文化庁新進芸術家海外派遣制度により、演出家の菜月チョビが1年間カナダに留学。と同時に充電期間に入っていた劇団鹿殺しが、菜月の帰国を機に復活公演『ランドスライドワールド』を上演する。そこで客演の木村了とともに、久々となる本公演への思いを訊いた。劇団鹿殺し『ランドスライドワールド』チケット情報1年間の留学を経て、今どんな思いを抱いているのか菜月に尋ねると、「かなりまっさら」とひと言。しかしその後、「劇団のみんなが、お客さんがこの場所を守ってくれたことを実感して……。そこでまた何かをつくれる立場にあるということに喜びを感じています」と頬を緩める。鹿殺し作品に木村が参加するのは、今回が初。過去公演を観た感想を聞くと、「鹿殺しの舞台はノッキングすることなく、自然体のままで観られるんですよね。それは人間の本質みたいなものをちゃんと描いているからなのかもしれません」との答えが。それは菜月が言う「鹿殺しでは“人間のかわいらしさ”を描きたい」という考えを、すでに木村はしっかり感じ取っていると言えるだろう。本作『ランドスライドワールド』には、原案となった作品がある。それが2009年に鹿殺しが上演した『ベルゼブブ兄弟』。ある田舎の一軒家を舞台に、4人の兄妹と父親を巡る壮絶な家族劇だ。本作を手がけるに当たり菜月は、「前回は狭い世界ならではの窮屈さを見せることに挑戦したんですが、今はこの作品の見え方がまったく違っていて。狭い世界を描けば描くほど世界につながっていくというか、さらにその狭い世界に生きる一人ひとりの姿を、丁寧に描きたいと思っているんです」と現段階の構想を明かす。木村が演じるのは、4人兄弟のうちのひとり。菜月いわく「自然と肉厚感がにじみ出てしまう(笑)」木村に、「間抜けでかわいい部分が見えるといい」と期待を寄せる。一方木村は、「僕、すごいスロースターターなんですよ」と苦笑いを浮かべ、まだ作品や役へのイメージは漠然としているよう。だが数々の舞台を経験してきた木村だけに、「一番大事なのは稽古ですよね。そこでの直感的な感受性ってものをすごく重視していて」と言い、さらに初の菜月演出を前に、「すべてが楽しみです。やっぱり新しい方と一緒にお仕事をするっていうのは、自分にないものを引き出していただけることですから」と喜びを滲ませる。留学後第1作への世間の反応を菜月は、「絶対に賛否は分かれると思うんです」と断言。「そう思うと気も楽かな」と笑う。さらに「ひとつ言えるのは……」と前置きし、「留学したからって何も影響を受けていない(笑)。だから『なんか小難しくなってそうだからやめとこう』っていう心配は不要です!」と言い切り、鹿殺しの完全復活を予感させた。1月11日(日)から25日(日)まで東京・本多劇場、1月29日(木)から2月1日(日)まで大阪・ABCホールにて。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2014年11月25日10月に行われたDEENの武道館ライブを映画館で上映するスペシャルイベント『DEEN at 武道館 2014 ~LIVE JOY SPECIAL~』が12月23日(火・祝)にユナイテッド・シネマ豊洲で開催される。当日はライヴ映像の上映のほか、メンバーによるスペシャルトークなども行われる。本イベントは、10月12日に行われた武道館公演の映像を上映するもの。当日演奏された全楽曲を上映するほか、池森秀一、山根公路、田川伸治によるトークショーや、クリスマス・プレゼント抽選会が実施される。なお、武道館公演の模様を収めたブルーレイ&DVDは12月24日(水)に発売される。『DEEN at 武道館 2014 ~LIVE JOY SPECIAL~』のチケットは、プレリザーブ(先行抽選)が11月7日(金)より受付が開始される。『DEEN at 武道館 2014 ~LIVE JOY SPECIAL~』12月23日(火・祝)会場:ユナイテッド・シネマ豊洲開映:16:30登壇者(予定):池森秀一、山根公路、田川伸治料金:2900円(税込)プレリザーブ:11月7日(金)11:00AM~21日(金)11:00AM
2014年10月30日JR東日本グループのジェイアール東日本フードビジネスは11月1日より、ベッカーズ、ベックスコーヒーショップほかにて、長野県産の鹿肉を使った「信州ジビエ鹿肉バーガー」と「信州鹿肉ジビエドッグ」などの限定販売を順次開始する。○食欲の季節に、エキナカ店舗でジビエのメニューを提供同社では2011年より、JR東日本グループで取り組む、地域再発見プロジェクトへの取り組みの一環として、長野県産鹿肉を活用したメニューを販売しており、今年で4年目となる。今年はハンバーガーショップ「ベッカーズ」(18店舗)と駅カフェ「ベックスコーヒーショップ」(81店舗)など、約100店舗で長野県産鹿肉を活用したメニューを販売する。「信州ジビエ鹿肉バーガー」は、自家焼成の酒種(さかだね)バンズに信州の鹿肉を使用したミートパティ(100g)とグリルした長野県産のあわび茸に、鹿肉のだしと赤ワインの爽やかな酸味のあるソースを挟んだバーガー。注文後ミートパティを焼いて、アツアツで提供する、"別格"シリーズの一品。 販売店舗は、「ベッカーズ」18店舗(カフェ&デリベッカーズ池袋東口店、R・ベッカーズ田町店を除く)。 販売期間は、11月1日~12月31日で、なくなり次第終了。価格は単品690円(税込)。「信州鹿肉ジビエドッグ」は、信州の鹿肉を使用したソーセージと鹿肉のだしと赤ワインの爽やかな酸味のあるソースを挟んだホットドッグ。 販売店舗は、「ベックスコーヒーショップ」81店舗(成田空港店、移動販売車を除く)。 販売期間は、11月10日~12月8日で、なくなり次第終了の予定。価格は単品480円、ドリンク付きセット680円(各税込)。このほか、同社運営のカフェにて「信州ジビエカレー」の販売を4店舗で予定している。
2014年10月20日ドスパラは、アラームが鳴るとプロペラが飛んでいく目覚まし時計「DN-11405」を、同社運営の「上海問屋」で販売開始した。価格は1,299円。同製品は、セットしたアラームが鳴るとプロペラが飛んでいく目覚まし時計である。飛んでいったプロペラを元の場所に差し込まなければアラームは鳴り止まないという仕様になっている。スヌーズ機能も装備し、アラームを止めても約5分後に再びアラームが鳴り、プロペラがテイクオフ。スヌーズをOFFにしない限り、アラームは延々と鳴り続ける。給電は単三電池5個(別売)で行う。サイズは高さ110×直径141mm(プロペラ含む)で、重量は約180g。プロペラの直径は125mmとなっている。
2014年10月09日10月6日より放送のアニメ「メガネブ!」と東京・代官山の結婚式場「鳳鳴館」は10月25日、「アニメ『メガネブ!』コラボ企画 代官山『鳳鳴館』でメガコン!」を開催する。同イベントは、メガネをかけた男子高校生が、異常なまでの情熱をメガネにかける青春グラフィティアニメ「メガネブ!」とのタイアップ企画。参加対象者は、男女とも満20歳~40歳くらいまでで、男性必須条件は「メガネをかけている人(伊達メガネ可)、女性必須条件は「メガネを掛けている男性が好きな人」。さらにアニメ好きであることとされている。開催場所の代官山「鳳鳴館」は、和装と古き良き日本(大正浪漫)を感じさせるゲストハウスウェディングがかなう結婚式場。メガネの展示スペースなどの鯖江市コーナーも設置するという。参加者にはアニメ「メガネブ!」オリジナルグッズのプレゼントもある。定員は女性25名、男性25名(申し込み多数の場合は抽選)。参加費用は男性4,500円、女性2,500円。伊達メガネ(鯖江ブランド)レンタルをした場合、プラス500円かかる。軽食&飲み物付き。参加申し込みは、イベント公式サイトで受け付けている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年09月13日奈良県と言えば「鹿」ということになっています。奈良県人しては複雑な気分ですが「奈良=鹿」の認知度は非常に高く、ご存じの通り、奈良遷都1,300年記念のマスコットキャラクターの『せんとくん』にも鹿の角があって物議を醸しました。鹿にまつまわるもろもろをご紹介します!■『鹿せんべい』に関する話奈良公園には鹿せんべいを売っている屋台がたくさんあります。鹿せんべいは米ぬかを原材料にしています。試しに食べてみる人もいますが、調味料が入っておらず無味ですから、人間が食べても美味しくありません。屋台の側で人間が鹿せんべいを購入するのじっと待っている鹿も多いです。お利口なことに屋台に置いてあるせんべいを狙う鹿はいません。お金を払って、観光客が手にするとわっとやって来るのです(笑)。ちなみに現在では10枚で150円ですが、筆者の記憶では30円という時代もありました。もちろん大昔の話ですが。■鹿は礼儀正しいか?鹿せんべいをくれる観光客におじぎをする――という話があります。確かになぜか頭を下げる鹿もいますが、すべてがそんなイイ鹿ではありません。観光客が鹿せんべいをくれることを、奈良公園の鹿は知っていて、スキあらば鼻先をぐいぐい押しつけてきます。気をつけないと服が鹿のだ液、鼻汁だらけになってしまいます。■鹿害もあります!奈良公園の鹿は一応建前上は「野生動物」ということになっていますが、『財団法人 奈良の鹿愛護会』によって保護されています。ただやはり鹿なので、近在の畑の苗木を食べたりする害を起こしており、農家の人からは「鹿害に関する陳情書」が出されていたりします。奈良の鹿は、春日大社では「神のお使い」というスタンスですので、そう簡単に間引いたりできないのです。■罰当たりな話筆者が高校生のころに罰当たりな事件がありました。夜中に奈良公園の鹿を(かわいそうに)鉄パイプで一撃。白いバンに積み込もうとした2人組が捕まりました。「鹿肉が美味しいと聞いていたので食べようと思った」というのが犯行の動機です。ほかにも最近ではボウガンで傷つけたり、角を狙ったりする輩もいるようです。けしからん話です。■『鹿サイダー』登場!鹿にかぶせた商品開発は盛んですが、この『鹿サイダー』は新顔です!「奈良県初登場のご当地サイダー」です。鹿の味がするわけではなくて、「柿酢風味」でさっぱりとした甘酸っぱさがウリです。ちなみに柿は奈良県を代表する果物です。というのは、柿は大和朝廷の時代から栽培されていました。「柿食えば……」で有名な法隆寺も奈良県にあります。鹿サイダーが柿酢風味というのも理由のあることなんですね。(谷門太@dcp)『鹿サイダー』を販売しているサイト
2012年11月26日11月15日(木)に東京・TOKYO DOME CITY HALLで「鹿鳴館伝説PARTⅡ~LEGEND OF ROCK MAY KAN」が開催する。【公演情報はこちら】このイベントは2010年に老舗ライブハウス「目黒鹿鳴館」の30周年を記念して行われた企画の第2弾。出演はPlastic Tree、Creature Creature、MERRY、lynch.の4組。いずれ劣らぬ人気バンドの共演も、日本のヴィジュアル系の歴史を見てきた目黒鹿鳴館のイベントならではだろう。チケットは発売中。■鹿鳴館伝説PARTⅡ~LEGEND OF ROCK MAY KAN日時:11月15日(木) 17:00/18:00会場:TOKYO DOME CITY HALL(東京都)出演:Plastic Tree/Creature Creature/MERRY/lynch.料金:スタンディング・指定席共に6000円(ドリンク代別途必要)
2012年10月23日島根県の東端に位置する、どじょうすくいとヤスキハガネの町、安来市。現在この安来市で宝探しイベント「山中鹿介の埋蔵金を探せ!」を開催中だ。期間は12月31日(月)まで。時は戦国時代、毛利家との攻防の中でひときわ偉才を放った武将がいた。山中鹿介幸盛だ。三笠山の上に光る三日月に向かい「願わくば我に七難八苦を与え給え」と祈り続けた。この鹿介の勇姿とともに地元に残るのが、鹿介の埋蔵金伝説。かつて山陰・山陽11カ国を治めた尼子氏の巨大な軍用金を城下のどこかに埋めたとされる。そんな伝説のある尼子の里、安来市広瀬町を歩き回りながら、謎を解き、キーワードを探すのが「山中鹿介の埋蔵金を探せ!」だ。回答を応募すると、正解者に抽選で特産品が贈られる。参加方法は簡単だ。まず「山中鹿介の埋蔵金を探せ!」パンフレットを安来のどじょう報からダウンロード。パンフレットの物語を読んで、物語に登場する古文書に関係のある場所をめざして、「まちあるき」へ。それぞれの場所でキーとなる数字を探し出し、文字盤にあてはめ、見つけ出した文字を応募用紙に空欄に書き込んで文章を完成させればOK。参加費は無料。この街歩きを手助けしてくれるのが「尼子の里まちあるきMAP」で、市内の主要観光施設で手に入れることができるほか、同サイトからもダウンロードできる。探し出した回答を応募用紙に記入の上、広瀬絣センター、安来商工会(平日のみ)、観光交流プラザ(JR安来駅隣)に設置してある応募箱に投函。応募者全員に「山中鹿介シール」がプレゼント(ただし、なくなり次第終了)されるほか、正解者の中から抽選で20名に山中鹿介Tシャツや城下町広瀬の特産品がプレゼントされる。なお、応募締め切りは来年1月15日(火)まで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月04日東京都杉並区にあるアトリエを拠点に活動する“くらすこと”のテーマは、「子どもと一緒のスローなくらし」と「オーガニックライフ」。なかしましほさんのおやつ教室の開催や、作家ものの器をはじめとする日用品を扱う雑貨店の運営など、くらしをつつましくも豊かにしてくれるあれこれを手がけている。 そんな“くらすこと”がこの夏にスタートさせた新しい取り組みは、写真館。誰でも気軽に写真が撮れるようになったいまだからこそ、写真館で撮ってもらう写真は特別な一枚になる。昔ながらの街の写真館に“くらすこと”のエッセンスを取り入れて、スペシャルな、でも、自然な表情の家族の肖像を残そうというものだ。 撮影するのは、文化人やタレントなど著名人のポートレイトを数多く手がけているカメラマンの藤田二朗さん。「雑誌などに使われる写真は多くの人の目にふれるけれども、それは一定期間のこと。でも家族の肖像は、そのお家に飾ってもらえて、ずっと眺めてもらえて、長く大切にしてもらえる可能性が高いと思うんです。震災以降、誰かの心のなかにあたたかく残る仕事をしたいという思いがより強くなりました」と藤田さん。 また、写真を飾る台紙や額も魅力。基本プランとなる台紙は、1~3枚から選べるようになっている。オプションプランでは、作家もののオリジナルの額を用意。“くらすこと”の店でも人気の作家、工房イサドさんと枯白さんがそれぞれ、写真館のために一点一点つくりおろしている。誕生日、結婚記念日、七五三……。“くらすこと”の写真館でしか味わえない、「家族のきろく、家族のきおく」をつくってみては?【料 金】・基本プラン例:写真1枚入り台紙21,000円~・追加プラン例:台紙つき追加プリント5,250円、プリント1枚入り額8,400円など“くらすこと”の写真館 開館日:土曜日、日曜日(10:00~17:00)東京都杉並区高井戸西1-18-8 2F(京王井の頭線「富士見ヶ丘駅」から徒歩4分)TEL.03-5344-9178(電話でのお問い合わせは平日10:00~17:00)取材/神田こまるら
2012年09月18日「映画館といえばポップコーン!」というイメージ、ありますよね。元々はアメリカの映画館がスクリーンに投げつけられても傷がつきにくいという理由でポップコーンの販売を始め、食べていても音が出にくいこともあり、大きく広がることになったそうです。そんなポップコーンですが、実際どれくらいの人が映画館に行った際、ポップコーンを食べているのでしょうか? 読者のみなさんにアンケートで聞いてみました。調査期間:2012/2/29~2012/3/4アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)Q.映画館でポップコーンを食べますか?はい……189人いいえ……811人圧倒的な差で『食べない』に回答が集中しました。映画を見に行くと、そこそこの割合でポップコーンを食べている人を見かけるのですが、数字に直すとやはりこのくらいになるのでしょうか。まず回答が多かった『食べない』と答えた人にその理由を聞いてみました。●食べながらだと映画に集中できない(33歳/男性)スクリーンを見ながらだとポップコーンをうまくつかめないこともありますし、ポップコーンに目を落とすとシーンを見逃す可能性が……難しいですよね。●まわりに迷惑かな?と考えてしまう(22歳/女性)ひとりだと気になりませんけど、やっぱり大勢のお客さんがいるとなると……。●量が多くて映画終了までに食べきれない。持って帰るのも邪魔だし……(25歳/女性)ボリュームがあるので食べきるのは至難のワザですね。捨てるのももったいないですから●食べるとのどが渇き、それで飲み物を飲むとトイレに行きたくなる可能性がある。悪循環(27歳/女性)非常に説得力のある意見。●歯に詰まる(30歳/男性)あ~、しかも取りにくいですし(笑)。『食べない』と答えた読者は、大半がここで挙げた理由のどれかでした。これらが『食べない』派の代表的な意見といっても過言ではないようです。次に『食べる』と答えた人に理由を聞きました。●映画館での醍醐味(だいごみ)のひとつだと思うので(24歳/女性)やっぱり映画館=ポップコーンってイメージありますもんね。●静かなシーンでおなかがなってしまうのを防ぐため(27歳/女性)シリアスなシーンで「グ~」と大きな音をたてるのは避けたい所。●映画館で食べるポップコーンはおいしいから(29歳/男性)シチュエーションがおいしさを後押ししてるのかもしれませんね!●食べようと思ってなくてもあの香りにつられてしまう(23歳/女性)私の場合はキャラメルのにおいにやられます(笑)。●デートなどでふたりでつまむと楽しいので(24歳/男性)ふたりなら食べきることもできそうです。大差でポップコーンを食べない人が多かったわけで……頻繁にポップコーンを食べる派の私としてはちょっと悔しい結果になりました。でも、食べない派の人も久しぶりに食べてみたら、もしかするとハマっちゃうかもしれませんよ!?と、最後にちょっと悪あがきをしておしまいにいたします。(貫井康徳@dcp)
2012年06月08日ドクターシーラボは、同社Web会員を対象に「おなかの音」に対するアンケートを実施。おなかが鳴ってしまった女性と周囲の人では、おなかの音の感じ方に大きな差があることが分かった。「空腹時、自分のおなかが鳴るとどんな気持ちになりますか?」との質問では、96%の女性が「恥ずかしい」と回答した。しかし「他人のおなかが鳴る音をきいて、どのように思いますか?」と女性に聞いたところ、「おなかがすいているんだろうなと思う」(60%)、「恥ずかしいだろうなと優しい気持ちになる」(25%)という結果に。「カッコ悪いと思う」と回答した女性はわずか1%にとどまり、他人のおなかが鳴っても、ネガティブな印象はほぼないことが分かった。さらに、別のインターネット調査で男性対象に同様の質問をしたところ、女性のおなかが鳴る音を聞いて「かわいいと思う」と回答した男性が23%にも上った。男性に好かれたい女性は、おなかを鳴らすとチャンスが巡ってくるかもしれない。空腹時のおなかの音対策を質問したところ、一番多かった回答は、「お菓子など簡単なものを口に入れる」(30%)。その他にも、「おなかにグッと力を入れる」(27%)などの回答があった一方で、「何もしない」女性も23%に上った。ドクターシーラボによると、おなかの音は、健康な胃が収縮活動を行っているため鳴るという。空腹になると、胃の中で空気と消化液と食べ物が収縮活動によって混ざり合い、その振動で音が出る。さらに、早食いをする、炭酸飲料を飲むことなどにより、胃の中に空気が多く取り込まれると鳴りやすくなる。同社は、忙しいときでもサッと食べられるスティックゼリーが、おなかが鳴る音対策に有効だとアドバイスしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日シンガー・ソングライターのASKAが来年1月22日(日)に日本武道館で行うコンサートの模様が、全国の映画館70館以上で生中継されることが決定した。その他の写真『ASKA CONCERT2012昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』と題したこの公演はビッグバンドを従えてのプレミアムコンサートで、1月21日(土)、22日(日)に開催される。生中継されるのは2日間のうち22日(日)の模様で、全国のTOHOシネマズ、ワーナー・マイカル・シネマズなど、計77館という異例の規模での中継となる。ASKAがビッグバンドと競演するのは約2年ぶり。通常のコンサートとは異なる大編成のバンドによるこのステージでは、12月に発売される最新アルバム『BOOKEND』の楽曲も披露される予定だ。新たな表現スタイルに挑戦するASKAのステージを、大スクリーンで堪能してみてはいかがだろうか。ライブシネマ『ASKA CONCERT2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』のチケットは本日25日より発売中。チケットぴあでは12月12日12時より発売される。ライブシネマ『ASKA CONCERT2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』2012年1月22日(日)16時より全国の映画館にて全席指定:3300円(税込)
2011年11月25日友人と飲みながらいままで回った世界の映画館の話をしていたときのことである。「一番暑かった映画館は?」彼は予想外の質問をぶつけてきた。「クーラーがない小学校の体育館で観た映画かなぁ」。咄嗟にそう答えて頭をはたかれた。おそらく彼は南国の浜辺の島にスクリーンを立てた屋外上映のようなシチュエーションを答える僕を期待していたのだろう。しかし、それ以外に思い浮かばなかったのである。たいていどの国でも映画館はクーラーが効いている。西アフリカのブルキナファソで観る予定だった野外の映画館は暑そうだったのだが、僕が行った日に上映がなく、結局、街中のクーラー付きの映画館に行ってしまった。よっていまだに僕の人生の中では小学校の体育館で観た映画上映会の暑さに勝る映画館は現れていないのである。マレーシアはペナン島。高温多湿な島である。マレーシアは基本的にマレー人が7割近くを占める国だが、ペナン島には華人が多く、インド系タミル人の居住区もあると聞く。ぶっかけ飯で賑わう食堂で、香草で煮込んだ豚肉をつまみ、ビールを飲んでいた。目の前の映画館を見つめながら。林海象監督の「私立探偵濱マイクシリーズ」に登場しそうな、つまり横浜は黄金町にあった名物映画館「横浜日劇」を思い出させる味のある映画館だった。食事を終えると、そのまま映画館に向かった。インド映画を上映していた。ということはこのあたりはインド系タミル人が多く住む地域なのかもしれない。チケット売り場の男性もチケットを切ってくれた男性もインド系タミル人だった。ドアの前にかかるカーテンをくぐり、500席程度の会場へ入っていくと客の入りは10名程度。冷房が強烈に効いている。席に座るとすぐにウエストポーチから折りたたみのウインドブレーカーを取り出して羽織った。しかし、それだけでは寒さをしのげそうにない。椅子の上で体操座りをして、できるかぎり身体を小さくしてウインドブレーカーの中に足まで入れ込んだ。寒さに震えながら、インド映画は始まった。仲良し4人組の男たちが、誘拐事件に巻き込まれ、女性を助けるという分かりやすいストーリーである。言葉など分からなくても問題はない。問題は場内の寒さだけである。Tシャツ、短パン、サンダルで来るべき映画館ではなかった。30分後には身体が完全に冷え切ってしまい、足先も冷たくなってきた。映画上映中にトイレに二回も立つという人生で初めての経験をすることとなったのである。もちろんビールの影響もあるのだろうが、この場内の寒さの影響も間違いない。今度、友人に会ったら、暑い映画館はいまだに見つかっていないが、寒い映画館は見つけたことを伝えよう。しかし、寒い映画館と言っておきながら、マレーシアのペナン島と言ったら、また頭をはたかれるような気がする。(text/photo:ishiko)
2009年09月02日