草彅剛が復讐に燃える議員秘書を演じる「罠の戦争」の4話が2月6日オンエア。鷲津が「力が欲しいんです」と力強く訴えかける場面に「顔付きが今までと全然違う」「これぞ草彅くんって感じで凄すぎ」など、感嘆の声が視聴者から寄せられている。息子が突き落とされ瀕死の重傷を負った議員秘書が、自分が仕える政治家から“事故”だと思うよう指示される…。秘書は“弱い者には弱いなりの闘い方がある”と息子の復讐を決意する…というリベンジエンターテインメントとなる本作。復讐を誓った相手・犬飼が倒れ、鶴巻や鷹野の策略で総選挙に担がれることになった鷲津亨を草彅さんが演じるほか、息子を突き落とした犯人への復讐に協力する鷲津の妻・可南子に井川遥。兄が犬飼に陳情し善処すると約束されたものの、救済されず亡くなった過去を持つ蛯沢眞人に杉野遥亮。犬飼の秘書だった虻川にパワハラされており、鷲津の復讐に力を貸す蛍原梨恵に小野花梨。鷲津に協力しリーク記事を出す週刊誌記者の熊谷由貴に宮澤エマ。病に倒れ搬送される際、鷲津に息子を突き落とした犯人は知らないと明かした内閣府特命担当大臣・犬飼孝介に本田博太郎。警察にパイプに持ち鷲津に情報を流す二世議員の鷹野聡史に小澤征悦。鶴巻のバックアップで若くして総理大臣となった竜崎始に高橋克典。女性総理大臣の座を狙い、鷲津の息子のことを心配する鴨井ゆう子に片平なぎさ。与党・民政党幹事長の鶴巻憲一に岸部一徳といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。次の総選挙で犬飼の地盤を継いで出馬するよう打診された鷲津だが、肝心の選挙資金が足りず、鶴巻と鷹野は、地元の有力者で後援会長の鰐淵益男(六平直政)を味方につけるよう助言する。しかし鰐淵は地盤を継ぐのは犬飼の息子・俊介(玉城裕規)だと考えており、俊介も鰐淵らに鷲津の悪評を吹き込んでいたため、協力は得られそうにない。しかし鷲津は鰐淵の弱みを握ろうと考え、梨恵に鰐淵に関する資料を集めてほしい依頼。後日、敵の懐に入り込むべく可南子が鰐淵家を訪ねることになるが、呼び鈴を鳴らすと中から突然、女性の悲鳴が聞こえてくる。実は鰐淵の母親は認知症を患っていた…というのが4話の展開。川に入っていく鰐淵の母親を助けるため、自らも川の中に入っていく鷲津…視聴者からは「お酒かけられたり、今週は川に入って……鷲津、濡れる運命」「ビールかけられたりシャンパン浴びせられたり川に入ったりよく濡れるよね鷲津」といった反応が。「どう考えても冬のロケ 冷たい川の水…大変な撮影でしたね」「息が白い季節に川に。役者魂ですね。すごい」など、過酷な撮影を行う俳優陣を気遣う投稿も。鰐淵の誤解を解いた鷲津は「力が欲しいんです。俺も大きな権力に抗えるだけの力を…だから手を貸してください」と頼み込む。この場面に「川での草彅くんの「力が欲しいんです」が表情、セリフの言い回しとこれぞ草彅くんって感じで凄すぎたわ」「六平さんに力が欲しいんですって草彅さんが訴えかけたシーンが印象的」「大きな権力に抗えるだけの力が欲しいんです」のところ、鷲津さんの顔付きが今までと全然違う 凄い!」といった数多くの声が寄せられている。【第5話あらすじ】正式に出馬を決めた鷲津だったが、対立候補として人気フリージャーナリストの有馬保奈美が出馬すると聞かされる。保奈美は現竜崎内閣誕生の立役者で総理の竜崎とも親しい。無所属で出馬するというが背後に竜崎がいることは明白だった。鶴巻は自派閥の頭数を減らそうとする竜崎の差し金だと眉をひそめるが、鷲津は竜崎が自分を永田町から排除しようとしているのではないかと考える…。「罠の戦争」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年02月07日お香をたく時間を豊かに演出し、そのまま置いておくだけでインテリアの一部になる、個性派のインセンスホルダーをセレクト。美しいデザインを揺らめく煙とともに眺め、視覚でもお香を楽しんで。真鍮の輝きと、優美なラインが魅力的。ロンドンのデザインスタジオによる手作りのインセンスホルダーは、小ぶりながらも存在感のある真鍮製。経年変化して、使うほどにアンティークのような趣に。写真のようにいくつか並べて飾るのもおすすめ。各¥7,700(Subtle Bodies/JAU)シンプルで力強い形が、空間のアクセントに。ミニマルな形が目を引くインセンスバーナー。マットに仕上げたアルミニウム素材も、モダンなムードを演出するポイント。オーストラリア・メルボルンを拠点とするデザインスタジオから。¥5,500(Lightly/JAU)情緒深い月夜の景色をミニマルに表現。京都で安土桃山時代から続くお香の老舗による、香皿と香立てのセット。月が水面に映る様子から着想を得た、静寂を感じさせるデザインが美しい。香立ての位置は自由に配置できるので、自分好みに楽しみたい。¥4,620(薫玉堂 TEL:075・371・0162)独創的な世界観で魅了するドイツ発の陶芸ブランドから。デザイナー、ベルンハルト・クーンが生み出す作品は、ポエティックでどこかファニー。水鳥の形をしたインセンスホルダーは、愛らしい表情に注目を。他にゾウやライオンも。¥5,390(クーン ケラミック/エイチ・ピー・デコ TEL:03・3460・0313)ぴたりと合わせれば、キューブ形のお香立てに。淡路島在住の現代美術作家・南野佳英が作るインセンスホルダーは、台風で倒れた椨(たぶ)の木で作られたもの。お香の主原料としても使われる椨は、深みのある色合いが特徴。CUBE5955点セット¥13,750(√595)※『anan』2023年2月8日号より。写真・多田 寛スタイリスト・池田沙織文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年02月02日草彅剛の“戦争シリーズ”「罠の戦争」第3話が1月30日放送。草彅さん演じる鷲津に訪れた“転機”に「凄い展開になってきたなぁ…」等、SNSに驚きの声が上がる一方、犬飼には「わ・し・づ」が聞けないのはちょっと寂しい」といった反応も送られている。人気を博した「銭の戦争」「嘘の戦争」に続くシリーズ第3弾となる本作は、息子が何者かに瀕死の重傷を負わされた議員秘書が、事件をもみ消された政治家に復讐していくリベンジエンターテインメント。20年にわたり犬飼孝介の秘書として仕えてきたが、自分の息子が瀕死の重傷を負った事件について“もみ消し”を指示されたことで、“弱い者には弱いなりの闘い方がある”と復讐を決意した鷲津亨役で草彅さんが主演。休みなく働く亨の代わりに家事育児をワンオペでこなしてきた妻の可南子に井川遥。犬飼に恨みを抱き鷲津に力を貸す秘書見習いの蛯沢眞人に杉野遥亮。パワハラに悩まされてきた私設秘書の蛍原梨恵に小野花梨。鷲津が復讐のために情報を流す週刊誌記者・熊谷由貴に宮澤エマ。鷲津に息子の事件は事故だとするよう圧をかける内閣府特命担当大臣・犬飼孝介に本田博太郎。週刊誌記者の熊谷由貴に宮澤エマ。蛍原にパワハラを行う虻川勝次に田口浩正。亨が秘書を務める内閣府特命担当大臣の犬飼孝介に本田博太郎。粗暴な性格で様々なトラブルを抱える犬飼の息子・俊介に玉城裕規。鷲津とは秘書時代からの友人で今は議員になった鷹野聡史に小澤征悦。若くして総理大臣となった竜崎始に高橋克典。鷲津の息子のことを気遣う鴨井ゆう子に片平なぎさ。鷹野の後ろ盾になっている与党・民政党幹事長の鶴巻憲一に岸部一徳といった俳優陣が共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。鷹野の調べで息子の事故が当初、事件として捜査されていたが何者かの圧力で事故扱いになったこと、さらにバスの中で老女に席を譲るよう泰生に促された男が、泰生を追うようにしてバスを降りたこともわかる。一方、虻川の裏帳簿のコピーを調べるなかで、事務所資金が俊介のために私的流用されていることを突き止める。俊介は逆上しあちこちで暴力沙汰を起こし、そのたびに示談金を支払って解決していたのだ…というのが3話のストーリー。終盤、犬飼が胸の痛みを訴え苦しみ出す。病院に搬送された犬飼は鷲津に息子を突き落とした犯人は知らない、と告げる。そして犬飼の後釜として鶴巻と鷹野は鷲津を擁立する…というラストだった。「まさか鷲津が選挙に出る事になるとは」「鷲津さん出馬かぁー!!凄い展開になってきたなぁ…」「色々な思惑重なって鷲津が地盤引き継ぐのか~」など、SNSに驚きの声が上がる一方、「犬飼大臣だったけれど退場はちょっと寂しい」「「わ・し・づ」が聞けないのはちょっと寂しい」「犬飼大臣…これで終わりじゃないよね…」など、犬飼の“退場”を惜しむ視聴者からの投稿もタイムラインを流れている。【第4話あらすじ】「権力をふりかざす奴と闘いたいなら、お前も力を持て」――鷹野から次の総選挙に出馬するよう打診された鷲津だが、肝心の選挙資金が足りず、鶴巻と鷹野は地元の有力者で後援会長の鰐淵益男(六平直政)を味方につけるよう助言するが、鰐淵は犬飼との関係が深く、地盤を継ぐのは俊介だと考えており、個人的にも犬飼に何やら借りがあるようだった…。「罠の戦争」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年01月31日毎年恒例になっている岸谷香主催イベントの4回目となる『岸谷香感謝祭2023』のゲストは荻野目洋子と藤巻亮太のふたり。合計4回にわたってお届けしている記事、今回は岸谷×荻野目対談の後編だ。 前編() では、ふたりがいかに母親であることとミュージシャンであることを両立しているか、踏み込んだ話となった。今回は楽器、曲作り、バンド、さらにイベントに向けての思いなど、音楽に関するさまざまな話題について、話が広がった。――活動休止期間を経たことで、練習に対する意識が変わってきたとのことですが、ライブに対する意識で変わってきたところはありますか?岸谷ありますね。“ライブの出来”はもちろん重視しますが、自分が満足するだけじゃなくて、みんなに楽しんでもらいたいという思いが、より強くなってきました。大事にしているものも、少し変わってきた気がします。荻野目どう変わってきたんですか?岸谷子供がいなかった頃は、“音楽が私のすべて”という意識でやっていたのね。ところが練習はそんなにしませんでした。「練習通りに本番ができるわけないじゃない?」みたいな。当時の自分を叩きたくなりますけど(笑)。今はできるかぎり練習しないと、気が済まなくなりました。子供が熱を出して、「リハに行けないけど、本番は行きます」みたいな状況になったとしても、“これまでしっかり練習してきたから大丈夫”って、練習した事実が自分を支えてくれると、ステージに立てるんですよ。以前は怠け者でしたが、勤勉になりました(笑)。岸谷香荻野目そうなんですね。私は昔から練習は好きだったんですよ。ただ、若い頃はドラマの仕事など掛け持ちがあるので、思うようにいかないことが多々ありました。20歳のころに1度だけ武道館をやらせてもらったんですが、振り付けとか、覚えることがいっぱいあるのに、練習時間が限られていて。時間が全然足りなくて、“もっともっと練習をしなきゃ”ってところで本番を迎えたんです。不安とプレッシャーとの戦いがすごすぎて、自分が辛すぎる、みたいな。今の自分からすると、「そんなに力を入れなくていいよ」って声をかけてあげたいくらいでした。岸谷以前の自分を叩きたい私とは大違いですね。荻野目今も練習は好きなので、やりたいと思ったらとことん、ご飯も作らずにやりたくなります。さすがにそれは無理だから、今日は何時までって決めて、練習部屋で練習して、時間が来たら、家に帰り、母としてやるべきことをやっています。そういう意味では、切り替えがうまくなったのかもしれません。今日はここまでしか出来なかったけど、納得はしているということですね。荻野目洋子岸谷私が練習をよくするようになったのは、時間が限られていることも大きいと思いますね。今は子供たちが大きくなって、解放されましたが、ある時期は、限られた時間だからこそ、余計に大事というか、“練習をやりたい”という気持ちが強くなってました。荻野目確かに時間が限られていると、尊いものに感じますよね。練習している時間すらもキラキラしているなって(笑)。岸谷そうそう。以前は「練習、えーっ!」って言ってたのに、今は「みんな、練習しようよ」って率先してやっているという(笑)。――しばらく音楽から離れていたから、余計にそう感じるのではないですか?岸谷あとは、やっぱり家に帰ったら、やらなきゃいけない家事があるからじゃない?シンデレラの屋根裏部屋が待ってるからこそ、それまではキラキラしていたいということですね(笑)。――音楽の練習はどのようにやっているのですか?荻野目私はその時によって、今日は歌だけ、今日はウクレレだけって決めて、練習しています。サザンオールスターズの関口和之さんに声を掛けていただいて、一緒にウクレレバンドをやらせてもらっているので、ウクレレバンドの活動の前は、ウクレレの練習をしています。岸谷ウクレレ、難しくないですか?荻野目ギターよりも簡単だと思います。ギターよりもすぐに音が出るので。岸谷そっか。私、実はハワイで調子に乗って、割といいウクレレを買ったんですよ。でもギターを先に始めちゃってると、「なんでこれでDが出るんだろう?」って、違和感満載で馴染めませんでした。結局、ウクレレを始めたばかりのスタッフに、「貸してあげるね」って言って、結果あげたみたいな(笑)。荻野目えー、あげたんですか。ギターを弾くのが上手すぎるから、そうなるんでしょうね。岸谷弦の数も違うし、並びも違うでしょ。ミラレソシミ以外には弦が並んじゃいけないと思っているから。荻野目私はそういう覚え方をしてなくて、手でなんとなく弾いてます。岸谷そのほうがいいのかも。音で考えちゃうと、馴染めない。荻野目ウクレレバンドのライブが近づいてきたら、そっちに集中して、新鮮な気持ちで、高木ブーさんやよっちゃん(野村義男)たちと一緒に演奏させてもらっています。バンド活動って、楽しいですね。岸谷楽しいよねえ。――久々に音楽活動を再開して、時代の空気の違いを感じた部分はありましたか?岸谷今って、なんでもありだな、こうじゃなきゃいけないという枠がなくなってきたんだなと感じています。80年代の頃は“バンドはこう”、“アイドルはこう”というように型にはめる風潮があったじゃない?荻野目そうですね。岸谷今はみんなが自由に発信していますよね。ただし、この世代は知ってるけど、この世代は知らないみたいに、音楽を聴く層が細分化している難しさもあると思いますけど、自由なところはいいですよね。デビューした頃、「楽器なんか持ってないで、踊りなさい」と言われましたから。荻野目つい最近まで、アイドルと呼ばれる人たちは、「こうしたほうが売れるよ」って、型にはめられる傾向がありましたよね。でも最近は、わかりやすいところでは、BTSさんもある時から自分たちで楽曲を作り始めていますし、それぞれが自分たちのやりたいことをやれるようになってきたんだなと感じています。娘がその世代なので、全部教えてもらっています。「苦しいときは苦しさを歌詞に込めているんだよ」って娘が熱く語ってくれて(笑)。楽曲にその時の心情が反映されているから、お客さんも応援したくなるんだろうな、私も自分から発信しないといけないなあと思いました。香さんのように自分で曲を作ってやってこられている方とは違って、私は“作られる側”というところが最初にあって、その中でもがいてきたので、これからはもっと自分から発信しないといけないなって痛感しています。上手い下手じゃなく、発信したいことを形にしていくことが大事だなって。――荻野目さんの作ったNHKみんなの歌の「虫のつぶやき」、いい曲ですよね。岸谷虫の歌、作ったんですか?荻野目作ったんですよ。子供のころから虫が好きで。珍しいと言われるんですけど、虫の気持ちになると、言いたいことが出てくるんです。たとえば、蛾の気持ちになったら、“なんで蝶に似ているのに、蝶と違って嫌われるんだろう”みたいなことが出てくるので、そういうことを歌にしました。岸谷確かに蝶だと、急にかわいいイメージになるもんね。荻野目そういうことを人間界に置き換えてみると、共通項があるなって。あの曲を自分で作ったときに、言いたいことを言えた気がして、充実感がありました。多分、香さんはそういう充実感をいっぱい経験されていると思いますけど。岸谷歌詞はすごく時間がかかるし、言葉は果てしなくあるので、私にとっては、作詞を書くほうが大変ですね。作曲はドレミファソラシドの中で作るから、ひらめきとアイデアでの勝負みたいなところはあるんだけど、歌詞はどうにでも変えられるし、何でもいいから、逆にとても難しいです。だから、歌詞ができた時の充実感はよくわかります。“やっと生まれた~!”みたいな。あの感覚があるからこそ、次に向かえるんですよ。私の場合は、だいたい曲が先なんだけど、白紙の歌詞カードを見ると、先が遠すぎて、やる気が起きません(笑)。なんとか書かずにすませられないかって毎回考えるんですが、書かなければ終わらないので、頑張って書いています。荻野目同時に作ることはないんですか?岸谷ほとんどないかな。私はメロディや和声のジャンルのミュージシャンなので、本当は歌詞を書きたくないのね。PRINCESS PRINCESSの時は、作詞にこだわりのあるメンバーがいたので、「そっちは任す。私はこっち」という感じで分担作業をしてました。「たまには香が書きなよ」と言われて、「えーっ」って言いながら書くこともありましたけど。きちんとした内容の歌詞は、他のメンバーが書いてくれるから、私は「彼氏がほしい」とか、どうでもいい歌詞を書いたほうが、それぞれの違いが出て、おもしろいかなって、気楽に書いていました。でもひとりになったら、きちんとした歌詞も書かなきゃいけなくなったんですね。「ラララでいい」と言われたら、「ラララ」で出したいくらい。だから苦痛ですけれど、できた時の喜びが大きいので、頑張れるという。白紙の歌詞カードを見ると、気が遠くなるけれど、早くあの喜びにたどり着きたいと思って頑張っています(笑)。荻野目同時はないんですね。私は「虫のつぶやき」を書いた時は詞と曲が同時だったんですよ。できあがった時は、本当に言いたいことを言えたので、うれしかった。岸谷それは先に言いたいことを書いて、そこにメロディを付けるということではなくて?荻野目じゃなくて、ウクレレを弾きながら同時に作りました。――岸谷さんが荻野目さんを『感謝祭』に誘った経緯を教えていただけますか?岸谷『感謝祭』、コラボが楽しいからで始めたところがあります。バンドも楽しいんだけど、バンドだけだと、一緒にやる人が限られてしまうので、いろいろな人とコラボをしたくなるんですね。他の人のイベントに呼ばれるうちに、私もやってみたいと思うようになりました。自分が知らない世界を見たいという思いもあるので、自分の友達、好きな人、憧れた人などて、頭の中で思い浮かべて、この人と一緒にやったら、何か楽しいことができるんじゃないかなって感じた人をお誘いしています。2022年は根本要さんと和田唱くんという男性ミュージシャンをゲストとしてお招きしたから、2023年は女子がいいなあ、パフォーマンスとしても華やかなものにしたいなあと考えていたので、洋子ちゃんがぴったりだな、適任者だなって(笑)。荻野目ありがとうございます!岸谷洋子ちゃんとは前から接点はありましたけれど、最近になって赤い糸がより太くなってつながってきたので、いい機会だなと思い、お誘いしました。洋子ちゃんの曲は、ダンスビートのものもあるので、ダンスビートをやるのも楽しいですしね。それでスタッフを通じてお願いしたら、洋子ちゃんからすぐに、「声をかけていただいてありがとうございます」というメールをいただいて、「いえ、こちらこそ。楽しいことをやりましょう」って。荻野目以前からちょこちょこつながりそうで、でも仕事ではそこまでしっかりとつながれていなかったので、とてもうれしかったです。香さんとどういう曲をやったらいいかなって、ずっと考えていたんですよ。岸谷今朝もメールをいただいて、「今日は何を着ますか?」という流れから、「リンダ・ロンシュタットのカバーをしたら楽しいかなあと考えています」といったことも書かれていて。私からも、「ダンシング・ヒーロー」という曲から、バナナラマの「ヴィーナス」に通じるものを感じていたので、「『ダンシング・ヒーロー』と『ヴィーナス』をアレンジしてくっつけたら楽しいんじゃないかなって思うんですけど、どうですか?」って電話をしたんですね。そうしたら、「『ヴィーナス』、昔アルバムでカバーしてました」って。会話をしている段階からすでに楽しいですね。――第1回目の『感謝祭』では、岸谷さんが森高千里さんと一緒に「十七才」を歌って踊ったのは素晴らしいサプライズでした。会場内もとても盛り上がりました。荻野目それは楽しそうですね。岸谷いろいろな楽しみ方があると思うんですけど、観に来ている人たちも80年代を知っている人たちが多かったんです。ある程度、年を重ねてきている人たちが、少年少女の顔になって、うれしそうな表情を浮かべているのを見ると、やっぱり音楽って素晴らしいなあって思うんですよ(笑)。洋子ちゃんもヒット曲を持ってますし、やりたいこともたくさんありますね。『感謝祭』に来る方々が知ってる曲がいいだろうな、みんなが楽しめるのがいいだろうなということは考えています。うちのバンドは30代の女の子3人なので、女の園という感じになると思いますよ。――荻野目さんは女性バンドの中で歌った経験は?荻野目SHOW-YAさんと共演させていただいたことがあります。岸谷SHOW-YAは友達だから言うけど、今やっているUnlock the girlsは、SHOW-YAと真逆という感じですね。SHOW-YAはみんな、私よりもお姉さんだし、タイプがちょっと違いますよね。ああいう大人の感じはなくて、かわいい感じなんだけど、女の子のグルーヴがすごいんですよ。荻野目バンドはどういう風に結成したんですか?岸谷50歳になったときに、「よし!」って気合いを入れて新たにスタートを切れる最後のタイミングかもしれないなと思ったんですね。これはネガティブな意味ではないんですけど、長い年月をかけて熟成させていくものに挑戦するのは、気力的にも体力的にも50歳が最後かもしれないと考えたときに、やりたいなと思ったのが女の子バンドだったんですよ。荻野目そうなんですね!岸谷PRINCESS PRINCESSを解散した時には、“一生、女の子バンドはやらない”って思ったんですが、またやりたくなりました。まわりから反対されるかと思ったら、「いいじゃないですか」ってことになり、信用できる音響や楽器のスタッフから「香さんに紹介したいと思っていた子たちがいるんです」と言われて会ってみたら、この子たちとだったら楽しいことがやれそうだなと感じて、今に至っています。荻野目私は今、バンド編成でステージに立つ時は、ドラムはGRACE(ex.麝香猫)にお願いしています。ベースが御供(信弘)さんなんですよ。香さんの話をしたら、「えー!」って驚いてました。岸谷御供さんとは『Mt.FUJIMAKI』でもご一緒しましたね。GRACEは元気ですか?荻野目元気ですよ。実は20代でツアーを回った時に組んだバンドのドラムがGRACEだったんです。岸谷あっ、そうなんだ。やっぱり縁のある人って、どこかでつながりがあるんですね。大先輩のSHOW-YAもそうですが、GRACEがいた麝香猫、ノーマ・ジーン、Reg-Winkなど、女の子バンドのメンバーと、当時、家で飲んだりしていました。いろいろつながりがあって、おもしろいですね。荻野目私もバンドが大好きなので、『感謝祭』、とても楽しみにしています。岸谷ギターも弾くとのことですから、せっかくだからギターも持ってきてください。女の子全員でやるのも楽しそうなので。荻野目ギターは技術的には全然なのですが、簡単なものだったら弾かせていただきます。岸谷せっかくだから、「ここじゃなきゃ、こんなことはしないよ」みたいなことがあると、おもしろいですよね。ここじゃなきゃできないことをやれたらと思っています。荻野目踊りますか?岸谷死ぬほど恥ずかしかったけれど、「17才」も全力で踊ったんですよ。今回も何か、洋子ちゃんと一緒にやれたらいいな。荻野目じゃあ、ぜひ(笑)。岸谷「ダンシング・ヒーロー」のYouTubeを見たんですが、これは難しいなあ、「17才」のフリとはちょっと違うなあって、ひるんでますけど(笑)。でも、女の子たちだから、ステップだけでも一緒に踏んだら、楽しいと思うし、女の子らしい衣装を着たいですね。そういうことが好きなんでしょうね。荻野目香さんは、きっと私よりもそういうことが好きなんじゃないですか。岸谷そうだと思う。だからバンドの子たちにも、「足をこうやって、ステップを踏むんだよ」って言ったら、「弾きながら、やるのは無理です」「ダメダメ、練習してやるの」って(笑)。だんだん馴染んできてます。彼女たちも自分たちがやったことのないことを楽しんでくれているし、ダンスビートをやるとなったら、最高に盛り上がると思います。荻野目藤巻さんも参加されるんですよね。藤巻さんはどんな感じで?岸谷藤巻くんは対極の感じになると思います。こっちは“華やか”で、藤巻くんと一緒にやるのは“ストイック”な感じ。私がピアノを弾いて、藤巻くんがアコギを弾いて、ふたりだけでやるのも楽しいかなって考えてます。女の子だけでやるところでは、女の子の持っている魅力を最大限に発揮して、華やかにパフォーマンスをやるのが好きなんですよ。千里ちゃんのときも「絶対にミニスカートをはこう!」って言ってたのね。だって男の子にはできないんだよ(笑)。荻野目確かに。岸谷「千里ちゃんの衣装、借りていいですか?」ってお願いして借りて、ふたりでおそろいの衣装を着て、踊ったんですよ(笑)。一生のなかで恥ずかしい瞬間のランキングの上位何個かの中に確実に入るんですが、恥ずかしがっているよりも、楽しもうと思ったし、実際にとても楽しかったんですよ。女性としてパフォーマンスをやるのは、なんて楽しいんだろうと思いました。荻野目私も華やかな衣装も好きなんですけど、同じミニスカートでもティナ・ターナーみたいな感じ、ちょっとロックな感じが好きなんですよ。岸谷わかるわかる。洋子ちゃん、タイトなミニで、スパンコールのスカートとか、はいていましたよね。荻野目今、話をしていて、『感謝祭』で何を着ようかなって、いろいろイメージが広がりました(笑)。色でカラフルさを出そうかなとか(笑)。岸谷ゲストの方がステージに上がるだけで、色がパッと変わるんです。これは、自分がゲストをお招きする立場になって、初めて気づいたことなんですが、そこも楽しいところですね。みんな、存分にやって、という感じです。アレンジに関しては、Unlock the girls風に変えさせてもらいたいなと考えています。もし、いやだと思うところがあったら、はっきり言ってね。荻野目まったく大丈夫です。私もバンドでアレンジしてやるのは好きだし、そういうことも含めて、楽しみにしています。せっかくだから香さんと一緒に、普段はやれないコラボレーションをするのが楽しみです。――観にくる人に向けて、メッセージをいただけますか?岸谷こうやって話をすると、私と洋子ちゃんって、共通することもあるし、つながっているところもたくさんあることがわかるんですよ。でもふたりの名前をパッと言われた時には、“どこにつながりがあるの?”って思われる方もたくさんいらっしゃると思います。だからこそ、何をするんだろうというワクワク感が高いだろうし、おもしろいコラボをできる気がします。荻野目香さんが毎年やられているイベントに出させていただけることは光栄ですし、藤巻さんも同じ日に出られるということで、そちらも観たくなりますし、とても楽しみにしています。せっかくだから、意外性があったほうが楽しいだろうし、来て下さったお客さまに「おもしろかった」って思ってもらえるような選曲をしたいですね。ファンの方からのコメントで、「香さんが書いた『ラストダンスは私に』はやるんですか?」と書いてくれている人もいるんです。やるかやらないかはわかりませんが、香さんと一緒にやるからこそ、みたいなところも出せたらとも思います。岸谷5人のバンドだったら、どうやるか、みたいなことでアレンジを変えてやるのもおもしろいかもしれないですね。で、洋子ちゃんにもギターを弾いてもらって。荻野目いいですね!その時はコードと譜面をよろしくお願いします。早めにいただけたら、練習します!岸谷洋子ちゃんのファンの方々にも、「おもしろかった。かわいかった。楽しかった」って感じていただけるように全力でやります。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<公演情報>『岸谷香 感謝祭2023』2023年2月23日(木・祝) OPEN 16:45 / START 17:30会場:EX THEATER ROPPONGI出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:荻野目洋子 / 藤巻亮太チケット料金:全席指定9,000円(ドリンク代別、税込)発売中:関連リンク岸谷香 公式サイト:荻野目洋子 Twitter:
2023年01月26日毎年恒例になっている岸谷香主催イベントの4回目となる『岸谷香感謝祭2023』のゲストは荻野目洋子と藤巻亮太のふたり。イベント開催に先駆けて、岸谷×藤巻、岸谷×荻野目という2組の対談を前編後編に分けて、合計4回にわたってお届けしている。今回は岸谷×荻野目対談の前編。岸谷香と荻野目洋子には、80年代にデビューしたこと、2000年代に結婚、育児によって活動を中断した時期があることなど、さまざまな共通点がある。共演することで、華やかなキラキラしたステージのイメージも浮かんでくる。今回はふたりの出会いから、いかにしてブランクを経て音楽活動を再開したのか、母親であることとミュージシャンであることをどう両立しているかなどにも話題が及んだ。――荻野目さんのデビューは1984年で、岸谷さんのPRINCESS PRINCESSでのデビューは1986年です。しかし、岸谷さんは赤坂小町としては1984年デビューとなるため、同期という言い方もできます。岸谷同期と言っても、私たちはアイドルの端くれというか、イベントに出演する場合でも、人数合わせみたいな感じがあったので、洋子ちゃんとは全然状況が違いました。洋子ちゃんはすごかったもの。岸谷香荻野目いえいえ、全然、そんなことはないですよ。――そもそも初めての出会いは?岸谷同じテレビ番組に出演していたことはあったので、挨拶くらいはしたかもしれませんが、あれは出会いとは言わないと思うんですよ。となると、当時の洋子ちゃんのプロデューサーから、「荻野目さんの曲を書いて下さい」と依頼があって、楽曲提供させていただいたのが最初の接点ということになりますね。――その曲が「ラストダンスは私に」です。1992年11月21日リリースの荻野目さんの15枚目のアルバム『NUDIST』収録曲で、躍動感あふれるポップなナンバーです。荻野目あの時は直接、お会いしてないのですが、素敵な曲を提供してもらい、ありがとうございました。その時点で話したことはなかったけど、先にLINDBERGの渡瀬マキちゃんとは同い年ということもあって、仲良くさせてもらってて……。岸谷マキちゃんと一緒ということは、学年で私の2個下ですね。荻野目はい、マキちゃんから香さんの話はよく聞いていたので、お会いする前から、知ってます、みたいな感じでした(笑)。岸谷だからなのかもしれないですね。初めて会ったときも初めてという気がしませんでした。荻野目同じです!香さんとは最初から自然に話せる感じがしていました。荻野目洋子――おふたりが最初に話をされたのはいつ頃ですか?荻野目多分初めて話をしたのは、PRINCESS PRINCESSが震災の復興支援で再結成されて、音楽番組に出演された時なので、2012年くらいだったと思います。岸谷そのちょっと前、私が準備体操のライブをやっている時にも赤坂BLITZに観に来てくれたんですよね。その時は会えませんでしたけど。荻野目そうですね。その後、テレビの歌番組でお会いしたときも本当に自然な感じで、「あ、こんにちは」みたいな。岸谷確かに「ああ、どうも」という感じでした。荻野目プライベートではテニスの接点もありましたしね。岸谷そうなんですよ。洋子ちゃんから、「お子さん、○○テニススクールに行ってないですか?」って。「なんで知っているの?」と聞いたら、洋子ちゃんのご主人が関係しているスクールだったんですよ。そのご縁で、テニスの試合を観させていただいたり、スーパーでばったり会ったり(笑)。荻野目気がついたら、結構会ってますね(笑)。――おふたりは、もともとご縁があるんですね。荻野目香さんのアメブロも読んでました!私もアメブロをやっていた時期があって。子育てをするようになってからは、活動を休止していたので、せめて応援してくださっている方々とブログでつながれたらいいかなって。岸谷私もまわりのスタッフから、「せめてアメブロをやって、世間とつながっていたほうがいいよ。唯一、応援してくれる人とのダイレクトにつながるものなんだから」と勧められたことがきっかけで、アメブロを始めました。荻野目先輩の主婦の方のブログを読み始めて、とても参考になるなーと思っていて。香さんのブログを読んだら、読者数がすごくて、香さんの人柄が文章に表れていて、おもしろいし、楽しいし、お弁当のことやお子さんの話など、参考になりました。お子さんもほぼ同世代だけど、香さんのお子さんのほうがちょっとだけ年上で。だから先に受験の話をされてて、とても勉強になるなあと思って、ずっと読ませていただいてました。岸谷そうですか。あのブログはめんどうくさくなって、書かなくなったわけじゃないんですよ。上の子が男の子なんだけど、思春期になって、「ブログに書くな」って言い出したの(笑)。荻野目あーなるほど(笑)。岸谷ママ友たちが見るでしょ、そして自分の子供に言うでしょ。そうすると、子供同士で「お前のこと、書いてあったぞ」って言われるみたいで、だんだん嫌になってきたんだと思います。以前、母の日に息子からカードをもらったんですが、最後に「これをブログに載せるな」って書いてあったんですよ。この文章を載せたいんだけどなって(笑)。でもプライバシーの問題もあるので、中学にあがるころから、子供たちのことは書かなくなって。そうしたら、とたんにネタがなくなっちゃって。子育てブログとしては終わってしまったんです。荻野目男の子はそうなのかもしれないですね。うちは娘が3人なので、子供からのクレームはあまりなかったんですけど、ツールが増えてきて、Twitterとインスタもあるし、レコード会社から「インスタをやってもらったほうがありがたいです」という話もあって、私が不器用で同時にできないということもあり、文字数の多いブログをやめてしまいました(現在も閲覧は可能)。岸谷なるほど。同じような状況ですね。今やっているUnlock the girlsというバンドのメンバーは30代前半なんですが、その子たちに「香さん、今の時代はインスタですよ」って言われました。バンドでアカウントを作ってくれたので、だんだんインスタが多くなってきました(笑)。――それぞれインスタ配信やYouTube配信もやられていますね。荻野目私はコロナ禍になってから、インスタ配信を毎月1回やっています。岸谷私はコロナ禍の影響がとくに大きかった時期は、週1でYouTubeで配信していました。今はほぼやっていませんが、その時は1年くらい毎週やっていました。荻野目毎週って!すごい!1カ月に1回でも、「あ、もう来ちゃった」って思うのに……。岸谷やり疲れたところはありました。いい音でいい演奏でお届けしたいと思えば思うほど、やるべきことも増えてきて。自分のスタジオがあって、リハーサルができるようになっているんですが、PA卓を通して、ピアノにもマイクを立てて取ると、音がきれいすぎるというか。ライブとほとんど一緒だから、上手くいかなかったところが気になってしまうんですよ。「もう1回、やっていい?」みたいな感覚になってしまって、これは違うんじゃないかなって。最終的には、私もiPhoneで撮るようなったんですが、「音が割れている」とか、いろいろと言われることもあり、1年くらいで力つきました(笑)。荻野目私は香さんのように、今はまだライブで全国を回れていなくて、今後はライブハウスをもっと多く回れるようになりたいと思っているんですね。そのためにも、ウクレレを弾きながらカバーや童謡など思いつくままに配信で歌っています。ウクレレって、気楽にできるのが良さなので、ユルイ感じでやっています。毎月新たにウクレレで弾ける曲も限られているので、しっかりやるには練習する必要があるんですが、それでヘロヘロになったら、本末転倒じゃないですか。岸谷そうですね。荻野目なので、最近はポッドキャスト気分で、みなさんからテーマや質問を集めて、お答えしながらゆるいスタンスでやっています岸谷私たちって、“力尽きやすい世代”だから、ペース配分を考えることが大切ですよね。――おふたりとも音楽と真摯に向き合っているからこそ、頑張りすぎて、力尽きそうになるんだろうなと感じます。それぞれ、子育て中は音楽活動を中断されていましたが、その間、音楽との距離はどのような感じだったのですか?荻野目香さんはどれくらい休んでたんですか?岸谷私は10年くらいかな。荻野目えっ、そんなに!?岸谷子供が生まれたのが2001年で、2011年の震災のあとのPRINCESS PRINCESSの再結成まで、ほとんど公の活動はしていませんでした。夫が毎年12月1日に行われる『Act Against AIDS』というチャリティイベントに関わっていたので、5年すぎたあたりから、そのイベントだけはやることにしていました。直前まで子供の世話をし、ステージに上がって、「Diamonds<ダイアモンド>」1曲だけ歌って、すぐに子供の世話に戻るみたいな。ステージに立った直後は「音楽って、やっぱりいいよね。またやろうかな」って言ってるんだけど、次の日になると、育児の日々で、それどころではなくなるという。毎年12月1日以外は、屋根裏部屋に戻ったシンデレラみたいでした(笑)。子供たちが小学校にあがった頃に、それまでは自分の体の中にあった“ドレミファソラシドみたいなもの”がなくなってきたと感じたことがあったんですよ。常にあるもの、絶対に薄れないものだと思っていたのに、薄れてきたかなって。荻野目それはショックですよね。岸谷さびしくなっちゃって、「リハビリに付き合ってくれない?」って友達のミュージシャンにお願いしました。みんなにスタジオに集まってもらって、音を出すようになって、その流れの中で「リハビリのライブをやりませんか」という話が出てきたんですよ。それで、「もし直前に、子供が熱を出したりインフルになったりしたら、私、ライブに行けないからね。みんなに土下座して謝ってくれる覚悟があるなら、スケジュール切っていいよ」ってマネージャーに言ったら、「わかりました。そうなったら私が謝りますから」って。荻野目そう言えるのも、すごい!岸谷それで最初の年に1日だけやりました。翌年は東京と大阪もやろうということになり、その次の年は5本くらいやろうということになり、その後、震災が起こって、PRINCESS PRINCESSの再結成という流れになったんですよ。で、再結成して活動したら、“音楽をもっとやりたい!”と思うようになり、今に至っています。荻野目『Act Against AIDS』のとき、1年に1回だけ歌うことになって、「Diamonds<ダイアモンド>」をすぐに歌えたんですか?私だったら、「ダンシング・ヒーロー」は歌えないですよ。岸谷えっ、どういう理由で?荻野目テンションが上がらないから(笑)。岸谷そういうことね。私はそういう意味では、得な性格なのかもしれません。イントロを聴いた瞬間に、スイッチが入っちゃって、なんだったら「ギター貸してよ」って、昨日までやっていたような顔になるタイプなの(笑)。荻野目それはすごい!向いていますね。岸谷でも次の日になると、「また来年」という感じで、日常に戻ってしまうんですけどね。でもステージに立ったら歌えていました。洋子ちゃんはどういうふうに復活したの?荻野目私は4年間くらい完全になにもやってなかったんですね。子育て中は自分の歌も一切聴かないですし。岸谷私もそうだった。荻野目音楽に関しては、ポップスも流さず、子守唄系・教育テレビ系の音楽だけの生活でした。さびしいという感覚もとくになくて、子育て生活にどっぷり漬かっていたんですね。デビュー25周年になる時に、ありがたいことに、ビクターさんから「レコーディングしませんか」というお話をいただいて、「えっ、やっていいんですか?」という感じで始めました。でも、いきなりアップテンポの曲は歌えない気分で。ボサノバタッチの歌だったら、家でも聴いていたので、その流れで作らせてもらいました。岸谷そうなんだ。荻野目でもそうはいっても荻野目洋子とボサノバって、イメージ的には結びつかなかったと思うし、セールス的にも伸びなかったんですが(笑)、自分の中ではいきなりアッパーな曲に行けませんでした。で、その後くらいから、たまにテレビのオファーをいただくようになっていったんです。アイドルと呼ばれていた方たちが、子育てをしながら仕事を両立させていく時代へと、世の中が変わってきていたから、そういうスタンスでの活動が受け入れられるようになったのかもしれません。それで、単発の歌番組で80年代の歌を歌わせていただいたりしていました。30周年を迎える少し前、28周年くらいの頃に、“当時の曲を歌うからにはもっとトレーニングをしないと、無理だな”と思って、デビュー前に通っていた腹式呼吸の先生のところに本格的に通うことにしました。岸谷ボイストレーニングってことですか?荻野目いえ、歌は一切やらないんですよ。体育会系の先生で、もうおじいちゃん先生なんですが、ひたすら走らされて、呼吸だけ教えてくれるんです。岸谷えっ?走るの?荻野目そう。体育館が教室で。晴れの日は体育館の周りを走って、雨の日は体育館の中を走って、とにかくひたすら走って、ハアハア息が上がっている時に、跳び箱の一番上の部分みたいなものをお腹に乗せて、先生が押すんですよ。「息をお腹から出すんだよ」って言われて、頭で考えても、できないじゃないですか。でもそこでお腹をグッと押されるから、ワーッって声が出ちゃう(笑)。呼吸の仕方を体で覚えさせる教え方。岸谷へえ~。荻野目その先生のところに行くと、かなりキツいトレーニングだけど本当に声が出るようになるんですよ。久しぶりに先生のところに行ったときは、「完全に主婦の体になっている」って言われましたけど。岸谷だって、主婦なんだから、しょうがないよね(笑)。荻野目そうですよね(笑)。でもそこから、2年くらいかけて毎週通って、ひたすら走って、鍛えられて、ようやく歌える身体に戻って、デビュー30周年を迎えた2014年には、2時間のワンマンライブができるようになりました。2017年頃に、「ダンシング・ヒーロー」で再ブレイクした時には歌える状態になっていたので、すんなり対応できたのだと思います。岸谷それは良かったですね。私も同じで、リハビリライブをやって、年1回でも歌うことを続けていたので、震災後の再結成の時も、自然に入っていけたんだと思います。“おかあさんモード”のままだと、“歌うモード”に急に切り替えるのは難しいですよね。洋子ちゃんの「『Diamonds<ダイアモンド>』を歌えたんですか?」という質問も、1曲だから歌えたんであって、ワンマンのステージ2時間はできなかったと思います。1曲と2時間のライブは全然違うから。荻野目全然違いますね。岸谷あと、私は“おかあさんモード”になっている時は曲が書けませんでした。集中力がないというか、“曲を書こうかな”と一瞬思っても、子供たちギャーッって言ってると、今はそれどころじゃないなって。なかなかそういうモードにはなりませんでした。人間って、モードで生きている生き物なんだなって痛感した。荻野目わかります。部屋を変えたり、家から出たりしないと、なかなか切り替えられないですよね。岸谷“家を出たら奥居香になる”みたいなことをすると、つらくなると思ったので、名前も普段通りにしているし、日常の中で歯を磨くように自然体で音楽をしたいと思っていて、特別なことをしないようにしていたのね。でもさすがに子育てが大変だった時期に、ライブが連続してあったときは、都内でもホテルに泊まっていました。ライブが終わって、家に帰って、「お帰り~!」って言われると、モードが変わってしまうから。荻野目うん、うん、わかります、その気持ち(笑)。岸谷本当に不思議なもので、子供の顔を見ただけで、一瞬でガラガラッって、“おかあさんモード”に切り替わっちゃう(笑)。荻野目私はむしろ独身時代は意識的に切り替えていたんですよ。普段の自分はおっとりしていて、でも楽曲はダンスビートを求められることが多くて、テンションを上げる必要があったので、朝起きたら、走りに行ってテンションを上げて、なんとかスイッチを入れていました。それなりに準備が必要だったんです。でも結婚してからは、またちょっと変わって。子供が生まれてからは、自分がたくましくならなきゃいけないという意識が強くなっていたんですね。でもある時、主人に、「そんなに構えなくてもいいじゃない?自然体でやった方がいいよ」って言われたんです。自分ではピリピリしているつもりはなかったんだけど、ライブ前はやっぱり構えたところがあったんだなって。岸谷ピリピリするのは、わかりますよ。荻野目「ピリピリするんだったら、やめたほうがいいよ」と言われたことがあって、それは自分にとってはショッキングでした。でも香さんがおっしゃったように、ミュージシャンとして自然体でやることが理想だなって。主人がそう仕向けてくれて。岸谷うちでも、再結成の時には、家族にお伺いを立てました。「おかあさんは昔、PRINCESS PRINCESSというバンドをやっていたことがあってね」って、子供にゼロから話したんですよ。「あなたたちが自分のことを自分でやってくれないと、いろいろ大変なんだよね。やってもいいかな?」って。その時に夫に、「自分が困らなきゃいいけど、子供のこともある、仕事もある、ライブもある。テンパらずにできるの?」って言われました。母親とミュージシャンを両立するのは簡単ではないですよね。荻野目ほんっとに、そうです。――お互いにそういう状況があっても、音楽活動のペースを確立されてきたんですよね。荻野目私はようやくこの何年間かで、自然体で音楽ができるようになってきたので、続けられるようになったんだと思います。岸谷私も同じですね。以前はライブもレコーディングも120%の力を出さないと、やり切った感がなくて、とくにライブは“すごく良くないとダメ”という気持ちでやっていたんですね。でも今は肩の力が抜けてきたところがあって、完璧なんてもともとあり得ないのだから、その日できることのベストをできたら御の字だなって思えるようになってきました。荻野目まったく一緒です。その日できるベストを尽くすしかないですよね。岸谷一番いけないのとは、焦っちゃって、できることまでできなくなってしまうこと。そういう意味では、やっと音楽を楽しめるようになってきたのかなと思います。前も楽しかったのですが、さらに楽しくなっています。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子(後編に続く)<公演情報>『岸谷香 感謝祭2023』2023年2月23日(木・祝) OPEN 16:45 / START 17:30会場:EX THEATER ROPPONGI出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:荻野目洋子 / 藤巻亮太チケット料金:全席指定9,000円(ドリンク代別、税込)発売中:関連リンク岸谷香 公式サイト:荻野目洋子 Twitter:
2023年01月25日2023年に4回目を迎える岸谷香が主催するイベント『岸谷香感謝祭』は、2023年は藤巻亮太と荻野目洋子をゲストに迎えることになった。イベントに先駆けて行われた岸谷と藤巻との対談。 前編() ではふたりの出会いから、藤巻が主催するイベント『Mt.FUJIMAKI』での共演についてが話題となった。後編もその『Mt.FUJIMAKI』の話からスタート。ふたりには、イベント主催者という共通点もある。『岸谷香感謝祭』に向けての思いも語ってもらった。――岸谷さんと藤巻さんは、バンドマン、シンガーソングライターという以外にも、イベント主催者という共通点があります。そのことについては、どう思っていますか?岸谷藤巻くんの『Mt.FUJIMAKI』についての話でいいなあと思ったのは、“原点に帰りたくなったときに、山梨があった”ということでした。ミュージシャンって、リセットしたくなることがあると思うんですが、帰るところがあるのは、いいですよね。LINDBERGの渡瀬マキちゃんも、三重県の鳥羽というところが田舎で、連れていってもらったこともあるんです。その場所から出てきたことで、自分の中での決意がより強くなるだろうし、うらやましいなあって思いました。藤巻くんもきっとそうなんですよね。岸谷香藤巻山梨から出てきたという感覚はありますね。岸谷さんは東京で生まれ育っていらっしゃいますよね。東京が帰る場所という感覚はないんですか?岸谷東京ってあまりにも日常になっているから、“帰ってきた”みたいな気持ちにならないんですよ。藤巻ああ、なるほど。岸谷私には戻るところがないから、リフレッシュしたくなったら、海外に行きたがる傾向があります。戻るかわりに、海外に行くということですね。でも私が『岸谷香感謝祭』を東京でやっているのは、そういうことなのかもしれません。故郷という意識はあまりないんですが、やるんだったら、東京は自然な選択というか。――もともと『岸谷香感謝祭』は、岸谷さんの誕生日の近くに開催されるイベントですから、日時的にもルーツに基づいたイベントと言えそうですよね。岸谷たまたま、第1回目の『岸谷香感謝祭』が私の50歳のお誕生日の日だったんですね。良い区切りだし、音楽を還元すること、つなげることも私の使命なのかなという気がして、イベントを始めました。20代のころは、自分のためだけに音楽を必死でやっていました。でもある程度の年齢になってくると、自分のためだけじゃないなって思うようになるんです。ミュージシャンを趣味ではなくて、天職としてやってきた人は、そういうこともするべきだし、したくなるんだと思います。藤巻くんもそうなんじゃないですか?藤巻わかります。僕の場合は、山梨のためにできることはなんだろうってことから始まりましたから。藤巻亮太岸谷私には、藤巻くんにとっての山梨みたいなものがないので、うらやましく感じました。山梨への愛が大きなモチベーションになっているんだなって。藤巻ソロは、モチベーションの持ち方が難しいところがありますよね。バンドの一員であるときには、自分のためでもあるんですが、バンドがうまくいくために頑張れる部分があるじゃないですか。でもソロになって自分ひとりになると、自分のためだけに頑張るのは難しいところがあるなあと感じました。バンドというひとつのコミュニティがあって、そのなかで役割があると、わずらわしさもあるんですが、モチベーションをエネルギーとしてもらってアウトプットできます。ところがひとりになったら、そういうものがないので、困ってしまうという。岸谷よーく、わかります(笑)。多分、わずらわしさこそがバンドなんだと思います。多分、ゼロから一緒に始めたバンドじゃないと、そのわずらわしさはないんですよね。友達のミュージシャンが「バンドは一生に1個しかない」って言ってて、そんなことはないと最初は思っていたんですが、やっぱりそうなんだなと思うようになりました。人間ってぜいたくな生き物だから、あるとわずらわしいと思うくせに、なくなると、そのわずらわしさがほしくなるところがあると思うんですよ。藤巻岸谷さんはそう思われて、どうされたんですか?岸谷もがいた時期もあったけれど、もう手に入らないとわかったので、じゃあ、その代わりに自分を満たしてくれるものを探そうと思いました。やっぱり私はバンドが好きだなと思ったので、YuumiとHALNAとYukoに、「すみません。年も違うけど、一緒にバンドをやって」ってお願いしました。少しずつバンドになってきて、ほんのちょっとですが、時々わずらわしいことが出てくるようになってきたんですよ。「えー、このコードでいいじゃん。なんで?」って思いつつ、“あっ、うれしい、このわずらわしい感じ”って(笑)。――バンドとソロって、他にもいろいろな違いがありそうですね。岸谷心の強さが違うと思います。私たちだって、心が弱いわけじゃないけれど、バンドって、“数で戦おう”みたいなところがあるじゃない?ソロの人って、最初からひとりだから、自分ひとりで戦うしかないので、自信の持ち方が違うところがありますね。藤巻確かに、そういうところは感じます。岸谷バンド出身者って、自信なんてないんだけど、イチかバチかだ、みたいなところがあるんじゃないかな。藤巻わかります。バンドの場合は、困難な瞬間をメンバー同士が共有して、一緒にジャンプしてきた経験が大きい気がします。裏を返すと、バンドをやっていた人間って、最後の最後には飛べる自分がいることを疑っていないというか。『Mt.FUJIMAKI』をやると決めたときも、「えいっ!」とジャンプする感覚がありました。岸谷昔、自分がバンドをやっていたときのイメージは覚えているから、ひとりでも最終的にはできるって信じているということですよね。でも自分でジャンプしないと、なかなかそこまで行けないところはあります。藤巻くんが『Mt.FUJIMAKI』をやっているのも、私が『感謝祭』をやっているのも、自分で頑張れる状況を作っていることなのかなという気もします。――ミュージシャンがイベントを主催するには、音楽への愛や郷土への愛などのモチベーションとジャンプ力が必要なのですね。岸谷バンドマンの特徴でいうと、トラブルが大好きっていうところもありますね。『Mt.FUJIMAKI 2021』の時、配信での開催で本番を倉庫のようなスタジオでやったんですね。「Diamond」の演奏の時、藤巻くんも参加していて、一緒にハモることになっていました。でも、本番中に藤巻くんのギターのストラップが切れて、ギターが落ちてしまったんですよ。そんなことがあるのかっていうトラブル発生。藤巻いや、僕も初めての経験でした。あんなところからストラップが切れるのかって驚きました。岸谷一瞬、私のギターを貸してあげようかなとも思ったんですが、そうしたら、私はギターが弾けないなって、いろいろ考えていたんですね。スタッフが駆け寄ってきたので、ギターを持ち換えるのかなと思ったら、藤巻くんがハンドマイクに持ち替えていました。結局、ふたりで見つめ合いながら、ハンドマイクでハモって、絵に描いたようなストーリーになったんですよ。藤巻くんがハンドマイクを持って、女性シンガーと見つめ合ってデュエットをするって、なかなかない構図でした。あれも「えいっ!」でしょ?藤巻「えいっ!」で乗り切るしかなかったですね。ハンドマイクでの歌唱も普段あまりやっていないので、慣れていませんでしたが、開き直りました(笑)。岸谷でも、藤巻くんが潔くギターをスタッフに渡して、ハンドマイクで歌うところが、かっこいいなあと思いました。その不器用な感じに、きっとファンのみんなは倒れそうだったんじゃないでしょうか。バンドのみんなも喜んでいましたし(笑)。藤巻そこがバンドのいいところですよね。ハプニングがあったことで、みんなが燃えて支えてくれました。岸谷あの時、藤巻くんはMCがあったので、ひとりだけステージに残っていたんですよね。演奏が終わって、私もバンドのメンバーと一緒にバンドの控室に行って、「びっくりしたよねえ~。藤巻くんのあんな姿、なかなか見ないよね」って、普通に盛り上がってしまいました。ふと我に返って、「私、ゲストなのに、こっちに来てしまって失礼しました!」って、あわてて自分の控室に戻りました(笑)。藤巻僕がMCをしてから控室に戻ったら、バンドの控室でメンバーと和気あいあいと話をしていて、空気がひとつになっていました。その時も、「来年は現地でできたらいいですね」ってお話をしてくださったことがうれしくて。“2022年こそ山梨にお招きしたい”という気持ちが強くなったオンラインライブでした。岸谷だから、2022年のリハのときは「あっ、久しぶり!」って、最初からバンドのメンバーとも打ち解けていましたね(笑)。藤巻いろいろと経て、ありがたいことに『Mt.FUJIMAKI 2022』では晴天に恵まれて、富士山をバックにした岸谷さんのステージが本当にパワフルでした。ちょうど夕陽になったタイミングで。山中湖は寒暖の差が激しくて、なめちゃいけないなと思って、僕は衣装を変えて上着を着たんですよ。岸谷さんは革ジャンで登場されたんですが、途中で革ジャンを脱がれて。タンクトップ姿でガンガン動かれているのを見て、“これだからオレはだめなんだ”と反省しました。お客さんの前で、着込んだ藤巻と、革ジャンを脱いだ岸谷さん。自分の中で“それはお客さんは熱狂するよね”“そうじゃなきゃダメだよね”と納得しました(笑)。岸谷自分のステージが終わったら、バンドのメンバーが「香さん、今日イチ……」って言うから、「良かったよ」って言ってくれるのかと思ったら、「今日イチ、薄着でしたね」って(笑)。藤巻それは間違いないです。すごい盛り上がりでした(笑)。念願が叶って、『Mt.FUJIMAKI』に参加していただけて、今後も縁が続いたらいいなと思っていたら、『感謝祭』に声をかけていただいて、うれしかったです。岸谷2022年の『Mt.FUJIMAKI』に参加させていただいた時点で、藤巻くんを『感謝祭』に誘おうと決めていました。音楽って、根底に人間があるものだから、“人として好きだな”って思えるミュージシャンじゃないと、本当の意味でのコラボレーションはできないと思っています。藤巻くんには、ずっと参加してほしいと思っていたので、こちらとしても念願が叶いました。――岸谷さんは藤巻さんをどんな言葉で誘ったのですか?岸谷普通にストレートに、「私のイベントにも出ていただけますか?」って聞いたら、「もちろんです」って。藤巻すぐに返事をさせていただきました。岸谷さんは、ツアー中の忙しい時期に、『Mt.FUJIMAKI』に来てくださったんです。しかも連休中で道が渋滞するタイミングだったので、岸谷さんのステージが終わって、すぐに次のツアー先に移動されたんですが、その時もお手紙を楽屋に残してくださっていて。あの手紙もとてもうれしかったです。岸谷『Mt.FUJIMAKI』で生藤巻くんのステージを観たかったんですが、翌日、上尾でコンサートがあったので、後ろ髪を引かれながら帰りました。時間的にご挨拶もできなかったで、楽屋に置き手紙を残したんですよ。藤巻僕としては『Mt.FUJIMAKI』に出てくださって、歌ってくださっただけで、うれしかったんですが、そのうえ、さらにお気遣いいただいて、手紙まで書いてくださって。自分もこういうことを大事にしなきゃなって思いました。――『岸谷香感謝祭』について、藤巻さんはどんな印象を持っていますか?藤巻東京出身の岸谷さんが東京で、これまで3回開催されて、今度、4回目の開催を迎えられるということで。継続して開催していらっしゃるのは、素晴らしいことだと感じています。岸谷東京以外でやる理由がなかったので、東京で始めたんですが、藤巻くんみたいな郷土愛がない分、将来的に広げることもできるかもしれないですね。先のことはわかりませんが、コラボレーションは積極的にやっていけたらと考えています。ソロはひとりだから、積極的に自分を刺激しないと、刺激がないですから。藤巻本当にそう思います。岸谷このミュージシャンが好きだ、この音楽が好きだって感じられる人たちと一緒にやることこそが最高の刺激だし、コラボレーションはたまらないものがありますね。――現時点で、“藤巻さんとこんなことがやりたい”というイメージはありましたか?岸谷「粉雪」はUnlock the girlsのメンバーもやる気満々なので、バンドでやりたいと思っています。藤巻くんとは弾き語りのイベントで出会ったこともあるので、ふたりだけの弾き語りでも何かやりたいなと考えています。藤巻ありがとうございます。一緒に歌わせていただいて感じたのは、岸谷さんの歌声は前に抜けていくというか。めちゃくちゃパワーのある歌声をお持ちだと思っています。岸谷私は藤巻くんの音楽から、スルメ的な魅力を感じています。“知っちゃったら、もう離れられない”みたいな(笑)。対極にあるのかもしれないですね。藤巻そうかもしれないですね。同じようにバンド出身ではありますが、3ピースと5人のバンドでは、意識がちょっと違うのかなと感じました。僕はギター・ボーカル担当なので、フロントマンと言えばフロントマンなんですが、その感覚があまりなくて。3人だと三角形になるので、どのパートもフロントになりうるという感覚があります。岸谷3ピースって、ドラムが真ん中に位置していて、後ろが尖っていますもんね。藤巻岸谷さんは、バンドの中でフロントマンとして旗を振っていた人なんだろうなと感じています。岸谷5人だったこともあって、私は五角形の真ん中の尖ったところにいたので、フロントという意識はあったかもしれないですね。――イベントで共演することによって、それぞれの違いや個性が見えてくるところもおもしろいですね。藤巻『Mt.FUJIMAKI』でもそこは感じますね。参加してくださるミュージシャンのみなさんは個性をそれぞれお持ちで、その中で「じゃあ自分の歌は?」というところに返ってくるんですよ。そういうことも含めて、開催する意義を感じます。『Mt.FUJIMAKI』の時の藤巻よりも成長している姿を見せられたらと思っています。岸谷歌ってほしい曲もあるし、藤巻くんに体験してほしいこともあります。去年、(根本)要さんと(和田)唱くんがゲストに来てくれたんですが、全員女子のバンドの中に男子が入ってくるのがなかなかおもしろかったんですよ。こっちもちょっとイタズラして、本番まで内緒にして、要さんを驚かせたことがあったんですね。バンドで要さんを囲んで振り付けして、「ご一緒に」ってお願いしました。テレてる要さんがめっちゃかわいくて、ああいう光景はなかなかないので、藤巻くんも楽しんでください(笑)。藤巻大丈夫かな(笑)。もうひとりのゲストは荻野目洋子さんですよね。岸谷男性と女性とで作ろうとする世界観がそれぞれまったく違うので、ゲストが男性と女性というのも、いいかなと思っています。それぞれが作る音楽を楽しみたいですね。藤巻自分にとっても新しい経験になりそうですし、とても楽しみです。「粉雪」は季節的にも合いますし、岸谷さんにほめていただいたので、やりたいなと思っています。岸谷ぜひお願いします。今悩んでいることがあって。「粉雪」は大好きな曲だから、私も歌いたい!ってことなんです。「同じイベントの中で、同じ曲を2度やるのって、変かなぁ?」ってみんなに聞いたのね。「それは変じゃないですか」って言われて、どうしようかって悩んでいます。藤巻どんな形でもやらせていただきますよ。岸谷さんのイベントでしか聴けないステージ、演出になったらいいなと思っています。岸谷Unlock the girlsのような女性バンドになると、グルーヴがまた違うんですよ。こんな感じなのかということを楽しんでもらえたらうれしいです。藤巻緊張はすると思うんです。でも逆に、男藤巻な感じでいこうかなと思っています。その姿勢でみなさんの中に入っていって、逆に染まっていくみたいな(笑)。岸谷私もPRINCESS PRINCESSからスタートしたから、男性のバンドの中に、女性ひとりで入るのはあまり経験したことがなかったんですが、紅一点になると、やっぱり自然に女性シンガーになるんですよ。黒一点になると、どう振るまっても、男藤巻になると思いますよ。藤巻本当に楽しみです。こんなに“緊張”という言葉をこんなにたくさん使ったのはひさしぶりですね。でもいくつになっても、緊張できるのは、幸せだなと思います。自分の中にないものと出会っているからこそ、緊張するわけだし、そこで「えいっ!」と思い切る必要があるわけですから。――おふたりのお話をうかがっていると、楽しみが広がります。2月23日の『岸谷香感謝祭』に向けて、それぞれ抱負を教えていただけますか?藤巻荻野目さんとはまだお会いしたことがないのですが、岸谷さんの『感謝祭』でご一緒させていただくのはとても光栄です。荻野目さんの音楽の世界観と、僕の音楽の世界観とはまた違うと思うので、ステージのグラデーションを楽しんでもらいたいです。どんな曲をやるのかは、まだわかりませんが、こんな曲、あんな曲って、岸谷さんとラリーをさせていただいて、イメージを固めて、ここでしかできないステージにできたらと思っています。岸谷私も何も固まっていませんが、楽しいに決まっているんですよ。今はメニューがたくさんあるレストランに来て、何を注文しようかと迷っている状態で、ただただ楽しくてたまらない時期です。リハに入ったら、気を引き締めてしっかり練習して、本番では、藤巻ファンのみなさんにも、「あの女性バンドも意外と良かったね」と言われるように頑張ります。藤巻僕もしっかり準備して、ステージに立ったら、ジャンプする気持ちで「えいっ!」と飛び込んでいきます(笑)。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<公演情報>『岸谷香 感謝祭2023』2023年2月23日(木・祝) OPEN 16:45 / START 17:30会場:EX THEATER ROPPONGI出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:荻野目洋子 / 藤巻亮太チケット料金:全席指定9,000円(ドリンク代別、税込)発売中:<藤巻亮太リリース情報>アルバム『Sunshine』1月25日(水) リリース藤巻亮太『Sunshine』ジャケット●初回限定盤(2CD):4,400円(税込)●通常盤(CDのみ):3,000円(税込)【CD収録内容】■DISC1(通常盤・初回限定盤共通)01. この道どんな道02. Sunshine03. 裸のOh Summer04. 僕らの街05. まほろば06. ゆけ07. オウエン歌08. 千変万化09. Heroes (Album ver)10. サヨナラ花束11. 花びらのメロディー12. 大地の歌■DISC2 ~ソロ10周年記念ベスト~(初回限定盤のみ)01. オオカミ青年02. ハロー流星群03. 月食04. 光をあつめて05. 名もなき道06. 指先07. 花になれたら08. 8分前の僕ら09. 日日是好日10. Blue Jet11. マスターキー12. 北極星13. 3月9日(配信Sg/セルフカバー)14. 粉雪(「RYOTA FUJIMAKI Acoustic Recordings 2000-2010」/セルフカバー)15. ウイスキーが、お好きでしょ16. Summer Swing藤巻亮太『Sunshine』全曲トレーラー映像<藤巻亮太ツアー情報>藤巻亮太 Live Tour 2023『Sunshine』2月25日(土) 東京・I’M A SHOW2月26日(日) 東京・I’M A SHOW3月3日(金) 宮城・仙台Rensa3月5日(日) 福岡・DRUM LOGOS3月10日(金) 愛知・新栄シャングリラ3月11日(土) 広島・広島CLUB QUATTRO3月19日(日) 大阪・umeda TRAD3月21日(火・祝) 山梨・甲府CONVICTION3月22日(水) 山梨・甲府CONVICTION詳細はこちら:関連リンク岸谷香 公式サイト:藤巻亮太 公式サイト:
2023年01月19日草彅剛主演の「罠の戦争」が1月16日放送開始。人気シリーズの復活と草彅さんの演技にSNSには「もう一度見れるの切実に嬉しい」「シリーズをずっと待ってた」「期待しかない」など絶賛と歓喜の声が溢れている。草彅さんが主演してきた「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く戦争シリーズ第3弾となる本作は、議員秘書の息子が瀕死の重傷を負う事件が起きる。しかし突きつけられたのは命をかけて尽くしてきた政治家からの非情な“もみ消し”の指示と裏切り。その時、彼の中で、何かが大きく変わる…というストーリーが展開。長い秘書生活で培った政治の世界での知略と人脈と情報を駆使し、息子を重体にした“何者か”の真相を追いながら、権力を振りかざして事件を隠蔽しようとする国会議員へ壮絶な復讐を仕掛けていく鷲津亨を草彅さんが演じる。また休みなく働く亨の代わりに家事育児をワンオペでこなし、反旗を翻す亨とともに修羅の道を進む亨の妻・鷲津可南子に井川遥。大学院で植物学の研究を行っていたが家庭の事情から退学し、亨と同じ議員事務所で秘書見習いとして働くことになる蛯沢眞人に杉野遥亮。仕事ができて気が利き亨に信頼されている私設秘書だが、高圧的な先輩秘書のパワハラに悩んでいる蛍原梨恵に小野花梨。週刊誌記者の熊谷由貴に宮澤エマ。蛍原にパワハラを行う虻川勝次に田口浩正。亨が秘書を務める内閣府特命担当大臣の犬飼孝介に本田博太郎。亨の友人で二世議員の鷹野聡史に小澤征悦。民政党幹事長・鶴巻の力で若くして総理大臣の座まで上り詰めた竜崎始に高橋克典。女性支援の活動を続け初の女性総理大臣を狙う鴨井ゆう子に片平なぎさ与党・民政党幹事長の鶴巻憲一に岸部一徳といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。衆議院議員・犬飼孝介の第一秘書を務める鷲津亨は、20年前、路頭に迷っていた自分に手を差し伸べてくれた犬飼に恩義を感じ、以来、命がけで犬飼に尽くしてきた。そんななか大臣就任後初の政治資金パーティーが行われ、そこで亨は眞人と出会い、それをきっかけに眞人は犬飼のもとで働くことに。パーティーの最中、妻の可南子から中学生の息子・泰生(白鳥晴都)がけがをして、意識不明の重体だと知らせが入る。何者かによって歩道橋から突き落とされたらしいが、捜査を担当する刑事からは事故の可能性を告げられる。さらに犬飼大臣から泰生の事件は“けが”だったことにするよう強く迫られ、亨の復讐が始まる…というのが1話の展開。「草彅くんはじめとする役者陣と脚本・演出の組み合わせに期待しかない」「草彅主演カンテレ制作っていつになってもほんと面白いな」「戦争シリーズやっぱりハズレない、草彅くんの演技がシンプルにすき」「期待通りの面白さ。やっぱり草彅くんの顔が震えるほどの演技が凄すぎる」など、1話を見た視聴者からSNSにそのストーリーと草彅さんの演技を絶賛する声が投稿される。「草彅くんの戦争シリーズのドラマもう一度見れるの切実に嬉しい」「このドラマのシリーズをずっと待ってた」など、戦争シリーズの復活を喜ぶ視聴者からの声も続々とSNSに届けられており、多くの視聴者が本作の放送開始に歓喜の声を上げている。【第2話あらすじ】泰生の事件をもみ消そうとする犬飼を失脚させようと決意した亨は、まずは大臣の懐刀である政策秘書の虻川を排除する作戦に打って出る。虻川の生命線ともいえる裏帳簿を何とかして手に入れようと画策し、眞人に虻川の動きを見張ってほしいと頼む。眞人は言われた通り虻川の行動に目を光らせるが、そこには、今は亡き大切な家族への思いが秘められていた…。「罠の戦争」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年01月17日東京バレエ団のトップダンサー上野水香の、芸術選奨受賞記念公演であり、バレエ団規定により団員の立場を離れるシーズン最後の舞台ともなる「上野水香オン・ステージ」。ひとつの節目となる公演で、上野はベジャール振付の『ボレロ』、古典バレエの代名詞『白鳥の湖』、自身初挑戦となるヌレエフ版『シンデレラ』(Aプロのみ)、そしてプティ振付の『シャブリエ・ダンス』『チーク・トゥ・チーク』(Bプロのみ)を踊る。この5演目を選んだ理由を尋ねるうちに飛び出した、天性のバレリーナの謙虚すぎる発言の数々。「踊るために生まれてきたと思うことがある」一方で「自信なんてどこにもない」と語る彼女が、この公演で届けたいもの、そして思い描く今後の展望とは――?「私が力を出せるのは、本当にお客様のおかげなんです」『ボレロ』(2021年)よりPhoto:Shoko Matsuhashi――今回踊られる5演目は、ご自身のセレクトですか?はい。プティ作品は前のバレエ団にいた頃に初めて踊った私の“原点”で、『ボレロ』は東京バレエ団での私のキャリアのなかで最も大事な演目。『白鳥』は両方のバレエ団とほかの場所とで、一番多く踊ってきた古典作品です。そうした外せない演目とともに、こういう公演をやるからには新しい演目も絶対入れたいと思ったなかで、頭に浮かんだのがビデオを何度も観たヌレエフ版『シンデレラ』。私はシルヴィ・ギエムさんの大ファンなのですが、なかでも『シンデレラ』を踊るギエムさんは容姿や技術から感性、エレガンスに至るまですべてが完璧で、22歳にしてバレリーナとして極まっているんです。彼女のシンデレラを超える人はいないと思いますし、もちろん私も超えられないのですが、やりたいものはやりたいんだ!という感じです(笑)。――ではまず、“原点”とおっしゃるプティ作品について。その特徴や魅力を、バレエに馴染みのない方に伝えるとしたら?振付から漂うお洒落さが、私はなんとも言えず好きですね。素晴らしい作品はたくさんありますが、フランスらしいお洒落なニュアンスはやはり、プティ作品にしかないものだと思います。プティ作品に出てくる女性の多くは“大人”なので、若い頃はなかなか出せなかったそういう魅力も、年齢と経験を重ねた今なら少しは出せるのかなと。顔が丸いせいか(笑)、45歳になった今も少女っぽさが残っているのが私の個性なので、大人っぽいダンサーとは言えないんですけどね。――近年の水香さんは、少女らしさと色気を兼ね備えている印象があります。昨年『ボレロ』を拝見したときも、失礼な言い方ですが「いつの間にこんな色気を?」と。色気ありますか?そんなふうに言われたら図に乗っちゃいます(笑)。『ボレロ』は東京バレエ団に入ってから一番多く踊っている作品だと思いますが、自信が持てるようになったのはここ数年のこと。今回の公演が決まって、(芸術監督の斎藤)友佳理さんから何が踊りたいか聞かれたとき、最初に出したのが『ボレロ』だったのですが、数年前の私だったら出していなかったと思うんです。友佳理さんからも、「あら水香ちゃん、あんまりやりたくないんじゃなかったの?」って(笑)。踊る度に違うものになって、踊れば踊るほどその人だけのものが出てくるのが『ボレロ』。本当に、どれだけすごい作品なの!?と思わされますね。そしてもちろん、私がここまで来られたのは友佳理さんが私に色々な役を与えてくださり、導いてくださったからだと思っています。――実は『白鳥の湖』も、昨年全幕で観たときに「いつの間にこんな演技派に?」と思った作品だったりします。重ね重ね失礼な言い方ですみません……。『白鳥の湖』第2幕(2021年公演)よりPhoto:Hidemi Seto『白鳥の湖』第2幕(2022年公演)よりPhoto:Kiyonori Hasegawaいえいえ、嬉しいです(笑)。確かに全幕物のグランドバレエを踊る際、最近は以前より、皆さんと一緒にストーリーを紡ぐことが楽しくなっていますね。よく言われるように、そうやって表現が深まるにつれて技術が下がっていくのがダンサーの常ですが、今のところ身体もついてきている。もしかしたら、今が一番いい時期なのかもしれません。普通だったら下がってきていてもおかしくない年齢ですが、私の場合、技術が身につくのが遅かったから落ちるのも遅いのかなって(笑)。22歳にしてバレリーナとして極まっていたギエムさんとは、本当に雲泥の差!――身につくのが遅くもなければ、落ちないのもそれだけ資質に恵まれて努力もなさっているからだと思うのですが、いつもそうして謙遜・自虐をされますね(笑)。謙遜でも自虐でもなく、私には事実、大した力がないんです(笑)。踊っているときが一番自然な自分でいられますし、嫌なことがあってもバレエをしていると忘れられるので、そういう意味で、私は踊るために生まれてきたんじゃないかと思うことはあります。でも自信なんてどこにもなくて、メンタル面でもフィジカル面でももっとグッ!とした強さが欲しいといつも思ってる。私が自分の持っている以上の力を出せるとしたら、それはお客様のおかげなんです。客席にいらっしゃる皆さんの熱量が、どれだけ私のパワーになっていることか!いつも本当に感謝しています。「“水香の部屋”みたいな番組をやってみたいです(笑)」――ヌレエフ版『シンデレラ』の、作品としての魅力についてはどう感じていますか?ヌレエフの振付って古典とはまた違う動きなんですが、それをきちっとしたクラシックの技術で踊るととても美しいんです。私が何度も観たギエムさんのビデオはパリ・オペラ座の公演で、彼らが踊ると「こんなに複雑なパ(ステップ)がなんでこんなに美しいの?」と思わされる。そこに美学と醍醐味を感じますし、自分も体現できたらいいなと思います。それと私、この作品は森英恵さんデザインの衣裳も大好きで。森先生とは私、実は深いご縁があるんです。元々ずっと私を応援してくださっていたのですが、『シンデレラ』の来日公演を観に行ったら、たまたまお隣が先生だったんですね。私はその時、本気でバレエを辞めようとしていたのですが、それをお話ししたら「絶対ダメ!お願いだからやめないで」と、本気で止めてくださったのが森先生でした。――バレエを辞めようとされたことがあったのですね。私は常に前に進んでいたいというか、自分が良い方向に向かっていると思えないと安心できない性格。当時は、これ以上続けていても自分の納得いく飛躍や発展はないんじゃないか、別の人生を考えるなら30代前半の今じゃないかって、思ってしまったんですよね。辞めずに済んだのは、励ましてくださった森先生のおかげ。その森先生も亡くなり、プティさんもベジャールさんも、私に『ボレロ』をくださった佐々木(忠次/東京バレエ団創設者)さんも今はもういらっしゃいません。今回の舞台が、亡くなられた皆さんの魂が集まるようなものになったらいいですね。定年後もバレエ団の舞台には立ち続けるつもりですが、これがひとつの節目にはなりますので、お世話になったすべての皆さんとお客様への感謝の気持ちを込めて踊りたいと思っています。――この公演のあと、バレエ以外のことにももっと挑戦したい、という思いはお持ちですか?バレエ団を大切にしつつ、外にも目を向けて、自分を発展させられるような活動ができたらとは思っています。でも今は、とにかくこの公演に向けて全力で取り組んでいるところなので、具体的なことは何も考えていないですね。私、何したらいいですか?(笑)――飾らないトークが面白いので、個人的にはバレエ番組のナビゲーターとかやっていただきたいです(笑)。バレエ番組いいですね!実は私、色々な世界の方のお話を聞くのも好きなので、“水香の部屋”みたいなのもやってみたいです(笑)。私がバレエのひとつの“アイコン”としてメディアに出ていって、皆さんの目に触れることでバレエのお客様が増えるなら、それはすごく素敵だなと思います。――あとはもちろん、バレエ以外の舞台や映画などでも観てみたいです。あ、演技は私もやりたいですね。『ドン・ジュアン』(2021)でミュージカルには挑戦したんですが、踊る専門の役だったから、台詞はしゃべってみたいなって。『ドン・ジュアン』のときにも感じたんですが、バレエ以外の世界の方々の価値観に触れることって、自分を広げることにつながるんですよね。私の根底にいつもあるのは、バレエにとって役立つ存在でありたいという気持ち。でもバレエ界って世界を見渡しても狭くて、そこしか知らないで「役に立ちたーい」なんて言っていても限界があるんです(笑)。外に出て、外からバレエを見ることで浮かんでくることがきっとあるはず。そういう意味でも、どんどん色んなことに挑戦していきたいですね。取材・文:町田麻子Photo:NBS(舞台写真以外)<公演情報>東京バレエ団特別公演「上野水香 オン・ステージ」【Aプロ】2023年2月10日(金)・12日(日)【Bプロ】2023年2月11日(土・祝)会場:東京文化会館※2月24日(金) 福岡公演あり
2023年01月10日焼きたてカスタードアップルパイ専門店「RINGO(リンゴ)」から、バレンタイン&ホワイトデー限定の「焼きたてカスタードアップルパイ チョコ」が登場。2023年1月15日(日)から3月14日(火)までの期間限定で販売される。「RINGO」チョコレート尽くしのバレンタイン限定アップルパイサクサクのパイ生地に濃厚カスタードクリームとゴロッとしたフィリングを合わせた看板商品「焼きたてカスタードアップルパイ」を中心に、こだわりのアップルパイを販売している「RINGO」。今回はバレンタイン&ホワイトデーシーズンに向けて、チョコレートを使った限定フレーバーがラインナップに加わる。濃厚チョコレートカスタードをたっぷり充填食感の良い国産りんごをたっぷりと使用したフィリングを包み込んだパイに、フランス産カカオマスで作るチョコスプレッドとカスタードを合わせたクリームをたっぷりと充填。仕上げにローストアーモンドとチョココーチングをトッピングすれば、濃厚なチョコレートがりんごの味わいを引き立てる限定アップルパイの完成だ。新商品「できたてミルフィーユ(チョコ)」もまた、バターたっぷりの生地を重ねたミルフィーユにチョコレートカスタードクリームを充填した新商品「できたてミルフィーユ(チョコ)」も同期間限定で発売。「焼きたてカスタードアップルパイ チョコ」より強く・ダイレクトにチョコレートの味わいを堪能できる一品となっている。商品情報「RINGO」バレンタイン・ホワイトデー限定商品販売期間:2023年1月15日(日)〜3月14日(火)※2023年2月7日(火)〜2月14日(火)までの期間は、ハート型の「できたてミルフィーユ(チョコハート)」を販売。価格:・「焼きたてカスタードアップルパイ チョコ」520円・「できたてミルフィーユ(チョコ)」390円・「チョコセットボックス」1,796円販売店舗:RINGO全店舗※サクラマチ熊本店ではミルフィーユの取り扱いなし。
2023年01月09日スープ専門店「スープストックトーキョー(Soup Stock Tokyo)」の七草粥「瀬戸内産真鯛の七草粥」が、2023年1月6日(金)・7日(土)の2日間限定で販売される。毎年人気の七草粥、2日間にわたり販売一年間の無病息災を願って、古くから年始の7日に食べられてきた行事食"七草粥”。スープストックトーキョーでも毎年1日限定で提供してきた人気メニューだが、今年は"より沢山の人に食べてもらいたい”という想いから2日間にわたって特別に用意。鯛だしが効いた滋味あふれるお粥と、早春に芽吹く春の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)を合わせた、ヘルシーかつ美味しい七草粥を楽しむことが出来る。【詳細】「瀬戸内産真鯛の七草粥」販売期間:2023年1月6日(金)、7日(土)取扱店舗:スープストックトーキョー全店、家で食べるスープストックトーキョー一部店舗※テイクアウト、デリバリー可能販売価格:490円(Sカップ単品)※一部店舗では、価格が異なる場合あり。
2023年01月07日「草彅くんが『みんなのおかげで戻ってこれました』と言っていて嬉しかったです。放送が待ち遠しいですね」こう話すのは、草彅剛(48)のファンの女性。草彅、稲垣吾郎(49)、香取慎吾(45)による「新しい地図」が12月15日に行ったファンミーティングで、来年1月から放送される草彅の主演ドラマ『罠の戦争』(フジテレビ系)について言及した一幕があったという。『銭の戦争』(15年)『嘘の戦争』(17年)に続く『戦争シリーズ』の第3弾。ホームページでは「愛する家族を傷つけられた議員秘書が知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快なエンターテインメント」とストーリーが紹介されており、共演には井川遥(46)、小澤征悦(48)ら豪華俳優陣が名を連ねる。本誌は11月上旬、撮影に臨む草彅の姿を目撃。早朝にもかかわらず、送迎車を降りると出迎えたスタッフにニコニコとご機嫌な様子で挨拶をしていた。「草彅さんにとって民放ドラマの主演は6年ぶり。撮影現場で草彅さんは『久しぶりだな~』と感慨深げに話していました」(制作関係者)本作の制作を手掛ける関西テレビにとって、草彅のドラマ主演は悲願だったという。「関テレはこれまでにも何度も草彅さんとタッグを組んできました。草彅さんが初めて主演を務めた『いいひと。』(97年)や、03年から06年にかけて放送された『僕シリーズ』も制作は関テレ。特に『僕と彼女の生きる道』(04年)は平均視聴率20.8%、最高視聴率27.1%を記録した大ヒット作です」(テレビ局関係者)今回『罠の戦争』の制作に至った背景には、これまでの草彅の“評判の良さ”があるという。「『僕シリーズ』などで当時制作に携わっていた若手スタッフは、草彅さんの人当たりの良さに感激。彼らは今やディレクターやプロデューサーとして活躍しており、『また草彅さんと仕事したい!』と、今回のドラマを企画したと聞いています」(前出・テレビ局関係者)前出の制作関係者によると、草彅の妻や香取は草彅の“民放復帰”を自分のことのように喜んでいるという。そして、草彅にとっても格別な思いがあるようだ。12月4日に配信された草彅、稲垣、香取による生放送特番『7.2 新しい別の窓』(ABEMA)で草彅はこうコメントしている。「漣さんはいないんですけど…大杉漣さんね。でも漣さんのことも本当に毎日考えながら撮影してるんで。ぜひとも楽しみにしておいてください」『戦争シリーズ』の過去2作で草彅で共演した大杉漣さん(享年66)。公私にわたって親交を重ねた2人だったが、『嘘の戦争』から1年あまりの18年2月に大杉さんはこの世を去ってしまった。大杉さんへの思いも糧に、パワーアップした『戦争』シリーズが見られそうだ。
2022年12月17日来年1月の草彅剛主演ドラマ「罠の戦争」放送に先駆けて、同じく草彅さん主演のドラマ「銭の戦争」「嘘の戦争」を12月16日(金)より「TVer」にて期間限定配信することが決定した。2015年に放送された戦争シリーズ第1弾「銭の戦争」は、草彅さん演じる栄光と挫折を経験した白石冨生が、金も職も婚約者も全て失い、金貸しとなって父親をはめた宿敵や、非情な社会に壮絶な復讐を遂げる物語。大島優子、木村文乃、志賀廣太郎、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、大杉漣らが出演している。2年後の2017年に放送された「嘘の戦争」は、幼い頃、家族を殺された少年が、海外に渡って一ノ瀬浩一(草彅さん)と名を変えて詐欺師となり、家族を殺した真犯人に復讐する、スピード感のあるストーリー。藤木直人、水原希子、菊池風磨(Sexy Zone)、大杉漣、山本美月らが出演しているのも注目だ。この「戦争シリーズ」2作品を、「TVer」で12月16日(金)から2023年1月31日(火)までの期間限定で配信する。そしてこれに続く第3弾は、政治を舞台にした「罠の戦争」。国会議員の陰となって奔走し、支援者たちの陳情をさばき、スキャンダルの種をつぶす議員秘書・鷲津亨(草彅さん)に突きつけられたのは、息子が瀕死の重傷を負う事件、そして先生からのその事件のもみ消し指示。自分を殺し、我慢を重ねてきた亨の中で何かが大きく変わる。長い秘書生活で培った政治の世界での知略と人脈と情報を駆使し、息子を重体にした何者かの真相を追いながら、事件を隠蔽しようとする国会議員へ壮絶な復讐を仕掛ける。「銭の戦争」「嘘の戦争」は12月16日(金)~1月31日(火)TVerにて配信。「罠の戦争」は2023年1月16日より毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年11月30日株式会社エルビー(本社:埼玉県蓮田市、代表取締役社長:畑中 晴彦)は、『毎日GABAたんぱく バナナオレ風味』『毎日GABAたんぱく ショコラオレ風味』(紙パック200ml)を2022年11月29日(火)より全国のスーパーマーケット・ドラッグストアなど(沖縄県を除く)で発売いたします。【「毎日GABAたんぱく」とは】「毎日GABAたんぱく」は、加齢に伴い低下する筋肉量の維持と睡眠の質の改善に役立つ機能性表示食品のプロテインドリンクです。本品は機能性関与成分のGABAを1本(200ml)に100mg配合しています。GABAは、日常の身体活動により、中高年の方の加齢に伴い低下する筋肉量の維持、睡眠の質の改善(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)する機能が報告されています。また、食事だけでは不足しがちなたんぱく質を10g摂ることができ、毎日頑張る人のご褒美として、おいしく味わいながら、体を気遣うことができます。[届出表示]本品にはGABAが含まれます。GABAには日常の身体活動により、中高年の方の加齢に伴い低下する筋肉量を維持する機能が報告されています。また、GABAには睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の改善に役立つことが報告されています。[一日摂取目安量]1日1本(200ml)を目安にお召し上がりください。[摂取上の注意]●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。降圧作用を有する医薬品等を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。●食生活は、主食、主菜、副菜を中心に、食事のバランスを。●10回以上強く振ってお飲みください。●本品は、事業者の責任において特定の保健の目的が期待できる旨を表示するものとして、消費者庁長官に届出されたものです。ただし、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。●本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。●本品は、疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を対象に開発された食品ではありません。●疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。●体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年11月30日【祇園丸山】は、京都で13年連続ミシュラン二つ星を獲得する料亭です。料理長の丸山嘉桜さんは、京都を代表する【菊乃井】や【和久傳】で料理長を務めてきた経歴の持ち主。京都の伝統と文化を独自の美意識で表現する京料理は、季節の移ろいを味に織り込み、伝統を継承しながら進化を続けています。その【祇園丸山】の味を、自宅で楽しむことができます。『炭火焼天然鯛ご飯』7,800円(送料込)炭火焼明石産天然鯛のほかに、京都産無洗米、スープ、薬味には三つ葉、胡麻、江戸生姜まで同封されています。そのため事前準備が不要で、あとは炊飯するだけなのも嬉しい。土鍋はもちろん炊飯器も使用可能です。仕上げの薬味が湯気とともに香ります炊飯器での作り方・同封の無洗米を540mlの水に15分ほど浸し、米に水分を吸水させたのち水を捨てる・炊飯器に移し、特製スープと鯛を一緒に炊飯する・ご飯が炊き上がったら、三つ葉、江戸生姜、炒り胡麻を振りかけて完成おこげがまた幸せです今回は鍋で炊きました。立ちのぼる湯気と上品な香りから味わいます。ご飯には鯛の甘み、旨みがぎゅっと詰まっていて、鯛はふかふかでゆっくりと口の中でほどけていきます。刻まれた三つ葉と江戸生姜、香ばしい炒りごまの香りが鼻から抜けていき、ひとつひとつ丁寧になされた職人の手仕事を感じます。木箱に梱包されているので、贈り物にもオススメ心まで温かくなる【祇園丸山】の鯛ご飯。これからの季節に、ちょっと贅沢なご自宅用にも、大切な方へのプレゼントにもぴったりです。この感動をまずは一度、ご賞味あれ。※お届けは年内12月15日(木)まで、新年は1月7日(土)からとなります
2022年11月30日株式会社エルビー(本社:埼玉県蓮田市、代表取締役社長:畑中 晴彦)は、『毎日GABAたんぱく バナナオレ風味』『毎日GABAたんぱく ショコラオレ風味』(紙パック200ml)を2022年11月29日(火)より全国のスーパーマーケット・ドラッグストアなど(沖縄県を除く)で発売いたします。商品画像_毎日GABAたんぱく【「毎日GABAたんぱく」とは】「毎日GABAたんぱく」は、加齢に伴い低下する筋肉量の維持と睡眠の質の改善に役立つ機能性表示食品のプロテインドリンクです。本品は機能性関与成分のGABAを1本(200ml)に100mg配合しています。GABAは、日常の身体活動により、中高年の方の加齢に伴い低下する筋肉量の維持、睡眠の質の改善(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)する機能が報告されています。また、食事だけでは不足しがちなたんぱく質を10g摂ることができ、毎日頑張る人のご褒美として、おいしく味わいながら、体を気遣うことができます。【開発背景】プロテインドリンク市場はスポーツ人口の増加、健康志向の高まりなどにより伸長し続けており、今後も市場が拡大すると見込まれます。プロテインといえば、積極的に運動する人をサポートするイメージがありますが、本品は筋力の衰えが気になり始めた中高年の方へ向けた商品となっております。本品をお飲みいただくことで、加齢に伴い低下する筋肉量を維持し、筋力の衰えというお悩みを解決する助けになります。また現代人の悩みとして、睡眠不足も挙げられており、睡眠の質を改善する機能性も訴求しています。デザインは「プロテインドリンク」「GABAが配合されている」「機能性表示食品」を伝え、普段プロテインドリンクになじみがないお客様にも手に取りやすいよう、おいしさの訴求を重視しました。フレーバーはバナナオレ風味とショコラオレ風味の2種類で、どちらもほどよい甘さで毎日おいしくお飲みいただけます。日常のちょっとした活動に合わせて、食事と一緒に、スイーツ代わりに飲用いただくなど、ご自身の生活に合わせて体を気遣うことができます。日々頑張る自分へのご褒美に、毎日おいしく続けられるGABA配合のプロテインドリンク。お悩み解決をサポートするドリンクとして、新たなプロテインドリンク市場を開拓します。【商品概要】商品画像_毎日GABAたんぱく ショコラオレ風味商品画像_毎日GABAたんぱく バナナオレ風味商品名 :毎日GABAたんぱく バナナオレ風味名称 :清涼飲料水(機能性表示食品)届出番号 :H399機能性関与成分 :GABA 100mg栄養成分表示(1本200ml当たり):エネルギー61kcal、たんぱく質11g、脂質0g、炭水化物4.2g、食塩相当量0.5g容器・外装 :紙パック 200mlJANコード :49-0127725301-3保存方法 :高温、直射日光をさけ保存賞味期限 :製造日を含む270日間価格 :オープン価格発売地域 :沖縄県を除く全国発売日 :2022年11月29日(火)商品名 :毎日GABAたんぱく ショコラオレ風味名称 :清涼飲料水(機能性表示食品)届出番号 :H398機能性関与成分 :GABA 100mg栄養成分表示(1本200ml当たり):エネルギー62kcal、たんぱく質11g、脂質0g、炭水化物4.6g、食塩相当量0.4g容器・外装 :紙パック 200mlJANコード :49-0127725303-7保存方法 :高温、直射日光をさけ保存賞味期限 :製造日を含む270日間価格 :オープン価格発売地域 :沖縄県を除く全国発売日 :2022年11月29日(火)[届出表示]本品にはGABAが含まれます。GABAには日常の身体活動により、中高年の方の加齢に伴い低下する筋肉量を維持する機能が報告されています。また、GABAには睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の改善に役立つことが報告されています。[一日摂取目安量]1日1本(200ml)を目安にお召し上がりください。[摂取上の注意]●本品は多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。降圧作用を有する医薬品等を服用している方は医師、薬剤師に相談してください。●食生活は、主食、主菜、副菜を中心に、食事のバランスを。●10回以上強く振ってお飲みください。●本品は、事業者の責任において特定の保健の目的が期待できる旨を表示するものとして、消費者庁長官に届出されたものです。ただし、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。●本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。●本品は、疾病に罹患している者、未成年者、妊産婦(妊娠を計画している者を含む。)及び授乳婦を対象に開発された食品ではありません。●疾病に罹患している場合は医師に、医薬品を服用している場合は医師、薬剤師に相談してください。●体調に異変を感じた際は、速やかに摂取を中止し、医師に相談してください。【会社概要】会社名 : 株式会社エルビー所在地 : 〒349-0101 埼玉県蓮田市黒浜3469-1代表者 : 代表取締役社長 畑中 晴彦設立 : 昭和31年12月22日事業内容: 清涼飲料、果汁飲料、乳飲料の製造及び販売URL : 【お客様からのお問い合わせ先】株式会社エルビー お客様相談室TEL: 0120-479277(通話料無料)URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月28日「ちいかわまんまる焼き~なんかおいしくてもちもちしたやつ~2弾」が、2022年11月22日(火)より全国ファミリーマートにて販売される。「ちいかわ」の"まんまる焼き”第2弾まんまるの生地の中にクリームを入れたバンダイの人気チルドスイーツ“まんまる焼き”シリーズから、人気キャラクター「ちいかわ」とコラボレーションした第2弾が登場。今回はカスタードクリーム味のクリームを包んだ白いまんまる焼きに、キュートなキャラクターの焼き印をオン。“ちいかわ”“ハチワレ”“うさぎ”に、“モモンガ”を加えた全6種類のバリエーションを揃える。また各パッケージには、キラキラのキャラクター柄シールも1枚付属。絵柄は、初登場の"くりまんじゅう”を含む全8種を用意しており、全てランダムでセレクトされている。【詳細】ちいかわまんまる焼き~なんかおいしくてもちもちしたやつ~2弾 198円発売日:2022年11月22日(火)展開:全国ファミリーマート約16,600店舗(一部店舗を除く)のチルドデザートコーナー※数量限定のため、なくなり次第販売終了。※店頭での商品の取り扱い日は、店舗によって異なる場合あり。※焼き印とシールの絵柄の組み合わせはランダム。【問い合わせ先】■食品に関して都吹株式会社お客様相談センターTEL:0120-188-404(フリーダイヤル)受付時間:9:00~12:00/13:00~17:00(土・日・祝日は除く)■シールに関してバンダイお客様相談センターTEL:0570-014-315(ナビダイヤル)受付時間:10:00~16:00(土日祝日、当社指定休業日を除く)(C)nagano / chiikawa committee
2022年11月21日「マウントレーニア カフェラッテ スノーファンタジア ~クッキー&クリーム風味~」が、2022年11月15日(火)より全国にて期間限定販売される。“クッキー&クリーム風味”が再登場エスプレッソ&ミルクの味わいを手軽に楽しめる“チルドカップコーヒー”「マウントレーニア」から、限定フレーバー「マウントレーニア カフェラッテ スノーファンタジア ~クッキー&クリーム風味~」が2021年冬に続き再登場。本格エスプレッソに、コク深いミルクをたっぷりとブレンドした香り豊かなカフェラテを、甘くて濃厚なクッキー&クリーム風味に仕上げているのが特徴だ。こだわりのポイントは、ブラックココアパウダーとクッキーフレーバーを絶妙なバランスで配合したことで、ココアクッキーの味わいをリアルに再現したこと。またより味わい深い一杯にするため、ベースとなる原料にはコーヒー鑑定士が厳選したコーヒー豆を使用している。なお2022年は、パッケージがより幻想的なデザインへリニューアル。雪を背景に、サンタ帽子をかぶった雪だるまと愛らしい犬を描いた、冬ならではのデザインに仕上げている。【詳細】マウントレーニア カフェラッテ スノーファンタジア ~クッキー&クリーム風味~ 240mL発売日:2022年11月15日(火)展開:全国コンビニエンスストア、量販店、一般小売店、自販機 ※取り扱いのない場合あり。価格:173円
2022年11月17日来年2月23日に開催される『岸谷香 感謝祭2023』のゲストとして、荻野目洋子と藤巻亮太が出演することが発表された。『岸谷香感謝祭』は、岸谷が「元気に楽しく音楽をやれている事に感謝し、お客様に喜んで頂ける様に、毎回ゲストを迎え特別なセッションをする」コラボイベントで、2019年から毎年2月に開催されている。本日11月12日にティアラこうとう(江東公会堂)にて行われたソロ公演『KAORI PARADISE2022』のステージ上でゲストのアナウンスした岸谷。今回の公演は、楽曲提供をした過去もありお互いオリジナルの存在として輝き続ける荻野目洋子と、以前からフェスなどでも共演経験もあり精力的な活動を続ける藤巻亮太、さらに岸谷自身のガールズバンドUnlock the girlsも加わり、何が飛び出すか分からない特別なステージとなる。荻野目洋子藤巻亮太チケットは、11月20日(日) まで「ぴあ」アプリ最速独占先行を受付中。<公演情報>『岸谷香 感謝祭2023』2023年2月23日(木・祝) EX THEATER ROPPONGIOPEN 16:45 / START 17:30出演:岸谷香 / Unlock the girlsゲスト:荻野目洋子 / 藤巻亮太【チケット料金】全席指定:9,000円(ドリンク代別、税込)■最速独占先行2022年11月20日(日) 23:59まで最速独占先行はこちら:■一般発売2022年12月17日(土)問合せ:DISK GARAGE050-5533-0888(平日12:00~15:00)岸谷香 公式サイト:
2022年11月12日「サルティンボッカ」はイタリアの郷土料理で、薄く伸ばした肉に生ハムとセージを重ねて焼いたもの。”口に飛び込んでくる”という意味の通り手軽に作ることができ、ハーブやバターの香りが食欲をそそります。・叩く必要がない生姜焼き肉で手軽にお店でも料理教室でも紹介した一品で、料理教室ではヒレ肉を叩いて伸ばすなど少し手間がかかりましたが、今回は生姜焼き用の豚肉を使ってより手軽なレシピにしました。おもてなし料理にもぴったりなのでこれからのパーティーシーズンに取り入れてみてはいかがでしょうか。ポイントは塩加減です。生ハムの塩分を差し引いて、下味の塩は控えめにしてください。また、ハーブ類はドライハーブで代用できます。■ショウガ焼き用の豚肉で「サルティンボッカ」調理時間15分レシピ制作:保田 美幸【材料】 2名分豚肉(ショウガ焼き用)…8枚生ハム(小判)…4~5枚バジル(生)…適量セージ(生)…8枚小麦粉…適量塩…少々オリーブ油…大さじ1.5バター…10g白ワイン…大さじ2ベビーリーフ…適量【準備】・豚肉は反り返りを防ぐために赤身と脂身の境目に包丁で数カ所切り込みを入れる。【作り方】1、豚肉4枚の両面に小麦粉を薄く振って並べ、生ハムをちぎってのせる。2、バジルとセージをのせて小麦粉を薄く振り、残りの豚肉をのせて手で軽く押す。上面に塩と小麦粉をかるく振る。3、フライパンでサラダ油を中火で熱し、(2)を並べる。焼き色が付いたら返して火を通し、器に盛る。4、(3)のフライパンにバターと白ワインを加えて強火にかけ、フライパンについた旨みをこそぎながら煮詰めて、器に盛った豚肉にかける。ベビーリーフを盛り合わせる。■お手頃なものもある赤ワイン「サンジョベーゼ」を料理に合わせるワインに「サンジョベーゼ」を選びました。サンジョベーゼはイタリアを代表する赤ワインで、すみれやドライトマトなどの香りと酸味とタンニンから出る渋みが特長です。軽やかなタイプから重厚なものまで幅広いですが、軽やかなタイプで十分に重厚さが感じられるので肉料理によく合います。お手頃価格のものが多いので、ぜひ気軽に試してみてください。 Amazonで「サンジョベーゼのワイン」を探す 料理家・ソムリエ 保田 美幸のコラム バックナンバーはこちら>>
2022年11月01日稲垣吾郎(48)とともに新しい地図を立ち上げて、5周年を迎えた草彅剛(48)と香取慎吾(45)の2人。今年の秋は、草彅がギターを披露する会を3年ぶりに行ったり、香取が氣志團万博に1人で参加したり、2人芝居の舞台を再演したりーー。そんな、ライブの模様をお届け♪【草彅剛のはっぴょう会 2~Neo Vintage~】自慢のビンテージギターが並ぶステージで歌う姿は少年のようギター好きの草彅が、ゲストとともにギター演奏と音楽を楽しむライブ。第1弾を開催してから3年、今回は自らが描いた大きな絵をバックに和田唱、泉谷しげるらとコラボを披露。【氣志團万博 2022】大人の色気を放つジャズで初日のトリを飾った!3年前、新しい地図として参加した舞台に、今年は香取がソロミュージシャンとして登場し会場を沸かせた。綾小路翔とは同学年で気が合い、ビールを酌み交わした仲だと告白。【burst!~危険なふたり~】30年の絆があるからこそできる息ぴったりの2人芝居7年前、三谷幸喜作・演出で初めて挑んだ2人芝居の再演。当時、数分で前売り券が完売し、幻のチケットといわれた。爆発物をめぐる2人の掛け合いや、アフタートークも見どころ(日本青年館ホールにて10月26日まで)。「この作品は2人で違う方向を向いて演技をしなくちゃいけない。それがすんなりできる2人は最強のコンビです」と三谷幸喜氏も絶賛。新しい地図2人のライブ三昧の秋。香取も草彅もファンと直接顔を合わせるライブでみんなを笑顔にしてくれました。
2022年10月22日鉄板焼きの新ブランド「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー テッパン(Wolfgang’s Steakhouse by Wolfgang Zwiener Teppan)」が、東京・銀座に世界初出店。2022年12月にオープンする。「ウルフギャング・ステーキハウス」の新ブランド「ウルフギャング・ステーキハウス」は、アメリカ・ニューヨークの名門ステーキハウスで40年以上活躍した、ウルフギャング・ズウィナーによるステーキハウス。舌の肥えた美食家をも唸らす“極上ステーキハウス”として人気を誇っており、日本では六本木店・丸の内店・大阪店・福岡店・シグニチャー青山店の計5店舗を展開している。今回、銀座に世界初出店する「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー テッパン」は、ウルフギャング・ステーキハウスのノウハウを取り入れながら世界展開を視野に入れた、鉄板焼きの新ブランドだ。ステーキには、「ウルフギャング・ステーキハウス」同様、米国農務省が最上級品質“プライムグレード”に格付けした希少な牛肉を使用。目の前の鉄板で臨場感たっぷりに焼き上げてくれる。“和”の要素を取り入れたシックな店内なお店内は、「禅 -Zen-」の精神をテーマに和の要素を取り入れた、ゴージャスながらも洗練されたインテリアが魅力。4部屋を有する個室では新感覚のステーキハウス会席料理を提供するので、プライベートな食事のほか接待にも対応することができる。【詳細】「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー テッパン」オープン時期:2022年12月場所:東京・銀座※詳細は後日発表。
2022年10月18日かわしま屋は、有機果実酢6種類をブレンドした『オーガニックイタリアミック酢』を2022年9月29日(木)に発売しました。※世界初…当社調べ有機ココナッツビネガーや有機ザクロビネガー入りの5倍濃縮お酢ドリンク・オーガニックのお酢だけを使用・無ろ過なので豊富な酵素が含まれている「マザー」と呼ばれる酢酸菌が入っている・非加熱なので酢酸菌が生きている・1本で6種類のお酢の栄養が摂取できる・甘味料無添加なので糖分を摂りすぎない・お酢100%なのでお料理にも使用可能日本ではまだ珍しい有機ココナッツビネガーや有機ザクロビネガーも入った<5倍濃縮タイプ>の贅沢なお酢ドリンクです。有機イタリア産フルーツビネガー6種類をブレンド6種類の特徴の違う果実酢をブレンドしているので、1本で6種類のお酢の栄養素を摂ることができます。1. 有機リンゴ酢(無ろ過・非加熱 酢酸菌入)リンゴの果汁から作られる、人気の果実酢。2. 有機白ワインビネガー(無ろ過・非加熱 酢酸菌入)白ブドウの果汁のみで作られるので、渋みや苦みが少ないワインビネガー。3. 有機赤ワインビネガー(無ろ過・非加熱 酢酸菌入)赤ブドウの皮なども一緒に使用しているので、白ワインビネガーに比べて多少の渋みが特徴。4. 有機バルサミコ(無ろ過・非加熱 酢酸菌入)木の樽にブドウ果汁を入れて長時間ゆっくりと熟成させた、角が取れたまろやかな味わい。5. 有機ザクロビネガー(無ろ過・非加熱 酢酸菌入)ザクロに含まれているビタミンCやポリフェノール、ザクロの抗酸化作用などが美容の面でも最近話題のお酢。6. 有機ココナッツビネガー(無ろ過・非加熱 酢酸菌入)原料のココナッツサップに含まれているミネラルやアミノ酸、ビタミンを豊富に含まれ、甘い香りが特徴。【ガルフード イノベイション アワード2022ファイナリストのイタリア老舗醸造酢メーカーがつくるこだわりのお酢100%】中東最大規模の食品・飲料の審査会「Gulfood(ガルフード/開催地:ドバイ)」にて「Innovation Award(革新的な製品に贈られる賞)」のファイナリストに選ばれたイタリアの老舗醸造酢メーカーのお酢だけを原料にしています。「有機原料のみを使ってろ過をせずに、マザーが残っている」という独自の製法が高く評価された、世界のプロも認めた高品質なお酢をブレンドしています。【甘味料無添加】健康のために飲むお酢を生活に取り入れている方も増えてきていますが、気を付けていただきたいのが糖分の摂りすぎ。飲みやすくするために砂糖やはちみつなどの糖を添加したものが多く出回っています。かわしま屋の「オーガニックイタリアミック酢」は甘味料を全く加えていないので安心して飲んでいただけます。「甘さを加えたい」という方も自分のお好みで調整できるので、知らず知らずのうちに糖分を摂りすぎてた!ということもありません。【ブレンドしているので飲みやすい】もともと穀物酢よりも口当たりの良いフルーツビネガーですが、数種類をミックスすることでお互いのクセが緩和されてより飲みやすくなります。お酢ドリンク初心者の方にもおすすめです。【おすすめの飲み方】水や炭酸で、5倍程度に割ってお飲みください。また、豆乳や牛乳で割っていただければ、たんぱく質が酸によって固まってとろりとしたヨーグルトドリンクのように。甘さが欲しい時にはハチミツを加えてみたり、お料理にも使えたり、無添加の100%お酢なのでさまざまなアレンジで楽しんでいただけます。【「オーガニックイタリアミック酢」の概要】名称: オーガニックイタリアミック酢販売料金: 1,680円(税込)サイズ: 1,000ml(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2022年10月10日お店で出しているピクルスに欠かせない「コリンキー」。以前は「この野菜は何ですか?」と質問されることも多かったのですが、外食先で目にしたり、最近はスーパーの産地直送コーナーなどで見かけるようにもなり、少しずつ認知されていると感じます。・火を通すとカボチャ度がUP!「生食できるカボチャ」なので、料理はピクルスやサラダ、漬物が主流ですが、火を通すと生食では感じにくいカボチャの甘みと風味が増し生食が苦手なお子様も美味しく食べられます。今回はポタージュをご紹介します。・ミキサーを使わなくてもOK玉ネギはじっくりと炒めることで風味が増します。コリンキーの風味を活かすためジャガイモの代わりに少量のお米を加えました。口当たりをよくするためにミキサーでかくはんするレシピですが、ミキサーがなければ<準備>のところで玉ネギを粗いみじん切りにし、<作り方3>でブレンダーかフォークで粗く潰すスープも美味しいです。■コリンキーのポタージュ調理時間25分レシピ制作:保田 美幸<材料> 2名分コリンキー…1/4~1/2個(300g)玉ネギ…1/4個サラダ油…小さじ2お米…小さじ1水…300ml牛乳…100ml塩…適量ミックスナッツ(刻み)…適量<準備>・コリンキーは種とワタを切り取り、乱切りにしてさらに7~8mm幅に切る。・玉ネギは横薄切りにする。<作り方>1、鍋に玉ネギとサラダ油を入れて中火で炒め、しんなりしたらコリンキーとお米を加えて炒め合わせる。途中で塩を少々加える。2、水を注ぎ、煮たったら火を弱め鍋に蓋をして20分蒸し煮にする。火を止めて牛乳を加える。Point 牛乳を最後に加えることで粗熱が取れます。3、ミキサーに(2)を入れてかくはんし、網に通して鍋に戻し入れる。中火で温めて塩で調味し、器に注いでミックスナッツを散らす。暑い季節には冷製ポタージュもおすすめです。 料理家・ソムリエ 保田 美幸のコラム バックナンバーはこちら>>
2022年10月07日かわしま屋(株式会社東旗)(本社:東京都武蔵村山市残堀4-17-8、代表取締役:河島 酉里)は、有機果実酢6種類をブレンドした『オーガニックイタリアミック酢』を2022年9月29日(木)に発売しました。※世界初…当社調べ・オーガニックのお酢だけを使用・無ろ過なので豊富な酵素が含まれている「マザー」と呼ばれる酢酸菌が入っている・非加熱なので酢酸菌が生きている・1本で6種類のお酢の栄養が摂取できる・甘味料無添加なので糖分を摂りすぎない・お酢100%なのでお料理にも使用可能日本ではまだ珍しい有機ココナッツビネガーや有機ザクロビネガーも入った<5倍濃縮タイプ>の贅沢なお酢ドリンクです。「オーガニックイタリアミック酢」1,000ml オーガニックイタリアミック酢【有機イタリア産フルーツビネガー6種類をブレンド】6種類の特徴の違う果実酢をブレンドしているので、1本で6種類のお酢の栄養素を摂ることができます。1. 有機リンゴ酢(無ろ過・非加熱 酢酸菌入)リンゴの果汁から作られる、人気の果実酢。2. 有機白ワインビネガー(無ろ過・非加熱 酢酸菌入)白ブドウの果汁のみで作られるので、渋みや苦みが少ないワインビネガー。3. 有機赤ワインビネガー(無ろ過・非加熱 酢酸菌入)赤ブドウの皮なども一緒に使用しているので、白ワインビネガーに比べて多少の渋みが特徴。4. 有機バルサミコ(無ろ過・非加熱 酢酸菌入)木の樽にブドウ果汁を入れて長時間ゆっくりと熟成させた、角が取れたまろやかな味わい。5. 有機ザクロビネガー(無ろ過・非加熱 酢酸菌入)ザクロに含まれているビタミンCやポリフェノール、ザクロの抗酸化作用などが美容の面でも最近話題のお酢。6. 有機ココナッツビネガー(無ろ過・非加熱 酢酸菌入)原料のココナッツサップに含まれているミネラルやアミノ酸、ビタミンを豊富に含まれ、甘い香りが特徴。無ろ過のにごり酢【ガルフード イノベイション アワード2022ファイナリストのイタリア老舗醸造酢メーカーがつくるこだわりのお酢100%】Gulfoodロゴ中東最大規模の食品・飲料の審査会「Gulfood(ガルフード/開催地:ドバイ)」にて「Innovation Award(革新的な製品に贈られる賞)」のファイナリストに選ばれたイタリアの老舗醸造酢メーカーのお酢だけを原料にしています。「有機原料のみを使ってろ過をせずに、マザーが残っている」という独自の製法が高く評価された、世界のプロも認めた高品質なお酢をブレンドしています。甘味料無添加【甘味料無添加】健康のために飲むお酢を生活に取り入れている方も増えてきていますが、気を付けていただきたいのが糖分の摂りすぎ。飲みやすくするために砂糖やはちみつなどの糖を添加したものが多く出回っています。かわしま屋の「オーガニックイタリアミック酢」は甘味料を全く加えていないので安心して飲んでいただけます。「甘さを加えたい」という方も自分のお好みで調整できるので、知らず知らずのうちに糖分を摂りすぎてた!ということもありません。6種類の有機果実酢【ブレンドしているので飲みやすい】もともと穀物酢よりも口当たりの良いフルーツビネガーですが、数種類をミックスすることでお互いのクセが緩和されてより飲みやすくなります。お酢ドリンク初心者の方にもおすすめです。【おすすめの飲み方】水や炭酸で、5倍程度に割ってお飲みください。また、豆乳や牛乳で割っていただければ、たんぱく質が酸によって固まってとろりとしたヨーグルトドリンクのように。甘さが欲しい時にはハチミツを加えてみたり、お料理にも使えたり、無添加の100%お酢なのでさまざまなアレンジで楽しんでいただけます。オーガニックイタリアミック酢の豆乳割り【「オーガニックイタリアミック酢」の概要】名称 : オーガニックイタリアミック酢販売料金: 1,680円(税込)サイズ : 1,000mlURL : ■会社概要名称 : かわしま屋(株式会社東旗)本社所在地 : 東京都武蔵村山市残堀4-17-8設立 : 1979年4月資本金 : 1,000万円従業員数 : 30人代表者 : 代表取締役 河島 酉里ホームページ: かわしま屋とは「Food for Well-being」をコンセプトとして、食を通じて「安らぎ・健康・楽しさ」を世の中に提供していくことを目的とした食品のECサイトです。取り扱う品物は国内・海外の信頼できる生産者から直接仕入れており、かわしま屋でしか手に入らない商品も数多く取り扱っています。カラーミーショップ大賞・優秀賞4回受賞(2017年、2018年、2019年、2022年)【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】かわしま屋(株式会社東旗)E-Mail: shop@kawashima-ya.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月06日おしゃれなパッケージ入った愛らしい焼き菓子は、人のテンションを簡単に上げてしまう魔法の食べ物。プレゼント選びに迷ったらそんな焼き菓子を贈るのはいかがでしょうか。もちろん自分自身へのプレゼントにもおすすめ。本日は、きれいな箱詰めスイーツを厳選して3つ紹介します。1つ目は麻布にオープンしたばかりの「つれづれ」看板スイーツです。2つ目は韓国発祥トゥンカロンを手作りしている「スタニングレオ」のトゥンカロンの詰め合わせです。3つ目は世界的に有名なラグジュアリーブランドのデザイナーであるシャリーン・カールトン氏が手がける「マドモアゼルC」のスイーツです。おしゃれなパッケージ入った愛らしい焼き菓子は、人のテンションを簡単に上げてしまう魔法の食べ物。プレゼント選びに迷ったらそんな焼き菓子を贈るのはいかがでしょうか。もちろん自分自身へのプレゼントにもおすすめ。本日は、きれいな箱詰めスイーツを厳選して3つ紹介します。1つ目は麻布にオープンしたばかりの「つれづれ」看板スイーツです。2つ目は韓国発祥トゥンカロンを手作りしている「スタニングレオ」のトゥンカロンの詰め合わせです。3つ目は世界的に有名なラグジュアリーブランドのデザイナーであるシャリーン・カールトン氏が手がける「マドモアゼルC」のスイーツです。今年オープンした話題の菓子店がお取り寄せ可能に!看板スイーツは要チェックお店の名前をつけた看板商品です。目指したのは、メリハリのあるクッキー缶。「10種類それぞれの味や食感、どれを食べても楽しめるように、お気に入りの1つが見つかりますように。」そんな想いで作られました。北海道産小麦、発酵バター、平飼い卵を使用し、すべて手作業で一つ一つ丁寧に、しっかり焼きこんだクッキーたちを缶の中にたっぷり詰め込んでいます。【詰め合わせ内容】・ディアマンバニラ(バニラペーストを使用したサクホロ食感の厚めのクッキー)・キャラメルクッキー(キャラメル風味の中にほのかな塩味を感じる薄焼きのクッキー)・黒ごまのフロランタン(黒ごまとアーモンドのキャラメルをのせた香ばしいクッキー)・珈琲アーモンド(コーヒーの香り豊かなアーモンドの食感が楽しいクッキー)・絞りクッキー(カカオパウダーをたっぷり加えホロリとした食感のクッキー。カカオニブの食感がアクセント)・レモンクッキー(生地にレモン表皮を贅沢に混ぜ込み、レモンのアイシングをかけた爽やかなクッキー)・アーモンドのチュイール(アーモンドとバターの香り高い薄焼きのクッキー)・メレンゲフランボワーズ(サクシュワ食感の甘酸っぱいメレンゲ)・胡桃のお砂糖がけ(しっかりローストしたくるみに砂糖をまぶした、食べ始めると手が止まらない一品)・つれづれサブレ(お店の名前をスタンプした定番のサブレ)【お取り寄せ可】【つれづれ看板商品】つれづれ缶(クッキー缶)2,400円(税込)|つれづれSNSで大人気のトゥンカロン専門店Stunning Leo(スタニングレオ)は要チェックホロットロッな食感で、スッとなくなる口当たりのよいこだわりのクリーム。また食べたいと思って頂けるよう、丁寧に手作りしたトゥンカロン。(北海道バターのみを使用しています)こちらは、人気の定番セットです。まずは味わってみたいという方や、おしゃれギフトを探している方におすすめです。フレーバーは全12種類!!・プレミアムチェダーチーズ・バニラ・ロータスチーズケーキ・ダークチョコレート・クリームブリュレ・アールグレイロイヤルミルクティー・チョコミント・いちごみるく・ティラミス・抹茶・紫いもみるく・クッキークリーム【お取り寄せ可】大人気のかわいいマカロン!トゥンカロン12個Box【A】5,130円(税込)|トゥンカロン専門店StunningLeo(スタニングレオ)おしゃれ好きさんは要チェック!デザイナーのカールトン氏が手がけるスイーツブランドジュエリー・デザイナーのシャリーン・カールトン氏が手がけるスウィーツブランド「マドモアゼルC」。マドモアゼルCのショーケースには華やかで緻密なデザインスイーツが並び、お客様の心を魅了します。様々なデザインのスイーツを前に、どれにしようか迷いながら味わうのも楽しみの一つ。カラフルで愛らしいクッキーやドラジェを詰め合わせました。【お取り寄せ可】プティミニョンボックス(M)5,400円(税込)|プリオグルメ(ぐるすぐり)おすすめの特集ぐるなびふるさと納税
2022年09月20日草彅剛が、ライブイベント『草彅剛のはっぴょう会 2~Neo Vintage~』を8月31日・9月1日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催した。同イベントが行われるのは3年ぶりで、初日はmiwa、和田唱(TRICERATOPS)、2日目は泉谷しげる、田島貴男(Original Love)がゲスト出演。ソロパフォーマンスだけでなく、ここでしか見られないコラボレーションのセッションが披露された。左からmiwa、草彅剛、和田唱(TRICERATOPS)左から泉谷しげる、草彅剛、田島貴男(Original Love)自身の自慢のビンテージギターがずらりと並べられたステージに3年ぶりに登場した草彅は開口一番、「皆さんようこそ!」と元気に挨拶し、「3年で世界は大きく変わっているが、こうしてみんなの前でステージに立てて本当にうれしく思います。」とステージに立てた喜びをかみしめ、さらに「ギターを通してたくさんの人と仲良く交流するというのが(はっぴょう会)のコンセプト。温かく見守ってください」と、語ると満員の観客から温かい拍手が沸き起こった。彼が最後に届けたのは、「この3年間で1曲だけできた歌」だという「みち」。“僕はまだ道の途中”と飽くなき探究心を表明して3年ぶりの「はっぴょう会」を終え、草彅は深い礼をしてステージをあとにした。新しい地図 オフィシャルHP:
2022年09月02日焼きたてカスタードアップルパイ専門店「RINGO(リンゴ)」から、秋の期間限定フレーバー「焼きたてカスタードアップルパイ お芋」が登場。2022年9月1日(木)から11月14日(月)までの期間、全国の店舗で発売される。「RINGO」秋の定番“さつま芋”の焼きたてカスタードアップルパイ144層に重なったサクサクのパイ生地の中に、たっぷりカスタードクリームとゴロッとしたフィリングが入った看板商品「焼きたてカスタードアップルパイ」を中心に、年間600万個以上のアップルパイを販売している「RINGO」。今回は、2019年の初登場以来、秋の定番として人気を博している“さつま芋”のフレーバーがラインナップに加わる。2022年は、さつま芋ペーストとダイス、果実の形をそのまま残すように煮たりんごプレザーブをフィリングに使用することで、さつま芋の優しい甘さとりんごのフレッシュな酸味が引き立つ味わいに。ほっこりなめらかなさつま芋と、食感も楽しいりんご、そしてコクのあるカスタードクリームの組み合わせで、秋らしいこっくりとした味わいが楽しめる一品となっている。商品情報「焼きたてカスタードアップルパイ お芋」販売期間:2022年9月1日(木)〜11月14日(月)価格:1個 520円販売店舗:RINGO 国内全店舗
2022年08月28日キル フェ ボン(Qu’il fait bon)から新作焼き菓子「ブール ドゥ フリュイ」が登場。2022年9月1日(木)より、キル フェ ボン全店などで販売される。風味豊かなフルーツボール「ブール ドゥ フリュイ」は、丸い形のクッキー生地にフルーツパウダーと粉糖を贅沢にまぶしたフルーツボールだ。フルーツの豊かな風味に加えて、口に入れた瞬間にホロッと崩れる食感も堪能できる。フレーバーは、チョコレートと甘酸っぱい木苺の相性が抜群のショコラ&フランボワーズのほか、セサミ&ユズ、ミルク&とちおとめ、イチゴ&カシスの全4種を用意。詰め合わせもまた4種類のフレーバー全てを楽しめるアソートも登場する。個包装で小分けしやすいので、贈り物としても喜ばれそうだ。【詳細】キル フェ ボン 「ブール ドゥ フリュイ」発売日:2022年9月1日(木)販売店舗:キル フェ ボン全店(仙台、東京スカイツリータウン・ソラマチ、グランメゾン銀座、青山、横浜相鉄ジョイナス、静岡、浜松、京都、グランフロント大阪、福岡)、キルフェボン オンラインストアメニュー:<単品>価格:各種918円(8個入り)フレーバー:ショコラ&フランボワーズ、イチゴ&カシス、ミルク&とちおとめ、セサミ&ユズ<詰め合わせ>価格:アソートM 1,404円(12個入り/4種×各3ヶ入り)、 アソートL 2,376円(20個入り/4種×各5ヶ入り)
2022年08月27日焼きいも風味のチュアブルタブレット日本コーンスターチ株式会社は、女性のためのチュアブルタブレット「ファイバーサプリ 焼きいも風味」を、2022年7月4日(月)より、Amazonにて発売している。同商品は、カリッとした食感の噛んで食べられるチュアブルタブレットに、食物繊維を豊富に含むイメージのサツマイモからインスパイアされたフレーバーを採用したもの。「焼きいも風味」はサプリメントのフレーバーとしては珍しいが、ほど良い甘みが感じられ、少量でも満足感のある香ばしい風味が特徴である。女性の腸活を応援「ファイバーサプリ 焼きいも風味」は、ダイエット中も罪悪感のないおやつとして最適で、日本人女性の1日あたりの食物繊維不足量を9粒で補給できる。腸内の善玉菌の栄養源になる「水溶性食物繊維」と、便のかさを増す「不溶性食物繊維」の両方の働きを合わせ持つスーパー食物繊維である「レジスタントスターチ」を配合し、食物繊維を効率的に摂取したい人におすすめだ。水なしですぐ食べられるタブレットをコンパクトなチャック付きパウチ袋で手軽に持ち運びでき、自宅の中や外出先、好きなタイミングで食べることができる。野菜が苦手で食物繊維不足が気になる子供にもぴったりの商品だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※日本コーンスターチ株式会社HP日本コーンスターチAmazon公式販売ページ
2022年08月21日焼きもろこしみたいなパンは、ほんのり甘めのとうもろこし味の生地と醤油ダレで和えたコーンの組み合わせが絶妙♡食べ応えもあり、一度試してみる価値ありですよ♪屋台気分が楽しめる焼きもろこしみたいなパン出典:lamireファミリーマートで8月2日より販売開始された焼きもろこしみたいなパン。価格は138円(税込)です。手のひらより少し大きめのサイズです。とうもろこしをイメージした楽しい見た目がgood◎コーンがたっぷり入っています出典:lamire半分に切ってみると、コーンがたっぷり入っているのがわかりますね!醤油ダレで和えたコーンは、しっかりと醤油がきいています。粒の食感も楽しく、焼きとうもろこしを食べているような気分になれますよ♡甘じょっぱい組み合わせが最高出典:lamireパン生地はふんわり口溶けがよく、歯切れがいいです◎上のとうもろこし味の生地はしっかり甘めで、中の醤油がきいたコーンとのバランスが最高!甘じょっぱさがくせになります♪気になるカロリーは?出典:lamire204kcalです。カロリーが低めなのも嬉しいですよね!食べ応えがあるので、朝ごはんにもおすすめですよ♪見た目以上に焼きとうもろこし!出典:lamireファミマの焼きもろこしみたいなパンは、意外なおいしさに驚くこと間違いなし!見た目以上に焼きとうもろこしの再現度が高く、甘じょっぱい味わいがあと引くおいしさです♡気になる方はファミマのパンコーナーで手に取ってみてくださいね!※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2022年08月18日