京都・伏見にある「伏水酒蔵小路(ふしみさかぐらこうじ)」は、常時100銘柄以上をそろえる酒蔵があるのんべえにはたまらないスポットです。はしご酒もできるため、たくさんの種類のお酒を楽しむことができます。そんな「伏水酒蔵小路」の魅力をご紹介します。「伏水酒蔵小路」とは伏見の地は良質な伏流水が豊富で、かつては地名に「伏水」の字をあてていたほど。酒造地としても有名な伏見に“日本酒のテーマパークをつくり、伏見を盛り上げたい”という思いから、2016年3月に「伏水酒蔵小路」がオープンしました。全長77mもある“大人の隠れ家小路”の雰囲気をもつ「伏水酒蔵小路」。出入り口の大きな日本酒の酒樽が目をひきます。全約260席と大中小の宴会も可能なので、団体客も多く足を運んでいます。100銘柄以上の日本酒ラインナップ伏見酒造組合に属する17の蔵元で造られる日本酒を、常時100銘柄以上ラインナップ。23mを超えるという酒蔵カウンターで楽しめます。運がよければ、ここでしか飲めない“幻のお酒”も飲めるかも。8店舗の「うまいもん専門店」日本酒に合うメニューをそろえるのが、8店舗からなる「うまいもん専門店」。本格和食や炭火焼、お寿司、イタリアンなど多彩なジャンルのお店が集まっています。なかには、酒蔵カウンターへ“出前”ができるメニューも。出前を利用すれば、専門店の本格的な料理とともに、カウンターに腰を据えてじっくり日本酒を楽しむこともできます。イベントスペース「伏水酒蔵小路」の敷地内には、イベントスペースも。月1~2回ほどの各蔵元によるフェアや、不定期での三線や三味線ライブなど、さまざまなイベントが開催されています。ほろ酔いで楽しめる、粋な空間です。「十七蔵の利き酒セット 粋酔」17蔵すべての日本酒を味わってみたい方におすすめの「十七蔵の利き酒セット 粋酔」。木箱に17ものグラスが入った人気のセットです。料理の流れをイメージし温度調節もされている日本酒で、心ゆくまで利き酒を楽しんでください。「十七蔵の利き酒セット 粋酔(税込 1,700円)」セット内容黄桜、富翁、京姫、金鵄正宗、月桂冠、英勲、齊藤、招徳、城陽、松竹梅、玉乃光、豊祝、魯山人、月の桂、桃の滴、都鶴、鷹取、神聖好みのお酒に合うおつまみを探してお酒にはおつまみも欲しくなりますよね。「伏水酒蔵小路」では、おつまみのメニューもたくさん。好みのお酒が見つかったら、それに合うおつまみを探してみては。職人こだわりの魚寿司屋"大ちゃん"の「おまかせ8貫(税込 1,800円)」。職人がこだわりぬいた新鮮な魚を、一貫一貫丁寧に握っています。博多のB級グルメ伏水鉄焼の「俺の鉄焼(税込 780円)」は、アツアツの豚肉とキャベツを辛みそで食べる博多のB級グルメ。日本酒に合うチーズを厳選"BAR BANA"からは日本酒に合うチーズを厳選した「チーズ3種盛り(税込 980円)」、こだわった厚さにカットして提供しています。「うまいもん専門店」から出前が取れるので、好みのお酒とマッチするおつまみを見つけてみてください。伏水酒蔵小路の豊富な出前メニュー「伏水酒蔵小路」では出前も行っており、和洋中揃うメニューから選ぶことができます。俺のコロッケ!九州博多の名物を提供している"俺の焼鉄"のコロッケは、サクサクして美味しいです。価格:税込 200円煮だし紅茶のクリームブリュレ"BAR BANA"から新感覚ブリュレは、イタリアンと日本酒という新しい組み合わせ。価格:税込 480円鶏皮揚げ餃子5個らーめんや唐揚げを提供している"らーめん門扇 伏水酒蔵店"の揚げ餃子は絶品。価格:税込 600円焼きアナゴのアテ寿司屋"大ちゃん"ではお寿司だけではなくアナゴも提供しています。価格:税込 880円天ぷら盛合わせ"酒処京町茶屋"の天ぷら盛合わせはエビやしいたけがありサクサク。価格:税込 680円肉吸い肉吸いもつ鍋 麺"むかし屋"の名物。本物の和風だしを味わって。価格:税込 720円エイヒレの炙り"89丁目食堂"のエイヒレは長崎県出島産を使用したおつまみです。価格:税込 560円こぼしイクラ"きつや"からは、名前の通り溢れ出すほどイクラがのっている贅沢な一品。価格:税込 1,280円利き酒でいろんなお酒を楽しんで利き酒で少しずついろんなお酒の味を嗜んで味の違いを確かめて、ほろ酔い気分になったら和洋中お好きな料理を満喫しませんか。夢のような気分で1日を過ごせるでしょう。スポット情報スポット名:伏水酒蔵小路住所:京都市伏見区納屋町115番地~京都市伏見区平野町82番地2電話番号:075-601-2430
2018年11月17日京都の「伏見稲荷大社」内の休憩所「啼鳥菴(ていちょうあん)」にある「稲荷茶寮(いなりさりょう)」。四季折々の風景を眺めながら、美味しいお茶をいただいてほっとできる茶寮です。お店の魅力やおすすめメニューをご紹介します。伏見稲荷大社にある茶寮「稲荷茶寮」2018年1月11日にオープンした「稲荷茶寮」は、「千本鳥居」を抜けて「一ノ峰」を通り、「本殿」付近まで帰ってくる途中にあるため、観光や参拝の途中にふらりと立ち寄りやすい茶寮です。「稲荷茶寮」でいただけるお茶やスイーツには、明治時代から続く老舗の日本茶専門店「椿堂茶舗(つばきどうちゃほ)」の抹茶を使用。抹茶の豊かな風味を感じながら、ほっとひと息つきませんか。「伏見稲荷大社」とは?「伏見稲荷大社」は、全国に3万社あるといわれる「稲荷神社」の総本宮です。「お稲荷さん」と称されて老若男女を問わず親しまれ、日本人にとって身近な神社のひとつです。商売繁昌・家内安全・交通安全・芸能上達などのご利益があるといわれています。戦国武将・豊臣秀吉も母親の病気平癒を真剣に願って、“おかげ”を受けたのだそう。「稲荷茶寮」の人気ポイント!観光客・女性客に人気「稲荷茶寮」のお客さまには、「伏見稲荷大社」に訪れる参拝者や観光客、SNSを見て訪れる女性グループが多いのだそう。外国語に対応できるスタッフもおり、訪れた方がゆっくりできるような心配りがなされています。紅葉を望むテラス席が人気数寄屋造りのほっとするような落ち着ける店内。緑豊かな庭園を望め、「八嶋池」の流れるせせらぎの音や鳥のさえずりが聞こえてきます。きれいな紅葉を望むテラス席があり、秋になるとすぐに埋まってしまう人気の席となるのだそう。「稲荷茶寮」おすすめメニュー献上宇治抹茶と生菓子「伏見稲荷大社」の御祭神である「稲荷大神」さまが稲荷山にご鎮座されてから1300年が経ったことを祝ったお祭り「1300年祭」。そのときに献上した宇治抹茶が「稲荷茶寮」でいただけます。抹茶の実をイメージした、かわいらしい抹茶餡のお茶菓子つきで、1,200円です。濃い抹茶ぜんざい「濃い抹茶ぜんざい(1,100円)」は、飲む宇治抹茶とはひと味違った濃厚なぜんざいです。餡の甘さに負けない、しっかりとした味わい。抹茶好きにはたまらない一品です。稲荷パフェSNS映えを狙うなら、「稲荷パフェ(1,300円)」がおすすめ。鳥居の形をした砂糖菓子が目を引きます。オリジナルの抹茶アイスや稲の穂を揚げたもの、ぜんざいの餡と白玉、抹茶餡などがのっている贅沢なパフェです。参拝後は癒やしの茶寮に行ってみて「稲荷茶寮」は16:00までの営業となっています。お昼どきは席が埋まりやすくなっているため、朝一の来店がおすすめ。紅葉がよく見えるテラス席は人気が高いので、早いものがちですよ。「伏見稲荷大社」を参拝した後は、風情ある店内で濃厚な抹茶を使ったお茶やスイーツを味わえる「稲荷茶寮」に立ち寄ってみませんか。スポット情報スポット名:稲荷茶寮住所:京都市伏見区深草藪之内町68電話番号:075-286-3631
2018年11月08日京都・伏見の「伏見稲荷大社」からほど近い場所にある豆乳スイーツ店「京豆庵(きょうずあん)伏見稲荷店」。ヘルシーフード・大豆を使った豆乳スイーツのこだわりポイントや、おすすめのスイーツメニューをご紹介します。カラダに美味しい豆乳スイーツ「京豆庵 伏見稲荷店」「京豆庵 伏見稲荷店」は、つくり手の顔が見える豆乳スイーツ店です。オープン当初から20年間、“美味しく食べて健康な身体に”をモットーに、国産大豆にこだわった手づくりの豆乳スイーツを提供し続けています。「伏見稲荷大社」のすぐそば「京豆庵 伏見稲荷店」は、京阪「伏見稲荷駅」を降りてすぐ、「伏見稲荷大社」に続く坂道の入り口にあります。日本の観光スポット人気No.1に選ばれた「千本鳥居」が有名な「伏見稲荷大社」から徒歩圏内です。「伏見稲荷大社」は、1300年にわたって人々の信仰を集め続け、「お稲荷さん」と称され親しまれる神社です。そのためお客さまには、ガイドさんや添乗員さんの案内で訪れる観光客やツアー客、修学旅行生も多いのだそう。「京豆庵」の豆乳スイーツができるまで京都に2店舗ある「京豆庵」の豆乳スイーツはどのようにしてできているのでしょうか。品質にこだわった大豆はもちろん、豆乳になる工程にもこだわるからこそ、カラダにやさしい豆乳スイーツが生まれています。低農薬・減化学肥料の「大豆」大豆は、京都近郊の農家さんから仕入れられています。“低農薬・減化学肥料”の環境にこだわった大豆を使用。丁寧に育てられた大豆を使用しているから、安心していただけます。国産大豆を100%使用した「豆乳」大豆を濃い目にすり潰した「生呉(なまご)」を丁寧にじっくり炊き上げ、良質な豆乳をつくりだします。添加物は一切不使用。大豆と水だけを使った“自然に近い”豆乳なのです。3人の匠がつくる「豆乳スイーツ」「京豆庵」の商品は、余計な添加物を加えずに厳選された原材料だけを使って、心を込めてひとつひとつ手づくりされています。大豆をつくる職人・豆乳をつくる職人・豆乳スイーツをつくる職人。3人の匠が最高にこだわって、豆乳スイーツをつくりあげています。逆さにしても落ちない!「お豆腐ソフトクリーム」「京豆庵」の代表商品のお豆腐ソフトクリームはとても濃厚なので、逆さにしても落ちません。お豆腐そのものの風味を感じられるクリームは、もっちり感がありしっとりなめらか。思いきって逆さにして、写真におさめてみてはいかがですか。職人豆腐ミックス大豆丸絞りそのものの「絹ごし豆腐」と茶葉の上品な香りが漂う「京豆庵 伏見稲荷店」限定ソフト「宇治抹茶」の2つの濃厚な味わいを楽しめるソフトクリーム。香気と旨さをぎゅっととじこめた、栄養があるのにヘルシーな店主自慢の一品です。ジェラート+お豆腐ソフトカシス・黒ごまこだわりのお豆腐ソフトクリームをジェラートにのせて、一緒に楽しめる贅沢なコンビ。「むらさきいも」や「杏仁」、「チョコレート」など10種類のフレーバーから、お好みのものをチョイスしてくださいね。最中せんべい豆腐アイスパリパリの渦巻き最中に、もっちり食感のお豆腐ソフトクリームを2種類サンド。「京豆庵 伏見稲荷店」の限定ソフト「宇治抹茶」を「絹ごし豆腐」と合わせた、贅沢なコンビを最中と一緒に楽しめます。こだわりの「プリン」や「ドーナツ」もこだわり豆乳プリン湯葉をつくるように、低温でじっくり時間をかけて大豆のコクと旨みを引き出した「こだわり豆乳プリン」は、とろんとした舌触りがたまらない一品。大切な方への贈りものにもぴったりです。こだわり豆乳ドーナツほおばった瞬間に豆乳の香味が広がる、しっとりふわふわの「こだわり豆乳ドーナツ」。揚げたてそのままの食感が楽しめます。小学生も学校でつくっているのだそう。散策のお供にいかがですか。「畑の肉」といわれる大豆のスイーツを堪能してその小さな一粒に良質なタンパク質が多く含まれる大豆は、「畑の肉」とも呼ばれています。糖質・脂質・カロリー控えめのヘルシーフード・大豆を使った手づくりスイーツを、「京豆庵 伏見稲荷店」で味わってみてくださいね。スポット情報スポット名:京豆庵 伏見稲荷店住所:京都市伏見区深草秡川町16-20電話番号:075-641-1887
2018年11月08日代々木上原のフレンチレストラン「グリ(Gris)」のオーナーシェフを務めた鳥羽周作が、2018年7月20日(金)、「グリ」の跡地に新レストラン「シオ(sio)」をオープンする。「グリ(Gris)」は、素材の本質を見極めた料理と、食べ手の想像を超える斬新なコース構成、そしてそれを彩るモダンな器など、ほかにはない“五感で楽しめる料理”で名を馳せるモダンフレンチレストラン。その人気は、食べログなどでも4.0以上の高評価を得るだけでなく、有名人や料理人もこぞって通うほど。そして、同店シェフを務めたのが鳥羽周作。 サッカー選手、小学校教員を経て、32歳で料理の世界に飛び込んだ異色の経歴を持つ彼は、神楽坂の「ディリット(DIRITTO)」「アーリア ディ タクボ(Aria di Tacubo)」などの有名店で経験を積み「グリ」のシェフに就任した。そして2018年7月、オーナーシェフとして自身のすべてを出し尽くしたレストラン「シオ(sio)」を心機一転オープンすることとなった。店内では、これまで鳥羽が培ってきたベースを活かしつつ、生産者の想いを大切に受け継いだコラボレーションを積極的に実践していくという。さらに、自身の料理に最も合う飲み物を再考し、フレンチとしては前代未聞のティーペアリングもスタートする。また、店舗空間はトップクリエイターとのコラボレーションによって完成している。ロゴはくまモンを手がけた「good design company」の水野学、テーブルウェアはPRODUCT DESIGN CENTERの鈴木啓太、そして店内の選曲は、サウンド・ブランディングの第一人者でもある沖野修也が担当している。なお、「シオ」は完全予約制。すでに満席の日がではじめているので気になる人は早めにチェックした方がよさそうだ。【詳細】レストラン「シオ(sio)」オープン日:2018年7月20日(金)住所:東京都渋谷区上原1-35-3予約ページ:営業時間:18:00~24:00 ※ランチ12:00~15:00 土日祝のみ価格:ディナーコース 10,000円~ / ランチコース 5,800円 / 21:00以降はアラカルト定休日:水曜定休 ※不定休
2018年07月20日真っ黒な活性炭素がドリンクに京都伏見稲荷のジュースバーに、夏季限定で活性酸素のフローズンドリンクが登場する。株式会社モノリスが提供する「ウルトラチャコール」がジュースバー「Pico(ピコ)」と提携して誕生したもので、暑い夏にぴったりの商品となっている。海外で流行の美容ドリンクこのたび販売されるチャコールドリンクは、活性炭をドリンクに混ぜることによって美容効果を求める「チャコールダイエット」としてニューヨークでも注目されている美容ドリンクだ。伏見稲荷のジュースバーで提供されるのは「ウルトラチャコールレモネード」という商品で、レモネードの味が飲みやすい。真っ黒な見た目とは対照的にさっぱりとして夏らしい味わいとなっている。活性炭のいいところを手軽に摂取フローズンのチャコールドリンクでレモネード仕上げということもあり、暑い夏にはぴったりの商品である「ウルトラチャコールレモネード」。おいしいだけでなく、毒素を吸収して体の外へ出してくれる効果もある活性炭素。手軽においしく飲めて美容にもよい、まさに理想的なドリンクと言える。見た目とのギャップも楽しめ、見てよし、飲んでよしの注目ドリンクとなっている。この夏はぜひ、「ウルトラチャコールレモネード」でおいしく手軽に活性炭を取り入れてみてはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社モノリスのプレスリリース
2018年07月01日伏見稲荷大社の近く。趣きあるおしゃれカフェ京都・伏見稲荷大社の近くにあるカフェ「Vermillion - cafe.(バーミリオンカフェ)」は、厳選された挽きたてコーヒーを味わえるコーヒー専門店です。「Vermillion」は“朱”という意味。伏見稲荷の鳥居を連想させる朱色から店名を名付けたそう。店内はオーストラリアのカフェを意識した造りながら、神社の景観を活かしたゆっくりとくつろげる空間となっています。伏見稲荷の自然を感じる。気持ちいいオープンテラス席開放的なオープンテラスからは、伏見稲荷大社境内の八島ヶ池を眺めながら過ごすことができます。涼やかな自然の景色の中で味わうコーヒーはまた格別です。お店のおすすめは、ほどよい酸味を活かしたエスプレッソコーヒーとスチームミルクを合わせた本格カフェラテ。自家製フムスや、地元の食材で作るボリュームたっぷりのバゲットサンドイッチと一緒にどうぞ。参拝後のひと休みにぴったり。「Vermillion - cafe.」は、JR奈良線「稲荷駅」が最寄り。表参道を通り伏見稲荷大社本殿を抜け、階段を上って納札所方向を左折。突き当たりの産場稲荷を右折してすぐのところにあります。お山巡り、稲荷参拝後の休憩に、伏見稲荷の自然を感じながら、ホッとひと息つけるカフェで癒やしのひとときはいかがですか?スポット情報スポット名:Vermillion - cafe.住所:京都府京都市伏見区深草開土口町5-31
2018年06月05日京都・伏見大手筋商店街にて「伏見の清酒まつり in 大手筋商店街」が2017年11月11日(土)に開催される。「京都の酒どころ」として知られる伏見。2017年で4年目となる当イベントでは、そんな伏見の蔵元の17蔵が伏見大手筋商店街内に特設ブースを設置し、新酒のシーズンに先駆けて日本酒を提供する。「黄桜」や「月桂冠」など伏見発の大手酒造メーカーからローカルな酒造まで、用意する清酒のラインナップは様々。豊富な清酒に合わせて、商店街内の参加店舗全20店では日本酒にマッチするフードも準備。千寿せんべいが人気の「鼓月」や、日本酒にこだわりを持つ鶏料理店「鳥せい 本店」なども出店し、まさに「飲んで」、「食べて」、「味わう」、伏見が一体となった日本酒の祭典になっている。【詳細】「伏見の清酒まつり in 大手筋商店街」開催日:2017年11月11日(土)開催時間:14:00~18:30 ※3部制(1部 14:00~15:20 2部 15:30~16:50 3部 17:00~18:30)参加料金:前売1,800円、当日2,000円 ※3部のみ当日券も1,800円 ※参加費に伏見の清酒が味わえる10枚分のお酒券+ オリジナルお猪口つき会場:伏見大手筋商店街住所:京都市伏見区伯耆町10番地出店酒蔵・団体:[伏見酒造組合]黄桜/北川本家/京姫酒造/キンシ正宗/月桂冠/齊藤酒造/招德酒造/宝酒造/玉乃光酒造/鶴正酒造/豊澤本店/平和酒造/増田德兵衞商店/松本酒造/都鶴酒造/山本勘蔵商店/山本本家(五十音順)出展飲食店:えんり庵/かつくら/ケンタッキーフライドチキン/ジュバンセル/ごん平/京極屋/鼓月/京都宇治とろろ家/agio iichan.Chi/伏見さらしな/セブンイレブン/阿津満寿司/茶寮油長 油長/吟醸酒房 油長/高貝商店/餃子の王将/鳥せい本店/サラダの店 サンチョ/京料理 清和荘/からあげ 縁 伏見大手筋店参加申し込み方法:イープラスにて前売り券を販売※定員に達し次第締め切り。※京極屋酒店、吟醸酒房油長、ごん平、大手筋サービスセンター、伏見夢百衆、キザクラカッパカントリー、おきな屋、月桂冠大倉記念館、月の蔵人、鳥せい本店、伏水酒蔵小路、京都伏見 SAKEZO’S BARの店頭でも販売。※若干数当日券あり。
2017年10月06日重厚な木の開き戸から酒蔵に足を踏み入れた途端、蒸し上がった米の芳醇な甘い香りに包まれた。国内有数の酒どころとして知られる京都・伏見で、江戸時代から続く老舗の酒蔵である招徳酒造。築300年という薄暗い蔵の中では、杜氏のもと、5人の蔵人たちが忙しく立ち働いていた。 「いま、甘酒づくりに使う米を洗い、蒸しています」。伏見で唯一の女性杜氏である大塚真帆さん(42)が解説してくれる。杜氏とは、その年の酒づくりの方向性を決め、完成まで陣頭指揮を執る最高責任者。酒蔵といえば“女人禁制”で、杜氏も老練な男性の職人が担うイメージが強いが、近年、全国で女性も登場しつつある。とはいえ、まだ数は少なく、招徳酒造でも女性杜氏は大塚さんが初めて。現場で働く蔵人も全員が男性だ。 12年前に女性初の杜氏になったとき、大塚さんはこう公言した。 「守るべき伝統は守りながらも、変えるべきところは変えていきたい」 この言葉どおり、長く伏見でも中断していた伝統的な日本酒製造技法である“キモト造り”を復活させたり、日本酒になじみの少ない女性にアピールするデザインボトルのイラストを自ら手がけるなど、多くのチャレンジを行ってきた。しかし、いちばん変えたかったのは“働き方”なのだと、きっぱり言う。 「昔ながらの休みなしの泊まり込み作業を続けていては、疲労してケガにつながるし、生産効率も落ちて職場としてもよくありません。若い働き手も出てこないと思うんです。もっと現代に合った働き方があるのではないか、とくに子どもをもってからは考え続けてきました……あっ、いけない、もうこんな時間。すみません。これから、5歳の息子の保育園のお迎えです」(大塚さん) そう言うや、頭から白い手拭を取り去ると、蔵を出て、外に止めてあったママチャリにまたがった。大塚さんがママになったのは、杜氏となって5年目のこと。以来、酒づくりと子育てを両立していくなかで、大事なことに気付かされたという--。 社歴では2年先輩になる和田一孝さん(40)は、大塚さんが入社して蔵で働きたいと言うのを最初に聞いたとき、「できるんかいな、と思いました」と笑う。いまは蔵人として杜氏の大塚さんを支える立場の和田さんだが、実はプライベートでは夫である。新商品づくりでチームを組んだことがきっかけで交際が始まり、’08年春に結婚。やがて長女の美雨菜ちゃん(7)と長男の清夏くん(5)が誕生。家庭での妻の素顔について、和田さんはこう語る。 「ひと言でいえば、蔵でも家でも頑張り屋。どんなに疲れて帰ってきても、子どもたちを寝かしつけるときには必ず読み聞かせをしたりしてね」(和田さん) 2人は別性を名乗っているだけではなく、未入籍のままだ。「日本では結婚となると、当たり前のように女性が“嫁に行く”というのはおかしい」との大塚さんの考えに、和田さんも同意したのだ。 「ですから、私がことさらイクメンというのではなく、行けるほうが保育園のお迎えをするし、手が空いているほうが洗濯ものを畳むというのも、うちでは当たり前のこと。彼女が、いつも酒づくりのことを考えているのはわかっています。そのひたむきさに私を含め蔵人たちも引っ張られている感じですね」(和田さん) 大塚さんの杜氏としての覚悟をとりわけ思い知らされたのは、結婚後にしたという最初の選択を、彼女から聞いたときだった。 「うちの子たちは、2人とも計画出産でした。結婚してママになろうというとき、私はすでに杜氏になっていました。子どもは欲しかったですが、同時に、酒づくりのシーズンに抜けたくないということも常に考えていて。杜氏がいないと、蔵や蔵人に多大な負担をかけますから。あと、やっぱり、『女だから』と言われたくないという意地もあったかな」(大塚さん) 酒づくりのシーズンを終える春に産もうとのプランどおり、長女は4月12日、長男は5月17日に出産している。 「逆に、酒の仕込みシーズンの冬には、どんどんおなかが大きくなって、一緒に働く人をヒヤヒヤさせたかも。検診も、仕事を終えてから夜間の産婦人科で受けました。ツワリが始まって醪(もろみ)の匂いに思わずウプッとなったときに初めて、昔から女人禁制だったのはこういう事情もあったんだなと実感しました」(大塚さん) 出産後は、甑倒しを終えて産休へ。長女は生後3カ月、長男は5カ月から保育園に預けて、再び酒づくりの始まる前に復帰した。もっとも忙しい冬場には、夫婦ともに定時には帰れずに、放課後に子どもたちを蔵に連れてきたこともある。 「母親になって、つくづく思いました。酒づくりと子育ては似ていると。思いどおりにいかないのも同じ。むしろ、人間の子どもより麹や微生物のほうが素直かな(笑)」(大塚さん) そうは言いながら、夕方には会えると思うと、以前にも増して蔵で集中できるようになったので、子どもたちには感謝していると打ち明けた。 「酒づくりでは毎年、よりうまい酒を目指して酵母を変えたり試行錯誤を繰り返します。子育ても、悩みながらも手をかけたらかけただけ、あとで結果が返ってくる。まあ、いい結果とは限らないんですけどね」(大塚さん) そして、杜氏として、ママとして、日々の奮闘を続けるなかで、なによりの共通点を見つけた。 「どちらも、すくすく元気に育つとうれしい!」(大塚さん)
2017年05月28日キヤノンマーケティングジャパンは、伏見行介氏の写真展「Old fashioned portrait 先達へのオマージュ」を1月21日から開催する。会場は全国4カ所にあるキヤノンギャラリー。入場は無料だ。1月23日には立木義浩氏をゲストに迎えてギャラリートークを開催。時間は16時半から18時までで、会場はキヤノンギャラリー銀座となる。開催期間は以下の通り。キヤノンギャラリー銀座2016年1月21日~1月27日キヤノンギャラリー仙台2016年2月4日~2月16日キヤノンギャラリー札幌2016年3月10日~3月22日キヤノンギャラリー梅田2016年4月14日~4月20日
2016年01月18日京都府京都市の伏見銘酒協同組合で12月13日の11時~15時、「酒蔵開き」が開催される。○搾りたての新酒を味わえる同イベントは、銘酒として知られる伏見の搾りたての新酒と限定酒を味わえる。試飲は、小カップ2種類(約50mL/各1杯)で200円となる。ほかにも、京都ならではの漬け物や京するめ、京野菜、酒饅頭など物産品の販売、さらに鳥せい特製かす汁を1杯200円、酒粕を800g入り500円で数量限定販売する。
2015年12月08日京都府京都市の伏見大手筋商店街で11月14日、「伏見の清酒まつりin大手筋商店街2015」が開催される。○日本酒に合うフードも同イベントは伏見の魅力を再発見できる日本酒の祭典で、伏見の蔵元17蔵が特設ブースを設置し、新酒のシーズンに先駆けて日本酒を提供する。黄桜、北川本家、京姫酒造、キンシ正宗、月桂冠、齊藤酒造、招徳酒造、宝酒造、玉乃光酒造、鶴正酒造、豊澤本店、平和酒造、増田徳兵衞商店、松本酒造、都鶴酒造、山本勘蔵商店、山本本家が出展予定とのこと。また、地元の飲食店19店舗が参加し、地元のソウルフードや、日本酒に合うメニューも用意される。さらに、鳥せい本店、京料理 清和荘、サラダの店 サンチョが特別出店する。開催時間は3部制で、1部が14時から15時30分、2部15時30分から17時、3部17時から18時30分までとなる。参加費は、伏見の清酒が味わえる100円×10枚のお酒券とオリジナルお猪口つきで、前売り券1,800円、当日券2,000円となる。
2015年11月10日三重県鳥羽市の鳥羽水族館は、青いアマガエルを展示している。○一般から持ち込まれた青いアマガエルきれいな青い色をしたアマガエルは、6月18日に三重県松阪市に住む一般の人から同館に持ち込まれた。家の裏の田んぼの中で、一般的な緑色のカエルに混じり、数匹の青いアマガエルがいたのを発見して捕まえたものだという。持ち込まれた青いアマガエルは7匹。これまでにも青いアマガエルが持ち込まれたことはたびたびあったが、一度に7匹という"団体入館"は初めてとのこと。大きさは2cmほどで、まだ子供であるという。雌雄は不明。同館は青色になった理由について、「なんらかの原因による色素変異」と考えている。アマガエルの体色は表皮と真皮の間の3層に配列する色素胞(色素細胞)によるもので、3層は一番上に黄色素胞、次に虹色素胞、最後に黒色素胞で構成されている。真ん中の虹色素胞には「青色」の光を反射する性質があり、その「青色」が皮膚の真下にある「黄色」(黄色素胞)と混ざり、通常のアマガエルは「緑色」に見える。今回の青いアマガエルは黄色素胞が消失しているため、虹色素胞で反射された青色がそのまま皮膚に現れたものによる。現在、館内3階「日本の川」ゾーンで一般公開している。
2015年08月08日京都の酒といえば伏見である。桂川・鴨川・宇治川の3つの川に沿った平野部と桃山丘陵を南端とする東山連峰の山並みから構成された土地で、豊かな自然風土に恵まれ昔から多くの銘酒が作られてきた。太閤秀吉が伏見城を築いて以来、城下町としても発展してきた歴史がある。そんな伏見には、江戸時代・徳川家光の時代に開業した伝統の酒蔵があるのだ。○「月桂冠」は11代目が採用伏見城の外堀、濠川沿いに見える白壁土蔵。柳並木を潜りながら歩くとどこからか、米を蒸す香りが漂う。酒造の地ならではの風情を感じつつ見えてくるのは「月桂冠大倉記念館」。建物は明治42年(1909)建造の実際に使われた酒蔵を改装したものだ。月桂冠が生まれたのは江戸時代の寛永13年(1637)。京都南部の笠置から伏見の地に出て酒屋を開業したことに始まる。屋号を「笠置屋」に酒銘は「玉の泉」と称し、江戸、明治、大正、昭和、平成と怒濤の時代の中、伏見の酒として多くの人の喉を潤してきた。それから明治38年(1905)のこと、11代目の大倉恒吉氏が古代オリンポスの勝利と栄光のシンボル「月桂冠」を酒銘に採用し今の名称になる。同社は酒造りへの研究にも力を入れ、月桂冠総合研究所のもととなる大倉酒造研究所を創設した。科学技術を導入することで、一年を通じて酒造りを行う四季醸造システムの酒蔵を日本で最初に稼働し、商業ベースでの成功をおさめたのが月桂冠なのだとか。○文化財指定の伝統用具に先人達の技を知るそんな伝統を今に伝えるのがここ、月桂冠大倉記念館だ。京都市指定・有形民俗文化財にも指定されている6,120点にもおよぶ貴重な酒造用具類を保管しているほか、江戸時代の酒造りの工程に従って絵図パネルなどで分かりやすく順に紹介しており、酒造りを知らなくても楽しめる。明治時代の笠置屋の帳場を復元した入り口から土間を通って、各展示室をめぐる。展示品の中には明治時代に実際に発売されていた商品や広告販促用品など時代を感じさせる品々もあり、まるでそこだけタイムスリップしたようなノスタルジックな雰囲気が楽しめる。中庭に出るとかつての杜氏宿舎が残されており、耳をすませば往事の職人の声さえ聞こえてきそう。○酒をうまくする名水「さかみづ」体験も展示室入り口横には、伏見の名水のひとつ「さかみづ」がこんこんと湧き出ている。昔から酒造りには地下水が使われており、今も隣接する酒蔵で月桂冠のきめ細かくまろやかな酒質を生み出している。この清水を用意されている猪口で口にすることができるのも蔵見学の醍醐味といえよう。見学の後には利き酒体験が可能。記念館に隣接する白壁土蔵の酒蔵内に設けられた「月桂冠酒香房」は前日までに予約をすれば、実際の酒造りの様子を見学できる。なお、見学時間・受付人数に制限があるため、時期によっては見学できない場合もある。思い立ったらまずは電話で確認を!アクセスは、京阪電鉄「中書島駅」から徒歩5分、または、近鉄京都線「桃山御陵前駅」から徒歩10分。入場料は大人300円/中・高校生100円で、手土産として純米酒(180ML)1本がもらえる(未成年は月桂冠大倉記念館絵はがきをプレゼント)。※記事中の情報・価格は2015年6月取材時のもの。価格は税込○筆者プロフィール: 金関亜紀香川県生まれ。九州や山口で考古学に携わり、民俗学などに関心をもつ。東京の編集プロダクションや出版社勤務を経て、フリーランスに。現在、東京-香川を往復する生活を続ける。一年に地方や離島に出かける回数は30回以上。土地の食材や酒、祭りなどのフィールドワークを行っている。共著に『日本全国うまい焼酎虎の巻』(エイ文庫)がある。無類の酒好き。雑誌やネットなどでお酒のコラムをはじめ、離島の島ネタなどを執筆。現在は各地の居酒屋で旬の食材と地酒を求めて放浪。日本酒蔵、焼酎蔵などと蔵との繋がりあり。個人ブログ「ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足」で紹介中。
2015年07月15日京都・伏見は兵庫・灘と並ぶ酒どころ。豊富な地下水に恵まれ、酒造りに適した地は昔から多くの酒蔵が集い、数万~数十万石の生産量を誇る大手の酒蔵も珍しくない。そんな中、200石の酒造りをしているのが「藤岡酒造」だ。5月~9月酒造期間以外なら、500円(税別)で5代目蔵元・藤岡正章さん自らが酒蔵案内をしてくれる。○青空のように穏やか気持ちにしてくれる酒を藤岡酒造の創業は明治35年(1902)。「万長」の銘柄で最盛期には8,000石もあったという。しかし、日本酒全体の消費量が落ち込む時代の流れの中で一度は廃業してしまう。そんな酒蔵が復活したのは廃業から7年後の2002年である。先代では倉庫として使われた場所を酒蔵に改装し、酒蔵の規模を10分の1にして蔵元の藤岡さんひとりで造ることとなった。この藤岡酒造の復活は、伏見の地を大いに沸かすこととなる。先代から受け継いだ「すべての酒を大吟醸と同じように丁寧につくる、よい酒は必ず天に通じ、人に通じる」という信念のもと、酒米手配から酒の管理、瓶詰めまで自分が納得できる味を追求した。そうして造られた「蒼空(そうくう)」には、"青空はどんな人の心も爽やかに、穏やか気持ちにしてくれる"という願いが込められている。"復活"とは言え、そのスタイルは大きく変化した。銘柄は万長から蒼空へ、製造するメインのお酒の種類は純米酒のみとし、スタッフも従業員多数から家族中心に切り替えた。その一方で、仕込みタンクや搾り機等の酒造道具の一部は先代のものを使用し、酒造に用いる井戸水や酒造技術は現在も生かされている。○ひとりだからこそこだわりの世界が醸せる「もともと酒の流通を学ぼうと東京の酒問屋で働いていました」という藤岡さん。大学、そして就職していた時期を通して、伏見では知らなかった各地の酒蔵との酒に出会い衝撃をうける。都会で飲まれている日本酒のレベルの高さに驚き、自分でもこんな酒が造りたいと時間をみつけては全国の酒蔵を訪ね歩いたそうだ。「廃業した時、酒蔵だった土地は他人に貸しているので2度と酒造りはできないと諦めていたけれど、狭い場所でもクオリティーの高い酒造りをしている酒蔵がいくつもあることに驚き、『自分でもできる! 』と思いました。酒問屋をやめてツテをたどって3年間、全国の酒蔵で修行しながら助言をうけ、唯一残っていた倉庫を改装しました」(藤岡さん)。限られたスペースに新築した酒蔵での酒造りのため、いかに効率よく作業ができるかを考える毎日。仕込みタンクは5本しか置けない狭さが、ひとりで造るという面には適した広さとなる。「ひとりで造るのは大変ですねとよく言われますが、実は全ての工程を自分の目で確かめられるという利点がある。狭いから普通の酒蔵なら毎日のようにする仕込みも、うちは週に1度が限界。その分、酒米にもぜいたくにこだわることができ、酒質のいい酒が造れるようになった。狭さのおかげで『蒼空』が生まれたと言えます」と藤岡さんは言う。○「蒼空」利き酒に酒粕アイスもそんな「蒼空」を醸す酒蔵は予約すれば見学OK。酒蔵見学の予約は藤岡酒造のホームページから受け付けている。なお、予約して訪問した際に「マイナビニュースを見た」と伝えれば、2015年に限り税別500円を税込500円にしてくれる特典も用意している。酒蔵見学には試飲は付いていないが、その分、併設された酒蔵Bar「えん」でできたての「蒼空」を楽しむことができる。酒蔵Barからはガラス越しに仕込み酒蔵を眺めることができ、お酒が一層おいしくなる環境が整えられている。メニューは「蒼空」(純米酒/420円、純米吟醸酒/450円、純米大吟醸酒/500円)や甘酒(490円)のほか、「お茶と酒饅頭のセット」(490円)や「自家製酒粕アイスクリーム」(490円)などもあるので、午後のひとときをここでゆっくり楽しむのもいいだろう(全て税別)。アクセス方法は、京阪電気鉄道京阪本線「丹波橋駅」「伏見桃山駅」より徒歩5分、もしくは、近畿日本鉄道近鉄京都線「桃山御陵前駅」「近鉄丹波橋駅」から徒歩6分となる。※記事中の情報・価格は2015年6月取材時のもの○筆者プロフィール: 金関亜紀香川県生まれ。九州や山口で考古学に携わり、民俗学などに関心をもつ。東京の編集プロダクションや出版社勤務を経て、フリーランスに。現在、東京-香川を往復する生活を続ける。一年に地方や離島に出かける回数は30回以上。土地の食材や酒、祭りなどのフィールドワークを行っている。共著に『日本全国うまい焼酎虎の巻』(エイ文庫)がある。無類の酒好き。雑誌やネットなどでお酒のコラムをはじめ、離島の島ネタなどを執筆。現在は各地の居酒屋で旬の食材と地酒を求めて放浪。日本酒蔵、焼酎蔵などと蔵との繋がりあり。個人ブログ「ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足」で紹介中。
2015年07月10日日本に稲作が伝わった弥生時代にその歴史が始まったとされている京都・伏見の日本酒は、今日でも大いに人々を心地よく酔わせてくれている。そんな日本酒などを多角的に楽しめる場所が、白壁土蔵が連なる塩屋町(京都府京都市)に位置する「キザクラカッパカントリー」である。○日本酒の仕込み水で地ビール造りもこのキザクラカッパカントリーは、カッパのキャラクターで有名な「黄桜」の施設である。黄桜は初代・松本治六郎氏が大正14年(1925)に創業され、"黄桜=カッパ"というイメージをつけたのは2代目松本司朗氏である。司朗氏が黄桜を広く親しみやすい酒になってほしいとそのイメージにふさわしいキャラクターをいろいろと探していた時、某雑誌で連載されていた清水崑さんが描くマンガ『かっぱ天国』が目に留まったのがカッパとの出会いだったそうだ。それ以来、"黄桜=カッパ"というキャラクターは多くの人に浸透し、広く親しまれるようになったのは有名な話だ。黄桜は日本酒業界の中で先駆けて、低アルコール商品の開発や地ビールの製造にも力を入れ、幅広い世代が酒文化を楽しめるようにと努めてきた。例えば土産物屋などで目にする京都の地ビール「京都麦酒」である。京都麦酒は日本酒の仕込み水を使うことで、優雅で華やかな香りをもつさらりとした飲み口を表現している。「ケルシュ」に「アルト」、そして、「山田錦」に「蔵のかほり」と4タイプあり、中でも清酒酵母で造った蔵のかほりは、ビールでありながらどこか日本酒らしい優しさを感じる風味で飲みやすく人気が高い。○季節の移ろいとともに工房や湧水を味わうそんな黄桜が運営するキザクラカッパカントリーは多目的空間で、お土産なら「黄桜商店」、食事なら「黄桜酒場」、黄桜の歴史と酒造りを知りたければ「黄桜記念館」へと、学んで食べて買い物できる。もちろん、清酒と麦酒の「工房」も備えている。加えて、敷地内には伏見の名水11選のひとつ「ふしみ」が湧き出ており、その水をくみに地元の人が毎日訪れているそうだ。黄桜記念館には工程順に江戸時代の酒造りの道具が並ぶほか、昭和30年代からの黄桜CMを視聴できる。また、黄桜記念館内には日本妖怪の河童について紹介した「河童資料館」などもあるのが興味深いところ。そして、キザクラカッパカントリーは季節を選ばない。春は中庭の「黄桜広場」では社名にもなっている黄色い桜「鬱金桜」が咲き誇り、一目その黄色い桜を見ようと花見客が足は運ぶ桜の名所となっている。夏は清水の涼を秋には紅葉を感じ、冬になると「伏見の酒蔵」として「かおり風景100選」にも選ばれたように、清酒工房より漂ってくる新酒の香りを楽しむことができる。造りの時期になると日本酒造りを実際に体験できるコース(5,400円、要申し込み)もある。レストランでは、ここでしか飲むことができない限定酒や、ランチ限定の「酒蔵弁当」(1,500円)、「うこん弁当」(2,000円)、そして、「地ビール飲み比べセット」(ケルシュ・アルト・蔵のかほりの3種で630円)など、酒蔵らしいメニューが豊富にそろう。黄桜商店では100円で吟醸生酒と純米樽酒のショット売り(60ml、10時~18時)をしているので、ぜひとも飲んでおきたいところだ。キザクラカッパカントリーへは、京阪電鉄「中書島」駅より徒歩5分、または「伏見桃山」駅より徒歩10分、近鉄京都線「桃山御陵前」駅より徒歩12分。入場料は無料で、営業時間は各施設で異なり、黄桜記念館は月曜日が休館日となっている。ファミリーももちろんだが、ひとりでふらっと訪れて、黄桜の下で一杯味わうのも素敵なひとときだろう。※記事中の情報・価格は2015年6月取材時のもの。価格は税込○筆者プロフィール: 金関亜紀香川県生まれ。九州や山口で考古学に携わり、民俗学などに関心をもつ。東京の編集プロダクションや出版社勤務を経て、フリーランスに。現在、東京-香川を往復する生活を続ける。一年に地方や離島に出かける回数は30回以上。土地の食材や酒、祭りなどのフィールドワークを行っている。共著に『日本全国うまい焼酎虎の巻』(エイ文庫)がある。無類の酒好き。雑誌やネットなどでお酒のコラムをはじめ、離島の島ネタなどを執筆。現在は各地の居酒屋で旬の食材と地酒を求めて放浪。日本酒蔵、焼酎蔵などと蔵との繋がりあり。個人ブログ「ゴン麹 酔いどれ散歩千鳥足」で紹介中。
2015年06月23日三重県鳥羽市・鳥羽水族館は6月8日、ミナミアフリカオットセイの赤ちゃんの一般公開を開始した。○5月22日、ミナミアフリカオットセイの赤ちゃん誕生ミナミアフリカオットセイの赤ちゃんは、5月22日 11時47分に誕生。同日 9時40分頃、飼育担当者がオットセイの母親が頻繁に体を動かし落ち着きがなくなるなど出産の兆候に気がついた。その後、交代で観察を行っていたところ、約2時間後の11時47分に元気な赤ちゃんを出産した。赤ちゃんはメスで、体長約46cm、体重は4.0kg。産まれてすぐに動き回るなど元気な様子で、翌日明け方には授乳も確認された。母親の「ラン」はアシカショーでも活躍する同館一の美人アシカで、気の強い一面もあるものの普段はとてもおとなしい性格。今回は初めての出産だったため心配していたが、赤ちゃんを産んでからは、ショーの時とはまるで違い、すっかり母親の顔になっているという。赤ちゃんが順調に成長しており、親子の状態が安定してきたことから6月8日より一般公開を開始した。なお、体調次第で変更になる場合もあるとのこと。
2015年06月09日京セラは、京セラ美術館(京セラ本社ビル1階)において、2015年特別展「輝ける伏見 鳥羽離宮と平安の栄華」を開催する。会期は6月27日まで。開館時間は10:00~17:00(※入館は閉館の30分前まで、会期中無休)。入館料は無料。鳥羽離宮は、「都遷りの如し」(扶桑略記)と言われた白河上皇による鳥羽離宮の造営(1086年)と院政の開始から、それを引き継ぎさらに離宮を拡大した鳥羽上皇が崩御する1156年までの70年間において、平安京とともに政治、文化の中心地となった。同展では、鳥羽離宮跡から発掘された遺物、平安末期に伏見が輝いた時代の肖像画、古文書など約60点を展示する。なお、京セラ美術館では特別展の展示品以外に、パブロ・ピカソの「銅版画347シリーズ」をはじめ、日本画、洋画、彫刻、工芸品などをコレクション・展示している。現在の展示内容については同館のWebページにて確認してほしい。
2015年05月29日鳥羽水族館では、公式Webページの「飼育日記」にて"謎生物"を紹介し、話題となっている。○まさに驚愕の形状の、"へんな生きもの"同個体は3月15日、紀伊長島の漁船「甚昇丸」に乗船した同館飼育研究部員が、深海底引き網にて採集したもの。水深144~200mで採集した沈木に付着していたもので、船上で「おや?」と不審に思い、沈木ごと採集ビンに入れて持ち帰った。水槽に入れても正体がわからず、顕微鏡で拡大すると、その形状はまさに驚愕の"奇妙さ"だったという。かたちは盤径3mmほどのキノコ状。中央に少し突出した口らしきものがあり、一見するとイソギンチャクなどの刺胞動物の一員にも思える。よく見ると口の周りに太短い触手らしきものがあるものの、それ以外は全身がハサミ状の突起で覆われている。まるでウニやヒトデに見られる「叉棘(さきょく)」のようで、刺胞動物でこんな器官を持つ種類は、まさに未知のものだという。この謎生物「叉棘キノコ(仮称)」にはその後、研究者より「抜け落ちたヒトデ類の叉棘鞘(さきょくしょう)ではないでしょうか?」との意見が寄せられた。特にマヒトデ科やタコヒトデ科の叉棘では、棒状の骨を中心にこのようなクラスターを作るものがあるとのこと。どうやら謎生物の正体は、底引き網によくかかる、抜け落ちたタコヒトデ科のカンムリヒトデ(か、その近縁種)の叉棘鞘ということで「一件落着」となった。なお、同館の2F Lコーナー・水の回廊ゾーン「へんな生きもの研究所」では、このような深海生物をはじめ、様々な"おかしな生きもの"を観覧できる。同館の所在地は、三重県鳥羽市鳥羽3-3-6。
2015年04月12日鳥羽水族館では3月31日、同館恒例の「水中入社式」を開催した。○鳥羽水族館恒例、一風変わった「水中入社式」を実施開館60周年を迎えた記念の年に入社したのは計4名で、そのうち「水中入社式」に挑戦したのは、潜水の資格を持っている飼育研究部に配属される女性1名と、営業第一部に配属される男性1名だった。この「水中入社式」は2006年、「せっかく飼育研究部に配属されるのなら記念になる形で」と、先輩飼育係たちの提案がきっかけでスタートし、今年で9回目の開催となった。会場は、いつも入場者でにぎわうエントランスホールと、ホールに面したコーラルリーフ・ダイビング水槽。この水槽は水量約800トン、奥行き15m×横16m×水深5.5mもある、同館で最大の水槽となる。大勢の観客が見守る中、先輩ダイバーに続いてリクルートスーツで正装した新入社員2名が初心者マークを付けたボンベを背負って登場。水中で副館長から辞令を渡されると、だんだん浮き上がってしまいながらも懸命に両手でしっかりと受け取った。続いて、一緒に潜った先輩飼育係からガラス磨き用のスポンジをプレゼントされ、さっそく掃除に挑戦。両手ですいすいとガラスを磨く先輩の隣で、新入社員の2人は水槽に固定された取手をつかみ、バランスをとりながら水中での記念すべき初仕事をこなした。力を込めて一生懸命磨いたあとには、先輩からのサプライズが用意されていた。開館60周年という節目の年の入社式ということで、水中でパネルを組み合わせて大きな「60」という数字を作り、会場を盛り上げてくれた。最後に、新入社員が水中マイクで感謝の気持ちとこれからの抱負を述べると、観客からは大きな拍手が起こった。水中入社式を終えた新入社員2名は4月1日より、飼育研究部の淡水魚チームと営業第一部にそれぞれ配属される予定となる。同館では、「頼もしい2人のこれからの活躍にご期待ください!」とコメントしている。同館の所在地は、三重県鳥羽市鳥羽3-3-6。
2015年04月12日鳥羽水族館は3月21日、新ゾーン「奇跡の森」をオープンする。○水族館初の、「スナドリネコ」も登場同施設は、同館の開館60周年にオープンとなる、注目の"体験型"新ゾーン。探検気分で吊り橋を渡り、神秘的な滝の裏をくぐったりと、魅力あふれる新ゾーンとなるという。また、水族館では日本初展示となる、水に入って漁をする「スナドリネコ」などの珍しいいきものたちが次々と登場。トカゲの仲間やヘビに触れることができたりと、"ドキドキ・ワクワク"の連続を体験できるという。3月21日~4月5日には、オープニング記念イベントも開催予定となっている。同館の所在地は、三重県鳥羽市鳥羽3-3-6。
2015年02月03日映画『ゆめはるか』の初日舞台あいさつが13日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、キャストの吉本実憂、山村美智、鳥羽潤、渋谷飛鳥、高橋美波と五藤利弘監督が出席した。全国順次公開中の本作は、15歳の少女が病気と闘いながら成長していく姿を描いた物語。短距離走でジュニアオリンピックを期待されるほどの記録を持つ遥(吉本)は、ある日の練習中、めまいに襲われ倒れてしまう。脳腫瘍を患っていることが判明した遥は、家族や医師に支えられながら、厳しい治療を続けていく――というストーリーで、第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した吉本が映画初主演を果たしている。清楚な白いワンピース姿で登場した吉本は、映画初出演ながら主演を務め、「プレッシャーは正直ありました」と当時の心境を吐露しつつ、「監督が優しい雰囲気の中でやらせてもらったので、重い役だったけど楽しかったです」と振り返ってにっこり。病気という困難に立ち向かう少女を演じたことで、「私自身も大切なことを教わった」と語った吉本は、「観た後に、心の中で大切な人を思い浮かべてくれればうれしい。普通に生きていることは幸せなことだと感じていただければ」と胸を張ってアピールした。また、母親役の山村に、「元気いっぱいで愛おしかった。熱を出しているのに『大丈夫です!』と言ってて、その姿勢は見習わなきゃと思った。将来が楽しみ」と称された吉本は、自身の"ゆめ"を『一生勉強一生女優』と書き、「お芝居をしている時が1番楽しい。これからも、ずっと勉強していきたい」とにっこり。劇中では、主治医役の鳥羽に吉本が感情をぶつける激しいシーンもあり、鳥羽が「年齢や演技の経験は関係なく、エネルギーがすごかった」と話すと、看護師役の渋谷も「実憂ちゃんの眼差しが素晴らしかった。ピリッとした空気が心地良かった」とその演技を大絶賛していた。
2014年12月14日京都府京都市伏見区丹後町の伏見銘酒協同組合で、同組合の酒蔵の新酒を味わえる「酒蔵開き」が開催される。開催日時は11月30日の11時~15時まで。料金は、新酒・限定酒試飲/200円(小カップ2種類/各1杯50ml)、粕汁/1杯200円。○新酒や京ならではの名産品も販売同イベントは、搾りたての新酒や限定酒を酒蔵で味わえるもの。鳥せい特製粕汁販売や酒粕計り売りも行われるほか、京するめや酒まんじゅう、京野菜、塩昆布、酒器、生花など、伏見や京都の名産品の販売も行われる。なお、今回の限定酒は大吟醸ではないとのこと。
2014年11月28日京都府京都市伏見区の伏見大手筋商店街で、日本酒飲み歩きイベント「伏見の清酒まつりin大手筋商店街2014」が行われる。開催日は11月9日。時間は、1回目が13時~14時30分、2回目が14時30分~16時、3回目が16時~17時30分。○京都を代表する17の酒蔵が集結同イベントでは「京都の酒処・伏見で楽しむ、清酒の呑み歩き」をテーマに、京都を代表する酒処・伏見の商店街(大手筋商店街のアーケード)にて地元の銘酒を提供するもの。当日は、17の酒蔵が提供する清酒をおちょこ1杯から購入できるほか、商店街内の飲食店20店舗以上が清酒に合わせたおつまみをテイクアウト形式で販売する。参加する酒蔵は、天明元年(1781年)に酒造りを始めた「キンシ正宗」、京都伏見の銘井水「白菊水」を仕込み水に使った「豊澤本店」、純米酒の復活と普及に力を注ぐ「招德酒造」、伏見でも最良の伏水がある地に酒蔵を構える「京姫酒造」、特定名称酒のみを出荷する「平和酒造」、全国新酒鑑評会14年連続金賞受賞を記録した「齊藤酒造」など。また、おつまみを提供店舗として、「えんり庵」「京ホルモン蔵」「鳴海餅本店」「京極屋」「吟醸酒房油長」「からあげ縁」などの出店が予定されている。料金は、イベント専用おちょこ・清酒呑み比べ券(1,000円相当)付きの「きほんの呑み歩きセット」が1,600円。フードは現金制で、参加者に限り「日本酒のおかわり券」(100円~)が当日販売される。
2014年11月07日大阪市交通局と京阪電気鉄道は14日、お得な乗車券「宇治・伏見1dayチケット 大阪市交通局版」を発売する。このチケットは、大阪市交通局の大阪市営地下鉄・ニュートラム・バス全線のフリー乗車券と、京阪電車の宇治・伏見区間フリー乗車券のセット。京阪電車のフリー区間は、淀屋橋~守口市間と中之島線、および中書島~伏見稲荷間と宇治線。その他、「往復区間」として守口市~中書島間も乗車できる(途中下車不可)。発売額は1,000円(大人券のみ)。発売期間は6月14日から2015年3月1日までで、有効期間は発売期間中の任意の1日。大阪市交通局の地下鉄・ニュートラム全駅の駅長室、地下鉄駅構内の定期券発売所(天神橋筋六丁目を除く)、市営交通案内コーナー(新大阪)にて販売する。同きっぷは、宇治・伏見の観光施設などで優待が受けられる特典付き。平等院ではきっぷの提示で特製はがき2枚がもらえるほか、三室戸寺や萬福寺では拝観料が団体扱いに。その他、飲食店や土産物店などでも割引や一品サービスなどの特典が付く。
2014年06月06日志摩マリンレジャー(三重県鳥羽市)は、イルカの体調により中止していた「イルカタッチ」を12月22日より再開した。イルカタッチは、同園イルカ島で行っていたプログラム。距離感ゼロで、バンドウイルカと触れ合える体験ができると人気を得ていたが、イルカの体調により中止していた。このほど、同プログラムの再開を発表。スケジュール等は、同園公式サイトで公開している。料金はひとり500円。その他、イルカショー(無料)や、イルカのおやつ(エサやり。バケツ1杯500円)なども行っている。イルカ島は入園無料。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日鳥羽市と鳥羽市広告宣伝戦略委員会は、同市の観光キャンペーンガールとして、同市在住の「三世代海女 中川さん母娘」を起用したことを発表した。今後、様々なPR企画を開始する。このほど、観光キャンペーンガールとなった中川さん母娘は、祖母・寿美子さん、母・早苗さん、娘・静香さん。3世代そろった現役の海女であり、中でも静香さんは“女子大生海女”として知られている。キャンペーンは中川さん母娘の協力のもと、同市のWEBサイト「恋する鳥羽」のリニューアルからスタート。鳥羽市の様々な秋季キャンペーン、東京・六本木でのイベントと、順次展開を広げていく。リニューアルされた同市のWEBサイトは、画家 ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにしている。「真珠の耳飾りの海女」として、女子大生海女の静香さんと、母・早苗さんがサイトに登場する。また、リアルタイムで鳥羽の観光情報を確認できるよう、Twitter・Facebookも運用。ソーシャルメディアとの連携を強化している。10月1日~11月30日まで、秋季キャンペーン「天恵の海を食す 鳥羽の秋旅」を実施。「食をテーマとした体験型メニュー」「伊勢エビ漁解禁にちなんだ南鳥羽伊勢エビプラン」など、鳥羽市ならではの、豊かな海の食と文化を伝える6つのプランを実施する。詳細はWEBサイト「恋する鳥羽」の「鳥羽ならではの食」で紹介している。また、10月27日には、六本木農園にてイベント「海女ナイト」を実施。地方の生産者と東京をつなぐレストランをオープンし、海女が採った魚介類を中心とした料理の提供とともに、現役海女による海女文化のPRを行う。10月15日から27日までは、同店舗で海女を紹介したパネルや、写真家・古谷千佳子さんが撮影した海女の写真を展示する「海女ウィーク 展示」を実施する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月28日京阪電気鉄道の新型車両13000系が14日にデビューし、臨時運転と車両展示が行われた。13000系の第1編成は、宇治・伏見の風景写真を展示した「ギャラリートレイン」として運転されている。13000系は宇治線(中書島~宇治間)の従来車両2600系を代替すべく新造された車両で、20両(4両×5編成)を投入する予定だ。2600系と比べて電力量が約35%削減されるほか、走行時の騒音を低減し、バリアフリーにも対応。第1編成(13001~13051)は来年4月14日まで「ギャラリートレイン」として運転され、車内広告枠に宇治・伏見の四季折々の写真が展示される。デビュー当日の14日は、中ノ島~宇治間で13000系による臨時直通列車が運転された後、宇治駅1番線にて車両展示を実施。車体正面には「13000系デビュー」のヘッドマークと「ギャラリートレイン」のヘッドマークが掲出された。宇治駅には鉄道ファンなど多くの来訪者でにぎわい、新型車両にカメラを向ける人々の姿も。同駅では新商品「13000系デビュー記念 宇治線歴代車両メダルセット」をはじめ、京阪電車オリジナルグッズの販売会も行われた。京阪電気鉄道では、13000系投入を機に、宇治・伏見観光キャンペーン『宇治・伏見、水と歴史の、まちめぐり。』を展開している。期間は来年4月14日までの予定。企画乗車券「宇治・伏見1dayチケット」も発売されており、宇治線および中書島~丹波橋間がフリー区間となっている。また、チケット提示による割引など優待特典もあるという。同乗車券は京阪線各駅で発売され、価格は大人550~900円、小児280~450円(発駅により異なる)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月16日