時~日本テレビ系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2021年12月27日高畑充希主演の新ドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」の主題歌に、2021年に日本デビューを果たした韓国7人組ボーイズグループ「ENHYPEN(エンハイプン)」の新曲「Always」が決定。高畑さんと「ENHYPEN」からコメントが到着した。主演の高畑さんといえば、「過保護のカホコ」「同期のサクラ」など水曜10時枠で刺激的で魅力溢れるキャラクターを演じてきた。本作では、これまでのキャラクターとはガラリと変わって「30歳OL、出世欲ナシ彼氏ナシ、でも『今のままでいいのか?』と思い悩む」等身大の主人公・高梨雛子を演じる。そんな雛子に突然、降りかかる「子会社の社長就任」という特大のムチャブリ!果たして、新米社長・雛子の運命は!?物語は、ヒロイン雛子が仕事や恋に体当たりで乗り越えていく様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描く。そして今回、主題歌となった「Always」は「ENHYPEN」にとって2曲目の日本オリジナル曲で、爽快なポップソングに仕上がっている。「ENHYPEN」は、5大SNSフォロワー数は3,000万人超え(12月19日時点/TikTok、韓国twitter(メンバー)、YouTube、Instagram、VLive)、デビュー半年で米ビルボード・ワールドアルバム1位獲得、世界的な人気も高まっている韓国7人組ボーイズグループ。彼らにとってドラマ主題歌を担当するのは初めて。ひと足先に楽曲を聴いた高畑さんは、「皆さんより少しだけ早く聴かせていただいたのですが、お家で水仕事している時とか、お散歩している時とか、なんでもない日常の一コマでついつい口ずさんでしまうような。そして自然とゴキゲンな気持ちになってしまうような、ポップで素敵な楽曲でした」とコメント、「ドラマ自体も、ポップで、観た後に1日の疲れが吹き飛ぶような作品になると良いなぁと思っているので、『ENHYPEN』さんとの合わせ技で(笑)、皆さんに元気をお届けできれば嬉しいです」と喜びを語る。「ENHYPEN」からは、「今回初めてとなる日本のドラマ主題歌のお話をいただいた時は驚きと同時に本当に嬉しかったです。あなたの背中をそっと押す応援ソング『Always』を通じて、仕事に恋にと現代(いま)を一生懸命生きるすべての皆さんに、元気を与えることができたら嬉しいです」とのコメントが到着している。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月12日より毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年12月21日朝のヒヤリとした空気のなか、さっぱりとしたショートカットが、彼女の凜とした雰囲気をいっそう引き立たせていたーー。冬晴れの都内で、屋外撮影に挑む高畑充希(30)を本誌が目撃したのは12月上旬のことだ。「高畑さんは最近、1月クールの主演ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』(日本テレビ系)の撮影中。役作りのため、ショートボブだった髪をより短く切りました」(テレビ誌ライター)本誌が目撃したのも同作の撮影。高畑が演じるのは、突然、子会社の社長に抜擢されるOLだという。主人公の年齢はちょうど30歳で、出世欲もなく彼氏もおらず、「このままでいいのか」と思い悩んでいるという設定。演じる高畑本人も12月14日に30歳の誕生日を迎えたばかりだ。「充希ちゃん自身には“もう30代になっちゃう!”なんていう焦りはないみたいですよ」そう話すのは映像制作関係者。「むしろ30代を楽しみにしている様子です。仲よしの蒼井優さん(36)からも、『30歳からが楽しいよ』と言われているそう」今年に入ってからのインタビューでは本人がこう話している。《とってもいい時期に入りかけている気がします。30歳前後って、結婚とか出産とか、そういうことが関係している内容の作品が多くて。(中略)そういう選択が多い迷える時期の役ができるようになったんだなって思います》(「CREA」WEB版8月28日配信)女優として、今の年齢だからできる役柄に出合えることを純粋に楽しんでいる様子。そして私生活にも思い至り、こう続ける。《年齢的には自分も渦中にいるのに、ちょっと人ごとみたいになっちゃってますけど(笑)》結婚も出産も当面はないとさりげなく宣言するような口ぶりだ。「高畑さんは『とと姉ちゃん』で共演した坂口健太郎さん(30)と’16年から交際し、結婚目前と目されていました。しかし、昨秋に破局したと報じられています。新恋人については噂も聞きませんね」(スポーツ紙記者)ある舞台関係者は、「高畑さんは、いまはまだ結婚よりも恋愛がしたいとは話していますね。ただ、どちらにしろ当面は仕事が忙しくて……」来年は『ムチャブリ!』以降も、立て続けに2本の舞台が控える。1本は高畑にとってライフワークのようになっている舞台『奇跡の人』。そして、もう1本はミュージカル『ミス・サイゴン』。「『ミス・サイゴン』は’20年に上演予定でしたが、コロナ禍で中止になり、改めて上演が決まったもの。コロナ前、高畑さんはこの作品のボイストレーニングのためにロンドンまで行ったほど。気合の入った作品を控え、恋愛する暇もないのでは」(前出・舞台関係者)すっきりとした髪形が、当面、仕事モード一直線の高畑の気分を表しているように見えてくるーー。
2021年12月15日高畑充希主演、志尊淳、松田翔太が共演するドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」に、夏帆が出演することが分かった。高畑さんが演じるのは、「30歳OL、出世欲ナシ彼氏ナシ、でも『今のままでいいのか?』と思い悩む」、等身大のキャラクター・高梨雛子。そんな彼女に突然、子会社の社長就任というムチャブリが降りかかることから展開する、爽快お仕事エンターテインメント。新たに出演が決定した夏帆さんが演じるのは、雛子の親友・佐々川知美。雛子の愚痴をきいたり、ときには厳しいアドバイスで奮起させたり、心を許しあう存在だ。「一児の母である佐々川知美は、高畑充希さん演じる雛子とは取り巻く環境が正反対。そんなふたりの掛け合いを通して、等身大の彼女たちをワイワイ演じていけたら、きっと楽しいだろうなぁと思っています」と語った夏帆さんは、「同い年の充希ちゃん。どんな球でもスパーンと気持ちよく受け取ってくださるので、なんだか初共演な気がしません」と高畑さんの印象を明かしている。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月12日より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月13日高畑充希主演、胸キュンドラマで終わらない、ときにジンと胸が熱くなる等身大の成長物語として、見どころ満載の爽快お仕事エンターテインメント「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」。この度、高畑さん、志尊淳、松田翔太が演じるメインキャラクターが揃うビジュアルが公開された。先月末、都内スタジオに3人が集合し、ポスター撮影が行われた。それぞれ役衣装に身を包み、初めて3人で並んだ今回。突然、社長に任命されてしまうヒロイン・高梨雛子役の高畑さんは「志尊さんと松田さんは、キャラクターにピッタリ!台本から人物が浮かびあがったようで、本当に素敵なキャスティングだと思いました」と、これから始まるドラマ収録へ向け、期待に声を弾ませた。一方、雛子の部下・大牙涼役の志尊さんは「僕が演じさせていただく大牙は生意気で、上司にも自分の思っていることをハッキリと伝える性格。(視聴者の中にも)自分の思いを伝えたくても伝えられない、そんな方もたくさんいらっしゃるんじゃないかと思います。役を通して“伝えることの意味”のようなものを表現できたらと考えています。ぜひ楽しんで観てください」とメッセージ。さらに、カリスマ上司として雛子を振り回す浅海役の松田さんは「タイトルにあるムチャブリを僕がどのようにしていくのか僕自身も楽しみですし、主人公の雛子がどう成長していくのか?という部分が面白おかしく描かれているので、僕も視聴者みたいな気分になりながら見ていきたいなと思ってます」とコメントしている。なお本作にはほかにも、雛子の右腕・宮内剛役で荒川良々、御曹司・野上豪役で笠松将。山田真歩、忍成修吾、神保悟志、坪倉由幸、片山友希、坂本慶介、松岡広大らがレギュラー出演することも明らかになった。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月12日より毎週水曜日22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2021年12月08日松田翔太が、高畑充希、志尊淳が共演する新ドラマ「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」に出演することが分かった。高畑さんが演じる主人公・雛子は、いきなり社長を任され、人生が激変。そんな雛子が仕事や恋に体当たりで乗り越えていく様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描いていく。松田さんが今回演じるのは、そんな雛子に突然の社長就任というムチャブリをする、ドラマの鍵となるカリスマ上司・浅海寛人。飛ぶ鳥を落とす勢いのベンチャー企業「リレーション・ゲート」の社長で、マスコミからも注目を集めるカリスマ的人物。仕事に対しては冷酷で無理難題を笑顔で指示してくる、何を考えているのかわからない存在だ。一体なぜ、雛子を社長に抜擢したのか、その思いが明かされたとき、物語が大きく動きだすことに。「こんな素敵なキャストとスタッフに囲まれて2022年のスタートを切ることができることを嬉しく思います」と本作への参加を喜んだ松田さんは、「2022年始めの3か月間、個性的なキャラクター達と共に笑って過ごせるドラマにしていきたいと思っています」と意気込みを語っている。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月期水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年12月03日高畑充希主演『奇跡の人』が2022年5月より、東京と大阪で上演されることが決定した。本作は家庭教師アニー・サリヴァンと三重苦の少女ヘレン・ケラーを題材にした舞台。 各国で翻訳されたこの戯曲は世界中で上演され、60年経った現在も観客を感動させ続けている。『奇跡の人』の原題は『The Miracle Worker』。それはヘレン・ケラーではなく、彼女の先生であるアニー・サリヴァンを意味する。見えない、聞こえない、喋れない三重苦を抱えたヘレン・ケラーや単なる道徳的な話ではなく、アニーの諦めず戦い続ける姿を描く作品だ。ヘレンが「Water」という言葉を、知るのではなく理解する、悟るシーンは勿論、ヘレンだけでなくその家族ひとりひとりも、アニーとの関わりを通して、自分自身の価値観等と戦う様には誰もが感情移入出来るだろう。特にアニーがヘレンに食事の作法を教えるシーンは、女優達が身体全てを使った迫真の演技バトルで、時にはミュージカルの歌終わりの様な拍手が起きる。日本でも再演を重ね、名だたる女優たちが名演を重ねてきた。前回の2019年公演ではアニー・サリヴァン役を高畑充希、ヘレン・ケラー役を鈴木梨央、演出を森新太郎が務め、連日超満員の大盛況となった。今回も主演を務める高畑が『奇跡の人』に挑むのは、ヘレン・ケラー役で出演した2011年と2014年、そしてアニー・サリヴァン役で出演した2019年と続き、今回が4度目。まさに彼女のライフワークと言える。そして今回ヘレン・ケラー役として「見えない、 聞こえない、 喋れない」三重苦という難役に挑むのは、若手ながら映画やドラマ、 バラエティに数多く出演し、本作が舞台初出演となる平祐奈。他にもヘレンの父アーサー・ケラー役に池田成志、母ケイト・ケラー役に村川絵梨、 兄ジェイムズ役に井上祐貴、 さらに山野海、森山大輔、 佐藤誓、 増子倭文江等、 ベテランから若手まで幅広いキャストが集結。演出には、2014年読売演劇大賞を受賞した森新太郎が続投。 古典から現代劇、近年では『パレード』や『ピーターパン』などのミュージカルの演出を手掛けているが、同じ作品を3度演出するのは『奇跡の人』が初となる。高畑充希との3度目のタッグにより、互いの信頼感は円熟を迎え、さらなる作品の深みへの到達を期待したい。なお、チケット発売情報は12月中旬発表予定とのこと。主要キャストとキャストからのコメントは以下の通り。<演出:森新太郎>3度目の『奇跡の人』になります3度目であるにもかかわらず、あらためて戯曲を読み返してみて、やはり身震いしてしまいました。これほどまでに「人と人とが繋がること」の喜びを熱く謳いあげた作品が他にあるでしょうか。前回、 高畑充希が演じたアニー・サリヴァンは本当に素晴らしいものでした。若々しいエネルギーに満ち、そこには世界一あきらめない不屈の少女が確かに立っていました。それで私は欲深くなってしまいまして(笑)。これをさらに熟成させたら、今度は果たしてどんなアニー・サリヴァンに出会えるのだろうと。どんな人生の重み、どんな煌めきを高畑充希は新たに獲得するのだろうと。きっとまた、私の想像をはるかに超えてくることでしょう。一方の平祐奈さんには「透き通っている人」という印象があり、それがヘレン・ケラーと重なりました。 言うまでもなく難しい役です。あまりに純粋であるがゆえに、 天使のようにも悪魔のようにも見える女の子ですが、平祐奈さんでしたら真っ直ぐに彼女を演じられるはず。高畑サリヴァンとの魂のぶつかり合い、そしてその先に待つ“奇跡”の瞬間が、今から待ち遠しくてなりません。孤独が蔓延するこんな時代だからこそ、 ぜひ観ていただきたい作品です。<アニー・サリヴァン役:高畑充希>アニー・サリヴァン役:高畑充希この『奇跡の人』のヘレンを演じたいと思ったのが、役者の仕事を始める大きなきっかけでした。 ヘレンを演じた時から数えると13年間もこの作品に携わっていて、 こんなにも長く関われるとは思っていませんでした。演出の森さんとは三度目ですが、熱量が凄まじく、突き詰めて色々なパターンを試す方で、演目への愛情も深いです。前回森さんが、「もう一度アニーを演じたらまた新しい発見があるから」と仰っていて、どんだけストイックなんだ(笑)と思いましたが、新たな発見を楽しみに、森さんの叱咤激励についていきます。祐奈とは初共演ですが、プライベートで偶然知り合ってもう4年の付き合いです。親戚のような距離感でしたので、彼女の初舞台に一緒に挑戦できることは非常に嬉しいことですし、森さん演出で初舞台を踏むというのは、羨ましいくらい素晴らしいことです。舞台が好きだと思ってほしいし、力を合わせて楽しんでいけたらと思います。コロナ禍で舞台に出た時、お客様の熱量を感じ、こんなにもエンタメを心の栄養として生活しているのだと実感して、今までとは違った心持ちで舞台に立てました。『奇跡の人』は、 こんなに良い脚本は無い!と思うくらい大好きな作品です。アニーとヘレンでがむしゃらに、泥まみれになりながら最後に光を掴めるような作品で、お客様もきっと勇気を貰えると思いますし、明日からも頑張る為のガソリンになれば嬉しいです。私と祐奈は、頑張ります。<ヘレン・ケラー役:平祐奈>ヘレン・ケラー役:平祐奈諸先輩方からも、舞台は力もつくし色々変わったものが見えてくるから、一度は経験すべきと言われていたので、ついにこの時が来たか!というワクワクな気持ちもあります。が、三重苦という、こんな難役を頂いたので今から緊張していて、ヘレンの書籍なども読み漁りながら しっかりと研究していきたいと思います。森さんが演出をされた、『ジュリアス・シーザー』を拝見しましたが、演出も格好良く、作品を丁寧に描かれていて、キャストの皆さんで色んな感情をぶつけ合っていて、その熱量が客席迄伝わってきました。森さんはストイックな方なようですので、 沢山追い込まれたいと思います!充希さんも役に対してストイックですし、充希さんにしか出来ないような色にされるという印象があり、いつも私も、素晴らしい女優さんだと思っています。普段は気さくで優しいお姉さんで安心感があるし、初共演できると聞いて凄く嬉しかったです。色々と教えて頂きながら背中を見て頑張りたいです。自分がどんなヘレンに染まっていけるか、不安でいっぱいですが、緊張や不安を友達にして本番迎えられたらと思います。お客様も不安な状況であると思いますが、舞台はライブ感満載で一公演一公演でしか味わえないものが魅力だと思いますし、この作品は色んな希望も見えてくると思います。■公演情報『奇跡の人』<東京公演>2022年5月18日(水)~6月5日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス<大阪公演>2022年6月会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
2021年11月30日高畑充希主演の爽快お仕事エンターテインメント「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」に、志尊淳が出演することが分かった。本作は、高畑さん演じる雛子が、突然子会社の社長に就任し、仕事や恋に体当たりで乗り越えていく様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描く物語。今回新たに出演が明らかになった志尊さんが演じるのは、雛子が社長を務める「株式会社リレーション・フーズ」へ出向し部下となる、クールで無愛想、何かにつけて雛子に突っかかる大牙涼。本社では、優秀でデキる若手と評判だったが、突然の出向辞令で雛子の部下となった涼。愛想笑いばかりで社長らしい振る舞いができない彼女にイラ立つばかりだったが、諦めず前を向く姿に感化され、自身も成長していく。そして、近づいたり離れたり、2人の距離感も見どころのひとつとなっている。「昔から知っているプロデューサーさん、そして初めてお仕事させて頂くスタッフさん、共演者の方々。自分にとっても新鮮な作品・役柄で今からワクワクしています」と目を輝かせた志尊さんは、「新たな自分を大牙涼という人を通して表現できたらなと思います」と意気込む。また「色々な事がある毎日ですが、皆さんがホッとできるような時間を作れるよう、頑張ります。お楽しみに」とメッセージを寄せている。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月期水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年11月26日「過保護のカホコ」「同期のサクラ」など、日本テレビ水曜10時枠で魅力溢れるキャラクターを演じてきた高畑充希が、およそ3年振りに水曜ドラマに主演。22年1月期の「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」が放送されることになった。高畑さんが演じるのは、「30歳OL、出世欲ナシ彼氏ナシ、でも『今のままでいいのか?』と思い悩む」等身大のキャラクター・高梨雛子(たかなしひなこ)。飛ぶ鳥を落とす勢いで成長するベンチャー企業、リレーション・ゲートで社長秘書として働く雛子の日常は、直感で動くカリスマ社長からの“ムチャブリ”の連続で、平穏とはほど遠い仕事中心の毎日。おかげで6年間彼氏ナシ、将来のことを落ち着いて考える時間もナシ、1日の終わりに長ーーいため息をついては、ビール片手に「やりがいなんてあるわけないだろっ!」と毒づいている。そんな雛子に突然、「子会社の社長就任」という特大のムチャブリが降りかかる!さらに、カリスマ社長とナマイキ部下との間で揺れ動く“恋の予感”も...。ヒロイン・雛子が仕事や恋に体当たりで乗り越えていく様子を通して、ひとりの女性として素敵に成長していく姿を描いていく。高畑さんは「30歳の節目の年に、大切な思い出が沢山ある水10ドラマに参加出来ること、とても幸せに思います。今回の雛子というヒロインは、とにかく周りのムチャブリに振り回されっぱなし。現状維持大歓迎の八方美人ヒロインです」と紹介。「今まで水10ドラマの中では周りを振り回しっぱなしだったので、とても新鮮な毎日ですし、振り回されるのも、意外と好き...かも? と、思い始めています」とコメント、「週の真ん中に『残り半分も頑張ろっ!』と思える様な、笑える軽やかなドラマにしたい」と意気込みを述べている。脚本は「恋はつづくよどこまでも」「一億円のさようなら」「プリティが多すぎる」など、硬軟幅広い作品でキャラクターの心の機微を繊細に描くことで定評のある渡邉真子。演出は「家政婦のミタ」「家売るオンナ」「私たちはどうかしている」など、日テレの数々の名作を演出してきたベテラン演出家・猪股隆一が手がける。「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」は2022年1月期、水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年11月22日女優の高畑充希が出演する、ファンケル・マイルドクレンジングオイルの新CM「すっぴん変わるクレンジング」編が、18日より放送される。新CMは、新しくなった同商品に高畑が「お?」「あれ?」と驚きながらも2日3日と使い続け、最後には「いいじゃん!」とその効果を実感していく内容。自宅の風呂や洗面所、ホテル、仕事先など様々な場所でクレンジングをする高畑の1週間が描かれ、前髪を上げた姿、部屋着でくつろぐ様子やすっぴんも披露しており、オフ感あふれる仕上がりになっている。撮影では、高畑の台詞「いいじゃん」が印象的だったため、スタッフや高畑が「いいじゃん」を連発。OKカットがでるたびに、「いいじゃん」の声が上がり、当日の流行語となっていた。また、アイメイクを落とすシーンではマスカラが残ってしまい、NGかと思いきや、実は高畑のまつげが束になって、マスカラに見えただけというハプニングも。現場は高畑のまつげの長さに驚かされるとともに、和やかな空気に包まれた。■高畑充希インタビュー――CM撮影を終えた感想をお聞かせください。ノーメイクの状態での撮影が多かったので、ちょっと……裸でテレビに出るような感じがあって恥ずかしかったです(笑)。でも、その後はメイクをして、落としてっていうのを、いろんなシチュエーションで撮影できてすごく楽しかったです。――今回のCMの見どころを教えてください。いろんなシチュエーションでメイクを落とす中で、「使えば使うほど肌がどんどんキレイになるよ」っていうのがテーマの一つだと思うので、「マイクレ使って肌のケアしていこう」というふうに見ていただければうれしいです。――リニューアルしたマイクレを使った印象を教えてください。私はもともとマイクレ愛用者で、夕べもお風呂で使って(笑)。マイクレってすごくよく落ちるんです。テクスチャーがチュルチュルっとしてるので、ぜんぜん肌をこすらなくていいですし、小鼻も指でクルクルしながら洗うと毛穴に詰まっている汚れがどんどん取れて、すっきりします。水で手がぬれていても使えるところも好きです。CMを見た方や、使ったことがない方もぜひ使っていただいて、一緒に感激していただければうれしいです。――高畑さんの美肌を保つ秘訣を教えてください。私はけっこう乾燥肌なので、保湿はものすごく気を付けています。(肌にとっては)「紫外線が敵」ということをよく聞くので、日焼け止めを毎日忘れないで塗るとか、(顔を)洗う時もなでるようにするよう心掛けてます。マイクレはこすらなくてもいいところがいいですね。――女性がメイクを落とすのは「素に戻る瞬間」とも言われますが、心が開放されたり、心地よいときはありますか?私は自宅にプロジェクターを置いていて、映画やドラマを見られるようにしているんですが、夜、仕事が終わって帰って、メイク落としてお風呂も上がって、ソファーでダラダラしながら部屋を暗くしてプロジェクターで映画を見ている時に「あぁ幸せ」って思います。――「#マイクレですっぴん変えよう」のキーワードにちなんで、最近変わったこと、変えたいと思っていることを教えてください。肌のためっていうこともあるんですけど……お水をよく飲むようになりました。もともと、ほとんど水分をとらないタイプで、「とらなくてもいいや」と思ってたんですけど、健康診断で「お水飲みなさい」って言われたんです。お水を飲むようになったら、肌の乾燥がちょっと治まってきた気がしますし、(血液)巡りがよくなった気がします。今はマスクで肌が荒れがちだと思うので、お水はすごくオススメです。
2021年11月18日高畑充希主演、京都を舞台に美麗なる美術界の内幕とその謎を描く原田マハ原作のアートミステリー「いりびと-異邦人-」より、予告映像&新場面写真が解禁となった。主演の高畑充希が本作で演じるのは、希代の美術蒐集家の孫娘にして美術館の副館長を務める篁菜穂(たかむら なほ)。祖父の血筋を受け継ぎ、透徹の審美眼を持つ菜穂は、無名画家が描いた一枚の絵に魅了され、それを世に出そうと企図したことがきっかけで、語られざる京都画壇の深みに踏み込み、その巨魁と対峙することになる。出演キャストには菜穂の夫で銀座の老舗たかむら画廊の3代目・篁一輝役に風間俊介、京都画壇で大きな影響力を持つ日本画家で、かつてのライバルの娘を養女として囲う志村照山役に松重豊、照山に囲われ自由を奪われるも菜穂によってその才能を見出されていく無名の画家・白根樹(たつる)役にSUMIRE、生前に菜穂の祖父と縁があり、出産を控えた彼女を家に招き入れ、心の師となる書家・鷹野せん役を梶芽衣子が演じる。また、菜穂の母でありながら一輝に妖しく秋波を送る有吉克子役を森口瑤子、格式高い京都の画廊を営む店主・美濃山俊吾役に松尾貴史、新聞記者で京都画壇の情報通・木戸正文役にマキタスポーツ、せんの教え子で京都での菜穂の良き友人となる瀬島美幸役に壮一帆、大いなる美の守護者にして関西の大立者・立野政志役に木場勝己、一輝の父でたかむら画廊の社長・篁智昭役を菅原大吉が演じ、実力派キャストたちが織り成す幾重にも絡み合う濃厚な人間ドラマとなっている。そしてこの度、本作を彩る個性的なキャストの躍動と古都京都の美しさが際立つ90秒の本予告映像が解禁となった。主人公の篁菜穂(高畑さん)が、“観た者の心を狂わせる絵画”に魅せられる様子や不気味な眼差しを投げる日本画家・志村照山に扮する松重さんの怪演など、ミステリー作品らしい衝撃的な場面も垣間見え、観る者を絵画の謎へと誘う映像となっている。さらに、併せて新場面写真も公開。運命に導かれるかのように京都へと訪れた主人公の篁菜穂(高畑さん)、経営が悪化するたかむら画廊の存続に苦悩する夫の一輝(風間さん)、類まれなる才能を持つ樹(SUMIRE)を囲う照山(松重さん)などの序章シーンが明らかとなった。17年前に起こった、ある天才画家の死の真相とは?語られざる、日本画壇の闇とは何なのか?入り乱れる美の住人たちの愛と欲望の果てに何が待ち受けるのか…。知的好奇心も刺激するアートミステリーに期待が高まる。連続ドラマW「いりびと-異邦人-」は11月28日(日)より、WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2021年10月18日大人気作家・原田マハの美術小説『異邦人(いりびと)』(PHP文芸文庫)をWOWOWが完全映像化。WOWOW初主演となる高畑充希を迎え、11月28日(日)より放送・配信する。この度、本作の予告映像と新場面写真が公開された。『キネマの神様』『総理の夫』と今年立て続けに公開された原作をはじめ、WOWOWでは「CONTACT ART~原田マハと名画を訪ねて~」がシリーズ化されるなど話題の絶えない原作・原田マハだが、美術キュレーター出身の小説家として本領とも言える美術小説が映像化されるのは本邦初となる。実力派女優の高畑充希が本作で演じる主人公は、希代の美術蒐集家の孫娘にして美術館の副館長を務める篁菜穂(たかむら・なほ)。祖父の血筋を受け継ぎ、透徹の審美眼を持つ菜穂は、無名画家が描いた一枚の絵に魅了され、それを世に出そうと企図したことがきっかけで、語られざる京都画壇の深みに踏み込み、その巨魁と対峙することに。出演キャストには菜穂の夫で銀座の老舗たかむら画廊の2代目・篁一輝役に風間俊介、京都画壇で大きな影響力を持つ日本画家で、かつてのライバルの娘を養女として囲う志村照山役に松重豊、照山に囲われ自由を奪われるも菜穂によってその才能を見出されていく無名の画家・白根樹役にSUMIRE、生前に菜穂の祖父と縁があり、出産を控えた彼女を家に招き入れ、心の師となる書家・鷹野せん役を梶芽衣子が演じる。また、菜穂の母でありながら一輝に妖しく秋波を送る有吉克子役を森口瑤子、格式高い京都の画廊を営む店主・美濃山俊吾役に松尾貴史、新聞記者で京都画壇の情報通・木戸正文役にマキタスポーツ、せんの教え子で京都での菜穂の良き友人となる瀬島美幸役に壮一帆、大いなる美の守護者にして関西の大立者・立野政志役に木場勝己、一輝の父でたかむら画廊の社長・篁智昭役を菅原大吉が演じ、幾重にも折り重り、絡み合う濃厚な人間模様から目が離せない。この度、鬼気迫る長尺90秒の本予告映像を公開。先日公開された特報から一転し、本作を彩る個性的なキャストの躍動と古都京都の美しさが際立つ圧巻の映像美が披露された。その一方で狂気すらも感じさせる衝撃的な場面も垣間見え、日本画家・志村照山に扮する松重豊の怪演が光る不気味な眼差しに背筋も凍る内容となっている。物語の歯車が大きく動き出す、主人公の篁菜穂(高畑充希)が魅せられた“観た者の心を狂わせる絵画”、それはドラマを観た者もきっと謎のラビリンスへと誘うだろう。“17年前に起こった、ある天才画家の死”とは、“語られざる、日本画壇の闇”と“入り乱れる美の住人たちの愛と欲望”の果てに何が待ち受けるのか、その真実は本編を乞うご期待。さらに、新場面写真も公開。運命に導かれるかのように京都へと訪れた主人公の篁菜穂、経営が悪化するたかむら画廊の存続に苦悩する夫の一輝(風間俊介)、類まれなる才能を持つ樹(SUMIRE)を囲う照山(松重豊)などの序章シーンが明らかとなった。 時に美しく、時に狂おしく。美術の世界で交錯する人間模様や、京都の雅やかな景色を交え、主人公・菜穂と彼女が庇護する無名画家の出生の秘密、ある天才画家の死の真相などの謎を追う中で、画壇における才能を隔てた激しい愛憎が暴かれる本作。美しい京都の情景、由緒ある美術館、原作にも登場するクロード・モネ「睡蓮」など数々の名画がフィーチャーされ、目にも美しく知的好奇心をくすぐられるアートミステリードラマに期待だ。『連続ドラマW いりびと -異邦人-』予告映像(90秒)『連続ドラマW いりびと -異邦人-』11月28日(日)より放送・配信スタート(全5話)放送:毎週日曜22:00 / 第一話無料放送 WOWOWプライム配信:第1話放送終了後配信スタート / 無料トライアル実施中 WOWOWオンデマンド※第2話放送終了後に全話一挙配信
2021年10月18日原田マハの美術小説を原作に、高畑充希が透徹の審美眼を持つ美術館副館長を演じる連続ドラマW「いりびと-異邦人-」。この度、本作の特報映像とポスタービジュアルが公開された。本作は、希代の美術蒐集家の孫娘にして美術館の副館長を務める篁菜穂(高畑さん)が、無名画家の描いた一枚の絵に魅了され、それを世に出そうと企図したことがきっかけで、語られざる京都画壇の深みに踏み込み、その巨魁と対峙することになる、アートミステリー作品。到着した特報映像は、美術館や京都の美しい街並みが伺える中、京都画壇に渦巻く“愛憎と疑念”に謎が深まる序章となっている。菜穂、夫の一輝(風間俊介)、日本画家・志村照山(松重豊)、無名の天才画家・白根樹(SUMIRE)…。それぞれの思惑が交錯し、辿り着く結末を目撃したとき、極上のエンターテインメントを堪能することができるはず。連続ドラマW「いりびと-異邦人-」特報映像またポスターでも、京都撮影作品ならではの和のテイストを感じさせる、アートなデザインが印象的。そして、ミステリーを想起させる不穏な色調の中には、“気高く心を貫く秘密”という気になるコピーも添えられている。連続ドラマW「いりびと-異邦人-」は11月28日(日)よりWOWOWにて放送・配信。放送:毎週日曜22時~/配信:第1話放送終了後配信スタート、第2話放送終了後に全話一挙配信(cinemacafe.net)
2021年09月27日高畑充希主演『連続ドラマW いりびと-異邦人-』が11月28日(日)より放送・配信される(全5話・第1話無料放送)。この度、ポスタービジュアルと特報映像が解禁となった。このドラマは大人気作家・原田マハの美術小説「異邦人(いりびと)」(PHP 文芸文庫)をWOWOWが完全映像化したもの。『キネマの神様』や『総理の夫』と今年立て続けに公開される原作をはじめ、WOWOWでは「CONTACT ART~原田マハと名画を訪ねて~」がシリーズ化されるなど話題の絶えない原作の原田だが、美術キュレーター出身の小説家として本領である美術小説が映像化されるのは本邦初となる。高畑が演じる主人公は、希代の美術蒐集家の孫娘にして美術館の副館長を務める篁菜穂。祖父の血筋を受け継ぎ、透徹の審美眼を持つ菜穂は、無名画家が描いた1枚の絵に魅了される。そして、それを世に出そうと企図して語られざる京都画壇の深みに踏み込み、巨魁と対峙することに。出演キャストには菜穂の夫で銀座の老舗たかむら画廊の3代目・篁一輝役に風間俊介、京都画壇で大きな影響力を持つ日本画家で、かつてのライバルの娘を養女として囲う志村照山役に松重豊、照山に囲われ自由を奪われるも菜穂によってその才能を見出されていく無名の画家・白根樹役に SUMIRE、生前に菜穂の祖父と縁があり、出産を控えた彼女を家に招き入れ、心の師となる書家・鷹野せん役を梶芽衣子が演じる。また菜穂の母でありながら一輝に妖しく秋波を送る有吉克子役を森口瑤子、格式高い京都の画廊を営む店主・美濃山俊吾役に松尾貴史、新聞記者で京都画壇の情報通・木戸正文役にマキタスポーツ、せんの教え子で京都での菜穂の良き友人となる瀬島美幸役に壮一帆、大いなる美の守護者にして関西の大立者・立野政志役に木場勝己、一輝の父でたかむら画廊の社長・篁智昭役を菅原大吉。幾重にも折り重り、絡み合う濃厚な人間模様から目が離せない。解禁となったポスターは、京都撮影作品ならではの和のテイストを感じさせる背景と、物語のキーアイテムとなる睡蓮が散りばめられるなど、絵画そのもののようなアートなデザインが印象的な仕上がりとなっている。また、ミステリーを想起させる不穏な色調の中にひと際目を引くコピー、“気高く心を貫く秘密”とは一体何なのか、その驚愕の真相は本編で明かされる。特報映像では美術館や京都の美しい街並みが見てとれるなか、京都画壇に渦巻く愛憎と疑念に謎が深まる序章となっている。主人公の篁菜穂(高畑)、菜穂の夫・一輝(風間)、日本画家・志村照山(松重)、照山に囲われた無名の天才画家・白根樹(SUMIRE)ら、それぞれの思惑が交錯し、辿り着く結末を目撃した時には極上のエンタテインメントを堪能することができるだろう。引き続き続報に期待だ。『連続ドラマW いりびと-異邦人-』11月28日(日)より放送・配信(全5話・第1話無料放送)放送:毎週日曜夜10時[第1話無料放送]【WOWOWプライム】配信:第1話放送終了後スタート[無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】※第2話放送終了後に全話一挙配信
2021年09月27日高畑充希を主演に迎え、『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』などのタナダユキ監督がオリジナル脚本で挑んだ『浜の朝日の嘘つきどもと』。高畑さん演じる浜野あさひと、大久保佳代子演じる茉莉子先生の共演初日となる本編映像シーンが解禁された。本作は、福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師との約束である“「朝日座」再建”のため、小さな“嘘”をついても映画館を守ろうと奮闘する物語。今回解禁された映像は、あさひが茉莉子先生と、矢野聖人演じる茉莉子先生の彼氏と3人でドライブをしているシーンから始まる。山道をオープンカーで走りながら話を弾ませるあさひと茉莉子先生の高校時代の思い出に、彼氏が優しく相槌を打つのだが…。「(2020年春の)緊急事態宣言明け最初のお仕事で、セラピーを受けているような撮影だった」と高畑さんがふり返るように、福島県の磐梯吾妻スカイラインで撮影されたこのドライブのシーンでは、見ているだけでも気持ちの良い広大な山々の景色が広がっている。実は、高畑さんと大久保さん2人の共演シーンとしては、このシーンが撮影初日。高校時代を経て、再会後は同じ部屋で生活し、すでに関係性を築き上げていたあさひと茉莉子先生のシーンを初日から演じることに若干の不安があったという大久保さん。だが、いざ撮影がスタートするとそれまで降っていた雨も止み、最高のお天気の中、自然体で会話が出来たそうで、見事に長年の関係を想像させる安定感抜群のシーンが完成した。そして映像は自宅のシーンに切り替わり、茉莉子先生はフラフラと帰宅しベッドにダイブ。その様子にあさひが慌てて問いかけると茉莉子先生は「振られた…」とひと言。仲睦まじかったはずのカップルが一瞬にして破局を迎えてしまったさまをどこかコミカルに、そして愛らしく大久保さんが演じている。『浜の朝日の嘘つきどもと』は9月10日(金)より全国にて公開。※福島県先行公開中(text:cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年9月10日より全国にて公開※8月27日福島県先行©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年09月07日映画『浜の朝日の嘘つきどもと』より、主人公・浜野あさひを演じる高畑充希と、あさひの恩師・田中茉莉子を演じる大久保佳代子の共演初日の本編映像シーンが公開された。『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』など多くの話題作を世に送りだして来たタナダユキ監督が、主演に高畑充希を迎えオリジナル脚本で挑んだ本作。福島県・南相馬を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が、高校時代の恩師・田中茉莉子との約束を果たすべく、実在する映画館「朝日座」再建のために奮闘する姿を描く。「朝日座」の支配人・森田保造役には今最もチケットが取れないと言われる落語家の柳家喬太郎。さらに、甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、竹原ピストル、光石研、吉行和子という個性溢れる豪華俳優陣が集結した。今回公開された映像は、あさひが茉莉子先生と、矢野聖人演じる茉莉子先生の彼氏と3人でドライブをしているシーンから始まる。山道をオープンカーで走りながら話を弾ませるあさひと茉莉子先生の高校時代の思い出に、彼氏が優しく相槌を打つのだが…カットが切り替わり自宅のシーンになると茉莉子先生はフラフラと帰宅しベッドにダイブ。その様子にあさひが慌てて問いかけると茉莉子先生は「振られた」と一言。仲睦まじかったはずのカップルが一瞬にして破局を迎えてしまったさまをどこかコミカルに、そして愛らしく大久保は演じている。「(2020年春の)緊急事態宣言明け最初のお仕事で、セラピーを受けているような撮影だった」と高畑が語るように、福島県の磐梯吾妻スカイラインで撮影されたこのドライブのシーンでは見ているだけでも気持ちの良い広大な山々の景色が広がっていた。実は、高畑と大久保の共演は、このシーンが初めて。高校時代を経て、再会後は同じ部屋で生活し、既に関係性を築き上げていたあさひと茉莉子先生のシーンを初日から演じることに若干の不安があったという大久保だが、いざ撮影がスタートするとそれまで降っていた雨も止み、最高の天気の中、自然体で会話が出来たそうで、見事に安定感抜群のシーンが完成した。映画『浜の朝日の噓つきどもと』本編映像映画『浜の朝日の噓つきどもと』9月10日(金)より公開
2021年09月07日原田マハの美術小説(PHP文芸文庫)をWOWOWが完全映像化、WOWOW初主演となる高畑充希を迎えた連続ドラマW「いりびと-異邦人-」から、高畑さんの浴衣姿の場面カットが到着した。原作の映画化『キネマの神様』『総理の夫』が今年立て続けに公開され、WOWOWでは「CONTACT ART~原田マハと名画を訪ねて~」がシリーズ化されるなど話題の絶えない原作・原田マハ。今回、美術キュレーター出身の小説家として本領ともいえる美術小説が映像化されるのは本邦初となる。高畑さんが本作で演じる主人公は、希代の美術蒐集家の孫娘にして美術館の副館長を務める篁菜穂(たかむら なほ)。祖父の血筋を受け継ぎ、透徹の審美眼を持つ菜穂は、無名画家が描いた1枚の絵に魅了され、それを世に出そうと企図したことがきっかけで、語られざる京都画壇の深みに踏み込み、その巨魁と対峙することになる。そんな本作で高畑さんが浴衣姿を披露するのは、日本の三大祭の一つに挙げられ、京都の夏の風物詩である祇園祭にて。祇園際は千年以上の歴史を持ち7月1日から31日まで、1か月にわたって多彩な催事が行われる八坂神社の祭礼。前祭と後祭の山鉾巡行はもちろんのこと、それぞれ宵山の時期に行われる屏風祭も見どころの一つ。屏風祭とは山鉾町にある旧家や老舗がそれぞれの所蔵する美術品・調度品などを飾って披露し、通行人の目を楽しませる行事。晴れの日らしい豪華なしつらえの中に、長く受け継がれてきた文化を垣間見ることができる。本作では、京都画壇の大家・照山(松重豊)にその才能を囲われ続ける無名の画家・樹(SUMIRE)のために、主人公の菜穂(高畑さん)がこの屏風祭で、ある策に打って出るという重要なシーンとして描かれている。身重の菜穂が決意と共に浴衣を装う姿からは、たおやかにして凛とした強さが見てとれる。美術の世界で交錯する人間模様や、京都の雅やかな景色を交え、主人公・菜穂と彼女が庇護する無名画家の出生の秘密、ある天才画家の死の真相などの謎を追う中で、画壇における才能を隔てた激しい愛憎が暴かれる本作。美しい京都の情景、由緒ある美術館、原作にも登場するクロード・モネ「睡蓮」など数々の名画がフィーチャーされ、目にも美しく知的好奇心をくすぐられるアートミステリードラマに期待高まる。連続ドラマW「いりびと-異邦人-」は11月、WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドにて放送・配信(全5話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2021年09月03日高畑充希と『ロマンスドール』『百万円と苦虫女』などのタナダユキ監督がタッグを組んだ映画『浜の朝日の嘘つきどもと』。8月11日(水)、本作の舞台となった福島県・南相馬の映画館「朝日座」にて凱旋イベントが行われ、主演の高畑さんと、大久保佳代子、佐野弘樹、そしてタナダ監督が登壇した。昨年夏の撮影以来、1年ぶりに「朝日座」へ凱旋したキャスト・監督一同。高畑さんは、「一年前、夏の暑い時期に朝日座で撮影して以来、久々に来ましたが、変わらず朝日座がどっしり存在していて、自分が1年前に戻った気がしてノスタルジックな感覚です。朝日座は少し【母校】みたいな感覚があって、入った瞬間に(撮影中のことを)思い出すところがあるので、今日戻って来れて嬉しいです」と回想。タナダ監督は「映画を作り終えた後に、ここでイベントがやれたらいいな、と思っていました。変わらずに朝日座が存在してくれているということは、朝日座を守っている人がいる、ということ。それが嬉しいです」と話した。一方、柳家喬太郎師匠演じる「朝日座」館主・森田保造と言い合うシーンで朝日座を訪れた大久保さんは、朝日座について「夕暮れが差し掛かってきた頃、外の待合室にいた時に、そこから見る朝日座の外観が『わー頑張って立ってるな、がんばれ!』と(応援したくなる)感覚がありました。建物と雰囲気の印象が強く残っています」と懐かしみ、喬太郎師匠との共演については「お互いまあまあな年なので集中力が続かなく、お互いミスしてしまったので、やり取りが長かったです。最後の方はお互いちゃんとやれよ、と思いながら撮りました」と冗談交じりにこぼす。さらに、大久保さん演じる茉莉子先生のパートナーで、ベトナム人の技能実習生チャン・グオック・バオ役を演じた佐野さんは、朝日座での撮影について「2日間くらいしか朝日座にはいなかったけど、もぎり席がある映画館は初めてだったのでプライベートでもまた来たいな、と思いました」と話した。大久保佳代子、“教え子”高畑充希が「本当に可愛く見えてきて」そして、同じシーンの撮影が多かった高畑さん、大久保さん、佐野さん。劇中で「朝日座」館主・森田保造と軽快なやり取りを見せた高畑さんは、喬太郎師匠について「喬太郎師匠とは出会ってすぐに(台詞で)結構な暴言を吐いてしまったのですが、本当に優しい方だったので、『ひどいこと言うけど、すみません!』と一回言って、あとは自由にやりました。喬太郎師匠のリアクションがかわいかったので、後半とても楽しくなっちゃいました」と話すと会場からは笑いが。大久保さんについては「茉莉子先生とは長回しのシーンがあったんですけど、大久保さんと普通になんてことない会話をしている気持ちになっていった」と話すと、すかさず「口が悪いレベルが同じなんだと思う」と大久保さんが突っ込み、イベントでも息の合った掛け合いを見せる。そんな大久保さんに高畑さんが「大久保さんめっちゃかわいかった!」と話すと、会場からは大きな拍手。さらに大久保さんの恋人役を演じた佐野さんからも「本当に魅力的で、かわいくて、胸がときめきました」と恥ずかしそうに告白。大久保さんが「嘘臭い!」と戻すと、タナダ監督は「さっきも言ってたよ!好きになっちゃったって」とフォロー、そのチームワークに会場が温かな空気に包まれた。また、共演した高畑さんの印象について大久保さんは「莉子という役柄が、わがままな時と、犬が震えてるみたいな不安そうな表情を見せるときがあるので、本当に可愛く見えてきて、ほっといたらどんどん小さくなるんじゃないかな、可愛いな、犬みたいだな、という感覚になり、気持ちをのっけてもらえたので、いい関係性ができた」とアピール。そして本作のクランクアップ時に、「これだけしっかりセリフのある役は初めてだった」と話していた大久保さんだが、長セリフのシーンについて高畑さんから「最悪カンペを見ればいい!」というアドバイスをもらった、と笑いながら明かした。高畑充希「エンターテインメントが明日の元気につながれば」さらに、「朝日座」が100年もの間、多くの人の憩いの場として愛され続けていることにちなみ、“憩いの場”について問われると、高畑さんは「実家。小さいテラスがあって夏になるとバーベキューをするんですが、両親も人に会うのが好きなので実家にたくさん人を呼ぶ。私がいなくても、友人が来ていたりする」と話す。司会からコロナが落ち着いたら本作の共演者も実家に呼ぶか、と聞かれると、「お酒が飲めて、犬と猫アレルギーがなければ、是非!」と誘うと大久保さんは「すぐ行きます!」と予約、仲睦まじいやり取りを見せた。そして大久保さんは「昔夜型だったけど、最近犬を飼い始めてから6時に起こされるので、散歩でちょっとした広場に行く」と話し「朝って臭くない、朝の空気ってこんなにすがすがしいんだと感じます。早起きってやっぱりいいな」と健康的な一面を明かす。佐野さんは「家の近くの喫茶店」、タナダ監督は「こういう映画だから、映画館って言った方がいいかもしれないけど…」と前置きしつつ、「東京宝塚劇場と、兵庫の宝塚大劇場。そして猫の腹です!」と思い思いの“憩いの場”を明かした。最後にタナダ監督から公開を待ち望むファンに向け、「南相馬で沢山撮影した作品なので、是非ロケ地にも足を運んでほしいです。ちょっと嘘をついてもいいので、面白かったよと広めてください」とメッセージ。主演の高畑さんからは「1年前に撮影し、やっと皆さんに見て頂けて嬉しい。(撮影中は)1年後もっと良くなってると思っていたので少し寂しいですが、エンターテインメントが明日の元気につながればいいです」と期待を込めていた。『浜の朝日の嘘つきどもと』は8月27日(金)より福島県先行公開、9月10日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年9月10日より全国にて公開※8月27日福島県先行©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年08月12日フランス映画として初めてアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされ、亡き高畑勲監督も絶賛した『ベルヴィル・ランデブー』(2002)が製作20周年を機にリバイバル上映される。最近は、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が興行収入400億円を突破し、『千と千尋の神隠し』の持つ歴代最高興行収入記録を塗り替え、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の興行収入90億円、観客動員数600万人を突破するなど、アニメーション映画が社会現象を巻き起こしている。さらに5月には、1973年製作の『ファンタスティック・プラネット』や、1986年の実写映画をアニメ化した『クー!キン・ザ・ザ』など、シュールな人間描写や奇想天外なストーリーが特徴的なアニメーションが立て続けに公開。さらに今後は、フランス・アニメーション界から注目の3作品が立て続けに公開される。『ベルヴィル・ランデブー』7月9日(金)公開フランス映画として初めてアカデミー賞の長編アニメーション映画部門にノミネートされた21世紀を代表する不動の傑作が、製作から20周年を前にリバイバル上映。おばあちゃんと幸せに暮らす内気な少年シャンピオンが情熱を傾ける自転車レースのためにふたりは特訓を重ね、ついに夢を叶えツール・ド・フランスに出場する。しかし、シャンピオンはレース中にマフィアに誘拐されてしまう。孫を追って、おばあちゃんと愛犬ブルーノのシャンピオン奪還のための大冒険が始まる。協力してくれるのは伝説の三つ子ミュージシャンの老婆たち。腕力では敵わないが、人生経験と知恵、そしてユーモアと愛で数々の難局を乗りきっていく。アカデミー賞歌曲賞にもノミネートされたジャズの主題歌が小気味よく響く。『ジュゼップ戦場の画家』8月13日(金)公開1910年にバルセロナで生まれた実在の画家、ジュゼップ・バルトリの半生を描いた長編アニメーション。風刺画家オーレルの初監督作品で、ヨーロッパの映画賞を総ナメにした注目作品。1939年、スペイン内戦の戦火から逃れ、避難先のフランスで強制収容所に入れられ難民となった画家のジュゼップ。劣悪な環境で飢えや病気、フランス人の憲兵たちの虐待に難民たちは苦しめられていた。そんな中、収容所を監視していた新米憲兵のセルジュが、他の憲兵の目を盗み有刺鉄線越しにシュゼップに紙と鉛筆を手渡したことから2人の間に友情が芽生える。セルジュはジュゼップに離ればなれになった婚約者がいることを知り、彼女を探すのを手伝う。『カラミティ』9月23日(木・祝)公開アヌシー国際アニメーション映画祭のクリスタル賞(グランプリ)受賞作品。西部開拓時代、女性として初めて銃を持ち、馬に乗り、投げ縄を習得したというカラミティ・ジェーンの子ども時代を描いた。家族と共に西に向けて旅を続けていた12歳の少女マーサは、父親が不慮の事故で負傷したことをきっかけに、幼い兄弟と家族を守らないといけない立場になってしまう。少女であるがゆえの制約に苛立ったマーサは家族を守り、世話するために少年の服を着て、少年のように振る舞うことを決心。しかし、古い慣習を大事にする旅団のメンバーとの間に軋轢を生む。さらには、野獣から助けてくれたサムソン少尉を旅団に引き合わせたことで大きなトラブルに巻き込まれていく。『ベルヴィル・ランデブー』は7月9日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュゼップ戦場の画家 2021年8月13日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開©️Les Films d’Ici Méditerranée - France 3 Cinéma - Imagic Telecom - Les Films du Poisson Rouge - Lunanime - Promenons nous-dans les bois - Tchack - Les Fées Spéciales - In Efecto - Le Mémorial du Camp de Rivesaltes - Les Films d’Ici - Upside Films 2020CALAMITY カラミティ 2021年9月23日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
2021年07月04日実在する映画館「朝日座」を舞台に、主人公が小さな“嘘”をついてでも閉館寸前の映画館を守ろうと奮闘する、タナダユキ監督映画『浜の朝日の嘘つきどもと』。この度、高畑充希、大久保佳代子らが演じる、映画愛に溢れた登場人物たちの場面写真が一挙公開された。到着した場面写真では、高畑さん扮する「朝日座」再建に奔走する、東京の映画配給会社に勤めていた茂木莉子(本名:浜野あさひ)が、映画フィルムを愛おしそうに見つめる姿をはじめ、解体工事が始まった「朝日座」を名残惜しそうに見つめる支配人・森田保造(柳家喬太郎)と莉子の後ろ姿。ラインアップについて森田に抗議をする、莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子(大久保さん)。あさひと茉莉子、彼氏のバオ君(佐野弘樹)がゲームを楽しむカット、高校の屋上でタバコを吸う茉莉子など、ドラマを予感させる写真も到着。ほかにも、相馬地方の名物・相馬野馬追祭りの馬、それを見つめる莉子と、クスっと笑える世界観を感じさせるカットも公開された。『浜の朝日の嘘つきどもと』は9月10日(金)より全国にて公開。※8月27日(金)福島県先行(cinemacafe.net)■関連作品:浜の朝日の嘘つきどもと 2021年9月10日より全国にて公開※8月27日福島県先行©2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年06月23日女優の高畑充希が主演を務める映画『浜の朝日の嘘つきどもと』(9月10日公開)の場面写真が23日、公開された。同作は福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台にしたタナダユキ監督のオリジナル作。東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ/高畑)が恩師との約束である「朝日座」再建のため、小さな“嘘”をついても映画館を守ろうと奮闘する。この度公開されたのは、閉館寸前の映画館・朝日座にまつわる、映画愛に溢れた登場人物たちの場面写真。主人公・茂木莉子が映画のフィルムを愛おしそうに見つめる様子や、解体工事が始まった朝日座を名残惜しそうに見つめる支配人の森田保造(柳家喬太郎)と茂木莉子、さらに朝日座の2本立てのラインナップについて森田保造に抗議をする田中茉莉子(大久保佳代子)など、本作の舞台である閉館寸前の映画館・朝日座にまつわる映画愛に溢れた登場人物たちの姿が写し出されている。また、浜野あさひと田中茉莉子、茉莉子の彼氏・バオ君(佐野弘樹)が和気あいあいと3人でゲームをする様子、さらに高校の屋上にて物憂げな表情でタバコを吸う田中茉莉子などドラマを予感させるカットや、相馬地方の名物・相馬野馬追祭りの馬と、それを見つめる茂木莉子という、本作のクスっと笑える世界観を感じさせるユニークな写真も解禁された。(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
2021年06月23日京都を舞台に美麗なる美術界を描く原田マハのアートミステリー小説「異邦人(いりびと)」が、WOWOW初主演となる高畑充希を迎え、WOWOWでドラマ化されることが決定した。篁菜穂は、熱心な美術蒐集家で私設美術館まで設立した祖父から受け継いだ美術館の副館長を務めていた。その確かな審美眼を承継した菜穂の夫もまた、銀座にある画廊の3代目。身重の菜穂は、東京の喧騒を避け、京都に長期滞在中、無名の画家が描いたある一枚の絵に遭遇。吸い込まれるように強烈に惹かれた菜穂は、その絵を追っていくうちに、美の住人たちの欲望が交錯する世界へと誘われ、運命を変えるようなある真実に辿り着く…。『キネマの神様』や『総理の夫』が公開を控え、「CONTACT ART~原田マハと名画を訪ねて~」がシリーズ化される原田さん。美術キュレーター出身の小説家として、本領とも言える美術小説が映像化されるのは、本邦初。原田さんは「映像化にあたり、偽物ではない京都の美を存分に取り込んで欲しいと、私自身も監修に関わりました」とドラマ化にも参加したと明かし、「京都の美とそこに潜む人間ドラマを存分に堪能できる一作の誕生を、心待ちにしています」と放送に期待。高畑さんが本作で演じる主人公は、希代の美術蒐集家の孫娘にして、美術館の副館長を務める篁菜穂。透徹の審美眼を持つ菜穂は、無名画家の一枚の絵に魅了され、それを世に出そうと企図したことがきっかけに、語られざる京都画壇の深みに踏み込み、その巨魁と対峙する。「私の周りにも、WOWOWドラマファンが沢山居まして、楽しみにしてるよ!と言ってもらえているので、じわじわとプレッシャーも感じつつ、頑張らなきゃ!という思いです」と高畑さんはWOWOW初主演への思いを語り、「私自身の役柄もとても難しく、不安が大きいですが、つい先日まで舞台で演じていた役に引き続き『望まない妊娠をしている女性』という役で、不思議なご縁を感じています。この作品は、京都で撮れなきゃ意味がない!と思うほど京都の美しい街並みが主役のような作品なので、脚本の世界に美しい風景が合わさったら、どんな素敵な画になるんだろう…と、とても楽しみです」とコメントしている。監督は、『サヨナラまでの30分』や『東京喰種トーキョーグール』などを手掛けた萩原健太郎が務める。連続ドラマW「いりびと-異邦人-」は2021年初冬、WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドにて放送・配信予定(全5話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2021年06月08日